日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

そこには、「空から来た世界の導師たち」の存在が明らかにされ、彼らこそ金星とシリウス星から来た宇宙飛行士であると認められていた。(1)

 

『地球へ来た神々――異星人の来歴と痕跡』

ロベール・シャルー  アリアドネ企画  1997/10

 

 

 

宇宙飛行士は他天体から来たのだ

われわれは、自分たちの住む惑星を、神、天使、秘儀伝授者、悪魔と呼ばれる地球外生物が訪れたことがあるという豊富な証拠を持っている

 社会生活を組織し直し、農耕や金属溶解を教え、小麦や薬草を移入し、美しい女を誘惑した。そのような神々や天使たちを、20世紀の人間は、もはや信じることはできない。霊妙な不死の存在が住まっていた雲や天の馬車を、もはや信じることはできない。

 

・全世界にわたって突然に現われた表象についても同じである。宇宙船を表す翼ある蛇もしくは竜は、大洪水以前の「世界の導師」たちの象徴である。牡牛は、大洪水後の導師たちの、そして、その本源たる惑星の象徴である。

 最初の導師たち、すなわち聖書の中の天使と同一視されるようになった彼らは、1万3千年以上も前にやって来て、2つの相対するブロックを形成した。アトランチスに1つ、ムーの国土に1つ……。へブライ人はかれらをネピリムと呼んだ。「巨人」「光り輝く者」「奇跡を起こす者」の意味である。

 2つのブロックの敵対は核戦争へとつながり、その結果、世界的大洪水による人類の壊滅へと至る。そして、やがて、われわれの惑星の住民とは異なるエイリアンの来訪によって再び印付けられた新しい周期が始まった。

 

「世界の導師」たちの来歴

・5千年ばかり前、地球の空に驚異的な現象が起こり、「神々」が文明諸国家に君臨した。その最もよく知られた存在がペルーのビラコチャ、メキシコのケツアルコアトル小アジアのバアルであった。彼らはすべて空飛ぶ蛇に乗って飛来し、彼らはすべて牡牛の記号を持っていた。数千年前、エジプトやインドにおける場合と同じように、そしてまた同じ現象によって、5つの文明が栄えたのは、この時期であった。すなわち、フェニキアアッシリアバビロニア、インカ、マヤである。

 のちに予言者たちにそう呼ばれた「新来者たち」は、その科学知識から来る偉大な力を持っていた。彼らは空艇を持っていたばかりでなく、ソドム、ゴモラ、その他の都市を全滅させたところからみると、おそらく核兵器を持っていた。

 

偽りの歴史

真の文明史は、禁断の歴史である。われわれの社会史、宗教史は、何千年間にわたって誤り伝えられてきた。

 

 

語ることを許されない言葉

・「天使」という言葉は、それがユダヤ教祭儀から抹消されたほど危険なものである。366年のラオデキア公会議で、キリスト教徒は、「天使」の名を呼ぶことを禁じた。

 

・『聖書』の筆記者たちは、また、その注釈者たちは、この禁忌の言葉(「金星」を記すことはおろか、ほのめかすことさえしない。

 なぜか? すなわち、「天使」と密接に結びついているこの名は、人類の創世記、真の創世記の扉を開く鍵なのであり、それはまた、ある者たちにとって、おおい隠したいと思っているものにほかならない。

 短く言うならば、5千年前、人類の神々とは、宇宙から来たエイリアンであったのだ。彼らは不死の神ではなかった。

 

ヘブライ人はアーリア人である

びっくりするようなことかもしれないが、ヘブライ人はアーリア人である。すなわち、大洪水後、イラン高原をあとにした白人種の後裔である。アトランチスなる根源に帰ろうとする隔世遺伝的衝動にかられ、アーリア人はその最初の新しい定住地に古代ケルト人の地を選んだのだが、やがてはヨーロッパ中に分布し、アジアへと入ってゆく。その最も高い知識の伝承をうけついだのは、あのピタゴラスが秘儀を授かりにおもむいたドルイド教徒であった。

 

空飛ぶ白い女神

・中米ホンジュラスでは、神話は変わるが、その主たる特質は変わらない。すなわち、地球外から来訪した神々、そして空飛ぶ機械である。

 伝説は語る。たとえようもなく美しい白い肌の若い女性が空から来て、ケアルコキンの町に降りた。そこに彼女は、不思議な姿をした人間や動物の装飾をほどこした宮殿を建てた。

 

・ある日、自分の美しさが衰えつつあるのを悟って、女神はその領土を息子たちに分け与え、宮殿の一番高い露台まで、空飛ぶベッドに乗った自分を運ばせた。まもなく彼女は、美しい鳥の形になって、空の果てに消え失せた……。

 ペルー、ボリビア、コロンビア――インカ古代王国には、宇宙船をはっきり示した画像があって、特にチアワナコのプエルタ・デル・ソルにあるものに顕著である。ここにはまた、空飛ぶ機械を用いた神々の話がある。

 

・人類の最初の母オレホナは、「太陽より輝かしい船」で金星からやって来た――ガルシラソ・デ・ラ・ベーガは述べている。

 

地球上くまなく宇宙飛行士

・インドでは、水銀によって推進する空飛ぶ機械ビマナで、神々が空中旅行をした。そして『ラーマーヤナ』には、英雄クベラは常に空飛ぶ馬車で旅をしたと述べてある。

 

<神秘の碑文>

・『隠事を解く鍵』の中で、モーリス・マグレは書いている。「アガルタの存在にまつわる伝説は、こう述べている。アトランチスが沈没した宇宙的大異変の後、生き残った人々は、人類の道徳的遺産を永存させる仕事にとりかかった。彼らはヒマラヤ高地に避難した。彼らが天文星座表、金属板に銘刻した記録、知識の原理を表すもろもろの物を埋めたのは、この地である」

 

4つの秘密

・結社設立の8人の同志がいる(8はテンプル騎士団の象徴であり、金星は8本の光芒を持つ星として表される)。総社員は、命にかけて、自分に明かされた秘密を守ることを誓う。

 言い伝えによれば、この8つの秘密の中、4つの秘密が知られているらしい。金属の変性(錬金術)、数世紀にもわたる長寿の法(長寿のエリキシル)、遠隔地での出来事についての知識(透視術)、多くの深く隠秘された事象の発見のためのカバラや数の科学の応用(数秘学)。

 薔薇十字会員の生活は、厳しく規制されていた。医療のわざは慈善としておこない、料金を取ってはならない。自分の住んでいる国の習慣に従うこと。一年に一度は議会へ行くこと。死ぬ前に有能な後継者を選ぶこと。外国で死んでも、自分の墓の場所が知られないように算段すること。

 

・『薔薇十字会員の歴史と真実』のS・バンデによれば、この結社員はよりよき世界をつくり出す意図を持ち、それがフリーメーソンと直接結びつく結果になるのだが、彼らは、やはり「不可解なる未知」に属していた。「彼らはどこにいても、世界の他のすべての場所で起こることを、その場に自分がいるよりもよく知っている」「彼らは、飢え、渇き、病気を知らない」「彼らは、結社に入ることを許される者について、天啓によって知る」「彼らは、今までに書かれ、また、これから書かれるであろうすべての書物の中にある、あらゆるものを知ることのできる、ある書物を持っている」「彼らは、万物の本性を表現する新しい言葉を見つけた」「彼らの手段によって、ローマ教皇の三重王冠は、粉と化してしまうだろう」「彼らは、ローマ教皇がアンチ・クライスト(偽キリスト)であることを自由に、公然と、恐れることなく明言する」「彼らの財宝は無尽蔵である。彼らの管理機関は、その敵からいかなる害もこうむることはない。彼らの真理は、世界の終末まで存続することを、彼らは確信する

 薔薇十字会員は、数々の奇跡を現出し、病者にただ目を向けるだけで治癒させ、「賢者の石」の秘密を知っていて、思うままに金や銀をつくり出した……。

 

不可視なる者たち

・1625年こと、次のような奇妙な声明文がパリの壁々に張り出された。

「われら、薔薇十字会員第一部会の代表者らは、全能なる神の恩寵により、当市に可視、不可視の滞在をする。われらは、書物もしくは記号を用いることなく、われら人間同胞を過誤、死より救出せんがため、われらが赴くことを意志する国々のあらゆる種類にわたる言語を、いかに語るかを示し、教える。もし、単なる好奇心からわれらを見んと欲する者は、なんびとたりともわれらと交信することは不可能である。ただし、真にわれらが友愛組織に加わることを望む者には、思考を判断するわれらは、われらが契約の真理を見せる。かくてわれらは、われらの思考がこれを読む者の真の意志と結びつき、その者にわれらを知らせ得るゆえに、ここにわれらの住所を示さず」

 

・この声明文については、今なお二つの意見に分かれる。一つは、作りごとだという説。本物なら、そんな計画を知らせる必要は何もないはずだという。もう一つの意見は、「不可解なる未知」の観念に有利なもので、彼らには世界を秘密裏に導く使命があるのだという。

 薔薇十字会員は、可視の世界と同じほどに不可視の世界に属するものなのかもしれない。

 

錬金術、変成、そしてカバラ図形等は、彼らの秘儀的武器庫でのみ目に立つ。秘儀的に、薔薇十字会員は、偶然や未知に帰せられる直覚や思考の流れを高める。彼らは、人類文明を調整し、その運命まで、ある程度形作る。

 人格的不可視世界において、力は神意を結合させ形作る。その特権受益者は、その物質的存在が、必ずしも具体化されない秘密友愛組織に自分が属していることを知っている。

 声明文にある通り、薔薇十字の秘儀参入者は、「その者にわれらを、そして、われらにその者を知らせ得る」のだ。

 

ナポレオンと薔薇十字会

・「不可解なる未知」について主として取り上げている雑誌『アストラル』で、筆者の博識なる僚友セルジュ・ユタン(薔薇十字会員)は、薔薇十字会の正規の代理人たるナポレオンについて述べている。

ボナパルト将軍は、そのエジプト遠征の間、テンプル騎士団の伝統を継ぐマルタ騎士団の軍事ロッジに入会を許可された。この結社の団長は、当時、ホンペッシュの名で知られていたが、彼はあのサン・ジェルマン伯爵に酷似しており、神知学者C・W・レッドビーターは、目をまどわされることなく、たしかに彼こそ「トランシルバニアの導師」と認めている。従って、ボナパルトとサン・ジェルマンとが、個人的に直接にしたということは、非常に限られた者だけに許されるテンプル騎士団の秘儀伝授が、サン・ジェルマンからボナパルトに与えられたものと考えられる

 

エジプトではボナパルトは、「ミスライム」の名で知られる極秘の組織である「ルクソール結社」で秘儀伝授を受けている。彼は、薔薇十字会伝来の「大将軍」の称号を受けたという。

「パリの伝説によれば」とユタンは述べている。「皇帝ナポレオン一世は、かの有名な“チュイルリー宮の赤い小人”に会っている。小人は彼に、彼の歴史上の使命を明らかにした上、もし権力欲に心をまかせることがあれば、待ちかまえている危険についても告げた

 ナポレオンの使命は、「大主権者」として政治的宗教的なヨーロッパの統一をもたらすことにあった。しかし、彼の個人的野心を知ったとき、「知られざる導師たち」は、その支持の手を引っ込めてしまった。

 

結社Y・B・E・Z

・ローラは奇怪な宗教のメンバーとコンタクトしていて、一通のレポートを筆者の許に送ってきている。これは「不可解なる未知」と密接に関係のある話である。

「レムリア期以後に来た指導者たちは、1つの結社をつくり、その神殿は南米の中央部、ボリビアとブラジルとの中間にあった(おそらくは、最近発見された広大な遺跡、コチャバンバから150マイル離れたインカ・ラフタ)。この結社の名はY・B・E・Zで、これは4つの惑星から来た指導者たちが持っていた名からとったものだ。すなわち、エトシラ、ブリア、惑星地球からのエノク、そしてサリアトナトミクすなわちメルキゼデクと同一人と見られている者である。白人種であった指導者たちは、黒いレミリア族の中に男根崇拝を導入した。これはのちにフェニキアに立石を伴って存在した。

 現代でも、南米の神殿の伝統を継ぐいくつかの宗派があって、7千年前から8千年前にさかのぼる真正の古記録を所有しているという。これらの宗派の参入儀礼は、純粋に古代の形式にのっとっている。熟達士たちは、「エアロック」を通り抜けられる導師たちだけが近付ける宇宙「核センター」とコンタクトする役に任ぜられる。流体転換器は、力の「笏」を利用し、熟達士の体の周波数を次第に増してゆく。特に重要なセンターは、ゴビ砂漠の「並行次元」に存在し、その中にある宝石のために「驚異のダイアモンド」と呼ばれる。この石は、サナ・クマラによって金星から持ってこられたものだ」

 

彩色ピラミッド

・陜西省の首都西安の南西40マイルの所に、中国の大ピラミッドがある。この地域は、外国人の立入禁止区域に入っているので、このピラミッドの正確な高ささえ知られていない。

 

考古学上の発掘では、すばらしいヒスイ製器物や「緑石」が発見された。このことからして、筆者の意見では、このピラミッドの建造年代は、金星から来た「世界の導師」たちがメキシコ、ペルー、小アジアを支配していた時代にさかのぼる。

 

ドイツ軍対魔女8千人

・イギリスには、約8千人の魔女がいる。第2次大戦中、彼女らは協力して、ドイツ軍が英本土に上陸するのを防ごうとした。あちこちの荒れ野で大集会が催された。

 

・彼女は、自分の結社を「黄金の暁」と混同されることを好かない。「黄金の暁」は、本来、非常に危険な種類の性愛崇拝をおこなっていた。

 

見えざる導師たち

メタトロンとアガルタ

ルネ・ゲノンによれば「世界の王」すなわちメタトロンなる存在があって、神の力と人類との間の仲立ちをしており、これは、『エノクの書』のアゼザル、キリスト教徒の言う聖ミカエルに該当するというメタトロンの影、ミカエルの暗き力は、低い意味でのこの世の霊、サマエルすなわちサル・ハオラム(サタン)」によって代表されている。謎に包まれたメルキセデクも「世界の導師」である。インド人の言葉によれば、1890年に、「世界の王」はナラバンチ僧院に現れ、こう予言したという。「アガルタの住民は、その洞窟から出て、地表に現れよう

 

神知学者によれば、シャンバラのヒスイ宮殿には4人の「世界の導師」が住んでいる。彼らは金星人で、闇の勢力に住むアガルタの地下神殿に対抗して、「空中」神殿を拠点としている。

 一方、地下神殿にも、白魔術の印の下に信者たちがいる。そこには、蛇と輪環とで形作られていて、熟達士たちが象徴的意味でその中にとじ込もり、瞑想に入るという、あのエジプトのそれのような「内なる場所」――すなわち「心臓たる洞窟」の観点につながる洞窟信仰が見られる。

 オッセンドフスキーは、アガルタはかならずしも地下世界を意味しないという。それは、邪道に落ちた世界の好奇心から賢者を守るために、6千年前から、そうなったのだと言っている。

「世界の導師」にまつわる話は、たしかに心をひきつける。しかし、何か、もっと確たる証拠はないものだろうか。

 

惑星征服戦争

すなわち、われわれの運命は、「世界の導師」から放出される神秘的な力によって支配されている、とうことだ。

 タラードは、地球外文明が地球の所有をめぐって互いに争い、戦争を起こす恐れがあると言っている

「その場合、わが地球は、ユダヤ教キリスト教、回教の言うように、私が“宇宙の主”と呼ぶ超意識的存在によって決戦がおこなわれる巨大なチェスボードと化すだろう……。

 ユダヤ教キリスト教、回教の言うように、最初の地球人類は、空から来た指導者たちによって啓蒙された………。

 5千年間にわたって、世界は知らぬ間に火星―金星教(火星は、怒りに満ちた好戦的なモーゼのエホバ、金星は、教えの母、フェニキア人のアスタルテ)の支配下にあった。大聖堂の設計も、本堂、袖廊、内陣、後陣など、金星の象徴であるアンセート・クロスを模している。

 

・神話に語られる神々の戦争は、現在の宇宙征服になぞらえて説明できる。2つの惑星が、第3の惑星を争って戦い、この惑星を征服し、あちこち(アトランチスとムー)でレジスタンスの孤立地帯を撃破する。移住民たちは、少数の優越地球人――導師たち――と同盟を組み、そして全みつばちが、他天体から来た“生ける神々”に蜜を供給する……」

 この「蜜」とは一体何だろうか?「吸血神」を太らせるサイキク力であるかもしれない。考えれば、人間は、その肉を食う目的で念入りに家畜を飼養する「吸血主」である。だが、われわれは、実は、牧夫の意図を知ることのできない家畜の群れにすぎないのだろうか……。

 

「大宇宙兄弟組織」

・その所説は数冊の本にまとめられているが、ピーター・デユーノフの「世界の王」に対する考えは、また全く異なったものである。ブルガリア人である彼は、秘儀参入者であるとわれている。彼も啓示を得ているというが、その確たる証拠はない。

地球上には、1年に一度、さまざまな科学的問題を討議するために科学者たちの集合するロッジ(秘密結社などの集会所)がある。この地球の過去、現在の状態について、これら秘儀参入者たちは、現今の官制科学を代表する現代科学者より多くのことを知っている。しかし、彼らもまた、地球の未来については何ら明確な知識を持ってはいない。彼らはただ推測するだけである。

この地球上のロッジのほかに、大秘儀参入者たちのために太陽(原文のまま)上に別のロッジがある。彼ら大秘儀参入者たちは、地球の過去はもとより未来についても明確な知識を持っている。しかし、この両ロッジともに、『大宇宙兄弟組織』を形成する完全に進歩した知的存在たちからなる大宇宙組織体の一機関にすぎない。これら完全なる知的存在とは、地球の最も偉大な天才とも比較ならぬほど進歩していて、それは彼らが、人類よりはるかに古い“第一原理”から生まれているからである。

もし、これが真実なら、われわれは、哀れなる人類の、かくも多くの極悪非道な行いを黙許するがままの「大科学者」たちの知恵と愛と能力の欠如を嘆くほかはないということになる!

 

人間と同じ姿の神

・「世界の導師」についてももう一つの考えは、その著『聖霊についての科学的解明』に自分の見解をもとめようとしている技師R・J・ムートンが提出する。

 ムートンは、『聖書』の中の特定の言葉は、その純粋に神聖な性質を示す極度に実証的な正確さを有しているという結論に達した。

 すべての神学的証言にもかかわらず、彼は、神は現実に人間の姿をしており、空に住んでいるということを疑わない。「宇宙の導師」とは、従って「神」自身ということになる。神は神聖なる存在であって、しかし、われわれ同様に、肉体を持ち、頭と、四肢を持っているというのだ。

 

人間が神となる時

・もし、世界の終末というものが、以後数千年間は人類の冒険を脅かすことがないと仮定すれば、発見の等比数的進歩の結果、人間は紀元3000年には、そら恐ろしいほどの力を持つようになるだろう。

 

・神の本質と能力とは、その創造物の中へと注がれる。それは人間において具体化され、人間は神の化身となる。神の全量は、人間が本質的エネルギーを蓄積するにつれて減量してしまう。最初の神は、次第に微妙な存在になってゆく人間に変身してゆくにつれて、ゼロに向かって行き、人間は最後の神の表現となるだろう。

 人間が神自身となったとき、その中の一人は、他の者よりも強くすぐれたエネルギーを充填されるだろう。彼はやがて、他の者たちの教導者となり、「世界の導師」の機能をそなえるようになるだろう。

 

あの不可解な「空飛ぶ円盤」は、宇宙のコントロール・センターから来るのだろうか?

 われわれの印象・予感、われわれの信念やサイキク・パワーですら、人間たる神によって与えられた特権なのだろうか?あるいはまた、それらは、地球人の友である善きルシフェルによって「神」から盗まれた秘密、禁断の指示なのだろうか?「世界の導師」とは、神と同様に、人間の小ざかしさを拒絶する未知なるものについての幻想にすぎないのだろうか?

 

ゴビ砂漠の碑文板

・19世紀、考古学者たちは、人類史に大きな関りを持つ黄金の碑文板を砂漠で発見した。これらの碑文板は、いくつかの聖域の奥深く秘蔵され、銅に変質させられていたが、未知の言葉で書かれ、それは『ゼンド』の発祥にさかのぼる言葉だった。その内容の中、わかっているものは次の通りである。

 宇宙的洪水の時代に、アジアのムーの国土の王国の支配者が、唯一の生存者とされている王妃に何枚かの黄金碑文板を残したが、これらの碑文板には、大異変以前の人類の歴史が銘刻されていた。そこには、「空から来た世界の導師たち」の存在が明らかにされ、彼らこそ金星とシリウス星から来た宇宙飛行士であると認められていた。

 

・ムーの女王の王女アナヒータは、9歳の時に、「二重記憶」として知られる機能を得た。両親からの指示に従って、彼女は先祖からの記録を筆写し、それに自分自身の意見を書き加えた。これは十万枚の小さな黄金碑文板に銘刻された。その一部がゴビ砂漠で発見されたわけだが、まだ他の分が高地地方、特にチベットのマノ山に埋もれているといわれる。

 

・アナヒータの時代には、白人種が二派に分裂し、その一方は太陽の進む道に従って(西方に向かって)移動し、他方はインドに残った。アナヒータが属していたその派は、ゼンド語を生み出し、その直系語としてサンスクリット語が発祥した。

 1万2千年前、空で最も明るい恒星シリウス星は、地球に非常に近かった。ジェローム・ゲイバドルトは言う。「“目覚めた意識を持つ熟達士(アデプト)”が再生するのは、シリウス星においてである

 

地球人は地球外から来たのか

未確認飛行物体

地球外生物は、すでにわれわれの中にいるのだが、多次元宇宙の中にいて、われわれの3次元世界とは出会うということはないのだ、というような説を主張する解説者もいる。従って彼らは、われわれの知覚を全く超越していて、不可視であり、それでいて、いつどこにでも存在し、たとえば科学者の研究を導き、芸術家にインスピレーションを与えるというようなことで、地球人を援助することができるのだと………。

 しかし、たとえ彼らにそれだけの能力があったとしても、自分たちをわれわれの劣等世界に同化させることを望むはずはない。彼らは、われわれの知的水準が自分たちと同等の線まで上昇するのを待ちながら、自分たちの生存に必要なある種のエネルギーの発生源として、われわれを利用するだろう。

 

「輝く光線」「空飛ぶ盾」

・大プリニウスは、ドミチウスとファニウスの執政官時代(前222年頃)に現われた“3つの月”について述べている。「夜の太陽」「燃える盾」「かならず激しい大気の渦を起こしながら、あらゆる方向に飛んで行く星」などとある。彼はまた、ラケダイモン人(古代スパルタ人)のギリシャ支配を失わせた海戦敗北の時代に現われた「輝く光線」にも触れている。それらの空飛ぶ機械が、一方を助け、一方に損害を与えたかもしれないと考えることは、あながち不合理ではない。「神」の「雲」は、くりかえし、ヘブライ人に勝利、幸運をもたらしているのである。

 ジョージ・ハント・ウィリアムズの報告によると、ミネソタ州やカナダのインディアンは、ヨーロッパ人の到来の前、円形の、音のしない乗物が湖に降りて来た、と言っている。征服者が来たとき、飛行家たちは、自分たちは帰って来るつもりだと言い残して、機械とともに姿を消したと………。

 

不思議なネピリム

『聖書』の「ネピリム」という言葉は、普通「巨人」と訳されている。『創世記』第6章1~2には、こんな文章がある。「神の息子たち」すなわち宇宙飛行士たちは「人の娘たちが美しいことを見た」。それから、同章4には「そのころ、地にネピリムがいた。これは、神の息子たちが人の息子たちと交わり、娘たちに生ませたものである。彼らは、昔の勇士であり、有名な人々であった」とある。

 

・この意味は明瞭である。ネピリムがアルメニア、イラン、コーサカス、ロッキー山脈、アンデス山脈の女たちと交わって、地球土着の子供よりも強く知的な子を生殖したということだ。ネピリムの訳「巨人」というのは、まちがいではないが正確ではない。パシャルデによれば、この言葉は「巨人」「驚異的存在」を意味し、字義通りにいうと「驚異の作り手」となるという。

 このネピリムたちは、5千年後、フェニキアのバアル神の時代に地球へ帰って来た。モーゼは、彼らについてヘブライ人に訓戒している。

「彼らはほかの神々に仕えて、主のねたみを起こし、憎むべきおこないをもって主の怒りをひき起こした。彼らは神でもない異質の悪魔に犠牲をささげた。それは彼らがかつて知らなかった神々であった。彼らは、その隣人たちから出た新しい神々を、先祖たちが認めもしなかった神々を受け入れた

 

・モーゼが怒るのももっともである。彼は古代の神々の正体すなわち他惑星から来たネピリムであることを隠さねばならなかった。そして、唯一の、無形の、わけのわからない「神」をへブライ人に崇拝させようとする。ここに、バアル神や女神アスタルテが登場するのだ! 小アジアの人々のように、へブライ人はこれらの秘儀伝授者たちの来訪に大きな感銘を受けた。そして、この神々を崇拝し始めた。この新来者もまたネピリムすなわち、「驚異の作り手」であったが、ただ彼らは「新し」かった。

 

アザゼルという名の宇宙飛行士

・モーゼに押しつけられた唯一なる「神」の方につくことになったヘブライ人は、「新来の神々」とその崇拝者と戦うために、あらゆる種類の策略を用いた。このヘブライ人の敵の中でも第一に挙げられるのがアゼザルとフィリステア人(ペリシテ人)とであった。『聖書』には、彼らにいかにも反感を持たせるような書き方がされており、彼らを悪魔の弟子と表現している。

 

アザゼルの真の正体については、『エノク書』に、天使=宇宙飛行士たちの着陸後、次のように書かれている。「ここに彼らの指揮者たちの名がある。サムヤザ…ウラカバラメエル、アキベエル、タミエル、ラムエル、ダイエル、アズケエル……アザゼル、アラビアエル」(第7章9)。この地球外生物たちは、地球の女たちと同棲し、女たちに呪術や、魔術を教えた。「アザゼルはまた、人々に剣、ナイフ、盾、胸当て、鏡……の作り方を教えた」(第8章1)

 

アザゼルとは、人類に対しての偉大な秘儀伝授者であった。そしてまた彼は、女を魅惑的に、ふしだらにした誘惑者であった。へブライ人は、彼が道徳の退廃に、ひいては罰として大洪水を招来させた張本人と考えた。

 

フィリステア人とバアル神

・へブライ人の別の敵は、フィリステア人と、フェニキアアッシリアバビロニアの神バアルとイシュタルとであった。

 『百科全書』には、「フィリステア人は、『聖書』にはひどく不当に扱われている。これは、へブライ人の野望に対してのその勇敢な防御によって、ごく自然に説明される。征服者が押しつけようとする隷属に反抗する国民ほど、征服者が嫌悪するものはない」

ヘブライ人同様、フィリステア人はアーリア人種であったが、彼らは自分たちの祖先からの神々を崇拝していた。唯一なる「神」のために排除されねばならなかった神々である。アザゼルを処理すると、ヘブライ人は敵たる神々――ダゴン(オアネスに該当する秘儀伝授者)、バアル、モロクその他の神々を、ありとあらゆる罪で告訴した。

ヘブライ人のように、エジプト、ギリシア古代文明人は、最初の秘儀伝授者たちから奪い取った称号を自分たちの祖先に与えるために、バアル神や宇宙飛行士アザゼルに対し、黙殺もしくは中傷の態度を維持した。

 

空飛ぶ「神話」

・「空飛ぶ円盤には大型と小型の2種類あって、それぞれ巨人と小人が乗っている。空飛ぶ円盤は地球上に起きていることを観察しに来ているのではなく、互い同士偵察し合っているのだ。巨大な1個の円盤は、パンみずから操縦し、非常に数多い小型円盤の指揮者はグイヨン(小人のコリグ)である。巨人と小人の間には反目がある

 

つまり、カストウの意見は、現代に見られる空飛ぶ円盤のパイロットは、神話の中の巨人や小人と同じであるという論拠に基づいている。

 

ケルト神話では、グイヨンは秘儀に通じた小人であり、人間の知識の化身であり、「時間、空間を通しての永遠の思考法」の発明者である。彼は、古代ケルト人が「ケル・グイヨン」すなわち「グイヨンの都市」と呼ぶ「銀河」からやって来た。その父ドンは、カシオペア座に住んでいた。

 グイヨンは、アゼザル、プロメテウスのように宇宙飛行士であった。ただ、彼ははるかに小さかった。それは人種的相違であるかもしれない。また、それがアトランチスとムーとの戦争の理由の一部であるかもしれない。

 おそらくは、アトランチス人は大きく、ムー人は小さかったろう。

 

 

 

日月神示 立直しの「超」暗号』

ミロクは「福」の島から!

中矢伸一   ヒカルランド   2015/6/19

 

 

 

恐怖のスパイラルを超えて「嬉し嬉し」の世界を今こそ実践のとき!

・福島の比ではない太陽からの宇宙放射線は、人類進化の準備。原発事故はその雛型だった!

 

・「残る一厘は悪の中」「原爆も水爆もビクともしない肉体となれるのであるぞ」「北光るぞ、北よくなるぞ……ミロクの世となるぞ」

 

2012年は「人類滅亡」「世の終末」で騒がれる年になる

・マスメディアはいつの時代にもセンセーショナルな話題に飛びつく。たいした問題ではなくてもなるべく大袈裟に報道したがる傾向がある。そのほうが視聴率を稼げるし、出版は部数が伸びるからだ。

 放射線問題も例外ではない。こんな程度ならまったく大丈夫というよりも、このままでは大変深刻な健康被害が出るといったほうが、世間の耳目を集めるし、人はそういう情報ならお金を払ってでも買うのである。これが“煽り糸”の情報が増えてしまう実態だ。

 人類全体が滅亡するか、地球の終わりみたいなレベルになると、信じない人のほうが圧倒的に多くなるだろうし、マスコミもどちらかというと「2012年」や「マヤカレンダー」をダシに、視聴率稼ぎのため、茶化しながら取り上げるだろう。

 そうなってくると、日本のオリジナルの預言書である「日月神示」にも、さらにいっそう注目が集まる可能性がある。

 

「自由も共産も共倒れ」――資本主義は風前の灯

船井幸雄先生は1980年代から資本主義は崩壊すると予測していたそうだが、私も90年代から同様のことを著書で述べてきた。講演会でも訴えてきた。日月神示によれば、昭和36年(1961)の時点で「自由も共産も共倒れ」と示されている。自由というのは自由・資本主義のこと。共産は社会・共産主義のこと。これらは両方とも共倒れになるという予言だ。

 実際、旧ソ連を筆頭とする共産主義国家圏は1990年ごろを境にガタガタと崩れていった。残るは資本主義だが、これとてそう長くは持たないことは、私のような経済に素人の目からしても明らかだった。

 90年代はラビ・バトラ教授の著書が有名だったことから、私も徳間書店から『日月神示プラウト 光輝の書』という本を出版した。プラウトとは、バトラ教授の思想的根幹を成すもので、新しい経済システムのベースとなるものである。日本にもその共鳴者たちがいて、私は何人もの人に取材をし、資料を提供していただいて本にまとめた。これは後に、『日月神示 ミロクの世の到来』というタイトルになって徳間書店5次元文庫から復刻された。

 プラウトという思想は日月神示ともよく似ている。ラビ・バトラ教授が「資本主義は間もなくクラッカーのようの爆発し、崩壊する」と主張し続けてきたことも、90年代にこそ実現は見なかったものの、今になってリアリティを帯びてきた。

 

・話が逸れたがこういう金融経済の“超プロ”たちが導き出した結論は、「資本主義は崩壊する」というものだ。それは日月神示に照らし合わせても同じであるだから必ずそうなるだろう。20世紀を席巻した資本主義という経済システムは、今や風前の灯だ。もしかすると、2012年は「資本主義が終焉した年」として人類史に刻まれることになるのかもしれない。

 

ポスト資本主義を模索する――社会経済システムも有機体である

日月神示には具体的な予測はされていないものの、「日本は日本で食べていけるぞ」など、自立型の、自給自足型の経済社会が理想の形と読み解ける記述がある。もっとも、神示の目指す「ミロクの世」では、お金さえも不要ということになってしまうのだが、そこまで一気に進むのでなければ、そのレベルに至る前の段階として、自立型経済圏というものができてくるはずだ。

 

・つまり、人間の体は有機的存在である以上、社会経済システムも、私たちの体のように有機的なものでなければならない。人間の体に細胞があり、各臓器があって、それぞれが一つのユニットとして全体の一部を構成しているように、社会経済システムもまた、市町村レベルの小さなユニットから、県や州のような大きなユニット、そして連邦や国、世界という全体のユニットというように、最小から最大に至るまで、それぞれが自己完結型のシステムを形成しながら、互いに有機的につながっているというものだ。

 また、核細胞や臓器には、外部から保護するための膜があり、害を与える侵入者から守っているように、それら社会経済ユニットの各単位でも、「膜」を設け、中身を保護する必要がある。極端な自由貿易は、ユニットの秩序を冒す病原体のような存在だ。

 こうした形が「本来あるべき姿」だとすると、TPPというのは自由資本主義の極まったもので、天地の理から完全に外れるものと言える。また、こういう仕組みは、仕組みを作ったものが必ず得をするようになっている。日本にもメリットがあると考えるのは幻想もいいところで、参加すれば必ずや膏血を絞り取られることになるだろう。

 結局は投資家の金儲けに利用されるのがオチであり、今後世界的な食糧不足が懸念される中で、アメリカが自らのサバイバル圏確保のために日本の農業市場を支配する目論見があるとも聞く。

 日本が本当に目指すべき方向とは、このような欧米型のグローバリズムの動きから離脱し、自ら率先して自給自足型の経済社会システムを作ってしまうことである。しかし日本は資源の乏しい国であり、外国との貿易や通商で身を立てるしかない。自給自足など、今さら江戸時代に戻れるわけでもあるまいし、そもそもできるわけがないと考えるのが世間

の“常識”というものだ。それは本当にそうなのだろうか。