日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

ミカエルによりますと、この太陽系(霊団)には約400億の人間の霊魂が存在しているそうです。これだけの数の霊魂が、この世、すなわち3次元世界と、あの世のあいだをいったりきたりしているというのです。(1)

 

 

『人類と地球のアセンション』 だからこう生きよう

船井幸雄   徳間書店   2006/1/31

 

 

 

<同じようなメッセージ

・私の友人の田村京子さんや、井出章彦さんといった日本人のチャネラーたちも、プレアデス人やアトランティス文明についてこれと同じようなメッセージを受け取っています。

 バーバラ・マーシニアックさんは、アメリカを中心に世界中で活動しているチャネラーですが、井出さんは静岡県、田村さんは高知県の人です。

 

まったく違うところで活動している人たちが、チャネリングによって、同じようなメッセージを受け取っているのは興味深いことです。しかも、これは前記の3人のチャネラーだけではないのです。

 

<2010年前後に4次元への大きな位相のシフトが起こる>

・フィックスさんはTM(超越瞑想)の教師で、アメリカ東部のコミュニティや大学、病院、刑務所、麻薬のリハビリ・センターなどで瞑想の普及のために活動しており、その活動が高く評価されている人です。彼は1986年に「カウンシル・オブ・ライト」を創設し、精神世界の指導者を育成しています。

 フィックスさんが昇天した「大師」たちから受信した情報によれば、地球はいま、カルマの輪廻を超えて光の次元へと上昇しようとしているとのことです。昇天した大師たちは、人間たちが真我(創造主の一部である個人の本質)の次元に目覚め、アセンションするのを手助けしにきているというのです。

 太陽系の地球以外の惑星はすでにアセンションを済ませており、太陽系のなかでは地球が最後にアセンションへのプロセスに向かうことになるといいます。地球のアセンションにより、太陽系全体がアセンションを完了するというのです。

 

・西暦2000年以降、特に2010年前後から、大きな位相のシフトが起こります。マスターたちは、1995年を重要な変換の年として伝えてきています。

 

・どんな科学的な発見も、まず前もってスピリチュアリスト(霊能者)たちが同様の原理を、その秘教的ともいえる透視力によって予見していたことに気づくでしょう。予見がなされて、それから物理的で具体的な体系が組み立てられ、新たな発見へとつながるのです。

 

キリストの再臨とは一人の人間が降臨するのではなく、キリスト意識が集合の波動として地球に到来することを意味しています。

 

・いま私達は、3次元から4次元へ移行する段階にきています。4次元で私達は軽くなり、想念の妨害やイデオロギーの束縛から解き放たれて、摩擦が無くなります。私達は直感に満ちた洞察力を信じ、動機を信じ、内在する神性を信じて、それらに従って行動できるようになります。これが4次元の世界です。

 

私達が5次元に移行すれば、至るにはあと2千年かかりますが、3次元の人間の目から見れば完全に透明で不可視となります。この状態は5次元にいる他の惑星の同胞が、私達3次元の目からは見えないのに似ています。5次元の波動は、摩擦がない点で4次元の波動と同じです。

 

・さらに、私たちは直感を信じれば「内在する神性」に目覚め、4次元レベルの存在となることができるということのようです。4次元の上には5次元の世界があり、5次元で私たちはさらに深く美しい神性に目覚めることになるというのです。

 

時空の扉を超えてアセンションを手助けしにきている存在

・集合意識ハトホルによれば、太陽系はいま、大いなる癒しの時を迎えているといいます。それは人間界だけでなく、動物界、植物界、鉱物界など、すべての領域にわたるということです。その癒しのエネルギーによって地球がアセンションできるかどうか、それは人間の意識のありようにかかっているといいます。

 集合意識ハトホルは、シリウスにある時空の扉を通って別の宇宙からやってきたそうです。彼らは、金星を故郷とするサナート・クマラというアセンションした大師の要請を受けて、地球のアセンションを手助けするために地球にやってきたということです。

 集合意識ハトホルは13人のメンバーで構成され、彼らには医学や歴史などそれぞれの専門分野があるといいます。彼らによれば、人類の科学ではまだ解明されていませんが、金星や火星、木星、さらにほかの宇宙にも生命体は存在しているそうです。

 

・彼らは、アトランティスやレムリア文明の頃にも地球を訪れ、地球のアセンションを手助けしました。しかし残念なことに、当時の人類はアセンションに失敗してしまったので、アトランティスから幾人かをエジプトなど北アフリカに連れていき、次のアセンションの準備をさせたのだといいます。

 

人類の役割は宇宙と地球のエネルギーの架け橋となること> 

・トム・ケニオンさんによれば、集合意識ハトホルは人間と似た姿かたちをしていますが、2本のDNA(デオキシリボ核酸)鎖をもつ人間とは異なり、ハトホルには12本のDNA鎖があるといいます。

 バーバラ・マーシニアックさんが受信したプレアデス人からの情報では、かつては人間にも12本のDNA鎖がありましたが、地球を支配しようとしたグループによって、生存のために必要な2本に減らされてしまったのだということです。

 光の家族と呼ばれるプレアデス人は、最初に12本のDNAを持つ人間を創造しましたが、いまから約50万年前に、遺伝子のことに秀でた別のグループの一つが人間のDNAを操作し、人間の能力を限定されたものにしてしまったというのです。

 

・高次元の存在は、人間の感情を食料にしているそうです。最初に人類を創造した光の家族は愛を食料としていますが、人間のDNAを2本に変えてしまったグループは恐怖、心配、混乱、飢餓、落胆を食料にしているといいます。ともかく光の家族はいま、人間を本来の姿に戻そうとしているというのです。

 一方、集合意識ハトホルは、音、エネルギー、愛のマスターだということです。

 

またハトホルは、人間の肉体は人間の存在の1パーセントを示すものにすぎず残りの99パーセントは肉体を取り巻くエネルギー磁場のようなものであるとして、それを「カー」と呼んでいます。このエネルギー磁場は、気功でいうところの「気」、ヨガでいうところの「プラナ」で、感情エネルギーでできている人間の本質だというのです。

 全身のエネルギーのめぐりをよくし、活性化すると、いま人間がもっている2本のDNAの働きも活性化することになります。これによって感情エネルギーの流れがよくなるとか、この経験による心のわだかまりが解消され、無条件の愛を認識し、受容することができるようになるといいます。

 このようにして全身を流れる自分のエネルギーと地球の核と宇宙の中心をつなぎ、エネルギーのレベルを上昇させていくことがアセンションにつながるのだと、ハトホルはいっています。

 

・また、バーバラ・マーシニアックさんは、『プレアデス+かく語りき』のなかで、人間は地球に新しいパラダイムをもたらす役割を担っており、それは宇宙から降りそそぐエネルギーと地球のエネルギーをつなぐ架け橋となるのだといっています。

 トム・ケニオンさんとバーバラ・マーシニアックさんのいっているDNAや愛、感情に関すること、そして人間がエネルギー体であることなどは、表現の仕方こそ違っていますが、共通している点が多いようです。それらは、私には非常に参考になりました。

 

感情エネルギーを上昇させることでカルマが解消する

集合意識ハトホルは、感情エネルギーを上昇させるためには、次の4つのことに注意を向けるといいといっています。

  • 肉体そのものとの関係を育み、強化する。
  • 自己の真実との関係、そして他者との率直な関係を意識し、それを強化する。
  • 仕事の関係と奉仕の機会との関係を強化する。
  • 肉体や地球の現実全体を構成する「聖なる元素(土、火、水、気)」との関係を強化する。聖なる元素には意識があることを知り、感謝に基づいた関係を築く。

 

 

・ボブ・フィックスさんもこれと似たことをいっています。

 彼は「聖なるネクタール」と呼ばれる光を全身に浴び、すべての細胞が活性化することによって、人間の全身のチャクラが開き、真我(アセンションに向かう意識)に目覚めるといっています。チャクラというのは、サンスクリット語で「輪」を意味する意識エネルギーの集結部のことで、私たちの身体には尾骨から頭頂部まで全部で7つのチャクラがあります。

 

第一のチャクラは尾骨にあり、「基底チャクラ」ともいいます。生命エネルギー、肉体的な活動、自制心、性的能力、生殖能力に対応しています。

 

第二のチャクラはおへその少し下にあり、「丹田チャクラ」といいます。忍耐力、創造性、成功や生きる喜びに対応します。

 

第三のチャクラはみぞおちにあり、「太陽神経叢のチャクラ」といいます。創造性、知性、陽気さに対応します。

 

第四のチャクラは胸の真ん中にあり、「ハートのチャクラ」といいます。コミュニケーション、社会性、愛情表現、感性に対応します。

 

第五のチャクラは咽にあり、「咽のチャクラ」といいます。コミュニケーションや自己表現に対応します。

 

第六のチャクラは眉間にあり、「第三の目」ともいわれます。芸術、創造、直観力に対応します。

 

第七のチャクラは頭のてっぺんにあり、「王冠チャクラ」といいます。直感、精神性、宇宙意識に対応します。

 

・いい方は違っていますが、二人のいっていることを整理すると、①自分の肉体を健康に保ち、②自分の感情を気持ちのいいものにすると同時に他者との良好な関係を保ち、③仕事や奉仕によって創造性を発揮し、④自然界や宇宙の目に見えない存在といい関係を築きなさい、ということになると思います。

 ボブ・フィックスさんによれば、7つのチャクラが開いて真我に目覚めると、人間は肉体の制約を受けない高次元の意識をもつようになり、永遠不滅の存在になるというのです。永遠の存在になれば、人間はもう輪廻転生しなくてもよくなりますが、これは過去のすべてのカルマが解消されるということを意味するといいます。

 

4次元世界ですべてのことが思うだけで実現できる

・これまで述べてきたように、アセンションとは、私たちの住む3次元世界が、高次元というか4次元世界以上に上昇することのようです。

 私たち人間は本来、12本のDNAをもち、非物質領域と物質世界の両方で活動することができる存在でしたが、いまは人間は3次元世界=物質世界にとらわれています。しかし、やがてアセンションすると、より高い波動のレベル、つまり4次元世界以上=非物質領域への自由に行き来することができるようになるということなのです。

 私が考える4次元以上の世界は、時間と空間にとらわれない世界です。空間はありますが、心に思っただけで何でも実体化でき、自由に移動できます。空間と場所だけでなく、過去や未来へも行くことができるようです。

 さらに、物を食べなくてもいいし、眠らなくてもいい、病気もないし、そこでは、ふつうは痛みも苦しみもありません。しかも、思いがすぐに実現する夢のような世界です。

 また、アセンションするのは、人間などの生物だけではないと思います。星も同じようにアセンションすると思います。なぜなら、星も知性をもつ存在だと思えるからです。

 

・4次元以上の世界に関しては、『ヒマラヤ聖者の生活探求』のほかに、『500に及ぶあの世からの現地報告』も非常に参考になりますので、ご一読ください。

 ここでは、そこに書かれていることの一部を紹介しておきます。

 

・あの世では、離れたところへ行くときには、目を閉じて行きたいと思う場所のことを考えるだけでその場所に行ける。

 

・大きな学校や博物館があって、そこではあらゆる国や民族の歴史を学ぶことができる。そこにはないものはなく、すべての物がそろっている。

 

・太陽は見えないが、いつも明るい光に包まれており、季節というものはない。地面に花が美しく咲いているが、花は水をやらなくても自然に育つ。

 

・お金は存在しない。誰でも地上でつくり上げた生活習慣や価値観によってほしいと思うものがあるが、そのことを思うだけで簡単に手に入れることができる。

 

・食欲は消え失せ、疲れを感じることもない。精神的な疲れを感じたときは、ただ目を閉じ、しばらくリラックスするだけでいい、再び目を開ければ疲れはなくなっている。

 

・時間の意識はない。地上のような午前、午後、夕方、夜といった区別はない。時間は、地上の人間のつくり出した単なる目印にすぎない。

 

・あの世には、地上世界のような法律や規則はない。万人にあてはまり、万人が認める「法則」(自然法)があるだけである。

 

・あの世では、テレパシーで自分の考えを送ったり、相手の考えを受け取ったりすることができる。

 

 これは極楽というか、あの世の話ですが、4次元以上の高次元の世界のことです。楽しいですね。アセンションすると、このようになるというのです。

 

エゴの拡大、欲の追及はもう行き詰まりはじめた

私は経営コンサルタントの仕事をするようになってから四十余年のあいだに、約1万人の日本人の経営者と親しく付き合ってきました。経営者、すなわち企業のトップというのは、社会を引っ張っていくリーダーです。会社を儲けさせることができなければ、自分とその家族だけでなく従業員とその家族の生活を支えていくことができなくなります。そこで、一般の人よりも先をみて生きているものです。

 そのトップたちのあいだで、時代の先駆けといえる変化が始まりました。1980年代末以来、経営者の何割かは、いままでのようにエゴや欲を追求しつづけることに意味を感じなくなってしまったのです。これは、とても大きな変化です。

 

・それは、共産主義の崩壊というグローバルな変化と時期を同じくする頃からでした。

 共産主義と資本主義という経済体制は、まったく正反対に思えるかもしれませんが、ともにエゴを中心に据えた価値観で成り立つ経済システムです。共産主義はエゴと平等、資本主義はエゴと自由を追求するシステムで、ともにエゴがベースとなっています。20世紀末までの何百年かは、エゴを追求した時代だったといっていいでしょう。

 しかしいま、世の中は急速に「いまがよければいい、お金さえあればいい、自分さえよければあとのことはどうなってもかまわない」というエゴの原理では立ちゆかなくなってきています。世界でも時代の最先端を走っている日本で、これに気づいていないのは政治家やマスコミ人ぐらいで、日本の経済人は変わりはじめました。

 そのことをぜひ本書の読者に知ってほしいのです。

 

日本の気温変化は要注意

近年、大都市では台風の被害が大きくなっています。本来、自然災害であるはずの台風が人災化してきているのです

 その大きな原因の一つが、気温変化です。とくに大都市では、ヒート・アイランド現象も加わってますます平均気温が上がっています。ヒート・アイランド現象は、「熱汚染」とも呼ばれ、住宅や道路、ビルや工場などの熱源が密集する都市部に集中して起こる温暖化現象のことです。

 

・都市部では、緑地や水面などの自然がますます少なくなりつつあります。コンクリートアスファルトに覆われた部分に日中に蓄えられた熱が夜間も放出され続け、夜になっても熱が下がりにくくなっています。エアコンなどの家電やOA機器の排熱や自動車の排気ガスの熱もかなりのもので、さらに気温を上昇させる原因となっています。

 

人間の経済活動が気候さえも変えてしまった

地球温暖化が原因と考えられる環境の異変がみられるのは、日本だけではありません。アメリカの西部では、広範囲に及ぶ干ばつが過去6年間にわたって続いています。

 

・さらに、2005年8月25~31日、カトリーナという超大型ハリケーンアメリカ南部を直撃しましたが、これも原因は地球温暖化ではないかと考えられています。

 

・このような地球規模の温暖化を引き起こしているのは、二酸化炭素やメタン、フロンなどの温室効果ガスといわれています。

 

世界中の氷河が溶解し、世界中の大都市が水没する

・2020年に中国の人口は14億人以上に達していると予想され、その頃には産業の規模もいまより大きくなっていることでしょう。温室効果ガスや二酸化硫黄を排出しないエネルギーが発明されないかぎり、中国の経済成長はこれまで以上に急速な温暖化を招くのは間違いありません。これは、日本にとっても大問題です。

 

・温暖化の影響で、1850年から1980年のあいだに世界の氷河の3分の1が失われ、この縮小はいまも続いています。数十年後には、ヨーロッパアルプスなど、世界の多くの山岳地帯の氷河がほとんどなくなる可能性があると予測する研究者もいるぐらいです。

 さらに注目すべき異変が、南極で起こっています。南極西部のアムンゼン海に流れ込む6つの巨大な氷河が、ここ15年間で流れるスピードをあげているもようです。

 

・従来の予測では、地球の海面は2100年までに約25~90センチ上昇するだろうといわれていましたが、上方修正しなければならなくなりそうです。世界のおもな都市の多くは標高1~2メートル付近なので、それだけ海面が上昇したら大打撃を受けることは間違いありません。

 

地球では過去に何度も高度な文明が存在していた

・地球が誕生してからこれまで、人類は何度も滅亡の危機に瀕してきた可能性があります。

 その証拠が、オーパーツと呼ばれるものです。オーパーツとは「場違いな遺物」という意味で、古代文明の遺物ではないかと考えられています。

 

・この高度な文明が存在した可能性としてとりあえず考えられるのが、インド洋に存在したといわれるレムリア大陸、約1万2000年前に太平洋に沈んだというムー大陸、やはり1万2000年から9000年前に大西洋に沈んだといわれるアトランティス大陸などです。

 オーパーツは、これらの古代文明の痕跡を示すものなのかもしれません。

 

ハッブル宇宙望遠鏡で撮影された光の帯が地球に近づいている

・発見された当初、この光の帯は、フォトン、すなわち光のエネルギー粒子が膨大な規模で集まったものではないかと考えられていました。フォトン・ベルトと呼ばれ、話題になりました。

 物質は原子からできており、原子の中心には原子核があって、原子核は陽子(プロトン)と中性子(ニュートロン)からできています。陽子の周囲を回っている電子が電子の反粒子である陽電子ポジトロン)とぶつかったときに発生するのが、光子(フォトン)です。

 

・宇宙には「重力」「電磁力」「強い力」「弱い力」の4つの力があるといわれています。この4つの力は、作用する物質のあいだをゲージ素粒子が行き交うことによって発生します。ゲージ素粒子には、重力を媒介する「グラビトン」、電磁力を媒介する「フォトン」、強い力を媒介する「グルーオン」、弱い力を媒介する「ウィークボソン」があります。

 近年、この4つの力に加えて、第5、第6の力があるといわれるようになってきました。

 それは「思念子(セイマトロン)」と「天子(クテオン)」といわれるものです。第5の力の思念子は、想念を伝達する物質で人間が放出する生命力や精神力などのエネルギーとなります。第6の力の天子は、万物創生の力や直感(情報)力と考えられています。

 

すべての現象がアセンションの可能性を示している

私がチャネラーのいうことを参考にするようになったわけ

・私は、未知のことを知りたいときに、「チャネラー」のいうことを参考にします。

 

チャネラーというのは、これら高次元の世界のことが部分的にわかる人たちなのです。

 私は、40年あまり前から多くのチャネラーたちと付き合ってきました。親しく付き合った人だけでも、その数は1000人以上にのぼります。

 そういう人たちと付き合うようになったのは、経営コンサルタントの仕事を始めたばかりの20代の頃、経営者の多くが重要な決断をするときにチャネラーか、チャネラー的な人に相談していることを知ってからのことです。

 

・そのことを知って私は、それも当然と思いました。そこで、どこでもコンサルティングを始める前に経営者の方を説得し、彼らが付き合っているチャネラーチャネラー的な人がいる場合は、紹介してもらうことにしたのです。

 

直観力のある本物のチャネラーは1パーセントしかいない

・とはいえ、1パーセントくらいのチャネラーは優れた能力をもっています。ですから、私は未知のことを知りたいと思ったときに、これら優れたチャネラーの意見を参考にすることにしているのです。

 

・ですから、自称チャネラーのいうことは、その人がどんなにもっともらしいことをいっても鵜呑みにしないことです。

 

チャネリングには、霊言、自動書記などの方法がある

チャネラーの顕在意識がない情報のほうが信用できる

チャネリングでメッセージを正しく伝えるのは、想像以上に難しいようです。

 

修行によって霊的能力を身につけた井出章彦さん

・次に、井出章彦さんを紹介します。

 1959年、長野県に生まれた井出さんは、小学生の頃から天体や星座に興味をもちはじめ、20歳を過ぎた頃から「真理」の探究を始めたといいます。GLAの高橋信次さんが遺した本とテープで、心の偉大さと普遍性、心の正しいあり方を説く教え「正法」を井出さんは独自の勉強法で学んだそうです。

 

・井出さんは、天上界からメッセージを送ってくる天使長ミカエルから与えられた「ひらめき」を言葉としてノートに綴り、それをもとに2000年8月から『心の眼』という著書を刊行したということです。

 

あの世は4次元から9次元の世界まであるという考え方

・最終的に井出さんは、その存在を「天使」として受け止めました。天使とは人間を指導する存在、すなわち指導霊のことだと井出さんはいっています。

 ミカエルによりますと、この太陽系(霊団)には約400億の人間の霊魂が存在しているそうです。これだけの数の霊魂が、この世、すなわち3次元世界と、あの世のあいだをいったりきたりしているというのです。

 井出さんは、ミカエルなどのメッセージにより、この世界は現世である3次元世界から9次元世界まであると理解しているようです。それによりますと、4次元以上の世界があの世になりますが、その世界は6つに分かれているといっています。

 次に、その分け方に従って彼の発言を紹介します。

4次元=幽界………自己保存の想念が強く、自分さえよければ人はどうでもいいというエゴ中心の世界。ここに住む存在は、自分の立場を守ることが正しさの尺度になっていて、自己保存を損なうものは正しくないと考える。

 

5次元=霊界………もちつもたれつの世界で、まだ尊徳のある世界。人に与えたものは与えられる。与えたものが返ってこないと気持ちがスッキリしない、という損得勘定に支配されている。

 

6次元=神界………自分に厳しく、人には優しくすることができる存在たちが住む世界。人から損害を与えられても人を非難せず、何かよくないことがあったときでも、まず自分を第三者の立場で振り返り、もし自分に過ちがあれば、素直に反省する。起きたことを振り返り、客観的に問題の原因を探り、二度と再びその原因をつくらないように努力する。

 

7次元=菩薩界……慈悲の心、愛の心が先に立つ世界。つねに神の心を尺度として、人々に愛も心も与える存在が住んでいる。人々の毀誉褒貶に動かされることのない「正しさ」を身につけており、法をわかりやすく伝える役割を担っている。

 

8次元=如来界……大自然の真理、正しい生活と心のあり方、つまり法の大綱を説く存在の住む世界。

 

9次元=宇宙界……救世主(メシア)と称されている存在が住む世界。法の大綱を説くが、ほかの天体の霊団と連携した仕事もしている。

 

・最高レベルである9次元(宇宙界)はメシア(救世主)の世界で、エル・ランティーエル・カンターレ、インマニエル・イエス・キリスト、モーゼだけがいるところとのことです。その下の8次元(如来界)には四百数十、7次元(菩薩界)には約二万、6次元(神界)には一億数千万の霊魂がいて、残り大多数の霊魂が5次元(霊界)と4次元(幽界)にいるといいます。あの世は、ピラミッド状の階層社会になっているというのです。

 

・8次元、すなわち如来界の最高責任者は井出さんにメッセージを送っている天使長ミカエルが務めており、ここの最上界にはミカエルのほかにガブリエル、ウリエルサリエルラグエル、パヌエル、ラファエルという七大天使がいるそうです。

 

ウリエルは、イエスの弟子のルカとしてこの世に生まれてきましたが、日本で松下幸之助として生まれてきたことがあったそうです。またガブリエルは釈迦の弟子の舎利弗(シャーリープトラー)として生まれ、西郷隆盛高橋信次さんの弟子として生まれてきたことがあるそうです。

 旧約聖書ダビデ、中国の諸葛孔明司馬遷奈良時代吉備真備南北朝時代北畠親房、江戸時代の新井白石、幕末の勝海舟ルネサンス期のイタリアで活躍したラファエロなども、ラファエルの魂をもつ者として生まれてきており、現代の日本にもラファエルの魂をもつ者が出てきていると井出さんはいいます。

 井出さんはミカエルから聞いたことに基き、私船井幸雄サリエルの魂を受け継いでいると彼の本に書いています。

 

井出さんは七大天使の一人ラファエルだったという

・井出さんはあるとき、天使長ミカエルに、自分の「過去世」の話を聞きました。

 それによると、驚いたことに井出さんは前述した七大天使の一人ラファエルだとのことだったそうです。これまで、先に名前をあげた偉人たちのほか、学者、政治家、軍師、開拓地のリーダー、警察官、医者、貴族、武道家など、さまざまな人生を送ってきたといいます。

 こうした記録は、天上界にあってすべてを記憶しているアカシック・レコードに記されているそうです。

 

アセンションの中心となる日本にメシアと天使が集結している

・『心の眼Ⅱ』によると、今回、地球始まって以来の大規模なアセンションの中心地は日本ということになっているそうです。そのため、四人のメシア(救世主)のうちの一人、エル・ランティーが先導役を務めるため、高橋信次という日本人としてまず地上界に降り立ったといいます。いまでは四人の救世主をはじめとし、天使長ミカエルも天上界より私たち日本人を指導しているということです。

 

目に見えない「原因の世界」が「結果の世界」を左右している

・こうして何十年もかけていろいろな人を見ながら多くのことを学んできましたが、最近になって自分の使命というか役割が少しわかってきました。

 

すべての存在が創造主というかサムシング・グレートのプログラムで決められており、人生はほとんど決まっているということに関しては、私も以前から井出さんと同じように考えています。

 

 

 

日月神示 立直しの「超」暗号』

ミロクは「福」の島から!

中矢伸一   ヒカルランド   2015/6/19

 

 

 

<恐怖のスパイラルを超えて「嬉し嬉し」の世界を今こそ実践のとき!>

・福島の比ではない太陽からの宇宙放射線は、人類進化の準備。原発事故はその雛型だった!

 

・「残る一厘は悪の中」「原爆も水爆もビクともしない肉体となれるのであるぞ」「北光るぞ、北よくなるぞ……ミロクの世となるぞ」

 

<2012年は「人類滅亡」「世の終末」で騒がれる年になる>

・マスメディアはいつの時代にもセンセーショナルな話題に飛びつく。たいした問題ではなくてもなるべく大袈裟に報道したがる傾向がある。そのほうが視聴率を稼げるし、出版は部数が伸びるからだ。

 

 放射線問題も例外ではない。こんな程度ならまったく大丈夫というよりも、このままでは大変深刻な健康被害が出るといったほうが、世間の耳目を集めるし、人はそういう情報ならお金を払ってでも買うのである。これが“煽り糸”の情報が増えてしまう実態だ。

 

 人類全体が滅亡するか、地球の終わりみたいなレベルになると、信じない人のほうが圧倒的に多くなるだろうし、マスコミもどちらかというと「2012年」や「マヤカレンダー」をダシに、視聴率稼ぎのため、茶化しながら取り上げるだろう。

 そうなってくると、日本のオリジナルの預言書である「日月神示」にも、さらにいっそう注目が集まる可能性がある。

 

<「自由も共産も共倒れ」――資本主義は風前の灯>

船井幸雄先生は1980年代から資本主義は崩壊すると予測していたそうだが、私も90年代から同様のことを著書で述べてきた。講演会でも訴えてきた。日月神示によれば、昭和36年(1961)の時点で「自由も共産も共倒れ」と示されている。自由というのは自由・資本主義のこと。共産は社会・共産主義のこと。これらは両方とも共倒れになるという予言だ。

 

 実際、旧ソ連を筆頭とする共産主義国家圏は1990年ごろを境にガタガタと崩れていった。残るは資本主義だが、これとてそう長くは持たないことは、私のような経済に素人の目からしても明らかだった。

 

 90年代はラビ・バトラ教授の著書が有名だったことから、私も徳間書店から『日月神示プラウト 光輝の書』という本を出版した。プラウトとは、バトラ教授の思想的根幹を成すもので、新しい経済システムのベースとなるものである。日本にもその共鳴者たちがいて、私は何人もの人に取材をし、資料を提供していただいて本にまとめた。これは後に、『日月神示 ミロクの世の到来』というタイトルになって徳間書店5次元文庫から復刻された。

 

 プラウトという思想は日月神示ともよく似ている。ラビ・バトラ教授が「資本主義は間もなくクラッカーのようの爆発し、崩壊する」と主張し続けてきたことも、90年代にこそ実現は見なかったものの、今になってリアリティを帯びてきた。

 

・話が逸れたが、こういう金融経済の“超プロ”たちが導き出した結論は、「資本主義は崩壊する」というものだ。それは日月神示に照らし合わせても同じである。だから必ずそうなるだろう。20世紀を席巻した資本主義という経済システムは、今や風前の灯だ。もしかすると、2012年は「資本主義が終焉した年」として人類史に刻まれることになるのかもしれない。

 

ポスト資本主義を模索する――社会経済システムも有機体である

日月神示には具体的な予測はされていないものの、「日本は日本で食べていけるぞ」など、自立型の、自給自足型の経済社会が理想の形と読み解ける記述がある。もっとも、神示の目指す「ミロクの世」では、お金さえも不要ということになってしまうのだが、そこまで一気に進むのでなければ、そのレベルに至る前の段階として、自立型経済圏というものができてくるはずだ。

 

・つまり、人間の体は有機的存在である以上、社会経済システムも、私たちの体のように有機的なものでなければならない。人間の体に細胞があり、各臓器があって、それぞれが一つのユニットとして全体の一部を構成しているように、社会経済システムもまた、市町村レベルの小さなユニットから、県や州のような大きなユニット、そして連邦や国、世界という全体のユニットというように、最小から最大に至るまで、それぞれが自己完結型のシステムを形成しながら、互いに有機的につながっているというものだ。

 

 また、核細胞や臓器には、外部から保護するための膜があり、害を与える侵入者から守っているように、それら社会経済ユニットの各単位でも、「膜」を設け、中身を保護する必要がある。極端な自由貿易は、ユニットの秩序を冒す病原体のような存在だ。

 

 こうした形が「本来あるべき姿」だとすると、TPPというのは自由資本主義の極まったもので、天地の理から完全に外れるものと言える。また、こういう仕組みは、仕組みを作ったものが必ず得をするようになっている。日本にもメリットがあると考えるのは幻想もいいところで、参加すれば必ずや膏血を絞り取られることになるだろう。

 

 結局は投資家の金儲けに利用されるのがオチであり、今後世界的な食糧不足が懸念される中で、アメリカが自らのサバイバル圏確保のために日本の農業市場を支配する目論見があるとも聞く。

 

 日本が本当に目指すべき方向とは、このような欧米型のグローバリズムの動きから離脱し、自ら率先して自給自足型の経済社会システムを作ってしまうことである。しかし日本は資源の乏しい国であり、外国との貿易や通商で身を立てるしかない。自給自足など、今さら江戸時代に戻れるわけでもあるまいし、そもそもできるわけがないと考えるのが世間の“常識”というものだ。それは本当にそうなのだろうか。