(2024/7/31)
飛鳥昭雄・三神たける ワン・パブリッシング 2020/8/11
堕天使ルシファーが選んだ反キリスト‼
ヒトラーはペンタゴンの地下で、サタンの魔力で今も生きている‼
ペンタゴン魔法陣に潜む闇の女霊媒師が地獄の堕天使ルシファーを召喚している‼
<まえがき>
・歴史的に反キリストと呼ばれた男のひとりに、ナチス・ドイツの総統アドルフ・ヒトラーがいる。
・預言の多くは未来を示している。正しく道を歩めば祝福が約束され、道を踏み外せば呪いが待っている。世の終わりには最終戦争が起こり、すべての人間は裁かれる。ならば、だ。ここで恐ろしい発想がある。どうせ戦争になるのならば、起こせばいい。メシアは一度死ぬと預言されているならば、殺すことができる。預言どおりの未来を作りあげれば、必ず成功する。これを逆説的預言解釈という。まさに悪魔のような思想によって預言を利用し、世界を裏で動かしてきた連中が存在する。彼らはナチス・ドイツを生みだし、ヒトラーを反キリストとして仕立てあげた。恐るべき闇の歴史について、本書は語っていく。
<ヒトラーの影武者>
・この問題についての医学的な見地から独自の仮説を提示した日本人がいる。精神科医の川尻徹氏である。川尻氏は生前のヒトラーの写真を病理学的に分析。少なくとも、アドルフ・ヒトラーは3人いる、言葉を換えれば、影武者がふたりいた可能性があると指摘した。
<ヒトラー逃亡説>
・ヒトラー本人のものだとされた頭蓋骨が女性のもので、唯一の証拠ともいえる下顎骨と義歯のカルテとレントゲンもまた影武者のものだとすれば、当然ながらヒトラーは生きたまま逃亡した可能性が出てくる。
実際、ナチス・ドイツの幹部の中には、戦時中のどさくさに紛れて、ドイツを密かに出国した人間がいる。
・ナチス・ドイツの総統であるアドルフ・ヒトラーもまた、こうした裏ルートを使って南米に逃げたという噂は後を絶たない。とりわけ疑い深いスターリンはヒトラーが本当に死んだのかという問いに対して、スペインかアルゼンチンに逃げたと答えている。
・最近では2015年、CIAの極秘文書に、逃亡したヒトラーがコロンビアに元ナチス・ドイツの人間から成る共同体を作っていたという情報があることがイギリスの新聞に掲載された。
<ベラスコの証言>
・ヒトラーの最期を知るうえで、避けて通れない人物がいる。アンヘル・アルカッサール・デ・ベラスコである。
・1945年3月、ベラスコは直属の上司であるジミー・オベルベイル司令官から極秘ミッションを与えられた。ベルリンの総統地下壕に赴き、アドルフ・ヒトラーを監視せよというのだ。オベルベイル司令官とともに訪れた総統地下壕は重苦しい空気に包まれ、そこで極秘資料の償却などの任務にあたっていた。
・運命の日は突然、やってきた。4月21日、SS大将にして官房長であったマルティン・ボルマンが突如、泥まみれのまま、すさまじい形相で総統地下壕にやってきて、ヒトラーがいる執務室へと入っていった。
・しばらくして手前の小部屋の扉が開き、中からエヴァ・ブラウンが出てきた。彼女は憔悴しきっていた。おつきの女性とSS将校、3人に付き添われ、足早に総統地下壕を後にした。
あたりが静寂に包まれるなか、突如、会議室の扉が開いた。総統ヒトラーが現れた。続いて、元帥ヴィルヘルム・カイテルと大将アルフレート・ヨードル、提督カール・デーニッツが出てきた。
・かくして、ヒトラーは総統地下壕を後にした。代わりに階段を下りてきたのは、ひとりの男だった。SS士官に連行されてきた男の風貌は、まさに総統アドルフ・ヒトラーとそっくりだった。ベラスコには見覚えがあった。影武者である。ヒトラーの生き写しとしてよく知られた人物だった。数日後、つまりは4月30日、影武者は毒薬を飲まされ、銃で射殺されたという。
・つまりは、アドルフ・ヒトラーと妻エヴァ・ブラウンは自殺などしていなかった。ソ連軍が押し寄せる9日も前に、ふたりは幹部に連れられて総統地下壕を抜け出し、ベルリンを脱出していたのだ。ささやかな結婚式を挙げた後に心中したという話は、すべてボルマンの作り話だった。
・ボルマンによれば、ヒトラーの身柄はいったんババリア山脈の麓にある天然の要塞ロタック・アム・エルヘンに移された。このとき、それまで精神安定のために飲みつづけていた薬のため、エヴァ・ブラウンは死んだが、ヒトラーは北欧ノルウェーへと向かった。そこから先のことについて、ボルマンは頑なにベラスコに語らなかったらしいが、どうやら南米に向かったことは間違いないようだった。
・大物スパイの証言だけに、実に生々しい。現場にいなければ語ることのできない情報は真実に肉薄しているといっていいだろう。
・悪名高い優生学はナチス・ドイツの基本テーゼであった。金髪碧眼の白人であるゲルマン人、すなわちアーリア人こそ、最も優秀な民族である。アーリア人以外の人種、特にユダヤ人は劣等民族であるとナチスの指導者は主張した。
・まさに歴史の皮肉としか表現できないが、反ユダヤ主義を掲げるナチス・ドイツの幹部の多くはユダヤ人の血を引いていた。しかも驚くべきことに、総統アドルフ・ヒトラー自身、イスラエル系ユダヤ人だった可能性があるのだ。
・日本では外務省の中に極秘の「TO機関」を設置して世界各国から情報を集めていた。
・したがって、極端な話、日ユ同祖論は遺伝子によって裏づけられたといっても過言ではない。日本人とユダヤ人は兄弟であり、ナチス・ドイツを率いた総統アドルフ・ヒトラーもまた、同じイスラエル系ユダヤ人であった。
実は、これを見抜いた男たちがいた。彼らは自らの民族がイスラエル人であることを知っており、そのうえで日本を裏で動かしてきた。いや、日本だけではない。世界をも動かしている。ヒトラーが総統になったのも、しかり、ナチス・ドイツを生み出したのも、密かに連中が仕組んだことなのである。
<失われたイスラエル人>
・ユダヤ人の歴史は苦難の連続である。絶対神ヤハウェと契約を結ぶことによって誕生したユダヤ教において、堕落や背教は、そのまま罪と罰となって人々を襲う。国家が滅び、民が離散するのは、すべて神に背いたからだと解釈される。
・南北朝分裂の原因はソロモン王の背教にあったように、北朝イスラエル王国でも絶対神ヤハウェとの契約「十戒」で禁じられていた偶像崇拝を行ったがため、紀元前722年、アッシリア帝国によって滅亡。人々はメソポタミア地方に連行される。世にいう「アッシリア捕囚」である。
・イスラエル教の教義は神秘主義カッバーラとして存続するのだが、ここからギリシア哲学やゾロアスター教の影響を受けた「グノーシス主義」が誕生し、本流は「原始キリスト教」となって世に再び広まることとなる。
・世界に散らされたイスラエル人の行き先として、忘れてならないのが南北アメリカ大陸である。
・古代イスラエル王国ができて以来、イスラエル人たちは何度か大きな滅亡の憂き目にあってきた。
・シルクロードの終着駅である日本には「秦」という字がつく地名は数多くある。
<極東イスラエル「ヤマト」>
・聖地エルサレムからシルクロードを通って東アジアへとやってきた失われたイスラエル人たちは、大きく3つに分かれて日本列島に渡来してきた。
・大元神こそ、『旧約聖書』でいう絶対神ヤハウェだ。いわば古代の神道はユダヤ教だったのだ。
<原始キリスト教国家「大和」>
・邪馬台国の神道はユダヤ教だった。海部氏と物部氏は徐福が率いてきたイスラエル人である。彼らの主体はミズラ系ユダヤ人である。
・その名も「秦氏」である。イスラエル・コード「秦」を名にもつ史上最大規模を誇る渡来人。彼らは失われたイスラエル人であり、かつユダヤ人原始キリスト教徒だ。
・神道は大きく3つある。多神教神道と一神教神道と三神教神道である。世の宗教はいずれも表の顕教と裏の密教がある。
<漢波羅秘密組織「八咫烏」と祭司レビ人>
・ユダヤ教に限ったことではないが、宗教には呪術がある。
・八咫烏は太陽に棲むとされる伝説の烏。三本足で「金烏(きんう)」とも称す。
・漢波羅秘密組織八咫烏のメンバー「烏」たちは、みな大祭司コーヘンである。全部で約70羽おり、舌に「烏天狗」が仕えている一方で、上に12羽から成る幹部「12烏」がいる。12烏のうち上位3羽は「三羽烏」として「金鵄」の称号をもち、ひとりの「裏天皇」を形成している。世にいう「大天狗」とは裏天皇のことである。
<大祭司コーヘンと契約の聖櫃アーク>
・イスラエル人の集団があるところに、必ず祭司レビ族がいる。
・徐福は道教の方士だった。呪術を行っていたことからわかるように、彼はレビ族である。徐福集団は海部氏と物部氏となった。祭祀を行う鴨族は大祭司コーヘンであり、記紀の中で「倭宿祢(やまとのすくね)」という人物に象徴されている。
徐福が大祭司コーヘンを連れてきた理由のひとつは「契約の聖櫃アーク」である。かつてエルサレムのソロモン神殿の至聖所には絶対神ヤハウェが顕現する契約の聖櫃アークが安置されていた。
<継体天皇と武内宿祢>
・伊勢神宮の地下神殿で密かに祀られている契約の聖櫃アークを漢波羅秘密組織八咫烏は「御船」と呼んでいる。
・だとすれば、継体天皇は竹内宿祢の子孫だということになる。武内宿祢は大祭司コーヘンである。継体天皇以後、天皇家はガド族からレビ族、なかでも大祭司コーヘンの一族となったというわけだ。
・一般にコーヘンは預言者アロンの直系子孫とされる。が、どうも、それ以外のコーヘンがいるらしい。「裏大祭司」、もしくは「裏コーヘン」とでもいえばいいだろうか。裏コーヘンは常に契約の聖櫃アークとともにあった。
・現在、契約の聖櫃アークは日本にある。管理しているのは天皇である。だとすれば、だ。継体天皇はレビ族で、かつ大祭司コーヘンではあるが、アロンの子孫ではなく、モーセの子孫。しかも、未来のソロモン神殿を管理する使命を帯びた大祭司ツァドクの末裔であるということになる。
・いずれにせよ、契約の聖櫃アークが日本にある以上、それを管理する大祭司はモーセ直系の天皇だと考えて間違いない。
<悪魔の使徒「闇烏」>
・日本人はもとより、世界中はまったく認識していないが、日本は天照大神=イエス・キリストを奉じる神道が根本にある原始キリスト教国家である。
・しかし、光があれば、闇もある。天界において、光の最高位の熾天使ルシフェルが堕落して、堕天使ルシファーとなり、反逆の罪で地の底へ落とされて大魔王サタンとなったように、イエス・キリストを信じた弟子たちであっても、つまずく者がいる。12使徒のひとり「イスカリオテのユダ:イスカリオテ」のように。
・漢波羅秘密組織八咫烏も、しかり。彼らは神ではない。人間である。
・掟を破った烏、すなわち「破戒烏」には、しばしば悪魔が入る。光を知った者ほど、転ぶと闇は深い。悪魔に憑依された烏は「闇烏」となって、逆説的預言成就を正義であると勘違いする。
・義憤に駆られた烏は根城である京都を抜け出し、さらに御法度とされている外国への渡航を試みる。昭和初期、破戒烏が数羽、暗闇に乗じて京都を脱出し、ついにはヨーロッパ大陸へと飛び去った。カッバーラの呪術をもとにした綿密な世界計画を立て、第1次世界大戦後のドイツへと潜入した。当時、絶望的な不況に見舞われていたドイツの闇社会へに破戒烏は溶け込み、次々と政治工作を行っていく。
・もはや破戒烏は正気ではなかった。悪魔が憑依した闇烏と化し、恐るべき行動に出る。彼らはナチス・ドイツを作り、ヒトラーという魔物を育て上げた。歴史の表にはいっさい姿を現さないが、ナチス・ドイツの第三帝国は「悪魔の闇烏帝国」だったのだ‼
<緑龍会の闇烏が仕掛けたナチス・ドイツのオカルト組織>
<ハザール人ユダヤ教徒>
・20世紀初頭、激動する世界情勢を前に烏たちは覚悟していた。ついに時が来た。激動に日本も呑み込まれ、場合によっては地上が地獄と化す。厳しい戒めのもと、すべて預言に従って動く漢波羅秘密組織八咫烏は霊的国土防衛に余念がなかった。
だが、預言に従う呪術だけでは不十分である。積極的に工作を行い、政治を動かす必要がある。謀略をもって日本のみならず諸外国も動かし、来るべき日に備えるべきである。そう考える烏は掟を破って海外へと羽ばたいていった。
・これが約束の地である日本に集合したイスラエル系ユダヤ人、もっといえばイスラエル系イスラエル人の本流を自負するヤマト民族、中でも漢波羅秘密組織八咫烏には許せなかった。ハザール人ユダヤ教徒はイスラエル系ユダヤ教徒ではない。偽ユダヤ人であるというわけだ。
・しかし、漢波羅秘密組織八咫烏は知っていた。偽ユダヤ人がいることが許せなかった。ならば、彼らを使って預言を成就させよう。ユダ・イスカリオテや大祭司カイアファのように、逆説的預言成就を企んだのが破戒烏である。
<闇烏となった破戒烏の恐るべき謀略>
・当時、中東からはるか遠い極東、日本の地で破戒烏はじっと身を潜め、冷酷に世界情勢を見ていた。
・第1次世界大戦から第2次世界大戦にかけて、ナチス・ドイツを裏で動かしたのは、ほかでもない。悪魔に魂を売った闇烏たちなのだ。
<漢波羅秘密組織八咫烏と緑龍会>
・漢波羅秘密組織八咫烏には厳しい掟がある。根城は京都であり、活動は国内に限る。
・しかし、漢波羅秘密組織八咫烏には、ほかの顔もある。基本的に神道の秘密組織であるが、仏教界にも影響力がある。聖徳太子以来、日本の仏教は漢波羅秘密組織八咫烏が裏で仕切っている。仏教における八咫烏の名は「飛鳥」という。裏社会においては飛鳥はタブーである。泣く子も黙る組織だが、詳細を語ることはできない。
・神道と仏教、両方にまたがる信仰に稲荷がある。神道系の祭神はウカノミタマだが、仏教系はダキニ天や弁財天を祀る。
・いずれにしても、五龍会を仕切るのは漢波羅秘密組織八咫烏であり、僕である烏天狗が伝令役となって飛び回り、あらゆる手はずを整えるしきたりになっている。政治的な事柄に関与してはならないという掟から五龍会が設置されたらしい。
・そこへ現れたのがドイツ大使館付武官として赴任してきた地政学者カール・ハウスホッファーである。もともと神秘思想に興味があったハウスホッファーが京都にやってきたとき、すかさず破戒烏が舞い降りてくる。破戒烏は言葉巧みに取り入り、日本には五龍会という秘密組織があることを告げ、仲間にならないかとささやいてきた。
<闇烏のナチス・ドイツ>
・カール・ハウスホッファーが来日したのは1908年。第1次世界大戦が勃発する以前のことである。
・ナチスの名称や国旗は最終的にヒトラーが決めたが、その裏で操っていたのはハウスホッファーであり、首謀者は闇烏である。そもそも、ヒトラーを見出したのは闇烏である。後述するが、ヒトラーのもつ霊能力をいち早く見抜き、ミュンヘン一揆に失敗して牢獄にいたところへ、わざわざ面会にハウスホッファーを差し向けたのは闇烏なのだ。
<地底王国シャンバラと鞍馬天狗>
・漢波羅秘密組織八咫烏が従える伝令は烏天狗と呼ばれる。八咫烏とは修験道でいうところの天狗なのだ。鼻の大きな大天狗は大烏、さらには金鵄であり、裏天皇のこと。
・日本全国に天狗が住む山がある。八咫烏の根城である京都では、平安京の北方に位置する鞍馬山が有名だ。ここには幼少期の源義経、すなわち牛若丸を鍛え上げた「鞍馬天狗」がいるとされてきた。
・現在、鞍馬寺は鞍馬仏教という単位の宗教法人となっているが、かつては天台宗の寺院だった。鞍馬寺では、世にいう鞍馬天狗を「魔王尊」と呼んでいる。魔王尊は今から650万年前、金星から地球に降臨した霊王で、名を「サナート・クマラ」という。
・聞きなれない名前だが、もとはヒンドゥー教の神である。仏教でいう梵天、すなわちブラフマーの4人の息子のひとり。秘密結社フリーメーソンとゆかりの深い「神智学」では、1850万年前に金星から降臨した霊的指導者であると位置づけられている。
・シャンバラとは仏教の最終経典『カーラチャクラ・タントラ:時輪密教』で言及される理想郷で、悟りを得た「リシ:聖仙」が住む。場所はチベットの奥地、ヒマラヤ山脈の地下にあるといわれ、しばしば地底王国と表現されることもある。経典によると、シャンバラの王は「ルドラ・チャクリン」といい、世の終わりには悪を滅ぼすために大軍勢とともに地上に出てくるという。
神智学系の思想からすれば、地底王国シャンバラの大王ルドラ・チャクリンこそ、地球の霊王サナート・クマラにほかならない。もっといえば、鞍馬天狗はシャンバラの霊王だということになる。
・もちろん、漢波羅秘密組織八咫烏はシャンバラを知っている。神智学ができる以前から、この世に地底王国が存在することを知っている。
・緑龍会に入信したカール・ハウスホッファーが最も知りたかったのが、日本とシャンバラのつながりだった。
・掟がある以上、日本にいる八咫烏がチベットに行くことはできない。かといって、ドイツへ忍びの身でやってきた破戒烏とて、そう簡単に行ける場所ではない。
<闇地底人>
・地底世界へと続くシャンバラ・ゲイトを発見したのはドイツの探検家テオドール・イリオン。
・地下世界の住民たちは全部で100人ほどで、大きくふたつの階層から成っている。支配層の人間は美男美女だが、まったく感情を表に出さない。彼支配層の人間もまた陰気で、生気がない。
<緑人結社と紅人結社>
・闇烏は地底人の存在を知っていた。存在ばかりではなく、彼らが何者で、どこから地底世界へ来たのかを理解している。記録があるのだ。地底人のことが記された古文書があるのだ。漢波羅秘密組織八咫烏だけが手にする歴史書で、名を『八咫烏秘記』という。
門外不出の『八咫烏秘記』をもとに、、最初から偽書として作られたのが有名な古史古伝『竹内文書』である。
・しかし、それは、あくまでも地上の話だ。大洪水が起こったとき、地底世界に移住した人々もいた。青人と赤人、および黄人である。彼らは地底世界で理想郷を作り上げ、後に地上世界においてシャンバラと呼ばれることになるのだ。
こういうと、理想郷に住んでいる崇高な聖仙とサンポ渓谷で秘密結社を作っていた地底人とはイメージが異なる印象をもつ方もいるだろう。確かにその通りである。光の王子が支配する地底人は確かに元シャンバラの住民ではあったが、罪を犯して追放された人間なのだ。堕落して人肉を食らい、漆黒の暗黒世界から湧き上がるブラックエネルギーを使って、おぞましい黒魔術を行う「闇地底人」なのである。
・黒魔術は陰陽道でいう「左道」である。
・闇烏は闇地底人をもとに、ドイツに五龍会を作ることを画策する。闇烏は緑龍会と紅龍会の烏であった。そこで、青人と赤人を幹部に据えて「緑人結社」と「紅人結社」を作った。
<ヴリル協会とドイツ騎士団>
・アーリア人は超古代アトランティス文明を築いた人々の末裔である。
・題名は『来たるべき種族』。イギリスの貴族エドワード・ブルワー・リットンが書いた小説である。フィクションという体裁をとっているが、これは事実である。
・効果はてきめんだった。ヒトラーのアーリア人至上主義の根幹には間違いなく『来たるべき種族』があった。
・白人である主人公は話を聞くうちに、アーリア人との関係が話題となる。ヴリル・ヤは地底で生き延びたが、地上に残った同胞もいる。それがアーリア人である。アーリア人と地底人は兄弟であるという設定だ。ハウスホッファーはヒトラーに対して、これは史実であると語った。地底人とナチス・ドイツが手を結べば、超古代のハイテクノロジーを手に入れることができると吹聴したのだ。
・もちろん、裏には闇烏がいた。闇烏にとって、ヒムラーは非常に利用しやすい男だったようである。アーリア人至上主義のもと、古代の儀式を復活させ、SSの幹部らによるエリート秘密結社「ドイツ騎士団:SS血のドイツ13騎士団」を組織させた。
・ユダヤ人を憎悪していたヒトラーは、ユダヤ人であるはずのイエス・キリストはアーリア人の非嫡出子であると信じる自称クリスチャンだった。
・儀式を仕切っていたのは闇烏であり、闇地底人だった。緑人結社および紅人結社の幹部で、人肉なしでは生きられない恐ろしい霊媒師が住みついていたのである。
<闇の女霊媒師シグルンとマリア>
・ナチス・ドイツを裏で操っていた組織に関して、アルデバラン星人と交信していたという都市伝説がある。
・アルデバラン星人とのチャネリングを行っていたのが闇地底人の女霊媒師「シグルン」と「マリア」だった。
・本物の女霊能者は五色人だった。最も霊能力が強いふたりのうち、シグルンは青人で、本名を「フォチュノ」。もうひとりのマリアは赤人で、本名を「ビョギュパ」といった。
・そう、緑人結社と紅人結社の幹部とは、まさしく青人と赤人の女霊媒師のことだったのである。
<闇烏の末路>
・魔物は最後に裏切る。ナチス・ドイツを左道によって操ってきた闇烏であったが、その命運が尽きるときがやってくる。
・1945年4月、ソ連軍がベルリンに侵攻してくると、緑人結社と紅人結社の人間は最後の儀式に臨む。儀式を仕切る男が中心となり、その周りを6人の男が囲み、呪の言葉を唱える。すべてが終わると、各々が手にした短剣を胸に突き刺し、自決した。
・1945年7月11日、薄暗い地下施設の一室に女霊媒師たちはいた。
・一方、闇烏たちは悲惨だった。紅龍会の闇烏の1羽は戦時中に亡くなっている。詳しいことは不明だが、どうも殺されたらしい。あまりにもナチス・ドイツの秘密を知りつくしていたために危険視されていたのが理由のようだ。ほかの闇烏は持ち前の力をもって姿を消した。
・また闇烏のスパイとして暗躍したカール・ハウスホッファーは、からくも戦犯と見なされなかったものの、最後は緑龍会の掟に従って自決した。日本の武士のように切腹自殺を試みたが、死にきれず、最後は妻とともに服毒自殺している。
<闇の地底人エイリアンが潜むペンタゴン魔法陣>
<地球製UFO「TR3B」>
・1998年には試作機が完成しており、コードネームは「オーロラ」。後に改良されて「アストラ」と呼ばれるようになる。
地球製UFOオーロラは世界各地で目撃されるようになり、最近では「TR3B」という名で知られている。オーロラは二等辺三角形をしていた、おもしろいことに改良を重ねるうち、次第に機体がエイリアンUFOのように五角形に近くなる。従来の戦闘機の機能を重視するためか、21世紀のTR3Bの最新モデルは少し先祖返りをしている印象も受ける。すでに日本の沖縄を含めて米軍基地には密かに実戦配備されている。
<地球内天体アルザル>
・バード少将が迷い込んだ異世界の正体が、これだ。地球内部には亜空間があり、そこに地球よりひとまわり小さな天体が浮かんでいるのである。アメリカ軍は地球内天体のことを「アルザル」と呼んでいる。地球内天体アルザルでは大気がプラズマ発光しており、地上は夕焼けのような明るさとなっている。
<ふたつのアルザリアン>
・地球内天体アルザルに住む人間「アルザリアン」には、ルーツが異なる大きくふたつのグループがある。ひとつは今から約4500年前に起こった天変地異ノアの大洪水の際、地上から逃れてきた人々である。
・地上では失われてしまった楽園が地球内天体では保たれている。マンモスやサーベルタイガーなど、絶滅動物も存在する。意外なところでは巨人がいる。ノアの大洪水依然、地上には「巨人族:ネフィリム」がいた。身長が10メートル以上にもなるネフィリムが今も地球内天体アルザルには生息している。
もうひとつのグループは失われたイスラエル10支族である。アッシリア帝国によって北朝イスラエル王国の人々はメソポタミア地方に捕囚されるのだが、かなり早い段階で北方に移動した集団があった。現在のシベリア地方である。当時のシベリアは、今よりずっと気候は温暖だった。
ところが、紀元前701年、地球の地軸に異常が発生。約10度ほど「極移動:ポールシフト」が起こったのである。シベリアにいたイスラエル10支族たちは一気に北極圏に地面ごと運ばれ、激変で生じたプラズマ・トンネルを通り、地球内天体アルザルへと移動していったのである。これが「イスラエル系アルザリアン」である。
・彼らにはYAP遺伝子がある。風貌はモンゴロイドで、五色人でいえば黄人である。UFOを操縦するのはレビ族である。彼らにとってUFOとは神聖な船、ノアの箱舟のようなもの。ラテン語で箱舟のことを「アーク」と呼ぶが、契約の聖櫃も同じ名だ。日本でいえば神輿である。あえていうならば、UFOとは「空飛ぶ神輿」なのである。
<アルザル内天体ダイモーン>
・地球内天体の存在は『聖書』にも記されている。「ヨハネの黙示録」には、この世の終末、底なしの淵から暗黒の煙とともにイナゴが現れ、地上にいる堕落した人々を殺戮していくと預言されている。
・おどろおどろしい描写だが、要は軍事兵器のことである。UFOはもちろん、地上を破戒するための超兵器を携えて、失われたイスラエル10支族が出現するのだ。彼らは絶対神ヤハウェの命令のもと、殺戮の天使として堕落した人々を苦しめる。
・しかし、注意しなくてはならないのは、これが両義預言になっている点である。失われたイスラエル10支族は、あくまでも絶対神ヤハウェに忠実である。絶対三神を崇拝し、崇高な理想社会を実現している。彼らが戴く大王は「シャンバラ王:ルドラ・チャクリン」である。ルドラ・チャクリンは世の終わり、人類最終戦争のために地底から姿を現し、悪の軍勢を滅ぼすとされる。
・ルドラ・チャクリンの正体は「使徒ヨハネ」である。ヨハネはイエス・キリストによって死なない体を与えられた。パトモス島で幽閉されたとき、地上から姿を消した。
・死者の霊体は地球内天体アルザルを通過し、さらに内部へと至る。地球内天体アルザルの大気が発光しているのは、地磁気があるからだ。地磁気があるということは、その内部に亜空間が広がっており、そこに天体が浮かんでいる。「アルザル内天体:ダイモーン」である。
ここは地球内天体アルザルよりも、やや暗い。薄暗い世界で、死者たちはまどろみのなか生きている。裁きの時が来るまで、人々は安らかに眠っているのである。もっとも、地上における役割が生じた場合には、ここからプラズマ・トンネルを通り、地球上に姿を現すこともある。
<ダイモーン内天体レメゲトン>
・地球の最深部にいる「ダイモーン内天体:レメゲトン」である。ダイモーン内天体レメゲトンは闇である。地上は漆黒の闇に包まれている。ここにいるのは悪魔である。かつては天界にいたが、至高の絶対神エル・エルヨーンに反逆し、地上へと落とされた堕天使たちである。地上とは宇宙における天体のことである。地球に限らず、すべての天体の地表に堕天使は落とされた。
・地上に落とされた堕天使たちはそこから地磁気にからめとられ、最終的に天体の最深部に縛られる。地球でいえば、これがダイモーン内天体レメゲトンなのだ。暗黒プラズマに覆われた地上を堕天使たちは徘徊しているのである。
彼ら悪魔を支配するのが「堕天使:ルシファー」である。
・ダイモーン内天体レメゲトンに君臨している大魔王サタンこそ、「ヨハネの黙示禄」の預言されているアバドンであり、アポリオンである。
・堕天使ルシファーが手がけるのが、まさにブラックプラズマ・フィラメントなのだ。これを通じて地上に姿を現し、さまざまな超常現象を引き起こす。
<闇の魔法陣ペンタゴン>
・悪魔は地上から湧いてくる。ダイモーン内天体レメゲトンからブラックプラズマ・フィラメントを通じ、地球上のあらゆる場所に姿を現す。
・地底世界と地上世界をつなぐ「シャンバラ・ゲイト」も、まさにペンタグラムである。サンポ渓谷にはシャンバラから追放された闇の地底人が住んでいた聖なる都があった。その近くに湖に浮かぶ島に正五角形の白い建物がある。
・ペンタゴンの建物は地上5階で、地下は2階とされる。が、実際は続きがある。地下13階まで極秘の施設が続いており、さらに、そこから下にはヘキサゴンが隠されている。地下の最深部には闇に包まれた儀式を行う部屋があり、そこに闇の女霊媒師フォチュノとビョギュバが住んでいる。
・秘密組織の名は「13人委員会」という。メンバーが12人なのに、なぜ13人委員会なのか。その理由は、もうひとりいるからだ。ペンタゴンの最深部にある部屋には円卓があり、そこには13人分の椅子がある。座長席には通常、だれも座っていない。正確には、だれも座っていないように見える。
が、実はいる。目に見えない、だれかが座っている。肉体をもたない超常生命体「エンティティ」が鎮座している。そう、堕天使ルシファーである。大魔王サタンが地獄の底からペンタゴンの最深部に出現するのだ。
・だが実は、このときもうひとり、重要な人物が臨席している。彼は空席である第13番目の席につくことを許されている唯一の人物である。通常、座長席は空席だが、国家の行く末を占うような重要な儀式においてはこの男が着座し、その身に堕天使ルシファーの霊を降ろす。闇の女霊媒師は儀式を執行するなか、脱魂状態となった男の口を通して大魔王サタンが闇預言を下すのだ。
しかし、謎の男の名はアドルフ・ヒトラー‼ ヒトラーは地下壕で自殺などしておらず、秘密裏に敵国であるはずのアメリカ合衆国に亡命し、シークレットガバメントとの密約で闇の女霊媒師とともに大魔王サタンの闇預言者になっていたのだ‼
<ヒトラーは生きていた‼ >
・表の歴史において、ヒトラーは自殺した。1945年4月30日、ベルリンの地下壕で妻エヴァ・ブラウンとともに青酸カリを服毒した後、ピストルで頭部を撃ち抜いた。遺体は焼きつくされ、中庭に埋められたものの4日後、侵攻してきたソ連軍によって発見される。遺体照合の結果、残されていたカルテと歯型が一致し、本人であると結論。ヒトラーの死は世界に発表された。
・得体の知れない地底人や霊媒師について、はたして当時の政府高官がどこまで認識していたかは不明だが、それとは別に何よりも驚愕したのが、ヒトラーに関する極秘情報だったに違いない。ナチス・ドイツの総統アドルフ・ヒトラーが自殺などしておらず、地下壕に極秘裏に亡命していた。しかも、亡命した先が、第2次世界大戦の敵国であるアメリカ合衆国だったのだ。冷戦時代に敵対していたソ連および東欧諸国の人間にとって衝撃は計り知れない。
かのスターリンは、当初から疑っていた。
・チャプマンはアメリカ合衆国の最高機密を手にしていたのである。飛鳥昭雄は全面的に信頼を置く国際秘密組織を通じてチャップマンに接触。恐るべき情報を手にすることができた。
<ヒトラーの地下壕脱出>
・今さらいうまでもないが、ヒトラーには影武者がいた。写真で分析するだけでもふたりはいる。
・まず遺体がヒトラー本人のものとされた歯型だが、これは影武者のものである。
・ソ連が持ち帰り、ロシアが保管してきたヒトラーの頭蓋骨が影武者どころか女性のものであることが判明し、さぞかし狼狽しているだろうが、そんなことは当局もとっくの昔にわかっている。
・直接、現場の工作を行ったのはアメリカのスパイ「アルベルト・シュペーア」である。
・しかし、真相は真逆である。すべての準備は整っていた。地下壕を訪問する際、シュペーアはひと組の男女を連れていた。アドルフ・ヒトラーとエヴァ・ブラウンの影武者である。彼らとともに総統の部屋に入ったシュペーアは、すぐさま計画を実行に移す。影武者と本人たちをすり替えたのだ。
・影武者となった本人たちは、シュペーアとともに部屋を後にして、地下壕を脱出。そのまま用意してあった軍用車でベルリンの秘密施設に送られた。ソ連軍が侵攻してくるなか、アメリカの息のかかったナチス・ドイツの兵士たちに護衛され、彼らは息を潜めていた。数日後、アドルフ・ヒトラーとエヴァ・ブラウンは「テンペルホーフ空港」へと向かうことになる。
<ヒトラーのドイツ脱出>
・ひとつはチリのサンチャゴで発行されていた1948年1月18日付「エル・メルキュリオ」紙である。このなかで、若い匿名のナチス・ドイツ戦車兵士は1945年4月29日、すなわち自殺する前日、ヒトラーが傷病者運搬用戦車で官邸を脱出した光景を目にしたと語っている。日付は異なるが、シュペーアが用意した軍用車を目撃した可能性がある。
・同じくチリのサンチャゴ発行の1948年1月18日付「エル・ディアリオ・イルストラード」紙の記事は舞台がテンペルホーフ空港になっている。ここで、ナチス・ドイツで働く匿名のエンジニアがターボジェットの軍用機のそばに立つヒトラーを目撃している。
・報道されたのが最も早いのが、1947年10月6日付「ニューヨーク・タイムズ」である。スウェーデン通信社が伝えた話として、ナチス・ドイツ空軍将校ピーター・ボムガード大尉が1945年4月26日、自分が操縦する軍用機でヒトラーとブラウンをベルリンからデンマークへ運んだというのだ。
・興味深いことに、この報道と符合するのがチリの新聞「ジグ・ザグ」である。1948年1月16日付の社説には、1945年4月、ナチス・ドイツのパイロットであるピーター・ボムガードがヒトラーとブラウンを軍用機で乗せて飛行し、デンマークのトンダーでふたりを降ろした。さらに、ふたりは別の飛行機に乗り換えて、ノルウェイのクリスチャンサンドへと向かい、そこの港にはドイツの潜水艦Uボートが待っていた。
・では、いったい真相はいかに。まず、ヒトラーとブラウンが軍用機によってテンペルホーフ空港を離陸したのが1945年4月30日の午後4時15分である。匿名のエンジニアが見たのは、まさにアドルフ・ヒトラー本人だった。
軍用機が目指したのはデンマークである。デンマークで別の飛行機に乗り換えて、ノルウェイのクリスチャンサンドに移動した。が、ここから先が違う。ヒトラーとブラウンが次に乗り込んだのはUボートではなかった。手元の資料では艦名は伏せられているが、潜水艦ではなく軍艦である。しかも、ナチス・ドイツの軍艦ではなく、まぎれもなくアメリカ合衆国の軍艦にふたりは乗船したのである。軍艦は大西洋を渡り、最終寄港地であるアメリカへと向かったのである。
・亡命させたアドルフ・ヒトラーとエヴァ・ブラウンを出迎えたのはシークレットガバメントである。なかでも最高権力をもつロスチャイルドとロックフェラーが歓迎した。
・亡命したヒトラーとブラウンの住まいを提供したのはロックフェラーである。彼には「ロックフェラーの街:スリーピーホロウ」がある。
・ヒトラーとブラウンには、この街に豪邸が用意された。もちろん、名前を変えて生活をした。
・妻のエヴァ・ブラウンが亡くなったのは1989年2月7日。ヒトラー満100歳の誕生日を祝うことなく、この世を去った。
・妻に先立たれたが、その時点でヒトラーは生きている。99歳である。
・だが、ひとつだけ確かなことがある。チェルネンコは断言する。今、この時点、すなわち令和の時代にあっても、ヒトラーは生きている。肉体をもって生存している。彼には生きつづけてもらわなければならない事情がある。ナチス・ドイツの機密情報よりももっと重要な役目がある。堕天使ルシファーの闇預言者としての使命があるのだ。
<霊能者ヒトラー>
・自身も並外れた霊能力をもっている漢波羅秘密組織八咫烏たちも、早くからヒトラーの存在に感づいていた。掟を破ってドイツへと渡った破戒烏たちの耳にもヒトラーの噂は聞こえてきた。彼が何者であるかは、八咫烏にとっては、すべてお見通し。なかでも闇烏たちは、緑龍会に所属していたカール・ハウスホッファーを通して、ヒトラーに接近。見事、仲間に引き入れることに成功した。
ヒトラーは霊能者であったが、『聖書』でいうところの「預言者」ではない。
・闇烏がほれ込んだのも、無理はない。ヒトラーならば、霊能者の次元を超えて、霊媒師にもなれる。
<超常生命体エンティティ>
・もともとヒトラーには霊媒師の素質があった。脱魂状態となり、得体の知れない霊を降ろすことがあった。
・実は「試す者」こそ悪魔であり、サタンなのだ。連中は人間を誘惑することが絶対神から許されている。
・だが、最近ではスピリチュアルと称して、特定の宗教にとらわれない精神世界もまた、ちょっとしたブームになっている。そこで語られる見えない霊的存在を「超常生命体:エンティティ」と呼ぶ。エンティティは神であったり、異星人を名乗ることもある。
・ユダヤ教の絶対神ヤハウェを悪魔と見なしていたところから、キリスト教の異端「グノーシス主義」の影響を見てとる学者もいる。グノーシス主義にあっては、絶対神ヤハウェは「愚かな創造主:デミウルゴス」と位置づけられ、逆に悪魔とされる蛇を人間に知恵をもたらした救い主であり、肉体に閉じ込められた純粋な光を解放するために、イエス・キリストが地上に遣わされたのだと説く。
・持ち前の霊能力によって自我が肥大化したヒトラーにエンティティたちは吸い寄せられるように接近してくる。
・周りの人間もヒトラーを崇拝するようになると、やがて大物がやってくる。エンティティの親玉が姿を現す。そう、堕天使ルシファーである。
<堕天使ルシファーの憑依>
・ヒトラーの暗殺計画は実行に移されただけで42回ある。すべてが未遂に終わった裏には、エンティティの存在があったのだ。全人類を滅ぼすまでは、ヒトラーに死なれては困る。堕天使ルシファーは暗殺ぎりぎりのところでささやく。
<ヒトラーの予知能力と政治>
・大魔王サタンに魅入られたヒトラーの戦略は見事に成功する。客観的に見て、絶対に不可能だと思われた決断はすべて正しかったことが後々証明される。
・合理的な理由はまったく示されていないが、これも直感である。入党すれば、ナチス党を乗っ取ることができる。
・歴史はヒトラーの予知した通りに動いた。選挙によって躍進したナチス党が連立政権を組むと、ヒトラーは首相に任命される。
・かくして、ヒトラーは大勝負に出る。1939年9月、ナチス・ドイツ軍はポーランドに侵攻。第2次世界大戦の火ぶたが切って落とされる。
・ヒトラーは利用されたのだ。彼の思いは純粋だったのかもしれない。
・理性的に考えれば、アメリカに宣戦布告する必要はない。が、それをさせたのはヒトラーの意思ではない。憑依した悪魔の意思である。
・すべては闇烏の目論見通りに歴史は動いた。カッバーリストである漢波羅秘密組織八咫烏は魔物使いでもある。その気になれば、堕天使をも使役する。西洋魔術の悪魔召喚魔術のように。最後の仕上げは生贄である。第2次世界大戦による死者は壮大なる黒魔術儀式の生贄にされたのだ。
<ヒトラーの未来予言>
・特に節目と見ていたのが10×10=100年目の1989年である。この年を境にして、地球と人類の歴史が大きく変わる。ヒトラーは「人間が自然界から復讐される」と語っている。
・環境破壊による災害により、最も深刻な打撃を受けるのが農業である。農作物がとれなくなると、当然ながら食料難になる。
・しかし、問題は人類そのものの変化だ。1989年を境にして、人類は二極化すると、はっきり断言している。支配する者と支配される者に分かれる。支配する者は世界の本質を見抜き、超人化していく。
・問題は、支配されている人間たちに自覚がないことにある。家畜のように飼いならされ、奴隷のような状態になっていることに気づかない。
・もはや、こうなると人類を管理するのは人間ではない。「人工知能:AI」である。量子コンピューターによる「超AI」が誕生すれば、もはや神である。
・機械的生物とは、別の意味の超人。すなわち「トランスヒューマン」のことを指していると見ていい。いずれは肉体は徐々に機械に置き換わる。
・頭脳もコンピュータと連結され、記憶はデータとして保存できるようになる。
・かくして、生誕から150年を迎えるヒトラーはいう。「2039年、神人が現れる。彼らが人類の危機を制御し、新しい世界を作り上げる」と。超人ではなく「神人」である。もはや、人類ではない。今日でいう人類は地球上から消える。神人と機械化した人間がいるだけだとヒトラーは予言する。
はたして、この神人の正体とは何なのか。『聖書』でいうところの絶対神ではないことは確かである。ふたつの意味での超人の延長線上に現れる神人が地球上の人間を支配する。恐るべきディストピアの出現は、もちろん、ヒトラーに憑依した堕天使ルシファーが望む世界である。
<闇の女霊媒師たちとの再会>
・ヒトラーは「ナチスが敗北する」と、はっきり述べている。敗北することがわかっていて、戦争を仕掛ける。いや、むしろ戦いに敗れるために戦争をした。黒魔術である。
・生贄によって約束されるのが、不滅のナチス・ドイツである。いったんは敗れるが、再び蘇る。
・一時敗北してもなお、ナチス・ドイツは死なない。いつの日か復活して、再び栄光を手にする。
・黒魔術の布石を打ったヒトラーは、闇烏が手引きするまま、新天地へと逃亡する。友人の建築家であり、アメリカのスパイであるアルベルト・シュペーアがヒトラーとブラウンをベルリンの地下壕から脱出させ、彼らは極秘裏にアメリカへとやってきた。すべては堕天使ルシファーの目論見通りに裏の歴史は動いた。
・それゆえ、遠い異国の地で闇の女霊媒師たちと会ったときは、さぞかしショックであっただろう。彼女たちをかくまっていたのはヒムラーである。
・そもそもヒトラーが闇の女霊媒師を毛嫌いしたのは、同じにおいがしたからだ。彼女たちの背後にはエンティティがいる。
・しかし、彼女たちもまた魔物の闇預言者だった。背後に大魔王サタンがいた。超常生命体であるエンティティは時空を超える。堕天使ルシファーは「多次元同時存在」できる。全宇宙のあらゆる天体はもちろん、あらゆる時間に影響力を行使できる。
・ヒトラーと闇の女霊媒師たちを再会させたのは、アメリカ軍であると同時に、実は堕天使ルシファーの意思でもあった。大魔王サタンが目的を達成するために、彼らが必要だったのである。お気に入りのヒトラーを最大限に活用するためには、どうしても圧倒的な力をもった闇の女霊媒師が必要だったのである。
<消えゆくヒトラーの霊能力>
・ヒトラーは人間である。神ではない。ましてや地底人ではない。肉体は、ごくごく一般の人間と差はない。むしろ体は弱かった。
・病気もさることながら、やはり避けることができないのが老化である。ヒトラーもまた、老化現象をどうすることもできなかった。
・アメリカにとってナチス・ドイツがもっていた科学技術や地底人の情報を知るには、総統であったヒトラーの存在が不可欠であったが、肉体的な衰えに関してはどうすることもできない。
・肉体が衰えてもなお、堕天使ルシファーにとって、ヒトラーの体はお気に入りだった。闇のダイモーン内天体レメゲトンとブラックプラズマ・フィラメントで直結した肉体は、それ自体が呪いの藁人形であり、悪魔召喚の魔法陣でもあった。口から音声として託宣できなくても、それをふたりの闇の女霊媒師が取り次いだ。もちろん、すべてを指示したのは大魔王サタンである。
<地底人の長寿遺伝子>
・さすがのヒトラーも年齢に勝てない。病気は治療できても、肉体の衰えはどうしようもない。老化によって、霊能力は衰えていく。
・遺伝子治療である。最先端の医療技術をもって、ヒトラーの体の老化を食い止め、さらには若返らせる。そのため、闇の女霊媒師たちがもつ「長寿遺伝子」を注入させようというのである。
・闇の女霊媒師たちは地底人である。ノアの大洪水以前、超大陸パンゲアにいたアスカリアンである。
・しかし、地球内天体アルザルは違う。亜空間の中において、大気は黄金律のプラズマ発光している。アスカリアンの五色人のうち、青人と赤人、それに黄人の一部が地下に逃れた。プラズマ・トンネルを通って、地球内天体アルザルに移住したのである。彼らは長寿を保ったまま生きている。長寿遺伝子が機能しているのである。
・日本では青鬼や赤鬼と表現されるが、まさに青人と赤人なのである。実際に皮膚が青色、もしくは緑色と赤色なのである。夜な夜な、鬼たちは山から里に下りてきては、子供をさらって食べていた。これが秋田のナマハゲなのだ。人肉を食らう鬼どもは、やがて人間に退治されて、今では姿を消してしまった。
・そこで、比較的ダメージの少ないビョギュパの長寿遺伝子を取り出し、これをヒトラーの体に導入することが行われた。
・生命維持装置で肉体は生きているものの、ほとんど遷延性意識障害のままの状態となったヒトラーは自分で死ぬこともできなくなってしまったのだ。
<堕天使ルシファーの宣託>
・堕天使ルシファーはヒトラーを離さない。地獄の底から湧き上がるブラックプラズマ・フィラメントによって、ヒトラーの体を乗っ取っている。生きているとはいえ、実際は悪霊が憑依した人形である。
・文字通り、悪魔の偶像崇拝を行っているのがシークレットガバメントである。彼らは堕天使ルシファーを神として崇めている。すでに意識がないヒトラーに代わって、大魔王サタンの言葉を継いでいるのが、ふたりの地底人、闇の女霊媒師たちだ。
・かつて意識があったころは、13人委員会の座長席にはヒトラーが座っていた。ヒトラーに宿った堕天使ルシファーをメシアと仰ぐ12人のメンバーは、さしずめ闇の12使徒である。ロスチャイルドやロックフェラーたちは大魔王サタンの僕として、ありがたく託宣をいただき、それをもとに世界を動かす。
・彼らの思想は弱肉強食である。これは、はっきりしている。共生などという考えは微塵もない。地上を支配するためには手段を選らばない。
・邪魔者は消す。たとえアメリカ大統領であっても、シークレットガバメントに逆らう者は抹殺する。かのジョン・F・ケネディ大統領のように。かれはエイリアンたちとの共存を目指した。全世界にエイリアンの存在を公表し、アメリカ合衆国に迎え入れようと考えていたのだ。
・しかし、弱肉強食を鉄則とするシークレットガバメントにとって、それは悪夢でしかない。異なる文明が遭遇した場合、必ず高度な社会システムをもっているほうが相手を呑み込む。
・よって、彼らが目指すことはひとつ。エイリアンに勝つことだ。圧倒的な力をもった堕天使ルシファーを崇め託宣を実行すれば、いつかは追いつき、そして追い越すことができる。
・いずれ、近いうちに開発される量子コンピューターによる超AIが実現すれば、あらゆる個人情報を管理し、人類を完全支配することができる。
・シークレット・ガバメントは神人となり、ついには黙示録の獣666、すなわち反キリストが世界政府の上に君臨するのだ。
<ラストバタリオンとアルザリアン>
・第2次世界大戦の末期、ヒトラーは予言した。ナチス・ドイツは戦争に敗れる。が、ナチス・ドイツは死なない。世の終わり、再びナチス・ドイツが力をもち、全世界が足元にひれ伏す。最後に勝つのはナチス・ドイツであり、それが「最終部隊:ラストバタリオン」だ、と‼
いったい、このラストバタリオンが何を意味するのか。戦後のネオ・ナチを指すとか、南米に逃亡したナチス・ドイツの高官たちが新たな組織を作り上げ、将来的に第4帝国を築き上げることを予言したとも噂されるが、実際のところ、どうも地底人を意識していたらしい。
闇の女霊媒師たちをはじめとするアルザリアンはナチス・ドイツに協力した同胞である。第2次世界大戦でナチス・ドイツは敗れるが、いずれ復活して最終戦争に臨む。そのとき、地底からアルザリアンの軍隊が姿を現す。
まさに「ヨハネの黙示録」に預言されたイナゴの軍勢である。イナゴの軍勢こそ、ヒトラーが予言したラストバタリオンにほかならない。
・ヒトラーは常にアーリア人至上主義を掲げていたが、皮肉なことに、彼はユダヤ人の血を引いていた。Y染色体がハプログループEであり、YAP因子をもっている。同様に、エイリアンにもYAP因子があった。アーリア人ではないが、ヒトラーとラストバタリオンは同じイスラエル人だということになる。この事実が黙示録預言において、重要な意味をもってくることになる。
<第3の女霊媒師>
・地底のアルザリアンがいつ姿を現すのかに関して、現時点では不明だが、ひとつ気になることがある。シークレットガバメントがひた隠しにする地底人に関する重要な秘密である。ソ連およびロシアに知られるのを防ぐために、あらゆる情報操作をして、その存在を消した「第3の女霊媒師」だ。
彼女の名を「マリア」という。もっとも、これも偽名である。
・ならば、この第3の女霊媒師は、なぜマリアと呼ばれたのか。
・どうも地球天体内天体アルザルでは科学者だったらしい。アルザリアンのもつ超科学によって、UFOをはじめ、超高度なマシンを開発していた。地底人ヴリル・パワー、つまりはプラズマを自在に操っていたという。
・しかし、ここに恐るべき事実があった。彼女の存在が極秘とされた理由は、ほかにもある。子供だ。サンポ渓谷から連行されるとき、スゴメは身ごもっていたのである。
<消えた闇の王子>
・第3の霊媒師であるスゴメに関しては、連行されたときに死んだ。もしくは逃亡したという偽情報も流れた。ナチス・ドイツの都市伝説で語られるアーリア系の白人美女「マリア・オルシック」に仮託されたこともある。ビョギュバと同じコードネームをつけることによって、あえて混乱させた可能性もある。
・聖母マリアがイエス・キリストを産んだように、闇の聖母マリア=スゴメもまた、ひとり子を産んでいる。男の子で、名前を「マニ・フラブルン」といった。マニ・フラブルンはヴリル協会が秘密裏に育てた。存在を隠すためにさまざまな情報操作が行われ、途中で死んだとか、行方不明になったという噂も流れた。
・母であるスゴメが亡くなった後は、しばらく闇烏がかくまっていた。子供の重要性を認識していた闇烏は、彼をヒトラーに会わせ、妻のエヴァ・ブラウンに託した。自身の子供がいなかったブラウンは地下壕を脱出してアメリカへ渡るとき、マニ・フラブルンをいっしょに連れてきた。ロックフェラーの街に居を構えてからは、ヒトラーとともに家族として生活している。
・ブラウンが亡くなると、ヒトラーの付き添いとして、ペンタゴンの地下施設に潜る。
・さらに、マニ・フラブルンにはもうひとつ使命がある。堕天使ルシファーの闇預言者だ。現在、ヒトラーは生命維持装置で何とか生きている。長寿遺伝子によって肉体は生きているが、癌化が進んだ以上、どこまで臓器がもつかわからない。もし、彼にヒトラーの身に何かあれば、マニ・フラブルンが後を継ぐことになっている。
・幸い、彼はアルザリアンであり、肉体は健康である。かつてヒトラーが座っていた13人委員会の座長席は空席のまま。霊体である堕天使ルシファーが座しているが、肉体を有する者はいない。いずれ黒魔術の儀式を経て、正式に堕天使ルシファーの闇預言者として召命された暁には、闇の王子マニ・フラブルンが着座することが決まっている。
闇預言者マニ・フラブルンが誕生するとき、いったい何が起こるのか。
<あとがき>
・反ユダヤ主義を掲げ、多くのユダヤ人を迫害したナチス・ドイツ。その総統アドルフ・ヒトラー自身がアーリア系ではなく、本当はユダヤ人ではないかという噂は、かねてからあった。ヒトラー自身、これを聞き及んでおり、自らの出生について密かに調査させていた。科学技術が進んだ今日、ヒトラーにユダヤ人の血が流れていたことは、ほぼ間違いないという結果が出ている。
・悪魔のような独裁者というイメージが先行するためか、ヒトラーを無神論者のように思っている方も少なくないが、実際はクリスチャンだった。もっとも、イエス・キリストはユダヤ人ではなく、アーリア人だと思っていたようだが。
・ヒトラーが敵対したのは、まさに国際金融資本家としてユダヤ人ユダヤ教徒であった。このことは著書『わが闘争』の中で繰り返し強調されている。彼らは世界を支配しようとしているのだ、と。
・ユダヤ人ユダヤ教徒による世界支配を阻むために掲げたのが「大ゲルマン帝国」である。アーリア人のナショナリズムを高揚させ、ヨーロッパを統一しようと考えたのだ。ヨーロッパの統一といえば、今日の「ヨーロッパ連合:EU」がある。意外に知られていないが、両者は同じ「汎ヨーロッパ主義」にルーツがある。
・一方のヒトラーもまた、その背後には漢波羅秘密組織八咫烏がいた。破戒した闇烏がヒトラーを見つけだし、その霊能力に目をつけた。魔物に憑依されたヒトラーは闇預言者であり、魔力によってヨーロッパ中を戦争に巻き込んだ。奇しくも、ナチス・ドイツの第3帝国と大日本帝国はイタリアとともに三国同盟を結び、第2次世界大戦へと突入していくことになる。
『北極の神秘主義』
(ジョスリン・ゴドウィン)(工作舎)1995/9
(局地の神秘・科学・象徴性、ナチズムをめぐって)
<以来この世界はデミウルゴスとヒュペルボレア人の戦場となった。>
・劣位の擬神のひとりであるこの「デミウルゴス」は一種の人間を作ろうとしたが、それは下等なロボット的存在に過ぎず、その名残りこそネアンデルタール人である。デミウルゴスの計画ではこの被造物は死後(祖先の道)にしたがって何度も土に帰るようになっていた。一方、ヒュペルボレア人にとって、このような自分の意志によらない転生は<デミウルゴス>の<円>に捕らわれた忌まわしさのままであった。
・彼の言うヒュペルボレア人は、物質的宇宙のどこにも属していないが、同時に地上で意識を持つことのできる並行した存在状態にあり、二つもしくはそれ以上の世界における戦いを遂行することができる。 だが、この種の超越意識が宿るのは古代の白人、すなわち<ヒュペルボレア人>の記憶を保存する血の持ち主に限られている。
・以来、この世界は、<デミウルゴス>と<ヒュペルボレア人>の戦場となった。
<デミウルゴス>とは、エホヴァもしくはヤハウェであり、ヒュペルボレア人の干渉を絶対に許さず、開闢以来、彼らに対して無慈悲な戦いを挑んできた。この戦いで、彼が用いる道具は、セラノが常に言及する<大陰謀>に与る<反人種>ユダヤ人である。彼らは、この世界のすべての宗教的、政治的、顕教的、秘教的団体の背後にいる。セラノは、フリーメーソンのみならず、キリスト教も憎んでいる。その両者共に、ユダヤの陰謀の一部であると見なしているのだ。
・セラノによれば、ヒトラーの侵攻の初期段階においては、彼の意図は単にアーリア人、すなわちヒュペルボレア人の古代の領地を回復しようとするものにすぎなかった。 ヒトラーは、アヴァタールとしての宿命に着手した、すなわち、国際的ユダヤ人と<デミウルゴス>に対する、そしてその最後の創造物である共産主義ソビエト連邦に対する全面戦争である。
・ほとんどの人は、私達が対戦中のヒトラーの主要な精力は、「魔術的現実」の実験に注がれていたと言うと驚くに違いない。それはたとえば、空飛ぶ円盤の製造、物質の透明化、潜水艦による北極探検、チベットとの慎重な接触、そして北極か南極の要塞における先端科学の探求である。その後、ベルリン陥落と共に、彼は、アルベルト・シュピールの設計によるブンカーとテンベルホフ離着陸場を結ぶ地下道を通って脱出し、もうひとつの世界に達した。
<セラノは、総統を賛美する>
600ページにも及ぶ哲学的総括の大著「最後のアヴァタール、アドルフ・ヒトラー」(ジゲール・セラノ)(1984年)
(セラノはチリ人でインド、ユーゴスラビア、オーストリアの大使を歴任し、様々な国際会議のメンバーであった。)
・セラノによれば、ヒトラーは、ヴィシュヌ神の10番目の化身(アヴァタール)、すなわちカルキ・アヴァターであり、カリ・ユガに終わりをもたらし、新時代の到来を告げるために受肉した存在である。彼は、末法の世のトウルクあるいは菩薩であり、すでに解脱した身でありながら人類のために自発的に下生した。ゆえに彼はあらゆる批判を超越した存在である。ここで、「存在である」と現在形を用いたのは、セラノがヒトラー生存神話を堅く信じているからである。総統は、恐らく、ドイツ製の空飛円盤型航空機で1945年ベルリンを発ち、南極の地下で不可視の存在となって、顕教的な戦争の過ぎ去った今、ここから、秘教的な戦争を指示し続けている、と彼は考えている。
・だが、なぜヒトラーのようなアヴァタールが必要か。それを理解するには時をはるかに遡り、銀河系外からやって来て「第一ヒュペルボレア」を築き上げた存在に目を向けなくてはならない。セラノによれば、彼らの起源を隠蔽しようとする巨大な陰謀が存在し、その最後の記録は、アレクサンドリアの大図書館と共に破壊された。また彼らを宇宙的存在、すなわちUFOに乗ってやってきた「ET」である、と誤解させることを目的とした陰謀もある。
『ムー 2018年1月 No.446 学研』
<「衝撃の機密文書が公開‼ やはりヒトラーは南米でいきていた!(並木伸一郎)」>
・アメリカでは今、情報公開法に基づきさまざまな機密文書が開示されている。なかでも2017年10月に公開されたCIAの文書の中には、驚くべきものがふくまれていた。それは。第2次世界大戦後もヒトラーが“生きていた”と記された極秘文書だった‼
・2017年10月26日、アメリカのドナルド・トランプ大統領が、ジョン・F・ケネディ大統領暗殺に関わる膨大な数の文書の機密解除を認めた。
それと同時期に開示された機密文書のなかに「アドルフ・ヒトラーが1954年にコロンビアで生きていた」という驚くべき報告書が発見され、メディアの注目を集めている‼
・1995年9月29日、ベネズエラのナラカイボで元ナチス・ドイツのSS隊員フィリップ・シトロエンと接触するよう命令。接触に成功したエージェントは、シトロエンから「ここだけの話だがアドルフ・ヒトラーはまだ生きている」と明かされたというのだ。
・さらにシトロエンは、ヒトラーは1955年1月ごろ、コロンビアからアルゼンチンへ向かったといい、第2次世界大戦の終結から10年が経過しているため、連合国はもはやヒトラーを戦争犯罪人として訴追することはできないだろう、などと話ししたというのだ。
エージェントは、その証拠を裏づけるスナップ写真を極秘に入手。CIA報告書には、不鮮明ながらその写真が添付されている。
・定説では、ヒトラーは1945年4月30日にベルリンで自殺したとされる。だが、その一方で南米逃亡説がいまだに語られることが多い。
たとえば2014年、FBIが機密解除した極秘文書には、ナチス政権崩壊後もヒトラーが生存しつづけ、南米へ逃亡した可能性があると血眼になって捜索していたことが記されている。
・さらに2016年3月、ナチスの残党狩りをしていたシモーニ・レニー・グエレイロ・ディアスは、『ヒットラー その生と死』を著し、その中で、ヒトラーがブラジル人の愛人と95歳にいたるまで生きながらえていたという情報を証拠写真とともに掲載している。
公開された写真は死の2年前、1984年に撮影されたもので、黒人のガールフレンド、クティーニャと一緒に幸せそうにポーズをとっている。シモーニによれば、ヒトラーはアルゼンチンを経てパラグアイに飛び、ブラジルのマト・グロッソ州にある小さな町に落ち着き、そこでは、アドルフ・レイプジクという仮の名を用いていたという。
<●●インターネット情報から●●>
(Livedoor NEWS 2017/11/6)
<アメリカが公開したCIA文書に「ヒトラーは生きている」報告>
『CIA公式サイトより』
10月26日、ジョン・F・ケネディ大統領暗殺に関わる機密文書が公開され、そのなかに驚くべき文書があることがわかった。
「アドルフ・ヒトラーが1954年にコロンビアで生きていた」という情報がCIAにもたらされたというのだ。報告したのはコードネーム「CIMELODY3号」。彼が信頼する情報源が、元ナチス親衛隊のフィリップ・シトロエン氏から「ヒトラーは生きている」という手紙を受け取ったという。
報告書にはヒトラーとされる人物の写真まで添えられている。写真には2人の人物が写っており、左側が元ナチス親衛隊のシトロエン氏。
シトロエン氏は、右側に写る横分けでちょび髭姿の人物こそ紛れもなくヒトラーだと主張したという。写真の裏には「アドルフ・シュリテルメイヤー 1954年 コロンビアのトゥンハにて」とメモされている。
そして、ヒトラーは1955年1月にアルゼンチンに旅立ったという。
容易には信用できないが、諜報部員によってこのような報告がなされたことは紛れもない事実なのだ。
ヒトラーは、1945年4月30日にベルリンの防空壕の中で自殺したとされる。遺体はロシア軍が回収しており、ヒトラーを担当していた歯科助手が顎の骨を見て本人と認めたという。だが、ヒトラーの遺骨の信憑性に関しては、よくわからない部分が多い。
2000年4月、ロシア政府はモスクワで行われた『第二次世界大戦展覧会』にて、初めてヒトラーの遺骨を公開しているが、米コネチカット大学の分析の結果、この骨が女性のものと判明したと2009年にAFP通信が報じている。
一方、同じ2009年には、CNNが「1970年に『ヒトラーの遺骨を川に捨てろ』という命令が出た」との、元KGB将校ベイズリー・クリトロホフ氏の証言を紹介。展示された遺骨が別人のものだった可能性を示唆している。
ちなみにクリトロホフ氏は、「ロシアに保管された文書からもヒトラーが自殺した事実は間違いない」と発言している。今回、公開されたアメリカの機密文書が、ヒトラー生存説の裏付けになることはなさそうだ。
<●●インターネット情報から●●>
(産経ニュース 2017/10/27)
<ケネディ大統領暗殺事件機密文書の全面公開なぜ保留? CIA、FBIが大失態隠蔽の意図も…>
【ワシントン=黒瀬悦成】米国立公文書館が26日、ケネディ大統領暗殺事件に関する機密文書の大半について公開を保留したことで、世界が注目した事件の「真相」の確定は、またしても先送りとなった。中央情報局(CIA)や連邦捜査局(FBI)が、事件から50年以上たった現在もなお機密文書の全面公開を拒むのはなぜなのか。
国立公文書館が今回公開した文書2891件の大半は、過去に一部が公開された文書の墨塗りなどを解除して再公開したものだ。完全非公開だったのは約300件。全部で約3600件あるとされる非公開文書の1割にも満たなかった。
しかも、機密文書のうち研究家たちが注目していた、暗殺犯として逮捕されたリー・ハーベイ・オズワルド容疑者と事件前から接触があったと指摘されている当時のCIAダラス支局長、J・ウォルトン・ムーア氏に関する記録や、同容疑者が事件前にメキシコ市のソ連大使館などを訪れ、ソ連への再亡命を図った事実の詳細を解明する資料などは公開が保留された。
暗殺事件の翌年、「ウォーレン委員会」と呼ばれる事件の調査委員会がオズワルド容疑者による単独犯行と結論づけた報告書に関しては、同容疑者がキューバとのつながりがあったことから、同国のカストロ国家評議会議長の暗殺を何度も試みてきたCIAが、暗殺はキューバによる報復と見なされるのを恐れて同委に対して情報操作を行ったことがCIA自身の内部研究で確認されている。
『ムー 2016年8月号 No.429』
<ナチスUFO最高機密 アルデバラン星人の謎>
<ナチス・オカルティズムの淵源とヒトラー生存説>
<ヒトラーは死んでいなかった!世界を騙したフェイク心中の真相>
・当時ソ連の最高指導者だったヨシフ・スターリンが、ヒトラーの遺体の検証後、アメリカ国務長官ジェームズ・バーンズに対し、「ヒトラーはスペインかアルゼンチンに逃げのびたにちがいない」と語り、ドイツ国外逃亡説が、第2次大戦直後の世界を駆け巡ることとなったのだ。
・事実、ヒトラー生存説を裏づける証言がいくつもある。たとえば、4月30日の夕方、つまりヒトラーが自殺を遂げたあと、ベルリン近郊のテンペルホフ空港に姿を見せたヒトラーが兵士たちに目撃されている。そしてまた身内の証言もある。第2次世界大戦中、アンヘル・アルカサル・デ・ベラスコというトップクラスのスパイがいた。ナチス降伏の寸前まで、ヒトラー、そしてエヴァ・ブラウンとともに地下室で過ごしたベラスコが、マルチン・ボルマンから聞いた話を、こう明かしている。「ボルマンは、ヒトラー総統を総統府から連れだして、ひとまずドイツ南部のロタック・アム・エルヘンの要塞に移した。ヒトラー総統とエヴァの死体がガソリンをかけられて焼却されたという話は、彼の創作だ。世界中にニセの事実を信じ込ませることに成功したのだ。実際には、ボルマンが信用する部下数人を使い、要塞からドイツ領内を横断し、船でヒトラー総統をノルウェーに移した」
1945年5月の時点で、ヒトラーはまだ生きていたのである。
<FBIも捜索したヒトラーの行方 ブラジルで95歳まで生きていた!?>
・さらに、ヒトラー生存説を裏づける根拠がある。2009年に米コネチカット大学で行われた遺伝子鑑定の結果が、“それ”だ。ヒトラーが自殺したとされるベルリンの地下室で発見された頭蓋骨の破片が、実はヒトラー本人のものではなく、20~40歳の女性のものだったことが判明。つまり、ヒトラーの死体は発見されていないのである。
・2014年4月15日、英のニュースサイト「エクスプレス」が機密解除されたFBIの文書の一部を公開した。そこにはヒトラーの死亡が未確認で、Uボートで南米アルゼンチンに逃亡した可能性があり、FBIまでもがヒトラーの行方を追跡していた事実が記されていた。
・そして今年、ヒトラー生存説に、また新たな“事実”が加わった。なんと、ヒトラーがブラジルで95歳まで生きていたというのだ!
2016年3月、驚くべき情報がネット上に公開された。元ナチスの残党を追跡していたシモーニ・レニー・グエレイロ・ディアスによって、ヒトラーがブラジル人の愛人と95歳まで生きていたという証拠写真が公開されたのだ。写真は死の2年前、1984年に撮影されたもので、その男は、黒人のガールフレンドであるクティーニャと一緒に幸せそうにポーズをとっている。
・シモーニの著書「ヒットラー、その生と死」によれば、ヒトラーがベルリンの地下室で死んだというのは真っ赤なウソで、アルゼンチンを経てパラグアイに飛び、ブラジルのマト・グロッソ州にある小さな町に落ち着いたという。そこで彼はアドルフ・レイプジクという変名を用いて暮らし、地元民には「年老いたドイツ人」として知られていた。
<●●インターネット情報から●●>
<ウェブサイトの「カラパナア」(不思議と謎の大冒険)から引用>
「ヒトラーは生きていた!?ブラジル人の恋人と95歳まで生きていたという証拠の写真が発見される」
<ヒトラーは生きていた!?>
現代においても未だその影響力が半端ないドイツの独裁者、アドルフ・ヒトラー。ヒトラーは1945年4月30日、総統地下壕の一室にて、妻であるエヴァ・ブラウンと共に自殺を遂げたというのが歴史上の認識であるが、実はブラジルに逃亡し、95歳まで生きていたという噂もあり、最近になってその可能性を示す写真が発見されたそうだ。
ヒトラーが死んでいなかったという話は諸説あるが、ある本によれば、彼はパラグアイに逃れ、アルゼンチン経由でブラジル、マットグロッソ州にあるノッサ・セニョーラ・ド・リブラメントという人口12,000人ほどの小さな町に移り住んだという。そこではアドルフ・ライプツィヒという偽名を名乗っており、住民からは”ドイツの老人”として知られていたらしい。
問題の写真は、ヒトラーが亡くなる2年前の1984年に撮影されたと主張されるもので、そこには黒人の恋人クティンガとポーズをとる幸せそうな姿が映し出されている。
『Hitler in Brazil - His Life and His Death(ブラジルのヒトラー - その生と死)』の著者シモーニ・レネ・ゲレイロ・ディアス氏によれば、ヒトラーはバチカンの友人から地図を入手し、そこに記されていた秘密の財宝を探していたらしい。恋人のクティンガは素性を隠すために利用していたようだ。ディアス氏はヒトラーの自殺が信じられず、ライプツィヒと称する人物の遺体を掘り起こし、DNA鑑定するべきだと主張している。
ディアス氏はヒトラーが隠れ住んでいたという町を2年間調査してきたそうだ。ここはボリビアの国境に近い、18世紀のゴールドラッシュによって作られた町である。その付近の洞窟にはイエズス会の財宝が眠っているとされ、ヒトラーがここに住んだのも偶然ではないと彼女は睨んでいる。
彼女がこのような考えに至ったのも、古い不鮮明な写真を加工して髭をつけたところ、ヒトラーそっくりな人物が現れたからである。ディアス氏によれば、80年代初頭にクイアバの病院で手術を受けたヒトラーを身元不明のポーランド人修道女が見つけ、そこから立ち去るよう命じたことがあったらしい。しかし、自分はバチカンの命令で来ているのだと逆に叱責されたという。
陰謀論では、ヒトラーがドイツから南米へ逃れたと主張されることがある。この見解は、イギリスの2名の作家がアルゼンチンで盗作疑惑をかけられたことから、盛んに議論が交わされるようになった。
2011年に出版された『Grey Wolf: The Escape of Adolf Hitler(灰色の狼:アドルフ・ヒトラーの逃亡)』の著者ジェラード・ウィリアムズ氏とサイモン・ダンスタン氏は、ヒトラーはエヴァ・ブラウンとパタゴニアに逃れ、62年に73歳で死ぬまでに2人の娘をもうけたと主張している。この本は後に映像化されたが、アルゼンチン人のジャーナリストは著者らが自分の研究内容を許可なく使用していると訴えた。
こうしたヒトラーがアルゼンチンで生きていたとする説を、歴史家のガイ・ウォルターズ氏は馬鹿げていると一蹴する。「まったく恥知らずで、そんな証拠はどこにもありません。陰謀論者の妄想に訴えかけているだけで、歴史的な研究とは言えませんね」
マットグロッソ連邦大学の歴史学者カンディード・モレイラ・ロドリゲス氏も「ヒトラーが南米に逃れていたと主張する歴史家と称する人物たちは皆似たようなものですよ」と、同じく否定的だ。
そうした説によれば、戦後、悪名高いアドルフ・アイヒマンやヨーゼフ・メンゲレをはじめ、大勢のナチスが逃亡を果たしたという。ヒトラーの死を証明しようとする研究者にとって頭が痛いことに、その物理的な証拠は一切発見されていない。2009年には、地下壕付近で発見されたヒトラーのものとされる頭蓋骨の破片をDNA鑑定したが、女性のものであることが判明している。
ヒトラーが生きている姿を最後に目撃したとされる元親衛隊曹長のローフス・ミシュは、2013年に96歳で亡くなった。生前彼は、閉じられたドアの向こう側で銃声を聞いた後に、頭からテーブルに倒れているヒトラーを見つけたと発言している。
『ムー 2015年10月号』No.419
「異星人との謀略「モントーク・プロジェクト」の真相」
<プロジェクト体験者からの緊急提言>
・「私が強調したいのはただひとつ。日本の人々に、ポジティブでありつづけることを絶対にわすれないでほしい……」
・彼の名前はスチュワート・アウワードロウ、“検体”のひとりとして、あのモントーク・プロジェクト」に13年も関わった経験をもつ。
<カイパーベルト・エイリアンと世界政府>
・「カイパーベルト」をご存じだろうか。太陽系外縁部に広がる、天体が密集する一帯のことだ。
1950年代、オランダ生まれのアメリカ人天文学者ジェラルド・ピーター・カイパーが、海王星と冥王星の軌道の外側に小さな天体が集まった帯状の領域があるという説を発表した。
実は10年にわたりそのカイパーベルト内で、惑星級サイズの「物体」が相次いで発見されている。しかも奇妙なことに、物理法則に逆らう動きを見せている。
スワードロウ氏がいうには、この「物体」はすべて宇宙船で、他の銀河の星、あるいはパラレル・ユニバースに点在する超先進文明を誇るエイリアンたちによって操られているものらしい。
・1990年代にすでに70種類以上の異なる種族のエイリアンが地球を訪れていると告げた。しかもこれらは地球人種と敵対する性質のエイリアンばかりで、2002年から2003年にかけての最終報告では、その種類も217に跳ねあがっている。
・「インセクトイド(昆虫型エイリアン)」「ライオンピープル」「シリアン(シリウスA)」「キーロット」といったグループに分けることができる多様なエイリアンが、カイパーベルトに集結しはじめているというのだ。これをスワードロウ氏は「カイパーベルト・エイリアン」と呼ぶ。
・しかもカイパーベルト・エイリアンは、南極の地下に拠点を置くナチス第4帝国ともつながっている可能性が高いらしい。
「1938~1944年にかけ、ナチスは南極大陸の地下に巨大基地を造って、研究プロジェクトを展開していた。一帯はベース211、あるいはニューベルリンと呼ばれていた。
この基地で、時間旅行や次元間移動の研究が行われていた。ナチスが共同作業のパートナーとして選んだのが、カイパーベルト・エイリアンなのだ」
<実行に移される、やらせ侵略計画(ステージド・インヴェイジョン)>
・「第4帝国と提携関係にあるカイパーベルト・エイリアンに対しては、イルミナティの目的は、世界統一にほかならない。世界をひとつの政府――世界政府――にまとめてしまえば、人民の管理がしやすくなるからだ。
きわめて近い将来、カイパーベルト・エイリアンと第4帝国、イルミナティがひとつになって、全地球規模の管理システムの構築が試みられることは間違いない」
<大衆を自在に操る悪魔のテクニック>
・しかし、多数の人間を同時に騙すには、想像を絶するレベルの仕掛けが必要になる。そのための決定的かつ効果的なテクニックが、ブルービーム・プロジェクトおよびHAARPプロジェクトである。
・2015年3月20日、NASAは火星と木星の間にある小惑星帯最大の天体セレスの地表で何かが光っている画像を公開した。
・「計画は周到に進められてきた。銀河系だけで地球にそっくりな惑星は4億個あるという話も、今では半ば事実化している。全宇宙という規模で考えれば、地球のような惑星が何十億個も存在するというマインドセットもできあがっている」
<異星人も同じ兄弟だと語った教皇>
・「宗教がマインドコントロールの手段として使われやすいことは否定できない。現時点で、世界政府樹立への準備は着々と進んでいる。世界宗教もしかりだ。不幸なことに、メディアも完全にコントロールされているので、自由なニュースメディアなどこの世に存在しない。メディアに洗脳された大衆は、伝えられた情報を鵜呑みにし、何の疑いもなく現実として受け容れてしまう。誤解を恐れずにいえば、悲しいかな、大衆は愚かなのだ」
<被験者が語るモントーク・プロジェクト>
<秘密裏に行われていた非人道的な実験>
・「私は数多く存在する検体のひとりにすぎなかったので、プロジェクト全体にどのくらいの数の人間が関わっていたのかはわからない。施設内には軍服を着た人もいれば、民間人も白衣を着た研究者風の人もいた。私のような検体に関していえば、20万~30万人くらいはいたと思う。ただ、大多数は生き残れなかった。生存率は1パーセントもなかったはずだ。
・「モントーク・プロジェクトの基盤部分はマインドコントロールの研究だ。世界中の人々をひとつにまとめ、ひとつの方向に導いて行くテクニックを開発するためのものだった。電磁波を使った装置も開発されていたが、これはエイリアン・テクノロジーが移植されたものだった。これらは時間旅行、電磁波兵器、遺伝子操作など広い範囲を総合的に研究するためのプロジェクトで、1983年に集結したときには、実に多くのジャンルをカバーしていた」
<完成していたテレポーテーション技術>
・「リモートビューイングは、いわゆる超能力ではないのだ。DNAのポテンシャルを97パーセントまで活性化し、脳を90パーセントまで働かせればだれにでもできる」
「フィラデルフィア実験を通じて開発が続いていたテレポーテーション技術も、すでに実用化されている」
<協力しあうレプタリアンとイルミナティ>
・「モントーク・プロジェクトにより、全地球規模でマインドコントロール装置の設営が完了した。人工衛星はいうにおよばず、携帯電話の中継アンテナからも特殊電波が特定の人たちに向けて発信されている。全地球規模のグリッドを構築し、どんな場所へでも思いのままの効果をもたす電波を送ることができる」
スワードロウ氏は、こうした大規模かつ時間がかかるプロジェクトの裏側にあって、すべてを取り仕切っているのがイルミナティであると語る。
・レプタリアンは「マスターレイス(支配種族)」と形容されることも多く、ニューメキシコ州ダルシーの地下基地に関する話にもしばしば登場する。
・スワードロウ氏が語るには、ヨーロッパにおけるイルミナティの起源は、それまで敵対していたハザール人とメロヴィング家の結婚によって和平協定が結ばれたことだった。イルミナティの源泉はメロヴィング家に辿ることができる。その後、イルミナティは13支族に分かれることになるが、13は神の全体性を意味するシンボリックな数字だ。
・レプタリアンは創造主が喜ぶであろうことを計画し、それを実行するのが自分たちの義務であると考えている。
・地球人類のほとんどが10~15パーセントのレプタリアンDNAを宿しているのだ。
<日本内部にも協力者は存在する!>
・「ヨーロッパのイルミナティは、日本を潰したがっている。ハドロン加速器の建設は日本制圧計画の一環と考えて間違いない。日本政府も騙されている。だから、これから日本に起きようとしていることが世界政府の一部であることはいうまでもない」
日本政府内部にも、イルミナティ・レプタリアン連合の意向通り行動するグループが存在するというのだ。
・主体がイルミナティであれ、第4帝国であれ、レプタリアンであれ、そしてこれらすべての共同体であれ、彼らの究極の目的は、地球規模のロボット社会の構築であるはずだ。
・「私が強調したいのはただひとつ。日本の人々に、ポジティブでありつづけることを絶対に忘れないでほしいということだけだ」
(2024/3/17)
『増補 聖別された肉体』 オカルト人種論とナチズム
<鉤十字の城>
<ランツの「神聖動物学」>
・『神聖動物学、もしくは、ソドムの猿と神々の電子についての学問』は、1905年に『オースタラ』の発刊に先立って上梓された。題名からして奇怪かつ面妖なものだが、実際の内容は、遥かにそれを凌駕する。
同時代の老古学、人類学における知見を引証して、ランツはまず古代、そして現代においても醜悪な獣人、猿人、小人が存在することを「証明」する。聖書、聖書外典、タルムード、エッダ、ギルガメッシュ叙事詩、ストラボンの『地誌』、プリウスの『博物誌』など夥しい数の古代の文献が用いられて、この「事実」がさらに敷衍されていく。彼によれば、古代にあっては、人間はこういった獣人、猿人、小人を高価で買い入れて快楽のために交接したのであり、こういった「獣姦」のほうが人間同士の性交より一般的であったという。そして、こういった交接の結果、人間と獣の雑種が生じるのだ、とランツは主張する。夥しい数の文献を用いて、と述べたが、「古代の学術文献は秘密言語で書かれており、支離滅裂な話や作り話は一切含まれていない」とするランツが、あらかじめ脳裡に存在した命題に従って、それらを強引に読み替えていることは言うまでもあるまい。
・古代におけるこういった人間と人間より低次の存在である獣人(ランツは、それを「ソドムの賤民」とか「ソドムの毛むくじゃらの怪物」と呼ぶ)の交接、混合に対するオブセッションをランツに与えたものとしては、間接的には、既に記したハイリゲンクロイツで発見されたレリーフが存在するが、しかし、いまひとつの考古学的遺物が彼に天啓ともいえるものを授けていた。すなわち、それは、19世紀中葉に発掘された紀元前9世紀のアッシリアのレリーフとオベリスクであった。そこには奇妙な二本足の獣をまるで犬のように連れているアッシリア人の姿が描かれており、碑文によれば、これらの獣――パグトゥ、バツィアティ、ウドゥミと呼ばれる――は他国からの貢ぎ物で、アッシリアの王はそれらを繁殖させたという。
・『神聖動物学』において、ランツは、アダムとは実は獣人ウドゥミに他ならないとする。そう、エデンの園とは「ソドムの喜悦の庭」なのだ。
・すなわち、さすがの彼も「私の研究の最も困難な部分」と認める、「人間に似た、翼をもった生き物がかつて実在したことの証明」である。やはりアッシリアから出土した翼のある直立した獣(これはイシュリと呼ばれる)の絵を手掛かりに、古代の文献のみならず、古生物学、進化論、地質学などの知見を援用して、古代における翼人ないし鳥人の実在が主張されるのだ。
この高次の原人類とされる翼人をめぐる議論は、当然ともいえるごとく、天使とはすなわち翼人であるという議論へとやがて移行し、そしてランツの思想の核心へと到達する――すなわち、天使サタンは「猿人を、つまり、ウドゥミを好み、それらと交わった」ために堕落したのだと。ランツは語る。
・原罪神話の何という驚くべき顚倒! ランツの考えに従えば、かつて神にも等しかった高次の人種は、人間より以下の存在たる猿人、獣人との交合によって、その地位から転落してしまったのであり、逆に、獣人たちはその交合の恩恵にあずかって本来あるべきところより高い場所へと昇ってきたのだ。そして、失墜する高等人種と上昇する劣等人種という両者の描く双曲線的関係は、現在も続いている。したがって、こういった「獣姦」を根絶し、猿人などの劣等人種を地上から一掃することによって、高等人種は元の地位を回復することが可能になる。キリストが説いたのは、このことに他ならぬとランツは考える。キリスト教の排斥した異教、偶像崇拝とは、すなわちゾドミーなのであって、「イエスの教え全体は種の混合を拒否すること」で、「現代の聖書解釈学者はこのイエスの根本思想を完全に忘却して」いるとされる。教会とは、本来は「神聖で英雄的な人種の育成のための」機関に他ならなかった。「キリストを通して、我々の中の獣人は絶やされねばならぬ」と、彼は主張する。
以上に続く「神の知識」と題された章では、古代の神々とは原人類のことであり、現在の人類より遥かに勝った能力をもっていたというテーゼが提出される。
・今日でも、彼ら(神々)は人間の中に生き続けている。神々は猿と化した人間の肉体の中に眠っているが、しかし、彼らがふたたび蘇る日がやってくる。我々はかつて電気的な存在であった。そして、我々は電気的になるであろう。電気的であることと神的であることは同一なのだ! 電気の眼によって原人類は全知であり、その電力により全能であった。全知全能の存在であるものは、神を自称する権利を持つのだ!
<ヒトラーと「オースタラ」>
・死去する3年前の1951年に行われたインタヴューにおいて、ランツは、驚くべきことに、1909年のある日、ヒトラーが彼の事務所を訪れたと語ったのである。ランツの陳述によれば、ヒトラーは、自分はフェルバー通りに住んでいて、近所の煙草屋で『オースタラ』をほぼ定期的に購入していると告げた。彼の訪問の目的は、幾冊か欠けている『オースタラ』のバックナンバーを入手するためだった。アドルフ・ヒトラーと名乗るこの青年がひどく貧しそうに見えたので、ランツは、望みのバックナンバーを無料で頒けてやったばかりか、帰りの電車賃として2クローネを与えたという。
さて、私たちは、この証言を信じることができるのだろうか。
<根源人種の彼方に>
<ブラヴァツキーの「秘奥の教義」>
・1884年に発表された『ユダヤ人の使命』ではドリヴェの人類史が出典を明記せずに全面的に援用され、また、出版後、彼自身の手によって破棄された『インドの使命』(1886年)では、神智学の教義でゴビ砂漠に存在するとされる聖地シャンバラと酷似する、ヒマラヤの地下帝国アガルタという概念がさらに付加された。東方的色彩の濃いサン=ティーヴ・ダルヴェードルのオカルティズムは、ブラヴァツキーの神智学とかなり共通する部分を持っており、実際、前者の信奉者ロカ師とブラヴァツキーの間ではその正当性をめぐって論争が繰り広げられた。
<人と獣の交合>
・ブラヴァツキーの語る人類の歴史のなかで、とりわけ私たちの注目を惹くのは、人間と動物の交合である。既に述べたように、男女両性の性交による生殖は第三根源人種レムリア人の第四亜人種において始まったが、動物たちと最初に交わったのも、このレムリア人であった。
・こういった人間と獣の交接、さらに、それによって生じる忌まわしい半獣半人といった過程は、アトランティス人においても、繰り返される。ただし、アトランティス人の場合は、獣と直接にではなく、レムリア時代に生じた半人半獣と交わるというかたちをとることにある。誰の眼にも明らかであろう――人間と獣人との交接こそ原罪であるとするランツの理論と紛うべくもない類似が、ここには存在する。
しかも、ブラヴァツキーは、この堕罪に猿類の淵源を求めようとする。彼女の理論によれば、猿や類人猿は人間より遥か後に発生したものであり、前者は、「自らを動物の水準に置くことによって、人間の尊厳の神聖さを汚したこれらの未だ知性を備えていなかった人間から直接派生したもの」なのだ。
<予言者たち>
<「神智学とアッシリアの獣人」>
・古代の人間の視覚組織が異なっていたのなら、生殖機構が異なっていてもおかしくない、とランツは論を進める。古代の神たちは両性具有、半陰陽であったという考えは『神聖動物学』において既に表明されていたが、ここでも、ブラヴァツキーはその有力な「証拠」を提供する。すなわち、根源人種の歴史を概観したときに述べたように、第三根源人種の初期にあっては、彼らは「『卵生』の両性具有存在」であった。
・記憶を新たにして戴きたいが、パグトゥとは鱗を持った水棲人であった。ランツは、《ヅヤーンの詩行》2章6節の「忌わしく邪悪な水棲人たちを、それは他の物の残骸から創造した。第一、第二、第三の残滓と粘液から、それは水棲人を形作った」を引く。そう、この「水棲人」とはパクトゥ以外の何物でもない、と彼は結論するのだ。バツアティやウドゥミについても、同様の作業によって、ブラヴァツキーの進化論に登場した獣人や小人と同定される。
<独墺における神智学の展開>
・ドイツの図像学者でアビ・ヴァールブルクの協力者であったフリッツ・ザクスルは、中世、ルネッサンスにおける占星術に関する講演(1936年)において、第一次世界大戦の前に始まった大規模な占星術に対する関心の復活に触れ、「我々自身の時代を、その非科学的傾向に注意を払うことなしに、十全に理解することができないのは明らかである」と述べている。実際、19世紀末から20世紀初頭にかけてのドイツにおいては、英国やフランスと同じく、占星術のみならず魔術、ヨガ、錬金術、神智学といったオカルティズムは知識人を中心に大いに流行し、出版状況から判断すると、1910年前後に最盛期を迎えている。
<ナチ出現前夜>
<「トゥーレ協会」の影>
・1919年1月5日、ミュンヒェンの酒場「フェルステンフェルダー・ホーフ」において、反ユダヤ主義者の鉄道金具工、アントン・ドレクスラーを中心にして、「ドイツ労働者党」という政治結社が設立された。参加者はドレクスラーの同僚たち僅か25名、この時点でのドイツ労働者党は、第1次世界大戦後の混乱のなかでドイツ各地に設立された有象無象の泡沫的右翼組織のひとつにすぎなかった。しかし、ひとりの人物の存在が、この党の――そして、この党を通してドイツの――命運を大きく変化させた。同年9月12日、国防軍に在籍していたアドルフ・ヒトラーは、上司の命令で、ドイツ労働者党の動向を探るべく、その集会に出席、さらに16日の集会にも出掛けていった。「ひどい、ひどい。これはたしかに最もひどいインチキな団体マニアだ。とにもかくにもこんなクラブに加入しなければならないのか」というのがヒトラーの印象だったが、それにもかかわらず彼は、ドレクスラーの勧誘に応えて55番目の党員として加入することとなる。
<「20世紀の神話」>
<弾圧されるオカルティズム>
・リスト及びランツを鼻祖とするフェルキッシュなオカルティズムないしはオカルティズムに傾斜したフェルキッシュ思想は、私たちが追跡してきたように、20世紀初頭のウィーンに胚胎し、以降、決して雲散霧消することなく、新たな信奉者を獲得、補充しつつ、第3帝国の成立前後まで、オーストリア、ドイツにおいて一定の影響力を保持していた。しかし、ゲルマン教団=トゥーレ協会のような例外を除けば、その思想が現実の政治運動と明瞭な関係を結んだことはほとんどなく、基本的にはあくまでも限られた数の人々の夢想にとどまった点は繰り返し強調されねばならない。国民社会主義体制がフェルキッシュなオカルティズムを公認していたというような主張は、幻想の領域に属すべきものである。
・とりわけナチ・ドイツのようなファシズム国家にあっては、オカルティズムは厳しく弾圧される運命にあった。
・1910年にリガ工科大学に入学して建築学を学ぶが、15年、ドイツ軍のバルト地方に向かっての進攻のため、大学はモスクワに移転、ローゼンベルクもそれに伴いモスクワに移った。1917年の2月革命を彼は身をもって体験するが、同年の夏に奇妙な出来事が起こった。彼が部屋で本を読んでいると、「見知らぬ人物が入ってきて、机の上に1冊の本を置くと、音もなく消えた」。こうして置き去りにされた書物とは、ロシアの神秘主義者セルゲイ・ニルスの『卑小なもののなかの大いなるもの』――そう、そこには付録として、あの悪名高い反ユダヤ主義文書『シオン長老の議定書』が収録されていたのである。かくて、この書との奇怪な遭遇を通して、ローゼンベルクはユダヤ=フリーメーソン=コミュニスト世界支配陰謀説の世界にのめりこんでいった。
<ローゼンベルクと「北方」のアトランティス>
・このあたりで、ローゼンベルクの主著『20世紀の神話』の解剖に取りかかることにしたい。この書物は、徹頭徹尾、人種理論で貫かれている。
・『20世紀の神話』において、アーリア人種が世界史の舞台でこれまで如何に大きな役割を果たしてきたかを、彼らが常に支配人種であったことを、ローゼンベルクは力説する。そして、金髪白皙碧眼のアーリア=ゲルマン人種とその北方的文化の絶対的優位性を証明するために、彼が導入したのは、アトランティス北方説及びアトランティス本地説に他ならない。
・ローゼンベルクによれば、これらアトランティス=アーリア人たちは、「白鳥の船及び龍頭の船に乗って」、地中海からアフリカへと渡り、また陸路を通って中央アジアを経て中国へ、また南北アメリカへと大移動を行った。
・もうこれで十分であろう。ローゼンベルクの所説は、「北極、つまり、アルクトゲーアから、アーリア人たちは放射状に広がって、古代世界を進んでいき[中略]世界の全民族にアルマニスムスをもたらした」と述べ、ルーン文字が世界の諸文字の起源であることを主張したリストのそれと全く同一であると言ってよい。
・『ウラ=リンダ年代記』をめぐる挿話は、私たちにとってふたつの点で興味深い。第一に、現実を拒否して幻想の体系を構築する際に、その幻想体系を支えるため、逆に「現実」の書物を捏造しようとする人間精神の奇怪さを示す一典型として。
・第二に、本邦のいわゆる偽史との対照において、たとえば、竹内巨麿の主宰する皇祖皇太神宮(天津教)から出現した通称「竹内文献」は、超古代の歴史を記述し、天皇に率いられた大和民族が古代の全世界を征服し、すべての文明の基礎を築いたとしていたため、一部の狂信的な皇国思想家によって歓声をもって迎え入れられた。その限りでは、『ウラ=リンダ年代記』と「竹内文献」は極めてパラレルな関係にあったといえよう。自民族至上主義の妄想に取り憑かれた人々は、ドイツにあっても日本にあっても、その根拠を偽史に求めようとした。そして、実際、藤沢親雄のようなナチの賛美者、紹介者でもある体制側知識人も「竹内文献」への傾斜を示したのであり、そこまではドイツと日本は全く同じ軌跡を描いている。
<人種論と性的妄想>
・ヘルマン・ヴィルトやエドガール・ダケのような人物に依拠し、アーリア=ゲルマン人種の北方アトランティス起源説を導入したことによって、ローゼンベルクは疑いなくチェンバレンなどの「正統的」アーリア人種優位説の枠を大きく超えている。彼の背後には紛れもなくオカルティズムの一角で育まれてきた奇怪な人種理論の影がちらついているといえよう。しかし、オカルティストたちとの精神的類似性が露わになるのは、むしろ古代エトルリア人に対するローゼンベルクの偏執狂的な攻撃においてであろう。
・ローゼンベルクによれば、古代エトルリア文化は忌わしい魔術と甚だしい性的放縦に彩られていた。彼にとっては、そもそもアーリア=ゲルマン的北方文化と魔術が断じて相容れないものであったことをまず理解しなければならないだろう。たとえば、彼は「北方人種の魔法一切に対する率直な拒否」について語り、それと対比されるのが、非北方人種の魔術、妖術、鬼神への耽溺、すなわち、「前部亜細亜的、亜弗利加的幽界」である。太陽の神アポロンは、彼の言葉に従えば、「非北方的魔術傾向の絶滅者」なのだ。さて、ローゼンベルクはローマ教会を激しく非難するのだが、その論拠となったのは、教会にはエトルリア的要素が夥しく流入しており、法王はローマ人とエトルリア人口の混血であるというものであった。
・古代エトルリア文字の「解釈」を通じて、晩年のグリューンヴェーデルは、エトルリア人たちが如何に性的、宗教的に堕落していた人種であったかを、『トスカナ』や『アヴェスタの悪魔』といった著書において力説した。グリューンヴェーデルによれば、たとえば、山羊の頭を持った悪魔の起源はエトルリアにあり、エトルリア人は邪悪に満ちた魔術、妖術、占術、ゾドミー、自涜、公衆の面前での性交、少年殺し、スカトロジーに耽溺したのだという。ちなみに、彼の著作の書誌は、アーネンエルベによって後に作成されることになる。この学者の説に全面的に依拠したローゼンベルクのエトルリア人および「古代エトルリア的、前部亜細亜的異端外道」への弾劾は熾烈を極め、オブセッションの域にまで達している。
・ここでもういちど復誦しておけば、『神聖動物学』において基礎が構築されたランツのアリオゾフィの基本的テーゼは以下の如くになろう。古代このかた世界には好色放蕩の劣等人種、すなわち獣人が存在しており、逸脱した放縦な性の快楽、ゾドミーという罠によって、彼らはゲルマン民族に代表される神人を退化させつつある。そして、かつては高等人種の育成機関であった教会も、「ソドムの猿」たち獣人が内部に入り込んだためにゲルマン民族=神人的要素を失ってしまった、と。既に誰の目にも明らかであろうが、ランツのいう獣人は、ローゼンベルクにあってはエトルリア人に置換されているにすぎない。「歪んだ」セックス、そして、それに彩られた黒魔術こそ劣等人種を特徴づけるものであり、彼らは高潔無比なアーリア=ゲルマン人種を汚さんものと常に虎視眈々と画策してきたのだ――基本的には、ランツもローゼンベルクも狂的なまでにこう主張して歇(や)まない。
<オカルト人種論とナチ人種論>
・ランツの唱えた高等人種と猿人のゾドミー説、もしくは進化論の悪夢は、かくして、単なる狂信者の妄想の産物として片付けることのできない段階にまで突入したのである。よしんばそれが狂気であろうとも、それは現実への侵蝕を開始したのである。
・ナチにおいてその中核を成すイデオロギーである人種理論の宣布の役割を担ったのは、ヴァルター・グロース率いる人種政策庁で、この機関は人口・人種政策啓蒙局が1935年春に改組されて成立したものであった。
・ヘルマン・ラウシュニングによれば、ヒトラーは次のように語っていたという。
人間の太陽期は終焉に向かいつつある。新しい種類の最初の偉大な人間群像の中に、今日でもすでに来るべきものが告知されている。古代北方民族の不滅の知恵によれば古きものが神々とともに没落することによって、世界は繰り返し若がえるはずであり、また、太陽の回帰点が、彼らにとって永遠の進歩という直線でなく、螺旋状の生のリズムの象徴とみなされているように、今や、人間は、みかけはあともどりしているが、これは、さらに一段高く登るためなのである。
・天地創造は終わっていない。少なくとも、人間という生物に関するかぎり終わっていない。[中略]新しい種類の人類はいまその輪郭を示し始めている。[中略]これまでの古い人類は、それによって、必然的に、生物学的に衰退の段階に入っている。古い人間は、衰退形態においてのみ、その生を生きながらえるのである。創造力は、すべて新しい種類の人間に集中することになろう。この二種類の人間は、急速に、相互に逆の方向へ発展している。一方は、人間の現界の下へ没落していき、他方は、今日の人間のはるか上まで上昇する。両者を神人および獣的大衆と呼ぶことにしたい。
・人間とは「生成途上の神である。人間は[中略]立ちどまり閉じこもれば、衰退して、人間の現界下に落ちてしまう、半獣となる。神々と獣達。世界の前途は今日、そのようなものとしてわれわれの行く手にあるのだ」と、ヒトラーは主張する。『我が闘争』のなかに唐突に出現する謎めいた一節、「ユダヤ人がマルクス主義的信条の助けをかりてこの世界の諸民族に勝つならば[中略]この遊星[地球]はふたたび何百万年前のように、住む人もなくエーテルの中を回転するだろう。永遠の自然はその命令の違反を仮借なく罰するであろう」という言葉は、この「天地創造」の過程が妨害された時についての黙示録的ヴィジョンと解釈することが可能かもしれない。
ラウシュニングはこういったヒトラーの考えを「生物学的神秘主義、あるいは、神秘的生物学」と呼んでいるが、これが私たちがオカルト進化論と称してきたものとほとんど同一であるのは疑問の余地がない。ここで、ランツの言葉を引用してみよう。
人種混合は進化において停滞や後退を意味し、一方、人種育成は真正の進歩である。世界の進化は未だ完結していない。無益なもの、有害なものを人間の身体から除去する人種育成は、我々を神により近付けるだろう。アサ人種(アーリア=ゲルマン高等人種)の育成を通して、道は幸せな天上のアスガルトへと通じるのだ。
<祖先の遺産>
<ヴィリグート、親衛隊のラスプーチン>
・ヴィリグートは、その透視的記憶によって、超古代のゲルマン民族の歴史、文化、宗教、風俗、政治制度を詳細に「再現」することができた。さらに、彼の構築した「偽史」に従うならば、ゲルマン民族の歴史は紀元前22万8千年(!)にまで遡り、その頃には、天には3つの太陽が存在し、地には巨人や小人などが住んでいた。彼の祖先ヴィリゴティスはいわゆる賢人王で、アサ神族とヴァナ神族との結合から生まれ、紀元前7万8千年には地上に平和をもたらした高度な文明を樹立する。紀元前1万2千5百年頃、クリストを崇めるいわゆるイルミン教がゲルマン民族の宗教となるが、後にヴォータン教の前に敗退することとなる。ただし、ヴィリゴティスの子孫たちがその後も、過酷な迫害にもかかわらず、イルミン教に忠実であったことは言うまでもない。ヴィリグートの主張するところでは、聖書はドイツで書かれたのであり、当然のことながら、キリスト教とは古代ゲルマン民族のクリスト信仰を搾取歪曲したもの、アーリア=ゲルマン起源に他ならないのである。以上から明らかなように、ヴィリグートの思想とはアルマニスムスとアリオゾフィの混合であり、教義面でいかに相違、矛盾が存在しようと、アーリア=ゲルマン人種の至高性、太古からの連綿たる伝統を主張するという点においては、基本的には同工異曲のものである。実際、彼は、ツェブルに対して、「真正」のアーリア=キリスト教の解明宣布に尽力するランツの仕事を歓迎する意を伝えたのであった。
・ラーンは1935年に民間人としてヴィリグートの統括する部門に参加、翌年に伍長としてSSに正式に加入、1939年にSSを辞して35歳の若さで死亡した。大学で文学と文献学を学んだ後、中世の異端カタリ派と聖杯伝説に興味を抱いた彼は、プロヴァンス、カタロニア、イタリア、スイスなどを長期に亙って旅行し、その成果を一種の旅行記の体裁をとった『聖杯に対する十字軍』として公刊した。この書や『ルシファーの廷臣たち』において、ラーンは、カタリ派に対する弾圧や聖杯伝説、そしてトルバドゥールの伝統などを混ぜ合わせて、中世カトリック教会の手によって、古代ゲルマン民族本来の宗教が抑圧、破壊されたのだと主張していた。たとえば、アーリア=ゲルマン人種にとってまさしく「光をもたらす者」であったルシファーは、悪魔の地位にまでおとしめられたのである。『聖杯に対する十字軍』に強い感銘を受けたヒムラーは、早速ラーンにSSへの協力を依頼、それがヴィリグートとの共同作業として実現したのである。1936年には、ラーンはSSの援助でアイスランドに研究のために遠征している。ヒムラーのラーンの著作に対する打ち込みようは、彼が『ルシファーの廷臣たち』を広範囲に配布し、さらに、1944年という時点においてすら『聖杯に対する十字軍』の再刊を企んでいた事実からも明らかだろう。
・ラーンは20世紀初頭に発生したリストやランツたちのフェルキッシュ・オカルティズムの系譜に直接連なる人物では決してない。しかし、ゲルマン民族には本来崇高な宗教が存在し、それが教会によって迫害、抑圧、破壊されたのだと唱えた点においては、リストのアルマニスムスやランツのアリオゾフィ(もしくはアーリア=キリスト教)と著しい一致を見せており、明らかに同一の時代精神に浸されている。そして、こういったゲルマン民族の至高性の強調というフェルキッシュ思想の裏面に、強烈な反キリスト教精神が貼りついていることは見逃せない。彼らはキリスト教を完全に拒絶するか、もしくは、現存するキリスト教は虚偽で歪曲されたものであると断言する。
<「聖杯の城」ヴェーヴェルスブルク>
・ヒムラーが親衛隊の組織を構築するにあたって参考にしたのは、彼の憧憬の対象であるドイツ騎士団のみならず、彼が蛇蝎の如く嫌い、そして同時に畏れてもいたジェスイット派及びフリーメーソンであった。
<付録>
<J・ランツ=リーベンフェルス博士『神智学とアッシリアの獣人』(抄)>
・H・P・ブラヴァツキーがその天才的な「人類発生史」を著したとき、彼女は自分の時代と人類学におよそ一世代ばかり先行していた。
・たとえば、人類発生に関する著名な『ヅヤーンの書』第29節にいわく、「骨格を備えた獣、奈落の龍、空を飛ぶサルパ【蛇】が、地を這うものに付け加わった。地を這うものは翼を得た。長い首を備えた水中に棲むものは空中の禽の祖先となった」。
私の思うに、この韻文に対して、「たとえ、その術語が我々の教科書と一致していないにせよ、現代の古生物学者はなんら異議を唱えぬばかりか、むしろ、最近になって初めて我々が獲得した知識を古代人たちは如何にして手に入れたのかと驚いて自問するであろう。なぜなら、鳥がサウロプシダから進化したことを、科学は近代になって初めて確証したからである……
・かくて、こういった地域の周囲に、最も高貴な人種、つまり、アーリア人種が何故発達しえたかも、同様に明らかとなろう。これらの地塊の永続性が、一方では穏やかで緩やかな進化を可能にし、他方では、島嶼を成すこれらの地域に純粋交配と文化を恵んだのである。あらゆる神話において、光の善神と闇の悪神、たとえば、アサとヴァナが敵対しているように、神智学においてはアトランティス人とレムリア人が対立し、地質学は実際、南半球の動植物と北半球のそれとの闘争を記述している。
・古代及び原始において両性具有者が多数存在したという事実に我々はこだわるべきであり、そうすれば、現代の性病理学上の様々な現象は理解可能となる。
・伝説や昔話が小人、山の小人、一寸法師、家の精、山の精などについて語っている地域、地名が「シュラット」、「プッツ」、「フォール」、「ショイヒ」などの語から成り立っている地域においては、他の場所に較べて、より多くの劣等な人間のタイプが見出されることは注目に値する。
・毛むくじゃらで、現在の類人猿にきわめて近似したウドゥミについて、『ヅヤーンの書』は以下のように述べている。
彼らは人間のような姿をしていたが、下肢はほとんど毛で覆われていた。
周知のように、エサウは聖書ではエドムとも呼ばれ、原人として記されているエドム人とホリテ人の祖先である。そのうえ、楔形文字碑文では、ウドゥムという語はエドムの地の名前として二度用いられている。我々はまた『聖書』からエサウ=エドムが毛深かったことを知っている。今や、[エドムの兄弟でユダヤ人の祖である]ヤコブの物語の意味は、我々には明らかであろう。なぜなら、エサウとその人種は獣的な人種として拒絶されたのであり、それゆえ、純血のヤコブが神との契約の相続者となったのである。同様にして、ヤコブのエドム人に対する憎悪も理解できよう……
ウドゥム、つまり聖書にいうアダムは、聖書学上、キリスト教上の思弁においてもっとも重要な役割を果たしており、アダムはまさに聖書の神学の出発点にして終着点なのである。
・第三[根源人種]が分離し、獣人を産みだしたことによって罪に堕したとき、これら[動物]は狂暴になり、彼らと人間は互いにとって破壊的なものとなった。
・これらの赤毛の、体毛に覆われた怪物、すなわち人間と動物の自然に反した結合の果実のなかには、「叡智の主たち」は受肉しなかった。自然に反した交配――自然に反した「性的選択」――に起因する長らく続いた変形を通して、時間の経過するうちに、最も低次な種類の人間が発生した。いっぽう、さらなる獣姦と、その獣的な生殖の努力の最初の結果が、後に哺乳動物の猿に進化する種を産み出した。
・いったい如何にしてオカルティズムは以下のことを主張できるのであろうか?すなわち、第四根源人種の一部の人類が、まったくの動物というわけではないにしても半人半獣である他の人種の雌と交わって子をもうけ、そして、この結合から生じた雑種が自由に繁殖したばかりでなく、今日の類人猿の祖先を造りだしたといううことを?
・ブラヴァツキーは彼女の時代においてかくのごとく問うことができた。しかしながら、ウドゥミ、バツィアティ、パグトゥの裡にレムリアの根源人種にそっくりの姿が認められ、さらに、拙著『神聖動物学』において、多くの箇所で、こういった人獣との混淆が繁殖力に富むものであることを私が証明した現在では、混血の可能性は、既にアッシリアの人間の外貌がそのことを明示しているがゆえに、いっそう否定しがたくなっている。なにしろ、アッシリアのバツィアティのような人間は今日においてもふんだんに存在し、彼らとの混淆は遺憾ながら既に証明されている通り繁殖力に富み絶え間ないものなのだから。
・……同様に、劣等人種が下方への進化の産物であることを現代科学は認めている! それは神的高みから堕落した聖書にいうルシファー、古高ドイツ語にいう「ニーダーリーゼ」ではなかろうか! なぜなら、我々ゲルマン人の祖先は最も過激な無神論者よりも迷蒙から免れていたのだから。彼らにとって、悪魔とは今日ひとを脅かすのに用いられる捉えどころのない幽霊のごとき怪物ではなかった。古高ドイツ語の呼び名から推測すると、彼らにとって悪魔とは堕落した人間だったのだ!
・我々の研究の結論を以下のようの要約できよう。すなわち、秘教文献から得た確証の結論として、ブラヴァツキーはこう述べている。
1、 人類は系統発生上の最初の存在である。
2、 人類は、その進化の過程において、多様な生殖能力を所有してきた。
3、 人類の進化の後で動物の進化が起こった――換言すれば、動物(哺乳類)は原哺乳類の退化したものである。
<あとがき>
・本書の前提を成すのは、公認文化の背後に見え隠れする広義の意味でのオカルティズムの理解を欠いては、その文化の本質には到達できないという認識である。
「宇宙連合の飛来」
喜多要光 大陸書房 昭和50年/1975
<聖書の”御使い”は宇宙人>
・イエス・キリストが誕生した時は宇宙人のブレインがキリストを補佐し援助し、その誕生を演出するためにも、巨大な宇宙船にてキリスト誕生の知らせをしている。「ベツレヘムの星」が、それである。
・「太陽系には、12個の遊星があるがごとく、わが太陽系の周りにも12組の太陽系がある」このように宇宙人は言う。宇宙連合に加入して地球を救助するためにやって来ているのは、わが太陽系の12この星々のみではなく、いろいろの太陽系からやってきているのだ。たとえば、サガファリス太陽系、トレソトン太陽系、第22太陽系、サファニアン太陽系などである。コノサファニアン太陽系の人々を筆頭にして各々の太陽系の人達は多数の円盤と人員を投入しているのである。「サファニアン太陽系から200機、トレソトン太陽系から500機の円盤編隊が来ています。第二の月”フォウサー”の近くには1万4000機もいます」
こうして、宇宙の同胞は、この地球が一日も早く宇宙連合の仲間入りをするように働きかけてくださっているのである。
<地球文明と宇宙人>
<シリウス星人の地球入学>
・地球独特の生物の進化がすすんでいる頃、神の子と呼ばれる霊魂の大群が地球に移住して来て、ある形の肉体に宿った物が人類である。人間が他の哺乳動物と根本的に違うのは、そのためである。類人達の一種が大気圏外からやって来た霊に利用されて、人間の原形となったことは、間違いない。
・人間はシリウス太陽系から集中された念波により、修養のため、苦しむ囚人として地球に送られて来た。人間の精神は神によって創られた聖なるものであるけれども、その肉体の重さという物理的な制約をうける。
・神の子達は、類人猿を妻としたのだ。そして、その子孫が洪水前の人類、すなわち先史原始人である。だからこそ、その肉体的な特徴は類人猿的、精神的な特徴はシリウス太陽系内の遊星から来た移住人達と同様なものとなったのだ。
・そして、シリウス星人は、思念を通じて物を創造する力を持っていたので、肉体を自分たちの思う通りに少しずつ変化させていき、長い年月の間に獣的な面が多くなって数々の怪物を作りだした。
・ギリシア神話に出てくる蛇の髪を持つゴルゴン、半獣(ライオン)半鳥(ワシ)のグリフィン、半人半鳥のケンタウルス、蝶の羽根を持つ人間といってもほとんど獣と異なるところがなくなってしまった。この忌まわしいものを一掃するため、地球上に大変災を送る計画がたてられ、ついに大洪水が彼らに襲いかかり、純粋な肉体を持つものだけが、残されたのであった。
『天国の住民が教えてくれること』
ポール・ミーク 新紀元社 2005/1
<プロのミディアム(霊媒)>
・私は物心つかないうちから常に霊界とともに生きてきた。プロのミディアム(霊媒)となって、25年以上経つ。霊界のために仕事ができて光栄だと思う一方、私は、この仕事に大きな責任を感じる。
・私の目的は、霊界とのコンタクトによって、愛する人と死別して悲しんでいる人を慰めること、苦境に立つ人を元気づけることだ。
・私は、英国スピリチュアリスト協会のミディアム(霊媒)の試験に合格したのち、ミディアム(霊媒)としてだけではなく、オランダでオペラ歌手として働いた。
・死後の世界である霊界のことや霊的な真理について、霊界とのコンタクトを、実例を挙げながら、分かりやすく説明しようとした。
・イギリスでは、スピリチュアリスト教会が至る所にあります。普通の教会と同じように自由に誰でも参加できます。
・プロのミディアム(霊媒)の本として、ドイツでベストセラー、ロングセラーとなった。
・イギリスだけでなく、アメリカにも大勢の優れたミディアム(霊媒)がいます。そして、もちろん日本にも。
<スピリチュアリスト教会> 死後の生命存在を実証するために、ミディアム(霊媒)が死者たちとコンタクトをとり、メッセージをもらう集会をする教会。
<英国スピリチュアリスト協会(SAGB)>
・SAGBと呼ばれる英国で有名な団体。130年の歴史がある。前身はメアリールボーン・スピリチュアリスト協会という、12人の知識人によってはじめられた。その中にはシャーロック・ホームズの生みの親であるアーサー・コナンドイル卿もいる。ミディアム養成のための様々なクラスもある。
<著者の子供時代に病気の時の死後体験でみた霊界>
<カラフルなインディアンの訪問者>
・何日もの間、私は隔離されて、病院の小さな部屋にいた。毎日、医者たちが回診に来た。
・薬は眠りを誘うものだったに違いない。なぜなら、私は、眠ってばかりのようだったからだ。そして、切れ目なしに夢を見ていたのか、霊視だったのか、今となっては確かではないのだが、各国の子供たちが大勢でベッドのまわりで、踊ったり遊んだりするのを何回も眺めたことを覚えている。他にもたくさんの訪問者があった。その中に何年か前、バイオリンを習えなかった時に慰めてくれた“真っ白な衣装を着た女性”もいた。
ほぼ毎日ある訪問者の中に“カラフルなインディアン”がいた。彼は来ると決まって私を寝かしつけてくれた。眠くならないときには、半分眠っているような夢心地になった。
<霊界には夜がないし、眠る必要がない。>
・ そこには夜のようなものがない。私達は、眠る必要がないのだから、休息や細胞組織の再生を必要とする物質の身体がないのだ。それに、ここ地上にいるとき時は違って、太陽や月に支配されて生きているのではないから、時間に制限されない。
・ 魂の集団全体が霊界で完全に揃うまで待つのである。地上は多くの魂にとって最大の学校であるが、霊界でも魂は学び向上するための無数のチャンスがあるというのだ。
<あなたが人生を選ぶ>
・ もっと高次元の進歩を遂げた魂のことを、私達は、霊的な教師と呼んでいる。霊的な教師は、悟りを開く準備が整い、進歩を熱望する者たちをいつでも助け、指導する用意がある。喜んで未熟な魂たちの手助けをして、さらに道案内してくれるのだ。霊界の生活は大部分の魂にとってこの上もなく心地よいものである。霊的な進歩という点から、そこで多くのことを得ることができる。
・ しかし、霊界であまりに長く過ごさず、この世に転生する例外的なケースもある。この世でのほうがある特殊なレッスンのために都合がいいというケースだ。戦争や災害で魂がこの世でのレッスンを完了しなかったということもある。
・まず、生まれ変わる、つまり転生するのは自分の選択で、私達の自由な意思である。ある期間を霊界で過ごしたあと、私達は、自分の限界に気づき、もっと進化したいと思うようになる。その時、より高い界層からの指導と霊的な教師の手助けによって、この世での新しい人生を計画するのだ。そして、霊界の潮流から押し出され、この世に戻ってくる。
<霊界を思い出すことが重要>
・死と再生の循環にも終わりがある。この世で必要なことをすべて体験し、習得したときに、自由のきかない肉体をまとうことをもはや望まず、霊界にいる状態に満足したとき、その時こそが、霊界のより高い界層を昇るときである。霊界には豊富な知識や知恵を得ることができる界層が数多くある。
<前世は知らないほうがいい>
・ 人の魂は、みな進化と発展の途中であるということを理解して欲しい。私達は、みな過去において生き延びるためにあらゆる手段を使って戦ったのだ。だから、「私達がこの世に生まれる際に過去のあらゆる記憶は、自動的に消去される」という宇宙の法則は、ありがたいものである。体験したことを全部覚えていれば、いたたまれない人もいるだろう。
<輪廻転生>
<人生という舞台>
・新しい人生が地上で始まるとき、私達の魂は、新しい肉体に宿る。新しい脳、初めて抱く感情・・・。新しい身体は、明らかに前世の身体とは何の関係もなく、新しい脳も前世の脳と何の関係もない。生まれる前に霊界で過ごした時の記憶もない。
・ 例外として、前世のぼんやりした記憶や出来事のかすかな部分を思い出す人々もいる。子供の中にはそういった事を話す人もいるが、地上での年月が経過するにつれ、そういう記憶も薄れて、はっきりしなくなる。この情報や記憶力は、魂から来るのでしょう。意識や潜在意識から来るのではない。
<霊界で過ごす時間>
・ 「魂は、次にこの世に生まれるまで霊界でどのくらいの時間を過ごすのか?」は、よくある質問だ。それぞれのケース(それぞれの魂)で違っており、決まった期間というものはない。
・ 私達は、みな「カルマに基づく魂の集団」家族と呼んでもよい集団とつながっていることを改めて理解してほしい。私達は、偶然この世に生まれるわけではなく、魂の成長のために生まれるのだ。
・ 霊界には時間が存在しないという事実から私達が、霊界で実際に次の生まれ変わりまでどれくらい時間があるのかの答えを出すことは、困難だが、一般的には地上の時間で、約150年から200年、霊界で過ごすと言っていいだろう。
・ この世では、日数や季節で、春夏秋冬で時間を数える。しかし、霊界にあるのは光のみ、多くのスピリチュアリストが、霊界をサマーランド(常夏の地)と呼ぶのはこの事実による。
『天国の住民が教えてくれること』
ポール・ミーク 新紀元社 2005/1
<霊界には7つの界層がある>
・霊界には7つの主要な階層があり、各々はさらにいくつかの階層に分れていて、お互いに重なり合ったり、複雑に混じり合っている。そのほかに、人が死によって肉体を捨てアストラル体になった時、霊界に適応するまで休息するための階層もある。
<第一の界層>、最下層では波動は極度に低く、私たちが普通考えるような生命と言うようなものは、存在しない。邪悪の思考が渦巻く、光の届かない世界。地獄のようなという形容が当てはまるだろう。
<第二の界層>、この世で他者を苦しめ続けた人間は、この界層に行く。向上するには、多くの転生を繰り返す必要がある。それにはこの世の年月で数千年もかかることがある(だが、どんな魂にも進化のチャンスがあることを忘れないでほしい)。
<第三の界層>、第三と第四の界層は、この世を鏡に映し出したような所だ。私達の大部分が死後そこに住むことになるだろう。そこには、山、川、谷、海もあり、私達がこの世で美しいと思ったものは何でもある。
物欲で生きた人たちは、大体において、第三の界層に行く。この世で頑張って働き、人生を楽しんだ。他者に危害を加えたわけではないが、他者のために特別いいことをしたわけでもない。つまり、平均的な人たちだ。また、他者のことは考慮せず、少し自己中心的だった人や、霊的なことなど考える余裕さえなく、お金やものを所有することしか頭になかった人もそこに住む。自分たちの上に高い階層があることを気づこうともせず、自分の枠の中しか知らない。周囲も似たような考えの人たちばかりだ。だが、多くの魂がこの界層内で進化を遂げる。中には、一つ上の界層に昇るものもいるが、一般的には、この世への転生の計画を立て、実行することを目下の目標とする。
<第四の界層>は、第三の界層よりも美しく明るい。ここにいる人は、霊的にさらに進歩している。学びや進歩を自ら求める。この界層の中ほどにいる人は自分の限度に気づいているので、高い界層から降りてきた霊たちは彼らのために喜んで手を貸す。
<第五の界層>は、まさしく楽園と呼ぶにふさわしいところだ。何もかもが、美しく光り輝いている。完璧さを目指して努力した人や、霊的に高度に進化した心優しい人もここに住む。美術や芸術など、霊感を使って技を極めた人たちもこの界層にいるが、彼らは自分たちの仲間と一緒にいる。
幼児や赤ん坊は、ここで天使に相当する霊たちが、面倒を見る。この霊界の住民は、自ら波動を低い波動に調整することによって、下の界層にいる家族や友達を訪問できる。
この界層の上のほうには指導霊や教師の役割のある霊が住み、第六の界層から降りてきた師から教えを受ける。霊的に極めて進化した人も死後そこへ行くが、普通、そこに達した人は、もうこの世に生まれ変らない。彼らはそこで学び、教える目的で下の界層を訪れたり、霊的に向上したいと願うこの世の人たちを指導したり、助けたりする。地球の年月で、千年かそれ以上、そこで過ごす者もいる。
そして、この界層で、最上部で次の界層に昇る準備ができたものは、二度目の死を体験する。単に横になり心地よい眠りに入るのだ。非常に繊細で明るく輝いていたアストラル体をそこに脱ぎ捨てる。
<第六の界層>で、彼らは、自らを愛する。そのとき、彼らは、エーテル体と呼ばれる。私達の目にはまぶしい光でたとえようもないほど美しく明るい姿になっている。この界層にいるものは、天使のような存在で、その高貴な美しさをどう形容したらよいかわからない。
<第七の界層>は、神そのものである。そこには個々もなく、神の意識と完全に一体となる。霊がそこに到達するのに、どれだけ時間がかかるのか私には見当もつかない。
<4階建ての家>
・人は4階建ての家に住んでいるようなものだと私はよく思っている。しかし、大勢の人が地下室で暮らし、自分たちの上により明るくて暖かで素敵な部屋が4階もあることに気づいていない。
この人々にとっては上の4階は存在していないのである。存在を知っている者がいても、閉まっているので入れない。彼らは階段をまだ見つけ出していないのである。地下室と1階の両方に満足して住んでいる人もいる。人生を送るうちに、上のほうからもれている小さな光を見つけるかもしれない。
一旦霊的に目覚めさえしたら、ドアは開かれ、錠ははずされる。ドアは再び閉められるかもしれないが、鍵がかかることはないのだ。ということは、そっと押せばいつでも開くのである。
・あなたの家の鍵、全部の階の鍵は、あなたの中にある。外の世界に見つかるのではない。内面の世界に入って初めて自分の真実の霊的本質がわかるのだ。自分の家の階上にある部屋のドアを開けて、光を入れることによって、私たちは本当の意味で光の中で生きることができるのである。
(2023/4/9)
『隠されてきた光と闇の「秘密宇宙プログラム」のすべて』
――銀河プロジェクトⅡ
佐野美代子 VOICE 2023/4/30
<トニー・ロドリゲス>
<拉致されて20年にも及ぶ壮絶な「秘密宇宙プログラム」から帰還>
・アメリカ人。10歳の時にミシガン州の自宅から誘拐され、拷問的なMKウルトラ・タイプのトレーニングプログラムを強制的に受けさせられる。その後、ペルーに送られて麻薬取引の超能力の仕事をした後、シアトルに連れて行かれて悪魔崇拝のエリートのための性奴隷として所有される。さらに、闇側の「秘密宇宙プログラム」に売却され、「マーズコロニー社(火星植民地企業)」の支援兵士として短期間火星に滞在した。火星計画が中止されると、今度は「セレス・コロニー社(準惑星植民地企業)」に売られ、そこで10年以上暮らした。そこでは、ドイツ軍(ダークフリート)の船の修理工として働き、やがて恒星間貿易の貨物エンジニアとなる。20年後、時間を戻されて拉致された10歳の日の夜のベッドに戻された。
<拉致されて壮絶な人生を送ったトニー・ロドリゲスさん>
美代子:トニーさんは幼い頃にアブダクション(誘拐)され、以降、「20アンドバック」というプログラムで地球や宇宙で20年間にわたり奴隷兵士としての壮絶な体験をされた方です。
・トニー:ご存じのように、私は子どもの頃に異星人にアブダクションされた後、月や火星、準惑星セレスなどで奴隷としてプログラムからプログラムへと移動させられる人生を送ってきました。いわゆる、「秘密宇宙プログラム」によって20年間も人生を拘束されたのです。けれども、最も驚くべきことは、20年後に、20年前に拉致された同じ日の夜に元に戻されたのです。その翌朝、私は完全に困惑して、わけがわからなくなりました。
・トニー:確か、1982年4月7日のことだったと覚えています。私は当時小学4年生で10歳でした。その後20年間、地球を離れて宇宙で30歳まで過ごしたことになるはずですが、また10歳の自分に戻されたのです。
美代子:驚きますね! 拉致されてから20年間も過ぎていたのに、また、1982年の10歳の少年に戻されたというのは、タイムトラベルのテクノロジーが使われたということでしょうか?
トニー:はい、そうだと思います。
<アブダクションのきっかけはクラスメイト>
トニー:気が付くと自宅の私の部屋に1人のグレイと背の低い爬虫類のような3人が入って来て、あっと言う間に私を寝室から窓の外に連れ去り拉致したのです。拉致される瞬間は、“移動する”というよりは、自分が非物質化されているような感覚でした。
<レプティリアンからの巧みな説得>
・トニー:まず、意識が戻ると、私は自分が石でできた壁に囲まれた丸い部屋の中にいるのに気づきました。
・そこで私が、「何の許可なのですか?」と尋ねると、彼らは「今から、あなたの意識を20年間ほど借りるつもりだ」と言ったのです。
<マインドコントロールがはじまる>
・こんなふうに連日のように、マインドコントロールは続きましたが、ある日医師が、1人だけいた女の子をレイプしていたのを目撃したのです。
・グレイやレプティリアンはいませんでした。そこにいたのは兵士や医者など人間だけでした。
<月の秘密基地へ>
・美代子:いわゆる、あの恐ろしい「MKウルトラ」のプログラムを体験されたのですね。
・トニー:私はこのプログラムに合格して、以降は超能力者としての道を歩むことになったのです。
・トニー:まず数ヶ月後に月の基地へ連れていかれました。乗せられたのは、{TR-3B(軍が開発したUFO型の戦闘機)}のような垂直に離着陸する巨大な灰色の三角形の乗り物で、子どもたち12人くらいと数百人の大人たちで出発しました。大人のほとんどは空軍の軍人たちで、一般人も少しいました。
・トニーは月の秘密基地に連れて行かれた後、サイキックになるための手術や検査を受けることに。
・トニー:私はと言うと、地球のカリフォルニアの基地へ戻り、そこから地下の「マグレブ(リニアモーターカー)」のような高速鉄道に乗ってロサンゼルスからモンタナ州まで行きました。
<ペルーで初めての人の温かさに触れる>
・トニー:19833年1月。ペルーでは、コロンビアへの秘密麻薬取引のための遠隔透視などを行うサイキックとして強制的に働かされたのです。
・でも、すでに当時はドラッグ漬けにされてしまったせいか、最後の頃はサイキック能力が低下してしまっていたので、1985年にはペルーを去らなくてはならなくなったのです。
・私の身柄はエリートに所有されていたので、ペルーからまたシアトル近くの同じ島の同じ家に戻ることになりました。その時、私はすでに13歳になっていたこともあり、そこから数年間は、エリートのための性的奴隷として強制的に働かされることになりました。他にも同年齢の子どもたちがいて、政治的なパーティーなどで売られることもありました。
美代子:性奴隷については、故ジェフリー・エプスタインによる“エプスタイン島”の事件やピザゲート事件、それにジミー・サビル事件などでも知られているように、エリートたちの「小児性愛(ペドフィリア)」や児童買春の事実なども世の中に少しずつ暴露されはじめていますね。
美代子:そうするとトニーさんは、一度は月へ行ったものの、基本的には10歳から16歳まで地球で強制的に働かされたことになりますが、そこからいよいよ宇宙へ旅立ったということになりますか?
<月での危険な戦闘訓練への参加>
トニー:はい、そうです。16歳になるとこれまで飲まされた薬のせいでアレルギーになり、性的奴隷ができなくなったことで、私は軍隊に売られてしまいました。そのような訳で、また気がつくと宇宙船に乗っていたのです。
トニー:月の基地に着くと、トールホワイト(背の高いグレイ系の種族)から数時間にわたって拷問と呼べるほど苦しい手術を受けることになりました。
<火星の植民地へ移動>
・基地では制服を着た海兵隊が待ち受けていて、私たちは施設の中へ入りました。基地は地下5階まであり、地下4階と5階には宿泊施設やカフェテリア、管理施設などがあり、3階には病院や宇宙船などの格納庫、武器倉庫などがありました。私たちは一番下の階へ案内されました。実は火星は、水は十分にある惑星でした。
<知的なマンティス(カマキリ系種族)との出会い>
・火星の先住民である昆虫系種族のインセクトイドです。そのための訓練を月で受けていたというわけです。「火星植民地企業」の基地をインセクトイドたちから守る軍隊が存在していたのですが、その兵士の活動を維持するための装備は高価なもので、兵士になるにも高度な訓練が必要でした。そこで、私たちみたいに簡単な装備のみで、かつ最低限の訓練を受けた者たちで軍隊を支援できたら彼らには都合がいいのです。それで、私たちが利用されたのです。
<火星の地下にある大都市「アリーズ・プライム」へ>
・宇宙船に乗ると30分でその地下都市に到着し、巨大な格納庫に降り立ちました。その場所は地下ですが空気もあり呼吸も普通にできました。
・アリーズ・プライムは火星にある華やかな大都会であり、交通のハブでもあったのです。そこは近代的で、見た目も居心地もよい場所でした。色々な種族が住んでいましたが、人間が一番多かったですね。たくさんの言語が話されていました。
・そこでは“奴隷”というよりは、組織の一員になった気分になりましたね。
・列車は光のトンネルを通りスピードが加速されると、だんだんと方向感覚がなくなり、おかしな感じがしているうちに目的地の駅に到着したのです。
トニー:最初はその場所がどこかはわかりませんでした。到着後、皆は水を飲んでいて、それから、巨大な格納庫に行きましたが、その場所が
火星とはまったく違う場所であることだけはわかりました。そこでは私たちは整列するように命令され、壇上の男性はドイツ語を話していました。
・その場を仕切っていた高官が私たちに向かって、「君たちは全員、奴隷である。今から誓いの言葉を言ってもらう!」と言いました。
トニー:セレスとは、火星と木星の間の小惑星帯に位置する小さな準惑星のことです。
トニー:セレスは地球と同じように、多くの人間が住んでいました。人口の大部分はもともとセレスにいた先住民だと思います。
・基本的に先住民と呼ばれているのは人間であり、ヨーロッパから来たドイツ人がルーツになっています。私がいた頃のセレスの人口は1000万人でした。彼らはもともと、第2次世界大戦後に連れてこられた人たちであり、クローンを創るために誘拐された人も多かったです。セレスにおける公式な言語はドイツ語です。人間以外には2つのヒューマノイドの種族がいて、そのうちの1つは「アルツルアン(Altruan)」と呼ばれる種族でした。
・トニー:セレスの人々は誇りを持っていましたね。それは、ドイツで1600年代に起きた「30年戦争」で異星人に勝利したからだそうです。彼らの主張では、当時のヨーロッパを支配していたのは異星人であり、この戦争において彼らに勝利したというのです。
<任務を終えて20年前の少年に戻る>
・美代子:クローンから10歳のオリジナルな自分の身体、つまり少年時代のトニーさんに戻ったのですね ⁉
・トニー:とにかく、最初はショックでした。まさに、少年だった自分が20年間不在だったという感覚です。
<すべての記憶がよみがえる>
・トニー:地球にはグレイ、レプティリアン、プレアデスなど知られている種族だけでなく、何十憶もの銀河から何十億もの数多の種族が来ていたのです。
<トニーは2人存在していた ⁉>
・美代子:なるほど。ここで、ちょっと質問したいのですがよろしいですか。トニーさんは1982年の10歳から20年間、2001年の29歳まで秘密宇宙プログラムに就かれていたわけですよね。1982年の4月に自宅に戻る前に一旦カリフォルニアの病院に戻された時に、2人のトニーが存在したかもしれないですね。
トニー:はい、私ともう1人のトニーが一卵双生児みたいに存在していたのだと思います。
美代子:というのも、トニーさんは20年間クローンの身体にご自身の意識が入っていたわけですよね。
<Dr.マイケル・サラ>
<ディスクロージャーは今すぐそこに!>
<人類の種の起源「シーダーズ」の来訪で宇宙時代がスタート!>
・「エクソポリティティクス(宇宙開発における競争や国際協調、地球外生命体の政治的影響などを研究する学問)」の世界的権威者。また、世界政治、米国外交の分野でも知られる。
・ベストセラーになった著書、『シークレット・スペース・プログラム』シリーズにより、真実運動の第一人者としても知られている。
<「宇宙政治学」の世界的権威者、マイケル・サラ博士登場>
美代子:今日は、UFOや「秘密宇宙プログラム」に関する情報では世界的に有名なマイケル・サラ博士にお話を伺いたいと思います。
(秘密宇宙プログラム)
・アメリカの軍部、政府、関連企業で秘密裏に進められていた秘密の宇宙計画で現在は、主要な国家も共同参加しており、さまざまなプログラムが存在している。アメリカ海軍の秘密宇宙計画である太陽系へのミッションを行う「ソーラーワーデン」もその1つ。
・美代子:特に秘密宇宙プログラムに関しては、すでにディスクロージャーが加速度的に起きているので、世界中の人々にも宇宙の真実が明らかになる日が近いと感じております。
・マイケル:とにかく今は大きなディスクロージャーが起きようとしている、そんな時代だと言えるでしょう。
<人類の種の起源「シーダーズ(Seeders)」が地球へやってきた意味とは>
美代子:私は、光側の勝利を信じているのですが、2021年10月に「銀河間連合」から、いわゆる人類の種の起源になった異星人たちである「シーダーズ(Seeders)」が来訪したことで、それが確実になったと言えるでしょうか?
マイケル:はい、そう言えるでしょう。ついに地球は銀河間連合の介入により、太陽系から「ダークフリート(闇の艦隊)」やドラコレプティリアン(爬虫類人)、「オリオン同盟(闇の同盟)」などが退去したことで、2021年の秋から大きなパワーシフトの時代を迎えています。この戦争で銀河連合とそのパートナーである「アシュタール司令部」や「アンドロメダ評議会」が火星、南極、月の解放のために重要な役割を果たしてきました。
(銀河間連合)
・地球を含む銀河系を超えた宇宙に存在する数多の銀河系を束ねて統括するより大きな組織である連合。
(銀河連合)
・この銀河内の惑星の種族たちが所属する組織で連盟のようなもの。宇宙の平和と調和のために働きかけ、地球の救済のためにも働きかけている。
・マイケル:アシュタール司令部とは、もともとはさまざまな種族からなる惑星集団でしたが、地球と同じようにレプティリアンによって侵略されたといわれています。そこで、アシュタール司令部はその集団から離脱しました。彼らは有能な軍事グループを形成しており、現在、木星の雲の中に拠点を持ち銀河連合と一緒に動いているそうです。
・マイケル:また、アシュタール司令部の木星にある施設は、2021年7月に14の宇宙進出国と複数の地球外組織の間で交わされた秘密協定の会議場としても使用されたようです。
・マイケル:闇側の敗北後に太陽系を管理するため、地球の主要な宇宙開発国を同盟に加えることにしたのです。木星協定はそのための重要なステップでした。この協定では、地球の主要な宇宙開発国である14か国が中国、フランス、ロシア、イギリス、アメリカの5つの「常任理事国」と日本を含む「6か国理事会」を通じて、アメリカのリーダーシップを受け入れることに同意したのです。
(アシュタール司令部)
・木星の雲の中に基地があるといわれている。
・美代子:日本では、こういった事情や情報を伝えてくれる人はほとんどいないのです。ですので、日本にいると真実を正確に知るのが難しいですね。そのため、私は海外から情報を得るようにしているのです。
・美代子:でも、密告者の中にもエイリアンのグレイや闇側にマインドコントロールされている人たちもいるので要注意ですよね。自称コンタクティとしてアピールしている人たちもいるので検証が必要です。
・また、CIAが誤情報を流す“人気者”をあえてプロデュースする場合もあるようなので、気をつけないといけませんね。
<銀河連合が「米国宇宙司令部」と「スターフリート(宇宙艦隊)」を創設>
・マイケル:米国海軍のソーラーワーデンは、少なくとも8個の宇宙戦闘艦隊を所有しており、この艦隊が太陽系の安全を守っています。さらに、ウィリアム・トムキンズは、最新鋭の12の宇宙戦闘艦隊が銀河連合のメンバーである「ノルディック(ヒューマノイド系地球外生命体で白い肌にブロンドが特徴)の協力のもと、地球外の基地で製造されていることも話していました。これらの海軍宇宙戦闘部隊は1970年代後半にテストされた後、1980年代前半に運用が開始され、すでに40年以上にわたって運用されてきており、現在ではそれが「アルテミス協定(宇宙探査や宇宙利用に関する基本原則を定めた国際的な合意)」に参加している数カ国も加わって、スターフリート(宇宙艦隊)となっているようです。
(ソラーワーデン)
・アメリカ海軍による太陽系監視艦隊の組織。ソラーワーデンは、「太陽系の監視人」を意味する。
<メドベッドも月で大量生産中>
・実はそもそも、こういったことを協議するため木星会議があったのです。おっしゃるように、これらの大企業は今、ホワイトハットのもとで動いているはずです。また、実はディスクロージャーのためのスケジュールも存在しています。でも、これらの宇宙テクノロジーが実在していることを公開するのは、まずは医療・健康分野が先になると思いますね。最初に医療機器の「メドベッド(宇宙テクノロジーを搭載した医療用ヒーリング機器)」などが一般に開示されるのではないでしょうか。
・マイケル:現在、メドベッドは月で大量生産されていますから、ディスクロージャーの準備ができたら地球上の人々にいずれ開示されるはずですよ。
・マイケル:その種の装置を地球に運ぶシャトル航空機みたいなものがすでにあります。コンタクティのJPはシャトル航空機に乗って月と火星の往復をして物質や装置を運んでいたそうなので、メドベッドなどは月から地球にも運んで病院で使えるでしょう。ちなみに私の理解では、今後は「月面司令部」は組織の目的が変わり、教育分野や医療機関専門となるはずです。
<「秘密宇宙プログラム」に参加した2人>
・美代子:まさに銀河時代の到来ですね! それはなんとも楽しみです。そういえば、ソラーワーデンといえば、最近はフランス人のジャン・シャールズ・モヤンさんとデイビッド・ルッソーさんの2人がアメリカとフランスの秘密宇宙プログラムであるソラーワーデンプログラムに参加されたことを表に出てきて報告していますよね。
マイケル:まず、ジャンは1982年にアメリカとフランスの共同秘密宇宙プログラムの宇宙艦隊「ソラリス号」に13歳の時にリクルートされています。
・それが、マリア・オルシックが彼らを宇宙船で出迎えてくれた、という話です。彼女に船内のある教室に連れて行かれると、自分たち2人以外はすべて異星人の子ども(10~13歳くらいの年齢)たちだったそうです。
・美代子:私もソラリス号という名前はジャンさんから初めて聞いたのですが、フランスとアメリカ共同のプログラムであることが興味深かったです。しかし、彼らを指導するのが地球外生命体というのですから、驚きですね。ブロンドで青い目の美しいマリア・オルシックが彼らの先生であったというお話には感動しました。
・マリア・オルシックについては、博士の著書にも何度も彼女の話が出て来ますし、私の本にも彼女の話はしばしば登場します。私は、彼女は地球人に紛れ込んでいた光側の異星人だと信じていたのですが、正しかったのですね。それにしても、1930年代からドイツなどで活動していた彼女がまだ若く美しい姿のままでいらしたのは驚きです。やはり、エレナさんが言うように異星人は年を取らないのですね。
(マリア・オルシック)
・マリア・オルシックは、クロアチア人の父とウイーン出身の母との間に1895年に生まれ、ドイツの秘密結社である「ヴリル協会」のリーダーになった霊能力者として知られているが、実際には彼女の正体は異星人でありノルディックだったといわれている。
<選ばれた者なら写真撮影を許される時代に>
・マイケル:また、月のシャトル機は地球の技術とノルディックの技術を組み合わせた自動操縦の乗り物であり、通過する場所に応じて月と地球から遠隔操作できるそうです。
・このように、相当数の建設プロジェクトが進んでいたようですが、帰り便に乗船した際、ある部屋に連れて行かれてその記憶を消されているそうです。
<ギャニメイドへの秘密ミッションと月の解放>
・マイケル:ノルディックは1930年代からずっとドラコ帝国やオリオン同盟に支配されていた地球の月の解放に貢献し、米軍宇宙司令部と一緒に月に新しい基地を建設しています。現在、月にある月面司令部は、かつては闇側の惑星間企業が管理していた場所ですが、そこが地上アライアンスや米宇宙軍のものになったことは大きいですね。
マイケル:JPによると、木星の衛星であるギャニメイドには、米軍が密かに人員と船を送っているそうです。JP自身もその任務に就いていて、多くのクールでカッコいい異星人たちと会ったそうです。彼は、地球の人たちにも、ギャニメイドには数多の文明の善良な異星人たちが協力しあっていることを伝えたいと話していました。
・マイケル:地上にはドームのような建築物が多く、地下に入ると呼吸もできて美しいコロニー(文明)が多くあり、それぞれに植物、建築、異星人などがいるそうです。古代の綺麗な彫刻や壮大な建物や肖像などの作品も多いそうです。中には、見事な図書館もあって、そこには太陽系などのあらゆる資料が揃っているそうです。交通機関の乗り物は非常に進化していて、大きな海洋もあり、地球のクジラ以上に大きな生命体もいるそうです。
・マイケル:他にも土星、木星、火星や金星の隣のアストロイドベルト(小惑星帯)などの周囲や、太陽系のさまざまな場所にもいろいろな基地や施設があります。そのような場所でもミッションは行われているそうです。
・そして、付近の木星の大気、雲などが見えてくるのです。そして、付近のある程度の高度には、40~50マイル(65~80キロメートル)にも及ぶ宇宙船や基地が浮かんで、そこで多くの異星人や人間たちが任務についているのです。
<シーダーズの「アヌンナキ」の帰還>
・マイケル:ジェームズが言うには、ある地球外生命体からの情報によると、巨大な500隻の船が飛来してきて、そのうちの2隻は地球で活発に活動することになるだろうと。
・マイケル:レックスいわく、アンドロメダ人によると人類は22の地球外文明の遺伝子を含むハイブリッド種であるとのこと。彼はまた、ギャニメイドがアンドロメダ人の前哨基地として利用されているとも言っていました。エレナがコンタクトする銀河連合のソー・ハーンによると、2021年10月に銀河間連合の大艦隊が木星の裏側のポータルを使って太陽系に到着してギャニメイドに停泊したそうです。
<これから起きるディスクロージャーについて>
・マイケル:どちらにせよ、この2つの基地は共に「連邦政府存続維持計画(COG:Continuity of Government)」を遂行するための大事な拠点です。とりわけ、レイヴン・ロックは反重力船や銀河連合などの異星人が地球を訪問する際に宇宙船の着陸する基地であるという可能性も高くなったというわけですね。2023年には、秘密宇宙プログラムや地球に異星人が来ていることの情報がいよいよ公開されそうですね。ディスクロージャーもかなり前倒しになっている気がします。
(連邦政府存続維持計画(COG:Continuity of Government))
・アメリカ合衆国において、核戦争や有事、国家にとって壊滅的となる状況の時、政府の存続を図る計画。
<古代のアークが活動を開始した理由>
・美代子:ディスクロージャーといえば、今後のディスクロージャーにも関係してくるといわれている巨大な宇宙船である「古代アーク」が活動を開始しているんですよね? かつて人類の種の起源になったアヌンナキのエンキが地球に戻ってきた話などもありますが、衝撃的ですね!
マイケル:はい。今、アークが活動を開始しています。なぜなら、銀河間連合が2021年の秋に太陽系に到着したからです。おっしゃるように、アヌンナキのエンキも戻ってきました。
美代子:「アークとは、古代の地球外生命体が残した宇宙船のこと。その多くは、ポッド(冬眠カプセル)の中に乗組員が収容されており、船内には高度な技術も搭載されている。またほとんどの場合、宇宙船であるアークが到着した場所の周辺には、建設された古代の建築物群がアークを取り囲んでいる。アークの大部分は銀河連邦の船であるが、アヌンナキの船を見られる」とのことですね。
・マイケル:一番大きなサイズのアークは、大西洋のバミューダの海底にあるものです。そして、ウクライナにあるアークがその次くらいの大きさのようです。
<エンキの帰還により人類のDNAが修復される ⁉>
・マイケル:エレナによると、エンキは9フィート(約2.7メートル)もの身長がある巨人で、細身でメタリックなスーツを身につけていたそうです。エンキは不死の存在でもあり、パワフルで偉大な叡智を持つ存在であるとのことでした。彼女はエンキとはテレパシーで交信したそうです。
<アークで出会った青い存在とは ⁉>
・マイケル:ジャンによると、その青い存在のダークブルーのユニフォームには、プレアデスの星を表現するようなエンブレムが付いていたそうです。だから、プレアデスからの存在なのかもしれません。
・マイケル:次に、彼はもう1つの木星の衛星であるエウロパに連れて行かれたこともあるそうです。この時、彼の乗った宇宙船はクレーターの内側にある洞窟に入っていったそうです。すると巨大な洞窟の中には、大きなクリスタル(結晶)でできた都市が広がっていたそうです。そこには、その都市に隣接して広大な美しい海もあったそうです。
<人間が天使として信じていた存在がノルディック ⁉>
・マイケル:ノルディックもJPに「エンキが来たから、今、巨人が目覚めようとしている!」と宇宙船の中で話したそうです。太陽系に来たエンキは圧倒的な存在感であり、かつ高波動を放っており、すべてに良い影響を与えているとのことです。
・マイケル:エンキが帰還したことにより、地球のアークだけでなく銀河でも同じことが起きていて、先述の木星の衛星であるエウロパの巨大な都市が活動を開始したのですから。エウロパには大昔には地球から人類も大勢来ていたようですよ。
<~インタビューを終えて~ >
<“銀河の戦士たち”が今、結集!光の勝利が人類の解放を導く!>
<赤裸々に真実を語ってくれたトニーさんの勇気を讃えたい!>
・10歳のある日、突然、自宅のベッドから拉致されて以降、20年間も闇側の「秘密宇宙プログラム」の労働に強制的に参加されられたトニーさん。
地球や月や火星、セレスなどで壮絶な日々を送った後で、30歳の成人男性になり20年の任務が終わると、また拉致された夜の10歳の少年へと戻されたのです。
しかし、そこで苦しみは終わらず、時間を戻された時点から改めて自分自身の統合に再び長い年月が必要になったのです。
<キャリアの道を閉ざされたマイケル博士の情熱>
・闇の権力であるカバールにとって宇宙人や秘密宇宙プログラムは最高機密の案件であり、歴史の中で、これらの情報を公開しようとした人の多くは暗殺されてきました。
幸運なことに、博士は命を落とすことはありませんでしたが、キャリア面での命は絶たれてしまったのです。
アカデミズムにおける地位と名誉、経済的な失墜は、ある意味、もう1つの暗殺にも匹敵する仕打ちではないでしょうか。
・こうして博士がカバールからの弾圧に屈せず、根気よく20年間にわたって尽力されてきた研究を無料で公開してくださっていることが、結果的に、多くの密告者や体験者を引き寄せられたのだと思います。
<Miyokoが選ぶワンポイント解説>
① 遠隔透視 トニーさんが拉致された後、最初の時期はサイキックになる訓練を受けていたようです。
② 魂(意識)の永遠性 タイムトラベルやクローン体験をさせられたトニーさんのエピソードからも、私たちは肉体以上の存在であり、魂(意識)が私たちの本当の姿、つまり私たちの本質であることがわかりますね。
③ カバールの悪魔崇拝 けれども今回、トニーさんの体験談を通して、カバールの超エリートたちには小児性愛の嗜好があり、子どもを性的奴隷にしていたり、また、生贄にしていたりするという実態がよくわかったのではないでしょうか。さらには、そんな彼らが子どもたちを売買して麻薬取引に使ったり、銀河へ送って奴隷として働かせたりもしているわけです。
④ マイケル博士の周囲に皆が集まる つまり、この地球では博士を中心にして、その周囲にお互いが魂の仲間である、“銀河の戦士たち”が人類解放のために集合して、新たな宇宙時代を導いてくれているような気がします。
⑤ 闇の基地の解放 トニーさんが命を落とすことなしに彼のご自身の本を出版できたということは、先ほども「光側の勝利が確信できた」と述べましたが、闇側の勢力がかなり排除された証拠だと思われます。
すでに何度もご紹介しているエレナ・ダナーンさんは銀河連合の特使ですが、彼女は銀河連合のソー・ハーンという高等司令官かつパイロットとつながっている人です。今では月、火星、セレスなどすべては銀河連合など光側による命がけの戦いのおかげで解放されたとのことなので、感謝しかありません。
⑥ 近づくディスクロージャー マイケル博士も、「今から1~2年以内にディスクロージャーが起きるでしょう。すると、目覚めた人のところに、真実を教えてほしいと人々が殺到してくるはずです」と話していました。
<おわりに>
・実は、これまで秘密宇宙プログラムやUFO、地球外生命体などの情報が軍の関係者からリークされることは厳しく法律で禁じられていて、これを破ると10年間も刑務所に入らないといけなかったのです。
他にも、情報を掴み正義感から密告しようとした人は、自殺に見せかけられて暗殺されてきました。
それが今、法律の改正で証言できるようになったとのことです。
・エレナさんの未来透視によると、20年後の未来では、私たちは宇宙船で宇宙のコロニーに旅出ているそうです。
(2023/2/22)
『心優しき地球外生命体たち』
エレナ・ダナーン ヒカルランド 2023/1/19
・「私たちは本書を通じて、アイゼンハワー大統領が略奪的な地球外生命体の同盟との交渉について警鐘を鳴らしてきたこと、この搾取的な同盟との秘密協定に署名したMJ-12が彼を裏切ったこと、そして銀河系連合がそれ以来、人類の意識を高め、惑星の覚醒を促すために数々の秘密行動を通じて、これらの極端な合意の影響を軽減してきたことについて知ることができます。本書は、この先待ち受けている重大な地球規模の変化に備えたいすべての人々にとって必読の書となるでしょう」
<木星の雲>
・下降は果てしなく続くように思えました。恐ろしい大嵐と激しい風、荒れた巨大な雲を横切りながらも、宇宙船はスムーズに安定して進んでいました。やがて濃い黄土色の霧の中に、アシュタール前哨基地の建造物の姿が見えてきました。
・ただの軍事施設ですが、その評判はよく知られています。巨大なドームに守られて、キラキラと輝く道路や橋、建物が広がる木星の都市は、広大な土地に広がっていました。その正体は、銀河連合から太陽系の防衛要請を受けて、はるか昔に降り立った宇宙船でした。アシュタール銀河司令部は、レプティリアンに浸食されてしまったアシュタール同盟から分離したグループです。彼らは、この銀河の平和維持を公約したシリウスBの反乱独立傭兵軍団でした。私たちの宇宙船は、銀色に輝く塔の間を滑り抜けながら、高層ビルの高さから一気に下降し、トンネルの入口に吸い込まれるように入っていきました。紫色のネオンのような蛍光灯が両側に点滅しています。やがて、船は発着場に出ました。
<ヴァル・ソーへのインタビュー>
・ソーハンの働きかけで、ヴァル・ソー司令官が、短いライブインタビューに応えてくれることになりました。今回は、ホログラム転送という、これまでとはまったく異なる特殊な方法で行うことになりました。クリスタルと金属でできたピラミッド型の装置が彼の側にあり、私のホログラムイメージと音声を送信するのです。私は、ソーハンとテレパシーでコンタクトを取って、その装置に接続することになりました。
<正しい呼び名について>
ヴァル・ソー(以下VT):ヴァル司令官です。ヴァリアントは私の名前ではありません。ヴァル・ソーが私の本名です。
<地球へ来ることを決めた経緯について>
VT:私は、5種族評議会と銀河連合から任命されました。テラの人々を、妥協して誤った選択をしないように説得するためです。あなた方が不幸な運命をたどらない方法を見つける手助けに来ました。
<もし、ネブとの協定が結ばれていなければ、世界はどのように変わっていたかについて>
VT:皆さんはすでに、より優れた医療技術を利用できるようになっていたはずです。世界は平和になり、戦争は重要でなくなっていたことでしょう。エネルギーのシステムも変わり、皆さんの種族や惑星に機能している大きな組織は、すべて解体されたことでしょう。権力は、テラ(地球と呼びたいと思います)の人々の手中にあることになります。
<現アメリカ大統領(当時はドナルド・トランプ氏)は、救援を要請する選択権があることに気づいているのでしょうか?>
VT:彼とは一緒に仕事をしています。
<地球では、ほかの国の首脳とも話をされましたか? それともアメリカだけですか?>
VT:いろいろな場所に行きました。私が皆さんの惑星の指導者と過ごす期間は、もう正式に終了しましたが、何十年か前には、何人かの指導者たちと会談しました。
<あなたは、5種族評議会と銀河連合のメンバーであるのですか?>
VT:私は5種族評議会のメンバーです。金星と呼ばれている私の住む惑星は、5種族評議会によって管理されているからです。
<1950年代後半に滞在された後、実際に帰国されたのですか?>
VT:任務を終えた後、しばらくは戻ってきませんでした。5年間です。その後、自分の意に反して再び任命を受けたので、別の任務に就くことを依頼しました。今は、自分の星の艦隊を指揮していますが、皆さんの指導者たちとはほとんど交流がありません。
<あなたが話しているのは、アイゼンハワー大統領のことですか?>
VT:はい。彼は私の友人でした。私は、彼を助けようとしたのです。
<レプティリアンは、どうやってこの件に関与したのですか?>
VT:地下にはすでに古代の人々が住んでいましたが、彼らはそれほど害がない種族でした。彼らがどのように関わったのかというと………シカールは、銀河系を巡り、征服するための世界を探し求めていました。彼らが求めていたのは、食料と遺伝子材料でした。そのほとんどが、シカール帝国のためであり、ネブと貿易するためだったのです。この2つのグループは、普段は仲が悪いのです。しかし、付随する利益のために、手を組むこともあります。ナーガの古代コロニーは、地下世界に存在していましたが、地表には干渉していませんでした。
<黒服の男たちに遭遇したことはありますか?>
VT:何人か見ました。彼らは、ちょうどCIAによって作られ始めたところでした。彼らは、シカールと協働している秘密の派閥です。彼らは人間ではありません。中には、爬虫類型と呼ばれる単純な構造の人工生命体もいます。
<人間とは一切関わらないのですか?>
・VT:人間と関わるつもりはありません。私は教訓を学びました。今回は例外です。
<金星に住むことについて、大気が生命に適していないなら、どうやって暮らしているのですか?>
・VT:私たちは、半分が地下に埋まった都市のバイオドームで暮らしています。大気は96%が二酸化炭素です。私たちは、皆さんの星と光とパワーを反射するシールドを作りました。酸性雲が太陽光を反射するシールドから、私たちはエネルギーを得て、それが私たちの都市やデバイスに電力を供給するのに役立っています。
<あなたはどの密度ですか?>
VT:第3密度と第5密度の間を移動することができます。これには分子の調整が必要です。進化すれば、皆さんもできるようになります。
<あなたは、ここで関わる低い周波数にどのように対処しているのですか?>
VT:それに近づかないようにしています。マインドコントロールで、自分を守る方法があるんです。皆さんもできますよ。自分の頭の周りにエネルギーフィールドを作ると決めるだけです。
<あなたの人種の中に、現アメリカ大統領と接触している人はいますか?>
VT:はい。私たちナアラの人間だけでなく、銀河連合の仲間もコンタクトしました。彼らは、このリーダーと一緒に行動しています。これ以上は話さないようにと言われています。
<金星への初旅行>
2021/1/1。ソーハンからテレパシーで連絡がありました。ヴァル・ソー司令官の故郷の星、金星に遊びに行く機会があったのです。
・青いビームが突然部屋に流れ込み、私は非物質的なルーフを伝って宇宙船のセントラルエアロックへと運ばれていきます。エアロックを通り抜け、船内に入ると、エアロックは私の下で閉じられ、私は固い床に足をつけました。
・「地上に前哨基地を置くのは厳しいんだ。銀河連合は水星を観測所や鉱物資源として利用している」
「つまり、整理すると、この太陽系のそれぞれの惑星は、月も含めて、銀河連合、あるいはオリオン同盟やその仲間たちの所有物ということ? テランも自分たちの太陽系を活用すべきよ」
「説明しよう。テランは、自分たちの惑星と、それに付随する月を所有しているんだ。同じ星系の各惑星は個人に例えることができて、同じ家族の一員とも言える。各個人は自分自身を所有しているけれど、家族のほかのメンバーのことは所有していない。高度な文明は、その星系にある別の惑星を、先住民の生命の痕跡が1つもないことを条件に、所有権を主張することができるんだ。我々は現在、君たちの惑星と月を取り戻す手助けをしている。次は火星だよ」
「オリオン座のグレイが降り立つ前に、火星には先住民が住んでいたの?」
「そうだね。火星は何度も侵略され、何度も破壊されてきた。けれども、生命はとても逞しい。火星には3つの生物種が生息しているけれど、彼らは長い間、火星に住んでいたことから、現在では先住民とみなされているんだ。ヒト型爬虫類、インセクトイド(昆虫類型)、あとはイモ虫のような種族もいる。ほら、金星に近づいてきたよ」
・彼は笑って、宇宙船を軌道に乗せました。金星の大気圏上空をしばらくホバリングしているうちに、私は興奮してきました。危険な厚い酸性の雲の中に、何があるのかは想像もつきません。このような過酷な環境下で、生命がどうやって栄えるというのでしょう。
・機体は山脈の間を高速で移動し、1分もしないうちに、まるで片側が人為的に地面の高さまで浸食されたかのような半円のクレーターが眼下に現れました。そこには、周囲と同じ素材で造られたような、かろうじて認識できる平らで不透明なドームがありました。このドームは、仮に厚い酸性の雲のシールドから覗き見ることができたとしても、宇宙からはまったく見えないでしょう。この建造物の近くには、地下に通じるトンネルの入口らしきものがあり、私たちの宇宙船はそこへ素早く入っていきました。
・真っ青な陽光に数秒間、目が眩みました。あれは何だったのでしょうか。ここは地下なのに、目の前に広がる壮大な景色は、まるで『ロード・オブ・ザ・リング』の映画のセットのようでした。青い山脈の間に緑の谷が現れ、その底には美しい光に包まれた未来都市が広がっています。私はその光景に魅了され、言葉を失いました。頭の中で脈打ちながらも、言葉にできない疑問に、ソーハンが答えてくれる声が聞こえました。
「バイオドームにはそれぞれ人工の太陽がついていて、反物質によって動いているんだ。トンネルに入る前に地上で見た金属ドームはこの一部さ」 「これはすごく大きいのね………」
「確かに広大だね。正確にはドームではなく、もっと複雑な構造をしているよ。この惑星の地下にはこうしたドームが何百もあるんだ。ほら、ここが着陸港だ、着いたよ」
・ヴァルと娘は、私たちを中央の通路から小さなアリーナへと案内してくれました。アリーナは、壮麗な風景に面した柱列に囲まれていました。この豊かな渓谷、ターコイズブルーの澄んだ空、そして優雅な都市が、二酸化炭素に包まれた硫酸の雲に覆われた、人を寄せ付けないこの惑星で、どのように繁栄してきたのか、私には理解できませんでした。信じられないですが、現実なのです。地底王国アガルタも、おそらくは同じように環境を再創造するシステムで機能しているのでしょう。
・「ロシアへの介入については、控えめにしています」と、アナックスは答えました。「ロシア政府は銀河連合の援助から離れ、単独で行動しようとしています。そのため、ウルアンナ(オリオン圏:おそらくアナックスはネブ族を指している)に転覆させられる可能性が極めて高いのです」
「それは聞いています。何年か前、私はロシアとのつながりを強化するために多くの労力を費やしましたが、彼らの政府は頑固で独立心が強い傾向にあります」 「彼らは私たちを必要としています」
・「彼らのリーダーは表舞台に躍り出たいのです。中国のアジェンダとネブとの協定が無効になれば、経済的な取引にいち早く応じたいのでしょう。けれど単独では無理だ。私は、ロシアが我々の指導と保護を必要としていると考えています」
「その通りです、ヴァル司令官。この件に関して、あなたのハートと調和したエネルギーでいられることをうれしく思います。この2つのテラン主導の政府の隠れた秘密について、あなた以上に知っている人がいるでしょうか? あなたの声をアルニラムの評議会の包囲軍に報告します」
「アナックス評議員、あなたのハートと共鳴できてうれしいです」
私は自分が耳にしたことが信じられませんでした。地球の政治が、異なる意図を持つ地球外生命体によって巧妙に操られていることは世界的に知られていますが、実際に金星の大使とエガロスの評議員の会話を聞いて、感銘を受けました。
・「プライバーと安全上の理由から、私が接触した人物の身元は明かせません。アメリカ人とオリオン同盟、シカール、そしてその人間の同盟国との接触や秘密の取引は、部分的にリークされていますが、当時ロシアで起こったことは、誰も知りません。私自身は知っています。ニキータ・フルシチョフは最初、ネブとの調印を拒否していました。彼は最初、誰も信用しませんでした。「最初」と言うのは、彼らが後に同じく魅惑的な間違った約束をネブと交わしてしまったからです。これも悪い選択でした。この国には秘密が多いことをあなたもご存じだと思いますが、技術的に優れた文明からの保護を求めることは、たとえそれが銀河連合であっても、誰かに借りを作るような立場にロシア政府を置くことになるのです。ロシアという国では、そのようにすべてがいつも成り立っています。つまり、保護の見返りとして相当な代償を払わなければならないのです」
・「シカールと同盟を結んだ人間?」「ノイシュヴァーベンラントの人たちのことです」「それはどこにあるのですか?」 「南極大陸です」「あら…………ドワイト・アイゼンハワーは気づいていたのですか?」「ええ、彼はすべて知っていましたよ。だから状況を逆転させ、敵との条約を取り消したいと思っていたのです」
・彼女に誘われてテラスまで歩いていくと、その景色に圧倒されました。ドームやコロネード、優雅な建造物が立ち並ぶ街並みは壮観な眺めでした。空の美しさに私は心を奪われました。地下にいるのに、白い人工太陽に照らされた明るい夏空が広がっていたのです。
<私たちの上空にいる存在>
・銀河連合は、この銀河系でもっとも強力な2つの帝国と開戦することになるため、惑星地球で直接ダークサイドの公開攻撃に関わるわけにはいきません。ネブやシカールとの開戦となれば、地球は壊滅的な紛争の戦場と化すでしょう。とてつもなく複雑な外交的力学が働いているのです。
・この激戦の時期は、月の裏側で15隻の艦隊を率いて戦いに挑むソーハンの存在を知っていた私にとって、大きなストレスを抱えていた時期でもありました。
・ある晩、彼の宇宙船が月の裏側でネブやダークフリート戦艦との戦闘に巻き込まれたことがあり、私は不幸にもそのタイミングで彼とつながりました。私はグレイの円盤状の宇宙船が、明るい爆光の中で内破し、渦の中に「蒸発」していくのを見ました。このような場面を目撃するのは初めてではありませんでした。ソーハンはパイロットとして、主にキイリイ・トクールトやクログ・ゼータ・グレイと、地球軌道上空で日常的に戦闘を行っています。宇宙船が爆発するのを見るのは、恐ろしく暴力的でした。宇宙には炎も煙も音もないのだから、地球の大気で起こるような炎と煙の爆発とは違います。宇宙空間では、破壊された宇宙船は爆発するのではなく、エネルギーの爆発によって内破し、崩壊するのです。残骸は何も残らず1粒の塵もありません。宇宙船の物質や遺体はどこに行くのでしょう? この疑問に対して、ソーハンはある日、「内破したコアエンジンのデフラグレーションが、ブラックホールの特異点と同じように、空間連続体に渦を作り、宇宙船に残されたすべてのものを別の次元の平面に投射する」と説明してくれました。地球人類がまだ理解していない概念があります。
<金星への二度目の旅>
2021/3/13:青いビームが部屋に溢れ、私は宇宙船へ転送されました。宇宙船は、私の家の数百メートル上空に静止していました。ソーハンのエレガントな司令船が、地球の大気圏に突入することは、ほとんどありません。プレアデスの司令船を目撃したことのある人間も、そう多くないでしょう。
<デネソー>
・突然、恐ろしい生き物が現れて、私は後ずさりしてしまいました。身長約2メートル40センチの緑色のアカハラカマキリが、こちらに向かって歩いてきたのです。今まで見たこともないカマキリに恐怖を感じ、全身が凍りつきました。その動きは鋭くて、落ち着かない様子でした。
<火星人の戦争日記>
2021/4/5:「これは、銀河連合の艦隊司令官兼ミッション・コーディネーターであるソーハン・エレディオンからのメッセージです。私は現在、地球連合と協力し、コーディネーターとして、掃討作戦をサポートする部隊の派遣を行っています。これから数週間、事態は厳しくなっていきます」
・皆さんは、古代のパラダイムの中にいて、それは幻想だったのです。マインドトリックスだったのです。そのマインドトリックスが今、崩壊しつつあります。銀河連合と偉大なる評議会は、懸命に働いています。現在行われている戦争は、過酷かもしれませんが、今は希望が見えています。
2021/4/6:早く全部が終わってほしいです。火星への襲撃が始まり、ソーハンは、彼の艦隊で最初の作戦に参加しました。彼の宇宙船は遮蔽されていましたが、私は心配で、心臓がドキドキしていました。彼のエネルギーフィールドに、突然、激しい感覚を感じとった私は、いつものように彼とテレパシーでつながりました。ソーハンは、金髪の女性副操縦士と一緒に、小型の高速戦闘機に乗っていました。なぜなのかわかりませんが、彼女がメトン人であることがわかりました。
・火星を見たとき、私は震え上がりました。私は、そこで何が起こっているのか知っていたからです。レプティリアンの占領、奴隷にされた人間たち、ダークフリート、そして………。なんということでしょう………。それはダークフリートだったのです!
・するとその瞬間、2つの艦隊の間で戦闘が始まり、互いにエネルギービームを撃ち合い始めたのです。
・ソーハンの小型船が、不意に針路を変えて彼らの後を追うと、その先に、突然、超空間が広がりました。あっという間の出来事でした。ソーハンは、この作戦の調整役をしているアシュタール司令部に報告するために、船団を木星の前哨基地まで連れて行きました。木星圏に近づくとき、私の背筋に寒気が広がりました……。火星のダークフリートの船体が見えたのです。「今からアシュタール圏に入っていくよ」
・また、ソーハンから、銀河連合が火星を攻撃するようになったことで、地球の軌道上にある特定の衛星群を破壊するようになったと聞きました。火星への攻撃と地球軌道上の衛星にどんな関連があるのでしょうか?彼が答えを教えてくれました。銀河連合は、特定の大企業が地球から逃れて、火星に本社を移転するのを待っていたのだそうです………。
・これらの特定の企業は、衛星プログラムを所有しています。この衛星プログラムは、ワクチン接種のアジェンダを使って、ナノテクノロジーによって操作された人類全体を奴隷化する道具だったのです。これらの衛星を破壊するためには、同時に所有者である企業を解体する必要がありました。ですが、これらの企業の本部がまだ地球にある間は(主には地下要塞です)、武力攻撃を行うことは不可能でした。地球と地球の市民にとって、大惨事になってしまうことがわかっていたからです。
2021/4/7:これは戦争です。これが現実なのです。私たちの頭上で、足元で、周りで起こっていることです。さまざまなレベルの意識、時間、密度で起っているのです。銀河連合は、オリオン・グループ、ダークフリート、シカール帝国から火星を解放するため、火星への襲撃を行っています。火星に奴隷として捕らえられていた人類は、地球が壊滅したと聞かされていました。これが変わることになるのです。
2021/4/11:今日、ソーハンとテレパシーでコンタクトを取りました。この話題については、もう何度も話しています。彼は長い間、宇宙人の侵略が公に実行される可能性について、私に警告していました。侵略者とそれに協力するディープステートの目的は、恐怖によって地球人を服従させ、彼らの波動を下げ、より迅速に皆をマインドコントロールすることです。
・これは、全体主義を敷こうとするカバールの最後の試みです。銀河連合は、月を確保した直後、火星での活動を開始することで、新たなマイルストーンを通過しました。それと同じように、この試みを阻止するために全力を尽くすでしょう。
・事前の反プロパガンダがすでに始まっており、銀河連合が悪であると世界に示そうとする動きがあります。しかし、私たちは騙されませんし、銀河連合もそんなことはさせません。この為の異星人侵略の際に姿を見せる宇宙船は、ほとんどがシカールやオリオングループのものか、人間がレトロエンジニアリングを使って地球で作ったもの、あるいは単なるホログラムのどれかでしょう。私たちが目にする物理的な宇宙船のほとんどは、地球で作られたものになると思います。アメリカ海軍や空軍、南極大陸のドイツの逸脱文明、ロシア、中国、フランス、イスラエルなど、さまざまな秘密宇宙プログラムがあり、それぞれに思惑や同盟関係があるのです。この中には、MJ-12や軍産複合体と交わされたテクノロジーの交換の中、オリオングループと協力して、宇宙船を複製している者たちもいます。この退行的な異星人は、地球人に宇宙船のボディを作るテクノロジーだけは与えましたが、ドライブを起動させるための秘密は教えなかったのです。そのため、地球軍は宇宙船をレトロエンジニアリングし、複製を作ることはできましたが、適切な動力供給の方法をまだ解明できていません。銀河連合は、とにかく今は、公然と干渉することはありませんし、公然と宇宙船を見せることも、ショーを行うこともありません。
・シカールは、太陽系のダークフリートの施設への協力を破棄し、彼らを保護するという当初の取引条件も破棄しました。代わりに、シカールが新しく目をつけたのは、太陽系外にあるダークフリートの本部、アルデバラン支部でした。アルデバラン支部は、当初、ソル派からの分離主義者でした。ソル派は、のちに攻撃的で支配的な派閥になっていきます。彼らは、黒一色のユニフォームを着用し、ダークアライアンスのバッジをつけています。このバッジには、12の枝を持つ回転する太陽が描かれています。この星系にいるダークフリートのメンバーも十分恐ろしい存在だと思っていましたが、アルデバランのコロニーのほうが、卑劣さにおいては、あらゆる意味で上回っています。彼らは、極めて否定的で憎悪に満ちており、領土問題に関しては非常に攻撃的です。彼らはグレイの遺伝子で改造され、人工的に操作された結果、冷酷で好戦的な新しいハイブリッド種族となったのです。ソーハンは、彼らの行動と極度の憎悪を、マイトラに例えています。火星のシカールは、銀河連合に激怒していましたが、それ以上に、アンドロメダ評議会に怒り心頭でした。アンドロメダ評議会が銀河連合の力を借りて、銀河全体の注目を星系に集めさせ、彼らの小さなビジネスを止めようと画策したからです。この小さな赤い岩の上で、事態は苛烈を極めていました! 銀河連合が装備し訓練した現地の抵抗勢力との間で地上戦が勃発したことは、言うまでもありません。火星周辺の通信はすべて妨害され、誰も助けを求める信号を送ることができなくなりました。
銀河連合は、軍事的な空襲と並行して、火星を高周波で砲撃し、シカールの攻撃性を破壊しようとしました。このような努力の結果、シカールは混乱に陥り、銀河連合を本当に恐れるようになったのです。
・「すべての地下活動は、火星現地の抵抗勢力が行っているんだ。銀河連合が行っているわけじゃない。我々は火星に対しても、テラと同じルールの下で行動しているんだ。火星には、火星固有の存在であるバロワーがいて、彼らは、地中に潜ることができるし、強力な力がある。彼らは、意識があまり進化していないから、現地レプティリアンの抵抗勢力に雇われて、敵の地下施設を攻撃しているんだ。この現象は、ここ4年ほど続いている。2年ほど前から活動が活発化して、かなり定期的に、同じ場所でよく起きているんだよ。銀河連合は、現地の抵抗勢力に、武器を渡し、戦術的なトレーニングを提供している。
・ダークフリートの本当の名称は“ナイトウェポン”というんだ。姿を消して隠れること、そして、卑劣な策略にちなんで名づけられたものだ。彼らはどこからともなく現れて、皆を恐怖に陥れたいと思っている。彼らの宇宙船のほとんどは、暗黒の素材で作られているけれど、それは理にかなっていて、彼らの目的とイデオロギーに合っているんだよ。
<火星人に会う>
・遠い昔、火星には、こと座星系出身のヒューマノイドのコロニーがありました。火星が、マルデック星の破壊によって、厳しい激変に見舞われたとき、彼らは地球や金星に逃れました。現在、火星には、巨大な地区に多様な集落が区分けされており、それらは、ダークフリート、シカール帝国、惑星間企業のどれかに属しています。ネブは、火星の主な衛星の権限を握っています。フォボスの「ティア2」は、クログやレチクル座ゼータ星による実験施設で、ディモスの「ティア」はマイトラによる奴隷派遣所です。
・火星の表面、または、火星の地下にあるとも言える「アリエス・プライム」は、1940年代半ばから、火星の主要な地球人コロニーとなっています。これは、ダークアライアンスに属しています。ほとんどが地下に広がっていて、非常に大きな施設なのです。本部、着陸ベイ、軍用ハブ、シカール基地の4つの主要な建造物とつながっているこの最新の施設は、長くて非常に深いトンネルでテラの本部ともつながっています。テラの3つの地区は、ネブのひな型に構築された人工ハイブ知能によって運営されています。
・火星には、ナハトヴァッフェン、アメリカ空軍、シカール、ネブ、そして極悪非道な惑星間企業など、さまざまな管轄の下に、膨大な数の基地が存在しています。その中には、製薬会社やテクノロジー企業が多数含まれています。彼らは、テラの人類を支配するためのゲノム改造に共同で取り組んでいるのです。地球軌道上の衛星プログラムを破壊する作戦を開始するに際し、まず、それらの中枢部をすべて火星に移動させる必要があったのは、このためでした。
・火星の先住民であるティアウは、本物の火星人です。彼らは、主に、昆虫類型、爬虫類型、そして巨大なサンショウウオの一種である穴掘り動物型の2種類に分類されます。3種類のうち、最後の種を除いては、いずれも元来火星に生息する種ではなく、銀河系のさまざまな場所からやってきました。昆虫類型と爬虫類型は、極めて古いコロニーの名残です。火星大戦の際は、火星表面からすべての生命が一掃され、火星と木星の間にある第5惑星(マルデック、またはジャノスと呼ばれています)を破壊することになりましたが、彼らはその前から存在しています。火星の昆虫類型種族は、非常に多くのバリエーションがあり、すべてを列挙することは不可能です。
・平和主義者のレプティリアンは、もっとも進歩した種族であり、銀河連合によって武装され、訓練され、火星人の抵抗勢力を率いているのです。地球同盟と同じように、銀河連合が火星連合を作ったのです。
<南極大陸脱出>
・ソーハンが確認したところによると、ダークフリートが、地球同盟や銀河連合から大きな打撃を受け、南極にいたドイツ人たち(第4帝国)は、自分たちの前哨基地を放棄しつつあるとのことでした。さらに、ポータル(彼らが言うところのどこでもドア)を通じて、太陽系外のコロニーへの脱出が起きていると、ソーハンは話してくれました。南極大陸を拠点とするレプティリアンも、去っていくとのことでした。政府の極秘グループの一部は、南極にそのようなポータルがあることを知っており、アルデバランなどのコロニーに脱出するときに使っていたそうです。アルデバランでさえも、ダークフリート本部になったことで、今や南極グループを切り離そうとしているというのです。
<木星協定>
2021/7/14: ソーハンとテレパシーでコンタクトを取りました。彼は、木星軌道上で静止している司令船に乗っていて、アシュタール銀河司令部隊の前哨基地で、重要な交渉が行われていることを教えてくれました。その場所は、高い安全性が確保されており、銀河連合の代表が、地球軍の高官と会談していたのです。この交渉の主な目的は、地球の多様な宇宙機関の中で、この星系内の境界線を設定することでした。
<ノルディックの宇宙人――彼らは何者か?>
・地球上で「ノルディック」と呼ばれているさまざまな異星人とは、いったい何者で、どんな意図を持っているのでしょうか?彼らは、背が高く、金髪、白い肌、青い目を持っていて、スカンジナビア人に似ているため、このように呼ばれています。彼らに関する情報は交錯しています。彼らと接触したことがある人たちの話は、悪いものから良いものまで幅広くあります。なぜでしょう。それは多くの人種がいて、それぞれの集団に多様な意図があるからです。
・一見、区別がつきにくく、誰が善良で、誰がトラブルに巻き込む存在かを判断するのは難しいかもしれません。それでも、最初に伝えておきますが、世界的に見ると、私が識別できる顕著なグループがいくつか存在します。
① ケプラー62のライラ人はグループ(ライラ族)
② わし座のアルタイル人グループ
③ アルファA、アルファB、プロキシマ・ケンタウリのケンタウルス人
④ ウォルフ424のウミット人
⑦ こと座のベガ人
⑧ プレアデス人
⑨ くじら座のタウ・セチ人
・この銀河系のヒューマノイド生命体は、謎の超次元的な存在によって、こと座星系に最初にタネ植えされました。そして彼らは、銀河間の超文明の一端を担うことになったのです。彼らは「ファウンダー」とも呼ばれ、「ナイン」という謎に包まれた存在によって監督されています。この「ナイン」は、ある文化圏では「光の長老」とも呼ばれ、時間を超越した純粋な意識の存在であるようです。このタネ植えプログラムには、銀河間文化の多様な種族が関わっています。その中に、P-タアルと名乗る著名なグループがいました。タアル人は、私たちの遺伝子にもっとも近い存在です。P-タアルは、このタアル人によって完璧なまでに創造された生命体の1つで、タアル人自らが、その名前を付けたのです。
興味深いことに、この創造主の監督のもと、私たち銀河系全体のすべての生命体遺伝子情報が、データベースとして、別次元の安全な場所に密かに保存されています。
<トールホワイト>
・この呼び名は混乱を招く可能性があります。というのも、実は、「トールホワイト」と名付けられた異なる種が複数存在し、彼らを同じ特徴で説明できるからです。彼らは皆、普通の人間より背が高く、肌の色素が薄く、白またはブロンドの髪、あるいはまったく髪がありません。では、どの種族が該当するのでしょうか?
<キイリイ・トクールト>
・ほ座に生息するグレイの一種で、変身能力に長けています。唯一、変化させられないのが、その黒い瞳ですが、人間とハイブリッドした亜種であれば、この身体的特徴が目立ちません。
<エマザー>
・くじら座タウ星から来た背の高い青白い存在で、グレイの遺伝子を持っていますが、人間の姿をしており、非常に美しくエレガントです。彼らは古代の賢者です。エマザーには、穏やかな静けさがあります。
<アヌンナキ>
・彼らはこの銀河のいたるところコロニーを築いていて、どんな組織の権威も認めません。それも彼らの個性です。アヌンナキは、この次元で誕生していないのです。彼らは、背の高いスレンダーな体格と淡い灰色がかった肌から、「トールホワイト」と呼ばれることもあります。目は黒く、通常、髪は生えていません。キイリイ・トクールトと同じく、アヌンナキは人間のように見えるグレイ種族です。
<アルタイルのアクホリ>
・アルタイルのアクホリ族は、ほかのヒューマノイド種族と容易に区別がつきます。青白い肌、シルキーホワイトのストレートヘア、青や灰色の澄んだ瞳をしており、骨格が細いことも特徴です。
<セロシとテロシ>
・テロジアンはケンタウルス座アルファ星から来たソロシのコロニーの子孫で、大昔に惑星間戦争による地球規模の大変動が起きて、テラの生物の大半が一掃されたときにテラを去りました。このコロニーは地下に潜り、後にアガルタ王国と呼ばれる都市網を築きました。彼らは自らを「テロシ」と名付けましたが、やがてギリシャ語の「テロス」に似た「テロジアン」と呼ばれるようになりました。「テロス」とは「終わり」という意味です。テロジアンは、最近まで地球内部のほかのコミュニティと比較的平和に暮らしていましたが、レプティリアンとの過酷な戦いの末に降伏しました。彼らの都市は占領され、シャスタ山の下にある首都テロスは、侵略者シカールの本部となりました。テロジアンは数千年の間、ナーガ・レプティリアンと地下の領土を共有しながらうまく付き合ってきましたが、宇宙から戻ってきたシカールが、居住するレプティリアンを打倒したため、テロジアンの運命は絶望的なものとなってしまいました。
<宇宙船について>
・ここではコアパワー、推進テクノロジー、ナビゲーションという主な3つのシステムについて解説します。ここに、宇宙のある地点から別の地点に移動するためのさまざまなルートのオプションを付け加えることができます。
<◆コアパワー>
・「燃料」は、技術に応じて、次のいずれかを使用します。
<プラズマまたはクリスタルとしてとどめられている「フリル」>
・フリルは宇宙を束ねる決して尽きることのない力であり、超空洞や全宇宙に存在します。テクノロジーや意識によって採取され、特定のクリスタルや鉱物に貯蔵されます。地球で発見されるものもあれば、単原子ゴールドやトリチウムなど、私たちの星系で採掘されるものもあります。
・この技術は、オホラ、エルマヌク、ゼナエなどの種族が使う特定の高密度宇宙船に有効です。しかし、すべての高密度の宇宙船がこのタイプのパワーエンジンを使用しているわけではありません。エーテルエナジーコアは、宇宙船の推進システムに接続された個人のオーラフィールドを使用します。この場合、宇宙船は意識によって航行するのです。
<反物質>
・単原子ゴールドは、このプロセスで必要とされることが多いのですが、ほかの希少元素も同様に使用することができます。とても強力な推進力のコアとなりますが、不安定になる傾向があります。そのため、非常に強力な電磁場に封じ込める必要があります。
<◆推進力>
・パワーコアエネルギーを運動や速度に変換する技術が「エンジン」となります。
<反重力トーションフィールドまたは電気重力の推進力>
・極度に加熱されたプラズマや液化した金属を、2つのトロイダル磁場で直交する方向に超高速で回転させます。これにより、強力な電磁場が形成されます。宇宙船の縁は多くのセグメントに分かれており、電磁インパルスを受け取って方向を調整し、変更します。また、宇宙船の周囲に結露が生じることがあります。電気分極し、振動・回転するプラズマは、非常に高い電荷を帯びているため、発光することもあります。このような強い電場の中で、発光するプラズマのコロナ放電は、オゾンを発生させます。この臭いは、宇宙船に比較的近い場所にいるときに感じられます。これらのエネルギープラズマ場は高い周波数で、磁力を変調させると電荷が変動し、宇宙船の周りの静電場に流入します。船内は安定した圧力と重力に保たれており、物理的に船が動いていることすら感じさせません。
<ダークエネルギー>
・ダークエネルギーは、空間の崩壊や変形を可能にし、空間と時間を曲げることで時間の次元を分離します。これはポータルやスターゲートでも見られる物質です。まず飛行パターンが必要で、基本的には数学的アルゴリズムと異次元幾何学に基づいています。私は、コントロールパネルにアルゴリズムを入力することによって生成される、ホログラフィーの非常に複雑な幾何学的「地図」を見たことがあります。このタイプの地図は、物理的な空間と時間的なファクターが混在した多次元的なホログラムで描かれています。船内には、これを実行するための作業台があります。
<ハイパードライブまたはワープ>
・宇宙船の前方にエネルギービームを投影することで作られ、このとき宇宙船は、進むというよりも、引き込まれるように動きます。回転する二重のプラズマ螺旋は、宇宙船の重力フィールドに歪みを形成し、非常に短い周波数で前方に投影されます。このとき、前方に「吸い込まれる」ような効果が生まれるのです。これは重力波による変位を作り出し、前方の任意の距離に投影する仕組みで、もちろん速度の調整も可能です。
<◆ナビゲーション>
・ルートに沿って、宇宙船を操縦するためには一般的に2つの方法があります。
<思考>
・パイロットの心は、意識、または頭に埋め込まれたインプラントのどちらかによってナビゲーションシステムに接続されています。通常は、ガンマ帯域の脳波を利用して動作します。パイロットの意識がしっかりと集中できていない場合、またはインプラントがない場合、第三の方法として、手のひらを司令席の側面にある八角形のバッチに当てて、DNA接続を行うという方法があります。
<手動運転>
・短距離の移動や惑星飛行、直線移動、クォンタムリープ、ポータル、超空間の移動の際に用いられます。銀河連合のアヘル族の偵察船の場合、すべてのコマンドはパイロット席にあり、フロントボードはモニターとスクリーンにのみ使用されます。
<◆ルート:AからBへの移動手段>
<直線的な移動>
・時間や空間を曲げることがないために、惑星間の移動や短距離移動に使われます。ワープビームやトーションフィールド推進システムを使用することができます。
<クォンタムロープ(量子的飛躍)>
・テレポーテーションに近いですが、『スター・トレック』で粒子が空間を移動するのとは異なり、量子共鳴によって行われます。
<ポータルとワームホールによる移動>
・ポータルは宇宙船と乗員を任意の目的地にテレポートさせる量子ドアで、座標を選択することによって行き先を設定します。これには、周波数キーが必要です。ポータルの行き先は自由に変更できます。ワームホールは、時空を通過するショートカットであり、ポータルとは異なります。
<時間による移動>
・このテクノロジーは、ポータルを構成する物質、すなわちダークエネルギー、あるいはブラック・グーを使用します。これは、波打つ液体のような物質で、あなたを別の場所、あるいは別の時代に転送する媒体です。
<次元間の移動>
・ポータル、ダークエネルギー、または特定の種族の場合、意識の投影とは、パイロットの意識の超次元的な移動のことであり、パイロットはマインドメルトによって接続されている宇宙船全体を自分自身と一緒に移動させているのです。これは非常に高度な技術で、オホラ族とゼナエ族が得意とするところです。このテクノロジーを知らない人間には難しいでしょう。
<密度間の移動>
・次元間の移動と同様に、密度のシフトは、テクノロジーまたは意識のいずれかを使用することができます。次元を変えるのではなく、周波数も高くしたり低くしたりするだけなので、ポータルもダークエネルギーも反物質も必要ありません。
(2023/1/9)
『110の宇宙種族と未知なる銀河コミュニティへの招待』
イラスト完全ガイド
エレナ・ダナーン ヒカルランド 2022/12/23
<異星人種族解説(これまで地球と関わりあった異星人)>
<アンドロメダ>
<アンドロメダ銀河(メゴペイ)>
▼マイトラ族
**非常に悪い、全てのうち最も悪い種族**
・彼らは地球人の最悪の敵であり、また、この銀河の全ての種族の最悪の敵です。
・彼らは最後の2度の氷河期よりも前から地球に来ており、何度も機会を狙って植民地化しようとしましたが、毎回シカールやアヌンナキや五種族評議会や銀河連合によって干渉されて来ました。
・彼らによって大っぴらに人間の拉致が行われており、それは彼ら自身の利益のため、あるいは米国テロス同盟に協力する場合のいずれかです。
・マイトラ族は人類の歴史を通して起きた悲劇に数回、関わって来ました。酷い伝染病のいくつかは、人類の人口が80億を超えないようにしたいと考えるレプティリアンの知識と同意を得て、彼らによってもたらされました。
<竜座“ドラコニス”>
<竜座の主な星系:アルファ星、イプシロン星、およびシグマ星>
・竜座の恒星系には、7つの異なる爬虫類人種族(レプティリアン)が、アルファ・ドラコニアンを含む、3つの主なヒト型爬虫類種族が最も知られ、恐れられています。彼らは1万5000年以上、ずっと地球にいるのですが、散発的には、もっとはるか以前の、何百万年も遡る頃から来ています。
・そして指導者たちはその見返りに富、武器、技術を約束され、全ての条約が調印されると、竜族(ドラコニアン)は、これら全ての背後にいる、真の支配者として現れます。そして一度入ると、大きな犠牲を払わない限り、それらを取り除くことは出来ません………。
・多くのヒト型爬虫類種族は、例えばシカール、ナーガ、マザレックと同様に、エーテル性物質に加え、肉と血液を摂食し(人間を食べ、人間の血を飲む)、そしてこれら両方の栄養源は、実は本質的に繋がっています。
・また、彼らが地球の所有権を手放したくないのには、非常に確固とした理由があるのです。つまり、アドレノクロムです。それは、地球で子供たちが極度の痛みと恐怖に晒されることによって生産される物質です。そしてこれがレプティリアンにとって、宇宙で他の何よりも価値のあるものなのです。
<アルファ・ドラコニアン、つまりシカール人>
・レプティリアン人は、地球から215光年離れたところにある、以前は地球の極星であった、ツバン星系、つまり、竜座アルファ星が起源です。彼らは、別の非常に優勢な爬虫類人種族の、ティアマティアン族によって別の次元から地球に捨てられた、「知性を持つ爬虫類」です。
・こういった全てのバリエーションは、彼らの社会階級によるものです。この種族は暴力的で、彼らの文化は戦争に基づいています。シカール人は地球人のことを栄養、取引、奴隷の原材料と見なしているため、人間を見ると特に我慢が出来ず、拉致の大部分が彼らのせいだと考えられています。
戦争をする種族は必ずしも知性を必要としないというのは、しばしば主張されることですが、ドラコニアン人はこの一般法則の例外です。
・彼らはまず二つのタイプに分けられます。つまり、テラ・ドラコニアンとオフワールド・ドラコニアンです。テラ・ドラコニアンは、地球の人類より何億年以上も前から存在しています。
・他の新しく訪れた種族は、彼らからは侵略的であると考えられていました。彼らは次元間移動の能力があるので、銀河連合は、テラ・ドラコニアンを3次元レベルに閉じ込め、オフワールド・ドラコニアンのことも、太陽系の圏外のエネルギー・バリアによって、地球星系に潜入しないよう、ブロックしました。
<社会構造>
・爬虫類の社会構造よりもむしろ昆虫のような社会階級に基づいた構造に倣っており、それは、3つの主な階級から成っています。
▼シカール族
・王族とエリート。シカール王家の人たちはベージュまたは緑がかった茶色の鱗のある人たちで、身長約18~25フィート(約550~760センチ)です。彼らは湾曲した角、尻尾、そして翼を持っていますが、翼は彼らの肋骨の延長によって出来た皮膚のたるみであり、体の後ろにぴったりと折り畳むことが出来ます。
▼ナーガ族
・軍人階級。(シカールより)背が低く、厚みがあり、非常に筋骨たくましく、翼はありません。
▼下層階級
・身長が低く(約122~365センチ)、かなり弱く、防護器官もより少ない。翼はない。
<シェイプシフト>
・これは彼らの優れたスキルであり、戦争と征服の目的のために、自然界にあるカムフラージュ能力から開発されました。彼らは彼らが選ぶどのサインであれ、彼らのエネルギーのサインをぼやけさせるでしょう。
<竜座シグマ星>
▼ギアンサール族――イギアノイド/サウロイド(トカゲ人)
・彼らの故郷の世界はティフォン・ギアンサール(竜座シグマ星)です。
・この者たちは、人間を寄生虫の宿主として利用し、遺伝的に(ハイブリッド)、精神的に(インプラント)、さらには、プラズマ生命体的にも同化させています。死者の領域との接触と、“悪魔”の召喚を含む、闇の魔法の儀式……悪魔が何を意味するかはおわかりでしょうが、その儀式はレプティリアンにとって、彼らとあなた方の次元のレベルの間の時空構造に穴を開けるのに、非常に便利なものなのです。
▼MIB(メン・イン・ブラック)すなわちドラコ・ボーグ
・いわゆる“メン・イン・ブラック”は、米国政府の秘密部門と協力しているシカールによってコントロールされたサイバネティック(人工頭脳搭載の)生命体(サイボーグ)で、あなた方を驚かすために訪れる場合、通常は本物のシェイプシフターを連れて来ます。
<地球におけるシカール帝国の活動>
<レプティリアンのハイブリッド化>
・彼らは昔から人間のDNAに関わって来たので、人間のDNAに興味を持っており、この目的のために、彼らのシェイプシフトを使う熟練した能力を、大いに活用しています。シカールは、グレイ種族をその助手、生命科学的に作られたドローン、シンソイド、そして様々なハイブリッドのように、彼ら自身のハイブリッドを作ろうというコンセプトで地球人のDNAの操作に関わっています。人間の拉致は、拉致被害者が決して戻って来ない場合、普通、ドラコニアンによるものです。彼らは地球に地下施設を持っており、一部は地球の軍事施設と繋がっており、極地やシャスタ山などの様々なポイントに接続するモノレール・システム網で結ばれています。
<魂の剥ぎ取り>
・地球人の体を処理して、その魂が彼らのマトリックスに住むようにするために、シカールは卑劣な手順を実行しました。時間、練習、そして粘り強さでもって、人の魂を体から引き剥がし、それを容器に捨てる技術を完成させました。
<植民地化>
・シカールとナーガは非常にタフで、極端に言えば、ほとんど全ての環境に適応出来ますが、薄暗い光と穏やかな不変の温度のため、地下環境タイプを好みます。これが、小惑星や死んだ惑星の中に建てられた彼らの軍事基地が多数見つかる理由です。彼らは必要な場合にのみ地表に出ます。人が住んでいる世界を植民地化する彼らの通常の方法は、最初に地下に最初の作戦基地を建設し、次にそれを徐々に拡大し、トンネル網で地球を横断し、全ての主要な戦術的施設をゆっくりと接続することです。
<占領者のヒエラルキー>
・地球の侵略者種族は、米国政府とその安全保障と同様に、彼らの間で相互に関連する協定を結んでいます。ドラコニアンは、エイリアンの存在に関連する全ての情報を制御する軍隊・産業・異星人複合体の秘密のピラミッド型の頂上を構成します。
<地下の悪夢と高まる嵐>
・アメリカ政府は、アガルタ王国のケンタウルス座アルファ星からの移民である、テロシ派の一部の分離主義派閥と同盟を結びました。この二つの組織の同盟関係は、後にレチクル座ゼータの星のドウ・ヒュー族と秘密契約を結びました。
・要するに罠に陥ることを選んだアメリカ政府でしたが、ドウ・ヒュー族とドラコ・レプティリアンが協力し、地球の政府とテロシ族の統治者の間の狡猾な条約を利用して、米軍事基地とテロシ族の地底の植民地を占領しようとしていたことがわかり、不快な思いをしました。ドウ・ヒューを使った共同の操り作戦は、簡単に征服する方法として非常によく知られています。
・それでこの状態は何十年も続き、悪化して行きました………。拉致された数百人の地球人のリスト、主に囚人と精神病の患者は光速で増加し、そして急速に拉致の数は短期間で数千か数百万人に達しました。シカール帝国は、条約が調印されるとすぐに介入し、その直後には、オリオン帝国とアルタイル共同体は勝手に宴会に押しかけました。
・何十年もの間、米軍基地と繋がり協力を受けた広大な地下施設で、地球人たちが拉致され、保管され、飼育され、拷問され、強姦され、屠殺されて来たのです。子供は性的売買、食用、そしてアドレノクロムのために、女性は遺伝子の繁殖と性奴隷のために、そして男性は様々な鉱山植民地に奴隷労働者として送られました。
地下施設の中には、次の技術に特化したものがありました。つまり、ナノ技術や量子による微粒子散布装置(ケムトレイル)を使ったマインドコントロール技術、人工知能、誘導エネルギー兵器、人間のクローン作製、および遺伝子実験、そしてさらに悪いことに……ソウルスカルピング(魂の剥ぎ取り)も行っていました。
・あなた方は地下鉄と都市のネットワークの広さを想像出来ないことでしょう………巨大な地下都市のことを。非常に古くからあるアガルタ人の地下建造物は、地球外技術の助けを借りて調達され、大幅に拡大されました。時速1200キロに及ぶ反重力技術を使った列車は、大陸間を非常に深いところで結んでさえいるのです。
これは、銀河連合が最終的に介入を決定し、不介入の規則を破り、カバールの同盟とその活動を保護する条約にも拘わらず、最近まで続いていました。21世紀の20年目には、大規模な浄化に進むための膨大な作戦が行われました。名付けて、“ストーム(嵐)”です。その目的は、カバールを絶滅させ、地球人種族を解放することでした。
・このような地下共有施設は何百もありますが、テロシの一派と地球政府の協力を得て、アガルタ人の既存の地下建造物の延長線上に建てられた、シカール・オリオン・アルテア同盟によって使用された主なもののリストを以下に挙げます。
<USA・他>
▽ニューメキシコ州:ダルシー:高度に機密扱いの地下共同運用施設。地球外技術が使用され、シカール司令部、ナーガ将校、ドウ・ヒュー族の労働者の住居、そして主にマイトラとキイリイ・トクールトを含むオリオン同盟の前哨基地となっています。
・ダルシー基地は、人間のコントロール技術、クローン化、認知研究と高度なマインドコントロール、動物と人間の交配、視覚や聴覚のチップの移植、そして子供に関する実験に取り組む、生物遺伝学研究所としての方が、専門分野においては、より知られています。ダルシーは2番目に大きいシカールとグレイの地下基地ですが、他の全ての基地の中核的な存在です。最大の施設はタオスにあり、ダルシーからは遠くありません。
・独自の道路と地区を持つ12界層で建てられ、最初の3層は、地球のオフィスと研究所、地球と地球外の車両駐車場、技術的および機能的な整備のためのものです。第4層からは酷くなって行きます。第4層では人間の魂や、夢の操作、催眠術、そしてテレパシーに関する実験が行われています。第5層には、拉致された地球人が食料として保管されている、地球とは思えない倉庫があります。巨大なタンクに入れられたバイオサポートジェルの中で、ロボットアームによって絶えず攪拌されながら、人体パーツが保存されているのです。同じ階には、何千ものケージが横にも縦にも積み重ねられ、その中には、あらゆる年齢と性別の地球人が入れられ、食べられるのを待つだけです。第6層は………“悪夢の部屋”と呼ばれています。そこには遺伝子研究所があり、ここで人間と動物を交配する実験が行われています。第7層には何千何万という地球人の大人と子供の低温貯蔵所であり、階を降りるに従って………闇へと沈んで行きます。
・最大の基地はタオスにありますが、同様に、次の場所にもあります:
・アラモゴード~ホワイトサンズ:放射線とマインドコントロールに関する研究の主要な拠点。
・ダティルタウンとパイタウン:各地下施設のリーダー的存在。
・カールズバッド洞窟、イースト・カールズバッド、エンジェルピーク:宇宙船基地。
・ロスアラモス:アガルタ人の地下ネットワークに繋がる地下構造物が1940年代に囚人によって掘られた。そこでは、種族間遺伝子実験やソウルスカルピング(魂の剥ぎ取り)が行われており、ここの施設はイド(快を求める本能的な欲求)レベルでの食物としての人間の調理と貯蔵も扱っている。
・次の施設は全て地下トンネルで結ばれており、特にエリア51、コロラド州、テキサス州の基地と繋がっています:
・カートランド空軍基地:医学実験。
・マンザノ空軍基地:ナーガ族の駐屯地司令部と宇宙船基地。
・パイタウン:宇宙船基地。
・サンディア山脈:宇宙船基地。
▽アラスカ州:ノーム:マイトラ族によって運営される地下宇宙船基地。
▽アリゾナ州:
・フアチュカ砦:ここには宇宙船の主要な地下格納庫がある。
・ゲイツパス:武器と技術の保管施設で、地球人の奴隷にとっての処刑場。
・ヒラ山脈:ソウルスカルピングや遺伝学に関する実験場。
・サンタカリナ山脈:遺伝子実験場であり、武器と技術の貯蔵施設。
・パームズ海軍基地:宇宙船基地、米軍の複合研究施設。
・チャイナレイク:米国のマインドコントロールと武器の研究基地。
・ディープスプリングス:宇宙船基地(キイリイ・トクールト族)。
・フォートアーウィン:宇宙船基地(ナーガ族)
・エドワーズ空軍基地:3つの大型宇宙船基地(シカール人、キイリイ・トクールト族、ゼータン族)。
・ロックヘッドのヘレンデール:3つの宇宙船基地(シカール人、オリオン人、アルタイル人)。地球外技術開発と秘密諜報プロジェクトの中心地。
・ロサンゼルス、テハチャピ山脈:エリートの秘密プロジェクトのための技術開発。地下42階まである。エレクトロニクスおよびハイテク航空宇宙研究に携わる。
・シャスタ山:ケンタウルス座アルファ星のテロシ族によって作られた地下構造の一部で、テロスという名前の広大な地下都市があり、地球の米軍、そして侵略者たち(ワシントン・テロス同盟)によって共有されている。ここでは、高度な宇宙技術研究、遺伝子実験、ビーム兵器が行われている。地下鉄によってシャスタ山と、ブラジルのマットグロッソジャングルにあるテロシ族の主要都市の一つとが繋がっている。
・ナパナレー:宇宙船基地と奴隷の輸送。
・シェラネヴァダ:宇宙船基地。ダルシーと同じ活動を再編成する多目的施設。とても深いところにある。
▽コロラド州:
・アラモサ:宇宙船基地。
・コロラドスプリングス:巨大な施設と大きく広がった地下施設網で、45の建物、何百人もの人員、地球人奴隷を留置する広大な収容所がある。
・以下の場所では大量マインドコントロールの過程をある種の衛星中継装置によって監視しています:
・フォートコリンズ:マイトラ族の宇宙船と活動のための基地。
・グランドメサ:オリオン同盟の宇宙船基地。
・パラドックスバレーのマウントローズ:奴隷施設とマインドコントロール執行部。
・レイクデンバーのゴアレンジ:図書館と中央データバンク。
・デンバー:直系約35キロの場所に建てられた70階建ての地下構造物が5棟と8つの地下都市。
▽フロリダ州:エグリンにある巨大な基地。オリオン同盟の宇宙船基地。
▽ジョージア州:
・アトランタ:マリエッタのケネソー山とフォレストパークにあるドビンズ空軍基地は、巨大な地下複合施設の主要な中心地。
▽カンザス州:
・ハッチンソン:病院の下にトンネルの入口がある。
▽マサチューセッツ州:メイナード
・レイクスーペリアー:湖底から約1500メートルのところに異星人の基地がある。
▽ネバダ州:
・グルームレイク:エリア51またはドリームランドとしても知られているところ。この複合施設はCIAの援助を受けて運営されており、3つに分かれて構成されている主要な地下基地の一つで、他の二つはパプース牧場とコッキードリッジ。ここでは、地球外宇宙船のエンジニアリングに関連する秘密の技術を開発し、テストしている。地下29階では、様々な地球外プログラムで労働力として使用するドウ・ヒュー族のクローンと人工生命体の製造、ハイブリッド化実験と拉致被害者に対する手術など、あらゆる種類の恐ろしい手術が行われている。そこで起きていることは、最も卑劣な種類のもの。
▽オレゴン州:
・クラマス滝:地下強制収容所。
▽ペンシルベニア州:サイトR:サイキックダークの実験と処置、魂の剥ぎ取り、マインドコントロールによる性奴隷の輸送。
▽バージニア州:ブルーモントおよびマウント・ウェザー基地:地下都市、閣僚レベルの地位を持つ政治家のための政権本部。闇の遺伝子実験が地下で行われている。裏でシカールとマイトラが維持している。
▽南極:アドミラルティ山脈。氷の上に在るレヴィック山:気象制御装置、人体実験、通信制御、核兵器。
▽オーストラリア:パインギャップ:粒子兵器、兵器研究、遺伝子実験、宇宙船追跡。13階の深さ。
▽カナダ:トロント:国会議事堂通りの二つの建物の間に入口がある。
<プレアデス星団(牡牛座②)>
▼エラヘル族
・タイゲタ星系の第2惑星、エラは、“知識の殿堂”という意味です。ここは私(ソーハン)の出身地です。
・私たちはあなた方種族のスピリチュアル・マスターではなく、あなた方の宇宙の親戚に過ぎません。あなた方と同じような人々です。違うのは、別の場所で生まれたということだけです。
・私たちはあなた方の惑星の守護者ではありません。銀河連合と五種族評議会は、地球をより良く守ろうとしていますが、あなた方には固有の守護存在がいるのです。私たちは神々でもなければ、あなた方の伝説が“天使”と呼ぶものでもありません。
▼ドウ・アコオルヒュー族
・彼らは、あなた方が“光のプレアデス人”と呼んでいる人たちです。彼らはマン種族の中で、最高のレベルの進化を遂げ、第9密度の領域に住んでいます。その世界では、彼らは上昇と共に変質しています。
・変質したノオル族の遺伝子の限られた可能性を超越し、この移民共同体は、彼らの体を、半透明のエーテル体の器へと変えました。そして、寿命を、信じられないほどの最高記録へと、延ばすことが出来ました。彼らは自分たちが望む時、つまりソースに仕える時間が、もう終わったと感じた時に去り、そして再びソースと一体になりたいと思えば、再生し、新しい存在になって、新しい使命のために戻って来ます。
・彼らは次元間旅行の可能なエーテル体の宇宙船を使用しています。
<レチクル座>
▼“ドウ・ヒュー”族は古い種族で、絶滅しかかっていたので、レチクル座ゼータの星系にある、彼らの故郷の惑星エルデラン、M2を離れました。
・ところで残念ながら、彼らはそこで捕らえられ、オリオン同盟に同化させられて、奴隷として遺伝子を変えられたのです。
・このドウ・ヒュー族の小さいけれど危険なグループは、オリオン帝国のために、地球で非常に活発に働いていて、主に拉致を任されています。彼らは感情を奪われてしまったので、ほとんど感情を伴わずに、冷淡に仕事をします。
・このように、法的に銀河連合に対抗し、処罰の手の届かない立場となることで、騙すために与える技術と交換に、そこに永遠に居座り、“先住種族生命体を研究する”ことが出来るのです。征服された住民の権利を、思い通りに奪える協定に守られ、彼らの主人たちによる侵略の基礎が、準備されるのです。ドウ・ヒュー族は、アイゼンハワーと悪名高いグリーダ条約に署名し、その元の合意は、ドウ・ヒュー族に、地球人の遺伝子を研究させるのと引き換えに、技術を共有することで地球人を支援するため、ということでした。地下施設は彼らの要求で建設されましたが、アメリカ政府は、彼らが署名した本当の相手がやって来て、移り住んで来た時に、間違いに気づきました。我々が知る限り、これと同じシナリオが、この銀河だけでも、27の世界で起きました。こういった筋書きで書かれた時点で、地球とその月に、約2000人のドウ・ヒュー族がいて、主にアメリカの政府と働いていました。しかし彼らは、スケジュール通りに所定の仕事を終えるため、さらに何千も多くのクローンを使っています。
<蠍座>
▼エントリ族(エンドリアン=エンドラ星人)
・アンタレス星系の惑星エン・トラに、素晴らしい種族、エン・トリ族が住んでいます。彼らは、美しい第9密度と第11密度の異次元存在で、自分たちの惑星から離れることはありませんが、次元間意識共鳴を使って、よく旅をします。彼らの身体構造のベースは、ヒューマノイドですが、純粋にエーテル体です。このような進化のレベルに達した種族は、この銀河(天の川銀河)では、わずかしかいませんが、エン・トリ族はその一つです。
・彼らの顔の特徴は、見ることが出来ませんが、彼らはクリスタルのような目を持っているそうです。
彼らの力はとても強いのです。カエアヤロンなどの地球の守護者たちは、エン・トリ族と同じ性質を持っています。エン・トリ族の世界は、聞いたところによると、9D(第9密度)の、この世のものとは思えない場所で、重力がなく、半透明の生き物が泳ぐ、光の流れのエーテル状の海の中に、山々が浮かんでいる、というころだそうです。彼らの惑星には、他にも多くの生命体がいて、全てが第9密度~第11密度で生きています。
・彼らが住んでいるのは、こういうところです。完璧な世界です。彼らは、銀河連合を手伝って、あなた方の惑星のグリッドを上昇させ、浄化しています。彼らのエーテル体の、きらめくカラフルな宇宙船を見ると、いつも驚嘆します。移動に使っているのは、円盤型の光る船です。
<太陽系>
<金星(ヴィーナス)>
・さて、次は興味深い場所、金星です(我々はナアラと呼んでいます)。この小さい惑星の密度は、シカール族の影響から保護されるために、第4密度まで引き上げられました。これを行ったのは、五種族評議会の人たちです。従って、今ナアラには、異なる二つの存在平面があります。第一に、それはバイオドームや地下施設にある、銀河連合の科学的前哨基地であり、そこから我々はあなた方の太陽を調査し、監視しています。第二に、そこはまた、アークトゥルス人(オホライ族)などの第4~第6密度の居住者の生息地と、“コルダシイ”という名前の、高密度の12種族の異次元集団を入れた小さいセル(居住区画)でもあります。
<地球(テラ)>
・これまでの部分で、地球の人類に敵対して、あなた方の政府の一部と協力しながら働いている、様々な種族の、地下施設や潜水艦施設を全て挙げたので、ここでは繰り返しません。しかし、まだ話していない点が一つあり、それは特に注目に値する事柄です。
<《南極における同盟》>
・地球の南にある大陸、つまり南極大陸は、広大な地下ネットワークがあり、二つの敵対するグループの複雑な軍事作戦が行われている場所です。
1、<ツーレ>地球人+シカール+オリオン・グレイ共同体+アルタイル共同体
“ナチ”と呼ばれる地球人のグループが、シカール帝国とアルタイル共同体の人たちと共謀して、航空機を開発しました。
この連合軍は、銀河系のこの地域に恐怖を広め、他の世界の平和を好む住民たちに対して、征服や無数の残虐行為を行いました。オリオン共同体とアルタイル共同体と、この“ツーレ”としても知られている、地球人のナチのグループとの間の“条約”は、地球の第ニ次世界大戦の前に調印され、この地球人グループに属する一部の人たちは、宇宙旅行に参加して、アルタイル星系とオリオン星系まで行っています。地球人のツーレ・グループは、南極大陸の地下に住む、レプティリアンのグループと同盟を結んでいます。そして、このレプティリアン・グループは、この地球人グループが、そこに駐屯地を建設するのを指導しました。
2、米軍の遠征隊が1946年、ツーレの共同体の基地を乗っ取るために、派遣されましたが、その軍事作戦は、レプティリアンの反撃によって、敗北しました。しかし、この失敗からそれほど経たないうちに、両方のグループの間に、科学技術上の協力関係が生まれ、航空宇宙産業のために、米国の科学者が南極大陸に派遣され、ドイツの科学者は米国に派遣されました。
・この卑劣な同盟は、“南極同盟”または“南極共同体”と呼ばれています。シカールとアルタイルは、南極大陸の領土を巡って、今でも頻繁に争っています。
・アシュタール共同体もまた(彼らはシリウス出身で、オリオンのレプティリアンによって支配されていることを、覚えていますね)、これらの南極の秘密同盟に関与しています。南極大陸の氷の下にある、アルタイル人、ソーレ、そしてオリオン人の基地は、奴隷施設も運営しており、そこでは、人間の捕虜が、我々の知る限り、3つの目的で役割を果たします。まず、拉致被害者たちは、銀河の他の目的地に売られて行くため、地球の月と火星の施設に送られる前に、そこに保管されます(これは巨大なビジネスの一部であり、南極大陸は、銀河に数多くある、奴隷貿易のための宇宙船の寄港地の一つです)
・二つ目は、地球人の秘密の先進技術計画の、奴隷労働者として働く役割で、そして三つ目は、そしてこれは、卑劣なものであり、何千人もの拉致被害者が、そこの地面の下で、恐ろしい遺伝子実験やクローン化実験、放射線や生物学のテストのために、使用されています。拉致被害者のうち、地球と火星の月にたどり着くことが出来る人たちは幸運だと言えるでしょう。
・もしいつの日か、あなた方の政府や産業が、地球外の計略に関与していることについて、完全な開示がなされれば、それは、あなた方が知っている地球のシステムの、終点となるでしょう。そして、確実に良いことが起きます。それを私たちが、あなた方のためにすることが出来ないのは、第一に、あなた方はまだ、地球規模で、この情報を思慮深く、落ち着いて受け取る準備が出来ていないことと、第二に、前もって、地下での戦争に勝利する必要があるからです。銀河連合は、アルタイル帝国、オリオン帝国、そしてシカール帝国を、全部まとめて相手にして、表立って戦う力はないのです。これは、非常に複雑な状況です。
<火星(マーズ)>
・火星は過去に何度も攻め込まれ、狂ったように残忍な紛争によって破壊され、その大気圏から奪われました。最も暴力的な攻撃は、マイトラ族による、近くの第4惑星、ジャノスの破壊で、火星の全ての生命を抹殺したことでした。
・現在、アルタイル同盟と相互に関係付けられた、地球人の秘密の宇宙プログラムが、火星に前哨基地を持っており、そこには、エリートの中から厳選された、地球人の入植者が住んでいます。彼らは二つの米軍基地に置かれた、“航空再配置室”と呼ばれる二つのテレポーテーション装置を介して、そこに運ばれます。同様のものが、月にも存在します。これと並行して、5次元と6次元の平面で、慈悲深い五種族評議会が、地球に転生した、宇宙の魂を持った使者たちを、教え、覚醒させるための巨大な施設を運営しています。我々は、火星の第3次平面を失いました。そこは今では、グレイ共同体とオリオン同盟のもので、我々は彼らと、長い間、戦争をしています。残念なことに彼らは、火星とどの二つの衛星を合法的に所有しています。これら二つの衛星は次のような目的と所有者のために、空洞化された施設です。
・火星第1衛星(デイモス):奴隷選別所として機能する、マイトラ族の施設で、捕らえられたばかりの拉致被害者たちが、多様な所有者や、仕事や、目的地へ発送されるために、連れて来られる場所。地球の月の隠されている側にも、同様の施設がある。
・火星第2衛星(フォボス):クローグ星人の施設。彼らの拉致、インプラント、その他の同様の計略のための、中枢です。
<木星(ジュピター)>
▼アシュタール銀河司令部隊(アシュタール分離独立派)
・さて次は、シリウスB出身のアシュタール分離独立者です。彼らはアシュタール共同体とは何の関係もありません。木星にある、アシュタール銀河司令部隊の前哨基地は、あなた方の星系に来ている銀河連合のメンバーと共に働いており、私は銀河連合の責任者として、アシュタール銀河司令部隊に、私たちの仕事について、彼らと共益関係にある事柄を定期的に報告しています。彼らの本部は、動く戦艦上にあります。
彼らは、銀河のこの地域の平和を維持し、オリオン・グレイ共同体とシカール帝国から、(各種族の)世界を解放するために働くことを誓う、傭兵軍事組織であると、理解されることも出来るでしょう。
彼らの戦闘能力の高さは有名なので、我々銀河連合と彼らの同盟関係は、天恵です。アシュタール銀河司令部隊のこのチームは、木星の表面に本拠地を置いており、そこは、非常に敵の攻撃を受けやすい環境にあります。それは巨大な浮遊都市であり、(シリウスの各星系出身の)アシュケルの人々の、有名な建築学と建築技術の全てを用いて建てられた、攻撃不可能な要塞です。
▼アルマヒュールック・ストラット・163族
・アルマヒュールック族は、木星の、別の次元平面に住んでいます。彼らは大昔に、琴座と白鳥座から、ここにやって来ましたが、琴座共同体の祖先ではありません。彼らは背が高く、非常にスリムな、エーテル体の存在で、彼らのスーツのおかげで、第3密度の平面に存在することが出来ます。とても大きい目をしています。彼らは現在、第3密度に化身する振動状態から引き上げましたが、戦争のため、琴座に戻ることが出来なかったので、その代わりに、木星に定住しました。銀河連合の太陽系本部も木星にあるので、彼らは銀河連合と共存して、そこで平和に暮らしています。アルマヒュールック族は、隠された霊能力を持つ、長老と見なされています。
・彼らの宇宙船は円盤型で、眩しく燃えるように輝く、青いライトが付いています。ほとんどの部分が目には見えませんし、彼らも、自分たちを見えなくするスーツを着ています。
<1954………コンタクト(接触)>
・アメリカのアイゼンハワー大統領および近しい高官と、グレイのあるグループとの初めての接触があり、その後、他の3つのグループが、シカール帝国の代理だということは隠して、やって来ました。
<グリーダ条約>
*エイリアンは我々の諸事に干渉せず、我々は彼らのことに干渉しない
*米国政府は、地球上での彼らの存在を秘密にしておく
*エイリアンは米国に高度な技術を提供する
*エイリアンは、医学的検査と監視のために、限られた基準で人間と家畜を拉致することが出来る
*被験者は、傷つけられず、記憶を消されて、拉致された場所に戻される
*米国もまた、エイリアンの医学的検査と遺伝子実験を行うことが出来る
*検査と実験の結果は共有されること
*エイリアンは、彼らの宿泊施設および実験のための秘密の施設を与えられる
<地球外からの訪問者の計画と活動(異星人グループ分類)>
<《善意ある存在》>
<アンドロメダ評議会>
・ゼナテアン同盟とも呼ばれ、140の高度に進化した種族からの使節を再組織したもので、この銀河内の霊的進化を支援する方法と決定について議論します。この同盟の高等評議会は、比類なく霊的に進化した種族で構成されており、銀河連合と共に地球を助け、使者(スターシード)も派遣しています。彼らは地球の未来を予見し、それが地球の歴史における、レプティリアンによる5700年間の占領後の大転換だと知ったので、地球が建設的な道を歩んで進化するために、影響を与えようとしています。
<アシュタール銀河司令部隊>
・シリウスB出身のアシュタール共同体からの分離独立派。シカール帝国のスパイ侵入とそれによる腐敗のため、主にヒューマノイドの反抗派閥が、アシュタール共同体から離れ、銀河連合の味方に付きました。アシュタール分離独立者たちは、軍事行動に見事なまでに熟練しており、銀河連合から、地球星系における作戦の支援を求められ、木星に前哨基地を置くことを提案されました。アシュタール共同体との区別を図るため、彼らは自らをアシュタール銀河司令部隊と名乗りました。彼らは、大きな移動式母船を本拠地にしています。
・あらゆる地球の事情に関わっており、銀河連合と連携している、アシュタール司令部隊の地球星系の前哨基地です。“アシュ・タール”というのは、“司令官”という意味の役職名で、“高等司令官”という意味でも使われます。しばしば、ややこしい誤解を招く情報によって信じられているような、個人名ではありません。
<五種族評議会>
・オリオン地域に拠点を置き、以前は九種族評議会として知られていました。アルダマント星出身のエルマヌク族によって創設され、現在は、オレラ族、エガロス族、ギレヴォ族、レダン族、エマーサー族の5つの種族だけで構成されています。彼らは、地球とその他の多くの星系の保護に関わっています。彼らは、銀河連合が誕生するずっと前から、地球の保護に関わっており、後にその評議会に、代表として加わりました。 彼らは、あなた方がまだ海に浮かぶ生物だった頃から、あなた方の種を観察しており、霊長類への進化、アヌンナキ族の干渉、銀河のあらゆる場所からの、地球の植民地化を目的とした、様々な来訪者や邪悪な帝国の到来、そして地球の領土を巡っての、異星人たちの戦争を目撃して来ました。
現在エガロス族によって運営されている五種族評議会は、地球人のリーダーたちと何度も会う機会を持ち、賢明な方法を教えることによって、地球人の決定に影響を与えようとしましたが、これは、常に非常に困難な作業でした。