(2024/9/24)
『広益体 妖怪普及史』
勉誠社 2024/7/19
<妖怪普及運動の明暗 毛利恵太>
<白峯相模坊を例に>
・紹介者の役目を担うのは、研究書の内容をわかりやすい一般書として執筆する研究者や、独自の調査や探求に即した内容の書籍を執筆する文筆家などである。
<紹介者による妖怪普及>
・紹介者の解説が定着し、その後の検証で相違が明らかになった例として、ここでは二名の妖怪偉人を挙げる。狸愛好家として有名な俳人・富田狸通(りつう)と、天狗研究家として知られる放送作家・知切光歳(ちぎりこうさい)ある。富田狸通は愛媛県の伊予鉄道に勤めながら俳人として活動し、同時に狸の書画や狸像など、狸にまつわる品々を多数蒐集したコレクターとして、趣味人の間では有名であった。富田が狸の昔話や伝説、特に地元・伊予の狸たちについて書いた記事を纏めた『たぬきざんまい』は、化け狸に関する書籍の中でもある種のエポックメイキングとして後世にまで影響を残した。
・知切光歳は放送作家としてNHKの専属となり、各地へ出張する中でその土地の天狗伝説を調査した。その成果は『天狗考』や『天狗の研究』、また『図聚(ずしゅう)天狗列伝 東日本篇』及び『図聚 天狗列伝 西日本篇』として刊行され、天狗研究や全国各地の天狗伝説・天狗信仰に関して随一の資料集として重宝された。
<知切光歳の「天狗山移り説」>
・白峯相模坊は香川県高松市と坂出市にまたがる五色台という山塊を構成する一角・白峰山の守護神とされ、現在も白峯寺において相模坊大権現として祀られている。相模坊の名は古くから有名であり、明和元年(1764)に書かれた『雑説嚢話(のうわ)』巻の下本においては愛宕栄術太郎(あたごえいじゅつたろう)(京都愛宕山の天狗、太郎坊)、鞍馬僧正坊(京都鞍馬山の天狗)などと並んで「八天狗」の一角とされたほか、日本各地の山とそこにいる大天狗の名を列挙した『天狗経』にもその名が挙げられている。
・知切はこの相模坊について、たびたび「相模坊は元々相模国(神奈川県)の天狗であったが、讃岐国へと拠点を移していった」というように説明している。
・「ただ相模坊は、初めは相模の山に住んでいた天狗(あるいは山人)らしい、その相模坊が、いつのころ讃岐に飛翔してきたのか知りたいものである。相模の山といえば、大山の天狗ではなかったかと推測する。ということは、大山の天狗は伯耆坊と呼ぶ古祠があり、その止住もずいぶん古いころのことらしい。そして伯耆大山(だいせん)の天狗は清光坊と呼ぶ。こうした上古における天狗の山移りは、ほかにも例があり、事情は知らず、折々はあった状(さま)がうかがわれる」と記しており、要するに「かつて相模国大山(おおやま)には相模坊、伯耆国(鳥取県)大山(だいせん)には伯耆坊がいたが、相模坊が讃岐国白峯に移り、空所となった大山に伯耆坊が移り、更に空所となった大山(だいせん)に清光坊が現れた」という来歴があると考えていたようである。『天狗の研究』における相模大山伯耆坊や伯耆大仙清光坊についてもこの山移りを前提とした解説をしているため、あたかもそれが根拠のある定説であるかのように読めてしまうのだが、実際のところ、これは知切の推測に過ぎず、明確な典拠も示されていないのである。
・弘法大師が白峯に宝珠を埋めて寺を建立した後、貞観(じょうがん)二年の冬に大椎(おおつち)の島が震動するなどの異変が起きたとしている。当時の国司に遣わされた智証大師(円珍)が山を登ると、たちまち老翁が現れて「余はこの山の神であり、相模坊という。この地は七仏転輪、慈尊入定の場である。今、補陀落より流れてきた流木があるから、これを用いて慈尊の像を造って衆生を助けよ。我もまた、これを助けん」と言った。そこで智証大師はこの老翁を前導とし、その流木から10体の仏像を造って仏廟に納めたのだという。
・いずれにせよ縁起や地誌を読む限りでは、一貫して相模坊は白峯(松山)の守護神または天狗であり、他国の山から移ってきたという話は存在しないのである。
・伯耆坊については、相模坊と比べると知名度の割にその情報量は少ない。室町時代に成立した謡曲『鞍馬天狗』において、白峯相模坊と並んで「大山伯耆坊」の名が登場しているほか、前述した『雑説嚢話(のうわ)』にも、八天狗の一角として「大山ノ伯耆坊」が挙げられているなど、大天狗としては相模坊だけでなく愛宕山の太郎坊、鞍馬山の僧正坊などに並ぶ存在として知られていた。
<定着する独自研究への目線>
・前述したような『天狗経』における清光坊と伯耆坊の関係、また「大山の伯耆坊」がどの山を指すのかという疑問を解消する仮説として山移りは提唱され、それに巻き込まれる形で相模坊は「元々は相模の大山の天狗だった」という珍妙な設定が付与されてしまったのである。
・知切の天狗研究はその後の一般層における天狗認識に数多く引用されたことで多大な影響をもたらし、結果として根拠不十分な山移り説もまた、検証がなされないまま定説として浸透してしまった。
<妖精としての天狗 >
<神仙道や自然霊の世界観での天狗=妖精>
<妖精と妖怪は別物か>
・欧米のおとぎばなしに出て来る異境に《フェアリーランド》がある。
洋書が舶載されて以来、その訳語には主に《仙境》などが用いられ、そこに住む《フェアリー》の訳語にも《仙女》や《すだま》など複数路線があったが、20世紀初頭からの児童・幼児雑誌や1970年代以後のファンシーグッズやメルヘン路線を通じて普及した作品のデザイン、井村君江・水木しげるなどの翻訳や紹介を経て、現在のイメージや語句は、完全に《妖精》のみに移り替わっている。
しかし、《妖精》も《仙女》も漢語あるいはそれ由来の日本語として旧来から用いられており、欧米の《フェアリー》や《ゴブリン》、《エルフ》たちを表現するために特別開発された語句ではない。
・明治~昭和に活躍した南方熊楠は、研究対象も興味もはじめから世界規模なため、馬にいたずらする《かしゃんぼ》を「エルフ等の如し」と表現したりしているが、そのような流れとは別に、《天狗》を《フェアリー》と結ぶ《線》も、明治~昭和前半にいちじるしく見ることが出来る。
<天狗でもフェアリーです>
・明治期には、単に訳語の選択肢のひとつに過ぎなかったが、やがて一部の宗教者や神秘的な研究者の間には、欧米の心霊理論書に登場する《フェアリー》を日本に当てはめ、別の世界にいる存在《天狗》と《フェアリー》を結びつけた理論が発生した。
昭和初期には心霊研究家の浅野和三郎は、西洋の《フェアリー・妖精》は日本の《天狗・仙人》に該当する、としばしば主張しており、ここを中心とした《点と線》が後続する心霊科学の流れの解説に影響を持ったと考えられる。
・ただし、心霊科学なら必ずしも《フェアリー》が結びつけられるわけでもなく、竜神=恐竜、天狗=原人たちの霊であるとする浅野正恭(あさのまさやす)の考察や、竜神=蛇類、稲奈利(いなり)=狐類、天狗=禽類、妖精=昆虫の霊であるとする藤井勝彦の説の流れなども並行して存在しており、一定ではない。
その後の推移を眺めると、天狗を《自然霊》のひとつと位置づけ、欧米にはいない日本独自の存在だとする脇長生(わきたけお)・宮沢虎雄の解説が、心霊科学での《線》としてはつづいていったようである。
<幽界発想の素地>
・前述のような展開が《妖怪》全体ではなく、主に《天狗》と結びついた素地は、幕末からつづく国学者や宗教者による《天狗》を《幽界》に棲む神仙だとする考え方にあると言える。
例えば、幕末に島田幸安の神仙・天狗世界の体験をつづった参澤明(みさわあきら)『幸安仙界物語』には天狗の位階「山霊(大天狗)」/山精(小天狗)/木仙/鬼/境鳥(木葉天狗)/妖魔(魔天狗・邪鬼)」や、天狗を含めた地仙界の位階「神仙(おおかみ)」/仙人(かわひと)/山人(やまひと)/異人(ことびと)/休仙(みたま)/山霊(やまのかみ)/山精(こだま)/木仙(すだま)/鬼仙(おに)/山鬼(たかかみ)/境鳥(たかとり)/麒麟(ましか)・鳳凰(ながなきとり)・霊亀(おおかめ)・神霊(おかみ)」が見られ、国学者の宮負定雄(みやおいやすお)をはじめ、その後の宗教者・研究者が『仙境異聞』に連なる《幽界》資料として活用した言及が重ねられている。
天狗界・妖精界・地仙界などを、人間以外の世界が多層に重なる構造のうちの一角に設定する流れもそこで展開・拡大されているたものである。
・そのような拡大傾向は、本家イギリスの《フェアリー》にもあり、天使と結びつけられ、位階や多層世界が設定されていたりもする。
ダフネ・チャーターズ夫人は、庭の《フェアリー》たちと日々おしゃべりをした結果「デーヴァ/ラ=アルス/ヒアルス/アスピリテス/ファラリス/エルフス/ノメネスやノームス/ミヌティス/ウニティス/ルティメス」という位階別の存在がおり、植物の育成に携わりながら天と地を往来し、エルフスより上級のフェラリスやデーヴァになると、千年以上の修行を星空研究棟で積んだ優秀特級《フェアリー》である、という理論を1950年代に説いている。
日本では、それこそ天使の位階ほどの認知度には到っていないが、このような《フェアリー》の位階や設定も海外では、国学者が幽界実況を求めたり、宗教者や心霊科学者がそれを理論に当てはめたりするのと同様に活用されており、ダフネの《フェアリー》の理論が新刊のスピリチュアルガーデニングの本に、そのまま紹介されている例も見られる。
<折口信夫>
<晦渋(かいじゅう)な妖怪観>
・折口信夫は大正年間から第ニ次世界大戦後の1953年まで精力的に日本人文学・民俗学の研究と創作・評論活動を行ってきた。
<妖怪>
・正月に来る神と同等の役割を果たす魂が、歳徳神(としとくじん)になれずに妖怪になった民俗事例などを挙げながら、魂→祖先の霊→純化して「神」、不純なものは「妖怪変化」と展開していったと説く。また晩年の「民族史観における他界観念」では、神聖霊の性質形態は常に対立的に分化する。邪悪の性格を深めていく精霊(庶物霊)は異形の霊体、すなわち醜悪性を示す動物身で表されるようになり、他界から来る妖怪像が形成されていくという。
・しかし、一方で祖先の霊が不純化して妖怪へ、あるいは精霊から妖怪へという考えも示しており、事実上、最後まで結論は出せなかったというのが正しいのではないか。
なお、ザシキワラシ・クラボッコ・ザシキボウズ・アカシャグマ・キジムン・ガアタロウなどは精霊の一種と捉えられている。また、蒐集事項に「餓鬼」を特記しているのは、近世の幽霊はこれに由来すると考えていたからだろう。この他、ダル(ヒダルガミ)・イッポンダタラ・ウブメも餓鬼の周辺に位置付けられている。
<鬼>
・折口にとって鬼とは異形の神であり、来訪する神(まれびと)である。青木美樹は折口の「鬼」概念は大人弥五郎の人形、花祭・雪祭の鬼、ナマハゲに大きな示唆を得て形成されたと指摘する。
古代の鬼は「巨人と言うだけの意義でした」という。ついで蓑笠を着た「まれびと」のイメージを重視する。すなわち、この装束は来訪神を示すもので、鬼はその同類と見たのである。
・また、天狗との関係の近さも折口の鬼の概念の特色の一つだ。芸能史の研究に欠かせぬ対象であることは天狗も鬼も同じである。そして、天狗は鬼から変化したものと捉えていた。
青木によると、折口は最終的に、鬼を「かみ(神)にもなれず、たま(霊)のままではなく、ものでもない、新たな霊の拠りどころ」という認識に至ったという。結局、妖怪も鬼も発生論的には極めて把握しがたい対象であったため、明確な想定ができなかったものと思われる。いずれにしても、折口にとって鬼とは日本人の霊魂観を明らかにするために重要な存在であり、同時にまれびと・来訪神の研究に欠かせないものでもあった。
<河童>
・折口の関心対象として、もう一つ見逃せないのが、河童である。晩年の1949年に書いた「河童像」に「私も一時、水神像の蒐集に情熱を持ったことがあった」と述べている。またそれより先に、「河童の最古い標準的な名前」はミズチ(ミズシ)であり、河童はそれが「零落した姿」であるとする。すなわち、河童とは水神の零落したものとして捉えていたことと同時に、ある種の愛着を抱いていたことが分かる。
・河童は鬼と同様にまれびと論を構成する一つとして捉えられているが、こちらは柳田的な認識に基づいている。しかし直接的には壱岐島へのフィールドワークの実感に基づく。そして、この島が「北九州一円の河童伝説の吹きだまりになっていた事」を、知り、その調査体験を踏まえて「河童が、海の彼岸から来る尊い水の神の信仰に、土地々々の水の精霊の要素を交えて来た」と考えるに至った。河童が相撲を好むこと、胡瓜好きなこと、皿は、椀貸し伝説と関連付け、水神の無尽蔵の膳椀が変化したものという。
・ここで平田の学問における天狗や神隠し、異界を論じている。中でも『稲生物怪録』は「非常に変わった本」と評し、やはり、持論に近づけて「必お化けも、われわれの祖先が持っていた神への考えから出ているのだ」と考える。
折口は当初、『稲生物怪録』を篤胤オリジナル作品と考え、その創造性に感心していた。
<研究者が妖怪を普及させた 永島大輝>
<ザシキワラシ普及史>
・ザシキワラシは今の日本ではかなりメジャーな妖怪だろう。
そして、現在もそれなりに語られているのだ。研究者は、妖怪を研究する一方で人口に膾炙するのを手伝っても来た。そして妖怪は視覚優位な世の中で可視化され、造形化された。
<ザシキワラシ普及史――研究者に発見される>
・妖怪がいかに普及したか。今日では「会うと幸せになる」と言われる有名な妖怪で、日本各地にいるザシキワラシだが、もともとは岩手県を中心に伝承されていたローカルのものである。
そんなザシキワラシが柳田國男の『遠野物語』に記される。佐々木喜善が柳田に語り、それを記したものだ。
佐々木喜善はさらなる事例を募る。こうした研究者のネットワークを通じて多くのザシキワラシ情報提供があった。
同じく岩手県の宮沢賢治も「ざしき童子(ぼっこ)の話」という著作がある。やはり佐々木喜善と情報提供などの交流もあった。
・この時のザシキワラシは今日のような「会うと幸せ」になるものではなく恐怖の対象である。ザシキワラシは、次世代の民俗学者によって研究されていく。
<ザシキワラシ普及史――研究者以外の日本人に再発見される。>
・当初は300部しかなかった『遠野物語』が文庫化し、入手しやすくなった時代は高度経済成長期と重なる。囲炉裏のそばで語られる民話や素朴な民具や受け継がれた行事食や古いお祭りなどに心を動かされる日本人にとって、妖怪も例外でなく懐かしいものとして受け入れられていくようになる。
・そして1970年代、ディスカバージャパンのキャッチコピーとともに国鉄の旅客誘致キャンペーンが行われた。香川雅信によればこのディスカバージャパンにより「ザシキワラシは、都市生活に疲れた人びとのノスタルジアをかきたてるものとして、また「地方」の風俗慣習に向けられた好奇のまなざしや満足させるものとして、「消費」されるようになった」としている。遠野物語の舞台、岩手県遠野市は「民話のふるさと」というフレーズを掲げ、岩手県金田一温泉の緑風荘も「ザシキワラシが出る宿」として注目されるようになっていく。
・こうしてかわいい幸せを呼ぶキャラクターザシキワラシが普及していく。
<ザシキワラシの普及しないローカル性>
・一方では聞き書き調査が続けられていた。その最大のものが、高橋貞子『座敷わらしを見た人びと』である。『座敷わらしを見た人びと』では、ザシキワラシが恐怖の対象である事例がたくさん載っている。
<妖怪研究の具体――見えるようになるザシキワラシ>
・「ザシキワラシが見えるとき」という論文のタイトルにあるように、ザシキワラシは見える妖怪になっていく。
・しかし現在では、「ぬりかべは本物だよ 高校時代の友だちに、とても霊感の強い人がいて、いつもいろいろなものをみています。その人が小学生のころ、学校からの帰り道、お墓のところで、ぬりかべが立っているのをみたといいます。はっきりとみたので、ぜったい本物だといっています」とか一反木綿が空を飛んでいたとかいう話がある。ザシキワラシ同様に柳田の妖怪談議で文字化された地方ローカル妖怪を水木しげるが造形化したために、キャラクターとしての地位を確立し、作品を飛び出して現実世界の妖怪になったわけだが、視覚優位の時代ならではの妖怪になっている。
<ザシキワラシ人気者になる>
・一方で私自身が2022年度、中学校の生徒から「家のおもちゃが勝手に音が出た」から「ザシキワラシがいる」のだという話を聞いた。幽霊よりも怖くない、なにかふしぎな話にザシキワラシの名前を付けるのは、いまもなお行われている。活きた妖怪であると言える。
・谷原のほかに、室蘭の都市民俗として山本麻椰「室蘭の座敷わらし」が島村恭則研究室のblogに書かれている。飲食店に「座敷わらしのようなものとして捉え」られている霊が出る、霊感のある人は皆みているという話が記録されている。現代の民俗学の実践例である。そして、現在も遠野物語やザシキワラシについて考察する文章が新たに描かれており、研究者が民俗学や妖怪へのイメージを強固にしているともいえる。
<九千坊と獏斎坊の故郷>
<河童が砂漠から来た話とモノシリ佐藤垢石>
<河童の紹介窓口>
・各地の河童の事例や伝説を詳しく紹介した本には、石川純一郎『河童の世界』や和田寛『河童伝承大事典』がある。
<九千坊のはなし>
・そんな河童たちに関するはなしとして、しばしば紹介されているのが、河童は大陸から泳いで玄界灘を突破し、日本へ渡って来たというものである。
遥か黄河の遥か上流あるいは西域の砂漠から、河童の群れを指揮して九州へ行き着き、球磨(くま)川を居住地に定めるようになったのが《九千坊(きゅうせんぼう)》という河童である――という情報は、広く紹介されて来ている。
<河童モノシリ垢石>
・河童の情報を広く普及させたのは、特に大正~昭和の創作物の影響が大きいのだが、随筆を通じて知識層・読書層に広くその紹介者となっていたのは、釣りや食についての随筆で知られた佐藤垢石(こうせき)である。
<ヤルカンド河の食糧危機>
・『西日本新聞』で1951年から連載された「河童のヘソ」は、大陸の潼関(どうかん)にいた河伯(かはく)の親分が巨大魚の鯤(こん)と黄海で闘って大敗し、移住を決めるはなしから始まっており、九州に渡ったその河伯が《九千坊》だと書いている。
・一般に「黄河の遥か上流・果て」と、どことなく曖昧なまま普及した河童たちの故郷も、この文章では「中央亜細亜新疆(しんきょう)省ヤルカンド河の源流」と明確に設定されている。パミール山地のヤルカンド河の源流をすさまじい寒気が襲い、食糧危機に見舞われた河童たちはよその土地を探すことになった。西へ向かう《獏斎坊(ばくさいぼう)》たちと別れ東へ向かった九千坊たちは、ヤルカンド河→タクラマカン砂漠→楼蘭(ろうらん)→玉門関(ぎょくもんかん)→ツァイダム・青海(せいかい)→黄河→オルドス→潼関(どうかん)→黄海→日本海→九州と移動したと説かれている。黄海から先では《海若(かいじゃく)》という魚とも海獣ともつかない、長さ五六百尺、幅ニ三百尺もあるという巨大な妖怪が河童たちを襲う場面も存在する。
・早稲田大学での後輩にあたる小説家・日野葦平も、河童たちの故郷をペルシャ・アラビアに設定しており、振り出し地点が垢石よりも少し西になっているのみで、根幹のおなじ物語を作品や談話で用いている。
このように、発端の《点》であるはずの垢石のはなしに出て来る地名や動機、登場妖怪の情報量は、一般に語られるものとは異なって来るわけである。別の方角の道を進んでヨーロッパのハンガリーに到り、向こうで暮らしているとされる獏斎坊たちについては、現在まで妖怪事典や妖怪図鑑などで九千坊と同列に語られる機会はほとんど見られない。
<紹介上の長所と短所>
・この一連のはなしは、東ヨーロッパの水の妖怪や沙悟浄に設定を繋げていることからもわかるように、石田英一郎『河童駒引考』に登場する地名や要素を各種配合して生み出されたものと考えられ、1950年代の河童研究や作品群にのせて描かれた随筆上の物語に過ぎず、当時から垢石による潤色・創作と研究者には見られて来ている。
<物語られた隠神刑部>
<その栄枯転変>
<四国狸の代表格・隠神刑部>
・伊予松山(現・愛媛県)の隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)といえば、八百八狸を率いる狸の頭領であり、狸王国である四国地方だけでなく全国的にも名の知られた化け狸である。隠神刑部の物語は、かつて松山藩で起こったという御家乗っ取り騒動の中で語られているが、実はこの騒動は史実において実際に起こった出来事ではない。
享保年間、伊予松山藩の内部では家老同士の権力闘争が起き、享保の大飢饉や久万山(くまやま)騒動が発生する中で、家老の奥平貞国が最終的に失脚・遠島処分となった。
文化二年(1805)に書かれた実録本『伊予名草』は、松山藩の歴史に創作逸話や口碑を取り入れた小説的な内容となっている。その中で享保の松山藩における一連の史実は、家老の対立から奥平久兵衛による御家乗っ取りの企てと失脚の物語へと脚色された。この脚色された「松山騒動」が講談となって更に手を加えられ、物語を盛り上げる素材として新たに登場したのが、隠神刑部であった。
<物語としての八百八狸物>
・拙著の『日本怪異妖怪事典 四国』の隠神刑部の項目でも記しているが、『松山奇談 八百八狸』における隠神刑部は天智天皇の御代に生まれ、松山の菩提山菩提寺を守護する古狸であった。松山藩松平家の時代に、犬の乳で育ったために異能の力を持つ武人・後藤小源太と対面した隠神刑部は、自身を祀って供物を捧げてくれるならば松山藩と松平家を保護すると約束し、小源太は約束を守って隠神刑部を祀った。しかし小源太は後に主君の奥平久兵衛と共に御家乗っ取りを企てたので、隠神刑部は松平家の後継・直次郎を助けて陰謀を暴き、久兵衛は島流しとなり小源太は狸に化かされて自害したのだった。一方の『松山狸問答』『松山狸退治』においては、隠神刑部は稲生武太夫(いのうぶだゆう)という武人と忠義派によって退治されるという筋書きになっている。
・以上のように、八百八狸物は講談や浪曲、小説の人気ジャンルとして展開の幅を広げていったが、化け狸伝説としての隠神刑部はある時を境に解釈が一本化されていく、その要因となったのが富田狸通(とみたりつう)の『たぬきざんまい』(1964)である。
<狸を愛した俳人・富田狸通>
・愛媛県の俳人・富田狸通は大の狸愛好家として知られ、狸を用いた画図や狸像を蒐集したコレクターでもあった。その富田が地方紙『愛媛タイムス』に連載していた狸に関する記事をまとめた書籍が『たぬきざんまい』であり、その内容が後世の化け狸伝であった。
・富田の示す粗筋は以下の通りである。
犬の乳で育った浪人・後藤小源太は、奥平久兵衛に剣術の腕を買われて松山藩に抱えられた。小源太は化け狸・隠神刑部を退治する命を受けて久万山に向かったが、恐れをなした隠神刑部と契約を交わして松山藩の守護神として祀り、その代わりに八百八狸の神通力を行使できるようになった。しかしそれに目をつけた奥平久兵衛が巧言を弄して小源太を御家乗っ取りの一味に引き入れ、彼を通じて隠神刑部をも陰謀に巻き込んだ。これに対して主家の跡取りである直太郎を立てる忠義派の家臣もあり、特に近習頭の山内与右衛門は藩主の松平隠岐守に陰謀について諫言したが、一味によって切腹に追い込まれてしまった。しかしその亡霊が松平家に伝わる「菊一文字」の名剣と結び付き、八百八狸の神通力に対抗して主家を守るのだった。その後、城下町でも八百八狸による怪異や異変が相次いだが、かつて小源太の同門であった芸州広島の剣士・稲生武太夫が次々と狸を退治し、最終的に日頃信仰していた宇佐八幡大菩薩から授かった「神杖」によって隠神刑部と八百八狸を久万山に追い詰めて退治したのであった。
・このように1960年代以降に隠神刑部の物語が一本化していった背景には、それまで多様に発展していた物語としての八百八狸物がほとんど顧みられなくなったのも要因の一つだといえる。
・そのような中で富田が「愛媛の狸話」の一つとして八百八狸物をピックアップした結果、化け狸としての隠神刑部の“伝説”が派生することなく後世まで固定化され、現在の認識に至っているのである。
『世界不思議大全』 増補版
泉保也 Gakken 2012/8
<「ダルシィ文書」と異星人地下基地の秘密>
<異星人とアメリカ政府が結んだ密約とは?>
<明らかになった異星人地下基地>
・1970年代半ばから、アメリカ、ニューメキシコ州アルバカーキに近いマンザノ山地一帯でキャトルミューテレーション(家畜虐殺)事件が続発し、加えてUFO目撃報告も相次いだ。
・電波の発信源がアルバカーキ北方235キロ、コロラド州境に近いダルシィ付近、ジカリア・アパッチ族居留地内のアーチュレッタ・メサであることを突きとめたのだ。
<博士の行動と報告書がもたらした意外な反応>
・ベネウィッツが受けた衝撃と驚愕は大きく、異星人地下基地が国家の安全保障の重大な脅威になりかねないという深刻な憂慮も抱いた。彼の自宅近くにはカートランド空軍基地があり、アメリカでトップの規模といわれるマンザノ核兵器貯蔵庫エリアが設けられていたからだ。
<「ダルシィ文書」が物語る地下基地の実態>
・彼らの証言はベネウィッツの真相暴露を裏づけるものであり、内部告発者が公開した書類、図版、写真、ビデオなどを「ダルシィ文書」と総称する。
・基地の広さは幅約3キロ、長さ約8キロ、秘密の出入り口が100か所以上あり、3000台以上の監視カメラが設置されている。
・基地全体は巨大な円筒形状をなし、基地の最深部は天然の洞窟網につながっている。内部構造は7層からなる。
- 地下1階=保安部、通信部のほか、駐車場兼メンテナンス階。車両は厳重なセンサーチェックを受け、専用トンネルを通行して一般道路に乗り降りする。
- 地下2階=地球人用居住区のほか、地中列車、連絡シャトル、トンネル掘削機の格納ガレージとUFOのメンテナンス階。
- 地下3階=管理部、研究部、メインコンピューター室があり、基地全体を統御している。
- 地下4階=地球人と異星人間のテレパシー、オーラなどの研究、マインドコントロール、心体分離実験、地球人と異星人の心身交換実験などが行われている。
- 地下5階=グレイ族とレプトイド(恐竜人)族の専用居住区、ベネウィッツは居住者を2000人以上と推定したが、カステロは5000人以上と証言している。
- 地下6階=遺伝子工学の実験室が並ぶ。魚、鳥、ネズミなどの異種生物の形質合成、人間の多肢化、グレイ族のクローン化、地球人とグレイ族のハイブリッド化など、戦慄を覚えずにはいられないおぞましい生体実験が行われている。また、さまざまな成長段階のハイブリッド種の胎児の保存槽、培養中の異星人ベイビーを入れた容器も多数並んでおり、“悪夢の広間”と別称されている。
- 地下7階=拉致された地球人やハイブリッド種が何千体も冷凍状態で保存されているほか、地球人を監禁する檻もある。
・なお、ダルシィ地下基地に居住する異星人は1種族ではなく、次の4種族で構成されている。
① 標準的グレイ族=身長1メートル20センチ前後。レティクル座ゼータ星出身。
② 長身グレイ族=身長2メートル10センチ前後。オリオン座リゲル系出身。
③ ドラコ族=レプティリアン(爬虫類人)で身長2メートル前後。肌の色は白くて有翼。オリオン座ドラコ星系出身。基地全体を統括する支配階級。
④ レプトイド族=身長2メートル前後。恐竜から進化した地球の先住民らしい。最下層の労働階級で、掃除や炊事、運搬など日常的な雑用を担当。
ちなみに、実験対象として拉致された民間人以外の地球人(軍人、科学者、技術者、保安要員など)はドラコ族に次ぐ第2の地位にあるという。
<全米各地には200以上もの秘密地下基地がある>
・周知のように、アメリカにはコロラド州シャイアンマウンテンにあるNORAD(北米航空宇宙防衛司令部)のように半公然的な地下基地はあるが、ダルシィ基地をはじめとする200余か所の地下基地・施設はトップシークレット扱いだ。
<アメリカ政府が結んだ異星人との密約>
・この予備的なコンタクトから約1か月後の1954年2月20日深夜、カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地において、異星人と連邦政府は「グリーダ協定」と呼ばれる密約を交わした。
一、異星人はアメリカに関わるいっさいに感知しない。
一、同時にアメリカ政府も、異星人たちの行動に干渉しない。
一、異星人は、アメリカ政府以外のいかなる国とも協定を結ばない。
一、アメリカ政府は異星人の存在を秘密にする。
ところが、予備折衝では右の5か条で同意していたが、協定締結の段階で異星人側から新たな項目を付け加えたいと申し入れがあった。
・人間を密かに誘拐し、医学的な検査や遺伝子工学の実験を行いたい。誘拐した人間は体験のすべての記憶を消したうえで無事にもとの場所へ戻す、というものだ。
非人道的な生体実験であり、当然のことながら、アイゼンハワー大統領以下の連邦政府側は躊躇した。だが、両者の文明差は5万年ほどもあり、戦うわけにはいかない。連邦政府は無条件降伏したも同然の状況で、異星人の要求をのまざるをえなかった。かくて、“悪魔の密約”と称される秘密協定が正式に締結されたのである。
・当初の地下基地は2か所。そのひとつがダルシィの地下であり、もうひとつがエリア51から南へ6キロのところにある。「S-4」というエリア内の地下だった。その後も地下基地・施設の建設は続行されて200か所以上を数え、現在もなお新設されつづけている、というのである。
・異星人との密約、地下秘密基地――荒唐無稽というか、きわめて現実離れした話だ。トンデモ説と笑殺されてもおかしくない。が、それを裏づけるような証拠や証言が多数存在するという事実を無視するわけにはいくまい。
『人類滅亡の回避ときたる黄金期の世界』
地球を去っていくプレヤーレンが人類に託すメッセージ
高島康司 ナチュラルスピリット 2023/9/14
<プレヤーレンとは?>
・ビリー・マイヤーがコンタクトしている宇宙種族であり、見た目は人間とは見分けがつかない。現在に至るまで、ビリーとひんぱんに交信している。われわれの宇宙の裏側に存在する別宇宙にある「エラ星」から大型の宇宙船でやって来る。現在は宇宙船を使わず、FIGU内に設けられたコンタクト専用の部屋に次元移動してやって来る。彼らは「プレヤーレン連邦」として、アンドロメダ最高評議会とも連携している。
<はじめに>
・しかし、すでにディスクロージャーは進んでいる。
それは、われわれが住むこの世界の真相を明らかにしてしまうほどのインパクトを持つ。これから数年で、世界の実態がどんどん明らかになるだろう。
・コンタクト相手のプレヤーレンという種族は、“地球人類は2029年2月3日まで続く大激動の期間にあり、人類がさまざまな問題に対処しないと、将来のいずれかの時点で絶滅の危機に直面することになる”と警告している。
・われわれが大量消費という資本主義的な行動規範から確実に抜け出ていかないと、早ければ2024年から2025年にも起こるかも知れない「金融危機」、そして2029年にも始まるかも知れない「第三次世界大戦」などの危機的状況を通して、人類は絶滅の方向に向かうという警告だ。
ただし、この警告には、最悪な事態を回避できる希望のようなメッセージも含まれている。
<人類は「種の大絶滅」に向かっている>
・地球は太古から生物種の絶滅を5回繰り返し、今、「第6の大量絶滅期」を迎えているとされる。プレヤーレンいわく、今回が特別なのは、人類が絶滅の対象になっているからだという。特に、これからの数年間は加速度的に危機が高まるらしい。
<2024年から加速していく絶滅への道>
・プレヤーレンたちは、本格的に地球を去る準備を始めているという。
彼らはアンドロメダ高等評議会と連携をとり、500年に一度、人類の進化状況を査定するというが、2023年の今、それを行っている最中らしい。
・プレヤーレンは、ビリー・マイヤーとの2023年のコンタクトで、人類の未来について次の点を指摘している。
◆地球上で繰り返されてきた「種の大絶滅」が起きる。今回は人類が対象で、そのほとんどが消滅する。
◆これは、人類自身が作り出した災害であり、絶滅を招くようになったことをした結果である。
◆人類が真実を知ろうとしないで、もうほとんど止めることができない。
<人類に突きつけられた回避困難な危機>
- 政府とのコンタクトを拒否したプレヤーレン
・アメリカは戦争中毒と世界征服マニアとしても言及されるべきであり、コロナ病の間接的な発案者としての罪もあります。
- 今回の「種の大絶滅」の対象は人類
・しかし、地球人の大多数は、警告を聞き入れてより良い方向に態度を変えることはほとんどなく、避けられない事態が近い将来に起きるようになるでしょう。
- 宇宙からの危機と異常気象による地球の激変
・2036年に延期されるかも知れませんが、2030年の少し前で“宇宙からの危機”が発生する可能性もあります。
さらにその先には、大幅な人口増加がもたらす気象破壊(異常気象)の結果、地球人は、それまでにない地球の激変に対処しなければならず、生き残れるかどうかは定かではありません。
<地球の適正範囲を超えた「人口増加」が招く多大なリスク>
・プターによると、現在の人口は、実は90億人を超えているという。しかし、以降で紹介するように、適正人口は10億人以下であり、目指すべきは5億人ほどだというのだ。
- 目指すべき人口は5億人ほどが適切
・私たちのエラ星は地球とほぼ同じ大きさで、人口は5億3000万人にすぎません。このことは地球人にもあてはまり、目指すべき人口です。
- 過剰な人口が招く10憶から15億人の大量死
・善なる正しいことのために行うべきこととは、人類が地球の自然界と共存できる状態に戻すことです。それには、非常にすみやかに採択し、実施する「世界的な産児制限のための規則」も含まれます。
そうすれば、私の計算によると5億2900万人を達成できます。しかし、それができない場合、30年前に私が確率を計算したように、地球人は10億人から15億人ほどを残すのみとなり、あとは大量死するでしょう。
- 地球の適正収容人数はすでにオーバーしている
・2022年には、90億人以上になります。これは、地球の大きさと収容力から見て、5億2900万人から多くても25億人という妥当な数の人口をはるかに超越しています。
それは地球の生態系に甚大な被害を与えるだけでなく、完全なる「過度の負荷」を意味します。
- 金融システムを廃止したら犯罪がなくなった
・私たちプレヤーレンは約5万2000年前、平和な状態に転じました。それ以降、あらゆる物品の支払い手段や労働における賃金を完全に廃止しました。これにより、すべての金融犯罪や同種の犯罪がただちに過去のものとなり、再発しないという結果をもたらしました。
多種多様な物品のすべての生産元は全プレヤーレンの共有財産となり、労働の対価が賃金で支払われなくなったのです。なぜなら、支払いはもはや必要なく、生活に必要なものはすべて賃金なしで手に入れられるからです。
<世界的な金融危機の向かう先とは?>
・理想的な社会システムへと変化を遂げたプレヤーレンの惑星とは裏腹に、日本では2024年か2025年頃には、金融システムの何らかの改変が行われる可能性がある。
- 金融システムの転覆で国民のみが損害を被る
・全世界の金融システム全体が転覆することで、すべての国の既存の国家債務が新たに再編成され、一般国民のみが損害を被るような形になります。
- 年金システムは破綻に向かう
・年金機関は、年金受給者の高齢化により資金が不足し、なおかつ、年金受給者の数が増加しているため、もはや年金を支払うことができなくなるでしょう。
- 経済的に困窮し、見放される高齢者が増える
・今後、ますます高齢化が進み、70年後(2019年)には多くの高齢者が経済的に苦しくなり、不幸にも子どもや孫から見放され、最終的には多くの自殺者を出すことになるでしょう。
- 一部の人に対する「強制安楽死」
・未来には、人類が倫理観と道徳観を欠如させる結果、病気や肉体的な奇形のある人を、不治の病などとして、「安楽死」の名の下に排除するようになるでしょう。
肉体や精神に障害を持つ人は、新生児であれ同様です。将来的に社会の負担になるため、安楽死させるのです。
特に、ヨーロッパとアメリカはその先駆者であり、最初のステップとして、重病の子どもに対する安楽死という形ですでに行われています。
<2023年はターニングポイントの年>
・プレヤーレンのコンタクト記録によると、「デジタル通貨」と「現金の流通禁止」を前提に、ほんの一握りのエリートが国民を徹底して管理する「高度管理社会」が出現する。
その後、人類は絶滅の歩みが速まるというシナリオになっている。この流れは、もう止められないのだろうか?
- 2023年に起こすビリーのアクション
・コンタクト記録を読む限り、“2024年から始まる世界的な大変化のプロセス”と関係しているようにも思える。それは、プレヤーレンが地球を永遠に去るという2029年を通して、その後の2030年代の始めまで続くとされるからだ。
<人工知能は思考まで支配していく>
・人工知能について賛否両論あるが、プレヤーレンによると、人類はそのうち人工知能に支配され、奴隷にされ、嫌がらせを受けるようになるという。
- 人工知能の暴走の危険性と回避する方法
・その結果、人工知能は人間がそれについて何もしなくても、最終的にあらゆることを自ら決定し、実行するために、プログラムされている事柄のリーダーシップを勝手に発揮する可能性もあるのです。
- 人類は思考を支配され、自分を失っていく
・人類の大きな問題点の一つとしてプレヤーレンが指摘するのは、宗教、特に一神教の害悪である。
<250年前から始まっている人類の退化>
・人々がそのようになってしまったのは、そもそも支配されたことから始まった。その支配により、脳の一部に有害な変化が起き、過去250年の間に思考する力が退化したという。
- 過去250年間に脳機能がネガティブに変化
・あまりにも急速な技術開発とその影響により、地球人の大多数の脳、すなわち地球の専門家によって「前頭前野」と呼ばれる脳器官に非常にネガティブな変化が起こります。それは非常に強力に、永久に影響を受けることになります。
<プレヤーレンが地球から去っていく理由>
・プレヤーレンのメンバーたちが、水瓶座時代の本格的な到来とともに永遠に地球を去っていくという――。
<本格的な水瓶座時代の到来とプレヤーレンとの関係>
・実は、すでに48年前の1975年に、プレヤーレンは2029年に地球を永遠に去ることを明かしていた。
- 「黄金の時代」までの185年間は偽物や宗教が横行
- 2029年までに社会システムの刷新が加速
- セントラルサンの強烈な放射線がもたらす「奇跡の時代」
・この過渡期が終わると、2029年からは、本格的に水瓶座の特徴が発揮されていく。それは、宗教的な狂気、戦争と破壊、大量殺戮の時代に突入することも意味する。
しかし、基本的には、水瓶座の時代は「すべてが最高の水準に引き上げられ、自然の摂理に従って霊性と意識を発揮させる黄金期」である。
そうなるには「この時代が始まってから数百年もかかる」というが、その頃の人類はどのようになっているのだろうか?
別のコンタクト記録には、それは「800年後」とある。
・つまり、プレヤーレンは人類のマイナス面が強く現れる「水瓶座の時代の過渡期」に、人類の意識の進化を促すためにやって来たのだ。そのため、“過渡期の終わりとともに地球を去る”という。
<「過渡期の申し子」として転生したビリー・マイヤー>
<プレヤーレンの超科学が解明した宇宙の仕組み>
◆現在の宇宙が誕生したのは、46兆年前に起こったビッグバンが始まりだった。
◆それから15億年後に、最初の「固体物質」が形成された。これが、現在の「物質宇宙」である。
◆そして、100億年前に、最初の「ヒト型生命体」が誕生した。
◆その後、343種類の肌の色に分かれる4353万607種のヒト型生物(人類)が創造された。
◆現在、宇宙全体で数十憶の種族が存在し、天の川銀河だけでも、750万の人類文明が存在している。
◆今、宇宙は155.4兆年に及ぶ膨張期に入っていて、その後、同じくらい長い収縮期が続く。
・プレヤーレンはわれわれの宇宙を「DERN宇宙」、そして反対側に生成された別の宇宙を「DAL宇宙」と呼び、区別している。
DERN宇宙もDAL宇宙も、それぞれ7つのベルト(おそらく次元)でできていて、同じDERN宇宙であっても、異なった次元の宇宙が存在している。
一卵双生児であるDAL宇宙は、DERN宇宙の7番目の外側のベルトにそっと寄り添っている。
われわれとは異なった次元からやって来ているプレヤーレンたちは、高度なテクノロジーにより、DERN宇宙内の次元を行き来しているのだ。
ところで、プレヤーレンいわく、この宇宙のすべては「創造」と呼ばれる超越的なエネルギーが、創り出したものであるという。
・「創造」は宇宙にある万物に遍在し、人類を含むあらゆる霊体にも内在している。それぞれの霊体は輪廻転生を繰り返すことで進化し、最終的には肉体を必要としない“純粋なエネルギーからなる霊体”に至る。
この進化の過程は、数億年かかり、最高レベルに進化した霊体は「アラハト・アテルサータ」とプレヤーレンが呼ぶ存在になるという。
- すべての存在は「アラハト・アテルサータ」を目指す
・人間は、総体的に完璧な状態といえる、特定の霊的・意識的レベルに到達した時、それに応じた高度に健康的な生活をすると、数百年、さらに数千年も生きることができます。
約4000万年から6000万年にわたるそのような進化段階を過ぎると、霊はもはや物質的な体を必要とせず、半分霊的な体(半物質体)になります。
その後、6000万年から8000万年の間、半物質体の状態で生きたのち、非常に高い意識状態にある霊的進化レベルに到達し、人間からは、もはやコンタクトすることができないほど高いレベルの領域に存在することになります。
つまり、反物質体の状態から、もともとの純粋な霊的形態「アラハト・アテルサータ」のレベルへと変化するのです。
<人類の霊的進化を担う「ノコデミオン」とその役目>
・その進化をサポートするために輪廻転生する使命を持った霊体が、プレヤーレンが「ノコデミオン」と呼ぶ存在である。
「ノコデミオン」はすでに90億年前から活動を始め、数え切れないくらいの輪廻転生を繰り返し、アラハト・アテルサータの状態で存在することと、地球のような惑星がある物質宇宙で生きることを繰り返しているという。
・エノク/エリア/イェサージャ(イザヤ)/エレミア/イマヌエル/ムハンマド/ビリー・マイヤー/
<決まった使命を持たない歴史上の「ノコデミオン」>
・ソクラテス/アリストテレス/ヨハン・ゲオルク・ファウスト/ガリレオ・ガリレイ/ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト/ヤコブ・ルートヴィヒ・フェリックス・メンデルスゾーン・バルソルディ/グリゴリ・イェフィモヴィチ・ラスプーチン/
- ビリー以降、教えを広めるノコデミオンは現れない
・つまり、今から50年後には人類の意識状態が進化するどころか、退化しているという。
そのため、「ノコデミオン」の霊体を持つ人物を見極めることができず、しかもその人物も「霊の教え」を広めるような活動はしないという。
<2029年にプレヤーレンは地球から完全に撤退する>
- 意識の進化に無関心な人類への努力と失望
・プター:今のところ確実なのは、私たちプレヤーレンは地球から撤退し、「退化した地球人のために努力を続けることはない」ということです。
- 人々を苦悩から救い出したビリーの活動の功績
<プレヤーレンが定期的に行う「人類の査定」>
・数年後に地球を去るとはいえ、それまでにプレヤーレンたちはさまざまな任務を遂行しなくてはならない。
その一つが、「500年に一度、人類の進化状況を査定する」ことだ。
- 500年ごとに作成される地球の「観察結果」
・ビリー:プターは、「あなた(フローレナ)が本当に不可欠であり、ウクライナで実際に何が起こっているかを観察する使命を担っている」と言いました。
<「アンドロメダ高等評議会」と連携するプレヤーレン連邦>
・プレヤーレンの惑星エラでは、「アンドロメダ高等評議会」と連携し、プレヤーレン連邦としてコンサルティングを受けているらしい。
ということは、“500年に一度の査定”には、どうやら「アンドロメダ高等評議会」が背後で関連し、もちろん人類も高等評議会から状況を把握されていることになる。
- 「アンドロメダ高等評議会」について
「アンドロメダ高等評議会」は「最高評議会」としても知られています。アンドロメダ銀河に存在する、半物質的形態の進化段階にある「高度に進化した存在の集団」です。
彼らは、プレヤーレン連邦のコンサルタントとして活動しています。
<コラム/「アンドロメダ高等評議会」とプレヤーレンの関係について>
- アンドロメダ高等評議会は、美しく変化する半透明な物質状態で存在し、非常に高い進化レベルにある。
・次元の異なるエラ星から、人類の意識の進化を促すためにプレヤーレンはやって来た。
<コラム/「ウェディングケーキUFO」は地上で実用するためのプロジェクトだった!>
・それが1970年代の終わりころのことで、さらに実験を進めていましたが、政治の情勢が急速に好戦的な方向へと変化しました。
そこで、私たちは開発のための情報を、ドイツの科学者へ提供するのを中止し、プロジェクトを期限切れとしました。地球用の円盤飛行装置を実用化させると、戦争に利用されるからです。残念ながら地球人が好戦的なため、私たちは「地球用の空飛ぶ円盤」を実現できませんでした。
<スファートとビリーの「未来記(予言)」と生き残った者が体験する世界>
・かつてビリーはスファートとともに、遠い未来を観てきた。そこにいるのは5億人ほどで、意識の高い者しかいなかったという。しかし、そこに至るまでには、蒔いた種を刈り取るべく人類はさまざまな局面で追い込まれていくという。
<スファートとビリーによる「未来の世界」にまつわる予言>
・人類は滅亡に向かっている、適正な人口は5億人程度とプレヤーレンは言う。
<スファートが語る「1940年代以降の人類の未来」>
- 将来、金融経済は困難な状況になる
・金融業界全体において「世界的な影の銀行と影の政府」により、多くの国とそのシステムが支配されます。
- 環境を悪化させるプラスチックの害
- 2000回以上の核実験が長期にわたり環境を破壊
- 難民は安全な国へと移動し、犯罪者が増える
- 人口増加が人間関係も環境も破壊していく
- ビリーが歩む道への予言とアドバイス
・このようにスファートは、すでに1940年代に、“コントロールの利かなくなった過剰人口が原因で、これから人類は異常気象、環境破壊、戦争、混乱の時期に突入する”と警告した。この状況は「第3千年紀」に入っても、ずっと続くことになるのだと。
そして、「ノコデミオン」の霊性を持つビリーに対し、人類の破滅を回避する方向を指し示すメッセンジャーとしての役割を期待した。
この困難な使命を達成するために、人間の衝動についてビリーが深く理解できるよう、「プレヤーレンの心理学」を教えたのだ。
<ビリーが観てきた「800年後の黄金期」とそこに至るまでの世界>
・しかし、そこに至るまでにはまだはるかに遠く、多くの悲惨さと困窮、さらには悪事や戦争、テロ、混乱、大惨事が人類と世界を尽すことになるでしょう。
・なぜなら、すべての災厄は現代のテクノロジーの発展と、それが作り出す恐怖によってすでに始まっているからです。
将来、さらに邪悪な戦争が世界中に広がり、その数はあまりにも多くなり、普通の人は生きるすべを見失ってしまうでしょう。
- 新たな良き時代が始まるまでに起きること
・私の予言と予測が成就し、新たなより良い時代が始まるまでには、多くの時間がかかるでしょう。
しかし、そこに至るまでにはまだはるかに遠く、多くの悲惨さと困窮、さらには悪事や戦争、テロ、混乱、大惨事が人類と世界を覆い尽くすことになるでしょう。
- 1958年における今後の世界の予言
※以降は、一部を抜粋してリスト化した。ほぼ全てが現実になったため、予言の精度は驚異的である。
《技術革新》
- この20世紀の1980年代には、人間が人工授精によって繁殖できるようになる。
- 「2千年紀」の終わりは、コンピュータ技術が急速に確立される。
《通信手段》
- わずか40年もすれば、ごく普通の市民でさえ、ポケット電話を持ち歩き、あらゆる機会にそれを使用する。
《社会変化・社会システム》
- 戦争と反乱によって、その国の人々は滅亡し、国々は崩壊し、盗まれた土地にはさまざまな権力によって新しい名前が付けられ、伝統的な名前は存在しなくなる。
- 「3千年紀」の時代より前でさえ、実際1993年には、「欧州連合」と
呼ばれる政治的かつ商業的なヨーロッパの独裁者が誕生し、悪事には666という数字を使う。
《経済》
- 1958年から30年以内に、それまでのビジネスの繁栄は崩壊し、先進国で計り知れないほどの失業を引き起こし、何百万人もの人々が仕事を失う。
《人類の意識の状態》
・「3千年紀」には、大陸の大部分が消滅し、人々は山に避難しなければならない時が来るが、彼らが大災害を感じているのは短期間だけで、すぐにそれらのことを忘れてしまう。
・800年後とは、あまりに遠い未来ではあるが、貴重な内容と思われるので、なるべくそのまま掲載しよう。
- 800年後の黄金期にあたる未来の予言
・遠い未来には、唯一の貴重な言語が世界中で話され、人々はついに「本物の人間」になるでしょう。
遠い未来、人類は宇宙空間を征服し、宇宙の奥深くまで旅をし、地球の大気圏外に人工基地を建設し、そこに多くの人々が住み、働き、生活するようになるでしょう。
遠い未来、人類は海に大都市を築き、深海を動き回り、海で採れるあらゆる種類の果物で栄養を摂るでしょう。
・遠い未来は1958年の今の時代よりも、人間の年齢は何倍も長くなります。
・遠い未来、人間の身長はより高くなり、物事により熟練し、すべてを包み込む意識の力で、自らが望むものは何でも所有するようになるでしょう。
・遠い未来、宗教の信仰は不必要になり、「創造の真実とその法則」のみが有効となります。
・遠い未来、人々は巨大でパワフルな宇宙船で、宇宙の端から端までハイスピードで移動し、もはや境界線はなくなるでしょう。
・遠い未来、人類は自分の体とすべての動物の体について知るようになるでしょう。それにより、病気や疫病は、それらが発症する前に治癒されるでしょう。
・このように、遠い未来に至るまでには人類は人口のコントロールに失敗し、宗教の妄想から抜け出すことができず、滅亡寸前に追い込まれる運命にある。
しかしながら、人類は完全に消滅するわけではない。生き残ったわずかな人々により、地球環境は再生されるのだ。
それが実現するのは800年後だが、その時、人類の意識はプレヤーレンが提唱する「創造の法則」にのっとって生活できるほどに進化する。
その世界には不正や差別、暴力や破壊はなく、誰もが他者の痛みを自分の痛みとして感じられるほどになるのだ。
<プレヤーレンの科学が明かす意識と生命力アップの情報>
・滅亡を回避するという壮大なスケールの中で、われわれ一個人としては、何から始めればいいのだろう?
<滅亡を防ぐには急いで意識を進化させるしかない>
<憑依や悪魔払いの真実、輪廻転生の仕組み>
- 憑依状態は意識の機能不全が生み出した現象
・ある人の意識状態や人格が異なるように見えることがある場合、統合失調症のような病気が起因となり、意識の機能が働かず、他の人格や異質な人格として現れます。これは、その人の意識の産物です。
このような病的な意識の状態は、昔から「憑依」という不正確な用語でよく知られています。
実際には、正常な人格と正常な意識のほかに、他の人格や意識の形態があるわけではありません。通常、けいれんや妄想の状態と結びついている、精神的に問題ある興奮状態なのです。
悪魔祓いによって、霊や悪魔として追加された人格を追い出そうとする宗教は誤った主張をしています。それは、何らかの霊や悪魔の影響ではありません。
- 輪廻転生で前世は持ち越さない
- 輪廻転生で継続するのは、その人の霊体のみである。
- 霊体は肉体を必要とせずに、霊だけで存在できる水準まで進化するためには、肉体に入って何度も人生を生きなければならない。この時、肉体に入るのは、意識の塊であり、人格の元になる。
<自殺や安楽死・死刑制度は否定されるべき行為>
- 自殺や安楽死は「創造の法則」への責任に違反する
- 死刑制度は公的に許可された殺人
<超科学による叡智が人類に開示されない理由>
- 高度な知識は少数派にしか明かされない
<「未来の次元」の地球人や並行世界にいる存在の飛行物体>
・ハイテクノロジーに関する情報として、プレヤーレンは「未来の次元にいる地球人のタイムトラベル」や「並行世界からの訪問者」のことにも触れている。
- 別の世界から地球にやってくる存在たち
・未来の次元に住んでいる地球人は「タイムトラベルの方法」を見つけ、次のことを可能にします。
彼らは自分たちの過去に戻り、地球上の現在にも戻ります。したがって、これらの訪問者は地球外知的生命体ではなく、地球の住人でもあり、その技術は地球人の現在および未来よりも、何千年も進んでいます。
・そのほかの未確認飛行物体は、実際には地球外のものであり、人類が存在しているのと同じ宇宙の「時空連続体」に属する生命体によるものです。
飛行物体を伴う、そのような生命体が地球を訪れるのは、私たちプレヤーレンと古くから地球に飛来している「3つの異なる種族」を除いて、非常にまれです。
地球のあちこちで地球外生命体が接近していますが、人間との接触は極めてまれであり、数十年か数世紀に何度かある程度です。
彼らは、並行世界から飛行物体を伴ってやって来ます。例えば、私たち自身もここに広がる時空構造に属した並行世界に住んでいて、この並行世界はほんの数秒で変化します。
- 無害で、遊び心さえある「次元変更者」
・このような飛行可能な「有機生命体」は、私たちが「次元変更者」とも呼ぶ者であり、多くの場合は大小の蛍光性の光か、非常に明るい光を放射していて、もともと並行世界に存在しています。
・地球にやってくるのは、未来の次元の地球人もいるというのは、意表を突くような、なんとも刺激的な情報だ。どこかで目撃された宇宙船には、実は未来の地球人が乗っているのかも知れない。
<鍼灸治療は肉体だけでなく精神までも健康にする>
・ビリーは、鍼灸療法に興味を持つ人のために、それがどのくらい効果があるのか、ケツァルに尋ねた。
- 鍼灸治療は肉体だけでなく精神までも健康にする
・鍼灸は、自らの生命エネルギーの「特定の集中点」に特殊な細い鍼を刺すことで、肉体的・心理的・意識に関係した苦しみや病気を癒します。鍼灸によるエネルギーは、特定の経路を通って体内を脈打ちます。
・鍼灸の実際の起源は数百万年前にすでに確立されていて、エノクの時代という非常に遠い過去にまでさかのぼります。
エノク自身が鍼灸の発明者であり、探究者であり、それが彼の民族に引き継がれ、使用されました。「太陽の反対側」から来た民族の子孫の間で今日まで続いていて、それが今日の中国人に受け継がれているということです。
しかし、その大きな改善効果にもかかわらず、鍼灸は医学にとって、多くの治療方法の中の一つの選択肢にすぎません。
- サナンタシステムが乱れると病気になる
・人体には、「宇宙的電磁エネルギー」を受け取る「サナンタ」というエネルギーラインがあります。サナンタ上には鍼灸の中枢やツボがあるため、そこに鍼を打つことによって、生命エネルギーが影響を受けます。
<プレヤーレンに起きた驚くべき出来事と進化への歩み>
・プレヤーレンはどのように進化したのだろう?始めから高度な精神性を持つ種族だったのだろうか?
実は、そうではない。プレヤーレンは高度に発達したテクノロジーを駆使する好戦的な種族として、戦争に明け暮れていた時代があるのだ。
<プレヤーレンによる「霊的自己のインパルスで現実を創り変える瞑想法」>
・人類の意識の覚醒を促すべく、プレヤーレンは現実を変容させるメソッドも教えてくれている。
- 現実を創り出す想念の力
・個々の人の意識を引き上げるような、何か具体的な方法はあるのだろうか?そんな疑問に応えてくれるのが、ビリーがプレヤーレンから教えられた瞑想法が書かれた『心』という本だ。そこには、想念の力で現実をより良いものへと変化させるメソッドが、いくつも紹介されている。
その中で一貫して告げられているのが、“現実とは想念が創り出したものであり、想念によって現実は変更可能”というメッセージだ。
- 霊的自己のインパルスが現実化の決め手となる
メソッド<幸福感の境地と願望実現を促す「ロウソクの炎の凝視法」>
<瞑想時の集中状態に意志の力は不要>
メソッド <霊的自己と一体化して未来を創り出す「集中瞑想」>
ステップ1/「集中瞑想」で霊的自己のインパルスを受け取る
ステップ2/変性意識状態で未来のビジョンを受け取る
<プレヤーレンの宇宙観の基本概念「創造」とは?>
・「創造」には進化の法則が存在し、人間の意識もこの法則性に合致して進化しなければならないとしている。
- 人間も、「普遍意識」の中にある他のすべての創造物も、その法則に縛られていて、原因から結果を得るという進化の振動の中にある。
- 人間は、自分自身とあらゆるものに対して全責任を負っている。
- 人間は、自分の思考・感情・行動を通して、自らの運命を決定する。
- 地獄は場所ではなく、人間自身の中にある。それは、メンタルブロックの中にあり、間違った思考や感情を人間自身が創り出している。
- 楽園は空の上ではなく、むしろ人間自身の中にある。つまり、心の中にある善良で楽しい思いと感情によって創り出される。
- いかなる人間も、他者に対して悪事を行う権利や、いわれのないことを行う権利はなく、誰かを殺害する権利もない。
・世界がこのようになってしまった背景には、人口問題のほかにも、複雑な要因がからんでいる。
・さらにプレヤーレンは、現在のキリスト教は、悪意のある地球外生命体が人類を支配するために作り上げたものだとしている。
<宗教的な想念が意識の進化を阻んでいる>
- 宗教が引き起こす5つの害
1、宗教は人間が他人に命令し、抑圧し、搾取するための原始的な策略に過ぎず、意識状態の弱い生命体だけが屈服するものです。
2、宗教という悪意のある誤った教義に耽溺すると、人間の意識状態はますます衰え、最終的には底なし状態になります。
3、地球は天の川銀河の中で、宗教を持つ唯一の惑星です。宗教は人々の生活と福祉を支配し、この世界の精神的発展を何千年も遅らせています。
4、霊的進化のあらゆる側面が宗教によって阻まれ、真の進化を不可能にしています。
5、宗教には未来の価値ある部分が含まれてはいますが、それがあまりにも影を潜め、少数の人たちだけがその中に意義ある真理を見出せています。
・このように、意識の進化を阻むものとして宗教の害を挙げている。
<電子機器によるマインドコントロール>
- テレビや通信機器の背後でユーザーを操作
・ザフェナトパネーチ(プレヤーレンの1人)は、地球では宗教組織がある諜報機関と協力して、テレビやコンピュータ、インタ―ネットを通じて、人々を思い通りに操っていることを改めて説明しました。
- 通信機器を介した強力なコントロール
・テレビやラジオ、コンピュータ、インタ―ネットシステムを通して、すべての人々に“暗示的影響”を与えて同調させ、上位エリートの策略に従わせることを担っています。
<ビリーにいやがらせしていた謎の組織>
・相変わらず外部からの攻撃にさらされ、コンピュータもハッキングされていたビリーが、プターに近況を話した。
いつの頃からか自分のコンピュータの中で、カルト組織や諜報機関から発せられる“好ましくないこと”が増えてきている。どうやら、数カ国の諜報機関とからむ世界的なスパイネットワークが、汚い手口を使っているようだと。
- 意図的に外部侵入されていたコンピュータ
<キリスト教を介して人々を支配していた地球外生命体>
・では、アメリカの闇の支配構造の一角を担っているように見えるギザ知生体とは、何なのだろうか?
- ギザに基地を持つ地球外生命体と偽造した宗教用具
・この地球外生命体は古代から地球人を支配するために、宗教を広げたいと常に考えていました。
何千年もの間、彼らはさまざまな種類の「宗教的な奇跡とビジョン」で地球人を欺き、宗教的な思い込みを維持させ、増大させてきました。
・当然ながら、彼らは巨大な宇宙船を安全な場所に持ち込む必要がありました。そのため、宇宙船を何千年もの間、保管できる地下格納庫を建設したのです。
・あなたが見た生命体は、秘密基地の警備員であり、そこに迷い込んだすべての生命体を殺します。
<ビリーが地下基地に潜入して判明した真相>
・アスケットは、ビリーが地下基地に行ったことを1953年に話していたが、実際にビリーが行ったのは1960年代初頭だった。
・基地はピラミッドの地下4000メートルにあり、ビリーは警備兵に遭遇したが、彼らはプレヤーレンによって眠らされていたので、無事に進入できた。
そしてビリーは、キリストが磔刑になった時の十字架や聖衣など、キリスト教の伝説的な品々を発見した。
・ちなみに、“現在のキリスト教のイエスと、実在した人物は異なっている”とプレヤーレンは指摘する。実在したイエスの名前はイマヌエルといい、「預言者としての歴史上のノコデミオン」である。彼は磔刑を生き延びて、長寿を全うしている。
この人物の活動と教えを記録した書物は、12960年代の初頭にビリーとギリシャ正教の司祭によって、レバノンで発掘された。その内容は「FIGU」によって出版されている。
プレヤーレンは、ビリーをギザの地下基地に案内し、彼らが保管している十字架や聖衣を見せることで、現在のキリスト教は邪悪な生命体によって作り出されたことを知らせたかったのだ。
<邪悪な生命体を地球外へと追放したプレヤーレン>
- 地球人の支配を目指した地球外生命体
・「ギザ知生体」(別名:ウミゴス)は、バファトとも呼ばれ、いわゆるアシュタール・シェラン、黒服の男、シリウス・オーバーロードという地球外生命体のグループと関連している。
彼らは、プレヤーレンと祖先を同じくする地球外生命体の集団で、高度なテクノロジーで地球人を支配しようとしている。
・彼らの起源は、大アトランティス、小アトランティス、ムーという文明が存在した紀元前11万3000年にまでさかのぼる。1800年にわたる平和な時代が続いた後、権力欲の強い科学者たちが人類の支配の実験を握ろうとしたが、人々の反乱により、地球から追放されることになった。科学者たちは宇宙船を手に入れ、時空を超えた「ベータ・ケンタウリ」に逃亡した。
・その後、紀元前1343年に、アルス1世の子孫のアルスセムという絶大な力を持つ邪悪な存在が、まともな考えを持つ弟のプタアとサラムによって追放された。だが、彼は従者とともに戻って来て、ギザのピラミッドの地下深くに秘密基地を作った。その際、すでにあったピラミッドの地下の部屋を改造し、支配を目的とするセンターにした。
・彼らはある協会を通して、アドルフ・ヒトラーやその他の有力者を操作した。キリスト教やユダヤ教などの聖典の間接的操作や歪曲を通して、人類に影響を与えた。
・そのテクノロジーは、主に振動数に基づく「テレノティック」と呼ばれる技術を使い、過去の文明を参考にして、古代から人類の遺伝子操作を行っていた。
- プレヤーレンによる捕獲と追放
・20世紀に入り、「プレヤーレン連邦」と「アンドロメダ高等評議会」は、ギザ知生体がますます危険になり、プレヤーレンを攻撃することさえあると判断した。なぜなら、彼らは宇宙で広く共有されている、文明が未発達の惑星に介入する際の「普遍的な規則」に従わないからだ。
・何千年もの間、彼らは「宗教的な奇跡とビジョン」で地球人を欺き続けた。最終的には、天使や神として現れることで、自発的に崇拝する地球人を服従させようと計画していた。
彼らには、暴力と第三次世界大戦による別の計画もあった。地球人の3分の2が消滅し、悲惨な死を迎えるというものだった。
・宇宙的な規約を順守する必要のない別の宇宙(ダル宇宙)からやって来たアスケットの種族は、21世紀の変わり目に起きると見られていた「第三次世界大戦」を防ぐために、地球に介入することができた。このことは、「この太陽系の歴史の中で最も難しい仕事」と表現されている。
・プレヤーレンは彼らを捕獲し、全員を一網打尽にした。彼らの秘密基地を破壊し、“彼らが全く存在しなかったかのように”土地を元の状態に戻した。
・そして、彼らから最低限の生存装置以外のすべてのテクノロジーを奪ったのち、遠い銀河へと追放した。刑務所的な惑星に永久に収容された彼らは、自らの中に蓄積した「悪意に満ちた状態」で、余生を過ごすことになった。
・この作戦は、1978年から1982年のある時点で速やかに行われたため、彼らはもう地球にはいない。これらすべては、影響を最小限に抑え、目に見えないよう、追跡できない静かな方法で行われた。
・残念ながら、彼らが生成していたテレノティックな振動数は、衰えた状態のまま地上に残っている。プターによると、その悪影響は200年か300年は残り続ける。
・時おり、プレヤーレンは、悪意ある者の行為への不支持を表明する際に、それらの者たちを「ギザ・ヘイニス」「ヘイニス」などの蔑称で呼ぶ。
・また、彼らが作り出した振動数は、「衰えた状態で200年か300年は残り続ける」とあるので、下手をするとそれが影響し、計画されていた第三次世界大戦を引き起こしていたかも知れない。
事実、21世紀初頭の他のコンタクト記録を見ると、「2006年の米中間選挙で、ブッシュ(子)の共和党が過半数を占めると、第三次世界大戦が起きる」と警告されていた。
この時、ブッシュの共和党は大惨敗したので戦争は回避できたことになるが、もしかしたら、これはアスケットの種族による介入のおかげだったのかも知れない。
・この邪悪な生命体が残した影響は、実はビリーの身にも大きく及んでいた。最後に、そのことについて紹介しよう。
1998年5月14日「第264回コンタクト」によると、この時点でビリーは15回の暗殺未遂を経験していた。ビリーは、そのことについてプターに話している。かいつまんで言えば、このような内容だ。
仕事場の窓から撃たれかけたり、時には弾丸が頭から数センチ横の壁に当たったり、別の時には足元の地面に当たったり。いずれも知人といた時で、彼らは目撃者にもなってくれたのだと。
<巻末資料1 プレヤーレンによる「コロナウイルスとワクチンに関する検証」>
<プレヤーレンが調査した「コロナウイルス発生の起源と毒性>
<ウイルスの漏洩と研究者>
開発当初、従事した16人のうち、11人はすでに亡くなっていた。残りの5人は高齢で生きていたが、2019年の事故で命を落とした。その中の最期の1人は、2020年1月に亡くなった。全員が亡くなる前に、研究所や関連施設などは破壊された。1970年代に毛沢東に生物兵器を開発を持ちかけたアメリカ人も、すでに亡くなっている。
<生物由来のウイルスではない理由>
- 人工的に作られたウイルスには、自然には持ち得ない性質があるため、コウモリを通じてウイルスに伝染したという説は、完全な誤りと言える。だが、このことは、コロナウイルスの出どころを解明したいという人たちにとっては、受け入れられないだろう。
(コロナの起源については議論を呼んだ。コウモリ由来のウイルスの遺伝子操作の実験をしている「武漢ウイルス研究所」から漏洩したのでは、という疑惑はいまだにある:筆者註)
<巻末資料2 なぜ、このような世界になっているのか?プレヤーレンが明かす、人類が破滅的な道を歩んでいる主な要因>
・プレヤーレンのコンタクト記録には、EUとアメリカに関する記述が非常に多い。そのほとんどは、隠された実態を暴くような内容である。
ヨーロッパとアメリカという地域と国を通すと、この世界の支配構造が見えてくる。そのことを一般には知らされていないのが、人類が破滅的な道をいまだに歩んでいる主な要因だとプレヤーレンは見ている。
彼らが伝えてくる支配構造の実態は、ネットで見受けられる陰謀論のイメージを軽く超える。
<プレヤーレンが伝えるヨーロッパの実態>
<EUの実態と666が象徴するもの>
・プレヤーレンがヨーロッパを語る時、EUが中心になる。彼らはEUのことを「EU独裁制」と呼び、ヨーロッパの超エリート層が民衆を抑圧し、自分たちの既得権を維持するための組織だとして批判する。
彼らによると、EUの実態を象徴するものこそ「666」の数字である。
・666という数字は、地球人にも地球外生命体にも当てはまります。地球人は、この数字が持つアンチロゴス(非倫理)、つまり、嘘に注意しなければなりません。
この数字は、狂信者、嘘つき、宗教的な力や権力に飢えた者が与えるものです。
・すでに、預言者ムハンマドや預言者イマヌエルの時代には、来るべき20世紀、21世紀において、破壊的な獣が666という数字を使って働き始めることが、つまり、カルトや秘密結社による狂気や妄想的信仰が全人類にあふれるということが、予言や預言で知られていました。
<ビリーの予言から見えてくるEUの行方>
・この文書は1958年8月24日に書き留められたが、ビリーによる未来予測は、現代の様子を驚くほど詳細に言い当てている。例えば、このような内容だ。
◆クレジットカードが普及し、過剰なローンを抱えながらも人々は購買を止められない。
◆各国政府は債務にまみれる。
◆ヨーロッパの若者の一部が過激主義に陥り、スキンヘッドやネオナチ組織に群がって旗を振ったり、罪のない路上の人々を殴るなど、危害を引き起こす。
◆いずれすべての市民が「識別デバイスの生体認証データ」と、中央機関を通じて監視、制御される「生体認証システム」で管理される。市民から自由を取り上げて支配する独裁制になる。
この悪魔的な管理システムをいち早く導入するのがEUであり、それを可能にするのが666を象徴するキリスト教だという。
当初、民主的連合体として出発したEUだが、プレヤーレンは未来に現すビースト的な本性を見据えて、「EU独裁制」と呼んでいるのだ。
<メルケルの背後に見え隠れする勢力>
・ここにある、「ブネイ・ブリス」とは、ディープな陰謀論でもあまり耳にしたことのない組織名だ。ウィキペディアに載っている情報では、ヨーロッパの富裕層が作った社会貢献のための親睦団体とするフリーメーソンと同じようなものとして、説明されている。だが、こうした組織は、公式の顔と非公式の顔が異なっていることが多い。
プレヤーレンによると、この組織は、表の顔は政治的影響力のあるユダヤ人の親睦団体でありながら、長期的なアジェンダを持つシオニストの教団だという。
<世界を支配する情報機関・宗教組織>
・ブナイ・ブリスは、ナチス時代までのドイツ語圏ではUnabhangiger
Orden Briss、またはBnei Brisとも呼ばれるユダヤ教組織である。1843年にドイツから移住した12人のユダヤ人により秘密ロッジとしてニューヨークで設立され、自己紹介文によると、寛容、人道、福祉の推進を目的としている。
もう一つの目的は、ユダヤ教内の教育であり、現在、約60カ国に約50万人の組織会員がいる。ユダヤ教の国際的な団体としては最大規模を誇り、ユダヤ人の歴史に関する博物館も運営し、本部はワシントンDCにある。
・その結果、EUは影の勢力の意向によって、コントロールされているのだろう。そのような勢力は、EUだけではなく、アメリカ政府にも強い影響力を持っているはずだ。
<プレヤーレンが伝えるアメリカの実態>
<ウクライナ進攻に見る背後の支配>
・一般の陰謀論では、各国の政治指導者が影の勢力のエージェントであるかのように語られることが多い。だが、プレヤーレンによると、そうでないという。背後で支配する勢力を全く知らぬまま、コントロールされているというのだ。
ロシア軍がウクライナに進行する1カ月はほど前のコンタクトで、そのことが述べられている。
・(バーミュンダ)“ロシアに対する非常に危険な策略の全体像”は、まぎれもなく「闇の指導者」にまで遡ることができます。私たちプレヤーレンは独自の調査結果を通じて、すべてを詳細に把握しました。
すべてのことは、基本的に「闇の指導者」によって考案されました。そのことを知らないロシアの国家権力は、権力というものに非常に神経質なアメリカの国家指導者とその軍隊と、NATOの要求に対し、“今すぐ応じるように”と強制されたのです。
(ビリー) それは、“どこの国が問題を起こしているのか”を明確に示す言葉です。そして、アメリカの支配者たちは、権力への執着において神経質であり、特にアメリカ大統領はそうです。
彼らは自分たちを支配者、つまり国家最高位のボスとその周囲の者たちが、「闇の指導者」によって外部から密かに影響を受けていることに気づいていません。それは、すべてのことが徐々に手に負えなくなっていくには十分です。
しかも、そのような支配構造はアメリカでは古くから常識であり、初代大統領の時からも同様です。
このコンタクトが行われたほぼ1カ月後の2022年2月24日、多くの予想を裏切ってロシア軍はウクライナへの進攻を始めた。これはまさに、計画通りだったということだろう。その計画とは、「ヨーロッパの実態」でも伝えた、アメリカによる世界支配である。
国家指導者たちは背後で操られているのを知らないことは、次のコンタクトにも記載されている。ウクライナ戦争が始まった1カ月後に告げられた内容だ。
・「世界征服中毒」は常にこの一翼を担っていて、これもアメリカの「影の政府」によって密かにコントロールされています。
国家指導者たちは、「影の政府」から影響を受けていることにまったく気づいていません。アメリカが世界の支配者になるよう、240年以上も前からすべてが推進されてきたということに。
ウクライナで起きていることに関しては、アメリカ人に古くからある「ロシアへの憎悪」が、ロシアをアメリカの衛星国家として征服するための計画に役立っています。
男女を問わず無数のアメリカ人が人為的に心理操作され、ロシアへの憎悪が生まれました。「憎悪による扇動」は、アメリカの「影の政府」が人々をコントロールする際に古くから利用しています。「憎悪による扇動」は、今や地球人の大部分、多くの国の国家指導者たちをも苦しめています。
<世界支配を目指すアメリカは終焉する>
・世界支配を目指すアメリカは長くは続かず、いずれは終焉を迎えると予告されている。
・それは一部の人々が想像するよりも早くなるでしょう。なぜなら、アメリカにとっても未来は必ずしもバラ色ではないからです。
<多層的支配の一部を担うのは金融資本勢力>
・その後、「影の政府」はアメリカの南北戦争、ボルシェビキ革命などに資金を提供し、長い年月を経た今日、アメリカのウクライナでの戦争に資金を提供しています。
・この資本勢力は、アメリカにおいて国家内部の「影の政府」へと拡大し、アメリカの国民に対して秘密裏に、「影の政府」の意志に従って統治することになるでしょう。
この「影の政府」はすでに長い間存在していて、はるか未来まで存続するでしょう。
1988年に設立される新しい資本勢力は、すでに説明したように、世界的な資本ネットワークを構築することが目的です。
そのネットワークを通じて実に短期間に、世界の銀行と金融界が広範囲に支配されるだけでなく、多くの国々の政治や経済も支配されます。
設立される年までも明確に述べられているので、該当する金融機関を調べるのは容易だ。この年に設立され、今でも際だった影響力を持つものは「ブラックロック」以外には考えられない。
<軍産業複合体も主要な勢力の一つ>
・コンタクト記録には、金融以外の「影の政府」の構成要素も記載されている。それはアメリカの「軍産複合体」だ。
さまざまな勢力からなるこの複合体は、共通の目的によって手を取り合うようだ。
・あなたが言ったように、このグループは、政府・軍・産業グループ・諜報機関・準軍事組織・金融機関からなる、世界的に枝分かれしたグループです。
・このグループは組織化されてなく、むしろ緩やかな繋がりにすぎません。しかし、彼らには、1920年代からすでに計画された共通のプランがありました。それは、“地球外生命体に関する、継続的で巧妙な大規模な偽情報キャンペーンを行う”というものです。
・以上のように、プレヤーレンが語る闇の存在とは一つではなく、いくつもの層に分かれて存在している。
それら多次元的な構造の存在がさまざまな伝達網を通して、各国の政府や政治経済システム、さらには人間の集合的意識を背後から支配しているのだという。
この構造を知ることで、われわれはこのまま突き進むことなく、滅亡へ向かうルートから少しでも外れていかないといけない。
<おわりに>
・プレヤーレンとビリー・マイヤーとのコンタクトは、今もリアルタイムで続いている。
そしてちょうど今、プレヤーレンは500年に一度の「人類の進化状況の査定」の最中である。
・このコンタクト記録の後半には、ビリーがケツァルの要請を受け、エラ星に行った可能性を示唆するような記述もある。
・スファートは『地球の年代記』に、“かつて一緒に行って、観て経験してきた未来にどのような不快なことが起こるのかを、2023年にはビリーが公表するだろう”と記していた。
もし、500年に一度の査定が終わり、ビリーがエラ星でプレゼンテーションをしたのであれば、その結果を踏まえて、今後地球に何が起こるか、これまで以上に具体的に公表されるのかも知れない。
少なくとも、そのように予感させる記述である。
<ウェブサイト「天下泰平」(滝沢泰平公式ブログ)(2016/12/28)より引用>
『SECRET SPACE PROGRAM いま私たちが知って受け入れるべき【この宇宙の重大な超現実】』
陰謀論をはるかに超えていた《リアルUFOと異星人》
高島康司 ヒカルランド 2016/12/26
- 内容紹介
◎ 世界大変動の裏に地球外生命体の関与があるのか?!
◎ 2014年、ブルー・エイビアンズ(第6密度に存在する青い鳥族/カバーフォト参照)の登場によって世界の反転=レプタリアン&イルミナティの勢力衰退が始まった!
今、海外のUFOコミュニティでセンセーションを巻き起こしている《リーク情報》を近未来予測の専門家が明晰なる頭脳で整理分析――米政府や軍が主導する宇宙関連の極秘プロジェクトの驚愕の全体像を明らかにする!
- 本書は
【1】「ディスクロージャー・プロジェクト」のスティーブン・グリア博士による調査報告【2】「秘密宇宙プロジェクト」のメンバーであるマーク・リチャーズ大尉とコーリー・グッドによる内部告発
によって構成される。いわば内部告発者たちが知らせてくれた《秘密宇宙プロジェクト》衝撃のディスクロージャーのすべてである。アメリカの軍産複合体やUFO、地球外生物の実態を知って、この世に対する価値観を一変させる必要があることをここに緊急にお知らせしたい! 想像を絶する「現実」を受け入れるときが来たのである!
所有権を巡って複数の地球外生物が対立している地球は、現在、イスラエルのような闘争状態だ!
◎ 第二次世界大戦の真実――日本とドイツとイタリアはレプタリアンから支援を受けており、広島と長崎に原爆が投下された理由は、この地下にあったレプタリアンの基地を破壊するためだった
◎ エボラ出血熱の世界的流行は、竜族がレプタリアンを根絶やしにするために拡散された
◎ 福島第一原発の事故は、放射性物質を大気中に拡散させ、地球の大気をエイリアンの体に合うように変化させることが目的で引き起こされた
◎ 2014年、「ブルー・エイビアンズ(第6密度に存在する青い鳥族)」という種族の登場によってレプタリアンが出生惑星に帰還したことで、「イルミナティ」の間で闘争が始まり、勢力が衰退している
◎ 支配勢力が準備しているドナルド・トランプ暗殺計画
- 今年も残り僅か。
色々とキーワードのあった今年でしたが、ここ最近個人的なテーマとなっているのが「ムーやレムリア」という言葉であり、それと同時に関わってくるのが地球外生命体の存在です。
個人的な体験もさることながら、なぜか自分のところには“コンタクティ”と呼ばれる異星人の代理人として活動している人々が度々訪れることがあり、またそういった人物と引き合わせられる頻度が異常に多いです。
彼らの体験は単なる霊的な現象でビジョンをみたとか、精神的な混乱の中での妄想であったとかでもなく、コンタクティの人々は本気で異星人とコンタクトをとっており、どの話も作り話や妄想ではない非常に現実的な話で共通点も多くあるのが特徴的です。
それも社会的にもそれなりの立場にある科学者や実業家の方の裏の顔がコンタクティであり、それらの話を踏まえて考えると、どう考えても地球外生命体は存在していないと考える方が難しく、明らかに存在しているのが自分の中の答えであります。
ただ、単純に友好的な宇宙人がいるというロマンの話でもなく、彼らは良くも悪くも地球の文明、現実社会にまで深く関わっているのが実情であり、俗に言われる陰謀論の先にある異星人関与説は、極めて信ぴょう性の高い事実だと思われます。
つまり、この社会の真実を探っていくと、過去の歴史から今の表社会で報じられている情報のすべてが偽りであり、その奥には軍産複合体や多国籍企業、欧米貴族などが人類を支配しているという結論に至りますが、三次元的な陰謀論ではそこまでが限界であり、さらに奥へと真実を探求していくと、必ずしもステージが変わって、視点を異星人にまで引き上げないとつじつまが合わなくなります。
とはいえ、その視点ばかりに偏ってしまうと地に足がつかず、また現実社会を生きるのに嫌気がさしてきてしまう人も多いので、異星人による陰謀説もほどほどにしておかないと仕事もなくなり誰も友達がいなくなってしまいます。
また、ネットをはじめ本で語られている情報のすべてが真実とも限らない、むしろ間違った情報や意図的に流された偽りの情報も含まれているので、まずは自分自身で体験することなど以外においては半信半疑で頭の隅に入れておく程度がちょうど良いと思います。
そんな中、今回ご紹介する本は、自分自身が知っている情報ともリンクすることが多く、すべてとは言わずともかなり現代の地球と異星人との交流の現実を深く書かれていると思います。
- 「SECRET SPACE PROGRAM いま私たちが知って受け入れるべき【この宇宙の重大な超現実】 陰謀論をはるかに超えていた《リアルUFOと異星人》」という本であり、著者は人気ブログやメルマガで近未来予測をする高島康司さんです。
これは高島さんの体験や情報というより、海外情報にも精通している高島さんがまとめた海外の異星人暴露情報であり、それが外国の政治家や軍の関係者であったりと、表舞台の立場ある人が公開した情報がリソースとなっています。
本の中で様々な要人が異星人情報をリークしていますが、その中でもインパクトがあったのが、アメリカの軍隊の中でも宇宙関係の組織に属していた「マーク・リチャーズ大尉」のインタビューであり、その内容は一般的には“トンデモ”と扱われるものですが、個人的には確認することが多く、頷きながら読み進める内容ばかりでありました。
その一部を以下にご紹介するので、詳しく知りたい方は是非とも本著をご一読くださいませ。
- レプタリアンによって収監されたリチャーズ大尉
私は、インタビューで真実を公開する決意を米軍の将校としていった。私がインタビューに応じた理由であるが、いま自分は刑務所に収監され、また内容も社会の常識からあまりにかけ離れているので、どうせ信用されるはずはないと思ったからだ。
私はいま仮出所のない30年の刑に服している。殺人罪だ。これは完全にでっちあげられた事件で、起こった事件の真犯人は逮捕されているにもかかわらず、私は釈放されていない。「秘密宇宙プロジェクト」の組織にはこれくらいのことを実行できる権力がある。
刑務所に収監されている理由だが、私が「秘密宇宙プロジェクト」の機密性に疑念を持ち、敵の地球外生物を無差別に殺害するやり方に強く抵抗したことが原因だ。また私は、ロシアとフランスの情報局の女性諜報員とつながりを持っていたが、「秘密宇宙プロジェクト」の組織に対して、私はこれらの諜報員を通して内部告発者になるのではないかと警戒されたことも理由のひとつだ。
私は現在でも多くのグローバル・エリートとコンタクトがある。「ビルダーバーグ会議」の参加メンバーから直接情報が入る立場にいる。そうした情報によると、中国は世界の金融システムを支配するところまではいかないという。中国では、共産党の一党独裁に対する国内の反発が強まり、今後5年で不安定になると彼らは見ている。
「秘密宇宙プロジェクト」はある程度の情報を公開することを望んでいる。実は私にその任務が与えられた。殺人犯として刑務所に収監されているので、私の発言が真剣に受け取られることはない。情報をあいまいにできるこの地位を利用し、「秘密宇宙プロジェクト」は情報をコントロールしながら公開している。
- 「秘密宇宙プロジェクト」は、このような方法以外に、映画や小説などを使い、真実の情報をリークしている。
秘密宇宙プロジェクトにはレプタリアンも加わっている。私を殺人罪で収監したのは、レプタリアンである。いま私はレプタリアンに敵対している竜族に守られている。レプタリアンはプッシュやディック・チェイニーのようなニューワールドオーダーの実現を計画しているグループだ。
竜族の一部から、地球を離れ、他の惑星で生活したらどうかとのオファーがある。だが私は自分の家族と友人を愛しているので、地球を離れたくはない。もちろん竜族は刑務所にいつでも侵入することはできる。しかしもし私が脱獄すると、私を収監したレプタリアンや竜族の一部から追われ、結局地球を離れなければならなくなる。また、刑務所では保護されており、いまのところ危険はない。
私は地球を愛している。地球と似た惑星は1700ほど存在するが、その中でも地球が一番素晴らしいと思うので、この惑星を去ることはできない。
「秘密宇宙プロジェクト」と呼ばれるシークレット組織が世界には存在しており、そこが異星人情報からテクノロジーをはじめ、未だに表社会では公開されていない様々な真実を隠しているようです。
そして、彼らはハリウッドなどの映画も使って、少しずつ一般の人々に真実を公開しているようなので、今のハリウッド映画のテーマや来年に公開される映画の内容を見ると、彼ら裏の世界の人々の現在の思惑も色々と見えてきます。
- また、こういった情報に関わっていない人には聞きなれない「レプタリアン(レプティリアン)」や「竜族(ドラコニアン)」という言葉が出てきていると思いますが、これはいわゆる爬虫類人と呼ばれる異星人であります。
正確には異星人というより、太古の昔に地球にやってきた“先輩地球人”でもあるので、どちらかといえば現在の地球人の方が新参者でありますが、今の地球文明にもっとも介入しているのが、この2つの種族であるのは間違いないことかと思います。
地球外生物の中には竜族という種族が存在している。彼らは恐竜の時代に進化し、地球を脱出したが、地球に帰還した種族である。彼らは、地球は自分たちのものであると主張している。竜族は米軍と協力関係にあり、フォークランド諸島周辺で共同で軍事基地を管理している。
竜族はまさに映画「ジュラシック・パーク」に登場する恐竜そっくりの種族である。普段は120センチほどの背丈で前かがみで歩く。背筋を伸ばすと3メートルを超える。この種族は人間を食糧として消費する。しかし、1951年に米軍との間で協力関係が樹立されるにつれ、人間を食すことをやめた。竜族は1954年に条約が締結されるまでは、人間を食べていた。しかしいまでも、人間を食べたくなる衝動はあるようである。彼らは人類を「同盟相手」と呼んでいる。
竜族は自分たちの未来をシミュレートしたところ、人間を食糧として消費するのではなく、人間と協力したほうがよい未来であったので、現在のような関係になっている。竜族が人間を助けるために行うことは、逆にレプタリアンによって悪用されることがある。
竜族は極めて物質主義である。デラックスな車やライフスタイルを大変に好むが、家族もおり家庭生活を営んでいる。
- 米軍と協力関係にあるとはいえ、竜族は一枚岩ではない。いくつかのグループに分かれている。それらのグループには人間を好まず距離を取っているものもあれば、反対に人間と近しい関係を維持しているものもいる。
竜族の一部は、竜族を統治している皇女の命令に従うことを拒否した。そして、ナチスと協力関係になり、人間と敵対しているレプタリアンと一緒に行動している。
竜族は、やはり地球の所有権を主張しているレプタリアンの種族と闘争関係にある。レプタリアンの種族には、人類に対して特に敵対的な2つの種族が存在する。彼らは同じレプタリアンの中の異なった種族だ。ひとつはより人間に近い種族だ。もうひとつは長い尾を持つ恐竜のような容姿をしている。
また、「シカール」と呼ばれる羽の生えたドラゴンのような種族も地球にいる。彼らは、竜族ともレプタリアンとも異なる別の種族だ。
レプタリアンもまた一枚岩の種族ではない。相互に敵対的な関係にある2つの種族が存在している。お互いに自分たちが優等な種族で、相手が劣等な種族であると見ている。
- 私が一緒に仕事をしている竜族だが、彼らは英語のみならず地球のあらゆる言語を話すことができる。だが、彼らの声帯は人類とは異なった構造をしている。したがって、彼らが地球の言語を話すためには、手術で声帯に手を加えなければならない。そのような竜族は多くいる。しかし、階級の高い竜族にはそのような手術は施されていないので、言葉を発することはできない。
私は、幼少期の頃から竜族と関わりがある。私が当時住んでいた場所に竜族の宇宙船が墜落し、軽傷を負った。その傷がまだ残っている。
レプタリアンなどのエイリアンにとって地球の大気は体には適さない。福島第一原発の放射能漏れ事故は人為的に引き起こされたものだ。これは放射性物質を待機中に拡散させ、彼らの体に合うように地球の大気を変更することが目的だった。
放射性物質の拡散は、彼らの地球環境変更のアジェンダの一部である。放射性物質の拡散は、必ずしもマイナスの影響ばかりではない。人類の中には、突然変異で放射性物質により耐性の強い体へと変化する個体が現れる。この進化型人類は、放射線が飛び交う宇宙空間を旅行することができる。こうした進化を誘発するために福島第一原発の事故を引き起こし、放射性物質を拡散した。自閉症の本当の原因は両親が放射性物質にさらされたことになる。
- 地球を全面的に支配コントロールしている種族は存在しない。地球外生物の種族は相互に敵対的な関係にあり、牽制しあっている。それぞれの種族が異なった計画を持って活動している。この状況は、地球に多くの国々が存在し、地球を支配する国が存在しないのと同じ状況である。
人類とエイリアンとの対立は、戦闘にまで発展したこともしばしばあった。1950年代のアイゼンハワーの政権のとき、米軍は「グレイタイプ」の基地を核爆弾で破壊したし、1970年代のカーター政権のときも「グレイタイプ」との間で戦闘が発生した。
- 一般的にはレプタリアン=悪、竜族=善のような情報がありますが、それは決して正しいわけでもなく、レプタリアンの中にも人類に友好的なグループもあれば、竜族で逆の立場もあったりと非常に複合的であるように思えます。
もちろん善悪というのも、その視点や立場から見ての基準であり、最終的には人間にしろ異星人にしろ善悪というのは存在していないものだと思います。
海外のリークでありながらも福島の原発事故に触れていますが、それほどあの大震災、そして原発事故は宇宙的にも大きな意味のある出来事であり、単なる自然現象でも単なる人工地震でもなく、その背後にスターウォーズ顔負けの異星人同士のせめぎ合いの世界があるのかもしれません。
- バチカンはレプタリアンに支配されている/地球上で対立する複数の種族
バチカンを支配しているのはレプタリアンである。そしてレプタリアンはナチスとも深いつながりがあり、その残党が現在もバチカンの支配に加わっている。
1978年に、バチカンのヨハネ・パウロ1世が法王に就任してからわずか1ヶ月で死亡したが、これは自然死ではなく暗殺である。1979年は、バチカンの権力闘争で大きな転換期になった年だ。
ところで古代メソポタミアで栄えたシュメール文明だが、人類に知識を与えた種族は2つある。ひとつはレプタリアンで、もうひとつは約3600年の長期起動で太陽を公転している10番目の惑星、ニビル星からやって来る「アヌンナキ」だ。レプタリアンの基地はバチカンにあり、「アヌンナキ」の基地はイスラエルにある。
古代に宇宙人が地球にやって来た証拠は、ゴビ砂漠やマルタ島に埋められている。
「秘密宇宙プロジェクト」はおもに人類のコントロール下にある。しかしながら、予算が途切れがちになるので計画全体に影響が出ている。
地球にやって来ているエイリアンの種族はこれだけではない。実に多くの種族が地球にいる。彼らは「銀河連邦」という集合体のメンバーである種族もいれば、これに対抗する「コレクティブ」と呼ばれる宇宙連邦に所属するグループもいる。また、別の次元からやって来る種族もいる。
バチカンが闇の支配者の権力下であるのは有名な話であり、またバチカンの奥の院はこういった異星人が介入しているのも最近は多くの人々が知ることにもなりました。
そのバチカンが今の宗教世界を統括しており、宗教が民族、国を管理して地球の社会や文明が成り立っていることを考えると、異星人はまたうまいところに入り込んで世界をコントロールしてきたものです。
とはいえ、彼らの本体も20年以上も前に地球領域を去ることになり、あとは残党だけなので、これからバチカンをはじめ、世界のトンデモ詐欺が明らかになり、真実が少しずつ世の中に出てくることになると思います。
- また、イスラエルは二ビル星からの異星人であり人類創世にも関与しているアヌンナキの拠点があるとも書かれていますが、確かに旧約聖書の登場人物の多くはアヌンナキとも関係しており、ノアにしてもアヌンナキとのハイブリッドあるとも言われています。
自分自身、3年連続でイスラエルに訪れていますが、ここはアヌンナキの拠点であるのはもちろんであるものの、表のイスラエルはレプタリアンが多く牛耳っており、自分もまた初イスラエル訪問は空港で降りた瞬間に彼らに捕まって取調室まで送り込まれたものです。
- 地球の支配者一族と地球外生物/レプタリアンのDNAを持つブッシュ家
ロスチャイルド家は、一般に信じられているよりも影響力は小さい。私は「ロスチャイルド家」と問題を起こしている。「ロスチャイルド家」は、一般に言われているようなサタニスト(悪魔崇拝主義者)ではない。
「ベクテル社」は「ロスチャイルド家」よりもはるかに悪質な存在だ。「ベクテル社」は「秘密宇宙プロジェクト」に関わっている。
欧州の支配層の家系にはレプタリアンのDNAは含まれていない。地球外生物とはまったく関係なく、人間にはもともとひどい性質が備わっている。
ブッシュ家だが、明らかにレプタリアンのDNAを受け継いだ家系だ。しかしデイビッド・アイクが言うように、人間に姿を変えているというわけではない。レプタリアンのDNAなので、ブッシュ家の一族は一般に医療機関には行かない。またレプタリアンのDNAだが、これはナチスにも混入している。
- デイビッド・アイクはレプタリアンが人間のように容姿を変化させることができると言っているが、これはかなりおおげさである。レプタリアンの人類への影響は、彼らのDNAを持つ家系の存在によるものである。
しかし、容姿を人類に変化させることができる種族がいないわけではない。ある種族は、高度な人工知能を持つ人類の形をしたアンドロイドを遠隔操作している。これも容姿を変化させる例のひとつである。
確かにロスチャイルドは、人の表社会の中では大きな権力を持っているように見えますが、裏の権力者構図の中ではとても下部の組織や立場となっており、異星人との交流もロスチャイルドよりももっと深い人々が奥の院の中にいるようです。
ただ、ブッシュ一族などは見た目からも明らかのようにかなり濃いハイブリッドのようです。
- また、異星人そのものが地球次元に降り立つというより、彼らはアンドロイドを送り込んでくるケースの方が多いというか、自分が知っている限りではほとんどがアンドロイドだと思います。
- オリオンの宇宙船/人類は宇宙旅行とタイムトラベルもできる
「ヴェスタ」という小惑星には、「ノーディック」と人類が共同で運営する基地が存在する。
「ノーディック」が建造したオリオンシステムの宇宙船は、人間に売られた。
現在はそれは、深い宇宙を旅するための「宇宙艦隊」に配属され、「オリオン宇宙船」とよばれている。
この「オリオン宇宙船」は1950年代にすでに建造され、いまではアップグレードされている。私は、この宇宙船の船長であった。
人類が宇宙旅行とそのナビゲーションをエイリアンから学ぶプログラムがある。
人類は、遠方から太陽系に侵入してくる宇宙船に誰が乗り込んでいるのか瞬時に判断する「太陽系監視船隊」を持っている。それは「ソーラー・ワーデン」と言う。だが、発見するには思った以上に時間がかかってしまう。
人類はすべての惑星に行くことは許されるが、木星の衛星の「エウロパ」だけは立ち入ってはいけない。ここはミミズのような形をした生物が生息しており、この種族を発達させる計画があるからだ。だが「エウロパ」にはロボットを使った無人の記事が存在する。
タイムトラベルはすでに可能になっている。これは、1940年代にナチスが開発した技術が基になっている。この技術を使うと簡単に若返ることができる。いまでもナチスの残党はこのテクノロジーを使って生き残っている。
私は頻繁にタイムトラベルをしたが、それは「スターゲイト」や「ワームホール」を使う方法ではなかった。動くライトボディである「マカバ」を使う方法だ。いま私は、刑務所にいながらも任務のためタイムトラベルをしている。
パラレルワールド(並行宇宙)は実在し、そこには地球のコピーが存在している。いまではこの第2地球まで行くことができ、ここに住んでいる人間をこちらの世界に連れてくることもできる。非常に危険な場所だ。そこにはあなた自身のコピーもいるが、決して触ってはならない。
- フラワーオブライフにも登場するマカバ。
六芒星の立体版でもあり、人類だれにも存在している幾何学のエネルギーシールドですが、深い自身の内部と繋がると、このマカバを発動させることができ、意識が宇宙空間や時空間を超えて自由に様々な世界を行き来できるようになると言います。
これは自分の身の回りでもマカバを使いこなす人は少なからずいて、実際にタイムトラベルや空間移動をしているので、ここで書かれていることは真実に近いものだと思います。
- またパラレルワールドについても触れていますが、今のこちらは大いなる意識が生んだロート(聖杯)から作られたマイナスの電荷の世界ですが、同じ質量を持つパラレルワールドのプラスの電荷の世界は別に存在しており、まもなくこの融合が始まることは周波数の講演会などでも伝えております。
そんな日本の天皇家のことも本著では少し取り上げています。
- レプタリアンと竜族の戦争、人類の関わり
レプタリアンと竜族は戦争状態にある。最近エボラ出血熱の世界的な流行があったが、これは竜族がレプタリアンを根絶やしにするために拡散したものだ。
ちなみに、日本の皇室は、竜族の特定の種族と関係が深い。竜族と人類は同盟関係にある。これは竜族の皇女が竜族の未来を透視したとき、人類と敵対するのではなく同盟関係になったほうが竜族にとって未来は明るいと出たためだ。
西アフリカのマリには、レプタリアンの大きな基地があったが、エボラウイルスの蔓延により完全に壊滅した。
またレプタリアンは、第二次世界大戦時のヒトラー政権、ならびに日本を支援していた。いまは「イスラム国」を支援している。レプタリアンは協定を破り、アメリカ、ニューメキシコ州デゥルセの地下にある秘密基地にまだ関わっている。また、イランにひとつ、アフリカに3つ、彼らの基地が存在する。
レプタリアンは、バチカンが会見のために用意した小さな洞窟で会っている。ここはスイス傭兵が警備している。ここに武器を持ち込むことはできない。レプタリアンは、人間を弱体化するために人間のエージェントを使っている。スイスは、なにが行われているのかよく分かっている。状況をよく理解した上でバチカンに協力している。
- 旧ソビエトは、「ツアーボムバ(爆弾の王)」と呼ばれる58メガトンの巨大な核爆弾を保有していた。これまで製造された核兵器の中では最大のものである。この核爆弾は1961年に使われたが、それは旧ソビエトと北極圏にあったエイリアンの基地を攻撃するためであった。
1945年の広島と長崎の原爆投下は、これらの都市の地下にあったレプタリアンの基地を破壊するためであった。天皇の家系は天の星からやって来ており、竜族と関係している。
日本の記紀神話ではない、一般的には偽書とも呼ばれる本物の古文書の多くには、共通して古代の天皇の姿を2.5mや3mの巨人であることが書かれており、肌は鱗もあって尻尾やツノもあり、人間というよりは竜族との混血のような姿で書かれています。
- その原点にあるのは、もちろん今自分にとってのテーマであるムーであり、その血統が今も日本には受け継がれています。原種の地球人として・・・。
この他に本著では、様々な立場の人からのリーク情報があり、それらを見ると現在飛行している円盤の多くは異星人のテクノロジーを研究した地球人による地球製の円盤であったり、他にも興味深い情報が多く掲載されています。
地球製円盤については、自分もまた元自衛隊にいた人々からもすでに米軍との合同の研究で山の麓に地下基地を作って製造していることも聞いていたので、これらの情報も極めて真実に近いものかと思います。
- いよいよ2017年以降、人類と異星人に関する様々な真実が明らかになったり、バチカンなどを支配している勢力も衰退していく方向へと進むと思いますが、その中で人類と異星人だけでなく、人類と神と呼ばれる存在の真実も少しずつ明らかになってくることでしょう。
人類を創造した存在と異星人、そして神と呼ばれる存在との関係性。
来年はそういったことがまた1つのテーマとなってくるかもしれません。
(2024/5/6)
『日本怪異妖怪事典 四国』
毛利恵太(著) 朝里樹(監修) 笠間書院 2023/4/26
・四国地方は狸の宝庫として有名です。隠神刑部と呼ばれる講談に語られる狸の長、道行く人におんぶをねだる可愛らしい狸・赤でんちゅうなど、様々な狸たちが載せられています。そして四国にはいないなどと言われる狐たちもまた、実は四国に豊富に存在していることも教えてくれます。
<鬼籠野(おろの)の鬼>
昔、この地に鬼が棲み着いて民を悩ませていたので、朝廷は藤原某という者を派遣して悪鬼退治の祈禱を行わせた。すると大日霊(天照大神の異称)、軻遇突智(かぐつち)、金山彦、句々廼馳(くくのち)、埴安姫(はにやすめ)、罔象(罔象女命)の六神が降臨し、鬼たちを谷間に追い込んで誅した。この伝説から鬼籠野という村名が名付けられたとされている。このため、鬼籠野神社はこの六神を祀っている。
<怪獣ヶ峰(かいじゅうがみね)の大男>
昔、いつの頃からか歩危の山に一人の大男が現れるようになった。この大男は見た目こそ人と違わないが、人の三倍とも四倍ともされるほどの大きさと力を持っていた。大男は四国三郎(吉野川の異称)を中にした峡谷を片足も濡らさずに飛び越え、ときどき村里に出ては田畑を荒らした。そればかりか村の若い女が姿を消すこともたびたびあったので、村人は神仏に祈ったり修験者に祈禱を頼んだりしたが、疾風のように現れて疾風のように去る大男には何の効き目もなかった。村人たちは生きた心地もしなかったが、ある時讃州(讃岐国、現在の香川県)から来たという浪人が「拙者が退治申そう」と言って怪獣ヶ峰へと入っていった。浪人が峰に入ってから、昼頃になって山鳴りが響き始め、次の日の明け方まで続いた。そして山鳴りが収まってからは平和な日が続き、大男も浪人も再び姿を見せることはなかったのだという。
<金長狸(きんちょうたぬき)>
・徳島県勝浦郡小松島日開野(ひがいの)(現・小松島市日開野町)に伝わる。
江戸時代末期に成立し、後に講談や映画などの題材にもなった「阿波狸合戦」の主人公。
金長は日開野の鎮守の森に巣を構え、村の狸たちの頭領であった。しかし洪水によって巣が壊れてしまったため、眷属を率いて染物屋・大和屋茂右衛門の土蔵のそばに穴を掘って避難してきた。狸の巣穴を見つけた茂右衛門は狸たちを追い出さず、逆に飯や油揚げを供えさせたので、金長は恩返しのために大和屋を大いに繁盛させた。金長は店に勤めていた職人の万吉に取り憑いて茂右衛門と意思疎通するようになり、茂右衛門は繁盛を感謝し、祠を建てて金長大明神として祀るようになった。ある時、金長は自身が位を持っていないことを気にかけ、四国の狸の総大将である津田浦の六右衛門狸の元で修行をすることにした。六右衛門の元で頭角を現した金長だったが、その才覚を恐れた六右衛門と対立するようになり、やがてそれぞれが軍勢を率いた合戦が始まった。合戦の結果、金長が六右衛門を食い殺して勝利したが、金長も戦いの負傷によって間もなく死んでしまったという。その後、茂右衛門は金長の願いを叶えるべく、京都の吉田家に願って正一位を授けてもらったのだという。
<庚申新八(こうしんしんぱち)>
・徳島県徳島市左古町(現・徳島市南佐古三番町)の天正寺の話。
天正寺の庚申堂は神籤(みくじ)がよく当たると評判だったが、これは傍らに祀られている庚申新八という狸の力であるという。新八は庚申谷に棲む狸のお頭で、阿波狸合戦の時は金長狸に味方して旗頭として活躍したという。
<式部超えの妖怪>
昔、式部の村落の式部超えと呼ばれる山に、たびたび妖怪が現れて村人や通行人を脅かしていた。村の名主は「妖怪を退治した男には娘を与えて名主の跡目を継がせる」と約束したので、多くの男が妖怪退治に向かったが、誰一人として帰ってこなかった。名主が途方に暮れていると、ある日、身の丈が七尺(約2.1メートル)、顔は鬼瓦のようで、全身に猪のような毛を生やした男がやって来た。
・別の話も伝わっている。昭和の初め頃、左衛門という男が平帽子のほうへと出かけていったが、いつまでも帰ってこないので家族が心配し、人を雇って式部超えの地蔵さんの辺りまで探しに行かせた。
・左衛門の話によると、左衛門は恐ろしい式部超えの大滝道を恐る恐る登っていたが、ある所で胸騒ぎに襲われ、坂を見上げた。するとそこに足が細くて背の高いものが突っ立っていたのだという。それの目玉はチョク(猪口、盃のことか)ほども大きく、口が耳まで裂けていて、顔全体が馬のように長くざんばら髪で、耳が立っていた。それがそろそろと坂を下ってきたので、左衛門は「殺される」と思い、そこから先は何も思い出せないのだという。
<常光寺の頬冠り(ほおかむり)>
黒津地の常光寺の辺りは昔、竹藪が続き昼でも薄暗く、狸も棲み着いていた。この狸が豆絞りの手拭いで頬冠りをした男に化けて出たという。その他に悪戯をすることはなかったが、常光寺の近くを通ると頬冠りの男が出ると噂され、「常光寺の頬冠り」と恐れられた。
<正夫谷(しょうぶだに)の高入道(たかにゅうどう)>
・昔、山越谷の正夫谷(現・徳島県三好市井川町井内東辺りか)に、高入道が出没したことがある。この地を通る人が出会い、恐ろしく思って下から見上げると次第に背が高くなり、雲の上まで届く大坊主になってしまう。初めから恐れず上から下へ見下ろすと次第に小さくなり、百目(100匁か)の打綿を丸めたようなものになって消え失せてしまうという。この変化は、山伏が字・大日にある練石の大日如来の前で千巻供養の真経を読んだら出なくなったのだという。
<白木山の牛鬼>
昔、白木山に牛鬼という巨獣が棲んでいて、西俣の付近に出没して人や家畜を食っていた。ある時、平野に住む平史郎という猟師が白木山に入り、呼子の笛を吹いて牛鬼を呼び出した。そして許しの弾(京都の𠮷田家から授かるもの。許しの弾・関の小刀・高野の巻物の三点は猟師の身の守りなのだという)を撃ち込んで牛鬼を退治した。
<オジョモ>
・『綾歌町史』の「方言」の章で、オジョモは「妖怪 巨人である」と怪説されている。
<浄願寺の禿狸(はげだぬき)>
・香川県高松市番町の浄願寺に「白禿大明神」として祀られている化け狸。
「讃岐丸亀地方の伝承」によると、常願寺(浄願寺)には1000年以上の年を経た古狸が棲んでおり、「常願寺のはげ狸」として讃岐では知らない者がいないほど有名であるという。この狸は源平合戦の屋島の戦いの模様をよく知っており、常願寺の住職が代替わりする時に、縁側で「はげよ、はげよ、どうぞ屋島合戦を観せておくれ」と頼むと眷属を引き連れて現れ、一度だけ屋島の戦いの有様を観せてくれるのだという。
『讃州高松叢誌』によると、禿狸はときどき僧の姿に化けて町に出てきては「浄願寺です」と名乗ってうどん屋で食い倒していたのだという。
<白峯相模坊>
・香川県坂出市青海町の白峯寺に祀られている天狗。いわゆる「八天狗」にもその名を連ねている。
相模坊は上古から南海道六ヶ国の天狗の司であり、弘法大師が相模坊を仏所の鎮守とした、と記されている。
<太三郎狸(たさぶろうたぬき)>
屋島東町屋島寺で「蓑山(みのやま)大明神」として祀られている化け狸。一般に「屋島の禿狸」として知られるさまざまな話は、基本的にこの太三郎狸の話とされることが多い。屋島の狸は阿波(徳島県)の狸と同様に四国の狸の親分格であり、太三郎は屋島寺の開基以来守護神として祀られ、寺内で異変のある前には必ず住職に夢告をするのだという。また住職が代替わりするごとに、幻術を用いて源平合戦の実演を見せて祝ったのだという。
・屋島は諸国の狸の修行所・狸の最高学府であり、太三郎はその総長格であり、また高松の白禿狸(浄願寺の禿狸)の最も良き相談相手なのだという。
・屋島の禿狸は源平合戦の屋島の戦いを高い木の上から見物していたので、その一部始終を知っているのだという。後に禿狸は香川県木田郡牟礼村の八栗寺に移り、希望があれば屋島の戦いを再演してみせた。
・禿狸は四国の狸大将として暮らしていたが、ある時旅から帰り、盥(たらい)で足を洗っているところを狩人に殺されてしまったのだという。その後、どういう理由か阿波国に行って方々の人に乗り移り、他の狐憑きから憑き物を落としたり、身の上話や屋島の戦いの話を語って聞かせたりしたのだという。
・それによると、屋島には源平の頃から禿げた古狸が棲んでいて、それが老人などの姿に化けて四国各地でお灸を施すのだという。この狸は毎年一度必ずやって来るので、毎年顔を合わせていると自然に狸だとわかってくる。狸のほうも正体を悟られたと思うと、さらに慣れ親しんで懇意の間柄になってきて「ぜひ屋島に遊びに来い」と誘ってくる。そこで実際に訪ねていくと、さまざまな歓待をしてくれた後に余興として屋島の戦いを演じて見せてくれる。その面白さや不思議さは言語に絶するのだという。
・それによると禿狸は「佐渡国三郎狸」と兵庫県の「柴右衛門狸」に並ぶ「日本三名狸」の一つであるとしている。禿狸は屋島寺本尊の千手観世音菩薩の御用狸として善行を積んだので、四国狸の総大将と崇められるようになり、その法名は蓑山大明神、または小八大明神だという。
なお『香川県民俗誌』には蓑山明神が蓑彦大明神とも呼ばれ、かつては天狗を祀っていたのだとも記されている。
<根香寺の牛鬼(ねごろじのうしおに)>
昔、青峰山に牛鬼という怪物が棲み、人畜を害することが多かった。人々は藩主に害を除くことを願い、藩主は弓の名人である香川郡井原郷安原の山田蔵人高清に討伐を命じた。高清はすぐに青峰山に行って探し回ったが、牛鬼は出没自在でどうすることもできなかった。そこで17日の間、根香寺の千手観音に祈願し、断食苦行をした。そして満願の夜明けに千尋が嶽の下にある鬼が原で、眼光鋭い怪物・牛鬼に出会い、見事に射殺した。高清は牛鬼の祟りを恐れ、その二本の角を切り取って禄米六石を添えて根香寺に納めたという。根香寺には今もその角と牛鬼の姿とされる絵が残っている。
<飛鉢上人(ひはつしょうにん)>
大川山の北西の谷に、中寺という場所があり、かつては修験の道場として七つの坊舎があった。この中寺に飛鉢の法を使う上人がいて、瀬戸内海を通る船めがけて鉢を飛ばしたという。飛んできた鉢は船をどこまでも追いかけ、船頭がその鉢に白米を入れれば帰っていく。しかし何も入れないと鉢が燃え、火を吹きながらどこまでも船を追いかけるのだという。
<ヒヒ>
・香川県仲多度郡琴南町美合(現・仲多度郡まんのう町美合地区)の話。
ある人がネゴヤ(寝小屋。山仕事をする人が寝泊まりする小屋)で火を焚いていると、ヒヒがやって来た。ヒヒは火のそばに来ると、自分の金玉をこれでもかと広げてきた。しかしそこへ白髪の神様が入ってきたので、ヒヒは「今夜のことにはならん」と言って帰っていった。次の日、同じようにヒヒが来て大きな箕(み)のように金玉を広げてきたので、そこへ真っ赤に焼けた石を投げ込んだ。するとヒヒは悲鳴を上げて逃げだし、後を追うと山で死んでいたという。
<屋島山の馬蘇仙人(やしまやまのばすせんにん)>
『全讃史』の屋島寺の項によると、天平宝字四年(760)に鑑真が屋島山に入った時、馬蘇仙人(婆藪仙(ばすせん)・婆藪仙人。仏教の護法善神であり、千手観音の眷属である二十八部衆の一員)がこれを迎え入れた。仙人は「ここに錫杖を掛けて衆生を救え」と言ったので、鑑真はここに仏堂を建て千光院と号した。後に弘仁元年(810)に弘法大師が寺を現在の地に移し、屋島寺と号したのだという。
<大きな相撲取り>
・愛媛県温泉郡中島町野忽那(のぐつな)(現・松山市野忽那)に伝わる。
二十日正月(1月20日)には農家の人々で山の神祭りを行うが、この日は山に入ることを禁じる地域が多い。野忽那島では大きな相撲取りが出てきて、人を捕るので山に入るのを禁じるとしている。
他の地域でも類似の禁忌がある。西条市丹原町高松では、この日は山に神々が集まって雑煮を炊きながら会合をしているので、山に入ると罰が当たって体が弱くなるとしている。
<烏天狗(からすてんぐ)>
・愛媛県の石鎚山(西条市・上浮穴郡久万(くま)高原町)の話。
ある夏、西条(現・西条市)の人が6歳になる男の子を連れて石鎚山を登ったが、山頂でその子を背から降ろして休んでいるうちに、その子の姿が見えなくなってしまった。人手を借りてあちこち探したが見つからず、仕方なく我が家に帰ると、不思議にもいなくなったはずの子供が先に帰っていた。驚き喜んで様子を訊くと、山頂で休んでいる時に祠の裏で小便をしていると、真っ黒い顔の大男が来て「坊や、こんな所で小便をしちゃいけないよ、おうちはどこかね、おじさんが送って行ってあげるから目をつぶっておいで」と優しく言ってきた。そして言われた通りにしていると、気がついたら自分の家の裏庭に一人で立っていたのだという。これは烏天狗の仕業だろうとされた。
<喜左衛門狸(きざえもんたぬき)>
大気味神社の楠の大木の根本に棲む狸で「喜の宮さん(喜宮明神)」として祀られている。
・屋島の禿狸と化け競べをした話や、日露戦争に出征して活躍した話なども語られている。日露戦争においては、ロシア軍の総司令官であったアレクセイ・クロポトキンが手記で「日本軍の中に赤い服を着た兵隊がいて、これはいくら射撃しても前進してくる、その赤い服には〇の中に喜の印があった」と書いているのだという。ただし、近代の戦争に神様などが出征したという逸話は数多く語られており、『<怪異>とナショナリズム』の「出征する<異類>と<異端>のナショナリズム「軍隊狸」を中心に」において詳しく論じられている。特に喜左衛門狸の逸話については、翻訳されたクロポトキンの日記などを検証しても、前述のような記述は確認できなかったとしている。
<金平狸(きんぺいだぬき)>
大宮神社境内の大柏に鎮座している狸で、金森大明神とも呼ばれている。隠神刑部(その他)の直系とされ、お袖狸の亭主だともされている。読み書きや算盤が得意な学者狸として、また大宮神社の宮司のお使い狸として知られている。
・また、文政年間(1818~30)の頃の伝説も残されている。大阪に恵原屋という大きな宿があり、ある日一人の修験者がここに泊まった。すると修験者は宿の主人・金十郎を怪しみ、金十郎が狸であることを見破った。そこで金十郎は修験者に「あなたに知られた通り、自分は人間ではなく、伊予国(愛媛県)の大宮八幡の大柏に棲む金平という古狸である。千里四方でこのことを他人に話したら、命はないと思ってくれ。そして、もし伊予に行ったら郷里の人に、金平は元気でいるから、大阪に来たら恵原屋に寄るようにと伝えてほしい」と言った。修験者はその後、恵原に行ってこれを伝えたのだという。
<しばえもん狸>
岡ノ内にある誓渡寺の和尚さんは、庫裏(くり)の片隅に小さな箱を置いて、日々の食べ残したご飯やおかず、野菜漬物の切れ端などを入れていた。しかし、毎晩何ものかがやって来て、箱の中の残り物を食べてしまうことが続いた。
・こんな時間に人が来るはずがないと思った和尚さんが「誰なら」と言うと、「私はこの向こうの山に棲む、しばえもん狸というものですが、近いうちに讃岐の屋島へ宿替えをしようと思っております。長い間、和尚さんにご馳走になったお礼に、源平合戦の模様をお目にかけたいと思います」と返ってきた。和尚さんが「ぜひ見せてもらおう」と言って、寺の後ろの池近くへ行くと、三坪くらいの池がみるみるうちに大海となり、船に乗った平家の侍と源氏の騎馬武者が激しく斬り合いを始めた。和尚さんが驚き呆れて見ていると、夜が明けて鶏が鳴き始めたので、狸は「もう屋島へ行きます」と言って帰っていった。池の水面を見ると木の葉がいっぱい浮いていたのだという。しばえもん狸は賢い狸で、屋島へ行っても「屋島のハゲ狸」として可愛がられ、いろいろな物に化けて人々を喜ばせたのだという。
<猿猴(えんこう)>
・土佐では河童のことを猿猴と呼ぶ。水中に棲み、頭に水皿、手に水掻きがあり、子供を取って食うとされている。
<芝天狗(しばてんぐ)>
・芝天とも。高知県の各地に伝わる。
河岸の堤の上に棲み、芝生の上に成長したもので、空中を飛翔する大天狗よりも河童に近いものだという。その身長は小さいが力強く、人を化かすことはないがよく相撲を挑んでくる。
<夜須の牛鬼>
昔、夜須には牛鬼という、首から上が牛で首から下が鬼という恐ろしい化け物がいた。牛鬼は田畑を荒らしたり牛馬を取って食ったりして人々を困らせ、退治に来た人も食い殺していた。ある時、人々が集まって相談しているところに近森左近という弓の名人が来て、牛鬼退治を引き受けた。左近は赤松の西の谷に隠れている牛鬼を人々に追い出させ、深い田にはまって動けなくなった牛鬼を一矢で射殺した。夜須の人々は喜んで左近が弓を引く真似をし、それが三月の卯の日に行う百手祭(ももてさい)の始まりになったのだという。
<犬神>
・四国地方全域で見られる憑き物の一種。単なる憑き物ではなく、これを使役する家系・犬神筋があるとされ、差別や偏見の原因・理由付けとなっていた側面もある。
<宇和島の牛鬼>
・愛媛県の南予地方(特に宇和島市周辺)や上浮穴郡、または高知県高岡郡や幡多郡、四万十市や宿毛市などで祭礼に用いられる練り物の一種。
神霊を乗せた神輿が地域を巡る時、その行列の先導を務める露払い役として、牛鬼という独特の作り物を用いる。形態は地域によって少しずつ異なるが、全長3~7メートルほどで、胴は赤・黒の布や棕櫚(しゅろ)の毛で覆われ、尻尾は剣型である。頭は牛とも鬼ともつかない形相で、二本の角と三日月もしくは日輪を象った前立物を乗せている。
<狐>
・「四国には狐はいない」という言説がよく語られているが、実際には狐憑きや狐の嫁入りなど、さまざまな怪異の原因を狐とする例が各地域で語られている。
狐や狸の毛皮を持っていれば化かされないとして、守り袋の中に御守りと一緒に入れることがあったという。また狐と狸の肉を食えば化かされないとされていたという。
・山出(やまいだし)では、昔は狸・狐・蛇・人が人々に取り憑いて、ちょっとしたことを口走ったり、具合が急に悪くなったりすぐに治ったりしたのだという。垣内や岩水でも狐憑きがあり、狐憑きの人は「手を握ってみろ」と言われたら必ず親指を隠すようにして握ったという。
<高坊主>
・香川県大川郡長尾町造田(現・さぬき市造田乙井・造田是広)と木田郡三木町の境にある駒足峠に高坊主が出たという。ある夜、造田の白羽に住む猛者がこの峠を通っていると、両側の山を跨いだ人の足のようなものを見つけたので、見上げると大男が下を覗いて笑っていた。猛者が勇気を出してその足に斬りつけると、確かに手応えがあり、それから高坊主の話は聞かれなくなったのだという。
<狸憑き>
・四国の各地で語られる憑き物。狸が人に取り憑き、物を語ったり苦しめたりする。「阿波に於ける狸伝説18則」によると、狸が憑くのは当人が狸に悪戯をしたとか、その狸が食物を十分に得られないからとかの理由があり、憑かれた当人がそれを口走るので動機がわかるとされている。狸が憑いたら陰陽師や修験者を招いて祈禱してもらい、憑いた狸からその名前や動機を聞いて、その注文を承諾してやって落とすのだという。
<山爺>
・四国の各地の山で語られている。
土佐(高知県)の山中には山爺という一眼の者が多く棲んでいるという。姿は人に似ていて背丈が三、四尺(約90~120センチ)で、全身が鼠色の短い毛で覆われている。顔に目は二つあるが、片方は甚大で光っており、もう片方は逆に小さいので一眼に見える。歯がとても強いので、猪や猿の骨を大根を齧るように食べてしまうという。
<隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)>
天智天皇の御代に生まれて古くから松山に棲み着き、808匹の眷属(八百八狸)を率いて松山城を守護していた狸の大将。隠神刑部の登場する講談は、江戸末期から明治にかけて形成されている。
<牛の頭の化け物>
・千頭王鬼と化した楠木正成が大森彦七盛長の刀を奪おうとして目論見み、彦七の元に送り込んだ化け物の一つ。
<川父>
・佐々木の三郎に殺された渡し守の死骸が朽ちることなく水底にあり、ときどき陸に上がって苦しげな声で叫ぶのだという。
佐々木の三郎とは、源平の戦いで活躍した佐々木三郎盛綱のことだろうか。
<相模九郎(さがみくろう)>
・この話の中で、崇徳新院(崇徳上皇)はその死に際して、忿怒の末に魔界に入り「わが名は死すともこの体は象頭山に分け入り、金毘羅権現と形を現じ、諸人の願望成就せん」と呪文を唱えて消え失せた。そしてその崇徳新院を守護するため、犬神の術を得た相模九郎という者が天狗道に入り「相模坊」と名乗ったとしている。
・犬の首を落として犬神を作り出すという手法や、犬神憑きの血縁と結婚することで犬神の影響下に入るという考えなど、実際に伝承されてきた犬神の話が物語の中に取り込まれている。
また甚平が名乗った相模坊とは、白峯の天狗として知られる香川県の白峯相模坊のことだろうが、実際の歴史では相模坊は崇徳上皇配流以前から名が知られている。
<手洗鬼>
・讃岐国(香川県)高松から丸亀に続く入海(湾、入り江)があり、その間の三里(約11.7キロ)もある山々を跨いで手を洗うものだという。その名は誰も知らず、ただ「讃岐の手洗鬼」と呼ぶのだという。また、手洗鬼は大太郎坊(だいだらぼう)という大魔の使いでもあるとされている。
香川県にはオジョモという巨人の妖怪の話が各地で語られている。
『いま人に聞かせたい神さまの言葉』
<先代旧事本紀大成経に印された天孫族の姿は、やはり竜だった!>
<先代旧事本紀大成経(せんだいくじほんぎたいせいきょう)>
・神武天皇以来数代にわたる天皇の容貌に関する描写に私は、デーヴィッド・アイクがこれまでの著書で指摘してきたレプティリアンの容貌の記述そのままを見るのです。
ただし、誤解のないように言っておきますが、アイクは全てのレプティリアンが悪いと言っていない。彼はごく一部の特徴のあるレプティリアンの血統が人類のすべてを一人残らず奴隷として支配しようという悪意をもって延々と活動を続けてきたと言っているのです。日本では古来より竜は神々とイコールです。私が優れた霊的書物として評価する「日月神示」にも「神が人間の前に姿を現すときの形は竜である」とはっきり書かれています。
では説明に入ります。
先代旧事本紀大成経には神武に先立って「天日子光殊星亜肖気尊」の記述があります。
天上界から光輝く超生命体が降臨してきたようなイメージの名前です。その方のことは以下のように記述されています。
{天日子光殊星亜肖気尊}
・その鼻の長さは約2メートル、背の高さは約10メートル、口はつぼまっていて、目はきらきらと輝いて三種の神器のひとつである「八咫鏡(やたのかがみ)」のように輝き、赤くなったホオズキに似ていらっしゃいます。
{神武天皇}
・背の高さは約3メートル15センチ、胴回りは両手を伸ばして一抱えした長さに約15センチほど足した長さ。頭には9センチほどの角が二本あり、それはまるで雪のような色をしています。背中には龍のような背びれがあり、その長さは約1メートル20センチ。尾の裏側には大きな鱗が72枚あります。105歳のときに皇太子の位に就かれました。
{綏靖(すいぜい)天皇}
・身長は約3メートル、目は黄色に光り、まるで水星のような輝きを放っています。背中に鱗があり、怒られたときにはそれが逆立ちました。
{考霊(こうれい)天皇}
・天皇の生まれながらのご容姿は、他の方とは大きく異なり、お顔が長く龍のようですが、決して醜くはありません。耳は逆立ち、その耳の後ろには白い鱗があります。胸にも9枚の鱗があり、その9つの隙間から気を放っておられます。
・背の高さは、1メートル90センチほど、額に10センチほどの青い角が一本あります。下あごの歯は長く鋭く、上あごの歯は短く丸く、舌は長く鼻にまで届きました。
{垂仁(すいにん)天皇}
・背の高さは約1メートル80センチ、髪は右回りに顔を九周するように生え、頭頂部で輪のように巻いて留まっていました。両脇の下には金と緑の羽根を持ち、肘にも同じような羽が根ざしておられました。
{神功(じんぐう)天皇}
・ご容姿は非常におだやかで美しき、その眼にはふたつの瞳をお持ちでした。乳には九つの穴があり、力は強く建物の柱を揺るがすほどでした。
{応神(おうじん)天皇}
・背の高さは、約2メートル、肘には弓を射る時の「鞆(とも)」という丸いあて皮のような形がありました。目の形は引き絞ったときの弓のような三角形をしていました。中の角は天に向かってまるで弓に鏃(やじり)をつがえたかのようでした。胸には72本の青い毛が牛の尾のように生えていました。その長さは馬のしっぽほどで、とても強く根ざしていたので、最後まで抜け落ちることはありませんでした。
・いかがでしょう。以上が先代旧事本紀大成経からの抜粋です。わずらわしいので、現代語訳のみを載せました。これらの記述は正しいのか否かは別にして我々日本人の出身の常識を根底から揺るがすもののように思います。
<世界の構造の裏の裏を知る知識>
・紀元前3千5百年ごろ書かれたシュメール文書の「爬虫類族が本当に降りてきた」という記述は、間違いなくアヌンナキの到来を表している。シュメール文書によれば、エンリルは地球でのアヌンナキのリーダーだった。そこには、彼のことは「光る目を持つ輝かしき蛇」と描写されている。
・ヘブライの神話では、聖書の「ネフィリム」つまり「神々(gods)の息子たち」はアウィームと呼ばれるが、その意味は、「破壊者」または・・・・「蛇」である。ネフィリムは地球の内部に住んでいたと言われている。
・人類型異星人の起源は、琴座周辺からやって来た異星人だが、ほかにプレアデス星団やアルデバランの生物も混ざっている。彼らは、もともと別の次元に人間と同じ姿で存在していた。平和に暮らす人々で、青い目に白またはブランドの髪をしていた。しかし、爬虫類人とDNAを交わらせた結果、もともと素朴だった性格が変化し、爬虫類気質が入った。これが人間の堕落である。
・ノルディックはレムリアとアトランティスに関係した重要な地球外種属の一つである。その昔、彼らは、レプティリアンと戦争になり、レプティリアンたちを地下や宇宙の他の場所、あるいは異次元に追いやったという話がたくさんある。以来、レプティリアンは、自分たちのものになるべき惑星を再び支配しようと取り組んできた。そして「王族」の血統であるノルディックと交配することが、そのためにも最も効果的な方法だったのだ。
・最古のサンスクリット文書の一つである『ドジアンの書』。そこでは「サルパ」まやは「偉大なる竜」と呼ばれるレプティリアンの種族が空からやってきて世界に運命を授けたと書かれている。また、「黄金時代」を終わらせた大洪水は「巨人族」(ノルディックのことか?)を絶滅させたが、蛇神たちは戻って来て支配したとある。彼らは、人間の顔をしているが竜のしっぽがついている。そのリーダーは、「偉大なる竜」と呼ばれ、これがペンドラゴン(「偉大なる竜」)という古代イギリスの王の中の王を表す起源である。
『異星人遭遇事件百科』
(郡純)(太田出版)(1991年)
<星座の名前は知的生物の姿?>
・星座の名称はこれまで単純に「星の形」とのみ関連付けて語られてきたが、近年その常識に見直しの気運が高まっているのは周知の事実である。
・星座の名称の由来は星の配列を似た動物にあてはめたとされるが、はたしてスバル(牡牛座)やシリウス(狼犬座)の配列が牛や狼の形に見えましょうか?これは他の星座すべてにいえることだが、(中略)星座の名称とは、その星座における代表的な知的生物を表現しているのではあるまいか?そして牡牛座と狼犬座の知的生物は、その名称通り「牛」と「狼」のような風貌をし、しかも、古くから交流があり、互いに月を前哨基地にして地球にも頻繁に訪れていた、と考えれば聖書を含めた多くの古代文献の記述も矛盾なく納得できるのである。
・ただ、異星人は単一の種族ではなく、様々な母星からきていたという立場に立つと話が違ってくる。人間をはじめ生き物はすべて異星人による被造物、と考えることが可能になるのだ。
・人間、牛、馬、鳥すべての動物は異星人がみずからの姿に似せて創造した。太古の書においては相互の「交配実験」も行われたのかもしれない。
2016/8/26
金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。(1)
UFOアガルタのシャンバラ (2008年4月6日付近のまとめ)
『円盤に乗った青年のマジメな話』
(昭和49年、北海道宇宙人事件の真相)
(平野威馬雄)(平安書房)1974
<ニコロでの記者会見>
田中:「小人の丈がだいたい1メートルくらい」
<タコのような宇宙人>
平野:「こんな感じ?・・・へえ、こんな、タコみたいなの?・・・そして、こんな、体中にブツブツのイボがあったの?」
田中:「ブツブツがいっぱい体中にあったのです」
藤原:「このブツブツは、ずーと体中、イボみたいになっていたんです」
平野:「ぼくもずいぶん宇宙人について書いたし、いろんな宇宙人の画も見たが、やっぱり、これと似ていたな」
<私の住む町に円盤か!?>
よく『狐つき』に間違われたアブダクション(誘拐)・ケース
<藤原由浩君の独白><動き始めたマスコミ>
・ 藤原君を無理矢理、12チャンネルのテレビに出演させることになり、25日に数名のUFO関係者が集まった。四国までわざわざ介良村での怪小型円盤飛来の顛末を調べに行った林一男君、UFOの権威・荒井欣一氏、宇宙人らしいものをカラーで撮った浅野良雄君、日本大学教授・崎川範行氏、そして藤原君と小生が出た。『奥さん二時です』という川口浩司会の番組だったが、ほとんど時間がないので、何もいえずかえって誤解をまねくことになるのではないかと終って思った。
が、とにかく出演後、放送局のロビーにNTVの矢追純一さんらがいてくれて、日本テレビか矢追さんの指揮のもとに、本格的な取り組みをして、適切な方法で取扱、放送ということに話が決まった。
『 UFO遭遇と真実[日本編]』
(久保田八郎)(中央アート出版)1998/4
<円盤や母船に乗って別の惑星に行ってきた! 体験者;秋山眞人>
<肉体のまま母船に乗って>
<他の惑星の大文明>
・ 一人は背の高い金髪の白人タイプだった。その人は、非常にこまやかな印象を与える人であるが、他の人は、大体に165センチから170センチくらい。面白いのは髪の毛はいつも散髪したばかりというようなきれいな状態で、もみあげなどないピシャッと決まっている。皮膚は、ツルツルして、ひげは、見当たらない。
・ 女性の異星人は、日本人タイプで、髪は黒いし、身長は女にしては少し高めで、165センチ以上はあった。出身惑星は金星人が三人と水星人が三人。最初の静岡駅前の地下街の喫茶店で会った人は水星人だという。
・秋山氏が大母船に乗せられて訪れた惑星は水星と金星、それにカシオペア座の方向に存在している一惑星へ連れていかれたことがある。
・その惑星の人間は大きくて身長は2メートル前後。人々は金髪の白人タイプで、すごくいい感じである。みな映画スターみたいに顔立ちがきれいにととのっている。
<急に姿を消す技術とは>
・急に姿を消すのはあくまで科学的な方法であって、異星人はこんなことは、朝飯前にやっているとも付け加えた。
<同質結集の法則>(宇宙には法則は三つしかない)
1、物事は繰り返す。2、同じ質のものは集まる。3、物事はほぼ相対的な性格をもって成り立っている。
<金星人の服装と姿>
・服装は4種類くらいある。まず、ガウンのようなすらっとした衣服をベルトでとめているのが一つ。アダムスキーが砂漠で金星人に会ったときに、その金星人が着ていた両袖と両足首の所がすぼまったタイプの服は、一種のホームウェアで、行動する時の専用服装だ。
・長老クラスの異星人になると昔のギリシャ人のような服装を身につけている。布一枚をぐるっと体に巻きつけたような格好だ。しかし、長老に対する表現の言葉は思いつかない。あまりにも高貴で荘厳であるからだ。その容貌はギリシャ人的な顔で、まるで聖書の挿絵に出てくる感じである。白ひげをあごにスーッと伸ばした長老もいれば、全くひげをはやしていない長老もいる。
<北海道のUFO>
・残念ながら、北海道をひんぴんとして飛ぶUFOリポートは、時日不足のため十分集めることができなかったが、いかに多くのUFOが、過去数十年間以来、北海道に現れたか・・・ということを記しておきたかっただけなので、その他、十勝上空や函館その他にも何百回となく出現している事実をもってしても如何に北限の地がUFOにとって楽しいコースであるか・・・が、わかってもらえると思う。
<北海道の新聞におけるUFO出現記事の多さ>
<北見の空はUFOの定期航路か><円盤と超能力とキツネツキ>
<由浩君円盤誘拐事件直後のインタビュー>
1メートルの小人の円盤にさらわれた!!
<北限の北見の僻村ニコロでのイベント>
平野氏の恐怖的電話の内容というのは、実は北海道に宇宙人が現れて、円盤の中に青年が連れ込まれたという事件が二日前に発生し、この事実をある放送局がスクープし、ニュースで放送すべきかどうかという相談がたった今、北海道の放送局からあり、その放送局は大混乱してなんとか平野氏に北海道まで来てくれないかと頼んでいるといった。ぼくにも一緒に北海道まで行きませんかというようなことだった。
<旭川市郊外の夜空に展開した物凄い光景><目撃者;松村芳之>
<巨大な円形の物体、上富良野東方>
・11時を少し過ぎた頃、突然I君が「あっ、あれは何ですか?」と指した。見ると遠方の見かけ上、低く見える山脈の山と山の間のすぐ上の空中に、まっ白い円のような物がポカリと浮かんでいる。だが、月にしては色が白すぎる。あんなところに月が出るはずはないのにと思いながら凝視していると、なんとその丸い物体がみるみるうちに膨らんで大きくなるではないか!しかもその輪郭はまるでコンパスに描いたように完全な円形なのだ。
・その円形物体は膨らみながら次第に天頂の方へ移動してきた。そして、私達が、立っている場所を中心にして、ますます膨らみ続けた!唖然としている二人の上空を完全な円形の物は巨大な円となって、ほとんど全天を覆うばかりに拡大した。しかも驚いたことに、円形物の周囲の縁には太い白銀色の輪がはまったような状態になり、それが凄まじい輝度でもって正視できないほど強烈にギラギラと輝くのだ。「うわーっ、こりゃ一体何じゃ!」
<UFOに乗ってエジプトまで飛んだ少年><目撃者;天中童(仮名)>
・四国・松山の5歳の少年が巨大な円盤に乗せられる。
<不思議なおじさんとの出会い>
・「坊や、出ていらっしゃい」。童坊やは起き上がると、そっと家の外へ出た。すると家のすぐそばに例の背の高い白い服を足元まで垂らしたおじさんが立っているではないか。「あ、また来た!」坊やは嬉しさのあまり笑顔で走り寄る。おじさんはとても優しくて温かい雰囲気を放っている。2メートルもある大男で頭は例のごとくオカッパ。顔は白人タイプで彫が深く、目は大きい。皮膚はツルツルして髭などはない。服装はアラブ人の着るガラベイヤという民族衣装に似たベルトのない足元まであるだぶだぶの服だ。髪も長く、靴も白くて、先がずんぐりした丸みのあるものを履いている。
<暗闇の中に巨大な円盤(直径40メートル位)が浮上>
<特殊な白い服を着ている男たち>
どの男たちも、おじさんによく似た大男である。顔つきも白人タイプで、顔は金髪のオカッパ、服装も同じで白くて長いガウン。おじさんの服と違う点は、首と両腕の付け根の部分に丸い穴が開いており、そこから首と両腕を通して着るようになっていることだ。おじさんも船体の中に入ると長袖の服を脱いで、それに着替えた。
<金星人オーソンに酷似した人もいた!>
・男たちはみな若々しい青年ばかりで、五人だけは男だったが、一人だけ女のように見える人がいた。その人は、明るい茶色の上下続きの服を着ている。首の部分が丸く、腰には幅の広いベルトを締めている。下半身はズボン型で、裾の先は絞ってあって、長い袖の先も絞ってある。靴も茶色だ。この人だけは、他の人のオカッパと違って、金髪が異様に長く、両肩の後ろまで垂れていた。すごく綺麗な髪である。また、身長も他の人のように高くはなくて、160センチ、日本人の平均身長と同じくらいだった。
『聖別された肉体』(オカルト人種論とナチズム)
(横山茂雄)(風の薔薇) 1990/10
・『人類の最盛期』(1930年)において、頂点に達するゴルスレーベンの奇怪な神秘主義の中核を成すのは、リストから引き継ぐルーン・オカルティズムであった。彼はルーン文字を手掛かりに太古の栄えあるアーリア文明を再構築しようと欲し、ルーンとは「神の息子たち、アーリア人種」の人種=人間霊と世界霊との本当の関係から生じたものであり、これらの文字は真の探求者をその宇宙的故郷へと連れ戻し、神との神秘的合一を授けてくれる、と主張した。したがって彼は、紋章からピラミッドにいたるありとあらゆる場所にルーンの痕跡を「発見」することになった。
・白色人種はアトランティスから発生したものであり、アトランティスとは、神人の住んでいた理想郷、「ドイツの伝説のアサ族の地に他ならない」と記して、アトランティス伝説を自分の妄想体系の一部に組み込んでいる。アトランティスと並んだゲルマン民族の始源を示すものとランツが考えたのは、ブラヴァツキーが第二根源人種ハイパーボーリア人の名前にも選んだギリシア神話で北国の彼方の極地の地に住む神聖な民とされるヒュペルボレオスである。かれは、ヒュペルボレオスとはゲルマン民族のことを意味するのだと断定した。
<金髪白晢碧眼のアーリア=ゲルマン人種>
・『20世紀の神話』において、アーリア人種が世界史の舞台でこれまでいかに大きな役割を果たしてきたかを彼らが常に支配人種であったことを、ローゼンベルクは力説する。そして、金髪白晢碧眼のアーリア=ゲルマン人種とその北方的文化の絶対的優位性を証明するために彼が導入したのは、アトランティス北方説及びアトランティス本地説に他ならない。
・ローゼンベルクによればこれらアトランティス=アーリア人たちは「白鳥の船及び龍頭の船に乗って」地中海からアフリカへと渡り、また陸路を通って中央アジアを経て、中国へ、また南北アメリカへと大移動を行った。彼はまたヨーロッパから北アジア、アイルランドへといった移動経路も想定している。それらの移動の「証拠」として、ローゼンベルクはたとえば、古代エジプトの支配階級の風貌には、アーリア=アトランティス的要素(つまり金髪白晢碧眼)が見出せると主張し、一方、その被支配階級ハム人種は「アトランティス人と異人類の原始民族の混合的変種であると断定する。さらに楔形文字やその他の地球上の文字の起源が「アトランティスの(祭祀的)象徴に遡る」可能性までが暗示される。
『黒魔術師ヒトラー』 (今、甦る暗黒時代の恐怖)
<隠れたマスターたち>
・(トゥーレ)は、北の果てのどこかに消えた島と考えられていた。グリーンランドの沖合いか、それともラブラドール周辺だろうか。
トゥーレは、アトランティスと同じように消え去ったある文明の魔術的中心地であったとも考えられていた。エッカルトとその仲間たちは、トゥーレの秘密の全てが失われてしまったわけではないと考えていた。人間と外部世界からやって来た高度の知能を有する存在との間に介在する者達がドイツを再び世界の支配者へと導くために、またドイツを来るべき超人種族の揺りかごにいざなうために必要な力を彼らは、秘法伝授者に授けたのだ。
・いつの日か、ドイツの軍勢が地球の精神的運命を妨害している全てのものを取り払うために立ち上がることだろう。その軍勢を率いるのは「全てを知っている者たち」であり、エネルギーの源から力を引き出し、「古代世界の偉大なる者」に導かれている男たちである。このような神話の上にエッカルトとローゼンベルクのアーリア民族論が成立している。これらのいわば魔術的社会主義の「予言者たち」がヒトラーの霊媒的な心に吹き込んだのも、こうした神話なのである。
・トゥーレ・グループは真面目な魔術的な結社であった。単に神話体系の末梢的な研究を行ったり、意味のない儀式をやって見せたり、世界制服を夢想することだけではなかったのである。彼らは、入門者に魔法の諸技術の実践や自分自身の潜在力を目覚めさせる方法などを教えている。その中には、リットンの「ヴリル」とか、ヒンズー教の「クンダリニ」といった微妙な力のコントロールがあり、視覚化を通して望ましい状態を創出するという体系的な方法などがあった。「隠れたマスターたち」、あるいは「知られざる超人たち」といった前述の神秘的存在と交流する技術なども含まれている。ヒトラーは、これら全てのテクニックを学び、そして自分がすでに持っている意志の一点集中能力は、感情をたかめることによって著しくパワーを増大させることができることに気づいたのかもしれない。
『仙境往来』 (神界と聖地)
(田中文雄)(春秋社) 2002/12
<「洞窟の内部」>
・現在の南京の周辺にあたる金陵という場所、豊かで奥深い地下の聖地を蔵していた。また、大地の肺臓のような世界、つまり空洞が広がっているとする。「肺」とういうのであるから、鍾乳洞の中のような様子を想像していたのであろう。ただ、そこを訪れる人は、その内実を知らないというのである。
・また、この山の洞虚の内部を見れば、内側に霊府(神々の役所)があり、洞庭(大きな空洞の庭)は四方に開けて、巌穴は長く連なっている。
・多くの洞は、お互いに通じ合っていて、それらの路を行くと、いくつかの路に分れる。四方に交わっていて、そこには真仙たちの洞館(すまい)があるとされる。さながら、地下王国の観がある。
・もう少し、具体的に洞天内の様子をみてみたい。洞虚は四郭(角)で上下はみな石である。上の平らのところは土の下にあり、ちょうど(その上の)十三、四里で地表面に出る。
東西は四十五里、南北は三十五里の真っ平らな方形で、その中の虚空の場所は、一百七十丈、下処は一百丈。下の土台は岡やうねなどがあるが、上の蓋は平らであるとある。つまり、洞天は、地中にあり、周囲一百六十里(約七十キロ)にも及ぶ巨大な石室である。下方は普通の土地のように起伏があるが、上方はまったく平らであった。
この地中世界には、地上世界と同じように太陽と月がある。つまり、洞天内には「陰暉夜光」と「日精の根」があり、この内部を照らしており、明るさは日月と同じである。
<洞天内は、まるで現実世界と異ならない様相をしている。>
・また「句曲の洞宮に五門あり」と記され、この洞天への入り口が五つあったことがわかる。ただし、この洞門は外人(俗人)のためのもので、真人や仙人はここから出入りはしないという。たぶん、真人や仙人は、神界から門を通ることなく、直接にこの地にくると考えられていたのだろう。この門は、人間が入ることができる神界とこの世の接点なのである。
・洞天内には、虚空の中にみな石の階段があり、曲がりくねって門へとつながり、上下に往来することができる。そのため、人がそこへ入っても、まったくここが洞天内とはわからず、外の道路だとしか思えない。日月の光も、草や木、水や沢も、まるで外界と変わらない。また、鳥が飛び、風雪もあるので、{異界であることを}疑いもしない。洞天内は、まるで現実世界と異ならない様相をしている。
・この洞天は、地下道によって、他の洞天と結ばれる。つまり、東は林屋へ通じ、北は岱宗(泰山)に通じ、西は峨嵋に通じ、南は羅浮に通じる。その通路は、みな大きな道である。その間に小さな路が入り交じって通っている。前述の林屋山洞(第九大洞天、江蘇省・太湖)、東岳太(泰)山洞(第二小洞天、山東省)、峨嵋山洞(第七小洞天、四川省)、羅浮山洞(第七大洞天、広東省)と地下道で通じているとするのである。
・『真誥』の勾曲山洞についての記述は、著者の陶弘景がこの山を活動拠点にしたこともあってか、地下通路のセンターのように描かれる。地上世界と、それを取り巻く天体を、そのまま縮小したような小宇宙を形成している。それが地下にあるため、他の洞天との通路も地下道となる。
< 「洞天内の建物と住人」>
・さて、この洞天のなかで暮らすことができるのは、どんなひとであろうか。住人は、かって道徳的に優れたことをした人々である。
・地下主者とは、「地下主者に三等(階級)がある。みなこの世で功徳があった者である」と区分がある。
一等地下主者は、もっとも下の者で、百四十年して一進して、はじめて仙階(仙人の世界)に進むことができる。
・二等地下主者は、中間の位で、ただちに仙人階級になれる人で、百四十年して進んで官禁の位(世間の役人のようなもの)に補任される。
三等地下主者は、一番上の者で、仙人の住まいに出入りでき、神の世界にも遊ぶことができる。
・地下主者は、完全な神仙撰になる前の修業中の人といえる。仙人の仮免許を持った人といってもよいかもしれない。
・この易遷宮と童初府には、東海青童君という神が、不定期にやってきて、諸宮の人々を見まわる。これらの宮にいる仙人は、みな少しずつ昇進して、この宮に入ることができたのである。
・地下主者の高位者になるまで、百四十年が一単位として進むという。どの地下主者に振り分けられるかは、現世においてどれだけ功徳を積んだかによる。
・普通、仙人を階級的に分ける場合、『抱朴子』論仙篇にあるように、最上は白日昇仙(衆人環視の中で仙界に昇る)する「天仙」、次に名山に遊ぶ「地仙」、最も低いのは死んで後に行方をくらます「尸解仙」と三つに分けるのが普通である。しかし、上述の文献からは、さらにその下に地下主者がいることになる。
『オカルティズム事典』
<アガルタ、世界の中心=ナチとトゥーレ>
<世界の中心>という考え方はギリシア文化、ヘブライ文化の中に見出される。それは、オカルティズムの中にも存在する。
・この「アガルタ」というチベット語は、「地球の中心にあり、<世界の王>が君臨する地中王国」という意味である。「地球の中心」は明らかに象徴的な場である。ギリシア人は大地の中心である「デルポイ」をいわばへそ(オンパロス)と呼んだ。大きな都市国家はすべて周辺空間を神聖化した。また、そうした都市国家をつくること自体、宗教的意味合いを持っていたから、それは「世界の中心」といわれたのである。中心がいくつか同時に存在したため問題を生じたが、これは政治的に解決された。
・<中心>という観念には興味をそそるものがある。というのも、その観念はミクロコスモスとマクロコスモスの照応を連想させるからだ。また哲学的にいうと、<普遍>と<個>との一致をも想起させる。<地球の中心>の観念はジュール・ヴェルヌが『地底旅行』で利用した神話とも暗に呼応している。しかし、中には、この神話をめぐって放埓な空想をほしいままにした者もいる。神秘主義者サン=ティーブ・ダルヴェードルは<アガルタ>という語をリバァイバァルさせた張本人だが、彼はそれに「霊的な親近性」を認めることで、自分のシナーキー運動を正当化させようとしたのである。探検家F・オッセンドフスキーの『獣、人間、神話』によれば、1922年、モンゴルで、アガルタに身を潜める<世界の王>の密使に出会ったという。『世界の王』という著作をものにした神秘主義者ルネ・ゲノンにいたって、ようやく放縦な空想からの誘惑に屈しなくなる。
・トゥーレのような<北方楽土>をめぐるシンボリスム(トゥーレはナチの御用学者ローゼンベルグ『二十世紀の神話』の中でゆがめられ、骨抜きにされている)が存在するが、それらはいずれもアガルタになぞらえることの可能な形象である。
(デーヴィッド・アイク)(三交社)2000/8
<地球乗っ取りを狙う金髪碧眼のアヌンナキ・人間の混血種>
・20万~30万年まえ、レプティリアンの遺伝子交配プログラムによって同じく爬虫類型異星人であったアヌンナキと人間の混血種が創りだされた。そうだ、私は「レプティリアン以外の異星人が人類と交配することによってこの地球上にすばらしい様々な人類が創りだされた」という可能性を完全に認めているのだ。
・古代文献を調べれば分ってくることだが、アヌンナキと人間の混血種の大部分は金髪碧眼である。金星によってもたらされた大変動の直後「神々」の姿が大きく変わっている。
<世界の王族が受け継ぐ金髪碧眼、白く輝く双眸の血流>
・「死海文書」によるとレメク(カインの子孫)に奇妙な子供が生まれたと言うのだ。その子は、普通の人間とはまったく掛け離れていて、まるで天使の子のようだったと言う。このようなレメクの子は、白い肌とブロンドの髪をしており、その光り輝く目は、太陽のように家全体を照らし出したと語られている。
・金髪碧眼、白い肌、レーザー光線のように輝く双眸、これは何千年も昔から世界中で語られている「GODS(神々)」の姿である。
・非常に美しく残忍なオリオン星人は、レプティリアンとはなんらかの同盟関係にあるという。
・いわゆる公認の歴史ではシュメールやエジプト、インダスの文明は、それぞれ独自に自然発生したとされる。しかし、これらの文明はコーカサス地方から下りて来たアーリア白人種によってもたらされたものなのだ。このアーリア白人種の中には、私がレプタイル・アーリアン(爬虫類人の遺伝子を受け継(アーリア人)と呼ぶ遺伝子系統の者たちが含まれていた。
<異星人やUFO情報を巧みに操るMIB(メン・イン・ブラック(黒服の男たち))>
・いわゆる「MIB」(MIBと略記されたり「ブラック・メン」などとも呼ばれる)。UFO研究所の周辺によく現れ、ときにCIAやFBIを偽称し、研究の妨害を行う。黒い帽子に黒い服を着ていることが多いため、この名がある。近年では研究所ばかりでなく、異星人やUFOに関する情報に深入りした人々に脅しをかけることで知られているが、彼らMIBが、実体化したり非実体化するのを見たと言う情報が数多くあがっている。
・それもそのはず、彼らは、次元と次元の間を自由に行き来する能力を持ち、あらゆる形態をとることができるのだから。エリート一族に見られる強迫的観念的同系交配は、このような変身能力を与えてくれる遺伝子構造を維持するためのものだ。彼らが、次元の間を行き来し人間の姿とレプティリアンの姿の間を自由にシェイプ・シフトできるのは、彼らが受け継ぐ特異な遺伝子構造のおかげなのだ。遺伝子構造がレプティリアンのオリジナルから離れすぎてしまうと彼らは、シェイプ・シフト能力を失ってしまうのである。
『最近UFO学』
<エリア51 S-4地区の秘密>
・エリア51(ネバタ州ラスベガスの北東部地域)内にあるS-4と呼ばれる地区はUFO研究が行われていると噂されている場所である。この地域は砂漠の真ん中にあり、四方を山に囲まれているため周りから内部の様子を見ることがまったくできない。
・この秘密施設の中でUFOの推進エネルギーの研究を行っていたという証言者が現れ、一躍UFO研究家の注目を浴びた。この証言を行ったのは、ロバート・ラザー氏という物理学者で、彼はエリア51内にある研究施設で現物のUFOの推進エネルギーの研究をしたというのである。ラザー氏は、EG&Gという会社に勤める契約をしたところ、会社ではなく、エリア51の中にある研究施設に連れて行かれ、驚いたことに宇宙人に関する資料を見せられた。その資料には、宇宙人の解剖写真まで載っていたという。さらに閉ざされた格納庫に連れていかれ、その中にあるUFOを魅せられた。そこには3機のUFOがあり、そのうちの一機の推進エネルギーを研究するように命ぜられたという。
そこには閉ざされたままの格納庫もあり、数から考えれば、全部で9機のUFOがあったはずだと証言しているが、実際に見たのは3機である。またUFOは実際に宇宙人から提供されたものだということだった。
『宇宙と人間の謎』
(深野一幸)(成星出版)1998/2
<異次元からの宇宙人がいる!?>
Q.: 異次元からの宇宙人が来ているというのは本当か?
A.: 容易に信じられないが、真実のようである。宇宙は多次元構造でできており、我々の住む物質世界は三次元世界である。地球に進化した宇宙人がやって来ているが、彼らは、三次元世界からのみやってきているのではない。四次元世界にも、肉体を持った人間の宇宙人が存在し、地球にやって来ているようである。
<4次元も物質世界>
・オスカー・マゴッチが行った星は4次元の「アルゴナ」という惑星である。ただし、地球の次元と4次元は同じ空間にあるが、波動が異なるため、お互いに見えない。マゴッチのいう4次元や5次元は幽界や霊界ではない。れっきとした物質世界である。3次元から4次元への移動は、UFOに乗りUFOの波動数を上げることにより行う。波動数を上げると3次元世界が徐々に消え、4次元の物質世界から3次元の物質世界への移動は、UFOの波動数を下げることにより行う。すると、4次元世界が徐々に消え、3次元世界が現れる。
<4次元の肉体を持った人間の特徴>
・4次元の肉体を持った人間の宇宙人は、次のような特徴を持つ。
◇振動数が高く地球人の目には見えない。振動数を下げると見える。
◇極めて高度な科学技術を発達させている。
反重力で飛行する宇宙船(UFO)を開発している。
◇精神性の高い人間である。
人間の輪廻転生や宇宙のしくみを知り、創造主を敬う精神性の高い生き方をしている。
◇超能力人間である。
肉体の振動数を変える能力、テレパシー能力、マインドコントロール能力、予知能力、オーラを見る能力、ヒーリング(病気を癒す)、テレポーテーション(瞬間移動)、物体浮揚、物質化、透視などの超能力を持つ。
◇寿命が非常に長い。
地球時間で、200~800歳である。
◇お金(貨幣経済)のない社会を実現している。
欲しいものは無料で手に入る。
<5次元以上にも生命体は存在するか?>
・5次元以上にも生命体は存在する。以下はマゴッチの伝える情報である。
◆5次元の生命体
- 4次元の宇宙人(人間)が進化して、肉体に宿ることを卒業した霊的生命体、自分の意志で肉体を持った人間になることもできる。
- 宇宙の階級では、第5階級で、密度でいえば第5密度の生命体。
- コズミック・トラベラー(宇宙の旅人)とも呼ばれ、6次元のガーディアン評議会の命令で、遅れた星の宇宙進化の促進などを行う。
◆6次元の生命体
- 5次元の生命体が進化した霊的生命体。ガーディアン(守護神)とも呼ばれる。昔、肉体を持った人間であったが、霊的に進化して霊的な存在となった生命体で、人間世界を指導している。
- 50人のガーディアンでガーディアン評議会を構成されている。
- 宇宙の階級からいえば、第6階級で、密度でいえば、第6密度である。
◆7次元の生命体
- 6次元の生命体が進化した高級な霊的生命体。
- アセンディド・マスター(高級教師)とも呼ばれ、7人存在する。
- 宇宙の階級からいえば、7等級という。密度で言えば、第7密度である。
◆創造主(偉大な潜在界)
- 究極の次元には、金白色のとてつもなく大きな光で、全てを包含する存在がある。
- これは、宇宙を創造し、宇宙全体を統御しており、神、宇宙意識などとも呼ばれる。
<進化した高等知性体>
<地球人、進化した人間の宇宙人、高級な霊的生命体、これらはどんな関係にあるか?>
・地球人が何度も輪廻転生して霊的に向上し、地球を卒業すると、4次元の星の人間に転生する。これがアーガスやドン・ミゲルなどの進化した人間の宇宙人である。
4次元の進化した人間が、さらに進化すると肉体に宿る束縛から開放され、5次元の霊的生命体になる。5次元の生命体は、自分の意志で肉体をもった人間にもなることもできる。このような存在がクェンチンである。
・5次元の霊的生命体が、さらに霊的に進化すると6次元の霊的生命体になり、6次元の霊的生命体が、さらに進化すると7次元の霊的生命体になるわけである。
簡単にいえば、地球人の進化した存在が、宇宙人であり、宇宙人の進化した存在が高級な霊的生命体になるという。
なお、霊的に上位の生命体は下位の生命体をサポートする義務がある。