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「気」は最近科学者の研究対象になっていますが、根本的なところはまだ解明されていないのが現状です。原子、電子、素粒子よりもさらに細かい微粒子が「気」の実体であるとの見方もあります。(1)

 

『図解 気功のすべて』

帯津良一 編著    PHP研究所  1994/5

 

 

 

<現代人の欲望が気の働きを妨げる>

経済的なもの、つまり物質にポイントを置いた生活をしていると、いつか生活にも心身にも破綻をきたすこととなります。家の中で人間関係が希薄になって家庭が崩壊することにもなりかねません。

 もともと人間は物質だけではなくて精神面で充実していないと、幸福に生きられないということなのでしょう。金銭や物質だけが人間の生活を向上させる要素ではないのです。バブル経済の崩壊の影響もあって、経済だけでなく精神的なものに目を向ける人々が増えてきたのはよい傾向かもしれません。

 

・あなたも社会生活の中で、精神や肉体が少なからず傷つけられていることでしょう。そこでクローズアップされてきたのが気功です。心と体のバランスを整えるエネルギーを鍛錬する方法が気功といえます。

 この本でお話しするのは気功の基礎ですが、気功をするときのいちばん重要な心がけは「無欲」であることです。「無欲」とは貧乏生活に甘んじるとか、何もしないという意味ではありません。現在の自分のありのままを素直な心で受け入れる、と表現したらよいと思います。「うまくやろう」などといったよけいな気遣いをなくして、「自然にまかせればすべてうまくいくんだ」ぐらいの、ゆったりとした気持ちのほうがよい結果が得られるようです。

 

<気は宇宙や自然の中に無尽蔵にある>

・「気」は目でみることも、手でさわることも、味も臭いもありません。

 しかし東洋では数千年も昔に「気」という物質の存在を認めていました。

 人間界をはじめとして宇宙や自然の中に無尽蔵にある、基本的なエネルギーとしてとらえていたようです。人間、動物、植物、地球などの生命を維持するのに必要な根源的なエネルギーといえば、わかりやすいでしょう。

 

また、ヒンズー教のヨガの理論では、動くものにはプラナという生命力の源である物質があると述べています。このプラナは「気」と同じと考えてよいでしょう。

 古来、中国人はこの生命の源となる物質を「気」と呼んでいました。現在、「宇宙エネルギー」「フリーエネルギー」などといわれている物質も、「気」と同義語です。

 宇宙、人間を構成している根源物質であるともとらえられています。生命と深くかかわりあっていて、細胞を活性化させる動きがあるともいわれています。宇宙の運動、人間の生命活動をつかさどるのも「気」と関係があると唱える人もいます。

 「気」は最近科学者の研究対象になっていますが、根本的なところはまだ解明されていないのが現状です。原子、電子、素粒子よりもさらに細かい微粒子が「気」の実体であるとの見方もあります。

 

<気の正体は秩序を作り出すエネルギー>

・例えば、目の前に机があるとします。机の上には「気」が存在していると話しても、多くの人はピンとこないでしょう。目に見える物質ならば信じられますが、見えない物質はほんとうにあるのかどうか存在を説明するのはたいへん難しいものです。

「気」は中国の思想や哲学、医学などの分野で極めて重要な概念であります。気は生命の根源物質といわれています。生命を自ら秩序を作り出す能力であると仮定するならば、「気」は秩序を作り出すエネルギー、あるいは情報ととらえてよいと思います。「気」は生命体という一つの「場」の秩序性を高めるもの、「場」の情報を伝達するものと考えられます。

 

宇宙は気に満ちている

・以前からオーラ(霊光)や外気功気功師が発する“気”によって痛みなどをやわらげる気功)について関心が持たれています。いまのところ、物質であるか、原理であるかのどれかであるとしかいえないようです。

 現実には物質か情報ととらえる向きが強いのです。物理学的に素粒子が発見されたのと同様、いつか気の実態も証明されるでしょう。このように気を情報として考える場合、「場」ということがポイントになってきます。

 

・ものごとが始まる前は音も光も物質もなにもありませんでした。混沌とした状態が長く続いていましたが、やがて物の形ができてきたといいます。

「気」は根源物質であり、しかも宇宙の秩序性を生み出す元になっていたと古代の学者が説いています。この説は現代宇宙物理学の理論と一致しています。

 

人間と宇宙は気で結ばれている

・宇宙と人間が「気」で結ばれているとお話ししても、あまりピンとこないかもしれません。わたしたちの体にはいろんな臓器がありますが、それぞれが独立して存在しているのではありません。互いに関連しながら、一つの「場」を形成しているのです。

 中国の思想、哲学、医学では、この「場」の理論を重視しています。わたしたちの体の「場」は、人間社会、大自然の間に広がって宇宙を形作っています。この「場」の情報を伝えるのが「気」だといわれています。

 

・それによく考えてみると、わたしたちの皮膚は無数の穴があり、人体と外界とは常に交流しています。「気」は宇宙を構成する根源物質で、目に見えないほどの微粒子ですから人体はいつも「気」が出入りしていると考えてよいでしょう。

 ただ、ふつうですと、人間の側で宇宙との関係を意識することがありません。ですが気功の熟練者になると気功によっては、宇宙との一体感を自覚できるのです。これは気功が意識の側からの宇宙への問いかけであるからといわれています。

 

人間の体はミクロコスモス

・わたしたちの体の中にも「場」があります。肺や皮膚の呼吸によっていつも宇宙空間の「気」を取り入れています。

 ですから人間をミクロコスモス、大宇宙をマクロコスモスと分けなくても「場」の理論では人間はそのまま宇宙とつながっていると考えられます。

 気功をしているとき(練功といいます)、自分の体内の経路をめぐっている「気」の存在を意識します。「気」は宇宙のいたるところにある根源物質なのです。

 

小周天法の考え

・周天功は道教(中国の不老長寿を目標とした宗教)の気功法です。周天ということばは中国の天文学からきています。周天功には小周天と大周天があります。大周天は気が奇経八脈(体の中を“気”と“血”が循環するルートを経絡といい、13の正経と8つの奇経があります)を通って全身を回ります。小周天は気が任脈と督脈(奇経の中で治療に使われる2つの経絡)を通って体をめぐります。

 小周天功は人間の体を巡回している気のエネルギーを、人体の正中線上に周回させる功法です。この小周天法を行うと、十二正経の気の滞りが解消されて、病気にかからないといわれています。中国の古典にも小周天を達成できれば、病はいえるとあります。

 小周天は任脈と督脈を通りますが、任脈の上には甲状腺、胸腺、すい臓、性腺などがあります。督脈の上には脊髄、副腎、下垂体などが並んでいます。この自律神経の主要な諸器官を、小周天によって自律機能をコントロールできるのです。男性と女性では小周天法での気のめぐり方が逆なので、専門家による指導を受けるのがいいでしょう。

 

秩序性を維持する情報が気

・人体を物体としてではなくて、「場」としてとらえると「気」の人間観がおわかりいただけると思います。この「場」になんらかの情報を与えたり伝えたりするのが「気」です。

「気」の目的は体内の「場」の秩序を高める医学の中に埋没してしまいました。

 東洋では「気」の概念が発展して、医学だけでなく思想や哲学にも重要な影響を与えました。

 

気は秩序も作り出す源

・150億年ぐらい前、あらゆる物質とエネルギーが圧縮されて、想像を絶するほどの高温になりました。火の玉のような状態だったといわれています。これがなんらかのきっかけで、突然、ビックバン(大爆発)を起こし、すさまじい勢いで、周囲に拡散していきました。

 大変な時間をかけて、何兆度とも推測される高温の状態がしだいに冷めていきます。温度が低くなるにしたがい、いろんな物質が形成されました。これがビッグバン理論に基づく宇宙の成立です。

 銀河系の中にある太陽系星雲に地球が誕生したのは46億年前といわれています。地球上にアミノ酸が生じて、これがやがて生物に進化します。

 人類の祖先が現れたのは170万年前ですから、地球が誕生してから人類が発生するまでに気の遠くなるような歳月を要したのがわかります。

 

宇宙の原理につながる養生医学

・西洋医学中国医学に共通しているのですが、医療史的に見ると医療はどちらもまじない術から始まったようです。そして紀元前400年ごろ経験医学が起こります。まじない術と異なり、ここでは病気を客観的にとらえました。

 経験医学は経験を寄せ集めただけでしたが、そのうちきちんとした理論に裏付けられた医学が誕生します。体験医学です。医学知識や理論を集めて体系化する動きが出ましたが、中国では医学は陰陽五行説と結びつきました。

 

気功は三要素で成り立つ

・気功鍛錬の三要素は調身、調息、調心です。姿勢、意念(心)、呼吸を整えてバランスをとり、しかもリラックスするというものです。

 具体的には、調身は身体の姿勢を調整することにより体を意識的に弛緩させます。のびのびとしてゆったりとした感覚をつかみます。中国医学では「姿勢が正しくないと、『気』が整わない」と、調身の重要性を説いています。そのためには横になる、座る、立つ、太極気功、歩行などの形があります。

 調心は意識の訓練です。練功中は雑念を排除して、大脳をリラックスさせます。このようにすれば全身の疲労が取れて経絡の通りがよくなるといわれています。精神の充足感が得られて、潜在能力を引き出すことができます。

 調息は呼吸を整えて人体の内気を活性化さえます。こうすることにより経絡がよく整い、気血の通りがよくなります。それには腹式呼吸、深呼吸、冬眠呼吸などいろいろな種類の方法があります。気功は、調身、調息、調心を意識的に行い、体内の気を質的にも量的にも高める養生法といえます。

 

形が導く体の中の気の働き

中国には数えきれないほどの功法があります。3000種以上ともいわれています。旧家に代々伝わってきた一子相伝のものも少なくありません。

 気功を外見的に分類すると、「静功」と「動功」に分けることができます。「静功」は表面的には動きがありませんが、体の中の気は動いています。

 

・「動功」は文字どおり身体を動かす功法ですが、短時間で体内の気を丹田に集中することができます。

 

気の存在を実感する

小周天法を行うと、「気」が感じられることがあります。手のひらに電気がかかったようにぴりぴりした感触を覚えることがありますが、これが「気」が直接、手のひらに作用したと考えるのは早すぎます。

「気」が抹消神経や血管に集中してこのように感じるのかもしれません。

 

丹田感覚を養う

・気功や中国武術では丹田はたいへん重要な役割をしています。「丹田呼吸法」というものがありますが、これには「気」を練って養う作用があります。息を吐くのを重視し、短く吸って、吸うときの3倍ぐらいの時間をかけてゆっくり吐き出します。

 現代の大脳生理学の研究で、丹田呼吸は自律神経のコントロールを容易にすることが明らかにされさえしています。

 

気をためてコントロールする

丹田中国医学や気功ではたいへん重視されています。練功中、気はコントロールされて丹田に落ち着きます。

 

・気を集めるには、呼吸を意識的にコントロールします。

 ふだん行っている自然呼吸からしだいに腹式呼吸に移り、逆腹式呼吸をします。気を調整して、身体の上から下のほうに導いて、丹田に充実させます。そのようにして蓄積した気を、経絡に沿って循環させると特殊な効果が出ます。

 中国では病気やいろいろな症状が引き起こされる原因を、気が停滞しているからだとしています。

 経絡に気がつまっている、あるいは気の通りがよくないから体の調子が悪くなるととらえているのです。

 ですから、気の通りをスムーズにすれば病気が回復する、健康体を維持できると考えています。まとそのうえ、潜在能力を引き出すこともできるといわれています。

 

気のボールを動かす

練功中の「気」の感触については、いろいろな人がいろんな表現をしています。体の中をピンポン玉やボールが動いているようだ。熱い感じがあるなどの話を耳にします。

 

気と体を調和させる

・気と体を調和させるといわれてもわかりにくいかもしれません。この三つの要素は前にも述べたように調身、調心、調息です。具体的には全身のリラックス、やすらぎの心、呼吸の調整ですが、これらを行うと気と体が調和したものになります。

 

心を整える

・「気」と心を混同している人が少なくありません。わが国に「病は気から」ということわざがあります。気の持ちようで、病気になったり病気を回復したりできることを意味しています。例えば仕事に熱中しているときは、風邪を引きにくいのですが、気持ちがたるんでいるときには風邪を引いてしまったというような話をよく耳にします。

「病は気から」では気を心と置き換えても通じます。ところが中国では気と心はまったく別のものと解釈しているのです。

 中国では心とは大脳の働きです。気が大脳の働きに秩序性を与えることによって、心の動きを左右すると考えられます。

 

意について考える

・気功では「意」ということばがよく用いられます。意とは、心に思うことです。

 

・「念」はイメージやことばによって思い続けることです。ですから、「意念」は心の中でことばやイメージで思い続ける意味になります。気功では「意念を用いてリラックスする」などといった表現をします。

 例えば、意念を用いて体内の気を特定の器官や部位に運んだり、美しい風景をイメージして気のめぐりをよくしたりします。

 気は目に見えないので、イメージで コントロールして動かさなければなりません。

 気功の功法には、一連のストーリーをイメージして心身を開放するものがあります。これは現在、西洋医学で行われているイメージ療法、自律神経訓練法に共通する部分があります。「意守」は意念を集中することです。

 

目にみえない脈(経路)のネットワーク

・経路とは体の中にある「気」と「血」が循環する通り道です。この経路という考え方は西洋医学にはありません。というのも気を運ぶもの、「気血」に相当することばがないからです。解剖しても経路を確認できないので、西洋医学で無視されているのです。

 経路は中国の長い歴史の中で経験的に存在を見つけて、体系化されたのです。目に見えないからといって経路の存在に疑問を抱く人でも鍼灸のツボ療法の効果を否定する人は少ないのではないでしょうか。

 鍼灸だけではなくて、漢方薬も経路と関係があります。生薬はどの経絡に作用するのかもちゃんと定められています。

 中国でハリ麻酔が行われています。この手術では、特定のツボにハリを刺して、ときどき刺激します。

 このとき患者は意識があります。意識はありながら、痛みは感じないのです。ツボにハリを打つと、大脳からエンドルフィンという麻薬のような物質が分泌されるのですが、この物質に麻酔の効果があるといわれています。

 

気を察知する12の正経 8の奇脈・650の経穴

経穴(ふつうはツボと言われます)は650以上あります。

 

鍼灸、指圧などのツボ療法ではどの症状のときにどの経路を刺激すればよいのか治療方法が完成されています。

 

エネルギー(気)の流れ

元気とは……気の元をさす

・気功の分類方法はいろんな種類があります。まず、環境と人間との関係から分類すると、「先天の気」と「後天の気」に二分できます。先天の気は生まれながら持っていた気という意味です。精気と元気があります。

 元気は母親の胎内で過ごしているときに、生命の進化の過程で蓄積された膨大な量の情報を伝えられます。胎児は受精後、細胞分裂して魚や両生類の姿になり、やがて人間の形になります。このときの情報を「元気」というのです。

 また「精気」は受胎したときに持っている遺伝子の情報のことです。後天の気は、生まれて死ぬまでの間に、周囲の環境から摂取できますが、先天の気は「生まれつきの持っていた気」ですから、体外から取り入れることはできません。

 ですから、人間が生きていくうちに先天の気は消耗していきます。ただ、いろんな方法を使えば先天の気が失われるのを遅らせたり、消耗量を少なく抑えることはできます。気功を行うと先天の気が消耗するのを防ぐといわれています。

 

気功は潜在能力を引き出す

・体内の「気」を質的にも量的にも高めていくと、潜在能力が引き出されるといわれています。気功で、調心、調身、長息を行うと、心身の秩序性を高めることができます。その結果、潜在能力が発動します。

潜在能力には超能力といわれているものやさらには未然に病気を防ぐ力、難病を克服する能力もふくまれます。気功の鍛錬を積むと、内気を移動させたり、蓄積したりしてコントロールが可能になりますと、自分の体の外に「気」を放射して患者の症状を変化させることができます。これは外気治療と呼ばれます。

また、相手に触れないで、投げ飛ばして打撃を与える技をごらんになった方も多いでしょうが、これも気功の一種で「硬気功」と呼ばれます。

また気功を行うとエントロピーが減少しますから、病気になりにくく老化が遅れる現象が報告されています。

 

イメージ訓練で気をパワーアップする

・気功は健康の維持や病気の回復のために学ぶ人が多いのですが、じつはビジネスマンや学生などの能力開発にも効果があるともいわれています。

 気功を始めてから、創造力が増しておもしろいアイデアが浮かぶようになったケースもいろいろあります。それに仕事の能率があがって、集中して作業にはげめたという話も聞きます。

 

中国医学での気と体

「気」が中国医学の基礎になっています。というのも中国では「気」は生命の根源物質ととらえられているからです。

 中国医学では、医師が治療のために行う治療医学と、患者が自分で健康を管理する養生医学の2部門があります。治療医学には、①漢方薬、②鍼灸があります。養生医学は③食養生、④性養生、⑤気功で成り立っています。これらの5つの項目は、独立して存在しているのはなくそれぞれ補いあっています。

 中国医学では、病気は「気」の流れがスムーズにいかないのが原因と考えています。

 

がんを克服した欠く郭林女史

・時代はずっと下って現代になります。郭林さんは北京画院の有名な女流画家でした。30代に子宮がんにかかり、何回も手術しましたが治りません。別の部位に転移して、医師からさじを投げられたそうです。

 そこで彼女は現代医学に見放されてからは、気功で自分のがんを治療できないかと考えました。

 

・しかし、彼女は北京の公園で人々を集めて気功の指導を続けます。郭林さんががんを克服したうわさを聞き、おおぜいの患者が集まり、1980年の末までに8千人以上の患者を指導し、数百人のがん患者を救いました。

 そして1977年、北京市の衛生局は、郭林さんの気功にがんを治す効力があるのを認めます。ようやく「新気功」は気功の一流派として公認されたのです。その後は雑誌やテレビで紹介されて、外国から患者が訪れたり、弟子を海外に出して指導にあたらせました。

 

病院の中の「気功科」

・1980年代、中国では外気功に対する関心がたかまってきました。それまでのように練功も行われていましたが、外気を放射することによって治療するのが盛んに行われるようになりました。そこで気功医師が活躍します。大病院に「気功科」が設けられたのもこのころです。

 

副作用・偏差について

・意外に思われる方も多いかもしれませんが、気功にも副作用があります。それは「偏差」といわれるものです。

 かつて漢方薬が万能の薬のように取り上げられました。ところが、漢方薬にも副作用があり、体質に合わない人が服用するとかえって症状が悪化することが報告されました。

 

まだ少数の外気治療師

・中国では外気功についてどのようにとらえているのでしょうか。1、自分で行う手当て、2、自分で行う気功按摩(気のマッサージ)、3、自分で行う離れた所からの気の誘導、4、他人に対して行う手当て、5、他人に対して行う気功按摩、6、他人に対して行う離れた場所からの気の誘導などを「外気功」とまとめています。

 このうちの6番は「外気治療」と呼ばれ、強い気を出して患者の症状を好転させる能力を持つ人がするものです。「外気治療」の専門家になるには強い気を自由自在に操ることが必要条件として求められますが、さらに中医学の知識にも通じなければ効果的な治療成果を上げられません。

 ですから、気功の伝統がある中国でも優秀な外気治療師は数えるほどしかいないといわれています。日本では中途半端に気功を学んだ人が、気功療法師として看板を出しているのを見受けますが、その一方で難病の治療に良好な成果を出している気功師が存在するのも事実です。

 

 

<●●インターネット情報から●●>

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)から引用。

気功の分類

気功は、主に体内に「気」を循環させ「気」の質やコントロールする能力を高める内気功と、身体に必要な「良い気」を外から体内に入れ、身体に合わない「悪い気」を体外に排出させるなど「気」の積極的な交換を行って患部等を癒やす外気功とに大別される。ある種の気功師による外気功は、ときに超能力的なものとして捉えられる場合もある。中国では気功は自分で実践する「内気功」が主体で、外気功(ヒーリングに類似)は補助である。日本に気功が知られ始めた頃、中国の気功師がメディアで外気功を盛んに行っていた影響もあり、日本では「気功=外気功」という誤解が残っている。

 

内気功は、身体を動かすことで気を循環させる動功と、身体は動かさずに体内の気を循環させる静功に分類される。中国で実践されている気功の種類の多くは「動功」である。

 

美容や病気の治癒も含めた健康面に関する気功を軟気功、護身術など相手を倒したりするものを硬気功と分類するのは日本独自のものである。中国において軟気功、硬気功という言葉はなく、軟功と硬功という言葉しかない。軟功は体を柔軟に柔らかくすることを目的とした気功、硬功は体を強く固くする目的の気功であり、それが日本で誤解されて伝わり広義の意味で用いられるようになった。

 

他に、法術(祝由十三科)と分類される気功法がある。これは、古くは巫術とよばれ、道教や仏教など宗教でも利用されてきた、「気の情報」を読み取り、または変化させることで病気の治癒や問題の解決を行う気功である。

 

気功が発祥した中国では数千種類の気功法が存在するといわれており、その練功法についても、体操や呼吸法、イメージ・トレーニングや瞑想のようなもの、それらを併せたようなものなど、気功によって多種多様である。

 

 

 

『決定版! 気功の達人』

「気の世界」を極めた14人      

現代書林特別取材班 現代書林   2015/1/15

 

 

 

帯津良一 先生 医学博士 日本ホリスティック医学協会会長

東京大学付属病院第3外科医局長、都立駒込病院外科医長などを歴任。1982年、帯津三敬病院を設立し院長となる。

 

・西洋医学をはじめ伝統医学・民間療法等を結合させた、患者自身の自然治癒力を高める理想的な医療「ホリスティック医学」の確立を目指している。

 

<医療気功の32年>

気功との出会い――清新の気に触れて

・気功を初めて目の当たりにしたのは1980年の9月、北京の肺がん研究所の中庭でのことであった。当時の北京には文化大革命の大波が去って清新の気が充ち溢れていた。肺がん研究所も例外ではない。いや殊更に、といったほうがよいかもしれない。だから私の場合、気功という言葉を耳にし思い浮かべるだけで、いつも清新の気が蘇ってくるのである。気功が好きでたまらない理由はどうもここにあるような気がしている。

 

統合医学における気の役割

代替療法の台頭から統合医学へと向かう世界の潮流は最早、抗い難いものとなってきた。リチャード・ガーバーが「バイブレーショナル・メディスン」(日本教文社)の中で言うように、人間が「身体/細胞系」と「エネルギー場」とから成るとすれば、身体/細胞系に注目するのが西洋医学で、エネルギー場に注目するのが代替療法という図式が成り立つ。

 20世紀、西洋医学は身体/細胞系を対象に一大体系医学を築いた。ひるがえって21世紀はエネルギー場を対象にするエネルギー医学の時代である。エネルギー医学の台頭があるレベルに達すれば西洋医学と結びついて統合医学の時代を迎えるのは当然の帰結である。

 西洋医学以外の療法はすべて代替医療でありエネルギー医学であるから、気功も当然、代替療法でありエネルギー医学である。

 

私が病院を開いた頃は気をいささかいかがわしいものとして斥ける人も決して珍しくはなかった。気を口にするのがはばかれる場面も多々あった。それにくらべて今はどうだろう。ほとんどの人々が気の存在を予感している。気を口にしてはばかれるということもなくなった。時代は確実に動いているのである。

 

帯津三敬院における気功の実際

・そして追風となったのが安保徹教授(新潟大学)の「副交感神経が優位になるとリンパ球が増えて免疫のはたらきが高まる」という研究成果である。気功によって副交感神経が優位になるというのはすでに周知の事実である。

 

21世紀の養生と健康

・身体/細胞系とエネルギー場、人間に2つの要素がある以上、病にも2つの種類があるということになる。身体/細胞系の病に対する西洋医学の基本概念は病因論(パソジェネシス)である。機械の修理のように病気の原因を明らかにして、これを治していくのである。エネルギー場の病に対する代替療法の基本概念は健康生成論(サルートジェネシス)である。エネルギーの向上の停滞を癒して、向上の回復をはかるのである。

 

気は虚空に偏在し、私たちに宿る

・気の存在はまだ実証されていないとはいえ、いずれ物質かエネルギーか、あるいは情報のようなものとして発見されることは間違いないだろう。今は、それぞれの立場で、気を予感しイメージして生活の中で役立て、養生を果す一助としていけばよいのではないだろうか。

 私は今のところ、気はエネルギー場の重要な構成要素の一つだろうとイメージしている。

 

生きる志をもって気功に親しんでもらいたい

・お手本はイギリスのスピリチュアル・ヒーラーである。NFSH(英国スピリチュアル・ヒーラーズ協会)に属するヒーラーはいつも「行動規範」なる小冊子を携帯している。そこには診断めいた言動を弄してはいけないとか、予後に言及してはいけないとか遵守すべき事項が列記されている。違反すれば除名される。少なくとも私の知り合いのヒーラーたちは例外なく、誇りと謙虚さを兼ね備えている。だから社会的に認知されるのは、むべなるかなと思うし、健康保険の対象になっているに至ってはまさに驚きである。大いに見習うべし。

 

・そして読者の皆さんには、生を明きらめ美しい地球を取り戻すために、一人でも多くの人に気功に親しんでもらいたいと思う。それも決して功をあせることなく、丁度ウィスキーを熟成させるかのようにゆっくりと時間をかけて付き合っていただきたい。

 

張永祥 先生  全日本気功師会会長

科学的に実証された独自の気功能力で、内なる「生命の法則」を賦活する

自分の命を差し上げる――。中国で「神手張(神の手を持つ張)」「気功大師(気功大先生)」の異名をたてまつられた気功師・張永祥会長は、その覚悟で患者さんに気を与える。圧倒的な気功能力によって「生命の法則」が働きだす時、人はそれを“奇跡”と呼ぶ。

 

<日本初の「中国気功専門医」として、日本医科大学で施術に当たる>

・張先生は1986年、日中友好協会を通して故田中角栄元総理の施術のために来日された。2カ月間の滞在を予定していたが、政府などの理解が得られず、施術は断念せざるを得なかった。

 

日本医科大学もその一つだ。同大学でデモンストレーションを行った結果、同大学医学第一附属病院で「中国気功専門医」として気功施術を行なうと同時に、研究員として勤務することになる。

日本の病院で、『中国気功専門医』の肩書で施術を行なったのは、おそらく私が最初でしょうね。日本医科大学で中国気功専門医として働くことになる時、“試験”のようなものがあったんですよ

 

胃と肝臓に転移した末期の子宮がん

・最初は毎日、施術を行う。体調が安定して体重が44㎏になったところで、週に1回の施術になる。その時点で病院の検査を受けたところ、がんの病巣は確認できなくなっていた。

 この結果に驚いたS病院の医師は、新たに5人の末期がん患者さんを送り込んできた。この5人は抗がん剤の副作用で常に気分が悪かったが、その副作用も施術で改善している。

 

椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛

・この患者さんは、乗馬学校の校長先生。腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛だったが、乗馬仲間の口コミで来院している。

 

・手術の前に、施術を受けてみることにしたと思われた。1回の施術で痛みはなくなり、来院時に乗っていた車椅子は使わず、スタスタと歩いて帰っている。

 その後、病院でレントゲン撮影をしたところ、突出していたヘルニアは元にもどっていた。それを知り、整形外科手術で同じ部屋に入院していた患者さんたちは、先生の許にやってきている。

 

遠隔療術でも、大きな成果が報告されている

・「家族に受けさせたいけど、容態が悪くて移動が困難だ。東京まで行けない」そうした方のために、張先生は遠隔療術も行っている。東京にまで出向かなくてと、自宅で医療臨床気功を受けられるのである。

 

末期の前立腺がん

・先生が遠隔療術を行った結果、そこをピークにPSA値はどんどん落ちる。4カ月後には健康状態もかなり回復。体重も10㎏ほど増え、健康時とほぼ同じになる。ALPとPSA値も、もう少しで正常値に達するようになり、スポーツクラブの仲間たちと合宿に参加するようにもなっている。