(2024/11/24)
『TRUTH SEEKERS III』
美しき世界を創る真実追求者たちとの対話 ~闇の支配から地球がついに解放!
佐野美代子 ヴォイス 2024/10/15
<はじめに>
・探求の中で見つけたその答えは自分とは肉体を超える魂、エネルギー体、光であり、誰もがソースのフラクタル(幾何学的法則)であり、神聖な存在であり、創造主であるということ。
・また、旅の途中でアメリカの古代英智の学校「ラムサ」に通い、自分自身が人生の創造主であることを量子物理学やワークを通して体感し、これによって自分の人生が劇的に変わっていったのです。
・その答えは、「肉体は死んでも魂は生き続ける」ということです。
・この世界は悪魔崇拝者やサイコパス、レプティリアンたちが支配していて、彼らのアジェンダは「人口削減・人類奴隷化」であるという驚愕の事実を知ることになったのです。
・私はこのことを皆に伝えたいと思い、無収益でYou Tubeの配信を連日行っていたのですが、3つのチャンネルが突然消されることになりました。
・最後の真実探求は、「世界の真実は地球外生命体のことを知らないと無理」ということです。
そして、このことを伝えたいという熱意が、銀河連合特使のエレナ・ダナーンさんとのつながりを導いたのです。
<キャシー・オブライエン>
・CIAのマインドコントロールには屈しない!
アメリカ政府の最高機密に触れながら体験したトップ政治家たちの醜い闇を暴く!
・1957年米国ミシガン州生まれ、幼い頃から近親者による性被害に遭い、父親にCIAに売られて以降は、CIAの「MKウルトラ」によるマインドコントロール・プログラムを受け、「大統領モデル」として育成される。
<◆マインドコントロールされ、「大統領モデル」になったキャシーさん>
美代子:私はこれまで随分、こうしたことを調べてきたのですが、キャシーさんは、CIAが行ってきたマインドコントロール・プログラムである「MKウルトラ」、そして「モナーク・プロジェクト」の生存者でいらっしゃいます。
<モナーク・プロジェクト>
・マインドコントロール・プログラムの一環。近親相姦で虐待された被害者である子どもたちが、「遺伝子マインドコントロール研究」の名目で募集されたプロジェクト。キャシーの父親がこれに応募してキャシーのマインドコントロール人生がはじまった。
キャシー:「新世界秩序」を導入するため、ワシントンDCの深部に潜むマインドコントロールの加害者たちのたまり場にいたのです。彼らの資金源は、開かれた国境を使った麻薬密売や人身売買です。また、子どもたちの性的人身売買を利用して弱みを握り、彼らはお互い(取引相手)を脅迫し合っていました。ですので、人類に対する犯罪としては非常に恐ろしいことをやっているわけです。
キャシー:大統領モデルとは、CIAによるMKウルトラのマインドコントロールのプログラムの中で、命令に従うことや、性的な行為を行うことだけでなく、大統領や政府指導者にメッセージを伝えたりすることに特化してプログラムされる人材のことです。
<◆近親相姦の家系で育ち、幼い頃から性被害を受ける?>
キャシー:私は1957年にミシガン州のマスキーゴンという都市で生まれました。実は、生まれた家庭は、なんと代々、近親相姦の虐待をする家庭でした。私の父は、貧しい大家族の生まれであり、父自身も幼少期から性的虐待や悪魔崇拝の儀式などで虐待されてきたのです。私の母は、父よりは上流階級に属していましたが、やはり、母も親から性的に虐待され、祖父の持っていた「ブル-・マソニック・ロッジ」に売られました。
キャシー:ブル-・マソニック・ロッジは、地元の政治家や法執行機関の人たちなど有力者が秘密裏に集まる場所で、いわゆる秘密結社のような場所です。
<◆それは、「ペーパークリップ作戦」からはじまった>
キャシー:ちなみに、私が生まれた1957年には、すでに国内において、マインドコントロールが多くの子どもたちに行われていました。それは、かつてナチスが開発して使っていたプログラムです。
・この作戦の真の目的は、ナチスの新世界秩序のアジェンダをアメリカでも続けるためです。そのために、さまざまな極秘の洗脳プロジェクトを彼らは進めていました。それらが1953年に「プロジェクトMKウルトラ」となったのです。
美代子:究極の目的は、カバールのアジェンダでもある新世界秩序を目指すためですね。このために、多くの子どもたちが実験台になったのですね。
キャシー:恐ろしい実験の連続です。彼らのゴールは、カバールが支配する管理(奴隷)社会です。個人の自由はありません。
キャシー:今では、その病名は「解離性同一性障害」として知られています。実は、こういう人は異常に記憶力が発達しているのです。私は4歳で本が読めるようになりました。売春、ポルノ撮影、近親相姦、肉体労働などの虐待を受けていない時は、本の世界に閉じこもっていましたからね。MKウルトラ計画やモナーク・プロジェクトの被害者は多重人格障害になるものの、視力や記憶力が抜群だし、記憶を区分けすることもできたので、彼らはそれを政府の秘密作戦に巧みに使っていたのです。
<子どもたちへの実験>
・キャシーさんのようにモナーク・プロジェクトの一環で父親にCIAに売られるケースもあるが、誘拐されるケースも多い。
<◆残酷なことができるのは宇宙人だから ⁉>
美代子:少し話題を変えますが、私はこういった人類に対する大罪を犯す存在たちは、人間ではないと見ています。彼らはレプティリアンとか人間と宇宙人のハイブリッドなのではないでしょうか?
キャシー:彼らは私たちとはまったく別の存在です。非常に極悪非道で、レプティリアンと呼んでもいいし、悪魔崇拝者と呼んでもいいですね。彼らは、人類に対する犯罪人として厳重に処罰されるべきです。
キャシー:宇宙人かどうかはわかりませんが、ボヘミアン・グローブで宇宙人について話し合いがされている時に、ジョージ・ブッシュ・シニアが「宇宙人は、将来の自分たちの姿である」と語ったことがあります。彼はタイムトラベルで未来に行けるとも言っていました。
<◆ワシントンの腐敗を暴くトランプ前大統領>
美代子:2016年にトランプさんがヒラリーに大統領選で勝利した時は、本当にうれしかったです。これまでの流れが大きく変わったことで、ワクワクしました。
<◆洗脳を解いてくれたマーク・フィリップス>
キャシー:マークは、極秘技術である「トラウマに基づくマインドコントロール」の権威者であり、メンタルヘルスと法執行機関の専門家たちから国際的に評価されていた人です。また同時に、彼は政府のインサイダーとして、諜報活動も行っていました。
・『トランスフォーメーション・オブ・アメリカ』(ヒカルランド刊)
に書かれていることは、本当に恐ろしいことです。
その内容の残酷さや卑劣さ、驚くべき内容に書籍のカバーに「本書には露骨な性的描写や暴力的な表現が多く含まれています。苦手な方はご遠慮ください」というコメントまである。
<◆人の心と人生を決して操らせてはならない!>
美代子:悪魔崇拝者が目論む世界支配のアジェンダのもとで、子どもたちがされてきたことが明るみに出たら、誰もが怒りの声を上げるはずです。キャシーさんには今後、講演やカウンセリングの依頼が殺到するでしょうね。
キャシー:カバールに私たちの心と人生を操ることを許してしまうのは、絶対にあってはならないことです。私たちが勝ち、彼らが負けるのです。
<美代子の部屋>>
<キャシーさんは、世界一勇気のある女性>
・対談中にもあったように、アメリカの大統領たちは、代々カバールのアジェンダである「世界統一政府」を進めてきました。
<「世界統一政府」のルーツには、やはりレプティリアンがいた!>
・まず、7世紀にハザールという国を作った遊牧民たちがいて、彼らは子どもの生贄を要求する「バール・モルク」(ルシファー)を崇拝していました。
・イルミナティのメンバーの多くはアシュケナージ・ユダヤ人であり、彼らはマルタ騎士団やナイト騎士団になるものも多く、弾圧されても名前を変えて騎士団として存続し、1534年にイエスズ会を設立しました。
そして、そのうちの2000人がロッジのリーダーになりました。こうして、イエスズ会は世界中に蜘蛛の巣のように広がったのです。
では、そもそも遊牧民たちは、なぜルシファー(悪魔教)を崇拝していたのでしょうか?
・一族のルーツになった母方がシカール・レプティリアンの種族であり、その血を受け継ぐアヌンナキのエンリルが地球を支配したからです。
・カバールの多くはエンリルの子孫です。ですから、悪魔に捧げるために子どもを生贄にしたり、子どもを食べたり、残忍な虐待などを平気で行うのです。彼らは純粋な人間ではありません。
ナチスは、1940年代からネガティブな宇宙人の種族であるシカール・レプティリアン、ネブ・グレイと連携して「闇の同盟」まで結成していたのです。
<もう、同じ歴史を繰り返させない!>
・このような背景を理解していないと、キャシーさんの体験をなかなか真実として受け止められないかもしれません。
・でも、この原点をご理解いただければ、ナチスの血も涙もないホロコーストの歴史もわかっていただけるはずです。
・エンリル派閥の「世界統一政府」、つまりは人口削減、人類の奴隷化が目的とされているからです。
今、私たちが目覚めないと、歴史は繰り返されます。
・歴史的に見ると、エンリルが地球を支配した紀元前3700年頃から現在に至るまで5700年も彼らの支配が続いているのです。
これでは、地球も人類も良くなるはずがありません。
<マインドコントロールのからくり>
・アメリカでよく起きる乱射事件の犯人などは、間違いなくマインドコントロールされた人でしょう。
・彼ら(カバール)にとってのエネルギー源は子どもから摂取する「アドレノクロム」や虐待によるネガティブなエネルギーであり、また、子どもの人身売買、臓器売買、性奴隷などのシステムも資金源になっています。
<世界が変わるのを待つのではなく、立ち上がるのはあなた>
・そこで、トランプ政権時にトランプさんが最初に着手したのがアメリカの国境の壁政策です。そして、深層地下基地からの子どもたちの救出です。彼は、いくつもの大統領令を出していますが、「深刻な人権侵害をした者の資産を凍結する」という「大統領令13818号」を2017年12月に署名しています。
<不安は杞憂に終わったインタビュー>
・私たちの思考が未来を創造しているのであり、引き寄せの法則では同じ波動のものしか引き寄せません。
カバールに支配された世界をリセットするのは、意外に早いかもしれません。
なぜなら、人類解放のためにホワイトハット、地球アライアンス、銀河連合、銀河間連合、シーダーズ(人類創造の創始者たち)などが私たちの見えないところで活動してくれているからです。
<脳の回路を変えて、自分を変えよう!>
・でも、そんな生き方が難しい、という人は、キャシーさんもアドバイスされていますが、今までと違う生活習慣にトライしてみてください。
・キャシーさんは、DNAも魂や思考の力で変えられると語っていますが、同じことを細胞生物学者のブルース・リプトン博士もおっしゃっています。
<ダン・ウィルス>
・軍内でUFOの目撃情報を入手以来、自らUFOの調査をはじめる。
・海軍時代に極秘情報であるUFO情報にアクセス以来、自らUFO&ET情報のリサーチを開始!現在は、クリスタルの未知なるパワーを銀河連合と協力して探求中!
<◆元海軍のエンジニア出身、ダン・ウィリスさん>
美代子:軍を退いてからは、ディスクロージャーや真実追及の活動などをはじめ、世界中のフリー・エネルギーなどの発明家に会いに行き、クリスタルの持つパワーなども、科学的、理論的に伝えてくださっている方です。
ダン:それは、「およそ直径70フィート(21メートル)の円盤が海中から出現するのを何人もの船員が目撃した。そして、それは時速7000マイル(1万1千キロメートル)以上で宇宙に向かって飛び立った。その事件は、我々の船の真横で起きた」というメッセージでした。
・なぜなら、1953年のスパイ法により米軍人がUFOの目撃情報を公開すると、10年の禁固刑に科せられることになっていましたから。
<◆軍で報告されるUFO情報の調査を自ら開始!>
美代子:今から約50年以上前の1969年に、そんな情報を直々に受信したら人生観などはガラリと変わるでしょうね。
ダン:近年の目撃情報でも、何千もの宇宙船がアラスカ沖から出現しているという報告がありますね。
<◆大戦前後からドラコ・レプティリアンはナチスと組んでいた>
ダン:まず、1933年頃には、シカール帝国のドラコ・レプティリアンはナチス親衛隊に高度な技術を与え、すでに彼らは同盟を結んでいました。
この技術提供によって、ナチスは戦時中、1938年から南極大陸に秘密の地下基地を建設しており、戦争末期にはUFO技術をドイツ国外に移し、100隻以上のUボートを擁する潜水艦隊、トップ科学者、25万人以上のドイツ人を南極に移住させていたのです。他にも、アルゼンチンやその周辺地域に大勢のドイツ人を移住させており、アドルフ・ヒトラーと彼の妻のエヴァ・ブラウン、そしてヒムラーもこれに加わったのです。
ダン:そして、大戦後の1946年9月には、「ペーパークリップ作戦」の名の下で、米軍は1600人の元ナチスの科学者や医師を雇いましたが、その中には、ヒトラーの協力者も含まれていました。
ダン:1947年6月16日ヒトラーの首謀者であったクサヴァー・ドルシュが、ペーパークリップ作戦によって、アメリカの「深層地下軍事基地(DUMB)」ネットワーク構築を開始しました。
美代子:多くの闇予算が注ぎ込まれ、地下軍事基地でドラコ・レプティリアンやグレイなどと共に、拉致した人たちの恐ろしい人体実験、アドレナクロムの生成、クローン生成、秘密宇宙プログラムなどが進められ、拉致された人が奴隷にもされていました。
ダン:もちろん、ナチスの南極基地を破壊しようと試みたジェームズ・フォレスタル国防長官やバード提督のような政府関係者もいましたが、その際にも、南極基地から飛来した空飛ぶ円盤によって敗北したのです。
<◆権限のなかったアイゼンハワー元大統領>
ダン:CIAは400人のメディア・ジャーナリストに報酬を支払い、メディアを支配する「モッキングバード作戦」を開始しました。現在では、CIAは大衆のマインドを総合的にコントロールするために、主要メディアを6社に統合していますね。
<ワシントンD.C.上空を飛行したUFO群>
ダン:続いて、1952年7月には、ナチスがトルーマンとアイゼンハワー政権を先端技術で威嚇するためにワシントンD.C.上空を飛行しました。
美代子:ナチスは常に好戦的ですね。しかし、闇側の進んだテクノロジーに負けず劣らず、光側の地球外生命体も地球を見守ってくれていますよね。例えば、アイゼンハワー元大統領は銀河連合とも会合していますしね。
ダン:1954年にアイゼンハワーはエドワーズ空軍基地で銀河連合と初めて会合し、オリオン星団のドラコ・レプティリアンのグループを信頼しないように警告しました。
美代子:銀河連合は心配してくれていたのですね。ありがたいです。しかし、アイゼンハワーはもはや大統領でありながらも、極秘情報にアクセス、または、それらを管轄する権限はなくなっていたのですね。
ダン:1954年5月、元ナチス親衛隊が、「ビルダーバーグ会議」を開始しました。これは、主流メディアのアジェンダを調整するためのものであり、以降、毎年開催されています。また同年、ネルソン・ロックフェラーがUFOやETなどを秘密裏に調査する委員会、「マジェスティック・トゥエルブ(以降MJ-12)」を再編成し、アイゼンハワーはUFOに関連する管轄権やアクセス権をますます失うことになりました。
美代子:1954年アイゼンハワーは、ニューメキシコのホロマン空軍基地でレチクル座ゼータ星出身のトールグレイと「グレアダ条約」を締結します。これは彼の意向ではなくMJ-12からの指示だそうですね。
<◆大統領よりもパワーがあった「マジェスティック・トゥエルブ(MJ-12)」>
ダン:当時、すでにナチスは反重力宇宙船も月の基地も持っていましたからね。
美代子:アイゼンハワーは気の毒でしたね。彼は、1961年にアメリカ国民にTVで警告を発したのですよね。でも、彼に続く大統領たちの中にも、違法にトップクリアランスへのアクセス拒否をされてしまったリーダーは大勢いますね。
ダン:はい。ケネディ、カーター、クリントン元大統領がそうでした。また、ジェームズ・ウールジー元CIA長官もアクセス権がなかった1人です。
<◆D.C.での「ディスクロージャー・プロジェクト」記者会見に証人として参加>
ダン:このプロジェクトで開示された内容には次のものがあります。
- 合法的な政府がアクセスを拒否されている証拠、
- 違法なUSAP(アメリカ合衆国南極プログラム)が何兆ドルもの利益を得ている、
- 原子力、石油、石炭の必要性を失わせるゼロポイント・エネルギーの解決策が抑制されている、
- 反重力船は1950年代に開発済み、
- 月の裏側に基地が存在する、
- 宇宙飛行士たちは月で起きたことを秘密にすることを誓約済み、
- NASAはUFOの画像を隠蔽している、
- 1989年以来、57の異なるET種が分類されている、
- ET宇宙船は核ICBM基地を閉鎖、
- 海から宇宙船が出現したという海軍のレポートが存在する、
- ETたちと協力する将来の偽旗事件の計画、などですね。
美代子:反重力船が1950年代からあるとか、本来なら世界中のメディアが一面トップで報道するような衝撃的な内容ですね。この会見は、どんなふうに世界に配信されたのでしょうか。
ダン:この時、実は予想に反して、大手メディアは簡単な短い報道に終わったのです。
<◆政府のシステムに侵入した天才ハッカー、ゲイリー・マッキノン>
ダン:2002年にイギリス人のハッカー、ゲイリー・マッキノンが米国政府のコンピュータ・システムにハッキングすることに成功しました。真実を知りたかった彼は、アメリカ海軍の秘密宇宙プログラム、「ソーラー・ワーデン(海軍の太陽系監視艦隊)」についての情報を発見したのです。それらの情報とは、海軍の秘密宇宙計画の実態に関する証拠や、大きな葉巻型の宇宙船の画像、海軍宇宙船USS(United States Ship)「ヒレンコエッター」とUSS「ルメイ」のリスト、非地球人将校のリストと艦隊間の移動記録についてなどです。しかし、時のブッシュ政権はこれらの極秘宇宙計画が暴露されたことに憤慨し、マッキノンを70年間刑務所に収監すると宣言したのです。
ダン:また、イスラエルにおける宇宙計画の責任者をしていたハイム・エシェド教授のことはご存じですか? 彼は、イスラエルの宇宙安全保障プログラムを30年近く率いてきた上級科学者です。彼が2020年に、銀河連合が地球に姿を現すタイミングを待っていることや、米国の地球外生命体との秘密協定について、また、火星にある米国と地球外生命体との共同基地について、さらには、銀河連合がいかに人類を監視しているか、などを明らかにしたのです。この時、世界中の主要メディアがエシェド教授の暴露を報道しました。
<◆闇を倒す計画、“ザ・プラン”は密かに進行していた!>
美代子:確か、光側の金星人のヴァリアン・ソーは、3年間ペンタゴンに滞在して、アイゼンハワーにいろいろとアドバイスをしたという話もありますよね。
ダン:実は、アイゼンハワーや海軍の将校たちも密かに裏で計画はしていたのです。というのも、1940年代から銀河連合はアメリカ海軍と提携していました。その流れで、海軍によるソラー・ワーデンの宇宙プログラムを秘密裏に開発しており、それが1980年代に完成しました。
美代子:よく、光側の計画を「ザ・プラン」とかQとか言いますが、それはケネディ大統領暗殺(1963年)からスタートしたともいわれていますが、実は、アイゼンハワーの時代からはじまっていたのですね! ソラー・ワーデンの秘密宇宙プログラムといえば、ダンさんも親しいジャン・シャールズ・モヤンがフランス側の秘密宇宙プログラムにおける司令官ですよね。彼はスーパーソルジャーとしてのフランスのソラリス号で活躍した英雄です。彼の生の証言があるので、真実だとわかります。ところで、ジャンさんも参加されていた秘密宇宙プログラムの「20&バック(20年間宇宙勤務をした後、地球に戻るプログラム)」について、何かご存じですか?
ダン:このプログラムは、1980年代に開始されて以来、極めて高度な宇宙テクノロジーを利用して行われています。採用された者は、地球とは別の時間軸で20年間の宇宙勤務を務め、任務が終わると入隊時点の年齢と時間を逆行させられ、任務に関する記憶を消されます。そして、地球に戻ってから20年が経過すると、20年間に及んだ勤務のことを思い出すようになるようです。このプログラムでは、DNA周波数をベースに身体を再構築できる高度なホログラフィック医療に基づいたメドベッドが採用されています。
美代子:そういえば、ジャンさんはソラリス号で、拉致された人たちを救出していたようですね。彼は、火星でブラックドラコ・レプティリアンと闘っている最中に、彼らの長い尻尾で身体が半分に裂かれそうになったそうですね。ジャンさんいわく、クリスタルでできたメドベッドに入ると、身体が完全に再生したとのことでした。
ダン:トニーのことも知っていますよ。彼も英雄ですよね。彼は、ダークフリート(闇の艦隊)側の兵士として火星でインセクトイド(昆虫系種族)と戦い、腕と足を完全に失ったのですが、やはりメドベッドで身体を再生したのですよね。
<トニー・ロドリゲス>
・10歳の時にETにアブダクションされ、「20アンドバック(20&Back)」
というプログラムで地球や宇宙で20年間にわたり奴隷兵士としての壮絶な体験を送る。
美代子:トニーさんは、想像を絶するような痛ましい虐待やマインドコントロールなどを体験していた人で、月、火星、そして小惑星のセレスにも滞在されていますね。彼のお話は本当に衝撃的でした。
<◆「Q」とは、軍のオペレーションのこと>
ダン:銀河連合が制定した、いわゆる「宇宙法」とも呼ばれる「プライム・ディレクティブ(プライム指令)」があるので、残念ですが、銀河連合は地球上のことに介入はできないのです。
美代子:Qについては、いろいろと言われていますが、個人的にはQとは、軍の情報部の人々たちがコミュニケーションを取るためのオペレーションだと信じてきましたが、いかがでしょうか。
ダン:はい、合っています。Qは軍のオペレーションですね。Qは、小児性愛がらみの犯罪などもあれだけ暴露していますし、闇側は彼らを目の敵にしており、Q関連のSNSアカウントは一斉に削除されましたからね。
美代子:はい。私のTwitterのアカウントも消えました。
<◆多くの発明家たちが暗殺されているという事実>
ダン:米国特許庁は、フリー・エネルギーや反重力など、既知の物理法則に反する発明に関する出願の承認を保留するシステムを用いてきました。彼らは国家安全保障の名のもとに、5100以上の発明を世界中の人々がアクセスできないように抑制してきたのです。そして、発明家は脅されたり、殺されたりしています。人類の文明を急速に進化させられるタキオンなどのフリー・エネルギー、反重力の発明などは新たな発明を世に出すことは断念してきたのです。なぜなら、闇側が完全に排除されるまで無駄であるとわかったからです。
<◆クリスタルの持つパワーを科学的に検証>
ダン:1977年にクンダリーニが覚醒する体験をしました。その際には、両手足にも電流が走るほどの感覚を覚えたのですが、この時、ある存在と交流することになりました。
・私がコミュニケーションを取ったこの善良な存在のことを「エマーサー族」と特定しました。
<エマーサー族>
・鯨座タウ星出身。1954年に平和目的で五種族評議会として地球にやってきて、さまざまな国家の政府にシカール族について警告をしていた。
美代子:なんと、エマーサー族がダンさんのもとに現れたのですね!
<◆メドベッドに搭載されるホログラフィック・カメラ>
ダン:それは、あるホログラフィック・カメラを用いれば、時間軸を前後に調整できる技術であり、これは1955年にフランスの欧州特許庁で特許を取得しています。
・メドベッドがホログラフィック・カメラとして機能することは科学的に立証されています。これは、アンドロメダ人のコンタクティであるアレックス・コリエー氏がアンドロメダ人から聞いた内容でもあるのです。
・アンドロメダ人は興味深いことに、メドベッドのことを“ホログラフィック・カメラ”と呼ぶのです。彼らは、私たち人間の身体がホログラフィックであること、そして、私たちは本質的に色、光と音でできていることを理解していたのです。実際にメドベッドが働くメカニズムとは、例えば、ある人の身体の写真を撮ったとしたら、そこから腎臓、肝臓、筋肉、膝、脳、心臓など、その人の身体が最も健康であった時の内臓や器官のスライドを抜き出して、それを組み合わせて、その人の健康的な身体を創り上げるのです。つまり、新しいホログラムの画像をその身体に重ね合わせるのです。これによって、その人の身体は、新しいパターンに変容するのですね。そして、そのためには、血が1滴あるだけでいいのです。
美代子:メドベッドも月で大量生産されているとエレナさんが確認されていますので、ますます楽しみです。
<◆銀河連合とクリスタルの可能性について共同研究>
ダン:エレナさんからは、2022年に彼女のイベントに招待されて、ディスクロージャーやクリスタルの話をしましょうとお誘いを受けました。その時に、銀河連合の高等司令官であるソー・ハン・エレディオンの弟のジェン・ハン・エレディオンが惑星の「テラ・フォーミング(惑星を居住可能にする作業やそのプロセス)」を学んでいることを教えてくれました。これを“スター・メーカー”と呼んでいます。
美代子:地球の波動に実際に影響を与えられたのですね!私も長年、意識やマインドの力を徹底的に学んできました。マインドや思考の力で現実が創造できることを伝えることがライフワークの1つでもあるのです。でも、クリスタルはまだ使ったことはないので、とても興味深いです。私が学んだ「ラムサの学校」では、現実創造にはクリスタルも何もいらない、としているんですね。意識の力と呼吸法で現実創造はできると教えていました。
<◆クリスタルを使って現実創造する方法>
ダン:確かに、脳波がガンマ線の状態にあるなら、クリスタルがなくても意識だけでそれは可能です。
<◆銀河連合と地球アライアンスの協力で迎える未来>
美代子:それにしても、私たちの地球もいずれ闇の存在たちが退治されて、銀河連合のメンバーに参加することができれば、進んだ宇宙テクノロジーを手にすることができるのですよね。
・エレナさんいわく、未来を見るテクノロジーによると、20年先の地球は平和で緑あふれる美しい世界になっているようですが、そんなことも、身近に感じられますね。
ダン:今、ありがたいことに、2021年以降は銀河連合と地球アライアンスが協力して、これまで地球を奴隷化していたシカールやドラコ・レプティリアンたちを太陽系から排除しました。
<美代子の部屋② ~対談を終えて~>
<アメリカのディスクロージャー史の“生き証人”とも呼べるダンさん>
・ダンさんは、ディスクロージャーに関しては、まさに知る人ぞ知る、業界における重要人物でもあるのです。なぜなら、彼は今から半世紀以上も前の1969年からUFOやET関連の情報について、ご自身で独自に真実を追求されてきた方だからです。
<すでに地球には想像を超える進化したテクノロジーが存在している>
・これまでダンさんは、世界中を自分の足で回りながら、フリー・エネルギーなどの発明家・開発者たちに実際に会ってこられました。
・ダンさんいわく、すでに、地球上には私たちの想像を超えるような進んだテクノロジーが実際に存在しているとのことです。
<愛とクリスタルで現実を創造>
・現在のダンさんは、銀河連合連合高等司令官ソー・ハンの弟のプレアデス星人の科学者のジェン・ハン・エレディオンからクリスタルのテクノロジーを教わりつつ、共同でその開発に尽力しています。
・また、ホログラフィックカメラのお話もされていましたが、病気の身体に健康だった時期の自分の画像を被せると健康な身体に変容できる、そういうメカニズムも、宇宙は完璧さを求めているので、そうなることが自然だそうです。
<人類への特別な贈り物>
・先だって、ダンさんは地球を代表するUFOやET、宇宙に関する研究者やコンタクティたちが集合する「GSIC」というイベントで、アトランティス時代以来、地球で未だに使われたことがないテクノロジーである、「クリスタルのフリル発電機」を銀河連合の許可を得て、紹介されていました。
・クリスタルの研究がプレアデスより2万年も進化している銀河間連合の科学者であるウーナが、その装置からフリル(気のエネルギー)が出ていることを確認してくれたのことです。
・ダンさんもインタビュー中に「プライム・ディレクティブ(プライム指令)」という言葉を使っていましたが、通常、銀河では他の星の文明の自然な発展を妨げるような干渉・介入をすることは禁止されています。
つまり、高度に進化した星がまだ発展途上の星に、その星にとって進化しすぎた技術などを授けることはルール上、許されないのです。
けれども、ジェン・ハンの兄、ソー・ハンが銀河連合の司令官ということもあり、特別に地球の人々にも銀河の進化した叡知が共有されることを許されたのです。
・闇の権力が弱まりつつある今日この頃、もし、近い将来、フリー・エネルギーが解放される日が来るなら、きっとそれは、ダンさんとジェン・ハンの銀河を超えたチーム体制の努力が実ったということでもあるのです!
<サーシャ・ストーン>
・人権と真実の正義の提唱者。人身売買の調査を続ける「本当の正義のための国際法廷」を主催。
・自らが攻撃された経験から、有害な5G電磁波から身を守るための救済策に焦点を当てた『5Gアポカリプス(黙示録)』の映画を製作してサミットも開催し、5Gの真実を伝える。
・アメリカ、メキシコ、バリ島などに新しいコミュニティ「ニューアース・サンクチュアリ」を開発中。
・自らが体験した5Gという“兵器”の恐ろしさを伝えたい!国家や政府に頼らない新しい理想郷、ニューアース・プロジェクトを推進中!
<◆人権問題・世界平和・正義の伝道師、サーシャ>
・また、アーティストでもあり、かつてはロック・ミュージシャンもされていました。さらには、元国連IGO事務局長(再生可能エネルギー&革新技術担当)などをはじめ、世界的な機関や委員会に参画して活躍もされてきた方です。特に、過去数十年にわたって、人身売買の調査を続ける活動や、人権侵害に反対するロビー活動、光側の革命家や科学者、医師たちを保護する活動もされています。他には、有害な5Gから身を守るための救済策なども皆さんに情報を共有されています。
<◆5Gの電磁波でアタックされたサーシャ>
美代子:まず、私が何よりも最初にお伺いしたいのは、3年ほど前に話されていた、サーシャさんが攻撃を受けて毒殺されそうになったという件です。
サーシャ:闇の権力者から、5G(第5世代移動通信システム)のテスト段階の電磁波によって、殺されかけたのです。その事件は、2016年に起きました。国家の司法制度を信頼していない私は、私設の国際法廷のシステムを設立して、本当の意味における正義の名のもので裁かれる裁判の活動を行っていたのです。
・けれども、リトアニアの元防衛大臣からは、演説をする前日の夜、「あなたのことが問題になっています。だから、演説をした後は、身の危険があるので、すぐに姿を消すようにしてください!」と警告を受けていました。なぜなら、私が話す内容は、世界で起きている真実についてだったからです。
・私の活動を阻止しようとする闇の組織に殺されそうになってしまったのです!
その時の手段は後でわかったことですが、当時、まだテスト段階だった5Gの電磁波による生物兵器で攻撃されたことが原因でした。
<◆見知らぬネパールの僧侶であるマスターに命を救われる>
サーシャ:でも、おかげさまで、本当に幸運なことに、その2か月半後に私は死を免れたのです!なんと、私は会ったこともないネパールのある僧侶であるマスターによる遠隔ヒーリングのおかげで回復することができたのです。
サーシャ:マスターは今年でなんと1123歳になられるお方だと聞いています。信じられますか?千年以上も生きているのです。
<◆自らに起きた原因を探るため、5Gの調査をスタート!>
サーシャ:それは、明らかに目には見えない“生物兵器”によるものだということはわかっていました。
<◆日本が参加した「宇宙プログラム」の真実>
サーシャ:当時、日本はNASAと協力して土星のミッションを行っていました。彼らは土星に探査装置を送り、そこからのライブ映像を見ていた際に、土星の輪の中にエイリアンの宇宙船がいることを発見しました。その宇宙船は、土星の輪の中で鉱物を採掘していたのです。それは、全長200マイル(320キロメートル)もあるエイリアンの大型船だったそうです。
<◆ルーマニアの地下のエイリアン基地とピラミッド>
サーシャ:これはブチェンジ山脈のすぐ近くです。私たちはこの時、この地下の洞窟にあるエイリアンの基地に入ろうとしていたのですが、もちろん、入れませんでした。この地下基地は、20年前の2004年に発見されたのですが、ここは宇宙人のテクノロジーで造られたことがわかります。基地内にはピラミッドがあるのですが、高さが250メートルもあり、エジプトにあるピラミッドよりもはるかに高いのです。また、ここからすべての大陸につながる地下のトンネルシステムもあります。高速の量子で動く交通システムがあるようです。この基地は、当然ですが米軍の特殊部隊であるデルタフォースが発見後すぐに飛んできて、この基地を管理し支配しています。
<◆巨人族は存在していた>
サーシャ:また、地球にはかつて巨人族が存在していたという法医学的な証拠もたくさんあります。これは事実であり、世界各地からこの証拠が見つかっています。
・ところが、バチカンの陰謀、ヨーロッパの王族たち、そして、悪魔主義を信奉する政府たちが、人類をコントロールし、教育を、メディアを、経済を、エンターテインメントをはじめとする私たちの世界すべてをコントロールしてきたのです。けれども今、人類は真実がどれだけ隠されてきたかに気づきはじめています。
サーシャ:150年くらい前には、世界中の国に至る所にいたのですよ。でも、彼らは遺伝学的にプログラムされてしまい、種を消されたのです。
・あらゆる文化圏で、巨人がいたという法医学的な証拠、地質学的な証拠、人類学的な証拠があります。絵画にも描かれています。
サーシャ:巨人族は、500年前には大勢存在していて、5000年前にはもっと大勢いて、背丈ももっと高かったのです。人類は、そんな彼らとずっと交流してきたのです。
<◆サーシャが創る「ニューアース・プロジェクト」とは>
サーシャ:今、私たちは、アメリカのテネシー州に「マイクロ国家サテライト」と呼ばれる施設を設立しているところです。
<美代子の部屋③ ~対談を終えて~>
<私たちは日常生活の中で毒にさらされている>
・毒されている、というのは比喩ではなく、私たちの身体が実際に“毒にさらされている”、ということです。
<おすすめのデトックス方法>
・デトックスの方法としては、ご自身に合うものを行うことがベストですが、私は個人的にはお水は、水素イオンを多く含む「創生水」に、ミネラル、ゼオライトや活性炭を使ったウォーターサーバーを使っています。
他にも、海洋性フルボ酸や体調を崩したときのために、イベルメクチンも常備しています。
サプリメントのNACやメディカルアロマも活用していますが、後は、できるだけ無農薬の野菜やお米、平飼い卵、安全なお肉、保存料や添加物を使用していない食品を選ぶようにしています。
<トランプさんの暗殺未遂についての私の考察>
・トランプさんは、米軍将校や地上アライアンスと共にすでに闇側を倒しています。
そして、実質的には2020年の不正選挙の時点から米軍がアメリカを支配し、彼はその総司令官になっていると私は認識しているので、彼がカバール側にあのような愚かな形で暗殺されるはずがないのです。
<事件の前には幾つかのサインが出ていた!>
・光側も、闇側も未来を見るテクノロジーである「プロジェクト・ルッキンググラス」をそれぞれ持っています。だから、彼らは未来を見ながら、Qが過去に、未来に起きることを投稿してきたのです。
Qは、今回の件について、「銃声が世界中に響き渡る。大いなる目覚め。忘れられない週」「誰もが忘れないイベントが起きる」「偽旗が起きても、アメリカ大統領は隔離され守られている」「あなたは脚本化された映画を見ていた」「ショーを楽しんで」などを投降してきていました。
『110の宇宙種族と未知なる銀河コミュニティへの招待』
エレナ・ダナーン(ヒカルランド)2022/12/31
<ヒアデス星団(牡牛座①)>
<ヒアデス族(ヒアデアン)>
・ヒアデス族は、シカール帝国との戦争から脱出した、ライラ星系出身のアヘル族避難民の共同体です。他のライラ人グループがプレアデスとヴェガ星系で行ったのと同様に、この共同体はヒアデス星団に定住しました。
・ヒアデス族はプレアデス人と同じ種族で、同じく様々なライラ人共同体の集合体です。ライラ人の世界は、異なる種族の集合体だったので、シカール帝国の攻撃を逃れて4つの大きな船で星系を離れた時、そこに乗った種族が多種多様だった、ということが重要でした。それはまるで、地球人の神話で「箱舟」と呼ぶものと同じでした。
・ライラ人の祖先にとって、離れる準備のための時間はあまりありませんでしたが、それでも組織化するには十分でした。というのは、レプティリアン人の脅威がしばらく続いていたからです。ライラ人世界の人々は、この災厄が来ることを知っていましたが、彼らはまず正当に彼らのものであるものを守るために戦うことを選びました。
・ヒアデスの人々は銀河外交から身を引くことを決め、平和的な孤立を育むことを選びました。以来彼らは、滅多に彼らの世界の外を出歩くことはありません。
<プレアデス星団(牡牛座②)>
<“マナハイ”:“母の娘たち”>
<“マナヒュー族”プレアデス人(プレアディアン)>
・プレアデスは、若い星団で、地球からは、平均して440光年離れています。そこを植民地化したヒューマノイド種族は、昔、マン星系、つまり地球人が琴座と呼ぶところから、やって来ました。彼らは、4つの原種族のうち3つ、すなわちアヘル族、ノオル族、そしてタアル族を、巨大な箱舟に乗せて運んだ、避難移民共同体でした。
・また、彼ら避難移民共同体は、急速に次元間移動技術を習得し、第5密度に移行しました。そこではグレイやレプティリアン爬虫類種族に悩まされることもなく、さらに安全になりました。
<タアミ語>
・今では銀河連合の公用語となっている、古代マン族の方言。
<アルキオネ(“ジャイハ”)星系>
<牡牛座イータ星>
・ロウルジャイハ“暗黒の姉妹”あるいはより一般的には、ジャイハは、主星が非常に速く回る明るい青色の巨大な太陽である、壮大な三重星系です。
・タイゲタ星系の植民地共同体の人たちとの小競り合いのせいで、アルキオネ星系のタアル族は、当時、銀河を恐怖によって支配していた、オリオン同盟やアルタイル同盟などの、主な権力を持つグループの影響を受けやすい状態になり、彼らの主義主張に加わったのです。あるグループの人たちが、“プレアデス人”と呼ばれているというだけで、あなた方を助けに地球に来ているということにはなりません。地球人は、この問題をよく混同します。
<◆タアル・シアール族>
・彼らは、自らを“タアル・シアール”と名付けました。つまり、“タアルの主な文明の人たち”という意味です・そして、恒星アルキオネを周回している彼らの惑星を“タアリハラ”つまり、タアル族の主惑星、と呼んでいます。
・彼らはそこから彼ら自身の小さな帝国を建てようとしましたが、それは、オリオン帝国とシカール帝国の圧倒的な脅威を考えると、ほぼ不可能に見えました。兄弟であるタイゲタ人に対する敵意から、彼らは銀河連合には加わらず、その代わり、アシュタール・アルタイル共同体や、オリオンのいくつかの邪悪なグループと連合を結びました。彼らは地球のカバールの悪事に関与し、それは、マン種族にとって痛恨の不名誉です。彼らはまた、アルキオネ星系の中のある天体を、レプティリアンの駐屯地として譲り渡しました。
<タイゲタ(“アシャアラ”)星系>
<牡牛座19番星>
・この連星系の主星に対して付けられた名前は、“知恵を持った輝く娘”という意味です。“知恵”という言葉は、ここでは、マン族文明の知識を保存していることを表しています。マン族の移民共同体は、10個の若い惑星のうち3つを居住可能に形成しました。そしてそのうち4つの惑星に植民しました。
・以下にアシャアラ星系の内周から外周の順に、4つの惑星に住む人々、“アシャアラ人”について説明します。
<エラヘル族>
・タイゲタ星系の第2惑星、エラは、“知識の殿堂”という意味です。ここは私(ソーハン)の出身地です。ここは、全てのマン文明の、実際の古文書や記録文書が、保存されている場所です。ここから私たちが地球に移動するには、14時間、あるいはワープ速度では、4時間掛かります。
・この星には、美しい肌、青い目、金髪の種族である、惑星マヤ出身の、アヘル族の移民共同体が住んでいます。すなわちエラヘル族で、つまり“エラ星のアヘル族”という意味ですが、彼らは、非常に精神性の高い種族に成長し、エーテル次元の音楽、ダンス、視覚芸術、そして性愛などの、内なる平和と霊性上昇の達成に役立つような芸術を育成しています。これはアヘル族に特有のことです。
・密接に関連する、魂のアセンションに関しては、人のあらゆる側面が高揚します。つまり、肉体的に、精神的に、そして霊的にです。これら3つの側面の複合によって、私たちは純粋な意識のより高い領域に到達し、第13密度(ソース)までも高く上昇することが出来ます。この至福の到達された状態においては、私たちは、純粋に肉体を離れた、普遍的で、偏在的で、無限の意識に過ぎません。
・私たちも、生命育成器の中での人工妊娠の装置も開発しましたが、それでも通常は、自然な方法を選んでいます。教育については、(適性別の)専門学校があります。新しい子供は、それぞれの能力を識別し、人が使命と願望を達成するために、彼らの可能性を最高の状態で発達させるように促します。エラヘル族の子供たちは、共通の才能に関する学習をする、専門学校にグループ分けされます。私たちの好きなレジャーは、屋外で過ごすことと、ゲームや芸術活動などの社会的娯楽のために集まることです。私たちは、地球で好まれているような、競争するスポーツには興味がありません。
・私たちは植物性の栄養を摂ります。私たちの種族、アヘルは、有機的な生命体が基本ですが、“長老”と呼ぶ上流階級もいて、その人たちは、一定のレベルの真価を通過したので、転生しないことを選んだ人たちです。
私自身もそういったことを活発に行っている階級に属していて、自分の体から意のままに離れて好きなところに行けるのですが、それでもやはり、体と繋がっています。ですから、私は(体を維持するために)食べますし、(体があることで出来る)残りのことも全てしています。私たちは、植物の栄養や根本的な成分やエネルギーを入れた水を摂取します。エネルギーを入れた水は、食物の排泄に対処する必要なく体を自由に移動出来るようにするため、移動中に飲まれます。
・私たちはあなた方種族のスピリチュアル・マスターではなく、あなた方の宇宙の親戚に過ぎません。あなた方と同じような人々です。違うのは、別の場所で生まれたということだけです。
・私たちは神々でもなければ、あなた方の伝説が“天使”と呼ぶものでもありません。
・どうか、私たちに関する宗教を作るのはやめてください。
・私たちは、地球人に、いつの日か銀河連合に加入して欲しいと思っています。
・ソース(源)とは、マルチバース(多次元宇宙)の意識です。彼女は、全ての生命、全ての物質、全てのエネルギーの源です。
・私たちには、神々も偶像も、カルトもなく、ただ彼女がいるだけです。銀河連合が派遣した、エラヘル族のソールという名前の科学者は、1940年代に、シカール帝国の脅威が増大する前に、地球の技術的進化をスピ―ドアップさせる目的で、より高速の宇宙旅行技術を教えるため、地球のアメリカ政府で時間を過ごしました。残念なことに、1954年に銀河連合から連絡を受けた時、アメリカの代表者たちは、銀河連合の支援を拒否するという、最悪の選択をし、シカールに繰り返し騙されるという状態に陥ってしまいました。我々が警告したにも拘わらず!
・1954年に、銀河連合の外交部隊が、あなた方のリーダーであるアイゼンハワーに公式に会った時、様々な生命体が地球を訪れているが、その中には、好ましくない者もいるのだということ、特に灰色に見える者や、爬虫類や白人の人間に似ている者は、特にそうだということを、彼に警告しました。
・私たちはまた、地球人の意識の向上を支援する計画にも積極的に取り組んでおり、シカール帝国とオリオン・グループやアルタイル・グループへの非道な隷属からの解放を見出す助けをしています。
<T・マールヒュー(タアル)族>
・アシャアラ星系の第3惑星であるT・マール星は、エラ星よりも小さい天体ですが、アシャアラ星系の行政の中心です。
・T・マールヒュー族は、オマンケラ星からのタアル族移民共同体です。かつてマン族を支配していたタアル王家は全員、知っての通り、オリオン地帯に逃げて、忘却の彼方に消え去りました。従って、女性の王室の子孫と軍事的英雄の連合から、T・マール星に新しい政府が形成されました。
<アルコールヒュー族>
・アシャアラ星系の第5惑星である、アルコーラット“穏やかな場所”は、アルコールヒュー族と呼ばれる、ノオル族の移民共同体の子孫によって居住されています。
・特に体の大きさが、8フィート(約244センチ)に達することがあります。アルコールヒュー族は、アヘル族やタアル族と同じくらい長く生きます、つまり、500~700年の範囲です。
・ノオル族は、全てのアシャアラ星人と同じく、銀河連合のメンバーで、地球の問題に深く関わっています。彼らはまた、地球の過去にも関わったことがあり、植民地を作り定住していました。地球人の神話には、ノオル族の一部が、赤毛の巨人として、記録に留められています。
<ドゥ・アコオルヒュー族>
・ドゥ・アコオルヒュー族は、第10惑星の、ダコオラット“平和の守護者の場所”に住んでいます。さて、これはアシャアラ星人の4つ目の種族ですが、アルコーラット星出身のノオル族の、独特の進化によって生まれました。彼らは、あなた方が、“光のプレアデス人”と呼んでいる人たちです。彼らはマン種族の中で、最高のレベルの進化を遂げ、第9密度の領域に住んでいます。その世界では、彼らは上昇と共に変質しています。光体存在(肉体を持たない存在)へのこの驚くべき進化は、アシャアラ星系の最も外側にある、ダコオラット星の性質によるもので、その体はクリスタルで出来ており、その星団のプラズマ磁場と分子的に相互作用しています。変質したノオル族の遺伝子の限られた可能性を超越し、この移民共同体は、彼らの体を、半透明のエーテル体への器へと変えました。そして、寿命を、信じられないほどの最高記録へと、延ばすことが出来ました。
・ドゥ・アコオルヒュー族は、賢く、非常にパワフルです。そして、彼らは、銀河連合の評議会の一員であり、地球の上昇的移行と、グリッドの周波数のメンテナンスをすることに取り組んでいます。彼らは次元間旅行の可能なエーテル体の宇宙船を使用しています。その動力は、幾何学的な共振エネルギーです。多くの場合、ひし形や多面体の分光スペクトル柱として現れます。
<牡牛座③>
<アルデバラン(“ジャダ”)星系>
・ここは地球からあまり遠くなくて、65光年のところにあります。この燃えるように輝く巨星は、広大な12個の惑星系と、アヌンナキ族の植民地、アヘル族の植民地、そして第9密度の存在という、3つの主要な文明を擁しています。
<ジャダ星のアヌンナキ族(または“ジャノシアン”>
・ジャダ星系の第7惑星、“コラ361”に住んでいます。アヌンナキ族の言語で、それは“前哨基地361”という意味です。それは、彼らの存在が、この銀河や、さらに遠くまで、いかに広く拡大されているかを物語っています。この青い惑星は、4つの月を持っており、温暖な亜熱帯気候です。これは、そのような環境に改変された、と聞いても意外ではないでしょう。彼らは、火星と木星の間にある、彼らの惑星ジャノスが、マイトラ族によって粉砕された時に、あなた方の太陽系を追放された、移民共同体です。この人たちは、1919年に、マリア・オルシックという霊能者と繋がり、彼らによって今も使われている、地球の古代言語であるシュメール語で、自らについて話しました。
<ジャダイアヒル族>
・ライラ戦争から亡命した、多くのアヘル族移民共同体のうちの一つ。
<ジャダイイ・ネメッシ族>
・これらは高次元の光体存在で、この星系の原住民種族です。第9密度の平面に住んでいます。彼らは、地球や銀河連合と交流することに、興味を持っていませんでしたが、地元のアヌンナキ族の移民とは、密接な関係を維持しています。彼らは銀河連合の一員ではないので、我々が彼らについて知っていることは、ほとんどありません。
<大犬座>
<シリウス星系/アシュケラ星>
・シリウスは地球から8.6光年離れた三重連星系で、明るい青色の恒星(A)、濃い白色の矮星(B)、そして濃い赤色の矮星(C)から成っています。これらの星系の住民は大きな白い手星を“アシュケラ”と呼んでいて、そこに住んでいる全ての種族は共通の呼称である“アシュケル”人(複数形はアシュケリ)で通っています。
<アシュタール共同体とアシュタール銀河司令部>
・“シリウス共同体”とも呼ばれるアシュタール共同体の本部は、シリウスB星系の惑星、すなわちツーラ星系のモルガ星にあります。そこには多くの種族がいて、最も多く見られるのは、レプティリアン種族、ヒューマノイド種族、そしてインセクトイド種族です。
・シカール帝国がオリオン星系を支配し、レプティリアン・オリオン帝国あるいは6種族同盟を創設した頃には、シリウスのアシュケル人ヒューマノイドは、地球も含めて21星系の所有権争いに没頭していました。オリオンに近い他の世界のほとんどは滅亡しましたが、シリウス星系の人たちは侵略者に対して立ち上がり、この共同体、すなわちアシュケラの力の守城である、アシュ・タールを作りました。
・最近では、シカール帝国のスパイによる相当数の潜入と秩序の乱れのために、反乱集団、主にヒューマノイド種族が、アシュタール共同体から離れ、銀河連合の味方につきました。軍事行動に熟達しているので、アシュタール離脱者は、銀河連合から地球のオペレーションを支援するように求められました。そして、彼らの前哨基地が木星に建設されました。
・今ではレプティリアン種族によって汚染されたアシュタール共同体と区別するために、アシュタール離脱者はアシュタール銀河司令部隊と名乗りました。彼らは特定の星系に本拠地は持ちませんが、大きな移動する母船にいます。地球のどの事件にも関わっているので、地球にあるアシュタール部隊の前哨基地は銀河連合と関わっています。
・一方、アシュタール共同体(オリオンのレプティリアン種族に支配されている方)も、地球の秘密政府同盟と関わりを持っていて、つまり、設備や人間素材との交換条件で、フィラデルフィア実験やモントーク計画で試された次元間移動やマインド・コントロールのような新しい技術を提供する場合です。
・地球にエボラ生物兵器を持ち込んだのは、アシュタール共同体を通じてオリオン同盟がしたことなのです。銀河連合がこれらの共同体を最近終了させたのですが、この出来事は全て、その前に起きたのです。ここでも混乱を避けるために確認しておかないといけないのですが、“アシュ・タール”というのは地位のことも表し、“司令官”と同義で、個人名ではありません。
・1977年、アシュタール共同体からの離脱者である、木星のヴリロン司令官が権限を与えられ、地球のラジオ放送の周波数を通じて、次のように伝えました。
・「私たちはあなた方種族とあなた方の世界の運命について、あなた方に警告するために来ました」
<シリウスA “アシュケラ星”>
・シリウスAは、連星系の一部である明るい青い星で、地球から8.6光年離れたところにあります。
<◆カタイイ族>
・カタイイ族は、シリウスAの世界に建設された、ヴェガ星出身のタアル・ライラ族の移住民です。シリウスAというのは、つまり惑星カシュタです。穏やかで慈悲深いヒューマノイド種族で、彼らの新しい世界の環境条件に適応するために、大部分は日焼けして赤銅色の肌をしています。カタイイ族は、外交や征服よりも芸術や霊的な成長の方により関心があり、そういう理由で、彼らはアシュタール共同体に参加しなかったのです。彼らはカシュタ星を暮らしに適した惑星にするために、音やエーテル体幾何学を使ったライラ人の技術でこの惑星を開発しました。この技術は惑星の生命を引き寄せるグリッドを変えるので、従ってその惑星の表面の環境に影響を与え、生命体が成長し、定着するための最適な条件を作り出すようになるのです。カタイイ族は銀河連合の一員ですが、戦いには従事しません。彼らが関わっているのは、主に科学的な協力です。
<シリウスB “ツーラ星”>
・シリウスBは、白色の矮星で、非常に密度が高く、三重連星系の一部であり、地球から8.6光年離れています。そして、そこに非常に様々な文化を含んでいます。
・種族の多様性は想像を超えています。何故ならアシュケラ星系は3つの星の絡み合った軌道の周りに12の世界がちりばめられていて、非常に乾燥している気候から熱帯性の気候や温暖な気候まで多様な環境に適応するために、多くの種族は変異もしましたし、全ての人々をグレイだとか、爬虫類族だとか、両生類族だとか、ヒト型族だとか、昆虫型族だというような、正確な種類に分類することは不可能です。そして、あらゆる交配による亜種族がこれらの世界に住んでいるのです……。それでもやはり、惑星ツーラの星系は、主としてオリオン同盟のレプティリアン種族によって、そしてアシュタール共同体の包囲網によって占領されているのです。
<◆アシュケル・タアル族>
・環境条件に適応するために、ライラ・タアル入植者と現地のグレイ種族との交配によって生まれた多くの人々の中から、遺伝的に卓越したヒト型種族が現れました。この種族はアシュケル・タアル、または、より一般的にはT・アシュケルと呼ばれています。遺伝科学の達人であるライラ族にとって、新しい世界に植民地を建設する際に、新たな環境に適応するために原住民と交配するというのはよくある方法です。
・アシュケル・タアル族は、遺伝的変異のために標準のライラ族ヒューマノイドより少しだけ背が低く、三角形の顔でヒューマノイド種族にしては幅広い目をしており、スリムな体形です。彼らは科学技術を重視した文化を持っています。そして彼らのうち、ツーラを離れた人たちがアシュタール銀河司令部隊の高い地位に就いています。アシュタール共同体はレプティリアンに乗っ取られています。ツーラの世界のうち4つでは、アシュケラ人のヒューマノイド種族はあらゆる種類のレプティリアンやハイブリッド種族と共生していて、特に技術共有など、複雑な外交協定を行っています。建設の仕事にかけては、T・アシュケルの技術は銀河じゅうの多くの他の種族に影響を与えて来ました。
・ライラ人の伝統として、都会的なものの中に同じ比率で自然を含めるという方法や、地域によって植民地を再構成する方法、そして何より建築材料がありますが、それは彼らが最初に発明したもので、驚くほど素晴らしいものです。実際、それは広範囲の放射線に非常に耐性があり、それと同時に一方から見ると透明で、反対側から見ると不透明なのです。
・ライラ人たちが皆そうであるように、T・アシュケルの人たちの食事は、基本的に菜食です。
・実はT・アシュケル人は3つの方法で地球と関わっています。すなわち、アシュタール共同体の一員として、アシュタール銀河司令部隊の一員として、あるいは銀河連合の一員として、です。
<シリウスC “エメーリャ星”>
<◆ノンモ族>
・ノンモ族は、元々、ツーラ星の惑星であるニャン星の原住民ですが、オリオン同盟によって追い立てられ、アシュケル星系の第3の星に移住しました。
・ノンモ族の人たちは、両生類で、また、キシランティアに住む全ての生命体に他の二つの星の独特の影響が及んでいるため、両性具有です。
・他の二つの星の軌道のそばにあるため、キシランティアには夜がありません。そこは驚くほど素晴らしい世界で、3つの星の光が強烈に降り注ぎ、大部分は海に覆われています。そこは豊かな楽しい水中生活の世界です。ノンモ族は、約5000年前多くの昔の地球の文明と接触しましたが、シカール帝国のレプティリアンに追われた時に撤退しました。
<ミルザ星>
<◆クアル・キアール族>
・タアルの王室の、ライラ足のマン星系にある惑星オマーンケラからの避難民で、彼らはジオラク・アン星系の第3世界に移住しました。このライラ戦争の暗黒の記録には、タアル政府の長が侵略者シカールと締結した取引について書かれており、それはマン族の文化と一般住民を守るための時間を得て、亡命者に出て行かせることを目的とするものだった、という内容。
・このエピソードと、タアルとシカールの間の協定に関する全ての記録は、慌てて戦争から逃れる時に失われた、または破壊されたと言われています。
・おそらくこれらのタアル王族はミルザ星系を再び征服することを約束されていて、より強い権力を与えられることになっていたのでしょう。誰にもわかりませんが、自分たちの利益のために嘘をつき騙すというシカールの性質を考えると、そういうことになります。これらの出来事から多くの時間が過ぎ、現在は、このコロニーのタアル人の子孫は原住民と交配し、ハイブリッド化され、銀河連合の意図からは程遠い種族になってしまいました。今日まで彼らとシカール帝国やオリオン同盟との関係は明らかになっていません。
(2024/5/26)
『<怪異>とナショナリズム』
怪異怪談研究会 監修 青弓社 2021/11/29
<出征する<異類>と<異端>のナショナリズム――「軍隊狸」を中心に 乾英治郎>
・本章は、日清・日露戦争と日中・太平洋戦争に参戦したとされる妖怪変化に関する世間話や目撃談を考察の対象とする。特に、「軍隊狸」のイメージ形成についての検討を通じ、戦時下のナショナリズムの高揚が、世間話や怪談に与えた影響について論じる。
・本文中、戦時下の<神>の動向についても触れることになる。そのため、本章では聖俗あわせた<超自然的なるもの>を包括する概念として、便宜上<異類>という言葉を用いることにする。
<「軍隊狸」と<不気味なもの>>
・日本でも、「祖国の出征軍に一臂(いっぴ)の労を貸し」た神霊の類は少なくない。
・しかし、戦場での活躍が最も知られた<異類>といえば、「軍隊狸」だろう。富田狸通『たぬきざんまい』の「狸と戦争」という章に、次のような記述がある。
・近く明治27、8年の日清戦争と同37年の日露戦争には全国各地の有名たぬき族が海を渡って大陸に馳せ参じ仮装部隊となったり、或いは弾薬、糧秣の運搬を手伝って日本軍を援けた話が残っていて、その中に伊予の狸族も壬生川町の喜の宮宮社の喜左衛門狸をはじめ眷属が讃岐、阿波の狸族と連合して華々しい戦火を挙げたことになっている。
・日清・日露戦争に出征したとされる狸は、以下のような顔ぶれである。
(徳島県)
① 板野郡藍住町観音院の狸
日清・日露両戦争に出征し、帰国後に戦争の様子を住職に語った。
(香川県)
② 高松市浄願寺の「禿狸」(白禿大明神)
・「千年以上の齢を経た古狸」「讃岐では知らない者がない位い有名で、日露戦争のときなども禿狸が戦争に出かけたなどと噂された程である」
・幻術で日本軍を多く見せるなどして露軍を翻弄した。
・兵隊に化けて山を作り、ロシア兵が登ってきたら山をひっくり返した。凱旋式には狸たちも提灯行列に参加した。
・高松地方では郷土民芸玩具「軍装狸」(二等兵の軍装をした張子狸)が、1960年代の時点でもおみやげ品として売られていた。
③ 高松市覚善寺の「久五郎狸」
「禿狸」とともに日露戦争に赤たすきで参戦したが、戦死した。
淡路の芝右衛門、佐渡の団三郎に並ぶ三大狸の一匹。眷属を率いて日清・日露戦争に参戦し、体毛(あるいは小豆)から兵隊を作り出した。
⑤ 三豊郡箱浦の「金八狸」
日清戦争で活躍した。いまもその子孫が六ヶ峰に住んでいる。
(愛媛県)
⑥ 四条市大気味神社の「喜左衛門狸」(喜野明神)
眷属を率いて日露戦争に参加。小豆に化けて大陸を渡り、〇に喜の字の印がついた赤い服を着て戦った。「赤い服を着た兵隊」の話は、敵の将軍アレクセイ・クロパトキンの手記にも書いてあるという。
⑦ 今治市波止波町の「梅の木狸」(梅の木檀十郎)
眷属を率いて日清・日露戦争に参加。日露戦争では赤い軍服の兵士姿になった。射撃の腕は百発百中で、軍功により梅の木檀十郎の名をたまわる。太平洋戦争中、「梅の木さん」が出征しなかったので、今度の戦争には敗れるかもしれないという噂があった。
雌の白狸。日清・日露・欧州大戦に兵隊の姿で参加。高井町出身の兵士に戦死者が少なかったのは、「おさん狸」の加護という。
・『たぬきざんまい』には「全国各地の有名たぬき族」が日清・日露戦争に終結したとあるが、伝承としては、化け狸の本場ともいうべき四国地方に限定されている。
・ただし、日露戦時中の「軍隊狸」について書かれた文献資料は、湯本豪一『明治期怪異妖怪記事資料集成』(2009年)などからは確認できない。
・日露戦争終結の約2年後にあたる1907年に出版された教員用指導書『国定準拠 複式修身教授日案 乙篇 1、2学年用』には「第八 迷信を避けよ」という章が置かれ、「化物などがあると思うな」「幽霊があると思うな」という立場から児童を指導する方法が書いてある。ここでは、狐や狸が人を化かすという話を、幽霊や天狗の存在とともに否定している。
・<化け狸>たちは、「国家」が提示する「規範的秩序」からは「迷信」として排除されているにもかかわらず、四国の「土地」に不可視の文化圏をもち、対外戦争という国家行為に参加することで自分たちも「国家」の一員であると主張する。まさに「<うち>なる他者」なのである。
日清・日露戦争に参戦したとされる狸の多くは、四国地方の寺社とのつながりが強く、地元では神仏の眷属神「神使」として信仰の対象になっている。日清戦争以降、対外的な事変や戦争があるごとに、地方神や神使(狐狸や鳥類)の出征が日本各地で噂になるが、「軍隊狸」もそうした「神々の出征」譚に含めることが可能だろう。「神々の出征」については、「ムラ社会の郷党意識が天皇を頂点とする神国へすり寄る」ことで成立する「郷党ナショナリズムと神国ナショナリズムの結合」といった見方がある。
・「故郷の獣」が「国家」を救う「軍隊狸」の話からは、<異類>=「普通の道理以外の者」の力を借りて「国家」と「郷土」とのパワーバランスを取ろうとする、民衆の不敵で不気味な「ナショナリズム」のあり方を認めることができるのである。
<赤い<狸>と白い<神>>
・松谷みよ子『現代民話考Ⅱ 軍隊』によれば、ロシア満州軍総司令クロパトキンの手記に「日本軍の中にはときどき赤い服を着た兵隊が現われて、この兵隊はいくら射撃してもいっこう平気で進んで来る。この兵隊を撃つと目がくらむ」と書かれているとのことである。また、狸が化けた「赤い軍服をつけた一隊」は、「露軍が赤い軍服を射っても当たらず、赤い軍服が射った弾丸は百発百中」だったという。
・これらとよく似た話が、柳田國男「遠野物語拾遺」のなかにみえる。「戦場の幻」という小題が付された、次のようなエピソードである。
・(153)日露戦争の当時は、満州の戦場では不思議なことばかりがあった。露西亜の俘虜に、日本兵のうち黒服を着ている者は射れば倒れたが、白服の兵隊はいくら射っても倒れなかったということを言っていたそうであるが、当時白服を着た日本兵はおらぬ筈であると、土淵村の似田貝福松という人は語っていた。
・満州の戦場に出現した敵軍の銃弾をものともしない異装の日本兵というイメージは「軍隊狸」と共通するが、正体が狸であるとは明示されていない。本章では便宜上、この種の戦場の<異類>を<幻の軍勢>と呼ぶことにする。
西国(四国地方)の「狸」が戦場で赤い衣類を身に着けているのに対し、東国(岩手県)に伝わるのは「白服の兵隊」である。赤白いずれも、日本では神事と関わる神聖な色である。しかし「白」の場合は、より直接的に<神>のイメージが投影されていたのではないかと考えられる。
・柳田に「遠野物語拾遺」の材源を提供したのは、『遠野物語』同様、佐々木喜善である。「遠野物語拾遺」編纂中の1933年に他界するが、最晩年に「御神立の話」という文章を発表している。「この度の満州事変に際して、岩手県下に起こった一の社会現象があります。それは去年の春から今春にかけて、村の神々、家々の氏神達が、戦地へ出征している日本軍を守護するために満州へ御神立するという奇妙な噂が、飛んでもない勢いで県下の村々を風靡したということであります」という書き出しで、「神の出征」の事例を報告した後に、次のように述べている。
こうして多くの神々が、戦地へ神立なされて、しからば戦地に行かれてから、どんなことをなされたか、又なされつつあられるか、それは戦地においての軍人のみ感ずる多くの奇瑞に徹して分ると言われております。例えば日露戦争の場合などには、敵軍の報告によると、どうも日本軍の前には、いくら討っても倒れない無数の兵隊が居て、それらが邪魔になってどうもよく標準がつかなかったとか。
・右の文章には<幻の軍勢>が「白い服」だったという記述はないものの、「村の神々、家々の氏神達」と同一視されている。満州事変を契機に、「神の出征」の噂が東北地方で流行したことは、金田一京助「鹿鳴だち」、高根一郎「郷土雑爼 神々の出征」にも報告がある。佐々木が「社会的ヒステリエーツア・フェノメーナ」と呼ぶ「御神立」現象がこの時期に局所的に発生した原因については、満州に派遣された旅団が東北出身の兵士によって構成されていたことが背景にあると、丸山泰明は指摘している。
・一方、「赤」と「白」の兵隊が一度に出現したという報告もある。1921年に刊行された『霊界消息――神秘の扉』所収の「白い服紅い服の兵隊さん」という記事である。
日本の兵隊は劫々強いが、その中で白い服や赤い服の兵隊は殊の外強い。この兵隊に出られてはとても勝つことは出来ない。鉄砲を打ってもたおれず、剣を突いても死なぬ兵隊達です。この兵隊が一番恐ろしいものでした。一体如何なる兵隊か、ちょっと見せて戴きたい――という奇聞は日露戦争の当時露西亜の俘虜から度々発せられた言葉でした。ところが御存知の通り日本の兵隊は皆カーキー色の軍服をつけています。白い服や赤い服の兵隊がいるはずがない。そこでこの奇聞は日本の軍人仲間に取っては、一種の解けぬ謎として残されているのであります。
・1920年代初頭に、日露戦争にまつわる「奇聞」が「軍人仲間」の間では流通していたことと、不死身で異装の日本兵というイメージがこの時点で確立していたことが、この記事からわかる。
『霊界消息』は、大本教の機関紙「大正日日新聞」に連載された記事をまとめたもので、超常現象や奇跡を大本霊学に沿って解釈したものである。同書が説くところによれば、「兵隊さん」の正体は「神様の親兵です。その神様の親兵の多くは例の天狗さんです」、「そしてそういう天狗さんには、矢張り国家社会のために努力した人々の霊魂が化すっているのであります」とのことである。「護国の鬼」あるいは「祖霊神」に近いイメージだろうか。
・日本軍を援護した「天狗さん」もまた、「天祐」「神の手伝」の一様態というわけである。過去の戦勝体験を参照しながら「神国ナショナリズム」を教化/強化する言説は、限りなく体制翼賛的にみえる。しかし、講演者である夏山が所属する大本教は、神道系新宗教でありながら天皇(天照大神)を最上位に置かない、国家神道からすれば<異端>の存在だった。
・「白い服紅い服の兵隊さん」は、「体制」に回収しきることのできない<異端のナショナリズム>に支えられた物語なのである。
・また、日本兵が<異類>たちの活躍を直接目撃するのではなく、ロシア兵の証言を通じて間接的にそれを知る、という話型が共通することも注目に値する。
・ここで引き合いに出されるのが、「敵の将軍クロパトキンの手記」である。佐々木喜善が「敵軍の報告」について言及している。「俗間に伝われる説」とも述べているので、戦場の「奇聞」の根拠になる何らかの文書がロシア側にあるという噂は、1930年代初頭の時点で、人口に膾炙していたようだ。クロパトキンに日記を書く習慣があったのは事実である。しかし、今回の調査では残念ながら「赤い服を着た兵隊」に関する記述の真偽を明らかにできなかった。
・戦場に出現した<異類>がロシア兵を震撼させた、という流言が一定の説得力をもったのは、戦闘を通じて敵兵の<迷信深さ>を日本人が知ったせいかもしれない。
・ロシア兵が一方的に<異類>を目撃し、日本人側がその目撃談を半信半疑で聞くといった物語構造は、<超自然的なるもの>の加護を享受しながらも、神秘体験から一定の距離を取ることで<文明人>たる資格も失わないという、絶妙な均衡のうえに成立している。このように、<不死身の日本兵>にまつわる奇聞からは、「軍隊狸」のどこかほほ笑ましいイメージも含め、戦勝国の余裕と、敗戦国に対する優越感が感じられるのである。
・日中戦争の開戦と同時に、「氏神」が「氏子」に随行して出征するといった話が日本各地で流行する。国家総動員法が施行され、戦地に召集される国民が増加するのに伴い、出征兵士の無事が民衆にとっての切迫した願望になった。結果、兵士個々人の延命救助が神仏に求められるようになる。
<不死身の<狸>と血を流す<神>>
・太平洋戦争期(1941―45年)になると、「軍隊狸」に代わって、九尾狐・河童・大男・「軍隊猫」などが出征したといった話が散見される。例えば、『太平洋戦争ミステリー――封印され闇に葬られた地獄の戦場の謎を暴く 最前線に咲いた93の奇談』所収の「特攻隊を守った天狗」は、天狗の大群が敵艦の集中砲火を引き付けてくれたおかげで基地に生還できたという元零戦パイロットの体験談である。この記事は、「太平洋戦争中よく怪我をした妖怪が目撃された」という印象深い一文から始まる。戦争体験者のなかに、妖怪が敵の弾から自分たちを守ってくれたと証言する者が数多くいるのだという。しかし、太平洋戦争に出征し、人間をかばって負傷したのは妖怪だけではない。<神>もまた血を流す。
太平洋戦争期には、官憲が各地で流言飛語を収集・分類していて、それらは「官憲司令部資料」「東京憲兵隊資料」としてまとめられている。そのなかには、戦勝と結び付けて語られた瑞祥譚や奇跡譚も数多く含まれるが、流布していたのは必ずしも瑞祥の噂ばかりではない。
・この記録は、戦死した兵士の霊が遺族の前に出現し、目の前で姿を消すといった類いの、戦争にまつわる怪異譚の最も代表的な話型に近いように思われる。また、運転手が乗せた客から遠い目的地を指定される、目的地に着くと客の姿が消えている、座席に液体状の痕跡が残される……という構造において、戦後の「タクシー幽霊」の話によく似ていることも注目に値する。「神の出征」譚から瑞祥が失われたとき、話は血なまぐささを帯び、美談は一気に怪談に接近するのである。
傷つき、血を流す身体性をもった「神様」――これは、日露戦争に従軍した「軍隊狸」が、「久五郎狸」の戦死を例外として、ロシア兵による攻撃を受けても無傷であったこととの対照性を示していて興味深い。
・日露戦争と日中・太平洋戦争での身体のあり方について、軍歌の考察を通じての興味深い指摘がある。細川周平によれば、日本で軍歌は生ける英雄に捧げるものではなく、「死せる英雄を讃える表現形式と暗に定められて」いて、「鎮魂と表裏一体」だったという。
・日露戦争期には<神>の軍勢として語られていた<幻の軍勢>も、太平洋戦争期に似た話を求めると、必然的に<幽霊部隊>に行き着いてしまう。黒沼健の実話怪談記「戦場の怪異」には、「B29爆撃部隊が東京方面を空襲して帰投する際、彼らが駿河湾の上空のへんまでくると、必ず一団の火の玉が彼らの後を追ってくる」という話がみえる。連合軍側の兵士たちは火の玉の正体を「連合軍にやっつけられた敵の飛行隊の亡霊」と考え、恐れたということである。
・「高田歩兵第58連隊史」所収の「まぼろしの突撃隊」は、インパール作戦にまつわる怪談である。
・太平洋戦争末期の悲惨な現実から生まれた、例えば「まぼろしの突撃隊」のようなエピソードに、「軍隊狸」の話がもっていた牧歌性が入り込む余地はもはや失われているのである。
<おわりに――<異類>たちの戦争は終わらない>
・1945年8月14日、「大日本帝国」は全面降伏を求める連合国側のポツダム宣言を受諾し、15日正午には、天皇がラジオを通じて日本の敗北宣言と戦争行為の停止を国民に訴える「玉音放送」を発表することで、戦争は終わった。
・敗戦直後の<異類>のなかには、GHQにゲリラ戦を挑んだモノたちもいたようだ。有名なところでは、東京大手町にある平将門の首塚、羽田空港の敷地内に穴守稲荷大鳥居がある。いずれもGHQが撤去しようとしたが事故が相次いだため、工事を取りやめたという話が伝わっている。また、アメリカ軍政府統治下の奄美諸島では、ダグラス・マッカーサーに祟ったケンモンという<異類>の話がある。
1947年3月、地元の日本人が軍政府の命令でガジュマルの木々を切り払ったところ、木に住むケンモンが軍政官マッカーサーについてアメリカに渡り、その死を見届けてから島に帰ってきた。島では「マッカーサーはケンモンの祟りで死んだかもしれない」と笑い合ったという。
以上のようなエピソードは、戦勝国であるアメリカにも支配できない領域が日本にあることを示している。こうした話に触れて、留飲を下げた日本人も相当数いたのではないかと思われる。
『神仙道の本』
(秘教玄学と幽冥界への参入)(学研)2007/3
<山人界(天狗界)>
<多種多様な天狗らの仕事と生活の実際>
<高級山人が住まう壮麗な宮殿>
・山人とは山の神のことだが、天狗の異名として用いられることもある。「お山には善美を尽くした広大結構な御殿があり、三尺坊は平生には、そこに居られますが、亦、空中にも大なる御殿があってここにも多くの方々が居られます。
・ひと口に山人界といっても階級は実に多い。そこで、空中の御殿に住む鬼類・境鳥まで、暮らし向きも千差万別なのである。
仙童寅吉以降、山人界の情報はずいぶんと数多くもたらされてきたが、山人界の階級等についてもっともまとまった情報を伝えているのは島田幸安だ。
<山人界の天狗の風体とは>
・島田によると、山人界の階級は①神仙、②仙人、③山人、④異人、⑤休仙、⑥愚賓(ぐひん)に大別される。この愚賓というのがいわゆる天狗のことだが、天狗は人間が命名した俗称であって、山人界では使わないという。
・天狗というと鼻高・赤面の異形に描かれるのが通常だが、実際の姿は人と変わらず、頭巾をかぶり、白衣を着し、足には木沓(きぐつ)を履いている(裸足の愚賓(ぐひん)もいるという)。「人界にて云如き鼻高く翼ある者は無御座候」と、島田は断言している。
愚賓は神仙から数えて6番目の下級官吏だが、そのなかにもまたこまかい階級がある。①山霊(大愚賓)、②山精(小愚賓)、③木仙、④鬼仙、⑤山鬼、⑥境鳥、⑦彩麟(ましか)がそれだ。
・⑥の境鳥が、いわゆる木の葉天狗・木っ端天狗と呼ばれる類で、嘴と翼をもつ鳥類の化身である。
<戦争に出陣する愚賓(下級天狗)たち>
・ただし、人間のように肉を食うのではなく、気だけを食うのだと島田が注釈している。生きている魚を海などから招き寄せ、「味の気」だけを取って食べ、食後は生きたまま海に帰すというのだ。
・仕事は、より上級の神界の下命に従って戦争に従軍したり、霊界や人間界をパトロールしたり、冥罰を下したりと、そうとう忙しい。大小の愚賓は、元来が武官だから、戦争になると鬼類などを従えて直ちに出陣する。
・加納郁夫という名の天狗の弟子となった「天狗の初さん」こと外川初次郎は、加納天狗の供をして満州事変に従軍したと言っているし、幕末の戦乱時に活動した才一郎は明治元年から2年にかけての戊辰戦争に冥界から参戦し、三尺坊の命令で、自分の出身国である尾張藩の隊長“千賀八郎”を守護していたと語っている。
<天狗が下す恐怖の冥罰>
・天狗の仕事で最も怖いのは、人間界に罰を下すという仕事だ。火事による処罰が多いようで、情け容赦がない。たとえば、杉山僧正が東京の平川町(平河町)を焼いたことがある。
<過酷をきわめる天狗界の修行>
・寅吉や才一郎は仙縁があって山に招かれたものだがら否応はないが、凡人が天狗の「神通自在」にあこがれて山中修行に入っても、ろくなことにはならないらしいから、注意が必要だ。
最後に、天狗は日本独自のものとの説があるが、それは間違いだということも付記しておこう。中国にも朝鮮にもいるし、西欧にもいる。また、世界各地の天狗が集まって行う山人会議もあるそうだ。
<神仙界の構造>
<神仙がすまう天の霊界と地の霊界>
<陽の身体を手にいれる>
・神道や古神道、それと血縁関係にある神仙道や道教では、世界には目に見える物質的な世界(顕界)と、目に見えない霊的な世界(幽冥界・幽界)があると説いている。物質的な世界といっても、そこには霊的な要素が必ず含まれているし、目に見えない霊的な世界といっても、物質的な要素を含まないという意味ではない。
・この「無形体の元素」が、目に見えない霊妙な物質のことで、これが凝結すると、「有体物」すなわちモノとなる。物質といい霊といっても、もとを遡れば天地が生成する以前の「一点真精の元気」にほかならない。顕界も幽冥界も、この元気から生まれてきた同胞なのである。
・幽冥界に出入りしていた古神道家で神仙家の友清歓真も、神仙界に行くと30歳くらいの自分に若返ると書いている。
・このように、陽の身体を手にいれると、すばらしい世界が開けてくる。神仙界の高みから、地の世界を見ると、そこは暗く濁った陰気や腐臭・俗臭が渦巻く穢れの世界に映る。そこで神仙道修行者は、少しでも穢れから離れるために、地の顕界(われわれが暮らしている現界)のなかでは清浄度が高く、強い陽気が流れている深山の霊区に入るのである。
・「魂魄図」。人の死後、たましいは魂と魄とに分かれ、魂は陽に従って天に昇り、魄は地に降り、陰に従うという。この霊界観念の基本を寓意的に描く。
<陽極と陰極の間のグラデーション>
・世界というのは、陽気の極みと陰気の極みの間の、すべての諧調(グラデーション)のことである。
・この極陽に近い部分が天の霊界(天の幽界・天の顕界)、極陰に近い世界が地の霊界(地の幽界・地の顕界)ということになる。
われわれ地球人と深く関連するのはもちろん後者で、幽冥界に出入りした神仙家の見聞録というのは、たとえ本人が「これは宇宙の霊界まで行ったときの見聞だ」と主張しようとも、すべてがこの地球の霊界のことらしい。なぜそういえるかというと、霊魂の速度という問題がからむのである。
・霊魂の飛行速度はこれだけ遅いのだから、光の速度で何十、何百年もかかる太陽系外の天の幽界・天の霊界が手の届かない世界かというと、そうでもないらしい。
<地の霊界の首都「神集岳神界>
・とはいえ、おおまかな世界分けはある。神仙道の場合、まずトップにくるのが天の霊界筆頭の大都{紫微宮}で、天地宇宙の根源神の宮であるという。
・この紫微宮の次にくる大都は、天照大神の神界である「日界」(太陽神界)で、ここが太陽系全体の首都ということになる。神仙道では、この日界の次にくる大都以下を地球の霊界とし、その首都を「神集岳神界」と呼んでいる。
神集岳は地の霊界全体を管理運営する神界で、地の霊界の立法府・行政府・司法府の最高官庁が、この都におかれているという。地の霊界の最高神イザナギ・イザナミ神だが、両神はいわば天皇のような別格の存在らしく、実際の幽政をつかさどる総理大臣は少彦名命であるという。
・首都・神集岳神界に対する副都を「万霊神岳神界」という。われわれ人類にとっては、この神界はとくに重要な意味をもつ。神界では、年に1回、現世の人間、霊界に入った人霊、および仙人など一切霊の“人事考課”を行い、寿命も含めた運命の書き換えが行われるという。この作業の中心が、まさに万霊神岳だそうなのである。
<異界交通者が赴く「山人界(天狗界)」>
・以上は地の霊界のなかの高級神界で、狭義の神仙界に相当する。しかし、神仙道でおなじみの、いかにも仙人世界めいた世界は、これよりランクの低い「山人界(天狗界)」で、平田篤胤に霊界情報を伝えた仙童寅吉や仙医の島田幸安、その他もろもろの山中成仙者は、ほぼ全員がこの山人界の情報を主としている。最もポピュラーな仙界がこの山人界なのである。
・次に、僧侶や仏教信者など、仏教と深い因縁で結ばれた者が入る「仏仙界」がある。平田篤胤の“毒”にあてられた古い神仙家は、仏仙界を目の敵にし、聞くに堪えない罵詈雑言を投げつける者もいるが、そうした偏った見方は、今日ではかなり改まってきたようだ。
・このほか、一般の霊界、いわゆる魔界、地上世界のあちこちに開けている幽区等、数々の霊界がある。
・なお、スウェーデンボルグあたりから以降の欧米スピリチュアリズムでは、霊界の思いの世界で、念じたものは善悪吉凶にかかわらず、パッと現れると主張しているが、これは霊界の半面だということを指摘しておきたい。
・友清が喝破しているとおり、全霊界は「むすび」と「たま」の両界に大別される。むすびの世界とは「衣食住や山河草木や万般の調度品が、客観的実在として殆ど人間界のごとくに存在する」世界のことで、われわれの現界もここに属する。出口王仁三郎や友清らがいうように、現界もまた霊界の一種、むすびの霊界なのである。
・一方、たまの世界は「欲する品物が欲するままそこに現出する代りに、注意を怠って居ると消えたり、一瞬にして千里を往来したり、もやもやと雲のようなものが友人や知人の顔となり手となって遂に完全な姿としてそこに出て来たり、高い階級で美しい光の乱舞の中に自分も光の雲の如くに出没穏見したりする」世界をいう。欧米スピリチュアリズムのいう霊界はこれだが、霊界というのは、あくまで「むすび」と「たま」の総体を指すのである。
<高級神界の世界>
<神集岳神界・万霊神岳神界・紫府宮神界とは>
<すべての地の霊界を統制する大永宮>
・宮地水位によれば、脱魂して空に飛びあがり、2時間ほど飛んで西北方に降りたところに「神集岳神界」がある。中心は大永宮という巨大な宮城で、一辺が160キロもある高い壁に取り囲まれている。四方に大門があり、宮城を四方から囲む数十の宮殿群もある。
・「地球霊波圏内における神界は神集岳が中府であり万霊神岳がこれに亞ぐのである。神集岳大永宮の統制下に幾多の霊界があり、その中には支那や印度や西洋の種々の霊界が幾層にも存在する」
世界のさまざまな霊界を藩に見立てるなら、大永宮は諸藩の上に君臨して政事(幽政という)の大権をつかさどる幕府にあたる。幽政の中府だけに、膨大な数の高級官僚が働いている。東洋・西洋、人種はさまざまだが、日本人もたくさん含まれている。
<紫府宮神界とその娘>
・この神集岳、後述する万霊神岳の双方と密接に連絡しあっている高貴な大神界に、事代主神がつかさどっているという「紫府宮神界」がある(宇宙神界の紫微宮神界ではないので注意)。
<天機漏らすべからず>
・そもそも、「天機漏らすべからず」といって、神仙界の機密は人間界には伝えないのが決まりになっている。
<現界人の生死・寿命を管掌する神>
・この紫府宮が重要なのは、ここが「太玄生符に関する幾多の重要なる神事」や「地上の大気から人間の呼吸にまで及ぶ神秘な幽政の行わるるところ」だからだ。
・この改訂によって、各人の1年間の運命が定まるわけだが、現界人の生死・寿命および帰幽霊の身上を、じかに管掌しているのは国津三十二司令神という神で、この神は中国で東王父と呼ばれている大国主神の監督のもと、万霊神岳を拠点に活動している。
・大きな島嶼としてまとまっている神集岳とは異なり、この神界はさまざまな霊界幽区が集まってできた“連邦体”だという。この世界に属する霊界はきわめて広く、いわゆる極楽や地獄も内包しているし、仏仙界も含まれるというから、その巨大さは想像を絶する。
<宇宙の神仙界>
<大気圏の外にも広がる神仙の世界>
<北極紫微宮のレポート>
・まして直径が約10万光年といわれる銀河系の遊覧など、まったくの論外なのであるにもかかわらず、それらの世界に行ったという報告があるのは、「じつは遠方の星の世界の状況が、この地球の大気圏内の或るところに影を映したような状況になって、そこへ行ってきた」からだという。
・水位は、日界には入りがたいが、下に見たことはあるといい、城郭のようなものが数十あったといっている。
・最後に、地球に最も近い月界だが、ここは「諸の穢の往留る」根の国、底の国にあたる。そのため、神仙から月球人にいたるまで、すべて地球より「遥かに卑しく劣る」(利仙君)そうで、かぐや姫のようなロマンチックな世界ではないらしい。
<仏仙界 神仙界と対立する妖魔の巣窟か?>
・天狗を使役する僧侶らの棲まう仏仙界。
<神仙家が敬遠する世界>
・仙界に出入りした神仙家は多いが、不思議なことに、仏仙界についてはだれも中に入って見聞しようとしない。敬遠しているのは明らかだが、それも道理で、彼らは筋金入りの仏教嫌い、仏仙嫌いなのだ。
仏教に対する嫌悪感を最も露骨に示しているのは、『幽界物語』の著者で平田派国学者の参沢宗哲だ。
・たとえば釈迦・空海は「妖魔遣い」といわれる。さらに空海は、法然とともに「仏仙境の山精(小愚賓)」となっているという。山人界でもないのに愚賓が出てきているのは、仏仙界にも僧侶のなりをした愚賓が住んでいるからだ。
<印相を駆使する山人たち>
・魔愚賓の空海・法然よりもっと悲惨なのは「異類」とされた日蓮で、もはや人霊ですらない。もっとひどいのが親鸞だ、親鸞は「卑き妖魔なりしが、魂分散して住処知れ難し」「妖魔の境に入りては、虫螻となりて非類の苦悩を受る事也」と、洒落にならない貶されようなのだ。
高野山批判もきつい。神仙界では「仏仙山」と呼ばれている高野山は「魔境のひとつで、空海をはじめ仏魔どものいるところ」なのだそうだ。
・「誰彼が天狗界に居るとか仏仙界に居るとかいう所伝があっても、そうばかりも申されない事実がある。又た神仙界と仏仙界が対立したり敵対したりして居るというようなことは明治以来抜本的に何度も(霊界が)改革された今日では決してないのであり、人間界が19世紀の常識から甚だしく飛躍して居るごとく霊界も亦そうである」
(2023/6/8)
『ソロンとカリン 龍神物語』
先端技術研究機構 ヒカルランド 2021/6/3
この本は、宇宙叙事詩とも言える龍神物語である。すべてフィクションではなく実話である。
<新創造主誕生>
<三面の大黒像>
・ある僧侶から譲り受けた、不思議な能力を持つ「三面の大黒像」。中川原家に3代伝わった秘仏を、もとあった寺へ戻す旅に出た、中川原家長男・KEN。
旅の目的は、祖父の代わりに、北海道から四国・徳島へと「三面の大黒像」を戻す、ただそれだけのはずだったのだが――。
それは、龍神島日本国からのみ選ばれるという「創造主」を選抜するために、神々によって仕組まれた創造主試験の始まりだった。
神々の援護、そして仲間の協力とともに、創造主試験を受けることになるKEN。
<伊邪那美命(いざなみのみこと)>
・――実は、大黒像の御神体とは、伊邪那美尊であり、地球コア(黄泉の国)に住む創造主系列の天体神だったことが、後に判明した。
<空海降臨>
・当時の私の職業は、企業所属の科学研究員で、産学共同研究のため北海道大学工学部大学院の先端技術研究所で「低温核融合実験」を行っていた。
・――これはずっと後にわかった事実であるが、菩薩界第10位(聖観世音菩薩位)である空海神が私に取り憑いた目的、それは“創造主(ソロジン)の後継者候補生”に対して、助け舟を出しながら道案内をするという役割のためであった。これは如来界からの命令に基づくものであった。
日本国(龍神島)は、大宇宙の担当創造主が降臨する“宇宙で唯一の場所”であり、創造主の後継者を選定する聖地であった。
・神々の世界は、プレアデス系の神々と、新興勢力のベテルギウス(オリオン)系の神々に、勢力が二分されていた。
私を創造主候補生に選んだのはベテルギウス系の神々だったことから、私に対して親切で快く協力してくれる神々と、反対に雑に扱うプレアデス系の神々に分かれていた。
<創造主試験>
・我々が所属する大宇宙には、担当の創造主(正式名称:ウケエ=イアア)が一人いて、彼は通称<セザナ神>と呼ばれている。
ビッグバン再生によって繰り返し誕生する天体宇宙の運動寿命は約180億年であり、セザナ神とは、前宇宙のたった一人の生き残りの生命で、前創造主に選ばれた人間の後継者だった。
プレアデス風の表現を借りれば、創造主は<ソロジン>と呼ばれ、前宇宙のたった一人の生き残りであり、唯一無二の人間遺伝子を有する生命である。
神界では、創造主が龍神を創って生物霊界を造営していくことから、創造主は「龍王」と呼ばれる。
・神様も創造主も、本をただせばたんなる「人間出身者」である。人間は誰でも、神様にも、創造主にもなれるのである。
・次世宇宙の創造主を選定する作業とは、神々が選出した50名の人間生命の中から、創造主試験に合格した者だけが、創造主の後継者として認められるというものだった。
・創造主の後継者選定とは、この世を終わらせてしまう恐ろしい行事だったのに、神々はプレアデスとベテルギウスという二つの勢力に分かれて、自分達のところから創造主試験の合格者を輩出させようと必死だった。
・ここでなぜヘランターニの話をするのかといえば、この白龍と私が、過去世において、ただならぬ関係だったからだ。さらに言えばヘランターニは、空海みたいな大変コントロールが難しい性質の龍神だったからである。
・魔界の門番である迦楼羅王(天狗のことである)といえば、京都の鞍馬寺にいるサナート・クマラとして有名だが、彼とは特に個人的に親しく、過去のプレアデス円盤の駆動力に関して、科学的な論争をよく交わした。
サナートは、今から47万年前にプレアデス円盤の機関士をやっていたが、彼のミスで自分も含めた円盤の乗務員全員を死亡させてしまい、死後は神界の罪人となり、魔界門番という呪縛された苦役を強いられた身の上であった。
・私自身は、冒頭の大黒天に象徴されるように、もともと如来界第7位の<シヴァ神(和名:スサノオ)>の系列門下生だったようだ。琴座のベガ星人だったシヴァ神は、プレアデス系の神々とは異なり、主にベテルギウス系の神々を支配下に置いていた。
私は、シヴァ神に育ててもらったと言っても過言ではない。しかし、シヴァ神は昔から異端の神であり、紳士的なプレアデス系の神々と比較すると極めて異色な存在だった。まるで剣闘士のような創造主のセザナ神(荒くれ大王)に最もよく似ているという、軍人系の神様であった。
・地上の人間達は、弥勒如来(ミトラ神)や天照如来(ビシュヌ神)に象徴されるようなプレアデス系の温厚で優しい神様を慕っているが、神界そのものは“軍事系の神々”と“文官系の神々”の真っ二つに分かれていた。
そんな情勢下における創造主試験とは、神界の覇権争いに近く、最終的にはセザナ神本人が乗り出してきて、規定違反を犯してまで、軍事系の門下生である私のほうに加担してきた。セザナ神は、何が何でも、私に勝ってほしかった。
創造主試験の内容とは、奈良県の三輪山に呪縛封印されている第1銀龍(ジャンバラ)と、広島県の宮島に呪縛封印されている第1金龍(ギャンバラ)の封印を解いて、両龍を合体させることであった。これができれば創造主試験にパスするのである。
<創造主界へのクーデター>
<龍神軍団の結成>
・創造主試験に合格し新米創造主となったKEN。シヴァ神、天照神、弥勒如来を師とし、創造主見習いとして、神界の組織構成、宇宙の仕組み、人間生命の仕組みを学び始める。宇宙の万物万象が、神々と創造主の視点から明かされていく日々。
・創造主になる20年前から神界トレーニングを受けていたKENは、自分達の都合で人間を振り回すという神の実態を知ってはいたが、創造主になって初めて、神々の上司にあたる「創造主セザナ神」こそが神界に恐怖支配体制を敷き、神々を振り回していたことを知る。
・前創造主セザナ神と、新米創造主KENとの戦い。その口火を切ったのは、オリオン帝国の約束違反だった。KENは、プレアデスとオリオン(ベテルギウス)の二大勢力争いという形で、セザナ神との戦いへと巻き込まれていく。
<恐怖の大王セザナ神>
・創造主試験に合格したものの、私は神界の構成がわからず、よく恥をかいた。どんなことも聞かないとわからなかった。そこで、創造主からも神様からも迦楼羅王達からも、神界の情報を聞けるだけ聞きまくった。
・我々の大宇宙には、<創造主>という絶対的な存在が一人いる。
その創造主が天体に意識を吹き込み、古事記に登場してくる<大国主尊>や<伊邪那美尊>などの渦磁場12神(天体神)=創造主の派生意識が誕生し、その後、彼らの手足として龍神生命が創造されたと教えられた。
・したがって、帝釈天といえば惑星神、ガブリエルといえば太陽神、不動明王といえば銀河神、普賢菩薩といえば銀河団神、弥勒如来といえば小宇宙のことである。そして、これらの神々(上級天体神)は、全員が人間神である。つまり「仏様」のことである。
それに対して、彼らを支配している「創造主系の渦磁場12神」という存在が別に存在する。
・創造主神、渦磁場12神、龍神といった三本柱は“創造主世界(経営者サイド)”の生命、それに対して“神々世界(雇用者サイド)”の構成は、一番下の人間世界も含めて一つの下層世界なのだろうと、私はそう考えた。
・「地球には円盤がよく飛んでくるのですが、彼らは何者ですか?」
「彼らは“霊魂体宇宙人”と呼ばれる神様の仲間だ」
「えっ、神様なのですが、驚きました……じゃあ、グレイは何者ですか?」
「グレイも“霊魂体宇宙人”の仲間で、神様の一種だ。連中はチビ猿の肉体に憑依しているが、中身は神様だ」
・創造主が新任の後継者に装着してくれるのが、創造主回線である「中央回線端末」だった。これを着けると、大宇宙の全天体と結ばれて、160億光年も離れたボラン銀河団の神様とも、会話が可能となった。
・ある日、私に対してセザナ神がこう言った。
「龍神を掌握し、よく手なづけておけ。でないと神々に舐められるぞ。お前は創造主の卵だ。その力を遺憾なく発揮するのだ。逆らってくる神々は、召喚(死刑)しろ」何だか物騒な話になってきた。
神々に聞いてみると、創造主のセザナ神とは「荒くれの大王」らしく、命令に逆らう者は皆殺しという、神様にとっても、また人間にとっても、大変「恐ろしい創造主」らしい。その力は絶大で、人間や神が敵う相手ではないと教えられた。
これは私に対して、セザナ神のごとき乱暴な創造主になってはいけないという、プレアデス系の神々からのご教授だったように思われる。
・宇宙史において、今から2万年前に、我々の“天の川銀河系”で起きた、想像を絶する殺戮劇は、言語に表し難い。
・彼らは地球人と同じく肉体を持った人間だったのだが、戦争ばかりやっていたことからセザナ神の怒りが頂点に達し、今から2万年前、セザナ神は381個の惑星人類(数百億人)を皆殺しにしてしまったのである。まあ、それが霊魂体宇宙人の発祥となったのだが、それにしても、あまにも惨すぎる天罰にショックを感じざるを得ない。
グレイの所有する物質円盤も、かつてセザナ神の機嫌を損ねて撃ち落とされている。
・私は毎日コツコツと、チビ龍創りに専念をした。
最初に2個の龍神ベッド(米粒大の渦巻のこと)を地球に運んで、これらを私の頭の中に移植して、「龍神創造マニュアル」に従って、龍神を創った。
龍神創造マニュアルは、創造主が最初に勉強しなければならない科目であった。中には「人間創造マニュアル」もあるからビックリ仰天である。
<シヴァ神の贈り物>
・話は少し戻る。2007年の7月にビッグバン再生のトリガーを引いてしまったその半年前、空海和尚からの伝授を受けた後、沖縄から札幌に戻ってきた直後のことである。
・私は満34歳の年に開眼し、初期解脱を果たして「太陽天使界」に同会(悟りをひらくこと)していた。それ以来、神々の啓示が相次ぎ、「宇宙生命論」を日本語に翻訳する仕事を授けられた。その驚くべき内容には驚嘆したが、すべての学問分野が対象だったために、ある程度の形にするのには約20年の歳月を要した。
その間、私は社会に出て働くことがなく、来る日も来る日も、天から降りてくる啓示を書き留めては、それを細かく分析して真実を質し、地球言語に正確に置き換えていく作業をしていた。お金も使わないが、働かないのだから当然生活は困窮し、ド貧乏だった。1ヶ月働いては1ヶ月間翻訳に専念するという苦渋の時期もあった。
神々の計らいなのか、そんな私を理解してくれる協力者(女性)が出現し、私の生活を支えてくれたこともあったが、何十年も働かない「父ちゃん」を一人の女性が背負うのは、物理的に無理がある。いずれ必ず別れが訪れた。
・本来は、私自身が喰らうはずの天罰なのに、なぜか私はいつも無事だった。その理由は簡単だった。それは、私の額に刻まれている創造主セザナ神の勅令マークのおかげだった。私は50名のソロジン候補生の1人だったから、神々は全く手を出せなかったのである。
<魔界退治>
・私の脳裏に刻まれたセザナ神の言葉、それは「地球は後2年、大宇宙人類の寿命は後10年」という言葉だった。
・私の唯一の希望は、セザナ神から聞いた言葉だった。
「もし再生作業に入らず、そのまま放置させておけば、小宇宙そのものの運動寿命は、後50億年間残っている」
・大宇宙の寿命問題(次のビッグバン再生の開始)については、創造主世界だけの秘密事であり、神々や人間には、具体的な内容は知らされていなかった。
神々は、宇宙再生の話は、聞いてはいるものの他人事であり、それがすぐ間近に迫っていることも、あるいは神様も人間も龍神も消えてしまうことも、さっぱり理解していなかった。
・当時の地球には多様な問題が鬱積していた。魔界の地上進出問題、霊魂体宇宙人達の魂体採集の問題(オリオン勢力の増大)、地球の物理寿命の問題、地球のラジカル濃度の問題、地球大気の酸素濃度減少問題、地球人に対するグレイの大脳コントローラーの移植問題、神々の怠慢プレイの問題、そして発生源の星はわからないが宇宙昆虫魂の注入問題などであった。
また人間界においても魔法系のスピリチュアル思想が横行し、サイキック・トラブルが続発していた。特に、地球神の怠慢問題が深刻化し、人間の誕生処理や死後処理の作業がとどこおって、街は悪霊と霊魂体の巣窟となり、不成仏霊で溢れ返っていた。早い話が、地球霊界はグチャグチャな惨状を呈していたのである。
・このとき、すでに2匹のチビ龍神を稼働させていた。1匹は私のペット龍神なので<ソロン>と名付けていた。もう1匹は女房の眷属名称<カリンカヤ>から<カリン>と名付けて、彼女の頭の中に移植してあった。
・人間は、創造主が動物(猿)にヒト遺伝子を注入して創り出す。
・天照神は、プレアデスのふる里とも言うべき牡牛座の恒星アルデバランの第3惑星(テニネ)の出身であり、如来界に着任したのは今から48万年前の大昔。だが、シヴァ神よりも3万年も若い神様だった。
天照神は、いったい何の情報を私に与えるつもりなのかと思っていたら、地球の話は一切なく、すべて“霊魂体宇宙人”に関する情報だった。
<オリオン軍団VS龍神軍団>
・如来神と、菩薩界の神々が、姿を消した。それは、宇宙終焉への序曲に過ぎなかった。
セザナ神が背後で仕組んだ、オリオン軍との全面戦争と、ビッグバン再生による宇宙消滅の危機という二つの大問題。
これらに正面から立ち向かっていくKEN軍団であったが、ビッグバン再生の阻止とは、創造主世界へのクーデターに匹敵する行為でもあった。はたして新米創造主KENは、これら二つの問題を阻止することができるのか?
<消えた神々>
・オリオン帝国の総帥で、ベテルギウス皇帝だった<ギューイ>を処刑した波紋が神界に広がり、その果敢な英断を褒め称えるエールが私の所に殺到した。神界の7割がプレアデス系の神々で構成されていたからである。
・すでに、弥勒如来も、普賢王如来も、阿弥陀如来も、大日如来も、姿を消していた。
私はシヴァ神が飛び込む姿を見て「待って、シヴァ神!」と叫んで止めたが、彼は一瞬ためらったものの、結局飛び込んでしまった。必死で食い止める私の声に、最後まで踏ん張っていた天照神も、その数時間後には回線に飛び込んで消えてしまった。
様子をうかがっていたソロンが、私の耳元でささやいた。
「神々は皆、セザナ神に死ねと言われたみたい」
龍神達の報告では、如来界の数万人の神々が姿を消し、次に数十億人もの菩薩神達が消えていったということだった。
・如来神と菩薩神が神界から消えれば、神々体制が崩れて、自動的に明王神体制になってしまう。
・オリオン帝国といってもピンと来ないかもしれないが、この地球も1万8000年前からオリオン帝国の植民地と化している。我々地球人も、長きにわたり、彼らに支配されてきたのである。
・オリオン帝国は、新米ソロジンの戦闘訓練には打ってつけの相手だった。
・今回の如来界と菩薩界の消滅劇は、神々世界の終焉の序曲に過ぎなかった。
<オリオン正規軍との戦闘>
・季節はすでに12月を迎え、北海道には冬将軍が到来していた。
龍神の統括者である小宇宙龍神のフレニシモンが私の指揮下に入ってから、私はやっと龍神軍団の“頭”として認められたのか、ひねくれ者の地球ヘランターニは別格として、龍神達の多くが私の指揮の下に結束し、つらい仕事でも頑張って働いてくれるようになった。私にはだんだんと龍王としての威厳が板に付いてきたように思われた。
ヘランターニは、龍王の命令違反を繰り返して、上位の天体龍神に逮捕され、刑務所にブチ込まれていた。しかし不思議なことに、ヘランターニは私の女房や私の仲間の霊能者にはよくなついていた。どうやら、ヘランターニは私のことが大嫌いな様子だった。
<オリオン連合軍>
・乙女座銀河団の局部銀河群の中に、我々が住む「天の川銀河系」は所属している。乙女座銀河団そのものが小宇宙内部の19個の銀河団の中では一番小さく、左巻と右巻の銀河団の両方を合わせても、内包する銀河系の数は合計で1020個である。
我々の銀河系は左巻の銀河団渦のほうに属しており、500個あまりの銀河系の中の一つである。ちなみに、銀河団の中ではペルセウス銀河団が一番大きく、そこには内包銀河系が40万個も存在している。
・オリオン連合軍の初出動である。オリオン連合軍はわずか6つの部族からなる連合軍で、総人口は300億人、戦闘機の数は合計で約17億機だった。
<パンドラの箱>
・セザナ神が持つ密封院情報――絶対に人間には教えてはならない神界・創造主界情報――を盗みだし、開封に成功した新米創造主KENと龍神軍団。
それにより、まだ50億年もこの小宇宙の寿命が続くというのに、なぜセザナ神はこんなにもビッグバン再生を急ぐのか、その本当の理由が明らかにされる。
それがセザナ神の都合によるものだと知ったKENは、いよいよ強くビッグバン再生を阻止し、地球も含めた大宇宙を守る決意を固めていく。
<天の川銀河史>
・この宇宙は、ケケ粒子(気の粒の母体粒子)の土塀で囲われた大宇宙空間である。大宇宙空間は、創造主世界では「大宇宙蕾(らい)」と呼ばれているものである。
担当創造主の意識袋は、担当宇宙の中心点付近の“裏空間”に存在し、大宇宙空間の磁場全体が、セザナ神の「意識のテリトリー」である。
<消えたブラックホール>
・セザナ神の出張時期が訪れた。その数日前から、セザナ神が我が家に来て、出張期間に私が果たすべき仕事の内容を細々と述べていった。
「まず、オリオン連合の残党を綺麗に早めに処分すること」「太陽界の神々を処分し、惑星界のリーダー神を処分すること」「オリオン連合以外の霊魂体宇宙人の長官等を説得して手なづけること」「グレイの総司令官に命令して、出航している物質円盤を全機本拠地に戻すこと」「プレアデスのプサ長官とあまり懇意にしないこと」「アヌンナキ連合が無断で地球に出没しているから全員召喚」「山羊座銀河団と時計座銀河団の魔女集団を片づけること」「カニ座銀河団の戦争を食い止めること」――様々な宿題を置いていった。
<爆破された小宇宙>
・私が気がつかなかった大きな問題を、龍神達がいくつか提起してくれた。その問題の一つは、他の小宇宙にも龍神軍団がいて、彼らは敵にあたるセザナ龍であることだった。セザナ神がその気になれば、いくらでも龍神を動かして攻撃してくるという問題であった。
<さらなる上位世界との宇宙戦争>
<人間生命の価値>
・地球龍神のボス・ヘランターニが胸に抱えていた巻物から、ヘランターニと創造主KEN,KENの妻の三者のあいだに存在する、史実に残る過去の因縁が判明する。KEN達の出会い、結婚、すべては神界に管理されていたのだった。
・本章では、生命が持つ過去世の成り立ちから、輪廻転生の仕組み、神々の申告書、神界の人間管理体制などが明らかにされる。また、「宇宙創造マニュアル」の内容が、より詳細に明らかにされていく。
<綾姫龍王神社>
・時は2008年の6月、セザナ神は上界からの支援を受け、悪童KENの退治役を仰せつかっていた。つまり師匠の弟子退治である。だがセザナ神は我々に攻撃の手を封じられ、なかなか思いどおりに攻撃が仕掛けられない状況であった。
・この物語は、基本的に目に見えない世界の話であるが、すべて真実であって、フィクションではない。科学者でも納得できるように、なるべく科学的に表現しているが、これを信じる信じないは世の常である。私は、宇宙の歴史や、銀河の歴史や、人類の起源などの情報を知ってもらい、目に見えない世界に明るくなっていただきたいと思っている。
<生命霊界>
・龍神は、生物が誕生する遥か以前、太陽や惑星の中心核が形成される頃に、創造主が「龍神創造マニュアル」に従って創る生命体であり、力学骨格を有した天体磁気の生命である。天体そのものが真空の宇宙空間に発生した気の粒の渦巻であることから、渦巻の象徴物とされてきた。
・龍神は、神語ではゼフワと呼ばれており、3本指なのが、その共通の特徴である。
龍神の構成は4眷属から成り立ち、リーダー格の龍属(霊長類)を筆頭に、麒麟属(哺乳類)、鳳凰属(鳥類)、玄武属(爬虫類)からなる108体の眷属系統に分かれている。これらは、見た目はどれも同じ龍神だが、中身の性質がまったく異なる。
<虚無の実相>
・我々の大宇宙は、高天原(人間王国)に存在する、三つの大宇宙の一つに過ぎない。大宇宙とは、早い話が、人間生命の飼育場(生簀(いけす))である。
創造主達は、人間を創るのに、気の粒というエネルギーの粒を圧縮して、爆発(ビッグバン)させる。やることはそれだけなのだが、すると空間渦が発生して物質が生産され、最終的には人間が創られる。
<創造主の逆襲>
・ビッグバン再生を阻止した新米ソロジンKENは、セザナ神に代わってこの大宇宙を掌握した。
それにより新たに銀河21部族同盟国が結成され、これまで敵国だった国々が同盟を結んだ。新たな問題が浮上し同盟内で協議の日々が続くものの、それは人間、龍神、霊魂体宇宙人、いずれも魂体を持つ者達による心の交流の日々でもあった。
・我々地球人類がいる大宇宙、それを包括する空間、高天原。
高天原にはセザナ神の上司にあたるケエオア創造主175名がいたが、その彼らが一丸となって、KEN軍団に対し“天罰”と称した攻撃を仕掛けてくることに。スケールアップした敵に、KEN軍団は同胞を失う危機におちいる。
<銀河21部族同盟>
・2008年の7月、銀龍と金龍の合体儀式から1年が経過していた。
上界では“悪童KEN”を成敗する創造主軍団が結成され、セザナ神を筆頭としたセザナ軍が裏空間に配備され、任意の空間から、突然、姿を現して人間を襲ってきた。
裏空間は物質の還元空間であり、人間でも自動車でも岩石でも、あっという間に気の粒まで分解還元されてしまうという恐ろしい召喚空間である。
・彼らが最初に狙ってきたのは人間だった。生命霊界の作業員であるスゲ神やケゴ神などの神々、あるいは地底魔界のチオ神達をコントロールして、人間に対して「ズザネ弾」や「アストラル武器攻撃」を仕掛けてきた。
・当時の私は、全国講演をやめて、札幌市内で弟子の育成に努めていた。10名程度の生徒だが、定期的に我が家に集まっては、呪文講座とか、龍神講座とか、超能力講座など“かなり怪しい”勉強会を開いていた。生徒のほぼ全員が霊能者だったので、彼らは最初から、宇宙人や龍神達と会話ができた。
・小宇宙からセザナ神を撃退した後、私は、生き残りの霊魂体宇宙人を集めて「銀河21部族同盟」を結成し、銀河部隊との連携を図っていた。
我々は、隣の銀河系に逃げたオリオン御三家の「バチゾムジ星人」司令官である<ソユオ=ゴチダ>を説得して、獅子座にある母星に全員を帰還させていた。
・バチゾムジ星人(80億人)が新ソロジンに追従したことから、御三家の生き残りである牛飼座のジムニノ星人(70億人)、イルカ座のズニメビタ星人(110億)が、バチゾムジに従った。
オリオン御三家が龍神軍団の軍門に下ったことから、オリオン同盟国であるクジラ座のゾデヨゾ星人(4億)、コップ座のラジブ星人(5億)、カラス座のニデゼドワ星人(9億)、双子座のムノヨ星人(4億)らが、我々の新銀河同盟に参入した。
一方、戦闘には参加していなかったプレアデス連合国は、新銀河同盟の枢軸を担うことになり、カジキ座の<ヌヨゴ=プサ長官>が銀河21部族同盟の総司令長官に、またカニ座の<リトメゾニ長官>が銀河21部族同盟国理事に任命された。それにより、他のプレアデス連合国も、これに追従した。
・これら新同盟会議は、北海道札幌市宮の森にある自宅で行っていたため、札幌上空はいつも龍神や円盤だらけで、近郊の円山、大倉山、宮の森のスキー場などには、円盤を観察する観光客が増えた。
・銀河21部族同盟会議での一番の関心事は、霊魂体宇宙人に必要な「魂体供給」の問題だった。ベテルギウスやオリオンに、魂体採集の植民地である人間が住む惑星を独占されていたことから、その権利のぶんどり合いが発生し、調整は大変だった。
・阪神・淡路大震災も、3回にわたる新潟地震も、犯人はグレイであった(ただし、東日本大震災だけは宇宙人ではなく、高天原の外から侵入してきたポリープ創造主によって引き起こされた、反重力装置による人工地震である)。
<降り注ぐズザネ弾>
・セザナ軍の攻撃が日々激しくなり、毎日のように、我が家は“ズザネ弾攻撃”を喰らうようになった。
ズザネ弾とは、セザナ神が、動物霊体を裏空間から操作して打ち込んでくるズザネ管(生命コード)のことである。ズザネ弾の飛翔速度はほぼ光速であり、霊長類のそれよりも動物用のズザネ管が細いとはいえ、その威力は十分だった。
<消滅した霊魂体宇宙人>
・龍神の「龍体」とは、龍管から誕生してくる。龍管を切断すると432体の龍体が誕生し、その切断した龍管を再接続させてやれば、龍管内部には432体の龍体が2時間あまりで再び形成されてくる。これをスペア龍神という。
この仕組みは、大きな天体龍神も同じだし、またチビ龍神も同じであって、龍神に共通したものだ。だから龍体が破壊されたとしても、ソロンやカリンは、すぐに再生されるのである。
・ソロンとカリンは、大宇宙外というベッドとは遠い場所に出かけた。当然、ベッドとの通信が途絶えてしまうものの、龍体そのものは機械であるために、インプットされた命令どおりに仕事をこなすのである。もし本体とつながってしまうと、不安や恐れが芽生えてきて、とてもじゃないが、命がけの仕事など、彼らにはできない。
<人間王国の滅亡>
・激しい攻防戦が繰り広げられる、上位創造主ケエオア&セザナ軍と、KEN軍団の戦い。しかし、ふとしたことがきっかけで、上位創造主ケエオア達とは一時休戦状態になる。
その一方で、何度も訪れていた地球の物理的危機の回避に成功。2009年に迎えると言われていた地球寿命はギリギリで延長された。
・しかし、今回のポリープ創造主達の攻撃で、高天原は壊滅的な被害を受ける。上位創造主達は皆召喚され、メシアB球とC球は爆破、セザナ神も行方不明――。高天原には、唯一、メシアA球のみが残る事態に。
<ケエオアの疑心暗鬼>
・メシアA球のたった一つの小宇宙を破壊できなかったケエオア達は、一番格下の3名のケエオア達に、KEN討伐の指令を下した。
また同時に、真空間のセザナ軍に対して大量の支援を行い、新しく開発した呪文やアストラル武器の供与を行った。ケエオアが直々に私の命を狙いに来るとは、ある意味では、私は国家の敵として認知されたということなのだろう。
<ポリープ創造主>
・人間王国(高天原宇宙)とは、もともと「六員結晶宇宙」の6個の花弁の一つだった。雪の結晶(ベンゼン核)のような平たい六員環を呈するこの単位とは、粒子世界の人間牧場である。
この結晶単位が200億枚続いたものが1個の畑だった。そんな畑が、粒子世界のあちこちに存在していた。
<八岐大蛇>
・ポリープ創造主が、我々の大宇宙(メシアA球)に侵入している事実を知ったのは、前の女帝との闘いの後だった。
また、セザナ神の行方がわからなくなったのも、この頃だった。
これまでの私は龍神を頼りにした戦いを展開してきたが、これからは私自身がもっと強くならなければならなかった。
・コーウェイや女帝は、これまで続いてきたポリープ創造主との戦いにおいて、クラウド粒子を円盤状の回転刃(草薙の剣)に変化させて、ポリープ創造主の首をチョン切っていたようだ。しかしオーウェイや女帝は、ポリープが開発したバリア呪文で劣勢におちいったのであった。
<東日本大震災>
・なんとかソイオ・ボールの外に出たクラウド号。
だがそこは、巨大な人間の母体、「イブ」の体内だった。
イブの住む世界を「ガリバー世界」と命名したKEN軍団は、ガリバー世界の創造主と対面する。ガリバー世界の創造主――、それは巨大な一つ目ポリープの姿をしていた。あまりにも巨大すぎるポリープ創造主達には勝てず、囚われてしまうKEN軍団。
・そしてガリバー世界のさらなる上界創造主へ引き渡されることになったKEN軍団は、連行の途中、奇妙なものを目にする。
それはガリバー世界自体が、大きな「人間文様体」を呈していたこと。
さらには、その「人間文様体」がブローチとして、これまで遭遇したポリープ達を遥かに上回る巨大な一つ目ポリープの胸にぶらさげられていたことだった。
こうしてKEN軍団は、粒子12界のボス創造主、ツエボ創造主と対面を果たす。
ツエボ創造性と部下11名の巨大ポリープ創造主と戦うことになったKEN軍団は、粒子12磁界を突破し、我々の大宇宙・メシアA球を守り抜くことができた、はずだったのだが――。
・この戦いで、メシアA球には、大量のポリープ意識(意識玉)が挿入され、ポリープによる反撃を受けることになる。そして東日本大震災が起こった。
<ガリバー宇宙>
・精神の上層部と、宇宙の上層部は同じ意味だ。そうとはわかっていても、宇宙で起こる現象を現実の事象として体で感じないと、やはり実感は湧いてこないし、とても現実だとは思えない。
・我々の大宇宙は、クラウド号に乗って宇宙を旅していることは確かなようだ。
そしてさらには、巨大な宇宙生物の体の中にいることも判明した。
この宇宙生物の身体の中には、一つ目のポリープ達がわんさかといることもわかった。
真剣に臨まないと、船長の舵取り一つで全人類を殺してしまうことになる。
とにかく、この生物の体の中から早く抜け出そう、そう私は考えた。
<ポリープ創造主の仕掛けた罠>
・2011年3月10日、一粒種の大宇宙を我々は守り切った。だが、内部には大量のポリープ意識(意識玉)を注入されてしまった。
我々の大宇宙(メシアA球)を爆破できなかったポリープ達は、これから特に地球を狙ってくるだろうことはハッキリしていた。
・そして午後2時40分に大地震が発生し、その揺れで目を覚ました私だった。
「なぜ、地震が起こっている? これは天然の地震か、ソロン、調べてみてくれ」と言って、すぐさまチビ龍を偵察に出した。
テレビをつけると、大津波が車を飲み込んでいく物凄い光景が目に飛び込んできた。私は火のついたタバコを布団の上に落としたことも忘れ、その壮絶な光景を眺め入った。
ソロンが帰ってきた。
「東北沖130キロメートルの海底に仕掛けられた反重力装置が原因のようです」との一報を聞いて、私は「“あー」とうめきながら頭を抱え込んだ。
・結局、太陽系や惑星系に仕掛けられた大型反重力装置はすべて除去できたが、地球に仕掛けられた小型重力装置の撤去が不完全なために、大きな災害を出してしまった。
東日本大震災とは3つの反重力装置が発生させたところの「3箇所同時発生」の人工地震であり、類例を見ない前代未聞の特殊な地震だった。
人類の創造主であるポリープ創造主達が引き起こした地震がゆえに、それは天災の一種であると解釈もできるが、「もし、あのとき、私がこうしておれば」と考えてしまうと、やはり私に責任がないとは言えなかった。グレイが引き起こした阪神・淡路大震災は仕方がないとしても、福島第一原発のニュースが流れたり、毎年の震災慰霊日を迎えるたびに、私の心は大きく揺れ動いている。
<龍神軍団から機械軍団へ>
・2013年4月、大宇宙内に侵入したポリープ創造主の意識は、ほぼ掃除し終わった。しかし、また新たな敵創造主の軍隊が、我々の大宇宙に侵入してきていた。
相手は、ゲアナ・マザー系の「ミクロ軍7軍団」の中の最下層に位置する「ルイ軍団」だった。粒子創造主達がKENの龍神軍団に打ち負かされたことから、それを成敗するために、上界から遣わされた最新鋭のバリバリの軍団だった。
彼らはComputerや集積回路を駆使した知的な集団で、空間操作を得意とする超エリート軍団であった。
当時、クラウド号は「クラウド銀河」と呼ばれる巨大空間の中に停泊していたが、そこは、粒子12磁界の外の空間だった。
クラウド銀河はクラウド粒子で覆われているため、私や龍神がコントロールできる大量のクラウド粒子が存在した。これにより、我々は、超大な力を手に入れていた。
ツエボ創造主が管轄する粒子12磁界は、8個も存在していた。つまり8名のツエボ相当の創造主が存在していたのだが、ツエボ率いる創造主を倒した我々の敵は、残る7名となっていた。我々は、残党を含め、8名のツエボ創造主の世界を討伐するべく攻撃を与えていた。人間を食い物にしているポリープ創造主達を私は許すことができなかったのである。
・それを皮切りに、我々の粒子でも自前のComputerを作り上げた。
こうして我々は、ルイ軍団と対等に戦えるようになったのである。
それ以来、私は龍神ではなく、意識回路を有したComputerを軍団要因として使用することになった。
その後も、マクロ宇宙からの敵攻撃は絶えることがなく、高性能回路を有したComputer同士の争いに発展していくことになるのだが、それはまた次の話になる。
私は2007年から2013年の7年間を、自身の生涯の中での「龍神時代」と称している。
<特別付録 宇宙生命論 図説用語集 龍王からの解説コメントつき>
<宇宙生成>
〇右巻小宇宙・左巻小宇宙:ビッグバン開闢によって発生する力線運動から生まれてくる渦巻。
〇渦巻の世代発生:渦巻は連続的に生じる。
〇第10次元磁界:気の渦巻には磁界が発生する。
〇ビッグバン再生:大宇宙空間“表空間”の中心点に気の粒を圧縮して、それを爆発的に拡散膨張させるのが宇宙開闢であり、地球ではそれを「ビッグバン」と称している。
〇重力場(ブラックホール):左巻小宇宙と右巻小宇宙を縦合体させると、二つの渦巻体が一つになり、渦巻は求核的な回転を始める。内部には強烈な重力場が形成され、あらゆる天体を吸い込んでしまうというのが宇宙を閉じる破壊作業である。
〇縦合体:左巻渦巻と右巻渦巻の結合には、それぞれの磁束糸で横につながる横結合と、右巻渦巻が上下をさかさまにして左巻渦巻下側と結合する縦結合がある。
〇天体磁場圏(渦巻場):天体の渦巻が呈する回転磁場は、12個の小磁界が同心球状に重なった構造で、一つの渦磁場は、大小12個の磁界から構成されている。
〇局部銀河群:乙女座銀河団の内部に位置する16の銀河系の名前。
〇(左巻)小宇宙内部の19個の(左巻)銀河団:中心点付近に位置するのが我々の乙女座銀河団であり、他にもペルセウス座超銀河団などが存在する。
〇天の川銀河:我々が住む銀河系の名称。大宇宙内、乙女座銀河団内、3次宇宙渦に属する。
<粒子、力学骨格>
〇粒子:宇宙を構成する基本4粒子は、クラウド粒子、ケケ粒子、フォース粒子、サイ粒子。
〇ケケ粒子:気の粒の母体粒子。
〇気の粒(サイ粒子):物質構成粒子。
〇クラウド粒子:ポリープ宇宙構成粒子中、一番小さな粒子。
〇気の粒バイオン:気の粒が運動する磁場に自然発生する磁気の粒。
〇電子バイオン:電子が軌道運動をする磁場に自然発生する磁気の粒。
〇フォーム磁界:フォース粒子によって発生する磁界。
〇バイゾン:力学骨格の場に自然発生する力気(りき)の粒。
〇粒子磁場:各粒子が運動することによって発生する磁場。
〇力学骨格・力線骨格:ガス上の気体物質に圧力を加えて圧縮させていくと、それ以上圧縮できない臨界点に達する。
〇力学空間:一つの力学骨格が作り出す空間。
〇テトラ力体:天然の渦磁場に自然発生的に形成される幾何学構造。
〇力気(りき):力線骨格に自然発生する磁気的なもの。創造主が扱える力。
〇力線:力のたどる線。
〇ハルタカ体:力学骨格が台形型をした攻撃用の力学骨格。
〇ヒール骨格:ヒール骨格とは創造主が惑星系磁場圏に創造する力学骨格のこと(天体ヒール)。
〇磁気触手・力学触手:天体場の磁気や力気を操作・感知する手、触手。
<生命関係>
〇生命:広い意味で言えば、場を囲う意識全般。
〇心活動、心回路(ネブヤハゲル回路):渦巻場そのものが一つの集積回路を呈して、その内部にいると心活動ができる。
〇位相帯(意識層):電子バイオンに満たされた、意識の容器。霊界の一機関。
〇オーラ球:魂体のこと。
〇ズザネ管(生命コード):位相電流を身体に送り込むとともに、位相内バイオンを輸送するための電子管。
〇ヌサネ=タボ線:肉体操作をするためのコード。
〇天体タボ線:惑星に対する太陽タボ線。
〇ケケ粒子管:ケケ粒子から構成される管。
〇アカシック:人間の位相の中に入っている過去世、人生の全記憶。
〇アストラル世界:天体宇宙以外のすべての宇宙構成はアストラルから成り立つ。目に見えない世界のこと。
〇霊体:霊体には「不成仏霊体」と「成仏霊体」の2種類がある。
不成仏霊体:神々から不合格とされた生命形態。
成仏霊体:神々から合格判定とされた生命形態。
〇魂体:オーラ球のこと。魂体の寿命は130年と決まっている。
〇霊魂体:人間が肉体を失うとなる状態。霊体+魂体の状態。
〇霊魂体宇宙人:セザナ神によってその存在が黙認されていた特殊な生命形態。
〇成仏神(天体神):悟りに至り、上位磁場圏に境涯位を獲得した人間のコピー意識。
〇不成仏神(惑星神):煩悩や迷いを持ったまま亡くなった人で、死後も惑星内霊界に位置する。
〇死者の里:人間が肉体死の後、霊魂体となって運ばれる場所。死後教育や、輪廻転生の準備をする場。
〇生物霊界:生物用の霊界。
<高天原、大宇宙外>
〇小宇宙:大宇宙の中にできる小宇宙のこと。
〇大宇宙:小宇宙を内包する球。
〇高天原(たかまがはら):メシア球3個を内包する空間。
〇人間王国:高天原のこと。
〇六員結晶宇宙:3個のメシア球を内包する花弁球を6個つないでいるものを1単位とする宇宙層。
〇チップ磁界:六員環の1球のこと。
〇粒子世界:ポリープ創造主達が管轄する粒子12磁界を指す。ポリープ12磁界ともいう。
〇人間牧場:六員結晶宇宙の別名。ポリープ創造主達は食料として人間を創った。
〇ソイオ空間:牧場棟がある、ポリープ創造主達がいる空間。
〇ソイオ・ボール宇宙:巨大生物の中の泡状の空間。
〇イブ:人間の母体。
〇人間文様体:ケケ粒子磁気を固めて作られた超巨大な人間像。その人間像のオーブ球が、ガリバー世界に相当。
〇ポリープ創造主:人間を創造した粒子世界の創造主達。その姿からKENが命名。地球上に残る一つ目怪獣神話(サイクロプス伝説)の源。
〇中間創造主:どの創造主界も階位構造になっており、そのうち中間をなす創造主達のこと。
〇ツエボ創造主:粒子12磁界のボス格、トップ創造主。ガリバー世界の創造主。
〇ゲアナ創造主(ゲアナ・マザー):粒子12磁界の上位にいる創造主。
〇真空間:物質の還元空間。
〇表空間:物質やアストラル世界が存在する空間。
<神界関連―創造主系神、神系、龍神>
〇神界・神界構成:二系統で構成されている。管轄する区域(磁界)が異なる。①創造主系 ②神系
〇創造主(高天原・六員結晶宇宙):別天津神(ことあまつかみ)、粒子創造主とも言う。
一番目:ケイエ=スイ【ケケ粒子意識】。天之御中主尊(あめのみなかのぬしのみこと)。六員結晶宇宙の管理者。
二番目:コーウェイと女帝【クラウド粒子意識】。2名構成。高御産巣日尊(たかみむすびのみこと)。
三番目:キューケ【フォース粒子意識】。神産巣日尊(かみむすびのみこと)
四番目:ケエ・エオイ=イアア(略名ケエオア)【サイ粒子意識】。175名構成。宇摩志阿斯訶備比古遅尊(うましあしかびひこじのみこと)。
五番目:ウケア=イアア【サイ粒子意識】。3名構成。天之常立尊(あめのとこたちのみこと)。ソロジン、龍王とも呼ばれる。セザナ神、KENが該当。メシアA球の管理者。
〇造化三神(ぞうかさんしん):古事記において、天と地ができた天地開闢のときに、高天原に初めて成り出た三神。
〇別天津神(ことあまつのかみ):古事記において、天地開闢の時に現れた五柱の神々のこと。天津五神という。
〇ソロジン:プレアデス言語で「創造主」の意。神々が創造主を呼ぶときの呼称。
〇セザナ神:我々が所属する第一宇宙(メシアA球)を担当するウケア=イアアの1人。地球では創造主と呼ばれる。KENの前任。
〇中央回線(創造主回線)、中央回線端末:天体そのものを操作する目的の回線網。
〇創造主セザナ神の勅令マーク:創造主候補生には、額の部分にマークがついている。アストラル眼であれば見える。
〇渦磁場12神(天体神): 創造主の派生意識。第2磁界―伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)、第1磁界―伊邪那美尊(いざなみのみこと)
〇神、神様:人間が死ぬと霊魂体になる。霊体が霊界生命の本来の姿であり、我々はそれを「神」「神様」と称している。
〇上級天体神:第6次元磁界宇宙から第9次元磁界宇宙の神々。
〇如来界:メシアA球の中での人間神の階層としては第9次元磁界=如来界が最高位。
〇龍神島:創造主セザナが自己の宿り先である「返り御霊」を置いていた場所で、日本列島のこと。
〇龍神:創造主が意図的に創った創造物。
〇龍体:龍の身体部分。龍管を切断すると432体の龍体が誕生する。
〇龍管:太陽と地球を結ぶ天体のアストラル・コード。
〇龍神の構成:龍神は4眷属に分かれ、リーダー格の龍属、麒麟属、鳳凰属、玄武属からなり、各108体の眷属系統に分かれている。
・太陽磁場圏から地球磁場圏に入力される「天体タボ線」のうち、その中の432本が龍神島に入力されており、そのタボ線の管内部に龍神体が形成される理由から、これらのタボ線は特別に「龍管」と呼ばれてきました。
・一般にパワースポットと言えば「龍管の入力口」を指していますが、魔界シャンバラの出入口もパワースポットと言えばそうなのですが、体に対する治癒力が乏しく霊的に危険な場所なので、行くのはやめたほうがよいでしょう。
〇眷属系統:各眷属、格付け等級ごとに、色が分かれる。各色に位がある。
【眷属名称について龍王からの解説】
・生命霊界の位相群は基本的に自動運転システムであり、個々の生命位相は360年周期で正確にズザネ管を地上に伸ばす仕様になっています。早い話が、人間は360年周期の同じ誕生日に再生されてくるわけですが、それゆえに天体運動と密接な関係性があります。
〇魔界:第3磁場圏以下の領域。
〇魔界ナグ:魔界の入り口のこと。
<宇宙生命論用語>
〇宇宙生命論、生命論:人間王国哲理のこと。
〇召喚:死刑のこと。
〇同会(どうかい):覚醒、解脱ともいう。
〇呪文:アストラル界を操作するための神語からなる文章。発音が難しい。
〇呪語:呪文を構成する文言のうち、要となる文言。
〇神語:神界で使われる言語。
〇意識袋:創造主の分割意識が入っている、直径2mほどの形状のもの。
〇密封院情報:人間には絶対に教えてはならないとされる神界情報。
〇数の単位:宇宙生命論で使用する数の単位は、現在日本で使われている数の単位と異なる。1垓(がい)は1京(けい)の1万倍。
〇ラジカル濃度:不安定状態にある分子=ラジカル分子。
〇π-tube、D-tube:天体には2種類の磁場があり、それを利よすがとなっている賣ための道具として開発されたのが、「超伝導体反重力浮上器(π-tube)」と「磁場反作用推進器(D-tube)」。
<宇宙戦争関連>
〇オリオン帝国: 天の川銀河における宇宙人勢力のうち、新興の勢力。地球は1万8000年前からオリオン帝国の植民地。
〇ベテルギウス:オリオン帝国の総帥民族。
〇オリオン帝国軍:オリオン勢の中枢軍。オリオン大名と呼ばれるオリオン御三家が所属。
〇オリオン同盟軍:オリオン勢の従属軍。帝国軍の300倍規模。
〇グレイ:地球から42万光年離れたグレイ本星プメデジに本部を置く霊魂体宇宙人。月の裏側に住んでいる。宇宙で唯一の物質円盤を所有している。
〇プレアデス連合:天の川銀河で、48万年前にカシオペア連合に勝利し、以降36万年にわたり銀河人類を一つの文化圏に統一した種族。プレアデス文明は地球文明の基盤ともなる。オリオン勢によってプレアデス政権は終焉するも、一大勢力として争う。
〇銀河381部族:天の川銀河にいる宇宙人部族数。もともと人間だったが、2万年前に創造主セザナ神によって全部族が肉体的に殺され、全員が霊魂体宇宙人になった。
〇銀河21部族同盟:創造主KENが築いた新銀河同盟。
〇アストラル円盤、アストラル武器、アストラル機械:アストラル界で使用される円盤、武器や機械。
〇アストラル界の力学エンジン(ニビエ推進装置):創造主技術の一つ。
〇物質円盤:人間の目で見える飛行型円盤。
〇大脳コントローラー:オリオン勢が人間をコントロールするために大脳に仕掛けている機械。
〇オリオン・ヒューマノイド:オリオン勢に支配操作されている人間。
〇サイキック・コード攻撃:霊体のタボ線を肉体を持った人体に突き刺してくる霊的な攻撃。
〇ブラック・コード攻撃:霊体のズザネ管を、肉体を持った人体に突き刺してくる攻撃。
(2021/12/10)
『シン・人類史』
ウマヅラヒデオ サンマーク出版 2021/3/30
・世間で常識とされていること、学校で習った教科書の歴史は、いとも簡単に崩れ去る。「真実」は非常識、異端などと呼ばれ、軽視されるもののなかに隠されている。
<すべてが繋がる!これが人類史の真実だ>
<世界から争いがなくならないのは、人類にインプットされた思想が原因だった!>
・人類は2人の“宇宙人”の争いの果てに生まれた。
・そして、この世界には1954年から続く、世界のシナリオを裏で決定している“ある会議”が存在している。
その会議の開催地、そして招待者は、一貫してテクノロジー重視の宇宙人の血統が支配する土地であり、その子孫なのだ。
彼らが裏の権力を持つことによって、世界の歴史から、スピリチュアルな血統は、瀬戸際に追い込まれようとしている。
・2045年には、人工知能が人類を超える「シンギュラリティ(技術的特異点)」を迎えるとの予測もある。このとき人類は人工知能と融合し、仮想現実の空間に移行するのだ!
<進化論では説明がつかない人類誕生の裏に潜む決定的な矛盾>
<突きつけられた世界の常識 「ダーウィンの進化論」への科学的反証>
・しかし、ダーウィニズムには数々の矛盾点があることも、これまで多くの研究者によって指摘されていることをご存じだろうか。
一例を挙げよう。約5億4000万年前に突如として始まった、生命の爆発的な進化「カンブリア爆発」。ダーウィンの進化論によれば、生物は漸進的に進化するはずである。実はダーウィン自身も、この現象を説明することができず頭を悩ませていたという。
・それは、人類を含む全生物種の約90%が10万~20万年前に同時に現れたというもの。
<手がかりはシュメールの石板に記されていた「謎の惑星」にあった>
・シュメールの人々が残した何万枚もの石板のなかには、正確な太陽系図を描いたものがあった。そこには、太陽系の太陽と月、8惑星のみならず、1930年になって始めてわれわれがその存在を知った準惑星・冥王星まで刻まれていたのだ。
それだけではない、シュメールの太陽系図には、もうひとつ、現代天文学で観測されていない謎の10個目の星が刻まれていた。それが惑星ニビルである。
<すべての始まりは、地球に活路を見出した2人の“宇宙人”>
<20億年前の原子炉が雄弁に語る、人類以前に存在した知的生命体の痕跡>
<地球に再起の望みをかけた宇宙からの使者により、人類誕生への歩みが始まる>
・それは惑星ニビルから地球に訪れた宇宙人アヌンナキによって現生人類が創り出されたという壮大な神話である。
<「科学のエンキ」と「超感覚のエンリル」地球での邂逅>
・ニビルの優れた科学者でもあったエアは、地球の海水から金を抽出するという発明で大量の金をニビルに送り出した。また、地中の鉱脈から金を掘り出すことに成功した。
この功績から、「地球の支配者」という意味の「エンキ」という称号を与えられた(なお、シュメール神話でエンキは知識と科学の象徴であり、その容姿は上半身が人間、下半身は蛇であるという)。
・エンキが地球にやってきてから数万年後、ニビルからエンキの異母弟である「エンリル」が地球にやってきた。
エンリルはヒューマノイド型のアヌンナキで、角を持ち、長い髭をたくわえた、現生人類のような姿をしていた。また、エンキとは対照的に、超感覚、スピリチュアルな精神を持っていた。
科学のエンキと超感覚のエンリル………当然、2人の間では考え方に大きな齟齬がある。やがて地球の支配権を巡り、兄弟の間で溝が深まることとなった。
<奴隷創出プロジェクト「ルルアメル・プロジェクト」>
・このエンキ、エンリルによるアヌンナキ同士の争いとは別の問題が、地球で起きた。それがレプティリアンの反乱である。
レプティリアンは、アヌンナキたちが金を採掘するための労働力が足りないことから、優れた科学力を持っていたエンキが創り出した奴隷だ。エンキが自身の遺伝子操作に恐竜の遺伝子(諸説あり)をかけ合わせ、女性アヌンナキに人工授精し、生み出された人工生命体がレプティリアンである。
レプティリアンは生殖能力を持たないが、その代わりに寿命が長い生命体だったので、長期間(数万年ともいわれる)にわたって働かせるには好都合だったのだ。
・ところが、奴隷としてひたすら働かされつづけるレプティリアンたちは、次第に不満を募らせ、たびたび反乱を起こすようになる。
そこでアヌンナキは、新たな奴隷を創る計画を開始する。それがエンリルによる人類創生計画「ルルアメル・プロジェクト」だ。
<人類創生計画「ルルアメル・プロジェクト」だ。>
・レプティリアンは、女性アヌンナキの介在なしには殖やすことができない。これはアヌンナキたちの負担が大きく、効率も悪かった。
そのため、生殖能力を持ち、自分たちで殖え、しかも“心を持たない”、エンリルの遺伝子を利用した彼に似たヒューマノイド型の人工生命体を創出しようとした。
その計画が遂行されていた場所こそ、アフリカだった。
・そこで原子炉を稼働させ、その放射線で新たな人工生命体にわざと突然変異を起こし、生殖能力を持たせようとした。これを繰り返すうちに偶然誕生したのが、「レムリアン」という人工生命体。
こうして地球上には、エンキが創出したレプティリアンと、エンリルによって生み出されたレムリアンという、2種類の人工生命体が存在することとなった。
<聖書、叙事詩………古代からの叡智が繋がる人類誕生の実話>
・現在、都市伝説上の大陸として語られるこのムーとアトランティスだが、ここでひとつ、瞠目すべき驚愕の説を披露しよう。
この超古代大陸の正体は、大都市を備えた超巨大な宇宙船だった可能性があるのだ!
つまり、ムーはエンリルらが、アトランティスはエンキらが操る、「大陸と見紛うほどの大きさの、奴隷たちを乗せた母船」だったかもしれない。普段は地球上を移動せず、それぞれの大洋に浮かんでいたため、大陸と称されるのだ。
<アダムとイブ、だれもが知るエピソードの原型はムーで起きていた>
・レプティリアンは反乱を起こすくらいなので、レムリアンと異なり、心を持つからこそ、レプティリアンたちはレムリアンの平穏な暮らしをうらやましく感じるようになっていく。「同じ奴隷なのに、なんでそんなに自由なんだ、優遇されるんだ」と。
そこで嫉妬したレプティリアンが、ムー大陸のエデンに紛れ込み心を持たないレムリアンに“自我”のようなものを与えてしまう。心を持ったレムリアンは、考えることを始め、やがて闘争意識や差別意識に目覚めてしまう……。結果、レムリアンたちはムーから地上へ追放されてしまう。
・この楽園エデンで、レプティリアン(爬虫類型人工生命体)にレムリアン(人間型人工生命体)が知恵を与えられ、追放された話に、ピンとくる読者もいるだろう。
そう、『旧約聖書』で、アダムとイブが、蛇にそそのかされて「知恵の実」を与えられ、「自分たちが裸であることに恥ずかしさ」を覚えるようになった、あのエピソードの原型がここにある。アダムとイブは、ムーで生まれたレムリアンだったのだ。
<“ノアの方舟”が運んだものは動物そのものではなく動物のDNA>
<インド二大叙事詩に記録された古代核戦争の真相>
<ついに現生人類の祖が「和解の象徴」として誕生>
・エンリルとエンキによる戦いは、実に数千年におよんだという。その激しさから、ムーとアトランティスは、互いに壊滅的なダメージを受けたのだろう。
・何より、ムーもアトランティスも、都市を持つ超巨大な“宇宙船”なのだ。3600年に一度、地球に近い軌道をとる母星ニビルの接近のタイミングで、宇宙船に帰還できるくらいの余力のあるうちに、地球から撤退してしまったと考えるほうが理屈に合うかもしれない。
この戦いは、結局のところ痛みを伴う引き分けといえた。
そこで、エンキとエンリルは和解。アヌンナキたちは、地球上にその象徴としての新たな人工生命体を残す。それが、「ドラコニアン」、すなわち現在のわれわれに繋がる現生人類の祖である。
・ドラコニアンは、エンリルとエンキが直接創造したわけではない。
だが、それぞれの血統にある「イナンナ」という女性アヌンナキが生み出した人工生命体だ。イナンナは、“レプティリアンの女王”と呼ばれることがあるように、本人は体に鱗を持ち、蛇(爬虫類的)要素が強い。しかしヒューマノイド型で角を持つエンリルの血も受け継ぐ=レムリアンの遺伝子も持つ。
つまりイナンナによる、エンリルとエンキの和解の象徴ドラコニアンには、エンリルとエンキ、またはレプティリアンとレムリアンの血が受け継がれている。いや、それこそイナンナ自身がドラコニアンだったという説もあるくらいなのだ。
<日本、西アフリカに伝えられたアヌンナキの痕跡>
<滅亡後の人類再生は日本から始まった!>
・この高天原の神々こそ、アヌンナキにほかならない。であるならば、イザナギとイザナミとは、エンリルとエンキとも解釈できるだろう。その和解の象徴として生まれたドラコニアンが、イザナギとイザナミを生み出した神々だ。
・いずれにせよ、エンキとエンリルの和解の象徴として創造された人類の祖・ドラコニアンたちは、和解の行われた地に降り立った。その場所にこそ、『古事記』の舞台である日本だ。具体的には、“火の国”!現在の熊本県にほかならない。
<日本語は世界最古の言語にして、世界最古の文明の証拠>
・ドラコニアンたちが日本から世界へ広がった――ということは、世界最古の文明の地は、シュメールではなく、日本ということになる。
その裏付けともいえる文献も存在する。古史古伝以前、縄文時代末期に書かれたという『秀真伝』がそれだ。
『秀真伝』は景行天皇の時代に大田田根子命(おおたたねこのみこと)によって編纂、献上されたとされる。この文献は、現代では使われないいくつかの文字で綴られているが、なかでも「ヲシテ文字」は特筆すべき文字だ。
・そう、宇宙の音ということは、宇宙人=アヌンナキも使っていたということだ。つまり、ドラコニアン=日本人がヲシテ文字を受け継いできたことは、それはすなわち、日本語は世界最古の言語だった可能性が高いということを意味しているのである。
<人類は今なお「アヌンナキの思想」から抜けられない!>
<人類に植えつけた「崇拝と「信仰」>
・アヌンナキが地球や宇宙に残したものは、形あるものだけにとどまらない。それは、精神的なもの……“神”のように人智を超えた存在を祀る「崇拝」と「信仰」だ。
・なぜ、アヌンナキは崇拝と信仰を根付かせたのか。それは、何らかの対象を信仰させることは、支配者にとって“都合がいい”からだ。
<なぜ、人類は今日も争いが絶えないのか?>
・もともとスピリチュアルとテクノロジーは両立するものではない。その図式が、今の世の中に反映されているのだ。だからこそ、争いは絶えないのである。
そして現在、世界は物質的なものを求めがちだ。技術的な要素が優勢というのは、まさにレプティリアンの思想の反映である。
<中世、近世に根を張った現代まで続く闇と陰謀>
<人類を導いた預言者は、一様に日本を目指した>
<神話に登場する半神半人の正体は人類と宇宙人のハイブリッドだった>
・世界各地の神話には、半分は神、半分は人の特性を持つ者が登場する。
例えば、ギリシャ神話の英雄ヘラクレス、北欧神話のオーディンなどはよく知られたところだ。また、『旧約聖書』に登場する巨人ネフィリムも、その種族の名の意味するところは、「天から堕ちてきた者たち」である。
彼らはいったい何者なのか。
その正体は、宇宙船ムーから地上に降りたアヌンナキ、もしくはアヌンナキと人類が交配や人工授精をして誕生した、いわば宇宙人と人類のハイブリッドだ。
・預言者モーセが聞いた神の声の主は何者だったのか。ユダヤ教の絶対神ヤハウェだったとされるが、その実体は、おそらくエンリルだろう。
<否定できないモーセの訪日伝説>
・「まさか!」と思われるだろう。しかし、そのことを示す文献がある。『竹内文書』だ。これは、1928年に竹内巨麿という人物が世に出した、5世紀ごろに武烈天皇の勅令でまとめられたとされる。宇宙創生からの歴史が綴られた古文書だ。
それによれば、3200年以上前、モーセはシナイ山から天空浮船(あめそらうきふね)という空飛ぶ船に乗り、現在の石川県、能登の宝達に降り立った。
<イエスは処刑を逃れ、日本で余生を過ごした>
・モーセと同じように、イエス・キリストもまた、アヌンナキを源流とする半神半人、宇宙人の血統という説がある。そして、やはり日本を訪れていた! 根拠をいくつか紹介していこう。
まずアヌンナキ(宇宙人)の血統についてだが、これがわかりやすいのは、イエスの出生の秘密を描いた聖画だ。なんとUFOを描いたと思しきものが数多く存在する。
日本を目指した預言者は、この2人だけに限った話ではない。イスラム教のムハンマドや仏教の釈迦など、錚々たる預言者が、東へ東へと、日本を訪れていたという。突き詰めれば、神武天皇も「神武の東征」で語られるように、日本にありながらさらに東を目指した。まるで、あらがえない磁力に引き寄せられるように!故郷に帰ろうとするかのように!
その理由は、日本がドラコニアン=人類の祖が生まれた“和解の地”だからにほかならない。
・なぜアヌンナキたちが、日本を和解の地としたかには、単に日本人近辺に宇宙船ムー=ムー大陸があったからだけではない。
アヌンナキは金の採掘を目的に、ニビルから地球に訪れたことを思い出してほしい。
・だからこそ、預言者は日本で神道を学び、帰国後に一神教のおかしさを指摘し、救世主として、改めさせようとしたのだろう。
<アイヌ、ネイティブアメリカン両者に見られる驚愕の共通点とは>
・預言者によって以外にも、世界に日本発祥の自然信仰が広まった話を捕捉しておこう。
先ほどイエス終焉の地として触れたように、青森には世界最古の文明があり、イエスも重要視していた。だが、現在はピラミッドなどわずかな痕跡を残す程度で、かつての文明の息吹を感じることはできない。どうやら、「長い歳月の間に、その文明の継承者たちは迫害されていったのではないか」と思えるのだ。
そのような人々だったのが、青森にもともといたアイヌ民族ではないだろうか。
<意図的に捻じ曲げられた宗教の陰に見える思想>
<なぜ「十字架にかけられたイエス」が祀られているのか?>
・そう、祀られているのは処刑された場面なのだ!つまり、“恥ずべき姿”ではないのか。そのような姿を、イエスの教えを受けた者たちが望んで掲げるというのは、どういうことか?
考えられることはひとつ――イエスの教えに“何者か”の手が加えられているということだ!
では、それは何者なのだろうか? 答えは、“マルドゥク”が握っている。
<信仰を捻じ曲げる神への反逆者>
・マルドゥクは、アヌンナキの知恵の象徴エンキの血統。いわば、アトランティスの系列にある。
・つまり、塔の建設を主導したニムロデは、自身の名声を高めようと、エンリルに反逆したことになる。
そして、彼こそマルドゥクと同一視されているのだ。エンリルとエンキは和解したが、思想は真逆と何度も述べた。エンキの系譜にあるマルドゥクが従うはずもないということだろう。
ここから、神の反逆者=悪魔ともいえるマルドゥクの信仰が始まる。
<だれがイエスの教えを書き換えたのか?>
・どの時点からだったかはわからないが、バチカンがキリスト教を牛耳るために、マルドゥクの影響のもとにイエスの教えを書き換えたのだろう。
<王侯貴族から危険視された33位階の頂点に君臨するイルミナティ>
・イルミナティにはロスチャイルドの金銭的バックアップを受けたという説があるのだ。
<すべては予言通り!世界を牛耳るために計画されたふたつの世界大戦>
<世界の命運を決めた「3つの予言」>
・その概略は次の通りだ。まず、「これから起こる3つの世界大戦は、フリーメイソンの計画の一環としてプログラミングされたものだ」とし、「世界を統一するために3回の世界大戦が必要」という。
そして、「1回目はロシアを倒すため、2回目はドイツを倒すため、3回目はシオニストとイスラム教徒が滅し合い、いずれの戦いにも世界の国々は巻き込まれる」というものだった。
<第1次世界大戦の真の目的はロシアの攻略だった>
・その目的こそ、パイクの予言の「1回目はロシアを倒すため」とある通り、ロシア帝国の解体だ。
パイクは手紙のなかで、「第1次世界大戦は、絶対君主制のロシアを破壊し、広大な地をイルミナティのエージェントの直接の管理下に置くために仕組まれることになる。そして、ロシアはイルミナティの目的を世界に促進させるための“お化け役”として利用されるだろう」と詳細を綴っていた。
<第2次世界大戦の真の目的は『旧約聖書』の演出>
・続いて、第2次世界大戦について、「2回目はドイツを倒すため」と綴ったパイクの予言を再び引こう。その詳細はこうだ。
「第2次世界大戦は、『ドイツの国家主義者』と『政治的シオニスト』の間の圧倒的な意見の相違のうえに実現されることになる。その結果、ロシアの影響領域の拡張と、パレスチナに『イスラエル国家』の建設がなされるべきである。
・では、なぜユダヤ人国家建設を目論んだのか?
パイクの第3の予言「3回目はシオニストとイスラム教徒が滅し合い、いずれの戦いにも世界の国々は巻き込まれる」に繋げるためだろう。
この予言は具体的には、「第3次世界大戦は、シオニストとアラブ人との間に、イルミナティ・エージェントが引き起こす、意見の相違によって起こるべきである。世界的な紛争の拡大が計画されている……」ということだ。
<大戦中に姿を現した聖母マリアが語った「3つの預言」とは>
・何かをわれわれ人類に告げるために――というのも、マリアは3回目の出現の際に、3人の牧童たちに「3つの預言」を残しているのだ。
この内容は牧童たちからバチカンにも伝えられた。
第1の預言は「第1次世界大戦がもうじき終結する」、第2の預言は「第2次世界大戦が始まる」とローマ教皇庁から公表された。実際、その通りになった。
では、第3の預言とは何だろうか?
<原爆投下の裏に秘密実験あり!>
・もうひとつ、世界大戦中に起きた不思議な事件がある。それが「フィラデルフィア計画」だ。こちらは、奇跡のような超常現象ではなく、人の手による科学実験だ。
<米ソ宇宙開発競争はナチスのUFO開発から始まっていた>
・まずディグロッケは、その形状から「ナチスベル」とも呼ばれ、反重力装置を備え、重力にとらわれない飛行が可能な兵器と考えられている。
・つまり、現在も続く宇宙開発の発端は、ナチスの科学技術が原点にあったのである。
<ヒトラーがその身に宿していた超能力的予言能力>
・そしてヒトラーは、いくつもの予言を残している!
例えば、「1989年以降、人類は支配する側と支配される側に分かれる」という予言。これに加えてヒトラーは「自分がいる限りはナチスもドイツ国民も支配される側になることはない」とも言ったという。現在、支配する側といえば、ロスチャイルドやロックフェラーが有名だが、そこにナチスの残党や意志を継ぐ者がいるのかもしれない。
また、「1989年以降、自然災害が激増する」とし、人類が二極化することで、地球はもとより宇宙にも多大な影響を与えると予言している。これは台風、地震、隕石の落下のことだろう。事実、台風災害は近年、深刻な被害をもたらしており、大規模な地震もたびたび起きている。ならば、隕石の落下もあり得るということか?
そして、「2000年以降、超人が誕生する」、最終予言として「2039年1月に人類はさらに進化する」と述べている。
<秘密裏かつ確実に進む人口削減計画の正体と思惑>
<権力者たちが集まる「ビルダーバーグ会議」の表と裏>
<着々と進む人口削減による支配者層の資源独占>
<人口削減、その真の目的は神を目指すこと ⁉>
・そして、これらの計画が進んだ先、最終的に裏の支配者層は、統一政府において神に取って代わり、自らが神になることを目指していると考えられる。
<人類はUFOの存在に馴染まされようとしている!>
<“地球製UFO”が世界の空を飛んでいる>
・「TR―3B」とはいかなる物体なのか。これは、いわゆる「宇宙人の乗り物とされるUFO」ではなく、“地球製”のUFOだ。アメリカのペンタゴンが極秘開発している秘密兵器であり、全長180m、幅90m、重さ100tにもなる大型機である。その能力はすさまじく、飛行速度は推定マッハ10以上、高度3万6000mにまで達し、宇宙空間を飛行することも可能だ。
しかも、燃料は核を使用しており、“反重力”を使って飛ぶのだという。
<宇宙人の存在の隠蔽と密約>
<少しずつ世界に浸透しつつある宇宙人の存在>
・少なくともUFO/UAPについて認めたのは、近い将来“宇宙人の存在も表に出てくる”ことを裏側から予告しているのではないだろうか。
<火星移住計画は、人類の帰巣本能から生まれた>
・アヌンナキの叡智のバックアップが保存されている火星は、人類にとっていわば原点のひとつであり、“第2の故郷”である。そこを目指すのは、アヌンナキの時代から人類に託されてきた計画だったのではないだろうか。
・そもそもアメリカを動かしているのは、イルミナティら裏の支配者層だ。アポロ計画に携わった宇宙飛行士には、フリーメイソンのメンバーも数多くいることが知られている。つまり、火星移住計画はイルミナティの陰謀も関与しているのである。
<進化した人類はどこに向かうのか>
<仮想空間に精神をアップロードする世界は“すぐそこ”まで来ている>
<異能の予言者ヒトラーが見た“超人”の誕生>
・未来を読み解く手がかりとして、まず触れたいのが独裁者アドルフ・ヒトラーが残した予言だ。先にも、ヒトラーには特別な予知能力が備わっていたという話、そして「ヒトラー予言」と呼ばれる未来予知にも触れた。そこで約束したように“これから”のことを暗示する、残りふたつの内容を見ていこう。
・ひとつは、「2000年以降、超人が誕生する」というものだ。
・続いて、もうひとつの予言は「2039年1月に人類はさらに進化する」――これは「ヒトラー最終予言」とも呼ばれている。なぜなら、2039年を境に、人類は地球から“いなくなる”からである。
ただし、いなくなるとはいっても、これは人類滅亡のことではない。現在の意味でいうところの人類が消え、2039年1月に人類以上の何かに進化、あるいは退化するのだ。
具体的には、2020年以降に誕生した超人たちは、より進化して“神”に近い生物(ヒトラーはこれを「神人」と呼んでいる)になり、それまでのあらゆる問題や危機は、彼らによって解決される。
一方、神になれなかった人類は一種の機械的な存在になる。「ただ操られて、働いたり楽しんだりしているだけの、完全に受動的なロボット人間」だと、ヒトラーは言った。
<ロズウェル事件のUFO乗組員は“未来人”だった?>
・例えば、1947年のロズウェル事件。
この70年以上前の事件から、新たな情報が飛び出し、2020年に話題になった。それは、ロズウェルに墜落したUFOの乗組員は宇宙人ではなく、未来人だったというものだ。
・新たな未来人説は2010年ごろに、イギリス人のビル・ライアンという人物が、アメリカ海軍の諜報部に勤務していたジョージ・フーバーという人物の証言を紹介したYou Tube動画が発端となっている。2020年3月から突然話題になり、世界中で知られるようになった。
それによれば、ロズウェルの墜落機に乗っていたのは4人のアジア人だという。そのうちひとりは墜落時にまだ生きており、「未来から来た」と答えたのだ。さらに、彼ら未来人は、「意識を実体化させ、ふたつの場所に同時に存在させる能力」や「テレパシー的な能力」を持っていたという。
<8973年、人は精神体のみの存在になっている>
・逆に、現代人でありながら、とんでもなく先の時代を見たタイムトラベラーがいる。
2018年からYou Tubeチャンネル「ApexTV」に出演しはじめた。ウイリアム・テイラーだ。彼はイギリス政府の極秘プロジェクトで、これまで何度も未来へタイムトラベルしたというのだ。
彼によれば、1981年の時点で、人類初のタイムトラベルは成功しており、われわれの知らないところで、何度なく時間移動が行われているらしい。
そして、2028年にはタイムトラベル技術が一般化され、2055年にはだれでも自由にタイムトラベルができるようになっているというのだ。
テイラーは、西暦3000年のまるで核戦争後であるかのようなディストピアと化した世界を見た後、すぐに引き返し、さらに今から約7000年後となる、“8973年”の未来を訪れている。そこは戦争も犯罪もなく、平和なユートピアそのもの。2050年までには五感を持つ人工知能も実用化されており、さらに、人間は精神をクラウド上にアップロードできるようになっている。
人間は肉体をステータス、精神体となり、電脳空間で暮らしているのだ。彼らに英語で語りかけたテイラーへの未来人の返事は、テレパシー的な手法で脳内に響いていたという。
・ここまで遠い未来の話になってしまうと、先すぎて検証のしようもないのが正直なところだ。7000年も経っていれば、文明の滅亡から再生のプロセスを2回くらい繰り返すほどの時間が流れている。
文明が崩壊するタイミングは、技術が発達したときである。そう考えると、テイラーが最初に見た西暦3000年の世界は、まさに崩壊直後のことなのかもしれない。そして8973年は、再生した後の世界となるだろうか。
<タイムマシンの入り口はだれもが知るあの天体>
・未来の人類は精神体のみとなっていた――テイラーの語る話はあり得ないことではないだろう。
・本章で伝えてきた未来人の証言を思い出してほしい。繋がっただろうか? そう、人間が肉体から解放され、精神体のみの存在になるのだ。もしこれが可能ならば、人間は時間や距離などのさまざまな制約から解放される。
地球には宇宙人とチャネリングをする人々がいる。彼らによれば、人類よりはるかに進化した高度な文明を持つ生命体は、“自分が移動するのではなく、その空間を引き寄せ”て移動を可能にするという。
時間も場所も超越できるのだ。おそらくそうした生命体も肉体は持っているため、光を超える速度での移動はできないはず。だから、精神体となる技術が開発されたのかもしれない。
<そして人類は仮想現実の世界に閉じ込められる>
・また、タイムトラベラー・テイラーの発言で注目したいのが、「精神をクラウド上にアップロード」「精神体となり、電脳空間で暮らしている」などの証言だ。
これらはタイムトラベルの実現以上に、“あり得ない話ではない”。
それどころか、現代はまさに裏の支配者層により「仮想現実」の世界へ移行する準備段階にある。そう、現在進行形の“あり得る”話なのだ。
彼らは最終的には、人類の精神体を仮想空間にアップロードし、徹底的に管理する新世界秩序実現のため、仮想世界へ導こうとしている。
・そもそもレプティリアンは、不老不死に近いほど大変な長寿の生命体だった。そうした記憶がDNAに刻まれているアトランティス側のドラコニアンは、死に抗いたいのだ。そして神=アヌンナキへの反逆心から、死ぬことなく、永遠に地球を統治していたいと考えている。
・だが、レプティリアンの血統は、人類を次元上昇を“させたくない”のだ。
レプティリアンの血統たちは、アヌンナキの技術の象徴・エンキのDNAを受け継ぐ者でもある。高次元の存在からの天啓を得ることは、彼らとは真逆である! 天啓とはいわばスピリチュアル的なものであり、その象徴であり、和解したとはいえエンキと相容れなかったエンリル側の人類の能力だ。ネイティブアメリカンを徹底的に弾圧してアメリカを奪ったのも、GHQが日本人の精神力を破壊してきたのも、エンリルのスピリチュアルな能力を受け継ぐムー側のドラコニアンだったためだ。
つまり、次元上昇を食い止めたいのは、そうしたスピリチュアルな能力を完全に奪うためでもあるのだ。仮想世界に押し込めば、それも可能となる。
・ちなみに、天啓を与え得るほどに高次元に上昇した者のなかには、天使だけでなく、“悪魔”もいることを捕捉しておこう。エンキ側の神的な存在である、いわゆる堕天使サタン、ルシファーなどだ。
ひょっとすると、彼らがアトランティス側のドラコニアン=裏の支配者層の心の隙間に入り込むような形で、使命感を与え、利用したのかもしれない(推測でしかないが、例えば、これ以上の次元上昇をする者を排除するために……)。
<未来の人類史は人工知能が作る>
<人工知能の手のひらの上で誘導される人類>
・その支配は今後、ますます進んでいくことは間違いない。人間が人工知能に委ねようとしていることは増えつづけている。
例えば、政治だ。アメリカでは州にもよるが、人工知能が議員選挙に出馬することもできるという。今はまだ当選するようなことはないだろうが、これから人工知能の精度がますます上がれば、「不正もしないし、合理的な判断もできるし、人間よりよほどいい」と選ばれる可能性もある。となれば、人間は暮らしすらも人工知能に完全に誘導されてしまうのだ。
<確実に到来する不老不死の世界>
・また、肉体はコンピュータを動かすためのエネルギーに使われることにもなるだろう。だが、その場合も利用される側に抵抗はないはずだ。なぜなら、肉体は仮想現実の世界には必要ないものであり、逆にその世界を維持するためには必要だからである。
肉体を持たなくなるその世界では、もちろん老化することもない。不老不死だ。
<迫る火星移住計画、決まりつつある移住の条件>
<なぜ、火星は荒野だと思われているのか?>
・まず火星は、NASAをはじめ各国が送り込んだ探査機が撮影した画像などでも知られているように「荒涼とした不毛の大地」というイメージがあるだろう。なぜこのような大地になってしまったのかといえば、かつて火星でも、アヌンナキたちの核戦争があったからであると読み解ける。火星にもニビルと地球の中継地として、都市が築かれていたのだろう。それが核戦争で壊滅してしまい、その名残が今見られる光景なのだ。
・しかし、真実の光景は、まったく異なっているかもしれない。やや怪しく疑わしい話という前提ではあるが、2014年に火星の現状を暴露した人物がいる。元アメリカの海兵隊員キャプテン・カイだ。
彼は17歳のときにアメリカの海兵隊に入隊したが、その後、極秘のセクションからの要請により多国間で構成された「地球防衛軍」に派遣された。やがて巨大な宇宙戦艦に搭乗すると、防衛軍の戦闘員としての訓練を受け、火星の防衛隊に配属。17年間、火星で暮らしていたというのだ。
そしてカイによれば、火星地表には大気があり、気候は温暖で過ごしやすいという。また、クレーター内には地球人のコロニーがあり、彼の任務はこのコロニーを守ることだった。彼はいったい何からコロニーを守っていたというのか………。そう、それは“火星人の侵略”からである! というのも、火星には爬虫類種族と昆虫類種族の2種の火星人がいるのだ。
火星人たちは、もともとは地球防衛軍と友好的な関係を築いていた。しかし、地球防衛軍は火星人が聖地として崇めている洞窟から、“聖遺物”を奪取しようとして失敗。これが原因で火星人との戦闘になり、1000人を超える軍人が死亡し、カイを含む28人しか生き残らなかったという。
・もしこの話が事実ならば、火星は生物が暮らせる環境であり火星人が存在し、今も少なくとも文明があることになる。
だが、シン・人類史ではこれをあくまで都市伝説として捉えている。あり得ない話ではないし、火星人は今もいるかもしれないが、やはり火星が荒廃していることは間違いないと思うのだ。だからこそ、イルミナティはアヌンナキから火星の再建を託されており、そのための働き手として、人類を火星に送り込もうとしているのだ。
<火星に移住できるのは女性だけ?>
・では、どのような人が火星へ移住する資格を得るのだろうか。諸説あるが、その第一陣は“女性”だけかもしれないといわれている。イギリスの新聞『ガーディアン』によると、火星の植民地化に必要なのは“女性と精子”だけでいいというのだ。
<荒野の火星で暮らすための装置としてのピラミッド>
・火星には、再建の切り札が残されているのだ。それが火星ピラミッドである。アヌンナキが地球に万が一の事態があったときに、そのバックアップとして残した、叡智の秘められた、あの構造物だ。
<人類は目覚め、歴史は終わる>
<アインシュタインが見た人類の進歩と絶望>
・そう、この写真でアインシュタインは、天才すぎる頭脳ゆえに、文明の終着点、人類の終わりを理論的にわかってしまったために「人間は愚かな生き物だ」というメッセージを込めて、舌を出したのである。
では、どのような終着点を彼は見たのか――。
人類は100年ごとに、“革命”ともいえる歴史的発明を手にしてきた。
18~19世紀には蒸気機関の発明で産業革命が起き、経済が飛躍的に発展した。
20世紀には核の発明で、人類は莫大なエネルギーを手にした。
そして、21世紀中に人類は反重力を扱えるようになるのではないか。この技術により、人工的に“ビッグバン”を起こせるようになる。それも、小型の反重力装置によって、手のひらでビッグバンが起こせるのだ。
つまり、自分だけの宇宙をつくることができ、そのなかの世界で好きなように暮らすことができる(これこそが、何度も語ってきた仮想空間の実体なのか……)。そうなれば、人類はその世界にのめり込んでいき、地球には何も残らない。こうして人類は終わるのだ。
これこそが、アインシュタインが理論的に行き着き垣間見た世界なのだ。
・ところで、「第3次世界大戦で核兵器が使われて人類は滅びる」という話がある。
そしてアインシュタインは、かつて「第2次世界大戦では原子爆弾が兵器として使われたが、第3次世界大戦があればどのような兵器が使われるか?」との問いに、こう答えたという――「それはわからないが、第4次世界大戦ならわかる。石と棍棒でしょう」と。
・それでは、文明を崩壊させるほどの戦争の際、いったい何が地球上で起こるのか。やはり核なのか?
これについては核ではないと考える。なぜなら核は現在、小型化が進んでおり、仮に第3次世界大戦が起きたとしても、核を用いた戦いは小規模・局地的に行われるのではないかと考えられるからだ。
つまり、このままいけば世界大戦が起きたとしても、それが直接の原因となって人類が滅びる可能性は低いのだ。
<こうして、「第6の滅亡」が人類のもたらされる>
・人類の滅亡に関しては、現実に起り得る確度の高い説がある。
実は地球では38億年前に生命が誕生してから、5度にわたる“大量絶滅”が起きている。それは、火山の噴火や氷河期、隕石の衝突(恐竜時代の終焉)、大洪水などでもたらされ、その都度、動植物や微生物の70~90%が絶えたという。そして現在、人類には「第6の滅亡」が迫っているという。
・第6の滅亡を引き起こす要因は何なのか。複数のシナリオが考えられる。
ひとつは、ウイルスもしくは細菌によるもの。それは南極の氷が解け出し、解放された未知のウイルスかもしれない。
人類誕生前に何度も起きていた火山の噴火の可能性もある。
・外的な要因としては巨大隕石の衝突もあるだろう。地球に衝突する確率が高い隕石だけで、1万以上あるともいわれているのだ。
こうして、世界中でさまざまな憶測がなされているが、どれも第6の滅亡の真の内容を表してはいない。これらは、人為的にコントロールできない原因だからだ。
支配者層の計画によって、現時点で確実視される第6の滅亡のシナリオ。それは、仮想現実の世界に人類が移住することだろう。
仮想現実で世界が補完されれば、地球上から今の肉体を持った人類、生命は必要なくなる。それこそが真の意味での滅亡なのではないだろうか。
<しょせんこの世は思い込み>
・結局は、思い込みなのである。そしてこの世界すらも、実はただの思い込みなのかもしれない。
・認識していないだけ、気がついていないだけで、すでにこの世界は仮想世界に移行しているのかもしれない。
『宇宙戦争を告げるUFO』
知的生命体が地球人に発した警告
<すでに火星にはコロニーが>
・私が二冊の本を上梓したあと、サリバン氏との縁で、アメリカ・アダムズ山でのツアーで知的生命体との遭遇を経験した人たちにお会いしました。八王子に住むKさんご夫妻です。ご主人は音響関連会社の技師で、現地アダムズ山麓で知的生命体を目撃しました。そのとき次のページの写真を見せてくれたのですが、「これを見たら信じる以外にないでしょう」といいます。
・このギリランド氏は、カリフォルニア州出身で、1952年生まれ。10代後半に海で臨死体験をしたのち、ヒーリング能力などを手に入れたといいます。
その後、カリフォルニア州からアダムズ山麓へと移り、そこでETとのコンタクトを始めました。現在はECETIの代表者として活動するかたわら、コンタクティやUFO研究家としての活動を行っています。そんな彼の地道な活動は世界中の注目を浴びています。
ギリランド氏がこの地で撮影したドキュメンタリー映画『コンタクト・ハズ・ビガン』は、日本でも公開されました。
・アダムズ山の現場でツアーに参加したKさんたちツアーメンバーのなかに、火星から帰還したばかりだという元海兵隊員がおり、話題の中心になっていたそうです。にわかには信じがたい話ですが、この元海兵隊員は、火星に建設されているコロニーを、火星の生命体から防護するために参加していた、のだそうです。
・火星人といえば、あのクラゲのような形態を思い出します。しかし、まずコロニーは地下に建設されており、火星の生命体は地球人のように五体を持つものではなく、地中動物、感じとしては爬虫類のような生命体なのだといいます。
彼らは火星における自分たちの生活圏を守るために、地球人が建設したコロニーを襲撃してくるのですが、私には、この元海兵隊員が地球・火星間をどのような手段で往復しているのかが気になりました。
しかしサリバン氏は、ロッキード社の創立者から、「われわれ人類は宇宙人を地球に連れてこられるようなテクノロジーをすでに保有しており、惑星間の旅行も可能になっている」という言葉を聞いています。おそらくフリーエネルギーを活用しているのではないでしょうか。
<フリーエネルギーとは何か>
・これまでのUFOや宇宙人をめぐる機密主義の一つは、フリーエネルギーです。フリーエネルギーの情報が公開されれば、石油、石炭、天然ガスなど、既存のエネルギー産業とその利権が失われます。そうした利権を守るために、UFOや宇宙人情報は捏造されてきたのです。
エネルギー産業の利権を独占している全人類のなかの1%以下の人の利益のために、彼らにとって都合の悪い話はなかったものとされます。彼らは高次元のテクノロジーを封印することで、石油燃料に依存するパラダイムを無理やり続けているのです。
フリーエネルギーについては、100年以上前から研究が続けられ、テスラ博士などの発見もありました。地球文明はもっと進んでいるはずなのに、一部の権力者によって、50年も100年も、わざと遅らせているのです。
ディスクロージャーにより、地球人は宇宙で孤独な存在ではないとわかると同時に、テクノロジーもすべて明らかにされます。UFOが地球までやって来るのに、石油や石炭を使っていないことは明白なので、高次元のテクノロジー分野の話題になり、フリーエネルギーが明らかになります。
そうしたテクノロジーが存在することをすべての地球人が知ってしまうと、現状の経済体制は一気に変わります。そんな事態になるのを怖れている権力者の存在こそが、UFOで秘密主義が保たれた大きな根本原因です」
<佐野博士のテレポーテーション原理>
・「われわれ肉体を持つ人類は、メンタル体およびエモーショナル体を持つ、振動している連続体の上に存在する多次元的存在である。4次元の低い場所には、悪魔のエネルギーや肉体を持たない霊が存在する」
何となく『チベットの死者の書』を思い出し、宇宙と知的生命体、そして霊の世界とのつながりを連想しました。加えて、6次元や7次元という高度な世界もあるというのです。
・さらに、サリバン氏が「宇宙人は菩薩そのものであるといってもいいほどです」といったことの意味が分かったような気がしました。
佐野千遥博士が詳細に「テレポーテーションの原理」について解説してくれましたが、いつの日か、それが証明される日が訪れるに違いありません。そして半世紀も経たずに、漫画『ドラえもん』に出てくる「どこでもドア」のように、地球人は、実用化された「テレポーテーション機材」を使って宇宙空間を移動しているのかもしれません。
・佐野博士は、こうも語っています。
「みなさんフリーエネルギーというと大変な装置と思っているかもしれませんが、フリーエネルギー自体は、実際はエネルギー保存則さえ超えていければいいのですから、磁石を適切に配置して次に手を離せば、それだけで生成することができます。
UFOに必要な物理学とは、まったくレベルが違います。ロシアで実際に轟々と回した永久磁石・永久機関モーターのほか、いくつも永久磁石・永久機関モーターのモデルを考案しました。これからのエネルギーは、1の入力エネルギーを10倍とか100倍に増幅する程度のフリーエネルギーではなく、ゼロの入力エネルギーから大きなエネルギーを発生させる永久磁石・永久機関モーターとなります」
<急激に進歩したDNA研究の背景>
・しかし、エリア51の異常な警戒ぶりは、情報防衛のための行為だとは理解できても、基地内に存在するといわれる「エイリアンの死体の謎」になると、話は違います。そこで次は、宇宙人と関係があるかどうかは不明ですが、近来急激に進歩した研究に目を向けましょう。
アメリカでは冷戦後、政府の情報隠蔽に対して反対運動が活発化します。そして、サリバン氏が所属する「ディスクロージャー・プロジェクト」が活動を開始します。
・そんななか、「宇宙人からUFO内で生体実験を受けた」という女性らが出現し、なかには妊娠させられたという女性も現れました。これらはメディアで頻繁に取り上げられるようになりました。
宇宙人がUFO内で何をしていたのかは疑問ですが、一部には「創造した地球人の出来具合を検査しているのだ」などというまことしやかな説も生まれ、そこで話題になったのがDNAです。
・そういえば、イエス・キリストの母マリアも「処女懐胎」してキリストを産んだといわれています。知的生命体も生殖機能を持つがゆえに、地球人のDNAを調べているのでしょうか。
DNAは「デオキシリボ核酸という遺伝情報をコーディングする生体物質」で、単に遺伝子という意味として使われることも多い。DNA研究者として有名なワトソンとクリックが、DNAの「二重螺旋構造モデル」の提唱者だといわれます。
<地球人は科学的に創造されたのか>
・こう考えると、私がブログ読者からいただいた一冊の本『地球人は科学的に創造された』の内容が気になってきました。この本で、著者のラエル氏は、宇宙人に教えられつつ聖書を読み解いているのですが、そのなかには興味深い一文があります。
・<キリストは、聖書に記述されている真実を地上全体に広め、あらゆることが、科学によって説明される時代になったときに、すべての人間にとって、聖書の記述が証拠として役立つようにしなければなりませんでした。
このために創造者たちは、彼らの中のひとりと、人間の女性との間に子どもを儲けることを決め、その子どもに、人間には欠けている、ある種のテレパシー能力を遺伝的に授けたのです。
「彼女は、聖霊によって身重になった」(マタイによる福音書:1章18節)
地球人の中からマリヤが選ばれたわけですが、彼女の婚約者にとっては、この知らせは明らかに耐え難いことでした。
「主の使いが夢に現れていった」(マタイによる福音書:1章20節)
創造者たちのひとりが彼の元へ行って、マリヤが「神」の子を宿していると説明したのです。創造者たちと連絡を取っていた「預言者たち」は「神」の子に会うために遥か遠方からやって来ました。創造者たちの1機の宇宙船が、彼らを導いたのです>
・新約聖書・マタイによる福音書の、マリアは「聖霊(筆者註:つまり知的生命体)によって身重になったのだと解釈されます。
・著者のラエル氏自身は、1973年12月13日の朝、フランスのクレルモン・フェランという町に近いピュイ・ド・ラソラ火山の噴火口近くで、突然、霧のなかに赤い光が見え、ヘリコプターのようなものが音もなく現れて、地上から20メートルほどの高さに停止するのを目撃します。
直径は7メートル程度、底部は平らで上部は円錐形、高さは2.5メートルほどで、底部では強烈な赤い光が点滅し、頂部ではカメラのフラッシュのような白い光が、パッパッときらめいていました。
その後、機体は地上2メートルくらいのところで停止し、機体下部の上げ戸が開き、タラップが地上に下ろされます。そしてそこから、1.2メートル前後の身長、切れ長の目、髪は黒く長く、短くて黒いあごひげを生やした「人物」が降りてきます。
<ジョージア・ガイドストーンの謎>
・さて、そこで気になるのは、影の勢力が、ひそかに宇宙人と協力して進めているといわれる、宇宙開発計画です。
その根拠としてよく取り上げられているのが「ジョージア・ガイドストーン」。わたしも偶然、このモニュメントの存在を知ったのですが、とりわけそこに書かれていた8つの言語による文言が気になりました。これもウィキペディアの解説がいちばん分かりやすいので、概要をまとめてみます。
・(ジョージア・ガイドストーンは1980年にアメリカ合衆国ジョージア州エルバート郡に建てられた高さ5.8メートル、花崗岩でできた6枚の厚い石板の合計重量は10万7840キログラムのモニュメントで、8つの言語で書かれたメッセージで知られ、その内容が陰謀論的な憶測を呼んでいる。
・8つの言語のなかには、日本語は含まれていませんが、英語と中国語によるガイドラインから翻訳した日本語訳は、次の通りです。(「ウィキペディア」より)。
大自然と永遠に共存し、人類は5億人以下を維持する
健康性と多様性の向上で、再産を知性のうちに導く
新しい生きた言葉で人類を団結させる
熱情、信仰、伝統、そして万物を、沈着なる理性で統制する
公正な法律と正義の法廷で、人々と国家を保護する
外部との紛争は世界法廷が解決するよう、総ての国家を内部から規定する
狭量な法律や無駄な役人を廃す
社会的義務で個人的権利の平衡をとる
無限の調和を求める真・美・愛を讃える
地球の癌にならず、自然のための余地を残す
そのまま素直に解釈すれば、実にいい言葉が並んでいるのですが、①の「人類は5億人以下を維持する」という文言が問題でしょう。だれがどんな権利で、そう決めるのでしょうか。
これを建てた「R/C・クリスチャン(仮名)」とは一体どんな人物なのか、どんな団体に所属しているのか、それが気になります。
・賛否両論あるなかで広く合意を得ている解釈としては、荒廃した文明を再構築するために必要な基本概念を説明したものだ、という説。また、実際に世界人口を半分に減らす計画が書かれている、などという物騒な陰謀説もあります。いずれにしろ、70億を超える地球人の大増殖に危機感を抱いている者が地球上のどこかにいる、ということは確かなようです。
<●●インターネット情報から●●>
『私が見た未来 完全版』
「本当の大災難は2025年7月にやってくる」
ウェブサイト 「秒刊SUNDAY 話題の面白ニュースサイト」より引用
2025年7月大災難がやってくる?たつき諒の予言漫画「私が見た未来」にネット震撼 2021/12/5
皆さんは1999年に刊行された漫画『私が見た未来』をご存じでしょうか。著者・たつき諒さんが、自身の夢を元ネタにして描かれたとされており、幻の予言漫画とも呼ばれています。そんな『私が見た未来』が完全版として22年の沈黙を破り2021年に復刻!そこには、2025年7月に起こることが予言されているというのです。
幻の予言漫画『私が見た未来』が復刻!
1999年7か月、空から恐怖の大王が来るだろう」と、ノストラダムスが予言した『ノストラダムスの大予言』が大ブームを起こした1999年。
その年に幻の予言漫画と呼ばれた、たつき諒さん著書の予言漫画『私が見た未来』が出版されました。
この漫画が注目された理由として、表紙に描かれた『大災害は2011年3月』の文字にあるのではないでしょうか。
漫画が出版された12年後の2011年3月11日には、東日本大震災が起こり、私が見た未来で表紙に記載された大災害が日本を襲ったのです。
東日本大震災から10年後の2021年に、私が見た未来が完全版として復刻しました。
完全版の本書には、1999年には書かれなかった新たな恐怖の予言が描かれているということもあり、ネット上が震撼する事態となっているのです。
たつき諒、2025年7月に大災害と予言か
私が見た未来完全版の『第1部 予知夢編』では、2025年7月に起こることが描かれています。
「表紙のこれを見ただけで鳥肌立つ……。本当の大災難は2025年7月とのこと。」「何もないとは言い切れない。」「2025年7月に災いが来るという予言。」と、ネット上にコメントが寄せられていました。
2025年7月にいったい何が起こるのか、果たして新たな恐怖の予言は当たってしまうのか、信じるか信じないかはあなた次第です。
また、最近震度5弱の地震も多くあることから、本書は災害への心構えのきっかけになるのかもしれませんね。