日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

母親しか知らない、身内しか知らない話を、すらすらと始めた時には何事かと思いました。(3)

 

 

『巫女の民俗学』   <女の力>の近代

口寄せを通して死者と生者の「いのち」を結ぶ盲目の巫女オガミサマ

川村邦光   青弓社  2006/10

 

 

 

<盲人結社とネットワーク>

<大和宗の来歴>

岩手県東磐井郡川崎村薄衣に、聖徳山大乗寺という名の寺がある。ボサマと称される盲僧とオガミサマの宗教団体、宗教法人・大和宗の本山である。当然、盲人の宗教団体としては、全国唯一である。私が出会った13名の巫女のうち、8名がこの大和宗に所属している。

 

・天台大和教には、岩手県宮城県の盲僧と盲巫女、2百余名の結集をみたという。

 

<巫女縁起と結社>

・戦前の天台大和教の時代から、盲目の子女の弟子への勧誘・養成を行う中で、天台宗地神盲僧派の時代よりも、広域にわたる巫女のネットワークが形成されてきたと考えられる。

 

・戦争が激しくなり、戦死者が増大するにつれて、戦死者の死口を寄せたり、また戦地の兵士の生霊を降ろして、その安否を尋ねる生口が、巫女に数多く依頼されたようである。

 

・戦時中、巫女は生口や死口を寄せたばかりでなく、それに劣らず、武運長久や弾丸除けの祈願もかなり多く依頼され、民衆にとって巫女は不可欠の存在だったのである。

 

・だが現在では、この歩き巫女の風習はすでに廃れてしまっている。それのみならず、1941年の石巻祈祷組合の「結社御届」に列記された50名の巫女と盲僧のうち、1980年の調査によると、盲僧はすべて故人となり、巫女は5名を数えるにすぎなかったという。

 

 

 

『地球の支配者は爬虫類人的異星人である』

  太田龍  (成甲書房) 2007/9/15

 

 

 

黒死病は異星人の生物兵器だった

・ 中世(~近世)ヨーロッパの黒死病(ペスト)の原因はUFOを使った異星人の生物兵器作戦であった、などという説明は初めて聞く。これは何らかの根拠のある話なのか。ブラムレイは以下の3冊の著作を引用している。

1、ヨハネス・ノール著「黒死病―悪疫の年代記」(1926年)

2、ジョージ・デュー著「黒死病―1347年」(1969年)

3、ウォルター・ジョージ・ベル著「1665年―ロンドンの大悪疫」(1924年

 

・この時代の黒死病(ペスト)には、二つの型が観察、記録された。一つは腺ペスト。つまりリンパ腺がやられる。二つ目は、肺炎。いずれも致死的なもので、ごく短期日のうちに死亡する。

1347年から1350年までの4年足らずのうちにヨーロッパの人口の3分の1、2500万人が黒死病で死亡した。ある歴史家は、死者は3500万ないし4000万人、あるいはヨーロッパ人口の半分と推計している。このあと18世紀まで継続的な黒死病の罹病による死者は、1億人以上と信じられている。

 

・ところが前記3冊の専門家の研究所によれば、黒死病の発生時にはUFOの活動が頻繁に見られたのみでなく、UFOの飛行物体の襲来に際してある種の霧が降下し、そして、その後突如として黒死病の大伝染と莫大な死者という順序だったという。この一件は初めて知った。私の知る限り、日本で公表された著作論文のたぐいでヨーロッパ黒死病とUFOの活動の濃厚な関連が指摘されたことは未だかってなかった。もしこの説が事実であるとしよう。しかし、その「動機」と「目的」は何か。いかなる目的で地球を支配している異星人は、14世紀以降のキリスト教ヨーロッパにかくも残酷な生物兵器戦争を展開したのであろう。

 

・ブラムレイは、14世紀以降たびたびヨーロッパを襲った黒死病(1347-50年のものが最も有名で最悪の災害をもたらしたが、その後も17、8世紀まで何度も発生した)を異星人による意図的な生物兵器作戦の結果である、と論じている。それはなぜか。いかなる理由で異星人はこんな攻撃をヨーロッパキリスト教国の国民に仕掛けなければならなかったのか。

 

<人類のジョノサイドがいよいよ始まる>

・ 「悪疫の腺ペストによる症状は、旧約聖書の神(GOD)によって加えられた罰の中のあるものと、全く同一でないとしても、きわめてよく似ていた」として、ブラムレイは、『サムエル記』を引用している。

これはイスラエル軍とペリシテ軍の戦闘の場面である。イスラエル軍は敗北し、ペリシテ人イスラエル人から神の箱を奪い取った。すると、

 「主の御手は、シュドトの人々の上に重くのしかかり、災害をもたらした。主はシュドトとその周辺の人々を打って、腫れものを生じさせた

箱が移されて来ると、主の御手がその町(ガド)に甚だしい恐慌を引き起こした。町の住民は、小さい者から大きい者までも打たれ、腫れものが彼らの間に広がった

「実際、町(エクロレ)全体が死の恐怖に包まれ、神の御手はそこに重くのしかかっていた。死を免れた人びとも腫れものを打たれ、町の叫び声は天にまで達した」

 

・「神の箱」とは「契約の箱」とも呼ばれるユダヤ教旧約聖書で最も重要なものの一つとされるが、BC6世紀、バビロニア軍がエルサレムを陥落させる直前に行方不明になったという、あの箱のこと。

 

腫れものを生じさせるこの時の悪疫はごく局部的な現象であったが、14-18世紀のヨーロッパ人を襲った悪疫は人類史上、最大規模のものであろう。もしもこれがブラムレイのういう監視人的異星人の仕業であるとすれば、彼らには、それだけの作戦を演出しなければならない理由があったはずだ。つまり、ローマやカトリック教会とその支配が及ぶ中西欧南欧一帯の住民、その文化と文明が、彼らにとって大きな脅威となって来た。ゆえにこれをしかるべく“料理”しなければならない、ということなのか。

 

 

 

『図説UFO』 

(桜井慎太郎)(新紀元社)2008/4/11

 

 

 

< (世界中にある異星人の民間伝承)>

・誰が何といおうと、UFO現象こそ究極の超常現象であり、UFO研究は、超常現象研究の王道である。

・我々は、何者なのか、どこから来てどこへ行くのか?もしかしたら、UFO研究こそ、この究極の問題を解決する糸口になるかもしれないのである。

 

<マゴニアとラピュータ>

<天空の世界マゴニア>

・マゴニアとは、中世フランスの民間伝承において、空中にあると信じられた架空の領域である。マゴニアと地上とは、空中を飛行する船により連絡されると信じられていた。

9世紀のリヨンの記録には、「空中を飛ぶ船から落下した人物が捕らえられた」という記述が残っている。この時、男3人、女1人が捕らえられた。民衆はこの4人を石打の刑にして殺そうとしていたが、現場に駆け付けた当時のリヨン大司教アゴバールは、彼らが通常の人間であるとして、その解放を命じたという。

マゴニアの名が一般に広まぅたのはUFO事件と古来の伝承との内容の共通性に注目したジャック・バレーが『マゴニアへのパスポート』を著したことによる。

 

<飛行体ラピュータ>

・ 同じく空中に漂う国としては、「ガリバー旅行記」に登場するラピュータがある。ラピュータは、ガリバーが3回目の航海で訪れた国で、その領土は、地上にあるバルニバービと呼ばれる領土と、直径7837ヤード(約7166メートル)の真円の飛行体ラピュータとで構成されている。

 

<ラエル事件>

・フランス人のクローボ・ボリロンことラエルは、自らのコンタクト・ストーリーを公開し、周囲に多くの信奉者を集めている。

 

・この異星人達は自らをエロヒムと呼ぶようにいい、人類を含む地球の生物すべては2万5000年前、自分たちが地球を訪れた際に作り出した人造生物だと明かした。そして、「旧約聖書」は、そのことを詳しく記したものだという。また、イエス仏陀などの預言者は、いずれも人類を正しい方向に導くためにエロヒムが送った使者であった。

 

・このラエリアン・ムーブメントは現在、日本を含め世界の20カ国に支部を持ち数万人の信者を集めている。

 

 

 

『2000年5月5日 宇宙人大襲来』

(草刈龍平)(第一企画出版)1996/12

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ヒトラーが宇宙人と密約していた動かぬ証拠>

ヒトラー

ナチスが開発したというこのUFOの性能は想像を絶するものだ。いったい今から50年以上も前にヒトラーのエンジニアたちはどこからこうした超高度技術を獲得したのだろうか。その疑問には、ヒトラーが副官のフォン・ラウシュニングに語った以下の言葉がヒントになる。

「全ての人々の上に私が語ることのできない新しい高貴な人類が君臨するだろう。しかし、普通の軍人たちはこれらの計画については何も知らない。新人類は今我々の間にいる。彼はここにいるのだ。これで十分だろう。私は、君に秘密を話した。私は、新人類を見た。彼は大胆で冷酷だ。私は、彼を恐れている」

いったいヒトラーはこの「新人類」という言葉で何を意味しようとしていたのであろう。ラウシュニングによると、ヒトラーはいつも何かに怯えていたらしい。彼は就寝中、悪夢にうなされて気狂いのように目覚め、目に見えない何かに向かって訳の分らぬ言葉を叫んでいたという。

宇宙人に誘拐されたのではないのだろうか。ヒトラーは宇宙人とひそかに接触したのだと筆者は想像する。

 

 

<これが宇宙人に提供した基地エリア51

・しかし、いくら人里離れた秘密基地だといっても空から飛んでくるUFOの姿を完全に隠せるものではなかった。時がたつにつれ、近くのハイウェイ375号線を通る多くの人々が、UFOが飛んでいるのを見たという証言をし始めてしまったのである。噂が噂を呼んで次第にこの辺りではUFOが出没するという噂が一部で評判になってしまった。

さらに退役軍人の中では、エリア51で働いていたことを密かに証言するものもあった。こうして徐々にエリア51の名が一般に知れ渡るようになってしまったのである。

 

・関東地方がすっぽり入ってしまうほどの広大なこの「ネリス訓練場」は人里から遠く離れた完全な砂漠地帯で秘密を守るのにはまさにピッタリのところだ。

 

エリア51はこの広大な「ネリス訓練場」の東側に当たる地帯一帯のことを指す。

 

 

 

『アポロと空飛ぶ円盤』

 (平野威馬雄・荒井欣一)(高文社) (1969年)

 

 

 

<“宇宙人が地球に来た”ということをめぐって>

・ひところCBA(宇宙友好協会)という円盤研究の団体が秘密文書と言うガリ版刷りの『特別情報』(1959年11月)を配布したことがあって、その中にいろいろな質問と答がカテシズムふうに記されている。

 

1、地球に来る(来ている)円盤や母船はどこの遊星のものですか?

 

答:この太陽系ではなく、他の多くの太陽系、ときには他の銀河系宇宙(例えば、アンドロメダ星雲)の遊星のものがふくまれます。これらの円盤や母船は各遊星固有のものと、「遊星連合」のものとがあります。CBAのあるメンバーが最初に乗せられた円盤(直径約30メートル、内部2階)と母船(長さ約2キロメートル、中央に主要道路があり、さながら「宇宙都市」といったような感じ)は、「遊星連合」のものでした。各遊星のものはそれぞれ型やエンジンが種々さまざまですが、動力の基本原理は同じです。

 

2、日本に宇宙人がきていますか?

 

答:相当数の宇宙人が来て活動しています。少し前には女性もいましたが今はおりません。あなたの眼の前に宇宙人が現われても、「私は他の遊星から来たものです」とその人が言わない限りは、おそらく普通の地球の人と見分けがつかないでしょう。CBAの相当数のメンバーがすでに宇宙人と会っているそうですが、気づいた人はほとんどいません(日本人らしく見える人、ヨーロッパ人らしくみえるひとなど、いろいろ来ています。

 

3、円盤や母船の推進力は(動力)は何ですか?

 

答:詳しいことは知らされていませんから分かりません。しかし、次のことはほぼ確実であると考えられます。それはある種の「磁気力」を利用して、人工的な重力の場を作り、この「力場」が、機体だけでなく、内部の搭乗者の各細胞、もっと詳しく言えば、原子のひとつひとつに作用して、機体と同方向に同じ大きさの加速度が加えられるということです。空のため、地球の航空機のような(機体だけに力が加わる)場合には瞬間で10Gあまり長くなり、時間で5Gというのが人間の耐えうる加速度の限界ですが、「人工重力」を使う宇宙船の場合は100Gの加速度を加えても人体に全然感じられません。宇宙船(円盤・母船)が、時々見えなくなるのは、この驚くべき加速度によります。急激な方向転換が可能なのもこのゆえです。

 

・今日では、そのころのCBA(宇宙友好協会)のメンバーとは、だいぶ異動があるらしいから、ここに記されている文章の意味も、当然、今のCBAの諸君の抱いている考えとは違いはあるかもしれないが、「日本にもこういうふうに考え判断している人々もいた」ということを知っておくためだけならば、さしさわりはあるまい。

 

・ぼくも、UFOに関心を持ちだしてから20年あまりになる・・・そしてこの本を加えてすでに5冊のUFO関係の本を書いたことになる。が、日本でも外国でも、人間のあさましさからUFOのように気宇壮大、こせこせしない、夢豊かな現象を研究するのに、敵味方になったり、ある宗教のように他をたたきけなすことばかりしている有様を見ると、悲しくなってくる。また、「おれが見てないのだから、存在を信じない」という人々があまりに多すぎるのも考えものだ。そんなことでは研究の糸口一つつかめるものではない。

 

 

 

『2000年5月5日 宇宙人大襲来』

(草刈龍平)(第一企画出版)1996/12

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<オリオンから来たエンジェル>

<宇宙には、「グレイ」とはまったく異なったもう一つのタイプの宇宙人が存在している>

<ついに宇宙人の秘密のベールを剥ぎとる>

・過去のいくつかの宇宙人との遭遇話の中にも、このもう一つのタイプの宇宙人が登場してくる。彼らは「グレイ」とは違って非常に高い背丈(190センチ位)を持ち、ほとんど人間と変わらない外観を持っている。彼らの顔は美しく、金髪の髪がさらさらと風になびく。

 

・醜い「グレイ」とは全く正反対の外観の彼らは、その容貌から「エンジェル」と呼ばれる宇宙人である。

 

・「エンジェル」は「グレイ」と同様にテレパシーによって会話する能力を持っている。また「グレイ」とは違い、彼らは、人間のように普通に喋ることのできる能力も備えているらしい。

 

・人間の倫理観を信用していない「エンジェル」は、今まで人類に自らの非常に高度な科学力の提供を申し出ることはなかったのである。しかし、これに対し、悪賢い「グレイ」は科学力の提供をちらつかせて、アメリカ政府に地球基地提供を承諾させてしまった。

 

<彼らの地球来訪の歴史は人類の誕生当時にまで遡る>

<では宇宙人はいつどこから地球に来たか?>

・実は原人と人類の進化の過程を示す化石は、この世に全く存在していないのである。老

古学に詳しい人なら分かると思うが、誰も原人と人類の中間の生物の化石を見たことがない。あるのはただネアンデルタール人とか北京原人とかの原人の化石だけ。クロマニョン人と呼ばれる人類の祖先と原人たちの中間を示す化石は全く存在していないのである。クロマニョン人の化石は突然地上に現れているのだ。人類は突然地球上に出現しているのである。

 

・それまで地球上になかったものが突然出現したとしたら、それは地球以外の場所からやってきたことになる。地球以外の場所と言ったら当然、他の惑星である。そう、人類は突然空からやって来た。

 

・地質学者のクリスチャン・オブライエンによると古代ヘブライの文献には「光った人々」が遺伝子工学により人類を作ったという著述があるという。これから察するに原人の遺伝子に誰かが地球外生命の要素を加え、クロマニョン人を作り上げたのではないだろうか。

 

クロマニョン人の特徴は「エンジェル」の特徴に類似している。また、ある研究者によると「エンジェル」の故郷はあの「オリオン」であるという。もしそうだとしたら、人類の祖先は「オリオン」からやって来た「エンジェル」だった可能性がますます高まってくる。

 

・古代の神とは皆空からやって来て人類を作っている。天からやって来た彼らは、人類に様々なことを教え、導いてくれたという。これなども古代の人々が「オリオン」からやって来た「エンジェル」を「空からやって来た神」として神話に記したものだと解釈してもおかしくない。

 

・金髪の髪を持った美しい顔の天使が突然、空から降りて来て奇蹟を起こすという天使伝説は世界中のどこにでも存在する。この天使の特徴も「エンジェル」の外観と完全に一致している。これから考えると古代の人々は、宇宙からやって来た「エンジェル」を見て、天使だと考えたのではないだろうか。

 

・「エンジェル」が作るのを助けたと思われるギザのピラミッドの予言に描かれた人類の歴史の終わる2001年9月17日は、その「グレイ」の地球襲来により最後の人類が滅ぼされるのを予言しているのかもしれない。

 

<地球から520光年にある人類祖先の星>

・またある研究者によると、このベテルギウス(正確には周辺の惑星)を中心とする惑星系こそ「エンジェル」の故郷であると同時に銀河系のすべての宇宙人の故郷でもあるという。この研究者によるともう一つの宇宙人「グレイ」の故郷もこのベテルギウスなのだというのである。驚くべきことに「グレイ」の先祖と「エンジェル」の先祖は同じだと言うのだ。彼らの共通の先祖がベテルギウスを中心とする惑星系に住んでいたというのである。

 

・一万年以上前のベテルギウス星人の容姿は現在の「エンジェル」とほぼ同じであったらしい。彼らは、背が高く豊かな金髪と美しい顔を持っていた。我々人類の先祖にあたるのは、この頃のベテルギウス星人だったのである。

 

<それは核戦争の放射能だった。>

・ある時を境にベテルギウスの二つの国が互いに対立を深め、ついに大戦争が勃発したのである。ベテルギウスの惑星に核ミサイルが飛び交い、戦いは何年も続いた。多くの人々が死に、かろうじて死をまぬかれた人びとも放射能の影響で原爆病になってしまった。生まれる子供たちに奇形が続出し、世代を経るにつれベテルギウス星人の背は縮んでいった。彼らの目は巨大化し、鼻は縮んで二つの穴を残すのみとなり、美しかったベテルギウス星人は不気味な姿へと変身していったのである。彼らの肌の色は透き通るような白から不気味な青味がかった灰色へと変わっていった。そして、彼らは、肌の色から「グレイ」と呼ばれる宇宙人になってしまったのである。

 

放射能に汚染された「グレイ」は声帯をやられ、言葉を声にして喋ることができなくなってしまった。代わりに彼らには声に出さずに言葉を伝えるテレパシーの能力が発達していった。

 

・また、放射能で消化器官をやられた「グレイ」は、肉などを消化する能力が徐々に衰えていった。代わりに動物の内臓から直接酵素や分泌液を吸収するという方法で、彼らは、栄養を取るようになった。

 

<グレイとエンジェルの対立>

・一方、事前に戦争を逃れた一部のベテルギウス星人はシリウスを中心とする惑星エリオスに移り住んでいった。その結果、大戦争が勃発した時にも彼らは、その大災害から逃れ、美しい体を保つことが出来たのである。それ以後、彼らは、醜い「グレイ」とは区別され「エンジェル」と呼ばれるようになった。

 

両者の争いは戦争となり、その後「エンジェル」と「グレイ」との対立は現在も継続中であり、その行方はまだ予断を許さないという。

 

・すぐに「グレイ」たちの「移住特別委員会」が設置され惑星を挙げての大移住作戦が展開された。まず移住のために巨大な母船が建設された。その母船は、葉巻型をしており、全長数十キロという桁違いの大きさを持っており、宇宙船と言うよりは人口の星という方が近い代物だった。まるで一つの大都市が宇宙船になったという感じだった。

 

・さらに数百機にのぼる大型宇宙船の建造も行われた。これらの宇宙船は円盤型で直径約10キロ、荷物の輸送用というより主に宇宙人の移動用で、一つの宇宙船は10万人ちかい「グレイ」たちが乗り込める巨大さを誇っていた。これらの宇宙船にも、それぞれ団地、オフィス街、ショッピング街が作られていた。

 

 

 

『天使的宇宙人とのコンタクト』

(ハワード&コニー・メンジャー)(徳間書店)2007/7/19

 

 

 

<金髪の白人タイプの金星人との遭遇>

<不思議な円卓 / ついに宇宙船内に入る>

・「ハワード、あなたもご存じのように、私達の同胞はあなた方の世界に大勢いるのです。あなた達の中に紛れて観察しながら、できる限りの手助けをしています。彼らは、工場、オフィス、銀行など、あらゆる職場で働いています。自治体や政府の要職に就いている者たちもいます。ある者は、掃除係りの女性であるかもしれませんし、ゴミ回収業をしている者すらいるかもしれません。でも彼らに会った時、あなたは、その正体が分かるでしょう」

 

・「あなたは、まだ知らないのよ、ハワード。この惑星にはとても強大な力を持ったグループが存在するの。彼らは、途方もないほど多くの知識を持っていて、それはテクノロジー、心理学、そして最も残念なことに高度の脳療法(操作)の知識なのです。彼らは、あなた方の世界の政府(複数)のある主要な人物たちを利用しています。彼らのグループは人を巧みに操ることに長けていて、あなた方の神法上の存在の“サタン”の手先とも呼べるような集団です」

 

<月面での観光旅行>

・そうこうするうちに私たちは、ようやく停車ポイントであるもう一つの巨大なドーム型建造物に到着した。

 

・それから私たちは、言語別にさらに細かいグループに分けられ、それぞれに通訳のガイドが割り当てられた。

 

ほかのグループを見ると、そこには多数のロシア人、日本人、ドイツ人、そして他の国々から来た人々がいた。言葉の壁があったにもかかわらず、月面旅行に参加している全ての人々はお互いを理解し合って、兄弟姉妹のように感じられる一つの絆で結ばれていた

 

<2012年、彼らは、戻ってくるのか>

・「彼らは、“ちょうど金星から来たところだ”と言ったのであり、金星人だとは言わなかったからだ。彼らは、金星や火星に基地を持っていただけで、別の惑星から来たのかもしれないか、別の次元から来たのかもしれない。あるいは地球の内部から来ていたために、それから目を逸らせるために金星と言ったのかもしれない」と説明する。

 

<メンジャーと2012年のアセンション情報との意外なつながり>

・もし、同じ惑星に3次元の姿と4次元の姿(または異次元の姿)が同時に存在しているとすれば、地球人に見えるのは3次元の金星だけで、4次元の金星は“別の惑星(太陽系)”に属していると言えるのかも知れません。ただ、前述のクリスティーナが金星の一部はまだ3次元にも同時に存在していると語るように、2つの世界は連続していると仮定した場合、

その次元の差に追いつくことがアセンション(上昇)だとすれば、2012年に地球はアセンションして、別の次元の太陽系の仲間入りをするという可能性もあながち否定はできないと思います。メンジャーが聞いた「2012年にまた戻ってくる」という最後の言葉は、彼らがアセンションをサポートしにくることを指しているのでしょうか?でも、彼らが、そこまで地球人の面倒を見ようとするのはなぜなのでしょうか?

 

 

 

『日本政府はUFOを知っていた』  

(太田東孝)(KKベストセラーズ)1992/9

 

 

 

<UFOの存在を認めた現役自衛官の証言>

・「そもそも全ての自衛隊の内部ではUFOの存在を認めています。報告義務もあります。もちろんUFOとは既存の航空機や天体、人工衛星、気球、鳥等とは違うものとして、はっきり区別したものを指しています」

 

・「私が所属する海上自衛隊ではUFOを目視した場合CIC(コンバット・インフォメーション・センター)という部署に報告します。ここはレーダーを使用している部署ですのでCICでもUFOを捕捉している場合もあります」

 

・「まず自分が教育隊に入ってからの話なんですが、上の情報課の人と知り合いになりまして、その人の話の中で興味を引いたのは『“本庁(防衛庁)”には、UFO情報を分析処理する専門の部署が存在する』ということでした。

 

・「この部署は、陸・海・空のすべての自衛隊から集められた目撃報告などのUFO情報を取り扱い、特に航空からの(UFOに対してスクランブルした)情報は重要なものだそうです」

 

・「また米軍との合同演習では海軍の米兵から、米軍がUFO識別のために使用しているマニュアルの類を何回も見せてもらっていますから、米軍にとっても、自衛隊にとってもUFOがいることは当たり前の事実なのです・・・・」

 

航空自衛隊にはUFO報告用の規則がある>

・ UFOの名付け親である米空軍がUFOの報告について定めた規定『AFR200―2』がある。この空軍規定は、1954年に米空軍が発行したもので、その中に先の飛行物体としてUFOの定義がはっきり書かれている。そしてまた、ヒストリカル・レポートに『航空自衛隊規定200-4A』がでているということは、これがまさに航空自衛隊がUFOを報告する時に使用する規定であったわけだ。

 

・ただし、現在の防衛庁にこの規定を問い合わせてみると、「アメリカのヒストリカル・レポートに載っているなら確かなことでしょうが、現在、航空自衛隊規定200-4Aなるものは、全く見当たりません」と、お決まりの回答しか返ってこなかった。

 

 

 

『UFO軍事交戦録』

(コールマン・S・フォンケビスツキー)

徳間書店)1992/7

国連広報担当官が公開する爆弾文書

 

 

 

円盤と米空軍との死闘

<UFOは組織化された軍隊なのか?>

・1953年2月合衆国大陸防空司令部担当のベンジャミン・チドロー将軍のコメント・・・・。

「空飛ぶ円盤に関する報告が山積みしている我々は、事態を真剣に受け止めなければならない。円盤を迎撃すべく努力した結果、我々は、たくさんのパイロットと戦闘機を失っている

 

国際連合

・1967年6月、ウ・タント国連事務総長のコメント。

「私は、UFOがベトナム戦争に準じて我々が、直面している最も重要な問題であると考えます」

 

<戦艦の上を飛び越えた「金星」>

・1945年2月の西太平洋。アメリカ合衆国海軍の戦艦ニューヨークとその護衛の駆逐艦が12インチ砲で銀色の物体に砲撃。物体は2階建ての家ほどの大きさと推定された。硫黄島作戦に向かっていたこの戦艦上のパニックを避けるため、物体は金星であったと発表された。

 

<撃墜された日本のファントム・ジエット戦闘機>

・1974年6月9日、茨城県百里基地、ナカムラトシオ二等空佐の操縦するF-4EJファントム戦闘機は、夜間、東京空域に出現した赤みがかったオレンジ色の円盤型の航空機を迎撃するように命令された。

 

・UFOが戦闘機に衝突したのか、あるいは戦闘機を撃墜したのか、戦闘機は制御を失って炎を上げながらきりもみ状態になった。ナカムラ二等空佐のパラシュートは炎上し、二等空佐は死亡。コ・パイロットのクボタ・シロウ三佐は生還した。

 

 

母親しか知らない、身内しか知らない話を、すらすらと始めた時には何事かと思いました。(2)

 

 

『分裂する未来』 ダークサイドとの抗争

  坂本政道   ハート出版   2009/3/14

 

 

 

<バシャールとの交信>

・バシャールとの交信により、次の知見を得た。

 

1、地球外生命体(俗にいう宇宙人)には、ポジティブな存在とネガティブな存在がいる。

 

2、宇宙はパラレルワールド(並行世界)になっていて、自分がその中のどれを体験するかは、自分の波動(振動数)が決める。我々は、日頃何を考え、何に共感し、どう行動しているかで、その中のひとつを選択して体験している。

 

3、今、地球にもポジティブな人ばかり住んでいるポジティブな地球と、ネガティブな人ばかり住んでいるネガティブな地球と、その間の全ての段階の地球が存在する。ほとんどの人は、ポジティブな人とネガティブな人が混在する地球を今体験している。

 

オリオン大戦(太古にオリオン系の星々の住人の間で長期にわたり起こったとされる戦争)>

・「何十億年の前のことだ。アヌンナキと呼ばれる生命体たちが、この宇宙にやって来た。彼らは、この物質宇宙のすぐ隣の若干異なる次元にいる生命体だ。

 

・彼らは、実験をするために、この宇宙の銀河系内のこの近傍の領域へやって来た。そして、適当な場所を探した末、琴座(リラ)のある星とオリオン座のリゲルに定着し、そこに人類型(ヒューマノイド)の生命体を創った。

 

・その後、リゲルからオリオンの三つ星のひとつであるミンタカにも定着した。それらにあるいくつもの惑星で人類型の生命体の文明が発展していった。

こういった生命体の中には物質界の魅力に誘われて、その中に没入していくものたちも多くいた。彼らは元々第4密度の生命体であったが、物質界を出入りする間に振動数が下がり、第3密度になった生命体の文明もあった。つまり、怒りやエゴ、物欲、権力欲といったネガティブな意識にどんどんと興味が移っていった文明が多くあった。

つまり、琴座や、オリオン座に始まった文明はポジティブなままのものとネガティブなものとに分かれていった。

 

・ネガティブな文明は他の文明を征服、支配する野望を持つようになっていった。そのため、惑星間での征服戦争が起こった。戦争は何十万年も続き、その間にいくつもの文明や惑星が破壊された。

 

・こういった戦争では、地球で使われている核と似た兵器も使われた。まったく同じではないが、同じ原理に基づいていた。さらに、彼らは、フリーエネルギーの使用法も知っていたので、それを応用した。さらに強力な兵器も開発されていて、使われた。そのため、惑星の破壊ということが起こった。惑星の住人の多くがネガティブな考えを持って戦争をしたことが、彗星の衝突という事態を引き寄せて、破壊されたというケースもある。

 

・リゲルとミンタカのポジティブな文明の生命体たちは戦争から逃れるため、別の移住先を探した。そこで見つかったのが地球だった。

 

・彼らは、密かに地球に移り、そこに自然に進化していた類人猿に遺伝子操作を施し、人類を創造した。そして、人類として輪廻することを選んだその利点は自分たちがどこから来たかを忘れてしまうことにある。そうすれば、オリオンなどのネガティブ・グループの探索から逃れることができるからだ。地球上ではそういう状態が数十万年続いた。これがムーの文明である。

 

<ワクワクに従って生きる>

ワクワクすることをするのがいいのは、次の意味があるからだ。

1、ワクワクすることをするのは、何と言っても、とても楽しい。

2、ワクワクする場合、人はたいていポジティブな発想をする。ポジティブな発想はポジティブな結果を生みだすので、その結果を見て、その人はますますポジティブに考えるようになる。その結果、その人はよりポジティブな人間になっていく。

3、本来の自分と整合していない信念や考え方に気づくきっかけを与えてくれる。

4、他の人に良い規範を示すことができる。あなたが、ワクワクすることをやっているのを見て、他の人たちも、やってみたいと思うようになる。その結果、どんどん多くの人がワクワクすることをやるようになる。

5、本来の自分を魅了させることができる。本当の満足感をあなたに与えてくれる。というのはあなたが、すべてとつながった感覚、すべてとの一体感を感じることができるからだ。

 

 

 

『2012年人類大転換』  

宇宙生命体との交信  「臨死体験」を超える体験

(坂本政道) (ハート出版)   2007/8/29

 

 

<フォーカスレベル>

ヘミシンクを聴くと人の意識は変性意識と呼ばれる状態へと導かれる。

 

・フォーカス10とは、意識は明らかに肉体が眠った状態。空間的、肉体的な束縛から少しだけ自由になる。自分が肉体から少しだけずれていることを体験する場合もある。

 

・(フォーカス12)とは、意識、知覚が広がった状態。空間的な束縛からは完全に自由になり、物質的、空間的な知覚である通常の五感を超える知覚が働くようになる。つまり俗に言う第六感が働くようになる。またガイドとの交信がしやすい状態である。ここでガイドとは、我々が、人間学校での学びをスムーズに行って卒業できるように手助けする存在のことである。

 

・フォーカス15は、時間的な束縛から自由になった状態。時間を超えて過去、未来へ行くことが可能となる。自分の過去世を知ることができる。

 

・フォーカス21は、この物質的な時空世界の縁。あの世との境界。向こうの世界への架け橋である。日本人には、三途の川のあるところで、こちら側と向こう側の両方の岸辺を含む領域とでも言おうか。

 

・フォーカス23から27が、死者のとる意識状態に相当する。別の言い方をすれば、フォーカス23から27が、死者が住んでいる世界、領域。つまり死後世界である。

フォーカス23の意識状態をとっている死者は、大きく2つのグループに分かれる。あるいはフォーカス23は、2つの領域に分けられる。ひとつは、幽霊状態であり、もうひとつは孤独地獄である。前者は物質世界のすぐそばの領域にいつまでもい続ける状態である。後者は、自分の思いの生み出す世界に独りい続ける状態である。

いずれも自分が死んだことに気付いている場合と、そうでない場合とがあり、ほとんどは意識がもうろうとしていて、同じことを繰り返していたり、ひとつの思いや考えの中に没頭している。

 

・フォーカス24から26までは、信念体系領域と呼ばれ、何らかの同じ信念を持つ人たちが集まり、その共通の信念がひとつの世界を生みだしている。一つの例は、同じ宗教の同じ宗派の人たちが集まって、その理想とする世界(天国や極楽)を生みだし、その中に住んでいる。あるいは戦いに明け暮れる武者たちが集まっている世界。

 

・フォーカス27は、輪廻の中継点と呼ばれるよう域である。ここまで来て人は初めて次の生へ移ることができる。ここにはそのための様々な「場」がある。たとえば、「受け入れの場」、「癒しと再生の場」、「学習の場」などである。

 

・フォーカス27は「向こうのモンロー研究所」があり、そこには地上のモンロー研究所にある結晶(巨大な水晶)と同じ物が置いてある。

 

 

ヘミシンク探求大全』

未来の自分を創造する変性意識トレーニング法

今井泰一郎   ハート出版    2010/7/26

 

 

ヘミシンクとはどういうものか?>

・「ヘミシンク」とは特殊な音響技術のことです。この音響技術を使用して作られたCD(ヘミシンクCD)を聴くと、さまざまな意識状態を体験できるというツールです。さまざまな意識状態とは、たとえば、

 

・深くリラックスした状態

・熟睡している状態

・頭がはっきりと冴え、物事に集中している状態

 

などほかにもさまざまあります。ヘミシンクCDを聴くと自然にそういう状態に導かれますので、短時間で効率よく必要な意識状態を得ることができるのです。

 このヘミシンクを開発したのはロバート・モンロー(『魂の体外旅行』の著者)です。

 

ヘミシンクの持つ可能性>

・非物質界での体験を得るための補助ツールとしての可能性。体外離脱、リモートビューイング、非物質の知的生命体との出会い、過去世体験、未来体験、死後世界体験、死者との交信、宇宙生命体との出会い、宇宙探索、宇宙意識への理解、動植物や自然との対話など。

 

・自己の成長や内面との向きあいを促すための補助ツールとしての可能性

・日常生活の中で身体的な癒しを得るための補助ツールとしての可能性

・心の痛みを解消するための補助ツールとしての可能性

・医療の分野における補助ツールとしての可能性

・願望実現のための補助ツールとしての可能性

・人材育成のための補助ツールとしての可能性

・ロバート・モンローはビジネスマンですが体外離脱の研究者としての彼の方が有名かもしれません。

 

 

『ブルース・モーエン『死後探索マニュアル』』

ブルース・モーエン     ハート出版  2009/2/19

 

 

 

<死後探索のテクニック>

<死後の世界の地図>

キリスト教では、非物質的な世界を「霊界」(Spirit World)と呼んでおり、多くの宗派が、霊界は悪鬼やサタンの手先の住むところだと主張している。

 

<フォーカス22-まだ死後の世界ではない>

・モンローの言うフォーカス22。ここには麻酔をかけられた人や昏睡状態の人、酔いつぶれた人やドラックの影響下にある人などが存在しているようだ。

 

<フォーカス23-死後の世界で一番近隣の領域>

・フォーカス23に住んでいる人々は、もはや肉体的には生きていないが、自ら創り出した孤立した世界の中に囚われてしまっている。

フォーカス23の中には、それを創り出した当人だけが住んでいる個人の世界が数限りなく存在する。

 

・突然、予想しないうちに死んでしまうと、人は自分が死んだとは気遣いないことがある。そういう人たちは、物質的な意識と非物質的な意識の間で、しばし混乱の時を経験する。

 

<フォーカス24、25、26-信念体系領域>

・死んだ人たちは集団が創り出した世界に囚われている。それが信念体系領域であり、モンローはその領域をフォーカス24、25、26と名付けた。

 

・思考は実質を伴う。集団の抱く信念は、その信念を完璧に具体化し、支持するような非物質的な現実を創り出すのだ。

 

・この天国を創り出す信念は、その信者でない者たちがそこへ入れないような邪魔する働きがある。なので、ある信念体系領域の天国に住んでいるのは、その同じ特定の信念を抱く者たちのみとなる。

 

<フィーカス27-人間の死後の意識のうち、最後の領域>

・この領域では、住んでいる人たちが自分自身の信念や、意志を他人に押し付けることはない。人々は、そこに住むほかの人たち、みんなと自由な関係を持ち、想像しうるかぎり、どんなふうにでも自由に存在することができる。

 

<フォーカス34、35-人間の意識を超えた領域>

・モンローによると、フォーカス27を超えたところには、人間ではないものの意識領域があるという。

 

・ここで私たちは、ほかの惑星や、ほかの宇宙や、ほかの次元から来た知性体たちとコミュニケートすることができる。

 

 

『スーパーラブ』  アセンションの鍵

死の壁」を超える。本物の幸福、愛とは?  

(坂本政道)  (ハート出版)    2009/12/3

 

 

<モンロー研究所>

・アメリカのモンロー研究所では、人間の意識や精神について40年にわたり研究を重ねている。

 

<死後の世界>

・この本では、死後の世界の階層に番号を付けて番号で呼ぶことにします。モンロー研を創設したロバート・モンローが始めたことです。

 

・階層という代わりにフォーカス・レベルと呼びます。死後の世界は、この世に近い方からフォーカス23、24、25、26、27と呼ばれます。

 

<フォーカス23>

・この世に近い低い周波数の層。幽霊がいる世界「幽霊界」

 

・この世に何かに対する強い執着心があると、死後もその執着する対象の物や人のそばに居続けることになります。

 

・この階層は、真っ暗闇の中に所々薄白い光の塊が浮かんでいます。その中に入ると、中に一つの世界が広がっています。それぞれは一人の人の想いが生み出した世界です。一人一人の夢の世界です。

 

<フォーカス24~26>(信念体系領域)

・「類は類を呼ぶ」の原理はここの階層で一番顕著です。同じような想いを持つ人たちはこの原理に従って一箇所に集まってきます。

 

・死後の世界では想いは具現化しますので、共通の信念や想いは具現化されて形を現します。

 

<私たちは、遠い過去から輪廻してきている。>

・フォーカス23の世界は、一人の想いの生み出した世界ですので見た目にも白い雪のような淡い世界です。それに対して、この信念体系の世界は見た目にもこの世と大差がなく、そこに住んでいる人たちにとっても現実世界なのです。

 

一度こういう世界に入ってしまうと、抜け出すのは容易ではありません。というのは同じ考えや思いの人しかいませんので、他の人の違った考えに出会うことか討論するのか、まして感化されるという機会がまったくありません。ヘルパーたちはこういう世界にも入っていって助けだせるように努力しています。

 

<フォーカス27><受け入れの場>

・ここへ来る人は通常ヘルパーと呼ばれる知的存在の手助けが必要です。この階層まで来て初めて輪廻転生することができます。そのための準備をするための様々な場(センター)が創られています。ここで「創られている」と書きましたが、誰が創ったのかと疑問に思われるでしょう。霊的に非常に進歩した複数の知的存在たちによって遥か過去に創られました。それは今でも創られ続けています。

 

・そこへは何人かのヘルパーと呼ばれる人たちが出迎えに来ます。彼らは、普通、その人よりも先に亡くなった肉親とか友人、あるいは先生、教会の牧師などの姿になって現れます。

 

・そして次の「癒しの場」へと導いていきます。その間にここは天国や極楽ではないこと、でも地上でもないことなどをゆっくりと気づかせるようにします。

 

 

 

『モンロー研体験記』

まるの日圭   ハート出版  2011/7

 

 

 

<モンロー研に行った意味>

・モンロー研へ行くー最初、まだヘミシンクを始めたばかりの時「やはり、本場に行かないと体験は出来ないのかな」と思っていました。

 しかし、その後自分で体験を積み重ねていくうちに、“体験”というのは特に本場に行かなくてもできるのであって、聞きこむうちに市販のCDセットだけでも、本人のやり方次第では大きな可能性のある技術なのだな、と実感することになりました。

 

・自分でワークを行うようになって、さらにそのモンロー研の動きというものを感じたくて、いろいろな選択肢の中からアクア・ヴィジョン・アカデミーが主催する日本人向けのセミナーに参加させていただくこととなりました。そして、そこで体験したことは今回の本に書いてある通りです。

 

・まあ、あとは“モンロー・マニア”として「ほお、ここがあの本に書いてあった場所か!」とかテンション高く観光していたところもありますけどね。

 

・今、日本ではヘミシンクが広がりだして十年以上経っております。そこで、いろいろと日本でヘミシンクが独自に進んでいる方向も多数あります。

 

<ロバート・A・モンローのヘミシンクの開発>

ヘミシンクの体験で何かを得られた、とかよりも、ヘミシンクを使って日常にどのようにそれをいかしていくか。そして、自分の体験というものを受け入れていくことの大切さ、そういうものを実感させていただいた感じです。

 

<●●インターネット情報から●●>

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)によると「(ニューソート);禁欲を説いたカルヴァン主義への反発として19世紀に生まれた運動で、フィニアス・クインビーという心理療法家の治療方法が元になっている。この運動は「ポジティブ・シンキング」という言葉を通して普及し、アメリカの価値観や成功哲学自己啓発のルーツの一つとされている。

 

ニューソートの主張を以下のように要約する。

 

  • 人間の心情と意識と生命は宇宙と直結している
  • あらゆる病の本質は自己意識に対する無知が原因である。
  • 原罪は存在せず、万人が「キリスト」の力を内包している。
  • 全人類に、喜びと成長と発展と幸福の機会が既に与えられている。
  • 人間は内なる「神」の一部を顕現すべく無限の発展を遂げつつある。
  • 正統的宗教哲学は数百年間過ちを犯し続けてきた。
  • 愛の力は神の意志の地上的表現である。

 

日本でも著作がベストセラーになっている英国出身の牧師ジョセフ・マーフィーなど、いわゆる成功哲学の著者の多くが、これに属する人々である。また、ニューエイジの源流のひとつである。

 

ニューソート団体の多くは、お互いに緩やかな結びつきの単立のキリスト教会の形を取ることが多く、その結果、海外ではニューソートの一派としても知られている日本の新宗教生長の家は、世界最大のニューソート団体ということになっている」とのこと。

 

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)によると

ヘミシンク(Hemi-sync)技術とは?

ロバート・モンローが開発した音響技法で、左右の脳半球を同調させ、脳を「集中した全能状態」へと導き、人間の意識の覚醒状態から変性意識状態へもっていくことができるというもの。こうなると意識が肉体から離れた状態(体外離脱)も、さらには死者のとる意識も可能となり、死後の世界も自由に探索することができるという驚異的な手法。

 

 

 

『人間の『正しいあり方』』

われわれの本質は肉体ではなく霊魂です

船井幸雄   ヒカルランド 2011/10

 

 

 

<政木先生が教えてくれた修業の場としての「この世」>

・若い時に血のにじむような苦労をし、陰徳を積み、多くの人々に幸福を与えたのちに目先の欲望を捨てると、この世に不可能はなくなる。

 

人間性の真実>

1、 人間には肉体と生命体が同居している。

 

2、 母親が受胎した瞬間に母体内に別の生命体が入って子供となる。(この時子供が母親を選んで母体に入ったのです)

 

3、 人間と動物の差は、第二生命体の有無。人間は10歳ぐらいまでは第一生命体だけ。14、15歳までに第二生命体が付着し人格を形成する。(肉体を主として考えると第一生命体=守護霊=ガイド、第二生命体=指導霊、性格霊と考えてよいようです)。

 

4、 第二生命体は死ぬ数日前に抜け出る。死ぬ瞬間に第一生命体も肉体から抜け出すが、死という現実を知らず数週間は家の中に残る。(すぐに「あの世」へ直行する人もいます。)

 

5、 女らしい丸い形の心の持ち主の女性は、生命体が肉体から分離しやすい。これは人間性が神に近いことを示す。巫女などがその一例のようだ。

 

6、 「この世」で肉体を持つ期間は短いが、生命体だけは未来永劫に生き続ける。

 

7、 生命体は肉体を持っているときのみ、作業によりエネルギーの向上が図れる。(人間は死んでも幽体や霊体を魂の周りに持っています。だから常に向上を図れると私は、確認しています)

私も政木説はほぼ正しいと思います。

 

 

 

『運命改善の不思議の旅99の謎』

森田健  二見文庫    2010/6/10

 

 

 

<中国の奥地に実在する『生まれ変わりの村』の謎

・私は100人ほどインタビューしましたが生まれ変わった人はみんな、前世と同じ「私」という感覚を持っていました。死は終わりではなかったのです。

 

・この村では人間関係も複雑で「前世の関係と今世の関係が交錯するからです。生まれ変わってから、前の子供を捜しに行く人は多いです。でも子供はすでに成人し、自分はまだ小学生だというケースが多く、うまく受け入れてもらえません。

 

・前世の恋人に再会する人もいますが、性が変わっているとすれば、男女とも愛しあうことはできません。

 

・前世の記憶を持つというのは、もちろんメリットだってあります。前世で勉強したことがそのまま使えるからです。だから前世と同じ職業に就く人が多いのです。

 

・あの世についての情報もたくさん集まりました。ほとんどこの世と同じだそうです。驚いたことに貨幣まで流通しています。しかし、太陽はなく、水に入っても濡れないそうです。あの世に行かないで生まれ変わった人は半分います。けれど、今世ではみんな幸せに暮らしています。

 

・成仏するということが「あの世に行く」ということならば、まったく関係がないようです。例えば、病院の集中治療室で死んだのち、肉体を抜け出した魂は、産婦人科に行き、そこで出産中の妊婦のお腹に飛び込んでしまった人もいます。

 

・自殺で死んだ人を6人取材しました。生まれ変わって、みんな幸せに暮らしています。あの世でも、自殺を責められるようなことはなかったそうです。

これらのデータから考えると、神のような存在に前世の行いを評価されているわけではなさそうです。

では、一体、私たちは、何のために存在しているのでしょうか?

 

<生まれ変わりの村には奇怪な霊現象も多い>

・トラさんが小さい時、お母さんが2年間、憑依されたことがあったそうです。ある男性の霊がお母さんの体に憑依してしまい、声まで男性のものに変化してしまったそうです。

 

・食事は普通にとるそうですが、もともとの人間関係は全然わからなくなってしまったといいます。友達とか隣の人とか、自分の子供とか旦那さんとか、そういう対人関係の記憶がまったくなくなってしまったのです。

つまり、お母さんは、トラさんが自分の子供だということまで分からなくなってしまったのです。でも、言葉はちゃんとしゃべります。

 

・これが2年間続いたのちに、自動的に治ったそうです。

 

<努力せずに億万長者になれる“裏道”がある?>

・いわゆる努力すれば、逆の方向に行きます。努力とは無理をしていることで、シンクロニシティを起こさない方向に作用するからです。

 この項のタイトルには、『努力せずに億万長者になれる“裏道”がある?』でした。そんなうまい話はあるのかと思った人もいるはずです。でも、実際にはもっと奇妙な結果だったのです。

「努力をなくせば億万長者になれる」・・・これが本当だと思われるからです。

 

 

 

『2020年ごろまで世の中大転換する』

ミロクの世を作るプラズマ科学5次元テクノロジー

船井幸雄     徳間書店   2010/6

 

 

 

<アルザル人は日本人の祖先だった>

・以前、アメリカに墜落したUFOの乗組員の血液には、日本人に多くみられる遺伝子が含まれていました。彼らが、日本人の祖先であるという証拠なのです。

 

・アルザル人はもともと地球の地下深くに住んでいたそうです。地球の核付近までいたるところに、彼女たちの住まいがあったといいます。地下の居住地どうしはトンネルでつながっていて、いつでもどこへでも行けて、トンネル内で通信もできたそうです。

 何千年ものあいだ、地中で文明を発展させたアルザル人は、やがて地上に出てきました。その当時、地上にはようやく哺乳類の祖先が現れたところでした。

 

・アルザル人が現れたのは現在の日本にあたる場所で、ちょうど後に出雲大社ができたところでした。アルザル人は、そのあたり一帯に居住し、地上での生活になじんでいました。やがて、アルザル人=日本人は、出雲大社のあたりから、日本国中へ広がっていったのです。ちなみに、アルザル人が、かってイスラエルにも居住したことがあり、その子孫は、ユダヤ人となったそうです。ということは、イエス・キリストもアルザル人だったということです。

 

・『聖書』ではイスラエル人からアルザルへの流れを書いているようです。ソロモン王の死後、南北に分かれたイスラエルは、北に10支族、南に2支族が住みました。

 紀元前722年、アッシリア帝国が北イスラエル王国を攻め落とし10支族をメソポタミアへ連れ去りました。が、そのアッシリア帝国新バビロニア帝国に滅ぼされます。しかし、10支族はイスラエルに戻りませんでした。

 

・『聖書外典聖書』『エズラ書』によると、彼らは、異教徒にわずらわされない北の果てからアルザルに向かったとあり、一部が日本などアジアに広がったと考えられています。

 

 

母親しか知らない、身内しか知らない話を、すらすらと始めた時には何事かと思いました。(1)

 

 

 

 

『死ぬことが怖くなくなるたったひとつの方法』

「あの世」をめぐる方法

矢作直樹  坂本政道   徳間書店  2012/7/21

 

 

 

<私たちは皆、他の惑星・星団からやってきた>

・モンロー研究所の話に戻しますが、参加者の多くが体験するのは「人生は今回だけじゃない」ということです。一般に輪廻転生と聞くと、1人の人間が時代ごとにさまざまな人物として生まれ変わり、さまざまな人生を経験するというイメージですよね。

 

・私の場合、それまではオリオンとかプレアデスとか、いろいろな星を体験して地球に来ましたが、地球に来たのはつい最近のような気がします。ここ100年とか、そこは正確にわかりませんが、その後、一挙にいろいろな時代の自分を体験しています。ちなみに1番初めの自分は60億年前の自分だと言われました。地球が出来る前の原始太陽系で、大きな岩を体験していたようです。今の自分と過去世の自分とで人間としての自分は大体100人くらいがいるようです。人以外にも多数の生命体を体験しています。

 

<向こう側のエネルギーをこちらへ降ろす>

・私は長年の自分の興味もあり、今いくつかの研究をスタートしています。

その一つに、うちの会社と別の機関による共同研究がありまして、そのうちの一つにフリーエネルギー関連の研究があります。

 

<輪廻転生を誰もが理解できる時代へ>

・こういう対談をしている間にも、世界中の大学の研究者や企業の研究機関で、さまざまな研究が進展しているのだと思いますが、同時にフリーエネルギーが世に出てきたら、今の経済や産業界の古い枠組みというか仕組みが、リセットされていくでしょう。

 

・そもそも私たちが生まれた理由は「意識変化」のためです。

 本書でも何度も出ている話ですが、輪廻を認めることのできない社会レベルでは進化も何もありません。しかし輪廻という事実を抜きに考えても、私たちが「この世」に生まれてくるのは意識変化のためだろうなということは、理屈抜きで感じます。

 

<細かい設定はガイドとの共同作業でやる>

・モンロー研究所の専門用語を使うと、フォーカス27という意識レベルがあります。輪廻の中継点とも呼ばれますが、生まれる前にはそこに必ず行き、そこを通過してから生まれてきます。

 そこで自分のガイドと、面と向かって2人で、あるいはもう1人くらいが加わって3人くらいで、「次の人生、どうしましょうか?」と相談するわけです。

 その時に、あなたの人生はこうですからと、いろいろ見せてくれます。今度はこれを学んだらどうでしょうか、いやそれは嫌だなみたいな、言ってみれば交渉ですね。いろいろとそこで議論しますが、最終的には「ではそれで」と落ち着きます。

 

・モンロー研究所のあるプログラムで、今後の自分の人生について知る機会がありました。人生全体が1本のトンネル状になっているのです。そのトンネルの中に自分がいたんです。

 ちょうど私が50歳の時で3分の2くらいのところに自分がいて、手前側はトンネルの周囲がデータみたいなものでびっしり詰まっていました。その先3分の1は何もありません。一応、筒だけはありましたが、残りが3分の1くらいあったので、その時50歳だったから75歳くらいで死ぬのかと思いました。

 トンネルの向こう側にハッチがあり、ハッチを開けて出て行くと、女性が待っていました。アジア系、多分ポリネシア人っぽい感じですが顔はアジア系です。その人が誰なのかはいまだにわかりませんが、先に行くと、そこに未来の自分が待っていました。

 

<多次元とも一瞬で全部つながる>

・坂本さんが言われたように、前世が終わって後にミーティングをして次の人生を選ぶという仕組みは、私自身も以前からイメージとして感じています。

 

・点の密度とか、大きさの違いは当然あるけれど、それぞれの点が全部勝手に浮かんでいるわけではなく、相互にエネルギー面で作用しています。何かこう、だだっ広い空間ではなく、大きな世界は点の集まりという感じがします。

 ですから、他の次元とも一瞬で全部つながるわけです。意思も通じます。

 

過去世にも他の惑星にも多くの自分が存在する

・自分もそうだし、物質もそうだし、自然もそうだという、そういう意味ですべてつながっているという言い方はできますが、それプラス、さらに自分というものが同時多発的にいろいろな場所に存在することも忘れないでほしいです。

 過去世にも他の惑星にも、いろんなところに他の自分がたくさん存在し、自分はすべての自分とつながっているということを、ヘミシンクは体験させてくれます。

 

・振動数を上げて非物質のちょっと上のほうまで行くと、自分が大勢いて、その意識が全部つながっているなとわかることがあります。さらに上のほうへ行くと、もっと大きな自分になり、いろいろな自分だけでなく、いろいろな人たちとつながっている感覚がわかります。

 自分の仲間とか、過去世での知人とか、全部つながっています。

 さらに上に行くと、もっと大きな意味でのつながりを体験します。

 それは、ある程度の集団としての人類意識です。人類の集合意識と呼ばれるところにアクセスできるようになると、人類レベルでのつながりが理解できます。

 さらに上に行くと、今度はもっと大きな生命系単位でつながっている感覚や意識を実感します。自分が銀河系くらいの大きさにまで広がり、銀河系のあちこちに自分というかいろいろな生命体がいて、それらが全部つながっている感覚があります。

 ヘミシンクを使うと、みんな確かにつながっているのだなという事実を実感できます。

これはすごいなと思います。

 仏教で「自他同然」という言葉があります。まさにあの感覚です。

 

人間は本来、意識の壁を持たない存在

・とんでもないことでなければ、仕事はすべて何かしら社会の役に立つわけですから、どんなものを選んでもいいのかな、という気がします。それはまた、育った時代というか育った風潮というか、そういう影響も強く受ける感じがします。

 本来人間というのは、いい意味で意識の壁を持たない存在です。

 そういう縛りから離れて、本来の内なる声に従い、潜在能力を発揮する生き物です。

 

<自分がつくる自分の人生>

・自分の体験することはすべて自分がつくっているということは、いうことです。これまで、やれ社会のせいだ、会社のせいだ、親のせいだ、あいつのせいだと他者のせいにすることもあったのですが、そうではない。自分が自分の体験することをつくっているのだ、すべては自己責任だという事実に気づくのです。ある意味、自分が創造主だったと認識することなのです。

 

・でも高次の存在たちは異口同音に「そうじゃないんだ、人は皆自分の思い描いた通りに生きているんだ」と言います。なんでそんな違いがあるのかというと、「自分の思い」というときに、高次の存在たちは我々の潜在意識までを含めるからです。そして、顕在意識と潜在意識の両者からできている自分の思いがそのまま具現化されているのが自分の人生なのです。

 自分の意識のうち顕在意識は1割で、残りの9割は潜在意識と言われています。潜在意識には不安や恐れ、怒りなど抑圧された感情が隠れています。そのため潜在意識で思っていることと顕在意識で思っていることに大きな違いが出てきます。顕在意識ではこうしたいと思っても、潜在意識ではまったく逆のことを思っていることもあります。

 でも、潜在意識も自分の意識に変わりはありません。ですから、自分が自分の人生をつくっているというのは本当です。

 

輪廻回数と物欲は反比例する

・アメリカはいまだにシリコンバレーを見ても、新しいことにチャレンジする人がたくさんいます。もちろん世界中からの移民がそういう原動力になっていることも事実です。

 もしかしたらそれは、国が若いというか国民全体の平均的な輪廻回数が少ないから、そういう好奇心のエネルギーが爆発的に湧くのかもしれません。

 アメリカ人は新しいビジネスやお金が大好きですが、そういうのも輪廻の回数による意識レベルによる影響なのかもしれません。

 

<思いは「あの世」に直に通じる>

<「あの世」と「この世」はひと続き>

・多くの人が向こう側の世界がどういう世界なのかをよく理解し、実際に「この世」と「あの世」の往来が自由にできるようになり、その習慣に社会全体が馴染めば、不安や恐怖感は次第に薄れます。怖がる必要がありません。

 

・ちなみに死後世界にはさまざまな世界があり、中には変な世界がありますから、そういうところに行ってしまって苦しむことがないようにするにはどうしたらいいのかとか、そういう知識もノウハウとして知っていれば、変な世界に行くこともないでしょう。

 生きている間に死後世界を体験し、その中の輪廻の中継点と呼ばれる世界へ行けるように練習しておく、さらに自分のガイドとつながりをつけておけば大丈夫です。

ヘミシンクには、そろそろあの世が近づきつつある方のためのCDもあります。

 

<ときには死について考えてみる>

・ヨガで言えば「マハーサマディ」(自らの意思で肉体を離れること)ですね。ヨガの聖者は自分の最期の瞬間がわかるといいます。向こう側と通じていますからね、そろそろお暇しますと言って、ちゃんとこう3回回転して、ヨガをしたまま亡くなるというのを普通にやられているそうです。究極はやはり、そういう体験学習ということになるんでしょうね。

 

この部分に関しては、欧米諸国の中でもアメリカが進んでいるように見えます。アメリカはスピリチュアル先進国ですので、実にいろいろな書物とか文献があります。

 終末医療をやっている医師が書いた本もあって、うち1人の著者は、亡くなる人はそれまでにさまざまな葛藤がありつつ、最期の数日から数時間のオーダーで周囲に無関心になることを見つけています。その時間で死の準備をしているというか、向こう側が見えているのではということまで書いています。

 

・私は母を降霊していただいた経験がありますが、それこそ降霊を見ていると、一瞬にして「個性の存続」を感じます。

 それは現在、我々が持っている物理や医学程度の知識で想像のつくものとは全然違います。本当にそこにいるわけです。ですから、それまで自分が持っていた価値観が変わるのは本当に一瞬です。

 ちなみに降霊は国学では帰神法と呼ばれるそうです。

 本物の降霊は、霊媒と降霊役兼審神者役(サニワ)による2人の合作です。霊媒に降霊させ、降りてきた存在がどういう霊であるかを判断できる審神者の方が一致しないとダメです。

 私も自分が経験するまでは、本で読んだ知識しかありませんでしたから、実際にその現場に当事者として参加すると、その日を境に人生観が変わりました。母親しか知らない、身内しか知らない話を、すらすらと始めた時には何事かと思いました。

 

<第3密度から第4密度の価値観へと移行する>

・今、個人的にワクワクするのは、さっきの話で出たフリーエネルギーとか、エコ関連の究極商品とか、UFOとか、要するにその手のものですが、(笑)、そういうのが世の中に出てくれると私だけでなく、恐らく世界中でワクワクする人が続出すると思います。

 ここ10年ほどで世界的なスピリチュアル・ブームになったこともあり、前世占いとか、異次元の情報とか、見えない世界の話全般にワクワク感を抱く人が増えています。

 そしてそのワクワク感が時間を追って知識となり、現在の世界が第3密度からさらに上の世界である第4密度的な価値観へ移行する、つまり我々自身が変容していく必要があるわけです。

 その価値観のシフトこそがアセンションです。

 

<良心は大自然のエネルギーで増幅する>

・ちなみに生命エネルギーは大自然から受け取るエネルギーで増幅します。都会に住んでいると心が荒んだり、寂しくなったり、ストレスが増幅するのは、自然環境が極端に少ないからです。周囲への思いやりも減少を続け、気がつくとおかしなものに憑依されます。

 だから定期的に自然と触れ合えることが理想です。

 触れ合うことで、生命エネルギーの枯渇分をチャージできるのです。

 

<やはり日本のハイテクは切り札になる>

・いろいろなことを妄想というか連想すると、やはり日本が世界に誇る技術と言えば、自然に優しい方向のビジネスであり、その産業と、それを生み出すイノベーション(技術核心)です。

 原発を世界に売ろうとしても、うまくいきません。一部の儲け重視の人以外、誰も楽しくありません。世の99%以上の人がワクワクしません。

 フリーエネルギーまで一気に行かずとも、既存のものでもそれらを改良するとか、開発レベルを上げるという研究努力で、まだまだありそうな気がします。

 

<地球と共に生きていく思想>

・最近、世界中で起きている天変地異も、地球つまりガイアが怒り狂っているじゃないかと私は思います。

 

・ここでのポイントは、どうすればコミュニティー単位でもっと農業回帰ができるかという点です。日本は素晴らしい農業国家です。水資源も豊富で、土もいい。やはり、農地に関するこれまでの足かせというか、多くの規制を思い切って取り外していくことも検討課題の一つかもしれません。

 

<日本の水を世界に提案すること>

・フランスとかスイスとか、はるばる遠くから持ってきた水を日本人はありがたがって買って飲んでいますが、私に言わせるとこれほどバカな話はありません。

 日本には素晴らしい水がたくさんあるわけですから、もっと自信を持って日本の水を世界に提案しましょう。真っ当なビジネスにできると思います。これが本当の水商売(笑)。

 水がない国、枯渇している国は、世界的に見ると結構、多いのです。水そのものはあっても、飲めないのです。

 

<「知足」と「利他」の精神>

・そういう技術力と並び、日本が世界に誇れるのが「知足」の精神と「利他」の精神です。知足の精神というのは、足るを知る、つまり必要以上に欲しがらないことを説いているのだと私は理解しています。

だからこそ、矢作さんが言われたように自分ができる範囲で、それがとても小さく、ささやかであっても、まず自分が今できることをやるのが一番正しいと思います。

 「この世」にいる段階で利他をすることは、決してムダではありません。むしろありがたいことです。

 

常識の壁を越えて

・死の恐怖を解消することができれば、人は心から安心し、自由な生き方をできるようになります。それだけ、死は人にとって大きな問題なのですが、それについて真剣に考える人はまれです。

 私はこれまでにヘミシンクを使って死後世界を探索し、それを『死後世界』シリーズ等に著してきました。

 

・しかも、彼のようなお医者さんは、口には出さないけど、結構いるそうです。対談中にも出てきましたが、実際の医療現場では物質オンリーの考え方では絶対に説明できないことが起こっているのです。それは患者の体外離脱体験とか、医療行為を伴わないヒーリングによる治癒という現象です。

 こういう現象を目の当たりにすると、そこに物質ではない何かの存在を仮定せざるを得ないことになるのです。医療現場に携わる方の中にはこちらが考えている以上に、こういうことに興味を持たれる方が多いようです。

 

・これからこういう方が医療だけでなく、さまざまな分野が出てくるのではないでしょうか。いわゆるオピニオン・リーダーと呼ばれる人たちです。

 そういう権威ある方々が、これまでの常識の壁を越えて、死後の存続とか輪廻とか、UFOや地球外知的生命体の存在についてまじめに話し出すようになるとき、日本は大きく変わっていくのではないでしょうか。その時いよいよアセンションし始めたと考えていいんだと思います。

 

 

 

『この悩みにこのヒーラー・占い師・気功師・カウンセラー 70人 Part4』

全国の70人の専門家を徹底取材‼

  三楽舎プロダクション  2010/10/1

 

 

 

<あなたの中にある無限の可能性の扉を開く  SARAH先生>

<オーラは内面を映し出す鏡>

・「今の生活や環境があなたのオーラの色に反映されます。そのため光輝いているオーラ、濁っているオーラが存在するのですが、疲れてオーラの

色が濁ってしまっているとき、それを悪いと判断するのではなく“今はちょっと疲れているだけ!”と前向きに解釈することで輝きが変わってきます」色や輝きにただ一喜一憂するのではなく、オーラの状態を深く読み取ることで現在の自分の状況に気づくことができるのだという。

 

・実際に取材者もオーラ撮影をしていただいた。方法は簡単で、パソコンにつなげたバイオセンサーに左手を置いてCCDカメラを見るだけ。するとパソコン画面にオーラの色が鮮明に映った。

 

<一度会ったらSARAH先生のファンに>

・先生は今年の7月、アメリカバージニア州にあるモンロー研究所でヘミシンクセミナーを受けた。ヘミシンクは人間の意識をさまざまな状態へと導くオーディオ・ガイダンス技術で深くリラックスした状態・睡眠・瞑想・知覚が拡大した状態・至高体験など通常とは異なる意識状態を体感するものである。一般的によく知られているのが体外離脱だが、亡くなった人と対面することもできるようになるという。

 

・「ヘミシンクを利用して意識的に体外離脱したいと思ったのが最初の、目的でした。そして亡くなった父に会いたいとも思いました。それらを自分で体験して“私は知っている”ことで、お客様に対してより安心していただけるようなカウンセリングをしていけるようになればと思ったんです。私にとってヘミシンクは対外離脱よりも、もっとすばらしい気づきを与えてもらえた、とても意味のあるツールでした。ここでの体験を生かして、意識や物事をネガティブからポジティブに変換させるアドバイスもさせていただいています」と先生は語る。

 

・モンロー研究所では元FBI超能力捜査官“最強の千里眼を持つ”として知られているジョーマクモニーグル氏にお会いした。もう個人セッションを行っていないマクモニーグル氏だが、彼は特別にSARAH先生をリーディングし、笑顔でこういったのだった。

「あなたは寛大な人で、若いから未熟である、という理由で人を差別したりしない。だから多くの若い方があなたのまわりに集まってくるでしょう」と。マクモニーグル氏にはSARAH先生を慕い、サロンを訪れる若い女性たちの姿が見えていたのだろう。

 

<ポジティブになることで必ず未来は変わる!>

・SARAH先生のカウンセリングや占いを受けた人から、たくさんの感謝の声が寄せられている。

 

・オーラカウンセリングやタロット占いを受けたほとんどの人が、現状をいい当てられたり、思いがけない未来展開に驚くが、SARAH先生は、「クライアントの方が気づき、ポジティブになることで、未来が変わるんです。私はただ、気づきのお手伝いをさせていただいているだけです」と語る。

 

・「どういうわけか、ユングフロイトに興味を持ち始めました。その後、臨死体験をし、予知夢を見たり、体外離脱や明晰夢など、数々の不思議な体験をしてきました。そして、あらゆるスピリチュアルな勉強をしながら、自分の体験したことを、探求するようになりました。それからオーラ写真との出会いがあり、導かれるようにカモワンタロット占い、オーラソーマ、西洋占星術を学び、ようやくヘミシンクにたどり着いたと思っています。自分自身の探求はまだまだ続きますが、これらのすばらしいツールを活用し、結婚、仕事、同居、流産、子育て、介護、離婚などの経験を活かして、より多くの悩んでいる方にアドバイスしていけたらといいなと思っています」

 

 

 

『超意識 あなたの願いを叶える力』

究極の成功法則は自分の中にある!

坂本政道    ダイヤモンド社     2005/1/27

 

 

<知らず知らずのうちに願望を実現してきている>

・私は今までの半生を振り返ってみると、いろいろな時点で抱いた願望が、その後、曲がりなりにも実現されてきていることに驚かされます。それは、私自身が願望実現に向けて努力してきたということに負う面もあります。ただ、それだけでは説明がつかない不思議な巡り合わせや、はたから見れば運が良かったとしか言えないようなことも起こっています。

 

<マーフィーが説く潜在意識>

・マーフィー理論では、潜在意識の活用ということを説きます。潜在意識を活用することで、無限の富と成功が手に入り、あらゆる夢が実現できるとします。実はマーフィーの理論は、19世紀半ばにアメリカで始まったニューソートという思想の流れを受けています。それを20世紀に大きく躍進させたと言っていいでしょう。

 マーフィー理論は潜在意識の力として、願望を実現する力と、ひらめきや夢での啓示をもたらす力(直感力)のふたつを挙げています。

 

・今の段階では、仮説の域を出ていないと言うのが正しいでしょう。

 

<願望実現の方法>

・マーフィーは願望を実現し、成功するための方法として、その著書でいくつものことを述べています。その中でマーフィー理論の根幹となる理論は次のように要約できます。つまり願望を実現するための秘訣は、以下の4点になります。

 

(1) あなたの潜在意識は無限の可能性を秘めている。

(2) だから潜在意識の力を引き出せば、何でも可能になる。富も名声もすべてあなたの思いどおりに手に入れることができる。

(3) そのためには、「なりたい自分」をあらゆる機会を通して潜在意識に植えつける。成功をしている自分の姿を強く思い描く、その際、感謝の心を抱くようにする。

(4) 良いことを考え、プラス思考で生きよう。

 

・自分の心での思いがすべてを決めているのだから、思いから変えていきましょうというのが、この理論の基本です。

 潜在意識は万能の機会であり、それを意識的にコントロールすれば、どんな夢も現実化すると言うのです。

 たとえば、「自分は豊かである」と心の底から思うのです。そうすれば、努力しないでも金持ちになれると、この理論は主張します。

 マーフィーの本には潜在意識を活用して、つまり「なりたい自分」を強く心に思い描くことで、願いを達成した人の実例がいくつも登場します。

 

・この手の実例がマーフィー本にはたくさん紹介されています。マーフィーはこういった実例を元に、次のように主張します。

「無限の富も、健康も、地位も、あなたが望むありとあらゆるものが、あなたのものになります。きょう、ただ今からあなたの人生に奇跡は起こるのです」

 

<直感力を与える>

・潜在意識はあなたのあらゆる願望を実現してくれるだけではありません。あなたが、難問に直面し、にっちもさっちもいかなくなったときに、「解決策がひらめく」という形で手を指し伸べてくれます。

 あるいは、事故に遭うのを夢の中で警告し、危機に遭うのを未然に防いでくれます。この例もいくつかマーフィーの本に登場します。

 つまり、潜在意識はさまざまなひらめきや、直感をもたらしてくれたり、また、夢の中で啓示や警告を与えてくれるのです。

 

<潜在意識とは>

・ここで潜在意識とは、私たちの通常の意識の奥にある、通常とはまったく意識されない意識のことです。

 人の意識の奥深くに入っていくと、そこには無意識が、そしてそのさらに奥に潜在意識と呼ばれる世界が広がっていると言われます。潜在意識の世界は、私たちが普段把握している部分に比べてはるかに大きいのです。私たちの意識も認知されている部分は、潜在意識層を含めた意識全体のほんの一部です。意識の奥深くには私たちが普段把握していない広大な領域が広がっています。

 その領域は個人の意識を超えて、広い範囲の人の意識とつながっていると言われます。カール・ユングはそれを集合的無意識と呼びました。

 

<マーフィー理論の主張は正しいか>

・マーフィーら潜在意識を活用した成功哲学を推奨する人たちは、潜在意識の持つ願望実現力と直感力を世に初めて明らかにしたという点で、私たちに大きな貢献をしたと言えるでしょう。

 私も、潜在意識と呼ぶべきかどうかは別にして、何か自分の力を超えたものが、自分の願望実現の手助けをしてくれていると思うことが、時々あります。また、それは、ひらめきや直感、心の声を、時として与えてくれるのです。

 私の今までの人生を振り返ってみると、こういった大きな力に随分とお世話になってきていると思えるのです。

 

<努力の有無>

・ただマーフィーの主張は、何か肝心なところが違うのです。マーフィー理論では、成功するのにもっとも本質的な「努力」という面があまりに軽視されているのです。何か、この理論は努力なしで何でも実現するかのような印象を与えます。

 マーフィーらが主張するように、潜在意識を活用すれば、あらゆる願望が実現できるのでしょうか。

 

因果律は超えられるか>

・もうひとつ、マーフィー理論は、因果律を無視しているところが見受けられます。願望が実現するにしても、それは因果律を超えることはない、というのが私の体験してきたことです。

 因果律とは、手短に言うと、自分に起こることは、一切が、自分が今までに行ったことの結果であるという原理です。善いも悪いもすべて今までに自分がやった善悪の行為の結果で、それ以上でも、それ以下でもないのです。

 

<物欲を満たすだけでいいのか>

<努力なしでも願望は実現するのか>

・物理学の法則に反する願いは実現しない。

・生物学の法則に反する願いは実現しない。

・努力なしで実現できることは限られている。

 

・何かを実現したいと思うとき、その実現を手助けするような、自分を超える力は確かに存在します。

 ただし、マーフィー理論は、「なりたい自分の姿を心に強く思い描く」だけで、ありとあらゆる願望が実現するようなことを主張していますが、これは、明らかに拡大解釈です。

 

因果律を超える願望は実現するのか>

因果律から「思いは実現する」は出てこない。

 

・ただ、欲に基づいた願望だけが中心主題であるマーフィー理論はおかしいと言えるでしょう。

 

<願望実現の方法>

・願望実現には3つの方法があります。

(A)超意識(ガイド、高次の意識存在)を活用する方法

(B)宇宙と一体になり、思い・願望と一体になって思いを具現化する(願望を実現する)

(C)自分の力で思いを具現化させる(願望を実現させる)方法

 

・いずれにせよ、無欲・無心の境地が達成できれば、ガイドなどの超意識との交信が可能になります。ひらめきが得られたり、願望が実現させてもらえたりします。まず、これができるようになることを目指すのがいいと思います。そのためには、ヘミシンクを聞くことが近道でしょう。

 

 

 

『世界の自己啓発50の名著』  エッセンスを読む

T・バトラー=ボードン   Discover 2005/1/10

 

 

 

<精神圏とオメガ・ポイント>

・1925年、テイヤーが、「精神圏」という言葉を生み出した。生物圏が、地球人を取り巻く全生物の生存圏であるのに比較して精神圏は、精神の面からそれに対応する。それは地球を覆う目に見ない想念の層であり、人類の精神的そして霊的状態、あらゆる文化、愛、知識の総体だ。それぞれの人間が自分自身を物質と精神の両面から養うためには、地球全体から必要なものを得なければならなくなると、テイヤーは予見した。

 

・最終的には、人類は物性から完全に自由になるだろう。私たちは、新しい形の存在になった時、すべての潜在能力は現実のものとなっているだろう。テイヤーは、この到達点を「オメガ・ポイント」と呼んだ。

 

<自分の独自性を理解し、表現することが、そのまま世界の進化につながる>

・人生がフラストレーションであり、幸福が人間には不可能であると叫んではいけない。自分の燃料を確認することだ。それは諸君が行きたかった場所に連れてきてくれただけなのだから。

 

<お金を稼ぐことの尊さ>

・ランドにとって、富はその人が重要な思想を持っている証だった。何かを創造し、それを通してお金を稼ぐことは、人間の徳の本質以外の何物でもない。ナポレオン・ヒルは、このことをあからさまにこういった。「考えよ。そして儲けよ」

 

・最良の社会というものは、自分が生み出した最良のもので、他人が生み出した最良のものを買うことができる社会だ。

 

・長い間、嘲笑の的であったランドの思想の多くは、現在ではあたり前の知恵になっている。

 

・資本主義が純粋であるほど、各個人の本能を最大限に活用でき、よりすぐれた製品やサービスを提供できることは、今日では、自明のことと思われる。

 

・ランドは21世紀の起業家の守護神だ。なぜなら、精力的に創造することの徳を説いたからである。

 

・「人には誰でも仕事がある。家を建てるのが、仕事の人もいれば、私のように生きるための戦略を立てるのが仕事の者もいる」

 

<人生の法則><法廷は人生の縮図>

・自分が所有するのは正当なのだと主張しない限り、人は様々なものをあなたから奪い去ろうとするものだ。人生は法廷よりもずっと長い時間の枠組みの中にあるので、明確な戦略なしに負けていたとしても、その事実に気が付かないことがある。

 

・『ライフストラテジー』の目的は、読者に揺さぶりをかけ「裁判」は常に行われており、休廷はないということを理解させることだ。

 

<人生は行動に報いる>

・「世間は、行動をともなわない思考にはあまり関心がない」ことを覚えておこう。

 

・「勝者と敗者の違いは、敗者がしたがらないことを勝者はするという点だ」

 

<事実なんてない。あるのは認識だけ>

1、人生は管理するもの。癒すものではない。

2、私たちは、自分の扱い方を人に教えている。

3、許しには力がある。 4、まず自分が求めているものを明確に知る。

 

<奇跡を生む考え方を身につける>

1、ものごとを決めつけない。 2、直感をみがく。

3、現実は心構え次第で変わることを知る。

4、必要なものをすべて与えてくれる宇宙に身をゆだねる。

 

<自己、より高度な自己、そして自分の目的が一直線に結ばれていれば、奇跡のような素晴らしいことが起こる>

<心の知能指数が成功の鍵>

・ゴールマンは「希望を持ち続ける」ことが成功へ向かうための姿勢であると述べ、科学的な裏付けを試みている。

 

<得意なことを見つけ、もっとそれに力を注げば、成功はたやすく手に入る>

<相手が感じていることを尊重すれば、どんなことでも心から聞いてもらえるだろう>

<環境はその人そのもの><思いを変えれば世界が変わる>

・私たちは、自分が望むものではなく、現在の自分と同じものを引き寄せる。自分の思いを変えてはじめて、自分の人生を変えることができる。

 

・「我々は、たやすく夢を諦めてしまう。しかし、宇宙は常に夢の実現を支えようとしている」

 

・楽観的な考え方を鍛えれば、健康になりお金持ちになり、幸福になる可能性が増す。

 

<責任を持つ7つの習慣

1、主体性を発揮する  2、目的をもって始める

3、重要事項を優先する  4、Win・Winを考える

5、相手を理解してから理解されることを求める

6、相乗効果を発揮する  7、刃を研ぐ

 

<変化した状態が習慣になってこそ、真の変化と言える>

神経言語プログラミング

1、地図は現地そのものではない  2、体験には構造がある

3、誰かにできたことは誰もが学ぶことができる

4、身体と心はともに同じシステムの一部である

5、人間はすでに必要なものをみな持っている 

6、気持ちは必ずどこかに表れる  

7、コミュニケーションの意味は相手の反応にある

8、すべての行動の根底は、肯定的な意図である

9、人間は常に自分に可能な最高の選択をする

10、うまくいかなかったら、違うことをしてみる

 

<新しい思考、行動、感情でプログラムを組めば、新しい人生を手にできる>

<潜在意識の働きを理解すれば、夢を現実にする方法がわかる>

<人生に奇跡をもたらす7つの法則>

1、カルマ(原因と結果の法則) 2、ダルマ(人生の目的の法則)

3、純粋な潜在力の法則  4、与える事の法則 5、最小限の努力の法則  6、意図と願望の法則  7、執着しないことの法則

 

<人生から望みのものを受け取るための簡単な方法がある。大自然と宇宙に波長を合わせることが必要だ>

・「人生は困難なものである」と認めてしまえば、事実はそう深刻ではなくなる。責任を引き受けてしまえば、よりよい選択ができるようになる。

 

・人生がゲームなら自分が幸せになるための法則を学び、行動に移してみよう。

 

・『肩をすくめるアトラス』を貫く主題は「$=ドルマーク」である。アメリカの理想を愛し、移民としてやってきたランドにとって、この聖なる記号は国家、宗教、伝統に対する創造的な精神の勝利を象徴するものだった。

 

自己啓発は「可能性の文学」>

自己啓発書は20世紀に大当たりしたものの一つだ。どれほど売れたかを正確に数えることは不可能だが、ここに取り上げた本でも1億5千万冊を超えている。おびただしい数にのぼるその他の本を含めれば5億冊を超えるだろう。このような大衆現象になったのは20世紀になってのことだ。

 

<●●インターネット情報から●●>

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)でみると、

ジョセフ・マーフィー(Joseph Murphy, 1898年5月20日 - 1981年12月15日)は、米国で活動したアイルランド出身の宗教者、著述家。ニューソート派に属し、主に牧師として活動した。

 

潜在意識を利用することによって自らや周りの人さえも成功、幸福へと導く「潜在意識の法則」を提唱した。関連著作は自己啓発書として広く流通している。ニューソート関係の思想家では、もっとも愛好された人物のひとりである。

 

日本には渡部昇一大島淳一)や島津幸一(しまずこういち)によって、産業能率大学出版部や三笠書房の出版を通して紹介された。なお、いわゆる「マーフィーの法則」とは関係ない(こちらはマーフィー・アメリカ空軍大尉によって唱えられたもの)。

 

これからの時代はグローバリズムからローカリズムの時代に移っていく。言葉を換えれば、グローバリズムに対するエスニックの時代、エスニシティの時代ともいえる。(3)

 

<なぜ経済大国日本に「ネットカフェ難民」がいるのか?>

・日本では、住宅支援は公営住宅くらいしかなく、その数も全世帯の4%に過ぎない。支出される国の費用は、1500億円前後である。先進諸国の1割程度に過ぎないのだ。しかも、これは昨今、急激に減額されているのである。1500億円というのは、国の歳出の0.2%程度でしかない。

 フランスでは全世帯の23%が国から住宅の補助を受けている。その額は、1兆8000億円である。またイギリスでも全世帯の18%が住宅補助を受けている。その額、2兆6000億円。自己責任の国と言われているアメリカでも、住宅政策に毎年3兆円程度が使われている。

 もし、日本が先進国並みの住宅支援制度をつくっていれば、ホームレスやネットカフェ難民などはいなくなるはずである。

 

・日本は他の先進国よりも失業率は低い。にもかかわらず、ホームレスが多かったり、自殺率が高かったりするのは、社会保障が圧倒的に不備だからなのだ。日本の自殺率は、リストラが加速した90年代以降に激増しており、明らかに経済要因が大きいのである。

 

<税金の特別検査チームを!>

・税金の無駄遣いをなくし、必要な支出をきちんと見極める。

 そのためには、予算をチェックするための強力な第三者機関のようなものをつくるべきだろう。

 今の日本の税金の使い道というのは、複雑に絡み合ってわけがわからなくなっている。これだけ税金の無駄遣いが多発しているのは、税金の使途の全貌を把握している人がほとんどいないからである。

 

<平成の“土光臨調”をつくれ>

・今の行政制度、官僚制度ができて60年以上である。いや、戦前から続いている制度も多いので、100年以上になるかもしれない。

 同じ制度を100年も使っていれば、絶対に矛盾や不合理が生じるはずである。

 

<先進国として恥ずかしくない社会保障制度を>

・財界も参加した第三者機関により、社会保険料の徴収と分配も合理的に考えることができるはずである。これまで財界は社会保険料を取られるだけの立場だった。そのため、なるべく社会保険料を小さくすることを政府に要求し続けてきた。

 

・これまで述べてきたように、日本の社会保障制度というのは、先進国とは言えないほどお粗末なものである。

 

 しかし世界全体から見れば、日本はこれまで十分に稼いできており、社会保障を充実させ、国民全員が不自由なく暮らすくらいの原資は十二分に持っているのである。

 今の日本の問題は、稼いだお金が効果的に使われていないこと、お金が必要なところに行き渡っていないことなのである。

 

「高度成長をもう一度」というバカげた幻想

バブル崩壊以降、国が企業や富裕層ばかり優遇してきた背景には、「高度成長をもう一度」という幻想があると思われる。

 

・そういう絶対に不可能なことを夢見て、やたらに大企業や富裕層を優遇し続けてきたのが、バブル崩壊後の日本なのである。

 

<今の日本に必要なのは「成長」ではなく「循環」>

・極端な話、景気対策などは必要ないのである。

 必要なのは、大企業や富裕層がため込んでいる金を引き出して、金が足りない人のところに分配することだけなのである。

 

・大企業や富裕層がため込んでいる余剰資金のうち、1%程度を差し出してください、と言っているだけなのである。

たったそれだけのことで、日本全体が救われるのである。

 

<国際競争力のために本当にすべきこと>

バブル崩壊後の日本は、「国際競争力」という“錦の御旗”のもとで、企業の業績を最優先事項と捉え、サラリーマンの給料を下げ続け、非正規雇用を激増させてきた。

 

<無税国債は一つのアイデアに過ぎない>

・何度も言うが、バブル崩壊後、富裕層や大企業は資産を大幅に増やしている。その一方で、サラリーマンの平均収入は10ポイント以上も下がっている。

 国民に広く負担を求める消費税が、いかに不合理なものか。

 

・もう一度言うが大事なことは、一部に偏在しているお金を社会に循環させることなのである。

 

<日本の企業はお金をため込み過ぎている>

・この10年くらいの間に大企業はしこたま貯蓄を増やしてきた。「内部留保金」は、現在300兆円に迫っている。

 

<設備投資には回らない日本企業の内部留保金>

・「バブル崩壊以降の失われた20年」などという言われ方をするが、実は、日本企業はその間しっかり儲けていたのだ。

しかも、それに対して、サラリーマンの給料はこの十数年ずっと下がりっぱなし(一時期若干上がったときもあったが微々たるもの)である。リストラなどで正規雇用は減らし、非正規雇用を漸増させた。

 

<「日本の法人税は世界的に高い」という大嘘>

・しかし、実は「日本の法人税が世界的に高い」というのは大きな誤解なのである。日本の法人税は、確かに名目上は非常に高い。しかし、法人税にもさまざまな抜け穴があり、実際の税負担は、まったく大したことがないのである。法人税の抜け穴の最たるものは、「研究開発費減税」である。

 

バブル崩壊以降、富裕層には大減税が行われてきた!>

・そもそもなぜ億万長者がこれほど増えたのか?

 その理由は、いくつか考えられるがその最たるものは、次の2点である。「相続税の減税」「高額所得者の減税」

 信じがたいかもしれないが、高額所得者は、ピーク時と比べれば40%も減税されてきたのである。

 

<実は、日本の金持ちは先進国でもっとも税負担率が低い>

<金持ちの税金は抜け穴だらけ>

・前項で紹介した大手オーナー社長のような「配当所得者」に限らず、日本の金持ちの税金は抜け穴だらけなのである。だから、名目上の税率は高いが、実際はアメリカの2分の1しか税金を払っていない、ということになるのだ。

 

相続税も大幅に減税された>

バブル崩壊以降、減税されてきたのは所得税だけではない。相続税もこの20年間に大幅に減税されている。

 

 

■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

 

・@niftyニュース(2017/11/12)によりますと、

<TPPの新名称は「CPTPP」>

「アメリカを除く環太平洋経済連携協定(TPP)参加の11か国が、2017年11月11日にベトナムで開かれた閣僚会合で、協定内容に大筋合意し、新名称を「包括的及び先進的なTPP(CPTPP)」にすると発表した。

 

それによると、アメリカ離脱前の協定のうち関税の撤廃や削減のルールは変えず、知的財産権などで20項目を凍結する。20項目は、著作権保護を作者の死後70年とすることや、新薬のデータ保護期間を8年とすることなど。アメリカが強みをもつ分野が半数以上を占め、凍結は、アメリカが協定に復帰すると解除されることになっている」とのこと。

 

・TPPについては、日本は、米国とは違う独自の方向に向かっているようです。理論と実際の乖離がどのような結果になっていくのかが注目されています。著者(日下公人氏)は、グローバリズムからローカリズムへの流れを時代の潮流ととらえているようです。グローバリズムのままだと、様々な面で弊害が出てきているからでしょう。モノの流れを自由化して、人の流れも自由化しようとするところに無理がきているようです。「移民」になれている米国でも移民排斥に動き出しました。1400万人の不法移民が大きな社会問題や犯罪大国の根源にあるという理由からのようです。勤労者の賃金も、右肩上がりで上昇すると、雇用者がコスト削減を目指しますので、衝突が起こります。「人手不足」ということで「外国人労働者」をいれています。ところが、もっと急速に「労働革命」「賃金革命」が起こってくるかもしれません。採算の合わない古臭い職業は消えていき、労働力の移動が起きるでしょう。後継者のいない商店や飲食店の閉店傾向が加速していくことでしょうか。街中の商売や雇用が大きく変化していくといわれます。古いものが淘汰していくのは世の中の習いのようです。街中を歩いてみても閉店している所を多く見るようになりました。

 

・日本の防衛問題も大きく変わっていくようです。敗戦ショックから戦後は「非武装中立」を唱える政治家や政党もありました。しかしながら、北朝鮮が水爆ミサイルを持つような時代になって、いわゆる有識者の論調も大きく変わってきています。近未来は、核兵器保有、スイス型の「民間防衛」や「予備自衛官を50万人に増員」するとか国民皆兵的な「郷土防衛隊」の創設とか、軍備強化の議論が活発になることでしょう。コストのかかる正規空母保有する必要はないといわれます。その代わりに、核兵器周りの兵器である、抑止力の在る巡航ミサイルバージニア級の攻撃型原子力潜水艦等を装備する必要があるといわれます。5兆円という限られた防衛予算は費用対効果においてどうなのでしょうか。5兆円という限られた防衛予算で、抑止力のない高価な通常兵器を少数そろえるのでは、費用対効果の点からも問題にされるそうです。アメリカ大統領には「軍歴」が必要だという議論がよくあったといわれます。そのように国防方針を決定する者は、軍歴がある者だと正常な判断ができるという議論だと指摘されています。

 

・米国型資本主義モデルが世界を席巻した時代は、終わりに近づいたと指摘されています。リーマン・ショックが、契機となりました。「金融工学」やAIの普及で、大きく会社システムも影響を受けていると指摘されています。

インターネット情報によると、「ニューヨークにあるゴールドマン・サックス本社の米国株の取引部門には、最盛期の2000年に600人のトレーダーが在籍し、大口顧客の投資銀行の注文に応じ、株を売買していた。現在、この部門にはたった2人しか残っていない。

 

株式売買の自動化プログラムが、他のトレーダーの職を奪ったのだ。プログラムを支えるのは200人のコンピューター・エンジニアだ」とのこと。

AIによって、多くの職業が影響をうけて、ロボット化がすすみ、雇用が失われるとよく指摘されています。

 

安倍総理自身もアベノミクスの失敗を認めたといわれます。日銀も金融緩和政策を続けていくようです。しかし、デフレ的な経済状況は変えることができないと語られています。アベノミクスの大幅な金融緩和で、円安になり自動車会社は高収益をえることができました。ところがトランプ大統領の登場で、円高にすすむ可能性が指摘されています。そうなれば、海外投資は、損失を被るといわれます。中国の元安がすすみますと、中国への投資は、大きく失敗するといわれます。海外投資は、為替の変動の問題があり、プロでも非常に難しいといわれます。年金や医療費などの社会保障費が削減され、穴埋めとして消費税を上げる一方、法人税率はずっと引き下げられたままと指摘されています。また公的な年金運用(GPIF)の運用リスクは非常に大きいと指摘されています。結局、有能なファンドマネジャーを見出すことは困難だと指摘されています。つまり、長谷川慶太郎氏の『大局を読む』という本は、非常に楽観的な見解だと指摘されています。言い換えれば、様々な世界の激変が直撃しようとも、何とか切り抜けていかねばならない、日本はサバイバルしてほしいという氏の楽観的な希望のようです。経済問題は、ノーベル賞受賞者の学者でも取り扱いが非常に難しい問題といわれます。「好調な米国、堅調な日本が世界を牽引する」ことであってもらいたいですが、難問山積みともいわれます。

 

・「2015年4月、安倍首相は「来年の2月までに物価目標2%を達成できないのであれば、アベノミクスは失敗であったと言わざるを得ない」と発言しました。約束した期日はとうに過ぎているのですから、その一点だけを考えても、アベノミクスはうまくいっていないと言わざるを得ません」ということで、アベノミクスの失敗は明らかなようです。アベノミクスといっても特別に新しいことをやっていたわけではなく、金融を大幅に緩める方向にもっていっただけだという説もあるといわれます。つまり、金融を引き締めるのか、緩めるのかの両方向しか選択はないというのです。消増税の議論ばかりのようですが、所得税法人税累進課税を元に戻せば、改善されるという説もあるといわれます。これで、エコノミストや政策決定担当者も、意見を大きく変える必要がでてくるでしょうか。とくにグローバリゼーションで中国の13億人の経済が不調になり、世界の経済がそれに引っ張られることになります。経済問題は、多くの経済研究所があるので、これからの見解が興味深いものです。大きな組織が劣化している時代です。大企業や政党や官庁組織も時代の流れにのれずに、制度的疲労が顕著になり「劣化」しているのでしょうか。「あまり知られていないことだが、日本の社会保障というのは、先進国とは言えないくらいお粗末なモノなのである」といわれます。

 

・「昔と違って自由闊達な議論のできない「不自由民主党」になってしまった」といわれます。「小選挙区制導入で劣化した議員の質」といわれ、ベテラン議員の辛辣な指摘があります。「小選挙区比例代表並立制は即刻廃止せよ!」と著者(村上誠一郎氏)は主張しています。これからの政策についても多くの議論があるといわれます。移民の問題についても、世界中に失業者があふれています。移民を認めなくても、近未来には日本に「職」を求めて外国人労働者が1000万程度棲むだろうという説もあります。米国の1100万人から1400万人の不法移民が大きな問題となっているように、難民や移民、失業者の問題は世界的な大問題といわれます。「移民の問題も移民に土地を与えることができないので受け入れられない」といわれます。大規模なイベントで経済効果を狙うことも、費用対効果の効率が悪くなりつつあるといわれます。2020年の東京オリンピックパラリンピックの費用対効果、経済効果の試算も、建設費、維持費の増大なので、低くなり不確かになりつつあるといわれます。

 

・有名人の麻薬事件がたびたび報道されています。私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。「世界中が大失業時代なので、売春と大麻、麻薬商売がはびこる」といわれます。ヨーロッパでは「売春とスパイが最古の職業」と語られています。そして、堕天使は地球の女を狙って降りてくると語られています。堕天使の性的な能力は、異常に高いと語られています。それで、堕天使が太古から売春とスパイと麻薬に関わっているともいわれています。目に見えない堕天使や天使の実態は、私たち一般人は、分かりません。 ちなみに、海外では日本人観光客を狙う犯罪集団だらけともいわれます。

 

アベノミクスについても立場の違いにより評価が分かれます。「アベノミクスにより日本経済は活性化した」という説と「アベノミクスの失敗により、格差が拡大し、個人消費が伸びず消費税の増税延期を余儀なくさせられた」という説です。アベノミクスも官庁エコノミストが主導したと思われます。いわゆるリフレ派の理論を導入したといわれます。しかし、この本の著者はリフレ派の政策を批判しアベノミクスに否定的です。「円安誘導政策は間違っている」と主張しています。しかし、アベノミクスに替わる代案を打つことは難しいようです。典型的な古い経済理論では、変化している日本経済再生は無理なのでしょうか。アベノミクスが機能しなくなっているのは、「新しい経済状況」に「古い考えの政策」で対抗したからかもしれません。異次元の金融緩和と財政投融資構造改革など打つべき手は打たれていますが、次は官庁エコノミストの知恵の出しどころのようです。「はたしてアベノミクスを継続すべきかどうか。それが問題だ」というところでしょうか。

 

・いわゆるアベノミクスによる金融緩和で円安誘導政策をとりましたが、4年も経過して、世界経済の変調もあり、アベノミクスを否定する識者の論調も多くなったようです。原油価格が半分になり、2%のインフレターゲットを達成できなくなりました。本の題名のように『円高・デフレが日本を救う』ということで、政策を逆にして、「円高誘導政策」に方向を変えていくべきなのでしょうか。アベノミクスも「出口戦略」が不透明で明らかになっていません。今後の政府の経済政策が注目されますが、有識者の間では以前から「日銀の政策の誤り」が指摘されてきました。また失政が、残念ながら増えているそうです。国家経営の実務に精通したテクノクラートのドリームチームの「国家改造計画」が求められています。ベスト&ブライテストしか政府を構成できないはずですが?!とにかく、政府にはベスト&ブライテストが集結しているはずですが?!官僚も政治家も劣化が目立つと指摘されています。イギリスのEU離脱問題が懸念されました。今後どのような結果になるのか、想定が難しいといわれます。この問題が為替や株式市場にどの程度のインパクトを与えるのか不明です。英国の金融システムが困難に直面するといわれました。

 

・社会の遅れた面、非近代性、後進性、頭の古い面が予想以上に増えてきています。改革の速度も大変遅いようです。本当に優れた官僚や政治家が登用されてこなかったからでしょうか。社会保障制度も劣化が現れています。先進国としては恥ずかしいという説もあるようです。「あまり知られていないことだが、日本の社会保障というのは、先進国とは言えないくらいお粗末なモノなのである」と指摘されています。国恥的なことを国際的に発信することはいかがなものかといわれます。官僚や為政者の認識も自覚もないといわれます。「財源の裏付けのない政策は実現できない」と言われます。「政治は税金なり」といわれますが。税制の問題点も解決されていないといわれます。

 

中国経済の減速もエコノミストの周知のこととなり、アベノミクスも当初の勢いはなくなり、為替や株式市場も色あせてきたようです。著者は「期待インフレ率を目的とする致命的誤り」を指摘しています。アベノミクスが当初の目的を達成できないことが明らかになった今、アベノミクスへの批判が高まってくるようです。しかし、財政破綻を警戒する極端な議論は、そろそろでてきているようですが少数説のようです。世界経済が連動する時代ですので、円高誘導政策に転換するのか、経済運営の難しさが、一層鮮烈になっていくようです。

 

・国会の内外とも大騒ぎをして、集団的自衛権の法律も通過しました。が、これで「普通の国」への道が徐々に開かれていくようです。「普通の国」への方向に進みますと、米軍との共同作戦による歩兵の大量出血が強要されることになるでしょうか。海外でのPKO活動でも、自衛隊だけが、死傷者のリスクの多くない他国軍と違った行動規範では、国際的に通用しないともいわれてきました。いわゆる「駆け付け警護」も実際に可能になりました。PKOについても外国軍ではさまざまな問題が起こっているようです。集団的自衛権の議論では、国論が2分されて、今後、違憲訴訟も相次ぐという見方も増えているようです。この国論を2分した争いは終わったとはいえないようです。また海外援助もリストラを含めて改革すべきだと指摘されています。

 

・「日本が存立を脅かされる」事態は、自衛隊の通常兵器では対応できない事態も議論する必要があるようです。現代では歩兵が戦ったり、機甲師団が激突したり、高価な戦闘機が空中戦をしたりする事態ではなく、最初から核ミサイルの投射で都市住民の職滅が問題となる事態のようです。「いつの時代でも歩兵は必要だ」ともいわれますが将来戦の様相は「歩兵の時代ではない」そうです。「次の戦争では必ず新兵器が使われる」といわれます。近未来の国防では、核兵器国民皆兵的な歩兵の整備が必要だといわれます。スイスの「民間防衛」を参考にして、目標にすべきだと指摘されています。「敵は一番の弱点(核シェルターのないこと)を攻撃してくる」といわれます。「脳天気(ノー天気)な核シェルターもグローバルスタンダードを適用すべきだ」といわれます。大規模な地震津波には、多数の救援隊が必要になります。国民皆兵的な救援隊が、その時に活躍します。また核兵器被爆後の、救援にも多数の要員が必要になります。薬品や食糧をスイスでは備蓄しているといわれます。良識の国会の「ノーシェルター政策」は、「敵の一番の弱点を攻撃する核攻撃を招き寄せる」といわれます。核兵器を1発持っていれば拉致事件は起こらなかったといわれます。

 

周辺諸国では「貧者の核兵器」といわれている「生物化学兵器」も熱心に開発しているといわれます。「生物化学兵器」への対応も必要です。核シェルターもない国への都市住民への無差別爆撃、核ミサイルによる直接投射の事態も当然、国会で議論されるべきことでしょう。第2次世界大戦でも戦争がはじまると国際法が無視されたことが非常に多かったそうです。もちろん、損害賠償もありません。米国の核ミサイルによる抑止力だけでは、日本は守れないといわれます。周辺諸国が核シェルターと核兵器の開発に熱心な事態は、あまり新聞には載らないようです。後進国では「核兵器は使えない兵器」ではないようです。先進国の理性が通じるような後進国の状態ではないといわれます。周辺事態には日本の核装備も議論されるべきことのようです。「核の恫喝を受けないためにも核には核を」という合理的な思考が求められているそうです。核兵器を持たなければ歩兵の出血を強要されるといわれます。「脳天気(ノー天気)な核シェルターもグローバルスタンダードを適用すべきだ」といわれます。

 

・また公安調査庁の元部長によれば「日本は諜報機関のない世界的にも珍しい国だ」そうです。「諜報機関のない国は拉致事件にも無力だった」といわれます。「それこそ税金の無駄遣いを止めて、諜報機関の設立運営の財源にあてるべきだ」そうです。また「税金の無駄遣いを止めて、裏金を作らず、国民の血税を費用対効果を考えて政策財源にあてるべきだ」といわれます。

 

・良識の国会によって爆撃装置と給油装置を外されてライセンス生産された高価な航空自衛隊のF4ファントム戦闘機は、北朝鮮拉致事件に何らの抑止力にはなりませんでした。被害者もその家族も高齢化しており、拉致事件はどうなるのでしょうか。この程度の問題に数十年もかかっているようでは政治家の非力が窺われます。核兵器は1発でも抑止力を持つ兵器だそうです。1発でも自衛隊核兵器を持っておれば、北朝鮮拉致事件を起こせなかったともいわれます。高価な抑止力のない通常兵器を少数装備しても、5兆円の限られた防衛予算の費用対効果としては、どうなのでしょうか。巡航ミサイルバージニア級の攻撃型原子力潜水艦などの高価な抑止力のある通常兵器を少数装備する方向に進むべきだと指摘されています。核シェルターなどの何か必要な防衛論議がタブー化されているようです。核シェルターがないことが、核攻撃を招き寄せると指摘されています。「平和運動が核攻撃を招き寄せる」といわれ「日本列島を核攻撃で沈める」という恫喝も頻繁に現実に一般国民がうけています。世界平和を数十年間唱えて活動していたら、今度は「核攻撃を懸念する国民が増え、政府不信になっている」といわれます。この方面に脳天気(ノー天気)ですと、日本も歴史から消えていくことになるでしょうか。

 

・アメリカのマクモニーグルの未来透視に「23世紀と24世紀における2度の大戦で人類の人口が6分の1に大激減する」というのがあります。そのときには生物化学兵器も使われるという未来透視だそうです。23世紀というそんなに未来のことではなく、数十年以内にいわゆる「第3次世界大戦」が起こるという本や説も増えているようです。米ソの核戦争による第3次世界大戦の本も20世紀にはたくさん出版されましたが、21世紀に入ると書店の店頭から消えていきました。現在では、米中によるサイバー戦争が「すぐそこにある危機だ」そうです。軍事専門家ではないので、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。スター・ウォーズでも核戦争が頻繁にあったといわれます。

 

amazonの「本」に「サイバー戦争」といれますと136件の書籍がわかります。最近では『日本サイバー軍創設提案:すでに日本はサイバー戦争に巻き込まれた』(Kindle Single)があります。「サイバー攻撃 ナウ」というところでしょうか。近未来には、サイバー犯罪が激増するといわれます。

 

amazonに「アベノミクス」といれますと904件の書籍がわかります。最近ものでは『アベノミクスによろしく』(明石順平)『ついにあなたの賃金上昇が始まる!』(高橋洋一)『偽りの経済政策――格差と停滞のアベノミクス』(服部茂幸)『日本の死に至る病アベノミクス罪と罰』(倉重篤郎)『アベノミクス崩壊』(牧野富夫)、『日本経済崖っぷち  妄念の中の虚像、アベノミクス』(浜矩子)等で、ネガティブなものが増えてきているようです。アベノミクスの評価も立場の違いで、2つのグループに分かれるようです。官庁エコノミストは、痛烈に批判する人は当然ながら、少ないようです。『「新富裕層」が日本を滅ぼす』という本の著者(武田知弘)は、41冊くらいの本を書いているようです。財務省の見解というものは専門家集団ですので、指導力は強いといわれます。「実は日本は社会保障後進国”」という認識の有識者は多いのでしょうか。

 

・著者によると消費税という税は不合理な政策だということになります。しかし、「無税国債」の発行に賛成する官庁エコノミストは多くないようです。「無税国債の発行」を主張する新しい首相はでてくるのでしょうか、社会の遅れた面、非近代性、後進性、頭の古い面が予想以上に増えてきています。改革の速度も大変遅いようです。「失われた日本経済の20年」といわれますが、その間の経済政策は効果的ではなかったようです。20年の間に「日本経済の劣化」は相当すすんだようです。世界中で「格差の問題」が議論されています。

 

・「格差」は、税制で作られたともいわれます。「財源の裏付けのない政策は実現できない」ということで、「限られた予算、限られた処遇、増えない税収、十分でない福祉予算を削る財政赤字」という状況が続きました。財政・社会保障費の抜本改革が不可欠であることは明らかですが、実施は難しいようです。「もともと国家予算の分配の問題になるようで、財源をひねり出すためにも、行政、立法、司法の大胆なリストラ、近代化、効率化が必要」といわれます。身を切る改革もできませんでした。税金の無駄遣いもなくせないようです。税制が劣化しているのかもしれません。「それこそ税金の無駄遣いを止めて、国民の血税を費用対効果を考えて政策財源にあてるべきだ」そうです。税制そのものが劣化しているともいわれます。

 

・「日本は先進国だろうか」という声も街中では増えてきているようです。「女性の登用も先進国とはいえない」そうです。女性の眼から見ると「政治や経済の後進性」を痛切に感じることでしょうか。スイスではベーシックインカムの実施が国民投票で否定されましたが、大胆な改革が先進諸国で行われているようです。国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートのドリームチームによる英知を結集した「国家改造計画」が求められているそうです。元都知事だった舛添氏の公私混同がメディアや議会で批判されました。メディアにも大きく取り上げられていました。あまりにも期待された人だったので、反動も大きかったようです。「昔から政治が一番遅れている。票の請負業のようなもの」といわれます。

 

・困っている人も増えており、単に政治の貧困としては片づけられないといわれます。いつまでも「政治が遅れている」ということでは複雑化する社会問題に対応できないでしょう。政治家は選挙民の対応に追われて、勉強ができないそうです。「失政」が増えている時代に、私たち一般人は、政治意識を高めていく必要があるそうです。「改革が遅れているのは本当に優れた官僚や政治家が登用されていないからだ」といわれます。

 

・「政治家が劣化している時代だ」ともいわれています。「日本の政治家はアメリカのロビイストのような役割を果たしている」という説もあります。そこで政治の改革がなかなかすすまないといわれます。「民主主義国家においては国民はその程度に応じた政府しか持ちえない」、「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」ということで、「政治が遅れている。私たち一般人は、政治意識を高めて政治の近代化を急がなければならない」といわれます。はたして今後の選挙結果はどうなるのでしょうか。

 

******************************** ・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろう

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド 神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」 日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」 「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」

国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」

セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

 

グーグルのブロガーにも書いています→UFOパラレル・ワールド

 

 

 

 

これからの時代はグローバリズムからローカリズムの時代に移っていく。言葉を換えれば、グローバリズムに対するエスニックの時代、エスニシティの時代ともいえる。(2)

 

社会保障改革へ>

・私は、消費増税を予定通り10%に引き上げるという主張をしました。私自身の選挙を考えればマイナス材料となるばかりですが、日本のため、国民のため、次の世代のためを思えば、反発されることを承知で消費増税有権者に説得し続ける覚悟です。選挙のための間違った財政政策、経済政策はやるべきではありません。

 

<中福祉・中負担>

社会保障制度についても、現在は高福祉・低負担でありますが、将来、中福祉・中負担への改革を提案したいと思っています。

 自分の受けたサービスに見合う費用は受益者負担として応分に負担しなければならないと思うのです。方策としては、電子レセプト、電子カルテルの活用、末期医療の改革、オーバートリートメント(過剰診療)の解消、初診システムの見直しなどが挙げられます。

 

<人口問題と移民政策>

・要は、国民はすでに、アベノミクスでは経済再生は一朝一夕には立ち直ることがないとわかってしまったのです。政治に対して国民はまったく期待感が持てないということが、徐々にわかってきているのではないでしょうか。

 

・これまでの経済統計から、日本の潜在成長率は1%程度しかないことがはっきりしていますので、税収を50兆円とすれば、翌年には5000億円の税収増しか見込めません。これ以外のほとんどは赤字国債に頼っているのが日本の財政実態なのです。1300兆円の借金を返すには直ちに消費税を30%近い高水準にしなければならないという試算を財務省が公表していますが、これほど、財政状況は危険水域に達しているのです。

 

・一方で、人口は減り続け、生産年齢人口は2010年時点で8000万人と推計されています。2030年には17%前後減り、6700万人と予想されています。人口減少によって十数年後には50兆円の税収も見込めないことになるのです。一刻も早く、財政再建をしなければならないということがご理解いただけると思います。

 そこで、私は、自民党内で移民問題検討会議のメンバーとなり、移民受け入れのルール、有り様を模索しています。

 

・20年前からヨーロッパ並みの消費税率にしていれば、私たち世代が作った膨大なツケを子や孫に回すことにはならなかったのではないでしょうか。私たち政治家がこうした将来設計を怠り、国民への説明を避けてきたというそしりは甘受しなければならないのです。

 

 

 

『リフレはヤバい』

小幡績   ディスカバー携書   2013/1/31

アベノミクス 円安、インフレで国債暴落から銀行危機、そして日本経済危機へ

 

 

 

<リフレとは、インフレをわざと起こすことである>

・この金融政策を支えているのが、リフレ派と呼ばれるエコノミスト

経済学者であり、その政策をリフレ政策という。

 メディアは、このリフレ政策を中心とする安倍首相の経済政策に関する主張をアベノミクスと呼んではやし立てた。

 

・なぜ、インフレを意図的に起こすことである「リフレ政策」が悪いのか。日本経済が崩壊する可能性があるからだ。

 確かに日本経済は停滞している。構造的変化も必要だ。しかし、それはリフレでは実現できないし、それどころか、日本経済が破滅してしまう恐れすらある。

 

・それは、リフレが国債を暴落させるからである。国債が暴落するのは、円安と名目金利上昇となるからだ。国債が暴落すれば、国債を大量に保有している銀行は、経営破綻に追い込まれる。銀行が破綻あるいは、その危機に陥れば、すなわち、銀行危機となる。貸し渋り貸しはがしとなり、中小企業はひとたまりもない。

 このときに、国債が暴落しているから、政府が銀行に資本注入して救済しようとしても、その資金を調達するために発行する国債を買ってくれる人がいない。それを日銀に引き受けさせようとすれば、それはさらなる国債暴落を招き、銀行の破綻は加速する。

 これこそ、スパイラル的金融危機だ。

 

・リフレ政策は、インフレをいったん起こしてしまうと、そのインフレが制御不能になってしまうことが問題なのではない。インフレを起こせないのに、インフレを起こそうとすることが問題なのだ。

 インフレが起きないのに、インフレを起こそうとすれば、歪みだけが蓄積する。その歪みが副作用という言葉を超えて、日本経済を危機に追い込むことになる。

 

<円安戦略はもう古い>

<通貨価値上昇=国富増大>

・経済学的には、通貨は高いほうが基本的にその経済にはプラスなのです。自国の資産はほとんどが自国通貨に連動していますから、国富の増大とは、通貨価値の上昇にほかならないのです。

 

・このように、自国の国富、とりわけ、土地や企業などのいわば国の経済を動かす「資産」を守るためには、自国の通貨が値下がりすることは、最も避けなければいけないことなのです。

 

<フローからストックの時代へ>

・しかし、オイルショックを経て、1980年代から世界経済の構造は変わったのです。右上がり成長の時代は終わり、低成長時代に入りました。

 この時代、内需成長の限界から、各国が輸出競争に走ったのかというと、そうではありません。かつて日本は1980年代、米国との貿易摩擦が激しく、また、1985年のプラザ合意以後は急激な円高が進みました。このため、通貨安競争、輸出競争こそが、21世紀の今の日本の戦うツールと戦場だと思っている人が多いのですが、それは現実とはまったく異なります。

 世界の先進国は低成長時代を迎え、低成長、つまり年々の所得の伸びに限度があるのであれば、これまでに蓄積した国富を有効活用しよう、膨らませよう、という時代に入りました。

 つまり、フローからストックの時代に入ったのです。フローとは毎年の所得。フローの積み重ねがストックで、年々のGDPの積み重ねが国富、国の資産になるわけです。

 

・80年後半の日本の国際的な存在感も、円高、株高、不動産高による急激な資産拡大がもたらしたものであり、貿易黒字というフローではなかったのです。

 

・したがって、1980年代以降はストックの時代。そのストックの時代には、通貨は高いほうがいい。ストックが、つまり、資産が高く評価されるということですから。

 

・時代は変わったのです。通貨は安いほうがいいというのは、1970年代までの古い常識なのです。

 

<円安戦略では、日本は勝てない>

・時代そのものが変わったので、通貨は強いほうがよくなったのですが、日本が変わったことも、日本にとって円が強いほうが国益になる第2の理由です。

 

・日本はもはや超成熟経済国家です。高齢化ばかりに話題がふられていますが、実は、これまでのノウハウなど蓄積がものすごい。経済にとって大きな財産が蓄積されています。

 同時に、日本文化やライフスタイルが、世界的に貴重で価値あるものだと思われています。

 今や、日本そのものの価値、社会の価値はものすごいものなのです。

 

・そして、これらの貴重な資産は、経済的には、円またはドルで金銭的に評価されます。ですから、この評価をグローバルには下げることになる通貨安というのは、問題外なのです。

 通貨を安くして韓国と競争するという発想自体が時代遅れであり、おかしいのです。

 

・そして、韓国のような国は世界中にたくさんあります。それらのすべての国と戦うのは、美学としてはいいかもしれませんが、無理です。本来日本が有利な土俵ではありません。日本のよさが最大限発揮できる、きちんとした利益が出る土俵で戦うべきなのです。

 日本の土俵とは、今から大規模投資をして、コスト競争、品質競争をするような分野、スタイルではなく、ソフトの戦いとなる土俵。つまり、人間のアイデアや文化、ライフスタイルの厚み、歴史、独自性が発揮されるような分野です。そういう分野に力を入れて稼ぐべきなのです。

 

<大事なことは、通貨安競争をすれば日本は負ける、ということです。>

・日本の場合は違います。下手に通貨を安くしたら、上場企業がドル建てで見たら割安になってしまう。あとから追いかけてくる国、自分たちではとうてい日本が築き上げたノウハウを生み出せない国が、カネでノウハウの詰まった企業を買ったり、優秀な技術者を高い年俸雇ってしまったりするのです。

 

・ですから、日本は通貨安競争などするべきではない。日本以外の成熟国で通貨安競争をしている国はありません。

 ドイツがユーロ安のおかげで輸出が好調で景気がいい、というのはユーロ圏のなかの一領域の話なので、例外です。日本で言えば、東京だけが好調だというのと同じことです。ユーロ全体では、ユーロの価値を維持することに必死なのです。

 

<ドル思考で広がるグローバル戦略>

・第3にビジネスモデルが古い、円安志向の理由として、時代認識、日本の世界経済における位置づけの認識、これらが共に古いということを述べてきたのですが、さらに、世界経済で戦う個々の企業レベルでも、ビジネスモデルが古いのです。だから、超大企業のトヨタですら円安を喜んでいるのです。

 

<グローバル企業とは、ドルで経営戦略を考える企業。そういう企業のことです。>

・米国だけが、世界ではありません。しかし、通貨においては、ユーロの登場により相対化が進んだといってもやはり基軸通貨はドルなのです。とりわけ金融市場においては、すべてはドルです。そうであれば、ドルをどれだけ増やすか。それを軸に据えた企業。それがグローバル企業なのです。

 

・その場合、円高になると、日本本社のドル価値が上がります。円建ての自社の株式の時価総額が上昇します。これをどう利用するか?

 

 コストが安いという理由だけで、生産拠点を移すのは、実はよくありません。なぜなら、為替レートは変動するので、一時的なレートの安さでそこを選んでも、高くなってしまう可能性があるからです。

 

・為替がずっと円高なら、いつでもいい企業を見つけた瞬間に買えます。毎日がバーゲンセール。それも、円という世界に住んでいる自分たちだけへのバーゲンセールなのです。このチャンスを逃してはいけません。

 

<日本企業の価値の源泉>

・こういう状況においては、逆説的ですが素晴らしいモデルをひとつつくり上げて、それを世界に売り込むというのが、ひとつの道です。

 

・日本企業が日本企業であり続けるためには、日本という「場」、東京という「場」、あるいは京都という「場」、日本の本社や研究所が立地するその「場」が、何かそこでしか生み得ないものを生み出す「場」でないといけません。

 

・ドルで戦略を考え、生産拠点、市場をグローバルなポートフォリオと考え、同時に、企業の根源的な価値を生み出す「場」を日本に据え、世界のどの企業とも違う企業であり、世界唯一の製品を生み出し、それを世界市場に打ち出していく。

 

クルーグマンは間違っている

クルーグマンの理論には、同時にもうひとつ大きな前提があります。それは、消費者は十二分な資産や所得があるということです。

 

・一般的なインフレーションでは、多くのモノの値段が上がるわけですから、生涯の所得が減るのであれば、今から少しずつ倹約しなければなりません。日本経済の将来は依然として不安で、公的年金の将来の支給額の減少や将来の消費税の増税などを考えると、さらに不安になってきます。

 

 ですから、現在、デフレに対応して広まっている節約生活が、一時的な負景気対策ではなく、生涯にわたるものになります。日本の消費者の大多数は、倹約家になり、インフレの下で景気はさらに悪化することになるのです。

 

・駆け込み需要を促すような役割をマイルドなインフレが果たすためには、給料、所得も、インフレに連動して同じ額だけ上がらないといけません。

 同時に、消費者は、十分に所得または資産があって、お金が余っている人でないと、モノの値段が上がってしまう前にあらかじめ買っておこうとは思いませんから、駆け込み需要があるとしても、それは、相当なお金持ちだけの話なのです。

 

デフレスパイラルは存在しない>

・一方、デフレスパイラルも話も誤りで、価格だけが勝手に動くと考えているところがおかしいのです。

 もう一度整理すると、デフレスパイラルとは、物価が下がり続け、それにより、企業の売り上げが減り、それに応じて給料が下がり、その結果、人々が消費を減らし、その結果、モノの値段はますます下がり、この悪循環が継続し、経済は縮小し続ける、ということでした。

 

・物価が下落するには理由が必要です。そして、それは需要不足です。マクロレベルでも、ミクロレベルでもそれは同じです。企業は売れないから、価格を下げる。経済全体で需要が弱いから売れないので、すべての企業は価格を下げる。だから、全体的な価格が下落し始める。

 つまり、物価が下落する結果、景気が悪くなるのではなく、景気が悪いので、需要が弱く、その結果が物価の下落となるのです。

 ですから、デフレスパイラルというのは存在しないのです。

 

<リフレではなく何をするか?>

・日本経済にとって必要なのは、雇用です。それ以外はありません。なぜなら、人間こそが、経済を動かす力であり、社会を豊かにするものだからです。

 人間は必要とされていないと活力を失います。必要とされることのひとつがお金を得るために働くということです。

 

・人的資本の蓄積をもたらす雇用。そういう雇用を増やす。これが唯一の日本経済の改善策です。

 

・人的資本の蓄積をもたらす雇用とは、働くことによって学ぶ機会があり、やりがいを持って働くことができる仕事です。

 その学びとは、仕事上の蓄積もあれば、人間としての成長ということもあります。個人は成長し、充実感を得ることによって幸福を感じ、そして何より、働き手として、価値のある労働力になっていくのです。これで日本経済は成長します。

 

<人的資本の蓄積は、とりわけ若年層にとって重要です>

・ですから、政策としては若年雇用の確保、そして、その質の向上。これに全力を挙げるべきです。

 この具体策は、また改めて別の機会にしたいと思いますが、ひとつの提案は、学校をつくることです。日本には素晴らしい学校もあり、一方、役に立たないと言われている大学もあります。

 素晴らしい学校のひとつである、高等専門学校、いわゆる高専を拡大、充実させます。

 

・この高専を、工業以外の分野にも広げ、充実させるのです。

 農業、漁業。これは、2011年の大震災の被災地に建設するのがいいと思います。被災地に必要なのは、人なのです。そして、質の高い仕事、雇用なのです。

 

・これからは、工業はもちろん、農業、漁業でも、グローバルに活動していく必要があります。そのチャンスがあります。そのために、これまでの高専に加え、大学院を併設します。大学はいりません。

 

・若年だけではありません。高齢者も人的資本が蓄積できるように、学校をつくります。定年退職後、働く意欲も能力もある人がたくさんいます。しかし、その場面がない人もいます。そこで、もう一度、教育を受けて、これまでの経験に加えて、その時代のニーズに合わせた知識や技術を身につけて新しい仕事をするのです。これまでの経験とシナジー(相乗効果)が生まれるかもしれません。

 

・中年層も同じです。これからは、海外の工場と低賃金争いをして、従来と同じように比較的単純な作業の雇用まで守ろうとしても無理です。日本人技術者は、プレイヤーではなく、これからはコーチになるのです。プレイングマネージャーでもいいかもしれません。一線で働きつつ、新興国へ赴任、出張して、現地の労働者、スタッフのコーチになるのです。

 そのためには、技術そのもののレベルが高いだけでは駄目で、異文化の労働者、技術者、スタッフをリードするコーチとしての能力と経験が必要になってきます。そういう学校、教育も必要です。

 

・日本経済は、新しい現在の世界経済構造のなかで、新しい役割を担うのです。その場合もすべては「人」です。その「人」に、新しい構造のなかで、新しい役割を持たせ、新しい働き方をつくる。そのために、政府の政策は動員されるべきなのです。

 

 

円高・デフレが日本を救う』

小幡績  ディスカヴァー携書  2015/1/31

 

 

 

<21世紀最大の失策>

・しかし、やったことは間違っている。現実経済の理解も間違っている。戦術的に見事である以外は、最悪の緩和だった。

 結果も間違い。現実認識も間違い。最悪だ。

中央銀行としては、21世紀最大の失策の一つとも言える。なぜか?

 

・まず、原油下落という最大の日本経済へのボーナスの効果を減殺してしまうからだ。

日本経済の最大の問題は、円安などによる交易条件の悪化だ。原油高、資源高で、資源輸入大国の日本は、輸入に所得の多くを使ってしまい、他のものへの支出を減らさなければならなくなった。これが今世紀の日本経済の最大の問題だった。交易条件の悪化による経済厚生の低下として経済学の教科書に載っている話そのものだ。

 

・その結果、他の支出へ回すカネが大幅に減少した。雇用が増え、勤労所得が増えても、資源以外は買えるものが減り、より貧しくなったという生活実感だった。

 この実感は、数字的にも正しく、輸入資源以外への可処分所得が減少したのである。これが実感なき景気回復である。

・影響は原油だけではない。円安が急激に進むことによって、多くの生活必需品、原材料が高騰した。パソコンや電子機器の部品を含めて輸入品はすべてコスト高となった。我々は貧しくなった。

 

・そして、さらに根本的な誤りがある。テクニカルだが、将来の危険性という意味では最も危険で致命的な誤りがある。

それは、誤った目的変数に向かって戦っていることである。

誤った目的変数とは、期待インフレ率である。期待インフレ率とはコントロールできない。

それをコントロールしようとしている。不可能なことを必死で達成しようとしている。

この結果、政策目的の優先順位まで混乱してしまった。期待インフレ率のために、あえて日本経済を悪くしてしまっている。

・異次元緩和という、長期にはコストとリスクを高める政策をわざわざ拡大して、わざわざ日本の交易条件の悪化を目指している。長期のコストとリスクを拡大することにより、短期的に日本経済を悪くしている。しかも、それをあえて目指している。

 21世紀中央銀行史上最大の誤りだ。

 

量的緩和による中央銀行の終焉>

・ここで、量的緩和のリスクについて触れておこう。

 量的緩和とは、現在では、実質的には国債を大量に買い続けることである。これはリスクを伴う。国債市場がバブルになり、金融市場における長期金利、金融市場のすべての価格の基盤となっている価格がバブルとなるのであるから、金融市場が機能不全になる。

 それを承知で、すなわち、バブル崩壊後の金融市場の崩壊のリスクは覚悟のうえで、国債を買い続けている。中央銀行が買い続けている限りバブルは崩壊しないで、そのバブルが維持されている間になんとかしよう、という政策である。

 

・この最大のリスクは、財政ファイナンスだと見なされることである。それによって、中央銀行に対する信頼性、貨幣に対する信任が失われることである。

 財政ファイナンスとは、政府の赤字を中央銀行が引き受けるということである。実質これが始まっている、という見方もあり、アベノミクスとは異次元の金融緩和に支えられた財政バラマキであるという議論も多い。 

 

・財政ファイナンスに限らない。貨幣およびその発行体である中央銀行に対する信任が失われるのであれば、その原因は、きっかけは何であれ、中央銀行は危機を迎える。危機と言うよりも終わり、中央銀行の終焉である。

 量的緩和は、あえて、自己の信用を失わせるような手段をとりつつ、信用を維持することを目指すという綱渡りのような、非常に危うい政策なのである。

 

<米国FEDと日銀の根本的違い>

・実は、国債などを大量に買い入れるという、この「量的緩和」は米国も行ってきた。

しかし、「量的緩和」は前述のようなリスクを伴う危うい政策である。このような危うい政策は、どこかで脱出しないといけない、できれば、勝ち逃げして逃げ切りたい、つまり、景気刺激といういいとこどりをして逃げ切りたい……。

 

・米国中央銀行FEDは脱出に成功しつつある。出口に向かい始めたのだ。しかし、日本は脱出に失敗するだろう。なぜなら、米国FEDとは根本的に考え方が違うからだ。日銀は、達成できない目標を掲げ、その達成に向けて全力を挙げているからだ。

 

・なぜ、米国が成功し、日本が失敗するのか?

 米国は、インフレターゲットは手段であり目的ではない、ということをわかっているからだ。

 彼らは、2%のインフレターゲットを掲げながら、インフレ率が2%に達していなくても、出口に向かい始めた。なぜなら、目的は米国経済だからだ。失業率が十分に下がれば、インフレ率がターゲットに達していなくとも、異常事態の金融緩和を解消し、正常化に向かい始めるべきだ、と判断したのだ。米国は手段と目的を取り違えていないのである。

 

<期待インフレ率を目的とする致命的誤り>

 

・なぜ「期待インフレ率」を目標とすることが、そこまで致命的に誤っているのか?もう少し詳しく述べておこう。

 第一に致命的なのは、目標を達成する手段を持っていないことである。

 期待インフレ率という目標を達成する手段を中央銀行は持っていない。手段のない目標は達成できるはずがない。だから、これは永遠に達成できない目標であり、たまたま運良く経済インフレ率が2%に来て、そこにたまたまとどまってくれることを祈るしかない。これは祈祷である。祈祷だから、異次元であることは間違いがない。

 

 

『「新富裕層」が日本を滅ぼす』

金持が普通に納税すれば、消費税はいらない!

武田知弘 著  森永卓郎 監修  中央公論新社 2014/2/7

 

 

 

<必要なのは経済成長や消費増税ではなく、経済循環を正しくすることなのだ>

・世界の10%以上の資産を持っているのに、たった1億数千万人を満足に生活させられない国・日本、必要なのは経済成長や消費増税ではなく、経済循環を正しくすることなのだ。「富裕層」と「大企業」がため込んで、滞留させている富を引っ張り出し、真に社会に役立てる方策を考える。

 

バブル崩壊以降に出現した“新富裕層”とは?>

・今の日本人の多くは、現在の日本経済について大きな誤解をしていると思われる。たとえば、あなたは今の日本経済について、こういうふうに思っていないだろうか?

 

バブル崩壊以降、日本経済は低迷し国民はみんなそれぞれに苦しい。

 

・金持ちや大企業は世界的に見ても高い税負担をしている。日本では、働いて多く稼いでも税金でがっぽり持っていかれる

 

・その一方で、働かずにのうのうと生活保護を受給している人が増加し、社会保障費が増大し財政を圧迫している

 

・日本は巨額の財政赤字を抱え、少子高齢化社会保障費が激増しているので消費税の増税もやむを得ない

 

・これらのことは、きちんとしたデータに基づいて言われることではなく、経済データをきちんと分析すれば、これとはまったく反対の結果が出てくるのだ。

 

<消費税ではなく無税国債を>

<日本経済の最大の問題は「金回りの悪さ」>

・「失われた20年」と言われるように、日本の経済社会は、長い間、重い閉塞感に包まれて来た。アベノミクスで若干、景気は上向いたものの、消費税の増税もあり、今後、我々の生活が良くなっていく気配は見えない。

 なぜこれほど日本経済は苦しんでいるのか?

現在の日本経済の最大の問題は「金回りの悪さ」だと言える。

 

・政府は、財政再建のために消費税の増税にゴーサインを出した。しかし、消費税は「金回り」を悪くする税金なのである。消費税を導入すれば、もともと大きくない内需がさらに冷え込むことになる。また消費税というのは、国全体から広く浅く徴収する税金なのである。

 

・筆者は、お金の循環を良くして財政を再建するために、ある方法を提案したい。それは、「無税国債」という方法である。

 

<「無税国債」とは何か?>

・無税国債の狙いは、国民の金融資産1500兆円の中に眠る“埋蔵金”を掘り起こすことにある。

 

・実は無税国債にはモデルがある。フランス第四共和制下の1952年、時の首相兼蔵相のアントワーヌ・ピネー(1891~1994年)が発行した相続税非課税国債である。

 フランスは当時、インドシナ戦争で猛烈なインフレが起きて財政が窮乏していたが、時限的に相続税を課税しないピネー国債を出したところ飛ぶように売れ、ただちに財政が健全化して戦費の調達もできた。これをブリタニカ国際大百科事典は「ピネーの奇跡」と書いている。

 

<莫大な個人金融資産を社会に役立てることができる>

・ただ、この個人金融資産を社会に引っ張り出すのは容易なことではない。個人金融資産は、個人の持ち物である。これを勝手に国が使うことはできない。国が使うためには、合法的にこの資産を引っ張ってこなくてはならない。

 もっとも手っ取り早いのは税金で取ることである。しかし、個人金融資産に税金を課すとなると、非常な困難がある。というのも、金持というのは、税金に関して異常にうるさいからだ。国民の多くは気づいていないが、この20年間、富裕層に対して大掛かりな減税が行われてきた。個人金融資産がこれだけ激増したのも金持ちへの減税が要因の一つである。

 

<極端な話、無税国債は返さなくていい借金>

・個人金融資産は1500兆円あるのだから、750兆円を無税国債に置き換えるというのは、夢の話ではない。ちょっと頑張れば可能なことなのである。

 750兆円を税金で徴収しようと思えば、大変である。消費税率を10%に上げたとしても、20兆円程度の増収にしかならない。もし消費税によって財政の健全化をしようとすれば、税率15%にしたとしても40年近くもかかるのである。

 

・またもし税率20%にすれば、日本の国力は相当に疲弊するはずである。消費が激減し、景気も後退するだろう。そうなれば、予定通りの税収は確保できず、さらに税率を上げなくてはならない。日本経済はどうなることか……。

 消費税に頼るよりも、無税国債をつくる方が、どれだけ健全で現実的かということである。

 

<無税国債は富裕層にもメリットが大きい>

・そして無税国債の販売にも、そう問題はないのである。「マイナス金利国債?そんな国債を買うわけはないだろう」と思う人もいるだろう。確かに、ただマイナス金利というだけならば、買う人はいない。しかし、この国債には、相続税などの無税という恩恵がついているのだ。

 これは富裕層にとって、かなり大きなメリットと言える。

 

<実は日本は社会保障後進国”>

・あまり知られていないことだが、日本の社会保障というのは、先進国とは言えないくらいお粗末なモノなのである。

 本来、日本は世界有数の金持ち国なのに、社会のセーフティーネットがお粗末なために、国民は安心して生活ができないのである。

 今の日本人の多くは、「日本は社会保障が充実している」「少なくとも先進国並みの水準にはある」と思っている。

 しかし、これは大きな間違いなのである。日本の社会保障費というのは、先進国の中では非常に低い。先進国ではあり得ないくらいのレベルなのだ。

 

・そして、この社会保障のレベルの異常な低さが、日本経済に大きな歪みを生じさせているのだ。日本人が感じている閉塞感の最大の要因はこの社会保障の低さにあると言ってもいいのだ。

 

・日本は、先進国並みの社会保障の構築を全然してきていない。社会保障に関しては圧倒的に“後進国”と言えるのだ。

 

・また昨今、話題になることが多い生活保護に関しても、日本は先進国で最低レベルなのだ。

 

・日本では、生活保護の必要がある人でも、なかなか生活保護を受けることができないのだ。

 

・日本の生活保護では不正受給の問題ばかりが取りあげられるが、生活保護の不正受給件数は全国で2万5355件である。つまり生活保護には不正受給の数百倍の「もらい漏れ」があるのだ。

これからの時代はグローバリズムからローカリズムの時代に移っていく。言葉を換えれば、グローバリズムに対するエスニックの時代、エスニシティの時代ともいえる。(1)

 

 

『新しい日本人が日本と世界を変える』

日下公人  PHP     2017/1/12

 

 

 

<世界が待ち望む「新しい日本人」の出動>

・さて、こんな時代は終わりを告げている。「新しい日本人」による「新しい日本」が始まっている。「新しい日本人」とは、こんな人たちである。

  • 歴史伝統の連続性を尊ぶ
  • 学校秀才ではない
  • 優位戦思考を持っている
  • 物事をストーリーとして表現できる
  • 一生懸命に働く

 

<日本人が英語を主体に考えると「知」が劣化する>

・私の経験から言えば、日本人が英語を主体にモノを考えはじめると「知」が劣化する。これは日本語にあって英語にはない単語やニュアンスがたくさんあるかかもしれない。

 アメリカ人を相手に講演するとき、通訳つきでも話がなかなか伝わらなくてくたびれるのは、根本的に文明や文化、思想が違うからである。そのなかでアメリカ人にわかることだけを伝えようとして、彼らの言葉で考えると、ものすごく程度が下がってしまう。

 

・「新しい日本人」は「夷を以て夷を制す」ということと、「夷によって夷に寄り添う」ことの違いを理解しなければならない。そして、その苦悩を引き受ける必要がある。

 しかし、苦悩はやがて日本の常識や価値観が世界に伝わるにつれ、軽減されてくる。逆に世界が日本化してくる時代の到来まで辛抱することが大事である。時間がかかったが、その時代の足音をはっきり聞こえてくる。

 

<「地球人類の理想」より「気概を持ったローカリズム」を>

日本国憲法は、戦前と戦後の歴史的紐帯を断ち切られている。米国に次ぐ「民主主義の実験国」を建設することを日本国民に強いたものといえる。

 いささか極端に聞こえるかもしれないが、その本質を「言葉」から見れば、日本語ではなく英語でモノを考える日本人をつくることである。70年余を経て、それは「世界標準」とか「グローバル・スタンダード」といった言葉で日本人に浸透し、アメリカ主導の価値観を普遍性と見なし、それに日本という国が従属していくことを求められる過程を示している。

 

そして1国の憲法とは、普遍的な地球人類の理想を追求するものである必要はなく、そこに暮らす人間のローカリズムに根ざした価値観、歴史的な慣習や常識に照らしてつくればよい。そこに立ち返ったとき、日本は自らを守る力を持つと同時に、もっと自由で豊かな国になれると私は思っている。

 

<なぜスイスは第2次世界大戦中も中立を守れたか>

・戦う覚悟と準備を持つことは必要である。それを発動するかどうかは相手と国際情勢による。覚悟と準備という視点から見れば、永世中立を宣言しているスイスは、平和愛好国のイメージから日本人には意外かもしれないが、「国民皆兵」を国是とし、徴兵制を採用している。

 

・こうしてスイス政府は最大で85万の国民を動員し、スイス空軍は自ら約2百機を失いながら、連合国側・枢軸国側を問わず領空侵犯機を迎撃し、強制着陸させたり撃墜したりした。

 

軍隊を持つことは、戦争に対する最も有効な抑止力であり、戦争を仕掛ける準備だから保持しないと考えるのは幼稚でしかない。平和維持にはそれだけの覚悟と労力がいることを、彼らは理解していた。

 

<スイス国民の平和を守るための覚悟、努力、負担、気迫>

平成27年の安全保障法制論議の際に叫ばれた「戦争法案反対!」という空疎なスローガンに共鳴するスイス国民はいないだろう。

 

金融工学を駆使したモラルなき秀才たちがもたらした後遺症

・米国型資本主義モデルとは、世界最大の債務国米国が日本をはじめとする外部からの資本をニューヨーク・ウォール街に引き寄せることで成り立つ。そのための枠組みはグローバルな金融自由化ばかりではない。株主利益を最優先する企業統治という仕掛けとグローバリゼーションは一体化している。

 

・わかりやすくいえば、「会社は従業員とその家族のものではなく、雇われ社長のものでもなく、株主と投資家のものである」となる。さらに最も効率よく利益を上げられるのは「モノづくり」ではなく、金融商品の開発と売買であり、その自由化を推し進めることが正しいと見なされている。

 

・結果としてハイリターンを謳ったサブプライム住宅ローンの証券は紙くず同然となり、それを組み込んだ金融商品の価格も下落して、市場では投げ売り状態に陥った。金融主導で「強欲」を商品化した報いといえばそれまでだが、2008年9月にサブプライムローンに乗っかった大手投資銀行グループの「リーマン・ブラザーズ」が倒産し、それが引き金となって世界的な金融危機が起きた。

 金融工学を駆使したモラルなき秀才たちが経済を動かした結果である。この後遺症は、いまも続いている。

 

<白人中間層は「モノづくり」の復権を求めている>

・金融主導のグローバリズム経済の直撃を受けたのが、アメリカでは白人中間層の労働者たちだった。そもそも経済のグローバル化を称揚する国際金融資本や多国籍企業にとって、国境はまったく関係はない。

 彼らは事業を展開する国々の歴史伝統や慣習に関心はなく、尊重する気もない。むしろビジネスの障壁と考えている。

 安い労働力を確保できるなら国籍は問わない。極端にいえば、不法移民でもかまわない。それなら、なおこの低賃金で社会保障も考えなくて済む。

 トランプ氏は選挙戦で、アメリカ社会の中核である白人中間層の職を奪う自由貿易協定の破棄や移民排斥を訴えて支持を集めたが、それはこうしたグローバリズム推し進める存在への反発を掬い上げる政治家がこれまでいなかったからである。

 グローバル企業はメディアに大きな影響力を持っている。トランプ氏の過激な発言は、そうした構造に風穴を開け、マスメディアに現れない「民意」を刺激しようとするものだった。大衆の感情に訴え、挑発し、扇動したのは一種の計算だったと私は見ている。

 

・たとえばハーバード大学を卒業するには、学部にもよるが、約3千万円が必要だとされる。ところが、その奨学金ローンの金利が上がっている。2015年の卒業生1人当たりの学費ローンの平均は約3万5千ドルだという。

 

<グローバル経済は、あらゆるものを金儲けのビジネスにする>

・現在、アメリカの若年層失業率は14%である。日本が5%未満であることと比べると、就労そのものが厳しいといえる。働いて奨学金を返済しようにもできない現実が、若者の前にある。それが奨学金ローンの金利は下がらない。

 これらは何を意味するか。金融資本に主導されたグローバル経済は、あらゆるものを金儲けのビジネスにするということである。これらを正当化するためには彼らは「自由競争」「市場原理」「自己責任」を主張する。

 ちなみに日本も、この言葉が溢れかえった時代がある。いまもこれを声高に口にする政治家や経済学者がいる。安倍首相もその仲間に数える向きもある。

 

環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に反対の立場でトランプ氏は次期米大統領になった。日本では「自由貿易の経済ルール」を主導するためとして国会で条約案を批准したが、これは当初構想されたようなかたちでは成立しないだろう。

 TPPを含めた日本の経済問題については後述するが、安倍首相はいま一度日本の何を守るのかという根本に立ち返って経済政策を考えてほしい。

 

<世界は新しい秩序を求めはじめている>

・英国のEUからの離脱は国際金融資本が主導する経済体制への「国民」の反発の現れである。米国の有権者も英国民と同じくグローバリズムに反発を強めた結果、「敵はウォール街だ」という、劇薬の塊のようなトランプ氏を大統領に選んだ。

 一般化していえば、英国のEU離脱や米大統領にトランプ氏が選ばれたことは、反グローバリズム、反普遍主義、反エスタブリッシュメント(支配層)という、それぞれの国民意識の底流が反映されたものである。

 世界は新しい秩序を求めはじめている。それは欧米が主導した秩序の行き詰まりを意味している。これからの時代はグローバリズムからローカリズムの時代に移っていく。言葉を換えれば、グローバリズムに対するエスニックの時代、エスニシティの時代ともいえる。

 

構造改革」に日本の「国益」はあったか

・この30年近くを振り返れば、日本はアメリカの望む規制緩和を行い、市場を開放し、金融を自由化して、グローバリズムを受け入れてきた。しかし問題なのは、それを主導したのが主に「崇洋媚外」の人々だったことである。

 政治家や官僚、学者や経済人は国際化の重要性を語ったが、はたしてそこに日本の「国益」はあったか、「国民」の利益はあったかということを改めて問わねばならない。

 

誤魔化さず正視すれば、近年の日本におけるグローバリズムとは、結局、アメリカにいかに寄り添うかということだった。「新しい日本人」はこの認識からスタートし、そこから脱却しなければならない。

 

<日本国家の歩みは“終わりのない芝居”>

北朝鮮はやがて内部から自壊する」という見方は甘い

・独裁者は常に周囲に敵をつくっておかなければもたない。それによって内部を統制し、自らの立場を守るのが常である。

 

・亡命幹部は平壌での民心動向の把握が担当で、金氏に対する平壌市民らの感情が悪化していると韓国当局に証言したという。だが、これはどこまで本当かわからない。金一族への民心の離反はこれまで度々伝えられたが、「北朝鮮のように人民に貧困を強いる体制が長続きするはずはない」「やがて内部から自壊する」という見方は甘い。

 それは日本やアメリカのような豊かな国の発想で、彼らは豊かさを現実に経験したことがないから、彼我を比べて貧しいという実感に乏しい。北朝鮮の人民が餓死する前に反乱を起こすというのは、民主主義国に住む人間の希望的観測である。

 

<中国には経済の基本である「信用」がない>

・経済の実態としては“張り子の虎”のようなもので、製造しているものは日本をはじめとする先進国のコピーにすぎない。共産党官僚などの特権階級が地方からの農民工(出稼ぎ労働者)を低賃金で酷使し、低価格を売りに世界に輸出攻勢をかけた結果の数字である。国内の不動産バブルは、本来存在しない需要を無理に生み出したものでしかない。

 中国当局の統計数字は当てにならないが、国際決済銀行(BIS)の統計によれば、2015年末までの3年間で中国の企業、政府、家計の債務合計は約920兆円増加したという。経済の実態が健全で透明性があれば借金が増えても信用不安は起きないが、中国はその条件を満たしていない。共産党の強権が綱渡りを可能にしているだけと見てよい。

 

・中国の国有企業でさえ、それらの地域に逃げはじめた。IMFの推計によれば中国の不良債権は2016年3月末の時点でGDPの2割を超え、さらに増加している。それでいて人民元をSDRに加えたのだから、国際機関がいかに国際社会のことを真剣に考えていないかがわかる。

 

<あちこちに出てきている中国経済の綻び>

・現実に中国経済の綻びは、あちこちに出てきている。中国が日本に対抗して進める高速道路計画を中心としたインフラ輸出が、世界各地で頓挫や延期などの事態に陥っている。

 

<「日本も原子力潜水艦を建造する用意がある」と言えばよい> 

・さらに中国海軍のフリゲート艦や駆逐艦、潜水艦、海洋局の公船などの稼働率は全体で4割に満たないという情報もある。戦闘機も同様で、中国空軍の「殲」シリーズの母体はロシアのスホイ戦闘機だが、ライセンス国産以外のエンジンはロシアでオーバーホールしているため稼働率が著しく低く、保有数どおりの戦力になっていない。ショーウインドウに一見豪華な玩具を並べているようなものである。

 日本としては、彼らの行動を横目で見ながら「日本も原子力潜水艦を建造する用意がある」とでも言っておくことが優位戦思考による抑止力の発揮となる。

 

<「歴史戦」の反撃強化で「新しい日本」が登場する>

・反論の先頭に立つべき外務省が及び腰で、これまで民間有志が国に代わって抗議の声を挙げてきたが、公的機関である自治体が加われば、「歴史戦」の反撃強化となる。「新しい日本」の登場である。

 

<日本の防衛は、これでよいのか>

・日本にはさまざまな力がある。だが、それをいかに束ねて活用していくかという国家戦略に欠けている。かりに日本は現状維持でよいと考えたとしても、何もしなければ現状維持はできない。

 

<自主防衛の「コスト」は「新たな需要創出」でもある>

「国防」に関心の薄い政治家や官僚が日本の底力を損なっている

<なぜ「核の傘」の信用性について言及しないのか>

・核保有の可能性を含めた日本の国防上の現実問題を考えようとしない、怠惰を決め込んでその必要性を説く者に非難を浴びせようとする人たちは、「平和の毒」が回り切った「戦後派」である。彼らの多くが「反米」で「反核」であるにもかかわらず、アメリカの「核の傘」への盲信がある。ただ、その逆説を見ないようにしている。

 

<さまざまな前提を設けて核保有を進めればよい>

・日本人はなぜ「核の傘」を信じてきたのか、これが「戦後体制」であって、日本が真に独立国家であろうとするならば、自国の領土領海と自国民の安全を守るために核を保有する選択をしたところで、どこかから非難を受ける謂れはない。

 

<日本人の独立の意志、心のあり方が問われている>

<役者が代われば状況も変わる>

・これまでさまざまな日本の課題について論じてきた。日本に問題があるとすれば、それは「力」のないことではなく、「力」のあることを自覚できていないことである。そして、その力の源泉が日本の長い歴史と庶民の「暗黙知」にあることを確認する必要がある。

 現実の世の中は常に動いている。うろたえず、恐れず、いかに対応していくか。庶民の日常は、その連続である。

 

<日本人の力を発動させるのは、長い歴史の中で培った「情緒」>

・「新しい日本人」による「新しい日本」の時代の到来について述べてきた。新しい日本人は、グローバリズムや競争原理を持てはやす人たちではない。力の源泉は心の在り方に帰結する。何を大切と思い、何を守りたいと思うか、それが日本人の「暗黙知」となる。

暗黙知」による生き方は、けっして複雑ではない。

 

・次期米大統領のトランプ氏はTPPに反対の立場である。米議会の批准承認を得ることはあるまい。そもそも、我が国の「美しい田園風景を守っていく」ことを第一にするなら、TPPの矛盾に気づいていなければならない。TPPには、戦後秩序と自由貿易に対する幻想がある。日本人は、国家主権の重みをいま一度噛み締めてみるみるべきである。

 

 

 

『世界はこう激変する』 

 2016-17長谷川慶太郎の大局を読む

◎米国利上げで浮かぶ国、沈む国 ◎悪貨(中国元)が世界を脅かす

◎IS不況のヨーロッパ ◎好調な米国、堅調な日本が世界を牽引する

長谷川慶太郎   李白社  2016/2/12

 

 

<結局、イランとサウジとは実害のない範囲内での争いに終始するだけである>

・宗教指導者の処刑に対して中東各地でシーア派の人々によるサウジへの抗議デモが巻き起こり、イランの首都テヘランでは抗議デモの民衆の一部が暴徒化してサウジ大使館を襲撃し火炎瓶などを投げ付けた。そのため1月3日にサウジはイランとの外交関係を断絶すると発表、翌4日にはバーレーンスーダンもイランとの外交関係を断絶すると表明し、UAEも駐イラン大使を召還して外交関係の格下げを決めた。サウジとイランの両国はそれぞれシリアとイエメンで代理戦争を繰り広げている。それが今回の問題で面と向かってぶつかる様相となってきた。両国の外交関係が緊迫化すれば全面的な紛争に発展するとの報道も出始めた。

 

中国経済についていえば、きわめて悪くなっているのは確かだ。だが、2014年のドルベースの名目GDPで世界全体に中国の占める割合は13.4%でしかない。たとえ中国経済がゼロになっても世界経済に対する影響は13.4%のショックに留まる。とすれば世界経済も中国経済の崩壊で一時的短期的には沈んでも、それが長期化することはありえず、すぐに再浮上する。

 日本についても中国の隣国だから中国経済が崩壊すれば日本経済に悪影響が及ぶという錯覚を世界の投資家が持っているだけだ。確かにそれで一時的には日本の株価も大きく下がるだろう。しかし日経平均は短期間のうちに必ず元に戻る。中国のパニックで株価が下がれば、むしろ押し目買いのチャンスなのである。

 

・水爆実験に成功したと称している北朝鮮はもはや断末魔である。崩壊したら北朝鮮難民が韓国へと押し寄せて来るが、そのとき、韓国は日本から援助を受けなければならない。だから最近の慰安婦問題でもわかるように韓国も日本に歩み寄ってきているのだ。北朝鮮の難民問題では日韓両国のほかアメリカをはじめとする国際社会で対応していけば解決の方向に持っていけるだろう。

 

・回復してきたアメリカ経済が世界経済を力強く引っ張っていくし、日本経済もアベノミクスが第二ステージに入って徐々に勢いをつけてきている。先行きには何も心配はない。

 

<新三本の矢と1億総活躍社会>

アジア諸国のなかでさらに高い地位を占めていく日本>

・2016年は中国経済の失速によって東アジアの政治構造と経済活動の基盤が変わる可能性があって、東アジアにとって決定的な年となりうる。

 

 だが、日本は東アジア周辺諸国で何が起ころうと安泰だ。それは第一に日本が世界で最も多くの余裕資金を保有している国だからである。しかもそれは長期にわたる融資の対象となる資金だから、その下で日本経済にも揺るぎがない。第二には、日本経済が世界で最も高い技術水準を身に付けているということだ。その結果、日本から特許を買わずには世界のどの国も経済活動を満足に行うことができない。第三には、日本の科学の水準が世界的に高いということだ。その証拠に2000年以降ではノーベル賞における自然科学3部門の受賞者は16人(アメリカ籍取得の2人も含む)を数え、これはアメリカに次いで2位である。イギリス、ドイツ、フランスを抜き去っており、今後もこの3ヵ国については日本が追い抜かれるどころか、逆に引き離してしまうだろう。

 以上の3つはいずれも他の東アジア諸国には存在しない大きな財産である。この3つをうまく活用することによって日本経済は東アジアでの政治危機、経済危機の進行と関係のない安定した成長ができる。

 

・ただし日本は東アジアでの冷たい戦争を遂行するうえでアメリカをサポートし、冷たい戦争に打ち勝つための西側世界の中核でもある。2016年は東アジアでの冷たい戦争が終結するかもしれない。そのときには東アジアの政治情勢、経済情勢は激変を遂げていくだろうが、東アジアで何が起ころうと日本は我関せずの態度を取るべきだ。すなわち東アジアの政治情勢、経済情勢の激変を対岸の火事として静観することが求められる。

 今後、日本は東アジアだけでなく東南アジアや中央アジアにおいても、現在のドイツがヨーロッパで占めている以上の高い地位を占めるようになる。なぜなら今や日本からの資金援助なしには東南アジアや中央アジアのどの国も公共事業投資ができないからだ。

 

ハードランディングしかない中国経済

<ボディーブローのように中国経済を弱らせていく天津での爆発>

中国経済は悪化の一途をたどると予測される。上海株の乱高下の一つの背景にはまず中国経済全体にわたる金融の拘束、すなわち金詰まりがある。加えてもう一つが中国の北半分の物流が大きく支障をきたしているということだ。

 原因は2015年8月12日深夜に起こった天津市での爆発である。

 

・こうした状況はいわば徐々に効いてくるボクシングのボディーブローのようになっており、当然ながら中国の経済危機を一段と深刻化させ、金詰まりを一層厳しいものにしていく。天津港を含む浜海新区の復旧が終わらない限り、そのボディーブローは終わらないどころか、どんどんきついものになっていくだろう。

 となるといずれ華北の広範な地域で企業の大量倒産が起こりうる。それは即大量の失業者の量産につながる。2016年はこのような中国の経済危機に端を発した社会不安がどこまで広がるか、言い換えれば、それは習近平政権がどこまで抑えることができるかが問われる年になる。

 

ダンピング輸出向け鉄鋼の減産で国有企業のリストラが始まる>

・輸出量が増えるうえに輸出価格は安いというのだから、中国のダンピング輸出に対して反ダンピング課税などの措置を取る国も増えてきているが、各国の鉄鋼メーカーには生産量を落として耐え忍ぶしかないというところも少なくない。生産量を落とすためには操業短縮だけでは不十分なので、高炉の閉鎖や従業員のリストラに追い込まれるところも出ている。

                                                

・であれば中国政府としても、いよいよ鉄鋼生産で1億トン分を減らすということだ。それはまた同時に中国の鉄鋼業界で働いている30万人の労働者のうち少なくとも1万人前後のクビが飛ぶということにほかならない。

 1億トン分の鉄鋼生産を減らすというのは、これまで強気だった中国政府も急失速する中国経済の現実に向き合わざるをえなくなったことを示している。日本の経済界の訪中団と李克強首相との会談の模様を見て、中国に進出している日本企業も現地法人の本格的なリストラに乗り出したのだった。

 

<中高速成長の維持と一人っ子政策の放棄は何をもたらすのか>

・中国もデフレ時代に入っている。もはや安かろう悪かろうの時代は終わったのだ。だから中国でもこれまでのような量的な拡大は不可能であり、また量的な拡大を目的にする経営計画も成功しない。必ず過剰生産が生まれて売れ残りが大量に発生する。しかし少しずつでも良い製品をつくっていきさえすれば必ず生き残る道が開けるから、技術の研究開発が不可欠となる。

 

・ただし中国のバブルは弾けてしまった。となったからには6.5%以上の中高速成長は無理だ。中国経済についてはもはやハードクラッシュしかない。問題はハードクラッシュの後で中国企業がデフレ時代に対応して生き延びていけるかどうかということなのである。

 

・人口減少となれば、当然ながら世界の工場としての中国の役割は終了するばかりか、中国の経済成長もおぼつかなくなる。けれども少子高齢化が始まっている中国において、一人っ子政策の撤廃が人口増に結び付くということもない。このまま少子高齢化が続いて中国経済が落ち込んでいくのは避けられないのである。

 

不良債権を抱えた国有企業の処理で窮地に立つ習近平政権>

・それで習近平政権は今回の中央経済工作会議の方針でも国有企業の再編ということで御茶を濁している。この再編とは国有企業を合併させるだけのことにすぎない。そういう生ぬるいやり方ではいずれ国有企業がいくつも潰れていくだろう。となるとやはり大量の失業者が発生する。

 ハードランディングでも御茶を濁しても大量の失業者が生まれるということだ。大量の失業者は社会不安を引き起こす。今や習近平政権は国有企業の問題で窮地に立っているのである。

 

<爆発の可能性が大いにある人民解放軍> 

南シナ海の人工島領海を自由に航行し始めた米ミサイル駆逐艦

・したがって中国海軍は最初から米海軍はもとより海上自衛隊とも戦争がする気がないということだ。負けるとはわかっている戦争をする軍人はいない。中国海軍もそういう状態である。

 

<陸軍中心の軍構成を改めて7軍区を4戦区に統廃合する>

・廃止された3軍区は4戦区のなかに吸収されることになるが、組織改革とともに軍縮も同時に進め、現在の兵力230万人から30万人が削減される予定だ。

 

人民解放軍の大規模改革は習近平の危険な賭け>

<この大規模改革は失敗する可能性がきわめて高いのである>

・しかし空軍の力の拡大も陸軍には許せるはずがない。もし陸軍が完全に習近平首席および中国共産党に反旗を翻したらどうなるか。人民解放軍の最も基本的な役割は国内の治安の確立である。中国経済は急速に落ち込んできているから企業のリストラで多くの失業者が生まれて収入のないホームレスも増えていく。ホームレスが増えていくとそれが社会不安につながって国内の各地で激しい暴動が頻発するに違いない。そのとき、中国共産党に背いている陸軍が、お手並み拝見とばかりに何の動きもしなければ国内の治安は回復できないだろう。中華人民共和国も崩壊の淵に立つことになるはずだ。

 

 

自民党ひとり良識派』

村上誠一郎   講談社   2016/6/15

誰よりも自民党を愛するからこそ覚悟の正論!

 

 

<日本をおかしくした5つの法律>

・私は最近の自由民主党の方向性を非常に心配しています。

 昔と違ってなぜ自由闊達な議論のできない「不自由民主党」になってしまったのか。

 

・私の自民党衆議院議員生活30年間、自民党が国会に提出した法案で、私が猛然と反対を表明した6つの法案があります(うち一つは廃案)。

 

1987 スパイ防止法(廃案)

1993 小選挙区比例代表並立制

2005 郵政改革法案

2013 特定秘密保護法

2014 公務員法改正案

2015 集団的自衛権の行使容認

 これらの6つの法案によって自民党は徐々に変容し、現政権による集団的自衛権の行使容認」という、解釈改憲立憲主義の否定に至るのです。

 

小選挙区制導入で劣化した議員の質

・国民の支持率が高いあいだは官軍ですから、政権の言いなりになって、ウケのいい政策だけを言っている方が楽ではないでしょうか。自らあれこれと政策を考える必要がない。ただ、党の言うことに、従っていればいい。

 逆に従っていないと、次の選挙では公認はもらえないし、比例代表では、よい名簿順位をもらえなくなります。

 小選挙区比例代表並立制とはそのように政治家が選挙とポストだけを考えてしまうようになる制度なのです。その結果、選挙とポストのすべてが官邸や党幹部次第ということになるのですから、時の権力者の言いなりになってしまう危険性をはらんだ選挙制度だと私は思います。

 

言うことを聞けないのなら自民党を辞めろ!

・「自民党をぶっ壊す」

 というのが、その時のセリフですが、実は特定郵便局というのは、自民党田中派以来の経世会の有力な支持母体です。「自民党経世会支配をぶっ壊す」というのを感じました。

 ともかく、小泉政権郵政選挙で「郵政民営化」に反対した自民党の政治家はすべて公認を取り消され、その上に刺客まで送り込まれました。

 郵政民営化反対を言ったら政治家が政治生命を奪われたのです。「俺の言うことを聞けないのなら自民党議員を辞めろ!」と。

 

小選挙区比例代表並立制は即刻廃止せよ!

小選挙区制はできるだけ早く見直すべきだと思います。

 小選挙区制が政権交代民主党中心の連立政権をもたらして失敗、さらに解釈改憲を許す遠因となったわけですから。

 衆議院選挙制度の抜本改革を目指す議員連盟は2011年に発足しています。中選挙区制の復活を議論する議連で、選挙制度に欠陥があるというのは、今や自民党民進党はもちろん、社民党共産党など各政党すべての共通認識なのです。

 

・そもそも、私が最初から反対していたように、斡旋利得罪と連座制の強化を行っていれば、選挙制度中選挙区制から小選挙区制にしなくても、金のかからない選挙ができたのです。

 ちなみに、私が考える選挙制度改革は、150選挙区定数3人は良いとしまして、実現は難しいでしょうが、一人2票制にするのはどうかと考えています。

 義理やしがらみで1票を投じる有権者も多いでしょうが、残った1票は、政党なり政治家の政策に対して投じてもらいたいのです。もちろん、2票とも、継続的に支持している議員に投票しても構いません。

 これによって、個々の政治家の政策の継続性がある程度、担保されますし、人の顔色、雰囲気、風頼みといった、およそ政策とは無関係な事柄が政治活動に悪影響を及ぼすことを排除できるのではないでしょうか。

 

<派閥崩壊がもたらしたもの>

・中曽根首相から、2回連続の当選の重要性を指導していただいたというわけです。

 さらに、中曽根首相自身が、初当選後からずっと、日本の今なすべき政策は何かを考え続け、これと思う政策や提言には真摯に耳を傾け、重要だと思う政策等はすべて大学ノートに書き留めてきたという話がありました。

 私は中曽根元総理の精神を取り入れ、今も政治活動のため収集した資料や、制作をパワーポイント化して、国政報告、講演の場ではすべてパワーポイントを使って説明することにしています。

 

<河本派に所属した理由>

・このような環境の中で育った私は、東大に進学したあと、司法試験を目指していました。ある日、農林大臣、郵政大臣、三木内閣の官房長官を歴任した、当時、三木派の重鎮だった井出一太郎先生が私に会いたいと言ってきました。

 井出先生は、私の顔を覗き込むようにしてこう言いました

「君は票が取れそうな顔をしているな」

 

・「政治家には休みはありません

 そのときに河本先生からは、座右の銘が“政治家は一本の蝋燭たれ”だということなどを伺いました。蝋燭は、わが身を焦し周囲を明るくするのだ、と話されました。

私は、この先生についていこうという決心をしたのです。

 

<議論するより携帯で撮影>

・初当選の頃、ある先輩が、

自民党は1回生でも10回生でも発言は自由であり、皆、黙って聞いている。しかしアナタが発言している間、頭のてっぺんからつま先まで人物鑑定しているんだよ。発言する場合はよく勉強して理論武装を完璧にしておけよ」

 と、忠告してくれたことがありました。

 徐々に、その助言が、先行きの政治活動に大きな影響を及ぼすことになることがわかってきたのです。政策をめぐって意見をするのは自由ですが、しっかりと勉強をしておかなければいけません。逆に何か問われてもきちんと反論や返答ができるようにしておかなければいけないのです。

 しっかりした議論ができて初めて、派閥や党の幹部に認められて大事な仕事を任されるようになっていくのですから、我々が若い頃は、部会や党の税制調査会等が言わば登竜門、大切な真剣勝負の場のひとつでした。

 

・若手の皆さんが自分のツイッターやブログなどの更新に熱心なようなのです。もちろん政策の議論がないとまでは言いませんが、どちらかというと勉強会や部会に参加したことを、有権者に情報発信することに重きを置いているような気がします。

 せっかくの真剣勝負の場、政治家としての質を高める場が十分に生かされていないのではないでしょうか。

 

<部会や勉強会の形骸化が、政治の劣化、政治家の劣化につながっているような気がします>

・それもこれも、次の選挙が不安だからだと思います。政治家として、確立した選挙基盤と支持者との信頼関係が構築されていないことに原因があるのではないでしょうか。

 

小選挙区制が導入されて、小泉政権以降、派閥が力を失った結果、自民党も野党も政治家の質が落ち、知性や専門性を持つ人物は、だんだん少なくなっているのです。

 

自民党が健全だったころ>

小泉政権以降、現在の安倍政権まで、天下の自民党がこのようなことをしてはならない、総裁辞めなさい、などと言える雰囲気が自民党に残っているでしょうか。

 今は何も言わず、選挙の公認をはずされるような問答無用の状況に追い込まれるのですから。

 若手から、政権幹部まで今はあまり見識が感じられないのです。

 

意見が言えない優秀な官僚たち

・国民の皆さんは誰が政治をやっても変わらないとよく言われますが実は違います。政治や行政が失敗したら取り返しのつかないことが起こるのです。小選挙区制の導入が政治家に人材が集まらなくなった要因ですが、公務員法の改正で官僚にも人材が集まらない危険性を持っているのではないか。非常に憂慮しています。

 

・公務員法を改正してしまった結果、官僚たちが本音と正論を言いにくくしてしまったのです。公務員法改正は、国民の皆さまには関心が薄いか、あるいは日本の意思決定を遅らせたり、無責任な行政が続くのは官僚制に原因があるから、良いことなのではないかとみる向きも多いでしょう。けれども、実はこの法律によって有能な官僚が意見を言えなくなってしまったのです。

 

<政権に迎合する官僚ばかりになる>

<遠ざけられた財務省

財務省の影響が落ちたのは1998年に発覚した大蔵省接待汚職事件からで、官僚は小狡い輩と国民からみられるようになりました。

 

<官僚を活用できない>

・公務員法改正は能力本位にするためだと言いますが、政権に異を唱えるような言動をすれば、人事権をいつでも発動できるという脅しが効いています。

 

<名こそ惜しけれ>

・「名こそ惜しけれ」とは、名を汚すような恥ずかしいことをするなという日本人独自の道徳観だというのです。

 ところが、司馬遼太郎が想像もしなかったような政治家の不祥事が、大臣の収賄報道から若手議員の女性スキャンダルまで、2016年に入って続出しているのが、今の自民党なのです。言語道断です。

 いくら官僚たちが、「清潔」だったとしても、公務員法改正で、彼らに「ニラミ」を利かせやすくなった政治家たちに問題があったとしたら、「この国の将来のかたち」は、いったいどうなってしまうのでしょうか。

 

<最優先事項は財政再建

<金融緩和、自国通貨安で繁栄した国はない>

・つまり、アベノミクスはこの3年半の間、ずっと金融緩和と当初の機動的財政出動によって経済を刺激し続けているだけなのです。実体経済は、すなわち賃金上昇と個人消費は、デフレ下の経済状況からなんら変わりがありません。新たな提案もしくは産業による雇用の創出が求められてきましたが、骨太の成長戦略が打ち出されないままですから、アベノミクスは金融緩和に頼っただけの経済政策であったという結論になります。

 

・2015年4月、安倍首相は「来年の2月までに物価目標2%を達成できないのであれば、アベノミクスは失敗であったと言わざるを得ない」と発言しました。約束した期日はとうに過ぎているのですから、その一点だけを考えても、アベノミクスはうまくいっていないと言わざるを得ません。

 実態経済が伴わず、自国通貨を安くする経済政策で繁栄を築いた国はどこにもないのです。

 

<子や孫にツケを回してはならない>

・このまま、量的緩和でお金をばら撒いていけば国債金利の上昇を招き、国債の価値は暴落するかもしれません。国債保有している個人、銀行、生命保険会社や日銀が大きな損を被り金融資産を失うとともに、悪性のインフレになりかねません。

 そこまでいかなくても、成長戦略の成果がないままお金をばら撒いているので、賃金が上がらないのに物価が上がる傾向が出てきます。

 

<国民一人当たりの借金額は830万円!?>

<消費税は予定通り10%に>

・では、この経済状況をどのように乗り切ればいいのかと言えば、やはり、財政再建を行うことが日本の経済危機の最善の処方箋なのです。国が安定すれば、経済活動も活発化し、国民は安心して暮らすことができるのです。

 そのためには、予定通り消費税を10%に引き上げ、財政再建路線を明確に打ち出すことで、国民も国際社会も日本に対する信用を取り戻すことができるのです。

 

もし、これで交流を開始した場合、アメリカ・インディアンが、白色人種にアメリカを取られたようなかたちで、あっという間に地球が占領されるのは、当然のことでしょうから、宇宙技術のレベルを早く上げておかないといけません。(4)

 

 

『ようこそ宇宙ZINE』

宇宙人との接触、UFO搭乗が始まった!

田村珠芳ほか   ハギジン出版   2011/5/6

 

 

<TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)で日本壊滅>

・TPPが実現すれば、日本の農業、工業は壊滅します。林業、漁業もです。環太平洋の加盟国はアメリカやオーストラリアの餌食となるでしょう。

 

・日本独特の社会構造を破壊することが、アメリカの長期的戦略でもあったのです。

 

・2001年から成長のための日本経済パートナーシップの一環として「年次改革要望書」がまとめられ、その内容が2~3年たって、いつの間にか日本政府の政策になっているという状況が続いてきたのです。

 

アメリカにとって有利な改革、改正は決して日本の国益に合うものではないのです。

 

・アメリカがアジアを掌握しようとTPPを持ちだしてきたなら、日本は参加してはならない。二国間のFTA(自由貿易協定)やEPA(経済連携協定)で十分なのです。先のばしにしてから、その間に日本の農業や、その他一次産業を守るための例外措置を設定していくようにすべきです。

 

アメリカは日本の中のエージェントを使って、TPPを早期実現しようとするでしょう。すでに日本のマスコミはTPPに賛成しています。

 

 

『これから宇宙人が救いにきます』 

(UFO搭乗、あなたはできる人?できない人?)

(田村珠芳)(ハギジン出版)  2008/4

 

 

 

<ところで、前述のロズウェルで見つかった宇宙人といわれている人たちは遺伝子組み換えのロボットだったんです。>

・生き残ったロボットが交信して呼んだのは、私達のと同じかちょっと背の高い、170センチから180センチある宇宙人なんですが、とてもハンサム、とても美しい人たちです。

 私の見たところ、プレアデスではないかなという気がします。プレアデスの人たちは、ちょっと大柄なんです。

 

・今、その人たちが金星ゲートを通って、地球にきています。今、地球に来るゲートは、金星ゲートしか開いていないんです。ですから、金星ゲートを通ってどの星の宇宙人もきます。

 プレアデスも、シリウスも、みんな金星のゲートを通ってきます。金星のゲートは宇宙連合の中にある銀河連邦の人たちが交代で見張っていて、ゲートが壊されないように見守っていますから、金星ゲートだけはいつでも安定して通ることができるんですね。ゲートを通るとなぜいいのかというと、目的地に瞬時に到達できるんです。

 

・要するに、この宇宙には歪みがあって、歪みと歪みをくっつけると、瞬時にある場所から別の場所へ行かれるから、何万光年も通ってこなくていいんです。

いわゆるワープというんですが、ワープすることで瞬時に移動ができるんですね。この地球にも、いくつか窓とよばれる出入り口があります。

その窓は、エジプトのピラミッドの上空にもあります。アメリカの五大湖オンタリオ湖の上空、日本ですと富士山の上空にもあります。

そういう窓といわれている所は、安定していないので、今でも閉じたり開いたりしているんです。使おうと思ってきてみたら閉じていたというと、ほかへ回らなくちゃいけないんですね。

瞬時に動けるからどこだってよさそうなものですが、地球にはいくつも安定した窓があったんですが、かつて宇宙戦争が起こった時に、ほとんど全部閉められました。

 

 

 

『宇宙人がアセンションを語り始めました』

田村珠芳  徳間書店   2009/8/27

 

 

<地下へと通じる道>

田村;地底人は5次元で生活しているんですか?

 

彼;そう、地底王国は宇宙とも交信しているよ。宇宙人もたくさん地底へ来ている。地球の地底はすでに宇宙と交流を持っているのさ。ほとんどの惑星の内部は空洞になっています。地球もそうです。そして、地下では、宇宙人が暮らしています。

原始時代に地球にやって来て、地球の表面で暮らすにはあまりにも文明が未発達で耐え切れず、地下に下りたのです。

また、アトランティスやムーの生き残りも地底で暮らしています。

地下での暮らしはとても平和的です。

 

伝説では、アガルタという地底王国があると言われていますが、その首都シャンバラはとても美しい都で、一種のユートピアです。地球には地底に通じる道がいくつかあります。

日本では13ヶ所、世界では23ヶ所あります。

 

<通貨を発行する権利>

・日本でも、通貨を発行しているのは政府ではなく、日本銀行です。財務省が発行できるようになれば、国民から搾取しなくてすみます。しかし、財務省に通貨を発行する権利を戻すのは、ロスチャイルドが許さないでしょう。

 

金融経済はオリオン文明の遺産

・マネーの時代が終われば。魂の時代となります。

 

<プラズマの中でDNAが進化する>

・太陽系はすでにプラズマの近くまで来ていますが、2012年には地球はほぼ完全にプラズマの中に入り、その状態が2000年続きます。

そして、プラズマの中ではDNAがほどけて12本すべてが働くようになります。

これまでの地球人とは違う存在になります。

そして、5次元に行き、また輪廻転生を繰り返しながら6次元を目指していくのです。5次元が最終ゴールではありません。神に近づくのが目的なら、7次元から12次元を目指すとも言われています。

 

 

『宇宙人がアセンションを語り始めました』

田村珠芳  徳間書店   2009/8/27

 

 

アセンションとは意識次元の上昇>

・私達が、生きている地球は3次元の世界です。いつまでも3次元が続くのではなく、今の時点ですでに3.5次元から4.5次元まで上昇しています。そして、5次元まで到達するのがアセンションです。

 

<宇宙人との対話>

・2009年5月2日、ある人の紹介で宇宙人らしい人と会いました。宇宙人と言ってもSF漫画に出てくるような奇怪な格好をしているわけではありません。見た目は、私達と同じ人間です。プレアデス、金星、シリウスなど様々な星から来た宇宙人がすでに地球で活動しているのです。この日、私が会った人は、背の高いハンサムな男性でした。年齢は私と同じくらいです。

 

・あまりにも当たり前の普通の人に見えたので、開口一番「宇宙人なんですか?」と質問してしまったほどです。

 

以下はその時の会話です。

田村;宇宙人なんですか?

彼;いや、日本人だよ。

田村;ではなぜ周りの人はあなたのことを宇宙人というのですか?

 

彼;過去の記憶を全て持っていて、前世も全部、記憶しているからだろう。広島に原爆が落ちた時、宇宙船に乗って地球まで見に来たら、巻き込まれた。宇宙船は見事に墜落だよ。そのまま地球で生きることにした。それに、地球人が原爆を持ったとなると放っておけない。日本人として生まれることに決めて、それからずっと日本人として生きている。

 

 

『ようこそ宇宙ZINE』

宇宙人との接触、UFO搭乗が始まった!

田村珠芳ほか   ハギジン出版   2011/5/6

 

 

 

<シータ・宇宙(ユニヴァース)に繋がることが重要な時代になる>

・現代では人間の意識状態に応じて脳波が変化することがよく知られています。

 通常の活動状態ではβ(ベータ)波で、リラックスしている状態がα(アルファ)波、そこからさらにリラックスした状態がθ(シータ)波であり、このθ波の状態は夢現(ゆめうつつ)つまり、まどろみの状態で睡眠に入る境にあたります。

 睡眠に入るとδ(デルタ)波になります。観音の目はθ波の状態を表わしています。そしてこの脳波の状態をキープすることによって入れる世界がシータ・ユニヴァース(シータ宇宙)なのです。

 

・シータ・ユニヴァースとは階層がありますが、大まかには幽体離脱的に肉体を離れて、宇宙を眺めることができる階層、次に第6階層と呼んでいる宇宙の法則の階層、さらに第7階層である宇宙の創造主の階層があります。

 

<ワンダラーたちはミッションで動いている>

・古くアトランティス(ポセイディア)の時代にはワンダラーたちは、“神の掟の子たち”と呼ばれ対抗勢力である“ベリアルの息子たち”との争いが行われていました。

 これは映画『スターウォーズ』で表わされた遥か昔の宇宙に起こった同様の闘いであるオリオン大戦でも繰り広げられたことです。

 それを光と闇の戦いと呼ぶ人々もいますが、私はポジティブとネガティブの戦い(陰陽の戦い)と言った方が的確なような気がします。

 これは古代のエジプトではオシリスとセトの戦いとして、そのオリオン大戦が投影されていました。宇宙では何度も同じようなことを通して、魂の成長を促している。フラクタル構造をなしているからです。

 

・実際には魂には死ぬということがないために、この闇の勢力は現実点ではオリオン星系の一部に隔離されて魂の学びを行っています。

 

<日本人の医師をしている宇宙人の驚くような話>

・あと2年で世の中は、大きく変わるよ。資本主義は崩壊し、お金は崩壊し、利権も変わり、時代の流れが変わる。本物の時代がくるんだよ。

 

 

『いつも宇宙人があなたの間近にいます』

お金、権力、物欲よさらば!!   

田村珠芳  ハギジン出版  2010/2

 

 

<間近にいる宇宙人からこんな話を聞いた>

・たまたま、あるルートから地球に住む宇宙人の方とお会いして、フォトン・ベルトは本当にあるのか聞きましたら、「フォトンはないけれども、宇宙空間はプラズマで満ち溢れている。みんな宇宙空間は真空だといっているが、そうではなく、プラズマで満ち溢れている」といっていました。そして銀河の中心から出ているのはフォトンではなく、プラズマ・エネルギーだという。

 

・だから今、やがて来る新しい宇宙意識の時代に備えて、私たちが、少しずつ体験しているもの、体調の変化の延長は五次元の人間になるための訓練だと思ったら、今の頭の痛いのも治せたりして大丈夫のようです。

 あまり心配しないで、宇宙エネルギーをたくさん浴びたなりに対処していけば段々それに慣れて十分に順応できる体になっていくようです。

 

・心配しなくて大丈夫です。じきにそんなふうに慣れてくると思います。こうして体を慣らして五次元に入れるようになると、楽しくアセンションできるでしょう。

 それで先ほどの宇宙人に、フォトン・ベルトの中に入るとどうなるかを聞いたら、要するにフォトン・ベルトではなくて、プラズマ・ベルトですが、その中に入ると、もの凄いエネルギーを私たちは、浴びながらDNAが動き始めるそうです。

 

・DNAの螺旋階段状の分子、ヌクレオチドというそうですが、それは現在二本しか動いていないけれども、このDNAは全部で十二本あるから、その全部が動きはじめる。そうすると、今まであなた方が超能力だと思っていたことでも、超能力でも何でもないふつうの人間の能力になっていくから、もっともっと違う世界に入っていけるということをいっていました。

 

 

■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

 

 

・米国が秘密協定を結んだのはラージノーズ・グレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。これほど進化していると、人類を支配するのは簡単なのかもしれません。人間の「幽体」を自由に操作できるので、アブダクションの事実も記憶を消すことができるようです。一説によるとアブダクションされた人数は、想像を絶するほど多いという説もあります。「人間の魂の交換」といえば、人格転換やゲイ(LGBT等)の原因となっている宇宙人かも知れません。太古からきているらしく、スター・ウォーズの原因となった種族なのかもしれません。モンスター・タイプの人間や生物を創って、神人種と対立している種族なのかもしれません。米国政府は、秘密協定を結ぶ相手を間違えたともいわれます。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」そうで、驚愕します。また、エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。「オリオン星人は非常に階級意識の強い宇宙人だ」そうです。日本でも、大本教出口王仁三郎は自分はオリオン星から来たと語っているそうです。地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にあるといわれます。藤原氏北極星、北斗七星信仰はシャンバラ信仰、物部氏のオリオン信仰はアガルタ信仰となるといわれます。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔と指摘されています。

 

・リラ星人のエロヒムが「人間を実験室で創った」といわれます。リラ星人は人類に3万年進化しているそうです。人類に5万年以上も進化しているオリオン星人のテクノロジーを「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」によって、米国は、入手しようとして、エリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。現代の最先端の科学者でも理解不能のテクノロジーがほとんどなのでしょう。圧倒的に異星人のほうが強力で、情報を独占しようとするのは「支配する側」にとって、当然のことなのでしょう。エリア51白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。エリア51については、アメリカ政府は、その存在を一度も認めていないそうです。チャイナレイク海軍兵器研究所に秘密基地の中心が、エリア51から移転したと語られています。

 

・宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。在日宇宙人問題を認識している人はほとんどいないといわれます。「歴史のシナリオを描く政治力の非常に高い宇宙人が存在する」といわれます。「宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だそうです。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」と指摘されています。政府の中に政府があってアメリカ大統領といえどもコントロールできないといわれます。「いざ大統領に就任すると、この話題には関与せずという概要が出されるのだ。こうした態度は“大統領の黙秘症候群”と呼ばれている」と語られています。

 

・現代の新興宗教は、高橋信次さんや大川隆法さんのように普通の人に、神霊が憑依して、新しい教団が起こるようです。高橋信次さんのようにモーゼとイエスの霊が日本人に憑依することもあるので驚きです。現代の生き方に対するアンチテーゼとして新興宗教の隆盛があるのかもしれません。高橋信次さんは48歳の若さで亡くなりましたが、その後にさまざまな信者や関係者から、霊界の高橋信次さんとチャネリングしているという人々が現れ、本などが出版されたと指摘されています。大川隆法さんもその一人で、詳しくは知りませんが、「幸福の科学」という宗教団体も、拡大発展のスピードが速いといわれます。宗教の霊的な体験もはるかに進化した宇宙人の現象として理解ができるといわれます。「異星人は時空を超えて存在しているので、神話の神々も実在している」といわれます。「宇宙人は幽体として存在する」といわれます。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。そうなると人間自身が「変容」、「変性」してしまうそうです。「歴史のシナリオを描く政治力の非常に高い宇宙人が存在する」といわれます。在日宇宙人問題を認識している人はほとんどいないといわれます。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。政府の中に政府があってアメリカ大統領といえどもコントロールできないといわれます。アプ星人は現代において南米に飛来しているともいわれます。キリストの出身星はアプ星だったそうですが、アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。「キリスト(アプ星人)の一族が地球を管理している」という奇説もあるそうです。夢の中でアストラル・トリップしてクリスタル・シティでキリストに出会ったという欧米のチャネラーが多いそうです。

 

高橋信次さんは、人々の霊道を開き、異語で過去世を語らせたという奇跡の人だといわれます。死後に「光永仁義」の肉体にも憑依したと語られています。高橋信次さんを「経済界」の主幹の佐藤正忠さんは、非常に近くで知っていたようです。高橋信次さんの超能力によって、佐藤正忠さんは、自身の父親霊媒から、直接声が聴けてショックを受けたといわれます。このような現象は、霊能者や宗教家でも非常に珍しいといわれます。高橋信次さんは、その超能力により、信者からも超能力者が出てきたともいわれます。「光永仁義」さんの「その後」はどうなったのでしょうか。「光永仁義」さんは、自民党安倍晋太郎氏と同じ町の出身で親交があったそうで、不思議な縁のようです。巷間では「田布施システム」等についてのうわさが、いろいろとありますが、不思議なものです。高橋信次さんの死後にGLAは、内部紛争からか多くの分派に分かれたといわれます。

 

・著者(佐藤正忠)は、また山口県田布施天照皇大神宮教の北村サヨ教主とも親交があったといわれます。北村サヨさんには多くの逸話があるそうです。岸信介氏との話は知られているようです。

 

・「百田尚樹氏のベストセラー小説「海賊とよばれた男」のモデルになった出光佐三氏」は、その映画で注目を浴びています。「今も 創業者が作り上げた経営理念を実践する出光興産の経営スタイルは独特だ」といわれます。出光佐三氏と「宗像神社」の関係は非常に強かったといわれます。「名門と言われる企業には守護神があるのである」ということは興味深いものです。松下幸之助の「ルカの生まれ変わり」という話も、多くの偉人が転生を繰り返しているという話と一致しています。

 

・天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人。ウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)の形で、人間社会に登場する宇宙人のような人間が米国では増えているそうです。

 

・この段階に進化した天使的・悪魔的な宇宙人は、円盤で飛来する段階を超えて、遥かに進化しているようです。「人は皆、記憶喪失の異星人だ」そうですので、チャネラーの活躍が期待されます。

 

・現在では100種類以上の異星人が地球とコンタクトしているといわれているそうです。一般人が何も知る必要はなく、異星人のセキュリティの観点からも60年以上、秘密が保たれてきたのでしょう。現に、異星人やコンタクテが妨害を受けたり、何者かに襲われて殺されると言う事件もあったといわれます。エリア51白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」と指摘されています。

 

・「日本はヘルメスが統治する国」といわれても私たち一般人は訳が分からないことでしょう。「地球の主神」とか「日本の主神」とかが存在するとも言われているそうです。神々について詳しい人もいるようですが、私たち一般人は、勉強する暇もないようです。「神々や天使は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」、「神々は憑依などで市井のひととなり普通の生活をしているので誰も識別できない」とかいろいろと説があるといわれます。

 

天照大御神(あまてらすおおみかみ)が、太陽神のアポロ系統らしいのですが、「神の中の神」ゼウス・クラスの神もいるのでしょう。神々のランクも世界的に統一的に決まっているらしいのです。理論的には神々は時空を超えており、全知全能だからこそ神というようです。「日本はヘルメスが統治する国だ」ともいわれています。シリウスの大天使の代表であるというヘルメスは、ギリシア神話に登場する青年神です。

 

・地球を管理する天使としてガブリエルとかウリエルとか様々な天使の活動があり、私たち凡人には分かりませんが「神々や天使が、私たちの生活全体を裏宇宙(異次元)から管理している」ようなのです。「神々や天使は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」のでしょうか。

 

・「太陽の異次元は熱くなく、ユートピアが存在し、天使が住んでいる」とか「太陽から、超巨大円盤が出てくる」とか「太陽に住んでいる天使は、シリウス星人の『心霊攻撃』に耐えきれないので、太陽が安全地帯となっている」とかの様々な話があるそうですが、不思議なことで私たち一般人は、理解不能のようです。天の戦争、スター・ウォーズがあり、一部では現在でも続いているといわれます。

 

スウェーデンボルグは、生きたまま霊界を見てきた人物で、『霊界物語』で知られていますが、「神々や天使の住む街」について述べているそうです。現代では、「エーテル界やアストラル界にある都市」、「神々の住む都市」と考えられ、「都市型の超巨大宇宙船」の実相が窺われます。火星や金星の異次元には都市があり壮大な文明が存在するそうです。

 

・「約3億6千万年前に、大船団を率いてベーター星からやってきたエル・ランティ」といわれていますが、ベーター星という『進んだ都市』から飛来したそうです。異星人の地球入植により人類も創造され、文明も教えてもらったようです。

 

・私たち一般人は、霊能者や宗教家については詳しくありませんが、高橋信次氏は多くの有名人が言及しており、神憑りの話がリアルだそうです。霊能者の話ですから不思議なことが多いのでしょうか。「GLA系諸教団とは、高橋信次が設立した宗教法人GLA総合本部から分派、もしくは強く影響を受けたとされる一群の宗教団体やグループである」そうです。「幸福の科学」教団の創成期において大川隆法総裁が、高橋信次の「法の後継者」であると主張していたといわれます。

 

・GLAの創始者高橋信次氏は、1976年に48歳で亡くなりましたが、宗教家としては、当時の多くの人々に影響を与えたといわれます。エルランティと高橋信次氏のつながりとは不思議な話です。大本教のような大規模な新興宗教が戦後、日本にも出てきているのでしょうか。宗教法人についても詳しくありませんが、その数は全国に非常に多いようです。また霊能者も多いようです。いわゆる迷信の悪霊に祟られる人々が予想以上に多いからなのでしょうか。それ故に、いわゆる多くの「拝み屋」や「祈祷師」が必要になるというのです。

 

・「宇宙連合」がコンタクトして来ていても大衆レベルでは理解不能ですし、あまりにも進化しているので、アバブ・トップシークレットで公開は難しいのでしょう。「宗教家の高橋信次先生」についても多くの宗教家の言及があり「あの方は、実はお釈迦様の生まれ変わりだったんですよ」という人もいて、「世にも奇怪な話」のようです。現代の異星人のコンタクティによりますと「堕天使ルシファーやリラ星人のエロヒムのサタン(悪魔)という名前は、遺伝子科学者の一団の名前だ」そうです。はるかに進化した異星人の遺伝子科学者の集団が「空飛ぶ円盤」に乗って全宇宙で遺伝子実験をしているようなのです。

 

・高次元の異星人と神霊の世界がミックスするようで、ますます訳が分からなくなります。爬虫類人型異星人(レプティリアン)についても色々な説があるようで、人間タイプから爬虫類タイプまで様々な報告や説があるそうです。あの有名な小柄な宇宙人グレイもバイオロボットだという説やゼータ・レチクル星人だという説もあります。また「スターウォーズで核戦争を繰り返して退化した人類の未来から来た人種と言う説」もあったそうです。エササニ星人という異類混血の種族もいるそうです。イタリアのコンタクティのマオリッツオ・カヴァーロによるとグレイも人間タイプがいるそうです。また、「爬虫類的異星人(レプティリアン)は人間化しており知性的な顔をしている」そうです。

 

・田村珠芳さんの本は『人工知能が世界政府を作ります』(2016/12/23)『宇宙人と闇の権力の闘いが始まりました』(2016/3/1)、『日本が分割統治される人類最終戦争が始まりました:99%の日本人が知らない』(2015/11/18)です。Amazonに「田村珠芳」といれますと23件の書籍がわかります。荒唐無稽な内容も多いそうで、にわかに信じられないものも多いようです。予言的なことも当たっていないことが多く、興味本位に読めばよいともいわれます。トンデモ本」も何か意味があるのでしょうか。インターネット情報によると、「(田村) 2016年には世界大戦が起きるようなタイムスケジュールを組んでいるみたいだから、2015年には世界大恐慌が訪れるでしょう。もちろん、米・日・中の三極同時クラッシュです。時期は2015年の節分以降と私はみています」という具合に荒唐無稽で衝撃的な文字が踊っているといわれます。

 

・しかし、同じ著者の本が何冊も出版されているということは、編集者及び出版社の方で何らかの意図があり、ある程度売れているからでしょうか。世の中は理解の出来ない不思議なことも多いようです。「事実は小説よりも奇なり」なのかもしれません。

 

・田村珠芳さんは、異星人とのコンタクティやチャネラーなのでしょうか。グランドマスターとコンタクトがあったのでしょうか。日本でも不思議な世界の人々とコンタクトがあるという告白が時々あったりしたようです。神々や天使のような異星人とコンタクトしているという話は欧米では多いといわれます。ホワイトブラザーフッド(白色同胞団)という人々やサンジェルマン伯爵とコンタクトがあると主張している人々もいるようです。「霊界ははるか遠いところにあるのではなく地上1メートルのところにある」そうです。したがって、エスパー(超能力者)にとっては、異次元世界の宇宙人とコンタクトしたり、チャネリングすることは容易のようです。幽霊をよく見たりする霊媒体質の人々も多いようです。欧米では前世を記憶している人々も多く、前世では異星人だったというのです。「人は皆、記憶喪失の異星人だ」ともいわれます。自称シリウス星人もいるようです。

 

・マスター(長老)クラスは、シリウスやリラ、プレアデス等の重要な場所に瞬時に移動できるそうです。グランドマスターも様々な形態で地上の人間とコンタクトできるのかもしれません。いわゆる波動を下げれば可視になるといわれます。はたしてグランドマスターは地球で活動しているのでしょうか?!

 

インターネット情報によると、

「田村珠芳(たむらしゅほう)

幼少より神秘体験を重ねるも、霊気に満ちた鎌倉の母の実家で祀る「子の神」に見守られて育つ。後にこの神が木花咲耶姫と判明。己れの人生との深い関わりを悟る。OL生活、結婚、子育て、闘病、離婚などの体験を経て独立。精神世界での修行を続ける。米国催眠療法協会公認カウンセラー.中国易理文化研究会主幹.「コスモスの会」主宰。著書に『カード易占い・イーチン』(四海書房)、『運命を変える法則』(同)、『基本・四柱推命』(池田書店)、『宇宙人の伝言』(TO文庫)、『いよいよ「超霊的パワー」が世界を解放します』(徳間出版)、『宇宙連合からの啓示』(同)、『神仕組みの号砲が響き渡ります』(同)など多数」とのこと。

 

・南米を含め、米大陸のインディアンの伝説には、天空からの飛来した神(宇宙人)の話がとても多く、特定の学者の関心をあつめているようです。金髪碧眼の神、ケツアルコアトルは、中南米ばかりでなく、北米にも太古から現れ、ネイティブアメリカンとコンタクトがあるそうです。また小さな神々といわれる、小柄なグレイタイプの宇宙人もネイティブアメリカンとコンタクトしていたと語られています。キリストはアプ星人で、アプ星人は国際連合の設立に協力したそうです。アプ星人はまた南米にも飛来しているようです。

 

・神々やグレイタイプの異星人は、さまざまな生活様式ネイティブアメリカンに教えたようです。アナサジのネイティブアメリカンもマヤ人の集団失踪と同じく、異星人の空飛ぶ円盤で宇宙に移住したという説もあるそうです。ネイティブアメリカンと異星人との繋がりは、他の地球人よりも深かったのかもしれません。

 

・長身の金髪碧眼の宇宙人は南北アメリカのインディアン神話にはよく登場するようです。南米の神話のケツァルコアトルは現代にも現れているそうです。 金髪碧眼のノルディックという人間タイプの宇宙人が、昔は白い神、ケツアルコアトルと呼ばれていたようです。金髪碧眼の宇宙人は、小柄なグレイの円盤に同乗するノルディックとして、世界中に知られています。

 

・ヨーロッパによく登場するウンモ星人も金髪碧眼です。「金髪碧眼の宇宙人は、ドイツのナチスが金髪碧眼のゲルマンの神々、アーリア人種として、崇拝しましたが、アルデバランの宇宙人だったようです。ナチスの人種問題も絡み現代でもタブーだ」といわれます。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったと述べられています。

 

・アメリカでは、特に一般人のUFOマニア・グループの活動は盛んで、コンタクティも多いそうです。個人の研究者やコンタクティによる書籍は昔から豊富ですが、日本に翻訳紹介されるのは少ないそうです。翻訳出版してもあまり売れないからでしょうか。アメリカのUFO関連の洋書を読むと、かなりのことが分かるように思われます。

 

英語圏の本は、公用語としての英語人口が確か、20億人とも言われ、ハリウッド映画と共に同時発売されると、当たれば容易にベストセラーになるようです。洋書を見ているだけで、大きく認識が違ってくるそうです。米国ではUFO本の売れ行きはどうなのでしょうか。ビジネスにならないと関係者は、熱が入らないようです。

 

中丸薫さんは、宇宙人「クェンティン」とコンタクトしていると本の中で述べています。なお、宇宙連盟宇宙艦隊連盟をまとめるために500Cの安全巡航速度、1000Cの緊急用速度で移動ができるそうです。光速Cは、(30万キロ/秒)の速度で、光速を遥かに超えているようです。昔の物理学では光速は、絶対超えることはできないといわれたものでした。

 

・金髪碧眼の白人は、オリオン星人かもしれません。南米や北米に太古飛来していたようです。彼らは神人として、伝承となり、記録に残されているそうです。アリゾナ州セドナは、ニューエイジやUFO関連の書籍にも出てよくでてくるパーワー・スポットで、日本のテレビでも放映されたようです。毎年400万人が訪れる米国有数の観光スポット、セドナには、多くの日本人観光客も立ち寄っているようです。現在はどうなのか知りませんが。

 

・なお、フェニックス市は、「フェニックス・ライト」といわれているUFOの編隊の現象と思われる怪光でも有名。セドナに住む日本人もおり、日本人の若い女性の旅行者も多いようです。米国人にこれだけ人気のある観光地はほかにもあるのでしょうが、よく話題になるそうです。特にニューヨークの芸術家が住みたい町ともいわれます。

 

・「カナダのコンタクティがセドナの地から異星人と共に異星に行った」とか、米国の著名なUFO研究家の「セドナ上空にエーテルのシティが、滞空している」とかの話もあるそうです。『セドナUFOコネクション』と言う本が出版されていますが、米国の多くのUFOマニアもセドナに住んでいるようです。UFO目撃多発地帯だそうです。ちなみにAmazonセドナと入力すると69件のセドナに関する本が分かります。アリゾナ州セドナも「エリア51」と同じく「UFOマニアの聖地」となっているそうです。

 

・遥かに進化した天使的な宇宙人は、ウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)の形で地上に登場するようなのです。また「ゲイ(LGBT等)は宇宙人による『人格転換』だ」という説もあります。

 

・例の小柄なバイオロボットといわれるグレイも人間の幽体(肉体)をアブダクション(誘拐)して、生体実験やインプラントをして記憶を消して、人間を元の場所に戻すそうです。あっという間に人間を空飛ぶ円盤の中に引き込む超テクノロジーを持っているようなのです。グレイは壁を透き通るようにして部屋に侵入してくるそうです。このような超テクノロジーは現代の最先端の科学者でも想像を絶するようです。

 

・「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)等がエリア51等のアメリカの秘密基地で活動している」ともいわれます。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」といわれます。エリア51白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。エリア51については、アメリカ政府は、その存在を一度も認めていないそうです。

 

・グレイには、「ビーガン。シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ」、「ゼータ・レティクリ1。地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ」。「ゼータ・レティクリ2。遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕」等が存在するそうです。アメリカ空軍は133種類の宇宙人を確認しているそうです。宇宙人「グレイ」の故郷もベテルギウス(オリオン座の恒星)なのだといわれます。1954年には、「ラージノーズ・グレイ」という種族が、ホロマン空軍基地に舞い降りた、と主張されています。「グレイの後に金髪碧眼のノルディックが来た。その後に、人間タイプのオレンジと呼ばれる宇宙人が来て、その後に“東洋人タイプの異星人”が飛来した」といわれます。

 

アブダクション(誘拐)やキャトルミューテーション(動物虐殺)で大騒ぎをした米国のマスコミも政府の国策に協力しているようです。核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップシークレット)を数段階上回る『厳秘』扱いの宇宙人情報は情報公開法でも肝心のことは開示されないようなのです。最近ではクリントン大統領候補が、「自分が大統領になれば、政府の異星人情報を検討して公開したい」と述べています。

 

・グレイなどのおぞましい生体実験の報告もリークされたりしました。米国の陸軍特殊部隊とグレイが秘密基地内で戦闘を繰り広げたとか、色々な話が流れてきます。日本のマスコミなどに宇宙人情報をリークした米国海軍の元情報将校も、別の脱税事件の件で、警官隊と銃撃戦となり射殺されたそうです。

 

・宇宙人の「人格転換」であるのではないかといわれるゲイ(LGBT等)。「ゲイ(LGBT等)の結婚」も米国では大きな社会問題となりましたが、法律や裁判所では認める傾向にあるようです。「人は皆、記憶喪失の異星人だ」、「異次元に宇宙人の多い国にゲイ(LGBT等)が多い」という説もあるようです。日本でもゲイ(LGBT等)が大きな社会問題になりつつあります。ゲイ(LGBT等)のトイレの問題も真剣に議論されているといわれます。「前世が異星人だったという記憶を持つ米国人」も多いそうです。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。「人は皆、記憶喪失の異星人だ」、「宇宙人は科学の進んだ国に転生してくる」という説もあるようです。天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人も近年知られ始めたそうです。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だともいわれます。

 

・宇宙人が関わる話は闇の権力とかの荒唐無稽な話が多く、私たち一般人には、非日常的なことばかりで、全く理解できないという人々が多いようです。ちなみに、著者は、「何とかして宇宙人と言われている人に会いましたが、そこら辺にいるオッサンと全く変わらなかったので驚いた」と述べています。

 

・著者(田村珠芳)の本には『すでに宇宙人が話しかけています』『これから宇宙人が救いにきます』『アセンションはもう始まっています』『いつも宇宙人があなたの間近にいます』『宇宙人がアセンションを語り始めました』『あなたの前に宇宙人が現れます』『宇宙人と闇の権力の闘いが始まりました』『まもなく宇宙人が到着します』などがあります。

 

・異星人も遥かに進化の速度が凄まじいようで、UFOを使って飛来するというよりも、『金星ゲート』を使って来るといわれます。「うつろ船の蛮女」は、ウンモ星人ではないのだろうかという説もあるそうです。

プレアデスに行った日本人もいたと語られています。プレアデス星人は人類に6000年進化している種族ですが、人類に近く神でも天使のような宇宙人でもありません。プレアデス人は古代リラ星人の末裔といわれます。プレアデス星座には6時間で行けるといわれます。プレアデス人は、またスター・ウォーズの避難者ともいわれます。

 

・プレアデスは日本民族の原郷ともいわれ、昔からコンタクト話が多いようです。街中のコンタクティも少なくなく、ただ、マスコミ嫌いか何かで、世間に対して沈黙しているようです。オリオンやプレアデスに多くの日本人が住んでいるという法螺話もあるそうです。

 

・宇宙人も美男美女タイプから、ごく普通の街中の「おっさん」タイプまでいろいろのようです。この世のものとは思えない美男美女という表現もあるようですし、天狗のように顔が真っ赤なタイプもいたそうです。容貌では判断できないと述べられています。神々は憑依などで市井のひととなり普通の生活をしているので誰も識別できないとも語られています。地球上にはかなり多くの宇宙人が「同化」して住んでいるそうです。はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。

 

・30年前の「空飛ぶ円盤」の時代には、新聞社やマスコミもコンタクティと一緒に取材活動をしていたそうです。高次元の高等知性体、「闇の権力」と世界と日本の政治は関係があるのでしょうか。それなりの程度で関係あるらしいのですが、日本の知識人には理解できないところが不思議な点だそうです。まして私たち一般人には訳の分からない話でしょう。「米国ではフリーメーソンでないとビジネスがうまくいかない」ともいわれますし、「日本人が欧米人を理解できないのはフリーメーソンを知らないからだ」ともいわれます。

 

・ヨーロッパの王侯貴族や米国の支配階層を統括するフリーメーソン。「イルミナティなどのフリーメーソンに入ると『神』に会える」という与太話もあるそうですが、「フリーメーソンの主神は堕天使ルシファー」という説は昔からです。金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。

 

・「日本独特の社会構造を破壊することが、アメリカの長期的戦略でもあったのです」とありますが、日本の特殊性を巧妙に破壊して国際化をすすめ、アメリカ化して、日本合衆国を完成させる狙いがあるそうですが。あまりにも巧妙なので私たち一般人には理解不能のようです。

 

・「大衆をして3S(スポーツ、スクリーン(大衆娯楽)、セックス(風俗、売春))で政治を忘れさせよ」という謎のシオンの議定書もありますが、「私たちの政治意識の程度に応じて、その程度の政治しか持てない」そうです。

 

・異次元へ移動する“窓”“ゲート”のような“スターゲイト”のようなものはあるのでしょうか。

 

英語圏では、UFO関連の書籍は約2万冊、現在、出版されているそうですし、インターネットやパソコン機器の普及で、UFO研究家が出版物を出すことが大変容易になったようです。個人が対応できる量をはるかに超えているといえるでしょう。やはり米国がこの方面でもすすんでいるようです。また、米国人の現実志向、マネー志向(お金が動くところに価値がある)の人生態度も、UFO出版物の増大に拍車をかけているのかもしれません。異星人関連の映画・テレビ番組もジャンルとしては、大きなものになりつつあるようです。UFO・異星人に関する商業主義もますます大きくなっています。

 

・UFOやグレイのような宇宙人という事実よりも、注目されているのは、人間自身がウォーク・イン(憑依)やワンダラー(転生)などによって、異星人としての記憶を持って地上に誕生するようになっているらしいのです。UFOよりも「人間自身が変性しつつある」ほうが大きな現象なのでしょうか。ウォーク・インやワンダラーの現象は、米国人に多く、その体験記などもビデオなどで販売・出版されているようです。

 

・ちなみにWendelle C. Stevensという元米空軍の中佐でもあったUFO研究家によると英国と言えば、南米やインドなどを徘徊している「Itibi-Ra」星人が有名だそうですし、出版物もあるそうです。インターネット革命がこのUFOやエイリアンの分野でも大きな影響を持ち、既存のメディアをはるかに凌駕しつつあるようです。「kindle版」も増えてきています。

 

・5次元(エーテル界)に夢のような世界が存在し、高等知性体がいるそうです。人間の死後の世界、「あの世」、幽界や霊界、宇宙人のアストラル界やエーテル界も似ている世界ですが、私たち一般人は、当然知りません。「アストラル界にもアストラルの惑星がたくさんあり、アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成している」と述べられています。「アストラル界はとても巨大です。ここに存在する全ての世界からおよそ600億人の人間タイプの生物が集まっている」といわれます

 

・「人間は記憶喪失の異星人だ」そうですので、前世の記憶を持つ人は宇宙人なのでしょう。もっと詳しい物語をマスコミなどが取り上げるようにしてくれたら面白いでしょうに。「2012年のアセンション(次元上昇)の時代」を経てどのような結果となったのでしょうか。今後、どのような動きになるのか精神世界では多くの説があるようです。

 

・次元上昇ということは、「プレアデスの時代からシリウスの時代へ移行する」という説もあるそうです。「天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するネガティブなシリウス星人の地球支配が非常に巧妙なのでしょっちゅう戦争が起こる」という話もあるそうです。「人は皆、記憶喪失の異星人だ」そうですので、前世の記憶を持つ宇宙人と一般人の区別ができない時代になってくるのでしょうか。「宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だそうです。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。

 

・「2012年のアセンション」は、スピリチュアル界では注目の話題でした。世の中は広いので宇宙人と直接コンタクトしている人もいるのでしょう。一見、荒唐無稽な話に見えることでも、よくよく勉強すれば真理に近づくこともあるそうです。「はたして当たらずと言えども遠からず」の話でしょうか。百年前の学問の状況、現代の学問の状況、百年後の学問の状況を比較すると、進化した未来は誰も予測できないことがわかるでしょう。「百聞は一見にしかず」のようです。プラズマ・エネルギーやフリーエネルギーも有力説だそうです。フリーエネルギーも昔から話題になりましたが、詳しくは調べていませんが、どうなのでしょうか?!

 

・『ムー 2016年8月No.429』という雑誌には、「驚異の重力磁場フリーエネルギー」として「フリーエネルギー装置「マグラブ」完成」という記事が載っています。それによると「ケッシュ財団は、2015年10月16日、フリーエネルギー装置の普及版の製品化に成功し、製品の販売を開始した」とあります。もし事実とすれば、大変な出来事のようです。

 

 

 

******************************** ・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろう

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド 神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」 日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」 「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」

国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」

セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

 

グーグルのブロガーにも書いています→UFOパラレル・ワールド