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UFOアガルタのシャンバラ 日本は津波による大きな被害をうけるだろう

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。

現在に至るまで、坂本龍馬がフリーメイソンだったということを示す文献というものは全くもって発見されていない。一応の根拠とされるのが、龍馬とグラバーの「接点」である。(1)

 

フリーメイソンと秘密結社の謎』

 『ロスト・シンボル』がよくわかる

インターノーツ  新人物往来社    2010/4/10

 

 

 

坂本龍馬フリーメイソンだった!?>

<新しもの好きだった龍馬>

坂本龍馬といえば司馬遼太郎の『竜馬がゆく』で一躍有名になった人物。

 1836年、土佐に生まれた龍馬は土佐藩脱藩後、後の江戸城無血開城に尽力した幕臣勝海舟の門下生となっている。龍馬は勝が創設した「神戸海軍操練所」に入り、勝から海軍術を学ぶも、神戸海軍操練所は土佐藩浪士や他藩士も生徒としていたため、勝は幕府の高官から「神戸で浪士達を扇動している」との嫌疑をかけられ、操練所は閉鎖となった。その後龍馬は薩摩藩の庇護を受け、後に貿易会社と政治組織を兼ねた、日本初の株式会社「亀山社中」(海援隊の前身)を結成し、長崎に本拠を構えている。

 他にも功績として、それまで険悪だった薩摩藩長州藩を、同郷の中岡慎太郎とともに仲介し、薩摩の西郷隆盛、長州の桂小五郎と面会し、同意にこぎつけた薩長同盟は有名である。後の大政奉還の成立に尽力するなど、幕末の志士として活動したことでもよく知られている。『竜馬がゆく』では日本のみならず世界に視野を向けていたダイナミックな龍馬像が司馬によって描かれており、それまで無名に近かった龍馬が一気に注目を浴びることとなった。

 龍馬に関してのエピソードは事欠かない。

 

<龍馬フリーメイソン説>

・そんな龍馬が、実はフリーメイソンに操られていた…。そんな見解が一時期持ち上がった。事の発端は作家の加治将一氏が発表した著書『石の扉』(新潮社)や『あやつられた龍馬』(祥伝社)による。加治氏によれば、龍馬は長崎のトーマス・グラバーの助けを借りて、密かに欧州に渡航していたのではないか、という推論がなされている。

 確かに、龍馬の立身出世に絡んだ出来事に関して謎も多い。そのひとつは、亀山社中の設立直後の「大商い」にある。1865年5月、亀山社中を設立した龍馬は、そのわずか3か月後に7800挺の銃を海外から買い付けるという離れ業をやってのける。

 

・長州五傑(長州ファイブ)とも言われた、長州藩士の井上聞多(後の馨)、遠藤謹助、山尾庸三、伊藤俊輔(後の博文)、野村弥吉(後の井上勝)ら5人もこの時期にイギリスに渡っている可能性も出てくるのだ。すると、倒幕から明治維新に至る一連の大転換期は、フリーメイソンによって仕組まれたものであり、坂本龍馬はその手足となって動いていた……。

 以上が加治氏の『あやつられた龍馬』の中で展開されている推論である。

 しかし残念ながら、現在に至るまで、坂本龍馬フリーメイソンだったということを示す文献というものは全くもって発見されていない。一応の根拠とされるのが、龍馬とグラバーの「接点」である。亀山社中で7800挺の銃を海外から買い付けた出来事に関しては、確かにグラバーの並々ならぬ後ろ盾があった可能性が高い。

 

<最初の日本人メイソンは西周津田真道

<幕府派遣でオランダへ留学>

・日本人で初めてフリーメイソンに入会した人物として知られているのが、明治初期の哲学者、西周津田真道だ。

 

・西と津田に関してはフリーメイソンであったことが書面に残されている。

 

<オランダ留学はグラバーの紹介とも>

・西や津田のオランダ行きを手引きした人物として、長崎の武器商人、トーマス・グラバーの名前が挙がることがある。彼らを繋ぐキーワードは「長崎」と「ライデン大学」だ。

 

<戦前日本のロッジをめぐり政府との密約があった>

<入会したのは外国人のみ>

・幕末期から第2次世界大戦にかけて、日本におけるフリーメイソンのロッジに関しての記録はあまり多くはない。しかし、フリーメイソンの会員は数多く日本に来日しており、地下に潜って活動していたと推測されている。

 当時は、どうしても地下に潜らざるを得ない事情があった。そうした地下活動が、日本にフリーメイソンを「秘密結社」「陰謀」といったネガティブイメージへと導いている一因なのかもしれない。

 

・そこから、日本のロッジができるのは80年以上経ってからになる。1864年にできた初のロッジは民間のものではなく、軍隊のロッジであった。当時は英国の歩兵第20連隊が横浜におり、その軍隊の中に「スフィンクス・ロッジNO263」という軍隊のロッジが存在し、横浜にあった建物へ本拠を構える形で、日本初のロッジが誕生している。

 

・この時期、フリーメイソンのロッジは外国人居留地を拠点として、急速に数を増やしている。横浜ロッジを皮切りに、1869年、同じ横浜には「オテントサマ・ロッジ」、1870年には神戸に「ロッジ・兵庫・大阪」、1870年には東京に「日本ロッジ」、18725年には神戸に「ライジング・サン・ロッジ」、1878年には横浜に「ロッジ・東方の星」が、1883年には東京に「東京ロッジ」が、1885年には長崎に「ロッジ・長崎」が新たに開設されている。

 

ナチスによる弾圧の影響も受ける>

・その後、フリーメイソンは組織を地下化せざるを得なくなり、その存在を説明することを禁じられた状態へと追いやられていった。昭和初期になると、ナチス・ドイツがフリーメイソンに対する迫害・弾圧を活発化させ、国際的にもフリーメイソンに対する風当たりが強くなっていく。そうした中でもフリーメイソン側は説明を許されず、負のイメージが積み重なっていくこととなる。

 ちなみにこの頃、ドイツ軍人だったエーリルヒ・ルーデンドルフは『秘密暴露とフリーメイソン』なる著書を出し、ユダヤ系がフリーメイソンの組織を利用してドイツを第1次世界大戦に引き入れたと唱え、フリーメイソンとユダヤを結びつけて非難している。今日まで続いている「ユダヤ=フリーメイソン陰謀史観の憶測はこのときルーデンドルフによって生まれたともされる。

 

<河豚計画>

満州にユダヤ人を>

・河豚といえば、とても美味しい身を持つが、調理を間違えると猛毒にあたり、死に至ることもある。こうした二面性を持つ河豚を例えとした作戦が日本に存在した。第1次世界大戦から第2次世界大戦の端境期にあたる1930年代、日本政府は国際的に迫害を受けていたユダヤ人に安住の地を与えるべく、満州への難民の移住計画を粛々と進めていた。この計画は通称「河豚計画」と呼ばれている。

 

<一時は日本政府の方針になる>

・しかしユダヤ人迫害は徐々に過激さを増し、1935年、ドイツで出されたニュルンベルグ法で決定的となった。この法律では、8分の1までの混血をユダヤ人と規定し、公職からの追放、企業経営は禁止、ユダヤ人の市民としての生活権を否定したのだ。これにより、ユダヤ人は安住の地を求めて各地で難民化していった。

 一度頓挫を来したものの、日本政府はこうした世界情勢のなか、満州国内に「ユダヤ人特別自治州」を設置する計画を実行に移すべく、行動を起こしていく。それが、1938年頃から行われた「河豚計画」である。

 

・しかし、河豚計画が模索されたころには、すでにフリーメイソンへユダヤ人が加入しており、ユダヤ=フリーメイソン陰謀説もしきりに唱えられはじめ、国内でもユダヤ陰謀ものの出版が出されるようになる。こうした、陰謀説の影響もあり、河豚計画も力を失っていった。陰謀論が歴史を動かしたともいえる。

 

<犬塚惟重・きよ子夫妻のフリーメイソン研究>

<上海でユダヤ問題とフリーメイソン調査>

・日本の海軍に所属し、ユダヤ問題・フリーメイソンについて調査・探索したのが犬塚惟重大佐だった。彼の集めた資料は、秘書で彼の妻だった犬塚きよ子氏によって、戦後に公開された。

 

陰謀論を展開した太田龍

極左から陰謀論者へ>

・その後はフリーメイソンについても多くの言及がなされている。例えば、大河ドラマ龍馬伝』で再び注目を浴びている坂本龍馬だが、龍馬自身をフリーメイソンと断定し、龍馬が暗殺された理由について、フリーメイソンによるものではないかと推論している。

 「この土壇場で龍馬が、フリーメイソンが日本の内乱を演出し、それを足がかりに日本の植民地化を図ろうとしている謀略に気づいたのではないか」

 とはいえ、現在まで、龍馬がフリーメイソンであったという確たる証拠は何一つ見つかっていない。

 

<海外の陰謀論も紹介>

・なかでも、デーヴィッド・アイクとは、自らが主幹を務める『週刊日本新聞』のホームページ内に日本語サイトを開設するほど、その考えに心酔していた。太田はレプティリアンという帆虫類人の存在を信じ、「人類は爬虫類人によって支配されている」と公言していた。この考えに至るきっかけは、アイクの『大いなる秘密「爬虫類人」』を翻訳したことからはじまっている。太田によればレプティリアンとは「地球原人を操作して家畜人化した異星人。太古のある時代(おそらく紀元前2000年頃)、爬虫類人は表面から姿を消し、彼らの代理人をして対人類支配管理係たらしめた。それが今日まで続く秘密結社。彼らは、地球人類の効率的管理のために精神的牢獄としての宗教を創作、「一神教」はその究極の形態である。英国王室は、現代における爬虫類人型異星人とその代理人たちの主力基地。英国王室を含む秘密結社の中核維持、秘密儀式において、爬虫類人に変身する、との証言がある」と解説している。

 このレプティリアンについては、太田を支持する関係者の中からも疑問の声が多い。2007年太田と共著で『まもなく日本が世界を救います』を出版したベンジャミン・フルフォードは、太田が心酔するアイクについて、

「色々な話を基本的に支持している。ただし爬虫類人間について私はその存在を裏付ける証拠を見たことがないし、爬虫類人と言われる人物数人を紹介され会ったことがあるが、みんな普通のおっさんにしか見えなかった」として距離を置いている。

 晩年は、共著者との仲違いも見られた。前述したフルフォードとは「9・11」が陰謀だという点で意気投合し、その後も交流が続いていたが、突如2009年3月11日、自らのブログ「時事寸評」で、「イルミナティの走狗、ベンジャミン・フルフォードに対する第8の矢を放つ」とのタイトルで、「フルフォードは、日本の一般大衆又は、ゴイム(家畜人間)を世界国家(世界人間牧場)の中に狩りたてることをイルミナティのご主人さま、及びイルミナティのエージェントによって、指示され、誘導する如く、ディスインフォメーションをばらまく」と、一方的に決別宣言をしている。これに対し、フルフォードはブログ上で、

「まず私を“イルミナティの走狗”と呼ぶこと自体が、事実無根の名誉棄損以外の何物でもない。(中略)私は日本人や世界人類を解放するために命を張っている。“人類を家畜にしたい”と言われることは非常に名誉棄損である」

 と、真っ向から反論している。

 

 

 

『地球一切を救うヴイジョン』

白峰   徳間書店     2008/11/30

 

 

 

フリーメーソンを操るイルミナティ。さらに奥の院のサンヘドリン>

・「サンヘドリン」というのは、もともとは、ユダヤ人の最高評議会を指す言葉ですが、いわゆる闇の権力のトップに君臨している存在がサンヘドリンというコードネームで呼ばれています。これはメーソンの人でも分からないんです。サンヘドリンは別格なんですね。

 

・いわゆる「300人委員会」の上位で、「ゴールデン・ドーン」(黄金の夜明け団)と呼ばれる霊能者や宇宙とつながっているチャネラー、魔女軍団がいます。男性も入っています。彼らの正体は宇宙存在のエイリアンで、おおむね8人は西洋人であとの5人は世界から選ばれる。極東からは定員が3人とか数が決まってます。

 

・来日したことのあるアリゾナ・ワイルダーさんは、彼女は、宇宙存在を実際に見ているし、グレイ(巨大な頭部の異星人)にも会ったし、巨人族とも会っているといいます。

 

・そうしたメンバーたちが世界を動かすにあたっては、神々から啓示を受けて自動書記をするような儀式があるんです。もうこれ以上は公開できません。

あちらの世界に多少顔のきく私にも守秘義務があるからです。

 

・悪者扱いされているフリーメーソンですが、正直申しまして、彼らにはたいした力がない。実際にメーソンを動かしているのは、もっとも古い系統のイルミナティです。

 

イルミナティは、もともと貴族とか王族とか、それから天孫降臨の伝説として完全に守っている人たちです。でもこの人たちを動かしているのは、さらにサンヘドリンと言って、太陽から来た太陽族と言われる人たちです。太陽族は13人います。この人たちが宗門会をつくって、一部は、途中で爬虫類人とかも入りましたけれども、ここが命令を出すわけです。それが歴史と共にズレてきてしまった。

 

・ロックフェラーやロスチャイルドは、私に言わせたら、彼らは、フリーメーソンのトップであったけれども、イルミナティのトップじゃない。元来はイルミナティの下で働いていた金庫番たちです。

 イルミナティは、天文学とか、古代の錬金術とか、神智学とか、そういった宇宙の、アトランティスの古代の英知を全部結集したものです。これは表に出すことができなくて、地底世界のシャンバラとか宇宙存在とか全部つながっている。

 

・地球上の宇宙問題は、フリーメーソンは担当しておらず、全部イルミナティなんです。イルミナティの場合は、銀河系、太陽系まで全部文化を共有できる人たち、その中で、とりあえず地球は太陽系に属しているから太陽系の運行を管理する代表者のことをオリンポスの一族と言って、その代表がサンヘドリンだと。

 

・サンヘドリンは何を信仰したか。それは太陽信仰なのです。つまり、アマテラスなのです。

 

 

 

坂本龍馬フリーメーソン

明治維新の礎を築いた英雄は秘密結社のエージェントだった!

 鬼塚五十一  学研    2007/1

 

 

 

鎖国から開国へー日本の基盤作りを開始>

・今日、世界の流通機構のほとんどはフリーメーソンが牛耳り、世界市場で商取引をスムーズに行うには、フリーメイスン会員になる必要があるとまでいわれている。日本の大手スーパーなどの小売店業界の経営者にフリーメイスンのメンバーが多いのはそのためである。

 

鎖国から一気に開国した日本に浸透していったフリーメイスンは、そのように明治時代から今日にいたるまで自分たちの権利やメリットを与えることで結社員を増やし、勢力を拡大していったことが考えられる。

 

・記念式典(日本のフリーメーソン100周年記念)には、100人近い人々が集まり、半数が日本人で残りは外国人だったという。記念のメダルは直径4センチぐらいの大きさ、定規とコンパスのフリーメーソンのシンボルマークが刻みこまれている。そして、「1966年日本フリーメイスン100周年記念」と書かれ、年号が「1866年~1966年」と記されていた。それは日本にフリーメイスンが初めて設立されたのが、1866年であることを証明していた。

つまり明治維新の2年前である。ということは、それ以前からフリーメイスンは日本に侵入して活動を開始し、日本における基盤作りをしていたことになる。そして、何らかの形で明治維新に関わり合っていったと推測できるのだ。

そうなると、坂本龍馬フリーメイスン説も、まんざらデタラメでもない可能性が出てくる。

 

<「統幕の志士、坂本龍馬フリーメーソンだった」>

 

 

 

陰謀史観

秦郁彦   新潮社    2012/4/20

 

 

 

ヒトラーとナチ党>

ヒトラーは野党時代(1926年)にナチ党の聖典となる『わが闘争』を書いて出版し、アーリア民族を至上、日本人など模倣文化しか持たぬ中位、スラヴ人種を劣等に位置づける独特の人種論を展開した。とくに最劣等人種で、ソ連共産主義と結んで「世界支配の陰謀」をたくらんでいるとこじつけたユダヤ人の排撃は、政権獲得後は実行に移されホロコーストにまで行きつく。

 

・総統の独断に発した本件について外相やドイツ国防軍幹部を共同謀議者と認定するのは無理があり、法廷は『わが闘争』に出てくる妄想を証拠とみなすのは否定した。

 妄想のスケールという点から見れば、『わが闘争』はむしろ控え目だと評したヨースト・ヘルマントは、代って 1931年にW・ゲッツが書いた未来小説の筋書を紹介している。

 

・それはファシスト・ドイツが全欧州を征服したのち、アジア、アフリカを併呑して、アメリカとの最終戦争に勝利するというもので、偶然にも石原莞爾の「世界最終戦争」の妄想に似通っているが、このあたりは原告側に立つソ連にとっても、きわどい場面ではあった。ドイツと共謀してポーランドを分割しているし、最近公開された旧ソ連資料からは、ドイツに攻めこむ予定のスターリンは紙一重でヒトラーに先手を取られてしまったらしい内情が読みとれるからである。

 

歴史学者の見解は分れるが、最近ではヒトラーの行動は日本と同様に、投機性の強い場当たり的対応の連続だったという解釈に傾いているようだ。『わが闘争』の予言的部分も、書かれた時は「ボヘミアの伍長」(ヒンデンブルグ元帥)とさげすまれた「一私人の妄想」にすぎず、レアリストでもあった総統ヒトラーの陰謀構想は、絶頂期でも東方(ソ連)をふくむ全欧州どまりだったのではあるまいか。

 

<CIA・MI6対KGB

・国家の生存には外国情報の収集分析機能(スパイ活動)が欠かせないが、大規模な破壊工作も担う能力を持ち実績もある情報機関は限られている。KGB旧ソ連)、MI6(イギリス)、モサドイスラエル)などが知られているが、有名度ではアメリカのCIA(中央情報局)が群を抜く。

 

・ではわが国はどうかというと、かつては日露戦争時の明石工作や満州国の建国など、それなりの実績をあげた日本の情報工作活動は、第2次世界大戦後はほぼ休止状態のまま現在に及んでいる。独立回復直後の1952年、CIAの下請け的機関として設立された内閣調査室(内側)も影が薄く、細々と公開情報を整理している程度にすぎない。

 かわりにスパイ防止法もない戦後日本は各国の情報機関が自由に活動できる「スパイ天国」と化し、時には荒っぽい暴力活動の舞台となった。東京のホテルに滞在していた金大中(のち韓国大統領)を拉致した韓国安企部(KCIA)、日本各地の海岸から13歳の少女などを拉致した北朝鮮の工作活動を見ても、防諜機能さえ働いていないことがわかる。

 

<ユダヤと反シオニズム

キリスト教徒が全人口の1%、ユダヤ教徒は皆無に近い日本社会では、ユダヤ人に対する平均的な知識水準は久しく「ヴェニスの商人」に登場する商人シャイロックのレベルにとどまっていた。

 

・知らないものに偏見の生まれる余地はないというもの。この点はキリスト教が育んだ伝統感情のなかで、ユダヤ人に対する偏見を固定させた欧米人とは相違する。だが一方ではその日本で戦前・戦後を通じユダヤ陰謀論が流通し、一定の人気を集めているのは、ふしぎな現象といえよう。試みにヤフーで検索してみるとコミンテルンが13.3万件、フリーメーソンが72.6万件に対し、「ユダヤの陰謀」は123万件と首位に立つ。

 そもそも、ダビデ大王やソロモン王の繁栄を誇った古代ユダヤ王国が、ローマ軍の攻撃によりマサダの砦で全滅したのは紀元1世紀のことである。亡国のユダヤ人たちは世界中に離散したが、それから2千年、彼らは至るところで差別され、迫害されつづけた。

 

・では、こうした差別や迫害を正当化したいわゆる「反ユダヤ主義」は何を根拠にしていたのか。一般には、

 

(1) キリスト教社会によってユダヤ教が宗教上の異端とみなされたこと(歴史的にはキリスト教ユダヤ教の分派なのだが)。

(2) 流浪しつつも固有の信仰、風習を頑なに守ってキリスト教社会に同化しなかったこと。

(3) 商業、金融業を得意としたユダヤ人への職業上の偏見。

などが指摘されている。

 

 いずれも根拠のあやふやなものばかりだが、問題は反ユダヤ主義が、ヒトラーとナチ党による絶滅政策にまでエスカレートした点にある。その口実を与えたのが、発祥の地パレスチナにユダヤ人の新国家を建設しようとするシオニズム運動だったのは否定できない。

 

・本文には「英米のユダヤ金権主義者」とか「共産主義ユダヤのソ連」といった慣用句も出現するが、ついでにフリーメーソン論へ飛んで「その中核をなしているのはユダヤ人」で、「蒋介石、英国王のジョージ6世ルーズベルト米大統領はいずれもメーソンなので、お互いに助けあっている」と脱線してしまう(3人とも非ユダヤ人だが)。

 しかし脱線ぶりの強烈さにおいては、三国同盟を推進したかどでA級戦犯にされた白鳥敏夫(駐イタリア大使)が、1944年に書いた次のような論調に比肩するものは他にあるまい。

 

 今度の戦争は本質に於ては日本の八紘一宇の御皇謨とユダヤの金権世界制覇の野望との正面衝突であり、それは邪神エホバの天照大神に対する叛逆であると共に、エホバを戴くユダヤ及びフリーメーソン一味のすめらみことの地上修理固成の天業に対する叛逆行為である。

 

<戦後期のユダヤ禍論>

・そうだとすれば、ユダヤ人の居住者がたかだか1千人ぐらい、読者調査でユダヤ人に会った経験を持つのは1%というわが国の読者は、「空想上の悪魔」(ベン=アミー・シロニー)が2つの大戦をひきおこし、第3次世界大戦で日本を滅ぼそうと狙っているという壮大なスケールの予言を楽しんでいるだけなのかもしれない。

 

フリーメーソン

・ユダヤ禍論よりは地味ながら、根強い人気を保っているのが、フリーメーソン陰謀論だが、日本人にとってはどちらも実感が薄いだけに、混交してしまうことが多い。

「両大戦はフリーメーソンがひき起こした」

「この世を支配しているのはフリーメーソン、闇の世界政府」

 

・「小沢一郎や皇太子妃もフリーメーソンの一員……あと2、3年内には日本は完全に占領される」のような御宣託の「フリーメーソン」を「ユダヤ」にそっくり入れ替えた文献がやはり流通している。混交ぶりを見兼ねてか、ネット上では「多くのユダヤ人がフリーメーソンに加入しているので混乱が起きる。どちらでもない人はきわめて少ないのだ」という変な解説も見かける。

 

・しかし表3を眺めても一身でユダヤ人とフリーメーソンを兼ねた著名人は見当たらないようだと疑う人には、「麻生産業はメーソンの頭目ロスチャイルドの子会社」「麻生も鳩山一家もメーソン」と強引にたたみかける。

 

 麻生太郎元首相が麻生産業の一族であることは知られているが、ユダヤ金権の代表格として著名なロスチャイルドをメーソンの頭目に擬したり、麻生産業の親会社である証拠を見せてくれなどと要望しても無駄だろう。

 

・すべてテレビや新聞が報じない水面下の事象で、頭目でなくても黒幕のはずだ式の論法でかわされてしまうからだ。とどのつまりはユダヤ、コミンテルン、ロックフェラーなど複数の「悪魔」(陰謀組織)が合体しての大連立となってしまうのだが、メーソンが接着剤としての役割を果たしているのはそれなりの理由がある。

 第一は、秘密結社とされながら他の陰謀組織に比較すると透明度が高く、会則も「会員相互の特性と人格の向上をはかる」と当りさわりがない。中世末期の石工組合いらいの歴史的由来も明らかにされている。

 第二に、全体を統合する司令塔はなく、国別、地域別の本部(グランド・ロッジ)が統括し、所在地も公開されている。戦後の東京グランド・ロッジは旧海軍の水交社ビルに置かれ、マスコミの取材も拒否していない。

 第三に、加入条件はあり会員の階位も定められているが、閉鎖的とまでは言いがたい。

 

・メーソンの会員数は全世界で数百万人ほどでアメリカが最多を占め、日本は戦後すぐの頃には2500人いたのが最近は減って150人とも300人ともいわれる。いずれにせよ、微々たる数にすぎない。日本人第一号は幕末のオランダ留学生だった西周とされる。長崎の武器商人グラバーの関係で坂本竜馬がという風聞もあるが、会員名簿が見られないので水掛論になってしまう。

 

 

 

フリーメーソンの秘密』 

レッカ社   PHP   2010/3/11

 

 

 

<環境問題はフリーメーソンの陰謀だった?>

アル・ゴアも関わっている巨大な二酸化炭素排出権ビジネスとは?>

・1997年の京都議定書によって温室効果ガス排出量の削減目標が示されたが、最近では民主党が2020年までに、1990年との比較で25%削減することを政策として発表している。

 

・実は、温室効果ガスの排出量は、国家間で取引される金融商品となっているのだ。

デンマークやイギリス、ドイツなどでは銀行や証券会社がこの排出量を金融商品として、株式や債券のように取り引きしようという試みをスタートさせているという。

 

アル・ゴアは、フリーメーソンの最高位階にあるといわれているし、彼がノーベル賞を受賞したのは、大統領の座を譲ったことと引き換えだったという噂もあるそうだ。

また、二酸化炭素排出権ビジネスには、フリーメーソン系列といわれるゴールドマン・サックス証券会社なども積極的に参入しているという。こういったファンドがフリーメーソンの活動をバックアップするということも十分に考えられるが、その一方で、環境問題を謳い、民を動かすことが巨大なお金を生むシステムとなっているところに、フリーメーソンには、陰謀があるといわれるゆえんである。

 

<世界大戦を目論んだのはフリーメーソンだった?>

<世界大戦が起こる前からフリーメーソンは、具体的な戦争の青写真を描いていた?!>

<「黒い教皇」の奇妙な予言とは?>

 

アルバート・パイクは弁護士、詩人であり、また南北戦争時の南部連邦の将軍である。フリーメーソンの最高幹部であり、白人主義を唱える秘密結社「KKK」の創始者という顔も持つ。そんな彼は、いつしかフリーメーソンの「黒い教皇」と呼ばれるようになっていた。

 

・パイクの第三次世界大戦についての記述はこうだ。

「第3次世界大戦は、シオニストとアラブ人の間にイルミナティ・エージェントが引き起こす、意見の相違によって起こるべきである。世界的な紛争の拡大が計画されている・・・・」

近い将来、パイクの予言どおりに戦争が引き起こされるかはわからないが、これまでの戦争の構図をピタリと当てていることから脅威的でもある。

 

・また、ロシアとグルジアが起こした南オセアチア紛争は、第3次世界大戦への布石となるのかもしれないと考えられている。

 

・戦争は悲惨極まりないものだが、軍需産業や政治家など一部の人間には莫大な富をもたらす。そして、戦争はフリーメーソンの目標とする世界単一政府の実現の近道でもある。そういった目的のためにフリーメーソンはさまざまなきっかけをつくり、戦争を仕掛けてきたのではないかというのが、陰謀論者の考えるところのようだ。