日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

人間の方は「髪はブロンド、目はラヴェンダー」だという。これは心霊学会で「イシュナ」という名で知られている「クリスタル人」と同一視できる。(4)

 

 

NASAアポロ計画の巨大真相』 月はすでにE.T.の基地である

コンノケンイチ  徳間書店   2002/12

 

 

 

アメリカはUFOテクノロジーをすでに手にしている

・「UFOの推進テクノロジーを、ついに人類―アメリカ合衆国が手に入れることができた

 

・考えてもみてほしい。この技術こそ世界の歴史のなかで、もっとも懸命に探し求められてきたテクノロジーなのである。こうみれば、この開発のために費やされてきた資金には制限などあろうはずはない。UFO情報が政府によって『超極秘』とされ、固く秘守されてきた最大の理由の一つが、今回の『重力制御テクノロジーの完成』という大成果につながったのである

 

 ペンタゴン上級将校による暴露本!

・驚かされたことは、米国防総省の上級将校フィリップ・J・コーソーが、ロズウェル墜落UFOの国家的な研究を暴露した本を1998年に出版したことだった。 

 本書はロズウェル事件の真偽どころではない、コーソーの職務体験を基にした「墜落UFOの収獲」の方法を述べているからである。

 アメリカではベストセラーの上位を続け、『サンデータイムズ』も「ロズウェルの墜落がUFOであることを証言した、もっとも位の高い人物の本」と絶賛している(邦訳『ペンタゴンの陰謀』中村三千恵訳 二見書房)。

 

・フィリップ・コーソーは21年間にわたり米陸軍の情報将校を務め、アイゼンハワー政権時代には国家安全保障会議スタッフなどの要職を歴任、常日ごろから国防に関わる機密に接し、そのため極秘のUFO情報も握っていた。

 

つまり、UFOの極秘情報に関わる者でも「54-12」から命じられた範囲だけしか知らず、全体は分からないようになっている。それにコーソーの本の内容も準じているからである。コーソーの本も、アポロ計画NASAには何も触れていない。

 

<暴露本に見る恐るべき真実>

・「軍は二つの戦争に巻き込まれることになった。ソ連と異星人との戦いである。異星人の方がソ連よりも、はるかに大きな脅威だった。そこで相手のテクノロジーを逆手に取り、軍需産業に恩恵を与え、宇宙関連の防衛システムを築き上げることだった」

 

・「これには異星人テクノロジーがふんだんに盛り込まれている。レーザー、加速粒子ビーム兵器、『ステルス』技術を搭載した戦闘機など、そのかげで冷戦終結をもたらすことができた」

 

・「二番手に甘んじるのはイヤだとばかりに、どこも密かにロズウェルの兵器開発に明け暮れ、ペンタゴンでは異星人テクノロジーの開発戦争が繰り広げられていた」

 

・「検視報告書に述べられたEBE(墜落UFOから発見された生命体で、通称『グレイ』と呼ばれる)は、生物というよりも、長期の時空飛行専用に設計されたヒューマノイドと考えるべきかもしれない。察するところ、彼らは食料も排泄物処理施設も必要としない。肌を通して科学物質を処理し、排泄物を利用するロボットかアンドロイドにすぎない」(註・1980年代、アメリカで「キャトル・ミューティレーション」といわれる年間2万頭も上る牛の大量虐殺事件が起こった。牛の体内からすべての血が抜き取られ、切り口はレーザーで切り取ったように鮮やかだった。これはグレイの栄養素を得るためだった)

 

・「しかし、宇宙船本体はそのままノートンに残され、ノートン空軍基地はさながら空軍とCIAが管理する異星人テクノロジー博物館のようになった。宇宙船を複製する実験と推進システムの応用実験は今なお続けられている」

 

・コーソーは出版後に心臓麻痺で突然死したが、UFOの真実を暴露することは身の危険さえ生じるのである。

 

 実用化されたUFOテクノロジー

・コーソーが手掛けたという、UFOテクノロジーは次のようなものである。

 

▼映像倍増管・・・・・後の「暗視装置」になる

 

▼スーパーテナシィ・・・・後の「光ファイバー

 

▼レーザー切断装置・・異星人たちの2万頭に上る家畜虐殺に使用された

 

▼分子を圧縮した合金

 

集積回路および超小型ロジックボード

 

▼移動式原子力発電機・・・・・アポロ宇宙船に使用された

 

ガンマ線照射食品・・・・・どんな食品も常温保存できる

 

▼グレイのヘアバンド・・・・第3の脳・誘導システム

 

▼加速粒子ビーム兵器・・・電子を刺激する強力光線「SDI迎撃ミサイル」に応用。

 

▼電磁推進システム・・・・・ステルス機に使用。

 

劣化ウラン発射体・・・岩窟深くで爆発する弾頭、湾岸戦争で使用。

 

アメリカ(ユダヤ勢力)はロズウェルUFOテクノロジーを利用することによって、現在の世界一極支配を作り上げたのである。

 

 

 

マッドサイエンティストの夢』   理性のきしみ

ディヴィッド・J.スカル 青土社   2000/7

 

 

 

『コミュニオン――異星人遭遇全記録』

・1987年に、元ホラー作家のホイットリー・ストリーバーが、ベスト・セラーになった本『コミュニオン――異星人遭遇全記録』でセンセーションを巻き起こした。その称するところでは彼自身がエイリアンに誘拐された体験に基づく実話だという。お得意の鳥肌が立つような趣向を凝らして、ニューヨーク州北部にある週末を過ごすための自宅で、小さな宇宙人の集団に繰り返し訪問されたり、誘拐されたりしたと語っている。その中には、『UFOとの遭遇』や『未知との遭遇』で大衆に広まった古典的な「小さな灰色」の宇宙人も含まれていた。彼の体験は不安による記憶喪失症によって覆い隠されていたが、ベンジャミン・サイモン指揮に、退行催眠療法によって思い出された。ストリーバーの受けた儀式的な医学検査には、ベティ・ヒルの侵入する「妊娠検査」のヴァリエーションで、三角形をした、針金が突き出た、少なくとも脚の長さぐらいある、「醜悪」だがハイテクの肛門プローブによって強姦されたことも含まれていた。

 

アメリカの大手出版社がSFに見えるものをノンフィクションとして出したのは、『コミュニオン』が初めてのことではなかった。デヴィッド・ローヴィックの『複製人間の誕生』は、メディアによって惜しみなく宣伝された。同様に、『コミュニオン』もフィクションとして出版されていたなら決してそうはならなかっただろうが、宣伝で大当たりした。ビーチ・ツリー・ブックスの出版社、ジェームズ・ランディスは「この本をフィクションとして出版するかどうかについて議論の余地はなかった。この本は『コミュニオン――実話』として登場したのであり、われわれもそういうものとしてこの本を出した」と力説していた。しかしランディスはサブリミナルに訴えるウィンクを意図してか、こうも言っている。「この回想録の信憑性を疑うくらいなら、ハリウッドの俳優や女優の自叙伝の信憑性も疑う」。

 

・SF作家のトーマス・M・ディシュは『ネーション』誌で『コミュニオン』を評し、こう記している。もしかすると控えめな言い方かもしれない。「ホイットリー・ストリーバーが噓をついていないのなら、『コミュニオン』は1年に1冊、10年に1冊、1世紀に1冊出るか出ないかの本、いや、今までに出版された中でも最も重要な本と見なさなければならない」。SF作家であり天体物理学者であるグレゴリー・ベンフォードは『パブリシャーズ・ウィークリー』誌にこう書く。『コミュニオン』が表しているのは、「出版業界の嘆かわしい傾向だ。出版業界は、けばけばしく飾り立てたポチョムキンの村(ボール紙で作った外観だけ立派な見せかけの村)さながらに、科学に対する社会一般の破廉恥で不合理な行動に迎合しているのだ。シャリー・マクレーン(霊的存在との交信)やブライディー・マーフィー(生まれかわり)のサブ・ジャンルが再び出てきたことは、われわれのテクノロジーにもかかわらず、実際にはわれわれの社会は根底から合理的ではないのだと戒めてくれる」。

 

ロズウェル

・1980年代は「蘇ったロズウェル」熱も高まり、最初のロズウェル物語に最新のエイリアンというおまけをつけて装いを新たにした本や、記事や、漠然とした憶測が次々と現れた。1980年には、チャールズ・バーリッツとウィリアム・L・ムーアによる『ロズウェルUFO回収事件』という本が、軍は円盤の破片ばかりか小さな体に巨大な頭を持った乗組員の4体の死体まで回収していたと主張した。彼らの外観は、『2001年宇宙の旅』や『UFOとの遭遇』や『未知との遭遇』の結果として、1970年代に新たに出現した宇宙人の異様な胎児の容貌と一致していた。4人組のうち1人は軍医の看護によって数週間生き続け、その後、傷がもとで死んだと言われた。死体はドライアイスの中に詰め込まれ、オハイオ州デイトンにあるライト・パターソン空軍基地へ輸送され、永久保存されていると言われているが、どれも直接得た証言ではなかったジェシー・マーシャルは死んだエイリアンのことは話していなかったし、その他の話――亡くなった軍人を初めとする人々の家族や知り合いによって語られた、また聞きの話――を立証する手立てはない。

 

・トーマス・M・ディシュは、ホイットリー・ストリーバーの『コミュニオン』について『ネーション』誌に書評を載せ、この本が、ホラー小説のアンソロジーの中で以前に発表されたストリーバーの『苦痛』と題されたSM小説の主題の焼き直しであることを指摘している。ディシュは次のように推測する。「ストリーバーは『典型的なアブダクション体験』と屈従と支配の儀礼との間に想像上の方程式を作り、一般にかなり信じやすい素朴な人々の集まりであるUFO研究家にはそれまで開発されることのなかった鉱脈を探り当てたことに気がついた。しかしながら『コミュニオン』の中にこのような明瞭な類似点を引き出していたら、この種の本がターゲットにしている読者を遠ざけてしまうことになりかねなかったし、数あるストリーバーの推測の中には、話の隠喩的な前提を検証したり、うかがわせたりするものは何もない……」。

 

<『Xファイル』>

・『Xファイル』――クルス・カーターが制作し、1990年代半ばにはフォックス・ネットワークの看板番組の1つになった番組――は、『未知との遭遇』が科学や政府や地球外生物との関係についてその楽観的なメッセージを広めた比較的陽気だった70年代末と、底無しの文化的シニシズムに満ちた世紀末との間に社会一般の風潮が変容したことを明らかにした。『Xファイル』はスピルバーグ風の楽天性を非常に苦くしたようなもので、UFOアブダクションに政府が共謀していることや、それにからんだ隠蔽工作をはじめとし、超常現象や連続殺人犯や、果ては(ときには)吸血鬼や狼人間まで扱った奇妙なサブプロットが盛りだくさんの、陰謀説の迷宮である。

 

・番組を一つにつないでいるものは、「真実はそこにある」(番組の主なクレジットタイトルが流れる間に現れるスローガン)というぼんやりとした確信である。もっとも真実は、決まって政府高官や軍・軍事産業タイプの人々や科学者たちの手によって揉み消されてしまい、彼らの多くは残しておいた方がいいものを勝手に改竄してしまう。主な登場人物のフォックス・モルダー(ディヴィッド・ドゥカヴニー)やダナ・スカリー(ジリアン・アンダーソン)は、米国連邦捜査局のはなはだしく異例の事件を調査する捜査官である。モルダーは忠実なUFO信奉者(彼の妹は子供のときにエイリアンにさらわれて、そのまま帰ってこない)であり、スカリーは懐疑派である。皮肉にも二人の役者は、典型的なエイリアンの誘拐犯に匹敵するほど感情の起伏を抑えている。

 

1996年の秋、NBCテレビは『Xファイル』に奥の手で対抗しようと、そこまでやるかというほどの娯楽用の前提を立て、5年間のシリーズとして計画した『ダークスカイ』の放映を開始した。番組の前提とはすなわち、ロズウェル事件から2000年までに起こったあらゆる歴史的文化的出来事――その中には、たとえば、ケネディ暗殺、ビートルズ、謎の家畜変死事件、ジョージ・ブッシュの大統領就任等々――はすべて地球外生物の入植地化と結びつく、あるいはその見地から説明できるというものである。アート・ベルの番組にも『ダークスカイ』にも、意図的と思われる自らを茶化しているようなところが強烈にあるが、私がここ数年で出会った、情報源が何であろうとほとんどすべてのエイリアン神話を暴かれた真実として鵜呑みにしてしまう人々の数には愕然とさせられる。彼らには娯楽報道番組と本物の情報との区別がつかなくなっているらしい。

 

・『未知との遭遇』のような映画や、『コミュニオン』や『イントゥルーダー』のような本で提供され、大衆に広まった今では古典的になったエイリアンの原型は、地球外や異次元からの訪問者よりも、科学とテクノロジーに駆り立てられ消費されている世界におけるわれわれ自身の自己像と関係が深い。たとえもしエイリアンの死体が実際にライトパターソン空軍基地に現存していようと、エイリアンとの接触の証拠を揉み消そうとした政府の途方もない陰謀が大掛かりに隠蔽された事実であろうと、エイリアンのイメージの真の文化的役割は、本質的に地球上のもので自己陶酔的だった――それは宇宙時代にわれわれが共有するドリアン・グレイの肖像なのだ。青白く、衰弱した、すべてが脳で筋肉組織がなく、感情がなく、のぞき見趣味で、無表情な見開いた目を通して情報

 

を吸収する空飛ぶ円盤の住民は、科学者という人物像をあからさまに喚起する――それは「人間」の見せかけをすべて剥いだマッド・サイエンティストなのだ。

 

アブダクション物語は、つまりは神秘的ですべてを支配しているテクノロジーにわれわれが直面したときに感じる、疎外感についてのポップ寓話なのだ。

 

・つまるところ、アブダクションの本質は、意図的ではないにしても正確にストリーバーによる『コミュニオン』の最も見苦しい場面にとらえられている。手に負えない合理性という診察台に縛りつけられ、自由も尊厳も奪われ、エドヴァルト・ムンク「叫び」に出てくる人物さながらの現代の怪物によって検査され、強姦され、われわれはもがき、抗議するが、最後にはついに、行ってみれば、降参する。テクノの侵入者たちは純然たる理性の光にぶつかりながら、日の当たらない場所を進むのである。

 

 

 

『変性意識の舞台―新しいシャーマニズムのステージ』

(菅靖彦)(青土社)   1995/6

 

 

 

アブダクティ(被誘拐者)

・「アブダクティ(被誘拐者)」によるエイリアンの描写には、様々なバリエーションがあるようだが、基本的な共通性もあることが指摘されている。もっとも頻繁に報告されるエイリアンの特徴は、小柄で大きな頭を持ち頭髪はなく、黒い大きな目(これがエイリアンを際立たせる最も目立つ特徴だと見なされている)を持っているということである。

 

・ほとんど鼻孔だけの鼻、細い割れ目のような口、指が3,4本しかない手の付いた長い腕、細い肩と胸、先細りの足などが、他の特徴だ。普通、耳はついていない。

 

・作家のストリーバーの寝室に侵入してきたのも、大体、このようなエイリアンだったらしい。ストリーバー自身が書いて、全米でセンセーションを巻き起こしたエイリアンによる誘拐体験記『コミュニオン』は、ベストセラーになり、UFO誘拐体験のプロセスを知るのに重要である。

 

 

 

<●●インターネット情報から●●>

 

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より

 

『ダークスカイ』(原題:Dark Skies)は、 アメリカ合衆国のSFテレビドラマ(海外ドラマ)。NBCテレビで1996年9月21日から1997年5月31日まで放送された。全20回。

 

(あらすじ)

1961年、政治家志望の青年ジョン・ロエンガードは議員秘書として働く事になり、恋人のキム・セイヤーズと共にワシントンD.C.にやって来た。

 

最初の仕事である空軍の“ブルー・ブック計画”の調査の過程で、彼はUFOや宇宙人=“グレイ”の存在を調査する秘密組織「マジスティック・トゥエルヴ」(MJ-12)の存在を知り、その指揮下に入る事となるが、キム、さらには上司の議員までもが人間の体内に入り込み操る悪質な宇宙人=“ハイブ”(The Hive)に侵されてしまう。

 

キムを何とか救い出したジョンは、公には真実を隠ぺいし、そのためには非情な手段も厭わないMJ-12の体質に嫌気がさして組織を抜け出したため、裏切り者として追われる身となりながらも、 時のジョン・F・ケネディ大統領の弟ロバート・ケネディの協力を得て2人で真実を暴くべく闘う事を決意するのだった。

 

だが、2人の行く先々では次々と不可解な事件が起こる。そして、その影には常にグレイとMJ-12の存在があった…。

 

 

 

『UFO百科事典』

ジョン・スペンサー  原書房  1998/7

 

 

 

レオン医師、パドロン

・1976年6月のとある夕方、パドロン・レオン医師は、患者を治療するためにグランカナリア島内をタクシーで移動していた。

 

・タクシーが角を曲がった時、彼らは地面から少し浮いた状態で静止している透明な球体に遭遇した。その球体は、この時点で直径35フィート(11メートル弱)ほどあり、内部では、非常に長身の2体の生命体が装置を操作してるのが見えた。

 

・その生命体は、9から10フィート(3メートル前後)ほどの背があり、ぴったりした赤のカバーロールズに黒のヘルメットを身につけ、黒の手袋もしていたらしい。

 ところが、さらにもっと奇妙な事件が待ち受けていた。その球体が20階建ての建物と同じ大きさまで膨張したのである!

 

レティクル座ゼータⅠ・Ⅱ星>

ヒル夫妻の遭遇事件の際、ベティは彼女を拉致した空飛ぶ円盤の機長から星図を見せられたことを覚えていた。

 

ヒル夫妻を拉致したエイリアンは、北米大陸で何度も報告されているエイリアンと特に似ているといわれており、レティクル座ゼータⅠ・Ⅱ両星周辺の惑星から来たらしいことが、これを基に推測された。

 

<拉致>

・拉致されたという多数の証言によって、現代のUFO事件は複雑さを増した。拉致事件は、夜、寂しい道で車を走らせている場合に起こることが多く、ある程度孤立した状況下でUFOに捕まり、車外へ連れ出されると円盤に乗せられて、身体を調べられたり尋問されたりするというのが典型的な例である。最近の報告は、こうした拉致事件がどのような状況下でも起こりえることを物語っている。

 寝室から連れ出される――こうしたケースでは、家の壁を通り抜けて連れ出される――こともあれば、昼日中に高層ビル街で拉致されることさえあるという。ある女性の事例は、パーティーの最中に拉致されたもので、まわりにはたくさんの人々がいたのだが、邪魔されないようにだれもが「スイッチを切られた」あるいは「その場に凍り付いてしまった」かのようであったという。

 数時間もすると、車の中や家などに戻され、たいていは何が起こったのか思い出せないように記憶が消されてしまっているという。

 

<ラボックライト>

・V字形の発行体のパターンは、米テキサスラボック周辺で頻繁に目撃されているが、具体的な解釈は与えられていない。自然現象ととらえる他に、鳥の群れに下から光が当たったとする説、空飛ぶ円盤の編隊とする説も必然的に出ている。

 

・米国人同僚の話によると、観光客誘致の一環として、ラボックの町は「UFO見学ツアー」を始めたらしい。

 

ラーマーヤナ

・インドの写本ラーマーヤナには、現在ではわれわれがUFOと呼んでいるものとシータという名の少女との遭遇を描いた話がある。見知らぬ林の住人は恐ろしくも恥ずかしい行ないを見た。強力な武器を持つラークシャサ〔ヒンドゥー教の鬼の神〕が貧しくかよわい女を抱き上げた。

 速さの翼を持ち、ロバにくびきをかけた天界の車に女を乗せた。車は黄金に光り輝き、インドラ〔ヴェーダの雨と雷の神〕の神馬のように速く……そして天界の車は駆け昇り、丘を越え、木の生い茂る谷を越えていった。

 

妖精と民話の登場人物

ケルト民族に伝わっている妖精などの存在と拉致事件の報告との類似性はかねてから指摘されている。

 

・特に、奇妙な食べ物や失われた時間などの要素も含む、妖精の世界へと連れ去られた話は、すべてUFOによる拉致事件との共通性が見受けられる。

 

・それ以外にも、UFO現象は現代においても存在する神話なのかもしれないという説もある。

 その答えがなんであれ、UFO現象は世界中で起こっており、ある意味ではその土地の伝説となっていることを示す証拠はある。ヨーロッパやスカンジナヴィアには多くの「小妖精」の民話があり、エイリアンが小人のようだったという目撃報告は多い。対して例えば、旧ソ連では巨人の伝説が多く残っており、エイリアンが巨人だったという目撃報告も数多くある。

 

<羽田空軍基地(日本)>

・1952年8月5日の夜、日本の羽田米空軍基地〔現在の羽田空港〕で空飛ぶ円盤の接近が目撃されている。管制塔のオペレーターが双眼鏡でその物体を調べたところ、明るい光が見え、その背後により大きな暗い形があったそうである。

 

・奇妙なことに円盤は、2つに割れ、それぞれ300ノット〔時速560キロ弱〕の猛スピードで飛び去った。

 

寺内謙寿機長

・1986年11月、アラスカ上空を飛んでいた日本航空の寺内謙寿機長の報告は少なくとも大きさに関して、驚くべきものであった。アンカレッジ空港への最終着陸準備に入っていた時、寺内氏と貨物輸送のフライト乗務員は、彼らのボーイング747ジャンボジェット機に光がついてくるのに気がついた。

 

 寺内はすぐにその物体の影の大きさから、円盤型だが、やや球体で、少なくともその大きさは航空母艦の2倍はあると見積もった。

 

・1987年1月11日、寺内氏はもう一度UFOと遭遇したが、今度はかなり違った様子で、光が3度、飛行機の下や、後ろに現れたという。

 

<ストリーバー、ホイットリー>

・ホイットリー・ストリーバーは米国の作家で、1980年代後半に自身が体験したUFO目撃と拉致をその著書『コミュニオン』と『宇宙からの啓示』の中で語っている。この本で自身の名声や資産についてはふれずに、数々のUFO現象を世間に紹介し、世界中で論争を巻き起こした。

 さらにストリーバーはUFO現象にのめり込み、墜落回収の話をもとにした小説『マジェスティック』はクリストファー・ウォーケン主演で映画化された。

 

<コンタクティー>

・「コンタクティー」という表現はエイリアンとコンタクトしたと証言した人物に使われる。一般的にエイリアンは地球外生物だと思われるが、なによりもその特徴は人間ではない。言い換えれば人類にとっては異質な存在だという点だ。地球に棲息する人間以外の生物ではないかと思われる例もある。

 

 コンタクトは面と向かって起こることもあるが、テレパシーのメッセージや自動書記などの手段の場合もある。最近の例では、ライフスタイルを変えさせられたと気づいたり、生活を一変させるようなある文献を読んだりしただけの人物も、コンタクティーの中に含まれるようになっている。努力して「指示を受けている」ということだ。

 

<ユーフォーカル>

UFOが多く現れる「窓口地域」としてよく使われる名前、例えば1960年代の英ウィルトシャー州ウォーミンスターは有名なユーフォーカルである。1952年の米国の首都ワシントンもユーフォーカルだった。世界中のさまざまな地域でも、短いあいだだけでもユーフォーカルだったところがたくさんある。

 

<夢とUFO>

・夢の映像とUFO証言との関係に関しては多くの意見がある。一つの結論としては、UFOによる拉致や接近した風変わりな目撃を信じているような場合は、実際には彼ら自身のただの夢である場合が多い。この結論によると、起きているあいだでも一瞬夢を見ている状態、いわゆる「白昼夢」の状態になっていると思われる。

 

 もう一つ重要なのが、眠る一歩手前、入眠時や出眠時の人間は非常に暗示にかかりやすいことがある。そうした状態の研究によると、幻覚は自然に起きる可能性が高い。

 

ケルト伝説>

・ヨーロッパ、特にスコットランドアイルランドウェールズイングランドの一部、フランス北部のブリタニーなどのケルト文化の国々の妖精信仰の中には、示唆に富んだ物語がたくさんある。そしてその中には、UFOによる拉致と非常によく似た、驚くべき拉致の物語が存在するのだ。これらの物語の多くにおいて、妖精による拉致の被害者は、かなり長い時間の記憶を失い、連れて行かれた妖精の世界で奇妙に歪んだ現実を経験する。また、人間でない何者かが自分たちの子供を人間の子供とすりかえるという「取替え子」の要素も含まれており、これは現代の最新のUFOによる拉致事件の中で見られるようになってきている。

 この類似点を説明する際の一つの考え方は、昔話は実際に宇宙人による拉致を表現しているのであって、それを当時の用語、つまり妖精という言葉を用いて描写したものだというものである。

 

・二つ目の考え方としては、解明されていない現象というものは常に、それが本当は何であれ、その当時の用語を使って解釈されるものだから、現代ならエイリアンによる拉致として説明されたかもしれない話が、16世紀に当時は妖精のせいにされたのだろうというものであるーどちらも必ずしも正しいとは言えない。

 

・他の可能性としては、「心理学的仮説」も含まれる。これは、拉致というものはどのような形態であれ人類の根本的な恐怖を象徴しており、その恐怖がどの時代であれ、これまでに出された主張の中で表面に現れているとする考えである。

 

・真実が何であれ、このような昔の話と現代の話を調和させることができないうちは、UFO現象を完全に理解することは不可能だろう。

 

すべてをこの一冊に!

・ただ、ちょっと残念なのは、現在では研究者間で狂言やトリック、誤認の類であることがほぼ確実視されているのに、まだ本当の事件であるかのように取り扱われている事例が散見されることである。

 例えば、アククサンダー・ハミルトンの飛行船事件、ジョージ・アダムスキーエドアルド・“ビリー”マイヤー、クロード・ヴォリロン・“ラエル”等の宇宙人会見譚、ウンモ星人事件、キャトル・ミューティレーション、MJ-12文書、ガルフ・ブリーズのエド・ウォルターズの拉致事件などである。また、いわゆるミステリー・サークルについても、そのほとんど(すべてではない)がイタズラであったことが明らかになっている。