日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

スミスは1950年にUFOが「アメリカ政府内部でもっとも秘密度の高い問題であり、その秘密ランクは水爆以上である」と述べた機密覚書を書いた人物だ。(1)

 

 

(2022/10/14)

 

 

『政府ファイルUFO全事件』

機密文書が明かす「空飛ぶ円盤」50年史

ピーター・ブルックスミス 並木書房  1998/1/1

 

 

 

・こうしたUFO事件と政府の50年におよぶ関わりを、情報公開法によって機密解除された政府機密文書を使って解明したのが本書である。

 

宇宙人版ウォーターゲート事件

政府は異星人との交渉を本当に隠蔽しているのか

・半世紀のものあいだ、世界各国の政府はあらゆる種類の未確認飛行物体、つまりUFOに積極的な興味を抱いてきた。第ニ次世界大戦によって空軍力が戦争で重要な位置をしめることが実証されて以降、各国とも謎の飛行物体を見逃すことができなくなったのである。

 

・そんななかで未確認のまま残ったものが、UFO研究者を引きつけ、大衆を惑わすUFOとなる。これはUFO目撃報告のわずか5パーセントをしめるにすぎないが、政府や情報機関、軍の専門家の悩みの種であることは事実だ。

 これら政府機関がUFO報告の謎の部分にどのような反応を見せてきたか、そしてUFO研究者たちはそれをどう解釈しているかを年代順に整理して考察しようというのが本書のねらいである。

 

アメリカのUFO事件に限定したのには正当な理由があるアメリカ人は憲法で保証されている「国民の知る権利」を大事なものと考えている。そして、アメリカの情報公開法のおかげで、アメリカ政府とUFO問題のかかわりについては、ほかの国の政府の対応をすべて集めたよりも多くのことがわかっている。

 その結果、世界は、UFO問題にたいするアメリカ国民の姿勢と政府の対応に注目するのである。

 

・そのため、1990年代に驚くべき数のアメリカ人が異星人に誘拐(アブダクション)されたと訴え、さらに1947年にニューメキシコ州ロズウェル付近で起きた出来事にかんして激論が戦わされたときには、世界じゅうのUFO研究がこの二つの問題に集中してしまったほどである。

 

UFO信者と懐疑論者のあいだに

・あまりにも過激すぎてにわかに信じがたい少数意見は、アメリカ政府がエイリアンとある種の悪魔的な同盟を結んでいるとさえ主張している

 どちらのグループも、数十年間にわたって「事実隠蔽だ!」と声を張り上げてきた。その状況は、情報公開法によってUFO関係の政府文書約3万通が公開された現在も変わっていない。

 

情報公開で揺らいだ政府当局への信頼

・しかし、1974年に情報公開法が成立する以前にはアメリカ国民は、軍や情報機関がUFOについて内部でどのように考え、秘密の決定を下していたかをはっきり知ることはできなかったのである。UFO研究者たちの意見を自分たちなりに解釈するのが関の山だった。その研究者たちの意見にしてからが、想像だらけなのはまだいい方で、なかには純粋な空間の産物にすぎないものもあった。

 情報公開法が成立するまで30年間にわたって、噂と科学的根拠もない推測の積み重ねが続いた結果、アメリカにはあらゆる種類のUFO神話が誕生した。奇矯な見方もあったし、失笑してしまうもの、各種の盲目的な信仰を吐露するものもあった。

 

CIA、NSA、DIA、FBIといったアメリカ公安当局は何十年にもわたってUFOに関心を持っていないと強硬に言い続けてきたアメリカ空軍は1969年に調査機関プロジェクト・ブルーブックを解散させ、以降もはやUFO関連の報告を収集していないし、UFO現象に興味を持っていないと言っていた。

情報公開によって、こうした政府機関のすべてが1940年代までさかのぼる膨大な量のUFO関連文書を保管していたことが明るみに出たのである。

 

行き過ぎた秘密主義がもたらしたもの>

・第ニ次世界大戦のあと、アメリカ社会は内外の敵にひじょうに敏感になっていた。とくに国内の敵に過敏ともいえる反応を示し、すべからく共産主義のしわざときめつけたソ連と西側諸国が緊張状態にあり、ヨーロッパでは1948年にソ連によるベルリン封鎖に対抗して大空輸作戦がおこなわれ、アメリカではマッカーシーによる赤狩りが猛威をふるった時期であった。

 J・エドガー・フーバーFBI長官ほどの狂信的反共産主義者はほかにはいなかったとしても、同様の過剰反応はアメリカ陸軍保安関係者のあいだにもあった

 1947年7月30日に作成されたUFO関連のもっとも古いファイルの一つは、当局がいかに神経をとがらしていたかを示している。

FBIは陸軍航空軍情報部の要請を受け、空飛ぶ円盤の調査に協力することに同意している。………また陸軍航空軍情報部は、目撃報告が集団ヒステリーを引き起こすことを狙った破壊分子のしわざかもしれないとの懸念を表明している

 

かつてない混乱にあるUFO研究

・現在アメリカにおけるUFO研究は、かつてない混乱状態にある。過激な妄想をいだく一派は、異星人とのコンタクトについての大機密を守るためには嘘や欺瞞、はては殺人までいとわない悪夢のような政府の姿を描きだしている。

 

UFO時代のはじまり 挫折の日々 1942年~1950年

軍人と役人たち CIAの登場 1951年~1966年

科学者の登場 コンドン委員会の調査  1966年~1969年

新たなるUFO神話  混沌と多様性の時代 1969年~1982年

UFO研究の分裂  恐怖と欺瞞、そして憎悪 1982年~1995年

 

カープ事件

カナダ、オンタリオ州カープ近郊、ミニオン・コーナーズ

1989年11月4日および1991年8月18日

 

・1992年2月、アメリカのUFO研究者、テッド・エクスラーはメリーランドの自宅でカナダのオタワ州の消印がある小包みを受け取った。差出人の住所はなく、ただ「守護者」という言葉と指紋があるのみだった。

 

地元カナダのUFO研究家の協力を得て、エクスラーは「守護者」が、郵便を使ってつたえたUFO事件の目撃者を発見した。ミセス・ダイアン・ラバネクは、1989年11月4日にカープ上空でレーダーに捕捉されたあと自宅近所の沼に墜落したUFOを目撃したと証言した。「守護者」によれば、UFOは「波動する電磁場フィールド」を動力として、「誘電性の地を持つマグネシウム合金」で製造されていた。3人の搭乗員は恐竜の末裔で、6千万年前に宇宙に脱出したあと、ふたたび地球を支配するために戻ってきたのだという。

 

「守護者」の正体

・「守護者」の正体は、ボビー・シャルボアという人物であったことが判明した。彼はUFOマニアで、一家の友人として週に数回家を訪れていた。MUFONオンタリオ支部は、事件が「でっちあげ」だったと結論づけた。さらに、マカビーもエクスラーもそのことに気づいていたが、作り話でひと儲けするつもりだったのだろうと示唆した。マカビ―はこの主張を強硬に否定した。

 だが、一部の人々は、マカビーがガルフブリーズにおける遭遇事件について書いたエド・ウォルターズのベストセラーから印税の一部を受けていたことをあらためて思い出した。

 

アブダクティ体験者とシークレット・サーヴィス

アメリカ、ニューヨーク市、マンハッタン島、ロワーイーストサイド、1989年11月30日

・逆行催眠のなかで、彼女は3人から4人の異星人が部屋に入ってきたことを思い出した。それから彼女は異星人たちによって、アパートメントの12階の閉じた窓から宙に浮いた状態で運びだされ、青い光のなかに入って、建物の上空に停止していた宇宙船に収容されたそこで医学的な検査を受けると、ふたたび連れ出され、空中から自分のベッドに落とされた。

 乱暴にベッドに落とされたにもかかわらず、夫は目をさまさなかった。もしや夫と二人の息子たちが異星人に殺されているのではないかと心配になった彼女は、鼻の下に鏡をあてがって、呼吸しているかたしかめてみた。三人とも無事だった。

 それから約15ヵ月後の1991年2月、ホプキンズは警察官と名乗る2人の男から手紙を受け取った。2人は、彼女のアパートメントにちかいFDRドライブの下に停めた車からコ―ティル夫人のアブダクションを目撃したと書いていた。彼女は「天使のように」宙を浮いて、「建物の長さの4分の3くらいの大きさ」のUFOに吸い込まれていったという。

 アブダクションのあとUFOは高度を上げ、FDRドライブの上空を飛び越えて、ブルックリン橋にほど近いあたりでイースト・リバーに飛びこんだ。2人はあの女性を探すために事件のあったブロックへ行ってみるつもりでいた。とくに被害者が元気でいるかどうかを知りたがっていた。2人は45分間も待っていたが、UFOが川から出てくるところは見なかったからである。警察官たちは、それぞれリチャードとダンとサインしていた。ホプキンズは、二人が訪ねていくかもしれないとコーティル夫人に注意しておいた。数週間後、彼女はダンとリチャーズがやって来て、自分が元気だと知って安心して帰ったことを報告した。二人は公表されることを恐れてホプキンズと直接話すことはことわったが、連絡をとることに同意した。

 

UFO研究のダークサイド  陰謀伝説の系譜

・1950年代にドナルド・キーホーがアメリカ政府はUFOについての知識を国民に隠していると言ったとき、その約30年後に怪物が「隠蔽工作」の御旗をかかげてのし歩くようになるとは想像もしていなかったにちがいない。

 

・彼らが作り出した物語には、悪辣な政府機関と陰謀をたくらむ南西部の砂漠に隠された異星人の基地、残酷な生体実験などがちりばめられている。そのすべての背後には、世界征服の巨大な陰謀がひそんでいるのだ。

 この奇怪な物語は、はっきりわかっているかぎりでは、1980年春にミルナ・ハンセンと6歳になる彼女の息子がアブダクション(誘拐)を受けたと訴えた事件を調査するなかから思いがけず誕生したのである。

 調査は、UFO研究者たちのなかでも思いやりと高潔さで知られるアブダクション専門家のレオ・スプリング博士によっておこなわれた。そのあと、物語は複雑に入り組み、幻想的になっていく。

 

・ベネウィッツはエレクトロニクスの専門家で、サンダー科学研究所の社長として、ニューメキシコ州アルバカーキの自宅近くにあるカートランド空軍基地に湿度調節装置を納入していた。彼は基地で目撃されると噂されるUFOの活動について知っており、基地から発信される無線信号を傍受するためのスキャン装置を作って配置していた

 

シマロンの遭遇事件

アメリカ、ニューメキシコ州コルファックス郡シマロン近郊

1980年5月5日

 

・1980年春のある晩、28歳のミルナ・ハンセンは、6歳の息子といっしょに車で帰宅途中、シマロン近くで5個のUFOが牧草地に着陸するのを目撃した。この接近遭遇に関する彼女の記憶は、逆行催眠を受けるまでは混乱していて、約4時間の「空白の時間」についてはまったく記憶がなかった。

 

・ミズ・ハンセンが催眠下で語ったところによると、UFOの一つから白い服を着た異星人二人が出てきて、牧草地にいた牛の1頭を45センチのナイフで生きたまま殺したという。彼女は止めようとしたが、息子ともども捕らえられ、それぞれべつの宇宙船に連れていかれた。抵抗もむなしく服を脱がされ、医学的検査を受けたが、そのとき陰部もさぐられ、あとでひどい炎症を起こしたという。

 

検査を受けているさいちゅうに突然、黄疸にかかった長身の人間が現われた。男は検査をやめさせると、謝罪して、異星人たちを罰するよう命じた。それからミズ・ハンセンがいま乗っているUFOと、たぶんほかのいくつかのUFOの内部を案内してくれた。最後に案内されたUFOは飛行していたようで、つぎに彼女は地上に案内されたのだが、ある時点ではそこはラス・クルーシズの西の風景のように思えたのに、べつのときはロズウェル近くの風景のように見えた。そこで彼女は地下基地

に連れていかれたが、つかのま逃げ出すことに成功した。彼女が入り込んだ部屋には水槽らしきものがいちめんに並び、おそろしいことに水槽のなかには腕をはじめとする人体のパーツが浮かんでいた。

 ミズ・ハンセンはこの部屋から引きずりだされ、息子といっしょに大音響やまぶしい光などのさらにおそろしい試練を受けたあと、ふたたびUFOに載せられて、アブダクションの現場へと(乗っている車もUFOに積まれていた)連れ戻された。

 

異星人の戦慄すべき計画「ベータ報告」

・ベネウィッツは自分の発見を『ベータ報告』と呼ぶもののなかで発表した。以下は、報告が主張しているおもな点である。

  • 異星人の宇宙船と地下基地のビュースクリーンから定期的に映像を受け取っていること。典型的な異星人はヒューマノイド型で、ときには完全にホモサピエンスの場合もあった。
  • コンピューターを使って異星人との定期的で直接的なコミュニケーションを確立したこと、16進法のコードによる交信手段が提案された。
  • これにもとづいて空と地上から写真を撮った結果、着陸用の標識や着陸中の宇宙船が確認された。入口やビーム兵器、あきらかな発射場などにくわえ、静電気で浮揚する乗り物に乗った異星人の姿も確認された。異星人は、やはり静電気を使うと思われる武器を充電していた。
  • テキサス州オースティン郊外で二人の女性と一人の少年が近距離で激しい放射能を浴び、宇宙船はヘリとともに西に向かったのを最後に姿を消したという。(これは1980年の「キャッシュ/ランドラム遭遇事件」をさすと思われる)。
  • 調査の結果、当面の意図はヒューマノイドのハイブリッド、つまり人間と異星人の混血種を作ることであると判明した。この戦慄すべき計画の究極の目的は、ベネウィッツの研究を引き継ぐ者たちによって明らかにされるであろう。当面、彼は以下のことをどうしても公表しておきたいと考えた。

 

  • 総合的な異星人の本拠地には7種類の文化があり(すべてが「ユニティー(協調)」の名のもとで共存している)、そのサイズは幅3キロ、長さ8キロで、ニューメキシコ州ダルシーの西方にあるヒカリーヤ・インディアンの居留地のなかのどことも知れない場所にある。現在この地域にいる宇宙船の数から推定すると、異星人の総人口は最低でも2千人で、おそらくはそれ以上とも考えられる。さらに多くが飛来途中にある。
  • もっとも重要なのは、異星人たちがアブダクションを受けた人間を解放するさいにかならず機器を埋めこむことである。挿入のあとは記憶をかんぜんに消去する。
  • 犠牲者の(埋めこまれた装置の)スイッチは、いつでも作動させられる。同時に犠牲者は、異星人が彼らのビームの一つを使って傍聴する場合には、「歩くカメラ兼マイク」となる。アメリカのいかなる秘密区域もこうした状況下では安全ではない。たちどころに突き止められて、X線によって透視される。
  • キャトル・ミューティレイションについて――ヒューマノイドは人間や牛の組織から作られた調合乳によって育てられているらしく、この調合乳は接近遭遇の女性被害者の卵子を使って作られている。こうしてできた胎児は異星人から「器官」と呼ばれている。胎児の成長期間はおよそ1年と思われる。
  • 異星人は毎夜、たくさんの人間をさらっては「切開」(異星人はそう呼んでいる)している。機器を埋めこまれた人間は、いつでもスイッチを入れられる態勢にある。埋めこまれた機器がすべて作動するかは不明だが、すくなく見積もってもアメリカだけで30万人以上が機器を埋めこまれており、その数は世界全体では少なくとも2百万人になる。

 さらに恐ろしいことに、これらの活動はアメリカ政府とアメリカ空軍の同意と協力のもとでおこなわれている。その理由はまだ説明されていない。

 

「ベータ報告」の奇妙な矛盾

・しかしながら、異星人の武器や輸送手段を説明する段になると、集めたデーターを論理的に分析するベネウィッツの能力に欠陥があることがまたしても露呈する。

 

・「あきらかになっている異星人の論理システムからして、重要な決定は上層部の承認なしにおこなえない。………このあきらかな統制によって、『グレイ』型異星人たち個々の決定権は限定されている。もし『計画』がすこしでも軌道をはずれたら、彼らは混乱をきたしてしまう。彼らが作り上げたヒューマノイドが最初に逃げ出すことだろう

 

デルタフォース対異星人の戦い?

・1991年6月になってもまだベネウィッツは、このとほうもないシナリオに執着していた。ケン・ウィロビーにあてた手紙のなかで、この文面をインタ―ネット上で公開するよう求めたベネウィッツは、こう書いている。(以下原文どおり

アーシュレタ基地はデルタフォースの急襲を受け、なかにいた異星人はみな即座に殺された。この一部については証明することはできないが、そうである完全な証拠はもっている。ある将軍、アメリカ軍人が、彼ら異星人がヒューマノイドではなくコカインを作っているのではないかと議論をしかけたらしいという噂だ。ある部屋に16トンのコカインが山積みされていたらしい。異星人の一人、どうやら将軍が話しかけていた相手がブレーズ・ガンを使った。これは小型の火炎放射器のようなもので、彼は大火傷を負った。

 彼は副官に救援を呼ばせ、すぐにデルタフォースが到着した。隊員たちは現場を見て、将軍が片足を焼けつくされるような傷を負ったことを知ると、猛攻撃を開始して、少なくとも120人の異星人を殺した。デルタ隊員の何名かも大火傷を負い、何人かがショックなどで死亡した………異星人たちは町で売りさばくためにコカインを作っていたようだ。あとで数えてみると8トン分が消えていた。

アーシュレダの北には秘密の着陸場があって、異星人たちはそこからコカインを運びだしたのだ。デルタは指令室全部を破壊し、すべての入口を爆破したうえ、『プラスチックの虫』と呼ばれていたものを完全に破壊して、なかにいた異星人を皆殺しにした。計器もすべて破壊された。地域全体は閉鎖され、山地にはだれも立ち入れなくなった。地域はいまやアメリカ麻薬局によって管理され、すべては終わった。滑走路は掘り返され、障害物がおかれた。

 約80名ほどが宇宙船に乗って脱出した。………カラウシェという名前で管理されていたヒューマノイドが、わたしの住むフォーヒルズ地域にビームを浴びせかけ、胃の塩酸をつかさどる住民の末梢神経を刺激したため、酸が食道からこみあげてきた。このため、住民は嘔吐するか、口や食道周辺をひどく焼かれる結果になった。

 彼らの攻撃は夜におこなわれ、昨夜は私が攻撃された。幸運にも私は制酸剤のマーロックスを飲んでいたので、苦痛をやわらげることができた。彼らがこの地域でこういうことをやっているのなら、ほかでもはじめるだろう

 これを読んだ人間が、極度の自己欺瞞がはげしい胸やけを異星人のビームと勘違いさせることもあるという結論に達したとしても無理はない。しかし、ベネウィッツの思い込みだけが、彼の恐るべき夢想を作りあげたわけではない。そこにはアメリカ空軍の手助けもあったようなのである。

 

空軍に利用されたUFO研究家ベネウィッツ

・カートランド空軍基地内には、マンザーノ核兵器貯蔵地域やサンディア国立研究所の調査施設、そして近隣のコヨーテ・キャニオン武器試験場など、いくつもの機密部隊や施設があった。したがって、アメリカの国防関連施設のなかでも機密保全に敏感な場所といえる

 

さらなる伝説を作り上げた「リア」文書

・1980年代なかばには、ベネウィッツの驚くべき主張を知る者もそれを伝える者もほとんどいなかった。

 

・いくつもの興味深い挿話のなかでは、おおやけの場で地球外知性体の問題に意見を述べている科学者たちのほとんどは政府にやとわれたペテン師だということが強く匂わされている。さらに、他人の宗教的感情を尊重する人間ならだれでも気分を害することは間違いない一節もある。

地球外生命体は地球の歴史をすべて記録した一種の記録装置を持っていて、ホログラムの形式で表示することができる。………オリーヴ山に

おけるキリストの昇天は、大衆に見せるためにフィルム化されているということだ。地球外生命体は自分たちがキリストを創造したと言っている………

 

疑わしい「ダルシー文書」

・その一方で、別の驚くべき文書の概要が研究者たちのメールボックスに届いていた。1987年12月、LEAR,TXTのなかでリアは、1975年に起きたダルシー研究所の「口論」で66名のアメリカ陸軍特殊部隊員が死亡したと主張した。

 彼らは「実際になにがおこなわれているのか気づいたために、施設に閉じ込められた多くの味方」を救出しようとしたのだが、「味方を解放することはできなかった」という。ところが、1ヵ月後、リアはインタ―ネット上で以下のように言っている。

わたしは一人の人間が脱出したことを知っており、この人物が『ダルシー文書』として知られるものを編纂したのである。この文書には、ダルシー研究所の内部を写した6分間のビデオや、25枚の白黒写真、内部でおこなわれているのかを説明した十数通の文書がふくまれている。わたしはダルシー文書をこの目で見たことはないが、写真のスケッチを見たことはある」

 のちにダルシー文書の出所はトーマス。キャラブロという名のCIAエイジェントであると言われるようになった。彼はメモを取り、写真とビデオを撮影し、1979年の惨禍を、ほかの43名の人間とともに生き延びたのだという。

 

・あきらかになっている文書の内容には、銅やモリブデンマグネシウムカリウムについての討論、大量の医学用語、紫外線とガンマ線についての討論、異星人の真の目的、牛の血の用途、DNA操作、「疑似人間」生命体と「雌雄同体生物の創造」などがふくまれている。

 討論の後半は、UFOの機体構造に使われている「超結晶体」金属に関するものだと言われている。

 

『リア文書』

1969年から1971年にかけて、MJ-12はアメリカ政府を代表して、

EBE(地球外生物体)と呼ばれる生物との交渉をおこなった。

 

実際には、アブダクションには以下の目的があった

1、3ミリの球形の装置をアブダクション体験者の鼻孔から脳に挿入する。この装置はアブダクション体験者の生物的調査と、追跡、コントロールのために使われる。

2催眠術で、ある特定の時間をおいてある特定の行動をするような暗示を与える。その暗示は2~5年のあいだに実行される。

3、生物学的な実験材料として役立てるために何人かの人間を抹殺する。

4EBEの活動の邪魔をする人間を抹殺する

5遺伝子工学の実験をする。

6、人間の女性を妊娠させたあと、混血の子供が確実に生まれるよう早期に中絶する。

 アメリカ政府は最初、「交渉」がまねいたおそるべき結果を知らずにいた。アブダクションは基本的におだやかに進められていると信じこまされていたうえどう抗議してもアブダクションは続くと思っていたので、せめてアブダクション体験者の最新リストを定期的にMJ-12と国家安全保障会議に提出してほしいと要求するのが関の山だったのだ。

 

EBEは遺伝子の異常で消化器系が委縮して機能しなくなってしまった。事故か核戦争の結果だという説もあるが、遺伝子の進化曲線が逆転してしまったという意見もある生き延びるため彼らは、人間や動物の組織から酵素やホルモンの分泌液を抽出して利用しているのである。

 

採取された分泌液は過酸化水素水と混ぜられたのち、塗布するか体を部分的に溶液に漬けることによって皮膚から吸収される。体は溶液を吸収したのち、余分な量を皮膚から排出する。1973年から1983年にかけて牛などの家畜が多数惨殺され、新聞雑誌やリンダ・ハウがデンヴァーのCBS系列局KMGH-TVのために制作したドキュメンタリーなどをつうじて「キャトル・ミューティレイション」という名前で有名になったが、これは異星人による組織採集のためのものだった。

 ミューティレイションにあった家畜は、生殖器が切り取られたり、腸が引き抜かれたり、目や舌、咽喉が外科手術的手法でおどろくほど正確に切除されていた。いくつかの例では、切り口の細胞が破壊されていなかったが、現在の地球上の技術ではこういう切開を屋外でおこなうことは不可能である。殺された家畜の多くは、死骸に血がまったく残っていなかったにもかかわらず、内臓の血管がつぶれていなかった。

 

・死骸から切除された部分は、各種の地下研究所に運ばれた。その一つは、ニューメキシコ州の小さな町ダルシーの近くにある。CIAと異星人が共同使用するこの施設は巨大な規模を持ち、はてしなく続くタイルの壁で囲まれているといわれている。目撃者の証言によると、琥珀色の液体がはいった巨大な水槽があって、なかには人体の各部が浮き沈みしているという。

 1979年から1983年のあいだに、事態はMJ-12が思っていたようには進んでいないことが明らかになってきた。公式リストに記載されていない数千人の人間がアブダクションにあっていることがあきらかになったのだ。さらに、アメリカで行方不明になっている子供たちの一部が、異星人によって分泌液などの採取のために利用されていることもわかってきた。

 1984年までにMJ-12はEBEとの交渉で誤りを犯したことをさとって恐慌をきたしていたにちがいない。それまでMJ-12は『未知との遭遇』や『ET』を巧みに利用して、外見は奇妙だが心やさしい「宇宙の同胞」という異星人のイメージを大衆に植えつけようとしていた。いわばEBEを大衆に売りこんだわけだが、いまやそれが事実に反していたという事実に直面したのである。

 

『ダルシー文書』

UFO研究者たちのあいだに広まっている概要からの抜粋

1987年12月

 この文書には、銅とモリブデンについて検討した書類や、マグネシウムカリウムについて検討した書類がふくまれているが、大半は銅についての文書である。さまざまな表や奇妙な図形、紫外線とガンマ線について書いた書類。この文書のなかには、異星人が何を欲しがっていて、牛からとった血をどう利用しているかが書かれている。

 異星人は原子を吸収して食料にしているようだ。また、まるでスポンジのように手を血のなかにひたして養分を吸収している。必要なのは血だけではない。牛と人間のDNAを操作する試みもおこなわれているのである。

 

「タイプ1」生物は、実験室で作られた動物である。異星人たちは原子を変化させて、一時的に「擬似人間」を創造することができる。動物の組織を利用し、コンピューターで別の人間の遺伝子的記憶を複製して植えつけるのである。

 つまりクローン人間である。「疑似人間」は、動きが遅くてぎこちない。そのために、本物の人間が訓練や実験にあたっているほか、「疑似人間」との交配もおこなわれている。なかには誘拐されて利用されている人たちもいるし、大きなチューブのなかで飼われている人間や、琥珀色の液体のなかで生かされている人間もいる。

 

・洗脳されて、真実をねじ曲げるために利用される人間もいる。また、男性のなかで精子数の多い者は生かしておかれ、その精子はDNA操作と、「タイプ2」と呼ばれる雌雄同体の生物を作り出すために使われる。その精子はある方法で培養され、ふたたび加工されて、子宮に植えつけられる。「タイプ2」生物は、成長途中には醜い外見をしているが、胎児からわずか数か月で大人に成長したときにはふつうの姿となっている。

 「タイプ2」の寿命は短く、ふつうは1年以下である。交配に人間の女性が利用されるばあいもあるが、数えきれないほどの女性が妊娠3ヵ月後に流産する。なかには自分が妊娠していたことに気づかないばあいもあるが、なんらかの接触があったことを憶えている女性もいる。

 胎児は「タイプ1」と「タイプ2」のDNAを混合するために利用される。胎児内の原子の組成は、半分が人間で、残りの半分が「擬似人間」であるため、母親の子宮では生き続けられない。妊娠3ヵ月で取り出され、別の場所で生育される。

 

異星人の人質「クリル」

・クーパーはそれから、おもにUFOまたは異星人関連の超機密政府プロジェクトのコード名と、その想像される意味の簡単な説明を箇条書きにしている。用語のなかにはこのような説明もある

KRLLまたはKRLLLまたはCRLLまたはCRLLLは、クリルと発音し、あの会合の席で達した基本的合意を異星人が遵守する保証としてわれわれの手元に残された人質である。クリルは病気にかかり、異星人の生物学と薬学に精通するG・メンドーサ博士の看病を受けた。クリルはのちに死亡した。彼についての情報は、O・H・クリルまたはクリルの筆名で広まっている

 彼ほど簡単に興奮しないほかのUFO研究者たちは、すでにクリル文書自体が完全な地球内生命体であるジョン・リアとジョン・グレイスの合作ではないかと疑っており、リアのほうはすぐに関与を認めた。

 

とんでもない理論

・秘密の政府は(クーパーの主張によれば)異星人と共謀して、戦慄すべき計画をたくらんでいる。

異星人の科学技術と在来の科学技術を利用して、選ばれた少数の者が地球を離れ、地球外に植民地を樹立する計画である。計画の一部として肉体労働をするための奴隷を集団移送したということについては、わたしは否定も肯定もできない。最大の関心を持たれているのが『アダム』というコードネームを付けられた月で、その次が『イヴ』と呼ばれている火星である。この計画が実現するまでの時間稼ぎとして、地球の人口増加をコントロールするため、産児制限不妊治療、致死性細菌の導入などがおこなわれている。エイズはこの計画の結果の一つにしかすぎない」

 

・クーパーの説によると、ケネディ大統領が人類を月に送り込むという計画を発表したときには、

ケネディが演説をしていたその瞬間、実際には異星人と米ソの合同宇宙基地がすでに月に存在していた。1962年5月22日、宇宙探査船が火星に着陸し、環境が生存に適することを確認した。それからほどなくして、火星植民地の建設が急ピッチで開始されたのである。現在では火星にはいくつもの都市があり、世界中のさまざまな文化や職業から特別に選ばれた人間たちが暮らしている。長年にわたって続いてきたソ連アメリカの対立は、国防の名目で計画に資金を流用するために考えだされた一般向けのポーズであり、実は両国は緊密な同盟関係にあるのだ」

 

焼き直しにすぎないクーパーの主張

・クーパーはこれらの詳細な情報をおさめた秘密書類(プロジェクト・グラッジ/ブルーブックの『報告書#13』をふくむ)を1972年、アメリカ海軍の兵曹だったときに見たと言っている。

 当時彼はハワイ州パールハーバーアメリカ太平洋艦隊司令長官の司令部付き常設情報評価チームに所属していたというのだ。そんな書類がなぜハワイにあったのか、クーパーがどうしてそれを見ることができたのかは謎である。

 

UFOに関するクーパーの主張はほとんどがポール・ベネウィッツやビル・イングリッシュ、ジョン・リアの説の繰り返しにすぎないことにも注目すべきだろうクーパーのもっとも突拍子もないアイディアである、人間を奴隷にして火星に住むエリートたちに奉仕させる西欧とソ連の合同計画は、純粋な想像の産物である

 この話は、1977年6月20日にイギリスで放映されたイギリスのテレビ・ドキュメンタリー『第三の選択』をそのまま引き写したものだ。

 

<「クリルに関するクーパーの証言」

・異星人たちが1960年代にホロマン空軍基地に着陸したとき、アメリカと異星人たちのあいだで初歩的なやりとりがおこなわれた。このやりとりのなかで生まれた基本合意が、のちの公式な取り決めや外交関係の下敷きとなったのである

 異星人たちは、自分たちが取り決めを守る証拠として、アメリカ国内に人質を残していった。この人質の名前はKRLL(クリル)といい、KRYLというスペルが使われることもある。

 

・KRLLは数年して病気にかかり死にかけたが、医師の看病で回復した。この医師は最終的に異星人の医学と病理学に関する政府のエキスパートになった。私の情報によれば、KRLLはそれからしばらくして死んだということだ。偽名はそのあともずっと同じ目的に使われたが、現時点でまだ通用しているかは不明である。

 

異星人の乗り物を調査した物理学者

1989年には、異星人と人類がひそかに協力しているという神話に新たな展開が加わった。ネヴァダラスヴェガスのチャンネル8KLAS・TVが3月から何回かに放映した番組に、「デニス」を名乗る謎の人物が登場し、インタビューを受けたのだ。

 「デニス」は顔が影になっており、ネリス空軍基地の北方約105キロにある政府のネヴァダ州実験場でアメリカ海軍のために働いたことのある物理学者だと証言した。

 この広大な土地の北東の端には、「ドリームランド」「エリア51」「ザ・ランチ(牧場)」「スカンク・ワークス」などさまざまな名前で呼ばれる地域がある。デニスは、グルーム・レイクの南数マイルの彼が「S―4」と呼ぶ区域に、地球外から来た円盤状の乗り物9機があると語った。

 

円盤の1機は驚いたことに、1970年中期にスイスでコンタクティーエドゥアルト・「ビリー」・マイヤーが写真撮影した、プレアデス星団から来たとされる円盤にそっくりだった

 デニスが研究していたのは円盤のエンジンで、彼の言葉によれば「重力推進装置」にもとづいており、「動力源は反物質リアクターである」ということだ。

 

そこでラザーが主張する彼の略歴を仔細に調べてみると、大部分の裏づけが取れなかった。ラザーが自分の経歴に関連して名前をあげた大学や雇用先はみな、彼のことを知らないと答えた。

 

恐怖の巣窟の伝説

・やがてダルシー事件の生存者であるトーマス・キャラブロが姿を現わしてすべてを語ったというニュースが報じられた。

 どうやら、アメリカ全土の地下から世界各地へと、シャトル列車の膨大なトンネル網が建設され、軍事基地や極秘地下施設をつないでいるらしい。

 

・キャラブロは、サンタフェの住まいからダルシーへこのシステムを利用して移動したと話した。ダルシー複合施設はすくなくとも地下7階で、おそらくはもう数階地下があると思われる。地下へ降りるほど、そこに収められている施設は恐ろしいものになっていく。それはまるでダンテの『地獄篇』にある9圏の地獄のテクノロジー版パロディーである。

 キャラブロによると、地下4階では人間のオーラやテレパシー、夢、催眠などが研究されている。地下6階についてはこう説明している。

わたしは、半分人間で半分タコのような、足が何本もある人間を見たことがある。爬虫類のような人間や、人間のような手があって赤ん坊のように泣く、毛皮におおわれた生きものもいた。そいつは人間の言葉を真似ていた。さまざまに組み合わされたトカゲ人間が檻に入れられて並んでいた。魚やアシカ、鳥、ネズミもいたが、どれももとの姿がほとんど判断できないほどだった。いくつかの檻(と桶)には翼のあるヒューマノイドがいた。グロテスクなコウモリのような生きもので、体長は3.5から7フィート(1~2メートル)だった。怪物のような生きものや、竜のようなトカゲ型生物も見た

 地下7階はもっとひどい。数千体の人間や合成人間が幾列も並んで冷凍保存されている。さまざまな発達段階にあるヒューマノイドの胎児を収めた樽もある。

 わたしは何度も閉じこめられた人間を見た。普通は朦朧としているか薬物の影響下にあるが、ときどき叫び声を上げて助けをもとめてくる。説明によると、彼らは手のほどこしようがないほど精神に異常をきたしており、精神異常を治療するための危険な実験に使われているのだという。

 彼らにはぜったいに話しかけないよう注意された。はじめはわれわれもこの話を信じた。だが1978年になってついに労働者たちの小グループが真相をつきとめた。それが『ダルシー戦争』の始まりだった。

 ネヴァダエリア51/ドリームランドのスカンク・ワークスにおける人類と異星人の技術交流と、ニューメキシコ州アーシュレタ・メサの地下にあると言われる恐怖の巣窟の伝説は、すぐに組み合わされて、独自の神話としてひとり歩きをはじめた

 

何でもありの異星人伝説

・「宇宙意識は、さらに進んでダルシーとドリームランドについてこれまで言われてきた説をすべて認め、そこにすべての陰謀理論やUFOについてこれまで言われているあらゆる噂や伝説を加え、さらに独自の途方もない理論を追加している。いくつかの例を見ていただければ、その雰囲気はおわかりだろう。

 「この『宇宙意識』はデロスが数世代にわたって地下に残されたヒューマノイド種族の生き残りであることを教えている。彼らは地下で文明生活を続けており、その文明は洞窟やトンネルのネットワークでアメリカ合衆国から南アメリカ、さらにはヨーロッパやそれ以外の地域まで広がっている。光明派の人々はこのトンネル網のことを昔から知っている。光明派は1776年5月1日にアダム・ヴァイスハウプトが設立した秘密結社で、多くの国で5月1日が祝日なのはそのためである。この光明派は以後の多くのオカルト団体や陰謀組織の母体となった。その根本にはこれらの団体と異星人との接触がある。

 猫と豚はアトランティス文明の遺伝子学によって直接生み出された。

 この『宇宙意識』は、豚は猪に人間の遺伝子を組み込んだものであることを教えている。猫はグレイ型宇宙人の遺伝子から作られたグレイ型宇宙人が猫のような目蓋をしていることに気づかれるだろう。この特徴が猫を作るために使われた遺伝子に組み込まれていたのである。これはまた、猫を神の似姿と考えて信仰する社会が存在する理由を説明している。多くの集団がグレイ型宇宙人を神と見ているからだ

 この「宇宙意識」は、これ以外にも世界の終末と『ヨハネの黙示録』を結びつけようとしているほか、企業の重役たちを秘密裏に「合成人間」や「ロボトイド」と入れ替えるための計画が現在進行中であるとか(異星人によって、「肉体から魂が抜かれ、別の身体もしくは複製に移し替えられる」という)、シリウスレチクル座ゼータ星、オリオン座、竜座、プレアデス星団などからやって来た20万人もの異星人が地球の地下で暮らしているとか、4千万もの爬虫類型異星人が小惑星に乗って竜座から地球に向かっており、1996年か1997年には到着するかもしれないなどと宣言している。

 

UFO研究のダークサイド

・もう一つの不安は、何者かが人々に気づかれることなくひそかに、そして恐ろしいことに好き放題に社会を操作していて、しかもそれが国民のために思ってのことではないという危惧である。この種の不信のもっとも古くて悪質なのが、世界征服をたくらむユダヤの秘密計画が存在するという思い込みである。その計画では、経済の操作や不正だけでなく、食人をふくむオカルト的手段を使われていることになっている。

 こうした疑惑の起源は、ヨーロッパではユダヤ人に許された職業が銀行業や金融業しかなかった中世のころまでさかのぼる。陰謀家で拝金主義者のユダヤ人というイメージは、十二使徒の財政担当だったイスカリオテのユダの姿がもとになっている。

 

・妄想的なUFO研究のなかでは、悪魔的な異星人は「沈黙グループ」と「国際的銀行家たち」と結託していることになっているが、これは「ユダヤ人の国際的陰謀」を意味する隠語にほかならない。ダルシー神話ではこの点を強調するために、悪魔の番号「666」がアクセス・コードや制服の記章に使われている。

 これを裏づけるように、ビル・クーパーは1990年代にはいってUFO研究から足を洗い、ラジオで極右の政治思想を民衆に吹きこみはじめたが、その大部分は反連邦政府を唱える民間武装グループ(ミリシャ)を支援する内容である。

 ミリシャの神話には、同様の反ユダヤ思想や黙示録的シナリオだけでなく、妄想的UFO研究でキャトル・ミューティレイション事件に多く現われる謎の黒いヘリコプターまでもが登場するのである。

 

「妄想はすべてを説明する」

・主流派のUFO研究者がダークサイダーたちのおかしな意見を取り上げることはあるが、それは彼らの主張が初期のUFO研究の考え方を反映しているからであって、その主張に現在もしくは過去に価値があったからではない。

 

世界中の神話の寄せ集め

・一方、1970年代なかばから、ジャック・ヴァレーは、UFOの社会的心理的衝撃は地球の社会変革を達成するために意図的に仕組まれたものではないかと考えはじめた。ヴァレーは、UFO現象が「管理システム」を表わしていると言っている。しかし、彼は管理者たちが何者であるかや、彼らの本当の目的や狙いについては、つねに明言をさけている。

 

・より正確には、パーマーこそがUFOミステリーの不可欠な要素だったと言えるだろう。『アメージング・ストーリーズ』誌は、ケネス・アーノルドがワシントン州上空で円盤を目撃してUFO時代の幕を切って落とすより1年近く前の1946年8月号で、空飛ぶ円盤の編隊の絵を裏表紙に載せている。

 シェイヴァーの物語は、パーマーによって書きなおされ、延長されてノンフィクションとして掲載されたが、大筋は対立する地下の秘密文明デロスとテロス――「混乱」と「融和」――の話である。それぞれの先祖は失われた古代文明アトランティスとレムリアに暮らしており、デロスはときどき人間に危害を加えようと出てくることがあった。パーマーはペンシルヴァニア州の農家に住むシェイヴァーのもとを訪れたとき、二人の誘拐と人間の女性の切断を話し合うデロス人の声を聞いたと主張している。シェイヴァーによると、さらに恐ろしいことにアトランティスとレムリアは異星人の植民を受け、そのロボット化された子孫たちは、世界中の地下に広がる洞窟に住んでいるという。

 

こうした設定のすべては、ウィリアム・クーパーが1989年に発表した文書『マジョリティー作戦』に書かれている謎の記述を解明してくれる

 「アクエリアス』は、過去2万5千年間にわたってこの惑星上に存在してきた異星人の歴史と、フランスとスペインの国境地帯の山地に住むバスク人たちとのあいだで最盛期をむかえた異星人と人類との関わりの歴史を編纂する計画である………

 バスク語は世界でも特異な言語で、彼らの民族的叙事詩には自分たちが失われたアトランティスの住人たちの末裔であることが歌われている

 つけ加えるまでもないことだろうが、伝統的に地獄とは地下にある冥府のことで、そこには怪物が住んでおり、それがときおり地上に出てきては人間を誘い込んで責め苛むことになっている。技術的な(現世の)利益と人間とを交換するためにアメリカと異星人が結んだとされる条約は、ファウストと魔王の契約に現代風の衣を着せ、相応の現代的スケールに拡大したものにすぎない。「宇宙人意識」は、「いかなるときでも異星人を主人として受け入れた者は異星人の手先となる。これはつまるところ収穫であり、こうして異星人たちは、保身や金銭や権力のために自分を売り渡す人間達を集めるのだ」と語っている。

 妄想派の見方が世界中の神話の集積であることは明白だ。このことは、意図的ではないにせよ、ダークサイダーの悪夢が対象においても目的においても神話に似ているという人々の概念が正しいことを証明している。

 

ダイクサイダーの系譜

ウィリアム・クーパーがバスク人とダルシーにある現代版デロスとの関連をどこで見つけたかは興味あるところだろう。クーパーは並はずれた研究家だったのか、それとも――ほとんど知られていない叙事詩のことは言うにおよばす――UFO伝説にもっとくわしい誰かからアイディアを吹き込まれたのか?

 

ロズウェル事件の衝撃  世紀の大事件の真実、1947年

・UFO事件史のなかで、1947年のロズウェル事件程多くの注目と議論を集めた出来事はない。事件を信じる人々によれば、その年の7月、ニューメキシコ州にすくなくとも1機、おそらくは2機のUFOが墜落し、マック・ブレーゼルという牧場主が墜落事故の残骸を回収したのである。

 

われらの時代の伝説  実在した政府の隠蔽工作

・入手可能な政府文書のなかに、UFOの真実を隠蔽するための工作が政府の最高レベルでおこなわれている形跡をにおわせるファイルは存在するのだろうか? 最高秘密機関の最深部には、厳重に守られた「ブラック・プロジェクト」のなかに、雄弁なUFO研究者たちの疑いを実証するような文書が隠されているのか?

 

FBIは野次馬連中に嘘をつくためにずるいやり方をした――つまり、真実を告げたのである。FBIがUFOについて持っている情報を教えてほしいと言われたばあい、標準的な回答は、「未確認飛行物体の捜査は当局の管轄外です」だった。これには異論をはさむ余地はない。

 

UFO報告を集める本当の理由

・とうぜんのことだが、FBIはUFOファイルについて国民に知られることを望まなかった。国民にファイルのことを知られれば、潜在的な政治的有効性をそこなうばかりか、空軍が必死に振りはらおうとしている問題をみんな抱え込むことになりかねない――木星から来たと言い張るイカれた人間や、隠蔽工作への非難、しつこいUFO研究者たちの絶えざる質問、貴重な人的資源の浪費を覚悟しなければならないのだ。

 

あるのはスパイ社会の常識だけ

・このささやかな例え話を現実のUFO問題に当てはめてみよう。こちらのばあいには、国家機密にかかわる軍事的な評価基準がからんでいる可能性がひじょうに高い。そう考えてみると、1980年にNSAが強硬に文書公開を拒否した理由も理解しやすくなる。この問題には異星人も隠蔽工作もまったく関係なく、あるのはただスパイ社会の常識だけだったのだ。

 FBIの文書には現在も話題になるような重要な情報はいっさいふくまれていないし、空軍のファイルも同様である。

 

都合のいい証拠だけけを用いるUFO信者

・とはいえ、NSAの宣誓供述書をはじめとする文書が隠蔽工作の証拠であると信じる人間たちが、私がこれまで述べてきた意見に賛同するとは思えない。

 

・UFO隠蔽工作の証拠を求めて政府文書を調査した研究者ならだれもがじきに「カナダでトップクラスの科学者」ウィルバー・B・スミスの名前を持ち出すことになる。スミスは1950年にUFOが「アメリカ政府内部でもっとも秘密度の高い問題であり、その秘密ランクは水爆以上である」と述べた機密覚書を書いた人物だ。

 

・真実をもっとも効率よく隠す方法は、いっさい何も言わないことだったはずだ。

 

ダークサイド理論誕生の裏事情

それどころか、彼らが赤の広場に着陸するというもっと悪い可能性もあるのだ。この点を理解すれば、ロズウェル事件をめぐる秘密といわれるものが、陰謀論者によって世界規模にまで拡大された理由も簡単に理解できる。そして、この拡大によって、アメリカとソ連の政府が異星人と手を組んで人類に陰謀をくわだてているというダークサイド理論が誕生したのである。

 

・UFO研究においては証拠は、明快ではないかもしれないが、本質的な意味を発見するために総合的に評価されるのではなく、信じたいという願望にあわせて選択されるケースが多いのである。

 

妄想の典型的なパターン

・「偽情報操作」という言葉を濫用することにかけては、陰謀理論の先鋒であるウィリアム・クーパーの右に出る者はいない。1990年代前半にクーパーは、彼のいかさまだらけの主張を証明するよう要求されるたびに、自分の主張に疑問を表明する人間はすべてCIAから金をもらっていると言って拒否したのである。長いあいだ激しく敵対しあってきたUFO研究者たちのなかには、突然こうしておたがい同じ仲間にされてびっくりした者もいた。

 こうした明白な事例があるにもかかわらず、「偽情報操作」という言葉は、「隠蔽工作」がUFO研究の主流派でもいまやほとんど議論されない常識となったように、UFO研究に欠かせない要素になっている

 

政府文書が語るもの

現代のUFO研究では、世界と宇宙をはっきりと白と黒の二つに分けて考えている。あたかも、UFO研究と同様、世界が懐疑派とUFO存在派、光の力と闇の力、善良なUFO研究者と悪魔のような獰猛な異星人、真実を告げる者と偽の情報を流す者の二通りにきっぱりと分かれるかのように、中道派に残された場所はごくわずかで、人影もまばらである。

 

本書は、50年におよぶUFO事件史をたどりながら、こうした疑問をひとつひとつ解明していく。なかでも特筆すべきは、UFO研究書が従来引用してきたさまざまな政府機密文書の実物が原文のまま掲載されていることで、そのため資料的価値も高い一冊と言っていいだろう

 著者のピーター・ブルックスミスは、怪奇現象を扱って国際的にも評価の高い雑誌『フォーティアン・タイムズ』にUFO問題について定期的に寄稿している研究者。

 

・政府の文書が明らかにしている秘密とは、地球外生命体やその乗り物、技術、謎めいた意図についての秘密ではなく、人間の魂とその状態についての秘密なのであるだが、その話はいずれ別の場所で。

 

 

 

 

(2020/5/4)

 

 

スウェーデンボルグ星界報告』

エマヌエル・スウェーデンボルグ   たま出版  2016/5/14

 

 

 

太陽系内の惑星探訪

  • 人間は霊の内部が開かれると、霊や天使たちと話すことができる!
  • 宇宙には人類の居住する無数の“地球”が存在する
  • 宇宙創造の究極的な目的は人類から成り立つ天界である

 

< 水星の霊と居住者

  • 天界全体はひとりの人間に似ており、“宇宙的人間”と呼ばれる

・天界全体はひとりの人間に似ているため、それは“宇宙的人間”と呼ばれ、外部、内部を問わず人間の個々のあらゆるものがこの“宇宙的人間”つまり天界に“対応”するということは、今まで世界に知られなかった秘義である。

 

  • 水星の霊たちは“宇宙的人間”の記憶に関係している

・水星の霊たちは“宇宙的人間”にたいしてどんな関係に立っているのか、このことも私に天界から明らかにされた。彼らは“宇宙的人間”の記憶に関係している。

 

  • 水星の霊たちは私の記憶を読み取った
  • 死後の世界の存在を知っていた水星の居住者
  • 彼らの、知識への激しい渇望について
  • 水星の霊たちは宇宙の多くの惑星について豊富な知識を所有している

ほかのどんな霊たちよりも、水星の霊たちは、私たちの太陽系だけでなく他の太陽系の中の地球についても多くの知識を所有している。

 

  • 洞察力のすぐれた水星の霊たち

・彼らの或る者はまた、他の地球の霊たちのように人間として現われたがらず、むしろ水晶の球体として現われたいと望んでいる。

 

  • 宇宙を旅する水星の霊たち

・水星の霊たちは一つの場所に、ないしは世界の霊たちの集団の内部に長く居住しないで、宇宙を旅している。その理由は、彼らは事物の記憶に関係を持っており、この記憶は絶えず増し加わって豊かにされねばならないということである。

 

  • 彼らは書かれた文字や印刷術を持っていない
  • さらに探求された水星の霊たちの性質

霊や天使たちはことごとく以前は人間だったということを知ってほしい。

 

 

  • 水星の霊たちの神観念と宗教

・水星の霊たちはこれを見るや、みずからを深く卑下して静かになった。それからまた、主はその太陽をとおして私たちの地球の霊たちにも顕現した。彼らは、人間だった在世中に主を見た者たちだった。それで彼らはみな、次から次へと、「それは主御自身だ」と告白した。さらに主は太陽から出て、木星の霊たちにも顕現した。彼らは声を大にして「宇宙の神が私たちに顕現されたとき、私たちの地球{木星}で見たのは、主御自身だったのだ」と断言した。

 

  • 太陽系の全体像は霊界ではどう見えるか
  • 観察された水星の居住者、動物、気候などについて

 

< 木星の霊と居住者

  • 木星の肥沃な大地にはおびただしい人間が平和に暮らしていた!
  • 木星の霊たちは穏やかで優しい気質を持っていた
  • 木星の居住者の顔だちとその表情の豊かさについて
  • 彼らは“口の言葉”ではなく“顔の言葉”で話す
  • 木星の居住者の歩き方、食事、住居などについて
  • 木星の霊たちは私たちの地球の霊たちを嫌っている

・彼らは私に、「あなたの地球の霊たちはずる賢く、悪をたくらむことに敏捷で器用ですが、何が善いことであるかについてはほとんど知っていませんし、考えてもいません

 

  • 木星の居住者は何の学問も知らないが、真の知恵を持っている

木星の居住者たちは人生に起こるあらゆることを、よく、正しく考えることが知恵だと思っている。

 

  • 木星出身の霊や天使は“宇宙的人間”の中で“思考に属する創造力”に関係する

 

  • 木星の居住者の宗教と神観念

・彼らの宗教に関して述べよう。彼らは私たちの主{イエス・キリスト}を、天と地を治める至高者として承認し、この至高者を“唯一の主”と呼んでいる。

 

・私はさらに彼らから以下のことを教えられた。かの地球には聖者を自称する連中がいる。彼らは非常に多くの献身者を持ちたいと願っている。その献身者たちに彼らは罰をもって威嚇して、自分たちに主の称号を与えるように命じている。自称聖者たちは、「わしらが執り成しをする主であって、宇宙の主へおまえたちの祈願を取り次ぐのだ」と言って、献身者たちに宇宙の主への{直接的な}崇拝を禁じている。

 

  • 木星の人間を罰する懲戒霊

・かの地球では、霊たちがそこの居住者たちと語りあい、彼らを教え、悪いことを行なえば彼らを懲戒することはありふれている。

 

  • 木星の人間を教える教導霊

・「主だけが裁き主ですから、私たちは裁きません。私たちが懲戒霊や教導霊に命じることのすべては、あたかも私たちから命じられたかのように見えますが、実際は主から彼らのもとへ流れ入っているのです」

 

  • 天界へ入る準備をしていた木星の霊

木星の霊たちのなかには煙突掃除夫と呼ばれる霊たちがいる。彼らはそのような服装をしていて、煤にまみれた顔をして現われるからである。彼らの有様を述べることも私に許されている。そのような霊のひとりが私のもとへ来て、天界へ入れるよう執り成してほしいと私に懇願した。

 

・「あなたは私たちのようでないから、私たちの仲間には加われません」と言った。それでも激しい渇望によって彼はしつこく天界に入れてほしいとせがんだので、彼は私たちの地球の実直な霊たちの一つの社会へ送り込まれた。しかし彼らもまた、「あなたは私たちのところにいることはできません」と言ったのである。天界の光の中では彼は黒い色をしていたが、「私は黒い色はしていません。褐色です」と彼は弁明した。天界から私にこう告げられた。

「“宇宙の人間”つまり天界の中で精嚢の領域を構成する者たちのあいだへ、あとで受け容れられる者たちは、最初はこのようなものなのです。なぜなら精嚢は精液が集められる器官だからです。精液はここで、その増殖原理の消散を防ぐのに適した実質で包み込まれます」

 

・「私は天界へ入りたいという、燃えあがるような思いを持っています。今や私は、自分が入ることができる者だということを認めました」

 

・「これらの霊たちは天界に入る備えができると、着物を脱ぎ、輝いている新しい着物に着替えて天使になります」と天界から告げられた。

 彼らは蝶の幼虫にたとえられた。幼虫はその卑しい状態を通過すると、蛹へと変態して、やがて羽化して蝶になる。そのとき別な着物を与えられ、また青、黄、銀、金といった多彩な翼も与えられて、天界を飛び翔るように空中を飛び翔り、結婚をして卵を産み、その種を繁殖させる自由を得る。また同時に、さまざまな花の蜜や香りから甘くて快い食物をあてがわれる。

 

  • 木星の天界の天使について

・これまで私は、木星出身の天使たちの性質について何も述べていない。なぜなら木星の人びとのところへやって来て彼らの頭のあたりに座るのは、すべて述べたとおり、内的な天界にいる天使たちではなく、外的な天界にいる天使ないし天使的な霊たちだからである。内的な天界の天使たちの性質も私に明かにされたので、知りえたことを述べることが許されている。

 

  • 木星の人間の寿命は30年にすぎない

 

< 火星の霊と居住者

  • 火星の霊たちは私たちの地球の太古の人間に似ていた!

・火星の霊たちは、私たちの太陽系の諸地球出身の霊たちのうちで最良の者たちである。というのは、彼らの大半は天的な人間であり、私たちの地球の“最古代教会”に属した人びとに似ていなくはないからである

 

  • 火星の霊たちは“宇宙的人間”の中の、知性的能力と意志的能力との中間領域に関係する
  • 火星の居住者は大小の社会に住み分けており、帝国のようなものは存在しない

 

  • 彼らの有する深い宗教心について

・火星の居住者の宗教について彼らは、「私たちはあなたの地球の主{イエス・キリスト}を承認し、崇拝しています。主は唯一の神であれ、彼は天界と宇宙の両方とも治めておられます。善はすべて彼から来て、彼は私たちを導いてくださいます。彼は私たちの地球で、しばしば私たちのもとに顕現されます」

 

  • 火星の居住者は流動体の火を作る方法を知っていた!
  • 火星の居住者の霊的生命の変容――炎の鳥の表象
  • 火星の居住者の霊的生命の変容――石の鳥の表象
  • 人間の生命と動物の生命はどうちがうのか

・知識を持つだけで、どんな愛の生命も持たない者たちも石の鳥によって表象された。彼らはどんな霊的な生命も持っていない。

 

< 土星の霊と居住者

  • 信心深い土星の居住者のなかにも、土星の環を“偉大な夜光”として拝する者もいた

・彼らは私たちの主{イエス・キリスト}を拝し、唯一の神として承認している。主もまた“天使のかたち”を取って、すなわちひとりの“人間”として、時折り彼らに顕現する

 

  • 土星の居住者や霊たちは“宇宙的人間”の中で“霊的な人間と自然的な人間とのあいだの中間の感覚”に関係する
  • 土星の居住者は簡素な生活をしている

 

< 金星の霊と居住者

  • 金星の裏側には温和で人情味豊かな居住者がいる

・「私たちは在世中から、また霊となったときはなおさらですが、あなた方の主{イエス・キリスト}を私たちの唯一の神として承認しています」

 

  • 金星の表側に居住する邪悪な巨人たちと、彼らの救いについて

・一方、金星のこちら側にいて、野蛮でほとんど野獣のような霊たちと私は語りあわなかった。しかし彼らの性質について、また彼らがかくも残忍な性質をどこから得ているかについて、天使たちから知らされた。その原因は、彼らが略奪を極度に喜ぶだけでなく、それにもまして略奪したものを食べるのを特別に喜ぶことにある。

 

< 月の霊と居住者

  • 月に居住する小人は雷鳴の轟くような大声で語った!

・彼らの顔は美しくなくはなかったが、他の霊たちの顔よりは長く見えた。彼らの身長は7歳の少年の身長のようだったが、7歳の少年の体よりは頑強だった。彼らは小人だったのである

 

  • 木星の月や土星の月にも人間が居住している

・月に居住者がいることを霊や天使たちは知っているが、彼らはまた、木星土星をまわる月ないし衛星にも居住者がいることを知っている。

 

・人類から天界が存在するために、人類が創造の目的であるということは、いくらかでも啓発された理性から考えるすべての人に明かであろう。

 

< 主が他の地球ではなく私たちの地球に生まれるのをよしとされた理由

  • それは天界に人類を結合する“聖言”が書かれ保存されるためであった

・なぜ主が他の地球ではなく私たちの地球に生まれてその“人間性”を身に帯びることをよしとされたのか。この理由に関して私は天界から教えられた。その主たる理由は聖言のためであった。

 

  • 私たちの地球の居住者たちは“宇宙的人間”の最外部を構成する

・すなわち、私たちの地球の居住者や霊たちは“宇宙的人間”の中で自然的に外的な感覚に関係するということである。この感覚は、生命の内的なものがそこで終結する最外部のものであって、生命の内的なものは共通の基底としてのこの感覚において静止している。

 

 太陽系外の惑星探訪

  • 天界にいる者は太陽系外の惑星の居住者と語りあうことができる

・天界にいる者は、私たちの太陽系の諸地球出身の天使や霊たちでなく、私たちの太陽系の外の宇宙にある諸地球出身の天使や霊たちとも語りあうことができる。

 

  • 自然界の空間内の移動の起源は人間の内部の“状態”変化であるため、人間の霊は自由に宇宙を旅することができる

 

  • 宇宙に巨万の地球が存在しても、それは宇宙の創造者にとって無に等しい!

・こんなにも多くの星を有する、これほど巨大な天体は何のために存在するのだろうか。宇宙創造の目的はただ一つである。それは人間であり、人間から天使の住まう天界が存在することである。

 

< 太陽系外の第一の地球の霊と居住者

  • 太陽系外の地球への旅たち

・私は主によって天使たちに伴われて、太陽系の外の或る地球へと導かれた。私はこの地球そのものを見ることができたが、そこの居住者と語りあうことはできなかった。しかしその地球出身の霊たちとは語りあうことができた。

 

  • 太陽系の境界域には火煙の立ちのぼる広大な深淵があった
  • 太陽系外の地球の霊たちとの会話

そののち私はかの巨大な裂け目をとおって連れてゆかれ、ついに或る場所に着き、そこにとどまった

 

・「私たちは至高の神が天使の天界の太陽の中にいるのを知っています。彼は私たちの天使たちに顕現しますが、私たち自身には顕現しません。彼は私たちがあえて崇拝するにはあまりに偉大な方であるのを私たちは知っています」

 

  • 緑滴る大地には毛のふさふさとした羊がいた!
  • なぜ人間は霊の眼でかくも遠方にあるものを見ることができるのか

・すなわち、人間は、この世で人びとのあいだで生きるとき、同時に天界でも天使たちと生きるように、また逆に、天界で天使たちと生きると同時にこの世で人びとのあいだでも生きるように創造されているということ。

 

  • この地球の霊界にも存在した地獄

 

< 太陽系外の第二の地球の霊と居住者

  • 太陽系外の第二の地球への旅は2日を要した
  • その地球の霊たちは鷲のように鋭い視力を持っていた

 

  • 彼らの宗教と神観念

・彼らは崇拝する神について尋ねられ、「私たちは見える神と見えない神を拝しています。つまり“人間のかたち”を取った見える神と、どんな形も取らない見えない神とを拝しています」と答えた。

 彼らの言葉から、また私に伝えられた彼らの思考の観念からも、その見える神とは我らの主{イエス・キリスト}御自身であることがわかった。そして彼らもその神を主と呼んだのである。

 

  • そこには桃源郷のような世界があった

・霊たちは、その地球で人間であったときと同じ姿で見られた。眼や鼻が小さい点を除けば、彼らは私たちの地球の人間と似かよった顔をしていた。この顔は私にはいくらか奇形のように思われたが、彼らは、「私たちには、小さな眼や鼻は美しさのしるしです」と言った。

 

< 太陽系外の第三の地球の霊と居住者

  • そこには輪廻転生を信じている、高度にスピリチュアルな霊たちがいた
  • そこには生えたままの巨樹で造られた壮麗な大神殿があった!

・「私たちの地球には驚異的な高さと大きさに成長する巨樹があります」

 

  • 彼らの宗教と神観念

・「私たちは“人間のかたち”を取った神、つまりあなた方の言う主を承認しています。というのは“人間のかたち”を取った宇宙の神を承認する者は誰でも、主に受け入れられ、主に導かれるからです」

 

< 太陽系外の第四の地球の霊と居住者

  • 第四の地球への旅には、死後まもないスウェーデンの著名な文筆家が同伴した

 

  • その地球の霊たちとの宗教に関わる論争

「彼らは“人間のかたち”を取った神を見て、このように見られた神を宇宙の創造主として承認し、この神をエホバ{ヤハウェ}と呼びました。しかもこの証人は内的な認知によっていました。けれども今日では、この内的な認知がキリスト教の世界では滅んでしまい、信仰を持つ単純な人びとのもとにだけ、これが残るようになったのです」

 

  • キリスト教の三位一体説の本質を直感的に知っていた、その地球の霊たち
  • その地球には四種類の人間が住んでいた
  • スウェーデンの文筆家はその地球の美しい乙女に一目惚れしてしまった
  • この地球の居住者の考える夫婦の愛について
  • 復活と最後の審判について霊たちと語る
  • その地球の家は土で造られ、屋根は草ぶきであった

 

< 太陽系外の第五の地球の霊と居住者

  • ほぼ半日かかった第五の地球への旅
  • その地球の霊たちは私たちの地球から来ていた修道士の霊たちを拒んだ

・次に、彼らを混乱させた者たちは、私たちの地球で異教徒を改宗させようとする熱意から旅をした修道士だったことが明らかにされた。それで私たちは彼らに、

「あなた方が彼らを避けたのは正しい。なぜなら彼らの意図は教えることではなく、利得と主権を確保することですから、彼らは人びとの心をとらえるために、まずさまざまな術策を弄し、あとで人びとを自分たちの奴隷として服従させることを研究します。またあなた方が、神についての考えをこのような連中によって乱されなかったのは立派ですね」と告げた。

 

  • その地球の西方にいた霊たちの天界の太陽について語る
  • その地球の霊界で起こった審判の一光景
  • その地球の霊界で伝道していた修道士の霊たちは地獄に投げ込まれた
  • 隣人愛の主権と自己愛の主権について天使たちと語る
  • その地球の宗教、住居、結婚などについて
  • それは緑に覆われた常春の地球であった

 

 

 

『新しい宇宙時代の幕開け』②

地球はすでに友好的宇宙人が居住する惑星だった!

ジョン・B・リース  ヒカルランド   2012/12/28

シャンバラ・惑星連邦・地球内部の知られざる新事実

 

 

 

息子のヒトラー2世が地球内部のドイツ元首を引き継いでいた

ヒトラーの死後、息子のヒトラー2世が地球内部のドイツ元首を引き継いでいた!

 

1万1500年前にアトランティス人とアテネ人が地上で原爆戦を繰り広げていた!

 

・太陽や地球の磁場に干渉して異常気象をもたらす放浪惑星ナガースの脅威!

 

アメリカは太陽系の他惑星と外交的対話を続けており、ワシントンには金星・火星・冥王星公使館があった!

 

・地球内部に住むアトランティス大陸の末裔が語る、その驚きの生活

――平均年齢800歳、高度なテクノロジーを持った平和的国家の全貌とは!?

 

・地下世界の住人の長寿の秘訣は、太陽光線に当たらないこと、そして正確に調合された野菜ジュースを飲むことだった!

 

バイキングランドと新ドイツとの接触

・1時間後、内部太陽のそばまでやって来ると、速度は落とされた。その光は激しくなく、目を痛めることもなかった。彼らは直系600マイル(965キロメートル)の巨大な光球に近づくと、それは巨大なちょうちんと似ていることに気づいた――その周囲には柵が付けられた狭い通路があった。

 

ヤルタ会談の裏で強力な影響力を与えたのは、円盤翼機とインナー・ワールド!

・バードの任務報告の23日後、大統領のヨットはフロリダのビスケーン湾に錨を下していた。そこで世界の先進国の参謀長らは、どのように対応すべきか極秘に戦略を練るために落ち合った。結局のところ、敵ドイツは敗北しておらず、それどころか卓越した航空機と兵器において全世界に対する戦術的な優位性を保持するために空軍力を刷新しているのかもしれない。全参加者は、ドイツ軍の野心は続いているものと推察した、イギリス、フランス、そしてアメリカは、ヒトラーの独裁に対して新たに戦わねばいけないという危機感を抱いていた。

 

沈んだアトランティス大陸の末裔は地球内部に脱出していた

インナー・ワールド(地球内部)に暮らす人々は、5億人以上/NASAは内部の詳細地図を持っている!

・1980年(本書の出版年)は、世界の人々が自分たちはこの惑星において孤独ではなかったことを最初に知る年となるだろう。地上住人の失われた親類が5億人以上、地球の中心部内側で平和に暮らしているのだ。

 

だが、インナー・ワールドの最古の種族は古代ドイツを起源としている。その始まりは地上世界の凍った南極にあり、亜大陸がかつて住民の徒に、卓絶した富と美の「熱帯の楽園」だった頃にさかのぼる。彼らのインナーアースへの集団脱出は3万年前のことだった。

 

100人を超えるインナーアースの住人がアメリカで仕事や研究を行っている

地底世界人ボッドランド人との遭遇/インナー・ワールドの人々は地上でも暮らしている

・1600年代に地下に移り住んだドイツ系アングロ・サクソンの親類によって歓迎された。その探検の際、地上の第三帝国のドイツ人は、おそらく世界中で最も進んだ人種と思われるボッドランド人と出会った。彼らは、もう一つのドイツ系の分家で、その揺籃は南極に始まったが、現在はイランが位置する場所からトンネルを介して3万年前に地下に移住している。

 

・その後、内部にやって来た民族には、バイキング、アトゥリア人(またはアトランティス人)、そしてエスキモーが含まれた。日本人は地球内部に先祖となる親類はいないが、実のところ、沈んだムー大陸――いくらかの記録によれば、それはアトランティスが沈む25万年前にさかのぼる――からの末裔であるとボッドランド人は主張した。地下のボッドランド人の年代記によると、地上では過去に4つの文明が栄えては姿を消し、現在は5番目に当たるとのことだった。

 

・1943年のドイツの遠征隊が発見したのは、内部世界で最大の大陸は北米の3倍の大きさの大陸地域をカバーするアガルタであり、アトゥリア人と呼ばれる人々によって占有されていることだった。このグループは沈んだアトランティス大陸からの末裔で、最初の祖国が最終的に沈んで何百万人もの祖先が滅びる前の紀元前1万5000年から1万1500年にかけて内部へ移住した。アトランティス人は多くの地上の白人種と関係していて、混合した元の民族は3万3000年前に金星からもたらされたが、その冒険は金星人が最初に地球を再植民地化しようとする試みではなかったとアトランティス人は主張する。彼らはまた、金星はもともと地球のコロニーであったと主張する。

 

アトランティス人の地球内部の脱出の様相/破滅を引き起こした原爆戦

・最初のアトランティスは3万3000年前に大西洋の中央に位置した大陸の肥沃な渓谷と高台にて金星のコロニーとして始まった。

 

・それはかつて裕福な国で、20世紀の地上の先進国と同等の社会とテクノロジーを発展させていた。彼らの宇宙船は地球の空を移動し、他惑星への貿易ルートが開発された宇宙空間にも進出していた。

 しかし、アトランティス人には不倶戴天の敵がいた。彼らは、地中海の渓谷とエーゲ海の大部分に位置する大都市で暮らすアテネ人と呼ばれる人々だった。300年間の貿易上の対抗関係は、お互いにが相手を滅ぼす戦争に備えるほど、徐々に耐えがたくなっていた。

 戦争の間接的な原因は、土地獲得の必要性ではなく、貿易や経済上の理由が挙げられた。アトランティス人とアテネ人がその戦争で得られるものは、太陽系を超えた天の川の惑星間での貿易を支配することだった。生まれ高まる憎悪感を抱えて、いくつかの小規模な地域紛争がすでに地上と外で行われていた。

 

アテネの王がアトランティスの主要都市への奇襲攻撃を命じたのは、およそ1万1500年前のことだった。それは、統制された地上戦として始まった。アテネ軍はアトランティスに上陸して、破壊的な光線兵器を用いて、アトランティス軍と目標に対して強い地歩を築いた。

 戦争が始まった21日目、アトランティス人はアテネ軍の防空網を破って、アテネ人の首都に原子爆弾を落として報復した。都市は完全に破壊されると、すぐにアテネ軍はアトランティスの首都に対して報復の原爆攻撃を命令した。この2国によって全面原爆戦が起こった。次の9日間、無制限の原爆戦がはびこった(聖書同様に、ギリシャスカンジナビア、インドの伝説はこの戦争のことをさまざまな物語として伝えている)。

 何百万人ものアトランティス人とアテネ人が大破壊(ホロコースト)で命を落とし、工業化・教化された彼らの偉大な世界は永遠に失われることになった。

 

金星(ホスト星)からの非公式の大使エステス・プラトー

空洞地球でドイツ人が発展させた新たな主権国家/首相はヒトラー2世!

ドイツ人のインナー・ワールドへの入植

・第2次世界大戦時に旅立ったドイツ人によってインナー・ワールドへの入植が進んだことにより、少なくとも通常よりも1世代早く初期の居留地建設が可能になった。それには一つの大きな理由があった。それは新しい円盤翼機のスピードと載荷能力に起因する。

 

地球内部のニューベルリン/新ドイツの人口は1800万人

・しかし、インナー・ワールドの新しいドイツ国家への移住リストに載っているかどうかにかかわらず、誰が地下で暮らすことが許されるのかという決定はもっぱらボッドランド人の手に委ねられていた。彼らは、ブラジルにあるトンネルの入口と、アルゼンチンのどこかにあるインナー・ワールドへの知られざる出発地点で、入ってくるドイツ人をふるいにかけたのである。30年以上にわたり、ナチス・ドイツ出身の数百万人ものドイツ人が、インナー・ワールドの新ドイツ国の市民にはふさわしくないとして、ボッドランド人によって拒絶された。入国を拒否された人々の大半は、ソビエト共産主義下の東ドイツには戻ることができなかったり、戦争犯罪の廉で西ドイツでの投獄を恐れたナチスであったが、彼らは戦時中にドイツの組織が邪魔されずに動き回ることができたブラジルに主に避難した。

 

アメリカに登録された宇宙人は5000人/5万人以上の宇宙人が地球で暮らしている

・名前とポジションが機密扱いのアメリ国務省報道官は、昼間・銀河間を起源とした宇宙人5万人以上が地球で暮らしていると1980年に見積もっている。合衆国では、一般には気づかれていないが、登録外国人(宇宙人)が少なくとも5000人いる。

 

・このような宇宙人――主に金星、冥王星、火星からだが、我々の太陽系全体からやって来ている――による友好的な地球侵入にはある目的がある。彼らの目的は、地球の主流に入り込んで、自分たちの太陽系の大使に活動を報告することで、現在向かいつつある自滅コースから逃れられるよう地球を導くことにあると信じられている。さらに縁起の悪い理由があるとしても、当局の者は誰もそれを筆者らに明らかにすることはないだろう。

 

・この惑星上の宇宙人らの動向を調整・決定するのは、一人の宇宙人である。彼はこの太陽系管理組織の地球担当代表者である。すべての政府と絶えず連絡を取るのに加えて、彼の存在は国連にも知られている。地球規模の情報ネットワークの長として、彼は惑星間警察網と金星の太陽系評議会とは日々通信を行う。

 この心温かくフレンドリーな非人類の名前は、エステス・プラトー。彼は数世紀もの間、大統領、王、政治家らと腹心の友である。

 

ワシントン界隈で「金星からの幽霊」と呼ばれている彼は、イギリスのマグナ・カルタが制定されたわずか数年後の1228年に生まれたと言う。彼はジョージ・ワシントンの時代からアメリカの運命を形作り始めて、1943年以来、恒久的にアメリカのキャピトルに配属されてきた。だが、おそらく休暇で、彼は自分の母星(ホーム・プラネット)に帰省すべく一度に数カ月間は姿を消す。

彼の身体が特定のオフィスにあるのを大統領にさえ見られているが、大抵の場合、それは自身の3次元投影である。

 

世界各国に金星人や他星の調査官がいる/すべての情報はプラトー氏に集ってくる!

 プラトー氏は地球にワン・ワールド・ガバメントの創設を求めていた

ウィルソン大統領にプラトー氏が伝えた「次の戦争」のこと

戦争自体が不法とされて、統合世界秩序が築かれる前に3度目の戦争が勃発しうる

・「次の戦争は善と悪、あるいは神(ゴッド)と反神(アンチ・ゴッド)の勢力間で行われるでしょう。善が勝利して永続的な平和がこの惑星にやってくるでしょう

 

プラトー氏のアストラル次元による出現/ボッドランド王とも会っていた!

・アストラル・プロジェクションの際、プラトーは撮影不可能である。

 

プラトーがもたらす情報は、アメリカと世界にとって極めて貴重であるにもかかわらず、底知れぬUFO支配グループによって彼のアメリカでの行動が高度に監視されているため、総じて有効に活用されていない。

 

・その後、ハッカス王はプラトー氏によって実演されるエーテル次元へと入り込んで、訪問者を自分の肉体が留まる宇宙船へとエスコートして戻した。

 

未知の惑星ナガースからの侵略者

外来宇宙船と足指3本のイエティ

・動物捕獲用ネットを利用して、北極圏部隊はイエティを20体生け捕りにした。それらはかつての流刑捕虜収容所へと連れて行かれ、それぞれ別個に人間用防御柵(営倉)に拘置された。イエティの一体は身長9フィート(約2.7メートル)を超えていた。だが、その夜、予期せぬ出来事が起こった。それまでは確実に檻の中に居た生物たちが、次の瞬間にはすべて姿を消していたことを警官たちは報告したのだ。残されたものは悪臭だった。

 

未知の宇宙船が地球に飛来する目的は、いまだに謎のまま!

スペース・トラベラーたちの外見は、我々とかけ離れたものが多い…

・800フィート長のくさび型、ボトル型、飛行チューブ、フットボールのグランドほど長いフットボール、球形、そして円柱形。おそらく四角いものを除けば、報告されていない形状はほとんどない。だが、空軍が飛行都市として知る一群の形状には四角いものですら含まれていて、そのうち2つはアメリカ南部の砂漠地帯を含めた世界の辺境で垂直に飛び上がったのが目撃されていた。高さ数マイルで、高速で移動する大きな都市は、カナダ北方のデューラインのレーダーで追跡された。

 

シリウス星系を起源とするそのような宇宙船は、宇宙空間へと発進または反発させるために太陽を利用する。そして、我々の太陽系に向けた航路を半分過ぎた時、シリウスの宇宙船はこの太陽系に向けて宇宙船が引き寄せられるように太陽の磁力を利用する。

 

天王星海王星の反対の外宇宙から、招かれざる訪問者の波が押し寄せてきている!

・「諸君」と、1936年にルーズベルト大統領は険しい顔をして自分の閣僚らに言った。「我々はこの太陽系内の他の居住惑星からの存在に訪問されている。彼らは空と宇宙空間の支配において我々よりも1000年は進んでいる。追いつくのに1000年は待てない。我々が待てるのは、おそらく、1世代……あるいは2世代だけだ」

 40年前、大統領の発した言葉は、このように不気味だった。

 

地球ベースの円盤翼機パイロットの養成

・円盤翼機の新しい専属乗組員グループの一員になるのは簡単なことではなかった。教化はコロラド州アメリカ空軍士官訓練学校で始まる。その後、本校の最上位の卒業生の志願者がフロリダ州エグリン空軍基地の円盤翼機訓練学校に入学して、そこで円盤翼機の基本的な指導のすべてがまずダミー機で行われる。

 

他惑星はすでにアメリカと大使を交換している/インナーアース代表団&アウタースぺース代表団

・しかし、太陽系内の他惑星間で米公使館の交換はすでに起こっていて、太陽系惑星のいくつかがアメリカと慎重な外交的対話を続けている。

 

アメリカはすでに地球内部ニューベルリンに代表団を置いている!

・未知の宇宙人がアメリカ国立科学財団とNASAを絶えず訪問していたことは証明されており、アメリカ人科学者らはすでに金星で働いていて、さまざまな科学論文も多分に交換されている可能性が高い。

 

すべては「54-12委員会」が統括する/ 円盤翼機、空洞地球、太陽系宇宙人、外宇宙からの脅威

宇宙時代の新しい秩序/高次元には我々のはかり知れない巨大権力が存在する!?

・そして、地球の上空では、奇妙な物体が意のままに行き来する、未解決の外来宇宙船現象が今なお存在する。忘れてはならないのは、地球の軌道に接近する巨大惑星ナガースで、地球の2.5倍の大きさがあり、最終的に太陽と衝突する運命かもしれないことだ。

 

ハアムマーン教授に聞いたアトゥリアの首都シャンバラの経済活動

・ハアムマーン教授の出身地はアトゥリアの首都シャンバラで、人口数百万人を擁するアガルタ大陸に位置している。(国家同様に)都市は他の都市施設と航空輸送で便宜を与えられている(すなわち、彼らは自分たちの祖先が金星からやって来て以来、磁気力航空機を保有している)。

 

・一般的に言って、惑星内部での食べ物は地上と比較できる。彼らの暖かい気候における主食は米で、今日の中国人によって地上にももたらされた。主作物の小麦と大麦は北方地域で栽培される。他の野菜は、さや豆、大豆、オクラ、ナス、キャベツ、カブ、ニンジンなどである。アトゥラス人は、大概は菜食主義者ではあるが、チキン、ビーフ、ポークなど、さまざまな人工フレーバーを付けた魚を多く食べる。牛乳もまた彼らの主要な栄養飲料である。アトゥラスには七面鳥はいない一方で、彼らがダッククエールと呼ぶ大型在来鳥がいて、食用に適するために一部の人々に高く評価されている。

 

 

 

『新しい宇宙時代の幕開け』①

いま明かされるUFO・宇宙人・地球空洞説のすべて

ヒトラー第三帝国は地球内部に完成していた

ジョン・B・リース  ヒカルランド  2012/11/30

 

 

 

UFO開発のために金星の先進的テクノロジーを提供していた

・天才科学者ジョナサン・コールドウェルの地球製UFO開発秘話を初公開!

 

・金星人はアメリカ大統領に核戦争をやめるよう警告し、UFO開発のために金星の先進的テクノロジーを提供していた!

 

ヒトラーはドイツ製潜水艦「Uボート」で南米に渡った後に地球内部へ向かい、ナチス第三帝国――ニューベルリンを完成させていた!

 

・地球内部にはドイツ人と共通の祖先を持つボッドランド人をはじめとする、複数の種族が暮らしていた!

 

地球は太陽系内の姉妹惑星が何年にも及んで念入りに監視してきた惑星

・CIAやFBIの現役および退役エージェント、アメリカ上院・下院議員、陸海空軍幹部、高級官僚が衝撃の暴露!第2次世界大戦の裏では、アメリカとナチス・ドイツが円盤翼機(UFO)開発競争を繰り広げていた!21世紀に発掘された奇書が、知られざる歴史と空洞地球説、UFOの真実を明らかにする。

 

・ドイツ人たちは、空洞地球の住人たちの手引きもあって、地下世界へと姿をくらませた。彼らは、そこで第三帝国の建国を成し遂げた……と本書は主張する!!

 

・本書の内容は、極めて衝撃的で、多くの読者はこれを受け入れることができないだろう。各国政府がUFOや宇宙人の存在を隠蔽し、アドルフ・ヒトラーは戦後も生き延び、地底世界では精神性の高い人々が暮らしている……。

 

・本書の原稿は日本語に訳すと5百数十ページにも及ぶ。そのため、上巻①と下巻②の2冊に分けられている。上巻においては、地球外知的生命体の地球への訪問、アメリカとドイツによる円盤翼機の開発、姿を消したナチス・ドイツの行方等に関して言及される。そして、下巻においては、上巻で触れた歴史的経緯を念頭に、新天地でのドイツ人の活動、地球内部の真相、地球外知的生命体による地球訪問の実際等へと話が及ぶ。

 

ドイツ人が16世紀に地球マントル内のトンネルおよび深奥のインナー・ワールドで見つけた平和的国家/ボッドランドと第三帝国の共同事業

・それは実際のところ慣例的に地球を訪問し、おそらく100万年間は地球に種を撒いてきた主権と権力の領域にあり、我々が受け入れるか否かにかかわらず、その現実は続いていく。

 

ドイツ人は、すでに1500年代に南米の地下トンネル居住区を開拓していた/フォン・ルックナー

・第2次世界大戦の終わりに故国を捨て、南半球で新たな生活を始めたドイツ人によって、円盤翼機隊を飛ばそうとする国際競争は衰えることはなかった。新たな辺境生活は、生き残りと存続を可能にした忍耐力とともに、ドイツ人に刺激を与えたようだ。だが、実際には、彼らの固い決断力は400年前に始まった運命の巡り合わせに起因したようである。

 

1700年代にはドイツ人はさらに別の空洞居住区で6つの都市を開拓/ワグナー

・このような地球内部の都市でなおも暮らすドイツ人が言うには、地球のマントル内にはこうした「邪悪な者たち」が住まう多くの都市で満たされている。南米の地下トンネルで400年以上暮らしてきたドイツ人たちは、現在でも地球の全マントル層には、最初の人間アダムが生まれる前と後の文明時期に起こった地上での大変動や大洪水の後、生き残るべく地下に潜った種族(岩の住人)でいっぱいであると主張する。彼らは、数百もの巨大な都市が、世界中の地表350フィート(約107メートル)から数マイルほどの海底下の空洞に本当に存在していると主張した。1572年のドイツ人入植者らは、地球のマントル層をさまようになった最近の者たちで、そこを好み、留まっている。

 

・年月の経過とともに、トンネル網の中で誕生した子供たちは3世代に及んだ。ドイツ人の「岩のモグラたち」は、ハンガー(1977年時点で人口18万人)、バルト・フォン・ブライトナー(1977年時点で人口10万人)、シリスティーン(1977年時点で人口1万2000人)そして、キッチナー大公(1977年時点で人口6万2000人)と名付けられた居留地ネットワークを確立した。

 

・そして、滞在を余儀なくされて75年目、斥候隊はついに約束の地へと踏み込むことになった。岩の隙間から地上へと再び出てきたのだ。先発隊は驚いて周囲を見回した。果てしない空、木々、そして起伏した陸地が見えた。彼らは全員地球のマントル内で生まれていたが、別世界があることは、伝え聞いていた。だが、さらに惹きつけられたのは、自分たちを含むすべてのものが、現実の空に吊るされた人工の球体からほのかな光を浴びていたことだった(彼らが到着したのは地球の岩だらけのマントル内で、今日のニュージーランドとオーストラリアの地下の中間地点だった)。ドイツ人たちは再び地上(外部世界)へと戻ることができたと考え、歓声を上げ、祈り、笑った。

 

・トンネルの中へ戻ると、彼らは自分たちが発見したこの新たな驚きについて話した。さらに歓喜に酔ったドイツ人たちがそのトンネル網から現れた。ややあって、この新しい土地の占有者とコンタクトが行われた。地上の住人との接触を避けて、幾億人もの平和的な人々が暮らす地球内部へ降りてきたことをドイツ人探検隊は、彼らから知らされた。彼らはニューアトランティス人と呼ばれ、神秘的で無音の円盤翼機で空中を移動し、馬や雄牛も使わない4輪車を運転した。ドイツ人は、彼らの先祖がはるか以前に、地上の文明よりも数百年も進んだ文明を残していたことを知り、驚かされた。ニューアトランティス人には加齢の形跡が見られなかった。顔にしわもなければ、しぐさに老いた様子もなく、不老の長寿を得ていたこともドイツ人たちを驚かせた。老人が存在していなかったのである。

 

ニューアトランティス人とボッドランド人/インナー・ワールド住人との遭遇

・約3万年前、空から宇宙船でやって来た邪悪な種族が兵器を用いて攻撃を仕掛け、都市を破壊して数百万人を殺した際、ボッドランド人は地下トンネル内に避難場所を探すようになった。その経緯をトンネルのドイツ人は教えられた。わずか数千人が生き残り、彼らは山岳の洞窟へと進んだ。

  その不幸は今日のイラン、パキスタン、シリアのある地域で起こったが、それまでは自らを「バッカス」と呼んだ(のちにボッズと変えた)色白の人々からなる種族が暮らしていた。長い年月がたって、ボッズは地球のマントル内の空洞とトンネルを介してインナー・ワールドに到達した。

 

・トンネルから現れたドイツ人グループは、ボッドランドに招かれ、まもなくボッズは自分たちが見てきた中で最も進んだ文明であることが明らかになった。アトゥリア人とも呼ばれるアトランティス人は、新たにやって来たドイツ人たちにボッドランドに隣接する比較的人がいない南半球の大陸を与え、そこでアーリア人種が再び新たに始まることを許可・承諾したが、唯一、条件があった。それは、トンネルのドイツ人は平和的・友好的に暮らすこと、そして二度と外の世界に戻ってはならないことだった。

 

地球内部世界のボッドランドの王とヒトラーが交わしたわした契約がついに明らかになる!

・最終的に地球の中央部に定住することになったドイツ人にとって、内部の気候は快適で、20世紀を迎えるまでに彼らの人口は1000万人に達していた。

 

・1936年、ヒトラーは突然未知の動機に駆り立てられて、(おそらくは航空機によって)インナー・ワールドに探検隊を派遣することを決めた。地球内部のボッドランド人は地上のドイツ人をずっと監視し、最終的に、探検隊をボッドランドの首都に招いた。そこで彼らは、ヒトラー率いる地上世界のドイツ人らを帰還するまで手厚くもてなした。その返礼として、ドイツの第三帝国はボッドランドの王を自国へと招待した。インナー・ワールドのボッドランド王ハッカス3世はそれに応じて、1936年10月、自らの宇宙船で秘密裏にドイツを訪問した。

 

・これによって、第三帝国は世界征服計画を変更した。1943年初旬、アドルフ・ヒトラーは内部南極の開口部近くの居住者のいない土地を売ってくれるようにボッドランドの王ハッカス3世に懇願すべく、未知の使者による代表団を急派した。王は、彼らの拡大目的に応じて自分たちの領土を売ることを拒んだが、ボッドランドとの恒久的平和条約への調印に合意し、他国と共に平穏に暮らすのであれば、ドイツ人の兄弟国としてヒトラーの仲間たちがやって来ること、そして半砂漠化した土地を無償提供することを喜んで受け入れた。

 

他惑星から来たサーペント・ピープル(蛇人)に追われて、地下に逃げ込んだのが始まり!

しかし、我々の古代史のストーリーを終えるには、我々の地上の国家は、『サーペント・ピープル(蛇人)』と名付けられた別の惑星からの邪悪な民族が宇宙船でやって来た時に破壊され、追い出され、数百万人規模で殺されたことを知っておかねばなりません。我々の祖先の多くは生き残りをかけて洞窟に追いやられ、そこで何年も留まりました。

 我々の天文学者が信じるに、見知らぬ惑星からの宇宙人侵略者らは我々の太陽系に押し入り、初期の氷河期を我々の最初の国土にもたらしました。そして、我々の祖先は彼らに占拠された祖国には二度と戻ることはできませんでした。

 

・我々の祖先が洞窟やトンネルの中にいた間、残りの者たちはボッドランドの祖先と別れて、最終的にこの集団は、今日ではババリアバイエルン州)のブラック・フォレストと呼ばれる洞窟を通って地上に戻りました。彼らが現代の地上のドイツ人となり、彼らの縁者は北半球の至る所に散らばりました。あなた方傍聴者もお分かりのように、我々ボッドランド人はペルシャから出国したもう一方で、最終的に洞窟とトンネルを通って地球の中央へと移住しました。今でも高速の磁気列車・自動車を使って地上の秘密の出口へと連結できるトンネルを介して、このボッドランドの山々に出てきたのです。その略史を締めくくるために、地上と地下のドイツ人の言葉はいくぶん異なるものの、我々の基語、習慣、音楽でさえお互い一致することを私は指摘しておきたい。

 

地下の第三帝国ニューベルリンの建設の様子/ヒトラーも加わった!

・代表団が地上に戻ると、彼らはヒトラーにその条約を提示した。彼は憤って腹を立てて怒鳴り散らしたが、その文書に署名した。その日以来、ヒトラーと他の無名の3人だけが答えうる秘密の政府部門(省)が設立された。この省の任務は、古いドイツ王国の注意深い見張りと、新ドイツ国のすべての側面を30年間管理するボッドランド人の厳しい監視の下、インナーアースへの移住に向けて第三帝国を準備させることだった。新たな到着者を助けるために集ったボッドランド人の集団がすっかり新しい国家――地下世界の首都ニューベルリン――を作るためにモデルとしたのは、戦争勝利後のベルリンで建設されることになっていたアルベルト・シュペーアによる公共建造物のグランド・デザインだった。

 

1944年、敗北したドイツ人は、トンネルを経由してブラジルの回廊地帯を通って自分たちの新たな地下ホームへと大挙して押し寄せた

・最初のドイツ人入植者が初めに住み着いたアガルタ大陸へと上陸した。

 

地下帝国への物資輸送/120フィートの大型円盤翼輸送機の活躍

・ドイツ製の円盤翼機は、その能力を即座に示さねばならなかった。この新しい航空機を利用して人員と設備を移送することの重要性は非常に高かった。円盤翼機の製造を続けるためのドイツの装置や道具が南極の入口を介して地球内部へと運ばれた後、5機が南米の秘密基地に管理される国際業務に投入された。地下で始まった最初の工業業務は鋳造工場の建設で、二番目に尽力したのは、1942年にドイツ人がテストした直系120フィート(約36メートル)の円盤翼貨物輸送機の製造工場だった。

 

・1944年と1945年の最初の数カ月間の作業において、円盤翼機はあらゆる通常航空機よりも勝り、2000年までに実用的な世界最前線の軍用機になることをドイツ人は証明していた。だが1945年においては、ドイツ人脱出の事実はまったく見抜かれていなかった。連合軍が確信できた唯一の手掛かりは、ヒトラーを含めた大量のドイツ人が蒸発したことだった。

 潜水艦から上陸したあと、ヒトラーはコロンビアとブラジルを通るルートを経てアルゼンチンに到着していた。彼はニューベルリンでの初期の準備と住宅供給が整うまでわざと移動を急がなかった。ボットランドのハッカス王はヒトラーを地下に連れて行くために自分の宇宙船をアルゼンチンに送った。ボットランドの首都に到着した際、ヒトラーは自身と彼の国民が新しい土地において守らねばならない、平和的居住条件を厳然と告げられた。ヒトラーは、最終的に自身を人類共存という未経験の人生に導きことになる誓約の承諾を再確認した。

 

・王は付け加えた。「しかし、ボルマン、ヒムラーゲーリングらのような、あなたの地上の仲間たちは決して地下には来られません。私たち(ボッズ)は個々人の到着を自ら精査します」彼は次のように述べて締めくくった。「ドイツの若者を本当に巻き込んだあなた(ヒトラー)の過去の過ちを正すには3世代を要し、攻撃的で無駄な戦争を求める国家的な本能を完全に葬るのに6世代を要するでしょう」

 

バイキングランドからの攻撃への対処/新ドイツの緊急事態

・昔のインナー・ワールドの北方バイキング種はドイツ人の発展をじっと見守っていた。地球内部の新たな居住区域におけるこの軍事的な行為を目撃し、ノルウェーデンマークをナチが占領したことに気づいてバイキングが新ドイツ人を嫌って、攻撃してきたのだった。ドイツ人の防衛戦は、自分たちの新しい国家を守る最初の試みになろうとしていた。

 レーダーは、バイキングの円盤翼機がクペンハーゲン(人口300万人)と呼ばれるバイキングランドの北方の都市から、時速5000マイル(時速8000キロメートル)で南下してニューベルリンとニューハンブルグに向かっていたのを捉えた。緊急非常態勢が発せられて、5機のドイツのUFO(1機は降伏前に地上のドイツで製造されたもの)が発進した。

 

・バイキングランドと呼ばれる大陸の1200万人のバイキング国家の先導航空部隊が、30万人の小さな駆け出しのドイツ国家に挑んできたのだ。航空機による戦闘は散発的で、7時間で終わった。というのも、もし攻撃を止めなければ、自分たちの航空機が参戦して、高度なレーザーでバイキングを切り刻むとアトランティス人がバイキングに最後通牒を突きつけたからだった。引き取り手のない不毛な土地を生産的にしているのだから、ドイツ人は歓迎されねばならないと言ってアトランティス人はバイキングを安心させた。

 

25万人のドイツ人行方不明者を探せ/南極のミッション

金星人の熟練技術者集団が加わり、計画は宇宙的なものに!!

・「最近、我々の施設の従業員数は熟練工の着任によって増えていて、彼らは一様に同じ語彙とアクセントを持っている。彼らは皆、別の惑星、すなわち金星にある惑星間語学学校本校の卒業生であると私は教えられた」この最後の言葉によって、連合軍による円盤翼機の成果は別世界から支援されていることが経営陣に明らかにされたのだった。その言葉が地球出身の労働者に漏れ伝わったかどうかは不明である。

 

反磁力エンジン/太陽系評議会からの使者が携えてきたもの!

・1944年末までに、ブリティッシュ・コロンビアの渓谷には新エンジンを搭載した500機の円盤翼機(98フィート、60フィート、33フィートの3サイズの型)が保管されていた。金星から来たと推定される熟練工たちは、地球の労働者を自分たちと同等になるまで鍛えた後、次第に説明できない方法で立ち去っていった。

 

  

 

『心の復活』

 人類の再生と救済への道

 大山純一  文芸社    2001/5

 

 

 

 ゼウスとアポロ

ギリシアでは、今から約3500年前に、光の大指導霊である、ゼウスが降臨いたしました。ゼウスは、アモンやクレオ・パリウター等の法を基礎に、自らの悟り神理を説きました。やがて、その子のアポロが出生しました。

  古代ギリシアのゼウスやアポロは、今日では神話の世界のように思われていますが、実在の人物でありました。それが長い年月を経てしまうと、いつしか、神話のようになってしまいました。

 

 アポロ

・父ゼウスは、アポロが18歳の時に、天上界へ還ってゆきました。アポロは、父ゼウスに幼い時より、“魂の偉大性と魂の不変性”を説かれていました。そして、“己の心を知らなければならない“と申し渡されていました。

 

 アポロの悟り

・彼は、父、母、そして子、夫婦の魂の縁生を説きました。人生の目的が魂の修行であり、ユートピア建設であることを説いてゆきました。

  不審な人々には、あの世を水鏡に見せ、あの世の実在を知らせました。物質は移り変わろうとも、魂は不滅であり、神の与えた心は不変であると、魂の偉大性を説きました。

 

・アポロは、父ゼウスより、過去、現在、未来を見通す力を与えられ、また、ギリシアの哲人、ソクラテスプラトンの夢枕に立ったり、目の前で現象を現し、神理を説き、あの世のあることを知らしめました。

 「アポロキティシバラ」という言葉があります。アポロのように悟られた方という意味であります。

  

プラトンは、そのために「イデア」すなわち、あの世、実在界のことを書きました。ソクラテスの「汝自身を知れ」「無知の知」は、アポロが導きました。アポロはデルフィ、ミケネィ、ピュートそして、デロスで人々に神理を説いてゆきました。やがて、アポロの肉体もボロボロになって、天上界へ還ってゆきました。

 

ギリシア文明、エーゲ文明は、この時に花開きました。この時代は、物質的には、それほど豊かではありませんでしたが、高い精神文明の時代でありました。いつの時代も、光の大指導霊が降臨したところで文明は栄えました。

 

 アポロの復活

・アポロの法は、エジプトのクレオ・パロウターの法とともにインドに伝えられ、ウパニシャッドバラモンとなって根付いてゆきました。

 

宇宙人と地球人の比較

 地球人類の意識超革命

 太陽系人類意識人(異星人)、科学的・精神的進化の宇宙人

・人間(肉体)の死は、喜び(一段落の卒業)

・人間タイプの(肉体)の寿命は、300歳~1000歳位

・肉体死後の世界の存在、輪廻転生を十分認識

・人間の永遠生命を十分認識

・生命維持の三要素(オゾン層、オゾン量、バン・アレン帯)を十分認識

・人間の五波動体を十分認識

・地球の五波動体を十分認識

・太陽の五波動体を十分認識

・宇宙意識を十分認識

・宇宙文明は意識・精神主体

・共通語は太陽系共通の太陽語使用

・宇宙科学は高次元

・太陽には12個の内部遊星の存在を認める

 ・地球の月は2個存在を認める(異次元)

土星の輪(リング)を人工製造として認める

 ・火星の2個の衛星を人工衛星として認める

 ・太陽系12惑星に人類存在認める(異次元の存在)

・太陽上にも人類の存在を認める(太陽は緑の星)(異次元)

・共振電磁力(場)の存在を渦状運動の天体・UFOの推進力と認める

 ・エネルギーの使用は宇宙波エネルギーを使用

・宇宙エネルギーの存在を十分認識

・宇宙波エネルギーは光速の100倍でも出せる

 

地球の「黒幕的存在」の暗躍

・その証拠として、「JFK」の映画で原作者の検事のジム・ギャリソンが、いかにケネディーが宇宙人問題を知りすぎており、CIAに暗殺され、その背後に黒幕的組織の存在を主張する。この様に米国大統領で、世界的に偉大で有名な人でも、国際銀行家グループの不利益になる人物は、いとも簡単に抹殺してしまうのである。実に恐ろしい組織だ。

 

 

 

『2012年への進化』

  ホセ・アグエイアス  三五館 2009/2/5

 

 

 

コズミック・ヒストリー -2012年以降

・2012年12月21日は、グレート・サイクルの終わりです。これは銀河のギアチェンジで、その後、2013年7月26日に新たな太陽の時代が誕生するのです。この日は、黄色い銀河の種です。

 

・サイクルの終わりには、地球で地球上にあるすべては、コズミック・ヒストリーの活動的なエレメントとして復活されます。コズミック・ヒストリーは、様々な次元を結びつけるヨーガです。想像の領域と顕現の領域を結びつけます。現象界のプロセスが、高次元に存在する知性のシステムから情報を得ていることを示すものです。

 

・2012年には、地球は次元の転換を経験します。過去5000年間適用してきたプログラムは解除されるでしょう。

 

・新たな教えが、ヌースフィアとしての惑星的な心の中に、確立されるでしょう。これが新しい進化的な存在、超人類の第一段階です。この存在は、銀河意識の場と調和しているでしょう。この拡大した意識の領域を根づかせるために、人生はこれまでとはまったく異なったパターンをとるでしょう。

 

 

 

『鬼』 

高平鳴海/糸井賢一/大木憲司/エーアイ・スクウェア 

 (新紀元社)1999/8

 

 

 

 創造神とドラ息子

 伊吹(いぶき)弥三郎・伊吹童子

・弥三郎の特殊能力;鉄の体、巨体

  童子の特殊能力;不老長寿、仙術、怪力

  出自;『御伽草子』『三国伝記』『仮名草子』『伊吹童子絵巻』

 

 伊吹の山神

近江の伊吹山にいたとされる伊吹弥三郎には創造神という顔と魔物=鬼という顔がある。その息子の伊吹童子も多くの部下を従えて暴れまわった鬼である。

 

 天地を創造する

・近江地方の伝承では、伊吹弥三郎は巨人として扱われている。日本のみならず、世界中の天地創造神話には、山や河川、湖などを創ったとされる巨人がよく登場する。世界の初めに巨人が存在していて、それが地形を創ったり、巨人の死体が山や川や海になったという話だ。弥三郎もそうした創造神の一種と見るべきだろう。

 

・彼は伊吹山や富士山、七尾村(現在の岡山)を創ったと伝えられている。

 

 魔物に堕とされた巨神

・古に神は、時代と共に魔物に凋落していくことが少なくない。弥三郎はその典型といえるだろう。

 

・近江の伊吹山に弥三郎と言う男がいた。その体は、鉄のようで、千人力を持つ超人であり、人々はこれを恐れて「鬼伊吹」と呼んだ。

 

 

 

『オカルトの惑星』

 1980年代、もう一つの世界地図 

 吉田司雄  青弓社   2009/2/23

 

 

 

シャンバラへの旅>―80年代の日本の危うい夢(宮坂清)

アガルタの首都シャンバラ

多彩な表彰

・ところが、1970年ごろを境にしてシャンバラやアガルタは表現の素材として広く用いられ、より大きなマーケットに流通するようになる。

 

・まず、水木しげるは「ビッグコミック」1968年7月1日号(小学館)に『虹の国アガルタ』を掲載した。このタイトルからは、先述のディクホフがアガルタを「虹の都」と呼んでいることが想起される。主人公の青年がチベットを訪れ、アガルタを探し求めたあげく、鏡面に現れる女性に誘われてアガルタに消えるという物語である。アガルタがチベットにあるという点は「正確」だが、鏡面をアガルタへの入口にしている点は、管見ではほかに例がなく、むしろ鏡面を異界への入口とする物語(例えば『鏡の国アリス』)を参照したものとみるのが妥当だろう。 

 

・また、石森章太郎は1974から75年にかけて「週刊少女コミック」(小学館)に『星の伝説アガルタ』を連載している。この物語ではアガルタは秋田県のピラミッド型の山の地下空間にあり、金星からやって来た「ヘビ族」の子孫が、そこで「星のしずく」の原料となる薬草を栽培している。登場人物にディクホフの名を語らせているほか、ディクホフにならい「金星からやってきたヘビ族」の若者を主人公に据えるなど、内容とも大きな影響が見られる。また、この物語にはチベットとの関連はほとんど見られないものの、地下都市、UFOや宇宙人、ピラミッド、ポルターガイストなど、オカルト的な要素がちりばめられていて、アガルタが、70年代のオカルトブームに多少なりとも取り込まれていたことがわかる。

 

 チベットに回帰するシャンバラ

・さて、1980年代を迎えると、シャンバラは新たに表れたオカルト誌「ムー」学習研究社)によって急速に知られていくことになる。

 

「ムー」は1979年11月の創刊号で、すでに「人類最後のロマン 地底世界伝説」(阿基未得)と題した記事を載せ、その冒頭、シャンバラを「地底王国の首都」として取り上げている。この記事は、世界各地の地底世界伝説や地球空洞説を紹介しながら、それらが実在すると主張するものだった。

 

 精神世界の救世主へ

「ムー」のシャンバラ熱の頂点は、1984年11月号の30ページにわたる「総力特集 地底からの救済 シャンバラ大予言」(上坂宏)である。ボリュームもさることながら、注目されるのは、タイトルにも示されているように「救済の予言」がテーマになっている点である。

 

・これらの記事の影響は、例えば、1988年に 高階良子が少女雑誌「ポニータ」(秋田書店)に連載した漫画『シャンバラ』にみることができる。地上、そして地下のシャンバラという二つの世界があり、シャンバラの光(光の御子)が闇(ジャンザ)と闘い、ジャンザに支配された地上世界を救う「どこも内乱や暴動が起こり危険な状態 ジャンザに操られている この内乱は、やがて世界を巻き込み核戦争へと拡がるでしょう 地上は死滅する それを止められるのはあなただけ」と救済を予言している。

 

・しかし、いずれにしても、1980年代に至るまではほとんど知られていなかったシャンバラが、数年の間に現代社会の救済者として大々的に語られるようになったことは驚くべきだろう。

 

・そして、86年にオウム神仙の会(のちのオウム真理教)が「シャンバラ新聞」なる新聞を発行し始めたこと、のちに「日本シャンバラ化計画」を開始したことを考えると、このことが持つ重みはさらに大きなものになるはずである。

 

 

 

『秘密結社版 世界の歴史』

ジョナサン・ブラック    早川書房  2009/1

 

 

 

 薔薇十字の時代

・13世紀ドイツの神秘家マイスター・エックハルトに関しては、ほとんど何も分かっていない。

 

エックハルトは「パリの12人の崇高なマイスターの一人」とも呼ばれる。この句は、古代の伝承に言う秘密の導師<白色同胞団>、カバラの<36人の義人>、<世界の屋根の友愛団>、<導師の内陣>、<九未知会>などを思い起こさせる。

 

・古代の伝承によれば、霊的世界を体験する方法は師から弟子への秘儀伝授の鎖によって伝えられた。

 

・霊的な不満と不安の空気が広がり、同じような志を持つ人々の間に緩やかで曖昧な繋がりができつつあった。霊的体験を求める平信徒のグループ、特に<彷徨う星>と呼ばれる集団が、秘密の集会を開くようになったー<自由心霊兄弟団><共同生活兄弟団><愛の家族団><神の友愛団>。

 

・ドイツ、オランダ、スイスのあらゆる社会階層において、社会的に疎外された貧困者の間にすら、同様の話が広く流布した。ある日、突然、謎の人物の接近を受け、秘密の集会に誘われたり、奇妙な異世界に連れて行かれたりするというのである。

 

・秘密結社に関するさらに興味深い話は、こちらから彼らを突き止めることはできないというものだ。彼らの方が何らかのオカルト的、慈善的調査によって、適格者を探し出す。時宜を得た時、こちらの準備が整った時、秘密の学院の一員がやって来て霊的な導師となるのである。

 

・薔薇十字団は、その並はずれた超常能力のゆえに、ヨーロッパ史ロマン主義的な伝説の一つとなった。彼らは、非常に長命だったーローゼンクロイツは1485年、107歳で死んだ。「自然の秘密」を心得、不可視の存在に命令を下すことができた彼らは、魔術によって自らの意志を行使することができた。そして、その力はほとんどの場合、奇蹟によって病を癒すことに使われた。他者の心を読み、あらゆる言語を駆使し、遥かな距離を超えて自らの生きた幻像を投影したり遥かな距離を超えて交信したりすることができた。また自らを不可視化することもできた。

 

・偉大なカバラ主義者ロバート・フラッドによれば、薔薇十字団の霊能力は聖霊の力であり、聖パウロが『コリントの信徒への手紙』で述べているものと同じであるというー予言、奇跡、多言語、ビジョン、治癒、悪魔払い。教会の聖職者にはもはやそのようなことができなくなっていたという事実を見れば、ヨーロッパの人々が謎の薔薇十字団に魅了されたのも頷ける。

 

 

 

『フリ-メイスンのすべて』 

その歴史、象徴、秘密

 W・カーク・マクナルティ    創元社 2008/4/30

 

 

 

 薔薇十字の思想

・薔薇十字団はヨーロッパ史上で稀に見る“不可解なるもの”である。15世紀に、東方へ旅して秘教の知識を持ち帰ったクリスティアンローゼンクロイツという人物が始めたとされているが、実際はほぼ確実に17世紀の成立と考えられている。だが、組織の形で機能する結社として存在したことは、一度もなかったー哲学的思想のみの存在だったー可能性もある。

 

・薔薇十字団は霊的な洞察を得る目的で、万物の研究に打ち込んだとされる。また、算術・幾何・錬金術に関心を持ち、知識の集積や霊的な啓蒙へ向けた心の内面での修養を重視した。錬金術に関する彼らの関心は、哲学的な性格のもので、この点にフリーメースンリーの「魂の錬金術」との共通性を指摘する研究者もいる。

 

 

 

『超次元の扉』  クラリオン星人にさらわれた私

マオリッツオ・カヴァーロ   徳間書店  2009/2/26

 

 

 

 エトルリア人(地下の人間)について

・古代エトルリア人は、地球を襲った最近の大災害(1万5000年から1万8000年前)を生き延びた民族の一つであり、彼らは、地下にある迷路のような通路の中に避難しなければならなかった。事実、エトルリア人の語源はー彼らによるとー<地下の人間>という意味である。インカ人、アステカ人の後に表れ、最後に地上に戻り文明復興を促した民族である。

 

 <過去と未来が共存する場所。火星での前線基地の様子>

・あなた方が火星と呼んでいる惑星、火星の全て、その地表や地底の奥底に生きているものすべてが、次元の宙づり状態に置かれているのです。つまり様々なレベルで一種の原子浸透作用が起こり、過去と未来が共存しているのです。透明な球体が、別の円状に透明な球体の中に入っていると想像してごらんなさい。

 

・地球上にも、次元が宙づり状態に陥っている場所があります。地球にも堕ちる場があり、そこでは過去と現在、未来が共存しています。こうした場は、次元の扉で無限へと通じているのです。私達が、出会ったあの空地も、その一つなのです。

 

 

 

『輪廻転生論―各宗教に問う』

 中野隆昭   文芸社  2004/7/1

 

 

 

 世界の宗教は霊魂の不滅、輪廻転生をどう教えているか

 死の研究の先駆者・平田篤胤

・篤胤は国学を研究する一方で、幼い頃天狗に連れ去られ、そのもとで修行した経験を持つ仙童・寅吉に興味を持ち、自分の家に引き取って彼の語る異界の話を記録に取ったりした。また、勝五郎という前世の記憶を持つ少年及びその周辺の人々を取材したりもした。

  勝五郎が前世で住んでいたとした村へ実際に出かけていったところ、勝五郎が言った通りの風景が広がり、彼が説明した通りの家族が暮らしていたことが明らかになったという。

 篤胤はこうした事実をもとに輪廻転生があることを主張した。ここでは鎌田東二氏の著書、「平田篤胤の神界フィールドワーク」から、勝五郎の体験を評しているところを引用しておこう。

 

・ここで勝五郎は、死の直前と直後の状態を語っている。重要なのは、勝五郎少年が、死後、肉体を抜け出たと語っている点である。そして、息の絶える時は何の苦しみもないが、その後しばらく苦しくなり、やがて一切の苦しみは消え去ると述べている点だ。この勝五郎の霊魂が肉体を抜け出たのは、棺桶の中に身体を押し込まれる時であったという。おそらく小さな棺桶の中にねじこむように入れられたのだろう。その時、気がつくと、桶から飛び出してその横に立っていたという。この自分の肉体の横に立っていた自分とは何なのか。

 

 教派神道系の場合

・まずは大本教の国之常立命様の次のお筆先を見ていただきたい。この一節には、神界の経綸とも思える深い神意がこめられていることがおわかりになるはずである。

  

 三千世界 一度に開く梅の花 艮の金神の世になりたぞよ

梅で開いて松で治める神国の世になりたるぞ(中略)

 天理、金光、黒住妙霊先走り

 とどめに艮の金神が世に出て世の立替え立直しを致すぞよ

 

 ここでいう艮の金神とは国之常立命のことである。このお言葉にあるように、近代における新たな神界の救済活動に関する神様のご計画は人間の凡眼ではとても理解できるものではないが、一応本題に沿って取り上げていく。

 

 大本教の教えに見る霊的法則

・大元では、現界が物質的法則によって支配されているように、霊界は霊的法則に支配されている、と説かれる。すなわち、現界に物質的な形や姿があるように、霊界にも霊的な形や姿があり、たとえば、人間の霊魂には霊的な容姿・姿体(「霊身」という)があるが、そこには霊的五官の感覚も備わっている、とされるのである。

 霊身に備わる霊的感覚は、死後に機能するだけでなく、現界の人間にも備わっている。ただし、それは肉体的五官によって妨げられているために、その機能が鈍っているだけで、中には、霊的感覚の鋭い人もいる。

 

・霊的感覚のとくに優れた人は、現界にありながら、霊界を見聞することがある。これを霊眼、霊耳という。また死者の霊魂が、現界に執着をのこしたり、迷っているときは、幽霊の姿を見せ、語りかけてくることもある。

  しかし、普通は現界人が霊界の事物を見たり、その声を聞くことはない。霊界と現界は次元がちがい、法則がちがうから、霊界の事物は現界人には見えず、聞こえないのである。同時に、霊界にある霊身も、現界の事物は、そのままに見聞することができないのが、原則である。

 

・「大本のおしえ」の中の「霊界の三大境域」によると、現界に、美しく明るいところもあれば、醜く穢れたところもあるように、霊界にも様々な状態・境域がある、ということである。

 霊界の中で最も美しく清く明るい境域、これを大本では「天界、神界、神霊界または高天原」と呼ぶ。

 反対に、醜く暗く穢れた境域を大本では「幽界、地獄界または根の国」と称する。

 天界と幽界との中間的境域を、大本では中界、中有界、または浄罪界と呼ぶ。つまり大本は、二通りの意味に用いられているわけだ。

すなわち、現界を「顕界」と唱えるのに対して、霊界を「幽界」という場合があれば、地獄界を「幽界」という場合もある。

 

 

 

週刊東洋経済』2014.12.27

「危機  著名投資家ジム・ロジャーズ」

 

 

 

世界規模の破綻が2020年までに来る

行きすぎた紙幣増刷は世界に何をもたらすか

(――東京オリンピックまでの世界経済をどう見ていますか。)

安倍晋三首相がおカネを大量に刷らせているから、日本経済は当分の間、景気がいいでしょう。しかし、東京オリンピック前に状況が悪化し始め、日本のみならず、世界のほぼ全土で経済が破綻するでしょう。2020年までに、少なくとも1回は世界規模の破綻が起こります。米国や欧州など多くの国々で、今後6年の間に問題が起こるでしょう。正確な時期はわからないが、たぶん16年か17年でしょう。

 

(――つまり国債が暴落すると?)

・そうです。国債が大暴落し、金利があがります。株価も暴落します。今すぐにというわけではありませんが、20年までに起こるでしょう。世界規模の経済問題が発生し、ほぼすべての人が影響を被るでしょう。

 

安倍首相は円安誘導で日本を破滅に追い込む

(――なぜ破綻が起こるのですか。)

大半の国々では4~6年ごとに経済問題が発生しています。だから、もうじき、いつ起こってもおかしくない状態になります。

 今の景気浮揚は、日本や米国、英国など欧州の国がおカネを大量に刷ったことによる人為的なものです。

 

(――破綻を回避する道は。)

今のところ、防ぐ手立てはありません。(何をしても)非常に悪い状態になるか、少しましなものになるかの違い程度でしょう。いずれにせよ、世界経済は破綻します。

 

・日本は減税をし、大型財政支出を打ち切るべきです。人口問題対策も

講じなければなりません。どうせやらないでしょうがね。仮にやったとしても、問題は起こります。しかし、(何もしないと)16~18年に事がうまく運ばなくなったとき、問題が表面化するでしょう。

 

安倍首相は、「日本を破滅させた男」として、歴史に名を残すでしょう。投資の世界の人たちや、(金融緩和)でおカネを手にしている人たちにとっては、しばらくは好景気が続くでしょうが、安倍首相が過ちを犯したせいで、いずれはわれわれ皆に大きなツケが回ってきます。

 

(――日本は、東京オリンピックがあるから、少しはマシ?)

いや、逆かもしれません。オリンピックで大量におカネを使い、債務が増えていくため、状況が悪化する可能性があります。1億2000万人強の日本の人たちを、オリンピックで救うことはできません。

 

(――円安誘導が間違っている?)

・最悪です。短期的には、一部の人が恩恵を受けますが、自国通貨(の価値)を破壊することで地位が上がった国はありません。この2~3年で、円は対ドルで50%も安くなりました。このことが日本にとってよいはずはありません。

 

『日本を破滅させた男』として安倍首相は歴史に名を残すでしょう。

(――以前「米国は世界の警察をやめるべき」と言っていました。オバマ大統領は実際そう宣言しました)

・米国がおカネを大量に刷るのをストップし、(世界の)人々に対し何をすべきか、あれこれ言うのをやめるとしたら、世界にとっても米国にとっても素晴らしいことだと思います。しかし、私はオバマ大統領のことは信じません。

 

・多くの米国人は「米国が他国にあれこれ指図すべきだ」と思っています。私は、そう考えない少数派の一人です。「米国の言うことを聞くべきではない」と考える人たちが世界中に増えているのに、大半の米国人は今でもそう思っています。

 日本でも「米国に指導してもらうべき」だとみんな考えているのでしょうが、それは間違い。自分で考えるようにしなければなりません。

 

 

 

『世界はなぜ破滅へ向かうのか』

 「国際情勢の闇」  早わかり30のポイント

中丸薫 文芸社  2003/9/15

 

 

 

闇の権力の言う「新世界秩序」は人類家畜化計画

・「フリーメーソン」とは18世紀初頭にロンドンで組織化された国際友愛団体のことです。中世の石工組合がその起源と言われ、超人種的、超階級的、超国家的な平和人道主義を提唱しています。秘密結社的な意味合いが濃いのです。「フリーメーソン陰謀説」がまことしやかに言われるのですが、海外ではポピュラーな社交クラブで、一般の会員たちは陰謀とは何の関係もありません。ただ、この団体は会員にさまざまな階級があり、その上の方の会員は、いわゆる私の言うところの「闇の権力」に属します。世の中には「フリーメーソン陰謀説」の他に「ユダヤ陰謀説」なるものがありますが、こうした「陰謀説」は闇の権力の存在そのものをカモフラージュするために流布されたものです。ものごとはそれほど直線的、短絡的ではないのです。

 

 

闇の権力は人類家畜化計画のために次のような目標を掲げています。

 1、 各国の王制、政府の廃止

 2、 固有財産、遺産相続の廃止

 3、 愛国心ナショナリズムの廃止

 4、 家族、夫婦制度の廃止(子供の教育は地域社会が担当)

 5、 すべての宗教の禁止

 

・この内容を見ると闇の権力は共産主義かと見まがいますが、共産主義も闇の権力が王侯貴族から財産を合法的に奪うために編み出したものです。

 

闇の権力は「新世界秩序」の掲げる目標を達成するために具体的には次のような理念、政策を各国政府や国際機関を通じて浸透させています。

自由貿易の名目で行われる主権国家の経済・金融支配

中央銀行(国際金融財閥もしくはその使用人による主権国家の支配)

功利主義(だまされるのは頭を使わない正直者の方が悪いから)

優生学的発想(おろかな債務者は家畜・奴隷となり、永遠に利子を払い続ける)

■金融万能主義(徹底した唯物論、金がすべて、という価値観を人類に植え付ける。精神的な価値観を徹底的に破壊する)

地政学マスコミを使って他国民を洗脳、錯乱させたうえで、分割支配)

 

・昨今の日本の経済・社会の状況をみると、日本も第2次大戦以降、これらの政策が着々と進められてきた、そう実感がわきませんか?つまるところ彼らの掲げる新世界秩序の終着駅は、一部のエリートが「家畜」を所有する「人間牧場」というわけです。

 

 

 

『地球一切を救うヴィジョン』

 超予測2012

白峰   徳間書店  2008/12

 

 

 

 実際にメーソンを動かしているのはもっと古い系統のイルミナティです

イルミナティは歴史の中では日本の天皇家ともつながりがある。

 

イルミナティは太陽信仰なのです。神様のご神託、例えばギリシャだったらアポロのご神託がありますが、上からの命令で、宇宙的なスピリチュアルな存在で歴史を全部動かしてきたのがイルミナティなのです。

 

フリーメーソンは、イルミナティの王族などトップの人達の神殿をつくったり、下働きをする人たちのことです。現場の作業員みたいな集団なんです。だから石屋(イシヤ)と言うんです。

 

イルミナティの人たちを動かしているのは、さらにサンヘドリンと言って、太陽から来た太陽族と言われる人達です。太陽族は13人います。この人達が宗門会をつくって一部は途中で爬虫類人とかも入りましたけれども、これが命令を出すわけです。それが歴史と共にズレてきてしまった。

 

イルミナティは、古代の英知を全部結集したものです。これは表に出すことができなくて、地底世界のシャンバラとか宇宙存在とかと全部つながっている。

 

・地球上の宇宙問題はフリーメーソンは担当しておらず、全部イルミナティなんです。イルミナティの場合は、銀河系、太陽系まで全部文化を共有できる人達。その中で、とりあえず地球は太陽系に属しているから、太陽系の運行を管理する代表者のことをオリンポスの一族と言って、その代表がサンヘドリンだと。

 

・なぜイルミナティ選民思想があるかというと、その下人は普通の人間と交配したからです。性的な交わりで子供をつくってエネルギーも下がった。

 

イルミナティの組織が陰に隠れて、人口削減計画のプランを今から1万5000年ぐらい前から始めた。

1万何千年の時代をずっとさかのぼっても、戦争がなくなったことはないんです。ずっと戦争でしょう。1万5000年前にイルミナティの種族が、おれたちは混血をしない、種の交わりをして子供をつくらない、淘汰していこうというプラン(最近このプランが変更された)で動いている。フリーメーソンは、ただ現場で協力しているだけ。

 

・近代だけの話じゃなくて、1万何千年前のアトランティスの過ちを絶対犯したくないということで、今も、これからも、彼らが完全に地球に種として残るまで動いていく自動プログラムなんです。

 

 

 

『地球一切を救うヴイジョン』

 白峰   徳間書店     2008/11/30

 

 

 

西洋でもルシファーは堕天使とかサタンとか言われていますけど、実はルシファーは光の存在

イルミナティの優秀な神官やシャーマンの一族は、血族結婚というか、その同族でずっと子供をつくり、種を守っている。そして、太陽信仰なのです。神様のご神託、例えばギリシャだったらアポロのご神託がありますが、上からの命令で、宇宙的なスピリチュアルな存在で、歴史を全部動かしてきたのが、イルミナティなんです。

 

フリーメーソンは、イルミナティ王族などトップの人たちの神殿をつくったり、下働きをする人たちのことです。現場の作業員みたいな集団なんです。だから石屋(いしや)と言うんです。

 

フリーメーソンで言っているルシファー信仰は、いい悪いは別として、完璧な選民思想なんです。我々のグループだけはどんな時代になっても常にワンワールド(世界国家、統一政府)をつくっていくと。ところが、イルミナティにいきますと、我々の存在は、地球人じゃなくて、宇宙の崇高な生命進化をつかさどったんだとしている。だから、アヌンナキとか、異星人による地球文明創成説は、実はフリーメーソンじゃなくてイルミナティのほうなんです。

 

・ルシファーの起源も2通りあります。例えば、京都の鞍馬山のサナトクマラは魔王尊と呼ばれていますけれども、地球で言えば、すばらしい光の存在なんです。西洋でもルシファーは堕天使とかサタンとか言われていますけど、実はルシファーは光の存在なんです。秘密結社のイルミナティが信仰対象としています。その一方で、フリーメーソンでは、ルシファーを世の中を制裁する神としてとらえている。

  この制裁の神というのは、日本で言えば例えば、閻魔大王であったり、死神であったり、それから国常立神(くにとこたちのかみ)もそうですね。結局、世の中を清めて、建てかえる。

 

 インディゴ・チルドレン

・インディゴ・チルドレンと呼ばれる常識では測れないような子供達がどんどん増えています。こうした現象は、真実の歴史から考えれば、日本人にとっては何の不思議もありません。

  天孫降臨の伝説では、日本民族はそれこそ天浮舟(あまのうきふね)で宇宙から降りてきたという伝記があるわけで、宇宙に一番近い民族は日本人なんですね。日本民族は例外なく全部ハイブリッドですからね。在日宇宙人問題こそ真剣に考えなければならない時期かもしれません。

 

 

 

『地球一切を救うヴイジョン』

 白峰   徳間書店     2008/11/30

 

 

 

フリーメーソンを操るイルミナティ。さらに奥の院のサンヘドリン

・「サンヘドリン」というのは、もともとは、ユダヤ人の最高評議会を指す言葉ですが、いわゆる闇の権力のトップに君臨している存在がサンヘドリンというコードネームで呼ばれています。これはメーソンの人でも分からないんです。サンヘドリンは別格なんですね。

 

・いわゆる「300人委員会」の上位で、「ゴールデン・ドーン」(黄金の夜明け団)と呼ばれる霊能者や宇宙とつながっているチャネラー、魔女軍団がいます。男性も入っています。彼らの正体は宇宙存在のエイリアンで、おおむね8人は西洋人であとの5人は世界から選ばれる。極東からは定員が3人とか数が決まってます。

 

来日したことのあるアリゾナワイルダーさんは、彼女は、宇宙存在を実際に見ているし、グレイ(巨大な頭部の異星人)にも会ったし、巨人族とも会っているといいます。

 

・そうしたメンバーたちが世界を動かすにあたっては、神々から啓示を受けて自動書記をするような儀式があるんです。もうこれ以上は公開できません。

あちらの世界に多少顔のきく私にも守秘義務があるからです。

 

悪者扱いされているフリーメーソンですが、正直申しまして、彼らにはたいした力がない。実際にメーソンを動かしているのは、もっとも古い系統のイルミナティです。

 

イルミナティは、もともと貴族とか王族とか、それから天孫降臨の伝説として完全に守っている人たちです。でもこの人たちを動かしているのは、さらにサンヘドリンと言って、太陽から来た太陽族と言われる人たちです。太陽族は13人います。この人たちが宗門会をつくって、一部は、途中で爬虫類人とかも入りましたけれども、ここが命令を出すわけです。それが歴史と共にズレてきてしまった。

 

・ロックフェラーやロスチャイルドは、私に言わせたら、彼らは、フリーメーソンのトップであったけれども、イルミナティのトップじゃない。元来はイルミナティの下で働いていた金庫番たちです。

  イルミナティは、天文学とか、古代の錬金術とか、神智学とか、そういった宇宙の、アトランティスの古代の英知を全部結集したものです。これは表に出すことができなくて、地底世界のシャンバラとか宇宙存在とか全部つながっている。

 

・地球上の宇宙問題は、フリーメーソンは担当しておらず、全部イルミナティなんです。イルミナティの場合は、銀河系、太陽系まで全部文化を共有できる人たち、その中で、とりあえず地球は太陽系に属しているから太陽系の運行を管理する代表者のことをオリンポスの一族と言って、その代表がサンヘドリンだと。

 

・サンヘドリンは何を信仰したか。それは太陽信仰なのです。つまり、アマテラスなのです。

 

 

 

宇宙戦争』{ソリトンの鍵}

光悠・白峰     明窓出版  2006/5

 

 

 

ヒューマノイド宇宙神

・そして、二ビル星人と言われている「アヌンナキ」ですが、彼らが地球に降りて神の如く振る舞い、人間にテクノロジーや知恵を与えて、エジプト文化などに関与してきたのです。彼らは地球人から「エロイム」と呼ばれていました。

 

・それから、彼らには、ヒューマノイドの神様という伝説があるからです。そのヒューマノイド宇宙神に会いたくて、地球に捜しにきたのです。そして、ヒューマノイドの神の意識に近づけたり、神の如く自分たちを進化させたくて実験を重ねてきました。

 

・宇宙の中でこの地球だけが宇宙の図書館であり、何でも許される場所なのです。だいたい、6億年から250万年前に、地球をめがけて全宇宙からそうした存在がやって来ました

 

・例えば、世界政府という場合、国連じゃありません。イルミナティの中に政府があるのです。これは、宇宙人の政府なのです。だから、地球人も宇宙連合によって宇宙人と対等にならなければダメなのです。そうしなければ、本当の世界平和はきません。

 

・インドでも核戦争があったという歴史があるのですよ。ブラフマンアートマンの戦いとか、シバ神とビシュヌ神の戦いとかね。

シバ神は、核を作った神様と言われていますが、日本でも国常立(くにとこたち)の神は核を作った神様です。

 

・プレアデス星人はエネルギー体ですが、一部は光を纏った人間の形をしているのです。解りやすく言いますと、プレアデス星人は、ハートや精神などのメンタルを重んじる人たちです。オリオンは物質で、グレー星人はプレアデス星人とオリオン星人との中間ぐらいです。

 

・これらの文化を統合して宇宙に向けてさらなる進化をしていくためのシステムを作ったのが、シリウス星人なのです。地上にある神秘学などは、全部シリウスのシステムなのですね(竹内文書では皇祖、シリウス星から飛来したとも記載あり)。

 

・まずはプレアデス星人の影響がありました。それから、オリオンの影響がありました。プレアデス星人とオリオン星人が戦争をしました。その勢力が薄くなってきたら、グレーが現れました。

これからどの影響が強くなるかといえば、シリウスです。これまでの三つの勢力を統合して、さらなるものを作っていくのがシリウスの役割なのです。

でも、シリウス星人は、本当は変身星人なのです。だから、エジプトの古代の絵で、半分犬の姿をしたものも実在するのですよ。

 

・実はシリウス星人が、エジプト文明を作ったのです。エジプト文明は太陽信仰ですが、銀河太陽と言われているのがシリウスなのです。シリウスは太陽の250万倍のエネルギーを持っている星です(太陽系の原型太陽と呼ばれています)。

 

・実はアトランティス太陽は物質ではなかったのです。

正確にいうと物質としてのグラウンド(陸地)はあったのですが、島のようなところの下に水晶体があって、その上のエーテルの空間に「天空の城ラピュタ」のように浮かんでいたのが本来のアトランティスなのです。ミルトンの『失楽園』のようにいろんな文献がありますが、海に浮かんだ島ではないのです。アトランティスのは「トート」という科学者がいました。いわゆるシャーマンですね、その人が今のシステムを全部作ったのです。

 

プレアデスの周期が終わって、シリウス文明が来る

・その時に、プレアデス星人の科学者の援助を受けてシリウスの科学力を使い、具体的に人間の遺伝子の操作を最終的に行った人たちが「光の存在」と言われていました。「イルミナティ」のことですね。フリーメーソンイルミナティの歴史は1万5千年前から始まっています。

 

新しい文明を築く新人類

・日本にはエスパーもいますが、私は、その数が多いとは思いません。なぜかというと今、日本に宗教団体は18万あり、教祖が25万人もいるからです。

 

・霊能者の数は年々増えていますが。50万人を超えたときにニューエイジとしての世界が確立するのです。

 

 

 

『秘密結社の謎と陰謀にせまる本』

 歴史の陰で暗躍する“闇の組織”の実態が、いま明かされる!

ミステリーゾーン特報班  河出書房新社  2010/4/1

 

 

 

イルミナティは「フリ-メイソンの上部機関」だったのか?

・1785年に活動を終了したイルミナティは、それから1世紀以上を経た1897年、レオボルト・エンゲルによってドイツのドレスデンで再結成された。

 

・それでも現在まで、イルミナティは、陰謀史観の王者といってもいいほど、さまざまな革命・争乱の黒幕とされてきた。革命や戦争は、すべてイルミナティの指令で動いたフリ-メイソンによるものだとか、ナチス共産党なども、イルミナティの下部組織とされたことがある。

 

1920年、イギリスのN・ウェブスターが、『世界革命とイルミナティ』という書籍を出版。イルミナティの残党は、地下に潜伏し、名を変えて何度も復活してはフランス革命ロシア革命の黒幕として動いたと書いた。また、アナーキズムイルミナティの流れをくむものであり、彼らは世界転覆の陰謀をくり広げ、世界中のあらゆる出来事は、イルミナティが操っていると述べている。

 

・この本が多くの国でヒットし、ダイジェスト版や海賊版まで出回った。さらに、彼女の陰謀論がネタ本となり、各国の陰謀好きの人々が、思い思いの脚色や妄想、思い込みを織り交ぜて「イルミナティ陰謀説」を発表、世界中で陰謀説が喧伝された。

 

・現在では、イルミナティ創始者はルシファー(キリスト教の悪魔・サタンの別名)とされ、陰謀論の世界では、フリ-メイソンからイエズス会ナチス共産党まで、ありとあらゆる勢力が、イルミナティの下部組織とされてしまっている。

 

 「反清復明」を唱えた反政府結社「天地会」とは?

・もともと、地域の互助会として始まった天地会は、慈善のため募金活動や低利融資、見合いの仲介、葬儀の手伝い、親睦会の開催といったことを中心に活動していた。そこから一部の組織は、民衆の不平不満を吸い上げて、政治秘密結社へ変わり、また元の互助会へ戻ったりしながら組織を拡大していった。そうした天地会系の政治的秘密結社が掲げたスローガンが、「反清復明」である。

 

・また、互助会としては、さまざまなトラブルの調停も行ったが、すべてが和解に至るわけではない。ときには、脅迫や恐喝、暴力、殺人といった手段が取られることがあった。そうした暴力的傾向を強めた一部の勢力は、犯罪的秘密結社(黒社会)へ変貌を遂げていった。その犯罪的秘密結社の流れをくむものが、現在の香港マフィアとみられる。

 

 

 

 ロスチャイルドの密謀』(世界最大のタブー)

 (ジョン・コールマン博士×太田龍)(成甲書房) 2007/1/20

 

 

 

ロスチャイルド問題

イルミナティ

 日本人が今、しっかりと把握しなければならないロスチャイルドについての要点を以下のように再確認しておこう。

 1、 ロスチャイルド家はニムロデの子孫であると自称していること。そして、そのことの意味を知ること。ニムロデは、フリーメイスンの開祖であると伝えられていること。

 2、 したがって、ロスチャイルドは、セムの子孫ではない、セム系ではない。それゆえにセムの子孫、アブラハムの系統と称しているいわゆるユダヤ人ではないこと。

 3、 ロスチャイルドは、ユダヤ教の中から生まれた、純化されたサタニズムと称されるサバタイ派のフランキストであること。

 4、 ロスチャイルド家イルミナティの中核メンバーであること

 

・従ってイルミナティが実存することを認めず、ロスチャイルドがこのイルミナティの一味であることを認めた全てのロスチャイルド論を信用してはならないこと。

 

・したがって、ここでの『鍵』は「イルミナティ」である。しかし、「イルミナティ」という用語は、日本の「体制内マスコミ、学界、政財界、宗教界などの言論世界」には存在しない。

・それでは、ロスチャイルドと直結する「イルミナティ」は、現代欧米の偏執的な「陰謀マニア」が何らの史実的根拠もなしにでっち上げた思想なのか。否、断じて否である。

 

・それではなぜ今、「ロスチャイルド」なのか?それは今の日本人の生き方(信念体系、生きる“かたち”)が、「ロックフェラー」ではなく「ロスチャイルド」によって決められているからだ。

 

・未来の日本人の行く末(ホロコースト・オア・ゾンビ)も、「ロックフェラー」ではなく「ロスチャイルド」によって作られてきたからだ。

 

・「ロックフェラー」は今も昔も使い勝手のよい働き者の「ロスチャイルド」の手代に過ぎない。

 

 

 

『眠れないほど面白いUFO 9割方、これは本当だ!』

並木伸一郎     三笠書房     2015/11/28

 

 

 

“異次元空間”から地球外エイリアンのUFO出現!

・そして2015年6月29日、「プラズマF装置」は、さらなるポータルがこのテキサス州エルパソ上空で開いたのを検知した。

 そして、このポータルが開いた直後、大気圏に突入してきた地球外エイリアンの“宇宙船=箱型UFO”が、前述したウォルター・ランスはじめ、多くの地元住民によって目撃され、その姿が撮影されたのである。

 

・「いわゆる“ノルディック=北欧型”と呼ばれるタイプのエイリアンのUFOだったと、報告書に記されている」と指摘している。

 

軍事演習「ジェイド・ヘルム15」は“ノルディック狩り”だった!?

・さらに報告書は、ノルディックが現れる各州が「ジェイド・ヘルム15」と呼ばれる軍事演習が行われる中心地と深くリンクすると、指摘している。

 ノルディックの中には、地球人と何ら変わらない外見をしたハイブリッド種が存在し、すでにアメリカ国内にも相当数が紛れこんでいるといわれるが、それを正確に見わけることができるのは、この軍事演習に向けて適切な訓練を受けた兵士だけなのだという。

 

・なぜ、ノルディックがアメリカに侵入してきたのか?その理由は、アメリカ主導の核戦争勃発の危険性を察知し、“監視・警告”のために姿を現しているのだという。

 

元宇宙飛行士、極秘研究に関与した科学者たちの“暴露”

・そして今、これまで沈黙を守っていたアメリカやロシアの元宇宙飛行士や軍人、さらにはパイロット、極秘研究に関与していた科学者などが、機会あるごとに、自身の体験をもとに、地球外から訪れたUFOと宇宙人の存在を“ディスクローズ=暴露”している。

 加えてイギリス、オーストラリア、ブラジル、ドイツの空軍が、これまで極秘にしていたUFO目撃報告事件のファイルを開示しており、UFOの存在は、「もはや疑いようのない事実」だったことが判明しているのだ。

 そう、「UFOの存在は9割方、事実だった!」と言っていいのである。

 

UFOの“スピード”と“加速力”

・一例をあげよう。1967年9月23日午後1時すぎ、アメリカ、アリゾナ州セドナ付近を走行中の車からダウェイト・ゴームリーによって撮られたUFOの軌跡がある。

 

・これをもとに計算すると、UFOの上昇スピ―ドは秒速約4万1400メートル以上、実に音速の120倍という数字がはじき出されたのである。

 

「ウンモ星人」が地球の政治経済の中枢に“先兵”を送っている!?

・1965年、スペインのマドリードを中心に、およそ6700通の手紙が弁護士や公務員、作家のもとに届けられた。

「ウンモ星人」を名乗る送り主からの手紙は、きれいにタイピングされ、宇宙の生物について、ウンモ星人やこの星の宇宙船、哲学、心理学について高レベルな知識に裏づけられた文章で綴られていた。

 驚くことに、彼らウンモ星人は14.5光年離れた母星からやって来て、すでに地球の政治経済の中枢部に“先兵”を送りこんでいるとも書かれていた。

 

エイリアンに“異物”を耳に埋めこまれた弁護士

・UFO内に誘拐された人間が、エイリアンから、耳や鼻の奥から脳内に異物を“埋めこまれる=挿入される”行為を「インプラント」と呼んでいる。

 アメリカ西海岸に住む弁護士のジョン・スミス(仮名・当時57歳)も、そのインプラントされたひとりだ。

 2006年7月、彼はその驚くべきインプラント体験を明らかにした。なんと光のビームによって、まるでテレポートでもしたかのように瞬時に自宅からUFO内に連行されたというのだ。

 このときスミスは、UFO内の壁を見て恐怖を感じたという。なぜならそこには、さまざまな「人間」が吊られ、陳列されていたからだ。

 生きているのか死んでいるのか不明だったが、表情がなく、まるで魂のない抜け殻のような状態だったという。

 

テレパシーで“意のままに”操られる

・それからというもの、スミスはエイリアンから送られてくるテレパシーで、彼らの意のままに操られるようになってしまったのである。

 なお、エイリアンからは、近未来に地球に起こるさまざまな異変に関する警告も与えられ、中でも太陽磁場変動の影響で地球に大変動が発生し、人類存亡の危機に見舞われるというメッセージは、忘れられないものだというが、その後、スミスからの続報は聞かれていない。

 

天才科学者の告発――“地球製UFOが完成していた!”

・2014年8月7日、ある天才科学者がこの世を去った。彼の名は、ボイド・ブッシュマン

 

・その死の直前、彼は「エリア51」で科学者としてUFO開発チームにいた経験、自身とエイリアン・テクノロジーの関係について、さらには反重力推進システムについて、まるで遺言を残すように語っている。 

 さらに、UFOの設計図や、地球でつくられたUFOの写真まで公開。それは、「エリア51」で開発された地球製UFOだと明かしているのだ。

 

・彼の説明によれば、2009年以降、「エリア51」ではさまざまなバリエーションの機体の開発が推進されており、直径は9メートルのものから最大で45メートルを超えるものもある。その機体にはアルミニウムやポリジウムなど3種類の金属が使われており、それ自体が反重力性を有している。

 

・当然のことながら、これらのテクノロジーはすべて、宇宙人からもたらされたものだ。その彼らは、地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で、母星から「エリア51」まで45分で移動できる。直径12メートルのUFOに乗っていたという。

その身長は、135~150センチで、少なくとも18体が「エリア51」の施設内で活動していたという。ブッシュマンは、この宇宙人たちと接触し、テレパシーで意思の疎通をしていたといっている。

 

地球内部起源説……「地底人」が極地方から地表に現われている!?

・スーザによれば、UFOを開発するほど高度な文明を持つ惑星が存在するとしても、それは太陽系内ではなくて、銀河系のどこかだろう。だとすれば、UFOが地球へと飛来するには、時間的な問題も含め、多くの困難が予想されるはずである。にもかかわらず、UFOの目撃は毎年、数多く報告されている。

  その理由は、地球内部に巨大な空洞があり、そこには高度な文明を持つ「地底人」が暮らしていて、彼らは極地方に開いた秘密の出入り口からこっそりとUFOに乗って地表に現われている、と説いたのである。

 

・地球内部に空洞があるという伝説は、実は古くから語られてきた。ちなみに、中央アジアに伝わる地底王国アガルタとその首都シャンバラは、その代表的なものだろう。

 こうした地底世界は、科学的にも精神的にも地上の人類よりはるかに進んでおり、“重力を自在に操る乗り物=UFO”が日常的に使用されているというのだ。

 

元CIA職員スノーデンによる驚愕の「リーク情報」

元CIA職員エドワード・スノーデンが、仰天すべき情報をリークした。「インターネット・クロニクル」というサイトで「地底人」に関する機密文書の存在と、そこに記されていた「人類よりも“知能が高い種族=地底人”が、地球のマントルの中に存在している」という事実を明かしたのである。

 スノーデンは、自身が目にしたUFOに関する文書には「政府の最高首脳陣たちは、UFOとは具体的に何であるかは知らないが、人類より知能が高い種族によって操られている」かのように書かれているという。

 そして最も信憑性が高く、かつ不可解な目撃例としてあげられているのが、熱水噴出孔から海底へと飛び出して、直接太陽の軌道に入っていくUFOの存在なのだ、という。

 

アポロ宇宙飛行士による“暴露”は、なぜ2007年に始まった?

「平和を愛するエイリアンが人類を“自滅”から救う

・2015年8月、6番目に月面を踏んだ男、元宇宙飛行士のエドガー・ミッチェルは、メディアからの取材に応じた際、そうコメントした。さらに、ミッチェルは、宇宙人が操縦するUFOは実在し、アメリカ政府が何十年という長いスパンにわたって情報を秘匿し続けていると語ったのである。

 

・2008年に行われたラジオのインタヴューで、ミッチェルは核時代の幕開けとともに、何十年という長期にわたる、宇宙人による地球人類のモニタリングが始まったという。

 そして、この宇宙には、数多くの知的生命体と文明が存在し、その多くの種族が地球の存在を知っていて、地球人類を見張っていると指摘する。

 中でも数種の宇宙人は、過去の時代に地球を訪れ、人類とのコンタクトをはたしている。とりわけ、“グレイ・タイプ”の宇宙人とNASAは秘密裏にコンタクトを取り続けていると主張したのだ。

 

・「知的生命体は地球人類だけではない。私はたまたま、彼らが太古の地球を訪れていたこと、そしてUFO現象が現実であることを知り得る立場にあった。すべての情報が、過去60年にわたり、政府によって隠蔽されてきたのだ。

 私は軍部とも情報機関とも深くかかわってきた。地球を訪れた知的生命体の存在は、まぎれもない事実だ。彼らのテクノロジーは地球のそれをはるかに凌ぎ、その気になればいつでも地球を乗っ取ることができるが、侵略や制服の意図は今のところない」とも、説いている。

 

 

 

『世界霊界伝承事典』

ピーター・ヘイニング  柏書房  1995/11

 

 

 

黄色い人

・根強く残る言いつたえによれば、フランス国民の運命は、通称「黄色い人」という幽霊の出現となぜだか関係している。顔は黄色で喉のまわりに赤印のあるこの妖怪は、1870年にはじめて目撃されたとの由。これは、いざ普仏戦争(1870~71)が勃発しようという時期だった。エリオット・オードネルは、『諸族の幽霊と幽霊現象』(1933)でこの幽霊について書いている。同書にはこうある。

 

・「戦争を生きのび、いわゆる<黄色い人>を見た記憶のある人の意見では、それはなぜかフランスの命運に関係していて、その出現によってフランスがもうすぐ戦いに参じることが告知されたという。<黄色い人>は、政治家のガンベッタ(1838~82)が死ぬ前にもふたたび下院で何人かに目撃されたし、カルノ大統領(1837~94)の暗殺前夜にも同じ場所で一群の人びとが見た。1910年にも、同じ建物でまたもやだ。最後に現れたのは(第1次)大戦の始まる数日前だったという噂もある」。

 

帰還霊

・たんに幽霊の異名とされることも多い単語。だが本来的に言うと、長らく姿を消したのちに黄泉の国から戻ってきた存在をこう称したのであって、たとえば吸血鬼がこれにあたると思われていた。吸血鬼は一時死んだように見えても、やがて蘇る力を持っているからだ。それどころか、帰還霊は伝統的な幽霊とはじつはそうとう異なる。というのも、これは何十年、はては何百年も待ちに待った末に、はじめて世に再登場した霊と言うべきだからだ。

 

キキーモラ

・古代スラヴ人が、あるいくつかの一族になつくと言われた幽霊につけた名前。丁重にもてなせば、家族を災いから守るばかりか、たまに屋敷の整頓や掃除をして、家事を手伝ってくれるときまであった!

 

「時に霊ありて我面の前を過ければ我は身の毛よだちたり」(「ヨブ記」)

・最近英国で行われた調査によると、回答者の44パーセントが幽霊の存在を信じており、うち7人にひとりが、その姿を見たり、音を聞いたり、取り憑かれたりした経験があると主張したとか。またこの世論調査から、英国民の半分以上がある種の心霊現象を信じている点も明るみに出た。

 

アメリカでも似たような大規模な調査が行われ、それにより、海の向こうでの幽霊侵攻は一段と強いことが判明した。なんと成人人口の57パーセント以上もが、幽霊を信じていたのだ。

 

・筆者の知るかぎり、ほかの物書きはだれひとり、世界各地に見いだされる、さまざまなタイプの幽霊を定義づけようとしたり、史上名高い怪異現象を列挙したり、この問題にかかわった泰斗や著名人を詳述してはこなかった。とにもかくにも、一巻本では!

 

ウェストポイントの幽霊

ニューヨーク州ウェストポイントにある名高い米軍陸軍士官学校には、150年ほど前に死んだ兵士の幽霊が、アンドルー・ジャクソン将軍(1767~1845)の時代の軍服に身を固めて出没する。これまで何人もの生徒が、シャコー(軍帽の一種)とマスケット銃を完備した、この印象的な妖怪を見たと報告している。

 

レヴィ、エリファス

・通称「最後のマギ」。傑出した19世紀フランスのオカルティスト。幽霊を意のままに呼び出す力をはじめ、超能力がかなりあったとされる。

  

・またレヴィは、イギリスの作家エドワード・ブルワー・リットンと親しく、リットンの傑作短編小説『憑きものと憑かれるもの』(1859)に魔術師として登場している。

 

ワシントン、ジョージ(1732~99)

アメリカ合衆国初代大統領。1777年の凍てつく冬にペンシルヴァニア州のフォージ渓谷で部下と野営中、霊怪を見たと言われる。その幽霊は美女の姿で宿営中のワシントンの前に現われ、妙なる声でこう言った。「共和制の申し子よ、見て学べ!」ついで幽霊は、ワシントンが影響力を行使してアメリカに平和を回復させ、万人が平等に生活させてもらえるようにならなければ、アメリカがどうなってしまうのか、幻視で体験させた。ただ、この話の真偽は十分確証されてはいない。というのも、それが公表されたときには、すでにワシントンの死後60ほどたっていたからだ。

 

ロンドン塔

・「世界一の幽霊出没地」と呼ばれる場所。だが塔が建てられてから9百年、その間にここで処刑されたり死んだりした人間の数を考えれば、驚くにはあたるまい!なかでも一番よく知られているのが、ヘンリー8世の妻のひとり、アン・ブリンの幽霊。タワー・グリーン(芝生の広場)で斬首された彼女は、今も頭部を小わきに抱えて塔の界隈を歩きまわる。また「血塔」にも、そこで処刑された人びとの妖怪がいくつか出没するというし、宝物館にも、異様な青白い怪人がいたことが一再ならず報じられている。

 

ホワイトハウスの幽霊

アメリカで一番有名な建物であるワシントンのホワイトハウスで幽霊を見かけたという話はいくつもある。が、この大統領官邸にいる確率がもっとも高いのは、当の大統領を務めたエイブラハム・リンカーンの妖怪だ。住人も客もリンカーンを見たと言っているばかりか、第26代大統領セオドア・ルーズヴェルト(1858~1919)も目撃者のひとりになっているほどなのだ。

  

・どうも1865年にリンカーンが暗殺されてからというもの、いずれの政権下でもだれかが必ず彼の幽霊を目にしているらしい。

 

・しかしリンカーンの幽霊がホワイトハウスに出没したところで、驚くこともないかもしれない。彼が超能力者だったのは周知の事実だし、超自然にたいする関心が昂じたあげくに、1863年4月には「深紅の間」で交霊会を開く許可を出したほどなのだから。そのさいは、約30分ほどさまざまな現象が見られ、ラップ音が聞こえたり、テーブルが動きまわったりしたらしい。かくて死の当日まで、この大統領は霊界と交信できることを固く信じていた――そして心霊研究家によれば、死後は生前の住まいにふたたび現れることで、それを絶えず証明しているのだという。

 

 

 

『赤の書』

C・Gユング    創元社   2014/8/21

 

 

 

赤い男

・私は自分がある城の一番高い塔の上に立っているのに気づく。それは空気からわかる――私は時間的にはるか昔に戻っている。畑と森とが交互に現れる寂しげな起伏のある土地へと、遠くに私の視線は漂う。私は緑の服を着ている。私の肩には角笛がぶら下がっている。私は塔の見張り番である。私は遠くを見やる。彼方に赤い点が見え、この赤い点は曲がりくねった道を近づいてきて、ときどき森に消えては、また表れてくる。それは赤いマントを着た騎手、赤い騎手である。彼は私の城にやって来る。彼は門を馬で通り抜けている。階段で足音が聞こえ、段がぎしぎしと音をたて、コツコツとノックの音がする。奇妙な不安が沸き起こってくる。すると赤い男が立っていて、背の高い姿全体が赤色に包まれていて、髪の毛さえ赤い。やっぱりこれは悪魔だと考える。(これは、このファンタジーの最初の場面のユングを描いたものである。

 

 ・赤い男 「私が誰だと?あなたは私が悪魔だと考えている。予断はよしてください。私が誰だかわからなくても、私と話をすることができるだろう。すぐに悪魔のことを考えるとは、あなたは何と迷信深い若者なのか?

 

・赤い男 「だとすると私はあなたのところにいるのが正しいことになる。長い間私はありとあらゆる国を放浪してきて、あなたのように高い塔に座って、見たことのない物を探している人を求めてきた」

 

・赤い男 「それは侮辱ではなくて、むしろその逆で、適切なところをついている。しかしながら、私はあなたが思っているような古代の異教徒ではない」

 

私 「私はそのように主張したいのではない。そういえるほどあなたは大げさでもラテン的でもない。あなたにはギリシア・ローマ的なところがない。あなたはこの時代の息子のようであるけれども、何か並外れたところを持っていると言わねばならない。あなたは本当の異端者ではなくて、われわれのキリスト教と並行して走っている異教徒だ」

 

私 「神の前では、いつもそのように真剣で、自分自身に対して忠実でありたいし、そう努めている。けれどのあなたの前にいるとそれが難しい。あなたは一種の絞首台の雰囲気をもたらす。あなたはきっと、異教徒と異教徒の子孫が有害な術を教えるサレルノの黒い学校出身の者であろう」

(赤い男はもっと赤くなっていくようで、衣服が灼熱の鉄のように光を放つ。)

 

・私 「あなたは私を完全には理解できないと思う。生きている人間の中であなたが知っている者と私を比べているのだろう。けれども本当のことを言うと、私はこの時代とこの場所に本来属していないことをあなたに言わねばならない。魔法のために私は久しくこの場所と時代に追い払われてきている。実際は、私はあなたの前に見えている者ではない」

  

・赤い男 「私はユダヤ人ではないけれども、ユダヤ人を擁護せねばならない。あなたはユダヤ人嫌いに思える

 

・騎士の赤は淡い赤みを帯びた肉のような色に変容する。そして見よ、なんという奇跡であろう、私の緑の衣服から一面に葉が出てくる。

 

・「注意深い人は誰でも自分の地獄を知っているけれども、誰もが自分の悪魔を知っているわけではない。単に喜びの悪魔だけではなくて、悲しみの悪魔も存在する」

 

ユングは、第1次世界大戦の前に、理解しがたい夢を見たり、圧倒されるようなヴィジョンを体験したりして、精神的な危機を迎える。そのようなヴィジョンを記録しつつ、後には自分から積極的にイメージを喚起するアクティブ・イマジネーションという技法を用いて、無意識から生じるイメージに関わっていった。その体験を書き留めたのが、本書でもしばしば参照される『黒の書』である。それに基づきつつも、そのヴィジョンや対話をさらに絵にしたり、自分の解釈を入れ込んだりする作業を加えて本に仕上げたのが『赤の書』である。

 

 

 

『ナポレオン・ミステリー』

倉田保雄  文藝春秋   2001/8

 

 

 

フリーメーソンと情報網

・半信半疑といった印象を免れないが、フリーメーソンが実在することは確かで、秘密結社だからメンバーのリストなどは発表されていないが、知られている創成期の名士としてフランスだけでも、シャトーブリアンコンドルセモンテスキューヴォルテールスタンダールラファイエット、そしてナポレオンが名を連ねているのだ。

 

・たしかに、フランスで出版されている『フリーメーソンの辞典』の“ナポレオン一世”の書き出しには「ナポレオン一世がフリーメーソンに帰属していたかどうかは“歴史の謎”として残っている」とことわっている。

 そうした中で、有力説は、ナポレオンは1798年のエジプト遠征の際、マルタ島に加入儀礼を司る集会支部メーソンに加入したというのだが、これには、その当時、マルタ島に加入儀礼を司る集会支部が存在しなかったという反論もある。

いや、実のところ諸説紛々で、たとえば、

 

・フォンテンブローの森の中で1795年、ひそかに加入した。

 

・1796年にイタリアのロッジで見かけられた。

 

・1798、もしくは99年に、エジプトはピラミッドの下で加入儀礼がおこなわれた。

といった具合なのだ。

要するに帰属を示す決め手を欠くというわけだが、愛妻ジョゼフーヌ皇后をはじめミュラ将軍など多くの側近のメンバーシップが確認されていることを考えると、「極めてあり得ること」といえよう。

 

・では、なぜナポレオンはフリーメーソンにこだわったのかーという基本的な疑問だが、これについて著者はその理由として、ナポレオンにとっての利用価値をあげている。

 つまり、フリーメーソンという国際秘密組織はナポレオン大帝国の建設、拡張、運営に必要不可欠の存在だったということで、コラベリーは結論として、「フリーメーソン・コネクションなくして、ナポレオン大帝国は存在しなかったであろう」とまで言い切っている。

 

・そのコネクションというのは、国内では官僚と軍人の間のつながり、そして対外的には進攻先の国々における多様な協力者で、とくに協力的だったのは、ウェストファリア、イタリア、スイスのロッジだったそうだ。

 

 

 

『地底人王国』

(エリック・ノーマン)(大陸書房)  昭和51年6月

 

 

 

世界の王

・地上の支配者の前に「世界の王」が姿を現したか、その使者が現れたという話は数多い。ナポレオン・ボナパルトには、三度に渡って「燃える赤い人」が訪れ、この大武人政治家に予言を与えている。

 

・「その夜、ナポレオンは、ぐっすりと眠り込んだが、夜明け近く、何か寝室内で動く気配がして、目を覚ました。ナポレオンは、強い光がひとつに集まって火炎の色をした人の姿になっているのを見た。その奇妙な訪問者は、気持ちの悪い声で言った。『私はフランスの赤い人だ。私は昔からフランスの支配者たちの前に姿を現してきた。私は、災厄の近いことを告げ知らせる者だ』」。

 

・「ナポレオンの不思議な訪問者と、その正確な予言のことについては、ナポレオンの側近や補佐役の人々も耳にしたり、目撃したりしている。その中のある者は、その奇妙な来訪者は、霊界からやって来た『幽霊予言者』だと言っている」。

 

・「多くのオカルト研究家たちが考えているように、その来訪者とは、迫りつつある破滅のことをナポレオンに警告するために、地球の内部のアガルタ王国から送られた『世界の王』の使者であったのかもしれない」。

 

 

 

『地球に来た神人』 

(ロベール・シャルー)  (大陸書房)  昭和59年

 

 

 

ナポレオンと薔薇十字会

・ボナポルト将軍は、そのエジプト遠征の間、テンプル騎士団の伝統を受け継ぐマルタ騎士団の軍事ロッジに入会を許可された。この結社の団長は、当時ホンペッシュの名で知られていたが、彼はあのサン・ジェルマン伯爵(数世紀生きたといわれる謎に包まれた18世紀の神秘的な人物)に酷似しており、神智学者C・W・レッドビーターは、目を惑わされることなく、確かに彼こそ「トランシルバニアの導師(サン・ジェルマンは、トランシルバニアの皇子だったという説がある)」と認めている。

 

・従って、ボナパルトとサン・ジェルマンとが個人的に直接に接触したということは、非常に限られた者だけに許されるテンプル騎士団の秘儀伝授が、サン・ジェルマンからボナパルトに伝えられたと考えられる。

 

 

 

『世界不思議大全』

 泉保也 GAKKEN   2004/6

 

 

 

パリの「薔薇十字団」

完全なる世界の創造を目指した超人集団の謎

・あらゆる魔術的叡智を体得し霊眼を開く

 

・人間の姿をとって物質界に現れた高次の霊的存在のローゼンクロイツ

 

パリが興奮し時代の英傑が入団を希望した薔薇十字団

目に見える姿と目に見えない姿で、当市内に存在している

・団員は天の周辺に住む神的な一団である。彼らは、分身の術を備えていて、意のままに姿を変えて現れることができる。また彼らは、自分の望む場所に移動することもできる。その他、団員は占星術によって地震を予知したり、都市の疫病の流行を遅らせたり、空中を歩いたり、どんな病気でも治すことができる。

 

・ヨーロッパ世界には、そうした超能力を持つミステリアスな人物に出会ったという説が無数に残っているのだ。

 

 ・17世紀の前半期、ヨーロッパに大旋風を巻き起こした薔薇十字団は、1648年頃、再び忽然とその姿を消してしまう。

 

 

 

ハイヤーセルフにチャネリング!』

未来を予知したい時、迷った時の秘密の方法

上野正春  星雲社   2010/9/1

 

 

 

心理学で立証されている「潜在意識」との対話

・分析心理学は通称、ユング心理学ともいわれ、深層心理について詳しく研究がなされました。この「深層心理」こそ、「チャネリング」において、もっともっと重要な科学的根拠になります。

 ユングのいう深層心理とは「人間の中に秘められたコントロールや認識を超えた無意識の働き」を指し、「潜在意識」とも呼ばれます。

 

・前世から今世、そして来世へと時を超えても変わらない聖なる本質が「高我」であり、これを「ハイヤーセルフ」と定義します。

 

チャネリングは「ハイヤーセルフ」との対話が本質

チャネリングは、通常の手段では連絡のとれない相手と会話などを交わすことを指し、その相手とは宇宙人であったり霊魂であったり、神や仏といった存在であったりもします。

 

・つまり、神の言葉を信者に伝える巫女(みこ=シャーマン)や、青森県の恐山(おそれざん)には「イタコ」や霊媒などの行為もチャネリングに当てはまり、彼女たちを指して「チャネラー」とも呼びます。

 

・先に記したように「自分の潜在意識」と対話する」という面において、チャネリングは心理学用語のひとつといっても言い過ぎでありません。

 

 

 

フェローシップ』  知られざる宇宙の隣人たち

ブラッド・スタイガー   たま出版   1996/2

 

 

 

エジプトでナポレオンの前に現れたレッド・マン

・神秘的現象として伝えられている伝承によると、野望にあふれる軍事指導者であったナポレオンの前に「レッド・マン」と呼ばれる存在が姿を現したのは、ナポレオンがエジプトに出征しているときのことだった。この不可思議な訪問者は過去にもフランスの統治者に警告を与えたことがあり、今度はナポレオンに注意を与えるために現れたのだと言った。

 

・フランスの民衆がナポレオンの野望に恐怖を感じ始めていると諭した「レッド・マン」のメッセージに、ナポレオンが異議を唱えると、自分はナポレオンを学童期から見守っているのだとレッド・マンは言った。「私はあなたが自分自身を知っている以上にあなたのことをよく知っているのです」そうレッド・マンはやさしく言った。

 

・レッド・マンはナポレオンにフランス艦隊にナポレオンが発した命令は守られていないと教えた。ピラミッド周辺での血まみれの戦闘を無事終え、勝利をアピールするさまを心に描いていたナポレオンはエジプト出征を行ったのだが、彼のもくろみは失敗に終わり、母国フランスに戻った際にはイギリス、ロシア、トルコ、ヨーロッパ等の同盟が彼を締めだすことを決めた事実を知るようになるだろうとレッド・マンは語った。国内では、ナポレオンをパリで迎えるのは暴徒と化した民衆であろうとも告げられた。

 

・レッド・マンの予言通り、エジプト遠征は失敗に終わった。1809年、バーグラムでの戦いの後、ナポレオンはシェ-ンブランに本拠地をつくった。彼はそこで、ある真夜中に一人でいる際、再びあの不可思議な助言者の訪問を受けた。

 

・1814年1月1日の朝、レッド・マンは3度目、そして最後の訪問をした。彼が皇帝位から退かざるをえなくなる少し前のことである。レッド・マンは初め、相談役のモールのもとを訪れ、非常に急を要することを伝えるために皇帝に謁見したいと申し出た。モールはナポレオンから、邪魔を入れるなど厳しく言い渡されていたのだが、レッド・マンが来ているというメッセージをしたがえて彼が皇帝に伺いをたてると、皇帝はすぐにレッド・マンを迎え入れた。

 

・ナポレオンはレッド・マンに、ある約束の実行期限をもう少し延ばしてほしいと懇願したが、たった3ヶ月で世界の平和を達成するようにとレッド・マンは彼に告げたという。もしナポレオンがこの約束を履行することができなければ、彼には何のチャンスも残されていなかった。時間を稼ごうとの無駄な努力から、ナポレオンは絶望的な西部遠征を新たに始めることにした。この出征は、パリを去り、同盟軍の手の中に自ら落ちていくようなものだった。同年4月1日、レッド・マンが3度目に彼のもとを訪れてから3ヶ月後、タレーラン外相と議会は、ナポレオンの退位を求めたのである。

 

スウェーデンのチャールズ(カール)12世の前に現れた不思議な存在

スウェーデンの民間伝承によると、王チャールズ12世は、赤らんだ皮膚をした「リトル・グレイ・マン」に相談をもちかけようとしたということである。「リトル・グレイ・マン」は国王に、国王自身が崩御するまで消えることのない指輪を与えたそうだ。

 

・チャールズ国王はヨーロッパ、ロシア、トルコを次々と打ち破り、彼の武勇は伝説にまでなった。彼もまたナポレオンと同様、平和を樹立せよという、不可思議な訪問者の求めに抵抗した一人であった。

 

・1718年、スウェーデン人がフレドリクスターを包囲した頃、チャールズ国王下の将校達は、「リトル・グレイ・マン」が国王に贈った指輪が国王の指から消えてしまったことに気づいた。その直後、国王は頭部に負傷し息絶えたのである。

 

ワシントンがフォージ渓谷で出会った天使

・1777年、ジョージ・ワシントンはフォージ渓谷の粗末な仮兵舎の中で座っていた。彼のいる部屋の隅で何かが動く気配を感じた彼はそちらの方を振り返り、長いロープをまとった、長い髪をした存在が立っており、そのまわりに蒸気のようなものが渦巻いて立ちのぼっているのを目の当たりにした。彼は最初、とっさにその存在をインディアンと間違えたのだが、後になって、自分は天使を見たのに違いないと確信するようになった。

 

・彼は親友のアンソニー・シャーマンに、浅黒い肌をした天使が「アメリカ合衆国の誕生、その後の発展、そしてその先の運命」を見せてくれたのだと語った。しかしこの事実が印刷物として発表されたのは、そのずっと後の1888年、「ナショナル・トリビューン」がこれをとり上げてからのことであった。

 

 

 

エドガー・ケイシー 奇跡の生涯』

(A・ロバート・スミス)(中央アート社)   2003/1

 

 

 

眠れる預言者エドガー・ケイシーも石油開発に失敗

エドガー・ケイシーは1945年に67歳で亡くなった米国の「眠れる予言者」と言われた心霊診断士であり、約43年間リーディングと呼ばれる、夢解釈で全米ばかりでなく、世界的に有名になった心霊治療師である。日本でも多くの本が出版された。リーディングを通じて、トランス状態に入り、トワイライトゾーンからの情報を伝えた。

 

・若きエドガー・ケイシーが天使のような存在と巡りあい超能力がついたと言われている。「エドガー・ケイシーは、この状態で霊界に移り住んだ人と交信することは可能か?物質界から消えた万人の霊は発達を遂げて先に進むまで、または発達するためにこの世へ戻されるまで、物質界周辺に留まる。そういう者が交信をとれる水準にあるか、またはこの世の内部に留まっているときには交信できる。今ここにも、まわりにも何千人もいる」。

 

・「ケイシーや私からすると、テキサスに石油が湧き出る気配があるというのは、全ての欲求の答えを握っているように見えた」とカーンは、書いている。1920年テキサス州ジョンソン群でケイシーとカーン、および採掘者にして投資家のM・C・サンダースは、テキサス・ケイシー石油会社を作った。投資家たちは、ケイシーの霊能力をあてにして約5万ドルをその冒険的事業につぎ込んだ。しかし、ニューヨークで株を売ろうという努力は、石油の発見された証拠がないので失敗した。

 

・その証券ディーラーが説明したように『ケイシーの人格以外、ほかに売り物がなかった』からだ。1921年テキサス州サン・セバに賃借りした油田で採掘を行なうが石油は発見できなかった。また、ニューヨークの株式仲買人モートン・ブルーメンタールと知り合い、相場をリーディングした。ウォール街のブルーメンタール兄弟は、1924年から30年の間にケイシー氏に468回もリーディングしてもらった。多分その半数が、夢を解釈するためのものだったのであろう。そのほか、投資情報が採られた場合も多い」。

 

・超能力者を犯罪捜査に活用することは、現在では、テレビでも放映され「超能力捜査官」の名もある。米国では、超能力者をビジネスに利用する傾向は、昔からあるようだ。ケイシーの場合、石油は出なかったが、ペテン師呼ばわりはされなかったようだ。

  

 

 

『エガー・ケイシーに学ぶ幸せの法則』

マーク・サーストン/クリストファー・フェィセル たま出版 2003/8

 

 

 

 メンタル体

・重要なことは、心があらゆる想念によって現実を作り上げていることを忘れないことです。宣伝文句に「あなたが食べているものは、あなたそのものである」というのがありましたが、この文句は、私達が、自分の食べたものの結果であることに気づかせてくれます。

 

・ケイシーは人生が終わったとき、メンタル体があなたの戻る家になるのだと言っています。言い換えれば、この世に生きている間に精神的に築き上げたその体に、あなたは、死後住むということです。こういった概念は、何もケイシー・リーディングに限ったものではありません。

 

この格言は言い換えれば、良い結果はよい行動から生じるということになります。私たちは、一人一人が、自分の想念、態度、行動を通して、「パラダイス」を築き上げる力をもっているということです。

 

 20世紀最大の預言者といわれたエドガー・ケイシーの法則

 

法則1、ほかの人の内に見出す長所は、あなた自身の内にもある

 

法則2、人生の危機は、飛躍への好機だ

 

法則3、全てのことは、願望があって起こっている

 

法則4、怒りを正しく扱えば、良い目的の役に立つ

 

法則5、弱点を強みに変える

 

法則6、率先して行動を起こすことこそ最善の方法

 

法則7、与えたものだけが、あなたのものとなる。

 

法則8、祈ることができるというのになぜ心配するのか

 

法則9、健康は正反対の状態とのバランスをとることで得られる

 

法則10、私たちは、決定の仕方を学ぶよう求められている

 

法則11、あらゆる瞬間に他人を助けているか傷つけている

 

法則12、愛とは相手の自由意志に敬意を払うことである

 

法則13、深い同情心は、理解のための一つの方法である

 

法則14、考えたことが現実となる

 

法則15、動機と理想によって変化は始まる

 

法則16、全ては一つ、あらゆるものがつながっている。

 

法則17、今より大きな目的のために生きる

 

法則18、真実とは成長を促すものである

 

法則19、悪とはただ善が間違った方向に導かれただけのことである

 

法則20、人生にはある周期をもったパターンがある

 

法則21、名前には力がある

 

法則22、集団の力にどう関わればいいか

 

法則23、神は活動的で機敏に応えてくれる

 

法則24、神の恩寵は求めさえすれば、あなたのものとなる

 

 

 

『「知恵の宝庫」 エドガー・ケイシー名言集』

 林陽   中央アート出版社    2006/2

 

 

 

ホワイト・ブラザーフッド(白色同胞団)

 問;ホワイト・ブラザーフッド(白色同胞団)の大師はどの程度までエドガー・ケイシーの活動を指導していますか。直轄している大師は誰ですか。

 答;恵みの御座そのものから、より高き方からの使いです。

 

 問;直轄しているのは誰ですか。サン・ジェルマンは。

 

 答;主の主、王の王、あなた方が父と一つになれるために生まれた方の使いです。

 

 守護天使

・地上にいる人々の祈りは神の御座に昇ります。そして、随伴の天使はそれを聞き、取り次ぎをするために御座の前に立ってくださいます。

 

・どの魂にも神の御座、恵みの御座に仕える天使がいます。仕える天使は人間関係であなたが何かをするときに手助けする霊です。

 

ヨハネは当時も今もホワイト・ブラザーフッド(白色同胞団)の指導者の一人です。

 

・いわゆる日本でいう「守護霊」を意味。誰にでもついていて祈りを取り次ぎ、神の座を守護するといわれます。

 

 ホワイト・ブラザーフッド

・人類の進化を監督する指導霊団と地上組織を意味する。バラ十字、フリーメイソン、神智学など西洋密教の用語。単に「ブラザーフッド」とも表記され、「白色同胞」とも訳されます。イエスを準備した支部は「エッセネ」と呼ばれています。

 

 アルクトゥルス

旧約「詩編」に記載されている牛飼い座の主星(大角星)。魂はここを経由するときに他の太陽系に移るか、地球に戻るかを決定するといわれています。

 

 

 

『地底王国』 (超科学が明かす黄金極秘大警告)

藤本憲幸 (徳間書店)  1992/4

 

 

 

グレイの母船には種々の宇宙人が乗っている

 1、 ラージノーズグレー=アメリカの空軍高官と仲がよく、このため秘密保持が守られている。

 

 2、 グレー=ラージノーズグレーの部下

 

 3、 ノルデック=人間にそっくりで目が青い。

 

 4、 オレンジ=もっとも人間に近く、そっくりなために見分けにくい。地球上に多く潜入し、人類と同じ生活をしていて、スパイ活動を続けている。

 シャンバラの血を色濃く受け継いでいる日本人

 欧米先進国では常識のシャンバラの秘密をまったく知らない日本

 「世界の歴史はシャンバラをめぐる陰謀と画策の中で作られてきた」

 木星人は身長2メートル位の白人で、何となく見た瞬間に理由もなくドイツ人にそっくりだなァ、と思ったそうである

 

 

 

『よくわかる宇宙の神秘とUFOの謎―清家博士が教える宇宙の仕組みと未確認飛行物体の真相!』

 清家新一 著 (日本文芸社、1993年9月30日 出版)

 

 

 

 清家新一 著『空飛ぶ円盤完成近し』

大陸書房、1983年1月8日 初版)より

 

 ・清家新一(せいけしんいち)氏のようなUFOの円盤機関を作ろうとした学者もいる。

 

・清家氏のUFO研究に元首相の大平氏が、研究資金を渡そうとしたこともあるそうだ。

 

 清家進一氏の経歴

 昭和11年4月愛媛県宇和島市生まれ。昭和40年東京大学数物系大学院修士課程卒。

 

 茨城大学助手、愛媛帝京短期大学教授を歴任。現在、重力研究所所長。

 

著書

 『空飛ぶ円盤完成近し』(大陸書房、1983年)

 『宇宙の四次元世界』(大陸書房) 

『超相対性理論入門』(大陸書房

 『空飛ぶ円盤製作法』(大陸書房

『実験円盤浮上せり』(大陸書房

 『円盤機関始動せり』(大陸書房) 

『UFOと新エネルギー』(大陸書房

 『超相対性理論』(重力研究所)

 

ラニデス

 「私のどの本でも、宇宙人のことをウラニデスと呼んでいるが、これはヘルマン・オーベルト博士にならったものである」。

 

・「最後の部分に、宇宙短歌を収載してある。宇宙芸術の一端としてエンジョイしてください」。「原子力時代は、いろいろの面で、ゆきづまってきていることを新聞やTVは報じている。ウラニデスの世界から、21世紀に向けて光が射し込んでいることを感得していただきたい」。

 

・「と同時に、私の宇宙の研究は、常に女性の目を通して成されてきた。入門が、小学校一年生のときの『婦人の友』であったし、東大二年のときに、火星の婦人と出会ったことに、基づいている。「人体の相対性理論」はその観点から完成された。つまり、無味乾燥にも思える宇宙圏に、女性の愛をいざなってみたのである。アポロの成功とともに、宇宙熱を有する女性の数も激増しているが、航宙学会に出席するのは、相も変らず、ほとんどが男性である。というのも、未開発の宇宙工学の分野では、直感的に女性の感性に訴えるものが、存在していなかったからである」。

 

・「超相対性理論では、タキオン(超光速の虚粒子)とセックスエネルギー、電子避妊および電子懐妊ベッド、人間異性体と女王蜂、生殖農業機械および宇宙文学などが、見事に宇宙と融和して登場する。『昭和のルネッサンス』への道程も示されている」。

 

 清家新一 著「超相対性理論」(重力研究所)、1978年9月10日