日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

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沖縄では、仮面・仮装の来訪神は海の彼方の海上にある「ニライ・カナイ」から来ると信じられているが、来訪神は地下の他界から出現すると信じている地域もある。(4)

 

 

越中 怪談紀行』

高岡新報  編    桂書房   2015/9/3

 

 

 

黒部の隠里   黒部市

下新川郡愛本の入口に黒部村という所がある。この村の老若打集まって碁会を始め、番々を立てて宿を為し慰んでいた。ある時60ばかりの老人がこの碁会へ来て、私も碁が好きであると言って傍で見物していた。

 

・村の人々もこの老人の強いのに感心し、代り代り打ってその日も昏て仕舞ったが、その後は毎日のように老人が碁会に遣って来る。

 

・そこで翌る日老人を携えて、貴方の宿所を聞かせたまえ、そして一度貴方の家で会を為したまえと勧めた。すると老人はそれはいと易いことである。明後日迎えに来る故、皆々揃って来なさいと言って帰った。さて明後日となって、朝早くから老人が迎えに来たので、一緒に村の人8人連れて行くこととなった。8人の者共は愛本の川上の方から向岸に渡って滝の落ちる所まで行った。そこで老人は立止まり、我は隠里(おんり)に住む者である。この滝簾を潜って行けば、人の知らない道があると言って、その滝の中へ飛び込んだ。8人の者も何心なくこの滝簾を潜ると、老人の言葉の通り道があった。ここを十四五丁も行くと、向うに門が建っている。門の中に棟が並べて家がある。

 

・さて8人の者共はこの行届いた立派な座敷に座り、景色のよい庭園を打眺めていると、そこでこの家の主人なる彼の老人が出て来て、この所へよくこそ来て下されし、ゆるりと逗留して遊びたまわれ言いながら様々なご馳走をして饗応してくれる。するともう、その中にも碁の好きな連中のことなれば、早や盤を持出して代る代る打ち始めている。

 

・かくて二三日も逗留したので、8人の者共も家の事が気掛かりとなり、いざ家へ帰ろうと言い出した。老人はさらば帰宅される前に、何がな馳走にと思い容易に求め難い魚を手に入れたゆえそれをご馳走する。

 

・主人はこの魚を料理して座敷へ持ち出し、この魚を食すれば長生きする効き目がある、皆々ゆるりと召上れと言った。8人の者は有り難しと礼は述べたものの見たことも食したこともない魚ゆえ、無気味に思いさような珍しい魚は一人で食するは惜しければ土産にすると言い、それを紙に包んで、やがて厚く礼を述べてその家を立出でた。

 

・主人はさらば滝の所まで見送り申さんと言いながら、滝の所で暇乞いして立別れた。8人の者共は紙に包んだ魚は皆途中で捨てて仕舞った。その中の一人だけは家へ持ち帰った所、家の子供で何とも知らず食ったのがある。この子は後に8百歳まで長生したと言い伝えるが、8人の者共家へ帰って見れば、家の者共死人が甦ったとて喜んだのも道理、ほんの二三日の逗留と思った間は3年の月日が経過していた。またその魚は人魚であったと言う。

 

大滝谷の大滝

この滝には、時折どこからともなく碁をうちに来る翁が、ある日、お礼に村人たちを大滝をくぐった向こう側にある自宅に案内し、帰ってきたら3年の歳月がたっていた、という伝説が残っている。

 

異人のくれた書 魚津市

・島佐平というものが夜中に邑を行く。風雨があって月が暗い。油衣(かっぱ)を着けたもの4人に街で遭った。この4人のもの佐平にかって曰く、われらは紙を需めているわれらの為に買ってくれよと。その言葉つきが甚だ鷹揚である。そこで紙40枚を買って与えた。するとその価も出さずまた謝することもせずして去って仕舞った。佐平も別にこれを咎めずに別れた。あくる朝早く庭に出ずると、異人があって立っている。その容姿は気高く、眉は美秀、威風が有る。佐平が首を下げるのを見て異人の言うには、われに従って来れと。

 

・佐平は異人に従って、常に知っている途を歩むこと百歩ばかり。又今まで見たことのない山野を行くこと五六里にして広い野原に到った。そこには席を設けて20余人のもの列居して酒宴を催している。その人を見るに皆自分を伴った異人と同じことであるが、ただ老人があったり少年があったりするだけの違いだ。

 

・一小児があって三四歳に見えるが、この異人等の間にあって能く仕えている。一老人はこの小児に命じて、汝を役人へ送る書を書せと言った。小児は紙や筆を出して書く。

 

・佐平はその中の二つだけ食した。その余りは持参し、いよいよ別れを告げんとすると、その異人はまた餞(はなむけ)として言うには、汝父母に仕えて能くその力をつくせよ鬼神を祭るに能く誠敬なれ、能く汝の産業を修めよと。かくてまた送られて途五六里にして佐平の知っている旧道へ出た。送って来た異人がさらばと言って別れたと思えば、忽ちその姿が消え去った。

 

・佐平は一人となって日暮れ方に家へ帰って来た。そこでその与えられた書を見れば、前夜自分が買った紙である。書は拙くないが読んでもその文章の意味が分らない。この島佐平というのは魚津の人である。時は明和元年(1764年)のことであった。

 

天狗様と京見物    富山市

富山から半里ばかり南の方に太郎丸というのがある。今は富山の町もだんだん南へ延びて行ったからこの村まで町つづきのようになって仕舞った。この村の百姓の子で、富山へ養子に遣られていたものがあった。ある時その養父の某が、この子に向かって、家に藁が少し入用であるから太郎丸へ行って貰って来いと言った。その子の名は与太郎である。

 そこで与太郎は親の所へ行ってその話をすると親共は、それは何より易いことであるといって言うだけ与えた。当時11歳の与太郎は藁4束を担いで帰って行った。

 

・話変わってこちらの養父は与太郎の帰りを今か今かと待っていたが、その日は帰らなかった。あくる日になって、太郎丸へ問合わせると、昨日七つ頃に藁を担いで帰ったに相違ないとの話。それは大変、何所へ行ったものであろう神隠しに逢ったのでなかろうかと、宮や林の中を、鉦太古を打ち敲きながら与太郎与太郎と呼び廻って歩いた。すると与太郎は、太郎丸を出て3日目の暮れ方に、富山の東に当る一里離れた、新庄の宮の前に佇んで居るのを見つけ、漸く連れ帰って翌る日、気の鎮まったところで、如何した理由で新庄へ行ったかと訊ねた所、与太郎の言うには、自分は藁を担いで太郎丸から田地方まで来て、橋の上で藁を下し休んでいると宮の林の上に緋の衣を着た出家が綾を織って居た。面白そうであるからこれを眺めて居ると、その出家は何と面白いであろう、我と来ればまだまだ面白いものを見せてやろうと言いながら、自分を抱えてとある山へ行き、ここを知っているかと問うたから知らぬと答えたら、ここは加賀の白山であると言った。

 

・それから寺の座敷に入ると沢山の人が酒盛りをしていた。そこで酒を飲み菓子を食いまた抱えられて、京へ至った。そこで芝居を見に行き、桟敷に至ると大勢の見物人が居り、さて菓子、にしめ、酒など取り散らせるのを飲み食いして見物し、町を見物するといって連れていかれた。

 

・またこの出家に抱えられて高い山の頂上に至った。ここは立山である。本社を拝めとのことで、神前に至ってこれを拝し、今度は大きな伽藍の堂の上に至った。ここは信州の善光寺であった。阿弥陀を拝し終って、それから最後に林の上へ来たのが、新庄の宮であった。そこでこの出家がお前の家はこれから近いと言って背中を一つ叩かれたら空から下へ落ちた。その後は何にも知らないと答えた。

 

売薬屋が泊まり合した天狗の宿

天狗は居るとか居ないとかについて昔から色んなことを云う人もあるようだが、事実は到底否定は出来ない事でしょう。只今お話申すのは、つい先達てあったことを聴いたのです。当市諏訪河原三橋清助と云う売薬さんが有ります。その方が但馬方面に売薬行商に行かれる、その旅先であった話です。

 今春売薬に旅立ちせられた時は、丁度奥さんが身重になって居られたので、しかも臨月に近い所でしたので、行商先でも清助さんが常に、うちのことを案じ、奥さんのことも案じつつ旅先を廻って歩かれました。

 

・ところが、但馬の国である家に泊まり込まれました。ご承知の通り売薬さんは旅先では一部落を廻られる間は、ある村の庄屋とか何とか云う、その村で有数な家に10日とか15日間とかまで滞在して「富山の売薬さん」で大層優待も受ける。それに毎年毎年そのようにして参りますから、それら家族とも親しくなって何事も話すようになっている。

 

・ところで、ただ、ある家とばかり承って所と家の名を聞きませんでしたが、ある家に泊まっていた間に、その家の主人に奥さんの身持ちのことから、うちの方の心配になることを話しますと、宿の主人は「それ程ご心配ならば私が見て来てあげましょう。今日は少し忙しいから明日は必ず見て来てあげる」と言われるから非常に驚いて、何百里ある所を時間と費用を使ってそれ程までして下さらんでも大丈夫、ただ案じられると話しただけです、と打ち消しますと、宿の主人平気に澄まして「なに訳がありません」と言っています。さて、その明日は例のごとく売薬に付近の村を廻って夕方帰って参りますと、主人は直ぐ行ってきました。貴方のうちはこんな家で、座敷はこれこれで何の間に奥さんが居た、子供は一昨夜生まれて母子共に健全、男の子だからお喜びなさいと云われて、更に驚いた。

 

・子の生まれたことは分からないが富山へ一度も来ない人が自分の家の様子をスッカリ云うから一体どうしたのですと尋ねると主人は平気で私の家は代々天狗の宿をしているので、それ位の便宜は取り計って貰えますと云う。明治聖代にも変なことを聴くものだと思えながら天狗さんの様子を聞きますと天狗と云っても別に鼻は高くはない、ただの人間と同じで老人である事は事実、それにその友達も時々お遊びに御出でるが皆白髪の老人のみです。唯、潔癖でその室が少しでも不潔だと小言を並べられるので非常に気がういとのこと。清助さん好奇心に駆られて一度会わせて貰いたいと頼むと、天狗は主人だけの眼に入るが、その外誰の目にも入らぬとのこと、それならばどうして私の家を見て来たかと聴くと、それは天狗に背負われて眼をつぶすと2、3分間にして数百里の所へ達するとのことである。そして2日経つと果たしてうちから手紙がきて男子分娩母子共に健全とのことに驚かされた。それから売薬を終わって国に帰り、こんな人が来て行ったかと聴くと何も知らぬと云った、しかも、うちの当時の様子と宿の主人の云った事と少しも変わらなかったそうです。

 

 

 

『最近UFO学』  

東京大学UFO研究会)(勁文社)1991/7

 

 

 

エリア51 S-4地区の秘密

エリア51(ネバタ州ラスベガスの北東部地域)内にあるS-4と呼ばれる地区はUFO研究が行われていると噂されている場所である。この地域は砂漠の真ん中にあり、四方を山に囲まれているため周りから内部の様子を見ることがまったくできない。

 

・この秘密施設の中でUFOの推進エネルギーの研究を行っていたという証言者が現れ、一躍UFO研究家の注目を浴びた。この証言を行ったのは、ロバート・ラザー氏という物理学者で、彼はエリア51内にある研究施設で現物のUFOの推進エネルギーの研究をしたというのである。ラザー氏は、EG&Gという会社に勤める契約をしたところ、会社ではなく、エリア51の中にある研究施設に連れて行かれ、驚いたことに宇宙人に関する資料を見せられた。その資料には、宇宙人の解剖写真まで載っていたという。さらに閉ざされた格納庫に連れていかれ、その中にあるUFOを魅せられた。そこには3機のUFOがあり、そのうちの一機の推進エネルギーを研究するように命ぜられたという。

そこには閉ざされたままの格納庫もあり、数から考えれば、全部で9機のUFOがあったはずだと証言しているが、実際に見たのは3機である。またUFOは実際に宇宙人から提供されたものだということだった。

 

 

 

『宇宙と人間の謎』  人類に危機が迫っている

 (深野一幸)(成星出版)    1998/2

 

 

 

 異次元からの宇宙人がいる

Q.: 異次元からの宇宙人が来ているというのは本当か?

A.: 容易に信じられないが、真実のようである。宇宙は多次元構造でできており、我々の住む物質世界は三次元世界である。地球に進化した宇宙人がやって来ているが、彼らは、三次元世界からのみやってきているのではない。四次元世界にも、肉体を持った人間の宇宙人が存在し、地球にやって来ているようである。

 

 4次元も物質世界

・オスカー・マゴッチが行った星は4次元の「アルゴナ」という惑星である。ただし、地球の次元と4次元は同じ空間にあるが、波動が異なるため、お互いに見えない。マゴッチのいう4次元や5次元は幽界や霊界ではない。れっきとした物質世界である。3次元から4次元への移動は、UFOに乗りUFOの波動数を上げることにより行う。波動数を上げると3次元世界が徐々に消え、4次元の物質世界から3次元の物質世界への移動は、UFOの波動数を下げることにより行う。すると、4次元世界が徐々に消え、3次元世界が現れる。

 

 4次元の肉体を持った人間の特徴

4次元の肉体を持った人間の宇宙人は、次のような特徴を持つ。

振動数が高く地球人の目には見えない。振動数を下げると見える。

 

極めて高度な科学技術を発達させている。

 反重力で飛行する宇宙船(UFO)を開発している。

 

精神性の高い人間である。

 人間の輪廻転生や宇宙のしくみを知り、創造主を敬う精神性の高い生き方をしている。

 

超能力人間である。

 肉体の振動数を変える能力、テレパシー能力、マインドコントロール能力、予知能力、オーラを見る能力、ヒーリング(病気を癒す)、テレポーテーション(瞬間移動)、物体浮揚、物質化、透視などの超能力を持つ。

 

寿命が非常に長い。

 地球時間で、200~800歳である。

 

お金(貨幣経済)のない社会を実現している。

 欲しいものは無料で手に入る。

 

  5次元以上にも生命体は存在するか?

・5次元以上にも生命体は存在する。以下はマゴッチの伝える情報である。

◆5次元の生命体

  • 4次元の宇宙人(人間)が進化して、肉体に宿ることを卒業した霊的生命体、自分の意志で肉体を持った人間になることもできる。
  • 宇宙の階級では、第5階級で、密度でいえば第5密度の生命体。
  • コズミック・トラベラー(宇宙の旅人)とも呼ばれ、6次元のガーディアン評議会の命令で、遅れた星の宇宙進化の促進などを行う。

 

◆6次元の生命体

  • 5次元の生命体が進化した霊的生命体。ガーディアン(守護神)とも呼ばれる。昔、肉体を持った人間であったが、霊的に進化して霊的な存在となった生命体で、人間世界を指導している。
  • 50人のガーディアンでガーディアン評議会を構成されている。
  • 宇宙の階級からいえば、第6階級で、密度でいえば、第6密度である。

 

◆7次元の生命体

  • 6次元の生命体が進化した高級な霊的生命体。
  • アセンディド・マスター(高級教師)とも呼ばれ、7人存在する。
  • 宇宙の階級からいえば、7等級という。密度で言えば、第7密度である。

 

◆創造主(偉大な潜在界)

  • 究極の次元には、金白色のとてつもなく大きな光で、全てを包含する存在がある。
  • これは、宇宙を創造し、宇宙全体を統御しており、神、宇宙意識などとも呼ばれる。

 

 進化した高等知性体

 地球人、進化した人間の宇宙人、高級な霊的生命体、これらはどんな関係にあるか?

・地球人が何度も輪廻転生して霊的に向上し、地球を卒業すると、4次元の星の人間に転生する。これがアーガスやドン・ミゲルなどの進化した人間の宇宙人である。

4次元の進化した人間が、さらに進化すると肉体に宿る束縛から開放され、5次元の霊的生命体になる。5次元の生命体は、自分の意志で肉体をもった人間にもなることもできる。このような存在がクェンチンである。

5次元の霊的生命体が、さらに霊的に進化すると6次元の霊的生命体になり、6次元の霊的生命体が、さらに進化すると7次元の霊的生命体になるわけである。

 簡単にいえば、地球人の進化した存在が、宇宙人であり、宇宙人の進化した存在が高級な霊的生命体になるという。

なお、霊的に上位の生命体は下位の生命体をサポートする義務がある。

 

 

 

『ついに、愛の宇宙方程式が解けました』

神様に溺愛される人の法則

保江邦夫  徳間書店  2015/11/5

 

 

 

・僕は常に空間を友として人生を歩んできた。その事実にようやく気づくことができたのが、2015年の5月。そのこと自体が、まさに長年僕の追い求めてきた「愛の宇宙方程式」の解だったのである。つまり、どうすれば幸運に恵まれ、神に愛され、天使に護られるようになるのかという疑問に対する極めて単純な解答は、単に「空間を友とする」というだけのことだった。

 

アメリカ・エリア51での大冒険

アメリカインディアンたちもそれを見分ける感受性があったのだった。

セドナ・ヴォールテックスの上空には、よくUFOが飛来するというガイド兼運転手の言葉で全員が空を見上げたのだが、残念ながらそのときはUFOを見ることはできなかった。それでもジョセフソン博士を含めた全員がUFO談義で盛り上がった。その帰路、僕は国際研究集会後、お隣のネバダ州にあるといわれているアメリ連邦政府の機密研究施設エリア51を訪ねてみるつもりだと白状した。

 

・こうして、日本人2名という外国人4名による、アメリ連邦政府隠蔽工作を暴くための危険極まりない旅が始まった。むろん、我々4人はグランドキャニオン見物やナイアガラ瀑布観光の延長程度のつもりで、いたってのんきな長距離ドライブを楽しんでいた。朝から昼食時以外は走りっぱなしという強行軍で、何とか日が暮れるまでにはエリア51にいちばん近いとされるアラモ村に到着した。

 

・食堂の主人にエリア51までの道を教えてもらった。1時間ほど砂漠の道を走った先に、エリア51へと向かう舗装されていない荒れ道がある。その荒れ道をさらに1時間ほど走った先にあるのがエリア51の入り口だった。

 

・1時間ほど走り続けた車は、「コヨーテ峠」と記された小高い丘の上に差し掛かった。アラモの村からこのコヨーテ峠の間にエリア51への荒れ道があると聞いていたが、それを見過ごしたことに気づいて車を路肩に止めた。すぐに引き返せばよかった。だが、このコヨーテ峠からは夜間にエリア51上空を飛行実験するUFOが目撃されるという話も聞いていたため、窓を開けてしばらく夜空を見上げていた。

 

・「あれはUFOの牽引ビームなんかじゃなくて、エリア51の警備車両が我々を威嚇するために放ったサーチライトだったんだ。後ろから2台のジープが猛スピードで追いかけてくるぞ、クニオもっとスピードを出せ!!」

 

・とはいえ、新手も加わった3台の追手は依然として猛スピードで我々を追跡していたわけで、危険な事態は何ら改善されてはいない。そのまま30分以上砂漠でのカーチェイスを続けていく間に少しずつ落ち着きを取り戻していた僕の頭は、それでもアドレナリンのおかげで高速回転の状態が維持されていたようだ。必死の運転を続けながら、それまで観たハリウッド映画のアクション場面を次々に思い出していた。カーチェイスの果てで主人公がどんな行動を取っていたのか、その中に今現在この自分が置かれた状況にいちばん近いものを見つけ、これからの行動の指針とするためだった。

 

・主人公の英語の台詞までもが細かく思い出されたとき、好都合にも前方からアラモの村の明かりが飛び込んできた。村外れに差し掛かる頃には、24時間営業のガソリンスタンドの看板が視界に入り、ハリウッド映画の主人公気取りの僕は、車内の3人に簡潔な指示を出した。

「いいか、あそこのガソリンスタンドの事務所の前に車を横付けにして止めるから、3人とも自分のドアから車外に出て事務所の中に走り込むんだ。車のドアは開けたままでいいから、できるだけ素早く飛び込んでくれ。僕もエンジンを切ったらすぐに出ていく。いいな、今のうちに全員シートベルトは外しておけ」

 

・スコットが「エリア51の近くから警備のジープ3台に追いかけられてきたんだが、我々だけなら逮捕されても誰にもわからないので、このガソリンスタンドに飛び込ませてもらった」と答えたところ、「おかしいな、警備兵たちは夜中にエリア51に近づこうとする連中をちょっとだけ脅して追い払うだけで、普通はこんな村の近くまで追いかけてくることはないんだが……」と訝しそうな表情でカウンターから出てきてくれた。「俺がちょっと外を覗いてくるから、君等はそこでコーヒーでも飲んでいてくれ」と告げて出ていった彼が5分ほどで戻ってきたとき、その顔は確かに深刻な表情になっていた。

 聞けば、ガソリンスタンドから50メートルのところに3台のジープが止まったままだったといい、彼等が諦めて基地に引き上げるまでここにいたほうがいいと言った。我々は若い店員の厚意に甘えることにして、店の中にあったスナック菓子などをコーヒーで流し込み、長時間の籠城に備えた。

 

・幸い30分もしないうちに警備のジープは立ち去り、店員に心からの礼を伝えておそるおそる車を出し、村のホテルへと帰った。無事にホテルにたどり着き、各自がそれぞれの部屋に入れたときは、すでに夜中の2時近くになっていた。その日は早朝にアリゾナ州ツーソンの街を出発し、かれこれ18時間も運転しっぱなしだった僕は、部屋に入った瞬間、極度の疲労でそのままベッドに倒れ込んで眠りこけてしまった。

 遠くでドアを叩く音が徐々に近づいて聞こえ、目を覚ました僕は、「クニオ、大丈夫か!?」というかけ声にやっと気づいて起き上がった。フラフラとした足取りでドアを開けてみると、そこには3人の心配そうな顔が並んでいた。寝ぼけ眼を擦りながら能天気に「大丈夫かって、いったい何のことだ?」と聞いた僕に、3人が一斉に畳みかけてくる。

「昨夜このホテル上空に来たUFOに気づかなかった!?」

一気に目が覚めた僕は、逆に3人に問いかえる。

「UFOが現れたって!?」それに続けて今度は日本語で助手に言い放った。

「どうしてそのときに僕の部屋のドアを叩くか、部屋の電話を鳴らして知らせてくれなかったんだ!?」

 悲壮な顔をした助手によれば、恐怖でベッドに滑り込んでいて、とても動けなかったという。

 

・助け船を出すようにスコットも続けて言った。

「クニオ、僕も恐怖で何をすることもできなかったんだ。ガソリンスタンドを引き上げてきてからも、あまりの興奮で眠ることもできなかった。ビールを飲んで頭を冷やそうとしていたところに、遠くから大型トラックが何台も接近してくるような音と振動が伝わってきた。たくさんの警備兵たちが今度はトラックに分乗して僕等を捕まえにきたのかと思って慌てたわけさ。それで窓のカーテンの裾を少しだけ上げて外の道路の様子を見てみたんだが、音がする方向には大型トラックはおろか車の姿は一台もなかった。

 それでも音と振動はどんどん大きくなってきて、しまいには部屋の調度品などがガタガタと揺れ始めたんだ。これは大型トラックが部屋にぶつかってくるかもしれないと思い、とっさに部屋の反対側の奥に逃げた瞬間、恐怖のあまり思わず漏らしかけたよ。だって、その大きくなったブーンという金属音は、直後からはこのホテルの真上からしてきたんだ。そのときには、ベッドやクローゼットまでもガタガタ激しく振動し、生きた心地がしなかった。

 その後は徐々に音も振動も小さくなっていったんだが、もう怖くて一睡もすることができなかった。夜が明けて、ホテルの人も外を歩くようになったのを確認して部屋から出てみたら、君の助手も同じく眠れなかったようで、真っ赤な目をして部屋から出てきたのさ。ところが、君だけがいつまで経っても部屋から出てこない。クニオのことだからひょっとしてUFOを確認しに部屋の外に出たまま連れ去られてしまったんじゃないかと心配になって、それで部屋のドアを叩き続けたんだよ。まあ、こうして無事な姿を見て安心した」

 

・興奮の収まらないスコットの説明でやっと昨夜の全貌をつかんだと思った瞬間、ドアの近くに立っていた僕の視界が一瞬上下に激しく揺さぶられた直後、「ドゴ―ン!!!」という特大の衝撃音が4人の脳天を貫いていた。かろうじて正常な視界に戻った中で、驚愕の表情のままのスコットのずっと後ろをホテルの主人がリネンを運びながら、まるで何もなかったかのように平然と歩いていく姿に、僕は大きな違和感を覚えた。そう、エリア51に近いこのアラモの村の住人たちにとって、あの全身を揺さぶる謎の衝撃音は日常茶飯事だったのだ。

 その謎が解けたのは、この日から実に10年以上が経過してからだった。アメリカに住む知り合いがコロラド州デンバーにあるアメリカ陸軍特殊部隊の基地で見学したことを教えてくれたのだ。エリア51で秘密裏に開発されてきたUFOが、隊員と装備を乗せてペルシャ湾岸へと瞬間移動するときのことを。そのUFOは「飛ぶ」のではなく、金属の回転音のような音が大きくなるにつれ、UFO自体の銀光沢の姿が半透明になっていったかと思うと、「ドカーン」という大音響と激しい衝撃波を放ちながら瞬間的に消えてしまったという……。

 

・そう、デンバーに置かれていたUFOがペルシャ湾岸の作戦目的地の空間へと瞬間移動するとき、UFOの体積が占めていた空間が突如空っぽになる。そのため、周囲にあった空気の分子が猛烈な勢いでその真空になった空間に向かって吸い込まれていく。そのときにできる、空気の高速の流れにぶつかり合って生まれる衝撃音が「ドカーン」と聞こえ、さらには衝撃波となって遠方にまで振動が大きく伝わっていくのだと。

 エリア51の近郊にあるアラモの村で体験した激しい衝撃音と振動こそは、当時そこで開発され試験運行を続けていたUFOの存在を裏づけるものだったのだ。

 

次元転移

・では、いったい誰が僕を許していなかったのだろうか?いわゆる世間一般の考え方によれば、それは当然ながら「神様が許さない」、いや禅寺の管長故に「仏様や御大師様が許さない」ということになるのだろう。だが、せっかく湯川秀樹博士の素領域理論によって「愛」や「情」、さらには「神意」や「神」そのものといった形而上学的な概念をも物理学の枠組の中で定義し、解明することができることに思い至っていた僕なのだ。ここは、「許さない」ということの意味まで含め、このとき不運に見舞われ続けた現象を、単に「素領域の反応」として捉えようと考え始めたのは自然なことだった。

 

・これを言い換えるならばさしずめ、愛することで「空間が味方になる」、あるいは「空間を味方にする」ためには愛すればよい、ということになるだろうか。「空間を友だちにする」とか「空間が味方してくれる」としてもよいかもしれない。

 要するに、これもまた物理学の基本法則のひとつである「因果律」なのだが、素領域の集まりとしての空間に対して、我々人間がどのように向き合うかということで、その空間が我々に対していかに振る舞うのかが決まってくるのだ。素領域の集まりとしての空間は、それ自体で「神」として、我々人間や自然界に対峙しているのかもしれない。だからこそ、我々は「空間」の存在を絶えず意識し、それに向かって「愛」で臨みながら生きていく必要があるのではないか。