日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

古代エジプトの女神イシスはリリスと同じ豊穣と母性の神だが、ローマ時代の後期には人間の顔を持った蛇として描かれている。(1)

 

『ドラゴン』  神話の森の小さな歴史の物語

ジョイスハーグリーヴス  創元社  2009/11/13

 

 

 

ドラゴン

想像の森にすむ生き物の中で、もっとも謎めいた存在ドラゴン。その性(さが)はとらえにくく複雑、イメージは善であり悪でもある。この伝説上の生き物は4000年もの間、神話や旅人のホラ話のテーマになり、そして常に邪な蛇のイメージがついて回るのにもかかわらず、宗教、錬金術、紋章学や医学の世界で、また原始、古代ギリシア・ローマ、中世、東洋など、時代と場所を問わず、どの文化・歴史にも姿をあらわし続けてきた。

 

・特に多くの教会で見られるのは、口から木の葉を芽吹かせて豊かな大地を象徴する多神教(パガン)のドラゴンと、槍でドラゴンを突くことで、ドラゴンの持つ自然の生命力を解き放とうとしている勇者である。おそらくドラゴンを退治する勇者も同じくパガン由来のもので、グリーン・マンなど豊穣の神々を先祖としているのだろう。

 

<ドラゴンとは?

昔の博物学者は、ドラゴンが実在する生き物だと信じていた。異国の地図には、未開未踏の地を「ドラゴンの生息地」と記したものが多かったし、17世紀に書かれたエドワード・トプセルの『四足獣の歴史』のような本では、トカゲや蛇のような爬虫類の隣にドラゴンの絵があった。

 

・しかしずっと以前には、ドラゴンの形は大蛇と変わらなかったようである。というのも、Drakon(ドラコン)はギリシア世界で、Draco(ドラコ)はローマ帝国で用いられた言葉で、どちらも大蛇を表し、Dragon(ドラゴン)はこの両方の言葉から派生したものだからである。さらにDrakonは大蛇を表すのみならず、空を飛ぶ生き物も表した(不思議な話だが、大方の中国の竜と同様、Drakonは羽がなくても空を飛べると思われていた)。また昔から伝わる資料、さらに時代をさかのぼった資料を見ても、足のない大蛇と足のないドラゴンの外見には大差がないようである。

 

アレクサンドロス大王がドラゴンの子と言われるゆえんは、獣のような伝説的な強さと勇猛さのためだろうか。

 

ティアマト

イラクのニネヴェで7枚の碑板に綴られた長い詩が見つかった。天地創造叙事詩「エヌマ・エリシュ」(バビロニアの創生神話)である。物語は紀元前2000年に始まり、翻訳の結果、雌のドラゴン、ティアマトの存在が明らかになった。

 碑板によると、この世の始まりには2つのものしかなかったという。1つが真水の精のアプス、もう1つが海水と混沌の精ティアマトである。ティアマトは雌のドラゴンの姿をしていて、蛇のような体、頭に角、そして長い尾があった。神話ではティアマトは大勢の子どもを産んだのだが、その子供たちが後に神となって、自分たちを滅ぼそうとした父親アプスを殺したのだという。

 

・それからマルデユーク神はティアマトの体を2つに裂き、天空界と下界(天と地)にした。こうして世界が始まり、ティアマトは原始の混沌と水、闇の象徴になったのである。

 

エグドラシルのドラゴン

・古代スカンジナビアの言い伝えによると、生命の宇宙樹であるユグドラシルトネリコの木)が、「回転する世界の真ん中の静止した場所」に立って宇宙を支えているという。枝は世界中にのびて天界にまで届き、樹を支える根は3本あってどれも大きく、地下へ伸びて3つの世界に達する。1本は霜の巨人の国に向かい、1本はアィシル神の裁きの座に達し、そしてもう1本はヘルが支配するニブルヘイムへ伸びる。ニブルヘイムにはニーズヘッグ(死体を貪る者)というドラゴンが棲み、下から根をかじって宇宙を破滅させようとしているという。

 

女神のしるし

・太古から、西洋のドラゴンは一般に女性、特に大地の女神と深い関係にあるとされてきた。初期の地中海美術をみると、地母神が大蛇のようなドラゴンと一緒に描かれていることが多い。

 

ナーガ

ナーガは、半神半人の姿をしているインド起源の大蛇の精、東南アジアでよく見られるドラゴンである。ナーガの王ムチャリンダは、瞑想するブッダに7日間、巻きついて見を切るように冷たい風雨から守ったことで名高い。また、古代カンボジアの王が、広大な太平洋の王国から来たナーガの姫と結婚したという伝説もある。人間はその子孫らしい。

 

・なお、古代中国の三皇五帝時代に登場する伏羲(ふっき)とその妻女媧(じょか)もナーガだったと伝えられている。互いの尾を絡ませて4度ねじった姿の絵が残っている。

 

伏羲がコンパスを、その妻女媧が測鉛線を持っている。このふたつは混沌から秩序を作りだす計測道具である。

 

中国と日本のドラゴン

・古代中国の書によると、竜には神々の住まう天を守る天竜、埋蔵された宝を守る伏蔵竜、雨や風を支配し、皇帝だけが衣服のデザインに使える五爪を持つ神竜、そして河川を支配下に置く地竜の4種類がある、という。

 しかし中国の主だった竜と言えば、全部で九つ、應竜(おうりゅう)、蛟竜(こうりゅう)、蟠竜、黄竜竜王を加えなければならない。さらに竜の子どもたちが9種類いて、中国の建物を装飾している。

 

・日本の竜の絵画を見ると、全体像が描かれるより、たいていは渦巻く風や波が象徴的に描かれ、そのところどころに体の一部を見せるという表現法がとられることが多い。

 

中国の風水と青竜

・風水師は、青竜の血管を思わせる隆起した土地と、それに対する谷を観察し、陰と陽のバランスがとれた場所を、運気の良い土地だと言う。 

理想的な土地は竜頭と呼ばれ、東か北東あるいは南東に、後ろが切り立ち、前が南にむかって緩やかに下る山があれば、その近くがよいとされる。

 

・ただし、どのようなものでもあっても、出口のない直線には気をつけなければならない。そのようなものがあると、自然に流れる竜のエネルギーに反する邪気となりうるからである。

 

青竜は翼がなくても飛べる。中国の竜で翼のあるドラゴンと言えば、ここにあるような應竜である。

 

アメリカ大陸のドラゴン

・北アメリカの先住民が考えるドラゴンは、ヨーロッパのドラゴンよりもずっと蛇らしい形をしている。体は蛇、頭には角が1本または2本あり、宝石を付けている場合もある。大きくて強いアメリカのドラゴンは、やはり水の神様で、中国の竜と同じように主に湖沼河川を棲みかとし、嵐や雷を起こす。

 

・羽毛のある蛇は、中央アメリカのアステカ文化ではククルカンと呼ばれ、紀元前1000年頃から栄えたオルメカ文化でも描かれている、地を這う羽毛のある蛇の口から現れたケツァルコアトル神が、明けの明星、金星になったという話もある。暦をもたらし、さらに中国の黄竜と同じく、人間に文字をもたらしたと言われている。

 羽毛と蛇が、それぞれ風と水に相当することに注目したい。

 

ヒュドラ

・神話のヒュドラは、水がもたらす豊穣の象徴である。今日でも、なかなか根絶できないことを「ヒュドラの頭のよう」(hydra-headed)と表現することもある。最初にヒュドラが描かれたのは紀元前1400年、シリアの円筒印章で、豊穣の神バールが七つの頭を持つロタンを退治する話である。

 

ギリシア神話には、レルネのヒュドラと戦うヘラクレスの話があるが、この話ではヒュドラが持つ再生力が描かれている。

 

・聖書ではヨハネの黙示録12章3節の話が有名である。「見よ、火のような赤い大きな竜である。七つの頭と10本の角があり、その頭には七つの冠をかぶっていた」

 

星座に見るドラゴン

ギリシア神話では、ラドンが女神ヘラの命でヘスペリデスのリンゴの木を守る。ラドンは母なる大地から処女生殖で生まれた息子で、100の頭、200の鋭い目をもつため、番人には最適だった。しかし、この力をもってしてもヘラクレスには太刀打ちできず、矢で射抜かれてリンゴをとられてしまった。この偉業を祝って、ヘラクレスは自分の盾にドラゴンの紋様をつけた。

 

・さて、女神ヘラはラドンが殺されたことをとても悲しみ、りゅう座として星座にその姿を残した、レッド・ドラゴンとも呼ばれるりゅう座は、北の空、ヘルクレス座の近くに見える大きな星座で、天の北極のあたりに横たわっている。

 

・もう一つのギリシア神話があるのだが、それによると話は違ってくる。ゼウスとその仲間の神々が、オリンポスの山高く、神話の神々(ティターン神族)と戦っていた時代の話である。この争いで、ゼウスたちが昔の神々を追い出し、このとき、混沌の神だったドラコは、女神アテナの手によって、ぐるぐるふりまわされながら天高く放り投げられた。こうして今日のような天の北極に絡みつくような形になり、毎日北の空をゆっくり回っているのだという。実は、りゅう座のしっぽの先から3番目の恒星トゥバン(ドラコニス)は、紀元前2700年、ストーンヘンジ古代エジプトの時代には北極星の位置にあり、天の中心だった。

 

スカンジナビアの伝説集『ヴォルストンガ・サーガ』には、巨人ファヴニールの話がある。ファブニールは火竜に変身して、ひとりで暮らす遠くの洞窟へ金を運びこんだのだが、ファヴニールの弟レギンが若いシグルズをそそのかして、ファヴニールを殺させた。シグルスは首尾よくファヴニールを殺し、その心臓を料理するのだが、たまたまその血のついた指をなめてしまう。火竜の血をなめたシグルスは鳥の言葉がわかるようになり、鳥たちの話から、今度は自分がレギンの手にかかって殺される番だと知った。そこでシグルスは剣を抜き、レギンの頭をはねたという。

 

火竜

・昔から、彗星、流れ星、稲妻、オーロラに好奇心をかきたてられてきた人々は、それをドラゴンとして文書に残してきた。この中には、火竜(ファイアドレーク)と呼ばれる現象がある。中世初めの気象学者が書き残している光輝く天空ショーだ。

 

・火竜を流れ星とし、スコットランドでは、空に現れる奇妙な光を火を吐く竜とした。

 

テュポーン

・流れるのは空気や水ばかりではない。火も波立つように動く。火を吐くドラゴンの祖先は、おそらくギリシアの怪物、テュパーン神だろう。母なる大地ガイアの末の息子で、奈落の神タリタロスを父とする。母の性格の中でも最も破壊的な側面を受け継いだテュポーンは、下半身がとぐろをまく毒蛇で、背中に生える翼は太陽の光をさえぎり、頭は夜空の星に届くほどだという。

 

・ゼウスはこの怪物と死闘を演じ、最後に怪物をシシリアに追い込んで、エトナ火山の下敷きにしたという。

 

テュポーン(typhon)は、熱風という形で古代ギリシアにおける4番目の元素、空気も支配する。この熱風が渦を巻くと熱帯低気圧の嵐になる。テュポーン(Typon)を語源とする「台風(typhoon)」である。

 

ドラコニオピディース

・新しい宗教がそれ以前の宗教を駆逐するとき、古い習慣や神々は新しい秩序に組み込まれてしまうか、邪悪な存在に追いやられるか、どちらかである。ユダヤ教キリスト教が普及すると、ドラゴンもまたそうなるのは必死だった。

 

・こうして、蛇の形をしたドラゴン、リリスは、聖書の冒頭でエデンの園に登場し、イヴに禁断の果物を勧める。ヘブライ語で書かれた聖書には「…………イヴの前にリリスがいた」とあるリリスはアダムの最初の妻だったとされるが、夫婦生活でアダムの下になることを拒んだ(アダムに従うことを拒んだ)ので、アダムはリリスを蹴りとばし、そうしてエデンの園でイヴを妻にした。それを恨んでリリスはイヴに仕返しをするのである。

 リリスを夜の妖怪、または赤ちゃんの敵とする話もあるリリスは、ユダヤ教が普及するまでずっと崇められてきたが、それが歪められたのだろう。

 

古代エジプトの女神イシスはリリスと同じ豊穣と母性の神だが、ローマ時代の後期には人間の顔を持った蛇として描かれている。この描写が中世にまで影響を及ぼして、顔が美女で体が蛇の姿リリスが知恵の木に絡みつき、イヴにリンゴを勧める様子が描かれるようになった。このような姿のドラゴンを、ドラコニオディーズと言う。

 

ワーム

北欧のドラゴンは、蛇の形をしていて羽や足がない。これを「ワーム」または「リンドウヴルム」と言う。

 

イギリスにはワームの話がたくさん残っているイングランド南西部のサマセットにはシャーヴェッジ・ウッドのガード・ヴァームが住んでいるし、スコットランドのピテンプトン近くには、マーティンズ・ストーンと呼ばれるピクト人(ケルト系のスコットランド先住民)の十字架の土台跡が残されていて、そこには太った蛇がくねくね彫られている。ここはワームに似たドラゴンがマーティンに殺された伝説の場所である。

 イングランド北部のノーサンバーランドにはラムトン・ワームの伝説がある。

 

ワイバーン

・昔、ドラゴンは蛇の形に描かれていた。ところがワイバーンは、体中ウロコで覆われて足が4本あるドラゴンと、足のないワームを足して2で割った形をしている。

 

・11世紀から12世紀にかけてワームが蛇の形から変化していく様子は、彫刻や写本の中で見ることができる。こうしてコウモリのような翼や恐ろしい顔、2本の脚のある獰猛な獣に形を変えたとき、このワームは、ワイバーンと名付けられた。

 

ヴィ―ヴル

・情け深いと言われるフランスのワイバーンはヴィーヴルと呼ばれ、上半身から頭にかけてはふくよかな女性の姿に描かれている。

 

・1387年、ジャン・ダラスは『リュジニヤン家物語』の中で、リュジニヤン伯爵夫人メリジューヌが不死身のヴィーヴルに姿を変えたと記している。その後何年もの間、メリジューヌは子孫を見守り、災厄が差し迫ると、キーキー声で3度叫んで警告したという。

 

・リュジニヤン伯爵夫人が青と白の尾を持つヴィーブルだったという話。土曜日になると夫の目の届かないところでドラゴンの姿に戻っていたが、ついに見つかってフレンチ・アルプスのある町にひきこもり、アポロ・アテナ・ラインを形成した。

 

バシリスク

バシリスクは蛇の王であり、小型爬虫類の世界を支配する。古い絵を見ると、細くとがった頭の上に、トサカ状の三つの突起物がついているが、後には体が太く重量感のある姿に描かれ、鳥のような足が2本あって、トサカの代わりに王冠が頭を飾っている。

 

・西暦1世紀頃、北アフリカの砂漠にはバシリスクに似た生物が数多く生息し、砂漠を旅する者は身を守るために雄鶏を多数携行したという。

 

アンピスバイナ(双頭蛇)

・アンピスバイナは頭が2つあるドラゴンで、一般には鳥の爪や先のとがったコウモリのような羽を持ち、尾の先に、もう一つ頭がある。

 

・ローマ帝政時代の大プリニウスは、その著書『博物誌』で、双頭蛇は生きていれば妊婦の守り神となり、死んでいればリウマチを治すと述べている。

 

ドラゴンスレイヤー

・ドラゴンを退治する勇者の絵を見ると、勇者の多くは聖なる槍で上からドラゴンの頭を突き刺すか、ドラゴンの開いた口に向って今にも突き立てようとしているかである。

 

イングランド守護聖人である聖ゲオルギウスは、豊穣を司るグリーン・マン(ジャック・イン・ザ・グリーン)のような昔の異教の神々、特にドラゴンと戦ったケルトの神ベリヌスと同一視されることが多い。

 

・一方天上界のドラゴンスレイヤーである聖ミカエルは大天使の長で、太陽を象徴する。癒しのエネルギーを持つ天使と言われるが、聖ミカエルは聖書で言うところの高き所を治め、健康を授ける太陽の力を私たちに届ける。

 

・聖書によると、聖ミカエルとドラゴンの戦いは次のようなものだった。――「ミカエルと天使たちはドラゴンに立ち向かった。ドラゴンも戦ったが勝てず、地上に突き落とされた」

 

紋章と戦いにおけるドラゴン

ウェールズの旗には赤い竜が描かれているが、これには次のような伝説がある。昔、ウェールズを支配していたブリトン王ヴォーティガーン王がディナス・エムリスの要塞を建築しようとしたが、壁を立てたとたんに崩れ落ちてしまった。そこへ少年魔術師マーリンがやってきて、土台のずっと下、地底の湖でドラゴンが2匹暴れているのが見える、だから壁が崩れるのだ、と告げた。地底で戦っていたのは赤いドラゴンと白いドラゴンで、なかなか決着がつかなかった。この伝説は史実に基づくという。当時戦場ではドラゴンをデザインした軍旗が用いられ、その色は軍によって異なっていた。この伝説では、赤のドラゴンがブリトン軍(ウェールズ)を表し、白のドラゴンがサクソン軍(イングランド)を表す。緑と白の地に描かれた赤のドラゴンは、カドワラダーの赤いドラゴンと呼ばれ、のちにウェールズの国旗となる。

 

・やがてヴォーティガーンに代わってウーゼル・ペンドラゴンがブリテンを治め、長じたマーリンがウーゼルの政治顧問となった。「ペンドラゴン」(ドラゴンの頭)は王の称号で、その由来は、ウーゼルが見た火を吐くドラゴンの夢は王位を表す、とマリーンが予言したことによる。ウーゼルの息子アーサー王も、父からこの称号を受け継ぎ、武器や兜につける紋章をドラゴンにした。

 

ローマ帝国の時代には、ドラゴンを描いた吹き流しが広く使われ、ペルシアやスキタイでも軍旗に用いられた。

 

・今日でも、Dragoons(ゴラグーンズ)と呼ばれるイギリスの騎兵連隊が存在する。

 

錬金術とドラゴン

錬金術における翼のあるドラゴンは、水銀性の爆発物質、たとえば容器にはいった蒸発する物質を意味する。

 

蛇のパワー

・1本の棒を這い上がっていく2匹の蛇というヘルメスの杖のイメージはかなり古くからあって、古代インドに始まるヨガやタントラにも存在する。

 

・このアンピスバイナ(双頭蛇)は、クンダリニーというパワーを表す。クンダリーニは中国や日本の「気」と似ていて、中国の陰陽のように、男女のエネルギーバランスから成り立つと考えられている。インドでは宇宙の母シャクティと浄化を行う者シヴァ神にあたる。

 

ドラゴン・ライン

レイラインは、立石、丘の上の砦、聖なる泉、古代の教会など古代の遺跡が一直線に並ぶ聖なるラインのことを言い、ドラゴン伝説となんらかの関係があるものが多い。

 イングランドで一番長いレイラインは、ドラゴンに関する遺跡をつないだ聖ミカエル(イギリスでは聖マイケル)・ラインである。これはコーンウォールの西端からセント・マイケルズ・マウント、グラストンベリー、エイヴバリー、ペリー・セント・エドマンズにかけて、5月1日の太陽が上る方位に沿って引かれた線である。

 

もう一つヨーロッパの聖なる遺跡を結ぶ長いレイラインがある。これもダウジングでたどれる二つの流れを含んでいる。ひとつは雄性(アポロ)、もうひとつは雌性(アテナ)で、ヨーロッパを横断する地形上に大きなヘルメスの杖を描いており、まるで地の精の通り道のようである。

 

<虹蛇>

・また、オーストラリアではさまざまな文化で見られるように、最初の伝説は爬虫類に関わるものだった。オーストラリアのアボリジニーの物語は、動物も鳥も木も草も丘も山もなにもない、遠い遠い昔の「ドリームタイム」に始まる。

 

恐竜

・今日のわたしたちは現代科学という神話の中に生きている。それによるとずっと昔、この地球には恐竜とよばれる爬虫類が跋扈していた。ではドラゴンの伝説は、この実在した恐竜の影響を多少でも受けているのだろうか。

 

・実は鳥のほうがずっと恐竜と共通点が多い。ニュージーランドには、モアという巨大な飛べない鳥がいた。ほんの数百年前までのことである。

 

私たちの遺伝学上の先祖はかつて恐竜の餌食だった。私たちはドラゴンを最古の敵の一つとして、無意識に認識しているのだろうか。

 

 

 

<●●インターネット情報から●●>

 

ウェッブサイト「人文研究見聞録」から引用

 

五重塔の塑像の謎

法隆寺五重塔には、仏教における説話をテーマにした塑像が安置されています。

 

その中の「釈迦入滅のシーン」があります。これはガンダーラの釈迦涅槃図と比較しても大分異なる、日本独自のものとなっています。

そして、法隆寺の塑像群の中にいる「トカゲのような容姿をした人物」が混じっており、近年 ネット上で注目を浴びています。

問題の像は、塑像の○の部分にいます(実物では見にくいので、法隆寺の塑像のポストカードで検証しました)。

 

これらの像は侍者像(じしゃぞう)と呼ばれ、それぞれ馬頭形(ばとうぎょう)、鳥頭形(ちょうとうぎょう)、鼠頭形(そとうぎょう)と名付けられています。しかし、どう見ても「トカゲ」ですよね?

 

なお、この像がネットで注目を浴びている理由は、イラクのウバイド遺跡から発見された「爬虫類人レプティリアン)の像」と酷似しているためなのです。

 

爬虫類人レプティリアン)」とは、世界中の神話や伝承などに登場するヒト型の爬虫類のことであり、最近ではデイビット・アイク氏の著書を中心に、様々な陰謀論に登場する「人ならざる者」のことです。

 

もちろん「日本神話」の中にも それとなく登場しています(龍や蛇に変身する神や人物が数多く登場する)。

 

また、この像は、飛鳥の石造物の一つである「猿石(女)」や、同じ明日香村の飛鳥坐神社にある「塞の神」に形が酷似しています(トカゲに似た奇妙な像は奈良県に多いみたいです)。

 

また、この「トカゲ人間」以外にも、以下の通りの「人ならざる者」が含まれていることが挙げられます。

 

は「多肢多面を持つ人物の像」です。これは、いわゆる「阿修羅」を彷彿とさせる像ですが、実は『日本書紀』に「両面宿儺(りょうめんすくな)」という名の「人ならざる者」が登場しています。『日本書紀』には挿絵はありませんが、この像は そこに記される特徴と著しく一致します。

 

両面宿儺(りょうめんすくな)

仁徳天皇65年、飛騨国にひとりの人がいた。宿儺(すくな)という。

 

一つの胴体に二つの顔があり、それぞれ反対側を向いていた。頭頂は合してうなじがなく、胴体のそれぞれに手足があり、膝はあるがひかがみと踵(かかと)が無かった。

 

力強く軽捷で、左右に剣を帯び、四つの手で二張りの弓矢を用いた。そこで皇命に従わず、人民から略奪することを楽しんでいた。それゆえ和珥臣の祖、難波根子武振熊を遣わしてこれを誅した。

 

< 尻尾が蛇となっている人物の像>

②は「尻尾が蛇となっている人物の像」です。日本には尻尾が蛇となっている「鵺(ぬえ)」という妖怪が存在します。これは古くは『古事記』に登場しており、『平家物語』にて その特徴が詳しく描かれています。その鵺の特徴は、この像の人物と一致しています。

 

顔が龍となっている人物の像

③は「顔が龍となっている人物の像」です。「日本神話」には「和爾(わに)」と呼ばれる人々が数多く登場し、かつ、海幸山幸に登場する山幸彦(ホオリ)に嫁いだトヨタマビメの正体も、実は「八尋和爾」もしくは「龍」だったとされています。また、仏教の経典である「法華経」の中にも「八大竜王」という龍族が登場しており、仏法の守護神とされています。③の仏像は、これらにちなむ人物なのでしょうか?

 

このように法隆寺五重塔に安置される塑像には「人ならざる者」が複数含まれています。なお、これらは奈良時代のものとされているため、飛鳥時代に亡くなっている太子との関係は不明です。

 

また、オリジナルと思われるガンダーラの釈迦涅槃図とは著しく異なっており、どのような意図を以って上記の「人ならざる者」を追加したのかはわかりません。なぜ作者はこのような仏像を参列させたのでしょうか?

 

もしかすると、これらの像は釈迦入滅の際に人間に混じって「人ならざる者」も参列していた、つまり「人ならざる者は存在している」ということを示唆しているのかもしれません。信じるか信じないかはあなた次第です。

 

 

 

『宇宙人の柩』  日本人脳外科医が衝撃の告白!

鈴木龍成、竹本良  明窓出版  1997/8

 

 

 

NASAの施設でETの死体を見たという日本人医師

・今年(1997年)に入ってからのことだ。

 それは一本の電話から始まった。某大手出版社のB誌編集部員であり、親しくさせていただいている長浜淳之介氏が、NASAの施設でETの死体を見たという日本人医師がいるといってきたのだ。

「何? それはほんとうか?!」

 唐突な話であったため、私が、長浜氏に思わず聞き返したのだった。しかし驚いたことに、それと1週間と違わず、私の年来の友である出版プロデューサーの横田久哉氏に、ある政治家の新年会でお会いした時、彼が全く同じ話をしてくれたのだ。

 

・「ええっ?ひょっとしてそれ、○○○○(有名な病院名が入るところ、医師としての職業上、そして本人の身の都合上さけています)の鈴木龍成氏(仮名)の事?」

私が身を乗り出してたずねると、横田氏はうなずいたのである。

 

NASAの研究施設で「ETの死体を間近で目撃した」と証言する日本人医師が現れた。1992年にNASAで宇宙航空医学の専門家として派遣されていた時、ある部屋で2時間ほど冷凍ガスで保存されたETを目撃したというのだ。背丈は140センチ位、頭が異常に大きく、腕は細く長い、血管は地球人よりも太く、緑色。性器は退化しており、骨格もあり、肌はゾウのそれに似ている。いわゆるグレイタイプであったという。更にドクターKは男女判別つけがたい生きているETとも会話したと語った。そのETは我々が白鳥座61番星と呼んでいる星から来たことが判明、腰につけた自動翻訳機で対話したという。こちらは一般にアダムスキータイプと呼ばれているものであり、ゲイ・ペッツの描いた「金星人の姿」にそっくりな風貌、ただ目鼻がもう少しくっついていたというのだ。-中略―その他、全身がガン化したことその腫瘍の写真(ETは皮膚ガンになりやすいという)、実験室の見取り図、国務長官の確認書、反重力装置の一部を見せてくれた。ドクターKは「これらは20~30年内に周知の事実となるだろう」と述べた。

 ドクターKとは鈴木龍成氏のことである

 

 

 

『光速の壁を越えて』

エリザベス・クラ-ラー  ヒカルランド  2016/4/30

ケンタウルス座メトン星の【宇宙人エイコン】との超DEEPコンタクト

 

 

 

息子に付けた特別な名前

・「ここメトン星では、時間はまったく重要でありません夜も昼もなければ、「時間を区切る単位もありません。事実、今あなたが浸かって、光のより高い振動周波数はあなたの加齢プロセスは高い帯域の周波数においては適用されません。そこでは、時間の流れ、そして人間の寿命が変わってくるので、メトシェラの神話は見劣りするでしょう。人類は、電磁的特性によって永遠の命を得ることができます。ただ電磁エネルギーを強化してそれを固守することで、人々は純粋な思考と愛によって7年毎に自己を肉体的に更新できるのです。

 

祝賀会はエイコンの家で催され、この偉大な文明の多くの人々がはるか彼方からやって来た。彼らは皆エイリングを愛してくれた。幼い息子の美しさは目を見張るものだった。高い知性と完璧な態度は大人たちにも感銘を与え、彼らは息子を白鳥座へと連れて行きたがった。

「地球のような惑星の女性としては、素晴らしい成功です。銀河の私たちのところにエイリングに訪問してもらいたいです。彼は偉大な科学者になって、私たちの文明に恩恵をもたらすことでしょう」と彼らは言った。

白鳥座は遠すぎるわ。地球からデネブまでは少なくとも1500光年もあるわ。琴座のベガの方がずっと近くて、地球からわずかに26光年ほどよ。息子を白鳥座まで連れて行かないで!あの星座には超新星ができるわ」と私は彼らに言った。

「心配することはありませんよ。私たちはそんなつもりで言ったわけではありません。あなたが望まないなら、白鳥座に連れて行きませんよ。ただ、その地域で超新星現象が起こると言うあなたの予言に、私たちはとても興味があります。あなたは問題の恒星に気づいているのだと思います。あなたの未来に関する直感と知識は高まっていますね」

 

 

 

『知っておきたい世界の幽霊・妖怪・都市伝説』

一柳廣孝  西東社   2008/7

 

 

三島由紀夫 天才小説家の怪奇な死

英霊に導かれた死

・1970年、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地で演説をして自衛隊にクーデターを促し、その後に割腹自殺をした「三島事件」は世間に衝撃を与えた。彼の死に関しては、その友人から奇妙な話が伝わっている。

 

・自殺した年の正月に三島邸で行われた新年会の際、霊感の強い者が三島由紀夫の後ろに青い影を見て、それを三島に告げた。三島が影に向かって「磯部か?」というと、その影は消えたという。磯部というのは陸軍軍人の磯部浅一という人物で、2・26事件に関与して銃殺された。三島由紀夫の思想にも強い影響を与えた人物だそうだ。友人はこのような霊にとり憑かれていたら大変だからと、お祓いを勧める。それを聞いた三島は「『英霊の聲』を書いているときに、半分居眠りしてるのに筆だけが動く。でき上がったのを見て書き直そうとしても、どうしても何か、書き直せない力が働いていた」と思い当たるふしについて語ったという。

 

・『英霊の聲』は、2・26事件の青年将校たちの霊が天皇に対する無念を語るという内容である。この話を踏まえると、三島由紀夫は、磯部浅一の霊に導かれて死んだとも考えられるのではないだろうか。

 また、三島が自殺した市ヶ谷駐屯地では、たびたび三島由紀夫の幽霊が目撃されたという。

 

マリリン・モンロー 演技をし続けた苦しみの人生

謎の死をとげた世紀の女優

・ハリウッドにあるルーズベルトホテルには、マリリン・モンローの幽霊が出るという話がある。1950年代からアメリカのセックスシンボルとして有名だった彼女は、1962年に突然亡くなり、世間に衝撃が走った。睡眠薬の大量服用による自殺という説や、何者かに殺害されたという説など、その死は謎に包まれたままだ。

 

マリリン・モンローの幽霊は、よくルーズベルトホテル内を徘徊しているのだという。また、地下に飾られている、マリリンが愛用したという鏡には、マリリンが映ることがあるそうだ。プールサイドに水着姿のマリリンが歩いているのを目撃した人も多数いる。そんなことから、ルーズベルトホテルには、マリリン・モンローの幽霊見たさに来る客が絶えないそうだ。

 

マリリン・モンローは実際は聡明な女性で、世間に求められている「セックスシンボルとしてのブロンド美人」というキャラクターとのギャップに悩んでいたとされている。また、本当はブロンドではなく、褐色の髪だったということも知られている。その鬱屈から逃れるために、彼女はアルコールや恋愛に依存していったのだという。

 

アドルフ・ヒトラー  録音された独裁者の声

大量虐殺を謝罪する声

・第2次世界大戦を引き起こす原因をつくり、敗北直前に自殺したアドルフ・ヒトラーは、ユダヤ人を大量虐殺したことで有名な人物だ。そのヒトラーの霊の声が録音されたテープがあるという。第2次世界大戦から15年ほど経ったある日、スウェーデン市民が購入した新しいテープに奇妙な声が録音されているのに気づく、よく聴いてみるとそれはドイツ語で、ドイツ人に聴かせたところ、ヒトラーの声に間違いないということだった。そして、その声は、ユダヤ人の大量虐殺を謝罪していた内容だったという。

 

 

仮面の告白

三島由紀夫  新潮文庫   2003/6

 

 

三島由紀夫の作品における「仮面の告白」の中のフリーメーソン

・「夜、私は床の中で、私の周囲をとりまく闇の延長上に、燦然たる都会が浮かぶのを見た。それは奇妙にひっそりして、しかも光輝と秘密にみちあふれていた。そこを訪れた人の面には、一つの秘密の刻印が捺されるに相違なかった。深夜家へ帰ってくる大人たちは、彼らの言葉や挙止のうちに、どこかしら合言葉めいたもの、フリ-メイソンじみたものを残していた。また、彼らの顔には、何かきらきらした直視することの憚れる疲労があった。触れる指先に銀粉をのこすあのクリスマスの仮面のように、彼らの顔に手を触れれば、夜の都会が彼らを彩る絵の具の色がわかりさうに思はれた。やがて、私は「夜」が私のすぐ目近で帷をあげるのを見た」。