『陰謀用語の基礎知識』
田所広 TOブックス 2012/11/25
<天磐船 (あまのいわふね)>
・日本神話における鳥之石楠船神(とりのいわくふねのかみ)と呼ばれる神、および神が乗る船の名前。
鳥之石楠船神はイザナギとイザナミの間に生まれたと言われる。天磐船は『日本書紀』に登場する空飛ぶ建造物であり、天の浮橋とも呼ばれている。書記によると天磐船はすべての地上が泥海に沈んでしまう直前に浮き上がって難を逃れたとも記される。
この泥海に関しては長年論争が続いているが、近年の強い説に「大洪水の際の出来事である」というものがある。ここで言う大洪水とは、ノアの方舟(箱舟)で有名な紀元前2344年に起きたとされる世界を呑みこんだ大洪水を指している。
この説によると、天磐船は大洪水の際に海に浮かんだノアの方舟を指すことになるが、この説はさらに読み方によって分派する。すなわち天磐船はエノク(ノアの曽祖父)の町を指し、天と海と読み替えた時の海磐船は方舟そのものを指すという説である。
<ヒトラーの予言>
・ナチス第3帝国を率いた総統アドルフ・ヒトラーの代表的な予言。
そこには軍事・外交の専門家や歴史学者が舌を巻くようなものも数多く含まれている。エリートと呼ばれたニ―ベルゲン復讐騎士団に対して語られた予言には、ナチスの敗北、1989年以降の支配・被支配体制の変質、21世紀初頭に起こる宇宙と地球の天変地異、世界気候の劇的な変動、ユーベルメンシュ(超人)やゴッドメンシュ(神人)の出現、第3次世界大戦の欧米、中国、日本の状況。2039年にはこれまでとは「違う人間」が登場し、世界が神に近い人間と完全管理された家畜人間の2種類に分かれること(シャングリラ化)、などがある。
また、オーバーザベルグの山荘で語られた予言は、やがて人類が地下都市に住むようになること、電子ネットワーク化の実現、AI(人工知能)
やロボット・アンドロイドの出現、日本への原爆投下、宇宙開発など多岐にわたる。ナチスのナンバー2だったヘルマン・ゲーリングとナンバー3だったハインリッヒ・ヒムラーに対して、ヒトラーが敗戦4ヵ月前の昼食会で「キミらは余を裏切るだろう」と指名予言したことは有名。大衆の所得格差(貧富の拡大)、潤う国家と没落する国家、熱くなる地域と寒くなる地域、政治に興味を示す層とまったく興味を示さない層といった「世界の2極化」はヒトラー予言の中心軸でもある。
・ロスチャイルド一族、米鉄道王ハリマン、ロックフェラー一族、ウォーバーグ兄弟たちは、ヒトラーや彼のスポンサーでドイツの鉄鋼王フリッツ・ティッセンに出資。第2次世界大戦でナチスドイツが長期戦を可能とした背景には、ロイヤルダッチシェルやスタンダード石油からの資源供給、欧州有力銀行からの融資・外債購入が存在した。前アメリカ合衆国大統領ブッシュの祖父で上院議員・銀行家だったプレスコット・ブッシュは、ティッセンのビジネスパートナーだった。ナチスの科学・諜報エリートたちは終戦後、アメリカに大量スカウトされている。
<ピラミッド・ジャパン>
・日本各地に残るピラミッド。
自然山を利用して作られたピラミッドもあるが、河原石を積み重ねて土台を作ったピラミッド型の山が日本中に多数存在する。青森県の三内丸山遺跡にはピラミッド型の巨大建築物が眠ると言われるが、立証されれば奈良時代より3000年も前の縄文人が土木建築テクノロジーを有していたことになる。青森県の靄山、三角山、青森県と秋田県に位置する十和利山、秋田県の黒又山、岩手県の五葉山、長野県の皆神山、富山県の尖山、岐阜県の飛騨高山、奈良県の三輪山、大和三山、愛知県の東谷山、広島県の葦嶽山などがピラミッドと噂されている。国内のピラミッドを調査する専門家は極めて少ないが、戦前、酒井勝軍(キリスト教伝道者)という人物が、「日本こそピラミッド発祥の地」とぶち上げた。酒井によると、①ピラミッドは最古の神社、②起源は1万年以上前、③神武天皇より前の王朝時代の遺物で、ウガヤフキアエズ王朝のスメラミコトが建設者、とされる。
<ウォークイン ワンダラー>
・外見が人間である地球外生命の2大分類。
ウォークインとは、地球外知的生命体が人類種の身体に入り込んだ状態。彼らは3次元という低レベルの肉体を保持しない種族が多く、魂(ソウル)が昇華し、抜け殻となった人類の肉体を借りて地球に降り立つ方法を選ぶことが多い。事故や病気で死の淵をさまよった人間が奇跡的に息を吹き返すことがあるが、高い確率でウォークインされている。
・一方、ワンダラーとは「宇宙の旅人」を意味する。ウォークインする知的生命と同様、彼らも肉体を持っていないことから、出産予定の母体に入り込み「その星の住人として」誕生する。多くのことを学び、肉体的な死を迎えると同時に別の惑星に飛び、別の星の住人として生まれ変わる。外見上はもちろん地球人と何ら変わりなく、家族や仕事を持って普通に生活する。いずれも最初からその自覚があるケースもあれば、何らかのきっかけで覚醒するケースもある。
<共産主義>
・構成員が財産を共有化することで平等な社会を目指すとされた思想。
ユダヤ人青年カール・マルクスが著した『共産党宣言』(エンゲルスと共著)、マルクス・レーニン主義などで有名。共産主義は無政府主義(アナキズム)や社会主義とはまったく違うものであり、共同体(コミューン)を新たに作り直す運動であるとされる。
マルクスに共産主義という思想を与え、ロシア革命でプロレタリアート(労働者階級)に莫大な資金援助をしたのはユダヤ人資本家である。マルクス自身はこの思想に対して、歴史的に迫害を受け続け(反ユダヤ暴動)、アイデンティティを失いかけていたユダヤ人にとって最終救済プランだと考えたようだが、支配層の意図はまったく違う。①共産主義に酔った民衆蜂起・革命による王制の打破、②共産主義国家の樹立、③その後の国政腐敗で共産主義国家を壊滅、④独裁国家化、これが共産主義を「与えた」支配エリートの戦略シナリオである。
<北朝鮮3代の陰謀>
建国の父と英雄視される「金日成」は、実は英雄に対する称号であり、金日成を演じていた人物が4~6人存在する。各国の専門家によると、抗日戦の伝説的英雄である初代金日成は早々に戦死している。その息子、金正日は金日成の実子ではなく養子であるという事実を、ロシアの『トルネード7』紙が1998年に暴露した。元自衛隊空将・佐藤守の調査によると、金正日は金策の実の息子であり、金策は陸軍中野学校出身の日本人(本名は畑中理)であり、金策の役目は、ソ連による半島進出で日本が赤化されるのを防ぐためだったと言われる。佐藤の調査によると、金策こと畑中理が黒龍会(国家主義右翼団体)メンバーだったという説もある。
<ジャンプ・ルーム>
・亜空間移動の手段。
二コラ・テスラの技術が母体という説、エイリアン・テクノロジーのリバース・エンジニアリング説など諸説ある。最も著名なジャンプ・ルームはロサンゼルス国際空港に隣接する施設に存在すると言われている。その事実を暴露したのは、アイゼンハワー元大統領のひ孫ローラ・マグダリーン・アイゼンハワー。ペガサス・プロジェクトと呼ばれる空間移動研究に関するプロジェクトは「人類火星移住計画である」とローラは主張する。
2006年に火星にジャンプした経験を持つローラによると、火星は地球人が生活できる大気(酸素)の惑星であり、数千人、数万人単位の地球人がすでに移住済みという。恐竜、レプティリアン(爬虫類人)、その他多用な生命体が共存しており、近い将来の地球の激変に備えて欧米諸国を中心とした多国籍体制で基地や都市開発が急ピッチで進められているという。ジャンプ・ルームで火星に行く時の所要時間は約20分のこと。
<衆道>
・武士同士の性愛、その道。
戦国時代の武家は互いに深く愛し合っていた。ドラマや小説では決して描かれないが事実である。中世欧州の修道院などでも有名だが、古来、男だけの集団での男色は普通に見られていた。織田信長と小姓・森蘭丸、武田信玄と春日虎綱(高坂弾正)、上杉景勝と直江兼続、伊達政宗と片倉小十郎などは有名。武家に限らず、公家、朝廷などでも男色は広く見られたが、その関係性の崩壊や嫉妬などで、時折、政治情勢に影響を与えることもあったようだ。
<審議会8>
・地球外の知的文明・生命種族によって組織される連合体。
NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)の元職員スタンリー・フルハムが暴露したと言われる。プレアデス、オリオン、シリウス、うしかい座、アルファセンタウリ(ケンタウルス座α星)、レティクル座ゼーター星、Comsuil、Pousetiという8つの知的文明で構成される。
この「審議会8」はさまざまな形、例えば地球における一部の権力者であるとか、シリウスやプレアデスからの「転生地球人」といった層とのコンタクトを続けている。その中には2014年にプレアデス星団に属するプレアデス人が会の代表として国連で演説する予定とか、2017年から地球人と宇宙人が公式コンタクトをスタートすることなどが盛り込まれているという情報がある。彼らが連合した背景には、「荒廃した地球を地球人に任せられない」という理由があると言われる。
<スターゲイト計画>
・遠隔透視を利用した軍事プロジェクト。
リモート・ビューイングと呼ばれる遠隔透視能力を持つ専門家を集め、1970年代にSRI(スタンフォード研究所)でスタートしたこのプロジェクトが予想以上の成果を挙げたため、後にCIAにプロジェクトごと移管されたが、1990年代半ばに突然終了。
スターゲイト計画の被験者には軍の関係者が多い。中でも日本の超能力番組に何度か登場したジョー・マクモニーグルはプロジェクト最強の遠隔透視能力と言われる。軍人時代に体外離脱経験のあるマクモニーグルは現在、モンロー研究所(体外離脱の世界的研究機関)のパートーナーとしても著名である。
冷戦時代、共産圏に対する優位性をいかに保つかを目的に始まった同計画だが、特定された遠隔地を見る、ソウルジャンプするという本来の実験範囲を逸脱、火星、月、金星といった地球外にジャンプして他の知的生命と交流した突発的事実も記録されている。
<スピンドクター>
・メディアの世界における情報操作する立場の人間。
スピンとは英語で情報操作のこと。報道現場における新聞記者、テレビディクレクター、雑誌における取材記者、ライター、編集者などに近づき、さまざまな情報提供をすると同時にインタ―ネット上においても大衆を洗脳するための手段を講じるプロの仕切り屋。情報提供された側がその意図にまったく気づかないまま、相手のスピンで動かされているケースは無数に存在する。
まったくのフリーランスで動く人間から、広告代理店、その下部機関のPR会社、各種アナリスト、マーケッターに至るまで、さまざまな職種・職業であることから、スピンドクターを一概に定義することは極めて難しい。
<ドラコニアン>
・人間型の龍、龍神。
レプティリアン(爬虫類型人間)と混同されるが、基本的には区別される。秦の始皇帝は龍人だったという説がある。天皇家の源流はドラコニアンではないかという説も存在する。『先代旧事本紀大成経』によると、初代神武天皇は鱗と角を持ち身長も3メートルを越えていた、2代綏靖天皇の目は光り背中に鱗があり身長は3メートル、7代孝霊天皇は逆立った耳の後ろに白い鱗がありどんな遠いところにも行けた、10代崇神天皇は身長1メートル90センチで額に10センチほどの青い角があった、11代垂神天皇は身長1メートル80センチで両脇の下に金と緑の羽を持っていた、15代応神天皇は身長2メートル90センチで顔の真ん中にある角は天を突き、胸には72本の青い毛が牛の尾のように生えていた、16代仁徳天皇は身長1メートル90センチほどで耳は眉毛の上から口の下の位置まで垂れ下がり、足の指はまるで手の指のようだったという。
<ドリーム・コンタクト>
・地球外知的生命体が睡眠中にコンタクトしてくること。
一般的に第3種接近遭遇は宇宙船の搭乗員との出会いを意味するが、第4種接近遭遇(地球外知的生命体による捕縛、もしくは地球人による彼らの捕縛)という状況を好ましくないと考える生命体も多いことから、特定の対象と定めた地球人の夢に登場して、さまざまな交流を図ろうとする試みである。
ドリーム・コンタクトでは「明晰夢」(夢の中でこれは夢だと認識できる状態)がよく使用される。その理由は、対象の人間に極力敵意や恐怖感を抱かせないと同時に、ただの夢ではなく「メッセージ夢」であるという事実を植えつけるためだと言われている。
このドリーム・コンタクトが進展する、すなわち特定対象の人間と地球外知的生命体が睡眠時間中の情報交流面での相性をクリアしたと互いに潜在認識した場合、起きている活動時に互いにテレパス・メッセージを送受信することが可能となる。
<南極の噂>
・南極にまつわるさまざまな噂。
最も著名なのはドイツ第3帝国が崩壊する寸前に、ナチスが人と物資をUボートに積んで南極の基地に移送、ナチスは戦後もさまざまな形で継続しているという説、ベルリンで自殺したヒトラーも影武者で、本物はアルゼンチン経由で南極に渡ったと言われる。ちなみに米ソは、戦後の冷戦時代から水面下で手を握ってきているが、互いの政府高官による秘密会合を南極の水面下に潜水した原子力潜水艦で行っていた事実を米政府の元高官らが暴露している。南極観測隊や調査捕鯨船の関係者によると、南極海では以前から「ニンゲン」「人型物体」と称される不思議な生き物の目撃や撮影が繰り返されているという。突然水中から現れるそうで、真っ白な全長に何十メートルもの体長でゆらゆらとしているニンゲンを多くの国の関係者が目撃しているそうだが、環境保護団体が騒ぎ出す点と科学の信憑性が損なわれる点でその情報が公開されることはない。
<パイクの予言>
・アルバート・パイクによる預言書であり「世界シナリオプラン」とも呼ばれる計画書。
パイクは19世紀に勃発した南北戦争の将軍(南軍)。「メイソンの黒い教皇」と呼ばれたほどのフリーメイソン会員だが、その内実はイルミナティメンバーと呼ぶほうが正しい(33階級)。秘密結社KKK(クー・クラックス・クラン)創設者でもある。ジュゼッペ・マッツィーニ(イタリア建国の父)に送った書簡を、俗に「パイクの予言書」と呼ぶ。
その書簡にある彼の予言は3つ。①第1次世界大戦は帝政ロシアを倒すために勃発する(ロシアをイルミナティの直接統治下に置く)、②第2次世界大戦はドイツをたおすために勃発する(パレスチナにユダヤ人国家が誕生)、③第3次世界大戦はシオニストとアラブ人による紛争勃発が世界戦争へと拡大する(キリスト教が破壊され、ルシファーの下に真の光が降臨)。この予言(プラン)は、NWO(ニュー・ワールド・オーダー=新しい世界秩序)が準備中のプランと同一視されている。
<バイブレーション移動>
・波動(バイブレーション)の上下による次元移動。
我々の住む地球は3次元という「ローバイブレーション世界」であり、地球外知的生命体の住む高次元は「ハイバイブレーション世界」と言われる。身体の波動を上げることでセルフ・バイブレーションが可能となり、高次元世界に行くことができると言われる。その身体波動を上げるために世界中でさまざまな宗教的な修行が行われているが、修行を経たからと言ってハイバイブレーションが可能となるわけではない。
地球外知的生命体は時折、普段は地球人から不可視な存在である宇宙船を可視的な存在と化す(ローバイブレーション化、物質化)ことがあるが、これはそうまでして何かを伝えるために行なわれる作業だと言われる。普通の人間でも、波動レベルが上がると半物質・半霊体という状態になるが、これは自分の意識次第で、物質体にもなれると同時に光のエネルギー体にもなれる「中間体」を意味している。
<秦一族>
・日本における秘密結社の代表格。
起源的に最古の集団としての秘密結社であり氏族組織。数ある渡来系民族でも、特にハイテク(高度技術)面で群を抜いていた秦一族は、紀元280年頃に融通王弓月君が127県の民を率い、朝鮮半島から日本へと渡来した。製塩、資源開発、製鉄、養蚕、文字、治水・灌漑、ダム事業、農業、建築技術といった、さまざまな技術や文化を日本にもたらした秦一族は、次第に国内で天皇家に認められ、全国各地に居住域を広げることになった。
・歴史の表舞台で活躍した豪族や大名たちの中にも、実は秦一族のDNAを受け継ぐと言われる者が大勢存在する。武田信玄、上杉謙信、伊達政宗、長宗我部元親、藤堂高虎、大久保長安、島津義弘、大友宗麟、北条早雲、斎藤道三、松永弾正などは、古くから秦氏の血が流れていると言われてきた。能楽の大成者である観阿弥・世阿弥も同じである。徳川家康の祖父・清康も、自分が秦一族の末裔であることを暗にほのめかしている。
<藤原一族>
・中臣鎌足を祖とする権力者一族。
藤原一族の祖となった中臣鎌足の正体は、百済の太政大臣「智積(ちしゃく)」であるという説と、百済王・義慈王の王子である「豊璋(ほうしょう)」であるという説がある。その鎌足と一緒に蘇我氏を滅ぼした中大兄皇子の父は百済の武王であり、641年に起きた政変で武王が落命した際、
母親と一緒に島流しとなった百済王子こそ中大兄皇子であり、その本命は「翹岐(ぎょうき)」であるという説がある。
<プライミング>
・洗脳・マインド・コントロール、心理工作、広告宣伝などで使用される、潜在記憶に働きかかえる手法。
思考の呼び水とも言われる。プライムという動詞が「判断材料を仕込む」という意味を持つことから転じた。特定対象者や集団を、ある特定の方向に誘導したい時に行なわれるプライミング。
<出雲王朝>
・天孫族によって歴史から消された王族。
出雲王朝は「出雲神族」と呼ばれる一族が打ち立てた王朝であり、その末裔は富氏で現在も継承され続けている。自らを「竜蛇族」と名乗り、その他の渡来系民族を牛族と呼んだ出雲神族は、大祖先をクナトの神であるとし、大洪水と天変地異の難を避けるために一族を引き連れて移動。今から4000年ほど前に出雲の地へとたどり着いたとされる。優れた技術や文化を出雲の先住民たちに教えるうちに同化、かの地の王となった。首長は「カミ」と呼ばれ、毎年10月には各国のカミが出雲に集まった。彼らは祖国を高天原と呼び、数を「ヒー、フー、ミー、ヨー」と数え、勾玉を大事にした。全盛期には北部九州から新潟県に至るまで広範な王国だった。出雲神族によると、スサノオは牛族(朝鮮渡来系)であり、出雲の砂鉄を奪うために侵略したと伝承される。今も全国各地の路傍に残る道祖神はクナトの神が貶められた姿だと伝えられる。
<アルザル>
・地球内天体と呼ばれ、地球内部に存在する超古代文明・地下都市国家群。
チベット密教で語られてきた地底王国「シャンバラ」ではないかと言われる。ちなみに密教とは仏教の裏教義を示している(表教義は顕教)。仏教の開祖・釈迦は北の果てにシャンバラへの入り口が存在すると言及している。そのシャンバラことアルザルを率いているのが、イスラエルの失われた10支族とその末裔であり、地球内部に通じたプラズマトンネルによって生じた亜空間にアルザルは存在すると言われる。
『ムー 2016年8月号 No.429』
<ヒトラーは死んでいなかった!世界を騙したフェイク心中の真相>
・当時ソ連の最高指導者だったヨシフ・スターリンが、ヒトラーの遺体の検証後、アメリカ国務長官ジェームズ・バーンズに対し、「ヒトラーはスペインかアルゼンチンに逃げのびたにちがいない」と語り、ドイツ国外逃亡説が、第2次大戦直後の世界を駆け巡ることとなったのだ。
・事実、ヒトラー生存説を裏づける証言がいくつもある。たとえば、4月30日の夕方、つまりヒトラーが自殺を遂げたあと、ベルリン近郊のテンペルホフ空港に姿を見せたヒトラーが兵士たちに目撃されている。そしてまた身内の証言もある。第2次世界大戦中、アンヘル・アルカサル・デ・ベラスコというトップクラスのスパイがいた。ナチス降伏の寸前まで、ヒトラー、そしてエヴァ・ブラウンとともに地下室で過ごしたベラスコが、マルチン・ボルマンから聞いた話を、こう明かしている。「ボルマンは、ヒトラー総統を総統府から連れだして、ひとまずドイツ南部のロタック・アム・エルヘンの要塞に移した。ヒトラー総統とエヴァの死体がガソリンをかけられて焼却されたという話は、彼の創作だ。世界中にニセの事実を信じ込ませることに成功したのだ。実際には、ボルマンが信用する部下数人を使い、要塞からドイツ領内を横断し、船でヒトラー総統をノルウェーに移した」
1945年5月の時点で、ヒトラーはまだ生きていたのである。
<FBIも捜索したヒトラーの行方 ブラジルで95歳まで生きていた!?>
・さらに、ヒトラー生存説を裏づける根拠がある。2009年に米コネチカット大学で行われた遺伝子鑑定の結果が、“それ”だ。ヒトラーが自殺したとされるベルリンの地下室で発見された頭蓋骨の破片が、実はヒトラー本人のものではなく、20~40歳の女性のものだったことが判明。つまり、ヒトラーの死体は発見されていないのである。
・2014年4月15日、英のニュースサイト「エクスプレス」が機密解除されたFBIの文書の一部を公開した。そこにはヒトラーの死亡が未確認で、Uボートで南米アルゼンチンに逃亡した可能性があり、FBIまでもがヒトラーの行方を追跡していた事実が記されていた。
・そして今年、ヒトラー生存説に、また新たな“事実”が加わった。なんと、ヒトラーがブラジルで95歳まで生きていたというのだ!
2016年3月、驚くべき情報がネット上に公開された。元ナチスの残党を追跡していたシモーニ・レニー・グエレイロ・ディアスによって、ヒトラーがブラジル人の愛人と95歳まで生きていたという証拠写真が公開されたのだ。写真は死の2年前、1984年に撮影されたもので、その男は、黒人のガールフレンドであるクティーニャと一緒に幸せそうにポーズをとっている。
・シモーニの著書「ヒットラー、その生と死」によれば、ヒトラーがベルリンの地下室で死んだというのは真っ赤なウソで、アルゼンチンを経てパラグアイに飛び、ブラジルのマト・グロッソ州にある小さな町に落ち着いたという。そこで彼はアドルフ・レイプジクという変名を用いて暮らし、地元民には「年老いたドイツ人」として知られていた。
<●●インターネット情報から●●>
サイトの「カラパナア」(不思議と謎の大冒険)から引用
「ヒトラーは生きていた!?ブラジル人の恋人と95歳まで生きていたという証拠の写真が発見される」
<ヒトラーは生きていた!?>
現代においても未だその影響力が半端ないドイツの独裁者、アドルフ・ヒトラー。ヒトラーは1945年4月30日、総統地下壕の一室にて、妻であるエヴァ・ブラウンと共に自殺を遂げたというのが歴史上の認識であるが、実はブラジルに逃亡し、95歳まで生きていたという噂もあり、最近になってその可能性を示す写真が発見されたそうだ。
ヒトラーが死んでいなかったという話は諸説あるが、ある本によれば、彼はパラグアイに逃れ、アルゼンチン経由でブラジル、マットグロッソ州にあるノッサ・セニョーラ・ド・リブラメントという人口12,000人ほどの小さな町に移り住んだという。そこではアドルフ・ライプツィヒという偽名を名乗っており、住民からは”ドイツの老人”として知られていたらしい。
問題の写真は、ヒトラーが亡くなる2年前の1984年に撮影されたと主張されるもので、そこには黒人の恋人クティンガとポーズをとる幸せそうな姿が映し出されている。
『Hitler in Brazil - His Life and His Death(ブラジルのヒトラー - その生と死)』の著者シモーニ・レネ・ゲレイロ・ディアス氏によれば、ヒトラーはバチカンの友人から地図を入手し、そこに記されていた秘密の財宝を探していたらしい。恋人のクティンガは素性を隠すために利用していたようだ。ディアス氏はヒトラーの自殺が信じられず、ライプツィヒと称する人物の遺体を掘り起こし、DNA鑑定するべきだと主張している。
ディアス氏はヒトラーが隠れ住んでいたという町を2年間調査してきたそうだ。ここはボリビアの国境に近い、18世紀のゴールドラッシュによって作られた町である。その付近の洞窟にはイエズス会の財宝が眠っているとされ、ヒトラーがここに住んだのも偶然ではないと彼女は睨んでいる。
彼女がこのような考えに至ったのも、古い不鮮明な写真を加工して髭をつけたところ、ヒトラーそっくりな人物が現れたからである。ディアス氏によれば、80年代初頭にクイアバの病院で手術を受けたヒトラーを身元不明のポーランド人修道女が見つけ、そこから立ち去るよう命じたことがあったらしい。しかし、自分はバチカンの命令で来ているのだと逆に叱責されたという。
陰謀論では、ヒトラーがドイツから南米へ逃れたと主張されることがある。この見解は、イギリスの2名の作家がアルゼンチンで盗作疑惑をかけられたことから、盛んに議論が交わされるようになった。
2011年に出版された『Grey Wolf: The Escape of Adolf Hitler(灰色の狼:アドルフ・ヒトラーの逃亡)』の著者ジェラード・ウィリアムズ氏とサイモン・ダンスタン氏は、ヒトラーはエヴァ・ブラウンとパタゴニアに逃れ、62年に73歳で死ぬまでに2人の娘をもうけたと主張している。この本は後に映像化されたが、アルゼンチン人のジャーナリストは著者らが自分の研究内容を許可なく使用していると訴えた。
こうしたヒトラーがアルゼンチンで生きていたとする説を、歴史家のガイ・ウォルターズ氏は馬鹿げていると一蹴する。「まったく恥知らずで、そんな証拠はどこにもありません。陰謀論者の妄想に訴えかけているだけで、歴史的な研究とは言えませんね」
マットグロッソ連邦大学の歴史学者カンディード・モレイラ・ロドリゲス氏も「ヒトラーが南米に逃れていたと主張する歴史家と称する人物たちは皆似たようなものですよ」と、同じく否定的だ。
そうした説によれば、戦後、悪名高いアドルフ・アイヒマンやヨーゼフ・メンゲレをはじめ、大勢のナチスが逃亡を果たしたという。ヒトラーの死を証明しようとする研究者にとって頭が痛いことに、その物理的な証拠は一切発見されていない。2009年には、地下壕付近で発見されたヒトラーのものとされる頭蓋骨の破片をDNA鑑定したが、女性のものであることが判明している。
ヒトラーが生きている姿を最後に目撃したとされる元親衛隊曹長のローフス・ミシュは、2013年に96歳で亡くなった。生前彼は、閉じられたドアの向こう側で銃声を聞いた後に、頭からテーブルに倒れているヒトラーを見つけたと発言している。
『2000年5月5日宇宙人大襲来』
(草刈龍平)(第一企画出版)1996/12
映画インディペンデス・デイはなぜ緊急制作されたのか
アメリカ政府が隠し続けた恐るべき事実
<ヒトラーが宇宙人と密約していた動かぬ証拠>
<ヒトラー>
・ナチスが開発したというこのUFOの性能は想像を絶するものだ。いったい今から50年以上も前にヒトラーのエンジニアたちはどこからこうした超高度技術を獲得したのだろうか。その疑問には、ヒトラーが副官のフォン・ラウシュニングに語った以下の言葉がヒントになる。
「全ての人々の上に私が語ることのできない新しい高貴な人類が君臨するだろう。しかし、普通の軍人たちはこれらの計画については何も知らない。新人類は今我々の間にいる。彼はここにいるのだ。これで十分だろう。私は、君に秘密を話した。私は、新人類を見た。彼は大胆で冷酷だ。私は、彼を恐れている」
・いったいヒトラーはこの「新人類」という言葉で何を意味しようとしていたのであろう。ラウシュニングによると、ヒトラーはいつも何かに怯えていたらしい。彼は就寝中、悪夢にうなされて気狂いのように目覚め、目に見えない何かに向かって訳の分らぬ言葉を叫んでいたという。
宇宙人に誘拐されたのではないのだろうか。ヒトラーは宇宙人とひそかに接触したのだと筆者は想像する。
『フェローシップ』 知られざる宇宙の隣人たち
ブラッド・スタイガー たま出版 1996/2
<ヒトラーの秘密の探索>
・1942年4月、ドイツのナチスは、幻想主義的な科学者達の遠征隊をある場所へ向けて派遣した。遠征隊は、「内部が空洞の地球」の空洞内にいるとされる軍から、その見解を聞くという目的で編成されたものであった。先端的知識を持つそうした科学者達が探索へと送り出されたとき、ドイツは第三帝国の建設に向けて連合軍打倒ムード一色であったが、当時ゲーリング元帥、ヒムラー長官そしてヒトラー総統は、この地球の空洞内にいる軍を探すという計画に、非常に熱心であった。ヒトラーは、地球はへこんだ皿のような凹状の形をしており、地球の地面の下には別の人間が住んでいるのだと、永いこと信じて疑わなかったのである。
・「地球空洞説」を信じていたナチスは、遠征隊をリューゲン島に派遣したときに、この疑似科学的な見解が正しいものであるという自信を確実なものにした。ヒトラー総統の側近達は、総統の考えに心酔していた。すなわち、リューゲン島で「地球の内側に存在する世界」への入り口を発見したという大成功について、ナチスこそが、空洞内に住む「指導者」達との間に混血種の子孫を残す資格を持つ、選ばれた人種の集まりであるということを、その「指導者」達にはっきりと理解してもらう絶好のチャンスであるという考え方である。
・ナチス神話の重要な特徴は、地下に隠れている、パワーに満ちた秘密の種族はその代表者を地上に送り出し、人類に紛れて生活しているという考えであった。選ばれたアーリア人のみの国家を創るという、ヒトラーの狂気ともいえる願いは、どの人種よりも高等な種族として選ばれ、地中に住む超人達との間に突然変異的な新種族を生み出し、英雄、半神的存在、さらには神としての人間を創り出したいという強迫的な願望によるものであった。
・作家のルイス・パウエルスとジャークバーギャーは、第三帝国時代ダンツィヒの統治者であったヘルマン・ラウシュニングの言葉を次のように引用している。ヘルマン・ラウシュニングはヒトラーとの会話の中で、超人とのミュータントを創り出そうというヒトラーの計画についてこう述べている。
「全く新しい人種が今我々の中にいるのだ!」とヒトラーは叫びました。「彼はここにいるのだ!それだけじゃ十分でないとでもいうのかね?君に秘密を教えようじゃないか。この私自身、超人をこの目で見たのだ。彼は勇敢で容赦なかった。私は彼を恐ろしく感じたよ」
ラウシュニングによると、ヒトラーが超人についてこのように話したとき、ヒトラーはある種の恍惚感を感じているようだったという。
・ヒトラーが霊媒師であった可能性を示唆する証拠があるという根強い噂も存在している。事実、彼の生まれたオーストリアの小さな村ブラナウは、昔からヨーロッパの心霊主義の中心地として知られていた。また、アドルフ・ヒトラーはその幼児期、ウィリー・シュナイダーと同じ乳母のもとで育っている。ウィリーは弟のルディーと兄弟二人で、後に世界的に有名な霊媒師として知られるようになった存在である。
・ラウシュニングはさらに「ヒトラーの側近」から、ヒトラーが夜中によく叫び声を上げて目を覚まし、ひきつけを起こしていたと聞いたと主張している。ヒトラーの使用人達の話によると、かつての独裁者は哀れにも小さく縮こまりながらしくしくと泣き声をあげ、「彼」が自分のためにやって来て部屋の隅のそこ(ヒトラーはその場所を指し示した)に立ったのだと大声をあげた。ヒトラーは、「彼」がヒトラーの寝室を侵略するために地下の王国からやって来たのだと、叫び声を上げながら訴えた。
・神秘的な存在の訪問を受けたと主張している為政者はアドルフ・ヒトラーだけにとどまらず、他にも存在する。そうした神秘的な訪問者は、ヒトラーが主張したような「新しい種族」というよりも、非常に古くからいる種族を代表する者達だったのではないだろうか。