日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

モラル・マジョリティーなど、キリスト教シオニストと称される熱狂的なイスラエル支持者が550万人もいて、彼らのほとんどが共和党員であり、ユダヤ・ロビーのAIPACと呼応して、イスラエル支援に万全を期している。(1)

 

 

ユダヤ大事典』

ユダや大事典編纂委員会  荒地出版社  2006/2/4

 

 

 

<なぜアメリカはイスラエルに特別の援助を続けるのか>

国益に寄与するイスラエル支援>

・アメリカは世界有数の宗教国で、国民の圧倒的多数が宗派の違いこそあれキリスト教徒である。

 

・アメリカには、ジェリー・フォールウェルに率いられたモラル・マジョリティーなど、キリスト教シオニストと称される熱狂的なイスラエル支持者が550万人もいて、彼らのほとんどが共和党員であり、ユダヤ・ロビーのAIPAC(アメリカ・イスラエル公共問題委員会)と呼応して、イスラエル支援に万全を期している。アメリカ人はイスラエルに対して、当のイスラエル人以上に、批判を差し控えるようなところがある。

 

・アメリカは毎年、対外援助総額の6分の1に当たる30億ドル(実際はそれを上回る額)の軍事・経済一括援助をイスラエルに供与し続けるだけでなく、国連で入植地や東エルサレムの問題をめぐって、イスラエルに不利な決議案などが上程されると、その都度拒否権を発動してきた。

 

イスラエル支援は、どこかで間違いなくアメリカの国益に「翻訳」されているはずだ。米ソ冷戦構造のなかでイスラエルは、旧ソ連の中東進出を防ぐ堡塁とみなされ、たがいに安保条約の類こそ締結していないけれども、戦略上緊密な協力関係にあったことは、レーガンイスラエルを「NATO未加盟主要友邦」と称したことからも明らかだ。

 

<現時点での戦略的価値>

・しかしその一方で、ハイテク兵器の国際的共同開発に貢献し得るイスラエルの技術力、またモサドその他イスラエル諜報機関の威力は、中東という領域を超えた現代国際政治の厳然たる事実であり、アメリカがそのような便益を手放すとは考えられない。ユダヤ・ロビーならずとも、イスラエル援助の中止や削減は国益に反すると考えるネオコンのような政策立案者が、政府部内にいないはずはなかった。

 

<自動車王ヘンリー・フォードの『国際ユダヤ人』とは?>

<フォードの反ユダヤ主義宣言>

・世界の自動車王となったヘンリー・フォードは、農家に生まれ、独学だったから、無知な面が多々あった。彼にとって真のアメリカ人とは、畑や工場で額に汗して日々のパンを稼ぐ男女を指し、その対極に据えられたのが「吸血鬼」たる東部の銀行家だった。金融業者の内情暴露を一任された腹心の補佐役アーネスト・リーボールドは、1918年に無名のニュース週刊誌『ディアボーン・インデペンデント』を買収し、やがて同誌は攻撃目標を金融業者からユダヤ人に転換した。

 その原因として、ユダヤ系の銀行家やジャーナリストに対するフォード自身の私怨や、当時アメリカ主流社会がユダヤ系移民に抱いていた脅威と軽蔑の複合的感情もあげられるが、ともかく1920年に入ってフォードは、「あらゆる戦争の背後に国際的金融資本家、いわゆる国際ユダヤ人がいる」と主張し、自他ともに認める反ユダヤ主義者となった。

 

ユダヤ陰謀論のルーツとは?>

陰謀論出現の背景>

ユダヤ人の世界的陰謀というようなフィクションが真実味を帯びて流布した背景として、一方にはユダヤ人の歴史と宗教が常に自らを<異なる者>であり続けようとする集団を作りあげてきたこと、他方にはイエス殺害に由来するキリスト教の反ユダヤ的神学および<異なる者>ユダヤ人に対する反感、不信、憎悪という古代から中世にわたる歴史があった。

 

ユダヤ陰謀論の成立>

・近代社会を担う新興階級としてユダヤ人の進出が目立ち、これに反発して中世の反ユダヤ感情は新しい生命を与えられて、反セム主義に変質していったのである。こうして反ユダヤ主義は革命や戦争はもちろん、政財界のスキャンダル、パニック、経済危機や国際間の対立や紛争などとユダヤ陰謀を連動させて大衆を動員するスローガンとして機能させうることを学びとった。

 第1次世界大戦後には、ユダヤ陰謀論聖典にして偽書『シオン長老の議定書』に流布、ボルシェヴィズムとユダヤ主義の同一視などユダヤ人の世界征服陰謀といった新型の反ユダヤのプロパガンダが行われ、ドイツの敗戦も将軍たちをユダヤ人が背後から刺したのだという匕首伝説が流布した。

 日本にユダヤ人問題論議が起こったのは第1次世界大戦末期のロシア革命シベリア出兵の時代である。一部の軍人や国粋主義的人士の手で『シオン長老の議定書』などの反ユダヤ文献がもたらされ、社会主義やデモクラシーの潮流に対抗する手段としてユダヤ人の世界的陰謀の危機を警告したのである。

 

<『シオンの議定書』は誰が作ったのか>

<『プロトコール』のルーツ>

・ノーマン・コーンによれば、ユダヤ人の世界支配陰謀の神話はフランスのイエズス会士オーギュスタン・バリュエル神父が『ジャコバン主義の歴史に関する覚書』(1797)によってフリーメーソンの参画するフランス革命秘密結社説を開陳して先鞭をつけたという。これはたちまち英、伊、西、露の各国語に翻訳された。

 

・手紙はフリーメーソンユダヤ人を直結させ、1世紀足らずのうちにユダヤ人が世界の主人となり、一元的支配を行うという陰謀を記したものであり、これがバリュエルの思考を進展させた。

 これも一説であるが、以後実に多様な起源説が出現した。いずれも超人的能力をもつシオンの賢者の属性に結びつけられた。こうして稀代の偽書1920年代ヨーロッパを中心に世界を席巻したといってよい。そして30年代にヒトラーの狂気の政策決定に到達した。

 日本へも1920年代にシベリア出兵の軍人や民間人によってもたらされた。『プロトコール』は要するに、ユダヤ人が現存の諸国家を破壊したうえに、超国家的な政府を樹立して、彼らが世界に君臨して諸民族を跪かせるという大陰謀を指南した秘密文書であるというのである。秘密結社フリーメーソンは、この陰謀実現のため世界に張りめぐらされた団体にほかならぬ、と妄想をたくましくし、昭和戦時下にももてはやされた。この反ユダヤ聖典信奉はナチスをもって終わることなく、「たとえ偽書といわれようとも」といって、いまも日本における反ユダヤ論者の聖典としての役割を解任されないでいる。

 

フリーメーソンユダヤ人>

フリーメーソンは18世紀初頭のイギリスから始まって世界にひろがった世界主義的、人道主義的な友愛団体であった。フランスの啓蒙思想との親和性、カトリックとの微妙な対立関係のあったことは否定できない。このためとくにカトリック国では危険視され、迫害も受けて秘密結社的にならざるをえなかった側面はあった。

 はやく18世紀末にはフリーメーソンを陰謀集団とする説が立てられ、19世紀中葉には世界征服を企てるユダヤ人の秘密結社であると付会されるに至った。今世紀初めの『シオン長老の議定書』はその見解を決定的にし、ナチス・ドイツ政権はこれを最大限に利用した。

 フリーメーソン起源論は、反ユダヤ側にも異説があるが、結論は要するに、自由平等博愛の美名のもとに社会主義共産主義を鼓吹する一方、享楽思想を盛んにして、現体制を崩壊せしめるという野望実現のための秘密機関だというのである。

 

<日本における警戒論>

フリーメーソンが世界的陰謀をもって実際に政治に関与して動かしたとはいえず、危険な陰謀団体というイメージは虚構であり、客観的、科学的な研究は怪しげなフリーメーソンユダヤ陰謀説が過去の遺物となっていることを明らかにしている。

 

ユダヤ人の定義は?>

ユダヤ人とは、「ユダヤ人の母親から生まれた人、あるいはユダヤ教に改宗した人で、ほかの宗教に帰依していない者」をいう。これは1970年の帰還法改訂にもとづく定義である。

 

ユダヤ人になる>

・この定義から判るように、ユダヤ人男性と非ユダヤ人女性の間に生まれた子供は、ユダヤ人ではないので、改宗手続きをする必要がある。非ユダヤ人の子供がユダヤ人の家庭で育てられても、その子がユダヤ人になるわけではない。ちなみに、ユダヤ人特有の身体的特徴はない。

 ユダヤ人の母親から生まれても、ほかの宗教、例えばキリスト教に帰依すれば、その人はユダヤ人とは認められなくなる。典型的な例がメシアニック・ジューと呼ばれる人である。(ユダヤ人であるが、ナザレのヨシュアを救世主として認める人を指す)。悔悛して元に戻ればよいが、イエスを救世主として認める限り、ユダヤ人共同体からはずされる。キリスト教の世界では、ユダヤ教ユダヤ人を認めるに至ったが、福音主義系は積極的にユダヤ人の改宗を運動として進めている。1960年代のイスラエルでは、このメシアニック・ジューは数百人しかいなかったが、最近は数千人になっているようである。

 

<揺れるユダヤ人の定義>

・姓は父親の方を継ぎ血筋は母親の方をたどるのが、きまりであるが、母親云々については、16世紀に編纂された宗教法典「シュルハン・アルーフ」に規定されている。この法典は現在もハラハー(ユダヤ教の宗教法)の基準となっている。

 西側先進国では異教徒の結婚が50%に達するようになったことから、ユダヤ人社会は深刻な同化の問題に直面し、ユダヤ人口の減少が憂慮される。このような状況を前に、改革派は「父親ユダヤ人であれば、子供もユダヤ人」とする立場をとるようになった。もちろんこれは、正統派のみならず保守派からも、猛烈な反対にあっている。

ユダヤ人は誰か」論争は、1970年代頃から論点が変わり始めた。正統派、保守派、改革派の手による改宗の正当性をめぐるもので、正統派は、他の二派(再建派を加えれば三派)による改宗を認めていないため、時々論争となって火を噴くのである。「イスラエルでは正統派のみの改宗、ディアスポラ(離散)における保守派と改革派による改宗には目をつぶる」というのが暗黙の了解なのであるが、時々これを破ろうとする動きがでて、論争になる。

 

ユダヤ人の言語は?>

ユダヤ人の言語はヘブライ語である。ただし、世界のユダヤ人口1290万のうち、日常的にヘブライ語を使っているのは、500万強である。残る700万余は、居住する国の主要言語を使っている。

 一方イスラエルでは、移民で成り立っていることもあって、ヘブライ語のほかに、さまざまな言語が飛び交っている。

 1990年代になって旧ソ連からのユダヤ人が多数移住してきたため、一時国内にロシア語が氾濫したことがあった。イスラエルの第2言語はヘブライ語というジョークも生まれたほどである。

 

<多様な言語を生んだ背景>

イスラエルに行くと判るが、年配の人のなかには、5~6の言語を喋る人が珍しくない。逆にイスラエルの現代っ子は、日本人と比べればまだましだが、祖父母の代ほど外国語には堪能ではないようだ。これは、流浪と定着の差を物語るものであろう。支配者の圧力に翻弄され、あちこちに流されてきた人生が、数々の言語に刻み込まれている。

 ディアスポラユダヤ人社会は、同じ国に住んでいても、時代やその前の居住地の違いによって、日常語が違っていた。

 

<民族の独自性を担うヘブライ語

・世界各地に離散したいわゆるディアスポラユダヤ人は、居住地の言語を取りこみながら、独自の言語を作りあげていった。その代表例が、ドイツ・東欧系のイーデッシュ語で、アシュケナージ系のユダヤ人が使用し、もうひとつがスペイン系のラディノ語である。こちらはスファルディ系が使った。スファルディ系は、スペイン追放で、オランダ、北アフリカバルカン半島、トルコなどへ行き、さらに南米にも渡ったので、それぞれの地でラディノ語が使われた。

 

ユダヤ人になるにはどうすればよいか>

<厳しい就業と学習>

ユダヤ人になるには、改宗すればよい。しかし、日本の新興宗教のようにすぐに入信して、宗旨変え完了というわけにはいかない。仏教の得度にも似た厳しい修業と学習を経なければならない。さらに、超正統派、正統派、保守派、再建派、改革派とさまざまな派があり、例えば正統派は、正統派のラビによる改宗手続以外は認めないので、改宗はそれほど容易なことではない。

 

 

 

『失われたメシアの神殿『ピラミッド』の謎』

飛鳥昭雄、三神たける   学研  2010/1

 

 

 

<秘密組織フリーメーソン

・預言者の組織を「フリーメーソン」という。今日、世に知られる秘密結社としてのフリーメーソンは近代フリーメーソンである。1717年にイギリスで結成されたグランドロッジから派生した組織である。

 

・預言者の秘密組織としてのフリーメーソンが、実はこの地球上に存在する。主に密儀宗教の祭司の組織という形で継承されており、それをたどっていくと必ずノアに行きつく。もちろん、ノアの先もあり、エノクを経て最後はアダムに遡る。人類最古のフリーメーソンとは、「アダムメーソン」である。エノクもまたアダムメーソンだ。

 

・すなわち、ノアの3人の息子が独自のフリーメーソンを形成したのである。

 

<地底王国シャンバラ><チベット密教とカッバーラ>

・シャンバラは、チベット密教において語られる世界である。一般の仏教では語られることのない思想である。仏教には表と裏がある。表が顕教であり、裏が密教である。

 

・最終経典にシャンバラが説かれているように、シャンバラの存在を最初に説いたのは仏教の開祖、釈迦なのだ。釈迦は自ら、北の果てにシャンバラへの入口があると説いた。なぜ釈迦はシャンバラの存在を知っていたのか。

 

<釈迦はセムメーソンだった!>

・釈迦がカッバーリストであり、預言者であったことは間違いない。神を信じ、神とまみえ、そして、神の言葉を授かったフリーメーソンだったはずである。

 注意してほしいのは、ヤフェトメーソンではなく、セムメーソンだという点にある。バラモン教アーリア人の宗教であり、それを担ったのは、ヤフェトメーソンだが、釈迦はセムメーソンだった。

 

モンゴロイドはアーリア系ではない。有色アジア系であり、ユダヤ人やアラブ人、そしてトルコ人と同じセム系なのである。したがって、釈迦がカッバーリストならば、民族的にセムメーソンだったと考えられるのだ。

 しかも、それだけではない。釈迦はシャンバラの住民と同じ血を引いていた可能性がある。鍵となるのは、釈迦族=サカ族を生み出したスキタイにある。

 

<釈迦は失われたイスラエル10支族だった>

<地球内天体アルザルとは、まさにシャンバラのことなのだ>

・では、シャンバラはどういう形で存在するのか、これを現行科学で理解するには少しむずかしい。まだ、一般に認められていない現象を前提とするからだ。その未知なる現象は、プラズマ・トンネルである。

 

・プラズマ・トンネルは地球内部に通じており、そこには巨大な亜空間が形成されているのである。まさに、この亜空間の中心に、実は地球よりもひと回り小さい天体が浮かんでいるのである。

 

・アメリカ軍は50年以上も前に、この地球内天体の存在に気がつき『旧約聖書』の外典にちなんで、コードネーム「アルザル」と名づけている。コードネームでわかるように、失われたイスラエル10支族が北極圏から入り込んだ世界こそ、この地球内天体アルザルなのである。

 

・日本人の中には古代イスラエルの血が流れている。そういっても、多くの人は、すぐに信じることができないであろう。

 

 

 

エクソシスト入門』 実録 悪魔との対話

大川隆法  幸福の科学出版   2010/3/18

 

 

 

<国家の指導者に悪魔が入った場合>

・また、悪魔は、念力の強い指導者のところに入った場合には手下を使うことができるので、“組織戦らしきもの”をすることができます。

もっと規模が大きい場合には、ナチスのように国家レベルでやられることもあり、その結果、6百万人ものユダヤ人が殺されたりします。

 

・あるいはポル・ポト政権下のカンボジアのように、2百万人が「されこうべ」になったりします。ポル・ポトに悪魔が入ったのは間違いないでしょう。

 

・中国でも文化大革命で何千万人もの人が死んだと言われていますが、このようなことが起きる場合には、おそらく指導者に悪魔が入っているだろうと思います。そういう状態が永遠に続くことはないのですが、一時期なら悪魔が国家を乗っ取ることも可能なのです。そこが悪魔との戦いにおいて難しいところです。政治的な指導者や、大きな組織を動かす人のところに悪魔が入った場合には、あるていどの組織を動かす戦い方ができる可能性があるのです。

 

 

 

ユダヤ陰謀説の正体』

松浦寛  ちくま新書   1999/11/1

 

 

 

<UFOとホロコースト

<UFOを操っているのはだれか>

ホロコーストとUFOとはいかにも奇妙な取り合わせのように思われるが、ユダヤ人に関する偏見には、他のどの民族に関する偏見にもまして奇妙なものがある。

 

・「UFO問題の一番深い根幹部にあるのは、実は『ユダヤ問題』だったのである!」と『{超真相]エイリアン&第3次世界大戦}(1996年)なる著書で説くのは、「サイエンス・エンターティナー」を自称する飛鳥明雄である。飛鳥は、「子どもの頃から古代古墳に囲まれた環境で育つが、UFOを目撃したことで超常現象の世界に興味を持つようになった」という人物である。

 

・飛鳥によれば、1947年7月4日にアメリカのニューメキシコ州ロズウェルで米軍が発見したというUFOに乗っていたエイリアンの4遺体は実はモンゴロイド系で、UFOを飛行させるほどの高度科学技術の担い手は日本人を含むモンゴロイド系であるという。

 そして、モンゴロイド系を中心とするアジア系諸民族こそ、古代イスラエルの失われた十支族の末裔だというのである。すぐに分かるように、失われた十支族云々は、飛鳥の信奉する、一夫多妻制などの主張でとかく周囲と摩擦を起こすことの多いアメリカの新興宗教の教義(インディアンと俗称されるネイティブ・アメリカンは移住したイスラエルの失われた支族との由)のヴァリエーションで、それを飛鳥は、われわれが先に論じた「日本=ユダヤ同祖論」と折衷したわけである。

 

・飛鳥は、これに宇野正美がアーサー・ケストラーの『ユダヤとは何か――第十三支族・カザール王国の謎』の翻訳を通して流布した奇説の一部を付け加える。

 宇野説とは、イスラエル国籍の大方がそうである白人系のアシュケナジー・ユダヤ人は、中世期に挙国改宗した黒海沿岸にあったカザール王国の子孫で、血統的にはスペインからアフリカ方面に逃れたスファラディユダヤ人だけがアブラハムの子孫であるというものだが、飛鳥は「アシュケナジー・ユダヤ人=カザール人」の部分だけを採用し、日本人を含むモンゴロイド系民族と失われた十支族との結びつきを強調する。

 

・ご存知の通り、アメリカ政財界を握るユダヤ系資本は、白人系ユダヤ人で占められている。(・・・)これは血統的に何の関係もないロックフェラーに代表される白人系ユダヤ人が、「シークレット・ガバメント」を構成し、軍産複合体と世界最大の軍事力を結びつけ、アメリカを裏側で完全に支配している構図を意味する。彼らはそれだけでは飽き足らず、国連を配下に置きながら、世界統一政府を樹立させ、世界の冨の独占化を狙っているのである。UFOに乗って包囲網を簡単に突破してくるモンゴロイドが存在することは、白人系ユダヤ人にとって、自分たちの民族的偽称が暴かれる“最大の恐怖の序曲”が始まったことを意味する。

 

・ロックフェラー家はユダヤ系ではないので、もちろんアシュケナジーとかスファラディとかいうこは問題にならない。飛鳥は、いわば二重の誤りを犯しているのである。しながら、飛鳥の議論には滑稽とばかり言っていられないものがある。というのは、この議論を支えている妄想的確信は、その基盤をアメリカの政治的・宗教的極右と共有しているからである。UFO関連書とユダヤ陰謀論が同じ出版元であることが少なくないアメリカから原理主義的主張に支えられて、俗悪な人種主義と反ユダヤ主義がとめどもなく日本に輸入されてくる。

 

 

 

『聖別された肉体』  (オカルト人種論とナチズム)

横山茂雄)(風の薔薇)  1990/10

 

 

 

・『20世紀の神話』において、アーリア人種が世界史の舞台でこれまでいかに大きな役割を果たしてきたかを彼らが常に支配人種であったことを、ローゼンベルクは力説する。そして、金髪白晢碧眼のアーリア=ゲルマン人種とその北方的文化の絶対的優位性を証明するために彼が導入したのは、アトランティス北方説及びアトランティス本地説に他ならない。

 

・ローゼンベルクによればこれらアトランティスアーリア人たちは「白鳥の船及び龍頭の船に乗って」地中海からアフリカへと渡り、また陸路を通って中央アジアを経て、中国へ、また南北アメリカへと大移動を行った。彼はまたヨーロッパから北アジアアイルランドへといった移動経路も想定している。それらの移動の「証拠」として、ローゼンベルクはたとえば、古代エジプトの支配階級の風貌には、アーリア=アトランティス的要素(つまり金髪白晢碧眼)が見出せると主張し、一方、その被支配階級ハム人種は「アトランティス人と異人類の原始民族の混合的変種であると断定する。さらに楔形文字やその他の地球上の文字の起源が「アトランティスの(祭祀的)象徴に遡る」可能性までが暗示される。

 

 

 

『シュメールの天皇家』 陰陽歴史論より 

鷲見紹陽 明窓出版       2007/8/1

 

 

 

高天原はスバルである>

<太古、神人はスバル、北極星、オリオンからやってきた>

・本書の「陰陽歴史論」とは、高天原の昴(スバル)系の氏族とアースガルトやアガルタの地底系氏族という“陰と陽”の二系統の血脈の関わり、抗争の中で歴史は動いてきたのであり、それが歴史の真相であったことからつけたものである。

 

・さらにこの“陰陽”の二系列は地底信仰の氏族のシャンバラ(セム)系とアガルタ(ハム、ヤペテ)系の二つにも見られ、後者はさらに親高天原と反高天原に分かれた。

 

<スバル、北極星、オリオンの三位一体>

・これまでわが国の天皇家天之御中主神(あめのみなかぬし)やキリスト教の“天の父なる神”がスバル(プレアデス)信仰にあたり、セム系氏族が北極星、北斗七星信仰、ハム系氏族がオリオン、シリウス信仰であることを明らかにしてきた。

 

・なおヤペテ系氏族はスバルと同じ牡牛座のアルデバラン(ヒアデス星団の赤星)信仰と考えられる。

 

・この地底世界の実体は不明だが、一部にはプラズマ亜空間説が出されている。空間が歪曲して異空間へとつながっているという説明もあり地底世界というより、別次元の世界と考えられる。

 

・厳密にはアガルタとシャンバラを区別しなければならないようである。つまり、ヤペテ系やハム系の神域がアガルタで、シャンバラは、セム系の神域ということである。

 

藤原氏北極星、北斗七星信仰はシャンバラ信仰、物部氏のオリオン信仰はアガルタ信仰となる。

 

・このヤペテ、ハム対セムの対立は天界で天の父なる神に反抗した堕天使に対してヤハウェ(またはミカエル)が天使の三分の二を率いて天の父なる神の側につき、堕天使とそれに従った三分の一の天使を地底世界に落とした事に遡る。セム系対ハム系、ヤペテ系の対立で、後者がヤハウェ側と天使側の半分ずつに分かれたことで、三分の二対三分の一となる。

 

セム系民族はエンキの北極星、北斗七星信仰、ハム系民族はエンリルのオリオン信仰であった。

 

・我が国の神社の大半がスサノオニギハヤヒ、つまりバールやミトラを祭祀し、その系列神を祭神とした物部氏の神社で、オリオン信仰であり、ハム系の神々を祀ったものであった。

 

イザナギの黄泉の国訪問譚はギリシア神話のオルペウスの話がモデルで、途中で約束を破って振り返って見たため永久に妻を失ったエピソードなど同一のものである。なお、イザナミのいた黄泉の国は地底世界でアガルタ(シャンバラ)である。

 

・大伴氏と物部氏天皇家をはさんで、セム系とハム系の陰陽の関係にあり、東日本を大伴氏、西日本を物部氏が支配したが、本来は対立関係にあった。

 

・ハムもセムもノアの子としてアースガルト、アガルタ、シャンバラという地底に起源をもつが、北欧神話などを読むとセム系とハム系の住む領域も異なり(シャンバラはセム系の世界)、元々は対立していたのが、セム系がハム系に服属して和解したことになっている。

 

・シャンバラとアースガルト(アガルタ)は対立関係にあった。セム系は北極星、北斗七星信仰で、ハム系はオリオン、シリウス信仰で別系統のものが系図で兄弟とされている。

 

セム系は“文”の性格が強く、ハム系、ヤペテ系は“武”の血脈である。ハム系の中でもカナン人は、ノアによって呪われ、“カナンの呪い”という言葉が残っているが、聖書の中でもキリストが忌々しきものマムシの末裔として非難している。

 

・この我が国におけるセム系とハム系、高御産巣日神系(たかみむすび)と神高巣日神系(かみむすび)が、天皇家を間において対立・抗争してきたのが日本の歴史で、しかもそれは国民の一割前後の民族の抗争であったとするのが本書である。

 

天孫降臨の地は飛騨である>

・スワティカ(卍)は、もともと宇宙エネルギー発動の神聖な表現である。

 

北欧神話のアースガルトがインド神話のアガルタという地底世界への信仰を有するトゥーレ協会という一種の秘密結社で、ヒトラー自身が、その地底世界を求め探検隊をチベットに送ったり、そこで知りえたものと思われる。

 

ナチスとアガルタの結びつきについては多くの人が論じている。有名なスウィフトの『ガリバー旅行記』もケルトによる地下世界探検譚を集めて書かれたものである。

 

 

 

『戦慄のUFO&宇宙人ミステリー99』

衝撃写真493点 エイリアンと人類の恐怖の真実

悪魔の協定か?ダルシー人体実験、エリア51のエイリアン、ピラミッド型のUFO登場、地球内部の異星人基地、フリーメーソンとNASAの陰謀

南山宏   双葉社    2010/7/14.

 

 

 

<惑星セルポとの極秘交換留学>

・アメリカ政府は、選り抜きの軍人12人を惑星セルポへと交換留学に送り出していた・・・。

 

・このイーブ1号が宇宙船の残骸から見つかった通信装置で故郷と交信し、相互理解を深めるための交換留学生計画が進んだという。その故郷がレティクル座ゼータ連星系の惑星セルポだ。

 

・留学メンバーを乗せ、宇宙船が出発したのは、1965年、彼らは、表向き行方不明者とされ、身元や記録が抹消された。ネバダ実験場にセルポの宇宙船が到着し、地球に残るセルポの留学生と入れ替わりに旅立ったのだ。

 

・ふたつの太陽が輝き、地平線下に沈むことはほとんどない星で、大気や気圧は地球とあまり変わらなかったという。メンバーはあたたかく迎え入れられ、平等で穏やかな社会生活をつぶさに観察、体験することができたらしい。

 

・8人が持ち帰ったデータや資料、高度科学技術を示す品々は、その後の米軍の科学技術の発展に寄与したようだが、彼らの肉体はセルポ滞在中に強い放射能にさらされていたため次々に病死したとされている。

 

<大統領が異星人と交わした密約>

・1954年のアイゼンハワー政権時代に、連邦政府憲法の抜け道を使ってエイリアンの一種族グレイと「グリーダ協定」と呼ばれる密約を交わしたというのだ。協定の内容は、エイリアンの先進科学テクノロジーを学ぶのと引き換えに、エイリアンが牛馬を捕獲し、人間にインプラント技術を試す実験を許可するという恐ろしいものだ。アメリカが標榜する人道的行為とは正反対の内容である。

 

・反人道的な密約に至った理由は、米政府の力ではエイリアンと戦っても勝てないため、相手の条件をのむ内容になったと告白している。

 

・実際、その後のアメリカ国内では、家畜類が不可解な死を遂げるキャトルミューテーションや人間が誘拐されるアブダクション事件も頻発した。

 

・元海軍の情報部員だったクーパーは、MJ12がアイゼンハワーによって創設されたこと、生きたエイリアンの写真が添付された資料に目を通した経験などを赤裸々に告白。

 

・密約を交わしたのは、大きな鼻が特徴のラージノーズ・グレイであることまで暴露した。

 

・MJ12絡みで爆弾発言を連発したクーパーだが、2001年納税拒否の逮捕時に撃ち合いになり警察に射殺されてこの世を去ってしまった。政府の巧妙な口封じだったのだろうか?