(2024/7/19)
『人は考えたとおりの人間になる』
ジェームズ・アレン 田畑書店 2019/1/24
・人の心はたとえてみれば庭園のようなものだ。よく手入れをして美しい庭にすることもできれば、荒れるにまかせてしまうこともできる。
<はじめに>
・「人は自分自身の創造主である」という真実。
・人の心は織物師のようなものだ。心は、キャラクター(性格)という下着だけでなく、その人の置かれている状況という上着さえも織り上げていく。
<人の思考と性格>
・「人は考えたとおりの人間になる」という格言をご存知だろうか。
・文字どおり、人間はその人の思考によって形づくられている。
・種子なくして植物が生まれないように人間も思考という種子がなければ生まれないし、成長もしない。
・行動が、人の思考の花であるならば、喜びや悲しみ、苦しみは、その果実である。
・思考という心の働きが人間を創る。いまある私は、自分自身の思考がつくり上げたものだ。
・人間の成長には必ず明確な因果関係がある。
・人間は自分を成長させることもできれば、逆に滅ぼすこともできる。
・つまり、人間は正しい選択をし、自分の思考をフルに生かしていくことによって、全能の神に近づくことがでできるのである。
・「人間は自らの思考や思想、性格だけでなく、自分をとりまく状況や環境、さらには人間の運命までも支配し決定する」
・そして自分の希望したとおりに、自らを変身させていく力を秘めているものだ。
・人は、たとえうちひしがれ、絶望のどん底にあるときでも、自分自身の支配者である。
・人は、自分の置かれている状況を熟慮し、自らをつくり上げている「法則」を根気よく探し出す努力をすることで、「賢い支配者」になれる。
・このような人間になるには、自分自身の中にある思考の法則を探し出せばいい。
・金やダイヤモンドを手に入れるためには、鉱脈を探し出し、地を掘らねばならない。
・その真実とは、性格は自らがつくり上げたものであり、人生も運命もすべて自分自身が決定するものだ、ということである。
・では、どうしたらこの真実を自ら発掘できるだろうか。それには、自分のものの考え方を見つめ、コントロールし、そして変化させればいい。
・このような過程をへてはじめて、「求めよ、さらば与えられん」、「叩けよ、さらば開かれん」という絶対の法則が意味を持つのである。
<人の思考が環境や状況におよぼす影響>
・人間の心は、たとえてみれば庭園のようなものだ。よく手入れをして美しい庭にすることもできれば、荒れるにまかせてしまうこともできる。
・人間は、庭師が草とりをして花や果物の木を育てるように、心という庭を育てることができる。
・また、同時に自分の中に「思考の因果関係」を見出すこともできる。
・人間の性格はその人のものの考え方と一体のものだ。
・人間の思考は、その人が置かれている状況や環境と深く関係している。
・人間が現在置かれている立場には、それなりの原因がある。つまり、自分自身の中で育んできたものの考え方が、現在の彼を位置づけているということである。
・進化し、発展する動物である人間は、自らの環境の中から必ず何かを学び、成長することができる。
・自分は環境に左右される生きものだと信じている限り、人は自らの状況や環境に打ち克つことはできない。
・というのも、修行するうちに、自分自身が変わっていくのと同じペースで、環境も変化することに気づいたはずだからだ。
・そして、どのような場合においても、人をとりまく環境はその魂が自らつくり出したものなのだ。
・良い考えは良い実を、悪い考えは、悪い実を結ぶ。
・つまり、人間は喜びの中からだけでなく、苦しみの中からも多くのことを学んでいるということだ。
・いずれにせよ、こうした欲求や情熱を追い続けるうちに必然的にその人をとりまく環境が作られていく。つまり、ここでも人の成長と環境との因果関係が生きているということである。
・つまり、人間は、自分自身のものの考え方の統治者であるだけでなく、自分自身の創造者であり、環境の設計者でもあるわけだ。
・人間をとりまく環境や状況は、本人が望んだから出てきたものではない。しかしすべて本人自身がどういう人間であるかの反映である。
・人間は、望んだり祈ったりすることで何かを得るわけではない。自らの努力に見合ったものだけを得るのである。希望や祈りというものは、その人のものの考え方や行動の裏付けがあって、はじめて叶えられるのだ。
・では、いったい「環境や状況に挑戦する」という言葉は何を意味しているのだろうか。人間は絶えず何かの「結果」と戦っているが、実は、その「結果」の「原因」はその人自身の中にあることに気づいていない。
・しかし、いずれにしても、人間の努力や行動を、執拗に妨害し弱めてしまう力であることは確かだ。だからこそ、どうしてもこれを治さなければならないわけだ。
・しかし、人間は状況や環境を改善することにはすぐ乗り気になるが、自分自身を改善することには、残念ながら臆病である。
・そのため、いつまでも自分自身に縛られ続けるのである。自分を犠牲にしてまでも何かをやり通す人は、必ず目的を達成するものだ。
・強く立派な人生を送りたい人ならば、払う犠牲もそれだけ多くなることは当然のことであろう。
<人の思考がからだや健康におよぼす影響>
・人間のからだは、その人の心やものの考え方に支配されている。
・心が不純な考えを抱くと、とたんにからだは病に侵され衰弱してしまう。
・恐怖や不安は、弾丸と同じように、確実に一瞬にして人を殺すことができるだけでなく、ゆっくりと人を死に追いやることもできる。
・人間のからだは心の動きにすばやく反応する。考え方の習慣や癖は、からだにすぐあらわれる。
・心や考えは、行動、生活、生き方の源泉である。それが清められれば、すべてが清められる。
・心を清めれば、自然と食生活も改められ、不純な食べものを求めなくなるものだ。
・清潔な心や考え方は、清潔な習慣を生む。
・からだを鍛えたいのなら、心を守ることだ。からだを若がえらせたいのなら、心を美しくすることだ。
・健康なからだと明るく清らかな表情を持ち続けるためには、喜びや善意、落ち着いた気持ちなどで心を満たす必要がある。
・正しく生きてきた人にとって老いるということは、太陽が沈んでいくように穏やかで静かな、円熟したものである。
<人の考え方と目的>
・病に侵されたからだを治療する場合、明るく楽しい考えを持つことはどんな名医にもまさるものである。
・反対に、人に対する思いやりを忘れずに持ち続け、明るい気持ちで人に接し、人の中に長所を見つけ出そうという善意を持ち続けていけば、天国の扉は必ず開かれる。
・考えというものは、何かしらの目的と結びつかない限り、実のある成果をあげられないものだ。
・災いや破滅をさけて航行しようとするならば、何らかの目的を持つことが必要だ。
・何の目標を持たずに生きている人は、ささいな不安、恐れ、悩みにわずらわされ、自己憐憫に陥ってしまうものだ。
・力で動いていくこの大宇宙では、弱いものは存在していけないからである。
・人間は誰でも、きちんとした目的や目標を心の中に描き、その成就、達成に努力すべきである。そしてこの目標を、すべての考えの中心に置くべきである。
・多くの場合、人は弱さから何度も失敗を繰り返してしまうが、失敗するたびに人間の性格は強化されていくものだ。そしてその性格の強化は、その人が真の成功に近づいたかどうかを計る尺度になるだけでなく、新たな力を生むための出発点となる。
・大きな目標に向かって生きるという重荷にまだ準備ができていない人は、どんなささいで無意味に見える仕事であっても、完璧にそれを成しとげることに考えを集中してみるといい。
・どんなに弱い心を持った人間であっても自分の弱さを認識し、「力は努力と鍛錬によってのみつちかわれる」ということを信じて努力に努力を、また忍耐に忍耐を重ね、力を着実につけるようにがんばり続けていけば、いつかは神のような強さを身につけることができる。
・からだの弱い人は、徐々に、そしてしんぼう強くからだを鍛えていく。心が弱い人も、同じように、徐々に正しいものの考え方をすることによって、精神的に強くなることができる。
・目的なしに弱々しく生きていくことをやめ、目標を持った生活をするということは、強い人間の仲間入りをすることである。強い人間とは、失敗を成功への一歩と見るだけでなく、あらゆる状況を自分の役に立ててしまう人々である。
・ある目的を設定したならば、その目的に向かってまっすぐな道を心に描き、わき目もふらずにその道を進んでいくことだ。
・疑惑や恐怖からは何も成果は得られないし、何も達成することはできない。疑惑や恐怖は人を必ず失敗へと導く。
・何かを実行しようという意志の力は、私たちに何ができるのか、ということの正しい認識から生まれるものである。疑惑と恐怖はこの認識の最大の敵である。
・疑惑や恐怖を克服した人は、同時に失敗をも克服したことになる。心は力と結びつき、どんな問題にも勇気を持って対処できるようになり、賢明に問題を解決できるようになるのである。
<目的の達成に思考が果たす役割>
・人の考えと目標が大胆に結びついたとき、考えは大きな創造力となる。
・人が手にする成果も失敗も、すべてその人のものの考え方いかんにかかわっている。バランスを失うことが、そのまま崩壊につながるという、明確な法則のもとにある大宇宙では、個々の役割、責任というものは絶対である。
・喜びも苦しみもすべて彼自身の中から出たものだ。人間は考えたとりの人間であり、考え続ければ、そのとおりの人間になっていく。
・努力して自分自身に打ち勝つ強さを身につけなければ、救いの手をさしのべてくれた人のように強くなれない。つまり、自分自身にしか自分の置かれた状況を変えることはできないのである。
・真の知識というものは、抑圧する側の力の乱用だけでなく、抑圧された側の弱さを見抜くことができる。真実の愛があるなら、抑圧する側とされる側両方の苦しみをくみとり、どちらも非難することはできない。
・弱さを克服した人間は、利己的な考えをすべて捨て去る。そして抑圧する側とされる側のどちらもつくことはない。
・人間は、自分の考えや心を高めることで、はじめて進歩し、発展し、目標を達成することができる。
・世俗的な目的であっても、何らかの成果を得るためには、奴隷や動物のような自己中心的なものの考え方から脱し、もっと崇高なものの考え方をしなければならない。
・自分の考えや心をコントロールできない人には、状況を判断することも、重大な責任を負うこともできない。
・何かをあきらめることなくして、進歩や成果を得ることはできない。
・考えや心を高めることによって、その人はますます堂々とし、正しく公平な人間になる。そして成功もよりいっそう大きいものとなる。
・宇宙は、たとえ表面的にはそう見えることがっても、けっして、欲張りな人間、不正直な人間、そして悪事を働く人間の肩を持つことはない。
・知的な進歩というものは、知識の探求のために全神経を集中し、人生や自然の中の美と真実を求め続けることによって得られるものである。
・精神的な進歩というものは、崇高なる志を吸収することによって得られる。それは、太陽が必ず天頂に達するように、また月が満ちるように確実にやってくることである。
・進歩とはどんなものでもあっても、努力に与えられる王冠であり、正しい考え方に与えられる王位である。
・正しい考えかたを持ち続けた成果というものは、絶えず注意をはらって、心がけないと維持できない。
・進歩は、たとえそれが仕事上のものであれ、知的あるいは精神的なものであれ、すべて明確に方向づけられた考えが生んだものである。
そして、進歩は同じ法則に支配され、同じ方法を持ってつくられたものである。
<夢と理想>
・少ししか成功しなかった人は、それだけ犠牲が少なかったのだ。大成功をおさめるためには、それなりに大きなものをあきらめなければならない。
・夢想家は、救世主のようなものだ。人間にとって、想像力豊かな人々や夢想家はなくてはならない。彼らが描き出す夢や理想が消えてしまっては困るのだ。なぜなら人間は夢なしには生きられないのだから。人間は、いつの日かその夢が現実のものになることを信じている。
・神がこの地を創造した後の世界を作り上げているのは、作曲家や彫刻家、画家、詩人、予言者、哲学者のような人々である。
・心の中に美しい未来像を描き、理想を追い求める人は、いつの日か必ずそれを実現する。
・ビジョンや理想を大切にすることだ。そして、その理想像を忠実に生きていけば、あなた自身の世界がつくられる。
・何かを求めるということはそれを得ること、何かに憧れるということはそれを手に入れるということだ。
・それは宇宙の法に反することだし、あり得ないことだ。「求めよ、さらば与えられん」という言葉もあるではないか。
・高い理想を抱き、崇高な夢を見ることだ。そうすれば、その高い理想にだんだん近づくことができる。
・どんなに偉大な進歩や、成功も、そのはじめは小さな夢だったのである。そして大きな夢がふくらみはじめ、目醒めの天使が訪れるのである。夢は現実の苗木なのだ。
・あなたは今、自分が置かれている境遇に不満を抱いているかもしれない。しかし何か大きな夢、理想をかかげ、その実現のために努力すれば、その状態から脱することはできる。
・夢の中を旅することはできないが、同時に夢なしでは生きてもいけない。
・彼は頭の中に豊かで理想的な生活を描き、のびのびと自由に生き、より大きな視野を身につけた自分を想像するうちに、そのとりこになってしまった。
・やがて、彼の新しい能力と見合ったチャンスがたくさん到来し、彼は二度とあの最初の仕事には戻ることはなくなった。
・年月がたち、若者はりっぱに成長して大人になった。いまや彼は強い精神力を備えた大人だ。世間に対して大きな影響を及ぼすことのできる立場にある。
・そして太陽のように彼は多くの人々の生活の中心となった。彼は若いころに描いた夢、描いた理想を現実のものにしたのだ。若かりしころの理想と、ひとつになることができたのである。
・なぜなら、あなたの心が描いたものをあなたは手に入れることができる。あなたが努力した分だけは、必ず戻ってくるのである。
・人の行為には必ず努力というものがあり、結果がある。そして、どれだけ努力するかが、結果を左右するのである。「運」はまったく関係しない。
・頭の中に描く理想や心に抱く夢でもって、人生を築いていくことだ。必ず、あなたはこの理想や夢が描く姿になることができる。
・「あなたはしがない事務員だ。ある日あなたは、それまでずっとあなたの理想を阻んできたと思ってきた扉から、一歩外へ踏み出す」
・思慮深くもなく無知で怠惰な人々は、目に見えることだけを信じ、本質を見ないために「運」とか「偶然」といったことばを口にする。
・人の行為には必ず努力というものがあり、結果がある。そして、どれだけ努力するかが、結果を左右するのである。
・頭の中に描く理想や心に抱く夢でもって、人生を築いていくことだ。必ず、あなたはこの理想や夢が描く姿になることができる。
<心の平穏>
・心の平穏とは、賢明さがもたらす、すばらしい宝である。自己コントロールを身につけるための、長い忍耐強い努力の賜物である。
・人間は、自分が思考によって生きている生物だと、理解し納得することによって心の落ち着きを得るのだ。そして、そう理解するためには自分だけでなく、他人も思考によって生きているのだと知ることが必要になってくる。
・穏やかな心を持った人は、自分自身をコントロールするすべを、そして周囲の人々とうまくつき合うすべを知っている。
・強く穏やかな人間は誰からも愛され、尊敬される。
・このような人々は、雨の日も晴れの日も、何が起ころうとも変わらずに優しく穏やかで落ちついている。
・魂の嵐や風を抑え、自分の思うがままにコントロールできるのは、自分の心の動きを制御し、より清らかにすることができる賢明な人間だけである。
・大嵐に揺れる魂は、どこにいてもどんな状況に置かれていても、次のことだけは知っている。人生という大海には、太陽がさんさんとふりそそぎ、幸福あふれる理想の島々があり、魂が来るのを待っているということを。
・魂という船には必ず船長がいる。ただ、いまは寝ているのだ。さあ、彼を起こそうではないか。
<訳者解説 柳平彬>
・「人は考えたとおりの人間になる」。この言葉は、実は4千年ほど前、ヒンズーの神秘主義者がサンスクリット語でパピルスに書き残したとも言われています。
・「われわれの人生は、われわれの考え方が作るものである」
・すなわち人間の成功も失敗も、人生のすべては私たちの考えのなかで起こる。つまり、心で信じることが現実に訪れる可能性が高まるのです。
・人は、その人が思うとおりの人間になる。自分の考えが自分を作る。
・人は自分の考えたとおりの人間になる。「考え」こそが、ひとりひとりの人生と運命を形づくる。
・ジェームズ・アレンの哲学を、もっとも良く、かつもっとも現実に適した形で誰にでも実践できるメソッドとして確立したのが、コンクリンのAIAのプログラムです。
・この20年、いや30年といっても構いませんが、日本の企業は活力を失い、かつては世界のなかで占めていた位置を、大きく下げてしましました。その要因はいくつか考えられますが、その中の大きなもののひとつとして、次のようなことがあると思います。すなわち、サラリーマン化した経営者が、短期利益のみを求める株主のために、短期決算にじかに反映されるような即効性のある経営方針しか掲げなくなったということです。
<ジェームズ・アレンについて>
・15歳のジェームズは母親と二人の弟を養うため、1日15時間ものあいだ靴下編み工場で働いていたが、大好きな読書は決してやめなかった。
・ジェームズは25歳頃に故郷のレスターからロンドンに移り、個人付き秘書として9時から18時まで働いていた。仕事以外の時間は残らず執筆にあてていたが、1902年、雑誌「the light of Reason」を立ち上げ、その編集にあたったのを機に、すべての時間を執筆に充てようと決意する。
・ジェームズは病にたおれて間もなく、1912年1月24日に48年の生涯を閉じた。
(2020/1/6)
『富と宇宙と心の法則』
ディーパック・チョプラ サンマーク出版 2007/1/1
<宇宙と一体になれば、どんなものでも創り出すことができます>
・富の意識とは、心の状態のことです。自分に必要なものが手に入るよう祈っているだけではいけません。手に入る前にすでに自分のものになることを肌で感じ取らなくてはならないのです。
・師はこの質問にこう答えました。「どのような人間の心のなかにも、ふたりの女神がすんでいる。そして、誰もがこの女神たちを深く愛している。しかし、お前には知っておかねばならない秘密がある。それを教えよう」
「お前はどちらの女神も愛しているが、惚れるのはひとりにしなくてはならない。それはサラスバティーという知識の女神のほうだ。この女神だけを追い求め、愛し、かまってやりなさい。もうひとりのラクシュミーは富の女神だ。お前がサラスバティーのほうばかりかまっておれば、ラクシュミーは激しい嫉妬心をいだき、お前に関心を払うようになる。知識の女神を好きになればなるほど、富の女神はお前を追いかけてくるようになるのだ。お前の行くところならどこにでもついてきて、けっして離れようとはしない。これが、望んでいる富を永遠に手に入れる秘訣だ」
知識、願望、そしてスピリット(魂)にはパワーが秘められています。そして、内面に存在するこのパワーこそ、豊かさを創り出すための鍵なのです。
<何に関心をいだくかで、あなたの人生は決まる>
・ほんとうの富や豊かさを手に入れるとは、お金も含め、人生のあらゆることにまったく不安がなくなることです。そして、ほんとうの富の意識を理解するには、万物を生み出す源の性質を知らなくてはなりません。
それには自らの意識や知覚を純粋な状態にする必要があります。しかし、頭で考えているかぎり、この状態に達することはできません。それには、日常の意識を超越しなくてはいけないのです。その状態に達すれば、そこがほんとうの自分がいるべき場所であることに気づき、理解できるようになります。
日常の意識を超越した瞬間は、言葉を使わなくても気づきます。集中力を奪ってしまう話し言葉を介入させずに、じかに知識を手に入れるのです。瞑想の価値は、日常では見えなくなっているほんとうの自己をわたしたちに実感させてくれることにあります。ほんとうの自己を味わうことで、純粋な幸福と純粋な喜びが湧いてきます。瞑想と活動を交互に行うことで純粋な自己、純粋な知覚、純粋な意識の場により深く入っていけるようになり、わたしたちの活動にもプラスの影響が出てきます。ほんとうの自己、純粋な意識に本来備わっている性質(無限性、無際限、豊穣、豊かさ、普遍性)が、日常生活の活動のなかにも現れてくるからです。
無限の可能性の場にたどりつくための最善の方法は瞑想ですが、この場のもつ性質を知識として覚え、その性質に関心をもつことも有効な手段です。なぜなら結局、自分が日ごろいだいている関心は、やがて現実となって現れてくるからです。
<量子場>
・物理学者が、原子を構成し、現実のすべてを構成している素粒子(クォーク、ボソン、レプトンなど)を調査し理解しようとしても、あまりに小さすぎるため、現在、測定できる装置はありません。今後も発明されることはないでしょう。
さらに、このような素粒子に関するもうひとつの面白い事実は、誰も素粒子を見たことがないということです。では、観察したり、見ることができないなら、どうして素粒子が存在していることを知っているのでしょう? その答えは、加速器に残された素粒子の痕跡です。素粒子理論に関する調査をしているところでは、このような素粒子が残す痕跡を見ることができますし、写真に撮ることもできます。痕跡を調べることで、実際に存在していることがわかるのです。しかし、素粒子にはもうひとつ、「観察された瞬間しか、存在しない」という非常に興味深い面があります。
・量子場を見ていると、素粒子(の痕跡)がちらりと姿を現します。しかし、目をそらすたびに、素粒子は空虚のなかに消えていきます。素粒子は暗室のなかの小さな光のように、ついたり消えたりしているのです。暗室を無限で境界のない空間だと想像してみると、素粒子はそこで明滅する光であり、わたしたちが関心を払っているときだけ姿を現しているのです。その場から関心をそらすと、あらゆる可能性の場のなかのどこかに消えていきます。素粒子がどの場所にあるかは、確率的にしか予測することはできません。
すべての素粒子は波の性質ももっています。観察される瞬間まで、素粒子は波なのです。波は広がっていくものなので、空間や時間のどこか一か所に限定されてはいません。
波として広がっているものを、測定可能な物質に変えるには関心を払わなくてはならないのです。関心をいだく(観察する)ことで、波であるものが物質(粒子)に変わります。文字どおり、素粒子はあなたやわたしが観察することで創り出されるのです。観察されなければ、素粒子は空間を漂っている波にすぎないのです。
・関心を払う(観察する)ことで起こる奇跡
<観察前>
波
空間や時間を超えて広がっている
非物質的、非局所的(場所と無関係)
心の領域にある
<観察時>
- 粒子
時空間で起こっている出来事
局所的
物質の領域にある
これはなんと不思議な現象でしょう!無限の、あらゆる可能性の場のなかの波を目に見える物質に変えているのは、わたしたちの関心なのです。それどころか、自分が何に関心を払っているかで、何が創造されるのかが決まるのです。あなたの関心の質がまさに人生を決めているのです。関心が薄ければ、わたしたちは何も創造できません。しかし、関心を集中すれば、わたしたちは素晴らしいものを創り出せるのです。
『ヴェーダ』の賢者はこういっています。「存在しているものに関心を払い、あらゆる瞬間に、そのものの完全な姿を眺めなさい。神はいたるところに存在している。関心を払いさえすれば、神が現れてくる」
<知識、願望、魂の力>
・宇宙のなかのあらゆる豊かさの源である統一場(森羅万象の創造の源)の特徴を調べてみましょう。ほんとうの豊かさを身につけるためには、結局、この創造の源である統一場のもつ特徴をしっかり理解する必要があります。
次に紹介するのは、統一場(物質が生み出される究極の場)のもつ25の特徴です。
・結局のところ、統一場の持つ特徴は、インドの古典的聖典『ヴェーダ』のなかに説明された、創造の源であるブラフマン(宇宙の源である神聖な知性)の特徴とも一致していました。(あらゆるものを創造できる神の領域である)統一場のもつ特徴を、あなたも身につけてください。
アインシュタインはかつてこういいました。「わたしが知りたいのは神の考えだ。それ以外はすべて些細なことでしかない」
統一場がもつ特徴を検討してみましょう。それは次のようになります。
1あらゆる自然法則を生み出す基盤
あらゆるものを創り出す自然法則のすべては、この統一場のなかに見つけ出すことができます。
現在、科学者は自然のなかには4つの基本的な力が存在すると教えています。その力とは、地球を回転させ、惑星が飛び去らずに軌道上を動けるようにしている「万有引力」、そして、光、熱、電気など、わたしたちが日常生活で利用するエネルギーを創り出す電磁力、原子の核を構成する「強い力」、そして、元素や放射能の変換(崩壊)を引き起こす「弱い力」です。物質が創り出されるときは、かならずこの4つの力が働いています。しかし、これらはたんなる力ではなく、知性の場でもあるのです。なぜならこの4つの力すべてを創り出す母体である統一場は、あらゆる自然法則を生み出す力をもっているからです。
2無限の組織化能力
統一場は、あらゆるものを組織化しています。銀河系や星の動き、地球の自転、季節の循環、ヒトの生体リズム、適切な季節につねに同じ場所に移動する島、卵を産みに故郷の川に戻ってくる魚、植物や動物にみられる自然の生体リズムなど、創造されたものはすべて、オーケストラのように全体と調和しているのです。
文字どおり、この場には無限の組織化する力があり、同時に無数のことを実行しながら、この無数のことを互いに密接に関連させています。
・統一場には、このような無限の組織化能力が本質的に備わっています。統一場も深く知り、この場が自分の本姓であることを実感してもらうことで、あなたにも、無限の組織化能力が自然と養われていくようになります。
3内側はしっかり目覚めている
統一場は純粋な気づきの場です。この場はまったく眠ることなく、いつも活発に働き、表面は静かでも、内側はしっかり目覚めています。純粋な気づきの場にきちんと注意を払っていれば、あらゆることが可能になります。
4無限の相互関連性
くり返し述べますが、統一場ではどのひとつも、ほかのすべてのものと関連をもっています。
5完璧な秩序
統一場は秩序の場でもあります。要するに、表面がいかに混乱しているように見えても、つねに秩序は保たれているのです。最近、いわゆるカオス理論について数多くの情報が提供されています。それは表面がいかに混沌としているように見えても、その表層の奥深くには秩序が存在しているということにほかなりません。
・統一場にもこれと同じ秩序が存在しています。なぜなら、ここでは同時に無数のことが組織化されているからです。表面はひどく無秩序に見え、一見、脈絡のない活動や考え方に導かれているように思えるかもしれません。しかし、この混乱の背後には、隠された秩序が存在しているのです。
6無限の活力
統一場はつねに変化し発展していく場です。静寂であっても、この場にはあらゆる可能性を創り出してくれる無限の活力が秘められています。この場には、柔軟性も秘められています。
7無限の創造力
結局、宇宙の全貌を具体的な姿で現すことほど、創造的なことはありません。宇宙の姿を明らかにすることは、「無限の可能性の場」のレベルから生まれた思考を実現することにほかなりません。
8純粋な知識
純粋な知識とは、これとかあれとかいった、限られた知識のことではありません。それは物質を創造する際に働いているあらゆるものに関する知識です。この知識は過去、現在、未来に存在するあらゆるもののもつ無限の可能性なのです。
9境界のなさ
統一場は、境界や概念的な考え、思い込みによって束縛されることはありません。この場では、空間と時間は無限です。時間は限りなく永遠で、空間もまた限りなく宇宙のはてを超えています。
10完璧なバランス
統一場は――自然の生態系、人体の生理、胎児から子供への発育など――創造する際にはすべてのバランスをとっています。
11自給充足
統一場は外部からの助けは何ひとついらず、必要なものはすべて所有しています。場の内面に舞い戻ることで、何度でも創造が可能になります。
12あらゆる可能性
あらゆる可能性とは、自分が想像できることだけでなく、想像の及ばないものすべてのことをいいます。
あなたは、自分の想像できることはもちろん、今、自分の想像の限界を超えているものさえ、実現し手に入れることができるのです。そして、実現すればするほど、あなたの想像力は広がっていきます。
13無限の沈黙
無限の沈黙とは、神の心のことです。無限の可能性の場から、あらゆるものを創り出すことのできる心です。無限の沈黙のなかには、無限の活力が秘められています。沈黙を守る練習を積めば、沈黙の知識を手に入れられるでしょう。
この沈黙の知識は、合理的な思考でははるかに及ばない、正確で、パワーのあるコンピュータ・システムです。
14調和
宇宙では、あらゆる要素が調和をとりながら、互いに影響し合っています。すなわち、宇宙とは、バランスと調和を創り出す力なのです。
15進化
自然のなかのすべてのものは、よりよい状況へと進化しています。努力したり、考えたりしなくても、わたしたちは「存在」しているだけで、より高い意識状態へと発展しているのです。しかし、この事実に気づくことで、あなたはより早く進化していくことができます。
16自己照会
統一場は、自分を知るために外部のものに頼りません。自らの内面に戻るだけでよいのです。
17無敵
統一場を破壊することはできません。火で燃やすことも、水で濡らすことも、風で吹き飛ばすことも、刃物で切り取ることもできません。
18不滅
無敵であるゆえに、不滅です。
19姿を見せない
あらゆるものを創造する源であっても、統一場自体は姿を現しません。
20育てる
統一場は創造したあらゆるものを成長させています。樹木から星や銀河の動き、鳥の渡り、そしてわたしたちの体内の免疫システム、消化のプロセス、心臓の鼓動まで、創造したすべてのものを養い、育てているのです。
21結びつける
統一場は、このようなすべての活動を育てているだけでなく、ひとつひとつをほかのすべてのものと結びつけています。
22単純さ
しかし、統一場の本性は、とても単純です。複雑ではありません。それは心のもっとも奥深くにいるほんとうの自分自身に気づくことにほかなりません。
23清める
統一場は、ふれるものをすべて清めます。清めるというのは、本来の、原点に戻ることです。完璧なバランスを表現している宇宙は、純粋な源をもっています。この源(原点)こそ統一場にほかなりません。
24自由
自由は統一場に本来備わっている性質です。この場にふれると、自由がわたしたちのもとに訪れてきます。それは、自分の本来の姿を実感することから生まれる自由です。
25至福
統一場の最後の(もっとも重要な)性質は、至福です。至福を幸福と勘違いしてはいけません。幸福になるには、かならずなんらかの理由があります。人から敬意を表されたり、素晴らしい仕事をしたり、大金を儲けたり、満足する人間関係を築けたとき、あなたは幸せになります。
それに対し、「ただ生きているだけでわけもなく幸せなとき、あなたは至福の状態にいます。もう忘れてしまったかもしれませんが、わたしたちはみなかつて至福の状態にいたのです。それが人間の本来の状態であり、統一場に本来備わっている特徴なのです。至福はわたしたちの肉体より根源的で、精神よりわたしたちのそばにいます。どこへ行くにも、ついてくるのです。
・どうすれば、統一場のもつこのような性質を、わたしたちの意識に植えつけることができるのでしょうか?
それにはふたつの法方があります。ひとつは、このような特徴に気づいて、毎日そのひとつの特徴を選び、その特徴に関心を払うようにすることです。
覚えておいてもらいたいのは、素粒子を波から物質に変えるためには、関心を払う(観察する)だけでいいということです。関心を払うことこそ、あらゆる可能性の場のなかに、時空間的な出来事を引き起こす手段なのです。統一場の特徴に関心を払うとき、その特徴がわたしたちの意識だけでなく、実際に人生のなかに現れてくるのです。
科学者は、わたしたちが思考するとき体内に物質が湧き出してくることを証明してきました。心のなかで考えたことが、分子に変換するのです。このような分子は文字どおり、内面の宇宙から送られてきた使者なのです。思考はモノであり、思考は現実化するのです。
・最初に発見された場所が脳内だったので、この分子は神経ペプチドと呼ばれています。しかし、現在、神経ペプチドは脳内だけでなく、体内のあらゆる細胞に浸透していることがわかっています。思考は、脳だけでなく、肉体のあらゆる組織を鍛え上げているのです。あなたがいだく思考、あなたが心に思い浮かべるアイデアはすべて、細胞の意識の核に化学的にメッセージを送っています。統一場の特徴を表現しているひとつの言葉に関心を払っていると、魔法が起こり、その言葉が現実になっていきます。
毎日、ひとつのテーマを選んでください。25日で。25の性質が選べます。26日目に、最初のテーマから再び始めます。たとえば、今日のテーマが「自由」だとしましょう。そして、今日一日、「自由」という言葉に関心を払ってみるのです。
言葉が現実になることを忘れてはいけません。量子の出来事である思考は、神経ペプチドになるのです。
言葉を分析したりしてはいけません。定義したり、評価したり、解釈したりすることは禁物です。
「自由」という考えに関心を払ってください。すぐにあなたの意識のなかに「自由」という言葉が刻み込まれていきます。すぐに前向きな気持ちになり、あなたの生理が自然と変わっていき、この生理の変化があなたの人生経験をひとりでに変えていくでしょう。
・統一場のもつ性質を身につけるためのふたつめの方法は、じかに統一場を体験することです。そのために利用するのが瞑想です。
瞑想することで、あなたは雑念を払い、超越意識に踏み込めるようになります。この超越意識が統一場です。そこで純粋な知覚、純粋な意識の状態になれるのです。どんな文化にも瞑想の伝統があります。わたし自身は、定期的にマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーの超越瞑想を実践し、統一場の体験を得ています。
・わたしたちは、自分のいだく願望をこの宇宙ですべて実現させなくてはなりません。なぜなら、先に述べたように、願望をいだくことによって、すでにその願望を実現する仕組みが働き出すからです。
宇宙は大きな夢を創り出すマシーンで、夢を次々に生み出しては、実現していきます。個人の夢は宇宙全体の計画にしっかり織り込まれていきます。このような夢を実現するための仕組みは、最初、古代インドでは知識の力や遺志の力のなかに含まれています。しかし、知識の力と意志(願望)の力は、超越する力のなかで無限の力と可能性を見つけ出します。本来の「自己」がもつ超越する力とは、ブラフマンの力にほかなりません。そしてここに、宇宙のもつ無限の組織化力が存在しているのです。
『この悩みにこのヒーラー・占い師・気功師・カウンセラー 73人』
全国の73人の専門家を徹底取材!!
「心とからだの悩み解消プロジェクト」特別取材班
三楽舎プロダクション 2009/12/1
<「引き寄せの法則」と「シータヒーリング」であらゆる願望を叶えます! 宮崎裕之 先生>
<すべての物質は引き寄せあう>
・「引き寄せの法則」」という言葉を耳にしたり、目にする機会が増えた。関連書籍やDVDが出され、日本でもちょっとした流行になっている。
これは極めてシンプルな法則であり、「思考は現実になる」ということに過ぎない。だが、その効果は計りしれないほど大きいものがある。
・この点に関しては宮崎先生は「すべてのものは質量があり、質量があるものすべては引き合うのです」というレベルから説明を始める。
わかりやすい例では、ニュートンの万有引力の法則がある。これが物理的な世界での引き寄せの法則である。リンゴが木から落ちるように見えるが、これは地球が強い磁力で、他の物質を引き寄せているのである。落ちているのではなく、地球に「引き寄せ」られているのだ。
<思考を現実化する「引き寄せの法則」>
・これと同じことが人間の思考パターンにもいえる。人間の思考パターンにもエネルギーがあり、同じ形の現実を引き寄せている。
「お金がほしい」と思うとそれがエネルギーとなり、現実的にお金が寄ってくる。思考が現実を引き寄せるのである。
恋人をほしいと思うと、現実の世界で恋人となる人間が引き寄せられてくる。仕事を成功させたいと思うと、現実的に仕事を成功できる。
願いや思考はエネルギーであり、同じ種類のエネルギーを持つ現実を、引き寄せてしまうのである。
・多くの人はそんな馬鹿なことはないと思うかもしれない。あり得ないと。だが、これは事実だ。
・一方、注意も必要だ。プラスの考えだけではなく、マイナスの考えも同じように引き寄せてしまうからだ。「どうせ私は恋愛なんかできっこない」と悲嘆していると、魔神が現れ「願い事を叶えましょう」という。そして、恋愛ができなくなる。
「この仕事は難しい。とても納期に間に合いそうにない」とあきらめると、やはり納期に遅れる。「あの人に嫌われている」と思うと、実際に嫌われる。
これもあって、人はポジティブに自分の未来を考えなければならない。思考はすべて現実化するのだから。
<シータヒーリングとは>
・ところが、疑問に感じる人もあるだろう。「私はいつもお金持ちになりたいと考えている。なのに、現状はとても金持ちとはいえない」と、思う方も多いかもしれない。
「ここが『引き寄せの法則』のむずかしいところなんですが、表面上の思考ではなく、潜在的にその人が思っていることにも影響されるのです。潜在意識から真に考えなければならず、これがなかなか難しい。そのために開発されたのが『シータヒーリング』です」と、宮崎先生は解説する。
・たとえばお金持ちになりたいと考えている人でも、潜在意識のなかで「お金は悪だ」というイメージがある場合が多い。これは親の影響や学校の先生の影響であったりする。
そんな潜在意識を持った人が「お金持ちになりたい」と願っても、ブロックされて引き寄せの法則が機能しない。
恋人がほしいと願っていても、どこかで自分を卑下する気持ちがあると、恋人は現れない。出世したいと夢を持っても「経営者は労働者を搾取している」と潜在意識にあると夢は現実化されない。
このブロックしているマイナスの考えを取り去り、引き寄せの法則を最大限に利用できるようにするのが、シータヒーリングなのである。
<シータ波にアクセスするシータヒーリング>
・このメソッドを開発したのが米国のヴァイアナ・スタイルバル女史である。女史自身が末期がんに冒されていたとき、このヒーリングを開発し、効果を実証させた。体調が回復してから、数万人もの対面セッションを通じより洗練させる。現在では、14ヵ国、数万人のインストラクターやプラクショナー(施術者)がシータヒーリングを実践している。
宮崎先生は、このシータヒーリング日本支部の代表である。
・具体的にはシータヒーリングは脳波の1つであるシータ波にアクセスする。人間の脳波には何種類かあり、たとえばアルファー波は人がリラックスしたときに出る脳波であり、シータ波はさらに進んで、眠りにつく前の、うとうと状態のときに現れる。
催眠療法中に見られる脳波もこのシータ波である。シータ波の状態では潜在意識にアクセスしやすく、行動や思考、感情のパータンに働きかけやすい。
シータヒーリングはこのシータ波状態に人を置いて、マイナスの潜在意識を取り除きプラス思考に導きだすものと考えていいだろう。
<ブロックをどのように取り除くか>
・では、潜在意識のブロックをどのように取り除くのか。その具体例を紹介しよう。「ヒーリング」という名称からして、ベッドで横になったり、瞑想に入ったりするのかと思ったら、そんな面倒なことはない。驚くほど簡単な施術であった。
・取材記者は個人事業を経営しており、それなりに売上目標がある。ところが、これがなかなか達成できない。引き寄せの法則によれば、売上ノルマ達成を強く願えば、不可能ではないはず。強く思っているにもかかわらず達成できないのはおかしいと、宮崎先生に相談した。
・まず先生は親指と人差し指あるいは中指で輪を作ってください、という。そして、語りかける。
「はい、そうですといってみてください」
「はいそうです」
先生は記者が作った指の輪を、引き離そうとする。このときは離れなかった。
「次に、いいえ違います。といってみてください」
「いいえ違います」
また先生は指を離そうとする。今度は離れた。「これをシータヒーリングでは『筋肉反射テスト』と呼んでいます。これで潜在意識を変えられたか確認できます」という。引き続いて、このテストも加えながら、話し合いが進んでいく。
「私は目標金額達成の方法を知っています。といってみてください」
「私は目標金額達成の方法を知っています」
「私は目標金額達成は無理だと思う。といってみてください」
「私は目標金額達成は無理だと思う」
こんな話を繰り返しながら、目標達成ができない理由がわかってくる。それは、発注者との年齢差が出てきて、若いライターに仕事が流れるだろうと、自分で考えていたことだ。
「歳を取ると仕事が減る、という考えを抜いていいですか」と先生は確認する。「抜く」つまり、潜在意識にあるマイナスの考えを消し去ることである。
<一瞬で潜在意識にアクセス>
・「はい」と答えると、先生は一瞬目をつぶり、頭を下げる。この一瞬で潜在意識を変更するのである。
「歳を取ると共に受注が増える、という考えを呼び出していいですか」と先生は確認する。「呼び戻す」つまり、潜在意識が本来持っていたプラスの考えを呼び覚まし定着させることである。
また「はい」と答えると、先生は一瞬目をつぶり、頭を下げる。
「では、もう一度お願いします。私は売上目標を達成できる。といってみてください」「私は売上目標を達成できる」
先生は指を離そうとするが、今度は離れない。
「潜在意識にしっかりと埋め込まれました。もう大丈夫です」と、先生が微笑んだ。
先生はたびたび、一瞬目をつぶり、念を送るようなしぐさをしたが、これが潜在意識へのアクセスであった。あまりに短時間で拍子抜けするほどである。
・「確かに短時間です。ですから、30分もあれば十分なのです。その30分も15分は相談内容を聞き、いわゆるシータヒーリングを提供するのは、後半の15分ほどです」
もちろん、自身でシータ波の状態に入り、潜在意識にアクセスすることもできる。このほか、宮崎先生のようなシータヒーリング・マスターにかかることで、極めて短時間に大きな効果を手に入れることもできるのである。
<シータヒーリングで恋人を見つける>
・こんな人と結ばれたいと思う、理想の恋人を見つけることもできる。この場合はその恋人の条件を書き出したほうがいい。頭がいいとか、背が高いとか、趣味が同じとか……。これを強く思っていると、やがて出会うことができる。
<一流大学から一流企業へ>
・大学卒業後は日本を代表するシンクタンクに入社し、システムエンジニア(SE)として働く。企業戦略の立案に参画したり、それを可能にするITシステムの構築は、やりがいもあり、生き甲斐を感じることのできる仕事だった。
<米国へ5年の転勤>
・ところが、宮崎先生にまかされた仕事はSEではなかった。「新規ビジネスの開発」であった。勤務地ニューヨークで新規ビジネスを開発するには、英語が必須である。その英語も短期間で身に付け、ミッションの新ビジネスも開発できた。
<身近に危険を感じて帰国>
・ところが、5年もすると妙にニューヨークが危険に思えてきた。たとえばニューヨークの地下鉄は、障害が見つかっても修理することなく、多くの人を乗せて走らせている。それがひどく危険でもろく見える。急に地下鉄が壊れやすくなったわけではないだろう。だが、その頃先生には危険に見えてしかたがないのである。
また、不労者がブロックを歩行者に投げつけ怪我をさせるという事件があった。これにも恐怖を感じた。
・先生の勤め先は破壊されたニューヨークの世界貿易センタービルの隣にあった。それだけでも危険性が大きいのに、先生は世界貿易センタービル地下にある地下鉄の駅を毎日利用していた。その利用時間が、爆破された時間と同じであった。
・後で知ったことだが、世界貿易センタービルに勤務する人々の中で、いつもなら遅刻するはずのない400人もの人が、その日に限って遅れて惨事を免れていた。
「これも不思議に思いました。目に見えない何らかの力が働いているのかもしれない、と感じました」
<世の中すべて「思い込み」>
・こんなトラブル解決や査定などを通じて「すべては1人ひとりの思い込みに端を発しているのではないか、と思うようになりました」と、宮崎先生は振り返る。
<人間の思考>
<シータヒーリングに出合い実践してみる>
・とあるきっかけから、こつ然とスピリチュアルな世界に興味を持ち始め、シータヒーリングを知ってセミナーを受けてみた。理系上がりの先生としても、十分に納得できる内容だった。
<ビジネス向けのプログラムを開発>
・このような多彩な効果の中で「私はもっとビジネスの第一線で活躍されている方々に利用してほしいと思うんです。たとえばこの手法を社長が利用したら、業績を拡大できますし、社員全員が利用したら途方もないほどの効果を期待できます」と、先生は強調する。
このために開発したのが、ビジネス向けのプログラム“シータビジネス”。これは、ヴァイアナ・スタイバル女史と相談し、宮崎先生が主導で開発した。
『シータヒーリング』
ヴァイアナ・スタイバル
ナチュラル・スピリット 2007年11月11日
<シータ状態>
・自覚したシータの意識状態を保つことにより、どのような創造そして、現実の変化も直ちに可能になります。
・脳波にはそれぞれ異なる周波数を持った5つの種類があります。ベータ、アルファ、シータ、デルタ、ガンマです。脳は一貫してすべての周波数を発しているので、これら5つの脳波は常に稼働しています。
<シータ>
・シータは睡眠中に見る夢の初期段階です。
・その瞬間に実感するのは、神が実在するということが間違いなく「わかる」という経験をしていることです。神が「存在する」ということがただわかる。その瞬間、人はシータ状態にいます。シータ状態にアクセスして創造主に呼びかけると人はすべてなるものの創造主につながって瞬間的に人を癒せるようになるのです。
<守護天使の原則>
・守護天使は人の霊や先祖、動物のトーテム、様々な霊魂や妖精、自然の精霊となって現れる場合があります。
・人には通常2人から4人の守護天使がついています。
・守護霊は守護天使とは別の存在です。魂のガイドが個人の身の回りを出たり入ったりする一方で、守護天使は死の入口が開かれるまでそばについています。
・「魂の闇夜」を経験している時は、守護天使がその人のもとを離れることがあります。その場合、より高いエネルギーを持った天使が代わりに助けに来ます。このことから、人は自分のスペースにおいてけっして一人なのではなく、常に助けがそばにあることがわかります。
・このテクニックを使うと子供が自分や親族の人生に登場するタイミングがわかります。また、身の回りの人が子宝を授かることもこのテクニックが知らせてくれます。その場合、魂が赤ちゃんや幼い子供の姿形となって、リーディングを受けている方の上に現れるはずです。
・守護天使と浮遊霊を区別するには、自分が何を見聞きしたのかを創造主に尋ねることによって、霊たちから受け取った情報を明確にしましょう。
・守護天使たちは、情報の真偽を確かめるために神に質問することを歓迎してくれます。これが浮遊霊であれば、逆に腹を立てるはずです。守護天使をはじめとする霊的存在は、尋ねられた質問に対して自分なりの意見があり、それは純粋な真実ではない可能性があります。
<銀河系の宇宙人の来訪が発生するのは第3層と第5層です>
<浮遊霊は第3層と第4層のはざまに存在します>
・第4層は、霊魂の領域です。人が死後に存在する層であり、先祖たちが先に行って待っている場所です。ここがいわゆる「霊界」と考えられているものです。
・存在の第3層には動物たちと人類が存在します。
<存在の第5層>
・第5層は数百にも及ぶほどの等級に分かれます。この層は、究極の二元論の層です。第5層の低い等級には好ましくないエネルギーを帯びた存在が留まっています。好ましくないエネルギーの等級で、天使や十二使徒評議会、天使、マスター(聖人、天女、天母)たちのような好意的なエネルギーの等級は混在していません。
<存在の第6層>
・第6層は、法則の層です。私たちの宇宙、銀河系、太陽系、地球として人間をも支配する法則が存在しています。第5層、第4層、第3層、第2層、第1層を支配する法則も存在しています。
<存在の第7層>
・第7層は純粋な創造のエネルギーです。このエネルギーはすべてを包み込んでいます。ここは、「ただ、存在する」という層です。ヒーラーがこの層を活用すると癒しが直ちに起こります。それは病気が単に健康な状態へと再創造されるからです。
・ヒーラーがその層の波動に疲れきってしまう他の層とは違って、第7層はあなたを愛のエネルギーで包み込み、人の波動を完全なる形へと変えます。
この層では人はある時、突然に自分がエネルギーを何の苦もなく容易に再創造し、自分の世界を簡単に築くことができるということに気づきます。このエネルギーを活用しているヒーラーは完全な健康がもたらされます。
・第7層に到達するために提案した「上昇方法」は初めの6つの存在の層の幕を降ろしてくれます。
<第7層に上昇するための瞑想>
『ドキュメント 日本の霊能者』
小山博史 徳間オリオン 1994/1
<心霊世界の研究は科学者にとってタブーだったか>
・現代の科学ではこの「心霊現象・超常現象」をすべて解明することはできないが、しかし、欧米諸国にはこの課題に真正面から取り組んで来た歴史がある。このジャンルの学者たちは、タブーにふれた異端者扱いをされながらも、着実に研究を積み重ねてきた。
<心霊世界を否定していた私がある日……>
・ところが3年前、私はある事を通じて、心霊世界や目に見えない世界が厳として“存在”することを認識した。
偶然の縁で知り合ったアマチュア女性霊能者が、私の家に遊びに来ていた時のことである。たまたま、息子の素行に悩む知人から電話がかかってきた。私は、ほんの数分、知人と世間話をした。すると女性霊能者は、私と知人の数分の会話だけで、知人の状況を把握してしまったのである。もちろんその霊能者は私の知人と面識はないし、知人の悩みについても何も知らない。ましてや、その知人は遠く関西に在住しているのだ。
・霊能者は、私の知人が「息子のことで苦悩している」「その真因は“地縛霊”のためだ」といった。しかも「強烈な地縛霊が一家の足を引っ張っている姿が見える」と。
地縛霊は、死後ゆかりの土地、建物にとどまり、人に憑依して困らせたりする悪霊の一つである。霊能者は、驚くべき正確さで、私の知人の家の環境、建物の構造、家族構成を“霊視”したのだ。
私は腰を抜かさんばかりに驚いた。さっそく、地縛霊を引き寄せない“心のあり方”“生活態度”“供養方法”を教えてもらい、私は知人に伝えた。それから日が経ち、知人から事態が好転したとの連絡を受けたのである。
・私は何度も考えた。結論として、確かに“見えない世界”があるとしか思えなかった。
<霊能者の“力”は何によるのか>
・「人間は死んだとしても心は残ると考えるほうが科学的だ。心は脳から受けていたエネルギーとは別のエネルギーと結びついて生きつづけるにちがいない。そして魂の存在は、いまや科学の立場からも実証される段階にきているのだ」
・太古より人智を超えた領域に、多くの人は神仏を見てきた。となると、神と人間の中間に、神と接触できる、神に近いとされる人々が現れる。それらがキリストであり、仏陀であり、その他のシャーマンや霊能者であった。彼らは奇跡を起こし、超常現象を起こした。
そこから数多くの宗教が生まれ、神と人とはつながりをもつようになった。神とはいかなるものか、超常現象はなぜ起こるか、などの論理も未熟で、人々はただ「信じる」というだけの世界であった。
・霊能者は、神仏と接触し、その力を受けて超常現象を起こすことのできる人たちだ。彼らの教えは“天啓”となって神仏から降ろされる。
<こんな”霊能者”にだまされるな>
・目に見えない世界であるだけに、相談者が不安がるのも無理はないと思う。そんな不安を助長するニュースもたびたび耳にするからだ。世間に悪評高い“霊感商法”“霊視商法”がそれである。
たとえば、合同結婚式で有名な統一教会。印鑑や壺を高額で買わされたとして、社会問題になった。また、関東のあるお寺がやっている“霊視商法”。「国民生活センター」には、この種の相談件数は相変わらず多い。
・私が多くの霊能者を取材中、よく”霊視商法””霊感商法”が話題になった。多くは心を痛め、中には「サギです」と悲憤する方もいた。
本当の霊能力を有する人は、決して”脅し”のようなこともしないし、何十万円、何百万円も要求しない。まったく無料で心霊治療をし、”人の生き方”を説く霊能者もいるのだ。
<よい霊能者を見分けるポイント>
・「英国霊的治療家連盟」(いわゆる心霊治療師の団体)のメンバーになるには、同連盟のメンバー4人の推薦とともに、「過去6カ月間に、医療によらないヒーリング(心霊治療)だけで治った患者30名のリストを出せ」という項目まである。そのリストにあげられた事例の真偽のほどを追跡調査したのちに、メンバーになれるかどうかの”合否”が決まるという。それほどきびしい条件が課せられる。それにくらべると、わが国の現状は何十年も遅れているといわざるを得ない。そんなお寒い状態なので、本ものの霊能者であるかどうか、霊能レベルはどれほどか、といったことを明確に判断できないのである。
・とはいうものの現在、職業”霊能者”と称する人は、日本全国で500人とも1000人ともいわれており、なかには前述のようにインチキくさいのもいる。だから、サギや脅しまがいの被害に遭わないために、最低こういうことには注意して”霊能者”を選ぼう、というアドバイスを私なりに書いておく必要があるだろう。
①教義、信仰を強要したり、組織活動を強いたりしない者。霊能者は新興宗教の教祖ではない。自分の教えを押しつけない。
②霊能者は占い師ではない。占いのマニュアルを重んじる者は、霊能力に自信をもっていないので、従来のマニュアルに頼るのである。
③ギラギラ着かざった成金趣味、人を威嚇するような霊能者は避けた方がいい。
④他の霊能者を”ああだこうだ”と批評する霊能者は、自分に自信がない証拠だ。自信があれば、他者を問題にしない。自分の世界を築いている。
⑤暗い表情の霊能者は遠慮したい。高い神霊を受けているなら、自然の雰囲気のはず。
⑥霊能者も一般的人柄の概念が当てはまる。日常生活上常識のないような霊能者はダメだといえる。
⑦料金はデリケートな問題だが、やはり世間一般の常識に従った方がよいだろう。
<UFOの宇宙人からのエネルギーで治療>
<宇宙生命エネルギー協会 渡部聖玄>
・(主な霊能力)UFOから授かった宇宙エネルギーで人々を導く。
<宇宙生命体の写真!? ウーンー>
・うーん。よく見ると、薄い藤色の色彩の中に、ぼうっと白い光が写っている。その白い光こそが”宇宙人”だという。そう言われればそうとも見えるし、ただの光のようにも見える。渡部氏が”宇宙人”というのなら、宇宙人なのだろう。
・その奇跡を起こす力を、UFOに乗った宇宙人から授かったこと。人類は200万年前に地球にやってきた彼らのクローン(細胞からの複製体)であること。自分のような力を持った人間が地球上に16人の宇宙人いること――などを渡部氏は熱っぽく語る。
<自衛隊、運転手、芸能人……転々と>
・ハッと気づくと、何かの力で起き上がらされ、勝手に手足が動く。服を全部脱ぎ捨てて、自分の意識とは関係なくベランダに出た。雲ひとつない夜空の月の右に、なんとUFOがいた。オレンジ色に光りながらマンションに接近。自然に渡部氏の両手が上がった。瞬間、UFOからグリーンの稲妻型の光線が氏を目がけて発射され電気ショック。
・渡部氏は、子供の頃からUFOを目撃していたが、今回のようなことは初めてだった。翌朝、UFOから宇宙エネルギーを授かったことを知る。
・「私は1505光年離れたある星の生命体だ」
「我々は、お前を生まれた時から監視してきて、今、目覚めさせたのだ。お前にはこれから人類を救う使命が与えられている。そのため力を授けた」
宇宙人としては渡部氏でなくても誰でもよかったという。ただ、渡部氏の生まれた場所が宇宙人にとって都合がよかっただけなんだそうだ。
1ヵ月にわたって、宇宙人の教育を受けた。眠ろうと思って目を閉じると、いきなりさまざまなビジョンが見える。それとともに合成音が聞こえてくる。
大宇宙が見えたり、地球の天変地異、各国の事情が見えたりする。結局、宇宙人がいうには、「人類はまだ知能が発達していないのに地球上にいろいろな災いをもたらす。だから介入して地球を守らなければならない」
現在、地球には渡部氏と同じように宇宙エネルギーを授けられた人間が16人いて、宇宙と地球人のために働いているという。
<難病と治療を次々と>
・渡部氏は、さまざまな難病患者を完治させてきた。乳ガン、末期小児ガン、椎間板ヘルニアなど、ありとあらゆる病気――。
・渡部氏は、この生命エネルギーを掌を通して患者に与えている。宇宙エネルギーを患者に注入し、全身に回す。エネルギーが病んだ部分へいくと、体の治癒能力がパワーアップする。それで治るのだという。
ただし、患者自身が自分は絶対治るんだという強い意志と自信をもたないと、細胞やリンパ球が活性化しないので効果は期待できないのだそうだ。
<魂に刻み込まれた転生輪廻の記憶を喚起>
<神理の会 福山こうどう>
<転生輪廻実験会で起こったこと>
・「私達の魂は想像を絶する記憶をもっております!あらゆる国の転生輪廻の記憶はもちろんのことでありますが、他の天体と他の天体の転生輪廻の記録もあります。私共は地球上の転生ばかりではありません。地球上で死んでいく魂は、他の天体にも生まれ変わるということです」
<手をかざした女は突然インド語で………>
・福山氏は、よく近くの公共図書館を利用していて、何気なく手にしたのが、いまは亡き霊能者・高橋信次の著した『人間・釈迦』だった。とりあえず借りておこうと、気軽に持ち帰った。家業の暇をみつけて読んでいると、なぜか本のページの上に金色の光が出ているように見えたという。
「ほとんど熱心に読まなかったんですが、どうもお釈迦様が悟りを開かれるところが気になりましてね。読んではやめ、読んではやめ……そうしているうちに本から金の粒子がピカピカ出てくるんですよ」
これは福山氏には驚くべき出来事だった。
・ちなみに、高橋信次は宗教団体GLAの創設者で、「霊道現象」を通じて、輪廻転生を実証し、そこから人間の生命は永遠不滅であり、心の浄化をはかる目的をもって日々の生活修業をして、自分の人生観を変え、大宇宙のように広大な生活をせよと説いた人物である。
「霊道現象」とは、霊道が開いて自分の過去生が出てくることである。生まれ変わる前の自分がでてきて、古代インド語、中国語などを話し、複数の過去生が出てきて、当時の”思い出”話をしたりする。
高橋信次は、釈迦の八正道を重視し、その著書の影響を受けた人は多い。
<東大卒の会長が結成する悪魔と戦う戦士軍団>
<小島露観 Z(ザイン)>
・(主な霊能力)瞑想に没頭した結果、チャクラが開き、各種の潜在能力が与えられた。
<驚愕の世紀末大変革論>
・今世紀末に、人類は、いまだかつてない大変動を迎える――地球・人類大変革論は、かねてから多くの人が唱えている。
<1999年にやってくる”終わりの始まり”とは>
・(株)Zは、人間をエネルギー体としてとらえ、そのエネルギー体の構造を変えることによって人間を変身させる。
・小島氏が著書で説いているには、Zとは地球神を兼ねる宇宙神の名である。地球は太陽系の中の一惑星にとどまらず、宇宙全体のエネルギーが凝集する星になっていて、全宇宙は地球を焦点として動いている。
目に見える世界(物理的)で起きている背後には、必ず目に見えない世界(形而上)でも起きるという対応関係がある。
・塾教師をしながら、東大時代より続けていた瞑想に没頭した。その結果、小島氏は霊的エネルギーといわれるクンダリーニが体内で上昇、霊的エネルギーが集中する箇所であるチャクラが開いたのである。そのため、各種の潜在能力が開発された。
『アセンション最後のハードル』
ついに明かされた宇宙のシフトアップ計画
アマーリエ 徳間書店 2010/10/9
<エルーランティ>
<私が全知全能の神としてあがめられる時代は終わった>
・かっての時代は終わった。私が全知全能の神であり、アラーとしてエホバとしてヤハウエとしてあがめられる時代は終わり、エルーランティとして、この地球を指導する者として、その姿を現したとき、私は、あなた方の前に私自身の存在を明らかにしたのです。
・今度はそのような役割をしたいと思い、今回は高橋信次という個性を獲得するためにエル・カンタラーの前に露払いをして私は、出たのである。
<多くの人々の幸せのために生きる人生を>
・そして、今回の計画、わが教え、高橋信次G会から始まり、不幸な結果に終わっていったエル・カンタラーのいきさつもある。その無念を生きながらにして目の当たりにし、反省することができないのなら、死んでしまって私たちの世界に戻ってきてから反省したのではもう間に合わぬ。
<大天使ミカエル><神理の法灯を世界に向けて>
<待ち望んだ一般伝道に向けて>
<この法の種を広げてほしい>
・道なきところに道をつくる。それは非常に、難しいものがあります。しかし、あなた方は、これは仏陀がすでにもうお考えになられた道であったということ、その青写真は今、仏陀とともに生きたあなた方の中に、もうすでに入っているということ。その青写真をどうか思いだしていただきたいのです。あなた方が天上界から地上に降りられるとき、仏陀とともに高橋信次、エルーランティとともに歩まれると、その決意を決めた時に、あなた方の魂にその青写真が刷り込まれて、あなた方の中に届いているのです。
『近代日本の宗教家101』
<高橋信次(たかはししんじ)(1927~1976)>
・神理、魂の救いと成長を説くジー・エル・エーの教祖。苦難に富んだ人生体験をもち、会社経営をしながら、霊的世界を説いたカリスマ。最晩年には、自らをブッダ、イエス、モーゼを超える存在と位置づけた。
・信次は、幼少の頃から霊感を持ち、家族の中には気味悪く思う者もあったという。十歳の時、原因不明の病気にかかった。夜、定期的に呼吸が止まり、いく度も死線をさまようというものであった。しかし、その時、信次は「もう一人の自分」となって肉体を抜け出し、自らの様子を見ていたという。そして、「もう一人の自分」は、この世では想像できないような美しい場所をさまよっていたという。このような原因不明の体験が定期的に半年ほど続いた。
・次第に信次の霊感が強くなり、第三者の未来予測ができるようになったという。1964年、コンピュータ端末機器を製造する高電工業株式会社を設立し発明を重ね、数多くの特許を取得し、事業は順調に伸びた。
・1968年には、多くの霊的現象が起こるようになり、信次がてのひらから光を義弟に対して送ると、昔の侍が義弟の口を使って語りだしたという。さらに、指導霊と守護霊が覚醒を促したという。
・そして、義弟の口を使って出てくる霊たちが悪魔であるならば、善意の者にかえてやろうと決意し帰宅したところ、心のなかから「今のような心を忘れるな。謙虚な心、執着を捨てた心、そして自信というものは、中道を心の物差しとした、自らの智慧と勇気と努力の中から生まれるものだ」と守護霊の声がし、悟りを開いたとされる。指導霊はモーゼ、守護霊はイエスであったという。
・信次は、過去、現在、未来を見通すことが出来るようになり、心が調和されていれば肉体から抜け出して思う場所に行けるということが分かったと語っていた。あの世とこの世の仕組み、神々のことなどに関心がある人々が集まり始め、自然発生的に会が形成された。1969年、「大宇宙神光会」が発足し、翌年、GLA(ゴッド・ライト・アソシエーションの頭文字)と改称した。
・信次は、みずから神仏であると名乗る者を信じてはならないと説いた。しかし、多くの会員は、彼を釈迦の再誕とみなしていた。信次自身もそのように思っていたようである。相手が考えていることを言い当てたり、会員たちに手のひらから光を送り異言で語らせたり、自分の死を含め多くのことを予言で的中させたと会員には信じられている。
・晩年、信次は自分が、釈迦、イエス、モーゼ以上の存在であるエル・ランティーで、末法の世に人類救済のために誕生した光の大指導霊の肉化した存在であると説いた。
・この世とあの世のつながり、そして、自己の心を磨き、ユートピアを建設することを説き、ロングセラーの著書を多数残したカリスマは、一方で非常に人間的であったといえよう。
『エルランティ』 編 高橋信次復活の原点
ノストラダムスの予言を超えて
<ポスト・ノストラダムスの時代、日本に希望の光ヘルメスが甦る>
・それから、東の国にね、ヘルメスが甦ることをノストラダムスは予言しております。ヘルメスが東の国に出るだろうと。そして、ヘルメスのもたらす繁栄が、やがて世界を救うであろう。ノストラダムスは、そういうふうに予言しています。
・このヘルメスが甦るというのは、どこからというと、東の国というのは日本なのです。まあ、ヘルメスの生命体は何かっていうと、みなさん、ご存じでしょうかね。あと、有名な方は、リエント・アール・クラウド、それからブッダ、コーダマ・ブッダ、ラ・ムー、トス、こういう人たちが同一生命体の魂のグループなのですよ。だからそのグループの中の誰か一人が生まれ変わってくるということですよ。そういうふうに理解してくださいね。
・光の天使達が地上に出て、世界を救う。そして、ヘルメスが末法の世を救い、東の国から起きるヘルメスの繁栄が、やがて世界を救うだろうと、予言しました。このときに、西暦二千年ごろにも私の予言も終わるというふうに、彼は言いました。なぜ彼の予言が終わるのか。それは新しいいわゆるヘルメスの時代になって新たな予言が説かれていくからです。新たな教えが説かれていくからですね。それでノストラダムスの使命が終わったということです。そういうことなんです。
<スウェーデンボルグのいう霊太陽の存在>
・霊界探訪記のなかで、スウェーデンボルグという北欧の偉大な霊能者はね、霊界に太陽があるということを言っていますね。霊界の霊太陽というのがあって、それが霊界の人々を照らしてると、こういうふうな話をしとります。
実際に、霊太陽というのがあるのです。地上のみなさんが太陽の光のもとで、生活しておるように、霊界にもちゃんとした霊太陽というものがあります。
そして、その霊太陽がね、4次元の人たち、5次元の人たち、あるいは6次元の人たち、いろんなところを照らしておるのですね。
・それで、霊界物語を読むとよくわかるのですが、たとえば、地上にいる人たちが幽体離脱して、あの世の世界に行ったときも、あるところの世界までは行けるけれど、それから上のほうは行けなくなるのですね。
『地獄界の帝王 ルシ・エル サタンの陰謀』
地球人類を救うのは偉大なるエルランティ「高橋信次先生」なり
土居釈信 出版サービスセンター 平成3年1月
・天上界・高次元のことを簡単に説明しますと、最上段階に神、そして、エルランティ(高橋信次先生)を長として、その下にイエス様、モーゼ様、御釈迦様の三聖人がいらっしゃいます。この次元を九次元(宇宙界)と呼びます。そして、その下の次元を八次元(太陽界とその下に如来界)と呼びます。そして、七次元(菩薩界)、六次元(神界)、五次元(霊界)、四次元(幽界)、三次元(この世)、という段階があるのですが、サタンは上から二段階目の次元、元の如来界の七大天使の一人だったのです。この如来界には、元来は八次元上段階におられるミカエル天使長を長として、その下に七人の天使達がいて、それぞれに役割と力を持っています。
・そして、この七大天使の中の一人にルシ・エルという天使がいました。このルシ・エル天使が後の“サタン”になっていくのです。
・大天使達が地上界に降りられた時の、手助けをするのが彼の役割だったのです。サタンが七大天使であった頃は、このような偉大な力を持っていたのでした。
<地球人類の起源(円盤による降臨)>
・地球人類の歴史の始まりです。私達人類は、猿やアメーバから進化したと言われていますが、この進化論は誤りです。
・“『地球』を開拓し調和させ、魂の修業せよ”との神の命を受けてエルランティとすべての天使達、そして、第一陣に選ばれた約千名の人々が、反重力光子宇宙船(円盤・UFO)に乗り、ベータ星から数億光年も離れた『地球』という、神から与えられた次の修業の場を目指して、希望と使命に燃えて出発したのでした。それから人類は円盤に乗って長い旅を続け、ついに地球上のエジプトの地、ナイル川流域の、エルカンターラという場所に着陸しました。
『UFO五次元東京会議』
中丸薫×竹本良 VOICE 2011/12/8
<大震災前後に地球に現れたUFOたち>
・実は「NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)の元職員にスタンリー・A・フルハムという人がいまして、彼が暴露した中に「カウンシル・エイト(審議会8)」という宇宙連合的な組織についての情報があるんですね。これは、プレアデス、オリオン、シリウス、牛飼い座、アルファ、センタウリ(ケンタウルス座α星)、レティクル座ゼーター星、Comsuli、Pouseti(最後の2惑星の名前は存在が不明)の合計8つの知的文明で構成されている組織のことなのですが、こうした星座のグループが近年、共同して地球に現れてデモンストレーションをしているらしいんです。
<これからの時代に必要なのは“魂感覚”>
・中丸;エルランティというのは神に一番近い人です。世界中のあらゆる宗教において、例えば、モーセのときはヤーウェと名乗り、イエス・キリストのときはエホバと名乗り、イスラム教のときはアラーと名乗り、仏教のお釈迦様のときはブラフマンと名乗って人々を導いた、そういうお方ですね。でも、神ではないんですよ。神に近い存在といったらいいでしょう。
・生前にお付き合いのあった宗教家の高橋信次先生が亡くなられて、もう30年以上経ちますが、あの方は、実は、お釈迦様の生まれ変わりだったんですよ。
・いってみれば、お釈迦様もイエス・キリストもみんなエルランティの分身なんですよ。ですから、よくよく考えてみれば、宗教戦争をすること自体がおかしいんですよ。魂の源は、皆一つなのにね。そして、人間もその分霊を誰もが抱いているわけですから、その心を浄化して輝かせなければいけないんです。
『エルランティ』 永遠編
高橋信次復活の原点
<GLAで生前、釈迦仏教の復活を目指した高橋信次>
・GLAという団体の中でいろんな教えを説いてきましたけれども、その教えの中心になったのは、いったい何であるかというと、やはり釈迦仏教であったわけですね。とくに釈迦仏教の八正道の復活ということを中心に主として七年あるいは八年でしょうかね話をしてきました。
・まあ実際ね、思想的にも私の考えは、ブッタの考え方に近かったということも、あるんですけれども、確かに生前は、仏教の復活を中心に説いてきました。
そして、ようやく仏教を説き終えて、キリスト教の塵、垢を落とそうとし始めたときに、まあ天寿がきましてね、わずか48歳で天寿をまっとうしました。
・ちょうど、そのころ、私は、地上を去ることになり、今度はまあ大川さんたちにバトン・タッチということになったわけです。
<プラトンは幽体離脱によって如来界、菩薩界を見て「イデア説」を唱えた>
・プラトンという哲学者は、ちょうど近代のスウェーデンボルグという大霊能者と同じであったわけです。スウェーデンボルグは科学者でもあったし、さまざまな役職も兼ねた偉い人ですけれども、この人が幽体離脱といって、肉体を抜け出してあの世を見てきたように、プラトンも見ていたのです。
つまりあの世の世界を見てきてね、「イデアの世界」、イデアという理想の世界があるということを一生懸命書いたのです。
・幽界見てきた、霊界見てきたと言わずに、イデアの世界という理想郷があるという話をしているのです。
・こういうふうに宗教上の天才というのは、いつも時代を何千年も抜きん出ているから、その同時代に真実のことを語ることができなくて、やはり比喩で語るのですね。「アガシャーの記録」とも言いますけれども、そういう霊界の記録書というのがあるのですね。歴史書があるのです。これを見てきたのです。
そして、アトランティスというのが実際沈んでいるということを知りました。また彼の指導霊をしていた人もそういうことを伝えましたね。それで文章の中に書いておるのです。
(デーヴィッド・アイク)(三交社) 2000/8
<68光年の彼方から火星経由、地球にシュメール文明を打ち立てた金髪碧眼のアルデバラン星人>
<牡牛座のアルデバラン>
・ドイツの研究者ヤン・ファン・ヘルシンクは、その著書『二十世紀の秘密』のなかで「ヴリルとトゥーレの両秘密結社は、1919年12月ベルヒスガーデン・ロッジで、マリア・オルシックとシグルンという2人の霊媒を通じて、異星人との交信を試みていた」と述べている。ヴリル・ソサイエティー関連の資料によると、それらの通信は、地球から68光年の距離にある牡牛座のアルデバラン太陽系の二つの惑星からなる「スメーラン」帝国とのあいだで行われていたという。
・同資料の説明を続けて紹介しよう。アルデバランの人々は、明確に二つのタイプに分けられているという。一つは光の神と呼ばれる金髪碧眼のアーリア支配種であり、もう一つは気候変動によって遺伝子的に劣化した、いく種かの亜人類である。5億年以上もの昔、アルデバラン太陽は、膨張とともにすさまじい熱線を放射し始めた。そのため「劣等な種族」は、居住可能な他の惑星へと避難させられたという。そしてついに光の神アーリア人種も、母星からの退去を余儀なくされたのであった。このような経緯で我々の太陽系にやって来た彼らは、まず最初に惑星マローナを占領した。
・惑星マローナはマルドゥクという名でも知られており、ロシア人やローマ人はこの惑星をパエトンと呼んでいた。火星と木星のあいだ、現在のアステロイド・ベルト軌道にあったとされるこの惑星は、古代シュメール人の言う惑星ティアマトに相当している。その後、金髪碧眼のアルデバラン星人は火星に植民し、続いて地球へと下りてシュメール文明を打ち立てた。・・・少なくともヴリル・ソサイエティーの人々は、そう信じていた。
『空飛ぶ円盤の秘密』
T.B.パウリッキー 講談社 昭和60年9月15日
<人類は火星からやって来た>
・白人は、この星(地球)では新しい人種のように見える。文明は突然やってきて、一挙に広まり、最初に現れてから、数千年かかって衰えていったように見える。
・文明の揺籃期における先史時代の原住民は、自分達がアーリア人(Aryan)に征服されたと語っている。アーリア人(Aryan)という語は、エイリアン(Arean)(Alien)の変型であり、エイリアン(Arean) (Alien)は火星人(Martian)を意味する。
中東には自分達の祖先が火星からやってきたと主張する種族がいる。
・人類のすべてが地球外から移住してきたとまでは言わないにしても、白人が火星起源であるという、いくつかの証拠がある。
・人間の睡眠と仕事の1日のリズムが、ほとんど24時間4分に落ち着いた、というのである。24時間4分というのは、火星の1日の周期である。
・我々は、この惑星の表面全体を、我々の異星エイリアンの次元に適合させようと再構築しつつある。
『地球人よ、ひとつになって宇宙へ目を向けなさい!』
<アセンションした平行世界>
・彼自身、肉体だけでなく、意識による旅行でも他の惑星を訪問したと語っているが、アセンションした平行世界を見てきたのではないかとの推測もある。さらには、彼は幼い頃に宇宙船で地球にやってきたと側近者は証言している。
<火星の荘厳なコミュニティセンターと神性存在の肖像>
・そして都市に到着した乗り物は荘厳なビルの正面に止まりました。それは3百メートルもの高さまでそびえ立っています。信じられないと思われてしまうかもしれませんが、このビルは真珠でできているように見えます。私たちはその壮麗さに見とれてしまいました。
乗り物から降りて建物の中に入ると、ホストがこのビルについて、ここは地球で言うところの公民館またはコミュニティセンターのようなものだと教えてくれました。晩餐会やセレモニーなどの全ての行事がここで催され、あらゆる娯楽の場ともなっているそうです。ビジネスオフィスのようなものはここには何もありませんが、いくつかの階は、教育的な価値や芸術性の高さにおいて興味深い作品を展示するための専用フロアとなっています。
<火星の偉大な指導者による祝宴前の祈り>
<火星の科学者からの言葉――地球人の心が刷新される必要がある>
<火星の都市を巡るツアー ――美しき珊瑚の街並み>
・そうして祝宴は幕を閉じ、これから私たちを、都市を巡るツアーに連れていってくれると告げられました。ここは火星の首都で、惑星で最大の都市であり、人口2千2百万あり、火星の総人口は15億人になるとのことでした。
国家の長、都市の役人たち、そして旅のホストと共に私たちはバンケットホールを出て、滑空する乗り物に再び乗り込みました。それに乗って空港まで行くのです。
<誰もが必要なものを何でも手にできる洗練された複合システム>
・建物群は芸術と工学技術の枠を極めた傑作で、現代風とモザイク風の建築様式を混合させたデザインとなっていて、22階建てかそれ以上にそびえ立っています。屋根は平らなものもあれば、槍のような塔が立っているものもあり、それは巨大な投光照明器の支柱として、必要に応じてこの都市の一帯を太陽光のように照らします。
<太陽系惑星の全てが記録されている“知識の館”>
・ビジネス区域の郊外にある優美で大きな建物の前で乗り物を止めると、ホストがこれは“知識の館“であると説明しました。中に入ってみるとそこは荘厳な回廊となっていて、壁にはあらゆる種類の壁画がありました。それを通り過ぎる際にホストが頭を垂れたので、私たちもそれに倣いました。
この入口の回廊を抜けると非常に広大な部屋があり、そこには膨大な数のあらゆる種類の文献がありました。私たちの案内人によると、これらの書物のいくつかにはこの太陽系の歴史が記されているとのことでした。
<たくさんの子供が遊ぶ火星の公園の風景>
<礼拝堂と教育――火星に遣わされた偉大な魂を持つ幼な子>
・礼拝堂も多数あり、それらもまた、少なくとも地球人にとっては、想像を超えた、言葉では言い表せないものです。これらの聖堂の数の多さと美しさを知ったジョージは、火星における精神的な存在について、そしてどのくらいの数の宗教や教団があるのかを尋ねました。それについて火星の長が答えてくれました。
「私たちには万物の父のみがいます。私たちは彼を崇め、彼に従い、ただひとえに彼を喜ばせるために、彼の御心のままに生きているのです。私たちの精神的な特性は、あたかも相手が神性なる創造者自身であるかのように互いを敬い合っていることです」
・「この惑星には国や民族というものはありません。なぜなら火星の人々は火星の市民であるからです。州や自治都市の類も一切ありません。火星全体がただひとつの州のようなもので、惑星の住民の全ては中央政府によって統治されているのです」
<“科学の館”への訪問――火星人は地球の全てを見てきている>
<宇宙に関する知識のない地球人はまだ小学1年生の段階>
<第22団太陽系に住む人形のような惑星人たち>
・それから少し後に私たちは驚嘆すべきものを見せられました。私たちの太陽系外の何十万もの惑星の全てに居住者がいたのです。ここにおいて私たちは人体の幾何学的な原型は宇宙普遍のものであることに気づきました。体型としてはそれぞれ異なっていて、背の高い人もいれば低い人もいましたが、誰もが地球人よりも精妙で優美に見えました。特に目を引いたのは、彼らが第22団と呼ぶ太陽系の中にある惑星のひとつに住む人たちで、その容姿と表情からは際立った叡智が感じられました。その人たちはとても美しく、さらに身長が60センチほどでしたので、まるでたくさんの人形のように見えました。
・「なぜこの人たちはこれほど小さいのですか?気圧が高いせいですか?」
ジョンストン博士の質問に同行の仲間が答えました。
「いいえ、この惑星の気圧はかなり低いものですが、ギャップつまり惑星間の距離は他の太陽系の場合と比べて非常に短くなっています。そうは言っても、そのどちらも彼らの体のサイズとは何の関係もありません。この体型がここに住む人たちのもともとのサイズのようですが、彼らは私たちの太陽系の人々よりも優れた叡智を宿しています」
<私たちの太陽系より遥かに進化した別の太陽系>
・最初に画面に鮮明に現れたのは、“グラニトニア太陽系”と彼が呼ぶものでした。彼は説明を続けました。
「ここは進化の段階において私たちの太陽系よりも50兆年先を行っていて、大きさでも遥かに勝っています。そこには12の惑星があり、そこで最小のものすら私たちの太陽系のどの惑星よりもずっと巨大です。その中心にある太陽も莫大な大きさです。グラニトニアが画面から徐々に消えていくと、船内の反対側の画面から別のものが姿を現しました。この太陽系はグラニトニアよりもさらに大きなものでしたが、その軌道内には太陽の他に11個の惑星だけしかありません。この太陽系の名は“サナフィア“と言います。これら全ての太陽系には居住者がいます。サナフィア太陽系は私たちの太陽系の住民が発達を遂げた際に次に進んで行くところです」
・「私たちの太陽系は“アンティノマ”の名で知られています。あなた方の地球と呼ばれている惑星は、“チンスィア”と名づけられています。そこから来たあなた方と話す際はそこで使われている地球(アース)という呼び名を私たちも使いますが、実際のところ全ての惑星は陸地(アース)の惑星なのです。ですから、識別の便宜上、各々に名前が与えられているのです」
『私はアセンションした惑星から来た』
(金星人オムネク・オネクのメッセージ)
(オムネク・オネク) (徳間書店) 2008/3
・現在、アーリア人という呼び名で多くの人々が知っている白色人種は、金星から来ました。私たちはしばしば背の高い“天使のような存在”として、あなた方の世界のUFOコンタクティたちに語られています。私たちの身長は通常2メートル15センチから2メートル40センチほどで、長いブロンドの髪と、青また緑色の瞳をしていることでよく知られています。
・黄色人種は火星から来ました。彼らは、細身で背が低く、髪は金色または濃い茶色をしていて、肌はオリーブ色から黄色がかった感じの人たちです。目は大きく、つりあがっていて、瞳の色は灰色から濃い茶色の間で人それぞれです。火星人は秘密主義の傾向があり、SFのイラストに描かれるような、幾重にも重なった精巧な未来都市を築いていることで知られています(火星人の生命波動も地球人の物理的な密度のものではありません)。火星人は東洋や太古のスペイン民族の歴史と関係しています。
・地球を訪れた赤色人種は土星系の人たちでした。彼らは、最初は水星で進化を遂げていました。ところが水星の軌道が変わり、太陽により近くなってしまったために生存環境が厳しいものになり、彼らは、土星へ移住したのです。土星人の髪は赤色から茶色で、肌は赤らんでいて、瞳は黄色から緑色をしていることで知られています。体格は背が高く、がっしりとしていて、太陽系内では、筋骨たくましい人たちとして知られています。アトランティス人やネイティブアメリカンはそれぞれ土星人を祖先にもつ民族のひとつです。中でもエジプト人とアステカ族は、とりわけ土星人の影響を強く受けています。
・黒色人種は木星系で進化を遂げた人たちです。彼らは、背が高く、堂々たる風貌をしていて、顔のサイズは大きく、角張った顎をしています。髪の色はつややかな深い黒で、瞳は茶色から青紫です。木星人はその声の美しさと、隠し事をしない開放的な性格でも知られています。彼らの子孫はアフリカやその他の地域に分布しています。
『UFO革命』
・これらの円盤は空中を遊泳することが目的の円盤ではなくて、一般の家庭など、生活をする場としての円盤なんですね。ですから、四角型の円盤も多くあり、それらが積み重なった場合、大きなビルのように見えるんです。
・最初に見た円盤の街を作ることは簡単なわけですよね。ただ、どういう理由で、あるいはどんな単位で一つの街を作っているのか、さらにそれらの街はたえず場所を移動しているのか、何のために移動するのかなどまでは聞き出せなかったんですけれど、いずれにせよ、パァーと集まれば海の真ん中にでも瞬間的に大都会ができるんですから、便利だと思いますね。地上からたえず1メートルぐらい浮いているわけですから、地震が起こってもーチュェレイ星に地震があるか聞きませんでしたがーびくともしないですからね。そして、道路など必要ないから地上を舗装することもないわけだから、自然を壊すこともないんですね。
・風景は極端に変わった場所はなかったんですが、私が見た範囲内では、そうでしたーとにかく、地上に固定した建造物は全然なく、たえず動いているし、チュェレイ星が全体が単一国家で、ほしい物は規定の場所にいけば手に入るし、争いも皆無らしいんです。
・もちろん、建物は全部円盤でできているわけです。東京の丸ビルぐらいの四角形の大きな建物があったんですが、その形が面白いんです。サイコロみたいな形をしていて、その四角形の下の所から地上に近づくにしたがってだんだん細くなっているんです。そんな建物がひとつだけぽつんと浮いている所もありました。窓はたくさんあるものから全然ないものまで色々ありました。
・家に帰ったのが明け方の4時ごろでしたので、約7時間ぐらいと思いますけど、あるいは7時間プラス24時間だったのかもしれません。
・チュェレイ星の結婚制度はあるのかと訊いたんです。チュェレイの話によると、彼らの世界でも原則として一夫一婦制だそうですが、必ずしも守られてはいないらしいですね、セックスの行為は同じらしいんです。一度だけだったんですが、チュェレイと風呂に入ったことがあるんです。丸い風呂で、しかも男女混浴なんですね。そのとき彼らの性器も見たんですが、全く同じですね。
・彼らは、地球時間でいうと何万年生きていることになるらしいんです。百歳はまだ幼児期で、平均寿命は3万歳から4万歳ぐらいだそうです。チュェレイの年齢は1万歳だといっていました。
『UFO革命』
・(安井)普通の日本人よりもっと立派な日本語、まるでアナウンサーみたいな日本語で、声もそういう調子でした。
・ええ、高いんです。背が私の倍ぐらい、2メートル4、50ありました。
・「もっと遠い星で、太陽系の外の星なんです。まだ地球上では確認されていないので名前もありません」
・私のことは子どもの頃から全部観察してあり、記録されてあるらしいですね。
・宇宙人の名前はチュェレイさんといいます。チュェレイさんと一緒にいた女性は、背の高さは私と同じくらい、1メートル70センチはありました。髪の毛は少し長めで金髪なんです。
・母船はものすごく大きく、何メートルなんてものじゃなく、葉巻型になっていて長い方が50マイルぐらいだとチュェレイは言っていました。ということは、岡山県の幅ぐらいはあるでしょうね。とにかく想像を絶する巨大な母船なんですね。
・母船の中を小型円盤がピューピュー飛んでいて、全体が街のようになっているんです。
・どこから灯りが出ているのかさっぱりわからないんですが、とにかく昼間の太陽光線と同じなんです。
・彼らが、植えた草や木もあり、池のようなものもありましたよ。非常に気持ちがいい場所でしたよ。
・建物は地球のビルのように四角形のものや堕円形のものもあり、その中がコンパートメントのように仕切ってあるようですね。
・この母船は、巨大な宇宙空間を飛ぶと、ゼロに近い時間で飛ぶらしいですね。その原理は、私たち地球人の知識では全然見当がつかないですね。そして、この母船の中で、時時、地球の各国の人が招待されて色々な話をすることがありますが、その内容については、詳しいことは公表できないことになっているんです。ただ彼等は、原則として地球には干渉してはいけないことになっているらしいんです。
・飲み物は、地球のコーラに似たようなものを飲ませてくれました。けれど、特別変わった味ではありませんでしたね。そのほかにも甘い飲み物はあったんですが、私は、飲まなかったんです・・・・。食べ物は、肉をやわらかくしてトロトロしたものをスプーンで食べるんです。
・リスの肉らしいんです。それとトウモロコシのようなねぎ坊主に似た穀物をくだいて、粉々に作ったパンのようなものがありましたが、これは大変おいしかったですね。味付けの感じは、いわゆる西洋料理のような感じですね。
・チュェレイ星に行く時は、その母船でチュェレイ星の近くまで行くんです。
・降りたところの風景は、どちら側が北か南か全然分かりませんでしたが、とにかく、一方に海があり、その彼方にうっすらと山が見えていました。そして、海と反対側の方は、降りた所もそうでしたけれど、わりと荒れた土地、いわゆる荒蕪地といったらいいでしょうが、そんな感じの平野のような土地が続いていて、そのまん中に街というより都市といったらいいでしょうか、かなり大きな街が見えていました。
・草はね、少し違っています。ちょうど、芭蕉の葉っぱを少し厚くしたような、あるいはゴムの木の葉のように葉の肉が厚いんです。そういう草木が沢山あり、全部の木が闊葉樹ですね。それから動物もいるんですが、皆大きいですねえ。リスが羊ぐらいの大きさに見えました。ただ全部の動物を見たわけではありませんでしたけれど・・・。
・太陽はあります。ただ地球で見るよりははるかに大きいんですが、逆に太陽の熱は地球よりも強くないんです。そして、チュェレイ星は地球のようには自転していないらしいんです。
・都市というのは、かなり大きな街でした。岡山市の旧市内ぐらいは充分あったと思います。そして、もっと驚いたことがあるんです。最初に降りた所でざっと周囲の風景を見てから、もう一度円盤に乗ってチュェレイ星をグルッと一周してもとの場所に帰って来たんですがー海や山などの風景が同じだったのに気がついたのでチュェレイに聞いたら、「そうだ、最初に降りた場所だ」というのでわかったーさっきあった都市がなくなっているんです。おかしいなあと思って、風景は同じようだけれども、あそこに見えていた都市がないのはどうしてなのかと訊いたら、笑いながら、「あれは全部円盤でできていて、今はもう他の場所に飛び去ってしまったのだ」というんです。
『宇宙が残した最後の謎』
南山宏 廣済堂文庫 2001/11
<空中都市が建設されていた>
・『マハーバーラタ』の戦いは、人間界のクル族とパンダヴァ族の抗争に神界のデーバ(善神)族とアスラ(魔神)族がからむというのが基本的構図だが、実際にはヴェーダ神話とヒンズー教神話からなるインド神話の複雑な系譜を反映して、入り組んだものが多い。「サブハーバルヴァン」編では、おそらくまだ平和共存していた時代、魔神族の設計部長、マヤがパンダヴァ族の最長老王ユディスティラのために、“サブハー(空中宮殿)”を建設してやるくだりがある。マヤは、神々の設計技師、工芸神ヴィシュヴァカルマーと並んで、ヴィマーナ(宇宙船)の設計者ともされている。
・完成したサブハーは金銀その他の金属で造られ、8000人も収容でき、空を自由に移動できる美しい巨大な乗り物だった。喜んだ王が伝承学者の賢者ナラダに自慢すると、ナラダはインドラ、ヤーマ、ヴァルーナ、クヴェーラ、ブラフマーの各神もすでに、それぞれ素晴らしいサブハーを持っていると諌める。
・インドラのサブハーは、全長1200キロもあり、白銀に美しく輝く金属製で、永遠に宙に浮かび、自由に移動でき、内部には家々や草木があふれ、豊かな生活を送れるように何でもそろっていた。出入り口は、ヴィマーナがゆうゆう出入りできる広さがあり、防御用の武器弾薬も備えていた。
・ヤーマのものも同じような構造で、ヴァルーナのものは海中も移動でき、クヴェーラのものは最も美しかったが、大きさも構造も性能も全ての点で最高なのは、ブラフマーの“サブハー”だった。難攻不落のそれが宇宙を進んでいくときの近寄りがたい威容は、まさしく太陽や月も青ざめるほどだったという。
・カンジラル博士によると、サンスクリット語の“サブハー”は、“人間が組み立てたもの”という意味で、それが金属製で多数の人間を乗せて空中にいつまでも浮かんでいることができるとなれば、“宇宙ステーション”とか、“空中都市”としか考えられないという。
・実際、ヴァナバルヴァン編では、パンダヴァ族の英雄アルジュナが、神々から聖なる武器を受け取って、使い方の訓練を積むためにインドラのサブハーを訪れたとき、内部に神々用のヴィマーナが数千機も翼を休めていたり、発着しているのを見て驚くくだりがある。映画『スターウォーズ』の宇宙要塞そっくりの場面である。
・宇宙要塞や宇宙ステーションなら、その管理や保守や整備の要員が必要だ。前9世紀ごろの賢者カウティリャの著書『アルタ・シャストラ』には、それが専門的職業としてちゃんと載っている。同書は、本来、政治経済分野の論文だが、科学技術のいろいろな話題にも触れていて、技術専門職のリストに“サウブドカ(空中都市を飛ばす技術者”という項目があるのだ。空中で戦う訓練を受けた者も陸上戦士、海上戦士などと並べて解説されている。現代ならさしずめ空軍兵にあたるだろう。
<サブハー(空中宮殿)>
・“サブハー(空中宮殿)”ばかりでなく海中にも巨大な都市が造られていた。
<超大海中都市で起きた戦い>
・ヴァナバルヴァン編には、空中都市だけでなく、海中都市まで出てくる。先ほどの続きで、アルジュナがインドラのサブハーに滞在中、魔神族退治をインドラから頼まれる。彼らは3000万人もいて、海底に建設された難攻不落の要塞都市に住んでいた。
・インドラは、自分の空水両用ヴィマーナをアルジュナに貸し与え、有能な補佐神マタリをパイロットとしてつけてやった。
・熾烈な戦いとなったが、最後にアルジュナは海水を干上がらせてしまう神々の兵器を繰り出して勝利した。負けた魔神族が逃げ去ったあと、アルジュナは海底の要塞都市に入ってその美しさに魅了された。この都市の起源をたずねると、マタリは、こう教えてくれた。もともとは神々が私用に建設したのだが、魔神族がブラフマー神に頼み込んで、居住を許可された。ところが、彼らはいったん住み着くと居直って、神々を追い出してしまったというのだ。しかし、海中の隠れ家から敗走した魔神族は、その後もしぶとく生き残って、相変わらず神々と人間を悩ませ続けたという。
・話はさらに続いて、今度は、“ヒランヤブラ(黄金の都)”と呼ばれる巨大な宇宙ステーションが登場する。その昔、善神族と魔神族が平和だった頃、ブラフマー神が二人の魅力的な女魔神(デモネス)の願いで造ってやったという空中要塞で、家並みと樹木と海水にあふれて回転するその美しさは、目も奪われんばかりだった。
だがこの空中都市も、魔神たちがいったん占拠すると、四方の出入り口をさまざまな武器で固めて神々を寄せ付けなくなったので、その態度に神々はすっかり困惑した。
・そこでふたたび、マタリはアルジュナをたきつけて、ヒランヤブラ(黄金の都)を破壊させようとする。アルジュナは、ヴィマーナ(宇宙船)で空中要塞に近づくと、魔神族は猛烈に抵抗し、激戦となるが、最後にアルジュナは神々からもらった究極の破壊兵器でヒランヤブラ(黄金の都)を木っ端微塵に吹き飛ばし、神々にその英雄ぶりを讃えられることになるのである。
<ミサイルが全てを焼き尽くす>
・魔神族の巣窟となった“空中都市”を神々が無慈悲に破滅させる話は、最古のヴェーダ聖典に早くも登場する。西暦前3000年よりももっと古い成立とも言われる『アジェル・ヴェーダ』には、魔神族がそれぞれ鉄と銀と金で造られた3つの空中都市を持っていて、神々は征服できず困っていたという話が記されている。とどのつまり、暴風神ルドラが、最後に火の熱、月の光、ヴィシュヌ神の勇気からできた武器で3都市を焼き尽くしたとある。
・『マハーバーラタ』では、3大空中都市を破壊したのがシヴァ神となって、話がもう少し詳しくなり、『マスチャ・プラーナ』ではさらにもっと詳しく、こんなふうに記述されているー。
・魔神族の建設技師マヤと二人の魔神が、ブラフマー神に願いをたて、シヴァ神の1本の矢にだけは勝てないという条件付で、難攻不落の美しい空中都市を造った。それは、3段からなり、最下段は鉄製で地上に置かれ、中間の段は、銀製で空中に、最上段は、黄金製で宇宙に浮かべられた。
・ところが、空中都市を自分たちのものにすると、魔神族はずうずうしく態度を変え、全世界を苦しめ始めた。神々は、魔神族をどうしても制圧できなかったのでシヴァ神に助けを求めた。
そこで、シヴァ神は、小山ほどもある特製のヴィマーナ(宇宙船)を建造させ、ブラフマーがこれを操縦して出撃した。
・マヤたちは天と空と地の3都市を合体させて反撃し、海上近くで追いつ追われつの大激戦が繰り広げられた。その過程で、建設に協力した2人の魔神は容赦なく殺されるが、マヤだけはシヴァ神から海中に身を隠すように勧められる。以前の間柄とマヤの才能を惜しんでのことだったのだろう。
・マヤは、聞き入れて、そのとおりにした。そして、合体した大宇宙要塞めがけ、シヴァ神は強力無比な1本の矢、つまりミサイルを撃ち込み、空を黄金色に染めて完全に焼き尽くした。炎上した魔神族の大宇宙要塞は、すさまじい音とともに西の海へ落下していった・・・・・。
このように、太古の高度文明は、大宇宙都市をとうの昔に達成していたーサンスクリットの古文献に描かれている不思議な“サブハー”の神話は、そのかすかな遠い記憶の残響なのかもしれない。
『銀河間トラベラー「アプ星人」との170時間』
<兄弟愛から地球を訪れるアプ星人との出会い>
・二人とも、なで肩で背が高く均整のとれた体つき。着ているものといえば、体にぴったりと密着した、奇妙な色の極薄ニット・ウエア。なんだか、アザラシの濡れた肌のような風合いです。巨大なレンズ豆に似た堕円形の物体、マシン。
<長身のアプ星人には、全民族の特徴の融合が見られる>
・彼らは長身でした。ですが、背丈からどこの民族かを特定することはできません。唯一の特徴といえば、なで肩と大変均整のとれた体つきです。彼らは、地球上の全民族の特徴が融合されたようなルックスだといえました。
・顔の形はアラブ人に似ていましたし、目はモンゴル人です。鼻はスカンジナビア風で、顎はインド人のような印象を与えました。また、肌の色は明るいバラ色です。
<銀河系外にあるアプ星>
・「数十億年前に、アプ星人が原子を最小微粒子に分解して以来のことよ。この業績のおかげで、私たちは、最も崇高な力を手に入れることができたの。例えば、不死、プラスイオンの制御能力、その他にもたくさん・・・」
・重力除去能力で巨大な石も運んでしまう。アプ星人は太古より人類を見守って来た。イエス・キリストも地球を陽性化したアプ星人の一人だった!
・「宇宙現象のせいでアプ星人が地球に通いにくくなってから、地球時間で5億年という年月が流れた。少し前から、つまり20世紀初頭から、地球が属している銀河は陽性のゾーンに入った。
・このゾーンは私たちの船や浮遊都市の航行には好都合なんだ。もし僕たちが何の問題もなくここに来ることができていれば、地球生活の多くの問題は既に解決されていたんだよ」
・国連創設の背景にアプ星人のバックアップがあった。ルーズベルト大統領にもアプ星人の働きかけがあった。エッセネ派の拠点クムランは、太古アプ星人の科学研究所だった!
<スクリーンに映されたペルーの未来の大惨事>
・引き続き、数多くの銀河誕生の発端となったアプ星の爆発以降、この地域で過去に発生した大災害の様子が次々と映し出されました。タイム・スクリーンによる過去の映写が終了すると、今度は、今後この地方が晒されることになる天変地異の投影が始まりました。
『クラリオン星人 コンタクティが体験したアセンションン{量子転換}のすべて』
―宇宙人の人類DNA大変革プログラムー
マオリッツォ・カヴァーロ ヒカルランド 2010/10
<地球を訪れているエイリアンは約120種!>
・まず彼らは、異なる時間から来ている。それは僕たちの次元と並行関係にある次元世界・平行次元だよ。
それから、彼らの世界は僕たちの地球から15万光年離れている。彼らは、子の距離を地球時間に換算して72日から73日かけて旅している。だから、彼らの移動速度っていうのは、光速よりも遥かに速いんだ。
また、彼らは、遺伝子工学的にも進化した生命体だ。だからーだいたいの推測で僕は言うんだけれどー彼らは、5次元に属しているんじゃないかと思う。これは、あくまでも僕個人の意見ということで聞いておいてね。
・宇宙の神々、エロヒムーおまえたちの先祖は創造主をそう呼んでいるーは、遺伝子操作を行い、海洋の霊長目(雌雄同体の水棲爬虫類の一種)の尾骨と下垂体に手術を施し、右脳半球と左脳半球の相互作用に不可欠な身体条件を整えた。彼の星の神々は、人間に知性を授けそれを活用する自由を与えた。
<このユニバースには、生命体の住まう世界が無数に存在する!>
<15万光年離れた第3銀河のワシ座に位置するクラリオン星>
・彼らは、基本的にタイム・トラベラーなんだよ。物理的な宇宙を縦断する際のスペースシップの速度は、秒速数百万キロ程度だよ。
また、一つの惑星から別の惑星に移動する時には、通常、天然の磁気回廊が利用される。ユニバースにグリッド状に交差して存在する、<重力のライン>のことだよ。
・要するに、私たち人間は、常に監視下に置かれているのです。さらに、遺伝子操作を受けた先祖を持つ子孫たちは、アブダクションという手法で定期的にモニタリングされ、必要な場合には、新たなDNA操作を受けるのです。
・地球外生命体の探査?地球の科学者たちは、宇宙に地球外生物を探しています。エイリアンたちは既にここにいるのです・・・・。なぜ明らかな証拠を否定しようとするのでしょう?なぜ彼らの不断の存在についてまだ口を閉ざしたがるのでしょう?異次元からの訪問者たちは、私たちの誕生以来ずっとここにいるのです。
・私たちの精神の生み出す幻影の<向こう側>にあるのは、想像を絶するほど素晴らしい不死の世界だということを知るのです。時空という人間だけが囚われている<トリック>から身を解き放つことさえできれば、その世界を知ることができるのです。
『クラリオンからの伝言 超次元スターピープルの叡智』
<CERNの大型加速器実験は、次元の扉を開けるのか?>
・クラリオン星人とウンモ星人とはどんな関係にあるのでしょうか?
カヴァーロ;銀河連邦の同じメンバーです。16万の星が加盟している・・・。
16万世界。これは全部銀河連邦の中に存在する世界なのです。
<ウォーク・インとワンダラー。宇宙人が地球にやって来る方法は?>
浅川;ワンダラーは地球に生まれてくる時に人間として肉体を持って生まれてきます。要するに宇宙から直接地上に降り立つのではなく、まず、地球圏内の霊的世界に行き、我々普通の人間の転生するみたいな形で、赤ちゃんとしてお母さんの体の中に入って生まれてくる。ただこの場合には、自分が宇宙から特別な使命を持ってやって来た事を忘れてしまうことである。
・もう一つは、ウォーク・インのケースです。彼らは、霊的世界を経由せずに直接地球にやって来て地球で生活している人間と入れ替わってしまう。一種の憑依ですが、前もって両者が約束し納得しあったことなので、一般的な憑依現象とは異なります。この場合は、記憶が継続されますから自分の使命を全うします。
<地球内部は回転する2重構造。空洞宇宙の超新説が明らかにされる>
<全ての惑星の内部は空洞>
<大変動を察知して地下に潜った人類たちのその後>
・カヴァーロ;地下にはシャンバーラとアガルタという2つの国があります。シャンバーラは、「神の地」と言われていて、アガルタの方は、悪魔チックな地獄のようなところ、ネガティブなマイナスの極です。この2つをごちゃごちゃにする人がいるので、それは気をつけなきゃいけない。2つは違うものです。
ヒトラーは自分たちゲルマン民族は宇宙人というか、星から来た人たちの特別な子孫であると思っていた。ヒトラーは地球の中に空洞の世界があり、空洞の中の土地を知っていました。
・アガルタとシャンバーラという2つの違う世界があるのではなくて、世界は一つなんですが、精神レベルの違う世界が2つあるということです。その一つが南極の近くにある。それがシャンバーラと呼ばれるもので、このシャンバーラというのは聖なる場所、聖なる土地という意味です。一方、アガルタのほうに住んでいる民族は、シャンバーラに比べて文明的にもうちょっと遅れています。
・アガルタのほうは、北極点に近い方にある。
・地殻変動の時に一緒に入った同じ人種なんですが、文明の発達の具合が違うんです。北極圏にすんでいるアガルタ民族というのは、我々の2000年前ぐらいの農業を中心としたプリミティブな生活をしています。
・実際、私達がいる世界でも、日本のように非常にテクノロジーが発達している所もあれば、テクノロジーとは一切関係のないようなところもまだある。ですが、同じようなことが地球内部でも起きているわけです。
浅川;6500万年前のカタストロフィーのときに、一緒に入っていながらそれだけ差がでたということですね。
『クラリオンからの伝言』
超次元スターピープルの叡智
<第3銀河系の鷲座にあるクラリオン星>
・私たちが、見ているのは3次元の火星、すなわち過去の火星です。
・過去の火星と未来(現在)の火星。この2つの火星は周波数が違うんですね。並行してある存在なんですが、周波数が違うので、私たちが、火星に行ったとしても何も見ることができないということです。
・火星人を見た時に、身体的特徴が旧インカ人に似ているというのも、おかしなことではありません。
・人類を創造し育んだというプロジェクトにかかわったのはオリオン座、プロキオン、プレアデス星団、ケンタウルス座アルファ星です。こうした星の人々が、人間の原型、マトリックスのような形になって、今現在、人類に影響を及ぼしているわけなのです。
・NASAやなんかの調査では確かに火星には砂漠しか見えませんね。しかし、カヴァーロさんが見た火星には、都市があり、そして、人が住み、そして、動物もいた。それは、異なる次元に同時に存在する景色だったようです。
・やがて私たち2人は大きな広間のようなところに出ました。そこは、境界線が見えないほど広大なスペースでさまざまな大きさの球体がありました。50センチから60センチくらいの直系のものから、1メートルから1メートル半くらいのもの、もっと大きいものもありました。その球体はスカイブルーや淡い紫色、そして、黄色などさまざまな色味を帯び、クリスタルのように透き通っていました。そして、この球体の中には何と人影があったのです。
<知性的なレプティリアン人(ドラゴン人)と人類との関係は「また従兄弟」の間というふうに定義できるでしょう>
『クラリオンからの伝言 超次元スターピープルの叡智』
<3つの月を持っていた地球に起こった大カタストロフィー>
カヴァーロ;3つあった月のうち1つの月が磁場を失った、消滅したんです。
浅川;3つあった月のうちの1つ目が落ちたのはいつでしたっけ?
カヴァーロ;6500万年前、そのとき、2つの月が残っていたのです。
浅川;そのときに7つのピラミッドを作って磁気が弱くなったのを保ったんだったよね。そして、残った月のうちのもう一つの月が磁気を失って落ちた。
<大カタストロフィーに備えて、クラリオン星人は地球上全ての生命のDNAの保管庫を持っている!>
・私の中にはいつもクラリオン星人からの精神投影があります。
<植物と共生するクラリオン星人の町の様子>
・とにかくクラリオン星は天国、パラダイスでした。一言でいえば、天国のような世界で、とても美しいです。
・我々の地球上の建物と違うところは、建築物がセミモービルといって半可動式というか、ちょっと動くものです。彼らの建物は、ドームの中に入っていて、半球体の透明な物の中に包まれている。例えば、道は植物を切ってしまうような地上にはつくられずに地下を通ります。
<美しく知的な5種類のグレイ・エイリアンの真実>
(生物学的なロボット)
カヴァーロ;クラリオン星人が作ったグレイロボットもあります。サイボーグというか、バイオロジーロボットとでも言ったらいいでしょうか。ですが、金属でできたロボットではないです。要するに、知能が非常に発達した生物学的なロボットのやつはサイボーグですね。
・アメリカ政府筋が発表している醜いグレイとは全く違います。
・グレイといわれる者たちなら、5種類います。けれども、その5種類全部がサイボーグ(人造人間)です。
・5種類のグレイの特徴は、そんなに大きな違いはありませんが、身長の差とかはあります。先ほど見せた写真のグレイは150から170センチメートル、つまり、地球人と同じ大きさです。それから、もっと小さい69センチとか75センチとか、本当に小さいものもいます。あとは、目がすごく大きい種類。
・80000年前に地球に来た河童はグレイの一種で太平洋の海底基地にまだいる!?
・水かきのあるグレイの一種、河童も人造人間、サイボーグ。
<2012年を目安に太陽の活動が変わると、全ての生命の遺伝子体系も変わる!!>
・人類の起源種となった4大種族は次の星からやって来ました。ケンタウルス座アルファ星、オリオン星、プロキオン、プレアデス星団、そのほか数多くの種族が人類創造に協力し、すでに述べたとおり、クラリオン星人もそのうちの一つとして数えられます。
『クラリオン星人はすべて知っていた』 創造起源へのタイムトラベル
<私と同じくパラレル・ワールドの旅行者達が世界中にたくさんいる!>
<真の叡智はパラレル・ワールド>
・その、パラレル・ワールドに迷い込んでしまうことだってありうるのです。たどり着く先は、見た目は私たちの世界とそっくりです。事実、いつも通る道路があり、顔見知りの人たちと同じ生活が営まれます。ですが、決定的な相違点があります。時間軸が異なるのです。
・知らないうちに異次元の扉をくぐり抜けてしまい、異質な世界に入り込んでしまった人間など山ほどいるのでしょうか。そうした世界は、鏡映しのように、同一の空間構成なのですが、時間の周波数は全く別物になります。それに、そこから戻ってこられなくなることもあるのです!
<無重力リフトでケトス号の宇宙港へ>
<星間巡洋艦ケトス号の乗員たち>
・クラリオン星人とエリダニ星系のエリジウム星人以外には、オリオン座、プレアデス星団、ケンタウルス座アルファ星、かみのけ座、竜座、小犬座の一等星であるプロキオン星系からの異星人たちもケトス号に搭乗している。さらに、ベテルギウス星系やアルシオーネ星系、地球で発見されていない数銀河光年離れているほかの星系からのメンバーもいました。また乗組員の中には、その身体的、生物学的特徴から地球の研究家がいうところのグレイと見られる種族の人々もいました。
<時間移動線での旅で出会った“銀河系大議会”の賢者のメッセージ>
・彼は“銀河系大議会”の賢者の一人で、時間の境界線の向こう側からやってきたのでした。彼の声は翼の羽ばたきのように響き、彼の輝く瞳は私の脳内に射し込んだ燭光のようでした。彼は、星が放つ光線のように私の混乱した精神の中に浸透してきたのでした。
「地球の子よ、我々はおまえにメッセージや使命を託すことはない」
そう述べた。異次元の声は、音として響いたのではありませんでした。
<3メートル以上の巨人たちと生命体であるコンピューター>
・そこは円形の複合施設でした。背丈3メートル以上の巨人がいて、不可解な精密作業に没頭しているのでした。分厚い宇宙服をまとい、顔が隠れる奇っ怪きわまりないヘルメットをつけた巨人たちは、コンピューターのインターレース式ディスプレイの周りで操縦しています。ちなみに、このコンピューターは開発者たちの頭脳と連動した一種の生命体なのでした。
・私は、クラリオン星の巡洋艦の驚くべき全貌を目の当たりにしていました。奇っ怪きわまりない形をした輝く物体の大群が、船腹の下に開いた幅広で青い楕円形の開口部から現れると、敏捷でなめらかな動きを見せていました。それらは、偵察用時間移動船だとのことでした。
『未確認飛行物体UFO大全』
並木伸一郎 Gakken 2010/2/2
・ベスラムがトラックを降りると、すぐそばにUFOが着陸していた。それは直径100メートルにも及ぶ巨大な円盤だった。UFOの中に案内された彼は、美しい女性の機長に紹介されたのである。
・その美しい女性はアラウ・レインズと名乗り、太陽を挟んで地球の反対側の軌道にあるために、地球からは見えない惑星クラリオンから来たと述べた。
・その後のコンタクトで、ベスラムはUFOに搭乗し飢えや病気のない理想郷のような惑星クラリオンの生活をレインズから聞かされたのだった。ベスラムはまた彼らがエネルギー源として磁力やプルトニウム、中性子などを利用していることも知った。
・彼はある年、UFOから降りて帰宅する途中、何ものかに追跡され、それ以降、行方がわからなくなった。彼の痕跡は現在にいたるも発見されていない。
<600ページにわたる本書も含めて、筆者のライフワークであるUFO現象の探求は2010年で40年を迎えることになった。>
『宇宙の古代遺跡』
「月・火星 他文明の痕跡」
深沢久夫 Gakken 2008/10
<NASAは陰の集団に操られている ⁉>
<秘密の集団「オシリス・カルト」>
<古代エジプトの冥界の王であり、死と復活の神でもあるオシリス>
・実は、これまで「NASAの隠蔽体質の背景には、カルト集団の存在がある!」という説がささやかれてきている。NASAの中枢をあるカルト集団が支配しており、火星に関する「神聖知識」の公開を阻んでいるというのだ。
科学の最先端をいくNASAとカルト集団とは、じつに奇妙な取り合わせのように感じられるかもしれない。しかし、NASAが「オシリス・カルト」と呼ばれる古代エジプト宗教の隠れた本拠地になっていることは、80年代初めごろから問題視されていたのだ。
・秘教研究家ジョージ・ダウナードの調査によると、NASAの管轄する天文台には、常にシリウスに向けられた望遠鏡が設置されているという。その望遠鏡を通して、シリウス(古代エジプトの星辰信仰において主神となっていた星)」の光を浴びながら、NASAの「大司祭」が「オシリス復活の儀式」を執り行うというのだ。「オシリス・カルト」はアメリカを中心として、各国の政財界に多数の信者を擁しているが、ダウナードはNASAこそ「オシリス・カルト」の総本山であると指摘している。
・そもそも、アポロ計画の「アポロ」とはオシリス神の息子ホルスと同一の太陽神であり、アポロ計画の記章とされた「オリオン」は、古代エジプトにおいては「オシリス神の住まうところ」とされていたのである――。
NASAの内部には、「公開派」と「非公開派」があり、情報開示をめぐって対立しているという。あるいは、「非公開派」というのは、古代エジプトの神官のごとく、星に関する知識が「神聖知識」であるがゆえに、開示を拒んでいるのかもしれない。
<やはり高等生物が実在した!? 動物の頭蓋骨>
・かつて火星にも、水と大気が潤沢に存在した時期があり、その期間は30億年続いたともいわれている。だとすれば、はるか昔、火星地表には知的生命体や動植物など、生命に満ち溢れる世界が存在していたのかもしれない。いや、事実存在したと思われる物体が見つかったという。
写真は火星地表の画像で、マーズ・スピリットのローバーが撮影したものだ。不思議な形の岩のようだが、火星の異常地形を研究しているジョゼフ・スクッパーは「火星地表に動物の化石を発見した証拠」だと主張している。
場所は火星のグセフ・クレーター付近。そこに特筆すべき大小3個の物体は存在する。それも見るからに化石化した地球上の動物の頭骨に酷似しているのだ。
『あなたはいまスターシードとして目覚める』
限りない愛を受ける存在 シリウスの超叡智3
パトリシア・コーり 徳間書店 2011/9/30
<四つのマスター種族とは>
・地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にあります。テクノロジーが進化した彼らの文明は、銀河系間の移動といった難題を克服して遠方への宇宙旅行さえも可能にしました。
・オリオン星雲の中心星から数えて5番目にあたる彼らの星は、太陽光の量も少なく、比較的低温です。その厳しい物理的条件を考えると、彼らは、最もデリケートな遺伝物質を人類のマトリックスに組み込んだと言えるでしょう。色素が少ないために肌が抜けるように白いのでラ―の強い放射線からほぼ完全に身を守る必要があったのです。
<あなた方はもはや孤独な存在ではない>
・「エイリアン・ネイション(異星人国家)」つまり惑星間の提携、移動、文化交流、遺伝子混合のための連邦機関においては、地球人の知らない交流や取引が行われています。物質宇宙は生命であふれ驚異に満ちているのです。そして、地球と同様に光の存在と闇の勢力の間で、さまざまなレベルにおいての戦いが断続的に起こっています。
・考えてもみてください。異世界の生命体がこれほどまで、かたくなにあなた方の前に姿を現そうとしないのは実に不思議だと思いませんか?
その一方で、地球のオーラ体のすぐ近くまで母船に乗って旅してきたグループもいます。この生物の原型は、タイム・トラベラーであるジーン・ロッデンベリー(訳注;SFシリーズ『スター・トレック』を生み出したテレビ・映画プロデューサー)によってあなた方に紹介されましたが、彼がSF物語という形で表現した銀河連邦の活動が決してフィクションなどではないのです。
<つまり彼らはあなた方の苦しみを理解しているのです>
・多次元宇宙の内のパラレル・ユニバース(並行宇宙)から異次元を旅して地球にやってきた意識を持った存在は、あなたと一緒にそして、あなたの内側で活動しています。物質領域では多次元宇宙とはまったく違った人生の展望としてドラマが繰り広げられているのですが、あなたが物質次元から上昇するにしたがって、物理的な現実が無時間性において結晶化された思考の投影のホログラムであり、魂のトレーニングの場であることを認識するようになるでしょう。
『2012年あなたはこうなる』 Q&Aベスト集成
山口敏太郎 5次元文庫 2010/12/10
<UFOコンタクティ マオリッツオ・カヴァーロ ー宇宙につなぐ銀河のシルクロード>
<宇宙と地球を結ぶシルクロードを発見していこう>
<伝説は過去にあった事実に基づいている>
・カヴァーロ;(エイリアンを見るようになってから)30年ほど経ちます。もう数えることをやめてしまったのですが、既に200回以上遭遇しているはずです。毎回違う人と会うわけではないので、知り合ったエイリアンの総数は、30人くらいですね。
・エイリアンたちが人の心の中に侵入してくるというのは、昔からある現象で、世界中の様々な宗教にもそういったものが見受けられる。ですから、エイリアンが人の心に入ってくるという表現は正しいと思います。
・エイリアンが昔から様々な形で人間に混じってきたということは確かです。
・今人類は次の段階への移行を目指している。そういう時期なんですね。だから、現在、大多数の人間が何らかの形でエイリアンと接触していたとしてもおかしくない。
<日本の天狗はエイリアンの可能性がある>
<宇宙のメッセージを預かる天使達もエイリアン>
・エイリアンにはもちろん女性と男性という性の違いはあるんですが、本当に男女問わず非常に優しく美しい種族です。表面的には、人間とさほど違いはありません。
・つまり天使とは、宇宙のメッセージを伝える使者であるので、やはり宇宙とかかわりのある者だとおもわれます。
<周波数を変えれば時空も変わる>
山口;カヴァーロさんの話では、今の火星はかって文明があって滅びた姿であってパラレル・ワールドの火星では、ちゃんと文明があるそうですね。また、発展している火星にも行かれたそうですね。
カヴァーロ;我々の目には、より低い周波数が見えている。ですから、今火星を見た時に、何もないあの砂漠のような状態なんです。
・高周波にチューニングすると、生物が棲んでいるような火星になる。別々のものが存在するのではなくて、共存している。
<2012年、人類にとっての選択のラストチャンス>
・カヴァーロ;2012年には、確実にひとつのサイクルが終わる。人類が今までの次元よりももっと高い次元に移行していく現象が見られるでしょう。それに伴い天変地異が起こるかもしれません。ただし、それは、人類滅亡とか、地球の終りとか、破局とかを意味しているのではない。こうした変化は、新たな人類、新たなステージアップのために生じるのです。だから、すべて破滅してしまうという意味ではない。
『ムーンマトリックス』 覚醒編
デーヴィッド・アイク ヒカルランド 2011/9/30
<心の大転換をもたらした霊能者(サイキック)との出会い!>
・何らかの存在が、私の周りにいるのを感じ始めたのが、この頃だった。部屋に1人いるときに、誰かがいるような気がして、その感覚が何カ月も強いため、ついに1990年の初め、ロンドンのホテルでベッドの脇に座っているときに、その気配をあまりにも強く感じたため、「もしそこに誰かいるなら教えてくれ!頭がおかしくなりそうだ」と叫んでしまった。すると、それからいろいろなことが加速度的に発生するようになった。
<波長の異なる「世界」-並行宇宙(パラレル・ワールド)が無限にある世界を知る!>
・霊能者の彼女から現実の多次元的な性質や、一つの次元が他の次元と通信可能という話を聞いているうちに、これが答えだと思った。
・すべてはあなたの内面に存在するということ、あるいは象徴的に天国は心の中にあるということは間違いない。無限の広がりは、あらゆる「空間」もしくは我々の「空間」認識と共存しているのであるから、全て我々の内側に存在することになる。だが、問題は、我々の五感では、全ての無限の広がりを把握できないことだ。全てのラジオ放送を同時に聴くことができないのと同じである。
・幽霊やUFOを目撃した人々が、どこからともなく「出現」して「消滅」してしまったというのも、これで説明がつくだろう。テレビやラジオのチャンネルがたくさんあるように互いに交差する仮想現実が無数に存在しており、やりかたさえ知っていれば、異なる仮想現実間を行き来することもできる。科学者は、「並行宇宙(パラレル・ワールド)」と呼んでいる。
『2020年ごろまでに世の中大転換する』
<アルザル人との遭遇と新人類>
<UFOに乗ってやってきたアルザル人>
<アルザル(地下世界、亜空間)>
・私がアルザル人にはじめて会ったのは、2006年11月23日でした。1947年にアメリカで不思議な物体が墜落し、乗っていた生物が全員死亡するという事件が起きました。発見したのはアメリカ軍でした。実は、この生物こそアルザル人だったのです。もちろん、アメリカ軍は彼らが、アルザル人であるとは知りません。なぜなら、外見も普通の人間そっくりだったからです。髪の毛と目の色は黒く、黄色人種のような外見をしていました。
・彼らの血液型を世界中のいろいろな人種のマッチングをしたところ、アングロサクソンでもなく黒人でもなく、一番近いのが日本人だったのです。彼らの血液のなかに日本人の血液中に多く存在する“YAP(マイナス)因子”と同じものが存在していたのです。YAP因子というのは、Y染色体上にある特殊な遺伝子で日本人に特異的なものです。
<アルザル人は日本人の祖先だった>
・アルザル人はもともと地球の地下深くに住んでいたそうです。地球の核付近までいたる地下に彼女(アルザル人)たちの住まいがあったといいます。地下の居住地同士はトンネルでつながっていて、いつでもどこへでも行けて、トンネル内で通信もできたそうです。
・何千年もの間。地中で文明を発展させたアルザル人は、やがて地上に出てきました。その当時、地上にはようやく哺乳類の祖先が現れたところでした。
・アルザル人が現れたのは現在の日本にあたる場所で、ちょうど後に出雲大社ができたところでした。アルザル人は、そのあたり一帯に居住し、地上での生活になじんでいきました。やがてアルザル人=日本人は、出雲大社のあたりから日本国中に広がっていったのです。
ちなみに、アルザル人は、かってイスラエルにも居住したことがあり、その子孫はユダヤ人となったそうです。ということは、イエス・キリストもアルザル人だったということです。
<アルザル人のメッセージを伝える使命>
・出雲大社はアルザル人の幕社とまったく同じ形になっています。しかも、アルザル人は日本全国津々浦々に広がりましたから、どこのお宮もアルザル人の幕社と似ているのです。
・決定的な証拠として一つあげるとすれば、現在の宮中にはアルザル人の絵があるそうです。その絵は、菊の紋が中央に描かれていて、その両側にアルザル人が信奉している一角獣(ユニコーン)とライオンがそれぞれ配置されています。それがアルザル人の紋章なのです。
・アルザルについて釈迦も「シャンバラ」と呼んで北の果ての入口から入ると言い残しています。それがシャングリラの元ネタになったわけです。
・北の果てには北極海と氷しかありませんが、地球の磁力線が潜り込んでいます。それがプラズマ・トンネルとなり、地球の中心の内核でリコネクション(つなぎ替え)が行われてプラズマが発生しているのです。つまり亜空間ができて天体アルザルが存在します。そこから出入りするにはプラズマで覆った飛行物体か自らの体をプラズマで覆うしかありません。
『『ドイツ伝説集』のコスモロジー』
-配列、エレメント、モティーフー
植朗子 鳥影社 2013/7/12
<こびと>
・王の宝を守るこびとの伝説(こびとたちはその宝物を守っていて、かつては時々真夜中になるとザルツブルグに行って、大聖堂で礼拝していた)。
・これらの山の民「{ブレッセの静かな民}と呼ばれる山こびと」は、人間達と変わらず、身体は肉と骨から出来ていて、子どもを作り、死もおとずれる。
・「こびと」が他の怪異体と異なるのは、彼らが「敬虔なキリスト教徒である」という特徴を持っている。人間と共に生活し、王や英雄の墓守としての役割についているこびとたちは、人間と同じような生活習慣を持っている。
・こびとの王は、キリスト教徒としての暮らしを人間に話している。王や騎士たちに、こびとが、自らを「キリスト教徒」だと主張する姿は、こびと族が異教の神々と関連がないことを人間に訴えかけ、異教徒として駆逐されることを恐れているかのように見える。『ドイツ伝説集』に登場する「こびと」は人間の亜種のような存在として描かれている。
・1664年に、ドレスデンの近くでひとりの少年が村の羊の番をしていた。(略)そして、彼(少年)は石を持ち上げてみると、若い大地のこびとが地面の中から飛び出して、すばやく羊飼いの少年の前に立ちこういった。
・翌朝、このこびとたちがやってきて、悲惨な火傷をしてしまった。彼らは怒りを込めて、「ああ、ひどい世の中だ、ひどい世の中だ!」と叫び、復讐を誓って、永遠に姿を消してしまった。
<こびとの出現は1680年以前となっており、こびとが人間の目の前から姿を消す話ばかりが集中的に配置されている>
・こびと族の消滅・移動に関する出来事が起こった時の具体的な日時を示さないことによって、「これからもこびとが人間の集落に再び現れるのではないか」というニュアンスを話の内容に含ませている。
<小さい人型の怪異体>
・先行研究を整理すると、「小さな人型の怪異体」という外見的特長によって、「こびと」とよばれることになった怪異体は、少なくとも二つに大別される。まずは肉体構造を持つもの、そして視覚的には認知されるものの肉体を持たないものである。こびとは種類によってその起源も能力も異なる。これらが混同されるようになったのは、それぞれの伝承が語り継がれる中で、類似の部分が記憶の中で融合したことが原因である。
・数と種類の多様さにおいて、「小さな人型の怪異体」の伝説は『ドイツ伝説集』の中で突出している。巨人族は過去のものとされているが、こびとに関しては未だその存在が現実のように語られることがある。こびとや幽霊は、そのちいささや実体の有無から、全ての人に見えることが難しい存在として認知されている。そのため、見えないことがすなわち「実在しない」とはならない。目撃されにくいことが当然のことと思われるタイプの怪異体は、長い時を経てもその存在が信じ続けられやすい傾向にある。仮に巨人が存在しているとすれば、その姿の大きさと能力のために、発見されないわけがない。
・「小さな人型の怪異体」はその起源にさかのぼって分類すると、人間と違う別種族の民であるものと、山や鉱石などの自然物から派生した妖精、人間の死霊が転化した精霊、の三種類に分かれる。「小さな人型の怪異体」はその役割に応じて、さまざまな居住域に区分されているが、伝説のグループ化には居住域以外に、その精霊としての派生起源も影響を与える。
<デーモンは人間と神々のちょうど中間の位置にある超自然的な存在>
・コーボルトはその家で早くに亡くなった子供を敷地内に埋葬するというドイツ語圏の風習から生まれた伝承であるが、この発生起源と内容は、日本の説話に見られるザシキワラシ伝承を彷彿させる。
・しかし、かといってコーボルトの日本語訳をザシキワラシと混同させると、また新たな誤解や異なる伝承の融合が起きることを助長してしまう。家霊であるコーボルトは、こびとという訳で統一することも問題があり、「コーボルト」という表記のままがふさわしい。後世における「こびと」と「家霊」「家精」の混同は、この二つの怪異体が「家系を守護する」「家を災害から守る」という能力の類似性もその理由にあげられる。
『クラリオン星人から日本人への緊急ハートサポート』
マオリッツオ・カヴアーロ ヒカルランド 2011/9/30
<「虹の神々」多次元世界の生命体たちからの予言>
・古代からユニヴァースの果て、つまり異次元世界から、銀河系連盟の賢者である導師が私たちの元へやってきます。
<1億8000万年前の人類創造計画>
・クラリオン星の人々というのは、今から約1億8000万年前に、人類創造計画に参加した数多くの民族の一つなのです。だからこそ、私は、彼らが悪者だというふうには思えないのです。
・クラリオン星人たちが一貫して行ってきたことといえば、唯一つでした。この世界の「むこう側」を見つめるように、と私を促してきただけなのです。
<指導者も不要、すべて統制のとれたクラリオン星人の社会>
・クラリオン星は連星系の惑星です。二つの太陽の周りを公転しているのです。地球からの距離は、15万光年となります・・・・。
・15万光年といえば、私たち地球人にとっては莫大な距離ですが、彼らは、地球時間に換算して72~73時間という僅かな時間で移動してしまいます。
・太古の時代にスターピープルたちが着手した遺伝子操作は、現在もなお進行中です。
<宇宙全体を生み出した「虹の神々」>
・多次元世界の生命体たち、「虹の神々」-ちなみに、私は彼等をエイリアンと呼ぶのではなくて、こうした名称で呼ぶほうが好きです。
<私たち人類はもとより、この宇宙全体を生み出した「神」や「創造者」といわれる人々>
<私たちの現実とは時間と空間を結晶化させてしまった次元のこと>
・つまり・・私たちは、創造者である、という事実です。実際には人間は今私たちが、住んでいる世界を創りだしているのです。また、私たちは自分自身の不安や恐怖をも生み出し続けています。同様に自らの自由を創るのも私たち自身に他ならないのです。
・私たちを取り囲むユニバースとは、見かけ通りの姿をしているのではないのです。ユニバースの実相とは私たちが、知覚できるユニバースとはかけ離れているのです。それが証拠に本当は空間や時間などといったものは存在していないのですから。
・私たちは、身の回りにあるものを結晶化して時空を創りだしてしまっているのです!その結果「結晶化してしまった次元こそが私たちの生きる現実なのだ」と人間は信じ込むようになってしまったのです。それは完全なる誤解だというのに・・・。
<私たちが生きている「本物の現実」とは変更可能なのです>
<悪魔も私たちの創造物にすぎない>
・時間と空間は私たちによって創りだされた。
・実は悪やサタン(悪魔)といった存在も時間と空間があるように私たちは、創造物/想像物にすぎないのです。要するに悪魔などの誕生を促したのも私たち人間であったということです。
『超次元の扉』 クラリオン星人にさらわれた私
<エトルリア人(地下の人間)について>
・古代エトルリア人は、地球を襲った最近の大災害(1万5000年から1万8000年前)を生き延びた民族の一つであり、彼らは、地下にある迷路のような通路の中に避難しなければならなかった。事実、エトルリア人の語源はー彼らによるとー<地下の人間>という意味である。インカ人、アステカ人の後に表れ、最後に地上に戻り文明復興を促した民族である。
<過去と未来が共存する場所。火星での前線基地の様子>
・あなた方が火星と呼んでいる惑星、火星の全て、その地表や地底の奥底に生きているものすべてが、次元の宙づり状態に置かれているのです。つまり様々なレベルで一種の原子浸透作用が起こり、過去と未来が共存しているのです。透明な球体が、別の円状に透明な球体の中に入っていると想像してごらんなさい。
・地球上にも、次元が宙づり状態に陥っている場所があります。地球にも堕ちる場があり、そこでは過去と現在、未来が共存しています。こうした場は、次元の扉で無限へと通じているのです。私達が、出会ったあの空地も、その一つなのです。
『続2012年地球人類進化論』
アインソフ永遠の中今に生きて
白峰 明窓出版 2008/10
<プレアデス系、オリオン系―星と星との争い>
・この宇宙戦争は、どこの星から始まって、どのようだったのかという話をします。
・太陽系には、「アステロイド・ベルト」という、壊れた星が星屑となり、ベルト状になっている場所がありますが、これは昔、宇宙空間で戦争があって、核に類似するようなプラズマ兵器を使い、星を粉砕した場にできたのではないかという説があります。
もし、それが事実だとすれば、どこの星とどこの星が戦ったのでしょうか。その一つは、簡単に言うとプレアデス系ということなのですね。
・それともう一つは、オリオンに近いオリオン系です。この二つはどこが違うのかと言うと、まずプレアデスが精神性・スピリットというものをすごく大切にする星です。逆にオリオンという星は、物質に働きかけて、あらゆるものを創造する科学に長けた星であったと言われています。このことが、超古代から地球に大きな影響を与えてきたのです。
・そのオリオンの宇宙存在が地球に入植したのと同時期に、他のまるで起源の違う人たちも、地球に入って来たのです。それが、地球上でいろいろな文化や歴史を創ってきました。でも合う合わないがあって、戦争を繰り返してきたのではないかと思われるのです。
・人類の起源については諸説あると思いますが、科学的なデータでは、東洋人、特に日本人の起源は、ベガ、プレアデス、スバルという星にあると言われています。
それにもう一つ、オリオンが人類の発祥に関わった場所じゃないかと言われています。ですから、ベガ、リラ、それに琴座ですね。それからスバルのプレアデス系です。その後にシリウスと言われています。
そうした起源の星が違うもの同士が争った形跡があるのです。
『日本の根幹と真文明』
アマノコトネを介して開示される地球と人類の過去・現在
樋口雄三、アマノコトネ ナチュラル・スピリット 2011/6/5
<宇宙人から進んだ武器や技術を導入していますか>
・もらっている。アメリカという国をわからせるのはテレビを見せるのが手っ取り早い。
・日本は宇宙人に関しては余りにも後進国です。宇宙人の存在を認めたり、話したりすると非科学的だとされ、変な目で見られますが、世界では疑いのない事実とされており、アメリカ政府の公文書がどんどん公開されております。
・レーザービーム兵器、極低周波(ELF)兵器などの技術を手に入れておりますが、すべて昔の技術です。
・アメリカは皆さんが思っているほど、民主的でフェァーな国ではありません。
・人類の歴史は宇宙人の関与を抜きには考えられません。地球は、宇宙人の実験場だったのです。現在も来ておりますが、多くは引き揚げて自分達の実験成果を興味深く観察しております。
『世界を変えた100冊の本』
マーティン・セイモア=スミス 共同通信社 2003/12/1
<94『ベルゼバブの孫への話』G・I・グルジェフ(1950)>
・30年前、われわれ12人は中央アジアで長い歳月を過ごし、各地の言い伝えを聞いたり、古代衣服やよく歌われる歌、そしてある種の書物を研究することによって、教義を再構築した。教義は絶えることなく存在していたのだが、具体的な形では伝えられなかった。大昔、いくつかの集団や階層は教義を知っていたが、完全なものとしてではない。古代の人は形而上に重きを置きすぎていて、その教義はあまりにも抽象的だった。
・これはグルジェフが1923年に、約10年前から教えていた教義の起源について質問されたときの答えである。その教義の本質を含んでいる『ベルゼバブの孫への話』の影響は深遠ながら、全体としてそれほど目立たない。この本には、ときおり故意に曖昧な形にしてあるが、神秘的な教えの要旨が書かれており、それをP・D・ウスペンスキーが、もっと明瞭で読みやすい『奇蹟を求めて――グルジェフの神秘宇宙論』の中で解説している。
・教義は東洋思想と西洋思想の融合で、その説得力の強さは過去に例を見ない。これに比べるとブラヴァツキーの神智学や超越瞑想は幼稚で私欲がからんでいるとさえ思えてくる。しかし、ケプラーが当時流行していた占星術の中に「汚物の中の真珠」を認めたように、グルジェフの「ワーク」は神智学や超越瞑想やもっと大衆的な運動の核心に貴重なものを認めている。
・この教義には、ゾロアスター教、仏教、キリスト教(特に東方正教)、カバラ、スーフィズム、ピュタゴラスの学説、その他の宗教や教理体系の要素が混在する。ウスペンスキーの『奇蹟を求めて』は、多くの箇所でグルジェフ(G)の言葉を一人称で引用しており、霊魂の生まれ変わり(グルジェフはこの考えを「真実に近いが、真実そのものではない」と言っている)に関するさまざまな思想を飽くことなく述べて、厳粛に筆を進めている。
・ワトソン、スキナー、その他の行動主義心理学者が提唱した「機械としての人間」という概念は、グルジェフの教義と共通する部分が多いように思われる。しかしグルジェフの心理学は、実はこれとはまったくちがっていた。人間は、「普通の状態では」たしかにひとつの機械だが、ときおり衝動によって目覚めさせられる。人間は機械として反応するが、自身の中に機械として反応しない能力を持っている。行動主義心理学者(と、従来の科学方法論はそれ自体で神の存在しない宇宙の神秘を計り知ることができる、と信じる者)は、外からの精神的影響力を認めないし、われわれが存在を許されていることに感謝する気持ちが必要だとも思わない。
・『ベルゼバブの話』は、これらすべて、そして戦争、誤解、貧困、その他人類の不運がどのようにして起こるか、また現状をいかにして変えることができるかを神話的に書き綴っている。この本で真似のできない設定のもとに展開されている教義は、聖アウグスティヌスが言うような完全な神=創造主ならぬ不可知の物質的「絶対」を提示している。そしてそれが次第に力を失っていくさまが、宇宙が不可避的にエネルギーを拡散させていくという手のこんだ(しかも崇高なほどの詩的で想像力豊かな)宇宙論として述べられる。少なくともその意味では、この教義はグノーシス的、カバラ的と言えるだろう。そして、このプロセスは、われわれが「自然」と呼んでいるものに依然かなってはいる。しかし教義のそれに続く説明では、地球の人間の状況に何か良からぬことが起こり、その結果、地球は宇宙の中の(生物がひしめく)悪い部分に置かれている。「原罪」の神話、つまり人類が無上の幸福から「転落する」という概念が、『ベルゼバブの孫への話』以上に生き生きと想像豊かに記述された書物はない。心を開いてこの本を読めば、人生を変えることができるし、人生の真の意味を与えることもできる。また、これまで実際にそうなってきた。
(G・I・グルジェフ) (平河出版社) 1990/8
<聖なる惑星パーガトリー>
・パーガトリーと呼ばれる聖なる惑星は我々の大宇宙全体にとっていわば心臓のようなもので、つまりこの宇宙に存在し機能しているあらゆるものが脈動して完全なる結果を生み出した時、その結果がすべて集まってくる場所なのだ。
・われらが<共通の父なる創造者と永遠の主>がたびたびこの聖なる惑星に出現されるのは、そこが、我々の大宇宙のさまざまな惑星で完成の域に達した最高に不幸な<高次存在体>の生存場所であるからだ。
・この聖なる惑星に住むという栄誉を授けられた<高次存在体>たちは、恐らく我々の大宇宙の全てのものと同じくらい苦しんでおる。
・この聖なる惑星は存在する全てのものが機能して生じた結果集まってくるセンターであるだけでなく、今では我々の宇宙の全惑星の中でも最良の最も豊かにして最も美しい惑星だ。
・この聖なる惑星上にはいたるところに峡谷があり、そこは様々な<内部形態>を持った実に便利な洞窟がありーある部分は自然のものによって、またある部分は人工的に造られたものだがー入口からの眺めは実に素晴らしく、中に入ると天上的で平安な生存に必要なものは全てそろっており、しかも宇宙の独立した個人―<高次な存在>もこれになることができるーの体内のいかなる部分でも、本質的な不安は全く存在していない。
・『ベルゼバブの孫への話』は、ベルゼバブが、宇宙船カルナック号の中で、孫のハセインに話す内容からなっている。
・ベルゼバブは、その昔反逆罪で、宇宙の中心から火星に流刑された。ベルゼバブは、流刑時代に、地球という三脳生物(人間)が住む奇妙な星を何度も訪問した。
・そこで、地球の不可思議な三脳生物(人間)を詳細に観察したという物語。
<大天使の統治するパーガトリー>
<大天使の造ったエゴリオノプティ>
・成し遂げた功績が認められて、さらなる生存のために我々の大宇宙のいたるところからこの聖なる惑星にやってきた、これらの<高次存在体>が特に好んで住んでいるのがまさにこういった洞窟の中なのだ。
・今言ったものとは別に、便利さの点においてもスピードの点においても最高の<エゴリオノプティ>と呼ばれるものはここにはある。これらのエゴリオノプティは、この聖なる惑星の大気圏内で、あらゆる方向に好きなスピードで、たとえば我々の宇宙の第二等級の太陽が落下するほどのものすごいスピードでも自由に動くことができる。
・この種の<エゴリオノプティ>のシステムは、どうもある有名な天使、今では大天使となっているヘルキッシオンが特にこの聖なる惑星のために創造したもののようだ。
・そして、そのとき以来、この聖なる惑星パーガトリーという名で呼ばれるようになり、<(彼)>御自身の要望によって我々の全地域維持者である大天使ヘルクゲマティオスによって組織立てられ、統治されている。
<大宇宙の全惑星からあらゆる<植物相><動物相><フォスカリア>が集められている聖なる惑星>
・最初、つまりアトランティス大陸が消滅する以前には、おまえの惑星の三脳生物たちもこの聖なるパーガトリーとことをおおよそ理解しており、それに関するレゴミニズムさえいくつか存在していた。
・当初、現在この聖なる惑星に住んでいる<高次存在体>は、直接我々の至聖絶対太陽に行っておった。ところが後に我々が<チョート・ゴッド・リタニカル期>と呼んでいる全宇宙的大惨事が我々の大宇宙で起こり、そしてこの恐るべき全宇宙的大惨事以来、今この聖なる惑星に住んでいる同種<高次存在体>は、われらが至聖絶対太陽と直接交わる可能性を失ってしまったのだ。
・またそこには我々の宇宙のあらゆるところから姿も声も最も美しい鳥が集められ、これも博識家がいうには1万2000種もいるという。
・<花>や<果実>や<いちご類>、その他同種の惑星上形成物に関しては、とても言葉では言い表せないほどだ。もし言うとすれば、我々の大宇宙の全惑星からあらゆる<植物相><動物相><フォスカリア>がここに集められて、この環境に順応させられたとでもいえるだろう。
<天使・大天使の惑星>
・この惑星は<プロトコスモス>系に属するモディクテオと呼ばれている惑星だ。この惑星に誕生した生物は、我々の偉大なるメガロコスモスの全惑星に誕生した生物と同様、三脳でまた外観も我々とだいたい似ている、それに彼らは、我々の大宇宙の無数の外的形態をもつ全ての三脳生物のうちでも、最も理想的かつ完全であり、他の生物たちもそう考えている。現存する全ての天使、大天使、それに我々の《共通なる父である永遠なる主》に最も近い聖なる個人の大半は、ほかならぬこの素晴らしい惑星で誕生しているのだ。
・面白いことに、我々の大メガロコスモスの全ての惑星に誕生する三脳生物はほとんどみな、この聖なる惑星パーガトリーのことを知っているが、このことを知らないのはおまえのお気に入りの惑星の三脳生物だけ、もっと正確にいえば、アトランティス大陸が滅亡へと向かいつつある時以後に生まれた者達だけだ。
『2012年の奇跡2』 (光の5次元世界アセンション)
(中丸薫) (あ・うん) 2007/11
<「闇の権力」が次に目論んでいること>
<実在する「メン・イン・ブラック(黒服の男たち)」>
・マゴッチさんは最初のコンタクト以来、20数年間に渡ってUFOと接触してきたのですが、その間、ずっとSF映画「MIB/メン・イン・ブラック(黒服の男たち)」を地でいったような黒服の男たちに付きまとわれているということです。
・メン・イン・ブラック(黒服の男たち)は、地球にやって来ている宇宙人を取り締まったり追跡したり、また、UFOや宇宙人を目撃したりコンタクトした地球人に口封じ工作をしたりする、という設定の組織でした。
・これが単なる「SF」などではなく、実際にそういった組織や黒服の男たちがいて、マゴッチさんを付け回しているという話です。マゴッチさんは、そのメン・イン・ブラック(黒服の男たち)の追及から逃れるために、たびたび引越しを繰り返し、電話番号を変えるというスパイ映画を地でいくような生活を強いられているそうです。これはご本人から直接聞きました。
・マゴッチさんによれば、「地球人に友好的なクエンティンさんたちのような宇宙人がいる一方で、敵対的な勢力も宇宙人の中にはいて、そういう『暗黒の勢力』の手先がメン・イン・ブラック(黒服の男たち)として、UFOや宇宙人に関わった地球人に圧力を与えたり、心理的に働きかけたりしている」というのです。
『あなたからあふれ出すアセンションの超パワー』
シリウスの超叡智1
パトリシア・コーリ 徳間書店 2011/5
<UFOはマカバ作動原理を活用している>
・伝説のTVシリーズ、『スタートレック』のホログラフィー・クリエーターである、映画製作者のジーン・ロデンベリーは、あなた方が仮想現実の自分をSFとしてイメージできる安全な領域を通して、この事実と他の多くの原理をあなた方に示した霊媒者でした。ただし、非物質化はフイクションでも何でもなく全てが科学的であることについては、私たちが保証します。『光運搬人』であるロデンベリーは、地球上で肉体を持っている間に、彼の使命において、あなた方の高次の目的に仕えていました。彼の作品は、あなた方が今のところ未来と認識しているところに存在する自分自身の投影として地球外知性体を認識し、受容する能力を加速度的に高めました。
<火星の地下に存在する文明>
・宇宙の数多くの神聖な天体の内部には、複雑な形態とバリエーションを持った文明が無限に存在します。ガイアの内部にも、たくさんの層に人間の住む集落が、地球の時間にして100万年の間、豊富に存在しています。
・そして、彼らの遺伝子実験を通し生成された、多数の突然変異は、あなた方の惑星の内部に今も生息しています。間髪を容れずに言っておきたいのは、あなた方の生物実験室のほとんどは、秘密裏に存在するということです。あなた方は、現在アトランティスのシナリオを追体験しているところではないでしょうか?
・この類似点を引き合いに出すことによって、地球への侵入者のアヌンナキがアトランティス文明の侵略を計画したという、火星の地下本部に存在したあなた方の祖先の記憶を甦らせるでしょう。さらには火星の地下には完全な文明が存在すること、そして、秘密政府は、その事実をよく承知していることを私たちは、今あなた方に公表します。
『ライオンの隠れ家』 (異星人だった歴史上の偉人たち)
(ジョージ・ハント・ウィリアムスン) (求龍堂) 1999/9
<光の船の船長ガブリエルとは>
・12、他の女たちが墓の中に入り、天使の声を聞いた。ただし、その天使の正体は、マルコだった。「恐れないでください。あなた方は、磔になったナザレのイエスを探しにきたのですね。彼は生き返りました。そして、もうここにはいません。ご覧ください。彼はここにいたのです。」
13、女たちは、驚いて、そこを立ち去り、他の弟子たちに知らせに行った。その後、マルコも墓を離れ、彼の母マリアの家に戻った。
・14、ヨハネが墓に着き、ペテロが、後ろからついてきた。ヨハネは、まだイエスの復活の証を見ていなかったので、急いでいた。
15、ヨハネは、墓の中に残された亜麻布を見たが、墓の中に入らなかった。しかし、後ろから来たペテロは、すぐに墓の中に入っていった。
16、ヨハネもペテロに続いて墓の中に入っていった。そして、墓に最初に着いた別の弟子(ヨハネ)も墓に入り、そこを見て信じた。
・17、マグダラのマリアも、ヨハネとペテロの後ろをだいぶ遅れてついてきて墓に戻った。彼女は、二人が去った後も、そこに一人で残り泣いた。
18、彼女が墓の中に目をやると、そこには二人の天使の姿があった。続いて、イエス自身も彼女の前に現れた。墓の中にいた二人の天使は、光の船の船長ガブリエルと、同じ船の乗組員だった。彼らは、朝早くにイエスを乗せていったのと同じ宇宙船でイエスと一緒に戻ってきていた。