日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

ガストン・ブートゥールは「古来、人間が戦争を起こす理由はただ一つしかない」と言って、その理由を「若者が増えすぎることにある」とした。(1)

 

 

『検証 予言はどこまで当たるのか』

ASIOS  菊池聡  文芸社 2012/10/3

 

 

 

出口王仁三郎は日本史上最高の予言者だった?>

<伝説>

大本教主・出口王仁三郎((1871~1948)は単に一宗教法人の教祖的人物というだけにとどまらず、日本史上最大の予言者として記憶されるべき巨人である。

 

・「今度の世界大戦に敗けて日本が領地の台湾や琉球を喪失することは、霊界物語真善美愛に何十年も前から神示されている。大正12年の1月27日に口述して示している」

 

・「霊界」とは顕界(私たちがいる現実的な世界)、幽界(霊的存在が潜む隠れた世界)、神界の3つの世界の総称で、その中には過去・現在・未来のあらゆる事象が書かれているという。

 

王仁三郎はたしかに日本が追いつめられて台湾や沖縄を手放すであろうことを大正時代にすでに予言していたのである。そればかりか敗戦前夜のソ連参戦で満州にいた権力者たちが満鉄であわてて逃げ出すことまで物語に取り入れていた。

 しかも王仁三郎は『霊界物語』の口述時、大正12年(1923)の関東大震災が実際に起きる前に物語に取り入れていたという。

 また『霊界物語』第15巻第21章では登場人物が50世紀の未来世界を訪ねているが、そこでは「空中郵便」という通信手段が行われている。それは紙を媒介することなく空中に書いた文字を送信するのだという。

「昔のように今日の時代は、毛筆や鉛筆や万年筆などの必要はありませぬ。ただ指先を以て空中に75声の文字を記せば、配達夫は直に配達してくれますよ。私が一つ手本を見せましょう。この交通機関は21世紀の初期から開始されたのですよ」

 1983年にはこの箇所がワープロやファックスの発明を予言したものだという解釈が発表されたことがある。メール送受信が日常生活にしっかり溶け込んだ現在ではこの解釈は80年代当時よりさらにリアルなものとして見える。

 この他にも『霊界物語』で予言されていたことが実現したという事例は数多い。そこにはさらに、いまだ解読されていない数多くの予言が秘められているだろう。

 

<真相>

<弱腰だと台湾や沖縄を失うぞと警告した>

・つまり、王仁三郎は関東大震災後に『霊界物語』からエトナ山の噴火を拾い出し、それが震災の予言だったとこじつけたと見るべきだろう。そして、それは実際の災害への警告としてはまったく役立たなかったのである。

 また、この談話による限り、東京に起きる地震の時期は王仁三郎の発言によって示されたものであり、『霊界物語』の解読から導かれたものではない。

 さらに王仁三郎の発言と実際の関東大震災の時期の一致については、王仁三郎の地震予言が複数回行われ、そのうち、実際の震災と時期が一致したものが記録に残ったものと考えられる。東日本大震災においてもそのような「予言的中」の実例はいくつも現れている。(を参照))。

 

<空中郵便は想像上の未来科学技術を記しただけ>

・『霊界物語』50章における50世紀の描写は現代(当時)社会への風刺に満ちている。たとえばその時代は身長が2尺(約60センチ)そこそこが普通で3尺(90センチ)もあれば大男だというのだが、それは交通機関の発達で体をあまり動かさなくともよくなったため、身長まで萎縮してしまったのだというのだ。

 

<UFOと予言「少しだけ先の未来」 秋月朗芳>

・そしてUFOと予言がもっと端的に結びついているのが「UFOコンタクティ」というムーブメントだろう。UFOコンタクティとは、いわゆる地球にやってきた宇宙人とコンタクトしたと称する人物のことだ。

 彼らと彼らを信奉する者にとって宇宙人は地球の行く末を知る予言者で、近似的な神様のような存在であった。それは現代的な解釈を取り入れた規模の小さな宗教団体としての様相を持ち、50年代初頭に現れ、しばらくの間UFO業界を科学的なUFO研究と二分する勢力となる。

 その発端に位置する代表的な人物を挙げると、「地球における核兵器の使用や核実験が他の惑星にも影響があるので、それを阻止するため」にやってきた金星人とコンタクトしたとするジョージ・アダムスキー、クラリオン星人から「貞操観念の欠落と核戦争が地球を自滅させる」と言い渡されたトルーマン・ベサラム、アランと名乗る宇宙人に先の二人と似たような核による脅威を伝えられたダニエル・フライなどがいる。

 コンタクティは他にも大勢いたが、そんなその他大勢の祖となるのがアダムスキーだ。UFOコンタクティとしての先鞭をつけ、汎用性のある思想と活動のフォーマットを築いた。

 現代ではUFOコンタクティという言葉は廃れた感があるが、そのフォーマットは「少しだけ先の未来」の信仰のあり方を予見していたかのようでもあり、ニューエイジ運動やスピリチュアル・ムーブメントと融合し現在でも生きながらえている。

 彼らがコンタクトしたとするのは、我々より高度に発達した科学と文化を持った宇宙人で、前に書いたように、地球来訪の目的のそのほとんどが核戦争や環境汚染による地球の危機を訴えるものであった。そこに見えるのは冷戦下の中で核戦争は避けられないだろうという当時の「少しだけ先の未来」への恐れだろう。

 

<こんなにあった!当たらなかった世界滅亡・大異変予言オンパレード(外れたときの言い訳つき)>

・1960年 空飛ぶ円盤研究団体「宇宙友好協会」(CBA)の代表で航空ジャーナリストの松村雄亮氏が会員たちに伝えたところによると、彼は1959年7月に円盤の母船に招かれ、宇宙人の長老から、「まもなく地球の地軸が急激に変化し、大災害が起きる」と知らされたという。CBAの会員だけはそのときに円盤に救い上げてもらえるのだそうだ。

 その日は、最初は1960年3月21日だとされ、次に6月21日になり、さらに11月22日になった。いざとなると、「リンゴ送れ、C」という電報が会員に発信され、琵琶湖畔に集まることになっていた。

 

・1967年 デンマークの「オーソンの使徒たち」の教祖アンデルス・イェンセンは、テレビに出演し、「1967年のクリスマスが世界の終末となるであろう」と予言した。

 この宗派はコペンハーゲン郊外の野原に屋根を20トンの鉛で葺いた地下シェルターを建設し、そこに避難した。クリスマスが過ぎて彼らが地上に姿を現すと、見物人が面白がって拍手で迎えた。

 イェンセンは「いささか予想は外れたが、理由は単純なものに違いない」と述べた。

 

・1969年 「眠れる予言者」と呼ばれるエドガー・ケイシーは、1945年に死去するまでにたくさんの予言を残したが、その中に「カリフォルニアが太平洋に沈む」というものがあった。

 1960年代、当時の予言者がケイシーの発言を調べ、「カリフォルニアの沈没は1969年4月だ」と推定した。これが発表されるとパニックが起き、多くの住民がカリフォルニアを離れた。

 

・1974年 コホーテク彗星の地球接近が話題になっていた1973年12月21日、アメリカの「神の子供たち」という団体が、「1974年1月31日に世界の終わりが来る」と警告するパンフレットを出した。

 大阪の神道新宗教「一元の会」の教祖・元木教尊氏は、「1974年6月18日に地球規模の大地震が起こり、中でも日本は壊滅的な打撃を受ける」との神示を受けた。この会では数千枚のチラシを作って、人々に避難を訴えた。

 地震は起こらず、元木氏は責任を感じて割腹自殺を図ったが、発見されて一命を取り留めた。

 

・1975年 「ものみの塔」は1969年頃から、多くの出版物の中で「1975年に千年王国が訪れる」と予言していた。また、「現在の社会の体制は数年で終わるので、若い信者はわざわざ高等教育を受けないように」と呼びかけていた。これを信じ、仕事や学業を投げ出す者が多く現れた。

 

・1984年 日本の占星術師・流智明氏は、著書『惑星大予言』(二見書房、1980年)の中で、「1984年5月に、第三次世界大戦が火ぶたを切る」と予言していた。

 

・1998年  予言者エドガー・ケイシーによれば、1998年までに地軸のずれによって地表に大変動が起こり、北ヨーロッパとアメリカ南部諸州は沈没、日本は地震と火山噴火で破壊されているはずだった。

 

・1999年 イギリスのピラミッドロジスト、ピーター・ラメジャラーは、1977年の著書『大ピラミッドは語る』の中で、大ピラミッドの通路の寸法を元に、1999年2月21日に人類は滅亡すると予言していた。

 

・16世紀フランスの予言者ミシェル・ノストラダムスの著書『予言集』の中に、「1999年7の月、恐怖の大王が空から降りてくる」という一節があり、これを人類滅亡や大異変の予言だと解釈する者が大勢いた。日本では1973年に五島勉ノストラダムスの大予言』(祥伝社)が大ベストセラーになって以来、1999年までの間に何百冊というノストラダムス本が出版された。

 

*(筆者注;その他は省略しました)

 

ジョーマクモニーグルはリモート・ビューイングで未来も過去も投資できる?>

ジョーマクモニーグルという人物のことは、日本テレビ系列の特別番組「FBI超能力捜査官」に出演する超能力者としてご存じの方は多いだろう。

 彼はその番組の中で行方不明者などを「リモート・ビューイング(Remote Viewing/以下RV)」という遠隔透視の手法で見つけ出す超能力者だ。

 このRVは遠隔地が透視できるだけでなく、未来や過去を透視することに用いることもできる。

 

・特筆すべきはこの本の中で、「1998年から2003年に、イラク北部で第二の戦争が起きるだろう」「1998年から2003年(または2004年)に、米国は人類がかつて遭遇しえなかったような脅威に、直面する」など、まるで2003年のイラク戦争や、2001年にアメリカを襲った「アメリカ同時多発テロ事件」を予知していたかのような恐るべき記述があることだ。

 

<真相>

<「FBI超能力捜査官という肩書はウソ>

・日本ではテレビ特番の影響で彼の職業を「FBI超能力捜査官」だと思っている方も多いと思うが、これは大げさな物言いで話題を集めようとする日本のテレビの業界の悪しき慣例ともいうべきものだ。実際には彼がFBIに所属する超能力捜査官だったという事実はない。

 

<9・11テロを透視できなかった>

<「今後日本で発生する大地震」の表に東日本大震災への言及なし>

・指標として一番わかりやすいのは2011年3月11日に日本を襲った「東日本大地震」だろう。もし彼が本当に未来の「知らなければならない情報」を透視できるのであれば、これほどの大災害を感知できないはずはない。

 本書には「今後百年のあいだに、以下に挙げる地域ではほぼ間違いなく大きな地震が起きるだろう」として年表化された21の年代と国・地域が挙げられている。しかし、それはすべて2013年以降のもので、当然そこには東日本大地震と思われるものはなかった。

 そして日本版で付け加えられた「日本の自然災害」の項で表としてまとめられている「今後日本で発生する大地震」を見ると、まるでピンポイントに東北と2011年をよけているかのようで、どうももの悲しい。

 

・また本書と離れるが、マクモニーグル氏は2010年、とある作家に「小笠原の福田港と、関西国際空港を直線で結んだその中央で、かなり大きな地震が起きる。淡路島の北側だ。時期は10年9月15日プラスマイナス7日だろう」との、かなりピンポイントな未来透視をメールで送っている。それは同年9月3日付の東京スポーツに掲載されたのだが、気象庁の発表を参照してみても、9月8日から22日の間、彼が予言したような淡路島の北側を震源とする、死者や負傷者が出たような「被害地震」が起きた形跡はなかった。

 

<最後に>

・これから先は余談になるが、本書には全体を通してざっと数えてみたところ500あまりの未来透視があり、そのうち検証できる2012年までの約140の未来透視をすべて書き出し、内容をできる限りの範囲で実際の出来事と照らし合わせてみた。

 

・明確に未来を透視していたと言い切れるようなものは見つからなかった。 

 なので、これがたとえ彼が言うように「情報収集手段の一つ」としてとらえるものであったとしても、それが「有効な」ものとするに値するだろうかという疑念は、湧いたまま最後までぬぐい去ることはできなかったというのが素直なところだ。

 しかし、本書にはまだまだ検証不可能な西暦3000年までの未来透視がびっしり詰まっている。これからも注意深く見守っていくことにしよう。

                        (秋月朗芳)

 

 

 

『闘え、日本人』   外交は「見えない戦争」である

日下公人    集英社インターナショナル  2005/10/3

 

 

 

<欧米人は“事務的”に戦争する>

・彼らの暮らす世界では、戦争のほうが日常で、むしろ平和は戦争と戦争の間のごく例外的な事態である。海に囲まれた島国と違って、大陸区では隣国と地続きでつながっている。国境の向こうから、ある日、突然敵が押し寄せてくると、ただちに戦争が始まる。

 

・戦争が日常なのだから、欧米人は日本人のように逆上せず、きわめて事務的に冷静に戦争を行う。戦争のたびに逆上しているようでは、そんな国家や民族は滅びてしまうからである。

 

・日本人のように「永久平和」を本気で願っているような純情な国民はどこにもない。食うか食われるかが国際政治で悪知恵の限りを出して生きてゆくのが当然の世界なのである。

 

<日本の核武装は1年で完了する?>

・もし、日本が本格的に再軍備を始めれば、中国も韓国も、もちろん北朝鮮も対抗できないくらいの軍事力を持った国家になるはずである。やろうと思えば日本はあっという間に核兵器を作り出すことができる。それが5000発分か1万発分かは大型原爆か小型原爆かにするか、ともかくその原料となるプルトニウムを日本は青森県にたくさん持っている。やる気になれば1年で原爆は開発できる。

 

<若者増加が戦争を招く>

・ガストン・ブートゥールは「古来、人間が戦争を起こす理由はただ一つしかない」と言って、その理由を「若者が増えすぎることにある」とした。

 

・つまり、「戦争の結果、人が死ぬ」のではなく、「若者がたくさん生まれ、人口が増えすぎると、戦争が起きて人口調整する」と答えたのである。

 

・むろんどこの国の、どの時代の指導者も政治家も、自国の国民が多いからという理由で戦争を始めるわけではない。しかしながら、現実としてみれば、たしかに戦争を起こす国は決まって国内に「余剰人員」を抱えている。特に若くて血の気の多い青年が多い国は戦争を起こしやすい。

 

・またブートゥールは「若者がたくさん戦死すれば、戦争は当初の開戦目的に関係なく自然に終わりを迎える」とも書いている。逆に言えば戦争の真の目的は余剰人口の解消なのだから、若者がたくさん死なない限り戦争は終わらないという事でもある。

 

<世界中にあった「口減らし」の知恵>

・ブートゥールは古代のアラブでは男の子を尊び、女の赤ん坊はしばしば殺されていたと書いている。女性の人口が減ればいきおい出産数が減る。人口調整としては最も効果的な方法である。

 

少子化日本は世界平和のリーダーになれる>

・中国は一人っ子政策を採っているが、実際のところ、それがうまく行っているのは上海や北京といった大都市で、地方特に辺境地方では守られていなかったり、除外されたりしているらしい。農村部で人が余っていることは行ってみればわかる。右を見ても左を見ても若い人だらけである。続々と上海などの大都市に人間が流入したり、あるいは海外に密航してでも稼ぎに行く人間が減らないことにもそれは現れている。つまり中国は戦争や内乱の危険がなくならないということである。日本は中国に対してこれまで多額の経済援助をしているが、その資金の多くは中国の軍備増強に回されてきた。

 

<「現状打開派」が戦争を起こす>

・答えを先に書いてしまえば、戦争は現状打破派と現状維持派との間で起こる。そして戦争を最初に仕掛けてくるのは、かならず現状打破の側である。これは戦争の鉄則と言っていい。

 

中国共産党が抱える二つの悩み>

・「日本さえいなければ」と思っている国の筆頭は何といっても中国である。彼らとしては日本は「目の上のたんこぶ」で、その現状を打破したいと思っている。

 

・経済でいえば、中国経済が抱えている大きな問題の一つはエネルギー不足である。

 

・中国の共産党政府は人民が何億人飢え死にしようとも気にしないが経済が混乱して軍が離反することを恐れている。中国史をひもとけばわかるが歴代王朝の交代はすべての軍隊に給料を払えなくなったことから始まっている。

 

・給料を払ってもらえなくなった軍隊は王朝に離反して、かならず各地方の徴税権を持った軍閥になる。そうなったら中国共産党はおしまいである。

 

・ちなみに中国の王朝が倒れるもう一つの原因は農民離反である。

 

・中国史の権威である岡田英弘氏が書いておられるが、中国では飢饉が当たり前で、むしろちゃんと食料が足りている時期のほうが珍しい。だから日本人のように故郷が恋しいとは思わない。故郷に帰るくらいなら殺されたほうがましだと思って反乱を起こすのである。

 

・さて、経済が破綻したらどうなるか。農民は内陸部に帰らないから都市部と内陸部の中間地帯に反乱がおきる。もう起こっている。

 

・これから予想される貧富の差の拡大による混乱は極貧の奥地でなく、大都市周辺の人口増と経済発展がともに盛んだった地域で起こる。大都市のバブル的発展に動員されて集まったたくさんの農民はどこに帰るのか。奥地に帰るより大都市の向かって進むと考えるほうが歴史的認識というものである。

 

 

 

『未来からのスピリチュアルメッセージ』 予言者ジョセリーノ

ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース 講談社  2008/10/2

 

 

 

<あなたの行動が未来を変える>

・私は9歳のころから予知夢を見てきました。その多くは、決して明るいものではありません。とくに最近は、地球温暖化や天変地異など、人類にとって重大な危機ともいえる光景が現れるようになってきました。

 予知した夢の内容は、関係者や公的機関に通知しています。事件や事故、災害などはできることなら回避してほしいし、被害を最小限に食い止めてほしいと願っているからです。

 

予知夢は、私が〈助言者〉と呼ぶ存在からもたらされる警告です。〈助言者〉も私も、悲惨なできごとを回避したいと思っています。もしもそれが回避することのできない未来であったなら、私が予知夢を見る意味がありません。そうした未来を「運命」のひとことで片づけてしまうとしたら、それはあまりにもネガティブな考え方です。

 

<私のからだに溶け込んだ黄金の光の球>

・その光の球が影響したのかどうかはわかりませんが、まもなく私は予知夢を見るようになっていったのです。

 

・それ以来、「黄金の母」に出会うことはありませんでしたが、最近、日本を訪れてその光の球をふたたび目にすることになりました。

 

 出雲大社を参拝したとき、波の上に乗った金色の玉の像を見たのです。その瞬間、私は非常に懐かしい気分になりました。そしてそれは、大国主命を国つくりに導いたという「幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)」と呼ばれる神の姿だったのです。それを知ったとき、やはりあの「黄金の母」は、私を導いてくれた霊的な存在だったのだと確信したのです。

 

<自分に与えられた能力の意味を求めて>

・多くの人が、スピリチュアルレベルの向上には厳しい修行が必要だと思っていますが、スピリチュアルな能力はあらかじめ与えられていることがほとんでです。その力を得るための特別なトレーニングというものは存在しません。

 必要なのは、その能力をコントロールできる精神です。

 

<迷う私を導いてくれた2人の先人>

・シャビエル師は、エマヌエルという靈からのメッセージを受け取り、400冊以上の本を書いている、ブラジルではとても有名な偉人です。しかも、著作権を放棄し、印税を慈善団体に寄付して、みずからは清貧な生涯を貫きました。

 

・私を導いてくれたもう一人の人物が、フレイ・ダミオン師です。カトリックの修道士としてブラジルの国民から敬愛される存在でした。

 彼はブラジル各地を歩き回り、貧しい人々の面倒を見つづけて善行を積んでいました。高い精神性をもった人で、行く先々で、それが路上であっても、たちまち人が集まって人だかりをつくるほどでした。

 

地球温暖化による被害はやまず>

・2005年には、地球全体の二酸化炭素の排出量が266億トンに達しました。そしてこの数字は、さらに増えていくことが予想されています。今まさに、急激な勢いで地球の温暖化が進んでいるのです。

 もしも二酸化炭素の排出量が500億トンに達したら、急速に大きな気象変動が起こり、地球環境は壊滅的な打撃を受けることになります。

 今のペースで二酸化炭素の排出量が増えていくと、この数字に達するまでには、あと4年ほどしかありません。もしもそうなったとき、地球と私たち人類にとって、恐るべき事態が引き起こされるでしょう。

 

・私の見る夢は、まさに絶望的な未来を示しています。

 地球の肺と呼ばれているアマゾンのジャングルは、森林伐採によって2027年までに消え去り、砂漠化が進んでしまいます。

 

・気温はどんどん上昇し、日本でも2015年の夏には摂氏57度にまで達してしまいます。

 

・そして、世界各地を熱波や旱魃が襲い、多くの尊い人命が失われます。

 台風やハリケーンなども、地球温暖化による影響で多発するようになり、また被害も甚大なものになっていくでしょう。2005年8月にアメリカのニューオリンズを襲ったハリケーン・カトリーナは、まだまだこの地球のカタストロフィの始まりに過ぎないのです。

 

<地球の人口の80%がいなくなる!?>

・それだけではありません。森林が伐採されたり、温暖化による生態系の変化が起こったりして、それまで人類が接触することのなかったウイルスや病原菌が登場してきます。

 

・「H5N1」と呼ばれる新型インフルエンザが、その代表です。私の見た夢では、2011年にはこの新型インフルエンザが世界的に大流行し、2013年までに7300万人が死亡するという予知がありました。

 さらにデング熱の流行や、まったく新しい「エルス」と呼ばれるウイルスの発生も引き続いて起こります。

 

・そして、干魃と水質汚染があいまって、人類はかつてなかった水不足を体験することになります。たとえ、川や海に豊富な水があったとしても、それを飲み水として利用することはできなくなってしまうのです。

 その結果、2011年からは水資源をめぐって国同士が争い合い、新たな戦争が始まります。

 

・これらはすべて、環境破壊と地球温暖化によって引き起こされることです。そしてそれ以外にも、大地震の続発や火山の噴火、小惑星の地球衝突などの天変地異も起こり、地球に住む人類に大きなダメージを与えることになるでしょう。

 

・私の夢の中で、2043年までには全人口の80%が失われていることを知りました。しかも、何度も繰り返し見ているうちに、そうした絶望的な未来は、少しずつ加速しているのです。

 この状況が続くようであれば、おそらくあと、30年から32年ほどで、人類の80%が死滅してしまうでしょう。私たちは今すぐ、歯止めをかけるためのアクションを起こす必要があるのです。

 

<温暖化が進めば、日本は海に沈む!?>

地球温暖化の影響は、気候や生態系の変化だけではありません。

2038年には南極の氷の80%は融けて水になり、世界中の氷河も次々となくなってしまいます。その結果、太平洋の島々や標高0メートル以下の土地は、海面が上昇して陸地が水没してしまうでしょう。

 

・日本は、地理的にもっとも温暖化の影響を受ける場所に位置しています。もともと地震や火山活動も多いうえに、海面上昇の影響を直接受けやすい場所に位置しています。もともと地震や火山活動も多いうえに、海面上昇の影響を直接受けやすい場所にあるのです。

 そして、2038年、南米プレートの地殻変動に始まり、太平洋地域一帯で地震が頻発し、火山活動も盛んになっていきます。さらに、地震によって巨大な津波も引き起こされるでしょう。

 そして、日本はもちろん、太平洋の島々やオーストラリアまで、その多くの土地が海中に没してしまいます。

 

<今から行動に移すとき!>

アル・ゴアは、そうした状況を察知して、たくさんの人に伝えようとしました。世界中を飛び回って講演活動をおこない、『不都合な真実』というドキュメンタリー映画を作ったり、本を執筆したりしています。

 

<2011年、世界経済の崩壊が始まる!?>

・石油の埋蔵量は、どんどん減りつづけていきます。それに代わる新エネルギーの開発や普及が進まない状態で、現在の石油の消費を続けていけば、あっという間に限界が来るでしょう。そのことに気づいたとき、世界中がパニックに巻き込まれてしまうのです。

 結果的には、自分たちの利益のためにとった行動が、自分たちの首を絞めることになるのです。

 そして原油価格の高騰は、製品の生産原価や輸送費に転嫁され、物価は大幅に上昇します。航空運賃も、国際線では通常の運賃に加えて燃油サーチャージを徴収するようになっていますが、利用者の負担はさらに増えていきます。

 こうした経済危機の被害を真っ先に受けるのは、生産コスト上昇のつけを払わされる一般の消費者なのです。

 

<世界中の影響を受けても日本も経済危機に>

・日本もこの影響を避けることはできません。2011年には、日本もふたたび経済危機に見舞われるでしょう。多くの銀行が破綻し、倒産する企業が続出、失業や物価の高騰で、国民の生活は困窮します。

 いくつかの分野では、すでに変化が起きています。社会構造そのものも経済格差が広がって二極分化しています。

 

・ところが現在、日本政府は増税の方向に動きつつあるといわれています。しかし、それは経済破綻の条件を、わざわざ自分たちでつくっていることになるのです。そんなことをしてしまうと、国内産業は衰退し、大規模なリストラが進んで、最悪の状況を招きかねません。

 

<このままでは年金制度は崩壊する>

・日本の年金制度は、遅くとも今から11年以内に適正なシステムを構築しなおさなければ、確実に崩壊します。歳入と歳出のバランスが崩れ、数兆円が不足することになるでしょう。

 

<経済格差は治安の悪化をまねく>

・私がいちばん懸念しているのは、経済格差の拡大や貧困層の増大という問題です。

 

・それはとても危険な道です。私たちブラジル人は、その先になにがあるか知っています。かつてブラジルも、1970年代のオイルショック以後に急激なハイパーインフレに苦しみ、紙幣は文字どおり紙くずになったのです。

 

<2017年.新しい経済システムが誕生する>

・世界を襲う経済崩壊の危機も、2017年には新しい経済システムが誕生し、やがて世界を立ち直らせることに成功するでしょう。その中心となるのが日本と中国です。日中の経済学者が共同して研究を進め、資本主義と社会主義のいい面を合わせた経済システムの理論を完成させます。

 

・北欧などでは民主社会主義が取り入れられましたが、そうした理念の代償として高い税金に悩まされています。

 そうしたマイナス要素を取り払い、両者の理想である、自由な経済活動と格差の是正を実現する。それがこのシステムの特徴である。資本主義と社会主義を、〈対立〉でなく、〈調和〉させることで、この理論が導き出されます。

 

・政府と国民は対等のパートナーになります。国民は大きなリスクをともなうこともなく、経済活動をおこない、政府と利益を分け合うでしょう。その結果、政府が国民から税金を徴収する必要はなくなっていきます。

 株式市場は存続しますが、従来の資本主義市場での投資よりも、リスクが少なくなります。不動産の私有も認められますが、所有者が死亡すると、所有権はいったん国に移り、国民に再分配することで活用されるでしょう。

 これは、どの国にも、どの政府と国民にも、有利な結果をもたらします。そのため、理論が完成してから15年から20年のうちに世界各国に波及し、世界を単一の経済システムに統合することができるでしょう。その結果、世界は長い経済恐慌の深淵から立ち直ることができるのです。

 

<世界経済が一つになり、南北格差が消える>

・新しい経済システムは、多少時間がかかりますが、南北格差の問題も解決します。貧しい国がなくなっていくのです。これまでの経済支援や援助のように、お金のあるところから取って貧しいところに再配分するのではなく、経済活動のバランスをとることで、格差を解消していきます。

 このシステムを導入するために、革命や政治的混乱が起こることはありません、移行はとてもスムーズに進むでしょう。

 

・為替の変動相場制は、国際情勢や市場の思惑によって貨幣価値が上下しますが、そうしたリスクもなくなります。各国の通貨は、これまでどおりその国ごとに発行されますが、レートが一定になります。現在のユーロのように、どの国の通貨も世界中で同じように使うことができるようになるでしょう。

 しかし、このシステムが導入されても、国同士の合併や統一に直接、結びつくことはありません。東西ドイツの統一は、非常に特殊なケースでした。EUでさえ、経済面での統一は進んでいますが、政治的な統一にはまだまだ大きな障害があります。

 

<イギリスとイスラエルが世界をリードする>

・しかし、長期的な視点で見れば、現在でも世界経済のリーダーはアメリカではないことがわかります。世界の経済を動かしているのは、常にイギリスであり、国際資本のネットワークをもっているイスラエルでした。アメリカはその尖兵でしかありません。

 

・もちろん、このシステムが導入されても、イギリスやイスラエルが経済をリードします。

 

<ジョセリーノの予言年表>

・ここに掲載した予言は、私が見た数多くの予知夢のうちの一部にすぎません。みなさん一人ひとりの行動によって、これらの「起きて欲しくない予知夢」が一つでも多く現実にならないことを願っています。

 

★(筆者注:2015年以前は省略)

 

2016年・世界各地で新しい天然ガス田が発見されるようになる。

・中国唐山市マグニチュード9.6の大地震が起こる。

 

2017年・世界各地で旱魃が激しくなる。

・ヨーロッパとフィリピンで大雨のために洪水が発生し、多数の死者と難民が出る。

・新しい経済システムが誕生する。

 

2018年・6月、日本の東海地方でマグニチュード10.6の巨大地震が起こる。

・イタリア・シチリアカラブリアマグニチュード9.3の大地震が起こり、津波が発生する。被災者は20万人以上になる。

 

2020年・5月5日、ペルー・ユンガイでマグニチュード8.9の大地震が起こる。犠牲者は5万5000人になる。

・カリフォルニア・ポリナスで大地震が起こり、犠牲者は数千人になる。

 

2021年・10月、メキシコで巨大地震が起こり、犠牲者は2万人以上になる。

2023年・2月9日、サンフランシスコでマグニチュード8.9の大地震が起こり、犠牲者は数千人になる。

2024年・世界で、最高気温が摂氏74度に達するところが出る。

バングラデシュでサイクロンのために数千人が死亡する。

・フランスのセーヌ川の水位が上昇し、パリが水浸しになる。

・ブラジルで海岸線の浸食による難民に関して環境会議が開かれる。

・海面上昇と砂丘の浸食で、イタリアのヴェネツィアが水没する。

・世界中の島国や半島の国の存続が危ぶまれる。日本も同様。

 

2027年・アマゾンの砂漠化が拡大する。

2029年・世界各地で火山爆発と地殻変動が頻発する。

・オランダが水没する。

 

2036年・小惑星アポフィスが地球に大接近する。

2038年・南極の氷が80%融解し、世界の海面上昇が激しくなる。

・南米プレートの地殻変動による大地震が起こり、太平洋地域一帯で地震が頻発する。

 

2039年・各地で気温が摂氏63度になり、低地国は水没する。

2042年・世界の熱帯化の後、北米を中心に激しい寒冷化が始まる。

2043年・このまま環境破壊が進めば、天変地異やウイルスなどのさまざまな要因で世界の人口が減少し、人類の80%がいなくなる可能性がある。

 

 

<●●インターネット情報から●●>

 

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より、

 

ジュセリーノ・ダ・ルース>

ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース(Jucelino Nóbrega da Luz, 1960年 3月- )はブラジルの英会話教室の教師。予知夢(予知明晰夢)による予言ができる予言者として日本の一部マスメディアで紹介されている。パラナ州マリンガ市フロリアーノ出身。妻と4人の子供がいる。サンパウロ州アグアス・デ・リンドーヤ市在住。

 

評価

 

肯定的なもの

 

下村博文自民党衆議院議員、元内閣官房副長官、文部科学大臣

 

インターネットテレビ「超人大陸」で民主党の議員やテレビ局関係者と共に初来日したジュセリーノの話を聞いたことを報告。ジュセリーノを的中率90%の予言者として紹介し、視聴者にジュセリーノの著書『未来からの警告』(たま出版)を勧めた。末松義規民主党衆議院議員

 

自身のブログでジュセリーノの著書を読んだことに触れ、日本で起きると予言された大地震について読者に警戒を訴えた。また2007年12月20日放送の日本テレビ系列のジュセリーノの特別番組にもビデオ出演し「ジュセリーノの予言にはファクツ(実績)がある」とコメントした。増子輝彦民主党参議院議員

 

議員仲間と2時間程ジュセリーノの話を聞いたことを明かす。「結果に対して後付けで予知したようなレトリックを使わないので信憑性が高いそうである」と紹介し、「予知能力の優れた人物に直接話を聞く事は興味深くエキサイティングな体験である」と述べている。藤田幸久(当時、民主党衆議院議員。現在は同党参議院議員

 

2008年6月9日のブログで国会議員会館で夕食をとりながら話を聞いたことを報告。「的中率90%という、テレビ・雑誌等で話題の人です。」と紹介。だが、この記述は2010年の春頃にブログから削除されてしまった。

 

否定的なもの

 

週刊新潮

 

2008年8月7日号の『怪しい予言者「ジュセリーノ」の正体-「8月M6.5の大地震が東京襲う」』と題した記事で、90パーセントとされるジュセリーノの予言の的中率は実際は10パーセント程度であることや、ジュセリーノの予言の文書が事件の後に作成されたものであることを指摘している。『予言者ジュセリーノの疑惑』(晋遊舎 2008年12月15日)

 

ジュセリーノの予言についての初めての批判本。ジュセリーノの予言を正面から検証し批判した内容になっている。山本弘(SF作家『と学会』会長)

 

日経BPnet 2009年1月7日付けの「ジュセリーノ予言の大ウソ」と題したコラム記事で、ジュセリーノ予言がもたらしたデマ騒ぎを総括し、ジュセリーノの当った予言というものは事件のあとから公開されたものでしかないことと、そして先行予言はまったく的中していないことを説明。そして「予言者の言葉よりも災害対策専門家の助言に耳を傾けるべき」と提言。