日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

フェニックスおよび周辺地域の上空に、全長1キロ以上とされる巨大なV字シェイプの物体が出現。目撃者によれば、音もなくゆっくりと飛行して消えていったという。(7)


『「ピラミッド」の謎』  失われたメシアの神殿
フリーメーソンのカッバーラで読み解く未知なる第三玄室の正体と大嘗祭の秘密
飛鳥昭雄・三神たける  学研  2010/1
 
 
 
絶対神ヤハウェ出雲族
古代エジプトからイスラエル人を導いた絶対神ヤハウェは、しばしば雲として姿を現した。昼は雲の柱、夜は日の柱となって道標になった、と『旧約聖書』にはある。モーセ十戒を授かったシナイ山でも、神が臨在する山頂は雲で覆われ、雷鳴が響きわたった。雷雲は神の顕現の証であり、それは十戒石板を収めた契約の聖櫃アークでも同様だ。契約の聖櫃アークに神が宿ると、移動式の神殿である幕屋の上に雷雲が現れた。
 これらの情景をすべて表現したのが、実は神社なのである。日本人は見慣れているせいで、まったく意識していないのだが、神社の拝殿は臨在の幕屋を象徴しているのだ。
 まず、幕屋の名にあるように、神社は祭礼のとき、社殿を幕で覆う。神の臨在のしるしとなる上空の雷雲は、巨大な注連縄である。大根締めとも表現される太く大きな注連縄は、雷雲を表現しているのだ。その証拠に注連縄の間からは雷の稲妻を示す白い紙垂、雨を示す縄が垂れ下がっている。
 祈願するときにお賽銭を入れる箱は契約の聖櫃アークの象徴であり、その上にある鈴は雷鳴となる音を出し、それを鳴らすための綱は、まさにイスラエル人を導いた雲柱にほかならない。
 このように、神社における雲は、みな絶対神ヤハウェの象徴なのである。このことを示す名が「出雲」である。天津神を奉じ、天照大神の子孫と称する天孫族に対して、国津神を奉じる出雲族スサノオ命の子孫を称す。天照大神が太陽神であるのに対して、スサノオ命は嵐を呼ぶ荒神である。それゆえ、太陽の輝きを隠す雲は、天孫族に対抗する出雲族のシンボルと見なされてきた。
 
天照大神イエス・キリストのことである。天照大神天照大神たらしめる天岩戸開き神話は、イエス・キリストの死と復活の場面を描いた物語にほかならない。天岩屋にお隠れになった天照大神とは、死んで横穴式墳墓に葬られたイエス・キリストであり、常世の長鳴き鶏はペトロの鶏、裸踊りをした天鈿女命(あめのうずめのみこと)は娼婦とされたマグダラのマリアを示す。天岩戸から出てくる際、八咫鏡に写った天照大神の姿は、性的に鏡像反転した男神を暗示し、かつ、その八咫鏡を吊るした真賢木は、イエス・キリストが磔になった十字架を示しているのだ。
 これはイエス・キリストを信じるユダヤ人原始キリスト教徒である秦氏が渡来し、ユダヤ教起源の神道をフォーマットしていく過程で、かってパレスチナでも同様なことがあったように、保守的なユダヤ教徒たちが反抗。やがて、雲をヤハウェ顕現のシンボルとする出雲族と呼ばれていったのである。
  いずれにせよ、神社の構造は出雲族の影響を強く受けている。神殿構造を分析するに当たって、出雲というキーワードは意外なことに、かの大ピラミッドの謎も解き明かすことができるのだ。
 
<上古出雲大社と第三玄室>
・しかし、八雲をヤー雲、すなわちヤハウェの雲と考えれば、ヤハウェの神殿である大ピラミッドに関する謎かけであると想像してみたくなる。というのも、頂上部にある第三玄室と第三重力拡散の間の高さは約288メートル。そう、ちょうど、96丈なのである。
 しかも、第三玄室には、そこにいたる大回廊が存在しない。この世ではなく、あの世の神殿だとすれば、対応する上古出雲大社が実在しない理由も納得がいく。
 
・第一玄室を今日の出雲大社であるとすれば、古代出雲大社と上古出雲大社は、それぞれこうなる。
 
出雲大社:第一玄室:御子:ヤハウェイエス・キリスト
古代出雲大社:第二玄室;聖霊:コクマー=ルーハ
上古出雲大社:第三玄室:御父:エル・エルヨーン=エロヒム
 
 ご覧のように、上古出雲大社は第三玄室、すなわち御父エロヒムの神殿とみなすことができる。『旧約聖書』と『新約聖書』を通じて、御父エロヒムは直接、人間と接することがない。カトリックプロテスタントは御父をヤハウェと見なしているために、この重要なポイントがわからなくなっているが、カッバーラにおいては一目瞭然。第三玄室にいたる大回廊が存在しないのも、上古出雲大社が実在しないのも、それは御父エロヒムの神殿であるからにほかならないのである。
 
<大ピラミッドで行われた儀式と大嘗祭
古代エジプト人が日本人と似た思想をもっていることを指摘する吉村教授であるが、もうひとつ、三大ピラミッドを含めたギザ大地の遺跡が、伊勢神宮に似ているというコメントをしている。三大ピラミッドが定説でいうようなファラオの墓ではなく、死後の世界を再現した壮大な神殿であると主張する吉村教授は、内宮と外宮、別宮や摂社などを併せて125社から成る伊勢神宮の神域に、同じ神々の世界を見たのかもしれない。
 
・この疑問については吉村教授は、こう考える。古代エジプトでは、ファラオが死ぬと鳥のような姿をした魂カーは天空に飛翔して、オリオン座のダウトという領域にいたり、やがて神になると信じられていた。大ピラミッドは、そのための巨大な装置である。ファラオの魂が天に昇る際、玄室や大回廊、女王の間で儀式が行われた。しかも、それは東西ふたつ、両方の神殿で行われたに違いない、と。
 
<地底王国シャンバラ>
ヒトラーが夢見たシャンバラとは、いったい何なのか。ひとことでいえば、それは理想郷である。かつて人類がなしえなかった楽園の名前である。そこに住む人々は、だれもがこの世の真理を悟り、高度なモラルのもと、争いのない社会を実現しているという。
 ただし、シャンバラは地上世界にはない。一般の人間の目から隠された聖なる場所、すなわち神々が住むヒマラヤの地下に存在し、その入り口は、はるかなる北の果てにあるといわれる。
 
・だが、しかし。こうした見解に対して、チベット密教の最高権威、ダライ・ラマ14世はシャンバラが実在すると断言する。たんなる象徴を超えて、リアルな世界として存在するというのだ。ここに密教の恐ろしさがある。
 
チベット密教とカッバーラ>
・最終経典にシャンバラが説かれているように、シャンバラの存在を最初に説いたのは仏教の開祖、釈迦なのだ。釈迦は自ら、北の果てにシャンバラへの入り口があると説いた。なぜ釈迦はシャンバラの存在を知っていたのか。
 
<釈迦はセムメーソンだった!>
・神秘思想における樹木は、いうまでもなく「生命の樹」であり、カッバーラの奥義を示す象徴である。説いた教えがカッバーラの叡智と通底することを考えれば、釈迦がカッバーリストであり、預言者であったことは間違いない。神を信じ、神とまみえ、そして神の言葉を授かったフリーメーソンだったはずである。
 注意してほしいのは、ヤフェトメーソンではなく、セムメーソンだという点である。バラモン教アーリア人の宗教であり、それを担ったのはヤフェトメーソンだが、釈迦はセムメーソンだった。
 
モンゴロイドはアーリア系ではない。有色アジア系であり、ユダヤ人やアラブ人、そしてトルコ人と同じセム系なのである。したがって、釈迦がカッバーリストならば、民族的にセムメーソンだったと考えられるのだ。
 しかも、それだけではない、釈迦はシャンバラの住民と同じ血を引いていた可能性がある。鍵となるのは、釈迦族=サカ族を生みだしたスキタイにある。
 
<失われたイスラエル10士族はどこへ消えた?>
・ソロモンの死後、王国は分裂。紀元前925年、イスラエル10支族から成る北朝イスラエル王国が独立すると、残る2支族は南朝ユダ王国の樹立を宣言した。このうち、南朝ユダ王国の末裔が今日のユダヤ人である。
 問題は北朝である。北朝イスラエル王国は紀元前722年、メソポタミア地方に勢力を拡大してきたアッシリア帝国によって、あっけなく滅亡。国民は捕囚され、遠くユーフラテス河流域へ強制的に移住させられてしまう。それから約200年ほど、イスラエル10支族はメソポタミア地方に住んでいたのだが、先述したように、いつの間にか集団で姿を消してしまうのだ。
 
・さて、ここで思いだしてほしいのが釈迦族である。サカ族はスキタイ系騎馬民族の流れを汲みながらも、本流ではなかった。マガダ国の釈迦族モンゴロイド、すなわちセム系だったことを考えると、何か見えてこないだろうか。
 そう、釈迦は失われたイスラエル10支族だったのだ。ガウタマ・シッダールタのガウタマが優れた牛を意味するように、釈迦は10支族のうち、雄牛のシンボルをもつガド族のイスラエル人だったのである。
 最終仏教であるチベット密教を奉じるチベット民族も、しかり。チベット人は、東に広がった失われたイスラエル10支族である。チベット系民族のチャン族やカレン族が、失われたイスラエル10支族であることは、今日、イスラエル共和国の情報機関「アミンシャーブ」の調査によって判明しているのだ。
 
<失われたイスラエル10支族の本隊がいる場所>
・スキタイによって連れ去られたイスラエル10支族とは別に、自主的に北へ向かった人々がいる。彼らこそ、実は失われたイスラエル10支族の本隊である。『旧約聖書』の外典には、こんな記述がある。
「彼らは、多くの異邦の民を離れて、人がまだ誰住んだことがないほかの地方に行こうと決心した。彼らはそれまで住んでいた地方では守ることのできなかった掟を、そこで守りたかったのである。彼らはユーフラテス川の狭い支流を通って入って行った。その時、いと高き方は彼らにしるしを行い、彼らが渡るまで、川のせきを止められた。その地方を通りすぎる道のりは長く、1年半に及んだ。その地方はアルザルと呼ばれている」(エズラ紀(ラテン語))第13章41~45説)
 
・失われた10支族は、ユーフラテス河を遡行した。方角でいえば北である。北に向かって1年半、歩いた。真っ直ぐ行けば、行き着くのは北極である。極寒の北極圏にいたって、彼らは約束の地「アルザル」を見出した。そこで失われたイスラエル10支族は、神の教えを守り、大いに繁栄しているという。これに対応するかのように、『旧約聖書』には失われたイスラエル10支族に関する、こんな預言がある。
「見よ、わたしは彼らを北の国から連れ戻し地の果てから呼び集める」(「エレミヤ書」第30節8節)
 
・何か変だと思わないだろうか。アルザルの記述は、まるでシャンバラのようである。理想郷であるといい、地上のどこにもない点といい、入り口は北の果てであるという話まで、シャンバラそっくり。いや、文字通りシャンバラなのだ。はっきり断言しよう。アルザルとは、まさにシャンバラのことなのだ。
 失われたイスラエル10支族の本隊は現在、シャンバラに住んでいる。同じ失われたイスラエル10支族の血を引く釈迦は、その事実を知っていた。北の果てに楽園への入り口があり、失われたイスラエル10支族は、そこからシャンバラに入った。釈迦はすべてを見通していたからこそ、弟子に語り、その言葉は最終経典として残された。
 
<地球内天体アルザル>
・シャンバラは神秘主義者によって、しばしば地球空洞論と結びつけられてきた。地球の内部は伽藍堂のようになっており、内側には地上と同じような環境が広がっており、そこには人が住んでいる。彼らは理想社会を実現しており、ときどき地上に現れて人類を教化、指導しているという。
 
・では、シャンバラはどういう形で存在するのか。これを現行科学で理解するには少しむずかしい。まだ一般に認められていない現象を前提とするからだ。その未知なる現象とはプラズマ・トンネルである。
 プラズマとは気体、液体、固体に続く物質第4の状態で、原子を構成する電子と原子核がバラバラになった高エネルギー状態を意味する。プラズマの研究は現在、核融合をはじめさまざまな分野で進められているが、まだまだわからないことが多い。ちょっとした条件変化によって、プラズマが消滅したり、生物のような振舞いをしたりする。
 
<秘密組織フリーメーソン
・詳細は既刊に譲るが、結果として、人類はノアの大洪水を生き延びることができた。箱舟がアララト山に漂着し、そこから出てきた4人の男、すなわちノアと3つ子の兄弟ヤフェト、セム、ハムは、ともに神聖なる預言の鍵を手にしていた。いわば預言者である。
 預言者の組織を「フリーメーソン」という。今日、世に知られる秘密結社としてのフリーメーソンは近代フリーメーソンである。1717年にイギリスで結成されたグランドロッジから派生した組織である。もっとも、アングラの偽フリーメーソンも多々ある。最近ではマフィアのフリーメーソンもあり、儀式や秘密の文言を共有し、それだけ見て判断する限り、承認されたフリーメーソンと見分けがつかない組織も多くある。
 
・だが、そうした近代フリーメーソンとは別に、本物のフリーメーソンがある。近代フリーメーソンが成立する以前にもフリーメーソンは存在したが、それとも違う。預言者の秘密組織としてのフリーメーソンが、実はこの地球上に存在する。主に密議宗教の祭司の組織という形で継承されており、それをたどっていくと必ずノアに行き着く。
 もちろん、ノアの先もあり、エノクを経て最後はアダムに遡る。人類最古のフリーメーソンとは、「アダムメーソン」である。エノクもまたアダムメーソンだ。
 ノアに至った段階で、アダムメーソンに大きな変革が起こる。「生命の樹」の象徴に応じて、預言者の奥義が3つの流れに分かれた。すなわち、ノアの3人の息子が独自のフリーメーソンを形成したのである。
 
・ヤフェトからは主に白人、アーリア系民族、コーカソイドが、セムからは主に黄色人種ユダヤ、アラブ系、モンゴロイドが。ハムからは主に黒人が派生していく。とくに、セムメーソンはカッバーラの重要な鍵を継承した。
 そして、セムの子孫からはアブラハムが生まれ、ヘブライ人が誕生した。セムメーソンは「ヘブルメーソン」となって、『旧約聖書』の預言者を輩出することとなり、『新約聖書』の時代にあってはバプテスマのヨハネはもちろん、イエス・キリストや12使徒らがカッバーラを継承し、今日に至っている。
 
古代エジプトのカッバーラと三大ピラミッド>
・冥界の王オシリスは、姿を現さない至高の神エル・エルヨーンであり、慈悲の母神イシスは救世主、イエス・キリストを示し、隼の頭をもつホルスは、鳩という鳥の象徴で示される精霊ハールとなる。これを念頭に三大ピラミッドの神殿を対応させる、こうなる。
 
第一ピラミッド:慈悲の柱:御子:ヤハウェイエス・キリスト:イシス
第二ピラミッド:均衡の柱:御父:エル・エルヨーン=エロヒムオシリス
第三ピラミッド:峻厳の柱:聖霊:コクマー=ルーハ:ホルス
 
おわかりのように、大ピラミッドはイシスの神殿となる。実際、大ピラミッドには「イシス神殿」が付随している。これは大ピラミッドそのものがイシスの神殿であるという認識が、古代エジプト人口にあった証拠なのだ。
 
 
 
『宇宙人がくれた21世紀の聖書』
 接触者(コンタクティ)ビリー・マイヤは何を観たか
大高良哉   徳間書店   1989/3
 
 
 
 <マイヤを訪ねて日本人のルーツ太陽系を知る>
・我々は1987年4月、スイスにマイヤを訪ねた。マイヤの本を読み、マイヤやスイスのFIGU・SSSC活動を見たいという男性7名、女性7名の一行だった。
 
・マイヤは、我々の「日本人のルーツを知りたい」という希望に応えて、直接プター(セムヤーゼの父で宇宙母船の最高司令官)にテレパシーで尋ねてくれた。そのため、プターはわざわざ「過去旅行」のために宇宙船を飛ばして、地球の500~600万年前まで遡り、その当時すでに日本人が地球に生活していたことを確認し、日本人発祥の惑星を探し出してくれた。
 
・それによると日本人の発祥の太陽系はテーラ(Teera)といい、かってはそこに三つの人種が存在していた。そこから、二つの人種が、日本人、中国人の祖先として、何らかの理由によって地球に入植したという。そして、日本人のルーツはさらに遡れば、リラ星にあるとのことであった。
 
・そして、我々がセンターを訪問する数ヶ月前に、プターおよび日本人、中国人のルーツ、テーラ太陽系の住人、タリーダという女性がセンターを訪問したことを聞かされた。
いつものように宇宙人に直接会うことができるのは、マイヤだけだった。センターに居住するメンバーの人々は、はっきりと宇宙人の存在をセンター内部に感じることができたという。そして、タリーダが立ち去ったのち、広いセンターの中いっぱいに、なぜか3ヶ月間ほどもレモンの香りが漂いつづけていたと話してくれた。
 
 
 
『人類を操る異次元の暗黒宇宙人』  宇宙人最後の真実
 浜田政彦   徳間書店  2009/11/11
 
 
 
 <再び現れた黒服の男たち(メンインブラック)>
・黒服の男たちの特徴は、ほぼ共通していて、一見すると東洋人風だが、アジアのどの国の人間にも似ておらず、正体はまるで見当がつかない。肌は恐ろしく浅黒く、歳は30~40代くらいで、黒々とした瞳は不気味な冷たさを漂わせており、その目に見つめられると、異常なまでに意識がボンヤリとして、正常な判断力を失ってしまうのだ。
  男たちの雰囲気は尋常ではなく、血の通った生きものの暖かさは微塵もなく、まるで死人のような気配を前に、遭遇者たちは、「まるで幽霊にでもあったかのようにゾッとした!!」と、口を揃えて捲くしたてるのだった。
  
 男たちは風貌も印象も格好も、とにかく何もかもが黒っぽかった。服装はもちろんのこと、靴や靴下、それにネクタイ、帽子に至るまで真っ黒で、おまけに乗りつけてくる車も、これまた黒だった。しかもどれもこれも、たった今おろしたばかりの新品のように新しく、着こなしもちぐはぐで、まるで身に馴染んでいなかった。たまに普通の服を着て、違う色の車に乗っていたりするが、それでも何か徹底的にどす黒い印象が、遭遇者の脳裏には焼きつくのである。
  
 男たちは、被害者の前に現れると、「UFOの話をしたら命はない・・・」と脅迫するのだが、登場の仕方は普通ではなく、真夜中の寝室に壁を突き抜けて、まるで幽霊のように現れたかと思えば、被害者の頭の中の言葉を読み取ってみせ、さらに次の瞬間には、目の前で煙のように掻き消えてしまうなど、まるで映画『エクソシスト』か騒霊事件(ポルターガイスト)を思わせる心霊的な現象を引き起こしていた。
 
 
(2016/9/1)


 
『UFO特務機関「MIB」の謎』
飛鳥昭雄・三神たける   学研   2010/6
エイリアン事件隠蔽工作の全貌とフェニックスライト事件の真相
 
 
 
<特殊部隊>
・UFO情報を隠蔽する任務を帯びた特殊部隊、特務機関といえばいいだろうか。早い話がスパイである。といっても、007に登場するイギリスのMI―6やアメリカのCIAのレベルではない。もっと恐ろしい諜報機関である。
 
アルバート・ベンダー事件>
・と、なんとも意味深長な言葉の裏には、いったい何があったのか。その真相は10年近くたって発表された著書によって明らかにされた。なんでも、火球事件を調査していたところ、突然、声がベンダーの頭の中に直接、響いてきたというのだ。
「われわれは以前から、あなたのことを監視している。調査をやめて、空飛ぶ円盤の問題から即刻、手を引くように」
 いわゆるテレパシー現象だった。言葉の主は、どうやら火球、すなわちUFOのことをよく知っているらしく、同様の現象が続く。あるときベンダーがベッドに横になっていると、部屋に突如、3人の人影が現れた。彼らは蜃気楼のように、ゆらゆらとゆらめき、ついには現実の人間となった。全身、黒づくめの男たちは、ベンダーに向かって、こう警告した。
「あなたが行っている研究は、われわれが行おうとしている目的にとって、非常に障害となっている。地球における任務が終るまで、われわれの邪魔をすてほしくない。すぐさま研究団体を解散させるのだ」
 黒づくめの男たちは、それはいうまでもなくMIBだった。しかも、彼の言葉を信じるならば、どうもMIBの正体は超能力を持った異星人らしい。この後も、MIBはたびたびベンダーの前に現れ、IFSB(国際空飛ぶ円盤協会)の解散を迫った。
 
・異星人たちは圧倒的に進んだ科学力で、地球人の体を自由に操ることができるといい、多くの同胞を国防総省ペンタゴンに送り込んでいる。地上のいたるところに基地を建設し、地球人に変身することもできる。それを証明するために、異星人たちはベンダーを南極の秘密基地にまで連れていったというのだ。
 きわめて幻想的な要素の強い体験であるが、ベンダー事件のMIBは、実在する人間というよりも、どこか幽霊のような存在であることを強く感じさせる。幽霊異星人、もしくは霊的エイリアンとでもいえばいいのだろうか。
 
<MIB/UFO=超地球人説>
・ただし、キールの場合、一般のUFO目撃者や研究家とは少々認識が異なっていた。彼はUFO搭乗者を単純に地球外から来た知的生命体、すなわち異星人だとは考えていなかった。
 UFO事件にまつわる不可解な現象や科学的な検証を拒むかのような見えない力、そして証拠の隠滅の裏には、もっと深い超自然的パワーが働いている。それは人類が古来、天使や悪魔、妖精と呼んできた存在と同じものであり、その正体は見えない異次元から地球人に干渉する知的生命体、いうなれば「超地球人」ともいうべき存在であり、MIBは、その監視を行うために異様な姿をとって出現するというのだ。
 
・したがってキールにしてみれば、MIBとはその正体を知られたくない超地球人たちにほかならず、さまざまな手段を使って証拠を闇に葬っているというのである。彼にとっては、MIBは古にあっては悪魔の使いであり、ときに悪魔そのものとして語られてきた存在なのだ。
 実際、彼の仮説に従えば、ベンダーの前に現れた幽霊異星人としてのMIBの存在も容易に説明がつくことは確かである。
 
<MIBの正体はNSAのエージェントだ!!>
・重要なテーゼを忘れてはならない。最初に述べたように、UFO問題は軍事問題である。UFO情報を隠蔽しようとする当局もまた、アメリカ軍である。アメリカ軍のスパイにして、諜報活動を行う秘密機関とくれば、ひとつしかない。国家安全保障局/NSAである。はっきり断言しよう。MIBとはNSAのエージェントなのである。
 
・つい最近までアメリカが公式にその存在すら認めなかったNSAは、もともとUFO情報をコントロールする目的で設立された組織である。エシュロンなどの通信傍受を主な任務とすると一般には思われているが、実態は、さにあらず、UFO情報を収集及び分析し、かつ大衆には偽情報を流して混乱させ、最終的に、すべてをもみ消す諜報機関なのだ。MIBは、まさにNSAの中の実行部隊なのだ。
 その力はCIAの比ではない。任務を遂行するためには、殺人もいとわない。彼らには殺人許可証がある。シークレットガバメントの意向に背く者は、たとえアメリカ大統領であっても消される。
 ジョン・フィッツジェラルドケネディ、通称JFKもまた、そうして暗殺された大統領のひとりである。彼はアポロ計画によって、月面でエイリアンとの遭遇を演出しようと画策したために殺された。暗殺を実行したのはNSAである。
 
・軍やCIA、FBI、警察を一糸乱れぬ動きで統括し、法廷で証言する者全員を事故に見せかけて葬り去る。事件を調査するウォーレン委員会を抱きこみ、すべてを封殺した。こうした芸当ができるのはNSAをおいてほかにはない。
 
<もうひとつのフェニックスライト>
・フェニックスに超巨大UFOが出現した午後8時よりも少し前、午後7時30分ごろ、北西に160キロほど行った街プレスコットでも、同様の事件が起こっていた。
 当時、現職の警察官であったデニス・モンローが自宅を出て北に向かって車を運転していたところ、夜空に7個のオレンジ色のライトが光っていることに気づく。見ると、それはV字形に並んでおり、巨大な飛行物体であることがわかった。目測で片翼200メートルほど、大きさはフットボール場2個分に感じたという。
 
・お気づきのように、先に多くの人に目撃されたフェニックス上空の巨大UFOと、それより以前に目撃されていた巨大UFOとは形が違う。前者は半円形に光が並んでいるのに対して、後者はV字形の配列だ。光の数も9個に対して、5~7個である。大きさも2キロと200メートルと違う。そして何よりも、後者は人々によって機体をはっきり目撃されている。
 
<ラボックライト事件の真相とラムダUFO>
<ラムダUFOともうひとつのエイリアン>
・掲げた写真を見ていただくとわかるが、ラボックライトは巨大な逆V字形をしており、底部に複数のライトが光っている。これはフェニックスライトの巨大UFOと基本的にまったく同じ構造である。本書では、逆V字形をギリシャ語の「Λ(ラムダ)」に見立て、このタイプの巨大UFOを三角形を基本とするデルタUFOに対して「ラムダUFO」と呼ぶことにする。
 しかも、ラボックライトの場合、その角度はちょうど90度、直角になっており、いわばL字形になっているので「ラムダUFO―L」。一方のフェニックスライトは、それよりも鋭角で、V字形になっているので「ラムダUFO―V」と名づけておく。
 ラムダUFOに角度の違うふたつのタイプがあることには意味がある。象徴として、ラムダーUFO―Lは直角定規、そしてラムダUFO=Vはコンパスを表している。ふたつを合わせると「定規とコンパス」、すなわち史上最大の秘密結社「フリーメーソン」のシンボルとなる。
 
・これは偶然ではない。ラムダUFOを製造し、それを操縦するエイリアンはフリーメーソンなのである。ただし、誤解のないようにいっておくが、世界中にロッジをもつ近代フリーメーソンではない。もっと、はるか古代に設立された秘密結社フリーメーソンであり、その歴史はノアの大洪水以前に遡る。もっといえば、彼らはノアの大洪水以前に、この地上から消えた人々の組織なのである。
 
・ラムダUFOのエイリアンは確かに地球人とまったく同じ姿をしているが、この地球内部の亜空間に存在する天体アルザルからやってきているわけではない。彼らは失われたイスラエル10支族ではない。失われたイスラエル10支族よりも古く、そしてまったく違う天体から地球にやってきている。
 いずれ近い将来、シャンバラとして知られる地底世界から戻ってくるエイリアン、いうならば「アルザリアン」たちと手を組み、この地上に戻ってくるときが来る。そのとき、全地球人は上空に前代未聞の超巨大ピラミッドを目にすることになるだろう。
 そして気づくのだ。
 物語に記された天空の城「ラピュタ」は実在し、ラムダUFOに乗っている人々の正体が絶対神によって取りあげられた預言者エノクの民「エノキアン」であることを!!
 
・MIB=異星人説と同様、UFO問題の偽情報のひとつに、エイリアン・テクノロジー伝説がある。有名な墜落UFO事件、すなわちロズウェル事件において、回収したエイリアン・クラフトからさまざまな技術を軍事的に転用することに成功し、その一部が今日の科学技術の基礎になっているというのである。
 それを暴露した人物として、アメリカ国防総省の元情報高官フィリップ・コーソー中佐が、この世界では有名だ。フィリップ中佐によると、墜落UFOから回収したコンピューター集積回路光ファイバー、暗視カメラなどのメカニズムを分析することに成功した軍部は、それらを後にトルード将軍を通じて民間に払い下げた結果、IBMやベル研究所などのアメリカ企業が潤ったと述べている。ちなみに、極秘情報を暴露したのが理由かどうかは不明だが、フィリップ中佐は不審死をとげている。
 
・また、同様に、ノースカロライナの緊急医師スティーブン・M・グリア博士が主催した「ディスクロージャー・プロジェクト」では、社会的に高い地位や名声のある人々が異星人の存在を認め、政府が情報を隠蔽していると批判。人類社会の発展の裏には、墜落UFOのテクノロジーが存在したと主張している。
 これは今後、随時、情報を公開していくつもりだが、エイリアン・テクノロジーの一部をアメリカ軍が入手していることは事実である。それをもとに、地球製UFOを製造していることは本書でも述べた通りである。
 
  <UFO隠蔽工作と『M-ファイル』>
・かって米国のNSA(国家安全保障局)は、UFOの機密文書として「MJ-12文書」をはじめ、「リア文書」や「クーパー文書」「ダルシー文書」など、数々のフェイク情報をリークしたことがある。アメリカ政府が異星人グレイと密約を結び、UFOテクノロジーを提供してもらう代わりに家畜虐殺キャトルミューテーションや人間誘拐アブダクションを黙認するという内容が注目を集めたが、この中にエイリアンの種族に関するデータが含まれている。
 
・曰く、異星人にはヒエラルキー(階層化)があり、一番下が「リトル・グレイ」という小人型ヒューマノイドで、クローンによって増殖するバイオクリーチャー。その上が大きな鼻が特徴的な「ラージ・ノーズ・グレイ」で、いわばリトル・グレイを管理する。その上になると容貌はグレイではなく、地球人とほぼ同じ、真っ赤な髪が特徴的な「オレンジ」な種族がおり、最高位は北欧の人々によく似て白い肌を持つ「ノルディック」が存在するというのだ。
 
 
 
『図解 UFO』
  桜井慎太郎   新紀元社  2008/4/11
 
 
 
<MIB(Men in Black)(正体不明の男たち)>
・MIBは、英語のMen in Blackの略で日本では「黒衣の男たち」と訳される。
 
・彼らは、たいてい笑顔一つ見せずに動きは硬くぎこちない。態度は形式的で、冷たく、時には威嚇的で目撃者の中には人間とは別の存在と感じた者もいる。
 容貌については漠然と外国人のようだと形容されることが多いが、東洋人のように目がつり上がっているという報告も多い。
 
・MIBの最初の記録は1953年になる。当時「国際空飛ぶ円盤事務所」を主催していたアルバート・ベンダーの前にダークスーツに身を包んだ3人の男が現われたとされている。
 
・MIBの正体についてはCIAなど情報機関のエージェント、異星人など諸説あるが、中には霊的な存在ではないかとする説もある。
 
 
 
『世界不思議百科』
コリン・ウィルソン + ダモン・ウィルソン   青土社  2007/2
 
 
 
ネス湖に怪獣はいるのか>
<怪獣と予知能力>
<なにかの投影か>
・このオマンドにホリディは手紙を出した。その結果、奇怪なことに発展する。1973年6月、ホリディとドナルド・オマンドが悪魔祓いを行なった。その祈祷が終わると二人とも異様な疲労を感じたとホリディは述べている。自分たちが危険な力を呼び起こしたのではないかとホリディは危惧したが、その危惧は2日後にカレーという退役空軍中佐の家に泊まった時に現実のものとなる。
 
・ホリディは、カレー夫人にヤン・オーヴ・サンドバーグというスウェーデンのジャーナリストのことを話していた。こんな話である。サンドバーグはファイヤースの裏手の森を散歩していた。空地のような場所で変な飛行物体を見た。数人の妙な格好の男がいる。やがてその飛行物体は高速で飛び去った。スウェーデンへ帰国後、サンドバーグは「黒衣の男たち」に悩まされる。政府関係者と称してUFOとの「接触者」をしばしば悩ます「人々」である。
 
・ホリディは、そのUFOが着地した場所へ行って見たいと言った。カレー夫人は、やめたほうがいいと忠告した。この瞬間、窓の外に竜巻が過ぎるような音と一連の打撃音が聞こえた。さらに一筋の光線が窓をつらぬき、ホリディの額を射た。その直後、静けさが戻った。不思議なことに、妻の位置からほんの1メートルほどで飲み物を注いでいたカレー退役空軍中佐は、なにも見ていないし聞いてもいない。翌朝、ホリディは湖のほうへ歩いていった。途中に、ヘルメットやサングラスも含めて、黒づくめの男が突っ立っている。ホリディはその横をすりぬける。振り返る。彼は驚愕した。男は消えている。道路のほうへ走った。両方を見た。ほかに男が行く場所は考えられない。
 
・1年後、ホリディはそこからごく近い場所で心臓発作を起こした。タンカで運ばれながら、彼は周囲に目を配ることを忘れなかった。タンカは1年前に彼が「黒づくめの男」を目撃したまさにその地点を通るところだった。それから5年後、ホリディは心臓発作で生涯を閉じた。
 
<怪獣ハンターの期待と悲観>
・筆者が考えるに、これには二つの理由がある。ロバート・H・ラインズ博士を団長とするマサチューセッツ工科大学応用科学学会の調査団が、1972年と1975年の2度にわたって、水面下の鮮明な写真撮影に成功した。1972年の写真のうちの一枚には、長さ2メートル半ほどの大きなひれ状の足らしい物体がはっきりと写っている。一方、1975年の写真には、首が長い動物とその前部のひれ状の足が明瞭に写っている。これは、特に印象が強い写真だ。
 
ネッシーはやはり存在するのか>
・しかし、ウィッチェルのこの礼賛はいささか速過ぎたようだ。大部分の人は現在でも怪獣が存在するかしないかは未解決の問題と考えているし、学者の大半は今でも問題自体を胡散臭いものと感じている。
 
<怪獣確認は失望の日>
・ある日、「怪獣」が最終的に確認され分類できたとしよう。その日は失望の日になるはずだ。おそらく、ネス湖は観光の最大の目玉をたちまちにして失うことになる。