日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

彼らのバイオテクノロジーは想像を絶するほど高度なもので、リトルグレイの体を半透明にして壁を抜けさせることも可能。機械操作だけで人間をUFOに引き込むなど、超テクノロジーを持っているという。(1)

 

 

『世界怪異事典』

歴史の謎を探る会     河出書房新社   2030/3/12

 

 

 

人智の先に存在する未知なる領域「オカルト」

アーノルド事件

・「UFO=円盤」というステレオタイプが確立した目撃事件。

 1947年、消防機器会社社長のケネス・アーノルドが自家用機で飛行中、上空2800メートルで9機の奇妙な飛行隊を目撃した。

 

・飛行隊は、数秒の間隔で急な角度での急降下と急上昇を繰り返し、編隊の全長は8キロ、1機の長さは8メートル、飛行速度は時速2700キロにも達していたとした。

 この衝撃的な体験を、メディアはセンセーショナルかつ誇張を加えて報道。アーノルドが絵で説明したのは「三日月形」の飛行物体であり、飛び方は「水面をはねるコーヒー皿のような飛び方」と表現した。ところが、「コーヒー皿のような物体」と間違って伝えられ、新聞記者によって「空飛ぶ円盤」という名称が付けられてしまった。

 その後、アーノルドはUFO・異星人目撃談を調査収集する研究家に転身。その活動の中で8回もUFOと遭遇し、実在するとの確信にいたる。アーノルドが最初に目撃した6月24日は、世界的に「UFO記念日」と呼ばれている。

 

アカシック・レコード

宇宙が誕生してからこれまでの過去、さらには宇宙が終焉するまでの未来に加え、人間一人ひとりの感情や体験、前世にいたるまでの情報が集約されているという記録のこと。

 この記録は、現在・過去・未来という時間の区分がない超物質的な「アカシャ」と呼ばれるエネルギーの構造体に存在するといわれ、紙や石板のような物質ではない。

 古代から、宇宙全体のことはすでに決められているという考え方はあったが、はっきりと「アカシック・レコード」という考え方を提唱したのは、神智学者のブラヴァツキー夫人である。彼女は、1888年の著書『シークレット・ドクトリン』の中で「生命の書」と呼ばれるものとして紹介したエドガー・ケイシールドルフ・シュタイナーなどの予言者らは、アカシック・レコードに自在にアクセスでき、必要な予言をしたともいわれている。ただ。特別な霊感の持ち主でなくても、人間は日常的に無意識下でアカシック・レコードにアクセスできていて、虫の知らせや直感、予知夢、デジャヴなどといった現象が、その結果だとする説もある。

 

アラン・ゴドフリー事件

警察官がUFOに連れ込まれ、生体実験を受けたとする事件

 1980年11月、イギリス、ヨークシャー州トッドモーデンで、パトカーで巡回中のアラン・ゴドフリー巡査は潰れた気球のような発光体を発見。幅6メートル、高さ4メートルの発光体は路上に浮かび、側面には黒と黄色の窓が5つ並び、窓の下の部分は回転していたという。

 

・だが、その後、ゴドフリーの記憶が20分近くも抜け落ちていたことが判明。催眠療法で記憶を呼び戻してみると、ゴドフリーは発光体であるUFOの中に連れ込まれ、人間そっくりな異星人と小さなロボットによって、全身をくまなく調べられたことがわかった。

 ちなみに、トッドモーデンはUFO出現地帯としてよく知られた場所であり、ゴドフリー以外にも過去に似たような体験をした人がいるとの報告もある。

 

アントニオ・ビリャス・ボアス事件

青年が異星人との性交を強要されたとする事件

 1957年10月の夜、ブラジルのサンフランシスコ・デ・サレスで農作業をしていた23歳の男性アントニオ・ボアスの前に、長さが10メートルほどもあるタマゴ形のUFOが着陸。アントニオはトラクターから飛び降りて逃走したが、3人の異星人に捕まり、中に連れ込まれてしまった。

 

・その後、アントニオは別室に連れて行かれ、小柄な女性異星人と性交をさせられたという。

 女性異星人は身長が1メートル30センチほどで、顔にはソバカスがあり、東洋的な美しさを持ちながらも青く明るい目をしていたという。彼の精液は試験管に採取されたことから、異星人の目的はサンプル収集だったと思われる。

 やがて、アントニオを降ろした円盤は回転灯を回しながら猛烈なスピードで飛び去っていき、時刻は朝の5時半になっていたらしい。

 

ヴァルジーニャ事件

ブラジルの南部、ヴァルジーニャ地方で起こった異星人捕獲騒動。

 1996年1月の午前、地元の消防署に「公園の中に妙な生物がいる」との通報があり、職員がその奇妙な生物を捕獲した。身長は約1メートル、手のひらを返したように指は3本、頭にはトサカのような3つの大きいコブがあり、目は真っ赤で小さな口から始終、「ブーン」という唸り声を発していたが、ケガをしているようで動きは弱々しく、危険性は感じられなかったという。

 

・彼らの話では、その生物からはアンモニアのようなニオイが発せられ、輸送した職員が原因不明の病で急死していることから、何らかのウイルスを持っていた可能性も高いと考えられている。

 事件後、ヴァルジーニャ近郊では奇妙な生物を見たという証言が急増。行方不明になった仲間を捜しに来ているのかもしれない、との噂もある。またブラジル政府は国民に対し、UFO目撃情報を軍部に報告するよう法令化している。

 

ヴィマーナ

ヒンドゥー教聖典マハーバーラタ』や『ラーマーヤナ』などに登場する神々の乗り物。

 

・それによると、ヴィマーナは破壊不能な堅牢性を備え、飛行の方向も自由自在。さらには機体を透明化する能力、周囲の人間の意識をコントロールする能力、そして別次元への移動をする力まであるという。

 

上記(うえつふみ)

江戸時代末期、大分県大野町で発見された謎の古文書。序文によれば、編集者は源頼朝落胤ともいわれている豊後国の国主、大友能直

 1223年、源平動乱後の世を案じ、神代から古文書を集めて編纂したという。そのためか、天文学、暦学、医学、農業・漁業・冶金などの産業技術、民話、民俗など、多くの要素を含んでいる。

 神代文字の一つ「豊国文字」で書かれ、大陰暦ではなく太陽暦を用いていることが特徴。内容は壮大で、『古事記』『日本書紀』では初代天皇のカムヤマトイワレヒコ(神武天皇)の父はウガヤフキアエズとしているが、『上記』ではウガヤフキアエズ神武天皇の間に何代も多くの王が存在したとしている。

 

オーソン

宇宙人と交信できる「コンタクティ」の元祖、ジョージ・アダムスキーに影響を与えたとされる金星人。

 1952年、アダムスキーアメリカ・カリフォルニア州のハーベ砂漠で、巨大な葉巻形UFOが上空を横切るのを目撃。自分のことを探していると直感した彼は車で追跡し、着陸していたUFOと遭遇する。UFOから出てきたのは、身長約165センチ、年齢28歳くらいの長い金髪を輝かせた男性だった。

2人はジェスチャーとテレパシーで会話ができ、アダムスキーが地面に太陽系惑星の軌道を描いたところ、彼は金星の軌道を指す。そこからアダムスキーは、男性を金星人と判断し「オーソン」と名付けた。

 

・さらに翌年、アダムスキーはまたも異星人からのテレパシーを感じ、引き寄せられるようにロサンゼルスに行くと、火星人フィルコンと土星人ラムーによってUFOに乗せられる。

 船内を仕切っていたのは金星人で、アダムスキーは「イエス・キリストは金星人だった」という話を聞かされる。しかも、イエス・キリストは金星で転生しており、実はオーソンこそがその人だと伝えたという。

 

オレゴンの渦

アメリカ・オレゴン州ゴールドヒルにある、不思議な現象が次々と起こる施設。現地では「オレゴン・ヴォーテックス」と呼ばれている。地元の言い伝えでは、金の含有量を調べるために1890年に立てられた施設が、長い時間をかけて傾いていったという。

 この地域ではコンパスが回転して正しい方向を指さなくなったり、身長が変わったり、上り坂を勝手にボールが上ったりするなど不可解な現象が見られ、古くはネイティブ・アメリカンや動物も近寄らなかったという。

 

カール・ヒグドン事件

アメリカ人男性がヒューマノイドに遭遇し、拘束されたとする事件

 1974年、アメリカ・ワイオミング州ローリングズで立ち往生をしていた1台のトラックから、捜索願いが出されていた石油採掘業者カール・ヒグドンが発見される。彼の生命や健康状態に問題はなかったものの、記憶には大きな混乱が見られた。

 森林にシカ狩りにきていたヒグドンは、群れの1頭に狙いを定めてライフルの引き金を引いたが、銃口から発射された弾丸はふわりと浮き上がり、15メートルほど先で地面に落下してしまう。

 

・そして、誰かが近づいてくるのにヒグドンは気づいたが、その「人物」は成人男性ほどの大きさで、顔には大きな口と小さな目しかなく、頭から2本のアンテナのようなものが出ていて、がに股で歩くという異様な姿をしていた。

 彼はテレパシーを使ってヒグドンに話しかけてきて、自分の名前はアウッソといい、地球とは別の星からやって来たと伝える。

 その後、ヒグドンは念力でガラスのような透明な空間に運ばれ、頭部に6本のコードがついた奇妙な装置を取り付けられると、異星人の生まれた星の映像を見せられたという。

 

北村サヨ

「踊る宗教」と呼ばれた天照(てんしょう)皇大神宮教の教祖が北村サヨである

 普通の農婦だった彼女は、嫁ぎ先の離れ屋敷が放火に遭い、その原因を突き止めようと祈祷師のもとを訪れたのをきっかけに「神憑き」の体験をするにいたった。さらに天照皇大神(宇宙絶対神)が自らに降臨したという自覚を持つようになり、それから浪花節のような歌説法を開始。1946年に天照皇大神宮教を設立する。

 サヨの口から出るのは、彼女の意思とは関係ない「肚の中の神の言葉」であると主張。世の中は「神芝居」、自らのことは「女役座」と称し、世直しのときが迫っていることを訴えた。

 

・50歳を過ぎてから、ハワイおよびアメリカ本土への布教を皮切りに、世界36か国を布教。エネルギッシュに活動を続け、67年に67歳で死去した。

 

九鬼文書(くかみもんじょ)

和歌山県熊野本宮大社宮司の九鬼家に伝わる謎の古文書。約180万年前、天孫降臨の頃に天児屋命(あめのこやねのみこと)が神代文字で書き、それを奈良時代藤原不比等が感じで書き改めたとされている。

 宇宙は始源神である太源輝道神祖(たいげんきどうしんそ)から始まり、日本の神々の子孫が海外の各地に降って国を造ったとする内容だ。この神代から伝わる神伝宝物はすべて、587年に物部氏蘇我氏が争った「丁未(ていび)の乱」で消失したとされ、悪の代表として聖徳太子蘇我馬子の名が記されている。彼らが超古代日本史を破壊し、新たな日本史に書き換えたとする。

 

鞍馬山

平安時代より京都北方を守護する、名高い聖地。幼少時の源義経(牛若丸)が、ここで天狗の僧正坊から武芸を習ったという話は有名だ。また650万年前、金星から魔王・護法魔王尊が降り立ったという壮大な伝説も残る。

 護法魔王尊はヒンドゥー教の神話に登場するのをはじめ、世界各国で神智学ではサナト・クマラ、キリスト教では堕天使とされるルシファーなど、多くの神々と同一視されている。5月には鞍馬山で五月満月祭(ウエサク祭)が開かれ、祈りの詩では「魔王尊はシリウスから下された光の棒で人間たちに天の力を与える」といった記述も見られる。

 

クラリオン星人

太古に地球を訪問し、人類の進化を支援したとする異星人

 1981年のある夜、イタリア人のマウリツィオ・カヴァロは地上から20メートルほどの高さに浮かぶ巨大なUFOと遭遇し、そのまま船内に吸い込まれていったという。中にいたのが美少女タイプの幼い顔立ちをした「クラリオン星人」で、大きな耳と癒しを与える眼差しを持ち、キンキンと響く低めの話し声だったとする。

 クラリオン星人は、15万光年離れた第3銀河のわし座から時空の割れ目であるホワイトホールを通り、72日間で地球に到着。1億8000万年前に地球へ訪れた際、爬虫類とクラリオン星人の遺伝子をかけ合わせて地球人を創造したという。その使命は人類進化の支援で、地球人と結婚し子孫を残しているものも多いのだとか。

 コンタクトを取ったのはカヴァロが初めてではない。さかのぼること30年ほど目の52年に自動車整備工のトゥルーマン・ベスラムが、アメリカ・ラスベガスでクラリオン星人のアウラ・レインズと遭遇。アウラは飢えや病気といった苦しみが存在しないクラリオンの素晴らしさを伝えた。

 

グレイ

現在、最も有名な異星人。小柄で細い体に灰色の肌、大きな頭部と黒い目、小さな鼻の穴と小さい口を持つ姿は、多くの人がイメージする異星人の異星人のステレオタイプでもある。

 グレイは「ラージノーズグレイ」と呼ばれる鼻が異様に大きいタイプと「リトルグレイ」と呼ばれる小さくて頭と目が非常に大きいタイプに分けられる。

 ラージノーズグレイは、地球人の人体実験を認めるという条件の代わりに技術供与を承諾し、唯一アメリカ政府と密約を交わした異星人だとされる。一方、リトルグレイは遺伝子操作によってつくり出された、生命体ロボットだという説がある。

 キャトルミューテレーションやエイリアン・アブダクションは、地球に生息するあらゆる生命体を研究し、その一部を取り入れる生体実験用の臓器略奪が目的だとする。そして、奪われた臓器の一部分を組み込んでつくられたのがリトルグレイであり、ロボットとはいえ、一つの「生命体」として何体も作り出されている。

 彼らのバイオテクノロジーは想像を絶するほど高度なもので、リトルグレイの体を半透明にして壁を抜けさせることも可能。機械操作だけで人間をUFOに引き込むなど、超テクノロジーを持っているという。

 

サイレント・シティ

1880年代、アラスカ州グレイシャー湾の上空に、数度出現したとされる空中都市。開拓者のリチャード・ウィロビーが、89年6月19日に写真に収めることに成功している。この写真はサンフランシスコ・クロニクル紙に掲載され、大きな注目を浴びた。

 しかし、読者から「イギリスの港町、ブリストルの風景と酷似している」と指摘が入る。蜃気楼説も出たが、数千キロも離れたブリストルの風景がアラスカに出現するのはおかしいとして、真贋論争が巻き起こった。これに対して、ウィロビーは捏造ではないと反論している。

 その後もサイレント・シティを目撃したという証言が続出。中には、サイレント・シティは古代ヨーロッパの街並みで、キリスト教寺院や大聖堂、尖塔があり、25分間ほど出現し続けたという詳しいものもあった。

 サイレント・シティについては、単なる蜃気楼であるという説、グラシエール湾の海底に沈んだ都市が特殊な大気の屈折によって空中に像を結んだという説もある。

 

サン・ジェルマン伯爵

18世紀、フランスの社交界に突如現れた謎だらけの怪人物。不老不死の超人、タイムトラベラー、錬金術師などと噂され、「いつ会っても年をとっていない」「10か国語以上を自由自在に操る」「ダイヤモンドを自分で作ることができる」「イエス・キリストと会ったことがある」「カリオストロ伯爵に錬金術を教え、フリーメーソンに入団させた」など、不思議なエピソードが多く語られた。

 1784年に死亡したあとも、「マリー・アントワネットの処刑を見物する伯爵を見た」「ナポレオンがエルバ島へ流される数か月前に助言を受けた『チュイルリー宮殿の赤い服の男』こそ、彼である」「アメリカ独立の手助けをした」など、長く生存説が絶えなかった。

 

全日空三沢事件

全日空パイロットらが、巨大なUFOを目撃した事件

 1982年10月早朝、大阪発札幌行きの全日空機771便は、高度約1万1000メートルで青森県三沢市上空を通過。下北半島にさしかかった午前10時頃、機長、副操縦士、機関士の3人が前方に薄茶色をした葉巻形の物体を発見する。

 目視では人差し指程度の大きさだが、推定距離10キロの位置にあるので、実際の大きさはジャンボ機の5~6倍と推定された

 後部がもやのようなもので包まれた物体は、ゆっくり右上に傾きながら全日空機のほうに向きを変える。このとき、771便はすでに着陸体勢にあり、物体の下を通過することとなる。発見から4~5分後、機体が高度約9500メートルまで降下すると、物体の姿は視界から消えた。

 機長は、この物体を発見後、すぐに札幌の航空管制センターに確認を要請。しかし、センターのレーダーには、何も映っていないとの報告を受けている。

 

ダルシィ文書

アメリカ軍とエイリアンの共同研究所を暴露した秘密文書。1987年、上級保安将校と自称するトーマス・カステロが、UFO研究団体に持ち込んで公開された。

 この資料によると、共同研究所である「ダルシィ基地」はニューメキシコ州、ダルシィから2.5キロほどの山岳地帯に位置し、地下7層になっていて3層目までは地球人が勤務。4層目では地球人と異星人のテレパシー研究やマインドコントロールによる人間のロボット化が行われていた。

 5層目は異星人専用の住宅として、少なくとも2000人以上が居住。そして6層目で行われていたのが異星人と人類の遺伝子交配実験で、両方をかけ合わせた数々のハイブリッド種が生み出されていた。7層目は異星人に誘拐された地球人の監禁場所と、ハイブリッド種の冷凍保存の場所。ここでは人間がエイリアンの食用とされ、品種改良も行われていたという。

 このような環境に耐えられなくなった職員や技術者たちは、誘拐された被害者の救出を目的としたグループを結成。「ダルシィ戦争」と呼ばれる反乱を起こしたものの、79年に鎮圧されてしまう

 この戦争に参加したというエンジニア、フィル・シュナイダーも96年に情報を公開。エイリアンとの戦いで失った手と足の指を証拠に講演を行いダルシィ基地の恐るべき研究内容を訴えるも、彼は何者かに暗殺されている。

 

地底王国アガルタ

太古の昔から伝わる「シャンバラ」を首都に持つ地底王国。神秘のパワーに満ちあふれ、飢えや貧困などの苦しみとは無縁で、慈愛と平和だけで満たされている理想郷と伝わる。

 ここに住む人々は、ほぼすべてが100歳以上の寿命をまっとうし、この長い人生の間に、高い叡知と予知などの神秘的能力を身につけるのだという。1世紀頃にあったとされるチベット民族宗教の地図に表記されるなど、古くからその存在は知られていたが、初めてそれが体系的に描かれたのはチベット密教の経典「時輪タントラ」だ

 経典には所在地などは一切触れられていないが、地球の地面の奥深くにも一つの小さな球体が浮かんでおり、これがアガルタだという説もある。さらには、地下に蜘蛛の巣のように張り巡らされた「トンネル」のような形をし、世界を一巡しているともいう。

 

ヒバゴン

推定体長は150~170センチの獣人型UMA。

 茶褐色の体毛に覆われ、人間の2倍ほどの大きさの頭を持ち、目は大きく鋭い。目撃されたのは広島県北東部の比婆山連邦で、そこから「ヒバゴン」と名付けられた。

 ヒバゴンの目撃談が急増したのは、オカルトブーム真っ只中の1970年代、ツチノコやイッシーのブームも手伝い、ヒバゴンの名も知れ渡っていく。

 70年7月にはトラックで走行中の男性が道路を横切る姿を目撃し、同年同月、農家に住む男性がヒバゴンらしき怪物と遭遇。この年には12月だけで、12件もの目撃報告があった。

 71年には広島県比婆郡西城町(現庄原市)に「類人猿係」が創設。74年まで毎年夏になると、ヒバゴンを見たとの話が取り沙汰される。そして74年8月に写真に姿が納められるも、同年10月以降、目撃報告は途絶えている。

 75年、西城町の「類人猿係」は廃止され「ヒバゴン騒動終息宣言」が出される。それから29年後の2004年に70年代のヒバゴン騒動をモチーフにした小説『いとしのヒナゴン』が刊行され、翌年にはこれを原作とした映画『ヒナゴン』が公開されている。

 

 

 

『失われた空飛ぶ円盤「ナチスUFO」の謎』

飛鳥昭雄・三神たける 学研   2012/1

レンデルシャムのUFO着陸事件の真相と「アダムスキー型円盤」の正体に迫る!!

 

 

 

レンデルシャム事件のUFO

・いわば事件の裏づけともいえる証人が見つかったことで、彼女たちの確信は深まった。1980年12月26/27日の深夜早朝、レンデルシャムの森にUFOが着陸し、それをアメリカ兵が目撃したに違いない、と。

 

異星人との会見

・問題はUFOの底部に描かれた丸い窓である。スケッチでは、そこから地上に筒状の光線が伸びている。ロバーツによれば、丸い窓はUFOの出入り口で、ここから伸びた光線の中をヒューマノイドが降りてきたというのだ!!

 人間形をしたヒューマノイドについて、ロバーツは、はっきりと「ET」と述べている。ETとは、いうまでもなく異星人のことである。身長は3フィートぐらいで、だいたい1メートル弱、洋ナシを逆さまにしたような頭に毛髪らしきものはなく、目が大きいほか、鼻や口は目立たなかったというから、いわゆる「グレイ」と呼ばれる異星人と考えて間違いない。

 

ウールビット事件と緑の子供

UFO事件が起こったレンデルシャムの森の近くで、中世に不思議な事件が起こっている。ある日、洞窟の中から全身の肌が緑色をした子供がふたり、突然、現れたのである彼らは、いったい何者なのか。レンデルシャム事件の異星人を考えるうえで、実は、重要な手掛かりにもなるので紹介したい。

 

時は12世紀、レンデルシャムの北西、サフォーク州にウールビットという村があった。今でこそ大きな市街だが、当時は、まだ人口の少ない寒村で、広大な自然が残っていた。その一角に大きな洞窟があった。あるとき、そこから見知らぬ男女、ふたりの子供が姿を現した。

 彼らと出会った村人は、まさにあっけにとられた。当時としては非常に珍しい服装をしていたのだ。銀色の繊維で編んだような布衣は、それまでに聞こえたいかなる国の服飾とも異なり、人々を驚かせた。服だけではない。皮膚の色も異なっていた。なんと緑色をしていたのである。緑色の顔料を使ったかのように、体の色が鮮やかなグリーンをしていたのだ。

 緑の子供たちは、まったく言葉が通じなかったまだ現代でいう英語も、言語として確立していなかった時代で、村のだれひとり、彼らの言葉を理解することができなかったという。

 彼らは非常に怯えた様子だった。かわいそうに思った村人たちは、食べ物を与えたが、ふたりはいっこうに食べようとしない。数日間、飲まず食わずだったが、ようやく緑の豆をいくつか口にするようになった。

 

・だが、男のほうの衰弱が激しく、キリスト教に入信させるために洗礼を施した後、息を引き取った。幸い、女の子は生きつづけ、やがて言葉を理解するようになった。彼女が後に語ったところによると自分たちはセントマーチンズランドという国からやってきた。そこは太陽がない地下世界で、あたかも空が夕焼けのように光っていた故郷では親兄弟を含めて、みな肌が緑色だった。あるとき、父親に連れられて外出した際、嵐に遭遇。大きな轟音が響いたと思ったら、あたりが真っ黒となり、気がつくと洞窟の中に兄弟ふたりだけがいたというのだという。

 アグネスと名づけられた緑の女の子は、成長するにしたがって、徐々に皮膚の色が薄くなり、成人するところには普通の人間とまったく同じ皮膚の色となった彼女はリチャードデカルン家の使用人として雇われた後、ふつうの結婚をして、夫より長生きしたと伝えられている。

 

・興味深いことに、同様の話はスぺインにもある。こちらは時代が下って、1887年、やはり、あるとき洞窟から男女、ふたりの兄弟の子供が現れたが、いずれも不思議な服装をしており、皮膚が緑色をしていた。男の子のほうは食べ物を拒否しつづけ、やがて衰弱死したものの、女の子は、その後も生きつづけたという。

 話の内容は、ほとんど同じである。状況から考えて、都市伝説のようにイギリスからスぺインに緑の子どもの話が伝わった可能性が高い。地元の人が信じやすいように、スぺインの話として広められたと考えられる。

 

・ただひとつ、スぺインの事件で興味深いのは、緑の子供たちの容貌だ。彼らはスぺイン人とはまったく違う顔をしており、アーモンド形をした目をもち、アジア系の人種を思わせたというのだ。アーモンドアイのアジア系の風貌をした子供。それは、どこかリトルグリーンマンとして知られる謎の生物、もしくは異星人を彷彿とさせる。

 

謎の地底生物ノッカー

・2005年に公開されたイギリスのホラー映画『ディセント』がある。ヒットを受け、2009年には続編が製作、日本でも前作に引きつづき公開された。舞台となる世界は地底。ケービングを楽しむ主人公たちが得体のしれない地底の怪物に次々と襲われていくという設定だ。

 

・映画の題材となった怪物は、ヨーロッパ人にとってみれば、非常に身近でリアルな存在なのだ。なかでも、直接的なモデルとなったと思われるのが「ノッカー」である。

 ノッカーとはノックをする者という意味で、錫、銀、銅、鉛などの採掘場に現れ、洞窟に住む妖精の一種だという。地中でトンネルを掘る音がノックに聞こえるので、その名がある。オーストラリアの移民した人々の間では少し訛って「ナッカー」とも呼ばれることがある

 いずれも、姿は人間の子供ようで、地中の妖精としては比較的ポピュラーな存在だ。童話『白雪姫』に出てくる7人の小人も、ノッカーといえば、少しはイメージが湧くだろうか。7人の小人がいずれも鉱山師で、手にスコップやツルハシなど、掘削道具を持っているのは、まさにノッカーの性格を表現しているからにほかならない。

 洞窟に住む小人とウールピット事件、緑の子供と何か関係があるのか。思えば、7人の小人たちの衣装も緑色をしたものが多いのは偶然だろうか。結論を急ぐ前に、もうひとつ、ノッカーとよく似た生物、河童について考えてみたい。

 

妖怪UMAとしての河童

・人間の子供のような姿をした妖精、もしくは妖怪として、日本では河童がよく知られている。鳥のクチバシに亀の甲羅。頭にはお皿があり、全身がウロコで覆われているといったイメージが強いが、これは江戸時代になって作られたもので、それ以前は、もっとシンプルで人間に近い姿をしていた。体の色が緑色であるという意味では、どこかウールピット事件の緑の子供を思わせるが、実際のところ、科学が発達した現代においても、河童の目撃は後を絶たない。

 

有名どころでは、1984年8月に対馬で起こった河童遭遇事件では、残された足跡をめぐって警察が調べるという事態にまで発展した。正式に捕獲はされていないものの、どうやら未知なる生物としての河童、もっと正確にいうならば、昔の人が河童と呼んだ謎の生物が存在する可能性が非常に高い。実際、筆者の手元には、和歌山で撮影されたという生きた河童の写真もある。

 

・河童という生物が存在する証拠のひとつとして、その呼称の豊富さがある。ガッパ、ガラッパ、スイコ、ヒョウスンボ、メドチ、エンコウなど、河童の別名は非常に多く、沖縄のケンムン、キジンムナーや北海道のコロポックルなども、小人のような姿をした未確認動物UMAとしての河童がモデルであると考えてもいい

 

・当然ながら、その意味ではUMA河童の生息は日本列島だけに限られるものではない。お隣の中国にも、水虎や河伯など、河童と同類と思われる水辺の妖怪がいる。石田英一郎が著した『河童駒引考』によると、河童的妖怪は全世界に存在するという。イギリスのリトルグリーンマンやノッカーも、その意味で河童の類いだといっていいだろう。

 なかでも、アメリカの河童はリアルだ。近年の目撃事件に限っていえば、ドーバーデーモンやカエル男、トカゲ男など、実に多種多様な河童型のUMAが報告されている。

 いったいUMA河童の正体は何なのか。これに対して、かねてから噂されるのが、異星人である。河童は宇宙からやってきたエイリアンではないかという説がある。

 

異星人グレイの正体

・では、ウールピット事件の緑の子供もまた、グレイだったのか。緑色のコケが多く生えた洞窟から出てきたノッカーなのか。

 伝説を信じる限り、それはない。緑色の子供たちは、着ている服や皮膚の色こそ違えども、あくまでも人間だった。その証拠に、生き残った女の子は成長して、村人と結婚している。言葉も覚え、故郷のことも話したというから、グレイではありえない。

 とすると、いったい彼らは何者なのか。実は、彼らこそ、エイリアンなのである。UFOに乗っているエイリアンと同じ国から来た人々なのである!!

 

ロズウェル事件とエイリアン

NSA(アメリカ国家安全保障局)が目論み、アメリカ軍が密かに実行するレッドライト・プロジェクトの最終目的はひとつ。本物のエイリアンと最終戦争をして勝利を収め、この地球を完全支配することなのだ。今のままでは、1952年のワシントン事件を引き合いに出すまでもなく、圧倒的な科学技術の差ゆえ、まったく相手にならないが、いつの日か、必ずや追いつき、エイリアンに勝つ。本気で、そう考えているのである。

 なぜ、そこまでNSA、いや、もっというならばシークレットガバメントが考えるかといえば、エイリアンの正体を知っているからにほかならない。『M-ファイル』にも、そのことが赤裸々に記されている。

 シークレットガバメントがUFOに乗っている知的生命体について完全に理解したのは1947年である。もちろん、それまでにもUFOのデータを収集し、搭乗者が何者であるかを分析してきたが、最終結論ともいうべき情報を得たのは、まさに墜落UFOを回収したことがきっかけだった。そう、あのロズウェル事件だ。

 

・『M-ファイル』によると、ロズウェル上空にUFOが出現したのは(1947年)7月2日のこと。最初は、当時はまだ空軍がなく、陸軍の拠点だったロズウェル基地の上空に巨大な葉巻型UFOが飛来し、一切の電子機器が使えなくなるという事態に陥った。その夜、砂漠特有の嵐がロズウェル一帯を襲ったのだが、そのとき、ちょうど2機の小型UFOが飛来し、そのうちの1機に雷が落ちた。直後、機影がレーダーから消えたことから、UFOは墜落したと推測された。

 

ロズウェル事件の墜落UFOの運搬には困難を極めたらしいが、問題は、搭乗員である。落雷と墜落の衝撃で、UFOの機体には大きな穴が開いており、そこから内部に入ることができた。コックピットらしき部屋には、死体が3体あった。いずれも身長は約1.5メートル。全員、男性。頭を短く刈り上げており、一見すると丸坊主しかも、明らかに容貌がモンゴロイドだったため、最初に目にしたアメリカ軍の兵士は、旧日本軍の軍人を連想したらしい。

 というのも、日本に原子爆弾を投下した爆撃機B-29エノラゲイは、もともとロズウェル陸軍基地に所属しており、1947年当時、ここには原子爆弾が3個、格納されていたのだ。エイリアンの死体を見たとき、アメリカ軍の兵士は原爆を落とされた日本軍が秘密戦闘機に乗って仕返しにやってきたのではないかと思ったのだ。

 

・しかし、その疑念は、すぐさま消えた。UFOの中に本があったのだ。そこには見知らぬ文字が並んでおり、彼らの素性を知る重要な手掛かりであるとして、すぐさま暗号分析にかけられた。ほどなくして、書かれた文字が古いヘブライ語の一種であることがわかると、あっけないほど簡単に内容が判明した。

 なんと『聖書』だったのである。冒頭部分は、まぎれもなく『旧約聖書』の「創世記」だった。以下、現在知られる『旧約聖書』とほぼ同じ内容が続き、彼らエイリアンが民族的に、イスラエル人であることがわかった。後半部分では、古代イスラエル王国が分裂し、10支族から成る北朝イスラエル王国と残り2支族から成る南朝ユダヤ王国に分裂したことが記され、彼らは北朝に所属していたとある。

 

そう、世にいう「失われたイスラエル10支族」こそ、UFOに乗って地球上を飛び回るエイリアンの正体なのである。失われたイスラエル10支族の行方については、『旧約聖書』の「外典」のひとつに、預言的な表現でわずかに記されている。それによると、彼らはユーフラテス河を遡行し、メソポタミア地方から北アジアへと向かい、やがて「アルザル」と呼ばれる地に至ったという。

 エイリアンが失われたイスラエル10支族だとすれば、そのアルザルこそ、彼らの本拠地であり、王国に違いない。墜落UFOにあった『聖書』、いうなれば『エイリアン・バイブル』には、そのことが克明に記されていた。アッシリアに捕囚された失われたイスラエル10支族は、自らの信仰を守るために、あえて環境の厳しい北の果てに赴き、ついには北極圏に至った。そこで、ついに絶対神は楽園への扉を開いたという。

 北極圏に開いた扉の向こうにある世界。それは、現代人をしてもなお、まったく想像のつかない未知なる世界であり、あえていうならば、文字通り「地底世界」だったのだ。

 

プラズマ亜空間とテレポート現象

・地球製UFO開発の突破口を開いたハチソン効果だが、そのひとつに大きく比重が異なる金属の融合がある。例えば、アルミと鉄の溶接だ。一般に、これは無重力状態でなければできないとされるが、ハチソン効果では、いとも簡単に可能となる。鍵はプラズマである。プラズマで、それぞれふたつの物体を包み込み、これを接近させ、重ね合わせると、驚くべき現象が起こる。ひとつの空間に、ふたつの物体が存在してしまうのだ。いや、もっと正確にいえば、もうひとつ別の空間、亜空間が発生するのである。

 

・実に奇想天外の話だが、ハチソン効果を知る以前、アメリカ軍は偶然にも、この現象を目にしていた。1943年10月に行われたフィラデルフィア実験である。当初は戦艦の磁場を消すことを目的に、高周波高電圧のテスラコイルを使用したのだが、途中、装置が暴走、戦艦エルドリッジ号が巨大なプラズマに包まれ、一瞬にして、320キロも離れた別のノーフォーク港にテレポートして、光のフィラデルフィア港へと戻ってきたのだ。