「シュメールの天皇家」
鷲見紹陽 明窓出版 2007/8/1
<ヨーロッパは平等な社会ではない>
・さて、我々は、ヨーロッパは民主主義が定着した差別のない平等な社会であるとのイメージを抱きがちであるが、実際はピラミッド型に構成された階級社会である。そのような階級社会はイギリスに極まるが、ドイツやフランスという他の国々も大なり小なり同じような構造を有している。イギリスでは我が国の参議院にあたる上院の92の貴族による世襲議席があり、カンタベリー大主教をはじめとする聖職貴族、大法官を含む法律貴族、一代貴族などの他、約750名の世襲貴族によって構成されているという。
・イギリス、デンマーク、ノルウェー、ベルギーなどの王家がヤペテ系、オランダ、スペインなどの王室がハム系、スウェーデンやかってのハプスブルグ家のオーストリアなどの王室がセム系と考えられる。
・イギリスは貴族と二種のジェントリーからなる第一層、第二層として上下に分かれる市民層、第三層として小農民と労働者の大衆層、第四層として旧植民地や東南欧などからの出稼ぎが数百万いる。ジェントリーには大地主と実業家、貿易商人がおり、貴族とジェントリー合わせて約20分の1。他の階層の人とは通婚もコミュニケーションもほとんどやらない支配層である。・・・イギリスの大学は第一層と市民上層出身者のみを受け入れる。
<源氏は花郎(かろう)である>
・源氏の“源”姓については、「魏書」以外に由来を求める考えもあり、その一つが“新羅の花郎の長官”の“源花”の“源”由来説である。新羅が強国となったのは、六世紀の真輿王(24代)の時からで、王は上級貴族の15歳と16歳の子弟を花郎(かろう)(ファラン)としたが、この花郎の力によって軍事的な強国となっていったのであった。935年に新羅が滅ぶと花郎たちは、日本の囲い地(散所、院地)にいた同族を頼って渡来、やがて貴族の荘園管理者をつとめる源氏一族となったといわれる。
<平氏は平山人である>
・鹿島昇氏は、“源氏”は新羅の武士である源花花郎の子孫であり、平氏は同じく新羅末期の花郎だった平山人(栄仲、亀峯)の子孫であったという。
・平氏の“平”がヘライ(ヘブライ)に由来すると考えると平氏はセム系、ユダヤ系ということになってくる。源平合戦はハム系とセム系のオリオン、シリウスと北極星、北斗七星の戦いということになってくる。源氏につらなる花郎がインドのヤードゥに遡ったように、平氏につらなる平山人もインドの部族に遡ることができるアヒール族である。
<ケルト神話に見る地底世界>
・先にヒトラーのナチスがアガルタと接触していたことを述べたが、ヒトラーが主張したアーリア人種の復権、支配はそのために生まれたもので、アーリア人とはイランのメディアに起源を持ち、アガルタ出自のヤペテ系の血族である。ただし、この血脈はドイツやイギリスの一部の支配階級の血脈で、大部分のドイツ人やイギリス人、そしてヨーロッパ人は非ヤペテ、非ハム、非セム系で、いわゆる普通の人々であり、民族的出自を異にする。世界の人々の7、8割以上は、アダムとイブの子孫ではなく、アガルタやシャンバラとは関わりがない。
「丸」2009年8月号
「神になった零戦搭乗員」 (鎮安堂・飛虎将軍廟)
台湾で祀られる杉浦少尉
<「鎮安堂・飛虎将軍廟」>
・台湾の台南市の郊外にある「鎮安堂・飛虎将軍廟」には、戦死した零戦パイロットが神として祀られている。そのパイロットは台南空所属の杉浦茂峰少尉。昭和19年10月12日、米機動部隊の台湾空襲で、激撃に上がった杉浦兵曹長(当時)搭乗の零戦(32型)は、被弾炎上した。彼は大集落に向かって墜ちる機体を立て直し、村はずれの畑に墜落した。戦後、彼の亡霊が夢枕に立ったという住民が多数現れるようになり、1971年、村を守った彼の霊を慰め、その恩徳を顕彰するため、墜落地点付近に小さな祠を建てたのである。
・現在の廟は1993年の決議により、敷地50坪、柱や床には大理石が使われるという立派なものに再建された。
・御本尊である杉浦少尉の「鎮安堂・飛虎将軍廟」の廟守は毎日朝夕2回、タバコを捧げ、朝は「君が代」、夕は「海ゆかば」を歌う。
・戦後何年かたって、村のあちこちで、不思議な夢の噂が広まった。白い帽子に白い服を着た日本の若い海軍士官が枕元に立っているという夢だ。それを見た者がみなに話したら同じ夢を見たという者が何人も名乗り出た。
「資本主義崩壊 最終ラウンド2009~2013」
大恐慌はまだまだこれからが本番だ!
<オバマ・ショックで日本経済壊滅、中国は軍事力誇示に走る>
・<オバマ・ショック>が起これば、ドルの急激な価格低下となって日本のドル資産は紙屑になってしまうでしょう。そしてアメリカは自国の持つ金や食糧、軍事力をバックとして復権を図るのです。
<オバマは北米共通通貨を実現するために誕生した大統領>
<日本経済を“奈落に突き落とす”“オバマ・ショック”の可能性>
<4年前に撤退したAIGが今なお損失で苦しんでいる>
・AIGは、2008年9月に850億ドル(約8億9000億円)のつなぎ融資、同11月に400億ドル(約3兆8000億円)の資本注入を受けた後、2009年3月に入ってさらなる追加支援を受けることになったのです。
これはAIGが抱えるCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の損失が、2009年にはいってなお拡大し続けていることを意味します。
<資本主義の総本山アメリカで、いま起きている異常事態>
・「日月神示」は艮(うしとら)の金神(こんじん)などの神が岡本天明さんに、神憑って1944年から十数年間、自動書記によって「世に届けられた神示」です。
・2013年に経済の大変動がどういう結末を招くか決まるでしょう。そして、2020年までに資本主義は崩壊するでしょう。それまで、苦難はつづくのです。
<2010年の日本の変化>
・石油輸入が停止する可能性がある。江戸時代のように持続的な農業、農耕が職業として見直され、水田、田園、農園などが広がり農夫が増える。バイオ技術が使われる。エネルギーは風力、太陽エネルギー、メタンハイグレートに代わっていく。
<“ふつうの国”>
・ここ数年で日本は、農業と工業のバランスがとれた“ふつうの国”として復活しなければ凋落の一歩をたどることになるでしょう。
・私は、「聖書の暗号」のメッセージを次のように受け取ることにしました。
1、今の経済恐慌は簡単に回復するようなものではなさそうだ。
2、第三次世界大戦はなさそうだ。
3、これから大困難の時代が来るが、その後は素晴らしい時代になりそうだ。
・“闇の勢力”“不純な実体”は、すでに衰退期にはいっている。
<闇の勢力>
・闇の勢力、不純な実体とは、神とは反対のもので、光より分かれた悪い悪魔である。太古に神と戦い、いまも存在している。彼らは、主に巨大な資本の中に存在し、複数の宗教、政府にも入り込んでいる。世界大戦に関係している。
・「経済のハルマゲドン」というのは、今まさに起きていることのようです。“ハルマゲドン”というのは、イスラエルのメギドの丘のことで、ヨハネの黙示録の解釈からここで最終戦争が行われると考えられています。
・「聖書の暗号」でも2009年が大転換の分岐点となっていた。
<経済のハルマゲドン>
・石油取引は一時的に停止するなど大きく減るようです。第三次世界大戦を経て持続可能な江戸時代のような生活になるようです。その後、風力、太陽エネルギー、メタンハイグレートなど、新しいエネルギーが立ちあがって、再び世界経済を成長させるようです。
<農業者の人口と農協職員の数が同じくらいという不思議>
・ところで本書ではおもに経済に関して述べていますが、これからの日本経済ということを考えるとき、どうあるべきかを抜きにして語ることはできません。そのとても重要なポイントとして農業の産業としての再生があると私は思っています。
・輸出産業が衰退する中で私達の選ぶべき道は、農業の産業としての再生しかありません。
『深{地球史}宇宙人UFO大辞典』
ジム・マース 徳間書店 2002/2/1
<月宇宙船説とアルカディアの「月以前の人々(プロセレネ)」>
・旧ソ連の二人の学者は、この理論(月は地球外知的生命が創造したものか?)を発展させ、月はその全体が自然にできたわけではなく、数十億年の昔、宇宙の遥か彼方で人類より遥かに優れた科学技術を持つ知的生命が小惑星の内部を空洞に穿って作り出したものと考えた。
・この理論によって月が地球より非常に古く、そしておそらく太陽系よりも古いことを示す形跡が月に存在することが説明できる。
・アリストテレスはプロセレネと呼ばれる人々について言及している。プロセレネ人は、ギリシャ人がやってくるずっと以前から中央ギリシャの山岳地帯にあるアルカディアに住んでいた。セレネという名はーギリシャ神話の月の神―月それ自体をさしていて、プロセレネは「月の前」を意味することになる。
・古代伝説によれば、プロセレネ人は「天空に月が現れる前から」住んでいたとして、アルカディアに対する権利を主張した。ギリシャ時代の著述家プルタークもアルカディアの「月以前の人々」について触れているし、ローマ時代の詩人オヴィディウスも、アルカディア人は「月が出現する前から山地に住みドングリを食した」と書いている。
・チベットの古文書では「ゴンドワナ」という消えた大陸に住む人々について触れられていて、夜空に月が来る以前から文明化していたと記されている。
・常識を超えた理論を唱えるイマヌエル・ヴェリコフスキーも月が現れる以前の古代期のことについて書いている。そして「遠い昔のことだが、いまだに人間の記憶に残る『月のない地球』については、その補強証拠を様々な民族の伝統の中に見ることができる」と述べている。また、ヴェリコフスキーは、フインランドの叙事詩『カレワラ』から「月が軌道に乗った」ときに関する一説を引用している。
「イヤシロチ」 万物が蘇生する場所がある
船井幸雄 評言社 2004/2/1
<カタカムナ人>
・イヤシロチというのは、ほとんどの人や動物、そして植物がそこにいると気分のよくなる土地、いわゆる癒される土地のことなのです。ケガレチは、その逆の土地のことで、ともに語源は古代日本人(カタカムナ人)が使っていたコトバから出てきた・・・・と言われています。
・カタカムナ人とはどういう人たちだったのでしょうか。
イヤシロチとゲガレチという言葉は明らかに日本語と違うといっても方言の違い程度のものです。これから先はあくまで推測ですが、大和朝廷が日本を統一するはるか以前に日本に住んでいた人にカタカムナ人がいたと考えるのが合理的だと思います。
<カタカムナ人は山の民だったのかもしれない>
・人類が地球上に発生してから数百万年もたったと言われます。そして現在に伝えられている神話よりも、もっと起源があるのなら、その時代の人間は、最高の能力を発揮し、生命維持に努力をしたであろうし、上古代人の生活の知恵が必ずあったはずであります。
・カタカムナ文献という超科学書は「八鏡文字」で書かれていた。
「イヤシロチ2」 心地よく棲む方法がある
船井幸雄 評言社 2005/11/1
<古代日本人が伝えた知恵の結晶がイヤシロチ>
・日本では大和朝廷による日本統一後にも南にはクマソやハヤト、北にはエミシなど先住民がいたことは知られていますが、それとは別にもっと古い時代にカタカムナ人と称する古代人も存在していたようです。
<古代日本の高度文明種族の存在>
・古代の日本の地には高度の文明を持つ、種族が存在し、『八鏡文字』を使っていた。彼らは、鉄をはじめ様々な生活技法を開発、後代に伝えていた。実は易の思想も漢方なども、この種属の文化の流れから生まれたものだ。
「日月神示の大預言」 天産自給の原点に還れ
泉田瑞顕・久保脩 徳間書店 2009/4/9
<ハルマゲドンー世界中あちこちにある火種>
・イスラエルのメギドの丘の辺りで限定戦争が起こる。白兵戦である。これは既定の事実である。それほど人々が注目しないうちに小競り合いのようにして起こる。知らない間に大変な兵器が使われるようである。
・世界中に危ない箇所が六、七ヵ所ある。火を噴きかねない場所である。まず中国が危ない。北京、モンゴルとの境界線、上海、チベットー。インド、パキスタンの辺りでも何かが火を噴きそうな気がするし、中東も危うい。中東がかなり危うい。12月は中東にとって非常に危うい月である。いつの12月かは分からないが、もし本年であるとすれば少し危ないかもしれない。何年かは分からないが、12月27、28日頃から中東に何かがある。いわゆるハルマゲドンにつながりかねないこともある。イギリスでも何かあるのであろう。イギリスが少し引っかかる。また、東ヨーロッパでもあるであろう。ソ連国内でも何かある。これだけ挙げてもすでに六、七ヵ所になってしまう。
・イラクなどに目を奪われている間にどこかで突然さらに大変な大乱が起きることの方が恐ろしい。その大乱は以前に警告した通り、パレスチナにおけるイスラエルとパレスチナ人との間の小競り合いであり、ヨルダンにおける侵略的な出来事である。場合によってはヨルダンが併合だの何だのという恐ろしい事が起こり得る。いずれヨルダンはどこかの国に併合されてしまう。今回のイラクのような出来事が起こる。その時が大変である。ヨルダンで起これば、すぐにイスラエルに飛び火する。そして、中東大戦となり、そのまま世界大戦へと発展することはほぼ確実である。
「666獣の陰謀と神々の理想郷」
天宮大成 日本図書刊行会 2009/3/1
<霊的に堕落した腐敗した社会からシャングリラへと移行>
・チベット仏教では、このような神聖な理想郷のことを「シャンバラ」または「シャングリラ」と呼ぶ、神々の理想郷と呼ばれるものであり、それはこの地上界の特定の場所にあるのではなく、霊的に成長した人々の心の内側に現れる幸福な国土のことである。
・このことを言い換えるならば、霊的な作業を実践し、魔法の修行を実践して、霊界、神界(多次元の世界)へと参入していった魂たちにとっては、この現象界そのものがシャンバラ化するということである。この現象界そのものがシャングリラとなる。
・悟りや光明を得てみずからの心の内側にシャンバラまたはシャングリラと呼ばれる神々の理想郷を発見することができるのは、ごく稀なことであり、凡庸な精神の持ち主には不可能なことである。
・悟れる者には、シャンバラと呼ばれ、シャングリラと呼ばれる神々の理想郷がはっきりと実在することを認識することができる。
悟れる者には全ての場所がシャンバラと呼ばれ、シャングリラと呼ばれた神々の理想郷である。
それこそが、いにしえの禅の師たちのいう「当所即ち蓮華国」この場所こそが仏の国であるという言葉の実伝である。
<サタンの陰謀と666の獣の正体>
・霊界(天上界)には、この地上界に見られるように大陸があり、アストラルの海が広がっている。人が真に霊的となり霊界へと参入しはじめたとき、そのサインとして色々な光景を目撃することがある。それは天使や大天使、神々の姿であったり精霊や人魚、異次元の動物であったりする。それはこの現象界のなかには実在しないが、霊界(天上界)、異次元の世界には全て実在するものである。人を守護し霊的な覚醒を助けるためにやって来るのである。あるいはそれ以外には天国の(天上界)宮殿やモスク、色鮮やかな寺院などのビジョンが現れることもある。それらのビジョンが現れたら、霊的な成長が進んでいる印である。
「船井幸雄発いま一番大事な情報と、びっくり現象」
船井幸雄 あ・うん 2008/7/1
<「日月神示」について>
<日月神示の最大の特長の一つといえるものは、「ミロクの世」とはどういう世界か>
<ミロク(みろく)の世とは?>
・与える政治、与える経済で、金銭は不要となる。税金なども一切なし。
・政治、経済、行政、祭祀はみな一つになる(真の祭政一致)
・すべて自主的な奉仕により運営される世の中となり、苦役としての労働はなくなる。
・一人一人が自然な形で信仰を持つ。ただし、今のような宗教や教祖は全てなくなる。
・それぞれの国や民族によって固有の信仰形態ができる。ただし、今のような宗教的対立はなくなり、互いに霊性を切磋琢磨しあい、援け合うような関係。
・神人合一の「天津日嗣皇尊」が日本に現れ世界を統一する。ただし、力で無理やり従わせるのではなく、磁石が北を向くように自然に統一される。
・裁判所、警察、刑務所は必要がなくなるため、存在しない。
・産業、交通、娯楽、食物、嗜好品など生活のことごとくが変わる。
・身体が発する霊光により、その人の身分、霊格、職業などがわかる。
・無益な殺生はなくなる。食用のためと称する屠殺(家畜)、漁狩猟などはなくなる。
・全ての人類のみならず、動物、草木、虫までもが共に和し楽しむ世となる。
・寿命は長くなり身体も大きくなる。
・だれしもが、ある程度先のことを見通せるようになる。
・今のような大便小便までも変わり、不潔なものがなくなる。
・五風十雨(必要に応じた天候気象)となり、寒暖は緩やかなものとなる。
・今までのような物質でない物質の世となる。
・最後の「今までのような物質でない物質」というのは、別の言葉では「半霊半物質」と表現される。
・地球の物質次元、そのものが質的に変化し、半分「霊」で半分「物質」のような、バイブレーションの高い存在となるというわけだ。
・「原爆も水爆もビクともしない肉体となれるのであるぞ。今の物質でつくった何物にも影響されない新しき生命が生まれつつあるのぞ、岩戸開きとはこのことぞ」ともある。これはまさしく神示にある通り、想像を絶する世界である。また、「念が新しい武器であるぞ」とも示されている。
・「ミロクの世」の住人とは人の質的変化はすでに起こっている。とくに若い人や子供たちに多く見られるらしい。
こういう人達は、“念”を力として発現できる能力を持っている。もちろん、念で物を壊したり、人を殺したりといった使い方ではない。「ミロクの世」顕現に向けて、神の意識と一体となり、世の中を良い方向に変える力を持つことである。こう言う人は、念で人を癒す力もあるはずである。
・今は「三四五(御代出づ)の仕組み」への経綸段階と思われるが、「五六七(みろく)の仕組み」への下準備は、少しずつ始まっていることは間違いないと思われる。
<ブッダの叡智>
<なぜブッダ(釈迦)は霊界の存在を伝えなかったのか?>
・西洋のイエスと並んで、東洋全体に知られる霊的パイオニアとして、ゴータマ・ブッダがいます。本名をゴータマ・シッタールダといい紀元前五世紀頃の人と見られています。
・当時バラモン階級の活躍するインドにあってブッダは、カースト制度“ヴァルナ“に反対し、霊的な世界が一部の特権的な人々のみに与えられるものではないことを説きました。
・権威的なヴェーダに頼らない普遍的な真理の探究法を追求し、どんな人でも正しいプロセスを踏めば、解脱にいたれることを自ら証明してみせました。
・ブッダの教えは、後世において拡大解釈されていきますが、本来の教えは、そんなに複雑なものではありません。ブッダが伝えたかったことは、「人生とは苦しみに他ならない」ということでしょう。
・ブッダは、悟りを開き、ニルヴァーナ(涅槃)という永遠不滅の世界を直接体験したんです。一度でもニルヴァーナの感覚を味わった人にとって、この物質世界はまさに地獄的な感覚かもしれません。
・どんな人でも避けられない四つの苦しみとして、「生まれること」「老いること」「病気になること」「死ぬこと」をブッダはあげました。誰もこの根本的な四つの苦しみを人は避けられないというのです。
・それは何度生まれ変わっても人間を欲望の虜にし、人を苦しめ続けるのです。ブッダは、「人生とはこのようなものである」「だからこそ、諸々の欲望や執着から離れて、人生を超越しなければならない」と説いたのです。
・輪廻を繰り返す人間にとって、霊界といえども一時の安息所にすぎないことをブッダは知っていました。だからこそ、人が輪廻する世界を超えるための方法を最もシンプルな方法だけを説いたのです。