<統合失調症>
・そこで、先生は遠隔療術を試みる。ただし、通常の法方とは違ってまず気を母親に送り、その母親の手から彼女に与えるようにした。
施術を始めてわずか1週間で、彼女は部屋のドアを締め切りにしなくなる。母親と会話もするようになり、トイレもきちんと流すようになっている。
<ストレスによる肩こりと不眠症>
・この患者さんは長野県の歯科医。ストレスで肩こりと不眠がひどく、睡眠薬を使って夜中の3時頃にようやく眠りにつく生活だった。30年にもわたり、そんな生活が続いていた。
遠隔療術の依頼主は奥さんで、ご主人には内緒だった。ご主人は、気功をまったく信じないタイプ。
・「11時に気を送るから、ご主人の様子を見ていてください」
約束どおり、11時に、先生は東京から長野県のご主人に気を送る。すると、次の日の朝、奥さんから喜びの電話が入る。
「その日に限って夜の11時にあくびをし、そのままソファでうとうとし始めたんです。結局、朝6時までそこで寝ていました」
<寝たきりの義父が、遠隔療術で見事に回復>
・2013年3月、静岡にいる義父(74歳)に前立腺がんが発見されました。抗がん剤と放射線治療を受けましたが、副作用のために治療の翌日から股関節が動かなくなり、寝たきり状態になってしまったのです。
・気功での治療を目指して会社を辞め、張先生の気功師養成学校で修練を重ねました。先生に義父の話をすると、「同じ五臓六腑がある人間なのだから、想いがあればあなたにもできる」と先生から遠隔療術を勧められたのです。
・遠隔を開始して2週間後、義父は突然起き上がり、1週間後には歩行が可能になり、その翌週には散歩に出るようにもなりました。
・実は、気功師になると決めた時、義母は大反対でした。その義母が義父の回復ぶりを見て驚き、「お父さんが元気になった。気功をやってくれてありがとう」と感謝してくれました。
<気功養成学校で秘伝の気功を公開。世界平和のために気功の普及に尽力する>
・2000年には「気功師養成学校」を設立している。
・張先生は、「神手張」と呼ばれるほどの能力の持ち主だ。普通の人間でも、気功を学べば気功師になれるのか……。これがその疑問だ。
「気の能力とは命の能力です。気功とは生命の法則そのものです。だから、気を出す能力は誰にでもあり、誰でも気功師になれます」
・これまでに同校から400名以上の気功師が巣立ち、全国の施術院や気功教室などで活躍している。その卒業生のために「全日本気功師会」を発足させ、その会長を務めている。
<『前徳芳江 先生』 中国長寿気功聖体院院長>
<現代病の症状を独自の“気功整体”で改善。現代人の健康と美容を追求する!>
・中国5千年の歴史が育んだ気功治療。人々の病を癒し、不調を解消してきた伝統を受け継ぐ女性気功師が来日、気功整体で20年以上実績を積み重ねている。その実力と人々の健康を願う熱い心、明るい笑顔で、地域の人々に慕われている。
<病院で治らない症状や難病を改善。日本の気功治療のパイオニアに>
・「20年前の日本では、気功治療を知っている人はほとんどいませんでした。でも、気功治療すると、肩こりやリウマチ、ムチウチなど病院で治らない症状が改善され、口コミで遠方から難病の患者さんも来るようになったのです。例えば、ヘルニアで苦しんで学校にも通えない14歳の男の子がいました。半年間、どの病院に行っても治らなかったそうです」
・「昨年は、がんで余命3カ月と病院で診断された50代の女性が来ました。放射線治療で食事もあまり取れない状態でした」
・日本では今も気功治療を胡散臭く感じる雰囲気が残っているが、中国5千年の歴史の中で多くの人々の症状を改善してきたからこそ受け継がれてきた、という事実を無視することはできないのではないか。
<上海で、鍼、気功、太極拳を学び、治療家として活躍>
・前徳先生が治療家を目指したのは、幼い頃に父親のぜんそくの発作を治してくれた中医学の医師を見て、尊敬の念を抱いたからだったという。父親の発作のたびに駆けつけて鍼一本で発作を治してしまう姿を見て、自分も病気で困っている人を治してあげたいと思ったのだ。
ちなみに、中国では今でも伝統的な中医学が主流で、西洋医学は補完的医療であるが、半世紀前の当時はその傾向がもっと強かったそうだ。
・その後、中国中医学院で気功の大家である王渭康老師や劉文清老師に奥義を授けられ、気功の達人としての地位を築いていったのだ。そのほか太極拳や中国の伝統的な按摩・整体術である推拿(すいな)をマスターするなど、鍼以外に手を使って体を治す技術を身に付けていったという。
「気功では体から悪い気(邪気)を出して、良い気(正気)を入れますが、気を出し入れする場所は鍼のツボと一緒なので、鍼と一緒に気を入れることができます。気功太極拳も考えるなど、気功を施術に生かしました」
・「小額矯正」「アロママッサージ」「山野愛子どろんこ美容」などの施術も単独で行うようになった。「アロママッサージ」や「山野愛子どろんこ美容」はプロ向け講習会を受けて業界資格を取得。「小額矯正」は前徳先生のオリジナル整体だ。
<気功のために自然と触れ合い、毎日パワーアップ!>
・「毎日、筋トレと気功を欠かしません。整体をするのは筋肉が必要だし、人に気功をするためには、自分の体の邪気を捨て、正気にあふれているようにしないといけませんから。毎朝、多摩川の栗の木の下で気功や太極拳、座禅をします。邪気を出して、樹木から出る正気を吸い込むとパワーアップするのがわかります」
・“病気の人を治してあげたい”という子どもの頃の気持ちを忘れずに、精進を重ねてきた前徳先生。病院で治らなかった難病の症状も、ダイエットや美肌など美容の相談も、患者の悩みに真剣に取り組んでくれるという安心感がある。
<『北沢勇人 先生』 天啓気療院院長>
<天啓で授かった手かざしの気療・ゴッドハンドパワー。そのエネルギーは、病名を選ばず、心身を癒す>
・強烈なクンダリーニ体験――。その天啓は、手かざしのパワーを授け、一級建築士を気療家に導く、天啓で授かった癒しの能力は病名と症状を選ばない。人間のコントロールセンターである頭部に流れ込むエネルギーは精神と肉体を癒し、臓器へのエネルギーは患部を癒す。
<スピリチュアル。ヒーリングとして、欧米では手かざし療法が注目されている>
・「私の天啓気療は、いわゆる手かざしといわれるものです。手かざしというと、あまり信用されません。「手をかざして病気が改善されるなど、信用できない」と思っている人が少なくありません」
確かに、手をかざすことで病気が改善されるとは、にわかには信じがたいかもしれない。
しかし、欧米では「スピリチュアル・ヒーリング」といい、手かざしによる療法は注目されている。とくに量子物理学の学者などには、スピリチュアル・ヒーリングに大いに関心を抱く人も多い。
また、手かざしというと宗教を感じる人もいるだろう。実際、日本にはそうした宗教もある。
・「医師から紹介状を書いてもらってくる患者さんもいます。私は瞑想会も開いています。その瞑想会には医師も参加していて、『西洋医学では手がない。世の中にはいろいろな療法があるから、探してごらん』と紹介状を書いてくれるのです」
<呼吸法や瞑想を続けて10年、不思議な体験で「天啓気療」の能力を授かる>
・ある日、夜遅くに寝ようとして寝床につき、電灯を消して数分後にその“体験”が訪れる。
「目を閉じた状態でありながら、驚くほど強く光り輝く光を見たり、その強力な光が身体めがけて一気に入ってきたように感じたり、身体全体がその光に完全に包まれたようになったのです」
・その後、身体の力を抜き、心を落ち着かせてリラックスすると、身体内部と外部から、頻繁に不思議な音や声が聞こえるようにもなる。さらにその後、身体から意識が抜け出て、2人分の意識を持っているようにもなる。
「身体から抜け出たと思われる意識のほうはさまざまな建物、山、川、海などの景色がキラキラと光り輝いている状態を見たりします。身体に残ったと思われる一方の意識のほうは、横になって寝ている自分や瞑想中の自分を見たり、感じたりもしていました」
当初、先生は自分がおかしくなったのかと疑いを持たずにいられなかったという。
・当時、先生は健康補助食品の販売にも携わっていた。不思議な体験後、先生は健康補助食品の説明会に上京する。説明会が終了して喫茶店で休憩を取っていると、まったく面識のない人から声をかけられる。
「あなたはチャクラが覚醒し、さらにクンダリーニが上昇していて超能力者になっている。自我などをコントロールできるエネルギーで、病気を改善させたり、心を鎮めたり、落ち着かせたり、変化させたりすることができる身体になっている。やったことあるか?」
そういわれても、当時の先生には、チャクラとかクンダリーニなどの知識はない。この人が何をいっているのか、まったく分からなかったという。
もちろん、北沢先生にそんな経験はない。しかし、その人から手かざしの方法を教えられ、先生は自分の不思議な能力を知ることになる。
・文献を当たり、自分の不思議な体験がチャクラの覚醒体験であること、クンダリーニの上昇体験の手かざしの能力が授かったことを知る。
先生は、手かざしによる自分の施術を「天啓気療」と名づけている。その脳力を、天啓=超常現象体験によって授かったからにほかならない。
<天啓気療は、手の平からエネルギーを流す>
<天啓気療は、病名と症状を選ばない① 脳性小児麻痺など、肉体的なものについて>
- 脳性小児麻痺
・そして、2回目の施術。「外に出て道路を走りたい」施術が終わると、すぐにその子は言い出す。外に出ると、「先生も見て、見て」と大声で叫ぶ。
北沢先生が行ってみると、確かに勢い良く走っている。その後は道路脇にある側溝を飛び越えたり、またいだりして見せる。
「夢のようだ、いままでは歩いても転んでいたし、走ることなど無理だった」
- 脳梗塞の後遺症による右半身麻痺
・その後も施術を行うごとに身体が軽く感じられるようになり、足や腕、指にも力が入るようになる。箸や筆も自由に操れるまでに改善する。
・1回目の施術で、肩の激しい痛みが軽くなる。回数を重ねるごとに激痛はなくなり、食欲も出る。吐き気もなくなる。現在も、さらなる改善を目指して施術を続けている。
ここで紹介したケースのほかに、肉体的なさまざまな問題を抱えた患者さんが相談に来院する。たとえば、がん、坐骨神経痛、むち打ち症、頭痛と不眠症……。それこそ、ここでは紹介できないほど多岐にわたる。紙幅の関係から、残念だがそれらは割愛させていただく。
<天啓気療は、病名と症状を選ばない② うつ病など、精神的なものについて>
・肉体的なものの次に、精神的なものに対する天啓気療のケースをうかがうことにした。
天啓気療は、うつや引きこもり、対人恐怖症、適応障害、パニック障害、統合失調症、解離性同一性障害(多重人格)といった精神的なものにも実績を上げている。
・30代の女性。1回目の施術を実施すると、腕がガタガタと勝手に動き出し、口を大きく開け、「ウォー」と叫び始める。涙が大量に噴き出たかと思うと、そのまま大声を上げて泣き続ける。
「肩から背中にかけての痛みがすっかりなくなりました。胸の苦しみもありません」1回目の施術後、こんな感想を漏らす。
・4回目の施術後、悩みから解放され、仕事上のトラブルも解決。周囲から、「笑顔が増えたね」ともいわれるようになっている。
「もう大丈夫そうです。これなら安心して生活できそうです」
5回目の施術を終えた後、喜んで帰宅する。以来、来院はしていない。
- 登校拒否
・この患者さんの母親は、天啓気療で肩こりと頭痛が改善していた。その後で、高校生の娘さんの登校拒否を打ち明けられている。
・「だいぶ自信がついてきました。これなら学校に行けるかもしれません」3回目の施術が終わると、こういって喜んで帰っていく。この日の翌日から、その娘さんは学校に行けるようになっている。落ち着いて勉強もできるようになり、成績も上がったという。
- 解離性同一性障害(多重人格)
・この患者さんは30代の女性。引きこもり状態で、就職もできていなかった。
・2回目に来院した時は、この前の不安げな表情は影をひそめ、明るい顔つきになっている。その後、来院することがなく、先生は気をもむ。
「おかげさまで娘は普通の生活ができるようになり、念願だった就職も、当人の望んでいた介護施設に決まりました」
そんな先生に、父親からメールが届く。この報告に、先生は安堵の胸をなでおろしている。
「精神的な病気などで悩む人を観察すると、一概にはいえませんが、過去に体験した嫌な思い出が引き金になっているようにも感じます。改善には、嫌な思い出体験の解放が必要です」
<エネルギーに対する感受性により、改善度合いには個人差がある>
・「人間は、自然治癒力を持っています。医学や薬、特殊能力などはあくまで補助であって、その人の自然治癒力こそ何かを改善させる根本なのです。天啓気療による改善は、自然治癒力を正常な状態に呼び覚ました結果なのです」
・冒頭でも触れたが、欧米では、手かざしはスピリチュアル・ヒーリングとして注目されている。
「イギリスでは、スピリチュアル・ヒーリングは実際に病院でも行なわれています。普通の内科的治療にするかヒーリングにするか、併用療法にするか。基本的に、患者さん自身の選択に任されているそうです。ヒーラーになるための資格試験もあり、医療保険なども適用されると聞いています」
イギリスでは、ヒーラーによる手かざしは医療行為として市民権を得ているということだ。
日本がイギリスのようになる日はくるのか。
『シータ・コマンド』
お金も仕事も生きがいも次々実現していく
いま米国で最も注目されているアサラ・ラブジョイ「最新、現実創造法」!!
アサラ・ラブジョイ VOICE 2011年6月
<「人は脳の15%しか活用していない」>
・残りの85%はあなたが思い通りの生活をするために存在しているのです。
<あなたを超越する概念>
・深いシータ波に陥り意識を拡大させてこれまで全く知らなかった何かに到達する必要があります。
・心を鎮めて脳波をシータ波に切り替えるには意識的にソースへアクセスすることができます。そうすればあらゆる物事を可能にする方法を知ることができるのです。
・ソース・マインドとつながるためには、脳波をシータ波まで下げる必要があります。私たちが、意識する以前の概念や考えはシータ波状態で生まれるからです。ただし、このプロセスは、無意識のうちに行われています。それゆえ、私は、本書で「意識的にソース・マインドに到達し、自分の望みのものを出現させる」という手法を説いているのです。
<自分にとってよいものを瞬時に生み出す>
・自分のソース・マインドに意識的に到達できるようになると、あなたは、より高次の状態から望みのものを瞬時に生み出せるようになります。何の苦労もなく速やかに出現できるようになるのです。
<シータ波状態になる>
・脳波とは、脳の内側から表面近くの大脳皮質に情報が伝わる際の、神経細胞のつなぎ目に起こる電気的活動の記録のことです。その波形には次の4種類があり、周波数が速くなるほど、脳の活動が活発になります。
1、 ベータ波;周波数13~30ヘルツ。ふだん、私たちが、日常生活をしているときの脳波。
2、 アルファ波;周波数7~13ヘルツ。何かひとつのことに没頭しているときや瞑想をしている時の脳波。
3、 シータ波;周波数4~7ヘルツ。私たちが、眠りに落ちようとする、うとうとしたときの脳波。自分のソース・マインドにつながるときの脳波。
4、 デルタ波;周波数1~4ヘルツ。夢を見ないくらい深い睡眠に入っているときの脳波。
・シータ波の状態になるとアルファ波状態に比べてあなたの影響の範囲はさらに拡大します。太陽系や銀河系を含めたこの宇宙内にあるすべての情報の送受信が可能になります。
<影響の範囲を拡大するほど良いものが出現しやすくなる>
<思考はあなた自身の現れである>
・思考は現実化します。
・日常生活と異なる脳波の状態(シータ波状態)に到達し、異なる意識レベルで思考できれば、望み通りの成果や物事を出現させることができるのです。
・シータ波は、あなたが日常生活で用いている不安に満ちたベータ波思考をガラリと変え、穏やかな神の心に導いてくれるのです。
<人生であなたに起きていることは、すべてあなたが引き寄せています>
・あなたが考えイメージすることがあなたに引き寄せられてくるのです。
・シータ波状態で自分の願望について考えると思考の方向性をスムーズに変えることができます。
・「仕事でボーナスをもらうためにはどうすればよいのか私にはわかりません。分かっているのはただひとつ。今、その方法が分かれば幸せになれるということです」
女性は上司にも同僚にもボーナスのことは言わず、そのあとひたすら、このシータ・コマンドを唱え続けました。
<6つのステップ>
- 地に足をつける(グラウンディング)
- 同調する
- シータ波状態になる
- コマンドを唱える(コマンディング)
- 拡大する。(これは「引き寄せの法則」を最大限に活用したやり方です。「欲しい」と思っていたものを思い切りさらに拡大してみてください。)
- 感謝の念と共に受け取る
・ひとたびシータ波に移行し、コマンドを唱えるプロセスを身につければ、様々な奇跡が起こります。人生に何を望んでいるか集中して考え、シータ波状態に移行するたびにあなたの望みであるものが自然に現れるようになるのです。
『根源の光と共に』
私が体験したシータヒーリング
鈴木清和 星雲社 2010年1月30日
<シータヒ-リングとは何か>
・シータヒ―リングは、一種の誘導瞑想によってシータ波(脳波の一種で深い瞑想や睡眠の時に現れるとされるもの)を誘発して誰もが自然に持っている超感覚的能力を引き出してリーディングを行い、「すべてなるもの」「創造主」と一体となってヒ―リングを行うテクニックです。
・このテクニックの素晴らしいところは誰もが知らないうちに持ってしまっている潜在意識の思考パターンに働きかけてネガティブな思考パターンや感情を取り除き、一瞬にしてポジティブなものに置き換えることができる点です。
・潜在意識にあるネガティブな思考パターンは様々な形で人生に制約を与えたり、トラブルを引き起こしたり、病気を起こしたりします。
・無意識に持ってしまったネガティブな潜在意識をキャンセルすることで、様々な問題を解決しポジティブな信念にして置き換えることで願望が実現するようになっていきます。
・シータヒーリングの根本原理は脳波をシータ波にすることで、創造主と一体化し、コマンドを発することで、創造主と共同で現実を創造するということです。
・シータヒーリングは、創始者ヴァイアナさんとご主人のカイさんによって、どなたでも学べるように体系化されています。今では世界14カ国で数万人のプラクテショナーが存在し、ここ2~3年前より、日本国内でも急速に広がりつつあります。
<人生は変えられる。思考パターンが変わると現実が変わる>
『「不思議な世界の力」を借りて、幸せになる』
情報をもとに生活せず「潜在意識」「本能」「血液型」に耳を澄まして生きる!!
松原照子 東邦出版 2013/8
<不思議な世界の方々>
・幼少のころ、ひとり遊びが多かったことが、「不思議な世界の方々」と出会うきっかけになったのかもしれません。
・私は母の横に座っていたのですが、なにげなしに振り向くと、以前お会いしたことのある背の高い痩せたおじいちゃまが浴衣姿で家から出てこられ、私のそばにやってくるのです。子供心に生きている方ではなく、「不思議な世界のおじいちゃまだ」と思いましたが、その場にいる大人たちはおじいちゃまを見たものの、なにもなかったかのように御詠歌をあげていました。
その様子を見て、不思議な世界の方々のことは、見ないふりをして口に出したりしないことが、暗黙の了解事なのだと思ってしまったのです。
小学校の高学年になるころには、不思議な世界の方々は影をひそめていたように思います。
・気がつくと不思議な世界の方々は、私の前には姿を現さなくなっていました。時が流れ、だれもが不思議な世界の方々を見えるわけではないことを知った時は、心底驚きました。私は35歳くらいまで、不思議な世界の方々は、だれもが見えていると思いこんでいたのです。私だけが特別なのではなく、皆さんも不思議な世界の方々とお会いになり、お話ができると思っていたのです。
・さらに時が流れ、ブログで東日本大震災のことを言い当てたと騒がれ、64歳で人生が大きく変わることになったのです。
私のところに来てくださる不思議な世界の方々とごく普通に会い、教えられるがままに書き、毎日ブログを通じてお伝えしています。
<私たちが生まれてきた理由>
・「あなたが生まれてきた理由は、あなたが忘れている記憶の中にあります」
<私のもとに来てくださる不思議な世界の方々>
・私がお会いして勉強させていただいている6名の「不思議な世界の方々」を紹介しましょう。
ブルーグレーのおばちゃま
スワニーおばちゃま
風呂敷おじちゃま
麗子おじちゃま
中国4千年のおじちゃま
ゴットンおじちゃま
・簡単ですが、まずブルーグレーのおばちゃまは、私が大人になってから初めて面会した不思議な世界の方です。ドイツ人かロシア人かわかりませんが、ブルーグレーの瞳をした中年女性です。
スワニーおばちゃまは、ぽっちゃりした西洋人の女性で、雰囲気が「ふわっ」「すわっ」としているのでスワニーおばちゃまと名付けました。宇宙の話や科学の話を教えてくれます。
風呂敷おじちゃまは、いつも風呂敷を持って登場します。風呂敷ということは日本人なのでしょう。人間の心理を話してくれます。
麗子おじちゃまは、岸田劉生さんの絵画「麗子像」にそっくりな、おかっぱ頭のオジちゃまです。単純にそのまま名付けました。麗子おじちゃまは、なにか特別なことを教えてくれるわけではありません。私は絵が好きなのですが、ちょっと描こうかなと思った時などに美の話とか、空気とか、自然界の話をしてくれます。
・中国4千年のおじちゃまは、どこの国の人かわかりませんが、赤い中国服というか、王朝っぽい服を着ています。私は「中国4千年」というフレーズが好きなので、そう名付けました。よく服を着替えて現れます。
ゴットンおじちゃまは、おっちょこちょいなのか、いつもゴトン、ゴトンと音を立てて現れます。50代ぐらいでしょうか。風呂敷おじちゃまと同じで、人の心についてよく教えてくれます。
<言葉は生き力>
・気になったかもしれませんが、私はおばちゃま、おじちゃまといった「ちゃま言葉」をよく使います。子供のころの癖がいまも残っているからです。
<記憶、ひらめき、潜在意識>
・「ひらめき」というのは、自分が持っている知識の中には絶対に存在しないはずのものが突然出てくると思いがちですが、過去の記憶を整理できる機能が働き、ある日明らかに意識として表面に出てきただけで、もともと存在していたのだと思います。
<忘れてしまったことも、すべては潜在意識という格納庫に保存されている>
・潜在意識のさらに深くには集合的無意識という領域があり、同じ土地で暮らすなど、いろいろな人たちがその領域で繋がっていると言います。
この「集合的無意識」という言葉、聞き慣れない難しい言葉ですね。ここではわかりやすく「究極の潜在意識」と言い換えましょう。
これを読んでくださっているあなたと私も、究極の潜在意識で繋がっているかもしれないのです。
<あなたが生まれてきた理由は、もう忘れてしまって思い出せない「経験」の中にそのヒントがある>
<人類誕生からこんにちまでの経験>
・「そうなんだ。大昔の人々は大宇宙の神々の意志と繋がり、この地球で働いていることも知っていたんだ」
・あなたも私も生まれてきた理由の源が究極の潜在意識の中にあることくらいは信じて、いまを大切に生きてほしいと思います。
<究極の潜在意識の中には人類の使命が刻まれている>
<遠い記憶>
・人生の途上で突き当たる壁。それを乗り越えることが、今世で課せられたテーマ。
<「感」は遠い記憶からの贈り物>
<感を導き出す予感>
・私たちはこうした不思議な感覚を感じる力を潜在意識の中に秘めているのですが、いつこれが発揮されるかはわかりません。そのためなのか、この予感を人々は特別な存在として受け止めているようです。
<無意識に沸き上がってくる思いに敏感になる>
<短所に思っていることは見方を変えれば長所になる>
<睡眠は潜在意識にとっても珠玉の時間>
・自分のことを「ダメだ、ダメだ」といじめるのではなく、自分を大切にすること、自身を好きになることは、あなたが感を磨くうえでとても大切です。
不思議なことですが、自分のことを肯定できるようになると、潜在意識からの声も「感」として届きやすくなります。
日々、心の中に湧き出る思いは次の行動のきっかけになります。ですから、日ごろから考え方を整理することがとても大切なのです。
<ゆっくり呼吸をして生きている実感を味わう>
<子供は生まれてくれただけでありがたい存在>
<我の感情ではなく、直感・予感を大切に>
・「感を働かせるには、物事をポジティブに考える」
<前世と今世との不思議な関係>
・あなたは前世を思い出しますか?
私はハッキリとは思い出せませんが、前世はあったように感じています。信じるとか信じないとか考える以前にほとんど気にも留めずに暮らしていますが、自分の前世を空想の世界に置き換えて考えてみるとチョッピリ楽しくなります。
・死後には素晴らしい世界が待っている。だからこそ、いまはこの世で悔いなく生きる。
・私たちは光で出来ている「光の子である」と、スワニーおばちゃまが教えてくれます。
<人間は死なない限り、光を発しつづける>
<光+肉体=人類>
・人類は死という、肉体との永遠の別れはあるものの、死んだあとに天空で光をじょうかい浄化し、宇宙の思いを受けて次の肉体に戻れたならば、再び現世で人生を歩めます。ちなみに、私たちは亡くなる時に体重が0.5g減ります。これが0.8元素の重さです。
<地球は人間を始め、さまざまな光に満ちた宇宙一美しい星>
<運命と宿命>
・でも、想像もできない出来事に遭遇すると、「運命」とか「宿命」といった言葉を使い、自分を納得させたりします。良い意味でも悪い意味でも「そういう星のもとに生まれた」と、言ったりしますよね。
ところが、風呂敷おじちゃまは、「一人ひとりが考えたり思ったことを行動に起こした結果が、現実社会を作り上げている」と言います。私たちが日々過ごす中で、自分が行動を起こす時の思いが、人生の大半を作っているのです。
<人生は自分の思いが作るもの>
・私たちが思ったり考えたりする「生き力」は、人との出会いや別れなど、人生の流れを左右します。自身の感性や知性が、自分の人生を作り上げるのです。「運命」「宿命」といった偶然に思える出来事も含め、「現実のいまを作り出しているのは、自分の心の中に芽生えた感情」ということを自覚するのが大切です。
<血液の中に潜むもの>
<血液には使命や本脳がインプットされている>
・風呂敷おじちゃまがおっしゃるには、その「本能」と、今世で与えられた「使命」とが結びついて、身体中を循環しているのが血液だそうです。そして、私たちの今世で、「役どころ」を明確にしたのが血液型とのことです。