日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

金星は5次元世界にまで進化している。いわゆる聖人的な人々であり、肉体も半物質・半霊体のようだ。会話もテレパシーによるものだ。その金星から地球が進化するために、3000人ほどが地球人の3次元レベルの肉体にまで自らを落とし込んで、手助けに来てくれている。(3)

 

 

『UFO百科事典』

ジョン・スペンサー  原書房  1998/7

 

 

 

<レオン医師、パドロン>

・1976年6月のとある夕方、パドロン・レオン医師は、患者を治療するためにグランカナリア島内をタクシーで移動していた。

 

・タクシーが角を曲がった時、彼らは地面から少し浮いた状態で静止している透明な球体に遭遇した。その球体は、この時点で直径35フィート(11メートル弱)ほどあり、内部では、非常に長身の2体の生命体が装置を操作してるのが見えた。

 

・その生命体は、9から10フィート(3メートル前後)ほどの背があり、ぴったりした赤のカバーロールズに黒のヘルメットを身につけ、黒の手袋もしていたらしい。

 ところが、さらにもっと奇妙な事件が待ち受けていた。その球体が20階建ての建物と同じ大きさまで膨張したのである!

 

レティクル座ゼータⅠ・Ⅱ星>

・ヒル夫妻の遭遇事件の際、ベティは彼女を拉致した空飛ぶ円盤の機長から星図を見せられたことを覚えていた。

 

・ヒル夫妻を拉致したエイリアンは、北米大陸で何度も報告されているエイリアンと特に似ているといわれており、レティクル座ゼータⅠ・Ⅱ両星周辺の惑星から来たらしいことが、これを基に推測された。

 

<拉致>

・拉致されたという多数の証言によって、現代のUFO事件は複雑さを増した。拉致事件は、夜、寂しい道で車を走らせている場合に起こることが多く、ある程度孤立した状況下でUFOに捕まり、車外へ連れ出されると円盤に乗せられて、身体を調べられたり尋問されたりするというのが典型的な例である。最近の報告は、こうした拉致事件がどのような状況下でも起こりえることを物語っている。

 寝室から連れ出される――こうしたケースでは、家の壁を通り抜けて連れ出される――こともあれば、昼日中に高層ビル街で拉致されることさえあるという。ある女性の事例は、パーティーの最中に拉致されたもので、まわりにはたくさんの人々がいたのだが、邪魔されないようにだれもが「スイッチを切られた」あるいは「その場に凍り付いてしまった」かのようであったという。

 数時間もすると、車の中や家などに戻され、たいていは何が起こったのか思い出せないように記憶が消されてしまっているという。

 

<ラボックライト>

・V字形の発行体のパターンは、米テキサスラボック周辺で頻繁に目撃されているが、具体的な解釈は与えられていない。自然現象ととらえる他に、鳥の群れに下から光が当たったとする説、空飛ぶ円盤の編隊とする説も必然的に出ている。

 

・米国人同僚の話によると、観光客誘致の一環として、ラボックの町は「UFO見学ツアー」を始めたらしい。

 

ラーマーヤナ

・インドの写本ラーマーヤナには、現在ではわれわれがUFOと呼んでいるものとシータという名の少女との遭遇を描いた話がある。見知らぬ林の住人は恐ろしくも恥ずかしい行ないを見た。強力な武器を持つラークシャサ〔ヒンドゥー教の鬼の神〕が貧しくかよわい女を抱き上げた。

 速さの翼を持ち、ロバにくびきをかけた天界の車に女を乗せた。車は黄金に光り輝き、インドラ〔ヴェーダの雨と雷の神〕の神馬のように速く……そして天界の車は駆け昇り、丘を越え、木の生い茂る谷を越えていった。

 

<妖精と民話の登場人物>

ケルト民族に伝わっている妖精などの存在と拉致事件の報告との類似性はかねてから指摘されている。

 

・特に、奇妙な食べ物や失われた時間などの要素も含む、妖精の世界へと連れ去られた話は、すべてUFOによる拉致事件との共通性が見受けられる。

 

・それ以外にも、UFO現象は現代においても存在する神話なのかもしれないという説もある。

 その答えがなんであれ、UFO現象は世界中で起こっており、ある意味ではその土地の伝説となっていることを示す証拠はある。ヨーロッパやスカンジナヴィアには多くの「小妖精」の民話があり、エイリアンが小人のようだったという目撃報告は多い。対して例えば、旧ソ連では巨人の伝説が多く残っており、エイリアンが巨人だったという目撃報告も数多くある。

 

<羽田空軍基地(日本)>

・1952年8月5日の夜、日本の羽田米空軍基地〔現在の羽田空港〕で空飛ぶ円盤の接近が目撃されている。管制塔のオペレーターが双眼鏡でその物体を調べたところ、明るい光が見え、その背後により大きな暗い形があったそうである。

 

・奇妙なことに円盤は、2つに割れ、それぞれ300ノット〔時速560キロ弱〕の猛スピードで飛び去った。

 

<寺内謙寿機長>

・1986年11月、アラスカ上空を飛んでいた日本航空の寺内謙寿機長の報告は少なくとも大きさに関して、驚くべきものであった。アンカレッジ空港への最終着陸準備に入っていた時、寺内氏と貨物輸送のフライト乗務員は、彼らのボーイング747ジャンボジェット機に光がついてくるのに気がついた。

 寺内はすぐにその物体の影の大きさから、円盤型だが、やや球体で、少なくともその大きさは航空母艦の2倍はあると見積もった。

 

・1987年1月11日、寺内氏はもう一度UFOと遭遇したが、今度はかなり違った様子で、光が3度、飛行機の下や、後ろに現れたという。

 

<ストリーバー、ホイットリー>

・ホイットリー・ストリーバーは米国の作家で、1980年代後半に自身が体験したUFO目撃と拉致をその著書『コミュニオン』と『宇宙からの啓示』の中で語っている。この本で自身の名声や資産についてはふれずに、数々のUFO現象を世間に紹介し、世界中で論争を巻き起こした。

 さらにストリーバーはUFO現象にのめり込み、墜落回収の話をもとにした小説『マジェスティック』はクリストファー・ウォーケン主演で映画化された。

 

<コンタクティー

・「コンタクティー」という表現はエイリアンとコンタクトしたと証言した人物に使われる。一般的にエイリアンは地球外生物だと思われるが、なによりもその特徴は人間ではない。言い換えれば人類にとっては異質な存在だという点だ。地球に棲息する人間以外の生物ではないかと思われる例もある。

 コンタクトは面と向かって起こることもあるが、テレパシーのメッセージや自動書記などの手段の場合もある。最近の例では、ライフスタイルを変えさせられたと気づいたり、生活を一変させるようなある文献を読んだりしただけの人物も、コンタクティーの中に含まれるようになっている。努力して「指示を受けている」ということだ。

 

<ユーフォーカル>

・UFOが多く現れる「窓口地域」としてよく使われる名前、例えば1960年代の英ウィルトシャー州ウォーミンスターは有名なユーフォーカルである。1952年の米国の首都ワシントンもユーフォーカルだった。世界中のさまざまな地域でも、短いあいだだけでもユーフォーカルだったところがたくさんある。

 

<夢とUFO>

・夢の映像とUFO証言との関係に関しては多くの意見がある。一つの結論としては、UFOによる拉致や接近した風変わりな目撃を信じているような場合は、実際には彼ら自身のただの夢である場合が多い。この結論によると、起きているあいだでも一瞬夢を見ている状態、いわゆる「白昼夢」の状態になっていると思われる。

 もう一つ重要なのが、眠る一歩手前、入眠時や出眠時の人間は非常に暗示にかかりやすいことがある。そうした状態の研究によると、幻覚は自然に起きる可能性が高い。

 

ケルト伝説>

・ヨーロッパ、特にスコットランドアイルランドウェールズイングランドの一部、フランス北部のブリタニーなどのケルト文化の国々の妖精信仰の中には、示唆に富んだ物語がたくさんある。そしてその中には、UFOによる拉致と非常によく似た、驚くべき拉致の物語が存在するのだ。これらの物語の多くにおいて、妖精による拉致の被害者は、かなり長い時間の記憶を失い、連れて行かれた妖精の世界で奇妙に歪んだ現実を経験する。また、人間でない何者かが自分たちの子供を人間の子供とすりかえるという「取替え子」の要素も含まれており、これは現代の最新のUFOによる拉致事件の中で見られるようになってきている。

 この類似点を説明する際の一つの考え方は、昔話は実際に宇宙人による拉致を表現しているのであって、それを当時の用語、つまり妖精という言葉を用いて描写したものだというものである。

 

・二つ目の考え方としては、解明されていない現象というものは常に、それが本当は何であれ、その当時の用語を使って解釈されるものだから、現代ならエイリアンによる拉致として説明されたかもしれない話が、16世紀に当時は妖精のせいにされたのだろうというものであるーどちらも必ずしも正しいとは言えない。

 

・他の可能性としては、「心理学的仮説」も含まれる。これは、拉致というものはどのような形態であれ人類の根本的な恐怖を象徴しており、その恐怖がどの時代であれ、これまでに出された主張の中で表面に現れているとする考えである。

 

・真実が何であれ、このような昔の話と現代の話を調和させることができないうちは、UFO現象を完全に理解することは不可能だろう。

 

<すべてをこの一冊に!>

・ただ、ちょっと残念なのは、現在では研究者間で狂言やトリック、誤認の類であることがほぼ確実視されているのに、まだ本当の事件であるかのように取り扱われている事例が散見されることである。

 例えば、アククサンダー・ハミルトンの飛行船事件、ジョージ・アダムスキーやエドアルド・“ビリー”マイヤー、クロード・ヴォリロン・“ラエル”等の宇宙人会見譚、ウンモ星人事件、キャトル・ミューティレーション、MJ-12文書、ガルフ・ブリーズのエド・ウォルターズの拉致事件などである。また、いわゆるミステリー・サークルについても、そのほとんど(すべてではない)がイタズラであったことが明らかになっている。

 

 

 

『{完全版}世界のUFO現象FILE』

並木伸一郎  学研マーケティング   2011/3/29

 

 

 

<宇宙人と交信した人々>

<美男宇宙人が金星へ案内してくれた エリザベス・クララ>

南アフリカのエリザベス・クララは、1954年12月27日、ナタール地方を流れるムーア河近くの丘陵地帯で、間近に接近してきた空飛ぶ円盤を目撃。その船内に、ブロンドの髪をした絶世の美青年の顔が見えたという。

 以後、クララは、この美青年との再会を夢見て、幾度となく丘陵地帯に足を運んだ。はたせるかな、56年4月7日早朝、丘陵にあの空飛ぶ円盤が着陸していたのだった。

 嬉々として接近していくと、外にあの美青年が立っており、彼女を円盤内に招待してくれた。美青年は流暢な英語で「金星から来た」といった。彼はアダムスキーが会った金星人同様、暗褐色の体にぴったりしフィットしたスーツを着ていた。

 すぐにクララを乗せた円盤は宇宙空間へと飛びたった。飛行中は何の違和感もなかった。クララは、新鮮な水を飲み、真っ赤なリンゴとバナナのような果物を食べた。聞けば、金星人は菜食主義者なのだという。

 金星人によれば「金星の上層を含む大気は有毒だが、層には酸素を含む成層圏があり、美しい山山がそびえている。地球の月にも非常に聡明な宇宙人たちが居住している」と教え、その上空を飛行後、地球に帰還。クララは丘陵に降ろされてコンタクトを終えた。

 

 

 

『妖精学大全』

井村君江    東京書籍  2008/7/28

 

 

 

<オリュンポスの神々 Gods of Olympus

・オリュンポスはギリシア北部テッサリアマケドニアの境の東端にある高峰である。太古、この山頂には天空と大地の子で、巨人族のクロノスの子ゼウスを主神とする神々が住んでいたといわれる。代表的な神々は「オリュンポスの12神」と呼ばれ、これはローマ神話でも同様で、それぞれの神はギリシア神話の神々と呼応する。

 

1.ゼウスZeus……(ローマ)ユピテルJupiter<英語読み>ジュピター オリュンポス山の支配者。神と人間の王。全能の神。天空の神。クロノスの6番目の子。

 

2.ヘラHera……(ローマ)ユーノーJuno <英語読み>ジュノー

ゼウスの妻で妹。ゼウスは多情な神で、女神や人間の女性と次々に通じたが、そうしたゼウスに愛された者たちを苦しめる、嫉妬深い妻として描かれる。

 

1.アポロンApollon……(ローマ)アポロApollo <英語読み>アポロ

美しい青年の神で詩歌・音楽・弓術・予言・真実の神。太陽の神。デルフォイ神託をはじめた。

 

1.アウテミスArthemis……(ローマ)ディアナDiana <英語>ダイアナ 「処女の月の女神」アポロンの双子の妹。女狩人であり、都市・幼い子・動物・女性の守護者。

 

2.アフィロディナAphorodite………(ローマ)ウェヌスVenus <英語読み>ヴィーナス  愛と美の女神。歓喜・愛撫などもつかさどった。恋人アレスとの間に恐怖・敗走など数人の子どもがいる。夫はヘパイストス。

 

3.アテナAthena……(ローマ)ミネルウァMinerva <英語読み>ミネルヴァ 家事諸般を守護する処女神であり、英知・芸術・工芸・戦術の女神。

 

4.デメテルDemeter……(ローマ)ケレスCeres <英語読み>セレス 収穫・農業・結婚の女神。穀物と果実をもたらす。ペルセポネの母。なおヒュメンHymenも結婚の神。

 

5.アレスAres……(ローマ)マルスMars <英語読み>マーズ

 

軍神。性格が凶暴で無計画なところから、戦い・害・苦しみの象徴でもある。アフロディテの恋人。

 

1.ヘパイストスHephaestus………(ローマ)ウルカヌス <英語読み>ヴァルカン 火と鍛冶の神。足が不自由だが、これは母であるヘラが生まれてきたヘパイストスを見て、あまりに醜い子どもだったので、地上に投げ落としたからだという。美の女神アフロディテの夫。彼の仕事場から地上最初の女であるパンドラが生まれた。

 

2.ヘルメスHermes………(ローマ)メルクリウスMercurius <英語読み> マーキュリーMercury ゼウスとプレアデス(すばる)の7人の娘のうちの一人マイアとの子。神々の使者。羊・牛・盗人・旅人の守り神。商業・学術・雄弁家の神。翼のついた靴・帽子・杖を持っている。

 

3.デイオニュソスdionysus……(ローマ)バッコスBacchus <英語読み>バッカス 酒と演劇の神。葡萄樹と豊穣・歓喜の神。ゼウスと人間との子でヘラに嫌われ、サテュロスとメナデスを連れ、大地をさ迷う。

 

4.ポセイドンPoseidon……(ローマ)ネプトゥヌスNeptunus <英語読み>ネプチューンNeptune

海と地震の神。人間に馬を与えた。12神には入らないがオケアヌスOkeanusも海水の神で、ニンフのオケアニデスの父。ポセイドンの子トリトンtritonはほら貝を吹いて波を鎮める半人半魚の神として知られる。

 

 

 

『エイリアンの夜明け』

コリン・ウィルソン)(角川春樹事務所) 1999/3 

 

 

 

< 「円盤の秘密」(オルフェオ・アンジェルッチ)>

・アンジェルッチは、コンタクティ(宇宙人会見者)で、自ら虚弱体質に悩む神経質な人間と語り、突如として、“空飛ぶ円盤ビジョン”の福音伝道者となった人物だ。

 

・アンジェルッチは、1952年5月23日、夜勤明けに車で、帰宅途中、意識がぼうっとなって夢を見ているような感覚に陥り、そのあと地平線上に赤い楕円形の物体を見た。その物体は、突然上昇し、二つの緑の光球を放ったが、そこから声が聞こえてきて、アンジェルッチに恐れることはないと告げた。車を止めると、声は、今お前と話をしているのは別世界から来た友人だと言った。アンジェルッチが急に喉が激しく渇くのを感じると、声がフェンダーの上にあるクリスタルグラスの中身を飲むように言った。美味しい飲み物だった。それから、二つの円盤のあいだの空間が白く光りだしてまるでテレビ画面のようになり、そこに超自然的な美しさの一人の男と一人の女の姿を見た。なぜかその二人をよく知っているように見えた。

 

・突然、画面が消えてなくなり、もう一度声がして(テレパシーだったようだ)。人間は何世紀も前から観察下におかれており、我々にとってはお前たち一人一人が貴重だ、なぜなら、「お前たちは、自分という存在の本当の神秘に気づいていないからだ」と教えた。

 

・声の説明によると、このUFOは一隻の母船からやって来ているのだが、実を言うと彼らには空飛ぶ円盤は必要ない、“エーテル”的存在だからだ。UFOはただ人間の前に形として現れるために用いているにすぎない。“宇宙法”によって、地球に着陸し、人間の運命に干渉することはできない。しかし、地球は今、大きな危険にさらされている。

 

・二ヵ月後の1952年7月23日、またもや同じことが起こったー夢のような感覚。そして巨大な半球体のシャボン玉のようなものの出現。

 

・アンジェルッチは伝道者となり、UFOの福音を説いて回ったが、人々は彼の努力をひどく嘲笑した。あるときUFOを見たあと、再びあのエーテル体の友人が現れて、自分の名前はネプチューンだと告げ、地球の問題と未来の救済についてさらなる洞察を加えた。

 

ユングが、アンジェルッチは真実を語っていると認めたのは明らかだ。しかし、アンジェルッチの話は、結局は“自然発生的な空想イメージ、夢、積極的想像力の産物”だとも感じていた。ユングは、夢のような現実感をおびる空想を指してそう呼んだのである。

 

 

 

『宇宙人についてのマジメな話』

平野威馬雄) (平安書店) 1974年

 

 

 

<宇宙人は4次元に存在する>

・メード・レイヌは「円盤は4次元に存在」という。

 

・音と色のスペクトルがあるように(我々には聞こえない音と見えない色がある・・・ということ)、非常にデリケートで不可触の“触覚”のスペクトルがある

 

・ここまではいいいが、彼の理論がだんだん佳境に入ってくるにつれ幽界だの、神霊界の世界が飛び出してくるので、ちょっとややこしいが。

 

・円盤および宇宙人をエーテル体と仮定している。

 

・宇宙人というのは我々が、常日頃考えているような遊星間訪問者などではなく、他の次元―いうなれば、4次元―の世界に住む非常に優れた実体なのである。

 

・宇宙人の実体をエーテリアン(霊人)と呼び、彼らの乗用する円盤のことをエーテル船(霊船)と呼ぶべきだと言っている。

 

・これらの幽界的な通信者たちは、“霊媒を支配する霊”として知られる。

 

・我々の物質は非常に希薄な種類の原子によってできている。原子の構成分子が非常に高速で震動しているために、著しく濃厚になった別種の物質を頭に描いてごらんなさい。このような物質は風や水が1ミクロンの大きさの網の目をとおりぬけることができるのだ。一例として、幽霊が石壁をスーツと通り抜けるのなどそのたぐいだ。もちろん、これは幽霊の存在を肯定してのことだが。このような幽霊を構成している物質は高度の震動速度をもっているのだから、我々の知覚の範囲を超えているわけだ。したがって、常に異なった速度で、震動している異なった物質は、我々が、全く気づかぬのに、すぐそばに存在し、我々の体をつきぬけていくことができるのだ。

 

・レイヌと、その通信霊たちの語るところによると、エーテリヤン(霊人)は、非常に高い次元に属しており、多くの円盤を操縦しているという。

 

・彼らは、よほどの事情がなければ、地上で人間として住むようなことはないが、彼らは、自らを地上の人間と同じに考えている。つまり人間の持つ理解の力と同程度の知性を備えている。

 

・彼らは、偉大な科学的、精神的進歩をとげているのだから、必要な時はいつでも我々地上の人間の目に見えるような姿で現れることができる。つまり震動速度の色々な変化を自由にコントロールすることによって、人間の眼にみえるようになったり、消えたりできるのだ。

この震動の速度が我々の持つ普通の速度まで下がると、彼らは、その乗っている円盤と一緒に、人間の眼にみえるようになってくれるのである。

 

・こうした変貌自在の操作を一般に「物質化」と「非物質化」とか呼んでいるが、レイヌの省略的表現によると「マット」「デマット」というわけだ。

 

・UFOがまるで謎か神秘としか思えないほど、突然形を変えたり、パッと姿を消したりすることを報じている多くのUFOリポートも、この「マット」「デマット」の理屈さえ飲み込めば、それほど難しいものではない。

 

 

 

『宇宙人についてのマジメな話』

平野威馬雄) (平安書店)  1974年

 

 

 

 <彼ら(宇宙人)の仕事といえば、我々の生命に対する科学的研究のノートを作ることにある>

・彼らの多くは金星(我々は、普通、この遊星を物質として考えている)ではなくて、金星によく似たエーテル体の副金星からやってくるとされている。彼らは、他の遊星からも、また銀河のかなたからやってくるーこれらの地域を同様に非物質的基盤と考えるならばである。

 

・彼はまた恐ろしい地震も予言した。ルンツ教授は、円盤にはそれほど重大な目的などはなく、彼ら(宇宙人)の仕事といえば、地球自体の物質条件とともに、我々の生命に対する科学的研究のノートを作ることにある。

 

・あらゆる方面で文化が著しく進歩をとげたときは、その頂点を超えだし、単に衰亡の一途をたどるのが一般である。エーテル(宇宙人)たちは、必要とする情報を十二分に入手したら、彼らは、それをその文明が崩壊するまで、保持している。別の文明がおこり、それがまた、ある点まで発展をとげたなら、不思議な神秘的な組織を通じて、それらは再び地球の人類に手渡される。

 

・かくて、宇宙人(円盤人)は、ある意味では人類の保護者として、また時には科学的観察者として、あるいはまったく利害関係のないオブザーバーとして存在している。

 

・霊界を支配する霊たちは、次のように警告する。「エーテリアンの抱いている道術の理念は我々のそれとは全く異なり、エーテリアンは、我々の大切に思っている全てのことを,アブラ虫のごとく軽く見ているらしい」。しかし、すべての宇宙人がエーテル人(霊人)だというわけではない。宇宙にはあらゆる形、あらゆる色の生命体がいる。これら、非物質的実体に加うるに、おそらく、現実の固体としての円盤が存在していて、我々の面(物質の面)で、永久に同座して、他の物質的な天体から、本当に飛んでくることも確かだ。

 

 

 

『空飛ぶ円盤ミステリー』 3人の黒衣の男

 (グレイ・バーガー) 平野威馬雄 訳 (高文社) 1960

 

 

 

<金星によく似たエーテル体の副金星からやって来る>

エーテル人は一体どこから来るのだろう。彼らの世界は我々の世界と共存すると考えることができるから現在あなたと共に部屋にいるかもしれぬ。しかし、彼らの多くは金星(我々は、普通、この惑星を物質的状態として考えている)ではなくて、金星によく似たエーテル体の副金星からやって来るとされている。彼らは、他の遊星からも、また銀河の彼方からもやって来る。-これらの地域を同様に非物質的基盤と考えるならばである。

 

・このような巨大な距離を光の速度よりも早く通過することは決してトリックなどではない。なぜなら、彼らは、単に自分たちは、ある特定の場所にいると信じるだけで、つまり、その事実を確認するだけで、空間は一瞬に通過し、好みの場所に移動できるからである。これは、すこし理屈が違うが、ま、いわばテレポーテーションのようなものだ。彼らにとって、時間や空間は0なのだ。

 

エーテル人が空間を超えることを“出現”と名づけている。物体は、そのヴァイブレーション速度を変えることによって、その精力(エネルギー)が変化するときに“現れる”のである。ヴァイブレーション速度が物質のそれに変化した時に、はじめて我々は、見たり触れたりすることができる。-ある人々が主張したように、空飛ぶ円盤を見、中に入り、それに同乗することさえ可能なのだ。なぜなら、その円盤は今や、我々自身の地上の物質で、しかも同じ方法で作られているからだ。

 

・円盤はそれほど重大な目的を持っているわけではなく、彼らの仕事といえば、地球自体の物質条件とともに我々の生命に対する科学的研究の状態と進歩に関してノートを作ることにある。

 

エーテル人たちが必要とする情報を十二分に入手したならば、彼らは、それをその文明が崩壊するまで保管している。別の文明が再興し、ある点まで進歩をとげたなら、その時には不思議な神秘的な組織を通じて、それらは再び地球の人類に手渡される。

 

・かくて円盤人は、ある意味では人類の守護者として他の意味では科学的観察者あるいは、ただ、単なる利害関係のない傍観者として想像されている。

 

エーテル人の抱いている道徳の観念は我々のそれとはひどく違い、彼らは、我々の事物に関する意見を、人間がアブラムシを見るがごとく、軽くみているのかもしれぬ。

 

・しかし、全ての円盤人がエーテル人なのではない。宇宙にはあらゆる形、色の生命体が種々の面において群がっている。これら非物質的実体に加わうるに、恐らくある現実の固体円盤が存在しており、我々の面(物質の世界)に永久に同座して、他の物質的天体から実際に飛んできたのかもしれない。