『日本の根幹と真文明』
アマノコトネを介して開示される地球と人類の過去・現在
樋口雄三、アマノコトネ ナチュラル・スピリット 2011/6/5
<宇宙人から進んだ武器や技術を導入していますか>
・もらっている。アメリカという国をわからせるのはテレビを見せるのが手っ取り早い。
・日本は宇宙人に関しては余りにも後進国です。宇宙人の存在を認めたり、話したりすると非科学的だとされ、変な目で見られますが、世界では疑いのない事実とされており、アメリカ政府の公文書がどんどん公開されております。
・レーザービーム兵器、極低周波(ELF)兵器などの技術を手に入れておりますが、すべて昔の技術です。
・アメリカは皆さんが思っているほど、民主的でフェァーな国ではありません。
・人類の歴史は宇宙人の関与を抜きには考えられません。地球は、宇宙人の実験場だったのです。現在も来ておりますが、多くは引き揚げて自分達の実験成果を興味深く観察しております。
『オリオン座はすでに消えている?』
縣秀彦 小学館新書 2012/12
<神話「オリオン」>
・超新星爆発が近づいているベテルギウス。そのベテルギウスのあるオリオン座とは、いったいどんな星座なのでしょうか。
オリオン座は、ギリシャ神話の狩人オリオンの形です。オリオンは巨人で、その脇の下に位置するベテルギウスは「巨人の脇の下」という意味です。
・オリオン座の先には、オリオンが追っていた牛が「おうし座」となっており、近くにある「おおいぬ座」と「こいぬ座」はオリオンの飼っていた猟犬、足元の「うさぎ座」はオリオンの獲物といわれています。
日本ではベテルギウスは「平家星」、オリオン座の左足にあたるリゲルは「源氏星」と呼ばれてきました。平家の旗の色が赤で、源氏が白だから、そのまま星の色になぞらえてそう呼んだのです。
<宇宙人に会うことはできない?>
・宇宙の中には、地球と同じような環境の惑星があるかもしれません。恒星と絶妙な距離にあり、水が液体で存在し、大気で覆われているような惑星です。
しかし、地球外生命体が存在するのと、私たちがそれに会うことができるかどうかはまったく別の話です。
宇宙の誕生は138億年前で、天の川銀河(銀河系)ができたのが120億年ほど前のこと。太陽系ができたのが46億年前になります。
・すると、宇宙の誕生を1月1日とし、現在を12月31日の深夜24時としてみると、天の川銀河ができたのが2月15日ごろ、太陽系が誕生し、地球ができたのが8月31日ごろ。生命の誕生が9月下旬。人類の誕生に至っては12月31日の夜8時過ぎでしかありません。宇宙の時間スケールで見れば、人類が登場してからまだ「数時間しか経っていない」ということができます。地球上において人類はごく最近になって現れた新参者だということなのです。
宇宙の時間スケールでは人類が登場してまだほんの少ししか経っていないので、この同じ瞬間に同じような知的生命体が存在すること自体、かなり確率が低いことです。
・もちろん、私たちが光の速度で移動することはまったく不可能ですし、光以上の速度で移動すること・・・・つまりワープとか、瞬間移動のような技術は空想の世界の話にすぎず、やはり宇宙人と出会うことは不可能だということになります。
<アマチュア天文家の功績>
・日本は世界でもアマチュア天文家が多い国だといえます。日本の
天文学の発展に寄与しているのです。
百何十億光年先といった遠くの星は別として、近くの銀河での超新星はほとんどアマチュアの人が見つけています。彗星などは見つけた人の名前がつきます。
・なぜ、星の発見者にアマチュアの人が多いのかというと、大学にいる天文学者は論文を書くことが必要で、星を見つけても研究テーマによっては論文にはならないからです。ですから、たとえば日食を見にいくのは、太陽を調べている研究者もわずかにいるかもしれませんが、ほとんどはアマチュアの人たちなのです。
・地球からの距離が比較的近いため、最新の天文学の成果としていろいろなことがわかります。その研究結果から、ベテルギウスは星としての晩年をすでに迎えており、重たい星の最後に必ず起こる超新星爆発をいつ起こしてもおかしくない状態であることが知られるようになってきました。
星(恒星)の中でも重たい星は、晩年になると「超新星爆発」という爆発を起こしてその一生を終えます。爆発すれば、昼間でもその存在を肉眼で確認することができるようになることでしょう。月も昼間でも
明るく輝くときには、満月の表面輝度の100倍で見えるかもしれないと予測されています。
<640光年の奇跡>
・では、ベテルギウスがいつ爆発するのかについて、わかっていることはどれだけあるのでしょうか?ベテルギウスとはいったいどんな星なのでしょうか。
まず、ベテルギウスは地球から640光年離れた天体なので、いま私たちが見ることのできるベテルギウスは640年前、室町幕府3代将軍足利義満の時代のときの姿です。
ベテルギウスが超新星爆発したことがわかるのは、星が発する光によってですから、いま超新星爆発が起こったとしてもそれを知ることができるのは640年後になります。
・質量が太陽の8倍以上の星は赤色巨星となり、やがて超新星爆発を起こします。質量が太陽の20倍であれば、爆発までのスパンは、赤色巨星となってからだいたい100万年であることがわかっています。ベテルギウスは太陽の20倍の質量をもっているので、どんなにかかっても100万年以内には超新星爆発を起こすと考えられています。
・超新星爆発によって、史上最大級の天体ショーが見られると浮かれてばかりもいられません。実は私たちに負の影響をあたえる可能性があることが指摘されているのです。
過去にそれと見られる現象が起こっています。地球上の生物の大絶滅です。
これまでわかっているだけで、地球では過去5億年の間に5回も大絶滅が起きています。それも50~90%もの生物種が絶滅しているのです。
・5度目は、6500万年前の白亜紀末のころ、繁栄を極めていた恐竜が絶滅しました。この5度目の絶滅の理由は、現在のところ巨大隕石が地球に衝突したという「隕石説」が有力です。隕石の衝突で大津波が発生、粉じんによって日光がさえぎられ寒冷期が到来したとされています。
このうち、4憶4400万年前のオルドビス紀末に起こった大絶滅が超新星爆発に関係があるのではないかとされています。このときは、宇宙からの宇宙線、つまりガンマ線によって絶滅したと考えられているのです。
・ただ、人間は長い進化の過程で太陽のガンマ線程度の量では死なない体を手に入れているのです。ところが、超新星爆発が起こると致死量の放射線が飛んでくる可能性があります。それが超新星爆発の瞬間に起こる「ガンマ線バースト」という現象です。
『シュメールの天皇家』 陰陽歴史論より
鷲見紹陽 明窓出版 2007/8/1
<源氏は花郎(かろう)である>
・源氏の“源”姓については、「魏書」以外に由来を求める考えもあり、その一つが“新羅の花郎の長官”の“源花”の“源”由来説である。新羅が強国となったのは、六世紀の真輿王(24代)の時からで、王は上級貴族の15歳と16歳の子弟を花郎(かろう)(ファラン)としたが、この花郎の力によって軍事的な強国となっていったのであった。935年に新羅が滅ぶと花郎たちは、日本の囲い地(散所、院地)にいた同族を頼って渡来、やがて貴族の荘園管理者をつとめる源氏一族となったといわれる。
<平氏は平山人である>
・鹿島昇氏は、“源氏”は新羅の武士である源花花郎の子孫であり、平氏は同じく新羅末期の花郎だった平山人(栄仲、亀峯)の子孫であったという。
・平氏の“平”がヘライ(ヘブライ)に由来すると考えると平氏はセム系、ユダヤ系ということになってくる。源平合戦はハム系とセム系のオリオン、シリウスと北極星、北斗七星の戦いということになってくる。源氏につらなる花郎がインドのヤードゥに遡ったように、平氏につらなる平山人もインドの部族に遡ることができるアヒール族である。
<ケルト神話に見る地底世界>
・先にヒトラーのナチスがアガルタと接触していたことを述べたが、ヒトラーが主張したアーリア人種の復権、支配はそのために生まれたもので、アーリア人とはイランのメディアに起源を持ち、アガルタ出自のヤペテ系の血族である。ただし、この血脈はドイツやイギリスの一部の支配階級の血脈で、大部分のドイツ人やイギリス人、そしてヨーロッパ人は非ヤペテ、非ハム、非セム系で、いわゆる普通の人々であり、民族的出自を異にする。世界の人々の7、8割以上は、アダムとイブの子孫ではなく、アガルタやシャンバラとは関わりがない。
光悠・白峰 明窓出版 2006/5
<エイリアンが、地球で行う生体実験・・・それは、宇宙戦争の歴史のカルマの清算と修復である>
<源氏と平家―両極を動かす相似象とは>
・日本でもこれと相似象のことがけっこうあるのですよ。その最もたるものが、源氏と平家の争いですが、源氏はオリオンの系列で、平家はプレアデスの系列なのです。源氏と平家の発祥は違いますが、平家は西国が多いですね、源氏は東国が多いでしょう。
広島の安芸の宮島には海底遺跡があったそうです。あの辺は超古代にプレアデス星人の宇宙基地があったと言われています。
・そして、源氏の旗は白で、平家は赤。日本の国旗は白と赤でしょう。だから、日本民族の星の起源を遡ると、オリオン系とプレアデス系ということになります。
・この二大勢力は地球の古代の歴史上ではアトランティスとレムリアで、日本では源氏と平家です。神の世界でいえば、イザナギ、イザナミになるかもしれません。
すなわち、物を大事にする方、精神を大事にする方という、両極のものが、歴史を動かしてきたのです。
<宇宙人と地球人が協力している地球防衛軍>
・ウイングメーカーというのは、タイム・トラベルをして、未来の地球の危機を回避している宇宙存在と共に作られたエージェント・グループです。宇宙人と地球人が協力して作った地球防衛軍なのですね。
・オリオンとプレアデスの話をしましたが、ゼーターレクチル、俗に言う「グレー星人」がいますね。ゼーターレクチルが一番多いのは、東洋人です。何処の国が一番多いかといえば、中国なのですね。
・エネルギーから言えば太陽が一位、月が二位、星が三位です。一番が太陽ですが、これを大日如来で表現しています。次は月で最後が星なのです。だから、宇宙の序列から言いますと、太陽を国旗にしているのは、日本だけですから、この国が世界の中心にならなければいけないのです。
<石油財閥「セブンシスターズ」とは>
・本当に力があるのは、イルミナティだけなのです。なぜ力があるかというとイルミナティは宇宙人の集団だからです。イルミナティとは、イルミナネーションのように「光り輝くもの」という意味ですが、宇宙から入植した人たちをイルミナティと言っているのです。その下で、働く人たちがフリーメーソンなのですね。宇宙人の斥候集団だったのです。
『失われたメシアの神殿『ピラミッド』の謎』
飛鳥昭雄・三神たける 学研 2010/1
<フリーメーソンのカッバーラで読み解く未知なる第3玄室の正体と大嘗祭の秘密>
<秘教組織フリーメーソン>
・三大ピラミッドは、ノアの大洪水以前の建築物である。預言者エノクの手による巨大神殿である。
・預言者の系譜はノアに至り、未曾有の天変地異、大洪水が起こった。ノアと3人の息子、それぞれの妻、合計8人は箱舟に乗って、新しい世界に生き延びることができた。これは虚構ではなく史実である。地球は一度、全地表が水没するという激変に見舞われているのだ。
・預言者の組織を「フリーメーソン」という。今日、世に知られる秘密結社としてのフリーメーソンは、近代フリーメーソンである。1717年にイギリスで結成されたグランドロッジから派生した組織である。
・だが、そうした近代フリーメーソンとは、別に本物のフリーメーソンがある。近代フリーメーソンが成立をする以前にもフリーメーソンは存在したが、それとも違う。
預言者の秘密組織としてのフリーメーソンが、実はこの地球上に存在する。主に密議宗教の祭司の組織という形で継承されており、それをたどっていくと必ずノアに行き着く。
もちろん、ノアの先もあり、エノクを経て最後はアダムに遡る。人類最古のフリーメーソンとは、「アダムメーソン」である。エノクもまた、アダムメーソンだ。
・ノアに至った段階が「アダムメーソン」に大きな変容が起こる。「生命の樹」の象徴に応じて、預言者の奥義が3つの流れに分かれた。すなわち、ノアの3人の息子が独自のフリーメーソンを形成したのである。
・ヤフェトからは主に白人、アーリア系民族、コーカソイドが。セムからは主に黄色人種とユダヤ、アラブ系、モンゴロイドが。ハムからは主に黒人が派生していく。特にセムメーソンはカッバーラの重要な鍵を継承した。
そして、セムの子孫からはアブラハムが生まれ、ヘブライ人が誕生した。セムメーソンは「ヘブルメーソン」となって、『旧約聖書』の預言者を排出することとなり、『新約聖書』の時代にあってはバプテスマのヨハネはもちろん、イエス・キリストや12使徒からカッバーラを継承し、今日に至っている。
『カナンの呪い』 (寄生虫ユダヤ3000年の悪魔学)
(ユースタス・マリンズ) (成甲書房) 2004/2
<長身で金髪に青い眼をしたセムの子孫>
・カナン人は歴史的に反セム的で、“長身で金髪に青い眼をしたセムの子孫”に敵対、カナン人は一般的に背が低く肌は浅黒い。
カナン人の最大の強みは、セムの子孫には何が生じているのか分からない点にある。
1、 天から地上に降りてきた天使たちが、地球の人間の娘たちに生ませた、異種交配の結果としてのネフィリム、または巨人たちの長が悪魔(サタン)である。
2、 以後の人類の歴史は、神の民と前記のごときものとしての悪魔の血統、その礼賛者との戦いの歴史と見なければならない。
3、 アダムとイブの二人の息子のうちの一人とされるカインはこの悪魔(サタン)の血統に属する。
4、 ノアの三人の息子のうちの一人、ハム、そしてその息子カナンも悪魔(サタン)の血統に属する。
5、 ここから、ノアの「カナンよ、呪われよ」という言葉を解すべきである。
6、 悪魔(サタン)の血統のカナン族は、神の民ノアの継承者セム族を憎み、セム人種を根絶やしにしようとしてきた。
7、 カナン族は、西暦前1200年頃フェニキア人と名乗り、その後は、フェニキア人に成りすまし、カナン人は歴史から消えた。しかし、にもかかわらず、ユダヤのタルムードに記録されている「カナンの5つの遺言」は、フェニキア人にしっかりと伝えられた。
8、 現在、ユダヤ人と呼ばれる人々は、実は、この悪魔の子、カナン族の流れである。彼らユダヤ人は、自分たちをセム人、セム族と称しているが、これは大掛かりで意図的な欺瞞であり、歴史の捏造である。
9、 かくして、ここに初めて、カナン族とその系統の集団「悪魔の歴史学」の全貌が人類の前に明らかになる。
■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■
・米国の諜報機関は民間会社の調査会社を通じて未来予測やシナリオを描くといわれます。そうして、その内容は、書籍で公開されるようです。アメリカ大統領は、諜報機関や政府のシンクタンクの策定する政策や方針に従って、大統領命令を発すると指摘されています。トランプ大統領もさまざまな政策も、共和党のシンクタンクや、調査会社のシナリオを参考にして決められたようです。共和党の政策は、民主党の政策のアンチテーゼだといわれます。トランプ大統領の背景のスタッフが重要な役割を果たしているそうです。TPPではマイナス効果が大きいという事で、TPP永久離脱を決めたようです。
・「簡単にいえば、世界は確かに破滅に向かっている。しかもアメリカだけがそれを免れるのだ」ということで、アメリカ・ファーストの強気の政策になるようです。ほとんどの多くの識者やメディアの予想は「アメリカは衰えていく」というものでした。しかしながら、「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」の研究によってアメリカ合衆国は発展段階の初期段階であるといわれます。アメリカを旅行して痛感するのは、地下資源も含んで広大で豊かな大地であるといわれます。この本を読んで、新モンロー主義的な「アメリカ・ファースト」のトランプ大統領の政策の背景が理解できると語られています。「アメリカは他国の不安をかきたてるほど内向的になる」のかもしれません。
・ヨーロッパはシリアの難民問題で大きく揺れています。無制限には難民を入れられないので、各国とも法的な規制を強化する方向に動いているようです。シリア難民問題にかかわらず、住民の流動性がヨーロッパの特色かも知れません。フリードマンは、EU自体が近未来に解体していくこともありうるとみているようです。ギリシャ問題を見ても共通通貨を持つことのマイナス面が増えているのかもしれません。第2次世界大戦では、膨大な死者をだしたヨーロッパは、今後、どのように不安定化していくのでしょうか。
・「米国は日本が核武装することを恐れている」といわれます。私たち一般人は、その間の事情は詳しく知りませんが、その見解は全くの少数派でないそうです。また「ニュークリア・シェアリング・システム」という軍事システムがあります。アメリカが持つ核兵器の発射ボタンを共有するという試みです。実はすでにNATOのうちドイツ・オランダ・イギリス・ベルギー、トルコの5カ国はニュークリア・シェアリング・システムが導入されています。これらの国は凄まじい核戦争を米ソの冷戦時代にも想定していたのでしょう。ドイツは、原子力発電所の廃絶の方向にかじを切っているようです。たぶん、核戦争を想定すれば、ドイツ平原に、原発を置くとことは非常に危険だと考えていると述べられます。
・日本は「建前として核戦争を想定していない」ということで、米軍の核戦力に全面的に、日米安保条約により米軍に頼っています。「核兵器を持たなければ核兵器を撃ち込まれない」という信念の人でも「横須賀などの米軍基地には、有事の際には必ず、核ミサイルが撃ち込まれる」と恐怖しているようです。そこで意外にも核戦争を想定すれば、「原発ゼロ」が正しい答えだそうです。原発が破壊されたら、日本では住むところがなくなるでしょう。しかし、石油資源などの化石燃料が200年で枯渇しますので、将来の電気自動車やエネルギー需要を考慮すると新規に50基の安全性を高めた原発を作り、稼働を急がねばならないそうです。原発の再稼働も安全性を考慮して急がねばならないそうです。原発の再稼働が始まっていますが、賠償問題や原発の汚染水の問題などで、依然として国家危機が続いているそうです。
・核戦争を想定した自衛隊の兵器体系を作らない最大の理由は、限られた予算、財政赤字という理由からだそうです。海上自衛隊が、攻撃型原子力潜水艦(バージニア級原子力潜水艦)を予算要求しないのは1隻数千億円するからのようです。通常兵器の潜水艦は1隻、550億円しますから、海上自衛隊内でも国産にして原潜を持つかどうかで2派にわかれると述べられます。核戦争を想定せず、限られた予算、増えない税金では、核シェルターの数も主要国では極端に最低でゼロに近いようです。5兆円という限られた防衛予算内で、費用対効果のある防衛政策を作らねばならないでしょう。防衛政策においても国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのドリームチームのテクノクラートの英知を結集した「国家改造計画」が求められているそうです。
・米海軍の原子力空母機動部隊の戦力からみると、向こう100年間はどこの国も対抗できないそうです。新聞では米国の海兵隊のような部隊が自衛隊にも必要だと報道されていますが、自衛隊は、限られた予算でどのような新しい防衛力整備計画をつくるのでしょうか。日本の防衛政策には、世界の軍事常識が通用しないこと、外国の軍人の眼から見るとおかしいことが多いそうです。が、核戦争を想定すると国民福祉を大きく犠牲にして、膨大な予算と条約改正が必要となります。言論界にはタブーが多く、「臭い物に蓋をする」傾向があるそうです。
・「中国は弱体化を始める」ということですが、さまざまな面でいわゆる中国人による内部告発的な、昔からの「滅茶苦茶」な状況が報告されています。ネットのAFP NEWSによると「中国は『自殺大国』世界一、経済発展のかげで深まる孤独」「中国の自殺率が今や世界最悪の水準にあるという事実」「中国の年間自殺者数は25万人から30万人で、世界合計の約25%を占める。また、2分に1人が自殺している計算になる。15―34歳の死因の1位は自殺によるものだ」「農村部、女性で高い自殺率。中国は、女性の自殺者数の割合が全体の58%と、世界で唯一、男性の割合を上回っている。また、農村部の自殺者数が都市部を上回っているというのも、他の国の傾向とは異なっている。中国では、農村部の自殺者数は都市部を3倍から4倍上回っているという。農作業、親の介護、子供の世話という三重苦を背負っている農村部の女性では、特にリスクが高い」とのこと。セーフティーネットがないのが大きな欠陥のようです。
・報道によると日本の自殺数も少しは減りましたが、いまなお年間3万人近くの人が自ら命を絶っているそうです。政府も大きな社会問題としていろいろと対策を打っているようですが、決め手がないようです。「中国の内部事情が滅茶苦茶だから女性の自殺が増えている。女性が無視されている」「農村部がひどい」とニューヨーク在住の「国を捨てた元中国人」が心を痛めているそうです。
・「中国政府は階級的反感を鎮めるために沿岸部と6000万人の富裕層に課税し、人民解放軍や小作農に分配する必要がある」とのことです。が、「分け前の分配」は、どこの国、どこの世界にもある先鋭的な問題ですが「分け前の合理的な分配」「税金やお金(所得・予算)の効率的で合理的な分配」が特に中国ではうまくいっておらず、暴動が頻発する理由だそうです。絶対的な権力を持つ中国共産党が、富裕層から累進税で税金を取り、貧困層に再分配すればいいのでしょうが、そういった当たり前のことすらうまくいっていないのが実情だそうです。自殺が増えると公安関係の警察幹部が動き、それに通じたイリュミナティも動き出すのでしょうか。 共産党官僚がノーメンクラーツ(赤い貴族)と化し都市部 の民工、農村戸籍の人民などの「豊かさを制限する」といわれます。「セーフティーネットがないのが致命傷だ」そうです。
・「国を最終的に一つにまとめるのは人民解放軍だが、その大前提として社会の最貧層から集めたこの軍がまとまりと忠誠を保っていなければならない」とのことだそうです。が、人民解放軍のクーデターの可能性は、有識者によると「全くない」とは言えないと指摘されています。
・米海軍の空母打撃軍の戦力に匹敵するまでには、中国海軍は百年もかかるそうです。それだけ、空母機動部隊の運営には莫大な予算とノウハウが必要だということでしょうか。原子力潜水艦の技術も米海軍の技術は相当進んでおり、性能的には容易に追いつけないそうです。
・「地政学」と言う学問については、私たち一般人は、詳しくはないですが、大陸ばかりでなく、海洋の支配に関しても関係しているようです。「アメリカの支配はまだ始まったばかりであり、21世紀にはアメリカの世紀になる」ということで、アメリカの自信が窺われます。ちなみにエイリアンの超テクノロジーはアメリカが独占して「一人勝ち」になるのでしょうか。レーザーのテクノロジーもエイリアンのものだったそうです。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」の面で、アメリカの独り勝ちになるのかもしれません。
・よく日本の軍事力、防衛力の増強と言うと海上自衛隊、海軍力の増強について世界的にも言及されます。自衛隊が、巡航ミサイルやバージニア級の攻撃型原子力潜水艦を持つべきだと主張する軍事専門家や有識者は増えているといわれます。
・核兵器の保有については専守防衛を国是とする日本ではいわゆるタブーとなっており、サラリーマンや公務員、政治家も表立って言及する人は少ないようです。また、限られた予算、増えない税収、福祉予算を削る財政赤字では、資金的に無理だと考える人も多いものと思われます。もともと国家予算の分配の問題になるようで、財源をひねり出すためにも、行政、立法、司法の大胆なリストラ、近代化、効率化が必要だと指摘されています。スイス型の「核シェルターと国民皆兵的な自動小銃の備蓄」を提案する人もいるでしょう。ソ連の崩壊が軍事費の過大な負担が原因だったとする説もあり、莫大な軍事費は、財政の破綻の原因となることでしょう。
・「貧者の核兵器」と言われる化学兵器や細菌兵器を保有している国が北朝鮮など周辺諸国にありますので、「核には核を」という明快な論理が国民の多数説になるのはありえない未来の話だとはいえないようです。国民が右傾化、保守化しているともいわれております。また多額の予算を投入して通常兵器を装備しても、核兵器1発の前には抑止力となりません。また、「貧者の核兵器」といわれる細菌兵器や化学兵器の前には、通常兵器は抑止力となりません。そもそも専守防衛という概念もカネのかかる割には抑止力にならないそうです。「核の恫喝を受けないためにも核には核を」という合理的な思考が求められているそうです。
・「国家百年の計」として防衛政策、国防政策を考えるべき時代のようです。アメリカもイスラム戦争から手を引いていき、「世界の警察官」としての役割をやめるそうです。米兵の死傷者が増えると世論も海外派兵に反対するからのようです。核兵器が「安上りの兵器」となる時代になれば、核兵器が拡散して、多くの国が核兵器を持つようになるのでしょうか。
・内容的にも荒唐無稽なところが少なくないところは、外部に発表するときに使うCIAの手法でしょうか。荒唐無稽な本も、有名な著者が書き、出版社がつき、販売され読者も存在しているようです。内容が荒唐無稽な、いわゆる「トンデモ本」も少なくないように思えます。
・ジョージ・フリードマンの本は、この本以外に『激動予測』(「影のCIA」が明かす近未来パワーバランス。211/6/23)、『新・世界戦争論』(アメリカは、なぜ戦うのか。2005/12)、『戦場の未来』(兵器は戦争をいかに制するか。197/8)、『「第二次太平洋戦争」は不可避だ』(1991/5)などが翻訳出版されております。「影のCIA」といわれる情報会社の存在もアメリカ的なようです。
・CIAがどのようにシナリオを書くのか私たち一般人は、知りません。しかし、外部の「影のCIA」といわれる会社や組織にシナリオの作成を依頼して、それに基づいて、作戦行動計画を立てるようです。どのように未来のシナリオを作成するのか興味があります。
・CIAの広報手法としてハリウッド映画を使う手法がよく知られています。さまざまなストーリーをハリウッド映画に刷り込み、大衆の潜在意識に蓄積するそうです。また。CIAは、世界的にあまりにも有名になったので別の組織に機能を移しているという話もあるようです。
・深刻な人口問題と社会問題を持つ中国は、国内が乱れると、さまざまな面で国際間のトラブルを起こし自滅していくという「中国崩壊論」が増えているそうです。米中間のサイバー戦争も始まっており、メディアやチャイナ・ウオッチャーも、中国の動きに目を離せないようです。世界中のメディアでは、「中国問題が台風の目」になっているようです。
・アメリカは衰えているどころか、現在は発展の初期段階で、これからますます栄えるという説もあるようです。人口が多いだけではない中国も世界の厄災になっていくのでしょうか。