日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。(3)

 

 

『宇宙の彼方より』 (金星人ダイアンの言葉)

(ダナ・ハワード)(宇宙友好協会)

 

 

 

<テレポーテイション(遠隔移動)>

・地球の子よ、このテレポーテイション(遠隔移動)は遠隔移動によって、私達が遊星から遊星へと旅することができるからです。長い世紀の間、私達金星人はテレポーテイションの能力を手に入れたのです。テレポーテイションの意味は、一つの点から発して他の点へ、想念のスピードで再び現れる能力のことです。精神と物体との間に完全に平衡がとれた交換があるところでは、固体をテレポーテイションすることは可能です。宇宙の中心、実相に触った完全論者だけが、テレポーテイションができますし又されます。何世紀もの間、少数の地球人は、この天国の機械学の技を教えられました。神秘的な出現や消失の多くの例、痕跡も残さないで全文明さえ消失した例が記録されています。

 

 

 

『 UFO百科事典』

ジョン・スペンサー)(原書房)  1998/7

 

 

 

ケルト伝説>

・ヨーロッパ、特にスコットランドアイルランドウェールズイングランドの一部、フランス北部のブリタニーなどのケルト文化の国々の妖精信仰の中には、示唆に富んだ物語がたくさんある。そしてその中には、UFOによる拉致と非常によく似た、驚くべき拉致の物語が存在するのだ。これらの物語の多くにおいて、妖精による拉致の被害者は、かなり長い時間の記憶を失い、連れて行かれた妖精の世界で奇妙に歪んだ現実を経験する。また、人間でない何者かが自分たちの子供を人間の子供とすりかえるという「取替え子」の要素も含まれており、これは現代の最新のUFOによる拉致事件の中で見られるようになってきている。

 この類似点を説明する際の一つの考え方は、昔話は実際に宇宙人による拉致を表現しているのであって、それを当時の用語、つまり妖精という言葉を用いて描写したものだというものである。

 

・二つ目の考え方としては、解明されていない現象というものは常に、それが本当は何であれ、その当時の用語を使って解釈されるものだから、現代ならエイリアンによる拉致として説明されたかもしれない話が、16世紀に当時は妖精のせいにされたのだろうというものであるーどちらも必ずしも正しいとは言えない。

 他の可能性としては、「心理学的仮説」も含まれる。これは、拉致というものはどのような形態であれ人類の根本的な恐怖を象徴しており、その恐怖がどの時代であれ、これまでに出された主張の中で表面に現れているとする考えである。

 

・ 真実が何であれ、このような昔の話と現代の話を調和させることができないうちは、UFO現象を完全に理解することは不可能だろう。

 

 

 

『 UFO革命』

横尾忠則)(晶文社)1979/3

 

 

 

<「母船で連れて行かれた太陽系外惑星」>

・(横尾) その母船はどれくらいの大きさですか?

(安井) これはものすごく大きく、何メートルなんてものじゃなく、葉巻型になっていて、長い方が50マイルぐらいだとチュェレイは言っていました。ということは、岡山県の幅ぐらいはあるのでしょうね。とにかく想像を絶する巨大な母船なんですね。

(横尾) アダムスキーもそういうことを書いていますね。その中のデザインはどうなっているんですか?

(安井) 母船の中を小型円盤がピューピュー飛んでいて、全体が街のようになっているんです。

 

・(安井) どこから灯りが出ているのかさっぱりわからないんですが、とにかく昼間の太陽光線と同じなんです。

 

・(安井) この母船の中で、時々、地球の各国の人が招待されていろいろな話をすることがありますが、その内容については、詳しいことは公表できないことになっているんです。ただ彼らは、原則として地球には干渉してはいけないことになっているのです。

 

 

 

『岡山に出現したUFO』

(秋田めぐみ)(岡山若者新書)  1987

 

 

 

<第4種接近遭遇>

<UFOに同乗した人>

・「運動公園でUFOに乗った人」で少しご紹介した故安井清隆(ペンネーム)です。安井さんが初めてUFOを見たのは、昭和28年頃の夏だろうと推定されます。岡山市富田町の家の前で夕涼みをしている時に2日続けて目撃したそうです。

 

・その人は自分の名前をチユェレイと名乗りました。その後、安井サンはチユェレイさんの故郷の星のことを便宜上チユェレイ星と呼びました。

 

昭和35年の5月14日。マスコミ各社が集まっていた総勢100人の観測会で33機の大編隊が現れ、読売のカメラマンが撮影に成功したといわれます。だが、この記事はなぜか発表されていません。そして当日取材に来ていなかった夕刊紙がこのことをスッパ抜き、一躍岡山の話題になりました。

 

・また、もっと驚いたことには、チユェレイ星を一周してもとに戻ってみると、風景は同じなのに、さっきは確かにあったはずの都市が消えていたのです。チユェレイさんは笑いながら「あれは全部円盤でできていて、今は他の場所に飛び去ってしまったんです」と説明しました。その生活のための円盤は四角形のものも沢山あって、さっき見た都市は円盤が重なってビルのように見えていたのです。円盤は絶えず1メートル位浮いているので、道路を作る必要もないとのことでした。しかし、安井さんはどんな単位で街を作るのか、なぜ街は移動するのか聞くのを忘れたといいます。

 

・チユェレイ星人はみんな身長2メートル以上ありますが、動植物も全体に大きく、リスでも羊くらい。花も直径3~5メートルくらい、木はすべてゴムのような肉厚の広葉樹でした。

 

・チユェレイ星人の体は全体的にひとまわり大きいものの、地球人と同じです。生殖行為もほとんど同じということでした。原則として一夫一婦制ですが、必ずしも護られなく、恋愛(?)は、彼らにとって最も深い関心事のひとつだとか。しかし、裸に対する抵抗はないらしく、風呂は混浴でした。安井さんはチユェレイさんと一緒に、その風呂に入ったそうです。

 

 

 

『岡山に出現したUFO』 

 (秋田めぐみ) (岡山若者新書)1987

 

 

・また「時間と空間は相対的なもの」というのは今の地球の科学でも定説になっていますが、天文学上でも各星によって1年(1行程)の長さが違います。チユェレイ星人の平均寿命は地球時間で3万~4万年くらいらしく、チユェレイさんは地球人の30歳前後しか見えませんでしたが、実際は1万歳くらいとのことでした。そして、地球人がピラミッドを作っている頃から地球に来たことがあって。「あれ(ピラミッド)は地球人が作ったものだ」と言ったそうです。

 

・「異星人には同じ人間型でも5メートルくらいのもいる。人に言うと怖がるからしゃべらないことにしている。それに人間とはまったく違う形態の知的生物もいる。チユェレイさんたちでもつきあってもらえないほど次元が高く、チユェレイさんたちが研究しても分らないのがいる」と言っていたとのことです。

 

・こんなにも沢山のひとが、こんなにも様々なUFOとの出会いをしている・・・。この事実はなんびとも否定できません。この事実、それも当地岡山においての事実を秋田さんは足で調査し、一冊の本にまとめてくれました。貴重なものだと思います。

 

・ここ岡山の街にも事実か、単なる流言飛語か、沢山のUFO目撃の噂があります。そこで岡山のUFO研究といえばこの方を抜いては語れないといわれている畑野房子(就実高校理科講師)のご協力のもとに、この噂の真相を調べてみました。(月刊※タウン情報おかやま別冊)(1987年)

 

・人間が本能的に持っている未知への探究心が大事。

 

 

 

『 UFO事件の半世紀』 (ロズウェル事件からMIBまで)

(キース・トンプソン)(草思社)1998/4

 

 

 

メン・イン・ブラック(黒服の男たち)>

・こうした「超物理的仮説」は、謎めいた「黒ずくめの男たち」(MIB)に関する報告とも一致する。この奇妙な男たちについての報告は1950年代後半から現れ始めた。彼らはたいてい、UFO目撃者が事件を誰にも話さないうちに、その人の家に前触れもなく一人で、あるいは二、三人でやってくる。しばしば、赤の他人にしては目撃者のことをよく知っているようで、目撃や接近遭遇について他言しないように警告する。MIBは一般に足をひきずるような歩き方をし、話し方が一本調子でいらだたしく、黒いスーツと黒い靴を見につけ、黒い車を運転してくることもよくあり、全体的に不気味な「別世界」の雰囲気をかもしだす。

 

・純粋な幻覚だろうか。そうだとしたら、妙に一貫性があり、しかも多くの人が見た幻覚ということになる。噂や報道を通じて話が広まったのだろうか。だが、UFO研究家たちは、MIBがまだ国民に知れ渡らない頃、それぞれ別々に、多種多様な信頼できる目撃者による多くの似通った報告に出会っていた。UFOに関する文献およびあらゆる文化圏で見られる異常体験談に精通している民俗学者ピーター・M・ロイツェヴィチは、UFO学におけるMIBについての報告と、UFOとは無関係で色々な文化圏に存在する不吉な「ダーク・メン」の報告とのあいだに印象的な類似点があることに気づいた。そして、このような類似点があるのは、悪魔という元型がプロテウスのような適応性と現実世界における生命力を持っている証拠だと考えた。

 

 

 

『 UFO百科事典』

ジョン・スペンサー)(原書房)1998/7

 

 

 

<黒衣の男たち(MIB)>

・「黒衣の男たち」は、北米での初期のUFO話に見られる、奇妙な現象である。彼らは二人組あるいは三人組で現れ、いつもダーク・スーツで決めており、いかにもFBIの諜報員といったいでたちをしている。その正体は、UFOの話を隠蔽するための政府の職員だという声もある。さらに限定して、モーリー島の放射性物質の漏出事故に関する話を隠そうとする原子力調査委員会の職員だとする意見もある。

  もっと面白い説になると、「黒衣の男たち」自身が、エイリアンで、自分たちの秘密活動を続行するために目撃者の証言を封じてまわっているというものがある。そうした主張では、「黒衣の男たち」は異様なメイキャップを施し、あたかも地球上の性別間の相違をあまり歓迎しないとでも言うように、男性が口紅を塗っていることがよくあるそうだ。典型的なものになると、特殊な目的のために「創られた」らしい、時代遅れの古い車を運転している。

 すっかり姿を消したわけではないが、「黒衣の男たち」に関する報告は最近ではめったになくなってきている。これは、世界中で、UFOの話題が非常にオープンになったという時代背景とも関係があるだろう。

 

 

 

『秘密結社の事典』 (暗殺教団からフリーメイソンまで)

(有澤玲)(柏書房)1998/12

 

 

 

<世界の中心>

・世界の中心を目指す探求、遍歴、巡礼の物語は、古代の神話や伝説に共通して見られる普遍的なモティーフでもある。此岸と彼岸の接点に位置し、万物の存在と流転をつかさどる世界の中心は、天地創造の原点に当たる究極の聖所であり、神勅という形で至聖のエネルギーを直接授かることができるので、その上に神殿が築かれることも珍しくはなかった。典型的な例がギリシアのデルフォイにあった。「アポローンの神殿」であり、その内陣に鎮座していたオンファロス(世界の臍)と呼ばれる霊石は、世界の中心の代名詞としても知られている。一方、ユダヤやイスラームの伝承に従えば、世界の中心はソロモン神殿の礎石とされるシェティヤーにほかならない。

 

・17世紀には薔薇十字団運動が一世を風靡したため、諸国を漂泊する「不可視の」熟達者たちの本拠地を世界の中心に比定する伝説が幅を利かせるようになった。19世紀になると東洋趣味の影響もあって、熟達者たちの住まわる王国はインドかティベットの秘境にあるとする見解が定着し、オカルティストのサン=ティーヴ・ダルヴェードルや自称・冒険家のF・オッセンドウスキといった人たちが地下王国{アガルタ}の実在を自明の理とする蠱惑的な著書を刊行して世人を魅了した。

 

 

 

『99万年の叡智』 (近代非理性的運動史を解く)

荒俣宏)(平河出版社)1985/9

 

 

 

<アジアの中心(アガルタ・シャンバラ幻想の魔術)>

<地底王国とシャンバラ=アガルタ伝承>

・近年わが国のオカルト史家にもにわかに注目されだしたテーマに、いわゆる<アガルタ=シャンバラ伝承>なるものがある。換言すれば、中央アジア地底王国幻想というところか。もっとも、日本ではロシアの神秘家ニコライ・リョーリフが上梓した著作『シャンバラ』の名のみ高く、これがリョーリフの本来めざした転生神カルキの誕生する聖なる領域というイメージを離れ、一部「地球空洞説」論者が提起したシャンバラ=地下の世界支配帝国仮説に一方的に引きずられている状況ではある。また、アガルタに関してはまだ本格的な論述があらわれていない。

 

・そもそも19世紀に至って、アガルタ=シャンバラ伝説がオカルティストの想像力に火をつけて以来、この神話は複雑な発展段階をたどり、霊的共同体の新しいモデルとなる一方、マクラレンが述べたとおり、「ヴリル力」という奇妙なエネルギーの源泉地とも考えられるようになった。そのために、このエネルギーをもとめて、ナチス・ドイツやロシアはアガルタ=シャンバラを軍事占領することさえ試みたといわれる。だがしかし、アジアの地底王国伝承とオカルト・パワーの両者は、なぜ、また、いつ、だれによって、このように結合されたのか。

 

 

 

『99万年の叡智』 (近代非理性的運動史を解く)

荒俣宏)(平河出版社)1985/9

 

 

 

<シャンバラ>

・アガルティには、シャンバラと呼ばれる市がある、との新しい情報を聞かされた。以後、リョーリフはアガルティという「地域名ないしは王国名」よりも、シャンバラなる「都市名」を好んで用いるようになり、1930年には聞き書きや彼の体験を集めた著書『シャンバラ』を出版した。これが主としてアメリカで評判となり、シャンバラの名はかってのアトランティスやレムリアと同じように魅力あふれる理想郷の代名詞となった。

 

・「シャンバラには人間の思いもよらぬ力や業績が無数に存在し、その秘密は人間に洩れぬよう厳しく護られている」つまり、アガルティの聖なる都市シャンバラには、核兵器に匹敵するようなすさまじい威力を持つ「力」が開発使用されている、というのだ。

 

<アガルタ><インドに人類超古代史の舞台を求める>

・ジャコリオがカルカッタで採取した多くの伝説の中には、ヒマラヤを遠く越えた北方にあるという地底王国の伝承もあった。その王国から、伸びる地下道はガンジスと結び、聖地に住むのは偉大きわまりない賢者であるという。そして、ジャコリオは、この聖地をアガルタと呼び、これを「エジプト、インドよりもさらに古い文明の中心地」と説明した。

 

 

 

『世界不思議百科』

コリン・ウィルソン)(青土社)2007/2

 

 

 

<不気味な話>

一方、UFOに関連してかなり不気味な話も伝えられ始めた。目撃者によると「政府の役人」が家に来て口を閉ざすように警告したという。たいていは黒い背広だが、軍服のこともあるらしい。政府の各省庁は、ぜんぜん心当たりがないと言明した。1953年、コネティカット州ブリッジボートのアルバート・K・ベンダーは、自分が主宰している国際空飛ぶ円盤協会を突然閉鎖した。目の大きい皮膚の浅黒い三人の男がやってきて、調査を打ち切るよう圧力をかけたとその根拠を述べた。ほとんどのUFOマニアが政府を非難した。

 

・しかし、その十年後にベンダーが出した本によると、かなり不気味な事情がからんでいたらしい。三人の男は彼のマンション内で自由に出現と退去ができるようだった。南極のUFOの基地に連行されたこともある。UFO現象に関心を抱くジャック・ヴァレという科学者は、妖精と「精霊」にかかわる中世の伝承とこの話には類似点があると述べている。

 

 

 

『世界不思議百科』

コリン・ウィルソン)(青土社)2007/2

 

 

 

モスマンの黙示録>

キールも妙な雰囲気を感じるようになった。ウェスト・バージニア州で、高速で飛ばす自動車と同じ速度で飛ぶことができる翼がある巨大な鳥男を目撃したという話があった。この調査を開始した頃、曖昧であるが自分に敵対感情を持っているらしい相手が彼の周囲にちらつき始めた。

 

・彼は『モスマンの予言』という著書で次のように書いている。「誰かが、どこかで私の動きすべてを承知していると私に思い知らせようとしていた。おそらく私の電話すべてに耳を傾けていた。私の通信手段さえ制御しようとした。彼らは、それに完全に成功した」。その相手は、多くの予言を彼に対して行った。マーティン・ルーサー・キング牧師の暗殺、ロバート・ケネディに対する襲撃、ローマ法王に対する刺殺未遂などである。しかし、多くの場合、現実の事件とは日付にずれがあった。キールは結論として次のように述べている。「我々の小さな惑星は、なにか別の4次元時空連続体の力または実在と相互貫入を現在経験しているらしい」。

 

 

 

『世界不思議百科』

コリン・ウィルソン)(青土社)2007/2

 

 

 

<スカイ・ピープル>

・英国のUFO専門家であるプリンスレー・ル・ポア・トレンチ伯爵も独自の調査に基づいて似たような結論に到達する。彼はそれを著書『地球作戦』で次のように書いている。

 

・・・現在少なくとも正反対に相反する二つの実在の力が我々地球に関心を抱いている。一つは、実際の空の民スカイ・ピープルで、これは人類の記憶以前の時から我々の周囲にいる。もう一つは、この惑星固有の区域に住んでいる。人類の中には、彼らが地球の内部に住んでいると信ずるものもある。この二つの派の間では、明らかに『天の戦争』が戦われている。ただし、人類が通常想像するような意味の戦闘が戦われているわけではない。地球人類の精神の支配を目的にした心理的な競り合いである。

 

 

 

『超常現象大事典』

(羽仁礼)(成甲書房)2001/3

 

 

 

<シャンバラ>

中央アジアの地下に存在すると伝えられるアガルタ王国の首都の名前。シャンバラには幾人もの副王と幾千人もの高僧を従えた世界の王ブライトマが住み、地表の人類とは比較にならない高度な科学技術を持つ。ダライ・ラマはシャンバラの使者の一人とされ、ポタラ宮の地下にはシャンバラへの入り口があるとも言われる。本来はラマ教の伝説であったが、西洋にはニコライ・レーリッヒがラマ僧の話として伝えた。またオッセンドウスキーもアフガンとインドのどこかに地底世界への入り口があると伝えられている。一方ダライ・ラマ自身は、シャンバラは通常の意味で存在するものではないと繰り返し述べている。

 

 

 

『超常現象大事典』

(羽仁礼)(成甲書房)2001/3

 

 

 

<MIB(Men in Blackの略語)>

・「黒衣の男」と訳される。UFO研究家やUFO目撃者に対し、その研究成果や目撃談を公表しないよう求める黒ずくめの格好をした男達。1953年に国際空飛ぶ円盤事務所を主催していたアルバート・ベンダーが、3人の謎の男の訪問を受け、研究を中止するよう圧力をかけられたのが最初の報告であり、MIBという略語はジョン・キールが使用し始めた。

 

・必ずと言っていいほど、相手が一人でいるときに現れ、通常黒い車に乗り、本人しか知らないはずのことを知っている。他方目撃者が彼らの意向に反してその経験を公表した場合にも、何らかの被害を受けた例はない。その正体について、CIAなどの情報機関のエージェント、異星人、霊的存在や悪魔など所説ある。他方、ベンダーの主張については、現在は疑念がもたれている。

 

 

 

『超常現象大事典』

(羽仁礼)(成甲書房)2001/3

 

 

 

エリア51

・アメリカのネバダ州グルームレイクの地下、ネリウス空軍基地の近くにあるとされるアメリカ軍の秘密基地で、マンハッタンと同規模の広さを持つ。この場所には、600人以上の異星人が人間と共同作業を行っているという噂があり、ロバート・ラザーは、エリア51内のS4と呼ばれる施設でUFOの推進機関の研究に従事したことがあると主張している。

 

 

 

『世界秘儀秘教事典』

(エルヴェ・マソン)(原書房)2006/5

 

 

 

<アガルタ  AGARTTHA>

・ゲノンはまず、サン・ティヴ・ダルヴェイドルがすでに神秘的なアガルタ王国の存在に触れているとし、さらにその痕跡をほかの口伝のうちにみつけようとした。

 

・「大地の中心地」を意味する定義からして、アガルタ王国は中心的な位置、つまり、聖都「イェルサレム」が選ばれた者たちの国の中心にあり、神殿が都市の中心にあるのと同様に、世界の中心に位置する。この王国は福者や義人たちの楽園であり、天上の光をそのまま受け取る地でもある。こうした「義人の国」はあらゆる伝承にみられる。

 

・世界の北端にあると信じられていた極北人たちのトゥーレと同様に、ユダヤの伝承には「青い都市」ルズが登場している。そこに行くには、アーモンドの木の根本に通じる地下道(典型的なアガルタ的主題)を通らなければならなかった。

 

・さらに、中世人はつねに司祭ヨハネの神秘的な王国に熱をあげていた。いっぽう薔薇十字団もヨハネの「太陽の都市」と聖霊神殿の存在を唱えていた。こうした王国は、はたして同じものだったのだろうか、おそらくそうである。

 

・アガルタの王国は地下にあったが、分国は5大陸にまたがっていた。5王国が並び立ち、その中心的な1つが君主を戴いていた古代のアイルランドと同様に、である。

 

・だが、この幻想的な王国がどこにあったのか、誰も知らない。はたして地下にあったのか、あるいは逆に、ヒマラヤの未知の頂に隠れていたのか。一部の伝承が言うように、それは地下道を通ってカスピ海黒海と結びついていたのか。秘密はなおも保たれたままである。

 

・サン・ティヴ・ダルヴェイドルは、至高の霊的な存在を信じていた。彼はまた、一切が知恵と富とからなる地下王国で、チベットのシャンバラに似た神秘的なアガルタに住む、人類の霊的な指導者たる偉大なマスターたちとテレパシーで交信できると主張した。

 

 

 

『世界秘儀秘教事典』

(エルヴェ・マソン)(原書房)2006/5

 

 

 

<薔薇十字団>

・伝承によれば、「真の」薔薇十字団員たちは東洋に逼塞するようになったという。あるいは彼らは、神秘的なアガルタ王国もしくはアガルタと同一視される土地に避難先を見つけたのかもしれない。そして、おそらくインドをめざしての旅の途中で、彼らはモーリシャス島(当時はフランス島)に立ち寄った。そこには、フランス人たちによって創設された最古のフリーメイソン・ロッジのひとつがなおも存在していた。1785年にフィラデルフィア協会の支部も組織されていた。今日、その痕跡をモーリシャス島{本書の著者の生地}にみいだすことは難しいが、筆者はこの島で、きわめて興味深い神秘主義者たちのみならず、少なくとも現実に奇蹟を行う人物に出会ったことがある。これだけは断言できる。薔薇十字団員たちのように、彼は報酬を一切受け取らず、貧富の差を問わず人々を介護し、治療していた。だが、かっての神秘的な薔薇十字団員たちと同様に、彼はある日、理由も行き先も知らせずに忽然と姿を消してしまった。

 

 

 

 アブダクション』  宇宙に連れ去られた13人

(ジョン E・マック)(ココロ) 2000/8

 

 

 

<宇宙船内部とエイリアン>

・宇宙船に入ると、アブダクティーは通常、さらに多くのエイリアンを目撃する。彼らは、計器類の監視やアブダクションの処置の実施に関わるさまざまな仕事をこなすのに忙しい。私の相談者が描写するエイリアンは数種類に分れる。長身または逆に小柄で、半透明か少なくとも完全に物質的でない光輝く姿のものもいる。機械操作をやっているように見える爬虫類的類人生物も目撃される。金髪で北欧的な容貌をもつ人間そっくりのエイリアンも見られ、ときには人間に似た(ヒューマノイド)エイリアンのそばで働く人間の助手も目撃されている。

 

・だが、これまで目撃されたうちでなんといっても一番多いのは、小柄な「グレイ(灰色人)」で、身長3から4フィートのヒューマノイドである。このグレイたちは大別して二種類あるー背が低いほうのタイプは、雄のミツバチというか昆虫を思わせる作業者群だ。これは宇宙船の内外でロボットのように動いたり、滑るような進み方をして、特定の様々な作業を行っている。もうひとつのタイプは、やや背の高いリーダー、あるいはアブダクティーがほとんど決まったように使う呼び名で言えば、「ドクター」だ。女性の「看護婦(ナース)」や、特定の役割を担うそのほかのエイリアンも目撃されている。リーダーは、ふつう男性のように見えるが、女性のリーダーもいる。性差の見分けは解剖学的判定というより直感的判断にすぎないので、アブダクティーたちは表現に迷うことがある。