『2014年 ユダヤの大預言』
ユダヤ教の祭礼の日に合わせて、たてつづけに起こる6回の日食と月食が、終末の扉を開く!!
久保有政 学研 2009/12/9
・マーク・ビルツ牧師が発見した「ユダヤに大事件が起きる年、ユダヤの祭に合わせた顕著な月食・日食が見られる」という現象は、筆者にとっても大きな驚きであった。
<中東大戦争か?>
・というわけで、とりあえず2014年にはこの小惑星が地球に衝突する心配はないようだが、では2014年ごろに起きることは何なのか。
ある人は、中東に大戦争が起きるのではないかと考えている。
今日、イランは反米、反イスラエルの態度を明確化している。もし、たとえばイスラエルとイランのあいだに戦争が始まれば、それは両者だけの戦争にとどまらず、アメリカをも巻き込んだ中東大戦争に発展するだろう、と述べるジャーナリストもいる。
・読者はまた、「2012年人類滅亡説」というのをご存じだろうか。いま私たちが話題にしているのは2014年~2015年のことだから、少しずれはあるが、時期的にはかなり近い。
これについてはハリウッドで映画も作られているようだが、2012年人類滅亡説とは、古代マヤ文明において用いられた暦のひとつ「長期暦」が、2012年12月21日ごろにひとつの区切りを迎えることからいわれだしたものである。
<太陽嵐>
・また、マヤ歴とは関係ないが、NASAが発表した報告書には、2012年には一大危機を迎えるかもしれないという記述がある。
2012年は太陽活動が極大化するときであり、強力な「太陽嵐」が吹き荒れ、地球に壊滅的な被害を与える可能性がある。
太陽嵐とは、太陽風すなわち太陽からの放射線が爆発的に放出され、それが地球環境などに甚大な被害をもたらす現象である。
<フォトンベルト説>
・フォトンベルト説を支持しているのはやはり、おもにニューエイジ思想の人々である。ニューエイジ系の人々は、こうしたフォトンベルトなどを引き合いに出して、人類はやがて「アセンション」の時を迎えるという。
アセンションとは上昇を意味する英語だ。そのとき、単に高エネルギーの中に入って電子機器などが影響を受けるだけでなく、そのエネルギーは地球の「次元」をも上昇させるという。
人間と世界が現在の3次元から高次元の存在へ進化するとき、というのである。
ニューエイジ系や新興宗教では、アセンションは、地球がフォトンべルトに突入する2012年後に起こるのではないかと推測されている。つまりアセンション説は、2012年人類滅亡説ではなく、2012年人類進化説である。
科学者の多くからは、こうしたアセンション説は荒唐無稽として相手にされていない。とはいえ、2012年や、その後の2014年前後は、このように多くの人々にとり注目の的なのである。
<惑星直列>
・またかつて「惑星直列」が地球に甚大な影響を及ぼす、と考えた者達もいた。
・天文学的には、一直線に並んだとはいっても、地球以外の惑星の重力などが地球に与える影響は微々たるものであり、ほとんど影響はないのである。
<ヒトラーの予言>
・「1989年以後、人類には宇宙から、かつてないカタストロフィ(大破局)が近づく。若いころ私は、『わが闘争』に、いずれ人間が大自然から復讐されると書いた。それが1989年以後の状態だ、……人類は大自然から手ひどく復讐されるだろう。1989年~199年まで、世界は続けざまの天変地異と戦乱の中にある。………
2000年以後は、それが一層ひどくなる。2014年にはヨーロッパの3分の1とアメリカの3分の1が荒廃してしまう。アフリカと中東も完全に荒廃する。……わがドイツの一部と米ソの中心部、日本や中国は深い傷を負いながらも生き残る」
・この言葉の前半にある「1989年~1999年まで、世界は続けざまの天変地異と戦乱の中にある」「カタストロフィが近づく」「人間が大自然から復讐される」は、すべてがその通りになったとはいえない。
たしかに環境汚染が進み、異常気象が多くなり、大自然の復讐が始まりつつあることは事実だろう。けれども、それが1989年以降急激に増したわけでもなく、また巨大な天変地異があったわけでもない。またこの期間、湾岸戦争(1991年)などはあったが、世界中が戦乱に巻き込まれたわけではない。
・ヒトラーは、人類はその後、一部の「高度に進化した人間」と、受動的で機械的な行動しかしない多くの人々に分かれていく、とも述べている。そしてその高度な人間が、その受動的な人間たちを支配すると。
つまり彼の「予言」によれば、一部はアセンションし進化するが、ほかの人々は退化していくというのである。
<ジョセリーノの予言>
2014~2015年に関しては、ほかにも次のような「予言」がある。
最近、ブラジル人のジョセリーノがなした「予言」が話題になっている。
彼はかつて、スぺ―スシャトル「チャレンジャー号」の爆発事故(1986年1月28日)、阪神・淡路大震災(1995年1月17日)、チェルイノブイリ原発事故(1986年4月26日)、東京地下鉄サリン事件(1995年3月20日)、世界貿易センターのテロ(2001年9月11日)、スマトラ沖大地震(2004年10月26日)、その他について、その日時や出来事を何年も前に正確に予言し、的中したという。
ただし、的中しなかった予言も多い。たとえばジョセリーノの予言には、2007~2009年についてこうあった。
*2007年もしくは2008年の7月13日に、日本は巨大な地震の被害を受け、大勢の命が奪われる。30メートルの津波が日本を襲う。
*2008年9月13日に中国で大地震が発生し、100万人の死者が出る。
*2008年ごろからアフリカで干ばつによる水不足が発生し、さらにほとんどの国で水不足になる。水不足で新たな戦争が発生する。
*2008年12月17日にアメリカでテロ事件が発生する。
*2008年9月にエンパイアステートビルでテロ事件が起きる。
*2009年1月25日にマグニチュード8.9の大地震が大阪や神戸を直撃し、数十万人の犠牲者が出る。
しかし、これらはいずれもはずれた。テレビや本でジョセリーノの予言が紹介されたとき、「的中率90パーセント」などといわれていたが、研究者の調べでは、実際には好意的に判断しても50パーセント程度ではないかという。
それについてどう考えるかは別として、2014~2015年について、ジョセリーノは次のように「予言」している。
*2014年、小惑星が地球に激突する可能性がある。激突の可能性は60パーセントである。
*2014年、アフリカの水不足で、ブラジルに難民が押し寄せる。
*2015年、ポルトガル、イギリス、フランス、スぺインなどのヨーロッパ全域で干ばつがあり、4月22日以降にさらに激しくなる。
*2015年、インドネシアのクラカトアが噴火。
*2015年11月、イタリアのナポリで大地震が発生し、数千人が死亡。
*2015年から2020年のあいだにアマゾンの樹林が消える。
*2015年、地球の平均気温が59度に達し、多くの死者が出て世界中がパニックになる。
それは大変な年になるというのだ。
<タイターの予言>
一方、これとは別に、ジョン・タイターのように、「2015年に第3次世界大戦が起きる。30億人近くの人が死ぬ」と「予言」する人もいる。これも恐ろしく大変なものである。
ただしタイターの予言も、過去に的中したものはあるとされるが、まったく的中しなかったものも多い。
ジョン・タイターは、ジョセリーノとは違い、その素性がはっきりしない。なにしろ彼は、タイムマシンで2036年の未来から現代にやってきたという「タイム・トラベラー」を自称する人物である。
<聖書の予言>
・2014~2015年に、ユダヤの祭に合わせて顕著な月食・日食現象がある。これは事実である。これは、ヒトラーやジョセリーノ、タイターなどの「予言」ではなく、天文学者の予測であり、計算である。
また、かつてユダヤの祭に合わせた、日食現象が続けて起きたとき、ユダヤに、また世界に大きな事件が起きていた。これは、調べればわかる過去のデータである。
さらに、来たる2014~2015年にも、ユダヤの祭に合わせた顕著な月食・日食現象が起こる。そのとき過去と同様、ユダヤにとってまた世界にとって大きな出来事があるのではないか。
これは、ヒトラーや、ジョセリーノ、タイターのような「予言」ではなく、過去のデータに基づいてなした「予測」である。
それにしても、2014~2015年にいったい何があるのか。何かが起きるのか。それとも起きないのか。
<聖書は、必ずしも2014~2015年とは特定していないものの、世界は近い将来「大患難期」に入ると明確に予言している>
・しかしここに、いかなる医者よりも偉大な医者が存在する。それがキリストであるという。大患難期の終わりごろに、キリストは再臨(再来)し、その巨大なメスをもって世界の悪を切り取り、悪と苦しみに終止符を打って、世界に至福の王国を樹立されるとの予言が聖書に書かれている。
<大患難期突入か>
・大患難期は、やがて全世界を覆う巨大な試練のときである。それは「終末」=「世の終わり」が間近になったしるしとされる。
ここでいう「終末」「世の終わり」は、決して、何もかもなくなってしまう破滅のときではない。むしろ、「この世」と「来たるべき世」の境界なのである。
現在の世の体制はやがて崩壊し、終結する。しかし、そののち「新天新地」「神の国」と呼ばれる新しい世界が来る、と聖書はいう。
その境目が「世の終わり」「終末」である。
<大患難期は、その中心的な期間は7年であると一般的に考えられている>
・聖書はこの大艱難期について、「主の大いなる輝かしい日が来る前に、太陽はやみとなり、月は血に変わる。しかし、主の名を呼ぶ者は、みな救われる」(「使徒の働き」第2章20節)と述べて、「太陽はやみとなり」は日食であるとも考えられるし、「月は血に変わる」は、月食によって月が血のように赤黒く見えることをいっているともとれる。
・イエス・キリストは大艱難期について、「これらの日の苦難に続いて、太陽は暗くなり、月は光を放たず、星は天から落ち、天の万象は揺り動かされます」(「マタイの福音書」第24章29節)と語られた。
さらに別の個所では、「日と月の星には、前兆が現れ、地上では、諸国の民が、海と波が荒れどよめくために不安に陥って悩み……」(「ルカの福音書」第21章25節)ともいわれている。「日と月」に現れる「前兆」とは、日食や月食のことかもしれない。
・ただし、これらマタイ、ルカの福音書における前後関係を読んでみると、キリストが言及された「日と月」の前兆は、大艱難期がある程度進んだあとに起こる天体の異変を指している。
つまり、大患難期の開始時のことではない。
しかし、大艱難期の開始時に、ユダヤの祭に合わせて月食・日食の現象が起き、それから大艱難期がある程度進んでそのクライマックスがやってこようとするときになって、さらに大きな異変が日と月と星に現れるのかもしれない。
そういうわけで、2014~2015年に見られる月食・日食の現象は大艱難期の開始を示すものかもしれない、と考える者もいるのである。
<ユダヤ教神殿再建か?>
・聖書によれば、終末が間近になった時代の世界の出来事は、ユダヤを要として進んでいく。
2014~2015年に大艱難期が始まるか、あるいはまだ始まらないかはともかく、その年、エルサレムにユダヤ教の神殿が建つのではないかと考える者もいる。あるいは、神殿建設につながるような出来事が起きるのではないか、というのだ。
今日、ユダヤ人は自分たちの神殿を持っていない。今エルサレムの「神殿の丘」に建っているのはイスラム教のドームである。しかしあの丘に、昔、ユダヤ教の「第1神殿」も「第2神殿」もあったのだ。
・以来、今に至るまでユダヤ人は神殿を持っていない。しかしユダヤ人は、神殿の再建を熱望している。彼らは、この将来建てられるべき神殿を「第3神殿」と呼んでいる。
第1神殿も第2神殿も、かつてエルサレムの「神殿の丘」に建てられていた。第3神殿も、同じ丘に建てられなければならない、というのがユダヤ人の考えである。
<大艱難期の中ごろまでに神殿が再建される>
・このように大艱難期の中ごろまでには、エルサレムに第3神殿が建てられていなければならない。そして大艱難期の中ごろに、「荒らす憎むべき者」がこの神殿を荒らすだろうと、キリストは予言されたのである。「荒らす憎むべき者」とは何か。
・聖書によれば、大艱難期に現れる「獣」と象徴的に呼ばれる者が、エルサレムのユダヤ教神殿に踏み入り、自ら「荒らすべき者」となって冒瀆するという。だから、それまでにはエルサレムに「ユダヤ教神殿」が再建されていなければならない。
しかし現状を見ると、かつてのユダヤ教神殿は、西暦70年にローマ軍によって破壊されて以来、今日に至るまで再建されていない。今日もユダヤ人は神殿再建を熱望している。実際その計画もあるが、その実現は決して容易ではない。
<ユダヤ教神殿に向けた動き>
・実際、イスラエルに本拠地を置く「神殿の丘忠誠団」や、米国コロラド州に本拠地を置く「ユダヤ神殿建設同盟」などは、第3神殿の建設に向けて活動を活発化しているという。
『未来を透視する』(ジョー・マクモニーグル) FBI超能力捜査官
(ソフトバンク・クリエイティブ)2006/12/21
<気象変動>
・来るべき気象変動により、2008年からこの台風の発生回数は増えていくと私は、予想している。とくに2011年は過去に例を見ない台風ラッシュとなり、大規模な暴風雨が吹き荒れる深刻な年になるとの透視結果が出ている。この台風ラッシュは、2012年にずれこむかもしれないが、可能性は低い。嵐の増加を促す地球の温暖化は、現在も急速に進行中だからである。
・2010年から2014年にかけて、また、2026年から2035年にかけて、平均降雨量は年々560~710ミリメートルずつ増加する。現在から2010年にかけて、また、2015年から2025年にかけては、380~530ミリメートルずつ減少する。現在から2010年にかけて、また、2015年から2025年にかけて、平均降雪量は300~550ミリメートルずつ増加する。
ソフトバンク・クリエイティブ 2006年12月26日
<日本の自然災害>
<2010年、長野で大きな地震が起きる>
・透視結果を見てもうろたえず、注意程度にとらえてほしい。ただし、最悪の事態に備えておいて、何も起こらないことを願おう。こと天災に関しては、透視は間違っているほうがありがたい。
<今後、日本で発生する大地震>
2008年 伊勢崎市 震度6弱
2018年 東京都 震度6弱
・噴火や地震にともなって海底では地盤の隆起や沈降が起きる。そして、膨大な量の海水が突然動きだし、衝撃波となって陸地の海外線へと進行する。
・遠洋ではあまり目立つ動きではないが、浅瀬に入ると、衝撃波は巨大な津波となって陸地を襲い、都市部などを徹底的に破壊してしまう(波の高さはときには30メートル以上になることもある)。
・内陸へと押し寄せる力がピークに達すると、今度は海に戻り始め、残された街の残骸を一切合財引きずりこんでいく。警告もなしに、突然襲ってくれば被害はとりわけ甚大となる。
・幸い日本には、優良な早期警戒システムがあるのだが、海底地震が発生して警報が発令されてから、津波が押し寄せる時間は、残念ながらどんどん短くなっている。
<日本を襲う津波>
2008年夏 11メートル
2010年晩夏 13メートル
2018年秋 11メートル
2025年夏 17メートル
2038年初夏 15メートル
2067年夏 21メートル
・日本は津波による大きな被害を受けるだろう(なお、波の高さが10メートル以上に及ぶものだけに限定している)。北海道の北部沿岸の都市部は特に津波に弱い。徳島市、和歌山市、浜松市、鈴鹿市、新潟市、石巻市も同様である。このほかにも津波に無防備な小都市は数多くある。
<土地>
・気象変動とともに、日本の土地問題は悪化しはじめる。沿岸部での海面上昇と、暴風雨の際に発生する大波によって、低地の村落と小都市の生活が脅かされるようになる。堤防や防壁といった手段は効力を発揮しないため、2012年から2015年のあたりまでに多くの人が転居を余儀なくされるだろう。
『FBI超能力捜査官マクモニーグル』
「遠隔透視」部隊の現実
(並木伸一郎・宇佐和通) (学研)2007/2
<幽霊のハンス>
・幽霊もよく見る。亡くなった妻の母も会いにきた。陸軍時代、ドイツでも幽霊を見た。長旅を終えて新しい宿舎に着いた夜のことだ。洗濯をしようと地下に行ったが、どの部屋が洗濯室なのか分からずうろうろしていると、年老いたドイツの男性と出くわした。ドイツ人だと分かったのは、民族衣装を着ていたからだ。
・彼に『洗濯室はどこです』かと尋ねると『ああ、こっちだよ。ついて来なさい』といわれ、『ここだよ』と、部屋まで案内してもらった。私は、礼を言って洗濯を始めたが、目をあげると、彼の姿はもうなかった。
・私は、ドアと彼の間に立っていたから、彼が出て行くのに気付かないはずはない。不思議に思って、あちこち探したが見当たらなかった。
・同僚たちの部屋に向かう途中で、ふと当り前のことを思い出した。そこは情報関係の建物で、ドイツ人が出入りできるわけがないのだ。部屋に入って、『あのドイツ人は誰だ?』と聞くと『ああ、それは幽霊のハンスだよ』と、あっさりいわれた。部隊では有名な幽霊だったようだ。悪さをしないが、頻繁に姿を見せるという。
・現れたり消えたりしながら、アメリカ兵とのコミュニケーションを楽しむらしいのだ。その建物に取り付いているのだろう。ドアを開け閉めすることや、あるいは皆がいる部屋に入ってきたり、ポーカーをしているテーブルの脇でじっとしていることもあった。兵士の一人が怒って灰皿を投げつけたら、灰皿はハンスの体を通り抜けて壁に当たった。
雑誌『ムー』2008年7月号(学研)
<9月13日に中国と日本を大地震が襲う!>
・予知夢で90パーセントの的中率を誇るブラジルの予言者ジュセリーノ。世界で最も注目されている予言者>
・5月12日、中国・四川省を襲った大地震。死者6万人以上、負傷者25万人以上という未曽有の大惨事は、世界を震撼させた。
・「2008年9月13日、中国トンキン湾か海南島でマグニチュード9.1の地震が発生し、死者は100万人以上になる。この地震は日本の東海地方で起きる可能性もある」とのジュセリーノの予言。
・さらに書籍には掲載されなかったが、9月の巨大地震のほかにミャンマーのサイクロン被害、さらに「5月12日に中国で・・・・マグニチュード7.8も大地震が発生する」という予知夢を見たため、中国政府に送付していたという。
・彼の予知は「夢見」というかたちで行われる。未来に起こるであろう出来事を夢で見て、その内容を関係者や当局へ手紙で知らせ警告を発するのだ。その記録は地元の郵便局や登記所に残している。
・「私の予知の10パーセントは外れています。さらに日付や場所には多少のズレがあります。大切なのは、その出来事が起こる年と月に注意すること。惨事の予知は外れてくれることを祈るばかりですが、起こるべき自然災害は避けようがありません。それでも私の予知の警告に耳を傾けて何らかの準備をしてもらえれば、未来はまだ変えることができるのです」
(雑誌『ムー』2008年2月号)
<「助言者」たちの声は、警告文を送るための相手の住所と名前まで伝えてくれる>
・だが、厳密にいえばジュセリーノの場合は、これらの明晰夢や体外離脱現象の範疇には入らない。なにしろ1週間のうち、1日の休みをのぞいて、毎日、複数の予知夢を見ているのである。
・しかもそれぞれの予知夢で、その出来事がどこの国の何という場所なのか、発生時期(年月日と時間まで)まで明確に特定されている。いや、そればかりか、再三書いてきているように、「助言者」たちの声は、警告文を送るための相手の住所と名前まで伝えてくれるのである!
<「ジュセリーノの近未来予言は、様々な天変地異に満ちている」>
具体的に時系列で挙げていくとー。
“2008年”
- 7月、フイリピンでマグニチュード8.1の地震が発生する。9月には中国でマグニチュード9.1の地震が起こり、100万人以上の犠牲者が出る。同9月には、米エンパイアステートビルでテロが発生する。
“2009年”
“2010年”
- アフリカの数カ国で気温が58度に上昇し、深刻な水不足が起こる。6月15日にニューヨークの株式市場が崩壊、世界経済が危機に陥る。アメリカをトルネードが襲い、死者が多数出る。
“2011年”
- 鳥インフルエンザが人間に感染しだし、2013年までに7300万人の死者が出る。新たな戦争が始まる。免疫不全に陥り4時間で死亡する致命的なウイルス「エルス」が出現する。
“2012年”
- アマゾンで森林火災が広がり、砂漠化が始まる。なおこれは、2015年から2020年にかけて樹林が消えてしまうきっかけとなる。12月6日からは、「黒い雲の時代」といわれる気象的な混沌(カオス)状況が始まる。
・もしもジュセリーノの予言どおりに進んでいけば、人類には暗澹たる未来しか待っていないことになる!
<それでも人類の未来は変えられる!>
(雑誌『ムー』2008年2月号)
<「神」とつながる聖なる回路!?「助言者」が知らせる未来図!>
・ちなみにブラジルの予言者ジュセリーノは目が覚めているときも、ときどき耳に手をあてて何かを聞いている仕草をするときがあるという。これは「助言者」たちが、夢以外のところでもジュセリーノに何らかのメッセージを送っているためのようだ。
<助言者=異星人説>
・ジュセリーノはおびただしい予言を行っていますが、その予言の規模、スケールの大きさを見ていると、単なる守護霊的な存在が言わせているだけとは思えません。
・ジュセリーノの口を通して、彼らが最終的に何をいいたいのか?そのことを考えると、私(韮澤氏)は地球外の知的生命体による関与があるのかなと考えてしまいます。
・地球外の知的生命体といっても、なにも肉体を持った異星人というわけではありません。どのような形態をしているのかは、想像もつきませんが、地球を含めた宇宙をコントロールしている存在といえばいいでしょうか。