日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

「ラグナロク」。これは、北欧神話で語られている、神々と巨人たちの間に起こる最終戦争の名前だ。(1)

 

 

『現代オタクの基礎知識』

2次元世界に強くなる

ライブ   カンゼン    2017/7/13

 

 

 

2次元コンテンツ

小説、マンガ、ゲーム、アニメ、ライトノベルなど、いわゆるクールジャパンを担う日本の2次元コンテンツは趣向が特殊である。

 見た目には萌え系といわれるようなタイプが主流であるし、その世界観をして「中二病的」などと揶揄されることもある。しかしちゃんと作品を鑑賞すると、そうした娯楽的な見た目の裏側で、多種多様なジャンルからネタ元を引っ張り出し、熟知したうえで物語が構築されていることが分かる。

 

・そこで本書は、現代の2次元世界が好きな人なら最低限知っておいて損はない、「少しマニアック」なジャンルや専門用語を多岐にわたって紹介する。

 

ラグナロク   北欧神話の世界と神々>

巨大な樹に住む人々の暮らしとその終末

・ゲームの題名をはじめ創作でよく見かける名前であるラグナロク」。これは、北欧神話で語られている、神々と巨人たちの間に起こる最終戦争の名前だ。

 北欧神話の世界は「ユグドラシル」と呼ばれる巨大な樹に9つの世界が存在し、神もそれに敵対する巨人族も人間も、はたまた冥界もウグドラシルに内包されている。人間はミズカルズという世界に住み、基本的にほかの世界を行き来することはできないが、神々や巨人は比較的自由に移動できるようで、神々が人間に干渉してくることもある。

 

ラグナロクは巫女の予言によって語られる「未来の出来事」だ。最高神オーディンが率いるアース神族は元々敵対していたヴァン神族と同盟を組み、巨人族との戦いに備える。予言では、怪物を率いる巨人族オーディンたちの間で発生し、ヴィーグリーズという広い野原を戦場に、あらかじめ決められた者同士で対決する。

 

ラグナロクの神々の運命はすでに決まっており、オーディンをはじめ多くの神が死に、最後はスルトという炎の巨人が持つ炎の剣によって、世界樹ユグドラシルが燃やされ世界が滅びを迎える。ただし、その後も一部の神や人間が生き残り、世界を再興していくのである。

 

北欧神話の主な神々

オーディン北欧神話の主神にしてアース神族の長。

 

(トール)神々の中で最強といわれる。

 

テュール)隻腕の軍神。戦いの勝敗を決める神。

 

バルドルオーディンフリッグの間に生まれた息子でホズの兄。神々の中で最も賢明ラグナロクののちに復活する。

 

(ヴィーザル)オーディンの息子。慎ましく、「沈黙の神」とよばれるが、その実力はトールに次ぐほどのもの。

 

ヘイムダル)視覚や聴覚が鋭敏な神々の番人。アースガルズとミズガルズを繋ぐ虹の橋ビフレストの脇で見張り役をつとめ、ラグナロクでは角笛を鳴らして神々を召集する。

 

(ブラギ)「長ヒゲの神」とも呼ばれるオーディンの息子。頭脳明晰、かつ雄弁な詩人の神。

 

ホズオーディンの息子でバルドルの弟。盲目だったことからロキの奸計に利用され、はからずもバルドウを殺してしまう。

 

フリッグ)フェンリサルという豪奢な宮殿に住むオーディンの妻で、バルドルの母。アース神族の女神を束ねる女王でもある。

 

(イズン)イドゥン、もしくはイズーナとも呼ばれる。詩人の神ブラギの妻で、神々が若さをたもつために必要な魔力をもつリンゴを管理している。

 

(ニョルズ)ヴァン神族の神で、フレイとフレイヤの父アース神族ヴァン神族が戦争をした際、講和のときに人質としてアースガルズにやってきた。

 

(フレイ)ニョルズの息子でありフレイヤの兄。豊穣を司るヴァン神族の神で、神々の中で最も美しいといわれる。

 

フレイヤ)2匹のネコが引く戦車に乗ったヴァン神族の女神。ニョルズの娘であり、フレイの妹。兄と同じく豊穣を司るほか、愛にも関係している。

 

(ロキ)オーディンと義兄弟になってアース神族に迎えられた巨人。美しい外見とは裏腹に性根が曲がっており、しばしば神々に難儀をもたらした。フェンリルやヨルムンガルドの父。

 

スルトムスベルヘイムに住むムスベルたちの長で、炎の巨人といわれる。燃える剣を手に国境を守っており、ラグナロクではフレイを倒したのちに世界を焼き尽くしたという。

 

北欧神話の世界  ユグドラシル(巨大なトネリコの樹)の図

(ウィドフニル)ユグドラシルの頂上にとまり、世界を照らしているという輝く鳥。

 

<第1層:天上の平面

(ヴァナヘイム)ヴァン神族の世界で、ニョルズやフレイ、フレイヤ兄妹の故郷。詳細は知られておらず、謎に包まれた地である

(アースガルス)オーディンをはじめとするアース神族が住む世界。ビフレストを渡るか空を飛ぶ以外、侵入する方法はない。ミズガルズの中心にあるという説もある。

(アールヴヘイム)妖精たちの世界。神に似た姿をした美しい妖精が住んでいるといわれ、これが現在のエルフとして知られる存在のもとになっている。

 

第2層:地上の平面

(ビフレスト)アースガルズとミズガルズを繋ぐ虹の橋。アースガルズ側にはヘイムダルの館があり、橋を渡る者を見張っている。

(ミズガルズ)周囲が海で囲まれた人間の世界。同じ平面には巨人が住むヨトゥンヘイムがあり、神がつくった囲いで隔てられている。

(ヨトゥンヘイム)ミズガルズの北方、または東方にあるという巨人の世界。巨人ミーミルが管理する泉があり、飲むと知識を授かることができるという。

ムスペルヘイム最も古くからあったといわれる世界。炎に包まれた灼熱の世界で、炎の巨人スルトがいるという以外は不明な点が多い。

(スヴァルトアールヴヘイム)ドゥウェルグと呼ばれる小人たちが住む世界。彼らは優れた職人として知られており、さまざまな魔法の道具をつくりだした。

 

第3層:地下の平面

(ヘルヘイム)ロキの娘ヘルが統治する死者の世界。ニヴルヘイムと同一視されることもある。戦場以外で死んだ人間や亡くなった神々がここに来る。

(ニヴルヘイム)天地創造以前からあるといわれる氷の世界世界樹の根をかじっているというニーズヘッグをはじめ、多くの蛇が住んでいるといおう。

 

巨人族ながら神々の列に加わる  ロキ

多くの神話には「トリックスター」と呼ばれる存在がいる。悪戯や事件を起こすことでほかの神や人間を引っかき回したり、あるときは善人のように、あるときは悪人のようになるという、掴みどころのない役どころだったりする。その特性上から物語の「狂言回し」となることもある。

 

ロキは北欧神話を代表するトリックスターである。その出生は、巨人ファールバイティとラウヴェイの息子であり、オーディンたちアース神族とは本来、敵対関係にある。しかし、ロキはオーディンに気に入られて義兄弟となったため、神々の一員として迎えられた。神々の中でも、特に雷神トールとは仲が良く、何度か巨人族の世界であるヨトゥンヘイムを一緒に旅している。

 

アース神族オーディンをはじめおもな神々が属している神族で、アースガルズに住んでいる。一時は古い豊穣の神ヴァン神族と争っていたが、互いに人質を交換し合うことでのちに和解した。

 

・彼は美しい容貌のもち主だが、気質が邪悪なうえに気まぐれで嘘つき。狡猾さにかけては並ぶ者はなく、悪ふざけをしては神々を困難に巻き込む困った神だった。しかし、自らトラブルを起こしておきながら、最後には機転を利かせて神々の窮地を救うあたり、まさにトリックスターである。

 

オーディンが義兄弟だったため、神々も当初はロキの態度を黙認していた。しかし、海神エーギルが開いた宴の席で、ロキが神々の秘密を次々に暴露し大いに恥をかかせたため、ついに神々も我慢の限界に達してしまった。

 こうしてロキは洞窟の岩に縛り付けられ、したたり落ちる蛇の毒が顔にかかるという罰を受けることになる。ロキには妻のシギュンが付き添い、毒を鉢で受け止めた。しかし、彼女が一杯になった毒を捨てに行くときだけはどうにもならず、毒の苦痛で体を震わせるのである。

 終末たるラグナロクが訪れると、ロキは解放され、巨人や怪物の子供たちと共にオーディンたち神々へ戦争をしかける。そして最後は、ヘイムダルと相打ちになり死ぬという運命が定められている。

 

<ロキの子供たち>

・ロキには、最初に妻とした巨人族のアングルボザとの間に3人の子供がいた。それが2人の息子、巨大な狼フェンリルと大蛇ヨルムンガンド、1人娘のヘルである。予言の力を得たオーディンラグナロクでロキの子供たちが敵となることを予見していたため、神々はフェンリルを魔法の鎖で縛り、ヨルムンガンは海に捨てられ、ヘルは冥界の主という名目で地下へと送られていた。

 

ワルキューレ  勇ましき戦死者を天界と運ぶ乙女>

北欧神話では、世界の終末であるラグナロクが到来すると、神々と巨人族による全面戦争が行われることが運命づけられている。この日まで重要な役目を果たすのが、半人半神の女性たち・ワルキューレである

 ワルキューレという名前は「戦死者を選ぶ者」という意味がある。ドイツ語ではヴァルキューレ、英語ではヴァルキリーと発音するが、北欧神話ではヴァルキュリアといった発音になる。ワルキューレはドイツ語の読みに由来する日本流の呼び名で、戦乙女と訳されることもある。

 

彼女たちワルキューレの役目は、ラグナロクに備えて「優秀な戦士たちの魂を集める」こと。鎧兜に身を固めて天馬に乗ったワルキューレたちは、人間世界ミズカルズで戦争が起きると戦場に姿を現す。そして、主人(オーディン)の定めによって選ばれた戦死が倒れると、その魂を死せる戦士たちが集う天上の館ヴァルハラへと連れて行く。

 ヴァルハラへ連れて行かれた戦士たちは、「英雄的死者たち」という意味のエインヘリヤルと呼ばれ、ワルキューレたちの世話を受けながらラグナロクの到来に備えて武事に励むことになる。主人たちが選んだ戦士の魂を集めるだけでなく、ラグナロクが到来するまで彼らの世話をすることも、ワルキューレの重要な仕事なのだ。

 現在では美しい乙女の姿で描かれることが多いワルキューレだが、死者を選ぶというだけに古くは死神や魔女と同一視され、恐れられる存在だった。

 

フリーメイソンリー  おもな秘密結社

<秘密結社の代名詞的存在>

「一部の団体が世界を裏から牛耳っている」というような陰謀論は現在でもあとを絶たない。こうした陰謀論の話で必ずといっていいほど登場するのが「秘密結社」であり、その代表格がフリーメイソンリーだ。この組織は300万人以上の会員がいるといわれる世界最大規模を誇る秘密結社で、「ロッジ」と呼ばれる拠点は日本にも存在する。結成の起源については諸説あるが、中世ヨーロッパの石工職人の組合が母体となったという説が有力だ。

 秘密結社という響きから怪しげなイメージを受けるが、実はフリーメイソンリーの実態はかけ離れている。公式ホームページでは「会員相互の特性と人格の向上をはかり、良き人々をさらに良くしようとする団体」と標榜し、会員は自らがフリーメイソンであることを公開してもよいまた、具体的な活動内容は非公開となっているが、学校や病院の設営、孤児や老人を保護する施設の経営、資金援助などを行っているとされる。

 

・こうした活動によってフリーメイソンリーは慈善団体というイメージが浸透しつつあるが、ある程度の秘密性は有しているため、存在を危ぶむ勢力も存在する。特にカトリック教会との対立は根深く、フリーメイソンリーへの入会は“破門に該当する行為”とされる。また、フリーメイソンには社会的な影響力が大きい有力者も多数いる。

 

マフィア  裏社会で暗躍する犯罪集団

・マフィアとは、世界中に存在する暴力や密売など非合法な方法で生計を立てる組織犯罪集団のことだ。もともとはイタリア南部にあるシチリア出身の犯罪集団を指す用語だったが、現在では犯罪集団全般を指す言葉として用いられることが多い。その起源については9世紀にアラブの侵入に対して結成されたというものや、19世紀初めにナポレオン軍に追われたナポリ王室がこの島に逃げ込んだのが契機となったというものなど諸説あり、詳細は不明だ。

 

いずれにせよ、マフィアはシチリアで誕生し、その後、一部のマフィアが移民としてアメリカに渡り、これがコーサ・ノストラなどのアメリカマフィアへと発展していく。ちなみに、アメリカのマフィアといえばアル・カポネが有名だが、彼はイタリア系ではあるが両親の出身がナポリで、シチリアではなかったため、マフィアの本流には加わっていない。そのため、アル・カポネについてはマフィアではなくギャングと呼ばれることが多い。

 なお、マフィアの各組織はファミリーと呼ばれ、原則として1都市につき1ファミリーが存在している。ただし、メンバーの多いニューヨークのアメリカマフィアだけは、5つのファミリー(ボナンノ一家、ジェノヴェーゼ一家、ガンビーノ一家、ルッケーゼ一家コロンボ一家)が存在しており、これを「5大ファミリー」と呼ぶ

 

エーテル  現代の量子力学がとってかわる

・その昔、人は音が空気を伝い、波が海水を伝うように、光を伝える物質が宇宙にあると考えた。古代ギリシアで空気の上層をあらわす言葉であった「エーテル」は、アリストテレスによって神学的な意味で“天を満たすもの”だと定められた。この用語が物理の領域で意味をもち始めたのは、まだ量子力学の基礎が確立される以前の17世紀、ルネ・デカルトは1644年に『哲学原理』で「宇宙は真空ではなく、隙間なくエーテルに埋められている」と主張した。サー・アイザック・ニュートンは光は粒子であるといい、クリスティアーン・ホイヘンスは光の波動説を唱えたが、共にエーテル説を支持していた。しかし、それならエーテルの中を進んでいる地球にはエーテルの風が吹いているはずであり、科学者たちはその存在を立証しようとした実験をしたものの、エーテルの風は検出されなかった。

 

・その後、アルベルト・アインシュタインが1905年には「特殊相対性理論」を発表、電磁波の伝達に媒介物質は不要だとしてエーテル理論を事実上破棄した。宇宙に進出した現在では、宇宙空間がエーテルに満ちているという概念がいかに前時代的だということが分かる。

 しかし眼に見える光が電磁波の一種と解明されたことを考えると、波を伝える何かがあるとする発想自体は、無駄だったと言いきれないのではないだろうか。

 

ガブリエル 神の意志を告げるメッセンジャー

大天使ミカエルと同様『旧約聖書』に名前が明記されている天使。名前は「神の人」「神は力強い」を意味し、イギリスの詩人ジョン・ミルトン著作『失楽園』では、ミカエルやラファエルなどと同じく、熾天使セラフィム)とされている。

 ガブリエルの主な任務は、選ばれた人間に神の意志を伝えること。最も有名なエピソードとしては、聖母マリアへの受胎告知が挙げられる。『新約聖書』でも文学的に優れた歴史的叙述とされる『ルカによる福音書』によると、ガブリエルは処女マリアに懐妊を告知し、胎内の子をイエスと名づけることを啓示した。更に、その子がのちに救世主になることも告げたという。

 天使といえば羽を生やした男性というイメージが強いが、ガブリエルは女性で描かれることが多い。

 

・ただし、ガブリエル女性説はあくまで一説にしか過ぎず、断定はできない。

 

サリエル  見つめた者を不幸にする邪眼

サリエルは天使が神の掟に背かぬように監視し、法を犯した天使の運命を決定する役目を負った熾天使セラフィム)、または大天使。人間の魂を天国や地獄へ導く存在でもあり、一説には死を拒む相手を脅して魂を刈り取るともいわれ、恐怖の対象とされている。

 サリエルの能力といえば、見つめた者にさまざまな呪いをかける「邪眼(イーヴル・アイ)が有名。

 

・実際にキリスト教社会では邪眼の存在は信じられており、サリエルの名前が書かれた護符には、ほかの邪眼から身を守る魔除けの力があるという言い伝えも残されている。

 不吉なイメージが強いサリエルは、『旧約聖書外典エノク書』では月の運行を司る天使として登場する。そのなかでサリエルは、月の禁断の秘密を知り、それを人間に教えてしまう。そしてその罪を問われ、神への反逆者というレッテルを貼られて自ら堕天したという。

 

ゼウス

<オリュンポス12神の1柱>

農耕の神クロノスとレアの息子として生まれたゼウス。彼はオリュンポス12神で、天界を統べる全知全能の神だ。ゼウスがもつ職能は、雨や雷などの天候で、戦闘においては雷を武器に戦う。ほかの神々と比べて圧倒的な力を誇るゼウスだが、その王座は父親から奪ったものだ。

 もともと、世界を統べていたのはゼウスの祖父にあたる天空の神ウラノスであった。しかし、彼は実の息子であるクロノスに男根を切り取られ、王座を追われてしまう。その際、クロノスに対して「お前もまた自身の息子に王座を奪われるだろう」と予言を残した。

 

<もっと2次元に強くなる雑学 歴史遍>

こじらせイメージの強すぎる、信長、龍馬

・まず歴史ものでありがちなのが、後年になってやけにイメージが作れ上がった人物が多いこと。典型的なのは戦国武将「織田信長」だ。彼の偉業や逸話は今更挙げるまでもないが、革命児・破壊者のようなイメージはルイス・フロイスの『日本史』にある「第六天魔王を自称した」という記述が発端だ第六天魔王に関する史料は実はこれしかないのだが、インパクトが強すぎるのか、後年かなり信長像が一人歩きしてしまう結果となった。

 幕末の風雲児「坂本龍馬」も同様である。彼はもちろん何もしなかった人物ではないが、立場的にはただの素浪人の1人であるし、肝心の船中八策も書面が現存していない。現在の一般的な龍馬像は、実は司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』が発端になる。フィクション発信なことを踏まえると、歴史上の評価と比べて温度差があるのは否めない。

 

ヘブライ文字 ユダヤ民族による奇跡の復活劇?

・へブライ文字とはイスラエル公用語で使われる文字で古代ユダヤ人の国家は古代ローマ帝国に滅ぼされてしまい、そのためユダヤ人たちの言葉、ヘブライ語も日常生活では使われなくなっていった。ただ、ユダヤ教会ではヘブライ語で『旧約聖書』や文書を読み、使っていたので、現代までヘブライ語の知識は失われずに済んだのだ。そして19世紀、ロシアからパレスチナに移り住んだエリエゼル・ベン・イェフダーがヘブライ語を日常語で使うことを実践、ヘブライ語を復活させた。やがてヘブライ語は建国されたイスラエル公用語になるが、2000年間も使われていなかった古代の言葉を、現代に復活させたのは奇跡とまで言われている。

 

ヘブライ語と日本語の共通点⁉

ヘブライ語やその文字は、イスラエルの言葉で、使っているのはユダヤ人だ。日本とは距離的にも心理的に非常に遠く、接点もない。普通ならそう考えるのだが、実はヘブライ語と日本語の共通点を指摘する声があがっているのだ。

 その主張は、日本語のカタカナとヘブライ語が似ている。いくつかの文字では、文字とその読みが同じだというのだ。確かにいくつかの文字を並べてみると、似ているような気もする。ただ、これだけなら不思議な偶然、面白いこともあるものだとへえと唸るぐらいだ。

 

・しかし、この2つが似ているということが、更なるミステリーへと繋がる。それが日ユ同祖論これは簡単にいえば、日本人とユダヤ人は共通の先祖をもつ兄弟民族だという説だ。紀元前722年にアッシリアに滅ぼされた北イスラエル王国、その民がシルクロードを渡り、日本まで来ていたという。荒唐無稽の話に聞こえるが、ヘブライ語と日本語が似ていること、鳥居や山伏のほら貝など古代ユダヤ文化を彷彿とさせるものがあるというのが、その根拠だ。

 

ルーン文字 北欧神話に伝わる魔術文字

ルーン文字とは、2世紀ごろから北欧、ドイツを中心にゲルマン語の表記に使われた文字で、石や木、骨に刻んで使われていた。「ルーン」という言葉には神秘、秘密、ささやきといった意味がある。このルーン文字だが、ただの古い言葉という以上に、呪術、魔術的な力のある文字として知られている。

 

ちなみに北欧神話では、このルーンは最高神であり魔術師でもあるオーディンの叡智によってもたらされたとされる彼はルーン文字の奥義を獲得するために、自ら木で首を吊り、己を槍で刺し9日間瞑想を続けた。こうして冥界へと向かったオーディンはそこでルーンの神髄を獲得。命を失う寸前に蘇生し、現世へと戻ったのだ。つまり冥界に行かなければならないほどの神秘、力を秘めているとこの神話が語っている。

 

・当然、現在でも占いや呪術にルーン文字は使われているほか、ナチス・ドイツの親衛隊がロゴにルーン文字を使用。更にはフィクションの世界でも、魔術文字としてルーン文字は取り入れられ、『指輪物語』をはじめとした名作にも登場している。

 

 

 

<●●インターネット情報から●●>

毎日新聞2016/1/3東京朝刊より

 

「米国 カリフォルニア、大麻解禁に列 6州目、合法化加速か」

 

サンディエゴ(米西部カリフォルニア州)長野宏美】2016年11月の住民投票で娯楽用大麻の合法化が承認されたカリフォルニア州で今月1日、大麻の販売が始まった。娯楽使用の大麻販売解禁は6州目。全米最大の人口を抱える同州の解禁で、合法化の流れが進むという見方があり注目されている。

 今回の措置で、米国では5人に1人が娯楽用大麻の購入が可能になった。サンディエゴの販売店「トリー・ホリスティックス」では1日午前7時の開店前から行列ができた。荷物検査や身分証明書の確認などを行って店内に入る。同店は大麻の鉢植えや大麻入りキャンディーなど400種類を扱う。カップルで来店した女子学生(23)は「アルコールより健康的で経済効果もあると思う」と歓迎し、1グラム20ドルの大麻などを購入した。店員のリーフさん(25)は「ストレス解消などで、ビール代わりとして広がると思う」と期待した。

 

 同州では1996年に住民投票で医療用大麻が全米で初めて認められ、16年に娯楽目的も承認された。大麻を酒やたばこと同様に嗜好(しこう)品として扱い、21歳以上は一定の条件で所持や栽培などが可能。公共の場での使用は禁じられ、販売を認めない自治体もある。

 

 合法化の背景には、闇取引が横行する中、当局が管理して課税する方が州の財源にでき、現実的だという判断がある。ロイター通信によると、解禁により年間10億ドル(約1130億円)の税収が見込まれるという。一方、西部コロラド州では合法化後、大麻使用者の交通死亡事故が増加し、身体への影響に懸念もある。

 

 大麻は連邦法で禁じられているが、全米では西部ネバダ州など8州と首都ワシントンで娯楽用大麻が合法化されている。16年の住民投票で認められた東部マサチューセッツとメーンの両州は年内に販売が始まる見通し。

 

 

 

『『竹内文書』と月の先住宇宙人』

ロズウェルのエイリアン(異邦人)【日本人とおなじモンゴロイド

飛鳥昭雄   徳間書店  2004/11/20

 

 

 

月の住民を記す古史古伝の登場!

日本は世界の中心だった!

・『竹内文書』は、天皇が日本国だけの天皇になったのは神武天皇以降だとしている。

 それ以前の天皇は、一代につき一度は天空浮舟で天空を飛翔し、世界を巡幸したというから、スケールが違う。つまり「皇祖皇太神宮」は、神武以前の天皇を「世界天皇」としているのである。

 驚くのは、不合朝58代・御中主幸玉身光天津日嗣天皇の時に、古代中国から「伏羲(ふくぎ)」と「神農」が朝貢したとあることだ。

 

・彼らは古代中国の伝説的な皇帝「皇帝三皇」のうちの2人とされ、伏羲は結婚制度、狩猟、漁猟、牧畜、火を使った料理などを民に教え、宇宙の構造を示す「八卦」を作ったとされている。一方の神農は、農業、薬学医学を伝えた帝である。市を造り、物々交換を教えたことから、薬と商売の神とされ、火徳を有するために炎帝とも呼ばれる。

 それだけではない。不合朝69代・神足別豊鋤身光天津日嗣天皇の頃には、古代ヘブライ人の大預言者であるモーセまでが訪朝したとある。

 

モーセ出エジプト以降、古代ヘブライ人を連れてシナイ半島をさまよい、40年にしてようやく約束の地カナンへと導いた預言者である。そのモーセがようやく義務を果たし終え、ヨシュアを後任に立てたので、安心して日本に渡来したというのだ。

 一方、不合朝70代・神心伝物部建身光天津日嗣天皇の時には、古代インド北部地方(現在のネパール南部付近)から、釈迦が訪朝し、万物の奥義を学んでいったと記されている。

 その流れは神倭期になっても続き、初代・神武天皇の時には中国から老子が訪朝したとある。

 

・そのキリスト教を起こしたイエス・キリストまでもが、日本に訪朝していたと記されてあるから驚きである。イエスの訪朝は第11代・垂仁天皇の頃とされ、もしそれが事実であれば、イエスは日本で様々な奥義を身につけて、救世主として相応しく成長したことになる。

 驚きはまだ続く、第29代・欽明天皇の時には、中東からムハンマドマホメット)までが訪朝したと記されているのだ。

 これでは、いわゆる「4大宗教」の全てが日本から生まれたことになり、儒教までが日本産となると、大変な宗教系譜が出来上がってしまう。

 はたして、これらは本当のことだったのだろうか?

 

<イエスの来朝は本当か?>

・『竹内文書』を世に広めるのに貢献したのは、酒井勝軍だけではない。昭和12年(1937年)、キリストが日本で死んだとする『光は東方より』(日本と世界社)という1冊の本が世に出て、世間をあっと言わせた。その本の作者は、山根キク(菊子)という女性である。

 キクはクリスチャンだったが、同時に天津教の信者でもあり、婦人運動家としても広く世に知られた人物だった。

『光は東方より』は、『竹内文書』をベースにしているだけあって、さすがに驚天動地な内容である。

 なにしろ、救世主であるイエス・キリストが、12使徒を召して伝道を開始する前、はるばる日本まで来ていたとしており、イエスの墓までが日本にあるというのだから大変である。そして巨麿が封印して保管する御神宝の中にも、それを証明する品があるという。

 

・『光は東方より』によると、垂仁天皇の即位10年後、イエスは21歳の時に能登半島に上陸している。その時期はちょうど『新約聖書』最大の謎とされるイエスの空白期間(18年間)に該当し、その間、「皇祖皇太神宮」の神主・武雄心親王を通して修行して、言葉、文字、神学を身に付けたという。その修行の期間は約5年と記されている。

 

・来朝以降のイエスについて、『竹内文書』は、およそ次のように語っている。ゴルゴダの丘で十字架にかかったのはイエスの4歳下の弟で、名を「イスキリ」と呼んだ。イエス自身は、磔刑の難をのがれて北欧、アフリカ、中央アジア、アラスカを経て4年後に青森県の八戸に到着した。

 エスはそこから西へ向かい、ある処で定着するが、そこをヘブライにちなんで「戸来」と名付けたとされる。イエスは自分の名を「十来太郎大天空」、あるいは「八戸太郎天空坊」と改め、沢口家の丘の上に居を定める。沢口家から娘のミユ子を娶ったからである。

 イエスは鼻が高く、赤ら顔で長いマントを着ていたため、村人たちは「天狗様」として尊敬したという。この村でイエスは畑を耕すだけの白髪の老人となり、三女をもうけて118歳で他界した。

 

・これを単なる夢物語とは片づけられない事実がある。青森県三戸郡にある十和田湖の東に、当時、実際に「戸来村」という寒村があって、そこでは古代ヘブライの風習がそのまま残されていたのである。

 

モーセの墓も実在する!?

・山根キクは、著書『キリストは日本で死んでいる』の中で、来朝したのはイエス・キリストだけではなく、モーセまでが日本を訪れていたと述べている。

 そのあらましは、次のとおりである。

 モーセ絶対神ヤハウェから十戒石板を得たのは、シナイ山ではなく石川県押水町の宝達山であるとする。この山は能登半島の最高峰で、後にイエスが修行するために天空浮舟で舞い降りた地でもある。

 

カタカナは神代文字から作られた!?

・「皇祖皇太神宮」は、「カタカナ」のベースになっているのは、漢字ではなく神代文字だと表明している。

 

<「天空浮舟」ミステリー!>

・『竹内文書』は、この天空浮舟の飛翔速度を1日8000~1万1000里と記している。「一理=4キロ」にした場合、1日に3万2000~4万4000キロを飛ぶ計算になり、地球の円周が約4万キロなので、ほぼ1日で地球を1周してしまう。

 これを時速に換算すると、時速1333~1833キロ、秒速なら3703~5092メートル。いやはや、猛烈なスピードである。

 

しかし、記紀神武天皇に担当するニギハヤヒが、「天磐船(あめのいわふね)」に乗って降臨したという伝説が、現実に、「磐船神社」(大阪府交野市)に残されているのだ。

 ニギハヤヒ天照大御神の詔によって天孫降臨したとあり、物部氏の祖神である。

 

「多次元同時存在の法則」の下では、時間や人数の概念は一切通用しない。何億年もの寿命や数百世代の隔たりがあっても、たったひとりの人間や神に集約されてしまうからだ。

 

・それは記紀も同様で、初代・神武天皇と第10代・崇神天皇の間の8代の天皇が、「神武天皇崇神天皇」の結果、神代では天照大神に、人間界では神武天皇にすべて引っくり返ってしまうのだ。

 

世界のひな型日本の天皇がかつて「世界の王」だったことが証明される!!

ロズウェルのエイリアン(異邦人)は日本人(皇室)と同じモンゴロイドだった!!

<「ベルギー事件」はアメリカへのメッセージだった!>

・ベルギーで5万人が目撃したUFO事件が発生した。これを「ベルギー事件」と言う。

 

これら一連のベルギー騒動に先立つ1989年11月29日には、国道68号線をエイナッテンからオイペンまで行軍していた軍人が、無音で飛行する巨大な葉巻型UFOを目撃していた。この時に現れたUFOは母船だった。

 

<20世紀最大のミステリー「ロズウェル事件」>

実はエイリアンの姿は、カエルのようなグレイでも金髪の白人でもなく、背の低い(1メートル50センチ前後)の東洋人であることが判明している!!

 彼らは髪の毛を剃った僧侶のようなモンゴロイドで、著者が入手した元NSA(国家安全保障局)高官からの情報によると、3体の遺体はまさに日本人そのものだと記されている。それがエイリアンの正体である。

 彼らがモンゴロイドであることは、切れ長の目と低い鼻というアジア人の容姿から歴然としており、当然、アジア人の祖先である古代セムの末裔であることは間違いない。

 エイリアンのDNAと日本人は極めて近く、最近の調査でそれが明らかにされている。「YAP(―)因子」が発見されたことで、そのことが確証されているのである。

「YAP/ヤップ」とは、Y染色体のDNAの中の特定の場所に挿入された約300の塩基からなる遺伝子のことである。このYAP(―)因子は、極東では日本人特有のものと考えられている。

 日本人のYAP(+)因子は、縄文人によりもたらされ、YAP(-)因子は弥生人の移住によりもたらされたというのが従来の学説だが、アメリカはそうは見ていない。

 

竹内文書中の地日玉国はやはり地球以外にあり、そこに、もうひとつ、本物の日本が存在する――というのが筆者の説である。

 

NSA(国家安全保障局)はこのことに強い関心を持っており、アメリカ政府も日本人(特に皇室)とエイリアンの遺伝的つながりに興味を抱いている。

 

<「ロズウェル事件」はアメリカの国防システムまで変えた>

・現在、1945年から49年末までのロズウェル基地における書類は一切存在していない。通信記録も破棄されたという。これはあまりに奇妙すぎる。

 

マザーシップが出現していた!

・『Mファイル』によると、UFO墜落の直前、ロズウェル基地では大変な事件が起きていた。1947年7月2日、ロズウェルの北方は、夜半から猛烈な嵐に見舞われていた。発達した低気圧が局地的な嵐を引き起こし、雷鳴が轟き、異様な雲が渦巻いていたのだ。雨を伴わない大陸内部特有の乾いた雷雲は、時にそれが巨大な竜巻を生み出すことがある。

 午後8時15分過ぎ、ロズウェル基地上空に、突如として巨大な物体が飛来した。それは全長1キロを超える飛行物体だった。

 

・軍人や職員が外に出て夜空を見上げた時、真黒で巨大な影が星空をシルエットのように隠していたのが見えたという。その後、飛行物体の底から、オレンジ色に輝く小型の飛行物体(ホームベース型)が2機飛び出すのが確認されている。

 

<『竹内文書』と月の人類!>

アポロ11号のはるか以前から月面を占有し、地球の上空を我が物顔に飛翔するUFOの操縦者が、モンゴロイドだということを、アメリカ軍は「ロズウェル事件」を通して知っていた。

 セムの末裔がエイリアンの正体なのだ。つまりはイエス・キリストと同族ということになる。

 実は「エイリアン」には意味が2つある。「異星人」と「異邦人」である。だからエイリアン情報を軍を通して垂れ流すアメリカは嘘を言っていないことになる。エイリアンを異星人と思い込む方が悪いのだ。『竹内文書』を巨麿版として改竄させた手口と全く同じである。

 アメリカは、日本から絶対に目を離さない。近い将来、アメリカがエイリアンと戦闘状態に陥るような場合、日本が対エイリアン戦争のキーパーソンになる可能性が出てくるからだ。アメリカにとっては、日本人(特に皇室)はエイリアンに対する貴重な人質とも言えるからである。

 このように、『竹内文書』にある、太陽の「天日球国」と地球の「地美(ちみ)」の間に存在する世界が「月」だった可能性が出てくる。そしてそこには、YAP(-)因子を持った日本人と同じ民族が住んでいる。

 確かに月には酸素を含む大気は存在しない。が、月の地下が完全な空洞になっているというデータも存在するのだ。

 月の地震である「月震」(3メートルの振幅で3年間の周期)が、800年間も鎮まらないのは、月が釣鐘のように中身がないからである。

 これは800年ほど前に月に大衝突した隕石による震動で、この衝突の記録はイギリスのジャーベイズ司祭が『年代記』の中に書き残していて、実際、記録通りの場所に新しい隕石孔が存在した。「ジョルダーノ・ブルーノ・クレーター」である!

 月の内部の核が外部に滲み出して黒い海を形成している事実を考え合わせれば、これは月の内部が歪とはいえ、空洞になっている可能性を示唆するデータと言える。

 はたして「地日王国」とは月のことなのだろうか?