「異星人遭遇事件百科」
(郡純) (太田出版)(1991年)
<牛の顔をした異星人>
・牛の顔をした異星人は、人間を下等動物としかみていない邪悪な心、醜悪な姿形を持っている。
<(テレパシーによる情報)>
1、我々は、牡牛座の2番目に大きな星に人口数万人におよぶ都市を持つ。宇宙で最も発生の古い種族の一つ。
2、地球には2万年以上前から飛来した。目的は種の絶滅を防ぐための交配実験である。そのころの地球には何百種属もの進化の系統を異にする異星人達が訪れていた。が、その後戦争による淘汰の結果、今は32種族に減ってしまった。
3、我々は、現在地球で交配実験を行っていない。飛来の目的は別にある。
4、我々は、母星以外に8つの基地を持つ。以前は木星にもあったが、いまは引きあげた。太陽系には基地はない。
5、現在宇宙で勢力を持つのはレティクル座を支配する小人の宇宙種族である。我々は、互いに敵対関係にある。彼らは我々が地球に出入りするのを快く思っていない。
6、我々と小人族は4千年以上前から戦火を交えてきたが、今は力の差がつきすぎ、争いはない。宇宙で異星人間の大規模な戦争が起きたのは720年前が最後である。
7、人間は<実験><手術><狩猟>の三種の目的によって分類される。我々の主たる関心は<狩猟>である。
8、宇宙の支配勢力は地球人に保護観察策をとっている。大方の種族はそれにしたがう。
9、地球人の宇宙進出は不信の目で見られている。が、それは地球人と異星人の間の戦争のきっかけにはならない。
10、地球人は異星人に敵対的な態度をとってはならない。それは破壊をもたらすだろう。
11、地球人はいずれ地球を脱出することになるが、脱出計画は小人族によって指導される。牡牛座人は小人族の地球権益独占に反対する。
<レティキュランのネットワーク>
・異星人は観察活動を統合する組織としてネットワークの存在を明らかにした。
1、ネットワークは地球の各国政府の行動をモニターする。
2、ネットワークは被誘拐者などの地球人の直接観察に関するいかなる決定をも調整する。
3、ネットワークは、地球人が天体天文学に加わらない現状を憂慮する。地球各国政府の挑戦的、好戦的な姿勢が続く限り、地球の工業技術と今ある社会システムはやがて崩壊する運命にある。
4、ネットワークの宇宙船の地球大気圏外飛行は地球時間の50年前から始まった。
5、ネットワークの宇宙船の移動範囲はペガサス座のNGC7078(メシエ15)まで及ぶ。
6、ネットワークの本拠地はレティクル座である。
7、ネットワークは惑星の間に探査・交易ルートをはりめぐらし相互接触を通じて星間拠点や宇宙社会を築くことができる。
8、ネットワークの宇宙船のほとんどが磁気圏(地球を覆う高層大気圏)を通過して地球の大気圏に入る。
9、レティクル座のゼータ星の大気成分は地球と同じである。基礎物質は同じ物が存在する。
<世界中に残る動物の神々の伝統>
・牛や猿の顔を持つ神にまつわる伝説や神話は昔から数多い。しかもその多くが神の出身母星との関連で記録される特色を持つ。
・インドのバラモン教の最古の文書『リグ・ヴェーダ』では、神は「双神の牡牛」と表現される。しかも、神の出身母星は「牡牛座」(!)にあるとされる。
・聖書「エゼキエル書」では、エゼキエルの眼前に現れた神ケルビムの顔は「牛の顔」だったと記録されている。同じく「ヨハネ黙示録」でも、空の御座に座る神の一人は「牛の顔」とされ、「ヨブ記」で降臨した神の出身母星をプレアデス(牡牛座)だと記している。
・聖書外伝の「バルク黙示録」で、月と推定される「第一の天」に登場する神も「牛の顔」を持っていた。しかも神たちの中に「狼の顔」をした生き物が混じっていたという。
・またこれら“異形の神”と人間の先祖とのかかわりあいを示す伝説も多い。アフリカに住むサンパ族に伝わる伝説では、人類が「神」から創造されしばらくの後、「牛の神」がやって来た。「牛の神」は、「狼の顔」をした神たちと戦をしながら、勢力を競い合った。神の子孫たちは地球人と交わって多くの子をなした。子のほとんどは死んでしまった。が、混血の試練に耐えて生き残った少数の者が、サンパ族の先祖になったという。
・またパプア・ニューギニアのヤニ族の神話では、はるか昔「翼のある」神が宇宙の彼方から現れ、鳥を創造した。翼のある神は、牛の神との戦いに敗れて地球を去った。が、混血の子供たちは、そのまま地球に残ったそうだ。
・神話は人類のルーツを探る者に無限の手がかりを提供する宝庫といえよう。
<星座の名前は知的生物の姿?>
・星座の名称はこれまで単純に「星の形」とのみ関連付けて語られてきたが、近年その常識に見直しの気運が高まっているのは周知の事実である。
・星座の名称の由来は星の配列を似た動物にあてはめたとされるが、はたしてスバル(牡牛座)やシリウス(狼犬座)の配列が牛や狼の形に見えましょうか?これは他の星座すべてにいえることだが、(中略)星座の名称とは、その星座における代表的な知的生物を表現しているのではあるまいか?そして牡牛座と狼犬座の知的生物は、その名称通り「牛」と「狼」のような風貌をし、しかも、古くから交流があり、互いに月を前哨基地にして地球にも頻繁に訪れていた、と考えれば聖書を含めた多くの古代文献の記述も矛盾なく納得できるのである。
・ただ、異星人は単一の種族ではなく、様々な母星からきていたという立場に立つと話が違ってくる。人間をはじめ生き物はすべて異星人による被造物、と考えることが可能になるのだ。
・人間、牛、馬、鳥すべての動物は異星人がみずからの姿に似せて創造した。太古の書においては相互の「交配実験」も行われたのかもしれない。
<オーストラリアのメルボルンでレティクル座人が女子学生に明かした聖書の真実>
・美男子の人間とそっくりなレティクル座のゼータ星人が、2階の私の部屋の壁をただよいぬけてきた。
・男は濃い金髪にグリーンの目をしていた。人間と見分けがつかないくらいそっくり。
・「進化が遅れた」未開な星へ出かけて野蛮人の調査をするのが自分の仕事だが、姿形の異なる原始人の星では苦労する。恐怖心を与えないように視覚操作でカモフラージュするのは毎度のことだ、との話だった。
<キリストは天王星人の子孫?>
・神は天王星人です。彼らは自分の姿に似せて地球人を作りました。その子孫の一人がイエス・キリストだと主張。
・遠い昔、レティクル座人と天王星人との間で戦争がありました。戦場となったのは天王星です。戦闘はレティクル座人側の襲撃で始まりました。
・勝ったのはレティクル座人です。天王星を支配していたのは、レティクル座帝国から逃げ出した脱獄囚達の群れでした。
・ブロンド(金髪の異星人)が一時期レティクル座のゼータ星へ大量に移住した。
<666=囚人番号説>
・666はレティクル座政府の定めた囚人番号です。
・人類の大祖先は、太古の昔、地球を訪れた、天王星にのがれた脱獄囚たちだった。キリストはその直系子孫だった。
・だが、残念なことに聖書には、そして登場する人類の大祖先たちが監獄の住人だったことを詳らかにする文言はただの一行もない。
<ヨハネ黙示録の666>
・666は地球人の間ではもともと神聖な数字とされていた。悪魔の数字に代わったのは“ヨハネ黙示録”の出現以後である。“ヨハネ黙示録”の作者はキリストの弟子ヨハネである。
・彼はキリストの死後、布教中にローマ皇帝ドミティアヌスに捕えられ、エーゲ海のパトモス島に流される。その地で神々の「啓示」にもとづく全22章からなる預言書を書き上げた。聖書には人類の歴史の中で多くの異星人が訪れたことが記されている。
「河童・天狗・神かくし」
<(河童には、昔から日本全国で土地特有の名称があった)>
<河童の名称>
(北海道) コマヒキ、ミンツチ(アイヌ)
(東北地方) オシッコサマ、シーッコサマ、カッパ、カァパ、カァパコ、カッパァ、カワワラス、カッパァ、ガワダロウ、ザンビキワラシ、セッコウサマ、メドチ、メドツ、メットウチ
(関東地方) カッパ、カッパノコ、カワッパ、カダロー、ガタロ、カワワラワ、ネネコ、封(ホー)
(中部地方) エンコ、カッパ、ガッパ、カーランベ、カースッパ、カゴウソ、カワ(ラ)コゾー、カワボウズ、カワザル、カワババ、カワコゾ(ウ)、カーラボーズ、カワヤロウ、
カワツズミ、カーカンパ、カワッパ、
カワウソ、カワダ、カーラボン、カワラ、カワコボーズ、ガワロ、ガウロ、ガォロ、ガワエロ、ガワイロ、ガメ、ガワラ、ガワタロ、コボッチ、シジン、シイジン、スイシン、スイジン、スジンコ、セーシン、セージン、テガワラ、ドーツン、ドチロベ、ドチ、ドチガメ、ヌシ、ミズシワッパ、ワワッパ
(近畿地方) イ(ン)ガラボジ、ウンガラボーシ、エンコ、オンガラボーシ、カッパ、カワッパ、カワラ、カワソ、
カワタロ(-)、カワコ、カワコゾウ、カタロ、カワタラ、カシラ、カワンゴロ、カワコボシ、カワラコゾウ、カワロ、カンコロボシ、カワノトノ、ガタロ、ガワタロ、ガ(-)タロ(-)、ガァラ、ガウライ、
ガワッパ、ガイタロウ、ガロウ、ガロボシ、ガウラ(イ)、ガシャンボ、ガ(ッ)タラボ(-)シ、ガンタヲボシ、
ガイタルボーズ(カイダルボーズ)、ガラボシ、ゴウタロウ、ゴウタラ、ゴウラボ(ウ)シ、ゴウヲゴランボ、ゴボシ、ゴロボシ、シリヒキマンジュ、シリヌキ、シリコーボシ、スッポン、ドンガス、フンゴロボージ、
ヒョウスボウ、マロ、ヤマタロ、
<河童の名称>
<河童の名称は全国各地で色々ある>
(中国地方)
エンコ(ウ)、カワッパ、カワコ(―)、カウコ、カウゴ、カワソ、カワコボーズ、ガウロ、ガ(ッ)タロー、ガウコ、ゴンゴ、ゴーゴ、ゴンゴージ、テナガ、フチザル、川子大明神
(四国地方)
イドヌキ、エンコ(ウ)、カワウソ、カワラ、カタロー、カワランベ、カダロウ、ガタロ(-)、ガワタロ、ガワラ、ガァラ、ゴタロ、ゴタコ、ゴタラ、シバテン
(九州地方)
エンコ、オト、カワノト、カワノヌシ、カワノヒト、カワコ、カントン、カーダラ、カーボン、カワタロウ、カワンヒト、カワノト、カワノヌシ、カワノヒト、カワンチョロ、カワントロ、カワノトノ、カワントン、カワロ、カリコボ、カワッソ(ウ)、カワゾウ、カワッパ、カーッパ、ガーッパ、ガッコ、ガワッパ、ガーダラ、ガワタロ、ガンチョロ、ガワッパ、ガータロ(-)、ガントロ(-)、ガントン、ガーッポ、ガグレ、ガゴ、ガラッパ、ガワロ、ガラッポ、ガンバ、ガースッパ、ガーロ、ガタロ、
ガシタロ、ガワンタロ、ガワッパ、ガッタロ、ガァッパ、ガッパ、ガアラッパ、ガワンタ、コウラワロウ、
サンボシ、スイテング、スイテンボウズ、スジンドン、セコ、セコンボ、セココ、セセコ、セコボウ、ヒョ(ウ)スンボ、ヒョウボウ、ヒュ(ウ)スボ、ヒョイヒョイ、ヒュースベ、ヒョウス、ヒョウスヘ、ヘテゴロ、
ヘジコロ、ホグラ、ナサン、ミズシン、ミッツドン、ヤマワロ、ヤマンタロー、ヤマセコ、ヤマオロ、ヤマウロ、ワワッパ、ワラドン
(奄美大島)ガウル、ガワッパ、コーバチ、ケンムン(ケンモン)
(沖縄地方)カムロー、キジムン(キジムナー)、ブナガヤ
「異星人遭遇事件百科」
(郡純)(太田出版)(1991年)
<エリア51では円盤が制作されている>
・ラージ・ノーズ・グレイは、オリオン座のベータ星を母星とするいわゆるリゲリアン。地球には植民地の保護監査官のような立場。
・主な異星人の三タイプ
1、オリオン座のベータ星から来ているリゲリアン。通称“グレイ”。身長約1.2メートル、頭部が大きく皮膚は灰色、目はアーモンド型で、両腕は膝の下まで達する。指は4本で2本は長い。指先がかぎ爪、水かきがついている。
2、レティクル座のゼータ星から来ているレティキュラン。通称“グレイ2”。見かけはグレイと似るが頭と目の形がもっと丸い。
3、プレアデス星団から来ている“ブロンド”。金髪で背が高く白人と同じ姿をした異星人。
・ラージノーズ・グレイはその昔レティキュランに滅ぼされた種族なんだ。凶暴でレベルが低い。惑星連合政府ではおもに辺地の警備任務についている。
・惑星連合政府というのはレティクル座政府が5百年前に設立した宇宙最大の連合体だ。レティクル座人が実質上牛耳っている。
・米政府と「ラージ・ノーズ・グレイ」が戦争状態にあったことは一度もない。戦争状態は彼ら異星人達の間であったのだ。
<衝撃を与えたクーパー氏の証言>
・元米海軍の情報部員のウィリアム・クーパーの証言には不正確な所がある。ラゾフスキー博士が、その正確さを保証するクーパー証言のMJ-12項目を、補足をまじえながらまとめてみよう。その内容は要約すると以下の骨子からなる。
1、1953年合衆国政府はロックフェラー財閥の秘密協力のもとに対UFO特別戦略セクションを設立した。
2、セクションの名称は、MJ-12。本部はメリーランド州某所。本部のコードネームは「カントリークラブ」である。
3、50年代半ばMJ-12は、る宇宙種族と極秘協定を結んだ。
4、極秘協定の相手方はオリオン座人。種族名は通称“ラージ・ノーズ・グレイ”である。
5、協定の内容は以下の通りである。
・異星人は地球上で生物実験をおこなう情報を許される。
・合衆国政府は実権を秘密裏に援助する。
・実験の対象は野生動物、家畜のみならず人間を含むものとする。
・合衆国政府は実験の援助とひきかえに異星人の先進的なテクノロジーの提供を受ける。UFOの推進原理も含まれる。
・異星人は生物実験および自らの存在を地球人に知られないために必要な措置をとる、(誘拐対象者の記憶の抹消措置を意味する)
「死後体験」
(イアン・ウィルソン)
(未来社)1990/2/1
<臨死体験者の面接調査>
・ケネス・リング博士によれば、面接調査をした臨死体験者のおよそ23%が肉体の次元を離れ、恐れも苦労もなく、暗闇の空洞ないしはトンネルの中を、ただならぬ光の源に向かって突入していくの感覚を語っている。
・次に私はこの暗いトンネルを、側面に触れることなしに下に向かって猛スピードで突進していました。シューシューというような音がしました。トンネルの終りにこの黄白色の光がありました。そこで、私は、言いました。「死ぬというのは、こういう感じなのね。何の痛みもないわ」
<管のような形をしたトンネル>
―・・・トンネルといっても、私が思いつくのはーほら、下水管て言うのかしら、あの取り付けられた大きな管のことなんだけれど、それは下水管のように丸くて、でもとても巨大だったね。実際にはその両端を見ることができなかった。でもそれは円筒形をしていると感じた。このトンネルを漂っているとき、とっても平和な気分まるで海に浮かぶイカダにでもなったみたいな。
・そのトンネルの終わりには、きらきら輝く光がありました。それはオレンジみたいでー日没の太陽を見たことがあるでしょう。その光からは弧を描きながら、黄色味を帯びたオレンジのきらめきが立ち昇っているのです。それがトンネルの終点の様子です。この光はすべてを包み込むような完全なもので、その光を見たのではなくて、光の中にいたのです。
・その光の中に入ると蘇生した人たちは異常なまでに美しい場所にいることに気がついたと報告している。
「雲・・灰色の雲」「花壇に咲き乱れる美しい花」
「天国の金門橋に通じる階段」
「山や木々や花々に彩られた美しい庭園」
「まったくの別世界・・・輝いて日の光に溢れ・・・本当に美しい」
「静かな水の流れ・・・さまざまな花の咲き乱れる野原」
「麗妙な音楽が流れる美しい光の場所」
私・・・向こう側にこの美しい光輝く都市が太陽光線のようなものに照らし出されているのを見ました。その都市は、すべて黄金か、あるいは何かピカピカ光る金属でつくられ、ドームや尖塔が整然と並び、街路も輝いていましたが、それは、大理石ではなく、これまでに見たこともないようなものでできていました。白く輝いた衣服を身に着け、晴れやかな顔をした大勢の人たちがいました。きれに見えました。空気は新鮮な香りがしました。いまだかって、あんな空気を吸ったことはありませんでした。
<亡き家族や親しい故人を「見た」り、出会ったりする>
・それから、突然、9年前に亡くなった母を見かけました。彼女は、座っていましたーいつも使っていた揺り椅子にですー彼女は、微笑み、そこに腰掛けて私を見つめていましたが、やがて私に話しかけました。「さあ、おまえの来るのをずっと待っていたんだよ。待ち遠しかったよ。お父さんもここにいるから、もう心配はいらないよ」
<神秘の「存在者」との出会い>
・このような「存在者」はキリスト教徒からはイエスとか神と考えられることが多いが、非キリスト教徒の前にも姿を現すことがある。
・その光が現れた時、彼が私に最初に言ったのは、「おまえが生涯してきたことを私に見せてくれないか」とか、そんなことでした。そのとき、このフラッシュバックが始まったのです。
<自分の全生涯を映画で見せられているような感じ>
・それに引き続いて起こる局面のほとんど慈愛ともいえる特徴は、もとまたトンネルを戻っていくという感覚はまったく見られず、突然にもとの肉体に戻って「目が覚める」だけ。
<「あの世」体験は千年以上もの時を隔てて、なお驚くような類似性を持っている>
・私は肉体に戻りたくありませんでしたが、それというのも、そこで見ることの出来た場所や、出会った仲間の心地良さや美しさに、すっかり魅了されてしまったからです。しかし、私は、あえて案内人に異議を唱えませんでした。
「河童を見た人びと」
(高橋貞子)(岩田書院)2003/6/1
<「河童を見た人びと」>
・「河童を見た人びと」の舞台は、岩手県下閉伊郡岩泉町です。岩泉町は、香川県一県に匹敵する日本一広い面積をもち、総面積の93%を林野が占めています。豊かな森と水を背景に、岩泉町の人々は河童ばなしを豊かに語り継いでいました。半世紀前の人々が見たり聞いたりした岩泉河童ばなしを掘り起こして、ひたむきに書き留めて羅列して一冊になりました。
<ミカン色の皿を被ったカッパを見た>
・昭和13年(1938)、キクさんたちは小学校の4年生でした。ある日、学校の帰途に舟木沢の滝の渕を覗きますと。美しいミカン色の皿が浮かんでいました。
よく見ると、ミカン色の皿の周りには、肌色に縁取られていました。やがてカッパが浮かび上がり、胸の辺りまで体を現しました。カッパは肩の落ちた撫肩の体形でした。
その体の色の美しいこと、表現の言葉がみつからないといいます。水に濡れていた所為と思いますが、サンマなどの光り魚のようだった、と言い表すのが一番近いでしょうと、キクさんは語りました。
『(雑誌「ムー」2008年2月号)』
<「助言者」たちの声は、警告文を送るための相手の住所と名前まで伝えてくれる>
・だが、厳密にいえばジュセリーノの場合は、これらの明晰夢や体外離脱現象の範疇には入らない。なにしろ1週間のうち、1日の休みをのぞいて、毎日、複数の予知夢を見ているのである。しかもそれぞれの予知夢で、その出来事がどこの国の何という場所なのか、発生時期(年月日と時間まで)まで明確に特定されている。
いや、そればかりか、再三書いてきているように、「助言者」たちの声は、警告文を送るための相手の住所と名前まで伝えてくれるのである!
「ジュセリーノの近未来予言は、様々な天変地異に満ちている」
具体的に時系列で挙げていくとー。
“2008年”
- 7月、フイリピンでマグニチュード8.1の地震が発生する。9月には中国でマグニチュード9.1の地震が起こり、100万人以上の犠牲者が出る。同9月には、米エンパイアステートビルでテロが発生する。
“2009年”
“2010年”
- アフリカの数カ国で気温が58度に上昇し、深刻な水不足が起こる。6月15日にニューヨークの株式市場が崩壊、世界経済が危機に陥る。アメリカをトルネードが襲い、死者が多数出る。
“2011年”
- 鳥インフルエンザが人間に感染しだし、2013年までに7300万人の死者が出る。新たな戦争が始まる。免疫不全に陥り4時間で死亡する致命的なウイルス「エルス」が出現する。
“2012年”
- アマゾンで森林火災が広がり、砂漠化が始まる。なおこれは、2015年から2020年にかけて樹林が消えてしまうきっかけとなる。12月6日からは、「黒い雲の時代」といわれる気象的な混沌(カオス)状況が始まる。
・もしもジュセリーノの予言どおりに進んでいけば、人類には暗澹たる未来しか待っていないことになる!
<それでも人類の未来は変えられる!>