日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。森羅万象も!

アストラル・レヴェルの波動領域では、時間の流れは地上とはやや異なるものの、昼と夜もあり、風景も地上とはほとんど変わりませんが、常に穏やかな暖かさに包まれて寒暑がない。(3)

 

火星人による「ルシファーの反乱」

・ルシファーは、神が創造した中でもとりわけ有能な天使の1人であったといわれています。ただし、彼には自分が神と同格であると思い込むという欠点がありました。

 

・地球に影響を与えた、神に抗うこの種の試みは、それより以前にも3度あり、いずれの場合も全くの無秩序と大混乱の末に終わっています。最後の「ルシファーの反乱」が起きたのは今から20万年前ですが、その際、ルシファーは天使たちのおよそ3分の1を味方につけています。また、今から約100万年前の火星に棲んでいた人種は、その前に起きた(つまり3番目の)「ルシファーの反乱」の影響が災いして死に絶えようとしていました。暴れ狂う複数のマカバのせいで、1つの星の命が尽きようとしていたのです。

 

グレイは火星人の子孫で、現在地球に来ている異星人種の一つです

アトランティスにやって来た火星人は、「ルシファーの反乱」の影響を地球に持ち込み、その結果地上における人類の凋落を招きました。火星は完全な左脳文明であったため、火星人たちはさまざまな事柄を知的レベルで理解することはできても、彼らには感情がなく、とりわけ愛については全く理解不能でした。自分たち以外の存在を気にかける理由が、彼らにはわからなかったのです。

 そのため彼らはしょっちゅう争いを繰り返し、人類が今まさに地球にしているのと同じように、自分たちの環境を破壊してしまったのです。

 

トートが地球にもたらした功績

・トートは、5万2000年前に次元上昇を遂げた歴史的人物です。アトランティス時代には1万6000年もの間、王として君臨し、当時の名はチクェテット・アーリッチ・ヴォマーライツと言いました。彼は同じ肉体のまま1991年5月4日まで、地球に留まっていました。多くの次元上昇を経たマスターたちがそうしたように、ずっと以前に地球を去ることもできたのですが、彼は地上に残ることに決めた少数派の1人でした

 

・トートには約2000年の歳月をかけて旅をしながら、さまざまな惑星を訪れていた時期もありました。一つの惑星にたどりつくと、そこに腰を据えて、住民たちの生き方を観察したり学んだりしながら100年余りの時を費やし、また別の惑星へと旅立つのです。再び地球へ戻って来るまで彼の旅は続きました。

 

クローン人種の創出

・グレイが地球で行っている実験の中には、家畜惨殺(キャトル・ミューテレーション)という現象に関わるものがあります。グレイが家畜を切り刻んでいた理由は(過去形であることに注意してください)、彼らが性にまつわるエネルギーを理解しようとしていたからなのです。グレイは、遠い過去に自分たちの性的な要素を排除しているため、試験管を用いた生殖のみに頼って久しくなります。

 

・過去20年の間に、家畜をはじめとした動物惨殺事件の報告は世界中で後を絶たず、その数は数千件にも及んでいます。こうした事件の調査に関わる第一人者リンダ・モールトン・ハウ氏は、ABCテレビの「奇妙な収穫」という特番を組み、さらに『異星人の収穫』という本も執筆しています。

 

・彼女の当初の思惑は、それらの事件はアメリカ政府が陰で糸を引いているのではないか、というものでした。しかし調査を重ねた結果、今の政府よりもずっと進んだ技術を持つ何者かが事件を起こしているに違いない、と結論づけたのです。なぜなら、切除作業には現在の我々の技術水準をはるかに超えた信じ難いほど鋭利なレーザーが使われ、しかも家畜は赤血球細胞が一つ残らず取り去られた状態で地上に横たわっていたからです。これを人の手で行うというのは到底不可能でしょう。

 

・グレイは人間にまで手を伸ばし、誘拐した人々に対して人体実験を行っていました。誘拐された人の数は、条約締結時にグレイがアメリカ政府の認可を得た数をはるかに上回りました。これらもまた地球人の性や感情にまつわるエネルギーを理解する目的で行われてきたのです。現時点でグレイはすでに地球を去っているので、今後こうした類の事件の発生はないはずだ、とドランヴァロは述べています。

 

・みずからを生命の根源から切り離すことによって創り上げてしまった罠から逃れるためには、感情体を取り戻す以外にないことを、今ではグレイも自覚しています。残念ながら、そうするために彼らが知り得た方法は、知的な面で私たちを調べ上げることだけでした。それではうまくいくはずがありません。

 

もともとグレイは私たちと同様、健全な感情体を持つ存在として創造されましたが、「ルシファーの反乱」に加担したことから、みずから統合された一なる現実と乖離させてしまったのです。グレイたちは機械的構造などの「外的なからくり」ばかりを深く追及しましたが、それではだめでした。宇宙において、こうした姿勢はこれまでに何度も繰り返されてきましたが、例外なく破滅的結果を招いています。星々を行き交う宇宙船の製造や、何でも代行してくれるロボットを組み立てることは、人々の力の根源である感情体から、その感情を奪ってしまう結果になります。

 

あなたにも外なるマカバを創り出すことはできます。そのために必要なのは愛でも感情でも感覚でもなく、知的頭脳ただそれだけです。そうして得られるのがUFO、つまり円盤型飛行物体なのです。すべてのUFOは、外なるマカバの原理をもとにしています。ただし、外なるマカバは人を生命の根源から切り離してしまうため、ゆくゆくは完全に感情体を失う結果になるでしょう。外側にマカバを創るのに、情緒や愛など感情体からもたらされるものは必要はありません。知性の司る頭脳のみが要求され、最終的には論理的思考ばかりが発達し、感情体のまるで欠落した存在を創りだしてしまうのです。

 

他にも、外なるマカバには致命的な欠陥があります。次元上昇できる範囲が限られてしまうのです。次元のオクターヴうしの間に存在する、「大いなる虚空」という壁を超えるためには、感情が必要となるように意図されています。壁はそのように創られているのです。UFOにしろ他のいずれもの外なるマカバの仕掛けにしろ、そのままでは壁を通り抜けることはできません。ルシファーはまさにこの部分を見落としていたのです。

 

神から離脱した4番目の天使ルシファーは、外的な鋳型に基づいて創造を試みました。今から100万年前、火星はそれまでの「ルシファーの反乱」的といえる出来事の影響で、断末魔の状態にありました。そのことは多くの惑星、そして空間全域に破壊をもたらしたのです。感情体を火星人は、論理に根差すという在り方を徹底的に貫いたすえ、自分たちの惑星の破壊という終焉を迎えました。火星人は適時みずからをアトランティスに投射しましたが、自分たちの病をも一緒に持ち込んでしまったのです。

 

現在も進行中の「ルシファーの反乱」は、私たちの銀河においておよそ20万年前に始まりました。グレイはこの反乱の本質に存在しています。彼らは現在、銀河系の何百という惑星に散らばって暮らしていますが、その惑星のほとんどがオリオン・ベルトの中央にある、アルニラム星の周囲に集中しています。

 

グレイは火星人ともつながりがあり、彼らの祖先の中に火星人がいたことはすでに述べました。感情体を持たない人種であるグレイは、外なるマカバを創造の基礎に据えたことで致命的な欠陥におちいり、滅びつつあります。彼らは今ある次元レベルに閉じ込められています。愛が何であるかさえも理解できないくらいに現実から乖離してしまい、現在より上のレベルに次元上昇することはおろか、次なる在り方が可能なオクターヴにも進むことができないのです。創造の過程を「感じつつ」進むことができないということの意味を、彼らは今になってようやく気づきました。ただし、理屈の上では理解できても、いざ実際に何をどのように変えればよいのかがわかっていないのです。

 

人類を巻き込んで行われた性にまつわる実験の中で、グレイは自分たちを人間と混合するため、みずからの本質を人間に注入しようとしました。そうすることで、自分たちの中の何かが残るかもしれないと考えたのです。彼らは遺伝子の存続を賭けて、地球上にクローン人種を創り出しました。クローン技術に熟達したグレイは、人間を被験者とした広範囲にわたる実験を長期間続行し、完璧を期する目的で、人間のモデルを数多く試作しました。

 

彼らがそのような愚挙に出たのは、みずからが滅びゆく人種であることを知っていたからです。グレイと人間との混血人種を創ることで、自分たちの何かを後世に残そうとしたのです。しかし彼らは、自分たちの特異な生命形態が終局を迎えつつあり、その目的は成就されないことを悟りました。グレイのこうした所業を宇宙が容認したのは、アトランティス時代に生じた火星とのしがらみ以来、すべての地球人が彼らと深い関わりを築いているからに他なりません。

 

人類を創造した存在たち

ネフィリムが遺伝的実験のプロセスの中から人類を創ったとシッチン氏は理論立てていますが、トートは、人類創造は決してネフィリムが独力でなし得たものではなく、太陽系の外からも何らかの加勢があったと言っています。その助けの手はなじみ深いところから差しのべられました。人類創造には、シリウス人が加わっていたのです

 

人類に干渉することは宇宙の決まりに反する

1000人のマスターを輩出したレムリア期

・その頃のレムリアに、アイとタイアという名の夫婦がいました。その転生において肉体的不死に到達していた二人は、ナカール神秘学派の教場を設立し、人々に不老不死と次元上昇を指導していました。次元上昇とは、肉体を持ったまま、自覚ある状態で一つの世界から別の世界へと移行することをいいます。死を迎え自覚して別の世界へ移行し、向こう側で光の体を再形成するという復活あるいは甦りとは別のものと考えてください。

 

ナカール学派はその教場が存在していた間、レムリア大陸がいよいよその水没の速度を上げる直前までに、およそ1000人の卒業生すなわち不老不死のマスターを輩出しました。高度な直感力を与えられていたレムリア人は、自分たちの大陸が沈みゆくことを知っていました。彼らにはその時の備えができていたため、災禍による死傷者はおそらくごく少数に留まったと思われます。

 レムリア大陸での居住がもはや困難な状態になりつつあった頃、レムリア人のほぼ全員が、はるか南方のペルーのティティカカ湖や、はるか北方カリキュラムのシャスタ山一帯に移住していったのです。

 

マカバによる別次元への移行

マカバとはつまり、霊と肉体の両方を包含する逆回転の光のエネルギー場であり、時空間を行く乗り物のことを指すのです。

 

・全部で144あるという次元レベル(12の次元に加えて、各次元ごとに、さらに12の調和振動を有する倍音域が存在する)のすべてにおいて、安定した覚醒状態でいられるよう、次のオクターヴの前に立ちはだかる巨大な壁をいかにして超え、次のオクターヴへ移行するかといった手段を私たちは学ぶべきなのです。

 

現在、銀河には約1000万人のメルキゼデクが存在しますが、そのうち5人が地球に逗留しています。

 

1972年の人類救済計画

シリウス人にとって、人類滅亡の可能性は知るに堪えないことでした。人類は彼らの子供のような存在であり、人類に対して、親子の情や絆にも似た特別な思いがあったからです。

 

シリウス人は全長80キロにも及ぶ葉巻型の乗り物を創りました。黒色で継ぎ目のないその乗り物は、融合一体化した炭素とシリコンからなる生命体で、単一生命体として己の存在を自覚する、いわば生きた乗り物でした。一方の端には透明な区域があり、シリウスから3番目の星より訪れたシリウス人の男女合わせて300~350人が、金色の紋章付きの白い制服姿で搭乗していました。必要に応じて多くの時間をこの計画に投じていた彼らは、全長約3.7メートルの円盤型無人飛行物体を8機作りました。シリウス人はそれらの乗り物を一カ所に集めると、実行可能な手段や操作をすべて確認したうえで傍らに従え、待機の態勢に入っていたのでした。

 

・晴れて許可を得たシリウス人はすぐに実験に着手し。30日後にはすべての配備が完了しました。葉巻型の巨大な物体を、地球意識の膜皮のすぐ外側にあたる、地球から70万4000キロ上空に浮かべ、それを1倍音だけ上の領域に置くことで私たちの目には見えないようにしました。

 

・キリスト意識にも多様なレベルがあります。たとえば、4次元においては10、11、12番目の倍音域がそれにあたります。一つの惑星がその進化プロセスを通過するには、通常長い歳月がかかります。4次元の最初の2つの倍音域はアストラル界を内包しており、そこでは非常に強力な観念型が生命現象を展開しています。3番目の倍音域は、大多数の人が死を迎えた後に赴くところです。4番目の倍音域には妖精や樹木の精霊などが存在しています。天使が棲む領域は7~9番目の倍音域です。キリスト意識に達するのは、4次元の10番目以上の倍音域であり、私たちが惑星意識として向かう先は、4次元の中でも高位の倍音域のいずれかなのです

 

過去になされた地球の未来に関する予言は、もはやすべて無効であることをドランヴァロは確信しています。1972年のシリウス人の実験がすべてを変えたからですノストラダムスの予言にしても、1972年までは非常に正確でしたが、それ以降のものに関しては的中率が大きく低下しています。

 

 

 

『地球を支配するブルーブラッド 爬虫類人DNAの系譜』

スチュアート・A・スワードロー   徳間書店 2010/6/18

 

 

 

 リゲル  米政府と協定を結んだオリオン連盟リーダー

・この集団は1954年に米国政府と協定を結び、彼らの技術と科学情報を米国に与えるのと引き換えに、米国民を誘拐する(ただし傷つけない)許可を米国政府から得ている。

 

・こと座の内戦とそれに続くこと座星系へのりゅう座人の侵略を通じ、彼らの惑星は戦争で痛ましい損害をうけたため、肉体的にも遺伝子的にも弱々しい存在になっている。

 

・彼らは、りゅう座人のために働いている。りゅう座人が攻略の前準備をできるように侵略予定ルートを偵察する仕事である。

 

・軍隊型の厳格な階層制の文化を持っている。特にゼータ・レティクリ1と2のグレイが絡む場合はそうである。また肉体から肉体へと魂を移す能力を持っている。

 

 シリウスA   イスラエル政府と契約の宇宙の商人

・背の高い細身のシリウスA人は、青と白の長いローブを着ている。両腕を横にまっすぐ広げると、身体全体でアンク(エジプト十字架)の形になる。これが彼らのシンボルである。宇宙の商人であり、技術と情報を売買して、排他的な取り引きルートと特別な優遇を得ている。彼ら自身に向けて使用される恐れのある技術は絶対に提供しない。彼らは、オハル星人に創作されたが、本来の目的を見失っている。

 

 シリウスB  老子孔子、釈迦に叡智を与えた銀河の「哲学者」

・ジャングルか湿地のような惑星の洞窟状空洞や地下で隠遁生活を送っていることが多い。寿命は極めて長い。大半は、家族形態とは無縁である。

 

 くじら座タウ グレイ種を目の敵にし、ソ連と協定を結んだ

・この人間のような生物は、グレイ種を目の敵にしている。宇宙のどこであろうとグレイを発見したら叩きのめすと誓っている。

 

・地球までグレイを追って来た彼らは、1950年代にソ連と協定を結び、基地と自由に領空を飛行する権利を得た。

 

・最近になって、ロシア人はタウ人との協定を破棄し、同じ協定をリュウ座人の前衛部隊と交わしてタウ人を追い払ったと考えられている。

 

 ビーガン   シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ

・このグレイ種は、シリウスA人の遺伝子から作られている。シリウス人の船の標準的な乗組員である。主人のために労役、実験、雑用を行う。ゼータ・レティクリ1と2のグレイは、前向きにビーガンの指揮に従い、人間の誘拐や鉱物のサンプル収集などの特定の任務を行う。

 

 ゼータ・レティクリ1 地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ

・このグレイのエイリアンは、リゲル人が地球の人間を監視するために作った。人間とリゲル人の混合物である。人間の胎児と同じように四本の指と割れたひづめを持つ。ホルモン液と遺伝子実験のために人間を誘拐することで有名である。

 

・遺伝子的・ホルモン的な欠乏症のため、彼らは、急激に死滅している。他者を誘拐することで、自らの種を救う交配種の原型を作ろうとしている。

 

 ゼータ・レティクリ2  遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕

・このグレイは、遺伝子操作で作られた爬虫類人への奉仕階級のメンバーである。完全にマインド・コントロールされており、中央情報(コンピュータ)に接続されている。集団精神で一体となって動く。彼らは、無心になってゼータ・レティクリ1を手伝う。誘拐現場でよく目撃されるが、子供のように純真に行動する。

 

 アンタレス  トルコ人ギリシャ人、スペイン人のDNAに

・極めて知識が高く攻撃的である。

 

・彼らの社会の最深部まで入り込むことができた者は、ほとんどいない。

 

・女がいるところが観測されたことはなく、彼らは、同性愛者で、生殖目的でのみ女を使用すると考えられている。ただ、実は、ある母系集団が彼らの背後で権力を握っているとも考えられている。

 

 

 

『気の発見』

五木寛之  望月勇(気功家)  平凡社  2004/5

 

 

 

<見えない世界への旅>

気は見えないから面白いのである

・(五木)「気」というものの存在について、私はあまり真剣に考えたことがない。いまでもそうである。しかし、見えないから「気」は存在しないなどと考えたことは一度もなかった。また科学的に証明されないから「気」はありえないと考えたこともない。

 

とはいうものの、「気」や「気功」といったものに対して、世間は長い間怪しげなものを見るような目で対してきた。いまもそうだろう。

 社会革命の夢が遠ざかったあと、人びとの夢は人間内部の探求へとむかった。身体革命の夢のなかから、「気」や霊的な世界への関心が高まっていったようにも見える。

 

・中国では国家的なプロジェクトとして、「気」の科学的解明と応用にとり組んでいるという。なにごとも徹底的にやりとげようとする国だから、いずれ目に見える成果も示されるはずだ。

 

望月さんはロンドンで気功治療の仕事をなさっている

欧米人を相手にエキゾチツクな話をする位ならともかく、治療となるとさぞかし大変だろうと思う。

 

・私たちが空気の存在をふだん意識せずに自然に呼吸しているように、望月さんの「気」に対する姿勢はとても自然で、こだわりがない。

 

<気を実感するとき>

・(望月)動物についてですが、じつは犬や猫など、よく気功治療が効くんです。ロンドンで、腰痛の犬を治療したことがあります。

(五木)犬にも腰痛が?(笑)

(望月)ええ、犬が歩きにくそうにしているので、病院に連れていったら、腰のアーセライタス(関節炎)があると言われたそうなんです。腰が下がってしまったので、すぐ尻もちをついた格好になってしまう。その治療には、ずいぶんお金がかかるそうなのです。

(五木)保険がきかないからな。治療費も人間よりも高いみたいですね。

(望月)ええ。じゃあ、本人の治療の前に、10分か15分くらい犬に気を当ててあげるから連れていらっしゃいと言ったんです。まず玄関で犬に気を当てました。そのときはぐったりと横たわっていたんです。そのあと飼い主を治療し終わったときには、もう犬がぴょんぴょん歩き回っているんですね。(笑)

(五木)最近は、自分の子供よりもペットを可愛がっている人が多いから、そんな話を聞いたら大変だろうな。イギリスの愛犬協会の人がやってくるんじゃないですか。

 

・(望月)犬よりも猫のほうがもっと敏感で、私がちょっと手を近づけると皮膚がピクピク反応してきます。

 前に、英国人の男性のギックリ腰を治療したことがありました。私がどの英国人の家で男性に気を入れると、どこからともなく2匹の猫が現れて私の手の上に乗り、お腹をすりつけるのです。そのとき私は、猫は気の「波動」がわかるのだなと思ったのです。

 

・(五木)その点、ヨーロッパの人たちには、「気」というものは馴染みがないものですから、納得するのが大変なんじゃないでしょうか。気という英語はあるんですか?

(望月)「気」はないですね。中国語のCHI(チー)とか、サンスクリットのプラーナという言葉を使って説明しています。

 

西欧人が気功治療を警戒するわけ

・(五木)数年前、私がニューヨークで『TARIKI』という本を出版したとき、他力をどう英語に訳すかということが問題になったんです。翻訳家は、『アナザーパワー』とかいうから、それは違うだろうと。いろいろ探したけれど結局しっくりくるものがなくて、TARIKIという言葉を使ったのです。同じように、「気」は「気」ですね。

 望月さんは欧米のセンターのロンドンで、気功家として活躍なさっているんだけれども、ヨーロッパの人たちは、気をどういうふうに理解しているのですか。

(望月)東洋に興味のある人たちは、人間の体の中に生命エネルギーのようなものがあるのではないかと考えているようです。普通の人たちは、いや、そんなものはないと否定するんですね。熱心なキリスト教の人たちは、たとえば気功で治療して治ったというと、それは悪魔の力かというわけです。また、ある人は、いや、これは神の力ではないかと。

(五木)キリストも最初は、めしいたる者を癒し、足の萎えたる者を立たせたり………という奇跡を起こして、人びとをひきつけた。

 

・(望月)ドイツのミュンヘンに、年2回ほど治療に行っているんですが、12年前に初めて行ったとき、ドイツの人たちは、なんて頭が固いんだろうと驚きました。科学でもって理解できないものは、全部否定してしまうんです。

 

・(望月)どうしてなのかと思って、いろいろ訊いてみたら、どうも中世のころ、いろいろな村落で、魔女裁判が行われたらしいんです。ちょっとでも、人と違う、並外れた力がある人は、「あの人は、不思議な力を使う」と訴えられて、審問所に連れていかれたそうなんです。そうすると、魔女だということで、火あぶりの刑ですね。

 

一つの村落が全滅したこともあったらしいです。そういうことが、歴史にあって、うっかり変なことは言わないということになったらしいんです。

 

・(五木)ヨーロッパの科学信頼の背後には、魔女的なものとか呪術的なものに対する忌避があるというのは、いわれてみれば、なるほどと思います。それでいながらヨーロッパの人たちは交霊術とか、心霊協会とかやたら好きですよね。とくにロンドンは『ハリー・ポッター』に代表されるように、魔女や魔法使い、ゴーストがうようよしている。

(望月)ロンドンは、不思議と、そういうことが盛んですね。大学でも、サイキック・カレッジとか、霊媒のような超能力を訓練するカレッジみたいなのがありまして。

 

・(望月)1回治っちゃうと、もう2度と来ません。来ているのは、奥さんが日本人とか、東洋に興味がある人たちです。一般の人たちは、科学でもって厳しく教育されていますから、証明できないもの、科学的でないものは、耳をふさいじゃうか、拒否しちゃうんですね。

(五木)それは魔女裁判のころの恐怖が、やっぱり残っているのだと思う。ともかく物凄く残酷なことをやったわけですから、周りに薪を積んで燃やして、若い女の子なんかを生きたまま、はりつけにして、その光景を大勢の人たちが見ていた。その記憶というものが、DNAに組み込まれて、子々孫々にまで伝えられているんじゃないかと思いますね。

 

素直な心が気をキャッチする

・(五木)ずっと前に聞いた説なんですが、欧米人は肩凝りが分からないというんです。凝るという状態を英語でうまく表現できない。ある専門家はバックペインだというけれど、それは背中の痛みであって肩凝りではないと思う。

 

・(望月)私はイギリス人やドイツ人など、ヨーロッパの人びとをみますけど、彼らの肩は、最初、触ると柔らかいんです。柔らかいから、凝っていないなと思うんですけど、肩は痛いという。ギューッと押すと脂肪の下に、ピアノ線がぴんと張ったようなところがあるんです。そこを触ると、痛い痛いというんです。彼らは、凝りかたが深いから、あまり自覚しないでしょう。

 

初めての「気」はトーストの匂いだった

・(望月)最初、少林寺拳法をやっていたんです。なかでも特に、整法、体を整えるということに興味をもって、経絡や急所、ツボというものを勉強したんです。

 

・経絡でつながっているから、反応するんですね。経絡の勉強をしていくうちに、中国の呼吸法や、インドのヨガに興味を持つようになって、自己流でやるようになったんです。

 

ある時、ヨガのポーズで体をねじっていたら、背骨の辺りから、プーンとパンを焼いたような香ばしい匂いがしてきたんです。

(五木)自分の体の中から?

(望月)ええ、最初は、てっきり、どこかの家でトーストを焼いている匂いがしているんだと思っていたんですが、いつでも、昼でも夜でもヨガのポーズをすると、匂いがしてきたんです。そのうちトーストの匂いだけでなく、マーマレードやバラのような香りがしてきたり、足の下がむずむずしてきたんです。もしかしたら、これが「気」なのかもしれないと思いました。

(五木)他人に対して、気功治療をなさったのは、どういうきっかけなんですか。

(望月)1986年だったと思います。そのころ、ロンドンで旅行会社に勤めていたんです。たまたま少林寺拳法のインストラクターを案内して、アフリカをまわっていたときです。エチオピアで、その拳法の先生が練習中に首を痛めていたので、治療をしてさしあげたのです。

 

・(望月)以前にも、整法で肘の痛い人を治していた時、私が患部に触れる前に手を近づけていっただけで、痛みが消えましたと言われたことがあるんです。私はまだ何もしていないのに、不思議だなあと思っていたんですが、そのとき、テクニック以外の何がプラスアルファの力が働いているなどということは、なんとなく感じたんですね。

 

<気を送るということ>

・(望月)それから、ヨガや呼吸法を熱心にやるようになって、いろいろ不思議な感覚を覚えるようになってきたんです。ああ、これが「気」じゃないかと意識すると、気がどんどん集まってくるんです。

(五木)集まるというのは、実際にどんな感じなのかしら。

(望月)手のひらの中心が、もわっと温かくなるんですね。空気の真綿みたいな感じがするんです。それを相手の気の流れの悪いところに近づけるんです。たいてい、そこは、冷たく感じるので、その部分に気を送ってあげるんです。

 

<受け手の反応は十人十色>

(五木)なるほど、そういう治療を受けている側の反応はどうですか。私の友人が初めて気功治療を受けたときは、地獄の底からしぼり出したような、グォーという雄たけびを何回かあげたというんです。自分ではすっかり気分がよくなって、寝入ってしまったので自覚症状はなかったらしいのですが、ぼくは、それはきみの体の中から悪霊が出ていったんだという珍解釈をしたんですけど。

 

・(望月)ええ。ロンドン在住で、ご主人はシティ・ユニバーシティの健康心理学の教授でした。その奥さん、最初は、手足をバタバタさせていたと思ったら、終わりの頃になると声を出して泣き始めましてね。オイオイ、オイオイ子供のように泣きじゃくるんです。

(望月)ご主人の場合は、気を入れると手がピアノを弾くように動いてしまうんです。しばらくしたら、奥さんとは反対に笑いはじめたんですね。最初は小さな声だったんですが、だんだん大きな声で、気持ちよさそうに笑っていました。ご本人、笑いながら、なんで笑っちゃうんだろうといって、笑っていました。

 

(望月)ロンドンで15年くらい銀行に勤めている女性がいました。背中が鉛のように重くて、いろいろな薬を飲んでも効かない。マッサージや鍼をしてもだめで私のところに来たんです。その人に気を入れたら、突然、涙をポロポロこぼし始めたんです。ティッシュペーパーをいっぱい使って、治療中ずっと涙を流して泣いているんです。

 本人は、勝手に涙が出てくるといっていたので、泣いているという自覚がなかったんでしょう。終わったらまるで痛みがないというんですね。

 

<気の力>

(五木)望月さんが実際に治療したガン患者さんの例などは、ひとつのケースにすぎない。もっと大事なことは、「気」を扱う人がどういう姿勢で生きているかということだ

 私は作家シャーマン説を言い続けてきた。書き手はひとつのヨリシロにすぎない、と。望月さんもご自分を1本のパイプにたとえている。なによりも大事なことは、すべてのことに対して謙虚であるということだろう。私は謙虚とはおよそ縁のない不作法者だが、謙虚であることの大切さはわかっている。

 

気は宇宙の無限のエネルギー

(望月)私が感じることは、臓器と臓器、また肉体をと心をつなぐ情報系エネルギーのようなもので、光ファイバーのように、体内には、そのエネルギーを流すシステムができているんじゃないかということなんです。

(五木)ふーむ。情報系のエネルギーですか。日本のホリスティック医学界のリーダー的存在の帯津良一さんは、外科医として、長年、手術の場に立ち会い、ひとつの疑問に駆られたそうです

 人間の体を開いてみると、臓器と臓器のあいだに、隙間がある。この隙間とは何かと考えていった末に、ひとつの結論に達したというのです。この隙間にこそ、生命エネルギーがひそみ、それが臓器と臓器をつないでいるのではないか、と。

 

(五木)帯津先生は、中医学漢方薬を研究された経験から、この隙間に、気があるのではないかと考えて、「気場」と呼んでおられるんですね。

 

気功家シャーマン説

奇跡的な治癒を体験する

・(五木)ところで、気功治療では、西洋医学や現代医療に見放された人びとが奇跡的に回復するようなケースが報告されたり、口コミで伝わっていますけど、望月さんご自身も、びっくりされるほどの奇跡的な治癒というものを体験されたことはおありですか。

(望月)いくつかありますけど、最近の例ですと、イギリス人の男性が膀胱ガンで来ましてね。膀胱の中がガンだらけになり、お医者さんから、人口膀胱を覚悟してくださいと言われたそうなんです。それがどうしても嫌で、なんでも効き目がありそうなものをやってみようと、私のところに来たんです。

(五木)どのくらい治療をされたんですか。

(望月)1週間に1回くらい、4、5カ月続けました。そうしたところ、ガンは膀胱からすべて消えて、5年ほどたちますけど、いまも元気です。月に1回ほど、再発防止のメンテナンスといって来ています。

 

・(望月)3年前になりますけど、日本人の50代の男性が右あごの骨のところに空洞ができ、それがどんどん大きくなって、激痛が走るようになっていったんです。ガンの一種でした。しまいには、あごの骨がなくなってしまうといわれ、病院から大腿骨を削って、あごの骨のところにつけるようにすすめられていたんです。その人はそれを断り、友人から私のことを聞いて、ロンドンに1カ月ほど治療に来たんです。

(五木)日本からわざわざ?

(望月)ええ、それで毎日、1時間半、気を送ったところ、夜も眠れないほどの激痛もだんだんと治まっていって、あごのところにあったこぶし大のこぶが小さくなっていったんです。最後には、とうとう消えて、とても楽になったんですね。それで、ゴルフも楽しんで帰国し、病院で検査をしたら、ガンに冒されていたあごの空洞の部分に新しく骨ができていると言われたそうなんです。いまは、再発もなく、元気に生活しています。