日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

結論として、ビジネスを含め、あらゆる世界で偶然や運が果たす役割が非常に大きいことをまず受け入れなくてはなりません。(5)

 

『宇宙が残した最後の謎』

(南山宏)(廣済堂文庫)   2001/11/1

空中都市が建設されていた!?

・『マハーバーラタ』の戦いは、人間界のクル族とパンダヴァ族の抗争に神界のデーバ(善神)族とアスラ(魔神)族がからむというのが基本的構図だが、実際にはヴェーダ神話ヒンズー教神話からなるインド神話の複雑な系譜を反映して、入り組んだものが多い。「サブハーバルヴァン」編では、おそらくまだ平和共存していた時代、魔神族の設計部長、マヤがパンダヴァ族の最長老王ユディスティラのために、“サブハー(空中宮殿)”を建設してやるくだりがある。マヤは、神々の設計技師、工芸神ヴィシュヴァカルマーと並んで、ヴィマーナ(宇宙船)の設計者ともされている。

・完成したサブハーは金銀その他の金属で造られ、8000人も収容でき、空を自由に移動できる美しい巨大な乗り物だった。喜んだ王が伝承学者の賢者ナラダに自慢すると、ナラダはインドラ、ヤーマ、ヴァルーナ、クヴェーラ、ブラフマーの各神もすでに、それぞれ素晴らしいサブハーを持っていると諌める。

・インドラのサブハーは、全長1200キロもあり、白銀に美しく輝く金属製で、永遠に宙に浮かび、自由に移動でき、内部には家々や草木があふれ、豊かな生活を送れるように何でもそろっていた。出入り口は、ヴィマーナがゆうゆう出入りできる広さがあり、防御用の武器弾薬も備えていた。

・ヤーマのものも同じような構造で、ヴァルーナのものは海中も移動でき、クヴェーラのものは最も美しかったが、大きさも構造も性能も全ての点で最高なのは、ブラフマーの“サブハー”だった。難攻不落のそれが宇宙を進んでいくときの近寄りがたい威容は、まさしく太陽や月も青ざめるほどだったという。

・カンジラル博士によると、サンスクリット語の“サブハー”は、“人間が組み立てたもの”という意味で、それが金属製で多数の人間を乗せて空中にいつまでも浮かんでいることができるとなれば、“宇宙ステーション”とか、“空中都市”としか考えられないという。

・実際、ヴァナバルヴァン編では、パンダヴァ族の英雄アルジュナが、神々から聖なる武器を受け取って、使い方の訓練を積むためにインドラのサブハーを訪れたとき、内部に神々用のヴィマーナが数千機も翼を休めていたり、発着しているのを見て驚くくだりがある。映画『スターウォーズ』の宇宙要塞そっくりの場面である。

・宇宙要塞や宇宙ステーションなら、その管理や保守や整備の要員が必要だ。前9世紀ごろの賢者カウティリャの著書『アルタ・シャストラ』には、それが専門的職業としてちゃんと載っている。同書は、本来、政治経済分野の論文だが、科学技術のいろいろな話題にも触れていて、技術専門職のリストに“サウブドカ(空中都市を飛ばす技術者)”という項目があるのだ。空中で戦う訓練を受けた者も陸上戦士、海上戦士などと並べて解説されている。現代ならさしずめ空軍兵にあたるだろう。

サブハー(空中宮殿)

・“サブハー(空中宮殿)”ばかりでなく海中にも巨大な都市が造られていた。

超大海中都市で起きた戦い

・ヴァナバルヴァン編には、空中都市だけでなく、海中都市まで出てくる。先ほどの続きで、アルジュナがインドラのサブハーに滞在中、魔神族退治をインドラから頼まれる。彼らは3000万人もいて、海底に建設された難攻不落の要塞都市に住んでいた。インドラは、自分の空水両用ヴィマーナをアルジュナに貸し与え、有能な補佐神マタリをパイロットとしてつけてやった。

・熾烈な戦いとなったが、最後にアルジュナは海水を干上がらせてしまう神々の兵器を繰り出して勝利した。負けた魔神族が逃げ去ったあと、アルジュナは海底の要塞都市に入ってその美しさに魅了された。この都市の起源をたずねると、マタリは、こう教えてくれた。もともとは神々が私用に建設したのだが、魔神族がブラフマー神に頼み込んで、居住を許可された。ところが、彼らはいったん住み着くと居直って、神々を追い出してしまったというのだ。しかし、海中の隠れ家から敗走した魔神族は、その後もしぶとく生き残って、相変わらず神々と人間を悩ませ続けたという。

・話はさらに続いて、今度は、“ヒランヤブラ(黄金の都)”と呼ばれる巨大な宇宙ステーションが登場する。その昔、善神族と魔神族が平和だった頃、ブラフマー神が二人の魅力的な女魔神(デモネス)の願いで造ってやったという空中要塞で、家並みと樹木と海水にあふれて回転するその美しさは、目も奪われんばかりだった。

だがこの空中都市も、魔神たちがいったん占拠すると、四方の出入り口をさまざまな武器で固めて神々を寄せ付けなくなったので、その態度に神々はすっかり困惑した。

・そこでふたたび、マタリはアルジュナをたきつけて、ヒランヤブラ(黄金の都)を破壊させようとする。アルジュナは、ヴィマーナ(宇宙船)で空中要塞に近づくと、魔神族は猛烈に抵抗し、激戦となるが、最後にアルジュナは神々からもらった究極の破壊兵器でヒランヤブラ(黄金の都)を木っ端微塵に吹き飛ばし、神々にその英雄ぶりを讃えられることになるのである。

ミサイルが全てを焼き尽くす

・魔神族の巣窟となった“空中都市”を神々が無慈悲に破滅させる話は、最古のヴェーダ聖典に早くも登場する。西暦前3000年よりももっと古い成立とも言われる『アジェル・ヴェーダ』には、魔神族がそれぞれ鉄と銀と金で造られた3つの空中都市を持っていて、神々は征服できず困っていたという話が記されている。とどのつまり、暴風神ルドラが、最後に火の熱、月の光、ヴィシュヌ神の勇気からできた武器で3都市を焼き尽くしたとある。

・『マハーバーラタ』では、3大空中都市を破壊したのがシヴァ神となって、話がもう少し詳しくなり、『マスチャ・プラーナ』ではさらにもっと詳しく、こんなふうに記述されているー。

魔神族の建設技師マヤと二人の魔神が、ブラフマー神に願いをたて、シヴァ神の1本の矢にだけは勝てないという条件付で、難攻不落の美しい空中都市を造った。それは、3段からなり、最下段は鉄製で地上に置かれ、中間の段は、銀製で空中に、最上段は、黄金製で宇宙に浮かべられた。

・ところが、空中都市を自分たちのものにすると、魔神族はずうずうしく態度を変え、全世界を苦しめ始めた。神々は、魔神族をどうしても制圧できなかったのでシヴァ神に助けを求めた。そこで、シヴァ神は、小山ほどもある特製のヴィマーナ(宇宙船)を建造させ、ブラフマーがこれを操縦して出撃した。

マヤたちは天と空と地の3都市を合体させて反撃し、海上近くで追いつ追われつの大激戦が繰り広げられた。その過程で、建設に協力した2人の魔神は容赦なく殺されるが、マヤだけはシヴァ神から海中に身を隠すように勧められる。以前の間柄とマヤの才能を惜しんでのことだったのだろう。

・マヤは、聞き入れて、そのとおりにした。そして、合体した大宇宙要塞めがけ、シヴァ神は強力無比な1本の矢、つまりミサイルを撃ち込み、空を黄金色に染めて完全に焼き尽くした。炎上した魔神族の大宇宙要塞は、すさまじい音とともに西の海へ落下していった・・・・・。

このように、太古の高度文明は、大宇宙都市をとうの昔に達成していたーサンスクリットの古文献に描かれている不思議な“サブハー”の神話は、そのかすかな遠い記憶の残響なのかもしれない。

天孫降臨 / 日本古代史の闇』   神武の驚くべき正体

コンノケンイチ (徳間書店)  2008/12/8

シリウス星系(龍)対オリオン星系(牡牛)

・世界各地の神話や伝説を調べると、BC4000~3000年ごろ「牛神」と「龍神」という2種の異星人が地球に来ていたようで、流れは大きく二つに分かれていた。

 牛神が活動した本拠地は、現在の西インドとギリシア地方で、それがインド各地の「聖牛伝説」や「ギリシア神話」として今に伝えられている。

メソポタミアの神話にも「天の神」と呼ばれた「牡牛の神々」が登場し、その起源もシュメール文明に始まっている。バビロンの主神マルドゥクも、また旧約聖書にも記されるカナンの神であるバールの父エルも牡牛の神である。この流れは、ギリシアやエジプトにも飛び、ゼウスも牡牛の神である。白い牡牛の姿で美女エウロベに近づいた。豊穣の神ディオニュソスも、エジプトのミンも牡牛である。豊穣の神だけではない。メソポタミアの大地母神イシスも牡牛の姿で現れ、ギリシアの大地母神ヘラも牡牛の目を持つ神で、このようにシュメールからの流れの主神全てが牡牛だった。

・原始密教(雑密)の発祥地インドでも、インダス文明の時代から現代まで牛は長く崇拝されてきた。モヘンジョダロの遺跡からBC2000年以上と思われる聖牛の印象や図象・彫像が発掘され、当時すでに牡牛への信仰が存在していたことが判明している。

・彼らは、「驚嘆すべき牡牛なす双神」と表現され、発進母星は65光年先の牡牛座(地球から観測する最も明るく輝く恒星アルデバラン)にあると述べられている。牡牛座の近くにはプレアデス星団(スバル座)もありオリオン星系に属する。

・一方の龍神はどうだろう。発進母星は地球から約8.7光年離れたシリウス星系でとくに地域を限定せず、全地球規模で活動していたからである。私達の銀河は直径が10万光年あり、その意味では龍神の発進母星シリウス、牛神のオリオンはお隣の星、隣接する恒星といってよい。

・前記したインド最古の文献『リグ・ヴェーダ』には天上(宇宙)での両者の凄まじい戦闘が微にいり細をうがって描かれている。そこではテクノロジーの差なのか、圧倒的に牛神が優勢だったようである。

『アガルタ(虹の都)』 

 (R・E・ディクホフ)(密教科学社)  1961

8万年前、全人類を巻き込んだ大戦争が起こった。生き残ったわずかな人々は例の地下トンネルに逃げ込んだ。

・「人間は200万年前に宇宙船で地球にやって来た火星人によって創造されたという。火星人たちは高度の文明と超能力を持ち、南極に虹の都という7つの都を建設し、そこから世界中をつなぐ地下トンネルを掘った。人間はこの地下トンネルを利用して、南極からゴンドワナ大陸、レムリア大陸、アトランティス大陸へと居住範囲を広げていった。ところが地球の征服をたくらむ悪の化身、金星人は、テレパシーによって人間に邪悪な心を吹き込んだ。そしてついに8万年前、全人類を巻き込んだ大戦争が起こった。生き残ったわずかな人々は例の地下トンネルに逃げ込んだ。あらためて平和の大切さに気づいた彼らは、金星人の魔手に対抗するため、火星人の指導の下にアガルタを建設したのであるー」

・「金星人も火星人を追って地球に到来したが、彼らは身長14フィート、クロコダイルのような形態で直立し、手足には6本の指と水掻きを持つ。邪悪な金星蛇人は人間の精神を操作し、その結果アトランティスとレムリアの間で核戦争が起こり、高度に発達してきた文明は滅び、両大陸は沈没する。しかし、この時までに地下にはトンネルが縦横に走り、地下都市が出来ていたので、避難所となった。その一つが中国のサンポー渓谷の地下にあるアガルタである。チベットのラサの下にはシャンバラという地下都市があり、アガルタとトンネルで結ばれている」。

『天の岩戸開き』  アセンションン・スターゲイト

 Ai(アイ)   明窓出版  2010/6/1

中今のスピリチュアル・ハイラーキーとは?

・大いなるすべての源、一なる至高の根源神界、すべての神界、すべての天界、そして神智学でいうスピリチュアル・ハイラーキー、アセンディッド・マスター方はもちろん、アインソフ評議会、大天使界、聖母庁、キリスト庁、メルキゼデク庁、宇宙連合、銀河連合(連邦)、太陽系連合、インナーアース連合、それらのすべてがひとつなのです。もちろん、皆さんのハイアーセルフとそのネットワークも含まれています。その総称を、「スピリチュアル・ハイラーキー」としています。

「宇宙聖白色同胞団」(グレート・ホワイト・ブラザーフッド)とは、「スピリチュアル・ハイラーキー」の中でも、宇宙の創始からのマスター方を指します。

・皆さんは、天津太陽神界( 高天原)という、魂の源、故郷から太陽の国、日の本へと天孫降臨した子供たち、子孫です。

<スーパー宇宙アセンションに向かって!!!>

・今回の地球、シリウス、ここの銀河のアセンションは、地球ハイラーキーと、その長のサナート・クマラ、シリウス・ハイラーキーとその長のヴァイワマスの、「シリウス・プロジェクト」でもありますが、それをサポートするのは、アンドロメダ銀河であり、ここの宇宙の最高評議会のアインソフです。アンドロメダ銀河は、ここの宇宙で創始に生まれた領域であり、すべての存在にとって、最も本源に近い故郷です。

<アガルタ(インナーアース・首都はシャンバラ)>

アガルタ(インナーアース・首都はシャンバラ)の領域は、5次元の現実です。この5次元の領域は最近、惑星の地表から地下へ4百マイル(640キロメートル)の地点に存在する。

・地球の重力のニュートラル・ゾーンまで拡張されました。このように母なる地球は、5次元の領域を徐々に3次元の惑星の地表に近い場所まで移動させています。

『カルト・陰謀・秘密結社大事典』

アーサー・ゴールドワグ   河出書房新社  210/10/9

<シナーキー>

シナーキーとは本質的に、アナーキー無政府主義)の逆である選ばれた人間が行う、秘密結社による政治形態のことをいっているのだ

・シナーキー(無政府主義の反対)は、第一に民主主義に代わる、寡頭制の、エリート主義の政治制度と定義されている。彼は、この言葉で、経済力、司法権力、霊力を担当する三つの委員会で統治される、団結した、汎ヨーロッパ社会を構想していた。ところが、1885年、偉大なる「アガルタ」学校の教師・導師と名乗るハジ・シャリーフと出会った直後、経済、司法、霊の三つの委員会の背後にある究極のパワーを身につけることで、人間を超越したアガルタ人になれることに、ダルヴェードル(フランスのオカルト主義者(1842―1909))は気付いた。

 アガルタとは、シナーキーの原理で統治されるヒマラヤ山脈の地下にある都市である。ここで暮らすアガルタ人はアトランティス大陸やレムリア大陸から避難してきた人類よりすぐれた存在なのである。アガルタ人の政府には、まさに宇宙の姿が映し出されている。政府の頂点には、全能の三位一体の神―ブラハトマ、マハトマ、マハンガーが君臨し、その下に12の星座を反映する22名の集団があり、一番下には1年の日々を反映する365名からなる委員会がある。

・ダルヴェードルは自らのシナーキストとしての視点を歴史や先史時代にまで広めていき、全世界がより高い知性の賢明で慈愛に満ちた規則のもとに統一されていた3500年間のシナーキストの黄金時代がかってあったことを指摘した。

ウンベルト・エーコの『フーコーの振り子』のなかで、シナーキーの陰謀に不安を抱く警察官が、主人公にシナーキーについて質問する。その日の晩、彼がガールフレンドにそのとき警察官に話したことを伝えると、彼女は、「本当の答え」を警察官に教えていないと非難し、「シナーキーは神のことだ」と話しておくべきだった、というのである。

 

 

 

 ■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

 

 

ペシャワール会中村哲医師が、2019/12/4のテロ事件で亡くなられました。紛争テロ地帯での援助活動のリスクが窺われます。

 

「国際NGONPOペシャワール会代表。日本人医師。1984年、パキスタンハンセン病治療を始め、活動地域をアフガニスタンに拡大。1970年代から干ばつが続く周辺地域で井戸建設を始め、2003年から灌漑用水路建設に取り組んだ結果、2019年現在27キロメートルの用水路全線に送水、安定灌漑を可能にしている」ということで、海外援助関係者では広く知られているといわれます。

ネット情報によると、「福岡市のNGO「ペシャワール会」の現地代表で医師の中村哲さんの遺体は、日本時間の7日午後8時前、首都カブールにある国際空港に運び込まれました。その際、アフガニスタンの国旗にくるまれた棺を、ガニ大統領が兵士らとともに運ぶ様子も見られました。追悼式典では、参列した妻の尚子さん、長女の秋子さんの前で、ガニ大統領が哀悼の意を示しました」とのこと。amazonでみますと、198冊の本が分かります。

 

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)から引用。

「(憲法9条 )

アフガニスタンでの活動について、「向こうに行って、9条がバックボーンとして僕らの活動を支えていてくれる、これが我々を守ってきてくれたんだな、という実感がありますよ。体で感じた想いですよ。武器など絶対に使用しないで、平和を具現化する。それが具体的な形として存在しているのが日本という国の平和憲法、9条ですよ。それを、現地の人たちも分かってくれているんです。だから、政府側も反政府側も、タリバンだって我々には手を出さない。むしろ、守ってくれているんです。9条があるから、海外ではこれまで絶対に銃を撃たなかった日本。それが、ほんとうの日本の強味なんですよ。」と語り、憲法9条の堅持を主張した」と記載されています。

 

日本の海外援助も数十年のノウハウがあり、大胆に見直し、改革やリストラすべきだといわれます。海外援助の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートの英知を結集した「海外援助計画」が求められているそうです

現代では地球温暖化による異常気象による大雨や旱魃、水不足、大雪、台風やハリケーン等々、また大地震や大津波の天変地異により、「偶然」と「運」というよりも異常気象の「必然」の要素が人々の生活を破壊しているといわれます。異常気象により被災者や難民も増えて、海外援助の要求も増えているといわれます。想定外の事態が頻発しています。まさに「歴史を変えた天候と大地震津波」となるのかもしれません。令和の時代になって益々、生活リスクが高まっているようです。「生きる事の難しさが無意識に忘れられている時代だ」といわれます。

 

・世界中で「戦争論」の書籍は多いようです。amazonに「戦争論」と入れますと2000冊以上の書籍が分かります。クラウゼヴィッツの「戦争論」はよく読まれているようです。戦争の原因はよく分からないといわれます。「人類の歴史は、平和な時代よりも戦争の時代が長かった」そうです。「戦争」についての書籍は世界中で膨大な量で、好戦的な人類の性格が窺えるといわれます。

真珠湾攻撃は、日本時間の1941年(昭和16年)12月8日未明に行われました。何故、日本は英米に対して無謀な戦争を仕掛けたのか、膨大な書籍や色々な説があるようです。石油の備蓄の問題が大きかったという説が多いようです。「太平洋戦争において、将官や将校のほとんどが勝てるとは思わず、戦争に負けるということは何を意味しているのか認識していなかった」といわれます。

この本(『世界を支配する運と偶然の謎』)では「結論として、ビジネスを含め、あらゆる世界で偶然や運が果たす役割が非常に大きいことをまず受け入れなくてはなりません」ということで、過去の戦争にも「偶然」や「運」が大きな役割を果たしていたようです。

 

・しかしながら、「世界の歴史は、秘密結社同士の戦争の歴史である」という説もあるいわれます。

第2次世界大戦は堕天使ルシファーと大天使ミカエルの代理戦争だった」という奇説もあったといわれます。

「ニムロードは堕天使すなわちルシファーの子孫であり、強大な力を手にした。神への反逆者ということだ」といわれます。「ルシフェリアンはニムロード思想を信奉する人々、もしくはその悪魔教の信者なのである」といわれます。現代のルシフェリアンについても、よく分かりません。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」といわれます。

 

・フランスの社会学ガストン・ブートゥールも特異な戦争理論を述べているといわれます。

ガストン・ブートゥールは「古来、人間が戦争を起こす理由はただ一つしかない」と言って、その理由を「若者が増えすぎることにある」とした

つまり、「戦争の結果、人が死ぬ」のではなく、「若者がたくさん生まれ、人口が増えすぎると、戦争が起きて人口調整する」と答えたのである。

むろんどこの国の、どの時代の指導者も政治家も、自国の国民が多いからという理由で戦争を始めるわけではない。しかしながら、現実としてみれば、たしかに戦争を起こす国は決まって国内に「余剰人員」を抱えている。特に若くて血の気の多い青年が多い国は戦争を起こしやすい。

 またブートゥールは「若者がたくさん戦死すれば、戦争は当初の開戦目的に関係なく自然に終わりを迎える」とも書いている。逆に言えば戦争の真の目的は余剰人口の解消なのだから、若者がたくさん死なない限り戦争は終わらないという事でもある。(世界中にあった「口減らし」の知恵

ブートゥールは古代のアラブでは男の子を尊び、女の赤ん坊はしばしば殺されていたと書いている。女性の人口が減ればいきおい出産数が減る。人口調整としては最も効果的な方法である」と指摘されています。

 

・ウェッブサイト「TANUKINOHIRUNE」から引用。

2016/12/31「戦争と文明」

「このことは、戦争という現象を人口動態から説明しようとするフランスの社会学者・ガストン・ブートゥールの考え方と結びつければ、非常に興味深い仕方で理解することができる。それで集中講義の最終日には、文明の発達と共に暴力は減少してきたと主張するスティーヴン・ピンカーの議論を批判することと並んで、ブートゥールの戦争論の説明にかなりの時間を割いた。

ブートゥールによれば、戦争とは人間の集団が増えすぎた人口を調整する手段のひとつである。農耕革命によって人口が爆発的に増加するという危機に直面した人類は、幼児虐殺や間引きをはじめとする様々な方法によって、人口調節を行なってきた産業革命による生産量の増大はその最も最近の人口危機であり、近代的な戦争は生殖能力を持つ若い男を大量に動員し戦死させることで、調整機能を担ってきた。これは戦争を起こす為政者たちの政治的判断とは関係がない。むしろそうした判断は、人口動態のひとつの結果として誘導されるにすぎないとも考えられる。若者人口が全人口に占める比率が高まると、戦争が起こりやすくなるとも言える。事実、1940年の段階で、若者人口の比率が特に高かった近代国家は、ドイツ、イタリア、日本であった。ベトナム戦争アメリカの戦後ベビーブーマーが若者であった時に発生し、彼らがもはや若者ではなくなった1975年に終了する。日本も戦後団塊世代が戦争に動員させずに済んだのは、経済行動成長期であり若者たちに豊富な職場が供給されたからである。ぼくはかつて、日本の「モーレツ・サラリーマン」のセルフイメージが想像力のレベルでは「サムライ」や「戦士」と同一視されていることを議論したことがあるが、ある意味では高度成長期の企業社会とはまさに戦争の代理にほかならなかったのである。

もしも戦争が人口調整機能であるなら、戦争を回避するには人口を増やしすぎないことが大切である。現代日本少子化、若者の減少という「問題」は、そうした意味ではまったく正しい平和への選択だということになる。子供が産まれすぎないように、昔は宗教的・道徳的規範によって、結婚やセックスを厳格に管理していた。それに比べると、現代の若者たちは(クリスマスの横浜を見ても分かるように)きわめて自由であるように思える。はたしてそれは、封建的な倫理規範が弱まり、大人たちが若者の性行動に対して寛容になったということだろうか? ブートゥール的な視点からすれば、それはおそらく、性知識の普及や避妊具の一般化によって、避妊の成功率が高まったからにすぎないだろう。拍子抜けするほどマテリアリスティックかもしれないが、このような見方も重要であると思うのだ。ブートゥールの説をすべて鵜呑みにする気はないのだが、戦争と平和をめぐって闘わされてきた精神主義的、あまりにも精神主義的な議論による硬直から、私たちの身体を解毒するためには、とりわけ重要だと思うのである」と記載されています。