日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

外務省員は、その「霞ヶ関の常識」を背負ったまま、外交官として世界中で活躍してしまっている—―そして、笑われるのだ。

 

 

『なぜ日本の外交官は世界からバカにされるのか』

海藤彬光  学習研究社   2002/10

 

 

 

<外交とは非常に特殊な世界であり、必ずしも世間一般の常識は通用しないと聞く>

・外務省が「腐りきった組織」であり、外務省員が「非常識」であることは、いまや世間一般の常識となった。この常識には、それなりに裏づけがある。端緒を開いたのは機密費横領事件。

 

・マスメディアによる外務省バッシングも激しく、事件が起こるたびに、外務省の呆れた実態が明らかにされた。また、特に事件がないときでも、外務省員の呆れた行動や言動が次々に暴露された。

 

<「閣下=うんち」という称号>

・「閣下」といえば、一連の外務省バッシングにおいて、「各国に駐在する日本大使は自分のことを「閣下」と呼ばせて威張り散らしている」という批判があった。公僕の分際で「閣下」を名乗って悦に入り、主権者である一般国民を見下すとはなにごとか、というわけだ。そういった批判を受けて、今回の外務省改革では、「大使を『閣下』と呼ぶのはやめることにしよう」というような提言がなされている。

 たしかに、やたらと威張り散らす大使が存在するのは事実だ。また、「閣下」という称号に異常にこだわる大使が存在するのも事実である。

 

・威張り散らすかどうかはともかくとして、外務省員も大使まで出世すれば、一国の大統領と同じく「閣下(Your Excellency)と呼ばれるようになる。これは外交慣例に則ったものであり、公式の場では大使は必ず「閣下」と呼ばれることになっている。これは趣味の問題ではなく、絶対に「閣下」と呼ばなければならないのである。

 

<無能な通訳? 有能な通訳?>

・B大臣のような政治家ならば、挨拶慣れしているのが普通であり、どのような場面でもソツなく挨拶をこなすものである。それでも、突発的に挨拶を頼まれると(しかも外国で)、陳腐な決まり文句を適当に繋いでお茶を濁してしまうことが多い。もちろん、決まり文句を羅列しただけの挨拶でも、日本語なら適当に恰好はつくだろう。しかし、実質的な内容は何もない挨拶なので、そのまま外国語に翻訳しても意味不明なのだ。これでは、通訳をさせられる外交官はたまったものではない。

 しかし、そこをうまく切り抜けてこそ、有能な外交官ともいえる。その意味では、C書記官は無能な外交官だった。英語にも挨拶の決まり文句はいくらでもあるのだから、仮にB大臣の挨拶の内容とは違うものになったとしても、適当に決まり文句を羅列して体裁を整えるべきだったのだ。それができれば、一人前の外交官であり、それをしたにもかかわらず、B大臣の挨拶と通訳のズレをだれにも感じさせなければ、有能な外交官といえよう。

 

<新米外交官の厳しくもツライ通訳修業>

・外交官にとって、通訳はきわめて重要な任務である。そして、きわめて難度の高い任務でもある。

 

 外務省では、外交官の語学力について、次のようにレベルを設定している。

レベル1:その言語で高度な通訳ができる。

レベル2:その言語で高度な外交交渉ができる。

レベル3:その言語で通常の大使館業務がこなせる。

レベル4:その言語で日常会話ができる。

レベル5:できない。

 

 ここで、「高度な外交交渉」よりも「高度な通訳」のほうが上位にランクされていることに注意してほしい。高度な通訳とは、首脳会議や外相会談など、高度な外交交渉を通訳するということだ。要するに、自分自身で外交交渉をするよりも、他人の外交交渉を通訳するほうが高度な語学力を必要とするのである。

 

・「さほど重要ではないお客さん」とは—―あまり具体的に例示するとカドが立つのだが――実は観光が目的の地方議員研修団、実は予算消化が目的の出張者、実はただの観光客なのだが、国会議員に「よろしく頼む」と頼まれたので日本大使館で面倒を見なければならない人物などである。

 

・毎年、夏休みの時期になると、「さほど重要でないお客さん」が

毎日のように日本大使館を来訪する。そのお世話が、新米外交官の任務となるわけだ。こうして、新米外交官の大使館勤務1年目は、ほとんど通訳兼ガイドに明け暮れることになるのである。その仕事内容は、基本的には旅行会社の観光ガイドと変わらない。

 

・「ちょっと、このホテルの部屋、西日が入るし、狭すぎるわ。もっといい部屋に替えてもらえない?同じ値段で」とか、「日本大使館だといえば、もっと安くなるんじゃないの?高い買物してやるんだからさ。大サービスしろといってやってよ」とか、「来るときの飛行機はエコノミーだったから、すっかり身体が痛くなっちゃったよ。帰りの便はファーストか、せめてビジネスにしてもらえないかな。同じ値段で」というような、下品な要求に応えなければならないのである。

 ちなみに、ここで例示した程度の要求ならば、すべて完璧に実現させることが新米外交官には求められている。もし実現できなければ、「使えないヤツ」という烙印を押されることになり、外交官としての栄達の道は永遠に閉ざされることだろう。まあ、こういった要求を無難に通訳し、要領よく交渉をまとめるのも、新米外交官にとっては修業のひとつといえるのかもしれない。

 

国会議員は、「海外事情視察」という名目で海外に出てしまった以上、遊んでばかりいるわけにもいかない。海外事情を視察しているフリをしなければならない。そこで、その国の国会議員と懇談したり、医療福祉施設を見学したり、核廃棄物処理施設を視察したりするのだが、その際の通訳を新米外交官が務めるのだ。

 

・むしろ、新米外交官にとって試練となるのは、こういった議員センセイの「夜の視察」における通訳である。「夜の視察」への意欲に燃えたセンセイが、新米外交官にそっと耳打ちをする。「おい、あそこの金髪の、なんとかならんか?」こういわれたら、なんとかなろうとなるまいと、なんとかしなければならない。センセイの大事な「夜の視察」を滞らせてはならないのだ。外交官として新米とはいえ、その語学力と交渉力が試されているのだ。とりあえず、なんとか話はつけた。あとは金額の交渉だ。「おい、もうちょっとまからんか?」とセンセイの要求は厳しい。またしても新米外交官の語学力と交渉力が試されるのである。

ようやく交渉が成立し、センセイと金髪美女は何処へか消える。そして、新米外交官は「高度な通訳」を成し遂げた喜びに打ち震えるのである。

 

・かつて、Yという外務省でも名うての英語の達人がおり、当然のことながら公式通訳官に抜擢されたのだが、「声がカン高い」というだけの理由で降板を与儀なくされたことがある。通訳の「相性」とは、そういうものだ。意外に繊細なのである。

 

<外交官は臨機応変の通訳を旨とすべし!>

・これについて、まずは低レベルな例から紹介することにしよう。

 国会の会期が明けると、前にも書いたように「外遊」という名目で国会議員が大量に海外に繰りだす。もちろん、海外事情を熱心に視察する議員もいるのだが、観光に熱心な議員もまだまだ少なくない。しかし、「外遊」という名目で海外に出てしまった以上、訪れた国の国会議員と懇談するなどして、「外遊」のアリバイをつくらなければならないのである。

 さて、現地の日本大使館のアレンジにより、A国の国会議員A氏と懇談することが決まった政府与党のB先生であるが、何を話ししたらいいのかわからない。そもそもの動機が観光なのだから、A国のことなどまったく知らないのである。

 

・ここで紹介したのは、決して極端な例ではない。たしかに最近では、B議員のような旧タイプの政治家は減少しつつある。しかし、まだまだ絶滅にはほど遠いのだ。こういった光景は、今でも世界各地で繰り広げられているのである。

 

・ここで紹介したB先生とC書記官の滑稽なやりとりは、まさに日本の政治家と官僚の関係を象徴するものであり、「官僚王国」と呼ばれる日本の実態を如実に示している。B先生がC書記官の書いたシナリオを棒読みするように、政治家が官僚の作文を棒読みしているかぎり、政治は官僚主導でありつづけるのだ。

 

<暴走する通訳――すぐにバレるとは、なんたるドジ!>

・人間関係のトラブルから、在外公館内で器物損事件や傷害事件が発生するのは決して珍しいことではない。意見が対立した同僚を脅迫・軟禁したり、命令に従わない部下を監禁したなどという事例もあるという。それどころか、在外公館内でレイプまがいの事件も発生しているというが、ことの真相は明らかではない。こういった事実が表沙汰になることは、まずありえないからだ。

 

・また、外交官が任国で自殺してしまったような場合、自殺に関連した事実は徹底的に隠蔽される。これは外交官が在外公館内で自殺しようと、自宅で自殺しようと同じことだ。自殺した外交官の仕事関係の物品はもちろんのこと、自宅の私物も徹底的にチェックされる。そして、自殺に関連すると思われる物品はすべて隠蔽されるのだ。だから、自殺した外交官の家族でさえ死の真相は知りえないという。日本国内であれば、決して許されない蛮行であるが、在外公館のナワバリで発生したことであれば許されてしまうのだ。

 ちなみに、こういった在外公館での不祥事は、できるかぎり在外公館内で処理するが、表沙汰になる恐れのある場合は本省にも報告するのだという。当然のことながら、「極秘」の公電で報告するのだそうだ。

 

<外務省の常識は世間の非常識>

<外務省の長い夜、そして長い昼>

・1か月の残業時間が百時間、二百時間は当たり前。ときには三百時間を超えることさえある。一か月に三百時間の残業というと、毎日午前3時か4時ごろまで働き、あるいは泊まりこみ、休日はまったくナシという生活になる。このような生活を続けていたら、だれでも過労死してしまいそうなものだが、外務省員が過労死したという話はあまり聞かない。となると、外務省員はよほど丈夫なのか、あるいは、外務省の仕事は時間はかかるが大変にラクなのではないか—―ということになるのだが、そのあたりの議論はひとまず置いておくことにしよう。

 

<外交官の本音――外交には癒着も必要だ!>

・一連の外務省不祥事件を受けて、外務省は一人の外務省員を一つのポストに長々と就けておかないようにすることにした。これは外務省改革の一環であるが、要するにポストを転々とさせることにより、特定の国家・団体・業者などとの「癒着」を防ごうというのである。これは万人の納得しうる改革であり、実に常識的な改革である。

 

・しかし、外務省の「常識」によれば、外交にはそれだけでは動かない面もあるという。癒着は必ずしも悪いことではない。むしろ癒着が必要な場合もある。キレイゴトだけでは、最大限の外交的効果をあげることはできないというのだ。

 

<世界の非常識――「非核」という名の夢>

・日本の政策や理念を外国に説明するのは外交官の重要な任務である。

しかし、日本の政策や理念のなかには、外国人に説明するのは難しいものが少なくない。

特に困難をきわめるのが「非核」という理念である。

 日本が「非核三原則」を標榜している以上、それを外国人に説明するのはきわめて重要である。重要なのはわかっているのだが、基本的にリアリストが集結している外交の世界で「非核」という「崇高な理念」を語るのはかなり難しいのだ。

 

<世界に嘲笑される日本外交>

・しかし、霞ヶ関の官僚というのは、その「日本人のやりかた」を極端なまでに貫き通すのである。外務省員は、その「霞ヶ関の常識」を背負ったまま、外交官として世界中で活躍してしまっている—―そして、笑われるのだ。

 

・本書の出版を目前に控えた2002年9月、外務省周辺がまた騒がしくなっている。日朝首脳会談にともない、拉致被害者の安否情報がもたらされたのだが、外務省がその一部を隠蔽・操作していたらしいのである。実に不可解な事態だ。これが外務省の常識と世間の常識のズレによるものなのか、あるいは何らかの高度な外交上の理由があるのか、今後の事態の進展を注視していく必要があるだろう。

 

・もし世間一般の常識が外交の世界における非常識だとしたら。そして、外交の世界における「非常識」に基づいて、日本の外務省を徹底的に改革してしまったとしたら。日本の外務省は外交の世界では通用しない組織になってしまうのではないか?

実は外務省関係者のなかには、こういった危惧を抱きつつ、現在の外務省改革を批判する人も少なくないのである。しかし、「外務省=腐りきった組織」「外務省員=非常識」という常識が席巻する世間において、そういった危惧の声はなかなか聞こえてこない。

 

 

 

『踊る日本大使館

小池政行     講談社    2000/6

 

 

 

<中国と北朝鮮の外交官たち>

・私は彼女につきあって、フィンランド語の夜間成人講座なるものに顔を出していたが、見るからに異様な一団が聴講しているのが気になっていた。

 教室の最前列に戦時中の国民服のようなものを身につけた中国外交官の一団が、それこそ必死の形相で講義に耳を傾けていた。さらに、そのすぐ後ろに隠れるようにして、何人かの北朝鮮外交官が、これまた緊張しきった様子で座っていた。

 

・「中国の場合は配偶者がタイプが打てるとか語学に堪能だとかの特技があり、役に立つと判断されなければ、絶対に同伴など許されないんだ。それに我々は配属された国の言葉をある段階まで習得しなければならない。だから、勤務が終了したあと、必死でフィンランド語を学んでいるのだ」

 

<不思議な在外研修最終試験>

・この出来事の唯一の収穫といえば、彼女が問わず語りに「私、なんとかフィンランド語を覚えて、こっちで暮らしたい。できればフィンランド男性と結婚して永住権を取りたいと思い続けてきたの。今は幸福だわ」と語っていたことから、ロシア人のフィンランド観を知ることができたことぐらいだった。70年代の終わりには、彼女のように留学で西側の豊かさを知ったロシア人留学生の多くが、なんとかフィンランドで暮らしたいと思って、フィンランド人と結婚するケースが多かったのである。それはまた、フィンランドソ連の従属国ではなく、市場経済と民主主義の、少なくとも物質的には豊かな国であることを端的に示すことであった。

 

<大使公邸新年会の大乱闘>

・自ら「ドサ回り」というだけあって、どこか投げやりな雰囲気があったが、私自身は、気さくで、そしてまったく尊大なところがないこの公使には、いまでも好感情を抱いている。しかし、在留邦人のゲストを大勢招待する大使公邸の新年会で、何かの拍子に公使が大使に向かって、「何もしないで公邸で寝てるだけじゃないか」と怒鳴ったのには驚いた。そしておたがいに胸倉を掴みだしたのを見て、あわてた館員たちが止めに入ったが、二人の揉み合いは収まらない。ゲストたちも最初は二人の揉み合いを遠巻きにして見ていたが、そのうち、「これはどうしようもないな」という空気がたちこめるようになり、誰かが「馬鹿馬鹿しい。さあ、みんな帰ろう」と声をあげたのを潮に、全員がさっさと帰り支度を始めてしまった。

 

・結局、最後までその場に残ったのは、私と電信担当の館員の二人だけになってしまった。見物人がいなくなると二人は、まるで張り合いをなくしたかのように揉み合いをやめ、「お前はクビだ」「なんだと」とおたがい捨てゼリフを吐きながら、左右に分かれていったのである。

 

・この乱闘騒ぎは、その後すぐ、本省の知るところとなり、帰国を命じられた公使は、ほどなくして選挙に出馬するのだという噂と共に、外務省を辞職した。一方の大使にも帰国命令が下り、東京に戻ったものの定年退官の時期にあった大使は、そのまま民間会社の顧問等に再就職することもなかった。

 

・私は18年間、外務省で北欧諸国、とくにフィンランドの専門家として勤務してきた外交官である。

 いや、正確には外交官だった人間である。在職中も職を辞してからも、私はしばしば外交官とは何か?役人とは何か?という疑問を抱き続けていた、それほど、外務省や日本大使館で私が見聞したことは、入省前の私が心に描いていた外交官のイメージとは、大きく食い違っていたのだ。

 

・私が二度のフィンランド勤務で接した大使たちの中には、人格者や仕事熱心な文字通りの能吏と呼べる人たちもいたが、反面、これが天皇陛下から「人格高潔、才豊かにして」との信任状を託され、任国の国家元首のそれを奉呈する大使のすることなのかと、愕然とさせられることも多かった。

 

 

 

『永田町 vs. 霞が関

最高権力を奪取する者は誰か

 舛添要一   講談社   2007/5/7

 

 

 

<国会質問でわかる議員の優劣>

<ドミニカ移住者に対する特別一時金の支給等に関する法律>

・戦後、日本政府は海外からの引き上げで急増した人々を減らすために、中南米への移住を推進した。ドミニカ共和国への移住推進もそのひとつだった。ところが、それは戦後移民史上最悪の悲惨な移住となった。政府の募集要項では、移民には約18ヘクタールの肥沃な土地を無償譲渡すると書いてあったが、実際は、その3分の1以下の広さで、しかも荒地で、その上、農耕地の所有権も認められなかったからだ。

 

・このドミニカ移民の人たちが、政府にだまされたと2000年に賠償請求を起こし、2006年に東京地裁で判決されたが、「違法行為から20年で賠償請求権が消える」とする民法上の除斥期間の考え方が適用された。ドミニカに入植した時点から20年以上が経っていることを理由に賠償請求を認めず、原告請求を棄却したのだ。

 

・小泉総理は、政府の責任を認め、救済措置を講ずると答えた。これが根拠のなって成立したのが、日本人移民または、その遺族に最高200万円を支給するドミニカ移住者に対する特別一時金の支給等に関する法律である。

 

・国会での質疑応答は、全て議事録に残される。そして、政府の答弁の一言一言が法律の根拠になるのだ。だから、過去の答弁も立法に直結する。

 

・わかりやすくいえば、ローメーカーである国会議員は、法律を通して世の中を変えているということだ。法律を変えるのは何か。それこそが質疑応答なのである。

 

■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

 

・外務省も私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。最近では『外交省 犯罪黒書』(佐藤優)(2015/12/4)があります。どこまでがフィクションで、どこまでがナンフィクションなのか私達一般人には不明の話といわれます。しかし、著者によると「本書の内容は基本的に鈴木宗男氏の質問主意書によって事前に確認済みなので、外務省が文句をつけられるワケはないのだが─。それだから、本書の内容はすべて真実である。 本書のサブタイトルを「外務省検閲済」としたのは以上の理由による」とのこと。

 

『なぜ日本の外交官は世界からバカにされるのか』(海藤彬光  学習研究社 2002/10)は、15年前の書籍です。当時から大きく外務省は変革されたのでしょう。拉致事件でも政治家、外務省、警察関係が、責任がありますが、日本的な対応、情報収集が限界といわれます。「諜報機関がないために外国人からバカにされ、物笑いの種にされている」といわれます。「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」と語られています。

 

 

・私たち一般人は、外交官の生態は知りませんが、コンゴの日本大使館での放火事件の犯人が外務省職員だったのには、驚きました。あまりにもお粗末な外務省職員でした。インターネット情報によると、2013年6月にアフリカ中部コンゴ(旧ザイール)の首都キンシャサで起きた日本大使館の放火事件をめぐり、警視庁は、同12月、現住建造物等放火の疑いで、当時大使館の会計業務を担当している3等書記官の外務省職員を逮捕して、公金横領目的の放火として調べを進めています。「背景には大使館の杜撰な公金管理の実態とともに、裏金を隠蔽するための工作だったとの疑念も浮かび上がる」とのうわさもあるとのこと。

 

・経済官僚に比べて、昔から外務官僚は、評判はよくないといわれます。誰でも外国に行ける時代ですので、企業経営と違って管理が甘いのかもしれません。旧態依然のシステムではなにかとうまくいかないのかもしれません。役所の不祥事件は、本能的に隠そうとするのでしょうか。さまざまな暴露的なことがいろいろな本に載っているそうです。国を代表する外務省の仕事ですから、それなりの人が担当していると思います。が、とにかく私たち一般人は、外務省のことは知りませんが、コンゴの日本大使館放火事件にはビックリしました。

 

・経済官僚に比較して日本の外務省や外交官は昔から評判が悪いようです。評判が悪いどころか実害があります。ドミニカ移民問題のように塗炭の苦しみを与えておきながら、賠償は不十分です。キャリア外交官の評判も地に堕ちたようです。だから政治家もエリート官僚も信用がおけないといわれ、現在の反官僚感情に火がついたそうです。政府の失政に対しては訴訟で白黒をつけるしかないといわれます。

 

ウィキペディア(フリー百科事典)によると、後にドミニカ共和国への移民政策は、「戦後移民史上、最悪のケース」や「最も悲惨な国策移民の失敗例」、「事実上の棄民政策」との称される程までになった。日本政府が発表した募集要項には、「耕作権しかない」ことが一切記載されていなかったうえ、当時の駐ドミニカ大使も、現地の水問題と塩害が多発している事実を把握していたことを隠していたことにあるとされている。

 

・外務省のエリート官僚がこのありさまですから、現在でも様々なことで、日本の外交官はマスコミに叩かれています。「優れた官僚」の神話もなくなりました。このようなことを「東洋的劣等」というのだそうです。外交官は国のエリートですから、増員をしてでも、国民のためにもいわゆる仕事を「しっかりと」してもらいたものです。昔は政治家と公務員の汚職がよく新聞紙上をにぎわしたものでした。このことから、革新政治家や革新官僚が現れ、なんとか良い国にしたいと努力をしたようです。 「チーム・ジャパン」「オール・ジャパン」で、解決すべき事が多いようです。国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートのドリームチームの英知を結集した「国家改造計画」が求められているそうです。

 

・よく「政府の失政を厳しく追及する」ことがマスコミの責任であるともいわれますが、社会風土の頭の古い慣習は容易になくせません。失政への監視は国民の義務でしょうか。「移民は金持ち国に送り、貧乏国には送るな」といわれますが、この経済原理も守られていなかったようです。経済原理的には、通貨価値の安い国で働いても、祖国の家族に送金できないということです。アメリカへの日本移民も戦争で苦労しました。昔は日本は貧乏で移民を出す国でしたが、近年は出稼ぎなどの外国人がたくさん働きに来ております。それは通貨の円が強く祖国の家族に送金できるからです。しかし、日本は本質的に移民を出す国で、大量の外国移民を導入できないそうです。が、自然に外国の労働者は増えているようです。

 

・「小泉総理が人気があったのは北朝鮮に飛んで拉致被害者を連れて来たからだ」といわれます。もちろん外交官や官僚などが御膳立てをしたようですが、北朝鮮の現場に飛んだ総理には国民は印象をうけました。郵貯問題や市場原理主義の問題では様々な議論をよんでいました。当然ながら党人派政治家は反官僚が多いようです。

 

・国会の政策の優先順位は誰でもわかることです。現在、難儀を受けている国民、人々を救うことです。時期を失しては何の役にも立ちません。また、問題解決が数十年もかかるのでは、当事者たちは死んでしまいます。ところで北朝鮮拉致問題は家族たちの運動や政府の努力にもかかわらず、いまだ解決をみていません。現在進行中の微妙な問題ですので、報道も控えめのようです。被害者もその家族も高齢化しており、拉致事件はどうなるのでしょうか。この程度の問題に数十年もかかっているようでは政治家の非力が窺われます。

 

・国民が飢餓に苦しんでいるのに偉大な指導者のもとで軍事費を増大している国。それなのに海外に食糧援助を求めている国。外国人は北朝鮮を"貧乏国""東洋の劣等”だとバカにしているのに、幹部は誇らしげにテレビに登場している国。後進国はそのようなものなのだといわれます。後進国核兵器を持てば、北朝鮮のように、それを使おうとします。後進国核兵器を持てば、自爆テロ的な対外戦争で、国民の不満をそらそうとすると語られています。中東ではイランの核兵器開発も懸念されていたようです。

 

拉致被害者の家族は米国にも出かけて、国際世論に訴えていました。拉致事件の解決は、安倍政権の大きな課題のひとつですが、早期解決の名案がないのでしょうか。政治や裁判の効率が落ち、国民への行政サービスが低下しており国民の不満が高まっているといわれます。

 

・「ジャップの野郎、頭をガツンとやられないと分からないのか」ということで、原爆を2発落されました。米国は、武力制裁を常としてきましたが、戦争を前提としているテロ国家に対しては、武力制裁は効かないといわれます。内乱を避けるために、常に対外戦争の緊張を喚起して国内の不満をまとめる常套手段の好戦的な国はいずれ歴史から消え去るのではないのでしょうか。

 

 

 

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日本は津波による大きな被害をうけるだろう

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド 神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」 日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」 「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」

国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」

セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

 

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