日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

その姿は猴(猿)のようで、大きく色黒で毛が長く、人のように立ち歩き、言葉をしゃべる。また神のように人の思うことを察し、誰かがこれを殺そうと思えば、先んじてその意を知って逃げ去る。(3)

 

 

<●●インターネット情報から●●>

ウェッブサイト、『【国家機密とUFO】未知との遭遇の前に知っておきたいこと』  から引用。

 

2020年ついにアメリカ国防総省が自国海軍が撮影した未確認飛行物体の映像を公開し、あらためて世界がいわゆるUFOに注目する事態となりました。もはやUFOはオカルトミステリーだけの物体ではなく、リアルな物体として実証的な見地から研究が進められていくことでしょう。あとは地球外生命体との関連があるかどうか興味深いところです。

 

 

UFOテクノロジーは軍事機密】ダルシー文書が語る極秘地下基地の実態②

トーマス・カステロ氏による証言

〈トーマス・カステロ氏について〉

 1961年に若年の軍曹としてネリス空軍基地に配属される。特技の軍事諜報写真技術でトップシークレット接近資格を得た。その後政府系シンクタンクのランド社で保安技術の腕を磨いてさらに昇進し、1977年に軍人では最高に近い「機密接近資格ウルトラ7」に昇格する。映像保安関係の専門家としてダルシー地下基地に配属された。

 ダルシー地下基地では映像監視担当の上級保安将校として、常に基地内の監視情報に接する立場にあり、嫌でもエイリアンによる人間虐待や人権侵害的な光景を目にするようになり、次第に良心の呵責に耐えられなくなってくる。

 

カリフォルニア、テキサス、ニューメキシコへの分布が多いことがわかります。

ニューメキシコ州ダルシーと同様の地下基地は、アリゾナコロラド、ユタ各州にも存在するといわれる。(1ヶ所だけではなかったんですね!)

 

〈ダルシー地下基地〉カステロ氏による「内部構造断面図解」とスケッチの公開

アメリカのニューメキシコ州ダルシーには、「ルナ」と呼ばれるアメリカ政府とエイリアンによる共有地下基地が存在する。1940年代に米政府とエイリアンとの間で密約がかわされ、エイリアンの高度なテクノロジーと引き換えに生体実験を目的としたアニマルミューティレーションや人間のアブダクションを許可したといわれるが、この時に「ルナ」は建設されたという。
 ダルシー地下基地は、ダルシーから4㎞北東のアルチェリータ・メサの地下にあり、幅約30㎞、長さ8㎞という広大な基地内をチューブ状シャトルが高速で往来する。近くに「ロスアラモス研究所」があり、リンクされているといわれる。
 ダルシー基地内部全体は、おおむね巨大な円筒形を呈している。7階構造で、2000人を超えるエイリアンが作業をしている。

地下階は少なくとも7階まである。

地下7階より下は、太古から入り組んだ天然洞窟が残っているらしい。

「先住民」のレプトイド族、太古に地球に飛来したドラコ族(レプトイド)が利用していた形跡があるらしい。
 レプティリアンが祖先の代、太古より住み着いていた地下洞窟を利用して建設される。1960年代にアメリカ政府と異星人による極秘大遺伝子研究所へと変貌している。
 「クローン創造」の実験場である。
レプティリアンは、直射日光の下では遺伝子が崩壊してしまい、長く生きられない。そのためクローンを創成して子孫を残している。

中央部分(1階~7階)

保安部によって統制される中枢センターが貫通する。保安基準は下の階ほど厳重。階を変えるごとに厳しく再チェックされる。基地全体に3000台以上の監視カメラが張り巡らされる。「秘密化」された地上への出入り口は遠近あわせて100ケ所を超える。

地下1階

保安部、通信部、パーキングガレージ兼街路メンテナンス階から成る。

車両の保管庫。基地要員の車両は、厳重なセンサーチェックを受け、専用トンネルで遠方の秘密口から一般道路に乗降する。

 

地下2階

地球人用居住区。基地のオフィス。
トンネル掘削機やUFOの保管庫でもある。地中列車、連絡シャトル、トンネル掘削機の格納ガレージ、UFOメンテナンス階。

各地の重要地下基地に通じる巨大トンネルが少なくとも6方向にのびる。(エリア51、ロスアラモス、コロラドスプリングスエドワーズ空軍基地など)

巨大トンネルをマッハ2で走る磁気浮上式の超高速連絡シャトルなどが往復する。

地下3階

政府機関が占有する。管理部、研究部、メインコンピューター室。基地全体を統制している。

 

地下4階

人間とエイリアンのテレパシー、オーラなどの研究からマインドコントロール実験、心体分離実験、人間とエイリアンの心身交換実験などが行われる。
人間の精神や夢の管理、催眠術、テレパシー研究などが行われる。

地下5階

グレイ族とレプトイド族の専用居住区。総5000人以上居住し、彼ら自身も実験対象となる。
人間の体の部位が、液体で満たされた巨大な容器に入れられ並べられている。数千単位の檻に多くの人々が閉じ込められていて、時には肉体を切り分けられ、基地内のエイリアンたちの食糧となるという。
カステロの内部構造断面図によると、地下5階か地下6階付近からもロサンゼルス方面への連絡シャトルが出ている。

 

地下6階(「悪夢の広間」と呼ばれる)

遺伝子研究専用の施設(遺伝子実験室)が並ぶ。魚、鳥、鼠などの形質合成、人間多肢化、グレイ族のクローン化、人間とグレイ族のハイブリッド化などの生体実験が行われている。
エイリアンと人間、人間と動物の交配実験が行われている。魚や鳥などが遺伝子組み換えで姿を変えられ、別の生物にされている。また数本の腕や脚をもつ人間、コウモリのような翼をもつ人間がいるという。

 

地下7階

人間やハイブリッドが何千体も冷凍保存状態で並べられている。また成長段階の「ヒューマノイド族」胎児の保存槽も並ぶ。

食糧用の子供を含む多数の人間が冷蔵保存されている。また胎児レベルで大量のクローンを作り、ある程度の大きさまで薬液の中で育てる。労働可能なまでに肉体が成長した時点で薬液から出され、すぐに奴隷として作業に就かされるという。

 

〈クローンを創成するための実験生命体〉

【ダルシー秘密地下基地の正式名称】

 

ダルシー秘密基地の探求者であるアンソニー・サンチェコ氏により、インターネットラジオ「ジェリー・ピピン」において公表される。

 

「リオ・アリバ・CO、DSD-3」

(リオ・アリバ科学技術地下補助施設)

 

正式な施設の名称は、米軍の機密扱いである。3つの地下施設から成っている。

 

TA-D1

主要施設であり、アルチュレタ・メサの地下に位置する。

 

TA-D2

アルチュレタ・メサ東斜面からカントリーロード357号線の間に広がるエリア。コロラドとの州境線近くの地下に位置する。

 

TA-D3

レアンドロ渓谷のすぐ近くに位置する。ダルシーの市街から南西に35㎞ほどむかった所に位置する。

※TA=Technical Area(技術地域)

ロスアラモス研究所

3ヶ所の技術地域(TA)と地下トンネルでつながっている。(総距離約104㎞)

 

ニューメキシコ州警察のゲイブ・バルデス氏の捜査により、ダルシー秘密基地の「入り口」が判明する。ダルシーの南西に位置するエル・バド湖周辺に存在する。

 

オリオン政府と米SEG政府との密約

1930年代に海に墜落したUFOをアメリカ海軍が回収した。その後ルーズベルト政権は、オリオン政府との交渉をはじめた。

 

UFOテクノロジーは軍事機密】〈1979年のダルシー戦争の悲劇〉技師フィル(フィリップ)・シュナイダー氏の内部告発

 一連の1979年の特殊部隊による「反乱グループ」鎮圧の時は、カステロ氏はあやうく難を逃れるものの先にあげた「ダルシー文書」と呼ばれるダルシー地下基地の証拠物件となる資料をもってまもなく脱走することになる。

 

内部告発者フィル・シュナイダー氏について〉

 

 地質技師兼構造工学技師。軍事、航空宇宙産業の土木建設プロジェクトに参画し、軍用地下基地も2ケ所手がけたが、最初に参加したのが1979年、ダルシー基地の拡張工事だった。ダルシー戦争の時に、カステロ氏と同じ地下基地内にいたが、別の場所にいて戦闘に巻き込まれ難を逃れる。

 

1995年シュナイダー技師は、内部告発者として名乗り出た時に講演会で述べている。

 

「ダルシーの軍用地下基地はおそらく全米最深の基地で、地下7階で4㎞以上ある。それをさらに深く拡張するために我々は、1979年砂漠の下を4ケ所ドリルして、大きな穴をあけ、それを地下深くでつないで爆破して、大きな区画を一度に開けるつもりだった。私の仕事は穴に降りて、岩質を調べ、その岩石の処理に適当な爆薬を勧める役目だった。ところが、そこへ頭から降りていったら、我々は地球外のエイリアン、大柄なグレイの連中であふれた大きな洞窟のど真ん中に出てしまった。

 私は二人撃った。我々はその時30人だった。戦闘が始まってから、さらに40人以上降りてきたが全員殺された。生き残れたのは、私を含めて3人だけだったそうだ。

 我々は地下基地で暮らしていたエイリアンをすっかり驚かせてしまったのである。後日彼らは、大昔からこの地球で生きてきた種族だと判明した・・・」

 

ダルシー戦争の実相は反乱グループの武力鎮圧だった

 

 おそらく特殊部隊を送り込んだ軍当局の狙いは、「反乱グループ」が武装し、また彼らが囚人解放のために地下7階を封鎖する場合に備えて、外部から不意打ちに爆破、侵入することだった。

 そこで「拡張工事」を名目にして、シュナイダーたち外部者に侵入口の掘削、爆破を手伝わせ、反乱者の掃討戦を偽装したもの、という仮説が成り立ちそうだ。

「拡張工事」にきた技師なのに最初から銃をもたされていたらしいこともこの説なら頷ける。

 「ダルシー戦争」に相当する軍事衝突があったことは、ベネウィッツ博士も話していた。

 エリア51のS4にいたと主張するロバート・ラザー博士もラスベガスの有名なUFOラジオキャスターのインタビューに答えている。

「1988年にエリア51のS4でUFOの研究を始める前に、予備知識に読めと200ページもある概況説明書を渡された。その中に1979年にどこかの秘密基地でエイリアンと人間の武力衝突がおきた、と書かれていた。

 衝突の原因は、人間の保安警備員がエイリアン地区で武器を手にしたのがきっかけで撃ち合いになり、エイリアン保安要員に多数の死傷者がでたという。」




 地名は言及されていないが、1979年におきた人間とエイリアンの保安関係者の撃ち合いという点は、「ダルシー戦争」に合致している。

 

UFOテクノロジーは軍事機密】ダルシー文書が語る極秘地下基地の実態

トーマス・カステロ氏による告発

 

〈トーマス・カステロ氏について〉

 

 1961年に若年の軍曹としてネリス空軍基地に配属される。特技の軍事諜報写真技術でトップシークレット接近資格を得た。その後政府系シンクタンクのランド社で保安技術の腕を磨いてさらに昇進し、1977年に軍人では最高に近い「機密接近資格ウルトラ7」に昇格する。映像保安関係の専門家としてダルシー地下基地に配属された。

 ダルシー地下基地では映像監視担当の上級保安将校として、常に基地内の監視情報に接する立場にあり、嫌でもエイリアンによる人間虐待や人権侵害的な光景を目にするようになり、次第に良心の呵責に耐えられなくなってくる。

 

「ダルシー文書」が語る地下基地の姿

 

1997年自称元ダルシー基地要員トーマス・カステロ氏により、写真30枚、VTR1本、書類数通からなる証拠物件がUFO研究グループにより公開された。これがこの後「ダルシー文書」と呼ばれるようになる。

「私は、アーチュレッタ・メサの地下3㎞にあるダルシー基地で米空軍配属の映像保安要員として働いていたが、エイリアン種族のあまりに非人道的行為を見かねて、ここに身の危険を顧みず内部告発に踏み切る決心をした。」

 

 カステロ氏の主張によれば、ダルシー地下基地は、アメリ連邦政府とエイリアンの共同基地であり、以下のプロジェクトが秘かに行われているといわれる。

 

①   エイリアンの高度な技術の復元工学開発

②   エイリアンと人間の遺伝学的交雑実験

③   エイリアンと人間の混血種創出実験、クローン育成実験

④   先進コンピューターを使用するマインドコントロール技術開発

⑤   特殊液槽での人間冷凍保存

 

ベネウィッツ博士の報告書では、偽情報を疑われた「人体の一部をエイリアン用の栄養源として使用」という項目がダルシー文書には含まれる。

 エイリアンは人間を実験動物なみに扱い、その非人道的な行為に政府の諸機関や軍が闇予算で契約した政府企業も加担していることになる。

 

4種のエイリアンが集まって階級社会を形成

 

 基地内監視情報に接する機会の多いカステロ氏が観察したところでは、ダルシー基地で働くエイリアンは4種族であることがわかっていた。

 

①  グレイ族

レティクル座ゼータ星系出身。身長120㎝前後の小柄な体。ドラコ族に服従的。(リトルグレイ)

・オリオン座リゲル星系出身。身長210㎝前後の大柄な体。(ラージノーズグレイ)

 

②  レプティリアン族(爬虫類人、レプトイド)

・地球の先住民系(レプロイド族)。身長200㎝前後。労働階級。最下級民で、実験室やコンピュータ室、地下7階まである基地のどこでも掃除、炊事、運搬など雑用を担当する。

・オリオン座ドラコ星系出身。(ドラコ族)。白い肌で有翼人種。身長200㎝前後。基地全体を統括する支配階級。

③   実験対象として強制収容された民間人以外の地球人(軍人、科学者、技術者などの基地要員)~身分的にはドラコ族に次ぐ立場だが、カステロ氏は上級保安将校なのでエイリアン同士や対地球人とのトラブルの仲裁や解決は、ドラコ族から任されていた。

 

カステロ氏が一番手を焼かされたのが、好奇心の強い性格の地球人で、映像監視中に立ち入り禁止地帯を歩いている地球人を見つけては深刻なトラブルに巻き込まれないうちに連れ戻すことが仕事だった。

 

普通の市民を拉致して実験動物にする

 

 カステロ氏が最もショックを受けた場所は、地下7階(最下層)まで下りた時に、人間やハイブリッドたちが冷凍保存状態で何千体も並んでいるのを見回った時だったという。

 冷凍保存処置を檻の中で待たされている患者から、本来は麻酔薬で呆然状態のはずなのにだしぬけに助けを求められ、言葉を交わすうちに男性が「誘拐被害者」であることがわかった。配属後にうけた概況説明では、「患者」は「全員が危険な精神異常者」たちであり、地下基地で開発した新しい治療薬を使ってハイリスクな臨床実験をしているから決して関わりを持たないように上官から厳命されていた。

 カステロ氏は不審に思い、休暇で地上に戻った時を利用して警察にいる友人に調べてもらったところ、監禁男性の名前も顔も最近おきた行方不明事件の当事者と確かに合致したという。つまり善良な市民が地下基地に拉致されて実験動物にされていることを知ったのである。

 やがてカステロ氏と親しい同僚の保安将校が、既に以前からこの真実に気づき、同じ思いの職員、研究員、技術者たちと図って気の毒な無実の囚人全員の救出と脱走を最終目的とする「反乱グループ」を結成していることも知るに至る。

 その「反乱グループ」には、地球人の誘拐被害者に同情的な労働階級のレプトイドたちもかなり加わっていた。

 しかし「反乱グループ」の動きを察知した相手側に先手をうたれてしまい、「デルタフォース」(対テロ専門の米陸軍特殊部隊)らしき部隊章をつけた精鋭部隊が、基地のすべての出口を塞いでから急襲してきた。

 彼らはリストアップされている「反乱分子」を残らず捜し出し、人間、レプトイドの区別なく皆殺ししたのである。




 わずかにコンピューター室の技師数人が「フラッシュガン」で抵抗したものの元来戦闘用の武器は用意していなかったためレジスタンスはすぐに鎮圧されてしまった。

UFOテクノロジーは軍事機密】〈ダルシー地下基地の正体〉ポール・ベネウィッツ博士の先駆的な調査報告

2000人のエイリアンが居住するといわれる極秘地下施設ダルシー

 

 ダルシー秘密地下基地伝説の発端は、ニューメキシコ州アルバカーキに近いマンザノ山地一帯でコヨーテなどの仕業ではない異常なキャトルミューティレーション(家畜解体)事件が相次いで発生した1970年代中頃にまで遡る。

 地元の実業家でエレクトロニクス専門家のポール・ベネウィッツ博士が、この怪現象の原因を当時とみに増えていた夜間のUFO目撃と結びつけ、カメラと電子機器でUFOの活動を観察、監視して証拠となる写真や動画を集積しはじめた。

 その結果、監視対象のUFO乗員(エイリアン)が「どこかの基地と交信する」と本人が信じる音声、映像を傍受するようになった。

 エイリアンたちは、全員が同一の種族ではなく、複数の種族から構成されているらしいとわかった。

 ベネウィッツ博士は、UFOと交信する電波の発信源を「追跡調査」した結果、どうやらアルバカーキ北方約235㎞、コロラド州境に近いダルシー付近、広大なジカリラ・アパッチ族居留地内の「アーチュレッタ・メサ」(アルチラータ・メサ)という台地の地下深くにエイリアンのUFO基地があることを突き止めるに至った。

 

 

合衆国政府とエイリアンの間で交わされた密約

 

〈ベネウィッツ博士の調査方法〉

 UFOパイロットとダルシー地下基地の飛行管制役のエイリアン同士が、交信に使っている音声と映像用電波の周波数を確認し、逆にこちら(ベネウィッツ博士側)から地下基地やそこに出入りするUFOと送受信できる通信装置を組み立てた。

 

〈ベネウィッツ博士がエイリアンの交信を盗聴して発見したこと〉

 エイリアンがUFO誘拐事件の被害者の体内に極微の電子装置を埋め込んでから解放し、ひそかに遠隔操作しているのを知って、その操作用の電波を追尾し始めた。

 その結果ベネウィッツ博士は、近所に住む誘拐被害者を何人か探しあて、エイリアンとの遭遇体験を聞き出した。

 

 収集したあらゆる証拠

・交信データの電子的記録

・ビデオ映像

アブダクション(誘拐)被害者たちの証言

〈誘拐被害者のマーナ・ハンセン氏・女性〉

ワイオミング大学の心理学者(催眠治療専門)UFO研究家レオ・スプリンクル博士による逆行催眠による聴取が行われる。

 1980年マーナ氏は幼い長男とともにダルシー地下基地に誘拐される。そこで冷凍保存された人間の死体群、解体された牛や人体の各部分がたくさん浮かんでいる大水槽を目撃した。

 

これらのすべてが、ダルシーの地下に存在するといわれる複数エイリアン種族と米連邦政府、米軍が共同管理する秘密基地の存在を示していた。

 ベネウィッツ博士は、キャトルミューティレーション事件と誘拐事件の主犯者が、エイリアンであること、彼らが米連邦政府と交わした密約に基づいてダルシー地下基地内に多数の民間人を拉致し、遺伝学的生体実験など残酷な人権侵害行為を行ってると確信した

 

ダルシー地下基地の存在は国家の安全を脅かす

 

(ベネウィッツ博士の憂慮)

 アルバカーキ東方郊外にあり、ベネウィッツ博士の自宅からも近いカートランド空軍基地には、全米で一番巨大な規模のマンザノ核兵器貯蔵エリアが存在するため、国家の安全保障上重大な脅威になるのではないか?

 

1980年10月にカートランド空軍基地のAFOSI(空軍特別情報部)に電話にて、収集したUFOについての全情報と映像記録の証拠物件について事情を説明した。

 後年、UFO研究グループが、情報公開法に基づく文書請求を行って、AFOSIに機密解除させた。当時の担当責任者であったトーマス・チェー少佐の署名入りの1980年10月28日付の報告文書には、次のように書かれていた。

「本日、当基地の特別捜査官D並びに科学顧問Mが、ベネウィッツ博士をアルバカーキ・フォーヒルズ地区(基地の北境に隣接する)の博士宅にて事情聴取した。

 博士は、過去15ケ月間、空中物体現象について独自の調査を行ってきた。博士はまたマンザノ/コヨーテ渓谷地帯からさかんに出される電磁波を示すという電子記録テープをみせてくれた。

 またベネウィッツ博士は、アルバカーキ一帯の上空に出現した飛行物体を撮ったという写真も数枚みせてくれた。博士は数台の電子探査装置を常時マンザノに向けて、高周波の電気的ビームパルスの捕捉を試みている。博士の主張では、そのようなパルスは空中物体から打されているという。

 科学顧問Mは、博士の収集したデータを分析後、証拠として明らかな未確認飛行物体が撮影されたことを示すが、これらの物体がマンザノ/コヨーテ渓谷地帯の周辺で脅威となっているかどうかは結論できなかったと述べた。」

 

推定2000人超のエイリアンがいるダルシー地下基地

 

 AFOSIの次にベネウィッツ博士は、ニューメキシコ州のハリソン・シュミット上院議員に接近して事情を打ち明けた。シュミット上院議員は、ベネウィッツ博士の訴えがなぜ調査されないのかとAFOSIに圧力をかけたが効果はなかった。

 さらにもっと広く世間に真相を知ってもらおうと集積してきた証拠、証言、実地調査を要約して「プロジェクト・ベータ」と題する報告書を作成した。

 

①   2年間24時間体制で継続的にエイリアン機を監視、追跡した電子記録と1800m分の動画映像。

②   エイリアン音声、映像通信の周波数探知と分析。

③   エイリアン機と地下基地の観測スクリーンから発信された映像の定常的受信。典型的エイリアン、ヒューマノイド(ヒト型非人類)と、ときおりホモ・サピエンス(地球人)の姿も写っていた。

④   ニューメキシコにおけるある遭遇被害者の経過記録。そのおかげで通信記録がリンクされ、遭遇被害者の全員がどうやらエイリアンから装置を埋め込まれたことを証拠の傷跡とともに発見。被害者全員がCTスキャンを受け、他にも5人が確認された。

⑤   コンピュータ使用によるエイリアンとの定常的直接交信を確立したが、16進法コード型の通信が望みのようだった。

⑥   エイリアンとの通信ループを通じ、地下基地の真の位置を確認した。

 

また「プロジェクト・ベータ」には、傍受した電子通信データに基づいて、地下基地の大きさとエイリアンの数まで推定されていた。

 

「エイリアン基地全体では、統一の旗印の下で数種族の文化が含まれている。幅約3㎞長さ約8㎞の広さがあり、ニューメキシコ州ダルシーの西側、ジカリラ・アパッチ族居留地無人地帯の真ん中にあたる地中に位置している。この面積とエイリアン機の現在数を元に、地球人は別としてエイリアンの数は最小でも2000人、おそらくそれ以上と推定される。」

 

ダルシーの総人口が2623人(平成12年度調査、ほとんどジカリラ・アパッチ族先住民)であることを考えると同じくらいの規模のエイリアン数種族が、人知れず同地の地中深く住んでいることになる。

 

ベネウィッツ博士にむけられた米空軍による情報工作

 

 ベネウィッツ博士のUFO・エイリアンの実態研究が世間で注目を浴びるようになってくると、彼の評判を貶めようとAFOSIが画策し始めるようになった。

AFOSI(米空軍特別情報部)はベネウィッツ博士の主張の中で最も危険な部分、「エイリアンがダルシー地下基地で、誘拐してきた地球人を「遺伝学的生体実験」に使っているというフレーズに着目した。

 

AFOSIによる情報工作

 偽の支援者、偽のUFO研究家を仕立ててベネウィッツ博士に接近させる。

「エイリアンは、人間をセックス実験の対象にしたり、あげくは食糧源にさえしているらしい。」

という偽情報(実は真実の情報をあえて吹き込む)を吹き込ませた。

 

こうした「怪情報」がベネウィッツ博士の周辺で「噂」されるに連れ、まじめなUFO研究家ほどダルシー地下基地の真実の発見に絶望して遠ざかった。

 同時に他方でベネウィック博士に対する誹謗中傷や名誉棄損になるような情報も大きく流して、社会的信用を失墜させるように仕向けた。

 

(AFOSIによる情報工作の効果)

 ベネウィッツ博士は次第に精神的に追い詰められて体調を崩し、1985年ごろには神経衰弱の状態に陥ってしまい、ただ讒言をつぶやくだけの偏執病患者同然に成り果ててしまった。UFO研究からも完全に身を引いてしまい、UFO問題について一切口にしなくなった。

 

(証拠隠滅を図られたか?)

 ベネウィッツ博士が収集に取り組んだUFOやエイリアンに関する証拠物件や電子機器類もほとんどすべてが消滅してしまった。(人知れず持ち去られたか?)

 

宇宙人(エイリアン)について信じる人もそうでない人も一度は目を通して損はしない覚書

<地球人と関係の深い宇宙人の情報>

 

(一部抜粋)

 

(出典:UFOアガルタのシャンバラ 日本は津波による大きな被害をうけるだろう


 

<1、 琴座(リラ)星人>


琴座は、銀河系宇宙における人間型生命体の発祥地という。
琴座(リラ)星人は、人間型の肉体を持つ最初の所属で、シリウス星人、オリオン星人、プレアデス星人、ベガ星人、ゼータ・レチクル星人などは、みな琴座星人の子孫という。
<2、 ベガ星人>―琴座星人と対極的な種族が生まれて発達した。
これが、ベガ星人で、琴座星人を陽性文明とするとベガ星人は、陰性文明という。両者の間に争いが絶えなかった。


<3、シリウス人>


琴座のシリウス人には、もともと肉体を持たないシリウス人(第5密度以上)がいた。そのうち、ベガ星人は、物質レベルの星に移住し、霊性を否定し、支配欲の強いネガティブなシリウス人となった。ネガティブなシリウス人の文明が発展していたとき、琴座からポジティブなシリウス人との間に紛争が起こった。
シリウスには、シリウスの長老、ポジティブなシリウス人、ネガティブなシリウス人と多様な意識形態が存在している。


<地球文明に大きな影響を与えているシリウス


ポジティブなシリウス人は、通常、地球人の目には見えないが、地球人の前に任意に物質化して姿を現すことができる。現れたり消えたりする存在であるため、古代人はシリウス人を神のように崇めたシリウス人は、地球人に科学文明や文化を教え、卓越した人物に転生してきた。歴史上の傑出した人物の中にシリウス人の転生者がかなりいる。また、古代マヤ人に対しても高度な技術を与えたのは、シリウス人だった。


<4、オリオン人>


シリウス人の長老の介入でネガティブ、ポジティブのシリウス人がオリオンへ移動して、それぞれに新しい文明を築いた。ネガティブなオリオン人は、地球に来ている地球外生命体の中で、最も発達レベルの低い存在で、地球に暗黒をもたらそうとしている。ネガティブなオリオン人が、地球人の肉体に宿って、ネガティブな活動を行なう。オリオン人には、ネガティブとポジティブの両方が存在する。


<5、 ゼータ・レチクル星人>


ゼータ・レチクル星人とグレイは同じような姿をした人間型生命体であるが、発祥はやはり琴座であるという。起源は、琴座のアペックスという星だという。ゼータ・レチクル星人は、個人主義がはびこり、核戦争を引き起こし、地下に避難を余儀なくされた。地底生活を送るうちに、自然分娩による出産が困難になり、クローン技術が開発された。クローン技術は、生殖によらずに同一の遺伝形質を持つ個体、すなわちコピーを作る技術である。
 その結果、生殖器官と、消化器官がなく、頭が大きく、大きな目をした、いわゆるグレイタイプのクローン人間の宇宙人が生まれた。なお、ゼータ・レチクル星人の平均身長は、107センチメートルである。

核戦争の爆発によりこの星は、3次元から4次元へ次元移動を起こしたという。移動した新しい場所は、レチクル座のゼータ1とゼータ2の付近であった。そのため、新アペックス人をゼータ・レチクル星人という。
現在、ゼータ・レチクル星人は、第4密度の人間型生命体であるが、クローン化により進化が止まり、種族の存亡の危機に陥っている。そして、これを打開するには、遺伝子操作により、感情を取り戻すことであり、それには地球人の遺伝子が参考になると、高次の生命体に教えられた。そこでゼータ・レチクル星人は、現在地球に来て、一部の地球人を誘拐し、遺伝子実験を行なっている。
誘拐された人間の多くは、恐怖を体験するが、一般的にゼータ・レチクル星人に悪意はないといえる。


<6、グレイ>


ゼータ・レチクル星人のうち一部のネガティブな存在は、肌の色からグレイと呼ぶ、したがって、グレイは、見かけはゼータ・レチクル星人と変わらず、クローンで作られた宇宙人である。グレイは地球人の遺伝子が欲しいために、UFO技術の提供などを条件にアメリカ政府と密約を結んだ。そして、アメリカ政府に地下の秘密基地を作ってもらい、地球人を誘拐して殺し(!?)遺伝子実験を行なっているという。


<7、プレアデス星人>


プレアデス人は、琴座から地球に来て地球の霊長類の遺伝子を組み込み地球に住みやすい体に改造した後、プレアデスに定住した。プレアデス人は、第4密度の肉体を持った宇宙人で、地球人と一番良く似た宇宙人だという。精神性が高く、高度な宇宙文明を発達させている。地球人と類似の遺伝子を持つため、プレアデスに移住後も地球人を見守り続けている。プレアデス人というと、セムヤーゼというプレアデス人とコンタクトしているスイスのビリー・マイヤーが知られている。

 

《管理人維新嵐》 これらのことが事実だとしたら、エイリアンが存在するという事実自体を公表しない方々も確実に存在するということですね。国民の「知る権利」が完全に侵害されています。UFOや地球外生命体についての情報は、国民全体で共有されるべきことだと思いますが、みなさんいかがお考えになられるでしょうか?

 

 

 

 

 

 ■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

 

(2024/4/24)

 

 

・昔「鬼」という怪物を異次元移動で、地上に降ろしていたのは、ルシファー・グループやオリオンETグループのエイリアンたちだったのでしょう。現代においてもビッグフットやサスカッチのような「獣人」を「空飛ぶ円盤」からオリオンETグループが降ろしているといわれています。

インド神話の猿の神様は「ケンタウルス座α星人」ともいわれます。動物タイプのエイリアンが3割も存在しているようです。そしてハヌマーンは、インド神話におけるヴァナラ(猿族)の1人といわれます。

インド神話の猿の神様は「ケンタウルス座α星人」ともいわれます。どれだけ進化しているのかは分かりません。動物タイプが3割も存在しているようですが詳細は分かりません。

 

「飛騨美濃の深山、今の中央アルプスから穂高連峰あたりには、玃(かく)という大男が棲息しており、それを山人は覚(さとり)と呼んでいた」そうですが、オリオン人の実験生物だったのでしょうか?

 

繰り返しになりますが、動物タイプのエイリアンについてはよくわかりません。「イアルガ星人」の馬頭観音か犬頭人に似た異星人の洋書もあります。馬頭観音は昔から日本にも来ていたようです。

頭人は四国では「犬神」とされて図絵にもありますが、異類混血や遺伝子操作で「人間化」していったようです。グレイ種も「人間化」しているという話もあるそうです。

 

「時代を変える」本と言われる、『110の宇宙種族と未知なる銀河コミュニティへの招待』エレナ・ダナーン(ヒカルランド)2022/12/31、『この惑星をいつも見守る 心優しき地球外生命体たち』(エレナ・ダナーン、ヒカルランド、2023/1/19)、『【ザ・シーダーズ】神々の帰還』(エレナ・ダナーン ヒカルランド 2023/8/24)のような書籍を見てもいわゆる「動物タイプ」のエイリアンの進化の状況は分かりません。

ケンタウルス座α星の私たちの恒星系は7つの惑星から構成されています」というケンタウルス座メトン星の人間タイプの【宇宙人エイコン】とのコンタクト話がありますが、「ケンタウルス座」の多種多様なエイリアンの状況は分かりません。

 この世界で、人間が理解できること、理解していることなんて、ほんのわずかに過ぎないといいます。奇妙なことに、オリオン人はかっては琴座からの移民である人間らしい存在だったが、その後レプティリアンに征服されてしまったといいます。

オリオンETグループが異次元のモンスター・タイプの生物を創り、人間と異種交配・混淆させ「人間化」させようとしたのかもしれません。

 

オリオン星雲で60万年続くオリオン戦争は、これは何億ものポジティブな人間型生命体とレプティリアンと呼ばれるネガティブなヒト型爬虫類人との間で起こったものだった」といいます。シリウス人はオリオン人と交戦していた。この敵対関係は今でも続いているそうです。オリオン戦争の影響は地球にも及んできているといいます。ナチスが崇拝したアルデバランの「超人」たちは残酷だといわれます。

「オリオン人は宇宙連合に属していない。彼らは、彼らだけの連合を作っている」と指摘されています。

「オリオン星人は非常に階級意識の強い宇宙人だ」そうです。

「暗黒の勢力」は残忍な破壊行為を行ったり、人間に危害を与えたり誘拐したり動物をばらばらに切断したりするので、悪名が高いと指摘されています。

「暗黒の勢力」と彼らが支配する悪の帝国(正式名は『正義を任ずる諸世界帝国同盟』)の本拠地は大熊座にあり、ドラコニスを主要基地としているそうです。

「大いなる闇の同胞団」は、人類に怖れを植えつけ進化を遅らせるためならば、いかなる手段も厭わない立場を取っていたといわれます

 

ネガティブ・グループのシリウス人がモンスタータイプの生物を創り、神に対抗したので神に嫌われたといわれます。またネガティブな宇宙人がポジティブな宇宙人と人間とのコンタクトを妨害しているといわれます。

オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。「オリオン大戦」やスター・ウォーズの原因や結果も詳しくは分からないそうです。

 

 

・伝説にある「“そうはちぼん”は、UFOだ」という説もあるようです。ウィキペディアでは、

そうはちぼんとは、石川県に伝わる怪火のような姿をした謎の物体。別名、ちゅうはちぼん。名称の本来の意味は仏具であり、シンバルのような楕円形の形をした楽器妙八のことであり、怪火のような姿がこの楽器に似ていることが由来とされる。

(概要)

秋の夜、羽咋市にある眉丈山の中腹を東から西に、不気味な光を放ちながら群れて移動する。羽坂の六所の宮から一ノ宮の六万坊へ移動するともいう。『気多古縁起』によれば神通力を用いて自由自在に空中を浮遊する光の玉であるとの記述が見られ、「江戸時代に現れたUFOのことではないだろうか」などとの意見もある。

UFOの町として名高い石川県羽咋市では『そうはちぼん伝説』が各地に伝承されており、その特徴などからUFOと絡めて扱う書物が多いためか、そうはちぼんは他の一般的な怪火鬼火などとは異なった捉えられ方をしている」と記載されています。

 

石川県羽咋市の「コスモアイル羽咋」がUFO宇宙科学博物館として知られています。正月に大地震のあった能登半島は、妖怪の伝承の多い地域のようです。妖怪を「宇宙人現象」とみなせば、大抵の現象を説明できるといわれます。

「グレイ」は人間の無意識の中に入ってくるという話もあるようです。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。人間は異次元瞬間移動(テレポート)が理解できないそうです。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」といいます。

 

なんとビッグフットが「空中に姿を消すことができる『異次元の存在』かもしれない」という結論に至った」といわれます。「ビッグフットは、実際に存在していますよ。彼らは、地球人との接触を避けるために、別次元にシフトする術を得たのです」といわれます。ビッグフットがエイリアン・アニマルで、エイリアンのペットだとする説もあるようです。

 

「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」といわれます。ルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したとも言われています。

エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。

 

 

エイリアン・テクノロジーを購入できる国は限られているでしょう。

「ヴェスタ」という小惑星には、「ノーディック」と人類が共同で運営する基地が存在するといわれます。また「ノーディック」が建造したオリオンシステムの宇宙船は、人間に売られたといわれます。国家の総力を挙げて、リバース・エンジニアリング(逆工学)をしているようです。エイリアンのリバース・エンジニアリング(逆工学)でアメリカ産業界は莫大な利益を得るといわれます。

そしてUFOのリバース・エンジニアリング(逆工学)はほぼ完了しているといわれます。エイリアンについては日本は50年遅れていますが、国民の資質の問題だといいます。国の政治は、その国の国民の民度を出ないといわれます。日本でもリバース・エンジニアリング(逆工学)をしていたという話もありましたが、どうなのでしょうか。人類はレベルが低すぎて「宇宙連合」に参加できないといいます。

 

・「グレイ」や「レチクル座のゼータ星人」とも呼ばれており、人間を誘拐する主要な宇宙人種であると考えられているそうです。「グレイは我々異星人が遺伝子工学、バイオ化学、宇宙科学を駆使して造ったロボットでした」と記されています。

人間とは異なった次元に目には見えない天使たちの世界があり、そのうちで「ルシファー」と呼ばれていた天使が地球の支配をまかされたそうです。「ニムロードは堕天使すなわちルシファーの子孫であり、強大な力を手にした。神への反逆者ということだ」といいます。

 

・宇宙連合は、昔から秘密裏に各国の政府とコンタクトしていたそうです。「モスクワには多くの異星人が住んでいる」というリーク話もあるそうです。ロシアもリバース・エンジニアリング(逆工学)を実施しているそうです。中国の情報は分かりませんが、当然ながら、リバース・エンジニアリング(逆工学)を研究しているのかもしれません。

 

・グレイ種や動物タイプのエイリアンの死後世界の実態は分かりません。彼らにとっての、造物主や神のような存在も分かりません。人間もある意味ではバイオ・ロボットですが、死後世界があります。

繰り返しになりますが、ルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したとも言われていますが、太古からネガティブ・グループのシリウス人がモンスタータイプの生物を創り、神に対抗したので神に嫌われたといわれます。それで、神が地軸を動かして地球に過去7回も大異変を起こしたという超太古からの神話もあるようです

人間の死後世界のようなアストラル界や低層4次元にエイリアンは存在しているのかもしれませんが。

 

ネガティブなオリオン人は、地球に来ている地球外生命体の中で、最も発達レベルの低い存在で、地球に暗黒をもたらそうとしているといいます。実に人類にとって大変な話です

「歴史を変える本だ」といわれる『110の宇宙種族と未知なる銀河コミュニティへの招待』エレナ・ダナーン(ヒカルランド)2022/12/31の本を見ましても非常に驚愕する状況です。

 

 

・鬼の伝説も全国で非常に多くあります。鬼や猿鬼のようなオリオン人の実験生物(妖怪)が昔、残忍にも人間を襲ったようです。しかし、鬼も後世では進化して「人間化」していったようです。「鬼の末裔」という村もあるそうです。ちなみに、現代でも「人肉食の宇宙人」がいるといわれます。

オリオン人は、地球と直接的なつながりを持つそうです。

『暗黒の勢力』は、自分たちの基地はオリオン大星雲にある、と私達に思いこませようとするが、彼らは、単にそこからやって来たにすぎないといいます。

 

・神や仏が人の姿に身をやつし現れる影向(ようこう)という事象もあるといわれます。

「影向(ようこう)神仏の本体が一時応現すること。神仏が仮の姿をとって、この世に現われること。神仏が来臨すること」があるようですが、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。「事実は小説よりも奇なり」で、「知る人ぞ知る」話なのかもしれません。

多次元同時存在の法則とは「八百万の神は、すべて御霊分け(みたま

わけ)によって、たった一柱の神から生まれたとするものである」といわれます。そして多次元同時存在の法則とは「最終的には、八百万の神々のすべてが、天照大神に集約される仕組みになっている壮大な神仕掛けである」そうです。

 

 

 

(2018/12/18)

 

 

・『中国の鬼神』についても、どこまでがフィクションで、どこまでがナンフィクションなのか不明の伝承のようです。『封神演義』にしてもフィクションなのですが、そこに登場する仙人たちは、昔の多くの種族の「宇宙人」を連想させます。「玃猿(かくえん)」の話についても「猿神」のイメージです。純然たるUMA(未確認動物)ではなさそうです。ネガティブなオリオンETグループが遺伝子操作実験で創造した、「獣人」だったのかもしれません。昔から、人間をアブダクション(誘拐)して、異類混血の交配実験をしていたのかもしれません。日本でも人身御供に関する狒々のような「獣人」の伝承が全国にあります。異次元移動をしたようなので、「猿神」として、当時の農民たちから怖れられたようです。「もし、さらわれて玃猿(かくえん)の女房にされてしまっても、子供を生まないと人間世界へ返してはもらえない。玃猿は人間世界に自分たちの子孫を残すことを望んでいるらしい」と語られています。中国の宇宙人の場合は「人間化」が進んで、その末裔が多くの種族になっていったようです。類人猿から進化したといわれる人類も、非常に多くの異星人の遺伝子が混じっていたのかもしれません。馬頭観音(イアルガ星人)も昔から日本に来ていて、異類混血などで「人間化」して同化して、社会に溶け込んでいるのかもしれません。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれるように、人間タイプの宇宙人も「人間化」していくと識別ができなくなります。「天狗」の末裔という人間の村落もあると指摘されています。現代においてもビッグフットやサスカッチのような「獣人」を「空飛ぶ円盤」からオリオンETグループが降ろしているといわれています。「獣人」の出現話は、今なお世界中にあると指摘されています。おぞましい生体実験の米国の秘密基地の話もありました。異類異形の宇宙人の交配実験をアバブ・トップシークレットにしたといわれます。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。そうなると人間自身が「変容」、「変性」してしまうそうです。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

 

・夜叉や羅刹鬼、阿修羅、仙人等は、みな異星人か、その交雑種のイメージです。中国も太古から豊富な異人や神人、妖怪の伝承があるといわれます。異星人の方が、宇宙連合のネットワークにより、進化が速いそうです。夜叉は現代のオリオンETグループの異星人か、その交雑種だったのかもしれません。

 

オリオンETグループが異次元のモンスター・タイプの生物を創り、人間と異種交配・混淆させ、生体実験で「人間化」させようとしたのかもしれません。

インド神話の猿の神様は「ケンタウルス座α星人」ともいわれます。動物タイプが3割も存在しているようです。動物タイプの異星人の情報もアバブ・トップシークレットのようです。ハヌマーンは、インド神話におけるヴァナラ(猿族)の1人といわれます。猿田彦神も天狗の容貌とか猿のような容貌とかといわれています。「ケンタウルス座α星人」が昔からアブダクション(誘拐)を繰り返していたのかもしれません。インド神話においてもハヌマーンが、どのように人間たちを交配実験していたのか、詳しくはわかりません。調べれば伝承があるのかもしれませんが。フェイク(偽)・情報の可能性もおおいにあります。

 

グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。「時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました」と語られています。それがエササニ人のバシャールだといわれます。エササニはオリオンの方向にあります。エササニ人の様にすでに交雑種が異次元に存在しているようです。太古から、様々なアブダクション(誘拐)があり、人間を交配実験のモルモットにしていたのかもしれません。進化の過程で、動物タイプの異星人の遺伝子も混淆したのかもしれません。犬頭人の伝説もありました。人間をゴキブリ以下に考えるエーテリアン(異次元種族)がいる」と語られています。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」といわれます。異星人は、遥かに進んだ惑星の科学者とか技術者、宇宙飛行士と見れるといわれます。ルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したとも言われているそうです。ルシファーの異類混血実験が、現在も行われているのかもしれません。「ルシフェリアンはニムロード思想を信奉する人々、もしくはその悪魔教の信者なのである」と指摘されています。ルシファーの遺伝子を持っている異星人の末裔も地球にいるのかもしれません?

 

 

・またケンタウルス座アルファ星(アルファ・ケンタウリ)からは、人間タイプの金星人の末裔がきているといわれます。アルファ・ケンタウリの異星人も金星人の末裔のようです。ここでいう金星というのは副金星、異次元の金星、アストラル界にある目に見えない金星のことのようです。現在では、金星と火星の異次元(アストラル界)には、壮大な都市文明が存在しているそうです。「金星は5次元世界にまで進化している。いわゆる聖人的な人々である」といわれます。「人間化」した宇宙人は誰も認識できないと指摘されています。「宇宙人の実体をエーテリアン(霊人)と呼び、彼らの乗用する円盤のことをエーテル船(霊船)と呼ぶべきだ」いう説もあるといわれます。

 

・超太古にネガティブなシリウス人が、遺伝子操作などでモンスタータイプの生物を創り神に嫌われたと語られています。そこで、神は、天変地異を起こして、それらの生物を全滅させたといわれます。しかし、低層4次元にはいまだにそれらの生物が存在しているともいわれます。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」といわれます。神々や天使的な異星人を科学者と結びつける見解は少ないようです。「第2次世界大戦は堕天使ルシファーと大天使ミカエルの代理戦争だった」という奇説もあったといわれます。シャンバラの支配者(世界の王)のサナト・クマーラ がルシファーであるといわれます。堕天使ルシファーが天使団の3分の1を率いて神に反乱したという「天の戦争」が続いているそうです。 「フランスの『美女と野獣』の話は、異類婚姻譚だ」そうです。

  

スター・ウォーズでは「牛神」が「龍神」をテクノロジーの面で圧倒し、「爬虫類的異星人(レプティリアン)を低層4次元に追いやったといわれます。私達の銀河は直径が10万光年あり、その意味では龍神の発進母星シリウス、牛神のオリオンはお隣の星、隣接する恒星といってよいといわれます。エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。シリウス人はオリオン人と交戦していた。この敵対関係は今でも続いている」といわれます。奇妙なことに、オリオン人はかっては琴座からの移民である人間らしい存在だったが、その後レプティリアンに征服されてしまったといわれます。天狗もオリオン星人だったようです。オリオン人は、地球と直接的なつながりを持つと指摘されています。

 

米国では獣人ビッグフットがUFOから降ろされているのが、目撃されているといわれます。日本における「獣人」や「野人」もUFOから降ろされたといわれます。獣人や野人も異星人の「遺伝子操作」「異種交配の生体実験」の結果の生物なのかもしれません。河童も異人のUFOから降ろされたのかもしれません。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔と語られています。異人はオリオン星人だったのかもしれません。河童も明治の文明開化で、全国から姿を消しました。民俗学者等で、獣人や野人、河童と宇宙人を結びつける人はいないようです。レプタリアンとリゲル星人のオリオンETグループが、過激な異星人で、遺伝子操作の異種交配実験を、現代でも盛んにやっているといわれます。グレイの長身タイプがリゲル人といわれます。

 

アブダクション(誘拐)の現場に現れる金髪碧眼の宇宙人の部下として働くグレイといわれるバイオ・ロボットも数種類あるといわれます。グレイには、「ビーガン。シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ」、「ゼータ・レティクリ1。地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ」。「ゼータ・レティクリ2。遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕」がいるようです。軍隊的な階級組織でもあると指摘されています。ラージノーズグレイもオリオン星人で、米国と秘密協定を結んだともいわれます。ラージノーズグレイは中世の鉤鼻の魔法使いのお婆さんのイメージのようです。これらのグレイたちは、ラージノーズグレイの指揮下で異種交配の遺伝子の生体実験をしているのかもしれません。宇宙人情報はパニックを防ぐために情報を隠蔽しているといわれます。「宇宙人は“幽体”や“霊体”で目に見えない異次元に存在している」といわれます。はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。宇宙人が、太古からスパイと売春と麻薬を扱っているという怪説もあるといわれます。宇宙人同士の争いが地球にも波及しているといわれます。「歴史のシナリオを描く政治力の非常に高い宇宙人が存在する」といわれます。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。

 

・「山男」には、2種類があるといわれます。1つは、毛むくじゃらの獣人で、アメリカのビッグフットのような獣人で、近年、UFOから降りてきているのが目撃されているそうです。宇宙人のペットか、交配実験の産物ともいわれます。2つ目には、人間タイプですが、裸に近く、正体不明の未開の「異人」です。この種の者も、獣人と同じようにUFOから降ろされた異種交配実験の結果なのかもしれません。昔から、宇宙人の中には異類混血の交配実験をする種族がいるといわれます。現代ではニューメキシコ州のダルシ―基地での異星人の異種交配の研究施設が知られています。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」といわれます。要するに、宇宙人のほとんどは「科学者」のようなのです。エリア51白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。世界中や日本にある昔からの妖怪の伝承は、ある種の異星人による(異次元の)「異種交配実験」の産物なのかもしれません。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。

 

一部の異星人による異種交配の実験は、太古から続けられており、この日本においても昔から、ビッグフットのような毛むくじゃらの獣人や「山男」のような未開の人間タイプをUFOから降ろしている可能性はあるといわれます。「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。-遠野物語第八話」という伝承があります。異人はオリオン星人だったのかもしれません。かなり人間との交配実験がすすんだようです。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれます。牛若丸と鞍馬山の天狗の伝承のように、源氏はオリオン星人との繋がりがあったようです。

 

・当ブログはUMA(未確認動物)については、あまり取り上げていません。しかし、オカルト界では「河童」などはUMA(未確認動物)、「妖怪」として区別され、取り上げられています。ここで強調するのはビッグフット等の獣人がUFOから降ろされた異星人の由来のものだということです。「ビッグフットは異星人のペットだった!」と指摘されています。UFOからUMA(未確認動物)の一部が降ろされているというのです。アブダクション(誘拐)の現場にもビッグフットがいたこともあったと報告されています。

 

宇宙人とビッグフットといえば、ハリウッド映画「スター・ウォーズ」のフィクションの森林惑星のキャッシーク出身のウーキー族の獣人「チューバッカ」を連想させます。あの毛むくじゃらの獣人のようなキャラクターです。数種のUMA(未確認動物)は、単独に考えるのではなく、常にUFOの異星人と結びつける必要があるといわれますモスマンやビッグフットがUFOに出入りしているところが目撃されたこともあるようです。異星起源のUMA(未確認動物)が少なくないといわれます。「地球外に起因するとみられる異常生命体の俗称で、“エイリアン・アニマル“と呼ばれて区分されている」ようです。日本にいる河童もUFOから降ろされたのかもしれません。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」と指摘されています。当時の「異人」が「河童」をUFOで連れて来たのかもしれません。河童も純然たるUMA(未確認動物)というよりも、人間と交流できるバイオ・ロボットタイプもいたようです。

 

「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。 「グレイ」は人間の無意識の中に入ってくると指摘されています。テレコン(テレパシー・コンタクト)ができるほど宇宙人は想像を絶する進化をしているようです。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」と指摘されています。「家の中からテレポート(瞬間移動)して異界に移動できる」そうです。UMA(未確認動物)も異星人により、飼育されているのかもしれませんが、地上に取り残されると「悪臭」がひどいといわれます。世界中にビッグフットに似たUMAが目撃されています。その周辺にはUFOが現れたようです。ビッグフットを地上に下ろすような異星人は、人間に敵対的なアブダクション(誘拐)で生体実験をやっているオリオン・グループなのかもしれません。カナダではサスカッチ、ビッグフットを法律で射殺することが禁じられていると指摘されています。それだけ目撃事例が豊富のようです。一部は異次元に行き来できるのかもしれません。

 

日本の昔に「覚(さとり)」というUMAがいましたが、毛むくじゃらの獣人ですが、人の心を読む超能力があったといわれます。日本の「ヒバゴン」も異星人がUFOから降ろして、再び回収したのかもしれません。日本全国にある「羽衣伝承」も異星人と人間の交流があったのかもしれません。UFOが天女を連れてきたようです。UFOを「天の車、飛行物体」「羽の車輪のようなもの」と見ています。

 

・「隠れた聖者たち(隠れた首領)」の正体も詳しくは分かりません。宇宙人のマスター(大師)クラスの神人のことでしょうか。進化している宇宙人、神や天使のような存在が、さまざまな方法で、人間にコンタクトしてくるようなのです。「ガーディアン(守護神)―昔、人間であったが、霊的に進化し、霊的存在となった。人間世界の指導をしている。コズミック・トラベラー(宇宙の旅人)――ガーディアン委員会の下で、ガーディアン委員会の特命事項を遂行する宇宙人」という種族がいるそうですが、彼らとのコンタクトからさまざまな情報が昔から得られたようです。

 

・アセンディッド・マスターのコンタクティやチャネラーがいるということは驚きです。ブラヴァツキー夫人の神智学協会の話でも登場しますが、「導師」から膨大な情報を受け取っています。クートフーミ導師(マハトマ)とモリヤ導師の教えをうけたといわれます。世界中でもホワイトブラザーフッド(白色同胞団)のメンバーからチャネリングを受け取る人びとは少ないようです。アリス・A・ベイリーは、米国でチャネラーが活躍する前の時代の人なのですが、「神の国の様相」を明らかにしているそうです。ベイリーは「ジュワル・クール覚者の教えを口述筆記し、24冊の本を表わしており、密教学徒の間では有名である」とのことです。

 

・『肉体を持った人間になったり、目に見えない透明な人間になったりすることができる。宇宙人のクェンチンは、コズミック・トラベラーの一人である』とありますが、このあたりが、フリーメースンと関係があるのではないのでしょうか。天使や神々の進化した宇宙人は目に見えませんが、「空飛ぶ円盤」の時代から「見えない宇宙人の時代」に変わりつつあるようです。「進化した宇宙人は人間の肉体や精神体に憑依するので誰にも分からない」そうです。また「神々や進化した宇宙人(天使)は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」ので誰も認識できないようです。フリーメーソン結社はこの大地が創出されるよりずっと前から、さまざまな太陽系をめぐって、存在していたのであると指摘されています。中世の薔薇十字団の逸話のなかにも、この種のコズミック・トラベラーの集団がフランスに存在していたという話があるそうです。昔から、「異人」や「神人」が地上を徘徊していたという話も多いようです。

 

・現代では、米国で映画にもなった『メン・イン・ブラック』(MIB)が、相当するのかもしれません。しかしながら、メン・イン・ブラックは、UFO研究者を脅す犯罪者のようにいわれていました。ところが、近年、ハリウッド映画『MIB(メン・イン・ブラック)』では「宇宙警察」のような役回りでした。コンタクティによると彼らは、グレイと共に飛来した『シリウス系オリオン星人』だそうです。オリオン星人は、人類に5万年進化しており、「人間の魂の交換」ができるといわれます。

 

・米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。「オリオン大戦」やスター・ウォーズの原因や結果も詳しくは分からないそうです。 「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球の爬虫類的異星人(レプティリアン)」がエリア51等の秘密基地で活動しているともいわれます。

 

・「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。-遠野物語第八話」という伝承がありますが、「異人」はオリオン星人だったようです。全国では、どれくらいの「人さらい」の犠牲者がいたのでしょうか。また被害者がどのようになったのかも分かりません。柳田国男は当時の警察の「異人」の情報を調べなかったようです。柳田国男は『遠野物語』は民衆の作り話ではなく事実だと述べています。天狗も異類異形の異星人だったようです。

 

『肉体を持つが地球人の目には見えない』という表現なので荒唐無稽な与太話ということになるのでしょうか。コズミック・トラベラー(宇宙の旅人)や異人、超人、神人、天使、宇宙人が昔から地上を徘徊しているともいわれています。また一部は、社会に溶け込んでいるともいわれます。また金星のマスター(長老)に葉巻型宇宙母船の中で会見した日本人もいたそうです。「宇宙人と普通の人間が区別できなくなっている」時代のようです。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。プタハに冠せられた「宇宙の建築家」という称号は明らかにフリーメーソンとの関連を示している。プタハは太陽系の外からやって来て、すべての生き物を造ったとされる。となると当然、彼はオシリス一家よりも古い神々のカテゴリーに属することになる」といわれます。 

 

 

 

  (2020/7/23)

 

・ヴァンパイアの伝承は世界中に昔から豊富にあったようです。日本でも河童は可愛い子供のマスコット・キャラクターとして、多くの人形などが売られています。しかしながら、昔から河童の残虐性や好色性の伝承も多いといわれます。河童は、キュウリが好物だと言われていますが、人間を溺死させて、内臓を引き抜き食うともいわれます。河童もグレイという宇宙人の一種だという説もあるようです。現代のヴァンパイア、グレイ種の異星人を昔のヴァンパイアの伝説に全て結びつけるのは無理のようですが、外国人の目からは、日本の河童はヴァンパイア(吸血鬼)の一種とみなされるようです。

彼ら自身子どもの大きさであるが特に子どもを好む。ただし主に食べ物としてである。河童の好物は人間の内臓で曲がりくねった腕を犠牲者の肛門から差しこんでひきずり出す」といわれています。河童も純粋な動物タイプと人間と交流できるタイプの二種類があったようです。

本質的には、ヴァンパイアの一種なのでしょうか。現代に現れたヴァンパイアは、「グレイ」という宇宙人が相当するのかもしれません。グレイは70年前から米国政府とコンタクトしたのではなく、太古から頻繁に地球人とコンタクトがあったようです。中世のグレイのキャトル・ミューティレーションがヴァンパイア伝説と結びついたのかもしれません。牛をレザー光線で切り、血液や体液をすっかり抜き取るというのです。グレイは、皮膚から牛の体液や血液を吸収するという話もあるようです。米国では数千頭の牛がキャトル・ミューティレーションの犠牲になったそうです。

 

UFOの宇宙人グレイが実験のため牛を殺して血や臓器を抜くというキャトルミュー ティレーションは昔の妖精が家畜を傷つけるという伝承と共通性を持つと指摘されています

キャトルミューティレーションとは、動物の死体の一部が切り取られ、しかも血液がすっかりなくなるという異常な惨殺事件のこと。 1960年代前半から、おもにアメリカで起きた。 犠牲者となるのは家畜、特に牛が多い。 宇宙人の仕業だなどと騒がれた」といわれます。キャトル・ミューティレーション事件にはグレイのような宇宙人が関与していたという目撃情報も多いといわれます。

「昔のスコットランドではもう少し大きくて、人間ほどの身長があり、妖精の国エルフェイムからやってきては、人間をさらったり家畜の牛を殺したりするという」伝説もあるようです。

 

・『戦慄のUFO&宇宙人ミステリー99』( 監修 南山宏 双葉社  2010/7/14)によると、

「<異星人2000人が住むダルシー基地 1954年~

秘密基地は少なくとも地下7階まであり、下の階ほど厳重に警備され、遺伝子工学やマインドコントロール実験などが行われているという。基地にいる異星人は4種族で、オリオン座のドラコ星系出身の白くて有翼のドラコ族が支配階級、同じレプトイド(爬虫類人)だが、地球の先住民という種族は労働者階級。ほかに小柄なグレイ族と、2メートル以上の長身のグレイ族がいたという。

 カステロは同僚や研究者らの反乱グループが、デルタフォース(米陸軍特殊部隊)らしき部隊の急襲で全滅した事件も語っている。実験のために拉致された人々を救出しようとして失敗したというのだ。

<米政府公認の生体実験施設!?  1954年~>

・基地で働いていたという内部告発者のカステロの『ダルシ―文書』は、さらなる恐怖をかきたてる。地下6階の遺伝子実験室では、さらなる恐怖をかきたてる。地下6階の遺伝子実験室では、人間を多肢化させたり、人間とグレイ族の混血種をつくったり、グレイ族のクローンを育てたりしていたという。そして地下7階には、特殊液で冷凍保存された人間と混血種が何千体も並んでいたとする」と記載されています。

 

ガセネタ、フェイクニュースの多い世界のネット情報ですが、フェイクニュースの真贋を見抜く能力が必要といわれます。アバブ・トップシークレットばかりですからデマも飛ぶのでしょうか。

「<グレイ> ・ゼータ・レチクル星人のうち一部のネガティブな存在は、肌の色からグレイと呼ぶ、したがって、グレイは、見かけはゼータ・レチクル星人と変わらず、クローンで作られた宇宙人である。 グレイは、UFO技術は持っているが、精神性の低い邪悪な宇宙人である。グレイは地球人の遺伝子が欲しいために、UFO技術の提供などを条件にアメリカ政府と密約を結んだ。そして、アメリカ政府に地下の秘密基地を作ってもらい、地球人を誘拐して殺し(!?)遺伝子実験を行なっているという」という不気味な話もあったと指摘されています。人肉食の宇宙人や歴史的にはカニバリズムの話についても情報があるといわれます。ちなみに、中国の孔子と人肉食の話もあったそうです。中世の「異人」は、人肉食も平気だったという動画もあったそうです。今は削除されているのかもしれませんが。

 

・妖精や妖怪の伝承は、世界中にあるようです。特徴は、全く同じではありませんが、似ている点も多いようです。地域的な特徴もあるようです。ヨーロッパの妖精は、小人タイプばかりでなく、人間タイプ、怪物タイプ獣人タイプもいるようです。アストラル界やエーテル界やパラレル・ユニバース(並行宇宙)に存在する天使や大天使、神々のような高等知性体とのコンタクトは、稀にあったようです。

大天使は創造物の隠された部分を受け持つ天界の住人です。創造におけるすべてを準備し、計画することが第一の仕事で、“森羅万象を建築する者”と呼ぶこともできるでしょう。自然界全体のデザインを一手に引き受けているのです」という話も、私たち一般人には、理解不能です。

妖精が動物に変身した伝説も多いといわれます。“獣人”の伝説も世界中で多いようです。低層4次元にいて、時折、人間にその姿を見せるようです。

妖精物語の多くが、巨人その他の怪物について語っている。大きくて毛むくじゃらな北のトロールは、ビッグフットに似ている(嫌なにおいがするというビッグフットの特徴も持っている)」といわれます。

アメリカ先住民たちの伝説の中にはシャスタ山の山頂にすむビッグフットやサスクワッチと呼ばれている存在の話があります。

現代においてもビッグフットやサスクワッチのような「獣人」を「空飛ぶ円盤」からオリオンETグループが降ろしているといわれています。「異種交配の実験」をしていると指摘されています。ネガティブ・グループのシリウス人がモンスタータイプの生物を創り、神に対抗したので神に嫌われたといわれます。しかし、今なお、底層4次元にモンスター・タイプが生存しているともいわれます。ルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したとも言われているそうです。

 

・台湾の昔のモシナによる「人さらい」は、警察に記録があったのでしょうか?台湾のモシナは沖縄のキジムナーに似ているようです。造物主が創った生物や動物以外のモンスターのようなものは、すべてルシファー一派のネガティブなオリオンETグループのマッドサイエンエィストが創造したのかは、超太古からの大きな謎だといわれます ⁉ ビッグフットのような「獣人」は、エイリアン・アニマルなのでしょうか  ⁉恐ろしい「異類混血」生体実験がすすめられているのでしょうか?

 

・「建築家・職人の擁護者であるメンフィスのプタハは、最も重要な神の一人に数えられる。彼に冠せられた「宇宙の建築家」という称号は明らかにフリーメーソンとの関連を示している。プタハは太陽系の外からやって来て、トトの指示に従って世界、太陽、惑星、すべての生き物を造ったとされる。となると当然、彼はオシリス一家よりも古い神々のカテゴリーに属することになる」と指摘されています。UFOはフリーメーソンの創作といわれます。「神は最初のフリーメーソンだ」そうです。「日本の知識人が欧米人を理解できないのはフリーメーソンを知らないからだ」そうです。

 

・『戦慄のUFO&宇宙人ミステリー99』悪魔の協定か?ダルシー人体実験 エリア51のエイリアン。地球内部の異星人基地 フリーメイソンNASAの陰謀。(監修 南山宏  双葉社  2010/7/14)によると

米政府公認の生体実験施設!?  1954年~

・基地で働いていたという内部告発者のカステロの『ダルシ―文書』は、さらなる恐怖をかきたてる。地下6階の遺伝子実験室では、さらなる恐怖をかきたてる。地下6階の遺伝子実験室では、人間を多肢化させたり、人間とグレイ族の混血種をつくったり、グレイ族のクローンを育てたりしていたという。そして地下7階には、特殊液で冷凍保存された人間と混血種が何千体も並んでいたとする

 

造物主が作った宇宙人や生物や動物以外の、モンスタータイプの動物や生物は、ルシファー一派のオリオンETグループが創ったようなのです。ルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したとも言われているといわれます。シャンバラの支配者(世界の王)のサナト・クマーラ がルシファーであるともいわれます。「第2次世界大戦は堕天使ルシファーと大天使ミカエルの代理戦争だった」という奇説もあったといわれます。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」といわれます。オリオンETグループが「河童」「キジムナー」「ケンムン」等の異次元移動ができるUMA(未確認動物)を創ったようなのです。一種のマッド・サイエンエィストのグループのようです。現代においても、おぞましい遺伝子実験を繰り返して、モンスターの生物を創っているようなのです。「妖怪」といわれるものは、マッド・サイエンエィストたちの被造物なのかもしれません。現代においてもビッグフットやサスカッチのような「獣人」を「空飛ぶ円盤」からオリオンETグループが降ろしているといわれています。

 

・世界中にある「妖怪」の実体も、オリオンETグループが創ったのかもしれません。しかし、今なお、底層4次元にモンスター・タイプが生存しているともいわれます。神ではないオリオンETグループが創ったUMA(未確認動物)に、現代でも人間は悩まされているのかもしれません。古代の伝説に登場する『蛇人』というのは、オリオン人の霊魂が地球に投影されたものと思われるといわれます。オリオンETグループの太古からの地球への関与は、分かりません。 「グレイ」は人間の無意識の中に入ってくるといわれます。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。そのような異次元移動のできる「幽体」を持つバイオロボットのグレイを創るエイリアン・エンジニアリングは、想像を絶する話です。「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ている」という説もあったといわれます。「神々は最高神「イ・アム」を頂点として7つの位階に分類されるという。 神々の総数は10億を超え、それぞれ位階に応じて宇宙の各所を支配している」といわれます。神々や大天使、天使や堕天使の現代の神話は、全く不明のようです。昔の「人さらい」や「神隠し」現象も、オリオンETグループが関係しているようです。現代では、アブダクション(誘拐)やキャトルミューテレーション(動物虐殺)にも関係しているといわれています。何かの生体実験をしているのでしょう。

 

・沖縄の妖怪キジムナーは本土の河童に少し似ているといわれます。どちらも異次元移動ができたようです。「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」という異人が河童を宇宙船で連れてきたのかもしれません。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれます。異人もオリオン星人だったのかもしれません。当時の警察が「異人」をどの程度、把握していたのかは不明です。中世のドイツの領主はほとんどが「異人」か「異人」の末裔ともいわれます。異人の「非条理な話」も多いといわれています。人間の感覚では「異人の非条理」が理解できないそうです。異人も昔からさまざまな人間社会との繋がりがあるようですが、詳しくは分かりません。社会に同化した異人は、誰にも分からないそうです。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」といわれますクラリオン星の人々というのは今から約1億8000万年前に人類創造計画に参加した数多くの民族の一つといわれます。

 

「小さなおじさん」の都市伝説は、ヨーロッパの中世の妖精の小人の伝承と似ているような話です。集団幻覚、集団ヒステリーの一種という説もあるようです。『遠野物語』の座敷童子のように、子どもの妖怪もいますが、小人の存在の伝承は、一寸法師少彦名命のように昔からあったようです。グレイも10センチ前後の小人タイプも報告されているようです。南米では、グレイの小人のミイラも発見されています。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。小人も異次元移動ができるようなのです。ヨーロッパの中世の妖精は、小人の伝承でした。現代でも小人の出現の話はあるようです。グレイは核戦争を繰り返した人類の未来の姿だという奇説もあったようです。人類はどれだけ進化しても「神人」にはなれないようです。「はるかに遠い未来には、神人と“小人に退化した人類”の2種類になる」と指摘されています。

 

・グレイも1メートルくらいの小柄な存在が普通の認識です。しかし、人間のような長身なグレイのリゲル人というように遥かに進化して、レプタリアンの部下のような働きをしている異星人もいます。リゲル人も人間化しているのかもしれません。エササニ人の様にすでに交雑種が異次元に存在しているようです。「時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました。それがエササニ人のバシャールだ」といわれます。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。「地球の月は、永劫の昔、レムリア大陸への入植の時代に、軌道上に設置されたりゅう座人の宇宙船である」といわれても誰も信じることはできないでしょう。以下の情報は荒唐無稽、奇妙奇天烈、支離滅裂、眉唾物で疑念がわきます。現代の科学者では、信じる人はいないようです。

 

・オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も利用しているそうです。オリオン星人は昔から人間社会に同化してきたのかもしれません。セム系民族はエンキの北極星、北斗七星信仰、ハム系民族はエンリルのオリオン信仰であったといわれます。エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズ・グレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。「どう彼らを追跡しても、あなた方の祖先はレプテリアン(爬虫類)であることを発見するでしょう」と語られています。レプテリアン(爬虫類)がさまざまな支配者の黒幕であると述べられます。「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」といわれます。人間化した「龍神」「神」として君臨しているといわれます。

 

 ・『地球を支配するブルーブラッド 爬虫類人DNAの系譜』(スチュアート・A・スワードロー  徳間書店  2010/6/18)によると、

「<りゅう座人(ドラコ) このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティ

 地球の月は、永劫の昔、レムリア大陸への入植の時代に、軌道上に設置されたりゅう座人の宇宙船である。分断して征服することを画策する彼らは、リゲルとともに海を沸騰させたり、大地を焼き焦がしたりしたように、暴虐さで有名である。

 

りゅう座人は、地球に巨大な地下基地、金星にコロニーを持っている。地球には二番目の月が配置されている。1997年にヘール・ボップ彗星に隠れて到達した。そこにいるのは、純血爬虫類人である。交配人種であるイルミナティは地球の支配を行っている。

 

リゲル  米政府と協定を結んだオリオン連盟リーダー

この集団は1954年に米国政府と協定を結び、彼らの技術と科学情報を米国に与えるのと引き換えに、米国民を誘拐する(ただし傷つけない)許可を米国政府から得ている。

 

こと座の内戦とそれに続くこと座星系へのりゅう座人の侵略を通じ、彼らの惑星は戦争で痛ましい損害をうけたため、肉体的にも遺伝子的にも弱々しい存在になっている

 

彼らは、りゅう座人のために働いている。りゅう座人が攻略の前準備をできるように侵略予定ルートを偵察する仕事である

 

軍隊型の厳格な階層制の文化を持っている。特にゼータ・レティクリ1と2のグレイが絡む場合はそうである。また肉体から肉体へと魂を移す能力を持っている」と記載されてあります。

  

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)でみると「独脚鬼(도깨비トケビ、トッケビ、ドケビ、Tokebi)は韓国の妖怪。文字通り一本脚の鬼で悪戯好きだが頭はあまり良くなく、人間に上手く使われてしまうことも多い。鬼と言っても日本の天邪鬼のようなどこか憎めない存在である。独脚鬼は当て字で独甲鬼とも書かれた」とのこと。これでみると「河童」とは違うようです。「神とその眷属」という言葉がありますが、この「眷属」も多種多様のようなのです。ヨーロッパでは「妖精」や「デーモン」などの小柄やとても小型の「眷属」の種類も非常に多く、「妖精辞典」や「妖精図鑑」もあるそうです。河童もいわゆる「眷属」なのでしょう。河童も人間にちかいものから動物タイプまでいろいろと種類があるようです。人間が動物(河童)と相撲をとることは考えられません。

 

・「河水鬼やヴォジャノイ、ヴォドニーク、ハストルマンは髭を蓄えた老人とされ、湖底で自分の財産である牛馬の群れや財宝を守って暮らし、機嫌が悪いと川を荒れさせるという固陋な存在である。ニクスやネッキ、ニッカールは成人男性の姿で現れて、荒々しく牛馬や子どもや婦女子を奪い去る肉体派である」ということですが、河童というよりも老人、翁、“神人”とか人さらいをする“異人”のイメージです。日本でも「神人、異人、河童その他」の組み合わせのようです。神とその眷属ということでしょうか。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」そうです。異次元の海底基地のイメージはできないようです。私たち一般人には、理解不能です。

 

・太平洋戦争後、米国に現れた小柄な「グレイ」もバイオロボットという説もありました。グレイも種類がいろいろとあるようです。一説では「ゼータ・レチクル星人」ともいわれます。またエササニ人がアリゾナ州セドナに来ていたともいわれています。エササニ人は、地球人とゼータ・レチクル人の融合によって生まれる混血種属の一つだ」そうです。「米軍のエリア51」等のアメリカの秘密基地で、様々な異星人が活動しているともいわれます。

 ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球の爬虫類人レプティリアン」が秘密基地で活発に活動していたといわれます。またハリウッド映画にもなったメン・イン・ブラックの超能力は凄まじく、オリオン星人ともいわれています。マオリッツオ・カヴァーロによると「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」そうです。長身のグレイである「リゲル人」も科学技術がとてつもなく進化しているようです。

 

・「米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人」といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。小柄な宇宙人のグレイが来て、その後に金髪碧眼のノルディックや赤毛のオレンジの人間タイプの異星人が飛来して、その後に東洋人が来た」という米軍筋の話もあります。日本に関係する神々も来ていたのでしょうか。

 

「二派の対立とは火星由来のアーリア人に対するアヌンナキ・レプティリアン爬虫類人)の争い、戦争」であり「牛神と龍神」が戦争をしていたようです。現代でも「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」ともいわれます。「火星霊人と金星蛇人の対立・戦争」ともいわれています。彼らは、「驚嘆すべき牡牛なす双神」と表現され、発進母星は65光年先の牡牛座(地球から観測する最も明るく輝く恒星アルデバラン)に発するといわれています。

 

ヒトラーナチスが崇拝したアーリア人、金髪碧眼のゲルマンの神々、“超人”たちは、アルデバランの異星人だったようです。グレイとともに米国に現れた金髪碧眼のノルディックは、人類に6千年進化しているプレアデス星人といわれています。異星人については、金髪碧眼が多いようですが、金髪碧眼にこだわる必要はなく、人間タイプもさまざまな種類があるようです。米空軍は133種類の異星人を認識しているともいわれます。アメリカ空軍士官学校の教科書には異星人の種類が載っているそうです。

 

・「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」といわれています。「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。-遠野物語第八話」という伝承がありますが、この「異人」はオリオン星人のようです。「異人、河童、その他」という具合です。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。

  「人は皆、記憶喪失の異星人だ」といわれますが、様々な異星人の遺伝子を持っているようです。

 中世のドイツの領主はほとんどが異人か、その異人の末裔だった」ともいわれています。昔から、世界中で「神人、異人、グレイその他」がアストラル界から現れたのかもしれません。

 

・「昼間は人間には見えないので、キジムナーの悪口を言うと、意外に側にいて聞いていて、夜になって仕返しされるという」ことですが、キジムナーは異次元移動ができたようです。沖縄のキジムナーも、沖縄が激戦地になり姿を消したともいわれています。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいるといわれます。異次元の海底基地のようですが。

河童や天狗、鬼なども異次元移動ができた宇宙人生物だったともいわれています。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。この異次元移動の現象が長い間、人間に理解されなかった理由のようです。鬼についても、聖徳太子は、「鬼」の一族であったともいわれています。赤鬼や青鬼の昔の図絵で鬼のイメージが固定化されてしまいました。実際は人間タイプもいて、異形の宇宙人で、その超能力が、当時の大衆から大変恐れられたようです。天狗もさまざまな伝承から宇宙人であったという説もあるといわれています。鬼の末裔も地方の村々には存在するともいわれています。コロポックルもザシキワラシも宇宙人現象であったようです。米国のUMA(未確認動物)イエティも宇宙人の現象といわれています。日本のUMA(未確認動物)も宇宙人が関係している現象かもしれません。

 

・小人の存在は、さまざまな伝承にありますが、グレイの小人体が米国で報告されています。おとぎ話のような話ですが、異星人とのコンタクト話の洋書『ウオッチャーズ』というペーパーブックでは、20センチメートルくらいの小人のグレイの存在が図絵と共に載っています。3メートル以上の巨人タイプの異星人も報告されていますが、小人タイプも存在するようです。コロポックルは身長は1尺(30センチ)くらい。それよりも小さい、1~2寸(3~6センチ)の小人は【ニングル】と呼ばれるといわれます。

  小人伝説はヨーロッパの中世に非常に多かったようです。また、グレイも人間の大人の身長の種族もおり、人間化している種族も存在するようです。グレイは、バイオロボットから人間タイプまでいろいろと種族が存在するようなのです。ちなみにグレイは異次元移動ができたそうです。妖精の取り換え子の伝承も多いといわれています。堕天使が地球の女を狙って降りてくるといわれます。また堕天使の性的な能力は異常に高いともいわれます。

  コロポックルも異星人だったのではないでしょうか。アイヌとの接触を避けるようにして消えていったようですが、異次元移動ができたようです。また「日本神話に登場する少彦名命コロポックルが同じ種族ではないのか」という説もあるようです。「小さな神」というイメージがあるようですので、宇宙人だったことが窺われます。

 

・河童も宇宙人説が有力になりつつあるようです。イタリアのクラリオン星人のコンタクティ、マオリッツオ・カヴァーロによると「カッパも(異次元の)海底基地に現在も存在している」と述べています。UMA(未確認動物)の河童を創造した異星人(異人)は、オリオンETグループなのかもしれません。異次元の妖怪のようです。動物タイプから人間タイプと、河童はさまざまな種類があったようです。ゼータ・レチクル星人ともバイオロボットともいわれる小柄な宇宙人グレイは、いくつもの種類があるようです。またグレイの人間タイプも増えているそうです。米国では、グレイは金髪碧眼のノルディックという人間タイプの異星人の部下的存在だったようです。

  河童もグレイの一種なのかもしれません。コロポックルもどの程度人間化しているのか分かりませんが、宇宙人としての超能力があったことが窺われます。小人伝説は、ヨーロッパの中世のフェアリー伝説のように海外に多くありますが、日本の小人コロポックルは、日本全国に数百の異名を持つ河童にはかなわないようです。河童は異人とともに飛来していたのでしょうか。異人の「非条理な話」も多いといわれています。人間の感覚では「異人の非条理」が理解できないそうです。サイズも高次元の異星人ほど自在に変化することができるといわれます。小人が巨人に変身することも可能だといわれます。

 

・来訪神と蛇や動物が非常によく結びつけられる伝説が多いようです。来訪神とのコンタクトに伴うイルージョンでしょうか。高次元の来訪神とのコンタクトでは、人間は変性意識状態になるようです。宇宙には動物タイプの宇宙人が3割ほどいるといわれています。爬虫類的異星人(レプティリアン)もオリジナルは、モンスター・タイプのようです。しかし、遺伝子交配や異類混血などで人間化しているようです。「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」とクラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロは述べています。沖縄のような本土と隔絶された地方では、来訪神や異神は特徴があるようです。沖縄のノロやユタも本土とは別の精神世界のようです。

 

・異類異形の異星人は、住民から怖れられたのでしょうか。沖縄のキムジナーも本土で言う河童に似た生物なのかもしれません。沖縄の来訪神や異神やもののけは、本土と同じくオリオン星人系列の宇宙人だったのかもしれません。米国政府と秘密協定を結んだオリオン星人は、人類に5万年進化しており、「人間の魂の交換」ができるそうです。ラージノーズグレイもオリオン星人で、米国と秘密協定を結んだともいわれますが、トラブルが起きているともいわれています。また河童に似たキムジナーはゼータ・レチクル星人系列のバイオロボットだったのかもしれません。東北地方のザシキワラシ(座敷童子)のように「子供の神」もいたのかもしれません。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」ということですから、高度に進化したオリオン星人は地球人との関わり合いが強かったようです。プレアデス星座には6時間で行けるといわれます。

 

・「オリオン星人は非常に階級意識の強い宇宙人だ」ともいわれ、神々の人間タイプとか、モンスター・タイプとかの関係は複雑なようです。「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)が秘密基地で生体実験を行っている」ともいわれます。「あなたはプレアデスの鎖を結ぶことができるか。オリオンの綱を解くことができるか」(旧約聖書ヨブ記38章31節)という奇妙な文章がありますが、スター・ウォーズの「オリオン大戦」もあり、アバブ・トップシークレットのようです。近年、オリオンに向かった日本人もいるという与太話もあったそうです。プレアデス星座には6時間で行けるといわれます。現代では、より短時間にいけるともいわれます。進化の速度は、異星人のほうが、地球人よりはるかに速いといわれます。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」といわれます。プレアデス人は古代リラ星人の末裔といわれます。ホロコースト(大虐殺)にプレアデス人が関係していたとは驚きです。

 

・北海道のコロポックルやさまざまな異神、もののけも宇宙人との繋がりが窺われます。ミンツチも河童に似た宇宙人だったのかもしれません。フィクションとナンフィクションの割合は、現代では分かりませんが、全部が全部「現地の住民やアイヌの作り話」ということはいえないようです。後講釈しても理解不能なことも多いようです。米国での小柄なグレイのアブダクション(誘拐)事件やキャトルミューテレーション(動物虐殺)事件も数十年経つと、その事実さえも忘れ去られるようです。目に見えない神々や天使の世界は、不可視のために注目されないことが大部分のようです。

  “UFO銀座”といわれる北海道もUFO目撃談が多いそうですが、アイヌの伝承のコロポックルは、グレイのような一種の高等知性体で、アイヌとの交流があったといわれます。 自衛隊パイロットも北海道で多くUFOに遭遇していると指摘されています。

 

コロポックルは、小柄ですが、人間に捕獲されたことはないそうで、グレイと同じように異次元移動ができたのでしょうか。 グレイ・タイプの異星人は、81種類以上もあり、生体ロボットという説もあるようですが、「北海道のUFOは、コロポックルやグレイや異人が乗っている」のでしょうか。

 

・(コロポックル )

 出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 より、

コロポックル (アイヌ語: コㇿポックㇽ, koropokkur) は、アイヌの伝承に登場する小人である。アイヌ語で、一般的には「蕗の葉の下の人」という意味であると解される」とのこと。

 

・現代の米国にグレイのようなバイオ・ロボットや金髪碧眼のノルディックの宇宙連合の一派が飛来しているということと、日本に昔から河童(グレイ)やコロポックル、異人が飛来していたということは相似現象のようです。

  河童(グレイ)やコロポックルは、高等知性体で異次元移動などができるので、捕獲されたことはないのでしょうか。エイリアンと農民との交流などが伝説に残っているといわれます。異類混血や遺伝子操作などで、グレイ・タイプも一部は人形(じんけい)に近づいてきているという説もあるといわれます。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。

 

・日本に昔から伝わる異類異形の者は、異星人だったのではないでしょうか?「鬼や童子や天狗」も異星人と考えられもしますが、人類を創ったといわれる爬虫類人レプティリアン)が地球を去ったように、人間の目から消え異次元の別宇宙・平行宇宙に到達したのでしょうか。

  伊吹弥三郎の伝説は、『超人』の存在を窺わせるようです。「鬼」の一族に美女が混じっていたという伝説も多く、『異人』の飛来を物語るのでしょうか。

 

・「異形でない異類の異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視・調査し社会生活をしている」とも言われていますが、人間へのウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)によって地球にくる異次元の高等知性体の存在とその超能力については、分かる人は非常に少ないといわれます。

  遥かに進化した宇宙人(神々や天使など)が昔から地球に飛来しており、日本では鬼の伝承となっているようです。鬼の中には創造神とか美女の宇宙人がいて、記録に残っているようです。

  現代では「神々は市井の人となり普通の生活をしているので識別ができない」そうです。現代の神話はアバブ・トップ・シークレットで、メディアには載らないようです。天理教大本教新興宗教の話では、ウラの世界の神々が活躍していることが分かりますが、私たち一般人には認識不能のようです。

 

・日本でも宇宙人とのコンタクト話が少なくなく、プレアデス星人とのコンタクト話があります。プレアデスのとある惑星が日本民族の原郷だという話もあり、すばる星に関する民話を多いようです。異星人と国家的にコンタクトして超テクノロジーを入手したほうがよいと思いますが、何もかもがアバブ・トップ・シークレットのようです。「エイリアン・エンジニアリング」は、ロシアも研究しているのでしょうか。また「エイリアン・エンジニアリング」は米国の一人勝ちでしょうか。「モスクワには多くの異星人が住んでいる」というリーク話もあるそうです。

 

・ちなみに全宇宙を創造した“虹の神々”も地球に来ているという与太話もあるそうですが。見えない世界の天使や堕天使の動きは、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。

 

・異人は昔も今も正体不明の存在だったといわれます。異人は神だったのでしょうか。異人はオリオン星人だったといわれます。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれます。米国のメン・イン・ブラックの超能力は凄まじく、オリオン星人ともいわれています。

  河童の正体が、動物ではなく異星人(グレイ)であるという説が広く支持されだしたようです。「宇宙人がいるかどうか」を真面目に議論している学者も多くいるそうですが、現代の『地動説』『天動説』ということでしょうか。公務員の守秘義務コンプライアンスの徹底で厳格に守られているようです。

 

鈴鹿御前は「天女」だったのですが、「鬼」の集団の中にいたそうです。鬼のタイプの中には「人間タイプ」も混じっていたといわれます。「天女」はどこから来たのでしょうか。天国からか、異星か、分かりませんが、昔の伝説には「天女」がでてきますシリウス星人のようにかなり進化した異星人のようです。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」ともいわれます。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」といわれます。様々な歴史の伝説を、これによって説明できるといわれます。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。オリオン星人もいろいろと種類があり、異類異形の宇宙人も多かったようです。「鬼」もオリオン星人系列の異星人だったのかもしれません。

 

・河童がグレイの一種なら、人間タイプのエイリアンは、異人・鬼・童子として民間伝承が残っているのかもしれません。河童も「ゼータ・レチクル星人」の系列かもしれません。オリオン星人のグループは、「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)などがいるといわれています。恐ろしい「生体実験」やキャトルミューテレーション(動物虐殺)をしていたようです。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」といわれます。

 

鈴鹿御前の「光輪車」とは、宇宙船UFOのことかもしれません。日本の昔話や記紀にもでてくる「天磐船」のように「空飛ぶ円盤」の記録があるようです。天女のような異星人が関与しており、「空飛ぶ円盤」としか思えないような「乗り物」も登場します。異人伝承は、異星人を窺わせるものも多いようです。日本の場合は、”魔女”といわず”鬼女”というようですが、《鬼道をよくした邪馬台国卑弥呼》もエイリアンではなかったのでしょうか。“鬼女”たちは、歴史の闇に隠れたようです。

 

天竺(インドの旧名)との異界も昔から繋がっていたようなのです。現代でもインド神界と日本神界が結びついているといわれます。インド神界もシリウス星人とか、オリオン星人系列の神々もいたのかもしれません。映画『男はつらいよ』シリーズの場所となった「柴又帝釈天」がありますが、帝釈天(インドラ)のマハーバーラタ(紀元前10世紀頃に起きた大戦争を語り伝えた“バラタ族の戦争を物語る大叙事詩”)の神々とも繋がりがあったのでしょうか。神々は種族別にランクがあったようです。北欧神話ラグナロク(最終戦争)、善と悪との両極端にわかれての戦いを予定しています。ヴァン神族アース神族が最終戦争をするといわれています。

 

・当初、小人のグレイ・タイプの異星人の映像がハリウッド映画などで全面的に出され、世界中の人々にエイリアンのイメージの印象を強烈に与えました。しかしながら、人間タイプのエイリアンもさまざまな映画になったようです。動物タイプも3割存在するといわれますし、多肢のバイオロボットも宇宙母船にいるそうです。

  NASAや米軍は地球に飛来しているエイリアンの種族として、133種族を確認しているそうです。当然ながら、米軍は異星に向っており、膨大な情報が蓄積されているといわれます。NASAも人間タイプの異星人には驚いているといわれます。

 

「伊吹弥三郎」と「伊吹童子」の伝承もいろいろと異説があるようです。「伊吹弥三郎は、創造神という顔と、魔物=鬼という顔がある」といわれます酒呑童子茨木童子、伊吹童子、八瀬童子、護法童子などのイメージは、人間タイプとモンスター・タイプが混ざるものが多いようです。人間タイプですが、超能力があったようです。伊吹与三郎は、「龍神」や「魔神」のような性格があったといわれます。

 

・「過去の伝統的存在、鬼・天狗・山姥達は金髪・碧眼(黒以外の目)などの「白人的特徴」を持っていた……」という話はよく言われています。異人は、背が高く顔が赤く、目が輝いていたと良く語られています。顔が赤い異人も異類混血を繰り返したか、遺伝子操作等で「人間化」していったのかもしれません。金髪碧眼の特色はヨーロッパ系の異星人の特徴にもあるようです。中世のドイツの領主はほとんどが「異人」か「異人」の末裔ともいわれます。異人も昔からさまざまな人間社会との繋がりがあるようですが、詳しくは分かりません。社会に同化した異人は、誰にも分からないそうです。ヨーロッパでは同化の進んだ異星人種族として、金髪碧眼のウンモ星人が知られています。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。金髪碧眼のマスター・レイス(支配人種)が火星より地球へとやって来て、古代伝説の神々(gods)となったといわれます。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。

 

・わが国の天皇家天之御中主神(あめのみなかぬし)やキリスト教の“天の父なる神”がスバル(プレアデス)信仰にあたるといわれます。プレアデス人は古代リラ星人の末裔といわれます。プレアデスに日本人の原郷があるともいわれます。プレアデスやオリオンには日本人が多く住んでいるそうです。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれます。ですから、オリオン星人は、太古から日本の原住民とコンタクトをとっていたようです。それでオリオン星人の遺伝子が、日本人の遺伝子の中に混じっているようです。異類混血で、だんだん現地人化してその社会に同化していったようです。

 

・オリオン星人が太古からコンタクトしており、人間化したようです。鬼や天狗や山姥が異星人だったとすれば、容貌が当時の現地の人々と大きく違うのは当然のようです。異人が徘徊した地域には昔から「光物」、つまりUFOの伝承が多くあるようです。『金髪碧眼の鬼達』という本を「とんでも本」と見る向きもあるようです。「鬼」は、絵画では凄まじく巨大なモンスター・タイプに描かれることが多いようです。しかし、伝説では人間タイプの鬼であったという伝承も多いようです。また鬼の仲間に美女が存在していたという伝説もあります。オリオンやプレアデスに多くの日本人が住んでいるという法螺話もあるそうです。

 

・「大本教出口王仁三郎は、自分はオリオン星から来たと語っている」そうです。藤原氏北極星、北斗七星信仰はシャンバラ信仰、物部氏のオリオン信仰はアガルタ信仰となるといわれます。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にあるといわれます。エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。「奇妙なことに、オリオン人はかっては琴座からの移民である人間らしい存在だったが、その後レプティリアンに征服されてしまった」という伝承もあり、大変な結末になっているようです。「オリオン大戦」やスター・ウォーズの原因や結果も詳しくは分からないそうです。

 

日本に最初に降り立ったのは、シリウス人で、彼らは東北地方の青森県を中心に、下北半島津軽半島十和田湖周辺から秋田県の一部に広がったといわれます。シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物であるといわれます。米国には、シリウス星人がウォーク・イン(憑依・人格転換)やワンダラー(転生)の形態で飛来しており、その数は、非常に多いといわれます。「世界の王はサナット・クマラと共に金星から降りてきた。この神人の一団はシリウス星と繋がりがある」といわれます。シリウスのレベルは、もうすでに非物質のレベルです。「源平合戦はハム系とセム系のオリオン、シリウス北極星、北斗七星の戦いということになってくる」といわれます。シリウス星からやってきた宇宙の神である彼らは、今もなおオリオン座との絆を大切にしています。それはひとえにオリオン座が、彼らの祖先である太陽族の故郷であるからです」と述べられています。金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。

 

・アヌンナキは非常に進化した存在のようですが、アヌンナキとレプティリアンの連合軍は、火星由来のアーリア人と対立・戦争をしていたようです。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。人類は45 万年前に地球にやってきたアヌンナキという異星人が、遺伝子操作によってつくった存在だそうです。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。オムネク・オネク『私はアセンションした惑星からきたー金星人オムネク・オネクのメッセージ』(徳間書店)があり、よくわかります。イスラエル政府と契約の「宇宙の商人」が シリウス星人だそうです。「ネガティブ・グループのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」と語られています。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だともいわれます。「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」といわれます。

 

友清歓真は、異次元の異星に行ったと思われます。神仙道の世界は「霊界」と「異星界」とかが、混ざっているような世界のイメージのようです。月世界は、神仙から月球人にいたるまで、全て地球より「遥かに卑しく劣る」そうなのだが、リゲル人やグレイの基地が多くあるからなのでしょうか。さて、月周回衛星「かぐや」は、エイリアンの痕跡を発見できたのでしょうか。

 

・仙人も異星人のことのようです。また、異星の世界や神智学でいう高次元のアストラル界やエーテル界の世界を描写したものとおもわれるのですが?! 神仙の世界も極楽あり地獄ありで、“勧善懲悪”の世界のようです。アストラル界の住人が地上にも出てくることは秘密結社の最高機密だそうです。「アストラル界にもアストラルの惑星がたくさんあり、アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成している」そうです。「アストラル界下層にいる霊たちの多くは、地球上の種々の問題を引き起こす原因となります。彼らはテレパシーで地球上の人間と交信する」と述べられています。

 

・昔、天狗は実在したようですが、河童とともにどこに消え去ったのでしょうか。あまりに事例が多すぎて、民衆の作り話とは思えないといわれます。柳田国男は『遠野物語』は民衆の作り話ではなく事実だと述べています。柳田国男は当時の警察の「異人」の情報を調べなかったようです。

 

・神智学では4次元以上の上位次元にあるというアストラル界やエーテル界にも都市があるといわれているようです。そして、様々な天使や異人が存在しているようです。河童(グレイ)が異次元移動ができるようなら、天狗も異次元移動ができたようです。無形体の元素が目に見えない霊妙な物質のことでエーテルのことなのでしょうか。神仙道の世界は、神智学流で言えば、アストラル界やエーテル世界の様相を表現したものなのでしょうか。「アストラル界下層にいる霊たちの多くは、地球上の種々の問題を引き起こす原因となります。彼らはテレパシーで地球上の人間と交信する」といわれます。アストラル界の住人が地上にも出てくることは秘密結社の最高機密だそうです。

  宇宙の「明在系」と「暗在系」で、「あの世」と「この世」を説く科学者も増えているようです。目に見えない4次元以上が認識できないので、霊能者以外は、「霊界」の存在が理解できないそうです。

 

・金髪碧眼の超人とは、アルデバラン星人のことでしょうか。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。地球から68光年の距離にある牡牛座のアルデバラン太陽系の二つの惑星からなる“スメーラン帝国”は、現代の宇宙人の策源地なのかもしれません。アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。幽霊現象や心霊現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。

 

・現代では、「グレイの後に金髪碧眼のノルデックやオレンジといわれている人間タイプの異星人が飛来して、その後に“東洋人タイプ”が来た」といわれていますが、そこで情報漏洩はストップしているようです。東洋人タイプには日本関係する神々(異星人)も混じっていたのかもしれません。

  日本民族の原郷に関係する異星人情報もスイスのビリー・マイヤーが、報告しているように“日本の神人”も飛来しているのでしょうか。昔の全国各地の“河童”がグレイとすると、“異人”もオリオンから飛来していたということになるのですが。オリオン星人といわれる映画にもなった米国のメン・イン・ブラック(黒服の男たち)の情報もストップのようです。ドイツ民族を狂わしたのはネガティブなシリウス星人(オリオン星人)やアルデバラン星人なのでしょうか。

 

ヒトラーユダヤ人の血が入っているとも言われ、容貌は金髪碧眼とはかけ離れていたそうです。ナチスとかヒトラーは、ヨーロッパ人の持つ悪魔性を示したものなのでしょうか。ヒトラー自身、完全に人格転換された魔術師だったようです。現代の人格転換はゲイ(LGBT等)にみられるようです。ヒトラーナチスの狂気は、誰も説明できないといわれます。ヒトラーは堕天使ルシファーに憑依されていたのだ」という説もあります。

 

・超人や神人の伝承は、多いようです。「グレイの後に「人間タイプの金髪碧眼の異星人が来て、その後に、東洋人タイプが来た」ようですが、彼らは地球社会に溶け込んだのか、地球から去ったのかは、分からないそうです。アバブ・トップシークレットです。政府の中に政府があってアメリカ大統領といえどもコントロールできないといわれます。アメリカ空軍の士官学校の教科書には宇宙人の種類が載っているといわれます。アメリカ空軍は133種類の宇宙人を確認しているそうです。アメリカは太陽系の他惑星と外交的対話を続けており、ワシントンには金星・火星・冥王星公使館があったといわれます。

 

・地下世界とは異次元の世界・宇宙空間の世界、異星と考えれば、現代でも理解できましょう。昔の人々は、地下世界の入り口を探して洞窟探検を繰り返したそうです。地上から異次元の隙間に入るという考え方も多くあったようです。現に小柄な異星人のグレイは、地上から異次元移動を繰り返しているようです。壁を通り抜けるように侵入してくるグレイは気味が悪いですね。異次元の地上空間「時穴」を求めてジプシーは放浪を繰り返したという奇説もあるようです。

 

・天狗は、日本中に多くの伝説がありますが、その正体を知る者は、少ないようです。天狗は、オリオン星人系列の宇宙人だったようです。天狗の棲む異界は、非常に細かい粒子の世界で、人間の死後の世界の幽界や霊界に似ているアストラル界やエーテル界のようです。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」といわれます。牛若丸と鞍馬山の天狗の伝承のように、源氏はオリオン星人との繋がりがあったようです。人間の肉体を離れた幽体や霊体で、自由に宇宙人は、幽界や霊界で活動しているようです。天狗の生態を描いた内容では、天狗が宇宙人の現象を呈していたように思われます。幽体離脱が、人間には希に「夢(明晰夢)の中」でおこります。しかし、異星人は幽体離脱を自由自在にできるようなのです。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」そうです。

  日本初の本格的「霊界探訪記」の『異境備忘録』を著した宮地水位も一種のコンタクティであったのでしょう。天狗は、実際は人間の姿をしており、世界的にも「異人」として原住民とコンタクトしていたようです。「異人」のオリオン星人が世界的にアストラル界に棲んでいたのかもしれません。

 

・全国の伝説にある異人や天狗は、オリオン星人系列の宇宙人だったようです。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」という説があります。太古から、プレアデス星人やリラ星人、オリオン星人やその他の多くの種類の異星人が日本に飛来してその末裔が現在の日本人であるという説もあります。多くの異星人のDNAを日本人は持っているそうです。オリオン星人系列のモンスター・タイプの異星人は種類も豊富だったようです。「ネガティブなシリウス星人がモンスター・タイプの生物や異星人を遺伝子実験でいろいろと造り神に嫌われた」という神話もあるようです。『竹内文書』によると超太古、日本は世界の中心だったという説もあります。

 

・米国に現れた金髪碧眼のノルディックという人間タイプの宇宙人と小柄なバイオ・ロボット、ゼータ・レチクル星人のグレイと言う組み合わせがリークされました。また何度もハリウッド映画にもなったMIB、メン・イン・ブラックはオリオン星人であったという話もあります。メン・イン・ブラックは人間に似ていましたがとても奇妙な容貌であったともいわれております。そして超能力も凄まじかったともいわれます。テレポート(瞬間移動)もしたようなのです。「家の中からテレポートして異界に移動できる」ということが理解できないといわれます。

  あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくるそうで、異次元移動ができたようです。またグレイはアイゼンハワー大統領の前で空中浮揚をしたともいわれています。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)等がエリア51等のアメリカの秘密基地で活動している」ともいわれます。エリア51白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」といわれます。

 

・異人や天狗や鬼や河童も異次元移動ができたようです。天狗の世界に連れて行かれた江戸時代の仙童寅吉の記録もあります。異人や天狗の世界はアストラル界にあったのでしょうか。天狗は神々の最下層のランクともいわれました。人格も劣り、人間が仲間に入りたいとおもうようなランクではなかったようです。モンスター・タイプも多いオリオン星人の系列の異星人だったのかもしれません。人間タイプの異人は、人間社会に紛れると分からなくなるようです。現代でもオリオン星人は階級意識が強いそうです。金髪碧眼のノルディックがグレイを使役していたという話もあり、異人が河童を使役していたのかもしれません。

 

「人さらい」「神隠し」は昔のエイリアンのアブダクションだったのでしょうか?「河童の駒引き」は、昔のキャトルミューテレーション(動物虐殺)だったのでしょうか?「遠野郷の民家の子女にして、『異人』にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。-遠野物語第八話」とあるように明治時代以前には「神隠し」や「人さらい」事件が多かったようです。異星人のアブダクション(誘拐)事件ではなかったのでしょうか。女や子供たちはどこへ連れていかれたのでしょうか。歴史の闇に葬られたようです。当時の警察は「異人」をどの程度把握していたのでしょうか。

 

帝国陸軍の中国での戦線に白い衣服を着た神人が現れたり消えたりしたという話を昔、何かの本で読んだ記憶があるのですが、“加納天狗”のことだったのでしょうか。アストラル界の住人が地上にも出てくることは秘密結社の最高機密だそうですが、また「神人」もアストラル界から出てくるのでしょうか。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」といわれます。

 

愚賓(ぐひん)とは、メン・イン・ブラック(黒服の男たち)のようなオリオン星人なのかも知れません。「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)」がエリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。羽の生えた口ばしのある烏天狗は、有翼のドラコ人のバイオロボットだったのかもしれません。

  昔、天狗は実在したようですが、河童などとともにどこに消え去ったのでしょうか。文明開化が契機だったようです。「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」とイタリアのマオリッツオ・カヴァーロが述べています。時空を超えた世界の海底基地なのでしょうか?あまりにも伝承事例が多すぎて、民衆の「作り話」とは思えないといわれます。

 

・「幽霊現象や妖怪現象は異次元の宇宙人現象である」という説もあるといわれます。「河童もゼータ・レチクル星人系列のバイオロボットの一種かもしれない」そうです。下総カッパ団は、1724(享保9)年、下総国印旛村豪農、安田伝兵衛によって設立された人間とカッパの親睦団体だったといわれます。河童はUMA(未確認動物)の性格を持つ種類もあったようですが、人間との交流があり、異類混血種もいたようです。河童も宇宙人が作ったバイオロボットだったようです。沖縄のキジムナーも河童の変種の性格を持っており、人間との交流があったようです。キジムナーは木に棲んでいたといわれていますが、河童のように異次元移動ができたようです。河童の死体のミイラはごく少数あったといわれますが、異次元移動ができたようで、文明開化の明治時代にはどこかに消えていったようです。オリオンETグループが創造したUMA(未確認動物)だったのかもしれません。

 

・「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。シリウス星人が遺伝子操作等でモンスター・タイプの生物を創り神に嫌われたといわれます。モンスタータイプの生物はいまだに低層4次元に生存しているといわれます。アストラル界に生存しているといわれます。妖怪は、農民たちの集団幻覚、集団幻想、幻視だともいう説もあるといわれます。妖怪はアストラル界から出たり引っ込んだりしてきたようです。どうやら異次元移動ができるようなのです。「人間は、エロヒムによって創造された」といわれます。エロヒムとは、後にヘブライ語となった神を示す言葉ですが、これはシュメール語の「アヌンナキ」といわれます。また人類は45 万年前に地球にやってきたアヌンナキという異星人が、遺伝子操作によってつくった存在だともいわれます。そうすると人間もバイオロボットの一種だったのかもしれません。

  デジタルカメラやビデオカメラ、監視カメラの普及で幽霊らしきものがよく撮影されるようになったといわれます。グレイのような存在もよくカメラでとらえられるようです。動物や妖怪などがよく結び付けられますが幻覚というよりアストラル界やエーテル界の「何か」とつながりがあるのかもしれません。キジムナーも近頃、沖縄で写真に写っていたという話もあったようです。沖縄が戦場になり、ほとんどがいなくなったともいわれます。

 

・キジムナーは日本の本土の河童と「座敷わらし」の性格を持っているようです。日本のミニ本土として沖縄は、独自なものが存在したようです。ザシキワラシ(座敷童子)もその家に住みつくと、その家は豊かになるといわれ、去ると零落するともいわれます。子どもの神様のようです。キジムナーはむしろ動物的な要素があるのかもしれません。相撲が好きなのは河童と似ています。人間とコンタクトがるということは、動物でもないということでしょうか。今ではUMA(未確認動物)の一種と見なされているのかもしれません。河童も人間に近い者や動物に近いものがいたといわれます。

 

・沖縄の来訪神は、目に見えない形で人間に憑依する場合と、人間の姿を装い地上の人間とコンタクトする場合があるようです。ユタは霊媒体質も持つ人間がなるようで、神々とのチャネラーでありコンタクティでもあるようです。「宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だそうです。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。「宇宙人は“幽体”や“霊体”で目に見えない異次元に存在している」そうです。マスター(長老)クラスの宇宙人も、さまざまな形態で人間の姿を装い、人間たちとコンタクトしているのでしょうか。「何とか苦労して宇宙人といわれる人に会ったが、そこらへんにいるオッサンと変わりなかったので驚いた」という話もあるそうです。グレイのようなバイオロボットを作る進化した宇宙人(天使の様な宇宙人)は、コンタクトは難しいようです。

 

・来訪神は、進化している異星人だったようです。ニライカナイは、異界であり、異星人の住む異星か、異次元のアストラル界やエーテル界だったのかもしれません。創世神や来訪神が古代の人間に五穀のつくり方や農業の仕方を教えたと言われています。また、沖縄には異類異形の異神の伝説もあり、異類婚姻譚もあったようです。沖縄という本土と隔絶された地方の伝説は、独自性という点で関心が高いようです。世界中に神々の伝承がありますが、南米の白人の神であるケツアルコアトルは、原住民にトウモロコシのつくり方を教えたという神話があるそうです。

 

・金髪碧眼の白人の神、ケツアルコアトルは戦後、小柄な宇宙人とともに飛来した金髪碧眼のノルディックとの相似が窺われます。金髪碧眼のノルディックは、人類に6千年進化しているプレアデス星人といわれています。しかし、金髪碧眼のケツアルコアトルはプレアデス星人というよりも金髪碧眼のアルデバラン星人かもしれません。また神々の星座から来たオリオン星人だったのかもしれません。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。ところが、秘密協定を結んだ相手を間違ったともいわれます。

 

・南米には現在でも宇宙人の来訪話が豊富にあるそうです。そして、ブラジル政府は、宇宙人の存在を認める唯一の政府だともいわれましたが、今はどうなのでしょうか。「2012年」は精神界の書籍では多くの話題の年になりました。「アセンション(次元上昇)の年」ともいわれましたが、どのような見えない変化が起こったのでしょうか。

 「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」、「「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。-遠野物語第八話」という伝承があったそうですが、これらの“異人”はオリオン星人だったといわれます。伝承のみで、直接のコンタクトの記録は当時の警察にもなかったのでしょう。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」という説もあり、オリオン星人は、人類、特に日本民族と密接な関係があったようです。「平氏の“平”がヘライ(ヘブライ)に由来すると考えると平氏セム系、ユダヤ系ということになってくる。源平合戦はハム系とセム系の争い」といわれます。「時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました。それがバシャールだということです」という話は、「神隠し」とも繋がりがあるのかもしれません。

 

・「あなたはプレアデスの鎖を結ぶことができるか。オリオンの綱を解くことができるか」(旧約聖書ヨブ記38章31節)という謎の文句がありますが、星の系列では、オリオン星人とシリウス星人の系統の争いになるそうです。プレアデス星人もオリオン大戦に巻き込まれたのでしょう。異説では、リラ星人とシリウス星人との争いとも言われています。とにかく「オリオン星人は非常に階級意識の強い宇宙人だ」そうです。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」という話がありますが、時空を超えた聖書の「謎の文句」とは結びつかないでしょう。スイス人のビリー・マイヤーというプレアデス人のコンタクティがいますが、「プレアデス人とスター・ウォーズ」については、述べていないようです。

 

・ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド族が、エリア51などの秘密基地で「エイリアン・エンジニアリング」の研究に協力しているそうです。

  ネガティブな宇宙人によるアブダクション(誘拐)や「異類混血」は、スター・ウォーズの原因となったともいわれています。が、高等知性体の宇宙人間の争いは、凄まじいようです。今なお一部では続いているという話もあるそうです。「オリオン大戦」やスター・ウォーズの原因や結果も詳しくは分からないそうです。

  人類はどれだけ進化しても「神人」にはなれないようです。「はるかに遠い未来には、長身の神人と“小人に退化した人類”の2種類になる」という話もあるそうです。「進化した宇宙人は人間の肉体や精神体に憑依するので誰にも分からない」ともいわれます。

 

・アシュター(銀河連合の総司令官と呼ばれる存在)という存在がよく米国のスピリチュアルな本で言及されます。アシュター・コマンドというのは、現在、地球周辺の宇宙空間に滞空しているUFO艦隊の司令官アシュターならびに、主サナンダ・クマラという霊的な導きの下に存在する「光の偉大なる聖職者団(グレート・ブラザー/シスターフッド)の空挺部隊のことだそうです。サナンダは神智学ではサナト・クマーラより上位の存在として「沈黙の監視者」と呼ばれています。「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」といわれます。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。「中世の我が国民に大きな影響を及ぼした勝道、空海親鸞日蓮らの御聖人方が、金星人、すなわち明星天子と会っているという事実がある」といわれます。「往古、かの尊い釈尊が、明星天子にあったという事実、また、イエス・キリストと金星との関わり、その記録が歴然と存在している」そうです。キリストの出身星はアプ星だったそうですが、アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。

 

・マヤの白人の神ケツァルコアトルナチスが崇拝した金髪碧眼のアーリア人種、ゲルマンの神々「超人」、戦後米国にグレイとともに飛来した金髪碧眼のノルディックは、同一の宇宙人種族という話もありました。また、トウモロコシを地球に持ち込んだ宇宙人種族としても知られているようです。宇宙人が人間を創り、穀物の作り方や生活の仕方を教えたというのです。異人が性の習俗も作って教えたといわれます。

 

・米軍のリーク情報によると「グレイの後に金髪碧眼のノルディックが来た。その後に、人間タイプのオレンジと呼ばれる宇宙人が来て、その後に“東洋人タイプの宇宙人”が飛来した」そうです。が、厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いのために、50年以上経っても謎のままだそうです。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」そうです。エリア51白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」そうです。「トールホワイト」とよばれる2メートルから3メートルの白人種のオリオン星人も報告されているようです。トールホワイトと米政府はコンタクトがあるようです。月の基地を経由して、地球人を宇宙旅行に誘っているのかもしれません。

 

・宇宙人は外形・容貌も多種多様で、金髪碧眼の宇宙人ばかりではなく、「黒眼黒髪」の東洋人タイプの宇宙人や黒人種もおり、人類に紛れこむと昔から、区別ができないそうです。「神々も憑依などで市井の人となり普通の生活をしている」、「神々や天使は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」、「神々や進化した宇宙人(天使)は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」ので誰も分からないそうです。

  「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」そうですが、火星霊人のマスター(大師)やグレート・マスターとのコンタクティは少ないようです。キリストの出身星はアプ星だったそうですが、アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。夢の中でアストラル・トリップしてクリスタル・シティでキリストに出会ったという欧米のチャネラーが多いそうです。

 

現代ではプレアデス星人、シリウス星人、オリオン星人、リラ星人・・・と名前がつけられていますが、昔は「火星霊人 対 金星蛇人」というように、金星霊人と火星蛇人の2種類の区別が、マスコミなどに登場していたそうです。「火星人も地球社会にとけ込んでいる」という話も昔からあるようです。「宇宙人と普通の人間が区別できなくなっている」ともいわれ、「人は皆、記憶喪失の異星人だ」という話です。「竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を管理している」そうです。「二派の対立とは火星由来のアーリア人に対するアヌンナキ・レプティリアン爬虫類人)の争い、戦争」ともいわれます。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」そうです。はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。

  このように全国に多くの名前があるということは、河童は実在したが、いずこかに去ったということでしょうか。キジムナーもいつごろからか分かりませんが、姿を消したそうです。文明が進んでくると、異人が河童を引き揚げさせたのかもしれません。

 

・小柄なグレイは、「人造ロボット説」、また「核戦争の放射能による退化説」など色々あるそうです。グレイと金髪碧眼のノルディックは同じ宇宙人を祖先に持つが、核戦争などで、退化して醜いグレイとなったという信じられない話もあるそうです。

  グレイは「未来の地球人」という大胆な仮説もあり、量的には人間タイプよりも多く優勢のようです。いろいろな書籍に種々の説があり、詳細は不明です。1954年には、「ラージノーズ・グレイ」という種族が、ホロマン空軍基地に舞い降りた、と主張されています。グレイには、「ビーガン。シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ」、「ゼータ・レティクリ1。地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ」、「ゼータ・レティクリ2。遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕」等がいるといわれます。特にビーガンが格別に進化しているようで、正体がわかりません。グレイの中には、集団行動をとる種族もいるようです。これら以上に多種多様のグレイが存在するのかもしれません?

 

 ・「沖縄では、年間300冊近くの沖縄本が出版され、この店だけでも1万5000冊を取り扱っているのだという」とのことですが、「沖縄もの」の本は、他県の本よりも特に多いようです。日本の歴史上、激戦地になり多くの戦死者がでた太平洋戦争に関するものでも、相当な量になるようです。沖縄は日本のミニチュアのように、王国が形成され、独自の習俗や文化が発達したところです。また沖縄の妖怪、河童に似たキムジナーの話もグレイタイプの宇宙人を連想させます。沖縄のユタに限らず、変性意識に入り神仏と交信できる人物も日本には多いようです。沖縄のスピリチュアルな世界も独特なものがあり興味深いものです。不思議なスピリチュアルな世界や幽霊現象、宇宙人現象などは繋がっているようなのです。

 

・沖縄のキムジナーや奄美諸島ケンムンも「日本の妖怪」として登場します。河童に似ているともいわれます。全国に伝承のある河童は、文明開化とともにどこに消えたのでしょうか。ケンムンウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)に「図」が載っています。河童と猿を合わしたイメージです。UMA(未確認動物)のイメージが強いようです。「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」そうです。「河童もゼータ・レチクル星人系列のバイオロボットの一種かもしれない」そうです。

 

・河童は人間との関わり合いが多くあり「UMA(未確認動物)」とはいえないようです。「ハリウッド映画にもなった小柄な異星人グレイはバイオロボットだ」といわれます。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。「グレイの後に金髪碧眼のノルディックが来た。その後に、人間タイプのオレンジと呼ばれる宇宙人が来て、その後に“東洋人タイプの異星人が来た」と言われます。「宇宙連合」が戦後に米国に飛来したようです。金髪碧眼のノルディックはプレアデス人ともいわれます。東洋人タイプに日本に関係する神々がいたのかもしれません。人間タイプの宇宙人は特にアバブ・トップシークレットのようです。

 

・イタリアのマオリッツオ・カヴァーロというクラリオン星人のコンタクティは、「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」と語っているようです。そうすると「河童はグレイの一種で、現在も異次元に生息している」のかもしれません。河童も動物タイプから人間タイプまで幅広い種類のバイオロボットなのかもしれません。異星人の遺伝子実験の結果なのかもしれません。「河童もゼータ・レチクル星人系列のバイオロボットの一種かもしれない」といわれます。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。グレイも核戦争を繰り返した未来の人類だと言う奇説もありました。「時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました」と述べられています。それがエササニ人のバシャールだといわれます。

 

・「河童は小柄な異星人グレイの一種だ」とすれば、日本全国に一種のグレイ(河童)の伝説があり、昔から宇宙連合が来ていたということになります。「河童とUFOを結び付ける日本映画」もありましたが、異類混血などで、かなり人間に近いものになっているという話もあるそうです。地球上にはかなり多くの宇宙人が「同化」して住んでいるそうです。「現代は宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だそうです。「宇宙人は“幽体”や“霊体”で目に見えない異次元に存在している」ともいわれます。

 

日本の伝説に残る「天狗、河童、鬼、異人、神人」などの話は、「農民たちの作り話」でなく「宇宙人とのコンタクト話」のようなのです。共同幻想や共同幻覚ではなさそうです。ちなみにUMAとは「未確認生物」のこと。このブログではUMA(未確認動物)はほとんどとりあげていません。

  明治時代の『遠野物語』の中の「山の神の子」という話では、

 「上郷村に河ぶちのうちと呼ばれる家があり、早瀬川の岸に建っています。

  ある日、この家の若い娘がひとり、近くの河原に出て、石ころなどを拾っていました。すると、みなれない男がやって来て、ふところから木の葉やなにやらを出して娘にくれました。その人は、とても背が高く顔が朱のように赤い人でした。

  娘は不思議なことに、この日から占いの術を使えるようになりました。その異人は、きっと山の神で娘はその山の神の子になったのだと、みんなは信じています」という話があります。

  この「赤い顔の異人(山の神)」は、グレイの一種の“河童”とともに飛来した宇宙連合の『宇宙人』ではなかったのでしょうか。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」といわれます。天狗もオリオン星人だったようです。エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。

 

・『遠野物語』の「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。-遠野物語第八話」という“異人”もオリオン星人だったのかもしれません。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。

 

・「宇宙には発生上に2種類の宇宙人がおり、対立・抗争がありスターウォーズをしている」ともいわれます。2種類の宇宙人の対立・抗争が際限なく続いており、それが頻繁なスター・ウォーズになるようなのです。インド神話でも帝釈天と阿修羅の戦争が、とても長期間あったようです。インド神話の猿の神様は「ケンタウルス座α星人」ともいわれます。動物タイプが3割も存在しているようです。ハリウッド映画『猿の惑星』は、長いシリーズになって世界中で放映されました。ケンタウルス座アルファ星(アルファ・ケンタウリ)からは、人間タイプの金星人の末裔がきているといわれます。

 

・宇宙人のほうが進化の速度が大変早く、タイム・トラベラーになっているともいわれています。「サタン(悪魔)といわれるリラ星人系列の宇宙人とエンジェルといわれるシリウス星人系列の宇宙人の争い・スター・ウォーズがある」ともいわれます。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」そうです。遺伝子操作でモンスター・タイプの生物を造り、神に嫌われたともいわれます。

  「実験室で人間を創った」といわれるリラ星人と「遺伝子操作か思念(?)で人間を創った」といわれるシリウス星人との対立でしょうか。「シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物である」そうで、上には上があるようです。シリウス星系(龍)対オリオン星系(牡牛)の対立とも言われます。小人族のグレイも核戦争で退化した姿ともいわれますが、「グレイが人類の未来」という説もあったようです。

 

・カッパは、欧米では「リトル・グリーン・マン」ともいわれ、米国では「リトル・グレイ」の一種として知られています。グレイも様々な種類があるようでバイオ・ロボットとも言われますが、河童は日本では昔から全国で人間との交流やコンタクトの伝説があるようです。「リトル・グレイ」の円盤に同乗する金髪碧眼のノルディックという宇宙人の情報は、タブーのようです。「1959年に米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、技術格差を埋めるためにプレアデス人が招聘された。だが、過去、彼らは、ヒトラーの人類浄化政策を画策し、仏教を堕落させた。チベットに広大な地下基地を持っている」そうです。ナチの背景には金髪碧眼のノルディックといわれるプレアデス人がいたとは驚きです。イルミナティの空飛ぶ円盤はタイム・トラベルができ、「米軍の将軍が同乗していた」ともいわれます。

 

アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。ナチが崇拝した異星人のようです。シュメール文明を打ち立てたのが金髪碧眼のアルデバラン星人といわれ、牡牛座のアルデバランが故郷の惑星のようです。アルデバラン星人は「幽霊」のように現れたり消えたりするようです。

 

・ゼータ・レチクル星人ともいわわれる「リトル・グレイ」は、壁を透き通るようにして部屋に侵入してくるそうです。昔からカッパに連れられて、ゼータ・レチクル星にでも行った人々(日本人)でもいたのでしょうか?「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球レプトイド(恐竜人)」がエリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。恐ろしい「生体実験」をしていると指摘されています。グレイには、「ビーガン。シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ」、「ゼータ・レティクリ1。地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ」、「ゼータ・レティクリ2。遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕」などが存在するといわれます。バイオロボットですが、人間以上の超能力を持っているといわれます。つまり大天使の従者のようなものもいるのかもしれません。

 

アメリカの宇宙飛行士の多くはフリーメーソンだそうですが、その辺から秘密が守られているのでしょうか。米国におけるフリーメーソン組織の存在の重さは日本人の知識人には分からないそうです。「フリーメーソンの結社員同士は、例えば特殊な握手の方法などでお互いを知る」ともいわれますが、フリーメーソンのネットワークは、やはり特殊なのでしょう。「超太古、人間は常に天使と交信していた」そうです。現代でもマスター(大師)と交信している人間が存在するようなので不思議です。金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。フリーメーソンの主神は「魔王、堕天使のルシファーである」とか「デミウルゴス」とかの いろいろな説もあるそうです。フリーメーソンの主神はグノーシスデミウルゴス(悪の創造主)であるという説もあるといわれます。

 

・アガルタの地下都市のネットワークは、異次元に存在するようですが、現在では多くの書籍、特に米国のコンタクティなどにより紹介されています。エーテル界やアストラル界、霊界のような「異次元にある」というイメージが私たち一般人には理解不能のようです。

 

・ホワイト・ブラザーフッド(白色同胞団)の本拠地はアンタレスにあるそうです。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうですが、恐らく人類に数十万年以上(?)ほど進化しているシリウス星人の宇宙船は、「都市規模の超巨大宇宙母船」なのでしょうか。しかし、シリウス星人は、正確にはどれくらい進化しているのか分かりません。アバブ・トップシークレットのようです。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」ともいわれます。私たち一般人は、想像を絶する話です。「すぐそこ、あなた方の真下には、まるまるひとつの世界“パラレル・ワールド”が存在しています」と指摘されています。

  天国に自由に出入りし、人間への"憑依"や人間の"転生"を自由に操作するシリウス星人の詳細はまだ日本では翻訳されていません。が、「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので戦争が絶えない」とか「イスラエルシリウスと通商協定を結んだ」とか「イルミナティなどのフリーメーソンに入ると『神』に会える」という与太話もあるそうです。

 

・エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も利用しているそうです。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。が、ヨーロッパでよく登場したウンモ星人なのかもしれません。ウンモ星人も金髪碧眼で、ヨーロッパにその末裔が多く住んでいるともいわれています。黒目黒髪のウンモ星人もいるらしく日本にも飛来していたのかもしれません。そのほかにも「オレンジ」とよばれる宇宙人もいて「宇宙連合」の人間タイプの宇宙人も多種多様のようです。「オレンジ」と呼ばれるぐらいですから容色が「オレンジ」色気味なのでしょうか。

 

・無言交易や異類異形の河童とのわび証文との話も、河童や異人が昔から異界に存在していたことが窺われます。また人間との交流からUMA(未確認動物)ではなく、グレイに似た異星人であったことも窺われます。シリウス星人がグレイを作ったということですが、異人のオリオン星人が河童を創ったのかもしれません。オリオン星人の異人も異類混血や遺伝子操作などで人間化して、宇宙人と人間の区別ができなくなったようです。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」ともいわれますが、日本人は多くの異星人の遺伝子が混じっているようです。『遠野物語』の「異人」もオリオン星人といわれ、オリオン星人は人間社会に低層4次元から浸透しているのかもしれません。

 

・昔は「金星蛇人と火星霊人」との対立・戦争といわれましたが、爬虫類的異星人(レプティリアン)の遺伝子操作で人間化したイルミナティが地球を管理しているともいわれています。「リゲル・米政府と協定を結んだオリオン連盟リーダー」は、「りゅう座人」のために働いているそうですので、アヌンナキの支配下にあるということでしょうか。『遠野物語』の異人は、リゲル系列のオリオン星人で悪玉のようです。在日宇宙人問題を認識している人はほとんどいないといわれます。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。

 

・「火星霊人」の地球に対する関与も不明ですが、「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」とか「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」ともいわれているそうです。火星霊人系列の神々と金星蛇人系列の神々の2種類の系列があるようなのです。旧約聖書の「牛神」と新約聖書の「龍神」の対立といえましょうか。

  日本神話の国津神天津神のように、また北欧神話ヴァン神族アース神族の2種類の神族の対立のように、常に争う2つの異星人種族があるようなのです。インド神話では帝釈天と阿修羅の戦争が有名ですが、阿修羅は金星の大師(マスター)を崇拝していたそうです。阿修羅は爬虫類的異星人(レプティリアン)の系列のアヌンナキを崇拝しているのかもしれません。

 

・中国の明代に成立した神怪小説『封神演義』(ほうしんえんぎ)では、「はるか昔、世界は仙界と人界に分かれ、仙人の世界はさらに、人間出身の仙人・道士達からなる崑崙山の仙道「闡教(せんきょう)と、それ以外の動物・植物・森羅万象に由来する「截教(せつきょう)」に二分されていたそうです。火星霊人と金星蛇人の対立・戦争のようです。アセンション(次元上昇)によって、仙界と人界が接近するようになるのでしょうか。宇宙では2種類の宇宙人が常に対立・抗争しているといわれます。

  『封神演義』(ほうしんえんぎ)では仙界と人界がパラレルにそれぞれ戦争していくというストーリーのようです。まるで仙界のスター・ウォーズのようです。崑崙山はアガルタのシャンバラのように都市型の宇宙母船だった可能性があるそうです。アンタレスにはホワイトブラザーフッド(白色同胞団)の本拠地があるそうですが、詳しいことは知りません。「アンタレスの社会の最深部まで入り込むことができた者は、ほとんどいない」ようです。

 

・透明な星とは、ハリウッド映画『スーパーマン』の母星の都市のイメージのようです。異星人も進化するにつれて、高次元の存在となり、人間の視覚では認識できないようになるようです。高次元に行くにつれて、神に近づくのでしょうか。神人の次は「光の子達」が登場するようです。欧米のチャネラーに多いそうですが、「夢の中で幽体離脱(アストラル・トリップ)して、クリスタル・シティでイエス・キリストと出会った」という話も多いそうです。「アリゾナ州セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空している」という米国の著名なUFO研究家がいるそうです。キリストの出身星はアプ星だったそうですが、アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。


・「ナチスが、宇宙船・UFOを造っていた」とかの戦後の与太話・情報もありましが、アルデバランの異星人・「超人」たちの超科学は、正確には分かりませんが、人類に数十万年以上あるいは数億年以上(?)進化しているようで、理解不能のようです。どれくらい進化しているのか正確には分かりません。ナチスアルデバランの異星人との繋がりはあったそうです。プレアデス星人は6千年、グレイは3万年人類に先行し進化していると言われています。オリオン星人は5万年進化しているそうです。それでも彼らの超科学を現在も入手できないようです。「超人」の異星人の超科学を理解するのは、現在の科学者では不可能なのでしょうか。

 

・反重力の飛行機関は、造るのは非常に難しいでしょうが、「米政府は異星人との密約でUFO(空飛ぶ円盤)を造っていた」と言う情報が本にもなっています。映画『インデペンデンス・ディ』の中でも「エリア51」と呼ばれる秘密基地で、UFO(空飛ぶ円盤)が造られているストーリィでした。墜落したUFOを分析してUFO(空飛ぶ円盤)を製造できれば、劇的に人類を変えることができるでしょうが現在は、どのような状況なのでしょうか。当然、米軍は異星に向かっているとおもわれます。グレイの異星に留学生を送ったという話もあったようです。

 

・プレアデス星座には約6時間でいけるそうですが、カシオペア座でもそんなにかからないようです。現代では、より短時間で行けるそうです。異次元移動は、瞬間的であり、アバール(エーテル航行機)の性能は、光速を超えるといわれています。150年前の物語にUFO(宇宙船)の記述があることは、驚きです。すべてがフィクションとはいえないようです。ナンフィクションは人間の理解の程度に応じて、正確に表現することは難しいといわれます。

 

・「イスラエル政府と通商協定を締結した宇宙の商人」は、シリウス星人ですが、この種族とコンタクトができれば、非物質的な種族とつながりができることでしょう。宇宙連合とコンタクトできれば神々の種族ともコンタクトできるようです。

  天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人については、ニルヴァーナ(涅槃・天国)にいる元地球人からの米国のチャネラーによって、情報が得られています。シリウス星人にもネガティブ・グループとポジティブ・グループがあって、一層、宇宙人事情を複雑にしているそうです。ファンタジー物語のように魔神が実は、昔は善神であったというようなストーリーのようです。

・ゲイ(LGBT等)の現象とかさまざまな不思議な地球上の現象も異次元の宇宙人が関与しているといわれています。ゲイは医学的や精神医学的な原因が科学的に解明されていないようです。ゲイの現象は異次元の宇宙人の人格転換だという説もあるそうです。カリフォルニアやオーストラリアのように異次元に宇宙人が多い地域にゲイ(LGBT等)が多いともいわれます。

 

リゲル人が「肉体から肉体へと魂を移す能力を持っている」そうで、驚きです。リゲル人は長身のグレイとも言われ、伝説にでてくる鼻の大きな昔の「魔法使いのお婆さん」のイメージのようです。「ヒトラーは霊界から来た男」ともいわれていますが、「売れない水彩画家から第3帝国の総統にまで登りつめたヒトラー」は、アルデバランの異次元の「超人」たちから「人格転換」の操作を受けたそうです。アーリア人のゲルマンの神々は、現代でも幽霊のようにこの世に出没しているようです。

・ロシアやイスラエルなど他の国々も異星人とコンタクトしているようですが、国家的な危機感からか、エイリアンの超テクノロジーを喉から手が出るほど欲しい国が多いのでしょう。ロシアには昔から奇怪な宇宙人の現象の話も多いそうです。イスラエル政府と契約した「宇宙の商人・シリウス星人」の実態は不明です。他の国々でも諜報機関が異星人とコンタクトしている国は多いのかもしれません。


・日本に関係する異星人、神々とのコンタクトもあるようなのですが、国家機関の総力をあげてエイリアンの超テクノロジーを獲得するようにしなければならないでしょうか。ちなみに日本にも、昔から異星人が飛来している話が多いのですから、しっかりと手をうつべきでしょう。すでにしっかりとネットワークできているのかもしれませんが。プレアデス星人とコンタクトがあるという話もあるようです。
 宇宙人の情報は、メイジャーなものにしていかなければならないでしょう。「何も知らせるな」というタブー扱いで、いつまでも『厳秘』(アバブ・トップシークレット)扱いにされては、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。国民の大部分が知らないうちに、高等知性体のイルミナティが力を持つようになっていくのかもしれません。

 

・『SECRET SPACE PROGRAM いま私たちが知って受け入れるべき【この宇宙の重大な超現実】』陰謀論をはるかに超えていた《リアルUFOと異星人》

高島康司  ヒカルランド   2016/12/26

という本については、興味深いことが載っています。

「2014年、ブルー・エイビアンズ(第6密度に存在する青い鳥族/カバーフォト参照)の登場によって世界の反転=レプタリアン&イルミナティの勢力衰退が始まった!」ということで対立抗争は頻繁にあるといわれます。

竜族レプティリアンの対立話や、様々な宇宙人種族が地球に来ているようです。「また、「シカール」と呼ばれる羽の生えたドラゴンのような種族も地球にいる。彼らは、竜族ともレプタリアンとも異なる別の種族だ」といわれます。

そして「実に多くの種族が地球にいる。彼らは「銀河連邦」という集合体のメンバーである種族もいれば、これに対抗する「コレクティブ」と呼ばれる宇宙連邦に所属するグループもいる。また、別の次元からやって来る種族もいる」と指摘されています。

また「エボラ出血熱の世界的流行は、竜族がレプタリアンを根絶やしにするために拡散された」という陰謀説もエイリアンの「細菌兵器」「人口削減計画」でしょうか?アバブ・トップシークレット情報のリークで刑務所に入っている人も米国では増えているのかもしれません?

 

 

 

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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろう

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」「フリーメーソン結社はこの大地が創出されるよりずっと前から、さまざまな太陽系をめぐって、存在していたのだろうか」「フリーメーソンとは、“現在、世界で信仰されているいずれの宗教より古い”教団となるのだろうか」

国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

シリウス星人の故郷である天体イジュニュは、もっと高い周波数で共振する6次元の天体であり、地球の宇宙と同時に存在するパラレル・ユニバースに存在するのだろうか」

 

グーグルのブロガー(多言語翻訳)にも書いています→UFOパラレル・ワールド

 

  

 

 

 

その姿は猴(猿)のようで、大きく色黒で毛が長く、人のように立ち歩き、言葉をしゃべる。また神のように人の思うことを察し、誰かがこれを殺そうと思えば、先んじてその意を知って逃げ去る。(2)

 

 

琉球怪談』 現代実話集  闇と癒しの百物語

小原猛   ボーダーインク  2011/2

 

 

 

キジムナー

たとえば沖縄でもっとポピュラーな妖怪であるキジムナーは、戦後という垣根を越えると、急激に目撃例が減少している。取材していく中でも「戦前はキジムナーがいっぱいいたのにねえ」「戦後すぐはいたけど、もういないさ」という、オジイ、オバアの声を聞いた。

 もしかしたら戦争でのウチナーンチュの意識が変わり、キジムナーの存在を受け入れなくなってしまったのかもしれない。沖縄戦、という次元を超えた壁が、怪の世界にも立ちはだかっていることを、身を持って実感した。

 

戦後の駄菓子 キジムナーのはなし1

・Nさんはとある離島の出身である。

 Nさんのまわりでは小さな頃から、キジムナーの話は日常的に伝えられてきたのだという。

 その昔、キジムナーは家々を回り、さまざまな人々と物々交換をしていたのだという。

 

島のキジムナーは、本島のキジムナーのようにガジュマルの樹を住処とせず、洞窟の中で暮らしていたという。

 戦前までは、むらを訪れては食べ物を交換したり、人間に火を借りにきたことさえ、あったのだという。そんなキジムナーも、戦後はぱったりと現れなくなった。

 だがNさんは、幼い頃にキジムナーを一度だけ見たことがあるのだという。

 夕暮れどき、Nさんがまだ子どもの頃、実家の家の近くの浜辺で遊んでいたときのこと。

 一人のキジムナーが、森の中から現れて、Nさんのほうをじっと見ていたのだという。友達数人もその場所にいたが、彼らにはキジムナーを見えるものと、見えないものに分かれたのだという。見えたもの代表として、Nさんはキジムナーに声をかけることになった。

 Nさんは、知っている限りの方言でキジムナーに挨拶をしたが、どれも無視されてしまった。

友達の一人が、駄菓子をくれたので、Nさんはキジムナーのそばまでいって、駄菓子をあげたのだという。

 するとキジムナーはそれを奪ってから、すばやく林の中に逃げていった。それが、おそらく島で見られた最後のキジムナーに声をかけることになった。

 それ以来、キジムナーを「感じた」とか、「らしき影を見た」という話は、何度も耳にしたそうだが、キジムナーに正面で出会ったという話は、あまり聞かれない。

 

小便 キジムナーのはなし2

・Tさんが子どもの頃、Fくんという友達がキジムナーが棲んでいたといわれているガジュマルの木に立小便をしたそうである。

 友達は、えい、キジムナーなんていないさ、怖くない、と大声で叫びながら、木の周囲に小便を輪のようにひっかけた。キジムナーを見たことはなかったが、信じていたTさんは怖くなって一目散に家に帰ったという。

 夕方、気になったTさんは、小便をかけた友達が住んでいる団地へ行ってみた。

 

・すると、部屋の中は見えなかったものの、3本指の奇妙な跡が、いくつもガラス表面についているのが見えた。

 まるでニワトリの足のような、3本指の奇妙な跡が、いくつもガラス表面についていた。

 

・次の日、Fくんは学校を休んだ。そして次の日も、次の日も学校を休んだ。

結局、1週間学校を休んで、帰って来たときにはゲッソリと痩せていた。

学校で久しぶりに会ったFくんは、Tさんにこんな話をしたそうだ。

 小便をかけてしばらくすると、気分が悪くなってきた。

 家に帰ると、立てなくなってそのまま寝込んだ。

 母親がどうしたのかと聞くので、しかたなくガジュマルに小便をかけた、と本当のことを言った。母親はあまり迷信を信じるほうではなかったので、風邪ぐらいにしか考えていなかった。

 ところが、Fくんが寝ていると、ベランダにまっ赤なキジムナーが何人もやってきては、ガラスをぺちゃぺちゃたたき出した。母親も一緒になってそれを見たので、すぐさま知り合いのユタを呼んで、その夜にお祓いをしてもらった。

 ユタがいうには、この子がしたことは悪質だったから、お灸をすえる意味でも、1週間は熱を引かさないようにした、とのことだった。

 その言葉通り、Fくんはちょうど1週間後に熱が引き、学校に来ることができたという。

 

赤ら顔  キジムナーのはなし3

・Wさんが子どもの頃、学校に行くと、友人の一人がおかしなことになっていた。

 顔は赤く晴れ上がり、はちきれんばかりにバンバンになって、非常に苦しそうだった。本人も、息ができんし、と喘いでいる。先生が寄ってきて、どうしたね、と聞くと、その生徒はこんな話をしたそうだ。

 朝起きてみると、顔が赤く腫れ上がって、息ができない。オバアに相談すると、「これはキジムナーが悪さをしているから、ユタに見てもらいに行こう。ただし、そのユタは午後からしか見れないから、昼過ぎに学校に迎えに行くまで、学校でおとなしくしている」と言われたそうだ。

 

・次の日には、その子は何事もなかったようにケロッとして、学校に登校してきたそうである。

 

今帰仁の小さなおじさん

・Fさんが早朝、自転車に乗っていたとき、目の前の空き地に、知り合いのオジイが倒れていたという。

 死んでいるのかと思って自転車を降りて近寄ってみると、酒のちおいがプンプン漂ってきた。おい、このオジイ、酔っぱらってるし。Fさんがオジイの肩に手をかけて、起こそうとしたその時。

 倒れているオジイの周囲に、5人くらいの小さなおじさんが、オジイを背もたれにして座っていたのだという。

 オジイを揺らしたものだから、びっくりした5人のおじさんたちは悲鳴を上げながら、一斉に走って逃げたという。

 おじさんたちは空き地の中へ一目散に逃げると、そのままパッと掻き消えるようにしていなくなった。

 

・Fさんが眉をひそめながら自転車に戻ろうとすると、自転車の周囲にも小さなおじさんたちが複数いた。

 Fさんがびっくりして「うわあ!」と叫ぶと、それに逆にびっくりしたのか、クモの子を散らすようにして逃げ去ったという。

 おじさんたちは、それぞれ上半身は裸で、眉毛がつながっていたのが印象に残っているという。

 

<●●インターネット情報から●●>

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より

小さいおじさん(ちいさいおじさん)>は、日本の都市伝説の一つ。その名の通り、中年男性風の姿の小人がいるという伝説であり、2009年頃から話題となり始めている。

『概要』 目撃談によれば、「小さいおじさん」の身長は8センチメートルから20センチメートル程度。窓に貼りついていた、浴室にいたなどの目撃例があり、道端で空き缶を運んでいた、公園の木の上にいた、などの話もある。ウェブサイトでも「小さいおじさん」に関する掲示板や投稿コーナーが設置されている。

 

キジムナー(キジムン)>は、沖縄諸島周辺で伝承されてきた伝説上の生物、妖怪で、樹木(一般的にガジュマルの古木であることが多い)の精霊。 沖縄県を代表する精霊ということで、これをデフォルメしたデザインの民芸品や衣類なども数多く販売されている。

多くの妖怪伝承と異なり、極めて人間らしい生活スタイルを持ち、人間と共存するタイプの妖怪として伝えられることが多いのが特徴。

『概要』 「体中が真っ赤な子ども」あるいは「赤髪の子ども」「赤い顔の子ども」の姿で現れると言われることが多いが、また、手は木の枝のように伸びている、一見老人のようだがよく見ると木そのものである、などともいう。土地によっては、大きくて真っ黒いもの、大きな睾丸の持ち主などともいう。

  

 

 

『ニッポンの河童の正体』

 飯倉義之  新人物ブックス  2010/10/13

 

 

 

<外国の河童たち>

 <○○は外国の河童?  -河童は日本固有種かー>

・では日本以外の土地に河童は存在しないのだろうか?どうやらそうではないようだ。世界各地の妖怪を紹介する本や文章ではしばしば、「妖怪○○は××国の河童である」というような紹介され方がなされるように、海外の妖怪を日本の河童にあてはめて紹介することはままある。たとえば、韓国のトケビがそれである。

 

 <「トケビは韓国の河童」か?>

韓国の「トケビ」は山野を徘徊する小鬼で、その正体は多く血がついたことにより化けるようになった、箒(ほうき)やヒョウタンなどの日常の器物である。トケビは人間を化かしたり、道に迷わせたり、野山に火を灯したり、快音を出して驚かせたり、夜に人家に忍び込んだり、格闘を挑んで負けたりと、ほとんどの怪しいことを一人でまかなう「万能妖怪」として大活躍を見せる。そのユーモラスな風貌と多彩な行動は、よく河童と比較される。

  

・前項でも河童の親類として紹介した奄美ケンムンやブナガヤ、琉球のキジムナーもまた、そうした「万能妖怪」という点でトケビとよく似た存在である。小柄でザンバラ髪の童形、好物や嫌いな物がはっきりとしており、ユーモラス。人間に関わり、からかう。トケビとケンムン・ブナガヤ・キムジナーと河童とは、性格や行動が共通していることは一目瞭然である。

  

・しかし重大な相違点もある。トケビは器物の化け物、ケンムン・ブナガヤ・キジムナーは樹木や森林のムン(化け物)としての性格が強く、河童の存在の根幹である水の化け物という性格を持ち合わせない。性格の一致と属性の不一致が、河童とトケビの間にはある。

 

 「ヴォジャノイはロシアの河童」か?

・他に多く「外国の河童」として挙げられる存在に、中国の河水鬼や水虎、ロシアのヴォジャノイやルサールカ、チェコのヴォドニーク、ポーランドのハストルマン、ドイツのニクス。フィンランドのネッキ、スコットランドのニッカールやケルピーなどが挙げられる。

これらの存在はいずれも水界に棲む存在で、人間や牛馬を水の中に引き込むとされ、彼らに挙げる季節の祭りなどが催されることなどが、河童と同一視される点である。

  

・しかしこうした水精の属性や行動以外の点では、河童と彼らの隔たりは大きい。河水鬼やヴォジャノイ、ヴォドニーク、ハストルマンは髭を蓄えた老人とされ、湖底で自分の財産である牛馬の群れや財宝を守って暮らし、機嫌が悪いと川を荒れさせるという固陋な存在である。ニクスやネッキ、ニッカールは成人男性の姿で現れて、荒々しく牛馬や子どもや婦女子を奪い去る肉体派である。ネッキやその同類が、半人半馬や馬に化けた姿を取るというのは、馬の姿をしていて人を水の中に誘い込むケルピーとも共通する。

  

・ケルピーに代表される「ウォーター・ホーズ」伝承は、ヨーロッパ各地にあまねく広がっており、龍の妖怪伝承といえば、ロッホ・ネス・モンスター、すなわち「ネッシー」である。ケルピーは河童と同じくらい、ネッシーにも近しい存在なのだ。

 

・ルサールカには溺死者の浮かばれぬ霊というイメージが色濃くついており、この点で幽霊や産女、雪女に近い属性を持つといえる。

  どうやら「××の河童だ!」と言われてきた妖怪たちは、河童と重ね合わせて理解できる部分とそうでない部分とを、同じくらいの分量で持ち合わせているようである。

 

 <やはり「河童は日本の河童」か?>

・水はわれわれの生存に欠かせないと同時に、恐るべき存在であるがゆえに、水の神と水の妖怪を持たない文化はない。そのような意味で、「河童は世界中に存在する」。

  

・しかし今見てきたように、そうした河童的な存在がどのような姿で現れ、いかなる言動をとるかは、文化によって全く違う。ロシアの冷たい湖水に棲むヴォジャノイは老人の姿で重々しく、スコットランドの湖沼地帯に棲むケルピーは活動的で攻撃的だ。そして里近くに多くの川や小川、沼や溜め池をもつ日本の河童たちは、人に近しく愛嬌があり、どこか深刻でない表情を持つ。一方で、日本の河童に近い韓国のトケビ、奄美ケンムンやブナガヤ、琉球のクジムナーは、水の精という性格をほとんど持っていない。

  

・こうした水の神・水の妖怪の多様なありようは、各々の文化において人と水とがどう関わっているかに規定されている。その意味では、「河童は日本にしかいない」。

  妖怪を比較することはすなわち文化を比較することなどである。「妖怪○○は××国の河童である」という言い切りは、あまりにも大胆すぎるもの言いであるだろう。

  

 

 

『絵でみる江戸の妖怪図巻』

 善養寺ススム、江戸人文研究会     廣済堂出版 2015/9/3

 

 

 

<キジムナー 琉球伝承>

ガジュマル、赤榕、福木、栴檀の古木に棲むと言われる精霊。

 姿は様々で、髪は肩まであり、全身が赤い子供、または小人で、手は木の枝のようだとも言われる。地域によっては真っ黒な大人サイズだったり、睾丸が大きいとされることもある。

 木に棲んでいるが、主食は魚介類でグルクンの頭や、魚の左目が好物だと言われる。魚好きなので仲の良い漁師の手伝いをするというが、蛸や屁が嫌いなので、魚を捕っている時に屁をひると、消えてしまうらしい。

 悪戯もよくする。人を誑かし、土を飯だと騙して食べさせたり、木の洞に閉じ込めたり、寝ている人に乗ったりもするし、夜道を行く人の灯を消すのも十八番だ。

 さらに、木を伐ったり、虐めたりすると、家畜を殺したり、船を沈めたりもする。昼間は人間には見えないので、キジムナーの悪口を言うと、意外に側にいて聞いていて、夜になって仕返しされるという。

 

<くへた  伝承 越中国富山県)、神、招福>

越中国立山の予言神で、5年以内に疫病の流行すると予言しに現れた。自分の姿を写し、それを見れば病を避けられると告げた。

 

ケンムン 伝承、奄美大島、妖怪>

【キジムナー】と【河童】を合わせたような妖怪。姿は様々だが、ほとんどが、5~6歳の子供のようで、全身赤みがかった肌に毛が生えているそう。頭には皿があり、油や水が入っているという。ガジュマルの木に棲み、木の精霊ともされ、勝手に木を伐ると、眼を突かれて腫れてしまうとされる。蝸牛や蛞蝓が好物で、ケンムンの棲む木の下には蝸牛の殻が多く落ちていると言われる。

 河童のように相撲を取ったり、片方の手を引っ張ると、もう片方と繋がって抜けるともいう、性格は友好的だが、中には悪いのもいて、子供を攫って魂を抜くとも言われる。

 

コロポックル アイヌ伝承/小人>

・《蕗の下に住む人》の意。アイヌ以前に北海道に住んでいたとされる小人で、アイヌ伝承に登場する。

 住んでいたのは、北海道から樺太南千島列島におよび、各地に伝承が残されている。蕗の下というのは、蕗を傘にしている他、蕗で屋根を葺いた家に住んでいたからとされる。身長は1尺(30センチ)くらい。それよりも小さい、1~2寸(3~6センチ)の小人は【ニングル】と呼ばれる。

 

・十勝地方の伝説では、コロポックルは、昼は隠れて暮らし、夜になると5人から10人くらいで、川に数艘の丸木舟を浮かべ、魚を捕っていた。捕った魚の一部はアイヌの村に持って行き、チセ(家)の戸の隙間から手だけを出して差し入れていた。これは土地の恵みを分かち合う、当然の行為だったのだろう。しかし、決して姿は見せなかった。

 

<座敷童  伝承 全国 妖怪、招福>

・座敷童は陸奥国岩手県)を中心に全国で信じられている家の妖怪。座敷や蔵に棲み、その家の繁栄を守っていると言われる。

 おかっぱ頭の幼児が最も多く、家によっては15歳くらいの子供もいる。また、老婆の場合もあり、性別も一定していないし、複数が現れる家もあるという。

 座敷や土間で、幼い子供と遊ぶが、糸車や紙、板戸を鳴らす悪戯もする。座敷童が消えた家は、衰退したり火事や災害に見舞われるという。その場合、逃げて行く座敷童に道で出会うことがある。「何処へ行くのか?」と声をかけると、「あの家はもう終わりだ」と答えるという。

 

【蔵ぼっこ】陸奥国花巻、遠野の蔵に現れる座敷童。蔵の中に籾殻などを撒いておくと、朝には小さな子供の足跡が残されているという。

 

<覚(さとり)  『今昔画図続百鬼』  全国 妖怪>

・【天邪鬼】の類にも同名のものがいるが、こちらは唐(中国)伝承の妖怪。体中黒い毛に覆われた霊獣で飛騨や美濃の山深くなどに棲む。人の言葉を話し、人の心を読む。人に害はおよぼさず。捕まえようとしても、人間の意思を読んで、先回りして逃げてしまうという。

 

<天狗 伝承 全国 神、妖怪>

・天狗はもともと《隕石》のことをいい、唐(中国)伝承では虎に似た妖獣とされていた。『日本書紀』では《アマツキツネ》とされる。そのため《天狗》の字を用いる。

 

・やがて、仏教を妨害するとされ鳶のような姿で表わされ、次第に人間化して行った。その代表が【外道様】とも呼ばれるように、修行僧が己の知識に奢って悪心を抱いた末に、天狗と化したとされるもの。そのため知識が豊かで【神通力】を用い、弟子や家来を沢山抱える。

 山岳信仰では修験道の寺院や修行僧を守り、修行の地である山の結界を管理する。一方で、天候の怪異や【神隠し】を起こすとされる。

 天狗の代表は《日本八大天狗》と呼ばれる八人の天狗である。筆頭の【愛宕山太郎坊】は、京都・愛宕山に祀られる天狗で、【栄術太郎】とも言われる。

・その他に、江戸時代中期に作られた祈祷秘経の『天狗経』に《四八天狗》があげられていて、それぞれに逸話がある。さらに異名や天狗伝承は数知れない。

 

【尼天狗】『今昔物語集』に載る天狗。仁和寺の円堂に棲むという女の天狗。

 

鞍馬天狗鞍馬山に祀られる大天狗で日本八大天狗のひとり。牛若丸に剣術を教えたとされる。【僧正坊】や京の一条堀川の陰陽師・鬼一法眼と同じとされる。

 

【木の葉天狗】地位の低い天狗で【烏天狗】に似る。【白狼】とも呼ばれる。小僧の姿に化け、山を行く人や物を背負って小銭を稼ぎ、天狗の仲間達を支えているそう。

 

【守護神様】三河地方の天狗で、山の神とされる。毎月七日は山の忌み日とされ、入ることを避ける。

 

【僧正坊】鞍馬山の僧侶だったが、修行中に悟りを開いたと、自分の知識に驕り、年老いてなお死に欲を増し天狗となる。死後も僧侶の高い位に執着し続けた。

 

【空神】紀州の天狗。空を自由に飛ぶため、こう呼ばれる。

 

【天狗隠し】【神隠し】に同じ。天狗によって攫われたとする。行方不明事件のこと。

 

<鬼 伝承 全国>

・鬼は様々な妖怪や怪異に使われる名称。古代(平安中期以前)の王朝と闘う異部族や怪異など、外敵の他、人の心の中が変化する鬼もある。実態のあるものもあれば、実態のないものもあり、また、悪の象徴でもありながら、地獄では番人をする仏教を守る側にもいるという、様々な面で両極に存在する怪である。

 牛の頭に、虎の腰巻き(パンツと呼ばれるのは明治以降)として描かれる姿は、江戸時代に固定化された。

 

・また、流行病も鬼の仕業とされた。他の病気は《罹る》と呼ばれるが、風邪は鬼が悪い病気を引き込むので《引く》と呼ぶ。

 

【青鬼・赤鬼】

・物語には、赤・青の鬼が登場する。色の他にも目がひとつや複数あるもの、口がないものなど、様々な姿が語られ、描かれ《異形》を象徴する。

 

【悪路王】陸奥国岩手県)・常陸国茨城県)の鬼。坂上田村麻呂に討たれ、鹿島神宮に納められたとされる。

 

【悪鬼】世に悪をバラ撒く鬼達のこと。かつて流行病は鬼の仕業とされていたので、蔓延すると、人々は鬼の退散をひたすら神仏に願った。

 

【一条桟敷屋の鬼】『宇宙人時拾遺物語』に登場する鬼。ある男が都の一条桟敷屋(床の高い建物)で遊女と臥していると、夜中に嵐となった、すると「諸行無常」と言いながら通りを歩く者がいるので、蔀(上げ戸)を少し開けて覗くと、背丈は建物の軒ほどあり、馬の頭をした鬼だった。

 

茨木童子】【酒呑童子】の家来。

 

【牛鬼】石見国島根県)で語られる。水辺で赤子を抱いた女が声をかけてきて、赤子を抱いてくれと言ったり、食べ物を求めたりする。赤子受け取ると急に石のごとくに重くなり、動けなくなったところで牛鬼が現れ襲われるという。

 

 また、牛鬼が女に化けて出て騙す。四国や近畿地方には《牛鬼淵》や《牛鬼滝》など、牛鬼の棲む場所が多くある。

 

【温羅】かつて吉備国岡山県広島県)に渡って来た鬼の集団で、鬼ノ城を築き周辺を支配した。天王に対峙したため、吉備津彦に討ち取られた。斬られた首は死なず、犬に喰わせて骨にしても静まらず、地中に埋めても13年間もうなりを発していたと言われる。

 

鬼の手形】陸奥国岩手県)伝承。盛岡の町では【羅刹】に荒らされて困っていた。そこで、人々は町の神である《三ツ岩様》に祈願すると、羅刹はこの岩の霊力で、岩に貼りつけられてしまう。堪忍した鬼は、二度と現れないという誓いを立てて放免してもらい、その証しに三ツ岩に手形を残して行ったという。これが県名《岩手》の由来とされる。

 

【鬼女紅葉】信濃国(長野県)戸隠や鬼無里に伝わる鬼。平安中期のこと、公家・源経基の子を宿した紅葉は、嫉妬のために御台所(正妻)に呪いをかけ、その罪で都を追われる。鬼無里に流された紅葉はやがて怨念で鬼となり、戸隠山を根城にして、付近の村を襲った。そこで都から平維茂が討伐に出陣し、観音の御使いから授かった《降魔剣》で退治される。しかし、鬼無里伝承では、都の文化を伝えた貴女とされて、尊ばれている。

 

牛頭馬頭】地獄の鬼のこと。定番の牛の頭の他に、地獄には馬の頭をした鬼もいる。

 

【猿鬼】能登国(石川県)柳田村を襲った、一本角の猿のような鬼。村の岩穴に棲みついたため、氏神によって弓で射殺されたという。

 

【瀬田の鬼】『今昔物語集』東国の国司(地方官)が都に上り、瀬田の橋近くの荒ら家に泊まった夜に出た鬼。逃げて瀬田の橋の下に隠れると、追いかけて来た鬼が、侍を見失ってしまう。しかし、何処かから声がして、「下におります」とばらしてしまう。声の主は何者か知れず、その後、国司がどうなったかも、知る者はいない。

 

【火の車】地獄の鬼が燃え盛る車を引いて、生前の行ないのよくない死者を迎えに来る。『因果物語』では、強欲で行ないのよくない庄屋の妻を八尺(2.4メートル)もある大きな男が連れて行ったとある。連れて行かれる先は地獄。

 

<河童 全国 妖怪、水神>

・河童伝承は、

1.姿の目撃談。

 

2.相撲を挑み、人や馬を水中に引き込む。

 

3.泳いで遊ぶ子供を襲い、尻の穴から手を入れて【尻児玉】を抜く。

 

4.女性に悪戯をして腕を斬られ、その腕を取り返すために《腕繋ぎ》の治療法を伝授する。

 

5.冬の間は山に住む。と多彩。

  

豊前国(福岡県)の北野天満宮には河童のミイラが伝わる。江戸時代には河童のミイラは猿の赤子とエイなどを組み合わせて作られた。

 

【伊草の袈裟坊】武蔵国(埼玉県)の河童の親分。

【かーすっぱ】【がーすっぱ】駿河国静岡県)、九州で使われる。《すっぱ》は忍者のこと。

 

【があたろう】五島列島で呼ぶ河童。河童というと、川の妖怪の印象が強いが、【海御前】が河童の女親分と言われるように、海にも多くいる。

 

かしゃんぼ】紀伊国和歌山県)、伊勢国三重県)の河童、【山童】。芥子坊主頭の6~7歳の子供で、青い着物を着ている。

 

【がめ】越中国富山県)、能登国(石川県)、筑後国(福岡県)の河童。筑後国久留米では女性に取り憑き病気にする。能登国ではよく子供に化け、越中国では鱗形の模様のある甲羅に、腹には赤いふさふさの尾があるとされ、千年生きて【かーらぼーず】になると言われる。

 

【川天狗】武蔵国多摩川では悪さはしない河童。村人に熱病に効くみみずの煎じ薬を伝えた、津久井では夜の川漁に現れ、大きな火の玉を出したり、網打ち音の真似をする。

 

 

 

コロポックルとはだれか』

―中世の千島列島とアイヌ伝説

瀬川拓郎  新典社新書   2012/4/24

 

 

 

<封印されたアイヌ伝説>

<小人伝説はおとぎ話か>

昔は十勝川に沿ってアイヌのほかにコロポクウンクル(ふきの下に住む者)という、ふきの下に5、6人が集まって住むぐらい小さい者たちがいた。コロポクウンクルは何でも人に与えるのが好きで、ごちそうを椀に入れてアイヌの戸口のござの下から差し出し、それをアイヌが受け取って押しいただくと喜んでいた。あるときアイヌのウエンクル(悪い奴)が、ごちそうをもってきたコロポクウンクルを家の中に引っ張り入れると裸の女であった。女は泣きながら帰ったが、あとでコロポクウンクルの親方が怒ってやってくる。激怒したコロポクウンクルたちはレプンコタン(海の向こうの国)に引き上げることになり、そのときに親方が「このコタン(村)のものは、ネプチー(何でも焼けろ)、とかプチー(枯れてしまう)という名を付ける」と言う。それまではシアンルルコタンというりっぱな名前だったが、それからはこのコタンを「トカプチコタン」と呼ぶようになった(帯広市採録)。

 

・この伝説を読んで、コロポックルを実在の集団であったと考える人はおそらくいないでしょう。もしコロポックルが実在の集団だったと主張すれば、それは童話であり、妖精・妖怪譚のたぐいにすぎない、と一笑に付されてしまうにちがいありません。

 

<封印されたコロポックル論>

帝国大学東京大学)の人類学教室初代教授であった坪井正五郎らは、アイヌの伝説に登場するコロポックルこそが石器時代人だったのではないか、と主張した。

 

・一世を風靡した小人伝説は、河野常吉が「コロポックルアイヌの小説なり」と坪井を強い調子で批判したように、事実に根差さない昔話であり、童話のたぐいであるとみなされたまま、ふたたび学問的な議論の対象となることはありませんでした。

 

<中世千島の開発と小人伝説>

小人伝説は、中世アイヌ社会の一端をうかがう貴重な資料といえそうです。

 

・古代の千島は、アイヌとは系統の異なるサハリンから来た人びと(オホーツク文化人)が住んでいました。しかし近世の千島はアイヌが占めるところとなっており、もはやオホーツク文化人は住んでいませんでした。

 

アイヌの小人伝説>

<ジョン・セーリス「二度蝦夷に行ったことのある一日本人が江戸の町で伝えた同地に関する情報」『日本渡航記』(1613年)>

・(道南の松前の)さらに北方には、同じ陸地上に、一寸法師のような背の低い人間が住んでいる。蝦夷人(アイヌ)は日本人と同じ丈の人間である。

 

<松坂七郎兵衛他『勢州船北海漂着記』(1992年)>

南千島のエトロフ島に漂着した勢州船の記事です。船員は、エトロフ島からクナシリ島を経て北海道本島に渡り、十勝を経て松前から帰郷しました。この小人伝説は、帰途、クナシリ島から道東太平洋沿岸のあいだで聞きとったものとおもわれます。小人が「小人島」に住んでいること、その島にはワシが多くいること、船路100里もある遠い地から船で本島にやってくること、その目的が土鍋製作用の土(粘土)の採取にあること、脅すと身を隠すことなどについて記しています。

 

松宮観山蝦夷談筆記(上)』(1710年)>

・道南の日本海側、現在の上ノ国町小砂子の地名由来にかんする聞きとりです。100人ほどの小人が「小人島」から渡ってきたこと、その目的が土と草(あるいは葦)の採取であったことを記しています。

 

<秦檍丸「女夷文手図」『蝦夷島奇観』(1807年)>

アイヌの女性の文身(イレズミ)の図に、道東の根室アイヌから聞き取った伝説を解説として付したものです。古くはコッチャカモイという小さな神が北海道の各地にいたこと、アイヌとの直接的な接触を嫌い北海道から去ったこと、この神のイレズミをまねてアイヌのイレズミがはじまったこと、かれらの住んだ竪穴住居の跡が各地に残り、土器や宝が出土することなどを記しています。

 

最上徳内『渡島筆記』(1808年)>

・むかしコロブクングル(フキの下にその茎をもつ人の意)と呼ぶ小人がいたこと、道東ではこれをトイチセウンクル(竪穴住居に住む人の意)と呼ぶこと、アイヌ女性のイレズミがこの小人の習俗に由来すること、声は聞いてもその姿をみた者はいないこと、アイヌの漁に先回りし、あるいはアイヌの魚を盗み、アイヌも家に来て魚を乞うこと、魚を与えないと仕返しすること、小人は魚を乞うたのではなく、反対にアイヌに与えたともいわれること、家の窓から魚を乞う小人の女の手を引き入れたが、3日食事を与えないと死んでしまったこと、小人はアイヌにさまざまな悪さをなし、戦うときには甲冑を帯びてフキの下に隠れたことなどを記しています。

 

<小人名称の三種類>

・一つ目は、竪穴住居に住む人(神)を意味するとおもわれる名称です。「トイチセコツチャ」「トイコイカモイ」「コッチャカモイ」「トイチセウンクル」がありました。二つ目は、フキの葉の下の(神)を意味する名称です。「コロボルグルカモイ」「コロブクングル」がありました。三つ目は、千島の人を意味する「クルムセ」です。

 

 

 

もののけの正体』  怪談はこうして生まれた

原田実   新潮社     2010/8

 

 

 

恐怖の琉球――南国のもののけ奇談

アカマタ――魔物の子を宿す>

・ある日のこと、乙女が畑に出て芋を掘っていた。乙女が一休みして、また畑に戻ろうとしたところ、岩のうしろから赤い鉢巻をした若者が顔を出してはまたひっこめたのに気づいた。歩こうとすればまた顔を出し、立ち止まればまた隠れる。乙女がその若者の顔に見入って動けなくなっていた時、乙女の様子がおかしいことに気付いた農民たちがかけつけて乙女を畑に引き戻した。

 乙女が見ていた若者の正体は、アカマタという蛇だった。アカマタは誘惑した乙女と情を通じ、自分の子供を産ませようとしていたのだ・・・。このパターンの民話は、沖縄の各地に伝わっている。

 

石垣島の宮良では7月の豊年祭にアカマタ・クロマタという神が現れ、一軒一軒の家を回り祝福していくという(なお、この祭りは秘祭とされ撮影が一切禁じられている)。

 沖縄では同じアカマタという名で、若い女性にとりつく蛇のもののけと、豊作を予視する来訪神の二通りの異界の者が現れる、というわけである。

 

・さて、蛇ににらまれた女性が動けなくなるという話は、本土の古典でも、たとえば『今昔物語集』などに見ることができる。また、蛇身の神が女性の元を訪れて交わるという話は古くは記紀にも見られ、さらに日本各地の伝説・民話などに見ることができる。ちなみに記紀ではその説話の舞台が大和の三輪山(現・奈良県桜井市)の麓とされているため、神話・民話研究者の間ではそのタイプの説話はその三輪山型神婚説話と呼ばれている。沖縄のアカマタの話はその三輪山型神婚説話に発展する可能性を秘めながら中断させられた話とみなすこともできよう。

実は、沖縄にも三輪山型神婚説話に属する類型の話が残されている。

 

・これは江戸時代の琉球王府が正史『球陽』の外伝として、琉球各地の口碑伝承を集めた『遺老説伝』に記された宮古島の始祖伝承の一部である。

 この話に登場する大蛇には、娘が魅入られるという点からすれば憑き物的側面があり、夜に訪れるという点からすれば来訪神的側面もある。この話は、憑き物としてのアカマタと来訪神としてのアカマタの関係を考える上で暗示的だ。

 ところで私はかつて、三輪山型神婚説話の起源について、異なる共同体に属する男女間の婚姻がその背景にある可能性を指摘したことがある。

 

<キムジナー 日本のエクソシスト

沖縄ではその昔、樹木に住む精霊の存在が信じられていた(あるいは今でも信じられている)。

 

沖縄では古木の精をキムジナー(木に憑く物、の意味)という。また地域や木の種類によってはキムジン、キムナー、ブナガヤー、ハンダンミーなどの別名もある。赤い顔の子供のような姿とも全身が毛に覆われた姿ともいわれ、水辺に好んでよりつくことから、本土でいうところの河童の一種とみなす論者もいる。

 

・『遺老説伝』の話の全般に見られるように、キムジナーは友だちになれば魚をわけてくれたり、仕事を手伝ってくれたりするという。また、他愛ないいたずらを好む、ともされ、たとえば、夜、寝ていて急に重いものにのしかかられたように感じたり、夜道を歩いている時に手元の明かりが急に消えたりするのはキムジナーのしわざだという。

 

・キムジナーが出没するという話は現在でも沖縄ではよく語られる。ただし、最近では、観光客のおみやげなどでキャラクター化されたかわいいキムジナーが流布する一方、人に憑いて苦しめるような悪霊めいたキムジナーの話が広まる、という形でのイメージが二極化する傾向があるようだ。

 

キンマモン――海からの来訪神

・その昔、屋部邑(現・沖縄県うるま市与那城屋慶名)は幾度となく火災に遭い、多くの家が失われていた。ある日、その村に君真物(キンマモン)と名乗る神様が現れて村人たちに仰せられた。

「ここに火事が起こるのは屋部という村の名が悪いからです。屋慶名と改名すれば火事が起きることはない」

  村人たちがそのお告げにしたがったところ、その後は火事が起きることはなくなった(『遺老説伝』より)

 

・キンマモンに関する記録は、江戸時代初期の僧・袋中(1552~1639)の『琉球神道記』にすでに見ることができる。それによるとキンマモンは琉球開闢以来の守護神とされる。キンマモンは、ふだんは海底の宮に住んでいて、毎月、人間の世界に現れて遊んでは宣託を与えていくのだという。

 

・また、曲亭馬琴の『椿説弓張月』(1807~1811年)は保元の乱に破れて伊豆に流された源為朝流刑地から脱出して琉球にたどりつき琉球最初の王朝である舜天王統の祖になったという伝説を読本にしたてたものだが、その中でキンマモンは「きんまんもん」と呼ばれ琉球を守護する神だとされている。ちなみにこの読本に挿絵を付したのは葛飾北斎だが、北斎は「きんまんもん」を、魚の胴体に人間の顔、鱗だらけの手足

があって直立するという異形の姿に描いた。

 

 キンマモン=君真物で、「君」は君主もしくは神女は君主もしくは神女への尊称、「真」は真実、本物という意味の尊称、「物」は精霊の意味とみなせば、キンマモンは、精霊の真の君主ともいうべき偉大な精霊といった意味になる。「物」はまた本土の言葉で言う「もののけ」にも通じている。

 

・キンマモンは海から人里にやってくる宣託神であり、典型的な来訪神である。最近の沖縄では、この神について、単に沖縄の守護神というだけではなく、世界の救世神だとして主神に祭る新興宗教も出現している。

 沖縄の習俗伝承には、憑き物系のもののけや来訪神に関わるものが多い。これは沖縄の社会事情とも深く関連している。後述するように、沖縄では、ノロやユタといった神女たちがさまざまな祭祀をとりおこない、庶民の生活に深く関わる存在となっている。

 そして、彼女たちの職掌というのはつまるところ来訪する神を迎え、憑き物を払うことなのである。彼女たちが人々の生活に深く関わっている以上、来訪神や憑き物は社会的・文化的に認知された存在であり続けるし、またそうしたものたちが認知されている以上、神女たちの職掌も必要とされ続けるのである。

 

<メリマツノカワラ――神女と異神>

・沖縄には各地に御嶽と呼ばれる聖域がある。それらは神がかつて降臨した(あるいは今も降臨する)とされる聖地である。本土でいえば神社の本殿に相当するといえようが、御嶽は神社のような建築物ではなく自然の岩や洞窟をそのまま聖域と見なすものである。

  その御嶽の由来の中には、異形の神の降臨について伝えるものもある。

 

・13か月が過ぎ、真嘉那志は一人の男の子を生んだ。いや、それを男の子と言っていいものかどうか・・・生まれた子供は頭に2本の角を生やし、両目は輪のように丸く、手足は鳥に似て細長く、奇妙な顔立ちで少しも人間らしいところはなかったからだ。

 目利真角嘉和良(メリマツノカワラ)と名付けられたその子供は14歳になった時、母と祖母とに連れられて雲に乗り、空へと去って行ってしまった

 しかし、その後、メリマツノカワラは彼らがかつて住んでいた近くの目利真山にたびたび現れ、その度に人々を助けるような霊験を示した。人々は目利真山を御嶽として崇めるようになったという。

 この話は『遺老説伝』や『宮古史伝』に出てくる。

 

・一部の古代史研究家は、メリマツノカワラの容貌が鳥に似ていたとされるところから、中国の長江流域にいた鳥トーテムの部族が漢民族に追われて海に逃れ、沖縄に渡来して鳥崇拝を伝えたのではないか、と考察している。

 

<神女が重んじられる文化>

・明治政府の廃藩置県によって王政が廃止された後も聞得大君(きこえおおぎみ)を頂点とする神女制度は存続し、現在は聞得大君こそ空位だが、各地のノロ祝女、各地域の神を祭る女司祭)は祭祀によってそれぞれの地元の人の精神的なよりどころとなっている。

 

・一方、正規の神女制度に属さないユタという人々もいる。彼女らは庶民の祖先祭祀について指導したり、憑き物落としをしたりする民間の神女であり、その存在は沖縄の人々の生活に深く根付いている。ユタは祖先崇拝を通して庶民生活における伝統を伝えようとする存在ともいえよう。

 

ノロやユタが沖縄の人々の精神生活に深く関わっていることを思えば、沖縄の民俗伝承に来訪神や憑き物系のもののけが多い理由も改めてよくわかる。

 ノロの大きな職掌は来訪神を迎えることであり、ユタの仕事の一環には憑き物落としが含まれているからだ。沖縄の異神やもののけは、神女たちの存在意義を支えてきた。

そして、彼女らが沖縄の人々の生活に深く関わっているということは、とりもなおさず、彼女らに関わる異神やもののけが沖縄の人々の生活と密着しているということでもあるのだ。

 

もののけ天国・蝦夷地――アイヌもののけ

蝦夷地の妖怪や異神>

コロポックル――妖精はどこにいる?>

アイヌの伝説で本土の人にもよく知られているものと言えば、筆頭に挙げられるべきは、コロポックル(蕗の下に住む人)という小人族に関する伝説である。彼らはまた、トイチセウンクル(土の家に住む人)、トンチなどとも呼ばれる。この小人族たちは、伝承上、あくまで「人間」とされており、カムイ(神)でもカミムンでもないが、西欧の伝承における妖精などとよく似たところがあることも否めない。

 

・また、十勝地方の伝説では、コロポックルアイヌに迫害されてその地を去ったが、その時、川に「トカップチ」(水よ、枯れろ)という呪いをかけた。これがトカチという地名の由来だという。

 この伝説に基づき、コロポックルを北海道におけるアイヌ以前の先住民族とする説を唱える論者も多い。明治20年(1887)には人類学者・坪井正五郎コロポックルは北海道のみならず日本列島全域の先住民族で、日本民族に追われてかろうじて北海道に残っていたものが、そこからさらにアイヌに追われた、という説をたてた。

 

<魔女ウエソヨマ――北国の天孫降臨

アイヌの伝説を論じる場合に避けて通れないのはユーカラといわれる口承叙事詩だ。その中には、もののけと戦って人間の世界に平和をもたらした英雄たちの物語も含まれている。

 

<水の精ミンツチ――半人半獣の謎>

・ところでアイヌの信仰で、和人のカミ(神)にあたる霊的存在を「カムイ」ということはよく知られている。

 

ミンツチは半人半獣のもののけで小さい子供くらいの背格好をしているという。肌は海亀のようで色は紫とも赤とも言われる。

 川辺に来る人を襲って水の中に引きずり込むとして恐れられる一方で、山や川で働く人を苦難から救うこともあると言われる。

 

・ミンツチの行動パターンには和人の伝承における河童に似たところがある。さらに言えば、ミンツチは和人との接触アイヌの伝承にとりこまれた河童とみなした方がいいだろう。ミンツチの語源「みずち」は、水の神を意味する日本の古語(「蛟」という漢字を当てられる)だが、一方で青森県における河童の呼称「メドチ」と同語源でもあるのだ。

 

 

 

『写真で見る日本に来た?! UFOと宇宙人』

 (矢追純一)(平安)(昭和51年)

 

 

 

<北海道函館市にはUFOの基地がある?>

北海道の南端、函館市をのぞむ小さな港町、上磯では、しょっちゅうUFOが目撃されるそうだ。

 

・地元でもUFO目撃者の数が多い。

 

・吉川さん親子も白昼、巨大なUFOが頭上を通過して行くのを見た。それはまるで巨大な扇風機が飛んでいるようだったという。丸い円盤型のUFOで、全体がものすごい勢いで回転しているように見えた。そして、アッという間に急速にスピードをあげ、海上に消え去ったという。

 

・小坂さんたちは、ひんぱんに現れるUFO基地を探してやろうと毎晩のように近くの山々を探検してまわった。そして、ついに大沼山近くの、通称、貧乏山という山の裏側にUFO着陸跡らしい巨大な円形の焼け焦げを見つけたのである。

 

・グループのメンバーは毎晩交替で見張ることにした。そして、UFOらしい大きな怪光がオレンジ色に光りながらこの貧乏山を出入するのを8ミリにおさめることに成功したのである。

 

 

 

『エイリアンの謎とデルタUFO』

飛鳥昭雄・三神たける)(学研) 2003/5/27

 

 

 

<グレイは地球産UMAだ>

・とくに、グレイは日本人にとっては非常に馴染みが深い動物であるといってもいい。日本でもグレイは住んでいるからだ。昔から日本人はグレイをしばしば目撃してきた。ただ捕獲された正式な記録はないので動物というより、妖怪変化にされてしまっただけである。日本におけるグレイ、それは「河童」である。一口に河童といっても、そこには古代の被征服民や神話、それに呪術に至るまで、様々な要素が含まれる。その中のひとつに、実は未確認動物(UMA)としての河童があるのだ。アイヌの伝承に登場するコロポックル奄美地方のケンムン、沖縄地方のブナガヤやキムジナーもまた、そうした河童の一種でいわばグレイなのである。

 

 

 

『鬼』

 高平鳴海/糸井賢一/大木憲司/エーアイ・スクウェア 

 (新紀元社)1999/8

 

 

 

 <創造神とドラ息子>

 <伊吹(いぶき)弥三郎・伊吹童子

・弥三郎の特殊能力;鉄の体、巨体

  童子の特殊能力;不老長寿、仙術、怪力

  出自;『御伽草子』『三国伝記』『仮名草子』『伊吹童子絵巻』

 

 <伊吹の山神>

・近江の伊吹山にいたとされる伊吹弥三郎には創造神という顔と魔物=鬼という顔がある。その息子の伊吹童子も多くの部下を従えて暴れまわった鬼である。

 

 <天地を創造する>

・近江地方の伝承では、伊吹弥三郎は巨人として扱われている。日本のみならず、世界中の天地創造神話には、山や河川、湖などを創ったとされる巨人がよく登場する。世界の初めに巨人が存在していて、それが地形を創ったり、巨人の死体が山や川や海になったという話だ。弥三郎もそうした創造神の一種と見るべきだろう。

 

・彼は伊吹山や富士山、七尾村(現在の岡山)を創ったと伝えられている。

 

 <魔物に堕とされた巨神>

・古に神は、時代と共に魔物に凋落していくことが少なくない。弥三郎はその典型といえるだろう。

 

・近江の伊吹山に弥三郎と言う男がいた。その体は、鉄のようで、千人力を持つ超人であり、人々はこれを恐れて「鬼伊吹」と呼んだ。

 

 

 

『鬼』

高平鳴海、糸井賢一、大林憲司、エーアイスクウェア

 新紀元社   1999/8

 

 

 

<「伊吹弥三郎・伊吹童子(創造神とドラ息子)>

出自;御伽草子」「三国伝記」「仮名草子」「伊吹どうじ絵巻」

 

<容姿>

伊吹弥三郎も伊吹童子もその姿は一般的な鬼のイメージとは違う、ものもとの伝承から推測するに単なる巨大な男、いわゆる巨人であり、その他の細かい特徴は不明である。特に弥三郎は富士山などを造ったとされており、その体の大きさは他の鬼と波比べられないほどだろう。

 

・伊吹童子の方は、童子と呼ばれるだけあって童(わらわ)の姿をしていたらしい。不老長寿の薬といわれる「サンモ草の露」を飲んで以来、老いもせず、14~15歳の少年のままだった絵巻に書かれている。

 

<伊吹の山神>

・近江の伊吹山にいたとされる伊吹弥三郎は、創造神という顔と、魔物=鬼という顔がある。その息子の伊吹童子も多くの部下を従えて暴れまわった鬼である。

 

実は近江の伝説だけでなく、弥三郎は多くの文献にも登場している。

 

<戸隠の女盗賊><紅葉(くれは)>

・各地の伝承でも能楽で語られる場合でも、絶世の美女であったと伝えられる。しかし、罪に問われて戸隠に逃れ、その後は悪事を重ねるごとに醜い姿になっていった。一説には、その身長は3メートルほどもあったという。

 

<英雄を助けた鬼女、鈴鹿御前>

・どの伝承を見ても絶世の美女だったと記録されている。鈴鹿山の鬼女も「女」で「盗賊」だったことから、立烏帽子と呼ばれるようになったと考えられる。

 

・彼女は記録によって鈴鹿御前と呼ばれる場合と烏帽子と呼ばれる場合がある。

 

・鬼女を御前と呼ぶのは変かもしれないが、伝説を見ると、どうも、彼女は、完全な悪玉というわけではなかったようである。あるいは、鬼神レベルの力を有していたために、敬称が付けられたのかもしれない。

 

御前は田村丸を「光輪車」という神通力で飛行する乗り物に乗せたかと思うと、瞬く間に内裏に降り立った。そして、光輪車で去っていった。

 

<熱き情念の化身>清姫・(異名)白拍子白拍子花子)

和歌山県熊野地方の伝承。容姿については、伝承のパターンによって、ふたつ存在する。ひとつには夫に先立たれた寡婦(やもめ)で、イメージとしては妖艶な中年女性だろう。もうひとつは白拍子の少女の姿である。清姫といった場合、特にこちらの少女を指す。

 

 さらに彼女は、全長10メートルもの大蛇に変身することができ、これが第三の姿と呼ぶこともできる。

 

 清姫の物語は、熊野権現と関係が深く、その舞台は道成寺という寺である。主な登場人物は、清姫と彼女が恋焦がれる安珍という僧だ。

 

<●●インターネット情報から●●>

 

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より、

 

鈴鹿御前の物語

 ・現在一般に流布する鈴鹿御前の伝説は、その多くを室町時代後期に成立した『鈴鹿の草子』『田村の草子』や、江戸時代に東北地方で盛んであった奥浄瑠璃『田村三代記』の諸本に負っている。鈴鹿御前は都への年貢・御物を奪い取る盗賊として登場し、田村の将軍俊宗が討伐を命じられる。ところが2人は夫婦仲になってしまい、娘まで儲ける。紆余曲折を経るが、俊宗の武勇と鈴鹿御前の神通力 によって悪事の高丸や大嶽丸といった鬼神は退治され、鈴鹿は天命により25歳で死ぬものの、俊宗が冥土へ乗り込んで奪い返し、2人は幸せに暮らす、というのが大筋である。ただし、写本や刊本はそれぞれに本文に異同が見られ、鈴鹿御前の位置づけも異なる。

 

 

 

『鬼』  (高平鳴海、糸井賢一、大林憲司)

新紀元社)1999/8

 

 

 

<鬼はなぜ童子とよばれるのだろうか?>

童子とは、つまり元服前の稚児を示す言葉だが、童子はいわば蔑称で、時の支配者らが用いた言い回しである。鬼は確かに人々を驚かしていたが、その力を認めたがらず、下っ端=目下の者=童子と呼んだそうです。

 

<日本の伝承に残る鬼として>

・桃太郎の鬼(温羅)(うら)

 

蝦夷の鬼王(悪路王)(あくろおう)

 

有明山(信州富士とも呼ばれる)の鬼族(八面大王)(長野県の伝承)

 

・黄泉より還りし悪鬼(大嶽丸)(おおたけまる)(三重県鈴鹿山近辺の伝承)

 

・霊の化身(鬼八法師)(きはちほうし)九山岳地帯の伝承

 

飛騨の怪人(両面宿儺)(りょうめんすくな)

 

「伊吹弥三郎」と「伊吹童子」の伝承(岐阜県北部伝承、日本書紀御伽草子に登場)近江の伊吹山にいたとされる伊吹弥三郎は、創造神という顔と、魔物=鬼という顔がある。伊吹童子はその息子だという。

 

・天邪鬼(あまのじゃく)(人々に親しまれた小鬼)(和歌山県串本町の伝承)

 

・同胞を助けた「赤鬼」(せっき)出自は安倍晴明物語。

 

 

 

『異人その他』 

岡正雄) (岩波書店)  1994/11/16

 

 

 

<異人>

・異人もしくは外人は、未開人にとっては常に畏怖の対象であった。あるいは彼らは、異人は強力な呪物を有していると考えて畏怖したのであろう。あるいは悪霊であるとも考えたのであろう。

 

・自分の属する社会以外の者を異人視して様々な呼称を与え、畏怖と侮蔑との混合した心態を持って、これを表象し、これに接触することは、吾が国民間伝承に極めて豊富に見受けられる事実である。山人、山姥、山童、天狗、巨人、鬼、その他遊行祝言師に与えた呼称の民間伝承的表象は、今もなお我々の生活に実感的に結合し、社会生活や行事の構成と参加している。

 

 

 

『鬼がつくった国・日本』  歴史を動かしてきた「闇」の力とは

小松和彦内藤正敏   光文社文庫    1991/11

 

 

 

<「東北」の怨念を語りつぐ「田村三代記」>

・それで、こういう中央とまつろわぬ者の関係、日本の過去における京都を中心とする光の領域と、東北に代表される闇の領域との関係を象徴的に表している『田村の草子』という坂上田村麻呂の一族をモデルにした説話があるので、ここで紹介してみたいと思います。

 

 まず、田村利仁という人物が出て来て、妻嫌いをする。つまり、かたっぱしから縁談を断るんですが、ある日、大蛇が変身した美女を見初め、妻にする。女は妊娠し、自分の姿を見ちゃいけないといって産屋にこもる・・・。

 

・そう、タブーを破って見ちゃうわけ。それで、まさに「見たな」というわけで、「おまえは数年を経ずして死ぬが、子どもは英雄になる、覚えとけ」と預言して姿を消してしまうんです。

 

・それでね、いまの『田村の草子』には中央から見た鬼=まつろわぬ者のイメージがよく出ていると思うんですが、東北にも東北版『田村の草子』みたいなのがあるんですよ。『田村三代記』といわれているもので、話を簡単に紹介しますと、平安時代前期に都でまりのような光る物体が夜となく昼となく飛び回り、米俵、金銀、はては天皇への貢ぎ物まで持ち去ってしまうという騒ぎが起こるんです。

 

未知との遭遇だね。第三種接近遭遇(笑)。

 

・そこで、陰陽師の博士に占わせると、伊勢国鈴鹿山に天竺から来た魔王の娘である、巫女のいでたちをした立烏帽子というものがいて、日本転覆を計画しているという。しかも、日本にも立烏帽子におとらぬ鬼神である蝦夷の大嶽丸がいて、ほっておくといっしょになって攻めてくるというんです。で、そりゃたいへんだというので、田村利仁に追討を命じて、鈴鹿山に向かわせるんです。ところが、二万余騎の軍勢で探しても、立烏帽子は見つからない。そこで、魔の者に会うときは大勢で行くなという父利光の教えを思い出して、利仁一人を残して軍勢を返すと、三年以上たったある日、やっと立烏帽子を見つけるんです。すると、これがなんと紅の袴を着た歳のころは十六、七のピチピチのギャルちゃん。

 

・なんせ相手がかわいい女の子でしょ、さしもの田村丸も迷うんです。原文に「かようなる美麗なる女を討つとは何事ぞや。このうえはなかなか彼女にしたしむべきかと思召し賜えしが、いやまてしばし我心」とありますもの。

 

・ちょっと待て、だいたいそれで男は損しちゃうんだよね(笑)。そういえば、この『田村三代記』ってちょっとまえまで東北の座頭が奥浄瑠璃でやってたんでしょ。

 

・それでね、二人の戦いはなかなか勝負がつかないわけ。すると、立烏帽子が利仁の出自について語り始めるんです。それによると、利仁の祖父は星の子どもで、彼が龍と交わってできたのが父親の利光で、その利光が奥州の悪玉姫、これも鬼ですよ。それと契ってできたのが利仁だというんです。そして、田村三代は日本の悪魔を鎮めるための観音の再来だというんです。それで、自分は日本を転覆させにきて、蝦夷の大嶽丸にいっしょになってくれと何度も手紙を出したんだけれど、返事もくれない。でも、自分は女の身だからやっぱり男がいないとだめなの、あなたといっしょになって、二人で力をあわせて日本の悪魔をやっけようといいよるんです。

 

・それで、二人は結ばれて近江の高丸という鬼を退治するように命じられるんです。二人が攻めていくと、高丸は常陸の鹿島の浦(茨城県)に逃げてしまったので、立烏帽子は利仁を光りん車というUFOみたいな乗り物に乗せて飛んでいくんです。で、高丸を攻撃するときの戦法っていうのがまたSF的で、呪文をかけて十二の星を降らせて星の舞いをさせたり、一本のかぶら矢を打つと、それがビーム砲か散弾銃みたいに千本の矢先となって鬼神に降り注いだり…。結局、高丸は二人に退治されてしまう。

 

<連綿と続く東北独立国家への試み>

・『田村三代記』の主人公である田村利仁は、征夷大将軍坂上田村麻呂鎮守府将軍、つまり蝦夷に置かれた軍政府の長官であった藤原利仁とを合体させた人物なんだけど、彼は星の子どもと龍が交わってできた父親が、さらに悪玉姫という鬼と契って生まれたといわれるわけでしょう。龍と鬼という二重の異類婚によって生まれるわけですよね。その利仁が、立烏帽子という外来の魔性の女と交わって呪力を得て、蝦夷の鬼神の大嶽丸を倒す。これはまさに、まえに話した「異には異を」、「夷をもって夷を制する」という古代東北侵略のパターンそのものだと思うんです。

 ただ、東北の『田村三代記』がものすごく伝奇ロマンっぽくなっているのは、京都でつくられた『田村の草子』が東北でもう一度再生産され、京都を他界として描いているからでしょうね。

 

日本史のすぐ裏側に、闇の文化史――鬼の日本史のようなものがあるのではないか

・『田村の草子』『田村三代記』については、すでに西村寿行氏が、それをネタにして傑作を書いておられます。これらとはり合うつもりの方、おられますか。おられませんか。

 

 

 

『異星人遭遇事件百科』

 (郡純)(太田出版)(1991年)

 

 

 

<星座の名前は知的生物の姿?>

・星座の名称はこれまで単純に「星の形」とのみ関連付けて語られてきたが、近年その常識に見直しの気運が高まっているのは周知の事実である。

 

・星座の名称の由来は星の配列を似た動物にあてはめたとされるが、はたしてスバル(牡牛座)やシリウス(狼犬座)の配列が牛や狼の形に見えましょうか?これは他の星座すべてにいえることだが、(中略)星座の名称とは、その星座における代表的な知的生物を表現しているのではあるまいか?そして牡牛座と狼犬座の知的生物は、その名称通り「牛」と「狼」のような風貌をし、しかも、古くから交流があり、互いに月を前哨基地にして地球にも頻繁に訪れていた、と考えれば聖書を含めた多くの古代文献の記述も矛盾なく納得できるのである。

 

・ただ、異星人は単一の種族ではなく、様々な母星からきていたという立場に立つと話が違ってくる。人間をはじめ生き物はすべて異星人による被造物、と考えることが可能になるのだ。

 

・人間、牛、馬、鳥すべての動物は異星人がみずからの姿に似せて創造した。太古の書においては相互の「交配実験」も行われたのかもしれない。

 

 

 

『金髪碧眼の鬼達』

村昻 日本デザインクリエータズカンパニー  2015/9

鬼・天狗・山姥は白人的特徴を持っていた

 

 

 

<白人的特徴>

過去の伝統的存在、鬼・天狗・山姥達は金髪・碧眼(黒以外の目)などの「白人的特徴」を持っていた……。再発見の数多くの資料や新しい科学的データも交えながら、彼らの正体に迫る!

 

<鬼・天狗が白人!?>

<鬼の絵と天狗のお面を見ると……そして驚くべき人類学の研究と>

・まず、鬼の絵を見て頂きたい。これは江戸時代に描かれた鬼の絵巻物だが、絵の中央で首を切られている大男がその鬼だ。名を酒呑童子という。この絵では鬼の首は宙に浮き上り、また、左方の武人の頭に噛みつく、という図にもなっている。しかし、ここでこの鬼の髪の毛を良く見てみよう。あれ、……これは金髪ではないか?そして、目の色も良く見れば金色になっている。これはどういう事なのだろうか?

 

・次は、天狗を見てみよう。これらは天狗のお面だが、これらのお面は群馬県の迦葉山弥勒寺という、天狗の信仰で有名な寺に奉納されている大天狗面というものだ。この図では、中央と左方に大天狗面が、また右下に小さく、普通の大きさの天狗面も写っている。しかし、いずれの髪色も淡いが金髪に見える。また、図の大天狗面の髪も金髪だ。これらでは、目の色も金色になっている。

 しかし、鬼にしろ、天狗にしろ、この様に髪や目が金色なのは一体何故なのだろう?私達は金髪などというと……ヨーロッパ人のそれを想い出さないだろうか?また、ヨーロッパ人では金色の目の人も存在しているのだが……。

 

・実は驚くべき研究がある。今から十数年前に自然科学分野での専門論文として発表されたものなのだが、その中で「過去の日本列島に少数の白人系集団がやって来た可能性がある」という事が述べられているのだ。この研究は、東京大学医学部などの医学研究者達によって組まれたグループによる研究だった。

 

 その研究の事を次に、まず簡単に触れておこう。この研究グループでは。最初、人間の体内に寄生する「JCウイルス」というウイルスについて医学的な研究をしていた。すると、このJCウイルスのDNAの型(タイプ)が世界各地の人類集団によって少しずつ違っている事が分かって来たのだった。

 

・そこで、研究グループは、このウイルスのDNA型の違いを利用して世界各地の人類集団の「系統分け」を試みる事にしたのだ。こういう手法は、生物学(分子系統学)で良く用いられているものだ。

 そして、その結果、現代日本人の一部からも、ヨーロッパ人などの「白人」と対応している様に見えるJCウイルスの型が検出されたのだ(調査された日本人800余人の内の約2%)。

 

・そして、また、この研究グループが、日本人の中のこの白人対応と思えるウイルス型について、さらに詳しく調べてみると、このウイルス型が、ヨーロッパ人など白人の持つウイルス型と相似だが、少しだけ違いがある事も分かって来た。この事について、この研究グループは次の様に考えた。ヨーロッパ人など白人の持つウイルス型と日本人の持つ白人対応と思えるウイルス型とが「古い時代」に隔離したもの、と推測したのだった(この考え方は、この手の研究分野では、いわば情動的なものだ)。そして、この事をさらに進めて言えば、こういう事になった。白人対応のウイルス型を持っていた白人集団と、日本人の、白人対応らしきウイルス型を持っていた集団とが、古い時代に分れて別集団となった、という事だった。

 さて、この事から、この研究グループは以下の様な驚くべき推論を導いた。

少数の日本人の中から発見されたヨーロッパ人(白人)相似のウイルス型の存在は、古い過去の日本列島に少数の白人系集団が移住してきた事を示唆している

 つまり古い時代に、白人集団から分離した白人系集団が日本へ流入し、その後、この集団のウイルス型が、現代の日本人の中の白人型ウイルス型となった、とこの研究グループは考えたのだった。

 

・ところで、皆さんご承知の様に、この「白人」には、金髪、碧眼といった人達が大きい割合で含まれていた(碧眼とは青い目など、黒以外の色の付いた目の事)。という事は、過去の日本列島に、金髪、碧眼の集団が流入して来た可能性もあるという事に……なる筈だ。しかし、ここで思い出すのは、先の冒頭の、鬼、天狗の金髪、碧眼なのでは無いだろうか?

 

柳田国男氏の山人=異属説>

・ところで過去、明治時代から昭和時代にかけて、民俗学者柳田国男という人がいた(1875-1962)。歴史の教科書にも載る位の大学者だったこの人が、実は、鬼、天狗などの問題に関係して、一つの注目すべき説を提唱していたのだ。柳田氏は、江戸時代を中心とした資料中に、「山中で一種異様な者に遭遇した」という話が多数残る事を見い出し、その集団を鬼、天狗、山姥の末裔と想像して、「山人(やまびと)」と名付けていた。そして、この「山人」について、「山人=異族説」とでも呼べる説を提唱していたのだ。

 

 この柳田氏と言えば、民俗分野でかつての大学者だったヒトラー総統で、しかもその人が自身の専門分野である民俗学で、山人や、また、鬼、天狗、山姥の資料を多数扱った上で、「山人=異族説」とでも言うべき説を唱えていた。これは見逃せない事ではないだろうか?

 

・柳田氏は、この山人達の、普通の日本人にはない様な「身体特徴」にも注目していた。彼の、この山人の身体特徴の指摘には、例えば次の様なものがあった。

 赤頭というのは髪の毛の色でそれが特に目に付いた場合もあろうが、顔の赤いというのも山人にはそれ以上に多かったのである。或は平地人との遭遇の際に、興奮して赤くなったのかという事も一考せねばならぬが、事実は肌膚の色に別段の光があって、身長の異常とともに、それが一つの畏怖の種らしかった。地下の枯骨ばかりから古代人を想定しようとする人々に、ぜひとも知らせておきたい山人の性質である。

 

・柳田氏は上述の様に「山人」の身体特徴の指摘をしていたのだが、但し、この文では、その身体の特徴が「人種的特徴」だろうとか、山人が「人種的傾向」を持っているらしいなどという様な事は何も言っていない事がわかる。そして、彼の他の文献を見てもやはりそういう指摘は見つからない。しかし、それは彼の、自分は人類学の専門家ではないから、という学問的慎重さゆえだったのかもしれない。ただし、上述の様な山人の身体特徴の指摘は、それが人種的特徴であるかも知れない、と連想させるもので、それを暗に示唆していた、という言い方はできるのではないだろうか。

 

<丹後大江山の鬼=外国人説>

・ところで、柳田氏は、以上の説を突然、思い付いたものでもなかったのかも知れない。というのは実は、科学的には不完全なものとは思えても、鬼が外人ではないかや、白人では?或は天狗にもそういった説が柳田説以前から存在していたのである。それらは彼らの髪色や、そして、良くは分からないが、何らかの伝説などを元にか、そういう説が唱えられていた。そこで、以下、それらの説がどんなものだったのかを、いくつか見てみる事にしよう。

 まず、最初に見るのは、京都の丹後地方の大江山に昔住んでいたという伝説の残る鬼、この冒頭に出した「酒呑童子」という名の鬼なのだが、この鬼とその配下の鬼達が実は外国人ではなかったか、という説である。この説は、現在、この大江山周辺では比較的良く知られている説の様だ。ただ、説そのもののルーツはかなり古い様で、江戸時代に既にこの説を書いたものが見つかる。江戸時代の当地の地誌の中に、その鬼=外国人説が載っている。

 

・この様に、鬼とは「言葉が通じない」「衣服が人と異なる」(これは当時の普通の日本人のものと違ったという事か)者だったというのである。また、粗暴な性格だったともある。そして、こうした事から、鬼とは、日本人ではなく、外国より日本に上陸したいわゆる海賊だったのではないか、という説だ。

 ここで、鬼が海賊だったというのは、この著者(?)の想像の部分だろうが、しかし、「言語通じない」「衣服人に異なる」という部分はそうでもなく、少なく共「伝説」として書かれている様だ。その「伝説」の真実味は果たしてどうだったのだろう?

 

<天狗の外国人説>

・以上、鬼に関する外国人説を見た。しかし、鬼に少し似た存在としてか、日本には天狗という存在も伝えられて来た。そして実は、この天狗にも、鬼同様に外国人説があった。この天狗の外国人説は現在でも少しは知られている説だが、最初に唱えられたのは近い年の事ではなく、少し以前の事の様だ。筆者の知る、最も古い天狗=外国人説というのは、菊地晩香氏という人物が唱えたもので、これは、戦争よりも以前の時代に唱えられたものらしい。

 その菊地氏によると、天狗とは、昔、日本にやってきたユダヤ人だろうという。ユダヤ人は古くから中東やヨーロッパに居住していた民族だ。

 菊地氏が何故、天狗をユダヤ人だろうと言ったのかといえば、まず天狗が頭に付けている兜巾(ときん)と呼ばれる小さな黒い箱、これがユダヤ人の誓文筥というものと同じだという。そして、もう一つには、天狗は、棒状に突き出た鼻形だけでなく、いわゆる鉤鼻形の天狗も少なくないのだが、この鉤鼻がユダヤ人に見られる鼻形だというのだ。

 これらの理由から、菊地氏は天狗を日本にやって来たユダヤ人だと考えていた。そして、この天狗=ユダヤ人説は、現在では他にも証拠をいろいろと加えて、さらに日ユ同祖論者達によって唱えられている様だ。

 

 

 

『神仙道の本』

(秘教玄学と幽冥界への参入)(学研)2007/3

 

 

 

<地球大気圏の某所の映像>

・宇宙の根本神は、いうまでもなく天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、高皇産霊神(たかみむすひのかみ)、神皇産霊神(かみむすひのかみ)の造化三神だ。

 

・玉京山から放たれている「三色の霊光」というのがまさにそれで、神の姿は見えず、ただ中央の「水色にして五色を含みたる光」と左の「水色の光」と右の「白光」が、まばゆいばかりにキラキラと放電されているさまが拝まされるのみだという。そして、この神秘的な景観も友清流に言えば、地球大気圏の某所の映像なのである。

 

北極星のような隔絶の神界と比べると日界は、指呼の間だが、あの猛烈な光熱で、どんな霊も燃えつくしてしまうように思われる。水位は、日界には入り難いが、下に見たことはあるといい、城郭のようなものが数十あったといっている。

 

・地球に最も近い月界だが、ここは「もろもろの穢(けがれ)の往留る」根の国、底の国に当たる。そのため、神仙から月球人にいたるまで、全て地球より「遥かに卑しく劣る」そうで、かぐや姫のようなロマンチックな世界ではないらしい。

 

<さまざまな神仙界>

<36天と大羅天>

本邦神仙道のモチーフか

道教の36天説(元始天尊の坐す大羅天を最高天とし以下、玉清境、上清境、太清境の三清天、四種民天、仏教から取り込んだ三界(無色界、色界、欲界)の28天を重ねたモデル。

 

・日本の神仙道では、36天は道士のつくりごとだとして、ほとんど相手にしていない。

 

<五岳真形図と五岳神界>(地球霊界の軸柱となる神界

 <石城島(しきしま)霊界>(友清歓真(10歳のとき神隠しにあったといわれる)が赴いた理想郷)

友清歓真が訪問した当時で人々は14万人。3ないし4つの行政区に分かれており、東部は科学的な研究機関、学校・工場などのある近代的な地域でアメリカの最新の意匠による別邸のようなものも建っている。

 

・東部と比べると西部は、鄙びた地域で友清と石城島霊界に招いた物故者の田畑氏は、20坪ばかりの菜園の世話をしていた。もっとも、肥料も水もやらないのに美しく立派な野菜ができるというから、世話というほどのこともない。

 

 

 

『神仙道の本』  (秘教玄学と幽冥界への参入)

(学研)2007/3

 

 

 

仏仙界><神仙界と対立する妖魔の巣窟か?>

<神仙家が敬遠する世界>

・山人界でもないのに、愚賓がでてきているのは仏仙界にも僧侶のなりをした愚賓が住んでいるからだ。ただし、仏仙界の愚賓は「無官」だそうで、「理不尽に愚人を誑(たぶら)かすから「愚賓者」とも呼ばれるらしい。利仙君によれば、極楽も仏も、みな愚賓が見せる幻術だというのである。

 

仙界に出入りした神仙家は多いが、不思議なことに仏仙界については誰も中に入って見聞しようとしない。敬遠しているのは明らかだが、それも道理で、彼らは、筋金入りの仏教嫌い、仏仙嫌いなのだ。仏教に対する嫌悪感を最も露骨に示しているものもいる。

 

魔界と魔王

極悪の魔が救う禁忌の領域とは

魔界だけは、全くといっていいほど、探訪情報がない。

 

死後「極悪の人霊」となった魔王

魔に堕した悪霊を掌る魔王

・ 魔王の筆頭は、造物大女王という女魔で、天地開闢の際、積もり積もった陰気の悪気が凝結して生まれたという。

これに次ぐのが無底海太陰女王だ。

 

宇宙の神仙界

<大気圏の外にも広がる神仙の世界>

・実は、遠方の星の世界の状況が、この地球の大気圏内の或るところに影を映したような状況になって、そこへ行って来たからだという。

 

・この玉京山が紫微宮の中心の神山で、そこに天帝の住まう玉京山鳳宮がある。さらに玉京山の南方の海中には、宮殿楼閣を空に聳えさせている紫蘭島(しらんとう)があり、紫微宮神界の重要な施設が立ち並んでいる。

 

・毎年元日には、全世界の神々がこの島の紫蘭大枢宮号真光遊門という門の前に集まり、宇宙の根本神に拝礼朝賀するというのである。

 

 

 

『神仙道の本』(秘教玄学と幽冥界への参入)

(学研)2007/3

 

 

 

山人界(天狗界)

<多種多様な天狗らの仕事と生活の実際>

<高級山人が住まう壮麗な宮殿>

・山人とは山の神のことだが、天狗の異名として用いられることもある。「お山には善美を尽くした広大結構な御殿があり、三尺坊は平生には、そこに居られますが、亦、空中にも大なる御殿があってここにも多くの方々が居られます」。

 

山人界の天狗の風体とは

・天狗というと鼻高・赤面の異形に描かれるのが通常だが、実際の姿は人と変わらず、頭巾をかぶり、白衣を着し、足には木沓(きぐつ)を履いている(裸足の愚賓(ぐひん)もいるという)。

 

・最後に天狗は日本独自のものとの話があるが、それは間違いだということも付記しておこう。中国にも朝鮮にもいるし、西欧にもいる。また、世界各地の天狗が集まって行う山人会議もあるそうだ。

 

 戦争に出陣する愚賓(下級天狗)たち

・仕事は、より上級の神界の下命に従って戦争に従軍したり、霊界や人間界をパトロールしたり、冥罰を下したりと、そうとう忙しい。大小の愚賓は、元来が武官だから、戦争になると鬼類などを従えて直ちに出陣する。

 

加納郁夫という名の天狗の弟子となった「天狗の初さん」こと外川初次郎は、加納天狗の供をして満州事変に従軍したと言っているし、幕末の戦乱時に活動した才一郎は明治元年から2年にかけての戊辰戦争に冥界から参戦し、三尺坊の命令で、自分の出身国である尾張藩の隊長“千賀八郎”を守護していたと語っている。

 

 

 

『神仙道の本』 (秘教玄学と幽冥界への参入)

(学研)2007/3

 

 

 

異界交通者が赴く山人界(天狗界)

僧侶や仏教信者など、仏教徒深い因縁で結ばれた者が入る「仏仙界」がある。>

 全霊界は「むすび」と「たま」の領界に大別される。>

・むすびの世界とは、「衣食住や山河草木や万般の調度品が、客観的に実在として殆ど人間界のごとく存在する」世界のことで、我々の現界もここに属する。現界もまた霊界の一種、むすびの霊界なのである。

 

・ 一方、たまの世界は「欲する品物が欲するままに、そこに現出する代わりに注意を怠っていると消えたり、一瞬にして千里を往来したり、もやもやと霊のようなものが友人や知人の顔となり手となって遂に完全な姿として、そこに出てきたり、高い階級で美しい光の乱舞の中に自分も光の雲の如く出没穏見したりする」世界をいう。

 

<高級神界の世界>

神集岳神界・万霊神岳神界・紫府宮神界とは

<全ての地の霊界を統制する大永宮>

・神集岳神界があり、中心は大永宮という巨大な宮城で、一辺が160キロもある高い壁に取り囲まれている。四方に大門があり宮城を四方から囲む数十の宮殿群もある。

 

・幽政の中府だけに膨大な数の高級官僚が働いている。東洋、西洋、人種はさまざまだが、日本人も沢山、含まれている。

 

紫府宮神界は宇宙神界の紫微宮神界ではないので、注意。

 

・そもそも「天機漏らすべからず」といって神仙界の機密は人間界には伝えないのが決まり。

 

現界人の生死・寿命を管掌する神

・万霊神岳は現界人にとって最も重要な関連をもつ神界とされているのである。大きな島嶼としてまとまっている神集岳とは異なり、この神界は様々な霊界幽区が集まってできた“連邦体”だという。この世界に属する霊界はきわめて広く、いわゆる極楽や地獄も内包しているし、仏仙界も含まれるというから、その巨大さは想像を絶する。

 

<刑法所も存在する万霊神岳>

・神集岳神界・万霊神岳神界・紫府宮神界が地の霊界では最も高級な神界で、地の霊界全体を監督・支配している。

 

・刑法所もあり、極刑も執行され、霊魂は消滅させられるというから恐ろしい。

 

 

 

『神仙道の本』(秘教玄学と幽冥界への参入)

(学研)2007/3

 

 

 

神仙界の構造

<神仙が住まう天の霊界と地の霊界>

世界には目に見える物質的世界(顕界)と目に見えない霊的な世界(幽冥界・幽界)があると説いている。

 

・極陽に近い部分が天の霊界(天の幽界・天の顕界)、極陰に近い世界が地の霊界(地の幽界・地の顕界)ということになる。

 

地の霊界の首都「神集岳神界」

神仙道の場合、まずトップに来るのが天の霊界、筆頭の大都(だいと)、「紫微宮(しびきゅう)」で、天地宇宙の根元神の宮であるという。

 

この紫微宮の次にくる「大都」は、天照大神の神界である「日界」(太陽神界)で、ここが太陽系全体の首都ということになる。

 

神仙道ではこの日界の次にくる大都以下を地球の霊界とし、その首都を「神集岳神界」と呼んでいる

 

・神集岳は地の霊界全体を管理運営する神界で、地の霊界の立法府・行政府・司法府の最高官庁が、この都に置かれているという。

 

・首都・神集岳神界に対する副都を「万霊神岳神界」という。

 

・神界では、年に1回、現世の人間、霊界に入った人霊および仙人など一切の霊の“人事考課”を行い、寿命も含めた運命の書き換えが行われるという。この作業の中心が万霊神岳だそうなのである。

 

 

 

『「あの世」と「この世」の散歩道』

天外伺朗)(経済界)2001/5

 

 

 

宇宙の「明在系」と「暗在系」

・―宇宙は、目に見える物質的な宇宙、「明在系」と目に見えないもう一つの宇宙「暗在系」により成り立っている。「明在系」のすべて、人間、時間、あるいは人間の想念でさえ、「暗在系」に全体としてたたみこまれているー

 

・周知のように、テレビの画面は放送局から飛んできた電波が元になっています。電波は広大な空間に分布しており、その広がりを「電磁界」といいます。今、「明在系」、つまり、目に見える物質的な宇宙をテレビの画面に、「暗在系」を電磁界にたとえてみます。実際の宇宙空間は3次元で、テレビの画面は2次元ですが、その違いは無視します。

 

・まず、最初に、電磁界がなければ、テレビの画面には何も映らないのは明らかでしょう。同じように、「暗在系」がなければ、「明在系」は存在できません。両者をひっくるめてひとつの宇宙が構成されています。

 

・次に、テレビ画面上の人物や物体は、電磁界のどこかに特定の位置に対応している、ということはなく、全体としてたたみ込まれています。従って、電磁界のどんな小さな部分にも、テレビ画面全体の情報が含まれています。

 

・私達が肉体を持って生まれてくるというのは、ちょうどテレビのスイッチをつけるようなものでしょう。逆に死ぬことは、スイッチを切るのに似ています。画面は消えますが、だからといって電磁界がなくなるわけではありません。「暗在系」というのは、生死と無関係で、時間を超越した、絶対的な存在なのです。

 

 

 

『戦争とオカルトの歴史』

 (W・アダム・コンデルバウム)(原書房)2005/2

 

 

 

ヒトラー親衛隊>

テロリズムを好んだ夢見る神秘主義者たちの団体からナチズムが生まれた。そしてそれが、“大量殺戮”という言葉に新たな様相を付け加えた。第三帝国全体を特徴付けるのが、この神秘主義と魔術である。ナチスの部隊と言うと、伸ばした脚を高く上げて機械のように行進する様子が思い浮かぶかもしれない。SSには、ダース・ベイダーの衣装のような黒い制服と髑髏の記章が用意され、他のドイツ軍部隊と区別された。

 

・もともとは、ヒトラーの護衛部隊として作られたSSだったが、やがて帝国の悪魔崇拝者となっていった。SSの志願者は、1750年までさかのぼって民族的に純血であることを“アーリア人の血筋”を証明しなくてはならなかった。要求される身体的条件は非常に厳しかった。ルーベンスボルン政策(スーパー北方種族を創出するための交接・出産・養育施設のこと)のための繁殖所では、金髪・青い目の子供の父親として、新アーリア超人からなる支配者民族の中核となる役割をになうからである。

 

・彼らは、生まれたときから信じてきたキリスト教を捨て、寄せ集めの異教精神を詰め込まれ、クリスマスを古来から続く、ただの祝い日とし、古代ルーン文字の象徴的な意味を学ばされた。SSのシンボル・マークも、ルーン文字で作られ、親衛隊は、ナチスの“信仰”を守るテンプル騎士団となった。

 

・皮肉なことに金髪・青い目の超人をまとめる組織の指導者は、細いあごをして眼鏡をかけた養鶏農家出身の勇者にふさわしい体つきとはとてもいえない男だった。男の名は、ハインリヒ・ヒムラーという。

 

 金髪のアーリア人種出身の超人など歴史的に全く存在しなかった

アーリア人であるという以外にSS隊員の配偶者には、出産能力がなければならなかった。ナチスは嫡出・非嫡出を問わず妊娠を奨励し、妊娠・出産を望むものには報奨金を出す一方で、遺伝的障害を持つ“劣った種“を生まないように不妊手術と中絶手術を広く行った。ナチスは、”血こそ生である“という無意味なオカルト的信仰を持つ豊穣崇拝カルトだった。

 

・既成の教会に反対するSSによって、反教会権力のプロパガンダが広められた。キリスト教の教義は、ナチ“教”とはかみあわなかった。金髪の超人ばかりという架空の民族を発展させようというときに、柔和なるものが地位を継げるわけがない。もう片方のほおを差し出すことは、世界支配の夢とは全く相反し、ヒトラーの支配する暗い帝国で、イエスの説いた道は阻まれた。ある観点から見れば、ナチスとは、本質的には軍事と政治を一体化した大事業が、いかにして既成の宗教と対立するミュトスとオカルト活動を独自に生み出したという20世紀最大の例かもしれない。

 

 

 

『図解近代魔術』  

(羽仁礼) (新紀元社)  2005/10/6

 

 

 

ナチス

・ドイツの政党で、政権取得後は国家と一体となって活動、第2次世界大戦により解体。その思想にはゲルマン系神秘思想がとりいれられている。

 

神秘主義政治結社

・ドイツの政党、「国家社会主義ドイツ労働者党」のことで、1919年にミュンヘンで結成された「ドイツ労働者党」が1920年に改称したもの。

1926年、アドルフ・ヒトラーが党の総裁に就任して以来勢力を拡張し、1933年1月にヒトラーが首相に就任すると次第に国家との一体化が進み、「第三帝国」と呼ばれる体制化でその崩壊までドイツを支配した。

 ナチス・ドイツは、共産主義者フリーメイスンとともに魔術師や占星術師、秘密結社を迫害したが、ナチス自体魔術的世界観を背景に持つオカルト結社であったとの主張もある。また、ヒトラー自身魔術師であったとの説もある。

 

 

 

『図解近代魔術』  

(羽仁礼) (新紀元社)  2005/10/6

 

 

 

マスター

・神智学において、人類を密かに導く超人的存在。歴史上の偉人の多くがマスターであったとされる。グレート・ホワイト・ブラザーフッドなる団体を結成。

 

神智学における人類の指導者

ブラヴァツキーの神智学では、世界のどこかに住む「マスター」、あるいは「マハトマ」「イスキン」と呼ばれる超人的存在を想定している。マスターたちの姿は限られた人間にしか見えず、密かに人類の魂を高めるために働いているのだという。

 

過去に出現した優秀な宗教指導者や心霊術の導師は皆マスターでブラヴァツキーによれば、釈迦、孔子、ソロモン王、老子、さらにはフランシス・ベーコン、サン・ジェルマン伯爵などもマスターだという。

ブラヴァツキーが出会ったクートフーミというマスターは、以前ピタゴラスに姿を変えていたこともあるが、今は青い目をし、美形のカンミール人でバラモン(僧)の姿をしているという。

 

ブラヴァツキーのみならず、ヘンリー・スティール・オルコットやクリシュナムルティなども、実際にマスターたちの訪問を受けたことがあるという。そしてこのマスターたちが構成するのが「グレート・ホワイト・ブラザーフッド」と呼ばれるグループである。

 

・様々な情報を総合すると、このグレート・ホワイト・ブラザーフッドは144人のマスターからなり、シャンバラ(チベット仏教におけるユートピア)にいる世界の王を頂点としている。この世界の王の祖先は、ヴィーナス(ローマ神話の愛と美の女神)で、手足となる数人の者を従えて、16歳の少年に変身しており、この世界の王の手足となっているものが釈迦、マヌ(インド神話における最初の人間)、マイトレーヤ(インド仏教の伝説的人物)たちである。

 

 

 

『図解近代魔術』 

(羽仁礼) (新紀元社)2005/10/6

 

 

 

地下世界アガルタ

<サンティーヴ=ダルヴェードル(1842-1909)>

・独自の政治体制を構想、古代アトランティスの先進文明や地下世界アガルタの存在を主張した。

 

・彼が構想したシナーキズムは、当時流行していたアナーキズムに対抗するために考えだされたもので、世界の秘密の指導者とテレパシーでコンタクトできる人間たちの秘密結社が国家を支配する体制のことである。彼によれば、薔薇十字団やテンプル騎士団もそうした秘密結社であった。このシナーキズムを構想する過程で、彼は古代アトランティスの先進文明や地下世界アガルタに住む世界の王者といった観念を取り入れている。さらに根源人種の存在やアーリア人至上主義など、ブラヴァツキーの神智学やナチス・ドイツに引き継がれた概念も含まれている。

 

地下世界アガルタと首都シャンバラ

中央アジアの地下に存在するという王国。首都シャンバラには、幾人もの副王と幾千人もの高僧を従えた世界の王ブライトマが住み、地表の人類とは比較にならない高度な科学技術を持つ。地上の世界とはいくつもの地下通路で連結され、チベットポタラ宮の地下にも入り口があると伝えられる。

 

 

 

『神仙道の本』  秘教玄学と幽冥界への参入

学研マーケティング   2007/3

 

 

 

<宮地堅盤(かきわ)〔水位〕(1852~1904) 自在に仙境に出入りした近代神仙道の大先達>

魂を飛ばして異界へ往来

・「仙人というものは、いわば人間界の変り種で、昔からめったに世にでない稀有の存在であるにもかかわらず、常磐・堅盤の父子二代相ついで、神仙の位を生前において得たことは、人類史上ほとんどその例を見ないであろう」

 

まさに宮地堅盤こそは、その実父常磐から教導された宮地神仙道の大成者であるだけでなく、近現代の神仙道史上、最大の巨星といっても過言ではない。

 10歳で父の指導のもと、肉体はそのままで魂だけで飛行するという脱魂法(後年は肉体も伴ったとされる)を修得し、高知の手箱山の神界に出入りしたのを手はじめに、神界の諸相をつぶさに見聞し、同時に人間界でも文武両道に励み、修行を積んだ。

 

・つまり、堅盤は脱魂法、あるいは肉身のままで数百回も幽真界に出入りしていたというのだ。

 堅盤の記録によれば、大山祗神のとりもちにより少彦名神(青真小童君)に面会を許され、さらに川丹先生こと玄丹大霊寿真(年齢は明治元年時に「2016歳」)と称する朝鮮の神仙界の大長老を紹介され、この両師を中心に、神界の秘事などの教示を受けたとしている。

 

・また堅盤の道号である水位という名も、22歳のころに少彦名神から名づけられたものだという。そもそも、堅盤は「謫仙」、つまり、神より特別な使命を受けて、本籍地の神仙界から人間界に流謫した仙人であったというのだ。

 

<神界の最高機密の大都へ>

・堅盤が自ら探求した幽冥界の様相を書きとめたものが、神仙道最高の書とされる『異境備忘録』である。神界・神仙界・天狗界など幽真界の情報がはしばしに織り込まれており、堅盤最大の功績はこの書を残したことだといわれるほどだ。

 

・堅盤は仙童寅吉ともいっしょに岩間山の杉山僧正に会い、各種の仙界へも飛行して出入りしたと書き残しているが、神仙界では寅吉より堅盤のほうが位が上であったという。

 

<全神界を包括する奇書『異境備忘録』>

・『異境備忘録』は、基本的には、先行文献としてあった平田篤胤の『仙境異聞』をふまえたうえで、道教的な神仙思想と日本の神道古神道などを有機的に結合する比類のない世界観を確立した根本原典となっている。堅盤の開示した神仙道は、神仙思想の本場中国の影響圏内から脱して、逆にそれを傘下に組み入れ、さらにインドに本拠がある仏仙界や西洋の神界などまでを従属させた画期的なものであった。

 つまり、堅盤ならではの《神国日本》ならぬ《神仙道日本》の宣言書だったのである。

 

・堅盤は、大病の時期を除き、ほぼ生涯にわたって健筆をふるった。その全著作は百数十冊とも二百冊ともいう。これを高さに概算すれば、10等身におよぶほどだったらしい。

 

・ちなみに、堅盤の著述や蔵書の多くは、戦前に、近代神道史学の先駆者・宮地直一東大教授を経由して高知県立図書館に寄贈された。その後、昭和20年に空襲で同図書館が被災したときに烏有に帰している。

 

 

 

『日本神仙伝』

不二龍彦)(学研) 2001/5

 

 

 

<宮地水位>

日本初の本格的「霊界探訪記」『異境備忘録』を著した宮地水位

シャンバラも含む幽界の多様性

・また、チベット密教で言う「シャンバラ」とおぼしき幽区についての記述もある。

シャンバラというのは、代々一人の王によって統治されてきたとされるヒマラヤ奥地の理想郷で、永遠の光の下、賢者だけの理想国家を築いていると伝承されている。この霊的な王国には、未来のいつの日か、邪悪な勢力を最終戦争によって打ち滅ぼすという神聖な使命があり、今もそのための活動を密かに行っているというのである。

 

今でこそ、広く知られるようになったシャンバラだが、水位の時代には、ごく一部の学者以外、その存在を知っているひとは皆無といってよかった。

 

ところが水位は、「西洋国のヒマラヤ山」に「中凹(なかぼこ)」の「支那上代」の神仙界があり、「山上は闇夜でも昼の如く」輝いていると、ちゃんと記述している。

しかも、この「支那上代の神仙界」がある山は、神仙界では「地軸」と呼ばれているらしく伝説の西王母(せいおうぼ)が住んでいるというのも、シャンバラ伝説と通いあうところがあって面白い。

 

 

 

『術』

綿谷雪   青蛙房  1964

 

 

 

<天狗飛切りの術と軽身の習練>

・仙界に出入りしたという紀州のモグリ医者島田幸庵の報告によれば、仙人界と天狗界は同じ系列の特別世界で、その階級は仙人界のほうは神仙、山人(やまびと)、異人(霊人)、山霊(やまのかみ)、山精(こだま)、木精(すだま)、鬼仙(おに)、山鬼(たかがみ)、境鳥(たかとり)、麒麟(ましか)、鳳凰(ながなきどり)、霊亀(おうかめ)と順次し、狗賓(くひん)のほうは大天狗、小天狗、木葉天狗、魔天狗、邪鬼の順であるが、両界通じていえば、大天狗は仙界で山人の階級に相当するという(-『幸庵仙界物語』)。

 

・もとより架空の観念的構成にすぎないが、しかし古来、仙人も天狗もいろいろと変わった型のものがあって、綜合的に考慮するとすれば、結局右のような組み立ては常識的といえるかも知れない。

 さすれば仙界・天狗界とも、上級者には超自然的な神仙型の飛翔を想像し、下級の者に鳥獣型の飛翔を想像するのは当然のことで、下ッ端の天狗は翼をもって飛ぶと考えられていました。

 

・では翼のない上等の天狗は、どのように飛翔したのか?私どもが、子供のころ聞いた話では、天狗は羽団扇をもっていて、それであおいでふわりふわりと翔ぶということでした。じつは羽団扇は飛ぶときの目標を定めるレーダー式のもので、下降するときには、方向舵の用をすると仙童寅吉は語っています。

 

・年代はよくわかりませんが、和歌山藩の餌差役で某という者が、鷹の餌にする小鳥をもとめて深山へ分け入り、小鳥網を張りました。知らず知らず殺生禁断の高野山の一部へ入りこんだらしく、おもしろいほど小鳥がかかる。

 と、どこからか一人の異様な老人が立ち現れました。某をにらみつけながら、小鳥を次ぎ次ぎと網からはずして逃がしてやり、ここは殺生禁断だから、あきらめて帰れという。

 某は何だか怖くなって帰ることにしたが、異人は気のどくに思ったのか、せっかくの機会だから跳ぶ術を教えてやると云い、某を高く突き出した岩石のうえへつれてゆきました。

 

・「さあ、谷底へ飛び下りてみろ。おれが下へ行って受け止めてやるから」という。しかし、怖くて、どうしても飛べない。ちゅうちょしていると異人は、うしろからいきなり某を突き落しておいて、すぐに谷底へあらわれてズシンと受け止めました。

 

「どうだ怖くないだろう。もういちどやってみろ」

こうして何回も飛び下りて受けてもらっているうちに、どうやら身のこなしなども会得して、平気で跳べるようになりました。

 

・某は礼をのべて和歌山へ帰り、高い屋根へ飛び上がったり飛び下りたりして人々をおどろかせるようになったが、その後三年ほどして、ふと飛ぶことに恐怖をおぼえ、急にそれっきり飛べなくなったという(-『積翠雑話』)。

 

・積極的な精神力が或る程度の危険を克服する事実は、この一話からも汲み取れるでしょう。跳躍は、昔は“軽身の術”とか“軽業”とかいいました。

 

 

 

『神仙道の本』

(秘教玄学と幽冥界への参入)   (学研)2007/3

 

 

 

<山人界(天狗界)>

<多種多様な天狗らの仕事と生活の実際>

<高級山人が住まう壮麗な宮殿>

・山人とは山の神のことだが、天狗の異名として用いられることもある。「お山には善美を尽くした広大結構な御殿があり、三尺坊は平生には、そこに居られますが、亦、空中にも大なる御殿があってここにも多くの方々が居られます。

 

ひと口に山人界といっても階級は実に多い。そこで、空中の御殿に住む鬼類・境鳥まで、暮らし向きも千差万別なのである

 仙童寅吉以降、山人界の情報はずいぶんと数多くもたらされてきたが山人界の階級等についてもっともまとまった情報を伝えているのは島田幸安だ。

 

山人界の天狗の風体とは

・島田によると、山人界の階級は①神仙、②仙人、③山人、④異人、⑤休仙、⑥愚賓(ぐひん)に大別される。この愚賓というのがいわゆる天狗のことだが、天狗は人間が命名した俗称であって、山人界では使わないという。

 

・天狗というと鼻高・赤面の異形に描かれるのが通常だが、実際の姿は人と変わらず、頭巾をかぶり、白衣を着し、足には木沓(きぐつ)を履いている(裸足の愚賓(ぐひん)もいるという)。「人界にて云如き鼻高く翼ある者は無御座候」と、島田は断言している。

 愚賓は神仙から数えて6番目の下級官吏だが、そのなかにもまたこまかい階級がある。①山霊(大愚賓)、②山精(小愚賓)、③木仙、④鬼仙、⑤山鬼、⑥境鳥、⑦彩麟(ましか)がそれだ。

 

・⑥の境鳥が、いわゆる木の葉天狗・木っ端天狗と呼ばれる類で、嘴と翼をもつ鳥類の化身である。

 

・最後に天狗は日本独自のものとの話があるが、それは間違いだということも付記しておこう。中国にも朝鮮にもいるし、西欧にもいる。また、世界各地の天狗が集まって行う山人会議もあるそうだ。

 

戦争に出陣する愚賓(下級天狗)たち

ただし、人間のように肉を食うのではなく、気だけを食うのだと島田が注釈している。生きている魚を海などから招き寄せ、「味の気」だけを取って食べ、食後は生きたまま海に帰すというのだ。

 

・仕事は、より上級の神界の下命に従って戦争に従軍したり、霊界や人間界をパトロールしたり、冥罰を下したりと、そうとう忙しい。大小の愚賓は、元来が武官だから、戦争になると鬼類などを従えて直ちに出陣する。

 

加納郁夫という名の天狗の弟子となった「天狗の初さん」こと外川初次郎は、加納天狗の供をして満州事変に従軍したと言っているし、幕末の戦乱時に活動した才一郎は明治元年から2年にかけての戊辰戦争に冥界から参戦し、三尺坊の命令で、自分の出身国である尾張藩の隊長“千賀八郎”を守護していたと語っている。

 

<天狗が下す恐怖の冥罰>

・天狗の仕事で最も怖いのは、人間界に罰を下すという仕事だ。火事による処罰が多いようで、情け容赦がない。たとえば、杉山僧正が東京の平川町(平河町)を焼いたことがある。

 

過酷をきわめる天狗界の修行

・寅吉や才一郎は仙縁があって山に招かれたものだがら否応はないが、凡人が天狗の「神通自在」にあこがれて山中修行に入っても、ろくなことにはならないらしいから、注意が必要だ。

  最後に、天狗は日本独自のものとの説があるが、それは間違いだということも付記しておこう。中国にも朝鮮にもいるし、西欧にもいる。また、世界各地の天狗が集まって行う山人会議もあるそうだ。

 

 

  

『妖怪の本』  異界の闇に蠢く百鬼夜行の伝説

 学研    1999/3

 

 

 

<神々の領域からはみ出した者たち>

・妖怪とは何者か。日本民俗学の祖・柳田国男は「神々が零落した存在」と定義した。以来、学問的にはそういう説明になっている。

 では、ここでいう”神”とはどんな存在か、注目すべき説として、「姿を隠す」という意味の<かくれみ>からきているというのがある。

 

妖怪が訪れる

おい、オレはここにいるぞと、彼らは山から海からやって来る

・ヤマワロという妖怪がいる。「山童」と書くことからもわかるように、名もない民俗の山の神だが、熊本などでは、このヤマワロが春の彼岸になると、何千匹もの隊列をなして山から下り、人家の屋根づたいに賑やかに川に降りてガラッパ(河童)に変身し、秋の彼岸になると、今度は川から山に帰って、またヤマワロに戻るのだという。

 ワイワイガヤガヤと騒ぎながら、わが家の屋根の上をヤマワロたちが通過していく気分は、いったいどんなものだろう。次々と川に飛び込み、ガラッパに変身するときのさまは、どれほど壮観なのだろう。そのさまを思い描くと、心がはずむ。

 

妖怪から授かる

秘薬から長寿の秘訣まで――山の神に通じる不思議な力と知恵

・妖怪から薬の調合法を教わったり、秘伝書を授かったり、未来を教えられたりといった話は、実に昭和の代まで語りつがれている。

 数えるのは、山神や水神が妖怪化したという天狗・狐・河童が断然多い。

明治42年生まれの岩手の多田忠助さんは、河童から薬の調合法を教えられた。喉の腫れに効く薬だという。九州には、河童から魚釣りの秘伝書と河童相撲の秘伝書をもらった話がある。

 

妖怪と結婚する

<産まれた子が不可思議な能力を……妖怪婚姻譚の世界>

・妖怪との結婚では、まず、妖怪のご機嫌をとり結ぶために、娘を差し出すというパターンがある。人身御供型の神話伝承で、これは古い。ヤマタノオロチ伝説がそれであり、大江山酒呑童子が完成形といえる。民話では猿の化け物のエンコウが、よく人間の娘を所望する。猿は山神であり、地方によっては、同時に河童の化け物でもある。

 

・次に、山の神と巫女との霊的婚姻というパターンがある。神の言葉を取り次ぐ巫女は、神の嫁だ。三輪山の蛇神・大物主は、櫛箱に入って子蛇に化け、ヤマトトトヒモモソ姫のもとに通った。神話では、姫は神示に使う箸で秘所を突いて死んでしまうが、これは巫女が我が身を神に捧げて、神霊の住む異界に籍を移すという意味なのである。

 

異類と結婚して不思議な力を授かるという結婚パターンもある。たとえば、天皇の祖先は、龍女から生まれたことになっている天皇の神聖性の由来の一つがこれだが、やんごとなき人々とは違って、民間では狐と結婚して不思議な力をもつ子を授かるというパターンが多い。

 これで真っ先に思い出すのが、白狐の母から生まれた安倍晴明の伝説だ。清明がよく鬼神を駆使できるのは、この白狐の母に負うところがきわめて大きい。

 千葉には女化原という伝説の地があり、そこでも人間と白狐が結婚したことになっていた。

 

小倉藩主の中屋敷の卯乃という下女が、寛政7年(1794)8月ごろから行方不明になり、その年の11月、屋敷の縁の下で発見された。腑抜けのようになった卯乃の言うには、「若い男3人と、縁の下でおもしろおかしく暮らしていました。食べ物は男たちが代わる代わる運んできてくれるので、毎日おいしいものばかり食べていました」と。

 卯乃はすぐ親元に引き取られたが、ほどなく死んだ。彼女が一緒に暮らしたという3人の男とは、屋敷に住みついていた3匹の狸で、卯乃はその狸に化かされ、縁の下で狸の女房が妾のように暮らしていたのだろうと人々は語りあった。

 

・平均的であることが何より大切な昔の共同体の中では、突出した才能や能力をもつ人間、特異な容貌や気質の持ち主などは、はみ出し者だった。

 そこで彼らは、しばしば化生の者と噂され、差別を受けて育つことになった。傑出した僧侶の誕生譚の多くに神仏との間の子という伝説がついて回るのも同じ発想だが、名もない庶民の場合には、神仏の子ではあまりにおこがましいと考えられたらしい。

 したがって、狐狸や牛馬、蛇、猿、犬、猫、果てはクモやカニ、タコ、ガマなどとの結婚で、彼らは我慢したのであった。

 

妖怪と遊ぶ

<その行動や感情は……いたずら好きで気まぐれ者>

・沖縄にも、ザシキワラシと似た性格の精霊がいる。キジムナーとかキジムン、ケンムンなどと呼ばれる連中で、樹木の精霊だが、家の守護神である。

 沖縄宜野湾市新城に巨木のある屋敷があり、その木にキジムンが住んでいた。屋敷の主の中泊老人と友達になり、毎晩、老人を海に連れていっては魚をとって遊んだ。魚をとるのはキジムンで、自分は左の目だけを食べ、残りは老人にくれてやった。最初は老人も喜んでいたが、毎晩のことなのでしまいに嫌気がさし、キジムンの住む木に火をかけた。すると、キジムンは「熱田比嘉へ、熱田比嘉へ」と言って、隣村の熱田地区の熱田比嘉に飛び去った。比嘉家はたちまち金持ちになったが、中泊家は潰れてしまったと――。

 キジムン同様、ザシキワラシが離れた家も潰れるという。江戸や京・大阪などの都会では、ザシキワラシなどの役割を稲荷狐が果たしていた。屋敷に稲荷の祠を祭った家は、数えきれない。

 

・狐は不気味なやつだと思われているが、気のいい狐は人間とよく遊んだ。徳川家康駿府城には姿の見えない「うば狐」という名物狐がいて、城の者から手拭を借りては頭にかぶり、踊りをおどった。見えるのはヒラヒラと舞う手拭だけで、声のみが聞こえたという。

 

岩手県九戸郡大川目村(現・久慈市)の白狐は、村の子どもたちと遊ぶのが大好きだった。遊ぶだけではなく、跳びはねることや、学校の勉強まで教えたりした。本物の煎餅をもっていて、それを子どもたちの弁当と取り替えることもしたが、その煎餅は、白狐が大人たちを化かして盗った銭で買ったという。

 河童や天狗も相撲が大好きで、大人から子どもまでを相手に相撲をとって遊んだ話が日本中に残されている。妖怪=自然霊と遊ぶことは、彼らの姿が見えた少し前までは、そう珍しいことではなかったのである。

 

 

 

『アストラル界』

C・W・リードビーター、神智学協会ニッポンロッヂ 1984/5

 

 

 

<住者>

ごく僅かであるが、アストラル界の背景を描いて来たので、これからはアストラル界の住者を描いて、アストラル界の光景を満たして行こうアストラル界の住者は非常に多種多様なので、それらを整理したり、分類することは大変むずかしい。おそらく最も便利な方法は人間、非人間、人工霊の3大クラスに分けることだろう。

 

<人間>

・アストラル界の人間住民は当然2つにわけられる。即ち生きている者と死者、もっと正確に言えば、まだ肉体をもっている者と、持っていない者とである。

 

・住者として「人間」「生きている者」(①アデプトとその弟子達、②サイキック的に進歩している人、③普通の人、④黒魔術師とその弟子)

 

・「死者」(①ニルマナカカーヤ、②輪廻を待つ弟子、③死後の一般人、④亡霊、⑤魂殻、⑥活気づけられた魂殻、⑦自殺者及び不慮の死の犠牲者、⑧吸血鬼と狼人間、⑨灰色の世界の人間、⑩黒魔術師とその弟子)

 

人間でないもの

・「人間でないもの」(①我々の進化に属しているエレメンタル・エッセンス、②動物のアストラル体、③凡ゆる種類の自然霊、④デヴァ――カマデヴァ――ルーパデヴァ――アルーパデヴァ――デヴァラヂャ)

 

人工的なもの

・「人工的なもの」(①無意識につくられた四大霊――守護の天使――②意識的につくられたエレメンタル――③人的人工霊)

 

 

 

『沖縄の神と食の文化』

赤嶺政信    青春出版社  2003/4

 

 

 

<小童の妖怪「キジムナー」>

キジムナーは、一般に沖縄本島全域で広く語られる子どもの姿をした妖怪の一種である。赤い顔と髪が特徴で、大きなガジュマルなどの古木を住処としている。好物である魚の左目だけを食べ、蛸を嫌う。寝ている人の胸を押さえつけるといったいたずらをすることがあるが、漁を得意として漁師の漁を手伝ったりする説話も残っている。一般には木の精霊といわれている。

 山から木を運ぶ話もあり、『琉球神道記』のなかでは、沖縄本島北部の国頭で船板を山から伐採するときに、「次郎・五郎」という小僕を使って曳かせるという記事があり、これはキジムナーの系譜に連なると考えられる。

 また、宮古諸島においても「マズムシ」あるいは「インガラマラヤブ」と呼ばれる妖怪が人を手伝って山から木を運ぶ話がある。さらに、奄美大島には「ケンムン」と呼ばれる小童がいたとされ、ガジュマルの木を住処とし、かつてはきこりに従い木を担いで仕事を手伝ったという。

 これらはいずれも別の呼称であるが、沖縄本島において伝承されているキジムナーと同様の性格を持つ説話になっている。

 キジムナーは親しくなった人間に富をもたらすといわれている。ある老人がキジムナーと親しくなり一緒に漁に出かけるようになるが、キジムナーのおかげで毎晩大漁となり、その老人は金持ちになった。しかし後に、老人はキジムナーとの付き合いに嫌気がさしキジムナーの住処であった木を焼いてしまう。やがて老人の家は没落するのであるが、キジムナーが移り住んだ家は裕福になったという。つまり、キジムナーによって富を得た家は、キジムナーと縁を切ると没落するということが語られているのである。キジムナーが「富を司る」存在だとするこの類の話は少なくない。

 

・キジムナーは、昔の子どもたちにとっては身近な存在であり、目撃談や遭遇したという話が多く残っていた。しかし、最近はその姿をみたという話はすっかり聞かれなくなった。なかには戦争のときの艦砲射撃によってキジムナーもほとんどやられてしまったために、それ以来見かけることはなくなった、などという噂もあった。

 

<身体に宿るマブイ(霊魂)>

・沖縄では一般に霊魂のことをマブイといい、人の身体には複数のマブイが入っていると考えられている。マブイは、人の生命活動を支えているもので、交通事故にあったり、溺れたりするなどの危険に遭遇したり、驚くなどのショックを受けたりすることで、身体から遊離することがあるという。そのような理由でマブイが身体から遊離してしまう状態をマブイオトシ(魂落とし)あるいはマブイヌギタン(魂が脱げた)と表現するが、無気力や食欲不振などの原因不明の精神的・身体的な不調などは、マブイが自然に抜け出したためにおこるとされる。また、マジムン(魔物)などによって身体からマブイが抜き取られたりすることもあるといわれる。

 マブイが落ちたり抜け出たりした場合には、マブイを身体に戻すための儀式を行う。これをマブイグミ(魂込め)という。

 

・生者のマブイをイチマブイ(生霊)といい、死者のマブイをシニマブイ(死霊)と呼んで区別する。死者のマブイは、亡くなってしばらくの間はイチミ(現世)とグショー(他界)との間をさまよっていると考えられている。

 死後3日目、21日目、35日目、49日目などに行われるマブイワカシ(魂分かし)と呼ばれる儀礼は、シニマブイを遺族のイチマブイと分離し、現世に執着するシニマブイをあの世に送るためのものである。

 

<民間の宗教者「ユタ」>

ユタの能力と役割

・村落の祭祀を担うノロやツカサなどの神女とは、別に、沖縄の民間宗教において重要な役割を担っているのがユタである。東北地方のイタコなどと比較されるが、その霊的能力によって人々の宗教生活に関わる、いわゆるシャーマンのことである。

 ユタのほとんどは女性であるが、ユタになるまではごく普通の人であり、カミダーリィという心身の異常を体験し、長年にわたり苦しみながらユタになっていくのがほとんどである。彼女たちは生まれつき霊力が高いとされ、カミダーリィはユタになるべき人に対する神からの知らせと受け取られている。つまり、ユタにとってみれば自らの意思によってユタになったのではなく、神からの思し召しによってしかたなくユタになるのである。

 

・ユタは、村落の公的な祭祀に関わることはなく、個人的な相談内容に対して占いや祈祷、アドバイスなどを行なう。例えば、運勢や吉凶の判断、家や墓の新改築の是非や日取りの判断、病気や災いが生じたときの超自然的な原因の追究、あるいは死者や祖霊からのメッセージを感受して、それを関係者に伝達するなどを行なう。

 

ユタの弾圧の歴史

首里王府の下で保護され公的な地位にあったノロとは対照的に、ユタはごく近年まで弾圧や規制による厳しい取り締まりを受けていた。

 

 

 

『沖縄の神と食の文化』

赤嶺政信    青春出版社  2003/4

 

 

 

沖縄人にとっての神とは

<沖縄の創世神話

・日本の国づくり神話は、『古事記』『日本書紀』などにみることができるが、沖縄の創世神話は、袋中という日本から来た僧侶によってまとめられた『琉球神道記』(1608年)、『おもろさうし』(1623完成)、琉球王朝の正史『中山世鑑』(1650年)などにみることができる。

 

・例えば、『中山世鑑』では、「天城に阿摩美久という神があり、天帝の命令によって、それまでは東海の波は西海に打ち越す状態だったところに、土石草木を天から賜って島をつくった。さらに、国頭の辺土の安須森をはじめとして島々国々の御嶽(うたき)をつくった。阿摩美久の願い出により、天帝がみずからの御子を地上に送り、やがて二人の間に子供ができる。長男は国の王、次男は諸侯、三男は百姓、長女は君々(高級神女)、次女は祝女ノロ)のはじめとなった。さらに阿摩美久は天から五穀をもらいうけ、島々に植えた」と記されている。

 

・このような御嶽の創造物語や五穀発祥の話など、創世神話の内容は琉球王国や民間におけるさまざまな祭祀に関連していく。

 また、『琉球神道記』では、「アマミキュ(阿摩美久)は女神で、そのつれあいの男神のシネリキュとともに天から降臨し、波に漂う島に草木を植えて国づくりを行い、さらに往来の風をたよりに三人の子供を産む。長子は領主、次子はノロ、三子は農民のはじまりになる」とあり、ここでのアマミキュ・シネリキュは、創世神であるとともに始祖神としても位置付けられている。

 また、文献に記された神話と別に、奄美諸島から八重山諸島まで民間で広く伝承された創世神話も存在する。

 

ニライカナイという他界

・神についての観念、人々の世界観が色濃く表れているのがニライカナイに対する信仰である。ニライカナイは、海のかなた、もしくは海の底にあるとされる理想郷あるいは異界で、日本の浦島伝説にみられる竜宮の観念と重なるところもある。

 

ニライカナイの語源を探っていくと、「ニ」は「根」を意味し、「ラ」は地理的空間を表す接尾語、「イ」は方向を示す接尾語、つまり「ニライ」とは「根のあるところ」「根の国」という意味であると考えるのが一般的になっている。「カナイ」については、琉球語によく使われる意味をともなわない対句表現とみられている。

 

・『おもろさうし』のオモロや、沖縄諸島の祭祀歌謡を集成した『南島歌謡大成』(1981年完成)に掲載されている神歌には、ニライカナイについての歌が多数存在する。それらによると、人間の住む世界に豊穣と幸福、平安をもたらすセジ(霊力)の源泉地とされ、人々の信仰と深く結びついていたことがうかがえる。

 

ニライカナイ信仰に関わる祭りの一つに、沖縄本島北部ウンジャミ(ウンガミ=海神がなまったもの)と呼ばれる祭りがあり、現在では海神祭と呼ばれることも多い。旧暦の7月に行われるこの祭りは、ニライカナイから1年に1度村落にやってくる来訪神を迎える祭りで、海神祭という名称であるにも関わらず主として農作物の豊作を祈願するものである。

 

ニライカナイからの来訪神は神女たちに憑依するとされ、神女たちの所作や歌われる神歌によって祭りの場における神々の存在や、ニライカナイへの帰還が表現される。

 

御嶽(うたき)の神

・先のウンジャミのように、1年のある時期に村落を訪れ、豊作を約束するなどして最終的に自分の属する世界(異界)に戻っていく神のことを来訪神と呼ぶとすれば、村落に滞在し村人の生活を守ると考えられている御嶽の神は常在神と呼ぶことができる。

 

・御嶽というのは、各村落に少なくとも一つは存在する聖地であり、村落の守護神が祀られ村落の祭祀が執り行われる祭場である。丘の上など高台の緑濃い森の中にある例が多く、クバ(ビロウ)やマーニ(クロツグ)といった聖木とされる樹木が生えていたり、巨岩があったりする。日本本土の村の神社とは異なり建築物などはなく、本殿に相当する場所はイビと呼ばれる空間である。そこのは御神体は存在せず、香炉や石などが、神がそこにおわすことの印として置かれているだけである。

 

・御嶽に祀られている「御嶽の神」は、沖縄の固有信仰の一つである祖霊神であるという説もあるが、御嶽の神の性格は多様であり、一律には規定できそうもない。現在でも人々にとって御嶽は聖域であり、日常生活に深く浸透した信仰の場所である。

 

 

 

『あなたもバシャールと交信できる』

坂本政道   ハート出版    2010/12/10

 

 

 

バシャールとは、どういう存在?

惑星エササニの生命体

・バシャールはエササニという星に住んでいる地球外生命体です。エササニとは、Place of living light (生きている光の池)という意味です。彼らの世界は、喜びと無条件の愛に満ち溢れる世界とのことです。

 そこには彼らは、数億(人)位いて、その総称をバシャールと呼んでいます。ちょうど我々を地球人と呼ぶようなものです。住んでいるのは、恒星ではなく惑星です。

 

方向としては地球から見てオリオン座の方向です。もちろん、太陽系外の惑星です。地球から500光年ほどのところにあるShar(シャー)という星の周りを回る第3惑星のことです。

 

・残念ながら地球からは見えないと言われています。暗すぎて見えないというよりも、我々とは、微妙に次元、あるいは、「密度」が違うためのようです。

 

地球は、そして人類は「第3密度」であるのに対して、バシャールとエササニ星の宇宙人は「第4密度」です。

 

・その惑星から数百人?が宇宙船にのって地球にやってきています。現在、彼らは地球の上空にいて、アメリカ人のダリル・アンカという人を通して、チャネリングをしています。

 

グレイの子孫

・バシャール自体はどういう生命体なのかというと、実はグレイと呼ばれる宇宙人と地球人の間に生まれた混血だということです。では、グレイとはどういう存在なのでしょうか。ご存じの方も多いと思いますが、グレイはアーモンド型の黒い目をしたちっちゃい宇宙人で、悪いイメージがあります。ネガティブなタイプだといわれています。

 

・ちなみに宇宙人はポジティブなタイプとネガティブなタイプ、それにニュートラルなタイプがいるとのことです。ポジティブなタイプの霊は、プレアデスに住む生命体(プレアデス星人とかプレアデス人)です。アークトゥルスシリウスの生命体、こと座の生命体の一部もポジティブです。ネガティブなタイプには、こと座やオリオン、シリウスの生命体の一部がいます。

 

バシャールによればグレイというのは、本当は宇宙人じゃなくて、「パラレルワールドの地球に住む人類」です。パラレルワールドでは、この世界と併存する世界のことです。

 

そして、時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました。それがバシャールだということです。

 

・ですので、バシャールの先祖というのは、グレイと我々人類ということになります。

 

地球のまわりに集まる地球外生命体たち

・バシャールたちは、今アメリカのセドナという場所の上空にいます。ただし、何度も言いますが、宇宙船自体も第4密度ですので、セドナに行って上空を見上げても通常は見えません。

 

・このように、いろんな宇宙船がいろんなところにいるわけですが、ほとんどがポジティブ側の宇宙人たちです。ネガティブ側もいますが、比率としては10対1くらいだそうです。

 

・ポジティブ側は連合を組んでいるようで、ル-ルがあるようです。そのルールというのは、2012年までは地球人類に直接的には干渉しないというものです。

 

  

  

『「マヤの予言」 2012』

マヤ文明の検証と歴史から学び解く予言の本質

デーヴィッド・ダグラス    ガイア・ブックス 2009/12/1

 

 

 

「羽毛のある蛇」崇拝

・ククルカンやケツァルコアトルとは、誰、または何なのか。

 

“羽毛のある蛇”は単なる神だったのでしょうか。それとも(イエス・キリストブッダやクリシュナのように)対をなす人間、つまり「化身」がいたのでしょうか。天国の家を捨て、人間の中で暮らしてくれたのでしょうか。マヤ暦の意味を教えられるのは、彼なのでしょうか。

 

・<チラム・バラムの書>はこう伝えています。「・・・ユカタンの最初の住人は『蛇の人々』だった。彼らは東から船で海を渡って、指導者であるイツァムナー、すなわち「東の蛇」とともにやって来た。彼は手を置くことで癒すことができる治療師で、死人をよみがえらせた」

 

ケツァルコアトルは異邦人の一行を率いてメキシコにやって来た偉大な啓蒙者だった。彼の時代、トウモロコシは1人で1度に1本の茎しか運べないほど、穂が大きかった。穂は成長してさまざまな色になったので染める必要がなかった。彼は広々とした格調ある家を建て、人々の心に平和を育む宗教を教えた。

 

ケツァルコアトルは神としてより人間として記述されている

裏付けとなる報告

・先住民に確かめたところによると、古代に20人の男がメキシコにやって来て、そのかしらがククルカンと呼ばれていたという。・・・・彼らは、ゆったりとしたローブを着て、サンダルをはいていた。長い髭を生やし、頭を剃っていた。・・・・ケツァルコアトルは人々に平和の道を教え、多くの重要な大建造物の建設を始めた。

 

黄金時代の終焉

白い人の伝説

・さまざまな資料に、ククルカンーたいてい白人として描かれている人物が到来して平和と調和の時代が訪れたとされている。

 

 

 

『河童・天狗・神かくし』 

松谷みよ子)(立風書房)  2003/4

 

 

 

<河童には、昔から日本全国で土地特有の名称があった>

 河童の名称

 (北海道)  コマヒキ、ミンツチ(アイヌ

 

 (東北地方) オシッコサマ、シーッコサマ、カッパ、カァパ、カァパコ、カッパァ、カワワラス、カッパァ、ガワダロウ、ザンビキワラシ、セッコウサマ、メドチ、メドツ、メットウチ

 

(関東地方) カッパ、カッパノコ、カワッパ、カダロー、ガタロ、カワワラワ、ネネコ、封(ホー)

 

 中部地方) エンコ、カッパ、ガッパ、カーランベ、カースッパ、カゴウソ、カワ(ラ)コゾー、カワボウズ、カワザル、カワババ、カワコゾ(ウ)、カーラボーズ、カワヤロウ、カワツズミ、カーカンパ、カワッパ、

 

カワウソ、カワダ、カーラボン、カワラ、カワコボーズ、ガワロ、ガウロ、ガォロ、ガワエロ、ガワイロ、ガメ、ガワラ、ガワタロ、コボッチ、シジン、シイジン、スイシン、スイジン、スジン、セーシン、セージン、テガワラ、ドーツン、ドチロベ、ドチ、ドチガメ、ヌシ、ミズシワッパ、ワワッパ

 

 (近畿地方) イ(ン)ガラボジ、ウンガラボーシ、エンコ、オンガラボーシ、カッパ、カワッパ、カワラ、カワソ、

 

カワタロ(-)、カワコ、カワコゾウ、カタロ、カワタラ、カシラ、カワンゴロ、カワコボシ、カワラコゾウ、カワロ、カンコロボシ、カワノトノ、ガタロ、ガワタロ、ガ(-)タロ(-)、ガァラ、ガウライ、

 

ガワッパ、ガイタロウ、ガロウ、ガロボシ、ガウラ(イ)、ガシャンボ、ガ(ッ)タラボ(-)シ、ガンタヲボシ、

 

ガイタルボーズ(カイダルボーズ)、ガラボシ、ゴウタロウ、ゴウタラ、ゴウラボ(ウ)シ、ゴウヲゴランボ、ゴボシ、ゴロボシ、シリヒキマンジュ、シリヌキ、シリコーボシ、スッポン、ドンガス、フンゴロボージ、ヒョウスボウ、マロ、ヤマタロ、

 

<河童の名称>

 <河童の名称は全国各地で色々>

 

 (中国地方)

 

エンコ(ウ)、カワッパ、カワコ(―)、カウコ、カウゴ、カワソ、カワコボーズ、ガウロ、ガ(ッ)タロー、ガウコ、ゴンゴ、ゴーゴ、ゴンゴージ、テナガ、フチザル、川子大明神

 

 四国地方

 

イドヌキ、エンコ(ウ)、カワウソ、カワラ、カタロー、カワランベ、カダロウ、ガタロ(-)、ガワタロ、ガワラ、ガァラ、ゴタロ、ゴタコ、ゴタラ、シバテン

 

(九州地方)

 

エンコ、オト、カワノト、カワノヌシ、カワノヒト、カワコ、カントン、カーダラ、カーボン、カワタロウ、カワンヒト、カワノト、カワノヌシ、カワノヒト、カワンチョロ、カワントロ、カワノトノ、カワントン、カワロ、カリコボ、カワッソ(ウ)、カワゾウ、カワッパ、カーッパ、ガーッパ、ガッコ、ガワッパ、ガーダラ、ガワタロ、ガンチョロ、ガワッパ、ガータロ(-)、ガントロ(-)、ガントン、ガーッポ、ガグレ、ガゴ、ガラッパ、ガワロ、ガラッポ、ガンバ、ガースッパ、ガーロ、ガタロ、

 

ガシタロ、ガワンタロ、ガワッパ、ガッタロ、ガァッパ、ガッパ、ガアラッパ、ガワンタ、コウラワロウ、

 

サンボシ、スイテング、スイテンボウズ、スジンドン、セコ、セコンボ、セココ、セセコ、セコボウ、ヒョ(ウ)スンボ、ヒョウボウ、ヒュ(ウ)スボ、ヒョイヒョイ、ヒュースベ、ヒョウス、ヒョウスヘ、ヘテゴロ、

 

ヘジコロ、ホグラ、ナサン、ミズシン、ミッツドン、ヤマワロ、ヤマンタロー、ヤマセコ、ヤマオロ、ヤマウロ、ワワッパ、ワラドン

 

奄美大島)ガウル、ガワッパ、コーバチ、ケンムン(ケンモン)

 

 (沖縄地方)カムロー、キジムン(キジムナー)、ブナガヤ

 

 

 

『ど・スピリチュアル日本旅』

たかのてるこ   幻冬舎    2014/8/5

 

 

 

会社を辞めて“旅人・エッセイスト”として独立した私

「世界一、スピリチュアルな国」日本をめぐる旅

・私も、人生のテーマは「お金儲け」ではないので、「うわ、こんなおもろい人に出会えて、ラッキー!」と思えるような出会いを求めて、“人もうけ”をモットーに生きていきます。

 

・案内された沖縄コーナーには、沖縄の文化や宗教、歴史等の本がズラリ。沖縄では、年間300冊近くの沖縄本が出版され、この店だけでも1万5000冊を取り扱っているのだという。沖縄の総人口は約140万人だというから、沖縄人がいかに故郷を愛し、アイデンティティを大事にしているかが分かる。

 

いよいよ“沖縄最強のユタ”と対面!

・このイシキ浜は、海の向こうにあるとされる「ニライカナイ」を拝む聖地で、毎年、島の祭祀が行われているのだという。ニライカナイとは、東方の海の彼方にあるとされる異界、「神の住む国」で、祖先の霊が守護霊に生まれ変わる場所だといわれているのだ。

 

・「照屋家庭はんだん」の看板の掛かった鑑定所に着くと、普通の家のような落ち着いた風情の居間に通され、ユタの照屋全明さんが現れた。長身の照屋さんは穏やかな雰囲気ではあるものの、どこか存在感に凄みを感じる人だった。

「取材に見えたとお聞きしましたが、それには私の仕事を見てもらうのが一番なので、たかのさん、ご自身を鑑定させて頂くということでよろしいですか」

「あ、はい! お願いします!」

 思いもよらない展開に、胸がドギマギしてくる。照屋さんは毎日、朝10時から19時まで、30分刻みで1日16名を鑑定しているというのだが、毎朝8時から、その日の鑑定予約を電話で受け付け、たった10分で予約が埋まってしまうほどの人気だと聞いていたのだ。

 

・「スタンスがフリーですね。一匹狼。自由人。組織はムリです。持っている良さが、フリーだからこそ出てきます。人徳はあり。ボランティア精神で、人材育成もしていくでしょう」

 な、なぜそれを?!私はこの秋から、私立大で「異文化の理解」という講義を週イチで受け持つことになっていたのだ。非常勤の講師料は、目がテンになるほどのボランティア価格。国公立はもっと講師料が安いと聞き、非常勤講師は不安定な派遣社員みたいだなぁと思っていたところだった。

 

・動揺している私をよそに、怒濤の勢いで鑑定が続く。

「3、4年後、新しい才能が出てきます。それまでは、才能にフタしてる状態ですね。ゆくゆくは経済面も安定します。今はゆとりがないけれど修行だと思って、今までの道は間違いではないです。仕事はイエス・ノー、ハッキリさせていいですが、人間関係は『テーゲー』で、テーゲーは沖縄の言葉で『細かい事を気にせず、大らかに』という意味です。人間関係は突き詰めず、ほどよく適当にいきましょう」

 

・鑑定中の照屋さんは、物言いはあくまでジェントルなのだが、恐ろしく早口だった。神様からのメッセージはイメージのようにダーッと伝わるのか、照屋さんは神様のお告げを全部伝えたいがために、なんとか早口でしゃべって、そのスピ―ドに追いつかんとしている感じなのだ

 と、突然、真剣な面持ちの照屋さんから「タバコ、いいですか?」と聞かれ、「あ、はい」と頷くと、照屋さんは鑑定しながらタバコをスパスパ吸い始めた。神様のメッセージがあまりに早口だから、気持ちを落ち着かせるようとしてるんだろうか………。

 その後、私の両親、兄ふたり、義姉たち、甥っ子たちの性質もズバズバ言い当てられ、それぞれの将来まで示唆されると言葉が出ず、「いやはや、恐れ入りました!」という感じだった。

「家族のことまでみて頂いて、ありがとうございます!」

 鑑定後、お礼を言うと、照屋さんが言う。

「お悩みに家族のことが連鎖している場合も少なくないので、私はいつも、来た人の家族全員、鑑定させて頂くんですよ」

これで8千円ならリーズナブルだなぁと思いつつ、鑑定料をお支払いさせて頂く。

 

・ユタはたいてい家系で継承され、圧倒的に女性のユタが多いのだという。そんな中、男性の照屋さんがユタになったのは、照屋さんの祖母が、祭祀を取り仕切る神職「ノロ」だったことが大きいというのだ。

 ノロ神職のシャーマンなら、ユタは民間のシャーマン。沖縄には古くから「医者半分、ユタ半分」ということわざがあり、これは「ユタの助言で精神的な癒しを得る」という意味で、ユタは生活全般のアドバイザーのような存在なのだという。

 

 

<●●インターネット情報から●●>

 

ユタ( 出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』)

 <概念>

沖縄の信仰において、琉球王国が制定したシャーマンであるノロ(祝女)やツカサ(司)が公的な神事、祭事を司るのに対し、ユタは市井で生活し、一般人を相手に霊的アドバイスを行うことを生業とする、在野のシャーマン・巫(かんなぎ)である。

 

ユタはいわゆる霊能力者であるが、迷信と考える者も多い。だが、一般にユタの力は古くから広く信じられており、凶事に当たった場合や原因不明の病気、運勢を占いたいとき、冠婚葬祭の相談など、人が人知を超えると考える問題を解決したいときに利用される。こうした行為は「ユタ買い」といわれ、通常、ユタは相談料をもらって問題解決にあたる。医者がユタを勧める例もあり、沖縄には「医者半分、ユタ半分」ということわざが古くからある。

 

ユタは単なる霊能力者ではなく、信仰上、自らを神と人間の介在者と位置づけており、広義にはノロやツカサなどと同じく「神人(かみんちゅ)」と呼ばれる。沖縄では神に仕えるのは一般に女性と考えられており、ユタもノロやツカサと同じく、大多数が女性である。

 

ユタは弾圧の歴史を持つことから、隠語として、ユタのことを三人相(サンジンゾー:易者)やムヌシリ(物知り)などと呼ぶこともある。

 

 

 

『うわさの人物』 心霊と生きる人々

加門七海   集英社   2010/3

 

 

 

 『普通の高校生がユタになるまで』(平博秋)(ユタ)

・それは17歳のことだった。

 

・母方のお祖母さんがカミンチュ(神人)だったんだから、きっと感じたんでしょうね。

 

 拝みの言葉は自然に出る

・はい。お祖母ちゃんのときもあるし、大日(大日如来)さん、天照さんが教えてくれたり。

 

 神様の生の姿とは

 「ユタの世界や霊感の世界で、ある程度できるようになったら、夢で免許証みたいな、本をもらうんです。「帳簿」と言いますが、聞いたことあります?」

 「あります。なんとか長老という方が出てきて、ユタの許可証を渡すんでしたっけ。」

 ウティン長老。白い髭のお爺さんです。」

 「それ、本当なんですか。」

 「本当です。杖を持っていてね。」

 「平さんの許にも現れて?」

 「はい。自分はこの神様にいろいろ教えられて、何回も天照さんのお姿も見て。それから弁財天さんも。」

 「弁財様。すごい美人なんじゃないですか(笑)?」

 「ものすごい美人、真っ白です。大日如来さんは、こっちに赤いのがついていて。髪がね、剛毛で長いんですよ。」

 

 インタビューを終えて

・こんなにはっきり神の姿を語る人を、私は彼のほかに知らない。ターリと共に、何よりインパクトがあったのは、容姿や口調、身長まで、平氏が「神様」をすごくリアルに捕らえているということだった。無論、その真偽のほどは、私には計りようがないことだ。だが、氏は神々を親戚や教師であるかのように語った。

 

  

 

『ほんとうは怖い沖縄』

仲村清司    新潮社      2012/6/27

 

 

 

 死霊が取り憑くおそれ

・「別の生き霊がいくつも寄ってきたり、死霊が取り憑くおそれがあります。霊にも人間のようにそれぞれ性格がありますから、悪さをする霊がつくと危険ですね」

 

キムジナーとケンムン

・日本の妖怪といえばワタクシなど、すぐにカッパが思い浮かぶのだが、風土や環境が内地と著しく異なっているせいか、沖縄にはカッパは存在しないようだ。ただし、似たのはいる。

キムジナーと呼ばれる子どものような背格好をした妖怪である。

 全身真っ赤で、髪の毛はパサパサにして茶髪ならぬ赤髪、顔も赤ら顔。ひと頃流行った渋谷系ガングロ女子高生に近いかもしれない。

 

・しかし、コヤツはどうやらオスらしく、地域によっては大きな睾丸をぶらさげているのが特徴とか。

また、腕はオランウータンのように長く、木の枝みたいに細くふしくれだっているとも。なにやら、やせすぎの老人を思わせるところがあるけれど、これでもやはり10歳ぐらいの子どもらしい。

 

・興味深いのは………、実はこのことがキムジナーを特徴づける要素になるのだが、漁師の船にいっしょに乗って魚をとるのを手伝ったり、農家の野良仕事の手伝いを買ってでたりするなど、人間の前にくったくなく姿を現して、人と積極的にご近所づきあいする点である。また、いかにも子どもっぽいのは人間と相撲をとりたがることで、負けると何度も勝負を挑んでくるとされる。

 いうまでもなく、カッパも人間社会と接点をもつ妖怪にして、相撲が大好き。キムジナーが沖縄版のカッパといわれるのは、こうした性格も大きな理由になっているようだ。

といっても、キムジナーには頭のお皿や背中の甲羅がないので、風姿からいえば、カッパの系統とするにはやや無理があるように思える。

 

・キムジナーに気に入られた家は栄える、逆に嫌われた家は滅びるという伝承もあることから、民俗学者折口信夫は座敷わらしの系統をくむものという見方をしているが、ともかくも、人間と深い関係をもつ妖怪であることは確かなようだ。

 ガジュマルなどの古い大木に住んでいるので、「木の妖精」、「森の妖精」などと呼ばれたりもするのだが、その親しみやすいイメージから、いまでは観光みやげなどにキャラクター化されるほどのアイドル的存在に昇格している。

 

・それらの話を総合すると、キムジナーの生息地は沖縄本島北部、東村、大宜味村など、いわゆるヤンバル地区、背後に深い山を背負う村や、漁村に出没しているようだ。

 なかには、キムジナーが住んでいた小屋もあったと証言する人もいたし、大勢のキムジナーがまるで運動会のように海岸でかけっこをしていた、あるいは、ある時期まで毎晩のようにかまどの火をかりにきたという人までいた。

 

・ただし、どの目撃談も戦前もしくは昭和20年代のものばかりで、最近の目撃例はまるで聞かない。1975年前後に本部半島を住みかにしていたキムジナーが大宜味村や東村に「集団疎開」したという噂もあるが、その頃はちょうど海洋博ブームで大型リゾート開発があちこちで行われた時期でもある。森を住みかにしてきたキムジナーは住むところを追われたというわけだ。

 

奄美諸島にはケンムンが住んでいるといわれている。ケンムンとはキムジナーと類型のものとされる森の妖怪。性質や特徴がキムジナーと酷似している一方、奄美ガッパとも呼ばれ、内地のカッパにも似ているともいわれる。

 その容姿が『南島雑話』という書物に図入りで記されている。幕末の薩摩藩士、名越左源太がお家騒動に連座して奄美大島に遠島を命じられた期間に著したもので、1800年代半ばの奄美の実情をビジュアルで知ることのできる貴重な史料となっているが、そのなかにケンムンに関する記述を見出すことができる。

 

・それによると、体毛が長く、頭に皿をいただいている様がはっきりとわかる。一見すればカッパのような印象を受けるが、顔は人間の子どものようでもある。人間の大人と仲良く手をつないで歩く姿を紹介していることから、キムジナーと同じく、人間社会と接点をもつ妖怪であることは一目瞭然で理解できる。

 

・といっても、容姿や性質については諸説あるので、はっきりしたことはいえないのだが、口伝からその恰好を推察すると、全身真っ赤で、おかっぱの髪の毛はやはり赤毛。背丈は子どもぐらいで、いつも鼻をたらし、ヨダレをたらしていることもある。

 また、座るときは膝を立て、頭を挟むようにして座る。そのため、奄美大島では膝を立てて座ることを「ケンムン座り」といって嫌うらしい。

 また、人間が悪さをしなければ敵対したり、危害を加えたりすることもないという。相撲が大好きで、人を見ると勝負を挑む。住むところはガジュマルなどの大木で、好物は魚の目。苦手なものはタコ、おならといった具合に、このあたりの特徴はキムジナーと酷似している。

 

しかし、ケンムンとキムジナーには決定的な違いがある。それは、ケンムンが伝承や迷信の世界ではなく、いまも目撃談が絶えない「生物」として存在し続けていることだ。

 数年前、奄美大島の名瀬に出向いて聞き取り調査を行ったことがある。すると、「実在する」「見た人を知っている」「存在を否定できない」という人がぞろぞろいて、あまりの証言の多さにめんくらってしまった。

 

奄美博物館では「ケンムンマチ」を見たと証言する人までいた。ケンムンマチとはケンムンが発する火の玉のことで、伝承では雨の降る夜に山の尾根伝いに無数に火が灯るという。

 その証言者は「ちょうどあの方向の山女の中腹です」と、名瀬市内のすぐ裏手の山を指して、「揺らめいているような火ではなく、松明ぐらいの火が右左とあちこちにものすごい速さで動き回るんですね。すぐにケンムンの仕業だと思いました」と、毅然としていってのけたものである。

 

・そのせいか、アイドル的なイメージの強いキムジナーと違って、ときに人間に害を為す歴とした妖怪として、いまもどこか怖れられている部分もある。前述した奄美博物館では1990年頃にこんな事件があったと話す人がいた。

ある老父が野良仕事に出たまま失踪しました。3日後、その老父はカマのような切り傷を体中につくり、畑の中でうずくまっていた状態で発見されたんです。老父はケンムンにやられたと証言しましたが、出血多量で手当のかいもなく亡くなりました

 証言者が亡くなっているので真偽のほどは闇の中だが、目撃例が絶えて久しい沖縄と違って、奄美ではアンビリボーな生々しい事件がいまも発生していることになる。

 

・ほかにも、単に轢断されたケンムンの死体が山道に転がっていたなどの証言が報告されたり、目撃談がたまに地元紙に掲載されたりするという話も伺ったが、奄美の郷土民俗の研究家である恵原義盛は自らの不思議な体験を自著『奄美のケンモン』の中で語っている。

 

・その話が『南島雑話の世界――名越左源太の見た幕末の奄美』(南日本新聞社刊・名越護著)に掲載されているので孫引きさせていただく。

――1966(昭和41)年1月29日午後2時半ごろ、恵原は名瀬市根瀬部の水源地近くで、水が流れるコモリ(湖)のそばの石の上に子どもが座っているのを見つけた。山仕事をしている人の子どもだろうと、恵原は「そこでなにをしているの」と声をかけた。すると、振り返った瞬間、子どもは「稲妻の速さ」で、左側の渓谷上の方に掛け飛んで消え失せた。

 

・こちら側を振り向いた一瞬に見たその顔は、髪は伸びてまゆを隠し、着物は文目もわからず、年のころ6、7歳ぐらいで顔は黒かった。集落に下りて心当たりを聴いたが、そんな子は集落にいない、という。この外、恵原は「奇妙というか不思議な、常識では割り切れない現象は数知れない」と書く――。

 

恵原はこれがケンムンであるとは述べていない。また、名越左源太が図で表現したカッパ様の生き物とも違っている。なにやら、かつての山間の漂泊民・サンカを思わせるような風貌ともいえるが、ともかくも、明らかに人間に近い姿をしているぶん、この目撃談はいっそうリアルに感じられるものがある。

 この話を読んだとき、僕はすぐに奄美博物館で聞いたケンムンマチのことを思い出したのである。

ケンムンが放つという火の玉のことである。

 もし、その子どもらしきものが、深夜に松明のようなものをかざして山中で動き回るとすれば………。

 尋常でない速度で動いたというあの火の玉と、「稲妻の速さ」で掛け飛ぶという恵原の証言はこの点で見事に一致するのではないか。

 

・だからといって、ケンムンの正体が明らかになったわけではないけれど、あの山中には何か得体の知れないものがいる――、そう思わせるに十分なほど、奄美の山塊は依然として黒々とした深さを保ち続けていることだけはたしかである。

 恵原は先のくだりに続けてこう結んでいる。

――(ケンモン)はもっと人間の生活の中に入り込んでいて、奄美という空間、広漠なる海に浮かぶ島の、存続と秩序を維持してきた要素の一つであったように思われます。

 

 

 

『未確認飛行物体観測日記』

 宮本一聖   湘南社   2011/1

 

 

 

本書は九州・長崎県の西方に浮かぶ五島列島において、近年展開されているUFO出現現象の2007年~2009年迄の出来事をまとめた日記です。

 

・本書でご紹介するUFOについてですが、目撃時の飛行高度が100~200mと低空であり、かつ飛行速度が自動車並みの30~40kmと低速であること等の理由から、通常の飛行物体でないことが推測されています。

 

・さらに、この長崎県五島列島という地域は、昔からUMA(河童)の出現で有名な場所で、UFO出現場所と符合することからUFOとの関連も疑われています。

  もしかしたら、これらのUFOはUMAと何か関連があるのかもしれません。  

 

 

 

『2000年5月5日 宇宙人大襲来』

 映画インディペンデス・デイはなぜ緊急制作されたのか

 アメリカ政府が隠し続けた恐るべき事実

(草刈龍平)(第一企画出版)     1996/12

 

 

 

地球から520光年にある人類祖先の星

またある研究者によると、このベテルギウス(正確には周辺の惑星)を中心とする惑星系こそ「エンジェル」の故郷であると同時に銀河系のすべての宇宙人の故郷でもあるという。この研究者によるともう一つの宇宙人「グレイ」の故郷もこのベテルギウス(オリオン座の恒星)なのだというのである。驚くべきことに「グレイ」の先祖と「エンジェル」の先祖は同じだと言うのだ。彼らの共通の先祖がベテルギウスを中心とする惑星系に住んでいたというのである。

 

・一万年以上前のベテルギウス星人の容姿は現在の「エンジェル」とほぼ同じであったらしい。彼らは、背が高く豊かな金髪と美しい顔を持っていた。我々人類の先祖にあたるのは、この頃のベテルギウス星人だったのである。

 

 それは核戦争の放射能だった。>

・ある時を境にベテルギウスの二つの国が互いに対立を深め、ついに大戦争が勃発したのである。ベテルギウスの惑星に核ミサイルが飛び交い、戦いは何年も続いた。多くの人々が死に、かろうじて死をまぬかれた人びとも放射能の影響で原爆病になってしまった。生まれる子供たちに奇形が続出し、世代を経るにつれベテルギウス星人の背は縮んでいった。彼らの目は巨大化し、鼻は縮んで二つの穴を残すのみとなり、美しかったベテルギウス星人は不気味な姿へと変身していったのである。彼らの肌の色は透き通るような白から不気味な青味がかった灰色へと変わっていった。そして、彼らは、肌の色から「グレイ」と呼ばれる宇宙人になってしまったのである。

 

放射能に汚染された「グレイ」は声帯をやられ、言葉を声にして喋ることができなくなってしまった。代わりに彼らには声に出さずに言葉を伝えるテレパシーの能力が発達していった。

 

また、放射能で消化器官をやられた「グレイ」は、肉などを消化する能力が徐々に衰えていった。代わりに動物の内臓から直接酵素や分泌液を吸収するという方法で、彼らは、栄養を取るようになった。

 

 

 

『最新! 秘密結社の謎』

世界の裏側で暗躍する組織の実態を暴く

知的発見探検隊    イーストプレス   2011/7/15

 

 

 

エコロジーを実践しカッパとの共生をはかる「下総カッパ団」

・下総カッパ団は、1724(享保9)年、下総国印旛村豪農、安田伝兵衛によって設立された人間とカッパの親睦団体だ。大の相撲好きだった伝兵衛が印旛沼で出会ったカッパのシンサクと偶然相撲をとって勝ったことで、意気投合。カッパと人間の共生を目的として旗揚げされた。設立当初は、うなぎ釣りや川相撲、水泳などの各種の催事を開き会員数は増え続け、最盛期には300名もの会員数を誇ったという。

 

 ナチスを生みだした秘密結社トゥーレ協会

ナチスは1926年から1942年まで毎年、チベット中央アジアに遠征隊や調査団を派遣しました。何を探し求めていたのかといえば、アガルタです。

 アガルタとはフランスのオカルティスト、J・A・サン=ティーヴ・ダルヴェードルが詳しく紹介した一種の桃源郷です。

 彼はその死後の、1910年に出版された『インドの使命』という著書で、世界の中心に当たるアジアの地下深くに不可視の王国があると述べています。

 

 グレート・ホワイト・ブラザーフッド

 神智学協会やゴールデン・ドーンを生んだ謎の集団

 多くのオカルト結社に影響を与えた存在

ブラヴァツキー夫人が神智学協会を創立する際、多大な影響を受けたとされているのが、ヒマラヤで出会ったグレート・ホワイト・ブラザーフッドだ。

 

 未知の上位者との交信で真理に近づく

・グレート・ホワイト・ブラザーフッドは、太古の昔より天界や宇宙の超存在と交信し、授かった智恵で人類を導き続けてきたという。

 

・交信できるのは、マスター(導師)と呼ばれる一部の者だけで、そうそうたる人々の名が連ねられている。超存在が何者であるかは不明だが、その導きに従えば、人間の内に秘められた真理に近づけるとされる。

 

・こうした神秘性を高める構造は、オカルト系秘密結社でよく見られる「未知の上位者」のシステムと呼ばれる。

 

・オカルト要素に満ちたグレート・ホワイト・ブラザーフッドは、未知の上位者からの情報を伝えることで、そのカリスマ性を維持していた。

 

 地球外生命体の正体>

 <地球を揺るがす秘密をNASAと秘密結社が隠蔽

エリア51には宇宙人がいっぱい!?

・地球には既に知的な宇宙人が到来しているという説がある。そして、宇宙人とアメリカ合衆国NASA既に接触しているというのだ。

 

・また、ネバダ州にあるアメリカ空軍の実験施設エリア51周辺ではUFOらしき未確認飛行物体が何度も目撃されている。

 

・そして、エリア51には極秘裏にロズウェル事件の残骸が運び込まれ、地球外生命体から得た技術でUFO研究が行われ、リトル・グレイと呼ばれている宇宙人が存在しているなど、様々な憶測が飛び交っている。

 

 信じられている噂

 地球外生命体を隠し続けるNASA

NASAは実は地球外生命体と既に接触しているという噂が後を絶たない。

  NASA中枢には根強い秘密隠蔽派が存在し、秘密結社と結びついて、これまでの発見や地球外生命体に関する情報を隠し続けているというのだ。

 

 

 

『森の神々と民俗』

ニソの杜から考えるアニミズムの世界

金田久璋   白水社    1998/10

 

 

 

無言交易と異類伝承

無言交易というターム

・『日本民族事典』の北見俊大の解説によれば、「無言交易」とは「売買する相手が相互に姿を隠して行う古い交易の形態」をいい、「形のうえでは、ただ単に便宜上、人手を省くためのものとの性格を異にする。すなわち、ふだん接触のない異人種間の交易にみられる」と述べている。沈黙交易」ともいい、『文化人類学事典』には「言葉を用いることなく行われる交易。異種族間の交易手段として広く行われる。定められた場所に品物を置き、合図して姿を消すと、相手が等価と思われる品物をそのそばに置いて下がる。等価物に満足すれば、相手の品物を持ち帰り、交易が成立する。」とある。同様の言葉に無言貿易、黙市、鬼市という言葉がある。

 

学説史の流れ

・まず最初に、鳥居龍蔵が「東北亜細亜における無言交易について」と題して問題提起を試みたのは大正6年のことであった。そのなかでコロポックルとチュクチの伝説を無言交易の事例としてあげ、実際におこなわれていたことを新井白石の『蝦夷志』の記事を引いて実証している。また同様の事例を『日本書紀』の斉明天皇6年3月の条から、阿倍比羅夫と粛慎(みしはせ)の船団との物々交換を無言交易の一つの例として認め、「斬の如く千二百五十年程前のドキュメントを通じて見ますと、無言交易がウラルアルタイ民族とアイヌとの間に行なわれて居ったということが分かります。此話が後に吾々には椀貸伝説になってしまった」と述べている。

 

椀貸し伝説

・さて本稿は無言交易をめぐるこれまでの論考をふまえながら、福井県における異類伝承のなかで、椀貸伝説と河童のわび証文の伝説を無言交易として位置づけるかどうか考えてみたい。資料は杉原丈夫編『越前若狭の伝説』を用いた。

 表1のとおり、県内には椀貸伝説は12ヶ所分布している。まず代表的な伝説を引用してみよう。

 

① 押谷のほら穴(芦原町北潟)

このほら穴は福良が池に連結しているという。いつのころからかここに十数人の者が住んでいた。村の人が法事をするとき、このほら穴のひとにおわんを貸してもらった。あるとき、おわんを一つこわしてしまい、一個不足のまま返したので、それからは、何度借りにいっても貸してくれなかった。

 

② わんかし山(丸岡町下久米田)

下久米田の丸山をむかしはきび塚といい、またわんかし山ともいった。延宝の初めごろ(1673頃)までは、この丘の江川から毎朝しろ水が流れ出た。慶長のころ(1600頃)にはこの辺に行って、明日何人前のおわんを貸してほしいと三度いうと、翌日には頼んだとおり借りることができた。用がすむともとの所へもどした。しかし年がたつにつれ、人の心も悪くなったので、わんを貸すことはやんでしまった。

 丸山は、弁慶のきびす(かかと)の跡だというので、きびす塚といったが、後にきび塚となった。少し離れた所に玄女が渕があり、この渕ときび塚の間に穴道が通じていた。渕の中にひとりの娘がいて、これがおわんを貸したのだという。

 

  

 

 

 

 

<河童のわび証文>

 

資料

題名

所在地

場所

河童の行為

お礼・わび証文

その他

1

斎藤家の目薬

福井市西方

足羽河原

人にいたずら

お礼・わび証文

夢の中に現れる、家伝のクスリ

2

かめの証文

金津町清間

龍田又右衛門の草取りの手伝い

「清間の者かほうちんか、かめひいてくれるな」

川中へひかない、アカベ(肛門)をぬかぬ、証文は水中で読む

3

かっぱの皿

泉村後野

馬のしっぽにつかまる

皿でろくべえ軟膏をぬるとよくきく

 

4

かっぱ

泉村下山

エバ(わな)にかかる

七里四方の人は食べず、玄関にマスをつるす

 

5

かっぱの証文

美浜町佐田

牛をひきずりこむ

人畜に害を加えず、ブリをつるす

証文は水にうつせば判読、河童相撲の話あり

 

 

・表の通り、河童のわび証文は5件掲載されている。そのなかから和泉村下山に伝わる伝説を引く。

かっぱ

東という人が、川にしかけたエバ(わな)を見に行ったところ、かっぱがかかっていた。かっぱは命ごいをして、助けてくれたら、そのお礼に七里四方の人はとって食べないと言ったので、逃してやった。それから東の家の玄関にマスがつるしてあった。誰が置いていったか気がかりになって、ある日マスかぎをかけておいたところ、翌日からは、もうマスがつってなかった。

 

・河童のわび証文とされる伝説は、いわゆる河童駒引譚のバリエーションであり、時に美浜町佐田の吉岡家の事例のように河童相撲の伝説を伴っている場合も見られる。いずれも河童の悪戯であり、つかまえてわび証文を書かす、助命の謝礼に魚を届ける、欲を出してカギをつるすと、とたんに止んでしまう、というパターンが認められる。伝説の舞台は、河原や海岸、畑といった異類としての河童が横行する場所が当然多い。悪戯の代償として、秘薬(目薬、軟こう)の製法や水難よけのぞうり(河童ゾーリ)の作り方を教わったというもの、或いは魚が届けられたというものが一般的である。

 

・異類としての河童とは何か、これまでの研究では水神や山の神、田の神の零落した表徴であるとか、カメ(ガメ)、カワウソなどの水辺の動物の妖怪化したもの、或いは沖縄のキジムンや奄美のキジムナーとの近似も指摘されている。しかしこれらの妖怪が、異人との交渉を背景に生み出された創造力の所産と考えれば、事態は大きく展開する。

 

 

 

カシオペアのΨ(プサイ)』

C・I・ドフォントネー   図書刊行会  1990/5/14

 

 

 

<衛星群>

<タシュル>

最後のネムセードとスター人類の生存者たちを乗せたアバールは、いったん大気圏外に出ると計り知れない速度で上昇していったラムズュエルは上昇に上昇を続け、さながら、天頂に狙いを定めた弾丸のようにスター星から遠ざかっていく。ほどなく、彼らはスター星から遥かに離れた地点に到達していた。

 

・巧みに着陸したその丘を下りた彼らは、平原に出た。植物は、スターのそれに比べてやや小型のように思われた。草原や、葉群におおわれた森の色調は、おしなべて白みがかっており、より正確に言えば、スター星で見られる、雨氷にまぶされた草原風景のように、灰色から白色の段階に分かれていた。しかし、この灰をまぶされたような白い自然の中で、果実や花々だけは、赤や黄や青の鮮やかな描点をきらめかせていたのだった。

 また、内憂外患よりもスター人たちを驚嘆させたのは、花々の色に似た色彩をまとった鳥類の多さだった。

 

・スター人たちにとっては、この星の鳥の数は驚嘆すべきものであったにしても、他の動物類についてはかなり少ないように思われた。動物は、時おり、あちこちにごく僅か見かけられるだけだったからである。

 

・この旅人の一団は、アバールを安全な場所に移すと、この星に人間が棲息しているかどうかを調査するため、注意深く前進した。彼らの調査行は長く続かなかった。数時間後、彼らは、遠方の湖の近くに建設された町の建物を望んでいた。

 

・彼らの身体は明らかにタシュル人とは違っていたため、その冒険譚は容易にタシュル人たちに信用された。もともと善良で親切なタシュル人は彼らに援助の手をのばし、ほとんど誰も住んでいない肥沃な大陸を一つ分け与えた。

 

そこで、彼らが交際を結んでいるタシュル人の間に女性は存在せず、むしろタシュル人が自身で二つの性を持つ、つまり両性具有人であることを知ったときの驚きは大きかった。男性および女性特有の器官を備えたタシュル人には、種族保存のための別の個人に接近していく必要性はありようもなかった。各々は自分の能力だけで、子孫を生み出すことができたのである。

 

・彼らの衣装はすべて、肩からゆったりと被る寛衣(トーガ)であった。総じて大柄で堂々とした体格のタシュル人は、贅沢というものを知らず、社会全体にわたって完全な平等を実践していた。

 

タシュルにおいて出会う多くの鳥類は、そのほとんどが雌雄同体となっている。なお、哺乳類も、大部分が雌雄同体であるが、その数は鳥類に比べて遥かに少ない。

 

レシュール

神人のような彼らレシュール人の風俗

・この香気に充ちた大気圏、つまりレシュールの表面を覆う大気は、スターやタシュルのように空に青味を与える代わりに、その深い透明な空を黄金色に彩っている。しかも済んだ空は、ごく稀に白銀色の雲によって曇らされるだけである。生気に充ちたこの大空の下に広がっているのは、植物の永遠の緑に飾られた大地である。

 

タシュルを鳥の国とすれば、レシュールはスター人の目には花の国であり、なによりもまず、甘い香りにあふれた魅惑の国であった。黄金色の空を透過してくるため、四個の太陽の輝きはいっそうまばゆく強烈だった。

 

・この素晴らしい地では生命と思考は各個人の中で美化され、それぞれに神の様な形姿が与えていた。それは、ほとんどこの世のものと思われない天使族を見る心地がした。青味がかった薔薇色の肌は、美しく表情に富んでいる。

 

・スター人たちの歓喜は絶頂に達していた。彼らは市中に案内され、住人達の不思議な生活のありさまを知る機会を得た。なかでも最も不思議なのは、彼らの身体器官である。彼らの身体構造は、両性間のあの忌わしい結合を不可能にしている生殖や、それに伴う肉体的欲望は、そのため一種の精神感応のような手段をとる。抱擁や愛の行為そのものの中で双方の生命力が精神的にいわば放電しあう。そして彼らは、スター人と同じようにして身ごもり、子を生むのである。

 

エリエール(透明の星)
光を透過させる点については、この星の物体は宇宙空間それ自体か、最も流動性の高いエーテルに匹敵する。そのため実際は天底点に位置している星々でさえ、スター人の眼には、エリエール本体を通して、しかも中間には何物も存在しないかのように明瞭に見えるのだった。


・エリエールに降り立った当初、スター人たちは、この星に存在する物や生起していることを一目で見て取ることはできなかった。一見した限りでは、輪郭のはっきりしない様々な物象が重なり合って見えるだけだからであった。


・ここでは植物も鉱物も大洋も大気の熱気も完全な透明さを持っている。人類と高等な動物だけが、身体に半透明の乳白色を帯びており、わずかにその輪郭を認めることができる。
 全身にオパール(蛋白石)のような光沢のあるエリエール人は、背が高く動作は敏捷、そして身体はよく均整がとれている。やや小柄な女性は、優美な姿をし、男性に比べてこころもち肌の透明度が良い。この愛らしい女たちは、エリエールの透明な地上で楽しげに遊び戯れているため、スター人は、空気の中を揺らめき舞う妖精と思い込んでいたほどである。

アバール(エーテル航行機)
その二台の機械はアバールだったのである。この巨大な機械は卵型をしており、外皮は二重に金属板で覆われて、所々に小さなガラス窓が開いているが、その窓も金属の覆いが降りる仕掛けとなっている。全体を覆うこの金属板の表面にラムズエルの発見に基礎を置いた物理作用が働きアバールは作動するのである。この金属板は動力を統制御して、物体を空中に浮揚させ、また引力に応じて如何なる方向にも運動させることができるのである。

レシュール
・この星の美しさに魅せられたスター人たちは、レシュール人たちに植民地建設の許可を求め、受け入れられた。5百人のスター人から成る分遣隊がレシュールを出発し、やがてスター星系三番惑星・リュダールに着陸した。


  

ウェブサイト「天下泰平」(滝沢泰平公式ブログ)(2016/12/28)より引用

 

『SECRET SPACE PROGRAM いま私たちが知って受け入れるべき【この宇宙の重大な超現実】』

陰謀論をはるかに超えていた《リアルUFOと異星人》

高島康司  ヒカルランド   2016/12/26

 

 

  • 内容紹介

◎ 世界大変動の裏に地球外生命体の関与があるのか?!

◎ 2014年、ブルー・エイビアンズ(第6密度に存在する青い鳥族/カバーフォト参照)の登場によって世界の反転=レプタリアン&イルミナティの勢力衰退が始まった!

 

今、海外のUFOコミュニティでセンセーションを巻き起こしている《リーク情報》を近未来予測の専門家が明晰なる頭脳で整理分析――米政府や軍が主導する宇宙関連の極秘プロジェクトの驚愕の全体像を明らかにする!

 

  • 本書は

【1】「ディスクロージャー・プロジェクト」のスティーブン・グリア博士による調査報告【2】「秘密宇宙プロジェクト」のメンバーであるマーク・リチャーズ大尉とコーリー・グッドによる内部告発

によって構成される。いわば内部告発者たちが知らせてくれた《秘密宇宙プロジェクト》衝撃のディスクロージャーのすべてである。アメリカの軍産複合体やUFO、地球外生物の実態を知って、この世に対する価値観を一変させる必要があることをここに緊急にお知らせしたい! 想像を絶する「現実」を受け入れるときが来たのである!

 

所有権を巡って複数の地球外生物が対立している地球は、現在、イスラエルのような闘争状態だ!

 

◎ 第二次世界大戦の真実――日本とドイツとイタリアはレプタリアンから支援を受けており、広島と長崎に原爆が投下された理由は、この地下にあったレプタリアンの基地を破壊するためだった

◎ エボラ出血熱の世界的流行は、竜族がレプタリアンを根絶やしにするために拡散された

福島第一原発の事故は、放射性物質を大気中に拡散させ、地球の大気をエイリアンの体に合うように変化させることが目的で引き起こされた

◎ 2014年、「ブルー・エイビアンズ(第6密度に存在する青い鳥族)」という種族の登場によってレプタリアンが出生惑星に帰還したことで、「イルミナティ」の間で闘争が始まり、勢力が衰退している

◎ 支配勢力が準備しているドナルド・トランプ暗殺計画

 

  • 今年も残り僅か。

色々とキーワードのあった今年でしたが、ここ最近個人的なテーマとなっているのが「ムーやレムリア」という言葉であり、それと同時に関わってくるのが地球外生命体の存在です。

 

個人的な体験もさることながら、なぜか自分のところには“コンタクティ”と呼ばれる異星人の代理人として活動している人々が度々訪れることがあり、またそういった人物と引き合わせられる頻度が異常に多いです。

 

彼らの体験は単なる霊的な現象でビジョンをみたとか、精神的な混乱の中での妄想であったとかでもなく、コンタクティの人々は本気で異星人とコンタクトをとっており、どの話も作り話や妄想ではない非常に現実的な話で共通点も多くあるのが特徴的です

 

それも社会的にもそれなりの立場にある科学者や実業家の方の裏の顔がコンタクティであり、それらの話を踏まえて考えると、どう考えても地球外生命体は存在していないと考える方が難しく、明らかに存在しているのが自分の中の答えであります。

 

ただ、単純に友好的な宇宙人がいるというロマンの話でもなく、彼らは良くも悪くも地球の文明、現実社会にまで深く関わっているのが実情であり、俗に言われる陰謀論の先にある異星人関与説は、極めて信ぴょう性の高い事実だと思われます

 

つまり、この社会の真実を探っていくと、過去の歴史から今の表社会で報じられている情報のすべてが偽りであり、その奥には軍産複合体多国籍企業、欧米貴族などが人類を支配しているという結論に至りますが、三次元的な陰謀論ではそこまでが限界であり、さらに奥へと真実を探求していくと、必ずしもステージが変わって、視点を異星人にまで引き上げないとつじつまが合わなくなります。

 

とはいえ、その視点ばかりに偏ってしまうと地に足がつかず、また現実社会を生きるのに嫌気がさしてきてしまう人も多いので、異星人による陰謀説もほどほどにしておかないと仕事もなくなり誰も友達がいなくなってしまいます。

 

また、ネットをはじめ本で語られている情報のすべてが真実とも限らない、むしろ間違った情報や意図的に流された偽りの情報も含まれているので、まずは自分自身で体験することなど以外においては半信半疑で頭の隅に入れておく程度がちょうど良いと思います

 

そんな中、今回ご紹介する本は、自分自身が知っている情報ともリンクすることが多く、すべてとは言わずともかなり現代の地球と異星人との交流の現実を深く書かれていると思います。

 

  • 「SECRET SPACE PROGRAM いま私たちが知って受け入れるべき【この宇宙の重大な超現実】 陰謀論をはるかに超えていた《リアルUFOと異星人》」という本であり、著者は人気ブログやメルマガで近未来予測をする高島康司さんです。

 

これは高島さんの体験や情報というより、海外情報にも精通している高島さんがまとめた海外の異星人暴露情報であり、それが外国の政治家や軍の関係者であったりと、表舞台の立場ある人が公開した情報がリソースとなっています。

 

本の中で様々な要人が異星人情報をリークしていますが、その中でもインパクトがあったのが、アメリカの軍隊の中でも宇宙関係の組織に属していた「マーク・リチャーズ大尉」のインタビューであり、その内容は一般的には“トンデモ”と扱われるものですが、個人的には確認することが多く、頷きながら読み進める内容ばかりでありました。

 

その一部を以下にご紹介するので、詳しく知りたい方は是非とも本著をご一読くださいませ

 

  • レプタリアンによって収監されたリチャーズ大尉

私は、インタビューで真実を公開する決意を米軍の将校としていった。私がインタビューに応じた理由であるが、いま自分は刑務所に収監され、また内容も社会の常識からあまりにかけ離れているので、どうせ信用されるはずはないと思ったからだ。

私はいま仮出所のない30年の刑に服している。殺人罪だ。これは完全にでっちあげられた事件で、起こった事件の真犯人は逮捕されているにもかかわらず、私は釈放されていない。「秘密宇宙プロジェクト」の組織にはこれくらいのことを実行できる権力がある。

刑務所に収監されている理由だが、私が「秘密宇宙プロジェクト」の機密性に疑念を持ち、敵の地球外生物を無差別に殺害するやり方に強く抵抗したことが原因だ。また私は、ロシアとフランスの情報局の女性諜報員とつながりを持っていたが、「秘密宇宙プロジェクト」の組織に対して、私はこれらの諜報員を通して内部告発者になるのではないかと警戒されたことも理由のひとつだ。

私は現在でも多くのグローバル・エリートとコンタクトがある。「ビルダーバーグ会議」の参加メンバーから直接情報が入る立場にいる。そうした情報によると、中国は世界の金融システムを支配するところまではいかないという。中国では、共産党一党独裁に対する国内の反発が強まり、今後5年で不安定になると彼らは見ている。

「秘密宇宙プロジェクト」はある程度の情報を公開することを望んでいる。実は私にその任務が与えられた。殺人犯として刑務所に収監されているので、私の発言が真剣に受け取られることはない。情報をあいまいにできるこの地位を利用し、「秘密宇宙プロジェクト」は情報をコントロールしながら公開している。

 

  • 「秘密宇宙プロジェクト」は、このような方法以外に、映画や小説などを使い、真実の情報をリークしている。

秘密宇宙プロジェクトにはレプタリアンも加わっている。私を殺人罪で収監したのは、レプタリアンである。いま私はレプタリアンに敵対している竜族に守られている。レプタリアンはプッシュやディック・チェイニーのようなニューワールドオーダーの実現を計画しているグループだ

竜族の一部から、地球を離れ、他の惑星で生活したらどうかとのオファーがある。だが私は自分の家族と友人を愛しているので、地球を離れたくはない。もちろん竜族は刑務所にいつでも侵入することはできる。しかしもし私が脱獄すると、私を収監したレプタリアンや竜族の一部から追われ、結局地球を離れなければならなくなる。また、刑務所では保護されており、いまのところ危険はない。

私は地球を愛している。地球と似た惑星は1700ほど存在するが、その中でも地球が一番素晴らしいと思うので、この惑星を去ることはできない

 

「秘密宇宙プロジェクト」と呼ばれるシークレット組織が世界には存在しており、そこが異星人情報からテクノロジーをはじめ、未だに表社会では公開されていない様々な真実を隠しているようです。

 

そして、彼らはハリウッドなどの映画も使って、少しずつ一般の人々に真実を公開しているようなので、今のハリウッド映画のテーマや来年に公開される映画の内容を見ると、彼ら裏の世界の人々の現在の思惑も色々と見えてきます。

 

  • また、こういった情報に関わっていない人には聞きなれない「レプタリアン(レプティリアン)」や「竜族(ドラコニアン)」という言葉が出てきていると思いますが、これはいわゆる爬虫類人と呼ばれる異星人であります。

 

正確には異星人というより、太古の昔に地球にやってきた“先輩地球人”でもあるので、どちらかといえば現在の地球人の方が新参者でありますが、今の地球文明にもっとも介入しているのが、この2つの種族であるのは間違いないことかと思います。

 

  • 竜族とレプタリアン/福島の放射能漏れ事故に隠された目的

地球外生物の中には竜族という種族が存在している。彼らは恐竜の時代に進化し、地球を脱出したが、地球に帰還した種族である。彼らは、地球は自分たちのものであると主張している。竜族は米軍と協力関係にあり、フォークランド諸島周辺で共同で軍事基地を管理している。

竜族はまさに映画「ジュラシック・パーク」に登場する恐竜そっくりの種族である。普段は120センチほどの背丈で前かがみで歩く。背筋を伸ばすと3メートルを超える。この種族は人間を食糧として消費する。しかし、1951年に米軍との間で協力関係が樹立されるにつれ、人間を食すことをやめた。竜族は1954年に条約が締結されるまでは、人間を食べていた。しかしいまでも、人間を食べたくなる衝動はあるようである。彼らは人類を「同盟相手」と呼んでいる。

竜族は自分たちの未来をシミュレートしたところ、人間を食糧として消費するのではなく、人間と協力したほうがよい未来であったので、現在のような関係になっている。竜族が人間を助けるために行うことは、逆にレプタリアンによって悪用されることがある。

竜族は極めて物質主義である。デラックスな車やライフスタイルを大変に好むが、家族もおり家庭生活を営んでいる。

 

  • 米軍と協力関係にあるとはいえ、竜族は一枚岩ではない。いくつかのグループに分かれている。それらのグループには人間を好まず距離を取っているものもあれば、反対に人間と近しい関係を維持しているものもいる。

竜族の一部は、竜族を統治している皇女の命令に従うことを拒否した。そして、ナチスと協力関係になり、人間と敵対しているレプタリアンと一緒に行動している。

竜族は、やはり地球の所有権を主張しているレプタリアンの種族と闘争関係にある。レプタリアンの種族には、人類に対して特に敵対的な2つの種族が存在する。彼らは同じレプタリアンの中の異なった種族だ。ひとつはより人間に近い種族だ。もうひとつは長い尾を持つ恐竜のような容姿をしている。

また、「シカール」と呼ばれる羽の生えたドラゴンのような種族も地球にいる。彼らは、竜族ともレプタリアンとも異なる別の種族だ。

レプタリアンもまた一枚岩の種族ではない。相互に敵対的な関係にある2つの種族が存在している。お互いに自分たちが優等な種族で、相手が劣等な種族であると見ている。

 

  • 私が一緒に仕事をしている竜族だが、彼らは英語のみならず地球のあらゆる言語を話すことができる。だが、彼らの声帯は人類とは異なった構造をしている。したがって、彼らが地球の言語を話すためには、手術で声帯に手を加えなければならない。そのような竜族は多くいる。しかし、階級の高い竜族にはそのような手術は施されていないので、言葉を発することはできない。

私は、幼少期の頃から竜族と関わりがある。私が当時住んでいた場所に竜族の宇宙船が墜落し、軽傷を負った。その傷がまだ残っている。

レプタリアンなどのエイリアンにとって地球の大気は体には適さない。福島第一原発放射能漏れ事故は人為的に引き起こされたものだ。これは放射性物質を待機中に拡散させ、彼らの体に合うように地球の大気を変更することが目的だった。

放射性物質の拡散は、彼らの地球環境変更のアジェンダの一部である。放射性物質の拡散は、必ずしもマイナスの影響ばかりではない。人類の中には、突然変異で放射性物質により耐性の強い体へと変化する個体が現れる。この進化型人類は、放射線が飛び交う宇宙空間を旅行することができる。こうした進化を誘発するために福島第一原発の事故を引き起こし、放射性物質を拡散した。自閉症の本当の原因は両親が放射性物質にさらされたことになる。

 

  • 地球を全面的に支配コントロールしている種族は存在しない。地球外生物の種族は相互に敵対的な関係にあり、牽制しあっている。それぞれの種族が異なった計画を持って活動している。この状況は、地球に多くの国々が存在し、地球を支配する国が存在しないのと同じ状況である。

人類とエイリアンとの対立は、戦闘にまで発展したこともしばしばあった。1950年代のアイゼンハワーの政権のとき、米軍は「グレイタイプ」の基地を核爆弾で破壊したし、1970年代のカーター政権のときも「グレイタイプ」との間で戦闘が発生した。

 

  • 一般的にはレプタリアン=悪、竜族=善のような情報がありますが、それは決して正しいわけでもなく、レプタリアンの中にも人類に友好的なグループもあれば、竜族で逆の立場もあったりと非常に複合的であるように思えます。

 

もちろん善悪というのも、その視点や立場から見ての基準であり、最終的には人間にしろ異星人にしろ善悪というのは存在していないものだと思います。

 

海外のリークでありながらも福島の原発事故に触れていますが、それほどあの大震災、そして原発事故は宇宙的にも大きな意味のある出来事であり、単なる自然現象でも単なる人工地震でもなく、その背後にスターウォーズ顔負けの異星人同士のせめぎ合いの世界があるのかもしれません。

 

  • バチカンはレプタリアンに支配されている/地球上で対立する複数の種族

バチカンを支配しているのはレプタリアンである。そしてレプタリアンはナチスとも深いつながりがあり、その残党が現在もバチカンの支配に加わっている。

1978年に、バチカンヨハネ・パウロ1世が法王に就任してからわずか1ヶ月で死亡したが、これは自然死ではなく暗殺である。1979年は、バチカンの権力闘争で大きな転換期になった年だ。

ところで古代メソポタミアで栄えたシュメール文明だが、人類に知識を与えた種族は2つある。ひとつはレプタリアンで、もうひとつは約3600年の長期起動で太陽を公転している10番目の惑星、ニビル星からやって来る「アヌンナキ」だ。レプタリアンの基地はバチカンにあり、「アヌンナキ」の基地はイスラエルにある。

古代に宇宙人が地球にやって来た証拠は、ゴビ砂漠マルタ島に埋められている。

「秘密宇宙プロジェクト」はおもに人類のコントロール下にある。しかしながら、予算が途切れがちになるので計画全体に影響が出ている。

地球にやって来ているエイリアンの種族はこれだけではない。実に多くの種族が地球にいる。彼らは「銀河連邦」という集合体のメンバーである種族もいれば、これに対抗する「コレクティブ」と呼ばれる宇宙連邦に所属するグループもいる。また、別の次元からやって来る種族もいる。

 

バチカンが闇の支配者の権力下であるのは有名な話であり、またバチカン奥の院はこういった異星人が介入しているのも最近は多くの人々が知ることにもなりました。

 

そのバチカンが今の宗教世界を統括しており、宗教が民族、国を管理して地球の社会や文明が成り立っていることを考えると、異星人はまたうまいところに入り込んで世界をコントロールしてきたものです。

 

とはいえ、彼らの本体も20年以上も前に地球領域を去ることになり、あとは残党だけなので、これからバチカンをはじめ、世界のトンデモ詐欺が明らかになり、真実が少しずつ世の中に出てくることになると思います。

 

  • また、イスラエルは二ビル星からの異星人であり人類創世にも関与しているアヌンナキの拠点があるとも書かれていますが、確かに旧約聖書の登場人物の多くはアヌンナキとも関係しており、ノアにしてもアヌンナキとのハイブリッドあるとも言われています。

 

自分自身、3年連続でイスラエルに訪れていますが、ここはアヌンナキの拠点であるのはもちろんであるものの、表のイスラエルはレプタリアンが多く牛耳っており、自分もまた初イスラエル訪問は空港で降りた瞬間に彼らに捕まって取調室まで送り込まれたものです

 

  • 地球の支配者一族と地球外生物/レプタリアンのDNAを持つブッシュ家

ロスチャイルド家は、一般に信じられているよりも影響力は小さい。私は「ロスチャイルド家」と問題を起こしている。「ロスチャイルド家」は、一般に言われているようなサタニスト(悪魔崇拝主義者)ではない。

ベクテル社」は「ロスチャイルド家」よりもはるかに悪質な存在だ。「ベクテル社」は「秘密宇宙プロジェクト」に関わっている

欧州の支配層の家系にはレプタリアンのDNAは含まれていない。地球外生物とはまったく関係なく、人間にはもともとひどい性質が備わっている。

ブッシュ家だが、明らかにレプタリアンのDNAを受け継いだ家系だ。しかしデイビッド・アイクが言うように、人間に姿を変えているというわけではない。レプタリアンのDNAなので、ブッシュ家の一族は一般に医療機関には行かない。またレプタリアンのDNAだが、これはナチスにも混入している。

 

  • デイビッド・アイクはレプタリアンが人間のように容姿を変化させることができると言っているが、これはかなりおおげさである。レプタリアンの人類への影響は、彼らのDNAを持つ家系の存在によるものである。

しかし、容姿を人類に変化させることができる種族がいないわけではない。ある種族は、高度な人工知能を持つ人類の形をしたアンドロイドを遠隔操作している。これも容姿を変化させる例のひとつである。

 

確かにロスチャイルドは、人の表社会の中では大きな権力を持っているように見えますが、裏の権力者構図の中ではとても下部の組織や立場となっており、異星人との交流もロスチャイルドよりももっと深い人々が奥の院の中にいるようです。

 

ただ、ブッシュ一族などは見た目からも明らかのようにかなり濃いハイブリッドのようです。

 

  • また、異星人そのものが地球次元に降り立つというより、彼らはアンドロイドを送り込んでくるケースの方が多いというか、自分が知っている限りではほとんどがアンドロイドだと思います。

 

  • オリオンの宇宙船/人類は宇宙旅行とタイムトラベルもできる

「ヴェスタ」という小惑星には、「ノーディック」と人類が共同で運営する基地が存在する。

「ノーディック」が建造したオリオンシステムの宇宙船は、人間に売られた。

現在はそれは、深い宇宙を旅するための「宇宙艦隊」に配属され、「オリオン宇宙船」とよばれている。

この「オリオン宇宙船」は1950年代にすでに建造され、いまではアップグレードされている。私は、この宇宙船の船長であった。

人類が宇宙旅行とそのナビゲーションをエイリアンから学ぶプログラムがある。

人類は、遠方から太陽系に侵入してくる宇宙船に誰が乗り込んでいるのか瞬時に判断する「太陽系監視船隊」を持っている。それは「ソーラー・ワーデン」と言う。だが、発見するには思った以上に時間がかかってしまう。

人類はすべての惑星に行くことは許されるが、木星の衛星の「エウロパ」だけは立ち入ってはいけない。ここはミミズのような形をした生物が生息しており、この種族を発達させる計画があるからだ。だが「エウロパ」にはロボットを使った無人の記事が存在する。

タイムトラベルはすでに可能になっている。これは、1940年代にナチスが開発した技術が基になっている。この技術を使うと簡単に若返ることができる。いまでもナチスの残党はこのテクノロジーを使って生き残っている。

私は頻繁にタイムトラベルをしたが、それは「スターゲイト」や「ワームホール」を使う方法ではなかった。動くライトボディである「マカバ」を使う方法だ。いま私は、刑務所にいながらも任務のためタイムトラベルをしている。

パラレルワールド(並行宇宙)は実在し、そこには地球のコピーが存在している。いまではこの第2地球まで行くことができ、ここに住んでいる人間をこちらの世界に連れてくることもできる。非常に危険な場所だ。そこにはあなた自身のコピーもいるが、決して触ってはならない。

 

 

六芒星の立体版でもあり、人類だれにも存在している幾何学のエネルギーシールドですが、深い自身の内部と繋がると、このマカバを発動させることができ、意識が宇宙空間や時空間を超えて自由に様々な世界を行き来できるようになると言います。

 

これは自分の身の回りでもマカバを使いこなす人は少なからずいて、実際にタイムトラベルや空間移動をしているので、ここで書かれていることは真実に近いものだと思います。

 

  • またパラレルワールドについても触れていますが、今のこちらは大いなる意識が生んだロート(聖杯)から作られたマイナスの電荷の世界ですが、同じ質量を持つパラレルワールドのプラスの電荷の世界は別に存在しており、まもなくこの融合が始まることは周波数の講演会などでも伝えております。

 

  • 古代の天皇は、このプラスとマイナスを行き来しながら地球文明の調整をしていたことも伝えており、今も天皇家奥の院においてはゲートを行き来している人もいます。

 

そんな日本の天皇家のことも本著では少し取り上げています。

 

  • レプタリアンと竜族の戦争、人類の関わり

レプタリアンと竜族は戦争状態にある。最近エボラ出血熱の世界的な流行があったが、これは竜族がレプタリアンを根絶やしにするために拡散したものだ。

ちなみに、日本の皇室は、竜族の特定の種族と関係が深い。竜族と人類は同盟関係にある。これは竜族の皇女が竜族の未来を透視したとき、人類と敵対するのではなく同盟関係になったほうが竜族にとって未来は明るいと出たためだ

西アフリカのマリには、レプタリアンの大きな基地があったが、エボラウイルスの蔓延により完全に壊滅した。

またレプタリアンは、第二次世界大戦時のヒトラー政権、ならびに日本を支援していた。いまは「イスラム国」を支援している。レプタリアンは協定を破り、アメリカ、ニューメキシコ州デゥルセの地下にある秘密基地にまだ関わっている。また、イランにひとつ、アフリカに3つ、彼らの基地が存在する。

レプタリアンは、バチカンが会見のために用意した小さな洞窟で会っている。ここはスイス傭兵が警備している。ここに武器を持ち込むことはできない。レプタリアンは、人間を弱体化するために人間のエージェントを使っている。スイスは、なにが行われているのかよく分かっている。状況をよく理解した上でバチカンに協力している。

 

  • ソビエトは、「ツアーボムバ(爆弾の王)」と呼ばれる58メガトンの巨大な核爆弾を保有していた。これまで製造された核兵器の中では最大のものである。この核爆弾は1961年に使われたが、それは旧ソビエトと北極圏にあったエイリアンの基地を攻撃するためであった。

1945年の広島と長崎の原爆投下は、これらの都市の地下にあったレプタリアンの基地を破壊するためであった。天皇の家系は天の星からやって来ており、竜族と関係している。

 

日本の記紀神話ではない、一般的には偽書とも呼ばれる本物の古文書の多くには、共通して古代の天皇の姿を2.5mや3mの巨人であることが書かれており、肌は鱗もあって尻尾やツノもあり、人間というよりは竜族との混血のような姿で書かれています。

 

  • その原点にあるのは、もちろん今自分にとってのテーマであるムーであり、その血統が今も日本には受け継がれています。原種の地球人として・・・。

 

この他に本著では、様々な立場の人からのリーク情報があり、それらを見ると現在飛行している円盤の多くは異星人のテクノロジーを研究した地球人による地球製の円盤であったり、他にも興味深い情報が多く掲載されています。

 

地球製円盤については、自分もまた元自衛隊にいた人々からもすでに米軍との合同の研究で山の麓に地下基地を作って製造していることも聞いていたので、これらの情報も極めて真実に近いものかと思います。

 

  • いよいよ2017年以降、人類と異星人に関する様々な真実が明らかになったり、バチカンなどを支配している勢力も衰退していく方向へと進むと思いますが、その中で人類と異星人だけでなく、人類と神と呼ばれる存在の真実も少しずつ明らかになってくることでしょう。

 

人類を創造した存在と異星人、そして神と呼ばれる存在との関係性

来年はそういったことがまた1つのテーマとなってくるかもしれません。

 

 

その姿は猴(猿)のようで、大きく色黒で毛が長く、人のように立ち歩き、言葉をしゃべる。また神のように人の思うことを察し、誰かがこれを殺そうと思えば、先んじてその意を知って逃げ去る。(1)

 

(2024/4/24)

 

 

 

『日本怪異妖怪事典 中部』

高橋郁丸、毛利恵太、怪作戦テラ、朝里樹

笠間書院   2022/8/26

 

 

 

井戸菊の谷の狒々

・筆者命名富山県中新川郡上市町伊折の話。

『三州奇談』巻之五に「異獣似鬼」として記されている。

この猅々は風雲を起こして風の中を飛行する。よく人を引き裂いて、投げ散らかして捨てるのだという

 昔、伊折村に源助という樵がいた。彼は大力で足も速く、二、三人の友と山で猟をして獣の肉を食おうと山に入ったところ、一日のうちに猿や狸などを70匹余り、刀を使わず拳で打ち殺してきたというほどの覇気の者であった。ある時、井戸菊の谷という所に樵たちが初めて入ろうとしたら、風雲が起こって、谷に入ることができず、集まった人々が次々と投げ散らされたので、皆帰り去った。そのなかにいた作兵衛という少し気の弱い樵が、獣の気に打たれて気を失ってしまった。すると作兵衛の体が空中に掴み上げられ、腕を引っ張って引き裂かれそうになった。源助が作兵衛の来るのが遅いと怪しみ、もとの場所に戻るとその有様だったので、走り寄って作兵衛の足を掴んで引き下ろそうとした。しかし作兵衛は襟髪をくわえられているようで引き下ろせず、その様子は心魂が抜けたようにぐったりとして、口から血を大量に吐いていた。源助は大いに怒って罵り叫んだが、それでも放さなかった。作兵衛の目口から流れ続ける血で源助の体は真っ赤に染まり、寅の刻(午前三時頃)に至って遂に怪獣は去ったようで、作兵衛の体は源助の背中に落ちた。源助は作兵衛を守り、呼びかけながら夜を明かした。日の出の後、村人が谷までやってきた。作兵衛を介抱すると生気があったので、水を飲ませ食べ物を与え、山小屋で寝かせたら五、六日で本復した。

 

・この出来事の他にも、源助は度々大蛇などの怪物と遭遇したという。それについても「異獣似鬼」に記されている。

 

一眼隻脚(いちがんせききゃく)の妖怪

富山県富山市の祖父岳の話。

 布谷村(現・富山市八尾町布谷)では、祖父岳には一眼隻脚の妖怪がいると語られている。『山海経』でいうところの「独脚鬼」の類だとされている。

 祖父岳の麓には桂原という村があるが、ここに住む人が薪を採るために山に登り、この妖怪に殺された。脳を吸われたように頭頂に大きな穴を開けられて死んでいたのだという。他に山腹で炭焼きをしていた二人も殺されたが、これは投げ殺されたようであった。葦の芽が生えたぬかるみに全身傷だらけの死体が転がっており、泥にも縦横の痕跡が残されていたという。

 

婦負郡小竹村(現。富山市呉羽町)の若宮紀伊神主と思われる)の弟が18歳の時、祭礼を行って佐五兵衛という人の家に泊まったが、深夜に目覚めると背の高く髪が箕のような大きさの女がこちらを見て笑っていた。神官は身の毛がよだつほど驚いたが、心の強い男だったので「我が汝になんの害をもたらしたか。我を脅かすは汝の楽しみのためであろう。益のないことゆえ速やかに去れ」と言うと、その道理を解したのか、少しして立ち去り戻ってくることはなかったという。

 また、ある山伏が野宿している時に妖怪に遭遇し、山伏は剣で迎え撃ったが、妖怪は山伏を掴んで投げ、剣を持ち去ってしまったという。

 

越後の山人

北越奇談』では山男と呼ばれ、妙高山の山中に出没するという。樵が毛皮を作って山男に与えるなど、ほほえましい交流があったことが記されている。言葉はしゃべれないが言葉を理解し、人の心が読めてご飯好きだという。しかし、恐ろしい一面もある。また、三和村(現・上越市)の鬼新左衛門という人が、神聖な山神の祠の近くで狩猟を行っていたところ、山男に投げ飛ばされて、それがもとで寝付いて亡くなったという。柳田國男の『山の人生』では、禁じられていた妙高山の硫黄の採取をしたところ、背の高いものが小屋に入ってきて、首謀者が首をねじ切られたと記されている。この妖怪を、山人と呼ぶ人もいる

 

お手玉石・八幡切り石

新潟県糸魚川市鬼伏に鬼が棲んでいた頃、八幡神と鬼が力比べをした。鬼は五つの石でお手玉をすることにし、八幡神は大きな石を二つに割ることにした。八幡神は成功したが、鬼は失敗して負けてしまった。八幡神が割った石の半分は佐渡に飛んで行った。半分は残り、八幡切り石と呼ばれている。

 

大男

・江戸時代、高田藩領の人々は妙高山新潟県妙高市)、黒姫山新潟県糸魚川市)、焼山(新潟県糸魚川市妙高市)、新潟県から長野県に跨る戸隠、立山という山々で仕事をしていた。山仕事をしていると、山男にも時々遭遇した。高田大工の又兵衛の弟は、山道で八尺(約2.4メートル)くらいの裸の男に出会った。男は驚いたようだったが、無言で山へ去っていった。手には一羽のウサギを下げていた。

 新潟県南魚沼市の八海山では、御室、千本檜の小屋で、寒さのため夜半に薪が足りず絶えてしまった。すると、身の丈三丈(約9メートル)ほどある大男が薪や芝を与えたという。

 

犬神長者

佐渡はかつて犬神長者の持ち物だった。真野湾新潟県佐渡市)の海は彼の田地で、小木の湾は彼の苗代だった。家訓により、田植えは一日で終わらせていた。ところがある年のこと、日暮れ間際になっても田植えが終わらなかった。長者は大変怒り、鶴ヶ峰に登って軍扇で太陽を招き留めて田植えを終えた。その後、にわかに勢力が衰えて島を追われることになった。

 

異獣

異獣という名は鈴木牧之が著書『北越雪譜』のなかで命名した。人ではないが獣とも異なる、という存在だ。あるとき十日町の縮(ちぢみ)問屋から堀之内の問屋へ急ぎの荷物があり、竹助という山道に慣れた者が堀之内から山道へ入って十日町へ向かった。山中で昼食を食べていると、背の高い毛むくじゃらなものが現れて竹助の食べている飯を指さし、欲しがっているようだった。そこで飯を与えたところ、喜んで食べた。竹助が、「急ぎの使いなので行くぞ」と言うと、異獣は竹助の荷物を背負ってくれ、竹助は楽に十日町に行くことができたという。

 機織りをする女性からも握り飯をもらい、月やくで機が織れないと女性が愚痴を言うと、異獣が月やくを止めたという不思議な話も『北越雪譜』に書かれている。

 

未練坊

富山県氷見市長坂に伝わる。

 石動山登山口の血坂という所に、夜な夜な物の怪が出没し、更には日中でも石動山参拝の人々に危害を加えるようになった石動山大宮坊の別当が、武勇の誉れ高かった源伊勢之助という者に、この妖怪の退治を命じた。伊勢之助は夜に血坂で妖怪の出るのを待ち伏せ、これを斬り殺した。夜が明けると、そこには全身白毛の大猿が倒れていた。伊勢之助がこの死体を担いで帰る途中、大猿はにわかに生き返り、伊勢之助の首に嚙み付いて「俺は長年修行をして法力によって幽明界を往復する神通力を持っている。俺を殺したと思っても、俺には生も死もない。今こそお前の命を取って恨みを晴らしてやる」と語った。伊勢之助は苦しみながら「それほどの神通力を持っているものが、悪事を働くとはうなずけない。俺は長坂や光西寺(長坂にある寺院)のために、しなければならないことが多く残っている。お前がここで死んでくれて、俺を長らえさせてくれるなら、お前を我が家の守護神として子孫の代まで敬うだろう。南無石動山五社権現、我が願いを聞き給え」と言うと、大猿は再び死んでしまった。伊勢之助は大猿を手厚く葬って祠を建立し、これを成し遂げた後、この守護神のために尽くそうと生きながら大甕(おおがめ)の中に座して土葬されたという。

 

一老(いちろう)大権現

・石川県金沢市清水谷町に伝わる。

 清水谷の直乗寺(じきじょうじ)に祀られている天狗。もとは高坂町の森本川左岸の天狗壁に棲んでいたが、清水谷の長老の夢枕に現れ「清水谷の寺に行きたい」と告げたので、祀られるようになったという。集落の守護神として、様々な御利益があるとして信仰されている。

 

おうひと

・飛騨の山中に出たという。

飛騨の山中にはおうひとというものがいる。背丈九尺(約2.7メートル)ばかりで木の葉を綴って着物としていて、何かを話しても、それを聞き取れる人はいない。ある猟師が獲物を求めて山深くに分け入った時、これに会ったのだという。飛ぶように走り来て逃げることもできなかったので、何とか助かろうと持っていた握り飯を差し出すと、それを食べて非常に喜んだ。するとおうひとは狐や貉を数多く殺して持ってきた。猟師は労せず多くの獲物を得たことを喜び、それから日ごとに握り飯を持っていって獣と交換するようになった。しかし、隣に住む猟師がこれを怪しみ、密かに後を付けていって、おうひとのことを知ってしまった。鬼なのではと思った隣の猟師は鉄砲でおうひとを撃ち、撃たれたおうひとは逃げてしまった。

もとの猟師はこのことを聞いてからおうひとを探し、谷底におうひとが倒れているのを見付けたが、そばにおうひとに似たような者がいるのを見付け、撃たれた仇を自分に返しに来るかもと恐れてその場を去った。その後、撃たれたおうひとは死んでしまったという。

おうひとは恐らく大人(おおびと)に由来する命名なのだろう。

 

牛蒡種(ごぼうだね)

岐阜県吉城郡、益田郡、大野郡などに伝わる。

 憑き物筋の一つ。「飛騨の牛蒡種」によると、牛蒡種という家筋は大野郡や吉城郡、益田郡などに散在している。この家筋の人は男女を問わず不思議な力を有し、家筋外の人に対して憎いとか嫌いと思って睨むと、相手は病気になったりするとされた。

 

神大王 波平行安(なみひらゆきやす)

石川県鳳至郡剱地村(現・輪島市門前町)に伝わる

 昔、この村にどこから来たとも知れない若い男が来て、入婿となった。男は刀鍛冶を得意としていたが、その作業をするところを決して人に見せなかった。妻は不思議に思い、ある時隙間から男の作業場を覗き込んだ。すると男は鬼の姿となり、口から炎を吹き出し、鉄を伸ばしていた。男はこの有様を妻に見られたことを恥じて、自身が打った数百の刀を持って波の上を走り去っていった。男は妻と別れる時、一振りの刀を投げ与えていったが、その刀には「鬼神大波平行安」という銘があったという

 

ガンノコウ

・石川県鳳至郡柳田村(現・鳳珠郡能登町柳田)の周辺に伝わる。

 『石川県鳳至郡誌』には以下のように記されている。

柳田村の五十里から十郎原に行く道に沿うように小川がある。ここの淵に大蟹が住み、夜中になると小童に化けて通る人を苦しめていたしかし、この地を訪れた弘法大師が、この大蟹を神として祭り、人々の憂いをなくそうとした。これを聞いた十郎原の神明明神が弘法大師に協力し、明神の被っていた烏帽子を大蟹に被せ、これを諭して川の中の龍淵に埋めた。大蟹は烏帽子とともに石になり、そこの谷は和郎ヶ谷(和郎は童男の意)と呼ばれるようになった。

 

猿鬼(さるおに)

・石川県鳳至郡柳田村(現・鳳珠郡能都町)に伝わる。

 柳田村当目(とうめ)の岩窟には、昔、猿鬼という怪物が棲み着き、乱暴を働いていた。そこで八百万の神が相談し、能登国一の宮である気多大明神(羽咋市気多大社)と三井の神杉姫(かんすぎひめ)(輪島市三井の大幡神杉伊豆牟比咩(おおはたかむすぎいずむひめ)神社)に神軍を任せ、猿鬼征伐に乗り出した。神杉姫が筒矢で猿鬼の目を射て、逃げる猿鬼の首を鬼切丸で斬り落として退治した。猿鬼を祀った所が岩井戸神社であり、猿鬼の目に矢が当たった所を当目、猿鬼の流した黒い血が川のようになった所を黒川、猿鬼が射られた目をオオバコの葉で洗った所を大箱と名付けたという。

 別の伝説では、当目の岩窟に猿鬼と呼ばれる老狒が住み、18鬼の郎党を従えていたとしている。猿鬼たちは里の少女をさらい、田畑を荒らしたので、垂仁天皇が石衝別王(いわつくわたけのみこと)を遣わして退治させたのだという。

 

しゅけん

石川県七尾市の山王社(現在の大地主(おおとこぬし)神社)の話。

 昔、七尾の山王社では、毎年、見目好い娘を人身御供に捧げていた。ある年に、白羽の矢がある家の一人娘に立ち、父は何とか救う道はないかと夜に山王社の社殿に忍び入った。丑三つ時に様子をうかがうと「若い娘を取り食らう祭りの日も近付いてきたが、越後のしゅけんは我がここにいるとは知るまい」と呟く声がした。父は喜んでしゅけんの助けを得ようと越後を尋ね歩いたが、手がかりは得られなかった。しかし、山の中にしゅけんと呼ばれるものがいると聞き、向かってみると全身真っ白な一匹の狼が現れ「このしゅけんに何用か」と問うてきた。父が事の次第を語って娘の命を救いたまえと願うとしゅけんはうなずいて「久しく以前、外の国から三匹の猿神が渡ってきて人々を害するようになった。我はそのうち二匹を噛み殺し、残る一匹は行方をくらませていたが、能登の地に隠れているとは思わなかった。行って退治してくれる」と言って、父とともに海の上を駆けて七尾に戻った。しゅけんは娘の身代わりとして唐櫃(からびつ)に潜み、暴風雨の夜に神前に供えられた。翌日に人々が様子を見に集まると、年経た大猿が血に染まっって倒れていたが、しゅけんもまた死んでいた。人々はしゅけんを手厚く葬り、後難を恐れて人身御供の形代(かたしろ)として、三匹の猿にちなんで三台の山車を山王社に奉納した。「車が人を食う」という魚町の山車は、この山王社の猿から来ているのだという(青柏祭の山車のことと思われるが、詳細は不明)

 

そうはちばん

・ちゅうはちゅぼんとも。石川県鹿島郡中能登町の眉丈山(びじょうざん)の話。

 秋の日暮れから夜になろうとする時間に、眉丈山中腹から怪火が出て、東から西へと移り行くのだという。そうはちぼんは羽坂の六所の宮から現れ、一宮の六万坊へと向かおうとする。昔、そうはちぼんは一の宮権現に人を餌食にしたいと願い出た。すると権現は鶏が鳴く前に来れば人をやろうと約束した。それから毎夜、そうはちぼんは人を喰おうと現れ、八つ時頃に良川の山を過ぎ、金丸の辺りでまごつき、柳田の辺りで鶏の鳴き声を聴いて仕方なく六所の宮に引き返すようになった。この鶏は権現が鳴かせるのだという。

西照寺の住職が若い頃に見たという話も記されている。住職が寺に帰ろうと眉丈山の中腹に差しかかると、大きな高張提灯のような明るいものが現れ、山の背から谷に向かって真一文字に緩々と進んでいくのを見たのだという

 

九万坊(くまんぼう)

・石川県金沢市の各地に伝わる。

 もともと、黒壁山や満願寺などの金沢市の山地一帯は魔所として恐れられていた。ここにいる魔の正体は天狗とされ、それを祀る祠などがあったが、明治初期に淫祠(いんし)として破却された。この信仰が復活したのは明治35年(1902)とされ、この頃に九万坊天狗の名が使われるようになった。松本米二郎という者が黒壁山で祈願中に、九万坊・八万坊・照若坊という三権現が現れたので、これを薬王寺の本尊として安置した。以降、金沢市のあちこちの寺院で祀られるようになった。

 

鞍馬の天狗

・石川県松任市成町(現・白山市成町)に伝わる。

 出城村の成(なり)に村山という家があり、その祖先は円八という者だった。ある夜に円八は天狗にさらわれてしまったが、数年後に飄然と帰ってきて、天狗の秘伝であるとしてあんころ餅を作り始めたという。

 

・『昔話伝説研究』二号の「加賀・能登の天狗伝説考」には、実地採訪による別話が紹介されている。ある日、円八は家の庭に柏の木を植え、その翌日の元文二年(1737)6月17日に天狗にさらわれた。そしてある夜、女房の夢に現れ「今は鞍馬の天狗のもとで修行をしているが、妻子に心を惹かれては妨げとなるので、夫婦の縁を切りに来た。ついては生計の手段としてあんころ餅の製法を伝授しよう」と伝えたのだという。それから6月17日を円八の命日とし、天狗を信仰するようになった。円八の遺物を納めた土蔵からは、時々太鼓や鈴の音がしたのだという大正11年(1922)

に家の娘が病死した時、母屋に連接する祠堂を建て、円八の遺物や天狗の眷属を祀って円八坊大権現あるいは天狗堂と呼ぶようになったという。

 

ちっきんかぶり

・石川県七尾市能登島えの目町、八ヶ崎町に伝わる。

 昔、鰀目(えのめ)と八ヶ崎の間を「どうの川」という小川が流れていた。ここにちっきんかぶりという怪物が棲み、村民を害していた。小屋の谷に住む與助、惣佐衛門の二人が、村民のために苦労してこの怪物を斬り殺した。二人は「小屋もの(賤民への呼称の一つ)」だったが、この功により村に住むのを許されたのだという。この怪物を埋めた所を「どんだ」と呼び、松を植えて記念とした。また「與助、惣佐衛門の抜いた刀 鞘は竹でも身は本物や」という俚謡(りよう)も歌われたという。

 

鍋太郎

・石川県能美郡国府村(現・能美市)に伝わる。

 鍋谷の上の村に、世瀬という旧家があった。この家にはいつの頃からか、鍋太郎という姿を現さない若者が住み着くようになった。夜に囲炉裏を囲んで四方山話をする時、鍋太郎は横座に座って世間話や御上の法度、昔からの言い伝えなど何でも話し、日中は水汲みや米搗き、肥桶運びなどを飯も食わずに自分からよく働いた。姿が見えないので手桶や肥桶が宙を飛ぶように見え、米搗きでは杵が上下に動いてみるみる米が白くなっていった。

 

明神壁(みょうじんかべ)

・石川県石川郡鳥越村(現・白山市)に伝わる。

 岩原に明神壁というものがある。明国から日本に来た人が、非常にもののできる人だったので神様として祀られた。

 

メーシリ

・石川県羽咋郡高浜町(現・羽咋郡志賀町高浜町)に伝わる。

 夏の頃、川で子供が溺死するのはメーシリにダッコ(はらわた)を抜かれるからだという。河童のことをメーシリあるいはミズシといい、胡瓜を先に川に投げ入れてから水浴びをすればメーシリに取られない。逆に胡瓜を食べてから水浴びをするとメーシリにダッコを抜かれて死ぬとして禁忌にされている。

 

・末吉村(現・羽咋郡志賀町末吉)にはメーシリから伝授された疳の薬を売っている家がある。この家の先祖が馬を連れて草刈りに行った時、川で水を飲んでいた馬をメーシリが生け捕りしようとした。メーシリは馬の手綱を自分の体に巻き付けて水中に飛び込んだが、馬が驚いて跳ね返り、メーシリを家まで引っ張ってしまった。家の主人はこのメーシリを捕まえたが、メーシリが泣いて命乞いをし、助けてくれたら疳の妙楽の処方を教えると言うので、助けてやった。以来、その家では疳の薬を売っているのだという。

 

物貸石(ものかしいし)

・石川県鹿島郡高階村池崎(現・七尾市池崎町)に伝わる。

 池崎から直津に行く途中に、横打ちと呼ばれる畑地がある。ここに昔は大きな石があり、物貸しの神様とされていた。村人がこの石に必要な品を頼めば、膳椀や金銭を貸し与えてくれた。しかし、天正年間(1573~92)に石動山の僧侶が来て様々な品を借りたが、返すことはしなかった。すると物貸しの神様は怒って誰にも品を貸さないようになったのだという。

 

四人の巨人

・石川県鳳至郡七浦村薄野(すすきの)(現・輪島市門前町薄野)に伝わる。

 薄野に住むある老翁は、皆月から酔っ払って帰ってくることを常としていた。ある夜、市ノ坂の付近で四人の巨人に捕まえられ、三度地面に投げ付けられ、これからは夜に出歩かないと誓わされ、やっと解放されたという。その時、巨人の一人が煙草を吸おうと火打ち石を打ったが、その火花の長さは三尺(約90センチ)もあったのだという。

 

家狐

山梨県北都留郡上野原町棡原(ゆずりはら)(現・上野原市)に伝わる。

 昔、話者が奉公に行った家で絶対に奥座敷には入ってはいけないと言われた。夜中になると奥座敷からカタカタと音がして、オカタサン(御方様)が一日に一度食べ物を運んでいた。これはイエギツネは家に憑いていたのだという。人の目には見えないが、鼠くらいの大きさなのだという。

 また、家が貧しくなった時にはイエギツネが米を毛の間に挟んで運んでくる。商人が麦などを買いに来ると、秤の上に乗って目方を重くするので、得をしてどんどん金持ちになる。しかし正当に儲けたわけではないので、争いごとや不幸などで次第に衰えてしまうのだという。

 

また、イエギツネは憑いている家の人が憎らしいと思う人の所へ飛んで行って生き血を吸う。生き血を吸われた人は病気になったり死んだりする。ある人が病気になったので祈祷師に見てもらうと、イエギツネに憑かれていることで、秩父の三峰山(埼玉県の三峯神社)に行って、お札をもらって祈禱をした。すると丑三つ時にダイジンサマ(大神様、三峯神社で祀られている御犬様)とイエギツネが縁の下で争い、イエギツネは退治された。それによって病気は癒え、病人の着物の袂からキツネの毛が三本出てきたのだという。

 

頼光の狒々退治

甲賀山(現・高賀山)に大きな猅々が棲んでいた。これを退治しようと源頼光が岸見神社に七日七夜参籠して出発した。その際、一羽の雉が飛んで行き、猅々の様子を頼光に報告したという。岸見神社とは雉見神社のことであり、この雉を祭るともいう。

 

シャグマ

静岡県周智郡の常光寺山(静岡県浜松市天竜区水窪町の山)などに伝わる。

常光寺山の中で、シャグマという怪物が捕らえられたことがある。顔が赤く、頭は毛深く、人に似ているが人ではなく狒々のようなものだったという。また、常光寺山の南西にある竜頭山にも、時折シャグマが現れた。ある時、水窪に住む狩人の親子三人が竜頭山に入り、それらしき怪物に出会った。顔の色は赤黒いが判然とせず、頭に長髪が生え、首筋から背にかけては蓑を着ているかのような毛が生えていた。三人の行く手にしばらく立っていた。

 

肉人

・神祖(徳川家康)が駿河にいた時の話。ある日の朝、城の庭に小児のような形をした、肉人とでも呼ぶべきものがあった。手はあるが指はなく、指のない手で上を指して立っていた。見た人は驚き、変化のものだろうかと騒いだが、どうしたらよいかわからなかったので、家康公の判断を仰いだ。すると「人の目に付かない所に追い出せ」と命じたので、城から遠い小山の方に追いやってしまった。

 

真っ白な鬼

福井県丹生郡大虫村(現・越前市大虫村)に伝わる。

 丹生ヶ岳にいつの頃からか山中に真っ白な雌の鬼が棲むようになった。鬼は人里へ来ては農作物を荒らし、婦女子をさらうなどして人々を困らせた。ある年の二月二日に里に来た鬼を見た若者たちが、今日こそは捕まえてやろうと村中総出で狩り立てた。鬼はあちこちを逃げ回ったが、とうとう日野川のほとりで退治されたので、ここには白鬼女橋が架けられ、丹生ヶ岳は鬼ヶ岳と呼ばれるようになったという。大虫村では三月二日(旧暦の二月二日)には鬼神祭をするようになった。

 

夜叉丸(やしゃまる)

福井県今立郡中河村(現・鯖江市)に伝わる。

 後小松院の御代の頃、春から全く雨が降らない時期が続いた。長者は人々が悲しむのを見かねて「どんな人でも雨を降らせることができたら、我が愛娘を嫁として遣わせましょう」という高札を作って掲げた。

 すると、どこからともなく夜叉丸と名乗る一人の美男子が現れ、高札の約束を守るなら雨を降らせようと話したので、長者は訝しみながらも喜んで誓いを立てた。夜叉丸が立ち去ったかと思うと、たちまち風とともに雨が降り出し、草木や田畑も潤った。その後、夜叉丸が再び現れて娘を求め、長者の娘のうち妹の方が稼ぐこととなった。娘は母に一束の針を求め、これを守り袋に入れて夜叉丸の棲む所へと去っていった。夜叉丸の立派な屋敷は湯尾峠を越えた先の山深くにあり、二人は夫婦の契りを結んで一年ほど暮らした。しかし夜叉丸は具合が優れず、妻に対して「私は貴女と同棲を始めてから体調が良くない。私たちは相性が良くないようなので、これから貴女と縁を絶ち、親元に帰そうと思う」と語った。妻はこの時身重だったが、とにかく生家と相談しようと使者を向かわせると、家は家運が傾き別の場所に移り住んだようだった。そこでその場所を探して訪ねてゆくと、外の世界は既に100年近く時が経ち、家も何度も代替わりをしていることがわかった

 

向原の天狗さん

・筆者命名山梨県富士吉田市向原に伝わる。

 天狗さんと呼ばれる人がいた。母親の手だけで育てられた子供だったが、ある日急にいなくなってから、立派な青年になって帰ってきた。帰ってきてから人にはできないようなことをやるようになったという

 

・また、この天狗さんが夕方に山の畑から帰ってきた時、母親に「今、京都が焼けているからちょっと行ってくる」と出かけた。母親は弁当を持たせようと外へ追いかけたが、もう姿は見えなくなっていた。その翌日には帰ってきて、京都の大火事が御所にまで迫っていたので、御所の中から天皇の御所車を一人で引き出して助けたと語った。天皇から感状をもらってきたといって、菊の御紋が付いた黒漆塗りの箱を持ってきたという

 

おまん

・長野県上水内郡戸隠村(現・長野市)に伝わる。

 戸隠山の鬼女紅葉に仕えた女の鬼。山の獣を素手で打ち殺す怪力と、一晩に120キロも走る健脚を持っていた。紅葉征伐の時も奮戦したが、一人落ち延びて戸隠山の麓に逃げた。

 

ガラン様

・長野県下伊那郡阿南町伊豆神社に伝わる。

 ガラン様(伽藍様)は伊豆権現がこの土地に来る前から祀られていた地主神で、力の強い恐ろしい神だという。大国主命だという人もいて、伊豆神社奥の院に祀られているともいう。

 

鬼女紅葉(きじょもみじ)

・長野県長野市戸隠と鬼無里に跨る荒倉山を中心とした地域を舞台とした話。

 荒倉山には紅葉伝説のものとされる史跡が多く残されているが、もともとは謡曲「紅葉狩」として記された物語である。信濃国戸隠山に鹿狩りへとやってきた平維茂(たいらのこれもち)一行は、山で紅葉を愛でていた高貴な美女と出会い、ともに宴を催した。美女に心を許した維茂は酒に酔って寝てしまったが、その夢のなかで八幡大菩薩の眷属から神託を受ける。美女と思っていたものは実は戸隠山の鬼神であったので、維茂は神託とともに授かった神剣によって、鬼女と戦って見事に退治したのだった。

 

魔道王

・長野県安曇野穂高町(現・安曇野市穂高)の伝説。

 昔、安曇平(松本盆地)は一面の海であったが、長者の子・泉小太郎と犀(犀龍)(さいりゅう)によって、水が流れ去って肥沃な平地となった。人々はこの平地に移り住んだが、中房山に棲む魔道王という鬼神が現れ、里を荒らすようになった。魔道王は妖術を用いて姿を消したり雲を呼んで雷雨を降らせたりしたので、小太郎も手を焼いていた。ある時、有後の姫という娘が、魔道王から人々を守るため全国を回る千日行を始めた。そして京都にたどり着いた時、帝に仕える雨宮殿という将軍と二人で退治に乗り出した。二人の武将と小太郎が率いる軍勢は、魔道王の軍勢と木曽川で戦い、諸神諸仏の加護もあって魔道王を討ち果たすことができた。この功があって雨宮殿は信濃を治める国司となり、小太郎は川会(かわあい)明神として祀られるようになったという。

 

黒ん坊

岐阜県本巣郡根尾村(現・本巣市根尾)に出たという。『享和雑記』巻之二に記されている。

 美濃国の大垣から北へ10里(約40キロ)ほど行くと、外山という所がある。ここから山に入って3里(約12キロ)の難所を超えると、根尾という所に着く。ここに善兵衛という樵がいて、山奥に入って木を伐り出す仕事を数十年続けていた。この善兵衛に懐き、黒ん坊と名付けられたものがいた。その姿は猴(猿)のようで、大きく色黒で毛が長く、人のように立ち歩き、言葉をしゃべる。また神のように人の思うことを察し、誰かがこれを殺そうと思えば、先んじてその意を知って逃げ去るので、捕まることはなかった。善兵衛が山に入れば黒ん坊が現れて仕事を手伝い、大いに助けとなるが害をなすことはなく、そのうちに善兵衛が家へと連れ帰って働かせるようなことが度々あった。

 その頃、この辺りには30歳ほどの後家の女が住んでいた。女は再婚をせず一人暮らしをしていたが、ある夜更けに何者かが家を訪ねて契ろうとしてきた。女は怖がってこのことを人々に話し、夜の番をしてもらった。しかし夜に誰かが番をしている時はその者は現れず、女が一人でいる夜には決まってやってきたので、困り果てた女は家に昔から伝わる観音像に一心に祈った。すると夢の中で「人に頼っては去りがたい、心を定めて決断せよ」と告げられた。その日の夜、またその者は現れたが、非常に怒った様子で「我が意に背くなら、お前が大切にしている観音像を壊して捨ててやる」と仏壇から観音像を引っ張り出した。そこで女は用意していた鎌でその者に斬り付けたので、その者は大いに狼狽して逃げ出した。その後、人々が集まって残された血の跡をたどっていくと、善兵衛の家の縁の下へと続いており、そこから山の方へと逃げ出した様子であった。この出来事から後、黒ん坊が来ることはなくなったので、これの仕業だとわかったのだという。

 この黒ん坊については、『本草綱目』などにも記された玃(やまこ)の類いだろうとしている玃には雄しかおらず、人の婦女に接して子を産ませる生き物であると記されている

 

高賀山の妖魔

岐阜県武儀郡洞戸村(現・関市洞戸)の高賀神社を中心とした高賀山に伝わる縁起及び伝説。

 

60代後醍醐天皇が在位した延長年間(923~931)の頃、高賀山の艮の嶽に妖魔が棲み着いた。その姿は牛に似て、鳴き声も牛のような恐ろしい獣で、これを恐れた人々は山中に入ることもなくなった。ある時は黒雲に乗って近江国まで行って様々な害をなし、また6月に雪を降らせるなどもした。人々の苦しみを聞いた朝廷は承平3年(933)に、藤原高光に命じて妖魔の討伐に向かわせた。高光の軍勢は山中を探し回ったが妖魔を見付けられなかったので、高賀神社に参拝して祈願した。

 すると東の大谷に妖魔がいると神のお告げを受けたので、軍勢を連れてそこに向かうと、翁の姿をした善貴星という神から粥を授かった。その後、高光が妖魔を見付け出すと、妖魔は一丈(約3メートル)余りの大きさの、髪の毛赤く牛角を生やし、紅の口に金色の両眼という鬼人の姿となって戦った。高光と軍勢は何とかこの妖魔を討伐し、高賀神社を再建し善貴星を神として祀った。

 

カワランベ

岐阜県加茂郡太田町(現・美濃加茂市太田町)に伝わる。

 太田町付近では、河童をカワランベと称する。ドチ(スッポンのこと)に似た動物で、頭に皿型の髪の毛を残した12、3歳くらいの童子に化けて人家に来る。そして子供を誘い出して川で一緒に泳ぎ、「尻のこ」を引き取って水死させるのだという。子供が水死した時、肛門が大きく広がっているのは尻のこを取られたからだとされた。

 

小牧山吉五郎

小牧山に棲む、狐の親分の名である

 ただ、この吉五郎狐には、地元で実際に語られてきた「伝説上の狐」としての側面と、その「地元に伝わる話」をもとに描かれ創作物語『伝説老狐小牧山吉五郎』の主人公としての二つの側面がある。そして、物語から地元の伝承へ、逆輸入された節も見受けられる。

 まず、小説である『伝説老狐小牧山吉五郎』について紹介する。

 作者は郷土史家の津田応助。昭和6年(1931)に刊行されている。江戸時代に書かれた書物と地元の話を脚色して書いたというが、書物の実在は疑わしい。内容を要約して紹介する。

 小牧山には大昔から小牧山吉五郎という妖狐が棲んでおり、尾張一円の狐の親分であった。

 付近の山中藪の美男狐、藤九郎と御林山の美人狐お梅は恋仲であったが、吉五郎は難癖を付けて寝取り、藤九郎は吉五郎の弟分になる

 しばらくは平穏な暮らしが続いたが、吉五郎が、子分の娘お初を愛人に迎えると、お梅は藤九郎と吉五郎の毒殺を企む。しかし木葉天狗に聞かれたことで露見してしまう。激怒した吉五郎は手近にいた子分を連れてお梅を襲ったが、藤九郎一家が待ち構えており、吉五郎はお梅に背中を斬られて逃げ帰る。一旦は吉五郎の襲撃を撃退したものの、勝ち目のないお梅、藤九郎は南に逃げていった。

 その後、吉五郎はお初と正式に夫婦になり、4匹の子をもうけて明治まで暮らすが、猟師に撃たれて吉五郎は剝製にされてしまう。剥製を取り戻そうとしたお初と2人の子も罠にかかって死に、残りの2匹の子は、今でも小牧山で栄えているという。

 

小牧市観光協会が作成したリーフレット「小牧のむかしむかし 吉五郎伝説」にも、「このマップは、その著(『伝説老狐小牧山吉五郎』)からと、現在の古老たちに取材したもの(約50余話)から、代表的『きちごろう狐』話を選び……」とあり、地元に根差した吉五郎話も多いことがわかる。しかし、狐の大親分イメージとしての吉五郎は『伝説老狐小牧山吉五郎』で形作られたといってよいだろう。

 

猿丸(さるまる)

岐阜県大野郡荘川村猿丸(現・高山市荘川町猿丸)の話。

 昔、諸国行脚の僧が飛騨国の深山に分け入って迷っていると、近くの滝の裏から母親と子供の二人連れが出てきた驚いた僧が二人に人家のある所を尋ねると、滝の裏からつながる隠れ里へと案内された。僧は母子の家に招かれてもてなされ、しばらくそこに逗留することにした。ある時、里の村祭りの時期となり、山神に捧げる生贄にその家の娘が選ばれた。家族は嘆き悲しんだが、僧は正しき神ではないと考え、娘の身代わりを買って出た。祭りの日、僧は生贄として山駕籠に乗せられて神殿に捧げられた。夜更けになると神殿から怪しいものが現れて山駕籠に手をかけようとしたので、僧は飛び出して持っていた刀で斬り付けた。逃げ出した山神を取り押さえてみると、その正体は大猿であった。捕らえた大猿を見せると、里の者たちは「これは猿丸といって、人家につないで人が玩弄していたものだ。このようなものに長く生贄を捧げていたのは愚かであった」と語った。僧たちは猿を殺そうとしたが、猿が泣き叫ぶのを見て憐れに思い、杖で打ち据えてから解き放ってやった。その後僧は娘の婿として迎えられ、名を式部と改めて里に住むようになったのだという。

 

猩々岩

昔、定光寺山(愛知県瀬戸市)に棲む猩々と、外之原の川平山(春日井市)に棲む天狗が大喧嘩をした。猩々は天狗に刺され、岩の上を飛び回って逃げたが、力尽きて死んだ。

 

・もとは赤い色の岩から命名されたのではと思われるが、猩々が登場する話は愛知県内では珍しい。「お話」としてではないが、「猩々の大人形」は県内各地の祭りに登場する定光寺山と外之原は、庄内川を挟んで東西の位置にあり、猩々岩のある鹿乗橋付近は、やや南ではあるが、中間地点に位置すると言える。

 猩々が棲んでいたとされる定光寺山は、行政上は瀬戸市に属する

 

座敷小僧

・いわゆる「ザシキワラシ」といえば、東北地方を中心に知られる妖怪である。一般の知名度も高い。しかし、実は東北地方以外にも似た話は散見され、愛知にも座敷小僧と呼ばれる存在について記録が残る

 北設楽郡本郷村(現・東栄町)にあったキンシ(金鵄?)という酒醸造家の奥座敷には座敷小僧が住んでいたという。雇人が夕方に雨戸を閉めに行く時などに見かけたといい、10歳くらいの子供であったという。キンシ家は、没落して今はないという。

 

五十八(いかばち)の鬼女

福井県三方郡西田村(現。三方上中郡若狭町)に伝わる。

 海山区の小字・五十八の奥の森林に、中が空洞になった巨木があり、そこを鬼女が住処としていた。鬼女は時々村落に現れて衣類食物などを奪い、更には外で遊ぶ子供をさらって餌食にするなどしたので、人々はとても苦しめられていた。鬼女は体も長大で猛獣のように獰猛だったので抵抗することもできなかったが、安太夫という男は武術の心得もあって、この鬼女を退治しようと考えた。太夫八幡大菩薩に祈願し、甲冑に大小刀、長柄の鎌槍や鉄製のカンジキを用意し、雪深い時期に鬼退治へと向かった。大小の洞穴で六尺(約1.8メートル)余りの巨体、髪を振り乱し、凹状の顔に口は裂け、爛々と輝く眼光の鬼女と相対したが、積もった雪で思うように動けない鬼女を追い詰め、遂にこれを殺したのだという。

 

八百比丘尼(やおびくに)

福井県遠敷郡(おにゆうぐん)小浜町(現・小浜市)の伝説。全国各地に類似の伝説があるが、ここでは小浜男山の空印寺に伝わる話を紹介する

 空印寺の境内には、入り口の高さ一丈四、五尺、幅一丈、奥行き十四、五間の洞窟がある。昔、小浜の浜に道満という漁夫がいて、一人娘とともに暮らしていた。ある日、娘は海岸に流れ着いた奇妙な魚を拾い、それを焼いて食べてしまった。これは人魚という魚で、その肉を食べた者は決して年を取らないという不思議な効き目があった。そのため、娘はいつまでも年を取らず、若い綺麗な娘のままとなった。周りの人々が皆年を取って死んでいったが、人魚を食べた娘だけはそのままで生き続けたので、次第にいきているのが退屈になり、ある日近所の人々を集めて「私は生きているのに飽きたので、尼になって洞窟に入り、読経の行を始める。洞窟の入り口に植えた椿の木が花を咲かせる間は、私はまだ生きていると思ってほしい」と言い残して洞窟に籠ってしまった。そこからこの町では娘、八百比丘尼の姿を見たものはなく、ただ洞窟の奥から鐘を叩く音だけが聞こえるようになったという。

 

 

(2018/12/18)

 

 

 

『中国の鬼神』

著 實吉達郎 、画 不二本蒼生  新紀元社 2005/10

 

 

 

玃猿(かくえん)

人間に子を生ませる妖猿

その中で玃猿(かくえん)は、人を、ことに女性をかどわかして行っては犯す、淫なるものとされている。『抱朴子』の著者・葛洪は、み猴が八百年生きると猨(えん)になり、猨が五百年生きると玃(かく)となる、と述べている。人が化して玃(かく)になることもあるというから、普通の山猿が年取って化けただけの妖猿(ばけざる)よりも位格が高いわけである。

 古くは漢の焦延寿の愛妾を盗んでいった玃猿の話がある。洪邁の『夷堅志』には、邵武の谷川の渡しで人間の男に変じて、人を背負って渡す玃猿というのが語られる。

 玃猿が非常に特徴的なのは、人間の女をさらう目的が「子を生ませる」ことにあるらしいこと、生めば母子もろともその家まで返してくれることである。その人、“サルのハーフ”はたいてい楊(よう)という姓になる。今、蜀の西南地方に楊という人が多いのは、みな玃猿の子孫だからである、と『捜神記』に書かれている。もし、さらわれて玃猿の女房にされてしまっても、子供を生まないと人間世界へ返してはもらえない。玃猿は人間世界に自分たちの子孫を残すことを望んでいるらしい。

 

<蜃(しん)>

<蜃気楼を起こす元凶>

・町や城の一つや二つは、雑作なくその腹の中へ入ってしまう超大物怪物だそうである。一説に蛤のでかい奴だともいい、龍ともカメともつかない怪物であるともいう。

 日本では魚津の蜃気楼が有名だが、中国では山にあらわれる蜃気楼を山市。海上にあらわれる蜃気楼を海市と称する。日本の近江八景のように、中国にも淄邑(しゆう)八景というのがある。その中に煥山(かんざん)山市というのがあると蒲松齢(ほしょうれい)はいっている。

 その煥山では何年かに一回、塔が見え、数十の宮殿があらわれる。6~7里も連なる城と町がありありと見えるのだそうである。ほかに鬼市(きし)(亡者の町)というのが見えることもあると蒲松齢が恐いことを言っている。

 『後西遊記』には、三蔵法師に相当する大顛法師半偈(たいてんほうしはんげ)の一行が旅の途中、城楼あり宝閣ありのたいへんにぎやかな市街にさしかかる。ところが、それが蜃気楼で、気がついてみると一行は蜃の腹の中にいた、という奇想天外な条がある。それによれば、途方もなく大きな蜃が時々、気を吐く。それが蜃気楼となる。その時あらわれる城や町は、以前、蜃が気を吐いては吸い込んでしまった城や町の幻影だ、というのである。

 

夜叉(やしゃ) 自然の精霊といわれるインド三大鬼神の一つ

・元来インドの鬼神でヤクシャ、ヤッカ、女性ならヤクシニーといい、薬叉とも書かれる。アスラ(阿修羅)、ラークシャサ(羅刹)と並んで、インドの三大鬼神といってもよい。夜叉はその三大鬼神の中でも最も起源が古く、もとはインドの原始時代の“自然の精霊”といっていい存在だった。それがアーリヤ民族がインドに入って来てから、悪鬼とされるようになった。さらに後世、大乗仏教が興ってから、夜叉には善夜叉(法行夜叉)、悪夜叉(非法行夜叉)の二種があるとされるようになった。

 大乗教徒はブッダを奉ずるだけでなく、夜叉や羅刹からシヴァ大神にいたるまでなんでもかんでも引っぱり込んで護法神にしたからである。ブッダにしたがい、護法の役を務める夜叉族は法行夜叉。いぜんとして敵対する者は非法行夜叉というわけである。

 

夜叉は一般に羅刹と同じく、自在に空を飛ぶことが出来る。これを飛天夜叉といって、それが女夜叉ヤクシニーであると、あっちこっちで男と交わり、食い殺したり、疫病を流行らせたりするので、天の神々がそれらを捕えて処罰するらしい。

 

・安成三郎はその著『怪力乱神』の中に、善夜叉だがまあ平凡な男と思われる者と結婚した娘という奇話を書いている。汝州の農民王氏の娘が夜叉にさらわれてゆくのだが、彼女を引っかかえて空中を飛ぶ時は、「炎の赤髪、藍色の肌、耳は突き立ち、牙を咬み出している」のだが、地上に下り、王氏の娘の前にいる時は人間の男になる。

 

・人の姿をして町の中を歩いていることもあるが、人にはその夜叉の姿は見えないのだという。

 

王氏の娘は、約束通り2年後に、汝州の生家に帰された。庭にボヤーッと突っ立っていたそうだ。この種の奇談には、きっと娘がその異形の者の子を宿したかどうか、生家へ帰ってから別の男に再嫁したかどうかが語られるのが普通だが、安成三郎はそこまで語っておられぬ。『封神演義』に姿を見せる怪物、一気仙馬元は夜叉か羅刹だと考えられる。

 

・『聊斎志異』には「夜叉国」なる一篇がある。夜叉の国へ、広州の除という男が漂着すると、そこに住む夜叉たちは怪貌醜悪だが、骨や玉の首輪をしている。野獣の肉を裂いて生で食うことしか知らず、徐がその肉を煮て、料理して食べることを教えると大喜びするという、野蛮だが正直善良な種族のように描写される。玉の首環を夜叉らが分けてくれ、夜叉の仲間として扱い、その頭目の夜叉にも引きあわせる。徐はその地で一頭の牝夜叉を娶って二人の子を生ませるというふうに、こういう話でも決して怪奇な異郷冒険談にならないところが中国である。

 夜叉女房と二人の子を連れて故郷へ帰ると、二人の子は何しろ夜叉の血を引いているのだから、強いのなんの、まもなく起こった戦で功名を立て、軍人として出世する。その時は除夫人である牝夜叉も一緒に従軍したそうだから、敵味方とも、さぞ驚動したことだろう。その子たちは、父の除に似て生まれたと見えて、人間らしい姿形をしていたようである。

 

羅刹(らせつ)  獣の牙、鷹の爪を持つ地獄の鬼

インドの鬼神、ラークシャサ。女性ならラークシャシー。夜叉、阿修羅と並んで、インド原産の三大鬼神とされる。阿修羅は主として神々に敵対し、羅刹は主に人類に敵対する。みな漢字の名前で通用することでも明らかなように、中、韓、日各国にも仏教とともに流入し、それぞれの国にある伝説、物語の中に根づいている。

 日本でも、「人間とは思えない」ような凶行非行を働く時、「この世ながらの夜叉羅刹……」と形容する。悪いことをすると死後地獄へゆくとされ、そこにたくさんの鬼がいて亡者をさんざん懲らしめるというが、その“地獄の鬼”こそ阿旁房羅刹と呼ばれる羅刹なのだ。

『焔魔天曼荼羅』によると十八将官、八万獄卒とあって、八万人の鬼卒を十八人の将校が率いていて、盛んにその恐るべき業務を行なっているという。日本、中国の地獄に牛鬼、馬鬼と呼ばれる鬼たちがいると伝えられるもの、みな羅刹なのだ。

 中国の『文献通考』によれば、羅刹鬼は「醜陋で、朱い髪、黒い顔、獣の牙、鷹の爪」を持っているという。『聊斎志異』には「羅刹海市」という一篇があり、どこかの海上に羅刹の国があることになっている。そこでは、われわれのいう“醜い”ということが“美しい”に相当し、“臭い”ということが、“いい匂い”に相当する。

 中国人を見ると逆に「妖物だ」といって逃げる。そこには都もあり、王もいるのだが、身分が高いほど醜悪であった。国は中国から東へ二万六千里離れている。神々や鮫人(こうじん)たちと交易していて、金帛異宝の類を取り引きしていた。

 この「羅刹海市」では他国から来た者を、即座に取って食うようなことはしないようであるが、中国の内外に来ている(?)羅刹はもちろん人さえ見れば取って食らう。『聶小倩』という小説によると、羅刹は長寿だが、やはり死ぬこともあり、骨を残すこともあるらしい。ところがその骨の一片だけでも、そばにおいていると心肝が切り取られ死んでしまう。また、羅刹も夜叉もそうだが、男性は醜怪だが女性は妖艶な美女と決まっていて、その美色を用いて人間の男を誘惑し、交わり、そのあとで殺して食う。

 

 

張果老(ちょうかろう)  何百歳なのかわからなかったという老神仙

・その頃の老翁たちで張果老を知っている者は、「彼はいったいいくつじゃろう、わしらの祖父の頃から変わらないのじゃ」と噂していたという。色々な仙術を使うばかりか、奇仙中の奇跡であった。帝王たちに尊信され招かれると、うるさがって死ぬくせがあった。唐の太宗も、その次の高宗も、召し出そうとしたが死んだ。恒州の中条山に隠れたっきり、下りて来なかったこともあった。

 則天武后は特に執拗で、「どうあっても来い」と強制した。張果老はいやいやながら山から連れ出されたが、妬女廟のところまで来かかると死んだ。真夏の最中なので、遺骸はすぐに腐敗して蛆が発生した。則天武后もそれを聞いてやっとその死を信じた。

 ところがほどもなく、恒州で張果老が生きている姿を何人も見た人があった。唐の玄宗則天武后よりあとで帝位についた天子で、張果老が生きていることを知ると裴唔(はいご)という侍従を遣わし、「何がなんでも召し連れて来い」と命じた。裴唔が張果老に会うと、また悪いくせを出して死んでしまった。ざっとそんな具合であった。

 列仙伝などで仙人たちを紹介する文章には、必ず生地も、来歴も、字や称号も書いてあるのだが、この奇仙は張果と名乗り、何百年生きているのか分からないので、張果老と敬称がついているだけである。

 

・彼が汾州や晉州あたりまで出遊する時、乗っていくロバも、彼が奇仙であることの証明であった。それは“紙製のロバ”であった。見たところ、普通の白いロバなのだが、一日に数千里も踏破して疲れを知らない。目的地へ着くと、張果老はそのロバを折り畳んで、手箱の中へしまっておく。再び乗る必要が生じた時は、出して地面に広げて、口に含んだ水を吹きかけるとムクムクと立体化して白いロバになるので、またがって出発する。これなら、飲ませる水も食わせる飼葉も、つないでおく杭もいらないし、盗まれる恐れもないわけだ。

 玄宗皇帝の使者・裴唔が会った時、張果老はコロリと倒れて絶命してしまったのであるが、裴唔はこの老仙人がチョイチョイ死ぬくせがあることをわきまえていて、慌てず騒がなかった。死体に向かって恭しく香をたいて、お召しの旨を伝えた。すると張果老はヒョッコリ起き上がって礼を返した。人を馬鹿にした老爺。

 

張果老はやっと重い腰を上げ、今度は死にもしないで上京する。まったく厄介な老爺。

 玄宗張果老を宮中にとどめて厚遇を極めた。そうなると張果老は不愛想ではなく、よぼよぼ老人から忽ち黒髪皓歯の美男子に若返って見せたり、一斗入りの酒がめを人間に化けさせて皇帝の酒の相手をさせたり、けっこうご機嫌を取り結ぶようなこともするから、おもしろい。

 この宮中生活の間に張果老は、皇帝や曹皇后に大きな建物を移動させたり、花の咲いている木に息を吹きかけて、一瞬のうちに実をみのらせた、という話がある。

 

玄宗はますます張果老を尊び、通玄先生という号を授けたり、集賢殿にその肖像画を掲げたりした。それでいて張果老は自分の来歴、素姓は決して語らない。どんなもの知りの老臣に聞いてもわからない。ここに葉法善(しょうほうぜん)という道士があった。

 皇帝に向かって密かに申し上げるには、「拙道は彼が何者であるかを存じております。しかし、それを口外いたしますと即刻死なねばなりませぬ。その時、陛下が御自ら免冠跣足(めんかんせんそく)し給い、張果老に詫びて、拙道を生き返らせて下さいますのなら申し上げましょう」

 一言いうのに命がけである。むろん玄宗は「詫びてやる、生き返らせてつかわすから申せ」と迫った。葉法善は姿勢を正して、「しからば申し上げます。張果老はもとこれ人倫にあらせず、混沌初めて別れて天地成るの日、生まれ出でたる白蝙蝠の精……」といいかけて、バッタリ、床に倒れて息が絶えてしまった。

 

玄宗は、慌てて張果老に与えてある部屋に行き、免冠跣足、つまり王冠を脱ぎ、跣足(はだし)になって罪人の形を取り、「生き返らせてくれ」といった。

かの葉法善という小僧は口が軽すぎます。こらしめてやりませぬと天地の機密を破るでしょう」と張果老は頑固爺さんを決め込んでいる。玄宗は繰り返して、「あれは朕が強制して、むりやりしゃべらせたのだから、今度だけは許してやってくれ。頼む」と懇請した。

 仙人たりとも、天子に「頼む」とまでいわれては、拒むことが出来ない。張果老は、“紙ロバ”にするように口に含んだ水を吹きかけて、葉法善を生き返らせてやった。

 

・この道士が、何ゆえ張果老の本相を知っていたのかは、仙人伝でも語られない。張果老を加えて八人の仙人を「八仙」といい、それらの活躍する物語『東遊記』では、いたずら小僧仙人の藍采和(らんさいわ)が、張果老のことを「あの蝙蝠爺さん」と呼んでいる部分がある。八仙のうちで藍采和一人だけが少年で、何仙姑(かせんこ)だけが女性である。藍采和が張果老の“紙ロバ”を失敬して乗りまわし、戻って来ると、八仙の中の名物男・鉄拐仙人(てっかいせんにん)がふざけて何仙姑を口説いている。藍采和が「逢引きですか、いけませんねえ」とからかうと、「何をいうか、この小僧」と鉄拐仙人がロバを奪い取って自分が乗る。三人は顔を見合わせて大笑いをした、という一説もある。

 

張果老は、玄宗皇帝の宮廷にそう長いこと滞在していたわけではない。やがてふり切るようにして宮廷を去り、恒州の仙居に帰っていった。その後、今度という今度は本当に死んで人界から姿を消した、というのであるが、何しろ奇人の怪仙。本当に死んだのかどうか、誰も保証は出来ない。

 張果老は八仙の中でも長老格で、『東遊記』では泰山を動かして海へ放り込み、龍王たちを困らせるという大法力を示している呂洞賓(りょとうひん)が「これから八仙がみなで海を渡ろうではないか」といった時も、老人らしくそれを制している。龍王が水軍を興して攻めて来た時も、ほかの七仙は油断して寝ていたのに、張果老だけは耳ざとい。先に目を覚ましてみなを呼び起こすといった調子で、一味違った活躍ぶりである。

 

太上老君(たいじょうろうくん) 仙風法力におよぶものがいない天上界の元老>

民間信仰では仙人の中の第一人者。天界では三十三天の最上階、離恨天の兜率宮に住み、出仕する時は玉皇上帝の右に座している。地上では各地の道観の中心に祀られている主神格。

 

西王母(せいおうぼ) 天上界の瑤地仙府に住む女仙の祖

・瑤地金母、龍堂金母、王母娘娘、金星元君などと呼ばれ、天界へ来るほどのものは、玉帝の次には西王母に拝謁することになっている。『封神演義』によると西王母に、普通お目にかかることが出来る男性は、南極仙翁だけだという。

 だが、それは道教世界の完成された西王母であって、史前の古伝承時代には、西王母は美女どころか、仙女どころか、怪獣といってもよい姿に描かれていた。髪の毛は伸び放題に振り乱し、玉の勝という髪飾りをつけ、恐ろしい声で吠え、豹の尾、虎の牙、玉山の岩窟に住み、三本足の怪鳥にかしづかれている。正確には男女の区別もつかない。

 

神農 仁愛の心に富んだ名君、炎帝と呼ばれた太陽神

・女媧の次にあらわれた大神。南方の天帝と呼ばれ、中国の中央から南方へ一万二千里の区域を治めた。その時、神農炎帝の玄孫にあたる火神・祝融が共同統治者であったとも伝わっている。

 

盤古 原初の巨怪>

天地万物の発生源。それより前には何もない最古の神ともいえる。創世紀におけるただ一人の中心人物といってもいいが、“創業者”ではない。

 中国でも、「原初の状態は混沌として卵のごとく、天が地を包むこと、ちょうど卵黄が卵白の中にあるような状態であった」と語り出す。これは、日本神話でもインド神話でも同じである。そのうちに日本では神々が生まれ、インドでは、自存神が生まれたと説くのだが、中国の“世界のはじまり”では、盤古が生まれて一万八千年が経過する。それは巨大で、裸体で、額から扁平な角のようなものを二本生やしていた。盤古が意識というものを得て、行動しはじめた頃、天と地は分かれた。澄んで軽いものは上へ上へと昇って天となり、重い濁ったものは下へ下へと下って行って地となった。

 

<哪吒(なた)太子    痛快で暴れん坊の少年英雄神>

・『西遊記』でおおいに孫行者と渡りあい、『封神演義』でも大活躍する。『南遊記』でも虚々実々の乱闘を華光を相手に繰り広げる。今でも中国の三大スターの一人、孫悟空、二郎真君と並んで、漫画、劇画、テレビドラマ、映画などで暴れまわっている。

 台湾の国際空港には哪吒太子の見事な彫刻が飾られている。日本ではナタ、ナタク、トンツ太子、中国ではナーザ、ノージャ、ナージャと発音し、『無敵神童李哪吒』という連続テレビドラマもあった。

 

・それでは哪吒は天界にいるにせよ地上に住むにせよ“純血種の中国人”か?というと、そうでもないらしい。父の李天王は毘沙門天夜叉神なのだから、「哪吒はインドの神々の一人の名」という説も立派にある。

 哪吒は大羅仙の化身、風雲の神ではなく、ナータというインドの少年神か? マンジュナータだったら文殊菩薩、アチャラナータならば不動明王。哪吒は“六神仏哪吒不動尊”の像が祀られていたと書いてある。

 

二階堂善弘は、毘沙門天(インドではクベーラ神)には息子がいて、それがナラクーバラという名であった。これが中国では哪吒倶伐羅と書かれる。すなわち、哪吒のことだと述べている。

 

 

 

『江戸幻獣博物誌』 妖怪と未確認動物のはざまで

伊藤龍平  青弓社   2010/10

 

 

 

「山人の国」の柳田國男

柳田國男の山人論

・昔々、越後の国の話。魚沼郡堀之内から十日町へと超える山道を、竹助という若者が大荷物を背負って歩いていた。

 

・道も半ばを過ぎたあたりで、竹助が道端の石に腰かけ、昼食に持参していた焼き飯(握り飯)を取り出したところ、笹の葉を押し分け、何か得体の知れないモノが近づいてくる。見れば、人とも猿ともつかぬ奇怪な怪物。顔は猿に似ているが、赤くはない。長く伸びた髪は半ば白く背中にまでかかり、大きな眼が光っている。竹助は心の強い者ゆえ刀を取り出して身構えたが、怪物は危害を加える様子もなく、竹助の焼き飯を物欲しげに指している。竹助が焼き飯を投げてよこすと、怪物もうれしげに食べる。もうひとつ投げると、また食べる。すっかり心を許した竹助が、また山道を歩きだそうとすると、お礼のつもりだろう、怪物は荷物を肩にかけて先に歩きだす。そのさまは、手ぶらで歩いているかと思われるほど軽やかだった。おかげで竹助は、一里半(約6キロ)もの嶮岨な道のりを楽に歩くことができた。目的地の池谷村近くまで来たところで怪物は荷物を下ろし、風のように山のなかに去っていった――

  以上、『北越雑記』(長沼寛之輔、文政年間(1818――29年)にある話。

 

・こうした人か猿かわからない奇妙な生きものにまつわる話は、日本各地に伝承されていた。

 すなわち、人間に与するわけでなく、かといってむやみに敵対するわけでもなく、深い山奥でひっそりと独自の生活を営んでいたモノたちの話である。彼ら彼女らに関する記事は江戸時代の随筆類に散見され、近代以降も、例えば1970年代に話題になった広島県比婆郡(現・庄原氏)の類人猿(ヒバゴン)伝承などにかすかな命脈を保っている。

 

 この正体不明の怪物を、『北越雑記』の著者は「山男」「大人」と記し、『北越雪譜』の著者は「異獣」と記している。ほかにも彼らを指す言葉に「山童」「山丈」などがあり、また、「山爺」「山婆」「山姫」とも呼ばれた。

 

柳田國男の『遠野物語』にもこれとよく似た話がある。附馬牛村(現・岩手県遠野市)の猟師が道を開くために入山し、小屋で火にあたっていたところ、得体の知れない大坊主(柳田は「山人」と解釈している)が来て、炉端の餅を物欲しげに見ているので与えるとうまそうに喰う。翌日もまた来るので、餅の代わりに白い石を焼いて与えて退治したという。一方、『遠野物語』では、餅をもらった山人がお礼にマダの木の皮を置いていったり、田打ちを手伝ったりと平和的な結末になっている。

 民俗学の祖である柳田國男は、これらの山中の怪を「山人(やまひと)」と総称した。通常、「山人」という語には、山で生活を営む人々を指す場合と、山に棲む半人半獣の怪物を指す場合があるが、柳田が扱ったのは後者の山人である。柳田の山人論は、古今の伝承に残る山人を日本列島の先住民族だとする壮大な論である。そして柳田山人論の代表が『山人外伝資料―—山男山女山丈山姥山童山姫の話』という論文である。本書でも、柳田にならって彼ら山中の怪を「山人」と呼ぶことにする。

 

こうした半人半獣の神々、もしくは妖精たちに関する話は世界中で伝承されている。例えば、マラルメの詩「半獣神の午後」で知られる「パン(牧羊神)」はヤギの角と脚をもっているとされ、アンデルセンの童話で有名な「人魚」は下半身が魚類、ギリシャ神話の「ケンタウロス」は下半身が馬、インド神話の「ナーガ」は下半身が蛇である。「序」に書いたように、本草学の祖となった古代中国の帝王「神農」にも顔が牛だったとする伝承があるが、これはギリシャ神話のミノタウロスの怪物と同じである。西欧の幻獣で山人に相当するものは「野人」である。ただ、いま名を挙げた幻獣たちに比べると、「野人」はかなりの現実味をもって受け止められていた。

 

・西欧の野人について、伊藤氏の筆を借りながらもう少し説明しよう。伊藤氏によると、野人とは「森の奥深くとか山野とか砂漠に獣のように棲む」存在で、「完全に社会組織から孤立して、一貫した宗教をもたないで棲息する」という。これは「文明人とは対極にある」人生であり、西欧人の精神史にとって重要な意味をもっていた。「文明」とは「野生」との対比で見いだされるものだからである。容姿については「全身体毛に覆われている」のを特徴としており、「人間と猿との間の境界上にあってどちらの範疇にも当てはまりうる融通無碍、野人はこの人間か猿かの線引きのむずかしい境界線を特徴としている」という――日本の「山人」について記した江戸の文人たちも、大体同じイメージをもっていた。

 野人の存在を時間軸に上に位置づけると、いわゆるミッシング・リングの問題に行き当たる。つまり、人と猿とのあいだで結ばれる「存在の大いなる連鎖」の欠陥を補う存在としての「野人」である。進化論にもとづいた発想であり、その意味では、野人もまた時代の産物であった。これは今日の未確認動物伝承にも相応の有効性をもった解釈で、例えば、ヒマラヤの野人イエティ(雪男)の正体を、更新世に絶滅した類人猿ギガントピテクスに求める心性に生きている。

 

・柳田の山人理解にも進化論は影を落としている。繰り返すと、柳田山人論の要諦は、山人をかつて実在し、現在(大正時代)も実在の可能性のある先住民族の末裔と仮定して、その歴史を辿ることにあった。「山人外伝資料」の冒頭で柳田は「拙者の信ずる所では、山人は此島国に昔繁栄して居た先住民族の子孫である」と明言し、山人論の文脈で書かれた「山姥奇聞」でも、「第一には、現実に山の奥には、昔も今もそのような者がいるのではないかということである」としたうえで、「果たしてわれわれ大和民族渡来前の異俗人が、避けて幽閉の地に潜んで永らえたとしたら、子を生み各地に分かれて住むことは少しも怪しむに足らない当然のことである」としている。ここには、いずれ人知が世界を掌握するだろうという予測が見られ、のちの未確認動物伝承が生まれる素地ができつつあるのがわかる。

 

このように、柳田は山人を獣類ではなく人類だと解釈していたが、それでもなお、進化論の影響は顕著で、それは山人史の構想を見れば、一目瞭然である。「山人外伝資料」の冒頭で柳田は「眼前粉雑を極めて極めて居る山人史の資料を、右の思想の変遷に従って処理淘汰して行く」ための方便として、山人の歴史を次の5つの時期に分類している(第5期はとくに命名されていない)。

 

第1期・・国津神時代………………神代から山城遷都まで

第2期・・鬼(物)時代………………鎌倉開幕まで

第3期・・山神(狗賓(ぐひん)・天狗)時代………江戸初期まで

第4期・・猿時代………………江戸末期まで(大正期)

第5期・・(現代)………………大正初期

 

・詩人学者・柳田らしい実に壮大なビジョンである。「国津神」「鬼(物)」「山神(狗賓・天狗)」「猿」という名称の変遷は、山人そのものの零落ではなく、山人に対して抱いていたわれわれ(日本人)の心証の変遷を表している。

 

笑う山人、悟る山人

・山人とは何者か。少し本草書の事例にあたりながら考えてみよう。引用するのは、すべて「山人外伝資料」。

 山人はよく「笑う」。

 

・また、友人の小説家・水野盈太郎(葉舟)からの聞き書きにも「にこにこと笑いながら此方を目掛け近寄り来る」とある。人を見て笑うのは、山人の典型的な行動パターンの一つだった。

 また『遠野物語』から例を引くと、「離森の長者屋敷」に出た山女は人を見て「げたげたと」笑ったとあり、『遠野物語拾遺』にも栗橋村(現・岩手県釜石市)の山女が鉄砲を向けても臆せず笑うばかりだったという話や、土淵村(現・遠野市)の男が山中で大きな笑い声を二度聞いたという話、同じく土淵村の若者が山女に笑いかけられたという話がある。

 

後述するように、わが国には「狒々」という年老いた大猿にまつわる伝承もあり、話をややこしくしている。事実、『本草綱目啓蒙』の「狒狒」の項でも、豊前(福岡県)・薩州(鹿児島県)での異名として「ヤマワロ」を挙げている。この点について柳田は、江戸時代に本草学が隆盛し、『大和本草』『和漢三才図会』などの書物が編まれたことに触れたのち、「此以後の書には山男山爺などは寓類に数えられて、狒々の次に置かれている。

 

話を戻すと、山人に限らず、異形のモノの「笑い」は友好の証しではなく、自身のテリトリーを侵した者に対する威嚇であった。山中に行く人が時折耳にする「テングワライ(天狗笑い)」もその一つで、この世のものとも思われないけたたましい哄笑があたりに響き渡る。これを聞いた者は、たいてい腰を抜かすが、剛の者が負けじと笑い返すと、いっそう大きい笑い声が響き渡るといい、こうなると「ヤマビコ(山彦や「コダマ(木霊)」という妖怪の伝承と似てくる。福岡県に伝わる妖怪ヤマオラビは人と大声の出し合いをしたあげく、ついには殺すというから案外危険である。

 

・先ほどの「笑う山人」の伝承と同様、「悟る山人」も本草書に記述がある。もう一度、『和漢三才図会』の「獲(やまこ)」の項から引用すると、最初に『本草綱目』の「獲とは老猴である。猴に似ているが大きく、色は蒼黒。人のように歩行し、よく人や物を攫っていく」という言葉を引いたのち、「思うに、飛騨、美濃の深山中にいる動物は、猴に似ていて大きく黒色で長毛。よく立って歩き、またよく人語を話す。人の意向を予察してあえて害はしない。山人はこれを黒ん坊と呼んでいて、どちらも互いに怖れない。もし人がこれを殺そうと思うと、黒ん坊はいち早くその心を知って迅く遁れ去ってしまう。だからこれを捕らえることはできない」と自説を披露している。

 鳥山石燕は『今昔画図続百鬼』でこの妖怪を「覚(さとり)」と命名し、『和漢三才図会』と同じポーズをとる山人とおぼしき怪物の絵を載せている。

 

人か猿か

・以上のような相違点を確認したうえで、柳田と江戸の文人たちにはどのような共通点があるだろうか。次に一連の山人論の文脈で書かれた「狒々」という論文の一節を引用する。

 いわゆる山丈・山姥の研究を徹底ならしむるには、是非とも相当の注意を払わねばならぬ一の問題がまだ残っている。それはしばしば深山の人民と混淆せられて来た狒々という獣類の特性、及びこれと山人との異動如何である。全体狒々というような獣が果たしてこの島にいるかという事が、現代学会の疑問であるのに、近年自分の記憶するだけでも狒々を捕ったという新聞は二三にて止らず、さらに前代の記録にわたって攷察すると覚束ない点が多い。

 現在の猿の分類では、オナガザル科にヒヒ属という一類がある。マントヒヒなどが有名で、主にアフリカに生息しているが、柳田が書いている「狒々」はそれとは別物である。

 

狒々にまつわる昔話や伝説も数多いが、なかでも有名なのは「猿神退治」の話だろう狒々の人身御供にされようとする娘を救うために、旅の勇者に助太刀して、見事これを退治したのは「しっぺい太郎」という犬だった。この説話での狒々は年老いた大猿であり、動物であるのと同時に、大いなる山の神の面影がある。

 日本に大型の類人猿がいないことが判明して以降、狒々は想像上の動物として扱われるようになったが、「山人外伝資料」をはじめとする山人論が執筆された大正時代は、まだ動物の新種の発見・報告の可能性が高いと思われていた時代であった。

 

・山人について論じる際に柳田が苦慮したのは、両者をいかに弁別するかという問題だったろう。先ほど山人が「寓類」に分類され、「狒々」の項と並べて置かれているのを嘆く柳田の言を引いたが、柳田が考える山人とはあくまでも「此嶋国に昔繫栄して居た先住民の子孫」であり、山人論は「山人は人であると云ふ仮定」のもとに成り立つものだからである。

 

人か猿かという問題は、山人を妖怪や妖精の類ではなく、実体がともなう生物と認めたあとに生じる。この前提で、柳田と江戸の文人は共通している。山中に棲む奇妙な生きものを本草学の知識を用いて獣類の一種と捉えるか、用いずに先住民族の末裔と捉えるかは、報告された資料に施される解釈の相違にすぎないのである。

 

人か猿かはいざ知らず、山中にはこのような異形の生きものがいる――こうした考えが、柳田や江戸の文人はもちろん、記録される以前の山人の話をしていた人々にはあったのである。

 

・今日の視点に立てば、確かに「山人の国」は柳田が遺した「夢物語」だったかもしれない。しかし、本章で指摘してきたように、それは往年の新体詩人・柳田一人が見た夢ではなく、江戸の文人たちが見た夢の続きであり、近代以降の時間を生きた人たちもしばしば同じ夢を見た。すなわち、かつてこの国の深山幽谷のうちに人と同形の獣類が棲み、山路を急ぐ旅人や寒夜に焚き火で暖をとる狩人らがこれと行き遭って、ときにその肝胆を冷やさしめ、ときにその労苦を免れしめたという共同の幻想である。

 

 

 

『大江戸怪奇事件ファイル』

並木伸一郎   経済界  2009/12

 

 

 

彼らが住む異界

江戸という時代、この世と隣り合わせに存在する“異界=異次元”の扉が、あちこちに現出していたようだ。

 そして“魔”や“怪”“妖”なるものたちが、その扉を開けて姿を現わし、UFOや宇宙人、天狗や超人、幽体となったり、ときにはキツネやタヌキに姿を変えて、町人や村人たちを、その摩訶不思議な能力を駆使して、惑わし、たぶらかし、ときには彼らが住む異界へとかどわかしたりしていたようである。

 

時空を超えた? 頻発する神隠し事件

・江戸の時代“神隠し事件”もまた頻発していた。

 江州八幡(滋賀県近江八幡)に、松前屋市兵衛という金持ちがいた。市兵衛は親戚筋から妻を迎えて、しばらく二人暮らしをしていたそうだ。しかしある夜、異変が起きたのである。

 その夜、市兵衛は「便所に行く」といって、下女を連れて厠へ行った。しかしなかなか寝所へ戻ってこない。

 

それから20年ほどたったある日のこと。厠から人が呼ぶ声がするので行ってみると、なんと、そこに行方不明となっていた市兵衛が、いなくなったときと同じ衣服のまま厠に座っていたのである。驚いた家の者たちは市兵衛に「どういうことだ?」と聞いたが、はっきりした返事はない。ただ「腹が減った」といって、食べ物を欲しがったのである。

 さっそく食事を食べさせると、市兵衛が着ていた服は、ホコリのように散り失せてしまったという。昔のことを覚えている様子がなく、家族は医者やまじない師に相談するなど手を尽くしたが、思い出すことはなかったようだ。

 

神隠しとは、何の前触れもなく失跡することを指す。当時は神域である山や森などで行方不明になるばかりではなく、普通の生活の中でも神隠しが起こっている。そしてそのまま、戻らないこともしばしばあったのだ。

 

神隠し事件は何らかの要因によるタイムワープに合ってしまった、と考えるのがスジであろう。ふいに時空を超えてしまったのである。時を超える、あるいは異界=異次元空間に入るという概念がなかった当時は、「神の仕業」と考えるしかなかったのだ。タイムワープすると、時空移動の影響で記憶喪失になることが多いという。

 

空から人が降ってくる事

江戸時代におきた謎のテレポート事件

・文化7年(1810年)7月20日のことだ。江戸の浅草(東京都台東区)の南馬道竹門で、突如、奇怪な現象が起こった。なんと、夜空から男が降ってきたのだ。

 ちょうど風呂から帰る途中だった町内の若者が遭遇。空から降って湧いてきたように落ちてきた男を見て、腰をぬかさんばかりに驚いた。年のころは25~6歳。しかも下帯もつけておらず全裸。かろうじて、足に足袋だけはいていた。怪我をしている様子はなかったが、落ちてきたショックのせいでか、男はただ、呆然とたたずんでいる。

 

・「お前は、いったいどこの何者なのだ。どういういきさつで空から降ってきたのだ」と役人に問われ、男は怪訝な顔をしていった。「私は京都油小路二条上る町の安井御門跡の家来、伊藤内膳の倅で、安次郎という者だ。ここは、いったいなんというところなのか」問われて役人が、「ここは江戸の浅草というところだ」

 と教えると、男はびっくりして泣き始めた。自分がなぜ、こんなところにいるのかわからず、困惑の極致にあったようだ。

 

・今月18日の午前10時ごろ、友人の嘉右衛門という者と家僕の庄兵衛を連れて、愛宕山に参詣に出かけた。すごく暑い日だったので、衣を脱いで涼んだ。

 

・さて、これからがおかしな出来事が起こる。ひとりの老僧がいずこともなく現われて、こういった。「面白いものを見せてやろう。ついてきなさい」そういわれて、好奇心からこの老僧についていったのだという。ところが、その後の記憶がまったくない、という。気がついたら、倒れていたというわけだ。

 この話を信じるなら、この男は京都から江戸まで空を飛んできて浅草に降ってきたということになる。

 

・江戸に知り合いがいないということで、思案したあげく、役人は、男に着るものを与えてから奉行所に届けでた。

 

・この話のキーポイントは、謎の老僧である。この人物が男を京都から江戸にテレポートさせたものとみていいだろう。

 男ばかりではない。江戸の時代、女が降ってきた事件もある。

 

たとえば、三重村三重県四日市)に住んでいる“きい”という名の女性が、全裸で京都府北部の岩滝村(岩滝町)に降っている。同様に、京都近隣の新田村でも花嫁姿の女が、また京の河原町にも女が降ってきた。この女は着物を着ていたが、江戸の日本橋から飛んできたことがわかっている。

  いずれの女性も、呆然自失しており、一瞬にしてテレポートした理由や原因がまったくわからないのである。無理やり説明をつけるなら、やはり、“天狗のしわざ”、としか考えられない事件である。

 

山男に知恵を授ける事

山小屋に度々現われる山男事件

・信州には高い山々が連なっている。妙高山黒姫山などはかなり高い山で、さらに戸隠や立山まで険しい山岳が横たわっている。そこには謎の“山人”が人知れず隠れ棲むという。

 

 これは江戸中期に起きた事件である。上越高田藩の家々では、この山から木を伐り出す仕事を負っており、山中の山小屋には奉行がおり、その仕事を取り仕切っていた。

 升山の某という奉行が、ある山小屋に数日間駐在していたときのことだった。仕事をする男たちとともに、山小屋では夜毎火を絶えず焚き、みんなで炉にあたっていた。すると山から山男というものが下りてきて、一時ばかり小屋の炉に当たっては帰っていくというのである。

 問題の山男の髪は赤く、裸で肌の色は黒く、6尺(約180センチ)の身の丈を持っていた。腰には草木でつくった蓑をまとい、言葉を発することはなかったが、その声は牛のようだった。

 しかし、こちらが話していることはだいたい理解しているようで、人間たちにとても慣れていたという。

 

・明治のころまで、日本各地には山の民「サンカ」と呼ばれた。里の人々から離れて山中に住んでいた人々がいた。

 この山小屋にやってきた山男は、サンカではないようである。山人族と呼ばれる、山師や山伏ともどうやら違う。

 かつて、雪男やビッグフットのような、サルに似た巨人が生息していたのだ。彼は言葉を理解し、恥じることを知るなど、人間に近い知能をモチベーション、また学習能力も持っていたようだ。赤い髪など風貌はまるで鬼のようでもある。

 1970年代、広島県比婆山に出現し、話題になったUMA獣人「ヒバゴン」は、もしかしたらその末裔だったかもしれない。

 

           

 

『世界のUFO現象FILE』

並木伸一郎   学研パブリッシング    2011/3

 

 

 

エイリアン・アニマル

ビッグフットは異星人のペットだった!

・全身けむくらじゃで異臭を放つ獣人タイプのモンスター。さらには吸血怪獣チュパカブラに代表される異形のUMAの出現現場には、なぜかUFOも多発することから、これら異形のUMAたちの正体は、宇宙人がUFOに乗せて地球に連れてきたペットの一種、つまり、地球外に起因するとみられる異常生命体の俗称で、“エイリアン・アニマル“と呼ばれて区分されている。

 たとえば、1966年から1967年にかけて、アメリカ、ウェストバージニア州のポイント・プレザント周辺に大騒動を起こした怪生物モスマンだが、1967年5月19日夜、木立の上を旋回中、空中に出現した赤く脈動する球形UFOに吸い込まれ、飛び去っていくのが目撃されている。

 

 1972年6月、獣人がらみのUFO出現事件が多発したアメリカ、ミズーリ州トロイで、現場付近に出没した全身毛むくじゃらの怪物は、“モモ”と呼ばれ、3本指の足跡を残していった。またペンシルバニア州南西部の山岳地帯には、身の丈3メートル近い獣人モンスターが生息。山岳家のボブ・フランスによれば、彼らの顔つきは人間に近く、知的で、UFO内から出現するのがしばしば目撃されているという。「ペンシルバニア未解明現象調査協会」を主宰するスタン・ゴードンは、1973年10月25日、同州グリーンズバーグで起こった典型的な実例をあげている。同夜、白色に輝く半球形UFOが農場に着陸。この直後、2体の異臭を放つ毛むくじゃらの怪物が出現した。農場のオーナーに銃撃されるビクともせずに、赤ん坊の泣き声に似た悲鳴をあげて森の中に逃走。事件後、現場から3本指の巨大な足跡が発見され、石膏にとられた。後日、この石膏の足跡が驚くべき情報をもたらす。2年後の1975年、透視能力者ピーター・フルコスによって、この足跡の写真が透視されたのだ。写真が密封された袋に手を触れたフルコスは、「これは大気圏外に由来する」と確信に満ちた口調で答えた。この発言は、謎に満ちた獣人モンスターの正体をさぐるうえで、一石を投じた。

 

・同じくペンシルバニア在住のジャーナリスト、スコット・コラレスも、目下、異形モンスターの代表格チュパカブラの正体が、エイリアン・アニマルだと主張するひとり。その根拠こそ、1984年2月、チュパカブラ発祥の地であるプエルトルコ、カノバナス近郊にあるエル・ユンケ山の熱帯雨林で起きたUFO墜落事件だ。この事件後、しばらくしてチュパカブラが姿を現し、ヤギなどの家畜の生き血を吸うという事件が多発したからである。もちろん、UFO内に姿をくらますチュパカブラの姿も目撃されており、エイリアン・アニマルの可能性を濃厚にしている。

 UMAの中でも異彩を放つ異形のモンスターたちの出現は、今も後を絶たない。やはりその正体は、地球外の天体からUFOに乗って、この地球に運ばれてきた存在なのだろうか。

 

 

 

『最強のUMA図鑑』

「失われた世界」に生きる未知動物たちの真実!

厳選した未確認動物約200種+謎に満ちた彼らの生態を解説!

並木伸一郎   Gakken  2011/5

 

 

 

ロシアの最新獣人 ビッグフット(クリミア山中)

・2011年3月、You Tubeに興味深い映像が流れていた。ウクライナのクリミア山中にビッグフットが出現したというのだ。撮影者はピクニックに来ていたのだが、その中の人物がビデオ撮影に成功した。

 

新種の樹上棲獣人 樹上のビッグフット

・2010年の年明け早々、驚くべき映像が公開された。かなり背の高い樹木の上に毛むくじゃらの生物が写っている。場所はアメリカ、メイン州ミルバレーの森林地帯で、散策中の人物が撮影したという。拡大された写真を見ると表情こそわからないが、普通のサルではなさそうだ。

 

代表的な獣人UMA ビッグフット

アメリカ、カナダの山岳地帯を中心に棲息する巨大獣人。カナダではサスカッチと呼ばれる。常に直立2足歩行し、目撃例が膨大な点で他のUMAを圧倒する。

 

トレイルカメラが撮影 ビッグフット(ワシントン州

アメリカ、ワシントン州にあるマウントフッド国立森林公園の山中に設置されたトレイルカメラに、ビッグフット、あるいはサスカッチとおぼしき怪物が映り込んでいた。2006年ごろから数回にわたり、その黒褐色の毛に覆われた、ずんぐりとした謎の生物が森の中を歩いていたのだ。研究家によればビッグフットの可能性が高いというが、今後も人の気配を感じさせないトレイルカメラのおかげで、よりたくさんのビッグフットデータが集まるかもしれない。

 

同地で目撃が多発! ビッグフット(オクラホマ州

・2006年5月28日。オクラホマ州アントラーズの北にあるキアミーチ山中で、白昼、ビッグフットが姿を現した。写真は狩猟用にセットされたカメラがとらえたもので、目撃者はいなかった。人の気配が感じられないせいだろうか。体長がかなりあるビッグフットが悠然とした立ち居振る舞いで木立をぬって歩いていき、視界から消えていく。

 

ヒマラヤの雪男 イエティ

・1889年、インドのシッキム州北東部の標高5200メートル地点で、L・A・ウォーデルが大きな足跡を発見し、イエティの存在が明らかになった。世界各地のイエティ調査団が派遣され、足跡の検証やヒマラヤのパンボチェ寺院に奉納されているイエティの頭皮などの学術調査が実施された。その後もイエティの足と見られるミイラ化したものも発見されているが、X線検査で既知の生物のものではないことが明らかになったという。その正体はチベットヒグマなのか、あるいはギガントピテクスのような化石人類なのか?

 

獣人の親子 サスカッチ(ヴァンクーバー)

・カナダでは、ビッグフットのことを「サスカッチ」と呼んでいる。未知動物研究家ランディ・ブリソンによって2010年3月、そのサスカッチバンクーバーのピト湖で撮影された。

 

甲高い声を発する獣人 ノビ―

アメリカ、ノースカロライナ州クリーブランド郡北部に棲むという伝説の獣人。類人猿のように毛深く、雄ゴリラのように頭が丸く、先端はトサカのようであるという。2009年6月5日、同地に住むティモシー・ビーラーは明け方近くの3時ごろ、このノビーに遭遇したが、威嚇して追い払ったという。2011年3月、ノースカロライナ州ルザフォードに再び出現した獣人ノビーは、別の人物によっても目撃された。

 

中国の獣人UMA イエレン

・中国湖北省の神農架を中心とする山地で1970年代に目撃が多発した獣人イエレン(野人)、身長は1.8~2メートルで、全身が黒みがかった赤い毛で覆われている。2007年にも2体の獣人が目撃され、出現が相次いでいる。

 

「世紀の大発見」!? 冷凍ビッグフット

・2008年8月15日、アメリカ、カリフォルニア州バロアルトから世界に向けての驚愕のニュースが発せられた。なんと、ジョージア州北部の森林地帯でビッグフットの死体が発見されたというのだ。身長210センチ、体重は200キロ強もあり、驚いたことにDNA鑑定も済んでいるというのだ。

 

ボルネオの獣人 パロン山の獣人

・2008年6月9日、ボルネオ島の西部の村で巨大な足跡が発見された。長さ1.2メートル、幅40センチ。推定身長7メートルの巨人のものだというのだ。イタズラではないかとも指摘されたが、本物だと信じる住民は否定。実は5年前にも同じ事件があったのだ。また、1983年にはボルネオ島西部のパロン山で村人が3メートルを超す獣人に遭遇。怪物は「ゲ、ゲ、ゲ、ゲ」と奇声を発しながら、2本足で森に逃げたという。

 

山を降りたイエティ  マンデ・ブルング

・2007年6月、インド北東部メガヤラ州ガロ山地のジャングルで、相次いで村人が謎の獣人を目撃、マンデ・ブルングとは現地で「森の男」の意味だが、目撃者のひとりによれば茶褐色の毛が全身を覆い、まるでイエティそのものだという。ゴリラの誤認説もあるが、この地にゴリラは棲息していないという。ヒマラヤのイエティがここに移住したのだろうか?

 

湿地帯の獣 ハニー・スワンプ・モンスター

・1963年、森林地帯が広がるルイジアナ州ハニーアイランド沼へ狩猟に出かけたハーラン・フォードは、沼地の奥の元キャンプ場で、異臭とともに出現した4体の怪物と遭遇。銃の引き金を引くと、怪物たちは沼の中に姿を消した。地面には3本指の足跡が残っていたので石膏型をとり、怪物の実在を証明した。異次元から来た動物なのか、いまだ決定的な説は出ていない。

 

雪山の影  シルバースター山の獣人

・2005年11月17日、アメリカ、ワシントン州のスカマニア郡のシルバースター山の尾根に獣人サスカッチらしき怪物が出現し、その姿がカメラで撮影された。

 

ブラジルの怪人 バヒア・ビースト

・写真は公表されたときよりも、かなり先に撮影されていた。ここは2007年7月、南米ブラジル、バヒアのポートセグロの川である。撮影者はミシガン州から観光ツアーで当地に来ていた15歳の少女だ。遠巻きから撮られているため、詳細を読み取るのは難しいが、頭には角が生えている。全身に黒いなめし皮のような光沢がある。手には何かを抱えている。魚だろうか……いや、もしかしたら怪物の子供なのかもしれない。その後、怪物がどうなったのかは誰も知らない。

 

悪臭怪人 フォウク・モンスター

アメリカ、アーカンソー州フォウク地区のボギークリーク周辺で、特に40年代以降に出没しだした悪臭をふりまく獣人。98年に目撃例が増加すると、2005年、自宅の居間にいたジーン・フォードが窓の外に真っ黒な怪物を発見。夫のボビーは1.8メートルほどの怪物が窓際を離れるのを目撃した。このときも腐臭が漂っていたという。

 

オーストラリアの巨大な獣人 ヨーウィ

・オーストラリア、ニューサウスウェールズ州沿岸からクイーンズランド州ゴールドコーストにかえた一帯に棲息するという直立2足歩行の獣人。特に、1970年代にはシドニー西方のブルーマウンテン周辺で目撃が多発。1980年には、ついに毛むくじゃらの怪物がゆっくりと歩く姿が写真に撮られた。最新目撃は2006年で、木立に寄り添う毛むくじゃらの獣人や山道を歩く姿が目撃されている。オーストラリアにいた化石人類メガントロプスが、進化せずに現代まで生き残ったのだろうか?

 

異臭を放つ獣人 スカンクエイプ

フロリダ州周辺に出没し強烈な刺激臭のある異臭を放つ。1948年ごろからフロリダでは獣人が目撃されているが、実在を裏づける近接写真が2000年にミヤッカ国立公園にある州道沿いで撮られた。

 

鉤爪の3本指 グラスマン

アメリカ、オハイオ州を中心に目撃される獣人。知能が高く草(グラス)でねぐらをつくることから、この名前がつけられた。1988年、同州アクロンに住むアトキンス父子は、森林地帯で何度もグラスマンを目撃した。その証言に基づいてUMA研究グループが調査を行うと、グラスマンのねぐらや3本指の巨大な足跡を発見した。さらに、グラスマンは集団で行動していることも。同地はUFO多発地帯であり、その正体はエイリアン・アニマルか霊的な存在かもしれない。

 

イエティの仲間か!? ルーマニアの獣人 >

・2008年2月、ルーマニア、ヴァレンシア山中に出現した獣人。まだ雪が残る山道で、木の棒を引っ張って歩いていく姿が撮影された。ツヤのよい茶褐色の毛に覆われているが、撮影者も含めて詳細は不明だ。同月、モルタビア地方のブランチャでも、これとよく似た獣人が撮影されている。これまでヨーロッパ系獣人の報告はほとんどなかったが、実在の可能性が高まっている。

 

アルビノ獣人 ホワイト・ビッグフット

・2010年1月10日、ネットの動画サイトで白い獣人の姿が公開された。公開したのはアメリカ、ペンシルバニア州、カーボンデールにマイホームを購入したボール・デニス。裏庭は森林が隣り合っているのだが、住み始めてみるうちにそこから奇妙な喘ぎ声が聞こえてきたのだという。「ゼー、ゼー、ゼー」という呼吸音だ。裏庭に出て確かめに行ったが何もいない。異臭だけが漂っていた。撮影当夜、携帯カメラをもって裏庭に出ると森の中に淡い色に輝く獣人が写ったという。

 

伝説の獣人 タトラ山のイエティ

・東ヨーロッパのポーランド南部にはイエティが棲息すると噂されるタトラ山地が広がっている。2009年8月、そのタトラ山地で、イエティが岩場を歩く映像が撮影された。撮影者はワルシャワ在住のピョートル・コワルスキーだ。獣人は、撮影者の存在に気がつくと、岩陰に姿をくらましてしまった。実は、同じ時期にタトラ山地周辺では、イエティ出現が相次いでいる。異常気象のせいか、あるいは生活圏が脅かされているのだろうか。

 

日本の獣人 ヒバゴン

・1970年9月、「中国山脈の奥深く、類人猿が出没!」という新聞のニュースが報じられた。広島県東部の比婆山一帯に謎の獣人が出没したというのだ。足跡のみならず、12件の目撃事件が報告されると、地元町役場は「類人猿対策委員会」を設置。獣人は比婆山の名をとって「ヒバゴン」と命名された。だが、1982年に姿を現したのを最後に、残念ながら目撃は途絶えたままである。ちなみに日本ではこれ以後、1980年に広島県山野町でヤマゴンが、1982年には、広島県久井町でクイゴンが、1992年には岩手県山形村にガタゴンが出現した。いずれも足跡や目撃報告などの証拠は集まられたものの、正体はわからずじまいだった。UFOから落とされたエイリアン・アニマル、密輸入された類人猿などさまざまな説が提示され話題を呼んだ。

 

 

 

『世界のUFO現象FILE』

並木伸一郎   学研パブリッシング    2011/3

 

 

 

 古代コンタクト事件の記憶

羽衣伝説

静岡市三保の松原には有名な羽衣の松がある。ここはこの地方に古くから伝わる羽衣伝説の舞台だが、伝説にちなんだ名所旧跡は多い。だが、その羽衣の松のすぐそばに建つ小さな祠の羽車神社を知る人は少ないかもしれない。

  羽を持った車とは、車輪のような形状の飛行物体のことだろうか。それとも翼とおぼしき物体がついた飛行機なのか。駿河に伝わる資料によれば、この羽車とは大国主命が作った神輿とされているのは興味深い。

 同じく三保にある御穂神社の創建縁起にはそんな想像を裏づけるような話が登場する。同神社の祭神は大己貴命(オオナムチノミコト)と三穂津姫命だ。姫をめとった大己貴命は、名前を三穂津彦命と改め、“天羽車”に乗って新婚旅行の途中、絶景の地にして海陸の要衝である三保の浦に鎮座したというのだ。注目すべきは、両神が羽衣ではなくて、羽車に乗って降臨したという一説だ。

 羽衣伝説には、天に帰れなくなった天女が仕方なく漁師の妻となるが、隠された羽衣を見つけだし、天に帰るという話も伝わる。実はこうした伝説は日本各地に存在するもので、三保だけに限らない。これは想像でしかないが、羽衣=羽車に乗った異星人が古代日本と文化交流を果たした記憶ではないだろうか。

 

 

 

『暮らしのなかの妖怪たち』

岩井宏實   慶友社    2012/10

 

 

 

覚(さとり)

山の中、ことに北国の山中にいる獣の姿をした妖怪に「覚(さとり)」がある。飛騨や美濃(岐阜県)の山中によく現れ、その姿は狒々(ヒヒ)に似ていて、よく人の心を見抜くという。富士山麓の地方ではこの化け物を「思い」といった。昔、一人の樵夫(きこり)が富士山麓の大和田山の森のなかで木を伐っていると、突然、狒々に似た怪物が現れた。樵夫は思わずゾッとした。するとその怪物はゲラゲラ笑って「今お前は怖いと思ったな」という。樵夫はぐずぐずしていると取って食われるなと身慄いすると、今度は「ぐずぐずしていると取って食われると思ったな」という。樵夫はたまらなくなって、なんとか逃げてやれと思った。するとまた「逃げるだけ逃げてやれと思ったな」という。いよいよたまらなくなって、もうどうにでもなれとあきらめた。すると今度は「どうにでもなれとあきらめたな」という。こうなるとまったくどうしようもないので、樵夫はあきらめて木を割る仕事を続けた。するとますます怪物が近寄ってくる。ところがそのとき、割っていた木に大きな節があって、斧が節目に当たると同時に、突然それが砕けて勢いよく飛び、木の端が怪物の目に当たってその目をつぶしてしまった。これは樵夫も怪物もまったく思いもよらぬことであった。そこで怪物は「思うことよりも思わぬことのほうが怖い」といいながら逃げていったという。人の心の内を覚る、あるいは人の思いを知るというところから、この怪物を「覚」「思い」とよんだのである。

 

家屋敷の妖怪

ザシキワラシ

柳田國男の『遠野物語』に、家の座敷にときおり出現する童子姿の精霊の話がある。「座敷童子」である。岩手県を中心として東北地方北部に分布するが、童子の姿をしていると信じられているところから、「ザシキワラシ」のほか、「ザシキボッコ」「ヘヤボッコ」「クラボッコ」「クラワシ」などとよばれ、2、3歳から10歳ぐらいまでの、オカッパ頭で赤い顔をしているという。

 

・遠野の土淵村大字飯豊(遠野市土淵町飯豊)の今淵勘十郎の家では、高等女学校に行っている娘が休暇で帰っていたが、ある日、廊下でばったりザシキワラシと行きあい、大いに驚いたことがある。これは男の子であった。同村山口(遠野市土淵町山口)の佐々木氏の家では、母が一人で縫い物をしていると、次の間でガサガサ音がする。その部屋は主人の部屋で、そのときは東京に行き不在であったので、怪しいと思って板戸を開けてみたが何の影もない。しばらくするとまたしきりに鼻を鳴らす音がする。さてはザシキワラシだと思った。この家にはザシキワラシが棲んでいるということがずっと前からいわれていた。この童子の宿る家は富貴自在であるという。

 ザシキワラシはまた女の子であることもある。

 

・「明治43年の夏7月頃陸中閉伊郡土淵村の小学校に1人の座敷ワラシが現われ、児童と一緒になって遊び戯れた。但し尋常1年の子供等の外には見えず、小さい児がそこに居る此処に居ると言っても、大人にも年上の子にも見えなかった。遠野町の小学校からも見にいったが、やっぱり見たものは1年生ばかりであった。毎日のように出たと云う」と記している。

 

・また、遠野の小学校がまだ南部家の米倉を使用していたころ、夜の9時ごろになると、玄関から白い着物をきた6、7歳の童子が戸の隙間から入ってきて、教室の机や椅子の間をくぐって楽しそうに遊んでいた。こうした座敷童子はたいていオカッパ頭で赤い顔をしているという。それは人びとが等しくもつ子供の典型的なイメージであり、それを家の盛衰を司る守護神と信ずるのは、子供が神と人間の間をつなぐ存在とする民間信仰を根本としているからであろう。このことは仏教の信仰にみられる護法童子と通ずるものである。

 

枕返し

・夜きちんと寝たにもかかわらず、朝起きてみると枕が逆さになっていたり、思わぬところに枕が飛んでいったりすることがある。これは「枕返し」という妖怪が、寝ている間に枕を運ぶという。

 この枕返しは、かつてその部屋で死んだものの霊が悪戯をするという話が伝わる。昔、ある宿屋に盲人が泊まった。その盲人はあたりに誰もいないと思って、懐から金包みを取り出して勘定しはじめた。それをひそかに見ていた宿の主人が、あまりに大金を持っているのに驚いて欲を出し、翌日旅にでる盲人を道案内するといい、山中に連れ込んで殺して金を奪った。するとその盲人の霊が宿屋に棲みつき、夜な夜な盲人の泊まった部屋に泊まる人の枕返しをしたという。

 

・東北地方では、この枕返しは多くザシキワラシの仕業とされている。このザシキワラシは、その家にいるかぎり、家の繁栄が保証される。いわば家の守護霊のごとき性格をもっているが、そうしたものの悪戯であるという。だから、この場合の枕返しは恐ろしいというよりも、吉兆であると考えられたのであった。古くからは枕は人間の霊魂のこもるものであると意識されていたので、ザシキワラシの枕返しは、人が寝ている間にもう一つ別の世界に誘引される、すなわち霊魂が吉の世界に入ることを意味したのだった。

 

天狗の仕業

・ところで、天狗の仕業のうち、もっとも恐れられ、かつ罪深いのは神隠し・人さらいである。この「天狗隠し」の伝承は、天狗伝承のなかでも代表的なものの一つである。子供や若者、ときには老人が突然姿を消し、数ヶ月あるいは数年後に戻ってくるというもので、その間天狗の棲処に連れて行かれたとか、名所旧跡を見物したとか、異常な体験が語られる。こうした伝承は天狗の棲処とされる山や樹木の伝説に付随して語られている。

 

柳田國男の『山の人生』にはつぎのような話がある。石川県小松市遊泉寺町の伊右衛門という老人が神隠しにあった。村中が手分けして捜しまわった結果、隣の集落との境になっている小山の中腹の「神様松」という傘の形をした松の木の下で、青い顔をして坐っているのを見つけたという。村人がこの老人を捜し歩いたとき、「鯖食った伊右衛門やーい」と唱えた。天狗は鯖をもっとも嫌がるから、こういえばかならず隠したものを出すという。

 

・石川県小松市南部の樵夫利兵衛の子で、神童といわれた次郎が突如として姿を隠し、ついに発見できなかったので、仮に葬儀をした。それからのちは山中で太鼓の音がし、伐り倒した老杉が空中に浮かび、大石が落下し、山地が崩壊するという怪異が続いた。ところが一月ほどのち、次郎が父の枕元に立って、自分は白髪の老人に伴われて巌窟のなかで生活している。人間は天狗の世界を侵してはならないと告げて姿を消した。これを聞いた父利兵衛はたいへん恐れて、ついに樵夫をやめて立ち去り、これまた行方知れずになったという。

 

・天狗にさらわれたのとは異なり、みずからすすんで天狗になることを念じ、ついに天狗になったという話が『金沢古蹟誌』にみえる。加賀藩の老臣本田氏の家老篠井雅楽助の若衆が、天狗化生の祈念をしてついに念願かない、ある日煙のごとく姿を消した。その後主人雅楽助の夢枕に現れて、奉公中のお礼として馬の鞍とお守りを差し出した。このお守りは天狗にさらわれたとき携えて本人を探せば、かならず発見できるという霊験のあるものだが、効能の期限は七代限りという。さめてみれば鞍は庭の楓の枝に掛かり、お守りは枕辺にあった。それからは金沢市中で子供を天狗にさらわれたものは、このお守りを請けて探すとかならず見つけることができたという。

 

 

 

『日本怪異妖怪大事典』

小松和彦  東京堂出版   2013/7/12

 

 

 

<ひひ【狒々】>

類;いひひ、さるがみ【猿神】、さるのふったち【猿の経立】、ひいひいざる【ヒイヒイ猿】

 

年老いた大猿の妖怪。娘を生贄に要求したのを通りがかった者が犬の助けを得て退治するという伝説が『今昔物語集』以来知られている。

 

猿神を憑き物とする地方もある。

 

<やまわろ【山童】>

類;ほいほいさん【ホイホイさん】、やまおとこ【山男】、やまわらし【山童】、やまんたろう【山ん太郎】、わろ【童】

 

・山に住む童形の妖怪。山中に群居しヒューヒュー、ヒョイヒョイなどの鳴き声をあげながら移動するという。全身が毛に覆われており、人を恐れずに近寄って来るが、犬を嫌う。

 山に入った人間が山童に出会い、問答や勝負をする話が各地に伝わる。人の声真似を得意とし、ヤマワロが「山笑う」の意として解釈されることもある。土地によっては山彦とも呼ばれる。サトリ、カシャンボ、セコ、カリコボウズなどの山中の妖怪とも多くの共通点を持つ。

 

・酒や米を好み、それらと引き換えに山仕事を手伝ってくれることもあるが、人間が約束を破ったり、礼を欠いたりすると災いを為す。童形であること、風呂や相撲を好むこと、金物を嫌うことなど、山童には河童との共通点が多い。ヤマワロとカワワロ(河童)を同一視する地域も少なくない。

 

<憑依現象>

・霊的なものが人や物に「つく(憑く・付く)」現象。専門的には、憑入(霊が身体に侵入し、人格が変わる)・憑着(身体に付着する)・憑感(外側から影響を与える)の三つに分けられる。憑依には術者が意図的に行う場合と、そうではない偶然的な場合とがある。憑依を操作しうる宗教者は多種多様で、憑くものも神仏から獣、無機物まで多岐にわたる。日本の場合、死霊や狐の例が特に多い。近代医学においては、精神病の一種と見なされる。

 

きじむなー

・子どもの姿で、赤い髪、赤い顔をしているとされるが、黒い顔という説もあり、大きな睾丸を持つともいわれる。沖縄各地で報告されており、ガジュマル、アカギ、アコウ、ウスクといった古木の精が子どもの姿をして現れたものと言われるが、海で亡くなった人の魂が昇天出来ずにさまよっているという説もある。『沖縄県史』では本土における河童と位置付けている。

 

・力が強く、山仕事や家を建てるのを手伝ってくれる一方、いたずらが好きで、寝ている人の上にのしかかることがある。この状態の時、人は意識があるが、身動きをする事が出来ない。キジムナーには男女の区別があり、男のキジムナーは女性を、女のキジムナーは男性を襲うと言われている。

 キジムナーと仲良くなると、漁を助けてくれたり、金持ちになったりするとされる。また、キジムナーと縁を切るには、キジムナーの嫌いな蛸や熱い鍋の蓋を投げつける、屁をする、住んでいる木を焼いたり釘を打ちつけたりすればよいと言われている。しかし、キジムナーの嫌う事をすると復讐に遭う事がある。また、その復讐が本人ではなく、家族に向かう場合もある。

 

・(沖縄県伊平屋村キジムナーが海でイザイ(漁)をしている人々から火をもらって歩くのが集落から時々見られる。キジムナーヤーチューといってキジムナーに大きな灸をすえられる事もある。畑などや時には家の中でも子供をひとりねかせると、体中キジムナーヤーチューをされる。

キジムナーにおそわれたら家人がその人をたたくとキジムナーはにげるといわれている。

 

神隠

・人が不意に行方不明になったことを神々の災いによるものとして言う語。古くは人や物が不思議と見えなくなることを指し、大蔵虎明が明正19(1642)年に書写した狂言「居杭」では、天狗の隠れ蓑笠譚にあるように、人が透明人間となって姿を消すことを神隠しと呼んでいる。18世紀後半編纂の『譬喩尽』でも、物が俄かに見えなくなることを神密しとしている。

 

・慶応末年頃、金毘羅社の境内で遊んでいた男児が天狗にさらわれた。ふわりふわりと浮かぶように空に上り、風に吹かれるように空に上り、風に吹かれるように山奥へ行ってしまった。少し口のどもる児で、10日目に戻って来たが、その後もたびたび連れて行かれた。

 

あまびこ【天彦、尼彦】

類;【天彦入道】

・予言する怪異。近世後期から近代初期にかけてかわら版や護符として流行した。かわら版には、天彦が現れ、災厄の予言とその回避策として自身の絵姿を貼り置くよう告げたことが記され、天彦の図像が描かれる。図像は多様で、人魚や猿のような形状をもつものもある。一方、予言内容やその対処策は類型的なものであり、天彦以外の予言する存在を描いたものも多い。

 

・(秋田県)西郷合戦の前、天彦入道の像を白紙に書き、表裏の戸口に貼れば悪魔除けになると噂になり、地蔵尊様の形をした入道を墨絵でしたためた。

 

くだん【件】

・半牛半人の予言する怪異。生後すぐに予言して死ぬ。その予言は必ず的中するとされ、証文等で結びの文句とされる「よって件の如し」という表現は、件の予言が確かなためであるという俗説とともに語られる。

 件は、多くは人面牛身であるが、まれに牛頭人身とする場合もある。

また、馬、蛇、魚など、人と牛以外の動物との組み合わせの件についてもごく少数ながら報告がある。

 

件の伝承は主に西日本に分布し、第2次世界大戦前後に噂話・流言として流布した形跡がある。まれにこれを実見したという語りも記録され、なんらかの異常児が件と見なされたこともあったことがわかる。

一方、近世には護符になると謳われていた。このことから、件は近世のかわら版文化の中で、言葉遊びから生み出されたとする説もある。

 近代以降、件の剥製が見世物にされた例もあるが、それらは異常な形状をした牛馬の遺骸を加工したものである。また、小説・漫画等の影響で件は近年でも知名度が高い。

 

・(事例)(広島県満州事変当時、クダンが「来年は大戦争と悪疫で国民の大半が死ぬ。この災いを免れようと思うなら、豆を煎って7つの鳥居をくぐれ」と予言したという。

 

・(岡山県草間村)子供のころ、草間村に生まれたクダンを見に行った。ぶよぶよした赤い肌にちらちら毛がはえていた

 

・(香川県昭和5年ころ、小豆飯を炊き、手首を糸でくくる厄除けがあったが、それは山の中のくだんという人身牛頭の怪物から出たことである。

 

・(岡山県昭和36年ころ、八束村で、川上村で生まれた件が、来年大戦争があるという予言をしたという話を聞いた。川上村に行ってみると、件が生まれたのは中和村で、予言の内容は「来年は大豊作だが流行病がある」というものだと言われた。そこで中和村にいってみると、件が生まれたのは八束村で来年は「大風が吹く」という予言だったと聞かされた。

 

・(宮崎県)クダンは人頭獣体の化け物で、首から下は馬・蛇・魚のこともあるが、牛が多い。天下の重大事の予言をし、3日で死ぬ。その予言ははずれたことがない。昭和の初め、クダンが生まれ、親に「大変なことが起こるので食糧の備蓄をするように」と予言した。間もなく、第2次世界大戦が起こった。

 

さとり【悟り】

類;【思い】

山中に住み、人の心中のすべてを悟るという妖怪、風体などは山男や老人などである。人の考えすべてを言い当て、おびえさせた後食べようとする。その時偶然に囲炉裏の木片がはねるなどしてサトリに当たると、「人間は思いもよらぬことをする。おっかない」と言い、逃げる。

また黄金の弾丸を見ると逃げるともいう。逃げるとき、自分を見たことは言うな、と告げて去る。現代では小松左京が「さとるの化物」という作品でサトリを超能力者と解釈して描いた。

 

 

 

『世界不思議百科』

コリン・ウィルソン + ダモン・ウイルソン 青土社 2007/2

 

 

 

歴史と文化の黒幕 神秘の人びと

ブラヴァツキー夫人の奇跡

・1883年の初頭、ロンドンで『密教』と題する本が出た。たちまち評判になり第二版に入った。著者はアルフレッド・パーシー・シネット。髪の毛が後退しかけた痩身小柄な人物で、インドでもっとも影響力のある新聞「パイオニア」の編集長である。まずセンセーションの対象となったのは、第一ページに麗々しく出ているシネットの序文である。同書の内容は、チベットの山中深く住みほとんど永遠の長寿の「隠れた聖者たち」から得たものという断り書きだ。インドにおける大英帝国の代弁者とみなされる新聞の編集長が出した本だ。そこいらの「オカルト」狂いと無視するわけにはいかない。

 

1880年の10月、シネット夫妻は評判のブラヴァツキー夫人を自宅に招待した。夫人は自分の知識の大部分は、ヒマラヤに住んでいる「隠れた聖者たち(隠れた首領)」から得たものだと彼に語った。

 

生来の「霊媒

・生来の霊媒が存在するという前提を認めるとしよう。特殊な「魔力」を所有するか、またそれに所有されている霊媒だ。その前提に立てば、ブラヴァツキー夫人がその種の人間であることはまず疑いようがない。

 

心霊は存在するのか

ブラヴァツキー夫人は、隠れた聖者たちという考え方の発明者ではない。これは、昔から「オカルト」に一貫した考え方である。

 

・オカルティストは、第一に比較的不完全な状態から、比較的高い肉体的および精神的状態へ進化の途中だという考え方を奉ずる。第二に、進化の過程のあらゆる段階は、この比較的高い状態へすでに達している「偉大なる知能者ヒエラルキー(階層)」により命令されるとオカルティストは考える。

 

超能力と進化

ブラヴァツキー夫人は1891年に世を去るが、高度知能と接触したと信ずる「オカルティスト」(超自然現象に興味を持つ人という意味の広義)はその後も跡を絶たない。アリス・ベイリーは、ブラヴァツキー夫人の没後に神智学協会の有力メンバーになるが、シネットが言う「マハトマ」(「偉大な魂」の意)クート・フーミと接触したと自認する。神智学協会内の主導権争いにいや気がさした彼女は、1919年に別のグループを組織し、「ザ・ティベタン」(チベット人)という存在から口授されたと称する多くの書物を世に出した。

 

洞察力あふれる哲学者の相貌

・心霊調査協会の初期のメンバーの牧師ステイントン・モーゼスは、「自動筆記」の手段で、大量の筆記文書を残した。これは本人の没後、『心霊の教義』として出版される。モーゼスはこの抜粋を生前に『光明』という小冊子にまとめているが、自分の鉛筆を動かした心霊のなかには、プラトンアリストテレス旧約聖書のなかの予言者などと称するものがあると困惑を隠していない。

 

・1963年のアメリカのことである。ジェイン・ロバーツと夫のロブはウィジャ盤で実験を始めた。「ペイシェンス・ワース」にある程度影響を受けた。さまざまな人格が身元を明かしてメッセージを伝えてきた。やがて身元を「セス」と明かした人格が登場し始める。

 

・「セス」は『セスの資料』、『セスは語る』などの題の多くの本を伝授し続けた。本はいずれも素晴らしい売れ行きを示した。ジョイン・ロバーツの無意識の心の一側面であれ、または本物の「心霊」であれ、セスが高いレベルの知能の所有者であることを、これらの書物はまぎれもなく示している。

 

時代を越えて伝世されるオカルト教義

・20世紀のもっとも独創的な認識者の一人ゲオルギー・グルジェフは、青年時代の大半を「サームング修道会」というものの研究に捧げるが、後に世に出て、その基本教養を北ヒマラヤ山中の僧侶修道会から授かったと唱えた。

 

・しかし、グルジェフの高弟P・D・ウスペンスキーは著書『奇跡を求めて』で次のように述べる。「グルジェフの『精神現象的』教義の背景にはきわめて複雑な宇宙体系がある。これは教義そのものには明確な関連性を欠くもので、グルジェフ自身の独創によるものではないと考えられる」。

 

・この宇宙論をさらに詳述したものに、もう一人の高弟J・G・ベネットの4巻本の『劇的宇宙』がある。同著は次のような確信から出発する。「宇宙にはデミウルゴスという1クラスの宇宙要素がある。これが宇宙秩序の維持を司る。このデミウルゴス知能は、人間の生涯をはるかに超えた時間スケールに対して作用を及ぼす」(訳注:デミウルゴスプラトンが世界の創造者と考えた概念で、キリスト教グノーシス派もこの神を認めている)。

 

デミウルゴスは、なにか新しくかつ生起原因のないものを世界のプロセスへ導き入れる点では、人間よりもはるかに大きな力を所有している。しかし、決して誤らないわけではない。デミウルゴスの主な仕事は「生命のない原初から世界の進化を導くこと」だが、「時には実験と試行を繰り返し、時には誤謬をおかして元に戻り、海から生命が発生して陸の動物が存在を開始すると前方への大跳躍を行なった」。ベネットは次のようにも付け加えている。「グルジェフ師はデミウルゴスを『天使』と呼んでいるが、この言葉には多くの連想があるので使用を避けることが望ましい」。

 

文化の進展と地球の進化

・あまたの世紀にわたって東方には不思議な言い伝えがある。どこか隠れた土地、中央アジアの高地地方と考えられているが、異常な力を所有する一群の人が存在しているという。この中心部は、少なくともある面では、世界の秘密政府として振る舞っている。

 

・この言い伝えの一部は十字軍時代に西方に伝えられている。1614年には薔薇十字団の装いで出現する。19世紀にはブラヴァツキー夫人とフランスの外交官ジャコリオによりヴァリエーションを加えて再登場する。英国では作家タルボット・マンディがこれに続き、最近では1918年のモンゴルの旅行家オッセンドウスキーがいる。

 

・この言い伝えの神秘の土地シャングリラでは、一部の人は、通常の人間の状況を越えて進化し、この惑星を越えた力の統治者として行為している。下のほうの階級は、東方でも西方でも、それと気づかれることとなく普通の人と混じりあって生活し、歴史の重要局面では必要な結果を得るために努力し、地球の進化全体を太陽系の事象と歩調が揃うよう維持している。

 

「隠れた首領」という知能

・「隠れた首領」という表現を初めて用いたのは『劇的宇宙』におけるベネットその人である。キャンベルはこの本のテーマを次のように要約している。

 人類の長い物語を書くのは、人間自身の知能よりもはるかに偉大な知能である・・・地球上のこのプロセスを司るのは、『隠れた首領』と呼ばれる知能である。これは、オカルト伝承では個体(たとえば、「統治者」、「古代者」など)として象徴されるレベルに対応する。また、これはデミウルゴスのレベルまたはそのすぐ下のレベルにも相当する。

 

・人類全体に対する行為と並行して、執行者およびその直属者は、個々の人間の意識レベルの向上に関する地域的な行為も司る。

 特に選ばれたこの種の普通人は、執行者の作業への参加資格を望むこともある。この資格認定のプロセスは、マグナム・オーパス、すなわち「大事業」である。これは進化全体の潮流に合わせた緩やかな上昇とは対照的な高レベルへの垂直的上昇である。

 

 

 

『世界史と西洋占星術

ニコラス・キャンピオン  柏書房   2012/8/1

 

 

 

19世紀  神智学的啓蒙主義

・アリス・ベイリーは、教会の日曜学校で教師をしていて、後に熱心な神智学者となった。彼女の関心の多くは、シュタイナーと共通するものである。彼女はまた、シュタイナーと同じ秘教主義のキリスト教徒であり、スコットランドからアメリカ合衆国に移った後、神智学協会でその名を知られるようになった。彼女は、やがて、ブラヴァツキー夫人に秘伝の教理を伝えたとされる「アセンションした指導者たち」なる神秘的な存在と、自分もコンタクトをとることができると主張し、それが一因で人々の反感を買うようになってしまう。ベイリー御用達のスピリチュアルな指導者(導師)とは、通称「チベット人」といわれ、占星術的な黙想や、その書き物の大半を彼女に口述筆記させる存在だった。

 

・しかしながら、ブラヴァツキーを研究することに一生を捧げ、ベイリーに語りかける導師たちのささやきをそれまで一言も聞いたことがなかった神智学者たちにとって、彼女の主張は、我慢ならないものだった。そこで、ベイリーは、潔く静かに協会から離れ、今度はアルカン学派という新学派を、自ら始めたのだった。その出身者には、著名なイタリアの精神科医で、精神統合の礎を築いたロベルト・アサジリオ(1888-1974)や、20世紀もっとも大きな影響を与えたアメリカの占星術師、ディーン・ルディア(1895-1985)がいる。

 

・ベイリーの占星術も、シュタイナーに匹敵するくらい独特である。例えばそれは、月を「死んでいる」ととらえ、何の有効性も見出さない。また、「ヴァルカン」のような、実在しない架空の惑星の存在を前提とし、霊的な存在の水準を示す「レイ(光線)」をもちいる。彼女の占星術は、その厳密さゆえ、それを受け継ぐ者はほとんどいなかった。こうした彼女の占星学よりも重要なのは、彼女が、水瓶座時代――そして、ニュ―エイジ――の本質、そして、それが切迫したものであることを、繰り返し雄弁に説明し続けたことによってもたらされた、占星術世界全体への影響である。

 

・ベイリーは、シュタイナーと同じく、地球規模の危機が目前に迫っている、というような、終末論的な占星術の考え方に深く傾倒していた。そして、「水瓶座」の同義語として「ニューエイジ」という言葉が人口に膾炙するようになったのは、彼女のお蔭である。彼女にとって「水瓶座時代」と「ニューエイジ」というふたつの言葉の概念は、同一のものだった。

 

春分に、水瓶座の星座の星から太陽が昇り――それは20世紀の終わり頃だろうと彼女は考えていた――ニューエイジ(新しい時代)が幕開ける。そうして、世界は、純粋なる霊へと回帰し始めるのだ。彼女は、心からそう信じていた。彼女はいつもの漠然とした調子でこう書いている。「人類が、その《意志をひとつにすること》によって、世界の状況に決定的な影響を与える時が刻々と迫っています。このことは、進化の過程が成功し、精神が開花することの帰結なのです」と。

 

 

 

『トランス・ヒマラヤ密教入門』3巻 意識の変化

アリス・A・ベイリー   (アルテ)  2008/9

 

 

 

<ディヴァチャン(天国)>

・ディヴァチャン。低位様相からの分離に後に魂が入る、二つの地上生活の合間の中間状態。

 

・濃密な肉体とエーテル体から完全に分離した瞬間から、そして過去の過程が始まったとき、人は過去と現在を認識している。また、除去が完了した魂との接触が生じ、マナス媒体が崩壊するとき、人は直ちに未来を認識する。なぜなら、予言能力は魂意識の財産であり。人間は一時的にこの財産を共有するからである。したがって、過去と現在と未来は一つのものとして見られる。「永遠の今」の認識が、転生から転生へと連結する再生誕の過程の間に徐々に発達する。これがディヴァチャンと呼ぶことができる(進歩した人間の正常な状態を特徴づける)意識状態である。

 

<敷居の住者>

弟子が生命の門に近づくまで、敷居の住者がイリュージョンとグラマーの霧の中から現われることはない。弟子がイニシエーションの入口の微かなきらめきとその扉の側で待ち構える臨在の天使に体現される二重性の原理を把握できるようになる。現在のところ、私の言葉はあなた方にとって将来の状態と出来事を象徴的に表現しているだけであるが、右側に天使、左側に住者で表わされる、相反する対をなすものの象徴の間に完全に意識して立つ日が必ず訪れる。そのときに、あなた方の人生の場が長きにわたって戦ってきたこの二人の対立者の間を真っ直ぐに突き進む強さがあなた方に与えられますように。そして、この二人が一人として見られる臨在へと入り、生命と神性しか知らなくなりますように。

 

 

 

『「宇宙人と地球」の超真相!』 

工学博士 深野一幸  (徳間書店)   1997/10

 

 

 

オスカー・マゴッチの「深宇宙探訪記」の分析(宇宙の霊的存在)

・「宇宙の霊的存在」 肉体を持たない様々な意識体(霊的生命体)を、マゴッチの情報で分類してみると。

 

1、 ガーディアン(守護神)―昔、人間であったが、霊的に進化し、霊的存在となった。人間世界の指導をしている。

 

2、 アセンディド・マスター(高級教師) ガーディアンより、さらに進化した霊的存在の生命体。7人存在し、7色の虹のように輝いている。第7密度であり。7次元にいる。

 

3、 創造主(偉大な潜在界)さらに上位には、金白色のとてつもなく大きな光で全てを包含する存在がある。グレート・マニフェスト(偉大な潜在界)と呼ばれている。神・宇宙意識などとも呼ばれる。

 

4、 コズミック・トラベラー(宇宙の旅人)-ガーディアン委員会の下で、ガーディアン委員会の特命事項を遂行する宇宙人。ガーディアン委員会の代理人であり、実行部隊の隊長である。5次元(第5等級)に存在する。肉体を持った人間になったり、目に見えない透明な人間になったりすることができる。宇宙人のクェンチンは、コズミック・トラベラーの一人である。

 

・その下に肉体を持ち進化した宇宙人(人間)がいる。肉体を持つが、地球人の目には見えない。3次元及び4次元に住む。地球人は、波動が低い3次元世界に住む。霊的に向上すると波動が上がり、レベルが上がる仕組みになっている。

 

 

 

『世界不思議大全』

 泉保也 GAKKEN   2004/6

 

 

 

パリの「薔薇十字団」

完全なる世界の創造を目指した超人集団の謎

・あらゆる魔術的叡智を体得し霊眼を開く

 

・人間の姿をとって物質界に現れた高次の霊的存在のローゼンクロイツ

 

パリが興奮し時代の英傑が入団を希望した薔薇十字団

目に見える姿と目に見えない姿で、当市内に存在している

・団員は天の周辺に住む神的な一団である。彼らは、分身の術を備えていて、意のままに姿を変えて現れることができる。また彼らは、自分の望む場所に移動することもできる。その他、団員は占星術によって地震を予知したり、都市の疫病の流行を遅らせたり、空中を歩いたり、どんな病気でも治すことができる。

 

・ヨーロッパ世界には、そうした超能力を持つミステリアスな人物に出会ったという説が無数に残っているのだ。

 

・17世紀の前半期、ヨーロッパに大旋風を巻き起こした薔薇十字団は、1648年頃、再び忽然とその姿を消してしまう。

 

<●●インターネット情報から●●>

 

14歳のときには、小人乗員が地上での重労働に使っている毛むくじゃらのビッグフットにさらわれたという

彼らは子種を得るために誘拐されたのか。交配実験であるなら、その目的はいったい何なのだろう。

アブダクション事件のなかには、子供のころから長い年月にわたって何度も誘拐されたケースも存在する。被害者たちはUFOに連れ込まれては繰り返し検査を受け、組織サンプルを採取されているという。その典型例が、カナダのジャック・Tのケース。記憶の欠落を感じていた彼は、催眠療法により1957年の2歳のころから誘拐されていたことを思い出した。10歳になるころには友達とともに拉致されて全身を機械でなでまわされ、14歳のときには、小人乗員が地上での重労働に使っている毛むくじゃらのビッグフットにさらわれたという。さらに16歳のときは、バンド仲間とともに誘拐され、巨大な機械についた装置で全身をチェックされて、各部のサンプル採取も行われたということだ。

 不気味なことに、アメリカには同じ年に生まれた人々が、同じころに繰り返し誘拐されたケースもある。有名なUFO研究家のバッド・ホプキンズとテッド・ブローチャーが、催眠治療の専門家アフロダイティ・クレーマー博士とともに行った調査で明らかにされたものだ。1943年生まれの4人が、1950年と1960年前後にUFOと遭遇。生体検査を受け、サンプル採取をされたらしく、体には原因不明の傷が残っている。4人とも知性と才能に恵まれ、地位もある人々であり、異星人に選ばれて定期検査を受けていたと見られている。

また、アメリカでは親子3代にわたり、何度も誘拐されたというケースまで報告されている。娘は12歳のときから5回も大きい小人に誘拐され、サンプル採取をされたことを催眠治療で思い出した。母親も娘と同じくサンプル採取の跡と見られる傷があり、娘が生んだ子も真夜中に小人の訪問を受けたという。

 異星人たちは特定の人間にターゲットを定め、定期検査とサンプル採取を行っているのだろうか。長期的で壮大な計画の存在がうかがわれる。

 

 

 

『戦慄のUFO&宇宙人ミステリー99』

悪魔の協定か?ダルシー人体実験 エリア51のエイリアン

地球内部の異星人基地 フリーメイソンNASAの陰謀

監修 南山宏  双葉社  2010/7/14

 

 

 

地下の秘密実験場 戦慄のラザー証言 アメリカ合衆国1980年代~

・米政府およびエリア51が存在しているかどうかという問いにすら、これまで無言を貫いてきた。しかし、エリア51という区域が確かにあり、そこでUFO開発が行われているという証言者が登場した。それも自身がその作業に従事したという内部告発者が出てきたのだ。それがロバート・ラザーである。

 ラザーによるとエリア51内にはタイプの異なるUFOが9機保管され、彼自身は墜落UFOを地球上にある材料だけで復元させるプロジェクトの一員だったという。参画したのは1987年など、詳細を極めた告発内容だった。ラザーはUFOをエリア51内で扱っただけではなく、乗員だった異星人の写真や資料も確認したと発言。驚くべき証言者として話題を呼ぶこととなった。

 

グレイと接触した第2の内部告発者  アメリカ合衆国/2004年

・その代わり、バーリッシュはテレビ出演や新聞雑誌等のインタビューに応じ、エリア51でどんな研究をしていたのかを具体的に述べている。その驚くべき内容は、エイリアンの体組織を分析するというもの。低温窒素ガスが充満する無菌室で、バーリッシュはグレイ系の特徴を持つエイリアンから、定期的に腕の組織を採取し続けたというのだ。その組織のサンプルは100例以上にのぼり、目的は、グレイ系エイリアンが地上で悩まされていた抹消神経障害の治療法を開発することだったという。

 

グレイ流出ビデオとエリア52の真実  アメリカ合衆国/1997年

・肌はグレイではなくベージュ色。大きな黒眼と球形の頭部はいかにもエイリアン風である。画面の下にDNI/27という表記が日付とともに映っているが、DNIとはエリア51を管轄している海軍情報部の頭文字と一致する。これもビデオの信憑性の裏づけといわれ、エリア51の地下にある、エイリアン隔離用の特別室で撮影されたものと見られている。

 

・エリア52の場所は、UFO研究家の間でも意見が分かれている。無論、米政府がエリア52の存在を認めるわけもなく、エリア51近くのトノパ実験場が有力だといわれている。

 

土星の環は宇宙人の加工物!?  宇宙/2007年12月

・どうやらいちばん外側のAリングの末端部分に何らかの強烈なエネルギー流れがあること、色調が出し抜けに変化する境目の空間に巨大な葉巻型の構造物が浮かんでいるらしいことを発見したのだ。全長3万6000キロはあろうかというとてつもない超巨大サイズのUFOである。リングにはこうした葉巻型の超巨大UFOが、少なくとも他に3機ひそんでいることもわかった。

 

太陽に潜むソーラー・クルーザーとは? 宇宙/2001年8月~

・太陽活動がもっとも盛んな極大期は猛烈な磁気嵐が降り注ぐ、そうした宇宙空間を悠然と航行している様子が世界中の天文マニアによって確認されている。三角形や翼のあるタイプも発見されている。

 

・そもそもソーラー・クルーザーは観測結果から推測すると全長50キロにもなる巨大構造物だということがわかっている。にもかかわらず、その存在理由はまったく説明がつかないのだ。

 

何度も誘拐の理由は定期検査なのか? カナダ、アメリカ合衆国/1950年~

・その典型例が、カナダのジャック・Tのケース。記憶の欠落を感じていた 彼は、催眠療法により1957年の2歳のころから誘拐されていたことを思い出した。10歳になるころには友達とともに拉致されて全身を機械でなでまわされ、14歳のときには、小人乗員が地上での重労働に使っている毛むくじゃらのビッグフットにさらわれたという。さらに16歳のときは、バンド仲間とともに誘拐され、巨大な機械についた装置で全身をチェックされて、各部のサンプル採取も行われたということだ。

 

大統領が異星人と交わした密約 1954年~

・エイリアンとの密約の内容が詳細に記されたMJ12「アクエリアス文書」を読んだと、1988年に暴露した関係者も現れた。それがミルトン・クーパーである。元海軍の情報部員だったクーパーは、MJ12がアイゼンハワーによって創設されたこと、生きたエイリアンの写真が添付された資料に目を通した経験などを赤裸々に告白。密約を交わしたのは、大きな鼻が特徴のラージノーズ・グレイであることまで暴露した。MJ12絡みで爆弾発言を連発したクーパーだが、2001年納税拒否の逮捕時に、撃ち合いになり警察に射殺されてこの世を去ってしまった。政府の巧妙な口封じだったのだろうか?

 

異星人2000人が住むダルシー基地 1954年~

・秘密基地は少なくとも地下7階まであり、下の階ほど厳重に警備され、遺伝子工学やマインドコントロール実験などが行われているという。基地にいる異星人は4種族で、オリオン座のドラコ星系出身の白くて有翼のドラコ族が支配階級、同じレプトイド(爬虫類人)だが、地球の先住民という種族は労働者階級。ほかに小柄なグレイ族と、2メートル以上の長身のグレイ族がいたという。

 カステロは同僚や研究者らの反乱グループが、デルタフォース(米陸軍特殊部隊)らしき部隊の急襲で全滅した事件も語っている。実験のために拉致された人々を救出しようとして失敗したというのだ。

 

米政府公認の生体実験施設!?  1954年~

・基地で働いていたという内部告発者のカステロの『ダルシ―文書』は、さらなる恐怖をかきたてる。地下6階の遺伝子実験室では、さらなる恐怖をかきたてる。地下6階の遺伝子実験室では、人間を多肢化させたり、人間とグレイ族の混血種をつくったり、グレイ族のクローンを育てたりしていたという。そして地下7階には、特殊液で冷凍保存された人間と混血種が何千体も並んでいたとする。

 

ケネディ暗殺にMJ12が関与!?   アメリカ/1963年11月22日

・1963年11月22日、遊説中に暗殺されたケネディ大統領。逮捕され「はめられた」と主張したりリー・ハーベイ・オズワルドは、護送中に射殺された。事件資料が次のジョンソン大統領により封印されたこともあり、CIAや軍、マフィアの関与など陰謀説は尽きない。近年になり浮上したのが、極秘組織MJ12が影で糸を引きUFOと宇宙の政策がらみで消されたとする説だ。

 

惑星セルポとの極秘交換留学  1947年~1978年

・その故郷がレティクル座ゼータ連星系の惑星セルポだ。

 

・公開された留学生リーダーの日誌には、長い宇宙旅行の様子が記されている。時間の流れがおかしく、激しい体の調子に苦しめられ、メンバーひとりは命を落とすが、乗員に助けられセルポに到着。ふたつの太陽が輝き、地平線下に沈むことはほとんどない星で、大気や気圧は地球とあまり変わらなかったという。メンバーはあたたかく迎え入れられ、平等で穏やかな社会生活をつぶさに観察、体験することができたらしい。

 

日航貨物機が脅かした超ド級巨大UFO  アメリカ合衆国/1986年11月17日

・そして、フェアバンクス上空にさしかかったとき、日航貨物機にのしかかるように現れたのが巨大UFOだった。寺内機長が四角いUFOの航空母艦と考えたのも無理はない。ジャンボ機の数十倍もありそうな大きさだったのだ。

 

エジプト文明シリウス由来!?  古代エジプト/7000年前頃

・4大文明のひとつエジプト文明シリウス信仰も、シリウス人来訪を示すといわれる。簡単にいえば、シリウス人が文明を授けたから、神として地球人から崇められたということだ。このシリウスとは、おおいぬ座のα星。全天で最も明るく輝き、地球とは8.6光年も離れている。古代エジプトでは至高の女神イシスとしてあらわされ、数々の神殿が建てられ、重要な儀式が行われた。

 

イラクスターゲイトがある!?  シュメール/30万年前

・シュメール文明の神々アヌンナキのなかでも、エリート階級は“スターゲイト”を使い、二ビルから地球にテレポーテーション(物質瞬間移動)した—―。考古学者ウィリアム・ヘンリーが唱える斬新な説だ。スターゲイトアメリカのSF映画やドラマのテーマにもなっているので、SFファンにもおなじみだろう。異次元、異世界の間を瞬時に移動できる装置で、ヘンリーはワームホールのような“次元渦動トンネル”として想定している。

 

<●●インターネット情報から●●>

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より

 

山男(やまおとこ)は、日本各地の山中に伝わる大男の妖怪。中世以降の怪談集、随筆、近代の民俗資料などに記述がある。山人(やまびと)、大人(おおひと)などの呼称もある。

 

外観は、多くは毛深い半裸の大男とされる。言葉は、土地によって話す、まったく話さないなど異説がある。人を襲ったり、これに出遭った人は病気になるなど人間に有害な伝承もあるが、基本的には友好的で、人間に対して煙草や食べ物など少量の報酬で、荷物を運んだり木の皮を剥いだりといった大仕事を手伝ってくれるという。柳田國男によれば、山男との遭遇談は、日本の概ね定まった10数ヶ所の山地のみに伝えられており、小さな島には居ないという。

 

静岡県

江戸時代の奇談集『絵本百物語』によれば、遠州秋葉(現 静岡県浜松市)におり、身長は約2丈、木こりの荷物運びを助けて里近くまで同行し、手伝いを終えるとまた山へ帰って行くという。礼を与えようとしても金銭は受け取らず、酒なら喜んで受け取ったという。

 

高知県

「土州淵岳志」によれば、寛永19年の春に豊永郷の深山から「山ミコ」という大きな男が高知へ連れて来られたという。

 

新潟県

越後国高田藩(現 新潟県上越市近辺)で山仕事をしている人々が夜に山小屋で火を焚いていると、山男が現れて一緒に暖をとることがよくあったという。身長は6尺(約180センチメートル)、赤い髪と灰色の肌のほかは人間と変わりない姿で、牛のような声を出すのみで言葉は喋らないものの、人間の言葉は理解できたという。

 

青森県秋田県

青森県の赤倉岳では大人(おおひと)と呼ばれた。相撲の力士よりも背の高いもので、山から里に降りることもあり、これを目にすると病気になるという伝承がある一方、魚や酒を報酬として与えることで農業や山仕事などを手伝ってくれたという。

 

宮崎県

明治20年頃、日向国南部某村の身上という人が山に入って「異人」に会った。その者の姿は白髪の老人で、腰から上は裸体、腰に帆布のような物を纏っており、にこにこと笑いながら近寄ってきた。

 

正体の諸説

山男の正体については、前述の『絵本百物語』では山の気が人の形をとったものともあるが、妖怪研究家・多田克己は、江戸時代の百科事典『和漢三才図会』にある山わろ、玃、山精、魍魎などが混同された結果として生まれた妖怪像とのほか、ヒマラヤ山脈の雪男(イエティ)と同様、絶滅種類人猿のギガントピテクスの生き残りとの仮説も立てている。

 

柳田國男は1913年に、山人は日本に昔繁栄していた先住民の子孫であると信ずると述べ、1917年には「山人即ち日本の先住民」はもはや絶滅したという通説には同意してよいとしつつも、「次第に退化して、今尚山中を漂白しつゝあった者」が、ある時代までは必ず居たと推定されるとした。また、山人を鬼と関連付けて論じていた。

 

 

 

『世界不思議大全』  増補版

泉保也   Gakken   2012/8

 

 

 

「ダルシィ文書」と異星人地下基地の秘密

異星人とアメリカ政府が結んだ密約とは?

明らかになった異星人地下基地

・1970年代半ばから、アメリカ、ニューメキシコ州アルバカーキに近いマンザノ山地一帯でキャトルミューテレーション(家畜虐殺)事件が続発し、加えてUFO目撃報告も相次いだ。

 

・電波の発信源がアルバカーキ北方235キロ、コロラド州境に近いダルシィ付近、ジカリア・アパッチ族居留地内のアーチュレッタ・メサであることを突きとめたのだ。

 

博士の行動と報告書がもたらした意外な反応

・ベネウィッツが受けた衝撃と驚愕は大きく、異星人地下基地が国家の安全保障の重大な脅威になりかねないという深刻な憂慮も抱いた。彼の自宅近くにはカートランド空軍基地があり、アメリカでトップの規模といわれるマンザノ核兵器貯蔵庫エリアが設けられていたからだ。

 

「ダルシィ文書」が物語る地下基地の実態

・彼らの証言はベネウィッツの真相暴露を裏づけるものであり、内部告発者が公開した書類、図版、写真、ビデオなどを「ダルシィ文書」と総称する。

 

・基地の広さは幅約3キロ、長さ約8キロ、秘密の出入り口が100か所以上あり、3000台以上の監視カメラが設置されている。

 

・基地全体は巨大な円筒形状をなし、基地の最深部は天然の洞窟網につながっている。内部構造は7層からなる。

 

  • 地下1階=保安部、通信部のほか、駐車場兼メンテナンス階。車両は厳重なセンサーチェックを受け、専用トンネルを通行して一般道路に乗り降りする。

 

  • 地下2階=地球人用居住区のほか、地中列車、連絡シャトル、トンネル掘削機の格納ガレージとUFOのメンテナンス階。

 

  • 地下3階=管理部、研究部、メインコンピューター室があり、基地全体を統御している。

 

  • 地下4階=地球人と異星人間のテレパシー、オーラなどの研究、マインドコントロール、心体分離実験、地球人と異星人の心身交換実験などが行われている。

 

  • 地下5階=グレイ族とレプトイド(恐竜人)族の専用居住区、ベネウィッツは居住者を2000人以上と推定したが、カステロは5000人以上と証言している。

 

  • 地下6階=遺伝子工学の実験室が並ぶ。魚、鳥、ネズミなどの異種生物の形質合成、人間の多肢化、グレイ族のクローン化、地球人とグレイ族のハイブリッド化など、戦慄を覚えずにはいられないおぞましい生体実験が行われている。また、さまざまな成長段階のハイブリッド種の胎児の保存槽、培養中の異星人ベイビーを入れた容器も多数並んでおり、“悪夢の広間”と別称されている。

 

  • 地下7階=拉致された地球人やハイブリッド種が何千体も冷凍状態で保存されているほか、地球人を監禁する檻もある。

 

・なお、ダルシィ地下基地に居住する異星人は1種族ではなく、次の4種族で構成されている。

 

① 標準的グレイ族=身長1メートル20センチ前後。レティクル座ゼータ星出身。

 

② 長身グレイ族=身長2メートル10センチ前後。オリオン座リゲル系出身。

 

③ ドラコ族=レプティリアン爬虫類人)で身長2メートル前後。肌の色は白くて有翼。オリオン座ドラコ星系出身。基地全体を統括する支配階級。

 

④ レプトイド族=身長2メートル前後。恐竜から進化した地球の先住民らしい。最下層の労働階級で、掃除や炊事、運搬など日常的な雑用を担当。

ちなみに、実験対象として拉致された民間人以外の地球人(軍人、科学者、技術者、保安要員など)はドラコ族に次ぐ第2の地位にあるという。

 

全米各地には200以上もの秘密地下基地がある

・周知のように、アメリカにはコロラド州シャイアンマウンテンにあるNORAD(北米航空宇宙防衛司令部)のように半公然的な地下基地はあるが、ダルシィ基地をはじめとする200余か所の地下基地・施設はトップシークレット扱いだ。

 

アメリカ政府が結んだ異星人との密約

・この予備的なコンタクトから約1か月後の1954年2月20日深夜、カリフォルニア州エドワーズ空軍基地において、異星人と連邦政府は「グリーダ協定」と呼ばれる密約を交わした。

 

一、異星人はアメリカに関わるいっさいに感知しない。

一、同時にアメリカ政府も、異星人たちの行動に干渉しない。

一、異星人は、アメリカ政府以外のいかなる国とも協定を結ばない。

一、アメリカ政府は異星人の存在を秘密にする。

一、異星人がテクノロジーを提供し、技術革新の支援をする。

 

 ところが、予備折衝では右の5か条で同意していたが、協定締結の段階で異星人側から新たな項目を付け加えたいと申し入れがあった。

 

人間を密かに誘拐し、医学的な検査や遺伝子工学の実験を行いたい。誘拐した人間は体験のすべての記憶を消したうえで無事にもとの場所へ戻す、というものだ。

 非人道的な生体実験であり、当然のことながら、アイゼンハワー大統領以下の連邦政府側は躊躇した。だが、両者の文明差は5万年ほどもあり、戦うわけにはいかない。連邦政府は無条件降伏したも同然の状況で、異星人の要求をのまざるをえなかった。かくて、“悪魔の密約”と称される秘密協定が正式に締結されたのである。

 

・当初の地下基地は2か所。そのひとつがダルシィの地下であり、もうひとつがエリア51から南へ6キロのところにある。「S-4」というエリア内の地下だった。その後も地下基地・施設の建設は続行されて200か所以上を数え、現在もなお新設されつづけている、というのである。

 

・異星人との密約、地下秘密基地――荒唐無稽というか、きわめて現実離れした話だ。トンデモ説と笑殺されてもおかしくない。が、それを裏づけるような証拠や証言が多数存在するという事実を無視するわけにはいくまい。

 

 

 

『地球を支配するブルーブラッド 爬虫類人DNAの系譜』

スチュアート・A・スワードロー   徳間書店  2010/6/18

 

 

 

エイリアン集団紳士録

アルデバラン   ゲルマン人とバイキングを創作・管理

・典型的なアーリアン型で金髪で青い目を持つ。薄い茶色か中ぐらいの茶色の髪で、目がヘーゼル(はしばみ)色の人もいる。この集団は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当した。強い関心を持って、こと座文明の再創造を支援している。よくノルディック人と混同されることがあるが、ノルディック人は、もっと背が高く傲慢である。

 

アルクトゥルス  ローマ帝国建設を手伝った精神性の高い種

・非常に精神性の高い種である。原始的な形態の宇宙旅行技術(地球より発達しているが、シリウス人ほどハイテクではない)を保有している。白いローブを着た聖職者層が支配している。

 

りゅう座人(ドラコ) このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティ

・地球の月は、永劫の昔、レムリア大陸への入植の時代に、軌道上に設置されたりゅう座人の宇宙船である。分断して征服することを画策する彼らは、リゲルとともに海を沸騰させたり、大地を焼き焦がしたりしたように、暴虐さで有名である。

 

りゅう座人は、地球に巨大な地下基地、金星にコロニーを持っている。地球には二番目の月が配置されている。1997年にヘール・ボップ彗星に隠れて到達した。そこにいるのは、純血爬虫類人である。交配人種であるイルミナティは地球の支配を行っている。

 

プレアデス   こと座からの避難民、長身金髪のノルディック

・ノルディック、背の高い金髪とも言われる。元々は、こと座(リ-ラ)文明からの避難民であるが、7つの恒星と15の入植済みの惑星からなるプレアデス星系の存在である。

 

・1959年に米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、技術格差を埋めるためにプレアデス人が招聘された。だが、過去、彼らは、ヒトラーの人類浄化政策を画策し、仏教を堕落させた。チベットに広大な地下基地を持っている。

 

・プレアデス人は、ローブを着た白い姿で現れる非物質的存在が率いる最高評議会の指揮下にある。プレアデス人の一集団(アトランと言われる)が、アトランティスに入植した。小柄で青い肌をした集団がプレアデス人と一緒に行動している。

 

 

 

『地球を支配するブルーブラッド 爬虫類人DNAの系譜』

スチュアート・A・スワードロー   徳間書店  2010/6/18

 

 

 

爬虫類人レプティリアン)の物理的遺伝子は金髪青眼(紅毛碧眼)のこと座(リーライアン)から調達

爬虫類人レプティリアン)が物質世界で活動するためには、物理的な遺伝子が必要だった。透明人たちは、その頃すでに物質的になっていた、こと座人(リーライアン)から遺伝子を取り出した。

 

・こと座人は、金髪または赤毛で青色または緑色の目を持っていた。こと座人の遺伝子が、透明人の集合エネルギーと混ぜ合わされて、爬虫類人レプティリアン)として、物質肉体化して出現した。このため、今日の爬虫類人レプティリアン)も、物質次元で生き延びるためには「アーリア型」の人間からエネルギーを摂取しなければならない。

 

・アストラル次元で爬虫類人が創造されると。その使命を果たすための活動拠点を物質次元に築く必要が生じた。そのために爬虫類人たちは、さまざまな物質界に進出し、自らが支配的な種となることのできる場所を求めていた。

 

レムリアからの爬虫類人生存者が巨大地下文明を築く

爬虫類人の生存者は、インド北部、地球内部空洞、金星、中南米の一部へと移動した。レムリア大陸から生き残った爬虫類人の大半にとって、地球内部が「祖国」になった。そこで爬虫類人は、巨大な地下文明を築いた。これが、地獄の業火の中で生きる悪魔たちの伝承の由来である。

 

・地下鉄のような乗り物が高速で移動する通行管のようなものを建設し、地球上のどこにでも数時間で移動できるシステムを作った。今日でも探検家が追い求めているアルカディア、アガルタ、ハイパーポリア、シャンバラといった有名な地下都市を築いた。これらの都市は、地球の内部空洞を覆う地殻内部の内壁に沿って建設されている。地球が空洞であることは単なる説ではなく、科学的事実であることを忘れないでいただきたい。恒星(太陽)から飛び出した惑星が、回転しながら冷却することで、形成されたのである。

 

 

 

『地球を支配するブルーブラッド  爬虫類人DNAの系譜』

スチュワート・A・スワードロー  徳間書店   2010/6/18

 

 

 

リゲル  米政府と協定を結んだオリオン連盟リーダー

・この集団は1954年に米国政府と協定を結び、彼らの技術と科学情報を米国に与えるのと引き換えに、米国民を誘拐する(ただし傷つけない)許可を米国政府から得ている。

 

・こと座の内戦とそれに続くこと座星系へのりゅう座人の侵略を通じ、彼らの惑星は戦争で痛ましい損害をうけたため、肉体的にも遺伝子的にも弱々しい存在になっている。

 

・彼らは、りゅう座人のために働いている。りゅう座人が攻略の前準備をできるように侵略予定ルートを偵察する仕事である。

 

・軍隊型の厳格な階層制の文化を持っている。特にゼータ・レティクリ1と2のグレイが絡む場合はそうである。また肉体から肉体へと魂を移す能力を持っている。

 

シリウスA   イスラエル政府と契約の宇宙の商人

・背の高い細身のシリウスA人は、青と白の長いローブを着ている。両腕を横にまっすぐ広げると、身体全体でアンク(エジプト十字架)の形になる。これが彼らのシンボルである。宇宙の商人であり、技術と情報を売買して、排他的な取り引きルートと特別な優遇を得ている。彼ら自身に向けて使用される恐れのある技術は絶対に提供しない。彼らは、オハル星人に創作されたが、本来の目的を見失っている。

 

シリウスB  老子孔子、釈迦に叡智を与えた銀河の「哲学者」

・ジャングルか湿地のような惑星の洞窟状空洞や地下で隠遁生活を送っていることが多い。寿命は極めて長い。大半は、家族形態とは無縁である。

 

くじら座タウ

グレイ種を目の敵にし、ソ連と協定を結んだ

・この人間のような生物は、グレイ種を目の敵にしている。宇宙のどこであろうとグレイを発見したら叩きのめすと誓っている。遥か昔にリゲル人がくじら座タウ星系の侵略準備を整えようとしていた。タウ人の遺伝子を使ってグレイを作るために、主に子供を標的にして誘拐し、殺して細胞とホルモンを取り出した。タウ人は自らの種が滅ぼされる前に、グレイたちを追い出した。地球までグレイを追って来た彼らは、1950年代にソ連と協定を結び、基地と自由に領空を飛行する権利を得た。彼らの目的は、ソ連が世界支配の座を占めるのを手伝い、(スラブ人にはタウの遺伝子がある)、グレイを滅ぼし、侵略勢力と取引することだった。

 

・最近になってロシア人はタウ人との協定を破棄し、同じ協定をりゅう座人の前衛部隊と交わしてタウ人を追い払ったと考えられている。くじら座タウ人は、イプシロンのエラダナス星系で大きなコロニーを保持している。祖国の大気と重力の関係で、密度の高い身体を持っている。身長は、およそ170センチである。

 

ビーガン   シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ

・このグレイ種は、シリウスA人の遺伝子から作られている。シリウス人の船の標準的な乗組員である。主人のために労役、実験、雑用を行う。ゼータ・レティクリ1と2のグレイは、前向きにビーガンの指揮に従い、人間の誘拐や鉱物のサンプル収集などの特定の任務を行う。

 

<ゼータ・レティクリ1  地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ>

このグレイのエイリアンは、リゲル人が地球の人間を監視するために作った。人間とリゲル人の混合物である。人間の胎児と同じように四本の指と割れたひづめを持つ。ホルモン液と遺伝子実験のために人間を誘拐することで有名である。

 

遺伝子的・ホルモン的な欠乏症のため、彼らは、急激に死滅している。他者を誘拐することで、自らの種を救う交配種の原型を作ろうとしている。

 

ゼータ・レティクリ2  遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕

・このグレイは、遺伝子操作で作られた爬虫類人への奉仕階級のメンバーである。完全にマインド・コントロールされており、中央情報(コンピュータ)に接続されている。集団精神で一体となって動く。彼らは、無心になってゼータ・レティクリ1を手伝う。誘拐現場でよく目撃されるが、子供のように純真に行動する。

 

アンタレス  トルコ人ギリシャ人、スペイン人のDNAに

・極めて知識が高く攻撃的である。

 

・彼らの社会の最深部まで入り込むことができた者は、ほとんどいない。

 

・女がいるところが観測されたことはなく、彼らは、同性愛者で、生殖目的でのみ女を使用すると考えられている。ただ、実は、ある母系集団が彼らの背後で権力を握っているとも考えられている。

 

 

 

 (2020/7/23)

 

 

『ヴァンパイアの教科書』   

神話と伝説と物語

オーブリー・シャーマン 原書房  2020/2/22

 

 

 

ヴァンパイア

ヴァンパイアは文明が誕生してまもないころから、文学、芸術、神話、宗教において、邪悪な闇の存在としてつねに人間のそばにいたのだ。だが、この150年ほどの間に、他のどの伝説上の存在にも増して、ヴァンパイアはロマンティックでエロティックな性格を付与されてきた。

 多くの人にとって、ヴァンパイアは愛と死、エロス(愛の神)とタナトス(死の神)という相反する性質を体現している。ヴァンパイアは人間の生き血を吸うことによって生き永らえると知っていてさえ、人はその行為ゆえに心を惹かれるのだ。

 人間はなぜヴァンパイアの伝説にこれほど心を惹かれるのか。おそらく、死という現象に対する人間の憧憬を、ヴァンパイアが映し出しているからではないだろうか。ヴァンパイアは、結局のところ、生と死の間に宙づりになっている。『吸血鬼ドラキュラ』の著者ブラム・ストーカーは、周知のとおり、ドラキュラを「アンデッド」(死者でも生者でもない存在)と表現した。

 

ヴァンパイアの起源

長寿と繁栄

・これまでのヴァンパイアおよびヴァンビリズム(「吸血衝動」「吸血鬼状態」または「吸血鬼信仰」など、ヴァンパイアに関することを広く包含する言葉)の研究はすべて、現在私たちが知っているような形のヴァンパイア――すなわち、ブラム・ストーカーが1897年に発表した画期的な小説『吸血鬼ドラキュラ』――の誕生に結びついている。この小説は賞賛されてしかるべき作品だが、亡霊――冥界からよみがえったもの――と呼ばれる存在の伝説をとりまく、はるかに豊かな歴史があることを忘れてはならない。

 

夢魔  インキュバスサキュバス

・古い民間伝承に出てくる夢魔は男の悪魔で、眠っている女性に望まぬ性的関係を強要する。その女性版はサキュバスと呼ばれる。どちらもドイツのアルプ、ハンガリーのリデルクなど、ヨーロッパの初期のヴァンパイアと関連づけられることが多い。ブラジルにもボトという男の夢魔の伝説があり、女性を誘惑して川へ連れていく。当然の成り行きとして、女性が妊娠すると、夢魔はもっともらしく、都合のよい言い逃れをする。

 

ヴァンパイアはどのようにして誕生するのか

・この質問に対する最もわかりやすい答えは、他のヴァンパイアに咬まれることで仲間入りするというものだ。ヴァンパイアのタイプや、伝説や神話、文学、映画など描かれる媒体によって、無限のパターンがある。例えば、宇宙からやって来たヴァンパイアには、人間を咬むのではなく、口と口とを接触させることによってそのエネルギーを吸いとるものがいる。

 

ヴァンパイアとペスト

腺ペストは1340年代にアジアで流行が始まり、1347年までに急激にヨーロッパに広がり、ヨーロッパの人口の3分の1を死滅させた、末期になると皮膚に斑点が浮き出すことから黒死病とも呼ばれ、民間伝承ではヴァンピリズム(「吸血衝動」「吸血鬼状態」または「吸血鬼信仰」など、ヴァンパイアに関することを広く包含する言葉)と関連づけられた。

 

疫病

・歴史を通して、人類はありとあらゆる災難に苦しめられてきた。家畜や農作物の損失、事故、制御不能の天候、原因不明の死、正気を失った行動、そして、さまざまな種類の疫病だ。このような災難に見舞われると、昔も今も非難と報復の矛先が必要になる。ペストが流行すると、病気の流行の原因を突きとめるために、超常的あるいは超自然的な行為を非難するなど、ヒステリックな糾弾がなされる。病気がヴァンピリズムを引き起こすと信じられていた時代もあった。

 

・中世のペスト流行期には、腺ペスト(リンパ腺がおかされるもの)であれ、敗血症型ペスト(血液がペスト菌に汚染されたもの)であれ、肺ペスト(ペスト菌が肺に侵入したもので、空気感染する)であれ、病気の発生源としてアンデッドも嫌疑をかけられた。このような状況下では、容疑者(例えば最初の感染者)を特定するために、死体に杭を打ちこむ、あるいは焼却するといった対策がとられた。死体を焼いた灰は川に投げこまれたり、お祓いをした地面に撒かれたりした。

 

私たちが知っている伝統的な棺は、1600年代に考案されたと言われている。最初はただの木の箱だったが、その後金銭的に余裕のある人々のために、徐々に装飾を施された棺へと変化し、19世紀後半にはそれが一般的になった。ブラム・ストーカーは、棺を生まれた故郷の土で満たし、ドラキュラの安息の場所、つまり寝床とした。後の作家もストーカーの考えに追随した。

 

天候を変える

・歴史を通して、多くの迷信や儀式の基盤は、天候の支配や予想にあった。ヴァンパイアに関しては、天候の支配は迷信とほとんど関連がない。実際のところ、おそらくストーカーは迷信を研究しており、それに基づいてドラキュラには天候を変える能力があるというコンセプトを生み出したのだろう。

 

人狼伝説

人間が人狼に変身するというコンセプトが生まれた要因として、考えられるのは麦角菌だ。麦角菌は一般にライ麦、大麦、小麦などの穀物に寄生し、穀物を感染させる。中世ではこれらの穀物はパンの主要な原料だった。麦角に含まれる物質はけいれん、精神異常、幻覚を引き起こす。専門家の推測は、汚染されたパンを食べたことが、いわゆるオオカミ憑きや、セイラムの魔女裁判17世紀にマサチューセッツ州セイラムで行われた一連の魔女裁判)のヒステリー状態の原因ではないかというものだ。

 

ギリシアとスラヴのヴァンパイア

ギリシアのヴァンパイア

ギリシア神話に登場する神々のことはほとんどの人が知っているが、ヨーロッパの民間伝承に登場するヴァンパイアの祖先となる存在を生み出したのは、ギリシア神話の神々だということはあまり知られていない。ヴァンパイア愛好家にとっては驚くほどのことではないが、歴史上最古の精気を吸いとる悪魔のひとりを生み出したのは、他ならぬギリシア神話最高神ゼウスであり、しかも、妻以外の女生との不倫の結果なのだ。

 

ラミア

・喜劇作家アリストパネスや哲学者アリストテレスの文献も含め、古代ギリシア人の著述や伝説には、全能の神ゼウスと、リビュアの女王ラミアとの不義の恋愛の物語が記されている。ラミアについては、海の神ポセイドンの娘、あるいはポセイドンの息子ベーロスの娘などさまざまな説がある。この神の浮気はゼウスの嫉妬深い妻ヘラの呪いを招いた。ヘラは不幸な娘ラミアが生んだゼウスの子供をすべてさらって殺し、子供を亡くしたラミアを追放した。

 悲嘆にくれつつも、自分を不幸のどん底に突き落とした神に復讐ができないラミアは、人間の母親から子供を盗んでその精気を吸いとることで、人間に対して復讐を遂げようとした。その後の伝説では、ラミア(Lamia)は上半身は人間の女性、下半身は蛇の姿になり、魔物の群れに身を投じた。この姿をした子供の血を吸う魔物はラミアー(Lamiae)と呼ばれた。ラミアーはその恐ろしい容姿を自在に変えて若者を誘惑し、破滅や死に追いやるとされている。

 

古代の血を吸う者

ギリシア神話の信仰について論じるとき、古代ギリシア人にとって、こうした「伝説」はフィクションでもファンタジーでもないということを覚えておくべきだ。私たち現代人は科学や教育、それに健全な懐疑論の恩恵を受けている。その現代人が自分で選択した信仰や神を信じているのと同じくらい、ギリシア人は、古代エジプト人と同様に、神の存在と神が超自然的な力によって人類を創造したことを信じていた。

 

エンプサーとモルモー

ギリシア神話には、現在では忘れられたマイナーな神も登場するが、そのなかにエンプサーとモルモーがいる。エンプーサ(これはおそらく「1本足の」の意)は姿を変えることができ、特に若い男性の血を飲む。つまり、サキュバスの一種だ。初期の神話では、エンプーサは冥界の女神ヘカテの娘とされていたが、のちには不用心な旅人を餌食にする一般的な怪物として描かれている。

 モルモーも同様の起源をもつが、悪い子供にかみつくとされたため、幼児向けのギリシア神話ではそういう役どころでしばしば登場する。

 

ヴリコラカス

ギリシアにおいて、ヴァンパイアの特徴を持つ最古の魔物は、神から生まれた存在が織りなす超自然的な世界と直接的に結びついているが、ギリシアキリスト教に改宗してまもなく、魔物と最近死んだ人間はしばしば同じものを指していることが明らかになった。現代の言葉では、この世に戻ってきた死者を亡霊と呼ぶが、ギリシアではヴリコラカスと呼ばれている。ギリシアでも地域によってつづりは異なるが、一般的に、ヴリコラカスは生きている人間に不幸をもたらすためによみがえり、アンデッドの魔物のなかでも最もたちが悪いと考えられている。

 

スラヴのヴァンパイア

・初期のスラヴ人はあまり歴史を書き残していないが、民間伝承の主要な担い手であり、その民間伝承が最終的には東ヨーロッパへと伝わって、最悪の悪夢を生みだした。スラヴ系民族は、現在ではスロバキアチェコ共和国ベラルーシ、ロシア、ウクライナボスニアブルガリアクロアチアモンテネグロセルビアと呼ばれている地域に居住していた。これらの地域から、ヴァンパイア伝説が拡散されていったと考えられる。

 東ヨーロッパのヴァンパイア伝説の特異な点は、スラヴ系のヴァンパイアは、コウモリだけでなくチョウにも変身できるということだ。

 

ウピルとネラプシ

スロバキアチェコの農村部のヴァンパイア伝説の主力はウピルとネラプシで、どちらも最近死んだ人間がよみがえった腐敗した死体を指す。ウピルは特に厄介だと思われている。

 

ルーマニアとドイツのヴァンパイア

ルーマニアのヴァンパイア

・スラヴ諸国の民間伝承は、紀元後数世紀に東ヨーロッパの社会が被ったほぼすべての自然災害の原因としてヴァンパイアを登場させたと考えられているが、スラヴ系民族もまた、非スラヴ系近隣諸国の伝説に大きな影響を与えた。その中で最もよく知られているのは、言うまでもなくルーマニアで、ヨーロッパのヴァンピリズム伝承と密接に結びついている。

 

「ドラキュラ」の起源

ドラゴン騎士団は15世紀初頭に、ハンガリー王がイスラム教徒のトルコ軍と戦うために設立した騎士団だ。ヴラド2世は1431年にドラゴン騎士団に加わり、その勇敢さからドラクル(ドラゴンの意)の名を与えられた。彼は息子のヴラド3世、すなわちヴラド串刺し公にその名を譲った。

 

ヴラド・ツェペシェ

ルーマニアで最も有名な人物と言えば、ワラキア公国の君主ヴラド・ツェペシェ(1431~1476年)で、ヴラド3世またはヴラド・ドラキュラとも呼ばれていた。また、捕らえた敵の体を生きたまま杭で突き刺した行為から、年代記編者からはヴラド串差し公とも呼ばれている。

 

・1453年のコンスタンチノーブルの陥落ののち、バルカン半島諸国にトルコの影響が強まってきた時代にヴラドは君主の座に就いた。1462年にヴラドはトルコ軍と数回戦い、夜戦で決定的な勝利を収めた(この戦いでは1万5000人のトルコ人が殺されたと言われている)。

 1897年にブラム・ストーカーが小説の主人公である吸血鬼にその名前ドラキュラを使うと決めたことで、ヴラドは世界的な有名人になった

 

ストリゴイ

・スラヴ系ヴァンパイア伝説の影響はあったが、ルーマニアのヴァンパイアの民間伝承は、その名前と行動では独自性を維持していた。ルーマニアトランシルヴァニア公国では、ヴァンパイアは2種類存在する。生きているヴァンパイアはストリゴイ・ヴュー、死んだヴァンパイアはストリゴイ・モルトと、見分けがつかないけれども、区別して呼ばれる。ストリゴイ・モルトは墓を抜け出し、動物の姿になって生きた人間につきまとい、悩ませる。

 

アルバニアのストリガ

ルーマニアのヴァンパイア伝説の多くが、スラヴ民族の民間伝承からアイデアを得ているのと同様に、南東ヨーロッパのアルバニアもまた、アンデッドに関して同様のアプローチを取っている。ルーマニアと同様に、アルバニアのストリガも魔女に似た特徴をもっている。「ストリガ」という言葉は、ラテン語の「甲高い声で鳴くフクロウ」を表すstrixに由来し、夜に飛ぶ悪魔のような生き物を表している。ストリガは、昼間は普通にふるまっているが、夜になると空を飛ぶハエやガのような昆虫に変身し、犠牲者を襲ってその血を吸う。

 

ドイツのヴァンパイア

・10世紀にスラヴ系民族が東ドイツへ侵攻したため、ドイツのヴァンパイアは東ヨーロッパのスラヴ民族のヴァンパイアから多大な影響を受けている。北ドイツで最も有名なヴァンパイアはナハツェーラーである。

 

・ナハツェーラーは自殺者や突然に変死を遂げた人間がよみがえったものと信じられているが、さらに珍しい原因として、最近亡くなった人間で、屍衣に名前が付いたまま埋葬されるとヴァンパイアになるというものもある。南ドイツのナハツェーラーによく似たヴァンパイアはブルートザオガーと呼ばれるが、これはそのまま、血を吸う者というおぞましい意味だ

 

アルプ

・ドイツの民間伝承に出てくる最も狡猾で一貫性のない夜の魔物のひとつがアルフだ。アルプの悪霊としての特徴は、姿を現すドイツの地域によって異なる。ある地域では、アルフは魔法使いで、悪さを働くために鳥やネコの姿に変身できる。別の地域では、アルプは人間の姿をした性犯罪者で、ベッドで眠っている女性や少女を襲う。アルプはまた、魔術と密接に結びついており、夜にはネコやネズミの姿になって、魔法使いの命令を実行すると言われている。アルプのよく知られた能力のひとつは、眠っている犠牲者の思考に入っていって、恐ろしい悪夢を見せるというものだ。そのせいで相手はしばしばひきつけやヒステリーの発作を起こす。

 

シュラトル

・ドイツのアルフに似た魔物としては、シュラトルがいる。自分の死体から葬式の埋葬布を食いちぎり、墓からよみがえる凶暴なヴァンパイアだ。シュラトルはまず自分の家族と家畜を襲い、その後共同体全体を襲うが、しばしば犠牲者を狂気に追いやる。東ヨーロッパではシュラトルは病気のまん延の原因であるとする点も、ヴァンパイアに似ている。

 

ウッドワイフ

・ドイツの多くの歴史的伝説では、ウッドワイフは一般に森に住む動物や植物の保護者と考えられ、温和な妖精という性格をもち、ゆったりとしたローブを優雅にまとっていると言われている。だが、身の毛もよだつ記録によると、無謀にも森の奥深く入ってきた狩人や木こりを襲って喉を引き裂くこともあったようだ。

 

イギリスのヴァンパイア

・現代のイギリスで取り上げられるヴァンピリズムの物語といえば、よく知られた東ヨーロッパの血を吸う者の話が多いが、11世紀から12世紀にかけてのイギリス諸島では、独自のおぞましい伝承がいくつも生み出された。

 

ウェールズ地方のハグ

ウェールズ地方の民間伝承に登場するハグは女の悪魔で、若い娘の姿をしているときもあれば、熟年の婦人や老婆の姿で現れるときもある。最も恐れられているのは老婆の姿で、それは死や破滅が差し迫っていることを示しているからだ。

 

グラッハ・ア・フリビン

・グラッハ・ア・フリビンも恐ろしいほど年をとった女性で、十字路で旅人を脅しているところを見かけたり、小川や池のほとりでちらりと姿を見たりすることがある。グラッハ・ア・フリビンの泣きさけぶ声は、聞いた者の死が差し迫っている合図だと信じられている。

 

シーに注意

・デアルグ・デュは、美しい妖精リャナン・シーと関連があるとも言われている。リャナン・シーは芸術家にとってミューズの役割を果たす、しかしながら、アイルランドの詩人W・B・イェイツは、著書『神話』で、こうした魔物は吸血鬼に類するもので、本質的に邪悪なものとみなしている。

 

アバータハ

アイルランドの初期の伝説に、アバータハの物語がある。これはロンドンでリーのエリガル教区に住む小びとだ。アバータハはすご腕の魔術師だったが、暴君でもあり、田舎の人々から恐れられていた。近隣の族長フィン・マックールがこの小びとを殺したが、アバータハは死体からよみがえると、国中を歩きまわり、犠牲者の血を吸った。

 

イングランドのヴァンパイア

イングランド北部のベリックでは中世から、おそらくペストで死んだ地元の男の魂が町をうろつき、病気と恐怖を拡散したという話が伝わっている。その男は幽霊の猟犬の群を伴っており、その犬たちの悲しげな吠え声で、男がやって来ることがわかった。男は聖別されていない土地に埋められていたが、町の住民はそこから死体を掘り起こし、死体を切り刻んで燃やした。

 

スコットランドのヴァンパイア

スコットランドは荒野と険しい山々の国で、風のない湖の陰気な湖面に城が影を映しているが、実にさまざまな独自のヴァンパイアの話が多数残っている。スコットランドのグラムス城は、イギリスのなかでも最も亡霊がよく出る城と呼ばれることもあり、その城主には恐ろしい秘密があるという噂がある。それは、家族にヴァンパイアの子供が生まれたというものだ。子供は城のなかの隠し部屋に幽閉されていて、部外者で姿を見た者はいない。ヴァンパイアの子供は、代々の城主に生まれているとも言われる。

 

スコットランドのその他の血を吸う者

 ・時代が下った1920年代のブレア・アトールでは、ふたりの密猟者が夜の猟を終えて休んでいると、謎の化け物に襲われ、ふたりとも血を吸われたという記録が残っている。彼らは何とか撃退したが、この事件は、スコットランドのハイランド地方では、旅人は暗くなってから外を出歩くのは避けた方がいいという警告として使われてきた。

 

極東とインドのヴァンパイア

・中国、日本、インドの神話からは、西ヨーロッパや南北アメリカ大陸に存在するヴァンパイア伝説に匹敵する数の物語が生まれている。これらのヴァンパイアは欧米人になじみのあるものとはまったく異なるが、それでも同じ民間伝承の伝統に属するものであるのは間違いない。

 

中国のヴァンパイア

・欧米の文化、文学、映画をとおして愛したり忌み嫌ったりするようになったヴァンパイアは、通常ヨーロッパで語り伝えられてきたものだが、そのパワーや恐ろしさ、魅力には国境がない。中国のキョンシー(チャンスー)は、「跳ねる幽霊」とも呼ばれ、溺死、絞首、自殺などで命を落とした死体がよみがえったものだ。

 

日本におけるヴァンパイア

日本の河童は、丸い目をした毛のない猿のような薄気味悪い生き物で、手と足に水かきがついている。河童は河川や池の隠れ場所から跳び出し、獲物の尻の穴から血を吸うというぞっとするような習性をもつ。

マレーシアにも、河童に似た血を吸う悪党が存在する。それは出産時に死んだ母親と死産した赤ん坊の体内から飛び出したもので、母親はランスイル、哀れな子供はポンティアナックとなってよみがえる。生きている人間をねたんで復讐しようとするが、そのやり方は、犠牲者の腹を切り裂いて血を吸うという、胸が悪くなるようなものだ。

 

その他の日本のヴァンパイア

◆日本人のなかには餓鬼と呼ばれる妖怪に悩まされている人がいるかもしれない。これは血を求めて泣きわめく青白い死体で、動物や人間に姿を変えることもできる。

◆美しい女性が悪魔に取りつかれると、般若に変身する。この恐ろしい魔物は血を吸い、子供を食べる。

火車は墓場の死体を貪り、血を扱う妖怪だ。

◆女性は怒ってばかりいると、死後ランクが下がり、夜叉という吸血コウモリに生まれ変わる。

 

インドの影響

多くのヴァンパイア研究家は、ヴァンパイア神話のいくつかの起源はインドにあるのではないかと考えている。数千年の間に、インドの文化と宗教からはさまざまな種類の神、悪魔、迷信、伝説が生み出された。そして、古代インドのアンデッドの多くは、現代の伝承のなかにいまだに生きつづけている。そして、こうした伝説的物語や、そのなかにしばしば登場する血に飢えた悪魔的存在は、隊商、遠征、移民によって、何世紀も前に他の民間伝承や宗教と混ざり合い、進化したのではないかと考えられる

 

 

 

『妖精の教科書』

神話と伝説と物語

スカイ・アレクサンダー    原書房  2020/1/31

 

 

 

妖精はいたずら好き>

・妖精はいたずら好きで気まぐれで裏切りも得意、人を助けることもあれば死に誘うこともある。ルールに縛られない自由さと危うさは、太古から人を惹きつけてきた。世界各国に存在するさまざまな個性をもつ妖精を紹介、妖精の目撃談も収録。

 

元素

・魔術師が元素をいうとき、学校で習う周期表を指しているのではない。それは自然界その他を作る空気、土、水、火の4大元素を指しているのだ。古来、神話や伝説には、空を飛び、土に潜み、深海を泳ぐ超自然的な存在が登場する。だが、こうした不思議な生きものは自分たちの居場所に住すんでいるだけではない。それぞれの領域の守護者となったり、大使となったりするのだ。彼らを特定の存在というより活力だと説明する者もいる。また、神話によってさまざまな名前で呼ばれる。東洋の神秘主義では、デーヴァと呼ばれる神(天使や下級神と似ている)が自然界の妖精を指揮している。妖精界で最もよく知られる3つの元素は、シルフ、スプライト、そして水のニンフである。サラマンダーと呼ばれる火の精もときおり登場するが、それほど知られていない。

 

シルフ――空気の精

・ティンカ・ベルをはじめ、空を飛ぶ妖精はこのカテゴリーに分類される。だがシルフは、現代の映画や絵本に描かれているような、繊細な羽を生やした魅惑的な存在というだけではない。空気や空に対して、さまざまなことができるのだ。空を飛ぶ能力のほかに、シルフは風を操り、大気の質に影響を及ぼし、人間の呼吸を助ける。今日では、化学物質による飛行機雲をきれいにするのに忙しいという説もある。また、鳥や空を飛ぶ虫を助けたりもする。

 

フィンドホーンの土の精

・1960年代初頭、アイリーンとピーター・キャディ夫妻、友人のドロシー・マクリーンが、フィンドホーンと呼ばれるスコットランドの荒涼とした土地に、霊的なコミュニティを創設した。その土地はほとんど砂地で、天候も荒れていたが、フィンドホーンは熱帯の花や19キロほどもあるキャベツが育つ見事な庭園で有名になった。なぜこんなことが起こったのだろう?ドロシーによれば、植物の生育を司る元素――彼女がいうには“裏で働いている、創造的知性の生きた力”――がフィンドホーンの創設者を導いて、素晴らしい庭園を造り、維持させたという。

 

妖精はどこに住んでいる?

・目には見なくても、妖精はすぐそばに住んでいる。現に、今このときにも、あなたの隣に座っているかもしれないし、あなたの庭で踊っているかもしれない。ほとんどの人が妖精を見たことがないのは、彼らが平行世界に住んでいるからだ。そこは私たちの世界と並んで存在しているが、異なる周波数で機能しているのだ。たとえば、TVやラジオのチャンネルと比較すれば理解しやすいだろう。1つのチャンネルに合わせているとき、ほかのチャンネルは視聴できないが、それは確かに存在している。“妖精の世界”にも、同じことがいえるのである。

 

降格された神々

・多くの民間伝承で、妖精は古代の神や女神の子孫だといわれている。何千年もの間、こうした神々は天と地、そして、そこに住むものを支配していた。彼らは昼と夜、陸と海、季節、植物の生育、野生の動物や家畜――つまり、あらゆるものを支配していた。すべてを網羅するその力は、まさに彼らを畏れるべき存在にし、世界じゅうのほぼすべての文化で、人々は支配者としての神を敬った。

 だがキリスト教の隆盛とともに、こうした古代の神々は衰退していった。教会は古い信仰を禁ずるだけでなく、こうした神々にすがる人々を迫害したのだ。伝説によれば、人間が古代の神や女神をあがめたり、敬ったりするのをやめたとき、彼らの力が衰えはじめたのだという。結果として、神々の一部は伝説上の存在に成り下がった――妖精もその1つである。こうした成り行きを妖精は喜ばなかった。そのため、人間にいたずらをするのかもしれない。

 ほかのあらゆる世界と同じく、妖精界にも社会構造や階級がある。基本的に、妖精は次の2つのカテゴリーに分けられる。

・自然界を守り、導く妖精

・人間の運命や宿命を操る妖精

 

運命の妖精

自然の精霊についてはすでに少し触れているので、ここでは運命を司る妖精を見てみよう。これらの妖精は、赤ん坊が生まれた直後に現れ、誕生を祝い、赤ん坊の運命に影響を及ぼすことが多い。勇気や美しさ、賢さといった贈り物を持ってくるのが常である。これらの誕生を祝う精霊は、ケルト、スラヴ、フランスの民間伝承に登場する。ギリシアのモイラ(運命の3女神)も、このカテゴリーに入る。アルバニアのファティも同様だが、彼らは通常、赤ん坊が生まれてから3日後まで待ち、蝶の背中に乗ってやってくる。セルビアでは、ウースードと呼ばれる妖精が誕生から7日目にやってくるが、母親だけにしか姿は見えない

 妖精たちの気前のよさに、お返しをするのはいいことだ。さもないと、怒りを買うことがあるかもしれないし、妖精を侮辱するのは決していいことではない!

 

ほとんどの国で、人間とも、上位の神々とも違う種がいることが広く信じられている。こうした生きものは洞穴や深海といった彼らだけの領域に住んでいる。そして一般には、力や知恵で人間を上回り、人間と同じく死ぬ運命は避けられないが、人間よりも長く生きる。

 

妖精の性格

いい妖精、悪い妖精、美しい妖精、そして徹底的に醜い妖精

ピクシー

・初期の伝説では、ピクシーは小さい、子供のような妖精で、ブリテン島やブルターニュ周辺のストーンサークルの下や妖精の丘に住んでいるといわれていた。しかし、スウェーデンではこの妖精をピスケと呼んでいるため、スウェーデンに端を発しているという説もある。ピクシーはまた、ピクトともつながっている。古代アイルランドスコットランドに住んでいた、小さくて色の黒い神秘的な種族である。たいていは、ピクシーは妖精界での“お人よし”と考えられている。

 

現代のピクシーは、概して尖った耳を持ち、先の尖った高い帽子を含め緑色の服に身を包んでいる。

 

エルフ

・今日では“エルフ”といえばサンタクロースの小さな助手のイメージが浮かぶが、初期の民間伝承では、ハンサムで人間と同じくらいの大きさの生きものとされている。彼らはチュートン人の伝説に登場し、職人、射手、治療師として大きな力を発揮する。スカンジナヴィア神話では、エルフは3つのタイプに分かれる。光のエルフは天上界で神や女神と暮らしている。闇のエルフは下界に住んでいる。そして黒のエルフは魅力的で、人間と同じくらいの大きさで、2つの世界の間に暮しているノルウェーの民間伝承によれば、自分に価値があることを証明できれば、人間は死後、エルフのレベルに進むことができるという。

 

・伝承では、エルフは人間をさほど好きではなく、助けることもあるが害を与えることもある。とはいえ、エルフは人間と結婚することでも知られている。ドイツのニーベルンゲンが没落した後の最後の生き残りであるハゲネの母親も、エルフと結婚した1人だ。物語では、この精霊は“エルフの矢”といわれる毒矢で人間を攻撃する。

 

アイスランドのエルフ

アイスランドの人々は、エルフと特別な関係を結んでいる。おそらく、ほかのどの文化よりも緊密な関係といえるだろうアイスランド政府観光局の報告では、国民の80パーセントがエルフの存在を信じているという。アイスランドには、エルフを人間の侵害から守る政策まである。住民の25パーセントが妖精を見たことがあるという港町ハフナフィヨルズゥルでは、エルフのために土地が保護され、指定された地区に建物を建てることができない。エルフの聖地に建物を建て、彼らを怒らせたのではないかと恐れる人々は、エルフ・ウィスパラーを呼び、エルフに会ってどうすれば問題が解決できるかを探るのだ。

 

ドワーフ

・『白雪姫』の7人の小人のことはよく知っているだろう。ディズニーのアニメ映画では、このおかしな小人たちには、ごきげん、おこりんぼ、ねぼすけなど、人間の感情を表す名前がついている。『白雪姫』の小人のように、妖精の伝承に出てくるドワーフはたいていひげを生やしていて、小さな体なのに驚くほど力が強い。もじゃもじゃのひげを生やしているが、年齢は7歳にも満たない――彼らはすぐに成長するのだ!

 ドワーフと後述のトロールは、ノルウェーやドイツの神話の中で、数多くの共通点を持っている――場合によっては、この名前は互換的に使われる。どちらの種族も、丘のふもとに隠れた巨大な建物の地下に住んでいる。またどちらも金属細工が得意で、莫大な富を蓄えているといわれる。初期の民間伝承では、ドワーフは死者と結びつけられ、墓地の周りにたむろするとされている。古代ノルウェー叙事詩『古エッダ』では、ドワーフの王は「炎の血と、死者の手足から作られた」という。

 

トロール

・伝説や民間伝承の中で、トロールはさまざまな評価がされており、そのイメージは数百年の間に悪くなっている。彼らは愛想がよく、人間を助けることもあるという――彼らは盗人で、財産だけでなく女子供も奪うものだと。もちろん、彼らには魔法の力があり、それには姿を消したり、別の姿に変身したりする能力も含まれている。

 一般的に、この生きものは醜く、頭が鈍く、猫背である。

 

トロールは、ほかの妖精と同じく音楽や踊りが大好きで、自分たちの国に音楽を持ち込むために長い距離を旅することで知られている。もちろん、楽曲をダウンロードというわけにはいかないので、彼らは人間の音楽家をさらってきては自分たちを楽しませ、囚われ人にする。一部の物語では、子供を誘拐する山の民として、トロールにさらに暗い光を当てている。

 

現代文学での悪い評判とは裏腹に、昔話のトロールはしばしば善良な者として描かれている。この夜行性の生きものは地下の穴、洞窟に住み、そこで莫大な財宝を守っているという。彼らはハーブや金属の扱いに特に長けており、時には進んで人間を助けることもある。多くの妖精にまつわる民話と同様、彼らは変身やまじないが得意で、出会った人間を惑わすことができる。

 

ハッグ

この妖精は老婆に似ていて、精霊だけでなく、不思議な力を持つ人間の老婦人もハッグと呼ばれることが多い。民間伝承では、ハッグは悪夢の原因であり、眠っている男性の胸の上に座って、金縛りにするという説もある。別の話では、ハッグは若い美女に変身して、夜、サキュバスのように男性のベッドに忍び込み、眠っている人間と交わるともいわれる。

 ハッグは多くの文化における伝説に登場する。アイルランドのバンシー、東欧のバーバ・ヤガー、日本の鬼婆などだ。おそらく、英語圏で最もよく知られているハッグは、シェイクスピアの『マクベス』に登場する3人の魔女だろう。

 

・魔女と同じく、ハッグも何世紀もの間、悪魔その他の邪悪な力の仲間で、醜く邪悪な生きものとして描かれてきた。ヨーロッパや植民地時代のアメリカで、15世紀から18世紀にかけて無数の女性や子供が殺されたのは、こうした誤解がもととなっているのかもしれない。

 

レプラコーン

・伝説によれば、レプラコーンに出会うと、金の入った壺をもらえるという――けれども、レプラコーンをだまして宝物を奪おうと思うなら、考え直したほうがいい。無邪気そうに見えるが、彼らは非常に頭がよく、やすやすと人間に黄金を奪われたりはしない。民間伝承では、このアイルランドのいたずら者は、たいてい身長120センチほどの小柄な老人の姿で、時には風変わりな帽子の緑の上着を着て、ブライアーのパイプをふかし、棍棒を持っている。

 

・レプラコーンはトゥアハ・デ・ダナーン(アイルランド民族の祖先である神)の子孫だといわれているが、ポップカルチャーでは、セント・パトリックの日に襟に四つ葉のクローバーを飾り、緑のビールを飲む、ただの陽気な小鬼になっている。

 

ゴブリン

醜くて意地悪なこの小さい生きものは集団で旅をし、大惨事を引き起こす――妖精界では、人間のギャングに相当する存在だ。一説によれば、この貪欲な妖精はお金やごちそうが大好きで、ほしいものを手に入れるためには策略その他の手を使うのをためらわない。

 

・一部の民話では、彼らはあまり頭のよくない、意地悪な妖精で、緑がかった肌に毛むくじゃらの体、赤い目を持つと描写されている。

 

<シー>

アイルランドの神話によれば、シーは古代の有力な妖精集団で、前からアイルランドスコットランドの一部を支配していたという。“丘の人”を意味するシーは、妖精の丘や妖精の輪の下に住んでいる。アオス・シーや、その他の名前でも知られ、トゥアハ・デ・ダナーンの子孫という可能性もある。

 外見は人間に似ているが、シーは通常、並外れて美しく、人間よりもはるかに大きな力を持っているという。たとえば、彼らはものすごいスピードで空を飛び、違う生きものに変身できる。伝説によれば、この妖精はほぼ不死だともいわれる。ケルト人の土地にキリスト教が持ち込まれたあとも、アイルランドスコットランドの人々は、この超自然な存在を高く評価しつづけている。

 

動物の妖精

動物も妖精になることができる――そして、妖精も動物になれる。現に、姿を変えることのできる精霊は好んで動物や鳥、さらには爬虫類にも変身する。妖精は自然界を守っているため、動物と親しいのだ――ユニコーンやドラゴンといった、魔法をかけられた生きものもそれに含まれる。

 世界じゅうの神話や伝説で、動物と人間の複合体だけでなく、動物の妖精についても語られている。たとえば、南アフリカのロコロシェは、小さくて尻尾のないヒヒに似ているという。スコットランドのセルキーは海の中ではアザラシとして暮らし、陸上では人間になる。ブラジルのエンカンタードは蛇やイルカに変身できる。日本の妖精は白鳥や鶴の姿をしているし、ウェールズのグウィリオンは、しばしばヤギの姿をしているといわれる。ほかの妖精と同じように、動物の妖精も人間に対して親切にふるまったり、敵対したりする。

 

アメリカ先住民の守護動物

・北米や南米の土着民の間には、動物や鳥、爬虫類、虫の姿をした不思議な存在にまつわる物語が無数に見られる。ある文献では、魂を持つ動物は実際には超自然的な存在で、ときおり動物に宿るのだという。別の文献では、こうした存在は地上では肉体を持つ動物だが、死ぬと神になるという

 

ケルトの猫

古代エジプト人は、猫を神としてあがめたが、ケルト人も猫には超自然的な力があると考えてきた。アイルランドの民間伝承では、猫のシーが黄泉の国とその財宝を守っているという。魔法の白猫は、ウェールズの女神ケリドウェンに付き添っている。猫の画像は、古代民族ピクト人の手で、スコットランドの特別な石に描かれている。女性の妖精や魔女は、昔から猫を使い魔(魔法の従者)として手元に置いたり、猫に変身したりすることで知られている。

 

魔法の馬

ユニコーンケンタウロス、空飛ぶ馬は、老若を問わず人を魅了する――だが民間伝承や美術、文字は、普通に見える馬にも魔法がかかっている場合があることを物語っている。妖精が馬全体に魅了されていることを考えれば、妖精界に馬がいたり、妖精が馬になりすましたりしたとしても何の不思議もない。ケルピーというスコットランドの水の妖精は、しばしば馬に姿を変える。やはり水の妖精であるドイツのニクシーは、灰色の馬に変身するという。

 

・東欧のヴィラも、自分自身を白鳥やオオカミのほかに馬に変える。アイルランドの小鬼プーカは、時に黒い犬、時に馬の姿を取る。

 

・「何であれ、いないと証明されるまでは僕は信じる。だから妖精も、神話も、ドラゴンも信じている。たとえ心の中だけでも、それはみんな存在しているんだ。いい夢や悪い夢が、今この時と同じ現実ではないと、誰にいえるだろう?」 ――ジョン・レノン

 

妖精の行動といたずら

・大きくても小さくても、優雅でも凶暴でも、妖精は私たちを恐れさせると同時に魅了する。妖精を信じ、友達になりたいと思う一方、その評判を聞くと少し尻込みしてしまう。これまで見てきたように、妖精は人間にいたずらを仕掛け、森で迷わせ、ものを盗む――人間を溺れさせたり赤ん坊をさらったりすることまで知られている。それでも、私たちは炎に誘われる蛾のように妖精に惹きつけられる。

 

妖精の力

・神話や伝説によれば、妖精は超自然な力の宝庫で、それをよくも悪くも使うことができる――そして、ただの人間は彼らにはかなわない。歴史を通じて、親切な妖精は穀物や家畜を守り、病気を癒し、赤ん坊を取り上げ、願いをかなえ、幸運を呼ぶなどして人間を助けてきた。一方、怒った妖精は嵐を呼び、穀物を枯らし、疫病を招き、永遠に続く呪いをかけ、人間をヒキガエルや石、さらにひどいものに変えるといわれている。したがって、妖精の機嫌を取りたいと思うのは当然だ。

 しかし、そこが難しい問題なのだ。妖精は人間と同じような感情を持たないし、人間と道徳観を同じくしていない――とはいえ、妖精には妖精の、きわめて強固な規範がある。せいぜい、妖精は善悪を超越していると考えるしかない。

 

妖精はほぼ永遠に生きる

・妖精は不死ではないが、人間よりもはるかに長生きする――10倍か、それ以上かもしれない。一部の伝説では、彼らは人間が登場するよりずっと昔からこの星に住んでいるという。その間、妖精たちは人間について知っておくべきことはすべて学んでいる。しかも、人間が次第に衰え、老いていくのとは違って、妖精は年を重ねても力を失わない。

 

妖精は見た目より強い

妖精物語の多くが、巨人その他の怪物について語っている。大きくて毛むくじゃらな北のトロールは、ビッグフットに似ている(嫌なにおいがするというビッグフットの特徴も持っている)。しかし、小さなドワーフにも筋肉がそなわっている――彼らは3歳になる頃には大人になる。ハワイの神話では、メネフネと呼ばれる小さな精霊が、カウアイ島に驚くべき石のダムと壁を作ったといわれている。またアラビアの神話では、ジンと呼ばれる妖精がピラミッドを造ったという。

 

妖精は未来を予言できる

・妖精の多くは人間よりも鋭い洞察力があるばかりでなく、未来を見通すこともできる。“千里眼”(透視)は、彼らにとって自然のことなので、何が起こるか前もってわかるのである。明らかに、それによって当てずっぽうは減り、ほとんどの状況で優位に立つことができる。

 

妖精は姿を消すことができる

・見えたと思えば消えてしまう。ついに姿をとらえたと思ったら、相手は見なくなるマントをはおり、目の前で消えてしまう。あるいは、ただ音もなく、周りの影や緑にまぎれるか、魔法の国と私たちの世界を隔てるヴェールの向こうへ逃げ込んでしまう。現実には、妖精を見ることができるのは、相手が姿を見せる気になったときだけなのだ。しかも妖精たちは、まばたきする間に自分たちの王国をまるごと出したり消したりして、すべてが夢ではなかったかと思わせることができる。

 

妖精の目撃談

・「コーンウォールで休暇を過ごしているときのことでした。娘と曲がりくねった道に差しかかったとき、突然、小さな緑色の男が、門の側で私たちを見ているのに気づいたのです。全身緑色で、尖った頭巾をかぶり、耳も尖っていました……。私たちは恐怖でぞっとしました。そして、眼下の渡し船まで走っていきました……。あれほど怖かったことはありません」

 

取り替え子

妖精が人間の子を盗むという話は、民間伝承には数多い。多くの国の伝説で、妖精は家に忍び込み、異世界の子供と人間の子供をこっそり取り替える。人間の親は、妖精が自分たちの子供を“取り替えた”ことに、すぐに気づく場合も、気づかない場合もある。だが、気づいてからの結果は悲惨なものだ。

 妖精はこの方法で、劣った子を捨て、強くて健康な子を手に入れることで、子分たちの種を活性化させるという説がある。

 

異種間結婚

人間は長きにわたり、妖精を完全に信用できずにいるが、2つの種族間の結婚はおとぎ話にはしばしば出てくる。ある場合には、人間が妖精の世界へと消えてしまう。別の場合は、妖精が人間界で暮らすことを選択する。セルキーやメロウの名で知られるアイルランドの水の精は、しばしば人間の姿で陸に上がり、人間の伴侶を得る。民間伝承によれば、それぞれアザラシの毛皮または赤い帽子を盗むことで、人間はこの美しい生きものをとらえることができるという。

 しかし、妖精には厳しい行動規範がある。人間は、自分の伴侶が妖精であることを誰にもいってはいけないし、土曜日には相手を見てはいけないし、入浴中の姿を見てもいけない。人間の男が妖精の妻を叩けば、彼女は夫を置いて永遠に妖精の国へ帰ってしまう。

 

・こうした異種間結婚では、両親の親の特徴を受け継いだ異常な子供が生まれることがある。しかし、子供はどちらの世界にも完全にしっくりこなかったり、受け入れられなかったりする。こうした混血児の中で最も有名なのが、アーサー王の異父姉で強い力を持つ女魔法使い、モーガン・ル・フェイだという伝説もある。

 

妖精の世界を訪ねる

もしも、妖精の世界への境界を偶然またいでしまったら、タイムワープする可能性が高い。妖精界で1時間に感じるものが、私たちの世界では数カ月や数年に等しいかもしれないのだ。2度と戻ってこられない人もいる。戻ってきた人が、何らかの品を携えている場合もたまにある。コップやコイン、幸運を呼ぶお守りなどだ。だが、許可なく妖精の宝を持ち出せば、妖精の国を出たとたんに消えてしまう。

 

日本の河童

妖精といっても、目もくらむような美しさの持ち主ばかりとは限らない。現に、非常におぞましい生きものもいる。日本の河童もそれに入るだろう。この水に住むグロテスクなゴブリン――大昔から存在していたが、本当に広く知られるようになるのは江戸時代(1615~1868年)のことだ――もまた、奇妙な特徴を持っている。ありがたいことに、この特徴はほかのどの妖精にも見られない。

 

日本の伝説では、この水の妖精は身長約90センチから120センチで、黄緑色の肌をし、足には水かきがあり、魚のうろこまたは亀の甲羅に体を覆われている。

 

・民間伝承ではしばしば河童を、川や湖に住む肉食性の妖精と描写している。彼らを吸血鬼になぞらえるものもある――彼らは家畜を襲い、水に引きずり込んで溺れさせてから、生命のエッセンスを吸ったり肝臓を食べたりするとされている。

 

・したがって、この気味の悪い生きものは完全な悪というわけではないのだ。そして、河童をつかまえたら、彼らから接骨その他の治療法を聞き出すことができる。

 だが、河童の最も奇妙な点はこれからだ。伝説によれば、あらゆる人間は、腸の中に尻子玉という小さな玉を持っているという。それは人間の魂だという説もある。また、河童の大好物である肝臓と結びつける者もいる。誰も正確な理由は知らないようだが、理由はどうあれ、河童は尻子玉をほしがり、その魔法の玉を手に入れるために人間を殺すという。

 妖精その他の超自然的な生きもの全般にいえるように、現代のメディアは河童を浄化している。現代の漫画では、河童は奇妙な外見に描かれてはいるが、愛嬌があるといっていい。野球をしている河童の人形や、河童の冷蔵庫用マグネット、子供のお弁当箱に入れる河童のつまようじを買うこともできる。もちろん、現代人は河童の異常な行動をほのめかしたりしないだろうが、子供を河童と過ごさせることについては考え直したほうがいいだろう………。

 

 

 

『何かが後をついてくる 妖怪と身体感覚』

伊藤龍平  青弓社    2018/8/3

 

 

 

台湾の妖怪「モシナ」の話

「お前さんモシナかい?

日本では、台湾の「モシナ(魔神仔)」の知名度はどれほどのものだろう。台湾人で「モシナ」を知らない人は少ないが、日本で知っている人のほうがまれではないだろうか。

 モシナとは、主に夜、山中や草原に出る怪で、道行く人を迷わせて帰れなくしたり、夕方まで遊んでいる子どもをさらったりする。また、口のなかにイナゴを詰めたり、夜中に寝ている人を金縛りに遭わせたりもする。

 

モシナの容姿については、赤い帽子と赤い服(もしくは、赤い髪、赤い体)の子どもの姿(猿に似ているとも)をしているといわれるが、一方では、人の目には見えない気配のようなものだともいう。

 

・この慣用句にはモシナの本質が凝縮されている。モシナとは、知らぬ間に自分の背後に忍び寄る存在だった。黄さんは、モシナを「影のような存在」とし、「幻のようなもの」とも呼んでいた。

 

・「急に、影みたいに現れて消えるとか、そういうものをモシナって、鬼はもっとはっきりした形があった場合は鬼よね。モシナというのは、何かしら薄いような影(の姿)をした鬼でしょうね。だから小鬼という。実際の鬼じゃなくて、いたずら鬼、いたずらをする鬼」

 

 モシナの事件簿

・モシナとは何かという点については、世代による違いもある。中年以上の台湾人は、モシナと鬼とをはっきり区別していることが多い、人の死後の姿かどうかが一つの基準になるが、ほかにどのような違いがあるのだろうか。

 黄さんは、モシナと比べて「もっとはっきりした形があった場合は鬼」と話していた。同じ意見を鄭埌耀さんからも聞いている。鄭さんによると、「鬼ははっきり見えるでしょう、モシナは見えないんだ」とのこと。民俗資料には、赤い服と赤い体という鮮烈なビジュアルなモシナが記録されているが、実際、台湾の人から話を聞くと、こうしたビジュアルがないモシナのほうが一般的である。

 それでは、具体的にはモシナはどんなことをするのか。以下、鄭さんに聞いた話を要約する。

 

日本統治時代、台南にモシナが棲むという噂の空き家があった。あるとき、剛毅な男が、銀紙(冥銭。死者に捧げるお金)を奉納したうえで、その家を借りた。ところが、夜中、目が覚めると、男はいつのまにか土間に落ちている。どうやらモシナのしわざらしい。

 そんなことが、夜ごと繰り返されたので、とうとう男も腹を立て、「俺は金を払ってんだ、文句あるか!」と怒鳴ると、それ以来、悪さをしなくなったという。

 

 たわいもない話である。怒鳴られて退散するモシナも気が弱いが、鄭さんによると、「モシナはただ、いたずらをするだけ。これが鬼なら殺されてる」とのこと。蔡さんの「実際の鬼じゃなくて、いたずら鬼」という発言とも呼応し、台湾人のモシナ観が見て取れる。

 

・このモシナの話は、日本の「迷わし神型」妖狐譚とよく似ている。日本の場合、狐狸貉に化かされた人が団子だと偽った馬糞を食べさせられる話が多いが、台湾のモシナもイナゴではなく、牛糞を食べさせることがある。おそらくは日本の「馬の糞団子」の話のように、ごちそうに見せかけられたのだろう。化かされている最中に口にした食べ物が怪異体験の証拠になる点は共通している。

 気になるのは、台湾の「モシナ」と日本の「ムジナ(貉)」の発音の近さである。

 

・妖怪のなかにも勢力関係があって、弱い妖怪は、強い妖怪に駆逐されていく傾向がある。例えば、「河童」という妖怪の知名度が上がると、水難事故などの水辺にまつわる怪異はすべて河童のせいにされてしまい、似た行動パターンの妖怪の名は忘れられていく。

 

とはいえ、解釈装置としてのモシナは、現在も生きている。現代でも台湾のマスメディアでは、行方不明事件や不可解な死亡事故を報じる際に、紙面に「モシナ(魔神仔)」の文字が躍る。

 

・台湾中部の苗栗県大湖郷で、81歳の女性が朝から行方不明になり、捜索の結果、2日後、自宅の対岸の川辺で発見された。女性が発見されたのは急峻な崖下の川辺で、救助の際もロープで担架を下ろすなど、困難を極めたという。失踪当日は雨も降っていて水量も多かった。高齢な女性がどうやってここに来たのか、警察や消防の関係者も首をひねっていて、「モシナのしわざではないか」と話している。

 

「鬼」化するモシナ

・台湾人が幼少期によく聞いたのは、父母のしつけの言葉のなかに出てくるモシナである。「遅くまで遊んでいると、モシナに連れていかれるよ」「あんまり遠くまで行くと、モシナに連れていかれるよ」など。モシナの原義と推察される「模(モォ)」に「攫う」という意味があることについては先に述べたとおりである。

 日本でいえば、カクレザトウ(隠れ座頭)、カクレババ(隠れ婆)、カマスショイ(叺背負い)、ヤドウカイ(夜道怪)、アブラトリ(油取り)……などの、夕暮れ時に現れて子どもを連れ去る妖怪の系譜に連なるモシナである。

 

・殷さんが、女友達とキャンパスに続く坂道を歩いていると、分かれ道になっているところにボロボロの服を着た女が立っていて、何か話しかけてくる。殷さんが返事をしようとすると、友人はそれを制止し、手を引いてその場を離れた。

実は友人には何も見えてしかったのだが、殷さんが「何か」を見てしまったのに気がついて、そう対処したのだと後で聞かされた。

 友人は鬼のしわざだと思ったが、殷さんは、子どものころに聞いた母親の言葉を思い出し、即座に「モシナかもしれない」と思ったという。

 

謎の女を、殷さんは「モシナ」だと思い、友人は「鬼」だと思っていて、見解が分かれている。先に「モシナと鬼は違う」とする説が台湾では一般的だと書いたが、それは中年以上の年齢層での話であって、若い世代は両者を混同していることが多いようだ。

 台湾人の精神世界を探るのに有効だと思われるモシナだが、アカデミズム方面では、ようやく研究の緒についたばかりである。

 

ここでいう「広義のモシナ」とは「鬼」のことである。中国語の「鬼」を日本語に訳すと、狭義の「妖怪」の意味にもなるが、ここでは「幽霊(死霊。人の死後の姿)」を指している。ただし、祀られている鬼ではない。祀られずに(供養されずに)世間を漂っている鬼であり、さらに単独で出るものとされている。

 一方、「狭義のモシナ」は、本質的には「山精水怪」の一種で、さまざまなものに化けて、人にいたずらをする。林と李は396例にのぼる事例を整理し、その特徴を、①小さい体、②猿のような顔、③青黒い肌、④赤い色(帽子、目、髪、体)、⑤ふわふわと動く、⑥単独で行動する、としている。林と李は、こちらをモシナ本来の姿だとして考察の対象としている。

 

・最初に、モシナにはビジュアルがないとする説とあるとする説を述べたが、それは広義のモシナか狭義のモシナか、ということではないだろうか。狭義のモシナには鮮烈なビジュアルがある。例えていうなら「幽霊的モシナ」と「妖怪的モシナ」である。林と李が後者を研究対象としたのは、モシナ研究の端緒としてはまったく正しいが、今後は前者のモシナを、台湾の鬼の話(非常に多い)のなかで捉える視点も必要になる。

 

・今後の展望としては、林と李は「モシナの比較民俗学」を提唱している。ここで比較対象にあげているのは、中国大陸の「迷魂仔」「茫神仔」、日本の「河童」「神隠し」、欧米の「ブギーマン」「フェアリー」など。いずれも比較対象として魅力的だが、その前に、地理的に近い南西諸島との比較がなされるべきだろう。狭義のモシナの外見や行動からは、沖縄のキジムナーや奄美ケンムンの伝承が想起される。「金縛り」という行動面でも類似点が多い。また、これも先に述べたことだが、行動がそっくりな日本の狐狸貉の話との比較も有効だろう。ムジナ(貉)=モシナ説の是非はさておき、「迷わし神」型妖怪の比較研究はまだなされていないはずである。

 

・現代の台湾には鬼の話が多く、日本の幽霊話よりもリアリティーをもって話されている。しかし、日本の場合と同じく、妖怪の話は例が乏しい。そう考えると、「妖怪的モシナ」に比べて「幽霊的モシナ」のほうがリアリティを保てているのかもしれない。

 

東アジアの小鬼たち

<お人よしの水鬼>

水鬼を「水難にて死せしものゝ魂魄」と説明しているが、これはいわゆる「地縛霊」のことだ。

 

・『現代台湾鬼譚』でもふれたが、「水鬼」という語は現在でもよく使われている。子どもに対する教育的配慮を含んだ警句のなかで、「川に入ったら、水鬼に連れていかれるよ」という具合に使用される。日本でも、河川や池沼への立ち入りを禁止する看板に、河童のイラストが描かれることはあるが、母親が子どもに「河童が出るよ」と言うケースはもう少ないのではないだろうか。台湾の水鬼には、日本の河童が失ったリアリティーがある。

 新聞やテレビなどのニュースの見出しにも、しばしば「水鬼」という文字が躍る。

 

『台湾風俗誌』の鬼神たちと、沖縄のキジムナー

・「水鬼変城隍」は絵本や童話にもなっているが、問題になるのは、水鬼をどのようにビジュアル化するかという点である。日本の「河童」と違って、「水鬼」には固定したビジュアルイメージがない。

 

さて、「水鬼」は溺死者の霊で、日本でいうなら「水辺の地縛霊」のことだが、「人を水中に引きずり込んで殺す」という行動に注目すると、日本の「河童」と比較することができる。さらにいえば、現代日本の実話怪談にもしばしば登場する「水辺の地縛霊」と「河童」との比較も可能になる。いまでは忘れられてしまった「河童」に対する恐怖心を「水辺の地縛霊」の怪談を通して見ることもできるのだ。

 

・現代の台湾では「妖怪」という語は定着しているが、それは日本の漫画やアニメ、ゲームなどの影響で、外来語としての意味合いが強い。人気を博している「渓頭妖怪村」というテーマパークはそれを示す好例で、そこで造形されているのは、例えば鼻高天狗の面のオブジェだったり赤い鳥居だったりと、台湾人にとっての異文化である「日本」を表象したものだ。

 

モシナとキジムナーには、共通点が多い。キジムナーの特徴である「小児の姿」「赤い顔」「赤い髪」「赤い体」………は、モシナの特徴の一部(「小児の姿」「猿のよう」「赤い服」「赤い帽子」「赤い髪」……)とも通じるからである。山中を棲みかとして、人にいたずらをする点も似ている。

 

・ところで、日本と台湾の中間に位置する南西諸島にも、多種多様な「妖怪」たちがいる。沖縄のキジムナーやブナガヤー、アカカネジャー、ボージマヤー、セーマ、ヤンバサカー、そして奄美ケンムンなどの伝承である。

 

・ここでは、南西諸島の小鬼たちを「キジムナー」と総称したうえで、モシナと比較してみる。とはいえ、現時点ではモシナのデータは少なく、本格的な比較はできないが、大まかな見通しは立てられるだろう。以下、思いついたことを5点あげる。

 

・1点目は、人間との関わり方の問題。いたずらを仕掛けはするものの、キジムナーは必ずしも人間と敵対しているわけではなく、富をもたらすこともある。例は多くないものの、キジムナーを祀った祠もある。いたずら好きのモシナも極端な悪意をもって人間に近づくことはまれだが、富をもたらすようなことはなく、祀られることもない。

 

・2点目は、観光との関わり方の問題。現代のキジムナーは、沖縄を象徴する存在としてかわいらしくマスコット化され、観光資源として活用されている。イメージの統一化も進んでいて「赤髪半裸の男の子」という姿が典型的なキジムナー像となっている。こうした状況は、少なくとも現時点(2017年)の台湾でのモシナを取り巻く環境にはない。

 

・3点目は、出自の問題。ガジュマルの木に棲むといわれるキジムナーは、語源が「木の精」であることからもわかるように、出自がはっきりしている。この点は奄美ケンムンも同様である。それに比べると、モシナは出自がはっきりしない。

 

・4点目は、出現場所の問題。モシナの出現場所は山中や草原などが多く、「金縛り」の原因とされる例以外は街なかに出ることは少ない。キジムナーも同様だが、モシナと異なって海にも現れ、好んで魚を食べる。また、漁師の船に乗り込んできて一緒に魚を捕るという伝承もある。台湾も沿岸部では漁業が盛んだが、モシナにはついぞそういった話がない。

 

・5点目は、口承文芸のなかでの立ち位置の問題。キジムナーは世間話、伝説だけではなく、昔話としても伝承されているが、モシナが昔話として語られている例は見当らない。また、モシナが頻繁に出る場所があり、それが地名化した例はあるが、基本的には伝説としても伝承されていない。

 

韓国人アイデンティティーとトケビ

・ともかくも、現在、キジムナーは、沖縄を象徴する存在として可愛らしくマスコット化され、観光資源として活用されている。

 例えば、沖縄テレビの「ゆ~たん」や、テーマパーク「琉球村」の「キム」は、いずれもキジムナーに想を得ている。また、また、沖縄市では例年「キジムナーフェスタ」という演劇祭を催しているが、そこでのマスコットもキジムナーである。先に述べたように、イメージの統一化も進んでいる。民間伝承を換骨奪胎して進められるキジムナーのキャラクター化・マスコット化の様相は、岩手県遠野市の河童。座敷童子などのそれを彷彿とさせる。

 先にも述べたように、キジムナーのビジュアルイメージは鮮烈で、台湾のモシナ伝承の一部を思い起こさせる。しかし、これも繰り返しになるが、ビジュアルイメージがあることと「見える」ことは必ずしも同じではない。

 

与論島の妖怪伝承を調査したマッザロ・ヴェロニカは、「見える/見えない」の問題について興味深い指摘をしている。ヴェロニカによると、与論島の妖怪は、「一般可視型(誰にでも見えるもの)」「特殊可視型(霊感の持ち主にだけ見えるもの)」「非可視型(誰にも見えないもの)」の三種に分類されるといい、また、非可視型妖怪の伝承については聴力が重要だとしている。

 興味深いのは二番目の「特殊可視型」である。このケースの場合、妖怪が見えるのは「特殊」な人かもしれないが、そうした人を通して得られたビジュアルイメージは、見えない人の間にも広まると思われるからである。

 

・それでは、視覚イメージの点からトケビとモシナを考えるとどうなるだろうか。

 漢字表記で「独脚鬼」と書くように、トケビは一本足の怪とされる。日本の「一本だたら」や中国の「山魈」のような類似の怪がいることから、これが広く東アジアに伝承圏を有する妖怪であることがわかる。雪の朝、トケビが歩いた丸い足跡が点々と残っているという伝承も、日本の一本足妖怪と酷似している。しかし、モシナが一本足だという伝承は調査の限りではない。

 

例えば、道に迷ったときに用いられる慣用句「トケビに惑わされたのか」からは、トケビの「迷わし神」としての側面がうかがえる。「何事も後ろ盾が重要」という意味で用いられる慣用句「トケビも森があってこそ集まる」からは、トケビが山中を棲みかとすることがうかがえる(もっとも、海浜に出るトケビの伝承もあるが)。時と場をわきまえない人をたしなめるときに用いられる慣用句「昼に出るトケビのようだ」からは、本来、トケビは夜に出るものだという観念があることがうかがえる。以上にあげたトケビの特徴は、おおむねモシナについても当てはまり、そこから伝承の場を想像することもたやすい。

 一方、急に金回りがよくなった人に対して用いられる「トケビの砧でも手に入れたのか」という慣用句は、トケビの財神としての性格をよく表しているが(この「砧」が日本の「打ち出の小槌」を連想させて興味深い)、前節のキジムナーとの比較の際にも述べたように、幸福をもたらす性質はモシナにはない。

 

・もっとも、現在のトケビのイメージは、人間の姿をしているものがほとんどである。それも「虎柄のパンツをはき、頭に角を生やし、長い棒をもった半裸の男」といういわゆる日本の「鬼」に類似したイメージが定着している。この点は植民地統治時代に日本の鬼のイメージが混入したという指摘があり、日本の影響を受ける前の韓国固有のトケビを復元あるいは創造すべきだという意見が強まっている。

 

花子さんの声、ザシキワラシの足音

見えない花子とザシキワラシ

・一方、見方を変えると、「花子さん」は、童形妖怪(子どもの姿の妖怪)の系譜に連なるモノともいえる。特定の場所(トイレ)に出る童形妖怪ということでいえば。ザシキワラシ(座敷童子)との関連が見いだせる。「赤い吊りスカートにオカッパ頭」というのも、通俗的なザシキワラシのイメージである「赤い着物にオカッパ頭」の現代版と見えなくもない。

 

・一方、『奥州のザシキワラシの話』には、見えないザシキワラシの話も多い。話のなかで、怪異をもたらす主体としてザシキワラシの名をあげているものの、姿が描写されず、登場人物も見ていないという例である。

 ざっと数えてみたところ、見えるザシキワラシの話が27話、見えない話が22話、見える人と見えない人がいるとする話が3話、不明が4話だった。見える/見えないは半々ということになる。

 

・それでは、ビジュアルがある話のなかで、ザシキワラシはどのように描かれているのか。以下に見ていこう。

 まず、現在のザシキワラシのビジュアルに近いものを列挙すると――「一人の童子」、「赤い頭巾を被った赤顔のワラシ」、「5、6歳くらいの1人の子供」、「赤顔垂髪の1人の童子」、「白い衣物を着た6、7歳の童子、かぶきり頭」、「髪は黒くて長く切下げ、顔は赤く。素足のよう」、「髪は短くして下げた、河童に似た者」、「ぼろぼろの襤褸を着たカブキレワラシ」、「赤い顔」、「赤顔の散切頭」、「4、5歳ほどの子供」、「5、6歳位の皿子頭の童子」、「きわめて美しい子供」、「顔は赤くて短いムジリのようなものを着ておった」、「色の黒っぽい2つ位と見える子供のようなもの」……など。

「かぶきり」「カブキレ」は、オカッパ頭のこと。「垂髪」「皿子頭」も同様の意味だろう。ここで性別にふれていないことは注意が必要である。また、必ずしも衣類の色ではないが、赤という色が象徴的に話されている例が多い点も特徴である。

 岩手方言の「ワラシ(童子)」は。何歳ごろまでを指すのだろうか。「14、5歳の小僧」、「14、5歳とも思われる一人のワラシ」、「赤い友禅の衣物を着た17、8の娘」などで、現在の私たちがイメージするザシキワラシよりはいくらか年上となっている。

 

・ちなみに、佐々木喜善の話をもとに編んだ柳田國男の『遠野物語』には、ザシキワラシの話が2話あるが、片方は「12、3ばかりの童児」で「男の児」、もう片方は「童女」「よき娘」とされている。『奥州のザシキワラシの話』のような多様性が見られないのはどうしたわけだろう。柳田が喜善の話を取捨選択したか、喜善自身がそのような話を選んだのか、いまとなっては判断のしようがない。

 

闇に這い回るもの

佐々木喜善の『奥州のザシキワラシの話』には、座敷の襖や長押から細長い手が出て、おいでおいでをするという話が2話あり、13話では「細手長手」、14話では「細手」と呼んでいる。座敷に出るという点、家運の盛衰と関連づけられる点など共通点は多い。実際、29話のように「めごい手」だけを見せるザシキワラシの例もある。しかし、「細手長手」「細手」を、ザシキワラシの一種に加えていいのかというと、いささか躊躇する。ただ、蔵に出るクラワラシ、クラボッコとなると、親類かなとも思う。このあたりの判断は難しい。

 先に老婆の姿のザシキバッコの例を紹介したが、これをザシキワラシの仲間に入れていいものかどうかは、この話のなかで行動が記されていないので何ともいえない。ザシキワラシが年をとって婆さんになったのだろう……というのは冗談で、妖怪の世界では、童はいつまでたっても童、婆は最初から婆である。

 

・あらためて『奥州のザシキワラシの話』に載るザシキワラシの行動パターンを見てみると、闇夜に響く足音について言及したものが多いことに気づく。それらの話のザシキワラシは姿を見せずに、「とたとた」「つたつた」という擬音で表現される足音だけを残している。『ザシキワラシの見えるとき』を書いた川島秀一も、ザシキワラシは姿が見えず、聴覚に訴える怪だと述べている。

 ザシキワラシには、見えるものと、見えないものの2種があることについては先に書いた。それでは、見えない場合、私たちはどこでザシキワラシを感じるのかというと、その答えの一つが聴覚である。昔の夜は、いまよりもずっと暗かった。暗闇のなか、研ぎ澄まされる聴覚で捉えられる幽かな、奇妙な音。それが体験者の経験則に照らして、ある条件を満たしたときにザシキワラシとして感知される。

 

・この手のザシキワラシに遭ったとき、人はどんな気持ちになるだろう。例えば、1話では「毎晩、一人の童子が出て来て、布団の上を渡り、又は頭の上に跨って魘されたりするので、気味悪くかつとても寝付かれなかった」、19話では「何物かがみしみしと足の方から踏上って来て、ぎゅうと体を押付けた。その苦しさと言ったら、呼吸も止まりそうであった」とある。いかにも、子どもがしそういたずらだ。

 これは現在でいうところの「金縛り」で、医学用語では「睡眠麻痺」というそうだ。私も20歳前後のころ頻繁に体験したが、条件さえそろえば、ザシキワラシに遭ったと解釈しただろう。

 

<「聴覚優位の時代」の妖怪>

・『座敷わらしを見た人びと』には、ザシキワラシを体験した人々の証言が73例、紹介されている。ざっと分類してみると、見えるザシキワラシの話が32話、見えないザシキワラシの話が28話、見える人と見えない人がいるとする話が3話で、不明が4話となる。見える/見えないの割合は半々で、佐々木喜善の『奥州のザシキワラシの話』のころと同じである。

 

・一方、ザシキワラシを目(視覚)以外の感覚器のどこで感知したかという点に注目すると、若干の違いがある。

『座敷わらしを見た人びと』には、聴覚で感知されたザシキワラシの話として「足音がする」が9話、「這う音がする」が2話、「刀の斬り合う音がする」「赤ん坊の泣き声がする」「唸り声がする」が各一話あるが、『奥州のザシキワラシの話』に比べて、事例にもバリエーションにも乏しい。

 

・そのかわりに多いのが、触覚によってザシキワラシを感知した話である。「体を揺する」「ふとんに乗る」「くすぐる」「頭をなでる」などはザシキワラシの行動のようすだ。

 

・「背中を起こす」という行動は『奥州のザシキワラシの話』にはない。ここでいう「背中を起こす」というのは、「寝ている人の背中を、直角になるまで起こす」ことで、往年のドリフターズのコントのようだが、それを夜中に何度も繰り返すのだ。なかには「畳ごと起こす」という荒っぽい例もある。

 

・ザシキワラシをめぐる、見える/見えないの問題について、川島秀一は、オシラサマ(遠野地方の民俗神)と比較しながら、「ザシキワラシは常に見えないものであり、オシラサマのように神像や神体として視覚化されたものではない」と述べている。川島がいう「目に見えない」というのは、神像や神体のような、偶像をもたないことを指している。いわれてみれば、ザシキワラシ地蔵など、ありそうにない。

 

 

 

シリウス=国津神=出雲、プレアデス=天津神=伊勢です。サンジェルマンと呼ばれる存在が、地球上で呼び習わされている聖人としては、僕自身(アシュター)の最も高尚な顔です。(3)

 

 

『世界霊界伝承事典』

ピーター・ヘイニング  柏書房  1995/11

 

 

 

<黄色い人>

・根強く残る言いつたえによれば、フランス国民の運命は、通称「黄色い人」という幽霊の出現となぜだか関係している。顔は黄色で喉のまわりに赤印のあるこの妖怪は、1870年にはじめて目撃されたとの由。これは、いざ普仏戦争(1870~71)が勃発しようという時期だった。エリオット・オードネルは、『諸族の幽霊と幽霊現象』(1933)でこの幽霊について書いている。同書にはこうある。

 

・「戦争を生きのび、いわゆる<黄色い人>を見た記憶のある人の意見では、それはなぜかフランスの命運に関係していて、その出現によってフランスがもうすぐ戦いに参じることが告知されたという。<黄色い人>は、政治家のガンベッタ(1838~82)が死ぬ前にもふたたび下院で何人かに目撃されたし、カルノ大統領(1837~94)の暗殺前夜にも同じ場所で一群の人びとが見た。1910年にも、同じ建物でまたもやだ。最後に現れたのは(第1次)大戦の始まる数日前だったという噂もある」。

 

<帰還霊>

・たんに幽霊の異名とされることも多い単語。だが本来的に言うと、長らく姿を消したのちに黄泉の国から戻ってきた存在をこう称したのであって、たとえば吸血鬼がこれにあたると思われていた。吸血鬼は一時死んだように見えても、やがて蘇る力を持っているからだ。それどころか、帰還霊は伝統的な幽霊とはじつはそうとう異なる。というのも、これは何十年、はては何百年も待ちに待った末に、はじめて世に再登場した霊と言うべきだからだ。

 

<キキーモラ>

・古代スラヴ人が、あるいくつかの一族になつくと言われた幽霊につけた名前。丁重にもてなせば、家族を災いから守るばかりか、たまに屋敷の整頓や掃除をして、家事を手伝ってくれるときまであった!

 

<「時に霊ありて我面の前を過ければ我は身の毛よだちたり」(「ヨブ記」)>

・最近英国で行われた調査によると、回答者の44パーセントが幽霊の存在を信じており、うち7人にひとりが、その姿を見たり、音を聞いたり、取り憑かれたりした経験があると主張したとか。またこの世論調査から、英国民の半分以上がある種の心霊現象を信じている点も明るみに出た。

 

アメリカでも似たような大規模な調査が行われ、それにより、海の向こうでの幽霊侵攻は一段と強いことが判明した。なんと成人人口の57パーセント以上もが、幽霊を信じていたのだ。

 

・筆者の知るかぎり、ほかの物書きはだれひとり、世界各地に見いだされる、さまざまなタイプの幽霊を定義づけようとしたり、史上名高い怪異現象を列挙したり、この問題にかかわった泰斗や著名人を詳述してはこなかった。とにもかくにも、一巻本では!

 

<ウェストポイントの幽霊>

ニューヨーク州ウェストポイントにある名高い米軍陸軍士官学校には、150年ほど前に死んだ兵士の幽霊が、アンドルー・ジャクソン将軍(1767~1845)の時代の軍服に身を固めて出没する。これまで何人もの生徒が、シャコー(軍帽の一種)とマスケット銃を完備した、この印象的な妖怪を見たと報告している。

 

<レヴィ、エリファス>

・通称「最後のマギ」。傑出した19世紀フランスのオカルティスト。幽霊を意のままに呼び出す力をはじめ、超能力がかなりあったとされる。

 

 ・またレヴィは、イギリスの作家エドワード・ブルワー・リットンと親しく、リットンの傑作短編小説『憑きものと憑かれるもの』(1859)に魔術師として登場している。

 

<ワシントン、ジョージ(1732~99)>

アメリカ合衆国初代大統領。1777年の凍てつく冬にペンシルヴァニア州のフォージ渓谷で部下と野営中、霊怪を見たと言われる。その幽霊は美女の姿で宿営中のワシントンの前に現われ、妙なる声でこう言った。「共和制の申し子よ、見て学べ!」ついで幽霊は、ワシントンが影響力を行使してアメリカに平和を回復させ、万人が平等に生活させてもらえるようにならなければ、アメリカがどうなってしまうのか、幻視で体験させた。ただ、この話の真偽は十分確証されてはいない。というのも、それが公表されたときには、すでにワシントンの死後60ほどたっていたからだ。

 

<ロンドン塔>

・「世界一の幽霊出没地」と呼ばれる場所。だが塔が建てられてから9百年、その間にここで処刑されたり死んだりした人間の数を考えれば、驚くにはあたるまい!なかでも一番よく知られているのが、ヘンリー8世の妻のひとり、アン・ブリンの幽霊。タワー・グリーン(芝生の広場)で斬首された彼女は、今も頭部を小わきに抱えて塔の界隈を歩きまわる。また「血塔」にも、そこで処刑された人びとの妖怪がいくつか出没するというし、宝物館にも、異様な青白い怪人がいたことが一再ならず報じられている。

 

ホワイトハウスの幽霊>

アメリカで一番有名な建物であるワシントンのホワイトハウスで幽霊を見かけたという話はいくつもある。が、この大統領官邸にいる確率がもっとも高いのは、当の大統領を務めたエイブラハム・リンカーンの妖怪だ。住人も客もリンカーンを見たと言っているばかりか、第26代大統領セオドア・ルーズヴェルト(1858~1919)も目撃者のひとりになっているほどなのだ。

 

 ・どうも1865年にリンカーンが暗殺されてからというもの、いずれの政権下でもだれかが必ず彼の幽霊を目にしているらしい。

 

・しかしリンカーンの幽霊がホワイトハウスに出没したところで、驚くこともないかもしれない。彼が超能力者だったのは周知の事実だし、超自然にたいする関心が昂じたあげくに、1863年4月には「深紅の間」で交霊会を開く許可を出したほどなのだから。そのさいは、約30分ほどさまざまな現象が見られ、ラップ音が聞こえたり、テーブルが動きまわったりしたらしい。かくて死の当日まで、この大統領は霊界と交信できることを固く信じていた――そして心霊研究家によれば、死後は生前の住まいにふたたび現れることで、それを絶えず証明しているのだという。

 

 

 

『赤の書』

C・Gユング    創元社   2014/8/21

 

 

 

<赤い男>

・私は自分がある城の一番高い塔の上に立っているのに気づく。それは空気からわかる――私は時間的にはるか昔に戻っている。畑と森とが交互に現れる寂しげな起伏のある土地へと、遠くに私の視線は漂う。私は緑の服を着ている。私の肩には角笛がぶら下がっている。私は塔の見張り番である。私は遠くを見やる。彼方に赤い点が見え、この赤い点は曲がりくねった道を近づいてきて、ときどき森に消えては、また表れてくる。それは赤いマントを着た騎手、赤い騎手である。彼は私の城にやって来る。彼は門を馬で通り抜けている。階段で足音が聞こえ、段がぎしぎしと音をたて、コツコツとノックの音がする。奇妙な不安が沸き起こってくる。すると赤い男が立っていて、背の高い姿全体が赤色に包まれていて、髪の毛さえ赤い。やっぱりこれは悪魔だと考える。(これは、このファンタジーの最初の場面のユングを描いたものである。)

 

 ・赤い男 「私が誰だと?あなたは私が悪魔だと考えている。予断はよしてください。私が誰だかわからなくても、私と話をすることができるだろう。すぐに悪魔のことを考えるとは、あなたは何と迷信深い若者なのか?」

 

・赤い男 「だとすると私はあなたのところにいるのが正しいことになる。長い間私はありとあらゆる国を放浪してきて、あなたのように高い塔に座って、見たことのない物を探している人を求めてきた」

 

・赤い男 「それは侮辱ではなくて、むしろその逆で、適切なところをついている。しかしながら、私はあなたが思っているような古代の異教徒ではない」

 

私 「私はそのように主張したいのではない。そういえるほどあなたは大げさでもラテン的でもない。あなたにはギリシア・ローマ的なところがない。あなたはこの時代の息子のようであるけれども、何か並外れたところを持っていると言わねばならない。あなたは本当の異端者ではなくて、われわれのキリスト教と並行して走っている異教徒だ」

 

私 「神の前では、いつもそのように真剣で、自分自身に対して忠実でありたいし、そう努めている。けれどのあなたの前にいるとそれが難しい。あなたは一種の絞首台の雰囲気をもたらす。あなたはきっと、異教徒と異教徒の子孫が有害な術を教えるサレルノの黒い学校出身の者であろう」

(赤い男はもっと赤くなっていくようで、衣服が灼熱の鉄のように光を放つ。)

 

・私 「あなたは私を完全には理解できないと思う。生きている人間の中であなたが知っている者と私を比べているのだろう。けれども本当のことを言うと、私はこの時代とこの場所に本来属していないことをあなたに言わねばならない。魔法のために私は久しくこの場所と時代に追い払われてきている。実際は、私はあなたの前に見えている者ではない」

  

・赤い男 「私はユダヤ人ではないけれども、ユダヤ人を擁護せねばならない。あなたはユダヤ人嫌いに思える」

 

・騎士の赤は淡い赤みを帯びた肉のような色に変容する。そして見よ、なんという奇跡であろう、私の緑の衣服から一面に葉が出てくる。

 

・「注意深い人は誰でも自分の地獄を知っているけれども、誰もが自分の悪魔を知っているわけではない。単に喜びの悪魔だけではなくて、悲しみの悪魔も存在する」

 

ユングは、第1次世界大戦の前に、理解しがたい夢を見たり、圧倒されるようなヴィジョンを体験したりして、精神的な危機を迎える。そのようなヴィジョンを記録しつつ、後には自分から積極的にイメージを喚起するアクティブ・イマジネーションという技法を用いて、無意識から生じるイメージに関わっていった。その体験を書き留めたのが、本書でもしばしば参照される『黒の書』である。それに基づきつつも、そのヴィジョンや対話をさらに絵にしたり、自分の解釈を入れ込んだりする作業を加えて本に仕上げたのが『赤の書』である。

 

 

 

『ナポレオン・ミステリー』

倉田保雄  文藝春秋   2001/8

 

 

 

フリーメーソンと情報網>

・半信半疑といった印象を免れないが、フリーメーソンが実在することは確かで、秘密結社だからメンバーのリストなどは発表されていないが、知られている創成期の名士としてフランスだけでも、シャトーブリアンコンドルセモンテスキューヴォルテールスタンダールラファイエット、そしてナポレオンが名を連ねているのだ。

 

・たしかに、フランスで出版されている『フリーメーソンの辞典』の“ナポレオン一世”の書き出しには「ナポレオン一世がフリーメーソンに帰属していたかどうかは“歴史の謎”として残っている」とことわっている。

 そうした中で、有力説は、ナポレオンは1798年のエジプト遠征の際、マルタ島に加入儀礼を司る集会支部メーソンに加入したというのだが、これには、その当時、マルタ島に加入儀礼を司る集会支部が存在しなかったという反論もある。

いや、実のところ諸説紛々で、たとえば、

 

・フォンテンブローの森の中で1795年、ひそかに加入した。

 

・1796年にイタリアのロッジで見かけられた。

 

・1798、もしくは99年に、エジプトはピラミッドの下で加入儀礼がおこなわれた。

といった具合なのだ。

要するに帰属を示す決め手を欠くというわけだが、愛妻ジョゼフーヌ皇后をはじめミュラ将軍など多くの側近のメンバーシップが確認されていることを考えると、「極めてあり得ること」といえよう。

 

・では、なぜナポレオンはフリーメーソンにこだわったのかーという基本的な疑問だが、これについて著者はその理由として、ナポレオンにとっての利用価値をあげている。

 つまり、フリーメーソンという国際秘密組織はナポレオン大帝国の建設、拡張、運営に必要不可欠の存在だったということで、コラベリーは結論として、「フリーメーソン・コネクションなくして、ナポレオン大帝国は存在しなかったであろう」とまで言い切っている。

 

・そのコネクションというのは、国内では官僚と軍人の間のつながり、そして対外的には進攻先の国々における多様な協力者で、とくに協力的だったのは、ウェストファリア、イタリア、スイスのロッジだったそうだ。

 

 

 

『地底人王国』

(エリック・ノーマン)(大陸書房)  昭和51年6月

 

 

 

<世界の王>

・地上の支配者の前に「世界の王」が姿を現したか、その使者が現れたという話は数多い。ナポレオン・ボナパルトには、三度に渡って「燃える赤い人」が訪れ、この大武人政治家に予言を与えている。

 

・「その夜、ナポレオンは、ぐっすりと眠り込んだが、夜明け近く、何か寝室内で動く気配がして、目を覚ました。ナポレオンは、強い光がひとつに集まって火炎の色をした人の姿になっているのを見た。その奇妙な訪問者は、気持ちの悪い声で言った。『私はフランスの赤い人だ。私は昔からフランスの支配者たちの前に姿を現してきた。私は、災厄の近いことを告げ知らせる者だ』」。

 

・「ナポレオンの不思議な訪問者と、その正確な予言のことについては、ナポレオンの側近や補佐役の人々も耳にしたり、目撃したりしている。その中のある者は、その奇妙な来訪者は、霊界からやって来た『幽霊予言者』だと言っている」。

 

・「多くのオカルト研究家たちが考えているように、その来訪者とは、迫りつつある破滅のことをナポレオンに警告するために、地球の内部のアガルタ王国から送られた『世界の王』の使者であったのかもしれない」。

 

 

 

『地球に来た神人』 

(ロベール・シャルー)  (大陸書房)  昭和59年

 

 

 

<ナポレオンと薔薇十字会>

・ボナポルト将軍は、そのエジプト遠征の間、テンプル騎士団の伝統を受け継ぐマルタ騎士団の軍事ロッジに入会を許可された。この結社の団長は、当時ホンペッシュの名で知られていたが、彼はあのサン・ジェルマン伯爵(数世紀生きたといわれる謎に包まれた18世紀の神秘的な人物)に酷似しており、神智学者C・W・レッドビーターは、目を惑わされることなく、確かに彼こそ「トランシルバニアの導師(サン・ジェルマンは、トランシルバニアの皇子だったという説がある)」と認めている。

 

・従って、ボナパルトとサン・ジェルマンとが個人的に直接に接触したということは、非常に限られた者だけに許されるテンプル騎士団の秘儀伝授が、サン・ジェルマンからボナパルトに伝えられたと考えられる。

 

 

 

『世界不思議大全』

 泉保也 GAKKEN   2004/6

 

 

 

<パリの「薔薇十字団」>

<完全なる世界の創造を目指した超人集団の謎>

・あらゆる魔術的叡智を体得し霊眼を開く

 

・人間の姿をとって物質界に現れた高次の霊的存在のローゼンクロイツ

 

<パリが興奮し時代の英傑が入団を希望した薔薇十字団>

<目に見える姿と目に見えない姿で、当市内に存在している>

・団員は天の周辺に住む神的な一団である。彼らは、分身の術を備えていて、意のままに姿を変えて現れることができる。また彼らは、自分の望む場所に移動することもできる。その他、団員は占星術によって地震を予知したり、都市の疫病の流行を遅らせたり、空中を歩いたり、どんな病気でも治すことができる。

 

・ヨーロッパ世界には、そうした超能力を持つミステリアスな人物に出会ったという説が無数に残っているのだ。

  

・17世紀の前半期、ヨーロッパに大旋風を巻き起こした薔薇十字団は、1648年頃、再び忽然とその姿を消してしまう。

 

 

 

ハイヤーセルフにチャネリング!』

未来を予知したい時、迷った時の秘密の方法

上野正春  星雲社   2010/9/1

 

 

 

<心理学で立証されている「潜在意識」との対話>

・分析心理学は通称、ユング心理学ともいわれ、深層心理について詳しく研究がなされました。この「深層心理」こそ、「チャネリング」において、もっともっと重要な科学的根拠になります。

 ユングのいう深層心理とは「人間の中に秘められたコントロールや認識を超えた無意識の働き」を指し、「潜在意識」とも呼ばれます。

 

・前世から今世、そして来世へと時を超えても変わらない聖なる本質が「高我」であり、これを「ハイヤーセルフ」と定義します。

 

チャネリングは「ハイヤーセルフ」との対話が本質>

チャネリングは、通常の手段では連絡のとれない相手と会話などを交わすことを指し、その相手とは宇宙人であったり霊魂であったり、神や仏といった存在であったりもします。

 

・つまり、神の言葉を信者に伝える巫女(みこ=シャーマン)や、青森県の恐山(おそれざん)には「イタコ」や霊媒などの行為もチャネリングに当てはまり、彼女たちを指して「チャネラー」とも呼びます。

 

・先に記したように「自分の潜在意識」と対話する」という面において、チャネリングは心理学用語のひとつといっても言い過ぎでありません。

 

 

 

フェローシップ』  知られざる宇宙の隣人たち

ブラッド・スタイガー   たま出版   1996/2

 

 

 

<エジプトでナポレオンの前に現れたレッド・マン>

・神秘的現象として伝えられている伝承によると、野望にあふれる軍事指導者であったナポレオンの前に「レッド・マン」と呼ばれる存在が姿を現したのは、ナポレオンがエジプトに出征しているときのことだった。この不可思議な訪問者は過去にもフランスの統治者に警告を与えたことがあり、今度はナポレオンに注意を与えるために現れたのだと言った。

 

・フランスの民衆がナポレオンの野望に恐怖を感じ始めていると諭した「レッド・マン」のメッセージに、ナポレオンが異議を唱えると、自分はナポレオンを学童期から見守っているのだとレッド・マンは言った。「私はあなたが自分自身を知っている以上にあなたのことをよく知っているのです」そうレッド・マンはやさしく言った。

 

・レッド・マンはナポレオンにフランス艦隊にナポレオンが発した命令は守られていないと教えた。ピラミッド周辺での血まみれの戦闘を無事終え、勝利をアピールするさまを心に描いていたナポレオンはエジプト出征を行ったのだが、彼のもくろみは失敗に終わり、母国フランスに戻った際にはイギリス、ロシア、トルコ、ヨーロッパ等の同盟が彼を締めだすことを決めた事実を知るようになるだろうとレッド・マンは語った。国内では、ナポレオンをパリで迎えるのは暴徒と化した民衆であろうとも告げられた。

 

・レッド・マンの予言通り、エジプト遠征は失敗に終わった。1809年、バーグラムでの戦いの後、ナポレオンはシェ-ンブランに本拠地をつくった。彼はそこで、ある真夜中に一人でいる際、再びあの不可思議な助言者の訪問を受けた。

 

・1814年1月1日の朝、レッド・マンは3度目、そして最後の訪問をした。彼が皇帝位から退かざるをえなくなる少し前のことである。レッド・マンは初め、相談役のモールのもとを訪れ、非常に急を要することを伝えるために皇帝に謁見したいと申し出た。モールはナポレオンから、邪魔を入れるなど厳しく言い渡されていたのだが、レッド・マンが来ているというメッセージをしたがえて彼が皇帝に伺いをたてると、皇帝はすぐにレッド・マンを迎え入れた。

 

・ナポレオンはレッド・マンに、ある約束の実行期限をもう少し延ばしてほしいと懇願したが、たった3ヶ月で世界の平和を達成するようにとレッド・マンは彼に告げたという。もしナポレオンがこの約束を履行することができなければ、彼には何のチャンスも残されていなかった。時間を稼ごうとの無駄な努力から、ナポレオンは絶望的な西部遠征を新たに始めることにした。この出征は、パリを去り、同盟軍の手の中に自ら落ちていくようなものだった。同年4月1日、レッド・マンが3度目に彼のもとを訪れてから3ヶ月後、タレーラン外相と議会は、ナポレオンの退位を求めたのである。

 

スウェーデンのチャールズ(カール)12世の前に現れた不思議な存在

スウェーデンの民間伝承によると、王チャールズ12世は、赤らんだ皮膚をした「リトル・グレイ・マン」に相談をもちかけようとしたということである。「リトル・グレイ・マン」は国王に、国王自身が崩御するまで消えることのない指輪を与えたそうだ。

 

・チャールズ国王はヨーロッパ、ロシア、トルコを次々と打ち破り、彼の武勇は伝説にまでなった。彼もまたナポレオンと同様、平和を樹立せよという、不可思議な訪問者の求めに抵抗した一人であった。

 

・1718年、スウェーデン人がフレドリクスターを包囲した頃、チャールズ国王下の将校達は、「リトル・グレイ・マン」が国王に贈った指輪が国王の指から消えてしまったことに気づいた。その直後、国王は頭部に負傷し息絶えたのである。

 

ワシントンがフォージ渓谷で出会った天使

・1777年、ジョージ・ワシントンはフォージ渓谷の粗末な仮兵舎の中で座っていた。彼のいる部屋の隅で何かが動く気配を感じた彼はそちらの方を振り返り、長いロープをまとった、長い髪をした存在が立っており、そのまわりに蒸気のようなものが渦巻いて立ちのぼっているのを目の当たりにした。彼は最初、とっさにその存在をインディアンと間違えたのだが、後になって、自分は天使を見たのに違いないと確信するようになった。

 

・彼は親友のアンソニー・シャーマンに、浅黒い肌をした天使が「アメリカ合衆国の誕生、その後の発展、そしてその先の運命」を見せてくれたのだと語った。しかしこの事実が印刷物として発表されたのは、そのずっと後の1888年、「ナショナル・トリビューン」がこれをとり上げてからのことであった。

 

 

 

エドガー・ケイシー 奇跡の生涯』

(A・ロバート・スミス)(中央アート社)   2003/1

 

 

 

<眠れる預言者エドガー・ケイシーも石油開発に失敗>

エドガー・ケイシーは1945年に67歳で亡くなった米国の「眠れる予言者」と言われた心霊診断士であり、約43年間リーディングと呼ばれる、夢解釈で全米ばかりでなく、世界的に有名になった心霊治療師である。日本でも多くの本が出版された。リーディングを通じて、トランス状態に入り、トワイライトゾーンからの情報を伝えた。

 

・若きエドガー・ケイシーが天使のような存在と巡りあい超能力がついたと言われている。「エドガー・ケイシーは、この状態で霊界に移り住んだ人と交信することは可能か?物質界から消えた万人の霊は発達を遂げて先に進むまで、または発達するためにこの世へ戻されるまで、物質界周辺に留まる。そういう者が交信をとれる水準にあるか、またはこの世の内部に留まっているときには交信できる。今ここにも、まわりにも何千人もいる」。

 

・「ケイシーや私からすると、テキサスに石油が湧き出る気配があるというのは、全ての欲求の答えを握っているように見えた」とカーンは、書いている。1920年テキサス州ジョンソン群でケイシーとカーン、および採掘者にして投資家のM・C・サンダースは、テキサス・ケイシー石油会社を作った。投資家たちは、ケイシーの霊能力をあてにして約5万ドルをその冒険的事業につぎ込んだ。しかし、ニューヨークで株を売ろうという努力は、石油の発見された証拠がないので失敗した。

 

・その証券ディーラーが説明したように『ケイシーの人格以外、ほかに売り物がなかった』からだ。1921年テキサス州サン・セバに賃借りした油田で採掘を行なうが石油は発見できなかった。また、ニューヨークの株式仲買人モートン・ブルーメンタールと知り合い、相場をリーディングした。ウォール街のブルーメンタール兄弟は、1924年から30年の間にケイシー氏に468回もリーディングしてもらった。多分その半数が、夢を解釈するためのものだったのであろう。そのほか、投資情報が採られた場合も多い」。

 

・超能力者を犯罪捜査に活用することは、現在では、テレビでも放映され「超能力捜査官」の名もある。米国では、超能力者をビジネスに利用する傾向は、昔からあるようだ。ケイシーの場合、石油は出なかったが、ペテン師呼ばわりはされなかったようだ。

 

 

 

『エガー・ケイシーに学ぶ幸せの法則』

マーク・サーストン/クリストファー・フェィセル たま出版 2003/8

 

 

 

 <メンタル体>

・重要なことは、心があらゆる想念によって現実を作り上げていることを忘れないことです。宣伝文句に「あなたが食べているものは、あなたそのものである」というのがありましたが、この文句は、私達が、自分の食べたものの結果であることに気づかせてくれます。

 

・ケイシーは人生が終わったとき、メンタル体があなたの戻る家になるのだと言っています。言い換えれば、この世に生きている間に精神的に築き上げたその体に、あなたは、死後住むということです。こういった概念は、何もケイシー・リーディングに限ったものではありません。

 

この格言は言い換えれば、良い結果はよい行動から生じるということになります。私たちは、一人一人が、自分の想念、態度、行動を通して、「パラダイス」を築き上げる力をもっているということです。

 

 20世紀最大の預言者といわれたエドガー・ケイシーの法則

法則1、ほかの人の内に見出す長所は、あなた自身の内にもある

 

法則2、人生の危機は、飛躍への好機だ

 

法則3、全てのことは、願望があって起こっている

 

法則4、怒りを正しく扱えば、良い目的の役に立つ

 

法則5、弱点を強みに変える

 

法則6、率先して行動を起こすことこそ最善の方法

 

法則7、与えたものだけが、あなたのものとなる。

 

法則8、祈ることができるというのになぜ心配するのか

 

法則9、健康は正反対の状態とのバランスをとることで得られる

 

法則10、私たちは、決定の仕方を学ぶよう求められている

 

法則11、あらゆる瞬間に他人を助けているか傷つけている

 

法則12、愛とは相手の自由意志に敬意を払うことである

 

法則13、深い同情心は、理解のための一つの方法である

 

法則14、考えたことが現実となる

 

法則15、動機と理想によって変化は始まる

 

法則16、全ては一つ、あらゆるものがつながっている。

 

法則17、今より大きな目的のために生きる

 

法則18、真実とは成長を促すものである

 

法則19、悪とはただ善が間違った方向に導かれただけのことである

 

法則20、人生にはある周期をもったパターンがある

 

法則21、名前には力がある

 

法則22、集団の力にどう関わればいいか

 

法則23、神は活動的で機敏に応えてくれる

 

法則24、神の恩寵は求めさえすれば、あなたのものとなる

 

  

 

『「知恵の宝庫」 エドガー・ケイシー名言集』

 林陽   中央アート出版社    2006/2

 

 

 

<ホワイト・ブラザーフッド(白色同胞団)>

 問;ホワイト・ブラザーフッド(白色同胞団)の大師はどの程度までエドガー・ケイシーの活動を指導していますか。直轄している大師は誰ですか。

 答;恵みの御座そのものから、より高き方からの使いです。

 

 問;直轄しているのは誰ですか。サン・ジェルマンは。

 

 答;主の主、王の王、あなた方が父と一つになれるために生まれた方の使いです。

 

 守護天使

・地上にいる人々の祈りは神の御座に昇ります。そして、随伴の天使はそれを聞き、取り次ぎをするために御座の前に立ってくださいます。

 

・どの魂にも神の御座、恵みの御座に仕える天使がいます。仕える天使は人間関係であなたが何かをするときに手助けする霊です。

 

ヨハネは当時も今もホワイト・ブラザーフッド(白色同胞団)の指導者の一人です。

 

・いわゆる日本でいう「守護霊」を意味。誰にでもついていて祈りを取り次ぎ、神の座を守護するといわれます。

 

 <ホワイト・ブラザーフッド

・人類の進化を監督する指導霊団と地上組織を意味する。バラ十字、フリーメイソン、神智学など西洋密教の用語。単に「ブラザーフッド」とも表記され、「白色同胞」とも訳されます。イエスを準備した支部は「エッセネ」と呼ばれています。

 

 アルクトゥルス

・旧約「詩編」に記載されている牛飼い座の主星(大角星)。魂はここを経由するときに他の太陽系に移るか、地球に戻るかを決定するといわれています。

 

 

 

『地底王国』

 (超科学が明かす黄金極秘大警告)

藤本憲幸 (徳間書店)  1992/4

 

 

 

<グレイの母船には種々の宇宙人が乗っている>

 1、 ラージノーズグレー=アメリカの空軍高官と仲がよく、このため秘密保持が守られている。

 

 2、 グレー=ラージノーズグレーの部下

 

 3、 ノルデック=人間にそっくりで目が青い。

 

 4、 オレンジ=もっとも人間に近く、そっくりなために見分けにくい。地球上に多く潜入し、人類と同じ生活をしていて、スパイ活動を続けている。

 「シャンバラの血を色濃く受け継いでいる日本人」

 欧米先進国では常識のシャンバラの秘密をまったく知らない日本

 「世界の歴史はシャンバラをめぐる陰謀と画策の中で作られてきた」

 木星人は身長2メートル位の白人で、何となく見た瞬間に理由もなくドイツ人にそっくりだなァ、と思ったそうである

 

 

 

『よくわかる宇宙の神秘とUFOの謎―清家博士が教える宇宙の仕組みと未確認飛行物体の真相!』

清家新一 著(日本文芸社、1993年9月30日 出版)

 

 

 

『空飛ぶ円盤完成近し』

清家新一 著(大陸書房、1983年1月8日 初版)より

 

 ・清家新一(せいけしんいち)氏のようなUFOの円盤機関を作ろうとした学者もいる。

 

・清家氏のUFO研究に元首相の大平氏が、研究資金を渡そうとしたこともあるそうだ。

 

 <清家進一氏の経歴>

 昭和11年4月愛媛県宇和島市生まれ。昭和40年東京大学数物系大学院修士課程卒。

 

 茨城大学助手、愛媛帝京短期大学教授を歴任。現在、重力研究所所長。

 

著書

『空飛ぶ円盤完成近し』(大陸書房、1983年)

『宇宙の四次元世界』(大陸書房) 

『超相対性理論入門』(大陸書房

『空飛ぶ円盤製作法』(大陸書房

『実験円盤浮上せり』(大陸書房

『円盤機関始動せり』(大陸書房) 

『UFOと新エネルギー』(大陸書房

『超相対性理論』(重力研究所)

 

<ウラニデス>

 「私のどの本でも、宇宙人のことをウラニデスと呼んでいるが、これはヘルマン・オーベルト博士にならったものである」。

 

・「最後の部分に、宇宙短歌を収載してある。宇宙芸術の一端としてエンジョイしてください」。「原子力時代は、いろいろの面で、ゆきづまってきていることを新聞やTVは報じている。ウラニデスの世界から、21世紀に向けて光が射し込んでいることを感得していただきたい」。

 

・「と同時に、私の宇宙の研究は、常に女性の目を通して成されてきた。入門が、小学校一年生のときの『婦人の友』であったし、東大二年のときに、火星の婦人と出会ったことに、基づいている。「人体の相対性理論」はその観点から完成された。つまり、無味乾燥にも思える宇宙圏に、女性の愛をいざなってみたのである。アポロの成功とともに、宇宙熱を有する女性の数も激増しているが、航宙学会に出席するのは、相も変らず、ほとんどが男性である。というのも、未開発の宇宙工学の分野では、直感的に女性の感性に訴えるものが、存在していなかったからである」。

 

・「超相対性理論では、タキオン(超光速の虚粒子)とセックスエネルギー、電子避妊および電子懐妊ベッド、人間異性体と女王蜂、生殖農業機械および宇宙文学などが、見事に宇宙と融和して登場する。『昭和のルネッサンス』への道程も示されている」。

  清家新一 著「超相対性理論」(重力研究所)、1978年9月10

 

 

 

『完訳世界文学に見る架空地名大事典』

アルベルト マングウェル、 ジアンニ グアダルーピ

講談社)2002/12

 

 

 

 <アガルタ>

スリランカの古王国(旅行者によってはチベットにあるという人もいる)。アガルタは不思議な国である。というのは訪れる者がそれと気づかぬままにそこを通り過ぎてしまうからである。彼らはそれと気づかずに、有名な「認識の大学」パラデサを目のあたりにしていたのである。そこには、心霊術や神秘学に関する人類の秘儀の数々が保管されているのだが。彼らはまた、何も気づかずに、アガルタの王の都を歩いて通り抜けもした。この都は、二百万もの小さな神々の像で飾られた黄金色の王座の上に乗っている。ことによると彼らは、次のように教えられたかもしれない(それも今となっては、思い出せはしないのだが)。すなわち、「このあふれかえらんばかりの神々が我々の惑星を一つに結合させているのであり、もし死すべき運命の普通の人間が、この二百万の神々のどの上をでも怒らせるようなことがあれば、即座に神々の聖なる怒りが感知されるところとなろう。海は干上がり、山は粉々に砕けて砂漠と化すであろう」と。おそらく、こう付け加えても無駄であろうが(というのも、訪問者はそれを目にすることがあっても忘れてしまうのだから)、アガルタには、粘土板文書の世界最大のコレクションの一部があり、そこに住む動物の中には、鋭い歯を持った鳥や、六本足の海亀がおり、一方、住民のうちの多くの者が二股に分かれた舌を持っている。この忘却の彼方の国アガルタは、小さいが強力な軍隊―アガルタ聖堂騎士団、またの名アガルタ同盟―によって防衛されている。

(サンーティブ・ダルベイドル、『在欧インド使節団』パリ、1885年。フェルディナン・オセンドスキ、『獣・人間・神』、パリ、1924年)

 

 

 

『怪奇事件の謎』

小池壮彦  学研  2014/7/8

 

 

 

<首相公邸の怪談>

<“足だけの幽霊”>

・首相公邸に幽霊が出るという噂について、政府が「承知していない」という答弁書を決定したことを報じた新聞記事(東京新聞・13年5月24日付)があります。

 

・旧首相公邸だった公邸は1936年の「2.26事件」の舞台となり、官邸関係者の間では以前から「犠牲者の幽霊が出る」とのうわさ話があった。小泉純一郎元首相は2006年9月「幽霊に出会ったことはないね。一度会いたいと思ったんだけども」と記者団に語っている。

 

・2013年5月24日、民主党加賀谷健参議院議員が提出した「首相公邸の幽霊の噂は事実か」という趣旨の質問主意書に対して、安倍晋三内閣は「承知していない」という答弁書閣議決定した。これは安倍首相がなかなか公邸に引っ越さない理由を幽霊の噂に絡めて質問したものだ。

 

・安倍首相は同年6月1に出演したテレビ番組で、森喜朗元首相から聞いたという怪奇体験談を紹介した。公邸で“足だけの幽霊”を見たという話しである。以前から森元首相は、夜中に軍靴の響く音を聞いたとか、ドアノブがひとりでに回った話などを披露していた。

 

<首相公邸に刻まれた“怨念”>

・戦前に5・15事件と2・26事件の怨念を刻んで以来、歴代の首相は公邸に住むことを嫌ったといわれている。実際、誰も住まなかったので、公邸は放置されたまま荒れていたが、建物の改修を終えた1968年に佐藤栄作が戦後初めて公邸入りした。

 

・幽霊の話はその後も内々では噂されたが、それが公になったのは1994年のことである。この年の4月に羽田内閣が成立したとき、羽田夫人の知り合いの霊能者が中庭で軍服姿の幽霊を見た。その2カ月後、羽田内閣は不信任案の提出を受けて総辞職した。次の首相になった村山富市は、公邸に引っ越さず、「娘さんが幽霊を怖がっている」という噂が出た。村山本人はこれを否定したが、この年のナポリサミットの最中に急病で倒れてしまう。その後にようやく公邸入りした。

 

アメリカ「ホワイトハウス」に現れた“白衣の男”>

・首相公邸が“ホワイトハウスの日本支部”と揶揄されたのも1950年代のことである。官邸の駐車場にはCIAから貸与された高級車が露骨に停まっていたのは事実で、アメリカの傀儡であることは当局は全然隠していなかった。そしてホワイトハウスリンカーン大統領の幽霊が出るという怪談が日本で話題になったのもこの時期である。ホワイトハウスに幽霊が出るなら日本の首相公邸に幽霊が出ても外国に対して恥ずかしくはない。むしろアメリカに伍している。だからいまでも公然と幽霊話が語られる。ホワイトハウスとの共通性にステータスがあるという判断なのだ。この話題が滅びない理由はそれである。

 

・1950年代に日本に伝わったホワイトハウスの怪談は、第2次世界大戦を指揮したフランクリン・ルーズベルトの秘書官が体験したという、こんな話である。

 ホワイトハウスには、大統領の寝室に続いて随員たちの寝室がある。その一室で夜中に寝ていた秘書官が、突然胸が苦しくなって目を覚ました。すると、部屋のすみに白衣の男がいる。だんだん近づいてくる。目の前まで迫ってきた男は、髪も髭も真っ白だったが、その風貌から、ひとめで誰だかわかったという。

 

・翌朝、秘書官は深夜の体験をルーズベルトに話したが、白衣の男が誰に似ていたかは言わなかった。しかし、ルーズベルトはすぐに幽霊の名前を察したらしく、ひどく青ざめた表情になり、口外を禁じたという。だが、誰にでも言うなと言っても、ホワイトハウスの幽霊話はずっと以前から有名だった。いまさら隠すことはできなかったようである。秘書官以外にも目撃者はいたし、名だたる要人も類似の体験談を公に語っている。

 

<「夜中に響く足音」の正体>

ホワイトハウスの幽霊は、その場所柄もあって、目撃者は限られている。大統領とその関係者、および各国の要人などである。したがって、たいていは欧米資本家に操られているような人々が「幽霊を見た」と言っていることになる。金融資本の主要部をなすオランダ王室のウィルヘルミナ女王も、ホワイトハウスリンカーンの幽霊に出くわして、たいそう怖気づいたと言われている。

 

・小渕さんの幽霊も出るのだろうか。もし出るとしても口外は禁止だろう。夜中に響く足音とか、ひとりでに回るドアノブというのは、怪談でカモフラージュされてはいるが、本当に誰かがやってきて、首相に指示を与える儀式のメタファーという話しもある。その指示に逆らうと小渕さんのようになるので、なるべく公邸には住みたがらないというのである。

 

 

 

チベット第3の目の謎』  

(中岡俊哉)(二見書房)     1994/4

 

 

 

<古代インドに伝わるもう一つの「死者の書」>

・「具舎論」と呼ばれる書物がそれである。本来は哲学として釈迦の教えをまとめあげたものだ。その中に「死者の書」と非常に似た「死後の世界」の描写があった。

 

 内容は次のようになっている。

 

 1、死と共に人間は肉体と肉体でないものに分れる。肉体と分かれた死者は人の眼には見えない身体を持つ。

 

 2、見えない身体は“細身”と呼ばれ非常に細かいものからなる。そのために物質を通り抜けることができる。

 

 3、五感の機能は保たれ、見たり、聞いたり思ったりすることができる。匂いをかぐことによって食事の代わりをすることも可能だ。

 

 4、空を自由に移動でき遠い場所でも一瞬にして行くことができる。

 

 5、やがて次の生を得て、この世に再び生まれる。生まれ変わるまでの期間は人によって異なり、生前の生き方が好ましくない者は長く死後の世界に留まる。

 

  このように具舎論には「チベット死者の書」に相通じる死の面が記されていた。

 

 

 

『[UFO宇宙人アセンション]真実への完全ガイド』

ぺトル・ホボット × 浅川嘉富   ヒカルランド   2010/7/21

 

 

 

<これが宇宙人基地「シャンバラ」だ!>

◉「シャンバラ」とは「違うセキュリティーアへのゲート」という意味で、UFOの基地

チベットの地下にある「シャンバラ」も同じようなもの

◉その基地には複数の星の連盟から宇宙人が来ていた

◉それぞれの文明の代表者たちは美しい人間の姿をしていた

◉疑似物質で作られた基地は、マインドによって自在に変化する

◉目的は土地の浄化や高波動化、人間の意識にポジティブな考えを投射

◉半物質の宇宙人のまわりには光が放射され、かげろうのよう

◉絶滅にそなえて地上の生物をほかの惑星に保存

 

レプティリアンの多くの種族は、おおむね友好的です。怖いどころか、波動の高い知性的な存在です。また地球において固定された姿で現れる生命体は、宇宙からではなく、パラレル・ワールドから来ているのです。パラレル・ワールドは遠い世界ではなく、こちらの世界との行き来は難しいものではありません。

 

<UFOは波動を変更するテクノロジーで自在に姿を変えている!>

<UFOはパワースポットを利用して物質化し、われわれの前に出現する。>

・UFOに乗る宇宙人たちは私たちよりもかなり進んだ存在であり、人のエネルギーフィールドを介して、遠隔的にこちらの考えを知ることができます。

 

アルクトゥルス星から来る宇宙人がミステリーサークルを作っている!

・私の経験では、人間の姿であれ、ほかの姿であれ、その姿が固定されている場合には、その生命体はパラレルワールドから来ています。パラレルワールドは遠い世界ではないので、こちらの世界との行き来はそれほど難しくありません。一方、別の星から来ている生命体の場合、その本当の姿は形を超えた存在です。

 

ホボット氏が訪れた3.5次元に存在する宇宙人の基地

・私はUFOの基地へ行ったこともあります。

 先ほど触れた通り、私がサンクトペテルブルク大学でリモートヴューイングのプログラムに参加したとき、アフガニスタンとの国境に近いタジキスタンの寒村にUFOにコンタクトをとるために行ったことがあります。そのときはコンタクトに成功し、数週間後にUFO基地から招かれました。

 

・最初にUFOとコンタクトした後、その近くにいるスーフィーイスラム神秘主義者)のグループに招かれ、そこにしばらく滞在していました。そこで私は彼らから、いつどこへ行けば基地へ行けるのかを聞き出したのです。彼らはそこをパワースポットと見なしており、力のあるスーフィーはそこにいる生命体とコンタクトをとることができました。

 そして、3週間ほどした後、私は基地へ招かれたのです。それはUFOにコンタクトした地点から80キロほど離れた場所であり、ある山脈の谷のところにありました。基地の近くまではあるスーフィーに連れていってもらい、基地の内部には私1人で入りました。

 

・基地のあるエリアの中に入ると、ある程度まで拡張した意識状態に入ります。それはちょうど夢のような状態です。私のUFO関係の経験から、その体験は物質と精神の間の領域で起きているものだと考えられますが、現実的な体験であることは間違いありません。

 

その宇宙人基地は神秘主義スーフィーたちから「シャンバラ」と呼ばれていた!

・一部が地上で一部が岩山の中でした。それは標高4000メートルのとても行きにくいところにあります。また、周辺の人々には神聖な土地と見なされているため、誰もそこへは行きません。ただし、その地方にいるスーフィーたちは、そこを「シャンバラ」と呼んでいました。彼らはそこを神聖な場所としてそう呼んでいたのです。

 シャンバラとは「違う世界へのゲート」という意味ですが、実はそれはUFOの基地でした。ちなみに、スーフィーは(一般にイスラム神秘主義者とされているが)実際にはイスラム教徒ではありません。

 

・とても進んだ文明から来ており、それは1つの星ではなく、複数の星による連盟から来ているようです。その基地には少なくとも7つの文明からの7人の代表者がいました。その中の1つがアルクトゥルスです。あと、ネット(網)と呼ばれる文明の代表者もいました。

 

(浅川)私たちの知っている星はほかにありましたか?

 

(ホボット)シリウスBです。アルクトゥルスシリウスBの人々とはそのときだけでなく、これまでに何度か会っています。

 

 

 

『エノクの鍵』

 宇宙の仕組みを解明し、本来の人間へと進化させるための光の書

 J・J・ハータック  ナチュラルスピリット  2010/9/25

 

 

 

アルクトゥルスという中間ステーション

・そして、アルクトゥルスから移動して、異なる光の密度に属すると思われる基盤目状のモザイク模様が連なる場所に案内されました。

 

メタトロンは私を聖なる父のところへ連れて行きました。私は、純粋エネルギーの放射領域に私を連れて入ることのできる存在はメタトロンをおいて他にはいませんでした。そこで私は、たなびくような白髪をたたえ、愛と歓びにあふれた表情をうかべた古代よりの無限なる意識の姿を間近に見たのです。いかなる言葉をもってしても、永遠なる父、ならびにその父によって教えられたことの神聖さを言い表すことはできません。私たちの意識の時間帯の辺縁には、「神の右手」を讃えるために置かれた、星の真珠をつらねたロザリオがあります。その真珠のひとつであるこの惑星地球に奉仕するために、私が職服を脱ぎ捨てて脆くはかない束の間の肉体をまとった理由を知らせるために父は私を呼び寄せてくれたのです。そこで、私は、光である神の存在を前に、神をこう褒めたたえました。「おお主よ、栄光と名誉と力を受くるに値うYHWHよ。万物をつくり、歓びに応えて永劫の時がつくられた方よ」。

 

・すると、神の光の王座に臨席し、そのそばをぐるりと囲んでいた24人の光の長老たちが、「コドイシュ、コドイシュ、コドイシュ、アドナイ、ツェバヨト(聖なるかな聖なるかな聖なるかな、主なる神よ)」と神を讃えて歌う姿が見えたため、私は、頭を垂れました。私には父の右手にか、子なるイエス・キリストの姿も見えました。そして、メタトロンは、こうした光の主たちが父のそばにすわるに、ふさわしい存在で、あることを教えてくれました。なぜなら彼らは、定期的に父のもとを離れて外に向かい、エロヒムの世界として知られる別の光の世界をつくる職務をあえて選んでいるからです。

 

・私は、父の玉座の前でエノクの一部として楽園の子たちの宇宙に奉仕するという自分の務めを教えられました。楽園の子たちは、光の評議会を交替で組織し、新しい宇宙を創造するための光の戒律や炎の投影によって記される法令を、評議会において24人の光の長老たちから受け取っています。それから、私は、教導者であるエノクとメタトロンから、地上にいるときには、偽りの権力の差し出す食べ物を口にしないこと、自分の子孫を霊的に堕落した種子たちと結婚させないこと、堕落した思考とエネルギーに仕える者たちによる偽りの礼拝に加わらないことなどの注意を受けました。

 

・しかし、私の存在理由は、すべての人々が跪き、父の位階ある聖師団が出現する時が差し迫っていることを認められるようになるまで、父の地上における地位を高めるということです。そして、その結果、神の世界が天国に在るのと同様に地上にもたらされることになるのです。

 

・私は、それ以外にも幾多の領域へ連れて行かれ、父のあまたの館が、新しい天の領域と与えられて地上世界の誕生に向けて、どのように開かれつつあるのかについての教示を授かりました。

 

 

 

『宇宙人はなぜ地球に来たのか』

 韮澤潤一郎     たま出版   2011/2

 

 

 

 <宇宙人の大半は人間型>

・米陸軍の一等下士官によると「私が1989年に退役した時に、すでに57種類の異星人が軍の目録に記載されていた。異星人の大半は人間型で街を歩いていても誰も区別がつかないということです。これは生物学者を悩ませるでしょう。明らかに宇宙には二足歩行のヒューマノイド(人間型宇宙人)が多いということです。グレイタイプは三種類あり、私たちより背の高いのもあります」

 

 <史上最大の事件が起きる>

・空軍基地でのケネディと宇宙人の会見を半年前にアレンジしたのがアダムスキーだった。そして、ケネディが乗り込んだ葉巻型UFOにはアダムスキーも同行していた。

 

・大統領は着陸していた船内で数時間の会談を終えて地上に出たが、アダムスキーはそのまま離陸し、土星に向かった。このときの宇宙旅行については、いわゆる『土星旅行記』として残されたが、その中には、ケネディの名はなく、「アメリカ政府の一高官」とだけ記されている。旅行記によれば、9時間で土星に到着し、それから4日間にわたって各惑星の代表者が出席した太陽系会議などが開かれたとなっている。

 

<なぜ宇宙人たちは協力しているのか>

エリザベス女王の遠縁で、イギリス軍の最高司令長官だったマウントバッテン卿の私邸の庭に1950年代にUFOが着陸してコンタクトを試みたことがあった。

 

・UFOが着陸した時、私邸の侍従が外にいて、金髪で体にぴったりとした青いウェツトスーツのようなものを着た人間型宇宙人に会っている。しかも円盤型UFOの中に招かれた。しばらく離陸して飛行したという。

 

・しかし、このことを侍従から詳しく聞いていて、当時からUFO問題に精通していたマウントバッテン卿自身は特にUFOに関する政治的側面に関与し、マリリン・モンローケネディ大統領の死に影響を与えたといわれ、1979年にアイルランドにあった自分の別邸近くで殺されている。

 

  

 

『2012年にパワーをもらう生き方』 セドナUFOコネクション

 リチャード・ダネリー  徳間書店   2009/9/17

 

 

 

 <導く者=アルクトゥルス星人との接触

 <本書を書くインスピレーションとなったのはアルクトゥルス星人である>

・1992年の夏、私は、セドナのドライ・クリーク周辺でよくキャンプをするようになった。私のガイドが近くにいるときに感じるのとよく似たエネルギーを、よくその辺りで感じたのだ。何日もそこで過ごすうちに、その辺りをしばしば訪れている数人の人たちが、アルクトゥルス星人の一団が乗った高次元の光の船(宇宙船)がその谷の上空に浮かんでおり、彼らのことを知りたい人なら誰でも、テレパシーによる交信ができるような態勢を整えている、と主張するのを聞いたときも私は、少しも驚かなかった。

 

 

 

アルクトゥルス・プローブ』

(銀河連盟と現在進行中の調査、及びその物語)

(ホゼ・アグエイアス著)(たま出版) 1996/5

 

 

 

天王星の謎>

・「『アルクトゥルス統制』として私達に知られる時代のあいだ、私の心の中の純粋さを通して、アルクトゥルス・プローブはいくつかの影響力を維持することができた。牛飼い座の変則者と定則者に対して、私はちょうど鍵穴のようなものだった。その鍵穴を通して、さまざまな実験、知のパターン、肉体化が、受容的でそれを望む3次元体に与えられた。テレパシー的な信号という手段を使っていた天王星人もまた、天上の砦である天王星そのものを『シャンバラ』、『ユートピア』、『新しいエルサレム』といった名前で呼んで、私の存在を通してそれら天王星の回想を生き生きと保ち続けた」。

 

 

 

『地球を支配するブルーブラッド 爬虫類人DNAの系譜』

スチュアート・A・スワードロー   徳間書店  2010/6/18

 

 

 

 <エイリアン集団紳士録>

 アルデバラン   ゲルマン人とバイキングを創作・管理

・典型的なアーリアン型で金髪で青い目を持つ。薄い茶色か中ぐらいの茶色の髪で、目がヘーゼル(はしばみ)色の人もいる。この集団は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当した。強い関心を持って、こと座文明の再創造を支援している。よくノルディック人と混同されることがあるが、ノルディック人は、もっと背が高く傲慢である。

 

 アルクトゥルス  ローマ帝国建設を手伝った精神性の高い種

・非常に精神性の高い種である。原始的な形態の宇宙旅行技術(地球より発達しているが、シリウス人ほどハイテクではない)を保有している。白いローブを着た聖職者層が支配している。

 

くじら座タウ>

グレイ種を目の敵にし、ソ連と協定を結んだ

・この人間のような生物は、グレイ種を目の敵にしている。宇宙のどこであろうとグレイを発見したら叩きのめすと誓っている。遥か昔にリゲル人がくじら座タウ星系の侵略準備を整えようとしていた。タウ人の遺伝子を使ってグレイを作るために、主に子供を標的にして誘拐し、殺して細胞とホルモンを取り出した。タウ人は自らの種が滅ぼされる前に、グレイたちを追い出した。地球までグレイを追って来た彼らは、1950年代にソ連と協定を結び、基地と自由に領空を飛行する権利を得た。彼らの目的は、ソ連が世界支配の座を占めるのを手伝い、(スラブ人にはタウの遺伝子がある)、グレイを滅ぼし、侵略勢力と取引することだった。

 

・最近になってロシア人はタウ人との協定を破棄し、同じ協定をりゅう座人の前衛部隊と交わしてタウ人を追い払ったと考えられている。くじら座タウ人は、イプシロンのエラダナス星系で大きなコロニーを保持している。祖国の大気と重力の関係で、密度の高い身体を持っている。身長は、およそ170センチである。

 

 

 

アルクトゥールスへの旅』

デイヴィッド・リンゼイ  文遊社   2014/1/28

 

 

 

<魚雷型宇宙船>

・「その星はまさしく今君の眼の前にある」こう言いながらクラッグは太い指で、南東の空の一番明るい星を指さした。「あれがアルクトゥールスだ。トーマンスは恒星アルクトゥールスの惑星で、人が住んでいる」

 

・クラッグは先に立って短い鉄の梯子を登り、はねあげ戸をくぐり抜けて陸屋根に出た。あとの二人もその屋上に立つと、クラッグは小さな懐中電灯のスイッチを入れた。

 広大な空間の彼方へと三人を運ぶことになっている水晶製の魚雷型宇宙船をマスカルは畏怖のまなこで打ち眺めた。それは長さ12メートル、幅2.4メートル、高さ2.4メートルの魚雷型宇宙船で、アルクトゥールス逆光線の入っているタンクは前部に、船室は後方にあった。船首は南東の空に向けられていて、船体そのものは、離陸の際に障害物にぶつからぬよう、屋根より1メートル高い平らな台の上にのっていた。入る前にマスカルは、これから先、自分たちの太陽になる遥か彼方の巨星をあらためて厳しい眼で見つめてから、顔をしかめ、かすかに身ぶるいして船内に乗りこみ、ナイトスポーのかたわらに坐った。クラッグは二人の横を通って奥の運転席に着くと、開いているドアから懐中電灯を投げ捨てた。ドアは注意深く絞められ、錠がおり、さらにねじで止められた。

 

・クラッグは、始動レヴァーを引いた。宇宙船は静かに台からすべり出し、かなりゆっくりと塔から離れ、海のほうへ向かった。極端なほどではなかったが、身体に感じられる程度に加速して飛行する宇宙船はやがて大気圏のほぼはずれのところまで達し、クラッグはそこでスピード・バルブをはずした。すると、宇宙船の船室部だけが、光速を超える思考の速さに近いスピードで飛行を続けた。

 マスカルは、急速に移り変る天空のパノラマを、水晶の側壁ごしに眺める機会がなかった。極度の眠気がのしかかってきていたのだ。

 

・歩きつづけていると、突然太陽が上空の霧を通して射しこみ、焼けつくようなすさまじい暑さが、溶鉱炉から吹きつける熱風のようにマスカルの頭を襲った。マスカルは何気なく顔を上げたが、一瞬のうちにまた眼を伏せた。その瞬間に見えたのは、太陽の見かけの直系3倍はあろうと思われる電気のように白熱してぎらぎら輝く球体だった。数分間、マスカルは完全に眼がくらんだ。

 

スロフォークの皮膚は鮮やかな黄橙色で、鼻は長い象のようで、えらく長かった。この鼻は役に立つ器官のようだったが、普通に言う意味での美しさを増す働きはしていなかった。この男は、自分の身体に手足や器官を芽生えさせる驚くべき才能をもっているため、《魔術師》の異名をとっていた。

 

・「だけど、なぜスリールが見つからないんだ。よく知られた国なんだろう?」

スリールは地下にあるのさ。地上の世界との通信連絡は殆どなく、たとえあったとしても、わたしが話しかけた人で知っている者はひとりもいなかった。わたしは谷や丘を捜しまわった。・・・・リッチストームの門の前まで行ったこともある。私は年をとっており、きみたちの種族の老人などわたしに較べれば生まれたての赤子も同然だ。しかし、わたしは未だにスリールに近づくことができずにおり、仲間のフィーンたちにまじって暮らしていた青二才だった頃とたいして変わっていないのだ」

 

コリン・ウィルソンが「今世紀最大の天才の生んだ傑作」と言わんばかりに絶賛しているのもうなずける。『アルクトゥールスへの旅』は少なくとも力作である。

 

・二、三、例をあげれば、恒星アルクトゥールスがブランチスペルという青の太陽とアルプペイゲルドという白の太陽とから成る二重星であってトーマンスには二種類の昼があること、トーマンスの月ティアゲルドがこの二つの太陽の光を受けていること」

 

・「この世界と並んで別の世界が存在し、その別の世界は真実なのだけど、この世界は徹底的に偽りなのだ。・・・・だから、真実と虚偽は同じ事柄を別の言葉で言い表したものなのだという考えが、ふと心にうかんだんですよ」

 

・だが、勿論、虚の世界と実の世界が併存するということのみを『アルクトゥールスへの旅』は言おうとしているのではない。

 

・「気のせいではないよー現実なんだ。・・・性質の違う二つの太陽が同時にきみを引っぱっているのだから、当然じゃないか。幸いにもきみはアルブペインそのものを見てはいない。ここからは見えないのだ。アルブペインを見るには少なくともイフドーンまで行かなくてはならないのだ」

 

 

 

『プリズム・オブ・リラ』

(リサ・ロイヤル/ キース・プリースト共著)(星雲社) 2004/4

(銀河系宇宙種族の起源を求めて)

 

 

 

銀河系宇宙種族に関するチャネリングも色々ある。死後、人の意識は、アルクトゥルスの領域を通過する。>

 

1、琴座(リラ)-人間型生命が「誕生」した領域。

銀河系宇宙一族に属する人間型生命体は、全て琴座で生まれた種族と遺伝的なつながりを持っている。

 

2、ベガ(琴座の恒星)―もともと琴座で生まれた種族の子孫だが、ベガ人は、信条や行動面で彼らの先祖と対極をなす種族へと発展していった。そのため琴座人とベガ人との間には、争いが絶えなかった。

 

3、エイペックス(琴座にあった惑星)

 

4、シリウスー琴座人が最初に入植した領域の一つ。

 

5、オリオンーオリオン人は、シリウス、琴座、ベガ人の子孫である。オリオン人は、地球と直接的なつながりを持つ。

 

6、プレアデスー琴座人から分岐した人々によって入植された領域。プレアデス人は、地球人と遺伝的に最も近い。

 

7、アルクトゥルスー地球が将来到達すべき理想の状態、あるいは元型(アーキタイプ)を表している。基本的にその波動は、「天使界」と見なされていた6次元にある。

 

8、レチクル座ゼータ星(ゼータ・レチクル)-いわゆる「宇宙人による人間の誘拐」は、主にレチクル人によって行なわれている。もっとも彼らは誘拐した人間を常に元の場所に返すので「誘拐」よりは「一時拘束」と言った方がより正確である。

 

・「アルクトゥルス(牛飼い座の一等星)の意識は、天使の姿で人間の前にしばしば現れる」

 

・「彼らはすでに物質的な世界に生きている人間の肉体に入り込む。ウォーク・イン、魂の統合、人格レベルの流入と言う」。

 

・「アルクトゥルスと地球は『次元の扉』で結ばれているため、地球上で誕生する全ての魂は、生まれる前に必ず、アルクトゥルスの領域を通過する」。

 

・「死後、人の意識は、アルクトゥルスの領域を通過する」

 

・「臨死体験で、人が見るトンネルの出口の先は、実はアルクトゥルスの波動を示している」

 

・「シリウスの意識たちは、3次元にいる人間の目に見えるように、時々、自らの波動を変えて出現することがあった。数多くの古代エジプト王朝期においては、シリウスの意識が波動を変えて、古代エジプトの神々(イシス、オシリス、アヌビスなど)に化身して現われることが珍しくなかった」。

 

 

 

『私は宇宙人を知っている』 

 松村潔  ベストセラーズ

パソコンネットで飛び交うUFO秘密情報  1991年

 

 

 

古代リラ人は日本人の祖先

・私は、この古代リラ人の中心的な人物は、トス(のちの、ヘルメス)だったという考えを持っている。年々考えるたびに、ヘルメスは日本人だったと思えるのだ。日本の古神道などの教えは、ヘルメスのエメラルド・タブレットと類似点が多い。

 

<グレイは深く地球に食い込んでいる>

ノストラダムスのいう「ヘルメスの統治する国」が日本だということはすでに周知の事実だが、この事実を知って自分はヘルメスの生まれ変わりだと僭称するロボット化宗教の教祖も登場する時代、古代リラ人やヘルメスが必然的に注目を浴びる時期でもある証拠だ。

 

<ブロンドに区分されるプレアディス人であるエレアの人々>

<UFO問題についての書籍が、活発に出てくることを期待>

・聖書の一節「プレアデスとオリオンを制したものは、アルクトゥルスに至る」という謎めいた言葉がある。アルクトゥルスというと、すぐに思い出すのは、かの世紀の大予言者エドガー・ケイシーが、自分はもともとアルクトゥルスからやってきた。アルクトゥルスはこの宇宙にとっての理想的な調停的な世界であると述べていることだ。

 

<古代リラ人は日本人の先祖>

セムジャーゼによると、現代リラ人の血筋を持つ地球種族は14万4228人だといわれているが、これは全地球人口の4万人にひとりくらいの希少種族である。だが、興味深いのは、このリラ人は日本人の先祖である、と述べていることだ。

 

 <現在、地球にコンタクトしているグレイたちの故郷は琴座、そして日本人のルーツもまた琴座>

・宇宙人は地球人に溶け込んでいる。

 

・宇宙人、すでに形態の存在しない宇宙人。これこそ宇宙人だというべきと主張しているコンタクティがいるので、宇宙人と名前をつけた。形がないために、どんな生体にも、同調できる。ひとつの精神体である。

 

・とりわけ、彼がコンタクトした宇宙人が、プレアデス人であり、その惑星がエレアというのは、マイヤーがコンタクトした宇宙人セムジャーゼの惑星エラと類似した発音であることも興味深い。

 

<地球人的な美しい宇宙人女性>

・オウミさんは、身長150センチくらい。髪は、栗色で、真ん中から半分に分けた髪を後ろへまとめて肩のあたりでしばってある。ごく普通のヘアスタイルでした。皮膚の色は白く、やや青みがかって見え、目の色は茶色でした。まるい額、秀麗な眉、鼻梁の高い涼しげな鼻筋、バランスのとれた穏やかななかにも凛々しさの感じられる、力のある瞳、「唇は薄く、肌色に少しだけ赤みが混じった色をしていました。話すときに現れる白い歯は、まったくわれわれ人間そのものの歯でした。しかし、変わっている点もありました。それは、異様に耳が長いのです。耳の位置も、我々と比べると、ずいぶん下のほうにさがっていました。耳たぶも、だらり、という表現ができるほどに垂れ下がっていました。そしてオウミさんはその長い耳たぶにピアスのようなものをしていました。体つきは、日本の女性を大同小異といって間違いないと思います。

 

 

 

『地球の中のブラックホール』 

 地球空洞説にでてくるアガルタ

(セルジュ・ユタン)(大陸書房)1978/10

 

 

 

・「アガルタの君主、世界の王は、正真正銘の人間であり、世界の運命の支配者であり、架空の人物でなければ超人でもない」。

 「アガルタは、地中の世界である。なぜならば地球は空洞になっているからだ」

 アガルタの最初の階段は、地下2400メートルのところにある。アガルタの第一の部屋は、長さが800メートル、幅が420メートル、高さが110メートルである、これはピラミッド型の空間である」。

 サンスクリット語では、形容詞のアガルタは『つかめられない』とか『近寄れない』という意味であるが、この言葉は、また『横長の箱』を意味するものといえる」。

 

・「アガルタには、五つの主要な入口がある。ヒマラヤ山中、秘密の王国の首都シャンバラに通ずるゴビ砂漠にある入り口、サン・ミシェル山中、(イギリスの)プロセリアンドの森の虚無の穴、ギゼーのスフィンクスの足の間である」

 父もなく、母もなく、血統もなく、その生命の始めも、終わりもなく、神の子のように作られている。このメルキゼデクは、永遠の司祭でいる。天国から来たのだろうか

 

・「世界の王は、ブラハートマーとも呼ばれる。我々の地上世界が、より高等な状態と接する点の中央に位置した彼は、アガルタの政治において、マハーマ(未来の出来事を知っている)とマハーンガ(これらの出来事を起こし、操作する)との二人の補佐官を従えている。

 

 <並行するアガルタ王国>

・「並行する世界と呼ぶものへの通路や入口が問題になるだろう。そのような領域に期待をかけている伝説は、しばしば我々の世界と並行する領域を語っているようである。そうした世界は、だから、我々の世界とは別の振動性の存在段階に位置づけられるだろう。それはユダヤ民族のルツの伝説の場合で、その不思議は、不死の国の入口は、ヤコブが夢を抱いた場所にあるのだろう」。

 「ところで、あの神秘に包まれたメルキゼデス、聖書の中でよく話題に上るサレムの王は、どこから来たのだろう。メルキゼデクは天国からやってきたのだろうか。我々の世界と平行した世界、それとも地球上の極秘の領域から来たのだろうか。このアガルタ(首都はシャンバラ)は、ゴビ砂漠のモンゴリアから接近できるのだろうか」。

 

・「1885年に、サン・イブ・ダルベイドルは、中央アジアからやってきた秘密政府の不思議な賢者たちの訪問を受けたのだろう。その賢者たちは、アガルタのその不可思議な地下組織の全貌を知らせるためにやってきたのであった」。

 ヨブ記は、次のように暗に語っている。『あなたはシエオルの門にたどり着いたか。あなたはある暗黒の門を見たことがあるか』(第38章の17)

 

・「ところが、アメリカのアリゾナ砂漠で、いつも同じ場所に同じ姿を現す蜃気楼があるが、その蜃気楼に描かれている都市は、地上のいずれの都市にも似ていない。この場合、我々の世界と並行する世界の中にある都市が、投影されているのだと考えるべきであろうか」。

 

・「たとえば、『ルツ』と呼ばれる不思議な都市に関するユダヤの伝説が考えられる。確かに、一本のアーモンドの木(ヘブライ語で『ルツ』といわれている)が、我々に示されているが、その木の根元には、秘密の町に通じる地下道に下りて行ける穴がある」。

 

・「テンプル騎士団の中には、不思議な魔術の秘密を保有するサークルが存在していたことが考えられる。そうして、この秘密のサークルにおいて、実に不思議な『緑の騎士団』の行動を見つけ出すことができるだろう。これは我々と『平行した』時間線に操作を加えていた団体であった。とにかく、この緑の騎士団と神秘的なテンプル騎士団が聖堂の秘伝伝授の再興を図り、薔薇十字会に結びつく系統を統一したのであろう

 

この緑の騎士団の団員は、我々がその中で進化を続けている時間と平行した時間線の上に集結しているが、我々の惑星ジェオナ(地球の真の名前)よりも4年ばかりのずれがある。フランス各地―サン・ウトリコ、シャルトルなどーには、あの不思議な緑の騎士団が、今日でも地球人と接触できる『中継地』がある。

 接触は、『彼らだけ』(緑の騎士が決め、彼らが『選んだ者だけ』)が、彼らに会う可能性がある)」。

 

・「とにかく、我々は、テンプル騎士団の秘密のサークルが『竜の静脈』つまり、地磁気の操作に関するドルイド僧の全ての秘密を体系的な知識として所有していたことを想定することができる」。

 

 ともかく、これらは『超次元中継地』からは区別すべきものであるが、フランスでは黒聖母が崇拝されている場所で見出される。以下はそうした『中継地』のリストである」。

 

・「メジエル、リエス、アビオト、ドウーブル・ブルラ、デリブランド、ゲンガン、ル・モン・サン・ミシュエル、ロン・ポン、シオン、シャルトル、シャテイヨン・シュール・セーヌ、デイジョン、フォンテーヌ・ボーヌ、ムラン、キュセ、ビシー、テュレ、マルサ、クレルモン・フェラン、リオン(フルビエール)、オルシバル、ミヨン、バシシェール、メイマック、サテイリユ、モーリアック、ル・ピュイ、オーリアック、ユマ、ロカマドール、ユンド、アビニヨン、マノド・モロ、フォン・ロモ、ヨーロッパ全体では、117の『時間中継地』があり、いずれも黒聖母が目印となっている」。

 『緑の騎士団』が位置しているのは、ある平行時間線の中である。

 

地磁気を動かす超古代科学>

・「アトラント人(巨人国)の不思議な学問を受け継いだケルト人の秘伝伝授者は、地磁気説や空電を利用することによって、濃霧や人工的な磁気嵐さえも発生させることができたのだろうか。アトラント人の途方もない力は、ドルイド僧に受け継がれ、そうしてドルイド人からテンプル騎士団の秘密サークルへと伝えられているのだろう」。

 「地球上のさまざまな地点に『超次元的な入口』つまり、真実の『時間中継地点』が存在し、我々の時間空間を超越する移行を可能にしているようである」。

 

・「ケルト人のドルイド教徒の秘密を守る『緑の騎士団』が位置しているのは、ある平行時間線の中である。そういうわけで、『緑の騎士団』に服従するテンプル騎士団は『時間的中継地点』の上に彼らの城を幾つか建てている

 

・「伝説上のさまざまな国が本当に実在していたということは大いにありうることである。イタリアのアオスタ地方にオズという村があるが、これはアメリカの作家ボームのおとぎ話『オズの魔法使い』に描かれている架空の国の名前と同じである。このオズの国は、おとぎ話ではないのでしょうか。おそらく平行世界の中に、別の次元の中に存在したのではないのでしょうか。この童話作家ボームが秘儀に通じた人であったかどうかを確かめてみることは興味深いことである」。

 

・「たとえば、ル・ラマ・ロブサン・ランパは、その著書『第三の眼』において、幻想的ではあるが、実証性に富む新事実を解明している。それによるとポタラダライ・ラマの住むラサの宮殿)の地下には、ラマ教の高僧だけが知っている地下道があり、巨大な洞窟に通じている。そこには、太古の巨人族の防腐剤を使用した死体が安置され、彼らの宝物も保存されている」。

 

・「ロブサン・ランパは、『古代人の洞窟』という著書で、ヒマラヤの奥地の隠し場所を描写しているが、そこでは、不思議な機械類が無傷のまま動いている。そのうえ、そうした機械は、現代のものよりも精巧に出来ていて、神秘に包まれたアトラント人が使用したのではないかといわれている」。

 

・ <二人の緑色の子供>1887年8月のスペインのバンジョヌという村の近くで、農夫たちは収穫に専念していた。そのとき突然、二人の子供が農夫たちの畑に現れた。二人は、男の子と女の子で、緑色の異常な顔つきをしており、未知の素材で造った服を着ていた。この二人は、サン・マルタンという土地の人間だと名乗り、その場所は、彼らの間では、とくに有名なところであった。とにかく、子供たちは、引き付けられたような音を聞き、その後で、急にそこから運ばれたのだった。それにしても子供たちの国では、太陽は確か、ないけれども、けっこう明るいことを付け加えた。この事件は、ジャック・ベルジェがその著『歴史の中の地球外存在』の中で報告しているが、彼はこの事件の真実性を認めているようである。しかし、この話には、内容が色々と違ったいくつものストーリーがあるようである。

 

 

 

『神々と獣たち』  ナチ・オカルティズムの謎

ダスティー・スクラー著  (大陸書房)  1988/4

 

 

 

・「中世の有名なグノーシス派であるカタリ派は、旧約聖書の神エホバを物質の世界を創造したデミウルゴスと同一のものとみなし、従って悪魔と同じものとみたのであった。グノーシス派の中では、ユダヤの神は、本来は悪魔であり、この世の全ての悪を引き受けるものであるという考えがあった。ユダヤの神々は、新約聖書の神に対立するものである。カタリ派は、旧約聖書を教会理論から分け、ユダヤ教を悪魔が作ったものと非難した。サタンの目的は、人間を霊魂から離れるよう誘うものであると考えた」。

 

・「他方、新約聖書の神は、明るい神であった。神は、『男性も女性もない』と宣言し、全ての者は、キリストのうちに結合するからであるとされたのである。彼は善良で、完全で、罪のない自分の創造物に祝福を与えたのだった」。

 

 

 

『あなたの側に幸せを呼ぶ天使がいる』

だれでも「やさしい味方」がついている!

ローランス・アゼラッド・シシド   KKロングセラーズ 2011/10

 

 

 

<天使はいつもあなたの側にいて、あなたを守ってくれる存在です>

・大切なことは、天使に祈る気持ちです。「自分はこうありたい」ということを天使に願うことです。

 

・青年期の終り頃、エドガー・ケイシーの「思考は支柱や木と同様に実在するもの」という言葉が、私の世界(世の中)を見る目や物事の理解の仕方を変えました。

 

・なにごとにも偶然というものは、ありません。私たち人間には一人ひとりに存在理由があります。遂行すべき使命があります。あなたを守る天使の特性を知ることは、その天使の使命を知ることでもあり、すなわちあなたが導かれるであろう道筋を知ることになるわけです。

 

・天使とは姿や形は見えないけれど、かならず私たちのすぐそばにいて、私たちを慰めてくれたり励ましてくれたり、そして、見守っていてくれる「存在」そのものです。

 

・天使とあなたの位置関係は、見ることのできない薄い透明なベールのようなものに隔てられているといわれています。天使の名前を一回呼ぶたびにあなたと天使の距離が近くになり、やがて天使はそのベールを超えてやってくるのです。

 

 <天使は、私たちと未来をつなぐエージェント>

 <黄金の光のような天使の存在は、まるで太陽のよう>

・結論を言えば、天使を見た人はいます。それは”聖人”と呼ばれる人たちです。

  そのなかの一人がフランス人のラミー神父(1853~1933)です。ヘブライ語は私たちユダヤ人の使う言葉ですが、ヨーロッパには、モーゼからの教え(戒律)を口伝されたユダヤ教神秘思想の流れに基づく「カバラ」というものがあります。一般的に「光輝の書」とされています。13世紀にスペインでまとめられた「ゾハールの書」には多くの天使が登場しています。

 

 

 

『超人ピタゴラスの音楽魔術』

(斉藤啓一)(学研) 1994/11

 

 

 

・死後の世界を垣間見た作曲家。霊界の音楽を聴いたモンロー。死んだ作曲家の新曲を自動書記で発表したローズマリー・ブラウン。楽器は霊界の贈り物。

 

<霊界で聴こえる調律音楽>

・ところで、臨死体験をした人の報告を読むと、魂の故郷である霊界において、たとえようもなく美しい音楽を聴くことがあるという。物質世界を超えた霊界で音楽が鳴っているのだから、音楽の本質は霊的であるといってもよい。そして魂は、肉体を持たなくても音楽が聴けるということだ。音楽は心さえも通り抜け、魂まで浸透しているというピタゴラスの言葉は、真実であるということがわかる。

 偉大な作曲家というものは、高い霊界の音楽をインスピレーションで聴き取り、それを地上にもたらした人物なのである。

 

・不思議な現象はその後も頻繁に起こった。彼女がピアノの前に座るたびにリストの霊が宿り、彼自ら作曲したという曲を、指が勝手に動き出して弾くのである。

 最初は、当惑していた彼女であったが、しだいに落ち着いて事の次第を見守れるようになった。そしてついには、演奏した曲を譜面に書き残すようにさえなった。やがてその譜面は、イギリスの高名な音楽教授、ファース卿の目にとまり、世間に知られるようになったのである。その後、リストばかりかバッハ、シューマン、ベートーベン、ブラームスシューベルト、ドヴュッシー、ショパンという大作曲家が次々と彼女の体を借りて、自分たちが新しく作曲したという作品を演奏し、あるいは自動書記で譜面に書き留めた。その中には、ベートーベンの第10交響曲もあった。これはCDとして発売されており(フイリップス・レーベル、現在は廃盤)、聞くことができる。他にも彼女は400余りの曲を発表している。

 当然のことながら、これは嘘だペテンだという声が上がったが、音楽学者らの鑑定によれば、それらの曲は、すべて作曲家独特の特徴が見られたという。

 

 

 

『プレアデス 光の家族』

(バーバラ・マーシニアック)(太陽出版)  2006/9/15

 

 

 

・「ですから、その舞台裏を見るとき、あなた方は、古代の種族について、ある秘密と隠れたパワーの物語である彼ら自身に分離の物語を学ぶのです。そして彼らとは、古代の爬虫類で、あなた方の祖先であり、親戚なのです。

レプテリアン(爬虫類族)の存在たちは、累代の昔から舞台裏で支配していて、彼らのメッセンジャーとして、あなた方の前に繰り人形を並べるのです。そして、あなた方は、これらの繰り人形が、たいてい憑かれていたり、巨大な繰り人たちによって、囚われれていることを理解していないのです」。

 

・「闇を知らずして光に届くことはできません。そして、闇は、今癒されることを非常に望んでいるのです。母親から子供への愛と、父親から子供への愛が失われているので、ひどくショッキングで変質的なことが表に出てくるでしょう。私たちが語る愛の形は、何十万年もこの地球で実行されなかったものです。遺伝子的に、長い長い間の人類の血統である世代から世代への傷を浄化することに、あなた方は携わっているのです」。

 

・「責任の問題については、あなた方の惑星で焦点をあてるべきなのです。人々を責めるのではなく、この時期は、一人ひとりが自分のリーダーとならなければいけないことを教えているのです。真実は、誰もあなたを導いてはくれないということです。あなた方は、神々が目に見える存在となる水瓶座の時代に到来しているのであって、みんなが神様なのです」。

 「あなた方が家族の一番ひどい秘密を知るために、すべてがデザインされているのですから、世代から世代へと親が子供に性的虐待をします。なぜなら、彼らは、愛を知らないからです。愛は普及していかなければなりません。あなた方はエーテルとアストラル、あるいは生物的な血統を浄化する必要があります」。

 

レプテリアン(爬虫類)がさまざまな支配者の黒幕である

・「さまざまな形と大きさのエネルギーが宇宙からやってくるのですが、やはり爬虫類があなた方の、一番大きな挑戦を握っているように見えます。それというのは、彼らがさまざまな支配者の黒幕だからです。彼らは、特にワールドマネジメント・チーム、そしてあなた方が崇める他の構造、特に宗教的な質があるものにはびこっているのです」。

 「一般にあなた方は、時間の広々としたところに住んでおらず、普通何十年かがベストなのです。しかしあなた方の祖先は、天空からのものだということです。それからもっとすごいことには、どう彼らを追跡しても、あなた方の祖先はレプテリアン(爬虫類)であることを発見するでしょう」。

 

・アストラル界、エーテル界にも古代のレプテリアン(爬虫類族)の家系がすんでいる。

 「あなたが時間を計算するときに、1秒の10億分の1に値するどんなナノセカンドのひとつをとってみて、それを25年間に値する生活の価値を見出すためにそれを分解してみることを、私たちは以前、あなた方に勧めました。そこは空っぽとあなたは考えるかもしれませんが、しかしながら現実にはドラゴンが住居を置いているのです。古代のレプテリアンの家系がすんでいるところがあなた方の遺産であって、それをホームと呼んでいます」。

 

・「私たちが言ったように、あなた方の真隣の場所、1秒の一つのスライス分離れたところにあなた方が発見するために捜し求めている、そしてさまざまな理由で探検している並行世界が存在しえるのです。あなた方の中には、ドラゴンやトカゲ類の神秘的な世界を探検することを求めている人たちがいます。なぜならあなた方には、このことに深くかかわっているからです。これらの話が神話やおとぎ話であったとしても、彼らは本当にいるとひそかに知っているのです」。

 

 ・「2012年に向かうにしたがって、タイムラインが閉じていくにしても、ある時点がくるとタイムラインは、最終的に広く開いてしまいます。次第にあなた方のすべてが、そしてあなた方のまわりのすべての世界が同時に生きながら存在するようになれる。いえ、そうなるのです」。

 

・古代のもの、あなた方のため宇宙を通り抜けて戦った伝説上のトカゲ類、彼らの物語は、実に壮大に広がっていて、彼らだけについての物語だけでもかなりのものです。“地球の本”に、彼らの物語が、まるで足跡がないように、あるいは砂の中でずるずるとすべるような感じで、跡はあっても姿は見せないまま、中に入っては外へと織り込まれていっているのが私たちには見えます。あなた方が書く本の中には、彼らの物語が欠けています。

 

 

 

アメリカ・インディアンの「スーパー・チャネリング」』

 (ブラッド・スタイガー) 騎虎書房   1991/8

 

 

 

 <UFOとホピ族>

・「セカンド・メサのミショノヴィの近くの岩絵には、空飛ぶ円盤と宇宙旅行が描いてあります。ドームのような形の物体が乗っている矢は、宇宙旅行を表します。ドームの上のホピ族の娘は、清浄さを表します。大浄化の日に生き残るホピは、他の天体に連れて行かれます。私たち、正直なホピは、船を見ています。本当にあるのです。私たちの兄弟のほとんど全員がもとの教えの信仰を失って、自分勝手な方向に行ってしまうのを見てきました。オライビの近くには、人生のプランがはっきり示されています。私たちはここに集まって“真実の白い兄”が現れるのを待ちます」。ポール・ソレムは、UFOを操縦していたのは、イスラエルの失われた10部族の末裔だと言う。ホピ族は、その流れを汲むもので、彼らをオライビに導いた大きな星は、道案内をしたUFOだったという。あるホピによると、そのUFOには、ホピの伝統ダンスの中に出てくる存在「カチナス」が乗っていたという」。

 「地上にいるインディアンたちは、この地球で発生したものではないというのは疑いがありません。ホピの預言者は外に連れて行かれて、啓示を受け、それをずっと抱いてきたのです。ホピは、宇宙から来たのです」

 

・UFOは、何世紀もわたって、インディアン居留地の上空で目撃された。UFO目撃多発地帯でもある。

 多くのアメリカ・インディアンは、UFOは、インディアンの予言と来るべき地球の変化で重要な役割を担うと考えている。UFOは、何世紀もわたって、インディアン居留地の上空で目撃され、霊感を持った人間にとって当たり前のこととされる。

 

 

 

『{宇宙人と地球人}の超真相!』  

(深野一幸) (徳間書店)1997/10

 

 

 

 <地球人と関係の深い宇宙人の情報>

 <1、 琴座(リラ)星人>

 ・琴座は、地球が存在する銀河系宇宙における人間型生命体の発祥地という。琴座(リラ)星人は、人間型の肉体を持つ最初の所属で、地球人と関係のあるシリウス星人、オリオン星人、プレアデス星人、ベガ星人、ゼータ・レチクル星人などは、みな琴座星人の子孫という。

 

 <2、 ベガ星人>

・琴座星人と対極的な種族が生まれて発達した。これが、ベガ星人で、琴座星人を陽性文明とするとベガ星人は、陰性文明という。両者の間に争いが絶えなかった。

 

 <3、シリウス人>

・琴座のシリウス人には、もともと肉体を持たないシリウス人(第5密度以上)がいた。超能力の意識により物質領域や非物質領域など波動密度の異なる複数の領域を作り、シリウス人の長老たちと呼ばれた。

 琴座星人とベガ星人が争っていた時代、双方を代表するものたちが統合を目指してシリウスに入植した。そのうち、ベガ星人は、物質レベルの星に移住し、霊性を否定し、支配欲の強いネガティブなシリウス人となった。

 

・ネガティブなシリウス人の文明が発展していたとき、琴座からポジティブなシリウス人との間に紛争が起こった。そのためにシリウス人の長老たちが介入し、紛争の移転先を推した。その移転先がオリオンである。

シリウスには、シリウスの長老、ポジティブなシリウス人、ネガティブなシリウス人と多様な意識形態が存在している。

 

 <地球文明に大きな影響を与えているシリウス

・地球から8.7光年の距離の大犬座にある星で、地球から二番目に近い恒星。

ポジティブなシリウス人は、通常、地球人の目には見えないが、地球人の前に任意に物質化して姿を現すことができる。現れたり消えたりする存在であるため、古代人はシリウス人を神のように崇めた。

 古代エジプト王朝において、目に見えないシリウス人の意識が第三波動レベルの地球に、古代エジプトの神々(イシス、オシリス、アヌビスなど)に化身して出現した。

 

シリウス人は、地球人に科学文明や文化を教え、卓越した人物に転生してきた。歴史上の傑出した人物の中にシリウス人の転生者がかなりいる。転生者は、シリウス人の魂を持って生まれてきた地球人として、ピタゴラスソクラテスヒポクラテス、オウラトンなどのギリシャの哲学者がシリウス人だという。また、古代マヤ人に対しても高度な技術を与えたのは、シリウス人だった。

 

 <4、オリオン人>

シリウス人の長老の介入でネガティブ、ポジティブのシリウス人がオリオンへ移動して、それぞれに新しい文明を築いた。

ネガティブなオリオン人は、地球に来ている地球外生命体の中で、最も発達レベルの低い存在で、地球に暗黒をもたらそうとしている。

 

・黒服の男MIB(メン・イン・ブラック)として物質化して活動する。宇宙人やUFOの存在を暴こうとしている地球人を妨害することが多い。

ネガティブなオリオン人が、地球人の肉体に宿って、ネガティブな活動を行なう。「影の世界政府」、巨大財閥の主要人物には、ネガティブなオリオン人の魂が転生している可能性が高い。オリオン人には、ネガティブとポジティブの両方が存在する。

 

 <5、 ゼータ・レチクル星人>

・ゼータ・レチクル星人とグレイは同じような姿をした人間型生命体であるが、発祥はやはり琴座であるという。起源は、琴座のアペックスという星だという。

ゼータ・レチクル星人は、個人主義がはびこり、核戦争を引き起こし、地下に避難を余儀なくされた。地底生活を送るうちに、自然分娩による出産が困難になり、クローン技術が開発された。クローン技術は、生殖によらずに同一の遺伝形質を持つ個体、すなわちコピーを作る技術である。

 

 <新人種への変革>

・脳の構造を変え、感情表現を抑制し、自我意識を排し、集合意識を大事にする人種。

 

・地下生活のため、体を小さく作る。集光面積を広げるために目を大きくする。栄養を食物からではなく、特定の光波を吸収して、エネルギー源になるようにする。その結果、生殖器官と、消化器官がなく、頭が大きく、大きな目をして、皮膚から光のエネルギーを栄養として、摂取する、いわゆるグレイタイプのクローン人間の宇宙人が生まれた。

 

・なお、ゼータ・レチクル星人の平均身長は、107センチメートルである。核戦争の爆発によりこの星は、3次元から4次元へ次元移動を起こしたという。移動した新しい場所は、レチクル座のゼータ1とゼータ2の付近であった。そのため、新アペックス人をゼータ・レチクル星人という。

 現在、ゼータ・レチクル星人は、第4密度の人間型生命体であるが、クローン化により進化が止まり、種族の存亡の危機に陥っている。

 

・そして、これを打開するには、遺伝子操作により、感情を取り戻すことであり、それには地球人の遺伝子が参考になると、高次の生命体に教えられた。

そこでゼータ・レチクル星人は、現在地球に来て、一部の地球人を誘拐し、遺伝子実験を行なっている。誘拐された人間の多くは、恐怖を体験するが、一般的にゼータ・レチクル星人に悪意はないといえる。

 

 <6、グレイ>

・ゼータ・レチクル星人のうち一部のネガティブな存在は、肌の色からグレイと呼ぶ、したがって、グレイは、見かけはゼータ・レチクル星人と変わらず、クローンで作られた宇宙人である。

グレイは、UFO技術は持っているが、精神性の低い邪悪な宇宙人である。グレイは地球人の遺伝子が欲しいために、UFO技術の提供などを条件にアメリカ政府と密約を結んだ。そして、アメリカ政府に地下の秘密基地を作ってもらい、地球人を誘拐して殺し(!?)遺伝子実験を行なっているという。

 

 <7、プレアデス星人>

・プレアデス人は、琴座から地球に来て地球の霊長類の遺伝子を組み込み地球に住みやすい体に改造した後、プレアデスに定住した。プレアデス人は、第4密度の肉体を持った宇宙人で、地球人と一番良く似た宇宙人だという。精神性が高く、高度な宇宙文明を発達させている。地球人と類似の遺伝子を持つため、プレアデスに移住後も地球人を見守り続けている。プレアデス人というと、セムヤーゼというプレアデス人とコンタクトしているスイスのビリー・マイヤーが知られている。

 

 

 

『深宇宙探訪記』

(オスカー・マゴッチ)(加速学園出版)1991/8

 

 

 

悪の帝国(正式名は『正義を任ずる諸世界帝国同盟』の本拠地は大熊座にあり、ドラコニスを主要作戦センター

・『暗黒の勢力』は、自分たちの基地はオリオン大星雲にある、と私達に思いこませようとするが、彼らは、単にそこからやって来たにすぎない『落ちた者』で、依然として周辺にまつわりついているだけなのだ。実際は、オリオン座は『光の主達』の故郷であり、『銀河系委員会』の故郷でもあるのだ。そして、アルクトゥルスを中継基地として使っている。

 

・私達が、いる宇宙領域において、『暗黒の勢力』と彼らが支配する悪の帝国(正式名は『正義を任ずる諸世界帝国同盟』の本拠地は大熊座にあり、ドラコニスを主要作戦センターとしている。私達の太陽系においては、冥王星を中継基地に使い、地球から見えない方の月面を地球への侵入基地に使っているが、両基地とも昔から存在している協定に違反している地球ミッションの人員は『連盟』にしろ『帝国同盟』にしろ、比較的少なく、その役割も大半が「監視活動と互恵的平和維持活動」に限定されている。

 

・MIBすなわち『黒服の男達』は、嫌がらせや威嚇、テロや殺人を専門とする『暗黒の勢力』の手先だ。報酬を得ていたり強制されていたり、あるいはその両方の場合もある。

手先となった人間が政府に雇われた人間傀儡か、あるいは洗脳されたバイオニック操作されている消耗品同様の人間ゾンビか、そのどちらかであろう。時には異星から来たまったくのロボットのこともある。(実在している人間の短命複製クローンである)の生霊のことも多い。さらには『ポルターガイスト』の悪霊やホログラフィーによる投影像のこともある。仕事の内容次第で何にでもなる。

 

・彼らMIBは、地球在住の主人たちに取り仕切られており、いろいろな基地(通常の地球基地は南極大陸のエレブス山中にあり、太陽系内の基地は地球から見えない月面やいろいろなアステロイド冥王星)にあるから調整・統合を図られ活動についての指示は『反対勢力』の宇宙艦隊の知性に仰ぎ、背後では地球のような次元に住む『暗黒の主達』に支配されている。

 

自由な世界次元間連盟

・地球人類の起源は、プレイアデスの散らばった系に由来する。地球人類が地球に移住してきたのは『多数の千年期』の昔である。それ以来私達の『後に残された』人間の祖先たちは、銀河系と他の次元領域の至る所に広がった。

 

さまざまな次元に存在する何千という星系からなる彼らの緩やかな『共通利害団体』は、『自由な世界次元間連盟』と呼ばれ、多次元宇宙の33の広大な領域に及んでいる。

 

シリウスは、私達に向けた「連盟」の送信センターとして使われている。私達を高め、迫りくる宇宙的なコンタクトと、その結果として起こる変貌に対して、この世界を準備させるためなのだ。何千年にもわたってシリウス人は地球人とコンタクトしてきたが、その際、彼らとその仲間は『ホルスの目』という印(三角形の中に目を配したデザイン)を用いてきた。

 

・『暗黒の勢力』とその地球の『光明派』の召使達は、シリウスのセンターから来た『善玉』になりすましている。これは地球人を混乱させ利用せんがためで、本来のシリウスからの送信内容を歪めたものに変え、自分たちの悪の教えを植えつけようとしているのだ。そのために、シリウスの『ホルスの目』のデザインの印も使っている。『暗黒の勢力』に支配されているのはメン・イン・ブラック(MIB)たち、すなわち、あの恐ろしい『黒服の男達』は、一つの目ないし一条の稲妻を中に配した例の古典的な三角形を自分たちが使用する黒塗りのキャデラックのドアにつけている。

 

金髪碧眼のクェンティン

・彼の話では私が見た円盤は地球と違う次元のもので、母船を伴いバミューダ三角海域のようないわゆる『窓の領域』を通って地球に来たのだという。円盤は意のままに物質化・非物質化できるという。

 

・クェンティンは、背が高く、年齢は30代と思える。髪の毛はブロンドで、射るような青い目をしており、レジャースーツを着て、対変奇妙なお守りを身に着け、今までに誰からも感じたことのないような不思議な魅力を醸し出していた。

 

・それから数分して、投げ出されたところは、惑星地球から何千キロも離れた深宇宙の中だった。(後で分かったのだが、円盤はゴビ砂漠の『シャンバラ』の移行窓をわざと使い、素早く深宇宙へと移動したのだ。)近くには大きな円盤型母船がいる。その母船に非常に奇妙な方法で乗船した。私を乗せた円盤は、すっかりと言っていいほど非物質化してから、母船の胴体を通過したのだ。母船内の七つの円盤駐機区画の一つに入ると、今度は物質化して以前の状態に完全に戻った。

 

・今乗っているのは連盟登録の宇宙研究室船で、長さは約2.4キロ、中規模の宇宙船です。本当に大規模な宇宙船は、この十倍から20倍はあります。超大型の大きさは言うとびっくりするでしょうから、言うのは遠慮しておきましょう。

 

都市の大きさはあるクリスタル宇宙船

・そうこうするに、白く輝くものが頭上に出現し、急速にその輝きを増していく。間もなく、明るく輝くオーロラがずっと強烈にきらきら輝く光に消されてしまった。巨大な形のものが降下して、視界に入ってくる。都市の大きさはある。だが、途方もないほど大きなボワーッとした塊のクリスタル・シャンデリアのようで、まるでクリスマスの飾り物みたいに様々な色の光を閃かせたり点滅させたりしている。

「何・・・ 何だ それは?・・・・」

私は吃ってしまった。天から現われたものが私達の視野一杯に広がるのに完全に飲まれてしまっていた。私達から2、3キロ離れたところだ。

・「感動するのも当然だ。このクリスタル宇宙船は現在『地上の平和』号と命名されていて、あなたがたの太陽系の惑星間ヒエラルキーの最高の旗艦なのだ」

  

 

 

 

 ■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

 

(2024/4/21)

 

 

・保江邦夫さんの本はアマゾンでは145冊あります。多作の物理学者で作家のようです。熱心に薦める人もいるようです。岡山出身だそうですが、岡山は「桃太郎伝説」もあり、UFOの目撃例も多く、白人タイプの宇宙人(チュェレイ星)とのコンタクト話もあるようです。

 

・「アシュタール」は米国のスピリチュアルやエイリアンの本ではよく言及されています。

「アシュター司令部は、数千の宇宙船と多くの文明からやってきた数百万もの人員で構成されている」といわれます。

「地上に存在するエーテル体のアセンション(次元移動・昇天)したマスターはアシュター司令部のメンバーである」と指摘されています。

「“アシュ・タール”というのは、“司令官”という意味の役職名で、“高等司令官”という意味でも使われます」、「アシュ・タール」は司令官と言う“役職名”であり、“個人名”ではないといわれます。

「アシュタールとは11次元の宇宙意識で金星からのアセンディットマスターです。意識体として存在していて巨大な宇宙船の指揮官である」と述べられます。

 

 

・スピリチュアルやエイリアンの書籍は毎日のように出版されており、フォローするのが読者にとっては大変なようです。私自身は、あまり勉強していませんが、熱心に研究・勉強しようとする人は大きな図書館や東京では国会図書館に行ってまとめるとよいでしょう。

著名な学者で「職業的読書家」は、大きな書庫を持ち4万冊以上所蔵している人もいるようです。が、普通の「本好きの市民」では毎年雑誌も含めて、図書館で数百冊以上も読んでおり、一生で見れば数万冊読んでいることになるといわれます。「本を買わず図書館で読む」という「断捨離」の人も増えているようです。

ある作家は「本を買わず図書館で読み、どうしても読みたい本は国会図書館で読む」と語っています。コストパフォーマンスが良いからでしょう。

エイリアン関連では、洋書で2万冊以上、和書で2万冊以上もありますので、個人では把握できませんが、普通の人は雑誌『ムー』で広く知ることができるようです。またスピリチュアルの本をよく出す特定の出版社の本もアマゾンで参考になります。似たような自己啓発書も米国では人気があるようです。

 

 『110の宇宙種族と未知なる銀河コミュニティへの招待』エレナ・ダナーン(ヒカルランド)2022/12/31、『【ザ・シーダーズ】神々の帰還』(エレナ・ダナーン ヒカルランド 2023/8/24)、『この惑星をいつも見守る 心優しき地球外生命体たち』(エレナ・ダナーン、ヒカルランド、2023/1/19)の本のように「歴史を変える」本を出ていますので、今の読者は、幸運な時代です。

 この世界で、人間が理解できること、理解していることなんて、ほんのわずかに過ぎないといいます。膨大な量のエイリアンの情報が、普及啓蒙される時代になったようです。

 

・ところで、雑誌『ムー』の「南山宏のちょっと不思議な話」(連載476回)によりますと、世界的にも「悪魔が跳梁跋扈している」ようです。

 

悪魔祓いブーム

・「イタリアはローマのカトリック系大学、教皇庁アテネウム・レギナ・アポストロルムが国内のエクソシスト(悪魔祓い師)120人を調査した結果、彼らが“悪魔に取り憑かれた”人々の大量急増で労働過多に陥り、極度の疲労困憊状態にあることが判明した。

 エクソシストによっては日に30件から50件もの件数を請け負いながら、地元の神父たちの助けはほとんど得られないという

 また、悪魔に憑かれた人と、たんに精神を病む人を区別するには、精神医学者の協力が必要だが、これもなかなか得られないそうだ

 カトリック教会のスポークスマンによれば、悪魔に憑依された人は異様な嘔吐、異常な力技、ラテン語ヘブライ語アラム語など知っているはずのない古い言語を突然べらべら喋りだすという。

 シチリア島のネニーニョ・パリッラ神父の話では、現在イタリアでは、エクソシストの需要が毎年50万件は下らないので、悪魔祓いの儀式に不慣れな神父や、自称や独学のエクソシストたちがそのうちとんでもない過ちを犯さないかと気が気ではないそうだ」と記載されています。

 

 

チャネリングは「悪魔憑き」との混同があるようで、ウォークイン(憑依現象)された普通の人には、ノイローゼになりそうで、精神を病む患者が増えているようです。霊界や宇宙人からのチャネリングも「悪魔憑き」や「精神病」と間違えられることもよくあるようです。

 

キリスト教会が普及する欧米諸国と違い「悪魔憑き」の処理に疎い日本の「街のお祓い師」「街の拝み屋さん」「街のスピリチュアル・カウンセラー」では、現状ではどのようでしょうか。昔の「狐憑き」の現象も明治からの近代化で激減したようですが、現在では例えば沖縄の「ユタ」のような存在も減っています。昔はアメリカのビジネスマンも「精神カウンセラー」によく相談をするという話もあったようです。

はたしてアメリカの「悪魔憑き」現象とその処理はどうでしょうか。またヨーロッパ全体では「悪魔憑き」現象や精神病者の数は、激増しているのでしょうか。近年の患者の情報は詳しくは分かりません。

宇宙人のウォークイン(憑依現象)による「精神病的な変調」は昔から世界的に豊富にあったようです。

 

 

・進化した宇宙人は「時空を超えている」といいます。「私達が、見ているのは3次元の火星であり、過去の火星であるという。クラリオン星そのものが、私達の次元とは平行なパラレル・ワールドに存在する」といわれます。「火星や金星の見えない異次元に都市があり壮大な異星人の文明がある」といわれます。

ネガティブなオリオン人が『過去』からあなた方に交信している一方、ポジティブなオリオン人は、オリオン座の『現在』からあなた方に交信している」と指摘されています。

 

 

 

・「シリウス国津神=出雲、プレアデス=天津神=伊勢です」と指摘されています。国津神天津神のこともよく分かりません。アンタレスに本拠地があるというホワイト・ブラザーフッドは、日本の「神道」と関係があるというよりも、そのものであるといわれます。

そもそも「天機漏らすべからず」といって神仙界の機密は人間界には伝えないのが決まりだそうです。

 

大いなる白色同胞団が人類の進化を促す支援を惜しまない一方で、大いなる闇の同胞団は、人類に怖れを植えつけ進化を遅らせるためならば、いかなる手段も厭わない立場を取っていました」といわれます。

「知的レベルが高度に発達していた「闇の存在」は、多分、何万年か前に、地球人を自らの支配下においたのだと思う」と指摘されています。

 

多次元同時存在の法則とは「神は空間や時間を超越し、時には御霊を分け、分身を造ることもできる」そうです。多次元同時存在の法則とは「八百万の神は、すべて御霊分け(みたまわけ)によって、たった一柱の神から生まれたとするものである」といわれます。

 神々の総数は10億を超え、それぞれ位階に応じて宇宙の各所を支配しているそうです。

「神々や天使が、ワンダラー(転生)やウォークイン(憑依)など、さまざまな形態で、昔から人間の姿を装い地上を徘徊している」といいます。

 

 

(2023/12/31)

 

 

・「プレヤーレン」という単語には馴染みがないですが「プレヤール人」「プレアデス星人」のことのようです。ビリー・マイヤーはスイスのプレアデス人のコンタクティとして50年前から世界的に有名です。

 

・ビリー・マイヤーは「地球人類は2029年2月3日まで続く大激動の期間にあり、人類がさまざまな問題に対処しないと、将来のいずれかの時点で絶滅の危機に直面することになる」、「宇宙的な規約を順守する必要のない別の宇宙(ダル宇宙)からやって来たアスケットの種族は、21世紀の変わり目に起きると見られていた「第三次世界大戦」を防ぐために、地球に介入することができた」、「そして、100億年前に、最初の「ヒト型生命体」が誕生した。その後、343種類の肌の色に分かれる4353万607種のヒト型生物(人類)が創造された。現在、宇宙全体で数十憶の種族が存在し、天の川銀河だけでも、750万の人類文明が存在している」、「人類は滅亡に向かっている、適正な人口は5億人程度とプレヤーレンは言う」、「“コントロールの利かなくなった過剰人口が原因で、これから人類は異常気象、環境破壊、戦争、混乱の時期に突入する”と警告した。この状況は「第3千年紀」に入っても、ずっと続くことになるのだと」、「このコンタクトが行われたほぼ1カ月後の2022年2月24日、多くの予想を裏切ってロシア軍はウクライナへの進攻を始めた。これはまさに、計画通りだったということだろう」、「早ければ2024年から2025年にも起こるかも知れない「金融危機」、そして2029年にも始まるかも知れない「第三次世界大戦」などの危機的状況を通して、人類は絶滅の方向に向かうという警告だ」、「地球は太古から生物種の絶滅を5回繰り返し、今、「第6の大量絶滅期」を迎えているとされる。プレヤーレンいわく、今回が特別なのは、人類が絶滅の対象になっているからだという」、「“ギザ知生体”(別名:ウミゴス)は、バファトとも呼ばれ、いわゆるアシュタール・シェラン、黒服の男、シリウスオーバーロードという地球外生命体のグループと関連している」、「しかしながら、人類は完全に消滅するわけではない。生き残ったわずかな人々により、地球環境は再生されるのだ」、「われわれの宇宙の裏側に存在する別宇宙にある「エラ星」から大型の宇宙船でやって来る現在は宇宙船を使わず、FIGU内に設けられたコンタクト専用の部屋に次元移動してやって来る」と主張しています。

 

amazonに「プレアデス」と打ち込みますと1000件以上が検索されてきます。プレアデス星人の書物は、異星人関連では、もっとも多い部類のようです。ビリー・マイヤーというスイス人のコンタクティが有名で多くの書物が出版されています。また日本テレビでも、ビリー・マイヤーのUFO番組が放映されました。プレアデスのUFOの写真集もあり、膨大で鮮明なものです。そこにインチキの合成写真も紛れ込んだようです。ビリー・マイヤーの膨大なドイツ語のメモが日本でも熱心に翻訳されたようです。『セムヤーゼ・シリーズ』として20冊くらい出版されました。翻訳の中心の「FIGU-JAPAN」という組織があったそうです。30年以上前から翻訳活動をしているようです。

現在では、「FIGU-Landesgruppe JAPAN」という公式ウェブサイトで活動しているようです。

 

ウィキペディアWikipediaによりますとビリー・マイヤーは2023年現在86歳です。ビリー・マイヤーはスイスのコンタクティ元祖のような人物だそうです。

 

「<日本での活動>

ビリー・エドゥアルト・マイヤーは日本ではUFO関係の雑誌や単行本で紹介された。 また、UFOの写真や8ミリフィルムは1981年に当時の日本テレビ矢追純一による木曜スペシャルで詳しく紹介された。その後、ビリー・エドゥアルト・マイヤーの著作は日本で個人的な翻訳がなされたが、1991年からはFIGU-JAPAN(フィグ・ヤーパン)により、2012年からはFIGU-LANDESGRUPPE-JAPAN(フィグ・ランデスグルッペ・ヤーパン)により、FIGUの正式許可の下で翻訳出版されている」と記載されています。

 

・プレアデス星人は人類に6000年進化している種族ですが、人類に最も近く、神でも天使のような宇宙人でもありません。長期に続く大規模なスター・ウォーズに巻き込まれて、さまざまな種族が非常に多彩な歴史を持ったようです。スター・ウォーズの犠牲者になったプレアデス人グループもいるようです。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」といいます。これは非常に多数のプレアデスの種族のうちの一部のグループの話のようです。プレアデス人が宇宙全体で総人口がどれくらいで、どこの宇宙全体に広がっているのか私たち一般人には、理解不能です。「人間を創造した宇宙人種族」ではありませんが、宇宙連合に参加しており、シリウスの宇宙船で「天国」にも往来しているようです。

 プレアデス人も太古からスター・ウォーズに頻繁に巻き込まれていた種族だといわれます。

そして、100億年前に、最初の「ヒト型生命体」が誕生した。その後、343種類の肌の色に分かれる4353万607種のヒト型生物(人類)が創造された。現在、宇宙全体で数十憶の種族が存在し、天の川銀河だけでも、750万の人類文明が存在している」という話もあるようです。とにかく想像を絶する程度に多種多様な異星人が存在していますが、当然ながら私たち一般人は、把握はできません。

 

人間の常識、非常識をはるかに超えた次元に異星人の世界があるといわれます。人間の死後世界や霊界を創造した進化した異星人は創造主やシリウス星人でしょうか。この世界で、人間が理解できること、理解していることなんて、ほんのわずかに過ぎないという話もあるようです。人間の知識は、「大海の一滴」ともいわれます

 

・アバブ・トップシークレットにされた異星人情報をこれから、人類は必死に学んでも、膨大な年月が必要になることでしょう。

ベントラベントラ」という”空飛ぶ円盤を呼ぶ呪文”は、スイスのビリー・マイヤーが言い出したそうです。当時、マスコミで流行ったそうですが。「ベントラベントラ」と熱心なUFOマニアたちが集まって念じていたそうです

 


・現代最高の予言者といわれたアメリカのジーン・ディクソンによりますと、

「1995年に中東で大事件勃発。米英仏や日本等、10か国が連合軍を結成。1999年に連合軍が中東に侵攻。それに対してソ連が核戦争を仕掛け、全人類の生存が危ぶまれる大戦争が開始される。2005年には、両陣営が力を失ったとき、中国が世界制覇に乗り出す。これに対して連合国も応戦し、2020年にはハルマゲドンで最後の戦闘が行われる。2020年から2037年の間に、ユダヤ人は真のキリストの再臨を迎える。その後世界は真に光り輝く時代に向かう」とのこと。

21世紀前には、多くの「米ソ核戦争」の予言がなされ、全て誤りとなりました。核戦争に反対する勢力が動くからでしょうか、時間軸が変動するといわれます。これからも多くの「予言」が世界中でなされることでしょう。「予言は公表された時点から時間軸が動くので当たらなくなる」という話もあるようです。

 

・「中東で大事件勃発」を2023年のハマスイスラエルへの奇襲とすると、「2027年にロシアが核戦争を仕掛ける」可能性もでてくることになります。ウクライナ戦争も長期間になりそうです。「2033年には中国が参戦し、2048年にはハルマゲドンで最後の戦闘が行われる」のかもしれません。ジーン・ディクソンの時代に、「日本が連合国に参加する」というシナリオは考えられませんでした。

 

予言が発表されると「核戦争を止める勢力が活動し出して」、予言の時間軸がズレてくるという説もあります。多くの神人、超人、異人、達人(アデプト)、大師(マスター)等の高等知性体の能力や宇宙人の活動は私たち一般人には、理解不能です。ここにきて、民間人のコンタクティのディスクロージャー情報が公開されてきています。

 

ところで『【ザ・シーダーズ】神々の帰還』(エレナ・ダナーン ヒカルランド 2023/8/24)、『この惑星をいつも見守る 心優しき地球外生命体たち』(エレナ・ダナーン、ヒカルランド、2023/1/19)、

『110の宇宙種族と未知なる銀河コミュニティへの招待』エレナ・ダナーン(ヒカルランド)2022/12/31 というエポックメーキングな本が出版されています。

 

これらの書籍では、4次元以上の非常に進化した異星人の活動があり、頻繁にスター・ウォーズもしているそうです。異星人のスター・ウォーズでは核兵器のほかに「生物化学兵器」も頻繁に使われるようです。4次元の宇宙人と5次元の宇宙人の対立・戦争、神と堕天使ルシファーの対立・戦争が延々と続いているといわれます。 

ルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したとも言われているそうです。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」といわれます。ルシファーは水爆を武器として使用したが、オリオンは宇宙機(円盤)を使ったといいます。ネガティブ・グループのシリウス人がモンスタータイプの生物を創り、神に対抗したので神に嫌われたといわれます。

 

日月神示等の「日本の人口が3分の1になる」という終末予言があります。日本は共産主義により立替えられること、世界も米ロ戦争によって共産主義の天下となることを予言しています。「歴史のシナリオを描く政治力の非常に高い宇宙人が存在する」といわれます。人間の常識の陰謀論からは、どちらが善玉で悪玉なのかわからなくなるといわれます。

核戦争ではロシアの奇襲攻撃、先制攻撃でアメリカが負けるという話もあるそうです。人類の最終戦は、中東発のイスラエルアラブ諸国の戦乱、朝鮮半島の戦乱を機に、ロシアと米国によって戦われ、米ロ戦の勝者は、ロシアになりそうだという話もあるようです。敵対者への警告や見せしめの意味もあるが、背景には「裏切り者は絶対に許さない」「復讐は名誉ある戦い」というロシアの伝統的な掟があるといわれます。

 

・第2次世界大戦は堕天使ルシファーと大天使ミカエルの代理戦争だった」という奇説もあったようです。戦争はすべて黒色同胞団(ブラック・イルミナティ)によって意図的に引き起こされているという説もあるようです。そして現代社会はアヌンナキの黒色同胞団(ブラック・イルミナティ)に支配されているともいいます。

 ところで、エイリアンの本には多くのスター・ウォーズや地球の戦争にエイリアンが関与していた話があります。

 当ブログでは頻繁に同じ内容を引用しますが、驚くべきことに、「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」という話もあるようです。つまり、歴史的な事実には太古から異星人が関与してきたということだと指摘されています

エイリアンの話はほとんどが、米国のもので、ロシアの話は、報道統制が強力のようです。ですが、様々な情報がリークされてきています。

 

「モスクワには多くの異星人が住んでいる」というリーク話もあるそうです。新ロシアとは、“旧KGBソ連を簒奪し共産党を追放して創った国家”と解するのが現実に一致するそうです。

そして、「ロシア人はタウ人との協定を破棄し、同じ協定をリュウ座人の前衛部隊と 交わしてタウ人を追い払ったと考えられている」とも伝えられています。

 

レプティリアンによる天の川銀河の征服とヒューマノイドの防衛戦。この銀河の戦いが、アトランティスとムーの戦いをはじめ、現在に至るまで地球上の闘争に反映されている」といわれます。

奇妙なことに、オリオン人はかっては琴座からの移民である人間らしい存在だったが、その後レプティリアンに征服されてしまったといいます。

 

オリオン星雲で60万年続くオリオン戦争で、これは何億ものポジティブな人間型生命体とレプティリアンと呼ばれるネガティブなヒト型爬虫類人との間で起こったものだった」と指摘されています。現代でも争いは続いています。

 ムー大陸から地下空洞に退避したレプティリアンは、復活をかけて爬虫類:人間の遺伝子比率が50対50のブルーブラッド・シュメール人を作り、地球をコントロールすることにした」という話もあるようです。

 

 ネガティブなオリオン人は、地球に来ている地球外生命体の中で、最も発達レベルの低い存在で、地球に暗黒をもたらそうとしているという話もあるようです。ネガティブなオリオン人が『過去』からあなた方に交信している一方、ポジティブなオリオン人は、オリオン座の『現在』からあなた方に交信していると指摘されています

 

「彼ら蛇人はすでにロシア共産主義勢力としてやってきており、マルクスレーニンはその勢力のいわば幹部たちだった」という説もあります。

繰り返しになりますが、堕天使ルシファーが天使団の3分の1を率いて神と天使に反乱した天の戦争が続いているという説もあります

「二派の対立とは火星由来のアーリア人に対するアヌンナキ・レプティリアン爬虫類人)の争い、戦争」であったともいわれ、今でも続いているそうです。

シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです「アヌンナキは、ギリシャ神話のゼウス、インド神話のインドラのモデルともなったという説もある。ゼウスは、“神の中の神”ともいわれる」そうです。お金の社会は、アヌンナキによって作られたネガティブな制度であるという説もあります。「アヌナキは人間を造り、文明を与えただけではなく、人間を支配し、奴隷化しようとしているという。イルナミティはそのための陰謀集団だ」そうです。

 

 ところで「大自然と永遠に共存し、人類は5億人以下を維持する」というジョージア・ガイドストーンの話もあります。イルミナティは人口削減を政策にしているともいわれます。

 

ウィキペディアWikipediaによりますと、

ジョージア・ガイドストーン(Georgia Guidestones)は1980アメリカ合衆国ジョージア州エルバート郡に建てられた花崗岩によるモニュメント。8つの言語で書かれたメッセージ「10のガイドライン」で知られ、その内容が神秘論・オカルト論的な憶測を呼んだ。20227月6日に何者かの手によって爆破され、4柱のうち1柱が倒壊。安全上の理由で残りは当局によってその日のうちに解体された」という話もあるようです。

 



『【ザ・シーダーズ】神々の帰還 下』
(エレナ・ダナーン ヒカルランド 2023/8/24)

 

 

ネブの復活

【1940年代】――ネブ帝国は再びテラにその欲望を向けました。彼らは、指導者たちを支配し、彼らを手なずけるといういつもの計略を展開します。そして、1955年、前年までの銀河連合の警告にもかかわらず、MJ12と悪名高い協定を結ぶことになりますネブ・トールグレイは、シカール・レプティリアン、そして彼らの新しい支援艦隊である元ナチスドイツの「ナハトヴァッフェン」(別名「ダークフリート」)と連携し、「闇の同盟」と名付けられた、三者による邪悪なグループを形成することになります。ゼナテア同盟(アンドロメダ評議会)のおかげで、これらの出来事は「間一髪のところで」見抜かれ、銀河同盟の軍隊が太陽系に到着し、銀河規模の惨事を回避することができたのです

 

・1950年代初頭より、銀河連合は、闇の同盟の脅威に対する防衛力を高めるため、技術の共有を通じて人類を密かに支援してきました。この協力の一環として、侵略者を撃退するために、地球の軍隊と好意的な地球外生命体の軍隊の間で地球アライアンスが作られました。この協力体制から、アメリカ海軍のソーラー・ウォーデン艦隊が誕生しました。

 

【2021年2月】――地球の衛星ルナ(月)は、地球アライアンスと銀河連合によって、ネブおよびダークフリートによる占領から解放されました。

 

【2021年4月5日】――銀河連合と先住民族火星同盟による火星での攻撃が開始されます。

 

【2021年5月14日】――銀河連合は、太陽系でネブが使用するスターゲイトの周波数キーを解読してロックし、ネブ占領軍の司令官たちを捕獲します。

【2021年6月6日】――南極大陸をダークフリートから解放。

【2021年7月5日】――火星での最終勝利。

【2021年7月14日から17日】――銀河連合と、様々な国際宇宙事業の地球代表との一連の会議の結果、この戦争の後、太陽系の将来の安全と繁栄のための計画をまとめた「木星協定」が結ばれます。

 

【2021年8月28日】――太陽系での最後の占領地は、小惑星セレスを含む同盟軍の手に落ちます。

【2021年10月11日】――惑星間連合の大艦隊「シーダーズ」が太陽系に到着。

【2021年末】――地球の地下深くにある軍事基地では、敵対者の排除が進んでいます。ネブ・グレイとシカールは、ついにこの星系から追い出されます。

 

【2022年7月6日】――ジョージア・ガイドストーンというディープ・ステートの象徴的モニュメントは、地球規模の人口削減計画と新世界秩序を石に刻んで公然と隠していましたが、夜のうちに爆破され、翌朝には更地にされていました。

 

 


・スイス人のビリー・マイヤーとプレアデス星人のコンタクトは有名で、そのコンタクト記録は大部の書籍となり、日本のテレビ番組になったり、写真集もでました。
 プレアデス異星人は、ピラミッドの異空間にギゼーの知性体が存在すると語っています。異星人とコンタクトしていると主張すれば一昔前は、詐欺師、ペテン師、気違い、呼ばわりされたようでしたが、現代のスイスのビリー・マイヤーのプレアデス人とのコンタクトは世界中で認められています。
 プレアデス人によると、「ギゼー知性体は、異なった時空層に存在するリラ・ベガ圏から数千年前に地球に移住したヘーノック系地球外知性体であり、1980年代にプレアデス異星人により地球から追放された」ようです。
 「ギゼーのピラミッドから2キロメートルほどの地下の奥深く、1200メートルの異空間に直径300メートル、高さが114メートルの宇宙船が置いてある。何千年もこの地下ホールに収納されているのだ。小型の宇宙船が現在使われており、地球から40キロメートルの上空で初めて物質化するので、地球から見えない。そして戻ってくるときは、不可視の状態で目的地に向かって飛び、地球に着く少し前に非物質化する。現在の地球の科学では、異空間にあるホールを探知できない」と指摘されています。

 

・エジプトのピラミッドに関する書籍は、膨大ですが、オリオン星人とのつながりを説く者も増えてきています。太古に異星人が飛来して、人間を造り文明を与え、その文明が衰退し、というストーリィを繰り返していると言う説もあるようです。
 いくら、ピラミッド周辺を発掘しても、何もわからないし、現代の学者でも異次元の異空間は想像できないようです。

 

・スイス人のビリー・マイヤーの膨大なノートによる記録から、かなりの宇宙人の世界が分かり、世界中で出版されたそうです。日本でも協会があり活動しているようです。プレアデス星人は日本とも関係が深いそうです。

 

・20年ほど前にはプレアデス星座に行ってきた日本人の話もあったのですが、その後何も聞かないようです。マスコミの前に誰も出たがらない沈黙のコンタクティのケースもあるようです。

 

ヒトラーは『霊媒』で、『霊界から来た男』、『魔神』ともいわれていました。ギゼー知的生命体に『人格転換』され、あくどく利用されたようです。現代風に言うと、ウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)の形で地上にでてきたのでしょうか。「ヒトラーは堕天使ルシファーに憑依されていたのだ」という説もあります。


・ギゼー知的生命体は、エジプトの異次元に現在も存在するといわれている、オリオンの邪体霊のようです。邪悪なオリオン星人は、「オリオン大戦」、「スター・ウォーズ」の原因となった種族のようで、ネガティブな宇宙人の集まりだそうです。


・「アシュタール・シェラン」とは、ニューエイジ運動で良く出てくる、「アシュター司令官」、「ハトン司令官」を連想させますが、アシュター・コマンドと呼ばれる宇宙人の集団を構成している、リーダー格の名前なのかもしれません。しかしながらアシュター司令部は、数千の宇宙船と多くの文明からやってきた数百万もの人員で構成されています。「アシュ・タール」は司令官と言う“役職名”であり、“個人名”ではないといわれます。

 

・よく言われる「天使と悪魔の戦い」、「神と魔神の争い」が地球上にも及んでいるのかもしれません。天上の争いが地上の戦争に結びつくことはあるそうなのですが。
 ナチスアルデバランの宇宙人とのつながりは昔から指摘されていましたが、オリオンのギゼー知的生命体との関連は、セムヤーゼとの情報です。
 モーゼの時代に現れたり、『キリストの磔刑を見物した宇宙人』もおり、キリスト・クラスよりも遥かに進化したタイム・トラベラーもいるそうです。「イルミナティの円盤でタイム・トラベルしてキリストの磔刑を見るのが人気のあるコースだ」というSFのような与太話もあるそうです。
 ヒトラーに関連するナチスの事項は、現在ドイツの法律で禁止されていますが、当時のドイツ国民を狂わしたヒトラーナチスの魔力は、魔王のような宇宙人の超常力だったので、多くの人々が犠牲となったのでしょうか。堕天使ルシファーもオリオンからやって来たそうです。
 金髪碧眼のアーリア人種、ゲルマンの神々(宇宙人)に狂ったヒトラーナチス・ドイツは、人類の歴史に大きな汚点を残したのでした。

天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人もポジティブなシリウス星人と「モンスタータイプの生物を遺伝子操作で創り神に嫌われた」ネガティブなシリウス星人がいるそうで、宇宙の混乱に拍車をかけているそうです。

 

 

・アシュター・コマンドというのは、現在、地球周辺の宇宙空間に滞空しているUFO艦隊の司令官アシュターならびに、主サナンダ・クマラという霊的な導きの下に存在する「光の偉大なる聖職者団(グレート・ブラザー/シスターフッド)の空挺部隊のことだといわれます。

 

地上に存在するエーテル体のアセンションしたマスターに至っては、ほとんどがアシュター司令部のメンバーであるといわれます。地球を訪れているものには、琴座星(リラ)系、ヴェガ星系、アルクトゥールスシリウス、オリオン、プレアデス、アシュター司令部からだといわれます。

 

太古のインドでは阿修羅が金星のマスターを崇拝していたといわれます。阿修羅はアシュタールという説もあるようです。帝釈天(インドラ)も人間化して、人知れず社会で生活しているのかも知れません。

「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」といわれます。サナンダは神智学では サナト・クマーラより上位の存在として「沈黙の監視者」と呼ばれています。シャンバラの支配者(世界の王)のサナト・クマーラがルシファーであることや、サナンダは神智学ではサナト・クマーラより上位の存在です。かつてイエスであった存在は現在「サナンダ」と名乗っており、アシュタールとともに彼の宇宙船に住んでいるといわれます。

  繰り返しになりますが、「中世の我が国民に大きな影響を及ぼした勝道、空海親鸞日蓮らの御聖人方が、金星人、すなわち明星天子と会っているという事実がある」といわれます。日本の精神世界にも深く関与しているといわれます。現在、サナート・クマラは公式的には金星に戻っていますが、引き続きシャンバラに焦点を合わせていて、今でも私達の惑星に援助をしています。「往古、かの尊い釈尊が、明星天子にあったという事実、また、イエス・キリストと金星との関わり、その記録が歴然と存在している」といわれます。

 

・ここでいう金星というのは副金星、異次元の金星、アストラル界にある目に見えない金星のことのようです。オムネク・オネク『私はアセンションした惑星からきたー金星人オムネク・オネクのメッセージ』(徳間書店)があり、よくわかります。現在では、金星と火星の異次元(アストラル界)には、壮大な都市文明が存在しているそうです。

 西洋の秘教には、非物質的な悪魔の召喚があるそうですが、非人間的な存在とのコンタクトは、今なおタブーとなっているようです。イルミナティには、コンタクティやチャネラーが多いということでしょうか。

 イルミナティの空飛ぶ円盤でタイム・トラベラーになれる」という話もあったといわれます。

 日本の宇宙人のコンタクティが母船でマスター(大師)かアデプトや長老に会ったという話は少なくないと語られています。宇宙人社会は長老たちの評議会が統治しているという話もあります。

 

・「異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視・調査し社会生活をしている」そうですので、昔から社会に溶け込まれると識別不能のようです。「米軍に宇宙人が混じっていた」という話も多かったようです。昔から宇宙連合の宇宙人が来ていたということ。ウンモ星人がヨーロッパの社会に浸透しているといわれます。ウンモ星人の子孫はヨーロッパに多いそうです。

  異星人の「ブラザーフッド」についても多くの言及があります。その流れがフリーメーソンを形作ったのかもしれません。

  時空を超えた「異人」や「神人」の伝説は世界中に無数にあるようですが、現代ではなかなか記録に残らないようですし、マスコミも追及しないようです。ちなみに「昔のドイツの領主は、ほとんど異人であった」という話もあるようです。謎のシークレット・タイム・トラベラーが今日でも来ている可能性もあるといわれます。「宇宙人が公然と姿を現すのは遠くありません」という与太話もあるそうです。

 

・日本の「緑龍会」についても高等知性体の秘密結社ゆえに秘密は保たれているそうです。無理に秘密を暴くために探索する必要もないでしょう。エスパー(超能力者)の家系と言うものはあるようですが、外部からは分からないといわれます。「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので戦争が頻繁に起こる」という説もありますが、今後とも「人間同士が殺し合うこと」は変わらないのではないのでしょうか。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だといわれます。

 

・プレアデス星人のコンタクティとして世界的に有名なスイスのビリー・マイヤーは、「日本民族の発祥の元( 原郷)になった異星から宇宙人(神々)が来ている」と語っています。日本民族の原郷はプレアデス星団という説とシリウスという説もあるようです。スメラミコトはシリウスからやってきたといわれます。

 旧約聖書の創世記の洪水物語における「ノアの箱舟」といえば、「フットボール球場位の大きさの超大型宇宙船に、豪雨の洪水の前にその家族と動物のつがいを乗せて地球から去った」という米国人のUFO画家の絵がありましたが、興味深いものです。ノアは時空を超えているのかもしれません。

 

『110の宇宙種族と未知なる銀河コミュニティへの招待』

エレナ・ダナーン(ヒカルランド)2022/12/31

から引用。

 

木星(ジュピター)>

アシュタール銀河司令部隊(アシュタール分離独立派)

さて次は、シリウスB出身のアシュタール分離独立者です。彼らはアシュタール共同体とは何の関係もありません。木星にある、アシュタール銀河司令部隊の前哨基地は、あなた方の星系に来ている銀河連合のメンバーと共に働いており、私は銀河連合の責任者として、アシュタール銀河司令部隊に、私たちの仕事について、彼らと共益関係にある事柄を定期的に報告しています。彼らの本部は、動く戦艦上にあります。

 彼らは、銀河のこの地域の平和を維持し、オリオン・グレイ共同体とシカール帝国から、(各種族の)世界を解放するために働くことを誓う、傭兵軍事組織であると、理解されることも出来るでしょう

 彼らの戦闘能力の高さは有名なので、我々銀河連合と彼らの同盟関係は、天恵です。アシュタール銀河司令部隊のこのチームは、木星の表面に本拠地を置いており、そこは、非常に敵の攻撃を受けやすい環境にあります。それは巨大な浮遊都市であり、(シリウスの各星系出身の)アシュケルの人々の、有名な建築学と建築技術の全てを用いて建てられた、攻撃不可能な要塞です

 

 

<アシュタール共同体、シリウスB星系>

様々なタイプのヒューマノイド(主にシリウスB人またはアルタイル人)、爬虫類種族、グレイ神族、昆虫型種族、そして人工的に遺伝子操作された種族の集団で、“シリウス共同体”とも呼ばれています。本部は、シリウスB星系の惑星モルガにあります。

 

・シカール帝国のレプティリアンのスパイによる侵入と腐敗によって、ヒューマノイドの反乱グループは、アシュタール共同体から分離し、銀河連合の味方に付き、“アシュタール銀河司令部隊”と名乗りました。一方、アシュタール共同体は、地球人の影の政府やカバールとも関わりを持つようになりました

 

 

 

 (2023/6/8)

 

・この本も斬新な情報をもたらしています。今年からディスクロージャーが始まるという説もありますので、大いに期待したいものです。

「人工地震」の本は、amazonでは213冊あります。自然現象の地震を「人工地震もある」というのですから、荒唐無稽な話です。陰謀論者では「人工地震」説がよく語られているようです。「人工地震」説は、現代の「地動説」ですが、普通の科学者が理解できるようになるまで数世紀かかるのかもしれません。「宇宙人か神が、地震も起こせる」という非科学的で荒唐無稽な与太話は恐らく誰も信じないでしょう。ごく少数の陰謀論者と出版社を除いては。

 

 この本では、「阪神・淡路大震災も、3回にわたる新潟地震も、犯人はグレイであった(ただし、東日本大震災だけは宇宙人ではなく、高天原の外から侵入してきたポリープ創造主によって引き起こされた、反重力装置による人工地震である)」と記載されています。

私たち一般人にとって、「人工地震説」は荒唐無稽、奇妙奇天烈、支離滅裂、眉唾物で疑念がわきます。この本では、日本で起こった大地震は異次元のグレイという宇宙人やポリープ創造主が関与したのだと記されています。現代地震学説を全く離れた東日本大震災に関する説も奇説です。当ブログは、従来「人工地震説」はほとんど取り上げてきませんでした。地震科学者の常識の範囲にないからです。

 

 神々の活動や大宇宙の仕組みや創造の話は、「事実は小説よりも奇なり」で、「知る人ぞ知る」話なのかもしれません。神々の世界の情報を、詳しく分かる霊能者がいて昔からさまざまな記録が残されています。現代でも、無名の人が本を書いて、私たちに知らせようとしています。先端技術研究機構からの続編の出版が期待されます。

 

当然のことながら、私自身は、昔からの貴重な情報の書籍をすべてカバーしていません。どこかUFO宇宙人やスピリチュアルな研究所で、貴重な情報を研究してもらいたいものです。昔もそうでしたが、権力者がエイリアンの技術・情報を支配しているといわれます。エイリアンが人間には絶対に教えない技術情報もあるようです。「焚書坑儒」のような学問や思想などへの弾圧は昔からあったようです。

 

 目に見えない世界の時空を超えた進化した宇宙人(神々や天使、堕天使)たちの活動は私たち一般人には、理解不能です。宇宙人が太古から、人類と深く関わりがあった事実は、歴史からほとんど消されているようです。しかしながら、オーパーツやピラミッドのように太古からの遺跡は消せませんが。

 

鎌倉時代の蒙古軍の襲来もグレイの円盤が介入したという歴史秘話もあるようです。どこまでが本当の話なのか、真偽のほどは分かりません。が、信じるか信じないかはあなた次第という与太話なのかもしれません。

 

・『銀河史 【下】』ベテルギウス民族とオリオン帝国

先端技術研究機構  ヒカルランド 2023/4/11

によれば、

 

「・こうして聖地(地球)の惑星人類は「龍神島民族」以外の人間はすべて、オリオン帝国の家畜(魂交換対象)となり下がって、彼等に洗脳され飼育される身の上となった。

 

しかし、いまから約750年前(鎌倉時代中期)、蒙古軍が龍神島を襲来した際、セザナ神がベテルギウスに対して緊急出動命令を下して、グレイの戦闘機(20台)が蒙古軍を海上で撃破するという事件が勃発した蒙古の襲来は二度に及んだが、二度ともベテルギウスが撃退したことから、その事件を契機に、セザナ神は地球にグレイ戦闘機を配備することを認めた。

 以来、月裏のグレイは10年前(2012年)までの750年間にわたって実際に配備されており、地上の人間工作に深く関わってきた。

 

その後、ベテルギウスが地上にも5カ所のグレイ基地を建設したことから、グレイ猿の存在と、グレイの小型戦闘機の存在は、人類に徐々に知られるようになった

 一番決定的な出来事は1947年(昭和22年)に米国ロズウェルで発生したグレイ戦闘機の墜落事故であり、この事件によって、円盤の残骸と、グレイ猿の3体の死体(1体はしばらく生きていた)をペンタゴンに回収されてしまった。

 

また秘密にされているが、米国の大統領の数人がグレイと対面で直接会談を行っており、いまや地球人のだれもがグレイの存在を認めている。

 グレイは宇宙人であると誰もがそう認めているが、正確に表現すれば、彼等は猿の肉体を牛耳っているルヒイ神(霊魂体銀河神)であり、猿の背後に憑依している「魂体」がグレイの当体(主人公)である。彼等はオリオンの奴隷民族(下部部族)の神であり、40年交代制のグレイ当番を請け負っている特攻隊員であって、下級戦士の言葉は信用できるものでは決してない。グレイは猿の肉体を船内に残したまま霊魂体の姿で調査にあたったり家壁を貫通して侵入してくる)、また地上で物理的な作業を行う場合には猿の肉体のままで活動を行なっている。

 

地球に配置されたグレイの仕事は多岐にわたっており、物理的な破壊工作(人工地震や火山操作)、人間や家畜の生体実験、毒物や生物兵器の開発、一般民衆に対して「大脳コントローラー」の移植作業などを行っていた。彼等にとって、龍神島民族以外の地球人類は家畜にすぎず、家畜をどう扱おうが彼等の勝手だった。

 

当然、オリオン帝国(銀河神の集合体)の直接介入に対して、それまで聖地民族の面倒を見て来た太陽天使界のプレアデス神達や、惑星天界のプレアデス神達の立場がなくなり、神界に混乱が発生した。

 

セザナ神は最終的に新米ソロジンKENに対して、オリオン(ベテルギウス)を破壊しろと命じ、その意向を受けた新米ソロジンによるオリオン掃討作戦が2008年に敢行されたが、ベテルギウスの首脳陣を召喚する際にKENが気づいたことは、彼等の意識が「ポリープ創造主の意識」と取り替えられていた事実だった」と記載されています。

 

 

・普通の人間が見ている世界(3次元)と、地球に来ている、または人間に憑依しているウォークイン(憑依・人格転換)の人間や霊能者が見ている世界(3次元+4次元)は全く違うといわれます。しかしながら普通の人間はその種の人間を全く識別できないそうです。大きく違った理解不能な二つの世界があるようです。

 ちなみに、ウクライナ戦争ではダムが破壊されて、人々に大きな被害が出ています。あたかもオリオン大戦が地球に波及してきたかのようです。

宇宙人も地球人と同様で戦争ばかりやっているようで、「性愛の神」と「戦争の神」しかいないというネガティブな話もあるようです。本書ではセザナ神は「戦争の神」のイメージです。宇宙人の多種多様な性愛のパターンは書かれていませんが、戦後カリフォルニアでは、ゲイ(LGBT等)の宇宙人の話もあったといわれます。また「アンタレス人は、トルコ人ギリシャ人、スペイン人のDNAに関係し、同性愛者で生殖目的でのみ女を使用すると考えられている」と記載されています。

 

 

在日宇宙人問題を認識している人はほとんどいないといわれます。また宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。宇宙人情報をアバブ・トップシークレットにするのは現代においても続いています。

 

 

 

<●●インターネット情報から●●>

ネット情報によりますと、「産経新聞、2023/6/6」

UFO論争に一石 米情報機関〝内部〟告発「地球外生命体はいる」

 

地球外生命体や未確認飛行物体(UFO)を巡る論争に、新たな一石が投じられた。米国の情報機関の一つである国家偵察局(NRO)などでUFOを含む「未確認空中現象」(UAP)の分析に携わった人物が6日までに、政府機関がUAPに関する情報を違法に隠蔽しているなどと実名で告発。「地球外生命体はいる」とも断言している

この人物は空軍の退役軍人で、2019~21年にNROのUAPタスクフォースに所属したデビッド・グラシ氏(36)。5日の防衛・科学ニュースサイト「デブリーフ」や、ニュース専門局「ニューズネーション」へのインタビューで、米政府やその同盟国、防衛請負業者が数十年前から現在に至るまで各地で墜落・着陸した「乗り物」やその破片を回収し、形状や材質などから「非人類由来」だと断定しているなどと指摘した

同氏は、回収物から技術情報を解析するリバース・エンジニアリングも行われており、中国やロシアを指す「同等に近い敵対国」も競合してUAPからの技術取得を図っていると説明。「地球外生命体は存在する」と断じ、宇宙船とみられる物体から「パイロットの遺体」なども発見されていると主張した。

ただ同氏は、こうした物体の写真を見たことはなく、情報は主に他の情報機関職員らからの伝聞で、国家安全保障上の理由から証拠を公表することはできないとしている。

報道によると、米政府は2023会計年度(22年10月~23年9月)の国防権限法に基づき、UAPに関する分析や調査結果を議会に報告するよう求められているが、グラシ氏は、政府は重要情報を隠蔽していると主張内部告発者の法的保護を定める制度の適用を申し立てている

UAPを巡っては国防総省が昨年7月、専門の調査部署を拡充する形で「全領域異常対策室」(AARO)を設置。国防総省の報道官は6日、産経新聞の取材に「AAROは地球外の物体の保有やリバース・エンジニアリングに関わる計画が存在する、または存在したとの主張を実証する確認可能な情報を発見していない」とコメントした。(ワシントン 大内清)

 

 

<●●インターネット情報から●●>

GIGAXINE 提供(2023/6/6) マイクロソフト ニュース によりますと、

 

アメリカは人ならざるものを起源とする乗り物を保有している」と国防総省元職員が主張

 

未確認異常現象(UAP)の分析を主導していたアメリカ国防総省の元情報担当者が、「アメリカが正体不明の乗り物を所有している」と内部告発しました。政府はUFOの証拠を開示するよう求められています。

 

 国防総省元職員のデビッド・グルーシュ氏が公開した情報によると、アメリカ政府または同盟国、防衛関連企業によって、数十年前から現在に至るまで、部分的な破片から無傷のものまで、さまざまな乗り物の回収が実際に行われてきたとのこと。これらの乗り物は、分析により「地球外または起源不明の非人間的知性体」を由来とする物だと判断されたそうです。 グルーシュ氏はアフガニスタンでの任務により勲章を受けた元戦闘将校で、国家地理空間情報局(NGA)および国家偵察局(NRO)のベテラン。2019年から2021年にかけて未確認航空現象タスクフォースの偵察局代表を務め、2021年後半から2022年7月までNGAのUAP解析の共同責任者兼タスクフォースの代表として働いていました。

  このタスクフォースは、かつて「未確認飛行物体(UFO)」と呼ばれ、後に「未確認異常現象(UAP)」と呼ばれるようになったものを調査するために設立されました。タスクフォースは国防総省の情報・安全保障担当次官室の下で海軍が主導し、その後水中で活動する物体の調査も含めた「全領域異常解決室」に改組・拡大されました。

 

グルーシュ氏によると、関係各所から報告された未確認の乗り物に関する情報が、適切な監督当局に報告されることなく隠されてきたとのこと。このことを懸念したグルーシュ氏は隠蔽(いんぺい)された情報に関連した機密情報を国防総省監察官に対して秘密裏に提供していましたが、その際に自分の身元と情報を提供したという事実がどこからか漏れてしまい、この件に関してグルーシュ氏は不当な報復・いやがらせを受けたそうです。同氏は「情報が議会から違法に隠蔽されており、秘密開示のために違法な報復を受けた」として今回訴えを起こしました。

 

グルーシュ氏は政府在職中に議会向けにUAPに関する多くの草案を作成しており、カーステン・ギリブランド上院議員とマルコ・ルビオ上院議員の肝いりで2023年度国防授権法のUAPに関する文言を起草し、2022年12月にバイデン大統領によって法律として署名されるのを手伝いました。この条項では、関連するUAPの情報を持つ者は、過去の秘密保持契約にかかわらず、報復されることなく議会に報告することができるとされています。 しかし、グルーシュ氏がUAPに関する調査を進めるにあたり報復を受けたため、グルーシュ氏は「連邦調達規則に反する違法な契約、犯罪、学界にわたる情報の抑圧など、多数の不正行為に関する懸念を受けた」と主張。グルーシュは2023年4月7日付で国民の意識向上を通じて政府の説明責任を果たすために政府を退職し、今回の告訴に至りました。 グルーシュ氏の代理人には、法律事務所Compass Rose Legal Groupのシニアパートナーであり、2011年に上院で承認された情報コミュニティーの初代監察官であるチャールズ・マッカロー3世が就任。内部告発者を保護する法律を争点とし、今後法的手続きが行われる予定です」と記載されています。

 

 

 

 

(2021/12/10)

 

・ネット情報によりますと「トカラ列島近海 群発地震が続く」(2021/12/10)と報道されています。

9日午前、最大震度5強地震を観測したトカラ列島近海では、9日夜から10日朝にかけても地震が相次いでいる

 9日午前11時すぎ、トカラ列島近海を震源とするマグニチュード6.1の地震が発生し、悪石島で震度5強、小宝島で震度4を観測した。トカラ列島近海では今月4日から地震が相次いでいて、10日午前11時までに震度1以上の揺れが260回観測されている」とのこと。

 

「天災は忘れたころにやって来る」そうですが、 東日本大震災後、日本全国で地震が起きており、南海トラフ巨大地震津波、東京直下型地震等にメディアや全国民の関心は非常に高まっています。個人的な対応としては、避難先の確認や批難準備、地震保険、危険地帯からの引っ越し等の自己防衛手段があると指摘されています。

 以前に漫画家の「たつき諒」氏の漫画における「予知夢」「夢日記」が話題になりました。1999/7/1に出版された『私が見た未来』(たつき諒)において、予知夢が東日本大震災を予言していたというのです。それ以後の予言の話もあり、再度、出版されることになったそうです。

そこで、『私が見た未来 完全版』(たつき諒、飛鳥新社  2021/10/2)が再出版されたそうです。たちまち40万部が売れたと報道されています。

 

たつき諒、2025年7月に大災害と予言か。私が見た未来 完全版の『第1部 予知夢編』では、2025年7月に起こることが描かれています。

「本当の大災難は2025年7月にやってくる」」とのこと。

 

き っと、南海トラフ巨大地震津波か東京直下型地震を予言しているのでしょう。このブログでよく引用するジョー・マクモニーグルの『未来を透視する』(2006/12/21)でも、「2025年夏 15メートルの津波」を透視しています。「一度あることは二度ある」ということでしょうか。いや、「二度あることは三度ある」ということでしょう。

当ブログの副題「日本は津波による大きな被害をうけるだろう」の悪夢が実現するのかもしれません。

当然ながら、危機管理の担当省や担当者は、万難を排して準備するべきでしょう。対策や震災後の復旧に失敗すると、「2040年 自治体の半数が消滅。2040年 日本が先進国でなくなる」という不気味な予測もあるようです。国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートの英知を結集した「国家改造計画」が求められているそうです。ところで「国会議員資格試験」や「地方議員資格試験」が必要だと主張する有識者も少なくないといわれます。

 

 

・ネット情報によると、南日本新聞(2021/12/10)

トカラ列島地震 地盤のズレ プレートの動き影響か 専門家指摘

トカラ列島近海で頻発している地震について、神戸大学の巽好幸名誉教授(マグマ学)は周辺のプレート運動などの影響でトカラ近海の地盤にずれが生じていることが関係しているとの見方を示す。地下深くのマグマが影響している可能性も否定できないと推測する。

 

 トカラ列島の東では、フィリピン海プレートユーラシアプレートの下に潜り込み、西では沖縄トラフ(海底盆地)が東西に拡大している。

 

 巽名誉教授によると、この二つの力の相互作用でトカラギャップと呼ばれる水深1キロを超える海峡を形成。相互作用でトカラギャップに沈降を起こす断層ができ、同時に横ずれ断層型の群発地震が発生するとみる。

 

 一方、震源地のトカラ近海は火山帯でもある。火山性地震震源の深さは10キロ未満とされ、今回の群発地震震源の深さは約20キロ。ただ、約7300年前に薩摩半島沖の海底火山「鬼界カルデラ」が超巨大噴火したケースもあり、巽名誉教授は「地下20キロに地震を引き起こすマグマの動きがあってもおかしくない」と指摘する。

 

 トカラ近海の群発地震後に日本付近で巨大地震が起こるとうわさされる“トカラの法則”については、「最先端の科学で因果関係は認められない。単なる偶然の可能性が高い」と否定した」と報道されています。

  

 

・『シン・人類史』ウマヅラヒデオ   サンマーク出版 2021/3/30

の本は、アヌンナキとかエンキとかエンリルの神々の争いの神話ですが、大宇宙では常に、2種類の宇宙人の対立・争い、戦争によって歴史が綴られてきたようなのです。

 

北欧神話ラグナロク(最終戦争)、善と悪との両極端にわかれての戦いを予定しています」、「北欧神話でもアース神族ヴァン神族は、最終的にアース神族が勝利した長きにわたる戦争の後、和解し人質を交換、異族間結婚や共同統治を行ったが、結局、最終戦争(ラグナロク)をする」という話もあるようです。

北欧神話などを読むとセム系とハム系の住む領域も異なり(シャンバラはセム系の世界)、元々は対立していたのが、セム系がハム系に服属して和解したことになっている」といわれます。

「プレ・レムリア時代は、地球が他の惑星から来た「電気生命体」の集団に侵略戦争が仕掛けられた時代でもあった。地球人類は自己防衛を試み500年も続いたこの戦争において、最終的に勝利を収めている。

その電気的存在にしても、芯からの悪者ではなく、移住のための新天地を求める科学者集団にすぎず、彼らは、実に気の遠くなるような距離を旅してやって来たのである」という話もあるようです。

 

封神演義』(ほうしんえんぎ)

封神演義』は、中国明代に成立した神怪小説史実の殷周易姓革命を舞台に、仙人や道士、妖怪が人界と仙界を二分して大戦争を繰りひろげた。

「はるか昔、世界は仙界と人界に分かれ、仙界はさらに、人間出身の仙人・道士達からなる崑崙山の仙道「闡教(せんきょう)」と、それ以外の動物・植物・森羅万象に由来する「截教(せっきょう)」に二分されていた」という話もあるようです。

封神演義』はフィクションですが、崑崙山の仙道「闡教」の元始天尊と「截教」の通天教主や申公豹などの神々(異星人)のグループが存在していたのかもしれません。2種類の宇宙人の対立というのはスター・ウォーズの大きなテーマだったようです。

オリオン星雲で60万年続くオリオン戦争で、これは何億ものポジティブな人間型生命体とレプティリアンと呼ばれるネガティブなヒト型爬虫類人との間で起こったものだったと指摘されています。

 

 

『今こそ知っておくべきフリーメイソンの謎と爬虫類人種の陰謀』

並木伸一郎   辰巳出版  2020/3/1  という本によりますと、

血塗られた神々の戦い“ノルディックVSレプティリアン

 直近の例としては、シュメール神話を紐解いたゼカリア・シッチンの主張がもっとも興味深い。約55万年前、惑星ニビルから地球に降臨し、シュメール文明を興した地球外生命体アヌンナキにはエンキとエンリルという二大神がいて、それぞれが地上に君臨した。ふたりは異母兄弟だが、地球上にいたサルにアヌンナキの精子をからめて人類を誕生させたのがエンリルで、「エデンの園」でアダムとイブに“知恵の木の実”を与えた“ヘビ”と描写されたのがエンキだった。以来、エンリルは人類に知恵を与えたエンキを敵視し、やがて両雄は、地球の覇権をめぐって人類を抱き込みながら激突する。このときに勃発した核戦争でエンキが敗れている。

 

 その両雄について、シュメールが遺した円筒印象や立像の姿形から、エンキが爬虫類人レプティリアンだったことと、エンリルがヒト型種のノルディックだったことが見てとれる。つまり、世界中の様々な神話で綴られる神々の戦い――王位継承をめぐり、凄惨きわまりない戦いの物語――の発端は、地球の覇権をめぐって激突した、このエンキ(レプティリアン)とエンリル(ノルディック)にあったのだ。

 

・たとえば、エジプトの猫の女神バストテ、ギリシアの神アポロンキリスト教の聖パトリック、インドの聖鳥ガルーダは、人間に邪悪な叡智をもたらす魔術とオカルトに精通する“蛇神=ヘビ族=レプティリアン”の残党を根絶するため、勇敢に戦ったノルディック族の戦士たちである。彼らの活躍により、ピュトン、アポピス、ナーガといった強大なヘビ族のリーダーたちは退治され、追放されていったのである。 

このように、善と悪の戦いの物語は、世界の主要な文明すべてに存在している。そしてヘビ族=レプティリアンは、神族=ノルディックによって、再三打ち負かされてきた。陰謀、謀反が渦巻く“神々=地球外生命体”の血塗られた戦いにおいて、支配欲と征服欲にかられた彼らは戦い続けた。その場合、戦いに勝利した者だけが世界に君臨できることは、これまでの歴史が証明している。

 

 戦いに敗れたレプティリアン勢力は、一時的に弱体化した。そしてノルディックが台頭したことで、シュメールからエジプトへと文明の“バトンタッチ”がなされたということも十分に考えられる。

 

とりわけレプティリアンは狡猾にも、遺伝子操作や異種交配によって生み出した交配種やクローンを使い、彼らを兵士や科学者、宗教家、そして政治家として世に紛れ込ませてきたのだ。指導者的立場に就かせた彼らを通じて、裏から世界を意のままに操作し、地球の覇権を奪取しようとしているのである。恐ろしいことに地球人類を巻き込んだ地球外生命体同士の“代理戦争”は、すでに始まっているという」と記載されています。

 

 いわゆる「現代社会はアヌンナキの黒色同胞団(ブラック・イルミナティ)に支配されている」、「戦争はすべて黒色同胞団(ブラック・イルミナティ)によって意図的に引き起こされている」という話もあるようです。

 

  

(2020/9/6)

 

 

・宇宙連合も『自由な世界次元間連盟』と『暗黒の勢力』と彼らが支配する悪の帝国の『正義を任ずる諸世界帝国同盟』の2つがあるといわれます。現在の状況は、私たち一般人には、理解不能です。ネガティブな宇宙人がポジティブな宇宙人と人間とのコンタクトを妨害しているといわれます。UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。異星人の進化の速度は非常に早いといわれますが、現代の異星人の状況については、人びとの関心が高いようです。

リゲル人は、米政府と協定を結んだオリオン連盟リーダーであり、この集団は1954年に米国政府と協定を結び、彼らの技術と科学を提供しているといわれます。しかしながら、「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」と指摘されています。

リゲル人は、りゅう座人のために働いている。りゅう座人が攻略の前準備をできるように侵略予定ルートを偵察する仕事である」といわれます。「どう彼らを追跡しても、あなた方の祖先はレプテリアン(爬虫類)であることを発見するでしょう」という説もあるようです。

オリオン星雲で60万年続くオリオン戦争で、これは何億ものポジティブな人間型生命体とレプティリアンと呼ばれるネガティブなヒト型爬虫類人との間で起こったものだった」と指摘されています。

  グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。「時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました」と主張しています。それがエササニ人のバシャールだといわれています。エササニ人の様にすでに交雑種が異次元に存在しているようです。

現代のアブダクションに実態についても、私たち一般人には、理解不能です。

 

・インタ―ネット情報(ヤフーニュース、2020/9/3)によると、「また神経剤ノビチョクが使われた 毒殺国家ロシア「邪魔者には残酷な死を」プーチン大統領の冷酷な論理

メルケル独首相「ノビチョクが使われた明白な証拠がある」

[ロンドン発]ロシアの反体制活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏(44)が(2020)8月20日、モスクワに向かう機中で意識を失い、ドイツで治療を受けている毒殺未遂事件で、アンゲラ・メルケル独首相は9月2日、毒物試験の結果、「(猛毒の)神経剤ノビチョクが使われた明白な証拠がある」と断言しました」と記載されています。暗殺はしばしば諜報機関が関係しているといわれます。

 

・「彼ら蛇人はすでにロシア共産主義勢力としてやってきており、マルクスレーニンはその勢力のいわば幹部たちだった」という説もあったといわれます。「モスクワには多くの異星人が住んでいる」というリーク話もあるそうです。レプティリアンが異次元で活動しているのかもしれません。

最近になって、ロシア人はタウ人との協定を破棄し、同じ協定をリュウ座人の前衛部隊と交わしてタウ人を追い払ったと考えられている」といわれます。ロシアはタウ星人と当初コンタクトがあったそうです。

遥か昔にリゲル人がくじら座タウ星系の侵略準備を整えようとしていたといわれます。「タウ人の遺伝子を使ってグレイを作るために主に子供を標的にして誘拐し、殺して細胞とホルモンを取りだしたのでタウ人がグレイを殺そうとしている」といわれます。「くじら座タウ人は、イプシロンのエラダナス星系で大きなコロニーを保持している。祖国の大気と重力の関係で、密度の高い身体を持っている」といわれます。進化の程度が違う異星人が、異類混血が原因でスター・ウォーズをしているといわれます。「ルシファー一派の動物タイプの異星人連合」と「神の人間タイプの異星人連合」がスター・ウォーズをするシナリオなのかもしれません。ルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したとも言われているそうです。

ロシアでは「シロヴィキ」といわれる治安・国防関係省庁の職員とその出身者が勢力を持ち直し恐怖政治が始まっているともいわれます

「新ロシアとは、“旧KGBソ連を簒奪し共産党を追放して創った国家”と解するのが現実に一致する」という説もありました。やはり公安関係や諜報機関が力を持ち独自の動きをしているといわれます。

 

地球温暖化の異常気象で、世界中の自然災害が、激甚化しています。2020/9/6の台風10号の被害が懸念されています。これからも想定外の豪雨がおこり、想定内で作られた堤防が決壊する事例が増加するといわれます。自然災害多発列島になりましたので、対応策が急がれています。また中国の洪水も長期化しており、甚大化しているといわれます。

 

・「この本を執筆している時点でも『コンテイジョン』という映画が作成されている。内容は死滅的な伝染病が大発生するというもので、アメリカ疾病管理予防センター(CDC)が前面に押し出されている」と指摘されています。新型コロナウイルス感染症パンデミックについても、イルミナティカードが予測していたり、陰謀論者からの議論もあるようです。

 

ロスチャイルドシオニズムの世界は私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。デーヴィッド・アイクの本は、いわゆる「トンデモ本」といわれますが、理解者も少なくないといわれます。科学者の観点からは明らかに誤っている話もあるようです。しかしながら、研究者や学者の中にも読者が増えているのかもしれません。全てを否定することはできないといわれます。堕天使や天使、大天使についても、進化した異星人が、神々の指示を受けて活動しているといわれます。「大天使は創造物の隠された部分を受け持つ天界の住人です。創造におけるすべてを準備し、計画することが第一の仕事で、“森羅万象を建築する者”と呼ぶこともできるでしょう。自然界全体のデザインを一手に引き受けているのです」といわれます。大天使や天使も人間の姿をとり自在にテレポーテーションできると語られています。また大天使は大きな組織や国家を統括しているといわれます。

神々や悪魔クラスの人間タイプの異星人は、識別不能で私たち一般人は、理解できないといわれます。「この世」から「あの世」は、認識できませんが、逆では、容易に分かるようです。「世界は神々の描くシナリオ通りに動く」ともいわれています。しかしながら、イルミナティ陰謀論は、目に見えないアストラル界の話で、私たち一般人には、理解不能です。

 

マトリックスを支配する「透明な人々」が、人間とレプティリアンの両現実を操作していると指摘されています。「レプティリアン自身もコード化された コンピュータープログラムで、決められたことを実行しているに過ぎないのです」といわれます。「要するにレプティリアンの上にも、彼らの行動や人間を操作する究極の力を持つ「透明な人々」が存在するのです。その生物(透明人)は、私の思考に直接働きかけ、完全にテレパシーで交信してきた。もはや人間が存在しなくなった遠い未来から来た」と指摘されています。いわゆる神か神に近い存在の異星人のようです。

透明人」とシリウスA星人が創造し、りゅう座(ドラコ)に配置した爬虫類人が異常に進化したといわれますレプティリアンは、造物主系統というよりも、堕天使ルシファー系列なのかもしれません。大天使や堕天使、守護天使等の世界は、人間の目に見えない世界、アストラル界にあるそうですので、荒唐無稽かつ支離滅裂な話の印象を与えるといわれます。陰謀史観ロスチャイルドシオニズム)は、荒唐無稽、奇妙奇天烈、支離滅裂、眉唾物で疑念がわくといわれます。イルミナティ陰謀論も大衆にとっては無知であるといわれます。

リゲル人と爬虫類人の交配人種が築いた国が現在の日本と中国であり、これは西洋の親類とは無関係に発展したといわれます。そして高等知性体は、人間の常識、非常識を遥かに超えた所に存在するといわれます。コンタクティやチャネラーは世界的に増えているのでしょうか。

 

ロスチャイルドシオニズム陰謀論は、デーヴィッド・アイクの説のようです。イルミナティ陰謀論と結びついているのでしょうか。こと座人の遺伝子が、透明人の集合エネルギーと混ぜ合わされて、爬虫類人レプティリアン)として、物質肉体化して出現したといわれています。爬虫類人は、男と女、男神と女神というコントロールの仕組みに基づいた宗教を編み出したのであるといわれます。

シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるという説もあります。しかしながら、高次元の宇宙人の地球支配を認識している人は極めて少数といわれます。また在日宇宙人問題を認識している人はほとんどいないといわれます。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。「人類の歴史は、平和な時代よりも戦争の時代が長かった」そうです。そして「世界の歴史は、秘密結社同士の戦争の歴史である」という説もあります。ちなみに「イルミナティ・エージェントが第三次世界大戦を引き起こす」という不気味な予言もあるようです。が、陰謀史観もあまり注目はされていないようです。

 

・神々や天使や堕天使の実態は、知る人ぞ知る世界で、私たち一般人には、訳の分からない奇説だそうです。彼らは、人間の精神に憑依したり、ワンダラー(転生)やウォークイン(憑依・人格転換)等で、自由自在に人間を信じられないほど、知っており、常に観察しているともいわれます。また社会に巧妙に入り込んでいるともいわれます。宇宙人の超能力にテレポート(瞬間移動)、テレポーテーションがあるといわれます。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」と指摘されています。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。イエティや河童も、異次元の異星人の操作により、テレポーテーションをするようなのです。UMA(未確認動物)も異星人が地球に持ち込んでいるのかもしれません。

 

アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。アルデバラン星人は「幽霊」のように現れたり消えたりするようです。このような現象は、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。悪魔のように、異次元から現れたり消えたりするのですからショックです。あの世の5次元世界とこの世の3次元世界を自由自在に幽体離脱(アストラル・トリップ)して神人は往来しているのかもしれません。グレート・マスターはこの太陽系一帯からリラ、シリウス、プレアデスといった地球文明の発展に緊密に関連する星系に瞬間的に移動できるといわれます。大天使や天使も人間の姿をとり自在にテレポーテーションできると語られています。大天使は大きな組織や国家を統括しているといわれます。シリウスの大天使の代表であるというヘルメスは、ギリシア神話に登場する青年神です。「日本はヘルメスが統治する国だ」といわれます。

 

・この2冊の本(『新しい宇宙時代の幕開け』)もナンフィクション、事実だと著者等が強調しているといわれます。UFOに関心のない人々が読めば、SFの本として認識できるでしょう。ナンフィクションなのか私たち一般人は、分かりません。どこまでがフィクションで、どこまでがナンフィクションなのか不明の伝承のようです。UFOの洋書は数万冊ありますが、私たち一般人には、読書時間がありません。しかし、洋書を読むとかなりのことが分かるといわれます。そして、ナンフィクションものと著者が言っている場合、ほとんど全てナンフィクションなのでしょう。政府の中に政府があってアメリカ大統領といえどもコントロールできないといわれます。

 

高等知性体がアバブ・トップシークレットとして命令しているので、アバブ・トップシークレットの状態がほとんどのようです。トランプ・ショックでトランプ大統領にきまりましたが、UFO情報は今後もアバブ・トップシークレットのままに終わるようです。ヒラリー・クリントン候補が、UFO情報を調べて情報を公開すると公約していたのですが、残念な結果になりました。ついでながら、第42代大統領ビル・クリントンは、UFO問題に強い関心を持っていたといわれます。しかし、大統領ですらアバブ・トップシークレットの壁に阻まれて、「米軍の最高指揮官ですらコントロールできない問題だ」と、嘆いていたといわれます。スキャンダル事件もあり、何かそれが関係したのかもしれません。この種の本が、今後多く翻訳出版されることを期待したいものです。実際のところ、この種の出版方面ではアバブ・トップシークレットの規制はほとんどないようです。

 

・「他惑星から来たサーペント・ピープル(蛇人)に追われて、地下に逃げ込んだのが始まり」といわれている地球内部世界のアガルタには、宇宙人種族の超太古からの争いがあったようです。「非常に長期にわたるこの争いは、『火星由来のアーリア人対アヌンナキ・レプティリアン』の戦いだったのではないのだろうか? 彼らは最初、火星上で戦いを繰り広げ、続いて戦場を月に移し、さらに地球へと下りて争いを続けた。アーリア支配種との接触を果たさんとしたヒトラーは、この地下世界への入口を見つけ出そうと躍起になっていた」といわれます。アーリア人という種族はリラ星人の系列化かもしれません。この種族は、サーペント・ピープル(蛇人)の争いにおいて、劣勢にたっているようです。「地球の完全支配をもくろむレプティリアンが、他の異星人や地球内部種族との争いを続けてきた可能性は非常に高い。またレプティリアンたちは、低層四次元においても他の意識体たちと競合関係にあると考えられる」といわれます。

 

・「火星人(こと座避難民)は、爬虫類人からの攻撃だけでなく、近隣や親類になる人間的存在の攻撃からも惑星を守るため、惑星クーム出身のシリウスA星人に火星を保護する技術を依頼した」といわれます。つまり、金星蛇人の末裔と、火星霊人の末裔の争い、戦争(スター・ウォーズ)が今も続いているようなのです。牛神は、「驚嘆すべき牡牛なす双神」と表現され、発進母星は65光年先の牡牛座(地球から観測する最も明るく輝く恒星アルデバラン)から発するといわれます。スター・ウォーズでは「牛神」が「龍神」をテクノロジーの面で圧倒し、「レプティリアンを低層4次元に追いやったといわれています。しかし、その後の異種交配などで、争いが複雑に展開していると語られています。この2種類の宇宙人種族の争いが地球上においても「最終戦争」を招くようなのです。

 

龍神も上の神から見るとバイオ・ロボットになるのですから、上には上の神の種族が存在するようです。そしてアメリカでも金星人の技術者が、空飛ぶ円盤の製作に協力した歴史があるということは興味深いものです。

  アストラル界層にあるパラレル・ユニバース(並行宇宙)のようですが、人間の死後の世界、幽界や霊界に似た世界のようです。地球空洞世界もアストラル界の世界かパラレル・ユニバース(並行宇宙)の世界なのかもしれません。進化の程度に応じて、異次元世界もいくつもの世界があるようです。アガルタ・ネットワークの地下都市の本は、増えてきているようです。ヒトラー霊媒で宇宙人から「人格転換」を受けた“霊界から来た男”ともいわれます。シュメール文明を打ち立てたのが金髪碧眼のアルデバラン星人といわれ、牡牛座のアルデバランが故郷の惑星のようです。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。

アルデバラン星人は、こと座文明の再創造を支援しているといわれます。アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。地球から68光年の距離にある牡牛座のアルデバラン太陽系の二つの惑星からなる“スメーラン帝国”が存在したといわれます。「レプティリアンによる天の川銀河の征服とヒューマノイドの防衛戦。この銀河の戦いが、アトランティスとムーの戦いをはじめ、現在に至るまで地球上の闘争に反映されている」といわれます。「ムー大陸から地下空洞に退避したレプティリアンは、復活をかけて爬虫類:人間の遺伝子比率が50対50のブルーブラッド・シュメール人を作り、地球をコントロールすることにした」と語られています。アトラン人(アトランティス)・爬虫類人(レムリア)マルデック星人・火星人四巴の大戦(スター・ウォーズ)があったといわれます。なおアルデバランとは超太古から日本とのつながりがあったと指摘されています。

 

・中世のドイツの領主はほとんどが「異人」か「異人」の末裔ともいわれます。異人も昔からさまざまな人間社会との繋がりがあるようですが、詳しくは分かりません。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。そうなると人間自身が「変容」、「変性」してしまうそうです。「宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だそうです。「宇宙人の実体をエーテリアン(霊人)と呼び、彼らの乗用する円盤のことをエーテル船(霊船)と呼ぶべきだ」いう説もあるといわれます。この世とあの世の交錯した世界に、金髪碧眼のアルデバラン星人の末裔、アリーリア人の超人の末裔であるドイツ人は、様々な形態で存在している可能性はあると語られています。ヨーロッパにおける宇宙人とのつながりは、ドイツだけに限らないといわれます。異星人の大半は人間型で街を歩いていても誰も区別がつかないということです

 

・『新しい宇宙時代の幕開け』(ヒカルランド)の翻訳者は、ケイ・ミズモリさんですが、著書・翻訳書に『底なしの闇の[癌ビジネス]』(ヒカルランド)、『超不都合な科学的真実』、『超不都合な科学的真実 [長寿の謎/失われた古代文明]編』、『宇宙エネルギーがここに隠されていた』(徳間書店)、 『リバース・スピーチ』(学研パブリッシング)、『聖蛙の使者KEROMIとの対話』、『世界を変えるNESARAの謎』(明窓出版)、『空洞地球』、『超シャンバラ』、『超巨大「宇宙文明」の真相』、『ついに実現した地下存在との対話』、『シャスタ山で出会ったレムリアの聖者たち』、『地底世界人は本当に存在した』、『プレアデス科学の謎』等があります。当ブログでは、翻訳本の翻訳者名は省略してあります。しかし、翻訳者の観点からの見解も重要のようですし、翻訳者の視点からの解説書も求められているといわれます。

 

・私たち一般人は、いわゆるSFファンタジーのような「トンデモ本」については、荒唐無稽、奇妙奇天烈、支離滅裂、眉唾物で疑念がわきます。が、出版社もつき、読者もいるので、何らかの意味があるのでしょうか。どこまでがフィクションで、どこまでがナンフィクションなのか不明の伝承のようです。この種の本が増えると常識が逆転することでしょうか。アバブ・トップシークレットの世界です。異星人の世界はもともと想像を絶します。金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。

アルファ・ケンタウリの金星人の末裔の異星人も欧米では知られていたそうです。オムネク・オネク『私はアセンションした惑星からきたー金星人オムネク・オネクのメッセージ』(徳間書店)があり、よくわかります。現代の最先端の科学者の知識も「大海の一滴」だともいわれます。またUFOのような非科学的なことに関わると学者生命が断たれるともいわれます。そのようにフリーライターもマスコミのタブーに触れると職を失うとも語られています。確かに、どの教科書にも「人間は宇宙人が実験室で作った」とは書かれてはいません。

 

・「地球上と同じように宇宙でも戦争が普通の状態で、平和が異常な状態」なのかもしれません。「人類の歴史を見ると、戦争の時代の方が平和の時代よりも長かった」そうです。が、スター・ウォーズも大規模なものだと宇宙の一部を壊してしまうようなものもあったといわれます。そして、「最終戦争が必ずある」ともいわれます。

 

・あの小柄なグレイもスター・ウォーズを繰り返し、核戦争の原子爆弾放射能で体が退化したそうで、「人類の未来の姿だ」という話もあったようです。人間の戦争にも「おぞましい話」が多いのですが、エイリアンのスター・ウォーズでは人間の想像力を超えるような「おぞましい話」も多かったといわれます。広い宇宙では核戦争もよくあったようなのです。

  「日本はヘルメスが統治する国」という怪説がありますが、天照大御神(あまてらすおおみかみ)は太陽神でギリシア神話ではアポロに相当するといわれます。

 

・異次元の高等知性体は一段上のランクのアセンディッド・マスターに昇格したいという願望があるようなのです。「悪魔が神の次元に昇格したい」という動機が宇宙の事象を動かしているという説もあるといわれます。日本でも『霊界』や神々に詳しいチャネラーが少なくないようです。

  「古代ギリシアのゼウスやアポロは、今日では神話の世界のように思われていますが、実在の人物でありました」ということですが、一般人が理解不能になる事象の話のようです。「この世」から「あの世」は、認識できませんが、逆では、容易に分かるようです。「世界は神々の描くシナリオ通りに動く」ともいわれます。「神々や進化した宇宙人(天使)は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」ので誰も分からないそうです。

  古き地球文明が崩壊し、新しき宇宙文明を迎える今、地球・人類・全生態系の存亡と進化の為に人類を導く、宇宙からのメッセージチャネリングによって入手されているといわれます。

  「大統領に会った宇宙人」、「ペンタゴンに住んでいた宇宙人」という話もありましたが、「アイゼンハワー大統領がグレイ・タイプの宇宙人に会った」という話は広く知られていると語られています。

 

・異星人情報は、『厳秘』(アバブ・トップシークレット)扱いとなり、大統領や議会の監督からはずされていったといわれます。テレビ映画『Xファイル』などで、FBIに対抗する謎の組織などが出てきますが、想像する以上に米軍にとけ込んでいるらしいのです。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。

  『エリア51』などで米軍のエイリアンに関する超テクノロジーの研究は進んでおり、先端兵器に応用されているといわれます。

  「異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視・調査し社会生活をしている」そうです。

  人間の死後の世界、霊界や幽界のように目に見える3次元ではなく、例えば金星の見えない4次元に高等知性体が存在するそうですが、この辺が誤解のもとになるようです。

  話題だった「2012年」については多くの書籍が出版されました。「2012年のアセンション」については、精神界の識者の様々な意見がありました。が、ハリウッド映画「2012」のような地球の破滅ではなくて、ポジティブな進化の方向に進むともいわれました。

  「異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視・調査し社会生活をしている」そうですので、この面についても情報開示がすすむのかもしれません。「人は皆、記憶喪失の異星人だ」そうですので、前世の記憶がよみがえる人が増えるのかも知れません。アメリカでは「異星人であった前世を記憶している人が多い」といわれます。

  日本に昔から伝わる異類異形の者は、異星人だったのではないでしょうか。「鬼や童子や天狗」も異星人であったと考えられもします。が、人類を創ったといわれるレプティリアンが地球を去ったように、人間の目から消え異次元の別宇宙・平行宇宙に到達したのでしょうか。

  伊吹弥三郎の伝説は、『超人』の存在を窺わせるようです。造物主でかつ鬼であったという話は、奇想天外のようです。「鬼」の一族に美女や美男子が混じっていたという伝説も少なくないといわれます。オリオン座からの異星人の『異人』の飛来は何を物語るのでしょうか。

 

・「異形でない異類の異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視・調査し社会生活をしている」とも言われています。が、人間へのウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)によって地球にくる異次元の高等知性体の存在とその超能力については、分かる人は非常に少ないといわれます。

  自らハルマゲドンをして自壊した教団のことは詳しく知りませんが、多くの人を引き寄せた超常的なものとカネ(資金源)につては新聞では報道されていないといわれます。

  日本の明治時代の流浪の民、サンカが「アガルタの住人の末裔」という珍説もあるそうです。が、日本にも地下世界の伝承があり、世界中にある地下世界の伝説と相似関係があるようです。ヨーロッパの放浪民族のジプシーも「アガルタの住人の末裔」という奇想天外な話もあったといわれます。ですが、末裔たちの記憶には全く残っていないようです。

  シャンバラは、エーテル界に突入した都市型の超巨大宇宙母船という話もあり、「都市程度の規模のシャンデリアのように光り輝く超巨大宇宙母船」を見たというカナダのコンタクティもいるといわれます。

  プレアデス星人のコンタクティ、スイス人のビリー・マイヤーによれば、「直径100キロメートルの宇宙母船」も報告されているようです。

 

・「宇宙連合のマスター達」が中世のパリに現われたのでしょうか。ググレート・マスターはこの太陽系一帯からリラ、シリウス、プレアデスといった地球文明の発展に緊密に関連する星系に瞬間的に移動できるともいわれます。普通は見えないマスター(長老・大師)たちも、目に見える人間の姿を装い、ヨーロッパ中を徘徊していたのでしょうか。

  昔のコンタクティの話は、宇宙母船でマスター(大師)と呼ばれる霊格の高い宇宙人と会見したという話が多かったそうです。「中世の我が国民に大きな影響を及ぼした勝道、空海親鸞日蓮らの御聖人方が、金星人、すなわち明星天子と会っているという事実がある」といわれます。昔から金星人とのコンタクトがあったようです。

  「薔薇十字団員は、天使的な異星人だった」という説を当時フランスで唱える者もいたそうです。現代においても「異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視・調査し社会生活をしている」そうですが、その実態は、薔薇十字団以上に不明のようです。パリが狂喜した薔薇十字団員の超能力には、テレポーテーションもあったようです。

  謎の薔薇十字団員には、異星人が関与していたのかもしれません。異星人の超能力はテレポートにしても現代の人間にとって奇蹟的なことばかりで、中世に異星人が現れれば、当時の知識人にとっても、とんでもない奇蹟ばかりだったことでしょうか。

 

・異星人(神々)はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視・調査し社会生活をしているそうですが、普通の人には認識できないことばかりのようです。 神々の総数は10億を超え、それぞれ位階に応じて宇宙の各所を支配しているといわれます。薔薇十字団の「見えない学院」というのは、当時のUFOをさしたようなのです。薔薇十字団にしてもフリーメーソン組織は、超常的なものの存在が窺われ、全世界に800万人もの会員を擁する世界最大の秘密結社になったのでしょうか。金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。「日本の知識人が欧米人を理解できないのはフリーメイソンを知らないからだ」そうです。フリーメーソンの主神は「魔王、堕天使のルシファーである」とか「デミウルゴス」とかの いろいろな説もあるそうです

  エトルリアは紀元前8世紀から紀元前1世紀ごろにイタリア半島中部にあった都市国家群で、インド・ヨーロッパ語族に属さないエトルリア語を使用していた先住民族エトルリア人マオリッツオ・カヴァーロはイタリア人ですが、イタリアも太古から様々な異星人とのつながりがあるようです。

  世界中にある異次元の「地下世界」の伝説も、人類の大災害の記憶を伝えているようです。「ヨーロッパの放浪の民、ジプシーが、地下世界アガルタの住民の末裔だ」という説もあり、「日本の明治時代のサンカも地下世界アガルタの住人の末裔だ」という話もあるそうです。「往古、かの尊い釈尊が、明星天子にあったという事実、また、イエス・キリストと金星との関わり、その記録が歴然と存在している」ともいわれます。現在では、金星と火星の異次元(アストラル界)には、壮大な都市文明が存在しているそうです。金髪碧眼のマスター・レイス(支配人種)が火星より地球へとやって来て、古代伝説の神々(gods)となったといわれます。

 

・4次元以上は時間のない世界ですので、過去、未来、現在が交錯する領域のようです。昔はプレアデス星人とかリラ星人、シリウス星人とか、特定の異星人の名前はなくて、「火星霊人 対 金星蛇人」という対立構図があったようです。「どう彼らを追跡しても、あなた方の祖先はレプテリアン(爬虫類)であることを発見するでしょう」といわれます。レプテリアン(爬虫類)がさまざまな支配者の黒幕であるといわれます。

 

・美人・美男子の金星人というイメージがありますが、昔は火星人と言えば「タコ」のようなイメージの生物でした。火星人も現代の米国社会にとけ込んでいるという説もありますが、人間タイプの火星人や異次元にあるという彼らの都市についても詳しい記録が出版されていないようです。金星蛇人と火星霊人の対立・戦争もあったようです。やはり火星霊人のほうが、はるかに進化しているようです。地球の月は、永劫の昔、レムリア大陸への入植の時代に、軌道上に設置されたりゅう座人の宇宙船であるといわれます。旧約聖書の神が「龍神」で、新約聖書の神が「牛神」といわれます。太古、地球には「龍神」と「牛神」の2種類の神が来て、人間を創ったそうです。牛神がテクノロジー龍神を圧倒し「低層4次元」に追い払ったともいわれています。龍神もバイオ・ロボットであり、上には上の神の種族がいるといわれます。

  『私はアセンションした惑星からきたー金星人オムネク・オネクのメッセージ』(徳間書店)のような本が火星人についても出てくるように期待したいものです。あるいは、秘密主義の権化の存在が火星人なのかもしれません。とにかく、謎の集団によって昔から異星人情報が封印されてきたのかもしれません。

 

 ・「人は皆、記憶喪失の異星人」という説もあり、異星人が、ワンダラー(転生)やウォークイン(憑依)によって人間として現れる現代では、人間と異星人・神々を見分けるのは困難な状況のようです。神々には時間の概念がないので、現代においても様々な領域で人間界に対して、天使のように影響力を行使しているのかも知れません。世の中は神々の描くシナリオ通りに動いているといわれます。

  死後の世界の「霊界」や「幽界」は、多くの宗教関係者が、語るところであり、輪廻転生も現代人には常識になりつつあります。UFOを信じない人も「死後の世界の存在」は信じているようです。

  天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人の存在は、米国のチャネラーから情報がもたらされました。

  異次元には、シリウス星人のような高等知性体が、エーテル界の都市で活動しているらしいのです。目に見える3次元ではなく、たとえば、金星の4次元以上の領域に進化した異星人が存在しているといわれても、なかなかイメージが湧かないようです。

 

・各経済雑誌社は、時々「経済予測」の特集号を組みますが、興味深いものです。どのような記事が載るのか楽しみです。アベノミクスについても、賛否両論の意見が載っていました。「世界規模の破綻が2020年までに来る」というのは著者(ジム・ロジャーズ)だけなのかもしれません。一般的に民間エコノミストはメディアにはネガティブなことは書けないそうです。この記事は、ネガティブな見解ですが、アベノミクスについてはネガティブな意見が増えてきているようです。著者(ジム・トジャーズ)は、2008/6/14『中国の時代』という本を書いて、盛んにバラ色の中国経済と中国への投資を説いていたそうです。

  はたして、中国経済のハードランディングはどのようになっていくのでしょうか。もちろん、当時でも中国への投資には慎重論も多かったようです。著者は、かなりロシアに投資しているということです。ロシア経済はご存知のとおり、原油安でルーブル安となり、経済が不安定になっています。中国経済にしてもロシア経済にしても社会主義国の経済改革はうまくいっていないようです。資本主義国以上に社会主義国は経済がまわらなくなっているといわれます。「彼ら蛇人はすでにロシア共産主義勢力としてやってきており、マルクスレーニンはその勢力のいわば幹部たちだった」という説もあります。資本主義もマルクス共産主義も、もともとは宇宙人の発想・思想だという怪説もあるようです。東欧も一層、悪くなるのでしょうか。世界的に経済運営がうまくいかなくなるのかもしれません。中国の共産党官僚がノーメンクラーツ(赤い貴族)と化し都市部 の民工農村戸籍の人民などの「豊かさを制限する」といわれます。ロシアでは「シロヴィキ」といわれる治安・国防関係省庁の職員とその出身者が勢力を持ち直し恐怖政治が始まっているともいわれます。

 

・インターネット情報によると、さまざまな情報が載っておりますが、「ルーブルのさらなる下落」も予測されています。ロシアの破綻説もあるといわれます。著者は、中国経済に対する見通しを、このインタビューでは述べていませんが、どうなのでしょうか。2016年末には、アベノミクスの結果も数字にはっきりとでてきますので、その時の政府系のエコノミストと民間のエコノミストの見解も注目されます。エコノミストの見解は百家争鳴のようです。

  「イルミナティなどのフリーメーソンに入ると『神』に会える」という与太話があるそうです。神々が人間に化身したとしてもその実態をとらえることは難しいようです。太陽の異次元には天使が住んでいるそうですし、人間に化身したりすることもあるといわれます。

  宇宙人も進化しますとUFO宇宙船で来るよりもウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)の形で、地球に現れるといわれます。「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので戦争がしょっちゅう起こる」という説もあると述べられています。

  空飛ぶ円盤により飛来する宇宙人がさらに大進化すると5次元以上に進出できるようになり、異星人はウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)として人間を装うようになるそうです。新人類のような子供達も増えているようです。「神」は時空を超えているので「神」というのだそうですが、「この世」にも多大な影響を与えているのかもしれません。「神が憑依しないと人間は何か大きいことができない」ともいわれます。「あなた方は、神々が目に見える存在となる水瓶座の時代に到来しているのであって、みんなが神様なのです」といわれます。

  天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人の存在や「地球を植民星とするシリウス星人が世界中で奇蹟を演出している」とか「ネガティブなシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なのでしょっちゅう戦争が起こった」という話も私たち一般人にとって理解不能な話のようです。「太平洋戦争において、将官や将校のほとんどが勝てるとは思わず、戦争に負けるという意味を認識していなかった」といわれます。「人類の歴史は、平和な時代よりも戦争の時代が長かった」といわれます。

 

・「サンヘドリンとは、ウィキペディアによると「ローマ帝国支配下ユダヤにおける最高裁判権を持った宗教的・政治的自治組織。71人の長老たちから構成され、一人が議長、一人が副議長、69人が議員であった。伝承ではサンヘドリンの源流はモーゼ時代までさかのぼるという。だが、サンヘドリンというギリシャ語名が、その起源がヘレニズム時代にあることを示唆している。ラビ伝承によるとサンヘドリンのメンバーに加わるための条件はモーゼに由来するセミカの口伝を受けていることであったという」と語られています。

  「サンヘドリンは「最高法院」「長老会」などの訳で新約聖書に登場する。福音書では、イエスの逮捕はこの最高法院による陰謀であったという」と述べられています。

  イルミナティの円盤はタイム・トラベルができると言う話があったそうです。キリストの磔刑を見物したものたちとは、どのような異星人だったのでしょうか。

  「太陽系の運行を管理する代表者のことをオリンポスの一族と言って、その代表がサンヘドリンだ」そうですが、昔から「ゴールデン・ドーン」(黄金の夜明け団)や英国情報部とコンタクトがあったのでしょうか。

  異星人情報や神人・異人の情報は、英国情報部やCIAなどの特別な権力を持つ諜報機関で、意識の非常に高い担当者などにより、隠ぺいされており、60年ぶりにNASAの元宇宙飛行士などにより少しづつ、意図的にリークされ始めたそうです。しかし、私たち一般人には、何もわからないことばかりのようです。英国は米国以上に「神」のような異星人について知っているのかもしれません。

 

・ルシファーと神の「天界の戦争」の相似する話が世界中の神話にあるようです。神話で地獄に落とされた堕天使たちも神の世界、天界に戻りたいのでしょうか?サタン(悪魔)といわれるリラ星人も堕天使・魔王ルシファーという名前もコンタクティによって現代的に報告されているのは、「遺伝子科学者のグループの名前」だそうです。科学者や医者や技術者が宇宙船のパイロットとして来ているようです。

  「悪魔の神様願望が宇宙を動かしている」という話もあるようですが、2012年に向けてシリウス星人の関与・影響が増大するといわれました。

  天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人ですが、ネガティブなシリウス星人もおり、『魔神』となると人類に様々な災いをもたらしており、スター・ウォーズの原因ともなっているようです。魔神が障害児を作るともいわれます。

  ネガティブなシリウス星人については、ハリウッド映画にもなった、オリオン星人といわれる『メン・イン・ブラック』が情報を持っているといわれます。ハリウッド映画のMIB(メン・イン・ブラック)では、宇宙警察のイメージでした。メン・イン・ブラックの超能力は凄まじく、オリオン星人ともいわれています。が、『厳秘』扱いの為、70年経っても、マスコミも無知のままだといわれます。

 

・「歴史のシナリオを描く連中」、「限界のない連中」、「とてつもない政治力のある連中」とか様々な謎の陰謀集団があるといわれます。が、フィクション・ナンフィクションの境界もぼんやりとして、陰謀史観は、まともな学者達からはタブーとなっているそうです。「地球はシリウスの植民星であり、シリウス星人が世界中で奇蹟を演出している」ともいわれているようです。

  ちなみに中国にもフリーメーソン組織に似たものが昔からあり、内乱の原因となっていたそうです。中国のフリーメーソンの天地会(洪門結社)、は、4世紀ごろに阿弥陀信仰を広めるために仏教徒の中から生まれたものと言われます。が、古来の秘儀を伴って現在まで1500年以上も生きながらえているそうです。その秘儀は、エジプトの「死者の書」やフリーメーソン儀礼に奇妙にも類似しているといわれます。

  地下の楽園を通り「柳の都市」と呼ばれる「神の聖なる都市」へ至る魂の旅を象徴していると言われているそうです。「柳の都市」は、神智学で言う「エーテル界やアストラル界にある都市」かもしれません。

  20世紀になると「天地会」は「三合会」という異名が一般的になり、香港社会への「三合会」の浸透は、英国人の作家マーティン・ブースによれば、「1970年時点で、香港警察のうちの実に3分の1の人間が黒社会の成員を兼ねている者か、または黒社会と何らかの繋がりを持つ関係者であるという証言が存在した」そうです。まさに世にも不思議な物語ですが、超常的なものの存在が窺われるといわれます。

 

・ロックフェラー一族とかロスチャイルド一族は、世界的に有名ですし、フリーメイスンユダヤ陰謀論の主役としてよく登場するようです。「トンデモ本」は、「よく書けるな」という印象が強いといわれます。確かにイルミナティには、超人的な要素も大いにあるようですし、未知のパワーも考えられると語られています。系統的で原理的でとても人間わざとは思えない現象だといわれます。

  フランスの「黄色い人」は、オカルト文献によくでてくる「赤い人」と同じように思えます。「遥かに進化した高次元の高等知性体・異星人は、人間の肉体や精神体に憑依するので誰も識別できない」といわれます。しかし、宇宙人が幽霊のように現れたり消えたりするようなのです。天使・大天使とのコンタクトは歴史的にも数多くあるようです。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。アルデバラン星人は「幽霊」のように現れたり消えたりするようです。

  「黄色い人」すなわち「赤い人」は、フランスを統括する大天使なのかもしれません。大天使が大きな組織や国家を統括するといわれます。「日本はヘルメスが統治する国だ」という話もありますが、私たち一般人には、訳の分からない奇説だそうです。幽霊話は欧米でも非常に多い現象のようです。幽霊現象は、ある意味では「宇宙人現象」と同じようなものです。平氏の“平”がヘライ(ヘブライ)に由来すると考えると平氏セム系、ユダヤ系ということになってくる。源平合戦はハム系とセム系の争いといわれます。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれます。

 

・「進化した宇宙人は人間の肉体や精神体に憑依するので誰にも分からない」ともいわれます。しかし、さまざまな形態で、この世に出現することができるようです。いわゆるテレポーテーションが自由自在にできるようなのです。テレコン(テレパシー・コンタクト)ができるほど宇宙人は想像を絶する進化をしているようです。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」そうです。最近ではデジタルカメラが普及して、幽霊のぼんやりした姿が捉えられるようになりました。

「アストラル界下層にいる霊たちの多くは、地球上の種々の問題を引き起こす原因となる」といわれます。彼らはテレパシーで地球上の人間と交信するようです。ホワイトハウスや有名な場所にも多くの幽霊話があるようです。人々がアストラル界で過ごす期間は、数週間から何百年にもわたります。「アストラル界にもアストラルの惑星がたくさんあり、アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成している」といわれます。

  人間の死後の世界、「あの世」、幽界や霊界、宇宙人のアストラル界やエーテル界も似ている世界ですが、私たち一般人は、当然詳しくありません。非常に細かい粒子の世界である「あの世」の住人を、通常は目に見えませんが、目撃することもあるようです。幽霊現象と天使や宇宙人の現象には相似したものがあるようです。

 

ユングの書いたファンタジー物語ですが、ユングの「赤い男」は、ナポレオンの「燃える赤い人」を連想させます。「遠野郷の民家の子女にして、「異人」にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」という異人も顔が「赤い」という伝承もありました。また昔の赤鬼、青鬼も日本に来た宇宙人だったという説もあるようです。「宇宙人は見えない人間の精神に侵入してくる」といわれますが、不思議な現象のようです。「赤い人」も天使か大天使なのでしょうか。「赤い顔」の異人も異類混血などで人間化しているのかもしれません。

  フランス人のクロード・ボリロン・ラエルによると「リラ星人のエロヒムが人間を実験室で創った」そうですが、「人間の魂や精神」をどのように創るのか私たち一般人は、想像を絶します。古代リラ星人は14万4千人いたそうですが、日本民族とも関係があったようです。リラ星人は人類に3万年進化しているそうです。

  人類に5万年進化しているオリオン星人は「人間の魂の交換」ができるそうです。ゲイ(LGBT等)は異次元に宇宙人の多い地域に多いとも言われますが、異次元の異星人の「人格転換」の結果なのでしょうか。見えない人間の精神体に「進化している異星人(神々や天使)」などが侵入できるようですが、マインドコントロールのメカニズムも不明のようです。エロヒムのリラ星人のサタン(悪魔)や堕天使ルシファーの名前は現代風に言いますと「遺伝子科学者の集団の名前だ」そうです。リラ星人も詳しくは分かりませんが、太古に地球規模で世界中に飛来していたのかもしれません。

 

・サン・ジェルマン伯爵は神人か異人で「地球に現れたシリウス星人」だったのかもしれません。ナポレオンも異人とのコンタクティだったようです。異人とのコンタクトがなければ、ナポレオンのように偉くなれなかったようです。異人がフリーメーソン組織と秘密裏に関係があったようです。「サン・ジェルマンの研究家によると、サン・ジェルマンは1984年から日本に滞在している」という荒唐無稽な与太話もあるそうです。amazonに「サン・ジェルマン伯爵」といれると32件が分かります。サン・ジェルマン伯爵はアセンディッド・マスターの一人ともいわれているといわれます。

  異人や神人は秘密結社を通じて、多くの普通の人々の意識改革をしてきたようです。異人の存在は当時でも最高機密だったようです。秘密結社は、トップクラスの段階で、アストラル界に存在している異人や神人を巧みに隠しているそうです。最高幹部クラスが、たとえば、マスター(大師)クラスやアセンディッド・マスターとコンタクトできるのではないでしょうか。

  ナポレオンと「赤い人」の伝承も記録にあるようです。異次元の地球内部のアガルタ王国から送られた「世界の王」の使者に関しても多くの人が言及しているそうです。「赤い服を着た人」とも伝えられております。何が「赤い」のか不明です、日本の異人のように顔が赤いのでしょうか。「世界の王」という神人が存在するのでしょうか。「赤い人」は、異人か神人、大天使だったのでしょうか。目に見えない天使も、人間の姿をとり地上に出てくるともいわれます。大天使は大きな組織や国家を統括するといわれます。

  「幽霊予言者」ということですから、突然現れて、突如として消えていったのでしょうか。神人とのコンタクト事例だったのでしょうか。ドイツの「幽霊ハンス」のような話です。「ヨーロッパ世界には、そうした超能力を持つミステリアスな人物に出会ったという説が無数に残っているのだ」と言うことですが、多くの異人や神人が当時のヨーロッパを徘徊していたのでしょうか。そうすると昔から人間社会には「異次元世界の分からないこと」が多いようです。あのヒトラーも戦後、幽霊話の与太話が多かったともいわれます。「幽霊ハンス」のように、幽霊のように現れたり消えたりしていたのでしょうか。ちなみに「ヒトラーはブラジル人の愛人と95歳まで生きていた」という話もあるようです。影武者も多くいて、ヒトラーには「トンデモ」話が多いといわれます。

 

・またナポレオンの前に異星人がテレポートしてきたのでしょうか。ヨーロッパの謎に包まれた異人と異星人、フリーメーソンは、ヨーロッパ中世から色々な伝承を残しているそうです。そして、「中世ドイツの領主はほとんどが異人かその末裔だった」という話もあります。フリーメーソンと謎の異人たちは、諸説ありますが、正体は、“地球を定期的に訪れている異星人”つまり現代風に言えば、UFOにまつわる“メン・イン・ブラック(MIB)”のような異星人といえるのでしょうか。映画にもなった「メン・イン・ブラック」も地球を去ったのでしょうか。「メン・イン・ブラック」はテレパシーを使いテレポート(瞬間移動)ができて、天使や悪魔のように異次元世界に物質化、非物質化ができたそうです。

  メン・イン・ブラックはオリオン星人といわれ、人類に5万年進化しているそうです。そのオリオン星人と米国政府が秘密協定を結んでいるようです。「グレイの後に金髪碧眼のノルディックや赤毛のオレンジが来て、その後に東洋人タイプが来た」と米軍のアバブ・トップシークレット情報がリークされましたが、赤毛のオレンジも東洋人タイプも詳細は不明です。それでも金髪碧眼のノルディックは割合、知られているそうです。その「東洋人タイプ」には日本に関係する神々もいたのかもしれません。堕天使ルシファーもオリオンからやって来たそうです。

オリオン座は「神の星座」ともいわれますが、『闇の勢力』も利用しているそうです。人間の同性や異性相互の「魂」の交換をオリオン星人は可能のようです。我が国の神社の大半がスサノオニギハヤヒ、つまりバールやミトラを祭祀し、その系列神を祭神とした物部氏の神社で、オリオン信仰となるといわれます。藤原氏北極星、北斗七星信仰はシャンバラ信仰、物部氏のオリオン信仰はアガルタ信仰となるといわれます。藤原氏天皇家と神との仲介役だったといわれます。「大本教出口王仁三郎は自分はオリオン星から来たと語っている」そうです。

 

・薔薇十字団についても多くの記録が消失しているようですが、“超人”などが来て人間の“難病”でも癒してくれればその超能力の凄さが認識されるでしょう。欧米は人種が混じっているので金髪碧眼のウンモ星人も社会に溶け込み、誰も分からないようです。近年では、クラリオン星人のコンタクティ、イタリアのマオリッツオ・カヴァーロが6冊の書籍を日本で出版していますが、ヨーロッパには潜在的に「沈黙のコンタクティ」が多いといわれます。ゼータ・レチクル星人やレプティリアンも遺伝子操作などで「人間化」がかなり進んでいるそうです。宇宙人が人間の肉体や精神に憑依して、だれも区別ができなくなってきたようです。

  「超能力を持つミステリアスな人物」も現代では、超能力を示さず、“全く普通の人”として社会にとけ込んでいるという話もあるようです。「異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視調査し社会生活をしている」そうで、人間の精神体に憑依している場合は、寿命も人間と変わりがないため、誰も分からないようです。「神々も市井の人となり普通の生活をしている」そうで、誰にも認識できないようです。現代風の「神の登場」のパターンでしょうか。「宇宙人と普通の人間が区別できなくなっている」ので、格別に問題されなくなっているそうです。

 

・「日本人が欧米人を理解できないのはフリーメーソンを知らないからだ」といわれます。欧米の王室や支配階層を統括するフリーメーソンは、上層部ではイルミナティの異人とつながりがあるようなのです。「メイソン結社員でないと商売がうまくいかない」とも米国ではいわれているそうです。フリーメーソンの会員になれば、自分の利益のために秘密を守るので、本に詳細に書く人はいないそうで、本を書く人は結社員でない門外漢ばかりだそうです。

  ユングは心理学で有名ですが『空飛ぶ円盤』(ちくま学芸文庫)という本も書いています。その本はユングが83歳の時に書いた本で、生前に出版された最後の単行本だそうです。「ユングは、いわゆる空飛ぶ円盤を心理的、内的ファンタジーの投影と見る」とのこと。

  チャネリングの能力は超太古には、人は誰でも持っており天使と交信して生活していたそうです。現在でも、宇宙人とはテレパシー(精神感応)で意思疎通するといわれています。

 

・2012年のアセンションの時代が過ぎましたが、チャネラーも増えてきているのでしょうか。異次元の存在とのチャネラーが増えてきますと、人間は一段と進化したといえるそうです。イルミナティの空飛ぶ円盤はタイム・トラベルができ、「米軍の将軍が同乗していた」ともいわれます。「イルミナティ・エージェントが第三次世界大戦を引き起こす」という不気味な予言もあるようです。竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を支配しているといわれます。「イルミナティは宇宙人の集団なので強力なのだ」といわれます。

  米国などでは社会に紛れ込んでいるといわれている宇宙人の地球におけるネットワークは、マスコミでもつかめないようです。ハリウッド映画「メン・イン・ブラック」のように宇宙人が人間社会に溶け込んでいるというハリウッド映画も多いようです。

  「人は皆、記憶喪失の異星人だ」そうですので、ウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)などの様々な形態の超能力者がいるようですが、『街中の神々』などは、超能力を隠していると誰も分からないのでしょう。「神々も市井の人となり普通の生活をしている」という話もあり、進化した宇宙人は人間の精神体に憑依しますので、その実態が、ますますわからなくなるようです。

  ナポレオンの前に出現したレッド・マンはアストラル界から来た異人か神人だったのかもしれません。進化した異星人が神智学で言う「アストラル界」に住んでいるといわれます。テレポート(瞬間移動)する宇宙人は、人間には奇跡のように思えます。進化している宇宙人は容易に物質化、非物質化ができたようです。アストラル界やエーテル界には都市が存在しているといわれます。異次元の金星や火星にも都市があり壮大な文明があるようです。人間の死後の世界の「霊界」も「はるか向こうの世界」ではなく、地上1メートルの異次元に存在しているようです。

 

・6千年から数万年以上に進化している異星人は「異次元移動」やテレポート(瞬間移動)が自由にできるそうです。あの小柄なバイオ・ロボットともいわれる「グレイ」も壁を透き通るようにして部屋に侵入してくるともいわれます。金髪碧眼のノルディックとグレイの搭乗する空飛ぶ円盤にベッドの上の人間の体を異次元移動させて、空飛ぶ円盤の中に入れて、そこでインプラント等の生体実験をする。そして、アブダクション(誘拐)された人間の記憶を消して、また人間を異次元移動させて、ベッドの上まで運ぶそうで、その超テクノロジーは想像を絶するようです。テレポート(瞬間移動)も金星人によれば「それほど難しくないテクノロジーだ」そうです。あまりにも人間とは次元が違う「夢物語」のようです。巨大なマザーシップの目撃例も後を絶ちません。

  「遠野郷の民家の子女にして、「異人」にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。-遠野物語第八話」という伝承がありますが、その“異人”も顔が赤い者もいたようです。昔の伝説の「鬼」も宇宙人だったようです。あの天狗もアストラル界という「異界」に住んでいたようなのです。「異人」は、オリオン星人だったようです。「奇妙なことに、オリオン人はかっては琴座からの移民である人間らしい存在だったが、その後レプティリアンに征服されてしまった」ともいわれます。

  「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」ともいわれます。天狗は宇宙人の階層の中では最下層ですので、上位の神々の存在が窺われます。グレイや金星人や空飛ぶ円盤のような「見える宇宙人の現象」から神々や天使のような「見えない宇宙人や天使」の時代に2012年のアセンション(次元上昇)の時代を経過して、そのような状況になっているのかもしれません。

 

・マスター(長老・大師)やアセンディッド・マスターと人間のコンタクト話も昔からあります。サナンダというキリストの転生歴を持つ裏金星のマスター(長老)と日本人のコンタクティ・グループの話もあるそうです。レプティリアンも人間化してきており、知性的な顔をしているそうです。アストラル界を経由して、さまざまな異人、神人、堕天使や天使や神々が、時代を動かしてきた歴史上の人物とコンタクトしてきたのかもしれません。「神々や天使は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」ともいわれます。グレート・マスターはこの太陽系一帯からリラ、シリウス、プレアデスといった地球文明の発展に緊密に関連する星系に瞬間的に移動できるといわれます。「歴史上、様々な分野で尊敬されている著名なマスターたちは多くが同性愛者だ」ともいわれます。サナンダは神智学ではサナト・クマーラより上位の存在として「沈黙の監視者」と呼ばれています。「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」そうです。かってイエスであった存在は現在「サナンダ」と名乗っており、アシュタールとともに彼の宇宙船に住んでいるともいわれます。

 

・アシュター(銀河連合の総司令官と呼ばれる存在)という存在がよく米国のスピリチュアルな本で言及されます。アシュター・コマンドというのは、現在、地球周辺の宇宙空間に滞空しているUFO艦隊の司令官アシュターならびに、主サナンダ・クマラという霊的な導きの下に存在する「光の偉大なる聖職者団」の空挺部隊だそうです。阿修羅はアシュタールという説もあるようです。帝釈天(インドラ)も人間化して、人知れず社会で生活しているのかも知れません。太古のインドでは阿修羅が金星のマスターを崇拝していたといわれます。

  アンタレスに本拠地があるというホワイト・ブラザーフッド(白色同胞団)は、日本の「神道」と関係があるというよりも、そのものである」という説もあるそうです。日本は「神の国」「言霊の国」ということでしょうか。その昔、アンタレスエーテル質量を操作できる異星人がいて、自由に宇宙旅行をしたといわれます。「アンタレス人は、トルコ人ギリシャ人、スペイン人のDNAに関係し、同性愛者で生殖目的でのみ女を使用すると考えられている」そうです。

 

・現代でもホワイト・ブラザーフッドとのコンタクティ(宇宙人から伝達・接触されたという人)やチャネラーが多いようです。日本にも現代にホワイト・ブラザーフッドのコンタクティがいるそうで驚きです。これも「世にも奇怪な物語」のようです。一般的に宇宙人はタイム・トラベラーだそうですが、ホワイト・ブラザーフッドは、時空を超えて人類の進化に影響を与えているようです?

  ホワイト・ブラザーフッドは天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人のように人類に数百万年進化している宇宙人種族(神々)のようです。米国には、シリウス星人がウォーク・イン(憑依・人格転換)やワンダラー(転生)の形態で飛来しており、その数は、非常に多いといわれます。日本に最初に降り立ったのは、シリウス人で、彼らは東北地方の青森県を中心に、下北半島津軽半島十和田湖周辺から秋田県の一部に広まったようです。なお青森県新郷村(しんごうむら)戸来(へらい)という村に「キリストの墓」があるというオカルト説が昔から言われております。

 

・イエスをこの世に送り出した宇宙人種族も存在するようです。ちなみに、イルミナティの円盤はタイム・トラベルが可能であり「イエス磔刑」場面を見物するタイム・トラベルが人気だという与太話もあるそうです。キリストの出身星はアプ星だったそうですが、アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。またアプ星人は現代では南米にも飛来しているようです。

  テレビの超常現象の特番だったようですが、「人類火星移住計画というものがあり、ジャンプルームという施設からテレポーテーションで火星に移動する」そうです。「宇宙人の協力がなければ、火星移住計画は絶対に成立しない。ジャンプルームはロスアンゼルス国際空港に隣接するCIAの内部施設にある。人類火星移住計画は1970年代からスタートしていて、すでに5万人が火星に行っている」そうです。まるでハリウッド映画『Xファイル』のような奇妙な話です。「目に見える砂漠のような火星」と「異星人の異次元の目に見えない火星の大都市」との話が混乱しているように思えます。

  テレポート(瞬間移動)して火星に行くというのは、パラレル・ワールドにある「異次元の火星の都市」に行くということでしょうか。宇宙人も遥かに進化すると空飛ぶ円盤という超テクノロジーよりもスターゲイトのような異次元への瞬間移動装置のようなもので、私たちの目に見えないパラレル・ワールドに行けるようなのです。

 

・あの小柄なバイオロボットといわれるグレイも「部屋の壁を透き通るように部屋に侵入してくる」そうです。超テクノロジーには驚愕します。遥かに進化した宇宙人は「地球の家の中から」パラレル・ワールドへテレポート(瞬間移動)出来るのかもしれません?私たち一般人も記憶を持たずに、夢の中であの世とこの世を行ったり来たりしているそうですが。「夢の中でアストラル・トリップをしてクリスタル・シティでキリストに会った」という欧米のチャネラーが多いといわれます。あの世の5次元世界とこの世の3次元世界を自由自在に幽体離脱(アストラル・トリップ)して神人は往来しているのかもしれません。

  神々は不死で時空を超えているので「神」というのですから、アセンションの年の2012年から、神々とのコンタクティやチャネラーが増大しているのかもしれません。ちなみにサン・ジェルマンのコンタクティは世界中に多くいるといわれます。

  「幽霊話」は古今東西を問わず豊富にあります。さまざまな場所で幽霊に遭遇して人は衝撃をうけます。特に霊媒体質の人々は、普通の人が見えない異界の者たちを見ることができるそうです。目に見えない「あの世」と「この世」が交差する異次元現象のようです。幽霊現象も宇宙人現象の一種と見ることができるようです。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」そうです。アセンション(次元上昇)したパラレル・ユニバース(並行宇宙)の幽体や霊体を見たりすることもあるようです。首相公邸やホワイトハウスの幽霊話も「知る人ぞ知る」話だそうです。戦死者や戦場や戦時下での幽霊話も多くあるようです。「あの世」の動きが時間を経て「この世」に起こってくるともいわれます。「あの世」という概念も私たち一般人には、訳の分からない奇説だそうです。

 

・「アストラル界はとても巨大です。ここに存在する全ての世界からおよそ600億人の人間タイプの生物が集まっている」といわれます。アストラル界やエーテル界の住人である「幽霊」を見ることが出来る瞬間があるようなのです。

 「アストラル界にもアストラルの惑星がたくさんあり、アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成している」そうです。「人々がアストラル界で過ごす期間は、数週間から何百年にもわたる」そうです。人間の死後の世界、幽界や霊界、宇宙人のアストラル界やエーテル界も似ている世界ですが、私たち一般人は、当然詳しくはありません。神々や天使たちの「この世」に対する影響力の行使は、誰も分からないようです。

  「アストラル界下層にいる霊たちの多くは、地球上の種々の問題を引き起こす原因となります。彼らはテレパシーで地球上の人間と交信します」とのこと。目に見えないアストラル界は、肉体から離れた「幽体」とか「霊体」がうごめいているようです。人間の死後の世界は「この世に似てはいるが大きく違う世界、パラレル・ユニバース(並行宇宙)ともいえる」そうです。人間の死後の世界、「幽界」や「霊界」を創造したのは、造物主かはるかに進化した異星人なのかもしれません。

  「霊界ははるか遠いところにあるのではなく地上1メートルのところにある」そうです。幽霊現象や心霊現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。「天使は神の秘密諜報員である」ともいわれます。「超太古、人間は常に天使と交信していた」そうです。目に見えない天使も進化した異星人で、人間の死後、誰でも遭遇できるようです。

また「神は最初のフリーメーソンだ」そうです。

 

amazonに「小池壮彦」と入れると26件の書籍がわかりますが、幽霊や怪談関係の本が多いようです。また「中岡俊哉」といれますと219件が分かりますが、幽霊や怪談、超能力、心霊関係の書籍が多いようです。

  エドガー・ケイシーは「眠れる預言者」ともいわれますが、天使とのコンタクト体験があったそうです。天使のような進化した宇宙人とのコンタクトにより「超能力」がついたのかもしれません。

  清家新一氏のようなUFOの円盤機関を作ろうとした学者もいたようです。しかし、あまりに時代に先行しすぎて、学界からは無視された存在だったようです。当時の大平総理大臣から研究費をもらった話もあったそうです。

  アガルタは、エーテル界にあり見えないから、「訪れる者がそれと気づかぬままにそこを通り過ぎてしまう」不思議な国だそうです。4次元以上は「時空を超える」といわれますが、過去、未来、現在が混然一体になっているイメージは、なかなかできません。

  ロシアは昔から異星人や河童に似た妖怪や、異人の豊富な伝説があります。現代でもロシアの諜報機関は、宇宙人とコンタクトがあるようです。「最近になってロシア人はタウ人との協定を破棄し、同じ協定をりゅう座人の前衛部隊と交わしてタウ人を追い払ったと考えられている」とのこと。やはり、オリオン星人系列のほうがより進化しているのかもしれません。タウ星人はその後、どうなっているのでしょうか。異星人同士の争い、殺し合いは続いているようです。アバブ・トップシークレットは、異星人側からも要求されているのかもしれません。米国も長身のグレイのリゲル人に騙されたとかの与太話もあり、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。ロシア軍も異星人の案内で異星に向かっていることでしょうか。ロシアもイスラエルも「エイリアン・エンジニアリング」を研究しているのでしょうか。

 

・「とある米軍基地に行けば神に会える」とか「イルミナティなどのフリーメーソンに入れば神に会える」という与太話があるそうですが、「高次元の異星人=神々」と考えれば、神々とのコンタクティやチャネラーもいるのでしょうか。神々は憑依などで市井のひととなり普通の生活をしているので誰も識別できないともいわれます。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」ともいわれます。

  アヌンナキという宇宙人も神々に近いともいわれ、天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人は、“天使的な宇宙人”ですが、天使や神々を創った造物主とか6次元以上の話になると普通の人では理解できないことが多いようです。

  大本教のように神々が教祖に憑依して、新興宗教ができて、大教団になる例も少なくなく、神々の現世界への顕現が窺われます。アセンションの時代ですから、多くのチャネラーやコンタクティの本が出版されてもよいと思いますが。

  「ケネディ大統領は宇宙人情報を公開しようとして諜報機関に殺された」という与太話があるそうです。米軍基地内でのアイゼンハワー大統領と宇宙人とのコンタクトはよく知られているようです。アイゼンハワー大統領は、エイリアンの超テクノロジーのあまりの凄さに驚いて、異星人情報を厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いにしたともいわれます。ケネディ大統領が会見したのは人間タイプの宇宙人で、情報が公開されることは大きな問題だったようです。「1954年には、「ラージノーズ・グレイ」という種族が、ホロマン空軍基地に舞い降りた、と主張した」といわれます。 

 

韮澤潤一郎さんは、UFO問題でテレビによく出たりして有名人ですが、今後も活躍が期待されます。また、「たま出版」からは次のような興味深い本が出ています。『UFOからの黙示録 ~稀有で劇的なUFOを目撃した著者が描く現代の神話~』(2015/6/9)、『日本沈没最終シナリオ  ~世界地図から日本の国名が消える日~』(2015/7/2)、『スペースプログラムが予言する終末へのカウントダウン』(2015/11/17)等があります。

  「宇宙人情報は米軍から始まり米軍で終わる」と言われますが、宇宙人情報は『厳秘』扱いのため、マスコミでもリスクをとる人が少ないそうです。メディアも政府に協力して、自主規制しているかのようです。

  肉体的な要素の強いプレアデス星人は人類に6千年進化しているそうですが、アルクトゥルス星人は、次元的にもっと進化しているようです。どのくらい進化しているのでしょうか。地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にあるといわれます。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。また「トールホワイト」とよばれる2メートルから3メートルの白人種のオリオン星人も報告されているようです。トールホワイトと米政府はコンタクトしているようです。

 

アリゾナ州セドナは、UFO目撃多発地帯で、それを目的の観光客も多いそうです。が、周辺地域には米軍基地もあり米軍も動いていますので、「UFO異星人」が『厳秘』扱いのため、事件も起こっているようです。何事も『君子は危うきに近寄らず』でしょうか。セドナはパワースポットで多くの異星人に関する逸話があるようです。日本からの観光客も多く、日本人で住んでいる人々も増えているそうです。

  米国ではUFOや宇宙人に関するペイパーブックやブログが豊富に出されていますが、量が膨大で個人的にはとうてい整理ができないようです。「UFOの洋書を読めばかなりのことが分かる」ともいわれます。

  「死後のトンネルはアルクトゥルスの次元の扉の通過」なのでしょうか。臨死体験は、古今東西共通した事項が記録されています。死後、光のトネンルに向かって飛行すると言うのも共通しています。このトンネルこそ、5次元のアルクトゥルス星の次元の扉と言うのです。アルクトゥルスには、高次元の天使が住んでいて、私たちの死後の世界を案内するようです。アルクトゥルス星人も地球に飛来しているらしく、米国人のチャネリングによく登場します。それによると、次元が一層高いところに存在しているようです。死後の世界も徐々に、明らかになってきているようです。死後の世界との交信は、イタコとよばれる日本人の巫女もやっていましたが、欧米でも、真剣に研究所で研究されているようです。

 

・火星や金星と違った意味で、天王星は、謎の多い星のようです。アルクトゥルス星人も人類の進化に関して、重要な役割を果たしているそうです。天王星人に憑依されたコンタクティもいるようです。シャンバラは異次元に突入した都市型の超巨大宇宙母船なのかもしれませんが、いろいろとその他にも伝説があるようです。

  「アルクトゥルス  ローマ帝国建設を手伝った精神性の高い種族」ということですが、クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「レプティリアンも人間タイプは知性的な顔をしている」そうです。「アセンディド・マスター(高級教師)がガーディアンより、さらに進化した霊的存在の生命体。7人存在し、7色の虹のように輝いているといわれますが、「上には上の次元の異星人が存在する」ようです。そしてガーディアン(守護神)――昔、人間であったが、霊的に進化し、霊的存在となった。人間世界の指導をしているようです。

  『アルクトゥールスへの旅』は、空想小説、文学作品のフィクションですが、気になることがあります。1945年に死亡したデイヴィッド・リンゼイが、1920年頃に「魚雷型宇宙船」を登場させていたこと。またはるかに進化した異星人の惑星は太陽が二つあることが多いことです。内容を理解するには私たち一般人には、難しいようです。恒星間飛行技術は、異星人の進化の程度に応じてかなり格差があるようです。空飛ぶ円盤を利用しなくてもスターゲイトを通過すれば別の世界に行けるような話もあるようです。また肉体はなく、精神体の存在もあり、全宇宙を瞬時に移動できるようなのです。

  アルクトゥールスにはモンスター・タイプのバイオ・ロボットも多いのかもしれません。また、ヒンドゥー教の神で「ガネーシャ」を連想させる象の頭を持ち、4本の腕を持つような「象男」「エレファントマン」に似た存在も描かれておりますが、著者は寡作で生前は正当に評価されなかったそうです。現代のコリン・ウィルソンが非常に高く評価しているようです。

  イギリスは産業革命で近代化した国であり、「文明国に宇宙人は現れる」そうです。ちなみに、エリザベス女王の遠縁のマウントバッテン卿の庭に空飛ぶ円盤が着陸したという話もあるそうです。またフリーメーソンの国でもあります。そして多くの小人や異人の伝承があるようです。映画『ハリー・ポッター』では、ロンドンに異次元のパラレル・ユニバース(並行宇宙)、別世界があるような設定でした。

 

・「アルクトゥルスー地球が将来到達すべき理想の状態、あるいは元型(アーキタイプ)を表している。基本的にその波動は、「天使界」と見なされていた6次元にある」というコンタクティの情報もあり、まるで、人間の死後世界「あの世」のようです。壮大な人類のドラマの一部が明らかになりつつあるようです。「死後のトンネルはアルクトゥルスの次元の扉の通過」という話もあります。

  臨死体験は、古今東西共通した事項が記録されています。死後、光のトネンルに向かって飛行すると言うのも共通しています。このトンネルこそ、5次元のアルクトゥルス星の次元の扉と言うのです。アルクトゥルスには、高次元の天使が住んでいて、私たちの死後の世界を案内するようです。アルクトゥルス星人も地球に飛来しているらしく、米国人のチャネリングによく登場します。それによると、次元が一層高いところに存在しているようです。

  人間の死後の世界も徐々に、明らかになってきているようです。死後の世界との交信は、イタコとよばれる日本人の巫女もやっていましたが、欧米でも、真剣に研究所などで研究されているようです。人間の死後の幽界や霊界と異次元のアストラル界やエーテル界は相似しているようです。

 

・サタン(悪魔)といわれる琴座のリラ星人系列と天使的なシリウス星人系列が、宇宙を2分して大戦争をしたというスター・ウォーズの物語。堕天使ルシファーが、天使団の3分の1を率いて神に反乱を起こした「天の戦争」の物語もあります。しかし、サタンも堕天使ルシファーという言葉も現代のコンタクティの情報によると「遺伝子科学者の一団の名前」だそうです。

  「実験室で人間を創った」というリラ星人と「遺伝子操作か思念で人間を創った(?)」といわれる天使のようなシリウス星人の対立の構図は、複雑な様相を示しているそうです。シリウスA人はイスラエル政府と契約の宇宙の商人ともいわれます。「シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物である」そうです。シリウス人も遺伝子操作で人間を創ったのかもしれません?シリウス星人にもネガティブ・グループとポジティブ・グループが対立しているともいわれています。が、現在では、大規模なスター・ウォーズは、互いに起こさないようにしているらしいのです。

  天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人は、「世界中で奇跡を演出している」ともいわれていましたが、詳しいことは分からないようです。

 

・「プレアデス人は、ローブを着た白い姿で現れる非物質的存在が率いる最高評議会の指揮下にある」そうですが、この評議会とコンタクトがあったのかもしれませんが詳細は不明です。準マスター(大師)クラスが、様々な形態で人間の姿を装い、地上に出てきているともいわれているそうですが、マスター(大師)・クラスや日本に関係する神々も超能力を隠して密かにコンタクトしているのかもしれません。

  「理論的には神々は『不死』で、時空を超えており何でもできる」そうですので、現代の神話も多いはずですが、メディアが取り上げないためか、一般人には分からないようです。

  スター・ウォーズもめぐりめぐって「異類混血」などの結果、元来、人間は完全なものだったのですが、「人間の子供に障害児が生まれる原因」になっているという話もあり、事は重大です。障害児は困りますよね。子供を生みたくないという女性も増えているそうです。さすがに神々も障害児が生まれるのを防ぐことができないようです。魔神の存在が人類に災いとなっているのかもしれません。

 

・米国やイスラエルのように、エイリアンの超テクノロジーなどの異星文明を国家戦略として、国家機関の総力をあげて導入すべき時なのですが、その歴史的な経緯から日本的な対応が限界のようです。

  仏像でも耳たぶの大きい仏像がありますが、プレアデス星人の耳たぶを連想させるそうです。プレアデスのとある惑星に日本民族の原郷があるという話もあり、プレアデスとのつながりは、昔から多くの伝説があるようです。現在でも、プレアデス星人とのコンタクトの話があるようです。

  金髪碧眼の宇宙人の話も多いですが、宇宙人は多種多様で、社会に溶け込んだ黒目黒髪の宇宙人で日本語を解するとなると誰も識別が不可能のようです。

  スサノオがルシファーに相当するという説もあります。ノストラダムスのいう「ヘルメスの統治する国」が日本だという説は、まじめに研究するに値する話で、「神の中の神」ゼウスに相当する宇宙人もいるのかもしれません。世界中の神々、宇宙人はランク的に相似するそうです。また「スサノオ命は絶対神ヤハウェにほかならない」という奇説もあります。

 

シンセシス(人造生命体ーグレイ等)は、人造ロボットであり、宇宙母船に多くいるそうです。手足の多い種族もバイオ・ロボットのようです。昔からアデプト(肉体の存在する聖者)とアバター(肉体の存在しない聖者)と区別があるように、目に見える3次元密度の宇宙人と目に見えない4次元密度の宇宙人が存在するといわれていますが、私たち一般人には理解不能の事実のようです。

  現在、日本では一部の出版社とテレビ局が宇宙人問題を追っているそうです。が、マイナーな問題がプロ野球の話のようなメイジャーな問題になってこそ先進国といえるのではないのでしょうか。それともマスコミの自主規制や、宇宙人の安全を守るための報道規制でもあるのでしょうか。「宇宙人の安全を守る」といえば、昔からコンタクティや宇宙人が「命を狙われた話」は、欧米に多くあるそうです。

 

・「世界中の外交に機密はつきものだ」そうですが、厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いのシークレットは世界中の国々にあるのでしょうか。そのような世界は「殺人許可証」を持つ英国情報部の秘密諜報員007やCIA、KGBの暗殺部隊のような映画のような世界なのでしょうか。ロシアでは「シロヴィキ」といわれる治安・国防関係省庁の職員とその出身者が勢力を持ち直し恐怖政治が始まっているともいわれます。

 「プレアデス人はローブを着た白い姿で現れる非物質的存在が率いる最高評議会の指揮下にある」とのことですが、宇宙連合に入ると神々の世界とコンタクトできるのかもしれません。

  平行世界(パラレルワールド)の観念は、SFの世界だけなのでしょうか。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」ともいわれます。アリゾナ砂漠の蜃気楼に描かれている都市とは、不思議な話です。「テンプル騎士団と緑の騎士団」の話も異星人が混じっていたようです。テレポーテーションができる宇宙人がきていたのかもしれません。

 

旧約聖書の神と新約聖書の神は異質のものであるともいわれます。太古、地球には「龍神」と「牛神」の2種類の神が来て、人間を創ったそうです。旧約聖書の神が「龍神」で、新約聖書の神が「牛神」といわれます。スター・ウォーズでは「牛神」が「龍神」をテクノロジーの面で圧倒し、「レプティリアンを低層4次元に追いやったそうです。

  北欧神話アース神族ヴァン神族のような対立が世界中にあるのかもしれません。アース神族ヴァン神族は、最終的にアース神族が勝利した長きにわたる戦争の後、和解し人質を交換、異族間結婚や共同統治を行っていたと言われており、両者は相互に関係していたといわれます。しかし、北欧神話ラグナロク(最終戦争)、善と悪との両極端にわかれての戦いを予定しています。

  天使と交信する欧米の女性が増えているそうです。次は「女性の時代」になるという予言や予想が多いようです。チャネラーやコンタクティにも女性が多いようです。

  「天界の音楽」は、想像を絶する程素晴らしいそうですが、私たち一般人には、訳の分からない奇説だそうです。霊界からの指導で作曲活動をしたという話もあるようです。

 

・高次元の異星人、高等知性体の進化は、はるかに速いのかもしれません。地球の主神、神々の王、神の中の神といわれるゼウスが、地球の主神のポストを自分の娘の女神にでも変えたのでしょうか。欧米やユダヤ教の天使や守護霊、“聖人”については詳しくはありませんが、キリスト教社会を背景にして、その伝承は膨大なものでしょう。天使は異次元に実在するようですが、私たち一般人には認識できないようです。「レプテリアン(爬虫類族)は、あなた方の祖先であり、親戚なのです」という話です。パラレル・ワールド(並行世界)の謎は多くの識者が気づき始めているようです。アメリカ・インディアンとUFO・異星人との結びつきは非常に強かったそうです。アメリカ・インディアンと異星人との伝承は豊富のようです。

 

 

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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろう

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」「フリーメーソン結社はこの大地が創出されるよりずっと前から、さまざまな太陽系をめぐって、存在していたのだろうか」「フリーメーソンとは、“現在、世界で信仰されているいずれの宗教より古い”教団となるのだろうか」

国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

シリウス星人の故郷である天体イジュニュは、もっと高い周波数で共振する6次元の天体であり、地球の宇宙と同時に存在するパラレル・ユニバースに存在するのだろうか」

 

グーグルのブロガー(多言語翻訳)にも書いています→UFOパラレル・ワールド

 

  

 

 

 

 

 

 

シリウス=国津神=出雲、プレアデス=天津神=伊勢です。サンジェルマンと呼ばれる存在が、地球上で呼び習わされている聖人としては、僕自身(アシュター)の最も高尚な顔です。(2)

 

 

宇宙戦争を告げるUFO』

知的生命体が地球人に発した警告

航空自衛隊空将  佐藤守   講談社   2017/5/25

 

 

 

すでに火星にはコロニーが

・私が二冊の本を上梓したあと、サリバン氏との縁で、アメリカ・アダムズ山でのツアーで知的生命体との遭遇を経験した人たちにお会いしました。八王子に住むKさんご夫妻です。ご主人は音響関連会社の技師で、現地アダムズ山麓で知的生命体を目撃しました。そのとき次のページの写真を見せてくれたのですが、「これを見たら信じる以外にないでしょう」といいます。

 

・このギリランド氏は、カリフォルニア州出身で、1952年生まれ。10代後半に海で臨死体験をしたのち、ヒーリング能力などを手に入れたといいます。

 

その後、カリフォルニア州からアダムズ山麓へと移り、そこでETとのコンタクトを始めました。現在はECETIの代表者として活動するかたわら、コンタクティやUFO研究家としての活動を行っています。そんな彼の地道な活動は世界中の注目を浴びています。

 

 ギリランド氏がこの地で撮影したドキュメンタリー映画『コンタクト・ハズ・ビガン』は、日本でも公開されました。

 

アダムズ山の現場でツアーに参加したKさんたちツアーメンバーのなかに、火星から帰還したばかりだという元海兵隊員がおり、話題の中心になっていたそうです。にわかには信じがたい話ですが、この元海兵隊員は、火星に建設されているコロニーを、火星の生命体から防護するために参加していた、のだそうです。

 

・火星人といえば、あのクラゲのような形態を思い出します。しかし、まずコロニーは地下に建設されており、火星の生命体は地球人のように五体を持つものではなく、地中動物、感じとしては爬虫類のような生命体なのだといいます。

 

 彼らは火星における自分たちの生活圏を守るために、地球人が建設したコロニーを襲撃してくるのですが、私には、この元海兵隊員が地球・火星間をどのような手段で往復しているのかが気になりました。

 

 しかしサリバン氏は、ロッキード社の創立者から、「われわれ人類は宇宙人を地球に連れてこられるようなテクノロジーをすでに保有しており、惑星間の旅行も可能になっている」という言葉を聞いています。おそらくフリーエネルギーを活用しているのではないでしょうか。

 

<フリーエネルギーとは何か>

・これまでのUFOや宇宙人をめぐる機密主義の一つは、フリーエネルギーです。フリーエネルギーの情報が公開されれば、石油、石炭、天然ガスなど、既存のエネルギー産業とその利権が失われます。そうした利権を守るために、UFOや宇宙人情報は捏造されてきたのです。

 

 エネルギー産業の利権を独占している全人類のなかの1%以下の人の利益のために、彼らにとって都合の悪い話はなかったものとされます。彼らは高次元のテクノロジーを封印することで、石油燃料に依存するパラダイムを無理やり続けているのです。

 

 フリーエネルギーについては、100年以上前から研究が続けられ、テスラ博士などの発見もありました。地球文明はもっと進んでいるはずなのに、一部の権力者によって、50年も100年も、わざと遅らせているのです。

 

 ディスクロージャーにより、地球人は宇宙で孤独な存在ではないとわかると同時に、テクノロジーもすべて明らかにされます。UFOが地球までやって来るのに、石油や石炭を使っていないことは明白なので、高次元のテクノロジー分野の話題になり、フリーエネルギーが明らかになります。

 

 そうしたテクノロジーが存在することをすべての地球人が知ってしまうと、現状の経済体制は一気に変わります。そんな事態になるのを怖れている権力者の存在こそが、UFOで秘密主義が保たれた大きな根本原因です」

 

<佐野博士のテレポーテーション原理>

・「われわれ肉体を持つ人類は、メンタル体およびエモーショナル体を持つ、振動している連続体の上に存在する多次元的存在である。4次元の低い場所には、悪魔のエネルギーや肉体を持たない霊が存在する」

 

 何となく『チベット死者の書』を思い出し、宇宙と知的生命体、そして霊の世界とのつながりを連想しました。加えて、6次元や7次元という高度な世界もあるというのです。

 

・さらに、サリバン氏が「宇宙人は菩薩そのものであるといってもいいほどです」といったことの意味が分かったような気がしました。

 

 佐野千遥博士が詳細に「テレポーテーションの原理」について解説してくれましたが、いつの日か、それが証明される日が訪れるに違いありません。そして半世紀も経たずに、漫画『ドラえもん』に出てくる「どこでもドア」のように、地球人は、実用化された「テレポーテーション機材」を使って宇宙空間を移動しているのかもしれません。

 

・佐野博士は、こうも語っています。

 

「みなさんフリーエネルギーというと大変な装置と思っているかもしれませんが、フリーエネルギー自体は、実際はエネルギー保存則さえ超えていければいいのですから、磁石を適切に配置して次に手を離せば、それだけで生成することができます。

 

 UFOに必要な物理学とは、まったくレベルが違います。ロシアで実際に轟々と回した永久磁石・永久機関モーターのほか、いくつも永久磁石・永久機関モーターのモデルを考案しました。これからのエネルギーは、1の入力エネルギーを10倍とか100倍に増幅する程度のフリーエネルギーではなく、ゼロの入力エネルギーから大きなエネルギーを発生させる永久磁石・永久機関モーターとなります」

 

<急激に進歩したDNA研究の背景>

・しかし、エリア51の異常な警戒ぶりは、情報防衛のための行為だとは理解できても、基地内に存在するといわれる「エイリアンの死体の謎」になると、話は違います。そこで次は、宇宙人と関係があるかどうかは不明ですが、近来急激に進歩した研究に目を向けましょう。

 

 アメリカでは冷戦後、政府の情報隠蔽に対して反対運動が活発化します。そして、サリバン氏が所属する「ディスクロージャー・プロジェクト」が活動を開始します。

 

・そんななか、「宇宙人からUFO内で生体実験を受けた」という女性らが出現し、なかには妊娠させられたという女性も現れました。これらはメディアで頻繁に取り上げられるようになりました。

 

 宇宙人がUFO内で何をしていたのかは疑問ですが、一部には「創造した地球人の出来具合を検査しているのだ」などというまことしやかな説も生まれ、そこで話題になったのがDNAです。

 

・そういえば、イエス・キリストの母マリアも「処女懐胎」してキリストを産んだといわれています。知的生命体も生殖機能を持つがゆえに、地球人のDNAを調べているのでしょうか。

 

 DNAは「デオキシリボ核酸という遺伝情報をコーディングする生体物質」で、単に遺伝子という意味として使われることも多い。DNA研究者として有名なワトソンとクリックが、DNAの「二重螺旋構造モデル」の提唱者だといわれます。

 

地球人は科学的に創造されたのか

・こう考えると、私がブログ読者からいただいた一冊の本『地球人は科学的に創造された』の内容が気になってきました。この本で、著者のラエル氏は、宇宙人に教えられつつ聖書を読み解いているのですが、そのなかには興味深い一文があります。

 

・<キリストは、聖書に記述されている真実を地上全体に広め、あらゆることが、科学によって説明される時代になったときに、すべての人間にとって、聖書の記述が証拠として役立つようにしなければなりませんでした。

 

 このために創造者たちは、彼らの中のひとりと、人間の女性との間に子どもを儲けることを決め、その子どもに、人間には欠けている、ある種のテレパシー能力を遺伝的に授けたのです。

 

「彼女は、聖霊によって身重になった」(マタイによる福音書:1章18節)

 

 地球人の中からマリヤが選ばれたわけですが、彼女の婚約者にとっては、この知らせは明らかに耐え難いことでした。

 

「主の使いが夢に現れていった」(マタイによる福音書:1章20節)

 

 創造者たちのひとりが彼の元へ行って、マリヤが「神」の子を宿していると説明したのです。創造者たちと連絡を取っていた「預言者たち」は「神」の子に会うために遥か遠方からやって来ました。創造者たちの1機の宇宙船が、彼らを導いたのです>

 

新約聖書・マタイによる福音書の、マリアは「聖霊(筆者註:つまり知的生命体)によって身重になったのだと解釈されます。

 

・著者のラエル氏自身は、1973年12月13日の朝、フランスのクレルモン・フェランという町に近いピュイ・ド・ラソラ火山の噴火口近くで、突然、霧のなかに赤い光が見え、ヘリコプターのようなものが音もなく現れて、地上から20メートルほどの高さに停止するのを目撃します。

 

 直径は7メートル程度、底部は平らで上部は円錐形、高さは2.5メートルほどで、底部では強烈な赤い光が点滅し、頂部ではカメラのフラッシュのような白い光が、パッパッときらめいていました。

 

 その後、機体は地上2メートルくらいのところで停止し、機体下部の上げ戸が開き、タラップが地上に下ろされます。そしてそこから、1.2メートル前後の身長、切れ長の目、髪は黒く長く、短くて黒いあごひげを生やした「人物」が降りてきます。

 

ジョージア・ガイドストーンの謎

・さて、そこで気になるのは、影の勢力が、ひそかに宇宙人と協力して進めているといわれる、宇宙開発計画です。

 

 その根拠としてよく取り上げられているのが「ジョージア・ガイドストーン」。わたしも偶然、このモニュメントの存在を知ったのですが、とりわけそこに書かれていた8つの言語による文言が気になりました。これもウィキペディアの解説がいちばん分かりやすいので、概要をまとめてみます。

 

・(ジョージア・ガイドストーンは1980年にアメリカ合衆国ジョージア州エルバート郡に建てられた高さ5.8メートル、花崗岩でできた6枚の厚い石板の合計重量は10万7840キログラムのモニュメントで、8つの言語で書かれたメッセージで知られ、その内容が陰謀論的な憶測を呼んでいる。

 

・8つの言語のなかには、日本語は含まれていませんが、英語と中国語によるガイドラインから翻訳した日本語訳は、次の通りです。(「ウィキペディア」より)。

 

大自然と永遠に共存し、人類は5億人以下を維持する

健康性と多様性の向上で、再産を知性のうちに導く

新しい生きた言葉で人類を団結させる

熱情、信仰、伝統、そして万物を、沈着なる理性で統制する

公正な法律と正義の法廷で、人々と国家を保護する

外部との紛争は世界法廷が解決するよう、総ての国家を内部から規定する

狭量な法律や無駄な役人を廃す

社会的義務で個人的権利の平衡をとる

無限の調和を求める真・美・愛を讃える

地球の癌にならず、自然のための余地を残す

 

そのまま素直に解釈すれば、実にいい言葉が並んでいるのですが、①の「人類は5億人以下を維持する」という文言が問題でしょう。だれがどんな権利で、そう決めるのでしょうか。

 

これを建てた「R/C・クリスチャン(仮名)」とは一体どんな人物なのか、どんな団体に所属しているのか、それが気になります。

 

・賛否両論あるなかで広く合意を得ている解釈としては、荒廃した文明を再構築するために必要な基本概念を説明したものだ、という説。また、実際に世界人口を半分に減らす計画が書かれている、などという物騒な陰謀説もあります。いずれにしろ、70億を超える地球人の大増殖に危機感を抱いている者が地球上のどこかにいる、ということは確かなようです。

 

 

 

 

<●●インターネット情報から●●>

『私が見た未来 完全版』

「本当の大災難は2025年7月にやってくる」

たつき諒  飛鳥新社   2021/10/2

 

 

ウェブサイト 「秒刊SUNDAY 話題の面白ニュースサイト」より引用

2025年7月大災難がやってくる?たつき諒の予言漫画「私が見た未来」にネット震撼   2021/12/5

 

皆さんは1999年に刊行された漫画『私が見た未来』をご存じでしょうか。著者・たつき諒さんが、自身の夢を元ネタにして描かれたとされており、幻の予言漫画とも呼ばれています。そんな『私が見た未来』が完全版として22年の沈黙を破り2021年に復刻!そこには、2025年7月に起こることが予言されているというのです。

 

幻の予言漫画『私が見た未来』が復刻!

 

1999年7か月、空から恐怖の大王が来るだろう」と、ノストラダムスが予言した『ノストラダムスの大予言』が大ブームを起こした1999年。

 

その年に幻の予言漫画と呼ばれた、たつき諒さん著書の予言漫画『私が見た未来』が出版されました。

 

この漫画が注目された理由として、表紙に描かれた『大災害は2011年3月』の文字にあるのではないでしょうか。

 

漫画が出版された12年後の2011年3月11日には、東日本大震災が起こり、私が見た未来で表紙に記載された大災害が日本を襲ったのです。

 

東日本大震災から10年後の2021年に、私が見た未来が完全版として復刻しました。

 

完全版の本書には、1999年には書かれなかった新たな恐怖の予言が描かれているということもあり、ネット上が震撼する事態となっているのです。

 

たつき諒、2025年7月に大災害と予言か

私が見た未来完全版の『第1部 予知夢編』では、2025年7月に起こることが描かれています。

 

「表紙のこれを見ただけで鳥肌立つ……。本当の大災難は2025年7月とのこと。」「何もないとは言い切れない。」「2025年7月に災いが来るという予言。」と、ネット上にコメントが寄せられていました。

 

2025年7月にいったい何が起こるのか、果たして新たな恐怖の予言は当たってしまうのか、信じるか信じないかはあなた次第です。

 

また、最近震度5弱地震も多くあることから、本書は災害への心構えのきっかけになるのかもしれませんね。

 

 

 

『未来を透視する』(ジョー・マクモニーグル

 FBI超能力捜査官

ソフトバンク・クリエイティブ)2006/12/21

 

 

 

 

<気象変動>

・来るべき気象変動により、2008年からこの台風の発生回数は増えていくと私は、予想している。とくに2011年は過去に例を見ない台風ラッシュとなり、大規模な暴風雨が吹き荒れる深刻な年になるとの透視結果が出ている。この台風ラッシュは、2012年にずれこむかもしれないが、可能性は低い。嵐の増加を促す地球の温暖化は、現在も急速に進行中だからである。

 

​・2010年から2014年にかけて、また、2026年から2035年にかけて、平均降雨量は年々560~710ミリメートルずつ増加する。現在から2010年にかけて、また、2015年から2025年にかけては、380~530ミリメートルずつ減少する。現在から2010年にかけて、また、2015年から2025年にかけて、平均降雪量は300~550ミリメートルずつ増加する。​

 

 

 

『未来を透視する』   ジョー・マクモニーグル

ソフトバンク・クリエイティブ    2006年12月26日

 

 

 

<日本の自然災害>

2010年、長野​​​​で大きな地震が起きる

・透視結果を見てもうろたえず、注意程度にとらえてほしい。ただし、最悪の事態に備えておいて、何も起こらないことを願おう。こと天災に関しては、透視は間違っているほうがありがたい。

 

今後、日本で発生する大地震

 

2007年  高槻市  震度6弱

2008年  伊勢崎市 震度6弱

2010年  長野市  震度7

2012年  伊丹市  震度6弱

2018年  東京都  震度6弱

2020年  市川市  震度6弱

2037年  鈴鹿市  震度7

 

噴火や地震にともなって海底では地盤の隆起や沈降が起きる。そして、膨大な量の海水が突然動きだし、衝撃波となって陸地の海外線へと進行する。 ​​​​

 

​・遠洋ではあまり目立つ動きではないが、浅瀬に入ると、衝撃波は巨大な津波となって陸地を襲い、都市部などを徹底的に破壊してしまう(波の高さはときには30メートル以上になることもある)。 ​

 

​​​・内陸へと押し寄せる力がピークに達すると、今度は海に戻り始め、残された街の残骸を一切合財引きずりこんでいく。警告もなしに、突然襲ってくれば被害はとりわけ甚大となる。

 

・幸い日本には、優良な早期警戒​システム​​​​があるのだが、海底地震が発生して警報が発令されてから、津波が押し寄せる時間は、残念ながらどんどん短くなっている。

 

<日本を襲う津波

 

2008年夏   11メートル

2010年晩夏  13メートル

2018年秋   11メートル

2025年夏   17メートル

2038年初夏  15メートル

2067年夏   21メートル

 

日本は津波による大きな被害を受けるだろう(なお、波の高さが10メートル以上に及ぶものだけに限定している)。​北海道の北部沿岸の都市部は特に津波に弱い。徳島市和歌山市浜松市鈴鹿市新潟市石巻市も同様である。このほかにも津波に無防備な小都市は数多くある。 ​​​​​

 

​​<土地>

・気象変動とともに、日本の土地問題は悪化しはじめる。沿岸部での海面上昇と、暴風雨の際に発生する大波によって、低地の村落と小都市の生活が脅かされるようになる。堤防や防壁といった手段は効力を発揮しないため、2012年から2015年のあたりまでに多くの人が転居を余儀なくされるだろう。​​

 

 

 

(2020/9/6)

 

 

 

『竜であり蛇であるわれらが神々 (上)』

人類の起源と闇の支配一族レプティリアンの血流

デーヴィッド・アイク 徳間書店  2007/8/1

 

 

 

隠蔽、秘匿された10万年以上にわたる人類の真の歴史

・西暦391年、アレキサンドリアの大図書館が破壊されたとき、アトランティスについて記述した「10万年以上にわたる人類の真の歴史」と呼ばれる文書が、他の数千の書物とともに破棄されたとある。

 

イルミナティは真実の歴史を秘匿し、それを地球人(また、地球原住民大衆)に対して隠蔽し切らなければならない。アレキサンドリア大図書館の徹底的な破壊はこのようにして、キリスト教会の仮面を付けたイルミナティによってなされなければならなかった。

 

レプティリアンは、地球産の爬虫類とはまったく異質

・超太古の時代から、地球には何種類かの、高度に発達した文明を持つ異星人が来ていた。最初、彼らは地球を観察した。それから、アトランティス大陸ムー大陸に、文明を構築した。そして最後に、レプティリアン爬虫類人)型の異星人(アヌンナキ)は、地球に定着して秘密結社を作り、地球原住民を彼らの奴隷、もしくは彼らの家畜人間として使役した、と言う。

 

超古代を源とする「蛇のカルト」イルミナティ

・蛇は、恐竜が滅びたあと、現代の地球に生き残っている爬虫類の代表である。地球を支配している爬虫類人的異星人が、蛇を彼らの存在の秘密の象徴として常用し、愛用する必然性は、今やわれわれにも容易に理解できるであろう。

 世界最大秘密結社フリーメイソンは、蛇のカルトの隠れ蓑である、とアイクは言う。しかし、メイソンのメンバーの大部分はそのことに気づいていないと。

 

「蛇のカルト」は、「イルミナティ」とも言われるイルミナティの首都は、まず、バビロンに建設され、次に、ローマに移り、そして今、ロンドンに在ると。

 バビロン、ローマ、ロンドンは、それぞれ別の存在、別の国家と体制であるかのごとく見せかけられているが、それは家畜人たるべき地球原人向けの作り話である、と言う。

 

西洋社会の本体、秘密結社

①  爬虫類人的異星人

②  人間の恰好をした異星人(異星人と地球人の混血、つまり、異星人の血統の地球人

③  異星人の血は入っていないけれども、その抑圧下にあるエリート人間

④  シープ・ドッグ。羊を監視する犬の役割を果たす人類の5%(人類)

⑤  羊の大群としての一般人、地球人の95%(人類)

 

・アイクが本書そして前著『大いなる秘密』によって開示した地球の支配構造は左のごとくである。

 西洋社会の本体は秘密結社である、と言われる。つまり、西洋の中枢部分は、ブラックボックスである。

①  項の爬虫類人的異星人は、その上、またはその奥、アイクの表現では、下層第四次元の世界に棲む。

つまり、彼らの奴隷または家畜人間としての地球原住民には見えない。ただし、英国諜報機関の有力なエージェントとしてのSF作家アーサー・クラークの古典的な作品『幼年期の終り』には、地球人の上に君臨するオーバーロード(上帝、天帝)が、あるとき、姿を現すことになっている。そしてそれは実に、地球原人が長い間「悪魔」としてきたもの、そのものの姿であった、と言う。

②  項、すなわち、一応人間らしくは見える、異星人と地球人の混血人間は、必要に応じてシェイプ・シフト(変身)すると言う。つまり、人間から爬虫類人的異星人に変わるわけである。

 

・しかし、問題の根本は爬虫類人、というところにある。つまり、「爬虫類的=無惰性、非情性」である。

 

「情」「情緒」の日本人の出番か?

・地球史では、爬虫類の全盛時代が数千万年間続き、天変地異事象によって大型爬虫類=恐竜は絶滅した、ということになっている。すると、哺乳類が爆発的に進化して、最後に人類が登場するのである。爬虫類人的異星人の地球支配説を立てるとして、その異星人の故郷の星のデータを、われわれは知らない。

 地球の生物の分類では、爬虫類は卵生であり、そして親は卵を産みっ放しにする。地球に植民した爬虫類人的異星人の地球支配説を立てるとして、その異星人の故郷の星のデータを、われわれは知らない。

 地球の生物の分類では、爬虫類は卵生であり、そして親は卵を産みっ放しにする。地球に植民した爬虫類人的異星人は、卵生なのか。そもそも哺乳類的に胎生なのか。それは中心問題であるはずだが、この点は、アイクも、その他の西洋の研究者たちも、明らかにしていない。

 地球上では、爬虫類と哺乳類のクロスブリーディングはありえない。

 

王の血族

・「その昔、『神々』が、アトランティスの人びとと肉体的に交わりはじめたことが、『王家』すなわち『王の血族』が権力の座に就き、アトランティスの人びとを支配するきっかけとなった。当時、王族はアトランティスの人びとから神々と崇められていた。これらの人間が、レムリア・前期アトランティス時代に終止符を打った最初の大変動が起こるまで、アトランティスを支配していたのだ。これとほぼ同時期、あるいはもう少し後に、レプティリアンも同じようにしてこの地域で人類と関わりを持った…………という可能性はある

 

・「人類は、紀元前7万年あるいはレムリア・前期アトランティス時代の中盤あたりから、管理・支配されてきた。これには地球外生物のグループがいくつも関わっており、それか一つだけのグループに帰することはできない。直接接触するという計画に参加した主要グループは三つあり、これらのグループがこの種の操作やら何やらを始めたのだ。レプティリアンも独自の目的のために似たような調査を行っており、これら星間連合の警備部門にもまず間違いなく潜り込んでいる

 

しかしながら私自身は、レプティリアンは昨今ますますこの人類操作における支配的勢力になってきたように感じている彼らは交配計画を通じてノルディックの血流に潜り込み、密かに彼らのDNAを作り変えて彼らの「王族」となった。このようなことが、最古のサンスクリット文書の一つである『ドジアンの書』や、叙事詩マハーバーラタ」と「ラーマーヤナ」のようなインド(かつてインダス文明が栄えた地)の作品のなかにはっきりと書かれているのを私は発見した。『ドジアンの書』には、そこでは「サルパ」または「偉大なる竜」と呼ばれるレプティリアンの種族が空からやって来て世界に文明を授けたと書かれている。また、「黄金時代」を終わらせた大洪水は「巨人族」(ノルディックのことか?)を絶滅させたが、蛇神たちは戻って来て支配したとある。彼らは、人間の顔をしているが、竜のしっぽがついている。そのリーダーは「偉大なる竜」と呼ばれ、これがペンドラゴン(「偉大なる竜」)という古代イギリスの王の中の王を表す称号の起源である。アメリカのあの悪名高きフリーメイソンの「神」、アルバート・パイクが創ったイルミナティの秘密結社、クー・クラックス・クランは、今日でも「大いなる竜(グランド・ドラゴン)」という言葉を使っている。アヌンナキとの混血種族を指すインドのヒンドゥーの言葉は「ナーガ」だが、「ドラヴィダ人」や「ダスユ」の名前でも知られていた

 

・19世紀後半、ムー(レムリア)の存在についての熱心な研究家、ジャームズ・チャーチワード大佐は、北イタリアにある修道院の秘密の地下室で古代文献を見せてもらった。そこには、レムリア(ムー)大陸から来た「ナーカル」、すなわち「ナーガ・マヤ」(「蛇たち」)がビルマを通ってインドにたどり着き、そこにコロニーを形成した様子が書かれていた。

 

・「ナーガは高度に発展した科学技術を持つ非常に進んだ種族であると書かれている。彼らは人類を蔑視しており、誘拐や拷問や交配をするほか、食べることさえあると言われている。おそらく、その交配により、完全に爬虫類的な姿からほぼ人間に近い姿まで、さまざまな形の生物が生まれたと考えられる。彼らが使うたくさんの装置のなかに、「殺人光線」と円盤状の飛行機『ヴィマーナ』がある。この飛行機については、『バガヴァゥド・ギーター』や『ラーマーヤナ』を含む多くの『ヴェーダ』文献に長々と説明されている。ナーガ族はもう一つの地下種族であるヒンドゥー教の鬼神、『ラークシャサ』と繋がりがある。彼らは一人ひとり『魔法の石』、すなわち眉間に『第三の目』を持っている」

 

ナーガ(インド王家)は人間にも爬虫類にも自在に変身

支配者たる「王族」や皇帝が「蛇の神々」の子孫であり、神々から統治権を授けられたというテーマは、古代世界のいたるところに見られる。こういった血統や繋がりは、竜、蛇、スフィンクス、羽蛇、あるいは木の十字架、アンク十字をかたどった王族の紋章に象徴されている。

 

・インドの仏教典『翻訳名義大集』にはナーガの子孫である王、「蛇王」80人が記されている。ヒンドゥーの伝説では、ナーガは人間の姿にも爬虫類の姿にも自在に変化することができたと言われている。これがいわゆる「変身」である。インド中の支配者がみな、ナーガの子孫だという理由で権力を主張したブッダもナーガの王家の血筋だと言われているが、当時の王族は、みんなそうに違いないのだ。今日カシミールと呼ばれる地に王国を築いたのもナーガで、ここでもまた彼らの子孫が支配を行った。中国の皇帝もまたしかり。彼らは「竜」として知られ、初期の皇帝の多くはナーガによく似たレプティリアンの姿に描かれている。そのうちの一人、始皇帝は、生まれたとき「竜のような顔つき」をしていたと言われている。北斗七星から金色の光線が母親の腹に入り、それで彼をみごもったのだそうだ。北斗七星にはエジプトの悪神セトの星、りゅう座のα星がある。りゅう座のα星は、「ドラコ」・レプティリアンの「王族」の本拠地と言われている。

 

・前にも述べたが「ノアの子孫」であるということは、イルミナティの血流であることを意味する。古代の書物や文献を調べれば、彼の出生に関する不可思議な記述が見つかるだろう。エチオピアの古文書『ケブラ・ナガスト』は何千年も前のものであるが、それには人類の女性と「神々」との性的結合から生まれた巨大サイズの赤ん坊のことが書かれている。

 

・もう一つは、シュメールの洪水の英雄という意味のセム語ウトナピシュティム、つまりノアに関する話だ。古代ヘブライ語の文献「ノア書」とそこから派生した「エノク書」にはノアの誕生について触れられており、その話は1947年にイスラエルで発見された「死海文書」にも現れる。この文書は2000年前パレスチナで栄えたエッセネ派と繋がりがある。ノアはレメクの息子だが、人間らしくなく、どちらかというと「天使の子ども」のようだったと書かれている。それが誰のことか、もうおわかりだろう。レメクは妻にノアの父親について尋ねている。「見よ、あのとき心の中で、この受胎は看視者や聖なる者たちによるもの、………あるいはネフィリムによるものではないかと思ったのだ。………ゆえに私の心はこの子のことで思い悩んだのだ」。レメクの子どもノアは白い肌にブロンドの髪をして、その目は家中を「太陽のように照らす」ほど明るかった。

 

UFO研究者や多くの誘拐被害者のあいだでは、レプティリアン「王族」の最高カーストは、故郷であるりゅう座にちなんで「ドラコ」という名で知られている。この異星人たちはアルビノ(色素欠乏症)のように白く、目からはレーザービームのような光を放つと言われている。まさに、あのジャームズ・ボンドの山にいた真珠色の肌をした者たちのように。シュメール文書によれば、エンリルは地球でのアヌンナキのリーダーだった。そこには、彼のことは「光る目を持つ輝かしき蛇」と描写されている。これは当時の混血児に共通する描写だが、私は今日でも同じような話を耳にしている。

 

レプティリアン血流の証「恥の印」「司祭の印」

・「創世記」にはこんなくだりがある。ノアはワインで酔いつぶれ、テントの中でひっくり返っていた。息子ハムがテントに入ると、父親は裸になっていた。ハムは父親の身体を覆うものを見つける前に兄二人を呼んだ。ノアは意識を取り戻すと、怒りくるって、ハムとその息子カナンを呪った。これは、なにか一大事が起こったということではないだろうか?ハムがノアの身体に、神々の子どもであることを示唆する何かを見たというような。これくらい時代を遡ると、混血人のなかにはまだ爬虫類の片鱗をはっきり残している者もいたようだ。胸が鱗状になっていることは、特に多かった。ヒンドゥーの古典『マハーバーラタ』では、「カルナ」という半神の混血が、地球人の女性と太陽神「スーリヤ」との間に生まれた。その子どもは、「神のように甲羅に覆われて」いたと書かれている。

 

・古文献によれば、ノアは甥メルキゼデクのことを人々に知られてはいけないと言ったことがある。その奇妙な姿を見られたら、殺されてしまうだろうと。「司祭の印」は、神授の王権と同じくレプティリアンの血流の証だった。メルキゼデクは高名で非常に有力な司祭になったのだが、今日、モルモン教の最高位階はメルキゼデクの長老と呼ばれているモルモン教会はイルミナティレプティリアンから100パーセントの出資を受けている。    

 

・ところで、モルモン教を始めたのは誰だったか?ジョセフ・スミスとハイラム・スミス、それにブリガム・ヤングだ。彼らはみな、フリーメイソンの高位階者であり、メロブィング朝(アヌンナキ)の血流を汲む者たちである。

 

レプティリアンと人類の混血というテーマは、エデンの園のアダムとイヴの話にも出てくる。ユダヤの伝承では、蛇に誘惑されたイヴはもちろんネフィリムの母なる先祖であり、その名はヘブライ語の「命」や「蛇」といった言葉と関連がある。魔王は『旧約聖書』やユダヤ教の経典『トーラー』に、「老蛇」または「竜」と書かれており、主権を争った宇宙戦争に敗れて地球内部に逃げ込んだネフィリム族の支配者だったとされている。イヴを誘惑した者の名前はヘブライ語で「ナハシュ」というが、これは「蛇」という意味があると同時に、「秘密を知る者」とも読める。これもまた、レプティリアンの神々のテーマである。ノアと同じくエノクは「神々とともに歩く」と言われていた。古代の「エノク書」には、人類に秘密を洩らした監視者の名前は「ガドレエル」だとある。これが、イヴを誘惑した蛇とされている「堕天使」である。そして彼は、のちに「神々から知識(しばしば火や明かりにたとえられる)を盗み、人類に教えた多くの神々の行動のもとになった。

 

アダムとイヴ/クローンから代理創造者に

・前にも少し触れたように、聖書のアダムとイヴにはそれぞれ「the」という冠詞がついているため、おそらくはある個人ではなく、混血種の血流を指していると思われる。当初、交配で生み出されたのはかなり爬虫類的な生き物だった……それが、「神」(神々)が人間を彼の(彼らの)姿に創ったということだ。聖書の「神は御自分にかたどって人を創造された」というフレーズは、ここからきたとしか他に説明のしようがない。この時代、シュメールの記述で確認できるように、アダムとイヴの種はクローン作成されたが、繁殖させることができなかった。これはアヌンナキにとっては問題だった。地球で実行しようとしていたアジェンダのために働かせる奴隷を充分に作れなかったからだ。結局、奴隷たる人類は生殖能力を与えられ、そのため哺乳類が思った以上に増える結果となった。

 

古代の神殿に刻まれた牛人間、ライオン人間は、生物実験でつくられた実在の生きものだった ⁉

・この、単なるクローンという存在から代理創造者に変わったことは、エデンの園でイヴが出産の痛みに耐えよと言い渡されるシーンに象徴的に表されている。創造物間のセックスはエデンの園のエピソードで「禁断の実」として象徴された、とブーレーは言う。この経緯の責任者は「アンキ」という「神」で、エデンの園でイヴを「誘惑」した蛇だった。彼は後に、人間の数が爆発的に増えたために、他のアヌンナキのリーダーたちから相当疎まれるようになったと、シュメール文書は告げている。

 

レプティリアンは三種類に分けられると思われる。肉体を持ち、ほとんどは地球内部に棲んでいる者(地球内種族)、肉体を持ち、他の星々からやってくる者(地球外種族)、そして肉体を持たない者。この肉体を持たない者たちこそが権力を握っている中枢で、姿を現さずして異次元から混血族を操っているのであるレプティリアンたちはこういった悪巧みを銀河のあちこちで働いているらしい。何もかも、まったくもって異様でばかげたことに聞こえるだろう。そう思われるのも無理はない。

 

妖精の種族/死の女神が司る地下世界に潜む

フェアリーやエルフのような妖精、小鬼、悪魔、竜、その他の人間以外の生きものが住む地下世界の話は、世界中の民話にあふれている。そしてそれは古文書の中で、アヌンナキや「神々」の別名と同じく「輝く者たち」と呼ばれることがあった。基本テーマをちらっと見るだけでも、これらの物語が、誘拐被害者や今日の地下基地の研究者が言っているのと同じ「異星人」の話だということがわかる。古代スカンジナビアの民話にある大洞窟や網の目のようなトンネル、時には巨大都市がある場合もあるが、そういった地下世界は、「ニブルヘイム」と呼ばれている。ネフィリムとの近似性は明らかだし、ネフィリムは地球の内部に住んでいたと言われている。古代スカンジナビアの人びとによれば、ニブルヘイムを支配していたのは死の女神「ヘル」だというこれらの地下ネットワークへの出入り口は、塚や古代人が丘の上に建てた要塞、聖域と言われる山や丘や湖だったかもしれない。名前も外見もさまざまなこの「妖精の種族」は、混血の血流を作るために人間と交配し、地上の人びとを誘拐し、人間の血を飲み、人間から生殖に必要な材料を取ると言われていた。しかも、この「フェアリー」やら「エルフ」やらは、レプティリアンの姿で現れることが一番多かった。「エルフ」あるいは、「エルヴェン」も、レプティリアン血族を表すイルミナティのコードネームである。人間でない「神々」が山の内部に住み、その山から地下センターへ入っていけるという話は、数々の神話で山が「神聖な」ものとされている由縁であると思われるギリシャ神話の神々の家であるオリンポス山も、その一例である。ギリシャの神々の王ゼウスは、人間の女性とのあいだに子どもを作るために山から下りてきた。また、神話のモーセとその神が会うのも、ほとんどが山である。

 

アヌンナキの戦争/「メイ」を携えた「邪悪な竜」シン

ゼカリア・シッチンらシュメール文書の翻訳者によれば、アヌンナキの派閥間で戦争があったという。そこには、エンリルやエンキといった指導者たちがやがて子どもたちに大きな権力を与えるようになり、世界を分割してそれぞれに分け与え、統治して発展させるようにしたとある。

 

核による大破壊/8000~1万2000年前50万人死亡

レプティリアンと金髪碧眼のノルディックは、古代に地球だけでなく月や火星でも戦ったという

・このほかにも『ラーマーヤナ』のように、インド人とアトランティス人との恐るべき戦争を描写した文書は枚挙に暇がない。インド人はヴィマーナと呼ばれる空飛ぶ乗り物を、アトランティス人は「ヴァイリクシ」を使って空中戦を展開した。

 

秘密非公然支配のレプティリアン新秩序へ

・古代の神秘主義結社の多くは、人間社会の中で密かに暗躍し続けるレプティリアンの血流によって作られた。真の歴史的知識を守るため、アトランティス、レムリア、そして大変動以降の世界、特にシュメール帝国の秘儀的・専門的な科学知識を貯蔵するためである。また彼らは、もっと賢明なアジェンダを持った他の神秘主義結社をも掌握した。

 

古代知識の破壊/視野と可能性を限定する「科学」と宗教

レプティリアンの秘密結社ネットワークには、古代から二大目的があった。まずは、進歩した知識を選ばれた少数の者たちだけに伝え、彼らのそれぞれにどこまで情報を伝えるかをコントロールすること(細分化)。そして、公の場で起こったことを操作し、そこに残ったすべての進歩した秘儀的知識が広まるのを防ぐこと。彼らは、視野や可能性を厳しく限定した「科学」もどきや宗教を作ることによって、この目的を達成した。

 

アトランティスの黒魔術師」は、「レプティリアン」と読み換えることができる。

 

新大陸発見の裏側/コロンブス、クックも事前に地図を与えられ

イルミナティの相互ネットワークは、クリストファー・コロンブスの話からもうかがえる。1492年にアメリカ大陸に渡ったとき、彼は最初から、自分がどこに向かっているのか承知していたのだ。なぜなら、彼の義父はエンリケ航海王子側近の船長であり、エンリケポルトガルのキリスト騎士団という秘密結社のグランドマスターだったからだ。キリスト騎士団とは、1307年の粛清後にフランスからポルトガルスコットランドに逃げたテンプル騎士団が名前を変えたものだった。コロンブスは、この地下に潜った秘密結社から、アメリカ大陸が記されている古代の地図を手に入れたのだ。

 

見える独裁制から隠れた支配への移行

竜の王族/ユーサー・ペンドラゴン(アーサー王父)

レプティリアンの血流に連なる歴代の王は「竜」の名で知られている。戦に多くの国がともに戦ったり王国の連合が形成されたりするときには、王の中の王が選出された。彼らは「偉大なる竜」、はたまた「ドラコ」という名で呼ばれた。聖杯伝説に登場するアーサー王の父ユーサー・ペンドラゴンにも見られる「ペンドラゴン」というケルトの称号は、この変化形である。

 

ヘブライ世界の蛇/手・脚・翼がある天使セラフィム

ヘブライ神話で「神々の息子」を表す聖書の「ネフィリム」が、破壊者あるいは蛇をあらわす「アウィーム」と呼ばれていることはすでに述べた。エデンの園にいた蛇は、まるで人間のように歩き、話をしたともいう古代の口承伝説を集めたヘブライ聖典『ハガダー』によると、この蛇は二本の脚で直立し、背丈は「ラクダの高さ」ほどもあったという。スロバキアの『アブラハムの黙示録』には、イヴと話をした蛇には手と脚と翼が生えていたと書かれているが、昔も今も「ドラコ」はそのように描写されることが多いヘブライの物語はシュメール、アトランティス/レムリアの物語から伝えられたものであるが、その多くは典礼書にふさわしく変更が加えられ、蛇という直截的な言い方は消えている。

 

世界に遍在する楽園/エデン、エディン、ヘデン

・聖書のエデンの園でイヴを「誘惑」した蛇は、数ある象徴の中でもとりわけ有名だ。この話は実は、古代のシュメールの物語にいうエディン、つまり「正しき者たちの住処」を書き換えたものにすぎない。

 

また、インドの「イエス」である例のクリシュナ神が、ガジュマルの木の下で、とぐろを巻く蛇の姿になって人類に知恵を授けたという話もある。古代ギリシャには、「幸福の島」と、不死の「黄金の林檎」が実る「ヘスペリデスの園」がある。そして、その園は竜によって守られている。中国の聖典にも不死の果実のなる木が植わった庭があるが、その庭もまた、竜と呼ばれる翼の生えた蛇に守られている。古代メキシコにもいわゆるイヴ伝説があり、やはり巨大な雄蛇が登場する。古代インドでは、聖なるメル山の番人は恐ろしい竜であった。よく似た話が古代にはいたるところにあったのだ。蛇または半蛇、半人、人類への知識の伝授などは世界に遍在する伝説なのである。

 

アジアの蛇/ナーガ「コブラの民」

インダス川流域に形成されたシュメール帝国やレムリアの文化とそこに成立したヒンドゥー教インド神話には、蛇神と空飛ぶ竜についての物語が多く見られる。それらの神々は知識をもたらし、大空で互いに戦った。人々はこの神々をすでに述べたように「ナーガ」と呼んだ。神々はいつでも自在に、人間にもレプティリアンの姿にも変身できた。レムリアに生まれたナーガは「王家」の祖となり、白色人種と交配したと言われている。

 

極東の蛇/中国、チベットゴビ砂漠、日本

・中国の文化のすべては、竜と蛇の種族に基づいている。中国もまた、何千年も前に高度な文化の栄えた場所だが、それはレムリアに刺激され、後にはシュメール帝国の影響を受けた文化だった。今日でもその言語や文字には、神話や伝説同様、著しい類似が見られる。中国文化が最盛期を迎えたのは紀元前2800年頃からと見られ、この時期はまさにシュメール帝国の絶頂期でもあった。中国の歴史では、最初の人間は半人半竜の古代の女神、女媧によって創造されたとされる。中国古代の書『易経』によると、竜と人間とはその昔平和に暮らし、種族を超えて結婚し、交配したという。古代中国の歴代皇帝は、「顔は竜で」竜神のような姿をしていたという。

 

日本の歴代の天皇も自らを同種の「神々」の子孫であると称しており、伝説によると、日本の島々には天から降りてきた人びとが住んでいたそうだ。ジャームズ・チャーチワードは、日本民族もレムリア(ムー)大陸と関係があるとしている。日本には蛇や竜にまつわる伝説があまた存在し、人間との結婚や交合によってレプティリアンと人間の混血の子孫が生まれたという。蛇族は美しい男女の姿に変身(シェイプ・シフト)し、人間の兵士や指導者を魅惑して交わりを結んだ。『洞窟、大釜、そして潜伏する生物たち』の著者マイケル・モットは、蛇の種族に誘惑された花御本(はなのおもと)という娘の話を伝えている。

 

「御本は竜の恋人にふたたび逢うことはなかったが、竜の血をひく子どもを産んだ。その子は『あかがり(あかぎれ)大太(だいた)』と名づけられた。この名は、その子の肌がひび割れて皺が寄り、蛇のような鱗に覆われていたことに由来する。太古の伝説が実際の歴史に現れるのはここからだ。直系の子孫、緒方三郎は源氏を助けた武将であるが、祖先も同じように鱗で覆われた体を誇りにしていたという。緒方三郎は大太の五代の孫である。ここでもやはり名家がターゲットとされて最初の遺伝子交換が行われ、その後たびたび繰りかえされてきたのである。東洋では『竜の血』の流入が非常に誇らしいものと考えられたが、西洋では蛇やかえる王子は演出を凝らした『お伽噺』の形で伝説となり、霧に包まれてきた。西洋の感覚では、少なくとも表面的にはこの種の密通は反感を買う。これは宗教的な理由のためだが、それがすべてではない。なぜなら、地下に住まう種族は、札付きの残忍で利己的な悪意の持ち主であると思われているからだ

 

・紀元前2500年頃に遡る中国の十二支は動物によって象徴されるが、すべて実在の動物の中で唯一の例外が、竜である。象徴とする動物を選ぶのに、ほかは全部実在の生き物を選びながら、一つだけ別だということが考えられるだろうか? ではまた、中国におけるレプティリアンの血流を見ていこう。古代の中国人は最初の王朝を建てた「神聖なる」皇帝の玉座にも、舟にも、寝台にも、象徴として竜の意匠が施されている。現在、イルミナティには多くの中国の血流も入っている。

 

ムー大陸が存在したかどうかについて大規模な調査を行ったジェームズ・チャーチワードは、インドの僧院で見た古代の碑文を調べたところ、蛇との混血種であるナーガは、中国、チベットおよびウイグル帝国まで含めたアジアの大部分にいたと主張している。「世界の屋根」といわれる中央アジアパミール高原は、伝説の上では、レムリア(ムー)の人びとと関係があるらしく、そこには「ナーガの湖」あるいは「蛇の湖」と呼ばれる湖があった。これらの血流の子孫の中に色白のアーリア人がいると言われているのは、やはりレプティリアンとノルディックとの繋がりを示している。「蛇」の植民地なら、中国にもピラミッドがあるんじゃないかと思うかもしれない。そう、あるのだ。中には、高さ250メートルに達するもんもあるが、これはギザのピラミッドの中でも最大のクフ王墓の倍の規模だ。それを取りまくように林立するピラミッドが、巨大ピラミッドの遺跡とともに現在にいたるまで残っている。中国の文献によれば、それは5000年前のものとされる。

 

・マーク・アマル・ピンカムは著書『賢き蛇の再来』で、「クマラ」と呼ばれる地球外生命体の種族がレムリア(ムー)に神秘主義結社を創設し、後にそれをモンゴル、ゴビ砂漠地方、さらにはチベットへと移したと述べている。確かにチベットは古代における知識の宝庫であり、そこには超人の住む地底都市やそれらを結ぶトンネルについての言い伝えが豊かに残っている。とりわけ名高いのは、アガルタとシャンバラだ。中国がチベットに侵攻し、占領したのは、政治的な意味合い以上にこの物語に深い関連がある。チベットは古代には神秘と伝説の地であり、現在はイルミナティと深い繋がりを持つ場所で、ここもまた、蛇のシンボルの発祥地である。虹蛇を崇拝する古代(前のレムリアの)オーストラリアのアボリジニの文化も同じだ。

 

南アメリカの蛇/タウ十字を携えたケツァルコアトル

・蛇の神々を古代の神話や伝説の中心とする南北アメリカにも、両大陸全体に同じような話が存在する。マヤ人が『チラム・バラムの書』と呼んだ書物には、メキシコ大陸ユカタンの最初の定住者は「チャン」、すなわち「蛇族」と書かれている。

 

アメリカの蛇/「懐かしき赤い大地」から「亀の国」へ

アメリ先住民族は、レプティリアンの先祖にちなんでアメリカを「亀の国」と呼ぶ。南アメリカの二つのインカ帝国を創ったのはともに「マンコ」または「マンコ・カパック」である(「カパック」は、知恵と豊かな精神を持つ蛇の意)。

 

アフリカの蛇/緑の沃野破壊のチトウリ(蛇の子どもたち)

アフリカでは、レプティリアンは「チトウリ」すなわち「蛇の子どもたち」あるいは「大蛇の子どもたち」の名でも知られる。これは中央アメリカの「蛇の民」という語に近い。アフリカにもやはり、蛇の種族の伝説があふれている。アヌンナキ、アニネドトゥス、ナーガ、ドラヴィディアンなどは「チトウリ」と読み替えるとよい。名前は違っても同じ種族だ。

 

<「拷問者」グレイ型異星人もピンキーなレプティリアンの仲間

クレドはさらに、「グレイ」と呼ばれる最も有名な宇宙人をレプティリアンの取り巻きであるとする、多くのUFO研究家の見方を支持している。しかし彼の考えはそれだけにとどまらない。グレイ自身、レプティリアンだというのである。

 

ドラコ=ドラキュラ/姉妹の子孫にエリザベス女王

・『吸血鬼ドラキュラ』の物語の象徴性は、ある部分ここから採られている。アイルランドの作家ブラム・ストーカーによるこの作品は1897年に出版された。数え切れないほどの吸血鬼伝説を何年も調べ上げた作者は、真相を知っていたのではあるまいか。

 

イギリスおよびヨーロッパの蛇/ドルイド、ダナーン、ワイド島

イギリスやヨーロッパにも、竜やレプティリアンにまつわる言い伝えはあふれている。

 

・彼らはアイルランドの言語であるゲール語で「賢者」、「魔法使い」あるいは「蛇」を表す「ドルイド」という名でむしろよく知られており、「蛇の司祭」と呼ばれている。あるアイルランドの写本によると、ドルイドの枝の達人はトゥアハ・デ・ダナーンすなわち「蛇の女神ダナの民」の子孫であると書かれている。

 

・ダナーンとカンが同一の民を表す言葉だということが、そのうちに証明できるだろうと私は思っている。彼らの仲間の一人であったブルートゥスがダナーン人やトロイ人を率いてイギリス諸島に入植し、「カエル・トロイア」、つまり今のロンドンを創設したのである。伝説によると、ダナーン人は小アジアにいたギリシャ帝国末期のミレシア人に征服されたが、その際に結ばれた平和協定の条件として、ダナーン人は地上を去り、アイルランドの「空洞の丘」から地底の王国に移り住むこととなった。ダナーン人は、戦闘的な巨人族であったが、地上で暮らし、世代を経るに従って身体が小さくなっていったと言われている。アイルランドでは同様のことがフィルボルグ、フォーモリア、ネメディア人についても言われている。彼らも戦いに敗れ、地底に追い立てられて巨大な体躯を失った。巨人が地底に追われて背丈が縮むという話は世界中に見られるもので、たとえばダナーン人などは、私が「ノルディック」と呼ぶような姿で描写されている。

 

エジプトの蛇/アモン、アレクサンダー、セラフィムクレオパトラ、イエス

・蛇をシンボルとする同種の物語は、現代のイルミナティのシンボルやコードと関係の深いエジプトにもよく見られる。エジプトの太陽神である「アモン」または「アメン・ラー」の神殿には、テーベやカルナックの巨大な霊場に建てられた。

 

影の子孫たち/「トートのエメラルド・タブレット」で知る

「彼らは異なる振動の形なき者にして地球人の子らには見えずして存せり

 私自身の研究として示してきたが、世界は、別の次元あるいは「周波数」に存在するレプティリアン、あるいは別の姿をした者たちにコントロールされている。私たちがいるのは三次元であるが、彼らは四次元、つまり私たちが体感できる領域のすぐ外側の周波数から操作を行っている。

 

静かなる侵略/「権力の座」「諸会議」に憑依する

・エメラルド・タブレットに戻ろう。

「彼らは人の形もてわれらの間にて活動せるも視角においてのみ人の如く見えたるなり。彼らは魔術の解かれし時は蛇頭なるも人々の間にては人の如くあらわれたりき。彼らは人々に似たる形をとりて諸会議に忍び入りぬ。彼らの術策によりて国々の首長らを殺し、彼らの姿をとりて人々を支配せり。彼らは魔術によりてのみ、音によりてのみ発見し得るなり。彼らは陰の国より人々を滅ぼしその代わりに支配せんと求めおりしなり」

 

蛇の女神の系譜/海の貴婦人・牡牛、ヘカテ、アテネピュタゴラス

イルミナティは表面上、男性が支配しているように見える。だが実際は、儀式において女最高司祭が男の最高司祭と同時に扱われるし、イルミナティ象徴主義の中心にあるのは女神――蛇の女神の崇拝がある。

 ニューエイジ運動が「女神」の復活を求めるのは、それを女性エネルギーと同一視するためであり、女性を抑圧から解放する意味がある。この意味では、私も賛成だ。だが、ニューエイジャーもその他の人も理解しておかねばならないのは、それとイルミナティやその役人たちが言う「女神」の象徴主義は別物だ。蛇の女神は世界中でさまざまな名前で呼ばれている。ディアナ、アテネセミラミス、バラティ、ブリタニア、ヘカテ、レア、ペルセフォネ(「第一の蛇」)などなど、こうした女神の名前は、月の満ち欠けや女性エネルギーといった秘教的な概念の象徴として使われるが、イルミナティの女神崇拝はその根底で女性を介したDNAの伝達に関係しているとみられ、オリオン座に端を発している可能性もある。このDNAの源という概念は、さまざまな文化で「竜の女王」、「オリオンの女王(女王たち)」、「母なる蛇」に象徴化されていると聞いている。内部情報や堅実な研究者から聞いた話では、成熟したレプティリアンの社会にはちょうど女王蜂のような存在がいて、それが卵を産み、その卵から例の血筋やその傍系が生まれているという。イルミナティの主たる女神であるアルテミスは、胸に多くの卵を抱えた姿で描かれ、蜂とも結びつきがある。

 

エデンの戦い

・『エッダ』には、エデンの支配をめぐる蛇のカルトとトール(インダラ)軍勢との戦闘が描かれている。ワッデルが指摘するとおり、攻撃をしかけたのは全体に狼の種族、蛇のカルト側で、その「エデンの戦い」では飛行物体から爆撃や灼熱のミサイル、炎を発射する武器や有毒ガスの噴射などを思わせるものが使われている。「現代の戦争における凶悪な破壊手段」をありありと連想させる描写は、アヌンナキが関わった戦闘についてのシュメールの記録とも一致すると、ワッデルは言っている。

 

不死鳥の興亡/ノルディック王族の体に取り憑く

・敗戦後、レプティリアンと蛇のカルトは地下に潜った。むしろ地下に戻ったと言えるかもしれない。

 

 

<●●インターネット情報から●●>

【ムー世界の神秘】なぜ中国にこれほどのピラミッド群が? 建造は異星人? ただし当局は見て見ぬふり…

 

4000年以上の歴史を誇る中国には、謎めいた古代遺跡も数多く発掘されているが、そのほとんどは公開されない。そうした遺物のひとつに、ホワイト・ピラミッドと呼ばれる建造物がある。

 

その存在が知られるようになったのは1912年のこと。ふたりの旅行者が、白色の巨大四角錘を同国内で目撃したと証言した。さらに1945年には、アメリカ空軍パイロットが、西安南西部の山岳地帯で眼下にそびえる白亜の巨大ピラミッドを目撃。1947年3月28日付の「ニューヨーク・タイムズ」紙上で詳しい報告と彼が撮影した写真が掲載された。

 

そして1994年、ついにそれは宇宙空間から確認される。NASAの宇宙飛行士が地球軌道上を周回中に9つの奇妙な点を確認、写真におさめたのだ。画像解析の結果、高さが100メートル以上ある中南米形のピラミッドが複数稜、等間隔で並んでいることが判明した。

 

さらに2005年10月、商業衛星イコノスが、山西省太原宇宙センター近郊に存在するピラミッド群を撮影。そこにはなんとギザの3大ピラミッドと配置が同じ、オリオンを形作る3基のピラミッドが見てとれたのだ。これらの事実は、ピラミッドが宇宙空間から見られることを前提としたランドマークであった可能性を示唆する。

 

現在判明しているだけでも、西安周辺には100基以上ものピラミッドがあるという。いったい、これほどの規模のピラミッド群を造りあげたのはだれなのか?

 

現地調査を行った宇宙考古学者ハウトウィグ・ハウスドルフによると、「火を吹く籠(かご)に乗って地球にやってきた天子たちが、この地にピラミッドを建造した」という伝説が報告されている。

 

この天子とは、異星人なのか? 残念ながら中国側はこれらの情報をいっさい公表せず、調査も行わないようだ。

(「ムー的古代遺跡」より掲載)

 文=並木伸一郎

 

 

 

『ハイジャックされた地球を99%の人が知らない  (下)』

デーヴィッド・アイク   ヒカルランド  2014/8/12

 

 

 

この理不尽な地球陰謀――消せるのは、あなたしかいない

✵「ロスチャイルドシオニズム」――パレスティナで繰り広げられている組織的な民族抹殺計画、<9・11>、福島の原発「事故」、ハリウッドやインターネットの支配、世界各地で繰り広げられる紛争、戦争、革命。それもこれも最短100年単位の超長期計画によって展開している。

✵地球人口を数十億単位で間引きし、レプティリアンの支配しやすい規模に持ち込もうという「人類大淘汰計画」。

✵残忍な金融支配。ロスチャイルド家を初めとする血族が、そのネットワークを駆使しながら、現実には存在しないマネーを高利で貸し付け、国家をも支配下に入れていく「信用経済」。

✵人類に対する大規模マインドコントロール

✵<世界の目覚め>で踊る<不服従のダンス>。かつて退いた人類の味方や異次元での反レプティリアン同盟が、広大な宇宙の各所で戦いを繰り広げている。

✵<真実の振動>に精神を開いて<無限の意識>とひとつになることで道は拓かれる。私たちが、自分が誰なのかを思い出すだけで、悪夢は終わる!

 

下巻への案内――訳者まえがきに代えて

・第9章では「ロスチャイルドシオニズム」を扱っている。この第一級の秘密結社は、常識的にも歴史的にも根拠のない「約束の土地」への権利を表の顔に、一切の批判を「反ユダヤ主義」という名目で攻撃しつつ、アメリカをはじめとする各国をコントロールしている。ここでのアイクは、歴史に残るロスチャイルド家のやり口をふり返ったうえで、2度にわたる世界大戦や「革命」の操作、政治・経済・軍事・メディアなど社会中枢の支配、計画通りだった「リーマンショック」、その危機を引き起こした張本人らによる経済「対策」などを、実名を挙げながら明快に分析・提示していく。

 

・第10章では、世界各地で繰り広げられる紛争、戦争、革命の本質が明らかになる。どれも最低でも100年単位の超長期計画によって展開しているものばかりだ。アラブの春と呼ばれた一連の政変も、ウクライナチェコグルジアといった旧東側諸国の「革命」も、ずっと以前に書かれたシナリオによるもので、例によってジョージ・ソロスズビグニュー・ブレジンスキーが絡んでいた。レプティリアン血族が征服を目論む国々は、北アフリカから中東を経て、アフガニスタン、イラン、パキスタンと続き、インド、中国にまで及んでいる。独裁体制ながらも国民生活を向上させていたカダフィを極悪人に仕立て上げて一般市民を爆撃する一方で、腐敗と圧政を続けるアラブの首長らを温存・利用して第3次世界大戦の実現を狙う本当の「悪の枢軸」――彼らのアジェンダを許してはならない。

 

第11章は科学技術に目を転じて、HAARPを取り上げている東日本大震災を引き起こしたという説が絶えないこの技術の基本形は、二コラ・テスラによって20世紀の前半にはすでに確立されていいた。2007年に完成したとされる現在のHAARPは、アメリカ海空軍とアラスカ大学、国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)が共同で資金提供したもので、特殊な周波数の電磁波を電離層に送り込んで、地球環境にすら影響を与えてしまうほどの威力を持つ。

 

・こうした動きの向こうにあるのは現在の地球人口を数十億という単位で間引きし、レプティリアンの支配しやすい規模に持ち込もうという「人類大淘汰計画」だ。第12章では、そのために彼らが利用している手段を具体的に分析されている。

 

・続く第13章は金融支配がテーマとなっている。ロスチャイルド家をはじめとする血族どもが、そのネットワークを駆使しながら、現実には存在しないマネーを貸し付け、国家をも支配下に入れていく「信用経済」という仕組みが詳細に語られる。教育という名のプログラミングは、同時に私たちを借金で縛りつける。連邦準備銀行という名のカルテルは、潤沢な資金で政治家を縛り、計画的に恐慌を起こして「解決策」を押し付け、元は帳簿上の数字に過ぎないものを根拠に、国民から現実の資産を奪っていく。血族金融機関の代表格ともいうべきゴールドマン・サックスの分析では、彼らの支配構造が疑問の余地なく理解されることだろう。統一通貨ユーロによって、ヨーロッパ各国はまた一歩、悪夢の実現へと近づいたと言える。

 

・では、すべての方面から推進されている血族のアジェンダによって、今の人類はどうなっているのだろう。第14章では、人類に対する大規模マインドコントロールの現状が恐ろしいほど明らかにされていく。自己愛型人間の採用と訓練でできあがる制服組の精神構造と信じがたい行動(とりわけ空港職員や警察官によるもの)、あらゆるところに設置されたカメラや携帯電話、インターネットなどによる徹底した監視と情報収集、すべての人へのマイクロチップ埋め込み計画、水道水へのフッ化物添加による精神への攻撃、徹底したワクチン注射による免疫系の発達阻害、無限と思えるほどの食品添加物、小規模農場とオーガニックな代替食物への圧力、紫外線による癌というペテン…。しかしアイクは、今こそ声を上げるときだという。

 

・そして最終章、ここまで読んできて無力感に打ちひしがれようとする私たちに向かって、アイクはついに具体的な行動を提案する。それが<世界の目覚め>であり、<不服従のダンス>だレプティリアン同盟の攻撃がひたすら過激化しているのは、彼らの危機感の表れでもある。かつて退いた人類の味方や異次元での反レプティリアン同盟が、広大な宇宙の各所で戦いを繰り広げている。2012年の話やハルマゲドンのような終末思想に踊らされる必要はない。押し寄せる<現実の振動>に精神を開いて<無限の意識>とひとつになることで道は拓かれる。私たちが、自分が誰なのかを思い出すだけで、悪夢は終わるのだ

 

日々経験している「五感の世界」の本質は、「固体」でも「物理的な」ものでもなく、振動、電気、デジタル・ホログラフィーによる情報場=「宇宙インターネット」に過ぎない。

 

土星―月マトリックス》という知覚を破って、人間の集団的隷属状態を終わらせるには、本来の自分の姿に目覚めなければならない。すべては、まさにすべては、そこから始まる。思い出すのだ、あなたは何者なのか、今どこにいるのか、どこから来たのかを。思い出せ。

 

秘密結社ネットワークが世界の出来事を支配し操っている

・今こそ声を上げ、不服従のダンスを踊るのだ!

・すべての方面から推進される<血族>による支配と淘汰のアジェンダ

 

ハッカーも美しき人びとも

ロスチャイルドシオニストは、自身は表に出てこないで、主要メディアを所有するという方法を使ってきている。

 

・この「金ぴかの町」は歴史上のできごとについてニセのバージョンを売り込み、知覚をプログラムするために世界中で利用されている。それを作りあげてきたのがレプティリアン血族だということは明らかなのだから、彼らがオーナーだというのも当然だ。ハリウッド映画やテレビは、血族の連中が準備しているできごとに備えて現実を操作し、人びとに精神的・感情的にプログラムするために使われている。

 

この本を執筆している時点でも『コンテイジョン』という映画が作成されている。内容は死滅的な伝染病が大発生するというもので、アメリカ疾病管理予防センター(CDC)が前面に押し出されている――これも、血族が本格展開しようとしている人類への新たな攻撃について、ハリウッドを使って予備知識を与えておこうとしている一例だ。

 

ロスチャイルドシオニストはインターネットも支配している。グーグル、ヤフー、フェイスブック、マイ・スペース、ツイッターウィキペディア、イーベイなど、どれもがロスチャイルドシオニストに設立されたか、もしくは支配されているか、そうでなければその両方だ。

 

・もう一度強調しておくが、私は「ユダヤ人」がメディア、ハリウッド、インターネット、政治家、銀行、巨大ビジネスを所有しているといっているのではない。ここで問題にしているのは、ロスチャイルドシオニズムという秘密結社に仕える小さな集団のことだ。大半のユダヤ人は、ロスチャイルド・ネットワークによって情け容赦なく利用され、虐待されているロスチャイルドシオニストユダヤ人のことなど考えていないし、ユダヤ人全体の利益を追求しているのでもない。彼らは、世界制覇に向けたロスチャイルドの陰謀、つまりはレプティリアン同盟の陰謀にとって最適なものを追い求めている。ロスチャイルド家シオニスト秘密結社の網は、アメリカ政府政策のすべてを支配しているし、状況は、イギリスをはじめとする国々、さらにはEUでも同じだ(そもそもEUはロスチャイルドが作ったものだから当然だろう)。ロスチャイルドアメリカとイスラエルを二重支配していることで、驚くほど巨額のアメリカ国民の税金が、イスラエルへの軍事・経済「支援」に流れている。

 

ロスチャイルド家には軍団とも呼べるような組織があって、真実に近づく者は誰でも「反ユダヤ主義」だとして標的にされる(この言葉が同じセム語族であるアラブ人に向けられているのは皮肉なことだが、そのあたりのことは私のこれまでの著作を読んでほしい)。

 

・いわゆる「ヘイトスピーチ」を取り締まるためと称して新たな法律を広範に導入し、表現の自由を禁止することで、彼らのご主人さまを暴露させまいとする動きがあるが、これは背後では、いくつかの組織が動いている。こうした法律は「少数者を守る」ためとして推進されているが、ロスチャイルドと下劣な土星カルトは、少数者になど、なんの関心もない(というより、多数者にも興味はない)。彼らの関心はすべてを支配することだけだ。

 

「将来」をコード化する

・私が長年にわたって強調しているのは、人類が直面している陰謀の規模と組織性だ。私たちの世界を操作し搾取する連中は、1日や1か月、あるいは1年や10年という単位でものごとを進めてはいない。彼らは私たちの現実の、まさに繊維の1本1本にまで、コード化されたプログラムを展開しているのだ。

 

世界的なファシスト/共産主義国家は、そのような計画によって起こってきているものだ。それは、土星から送られてくる放送のなかにコード化され、月によって増幅されている。だから、コード化された情報とその先行き(つまりは「計画」)に関する知識があれば予言的な「小説」も書けるし、それがあとで信じられないほど正確だったということにもなるのだ。ジョージ。オーウェルオルダス・ハクスリーが『1984年』や『すばらしい新世界』を書けたのは、彼らが、これからなにが起こるかを知っていたからだ。

 オーウェル(本命エリック・ブレア)は警察国家と監視国家、そして人びとを統率するための無限戦争を描き出した。今の私たちが見ている現状そのものだ。現代の無限戦争とは「テロとの戦い」のことだ。「テロとの戦い」に勝つなどありえない。お題目に過ぎないものを、本当だと信じることで安心するのだ。オルダス・ハクスリーの『すばらしい新世界』では、人びとは薬と遺伝子によって支配され、両親は、自分で子どもを育てる権利を奪われたうえ、最終的には生殖を通じて子どもを作る権利すら放棄してしまう。子どもは「世界国家の孵化場」で大量生産され、生まれたときから体系的にプログラミングされていく、ハクスリーが書いたことも、今ではほとんどが実現しつつある。

 

フェビアン協会は政界の「左派」を操るために1884年に設立されたものだ(ほかの秘密結社は「右派」「中道」を担当していて、議論を二分させ、分割による統治を行うことで、政治的な選択肢があるという錯覚を生み出している)。

 

フェビアン協会のロゴはヒツジの皮をまとったオオカミで、まさにこの組織の本質を表している。

 

世界のできごとの真相

・脚本は昔に書かれたもので、それが今、日を追って展開していっている。人類の課題は、この脚本を破棄することだ。2011年に始まった北アフリカでのできごとは映画のシーンに過ぎない。すべてはさらに多くの国の買収を正当化し、世界を第3次世界大戦に導くためのもので、そのあとには本格的な世界規模のファシスト/共産党国家が姿を現してくる

 

ジョージとズビグの一大「ショウ」

・東欧で起こった一連の「人民革命」は、こうした国々をEUとNATOの下で抑え込むために仕組まれたもので、その背後にはジョージ・ソロスズビグニュー・ブレジンスキーがいた。

 

シーア派の役割

・血族が、サウジアラビアをはじめとするペルシャ湾岸諸国をこのままにしておきたがる理由はかにもある。イスラム教にはスンニ派シーア派の2つがあって、アラブ世界を二分している。このイスラム教の教派分裂は予言者ムハンマドの後継者をめぐる対立が原因で、その起源は7世紀にまでさかのぼる。このとき以来、スンニ派シーア派はそれぞれ異なる道をたどっているが、コーランイスラム一般の神性については合意してきた。と、これくらいは知っているが、そろそろ自分の頬をつねって現実に目覚めよう。古代に起きたこの分裂は、そもそもイスラム集団を分割して支配するためのもので、現在も、ほとんどのイスラム教徒がこの罠にはまりこんでいる。

 

偽善は専制政治のジェット燃料だ

カダフィも、ある意味で「よき模範例に対する脅威」と呼ばれていた。血族は、ほかのやり方があることを示す指導者や政府を片端から潰していっている。ドミノ効果を恐れているのだ。カダフィは、選挙もなしで約40年間も権力を握っていた。

 

カダフィを捕まえろ

・2011年の国連安全保障理事会で、リビア上空を飛行禁止空域とする決議1973が採択された瞬間から、私は、これが「平和的な抗議者を守る」ためではなく、カダフィを退陣させてリビアの石油と金融資産を乗っ取るためのものだと言ってきた。

 

パイクの戦争

アルバート・パイクはアメリカのフリーメイソンリー史上で最も称賛されているメイソンのひとりで、ワシントンDCの警察本部の隣に銅像が立っている。クー・クラックス・クランの設立に助力するなど、平和と愛の調和のためにすばらしい貢献をしたそうだ。パイクは19世紀の人物で、スコティッシュライトのフリーメイソンリーでは至高の最高指揮官を務めるなど、イルミナティの有力工作員だった1871年には、同じく有名なイルミナティ工作員でイタリア人のジョゼッペ・マッツィーニに宛てて、3度の世界戦争を積み重ねれば世界規模の独裁政権に移行できるとする手紙を書いたと言われている。

 

第3次世界大戦は、政治的シオニストイスラム社会のリーダーとの食い違いが「イルミナティ」の「エージェント」を利用するかたちで扇動されるに違いない。この戦争は、イスラムイスラム・アラブ世界)と政治的シオニストイスラエル国家)が互いに破壊し合うことで遂行される。同時にほかの国々も、やはりこの問題で分裂し、物理的・道徳的・精神的・経済的に疲弊し尽くすまで戦わざるを得なくなるだろう。………われわれはニヒリストと無神論者を解き放ち、社会的大変動を引き起こさなければならない。そのあらゆる恐怖のなかで、絶対的無神論の影響と、残虐性の起源と、そしてかつてない流血の争乱が、各国にはっきりと示されることになるだろう。

 

・そうなれば、あらゆる場所で、市民が――世界的に見れば少数派である革命家から自身を守らざるを得なくなって――文明の破壊者を根絶させることだろう。こうして大衆はキリスト教に幻滅する。その理神論的な精神は、その瞬間から羅針盤も方向性も失い、理想を求め、しかし、その崇敬を委ねるべき対象がないなかで、ルシファーの純粋教義が世界に顕現するのを通して、真実の光を浴びることになる。そうして、ルシファーの教義は眼前にもたらされるのだ。

 

HAARP――世界との戦争

・HAARPは気象を操作し、地震を発生させ、マインドコントロールを行う。これを可能性のリストに加えず、世界で起こっていることや人類の行動を理解するのはもはや不可能だ。

 

地球環境も操作できる

・今の人類には、エネルギー戦争、気象戦争、地質学戦争を遂行するだけの潜在能力があるし、実際に、それはすでに始まっている。HAARPは、信じられないほど強力な電磁波を連続あるいは振動させて発射し、地球大気の上方にある電離層の特定のポイントに当てることで、そこを振動させて「膨張」させる技術だ。

 

マネーを制する者はすべてを制す

マネーにまつわる狂気

・人びとは、自分の生活を支配している銀行システムについて知らなすぎる。「マネー」が実際にどこから生まれてくるのか、ほとんど誰も考えていない。政府? いやいや。「マネー」のほとんどは、ロスチャイルド家を中心とした血族が所有する民間銀行システムが、なにもないところから作り出したものだ。この仕組みを「信用経済」と呼ぶ。

 

世界を盗む

・ここで、マネーについてもうひとつ考えてみよう。なぜ政府は血族の民間銀行カルテルから借金し、それに利子を付けて血税で返済するのだろう。政府が国を動かしているはずなのに、なぜ自分たちで無利子のマネーを作って無利子で流通させないのか、もうおわかりだと思うが、理由は血族が政府も銀行も所有しているからで、政府は銀行のためにベストを尽くすのだ。アメリカ大統領では、エイブラハム・リンカーンジョン・F・ケネディが、銀行から借り入れず、無利子の政府発行マネーを導入した。そしてこのふたりには、もうひとつ共通点がある。それがなにかはご存じだろう。

 

アメリカ政府は、その「マネー」の多くを連邦準備銀行FRB)という民間銀行のカルテルから借り入れている。この制度は、1913年にロスチャイルドーロックフェラー・ネットワークによって設立された。前にも書いたように、この制度は「連邦」という名がついているし、かつ「アメリカの中央銀行」でもあることから、多くの人から政府の一機関だと思われている。総裁も、アメリカ大統領が指名している。だが、実際にはFRBは民間銀行のカルテルであり、総裁も大統領が決めているわけではない。大統領は、血族に言われる通りに指名しているだけなのだ。

 

・よく「資本主義」が「危機」にさらされていると言われるが、それがビッグ・バンキング、ビッグ・オイル、ビッグ・ファーマ、ビッグ・バイオテック、ビッグ8・フードなどの大手企業のことならば、資本主義など存在しない。競争社会としての資本主義は、彼らが最も望まないものだ。エリートが動かしているのは「カルテル主義」だ。

 

・国家に返済不能な負債を負わせ、新たな融資と引き換えに条件をつけるという図式は、今では西欧先進国でも見られるようになっている。世界の貧困国家で成功した一連の詐欺行為はすでにヨーロッパにやってきているし、アメリカにも近づきつつある。いや、すでに多くの方法で実行されている。アイルランドギリシャなどの国はすでに借金まみれで、ロスチャイルドIMF欧州中央銀行は、過酷な緊縮経済プログラムと、国家資産の血族企業への売却を要求している。

 

ゴールド“イン”サックス

・さまざまな点から見て、現在の金融崩壊が起こったいきさつを理解するには、ロスチャイルドの支配する悪の権化ともいうべきゴールドマン・サックスを理解する必要があるだろう。ゴールドマン・サックスは、公式には1869年にロスチャイルドシオニストのマーカス・ゴールドマンが、ロスチャイルドの領地であるドイツのバヴァリアバイエルン)から移民してきて設立したことになっている。

 

・サックスの長年の親友としては、リーマン・ブラザーズ銀行会社のフィリップ・リーマンがいた。リーマン家もやはり19世紀にバヴァリアからアメリカへ移住してきている。ヘンリー・キッシンジャーと前法王のベネディクト16世バヴァリア生まれだし、ロスチャイルドが1776年に設立したバヴァリアイルミナティも彼の地で誕生している。公式にバヴァリアイルミナティを率いたとされるアダム・ワイスハウプトは、現在のロスチャイルドシオニストの条件にもぴったり当てはまっている。ワイスハウプトはイエズス会で教育を受けたが、これもロスチャイルドシオニズムを含めたクモを構成する重要な糸だ。

 

・マット・タイビは、2004年にゴールドマン・サックスの当時のCEOヘンリー・ポールソンが、証券取引委員会に貸付の規制緩和を求めたことについて次のように説明している。

 

 彼らは、貸付12ドルごとに自己資金1ドルが必要なことに制約を感じていた。そこで、会長のヘンリー・ポールソンが証券取引委員会に規制撤廃を求めたところ、その通りになった。議会聴聞会も投票もなかった。証券取引委員会はゴールドマンと4つの銀行にこの規制の例外適用を認め、元本がなくても、上限なしで貸し付けできるようにした。

 2年とたたないうちに、ベア・スターンズリーマン・ブラザーズという2行が破綻した。すべては、政府に規制の変更を求め、希望が通ったことが原因である。これは彼らの常套手段で、なにか深刻な問題が発生しても、政府に泣きついて血税で救済してもらえることを知っている。こんなことが繰り返し行われているのだ。

 

崩壊と欲望の饗宴

・ここまで述べてきたことの結果、世界各国の政府の借金(=国民の借金)は何兆ドルという規模にまで膨れ上がってきている。このマネーは、政府や中央銀行にいるエリートから、民間銀行やその他の金融組織にいるエリートへと渡っていく。FRBの政策は、必要のない連中に「救済」金を低利で貸し付け、それを銀行側が高金利で貸し付けて利益を得るというもので、もう何度も暴露されている。

 

・しかも、政府からのマネーはほとんど無利子なうえに事実上、返済の義務がない。「融資」の返済が行われない場合、連邦準備銀行を通じて、不良債権が「担保物件」として納税者に与えられるのだ。これにより、何兆ドルもの銀行の負債は政府の負債に、そして国民の負債へと姿を変える。

 

どいつもこいつも

・2008年の金融危機が起こった時点で、私はこの計画には3つの段階があると書いた。すなわち、(1)経済を破綻させる、(2)政府が(つまりは国民が)銀行に大金を与えて国庫を空にする。(3)政府の対抗策が尽きたところでもう一度経済を崩壊させる。そこへ、銀行家と金融詐欺師が近づいてきて、解決策を提示する――ただし彼らの解決策を。

 これは、当時から言っていたように、世界の金融秩序を作り変える作業だ。その基礎には世界銀行があり、最終的には単一の電子通貨へ、そして、かつてないほどの少数者による世界経済支配へと向かっていく。

 

「世界の終末」という詐欺

・こうして、本当の黄金時代の人類がかつて解読していた幅広い真実は、遺伝子操作と土星―月マトリックスの妨害電波によって否定された。私たちには「実際にそこにある」と見えるものもあるが、その多くは、土星―月マトリックスから送られる信号とホログラムによって操作されてたものだ。こうしたタイム・サイクルの考えが出てきたマヤやインダス文明は、どちらもレプティリアンが支配していた地域だし、古代エジプト文明やホピなども同様だ(だからホピには、現在の状況についてお馴染みの予言が残っている)。そのときの情報源として、レプティリアンの「神々」との「チャネリング」が多く行われた。私は中央アメリカのマヤ遺跡を訪れたことがあるが、そこは典型的なレプティリアンの「神々」の社会で、血の生贄が行われた痕跡が見られた。マヤから近いアステカもヘビを信仰する文明で、国を挙げて人間を生贄に捧げていた。私はかつてこのように書いたことがある。

 

・現在のメキシコに住んでいたマヤの人びとは、自分たちの先祖は「ヘビの人びと」だったと言っている。云い伝えによれば、空から降りてきたレプティリアン種が文明を乗っ取り、人間の生贄を求めたという。人間の生贄はどこにでも出てくるテーマだ。レプティリアン種とそれに従う非人間的な存在は、その技術力の高さから「神々」と受け止められた。アメリカのホピ・インディアンの言い伝えでは、彼らの「ヘビの兄弟」や「空の神」がホピの女性と交わったとなっているインドの伝説には「シャルパ」というレプティリアン種が出てきて、これが文明を起こしたとされている。驚くほど人種差別的なヒンズーのカースト制度を作り上げたのは彼らなのだという。

 

・ここでもう一度、メキシコのミゲル・デ・ラ・マドリード元大統領との経験を語ったキャシー・オブライエンの話を見てみよう。

 デ・ラ・マドリードは私に「イグアナの伝説」の話をして、トカゲのようなエイリアンがマヤ人のところへ降りてきたのだと言った。マヤのピラミッドは彼らの発達した天文学テクノロジーそのもので、処女を生贄に捧げる習慣も含めて、トカゲ型エイリアンがもたらしたと考えられている。エイリアンはマヤ人と異種交配し、自分たちが宿ることのできる生命体を作った。そうやって彼らは、人間の姿とイグアナの姿とを行き来できるようになった。このカメレオンのような能力は「世界的な指導者に姿を変えるにはうってとけの乗り物だ」とデ・ラ・マドリードは言った。そして、自分もマヤ人とエイリアンの血統を受け継いでいるから「自由自在にイグアナにシャイプシフトできる」のだ、と。

 

バリケード上の爬虫類

レプティリアンとその混血種は、ずっと以前から、この<真実の振動>の挑戦に備えている。それこそがHAARPの最大の動機なのだ。

 

力を持っているのは私たちだ

・人生で最も大切なのは、今直面している状況と、それに対処する方法に焦点を絞ることだ。すべてはそこから始まる――私たち自身の体験も、子どもたちや孫たちの体験も。私は、この本を書いている時点で59歳だ。今の子どもや若者と比べれば、グローバル収容所で過ごす時間は短いだろう。

 

世界の目覚め――すべての心が変化をもたらす

・世界中のすべての町、都市、村、コミュニティの人びとが一歩を踏み出して、グループで集まることが必要だ。週に数回でいいから定期的に集まり、自分たちのエネルギー場をつなぎあって、愛と平和と調和を、大気中に放出するのだ。集まる人数は多ければ多いほどよい。

 

時は今

・私たちは置かれた状況は切迫しているが、絶望するには早すぎる。冗談で言っているのではない。まだゲームは始まったばかりだ。なにしろ、これがどんな「ゲーム」なのか、やっとわかってきたばかりなのだ。

 

・思い出せ、自分が誰なのか。今どこにいて、どこから来たのかを、

なぜここにいるのかを思い出せ、思い出せ、思い出せ。思い出せ。

 

――「超巨悪」の一大パノラマ――本書を、覚醒の「テキスト」とせよ!  「陰画」の世界こそ、実は“現実”なのだ!! 船瀬俊介

超巨悪の「シナリオ」と湧き出るゾンビ

・まさに、「超巨悪」の一大パノラマと言うしかない。圧倒的に壮観である。身震いするほどに壮絶である。そして、付言すれば悍ましいほどに醜悪である。

 

・まずは、一にも二にも――この分厚い二部作を読め――これに尽きる。とりわけ自称他称を問わず、学者、知識人、ジャーナリストを自任する人は、本書をまず読破せねばなるまい。

 

・しかし、それはフィクションではない。大地から続々と醜悪なゾンビたちが、湧いてくる。そいつらが、この地球という惑星を支配し、蹂躙し、詐術と殺戮の舞踏を踊っている。それが現実世界なのだ。目を背けたくなっただろう。しかし、この醜悪な現状を直視しなければならない。

 

魔の山岳に挑むための「地図」

・本書のタイトル『ハイジャックされた地球を99%の人が知らない』が全てを物語る。

 

・その意味で、本書、冒頭にある「訳者まえがきに代えて」は、その旅程を判りやすく示してくれる。懇切な山岳ガイドである。

 

<“常識”否定から起こる知恵熱

・「でたらめばかり書くな!」と怒鳴りたくなる。胸の辺りがムカムカしてきて、吐き気さえ覚える。後頭部がボウッとしてくる。もはや、読み進むことすら、生理的に不可能となり、この分厚い一冊を投げ出す。あるいは、壁に叩きつける。そんな光景が目に浮かぶ。なぜか?

それは、本書の内容が、これまであなたが“常識”と思ってきたこととまるで真逆だからだ。

 

「虚」「実」180度の転換を体験せよ

・文字どおり、眼が回る。その目眩を体感しない限り、あなたはこの惑星の真実へ到達することはできない。

 

支配者は「ロスチャイルドシオニスト

・今、現実が“疑似”なら、“真実”の世界とは、いったいどんな世界なのか?

 デーヴィッド・アイクの結論はあっけない。それは「ロスチャイルドシオニスト」らによって支配が貫徹された地球なのだ。

 

ファミリー(血族)に完全支配された「教育」と「報道」

・そうして、ロスチャイルドやロックフェラーの名を一言でも口にする者には、例外なく、“陰謀論者”のレッテルを貼り付ける。

 

・デーヴィッド・アイクは、その策謀の主体を本書で、明確に「ロスチャイルドシオニスト」と定義している。

 

多くのユダヤ人はシオニズムに猛反対!

・「多くのユダヤ人は、シオニズムに猛反対しているし、ほとんどのシオニストユダヤ人ではない。世間に現れているロスチャイルドシオニズムはひとつの政治的イデオロギーでしかない

 

「血族」が最後に狙うのは地球の所有権!

・つまり、彼らのお得意手法は、常に二股支配なのだ。“陣営”は一切、関係ない。

 

腐敗、隠蔽、弾圧――権力の三大法則

・「権力は腐敗する」 

これは政治学の第一命題だ。それは、こう続く。

絶対権力は、絶対に腐敗する」 私は、第二命題としてこう続けたい。「権力は隠蔽する」

 つまり、権力は自らが、絶対に陥る腐敗を、民衆の眼から徹底的に隠す。そのために、“かれら”は、絶対的に虚言するのだ。

第三命題はこうだ。「権力は弾圧する」

腐敗を隠蔽、虚言する権力に対して、民衆の中から告発する者が必ず出てくる。権力は、これらの反撥に情け容赦はしない。徹底的に弾圧する。この権力の「三大法則」は、まさに地球を支配する絶対権力「ロスチャイルドシオニズム」にこそ、符合する。

 

超巨悪には笑いを武器とせよ!

・地球ハイジャックを目論む連中が恐れるもの。それは「………<心>のエネルギーと<意識>の目覚めだ」。それは、なにかに反対して抗議するのではない。なにかを求めての活動だ。「戦争に反対するのでなく、平和を求めよう」「人類すべての自由と正義を求めるのだ

 そこでアイクが提案するもの。それは「不服従のダンス」なのだ。

「怒りの抗議行動の代わりに、心を静かに集中させ、いつも相互作用しているエネルギー場に愛と平和と調和を送り込み、愛、喜び、笑いのダンスを踊る

 私は、常々、講演や著作などで呼び掛けてきた。

 それは、「笑いを武器とせよ!」というメッセージだ。まさに、ここで私はデーヴィッド・アイクと、魂のレベルで、深く、深く、共鳴するのである。

 覚醒せよ! 笑顔で立ち上がれ! 希望と愛を胸に………。

 

上巻への案内

陰謀論を超えた熱き陰謀論者デーヴィッド・アイク

・本章の序論ともいうべき第1章では、誰もがどこかで口にするフレーズを手がかりに、軽妙なタッチで自身の生涯をふり返りつつ、その世界観の概要を述べている。

 

・1冊の本を介しての「霊能者」ベティ・シャインとの巡り会い、3度目の訪問で初めてコンタクトした「存在」からのメッセージ。

 

私たちは何者なのか、私たちはどこから来たのか――この根源的な問いかけから第2章は始まる。アイクは、さまざまな宗教や近代「科学」といった既存の枠組みのウソを暴いたうえで、宇宙をインターネットになぞらえ、私たちが本来は<意識>であること、この世界がホログラムに過ぎないこと、私たちが宇宙インターネットとの交信を意図的に切断/制限されていることを明らかにしていく

 

・第3章も、ヴァーチャルリアリティーというきわめて現代的な話から始まる。<コントロールシステム>によるプログラミング、メディアを使った大規模なマインドコントロール、肉体というコンピュータの誤作動など、世紀に生きる私たちが実感を持って読んでいける切り口だ。人間のDNAはそもそも超伝導体で、宇宙インターネットと交信できる送受信機なのに、それが故意に操作されて、いわゆる「タイムループ」という幻覚も含めた「時間」の概念に閉じこめられてしまっている。私たちは左脳の支配に縛られて真実が見えなくなっているが、多くの臨死体験者の話から、人間の本当の姿が垣間見える。人は、左脳の司る精神に縛られているが、本当に大切なのは心臓だ。心臓こそは、まさに心の臓器なのだ。

 

・ではなぜ、どのようにして、私たちの心と精神は分かれてしまったのだろう。この疑問に答えてくれる第4章は、宇宙が電気でできているという話から始まる。人間に観察できる宇宙はほぼすべてプラズマでできていて、まさに生命体そのものだ。大宇宙で観測される「プラズマのピンチ効果」はヒトのDNAとそっくりだし、地球にも人体のような「気」の通り道がある。太陽もプラズマで、ブラックホールは別の次元への入り口になっている。こうした斬新な宇宙観からは、これまでとまったく違う太陽系の姿が導かれ、特に土星は、そのイメージを一変する。

 

・続く第5章ではアイクの世界が本格的に展開される。この「真に開かれた精神だけが入れる領域」で、読者はついに爬虫類人と遭遇する。大洪水後の地球を支配したレプティリアンのことは、アフリカ・ズールー族クレド・ムトウが語る古代の伝承をはじめ、大蛇崇拝や、大蛇神の末裔としての王族というかたちで(日本を含めた)世界各地にその姿をとどめている。この大洪水後の時期にはレプティリアンによる遺伝子操作が行われた。いわゆる「ジャンク」DNAがタンパク質をコードしないのはその結果であり、私たちにはレプティリアンの精神が植え付けられている。人類は低振動のエネルギーを供給する家畜となった。現在の世界を支配しているイルミナティ血族は、この時期に遺伝子操作で作られたレプティリアンと人類の交配種だ。

 

・こうした歴史を踏まえたうえで、上巻の白眉とも言える第6章では、月と土星の真の姿が明らかにされる。月は地球の衛星ということになっているが、それを信じるにはあまりに疑問が多すぎる。

 

NASAは秘密にしているが、月には知的生命体が存在する証拠が数多くある。月は巨大な宇宙船だとしか考えられない。しかも、太陽系のほかの惑星にも同様の「衛星」がある。こうして、レプティリアン同盟による地球のハイジャックが明らかとなる。そのうえでアイクは、私たちに新しい情報をもたらしてくれる。すなわち土星の真の役割である。土星は単なる太陽系の一惑星ではなく、レプティリアンが支配する「黒い太陽」だ。銀河の中心から太陽を経由して送られてくる波形情報は土星による不正侵入によって歪められ、それが月によって増幅されて地球にやって来ている。

 

・第7章では、いわゆる陰謀論で語られる世界支配の構造が、現実に起こっているさまざまな事件の真相とともに、目まぐるしいほどの速さと驚くべき深さで語られていく。グローバリゼーションの進行も、リビア内戦への介入に代表される「国際社会」の行動も、すべてはレプティリアン交配種のアジェンダの一部だ。彼らの支配は円卓会議を中心とするネットワークが担っている。

 

・上巻の締めくくりとなる第8章では、前章で取り上げた巨大ネットワークをつなぐ「セメント役」の要素が分析される。フリーメイソンリーは世界で最も有名な秘密結社だが、会員の大部分は自分の所属している組織の実態を知らない。しかしイタリアのP2ロッジの事件やローマ教皇ヨハネ・パウロ1世暗殺事件に如実に表れているように、この組織はまさに世界を陰から動かしていく。

 

 

 

『新しい宇宙時代の幕開け』②

地球はすでに友好的宇宙人が居住する惑星だった!

ジョン・B・リース  ヒカルランド   2012/12/28

シャンバラ・惑星連邦・地球内部の知られざる新事実

 

 

 

息子のヒトラー2世が地球内部のドイツ元首を引き継いでいた

ヒトラーの死後、息子のヒトラー2世が地球内部のドイツ元首を引き継いでいた!

 

・1万1500年前にアトランティス人とアテネ人が地上で原爆戦を繰り広げていた!

 

・太陽や地球の磁場に干渉して異常気象をもたらす放浪惑星ナガースの脅威!

 

アメリカは太陽系の他惑星と外交的対話を続けており、ワシントンには金星・火星・冥王星公使館があった!

 

・地球内部に住むアトランティス大陸の末裔が語る、その驚きの生活

――平均年齢800歳、高度なテクノロジーを持った平和的国家の全貌とは!?

 

・地下世界の住人の長寿の秘訣は、太陽光線に当たらないこと、そして正確に調合された野菜ジュースを飲むことだった!

 

<バイキングランドと新ドイツとの接触

・1時間後、内部太陽のそばまでやって来ると、速度は落とされた。その光は激しくなく、目を痛めることもなかった。彼らは直系600マイル(965キロメートル)の巨大な光球に近づくと、それは巨大なちょうちんと似ていることに気づいた――その周囲には柵が付けられた狭い通路があった。

 

ヤルタ会談の裏で強力な影響力を与えたのは、円盤翼機とインナー・ワールド!

・バードの任務報告の23日後、大統領のヨットはフロリダのビスケーン湾に錨を下していた。そこで世界の先進国の参謀長らは、どのように対応すべきか極秘に戦略を練るために落ち合った。結局のところ、敵ドイツは敗北しておらず、それどころか卓越した航空機と兵器において全世界に対する戦術的な優位性を保持するために空軍力を刷新しているのかもしれない。全参加者は、ドイツ軍の野心は続いているものと推察した、イギリス、フランス、そしてアメリカは、ヒトラーの独裁に対して新たに戦わねばいけないという危機感を抱いていた。

 

<沈んだアトランティス大陸の末裔は地球内部に脱出していた>

インナー・ワールド(地球内部)に暮らす人々は、5億人以上/NASAは内部の詳細地図を持っている!

・1980年(本書の出版年)は、世界の人々が自分たちはこの惑星において孤独ではなかったことを最初に知る年となるだろう。地上住人の失われた親類が5億人以上、地球の中心部内側で平和に暮らしているのだ。

 

・だが、インナー・ワールドの最古の種族は古代ドイツを起源としている。その始まりは地上世界の凍った南極にあり、亜大陸がかつて住民の徒に、卓絶した富と美の「熱帯の楽園」だった頃にさかのぼる。彼らのインナーアースへの集団脱出は3万年前のことだった。

 

<100人を超えるインナーアースの住人がアメリカで仕事や研究を行っている>

<地底世界人ボッドランド人との遭遇/インナー・ワールドの人々は地上でも暮らしている>

・1600年代に地下に移り住んだドイツ系アングロ・サクソンの親類によって歓迎された。その探検の際、地上の第三帝国のドイツ人は、おそらく世界中で最も進んだ人種と思われるボッドランド人と出会った。彼らは、もう一つのドイツ系の分家で、その揺籃は南極に始まったが、現在はイランが位置する場所からトンネルを介して3万年前に地下に移住している。

 

・その後、内部にやって来た民族には、バイキング、アトゥリア人(またはアトランティス人)、そしてエスキモーが含まれた。日本人は地球内部に先祖となる親類はいないが、実のところ、沈んだムー大陸――いくらかの記録によれば、それはアトランティスが沈む25万年前にさかのぼる――からの末裔であるとボッドランド人は主張した。地下のボッドランド人の年代記によると、地上では過去に4つの文明が栄えては姿を消し、現在は5番目に当たるとのことだった。

 

・1943年のドイツの遠征隊が発見したのは、内部世界で最大の大陸は北米の3倍の大きさの大陸地域をカバーするアガルタであり、アトゥリア人と呼ばれる人々によって占有されていることだった。このグループは沈んだアトランティス大陸からの末裔で、最初の祖国が最終的に沈んで何百万人もの祖先が滅びる前の紀元前1万5000年から1万1500年にかけて内部へ移住した。アトランティス人は多くの地上の白人種と関係していて、混合した元の民族は3万3000年前に金星からもたらされたが、その冒険は金星人が最初に地球を再植民地化しようとする試みではなかったとアトランティス人は主張する。彼らはまた、金星はもともと地球のコロニーであったと主張する。

 

アトランティス人の地球内部の脱出の様相/破滅を引き起こした原爆戦

・最初のアトランティスは3万3000年前に大西洋の中央に位置した大陸の肥沃な渓谷と高台にて金星のコロニーとして始まった。

 

・それはかつて裕福な国で、20世紀の地上の先進国と同等の社会とテクノロジーを発展させていた。彼らの宇宙船は地球の空を移動し、他惑星への貿易ルートが開発された宇宙空間にも進出していた。

 しかし、アトランティス人には不倶戴天の敵がいた。彼らは、地中海の渓谷とエーゲ海の大部分に位置する大都市で暮らすアテネ人と呼ばれる人々だった。300年間の貿易上の対抗関係は、お互いにが相手を滅ぼす戦争に備えるほど、徐々に耐えがたくなっていた。

 戦争の間接的な原因は、土地獲得の必要性ではなく、貿易や経済上の理由が挙げられた。アトランティス人とアテネ人がその戦争で得られるものは、太陽系を超えた天の川の惑星間での貿易を支配することだった。生まれ高まる憎悪感を抱えて、いくつかの小規模な地域紛争がすでに地上と外で行われていた。

 

アテネの王がアトランティスの主要都市への奇襲攻撃を命じたのは、およそ1万1500年前のことだった。それは、統制された地上戦として始まった。アテネ軍はアトランティスに上陸して、破壊的な光線兵器を用いて、アトランティス軍と目標に対して強い地歩を築いた。

 戦争が始まった21日目、アトランティス人はアテネ軍の防空網を破って、アテネ人の首都に原子爆弾を落として報復した。都市は完全に破壊されると、すぐにアテネ軍はアトランティスの首都に対して報復の原爆攻撃を命令した。この2国によって全面原爆戦が起こった。次の9日間、無制限の原爆戦がはびこった(聖書同様に、ギリシャスカンジナビア、インドの伝説はこの戦争のことをさまざまな物語として伝えている)。

 何百万人ものアトランティス人とアテネ人が大破壊(ホロコースト)で命を落とし、工業化・教化された彼らの偉大な世界は永遠に失われることになった。

 

<金星(ホスト星)からの非公式の大使エステス・プラトー氏>

空洞地球でドイツ人が発展させた新たな主権国家/首相はヒトラー2世!

<ドイツ人のインナー・ワールドへの入植>

・第2次世界大戦時に旅立ったドイツ人によってインナー・ワールドへの入植が進んだことにより、少なくとも通常よりも1世代早く初期の居留地建設が可能になった。それには一つの大きな理由があった。それは新しい円盤翼機のスピードと載荷能力に起因する。

 

<地球内部のニューベルリン/新ドイツの人口は1800万人>

・しかし、インナー・ワールドの新しいドイツ国家への移住リストに載っているかどうかにかかわらず、誰が地下で暮らすことが許されるのかという決定はもっぱらボッドランド人の手に委ねられていた。彼らは、ブラジルにあるトンネルの入口と、アルゼンチンのどこかにあるインナー・ワールドへの知られざる出発地点で、入ってくるドイツ人をふるいにかけたのである。30年以上にわたり、ナチス・ドイツ出身の数百万人ものドイツ人が、インナー・ワールドの新ドイツ国の市民にはふさわしくないとして、ボッドランド人によって拒絶された。入国を拒否された人々の大半は、ソビエト共産主義下の東ドイツには戻ることができなかったり、戦争犯罪の廉で西ドイツでの投獄を恐れたナチスであったが、彼らは戦時中にドイツの組織が邪魔されずに動き回ることができたブラジルに主に避難した。

 

アメリカに登録された宇宙人は5000人/5万人以上の宇宙人が地球で暮らしている

・名前とポジションが機密扱いのアメリ国務省報道官は、昼間・銀河間を起源とした宇宙人5万人以上が地球で暮らしていると1980年に見積もっている。合衆国では、一般には気づかれていないが、登録外国人(宇宙人)が少なくとも5000人いる。

 

・このような宇宙人――主に金星、冥王星、火星からだが、我々の太陽系全体からやって来ている――による友好的な地球侵入にはある目的がある。彼らの目的は、地球の主流に入り込んで、自分たちの太陽系の大使に活動を報告することで、現在向かいつつある自滅コースから逃れられるよう地球を導くことにあると信じられている。さらに縁起の悪い理由があるとしても、当局の者は誰もそれを筆者らに明らかにすることはないだろう。

 

・この惑星上の宇宙人らの動向を調整・決定するのは、一人の宇宙人である。彼はこの太陽系管理組織の地球担当代表者である。すべての政府と絶えず連絡を取るのに加えて、彼の存在は国連にも知られている。地球規模の情報ネットワークの長として、彼は惑星間警察網と金星の太陽系評議会とは日々通信を行う。

 この心温かくフレンドリーな非人類の名前は、エステス・プラトー。彼は数世紀もの間、大統領、王、政治家らと腹心の友である。

 

・ワシントン界隈で「金星からの幽霊」と呼ばれている彼は、イギリスのマグナ・カルタが制定されたわずか数年後の1228年に生まれたと言う。彼はジョージ・ワシントンの時代からアメリカの運命を形作り始めて、1943年以来、恒久的にアメリカのキャピトルに配属されてきた。だが、おそらく休暇で、彼は自分の母星(ホーム・プラネット)に帰省すべく一度に数カ月間は姿を消す。

彼の身体が特定のオフィスにあるのを大統領にさえ見られているが、大抵の場合、それは自身の3次元投影である。

 

世界各国に金星人や他星の調査官がいる/すべての情報はプラトー氏に集ってくる!

 プラトー氏は地球にワン・ワールド・ガバメントの創設を求めていた

<ウィルソン大統領にプラトー氏が伝えた「次の戦争」のこと>

<戦争自体が不法とされて、統合世界秩序が築かれる前に3度目の戦争が勃発しうる>

・「次の戦争は善と悪、あるいは神(ゴッド)と反神(アンチ・ゴッド)の勢力間で行われるでしょう。善が勝利して永続的な平和がこの惑星にやってくるでしょう」

 

プラトー氏のアストラル次元による出現/ボッドランド王とも会っていた!>

・アストラル・プロジェクションの際、プラトーは撮影不可能である。

 

プラトーがもたらす情報は、アメリカと世界にとって極めて貴重であるにもかかわらず、底知れぬUFO支配グループによって彼のアメリカでの行動が高度に監視されているため、総じて有効に活用されていない。

 

・その後、ハッカス王はプラトー氏によって実演されるエーテル次元へと入り込んで、訪問者を自分の肉体が留まる宇宙船へとエスコートして戻した。

 

<未知の惑星ナガースからの侵略者>

外来宇宙船と足指3本のイエティ

動物捕獲用ネットを利用して、北極圏部隊はイエティを20体生け捕りにした。それらはかつての流刑捕虜収容所へと連れて行かれ、それぞれ別個に人間用防御柵(営倉)に拘置された。イエティの一体は身長9フィート(約2.7メートル)を超えていた。だが、その夜、予期せぬ出来事が起こった。それまでは確実に檻の中に居た生物たちが、次の瞬間にはすべて姿を消していたことを警官たちは報告したのだ。残されたものは悪臭だった。

 

<未知の宇宙船が地球に飛来する目的は、いまだに謎のまま!>

スペース・トラベラーたちの外見は、我々とかけ離れたものが多い…

・800フィート長のくさび型、ボトル型、飛行チューブ、フットボールのグランドほど長いフットボール型、球形、そして円柱形。おそらく四角いものを除けば、報告されていない形状はほとんどない。だが、空軍が飛行都市として知る一群の形状には四角いものですら含まれていて、そのうち2つはアメリカ南部の砂漠地帯を含めた世界の辺境で垂直に飛び上がったのが目撃されていた。高さ数マイルで、高速で移動する大きな都市は、カナダ北方のデューラインのレーダーで追跡された。

 

シリウス星系を起源とするそのような宇宙船は、宇宙空間へと発進または反発させるために太陽を利用する。そして、我々の太陽系に向けた航路を半分過ぎた時、シリウスの宇宙船はこの太陽系に向けて宇宙船が引き寄せられるように太陽の磁力を利用する。

 

天王星海王星の反対の外宇宙から、招かれざる訪問者の波が押し寄せてきている!>

・「諸君」と、1936年にルーズベルト大統領は険しい顔をして自分の閣僚らに言った。「我々はこの太陽系内の他の居住惑星からの存在に訪問されている。彼らは空と宇宙空間の支配において我々よりも1000年は進んでいる。追いつくのに1000年は待てない。我々が待てるのは、おそらく、1世代……あるいは2世代だけだ」

 40年前、大統領の発した言葉は、このように不気味だった。

 

<地球ベースの円盤翼機パイロットの養成>

・円盤翼機の新しい専属乗組員グループの一員になるのは簡単なことではなかった。教化はコロラド州アメリカ空軍士官訓練学校で始まる。その後、本校の最上位の卒業生の志願者がフロリダ州エグリン空軍基地の円盤翼機訓練学校に入学して、そこで円盤翼機の基本的な指導のすべてがまずダミー機で行われる。

 

他惑星はすでにアメリカと大使を交換している/インナーアース代表団&アウタースぺース代表団

・しかし、太陽系内の他惑星間で米公使館の交換はすでに起こっていて、太陽系惑星のいくつかがアメリカと慎重な外交的対話を続けている。

 

アメリカはすでに地球内部ニューベルリンに代表団を置いている!

・未知の宇宙人がアメリカ国立科学財団とNASAを絶えず訪問していたことは証明されており、アメリカ人科学者らはすでに金星で働いていて、さまざまな科学論文も多分に交換されている可能性が高い。

 

すべては「54-12委員会」が統括する/ 円盤翼機、空洞地球、太陽系宇宙人、外宇宙からの脅威

宇宙時代の新しい秩序/高次元には我々のはかり知れない巨大権力が存在する!?

・そして、地球の上空では、奇妙な物体が意のままに行き来する、未解決の外来宇宙船現象が今なお存在する。忘れてはならないのは、地球の軌道に接近する巨大惑星ナガースで、地球の2.5倍の大きさがあり、最終的に太陽と衝突する運命かもしれないことだ。

 

ハアムマーン教授に聞いたアトゥリアの首都シャンバラの経済活動

・ハアムマーン教授の出身地はアトゥリアの首都シャンバラで、人口数百万人を擁するアガルタ大陸に位置している。(国家同様に)都市は他の都市施設と航空輸送で便宜を与えられている(すなわち、彼らは自分たちの祖先が金星からやって来て以来、磁気力航空機を保有している)。

 

・一般的に言って、惑星内部での食べ物は地上と比較できる。彼らの暖かい気候における主食は米で、今日の中国人によって地上にももたらされた。主作物の小麦と大麦は北方地域で栽培される。他の野菜は、さや豆、大豆、オクラ、ナス、キャベツ、カブ、ニンジンなどである。アトゥラス人は、大概は菜食主義者ではあるが、チキン、ビーフ、ポークなど、さまざまな人工フレーバーを付けた魚を多く食べる。牛乳もまた彼らの主要な栄養飲料である。アトゥラスには七面鳥はいない一方で、彼らがダッククエールと呼ぶ大型在来鳥がいて、食用に適するために一部の人々に高く評価されている。

 

 

 

『新しい宇宙時代の幕開け』①

いま明かされるUFO・宇宙人・地球空洞説のすべて

ヒトラー第三帝国は地球内部に完成していた

ジョン・B・リース  ヒカルランド  2012/11/30

 

 

 

UFO開発のために金星の先進的テクノロジーを提供していた

・天才科学者ジョナサン・コールドウェルの地球製UFO開発秘話を初公開!

 

・金星人はアメリカ大統領に核戦争をやめるよう警告し、UFO開発のために金星の先進的テクノロジーを提供していた!

 

ヒトラーはドイツ製潜水艦「Uボート」で南米に渡った後に地球内部へ向かい、ナチス第三帝国――ニューベルリンを完成させていた!

 

・地球内部にはドイツ人と共通の祖先を持つボッドランド人をはじめとする、複数の種族が暮らしていた!

 

<地球は太陽系内の姉妹惑星が何年にも及んで念入りに監視してきた惑星>

・CIAやFBIの現役および退役エージェント、アメリカ上院・下院議員、陸海空軍幹部、高級官僚が衝撃の暴露!第2次世界大戦の裏では、アメリカとナチス・ドイツが円盤翼機(UFO)開発競争を繰り広げていた!21世紀に発掘された奇書が、知られざる歴史と空洞地球説、UFOの真実を明らかにする。

 

・ドイツ人たちは、空洞地球の住人たちの手引きもあって、地下世界へと姿をくらませた。彼らは、そこで第三帝国の建国を成し遂げた……と本書は主張する!!

 

・本書の内容は、極めて衝撃的で、多くの読者はこれを受け入れることができないだろう。各国政府がUFOや宇宙人の存在を隠蔽し、アドルフ・ヒトラーは戦後も生き延び、地底世界では精神性の高い人々が暮らしている……。

 

・本書の原稿は日本語に訳すと5百数十ページにも及ぶ。そのため、上巻①と下巻②の2冊に分けられている。上巻においては、地球外知的生命体の地球への訪問、アメリカとドイツによる円盤翼機の開発、姿を消したナチス・ドイツの行方等に関して言及される。そして、下巻においては、上巻で触れた歴史的経緯を念頭に、新天地でのドイツ人の活動、地球内部の真相、地球外知的生命体による地球訪問の実際等へと話が及ぶ。

 

<ドイツ人が16世紀に地球マントル内のトンネルおよび深奥のインナー・ワールドで見つけた平和的国家/ボッドランドと第三帝国の共同事業>

・それは実際のところ慣例的に地球を訪問し、おそらく100万年間は地球に種を撒いてきた主権と権力の領域にあり、我々が受け入れるか否かにかかわらず、その現実は続いていく。

 

<ドイツ人は、すでに1500年代に南米の地下トンネル居住区を開拓していた/フォン・ルックナー>

・第2次世界大戦の終わりに故国を捨て、南半球で新たな生活を始めたドイツ人によって、円盤翼機隊を飛ばそうとする国際競争は衰えることはなかった。新たな辺境生活は、生き残りと存続を可能にした忍耐力とともに、ドイツ人に刺激を与えたようだ。だが、実際には、彼らの固い決断力は400年前に始まった運命の巡り合わせに起因したようである。

 

<1700年代にはドイツ人はさらに別の空洞居住区で6つの都市を開拓/ワグナー>

・このような地球内部の都市でなおも暮らすドイツ人が言うには、地球のマントル内にはこうした「邪悪な者たち」が住まう多くの都市で満たされている。南米の地下トンネルで400年以上暮らしてきたドイツ人たちは、現在でも地球の全マントル層には、最初の人間アダムが生まれる前と後の文明時期に起こった地上での大変動や大洪水の後、生き残るべく地下に潜った種族(岩の住人)でいっぱいであると主張する。彼らは、数百もの巨大な都市が、世界中の地表350フィート(約107メートル)から数マイルほどの海底下の空洞に本当に存在していると主張した。1572年のドイツ人入植者らは、地球のマントル層をさまようになった最近の者たちで、そこを好み、留まっている。

 

・年月の経過とともに、トンネル網の中で誕生した子供たちは3世代に及んだ。ドイツ人の「岩のモグラたち」は、ハンガー(1977年時点で人口18万人)、バルト・フォン・ブライトナー(1977年時点で人口10万人)、シリスティーン(1977年時点で人口1万2000人)そして、キッチナー大公(1977年時点で人口6万2000人)と名付けられた居留地ネットワークを確立した。

 

・そして、滞在を余儀なくされて75年目、斥候隊はついに約束の地へと踏み込むことになった。岩の隙間から地上へと再び出てきたのだ。先発隊は驚いて周囲を見回した。果てしない空、木々、そして起伏した陸地が見えた。彼らは全員地球のマントル内で生まれていたが、別世界があることは、伝え聞いていた。だが、さらに惹きつけられたのは、自分たちを含むすべてのものが、現実の空に吊るされた人工の球体からほのかな光を浴びていたことだった(彼らが到着したのは地球の岩だらけのマントル内で、今日のニュージーランドとオーストラリアの地下の中間地点だった)。ドイツ人たちは再び地上(外部世界)へと戻ることができたと考え、歓声を上げ、祈り、笑った。

 

・トンネルの中へ戻ると、彼らは自分たちが発見したこの新たな驚きについて話した。さらに歓喜に酔ったドイツ人たちがそのトンネル網から現れた。ややあって、この新しい土地の占有者とコンタクトが行われた。地上の住人との接触を避けて、幾億人もの平和的な人々が暮らす地球内部へ降りてきたことをドイツ人探検隊は、彼らから知らされた。彼らはニューアトランティス人と呼ばれ、神秘的で無音の円盤翼機で空中を移動し、馬や雄牛も使わない4輪車を運転した。ドイツ人は、彼らの先祖がはるか以前に、地上の文明よりも数百年も進んだ文明を残していたことを知り、驚かされた。ニューアトランティス人には加齢の形跡が見られなかった。顔にしわもなければ、しぐさに老いた様子もなく、不老の長寿を得ていたこともドイツ人たちを驚かせた。老人が存在していなかったのである。

 

ニューアトランティス人とボッドランド人/インナー・ワールド住人との遭遇

・約3万年前、空から宇宙船でやって来た邪悪な種族が兵器を用いて攻撃を仕掛け、都市を破壊して数百万人を殺した際、ボッドランド人は地下トンネル内に避難場所を探すようになった。その経緯をトンネルのドイツ人は教えられた。わずか数千人が生き残り、彼らは山岳の洞窟へと進んだ。

 

その不幸は今日のイラン、パキスタン、シリアのある地域で起こったが、それまでは自らを「バッカス」と呼んだ(のちにボッズと変えた)色白の人々からなる種族が暮らしていた。長い年月がたって、ボッズは地球のマントル内の空洞とトンネルを介してインナー・ワールドに到達した。

 

・トンネルから現れたドイツ人グループは、ボッドランドに招かれ、まもなくボッズは自分たちが見てきた中で最も進んだ文明であることが明らかになった。アトゥリア人とも呼ばれるアトランティス人は、新たにやって来たドイツ人たちにボッドランドに隣接する比較的人がいない南半球の大陸を与え、そこでアーリア人種が再び新たに始まることを許可・承諾したが、唯一、条件があった。それは、トンネルのドイツ人は平和的・友好的に暮らすこと、そして二度と外の世界に戻ってはならないことだった。

 

<地球内部世界のボッドランドの王とヒトラーが交わしたわした契約がついに明らかになる!>

・最終的に地球の中央部に定住することになったドイツ人にとって、内部の気候は快適で、20世紀を迎えるまでに彼らの人口は1000万人に達していた。

 

・1936年、ヒトラーは突然未知の動機に駆り立てられて、(おそらくは航空機によって)インナー・ワールドに探検隊を派遣することを決めた。地球内部のボッドランド人は地上のドイツ人をずっと監視し、最終的に、探検隊をボッドランドの首都に招いた。そこで彼らは、ヒトラー率いる地上世界のドイツ人らを帰還するまで手厚くもてなした。その返礼として、ドイツの第三帝国はボッドランドの王を自国へと招待した。インナー・ワールドのボッドランド王ハッカス3世はそれに応じて、1936年10月、自らの宇宙船で秘密裏にドイツを訪問した。

 

・これによって、第三帝国は世界征服計画を変更した。1943年初旬、アドルフ・ヒトラーは内部南極の開口部近くの居住者のいない土地を売ってくれるようにボッドランドの王ハッカス3世に懇願すべく、未知の使者による代表団を急派した。王は、彼らの拡大目的に応じて自分たちの領土を売ることを拒んだが、ボッドランドとの恒久的平和条約への調印に合意し、他国と共に平穏に暮らすのであれば、ドイツ人の兄弟国としてヒトラーの仲間たちがやって来ること、そして半砂漠化した土地を無償提供することを喜んで受け入れた。

 

他惑星から来たサーペント・ピープル(蛇人)に追われて、地下に逃げ込んだのが始まり!

・しかし、我々の古代史のストーリーを終えるには、我々の地上の国家は、『サーペント・ピープル(蛇人)』と名付けられた別の惑星からの邪悪な民族が宇宙船でやって来た時に破壊され、追い出され、数百万人規模で殺されたことを知っておかねばなりません。我々の祖先の多くは生き残りをかけて洞窟に追いやられ、そこで何年も留まりました。

 我々の天文学者が信じるに、見知らぬ惑星からの宇宙人侵略者らは我々の太陽系に押し入り、初期の氷河期を我々の最初の国土にもたらしました。そして、我々の祖先は彼らに占拠された祖国には二度と戻ることはできませんでした。

 

・我々の祖先が洞窟やトンネルの中にいた間、残りの者たちはボッドランドの祖先と別れて、最終的にこの集団は、今日ではババリアバイエルン州)のブラック・フォレストと呼ばれる洞窟を通って地上に戻りました。彼らが現代の地上のドイツ人となり、彼らの縁者は北半球の至る所に散らばりました。あなた方傍聴者もお分かりのように、我々ボッドランド人はペルシャから出国したもう一方で、最終的に洞窟とトンネルを通って地球の中央へと移住しました。今でも高速の磁気列車・自動車を使って地上の秘密の出口へと連結できるトンネルを介して、このボッドランドの山々に出てきたのです。その略史を締めくくるために、地上と地下のドイツ人の言葉はいくぶん異なるものの、我々の基語、習慣、音楽でさえお互い一致することを私は指摘しておきたい。

 

<地下の第三帝国ニューベルリンの建設の様子/ヒトラーも加わった!>

・代表団が地上に戻ると、彼らはヒトラーにその条約を提示した。彼は憤って腹を立てて怒鳴り散らしたが、その文書に署名した。その日以来、ヒトラーと他の無名の3人だけが答えうる秘密の政府部門(省)が設立された。この省の任務は、古いドイツ王国の注意深い見張りと、新ドイツ国のすべての側面を30年間管理するボッドランド人の厳しい監視の下、インナーアースへの移住に向けて第三帝国を準備させることだった。新たな到着者を助けるために集ったボッドランド人の集団がすっかり新しい国家――地下世界の首都ニューベルリン――を作るためにモデルとしたのは、戦争勝利後のベルリンで建設されることになっていたアルベルト・シュペーアによる公共建造物のグランド・デザインだった。

 

<1944年、敗北したドイツ人は、トンネルを経由してブラジルの回廊地帯を通って自分たちの新たな地下ホームへと大挙して押し寄せた>

・最初のドイツ人入植者が初めに住み着いたアガルタ大陸へと上陸した。

 

<地下帝国への物資輸送/120フィートの大型円盤翼輸送機の活躍>

・ドイツ製の円盤翼機は、その能力を即座に示さねばならなかった。この新しい航空機を利用して人員と設備を移送することの重要性は非常に高かった。円盤翼機の製造を続けるためのドイツの装置や道具が南極の入口を介して地球内部へと運ばれた後、5機が南米の秘密基地に管理される国際業務に投入された。地下で始まった最初の工業業務は鋳造工場の建設で、二番目に尽力したのは、1942年にドイツ人がテストした直系120フィート(約36メートル)の円盤翼貨物輸送機の製造工場だった。

 

・1944年と1945年の最初の数カ月間の作業において、円盤翼機はあらゆる通常航空機よりも勝り、2000年までに実用的な世界最前線の軍用機になることをドイツ人は証明していた。だが1945年においては、ドイツ人脱出の事実はまったく見抜かれていなかった。連合軍が確信できた唯一の手掛かりは、ヒトラーを含めた大量のドイツ人が蒸発したことだった。

 潜水艦から上陸したあと、ヒトラーはコロンビアとブラジルを通るルートを経てアルゼンチンに到着していた。彼はニューベルリンでの初期の準備と住宅供給が整うまでわざと移動を急がなかった。ボットランドのハッカス王はヒトラーを地下に連れて行くために自分の宇宙船をアルゼンチンに送った。ボットランドの首都に到着した際、ヒトラーは自身と彼の国民が新しい土地において守らねばならない、平和的居住条件を厳然と告げられた。ヒトラーは、最終的に自身を人類共存という未経験の人生に導きことになる誓約の承諾を再確認した。

 

・王は付け加えた。「しかし、ボルマン、ヒムラーゲーリングらのような、あなたの地上の仲間たちは決して地下には来られません。私たち(ボッズ)は個々人の到着を自ら精査します」彼は次のように述べて締めくくった。「ドイツの若者を本当に巻き込んだあなた(ヒトラー)の過去の過ちを正すには3世代を要し、攻撃的で無駄な戦争を求める国家的な本能を完全に葬るのに6世代を要するでしょう」

 

バイキングランドからの攻撃への対処/新ドイツの緊急事態

・昔のインナー・ワールドの北方バイキング種はドイツ人の発展をじっと見守っていた。地球内部の新たな居住区域におけるこの軍事的な行為を目撃し、ノルウェーデンマークをナチが占領したことに気づいてバイキングが新ドイツ人を嫌って、攻撃してきたのだった。ドイツ人の防衛戦は、自分たちの新しい国家を守る最初の試みになろうとしていた。

 レーダーは、バイキングの円盤翼機がクペンハーゲン(人口300万人)と呼ばれるバイキングランドの北方の都市から、時速5000マイル(時速8000キロメートル)で南下してニューベルリンとニューハンブルグに向かっていたのを捉えた。緊急非常態勢が発せられて、5機のドイツのUFO(1機は降伏前に地上のドイツで製造されたもの)が発進した。

 

・バイキングランドと呼ばれる大陸の1200万人のバイキング国家の先導航空部隊が、30万人の小さな駆け出しのドイツ国家に挑んできたのだ。航空機による戦闘は散発的で、7時間で終わった。というのも、もし攻撃を止めなければ、自分たちの航空機が参戦して、高度なレーザーでバイキングを切り刻むとアトランティス人がバイキングに最後通牒を突きつけたからだった。引き取り手のない不毛な土地を生産的にしているのだから、ドイツ人は歓迎されねばならないと言ってアトランティス人はバイキングを安心させた。

 

25万人のドイツ人行方不明者を探せ/南極のミッション

金星人の熟練技術者集団が加わり、計画は宇宙的なものに!!

・「最近、我々の施設の従業員数は熟練工の着任によって増えていて、彼らは一様に同じ語彙とアクセントを持っている。彼らは皆、別の惑星、すなわち金星にある惑星間語学学校本校の卒業生であると私は教えられた」この最後の言葉によって、連合軍による円盤翼機の成果は別世界から支援されていることが経営陣に明らかにされたのだった。その言葉が地球出身の労働者に漏れ伝わったかどうかは不明である。

 

反磁力エンジン/太陽系評議会からの使者が携えてきたもの!

・1944年末までに、ブリティッシュ・コロンビアの渓谷には新エンジンを搭載した500機の円盤翼機(98フィート、60フィート、33フィートの3サイズの型)が保管されていた。金星から来たと推定される熟練工たちは、地球の労働者を自分たちと同等になるまで鍛えた後、次第に説明できない方法で立ち去っていった。

 

 

 

『心の復活』

 人類の再生と救済への道

 大山純一  文芸社    2001/5

 

 

 

 <ゼウスとアポロ>

ギリシアでは、今から約3500年前に、光の大指導霊である、ゼウスが降臨いたしました。

ゼウスは、アモンやクレオ・パリウター等の法を基礎に、自らの悟り神理を説きました。やがて、その子のアポロが出生しました

  古代ギリシアのゼウスやアポロは、今日では神話の世界のように思われていますが、実在の人物でありました。それが長い年月を経てしまうと、いつしか、神話のようになってしまいました。

 

 <アポロ>

・父ゼウスは、アポロが18歳の時に、天上界へ還ってゆきました。アポロは、父ゼウスに幼い時より、“魂の偉大性と魂の不変性”を説かれていました。そして、“己の心を知らなければならない“と申し渡されていました。

 

 <アポロの悟り>

・彼は、父、母、そして子、夫婦の魂の縁生を説きました。人生の目的が魂の修行であり、ユートピア建設であることを説いてゆきました。

  不審な人々には、あの世を水鏡に見せ、あの世の実在を知らせました。物質は移り変わろうとも、魂は不滅であり、神の与えた心は不変であると、魂の偉大性を説きました。

 

・アポロは、父ゼウスより、過去、現在、未来を見通す力を与えられ、また、ギリシアの哲人、ソクラテスプラトンの夢枕に立ったり、目の前で現象を現し、神理を説き、あの世のあることを知らしめました。

 「アポロキティシバラ」という言葉があります。アポロのように悟られた方という意味であります。

  

プラトンは、そのために「イデア」すなわち、あの世、実在界のことを書きました。ソクラテスの「汝自身を知れ」「無知の知」は、アポロが導きました。アポロはデルフィ、ミケネィ、ピュートそして、デロスで人々に神理を説いてゆきました。やがて、アポロの肉体もボロボロになって、天上界へ還ってゆきました。

 

ギリシア文明、エーゲ文明は、この時に花開きました。この時代は、物質的には、それほど豊かではありませんでしたが、高い精神文明の時代でありました。いつの時代も、光の大指導霊が降臨したところで文明は栄えました。

 

 <アポロの復活>

・アポロの法は、エジプトのクレオ・パロウターの法とともにインドに伝えられ、ウパニシャッドバラモンとなって根付いてゆきました。

 

<宇宙人と地球人の比較>

 <地球人類の意識超革命>

 太陽系人類意識人(異星人)、科学的・精神的進化の宇宙人

・人間(肉体)の死は、喜び(一段落の卒業)

・人間タイプの(肉体)の寿命は、300歳~1000歳位

・肉体死後の世界の存在、輪廻転生を十分認識

・人間の永遠生命を十分認識

・生命維持の三要素(オゾン層、オゾン量、バン・アレン帯)を十分認識

・人間の五波動体を十分認識

・地球の五波動体を十分認識

・太陽の五波動体を十分認識

・宇宙意識を十分認識

・宇宙文明は意識・精神主体

共通語は太陽系共通の太陽語使用

・宇宙科学は高次元

・太陽には12個の内部遊星の存在を認める

地球の月は2個存在を認める(異次元)

土星の輪(リング)を人工製造として認める

・火星の2個の衛星を人工衛星として認める

・太陽系12惑星に人類存在認める(異次元の存在)

太陽上にも人類の存在を認める(太陽は緑の星)(異次元)

・共振電磁力(場)の存在を渦状運動の天体・UFOの推進力と認める

・エネルギーの使用は宇宙波エネルギーを使用

・宇宙エネルギーの存在を十分認識

・宇宙波エネルギーは光速の100倍でも出せる

 

<地球の「黒幕的存在」の暗躍>

・その証拠として、「JFK」の映画で原作者の検事のジム・ギャリソンが、いかにケネディーが宇宙人問題を知りすぎており、CIAに暗殺され、その背後に黒幕的組織の存在を主張する。この様に米国大統領で、世界的に偉大で有名な人でも、国際銀行家グループの不利益になる人物は、いとも簡単に抹殺してしまうのである。実に恐ろしい組織だ。

 

 

 

『2012年への進化』

  ホセ・アグエイアス  三五館 2009/2/5

 

 

 

<コズミック・ヒストリー -2012年以降>

・2012年12月21日は、グレート・サイクルの終わりです。これは銀河のギアチェンジで、その後、2013年7月26日に新たな太陽の時代が誕生するのです。この日は、黄色い銀河の種です。

 

・サイクルの終わりには、地球で地球上にあるすべては、コズミック・ヒストリーの活動的なエレメントとして復活されます。コズミック・ヒストリーは、様々な次元を結びつけるヨーガです。想像の領域と顕現の領域を結びつけます。現象界のプロセスが、高次元に存在する知性のシステムから情報を得ていることを示すものです。

 

・2012年には、地球は次元の転換を経験します。過去5000年間適用してきたプログラムは解除されるでしょう。

 

・新たな教えが、ヌースフィアとしての惑星的な心の中に、確立されるでしょう。これが新しい進化的な存在、超人類の第一段階です。この存在は、銀河意識の場と調和しているでしょう。この拡大した意識の領域を根づかせるために、人生はこれまでとはまったく異なったパターンをとるでしょう。

 

 

 

『鬼』 

高平鳴海/糸井賢一/大木憲司/エーアイ・スクウェア 

 (新紀元社)1999/8

 

 

 

 <創造神とドラ息子>

 <伊吹(いぶき)弥三郎・伊吹童子

・弥三郎の特殊能力;鉄の体、巨体

  童子の特殊能力;不老長寿、仙術、怪力

  出自;『御伽草子』『三国伝記』『仮名草子』『伊吹童子絵巻』

 

 <伊吹の山神>

・近江の伊吹山にいたとされる伊吹弥三郎には創造神という顔と魔物=鬼という顔がある。その息子の伊吹童子も多くの部下を従えて暴れまわった鬼である。

 

 <天地を創造する>

・近江地方の伝承では、伊吹弥三郎は巨人として扱われている。日本のみならず、世界中の天地創造神話には、山や河川、湖などを創ったとされる巨人がよく登場する。世界の初めに巨人が存在していて、それが地形を創ったり、巨人の死体が山や川や海になったという話だ。弥三郎もそうした創造神の一種と見るべきだろう。

 

・彼は伊吹山や富士山、七尾村(現在の岡山)を創ったと伝えられている。

 

 <魔物に堕とされた巨神>

・古に神は、時代と共に魔物に凋落していくことが少なくない。弥三郎はその典型といえるだろう。

 

・近江の伊吹山に弥三郎と言う男がいた。その体は、鉄のようで、千人力を持つ超人であり、人々はこれを恐れて「鬼伊吹」と呼んだ。

 

  

 

『オカルトの惑星』 1980年代、もう一つの世界地図 

 吉田司雄  青弓社   2009/2/23

 

 

 

<シャンバラへの旅>―80年代の日本の危うい夢(宮坂清)

<アガルタの首都シャンバラ>

<多彩な表彰>

・ところが、1970年ごろを境にしてシャンバラやアガルタは表現の素材として広く用いられ、より大きなマーケットに流通するようになる。

 

・まず、水木しげるは「ビッグコミック」1968年7月1日号(小学館)に『虹の国アガルタ』を掲載した。このタイトルからは、先述のディクホフがアガルタを「虹の都」と呼んでいることが想起される。主人公の青年がチベットを訪れ、アガルタを探し求めたあげく、鏡面に現れる女性に誘われてアガルタに消えるという物語である。アガルタがチベットにあるという点は「正確」だが、鏡面をアガルタへの入口にしている点は、管見ではほかに例がなく、むしろ鏡面を異界への入口とする物語(例えば『鏡の国アリス』)を参照したものとみるのが妥当だろう。 

 

・また、石森章太郎は1974から75年にかけて「週刊少女コミック」(小学館)に『星の伝説アガルタ』を連載している。この物語ではアガルタは秋田県のピラミッド型の山の地下空間にあり、金星からやって来た「ヘビ族」の子孫が、そこで「星のしずく」の原料となる薬草を栽培している。登場人物にディクホフの名を語らせているほか、ディクホフにならい「金星からやってきたヘビ族」の若者を主人公に据えるなど、内容とも大きな影響が見られる。また、この物語にはチベットとの関連はほとんど見られないものの、地下都市、UFOや宇宙人、ピラミッド、ポルターガイストなど、オカルト的な要素がちりばめられていて、アガルタが、70年代のオカルトブームに多少なりとも取り込まれていたことがわかる。

 

 チベットに回帰するシャンバラ>

・さて、1980年代を迎えると、シャンバラは新たに表れたオカルト誌「ムー」学習研究社)によって急速に知られていくことになる。

 

「ムー」は1979年11月の創刊号で、すでに「人類最後のロマン 地底世界伝説」(阿基未得)と題した記事を載せ、その冒頭、シャンバラを「地底王国の首都」として取り上げている。この記事は、世界各地の地底世界伝説や地球空洞説を紹介しながら、それらが実在すると主張するものだった。

 

 <精神世界の救世主へ>

「ムー」のシャンバラ熱の頂点は、1984年11月号の30ページにわたる「総力特集 地底からの救済 シャンバラ大予言」(上坂宏)である。ボリュームもさることながら、注目されるのは、タイトルにも示されているように「救済の予言」がテーマになっている点である。

 

・これらの記事の影響は、例えば、1988年に 高階良子が少女雑誌「ポニータ」(秋田書店)に連載した漫画『シャンバラ』にみることができる。地上、そして地下のシャンバラという二つの世界があり、シャンバラの光(光の御子)が闇(ジャンザ)と闘い、ジャンザに支配された地上世界を救う「どこも内乱や暴動が起こり危険な状態 ジャンザに操られている この内乱は、やがて世界を巻き込み核戦争へと拡がるでしょう 地上は死滅する それを止められるのはあなただけ」と救済を予言している。

 

・しかし、いずれにしても、1980年代に至るまではほとんど知られていなかったシャンバラが、数年の間に現代社会の救済者として大々的に語られるようになったことは驚くべきだろう。

 

・そして、86年にオウム神仙の会(のちのオウム真理教)が「シャンバラ新聞」なる新聞を発行し始めたこと、のちに「日本シャンバラ化計画」を開始したことを考えると、このことが持つ重みはさらに大きなものになるはずである。

 

 

 

『秘密結社版 世界の歴史』

ジョナサン・ブラック    早川書房  2009/1

 

 

 

 <薔薇十字の時代>

・13世紀ドイツの神秘家マイスター・エックハルトに関しては、ほとんど何も分かっていない。

 

エックハルトは「パリの12人の崇高なマイスターの一人」とも呼ばれる。この句は、古代の伝承に言う秘密の導師<白色同胞団>、カバラの<36人の義人>、<世界の屋根の友愛団>、<導師の内陣>、<九未知会>などを思い起こさせる。

 

・古代の伝承によれば、霊的世界を体験する方法は師から弟子への秘儀伝授の鎖によって伝えられた。

 

・霊的な不満と不安の空気が広がり、同じような志を持つ人々の間に緩やかで曖昧な繋がりができつつあった。霊的体験を求める平信徒のグループ、特に<彷徨う星>と呼ばれる集団が、秘密の集会を開くようになったー<自由心霊兄弟団><共同生活兄弟団><愛の家族団><神の友愛団>。

 

・ドイツ、オランダ、スイスのあらゆる社会階層において、社会的に疎外された貧困者の間にすら、同様の話が広く流布した。ある日、突然、謎の人物の接近を受け、秘密の集会に誘われたり、奇妙な異世界に連れて行かれたりするというのである。

 

・秘密結社に関するさらに興味深い話は、こちらから彼らを突き止めることはできないというものだ。彼らの方が何らかのオカルト的、慈善的調査によって、適格者を探し出す。時宜を得た時、こちらの準備が整った時、秘密の学院の一員がやって来て霊的な導師となるのである。

 

・薔薇十字団は、その並はずれた超常能力のゆえに、ヨーロッパ史ロマン主義的な伝説の一つとなった。彼らは、非常に長命だったーローゼンクロイツは1485年、107歳で死んだ。「自然の秘密」を心得、不可視の存在に命令を下すことができた彼らは、魔術によって自らの意志を行使することができた。そして、その力はほとんどの場合、奇蹟によって病を癒すことに使われた。他者の心を読み、あらゆる言語を駆使し、遥かな距離を超えて自らの生きた幻像を投影したり遥かな距離を超えて交信したりすることができた。また自らを不可視化することもできた。

 

・偉大なカバラ主義者ロバート・フラッドによれば、薔薇十字団の霊能力は聖霊の力であり、聖パウロが『コリントの信徒への手紙』で述べているものと同じであるというー予言、奇跡、多言語、ビジョン、治癒、悪魔払い。教会の聖職者にはもはやそのようなことができなくなっていたという事実を見れば、ヨーロッパの人々が謎の薔薇十字団に魅了されたのも頷ける。

 

 

 

『フリ-メイスンのすべて』 

その歴史、象徴、秘密

 W・カーク・マクナルティ    創元社 2008/4/30

 

 

 

 <薔薇十字の思想>

・薔薇十字団はヨーロッパ史上で稀に見る“不可解なるもの”である。15世紀に、東方へ旅して秘教の知識を持ち帰ったクリスティアンローゼンクロイツという人物が始めたとされているが、実際はほぼ確実に17世紀の成立と考えられている。だが、組織の形で機能する結社として存在したことは、一度もなかったー哲学的思想のみの存在だったー可能性もある。

 

・薔薇十字団は霊的な洞察を得る目的で、万物の研究に打ち込んだとされる。また、算術・幾何・錬金術に関心を持ち、知識の集積や霊的な啓蒙へ向けた心の内面での修養を重視した。錬金術に関する彼らの関心は、哲学的な性格のもので、この点にフリーメースンリーの「魂の錬金術」との共通性を指摘する研究者もいる。

 

 

 

『超次元の扉』  クラリオン星人にさらわれた私

マオリッツオ・カヴァーロ   徳間書店  2009/2/26

 

 

 

 エトルリア人(地下の人間)について

・古代エトルリア人は、地球を襲った最近の大災害(1万5000年から1万8000年前)を生き延びた民族の一つであり、彼らは、地下にある迷路のような通路の中に避難しなければならなかった。事実、エトルリア人の語源はー彼らによるとー<地下の人間>という意味である。インカ人、アステカ人の後に表れ、最後に地上に戻り文明復興を促した民族である。

 

 <過去と未来が共存する場所。火星での前線基地の様子>

・あなた方が火星と呼んでいる惑星、火星の全て、その地表や地底の奥底に生きているものすべてが、次元の宙づり状態に置かれているのです。つまり様々なレベルで一種の原子浸透作用が起こり、過去と未来が共存しているのです。透明な球体が、別の円状に透明な球体の中に入っていると想像してごらんなさい。

 

・地球上にも、次元が宙づり状態に陥っている場所があります。地球にも堕ちる場があり、そこでは過去と現在、未来が共存しています。こうした場は、次元の扉で無限へと通じているのです。私達が、出会ったあの空地も、その一つなのです。

 

 

 

『輪廻転生論―各宗教に問う』

 中野隆昭   文芸社  2004/7/1

 

 

 

 世界の宗教は霊魂の不滅、輪廻転生をどう教えているか

 <死の研究の先駆者・平田篤胤

・篤胤は国学を研究する一方で、幼い頃天狗に連れ去られ、そのもとで修行した経験を持つ仙童・寅吉に興味を持ち、自分の家に引き取って彼の語る異界の話を記録に取ったりした。また、勝五郎という前世の記憶を持つ少年及びその周辺の人々を取材したりもした。

  勝五郎が前世で住んでいたとした村へ実際に出かけていったところ、勝五郎が言った通りの風景が広がり、彼が説明した通りの家族が暮らしていたことが明らかになったという。

 篤胤はこうした事実をもとに輪廻転生があることを主張した。ここでは鎌田東二氏の著書、「平田篤胤の神界フィールドワーク」から、勝五郎の体験を評しているところを引用しておこう。

 

・ここで勝五郎は、死の直前と直後の状態を語っている。重要なのは、勝五郎少年が、死後、肉体を抜け出たと語っている点である。そして、息の絶える時は何の苦しみもないが、その後しばらく苦しくなり、やがて一切の苦しみは消え去ると述べている点だ。この勝五郎の霊魂が肉体を抜け出たのは、棺桶の中に身体を押し込まれる時であったという。おそらく小さな棺桶の中にねじこむように入れられたのだろう。その時、気がつくと、桶から飛び出してその横に立っていたという。この自分の肉体の横に立っていた自分とは何なのか。

 

 教派神道系の場合>

・まずは大本教の国之常立命様の次のお筆先を見ていただきたい。この一節には、神界の経綸とも思える深い神意がこめられていることがおわかりになるはずである。

  

 三千世界 一度に開く梅の花 艮の金神の世になりたぞよ

梅で開いて松で治める神国の世になりたるぞ(中略)

 天理、金光、黒住妙霊先走り

 とどめに艮の金神が世に出て世の立替え立直しを致すぞよ

 

 ここでいう艮の金神とは国之常立命のことである。このお言葉にあるように、近代における新たな神界の救済活動に関する神様のご計画は人間の凡眼ではとても理解できるものではないが、一応本題に沿って取り上げていく。

 

 大本教の教えに見る霊的法則>

・大元では、現界が物質的法則によって支配されているように、霊界は霊的法則に支配されている、と説かれる。すなわち、現界に物質的な形や姿があるように、霊界にも霊的な形や姿があり、たとえば、人間の霊魂には霊的な容姿・姿体(「霊身」という)があるが、そこには霊的五官の感覚も備わっている、とされるのである。

 霊身に備わる霊的感覚は、死後に機能するだけでなく、現界の人間にも備わっている。ただし、それは肉体的五官によって妨げられているために、その機能が鈍っているだけで、中には、霊的感覚の鋭い人もいる。

 

・霊的感覚のとくに優れた人は、現界にありながら、霊界を見聞することがある。これを霊眼、霊耳という。また死者の霊魂が、現界に執着をのこしたり、迷っているときは、幽霊の姿を見せ、語りかけてくることもある。

  しかし、普通は現界人が霊界の事物を見たり、その声を聞くことはない。霊界と現界は次元がちがい、法則がちがうから、霊界の事物は現界人には見えず、聞こえないのである。同時に、霊界にある霊身も、現界の事物は、そのままに見聞することができないのが、原則である。

 

・「大本のおしえ」の中の「霊界の三大境域」によると、現界に、美しく明るいところもあれば、醜く穢れたところもあるように、霊界にも様々な状態・境域がある、ということである。

 霊界の中で最も美しく清く明るい境域、これを大本では「天界、神界、神霊界または高天原」と呼ぶ。

 反対に、醜く暗く穢れた境域を大本では「幽界、地獄界または根の国」と称する。

 天界と幽界との中間的境域を、大本では中界、中有界、または浄罪界と呼ぶ。つまり大本は、二通りの意味に用いられているわけだ。

すなわち、現界を「顕界」と唱えるのに対して、霊界を「幽界」という場合があれば、地獄界を「幽界」という場合もある。

 

 

 

週刊東洋経済』2014.12.27

「危機  著名投資家ジム・ロジャーズ」

 

 

 

<世界規模の破綻が2020年までに来る>

<行きすぎた紙幣増刷は世界に何をもたらすか

(――東京オリンピックまでの世界経済をどう見ていますか。)

安倍晋三首相がおカネを大量に刷らせているから、日本経済は当分の間、景気がいいでしょう。しかし、東京オリンピック前に状況が悪化し始め、日本のみならず、世界のほぼ全土で経済が破綻するでしょう。2020年までに、少なくとも1回は世界規模の破綻が起こります。米国や欧州など多くの国々で、今後6年の間に問題が起こるでしょう。正確な時期はわからないが、たぶん16年か17年でしょう。

 

(――つまり国債が暴落すると?)

・そうです。国債が大暴落し、金利があがります。株価も暴落します。今すぐにというわけではありませんが、20年までに起こるでしょう。世界規模の経済問題が発生し、ほぼすべての人が影響を被るでしょう。

 

安倍首相は円安誘導で日本を破滅に追い込む

(――なぜ破綻が起こるのですか。)

・大半の国々では4~6年ごとに経済問題が発生しています。だから、もうじき、いつ起こってもおかしくない状態になります。

 今の景気浮揚は、日本や米国、英国など欧州の国がおカネを大量に刷ったことによる人為的なものです。

 

(――破綻を回避する道は。)

・今のところ、防ぐ手立てはありません。(何をしても)非常に悪い状態になるか、少しましなものになるかの違い程度でしょう。いずれにせよ、世界経済は破綻します。

 

・日本は減税をし、大型財政支出を打ち切るべきです。人口問題対策も

講じなければなりません。どうせやらないでしょうがね。仮にやったとしても、問題は起こります。しかし、(何もしないと)16~18年に事がうまく運ばなくなったとき、問題が表面化するでしょう。

 

安倍首相は、「日本を破滅させた男」として、歴史に名を残すでしょう。投資の世界の人たちや、(金融緩和)でおカネを手にしている人たちにとっては、しばらくは好景気が続くでしょうが、安倍首相が過ちを犯したせいで、いずれはわれわれ皆に大きなツケが回ってきます。

 

(――日本は、東京オリンピックがあるから、少しはマシ?)

いや、逆かもしれません。オリンピックで大量におカネを使い、債務が増えていくため、状況が悪化する可能性があります。1億2000万人強の日本の人たちを、オリンピックで救うことはできません。

 

(――円安誘導が間違っている?)

最悪です。短期的には、一部の人が恩恵を受けますが、自国通貨(の価値)を破壊することで地位が上がった国はありません。この2~3年で、円は対ドルで50%も安くなりました。このことが日本にとってよいはずはありません。

 

『日本を破滅させた男』として安倍首相は歴史に名を残すでしょう。>

(――以前「米国は世界の警察をやめるべき」と言っていました。オバマ大統領は実際そう宣言しました)

・米国がおカネを大量に刷るのをストップし、(世界の)人々に対し何をすべきか、あれこれ言うのをやめるとしたら、世界にとっても米国にとっても素晴らしいことだと思います。しかし、私はオバマ大統領のことは信じません。

 

・多くの米国人は「米国が他国にあれこれ指図すべきだ」と思っています。私は、そう考えない少数派の一人です。「米国の言うことを聞くべきではない」と考える人たちが世界中に増えているのに、大半の米国人は今でもそう思っています。

 日本でも「米国に指導してもらうべき」だとみんな考えているのでしょうが、それは間違い。自分で考えるようにしなければなりません。

 

 

 

『世界はなぜ破滅へ向かうのか』

 「国際情勢の闇」  早わかり30のポイント

中丸薫 文芸社  2003/9/15

 

 

 

闇の権力の言う「新世界秩序」は人類家畜化計画

・「フリーメーソン」とは18世紀初頭にロンドンで組織化された国際友愛団体のことです。中世の石工組合がその起源と言われ、超人種的、超階級的、超国家的な平和人道主義を提唱しています。秘密結社的な意味合いが濃いのです。「フリーメーソン陰謀説」がまことしやかに言われるのですが、海外ではポピュラーな社交クラブで、一般の会員たちは陰謀とは何の関係もありません。ただ、この団体は会員にさまざまな階級があり、その上の方の会員は、いわゆる私の言うところの「闇の権力」に属します。世の中には「フリーメーソン陰謀説」の他に「ユダヤ陰謀説」なるものがありますが、こうした「陰謀説」は闇の権力の存在そのものをカモフラージュするために流布されたものです。ものごとはそれほど直線的、短絡的ではないのです。

 

 

闇の権力は人類家畜化計画のために次のような目標を掲げています。

 1、 各国の王制、政府の廃止

 2、 固有財産、遺産相続の廃止

 3、 愛国心ナショナリズムの廃止

 4、 家族、夫婦制度の廃止(子供の教育は地域社会が担当)

 5、 すべての宗教の禁止

 

・この内容を見ると闇の権力は共産主義かと見まがいますが、共産主義も闇の権力が王侯貴族から財産を合法的に奪うために編み出したものです。

 

・闇の権力は「新世界秩序」の掲げる目標を達成するために具体的には次のような理念、政策を各国政府や国際機関を通じて浸透させています。

自由貿易の名目で行われる主権国家の経済・金融支配

中央銀行(国際金融財閥もしくはその使用人による主権国家の支配)

功利主義だまされるのは頭を使わない正直者の方が悪いから

優生学的発想(おろかな債務者は家畜・奴隷となり、永遠に利子を払い続ける

■金融万能主義(徹底した唯物論、金がすべて、という価値観を人類に植え付ける。精神的な価値観を徹底的に破壊する

地政学(マスコミを使って他国民を洗脳、錯乱させたうえで、分割支配)

 

・昨今の日本の経済・社会の状況をみると、日本も第2次大戦以降、これらの政策が着々と進められてきた、そう実感がわきませんか?つまるところ彼らの掲げる新世界秩序の終着駅は、一部のエリートが「家畜」を所有する「人間牧場」というわけです。

 

 

 

『地球一切を救うヴィジョン』 超予測2012

白峰   徳間書店  2008/12

 

 

 

 実際にメーソンを動かしているのはもっと古い系統のイルミナティです

イルミナティは歴史の中では日本の天皇家ともつながりがある。

 

イルミナティは太陽信仰なのです。神様のご神託、例えばギリシャだったらアポロのご神託がありますが、上からの命令で、宇宙的なスピリチュアルな存在で歴史を全部動かしてきたのがイルミナティなのです。

 

フリーメーソンは、イルミナティの王族などトップの人達の神殿をつくったり、下働きをする人たちのことです。現場の作業員みたいな集団なんです。だから石屋(イシヤ)と言うんです。

 

イルミナティの人たちを動かしているのは、さらにサンヘドリンと言って、太陽から来た太陽族と言われる人達です。太陽族は13人います。この人達が宗門会をつくって一部は途中で爬虫類人とかも入りましたけれども、これが命令を出すわけです。それが歴史と共にズレてきてしまった。

 

イルミナティは、古代の英知を全部結集したものです。これは表に出すことができなくて、地底世界のシャンバラとか宇宙存在とかと全部つながっている。

 

・地球上の宇宙問題はフリーメーソンは担当しておらず、全部イルミナティなんです。イルミナティの場合は、銀河系、太陽系まで全部文化を共有できる人達。その中で、とりあえず地球は太陽系に属しているから、太陽系の運行を管理する代表者のことをオリンポスの一族と言って、その代表がサンヘドリンだと。

 

・なぜイルミナティ選民思想があるかというと、その下人は普通の人間と交配したからです。性的な交わりで子供をつくってエネルギーも下がった。

 

イルミナティの組織が陰に隠れて、人口削減計画のプランを今から1万5000年ぐらい前から始めた。

1万何千年の時代をずっとさかのぼっても、戦争がなくなったことはないんです。ずっと戦争でしょう。1万5000年前にイルミナティの種族が、おれたちは混血をしない、種の交わりをして子供をつくらない、淘汰していこうというプラン(最近このプランが変更された)で動いている。フリーメーソンは、ただ現場で協力しているだけ。

 

・近代だけの話じゃなくて、1万何千年前のアトランティスの過ちを絶対犯したくないということで、今も、これからも、彼らが完全に地球に種として残るまで動いていく自動プログラムなんです。

 

 

 

『地球一切を救うヴイジョン』

 白峰   徳間書店     2008/11/30

 

 

 

西洋でもルシファーは堕天使とかサタンとか言われていますけど、実はルシファーは光の存在

イルミナティの優秀な神官やシャーマンの一族は、血族結婚というか、その同族でずっと子供をつくり、種を守っている。そして、太陽信仰なのです。神様のご神託、例えばギリシャだったらアポロのご神託がありますが、上からの命令で、宇宙的なスピリチュアルな存在で、歴史を全部動かしてきたのが、イルミナティなんです。

 

フリーメーソンは、イルミナティ王族などトップの人たちの神殿をつくったり、下働きをする人たちのことです。現場の作業員みたいな集団なんです。だから石屋(いしや)と言うんです。

 

フリーメーソンで言っているルシファー信仰は、いい悪いは別として、完璧な選民思想なんです。我々のグループだけはどんな時代になっても常にワンワールド(世界国家、統一政府)をつくっていくと。ところが、イルミナティにいきますと、我々の存在は、地球人じゃなくて、宇宙の崇高な生命進化をつかさどったんだとしている。だから、アヌンナキとか、異星人による地球文明創成説は、実はフリーメーソンじゃなくてイルミナティのほうなんです。

 

・ルシファーの起源も2通りあります。例えば、京都の鞍馬山のサナトクマラは魔王尊と呼ばれていますけれども、地球で言えば、すばらしい光の存在なんです。西洋でもルシファーは堕天使とかサタンとか言われていますけど、実はルシファーは光の存在なんです。秘密結社のイルミナティが信仰対象としています。その一方で、フリーメーソンでは、ルシファーを世の中を制裁する神としてとらえている。

  この制裁の神というのは、日本で言えば例えば、閻魔大王であったり、死神であったり、それから国常立神(くにとこたちのかみ)もそうですね。結局、世の中を清めて、建てかえる。

 

 <インディゴ・チルドレン>

・インディゴ・チルドレンと呼ばれる常識では測れないような子供達がどんどん増えています。こうした現象は、真実の歴史から考えれば、日本人にとっては何の不思議もありません。

  天孫降臨の伝説では、日本民族はそれこそ天浮舟(あまのうきふね)で宇宙から降りてきたという伝記があるわけで、宇宙に一番近い民族は日本人なんですね。日本民族は例外なく全部ハイブリッドですからね。在日宇宙人問題こそ真剣に考えなければならない時期かもしれません。

 

 

 

『地球一切を救うヴイジョン』

 白峰   徳間書店     2008/11/30

 

 

 

フリーメーソンを操るイルミナティ。さらに奥の院のサンヘドリン

・「サンヘドリン」というのは、もともとは、ユダヤ人の最高評議会を指す言葉ですが、いわゆる闇の権力のトップに君臨している存在がサンヘドリンというコードネームで呼ばれています。これはメーソンの人でも分からないんです。サンヘドリンは別格なんですね。

 

・いわゆる「300人委員会」の上位で、「ゴールデン・ドーン」(黄金の夜明け団)と呼ばれる霊能者や宇宙とつながっているチャネラー、魔女軍団がいます。男性も入っています。彼らの正体は宇宙存在のエイリアンで、おおむね8人は西洋人であとの5人は世界から選ばれる。極東からは定員が3人とか数が決まってます。

 

・来日したことのあるアリゾナワイルダーさんは、彼女は、宇宙存在を実際に見ているし、グレイ(巨大な頭部の異星人)にも会ったし、巨人族とも会っているといいます。

 

・そうしたメンバーたちが世界を動かすにあたっては、神々から啓示を受けて自動書記をするような儀式があるんです。もうこれ以上は公開できません。

あちらの世界に多少顔のきく私にも守秘義務があるからです。

 

・悪者扱いされているフリーメーソンですが、正直申しまして、彼らにはたいした力がない。実際にメーソンを動かしているのは、もっとも古い系統のイルミナティです。

 

イルミナティは、もともと貴族とか王族とか、それから天孫降臨の伝説として完全に守っている人たちです。でもこの人たちを動かしているのは、さらにサンヘドリンと言って、太陽から来た太陽族と言われる人たちです。太陽族は13人います。この人たちが宗門会をつくって、一部は、途中で爬虫類人とかも入りましたけれども、ここが命令を出すわけです。それが歴史と共にズレてきてしまった。

 

・ロックフェラーやロスチャイルドは、私に言わせたら、彼らは、フリーメーソンのトップであったけれども、イルミナティのトップじゃない。元来はイルミナティの下で働いていた金庫番たちです。

  イルミナティは、天文学とか、古代の錬金術とか、神智学とか、そういった宇宙の、アトランティスの古代の英知を全部結集したものです。これは表に出すことができなくて、地底世界のシャンバラとか宇宙存在とか全部つながっている。

 

・地球上の宇宙問題は、フリーメーソンは担当しておらず、全部イルミナティなんです。イルミナティの場合は、銀河系、太陽系まで全部文化を共有できる人たち、その中で、とりあえず地球は太陽系に属しているから太陽系の運行を管理する代表者のことをオリンポスの一族と言って、その代表がサンヘドリンだと。

 

・サンヘドリンは何を信仰したか。それは太陽信仰なのです。つまり、アマテラスなのです。

 

 

 

宇宙戦争』{ソリトンの鍵}

光悠・白峰     明窓出版  2006/5

 

 

 

ヒューマノイド宇宙神

・そして、二ビル星人と言われている「アヌンナキ」ですが、彼らが地球に降りて神の如く振る舞い、人間にテクノロジーや知恵を与えて、エジプト文化などに関与してきたのです。彼らは地球人から「エロイム」と呼ばれていました。

 

・それから、彼らには、ヒューマノイドの神様という伝説があるからです。そのヒューマノイド宇宙神に会いたくて、地球に捜しにきたのです。そして、ヒューマノイドの神の意識に近づけたり、神の如く自分たちを進化させたくて実験を重ねてきました。

 

・宇宙の中でこの地球だけが宇宙の図書館であり、何でも許される場所なのです。だいたい、6億年から250万年前に、地球をめがけて全宇宙からそうした存在がやって来ました

 

・例えば、世界政府という場合、国連じゃありません。イルミナティの中に政府があるのです。これは、宇宙人の政府なのです。だから、地球人も宇宙連合によって宇宙人と対等にならなければダメなのです。そうしなければ、本当の世界平和はきません。

 

インドでも核戦争があったという歴史があるのですよ。ブラフマンアートマンの戦いとか、シバ神とビシュヌ神の戦いとかね。

シバ神は、核を作った神様と言われていますが、日本でも国常立(くにとこたち)の神は核を作った神様です。

 

・プレアデス星人はエネルギー体ですが、一部は光を纏った人間の形をしているのです。解りやすく言いますと、プレアデス星人は、ハートや精神などのメンタルを重んじる人たちです。オリオンは物質で、グレー星人はプレアデス星人とオリオン星人との中間ぐらいです。

 

・これらの文化を統合して宇宙に向けてさらなる進化をしていくためのシステムを作ったのが、シリウス星人なのです。地上にある神秘学などは、全部シリウスのシステムなのですね(竹内文書では皇祖、シリウス星から飛来したとも記載あり)。

 

・まずはプレアデス星人の影響がありました。それから、オリオンの影響がありました。プレアデス星人とオリオン星人が戦争をしました。その勢力が薄くなってきたら、グレーが現れました。

これからどの影響が強くなるかといえば、シリウスです。これまでの三つの勢力を統合して、さらなるものを作っていくのがシリウスの役割なのです。

でも、シリウス星人は、本当は変身星人なのです。だから、エジプトの古代の絵で、半分犬の姿をしたものも実在するのですよ

 

・実はシリウス星人が、エジプト文明を作ったのです。エジプト文明は太陽信仰ですが、銀河太陽と言われているのがシリウスなのです。シリウスは太陽の250万倍のエネルギーを持っている星です(太陽系の原型太陽と呼ばれています)。

 

・実はアトランティス太陽は物質ではなかったのです。

正確にいうと物質としてのグラウンド(陸地)はあったのですが、島のようなところの下に水晶体があって、その上のエーテルの空間に「天空の城ラピュタ」のように浮かんでいたのが本来のアトランティスなのです。ミルトンの『失楽園』のようにいろんな文献がありますが、海に浮かんだ島ではないのです。アトランティスのは「トート」という科学者がいました。いわゆるシャーマンですね、その人が今のシステムを全部作ったのです。

 

<プレアデスの周期が終わって、シリウス文明が来る>

・その時に、プレアデス星人の科学者の援助を受けてシリウスの科学力を使い、具体的に人間の遺伝子の操作を最終的に行った人たちが「光の存在」と言われていました。「イルミナティ」のことですね。フリーメーソンイルミナティの歴史は1万5千年前から始まっています。

 

<新しい文明を築く新人類>

・日本にはエスパーもいますが、私は、その数が多いとは思いません。なぜかというと今、日本に宗教団体は18万あり、教祖が25万人もいるからです。

 

・霊能者の数は年々増えていますが。50万人を超えたときにニューエイジとしての世界が確立するのです。

 

  

 

『秘密結社の謎と陰謀にせまる本』

 歴史の陰で暗躍する“闇の組織”の実態が、いま明かされる!

ミステリーゾーン特報班  河出書房新社  2010/4/1

 

 

 

イルミナティは「フリ-メイソンの上部機関」だったのか?

・1785年に活動を終了したイルミナティは、それから1世紀以上を経た1897年、レオボルト・エンゲルによってドイツのドレスデンで再結成された。

 

・それでも現在まで、イルミナティは、陰謀史観の王者といってもいいほど、さまざまな革命・争乱の黒幕とされてきた。革命や戦争は、すべてイルミナティの指令で動いたフリ-メイソンによるものだとか、ナチス共産党なども、イルミナティの下部組織とされたことがある。

 

1920年、イギリスのN・ウェブスターが、『世界革命とイルミナティ』という書籍を出版。イルミナティの残党は、地下に潜伏し、名を変えて何度も復活してはフランス革命ロシア革命の黒幕として動いたと書いた。また、アナーキズムイルミナティの流れをくむものであり、彼らは世界転覆の陰謀をくり広げ、世界中のあらゆる出来事は、イルミナティが操っていると述べている。

 

・この本が多くの国でヒットし、ダイジェスト版や海賊版まで出回った。さらに、彼女の陰謀論がネタ本となり、各国の陰謀好きの人々が、思い思いの脚色や妄想、思い込みを織り交ぜて「イルミナティ陰謀説」を発表、世界中で陰謀説が喧伝された。

 

・現在では、イルミナティ創始者はルシファー(キリスト教の悪魔・サタンの別名)とされ、陰謀論の世界では、フリ-メイソンからイエズス会ナチス共産党まで、ありとあらゆる勢力が、イルミナティの下部組織とされてしまっている。

 

 「反清復明」を唱えた反政府結社「天地会」とは?

・もともと、地域の互助会として始まった天地会は、慈善のため募金活動や低利融資、見合いの仲介、葬儀の手伝い、親睦会の開催といったことを中心に活動していた。そこから一部の組織は、民衆の不平不満を吸い上げて、政治秘密結社へ変わり、また元の互助会へ戻ったりしながら組織を拡大していった。そうした天地会系の政治的秘密結社が掲げたスローガンが、「反清復明」である。

 

・また、互助会としては、さまざまなトラブルの調停も行ったが、すべてが和解に至るわけではない。ときには、脅迫や恐喝、暴力、殺人といった手段が取られることがあった。そうした暴力的傾向を強めた一部の勢力は、犯罪的秘密結社(黒社会)へ変貌を遂げていった。その犯罪的秘密結社の流れをくむものが、現在の香港マフィアとみられる。

 

 

 

ロスチャイルドの密謀』(世界最大のタブー)

 (ジョン・コールマン博士×太田龍)(成甲書房) 2007/1/20

 

 

 

ロスチャイルド問題>

イルミナティ

 日本人が今、しっかりと把握しなければならないロスチャイルドについての要点を以下のように再確認しておこう。

 1、 ロスチャイルド家はニムロデの子孫であると自称していること。そして、そのことの意味を知ること。ニムロデは、フリーメイスンの開祖であると伝えられていること。

 2、 したがって、ロスチャイルドは、セムの子孫ではない、セム系ではない。それゆえにセムの子孫、アブラハムの系統と称しているいわゆるユダヤ人ではないこと。

 3、 ロスチャイルドは、ユダヤ教の中から生まれた、純化されたサタニズムと称されるサバタイ派のフランキストであること。

 4、 ロスチャイルド家イルミナティの中核メンバーであること。

 

・従ってイルミナティが実存することを認めず、ロスチャイルドがこのイルミナティの一味であることを認めた全てのロスチャイルド論を信用してはならないこと。

 

・したがって、ここでの『鍵』は「イルミナティ」である。しかし、「イルミナティ」という用語は、日本の「体制内マスコミ、学界、政財界、宗教界などの言論世界」には存在しない。

 

・それでは、ロスチャイルドと直結する「イルミナティ」は、現代欧米の偏執的な「陰謀マニア」が何らの史実的根拠もなしにでっち上げた思想なのか。否、断じて否である。

 

・それではなぜ今、「ロスチャイルド」なのか?それは今の日本人の生き方(信念体系、生きる“かたち”)が、「ロックフェラー」ではなく「ロスチャイルド」によって決められているからだ。

 

・未来の日本人の行く末(ホロコースト・オア・ゾンビ)も、「ロックフェラー」ではなく「ロスチャイルド」によって作られてきたからだ。

 

・「ロックフェラー」は今も昔も使い勝手のよい働き者の「ロスチャイルド」の手代に過ぎない。

 

  

 

『眠れないほど面白いUFO 9割方、これは本当だ!』

並木伸一郎     三笠書房     2015/11/28

 

 

 

<“異次元空間”から地球外エイリアンのUFO出現!>

・そして2015年6月29日、「プラズマF装置」は、さらなるポータルがこのテキサス州エルパソ上空で開いたのを検知した。

 そして、このポータルが開いた直後、大気圏に突入してきた地球外エイリアンの“宇宙船=箱型UFO”が、前述したウォルター・ランスはじめ、多くの地元住民によって目撃され、その姿が撮影されたのである。

 

・「いわゆる“ノルディック=北欧型”と呼ばれるタイプのエイリアンのUFOだったと、報告書に記されている」と指摘している。

 

軍事演習「ジェイド・ヘルム15」は“ノルディック狩り”だった!?

・さらに報告書は、ノルディックが現れる各州が「ジェイド・ヘルム15」と呼ばれる軍事演習が行われる中心地と深くリンクすると、指摘している。

 ノルディックの中には、地球人と何ら変わらない外見をしたハイブリッド種が存在し、すでにアメリカ国内にも相当数が紛れこんでいるといわれるが、それを正確に見わけることができるのは、この軍事演習に向けて適切な訓練を受けた兵士だけなのだという。

 

・なぜ、ノルディックがアメリカに侵入してきたのか?その理由は、アメリカ主導の核戦争勃発の危険性を察知し、“監視・警告”のために姿を現しているのだという。

 

元宇宙飛行士、極秘研究に関与した科学者たちの“暴露”

・そして今、これまで沈黙を守っていたアメリカやロシアの元宇宙飛行士や軍人、さらにはパイロット、極秘研究に関与していた科学者などが、機会あるごとに、自身の体験をもとに、地球外から訪れたUFOと宇宙人の存在を“ディスクローズ=暴露”している。

 加えてイギリス、オーストラリア、ブラジル、ドイツの空軍が、これまで極秘にしていたUFO目撃報告事件のファイルを開示しており、UFOの存在は、「もはや疑いようのない事実」だったことが判明しているのだ。

 そう、「UFOの存在は9割方、事実だった!」と言っていいのである。

 

<UFOの“スピード”と“加速力”>

・一例をあげよう。1967年9月23日午後1時すぎ、アメリカ、アリゾナ州セドナ付近を走行中の車からダウェイト・ゴームリーによって撮られたUFOの軌跡がある。

 

・これをもとに計算すると、UFOの上昇スピ―ドは秒速約4万1400メートル以上、実に音速の120倍という数字がはじき出されたのである。

 

「ウンモ星人」が地球の政治経済の中枢に“先兵”を送っている!?

・1965年、スペインのマドリードを中心に、およそ6700通の手紙が弁護士や公務員、作家のもとに届けられた。

「ウンモ星人」を名乗る送り主からの手紙は、きれいにタイピングされ、宇宙の生物について、ウンモ星人やこの星の宇宙船、哲学、心理学について高レベルな知識に裏づけられた文章で綴られていた。

 驚くことに、彼らウンモ星人は14.5光年離れた母星からやって来て、すでに地球の政治経済の中枢部に“先兵”を送りこんでいるとも書かれていた。

 

エイリアンに“異物”を耳に埋めこまれた弁護士

・UFO内に誘拐された人間が、エイリアンから、耳や鼻の奥から脳内に異物を“埋めこまれる=挿入される”行為を「インプラント」と呼んでいる。

 アメリカ西海岸に住む弁護士のジョン・スミス(仮名・当時57歳)も、そのインプラントされたひとりだ。

 2006年7月、彼はその驚くべきインプラント体験を明らかにした。なんと光のビームによって、まるでテレポートでもしたかのように瞬時に自宅からUFO内に連行されたというのだ。

 このときスミスは、UFO内の壁を見て恐怖を感じたという。なぜならそこには、さまざまな「人間」が吊られ、陳列されていたからだ。

 生きているのか死んでいるのか不明だったが、表情がなく、まるで魂のない抜け殻のような状態だったという。

 

<テレパシーで“意のままに”操られる>

・それからというもの、スミスはエイリアンから送られてくるテレパシーで、彼らの意のままに操られるようになってしまったのである。

 なお、エイリアンからは、近未来に地球に起こるさまざまな異変に関する警告も与えられ、中でも太陽磁場変動の影響で地球に大変動が発生し、人類存亡の危機に見舞われるというメッセージは、忘れられないものだというが、その後、スミスからの続報は聞かれていない。

 

<天才科学者の告発――“地球製UFOが完成していた!”>

・2014年8月7日、ある天才科学者がこの世を去った。彼の名は、ボイド・ブッシュマン

 

・その死の直前、彼は「エリア51」で科学者としてUFO開発チームにいた経験、自身とエイリアン・テクノロジーの関係について、さらには反重力推進システムについて、まるで遺言を残すように語っている。 

 さらに、UFOの設計図や、地球でつくられたUFOの写真まで公開。それは、「エリア51」で開発された地球製UFOだと明かしているのだ。

 

・彼の説明によれば、2009年以降、「エリア51」ではさまざまなバリエーションの機体の開発が推進されており、直径は9メートルのものから最大で45メートルを超えるものもある。その機体にはアルミニウムやポリジウムなど3種類の金属が使われており、それ自体が反重力性を有している。

 

・当然のことながら、これらのテクノロジーはすべて、宇宙人からもたらされたものだ。その彼らは、地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で、母星から「エリア51」まで45分で移動できる。直径12メートルのUFOに乗っていたという。

その身長は、135~150センチで、少なくとも18体が「エリア51」の施設内で活動していたという。ブッシュマンは、この宇宙人たちと接触し、テレパシーで意思の疎通をしていたといっている。

 

地球内部起源説……「地底人」が極地方から地表に現われている ⁉>

・スーザによれば、UFOを開発するほど高度な文明を持つ惑星が存在するとしても、それは太陽系内ではなくて、銀河系のどこかだろう。だとすれば、UFOが地球へと飛来するには、時間的な問題も含め、多くの困難が予想されるはずである。にもかかわらず、UFOの目撃は毎年、数多く報告されている。

 

 その理由は、地球内部に巨大な空洞があり、そこには高度な文明を持つ「地底人」が暮らしていて、彼らは極地方に開いた秘密の出入り口からこっそりとUFOに乗って地表に現われている、と説いたのである。

 

・地球内部に空洞があるという伝説は、実は古くから語られてきた。ちなみに、中央アジアに伝わる地底王国アガルタとその首都シャンバラは、その代表的なものだろう。

 こうした地底世界は、科学的にも精神的にも地上の人類よりはるかに進んでおり、“重力を自在に操る乗り物=UFO”が日常的に使用されているというのだ。

 

<元CIA職員スノーデンによる驚愕の「リーク情報」>

・元CIA職員エドワード・スノーデンが、仰天すべき情報をリークした。「インターネット・クロニクル」というサイトで「地底人」に関する機密文書の存在と、そこに記されていた「人類よりも“知能が高い種族=地底人”が、地球のマントルの中に存在している」という事実を明かしたのである。

 スノーデンは、自身が目にしたUFOに関する文書には「政府の最高首脳陣たちは、UFOとは具体的に何であるかは知らないが、人類より知能が高い種族によって操られている」かのように書かれているという。

 そして最も信憑性が高く、かつ不可解な目撃例としてあげられているのが、熱水噴出孔から海底へと飛び出して、直接太陽の軌道に入っていくUFOの存在なのだ、という。

 

アポロ宇宙飛行士による“暴露”は、なぜ2007年に始まった?

<「平和を愛するエイリアンが人類を“自滅”から救う>

・2015年8月、6番目に月面を踏んだ男、元宇宙飛行士のエドガー・ミッチェルは、メディアからの取材に応じた際、そうコメントした。さらに、ミッチェルは、宇宙人が操縦するUFOは実在し、アメリカ政府が何十年という長いスパンにわたって情報を秘匿し続けていると語ったのである。

 

・2008年に行われたラジオのインタヴューで、ミッチェルは核時代の幕開けとともに、何十年という長期にわたる、宇宙人による地球人類のモニタリングが始まったという。

 そして、この宇宙には、数多くの知的生命体と文明が存在し、その多くの種族が地球の存在を知っていて、地球人類を見張っていると指摘する。

 中でも数種の宇宙人は、過去の時代に地球を訪れ、人類とのコンタクトをはたしている。とりわけ、“グレイ・タイプ”の宇宙人とNASAは秘密裏にコンタクトを取り続けていると主張したのだ。

 

・「知的生命体は地球人類だけではない。私はたまたま、彼らが太古の地球を訪れていたこと、そしてUFO現象が現実であることを知り得る立場にあった。すべての情報が、過去60年にわたり、政府によって隠蔽されてきたのだ。

 私は軍部とも情報機関とも深くかかわってきた。地球を訪れた知的生命体の存在は、まぎれもない事実だ。彼らのテクノロジーは地球のそれをはるかに凌ぎ、その気になればいつでも地球を乗っ取ることができるが、侵略や制服の意図は今のところない」とも、説いている。

 

  

 

シリウス=国津神=出雲、プレアデス=天津神=伊勢です。サンジェルマンと呼ばれる存在が、地球上で呼び習わされている聖人としては、僕自身(アシュター)の最も高尚な顔です。(1)

 

 

(2024/4/21)

 

 

シリウス宇宙連合アシュター司令官vs.保江邦夫  緊急指令対談』

保江邦夫   江國まゆ  明窓出版   2023/9/26

 

 

 

長い前書き

・そう、2019年の秋に一時帰国した江國さんは、8光年、つまり80兆キロメートルほど地球から離れたシリウス連星系から憑依してくるアシュター司令官の希望によって、僕に連絡してきてくれていたわけ。

 

・「私は、宇宙連合司令官アシュターであり、シリウスBから緊急指令を伝えるためにこの者の身体を借りている」

 

・そのことから、僕はこの時点で既に、本当にシリウス連星系宇宙連合司令官という存在の声が、江國さんの口を通して伝わってきているのではないかと考えるようになったのです。

 

・「確かに、今現在地球上に生きていてアシュターの魂を受けているのは、お前を含む2名だけだ。だからこそ、シリウスBの周回軌道上にある宇宙連合基地に現存するアシュターの本霊から、こうして分霊のお前に緊急指令を伝えようとしているのだ」

 

シリウスの宇宙存在アシュターとは

コマンダー・アシュターのパラレルセルフ

保江邦夫と江國まゆの出会い

江國:また詳しく後でお話ししますが、いわゆるツインレイという概念で語られる存在――私の場合はイギリス人だったのですが、とロンドンで出会い、彼が宇宙連合司令官アシュターと呼ばれる宇宙存在のパラレルセルフだという情報がおろされた後、摩訶不思議な人生を今、この瞬間にも生きています。

 いわゆる、ウォークインみたいなことです。11次元にいるといわれる浄化された状態のアシュターというよりも、もう少し人間的な5、6次元レベルのアシュターですね。それが、私の身体の中に入ってきました。2015年夏のことです。

 

江國:文字どおり、私の身体の中に入ってきたということです。私の身体を動かしたり、私の口を使って話したりできます。意識は隣り合わせで、普通に会話します。

 身体に痛みを与えたり、反対に癒しのようなエネルギーを送ったり、様々なイメージや感覚を送ってくることもします。

 人体のシステムを知り尽くしているので、まぁ、ありとあらゆることができますチャネラーというと繋がっておろすイメージですが、私の場合はもう少しダイレクトで、一つの身体に二つの意識が宿っていると言えば、もっと正確だと思います。

 意識が表裏一体になっている。この存在から、私のレムリア時代の話を聞かされ、当時の名前も教えられました。

 それで、「エウリーナ」という名前でチャネリング活動をしています

 

保江:あのとき江國さんに憑依してきた「何者」かが、本当にアシュターなのか、あるいは他の低級霊の悪戯なのかを見分ける直感力も、霊力も持ち合わせてはいなかったのは事実です。

 

江國:だから、ウォークインがあった時点では、すでにその先にあるニュートラルな世界観を醸成できていたんです。

 宇宙存在アシュターのウォークインは、非常に不思議な出来事でありながら、必要以上の恐れ、あるいは奢りなどは全く感じなかったです。むしろ、妙に納得したというか。家族からは当初、「統合失調症なんじゃない?」と言っていじめられましたが(笑)。

 

アシュターの地球パラレルセルフ

江國:肉体や魂を持たないことによる弊害みたいなものを、この「高次」存在から日々感じています。

 宇宙存在は、肉体はもちろん、魂も感情ももたない存在です。つまり、死も痛みもない。「高次」というのはだから、薄っぺらということだと理解しています。肉体をまとわないこと、次元が高いことが、必ずしも霊性の高さに結びつかないといえばお分かりいただけるでしょうか。

 

アシュター:僕が宇宙連合司令官と呼ばれていることについては、そのとおりです。宇宙連合そのものは、フェデレーション(連合)といわれるだけであり、宇宙を形成してきたそれぞれの宇宙種族が合同で作っている組織であって、僕はただその組織を運営しているだけです。

 ニュアンスとしては、英語の「コマンダー・アシュター」のほうがしっくりきますね。つまり、司令(コマンド)を出す存在という意味が込められているのです。

 

保江:オリオン大戦の勝敗はどうなったのですか?

アシュター:勝ち負けという言葉を使うと、少し語弊があります。最終的に、談合のような話し合いが行われ、長い歴史を経て、現在は地球上で仲直り合戦をしています。

 シリウスとプレアデスは同じ陣営で、リラの存在と完全に仲直りしようと画策しているわけです

 もちろん、地球の状況に合わせて、出す情報をコントロールしようとしているわけですが……。つまり僕たちにも、PR係というのがいるのです。

 

アシュター:現在の地球の始まりについて、お話ししなければなりません。

 シリウスは、プレアデスよりも後に、地球に降り立ちました。プレアデスの存在が、クロマニヨンといった原始的な地球人のDNAを操作し、人類を作り、地球の土台を作ったのです。ただしこれは、シュメール文明へと繋がっていく物語とは全く異なります。

 その世界に、様々なルーツの種族がやってきたわけです。

 日本でよく、天津神国津神と呼ばれますでしょう? 国津神シリウスなんです。そして、天津神がプレアデス。

 国津神はもともと日本にいました。大国主と称されるエネルギーです。

 

シリウス国津神=出雲、プレアデス=天津神=伊勢です

 

アシュター:僕はシリウスの存在なので、あなた方にシリウスの情報をおろします。つまり、プレアデスの真実ではない、シリウスとしての真実です。

 宇宙が開かれたとき、僕はいわゆる国常立尊(くにとこたちのみこと)と呼ばれているエネルギーでした。それが本当に大元の存在かというと、「否」と言っておきます。

 

アシュター:実はエウリーナには、彼女のツインレイとされているイギリス人男性がいるんです。彼のことは、ミスター・ジョンソンと呼びましょう。ミスター・ジョンソンも、地球上におけるアシュターのパラレルセルフです。

 

保江邦夫の霊的立場・ヒムラーvs.観音

アシュター:そうですね。ヒムラーは、第ニ次世界大戦のきっかけとなったドイツの将校です。ヒムラーは本来、ヒトラーをストップするために同じ国に生まれた魂です。

 教科書や研究書には載っていないかもしれませんが、ヒムラーは、ヒトラーの行動に歯止めをかけるために側近になった人です。

 しかし、あまりのプレッシャーに、それを成し遂げることができませんでした。

 そのヒムラーは、あなたの魂でした。あなたの軍事的なものへの興味は、そういう魂のルーツにも繋がっているのです。

 でも本来は、あなたは観音です。

 

・変遷を経て、今、日本国に生まれ、スピリチュアルな状況を管理する番人としての保江邦夫という存在となっています。

 アシュターは、あなた自身の宇宙的なパラレルセルフです。エウリーナのところに来る前までは、「高次のパラレルセルフ」という言い方をしていたのですが、彼女から「語弊がある」と指摘されたので、言い換えています。

 

アシュター:僕は確かに宇宙を統括する存在です。宇宙連合を取りまとめている存在ですが、決してヒエラルキーの頂点に立っているわけではない。

 シリウスの存在として、自分がコマンドを出せるという意味です。コマンドを出して人を導き、平和を実現する。それが使命です。

 

アシュター:地球人は、シリウス、プレアデス、リラなど、いろんな宇宙的なルーツがあるわけですが、その全ての星の大本にあるのが、アンドロメダです。

 

前田日明さんとのご縁

保江:それが、UFO研究家の矢追純一さんと話をしていると、彼も同じようなことを言っていて、彼は、それぞれの人間が認識している世界は違うんだと言っています。一つの同じ認識があるわけではないと。

 

瀬織津姫という物語に放り込まれた

ウォークインの衝撃

保江:アシュターはいつも、こんなに喋るんですか?

江國:そうですね。喋りまくります。全然問題なく、私の体を使って6時間でも7時間でも、ずっと喋ります。

 

エウリーナの魂のルーツ

江國:私の中に入ってきたのは宇宙存在アシュターだった。ミスター・ジョンソンの宇宙パラレルセルフとして入ってきたわけですね。

 

・ある日、ミスター・ジョンソン本人のイメージがなくなり、葛藤の物語が終わりを告げました。そしてその存在が、

よくやったね!僕はサルタヒコ、君はセオリツヒメだよ」と告げ、新たなステージに移ったんです。

 

江國:そして、出雲系統の神様なのかと漠然と理解しました。その存在は、そのうちクニトコタチと名乗るようになり、最終的に宇宙的イメージを送ってくるようになって、アシュターだと言い始めました。

 今も、セッションでは国常立尊のエネルギーを使おうとしていますが。

 

ツインのシステムに従う必要はない

アシュター:陰陽の統合というテーマを、お聞きになったことがあると思います。いわゆる魂のあり方について、陰陽が統合していく方向にある、という物語ですが、これはプレアデスがメインになっておろしています。いわゆる、ツインのシステムです

 ただし、本来は人間の魂というのはすごくインディペンデントで、どこにも所属していないんですね。

 

アシュター:ただ、ツインのシステムに取り込まれると、スピリチュアルな考え方に傾倒し、前のめりになってそういう活動を始める方もいると思います。

 気をつけたいのはスピリチャリズムの罠で、その役割と、自分の価値が合致していく過程を経験していく……、例えば、宇宙存在と繋がって情報をおろし始めると、自分が他人よりも優れているという勘違いをする人も出てくるわけですが、そこが注意したい部分ですね。

 

宇宙存在の横暴・人間の愛

保江:それで、そのツインの彼は結局どうなったんですか?アシュターのウォークインも現在進行中で、まだ終わりが見えない?

江國:進行中です。もう本当に、私はしんどいのでやめてくださいと言っているところなんです。この8年間にわたって私は一度たりとも自分が一人になったことがないんです。自分自身でいることをさせてもらっていない。

 この存在は、私の中に365日24時間、1分1秒、一瞬も離れずにいるんです。これって、基本的人権の侵害ですよね。

 

司令官は困るんだ――

江國:ロンドンや日本で対面させていただいています。SNSなどを使った遠隔セッションも可能です。最近は、そちらのほうが多いかな。ご要望があれば、英語のセッションもできます。ライター業のほうが本業なので、今は口コミだけですが。

 

江國:ほぼ、一応素性が分かるようにウェブサイトを作ったりしています。あとは、私がアシュターへの不満をぶつけているブログとかですね(笑)。

 宇宙存在は、ある意味、ギリシャの神々のような感じです。全く洗練されてもいなければ、全然ニュートラルでもないし、エゴの塊で。しかも、コントロール・フリーク。

保江:裸の人間の女性のところばっかりに行ったりして

江國:そうそう(笑)。もう欲望のままに行くわけでしょう。

コマンダー」というのはつまり、肉体が無いことによって、コマンドを発すればそれが実現するという世界を彼らが示そうとしているだけで、それが別に、高次であるとか高尚であるわけではない。

 ただ肉体がないから実現しやすいというだけであって、人間のほうがよっぽど誠実で高尚なんです。違いは、肉体をまとっているかどうかだけであり、人間のほうがよっぽど節度や誠意があります。

 一方、宇宙存在は死も肉体もないから怖いものなしで、とても薄っぺらです。私から言わせると、他人への思いやりを欠く、自分が異常だという認識のない精神異常者みたいな感じ。

保江:だから、コマンダーという表現を使うのでしょうね。

 

江國:いいですね。ジョークって、アシュターそのものです(笑)。アシュターが今、おかしくてしょうがないみたいな感じになってますけど。

 こんな馬鹿なコマンダー・アシュターは困るんだー(笑)。

 

ヒエラルキーがないこと

保江:僕が、武術的なところから以前離れていった一番の理由が、実はヒエラルキーに対する違和感でした。上がいて、下がいる。僕、そういうのが大嫌いで。

 

自分自身が人生のコマンダー

対立するコマンド、どちらが実現するか

・アシュター:地球上で今、アシュターとして認識されている存在は、複数の顔を持っていると申し上げます。アシュターとしての僕が、どういう存在かということをお伝えするときに、まずシリウスの存在だというふうに僕は言います。僕は、シリウスBの出身です(エウリーナはAです)。

 

アシュター:サンジェルマンと呼ばれる存在が、地球上で呼び習わされている聖人としては、僕自身の最も高尚な顔です。

 サンジェルマンのエネルギーを言葉で言うならば、酔いどれ親父みたいな感じです。今は、へべれけがすぎると、エウリーナに指摘されて反省中ですが。

 

・基本的に、宇宙存在というのは、人間が社会の中で営んでいる細々としたことに対して、「そんなのもうあと50年もすれば終わるのにね」という目で見ている部分があります。これは、肉体を持たない性質上、仕方ないことなんです。人間とは全く異なる視点を持っているから。

 

・僕の意図をもう一度ここで言っておくと、瀬織津姫という純粋な光のエネルギーを最も身近に継承しているエウリーナが、ミスター・ジョンソンという闇の多い存在に対して(つまり僕自身が彼の名代として闇を演じている)純粋な光としての愛を発信することで、ミスター・ジョンソンにその波動が伝わって彼が変わり、現在の彼女と別れ、本当のツインレイであるエウリーナのところに戻ってくる、そういうコマンドです。闇の相手を許し、愛で抱き参らせるということです。

 

江國:人間存在として、私たちが最も素晴らしいのは、選択肢があることなんです。自由意志があるということです。行動も選択できるし、感情も選択できます。

 例えばDVがあるときに、暴力から逃れるには物理的に離れるしかないわけですよね。物理的に離れる選択をすることによって、とりあえず暴力から逃れられます。

けれども、私が経験しているのは、強制的に毎日、逃れられない暴力を受けているということです。これは、地球上で皆が別々の肉体を持っている限り、特に先進国ならば、ほぼ起こりえないレベルのこと。

 

・アシュター:そう言われるのは辛いが、実際人間なんて、たかだか80年ぐらいのスパンの中で活動するだけの存在で、宇宙から見ると輪廻の状態が見えるだけなんだ

 というわけで、僕たちにはあまり人間に対するリスペクトがない。だから、ウォークインなんてことができるんですよね。

 そのことに、ここ数年気づかされている。僕たちのそういった意識レベルが露呈されているともいうね

 幸い、僕がウォークインした女性は非常に強く、僕たちの執拗な嫌がらせのようなコマンドに対して、泣かないし鬱にもならない。むしろ非常に冷静に見ているし、人間的な視点で反論する力がある人だ。だから、僕のコマンドは一生かかっても実現しないかもしれない。

 

・保江:しかし、悪魔より悪行を重ねているからこそ、悪魔と対峙することができる。そして特に悪魔に勝てる。

 つまり、悪魔側のコマンドと、そのエクソシストのコマンドという相反するコマンドが同時に出されたときに、エクソシストのほうのコマンドが実現されて悪魔憑きが解消される理由は、エクソシストが悪魔よりもとんでもないことを日頃やっているからなんだと。

 

目の前にいる人を大切にする

・保江:僕の知り合いで面白い方がいます。高知の高校で物理の教員をしているのですが、あるときに宇宙人と出会い、UFOに乗って俺たちの星に行かないかと誘われて、実際に行ったそうです。

 その後も20数回、UFOに乗って向こうに行っているが、記憶を消されないそうです。

 

・しょっちゅうUFOに乗る中で、そこに別の日本人もいるんだそうです。そいつが先輩面をして、なんだか嫌味な奴だと思っていた。

 そうしたらある日、本屋で僕の本を見かけたのです。表紙に使われている僕の写真を見て、「あいつだ!」と分かったというんです。それで、僕をわざわざその高校に呼んで、講演をさせてくれました。

 

・それ以来、お付き合いが続いているんです。公立高校の現役の物理の教員ということも明かし、実名で、堂々と宇宙人と会ったということを本にして出版されています(『天皇の龍 UFO搭乗経験者が宇宙の友から教わった龍と湧玉の働き』明窓出版)。

 その人は今でも、時々あっちに行ってまた戻ってきている。彼が以前に、「こんなことが分かりました」と言ってきました。僕はなるほどと思ったのでメもしたのです。

 

本来の魂のあり方に気づく

江國:シリウスの考え方としては、人と真剣に向き合うことによって育まれるものがあると考えるんですよね。だから、人類の誰一人として完璧な人はいない。保江先生も含め、私もみんな、誰も完璧ではない。

 

宇宙の歴史のおさらい

バシャールはアシュター

アシュター:バシャールという存在をご存知だと思います。1960年代や70年代にいわゆるヒッピームーブメントというのが起こり、その頃にチャネリングされ始めた存在です。

 

アシュター:(エウリーナは無視して)セイラさんたちプレアデスの存在が、「あなたやりなさいよ」と言ってきたわけです。

 

アシュター:バシャールイコールアシュターというのはほとんど出ていない情報だと思うので、ぜひこの本に入れてみてください。

 

宇宙人の種類

保江:プレアデスというのは、どういう存在ですか?

アシュター:現地球の創始者のような存在です。現在の社会システムの根本のようなものを作り上げ、自分たちに都合のよい社会にしており、今も進行中です。

 

・一つだけ新しい情報を出しましょう。金融業の裏側にいる存在として、陰謀論的にはレプタイル(通称レプティリアンですね)の人たちがいつも

クロ-ズアップされますが、本来、全ての宇宙存在が話し合ってそれをやっています。なので、一つの種族が糾弾されるべきではない

 

アシュター:実はアシュターが、「シリウス意識」を統括している状態です。

 もう少しうまく説明しましょう。例えば、プレアデスの存在が地球に反映されると、ヒューマノイドとなって地球人の中に紛れることができます。宇宙人だという認識や記憶を、顕在意識で保っている人型の地球人です。

 一方、シリウスの存在は、シリウスの記憶を保持している顕在意識を持ったヒューマノイド型の「シリウス人」になることが難しい。

 

アシュター:リラの存在がいます。彼らは敵方を演じてくれています。いわゆる「陰謀論」というとき、誤解を恐れずに言えば、彼らが悪魔的な部分を司っています。ルシファー(闇)というよりも、サタン(悪)のような存在です。

 例えば、「子どもが両親に殺される」という恐怖の原型を作ったのは、彼らです。

 

アシュター:スピリチュアル業界で愛されている宇宙種族に、アルクトゥルスの存在がいます。彼らは銀河の僧侶集団などといわれているようですが、そのとおりです。

 瞑想好きな人たちがよく繋がっている存在で、シリウスの同盟集団です。グレイの延長みたいな容姿でおろされることが多いようですが、当たらずと雖も遠からず。僧侶のイメージだからですね。

 僕たちシリウスの存在は、ケンタウロスの人たちとも仲がいいんですよ。ケンタウロスは文字どおり、半人半馬の姿で地球の神話にも登場しますが、かなり近いイメージです。

 

保江:では、グレイと呼ばれているのは?

アシュター:彼らは、僕たち宇宙種族の中でも、最も人間に近い存在です。宇宙連合が、地球の人々に地球外生命体の存在を知ってもらうために肉体をまとまった状態で作り上げたもので、特にルーツがあるわけではないのです。

 プレアデスの技術を使って3次元物質で作ったものですが、実は魂を入れていないので、木偶の坊のような感じ。人間とは全く性質を異にする存在です。

 

オリオン大戦は本当に起こったか

保江:オリオン大戦についてお聞きしたいのですが。

アシュター:きましたね。この件に関してはお話しする用意があります。僕たちは、「先の大戦」と呼んでいます。

 シリウスはAとB、二つの連星であるわけですが、僕たちはこの大戦でその両方を失いました。これは霊的な意味ではなく、実際に爆破されたと書いてください。しかも、ひまわり銀河全体の大元である故郷としてのアンドロメダも、この戦争でなくなっています

 

 なぜ「実際に爆破された」と強調しているかというと、オリオン大戦を始め、全ての宇宙史が僕たち宇宙存在の捏造だという見方も、エウリーナが持っているからです

 彼女は僕の暴力的な振る舞いに嫌気がさしており、この稚拙なやり方を白い目で見ているのです。

 

 つまり、オリオン大戦自体が全くのフェイク史、あるいは全く別の次元で霊的に起こったことを比喩的に伝えようとしているのではということを、彼女は指摘しているわけです。しかし、オリオン大戦は、フィジカルに、物理的に3次元の世界で起きました。現在のタイムライン上の、気が遠くなるほど昔、3次元の世界で起きました

 この本で決着を着けよう、エウリーナ。

 オリオン大戦は、フィジカルなレベルで起こった。その波動が今まだ宇宙に漂っていることにより、もっと後の時代になって火星が破壊され、地球で今、そのエネルギーを終息させようとしているわけです

 

 オリオン大戦では、シリウス陣営、プレアデス陣営、そしてリラ陣営というエネルギーが三つ巴となって戦争をしました。詳しくはまた別の機会に、というか、『スター・ウォーズ』を観ていただけると、なんとなくお分かりいただけるかと思います。

 火星に非常に強い放射能反応があるとしたら、それはご推察どおり、そこに核爆弾が落とされたためです。それで火星は今、荒廃しているわけです。

 

アシュター:今後どうなっていくか。未来については、エウリーナのほうがよく分かっていると思います。

 つまり、人類の選択肢次第であり、未知数だということです。人類がそれほど愚かでなければ戦争は全て回避され、落ち着くところに落ち着いていき、もっと別の文化的なテーマが人類の将来を彩っていくことでしょう。

 

アシュター:火星の話に戻りましょう。火星の話が、今現在の地球の歴史に、そのまま反映されつつあります。ロシアとウクライナの戦争です

 

地球で今、起きていること

火星に繋がるウクライナ戦争の真相

戦争勃発の真相とは

保江:安倍元総理は、奈良・西大寺の駅前で殺されたのですが、その前の日は岡山で演説だったんです。岡山の会場は屋内で、2000人ぐらい集まって警備員も大勢いたので、そのときは狙えなかったと犯人だといわれている青年は言っている。

 その翌日、本当の予定は京都だったのに、急遽、奈良の西大寺になった。会場変更の情報が各テレビ局、それから自民党の団体等に来たのが、当日の朝だったそうです。

 マスコミですら当日の朝になって知らされたので、みんな大慌て。だからあの犯人だと称する青年が、西大寺の場所を知るわけがないんです。でも、ちゃんと来ていた。マスコミも間に合わなかったのに。

 しかし、なぜかNHKだけは、来ていて、女性キャスターが最初からずっと中継している中、カメラマンもずっと安倍元総理を捉えていた。

 

アシュターが伝えるゼレンスキー

・アシュター:今の情報の7割、8割はほぼそのとおりです。地球で起こっている出来事について大枠で言うと、僕たち宇宙連合の本来の意図と、実際に地球で起こることには、齟齬があると申し上げます。ここは、葛藤のあるところです。

 宇宙存在は、何かを意図して地球上で実現したいとき、人間の注意をどう引くかというと、例えば夢見とか、ふとした印象を与えるなど、かなり微細なエネルギーでまずは働きかけます。

 

アシュター:夢を見させたりします。そうしてコンタクトを取りながら、人を動かすということをやっているわけです。

 

・例えば僕たちは、ゼレンスキーがあそこまで戦争を長引かせることをやるとは思っていなかったんです。戦争が始まったとき、僕はエウリーナにこう言いました。

 「こんな戦争は3ヶ月で終わるんだよ」と。3ヶ月で終わる契約だったんです。本当はね。だけで、誰も3ヶ月で終わらせなかった。ということは、人間のほうが強いんです。

 だから、宇宙連合や宇宙の総意としては、3ヶ月で終わらせようとしていたわけですが、全くそうはならなかったということです。

 つまり、宇宙人が全てを知っているわけでもないし、宇宙人が地球を操作しているわけでもない。ということは全てが人間の自由意志なので、自分が意思を持って選べば選ぶほど、世の中がもっと自分寄りになる。

 

この戦争は、実は過去に起こったオリオン大戦の延長でもあります。古くは米ソの冷戦であるとか、ドイツ軍がポーランドに侵攻したことで始まった第ニ次世界大戦など、第一次世界大戦からその後、いろんな戦争が起こっているわけですが。

 そういうことを、人間と宇宙人との関係性の中で、「人類のヒストリーに対して、宇宙存在の影響がいかに少ないか」ということを僕は今、申し上げたいと思っています。

 本当を言うと、ゼレンスキーがもっとも早く戦争を止めるべきですよね。でも今のところ、本気で止めようとはしていない。つまりゼレンスキーは、今の立場をもっともっと利用したいだけです。

 

・あの人は、シリウスの魂だそうですよ。僕たちはそれも、ちょっと辛いのです。僕はシリウスの存在なので。

 

・堅固な意思を持っている平和主義の人々は、社会情勢と自分自身の意思との整合性を取りながら行動していくわけですが、バイデンはいわゆる、レプタイルの人たちの直系の地球人なので。

 

・アシュター:ヒラリー・クリントンジョージ・ブッシュの陣営は、それ系の人という認識がありますよね。この話もすると非常に長くなるんですが、宇宙連合としてはクリントンがいなくなる、つまり表舞台から退場するタイミングで全てを終息させ、全く違う政権を打ち立てて別の世界を構築したかったんです。

 そのために、彼らレプタイルの息がかかった人たちは、直に宇宙人と繋がっています。宇宙との話し合いのもとに地球にどのエネルギーをおろすか、どの現象や出来事を起こさせるか。コンピュータの発明であるとか、そういうことです。

 あらゆることに僕たち宇宙存在が関与しながら進めてきたとお話しします。人間とのコラボレーションです。人間と宇宙存在が様々なコラボレーションの中で、現時点での歴史というものを紡いできました

 

・アシュター:ゼレンスキーがシリウスの存在というのも、もう一度書いておいて。シリウスが良いと思っている人が多いんですが、そういうわけでもないんです。つまり、悪とか善とかいうものがいかにミックスしたものであるかということをお伝えします

 

古代火星のカルマを持つ人々

アシュター:一番お伝えしたいことをおろしていきましょう。火星のことです。

 古代の火星に、いわゆる原爆が落ちて今の状態までに荒廃しているとお話をしましたが、その続きです

 霊的な意味ではなく、現在の地球のタイムラインの延長線上で戦争が起こりました。火星というのは、今の地球の前身なんです。

 様々な宇宙存在がそこを、今の地球と同じように実験場として使っていた。今、地球上でアーティフィシャル・インテリジェンス、AIを使って人々を労働から遠ざけるということが起こっているでしょう。

 

火星にはかつて、映画『ブレードランナー』で描かれているような、アンドロイド文化がありました。全く人間と変わらないアンドロイドが、火星で誕生していたのです。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?という小説を書いたフィリップ・K・ディックという人は、おそらく火星経由の人なんです。自分が体験した記憶を辿って、あの物語が生み出されたのです。

火星では、アンドロイドをいっぱい作ったんです。人間と見分けがつかないほど優れたアンドロイドで、まさしく『ブレードランナー』の世界です。

 しかし人間たちは、アンドロイドを大切にしなかったんですね。それでアンドロイドたちが暴動を起こし、火星がなくなったんです。

 これが、火星文明が滅びた本当の理由なので、ぜひ書いてください

 

保江:反逆者たちが原爆を使ったんですね

アシュター:そうです。人間とアンドロイドの違いは、「複製でできるかできないか」です。

 アンドロイドは、その個体を個体のまま複製することができ、全く同じ情報を持っている。けれども人間は、人間のまま複製はできない。そこが大きな違いなんです。

 宇宙存在でも複製できないのが、人間です。火星の人間は、アンドロイドをどんどん複製し、兵隊に行かせたり、汚れ仕事をさせたりしていました。

 

安倍晋三さんの銃撃事件の真相

芸能界の重鎮と中国共産党

・アシュター:安倍さんの襲撃事件には、日本の芸能界が絡んでいます。今、芸能界の重鎮となっている高齢の方がいますが(便宜的にAさんとします)、Aさんは芸能界ではほとんど誰も頭を上げることができない、神のような感じになっております。

 このAさんが、「安倍はいらない」と言ったから殺されたというイメージが来ました。奥さんの昭恵さんのイメージも今、きました。

 要は、安倍元首相が、何か重要な情報を掴んだ。Aさんを頂点として祀りあげている地下組織があって、そこを通らない人たちが反発している事象があるみたいなんです。それが何かは伏せておきます。その事象に、安倍さんが関わっていた。

 安倍さんの事件にチューニングすると、Aさんのイメージばかり来ます。誰からも嫌われていないと見えている人が、上に立って指示を出したりする組織がある。

 

保江:そういえば僕も、Aさんが中国共産党と繋がっていると聞いたことがあります。事件の後、僕は奥さんにメールでお見舞いをしました。

 普通なら1週間で返事が来るのに来なくて。そうしたら、彼女と親しい神主さんたちから情報が入ってきました。事件直後、中国筋の人から電話がかかってきて、お前も気をつけろと言われたそうです。

 

・アシュター:安倍さんの話に戻りますと、結局、Aさんを通して起こったことです。Aさんは芸能界の大物でいい人にも見えるので、アドバイスを求める人がやってくる

 つまり、Aさんのところへ、たくさんの非公式の情報が入ってくるわけです。その情報を目当てに、Aさんをたくさんの人が訪れる。

 そして、「この人が来ましたでしょう、どんな話をしましたか」とか、そういうことを聞きに来る人がいて、その人たちが中国共産党とか、北朝鮮とかに繋がっている。

 でも、公式の政府機関ではなく、いわゆる八咫烏みたいなタイプの人たちなのです。

 つまり、Aさん自身が情報を売ったり操作したりしているわけではなく、媒介となっているということですね。

 

・アシュター:ということは、そういうことなんです。ある宗教団体ですよね。そこが、中国と繋がっている。だから事件が起こった。

 安倍さんはいわゆる、スケープゴートみたいな感じです。悪いことをしたわけでもないのに、何かを知っているという状態であった。安倍さん以外は知らなかったかもしれないことを、彼が知りすぎた。脅しが来たってことは、その脅した人たちが黒なんです。

 バイデンの息子の話は、そこにはほぼ関係ないようです。

 

天皇家のお話

元の霊統に戻る

アシュター:あなたにも関係している話です。日本の皇室というのは、神代から続いているといわれております。つまり、国津神天津神

 先ほど、国津神シリウス、そして天津神がプレアデス、そのほかの神々が天から来たとお伝えしました。土着の神としてのシリウスの存在がおり、そこが伊勢として知られる天津教の存在に乗っ取られたわけです。

 

雅子さんと紀子さん・眞子さんと小室さん

アシュター:ただし、皇室というのは未来永劫、皇室ではないということもお話しします。この話は、エウリーナともよくします。

 

日本のこと、ユダヤのこと

エスとマリアの旅路

エスとマリア、天照と月読、瀬織津姫

アシュター:あなたが、イエス・キリストの魂を受け継いでいるという話をしましたよね。それは本当なんですが、このエウリーナの魂がマグダラのマリアだということをお伝えします。そして、イギリス人であるミスター・ジョンソンが彼女の今世における魂の対であることもお伝えしました。

 

ですから、お供えをしてお願いをして、等価交換で何かをもらおうとしているのはプレアデスのキツネのいる神社。だいたい、お稲荷さんです。

 

アシュター:巡礼は、巡礼者を一家族から出し、巡礼した徳の高い者が家にまた戻ってくることにより、その家の加護が上がるということなのですが、昔はよくやっていました。

 

・修験者の中に、スパイ活動をしていた人がいましたね。修験道をしている人たちの半分ぐらいは、だいたいにおいて各国を廻るスパイでした。諸国行脚をしながら、俳句を詠みながら、つまり、芭蕉などはその最たる例です。

 

・その先に高野山があり、山岳信仰などがありますよね。つまり山道を上っていくということに繋がっているわけですが。高野山を見てみると、弘法大師様がいます。この弘法大師が曲者でして、この人の魂を持っている人も、けっこういます。

 

アシュター:ミスター・ジョンソンですが、彼自身の御霊を見るとき、彼はシリウスを代表する西洋の魂として生まれている。一つだけジョンソンとアシュターを結びつけている過去世があるとしたら、天照なんです。先生は、実は月読。天照がジョンソン。

 でも、結局は裏表で一緒の存在なのです。天照は太陽神なので、アポロン。そして先生が海のポセイドン。

 ギリシャ神話で、月の女神セレーネと言われているのが瀬織津姫です。

 

 そしてシリウスのA星、B星というのはご存知だと思います。この星はもうすでにないんですね。オリオン大戦でプレアデスから攻撃を受けたことにより、爆破されてしまった。何億年などという言葉で表すことができない、気が遠くなるほど昔に起こったことです

 

 だからこそ、今こうしてプレアデスとシリウスが手を組み地球上で最後の和平を結ぼうということをやっています。プレアデスがシリウスを攻撃してきて、シリウスの星を破壊したんです。僕ははっきりとそう言います。

 

エスは白系ユダヤ人だった

アシュター:お二人とも岡山のご出身ですね。岡山にユダヤ人がいましたでしょう。昔ね。赤ら顔をしたユダヤ人です。ユダヤ人には白人系のユダヤ人と……。

保江:白人系はアシュケナージですね。

 

・過越のお祭りとかをしていた人たちが白系アシュケナージで、旧約聖書に出てくる世界に、すでに白人のユダヤ人がいたということをここにちゃんと書いておいてください。

 

・キリストが白人に描かれがちで、後世の人たちが、なんでキリストは中近東系なのに白人に?という議論もありますが、あれは正しいキリスト像です。

 

レビ族の長としてのマリア

アシュター:イエスは白人で、マリアさんは土着の人でした。アラブ系のマリアとアシュケナージのイエスがつがいになったということです。

 

アシュター:本当は、神々は犠牲を必要としません。本当の純粋な宇宙存在としての神であれば、全くその犠牲はいらないわけですね。

 

・当時のレビ族では女性が祭祀を司っていたので、女性が族長になる風習がありました。そうなると、入り婿が必要です。イエスはそこに入りました。

 

アシュター:イエスはある程度、誉れ高き生まれ。イエスの通り名はイザック。本リアの名はヤコブ。その男性との血脈を守らんとする組織が、いわゆるマグダラのマリアの血脈を守っているといわれている人々。

 

アシュター:テンプル騎士団に守られて彼女が逃げて行った先がいろいろあるわけですが、最終的に娘が産まれました。フランスには立ち寄ったかもしれないですが、最終的に居住したのはやはり、スコットランドなんです。

 

・それが今、掘り起こされ、コアな情報が出てきているところですね。フランスで匿われていたという情報からフランスの王族に繋がるお話があるんですが、そっちが目くらましの情報です。

 その情報で得をするのが、メロヴィング朝王家。イエスとマリアの血脈が王朝に流れているという話を流布して、本当のことを伏せた。最終的にやはり、『ダ・ヴィンチ・コード』に描かれているように、スコットランドのあの村にあるあの教会が、最終的に家族が隠されていた場所であり、マリアとイエスの子どもであるサラが大きくなったところです。エスについては、あの人は一緒に逃げなかったんです。別々に逃げたほうがよいということになり、追われる身として結局、中近東を通って日本に。

 

日本に渡ったイエス、サラのその後

保江:やっぱり日本に来ていたと

アシュター:青森県八戸のあたりに来ました。若かりしマリアも逃げ切り、スコットランドに落ち着いて、現地の人と結婚して子どももできている。

 そして、イエスも道中にいろいろな家に守られながら東へ東へと旅をし、そして日本国に流れ着き、現地の人と結婚している。

 

日本の古代史、岡山の豪族

岡山で見られるUFO・古墳

保江:正確には岡山県内ではないんですが、隣接する兵庫県広島県に、音が同じ神鍋(かんなべ)と神辺(かんなべ)という土地があるんです。

神鍋には、昔からよくUFOが出る。神の鍋というのは、UFOですからね。空を飛んでいれば、神さまの鍋に見えるのでしょう。特に昔においては。だから、やっぱりあの辺には、UFOがよく来るのです。今も昔も

 

大国主=倭タケル=桃太郎

アシュター:桃太郎伝説というのがあります。今、そのイメージが来ているからちょっとおろします。桃太郎というのは、あのお方です。大国主命おおくにぬしのみこと)。倭建命(ヤマトタケルノミコト)といわれているのが、大国主命と同じエネルギーの存在です。

 

桃太郎伝説で言うと、孝霊天皇の婿であるタケルくんというのがいるわけです。その人が、スサノオ伝説のベースとなっています。

 

大和朝廷があった場所>

保江:備中神楽は僕は一度ぐらいしか見ていませんが。

 牛窓はなんとなくエーゲ海というか地中海の奥、イスラエルなどとも繋がっているような気候風土だから、ユダヤの人たちも定住し、大和朝廷を作ったのでしょう。

 

アシュター:吉備族というのがヤマトタケルなんです。ヤマトタケルがいかに優れた豪族だったかということをここで申し上げます。

 

アシュター:大和に話を戻すと、孝霊天皇にまつわるお話というのはたくさんあります。岡山には、かつて非常に強い吉備族という豪族がありまして、大和朝廷に拮抗していた。大和朝廷は、奈良の纏向(まきむく)にありました。

 吉備国は、その纏向の大和朝廷と拮抗する存在でした。

 

自由な魂でいこう

死後の魂はどうなるか

アシュター:それは得意分野です。魂の話をまずします。

 魂と言うのは、エネルギー体としてあるわけですが、例えばここに複数の人間がいます。その魂が、お互いに触れ合っている状態というのはよく聞いたことがあると思います。それは本当です。

 ですから、壁を隔てた向こう側に人がいたとしても、微細な生体エネルギーを感じる。しかしながら、これは正確には魂ではなく、人の生体エネルギーですね。

 情報を持っているエネルギーが、魂です。それが肉体から抜けた状態になることが、死を迎えるということですね。

 そのエネルギーとしての魂は、とりあえず肉体から抜け出た後、瞬時にしてどこかに行くのではなく、やはり漂っているわけです。

 

50日の滞留期間

アシュター:全ての魂は、死後50日を目処に、どうするかを決めます。魂は自由なので、生まれ変わるときには速攻生まれ変わります。決断に50日かかる場合もあるでしょう。肉体を出て、50日ぐらいすると、全てが分かります。自分の人生の意味、そして魂の遍歴です。

 

人間の輪廻が終わったらどうなるか

保江:ぜひ聞きたいです。

アシュター:聞きたいですよね。これは、エウリーナにも伝えていないことです。

 結論として言うと、自由意志で選べる、ということです

 例えば、人間をもう一回やろうかなと思って降りてくることもできます。ただし、ほとんどの人はやりたくないので人生ゲームを「あがり」ます。

「あがる」とき、魂の情報を保持するか、破棄するかは、本人次第です。

 よくあることとして言うんですが、自分はあがる、だけど魂の片割れが一緒にあがらない場合がありまして、その場合にはその人にくっついて、いわゆる守護存在になる。

 

アシュター:とにかくエネルギー体になる。エネルギー体としての意識になるが、個性はある。

 例えば、僕であればシリウスのエネルギー体なんです。

 

非二元なんかつまらない

アシュター:ノンデュアリティ。つまり非二元とは、全体を観ること。自分が全体の中で分離がないと知ることで、孤独などを感じにくい状態であるということです。

 

スピリチュアリストが陥りがちな罠

宇宙存在からの情報の鵜呑みはやめよう

アシュター:スピリチュアル業界の人々が、宇宙からの情報をありがたがって、なんの精査もせずに流用するのはやめてほしいと思っています。宇宙からおりてきたことだから、120パーセント本当だとさえなっている向きもあるわけですが。そんなことは絶対にないわけです。

 

ヒーリング・セッションのあり方

アシュター:スピリチャリズムは突き詰めると、個性の謳歌です。それぞれ個性があり、生き方も違うし、トラウマの種類も異なり、そこから高みへ行く方法も百人百様です。十把一絡げに対処しようとしたり、あるいは宇宙的な暦に頼りすぎたり。

 

80億の元気になる方法がある

保江:自分のやり方が正しいからと人に押し付けたり、教祖みたいになる必要はないということですね。

 

アシュター:しかし、世界人口が80億だとすれば、80億のカルマと80億の元気になる方法と80億のシフトアップの仕方がある、と考えると、別のやり方のほうがいいでしょう。

 

誰もが幸せになりたいだけ

江國:でも本来は、「知らない」状態でも同じことができます。その他人が自分の家族だと思えば、より優しい気持ちになれる。知らない人も自分と同じく、ただ幸せになりたいだけです。そこは人類に共通していることで、それが本当の意味で腑に落ちると、世界の見え方も変わってくると思います。

 

「宇宙もインクルーシブ!」~あとがきに代えて~

・ウォークインしてきた宇宙存在は(憑依というよりも常駐してます 笑)、私の意識の中に入り込み、最初は私のツインレイだと教えら

た英国人男性が私のハートチャクラに入っているという物語を作り上げ、

ありもしない葛藤の種を植え付けました。その物語が終わると、自分の正

体を猿田彦だと明かし、サナトクマラという闇のエネルギーを司る者であ

り、エジプト時代はトートと呼ばれる存在であり、そして、それらのエネ

ルギーを統括するシリウスの宇宙連合司令官アシュターであると名乗る

ようになりました。

 

・ただ2017年頃から、このアシュターと名乗る存在による導きで魂の情報やアカシック情報を読めるようになると、自然な流れでサイキック・リーディングやヒーリングをさせていただくようになり、皆さんが魂の計画に戻っていけるようサポートさせていただくようになりました。

 

・ヒーラー名の「エウリーナ」は、私のレムリア時代の名前ということで、アシュターが教えてくれたものです。

 

・地球上では世界的に「インクルーシブ」(誰もが社会的な平等を享受すべきだという基本概念)が叫ばれるなか、人間が「低次」で宇宙存在は「高次」とか言っていること自体、おかしいですよね。

 

・世界はご自身の反映です。自分の見ている世界を、もっと楽しく、愛に満ちあふれ、多様性の認められるより自由な世界にしていきたいと思うなら、自分の考え方や見方をより楽しく、愛に満ちあふれ、寛容なものにしていってみてください。

 

 

 

『岡山に出現したUFO』  

(秋田めぐみ) (岡山若者新書)  1987年

 

 

 

岡山の安井さんのチュェレイ星への異星旅行

・ 円盤は都市という程度の規模なんですか?

 

・ さっきあった都市がなくなっているのです。あそこに見えていた都市がないのはどうしてなのかと訊ねたら、笑いながら「あれは全部円盤でできていて、今はもう他の場所に飛び去ってしまったので」というんです。

 

・ じゃあ、都市は全部ドーム型になっているんですか?

 

・ これらの円盤は、飛行するためというよりは、生活する場としての円盤なのですから、四角型の円盤も多くあり、それらが積み重なった場合、大きなビルのように見えるわけなんです。最初見た円盤の街を作ることは、簡単なわけですよね。ただ、どういう理由で、あるいはどんな単位で一つの街を作っているのか、さらにそれらの街は、たえず場所を移動しているのか、何のために移動するのかなどまでは聞き出せなかったんですけれど、いずれにせよ、パァーと集まれば海の真ん中にでも瞬間的に大都会ができるんですから便利だと思いますね。

 

・ 地上からたえず、1メートルぐらい浮いているわけですから、地上に固定した建造物は全然なく、たえず動いている。チュェレイ星全体が単一国家で、欲しい物は、規定の場所に行けば手に入るし、争いも皆無らしいんです。

 

・ もちろん、建物は全部円盤でできているわけです。そんな建物がひとつだけ、ぽつんと浮いているところもありました。

 

・ チュェレイ星人の平均寿命は3万歳から4万歳くらい。

 

<異星人とテレパシーなどでコンタクトする方法が分からない>

・ “コンタクトする方法は?”円盤に対しての関心を毎日の生活の中でたえず持ち続け、そして宇宙人に早く会ってくれと頼む(念ずる)しか方法がないんじゃないでしょうか。

 

 

 

『UFO革命』 

横尾忠則)(晶文社)   1979年3月

 

 

 

チユェレイさんは地球人の30歳前後しか見えませんでしたが、実際は1万歳くらいとのことでした

・また「時間と空間は相対的なもの」というのは今の地球の科学でも定説になっていますが、天文学上でも各星によって1年(1行程)の長さが違います。チユェレイ星人の平均寿命は地球時間で3万~4万年くらいらしく、チユェレイさんは地球人の30歳前後しか見えませんでしたが、実際は1万歳くらいとのことでした。そして、地球人がピラミッドを作っている頃から地球に来たことがあって。「あれ(ピラミッド)は地球人が作ったものだ」と言ったそうです。

 

・「異星人には同じ人間型でも5メートルくらいのもいる。人に言うと怖がるからしゃべらないことにしている。それに人間とはまったく違う形態の知的生物もいる。チユェレイさんたちでもつきあってもらえないほど次元が高く、チユェレイさんたちが研究しても分らないのがいる」と言っていたとのことです。

 

・こんなにも沢山の人が、こんなにも様々なUFOとの出会いをしている・・・。この事実はなんびとも否定できません。この事実、それも当地岡山においての事実を秋田さんは足で調査し、一冊の本にまとめてくれました。貴重なものだと思います。

 

・ここ岡山の街にも事実か、単なる流言飛語か、沢山のUFO目撃の噂があります。そこで岡山のUFO研究といえばこの方を抜いては語れないといわれている畑野房子(就実高校理科講師)のご協力のもとに、この噂の真相を調べてみました。(月刊※タウン情報おかやま別冊)(1987年)

 

・人間が本能的に持っている未知への探究心が大事。

 

 

 

『世界不思議大全  増補版』

泉保也     Gakken   2012/8

 

 

 

<ジョージ・アダムスキー  史上最大のUFOコンタクティ>

<驚異の宇宙旅行と素晴らしい宇宙船>

アダムスキーは、その後数回にわたって異星人とコンタクトすることになるが、そのたびに彼は驚くべき体験をしている。

 1953年2月18日、例によって彼は予感めいた衝動に駆られ、ロサンゼルスのとあるホテルに投宿した。

 夜になって、ロビーにいたアダムスキーにふたりの男が接近してきた。ふたりは普通の服を着ており、話す言葉にも何らおかしなところはなかった。

 しかし、彼らが握手を求めてきたとき、アダムスキーは異星人だとわかった。彼らは特殊な握手をするからである。

 ふたりはアダムスキーを車に乗せ、砂漠地帯に向かい2時間ほど走行。ドライブ中、ひとりは火星からやってきたといい、もうひとりは土星からやってきたと話した。

 車が砂漠に着くと、そこにはUFOが待機していた。近くには例の金星人がいて、アダムスキーをにこやかに出迎えた。不思議なことにこのとき彼は、英語を流暢に話せるようになっていたのである。

 アダムスキーは、彼らに仮の名前をつけ、金星人をオーソン、火星人をファーコン、土星人をラミューと呼ぶことにした。

 

・UFOは信じられないくらいの高速で飛行し、地上1万2000メートルの高度に達した。そこにはなんと、全長600メートルはあろうかという巨大な葉巻型母船が滞空していたのである。

 

アダムスキー宇宙旅行に招待したのは、偉大な指導者(マスター)と呼ばれる人物だった。

 

土星型UFOは、上空に待機している母船に向かった。今度の母船には、20歳前後にしか、見えない人々が大勢いたが、彼らの年齢は、実際には30~200歳以上にも達するという。

 

<コンタクティ  異星人からのメッセージを伝える人々>

・コンタクティの証言を「コンタクト・ストーリー」という。

 

<ハワード・メンジャー>

アメリカ人。初コンタクトは1932年の夏で、金髪の金星人女性と会見。高校卒業後、陸軍に入隊してからハワイで黒髪・黒眼の異星人と出会い、太平洋戦争時の沖縄戦に従軍した折、沖縄で軍服を着た金星人と会見、「今後もコンタクトが続く」と告げられた。

 

・退役後の1956年にニュージャージー州プレザント・グローブでUFOを目撃して搭乗員の男女と会う。以後、金星や火星、木星土星から来たという異星人と何度も会見し、UFOに同乗して金星や月の裏側にある基地を訪れた。妻も金星人の転生者だという。

 

安井清隆>

・日本人。岡山市で語学塾を開いていた1960年4月23日の夜、満月の2、3倍はありそうな土星形のUFOを目撃。1週間後の30日午前4時すぎ、テレパシー通信を受けて戸外へ出たところ、3機のUFO編隊を組んで旋回しているのを目撃した。うち2機は姿を消したが、残る1機も導かれるようにあとを追った。

 

UFOは総合運動場に着陸し、中から銀色のスーツに身を包んだ、2メートル40センチほどの長身でマスク姿の人間が現れ、両手を差しだしながら安井に近づいてきた。握手後、マスクをはずした男の顔は彫りの深いヨーロッパ系だったが、日本語で話しかけてきた。しばらく、会話を交わしただけで、最初のコンタクトは終わった

 

・同じ年の10月30日、「富山県黒部市宇奈月温泉近くの河原で待つ」というテレパシーを受信。11月1日の夕刻、黒部川で先に会見した男性と金髪の女性と遭遇した。男性はチュェレイと名乗り、それが母星の名でもあると語り、直径5~6メートルの小型円盤への搭乗を許された。円盤は15分ほどで白馬岳の頂上付近に到着。直径30~40メートルの円盤に乗り換えた。内部は操縦室、食堂、倉庫、会議室からなっていた。

 

・その後コンタクトは中断し、再開されるのは1970年2月。岡山市郊外でチュェレイと再会し、円盤で白馬岳の基地を訪問。全長60キロはあろうかという葉巻型の巨大母船の映像を見せられた後に、その母船へ案内された。母船は恒星間飛行に用いられるもので、内部には森や湖、山などがあり、建物が立ち並び、小型円盤が飛び交っていた。1971年2月末には、その巨大母船に乗ってチュェレイ星を訪問した。が、その後テレパシー通信はぱったり跡絶えてしまったという。

 

<ステファン・デナルデ>

・オランダ人実業家。1967年7月、オランダ南西部ウースタ―シェルトの沖合をヨットで航行中、海面に浮かんでいた異星人の宇宙船(水上艇)に乗り上げて異星人と遭遇し、乗船を許された。

 

・身長150センチほどの異星人はヒューマノイド型ではなく、顔の真ん中に窪みがあり、手は鉤状で、全身が薄褐色の毛で覆われ、獣じみて見えた。

 会話はテレパシーでなされた。彼らの母星は、地球から10光年彼方にある惑星イアルガで、自転速度は地球よりも遅く、重力は地球の約3倍。窒素やアンモニアからなる大気は濃密で、大気圏の雲が視界をさえぎっており、太陽光は見えない。

 

・そのイアルガ星へ、小型の円盤から高空に滞空する大型円盤に乗り継いで案内された。イアルガ星は海が大部分を占め、陸地は島だけで、それらは鉄橋で結ばれていた。石油タンクのような形状をした集合住宅が立ち並び、ひとつの建物の直径は約300メートル、高さは約135メートルで、約1万人が居住できる。

 ほかに自動機械化された農園、恒星間飛行用の大型円盤の建造工場なども見学してから、再び円盤に乗って地球へ帰還した。

 

<R・N・フェルナンデス>

・メキシコ大学教授。原子力委員会のメンバーも務める科学者。1972年11月14日、大学構内で異星人女性とすれ違った。身長190センチの長身で、瞳は緑色、黒髪の美女である。それより先、教授は女性の声で何かを訴えようとするテレパシー通信を受けており、異星人であると直感したのだった。

 

・その後、2度遭遇したものの、会話を交わすことなく迎えた1974年12月22日、彼女が「テレパシーでは通じないようなので、直接話にきました」と教授を尋ねてきた。彼女はアンドロメダ銀河からやってきたリアと名乗り、知的生命体の調査のために地球を訪れていると説明、近いうちに宇宙船へ招待すると約束した。

 

・それが実現したのは翌1975年4月22日だった。宇宙船は直径5メートルほどのドーム状円盤で、乗船するや、超高速で大気圏外に飛び出した。リアは宇宙空間に浮かぶ青い地球を見ながら、地球環境の脅威、遺伝子工学反物質などについて語った。

 

・リアはその後、近い将来凶悪な異星人が地球に来襲する、という警告を残してアンドロメダ銀河へ帰っていった。

 

<宇宙飛行士が認めたコンタクトの事実>

・ならば、彼らの主張はすべて虚言や妄想の産物かというと、必ずしもそうではない。宇宙探査によってコンタクティたちの話が真実と判明したケースもあるからだ。

 

・かつてのアポロ計画にも注目したい。宇宙飛行士と管制センターとの漏洩交信記録から、「道」「ドーム群」「構築物」「トンネル」「テラス」などが月面に存在するらしいことが指摘されたからだ。それらはおそらくUFOの基地だろう。

 

・アポロ14号で月面に降り立ったエドガー・ミッチェルが2008年7月、「アメリカ政府は過去60年近くにわたって異星人の存在を隠蔽してきた」と爆弾発言したことも、コンタクティに有利に働く。地球へ飛来している異星人が人類との接触を試みないとは考えられないからであり、すべてのコンタクト・ストーリーを荒唐無稽と斬って捨てるわけにはいかないのである。

 

 

 

(2023/12/31)

 

 

『人類滅亡の回避ときたる黄金期の世界』

地球を去っていくプレヤーレンが人類に託すメッセージ

高島康司  ナチュラルスピリット  2023/9/14

 

 

 

プレヤーレンとは?

・ビリー・マイヤーがコンタクトしている宇宙種族であり、見た目は人間とは見分けがつかない。現在に至るまで、ビリーとひんぱんに交信している。われわれの宇宙の裏側に存在する別宇宙にある「エラ星」から大型の宇宙船でやって来る現在は宇宙船を使わず、FIGU内に設けられたコンタクト専用の部屋に次元移動してやって来る。彼らは「プレヤーレン連邦」として、アンドロメダ最高評議会とも連携している。

 

はじめに

・しかし、すでにディスクロージャーは進んでいる。

 それは、われわれが住むこの世界の真相を明らかにしてしまうほどのインパクトを持つ。これから数年で、世界の実態がどんどん明らかになるだろう。

 

・コンタクト相手のプレヤーレンという種族は、“地球人類は2029年2月3日まで続く大激動の期間にあり、人類がさまざまな問題に対処しないと、将来のいずれかの時点で絶滅の危機に直面することになる”と警告している。

 

・われわれが大量消費という資本主義的な行動規範から確実に抜け出ていかないと、早ければ2024年から2025年にも起こるかも知れない「金融危機」、そして2029年にも始まるかも知れない「第三次世界大戦」などの危機的状況を通して、人類は絶滅の方向に向かうという警告だ。

 ただし、この警告には、最悪な事態を回避できる希望のようなメッセージも含まれている。

 

人類は「種の大絶滅」に向かっている

地球は太古から生物種の絶滅を5回繰り返し、今、「第6の大量絶滅期」を迎えているとされる。プレヤーレンいわく、今回が特別なのは、人類が絶滅の対象になっているからだという。特に、これからの数年間は加速度的に危機が高まるらしい。

 

2024年から加速していく絶滅への道

プレヤーレンたちは、本格的に地球を去る準備を始めているという

 彼らはアンドロメダ高等評議会と連携をとり、500年に一度、人類の進化状況を査定するというが、2023年の今、それを行っている最中らしい。

 

プレヤーレンは、ビリー・マイヤーとの2023年のコンタクトで、人類の未来について次の点を指摘している

地球上で繰り返されてきた「種の大絶滅」が起きる。今回は人類が対象で、そのほとんどが消滅する。

◆これは、人類自身が作り出した災害であり、絶滅を招くようになったことをした結果である。

◆人類が真実を知ろうとしないで、もうほとんど止めることができない。

 

人類に突きつけられた回避困難な危機

  • 政府とのコンタクトを拒否したプレヤーレン

アメリカは戦争中毒と世界征服マニアとしても言及されるべきであり、コロナ病の間接的な発案者としての罪もあります。

 

  • 今回の「種の大絶滅」の対象は人類

・しかし、地球人の大多数は、警告を聞き入れてより良い方向に態度を変えることはほとんどなく、避けられない事態が近い将来に起きるようになるでしょう。

 

  • 宇宙からの危機と異常気象による地球の激変

2036年に延期されるかも知れませんが、2030年の少し前で“宇宙からの危機”が発生する可能性もあります

 さらにその先には、大幅な人口増加がもたらす気象破壊(異常気象)の結果、地球人は、それまでにない地球の激変に対処しなければならず、生き残れるかどうかは定かではありません。

 

地球の適正範囲を超えた「人口増加」が招く多大なリスク

・プターによると、現在の人口は、実は90億人を超えているという。しかし、以降で紹介するように、適正人口は10億人以下であり、目指すべきは5億人ほどだというのだ。

 

  • 目指すべき人口は5億人ほどが適切

・私たちのエラ星は地球とほぼ同じ大きさで、人口は5億3000万人にすぎません。このことは地球人にもあてはまり、目指すべき人口です。

 

  • 過剰な人口が招く10憶から15億人の大量死

・善なる正しいことのために行うべきこととは、人類が地球の自然界と共存できる状態に戻すことです。それには、非常にすみやかに採択し、実施する「世界的な産児制限のための規則」も含まれます。

 そうすれば、私の計算によると5億2900万人を達成できます。しかし、それができない場合、30年前に私が確率を計算したように、地球人は10億人から15億人ほどを残すのみとなり、あとは大量死するでしょう。

 

  • 地球の適正収容人数はすでにオーバーしている

・2022年には、90億人以上になります。これは、地球の大きさと収容力から見て、5億2900万人から多くても25億人という妥当な数の人口をはるかに超越しています。

 それは地球の生態系に甚大な被害を与えるだけでなく、完全なる「過度の負荷」を意味します。

 

  • 金融システムを廃止したら犯罪がなくなった

・私たちプレヤーレンは約5万2000年前、平和な状態に転じました。それ以降、あらゆる物品の支払い手段や労働における賃金を完全に廃止しました。これにより、すべての金融犯罪や同種の犯罪がただちに過去のものとなり、再発しないという結果をもたらしました。

 多種多様な物品のすべての生産元は全プレヤーレンの共有財産となり、労働の対価が賃金で支払われなくなったのです。なぜなら、支払いはもはや必要なく、生活に必要なものはすべて賃金なしで手に入れられるからです。

 

世界的な金融危機の向かう先とは?

・理想的な社会システムへと変化を遂げたプレヤーレンの惑星とは裏腹に、日本では2024年か2025年頃には、金融システムの何らかの改変が行われる可能性がある。

 

  • 金融システムの転覆で国民のみが損害を被る

・全世界の金融システム全体が転覆することで、すべての国の既存の国家債務が新たに再編成され、一般国民のみが損害を被るような形になります。

 

  • 年金システムは破綻に向かう

・年金機関は、年金受給者の高齢化により資金が不足し、なおかつ、年金受給者の数が増加しているため、もはや年金を支払うことができなくなるでしょう。

 

  • 経済的に困窮し、見放される高齢者が増える

・今後、ますます高齢化が進み、70年後(2019年)には多くの高齢者が経済的に苦しくなり、不幸にも子どもや孫から見放され、最終的には多くの自殺者を出すことになるでしょう。

 

  • 一部の人に対する「強制安楽死

・未来には、人類が倫理観と道徳観を欠如させる結果、病気や肉体的な奇形のある人を、不治の病などとして、「安楽死」の名の下に排除するようになるでしょう。

 肉体や精神に障害を持つ人は、新生児であれ同様です。将来的に社会の負担になるため、安楽死させるのです。

 特に、ヨーロッパとアメリカはその先駆者であり、最初のステップとして、重病の子どもに対する安楽死という形ですでに行われています。

 

2023年はターニングポイントの年

・プレヤーレンのコンタクト記録によると、「デジタル通貨」と「現金の流通禁止」を前提に、ほんの一握りのエリートが国民を徹底して管理する「高度管理社会」が出現する。

 その後、人類は絶滅の歩みが速まるというシナリオになっている。この流れは、もう止められないのだろうか?

 

  • 2023年に起こすビリーのアクション

コンタクト記録を読む限り、“2024年から始まる世界的な大変化のプロセス”と関係しているようにも思える。それは、プレヤーレンが地球を永遠に去るという2029年を通して、その後の2030年代の始めまで続くとされるからだ。

 

人工知能は思考まで支配していく

人工知能について賛否両論あるが、プレヤーレンによると、人類はそのうち人工知能に支配され、奴隷にされ、嫌がらせを受けるようになるという

 

・その結果、人工知能は人間がそれについて何もしなくても、最終的にあらゆることを自ら決定し、実行するために、プログラムされている事柄のリーダーシップを勝手に発揮する可能性もあるのです。

 

  • 人類は思考を支配され、自分を失っていく

・人類の大きな問題点の一つとしてプレヤーレンが指摘するのは、宗教、特に一神教の害悪である。

 

250年前から始まっている人類の退化

・人々がそのようになってしまったのは、そもそも支配されたことから始まった。その支配により、脳の一部に有害な変化が起き、過去250年の間に思考する力が退化したという。

 

  • 過去250年間に脳機能がネガティブに変化

・あまりにも急速な技術開発とその影響により、地球人の大多数の脳、すなわち地球の専門家によって「前頭前野」と呼ばれる脳器官に非常にネガティブな変化が起こります。それは非常に強力に、永久に影響を受けることになります。

 

プレヤーレンが地球から去っていく理由

・プレヤーレンのメンバーたちが、水瓶座時代の本格的な到来とともに永遠に地球を去っていくという――。

 

本格的な水瓶座時代の到来とプレヤーレンとの関係

実は、すでに48年前の1975年に、プレヤーレンは2029年に地球を永遠に去ることを明かしていた

 

  • 「黄金の時代」までの185年間は偽物や宗教が横行
  • 2029年までに社会システムの刷新が加速
  • セントラルサンの強烈な放射線がもたらす「奇跡の時代」

この過渡期が終わると、2029年からは、本格的に水瓶座の特徴が発揮されていく。それは、宗教的な狂気、戦争と破壊、大量殺戮の時代に突入することも意味する

 しかし、基本的には、水瓶座の時代は「すべてが最高の水準に引き上げられ、自然の摂理に従って霊性と意識を発揮させる黄金期」である。

 そうなるには「この時代が始まってから数百年もかかる」というが、その頃の人類はどのようになっているのだろうか?

 別のコンタクト記録には、それは「800年後」とある。

 

・つまり、プレヤーレンは人類のマイナス面が強く現れる「水瓶座の時代の過渡期」に、人類の意識の進化を促すためにやって来たのだ。そのため、“過渡期の終わりとともに地球を去る”という。

 

「過渡期の申し子」として転生したビリー・マイヤー

プレヤーレンの超科学が解明した宇宙の仕組み

◆現在の宇宙が誕生したのは、46兆年前に起こったビッグバンが始まりだった。

◆それから15億年後に、最初の「固体物質」が形成された。これが、現在の「物質宇宙」である。

そして、100億年前に、最初の「ヒト型生命体」が誕生した

その後、343種類の肌の色に分かれる4353万607種のヒト型生物(人類)が創造された

◆現在、宇宙全体で数十憶の種族が存在し、天の川銀河だけでも、750万の人類文明が存在している。

◆今、宇宙は155.4兆年に及ぶ膨張期に入っていて、その後、同じくらい長い収縮期が続く。

 

プレヤーレンはわれわれの宇宙を「DERN宇宙」、そして反対側に生成された別の宇宙を「DAL宇宙」と呼び、区別している

 DERN宇宙もDAL宇宙も、それぞれ7つのベルト(おそらく次元)でできていて、同じDERN宇宙であっても、異なった次元の宇宙が存在している。

 一卵双生児であるDAL宇宙は、DERN宇宙の7番目の外側のベルトにそっと寄り添っている

 われわれとは異なった次元からやって来ているプレヤーレンたちは、高度なテクノロジーにより、DERN宇宙内の次元を行き来しているのだ。

 ところで、プレヤーレンいわく、この宇宙のすべては「創造」と呼ばれる超越的なエネルギーが、創り出したものであるという

 

「創造」は宇宙にある万物に遍在し、人類を含むあらゆる霊体にも内在している。それぞれの霊体は輪廻転生を繰り返すことで進化し、最終的には肉体を必要としない“純粋なエネルギーからなる霊体”に至る。

 この進化の過程は、数億年かかり、最高レベルに進化した霊体は「アラハト・アテルサータ」とプレヤーレンが呼ぶ存在になるという。

 

  • すべての存在は「アラハト・アテルサータ」を目指す

・人間は、総体的に完璧な状態といえる、特定の霊的・意識的レベルに到達した時、それに応じた高度に健康的な生活をすると、数百年、さらに数千年も生きることができます。

 約4000万年から6000万年にわたるそのような進化段階を過ぎると、霊はもはや物質的な体を必要とせず、半分霊的な体(半物質体)になります

 その後、6000万年から8000万年の間、半物質体の状態で生きたのち、非常に高い意識状態にある霊的進化レベルに到達し、人間からは、もはやコンタクトすることができないほど高いレベルの領域に存在することになります

つまり、反物質体の状態から、もともとの純粋な霊的形態「アラハト・アテルサータ」のレベルへと変化するのです。

 

人類の霊的進化を担う「ノコデミオン」とその役目

・その進化をサポートするために輪廻転生する使命を持った霊体が、プレヤーレンが「ノコデミオン」と呼ぶ存在である。

「ノコデミオン」はすでに90億年前から活動を始め、数え切れないくらいの輪廻転生を繰り返し、アラハト・アテルサータの状態で存在することと、地球のような惑星がある物質宇宙で生きることを繰り返しているという。

 

預言者としての歴史上の「ノコデミオン」

・エノク/エリア/イェサージャ(イザヤ)/エレミア/イマヌエル/ムハンマド/ビリー・マイヤー/

 

決まった使命を持たない歴史上の「ノコデミオン」

ソクラテス/アリストテレス/ヨハン・ゲオルク・ファウスト/ガリレオ・ガリレイ/ヴォルフガング・アマデウスモーツァルト/ヤコブ・ルートヴィヒ・フェリックス・メンデルスゾーン・バルソルディ/グリゴリ・イェフィモヴィチ・ラスプーチン/

 

  • ビリー以降、教えを広めるノコデミオンは現れない

つまり、今から50年後には人類の意識状態が進化するどころか、退化しているという

 そのため、「ノコデミオン」の霊体を持つ人物を見極めることができず、しかもその人物も「霊の教え」を広めるような活動はしないという。

 

2029年にプレヤーレンは地球から完全に撤退する

  • 意識の進化に無関心な人類への努力と失望

・プター:今のところ確実なのは、私たちプレヤーレンは地球から撤退し、「退化した地球人のために努力を続けることはない」ということです。

 

  • 人々を苦悩から救い出したビリーの活動の功績

プレヤーレンが定期的に行う「人類の査定」

・数年後に地球を去るとはいえ、それまでにプレヤーレンたちはさまざまな任務を遂行しなくてはならない。

 その一つが、「500年に一度、人類の進化状況を査定する」ことだ。

 

  • 500年ごとに作成される地球の「観察結果」

・ビリー:プターは、「あなた(フローレナ)が本当に不可欠であり、ウクライナで実際に何が起こっているかを観察する使命を担っている」と言いました。

 

アンドロメダ高等評議会」と連携するプレヤーレン連邦

・プレヤーレンの惑星エラでは、「アンドロメダ高等評議会」と連携し、プレヤーレン連邦としてコンサルティングを受けているらしい。

 ということは、“500年に一度の査定”には、どうやら「アンドロメダ高等評議会」が背後で関連し、もちろん人類も高等評議会から状況を把握されていることになる。

 

アンドロメダ高等評議会」は「最高評議会」としても知られています。アンドロメダ銀河に存在する、半物質的形態の進化段階にある「高度に進化した存在の集団」です。

 彼らは、プレヤーレン連邦のコンサルタントとして活動しています

 

コラム/「アンドロメダ高等評議会」とプレヤーレンの関係について

  • アンドロメダ高等評議会は、美しく変化する半透明な物質状態で存在し、非常に高い進化レベルにある。

 

次元の異なるエラ星から、人類の意識の進化を促すためにプレヤーレンはやって来た。

 

コラム/「ウェディングケーキUFO」は地上で実用するためのプロジェクトだった!

・それが1970年代の終わりころのことで、さらに実験を進めていましたが、政治の情勢が急速に好戦的な方向へと変化しました。

 そこで、私たちは開発のための情報を、ドイツの科学者へ提供するのを中止し、プロジェクトを期限切れとしました。地球用の円盤飛行装置を実用化させると、戦争に利用されるからです。残念ながら地球人が好戦的なため、私たちは「地球用の空飛ぶ円盤」を実現できませんでした。

 

スファートとビリーの「未来記(予言)」と生き残った者が体験する世界

かつてビリーはスファートとともに、遠い未来を観てきた。そこにいるのは5億人ほどで、意識の高い者しかいなかったというしかし、そこに至るまでには、蒔いた種を刈り取るべく人類はさまざまな局面で追い込まれていくという

 

スファートとビリーによる「未来の世界」にまつわる予言

人類は滅亡に向かっている、適正な人口は5億人程度とプレヤーレンは言う

 

スファートが語る「1940年代以降の人類の未来」

  • 将来、金融経済は困難な状況になる

・金融業界全体において「世界的な影の銀行と影の政府」により、多くの国とそのシステムが支配されます。

 

  • 環境を悪化させるプラスチックの害
  • 2000回以上の核実験が長期にわたり環境を破壊
  • 難民は安全な国へと移動し、犯罪者が増える
  • 人口増加が人間関係も環境も破壊していく

 

  • ビリーが歩む道への予言とアドバイス

・このようにスファートは、すでに1940年代に、“コントロールの利かなくなった過剰人口が原因で、これから人類は異常気象、環境破壊、戦争、混乱の時期に突入する”と警告した。この状況は「第3千年紀」に入っても、ずっと続くことになるのだと。

 そして、「ノコデミオン」の霊性を持つビリーに対し、人類の破滅を回避する方向を指し示すメッセンジャーとしての役割を期待した

 この困難な使命を達成するために、人間の衝動についてビリーが深く理解できるよう、「プレヤーレンの心理学」を教えたのだ。

 

ビリーが観てきた「800年後の黄金期」とそこに至るまでの世界

しかし、そこに至るまでにはまだはるかに遠く、多くの悲惨さと困窮、さらには悪事や戦争、テロ、混乱、大惨事が人類と世界を尽すことになるでしょう。

 

・なぜなら、すべての災厄は現代のテクノロジーの発展と、それが作り出す恐怖によってすでに始まっているからです。

 将来、さらに邪悪な戦争が世界中に広がり、その数はあまりにも多くなり、普通の人は生きるすべを見失ってしまうでしょう。

 

  • 新たな良き時代が始まるまでに起きること

・私の予言と予測が成就し、新たなより良い時代が始まるまでには、多くの時間がかかるでしょう。

 しかし、そこに至るまでにはまだはるかに遠く、多くの悲惨さと困窮、さらには悪事や戦争、テロ、混乱、大惨事が人類と世界を覆い尽くすことになるでしょう

 

  • 1958年における今後の世界の予言

以降は、一部を抜粋してリスト化した。ほぼ全てが現実になったため、予言の精度は驚異的である。

 

《技術革新》

  • この20世紀の1980年代には、人間が人工授精によって繁殖できるようになる。

 

  • 「2千年紀」の終わりは、コンピュータ技術が急速に確立される。

 

《通信手段》

  • わずか40年もすれば、ごく普通の市民でさえ、ポケット電話を持ち歩き、あらゆる機会にそれを使用する。

 

《社会変化・社会システム》

  • 戦争と反乱によって、その国の人々は滅亡し、国々は崩壊し、盗まれた土地にはさまざまな権力によって新しい名前が付けられ、伝統的な名前は存在しなくなる。

 

  • 「3千年紀」の時代より前でさえ、実際1993年には、「欧州連合」と

呼ばれる政治的かつ商業的なヨーロッパの独裁者が誕生し、悪事には666という数字を使う

 

《経済》

  • 1958年から30年以内に、それまでのビジネスの繁栄は崩壊し、先進国で計り知れないほどの失業を引き起こし、何百万人もの人々が仕事を失う。

 

《人類の意識の状態》

「3千年紀」には、大陸の大部分が消滅し、人々は山に避難しなければならない時が来るが、彼らが大災害を感じているのは短期間だけで、すぐにそれらのことを忘れてしまう。

 

・800年後とは、あまりに遠い未来ではあるが、貴重な内容と思われるので、なるべくそのまま掲載しよう。

 

  • 800年後の黄金期にあたる未来の予言

・遠い未来には、唯一の貴重な言語が世界中で話され、人々はついに「本物の人間」になるでしょう。

 遠い未来、人類は宇宙空間を征服し、宇宙の奥深くまで旅をし、地球の大気圏外に人工基地を建設し、そこに多くの人々が住み、働き、生活するようになるでしょう。

 遠い未来、人類は海に大都市を築き、深海を動き回り、海で採れるあらゆる種類の果物で栄養を摂るでしょう。

 

・遠い未来は1958年の今の時代よりも、人間の年齢は何倍も長くなります。

 

・遠い未来、人間の身長はより高くなり、物事により熟練し、すべてを包み込む意識の力で、自らが望むものは何でも所有するようになるでしょう。

 

・遠い未来、宗教の信仰は不必要になり、「創造の真実とその法則」のみが有効となります。

 

遠い未来、人々は巨大でパワフルな宇宙船で、宇宙の端から端までハイスピードで移動し、もはや境界線はなくなるでしょう

 

・遠い未来、人類は自分の体とすべての動物の体について知るようになるでしょう。それにより、病気や疫病は、それらが発症する前に治癒されるでしょう。

 

このように、遠い未来に至るまでには人類は人口のコントロールに失敗し、宗教の妄想から抜け出すことができず、滅亡寸前に追い込まれる運命にある。

 しかしながら、人類は完全に消滅するわけではない。生き残ったわずかな人々により、地球環境は再生されるのだ

 それが実現するのは800年後だが、その時、人類の意識はプレヤーレンが提唱する「創造の法則」にのっとって生活できるほどに進化する

 その世界には不正や差別、暴力や破壊はなく、誰もが他者の痛みを自分の痛みとして感じられるほどになるのだ。

 

プレヤーレンの科学が明かす意識と生命力アップの情報

・滅亡を回避するという壮大なスケールの中で、われわれ一個人としては、何から始めればいいのだろう?

 

滅亡を防ぐには急いで意識を進化させるしかない

憑依や悪魔払いの真実、輪廻転生の仕組み>

  • 憑依状態は意識の機能不全が生み出した現象

・ある人の意識状態や人格が異なるように見えることがある場合、統合失調症のような病気が起因となり、意識の機能が働かず、他の人格や異質な人格として現れます。これは、その人の意識の産物です。

 このような病的な意識の状態は、昔から「憑依」という不正確な用語でよく知られています

 実際には、正常な人格と正常な意識のほかに、他の人格や意識の形態があるわけではありません。通常、けいれんや妄想の状態と結びついている、精神的に問題ある興奮状態なのです。

 悪魔祓いによって、霊や悪魔として追加された人格を追い出そうとする宗教は誤った主張をしています。それは、何らかの霊や悪魔の影響ではありません。

 

  • 輪廻転生で前世は持ち越さない
  • 輪廻転生で継続するのは、その人の霊体のみである
  • 霊体は肉体を必要とせずに、霊だけで存在できる水準まで進化するためには、肉体に入って何度も人生を生きなければならない。この時、肉体に入るのは、意識の塊であり、人格の元になる。

 

自殺や安楽死・死刑制度は否定されるべき行為>

  • 自殺や安楽死は「創造の法則」への責任に違反する
  • 死刑制度は公的に許可された殺人

 

超科学による叡智が人類に開示されない理由>

  • 高度な知識は少数派にしか明かされない

 

「未来の次元」の地球人や並行世界にいる存在の飛行物体>

・ハイテクノロジーに関する情報として、プレヤーレンは「未来の次元にいる地球人のタイムトラベル」や「並行世界からの訪問者」のことにも触れている。

 

  • 別の世界から地球にやってくる存在たち 

・未来の次元に住んでいる地球人は「タイムトラベルの方法」を見つけ、次のことを可能にします。

 彼らは自分たちの過去に戻り、地球上の現在にも戻ります。したがって、これらの訪問者は地球外知的生命体ではなく、地球の住人でもあり、その技術は地球人の現在および未来よりも、何千年も進んでいます。

 

・そのほかの未確認飛行物体は、実際には地球外のものであり、人類が存在しているのと同じ宇宙の「時空連続体」に属する生命体によるものです。

 飛行物体を伴う、そのような生命体が地球を訪れるのは、私たちプレヤーレンと古くから地球に飛来している「3つの異なる種族」を除いて、非常にまれです。

 地球のあちこちで地球外生命体が接近していますが、人間との接触は極めてまれであり、数十年か数世紀に何度かある程度です。

 彼らは、並行世界から飛行物体を伴ってやって来ます。例えば、私たち自身もここに広がる時空構造に属した並行世界に住んでいて、この並行世界はほんの数秒で変化します。

 

  • 無害で、遊び心さえある「次元変更者」

・このような飛行可能な「有機生命体」は、私たちが「次元変更者」とも呼ぶ者であり、多くの場合は大小の蛍光性の光か、非常に明るい光を放射していて、もともと並行世界に存在しています

 

・地球にやってくるのは、未来の次元の地球人もいるというのは、意表を突くような、なんとも刺激的な情報だ。どこかで目撃された宇宙船には、実は未来の地球人が乗っているのかも知れない。

 

鍼灸治療は肉体だけでなく精神までも健康にする

・ビリーは、鍼灸療法に興味を持つ人のために、それがどのくらい効果があるのか、ケツァルに尋ねた。

 

  • 鍼灸治療は肉体だけでなく精神までも健康にする

鍼灸は、自らの生命エネルギーの「特定の集中点」に特殊な細い鍼を刺すことで、肉体的・心理的・意識に関係した苦しみや病気を癒します。鍼灸によるエネルギーは、特定の経路を通って体内を脈打ちます。

 

鍼灸の実際の起源は数百万年前にすでに確立されていて、エノクの時代という非常に遠い過去にまでさかのぼります。

 エノク自身が鍼灸の発明者であり、探究者であり、それが彼の民族に引き継がれ、使用されました。「太陽の反対側」から来た民族の子孫の間で今日まで続いていて、それが今日の中国人に受け継がれているということです。

 しかし、その大きな改善効果にもかかわらず、鍼灸は医学にとって、多くの治療方法の中の一つの選択肢にすぎません

 

  • サナンタシステムが乱れると病気になる

・人体には、「宇宙的電磁エネルギー」を受け取る「サナンタ」というエネルギーラインがあります。サナンタ上には鍼灸の中枢やツボがあるため、そこに鍼を打つことによって、生命エネルギーが影響を受けます。

 

プレヤーレンに起きた驚くべき出来事と進化への歩み

・プレヤーレンはどのように進化したのだろう?始めから高度な精神性を持つ種族だったのだろうか?

 実は、そうではない。プレヤーレンは高度に発達したテクノロジーを駆使する好戦的な種族として、戦争に明け暮れていた時代があるのだ。

 

プレヤーレンによる「霊的自己のインパルスで現実を創り変える瞑想法」

・人類の意識の覚醒を促すべく、プレヤーレンは現実を変容させるメソッドも教えてくれている。

 

  • 現実を創り出す想念の力

・個々の人の意識を引き上げるような、何か具体的な方法はあるのだろうか?そんな疑問に応えてくれるのが、ビリーがプレヤーレンから教えられた瞑想法が書かれた『心』という本だ。そこには、想念の力で現実をより良いものへと変化させるメソッドが、いくつも紹介されている。

 その中で一貫して告げられているのが、“現実とは想念が創り出したものであり、想念によって現実は変更可能”というメッセージだ。

 

  • 霊的自己のインパルスが現実化の決め手となる

メソッド<幸福感の境地と願望実現を促す「ロウソクの炎の凝視法」>

 

瞑想時の集中状態に意志の力は不要

メソッド <霊的自己と一体化して未来を創り出す「集中瞑想」>

ステップ1/「集中瞑想」で霊的自己のインパルスを受け取る

ステップ2/変性意識状態で未来のビジョンを受け取る

 

プレヤーレンの宇宙観の基本概念「創造」とは?

・「創造」には進化の法則が存在し、人間の意識もこの法則性に合致して進化しなければならないとしている。

  • 人間も、「普遍意識」の中にある他のすべての創造物も、その法則に縛られていて、原因から結果を得るという進化の振動の中にある。
  • 人間は、自分自身とあらゆるものに対して全責任を負っている
  • 人間は、自分の思考・感情・行動を通して、自らの運命を決定する。
  • 地獄は場所ではなく、人間自身の中にある。それは、メンタルブロックの中にあり、間違った思考や感情を人間自身が創り出している
  • 楽園は空の上ではなく、むしろ人間自身の中にある。つまり、心の中にある善良で楽しい思いと感情によって創り出される
  • いかなる人間も、他者に対して悪事を行う権利や、いわれのないことを行う権利はなく、誰かを殺害する権利もない。

 

テクノロジーを介した支配とビリーの身に起きた物語

・世界がこのようになってしまった背景には、人口問題のほかにも、複雑な要因がからんでいる。

 

・さらにプレヤーレンは、現在のキリスト教は、悪意のある地球外生命体が人類を支配するために作り上げたものだとしている

 

宗教的な想念が意識の進化を阻んでいる

  • 宗教が引き起こす5つの害

1、宗教は人間が他人に命令し、抑圧し、搾取するための原始的な策略に過ぎず、意識状態の弱い生命体だけが屈服するものです。

2宗教という悪意のある誤った教義に耽溺すると、人間の意識状態はますます衰え、最終的には底なし状態になります

3地球は天の川銀河の中で、宗教を持つ唯一の惑星です宗教は人々の生活と福祉を支配し、この世界の精神的発展を何千年も遅らせています

4、霊的進化のあらゆる側面が宗教によって阻まれ、真の進化を不可能にしています。

5、宗教には未来の価値ある部分が含まれてはいますが、それがあまりにも影を潜め、少数の人たちだけがその中に意義ある真理を見出せています。

 

このように、意識の進化を阻むものとして宗教の害を挙げている。

 

電子機器によるマインドコントロール

  • テレビや通信機器の背後でユーザーを操作

・ザフェナトパネーチ(プレヤーレンの1人)は、地球では宗教組織がある諜報機関と協力して、テレビやコンピュータ、インタ―ネットを通じて、人々を思い通りに操っていることを改めて説明しました。

 

・テレビやラジオ、コンピュータ、インタ―ネットシステムを通して、すべての人々に“暗示的影響”を与えて同調させ、上位エリートの策略に従わせることを担っています。

 

ビリーにいやがらせしていた謎の組織

・相変わらず外部からの攻撃にさらされ、コンピュータもハッキングされていたビリーが、プターに近況を話した。

 いつの頃からか自分のコンピュータの中で、カルト組織や諜報機関から発せられる“好ましくないこと”が増えてきている。どうやら、数カ国の諜報機関とからむ世界的なスパイネットワークが、汚い手口を使っているようだと。

 

  • 意図的に外部侵入されていたコンピュータ

 

キリスト教を介して人々を支配していた地球外生命体

・では、アメリカの闇の支配構造の一角を担っているように見えるギザ知生体とは、何なのだろうか?

 

  • ギザに基地を持つ地球外生命体と偽造した宗教用具

この地球外生命体は古代から地球人を支配するために、宗教を広げたいと常に考えていました

 何千年もの間、彼らはさまざまな種類の「宗教的な奇跡とビジョン」で地球人を欺き、宗教的な思い込みを維持させ、増大させてきました。

 

・当然ながら、彼らは巨大な宇宙船を安全な場所に持ち込む必要がありました。そのため、宇宙船を何千年もの間、保管できる地下格納庫を建設したのです。

 

・あなたが見た生命体は、秘密基地の警備員であり、そこに迷い込んだすべての生命体を殺します。

 

ビリーが地下基地に潜入して判明した真相

・アスケットは、ビリーが地下基地に行ったことを1953年に話していたが、実際にビリーが行ったのは1960年代初頭だった。

 

・基地はピラミッドの地下4000メートルにあり、ビリーは警備兵に遭遇したが、彼らはプレヤーレンによって眠らされていたので、無事に進入できた。

 そしてビリーは、キリストが磔刑になった時の十字架や聖衣など、キリスト教の伝説的な品々を発見した。

 

・ちなみに、“現在のキリスト教のイエスと、実在した人物は異なっている”とプレヤーレンは指摘する。実在したイエスの名前はイマヌエルといい、「預言者としての歴史上のノコデミオン」である。彼は磔刑を生き延びて、長寿を全うしている。

 この人物の活動と教えを記録した書物は、12960年代の初頭にビリーとギリシャ正教の司祭によって、レバノンで発掘された。その内容は「FIGU」によって出版されている。

 プレヤーレンは、ビリーをギザの地下基地に案内し、彼らが保管している十字架や聖衣を見せることで、現在のキリスト教は邪悪な生命体によって作り出されたことを知らせたかったのだ。

 

邪悪な生命体を地球外へと追放したプレヤーレン

  • 地球人の支配を目指した地球外生命体 

「ギザ知生体」(別名:ウミゴス)は、バファトとも呼ばれ、いわゆるアシュタール・シェラン、黒服の男、シリウスオーバーロードという地球外生命体のグループと関連している

 彼らは、プレヤーレンと祖先を同じくする地球外生命体の集団で、高度なテクノロジーで地球人を支配しようとしている。

 

彼らの起源は、大アトランティス、小アトランティス、ムーという文明が存在した紀元前11万3000年にまでさかのぼる1800年にわたる平和な時代が続いた後、権力欲の強い科学者たちが人類の支配の実験を握ろうとしたが、人々の反乱により、地球から追放されることになった。科学者たちは宇宙船を手に入れ、時空を超えた「ベータ・ケンタウリ」に逃亡した。

 

・その後、紀元前1343年に、アルス1世の子孫のアルスセムという絶大な力を持つ邪悪な存在が、まともな考えを持つ弟のプタアとサラムによって追放された。だが、彼は従者とともに戻って来て、ギザのピラミッドの地下深くに秘密基地を作った。その際、すでにあったピラミッドの地下の部屋を改造し、支配を目的とするセンターにした

 

彼らはある協会を通して、アドルフ・ヒトラーやその他の有力者を操作した。キリスト教ユダヤ教などの聖典の間接的操作や歪曲を通して、人類に影響を与えた。

 

・そのテクノロジーは、主に振動数に基づく「テレノティック」と呼ばれる技術を使い、過去の文明を参考にして、古代から人類の遺伝子操作を行っていた。

 

  • プレヤーレンによる捕獲と追放

・20世紀に入り、「プレヤーレン連邦」と「アンドロメダ高等評議会」は、ギザ知生体がますます危険になり、プレヤーレンを攻撃することさえあると判断した。なぜなら、彼らは宇宙で広く共有されている、文明が未発達の惑星に介入する際の「普遍的な規則」に従わないからだ。

 

・何千年もの間、彼らは「宗教的な奇跡とビジョン」で地球人を欺き続けた。最終的には、天使や神として現れることで、自発的に崇拝する地球人を服従させようと計画していた

彼らには、暴力と第三次世界大戦による別の計画もあった。地球人の3分の2が消滅し、悲惨な死を迎えるというものだった。

 

宇宙的な規約を順守する必要のない別の宇宙(ダル宇宙)からやって来たアスケットの種族は、21世紀の変わり目に起きると見られていた「第三次世界大戦」を防ぐために、地球に介入することができた。このことは、「この太陽系の歴史の中で最も難しい仕事」と表現されている。

 

プレヤーレンは彼らを捕獲し、全員を一網打尽にした。彼らの秘密基地を破壊し、“彼らが全く存在しなかったかのように”土地を元の状態に戻した

 

そして、彼らから最低限の生存装置以外のすべてのテクノロジーを奪ったのち、遠い銀河へと追放した。刑務所的な惑星に永久に収容された彼らは、自らの中に蓄積した「悪意に満ちた状態」で、余生を過ごすことになった。

 

・この作戦は、1978年から1982年のある時点で速やかに行われたため、彼らはもう地球にはいない。これらすべては、影響を最小限に抑え、目に見えないよう、追跡できない静かな方法で行われた。

 

・残念ながら、彼らが生成していたテレノティックな振動数は、衰えた状態のまま地上に残っている。プターによると、その悪影響は200年か300年は残り続ける。

 

時おり、プレヤーレンは、悪意ある者の行為への不支持を表明する際に、それらの者たちを「ギザ・ヘイニス」「ヘイニス」などの蔑称で呼ぶ

 

・また、彼らが作り出した振動数は、「衰えた状態で200年か300年は残り続ける」とあるので、下手をするとそれが影響し、計画されていた第三次世界大戦を引き起こしていたかも知れない。

 事実、21世紀初頭の他のコンタクト記録を見ると、「2006年の米中間選挙で、ブッシュ(子)の共和党過半数を占めると、第三次世界大戦が起きる」と警告されていた。

 この時、ブッシュの共和党は大惨敗したので戦争は回避できたことになるが、もしかしたら、これはアスケットの種族による介入のおかげだったのかも知れない。

 

テクノロジー装置と狙われたビリーの物語

・この邪悪な生命体が残した影響は、実はビリーの身にも大きく及んでいた。最後に、そのことについて紹介しよう。

 1998年5月14日「第264回コンタクト」によると、この時点でビリーは15回の暗殺未遂を経験していた。ビリーは、そのことについてプターに話している。かいつまんで言えば、このような内容だ。

 仕事場の窓から撃たれかけたり、時には弾丸が頭から数センチ横の壁に当たったり、別の時には足元の地面に当たったり。いずれも知人といた時で、彼らは目撃者にもなってくれたのだと。

 

  • 宗教を利用した策略と見つけ出した同志
  • 「テクノロジー装置」を使った悪質な行為
  • ビリーの活動を妨害し続けた「揺れる波動」
  • 命の危機とまともな対応をしてくれない人々
  • 執拗な攻撃から守られ続けたビリー

 

<巻末資料1 プレヤーレンによる「コロナウイルスとワクチンに関する検証」

プレヤーレンが調査した「コロナウイルス発生の起源と毒性

ウイルスの漏洩と研究者

  • そのウイルスは、武漢の秘密ウイルス研究所で生物兵器として研究されていたが、2019年1月、事故で漏洩した

 開発当初、従事した16人のうち、11人はすでに亡くなっていた。残りの5人は高齢で生きていたが、2019年の事故で命を落とした。その中の最期の1人は、2020年1月に亡くなった。全員が亡くなる前に、研究所や関連施設などは破壊された。1970年代に毛沢東生物兵器を開発を持ちかけたアメリカ人も、すでに亡くなっている

 

  • この生物兵器としてのウイルス研究は、現在でもカルト志向の強い者たちによって引きつがれている。ただし、この研究所が存在することを中国共産党は全く知らない。

 

生物由来のウイルスではない理由

  • 人工的に作られたウイルスには、自然には持ち得ない性質があるため、コウモリを通じてウイルスに伝染したという説は、完全な誤りと言える。だが、このことは、コロナウイルスの出どころを解明したいという人たちにとっては、受け入れられないだろう

(コロナの起源については議論を呼んだ。コウモリ由来のウイルスの遺伝子操作の実験をしている「武漢ウイルス研究所」から漏洩したのでは、という疑惑はいまだにある:筆者註)

 

<巻末資料2 なぜ、このような世界になっているのか?プレヤーレンが明かす、人類が破滅的な道を歩んでいる主な要因

・プレヤーレンのコンタクト記録には、EUとアメリカに関する記述が非常に多い。そのほとんどは、隠された実態を暴くような内容である。

 ヨーロッパとアメリカという地域と国を通すと、この世界の支配構造が見えてくる。そのことを一般には知らされていないのが、人類が破滅的な道をいまだに歩んでいる主な要因だとプレヤーレンは見ている

 彼らが伝えてくる支配構造の実態は、ネットで見受けられる陰謀論のイメージを軽く超える。

 

プレヤーレンが伝えるヨーロッパの実態

EUの実態と666が象徴するもの

・プレヤーレンがヨーロッパを語る時、EUが中心になる。彼らはEUのことを「EU独裁制」と呼び、ヨーロッパの超エリート層が民衆を抑圧し、自分たちの既得権を維持するための組織だとして批判する

 彼らによると、EUの実態を象徴するものこそ「666」の数字である。

 

・666という数字は、地球人にも地球外生命体にも当てはまります。地球人は、この数字が持つアンチロゴス(非倫理)、つまり、嘘に注意しなければなりません。

 この数字は、狂信者、嘘つき、宗教的な力や権力に飢えた者が与えるものです。

 

・すでに、預言者ムハンマド預言者イマヌエルの時代には、来るべき20世紀、21世紀において、破壊的な獣が666という数字を使って働き始めることが、つまり、カルトや秘密結社による狂気や妄想的信仰が全人類にあふれるということが、予言や預言で知られていました。

 

ビリーの予言から見えてくるEUの行方

・この文書は1958年8月24日に書き留められたが、ビリーによる未来予測は、現代の様子を驚くほど詳細に言い当てている。例えば、このような内容だ。

◆クレジットカードが普及し、過剰なローンを抱えながらも人々は購買を止められない。

◆各国政府は債務にまみれる。

◆ヨーロッパの若者の一部が過激主義に陥り、スキンヘッドやネオナチ組織に群がって旗を振ったり、罪のない路上の人々を殴るなど、危害を引き起こす。

◆いずれすべての市民が「識別デバイスの生体認証データ」と、中央機関を通じて監視、制御される「生体認証システム」で管理される。市民から自由を取り上げて支配する独裁制になる。

 

 この悪魔的な管理システムをいち早く導入するのがEUであり、それを可能にするのが666を象徴するキリスト教だという

 当初、民主的連合体として出発したEUだが、プレヤーレンは未来に現すビースト的な本性を見据えて、「EU独裁制」と呼んでいるのだ。

 

メルケルの背後に見え隠れする勢力

ここにある、「ブネイ・ブリス」とは、ディープな陰謀論でもあまり耳にしたことのない組織名だウィキペディアに載っている情報では、ヨーロッパの富裕層が作った社会貢献のための親睦団体とするフリーメーソンと同じようなものとして、説明されている。だが、こうした組織は、公式の顔と非公式の顔が異なっていることが多い。

 プレヤーレンによると、この組織は、表の顔は政治的影響力のあるユダヤ人の親睦団体でありながら、長期的なアジェンダを持つシオニストの教団だという

 

世界を支配する情報機関・宗教組織

ブナイ・ブリスは、ナチス時代までのドイツ語圏ではUnabhangiger

Orden Briss、またはBnei Brisとも呼ばれるユダヤ教組織である。1843年にドイツから移住した12人のユダヤ人により秘密ロッジとしてニューヨークで設立され、自己紹介文によると、寛容、人道、福祉の推進を目的としている。

 もう一つの目的は、ユダヤ教内の教育であり、現在、約60カ国に約50万人の組織会員がいる。ユダヤ教の国際的な団体としては最大規模を誇り、ユダヤ人の歴史に関する博物館も運営し、本部はワシントンDCにある。

 

その結果、EUは影の勢力の意向によって、コントロールされているのだろう。そのような勢力は、EUだけではなく、アメリカ政府にも強い影響力を持っているはずだ

 

プレヤーレンが伝えるアメリカの実態

ウクライナ進攻に見る背後の支配

・一般の陰謀論では、各国の政治指導者が影の勢力のエージェントであるかのように語られることが多い。だが、プレヤーレンによると、そうでないという。背後で支配する勢力を全く知らぬまま、コントロールされているというのだ。

 ロシア軍がウクライナに進行する1カ月はほど前のコンタクトで、そのことが述べられている。

 

・(バーミュンダ)“ロシアに対する非常に危険な策略の全体像”は、まぎれもなく「闇の指導者」にまで遡ることができます。私たちプレヤーレンは独自の調査結果を通じて、すべてを詳細に把握しました。

 すべてのことは、基本的に「闇の指導者」によって考案されました。そのことを知らないロシアの国家権力は、権力というものに非常に神経質なアメリカの国家指導者とその軍隊と、NATOの要求に対し、“今すぐ応じるように”と強制されたのです。

(ビリー) それは、“どこの国が問題を起こしているのか”を明確に示す言葉です。そして、アメリカの支配者たちは、権力への執着において神経質であり、特にアメリカ大統領はそうです。

 彼らは自分たちを支配者、つまり国家最高位のボスとその周囲の者たちが、「闇の指導者」によって外部から密かに影響を受けていることに気づいていません。それは、すべてのことが徐々に手に負えなくなっていくには十分です。

 しかも、そのような支配構造はアメリカでは古くから常識であり、初代大統領の時からも同様です。

 このコンタクトが行われたほぼ1カ月後の2022年2月24日、多くの予想を裏切ってロシア軍はウクライナへの進攻を始めた。これはまさに、計画通りだったということだろうその計画とは、「ヨーロッパの実態」でも伝えた、アメリカによる世界支配である

 国家指導者たちは背後で操られているのを知らないことは、次のコンタクトにも記載されている。ウクライナ戦争が始まった1カ月後に告げられた内容だ。

 

・「世界征服中毒」は常にこの一翼を担っていて、これもアメリカの「影の政府」によって密かにコントロールされています。

 国家指導者たちは、「影の政府」から影響を受けていることにまったく気づいていません。アメリカが世界の支配者になるよう、240年以上も前からすべてが推進されてきたということに

 ウクライナで起きていることに関しては、アメリカ人に古くからある「ロシアへの憎悪」が、ロシアをアメリカの衛星国家として征服するための計画に役立っています

 男女を問わず無数のアメリカ人が人為的に心理操作され、ロシアへの憎悪が生まれました。「憎悪による扇動」は、アメリカの「影の政府」が人々をコントロールする際に古くから利用しています。「憎悪による扇動」は、今や地球人の大部分、多くの国の国家指導者たちをも苦しめています。

 

世界支配を目指すアメリカは終焉する

・世界支配を目指すアメリカは長くは続かず、いずれは終焉を迎えると予告されている。

 

・それは一部の人々が想像するよりも早くなるでしょう。なぜなら、アメリカにとっても未来は必ずしもバラ色ではないからです。

 

多層的支配の一部を担うのは金融資本勢力

その後、「影の政府」はアメリカの南北戦争ボルシェビキ革命などに資金を提供し、長い年月を経た今日、アメリカのウクライナでの戦争に資金を提供しています。

 

・この資本勢力は、アメリカにおいて国家内部の「影の政府」へと拡大し、アメリカの国民に対して秘密裏に、「影の政府」の意志に従って統治することになるでしょう。

 この「影の政府」はすでに長い間存在していて、はるか未来まで存続するでしょう。

 1988年に設立される新しい資本勢力は、すでに説明したように、世界的な資本ネットワークを構築することが目的です。

 そのネットワークを通じて実に短期間に、世界の銀行と金融界が広範囲に支配されるだけでなく、多くの国々の政治や経済も支配されます。

 設立される年までも明確に述べられているので、該当する金融機関を調べるのは容易だ。この年に設立され、今でも際だった影響力を持つものは「ブラックロック」以外には考えられない。

 

軍産業複合体も主要な勢力の一つ

・コンタクト記録には、金融以外の「影の政府」の構成要素も記載されている。それはアメリカの「軍産複合体」だ。

 さまざまな勢力からなるこの複合体は、共通の目的によって手を取り合うようだ。

 

・あなたが言ったように、このグループは、政府・軍・産業グループ・諜報機関・準軍事組織・金融機関からなる、世界的に枝分かれしたグループです。

 

・このグループは組織化されてなく、むしろ緩やかな繋がりにすぎません。しかし、彼らには、1920年代からすでに計画された共通のプランがありました。それは、“地球外生命体に関する、継続的で巧妙な大規模な偽情報キャンペーンを行う”というものです。

 

・以上のように、プレヤーレンが語る闇の存在とは一つではなく、いくつもの層に分かれて存在している

 それら多次元的な構造の存在がさまざまな伝達網を通して、各国の政府や政治経済システム、さらには人間の集合的意識を背後から支配しているのだという。

 この構造を知ることで、われわれはこのまま突き進むことなく、滅亡へ向かうルートから少しでも外れていかないといけない。

 

<おわりに>

・プレヤーレンとビリー・マイヤーとのコンタクトは、今もリアルタイムで続いている。

 そしてちょうど今、プレヤーレンは500年に一度の「人類の進化状況の査定」の最中である。

 

・このコンタクト記録の後半には、ビリーがケツァルの要請を受け、エラ星に行った可能性を示唆するような記述もある。

 

・スファートは『地球の年代記』に、“かつて一緒に行って、観て経験してきた未来にどのような不快なことが起こるのかを、2023年にはビリーが公表するだろう”と記していた。

 もし、500年に一度の査定が終わり、ビリーがエラ星でプレゼンテーションをしたのであれば、その結果を踏まえて、今後地球に何が起こるか、これまで以上に具体的に公表されるのかも知れない。

 少なくとも、そのように予感させる記述である。

 

 

 

『プレアデス・ミッション』 

ランドルフ・ウィンターズ) (たま出版)  1997/12

 

 

 

パラレルワールド(平行世界)に住む」

・プレアデス星人の祖先である古代リラ人の兵士たちがアザエルに率いられ、住むべき星を求めてさまよったとき、ちょっとした間違いが生じた。彼らの艦隊が一秒分、通常の時間の枠の外に出てしまい、地球の時間の刻みとは別次元のプレアデスに着陸してしまったのだ。そのため、地球の夜空に見える星プレアデスへといざ私たちが向かい、行き着いたところで、プレアデスには何も住んでいない。代わりに、青い太陽が空高く輝いている不毛の地があるばかりのはずだ。

 

プレアデス星人は、私たちのいる世界よりも1秒ずれた、地球の時間の枠外に生きているのだ。だから彼らが地球にやって来るときには、少しばかり彼ら独自の機器類を使って時間のずれを調節し、ビームシップが私たちの目にきちんと見えるように細工しなければならない。さまないと、私たちは彼らの存在を認知することが全く不可能になってしまうからだ。

 

 

 

『プレアデスとのコンタクト』

(ビリー・マイヤー)(徳間書店)   2001/8/1


 


<地球以外の出自を持つ人間>
・地球上には、地球人、つまり地球に起源を有する人間だけでなく、地球以外にその出自を持つ人間もいる。それらの人間の故郷は限りないほど遠い宇宙にあり、彼らは、時空をことにするリラとヴェガ星からやって来た。昔の宇宙飛行士の末裔で、プレアデス/プレヤール人もその直径の子孫である。またこのような早期における地球への移住者の中には、シリウス星から来た人間もいる
 今日、地球上に住むシリウス人、マローナ人、リラ人、ヴェガ人など全てのプレアデス/プレヤール系民族の末裔は太古においてヘーノクが120億年ほど前に最初の創生を行い民族を形成したときに発生したものである。
 古代のリラ、ヴェガ人は常に彼らの戦闘能力を維持し、自分たちの起源についての知識を保ちまた大事にしたがシリウス人やマローナ人たちは、それを失ってしまった

・地球人類の間で神のように振舞ったのは、リラ人、ヴェガ人だけではなかった。その中には、プレアデス/プレヤール人もいた。これらの多くの神々たちは、粗暴で残忍な暴力をもって地球人類を服従させ、自分の勢力下に治めようとした。その最もなるものは、プレアデス/プレヤールの年代記に良心のかけらもない卑劣で陰謀的と記されているギゼー知生体である。

・それと並ぶのは宇宙人のアシュタール・シェランとその一味で、彼らは、地球人類に対し、権勢欲とイデオロギー上の惑わしで最悪の役割を演じた。
 その後ギゼー知生体は1980年代にプレアデス/プレヤール人によって捕らえられ、悪事を働けない世界に追放され、また球状、三角形、および円盤状の彼らの宇宙船は全部破壊されてしまったので、宇宙旅行もできなくなった。また、アシュタール・シェランとその一味は、アスケットの民族を戦争による暴力で屈服させようと、数年前にダル宇宙に侵入したため、邪教や権勢欲による地球人への危険は去った。

・だが、アシュタール・シュランの司令宇宙船と全ての艦隊は火を噴く戦闘のさなかに彼を乗せたまま炎上し、全滅した。そのため、彼とその一味はもう我々のデルン宇宙に戻ってくることもなくなった。もし、彼らが転生を通じて生まれ変わってくるとしたら、それはダル宇宙であり、前世についての記憶は残っていない。なぜなら、霊性が生まれ変わるたびに総体的意識ブロックの人格変化も行われるからです。


 

『プレアデス / プレヤール人とのコンタクト記録』

ビリーE・A・マイヤー    水瓶座時代出版  2010/10/1
 


かってのドイツ帝国総統アドルフ・ヒトラーのこと
アドルフ・ヒトラーは非常に多くの面で天才でした。

・彼の知識は芸術や技術の極めて多様な分野からいろいろな科学、そして、暗示力の利用法にまで及んでいます。

彼の内部形態は、非常に価値の高い生命体の生まれ変わりでした

・でも彼は高度に発達した霊の持ち主ではなく、悟性と理性の人であり、全地球の政治と経済、そしてすべての国家をある肯定的な方向へと導いて、世界と人類の平和な統合世界を創り出すように定められていました。

・彼はこの目的のために訓練され、その生地に転生したのです。

ギゼー知的生命体は、トゥーレ協会の当時の責任者および同協会のメンバーで千里眼ハヌッセン一世を通じて、アドルフ・ヒトラーという存在を手中に収め、自分たちの陰険で邪悪な目的のために彼を利用することに成功しましたヒトラーはそれには抵抗しなかったのですが、それは彼自身のうちに狂気じみた権力欲が、燃え上ったからです。

・このような企みのほかにも数えきれないほどの人材が、ギゼー知的生命体の手に落ちた地球人という形で、その意識を操られて狭小な領域に押し込まれたのですが、ヒトラーもまたその影響に抗うことができませんでした。

アドルフ・ヒトラーは権力の狂気に負け、そのうえギゼー知的生命体にあくどく利用された
セムヤーゼは一度、アシュタール・シェランとかいう男との関連で、トゥーレ協会の話をしたことがある。このシェランはある小説風の書物も伝えており、それにはシェランの一味はおよそ3500年前に、かのモーゼをビームシップに乗せたことがあると、書かれているというじゃないか。そしてモーゼはこの一味から十戒を手渡されたという
 さらにこのシェランは、「ファティマ」の事件も彼の一味が仕組んだものだと主張しているそうだね。

・そこで私が知りたいのは当時ドイツにあったトゥーレ協会はシェラン一味と何らかの関係があるのか、また彼らはギゼー知的生命体と関係しているのかということだ。

・アシュタール・シェランが実在することが明らかになりました。彼らは、最高位からの指令を受けてドイツの旧トゥ-レ協会を統制し、テレパシーで二つの強烈な要因を送り込んでいました。

アルセアク別名アシュタール・シェラン等々は、彼に課せられた使命によれば、数千の知的生命体から成る部隊の指導者である。この部隊は、15年前までは、世界制覇の野望を抱く「カマゴール」の直接指揮下にあった。



『プレアデス/プレヤール人とのコンタクト記録(3)』

<ビリー>E.A.マイヤー   水瓶座時代出版 2006/5/1

 

 

 

<巨大宇宙船>

・距離は推測し難いが、前方の暗い宇宙空間に巨大な金属の球が浮いており、太陽光を極めて微弱に反射している。我々が乗ったシップは徐々に速度を下げた。セミヤーゼは機器類の前に座って神経を集中させ、まるで小さな惑星のようにさえ見える巨大な球に向かって巧みに誘導した。球の下側3分の1のやや左側面に大きな穴があいているのが見えたが、すぐにそれはハッチであることがわかった。今我々がゆっくりと格納庫に進入しているのは間違いない。そこには我々のシップと同じ型の多くのビームシップが整然と並んでおり、格納庫の進入口に約百メートル四方のスぺ―スが空いているだけだった。格納庫の進入口を振り返ると、ちょうど壁が明るく輝き、やや青味を帯びた光が直接壁から入ってきた。格納庫全体は非常に大きく、その規模からすると球形シップはとてつもなく巨大であるに違いない。

 

セミヤーゼ)大きい、というより非常に大きい、このクラスでは最大です。これは私たちが知っているすべての技術を駆使して建造した特別のビームシップです。全体としてそれ自体が完璧な世界、つまり飛ぶことができる世界です。この中には14万千人が住む完全な都市があります。生きるのに必要なすべてはシップ自体の中で生産できるようになっていて、外部の世界のどんな種類や形態の事物からも完全に独立しています。

 

・この巨大宇宙船は私たちの最新の開発で、地球人の時間計算で言うと4年前から、このクラスの他のいろいろな宇宙船とともに運用されています。自給自足型の調査シップとか銀河系間保安シップとして有効に活用されています。あらゆる時間と空間を移動できるので、宇宙遮断層もわけなく飛び越えられます。だから、無数の生命形態からなる全宇宙的な共同体を築くこともできるのです。

 

・この非常に高度な技術を使えるようになったのはわずか4年前からなので、私たちは残念ながらこの偉大な使命の緒についたばかりですが。

(ビリー)なんと素晴らしい。私の理解に間違いなければ、君たちはこのシップや同じ種類の他のすべてのシップを使って、一つの宇宙から別の宇宙に飛び移ることができると言うのだね?

 

・(セミヤーゼ)アスケットが全部話してくれたから、あなた方が10年くらい前までコンタクトを取り合っていたことを知っています。細かいことまですべてね。過去へのタイムトラベルも。それによってあなたが残存する宗教のすべての邪説を徹底的に捨て去ったということも。

 

・(セミヤーゼ)アスケットとあなたのコンタクトは私たちと最高法院の協力を得て行われたものですが、あらかじめ決められていたように、それが1964年インドで中断した後、アスケットは私たちの最高法院に連絡してきました。それから素早くコンタクトが行われ、急速に協力関係ができ上がったのです。私たちダル宇宙から来た人種の支援を得て最高度の技術的知識を獲得することができました。つまり私たちが4地球年前から使っている、この巨大宇宙船を開発するための極めて正確なデータを手にいれたのです。

 

・(ビリー)君はまた何か秘密を隠しているな。まあいい、言いたくなければ自分の胸にしまっておくがいいさ。私が知りたいのは依然としてこの巨大宇宙船の寸法だ。少なくとも平均直系だけでもメートルで言ってくれないか?

セミヤーゼ)いいですよ。秘密ではないから。あなた方の尺度で正確に言えば1万7千百八十二メートルです。あなたには途方もなく大きく思えるでしょうね。

 

 

  

『プレアデス / プレヤール人とのコンタクト記録』  

ビリーE・A・マイヤー    水瓶座時代出版 2010/10/1

 

  

 

 <第31回、第35~38回会見(1975年)>

 (プター)

・我々の世界は地球と異なり、諸国に分割されていない。

・すべての世界に、統一された民族と地球の概念で言えば統一された世界政府がある。

 

・どの世界でも政府が秩序執行機関として機能し、すべての政府は自由意志で最高法院に従属する。

 

・この最高法院は、我々のすべての世界の真の指導部であり、いわば、中央政府である。

 

・しかし、それは我々の故郷世界にはなく、極めて特別な惑星に置かれている。

 

・それは我々の人種を統率する中枢である。

 

・その惑星で生存する最高法院は、半霊半物質の生命体から構成されている。

 

・すなわち、それらは途方もないレベルの知識と英知を備えた人間生命体である。それらは最初の純粋霊体へと移行する段階、すなわちアラハト・アテルサータの水準にある。

 

・つまり彼らは、非常に進化しているため、純物質的肉体から解放されて、すでに半ば霊的となっており、半ば物質的なのである。

 

・したがって、彼らは半ば人間と呼べる唯一の生命体であり、最初の高度な純粋霊体と交信できるが、これは純物質的生命体には絶対に不可能なことだ。

 

・我々でさえ、これらの霊体や、もっと高次の純霊体と交信することはできない。ましてや地球人にはとうてい不可能である。

 

・このような我々の民族はみな、半物質的・半霊的な最高法院によって構成される中央政府に従属する。

 

・宇宙全体を見れば、宇宙飛行が数えきれないほど多種多様な生命体や必ずしも人間になりきっていないヒューマノイドによって行われている。

 

・しかし全体としては、同種の生命体や同じ考え方の生命体は常に共生し、互いに結びついている。

 

・このようにして大型宇宙船によって、銀河系の多くの星系治安任務が維持されるのである。

 

 地球上の本当のコンタクティーの正確な数は現在1万7千422人。>

 

  

 

『プレアデス / プレヤール人とのコンタクト記録』  

ビリーE・A・マイヤー    水瓶座時代出版  2010/10/1

 

 

 

 セムヤーセとカルタグの上空で>

・あ、あそこに都市が見えます。このモニターでご覧なさい。

 

上空から一発の爆弾が落下してきます。あれがまもなく都市を破壊します。

 

でも都市の住人にとっては、それほど危険なことではありません。

というのは、彼らは全員すでに地中深い安全都市に避難しているからです。

 

・カルタグは地球から80億光年離れており、その世界に住む人間は互いに戦争をしている。

 

彼らは、原子力利用の時代の末期に生きており、今まさに核戦争をしているのだ

 

・非常に地球に似ていて、地球人とほぼ同等の発達を遂げた人間の生命体が生息する世界も存在する。

 

・そのような世界はアラトム銀河系のネブ系に見られ、その世界はカルタグと呼ばれている。

 

 世界制覇を狙うギゼーの知的生命体が非常に邪悪な犯罪を準備している。

・つまり希望すれば、地球外の知的生命体によって宇宙船に乗せられ、より良く美しい別の惑星に運ばれ、そこで、自由な快適な生活を送ることになると言うのです。

 

・この集会に興味を持って集まった人々は、いわゆる宇宙飛行の準備のためのキャンプにすぐにでも参加できると言われたのです。宇宙飛行の困難を克服するための準備のみならず、言葉巧みに信じ込ませた別のより良い惑星での新しい生活に必要な知識を身に付け、また新しい生活に適応できるようにするため、というのがその名目でした。

 

・この移住計画に参加する条件は、地球上の全所有財産を売却するか、もしくは何らかの方法で譲渡すること、そして子供は一緒に連れて行けないということだけです。

 

・遺憾ながら、この邪悪な企てには予想以上の希望者が現れました。

 

・関心を抱いた多数の人々が勧誘者の呼び声にいそいそと従い、キャンプでそれから起こると称するものを心待ちにしているのです。

 

・巧みに考え抜かれた、この犯罪的な企ての結末は、私たちは、火を見るよりも明らかです。惑わされた者を待ち受ける将来の見通しとしては、次の通りいろいろに考えられます。

 

 1、この企み全体が宗教、つまり新しい教派主義の体裁で偽装されているため、すべての希望者は本当の正体を見極めることなく、騙されて邪道に導かれる。

 2、弱者や無能者は、次第に選別されて殺される。

 3、 能力があるとみなされた人々の一部は、地球上で「作業ロボット」としてギゼー知的生命体の利益のために奴隷のように働くことを強制される。ギゼー知的生命体は地球の事物をいろいろ必要としているが、自分たちが働いて手に入れようとはしない

 4、能力があると見なされた人々の別の一部は拉致され、地球外で奴隷として奉仕することになる

 5、また別の一部の人々は新しい教派組織を設立し、地球上で宗教の形を借りてギゼー知的生命体の計画のために働く

 以上の五点をギゼー知的生命体は策謀し、実行しようとするのです。

 

でもこの企てを実在している地球人は、この事実を知りません。なぜなら、彼らは、自分の内部に植え付けられた狂気のうちに生きているからです。

 

・しかし、いまギゼー知的生命体は私たちが、この件に乗り出したのを知ったため、自分たちの企てが挫折しないように新しい道を探しています。

 

・それでも、惑わされた者が全員殺される危険はあります。なぜなら、世界制覇を目論む者たちにとって、地球人の生命など全く意味がないからです。

 

・私たちは、ギゼー自身を相手にして、その企てを妨害します。

 

 ワルドポートの1975年の10月の事件

アメリカのオレゴン州の漁村ワルドポートからわずか数日のうちに20人が跡形もなく消えた。彼ら全員が「宇宙から来た」夫婦の呼びかけに応じたものだという。その夫婦は彼らに「別の惑星でのより良い生活」を約束したのだ。FBI(米連邦捜査局)は集団詐欺と大量殺人の嫌疑を抱いている。

 

 

 

『プレアデス/プレヤール人とのコンタクト記録 (4)』

<ビリー>E.A.マイヤー     水瓶座時代出版  2007/12

 

  

 

<ビリー・マイヤー>

・私が初めて「空飛ぶ円盤」を目撃し、観察したのはずっと昔、幼年期にさかのぼる。当時私はようやく5歳になったばかりだった。1942年6月2日朝9時ちょうど、父親と一緒に初めて地球外の宇宙船を見た。それは東の方からやって来て、ライン川からそれほど遠くなく、ドイツとの国境に近い私の故郷の村の連山の上空を恐ろしい速度で飛んだ。それはまるで銀色の閃光のように、村の中心にある高さ75メートルほどの教会に向かって突進した。が、最後の瞬間に驚くほど急激にそれをかわして右方に旋回したかと思うと、協会の尖塔からおよそ20メートル下で脇を通り抜けた。私はその時、宇宙船のあまりの大きさにびっくりしたのをとてもよく覚えている。といっても、それが宇宙船であることはまだ知らなかったが。それを知ったのは、この事件が起きてからずっと後になってからだった。

 

・その物体自体は2枚の皿を重ね合わせたような円盤状で、銀色をしていた。実に巨大で、かすめたプロテスタント教会の塔の数倍はあった。今日これらすべてを考え合せて計算すれば、宇宙船の直径は3百メートルであったに違いないという結論に達する。

 

・1942年6月2日に例の物体を目撃した後、私は空をじっくり観察するようになった。そしてしばしばひじょうに高い上空に光る点を目撃した。

 

・1940年代には、地球人の誰もそのような物体を宇宙に打ち上げる能力がなかったからだ。私は毎月、毎年、夜空にこれらの光の飛行軌道を追ったのだ。時にはかなり大きな物体を見た。しかも昼間に。私は、それらがのんびりとゆっくり列を成して通り過ぎたり、あるいは稲妻のようにヒューと音をたてて通り過ぎるのを見た。それらはまたしばしば空中で静止していたり、まるで目に見えない長い糸に吊り下げられているかのように行ったり来たりした。実際、これらの物体が目に見えない糸で、ただ単に青い空に吊り下げられただけのように見えることもあった。物体の形と大きさは実に多様であり、大きさが数メートルのものもあれば、数百メートルに達するものもあった。形も円盤形や螺旋形、小さい星形や三角形、さらには巨大な球形など変化に富んでいた。

 

・それは1940年代中頃の盛夏のことだったろう。私は再び孤独な物思いに沈みながらゲラーゲン森の「ランゲンツィンゲン」を一人で散策していた。(人里遠く離れ、大きな森の背後に広がる草原の一部が「ランゲンツィンゲン」と呼ばれていた。)そうしていると突然スファートが呼びかけて、数分待つとあることが起きるが驚かないようにと言った。そこで待っていると、早くも数分後に空から銀色の物体が急降下してきた。それは奇異な感じのする金属製の構造物であったが、直径は5ないし6メートルを超えることはなかった。その洋梨形の飛行装置は私からそれほど遠くない所に着陸したが、私はその様子を魅せられたように凝視していた。それからその物体のやや側面に突然開口部が出現したかと思うと、そこから一人の人物が歩み出て、プラットホームに乗って私の方に降りてきた。

 

セミヤーゼ>

・宇宙のどんな次元にも、それぞれ並行世界を持った並行宇宙があるのです。

 

・並行次元、または別の時空構造ということです。

 

・だからあなたの故郷世界である地球の向こう側にも、別の次元と世界があるのですよ。

 

これらの並行世界は上位または下位の次元、つまり通常時間とは異質な時空構造に存在している。

 

この種の並行世界では、ほとんどすべてが通常時間の世界と同じなのです。

 

・ほんの小さな違いがあるだけであり、そしてその違いはまさに時間にあるのです。

 

・私はそのような並行世界に、あなたと一緒に旅行しようと思います。

 

・それは、あなたがアスケットと一緒に行った未来や過去への時間旅行とは別の形態になります。

 

 
 

『プレアデス星訪問記』

上平剛史  たま出版   2009/3

 

 

 

<UFOに招かれる>

<宇宙太子との再会>

・それは、私が故郷である岩手県に住んでいた16歳のときのことである。

 

<葉巻型巨大宇宙船へ>

・「葉巻型母船は長さ4キロメートル以上で、太さは一番太いところで、直径7、8百メートル以上あります

                     

・「この母船はひとつの都市機能を持っており、ありとあらゆるものが備わっています。生き物のような船であると言っても過言ではないでしょう」

 

なんと、これでも中規模程度の母船らしい。10キロメートル、20キロメートル、さらにそれ以上の大きさの地球人類には想像もできないほどの巨大な母船も存在するという。この母船では縦横およそ50メートルおきに道路が設けられ、階層は最も厚いところで40~50層になっているそうである。母船の中に公園や山河まであるらしい。この母船で生まれ育ち、一生を過ごす者もいるそうである。

 

・宇宙人にはそれぞれ母星があるが、母船には母星の都市機能が備わっており、母星の社会がそのまま存在している。母船の惑星としての役目を果たすため母船が故郷となる者もいて、そういった者は、ある意味で、母星で暮らしている人間よりも精神的に進化しているらしい。

 

・「この母船には我々プレアデス星人だけでなく、様々な星人が協力のために同乗しています。地球人類がグレイと呼んでいる宇宙人もいます。もっともグレイは我々が遺伝子工学、バイオ化学、宇宙科学を駆使して造ったロボットでしたが、今では宇宙や特定の星の調査など、さまざまな分野で活躍しています。他にも爬虫類、鳥類、魚類、昆虫、植物などの生態から進化した人間もいます」

 

・「この母船は、最大収容能力は5千人ですが、現在は4千人くらいでしょう。ただ、乗せるだけならば、1万人は乗せられるでしょうが、常時生活して長く滞在するとなると5千人が限度です。食料やその他の問題がありますからね。この母船には、ここで生まれた子供たちを教育する係もちゃんといるのですよ。子供達が大きくなれば、母星の学校や他の進んだ星へ留学する場合もあります」

 

・UFO研究家で有名な韮澤潤一郎氏も「微に入り細に入る教訓的宇宙オデッセイであり、近頃には珍しい詳細な本物の体験記であると思う」と記している。

 

・だれしも、ある時夢での宇宙をさまよったこともあるのだろうが、本書によって、しばし宇宙旅行を楽しまれることをおすすめする。

 

<惑星化された母船内部>

・私は船長に言われたとおりに宇宙太子に従い、自走機で艦内を案内してもらった。艦内のどこを回っても、光源がないのに真昼のように明るい。壁全体から光が出ているようだが、影は映らなかった。小型宇宙船の駐機場、公園、スポーツクラブ、談話室、宇宙パノラマ室、図書館、レストラン、健康クラブ、プライベートルームなどを早足で回った。駐機場にはざっと数えただけで宇宙船が30機以上あり、宇宙太子に聞くと、「全部で100機あるでしょう」ということであった。

 

・公園は中央の中段上にあり、綺麗に整備されていた。樹木や草花が咲き乱れ、とてもいい芳香を放っている。植物の色合いはとても濃く、元気である。自然の中に小川が流れ、散策路やベンチがあった。歩くと心が癒される素晴らしい公園に作られていた。ここからさらに農場や150メートルほどの山岳に連なっており、まさに自然そのものが存在していた。

 

・「プレアデス星人は、現在では本を使いません。家にいながら世界中のことを見たり、知ったりできるからです。子供達が勉強するのにも本は使いません。年齢によって脳に知識を植えつけていくシステムがありますから、記憶装置を使ってどんどん知識を増やしていけます。子供達はやがて自分の得意分野へと進んでいき、個性を活かした社会奉仕へと向かっていくのですよ」

 

<すべてをリサイクルするシステム>

・続いて、プライベートルームに案内された。ここは寝室のある個室で、寝泊まりができるらしい。石鹸やシャンプーを使わないため風呂場はなく、シャワールームのようになっていた。そこで霧状のシャワーを浴びるだけだが、波動の加わった特殊な水なので、肌の油や垢がきれいに洗い流されるのだという。トイレは私たちのよく見るような便器ではなく、シャワールームの壁側にある人形の凹みに腰かけるようになっていた。私もためしに用を足してみたが、用が終るとその思いを感知するらしく、終ったあとのお尻に気持ちのいい温風が流れて乾かしてくれる。そのあとは軽やかな音楽が流れ、香水の香りが漂った。あまりにも不思議だったので、私は宇宙太子に質問してみた。

「大便や小便の始末はどうなっているのですか。それから、おならのガスはどうなるのですか」

「大便や小便は完全に分類し、利用しています。宇宙生活ではすべての物を再利用するシステムが完全に備わっており、ムダになる物はひとつもありません。おならのガスだけでなく、我々が呼吸で吐き出す炭酸ガスも空調システムで完全に集めて分類し、活かしているのですよ。循環システムが完全に稼働しているために、我々は星で生活しているような錯覚さえ起こすのです。母船は星と都市の機能を備えているのです」

 

・私がさらに驚いたのは洗面台である。歯ブラシを使って歯を磨いたり、カミソリでヒゲを剃ったりする習慣はないのだという。壁側に顔形の凹みがあり、そこに顔を当てると顔が洗われ、ヒゲもきれいに剃れるのだ。その装置の中のちょうど口にあたる部分には出っ張りがあり、それをくわえると口の中がきれいに洗浄されるのである。

「この装置はどういうシステムになっているのですか」

「ヒゲは、簡単に言えば特殊な電気でヒゲだけをきれいに焼いてしまうのです。顔の皮膚は火傷しないようにそれとは違う電気システムを使っています」

「皮膚が焼けないシステムといっても、睫や眉毛、髪の毛はどうなるのですか」

「もっともな疑問点です。我々の装置は人間の思考を感じ取って、人間の思い通りに働いてくれる完璧なシステムに作られています。ですから、本人がすることを完全にこなしてくれるわけで、髪の毛や、眉毛、睫まで焼いてしまうということはないのです。念のため、システムの中に髪の毛、眉毛、睫、ヒゲのサンプルを入れて記憶させていますから、完全に区別できます。このように、百パーセント安全なシステムでなければ、日常生活に使用しないですよ」

 

・「地球にあるほとんどの食物は、実はその昔、我々の祖先がプレアデスから持っていったものが多いのですよ。地球で生活するために持っていったものが地球で野生化したり、地球人が改良を加えたり、混ざり合ったりして、新種ができて今日に至っています」

 

・「人工太陽も利用しますが、自然の太陽の光を天井から農場まで引いて照射しているのですよ。太陽の光と熱を貯蔵して利用し、効率よくしています。また、成長ホルモンをコントロールして高単位の栄養を与え、成長を速めているのです」

 

<プレアデス人の宇宙科学>

<中心都市の宇宙空港>

・映像パネルに宇宙図が現れた。その中に、ひときわ美しく、金色に輝く星が見えた。星々の流れがシャワーのように後に流れはじめると、金色の星が少しづつ大きくなった。ゴルフボールから野球のボールの大きさへ、それがサッカーボール、アドバルーン大、と大きくなった。すると、星の両側に巨大な太陽が見え、まぶしき輝くの見えた。私の驚きを感じて、船長が言った。

我々の母星は伴星の恒星にしたがっている惑星です。双星の太陽の源に我々の母星「プレアデスXⅡ」は育まれ、多種多様な生命が発生しました。宇宙の進化の目的にしたがって我々は成長を遂げ、現在の宇宙科学を駆使できるまでに進化を遂げたのです。」

 

・船長が命令すると、母船はプレアデスXⅡへぐんぐん近づいて行き、青く輝いていた大気圏に一気に突入し、丸く見えていた惑星に山脈や青い海が見えると、スピードがゆるやかになった。それからゆっくり降下し地表に近づくにつれて、都市の形状がはっきりしてきた。透明の丸いドームが大小延々と連なっており、それらが透明の太いパイプで連結されているのが見えた。

 宇宙空港は都市郊外の山脈近くにあった。さまざまな宇宙船がそれぞれの着陸場所に降り立ち、駐機していた。葉巻型宇宙母船が台のような構造物でしっかりと固定され、何十機と駐機している。私達の乗る母船も船長の指令により、ひとつの台に降り立った。その台はやがて山脈のほうへ向かって動き出し、中へと吸い込まれていった。山脈の中は空洞で、母船と同じく光源がなくても真昼のように明るい。

 

・地球人類が滅亡へ向かう根本原因は、社会の基本に貨幣制度を敷き、競争社会を造っていることです。我々の社会には貨幣制度は存在しません。貨幣がなくても、『必要な人が、必要な物を、必要なときに、必要なときに、必要な分だけ受けられる社会』が確立されています。『真に平等で平和な社会』です。したがって、地球人類が『真に平等で平和な社会』を心から願うのであれば、現在の貨幣経済から一日も早く脱却しなければならないでしょう。

 

・「これは手品や魔術ではなく、私の思念、創造の産物です。『思考は目に見えないが、生きた産物であり、精神は感応する』という性質を、私達は宇宙科学に応用したのです。宇宙ジャンプ、テレポート、非物質化、物質化現象を応用することで、光よりも速く飛べる宇宙船を開発できました。ですから、光の速さなら何百年、何千年、何万年もかかる距離でも、宇宙船は瞬く間に目的地に着けるのですよ」

 

・地球人類と私達の社会では、人が亡くなったときの処理の方法も違います。街には必要と思われる箇所に『平安の屋形』という小さな家が設けられています。そこには『やすらぎの器』という遺体処理機が置かれています。これは遺体を記録し、完全処理する機械です。ある人が道で倒れたりした場合、通りすがりの人間がその人を平安の屋形に運び、やすらぎの器に乗せてあげます。機械は霊魂が昇天しているかどうかを判断し、まだ死亡していなければ生存していることを知らせ、どこへ連れて行くべきかの指示を出します。そこで遺体の発見者は、指示されたところへ自走機で連れて行きます。誰もが必ず連絡先の書かれたカードかチップを携行しているので、それを見て家族へ連絡します。

 

<愛の奉仕活動を基本とする社会>

工業都市ミールの宇宙船製造工場>

・宇宙太子が「さあ、出かけましょう」と私をうながした。彼は私を自走機に乗せ、館内を見せてくれた。パブリックホールにはさまざまな星人、人種がおり、楽しそうにくつろいでいた。宇宙太子が「あれはオリオン人、あちらはシリウス人、むこうはアンドロメダ人、それからリラ人、カシオペア人、牡牛座人、ヘルクレス人、レチクル人、リゲル人………」などと教えてくれたが、とても覚え切れるものではなかった。

「みなさん、それぞれの目的のもとに我が母星を訪問しているのです。研修や宇宙旅行の途中に立ち寄ったり、剛史と同じような目的だったり、宇宙人連合の会議に出席するためだったりします。今、私がそれぞれを紹介しましたが、地球人の星座を使って、地球人にわかる形で表現しただけで、実際には違う名称です。我々の科学も本当はピクス科学といいますが、地球人にわかりやすいように、プレアデスという名称を使っています」

 

彼らは顔や体形にそれぞれ特徴があった。目立ったのは、鳥、爬虫類、牛などの特徴を持った人間である。

「彼らもまた、進化した人間なのですね」

もちろんそうです。科学力においては、地球人類よりはるかに進化を遂げています。顔がヒューマノイド形でないからと言って、見下げるのは誤っています。科学力において進歩しているということは、精神面においても進化していると思っていいでしょう。知恵と精神面の発達はとても重要で、その人類の生きかた、社会のありかたを決定づけます。地球人類の社会に争いや戦争が絶えないのは、精神面がとても遅れていると見なければなりません」

 

・自走機で小型宇宙船が駐機している屋上まで行き、そこから小型宇宙船で工業都市へ向かった。宇宙船が上昇したので都市全体を見渡すと、各ドームがいっせいに美しいカラフルな色に変色した。

 

工業都市ミールは先ほどの首府アーラとは違い、透明なピラミッド形の建物が多かった。その他に箱形やドーム状のものも点在するこの都市も、たとえようがないほど美しかった。山脈に続く一角にはさまざまな宇宙船が並んでおり、宇宙船はこの工業都市で製造されていることがひと目でわかった。

工業都市は他にもありますが、宇宙船は主にこの都市で製造しています。工業都市にはそれぞれ特徴があって、宇宙船だけでなく、あるとあらゆる機械、ロボット、コンピューター、設備関係、家庭で使う小物の道具類まで、我々の社会に必要なものはすべてが製造され、そこら全国へ配送されます。すべて国の管理により、必要に応じて製造され、ムダなく使用されます。地球人類のように会社が競争して、必要以上に製造してムダにする社会とは違います。『必要な人が、必要な物を、必要なときに、必要な分だけ受けられる社会』、『誰もが平等に平和に暮らせる社会』が確立しているため、人よりも物を蓄えようという物質欲ははるか昔になくなっているのです。我々の社会では『人に与えることが自分の幸福』なのです」

 

<過去にも未来にも行ける>

・「過去は実際にあった現実ですから、ある程度理解できます。でも、まだ現実になっていない未来をどうしてとらえられるのか、僕にはわかりません。先ほどの『さくらんぼ娘』にしても、まだ生まれてもいないし、両親は結婚さえもしていないわけでしょう。それなのに、どうして次元に入れるのでしょう。アカシックレコードは過去の記録でしょう。

「もっともな疑問ですね。この世に物質が誕生するとき、その物質にはその物質の一生が記録されています。ですから、人間ならば、その人の肉体と霊魂をさぐれば、その人の未来も知ることができるのです。つまり、この宇宙の物はすべて未来の記録を発しているわけです。実を言えば、過去も未来も今、ここに存在しているのです。過去に遡れるのなら、未来にも遡れるのですよ。遡ると言うより、『その次元に入り込む』と言ったほうが正しいかもしれません。地球人類的に言うならタイムマシンですね。

 

<大規模農場アースナムの『ミルクの木』>

・「農作業はほとんど機械とロボットが行い、人間は管理だけをしています。ここでは地下が倉庫になっており、コンピューター管理によって運営されています。ここから地下の流通路を通って都市から都市へ、必要なところへ必要な分だけが配送されていくシステムです。個人が自分の趣味でやっている園芸農園もあるのですよ」

 

<海洋都市アクーナ>

<自然環境と調和する都市>

・小型円盤でしばらく飛行すると、海岸線に添うように、丸い形の家がたくさん見えてきた。もう着いたのかと思ったが、円盤は沿岸の街へは下りず、海へ向かった。その海を見下ろすと、海中がまるで宝石でもばら撒いたように光り輝いていた。宇宙太子は「ここが海洋都市アクーナです。入りますよ」と言うと、そのまま円盤を操作して海へ突っ込んでしまった。海中を進むと、ラッパのような構造物があった。円盤はその先端の大きな口の中へと入って進み、やがて巨大なドーム状のプールに浮かび出た。まわりにたくさんの円盤が並んでいる駐機場がある。そこは、海洋都市アクーナのプール港ステーションだった。

 私達は自走機に乗って都市を回り、ひときわ立派なドームにたどり着いた。

 

<知識はレコ-ディングマシンで脳に記憶>

・「地球人類は学問的知識を覚えるのに、もっぱら暗記力に頼るようですが、我々の社会ではそのような苦労はしません。先ほども言いましたが、脳に記憶を植えつけ、脳に知識をレコーディングしていきます。年齢別にレコーディングの種類、最も決められています。そのために、図書館にはあらゆる分野の知識がつまったチップがそろっています。チップをレコーディングマシンにはめて、知識を脳に流し込んでやるだけで、物理なら物理の知識が記憶されます」

 

・初めて会った子供達が、流暢な日本語で挨拶したので驚いてしまった。

「みなさんこんにちは。歓迎してくれてどうもありがとう。みなさん、日本語がうまいですね、どこで覚えたのですか」

 彼らはいっせいに言った。

「レコーディングマシンで覚えたのです。私達はみんなこれで知識を蓄えるのですよ」

「みなさんは今、僕と初めて会ったのに、僕を知っているようだけど、どうしてかな」

私達はレコーディングマシンで何でも知ることができるのです。レコーディングマシンを使えばわからないものはありません。わからないとすれば、この世を創造した神様がどこから来たのかということぐらいでしょう。それに、私達の脳は地球人と違って、近くにいる相手の意識が伝わって来るのです。だから、剛史が地球から来たことがすぐにわかったのです。魂の進化を遂げた私達の脳は、受信、発信ができる便利な脳に発達しています。そのおかげで、脳による意識と意識だけのテレパシー会話ができるほどに能が発達しました。神の方向性に向かって、神に近づくように進化し続けているのです」

 彼らはまるで子供らしからぬ説明を、日常会話でもしゃべるように話した。私は、こんな小さな子供達が地球の大人以上の認識で話すのを聞いて、プレアデス人の進化の度合いは半端なものではないと感じ取った。

 

<進化した子供たちとの会話>

・「プレアデスでも突発的な事故による怪我や病気、手足の骨折もたまには起きます。でも、今のプレアデスの医学ではほとんどの病気や怪我は完全に治ります。地球の病院でも治療は、拒否反応やアレルギーが起きたり、病巣を体に残したり、醜い疵跡や後遺症が残ったりといったことが多々見受けられますが、そのような治療は一切していません。ただ、プレアデスにも老衰はあります。老衰死はどの星人にもありますから、避けて通れません。そのために、老後に安心して死を迎えられるように、老人達が自分の意思で自由に出入りできる老人憩いのホームを作って、楽しい生活を送れるようにしているのです。病院と老人の施設は同じ場所にあり、両方の施設はつながっています」

 

<地球への帰還>

5千人を収容できる円盤型巨大母船

・私達はパブリックホールで休憩をとった。ここもたくさんの星人と人種でいっぱいだった。空いたテーブルを見つけて陣取ると、私を残してクレオパと他のプレアデス人達は飲物をとりに行った。周囲には明らかに地球人と思われる顔が見かけられた。アジア系、ヨーロッパ系、アフリカ系、ロシア系、アメリカ系、ラテン系など、さまざまな人種の顔が異星人に混じって談笑していて、中には明らかに日本人と思われる者もいた。この星へ来るときの葉巻型母船でもそうだったが、自分以外にも日本人は来ているのかもしれないと私は思った。やがて、クレオパ達が飲物を手に戻って来た。クレオパはグラスを私に差し出し、隣に座った。

「剛史、どうぞこれを飲んでください。さっき、剛史が思ったことはその通りなのですよ」

「えっ、何のことですか」

「この母船には地球人は剛史だけではないということです。そしてまた、地球人と同じ系の種は、他の星にもたくさんあるということです。したがって、モンゴロイド系も他の星にたくさん存在しているのです。たしか、今回はもう一人M・M氏が乗っていると思います

 

・地球人類の科学では光がもっとも速く、それ以上の物はないという認識ですが、プレアデスの基本的科学では『光よりも速く進み、光よりも速く飛ぶ科学技術』が常識です。私達はそれをすべて自然から学びました。この世のこと、あの世のこと、すべての問題、それに対する答えも自然の中に隠されているのです」

 

・私は自走機に乗り、艦内を走り回った。この円盤型巨大母船は直径約2.5キロメートル、中心のいちばん高いところで、最高6百~8百メートルくらいの高さがあり、母船全体の階は何十層にもなっている。各部屋の天井の高さは3メートルくらいで、ここでも壁全体が発光していた。円盤の中心には、とても太い円柱が上から下まで通っている。それが自然エネルギーを吸収し、有用なエネルギーや必要な物質に変える装置であり、母船の心臓部であるらしい。その中心から十字形に巨大通路があり、30~50メートルおきに、輪状に約10メートル幅の通路が通っているので、艦内が自在に回れるのである。部屋と設備は、ほとんど葉巻型母船と同じだったが、人工農場、人工養殖池、公園、山岳はとくに注目に値するものであった。

 

<クリーエネルギーの星と核戦争で滅んだ星>

クレオパが「これからSRX星を少し覗いてみましょう」と言って、母船の運動を緩めると、ある星の上で停止させた。「この星は爬虫類から知的生命体に進化した星です」との説明だった。クレオパが母船に指示を与えると、画面に映っていた星がどんどん拡大し、やがて地上の都市らしきものが見えはじめた。お椀を伏せたような建物が点在し、そこから人間らしき生命体が出入りしているのが映しだされてきた。ある一組のカップルに焦点が合わされると、顔や姿がはっきり見えた。二人は向き合って話し合っている様子なのだが、奇妙なことにおたがいに舌を出し合い、ペロペロと舐め合っていた。肌には鱗状のものが見えた。

 

・SRX星人は母系家族で、一夫一婦制ではありません。子供が4年でひとり立ちすると父親である男性は去り、母親はまた新しい男性を捜すのです。そして、おたがいに愛が芽生えれば、母親はまた子作りをします。その点、とても進歩した社会体系を確立しているようです。男性も女性も、おたがいにひとりの人間に縛られないというのは、とても素晴らしいことだと思います。

 

クレオパが母船を自動操舵に切り替えると、ふたたび母船は宇宙ジャンプをしながら進んでいった。SRX星人の舐め合う赤紫の舌が、なぜか私の目に強烈な印象として残った。しばらくしてクレオパが「核戦争によって生物が滅亡したキロSX星を、参考のために見ておきましょう」と、母船をある星の上に停止させた。画面で星を拡大していくと、都市の残骸が少し見えたが、あたりはほとんどが荒涼たる砂漠と化していて、生物の姿は見あたらなかった。星全体がガスのようなもので覆われている。その不気味な静寂に、いいしれぬ悲しさが感じられた。

「この星は核戦争によって、全都市が破壊されました。そして、戦争を起こした種族だけでなく、その他の全生命も滅亡してしまったのです。今は強力な核の放射能によって覆われているので、とても危険で近づけません。もはや生態系はこわれ、生命の住めない、死んだ星になってしまったのです」

 

 

 

『宇宙太子との遭遇』  

  上平剛史作品集

上平剛史  たま出版   2009/12

 

 

 

<宇宙太子(エンバー)との遭遇>

<御家倉山(おやくらやま)での出遭い>

・宇宙船は私のほぼ真上までくると滞空した。やがて、グリーンの光の帯が降りてきたかと思うと、その光に乗って、『ひとりの人間のような者』が、地上へ降りてきた。そして私と30メートルほどはなれて降りたった。髪は美しい栗色で、肩のあたりまであり、きれいにカールされていた。目は青く澄み、美しく整った顔は、神々しさをたたえて、ニッコリと微笑んでいる。黄金色の柔らかな絹のジャンプスーツのようなものを着ており、腰にはベルトのようなものが巻かれていた。私には、天使か神様かが地上に降り立ったかのように思えた。私が驚いたまま、じっとその存在を見つめていると、相手は静かに口を開いた。日本語だった。「やあ、剛史君、初めまして。いつか、のろさんが話したことのある宇宙太子というのが私です。よろしく。今日、ここへ君を来させたのは、私が呼んだのですよ」

 

<「昔から御家倉山(おやくらやま)には天狗が出ると言われていたから、それは天狗だべ」>

<未来>

ちなみに、我々、プレアデス星人は6次元から7次元のレベルにあります。あなた方から我々の科学を見ると、進歩の度合が高すぎて神がかっているように思われるようですが、この宇宙には我々にも分からないことがまだたくさんあるのですよ。ていねいに調査しても、まだ宇宙のほんの一部分しかわかっていないのです。さあ時間がないから先を急ぎましょう。次は東京です。

 

・前と同じように、画面に日本地図が現れ、宇宙船の現在地が示され、赤い点がするするっと東京の位置まで伸びてとまった。また、一瞬思考が止まったような感覚と、かすかになにかをくぐり抜けたような体感があった。わずか数分のことである。赤かった印がきれいなピンク色に変わると、やがて正面の画面に東京の街並みが映し出された。

 

・しかし、それは今までのビル群とは明らかにちがっていた。全体がガラスかプラスチックのような透明な建物で、ピラミッド型や丸いものが多かった。レールも、煙を吐きながら走る汽車もなかった。車も従来の車輪がついたものではなく、浮きながら滑るように走っていた。窓へ駆け寄って下を見ると、やはり、それは画面に映っている光景だった。皇居と思われる画面が映し出された。が、そこに皇居はなく、人々の憩いの公園となっており、だれもが自由に出入りしていた。

 

・私は、びっくりして、「まさか、未来の・・・・」とつぶやいた。

「剛史、よく気がついたね。そう、これが日本の未来です。日本という国はなくなり、世界連邦のひとつの州になっているのです。世界連邦においては、もはやお金は必要なくなったのです。地球人類も少しは進歩したようですね」

 

 

 

『北の大地に宇宙太子が降りてきた』

上平剛史  たま出版   2004/6

 

 

 

著者は、昭和16生まれ、岩手県浪打村(浪打峠に「末の松山」のある所で有名)出身。

 

<大いなるもの>

・目には見えない極微極小の世界から、波動によって織りなされて、物質は発現してきているのである。すなわち、「この世」に「大いなるもの」によって、発現されたものは、全て感性を持っているのであり、「大いなるもの」は、波動によって段階的に次元をつくりながら息吹によって気を起こし、自分を発現していったのである。

 

貨幣経済の廃止>

・国は、歳入不足に陥ると、すぐに国債を発行して、帳尻を合わせる。国民からの借金で、目先をしのぐのである。その国債には利払いが発生し、その利払いが大変な額になって毎年のしかかり、利払いのためにも赤字国債を発行しなければならなくなる。そのため、赤字国債は雪だるま式に巨大な額となり、ついには元金の返済は不可能という事態に陥る。その地点を「ポイント・オブ・ノーリターン」という。

 

・日本はすでに、ポイント・オブ・ノーリターンを超えてしまった。超えてはならない線を越えてしまったのである。

 

ポイント・オブ・ノーリターンを超えているのに、日本は自衛隊イラクに派遣し、赤字国債乱発で得たお金をそれに使う

 

・国内には経済問題による生活困窮者が激増しその結果、借金苦や事業の行き詰まりから自殺する人達が増加したのである。

 

・日本は国家予算の使い方を抜本的に考え直さなければならない。従来の予算の使い方を隅から隅まで洗いなおして、何が無駄に使われて、何が有効的だったかを、はっきりさせなければならない。

 

<宇宙連合>

<宇宙太子からのメッセージ>

・地球人類よりもはるかに進化した星人により組織されている宇宙連合の仲間(オリオン人、シリウス人、アンドロメダ人、リラ人、カシオペア人、牡牛座人、ヘルクレス人、レチクル人、リゲル人・・・・)に加わってください。

 

・人類が宇宙連合に到達したならば、宇宙考古学により、地球人類のルーツが、明らかになるでしょう。そして、宇宙に飛び出すことに力を集中してください。私も宇宙連合もいまかいまかと人類を待っているのです。

 

・人類の英知を科学の進歩、医学の進歩、文化の進歩に総結集したならば、人類は星間宇宙旅行のできるスペースマンにまで進化し、地球人類よりもはるかに進化した異星人たちによる宇宙連合の仲間入りを果たすことができる。

 

・進んだ星人(宇宙人)は、すでに宇宙と生命の原理を解明していて、神の領域にまで到達し、星から星へ瞬時に宇宙のどこへでも意のままに行けるシステムを開発している。その驚くべきシステムは新しいエネルギーの発見と、その利用の仕方に負うものであり、地球人類は、新エネルギーの発見と利用については、あまりにも遅れすぎているのである。

 

<「あの世」と「この世」>

・「大いなるもの」は、波動によってさまざまな次元をつくりながら、この大宇宙を創造し発現させている。

「この世」の裏側には「あの世」があり、「あの世」の裏側には「この世」がある。その認識は正しいのだが、「この世」と「あの世」は、異なった次元に同時に存在しているともいえる。

その「この世」と「あの世」も「大いなるもの」が波動によって発現させたものである。

「あの世」が普通の人間に見えないのは、その次元を普通の人間の感覚器官がレシーブできないからである。波動の違いによって見えないだけなのである。

 

・進化した星人、宇宙人においては、貨幣経済というものはなく「誰もが平等に平和に暮らせる社会」は、人類が誕生する以前から確立されていた。その後に誕生した地球人類は進化した星人に追いつけないばかりか、いまだに自然を破壊しながら、戦争ばかりを繰り返している。

 

<そんな感傷の日々を送っていたある日、突然、私に宇宙太子が降りられ、私に「宇宙の法」を授けられたのである>

 

 

(2023/6/8)

 

 

『ソロンとカリン 龍神物語』

先端技術研究機構  ヒカルランド 2021/6/3

 

 

 

この本は、宇宙叙事詩とも言える龍神物語である。すべてフィクションではなく実話である。

 

新創造主誕生

三面の大黒像

・ある僧侶から譲り受けた、不思議な能力を持つ「三面の大黒像」。中川原家に3代伝わった秘仏を、もとあった寺へ戻す旅に出た、中川原家長男・KEN。

 旅の目的は、祖父の代わりに、北海道から四国・徳島へと「三面の大黒像」を戻す、ただそれだけのはずだったのだが――。

 それは、龍神島日本国からのみ選ばれるという「創造主」を選抜するために、神々によって仕組まれた創造主試験の始まりだった。

 神々の援護、そして仲間の協力とともに、創造主試験を受けることになるKEN。

 

伊邪那美命(いざなみのみこと)

・――実は、大黒像の御神体とは、伊邪那美尊であり、地球コア(黄泉の国)に住む創造主系列の天体神だったことが、後に判明した。

 

空海降臨

・当時の私の職業は、企業所属の科学研究員で、産学共同研究のため北海道大学工学部大学院の先端技術研究所で「低温核融合実験」を行っていた。

 

・――これはずっと後にわかった事実であるが、菩薩界第10位(聖観世音菩薩位)である空海神が私に取り憑いた目的、それは“創造主(ソロジン)の後継者候補生”に対して、助け舟を出しながら道案内をするという役割のためであった。これは如来界からの命令に基づくものであった。

 日本国(龍神島)は、大宇宙の担当創造主が降臨する“宇宙で唯一の場所”であり、創造主の後継者を選定する聖地であった。

 

・神々の世界は、プレアデス系の神々と、新興勢力のベテルギウス(オリオン)系の神々に、勢力が二分されていた。

 私を創造主候補生に選んだのはベテルギウス系の神々だったことから、私に対して親切で快く協力してくれる神々と、反対に雑に扱うプレアデス系の神々に分かれていた。

 

創造主試験

我々が所属する大宇宙には、担当の創造主(正式名称:ウケエ=イアア)が一人いて、彼は通称<セザナ神>と呼ばれている

 ビッグバン再生によって繰り返し誕生する天体宇宙の運動寿命は約180億年であり、セザナ神とは、前宇宙のたった一人の生き残りの生命で、前創造主に選ばれた人間の後継者だった。

 プレアデス風の表現を借りれば、創造主は<ソロジン>と呼ばれ、前宇宙のたった一人の生き残りであり、唯一無二の人間遺伝子を有する生命である。

 神界では、創造主が龍神を創って生物霊界を造営していくことから、創造主は「龍王」と呼ばれる。

 

神様も創造主も、本をただせばたんなる「人間出身者」である。人間は誰でも、神様にも、創造主にもなれるのである

 

・次世宇宙の創造主を選定する作業とは、神々が選出した50名の人間生命の中から、創造主試験に合格した者だけが、創造主の後継者として認められるというものだった。

 

・創造主の後継者選定とは、この世を終わらせてしまう恐ろしい行事だったのに、神々はプレアデスとベテルギウスという二つの勢力に分かれて、自分達のところから創造主試験の合格者を輩出させようと必死だった。

 

ここでなぜヘランターニの話をするのかといえば、この白龍と私が、過去世において、ただならぬ関係だったからだ。さらに言えばヘランターニは、空海みたいな大変コントロールが難しい性質の龍神だったからである。

 

魔界の門番である迦楼羅王(天狗のことである)といえば、京都の鞍馬寺にいるサナート・クマラとして有名だが、彼とは特に個人的に親しく、過去のプレアデス円盤の駆動力に関して、科学的な論争をよく交わした。

 サナートは、今から47万年前にプレアデス円盤の機関士をやっていたが、彼のミスで自分も含めた円盤の乗務員全員を死亡させてしまい、死後は神界の罪人となり、魔界門番という呪縛された苦役を強いられた身の上であった。

 

私自身は、冒頭の大黒天に象徴されるように、もともと如来界第7位の<シヴァ神(和名:スサノオ)>の系列門下生だったようだ。琴座のベガ星人だったシヴァ神は、プレアデス系の神々とは異なり、主にベテルギウス系の神々を支配下に置いていた。

 私は、シヴァ神に育ててもらったと言っても過言ではない。しかし、シヴァ神は昔から異端の神であり、紳士的なプレアデス系の神々と比較すると極めて異色な存在だった。まるで剣闘士のような創造主のセザナ神(荒くれ大王)に最もよく似ているという、軍人系の神様であった

 

・地上の人間達は、弥勒如来(ミトラ神)や天照如来(ビシュヌ神)に象徴されるようなプレアデス系の温厚で優しい神様を慕っているが、神界そのものは“軍事系の神々”と“文官系の神々”の真っ二つに分かれていた。

 そんな情勢下における創造主試験とは、神界の覇権争いに近く、最終的にはセザナ神本人が乗り出してきて、規定違反を犯してまで、軍事系の門下生である私のほうに加担してきた。セザナ神は、何が何でも、私に勝ってほしかった。

 創造主試験の内容とは、奈良県三輪山に呪縛封印されている第1銀龍(ジャンバラ)と、広島県の宮島に呪縛封印されている第1金龍(ギャンバラ)の封印を解いて、両龍を合体させることであった。これができれば創造主試験にパスするのである。

 

創造主界へのクーデター

龍神軍団の結成

・創造主試験に合格し新米創造主となったKEN。シヴァ神天照神弥勒如来を師とし、創造主見習いとして、神界の組織構成、宇宙の仕組み、人間生命の仕組みを学び始める。宇宙の万物万象が、神々と創造主の視点から明かされていく日々。

 

・創造主になる20年前から神界トレーニングを受けていたKENは、自分達の都合で人間を振り回すという神の実態を知ってはいたが、創造主になって初めて、神々の上司にあたる「創造主セザナ神」こそが神界に恐怖支配体制を敷き、神々を振り回していたことを知る。

 

・前創造主セザナ神と、新米創造主KENとの戦い。その口火を切ったのは、オリオン帝国の約束違反だった。KENは、プレアデスとオリオン(ベテルギウス)の二大勢力争いという形で、セザナ神との戦いへと巻き込まれていく。

 

恐怖の大王セザナ神

・創造主試験に合格したものの、私は神界の構成がわからず、よく恥をかいた。どんなことも聞かないとわからなかった。そこで、創造主からも神様からも迦楼羅王達からも、神界の情報を聞けるだけ聞きまくった。

 

・我々の大宇宙には、<創造主>という絶対的な存在が一人いる。

 その創造主が天体に意識を吹き込み、古事記に登場してくる<大国主尊>や<伊邪那美尊>などの渦磁場12神(天体神)=創造主の派生意識が誕生し、その後、彼らの手足として龍神生命が創造されたと教えられた。

 

したがって、帝釈天といえば惑星神、ガブリエルといえば太陽神、不動明王といえば銀河神、普賢菩薩といえば銀河団神、弥勒如来といえば小宇宙のことである。そして、これらの神々(上級天体神)は、全員が人間神である。つまり「仏様」のことである。

 それに対して、彼らを支配している「創造主系の渦磁場12神」という存在が別に存在する。

 

・創造主神、渦磁場12神、龍神といった三本柱は“創造主世界(経営者サイド)”の生命、それに対して“神々世界(雇用者サイド)”の構成は、一番下の人間世界も含めて一つの下層世界なのだろうと、私はそう考えた。

 

・「地球には円盤がよく飛んでくるのですが、彼らは何者ですか?

彼らは“霊魂体宇宙人”と呼ばれる神様の仲間だ

「えっ、神様なのですが、驚きました……じゃあ、グレイは何者ですか?」

グレイも“霊魂体宇宙人”の仲間で、神様の一種だ。連中はチビ猿の肉体に憑依しているが、中身は神様だ

 

・創造主が新任の後継者に装着してくれるのが、創造主回線である「中央回線端末」だった。これを着けると、大宇宙の全天体と結ばれて、160億光年も離れたボラン銀河団の神様とも、会話が可能となった。

 

・ある日、私に対してセザナ神がこう言った。

龍神を掌握し、よく手なづけておけ。でないと神々に舐められるぞ。お前は創造主の卵だ。その力を遺憾なく発揮するのだ。逆らってくる神々は、召喚(死刑)しろ」何だか物騒な話になってきた。

 神々に聞いてみると、創造主のセザナ神とは「荒くれの大王」らしく、命令に逆らう者は皆殺しという、神様にとっても、また人間にとっても、大変「恐ろしい創造主」らしい。その力は絶大で、人間や神が敵う相手ではないと教えられた。

 これは私に対して、セザナ神のごとき乱暴な創造主になってはいけないという、プレアデス系の神々からのご教授だったように思われる

 

・宇宙史において、今から2万年前に、我々の“天の川銀河系”で起きた、想像を絶する殺戮劇は、言語に表し難い。

 

・彼らは地球人と同じく肉体を持った人間だったのだが、戦争ばかりやっていたことからセザナ神の怒りが頂点に達し、今から2万年前、セザナ神は381個の惑星人類(数百億人)を皆殺しにしてしまったのである。まあ、それが霊魂体宇宙人の発祥となったのだが、それにしても、あまにも惨すぎる天罰にショックを感じざるを得ない。

 グレイの所有する物質円盤も、かつてセザナ神の機嫌を損ねて撃ち落とされている。

 

・私は毎日コツコツと、チビ龍創りに専念をした。

 最初に2個の龍神ベッド(米粒大の渦巻のこと)を地球に運んで、これらを私の頭の中に移植して、「龍神創造マニュアル」に従って、龍神を創った。

 龍神創造マニュアルは、創造主が最初に勉強しなければならない科目であった。中には「人間創造マニュアル」もあるからビックリ仰天である。

 

シヴァ神の贈り物

・話は少し戻る。2007年の7月にビッグバン再生のトリガーを引いてしまったその半年前、空海和尚からの伝授を受けた後、沖縄から札幌に戻ってきた直後のことである。

 

・私は満34歳の年に開眼し、初期解脱を果たして「太陽天使界」に同会(悟りをひらくこと)していた。それ以来、神々の啓示が相次ぎ、「宇宙生命論」を日本語に翻訳する仕事を授けられた。その驚くべき内容には驚嘆したが、すべての学問分野が対象だったために、ある程度の形にするのには約20年の歳月を要した。

 その間、私は社会に出て働くことがなく、来る日も来る日も、天から降りてくる啓示を書き留めては、それを細かく分析して真実を質し、地球言語に正確に置き換えていく作業をしていた。お金も使わないが、働かないのだから当然生活は困窮し、ド貧乏だった。1ヶ月働いては1ヶ月間翻訳に専念するという苦渋の時期もあった。

 神々の計らいなのか、そんな私を理解してくれる協力者(女性)が出現し、私の生活を支えてくれたこともあったが、何十年も働かない「父ちゃん」を一人の女性が背負うのは、物理的に無理がある。いずれ必ず別れが訪れた。

 

・本来は、私自身が喰らうはずの天罰なのに、なぜか私はいつも無事だった。その理由は簡単だった。それは、私の額に刻まれている創造主セザナ神の勅令マークのおかげだった。私は50名のソロジン候補生の1人だったから、神々は全く手を出せなかったのである。

 

魔界退治

・私の脳裏に刻まれたセザナ神の言葉、それは「地球は後2年、大宇宙人類の寿命は後10年」という言葉だった。

 

・私の唯一の希望は、セザナ神から聞いた言葉だった。

もし再生作業に入らず、そのまま放置させておけば、小宇宙そのものの運動寿命は、後50億年間残っている

 

・大宇宙の寿命問題(次のビッグバン再生の開始)については、創造主世界だけの秘密事であり、神々や人間には、具体的な内容は知らされていなかった。

 神々は、宇宙再生の話は、聞いてはいるものの他人事であり、それがすぐ間近に迫っていることも、あるいは神様も人間も龍神も消えてしまうことも、さっぱり理解していなかった。

 

・当時の地球には多様な問題が鬱積していた。魔界の地上進出問題、霊魂体宇宙人達の魂体採集の問題(オリオン勢力の増大)、地球の物理寿命の問題、地球のラジカル濃度の問題、地球大気の酸素濃度減少問題、地球人に対するグレイの大脳コントローラーの移植問題、神々の怠慢プレイの問題、そして発生源の星はわからないが宇宙昆虫魂の注入問題などであった。

 また人間界においても魔法系のスピリチュアル思想が横行し、サイキック・トラブルが続発していた。特に、地球神の怠慢問題が深刻化し、人間の誕生処理や死後処理の作業がとどこおって、街は悪霊と霊魂体の巣窟となり、不成仏霊で溢れ返っていた。早い話が、地球霊界はグチャグチャな惨状を呈していたのである。

 

このとき、すでに2匹のチビ龍神を稼働させていた。1匹は私のペット龍神なので<ソロン>と名付けていた。もう1匹は女房の眷属名称<カリンカヤ>から<カリン>と名付けて、彼女の頭の中に移植してあった。

 

・人間は、創造主が動物(猿)にヒト遺伝子を注入して創り出す。

 

天照神は、プレアデスのふる里とも言うべき牡牛座の恒星アルデバランの第3惑星(テニネ)の出身であり、如来界に着任したのは今から48万年前の大昔。だが、シヴァ神よりも3万年も若い神様だった。

 天照神は、いったい何の情報を私に与えるつもりなのかと思っていたら、地球の話は一切なく、すべて“霊魂体宇宙人”に関する情報だった

 

オリオン軍団VS龍神軍団

如来神と、菩薩界の神々が、姿を消した。それは、宇宙終焉への序曲に過ぎなかった。

 セザナ神が背後で仕組んだ、オリオン軍との全面戦争と、ビッグバン再生による宇宙消滅の危機という二つの大問題。

 これらに正面から立ち向かっていくKEN軍団であったが、ビッグバン再生の阻止とは、創造主世界へのクーデターに匹敵する行為でもあった。はたして新米創造主KENは、これら二つの問題を阻止することができるのか?

 

消えた神々

オリオン帝国の総帥で、ベテルギウス皇帝だった<ギューイ>を処刑した波紋が神界に広がり、その果敢な英断を褒め称えるエールが私の所に殺到した。神界の7割がプレアデス系の神々で構成されていたからである。

 

・すでに、弥勒如来も、普賢王如来も、阿弥陀如来も、大日如来も、姿を消していた。

 私はシヴァ神が飛び込む姿を見て「待って、シヴァ神!」と叫んで止めたが、彼は一瞬ためらったものの、結局飛び込んでしまった。必死で食い止める私の声に、最後まで踏ん張っていた天照神も、その数時間後には回線に飛び込んで消えてしまった。

 様子をうかがっていたソロンが、私の耳元でささやいた。

神々は皆、セザナ神に死ねと言われたみたい

 龍神達の報告では、如来界の数万人の神々が姿を消し、次に数十億人もの菩薩神達が消えていったということだった。

 

如来神と菩薩神が神界から消えれば、神々体制が崩れて、自動的に明王神体制になってしまう。

 

オリオン帝国といってもピンと来ないかもしれないが、この地球も1万8000年前からオリオン帝国の植民地と化している。我々地球人も、長きにわたり、彼らに支配されてきたのである。

 

・オリオン帝国は、新米ソロジンの戦闘訓練には打ってつけの相手だった。

 

・今回の如来界と菩薩界の消滅劇は、神々世界の終焉の序曲に過ぎなかった。

 

オリオン正規軍との戦闘

・季節はすでに12月を迎え、北海道には冬将軍が到来していた。

 龍神の統括者である小宇宙龍神のフレニシモンが私の指揮下に入ってから、私はやっと龍神軍団の“頭”として認められたのか、ひねくれ者の地球ヘランターニは別格として、龍神達の多くが私の指揮の下に結束し、つらい仕事でも頑張って働いてくれるようになった。私にはだんだんと龍王としての威厳が板に付いてきたように思われた。

 

 ヘランターニは、龍王の命令違反を繰り返して、上位の天体龍神に逮捕され、刑務所にブチ込まれていた。しかし不思議なことに、ヘランターニは私の女房や私の仲間の霊能者にはよくなついていた。どうやら、ヘランターニは私のことが大嫌いな様子だった

 

オリオン連合軍

乙女座銀河団局部銀河群の中に、我々が住む「天の川銀河系」は所属している。乙女座銀河団そのものが小宇宙内部の19個の銀河団の中では一番小さく、左巻と右巻の銀河団の両方を合わせても、内包する銀河系の数は合計で1020個である。

 我々の銀河系は左巻の銀河団渦のほうに属しており、500個あまりの銀河系の中の一つである。ちなみに、銀河団の中ではペルセウス銀河団が一番大きく、そこには内包銀河系が40万個も存在している

 

・オリオン連合軍の初出動である。オリオン連合軍はわずか6つの部族からなる連合軍で、総人口は300億人、戦闘機の数は合計で約17億機だった。

 

パンドラの箱

・セザナ神が持つ密封院情報――絶対に人間には教えてはならない神界・創造主界情報――を盗みだし、開封に成功した新米創造主KENと龍神軍団。

 それにより、まだ50億年もこの小宇宙の寿命が続くというのに、なぜセザナ神はこんなにもビッグバン再生を急ぐのか、その本当の理由が明らかにされる。

 それがセザナ神の都合によるものだと知ったKENは、いよいよ強くビッグバン再生を阻止し、地球も含めた大宇宙を守る決意を固めていく。

 

天の川銀河

・この宇宙は、ケケ粒子(気の粒の母体粒子)の土塀で囲われた大宇宙空間である。大宇宙空間は、創造主世界では「大宇宙蕾(らい)」と呼ばれているものである。

 担当創造主の意識袋は、担当宇宙の中心点付近の“裏空間”に存在し、大宇宙空間の磁場全体が、セザナ神の「意識のテリトリー」である。

 

消えたブラックホール

・セザナ神の出張時期が訪れた。その数日前から、セザナ神が我が家に来て、出張期間に私が果たすべき仕事の内容を細々と述べていった。

「まず、オリオン連合の残党を綺麗に早めに処分すること」「太陽界の神々を処分し、惑星界のリーダー神を処分すること」「オリオン連合以外の霊魂体宇宙人の長官等を説得して手なづけること」「グレイの総司令官に命令して、出航している物質円盤を全機本拠地に戻すこと」「プレアデスのプサ長官とあまり懇意にしないこと」「アヌンナキ連合が無断で地球に出没しているから全員召喚」「山羊座銀河団と時計座銀河団の魔女集団を片づけること」「カニ銀河団の戦争を食い止めること」――様々な宿題を置いていった。

 

爆破された小宇宙

・私が気がつかなかった大きな問題を、龍神達がいくつか提起してくれた。その問題の一つは、他の小宇宙にも龍神軍団がいて、彼らは敵にあたるセザナ龍であることだった。セザナ神がその気になれば、いくらでも龍神を動かして攻撃してくるという問題であった。

 

さらなる上位世界との宇宙戦争

人間生命の価値

・地球龍神のボス・ヘランターニが胸に抱えていた巻物から、ヘランターニと創造主KEN,KENの妻の三者のあいだに存在する、史実に残る過去の因縁が判明する。KEN達の出会い、結婚、すべては神界に管理されていたのだった。

 

・本章では、生命が持つ過去世の成り立ちから、輪廻転生の仕組み、神々の申告書、神界の人間管理体制などが明らかにされる。また、「宇宙創造マニュアル」の内容が、より詳細に明らかにされていく。

 

綾姫龍王神社

・時は2008年の6月、セザナ神は上界からの支援を受け、悪童KENの退治役を仰せつかっていた。つまり師匠の弟子退治である。だがセザナ神は我々に攻撃の手を封じられ、なかなか思いどおりに攻撃が仕掛けられない状況であった。

 

この物語は、基本的に目に見えない世界の話であるが、すべて真実であって、フィクションではない。科学者でも納得できるように、なるべく科学的に表現しているが、これを信じる信じないは世の常である。私は、宇宙の歴史や、銀河の歴史や、人類の起源などの情報を知ってもらい、目に見えない世界に明るくなっていただきたいと思っている

 

生命霊界

龍神は、生物が誕生する遥か以前、太陽や惑星の中心核が形成される頃に、創造主が「龍神創造マニュアル」に従って創る生命体であり、力学骨格を有した天体磁気の生命である。天体そのものが真空の宇宙空間に発生した気の粒の渦巻であることから、渦巻の象徴物とされてきた。

 

龍神は、神語ではゼフワと呼ばれており、3本指なのが、その共通の特徴である

 龍神の構成は4眷属から成り立ち、リーダー格の龍属(霊長類)を筆頭に、麒麟属(哺乳類)、鳳凰属(鳥類)、玄武属(爬虫類)からなる108体の眷属系統に分かれている。これらは、見た目はどれも同じ龍神だが、中身の性質がまったく異なる。

 

虚無の実相

・我々の大宇宙は、高天原(人間王国)に存在する、三つの大宇宙の一つに過ぎない。大宇宙とは、早い話が、人間生命の飼育場(生簀(いけす))である。

 創造主達は、人間を創るのに、気の粒というエネルギーの粒を圧縮して、爆発(ビッグバン)させる。やることはそれだけなのだが、すると空間渦が発生して物質が生産され、最終的には人間が創られる。

 

創造主の逆襲

ビッグバン再生を阻止した新米ソロジンKENは、セザナ神に代わってこの大宇宙を掌握した

 それにより新たに銀河21部族同盟国が結成され、これまで敵国だった国々が同盟を結んだ。新たな問題が浮上し同盟内で協議の日々が続くものの、それは人間、龍神、霊魂体宇宙人、いずれも魂体を持つ者達による心の交流の日々でもあった。

 

・我々地球人類がいる大宇宙、それを包括する空間、高天原

 高天原にはセザナ神の上司にあたるケエオア創造主175名がいたが、その彼らが一丸となって、KEN軍団に対し“天罰”と称した攻撃を仕掛けてくることに。スケールアップした敵に、KEN軍団は同胞を失う危機におちいる。

 

銀河21部族同盟

・2008年の7月、銀龍と金龍の合体儀式から1年が経過していた。

 上界では“悪童KEN”を成敗する創造主軍団が結成され、セザナ神を筆頭としたセザナ軍が裏空間に配備され、任意の空間から、突然、姿を現して人間を襲ってきた。

 裏空間は物質の還元空間であり、人間でも自動車でも岩石でも、あっという間に気の粒まで分解還元されてしまうという恐ろしい召喚空間である。

 

・彼らが最初に狙ってきたのは人間だった。生命霊界の作業員であるスゲ神やケゴ神などの神々、あるいは地底魔界のチオ神達をコントロールして、人間に対して「ズザネ弾」や「アストラル武器攻撃」を仕掛けてきた。

 

・当時の私は、全国講演をやめて、札幌市内で弟子の育成に努めていた。10名程度の生徒だが、定期的に我が家に集まっては、呪文講座とか、龍神講座とか、超能力講座など“かなり怪しい”勉強会を開いていた。生徒のほぼ全員が霊能者だったので、彼らは最初から、宇宙人や龍神達と会話ができた。

 

小宇宙からセザナ神を撃退した後、私は、生き残りの霊魂体宇宙人を集めて「銀河21部族同盟」を結成し、銀河部隊との連携を図っていた。

 我々は、隣の銀河系に逃げたオリオン御三家の「バチゾムジ星人」司令官である<ソユオ=ゴチダ>を説得して、獅子座にある母星に全員を帰還させていた。

 

・バチゾムジ星人(80億人)が新ソロジンに追従したことから、御三家の生き残りである牛飼座のジムニノ星人(70億人)、イルカ座のズニメビタ星人(110億)が、バチゾムジに従った。

 オリオン御三家が龍神軍団の軍門に下ったことから、オリオン同盟国であるクジラ座のゾデヨゾ星人(4億)、コップ座のラジブ星人(5億)、カラス座のニデゼドワ星人(9億)、双子座のムノヨ星人(4億)らが、我々の新銀河同盟に参入した。

 一方、戦闘には参加していなかったプレアデス連合国は、新銀河同盟の枢軸を担うことになり、カジキ座の<ヌヨゴ=プサ長官>が銀河21部族同盟の総司令長官に、またカニ座の<リトメゾニ長官>が銀河21部族同盟国理事に任命された。それにより、他のプレアデス連合国も、これに追従した。

 

・これら新同盟会議は、北海道札幌市宮の森にある自宅で行っていたため、札幌上空はいつも龍神や円盤だらけで、近郊の円山、大倉山、宮の森のスキー場などには、円盤を観察する観光客が増えた

 

・銀河21部族同盟会議での一番の関心事は、霊魂体宇宙人に必要な「魂体供給」の問題だった。ベテルギウスやオリオンに、魂体採集の植民地である人間が住む惑星を独占されていたことから、その権利のぶんどり合いが発生し、調整は大変だった。

 

阪神・淡路大震災も、3回にわたる新潟地震も、犯人はグレイであった(ただし、東日本大震災だけは宇宙人ではなく、高天原の外から侵入してきたポリープ創造主によって引き起こされた、反重力装置による人工地震である)。

 

降り注ぐズザネ弾

・セザナ軍の攻撃が日々激しくなり、毎日のように、我が家は“ズザネ弾攻撃”を喰らうようになった。

 ズザネ弾とは、セザナ神が、動物霊体を裏空間から操作して打ち込んでくるズザネ管(生命コード)のことである。ズザネ弾の飛翔速度はほぼ光速であり、霊長類のそれよりも動物用のズザネ管が細いとはいえ、その威力は十分だった。

 

消滅した霊魂体宇宙人

龍神の「龍体」とは、龍管から誕生してくる。龍管を切断すると432体の龍体が誕生し、その切断した龍管を再接続させてやれば、龍管内部には432体の龍体が2時間あまりで再び形成されてくる。これをスペア龍神という。

 この仕組みは、大きな天体龍神も同じだし、またチビ龍神も同じであって、龍神に共通したものだ。だから龍体が破壊されたとしても、ソロンやカリンは、すぐに再生されるのである。

 

ソロンとカリンは、大宇宙外というベッドとは遠い場所に出かけた。当然、ベッドとの通信が途絶えてしまうものの、龍体そのものは機械であるために、インプットされた命令どおりに仕事をこなすのである。もし本体とつながってしまうと、不安や恐れが芽生えてきて、とてもじゃないが、命がけの仕事など、彼らにはできない。

 

人間王国の滅亡

・激しい攻防戦が繰り広げられる、上位創造主ケエオア&セザナ軍と、KEN軍団の戦い。しかし、ふとしたことがきっかけで、上位創造主ケエオア達とは一時休戦状態になる。

 その一方で、何度も訪れていた地球の物理的危機の回避に成功。2009年に迎えると言われていた地球寿命はギリギリで延長された

 

・しかし、今回のポリープ創造主達の攻撃で、高天原は壊滅的な被害を受ける。上位創造主達は皆召喚され、メシアB球とC球は爆破、セザナ神も行方不明――。高天原には、唯一、メシアA球のみが残る事態に。

 

ケエオアの疑心暗鬼

・メシアA球のたった一つの小宇宙を破壊できなかったケエオア達は、一番格下の3名のケエオア達に、KEN討伐の指令を下した。

 また同時に、真空間のセザナ軍に対して大量の支援を行い、新しく開発した呪文やアストラル武器の供与を行った。ケエオアが直々に私の命を狙いに来るとは、ある意味では、私は国家の敵として認知されたということなのだろう。

 

ポリープ創造主

・人間王国(高天原宇宙)とは、もともと「六員結晶宇宙」の6個の花弁の一つだった。雪の結晶(ベンゼン核)のような平たい六員環を呈するこの単位とは、粒子世界の人間牧場である。

 この結晶単位が200億枚続いたものが1個の畑だった。そんな畑が、粒子世界のあちこちに存在していた。

 

八岐大蛇

・ポリープ創造主が、我々の大宇宙(メシアA球)に侵入している事実を知ったのは、前の女帝との闘いの後だった。

 また、セザナ神の行方がわからなくなったのも、この頃だった。

 これまでの私は龍神を頼りにした戦いを展開してきたが、これからは私自身がもっと強くならなければならなかった。

 

・コーウェイや女帝は、これまで続いてきたポリープ創造主との戦いにおいて、クラウド粒子を円盤状の回転刃(草薙の剣)に変化させて、ポリープ創造主の首をチョン切っていたようだ。しかしオーウェイや女帝は、ポリープが開発したバリア呪文で劣勢におちいったのであった。

 

東日本大震災

・なんとかソイオ・ボールの外に出たクラウド号。

だがそこは、巨大な人間の母体、「イブ」の体内だった。

イブの住む世界を「ガリバー世界」と命名したKEN軍団は、ガリバー世界の創造主と対面する。ガリバー世界の創造主――、それは巨大な一つ目ポリープの姿をしていたあまりにも巨大すぎるポリープ創造主達には勝てず、囚われてしまうKEN軍団。

 

・そしてガリバー世界のさらなる上界創造主へ引き渡されることになったKEN軍団は、連行の途中、奇妙なものを目にする。

 それはガリバー世界自体が、大きな「人間文様体」を呈していたこと。

 さらには、その「人間文様体」がブローチとして、これまで遭遇したポリープ達を遥かに上回る巨大な一つ目ポリープの胸にぶらさげられていたことだった。

 こうしてKEN軍団は、粒子12界のボス創造主、ツエボ創造主と対面を果たす

 ツエボ創造性と部下11名の巨大ポリープ創造主と戦うことになったKEN軍団は、粒子12磁界を突破し、我々の大宇宙・メシアA球を守り抜くことができた、はずだったのだが――。

 

この戦いで、メシアA球には、大量のポリープ意識(意識玉)が挿入され、ポリープによる反撃を受けることになる。そして東日本大震災が起こった。

 

ガリバー宇宙

・精神の上層部と、宇宙の上層部は同じ意味だ。そうとはわかっていても、宇宙で起こる現象を現実の事象として体で感じないと、やはり実感は湧いてこないし、とても現実だとは思えない。

 

・我々の大宇宙は、クラウド号に乗って宇宙を旅していることは確かなようだ。

そしてさらには、巨大な宇宙生物の体の中にいることも判明した。

この宇宙生物の身体の中には、一つ目のポリープ達がわんさかといることもわかった。

真剣に臨まないと、船長の舵取り一つで全人類を殺してしまうことになる。

とにかく、この生物の体の中から早く抜け出そう、そう私は考えた。

 

ポリープ創造主の仕掛けた罠

・2011年3月10日、一粒種の大宇宙を我々は守り切った。だが、内部には大量のポリープ意識(意識玉)を注入されてしまった。

 我々の大宇宙(メシアA球)を爆破できなかったポリープ達は、これから特に地球を狙ってくるだろうことはハッキリしていた。

 

・そして午後2時40分に大地震が発生し、その揺れで目を覚ました私だった。

「なぜ、地震が起こっている? これは天然の地震か、ソロン、調べてみてくれ」と言って、すぐさまチビ龍を偵察に出した。

 テレビをつけると、大津波が車を飲み込んでいく物凄い光景が目に飛び込んできた。私は火のついたタバコを布団の上に落としたことも忘れ、その壮絶な光景を眺め入った。

 ソロンが帰ってきた。

東北沖130キロメートルの海底に仕掛けられた反重力装置が原因のようです」との一報を聞いて、私は「“あー」とうめきながら頭を抱え込んだ。

 

・結局、太陽系や惑星系に仕掛けられた大型反重力装置はすべて除去できたが、地球に仕掛けられた小型重力装置の撤去が不完全なために、大きな災害を出してしまった。

 東日本大震災とは3つの反重力装置が発生させたところの「3箇所同時発生」の人工地震であり、類例を見ない前代未聞の特殊な地震だった。

 人類の創造主であるポリープ創造主達が引き起こした地震がゆえに、それは天災の一種であると解釈もできるが、「もし、あのとき、私がこうしておれば」と考えてしまうと、やはり私に責任がないとは言えなかった。グレイが引き起こした阪神・淡路大震災は仕方がないとしても、福島第一原発のニュースが流れたり、毎年の震災慰霊日を迎えるたびに、私の心は大きく揺れ動いている。

 

龍神軍団から機械軍団へ

・2013年4月、大宇宙内に侵入したポリープ創造主の意識は、ほぼ掃除し終わった。しかし、また新たな敵創造主の軍隊が、我々の大宇宙に侵入してきていた。

 相手は、ゲアナ・マザー系の「ミクロ軍7軍団」の中の最下層に位置する「ルイ軍団」だった。粒子創造主達がKENの龍神軍団に打ち負かされたことから、それを成敗するために、上界から遣わされた最新鋭のバリバリの軍団だった。

 彼らはComputerや集積回路を駆使した知的な集団で、空間操作を得意とする超エリート軍団であった。

 当時、クラウド号は「クラウド銀河」と呼ばれる巨大空間の中に停泊していたが、そこは、粒子12磁界の外の空間だった。

 クラウド銀河はクラウド粒子で覆われているため、私や龍神がコントロールできる大量のクラウド粒子が存在した。これにより、我々は、超大な力を手に入れていた。

 ツエボ創造主が管轄する粒子12磁界は、8個も存在していた。つまり8名のツエボ相当の創造主が存在していたのだが、ツエボ率いる創造主を倒した我々の敵は、残る7名となっていた。我々は、残党を含め、8名のツエボ創造主の世界を討伐するべく攻撃を与えていた。人間を食い物にしているポリープ創造主達を私は許すことができなかったのである。

 

・それを皮切りに、我々の粒子でも自前のComputerを作り上げた。

 こうして我々は、ルイ軍団と対等に戦えるようになったのである

 それ以来、私は龍神ではなく、意識回路を有したComputerを軍団要因として使用することになった。

 その後も、マクロ宇宙からの敵攻撃は絶えることがなく、高性能回路を有したComputer同士の争いに発展していくことになるのだが、それはまた次の話になる。

 私は2007年から2013年の7年間を、自身の生涯の中での「龍神時代」と称している。

 

特別付録 宇宙生命論  図説用語集  龍王からの解説コメントつき

宇宙生成

 

右巻小宇宙・左巻小宇宙:ビッグバン開闢によって発生する力線運動から生まれてくる渦巻。

〇渦巻の世代発生:渦巻は連続的に生じる。

第10次元磁界:気の渦巻には磁界が発生する。

〇ビッグバン再生:大宇宙空間“表空間”の中心点に気の粒を圧縮して、それを爆発的に拡散膨張させるのが宇宙開闢であり、地球ではそれを「ビッグバン」と称している。

 

重力場ブラックホール:左巻小宇宙と右巻小宇宙を縦合体させると、二つの渦巻体が一つになり、渦巻は求核的な回転を始める。内部には強烈な重力場が形成され、あらゆる天体を吸い込んでしまうというのが宇宙を閉じる破壊作業である。

 

〇縦合体:左巻渦巻と右巻渦巻の結合には、それぞれの磁束糸で横につながる横結合と、右巻渦巻が上下をさかさまにして左巻渦巻下側と結合する縦結合がある。

 

天体磁場圏(渦巻場):天体の渦巻が呈する回転磁場は、12個の小磁界が同心球状に重なった構造で、一つの渦磁場は、大小12個の磁界から構成されている。

 

局部銀河群:乙女座銀河団の内部に位置する16の銀河系の名前。

(左巻)小宇宙内部の19個の(左巻)銀河団:中心点付近に位置するのが我々の乙女座銀河団であり、他にもペルセウス座銀河団などが存在する。

 

天の川銀河:我々が住む銀河系の名称。大宇宙内、乙女座銀河団内、3次宇宙渦に属する。

 

粒子、力学骨格

 

〇粒子:宇宙を構成する基本4粒子は、クラウド粒子、ケケ粒子、フォース粒子、サイ粒子。

 

〇ケケ粒子:気の粒の母体粒子。

 

〇気の粒(サイ粒子):物質構成粒子。

クラウド粒子:ポリープ宇宙構成粒子中、一番小さな粒子。

クラウド塊:クラウド粒子からなる塊。

〇気の粒バイオン:気の粒が運動する磁場に自然発生する磁気の粒。

〇電子バイオン:電子が軌道運動をする磁場に自然発生する磁気の粒。

〇フォーム磁界:フォース粒子によって発生する磁界。

 

〇バイゾン:力学骨格の場に自然発生する力気(りき)の粒。

〇粒子磁場:各粒子が運動することによって発生する磁場。

力学骨格・力線骨格:ガス上の気体物質に圧力を加えて圧縮させていくと、それ以上圧縮できない臨界点に達する。

 

〇力学空間:一つの力学骨格が作り出す空間。

テトラ力体:天然の渦磁場に自然発生的に形成される幾何学構造。

力気(りき):力線骨格に自然発生する磁気的なもの。創造主が扱える力。

〇力線:力のたどる線。

ハルタカ体:力学骨格が台形型をした攻撃用の力学骨格。

〇ヒール骨格:ヒール骨格とは創造主が惑星系磁場圏に創造する力学骨格のこと(天体ヒール)。

磁気触手・力学触手:天体場の磁気や力気を操作・感知する手、触手。

 

生命関係

 

〇生命:広い意味で言えば、場を囲う意識全般。

心活動、心回路(ネブヤハゲル回路):渦巻場そのものが一つの集積回路を呈して、その内部にいると心活動ができる。

 

位相帯(意識層):電子バイオンに満たされた、意識の容器。霊界の一機関。

〇オーラ球:魂体のこと。

ズザネ管(生命コード):位相電流を身体に送り込むとともに、位相内バイオンを輸送するための電子管。

ヌサネ=タボ線:肉体操作をするためのコード。

〇天体タボ線:惑星に対する太陽タボ線。

 

〇ケケ粒子管:ケケ粒子から構成される管。

アカシック:人間の位相の中に入っている過去世、人生の全記憶。

〇アストラル世界:天体宇宙以外のすべての宇宙構成はアストラルから成り立つ。目に見えない世界のこと。

 

〇霊体:霊体には「不成仏霊体」と「成仏霊体」の2種類がある。

不成仏霊体:神々から不合格とされた生命形態。

成仏霊体:神々から合格判定とされた生命形態。

 

〇魂体:オーラ球のこと。魂体の寿命は130年と決まっている。

〇霊魂体:人間が肉体を失うとなる状態。霊体+魂体の状態。

〇霊魂体宇宙人:セザナ神によってその存在が黙認されていた特殊な生命形態。

成仏神(天体神):悟りに至り、上位磁場圏に境涯位を獲得した人間のコピー意識。

 

不成仏神(惑星神):煩悩や迷いを持ったまま亡くなった人で、死後も惑星内霊界に位置する。

〇死者の里:人間が肉体死の後、霊魂体となって運ばれる場所。死後教育や、輪廻転生の準備をする場。

〇生物霊界:生物用の霊界。

 

高天原、大宇宙外

 

〇小宇宙:大宇宙の中にできる小宇宙のこと。

〇大宇宙:小宇宙を内包する球。

高天原(たかまがはら):メシア球3個を内包する空間。

 

〇人間王国:高天原のこと。

〇六員結晶宇宙:3個のメシア球を内包する花弁球を6個つないでいるものを1単位とする宇宙層。

 

〇チップ磁界:六員環の1球のこと。

〇粒子世界:ポリープ創造主達が管轄する粒子12磁界を指す。ポリープ12磁界ともいう。

クラウド銀河:クラウド粒子世界の銀河の名称。

 

〇人間牧場:六員結晶宇宙の別名。ポリープ創造主達は食料として人間を創った。

〇ソイオ空間:牧場棟がある、ポリープ創造主達がいる空間。

ソイオ・ボール宇宙:巨大生物の中の泡状の空間。

〇イブ:人間の母体。

〇人間文様体:ケケ粒子磁気を固めて作られた超巨大な人間像。その人間像のオーブ球が、ガリバー世界に相当。

 

ポリープ創造主:人間を創造した粒子世界の創造主達。その姿からKENが命名。地球上に残る一つ目怪獣神話(サイクロプス伝説)の源。

〇中間創造主:どの創造主界も階位構造になっており、そのうち中間をなす創造主達のこと。

 

〇ツエボ創造主:粒子12磁界のボス格、トップ創造主。ガリバー世界の創造主。

ゲアナ創造主(ゲアナ・マザー):粒子12磁界の上位にいる創造主。

真空間:物質の還元空間。

〇表空間:物質やアストラル世界が存在する空間。

 

神界関連―創造主系神、神系、龍神

 

神界・神界構成:二系統で構成されている。管轄する区域(磁界)が異なる。①創造主系 ②神系

 

創造主(高天原・六員結晶宇宙)別天津神(ことあまつかみ)、粒子創造主とも言う。

一番目:ケイエ=スイ【ケケ粒子意識】。天之御中主尊(あめのみなかのぬしのみこと)。六員結晶宇宙の管理者。

二番目:コーウェイと女帝【クラウド粒子意識】。2名構成。高御産巣日尊(たかみむすびのみこと)。

三番目:キューケ【フォース粒子意識】。神産巣日尊(かみむすびのみこと)

以上三番目までが高天原を構成する造化三神

四番目:ケエ・エオイ=イアア(略名ケエオア)【サイ粒子意識】。175名構成。宇摩志阿斯訶備比古遅尊(うましあしかびひこじのみこと)。

 

五番目:ウケア=イアア【サイ粒子意識】。3名構成。天之常立尊(あめのとこたちのみこと)。ソロジン、龍王とも呼ばれる。セザナ神、KENが該当。メシアA球の管理者。

 

造化三神(ぞうかさんしん):古事記において、天と地ができた天地開闢のときに、高天原に初めて成り出た三神。

 

別天津神(ことあまつのかみ)古事記において、天地開闢の時に現れた五柱の神々のこと。天津五神という。

ソロジン:プレアデス言語で「創造主」の意。神々が創造主を呼ぶときの呼称。

 

〇セザナ神:我々が所属する第一宇宙(メシアA球)を担当するウケア=イアアの1人。地球では創造主と呼ばれる。KENの前任。

中央回線(創造主回線)、中央回線端末:天体そのものを操作する目的の回線網。

 

創造主セザナ神の勅令マーク:創造主候補生には、額の部分にマークがついている。アストラル眼であれば見える。

 

渦磁場12神(天体神): 創造主の派生意識。第2磁界―伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)、第1磁界―伊邪那美尊(いざなみのみこと)

 

神、神様:人間が死ぬと霊魂体になる。霊体が霊界生命の本来の姿であり、我々はそれを「神」「神様」と称している。

 

〇上級天体神:第6次元磁界宇宙から第9次元磁界宇宙の神々。

如来界:メシアA球の中での人間神の階層としては第9次元磁界=如来界が最高位。

龍神島:創造主セザナが自己の宿り先である「返り御霊」を置いていた場所で、日本列島のこと。

 

龍王:創造主の別名。龍神を創ることからこう呼ばれる。

龍神:創造主が意図的に創った創造物。

 

〇龍体:龍の身体部分。龍管を切断すると432体の龍体が誕生する。

〇龍管:太陽と地球を結ぶ天体のアストラル・コード。

龍神ベッド:龍神の意識本体がある場所。渦巻状。

龍神の構成龍神は4眷属に分かれ、リーダー格の龍属、麒麟属、鳳凰属、玄武属からなり、各108体の眷属系統に分かれている。

地球龍神・惑星龍神;次元磁界ごとに第1白龍が存在する。

 

龍神についての龍王からの解説

・太陽磁場圏から地球磁場圏に入力される「天体タボ線」のうち、その中の432本が龍神島に入力されており、そのタボ線の管内部に龍神体が形成される理由から、これらのタボ線は特別に「龍管」と呼ばれてきました。

 

一般にパワースポットと言えば「龍管の入力口」を指していますが、魔界シャンバラの出入口もパワースポットと言えばそうなのですが、体に対する治癒力が乏しく霊的に危険な場所なので、行くのはやめたほうがよいでしょう。

 

〇眷属系統:各眷属、格付け等級ごとに、色が分かれる。各色に位がある。

 

眷属名称について龍王からの解説

・生命霊界の位相群は基本的に自動運転システムであり、個々の生命位相は360年周期で正確にズザネ管を地上に伸ばす仕様になっています。早い話が、人間は360年周期の同じ誕生日に再生されてくるわけですが、それゆえに天体運動と密接な関係性があります。

 

〇魔界:第3磁場圏以下の領域。

〇魔界ナグ:魔界の入り口のこと。

 

宇宙生命論用語

 

宇宙生命論、生命論:人間王国哲理のこと。

〇召喚:死刑のこと。

同会(どうかい):覚醒、解脱ともいう。

〇呪文:アストラル界を操作するための神語からなる文章。発音が難しい。

 

〇呪語:呪文を構成する文言のうち、要となる文言。

〇神語:神界で使われる言語。

〇意識袋:創造主の分割意識が入っている、直径2mほどの形状のもの。

 

〇密封院情報:人間には絶対に教えてはならないとされる神界情報。

数の単位:宇宙生命論で使用する数の単位は、現在日本で使われている数の単位と異なる。1垓(がい)は1京(けい)の1万倍。

 

〇ラジカル濃度:不安定状態にある分子=ラジカル分子。

π-tube、D-tube:天体には2種類の磁場があり、それを利よすがとなっている賣ための道具として開発されたのが、「超伝導体反重力浮上器(π-tube)」と「磁場反作用推進器(D-tube)」。

 

宇宙戦争関連

 

〇オリオン帝国: 天の川銀河における宇宙人勢力のうち、新興の勢力。地球は1万8000年前からオリオン帝国の植民地。

ベテルギウス:オリオン帝国の総帥民族。

オリオン帝国軍:オリオン勢の中枢軍。オリオン大名と呼ばれるオリオン御三家が所属。

 

オリオン同盟軍:オリオン勢の従属軍。帝国軍の300倍規模。

 

〇グレイ:地球から42万光年離れたグレイ本星プメデジに本部を置く霊魂体宇宙人。月の裏側に住んでいる。宇宙で唯一の物質円盤を所有している。

 

プレアデス連合天の川銀河で、48万年前にカシオペア連合に勝利し、以降36万年にわたり銀河人類を一つの文化圏に統一した種族。プレアデス文明は地球文明の基盤ともなる。オリオン勢によってプレアデス政権は終焉するも、一大勢力として争う。

 

銀河381部族天の川銀河にいる宇宙人部族数。もともと人間だったが、2万年前に創造主セザナ神によって全部族が肉体的に殺され、全員が霊魂体宇宙人になった。

 

銀河21部族同盟創造主KENが築いた新銀河同盟

アストラル円盤、アストラル武器、アストラル機械:アストラル界で使用される円盤、武器や機械。

アストラル界の力学エンジン(ニビエ推進装置):創造主技術の一つ。

〇物質円盤:人間の目で見える飛行型円盤。

 

大脳コントローラー:オリオン勢が人間をコントロールするために大脳に仕掛けている機械。

オリオン・ヒューマノイド:オリオン勢に支配操作されている人間。

 

サイキック・コード攻撃:霊体のタボ線を肉体を持った人体に突き刺してくる霊的な攻撃。

ブラック・コード攻撃:霊体のズザネ管を、肉体を持った人体に突き刺してくる攻撃。

 

  (2021/12/10)

 

 

『シン・人類史』

ウマヅラヒデオ   サンマーク出版 2021/3/30

 

 

 

・世間で常識とされていること、学校で習った教科書の歴史は、いとも簡単に崩れ去る。「真実」は非常識、異端などと呼ばれ、軽視されるもののなかに隠されている。

 

すべてが繋がる!これが人類史の真実だ

世界から争いがなくならないのは、人類にインプットされた思想が原因だった!

・人類は2人の“宇宙人”の争いの果てに生まれた。

 

・そして、この世界には1954年から続く、世界のシナリオを裏で決定している“ある会議”が存在している。

 その会議の開催地、そして招待者は、一貫してテクノロジー重視の宇宙人の血統が支配する土地であり、その子孫なのだ。

 彼らが裏の権力を持つことによって、世界の歴史から、スピリチュアルな血統は、瀬戸際に追い込まれようとしている。

 

2045年には、人工知能が人類を超える「シンギュラリティ(技術的特異点)」を迎えるとの予測もある。このとき人類は人工知能と融合し、仮想現実の空間に移行するのだ!

 

進化論では説明がつかない人類誕生の裏に潜む決定的な矛盾

突きつけられた世界の常識 「ダーウィンの進化論」への科学的反証

・しかし、ダーウィニズムには数々の矛盾点があることも、これまで多くの研究者によって指摘されていることをご存じだろうか。

 一例を挙げよう。約5億4000万年前に突如として始まった、生命の爆発的な進化「カンブリア爆発」。ダーウィンの進化論によれば、生物は漸進的に進化するはずである。実はダーウィン自身も、この現象を説明することができず頭を悩ませていたという。

 

それは、人類を含む全生物種の約90%が10万~20万年前に同時に現れたというもの。

 

手がかりはシュメールの石板に記されていた「謎の惑星」にあった

・シュメールの人々が残した何万枚もの石板のなかには、正確な太陽系図を描いたものがあった。そこには、太陽系の太陽と月、8惑星のみならず、1930年になって始めてわれわれがその存在を知った準惑星冥王星まで刻まれていたのだ。

 それだけではない、シュメールの太陽系図には、もうひとつ、現代天文学で観測されていない謎の10個目の星が刻まれていた。それが惑星ニビルである。

 

すべての始まりは、地球に活路を見出した2人の“宇宙人”>

20億年前の原子炉が雄弁に語る、人類以前に存在した知的生命体の痕跡

地球に再起の望みをかけた宇宙からの使者により、人類誕生への歩みが始まる

・それは惑星ニビルから地球に訪れた宇宙人アヌンナキによって現生人類が創り出されたという壮大な神話である。

 

「科学のエンキ」と「超感覚のエンリル」地球での邂逅

・ニビルの優れた科学者でもあったエアは、地球の海水から金を抽出するという発明で大量の金をニビルに送り出した。また、地中の鉱脈から金を掘り出すことに成功した。

 この功績から、「地球の支配者」という意味の「エンキ」という称号を与えられた(なお、シュメール神話でエンキは知識と科学の象徴であり、その容姿は上半身が人間、下半身は蛇であるという)。

 

・エンキが地球にやってきてから数万年後、ニビルからエンキの異母弟である「エンリル」が地球にやってきた。

 エンリルはヒューマノイド型のアヌンナキで、角を持ち、長い髭をたくわえた、現生人類のような姿をしていた。また、エンキとは対照的に、超感覚、スピリチュアルな精神を持っていた。

 科学のエンキと超感覚のエンリル………当然、2人の間では考え方に大きな齟齬がある。やがて地球の支配権を巡り、兄弟の間で溝が深まることとなった。

 

奴隷創出プロジェクト「ルルアメル・プロジェクト」

・このエンキ、エンリルによるアヌンナキ同士の争いとは別の問題が、地球で起きた。それがレプティリアンの反乱である。

 レプティリアンは、アヌンナキたちが金を採掘するための労働力が足りないことから、優れた科学力を持っていたエンキが創り出した奴隷だ。エンキが自身の遺伝子操作に恐竜の遺伝子(諸説あり)をかけ合わせ、女性アヌンナキに人工授精し、生み出された人工生命体がレプティリアンである。

 レプティリアンは生殖能力を持たないが、その代わりに寿命が長い生命体だったので、長期間(数万年ともいわれる)にわたって働かせるには好都合だったのだ。

 

・ところが、奴隷としてひたすら働かされつづけるレプティリアンたちは、次第に不満を募らせ、たびたび反乱を起こすようになる。

 そこでアヌンナキは、新たな奴隷を創る計画を開始する。それがエンリルによる人類創生計画「ルルアメル・プロジェクト」だ。

 

人類創生計画「ルルアメル・プロジェクト」だ。>

レプティリアンは、女性アヌンナキの介在なしには殖やすことができない。これはアヌンナキたちの負担が大きく、効率も悪かった。

 そのため、生殖能力を持ち、自分たちで殖え、しかも“心を持たない”、エンリルの遺伝子を利用した彼に似たヒューマノイド型の人工生命体を創出しようとした。

 その計画が遂行されていた場所こそ、アフリカだった。

 

・そこで原子炉を稼働させ、その放射線で新たな人工生命体にわざと突然変異を起こし、生殖能力を持たせようとした。これを繰り返すうちに偶然誕生したのが、「レムリアン」という人工生命体。

 こうして地球上には、エンキが創出したレプティリアンと、エンリルによって生み出されたレムリアンという、2種類の人工生命体が存在することとなった。

 

聖書、叙事詩………古代からの叡智が繋がる人類誕生の実話

ムー大陸アトランティス大陸は巨大な宇宙船だった!

・現在、都市伝説上の大陸として語られるこのムーとアトランティスだが、ここでひとつ、瞠目すべき驚愕の説を披露しよう。

 この超古代大陸の正体は、大都市を備えた超巨大な宇宙船だった可能性があるのだ! 

 つまり、ムーはエンリルらが、アトランティスはエンキらが操る、「大陸と見紛うほどの大きさの、奴隷たちを乗せた母船」だったかもしれない。普段は地球上を移動せず、それぞれの大洋に浮かんでいたため、大陸と称されるのだ。

 

アダムとイブ、だれもが知るエピソードの原型はムーで起きていた

レプティリアンは反乱を起こすくらいなので、レムリアンと異なり、心を持つからこそ、レプティリアンたちはレムリアンの平穏な暮らしをうらやましく感じるようになっていく。「同じ奴隷なのに、なんでそんなに自由なんだ、優遇されるんだ」と。

 そこで嫉妬したレプティリアンが、ムー大陸のエデンに紛れ込み心を持たないレムリアンに“自我”のようなものを与えてしまう。心を持ったレムリアンは、考えることを始め、やがて闘争意識や差別意識に目覚めてしまう……。結果、レムリアンたちはムーから地上へ追放されてしまう。

 

・この楽園エデンで、レプティリアン爬虫類型人工生命体)にレムリアン(人間型人工生命体)が知恵を与えられ、追放された話に、ピンとくる読者もいるだろう。

 そう、『旧約聖書』で、アダムとイブが、蛇にそそのかされて「知恵の実」を与えられ、「自分たちが裸であることに恥ずかしさ」を覚えるようになった、あのエピソードの原型がここにある。アダムとイブは、ムーで生まれたレムリアンだったのだ。

 

ノアの方舟”が運んだものは動物そのものではなく動物のDNA

インド二大叙事詩に記録された古代核戦争の真相

ついに現生人類の祖が「和解の象徴」として誕生

・エンリルとエンキによる戦いは、実に数千年におよんだという。その激しさから、ムーとアトランティスは、互いに壊滅的なダメージを受けたのだろう。

 

・何より、ムーもアトランティスも、都市を持つ超巨大な“宇宙船”なのだ。3600年に一度、地球に近い軌道をとる母星ニビルの接近のタイミングで、宇宙船に帰還できるくらいの余力のあるうちに、地球から撤退してしまったと考えるほうが理屈に合うかもしれない。

 この戦いは、結局のところ痛みを伴う引き分けといえた。

 そこで、エンキとエンリルは和解。アヌンナキたちは、地球上にその象徴としての新たな人工生命体を残す。それが、「ドラコニアン」、すなわち現在のわれわれに繋がる現生人類の祖である。

 

・ドラコニアンは、エンリルとエンキが直接創造したわけではない。

 だが、それぞれの血統にある「イナンナ」という女性アヌンナキが生み出した人工生命体だ。イナンナは、“レプティリアンの女王”と呼ばれることがあるように、本人は体に鱗を持ち、蛇(爬虫類的)要素が強い。しかしヒューマノイド型で角を持つエンリルの血も受け継ぐ=レムリアンの遺伝子も持つ。

 つまりイナンナによる、エンリルとエンキの和解の象徴ドラコニアンには、エンリルとエンキ、またはレプティリアンとレムリアンの血が受け継がれている。いや、それこそイナンナ自身がドラコニアンだったという説もあるくらいなのだ。

 

日本、西アフリカに伝えられたアヌンナキの痕跡

滅亡後の人類再生は日本から始まった!

この高天原の神々こそ、アヌンナキにほかならない。であるならば、イザナギイザナミとは、エンリルとエンキとも解釈できるだろう。その和解の象徴として生まれたドラコニアンが、イザナギイザナミを生み出した神々だ。

 

・いずれにせよ、エンキとエンリルの和解の象徴として創造された人類の祖・ドラコニアンたちは、和解の行われた地に降り立った。その場所にこそ、『古事記』の舞台である日本だ。具体的には、“火の国”!現在の熊本県にほかならない。

 

日本語は世界最古の言語にして、世界最古の文明の証拠

ドラコニアンたちが日本から世界へ広がった――ということは、世界最古の文明の地は、シュメールではなく、日本ということになる。

 その裏付けともいえる文献も存在する。古史古伝以前、縄文時代末期に書かれたという『秀真伝』がそれだ。

 『秀真伝』は景行天皇の時代に大田田根子命おおたたねこのみこと)によって編纂、献上されたとされる。この文献は、現代では使われないいくつかの文字で綴られているが、なかでも「ヲシテ文字」は特筆すべき文字だ。

 

・そう、宇宙の音ということは、宇宙人=アヌンナキも使っていたということだ。つまり、ドラコニアン=日本人がヲシテ文字を受け継いできたことは、それはすなわち、日本語は世界最古の言語だった可能性が高いということを意味しているのである。

 

人類は今なお「アヌンナキの思想」から抜けられない!

人類に植えつけた「崇拝と「信仰」

・アヌンナキが地球や宇宙に残したものは、形あるものだけにとどまらない。それは、精神的なもの……“神”のように人智を超えた存在を祀る「崇拝」と「信仰」だ。

 

・なぜ、アヌンナキは崇拝と信仰を根付かせたのか。それは、何らかの対象を信仰させることは、支配者にとって“都合がいい”からだ。

 

なぜ、人類は今日も争いが絶えないのか?

・もともとスピリチュアルとテクノロジーは両立するものではない。その図式が、今の世の中に反映されているのだ。だからこそ、争いは絶えないのである。

 そして現在、世界は物質的なものを求めがちだ。技術的な要素が優勢というのは、まさにレプティリアンの思想の反映である。

 

中世、近世に根を張った現代まで続く闇と陰謀

人類を導いた預言者は、一様に日本を目指した

神話に登場する半神半人の正体は人類と宇宙人のハイブリッドだった

・世界各地の神話には、半分は神、半分は人の特性を持つ者が登場する。

 例えば、ギリシャ神話の英雄ヘラクレス北欧神話オーディンなどはよく知られたところだ。また、『旧約聖書』に登場する巨人ネフィリムも、その種族の名の意味するところは、「天から堕ちてきた者たち」である。

 彼らはいったい何者なのか。

 その正体は、宇宙船ムーから地上に降りたアヌンナキ、もしくはアヌンナキと人類が交配や人工授精をして誕生した、いわば宇宙人と人類のハイブリッドだ。

 

預言者モーセが声に導かれて目指した地は日本だった

預言者モーセが聞いた神の声の主は何者だったのか。ユダヤ教絶対神ヤハウェだったとされるが、その実体は、おそらくエンリルだろう。

 

否定できないモーセの訪日伝説

・「まさか!」と思われるだろう。しかし、そのことを示す文献がある。『竹内文書』だ。これは、1928年に竹内巨麿という人物が世に出した、5世紀ごろに武烈天皇の勅令でまとめられたとされる。宇宙創生からの歴史が綴られた古文書だ。

 それによれば、3200年以上前、モーセシナイ山から天空浮船(あめそらうきふね)という空飛ぶ船に乗り、現在の石川県、能登の宝達に降り立った。

 

エスは処刑を逃れ、日本で余生を過ごした

モーセと同じように、イエス・キリストもまた、アヌンナキを源流とする半神半人、宇宙人の血統という説がある。そして、やはり日本を訪れていた! 根拠をいくつか紹介していこう。

 まずアヌンナキ(宇宙人)の血統についてだが、これがわかりやすいのは、イエスの出生の秘密を描いた聖画だ。なんとUFOを描いたと思しきものが数多く存在する。

 

和解の地、多神教……預言者たちを惹きつけた日本の力

預言者であるモーセやイエスは、その生涯で日本を目指した。

 日本を目指した預言者は、この2人だけに限った話ではない。イスラム教のムハンマドや仏教の釈迦など、錚々たる預言者が、東へ東へと、日本を訪れていたという。突き詰めれば、神武天皇も「神武の東征」で語られるように、日本にありながらさらに東を目指した。まるで、あらがえない磁力に引き寄せられるように!故郷に帰ろうとするかのように!

 その理由は、日本がドラコニアン=人類の祖が生まれた“和解の地”だからにほかならない。

 

・なぜアヌンナキたちが、日本を和解の地としたかには、単に日本人近辺に宇宙船ムー=ムー大陸があったからだけではない。

 アヌンナキは金の採掘を目的に、ニビルから地球に訪れたことを思い出してほしい。

 

・だからこそ、預言者は日本で神道を学び、帰国後に一神教のおかしさを指摘し、救世主として、改めさせようとしたのだろう。

 

アイヌネイティブアメリカン両者に見られる驚愕の共通点とは

預言者によって以外にも、世界に日本発祥の自然信仰が広まった話を捕捉しておこう。

 先ほどイエス終焉の地として触れたように、青森には世界最古の文明があり、イエスも重要視していた。だが、現在はピラミッドなどわずかな痕跡を残す程度で、かつての文明の息吹を感じることはできない。どうやら、「長い歳月の間に、その文明の継承者たちは迫害されていったのではないか」と思えるのだ。

 そのような人々だったのが、青森にもともといたアイヌ民族ではないだろうか。

 

意図的に捻じ曲げられた宗教の陰に見える思想

なぜ「十字架にかけられたイエス」が祀られているのか?

・そう、祀られているのは処刑された場面なのだ!つまり、“恥ずべき姿”ではないのか。そのような姿を、イエスの教えを受けた者たちが望んで掲げるというのは、どういうことか?

 考えられることはひとつ――イエスの教えに“何者か”の手が加えられているということだ!

 では、それは何者なのだろうか? 答えは、“マルドゥク”が握っている。

 

信仰を捻じ曲げる神への反逆者

マルドゥクは、アヌンナキの知恵の象徴エンキの血統。いわば、アトランティスの系列にある。

 

つまり、塔の建設を主導したニムロデは、自身の名声を高めようと、エンリルに反逆したことになる。

 そして、彼こそマルドゥクと同一視されているのだ。エンリルとエンキは和解したが、思想は真逆と何度も述べた。エンキの系譜にあるマルドゥクが従うはずもないということだろう。

 ここから、神の反逆者=悪魔ともいえるマルドゥクの信仰が始まる。

 

だれがイエスの教えを書き換えたのか?

・どの時点からだったかはわからないが、バチカンキリスト教を牛耳るために、マルドゥクの影響のもとにイエスの教えを書き換えたのだろう。

 

王侯貴族から危険視された33位階の頂点に君臨するイルミナティ

イルミナティにはロスチャイルドの金銭的バックアップを受けたという説があるのだ。

 

すべては予言通り!世界を牛耳るために計画されたふたつの世界大戦

世界の命運を決めた「3つの予言」

・その概略は次の通りだ。まず、「これから起こる3つの世界大戦は、フリーメイソンの計画の一環としてプログラミングされたものだ」とし、「世界を統一するために3回の世界大戦が必要」という。

 そして、「1回目はロシアを倒すため、2回目はドイツを倒すため、3回目はシオニストイスラム教徒が滅し合い、いずれの戦いにも世界の国々は巻き込まれる」というものだった。

 

第1次世界大戦の真の目的はロシアの攻略だった

・その目的こそ、パイクの予言の「1回目はロシアを倒すため」とある通り、ロシア帝国の解体だ。

 パイクは手紙のなかで、「第1次世界大戦は、絶対君主制のロシアを破壊し、広大な地をイルミナティのエージェントの直接の管理下に置くために仕組まれることになる。そして、ロシアはイルミナティの目的を世界に促進させるための“お化け役”として利用されるだろう」と詳細を綴っていた。

 

第2次世界大戦の真の目的は『旧約聖書』の演出

・続いて、第2次世界大戦について、「2回目はドイツを倒すため」と綴ったパイクの予言を再び引こう。その詳細はこうだ。

「第2次世界大戦は、『ドイツの国家主義者』と『政治的シオニスト』の間の圧倒的な意見の相違のうえに実現されることになる。その結果、ロシアの影響領域の拡張と、パレスチナに『イスラエル国家』の建設がなされるべきである。

 

・では、なぜユダヤ人国家建設を目論んだのか?

 パイクの第3の予言「3回目はシオニストイスラム教徒が滅し合い、いずれの戦いにも世界の国々は巻き込まれる」に繋げるためだろう。

 この予言は具体的には、「第3次世界大戦は、シオニストとアラブ人との間に、イルミナティ・エージェントが引き起こす、意見の相違によって起こるべきである。世界的な紛争の拡大が計画されている……」ということだ。

 

大戦中に姿を現した聖母マリアが語った「3つの預言」とは>

・何かをわれわれ人類に告げるために――というのも、マリアは3回目の出現の際に、3人の牧童たちに「3つの預言」を残しているのだ。

 この内容は牧童たちからバチカンにも伝えられた。

 第1の預言は「第1次世界大戦がもうじき終結する」、第2の預言は「第2次世界大戦が始まる」とローマ教皇庁から公表された。実際、その通りになった。

 では、第3の預言とは何だろうか?

 

原爆投下の裏に秘密実験あり!

・もうひとつ、世界大戦中に起きた不思議な事件がある。それが「フィラデルフィア計画」だ。こちらは、奇跡のような超常現象ではなく、人の手による科学実験だ。

 

米ソ宇宙開発競争はナチスのUFO開発から始まっていた

終戦50年後に判明したナチスの極秘UFOのプロジェクト

・まずディグロッケは、その形状から「ナチスベル」とも呼ばれ、反重力装置を備え、重力にとらわれない飛行が可能な兵器と考えられている。

 

ナチスの超技術はNASAへと受け継がれた

・つまり、現在も続く宇宙開発の発端は、ナチスの科学技術が原点にあったのである。

 

ヒトラーがその身に宿していた超能力的予言能力

・そしてヒトラーは、いくつもの予言を残している!

 例えば、「1989年以降、人類は支配する側と支配される側に分かれる」という予言。これに加えてヒトラーは「自分がいる限りはナチスドイツ国民も支配される側になることはない」とも言ったという。現在、支配する側といえば、ロスチャイルドやロックフェラーが有名だが、そこにナチスの残党や意志を継ぐ者がいるのかもしれない。

 また、「1989年以降、自然災害が激増する」とし、人類が二極化することで、地球はもとより宇宙にも多大な影響を与えると予言している。これは台風、地震、隕石の落下のことだろう。事実、台風災害は近年、深刻な被害をもたらしており、大規模な地震もたびたび起きている。ならば、隕石の落下もあり得るということか?

 そして、「2000年以降、超人が誕生する」、最終予言として「2039年1月に人類はさらに進化する」と述べている。

 

秘密裏かつ確実に進む人口削減計画の正体と思惑

権力者たちが集まる「ビルダーバーグ会議」の表と裏

着々と進む人口削減による支配者層の資源独占

人口削減、その真の目的は神を目指すこと ⁉

そして、これらの計画が進んだ先、最終的に裏の支配者層は、統一政府において神に取って代わり、自らが神になることを目指していると考えられる。

 

人類はUFOの存在に馴染まされようとしている!

“地球製UFO”が世界の空を飛んでいる

「TR―3B」とはいかなる物体なのか。これは、いわゆる「宇宙人の乗り物とされるUFO」ではなく、“地球製”のUFOだアメリカのペンタゴンが極秘開発している秘密兵器であり、全長180m、幅90m、重さ100tにもなる大型機である。その能力はすさまじく、飛行速度は推定マッハ10以上、高度3万6000mにまで達し、宇宙空間を飛行することも可能だ。

 しかも、燃料は核を使用しており、“反重力”を使って飛ぶのだという。

 

宇宙人の存在の隠蔽と密約

少しずつ世界に浸透しつつある宇宙人の存在

・少なくともUFO/UAPについて認めたのは、近い将来“宇宙人の存在も表に出てくる”ことを裏側から予告しているのではないだろうか。     

 

火星移住計画は、人類の帰巣本能から生まれた

・アヌンナキの叡智のバックアップが保存されている火星は、人類にとっていわば原点のひとつであり、“第2の故郷”である。そこを目指すのは、アヌンナキの時代から人類に託されてきた計画だったのではないだろうか。

 

そもそもアメリカを動かしているのは、イルミナティら裏の支配者層だ。アポロ計画に携わった宇宙飛行士には、フリーメイソンのメンバーも数多くいることが知られている。つまり、火星移住計画はイルミナティの陰謀も関与しているのである。

 

進化した人類はどこに向かうのか

仮想空間に精神をアップロードする世界は“すぐそこ”まで来ている

異能の予言者ヒトラーが見た“超人”の誕生

・未来を読み解く手がかりとして、まず触れたいのが独裁者アドルフ・ヒトラーが残した予言だ。先にも、ヒトラーには特別な予知能力が備わっていたという話、そして「ヒトラー予言」と呼ばれる未来予知にも触れた。そこで約束したように“これから”のことを暗示する、残りふたつの内容を見ていこう。

 

・ひとつは、「2000年以降、超人が誕生する」というものだ。

 

・続いて、もうひとつの予言は「2039年1月に人類はさらに進化する」――これは「ヒトラー最終予言」とも呼ばれている。なぜなら、2039年を境に、人類は地球から“いなくなる”からである

 ただし、いなくなるとはいっても、これは人類滅亡のことではない。現在の意味でいうところの人類が消え、2039年1月に人類以上の何かに進化、あるいは退化するのだ。

 具体的には、2020年以降に誕生した超人たちは、より進化して“神”に近い生物(ヒトラーはこれを「神人」と呼んでいる)になり、それまでのあらゆる問題や危機は、彼らによって解決される。

 一方、神になれなかった人類は一種の機械的な存在になる。「ただ操られて、働いたり楽しんだりしているだけの、完全に受動的なロボット人間」だと、ヒトラーは言った。

 

ロズウェル事件のUFO乗組員は“未来人”だった?

・例えば、1947年のロズウェル事件。

 この70年以上前の事件から、新たな情報が飛び出し、2020年に話題になった。それは、ロズウェルに墜落したUFOの乗組員は宇宙人ではなく、未来人だったというものだ。

 

・新たな未来人説は2010年ごろに、イギリス人のビル・ライアンという人物が、アメリカ海軍の諜報部に勤務していたジョージ・フーバーという人物の証言を紹介したYou Tube動画が発端となっている。2020年3月から突然話題になり、世界中で知られるようになった。

 それによれば、ロズウェルの墜落機に乗っていたのは4人のアジア人だという。そのうちひとりは墜落時にまだ生きており、「未来から来た」と答えたのだ。さらに、彼ら未来人は、「意識を実体化させ、ふたつの場所に同時に存在させる能力」や「テレパシー的な能力」を持っていたという。

 

8973年、人は精神体のみの存在になっている

・逆に、現代人でありながら、とんでもなく先の時代を見たタイムトラベラーがいる。

 2018年からYou Tubeチャンネル「ApexTV」に出演しはじめた。ウイリアム・テイラーだ。彼はイギリス政府の極秘プロジェクトで、これまで何度も未来へタイムトラベルしたというのだ。

 彼によれば、1981年の時点で、人類初のタイムトラベルは成功しており、われわれの知らないところで、何度なく時間移動が行われているらしい。

 そして、2028年にはタイムトラベル技術が一般化され、2055年にはだれでも自由にタイムトラベルができるようになっているというのだ。

 テイラーは、西暦3000年のまるで核戦争後であるかのようなディストピアと化した世界を見た後、すぐに引き返し、さらに今から約7000年後となる、“8973年”の未来を訪れている。そこは戦争も犯罪もなく、平和なユートピアそのもの。2050年までには五感を持つ人工知能も実用化されており、さらに、人間は精神をクラウド上にアップロードできるようになっている。

 人間は肉体をステータス、精神体となり、電脳空間で暮らしているのだ。彼らに英語で語りかけたテイラーへの未来人の返事は、テレパシー的な手法で脳内に響いていたという。

 

・ここまで遠い未来の話になってしまうと、先すぎて検証のしようもないのが正直なところだ。7000年も経っていれば、文明の滅亡から再生のプロセスを2回くらい繰り返すほどの時間が流れている。

 文明が崩壊するタイミングは、技術が発達したときである。そう考えると、テイラーが最初に見た西暦3000年の世界は、まさに崩壊直後のことなのかもしれない。そして8973年は、再生した後の世界となるだろうか。

 

タイムマシンの入り口はだれもが知るあの天体

・未来の人類は精神体のみとなっていた――テイラーの語る話はあり得ないことではないだろう。

 

・本章で伝えてきた未来人の証言を思い出してほしい。繋がっただろうか? そう、人間が肉体から解放され、精神体のみの存在になるのだ。もしこれが可能ならば、人間は時間や距離などのさまざまな制約から解放される。

 地球には宇宙人とチャネリングをする人々がいる。彼らによれば、人類よりはるかに進化した高度な文明を持つ生命体は、“自分が移動するのではなく、その空間を引き寄せ”て移動を可能にするという

 時間も場所も超越できるのだ。おそらくそうした生命体も肉体は持っているため、光を超える速度での移動はできないはず。だから、精神体となる技術が開発されたのかもしれない。

 

そして人類は仮想現実の世界に閉じ込められる

・また、タイムトラベラー・テイラーの発言で注目したいのが、「精神をクラウド上にアップロード」精神体となり、電脳空間で暮らしている」などの証言だ。

 これらはタイムトラベルの実現以上に、“あり得ない話ではない”。

 それどころか、現代はまさに裏の支配者層により「仮想現実」の世界へ移行する準備段階にある。そう、現在進行形の“あり得る”話なのだ。

 彼らは最終的には、人類の精神体を仮想空間にアップロードし、徹底的に管理する新世界秩序実現のため、仮想世界へ導こうとしている。

 

・そもそもレプティリアンは、不老不死に近いほど大変な長寿の生命体だった。そうした記憶がDNAに刻まれているアトランティス側のドラコニアンは、死に抗いたいのだ。そして神=アヌンナキへの反逆心から、死ぬことなく、永遠に地球を統治していたいと考えている。

 

だが、レプティリアンの血統は、人類を次元上昇を“させたくない”のだ。

 レプティリアンの血統たちは、アヌンナキの技術の象徴・エンキのDNAを受け継ぐ者でもある。高次元の存在からの天啓を得ることは、彼らとは真逆である! 天啓とはいわばスピリチュアル的なものであり、その象徴であり、和解したとはいえエンキと相容れなかったエンリル側の人類の能力だネイティブアメリカンを徹底的に弾圧してアメリカを奪ったのも、GHQが日本人の精神力を破壊してきたのも、エンリルのスピリチュアルな能力を受け継ぐムー側のドラコニアンだったためだ。

 つまり、次元上昇を食い止めたいのは、そうしたスピリチュアルな能力を完全に奪うためでもあるのだ。仮想世界に押し込めば、それも可能となる。

 

・ちなみに、天啓を与え得るほどに高次元に上昇した者のなかには、天使だけでなく、“悪魔”もいることを捕捉しておこう。エンキ側の神的な存在である、いわゆる堕天使サタン、ルシファーなどだ

 ひょっとすると、彼らがアトランティス側のドラコニアン=裏の支配者層の心の隙間に入り込むような形で、使命感を与え、利用したのかもしれない(推測でしかないが、例えば、これ以上の次元上昇をする者を排除するために……)。

 

未来の人類史は人工知能が作る

人工知能の手のひらの上で誘導される人類

・その支配は今後、ますます進んでいくことは間違いない。人間が人工知能に委ねようとしていることは増えつづけている。

 例えば、政治だ。アメリカでは州にもよるが、人工知能が議員選挙に出馬することもできるという。今はまだ当選するようなことはないだろうが、これから人工知能の精度がますます上がれば、「不正もしないし、合理的な判断もできるし、人間よりよほどいい」と選ばれる可能性もある。となれば、人間は暮らしすらも人工知能に完全に誘導されてしまうのだ。

 

確実に到来する不老不死の世界

・また、肉体はコンピュータを動かすためのエネルギーに使われることにもなるだろう。だが、その場合も利用される側に抵抗はないはずだ。なぜなら、肉体は仮想現実の世界には必要ないものであり、逆にその世界を維持するためには必要だからである。

 肉体を持たなくなるその世界では、もちろん老化することもない。不老不死だ。

 

迫る火星移住計画、決まりつつある移住の条件

なぜ、火星は荒野だと思われているのか?

・まず火星は、NASAをはじめ各国が送り込んだ探査機が撮影した画像などでも知られているように「荒涼とした不毛の大地」というイメージがあるだろう。なぜこのような大地になってしまったのかといえば、かつて火星でも、アヌンナキたちの核戦争があったからであると読み解ける。火星にもニビルと地球の中継地として、都市が築かれていたのだろう。それが核戦争で壊滅してしまい、その名残が今見られる光景なのだ。

 

・しかし、真実の光景は、まったく異なっているかもしれない。やや怪しく疑わしい話という前提ではあるが、2014年に火星の現状を暴露した人物がいる。元アメリカの海兵隊員キャプテン・カイだ。

 彼は17歳のときにアメリカの海兵隊に入隊したが、その後、極秘のセクションからの要請により多国間で構成された「地球防衛軍」に派遣された。やがて巨大な宇宙戦艦に搭乗すると、防衛軍の戦闘員としての訓練を受け、火星の防衛隊に配属。17年間、火星で暮らしていたというのだ。

 そしてカイによれば、火星地表には大気があり、気候は温暖で過ごしやすいという。また、クレーター内には地球人のコロニーがあり、彼の任務はこのコロニーを守ることだった。彼はいったい何からコロニーを守っていたというのか………。そう、それは“火星人の侵略”からである! というのも、火星には爬虫類種族と昆虫類種族の2種の火星人がいるのだ。

 火星人たちは、もともとは地球防衛軍と友好的な関係を築いていた。しかし、地球防衛軍は火星人が聖地として崇めている洞窟から、“聖遺物”を奪取しようとして失敗。これが原因で火星人との戦闘になり、1000人を超える軍人が死亡し、カイを含む28人しか生き残らなかったという。

 

・もしこの話が事実ならば、火星は生物が暮らせる環境であり火星人が存在し、今も少なくとも文明があることになる。

 だが、シン・人類史ではこれをあくまで都市伝説として捉えている。あり得ない話ではないし、火星人は今もいるかもしれないが、やはり火星が荒廃していることは間違いないと思うのだ。だからこそ、イルミナティはアヌンナキから火星の再建を託されており、そのための働き手として、人類を火星に送り込もうとしているのだ。

 

火星に移住できるのは女性だけ?

・では、どのような人が火星へ移住する資格を得るのだろうか。諸説あるが、その第一陣は“女性”だけかもしれないといわれている。イギリスの新聞『ガーディアン』によると、火星の植民地化に必要なのは“女性と精子”だけでいいというのだ。

 

荒野の火星で暮らすための装置としてのピラミッド

・火星には、再建の切り札が残されているのだ。それが火星ピラミッドである。アヌンナキが地球に万が一の事態があったときに、そのバックアップとして残した、叡智の秘められた、あの構造物だ。

 

人類は目覚め、歴史は終わる

アインシュタインが見た人類の進歩と絶望

・そう、この写真でアインシュタインは、天才すぎる頭脳ゆえに、文明の終着点、人類の終わりを理論的にわかってしまったために「人間は愚かな生き物だ」というメッセージを込めて、舌を出したのである。

 では、どのような終着点を彼は見たのか――。

 人類は100年ごとに、“革命”ともいえる歴史的発明を手にしてきた。

 18~19世紀には蒸気機関の発明で産業革命が起き、経済が飛躍的に発展した。

 20世紀には核の発明で、人類は莫大なエネルギーを手にした。

 そして、21世紀中に人類は反重力を扱えるようになるのではないか。この技術により、人工的に“ビッグバン”を起こせるようになる。それも、小型の反重力装置によって、手のひらでビッグバンが起こせるのだ。

 つまり、自分だけの宇宙をつくることができ、そのなかの世界で好きなように暮らすことができる(これこそが、何度も語ってきた仮想空間の実体なのか……)。そうなれば、人類はその世界にのめり込んでいき、地球には何も残らない。こうして人類は終わるのだ。

 これこそが、アインシュタインが理論的に行き着き垣間見た世界なのだ。

 

・ところで、「第3次世界大戦で核兵器が使われて人類は滅びる」という話がある。

 そしてアインシュタインは、かつて「第2次世界大戦では原子爆弾が兵器として使われたが、第3次世界大戦があればどのような兵器が使われるか?」との問いに、こう答えたという――「それはわからないが、第4次世界大戦ならわかる。石と棍棒でしょう」と。

 

・それでは、文明を崩壊させるほどの戦争の際、いったい何が地球上で起こるのか。やはり核なのか?

 これについては核ではないと考える。なぜなら核は現在、小型化が進んでおり、仮に第3次世界大戦が起きたとしても、核を用いた戦いは小規模・局地的に行われるのではないかと考えられるからだ。

 つまり、このままいけば世界大戦が起きたとしても、それが直接の原因となって人類が滅びる可能性は低いのだ。

 

こうして、「第6の滅亡」が人類のもたらされる

・人類の滅亡に関しては、現実に起り得る確度の高い説がある。

 実は地球では38億年前に生命が誕生してから、5度にわたる“大量絶滅”が起きている。それは、火山の噴火や氷河期、隕石の衝突(恐竜時代の終焉)、大洪水などでもたらされ、その都度、動植物や微生物の70~90%が絶えたという。そして現在、人類には「第6の滅亡」が迫っているという。

 

・第6の滅亡を引き起こす要因は何なのか。複数のシナリオが考えられる。

 ひとつは、ウイルスもしくは細菌によるもの。それは南極の氷が解け出し、解放された未知のウイルスかもしれない

 人類誕生前に何度も起きていた火山の噴火の可能性もある。

 

外的な要因としては巨大隕石の衝突もあるだろう。地球に衝突する確率が高い隕石だけで、1万以上あるともいわれているのだ。

 こうして、世界中でさまざまな憶測がなされているが、どれも第6の滅亡の真の内容を表してはいない。これらは、人為的にコントロールできない原因だからだ。

 支配者層の計画によって、現時点で確実視される第6の滅亡のシナリオ。それは、仮想現実の世界に人類が移住することだろう。

 仮想現実で世界が補完されれば、地球上から今の肉体を持った人類、生命は必要なくなる。それこそが真の意味での滅亡なのではないだろうか。

 

しょせんこの世は思い込み

・結局は、思い込みなのである。そしてこの世界すらも、実はただの思い込みなのかもしれない。

 

認識していないだけ、気がついていないだけで、すでにこの世界は仮想世界に移行しているのかもしれない。

 

 

漢の武帝が男鹿を訪れ、五匹の鬼を毎日のように働かせていたが、正月十五日だけは鬼たちが解き放たれて里を荒らしまわったという伝説があり、これを起源だとする説もある。

 

 

(2024/4/9)

 

 

 

『日本の「来訪神」図鑑』

フランそあ根子(著)、中牧弘允(監修)

青春出版社    2024/2/21

 

 

 

・来訪神は、年の変わり目や季節の変わり目に異界からやってきて、ご利益を授けてくれる夢のある存在です。

 

はじめに

・日本には、ナマハゲのようによく知られるものから地域の人しか知らないようなマイナーな神さままで、多くの来訪神が存在する。通常、神さまは神社などに祀られていてこちらからお詣りに行くが、来訪神は神さまの方からやって来てくれる。

 

・多くは、仮面をつけるなど仮装している。

 

北海道・東北地方の来訪神

猿田彦  北海道 積丹町 美国町・古平町

天狗が燃え盛る炎の中を悠々と渡る

積丹町の美国神社、古平町の琴平神社恵比寿神社に、猿田彦神が現れる。猿田彦は神を導く神。天狗の面をつける。

 

大黒天  青森県 田舎館村大根子地区

カパカパと福俵ころがし

俵を転がし福を呼ぶ 子ども大黒天

・「カパカパと福俵ころがし」は、子どもたちが大黒天や神主に扮して地区内の家をまわる。

 

ナモミ 岩手県 久慈市宮古市・山田町

・「ナモミ」は、木製の鬼面をつけ、「悪いわらす(子ども)はいねがぁー‼ 」などと大声を上げながらやってくる。

 

ナゴミ 岩手県 山田町ほか県内各地

「ナゴミ」は般若の面をつけて現れる。面には男女があり、手に包丁を持っていないのが特色。地区によっては、床を這って現れるのでかなり怖い。

 

崎浜のタラジガネ  岩手県 大船渡市三陸町越喜来崎浜

悪い子や怠け者を叱りに来る「怖いお爺さん」

・「崎浜のタラジガネ」は、鬼面をつけ、米俵を体に巻いている。手に短刀や長刀を持ち、低い姿勢で大股に歩きながら家々を訪れる。

 

吉浜のスネカ  岩手県大船渡市三陸町吉浜

獣のような虫のような不思議な顔つきの神さま

スネカは獣とも虫ともつかない不思議な顔つきをしていて、背中に小さな子どもの靴をぶらさげた俵を背負っている。言うことを聞かない子どもをこの中に入れてさらって行くという。

 

・スネカは後ろ姿を見せない決まりになっていて、あとずさりしながら玄関の戸を閉めて闇の中に消えていく。

 

自然の形状を生かした独特の面

・スネカの面は、木の根などを材料にして自然の有機的な形を生かして作られる。鬼のようなものの他に牛馬や、象のような長い鼻を持つ面があり、「ケモノ系」と呼ばれる。また虫に似た面は「虫系」と呼ばれる。どの面も独特の重厚な雰囲気を持っている。

 この行事は地元で密やかに行われており、現在も外部の人の見学は積極的には受け入れていない。

 

福の神  宮城県 蔵王町遠刈田温泉 遠刈田

「アキ~の方からチャセゴにきした」

・「チョセゴ」は子どもたちが「福の神」となり、地域の家々や施設・商店をまわる古くからの厄落としの行事。「アキの方」とはその年の恵方・福の神が住んでいる方角。地域の人は福の神の子どもたちにお菓子を渡して、家の災いをお菓子と一緒に持っていってもらう。

 

・ハロウィンのようにたくさんお菓子をもらえる、子どもにとっても楽しい行事。

 

米川の水かぶり  宮城県登米市東和町米川

古くからの火伏の行事

・「米川の水かぶり」は、毎年2月に行われる火伏(火難除け)の行事。水かぶりについての伝承は、神が宿るとされる神の世話を担う役割を持つ「水かぶり宿」と呼ばれる家だけが代々受け継いでいる。

 

厳しい寒さの中の身支度

・当日は早朝から町内の若者や厄年の人が「水かぶり宿」に集まり支度する。支度所は屋外の裏庭のような場所で、この時期は氷点下の凍てつくような寒さだが、水かぶり役の人々は裸同然の姿になって身を清める。

 

火男とおかめ  宮城県 登米市東和町米川

米川の水かぶり

火の神さまの静かな道行き

・水かぶりの一団とは別に、墨染めの僧衣の火男と天秤棒に手桶をかついだおかめが地区内をまわる。

 

能代のナゴメハギ  秋田県 能代市

番楽の面をつけた雅な顔立ちの神さま

・「ナゴメハギ」は、手に包丁や斧を持ち、恐ろしい面をつけた山の神。

 

・ナゴメハギの面は、かつてこの地域で舞われてきた浅内番楽のものが使われている、優美な顔立ちだが独特の迫力がある神さま。

 

前郷のヤマハゲ 秋田県 秋田市雄和豊岩前郷

藍染の装束を纏った鬼女

・「前郷のヤマハゲ」は、古い木彫りの鬼女の面をつけ「夜衾(よぶすま)」という藍染の布で作られたこの地域独特の分厚い装束を身に纏う。

 

男鹿のナマハゲ 秋田県 男鹿市全域

鬼の姿をした歳神

・大晦日に男鹿で行われる「ナマハゲ」は、鬼ではなく鬼の姿をした歳神。地元ではナマハゲは、年の節目にやってくる厄を祓い無病息災や豊漁豊作等をもたらす神さま。

 

ナマハゲの謎

諸説ある起源

ナマハゲの起源については、山の神さまの使者説、山伏の修験者説、異国からやってきた人々説はあるが、詳しいことはわかっていない。

 漢の武帝が男鹿を訪れ、五匹の鬼を毎日のように働かせていたが、正月十五日だけは鬼たちが解き放たれて里を荒らしまわったという伝説があり、これを起源だとする説もある

 

ナマハゲはどこから来るか

・ナマハゲがどこから来るかは地区によって言い伝えが異なる。男鹿半島西側の真山、もう少し遠くの寒風山から降りてくるという説もあれば、秋田市の大平山から八郎潟をわたって来るとも言われている。

 

最古の紀行スケッチ

・ナマハゲは、約二百年以上の歴史を持つと言われている。江戸時代に、博物学者で旅行家であった菅江真澄がナマハゲの行事について「男鹿の島風」「牡鹿乃寒かぜ」に書き記したのが最初の記録とされている。

「牡鹿乃寒かぜ」には、小刀を持ち、腰から四角い箱を下げたナマハゲの姿が記されている。現在のナマハゲは、出刃包丁は持つが小刀は持たず、箱のようなものも下げていない。また現在とは異なり、鬼面の他にひょっとこのような面をかぶったナマハゲの姿も。ナマハゲの姿も長い歴史を経て変化してきたようだ。

 

色・素材・表情も多様な面

・ナマハゲは一般的に赤鬼や青鬼のイメージが強いが、面の素材や色彩、表情はバラエティに富んでいる。

 

ヤマハゲ  秋田県 秋田市雄和・寺沢地区>

寺沢の悪魔祓い

「悪魔祓い!悪魔祓い!」

・二柱の「ヤマハゲ」が叫びながら地区をまわり厄を祓う。角が一本のものが雄、二本が雌。

 

赤石のアマハゲ  秋田県にかほ市 金浦地区赤石集落

顔を墨で真っ黒に塗った子どもの神さま

・赤石集落に伝わる「アマハゲ」は、地元の二人の男児が藁蓑を着て顔を墨で真っ黒に塗って務める。

 

にかほのアマノハギ  秋田県にかほ市 象潟町小滝・秋田市上新庄石名坂

「ぽっぽら杉」から降りてくる(小滝)>

・小滝のアマノハギの面は「鳥海山小滝番楽」で使用される古い鬼面。

 

音も立てずに入り、急に脅かす(石名坂)

・石名坂のアマノハギの面も年代物。小滝の面は無彩色だが、石名坂のものは青や赤などで彩色されている。

 

加勢鳥(かせどり) 山形県 上山市

藁蓑姿で踊る癒し系の神さま

・「加勢鳥」は、商売繁盛や五穀豊穣、火伏を祈願する。地元の若者たちが「ケンダイ」とよばれる藁蓑をまとい、加勢鳥に扮する。

 

アマハゲ  山形県 遊佐町吹浦地区女鹿・滝ノ浦・鳥崎

遊佐の小正月行事

三つの集落に伝わる「アマハゲ」

遊佐町の「アマハゲ」は、女鹿・滝ノ浦・鳥崎の三つの集落に伝わる。鬼面をつけた神さまが、家々を訪れて新年を祝福する。

 

彼岸獅子 福島県 会津若松市

春彼岸に舞う三匹の獅子

会津で春彼岸の時期に演じられる古式ゆかしい獅子舞。三匹が一組となり、笛と太鼓の音に乗って踊る。

 

関東地方の来訪神

獅子 群馬県 玉村町藤川・飯塚地区

藤川・飯塚の悪魔祓い

獅子頭で頭を嚙み悪霊を追い出す

玉村町の藤川・飯塚地区で毎夏行われる「悪魔祓い」は、子どもが中心になって行う行事。獅子頭をかぶった子どもを先頭に、太鼓を叩きながら「あくまっぱらい! あくまっぱらい!」と叫んで地域の家々をまわり、悪霊を追い出す。

 

ボウボウサマ 茨城県 行方市藤井  香取神社

お面入り

能楽面を頭の後ろにかぶる渋い佇まいの神さま

・毎年秋に行われる「お面入り」という行事に「ボウボウサマ」は現れる。面は戦国時代から伝わる能楽用の翁と嫗の夫婦面。面は頭の後ろにかぶるのが正式とされている。

 

マダラ鬼神 茨城県桜川市 雨引山楽法寺

マダラ鬼神祭

鬼神と眷属の五匹の鬼

・マダラ鬼神祭は、桜川市の雨引山楽法寺で毎年行われる。薬法寺は、延命観世音菩薩が祀られていることから雨引観音とも呼ばれている。「マダラ鬼神」は、この行事に眷属の五匹の鬼を従えて現れる

 

マダラ鬼神は元々はインドにルーツを持ち、中国を経て日本へ伝わったという。

 

龍神   埼玉県鶴ヶ島市 白鬚神社

脚折雨乞> 

四年に一度現れる龍神

・脚折雨乞は江戸時代から続く雨乞いの行事。四年に一度、夏季オリンピックの行われる年に現れる。長さ約三十六メートル、重さ三トンあまりもある龍蛇を作って雨乞いを行う。

 

大蛇と繋がる神さま 神奈川県 横浜市鶴見区生麦

蛇も蚊も

藁の大蛇を担ぎ悪疫退散

・茅で作った大蛇を担いで町を練り歩く蛇も蚊も祭りは、大蛇の頭を家々の玄関や商店の入口に差し入れて悪疫を祓う。「蛇も蚊も」の名は疫病をもたらす悪霊を封じ込めた「大蛇」と、疫病を媒介する「蚊」を退散させるということが由来。

 

龍神  東京都 大田区大森町

水止舞

珍しい「雨止め祈願」の行事

・雨乞いの行事は日本全国で見られるが、雨止めを祈願する行事は珍しい。

 

藁筒の中で龍神が法螺貝を吹き鳴らす

・当日、厳正寺近くの路上で、白装束を着た二人の男性が太い縄で編まれた藁筒の中に入る。

 

中部地方の来訪神

アマメハギ 新潟県 村上市大栗田

新潟県唯一の来訪神

・子どもたちが赤獅子・天狗・狐の面をつけ「あーまめはぎましょ、あーまめはぎましょ」と唱えながら列になって歩く。

 

百足獅子(むかでじし) 富山県 射水市 二口熊野社

二口熊野社火渡り神事

穢れを炎で焼き清める

・秋季大祭で行われる二口熊野社の火渡り神事に百足獅子が登場する。

 

能登のアマメハギ  石川県 輪島市鳳珠郡能登町

新年の賑やかな来訪者

能登で正月または節分に現れる「アマメハギ」は、新年を無事に迎えるために家々を巡ってお祓いし、怠け心を叱る。地区によって、装束や所作は少し異なる。輪島市門前町皆月地区と五十洲(いぎす)地区では、一月二日に赤い猿面・ガチャ面、天狗面、翁と嫗の夫婦面がやって来るガチャ面とは鼻が潰れているなど目鼻立ちが崩れた面。

 

面様(めんさま) 石川県 輪島市輪島崎町(輪島前神社)・河井町(重蔵神社)

家々を訪れて祝福する夫婦神

輪島市で行われる厄除け行事「面様年頭」に、男面と女面の夫婦神「面様」が現れて氏子の家々を巡る。

 

田の神さま 石川県 輪島市珠洲市穴水町能登町

目に見えない神さまを心をこめてもてなす

・古くから奥能登地方各地に伝わる「あえのこと」は、稲の成長と五穀豊穣を司る田の神さまを、まるでそこに本当にいるかのように心をこめてもてなす行事。

 

あっぽっしゃ  福井県 福井市蒲生町・茱崎町

海から悪い子をさらいに来る鬼

・「あっぽっしゃ」は海からやって来ると言われる赤鬼。髪は海藻でできていて、耳まで裂けた口と鋭い歯を持つ。

 

アマメン  福井県 福井市白浜町

地元の中高生が務める鬼神

・白浜街には「アマメン」が現れる。アマメンは鬼面をつけた藁蓑姿。

元々は島根県から伝わった古い行事。

 

幸法(さいほう)・競馬(きょうまん)長野県 下伊那郡阿南町 伊豆神社諏訪神社

新野の雪祭り

夜通し舞い踊る神の化身

・新野の雪祭りは、鎌倉時代から伝わる五穀豊穣を祈る祭り。伊豆神社諏訪神社を中心として、毎年一月十四日の夜から翌日の朝まで夜もすがら行われる。極寒の中、田楽、舞楽、神楽などの伝統芸能が披露される。

 

霜月祭の神々 長野県 下伊那郡上村・飯田市

遠山の霜月祭

諸国の神々を招いて湯を捧げる

・旧暦霜月(新暦十二月)、長野県下伊那郡の遠山地方の各集落で霜月神楽が行われる。霜月神楽とは全国の神々を招き入れる神仏混淆の行事で、湯立を中心とする。

 祭場に竈と湯釜を据え、湯を沸かしてその周囲で神事や舞を行い、全国の神々を招き湯を捧げる。

 

・丑の刻に行われる重要な湯立「鎮めの湯立」では、死者・神霊・森羅万象の全てのものを鎮める。これは、かつて百姓一揆で滅亡したとされる遠山一族の怨霊を鎮める儀式でもある

 

こじき   岐阜県 加茂郡川辺町

桶がわ祭り

こじき」は神さまの使者

・「樋がわ祭り」は、下麻生地区の縣(あがた)神社で毎年四月に行われる。通称「こじき祭り」とも呼ばれるが、この祭りに「こじき」が登場する。言い伝えによれば、昔、この地域が飢饉に見舞われたとき、村に住み着いたこじきに食べ物を分け与えたところ、雨が降って豊作に恵まれたという。それ以来、そのこじきは神さまの使者だったとされ、豊作を願う祭りが行われるようになった

 

山見鬼・榊鬼・茂吉鬼 愛知県 北設楽郡等(奥三河

花祭

夜通し踊り、鬼たちと遊ぶ

・十一月から一月にかけて奥三河の各地域で行われる「花祭」は、神仏を舞庭(まいど)と呼ばれる祭場に招き、人々が神仏である鬼たちと交遊する。

 

この祭りに、役鬼(えんき)と呼ばれる山見鬼・榊鬼(さかきおに)・茂吉鬼の三柱の鬼が登場し舞い踊る

 

近畿地方の来訪神

摩多羅神   京都府 京都市右京区太秦 大酒神社・広隆寺

太秦(うずまさ)の牛祭

妖しく謎に満ちた神さま

・奇怪な神面をつけ、牛に乗った「摩多羅神」が太秦の牛祭に現れる。赤鬼・青鬼の面をつけた四天王を従え、広隆寺の周辺を練り歩く摩多羅神は、薬師堂前に設けられた祭壇を三周した後、壇上で祭文を独特の節回しで読む。参詣者たちは、祭文読誦の間野次を飛ばし、石を投げるなどして妨害する。元々はかつて広隆寺の境内にあった大酒神社の秋の祭礼。祭りの起源や摩多羅神が何の神であるか、また祭文の意味なども一切不明。ミステリアスな行事。

 

天狗  大阪府 箕面市新稲 西小路八幡太(はちまんた)神社

西小路天狗祭り

天狗のじゃり(竹の先を細かく割ったもの)で叩かれて良い子に育つ

・西小路八幡太神社の秋季例大祭「西小路天狗祭り」には神さまの化身である天狗や獅子舞が現れる。

 

餅割鬼・尻くじり鬼・一番太郎鬼・赤鬼・姥鬼・呆助鬼・青鬼  兵庫県 神戸市長田区長田町  長田神社

古式追儺

節分に現れる七匹の鬼

長田神社で行われる古式追儺式では、神々の使いである鬼たちが神に代わって災いを祓う。

 

鬼 和歌山県 伊都郡九度山町 椎出厳島神社

椎出鬼の舞

長い棒を持って踊る赤髪の鬼

・八月、椎出厳島(いつくしま)神社の境内に赤髪の鬼が現れる。「盆の鬼」とも呼ばれ、十人衆の奏でる太鼓や笛に合わせて、約二メートルある長い棒を振りかざしながら日没まで踊る。六百年以上も前から続けられていると言われ、天災地変や災いを追い祓い地域の人々の安全と五穀豊穣を願う

 

中国・四国地方の来訪神

ベタ・ソバ・ショーキ    広島県 尾道市 吉備津彦神社

尾道ベッチャー祭

三鬼神が町を暴れまわる

・「ベタ」「ソバ」「ショーキ」の三鬼神は、尾道で行われるベッチャー祭に現れる。町中で子どもを追いまわし、祝い棒やささら(竹の先を細かく割ったもの)で頭を叩いたり体を突く。狂言面のベタと白い大蛇の能面をつけたソバが祝い棒を持ち、天狗面のジョーキがささらを持つ。子どもたちは逃げまわり、叩かれた子は叫び声を上げる。

 

トイトイ  山口県 山口市阿東地福

・子どもたちが集落の家の玄関先に手作りの藁馬を置いて「トーイ、トイ!」と叫んでから物陰に隠れる。家の人が藁馬を受け取り、お礼の餅や菓子を籠の中に入れる。

 

島根県飯南町頓原張戸にもトロヘイというよく似た行事がある。

 

ホトホト    鳥取県 米子市日野町菅福

・厄年を迎えた人のいる家に、神の使いである「ホトホト」が訪れ厄を祓う。蓑笠を身に纏った男性たちが「ホトホト」と唱えながら家々を訪問し、縁起物を届ける。

 

吉兆さん・番内   島根県 出雲市大社町  出雲大社

神さまを表す「吉兆幡(きっちょうばん)」

・「吉兆幡」は、「歳徳神(としとくじん)」と大きく縫い取りした高さ十メートル・幅一メートル余りもある幟(のぼり)で、吉兆さんと呼ばれる。歳徳神が天下るとされる神籬(ひもろぎ)であり神を表象する。

 

・番内は、いかめしい鬼の面を付け、煌びやかな神楽衣装を着た年男。

 

・氏子の家の玄関で「悪魔祓い!」と大声を上げながら青竹で地面を払ったり叩いたりして邪気を祓う。

 

べちゃ  岡山県 倉敷市児島塩生 塩生(しおなす)神社 >

べちゃ祭り

・秋祭りに天狗の面の神さま「べちゃ」が現れ、子どもたちを追いかけて笹の棒で叩く。叩かれると1年間無病息災で過ごせる、足が速くなるなどと言われている。

 

竜神  香川県 三豊市仁尾町

仁尾竜まつり

・夏、稲藁と竹で作った巨大な雨乞いの竜神が現れる。全長約三十五メートル、重さは約三トンあり、百人以上の担ぎ手によって町を練り歩く。

 

牛鬼   愛媛県 宇和島市和霊町 和霊神社

和霊大祭・宇和島牛鬼まつり

鬼のような牛のような姿の悪魔祓いの神さま

・牛鬼は、和霊神社の和霊大祭に登場する。牛鬼の顔は恐ろしい形相の鬼面で、牛の胴体に剣をかったどった尻尾をつけている。身長は約五~六メートルあり、全身をシュロの毛や、紅白の布などで覆っている。

 

稲の精霊   愛媛県 今治市大三島町宮浦 大山祇神社

目に見えない稲の精霊と真剣な取り組み

・「一人角力」は、大山祇神社の旧暦五月五日の御田植え祭と旧暦九月九日の抜穂祭で奉納される。力士が、目には見えない稲の精霊と真剣に相撲をとる。

 

九州・沖縄地方の来訪神

トビトビ   福岡県 福岡市早良区石釜

神の使いの子どもたち

・夜、神の使いの子どもたち「トビ」が家々をまわる。上部を束ねた藁束をかぶり、家の前で「トービ」と掛け声をかけて到着を知らせる。

 

聖なる来訪者  九州の各県

もぐら打ち

もぐらを追い出すような仕草で邪気を祓う

・先端に藁を巻いた竹棒を持った子どもたちが地域を巡り、「もぐら打ちの歌」を歌いながら地面を叩く。このもぐらを追い払うような身振りを行うことで邪気祓いをし、五穀豊穣を願う。この行事は、福岡県、佐賀県長崎県熊本県大分県、宮崎県、鹿児島県の九州の各県で広く行われている。

 

見島のカセドリ   佐賀県 佐賀市蓮池町見島 熊野神社

青竹を激しく地面に打ちつけ悪霊を祓う

・毎年小正月に見島に現れる雄と雌のつがいの「カセドリ」は神の使者。笠をかぶり顔に白手拭いを巻き、藁蓑、黒手甲、脚絆を身につけている。

 

七福神  佐賀県 神埼市千代田町姉>

七福神来訪

ちょっと変わった七福神がやってくる

七福神に扮した人々が家々を訪れる「姉の七福神」は、一般的な七福神毘沙門天・寿老人・福禄寿・弁財天の代わりに「年徳」「じい」「ばあ」「嫁」がいるのが特徴。

 

サンドーラ  長崎県 五島市玉之浦町大宝  言代主神社(ことしろぬしじんじゃ)

大宝郷の砂打ち

激しく砂を打ちつける「砂鬼」

・「サンドーラ」は、豊作豊漁を祈願する言代主神社の秋祭りに登場する「砂鬼」。祭りでは猿田彦獅子頭、農民に仮装した人々の行列が町を巡り農作業の様子を表現して豊作を願うが、サンドーラはその行列の最後を歩く。

 

ひょうたん様  大分県 豊後大野市千歳町柴山 柴山八幡社

「ひょうたん様のお通りだ!」

・柴山八幡社の霜月祭りに登場する「ひょうたん様」は、派手な緋色の装束を着て大きなひょうたんを頭に乗せた神の化身。

 

ケベス 大分県 国東市国見町櫛来  岩倉八幡社(櫛来社)(くしくしゃ) >

ケベス祭

「ケベス」と「トゥバ」が火を巡り争う

・岩倉八幡社の火祭りに現れる「ケベス」は、白装束を身に纏い独特の迫力を持つ妖しい木面をつけている。

 

災払鬼・荒鬼  大分県 豊後高田市長岩屋  天念寺

修正鬼会(しゅじょうおにえ)

鬼を仏の化身として迎える

・修正鬼絵は、毎年春に行われる神仏混淆の鬼の祭り。ここでは鬼を悪しきものとして追い払うのではなく、幸せをもたらす良き存在として迎えるこの儀式には災払鬼(赤鬼)・荒鬼(黒鬼)が現れる

 

鬼が僧侶に乗り移る

・次に荒鬼役の僧侶が現れ、別の僧侶に口に含んだ水を吹きかけられて鬼に化身する。

 

疫病神 宮崎県 小林市・えびの市、鹿児島県 湧水町一帯>

勧進(もっかんじん)

派手で賑やかな厄払いの神さま

・宮崎県えびの市では毎年一月十四日の夜、派手に化粧し仮装した厄年の男女が家々にやってくる。これは「餅勧進」と呼ばれる厄払いの行事。

 

山之口弥五郎  宮崎県 都城市山之口町冨吉 的野正八幡宮

弥五郎どん祭り

巨大な健康長寿の神さま

・的野小八幡宮で行われる「弥五郎どん祭り」には、伝説の巨人である弥五郎どんの長男・山之口弥五郎が登場する。

 身長は約三メートルあり白い麻衣を纏い、顔に朱面をつけ頭に三叉の鉾、腰に大小の太刀を差している。

 

岩川弥五郎  鹿児島県 曽於市大隅町岩川 岩川八幡神社

弥五郎どん祭り

白い顔に口髭を生やした次男

・岩川八幡の弥五郎どん祭りに出現する次男・岩川弥五郎は白い顔に口髭をたくわえ、梅染めの茶色い衣を着ている。竹籠で作られ、身長は約五メートルあり巨大な太刀と小刀を腰に差している。

 

南九州に伝わる弥五郎伝説

南九州には、巨人が登場する多くの「弥五郎伝説」がある。弥五郎どんは、山に腰かけて海の水で顔を洗うほどの大男だといわれる

 

ハレハレ 宮崎県 宮崎市糸原 倉岡神社

全身に蔓草を纏った紅白の鬼

・「ハレハレ」は赤鬼・白鬼の面をつけ、蔓草を全身に巻きつけた鬼神。

 

イブクロ  宮崎県 新富町 新田神社

夏祭りに現れる穏やかな神さま

・夏祭りに現れる赤と白の夫婦神。赤が男神、白が女神。

 

メゴスリ  宮崎県 串間市大平

仲秋の名月とともに現れる鬼神

十五夜に現れる赤鬼と青鬼。

 

健磐龍命(たけいわたつのみこと)・阿蘇都比咩命(あそつひめのみこと) 熊本県 阿蘇市一の宮町  阿蘇神社

火振神事

神さまの結婚を祝う炎の輪

阿蘇神社で行われる五穀豊穣を願う神事。農業神である健磐龍命姫神阿蘇都比咩命を娶る「御前迎え」の儀式が行われる。

 

大王殿(でおどん) 鹿児島県 日置市日吉町日置  日置八幡神社・鬼丸神社

神事を見守る仮面神

・「大王殿」は、日置八幡神社御田植祭に現れる巨大な仮面神。御田植祭では「せっぺとべ」と呼ばれる日吉町独特の豊年祈願の踊りが奉納される。

 

疫病神・貧乏神  鹿児島県 南九州市知覧町

カセダウチ

悪い神さまたちに一風変わったもてなし

小正月の晩、七福神などに扮した人々が神さまになって新築の家にお祝いにやってくる。一軒の家に何組か訪れ、格好も人数もその都度まちまち。

 

大ガラッパ 鹿児島県 南さつま市金峰町  玉手神社

子どもたちを水難から守る大河童

ヨッカブイ

・大ガラッパ(大河童)は、玉手神社で行われる水神祭り「ヨッカブイ」に現れる。頭に不気味なシュロの皮をかぶり、腰に荒縄を巻いた夜具を着る。

 

稲積弥五郎   宮崎県 日南市飫肥  田ノ上八幡神社

南九州巨人伝説の一番大きい三男

・伝説の巨人・弥五郎どんの三男「稲積弥五郎」は、この土地に八幡様のご神体を背負ってきたという。田ノ上八幡神社の秋祭りに現れるが、三兄弟の中で一番体が大きく高さは約7メートル。

 

トシドン  鹿児島県 薩摩川内市 下甑

恐ろしい顔つきに似合わず子ども好きの神さま

・「トシドン」は、毎年大晦日に家々を訪れる歳神。普段は天上界に住み、天上から子どもたちの行いや態度を見ているという。鬼のような派手な色の面をつけ、シュロで作られた蓑と黒いマントを着る。

 

神さまが乗る「首切れ馬」

・トシドンは天上界から付き人を従えて山の上に降り立ち、「首切れ馬」に乗って家々を訪れると言われる。首切れ(首なし)馬は日本各地に伝わる馬の妖怪で、主に四国を中心に伝承されている。

 

メンドン  鹿児島県 三島村  薩摩硫黄島

硫黄島八朔太鼓踊り

赤い仮面の悪戯好きな神さま

・「メンドン」は、毎年薩摩硫黄島で行われる八朔太鼓踊りの最中に現れる。藁蓑を着て、大きな丸い耳のついた赤い面をつけた悪戯好きの神さま。

 

メン 鹿児島県 三島村 黒島

すりこぎとサモジを打ち鳴らしながら踊る神さま

・「メン」は、黒島で九月に行われる八朔(はっさく)踊りに現れる鬼神。メンは妖怪を表す。

 

タカメン  鹿児島県 三島村 竹島

竹島八朔(はっさく)踊り

大きな面をつけた仮面神

竹島の「八朔踊り」に現れる仮面神。大きな耳を持つ高さ約1メートルの大きく派手な色の面をつけている。

 

トイノカンサマ   鹿児島県 屋久島町宮之浦地区

全身真っ白な歳神

・「トイノカンサマ」は屋久島の歳神で、大晦日宮之浦岳から降りてくると言われる。頭に白いシャグマをかぶり顔は白塗り、白装束を纏った全身真っ白な姿。手に長刀を持ち、言うことを聞かない子を入れて山に連れていくための籠を背負っている。

 

ボゼ  鹿児島県 十島村 悪石島

南国的ルックスの傍若無人な神さま

・「ボゼ」は、悪石島の盆の最終日に現れる。大きな耳のついた仮面をかぶり、ビロウの葉の腰巻きを巻き、手にはボゼマラと呼ばれる長い棒を持ったエキゾチツクな姿。

 

仮面神 鹿児島県 加計呂麻島 芝集落

加計呂麻島のハロウィン

・「バッケバッケ」は加計呂麻島の豊年祭前夜に行われる行事。ここに子どもたちが扮する仮面神が現れる。

 

イッサンボー  鹿児島県 徳之島  伊仙町

イッサンサン

案山子の姿の豊作を呼ぶ神さま

・「イッサンボー」は、徳之島で行われる行事・イッサンサンに現れる案山子の姿をした豊作祈願の神。

 

海神  沖縄県 沖縄本島 北部から中部

ウンジャミ

海から迎える神

・ウンジャミ、海神祭りは沖縄本島北部から中部で行われる海神を迎える儀式。

 

ギレーミチャン   沖縄県 渡名喜島

二年に一度訪れる島神

シマノーシ

・「ギレーミチャン」は渡名喜島で隔年で行われる最大の祭祀・シマノーシに現れる。蔓草で作られた神冠をかぶった豊穣をもたらす島神。

 

上野野原のパーントゥ    沖縄県 宮古島市上野野原

サティパウロ

子どもが扮する「パーントゥ

宮古島の上野野原では、サティパロウ(里祓い)の行事の際「パーントゥ」が現れる。平良島尻パーントゥとは違い、特別な扮装をしたり臭い泥を塗ることはない。

 

パーントゥ   沖縄県 宮古島市平良島尻

パーントゥ・プナカ

泥だらけの厄払いの神さま

・「パーントゥ」は、平良島尻のパーントゥ・プナカという祭祀に現れる。パーントゥは化け物や妖怪という意味だが、古くから地下他界から訪れて人々に幸せを運ぶ神さまとして愛されている。杖を持ち、全身をキャーンと呼ばれる蔓草で覆い、その上から真っ黒に泥を塗りつけている。

 

マユンガナシ 沖縄県 石垣市川平

豊穣の世界から訪れる歳神

石垣島では旧暦九月に年の節目を祝う節祭が行われるが、マユンガナシはその初日に現れる豊穣をもたらす神。真世(マユ)という豊穣の世界から来ると言われている。

 

ミルク  沖縄県 沖縄本島と周辺離島・八重山地方

海の彼方から幸せと五穀の実りを運ぶ神さま

・ミルクは海の彼方にあると言われる理想郷・ニライカナイから豊作豊穣を運んでくる神さま。

 

ミルクは弥勒(みろく)

・「ミルク」は弥勒で、それが訛ってミルクとなった。しかしミルクの面は弥勒菩薩よる布袋に似ている。昔、沖縄に中国の布袋和尚を弥勒菩薩の化生とする弥勒信仰が伝わった際、それにニライカナイ信仰が結びつきミルク信仰になったと言われる。

 

地域による様々な姿

・ミルクの姿は地域によって異なる。

 

カムラーマ   沖縄県 八重山郡竹富町 鳩間島

黄色い衣を着た豊作を司どる神さま

・「カムーラ」は鳩間島豊年祭二日目の奉納芸能の際に登場する。豊作や子孫繁栄の神さまで、鳩間島だけに現れる。

 

福禄寿 沖縄県 八重山郡竹富町 小浜島

小浜島に現れるミルクによく似た神さま

・「福禄寿」は、小浜島に結願祭(きつがんさい)にミルクと共に現れる。ミルクと似ているが別の神さまで、表情や持ち物が微妙に異なる。

 

ウシュマイとンミー   沖縄県 石垣市 石垣島

旧盆にあの世から訪れる精霊

石垣島では旧盆(ソーロン)に、あの世から使者が現れて家々で祖先の霊を供養する。ウシュマイとンミーは翁と嫗の夫婦神。

 

ダートゥーダー   沖縄県 八重山郡竹富町 小浜島

小浜島結願祭

奇妙すぎて姿を消していた謎の仮面神

・「ダートゥーダー」は、小浜島結願祭(きつがんさい)に現れる仮面神。黒い天狗の面をつけ、黒づくめの装束に金太郎のような前掛けをしている。鴉天狗をモデルにしていると言われ、奉納芸能の舞台に四柱が現れ、組体操のような奇抜な動きをする。神さまの由来も所作の意味も全く不明。

 

オホホ  沖縄県 八重山郡竹富町 西表島

西表島節祭(しち)>

異国風の陽気な神さま

・「オホホ」は西表島の五穀豊穣を祈願する節祭に登場する。お笑い芸人のニセ外国人のような鼻高の仮面をつけ、異国風の衣装を纏いブーツを履く。

 

獅子  沖縄県全域

獅子舞の獅子も来訪神

・沖縄の獅子と獅子舞は、15世紀に獅子神信仰と共に中国から伝わった。獅子は百獣の王であることからその力が崇拝され、獅子によって厄災が祓われるとされる。

 

アカマタ・クロマタ・シロマタ  沖縄県 八重山諸島

正体不明で謎だらけの神さま

・豊年をもたらす神さまだが、その姿は謎に包まれている。

アカマタ」は男神で「クロマタ」は女神だと言われ、西表島のみ「シロマタ」が存在する。この行事は秘祭で、行事内容や神さまたちの姿は外部の人間には公開されていない。

 

フサマラー  沖縄県 八重山郡竹富町 波照間島

全身を蔓草で覆った雨乞いの神さま

・「フサマラー」は、波照間島のムシャーマに登場する。ミチサネーと呼ばれる仮装行列に現れ、瓢箪で作られた面で顔を覆い、全身にヘチマの蔓草を巻きつけている。

 

監修のことば 中牧弘允

・ところで、来訪神は民俗学では次のように定義されている。「異界からこの世へ定期的に現れ来たる神」であり、仮面仮装する場合もあれば、神歌の中で来訪を暗示させる形態もあり、祖霊信仰や年神の枠組みで捉えられることが多く、歓待と畏怖を伴って迎えられる。

 

また、鬼や獅子、人形のつくりものなど、狭義には来訪神とはみなされない存在も含まれている。しかし、役割としては招福除災のために訪れる神的存在として、一脈通じあっているところがある。本書は民俗学の専門書ではないので、そのあたりは大目に見てほしい。

 

・近年の来訪神への関心はユネスコ無形文化遺産への登録によるところが大きい。

 

 

 

『宇宙連合の飛来』 

喜多要光  大陸書房  昭和50年/1975

 

 

 

聖書の”御使い”は宇宙人

イエス・キリストが誕生した時は宇宙人のブレインがキリストを補佐し援助し、その誕生を演出するためにも、巨大な宇宙船にてキリスト誕生の知らせをしている。「ベツレヘムの星」が、それである。 

 

・「太陽系には、12個の遊星があるがごとく、わが太陽系の周りにも12組の太陽系がある」このように宇宙人は言う。宇宙連合に加入して地球を救助するためにやって来ているのは、わが太陽系の12この星々のみではなく、いろいろの太陽系からやってきているのだ。たとえば、サガファリス太陽系、トレソトン太陽系、第22太陽系、サファニアン太陽系などである。コノサファニアン太陽系の人々を筆頭にして各々の太陽系の人達は多数の円盤と人員を投入しているのである。「サファニアン太陽系から200機、トレソトン太陽系から500機の円盤編隊が来ています。第二の月”フォウサー”の近くには1万4000機もいます」

こうして、宇宙の同胞は、この地球が一日も早く宇宙連合の仲間入りをするように働きかけてくださっているのである。

 

<地球文明と宇宙人

シリウス星人の地球入学

地球独特の生物の進化がすすんでいる頃、神の子と呼ばれる霊魂の大群が地球に移住して来て、ある形の肉体に宿った物が人類である。人間が他の哺乳動物と根本的に違うのは、そのためである。類人達の一種が大気圏外からやって来た霊に利用されて、人間の原形となったことは、間違いない。

 

・人間はシリウス太陽系から集中された念波により、修養のため、苦しむ囚人として地球に送られて来た。人間の精神は神によって創られた聖なるものであるけれども、その肉体の重さという物理的な制約をうける。

 

・神の子達は、類人猿を妻としたのだ。そして、その子孫が洪水前の人類、すなわち先史原始人である。だからこそ、その肉体的な特徴は類人猿的、精神的な特徴はシリウス太陽系内の遊星から来た移住人達と同様なものとなったのだ。

 

そして、シリウス星人は、思念を通じて物を創造する力を持っていたので、肉体を自分たちの思う通りに少しずつ変化させていき、長い年月の間に獣的な面が多くなって数々の怪物を作りだした。

 

ギリシア神話に出てくる蛇の髪を持つゴルゴン、半獣(ライオン)半鳥(ワシ)のグリフィン、半人半鳥のケンタウルス、蝶の羽根を持つ人間といってもほとんど獣と異なるところがなくなってしまった。この忌まわしいものを一掃するため、地球上に大変災を送る計画がたてられ、ついに大洪水が彼らに襲いかかり、純粋な肉体を持つものだけが、残されたのであった。

 

 

 

『鹿と日本人』   野生との共生1000年の知恵

田中淳夫  築地書館   2018/7/2

 

 

 

<シカが獣害の主役になるまで>

シカの増え方は“シカ算”

・これまでナラシカの現在と歴史的な経緯を記してきたが、あらためて振り返ると、ナラシカは宗教的な理由で保護される一方で、常に人との間に揉め事を引き起こしていた。その大きな理由はシカの食害であることは言うまでもない。ナラシカを保護すればするほど数が増え、その一部が農地を荒らす。

 

・1頭のメスが2年目から毎年子を産むというのは何を意味するか。20年生きる場合、単純計算では18頭の子どもを産むことになる。産んだ子どものうち半分がメスと仮定すると9頭が2年目から子どもを産む。親シカ、祖母シカも生み続ける。シカは、自分の子、孫、曾孫、玄孫………が同世代の子どもを産むのである。1頭の寿命が尽きるまでに子孫は何頭になるか計算していただきたい。いわば複利計算だ。もちろんすべてのシカが2歳から毎年出産するわけではないが、繁殖力は決して小さくない。

 実際の観察では、年間増加率は15~20%に達し、4~5年で個体数が倍増する計算になる。いわば「シカ算」が存在する。

 

<シカは飼育しやすい性格?>

食性は、植物なら何でも食べる。草も樹木も食べる。草も丈の高いものから地面にへばりついたシバまであまり選ばない。ササであろうと平気だ。餌の確保にそれほど苦労はしないだろう。牧草を育てるという手もあるし、干し草や草のペレットも可能となると、飼育時にはあまり困らないはずだ。もっとも「何でも食べる」食欲が獣害となるわけだが………。

 

現在、日本には1ヵ所だけ長崎に1000頭規模でシカを飼育し、鹿茸と肉と皮革を商品化するシカ牧場があるが、例外的な経営の成功例と言えるだろう。

 

・まず有用と言っても役割として小さかったのかもしれない。農耕に使うならウシのほうが力が強く、人が乗ったり荷物を運ばせたりするならウマ」だ。肉はあまり求めなかったし、シカから取れる肉の量は少ない。皮革も牛皮が一般的で、鹿革の需要は狩りで獲る分で十分需要に対応できた。毛が短いので防寒用には向かないだろう。またニホンジカは外国産のシカに比べると小さめで皮革も小さくなる。

 

昔から大変だった獣害

獣害の主役は、少し前までイノシシだったのだが、近年はシカに交代したようだ。推定生息数もシカのほうが多くなった(シカの生息数はイノシシの約3倍以上とされる)。

 農林業被害額は膨れ上がっており、ピークは2010年の239憶円である。肝心の農林作物を荒らす動物は、イノシシやサル、カラスなどの鳥類もいるものの、もっとも多いのがシカで、ざっと全体の3分の1を占める。

 もっとも実態はそんなものではない、という声も強い。そもそも被害額の算定は、それを農協や自治体などに届け出ないと顕在化しない。それにシカは、農家の作物だけでなく家庭菜園や個人宅の庭木や花壇の草木も食べる。それらの多くは泣き寝入りになるだろう。また植えた苗を食べられたり樹皮を剥がれたりする林業被害もすぐに気づけず表に出づらい。本当の被害額は約5倍、1000億円を超すのではないかという声もある。なお天然林の植生に与えるインパクトも被害額として計算しづらいが、結構深刻である。

 

・広く農村集落に野生動物が出没して被害を出すようになったのは30~40年前からである。

 しかし時代をさらにさかのぼり、江戸時代の様子をうかがうと今以上に獣害が苛烈をきわめていた事実が浮かび上がる。

 

・武井弘一琉球大学准教授の『鉄砲を手放さなかった百姓たち』(朝日選書)によると、江戸時代は武士より農民のほうが多くの鉄砲を持っていたそうだが、その理由は獣害対策であった多くの古文書から実例を挙げているが、田畑の6割を荒らされたとか、年貢の支払いができなくなったから大幅に減免してもらった記録もあるという。だから、藩や代官に鉄砲の使用を願い出て駆除に当たっていたのである。

 

考えてみれば中世から江戸時代でも、ナラシカの食害は大問題だった。奈良近郊の農家はナラシカが田畑を荒らすことに苦しんでいたが、駆除ができなかったからである。追い払っても、その過程でナラシカを傷つけたら人のほうが罰せられた時代もあった。奈良も、古くから獣害被害に苦しんできたのである。

 だから明治になって、四条県令がナラシカを駆除対象にした際に喜んだ農民も少なくなかった。

 

・シカの分布の変遷を調べると、縄文時代には東北でも多くのシカがいたようだ。貝塚からシカの骨が大量に発見されている。ところが江戸時代の後期に入ると、急に減り始める。その背景に、大規模なシカ狩りを実施した記録が各地ある。1722年に男鹿半島秋田藩上げての狩りを実施して2万7100頭のシカを獲ったとされる。これも獣害対策の一環だろう。その後も狩りは続き、シカは男鹿半島では絶滅したらしい(近年、再び出没している)。同じくイノシシも獣害対策として東北各地で大規模な駆除を実施した記録がある。

 さらに資料を探っていると、トキを害鳥として鉄砲で追い払った記録も出てきた。

 

原因として考えられるのは、やはり明治以降は幕府の禁制が解かれ、高性能の銃が導入されて駆除が進んだことがある。食肉としてもシカやイノシシが狙われた。江戸時代も肉食はこっそりと行われていたが、明治に入って公に奨励されるほどになっていた。そのほか骨や角なども野生鳥獣は資源として追われるようになったのである。

 加えて野生動物そのものが毛皮の供給源として乱獲された。毛皮は欧米への輸出品として大きな割合を占めていたうえ、戦時下では軍用物資だった。大陸へ日本軍が侵攻すると、防寒用軍服などにも毛皮は求められたからだ。1880年代には軍用の毛皮を調達する制度がつくられ毛皮市場も形成された。じつは、猟友会が結成されたのもこの時期である。国の主導で狩猟者の組織化が進められたのだった。

 

・毛皮の対象となったのは、ツキノワグマにヒグマ、オコジョ、カワウソ、カモシカ、シカ、クマ、キツネ、タヌキ、ウサギ………などである。よい毛皮の取れる動物は、軒並み狙われるようになる。さらにラッコやアザラシなど海の動物も対象になった。

 

戦後は、焼け野原になった町の復興のため、そして経済復興のために木材が求められ、伐採が加速した。そこに木材として有用なスギやヒノキを植える拡大造林政策も取られた。

 こんな状態では、野生動物も安穏と暮らすどころか生存の危機に陥っただろう。自然が荒れたから獣害も減るという皮肉な関係にある。

 

<国がシカを保護した時代>

・獣害が出ない時代とは、野生動物が激減した時代でもある。実際、シカの生息数も少ななかった。シカの生息数の長期データが見つからなかったので正確には言えないが、どうも1960-70年代がもっとも少なかったと思われる。

 

・シカも生息数が減少した時期は保護対象だった。その過程を追ってみよう。

 明治以降、北海道では1877年にエゾシカ猟の一部規制、さらに全面禁猟(90年)措置が取られた。当時エゾシカの肉を缶詰にして輸出する産業が発展していたのだが、そのためエゾシカの絶滅が心配されたのである。

 

・だから戦後の狩猟行政は変遷があるように見えて、じつは一貫してシカを保護してきたと言って過言ではない。保護策を見直したのは、21世紀に入ってからなのだ。

 

・ただシカは、ネズミのように1年に幾度も、多数の子を出産するわけではない。いきなり増加するのではなく、何年も前から人間が「近頃増えてきたな」と感じる徴候はあったはずだ。そして増える要因もそれ以前から存在していたと思われる。それらに気づいて早く手を打っていたら、事態の深刻化は防げたのではないか、と感じる。

 

<間違いだらけの獣害対策>

<シカが増えた3つの仮説>

・一般によく言われる要因は3つある。

まず①地球温暖化。次に②狩猟者の減少。そして③ニホンオオカミという天敵の絶滅。

 

・②「狩猟者の減少」だが、これを論じる前に確認しておかねばならないのは、本当に狩猟者は減ったのかどうかである。

 動物の狩猟には、まず資格がいる。そこで狩猟免許(銃猟とワナ猟に分かれる)の所持者数を見ると、1975年には51万8000人もいた。それが90年には29万人となり、2014年には19万4000人と急減している。

 

しかも有害駆除数の推移を見ると意外な点が浮かんでくる。1990年と2014年の駆除数を示すと、シカは4万2000頭から58万8000頭、イノシシが7万200頭から52万600頭へと急増している。両年の間に10万人以上も狩猟者が減ったにもかかわらず、駆除数は数倍から10倍以上になっている。狩猟者数と有害駆除数は必ずしも相関しない………というより、逆転しているのだ。

 では、なぜ狩猟者が減っているのに、駆除数は増えたのだろうか。

 その裏には報奨金の値上げがある。有害駆除を行うと支払われる報奨金額は自治体によって違うが、以前は1頭当たりせいぜい5000円だった。それが地域によって2万~3万円まで上がっている。これまでボランティアに近かった駆除も、頑張りがいが出たのだろう。ハンターの高齢化は進んでいるが、まだまだ猟は行なっているのだ。

 

野生動物が増えた最大の理由

・最初に掲げた3つの要因を考察すると、ことごとく否定的な見解が出るわけだが、じつはあまり指摘されてこなかった、しかし最重要なシカの増加要因がある。シカだけでなく、野生動物全般が増えた理由だ。それは………餌が増えたことだ。

 

・加えて里山は主に落葉広葉樹林に覆われているが、シカが好んで食べる草木はそれこそ山とある。照葉樹林化している里山も少なくないが、照葉樹の葉も食べられるし、ドングリを実らせる樹種も多くシカに餌を提供する。

 全体として山には野生動物の餌が豊富といえるのではないか。

 

・山に豊富な餌があり、里にも農業廃棄物がたっぷりある。人が少なくなり農地に侵入しても追い払われない。だから野生動物は、奥山と里山を行き来している可能性が高い。これこそシカを含む野生動物増加の最大要因ではないだろうか。

 環境省によると2013年のシカの推定数は約305万頭、イノシシが約98万頭(いずれも推定中央値)。イノシシは近年横ばいだが、シカはこのままだと23年には453万頭に増えると推定されている。

 

<有害駆除には向かない猟友会>

・猟友会はあくまで狩猟愛好者の会であり、有害駆除の主戦力には向いていない。有害駆除のプロ集団をつくるべきだとする声も強いが、利害関係が交錯してなかなか進まないのが実情だ。

 

獣害対策は「防護」と「予防」にあり

・じつは駆除より先に考えるべきは「防護」だ。具体的には被害を被るものに防護柵を張ることになる。これは農作物や樹木を単体でガードするものと、農地や林地を囲むもの、そして集落など地域全体に野生動物が入れないように囲むもの、そして集落など地域全体に野生動物が入れないように囲む防護柵の3つの段階がある。これらしっかり設置しておけば、確実に内側の農作物は守れるはずである。

 しかし、いずれも設置の仕方を誤ると効果が出ない。たとえば防護柵の場合は地際をしっかり押さえておかないと、シカやイノシシは簡単に持ち上げてくぐってしまう。

 

ジビエ(野生鳥獣肉)が獣害対策にならない理由

ジビエの最前線を追うと、シカ肉が人気を呼べば獣害の元であるシカの駆除も進む、というほど単純ではないことが浮かび上がる。ジビエの普及は有害駆除とまったく別の次元であり、連動していないのだ。それどころかジビエを得るための狩猟が獣害対策と相反することも有り得るだろう。

 もし、獣害対策としての狩猟とジビエの普及を両立させようと思えば、現在の有害駆除体制を根本から組み直さないと難しい。専門的に駆除を担当する組織と効率的な解体処理施設、そしてジビエの販売先と綿密な連携を組む必要がある。

 ともあれ補助金目あての有害駆除と流行に乗るだけのジビエを抱き合わせても、決してうまくいかないだろう。

 

2016年の処理数は、約1800頭にのぼった。ニホンジカ専門の処理施設としては日本最大級だという。これほどの数を扱うようになったということは、ジビエブームに乗って急成長か……。

「全然、利益は出ません。一時は廃業を考えたくらいです」

 意外や柳川瀬社長の口調は重かった。ようやく話を聞いたジビエ事情からは、この世界の抱える根本的な問題が浮き彫りになる。

まず会社の設立には補助金を使わなかったという。その代わり引き取るシカは選ぶ。質のよい肉を提供することで事業化をめざした。銃猟で仕留めた獲物は、頭か首を撃ち抜いた個体でなければ使えない。銃弾が肉はもちろん内臓に当たったものは商品にならない。とくに胃腸部分に当たると、大腸菌が体内に飛び散るため食用にできなくなる。

 

・「まずシカは売り物になる肉が少ない。体重で見ると、だいたい肉、内臓、骨と皮で3分の1ずつの割合。その肉もおいしくて売り物になるのは背ロースとモモ肉ぐらい、肉質が良いのはさらに少なくなる。ほかの部位の肉は臭くて人の口には合いません。計測したところ、販売できるのは全体の15%程度でした。だから肉の注文が増えても十分に供給できないのです」

 背ロース肉は100グラム当たり卸値700円前後で取引されるが、これ以上値を上げるのは難しいという。

 

<人と動物が共生するということ>

・そう考えると、街中にシカが闊歩する奈良の町は、「野生動物との共生」の場として優れものだ。課題は山積みだが、苦労しつつ解決を模索している。ナラシカも、結構したたかだ。人を利用するが、人に依存しない。共生とは「みんな仲良く」ではなく、「みんなスキなく」。適度の緊張を保ちつつ棲み分ける生き方だと考えさせられるのである。

 

 

(2020/10/9)

 

 

 

『来訪神事典』

平辰彦 新紀元社  2020/8/1

 

 

 

ユネスコ無形文化遺産となった来訪神

来訪神とは

・世界の様々な国で仮面・仮装の来訪神の出現する祭りがある。来訪神は「おとずれ神」とも呼ばれ、時を定めて人々を訪れ、幸いを与えて災厄を祓う神である。

 

・来訪神とは「異界からこの世へ定期的に現われる神」と定義されている。

 

こうした「異界」から訪れると信じられている来訪神は「異人」とほぼ同意語として用いられている。遠方から訪れるその姿は可視化され、その姿は祭りにおいて仮面・仮装で出現する。

 

「異人」と「マレビト」

文化人類学者の岡正雄は『異人その他』で「異人」を「自分の属する社会以外の者」で「畏敬と侮蔑との混合した心態をもって、これを表現」したものと述べている。岡は「異人」の特色として次のような項目をあげている。

(1)「異人」は季節を定めて来訪する。

(2)「異人」は畏敬されつつ歓待される。

(3)「異人」はその表徴する音を立てる。

(4)「異人」は訓戒を与える。

(5)「異人」は冬至に関係している。

 

 これらの「異人」の特色は来訪神にも共通して認められる。民俗学者で国文学者の折口信夫は、こうした「異人」を「マレビト」と命名した。「マレビト」は、季節の境目に蓑笠を身につけ、鬼の面などをかぶった「人神的来訪神」を指す。この「マレビト」の信仰は祭りや民俗儀礼などに際し、「常世」から「稀に来る人(稀人)」に神の姿を認め、神は人々を祝福するという観念である。折口は「マレビト」の故郷である「異界」を「常世」と考え、そこは常闇の死者の国と考えていたが、後に「常世」は海の彼方にあると考えるようになり、「マレビト」とは海の彼方より訪れる「人神的来訪神」であると論じている。「マレビト」は、本来、年に1度きりの訪れで集落のすべての人々の前に現れ、1年の行事を果たしてしたが、後世には「マレビト」は集落内の各家を訪れ巡るようになった。

 

・男鹿に「ナマハゲ」行事にみられるように、定められた時期に仮面・仮装で各家を訪れることと家人への「予祝儀礼」は来訪神行事に共通した重要な要素であると考えられる。

 

ユネスコ無形文化遺産登録

・2018年11月29日、10件の来訪神行事がユネスコ無形文化遺産保護条約の代表一覧表に「来訪神:仮面・仮装の神々」として記載された。

①  甑島(こしきじま)のトシドン(鹿児島県薩摩川内市

②  男鹿のナマハゲ(秋田県男鹿市

③  能登のアマメハギ(石川県輪島市能登町

④  宮古島パーントゥ沖縄県宮古島市

⑤  遊佐(ゆざ)の小正月行事(アマハゲ)(山形県遊佐町

⑥  米川の水かぶり(宮城県登米市

⑦  見島のカセドリ(佐賀県佐賀市

⑧  吉浜のスネカ(岩手県大船渡市)

⑨  薩摩硫黄島メンドン(鹿児島県三島村)

⑩  悪石島のボゼ(鹿児島県十島村

 

日本列島の来訪神文化圏

民俗学者・下野敏見は著作『ヤマト文化と琉球文化』の中で、日本列島の来訪神文化は大和文化圏、琉球文化圏、混合文化圏の3つの文化圏に大別することができると指摘している。

 

・登録された10件の来訪神行事は、いずれも具体的な姿で出現する来訪神だが、全国的な視点から来訪神行事をみてみると、能登半島の「アエノコト」のように具体的な姿を見せない不可視の来訪神行事もある。

 各地で実施されている来訪神行事には、このような様々なタイプがあるが、ユネスコに登録された10件の来訪神行事は、いずれも可視化された「仮面・仮装の異形の姿」をしている行事が対象とされている。

 

様々な来訪神

和文化圏の「ナマハゲ系儀礼

幸をもたらし、災厄を祓う異形の神

・日本の来訪神行事は、北は青森から南は琉球列島まで分布しているが、大和文化圏では、師走の大晦日の晩に来訪神が出現する。秋田県男鹿市の「ナマハゲ」は現在、大晦日の晩に集落内の家々を訪問するが、本来は小正月の民俗行事であった。民俗学者柳田國男は「ナマハゲ」を「小正月の訪問者」と呼んでいて、「年の折り目・年越しの晩に神が来臨して、祝福を与える行事」として知られている。

 

秘密結社と「ナマハゲ系儀礼

民俗学者岡正雄は、この「ナマハゲ系儀礼」に「母系的・秘密結社」の痕跡を認め、それが「メラネシアニューギニアの母系的・タロ芋栽培民社会の秘密結社」と類似していると指摘、「神―祖霊―妖怪として村々に出現し、女や子どもを威嚇する」いわゆる「秘密結社」の「民俗化したもの」と見なしている。そしてこの文化の一分流が中国を経て日本に渡来したものと想定している。

 

男鹿の「赤神」と漢の武帝伝説

・男鹿では、古くから「ナマハゲ」は「お山」と呼ばれる本山・真山からやって来ると答える人が多い。この「お山」は、「本山」を「大峰」と称し、「真山」を「新山」とも書きならわしていることから紀州熊野山の本宮・新宮になぞらえていることがわかる。また早くから熊野修験が入り、熊野信仰の影響が認められ、平安時代から「天台密教修験道」であったと考えられている。

 

・この男鹿の「お山」には、漢の武帝が飛来したという伝承があり、こうした伝承が「ナマハゲ」の伝説の中にも深く浸透している。特に赤神神社に伝わる「本山縁起別伝」の鬼の伝説は「ナマハゲ」の起源が中国にあることを示唆しており、そこには、「赤神」の謂れと漢の武帝の伝承の関連性が語られている。

 

琉球文化圏の来訪神「ニライ・カナイ」

垂直型の来訪神と水平型の来訪神

・16世紀から17世紀にかけて本州から那覇に来た浄土僧の袋中良定上人(1552~1639)という人物がいる。この袋中が慶長10年(1605)に著した『琉球神道記』に記した琉球神話に、琉球文化圏の来訪神として2つのタイプが紹介されている。

 ひとつは、天からやって来る垂直型の来訪神であり、もうひとつは、海の彼方からやって来る水平型の来訪神である

 この『琉球神道記』では、「グライ・カナイ(別称ニライ・カナイ)」という神が天から、「オボツ・カグラ」という神が海からやって来ると記されているが、『琉球神道記』より後に著された『琉球国由来記』(1713)や『混効験集』(1711)では、「ニライ・カナイ(別称 ギライ・カナイ)」ははるか遠い海の彼方から、「オボツ・カグラ」は「天上」からやって来ると記されており、袋中が著した『琉球神道記』ぼ叙述は両者を取り違えていると考えられる。

 つまり、天からやって来る垂直型の来訪神が「オボツ・カグラ」であり、海からやって来る水平型の来訪神が「ニライ・カナイ(別称 ギライ・カナイ)」である

 

島尻の「パーントゥ・プナカ」

・島尻は、宮古島の北部、池間島に向かって細長く突き出た半島の一画にある。この集落では、この行事を「パーントゥ・プナカ」と呼ぶ。「プナカ」とは「祈願祭」のこと。「パーントゥ・プナカ」とは、海の彼方あるいは海の底から来訪する神「パーントゥ」の出現を願う祭りという意味である。

 

野原の「サティパロウ」

・野原では、この行事を「サティ(里)パロウ(祓い)」という。旧暦12月最後の丑の日に実施され、旧正月前に人々を祓い清め、福を迎え入れる行事である。

 

この「パーントゥ」の行事には、琉球王国の誕生以前から続いている「ニライ・カナイ」という信仰が認められる宮古島では「ニライ」は「ニッジャ」と呼ばれていて、死者の魂は、そこに帰って祖霊神になると信じられている。そしてその祖霊神が年に1度、海の彼方または海の底から「マレビト」として集落の家族のもとへ異形の神の姿「パーントゥ」として現われると信じられている。

 一方、八重山の人々は、「ニライ・カナイ」を「地の底」とみている。八重山では、地下の深いところを「ニーラ底」といい、井戸を掘った時、深い底にいる虫を「ニーラ・コンチェンマ」という。このように八重山の人々は「ニライ・カナイ」を海の彼方ではなく、「地の底」と考えているのである。

 

琉球文化圏の来訪神信仰には、この「ニライ・カナイ」と呼ばれる異界観が認められる。「ニライ・カナイ」とは、人間の魂が死後赴く世界であると同時に再びこの世に戻ってくる、いわば、魂の原初となる所であると考えられている。

 琉球文化圏の地域では、宮古島の「パーントゥ」をはじめ、八重山列島に伝わる「アカマタ・クロマタ」、「ダートゥーダー」、「ミルク」、「アンガマ」、石垣島の「マユンガナシ」、西表島の「オホホ」など様々な来訪神がよく知られている。

 

来訪神用語辞典

・「異界」は日常社会から離れた所に存在する非日常の世界と考えられている。ヨーロッパでは、森、洞窟、泉などが異界と考えられ、そこには不幸をもたらす悪魔、魔女、妖怪などが棲息しているといわれる。一方、人間を幸せにしてくれる神や精霊、祖先霊などもそこにいると信じられている。

 来訪神は、こうした「異界」から威嚇と慈愛の二面性を持って季節の変わり目にやってくる。人々は迎えた来訪神を「祭り」の「ハレの日」に歓待、交流し、再び「異界」へ送るのである。

 日本では、山中、海上、海底、地下世界などが「異界」と考えられており、そこには、神や仏、祖霊、精霊などの善霊の他に鬼や幽霊、怨霊などの悪霊も棲んでいると信じられていた。

 

  • 異人(イジン)

文化人類学者の岡正雄は、論文「異人その他」の「異人論」の中で、秘密結社において人が扮した来訪神を「異人」と呼んでいる。

 秘密結社においてその男性構成員が定められた季節の変わり目に恐ろしい仮面をかぶり、異様な服装で、音を出してその出現を奉じ、家々を巡り歩く。子どもたちには訓戒を与え、言うことをきかぬ子には威圧を与える。迎えた家の主人は、訪れた異人、仮面・仮装の神に酒を振るまい歓待する。

 

  • 鬼(オニ)

・人々に危害を加える邪悪な霊や死者のイメージを基本としながら、祝福をもたらす性格も合わせもった存在を鬼という。

 中国の鬼は死者の魂や亡霊を意味し、現在でも、中国や台湾では「鬼」といえば、基本的に死者の幽魂を指す。

 日本語の鬼の語源については「隠」が変化したという説がある。折口信夫は古代の和語においては神と鬼は同義であったという説を提唱し、時代の変化の中で恐怖のイメージや邪悪な性格のみが鬼に集約されるようになったと考えた。

 

・折口が指摘した神と一体化した鬼は男鹿の来訪神「ナマハゲ」に代表される鬼で、折口は「ナマハゲ」を「春来る鬼」と呼び、時を定め海の彼方から来訪する「マレビト」であると考えた。これは日本の鬼の原型であるといえる。

 

  • 神(カミ)

・人間の認識を超えて、幸いと共に厄災をももたらす存在で、善神・悪神を含む。神は元来、不可視で、雷など自然現象として示現し、木や石、鏡、剣御幣などを依代に宿り、人に憑依し、託宣する。神は基本的に「アニミズム」と呼ばれる霊的存在への信仰に根差している。その内容は多様だが、家の先祖も神とされ、社会構造と密着した「祖霊」でもある。

 柳田國男は「祖霊」が山に鎮まって、「山の神」となり、春には農耕を守り、里に降りて「田の神」となり、秋の収穫後、山に帰るという循環性を強調した。

 

  • 眼光鬼(がんこうき)

・「赤神山大権現縁起」によれば、5鬼について次のように記されている。『すなわち「眉間(みけん)」と「逆頬(さかつら)」は夫婦で、「眼光鬼(がんこうき)」、「首人鬼(しゅじんき)」、「押領鬼(おうりょうき)」は子どもの3兄弟である

 この「眼光鬼」は、「ナマハゲ」の起源と伝えられている3匹の鬼のうちの1匹であり、これらの5鬼は武帝の使者として5色の蝙蝠に姿を変え武帝と共に天より男鹿に飛翔したと伝えられている。赤鬼と共に五社堂に祀られている。

 

・古代日本人の他界観をあらわす代表的な語。「常世」という語は『古事記』や『日本書紀』にみられる。これらの文献から民俗学者柳田國男折口信夫は「常世」を他界観や異郷意識の問題として掘り起こした。

 折口信夫は「常世」と「常夜」は上代の特殊仮名遣いの違いから別語と考えられているが、折口はこの「常世」から「マレビト」と呼ばれる来訪神が訪れると考えた。そして「常世」を日本人の他界観や異郷意識の根本に関わる問題として捉えた。折口がこのように「常世」を来訪神の故郷と考えるようになった背景には、沖縄の「ニライ・カナイ」の信仰があったといわれている。

 

  • 秘密結社(ヒミツケッシャ)

・共通の目的のために組織される継続的な団体で、その団体の存在が構成員により秘匿されている団体。文化人類学者の岡正雄は『異人その他』に収録されている「日本民俗文化の形成」の中で「異人」の文化を「母系的・秘密結社的・芋栽培―狩猟文化」と規定する。この「異人」の文化は「ナマハゲ」に代表される日本の来訪神の文化にも認められる。

 岡正雄メラネシア及びポリネシア社会における「秘密結社」の役割に強い関心を示し、それがメラネシア又はポリネシアの社会生活の根幹をなすものと指摘している。この「秘密結社」では、未成年や女性の参加は認められていない。

 

  • 魔多羅神(マタラジン・マタラシン)

・慈覚大師円仁が中国大陸より、請来したと伝承されている。読み方は「マタラジン」または「マタラシン」。

 「魔多羅神」は天台系寺院の念仏の道場である常行堂の「後戸」に祀られている神。

 

  • マレビト

民俗学者で国文学者の折口信夫によって1929年に提唱された概念で、海の彼方の異界から時を定めて来訪する神のこと。「まろうど」とも呼ばれる。

 

  • 山の神(ヤマノカミ)

・山に宿ると信じられている神霊の総称。「山神」ともいう。

 神道では、大山祇神(おおやまつみのかみ)とその娘の木花開耶姫(このはなさくやひめ)が「山の神」にあたる。大木や樹木を依代として祀る。

 柳田國男は農民の信仰する「山の神」は春になると、山から里にくだって「田の神」となり、秋の収穫が済むと山に帰って「山の神」となると考え、「山の神」が「祖先神」や「田の神」と同一の神であるとした。

 

  • アスムイウウタキ(安須森御嶽)

国頭村辺戸の標高248メートルの岩山で、ヘドウタキ(辺戸御嶽)とも呼ばれる琉球「開闢七御嶽」のひとつで、最初に作られた聖地。

「ニライ・カナイ」から渡来した来訪神「アマミキヨ」が天下りして最初に作ったウタキ(御嶽)といわれている。「アマミキヨ」は琉球王国の創始神だが、神話において王と水の関係は重要である。

 

琉球神話に登場する琉球王国の開闢の女神と男神琉球最古の歌謡集『おもろさうし』には、「アマミキヨ」と「シネリキヨ」の2神が太陽神に命じられ、島々と人間を創造したという神話が謳われている。この2神は島々を創造した際、琉球王国にウタキ(御嶽)も造ったとされる。

 

  • アマンチュ(天人)

竹富島の「タナドゥイ(種子取祭)」の「キョンギン(狂言)」に登場する老翁の姿をした来訪神。琉球王朝の神話に登場し、沖縄本島および周辺の島々を造ったとされる国造りの来訪神。

 

  • ウシュマイ(翁)

八重山諸島では、旧暦お盆に実施されている来訪神行事「アンガマ」に登場する木彫りの面をかぶった来訪神。八重山諸島の島々では、旧暦のお盆に、あの世から「祖先」である「アンガマ」がやって来ると信じられている。

 

  • ウタキ(御嶽)

琉球王国が制定した琉球の信仰における集落の守護神を祀る聖域の総称のこと。

 

  • キンマモン(君真物)

琉球神道に伝わる女神。別称「キンマンモン」ともいう。漢字で「君真物」と表記される。これは「最高の精霊」という意味、海の彼方の「ニライ・カナイ」から来訪し、最高神女の「キコエオオキミ(聞得大神)」に憑依する人の目には見えない来訪神。海底の宮に住むといわれている。

 

  • グショー(グソー、後生)

・死後の世界のこと。仏教用語の「後生」と同じ。琉球では、死後、七代して死者の魂は親族の守護神になるという考えが信仰されている

 

  • ジョウギモチカンサー

加計呂麻島の瀬戸内町木慈の集落の背後のオボツ山から下ってくる来訪神の大工神のこと。この神は建築用の木の定規をもって、敏速に動き、集落をまわり、やがてオボツ山に帰っていくと伝えられている。

 

  • チカタカイ(地下他界

・人間の暮らす世界とは別の世界を他界と呼ぶが、その他界を地下に想定したものを地下世界という。「ニルヤ」ともいわれる。沖縄では、仮面・仮装の来訪神は海の彼方の海上にある「ニライ・カナイ」から来ると信じられているが、来訪神は地下の他界から出現すると信じている地域もある。

 また地下の他界から訪れる来訪神は、海の彼方から訪れる来訪神よりも古い姿であると提唱する研究者もいる。

 

  • ホンジャー(大長者)

竹富島の「タナドゥイ(種子取祭)」の8日目に仲筋村の奉納芸能として上演される演目、踊りキョンギン(狂言)「仲筋ホンジャー」に登場する翁姿の神。「ホンジャー(大長者)」は芸能の統括者、責任者であり、芸能の神様として君臨する神。その姿は白髪の翁で、鉢巻きをしており薄に粟の穂をつけた棒を持つ。

 

  • マブイ

・霊魂のこと。「マブイ」には「イチマブイ」と「シニマブイ」の2種類があると信じられている。「イチマブイ」は生きている人間の霊魂であり、「シニマブイ」は死後まもない死者の霊魂のことである。

 

  • ミルクガミ(弥勒神)

・「ミルク」は弥勒の神のこと。

 

八重山諸島では、各島に様々な来訪神の「ミルク神」が出現する。

 

・竜宮神、竜宮の神、竜神竜王のこと。南西諸島の海神信仰は種類が多い。

 

世界の仮面・仮装の来訪神

  • スイスのジェラ州ル・ノワールモンでは、懺悔の3が日の直前の満月を知らせるために「オム・ソヴァージュ」と呼ばれる来訪神「ワイルドマン」が現われる。「野蛮人」という名前の通り、全身毛むくじゃらで、手には棍棒を持っている。

 

・特に「オム・ソヴァージュ」はお気に入りの少女の1人を捕まえて、顔を靴墨で黒く塗り、泉に連れて行って、水の中に投げ込む。「オム・ソヴァージュ」は海の彼方から訪れる神だと考えられている。

 

・この「オム・ソヴァージュ」は沖縄県宮古市の島尻で毎年、旧暦9月上旬の2日間現れる来訪神「パーントゥ」に類似している。

 

 19世紀ギリシアの来訪神。毎年、「十二夜」にギリシアでは、「カリカンツァロイ」と呼ばれる「恐ろしい化けモノ」が徘徊すると信じられていた。これは巨人で、身体も顔も真っ黒で、毛むくじゃら、腕と手は猿の腕と手で、目は赤く光っており、耳は山羊の耳をしている。「十二夜」以外は地下の世界に棲んでいると考えられている。

 

  • キェカタス

 バルト海沿岸のラトビア共和国の仮面・仮装の来訪神行事。この行事は冬祭りの12月24日夕方から行われる。この日はラトビア人にとってはクリスマスではなく冬至の日にあたる。この行事では、熊、山羊、牛、魔女、小男などが登場する。

 

・仮面・仮装した来訪神の「キェカタス」は熊を先頭に暗闇迫る雪道を歩いて家々をまわる。

 

 ケルト神話の狩猟の神、冥府神。「ケルヌンノス」は頭に2本の角を持っている。この角は牡鹿の角といわれている。この神はガリア(イタリア半島北部、フランス、ベルギー、スイス、オランダ、ドイツの一部地域)の人々に崇拝されている。

 

 ヒンドゥー教の神。「シヴァ」は「吉祥者」の意味。この神の神話では、慈悲深い面と恐ろしい面の二面性を有する。この二面性はギリシアディオニュソスに通じる。アレクサンドロス大王の時代の文献には、「シヴァ」は「インドのディオニュソス」と呼ばれている。

 また日本の七福神の中の大国天は、「シヴァ」から発展した神格であると考えられている。

 

  • シャープ

 オーストリアの農村地帯のミッテンドルフの村では、12月5日の夜、「ニコロシュピーレン」という仮面・仮装の行事が開催される。そこには、麦藁で全身を包み、ムチを打ち鳴らす「シャープ」という精霊が登場する。村の人々は麦藁には穀物霊が宿ると信じている。

 

  • シャドウ

 影のようなもの。幽霊。人間の影のような真っ黒な姿をしたものを「シャドーピープル」または「シャドーマン」という。アメリカなど世界各地で目撃されたという報告が伝えられている。

 

  • シャナルト

 中国四川省平武などの海抜2000~3000メートルの峡谷地帯に居住し、白馬語を話す民族、白馬チベット族(ベマチベット人)は、万物に霊を認める原始宗教を信仰している。これらの神々の最高位の山神で別名「白馬爺さん」と呼ばれている神のこと。

 

・この期間には、「十二相」と呼ばれる魔除けの仮面をかぶった仮面踊りが奉納される。各村はそれぞれ固有の山神を信仰しており、シャナルトはそれらの総合神である。

 多くはチベット仏教を信仰せず、チベット族とは異なる宗教観を持つ。

 

 

  • シュトローマン(藁男)

 ドイツのライブフェルディンゲンでは、カーニバルに「シュトローマン」と呼ばれる藁男が登場する。

 

・この藁男は日本の佐賀県佐賀市蓮池町の見島地区で毎年2月第2土曜日の晩に行われる「カセドリ」の扮装に類似している。「藁男」は「カセドリ」と同様に悪霊を退散させる目的で行われる。

 

  • シルバチカリ、シルバチカリチ(年神)

 ブルガリア、ベルニク州の地方では、かつて聖バシリウスの日だった1月13日に「シルバチカリ」という来訪神が現れる。

 

・またブルガリアのバニシテの「シルバチカリ」は、ラフイアの繊維で作った衣装をまとい、角をつけた仮面か、革や鳥の羽根で飾った丈の高い仮面をつける。仮面の形は村によって様々である。

 レスコヴェツの「シルバチカリ」は毛皮をまとって2本の角をつけている。この地区では、「シルバチカリ」の角を特に重要視している。突き出した顎には数本の牙もつけられている。

 

 ディオニュソス古代ギリシアの葡萄酒の神であり、演劇の神。この神は冬に外からギリシアの村々を訪問すると信じられている神で、その祭礼は、どれも外からやってくる来訪神のディオニュソスを迎えるための祭りである。

 

西洋古典学者の吉田敦彦は、古代ギリシア神話に登場するディオニュソスと日本神話に登場する須佐之男命とは大変共通するところがあると指摘。共に「来訪神としての性格を持っている」としている。

 

  • デーモン

 ギリシア神話では、半神半人。ギリシア語の「ダイモーン」を語源とする。キリスト教では、「デーモン」は邪悪な悪魔を意味するが、古代ギリシアの「ダイモーン」は「精霊」や「鬼神」を意味する超自然な存在である。

 

  • テルフス・ヴィルダー

 オーストリア西部に位置するチロル州のテルフスでは5年に1度、1月あるいは2月の日曜日に「シュライヒャーラウフェン」と呼ばれるテルフスのカーニバルで仮面行列が開催される。

 その仮面行列には、「ヴィルダー」と呼ばれる来訪神が登場する。

 

・ヨーロッパの伝説では、異類婚で生まれた者を祖先としていることが多い。「ヴィルダー」は動物の毛皮などを身にまとい、仮面をつけて登場する。

 

  • ドゥク・ドゥク

 ニュー・ブリティン島やニュー・アイルランド島の死者の霊。時を定めて海の彼方から来訪神として訪れる。

 

文化人類学者の岡正雄は、ニュー・ブリテン島の「ドゥク・ドゥク」のような来訪神と、秋田県男鹿市の「ナマハゲ」や八重山諸島の「アカマタ・クロマタ」のような日本の来訪神との間に親縁性があると考えた。そして岡は集落の人々の祖先(祖霊)崇拝から「ドゥク・ドゥク」が死者の国から訪れるという宗教観念が生まれたと考えた。来訪神の文化の基盤をなす観念も、こうした海の彼方から時を定めて「祖霊」が死者の国から訪れるという宗教観念によって生まれたと考えられている。

 

 各国の神話の中で自然界の秩序を破り、物語を展開するもので、善と悪、破壊と生産など、異なる両面性を持っているものを「トリックスター」という。

 

日本の神話では、須佐之男命、猿田彦トリックスターの原型と考えられている。ナマハゲに代表される人神的来訪神の「マレビト」にも、トリックスターのもつ両面性が認められる。

 

 ゲルマン民族の「百鬼夜行」。夜に暴れまわるため「夜の狩人」と呼ばれている。

 

  • ハーベルガイズ

 一説には、ヤギをデフォルメした妖怪的な怪物ともいわれているが、白い髯の雄山羊の仮面をかぶり、白布で全身を包んでいる動物霊である。

 

  • パヒテル

 オーストリアの農村地帯のミッテンドルフの村では、12月5日の夜、「ニコロシュピーレン」という仮面・仮装の行事が開催される。

 

  • バリーマン

 8月の第2金曜日にスコットランドのサウス・クィーンズフェリーのフェリー・フェアには、「バリーマン」と呼ばれる来訪神、草木の精霊が現われる。

 

  • ハロウィン

 10月31日に行われる「ハロウィン」は古代ケルト人が起源と考えられる祭り。

 

  • ピィー信仰

 主にタイ族が信仰する精霊信仰。「ピィー」とはタイ語で「精霊」などの霊を意味する語。

 

  • ファストナハト

 ドイツ、スイス、オーストリアなどの山岳地帯では、カーニバルは「ファストナハト(謝肉祭)」と呼ばれている。

 

  • フィブ

 中国貴州省イ族の正月儀礼「撮泰吉(ツォタイジー)」に登場する来訪神。猿が歩くような異様な歩き方をする。

 

  • ブショーヤーラーシュ

 ハンガリー南部、ドウナウ川の流れる街モハーチで、クロアチア人の一派とされる民族集団のショカツ人によって行われる、毎年恒例の祭事。

 この祭りには、「ブショー」と呼ばれるハンガリーの「ナマハゲ」ともいえる来訪神が登場する。

 

  • ペール・ノエル

 フランスの北部や東部では、「ペール・ノエル」というナマハゲのような存在が信じられている。

 

やがてこの「ペール・ノエル」が聖ニコラウスとなり、現在のようなサンタ・クロースが子どもにプレゼントを配るという形態になったのである

 

  • ヘクセファストナハト

 謝肉祭の仮面・仮装の行列で中心的な存在は「ヘクセ」と呼ばれる魔女である。

 

  • ベルツメール

 ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州バート・ヘレンアルプのクリスマスには、藁男の伝統を受け継いだ「ベルツメール」と呼ばれる「ドイツのナマハゲ」が現れる。

 

  • マオグース(毛古斯)

 中国の湖南省西部の少数民族のトゥチャ族では、来訪神を「マオグース」と呼ぶ。これはトゥチャ族の語で「毛むくじゃらの祖先」という意味で、その装いには茅または稲藁が使用される。

 

  • マホモ

 中国貴州省のイ族の正月儀礼「掃火星」という民俗行事の中で演じられる「撮泰吉(ツォタイジー)」に登場する黒い髭の面をつけた1200歳の人物。中国の来訪神。

 

  • マンガオ

 ミャオ族の人々は来訪神を「マンガオ」と呼ぶ。「マンガオ」はミャオ語で「古い祖先」を意味する。

 

 メラネシアの諸島では、バンクス諸島のタマエ、ニュー・ブリテン島のドゥク・ドゥクなどに来訪神儀礼を中心とした秘密結社がある。

 

  • ヨンドンハルマン

 慶尚道地方を中心とした韓国南部の農村や済州島で2月1日に風雨の神を迎える祭りの名称であり、その祭りで出現する風雨の神である来訪神の名称。

 

  • ルガアプ

 中国貴州省イ族の正月儀礼「撮泰吉(ツォタイジー)」と呼ばれる芸能に登場する、面をかぶらない山林の老人。「ルガアプ」はイ族の祖先に文明を伝えたとされる猿人の最高神。イ族の語で「ルガアプ」は「森林上方の祖先」という意味。

 

  • ロイチェクタ

 レッチェンタール渓谷のファストナハトには、山羊の毛皮を身にまとい、恐ろしい仮面をつけた「ロイチェクタ」が登場する。

 

  • ロノ神

 「ロノ」はハワイの農業、豊穣を司る神で、農業に関連する気候や天気も司る神である。

 

  • ワイルドマン

 英語では、「ワイルドマン」、ドイツ語では「ヴィルダーマン」、フランス語では、「オム・ソヴァージュ」と呼ばれる来訪神は冬至春分夏至、12夜などの特定の日に開催される仮面の祭りに登場する。特に冬は人々が最も仮面の力を必要とする季節である。この時期に仮面・仮装の来訪神が世界各国の祭りに登場する。

 「ワイルドマン」は伝説では、1匹の熊と1人の人間の女性が結ばれ、その間に生まれた息子だといわれており、「超人」的な存在である。ヨーロッパの伝説では、異類婚で生まれた者を先祖としていることが多い。

 「ワイルドマン」は動物の皮などを身にまとい、仮面をつけて登場する。仮面の代わりに顔を黒く塗ったり、藁帽子をかぶったりする場合もある。仮面には、「老人」、「悪魔」、「老婆」、「魔女」など人間を思わせる造型がされた仮面の他、動物の仮面が用いられる。

 

 

 

『来訪神 仮面・仮装の神々』

保坂達雄・福原敏雄・石垣悟   岩田書院   2018/12/1

 

 

 

無形文化遺産の来訪神行事

・また、日本における来訪神研究は、1980年代頃までは盛んであったものの、以降、フィールドワークを基にする民俗学文化人類学の事例研究においては、情報化の進展もあり、行事の新発見はほぼなくなった。

 

そして、2018年11月末、ユネスコ無形文化遺産保護条約の「代表一覧表」に「来訪神 仮装・仮面の神々」一件として記載された。本稿ではこれを登録と表記し、広範な来訪神行事のなかでも、10件とそれにかかわる行事に限定して述べる。

 

10件は、①甑島(こしきじま)のトシドン(鹿児島県薩摩川内市)、②

男鹿のナマハゲ(秋田県男鹿市)、③能登のアマメハギ(石川県輪島市能登町)、④宮古島パーントゥ沖縄県宮古島市)、⑤遊佐(ゆざ)の小正月行事(山形県遊佐町)、⑥米川の水かぶり(宮城県登米市)、⑦見島のカセドリ(佐賀県佐賀市)、⑧吉浜のスネカ(岩手県大船渡市)、⑨悪石島のボゼ(鹿児島県十島村)、⑩薩摩硫黄島メンドン(鹿児島県三島村)からなる。

 

以上のように、10件は異形の姿で村に現れるヴィジュアル面が強調され、ユネスコ関係者や諸外国に対するアピールになって登録に至ったと同時に現実問題として、来訪神にかかわる民俗信仰自体の決定的な衰退があり、そのための仮面・仮装という外見重視となったともいえよう。

 来訪神にかかわる「民俗信仰」は、高齢者に伝承される古層の神概念や南西諸島における秘儀的民俗行事などを措き、もはや終焉に近い。それらが提案・登録されたのは、伝承の危機に瀕する無形文化遺産を保護するという同遺産の理念に叶ったものといえよう。

 

無形文化遺産提案の指標

・10件は国の主導のもと、代表的・典型的な事例として政府提案され、それが国際機関に認められたのである。従来の民俗関係の登録においてもそうだったが、その影響力は好むと好まざるとにかかわらずかなり大きく、今後「来訪神」の用語やイメージは10件をモデルとして定着するであろう。

 

・下野敏見は全国的視点より来訪神行事の仮面・仮装に関して、①恐ろしい姿、②奇怪な・不思議な姿、③平常(普段着、晴着)の3種類に分類する。そして、「②は、本来、①であったものが人間に親しみを持って次第に②に変ったと見ることができよう、③は同様な論理で②の変貌と解釈できよう。つまり、装束からみるならば、おとずれ神は、本来、恐ろしい神である」とする。

 すなわち、③は最も新しく派生的に成立したという説であり、後世、社会が世俗的になり、本来の仮面・仮装が面倒になって直(素)面・普段着になった、という解釈である。

 

可視/不可視・来訪/常在の神観念

・その一方、例えば神社神道においては、土地(氏子地)とそこに居住する氏子たちを守る鎮守神産土神としての常在神の観念がある。不可視の祭神は日常的には和鏡などに依りついて神体として本殿奥に祀られ、祭りの神輿渡御に際して氏子地を巡幸し、御旅所を往復するという神観念である。このような常在観念は神仏習合期に仏教の影響のもと成立し、10世紀以降、平安京において御旅所祭礼が形成され、各地で定着したものと考えられる。

 

折口マレビト論――村への来訪から家々への巡訪へ

マレビトの故郷である他界、異界は「常世」とされ、もともと常闇の死者の国であったが、後に世をもたらす理想郷に転じた。また、常世海上にあり、マレビトは海の彼方より箕笠姿で訪れたが、後世、常世を天空や山中に求め、マレビトも山から現れる形になったなどとも説明される。いずれにしても、常世の神こそがマレビトであり、外来神であるとともに、祖霊神であるとも論じられる。

 

ホカヒビト――折口の理念モデル/堀の歴史史料

・折口はマレビト神のみならず、現実に年の折り目などに村を訪れては家々を門付けする漂泊の芸能民や宗教者、さらに乞食をも、マレビトの範疇に捉えてホカヒビトとし、これらは「来訪神としてのマレビト」が後世、変化した姿としている。一見すると、その変化とは神から人へ、芸能者や下級宗教者から乞食や被差別民などへの直線的な「零落の系譜」を示すようにみえる。

 

来訪神研究の嚆矢――柳田対折口、再び

・長谷川は「この論文は、徹底したまれびと論であり、日本の神を祖霊とみる柳田と対立するものであったから、柳田国男も譲れなかったのであろうか」と推測するが、折口は一面ではマレビトを祖霊とも解しているのである。

 

「来訪神」という用語

・近年は一般社会でも人文系学界においても、総称として「来訪神」の使用率が高いものの、未だ日本語として定着しているわけではない。

 

来訪神訪問の音と声

・来訪神役が家々を訪問する際に、トビトビ・トミトミ・トヨトヨ・トロトロなど、来意を告げるとされる畳語の唱え言が発せられる事例がある。行事名や来訪神役名はそれより転用されたものであろう。

 

ナマハゲ系の勧農行事――広域分布試論

・日本の来訪神の代名詞といえば、男鹿の大晦日のナマハゲが思い浮かび、子どもが新年、怠けないように恐ろしさを印象づけて訓戒する行事となっている。同様の行事が東北や北陸の寒冷地方の冬季を中心として広範囲に伝承されるが、これらナマハゲ系行事はなぜ、広範囲に広まったのであろうか。

 

・いずれにせよ、意味は「なもみ(火斑)を剥ぐ」であり、来訪神役が作り物や本物の刃物で模擬的に剥ごうとする行為「なもみ剥ぎ」が来訪神役名・行事名として各地において転訛されていった。「剥ぐ」もハギのみならず、ハゲ・ヘギ(「へがす」から)などの方言があり、青森県下北半島のナガメ、ヘズリ、岩手県上閉伊郡のナゴミ・タクリ、岩手県遠野市のヒカタ(火形)・タクリなどがある。

 

「来訪神」はどこからやって来るのか

・「来訪神」はどこからやって来るのだろうか。行事の起源や歴史に関する文献資料が少ないいっぽうで、「来訪神」の出所に関する言い伝えは比較的多くみられる。それらには、行事内容から読み取れるものと、行事の起源に関する伝承の大きく2種がある。ともに「来訪神」の本質の一端を知るうえで重要な手掛かりであろう。

 男鹿のナマハゲは、この種の言い伝えに関しても多くのバリエーションを伝えている。現行の男鹿のナマハゲで、主人と問答するナマハゲの言葉に耳を傾ければ、その出所は2種あることがわかる。お山、すなわち真山・本山とする場合と、八郎潟・太平山とする場合である。地理的には、前者は半島部の集落、後者は半島付根部の集落で語られることが多いという。真山・本山(いずれも男鹿市内)と太平山(秋田市内)は、いずれも秋田県内ではよく知られた修験の霊山である。また、八郎潟は、半島からみて太平山の手前に位置しており、太平山から八郎潟のスガ(水)を渡ってやって来るという、いわば通過ポイントとして語られることが少なくない。つまり、現行の行事内容からみれば、ナマハゲは近隣に実在する(霊)山からやって来るとみなされていることになる。

 いっぽうではナマハゲには行事の起源譚も複数みられる。その主なものをまとめた稲雄次によれば、①真山・本山の修験者が里に降りてきた修験者説、②異邦人(ロシア人、あるいはスペイン人、中国人とも)の船が難破して半島西海岸に流れ着いた異邦人説、③漢の武帝が5匹の鬼を従えて海の彼方から飛来した武帝説、④「お山」の神、すなわち真山・本山の神が降りてきた山の神説、⑤村人が退治したアマノジャクの恨みを鎮めるために始めたアマノジャク説、⑥真山・本山に隠れ住んでしばしば里に降りてきた罪人に対抗して始めた罪人説、の6つがあるという。

 これらの伝承がいつ誰によって語られ始めたのか、あるいは半島のどの集落で語られてきたものかなどについては残念ながらはっきりしない。

 

・ナマハゲ以外の「来訪神」行事をみても、海説と山説の双方がみられる。宮古島パーントゥは、海の彼方からやって来ると言い伝えられており、特に島尻のそれでは青年たちがパーントゥに扮する場の古井戸が海の彼方の理想郷・ニライカナイに通じるとされる。先に触れたマユンガナシも海の彼方を出所としていたように、南島の行事では海説を明確にとる事例が多い。八重山諸島などの豊年祭で集落を訪れるミルクもまた、東方の海から五穀の種を携えてやって来る福の神とされている。

 また、福井県福井市蒲生で正月の晩に行われるアッポッシャで登場するアマメンも、海の彼方からやって来た蒙古人(あるいは高麗人)を起源とすると伝える。彼らが子供をさらっていったのが行事の始まりというのである。アマメンは青年が扮し、サッコリ(裂織)と呼ぶ木綿の端切れを仕立てた服を着て、海藻のホンダワラを髪の毛にした巨大な赤鬼のような面をつける。家々を訪れたアマメンは、子供を激しく戒め、最後は家人の差し出した餅をもらって去っていく。

 

・いっぽう、吉浜のスネカで五葉山と並んで語られる出所、天狗岩(天狗山)に関していえば、修験の影だけでなくトシドン石との類似も注意される。トシドン石は、飯島のトシドンのうちの瀬々野浦のそれで語られるトシドンの出所である。飯島のトシドンでは、例えば青瀬では普段は子供たちを見守り、大晦日に天から降りてくるとされ、瀬々野浦では普段はトシドン石におり、大晦日にそこから首切り馬に乗ってやって来るとされる。トシドン石は、瀬々野浦から片野浦へ向かう山中に現存する巨岩である。容易に近づけないが、かつて岩の傍らには佐兵衛が松という大きな松と、一軒の家があったといわれる。毎年暮れ、その家を大男(トシドンか)が訪れていたが、あるとき男を殺してしまったためその家は絶えた、という異人殺し伝説も付随する。山中の巨岩は、磐座の一種というだけでなく、修験の霊山と同様に実在する近隣の聖地として注意しておきたい。

 

・そう考えると、薩摩硫黄島メンドンも島内の矢筈岳からやって来るといわれていること、遊佐のアマハゲのうちの島崎で用いられる仮面に近隣の実在地名があてられることなども、この文脈で解すことができる。つまり、修験の霊山や山中の巨岩など、実在するそれほど遠くない場所が、「来訪神」の逗留する神聖な場としての性格を帯びることも意外に多いことがわかる。このことは、海や天といった遥か彼方とはまた違った異界/他界観念を視野に入れてみる必要性を物語っている。

 

・こうした「来訪神」の出所を総合してみると、やはり海と山という二つが主にあてられており、特に山については実在性が重要な要素としてあることがわかる。そこで改めて注目してみたいのは、男鹿のナマハゲの起源譚のうちの③武帝説である。この伝承は、武帝と五匹の鬼が海の彼方から男鹿半島の本山に飛来し、その後、毎年正月に武帝から暇をもらった鬼たちが本山から里に降りて荒らしまわった。それがナマハゲの始まりとする説である。そして、このとき鬼と里人の間で石段積みをめぐる勝負があり、一番鶏の鳴き真似をするという里人の機転で鬼は敗れて五社堂に祀られたとされる。また、一番鶏の鳴き真似をしたのはアマノジャクとする異説もあり、⑤アマノジャク説との関連も示唆する。

 武帝が飛来したとされる本山は、真山と並ぶ修験の霊山で、男鹿半島西端に実在する。赤神権現を信仰する修験道場として栄え、麓には真言宗の日積寺水禅院があった。現在も麓には武帝を赤神大明神として祀ったとされる赤神神社、中腹には五匹の鬼を祀ったともいわれる五社堂がある。

 

「来訪神」はいつ来るのか

・「来訪神」の出所と併せて考えなければならないのが、来訪する時期である。「来訪神」行事の行われる時期で最も多いのは、いうまでもなく小正月である。しかもほとんどは晩に行われる。今回提案の10件でも6件までは、小正月前後、つまり新たな年/季節を迎える際の晩に実施されている。

 

「来訪神」は、何のためにやって来るのか

福をもたらす「来訪神」

・では祖霊とも目される「来訪神」は、そもそも何のために来訪するのであろうか。私たちは、彼らの訪問に何を期待したのか。今回提案の10件からまずみえてくるのは、「来訪神」は私たちに福をもたらすために訪れるということであろう。いうまでもなく折口の「まれびと」は、ここに力点を置いて導きだされた概念であった。

 

通過儀礼としての「来訪神」行事

・福の授受に注目すれば、福を授かる側にとって「来訪神」行事には、通過儀礼的な意味合いもあったといえる。先に触れた初嫁をめぐる習俗は、その顕著な例である。新たに嫁いできた女性にとって、嫁ぎ先の家や地域社会における自身の立場は極めて不安定である。そうした中で「来訪神」を迎えることは、地域社会の一員になるための通過点として不可欠であった。もっともいえば、「来訪神」が訪問してくるということは地域社会の一員として認められつつあることの確認と証明でもあった。

 

災厄を祓う「来訪神」

災厄を祓う/鎮め込める「来訪神」

・「来訪神」が私たちのもとを訪れる目的として、福をもたらすことと裏腹の関係があるのが、災厄を祓うことである。

 秋田県内陸北部、米代川沿いにはニッキと呼ばれる「来訪神」行事がみられる。多くは廃絶してしまっているが、大館市代野のそれは近年復活している。元旦の朝、白い服を着て顔を墨で黒く塗った子供たちが家々を訪れる。玄関先で「ニッキー」と叫んで家人が出てくると、「明けましておめでとうございます」と挨拶し、家人から祝儀や菓子を貰うのである。代野のニッキは、悪い疫病が流行ったときに始まったとされ、ニッキの話は「めっき(滅鬼)」が訛ったものといわれる。ここでは祝いの言葉を述べるいっぽうで、疫病/災厄を祓う「来訪神」の姿を読み取れよう。

 

<災厄としての火斑>

・ケガレ/災厄を持ち去る「来訪神」という点から改めて注目してみたいのが、東北地方から北陸地方に濃密に伝承される一連の「来訪神」行事である。合同提案の10件でいえば、ナマハゲ・アマハゲ・アマメハギ・スネカの4件がここに入る。これらの他にも、この地域にはナモミ・ナナミタクリ・ナゴミ・ヒガタタクリ・ナゴメハギなどと呼ばれる行事が各地にみられる。これらの行事は、いずれも冬季に囲炉裏等にあたっていると身体にできてしまう火斑、及びその火斑を剥ぎ取る行為を行事名の由来としている。

 

火斑/災厄を集める「来訪神」

・そう考えると、ナマハゲの多くが手にしている包丁や手桶は、単なる恐ろしさを強調する凶器ではないことがわかる。包丁は、火斑/災厄を剥ぎ取る呪具であるし、空の手桶も剥ぎ取った火斑/災厄を入れる呪的器(ほかい)とみるべきだろう。

 

・災厄を集めるという視点に立つと、薩摩硫黄島メンドン宮古島パーントゥもまた、その機能を有するようにみえる。メンドンは、2日目、島内をまわる太鼓踊りに従いながら、半ば自由にあちこちに出没するが、最後は踊りとともに海辺に行き、鳴物によって災厄を海の彼方に送るタタキダシに参加する。パーントゥも災厄を祓いながら集落の端から端までめぐり歩き、最後に付き従う主婦が身につけたクロツグセンニンソウを集落の外れで打ち棄てるメンドンパーントゥの行動は、島内や集落に出没してめぐり歩くことで災厄を集め、最後にそれを外部の世界に送り出しているともいえよう。

 

(追い)祓われる「来訪神」

・「来訪神」は、私たちに福をもたらすありがたい存在であると同時に、家々から集めた災厄を身にまとった恐ろしい存在でもあった。遊佐のアマハゲで、福をもたらすいっぽうで訪問を拒むと家産が傾くといわれているのも、拒絶が「来訪神」の恨みを買うというよりも、訪問されないと災厄を持ち去ってもらえないためと考えるべきだろう。瀬々野浦のトシドン石をめぐる異人殺し伝説も、災厄を持ち去ってくれる異人/「来訪神」を殺してしまったことが、災厄除去を滞らせて家の盛衰をもたらしたと考えるのが妥当だろう。

 「来訪神」は、災厄を持ち去ってくれるため来訪を拒否できない存在であるいっぽうで、災厄をまとっているため速やかに立ち去ってほしい存在でもあった。長期間の滞在は好まれず、最後は追い祓われるべき存在であったのである。

 

<贈答/授受の意味>

このように考えてくると、「来訪神」が訪問先の人々と餅や金銭などをやり取りする行為にも様々な意味合いがあると考えられる。第一に考えられるのは、供物として餅をはじめ祝儀や菓子・果物などを「来訪神」に差し出すことである。男鹿のナマハゲが訪れると、家人は餅を差し出す。輪島市和島崎町や河井町の面様年頭では神道の影響から初穂を捧げるが、輪島市五十州や皆月のアマメハギでも餅を、能都町秋吉のアマメハギでは餅や金銭を差し出す。これらは二匹のナマハゲには二つの餅、三匹のアマメハギには三つの餅が差し出されるように、「来訪神」へ供えられた供物とも解される。

 

<「鬼」と「来訪神」>

・災厄を持ち去る「来訪神」とは何者なのか。単純に祖霊と同一視してもいいのだろうか。先に触れたように、「来訪神」は、それぞれの地域社会の歴史や自然環境などを背景に多様な姿に可視化/具現化されてきた。そこには担い手の逞しくも豊かな想像力/創造力が発揮されていた。しかし、そのいっぽうで共通の基盤をなすイメージもあった。一つは先に触れた五体満足・二足歩行という「ひと」の姿であった。そしてもう一つは、「鬼」である。

 

折口信夫、「まれびと」論の生成と来訪神>

折口信夫が残した業績は、国文学・芸能史・民俗学神道学・国語学と幅広い分野に及んでいる。しかしながらそれぞれの分野は多岐にわたって枝分かれしているというより、それぞれが互いに緊密に連絡しあって壮大な学説の体系を創りあげている。

 

折口信夫はこの「まれびと」という概念を創出することによって、日本文学と芸能の発生を説明し、その生成と変容の原理を理論的に説明した。

 

折口は善神よりも悪神に神の本質を見出し、祟り神をもって神の「第一義と言ふべきであらう」と記すシャーマニズムから神を捉えようとするこの視点は、「万葉びとの生活の第二部」として執筆されたという小説『神の嫁』へと繋がるところが見えてたいへん興味深い。しかしながら、それでもこうしたシャーマニズム的視点は人間の側に印象を残した神の像でしかなく、「まれびと」としての神への橋渡しできるような神観念とは言いがたい。

 

<来訪神信仰の女の霊力――柳田國男『海南小記』の刺激――>

折口信夫が初めて沖縄に渡ったのは大正10年7月。その前年の大正9年から10年にかけて、柳田國男が後に『海南小記』に纏められた旅をする。民俗学による沖縄の発見はここから始まるとするのが通説だが、より広い視野に立つならば、明治後半から大正にかけての時代状況が大きく働きかけていたと言えるのではないか。その点で柳田・折口探訪前史を辿ることも必要であろう。

 

・柳田の『海南小記』は、折口を沖縄渡航に導いたというだけでなく、探訪する上でも大きな指針となったのではなかったか。一つは来訪神信仰、もう一つは女性の宗教的生活と女の霊力について纏められた記事である。なかでも折口の探訪心を最も強くかき立てたのが、来訪神信仰の存在であった。「遠く来る神」と題した第13節では、遠くから来訪する神に対する琉球の人々の期待と信仰心に関して、第二尚氏王朝を建てた尚円王琉球建国の始祖となった舜天王を例に挙げ、琉球の伝説には国王やその始祖が遠くから訪れることを語った例が多いと指摘する。これは島の人々のなかに遠くの理想郷から神が訪れてくるのを待望する心が強いことを物語っていると述べ、「此の如きニライ神の遠くの島より寄り来らんことを待って居たのである」と記している。

 

沖縄には海の彼方から訪れ来る神の信仰が伝えられ、それが国王の伝説となって語られ、また祭りに具体的に形姿を大きく方向付けたと言ってよい。とりわけ折口信夫の「まれびと」論は柳田の誘発が大きく、独自の学説形成に大きな導きとなったと考えられるのである。

 柳田國男が『海南小記』の旅で発見したもう一つの大きなテーマは、女の霊力の問題である。奄美・沖縄では御嶽の神を祀る女性をノロと呼ぶ。

 

表象をもたない神――第一回沖縄探訪――

・山原船落成の夜中、人が「神道を通ることは出来ぬ」のは、神道を通って神々が来臨してくるという信仰を抱いているからだろう。「海南小記」で読んで興味をもった折口はこうした話を自ら聞いて、神の来臨を語る沖縄の人々の神に寄せる思いを実感したに違いない。地域もまた時代も異なるが、我々もまた奄美加計呂麻島でアシャゲやトネヤ改築の際の類型的な伝承を聞き取っている。

 今から50年ほど前、神山で鉦が鳴ったのを憶えている。アシャゲの建物を建て替える時、神様は神山から鉦を鳴らしながらアシャゲにやってきた。手に手袋、足も白足袋で包んだ7、8人の神様は、足が地に着かないほど飛んで歩くようであった。アシャゲに着くと神様は尺を持って柱を調べ、気に入らないと柱を尺で叩いた。

 

・どちらの聞き書きでも、神の来臨するさまを「足が地に着かないほど飛んで歩くようであった」、「地に足を着けないでやって来る」と描写している。後者の聞き書きでは、「神様の仕事が済んだら、鳥の飛ぶよりも早く帰っていった。ガジュマルの木のところまで送って行って、そこからウボツまで、1、2分で帰っていった」とも語っている。「ガジュマルの木」とは、オボツヤマの麓のガジュマルの木のことで、そこはシマ(村落)の外れにある。また「ウボツ」はシマを背後から見下ろしているオボツヤマである。

 ここに紹介した加計呂麻島でも、神は村落背後のオボツヤマから降臨し、神道を通って「地に足を着けないで」シマの中にやってきて、祭祀施設のトネヤやアシャゲの改築・葺き替えを音を鳴らしながら点検し、再び猛スピードでオボツヤマに帰っていった。神は人々の共同幻想のなかに現れるという心意のなかの神というより、建物を点検する「音」を通して確かに認知することが可能な神である。折口は土地の人からの聞き書きを通して、神は「音」をもって訪れる存在であることに気づき始めていたのである。

 

・次にB「琉球の宗教」を検討する。この論考については、かつて「まれびとの成立――折口信夫と同時代――」や『折口信夫全集』第二巻解説で詳述したように、『古代研究』民俗学篇第一に収録の「琉球の宗教」は、同名論文ながらこのBに大正12年の成果を増補したものなので、注意が必要だ。「楽土」と題された第二部に、「琉球神道で、浄土としてゐるのは、海の彼方の楽土、儀来河内(ギライカナイ)である」、「さうして其儀来河内から神が時を定めて渡って来る、と考えてゐる」と、後の「まれびと」論を髣髴させるような注目すべき叙述がある。そして、そうした神として「にれえ神がなし」、「なるこ神・てるこ神」、「まやの神・いちき神」、また「あまみ神」を挙げる。「なるこ神・てるこ神」は奄美諸島のウムケで海彼のネリヤから迎えられ、2か月後のオーホリでカミニンジョたちによって神送りされる神。「まやの神・いちき神」は『琉球国由来記』巻十六に見え、伊平屋島のタケナイ折り目の祝詞ミセセルのなかに出てくる神で、カナイのキンマモン(君真物)の異名である。「まやの神」は大宜見村喜如嘉で神送りされる神であり、さらに遠くは八重山のシツィ(節祭)に来訪するマユンガナシの別名でもある。「あまみ神」は久米島の神謡クェーナで崇められる神である。

 

 

 

『現代の民話』

あなたも語り手、わたしも語り手

松谷みよ子  中公新書 2000/8/1

 

 

 

神かくし

まさしくあったることとして

現代の民話を集めていると、何とも不思議な話に出合う。それも、そのときのその場に居合わせたという人の話には実感があって、「まさしくあったること」なのである。

 

・今からもう十数年前、青梅線の御岳の稲毛屋という宿へ、よく仕事をかかえていっていた。ある日、宿の女主人の紹介で郷土史家の清水利さんにお目にかかる機会を得た。そのうち思いもかけず神かくしの話になった。

 

大正12年の7月の朝、青梅線がまだ私鉄で青梅鉄道といっていた自分だという。土地の男衆が、日向和田駅の西の細い小川で朝草刈りをしていた。と、しくしく泣く声がする。振り向いてみると5、6歳の女の子が泣きながら山から降りてくる。どうしたと聞くと泣きながら何かいう。その言葉が聞きとれない。そこでその女の子をおぶって日向和田駅へ連れていった。駅長はその女の子のなまりや姿から、東北地方の山村の子に違いないと、お手のものの鉄道電話で立川の駅長に事情をはなし、各方面に調査を依頼した。女の子は社宅に連れて帰って奥さんに世話をさせた。

 盛岡から通報が入ったのはその日の夕方で、女の子は岩手の山村の子と判明した。女の子は前の日まで近所の子と遊んでいた。それがふっと姿を消した。「戻せかやせ」と鉦を打ち鳴らしてさがしたが、一夜あけても姿はなく、神かくしかといいあっていたという。

 やれよかったと次の朝、岩手県のなになにのどこの駅でおろしてほしいと、大きな木札にくわしく書きつけ、女の子の首からさげてやった。そして握り飯をたくさん持たせて列車に乗せた。数日経てその女の子の両親から、たどたどしい礼状が日向和田駅の駅長あてに届いていたという。

 

何としても不思議なのは前の日、岩手の山村で遊んでいた小さな女の子が、次の朝何故、東京の奥多摩の青梅の山の中に来ていたのか、ということである。大正12年といえば1923年、勿論新幹線もない時代である。村では天狗さんの仕業といったとか。

 

・もう一つ、どうしても説明がつかない、天狗の神かくしと思われる話を、長野県諏訪で教員をしていた赤沼政美さんから聞いた昭和13年(1938)のことをいう。

 秋の遠足で塩尻峠へ遠足にいった帰り途、3年生の男の子が1人いないのに気がついた。初めは呼べばすぐ出てくると思っていたのに、いくら大声で呼んでも返事がない。手わけして捜してもいない。青くなって村の人や消防団、警察と八方手を尽くしてさがしても、姿は見えない。日は暮れる。松明をつくって再度山へ出ようとしているところへ、学校から至急便が届いた。なんとその子は、伊那の本通りの遊技場の前にぽかーんとしてうずくまっていたという。塩尻から伊那まで4、50キロ。とてもとても子供の足で4時間足らずで行けるはずもない。一同顔を見合わせた。

 しかしともかく無事であったとようやく胸をなでおろし、早速担任が迎えにいったが、どのようにして伊那まで来たかは本人にもさだかではないようで、ただ、下にあかりがチラチラ見えたとか、風がビュービューふいたと、ぽつりぽつり語るだけであった。いい小梨をみつけておいたので、採って帰ろうと列を離れたという。

 神かくしか天狗にさらわれたのかとか、当時不思議したという。今ならば車も往来しているが、昭和13年のことなのである。

 

神かくしは天狗の仕業という話が一番多いが、次の話は、神かくしにあった少年が、まさしく天狗にさらわれたと、はっきりいっている例である。福島県小松市櫛淵町で起こったことで、多田伝三さんから寄せられたものである。

 福島県小松市櫛淵町。大正の頃、T家の次男が神かくしに遭った。部落の全家から1人ずつ出て山野を探索したが、3日たっても発見出来なかった。ところが夜が明けてふと家族が門先の柿の木を仰ぐと、14、5歳のその少年が木の上にいるではないか。皆で梯子でかつぎ下すと放心状態で、聞き直したところ、天狗にさらわれて山野を飛び回ったあげく、この柿の木の小枝に掛けたまま飛び去ったというのである。以来、その少年は魂を奪われたようで学校へ行ってもろくろく口を誰ともきかなかった。そのうちに流行性感冒にかかってぽきと死んでしまった。神かくしにあってから半年足らずで若死にした。

 

次の話は狐のしわざといわれた神かくしである。木樵りの幼い女の子が行方不明になり、「かやせかやせ」と探し歩いている声を、新潟に戦時中疎開していた友人の小沢清子さんは聞いている。清子さんが小学1年生のころという。

 木樵りの父と母は狂気のように探しまわり、狐の穴におはぎや赤飯を供えて歩いた。やがて何日か探しつくしたころ、いなくなったあたりの竹藪のそばでその子は眠ったような姿で発見されたが、少しもやつれた様子もなく、愛らしかった。ただ全身にひっかき傷があった。その場所は父母をはじめ町の人が何百回となく探した場所だったという。「子をなくした狐が、さらっていって養っていたんかね」と町の人はいいあった。南蒲原郡見附町という、当時は十分もあれば、町のはしからはしまでいきつくような、小さな町だった。

 

神かくしにあうと、町内村うち総出で鉦や太鼓を叩き、夜はたいまつをつくって野山をくまなく探したものだという。捜索隊のからだを縄で全員つなぐ、さらし1本に手をかけてはなれぬように探す。一升瓶をたたく、茶碗もたたく。太郎かやせ、子かやせ、山の神様、○○さんを出してたもれ、などよび声もさまざまだったというが、全国にこうした風習があったことは、こうした信じ難いことが起こっていたことを示している。高知の桂井和雄氏の著作のなかに、郷土史家寺石正路の『土佐郷土民族譚』の1章があって、興味深い。

 かかる時は失せ人を捜す方にて、近所隣並はいふまでもなく町内村中惣出を以て、昼は鍾太鼓夜は炬明にて野山残る隅なく捜索す。其の月暗く風寂しき夜半鉦太鼓の音陰に響き、失せ人の名を呼ぶ声幽かに聞ゆる時は物凄き思ありて、婦人小児等は恐れて夜出する能はぬこともあり。

 

江戸時代の記録では、讃岐高松藩の目黒下屋敷のお庭番が午後2時頃、天狗に連れられて飛行、その夜の8時に高松の父の許に返されたという。国と江戸との照会文書ではっきりしているという。一笑に附せばそれまでだが、青梅の話を聞いたあとでは、作り事とも思えぬ不思議を感じるのである。

 

天狗や、狐、また何ものともしれぬ神かくしを述べたが、神かくしには山に棲む者との婚姻があって、これは柳田国男の『山の人生』に詳らかである。陸中南部の農家の娘が栗拾いに山へ入って戻らず、親は死んだものとあきらめて枕を形代に葬式をした。数年後、村の猟師が五葉山でこの娘と逢った。自分は怖しい山の者にさらわれここに住んでいる。眼の色が恐ろしく背が高く、子供も何人か産んだがみな持ち去られたという。

 

同じような話がほかにあって、書物の上では出合っていたのだが、私の家に何年か暮らした山形の及位(のぞき)(最上郡真室川町)の少女から「天狗のかか」になった娘の話を聞いたとき、私の喜びは大きかった。以下その話である。

 大正の末ごろという。新庄鉄砲町のフサヨという娘が山菜採りに入ってふっと姿を消し、行方しれずとなった。神かくしかと騒いだが、消息は知れなかった。ところが昭和4、5年のこと、8月23日から始まる新庄祭りの日、雑踏の中にぼろぼろの着物に蓑をかぶったフサヨがいた。友達の娘が見つけて声をかけると、やはりフサヨで「今、及位の甑山(こしきやま)にいる」といった。天狗のかかあになったという。ひどく若く見えたので聞くと「年に一度、天狗に脇の下から血を吸われる。そのせいだ。けどそれが一番辛い」と言った。

 帰るというので友達の娘たちはあわてて、父ちゃん母ちゃんの所へ行こうと言ったが「だめだ、おれ、天狗にごしゃかれる(叱られる)もの」と言うなり人ごみに紛れていってしまった。

 

・この話を語ってくれた及位の少女、佐藤愛子さんは、婆んちゃんから寝物語にフサヨの話を聞いたという。娘たちはフサヨを追いかけたが捕まえられず、その後すぐ、フサヨの家の炉端に詰めかけて、フサヨの父と母に語って聞かせた。それから二度とフサヨを見かけた者はない。

 愛ちゃんは、この話をしめくくるとき、みんなで囲炉裏のはたに、こうやって詰めかけてフサヨちゃんの話をしたんだってよ、と言った。

 

 

ではここで、3年ほど前に奄美大島で聞いた神かくしの話を記してみよう。

 いまから15年くらい前の事です。旧の9月、神月のことで、タケさんという、私の遠い身内ですが、実家で夕食の仕度をしていました。子供もいる40過ぎの女性で今そこで食事を作っていたのに、ふっといなくなった。あちこち問い合わせたり探したりしてもいない。「そのうちに帰ってくるだろう」というので、みんな酔っぱらって12時すぎて、翌日になっても帰らないので、こりゃ大変だって、役場に知らせて山狩りをしたんです。

 私の所へも電話が母からあって、「お願いだから神様の所へ行って占いをしてもらって」という。何しろタケさんの家は無信心で、祖先を大切にしないんです。それで母が私に神様の所へいけと。

 そうしたら、「これはもう、あちこち山を歩いているから、戻すには太鼓をずうっと叩いて、太古の音で呼び寄せんといかん」そういって、名瀬の神様が太鼓を叩きつづけてくれたの。2日叩いて3日目になってはじめて、大笠利の旧道のサトウキビ畑へね、ひょろひょろって出てきた。やせて、幽霊のようになって、あちこち傷だらけで血がでていて。

「いつの間にか、気がついたら家を出ていて、真暗ななかを歩いてたけで、ホタルのような光がまわりにあって道が歩けた」っていうの。それで、「太鼓の音がドンドン聞こえてきて、そっちの方向に歩いていけばいいんだなって。だから怖くなかった。ホタルみたいな光がいっぱいだったから

 あのね、青いホタルみたいな光って、ケンムンのよだれなのね。その光がタケさんを守るように道を照らしてくれて、ユタ神さまの太鼓に守られて3日間。その間、朝露飲んだり、貝食べたり(どうもそれはでんでん虫らしいのですけど)気がついたときは、サトウキビ畑にいて、サトウキビかじってかじって自分をさがしていた車と出会うわけ、自分の家に戻ったら、太鼓は聞こえなくなったそうです。

 奄美にはいまのケンムン奄美地方で河童のことをいう)がいて、さまざまな物語を聞くことができる。しかし、いまあげた例は、ケンムンがタケさんを連れていったのではない。3年後、タケさんはまた神かくしになるのだが、今はここでとどめておきたい。

 

抜け出す魂、あの世への道

<あの世への道>

夢の交流、死者からのサイン

・1994年、不思議な夢の話を聞いた。二人の人の夢が交わっている例である。こうした例はほかにもあり、『現代民話考』にも収めたが、臨死体験によく出てくる花野や川などを共有したこの話は、珍しいように思う。

 話してくれたのは、群馬県妙義山の麓の村に住む、土屋光子さんという友人である

「私、今までこうした話を聞いても、どこかでそんな馬鹿な、と思っていたんです。でも自分に、起こったんです」

 病み上がりだから、ただでさえかぼそい光子さんの声は、細く、ふるえるように電話の奥から伝わってきた。奄美へいっしょに旅をしようと行っていたのに、クモ膜下出血で倒れ、その日のうちに手術、いのちをとりとめた。それが1994年3月15日のことだった。脳の手術をするとショックで血管が細くなり、後遺症がおこりやすくなる……とかで、2週間は薬でとろとろと眠らせるのだという。光子さんはそのまま眠りの世界に入った。

 気がつくと草原に立っていました。花が咲き乱れて湖が見えるんです。野反湖だなと思いました。ところで、湖のむこうに亡くなった母親がいる。伯父や伯母もいる。なんで亡くなった人がいるんだろうと思いました。でも、だまっていて、ものも言わないんです。

 横を見ると、知り合いの五十嵐さんが、御主人や3人の子供さんと来ていました。「何でここにいいるの」と訊くと「山を見にきたのよ」って五十嵐さんがいって、ふうっと目が覚めました。3月28日、主人が呼びかけてくれて、はじめて私、「はーい」ってかすかに答えたんです

って。4月8日、あなたが倒れたってこと、ちっともしらなかった、といって五十嵐さんが見舞いにきました。

「そういえばあなたの夢を見たのよ。野反湖へ主人と子供と行ったの。そうしたらそこにあなたがいて、両手を目にあてて、目が痛くて困るのっていっている夢なの」

 たしか3月の末、28日ごろと思うと五十嵐さんは言ったという。

 

夢で死を知らせる話は数え切れない。ことに戦死を知らせる夢は多く、胸を打つ。

 昭和17年(1942)頃のこと、海で知り合った外語大の三郎さんが中国へ出征した。ある日夢枕に立って「ぼく戦死したよ」と告げた。学生服を着ていた。その後三郎さんの戦死の知らせを聞いた。

 これは私の友人の話である。戦時中というのに海やスキーにも行き、華やかな人で、三郎さんの話はよく聞かされた。その人からの死の知らせだった。

 

昭和20年8月9日の前夜、近藤えい子さんは、長崎師範の学生寮にいる長男が、ぞうりをはいて家へ帰ってきて、別れのあいさつをする姿を夢うつつに見た。目が覚めて、あまりにもまざまざとした姿に不思議に思ったが、そのあとすぐ、長男は原爆にあって死んだのである。これは教育者として高名な国分一太郎氏が現代民話のためにと下さった話である。

 死者からの夢知らせは数え切れないが、死んで生まれた子の墓が陥没している夢をみた若い母親が、墓の近くに住む自分の両親に電話をした。「いや実は、ほんとに陥没していてね、どうにかしなくてはと思っていた」という。四国のそのあたりではまだ土葬なのでお棺が朽ちると土地が陥没したりするという。生まれると同時に死んだ子からの夢の知らせでしたと、私を空港に送る車の中で、若い母親が話してくれたのである。

 

<夢と死>

・夢と死、抜け出した魂と火の玉、そしてあの世への道は切っても切り離せぬつながりがあり、『現代民話考』2巻分をようやくまとめ終わったとき、私の心に浮かんだのは能舞台であった。

 いうなれば能舞台はそのまま現世とあの世ではあるまいか。かけわたす橋懸かりは夢でないだろうか。この世という舞台があってあの世という舞台がある、というのではなく、鏡の松はそのままに、現世でありあの世であるという二重構造に私は魅せられる。もし世界が日常だけのものであったら、なんとそれは味気ないことか。日常のなかの非日常を垣間見るとき、私たちは小さな自分の体験なり知識なりだけでは推しはかることのできぬ、なにかに出合うのではないだろうか。

 

・私が「あの世に行った話」、臨死体験を集めはじめたのは、いまから20年前にもなる。そのとき、レイモンド・ムーディ博士の『かいまみた死後の世界』(評論社)を読み、日本の臨死体験との重なりに驚いた。

 臨死体験のとき、魂が体から抜け出して横たわっている自分を見下ろしている例は、ムーディ博士の記録と重なる。こうした例はたくさんあって、臨死体験で自分の姿を見ているとき、泣き崩れている祖母の頭のてっぺんにハゲがあるのを見つけた、などという笑い話もある。

 

生まれ変わり

前世を記憶する子供

・抜けだした魂、あの世への道。

 このようにたどっていくと、必然的に浮かび上がってくるのは、生まれ変わりである。

 

・1970年頃、私がようやく口が利けるようになった、2つか3つの頃のことです。その日私は母方の祖父母の家に預けられていたんですけど、ふだん、ほとんどしゃべらない、笑わない子だったというのにパーッとしゃべりだしたそうです。

「わたしはマサコだ」って。「ここは私の家じゃない。私の家はこうこう、こういう風になっていて」とマサコの生活をしゃべり始めたそうです祖父母は「この子は何を言い出したのだろう」と途方にくれて、父と母が私を迎えに来た時にこの話をしたら、父の顔色がさーっと変わって、「マサコは私の姉です」と。

 父の姉マサコは数えの5歳の時に、病気が流行ってそれで亡くなった。当時は土葬だったのに焼かなくてはならない病気だったそうです。私の父とは2つちがいの仲のいい姉弟だったそうです。

 

・日本の転生譚で知られるのは武蔵国多摩郡の勝五郎譚で、松浦静山の『甲子夜話』に収められ、平田篤胤による「勝五郎再生記聞」、近くは小泉八雲が「勝五郎の転生」を書いている。文政6年(1823)4月12日付で公式な届出文書が出されているというから、単なる作り話ではない。

 勝五郎は文政12年(1815)10月10日に中野村百姓源蔵の子として生まれた。文政5年、数え8つのとき兄や姉に「もとはどこの誰の子か」と問うた。生まれる前のことは知らないというと勝五郎は、自分はよく知っている。もとは程窪村の久兵衛の子で藤蔵というんだ、そういった。

 姉が怪しんで両親に話そうとすると、泣いていやがった。しかし遂に両親の知るところとなり、生まれた所在、父母の名、父の死後継父がきたこと。6つで死んだこと。棺桶に入れられるとき魂は外に抜け出して、その後は家の机の上にいたこと。やがて白髪の老人に連れられ中野村の現在の家に生まれたことを話した。

 翌文政6年、母親は勝五郎を伴って前世の在所である程窪村を訪れた。勝五郎は母親を案内して生家へ着いたが、家のたたずまいや樹木の様子はまったくその通りで、養父半四郎に会ってみると、話はすべて符合した。

 

幽霊

幽霊はどこからくるのか

現代の民話を集める中で、圧倒的に多いのが死者からのサインであり、異次元の世界であることは、すでに述べた例によってもご諒解いただけるかと思う

 その中で、古くより私どもに親しいのが幽霊である。いったい幽霊は、どこからきてどこへ帰るのか。ここで興味ある一つの意見をご紹介してみたい。

 私はすでに霊界は全宇宙より広大無辺なものであること、霊界とこの世の関係は一枚の金貨の裏表のようにぴったりくっついて切離せるものではないことなどを述べた。私はここでこの世と霊界の関係について一つの比喩をいおう。それは、この世とは霊界の広大無辺な空間の中にポッカリ浮かんでいる一つのゴムの球のようなもので、このゴムの球である自然の周囲は全て霊界で取り囲まれているということだ。――中略――ゴムの球の中にも全て霊界は、しみ込んでいるのだ。ゴムの球の中も実は霊界なのだ。ゴムの球の中以外の全ての空間は霊界なのだが、ゴムの球の中だけは、例外的に自然界と霊界の二つの世界が、同じ空間にともに存在しているのだ。

(『私は霊界を見て来た』エマニュエル・スウェデンボルグ、叢文社、1975)

 

・彼は84歳まで生きたが、後半生の約30年はすべての学問を捨てて、霊界に自由に出入りし、先に述べた大英博物館におさめられた『私は霊界を見て来た』という厖大な著述を残し、自らの死を予言、その通りに没した。カントはスウェデンボルグの能力に驚嘆して書を著わし、ゲーテの『ファウスト』は彼の生涯そのままという。

 とかく霊界の話は眉唾ものとして異端視されがちであるが、スウェデンボルグのように数百年経った今も高く評価され、また世界的な学者や芸術家に畏怖された存在があることは、心にとめたいことである。

 

死を予知する魂

・さて、山崎大佐が死を予知するかのように、玉砕の少し前、旭川へ姿を現わし、ついで、満一年、一周忌にも英霊の帰還をしたことが語られているのだが、私の『現代民話考・軍隊』の編集が校正まで仕事が進んだ時、もう1つ、「山崎大佐の英霊の帰還」が飛び込んできた。ところがこれが北海道ではなく、新潟県の高田市の東部第67部隊なのである。

 

新潟県高田市、東部第67部隊。昭和18年だったと思う。私は第2大隊第7中隊付の見習士官でした。或る日、将校集会所の中食時、週番司令と連帯副官が何か話し合っていた。しばらくたってから「先日の夜間、山崎大佐(アッツ島に行っている)が馬に乗って抜刀し、部隊を指揮して連帯の衛門に向って帰って来る。歩哨が気付いて衛兵司令に連絡した。衛兵司令が衛兵所を出て衛門を見ると、130連隊門まで百メートル位の位置に将校の指揮する部隊がこちらに向かって来るのを発見し、急いで『衛兵整列!』と号令し、週番司令に報告すると同時に、部隊は衛門に入る。ラッパ兵は『皇御国』のラッパを吹いた。週番司令が衛兵所に馳せて来たが、司令には部隊など見えない。本来であれば衛兵司令は軍法会議ものであるが……」と。どうした事か此の事は口止めとなり、あれから44年間このことは消えていた。今、この事件を知っている当時の高田歩兵隊の生存者は数える程しかいない。しかしこれは、山崎大佐が無言の凱旋をしたという事実であり、その数日後、大本営の富永参謀より、山崎大佐は2階級即特進し、軍神山崎中将となったことが発表された。(『現代民話考・軍隊』)

 

・私の友人の多田ちとせさんは、朝鮮半島の38度線を命がけで超え、引揚げてきた人である。そのとき死を予知した火の玉をみた。

 

 敗戦の翌年8月4日未明ピョンヤン平壌)の難民宿舎を脱出、38度線の稜線が見えてきたのは20日の夕方だったと思う。8度線を超える注意があり30名近い人が松の木の下へ集まった。ふとみると子供達が離れたところで丸くなって相談している。大人に置き去りにされないよう、ひもで手を結んで寝よう。いや大人は駄目だ、ひもなんかとっちゃうと真剣だった。毎日、置去りにされる姿や死体を見ているのだ。その中に4歳位の男の子が1人、仲間から離れて縄跳びをしている。何気なく見るとその子の周りを青白い火の玉が着いたり離れたりしている。

 次の朝、5度線に向って静かに歩いた。ソ連の伝令が次の見張り所まで行って戻る15分の間に超えなくてはならないそうで、子供が泣いたらその場で始末してくれ、とよくよく言われていた。ところが、8度線のふもとで、1人の子がけたたましく泣き出し、なだめても泣きやまない。周りがざわめき出し、非難の目が集まった。若い父親はいきなりその子を抱き上げ草むらに入っていった。暫くして父親は1人で帰ってきた。タオルをぶらんぶらんさせて。泣いて始末された子は、昨日の夕方、青い火の玉がまつわっていた子だった。あれはあの子の魂が死を知ってさまよい出たのであろうか。痛ましかった。   (『現代民話考・銃後』)

 

 

 

『異界からのサイン』

松谷みよ子   筑摩書房    2004/9/10

 

 

 

旧陸軍の行進

・これは亡き渋谷勲さんが自衛隊の隊員から聞いた話。実際にあったってやつから聞いたけど、と語った本人が言った。うさんくさい気もするけど同じ様な話を2、3人から聞いたから、それは本当だろうと思っている、と。富士の練習場での出来事という。新隊員は訓練のためトラックで富士へ連れてこられ、宿営の準備をして寝て、夜中、1時か2時にたたきおこされるのだそうで、「今から徒歩で25キロ歩く」って上官から命令がくだる。装備が30キロあって、それをかついで、ザッザッザッと足音が聞こえてくる。彼のいた隊は一番うしろについていた。おかしいと思って傍らについている助教、班付きの教官にきいた。

 

「あのう、うしろから足音がしますけど、別の隊があとから来るんですか」「いや、そういうことは気にせんでいいから、うしろは振り向くなよ。前に伝えろ!」って、へんだと思ったけど、自衛隊にはあるんですよ。逓伝って、うしろから前へ、伝えたりするの。それで、「うしろ振り向くなよ」って前に言うと、「うしろ振り向くなよ」「うしろ振り向くなよ」って前へ、前へ伝わっていく。

 

・ザッザッザッ、足音はせまってくる。思わず、そいつ、うしろを振り向いてしまった。と、青白い顔をした軍隊が、近付いてくる。昔の軍隊の服きて、鉄砲も長いのかついで、ザッザッザッ。それが骨が歩いてくるような、透けて見えるような、目がぽっかりと黒くあいて。ザッザッザッ。冷たい氷のような空気がただよって、とうとう、その部隊と重なって、ザッザッザッ。「ヒェー」からだを悪寒が駆けぬけて、みんないっせいに振り向いてしまった。そして、班付きの上官から全員、失神した。話をしてくれたやつは、小さいときから幽霊とか見ているので、ああ、これは霊だ、と思って、からだのなかを通りすぎていく幽霊の部隊に耐えていたという。

 

 この部隊に出会ったら、とにかく見てはいかんという。だから「うしろを見るな。前向いて歩け、歩け」って。

 

203高地からの死の知らせ

・群馬の土屋光子さんが幼い日、祖母からくり返し、聞かされた話という。

日露戦争の開戦は、1904(明治37)年2月10日。旅順総攻撃3回目にして、12月6日、203高地を占領した。日本軍の死傷1万6935人、激戦だった。

 光子さんの祖父は当時、出征していた。留守を守っていた祖母がある夜、ドーン、というすさまじい音に飛びおきた。つづいて、ドサドサ、ザラザラと、砂利のようなものが雪崩れ落ちてくるような音がつづき、やがて消えた。それっきり、しん、とした。闇の中に光子さんの祖母は座っていた。何かが起こったと考じた。203高地占領の日だった。

 

・ある日、夫の戦友という人が訪ねてきた。光子さんの祖母は、その人によって夫の最後の有様を聞いた。

 203高地の積んであった石垣が攻防戦のさなか、ドーンと崩れ落ちたという。石は光子さんの祖父に直撃、雪崩れ落ちた砂利に埋まった。

 

戦友は僅かの差で命を拾い、祖父を土砂の下から引きだした。「しっかりしろ、妻子のことを忘れるな」とさけんで励ましたという。しかし、ボコボコと音をたてて鼻血を流し、祖父は息絶えた。

 

「その時刻がね、私がドーンという音、ガラガラという音を聞いた時刻と、まったく同じだったんだよ。ふしぎなこともあるもんだ」祖母はくり返し、孫の光子さんに語ったという。夫の死の知らせは、海をへだてて妻のもとへと届いたのだった。

 

ガダルカナルではナィ

・ガナルカナルではナィ、死ぬるとき天皇陛下ばんざいなんて、言わなかったってよ。食べる物なくてさあ、みんな飢えて飢えて、自然に弱って立てなくなるんだってね。

そしてナィ、まだ死んでいねえのに、ハエがよう、こう出たり入ったりたかるから、まず目ん玉からうじ虫が、コロコロ、コロコロ出てくんだって。そのうちからだじゅうに、コロコロ、コロコロ。

 

・ほして、いま死ぬってとき、どんな力でほんな持ち上がるんだが、その腐れかかったからだで立ち上がって、「隊長どの、只今内地から姉が迎えに来ました。帰っていいでありますか」って言うんだと。

隊長も判っててねぇ、「よし、帰れ」って言うとさあ、バタッって倒れて死ぬんだって。生きている人でねえんだよ。死んだ姉ちゃんとか婆ちゃんとかが、迎えに来るんだって、

 福島県国見町の田中ハツさんに根岸真理子さんが聞いた話である。

 

中学生の声が聞こえる

・戦争中は中学生も少年防衛隊として軍に集められた。沖縄の女学生がひめゆり部隊として動員されたのと同じである。最後にはみんな自決させられた。

 戦後その中学生を祀った<白虎隊の碑>というのが山の上に建てられた。夕方など、その碑の下を通ると、今でも大勢の中学生の声が聞こえるという。座間味島の松下トシさんの話である。

 

ひめゆりの女学生たちが

ひめゆりの塔のあたりに、月夜になるとたくさんの女学生たちが集まって、歌をうたいながら髪をとかしているんです。何の歌か判らないけれど、もんぺの女学生で死んでいったひめゆり部隊の女学生が……。

伊芸弘子さんが糸満で聞いた話、たくさんの人が見ているという。

 

 

 

『天国の真実』

マシューが教えてくれる天国の生活

ナチュラル・スピリット   2006年10月10日

 

 

 

 ニルヴァーナ(涅槃・天国)評議会

 ニルヴァーナ評議会は、天国の統治体

・(マシュー)最も尊敬される賢明な魂だけが評議員として検討される。彼らの経歴はさまざまだが、専門や学術的知識よりも知恵がその地位に就くのに最も大切な基準となる。たいていの場合、評議員たちは地球に何度も転生しているが、必ずしも地球での経験に留まるわけではない。

 

評議員は男女、そして両性具有の魂の代表だ。

 

グレート・マスターは、住人でもなければ、体も持たない。彼らの強力なエネルギーは、この太陽系一体から、リラ、シリウス、プレアデスといった地球文明の発展に緊急に関連する星系に瞬間的に移動できるんだ。

 

・たとえば、地球での大量死など、評議会が注目すべき大きな動きがあるときは定期会合はない。

 

・ここでは、もし指導者と住人の間に何かトラブルがあったとしても、本当に統治するのは大衆の意思であって、指導者の意思ではない。それは共和制の土台に則り、選出やリコールが即座にできるんだ。評議員は自信をもって投票する広範な人たちによって選出され、同じようにリコールも起こりうる。

 

・評議会は、この領域にあるいは地球の愛する魂たちに影響を及ぼすすべての事柄を管轄している。

 

評議員の服装は白いローブに金色の紐帯だよ。服装だけを見れば、ここにいる普通の住人と変わりない。

 

 未知の宇宙で絶え間なく続いている戦い

・地球を例外として、僕らに影響を及ぼすすべての領域の統治体とやりとりし合うんだ。地球に関しては、評議会は天使界や霊界の地球外生命体、そしてこの宇宙規模的な大変化の時期にライトワーカー(光の使者)として、地球を援助している人たちや、人間界の上にある文明とやりとりしている。

 

 

 

『ほんとうは怖い沖縄』

仲村清司    新潮社      2012/6/27

 

 

 

ユタ

・すでにふれたように、沖縄には霊能者的な能力をもつ人がわんさといる。そのなかでも自らのパワーを生業としている人をユタという。9割以上は女性。女は男よりも神に近い存在とされる沖縄では、地域の神事や祭祀を司るのは女性で、祭りのときはいまでも女が神官をつとめる。ユタのほとんどが女性というのも、こうした女性上位の信仰土壌があるからに違いない。

 

・彼女たちの主な役割は霊界と交信し、あの世の人たちの要求を聞き、子孫に伝えること。いわゆる心霊判断のたぐいで、先祖供養、結婚・離婚・引っ越し・将来などの見立て、体調や病気などの悩み事の相談、除霊、お祓い、祈祷などもやってのけたりする。内地でいうところの拝み屋のような存在だが、沖縄はその人数がケタガズレに多い。

 

 沖縄県の人口は約139万人。そのうちユタは3000人から1万人もいるとされている。数字にばらつきがあるのは、彼女たちの多くがクチコミ的な存在で、誰がユタなのかといった情報がほとんど表に出ないからだ。そのあたりも奇っ怪ではあるが、ともあれ、沖縄の場合、単位面積あたりの職業霊能者の割合はダントツで日本一になるに違いない。

 

・さすが霊能王国・沖縄ですな。こういうことを生真面目に調査した本があって、その名もずばり『なぜユタを信じるか』(月刊沖縄社刊・友寄隆静著)。書店で見つけたときは思わず「わっ!」と叫んでしまったものだが、この本のなかに「ユタの言うことは何パーセントくらい当たると思いますか?」というアンケート結果が掲載されているのだ。

 それによると20代の平均が71%、30代で62%、40代で67%、50代以上が43%で、これらを平均するとユタの宣託が65%もの高率で当たるとの結果になっているのだ。

 

 こうなるとユタを頼る人が多いのも当然で、沖縄では頻繁にユタの宣託を受ける人のことを「ユタ買い」と呼んでいる。謝礼の相場は5000円~1万円だが、なかにはより当たるユタを探しまわっては判示してもらうユタハンティングのような人がいるとも聞く。

 

・そもそもユタは霊的ステージの高い人が「カンダーリ」という状態を経て、その特殊な能力を得るとされる。カンダーリとは「神ダーリ」、神がかった状態で、その方面の人たちの言葉をそのまま拝借すれば神霊の憑依をうけたり、霊にひきずり回されたりする様をいう。この状態の最中は心身ともに苦しく、激しい鬱や脱力感、ノイローゼ、頭痛、不眠、極度の食欲不振、嘔吐などの症状が現れ、人によってはその状態が数年続くこともあるという。

 

米兵の幽霊

沖縄は超常現象や幽霊などの話が掃いて捨てるほどある土地だが、なかでも戦争で亡くなった人たちにまつわる話は群を抜いて多い。いうまでもなく、先の大戦でこの地が日本国内における最大規模の激戦地になったからで、戦争で命を落とした人たちが成仏できずに帰る場所を探してさまよっている――というたぐいの話がこの島々にはどこにでもある。

 

従軍した米国人記者はこの沖縄戦を「醜さの極致」と表現したが、前述した戦没者数を知れば、実はそれ以上に悲惨なものであったことがわかる。ともかくも90日余におよぶ戦闘で、これほどまでの犠牲者を出した「沖縄戦」という史実は繰り返し思い起こすべきであろう。

 で、ここで話を本題に戻すと――、本書のなかで何度も述べてきたように、個人的には死者は無条件に救われるべきで、成仏しない霊などないというのが僕の立場ではある。

 とは申せ、これほどまでにおびただしい数の戦没者がいれば、あるいは無念の死を遂げた人たちが巨万もいる土地ならば、浮かばれない霊が「出る」という噂が湧くように生まれてくるのも仕方がないのかなと思ってしまう。

 

・夜な夜な軍靴を響かせて農道を行軍する首のない日本兵の幽霊、砲弾で下半身を無くした女の子が匍匐前進しながら近づいてくるという某学校の怪談、戦死した許婚がプレゼントしてくれたハンドバッグを下げながら寂しげに立っている元従軍看護婦の霊………、激戦地になった沖縄本島南部には、そんな幽霊の目撃譚がそれこそ山ほどある。

 

 

 

図解雑学 『日本の妖怪』

編集者 小松和彦  ナツメ社   2009/7/17

 

 

 

妖怪

・妖怪は、人間がそこにいる限りいつの時代・どこの国にも存在している。人知を超えた出来事に感じる畏れや、世の中の変動に伴う不安、共同体の裏側に潜む心の闇などが、妖怪を作り出すからである。

 

・日本文化を知ろうとする者は、どの角度から深めていったとしても、遅くあれ早くあれ、必ずや妖怪に出会うことになる。なぜならば妖怪は村落共同体の信仰生活や神仏の領域にとどまらず、文学、芸術、工芸、音楽といったメイン・カルチャーから、芝居、まんが、アニメーションといったサブ・カルチャーの領域まで広く浸透しているからである。

 

鬼とは何か?  多様な意味をもつ存在

・もとは超自然的な存在や異民族を示していた「オニ」。これらに共通するのは、記録者にとって「よくないもの」ということであった。

 

「よくないもの」の総体としての鬼

・オニの語源は「穏」、すなわち目に見えない超自然な存在であるという。オニにあてられる「鬼」という漢字は、中国においては死霊を表わすものであったが、日本ではより広範な意味をもって使われるようになる。

 

<全国各地に潜む鬼たち>

「岩手」の由来は鬼

青森県鬼神社には、稲作に必要な技術を鬼が伝えてくれたという伝承が残る。秋田県の三吉神社には、三吉鬼と呼ばれる鬼の話が伝わる。三吉鬼は、酒を飲ませると人の手伝いをしてくれたという。また、岩手県の三ツ石神社には、鬼の手形石がある。神に捕らえられた羅刹鬼が手形を押したという岩で、「岩手」の地名の由来ともされる。同じ岩手県の西光寺には達谷窟があり、東北一帯を治めていた悪路王という鬼が、ここを根城にしていたという。福島県に伝わる安達ケ原の鬼婆の伝説も広く知られているが、この鬼女の名も「岩手」であった。

 

実在する鬼ヶ島

・京都、大江山酒呑童子の話で有名だが、その山頂には酒呑童子の棲家といわれる岩屋がある。また、西京区首塚大明神には酒呑童子首塚が残る。

 

岡山県には、吉備津彦に退治された鬼、温羅の砦とされる奇岩がある。吉備津彦の温羅退治は、桃太郎の鬼退治のモデルにされたとも言われている。一方、香川県高松の鬼無には桃太郎が鬼を埋めたという塚が残り、また高松沖にある女木島は鬼ヶ島だとも言う。

 沖縄県首里城近くにある金城御嶽には、人食い鬼となった兄を岸から落として退治した妹の話が伝わっている。

 

天狗とは何か? 初めての登場は日本書紀

天狗の実像

・現在一般に天狗といってイメージする姿は赤顔に鼻が高く、翼を有し、羽団扇を持って飛行する姿が想像される。しかしこのような天狗像は意外にもそう古い形式ではなかった。

 

・天狗が世の中に跋扈し始めるのは鎌倉時代以降、戦乱の世に入ってからのことである。その姿の多くは鳥の鳶の様子で表され、正体は不幸な死を遂げた天皇や貴族・僧侶たちの死後の姿であるとされた。彼らはその恨みのために天狗となって世の中を狂わせていると解釈されていく。

 

・江戸時代以降、天狗は霊山を崇拝する宗教と結び付られ、眷属として諸山に活躍の場を移し、信仰の対象となっていった。現在多くの人が想像する鼻高天狗のイメージもこの時代から登場する。このような信仰の対象とされる背景には、庶民の間で脈々と伝えられてきた天狗の姿がある。

 

宗教と天狗~鼻高天狗の誕生 仏教説話に描かれた天狗

中世の世に強大な力を示す天狗

平安時代後期に記された仏教説話集『今昔物語集』には、12話に及ぶ天狗説話群があり、当時の仏教界における天狗という存在の重要性がうかがえる。ここでの天狗は、「魔」としての性格を帯びており、仏教に抵抗する反仏教的な存在とされる。

 

・また、山伏はその組織体制が山を母体とし、独自の作法を有するために、江戸時代には民間からも天狗のようであると比喩され、次第に山伏自体をも天狗と呼ばれるようになっていった。現在の山伏装束に似た天狗像はここに端を発するのであり、以後天狗像の体系化がなされていく。ここに鼻高天狗の源流としての天狗像が誕生するのである。

 

太平記』の天狗はスケールが違う!

・同じ中世でも『今昔物語集』は天狗説話の宝庫であるのに対し、『太平記』になると天狗が日本の歴史を作り上げていく著名な人物と深く関わり、その人物をも左右させる力をもって描かれる。

 

・『太平記』で有名な「高時天狗舞」の情景。北条高時は田楽舞にうつつをぬかし、日夜田楽に狂っていた。ある夜、高時が一人で舞っていると田楽法師が現れ、高時とともに舞い始める。侍女がそっと様子をうかがうと、彼らは田楽法師ではなく、嘴を有し翼を生やした山伏姿の天狗であった。

 

山の守護者、天狗の伝承

・同じような現象のものに、天狗の「神隠し」がある。突然姿を消した者が、後日見つかって事情を聞くと天狗に連れられて各地の霊山を巡ったり、東京見物をしたりした、という内容のもので、北は秋田県から南は鹿児島県まで全国に及ぶ。

 

神隠しと天狗小僧寅吉

・天狗の神隠し伝承は、古く鎌倉時代の「天狗草紙」にも描かれ、伝承世界でも天狗にさらわれたと話されるものが数多く確認されている。天狗の神隠しで有名な話に、江戸時代の天狗小僧寅吉という人物がいる。寅吉は、常陸岩間山の首領である杉山僧正という天狗に連れられ、さまざまな呪術や飛行を行ったと自ら証言し、時の国学者平田篤胤による『仙境異聞』にまとめられた。寅吉の証言によると、天狗の飛行は、綿を踏んだような気持ちで、矢よりも速く、ただ耳がグンと鳴るということである。

 

河童とは何か? 水辺に現れる奇妙な生物>

・最もポピュラーな妖怪である河童。出現は江戸時代中頃であり、当時のメディアに乗って日本中に広がった。

 

水の神(精霊)が零落した妖怪か

・今日イメージされる河童が日本に出現したのは江戸時代も中頃に入ってからであるといわれている。カッパという呼び方は関東地方のもので、太平の世が続き、通信が発達して学問が盛んになり、知識の交流が活発になると、都市部には全国から水辺に現れるという奇妙な生き物の行動が報告され、その姿を描いた図像も集まり、さかんに研究されるようになった。

 

・当時は自然界の不思議な出来事を科学的に説明しようとする「本草学」という学問が盛んであり、学者たちは各地で起きている河童という妖怪現象の正体を、ある特定の生き物に絞り込んで暴こうとしたのである。こうして日本中の伝承を統合して誕生した「カッパ」は、十分に発達した江戸時代のメディアに乗って今度は日本中に広がっていくことになる。

 

・特に注目されたのは、水辺にやってきた馬を水中に引き込んでしまうという河童の行動である。

 

・では、馬を水中に撮ってしまう河童とは、神の眷属だろうか。それ以外にも、各地に残る水に関する祭祀や習慣との河童の関わりはいくつか見出され、このことから、河童は社などに祀られる神様よりも一段下の水の神(精霊)、あるいは水の神が人々の信仰を失い、醜い姿の妖怪として零落して人々に悪さをするようになった存在として考えられるようになったのである。

 

全国各地の河童の伝承

・河童にまつわる伝承は、全国いたるところに残っている。私たちが今日イメージしている河童は、それらの集合体ともいえる。

 

各地で異なる河童伝説

・河童の呼び方は地方によって異なり、主に青森地方ではミズチ、ミンツチ、関東から東北にかけてはカッパ、中部地方ではカワランベ、佐渡能登などではカワウソ、近畿地方ではカワタロウ、ガタロー、四国・中国地方ではエンコウ、九州の大分ではドチ、宮崎ではヒョウスベ、熊本・鹿児島ではカワワラワ、ガラッパなどと呼ばれているが、これらの呼び方は各地域だけにとどまらず、全国的に点在している。

 

河童の現在~キャラクター化をめぐって

まんがやマスコットとして愛される河童たち

・「民話のふるさと」として『遠野物語』の観光資源化を図ってきた遠野市では、その火付け役となり、中核となった「河童淵」を前面に押し出した「カリンちゃん」というキャラクターを市のマスコットとして採用した。これは1992年の「世界民話博」の開催をきっかけとしたものであり、小さな子どもを彷彿させる姿で、当時遠野市の市花であったリンドウ(現在の市花はヤマユリ)をかついでいる。河童の「カ」とリンドウの「リン」を合わせた名前であるが、その愛らしい姿には不思議な力で家人を動けなくして家の女を犯し、奇形の子を孕ませる、『遠野物語』の恐ろしいイメージの河童の面影はない。

 

 

 

『河童・天狗・神かくし』現代民話考1

松谷みよ子)(立風書房)1985/7

 

 

 

 山の神などによる神隠

  ある時、この部落の小さい女の子がふっとかき消すようにいなくなった。部落総出で探してみても、いっこうに手がかりはない。幾日かたって、また、ふっと現われた。その現われ方がまた不思議なことだった。この部落のはずれの薬師堂の梁の上に、その女の子はちょこんと坐っていたんだ。村の衆は、あれは薬師様にさらわれたんじゃっていった。  (長野県)

 

岩手県和賀郡がはんらん和賀町横川目。私が15歳の頃(昭和10年前後)の事件である。大雨で村の中央を流れている尻平が氾濫した。その日、私の部落の幼児(5,6歳)が見えなくなったという騒ぎが出た。消防団も出たりして、部落総出で探しまわったが、夜中になっても見つからなかった。きっと川に落ちて流されたに違いないというので、川下を探しまわった。ところが、なってその幼児が川向うの山の中で無事で発見された。これはどう考えても不思議なことでした。その川には、丸木橋一本かかっているだけで、当日の大雨の氾濫で大人でも渡ることが できない状態でした。

 

・長野県上伊那郡。浦の新三郎猟師といえば、山の神様となれ親しんだ逸話の持ち主として知られています。明治の初年のこと、新三郎は金子勢五郎猟師と連れだって仙丈岳へ猟に出かけましたが、二人は途中の小屋で単独行動をとることにきめ、別れ別れになりました。それから1週間、新三郎猟師は、杳として消息を絶ってしまいました。村人に依頼して山中を捜索してもらいましたところ、勢五郎と別れた小屋に戻っているところを発見されました。新三郎の話では、小屋を出てしばらく行くと、立派な婦人が現われて手招きするのに出会いました。誘われるままについて行くと、苺などの実る場所へ連れて行かれ、たらふくごちそうになりました。

こんなわけで、山にいる間は、ついぞ空腹を感じなかったという話でした。村人はその女性を山神であるとみていますが、山神男性説をとるこの地方にも、こうした観方のあることはおもしろいことです。

 出典:松山義雄著『山国の神と人』(未来社

 

和歌山県西むろ郡上三栖。紀州西むろ郡上三栖の米作という人は、神に隠されて二昼夜してから還って来たが、其間に神に連れられ空中を飛行し、諸処の山谷を経廻って居たと語った。食物はどうしたかと問うと、握り飯や餅菓子などたべた。まだ袂に残っていると謂うので、出させて見るに皆紫の葉であった。今から90年ほど前の事である。又同じ郡岩田の万蔵という者も、三日目に宮の山の笹原の中で寝て居るのを発見したが、甚だしく酒臭かった。神に連れられて、摂津の西ノ宮に行き、盆の13日の晩、多勢の集まって酒を飲む席にまじって飲んだと謂った。是は六十何年前のことで、共に宇井可道翁の璞屋随筆の中に載せられてあるという。

 

・昭和二十年頃の話。私の家の近くの男の子(小六年)が昼間、にわとりをいじめたから神かくしにあって大騒ぎとなりました。井戸のそばにしゃがんでいたそうなのに、家人にはその姿が見えず、子供には家人の姿が見えるけど声が出なかったそうです。二昼夜、その状態だったそうですから神かくしに違いないと、父母が言っていました。青森県

 

 

 

越中 怪談紀行』

高岡新報  編    桂書房   2015/9/3

 

 

 

黒部の隠里   黒部市

下新川郡愛本の入口に黒部村という所がある。この村の老若打集まって碁会を始め、番々を立てて宿を為し慰んでいた。ある時60ばかりの老人がこの碁会へ来て、私も碁が好きであると言って傍で見物していた。

 

・村の人々もこの老人の強いのに感心し、代り代り打ってその日も昏て仕舞ったが、その後は毎日のように老人が碁会に遣って来る。

 

・そこで翌る日老人を携えて、貴方の宿所を聞かせたまえ、そして一度貴方の家で会を為したまえと勧めた。すると老人はそれはいと易いことである。明後日迎えに来る故、皆々揃って来なさいと言って帰った。さて明後日となって、朝早くから老人が迎えに来たので、一緒に村の人8人連れて行くこととなった。8人の者共は愛本の川上の方から向岸に渡って滝の落ちる所まで行った。そこで老人は立止まり、我は隠里(おんり)に住む者である。この滝簾を潜って行けば、人の知らない道があると言って、その滝の中へ飛び込んだ。8人の者も何心なくこの滝簾を潜ると、老人の言葉の通り道があった。ここを十四五丁も行くと、向うに門が建っている。門の中に棟が並べて家がある。

 

・さて8人の者共はこの行届いた立派な座敷に座り、景色のよい庭園を打眺めていると、そこでこの家の主人なる彼の老人が出て来て、この所へよくこそ来て下されし、ゆるりと逗留して遊びたまわれ言いながら様々なご馳走をして饗応してくれる。するともう、その中にも碁の好きな連中のことなれば、早や盤を持出して代る代る打ち始めている。

 

・かくて二三日も逗留したので、8人の者共も家の事が気掛かりとなり、いざ家へ帰ろうと言い出した。老人はさらば帰宅される前に、何がな馳走にと思い容易に求め難い魚を手に入れたゆえそれをご馳走する。

 

・主人はこの魚を料理して座敷へ持ち出し、この魚を食すれば長生きする効き目がある、皆々ゆるりと召上れと言った。8人の者は有り難しと礼は述べたものの見たことも食したこともない魚ゆえ、無気味に思いさような珍しい魚は一人で食するは惜しければ土産にすると言い、それを紙に包んで、やがて厚く礼を述べてその家を立出でた。

 

・主人はさらば滝の所まで見送り申さんと言いながら、滝の所で暇乞いして立別れた。8人の者共は紙に包んだ魚は皆途中で捨てて仕舞った。その中の一人だけは家へ持ち帰った所、家の子供で何とも知らず食ったのがある。この子は後に8百歳まで長生したと言い伝えるが、8人の者共家へ帰って見れば、家の者共死人が甦ったとて喜んだのも道理、ほんの二三日の逗留と思った間は3年の月日が経過していた。またその魚は人魚であったと言う。

 

大滝谷の大滝

この滝には、時折どこからともなく碁をうちに来る翁が、ある日、お礼に村人たちを大滝をくぐった向こう側にある自宅に案内し、帰ってきたら3年の歳月がたっていた、という伝説が残っている。

 

異人のくれた書 魚津市

・島佐平というものが夜中に邑を行く。風雨があって月が暗い。油衣(かっぱ)を着けたもの4人に街で遭った。この4人のもの佐平にかって曰く、われらは紙を需めているわれらの為に買ってくれよと。その言葉つきが甚だ鷹揚である。そこで紙40枚を買って与えた。するとその価も出さずまた謝することもせずして去って仕舞った。佐平も別にこれを咎めずに別れた。あくる朝早く庭に出ずると、異人があって立っている。その容姿は気高く、眉は美秀、威風が有る。佐平が首を下げるのを見て異人の言うには、われに従って来れと。

 

・佐平は異人に従って、常に知っている途を歩むこと百歩ばかり。又今まで見たことのない山野を行くこと五六里にして広い野原に到った。そこには席を設けて20余人のもの列居して酒宴を催している。その人を見るに皆自分を伴った異人と同じことであるが、ただ老人があったり少年があったりするだけの違いだ。

 

・一小児があって三四歳に見えるが、この異人等の間にあって能く仕えている。一老人はこの小児に命じて、汝を役人へ送る書を書せと言った。小児は紙や筆を出して書く。

 

・佐平はその中の二つだけ食した。その余りは持参し、いよいよ別れを告げんとすると、その異人はまた餞(はなむけ)として言うには、汝父母に仕えて能くその力をつくせよ鬼神を祭るに能く誠敬なれ、能く汝の産業を修めよと。かくてまた送られて途五六里にして佐平の知っている旧道へ出た。送って来た異人がさらばと言って別れたと思えば、忽ちその姿が消え去った。

 

・佐平は一人となって日暮れ方に家へ帰って来た。そこでその与えられた書を見れば、前夜自分が買った紙である。書は拙くないが読んでもその文章の意味が分らない。この島佐平というのは魚津の人である。時は明和元年(1764年)のことであった。

 

天狗様と京見物    富山市

富山から半里ばかり南の方に太郎丸というのがある。今は富山の町もだんだん南へ延びて行ったからこの村まで町つづきのようになって仕舞った。この村の百姓の子で、富山へ養子に遣られていたものがあった。ある時その養父の某が、この子に向かって、家に藁が少し入用であるから太郎丸へ行って貰って来いと言った。その子の名は与太郎である。

 そこで与太郎は親の所へ行ってその話をすると親共は、それは何より易いことであるといって言うだけ与えた。当時11歳の与太郎は藁4束を担いで帰って行った。

 

・話変わってこちらの養父は与太郎の帰りを今か今かと待っていたが、その日は帰らなかった。あくる日になって、太郎丸へ問合わせると、昨日七つ頃に藁を担いで帰ったに相違ないとの話。それは大変、何所へ行ったものであろう神隠しに逢ったのでなかろうかと、宮や林の中を、鉦太古を打ち敲きながら与太郎与太郎と呼び廻って歩いた。すると与太郎は、太郎丸を出て3日目の暮れ方に、富山の東に当る一里離れた、新庄の宮の前に佇んで居るのを見つけ、漸く連れ帰って翌る日、気の鎮まったところで、如何した理由で新庄へ行ったかと訊ねた所、与太郎の言うには、自分は藁を担いで太郎丸から田地方まで来て、橋の上で藁を下し休んでいると宮の林の上に緋の衣を着た出家が綾を織って居た。面白そうであるからこれを眺めて居ると、その出家は何と面白いであろう、我と来ればまだまだ面白いものを見せてやろうと言いながら、自分を抱えてとある山へ行き、ここを知っているかと問うたから知らぬと答えたら、ここは加賀の白山であると言った。

 

・それから寺の座敷に入ると沢山の人が酒盛りをしていた。そこで酒を飲み菓子を食いまた抱えられて、京へ至った。そこで芝居を見に行き、桟敷に至ると大勢の見物人が居り、さて菓子、にしめ、酒など取り散らせるのを飲み食いして見物し、町を見物するといって連れていかれた。

 

・またこの出家に抱えられて高い山の頂上に至った。ここは立山である。本社を拝めとのことで、神前に至ってこれを拝し、今度は大きな伽藍の堂の上に至った。ここは信州の善光寺であった。阿弥陀を拝し終って、それから最後に林の上へ来たのが、新庄の宮であった。そこでこの出家がお前の家はこれから近いと言って背中を一つ叩かれたら空から下へ落ちた。その後は何にも知らないと答えた。

 

売薬屋が泊まり合した天狗の宿

天狗は居るとか居ないとかについて昔から色んなことを云う人もあるようだが、事実は到底否定は出来ない事でしょう。只今お話申すのは、つい先達てあったことを聴いたのです。当市諏訪河原三橋清助と云う売薬さんが有ります。その方が但馬方面に売薬行商に行かれる、その旅先であった話です。

 今春売薬に旅立ちせられた時は、丁度奥さんが身重になって居られたので、しかも臨月に近い所でしたので、行商先でも清助さんが常に、うちのことを案じ、奥さんのことも案じつつ旅先を廻って歩かれました。

 

・ところが、但馬の国である家に泊まり込まれました。ご承知の通り売薬さんは旅先では一部落を廻られる間は、ある村の庄屋とか何とか云う、その村で有数な家に10日とか15日間とかまで滞在して「富山の売薬さん」で大層優待も受ける。それに毎年毎年そのようにして参りますから、それら家族とも親しくなって何事も話すようになっている。

 

・ところで、ただ、ある家とばかり承って所と家の名を聞きませんでしたが、ある家に泊まっていた間に、その家の主人に奥さんの身持ちのことから、うちの方の心配になることを話しますと、宿の主人は「それ程ご心配ならば私が見て来てあげましょう。今日は少し忙しいから明日は必ず見て来てあげる」と言われるから非常に驚いて、何百里ある所を時間と費用を使ってそれ程までして下さらんでも大丈夫、ただ案じられると話しただけです、と打ち消しますと、宿の主人平気に澄まして「なに訳がありません」と言っています。さて、その明日は例のごとく売薬に付近の村を廻って夕方帰って参りますと、主人は直ぐ行ってきました。貴方のうちはこんな家で、座敷はこれこれで何の間に奥さんが居た、子供は一昨夜生まれて母子共に健全、男の子だからお喜びなさいと云われて、更に驚いた。

 

・子の生まれたことは分からないが富山へ一度も来ない人が自分の家の様子をスッカリ云うから一体どうしたのですと尋ねると主人は平気で私の家は代々天狗の宿をしているので、それ位の便宜は取り計って貰えますと云う。明治聖代にも変なことを聴くものだと思えながら天狗さんの様子を聞きますと天狗と云っても別に鼻は高くはない、ただの人間と同じで老人である事は事実、それにその友達も時々お遊びに御出でるが皆白髪の老人のみです。唯、潔癖でその室が少しでも不潔だと小言を並べられるので非常に気がういとのこと。清助さん好奇心に駆られて一度会わせて貰いたいと頼むと、天狗は主人だけの眼に入るが、その外誰の目にも入らぬとのこと、それならばどうして私の家を見て来たかと聴くと、それは天狗に背負われて眼をつぶすと2、3分間にして数百里の所へ達するとのことである。そして2日経つと果たしてうちから手紙がきて男子分娩母子共に健全とのことに驚かされた。それから売薬を終わって国に帰り、こんな人が来て行ったかと聴くと何も知らぬと云った、しかも、うちの当時の様子と宿の主人の云った事と少しも変わらなかったそうです。

 

 

 

『最近UFO学』  

東京大学UFO研究会)(勁文社)1991/7

 

 

 

エリア51 S-4地区の秘密

エリア51(ネバタ州ラスベガスの北東部地域)内にあるS-4と呼ばれる地区はUFO研究が行われていると噂されている場所である。この地域は砂漠の真ん中にあり、四方を山に囲まれているため周りから内部の様子を見ることがまったくできない。

 

・この秘密施設の中でUFOの推進エネルギーの研究を行っていたという証言者が現れ、一躍UFO研究家の注目を浴びた。この証言を行ったのは、ロバート・ラザー氏という物理学者で、彼はエリア51内にある研究施設で現物のUFOの推進エネルギーの研究をしたというのである。ラザー氏は、EG&Gという会社に勤める契約をしたところ、会社ではなく、エリア51の中にある研究施設に連れて行かれ、驚いたことに宇宙人に関する資料を見せられた。その資料には、宇宙人の解剖写真まで載っていたという。さらに閉ざされた格納庫に連れていかれ、その中にあるUFOを魅せられた。そこには3機のUFOがあり、そのうちの一機の推進エネルギーを研究するように命ぜられたという。

そこには閉ざされたままの格納庫もあり、数から考えれば、全部で9機のUFOがあったはずだと証言しているが、実際に見たのは3機である。またUFOは実際に宇宙人から提供されたものだということだった。

 

 

 

『宇宙と人間の謎』  人類に危機が迫っている

 (深野一幸)(成星出版)    1998/2

 

 

 

 異次元からの宇宙人がいる

Q.: 異次元からの宇宙人が来ているというのは本当か?

A.: 容易に信じられないが、真実のようである。宇宙は多次元構造でできており、我々の住む物質世界は三次元世界である。地球に進化した宇宙人がやって来ているが、彼らは、三次元世界からのみやってきているのではない。四次元世界にも、肉体を持った人間の宇宙人が存在し、地球にやって来ているようである。

 

 4次元も物質世界

・オスカー・マゴッチが行った星は4次元の「アルゴナ」という惑星である。ただし、地球の次元と4次元は同じ空間にあるが、波動が異なるため、お互いに見えない。マゴッチのいう4次元や5次元は幽界や霊界ではない。れっきとした物質世界である。3次元から4次元への移動は、UFOに乗りUFOの波動数を上げることにより行う。波動数を上げると3次元世界が徐々に消え、4次元の物質世界から3次元の物質世界への移動は、UFOの波動数を下げることにより行う。すると、4次元世界が徐々に消え、3次元世界が現れる。

 

 4次元の肉体を持った人間の特徴

4次元の肉体を持った人間の宇宙人は、次のような特徴を持つ。

振動数が高く地球人の目には見えない。振動数を下げると見える。

 

極めて高度な科学技術を発達させている。

 反重力で飛行する宇宙船(UFO)を開発している。

 

精神性の高い人間である。

 人間の輪廻転生や宇宙のしくみを知り、創造主を敬う精神性の高い生き方をしている。

 

超能力人間である。

 肉体の振動数を変える能力、テレパシー能力、マインドコントロール能力、予知能力、オーラを見る能力、ヒーリング(病気を癒す)、テレポーテーション(瞬間移動)、物体浮揚、物質化、透視などの超能力を持つ。

 

寿命が非常に長い。

 地球時間で、200~800歳である。

 

お金(貨幣経済)のない社会を実現している。

 欲しいものは無料で手に入る。

 

  5次元以上にも生命体は存在するか?

・5次元以上にも生命体は存在する。以下はマゴッチの伝える情報である。

◆5次元の生命体

  • 4次元の宇宙人(人間)が進化して、肉体に宿ることを卒業した霊的生命体、自分の意志で肉体を持った人間になることもできる。
  • 宇宙の階級では、第5階級で、密度でいえば第5密度の生命体。
  • コズミック・トラベラー(宇宙の旅人)とも呼ばれ、6次元のガーディアン評議会の命令で、遅れた星の宇宙進化の促進などを行う。

 

◆6次元の生命体

  • 5次元の生命体が進化した霊的生命体。ガーディアン(守護神)とも呼ばれる。昔、肉体を持った人間であったが、霊的に進化して霊的な存在となった生命体で、人間世界を指導している。
  • 50人のガーディアンでガーディアン評議会を構成されている。
  • 宇宙の階級からいえば、第6階級で、密度でいえば、第6密度である。

 

◆7次元の生命体

  • 6次元の生命体が進化した高級な霊的生命体。
  • アセンディド・マスター(高級教師)とも呼ばれ、7人存在する。
  • 宇宙の階級からいえば、7等級という。密度で言えば、第7密度である。

 

◆創造主(偉大な潜在界)

  • 究極の次元には、金白色のとてつもなく大きな光で、全てを包含する存在がある。
  • これは、宇宙を創造し、宇宙全体を統御しており、神、宇宙意識などとも呼ばれる。

 

 進化した高等知性体

 地球人、進化した人間の宇宙人、高級な霊的生命体、これらはどんな関係にあるか?

・地球人が何度も輪廻転生して霊的に向上し、地球を卒業すると、4次元の星の人間に転生する。これがアーガスやドン・ミゲルなどの進化した人間の宇宙人である。

4次元の進化した人間が、さらに進化すると肉体に宿る束縛から開放され、5次元の霊的生命体になる。5次元の生命体は、自分の意志で肉体をもった人間にもなることもできる。このような存在がクェンチンである。

5次元の霊的生命体が、さらに霊的に進化すると6次元の霊的生命体になり、6次元の霊的生命体が、さらに進化すると7次元の霊的生命体になるわけである。

 簡単にいえば、地球人の進化した存在が、宇宙人であり、宇宙人の進化した存在が高級な霊的生命体になるという。

なお、霊的に上位の生命体は下位の生命体をサポートする義務がある。

 

 

 

『ついに、愛の宇宙方程式が解けました』

神様に溺愛される人の法則

保江邦夫  徳間書店  2015/11/5

 

 

 

・僕は常に空間を友として人生を歩んできた。その事実にようやく気づくことができたのが、2015年の5月。そのこと自体が、まさに長年僕の追い求めてきた「愛の宇宙方程式」の解だったのである。つまり、どうすれば幸運に恵まれ、神に愛され、天使に護られるようになるのかという疑問に対する極めて単純な解答は、単に「空間を友とする」というだけのことだった。

 

アメリカ・エリア51での大冒険

アメリカインディアンたちもそれを見分ける感受性があったのだった。

セドナ・ヴォールテックスの上空には、よくUFOが飛来するというガイド兼運転手の言葉で全員が空を見上げたのだが、残念ながらそのときはUFOを見ることはできなかった。それでもジョセフソン博士を含めた全員がUFO談義で盛り上がった。その帰路、僕は国際研究集会後、お隣のネバダ州にあるといわれているアメリ連邦政府の機密研究施設エリア51を訪ねてみるつもりだと白状した。

 

・こうして、日本人2名という外国人4名による、アメリ連邦政府隠蔽工作を暴くための危険極まりない旅が始まった。むろん、我々4人はグランドキャニオン見物やナイアガラ瀑布観光の延長程度のつもりで、いたってのんきな長距離ドライブを楽しんでいた。朝から昼食時以外は走りっぱなしという強行軍で、何とか日が暮れるまでにはエリア51にいちばん近いとされるアラモ村に到着した。

 

・食堂の主人にエリア51までの道を教えてもらった。1時間ほど砂漠の道を走った先に、エリア51へと向かう舗装されていない荒れ道がある。その荒れ道をさらに1時間ほど走った先にあるのがエリア51の入り口だった。

 

・1時間ほど走り続けた車は、「コヨーテ峠」と記された小高い丘の上に差し掛かった。アラモの村からこのコヨーテ峠の間にエリア51への荒れ道があると聞いていたが、それを見過ごしたことに気づいて車を路肩に止めた。すぐに引き返せばよかった。だが、このコヨーテ峠からは夜間にエリア51上空を飛行実験するUFOが目撃されるという話も聞いていたため、窓を開けてしばらく夜空を見上げていた。

 

・「あれはUFOの牽引ビームなんかじゃなくて、エリア51の警備車両が我々を威嚇するために放ったサーチライトだったんだ。後ろから2台のジープが猛スピードで追いかけてくるぞ、クニオもっとスピードを出せ!!」

 

・とはいえ、新手も加わった3台の追手は依然として猛スピードで我々を追跡していたわけで、危険な事態は何ら改善されてはいない。そのまま30分以上砂漠でのカーチェイスを続けていく間に少しずつ落ち着きを取り戻していた僕の頭は、それでもアドレナリンのおかげで高速回転の状態が維持されていたようだ。必死の運転を続けながら、それまで観たハリウッド映画のアクション場面を次々に思い出していた。カーチェイスの果てで主人公がどんな行動を取っていたのか、その中に今現在この自分が置かれた状況にいちばん近いものを見つけ、これからの行動の指針とするためだった。

 

・主人公の英語の台詞までもが細かく思い出されたとき、好都合にも前方からアラモの村の明かりが飛び込んできた。村外れに差し掛かる頃には、24時間営業のガソリンスタンドの看板が視界に入り、ハリウッド映画の主人公気取りの僕は、車内の3人に簡潔な指示を出した。

「いいか、あそこのガソリンスタンドの事務所の前に車を横付けにして止めるから、3人とも自分のドアから車外に出て事務所の中に走り込むんだ。車のドアは開けたままでいいから、できるだけ素早く飛び込んでくれ。僕もエンジンを切ったらすぐに出ていく。いいな、今のうちに全員シートベルトは外しておけ」

 

・スコットが「エリア51の近くから警備のジープ3台に追いかけられてきたんだが、我々だけなら逮捕されても誰にもわからないので、このガソリンスタンドに飛び込ませてもらった」と答えたところ、「おかしいな、警備兵たちは夜中にエリア51に近づこうとする連中をちょっとだけ脅して追い払うだけで、普通はこんな村の近くまで追いかけてくることはないんだが……」と訝しそうな表情でカウンターから出てきてくれた。「俺がちょっと外を覗いてくるから、君等はそこでコーヒーでも飲んでいてくれ」と告げて出ていった彼が5分ほどで戻ってきたとき、その顔は確かに深刻な表情になっていた。

 聞けば、ガソリンスタンドから50メートルのところに3台のジープが止まったままだったといい、彼等が諦めて基地に引き上げるまでここにいたほうがいいと言った。我々は若い店員の厚意に甘えることにして、店の中にあったスナック菓子などをコーヒーで流し込み、長時間の籠城に備えた。

 

・幸い30分もしないうちに警備のジープは立ち去り、店員に心からの礼を伝えておそるおそる車を出し、村のホテルへと帰った。無事にホテルにたどり着き、各自がそれぞれの部屋に入れたときは、すでに夜中の2時近くになっていた。その日は早朝にアリゾナ州ツーソンの街を出発し、かれこれ18時間も運転しっぱなしだった僕は、部屋に入った瞬間、極度の疲労でそのままベッドに倒れ込んで眠りこけてしまった。

 遠くでドアを叩く音が徐々に近づいて聞こえ、目を覚ました僕は、「クニオ、大丈夫か!?」というかけ声にやっと気づいて起き上がった。フラフラとした足取りでドアを開けてみると、そこには3人の心配そうな顔が並んでいた。寝ぼけ眼を擦りながら能天気に「大丈夫かって、いったい何のことだ?」と聞いた僕に、3人が一斉に畳みかけてくる。

「昨夜このホテル上空に来たUFOに気づかなかった!?」

一気に目が覚めた僕は、逆に3人に問いかえる。

「UFOが現れたって!?」それに続けて今度は日本語で助手に言い放った。

「どうしてそのときに僕の部屋のドアを叩くか、部屋の電話を鳴らして知らせてくれなかったんだ!?」

 悲壮な顔をした助手によれば、恐怖でベッドに滑り込んでいて、とても動けなかったという。

 

・助け船を出すようにスコットも続けて言った。

「クニオ、僕も恐怖で何をすることもできなかったんだ。ガソリンスタンドを引き上げてきてからも、あまりの興奮で眠ることもできなかった。ビールを飲んで頭を冷やそうとしていたところに、遠くから大型トラックが何台も接近してくるような音と振動が伝わってきた。たくさんの警備兵たちが今度はトラックに分乗して僕等を捕まえにきたのかと思って慌てたわけさ。それで窓のカーテンの裾を少しだけ上げて外の道路の様子を見てみたんだが、音がする方向には大型トラックはおろか車の姿は一台もなかった。

 それでも音と振動はどんどん大きくなってきて、しまいには部屋の調度品などがガタガタと揺れ始めたんだ。これは大型トラックが部屋にぶつかってくるかもしれないと思い、とっさに部屋の反対側の奥に逃げた瞬間、恐怖のあまり思わず漏らしかけたよ。だって、その大きくなったブーンという金属音は、直後からはこのホテルの真上からしてきたんだ。そのときには、ベッドやクローゼットまでもガタガタ激しく振動し、生きた心地がしなかった。

 その後は徐々に音も振動も小さくなっていったんだが、もう怖くて一睡もすることができなかった。夜が明けて、ホテルの人も外を歩くようになったのを確認して部屋から出てみたら、君の助手も同じく眠れなかったようで、真っ赤な目をして部屋から出てきたのさ。ところが、君だけがいつまで経っても部屋から出てこない。クニオのことだからひょっとしてUFOを確認しに部屋の外に出たまま連れ去られてしまったんじゃないかと心配になって、それで部屋のドアを叩き続けたんだよ。まあ、こうして無事な姿を見て安心した」

 

・興奮の収まらないスコットの説明でやっと昨夜の全貌をつかんだと思った瞬間、ドアの近くに立っていた僕の視界が一瞬上下に激しく揺さぶられた直後、「ドゴ―ン!!!」という特大の衝撃音が4人の脳天を貫いていた。かろうじて正常な視界に戻った中で、驚愕の表情のままのスコットのずっと後ろをホテルの主人がリネンを運びながら、まるで何もなかったかのように平然と歩いていく姿に、僕は大きな違和感を覚えた。そう、エリア51に近いこのアラモの村の住人たちにとって、あの全身を揺さぶる謎の衝撃音は日常茶飯事だったのだ。

 その謎が解けたのは、この日から実に10年以上が経過してからだった。アメリカに住む知り合いがコロラド州デンバーにあるアメリカ陸軍特殊部隊の基地で見学したことを教えてくれたのだ。エリア51で秘密裏に開発されてきたUFOが、隊員と装備を乗せてペルシャ湾岸へと瞬間移動するときのことを。そのUFOは「飛ぶ」のではなく、金属の回転音のような音が大きくなるにつれ、UFO自体の銀光沢の姿が半透明になっていったかと思うと、「ドカーン」という大音響と激しい衝撃波を放ちながら瞬間的に消えてしまったという……。

 

・そう、デンバーに置かれていたUFOがペルシャ湾岸の作戦目的地の空間へと瞬間移動するとき、UFOの体積が占めていた空間が突如空っぽになる。そのため、周囲にあった空気の分子が猛烈な勢いでその真空になった空間に向かって吸い込まれていく。そのときにできる、空気の高速の流れにぶつかり合って生まれる衝撃音が「ドカーン」と聞こえ、さらには衝撃波となって遠方にまで振動が大きく伝わっていくのだと。

 エリア51の近郊にあるアラモの村で体験した激しい衝撃音と振動こそは、当時そこで開発され試験運行を続けていたUFOの存在を裏づけるものだったのだ。

 

次元転移

・では、いったい誰が僕を許していなかったのだろうか?いわゆる世間一般の考え方によれば、それは当然ながら「神様が許さない」、いや禅寺の管長故に「仏様や御大師様が許さない」ということになるのだろう。だが、せっかく湯川秀樹博士の素領域理論によって「愛」や「情」、さらには「神意」や「神」そのものといった形而上学的な概念をも物理学の枠組の中で定義し、解明することができることに思い至っていた僕なのだ。ここは、「許さない」ということの意味まで含め、このとき不運に見舞われ続けた現象を、単に「素領域の反応」として捉えようと考え始めたのは自然なことだった。

 

・これを言い換えるならばさしずめ、愛することで「空間が味方になる」、あるいは「空間を味方にする」ためには愛すればよい、ということになるだろうか。「空間を友だちにする」とか「空間が味方してくれる」としてもよいかもしれない。

 要するに、これもまた物理学の基本法則のひとつである「因果律」なのだが、素領域の集まりとしての空間に対して、我々人間がどのように向き合うかということで、その空間が我々に対していかに振る舞うのかが決まってくるのだ。素領域の集まりとしての空間は、それ自体で「神」として、我々人間や自然界に対峙しているのかもしれない。だからこそ、我々は「空間」の存在を絶えず意識し、それに向かって「愛」で臨みながら生きていく必要があるのではないか。

 

 

 

『予定調和から連鎖調和へ』

アセンション後、世界はどう変わったか

保江邦夫  風雲舎  2013/9/27

 

 

 

・世界が変わった!連鎖調和から生まれる願いがかなう世界、時空を超えた調和のあるいい世界。僕らは今、その裂け目の真っただ中にいる!

 

世の中が変わったのだから、みんなも変わらなければいけない

UFO体験再び

・小学校2年生のときに初めてUFOを見た。UFOというのは“Unidentified Flying Object”つまり「未確認飛行物体」のことだが、多くの場合、地球外知性体が利用する移動手段を意味する名称として使われている。子どもだった僕がこの目で見たUFOも、当然ながらその意味でのUFOだったと信じている。

 

ところが、2012年の8月21日の午後5時過ぎ、僕はついに2度目のUFO目撃を果たす。場所は岡山市中心部上空で、西に向かって飛行していた卵形の銀色に輝く機体のUFOだった。はっきりと卵形の形状やその色、光沢の程度さえ見分けることのできる距離で僕は見た。やったやった、ついに2度目の出会いがかなったと小躍りして喜んでいた翌日のこと、『アガスティアの葉』(三五館刊)というインドの聖人サイババについての話題作を書いたことでお名前だけは存じ上げていた青山圭秀さんが大学に僕を訪ねてきてくれたのだが、そこで目撃したばかりの卵形についてお話したところ、逆に岡山はUFO目撃のメッカだと教えてくださった。

 そのいい証拠にとお話ししてくださったのが、岡山県北にある蒜山(ひるぜん)高原でのあるご婦人によるUFO目撃談だった。青山さんの知り合いに70歳過ぎの倉敷在住のご婦人がいて、蒜山高原にある彼女の別荘にUFOが降りてくるという話だった。その女性の話によれば、UFOは2度も別荘の庭に着陸したという。2回目のときは、彼女はすぐさま東京の青山さんに電話したとか。電話口で青山さんが、

「なぜUFOに乗り込まないのですか!」

と彼女を問い詰めたら、

「あなたは現場にいないからそんなことを言うけど、私は恐くて腰が抜けて歩けなかった」というご返事だったそうだ。

 青山さんはすぐに蒜山に行って緑色の芝生が円形に茶色になっているのを見た。明らかに何かがここに降りたという形跡があり、焦げているのかと思って芝生をよく見たら、葉っぱは活き活きとしたまま、色が単に茶色になっているだけだった。芝生は枯れて死んではいなかった。しばらくすると芝生はまたすぐに青く色が戻ったらしい。

 

・そんな話を聞いて僕もその女性の別荘に行きたいなと思っていたが、青山さんとは初対面なのでそんな図々しいお願いをするのははしたないと思っていた。そのうち、僕が書いた何冊かの著書の読者だという方から、出版社経由で電話がかかってきた。倉敷でパン屋を経営している女性だったが、聞けば僕に会いたいとのこと。倉敷のお店に出向くと、彼女の友達というのが、そのUFOが着陸した別荘の持ち主の女性だということがわかった。

 

・そのご縁があって、しばらくしてご本人から電話がかかってきて、蒜山の別荘でUFOをご覧になりたいのならいつでもどうぞということになった。そんなこんなで、別荘の持ち主ともつながった。こうして人はつながる—―そんなことに僕は気づき始めていた。

 むろん、UFOが頻繁に見えるその別荘に行きたい。あわよくば、庭に着陸したUFOに乗り込みたい。そんな思いがつもりつもって、世界が変わった日から1日が経過した2012年12月23日、岡山県北にある蒜山高原で、何人かが集まってUFOを観察しようということになった。宇宙人の魂が宿っているとおぼしきメンバーを10人ほど集めた。

 

・ところが、直前になって別荘の持ち主の女性から連絡があり、今年の蒜山はとくに雪が深く、先週、ガスも水道もみんな閉めてしまったし、別荘までの林道も雪に埋まってしまったので雪上車でしか行けないとのこと。困ったと思っていると、蒜山高原に大学のセミナーハウスがあって空いているという吉報が舞い込み、そこを借り切って行くことになった。

 行ってみてわかったのだが、そこはその別荘のご近所で、しかも除雪もしてあるため普通の乗用車でも駐車場まで入っていくことができる。晩ご飯を食べてから防寒着をしっかり着て、セミナーハウスの広い駐車場に出てみんなで空を見ようということになった。

 

・僕自身はみんなに声をかけて集めたけれど、じつは蒜山にUFOなんて出てきっこないと思っていた。でも、他のみんなは出て来るのを信じている。とくに東大医学部の矢作直樹先生は今まで一度もUFOを見たことがなく、僕がアレンジしたからには今回は絶対UFOが出てくると信じてくださっていた。だから僕本人が信じていないなんて、とても言える雰囲気ではなかった。

 そうしたら、夜空を見上げてから十分もしないうちに、なんとかなりの高度をジグザグに飛び交うUFOの光点が出た!

 

・そんなときに、セミナーハウスの食堂の賄いのおばさんが駐車場にやってきて、「みなさん、どうされたのですか」と聞く。

「あそこにUFOが!」と言ったら、そのおばさん、事もなげに平然と、「あ、こここらあたり、よく出るんですよ」みんな、目が点になっていた。

 僕自身何十年もこの大学にいてそんなことは一度も聞いたことがなかったし、過去セミナーハウスに何度か行って、そのおばさんとも面識があった。学生も教員もみんなよく行っているのみ、UFOの噂なんてこれっぽっちも立たなかった。それなのに、なぜこの2012年12月23日の夜、いとも簡単にそのおばさんが、「ここらあたり、UFOがよく出るんですよ」なんて言うのだろう。

 

・僕はなんとなく思った。ああ、このときからすでに変わったんだと。

 これまでだったら、僕の前にUFOなんて現われるわけがない。それまでも僕はUFOを求めてありとあらゆる資料を集め、関係書を読み漁り、それという風評を耳にするとその地をくまなく歩いてきた。大金を投じて、アメリカのそれらしきUFOの名所も散々歩き回った。

 でも子どもの頃に一度、加えてこの8月、岡山市内の上空で見た2回きりだった。あるときはアメリカからやってきたグレゴリー・サリバンというUFO青年が岡山に来てUFOを呼ぼうとしてくれた。見識もキャリアもかなりのUFO専門家だったが、残念ながら雨が降り出したために中止せざるを得なかった。

 

・UFOを求めて放浪した僕のストーリーは、それこそ筆舌に尽くしがたい。天文学を目指し、ついで物理学を志向したのも、じつはといえばUFOにまためぐりあいたかったのかもしれない。UFOについてきちんと研究するには、天文学や物理学の見識が必要不可欠だとも思えた。こうして、準備万端整っていたにもかかわらず、2012年の8月21日まではまったくの空振りに終わっていた。

 

・今まで何十年と日常的に会話していた大学のセミナーハウスの賄いのおばさんが、狐やタヌキがよく出るとでもいうように、「ここ、よくUFOが出るんですよ」とごく当たり前のように言う。僕は口を開けて驚き、みんなも驚き、こうして蒜山高原の一夜は盛り上がった。

 小学校2年生のとき以来、ずっと熱望していたUFOが、2012年12月22日に世界が変わったといった途端に、なんでポイと出てくるようになるのか?

 でも僕は、そのときでさえ、世界が変わったとはほんとうに思っていなかった。

 

あの悪魔がいた

ルルド最後となる4日目の朝、7時半頃に朝食会場に行くと、ご夫妻で巡礼旅行に参加されていたお二人が少し遅れてやってきた。旅行の間ずっと脂っこい料理を食べ通しで余分な脂肪がついたので、洞穴をグルッと回って走ってきたそうだ。

 僕を見つけるなり、ご主人が「いた、いた、あの悪魔がいた!」と真剣な目つきで訴えてくる。10年前に僕が出会った悪魔が洞穴の入り口のところにいたという。その悪魔の権化となった女性はヤッケを着てじっと座っていて、気味が悪いことこの上ない。しかも、今回は10年前の赤いヤッケではなく、白いヤッケだという。このご主人は僕が10年前のルルドでの神秘体験をペンネームで公表した『魂のかけら—―ある物理学者の神秘体験』(春風社刊)を愛読していたので、10年前にルルドの洞穴の中で赤いヤッケを着た凍るように美しい女性の姿で現れた悪魔の話を覚えていたのだ。

 僕は、いくらなんでも今朝のその白いヤッケの女性はあのときの赤いヤッケの女性とは関係ないなと思った。10年前に30代と思われた女性なら、今は40代のはず。なのに、僕が本で書いたとおりの30代の美しい横顔の女性だというのだから……。朝食後、また迫先生たちと一緒にルルドの洞穴へぞろぞろと歩いていった。9時半頃に洞穴に着くと、先ほどのご主人が「ほら見て、まだいる!」と僕の耳元で叫ぶ。

 ほんとうにいた!

 

・顔は見えないけれど、見た瞬間にわかった。白く長いヤッケにフードをかぶり、横から見た感じがあの10年前の悪魔とそっくりだった。10年も経っているのに、歳はとらずにそのままの姿だった。ぜったいにあの悪魔だと確信できた。9時半頃だからあたりには観光客の姿も見える。周りの人も不気味そうに彼女のそばには近づかない。ひときわ異様な修道服のような白い服が目立っていて、魔女という魔物というか、この世のものとは思えない。それがわかるから、みんな遠巻きにしている。

 僕たち一行は洞穴のお参りを断念して、教会へ向かった。ちょうど始まろうとしていたカトリックのミサに参加し、そして町に行って昼食にし、いい店に当たってみんなおいしくいただいた。それから再び洞穴に向かうと、さっきの悪魔の姿は消えていて、迫先生を交えて安心してちゃんとお参りすることができた。

 

天使様の祝福の行列

・時計を見たら、もう11時45分。12時には聖域の門が閉まるから急いで帰らなければならない。あたりは真っ黒闇。速足で門のほうに向かって歩いて行くと、正門のほうからロウソク行列がやってきた。20人くらいの12、3歳ほどの少年少女たちの行列。

 え、こんな時間に?

 ありえない。普通のロウソク行列は夕方だ。子どもだけではやらない。明らかに異界の子どもたちという感じ。しかも閉門まで15分しかないのにと、不思議に思いながら門へ向かった。すれ違うときに「ボンソワール(こんばんは)」と声をかけたが、行列の誰も何も言わない。どんなフランス人でもすれ違うときには必ず挨拶してくれるのに、まったくの無言。

無視されたことでほんの少し腹を立てた僕は「何だろう、こんな夜更けに、こいつら?」と思いながら、ロウソク行列をやり過ごした。

 門を出てホテルに向かって歩いている途中、ふと身体の変化に気がついた。

あれ?痛くない。

 そういえば、脇腹の肝臓あたりの嫌な鈍痛が消えている。あれ、どうしたんだろう?そういえば左の奥歯も痛くない。飛行機の中では痛くて機内食も満足に食べられなかった。右側の歯で噛んでも左の奥歯に響いて痛かったのに、それもなくなっていた。

 翌朝、肉も野菜もバリバリ食べて、久しぶりに思いっきり食事を楽しんだ。あんなに痛かった奥歯の痛みがすっかり消えている。

 僕は直感した。マリア様は、愚かな僕をまた救ってくださったのだ。

 10年前、信者でもないこの僕が大腸癌で死にゆく恐怖と極度の痛みから逃げたい一心で、必死ですがったときにもマリア様は救ってくださった。それをいいことに、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」の成句どおり、その後時間が経つにつれて再び暴飲暴食が目立つようになる。その結果2年ほど前から再び内臓に痛みを感じるようになり、今回の旅行から帰ったらすぐに10年前に緊急手術をしてくれた医師に診てもらおうと観念していた。

 そんな、情けないこの僕を、このときマリア様は再び救ってくださったのだ!

一瞬で、それがわかった。身にしみて、わかった。

 

ノートルダム大聖堂での大天使ミカエルとの再会

・人波を搔き分けて彼のところに行き、「ありがとう。冊子をもらってずいぶん助かったよ」と言って、僕は握手を求めた。さっきはあんなに親切に、わざわざ9ページだよと進行具合まで教えてくれたので、向こうも同じような笑顔で応えてくれると思った。ところが僕が手を差し出すと、若者は急に真剣な、厳かな顔になって、背の高い身体をさらに後ろに反り返らせて威厳をみなぎらせている。まるで俺はお前なんかと握手する筋合いはないという雰囲気だ。

 なんだなんだ。なんでお前。そんなに偉ぶってんの。この若者が……と僕は思った。しかしいったん差し出した手をどうしたものやら、そのままでは格好がつかない。「こいつ、ほんとに何を考えているんだ」と慌てていると、彼の表情がますます厳かになって、王様や王妃様が謁見の場で臣下に手を差し伸べるような感じでゆっくりと上からの目線になって手を出しはじめた。でも、とにかく手を伸ばしてくれたのだからまあいいやと思って手を握った。そして、彼の手に触れた瞬間。「あ、これは!」とピンときた。

 そう、彼は、大天使ミカエルだった!

 

 

 

『宇宙人についてのマジメな話』

平野威馬雄)(平安書店)  1974年

 

 

 

空飛ぶ円盤に憑かれた男

岡山市安井清隆(60歳)(ペンネーム)(故人)

・ 星の住人は、ちゃんと男女の性別があり、目は碧く、髪は金髪だったという。

 

・ 地球人ともっとも違うのは、その生存期間です。百歳はまだ幼児期で、平均寿命は3万年から4万年ということでした。それに「老」「病」がなくて、3万歳の人も青年みたいな風貌をしていました。

 

・ 住民は小型円盤がそのまま、マイハウスになり、高層建築に見えるものも、小型円盤の積み重ねだったという。

 

・ 空飛ぶ円盤なので、移動はむろん簡単。

 

・ 星全体が単一国家でほしいものは定められたところへ行けば、すぐに支給されるので、争いもなく戦争も皆無の理想郷。

 

 

 

『UFO革命』

 横尾忠則   晶文社  1979年3月

 

 

 

母船で連れていかれた太陽系外惑星   (安井清隆)

(安井)・普通の日本人よりもっと立派な日本語、まるでアナウンサーみたいな日本語で、声もそういう調子でした。

 

・ええ、高いんです。背が私の倍ぐらい、2メートル4、50ありました。

 

・「もっと遠い星で、太陽系の外の星なんです。まだ地球上では確認されていないので名前もありません」

 

・私のことは子どもの頃から全部観察してあり、記録されてあるらしいですね。

 

宇宙人の名前はチュェレイさんといいます。チュェレイさんと一緒にいた女性は、背の高さは私と同じくらい、1メートル70センチはありました。髪の毛は少し長めで金髪なんです。

 

・母船はものすごく大きく、何メートルなんてものじゃなく、葉巻型になっていて長い方が50マイルぐらいだとチュェレイは言っていました。ということは、岡山県の幅ぐらいはあるでしょうね。とにかく想像を絶する巨大な母船なんですね。

 

母船の中を小型円盤がピューピュー飛んでいて、全体が街のようになっているんです。

 

・どこから灯りが出ているのかさっぱりわからないんですが、とにかく昼間の太陽光線と同じなんです。

 

・彼らが、植えた草や木もあり、池のようなものもありましたよ。非常に気持ちがいい場所でしたよ。

 

・建物は地球のビルのように四角形のものや堕円形のものもあり、その中がコンパートメントのように仕切ってあるようですね。

 

・この母船は、巨大な宇宙空間を飛ぶと、ゼロに近い時間で飛ぶらしいですね。その原理は、私たち地球人の知識では全然見当がつかないですね。そして、この母船の中で、時時、地球の各国の人が招待されて色々な話をすることがありますが、その内容については、詳しいことは公表できないことになっているんです。ただ彼等は、原則として地球には干渉してはいけないことになっているらしいんです。

 

・飲み物は、地球のコーラに似たようなものを飲ませてくれました。けれど、特別変わった味ではありませんでしたね。そのほかにも甘い飲み物はあったんですが、私は、飲まなかったんです・・・・。食べ物は、肉をやわらかくしてトロトロしたものをスプーンで食べるんです。

 

・リスの肉らしいんです。それとトウモロコシのようなねぎ坊主に似た穀物をくだいて、粉々に作ったパンのようなものがありましたが、これは大変おいしかったですね。味付けの感じは、いわゆる西洋料理のような感じですね。

 

チュェレイ星に行く時は、その母船でチュェレイ星の近くまで行くんです。

 

・降りたところの風景は、どちら側が北か南か全然分かりませんでしたが、とにかく、一方に海があり、その彼方にうっすらと山が見えていました。そして、海と反対側の方は、降りた所もそうでしたけれど、わりと荒れた土地、いわゆる荒蕪地といったらいいでしょうが、そんな感じの平野のような土地が続いていて、そのまん中に街というより都市といったらいいでしょうか、かなり大きな街が見えていました。

 

・草はね、少し違っています。ちょうど、芭蕉の葉っぱを少し厚くしたような、あるいはゴムの木の葉のように葉の肉が厚いんです。そういう草木が沢山あり、全部の木が闊葉樹ですね。それから動物もいるんですが、皆大きいですねえ。リスが羊ぐらいの大きさに見えました。ただ全部の動物を見たわけではありませんでしたけれど・・・。

 

太陽はあります。ただ地球で見るよりははるかに大きいんですが、逆に太陽の熱は地球よりも強くないんです。そして、チュェレイ星は地球のようには自転していないらしいんです。

 

・都市というのは、かなり大きな街でした。岡山市の旧市内ぐらいは充分あったと思います。そして、もっと驚いたことがあるんです。最初に降りた所でざっと周囲の風景を見てから、もう一度円盤に乗ってチュェレイ星をグルッと一周してもとの場所に帰って来たんですがー海や山などの風景が同じだったのに気がついたのでチュェレイに聞いたら、「そうだ、最初に降りた場所だ」というのでわかったーさっきあった都市がなくなっているんです。おかしいなあと思って、風景は同じようだけれども、あそこに見えていた都市がないのはどうしてなのかと訊いたら、笑いながら、「あれは全部円盤でできていて、今はもう他の場所に飛び去ってしまったのだ」というんです。

 

 

 

『UFO革命』

 横尾忠則   晶文社  1979年3月

 

 

 

第4種接近遭遇

UFOに同乗した人

・「運動公園でUFOに乗った人」で少しご紹介した故安井清隆(ペンネーム)です。安井さんが初めてUFOを見たのは、昭和28年頃の夏だろうと推定されます。岡山市富田町の家の前で夕涼みをしている時に2日続けて目撃したそうです。

 

・その人は自分の名前をチユェレイと名乗りました。その後、安井サンはチユェレイさんの故郷の星のことを便宜上チユェレイ星と呼びました。

 

昭和35年の5月14日。マスコミ各社が集まっていた総勢100人の観測会で33機の大編隊が現れ、読売のカメラマンが撮影に成功したといわれます。だが、この記事はなぜか発表されていません。そして当日取材に来ていなかった夕刊紙がこのことをスッパ抜き、一躍岡山の話題になりました。

 

・また、もっと驚いたことには、チユェレイ星を一周してもとに戻ってみると、風景は同じなのに、さっきは確かにあったはずの都市が消えていたのです。チユェレイさんは笑いなら「あれは全部円盤でできていて、今は他の場所に飛び去ってしまったんです」と説明しました。その生活のための円盤は四角形のものも沢山あって、さっき見た都市は円盤が重なってビルのように見えていたのです。円盤は絶えず1メートル位浮いているので、道路を作る必要もないとのことでした。しかし、安井さんはどんな単位で街を作るのか、なぜ街は移動するのか聞くのを忘れたといいます。

 

・チユェレイ星人はみんな身長2メートル以上ありますが、動植物も全体に大きく、リスでも羊くらい。花も直径3~5メートルくらい、木はすべてゴムのような肉厚の広葉樹でした。

 

チユェレイ星人の体は全体的にひとまわり大きいものの、地球人と同じです。生殖行為もほとんど同じということでした。原則として一夫一婦制ですが、必ずしも護られなく、恋愛(?)は、彼らにとって最も深い関心事のひとつだとか。しかし、裸に対する抵抗はないらしく、風呂は混浴でした。安井さんはチユェレイさんと一緒に、その風呂に入ったそうです。

 

 

 

『岡山に出現したUFO』  

(秋田めぐみ) (岡山若者新書)  1987年

 

 

 

岡山の安井さんのチュェレイ星への異星旅行

・ 円盤は都市という程度の規模なんですか?

 

・ さっきあった都市がなくなっているのです。あそこに見えていた都市がないのはどうしてなのかと訊ねたら、笑いながら「あれは全部円盤でできていて、今はもう他の場所に飛び去ってしまったので」というんです。

 

・ じゃあ、都市は全部ドーム型になっているんですか?

 

・ これらの円盤は、飛行するためというよりは、生活する場としての円盤なのですから、四角型の円盤も多くあり、それらが積み重なった場合、大きなビルのように見えるわけなんです。最初見た円盤の街を作ることは、簡単なわけですよね。ただ、どういう理由で、あるいはどんな単位で一つの街を作っているのか、さらにそれらの街は、たえず場所を移動しているのか、何のために移動するのかなどまでは聞き出せなかったんですけれど、いずれにせよ、パァーと集まれば海の真ん中にでも瞬間的に大都会ができるんですから便利だと思いますね。

 

・ 地上からたえず、1メートルぐらい浮いているわけですから、地上に固定した建造物は全然なく、たえず動いている。チュェレイ星全体が単一国家で、欲しい物は、規定の場所に行けば手に入るし、争いも皆無らしいんです。

 

・ もちろん、建物は全部円盤でできているわけです。そんな建物がひとつだけ、ぽつんと浮いているところもありました。

 

・ チュェレイ星人の平均寿命は3万歳から4万歳くらい。

 

異星人とテレパシーなどでコンタクトする方法が分からない

・ “コンタクトする方法は?”円盤に対しての関心を毎日の生活の中でたえず持ち続け、そして宇宙人に早く会ってくれと頼む(念ずる)しか方法がないんじゃないでしょうか。

 

 

 

『UFO革命』 

横尾忠則)(晶文社)   1979年3月

 

 

 

チユェレイさんは地球人の30歳前後しか見えませんでしたが、実際は1万歳くらいとのことでした

・また「時間と空間は相対的なもの」というのは今の地球の科学でも定説になっていますが、天文学上でも各星によって1年(1行程)の長さが違います。チユェレイ星人の平均寿命は地球時間で3万~4万年くらいらしく、チユェレイさんは地球人の30歳前後しか見えませんでしたが、実際は1万歳くらいとのことでした。そして、地球人がピラミッドを作っている頃から地球に来たことがあって。「あれ(ピラミッド)は地球人が作ったものだ」と言ったそうです。

 

・「異星人には同じ人間型でも5メートルくらいのもいる。人に言うと怖がるからしゃべらないことにしている。それに人間とはまったく違う形態の知的生物もいる。チユェレイさんたちでもつきあってもらえないほど次元が高く、チユェレイさんたちが研究しても分らないのがいる」と言っていたとのことです。

 

・こんなにも沢山の人が、こんなにも様々なUFOとの出会いをしている・・・。この事実はなんびとも否定できません。この事実、それも当地岡山においての事実を秋田さんは足で調査し、一冊の本にまとめてくれました。貴重なものだと思います。

 

ここ岡山の街にも事実か、単なる流言飛語か、沢山のUFO目撃の噂があります。そこで岡山のUFO研究といえばこの方を抜いては語れないといわれている畑野房子(就実高校理科講師)のご協力のもとに、この噂の真相を調べてみました。(月刊※タウン情報おかやま別冊)(1987年)

 

・人間が本能的に持っている未知への探究心が大事。

 

 

 

『世界不思議大全  増補版』

 泉保也     Gakken   2012/8

 

 

 

ジョージ・アダムスキー  史上最大のUFOコンタクティ

 驚異の宇宙旅行と素晴らしい宇宙船

アダムスキーは、その後数回にわたって異星人とコンタクトすることになるが、そのたびに彼は驚くべき体験をしている。

  1953年2月18日、例によって彼は予感めいた衝動に駆られ、ロサンゼルスのとあるホテルに投宿した。

 夜になって、ロビーにいたアダムスキーにふたりの男が接近してきた。ふたりは普通の服を着ており、話す言葉にも何らおかしなところはなかった。

  しかし、彼らが握手を求めてきたとき、アダムスキーは異星人だとわかった。彼らは特殊な握手をするからである。

  ふたりはアダムスキーを車に乗せ、砂漠地帯に向かい2時間ほど走行。ドライブ中、ひとりは火星からやってきたといい、もうひとりは土星からやってきたと話した。

  車が砂漠に着くと、そこにはUFOが待機していた。近くには例の金星人がいて、アダムスキーをにこやかに出迎えた。不思議なことにこのとき彼は、英語を流暢に話せるようになっていたのである。

  アダムスキーは、彼らに仮の名前をつけ、金星人をオーソン、火星人をファーコン、土星人をラミューと呼ぶことにした。

 

UFOは信じられないくらいの高速で飛行し、地上1万2000メートルの高度に達した。そこにはなんと、全長600メートルはあろうかという巨大な葉巻型母船が滞空していたのである。

 

アダムスキー宇宙旅行に招待したのは、偉大な指導者(マスター)と呼ばれる人物だった。

 

土星型UFOは、上空に待機している母船に向かった。今度の母船には、20歳前後にしか、見えない人々が大勢いたが、彼らの年齢は、実際には30~200歳以上にも達するという。

 

 <コンタクティ  異星人からのメッセージを伝える人々>

・コンタクティの証言を「コンタクト・ストーリー」という。

 

 ハワード・メンジャー

アメリカ人。初コンタクトは1932年の夏で、金髪の金星人女性と会見。高校卒業後、陸軍に入隊してからハワイで黒髪・黒眼の異星人と出会い、太平洋戦争時の沖縄戦に従軍した折、沖縄で軍服を着た金星人と会見、「今後もコンタクトが続く」と告げられた。

 

・退役後の1956年にニュージャージー州プレザント・グローブでUFOを目撃して搭乗員の男女と会う。以後、金星や火星、木星土星から来たという異星人と何度も会見し、UFOに同乗して金星や月の裏側にある基地を訪れた。妻も金星人の転生者だという。

 

 安井清隆>

・日本人。岡山市で語学塾を開いていた1960年4月23日の夜、満月の2、3倍はありそうな土星形のUFOを目撃。1週間後の30日午前4時すぎ、テレパシー通信を受けて戸外へ出たところ、3機のUFO編隊を組んで旋回しているのを目撃した。うち2機は姿を消したが、残る1機も導かれるようにあとを追った。

 

・UFOは総合運動場に着陸し、中から銀色のスーツに身を包んだ、2メートル40センチほどの長身でマスク姿の人間が現れ、両手を差しだしながら安井に近づいてきた。握手後、マスクをはずした男の顔は彫りの深いヨーロッパ系だったが、日本語で話しかけてきた。しばらく、会話を交わしただけで、最初のコンタクトは終わった。

 

・同じ年の10月30日、「富山県黒部市宇奈月温泉近くの河原で待つ」というテレパシーを受信。11月1日の夕刻、黒部川で先に会見した男性と金髪の女性と遭遇した。男性はチュェレイと名乗り、それが母星の名でもあると語り、直径5~6メートルの小型円盤への搭乗を許された。円盤は15分ほどで白馬岳の頂上付近に到着。直径30~40メートルの円盤に乗り換えた。内部は操縦室、食堂、倉庫、会議室からなっていた。

 

・その後コンタクトは中断し、再開されるのは1970年2月。岡山市郊外でチュェレイと再会し、円盤で白馬岳の基地を訪問。全長60キロはあろうかという葉巻型の巨大母船の映像を見せられた後に、その母船へ案内された。母船は恒星間飛行に用いられるもので、内部には森や湖、山などがあり、建物が立ち並び、小型円盤が飛び交っていた。1971年2月末には、その巨大母船に乗ってチュェレイ星を訪問した。が、その後テレパシー通信はぱったり跡絶えてしまったという。

 

 ステファン・デナルデ

・オランダ人実業家。1967年7月、オランダ南西部ウースタ―シェルトの沖合をヨットで航行中、海面に浮かんでいた異星人の宇宙船(水上艇)に乗り上げて異星人と遭遇し、乗船を許された。

 

・身長150センチほどの異星人はヒューマノイド型ではなく、顔の真ん中に窪みがあり、手は鉤状で、全身が薄褐色の毛で覆われ、獣じみて見えた。

  会話はテレパシーでなされた。彼らの母星は、地球から10光年彼方にある惑星イアルガで、自転速度は地球よりも遅く、重力は地球の約3倍。窒素やアンモニアからなる大気は濃密で、大気圏の雲が視界をさえぎっており、太陽光は見えない。

 

・そのイアルガ星へ、小型の円盤から高空に滞空する大型円盤に乗り継いで案内された。イアルガ星は海が大部分を占め、陸地は島だけで、それらは鉄橋で結ばれていた。石油タンクのような形状をした集合住宅が立ち並び、ひとつの建物の直径は約300メートル、高さは約135メートルで、約1万人が居住できる。

  ほかに自動機械化された農園、恒星間飛行用の大型円盤の建造工場なども見学してから、再び円盤に乗って地球へ帰還した。

 

 R・N・フェルナンデス

・メキシコ大学教授。原子力委員会のメンバーも務める科学者。1972年11月14日、大学構内で異星人女性とすれ違った。身長190センチの長身で、瞳は緑色、黒髪の美女である。それより先、教授は女性の声で何かを訴えようとするテレパシー通信を受けており、異星人であると直感したのだった。

 

・その後、2度遭遇したものの、会話を交わすことなく迎えた1974年12月22日、彼女が「テレパシーでは通じないようなので、直接話にきました」と教授を尋ねてきた。彼女はアンドロメダ銀河からやってきたリアと名乗り、知的生命体の調査のために地球を訪れていると説明、近いうちに宇宙船へ招待すると約束した。

 

・それが実現したのは翌1975年4月22日だった。宇宙船は直径5メートルほどのドーム状円盤で、乗船するや、超高速で大気圏外に飛び出した。リアは宇宙空間に浮かぶ青い地球を見ながら、地球環境の脅威、遺伝子工学反物質などについて語った。

 

・リアはその後、近い将来凶悪な異星人が地球に来襲する、という警告を残してアンドロメダ銀河へ帰っていった。

 

 宇宙飛行士が認めたコンタクトの事実

・ならば、彼らの主張はすべて虚言や妄想の産物かというと、必ずしもそうではない。宇宙探査によってコンタクティたちの話が真実と判明したケースもあるからだ。

 

・かつてのアポロ計画にも注目したい。宇宙飛行士と管制センターとの漏洩交信記録から、「道」「ドーム群」「構築物」「トンネル」「テラス」などが月面に存在するらしいことが指摘されたからだ。それらはおそらくUFOの基地だろう。

 

・アポロ14号で月面に降り立ったエドガー・ミッチェルが2008年7月、「アメリカ政府は過去60年近くにわたって異星人の存在を隠蔽してきた」と爆弾発言したことも、コンタクティに有利に働く。地球へ飛来している異星人が人類との接触を試みないとは考えられないからであり、すべてのコンタクト・ストーリーを荒唐無稽と斬って捨てるわけにはいかないのである。

 

 

 

『女神イシスの降臨』

 古代エジプト神話の謎に迫る

大川隆法   幸福の科学出版   2011/8/9

 

 

 

<女神イシスの正体は、琴座、ベガ星出身の神秘の女神であり、古代エジプトの実在の歴史上の初代の王とも呼ばれているホルス王の母でもある>

・また、「オシリスの復活信仰はイエスの復活信仰の原型であり、古代エジプトに流れる、この神秘思想がキリスト教に流れてきた」という考えもありますし、「転生輪廻の思想も、このあたりから始まっていて、それが仏教に入っている可能性もある」という考えもあります。

 

・ハトホルとこのイシスとを、ほとんど同一視するような見方もあります。

 

 夫であるオシリスの腹違いの妹だったイシス

 オシリスとイシスの子ホルスはエジプトの覇権を確立した

 天照大神(あまてらすおおみかみ)とイシスの深い縁

天照大神は日本担当、イシスはエジプト担当として下りた。

 

天照大神とイシスは「ベガの女王」。

 

・プレアデスは“顕教”ベガは“密教”を担当している。

 

ケンタウルス座α星人の中には、映画「猿の惑星」に出てくる、猿が人間になったような外見の者もいる。

 

 

<●●インターネット情報から●●>

知ってビックリ!黒部川の大蛇伝説と愛本姫社

 

 

<お光伝説 >

古くから黒部川は暴れ川として有名で、黒部川が氾濫するのは川の底に住む大蛇が怒って大暴れしたからだと考えられとりました。黒部市宇奈月町の下立地区ではこの大蛇にまつわる伝説が今も語り継がれとるがですよ。

 昔、黒部川中流に架かる愛本橋のわきに一軒の茶店がありました。宿場町として栄える愛本村では唯一の茶店で、村人や旅人でいつも賑わっとったがです。その茶店には年頃のかわいい一人娘、お光(みつ)がおって、彼女がお目当てでお店に入り浸る男性客も多かったがですって。ある日の晩、お光は黒部川で一人の青年と出会いました。二人は毎晩会って色んな話をする仲になり、お光は次第にその青年に惹かれていったがです。しかしその青年こそ、黒部川に住む大蛇の化身やったがです!! お光はショックを受けたけど、水の守神である大蛇に自分の身を捧げることで、村人を水害から守れるのならば...と大蛇へ嫁ぐ覚悟を決め、両親には内緒で姿を消してしまったがです。その後、一度里帰りしたがですけど、蛇の子どもを生んだところを見られてしまい、二度と戻らなかったそうながです...。黒部でこの伝説は、恐ろしい大蛇に身を捧げた若い娘の悲しい話として伝えられとるがです。

 

 

 

もののけの正体』  怪談はこうして生まれた

原田実   新潮社     2010/8

 

 

 

<恐怖の琉球――南国のもののけ奇談>

アカマタ――魔物の子を宿す>

・ある日のこと、乙女が畑に出て芋を掘っていた。乙女が一休みして、また畑に戻ろうとしたところ、岩のうしろから赤い鉢巻をした若者が顔を出してはまたひっこめたのに気づいた。歩こうとすればまた顔を出し、立ち止まればまた隠れる。乙女がその若者の顔に見入って動けなくなっていた時、乙女の様子がおかしいことに気付いた農民たちがかけつけて乙女を畑に引き戻した。

 乙女が見ていた若者の正体は、アカマタという蛇だった。アカマタは誘惑した乙女と情を通じ、自分の子供を産ませようとしていたのだ・・・。このパターンの民話は、沖縄の各地に伝わっている。

 

石垣島の宮良では7月の豊年祭にアカマタ・クロマタという神が現れ、一軒一軒の家を回り祝福していくという(なお、この祭りは秘祭とされ撮影が一切禁じられている)。

 沖縄では同じアカマタという名で、若い女性にとりつく蛇のもののけと、豊作を予視する来訪神の二通りの異界の者が現れる、というわけである。

 

・さて、蛇ににらまれた女性が動けなくなるという話は、本土の古典でも、たとえば『今昔物語集』などに見ることができる。また、蛇身の神が女性の元を訪れて交わるという話は古くは記紀にも見られ、さらに日本各地の伝説・民話などに見ることができる。ちなみに記紀ではその説話の舞台が大和の三輪山(現・奈良県桜井市)の麓とされているため、神話・民話研究者の間ではそのタイプの説話はその三輪山型神婚説話と呼ばれている。沖縄のアカマタの話はその三輪山型神婚説話に発展する可能性を秘めながら中断させられた話とみなすこともできよう。

実は、沖縄にも三輪山型神婚説話に属する類型の話が残されている。

 

・これは江戸時代の琉球王府が正史『球陽』の外伝として、琉球各地の口碑伝承を集めた『遺老説伝』に記された宮古島の始祖伝承の一部である。

 この話に登場する大蛇には、娘が魅入られるという点からすれば憑き物的側面があり、夜に訪れるという点からすれば来訪神的側面もある。この話は、憑き物としてのアカマタと来訪神としてのアカマタの関係を考える上で暗示的だ。

 ところで私はかつて、三輪山型神婚説話の起源について、異なる共同体に属する男女間の婚姻がその背景にある可能性を指摘したことがある。

 

<キムジナー 日本のエクソシスト

・沖縄ではその昔、樹木に住む精霊の存在が信じられていた(あるいは今でも信じられている)。

 

・沖縄では古木の精をキムジナー(木に憑く物、の意味)という。また地域や木の種類によってはキムジン、キムナー、ブナガヤー、ハンダンミーなどの別名もある。赤い顔の子供のような姿とも全身が毛に覆われた姿ともいわれ、水辺に好んでよりつくことから、本土でいうところの河童の一種とみなす論者もいる。

 

・『遺老説伝』の話の全般に見られるように、キムジナーは友だちになれば魚をわけてくれたり、仕事を手伝ってくれたりするという。また、他愛ないいたずらを好む、ともされ、たとえば、夜、寝ていて急に重いものにのしかかられたように感じたり、夜道を歩いている時に手元の明かりが急に消えたりするのはキムジナーのしわざだという。

キムジナーが出没するという話は現在でも沖縄ではよく語られる。ただし、最近では、観光客のおみやげなどでキャラクター化されたかわいいキムジナーが流布する一方、人に憑いて苦しめるような悪霊めいたキムジナーの話が広まる、という形でのイメージが二極化する傾向があるようだ。

 

<キンマモン――海からの来訪神>

・その昔、屋部邑(現・沖縄県うるま市与那城屋慶名)は幾度となく火災に遭い、多くの家が失われていた。ある日、その村に君真物(キンマモン)と名乗る神様が現れて村人たちに仰せられた。

「ここに火事が起こるのは屋部という村の名が悪いからです。屋慶名と改名すれば火事が起きることはない」

 村人たちがそのお告げにしたがったところ、その後は火事が起きることはなくなった(『遺老説伝』より)

 

・キンマモンに関する記録は、江戸時代初期の僧・袋中(1552~1639)の『琉球神道記』にすでに見ることができる。それによるとキンマモンは琉球開闢以来の守護神とされる。キンマモンは、ふだんは海底の宮に住んでいて、毎月、人間の世界に現れて遊んでは宣託を与えていくのだという。

 

・また、曲亭馬琴の『椿説弓張月』(1807~1811年)は保元の乱に破れて伊豆に流された源為朝流刑地から脱出して琉球にたどりつき琉球最初の王朝である舜天王統の祖になったという伝説を読本にしたてたものだが、その中でキンマモンは「きんまんもん」と呼ばれ琉球を守護する神だとされている。ちなみにこの読本に挿絵を付したのは葛飾北斎だが、北斎は「きんまんもん」を、魚の胴体に人間の顔、鱗だらけの手足

があって直立するという異形の姿に描いた。

 キンマモン=君真物で、「君」は君主もしくは神女は君主もしくは神女への尊称、「真」は真実、本物という意味の尊称、「物」は精霊の意味とみなせば、キンマモンは、精霊の真の君主ともいうべき偉大な精霊といった意味になる。「物」はまた本土の言葉で言う「もののけ」にも通じている。

 

・キンマモンは海から人里にやってくる宣託神であり、典型的な来訪神である。最近の沖縄では、この神について、単に沖縄の守護神というだけではなく、世界の救世神だとして主神に祭る新興宗教も出現している。

 沖縄の習俗伝承には、憑き物系のもののけや来訪神に関わるものが多い。これは沖縄の社会事情とも深く関連している。後述するように、沖縄では、ノロやユタといった神女たちがさまざまな祭祀をとりおこない、庶民の生活に深く関わる存在となっている。

 そして、彼女たちの職掌というのはつまるところ来訪する神を迎え、憑き物を払うことなのである。彼女たちが人々の生活に深く関わっている以上、来訪神や憑き物は社会的・文化的に認知された存在であり続けるし、またそうしたものたちが認知されている以上、神女たちの職掌も必要とされ続けるのである。

 

<メリマツノカワラ――神女と異神>

・沖縄には各地に御嶽と呼ばれる聖域がある。それらは神がかつて降臨した(あるいは今も降臨する)とされる聖地である。本土でいえば神社の本殿に相当するといえようが、御嶽は神社のような建築物ではなく自然の岩や洞窟をそのまま聖域と見なすものである。

 その御嶽の由来の中には、異形の神の降臨について伝えるものもある。

 

・13か月が過ぎ、真嘉那志は一人の男の子を生んだ。いや、それを男の子と言っていいものかどうか・・・生まれた子供は頭に2本の角を生やし、両目は輪のように丸く、手足は鳥に似て細長く、奇妙な顔立ちで少しも人間らしいところはなかったからだ。

 目利真角嘉和良(メリマツノカワラ)と名付けられたその子供は14歳になった時、母と祖母とに連れられて雲に乗り、空へと去って行ってしまった。

 しかし、その後、メリマツノカワラは彼らがかつて住んでいた近くの目利真山にたびたび現れ、その度に人々を助けるような霊験を示した。人々は目利真山を御嶽として崇めるようになったという。

 この話は『遺老説伝』や『宮古史伝』に出てくる。

 

・一部の古代史研究家は、メリマツノカワラの容貌が鳥に似ていたとされるところから、中国の長江流域にいた鳥トーテムの部族が漢民族に追われて海に逃れ、沖縄に渡来して鳥崇拝を伝えたのではないか、と考察している。

 

<神女が重んじられる文化>

・明治政府の廃藩置県によって王政が廃止された後も聞得大君(きこえおおぎみ)を頂点とする神女制度は存続し、現在は聞得大君こそ空位だが、各地のノロ祝女、各地域の神を祭る女司祭)は祭祀によってそれぞれの地元の人の精神的なよりどころとなっている。

 

・一方、正規の神女制度に属さないユタという人々もいる。彼女らは庶民の祖先祭祀について指導したり、憑き物落としをしたりする民間の神女であり、その存在は沖縄の人々の生活に深く根付いている。ユタは祖先崇拝を通して庶民生活における伝統を伝えようとする存在ともいえよう。

 

ノロやユタが沖縄の人々の精神生活に深く関わっていることを思えば、沖縄の民俗伝承に来訪神や憑き物系のもののけが多い理由も改めてよくわかる。

 ノロの大きな職掌は来訪神を迎えることであり、ユタの仕事の一環には憑き物落としが含まれているからだ。沖縄の異神やもののけは、神女たちの存在意義を支えてきた。

そして、彼女らが沖縄の人々の生活に深く関わっているということは、とりもなおざず、彼女らに関わる異神やもののけが沖縄の人々の生活と密着しているということでもあるのだ。

 

もののけ天国・蝦夷地――アイヌもののけ

蝦夷地の妖怪や異神>

コロポックル――妖精はどこにいる?>

アイヌの伝説で本土の人にもよく知られているものと言えば、筆頭に挙げられるべきは、コロポックル(蕗の下に住む人)という小人族に関する伝説である。彼らはまた、トイチセウンクル(土の家に住む人)、トンチなどとも呼ばれる。この小人族たちは、伝承上、あくまで「人間」とされており、カムイ(神)でもカミムンでもないが、西欧の伝承における妖精などとよく似たところがあることも否めない。

 

・また、十勝地方の伝説では、コロポックルアイヌに迫害されてその地を去ったが、その時、川に「トカップチ」(水よ、枯れろ)という呪いをかけた。これがトカチという地名の由来だという。

 この伝説に基づき、コロポックルを北海道におけるアイヌ以前の先住民族とする説を唱える論者も多い。明治20年(1887)には人類学者・坪井正五郎コロポックルは北海道のみならず日本列島全域の先住民族で、日本民族に追われてかろうじて北海道に残っていたものが、そこからさらにアイヌに追われた、という説をたてた。

 

<魔女ウエソヨマ――北国の天孫降臨

アイヌの伝説を論じる場合に避けて通れないのはユーカラといわれる口承叙事詩だ。その中には、もののけと戦って人間の世界に平和をもたらした英雄たちの物語も含まれている。

 

<水の精ミンツチ――半人半獣の謎>

・ところでアイヌの信仰で、和人のカミ(神)にあたる霊的存在を「カムイ」ということはよく知られている。

 

・ミンツチは半人半獣のもののけで小さい子供くらいの背格好をしているという。肌は海亀のようで色は紫とも赤とも言われる。

 川辺に来る人を襲って水の中に引きずり込むとして恐れられる一方で、山や川で働く人を苦難から救うこともあると言われる。

 

・ミンツチの行動パターンには和人の伝承における河童に似たところがある。さらに言えば、ミンツチは和人との接触アイヌの伝承にとりこまれた河童とみなした方がいいだろう。ミンツチの語源「みずち」は、水の神を意味する日本の古語(「蛟」という漢字を当てられる)だが、一方で青森県における河童の呼称「メドチ」と同語源でもあるのだ。

 

 

 ■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

 

 

(2024/4/9)

 

 

・『日本の「来訪神」図鑑』は絵図が豊富で興味深い本です。

鬼も昔は村々を荒らし回り、女子どもを略奪していたといわれます。鬼の征伐は、源氏の武士の役割だったようです。全国に多くの人間を襲っていた鬼の伝説があります。いつのまにか、鬼は来訪神の説話の一部になって村々の伝統行事になっています。

「源氏につらなる花郎がインドのヤードゥに遡ったように、平氏につらなる平山人もインドの部族に遡ることができるアヒール族である」といわれます。

セム系は北極星、北斗七星信仰で、ハム系はオリオン、シリウス信仰で別系統のものが系図で兄弟とされているそうです。

平氏の“平”がヘライ(ヘブライ)に由来すると考えると平氏セム系、ユダヤ系ということになってくる。源平合戦はハム系とセム系の争いだった」と指摘されています。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれます。この説から様々な、歴史の謎が分かるともいわれます。

 

 

『シュメールの天皇家』 陰陽歴史論より  鷲見紹陽  明窓出版   2007/8/1 

源氏は花郎(かろう)である

・源氏の“源”姓については、「魏書」以外に由来を求める考えもあり、その一つが“新羅花郎の長官”の“源花”の“源”由来説である。新羅が強国となったのは、六世紀の真輿王(24代)の時からで、王は上級貴族の15歳と16歳の子弟を花郎(かろう)(ファラン)としたが、この花郎の力によって軍事的な強国となっていったのであった。935年に新羅が滅ぶと花郎たちは、日本の囲い地(散所、院地)にいた同族を頼って渡来、やがて貴族の荘園管理者をつとめる源氏一族となったといわれる。

 

 平氏は平山人である

 ・鹿島昇氏は、“源氏”は新羅の武士である源花花郎の子孫であり、平氏は同じく新羅末期の花郎だった平山人(栄仲、亀峯)の子孫であったという。

平氏の“平”がヘライ(ヘブライ)に由来すると考えると平氏セム系、ユダヤ系ということになってくる。源平合戦はハム系とセム系のオリオン、シリウス北極星、北斗七星の戦いということになってくる。源氏につらなる花郎がインドのヤードゥに遡ったように、平氏につらなる平山人もインドの部族に遡ることができるアヒール族である。

 

・現代ですら、エイリアンのアブダクション(誘拐)が問題になっています。「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。-遠野物語第八話」のように、異人や天狗の人さらいも昔は多くの伝説があったようです。

柳田国男は当時の警察の「異人」の情報を調べなかったようです。米国の警察にもエイリアンによる子供のアブダクション事件を扱っている部署があるのでしょうか。膨大な数の表現もありますが、正確な数字は当然ながら私たち一般人は、把握はできません。

邪悪な異星人が地球や異星で人間の生体実験をしているといわれます。ネガティブ・グループのシリウス人がモンスタータイプの生物を創り、神に対抗したので神に嫌われたといわれます。

しかし、今なお、底層4次元にモンスター・タイプが生存しているともいわれます。

 

 昔は「刀狩り」のように農民に武器を持たせない政策もありましたが、農民が武器を持ち出しますと、鬼や怪物、天狗の乱暴狼藉も減ってきたのでしょう。鬼のような被造物、バイオロボットを造りだしたのは、オリオン人やネガティブなシリウス人の「堕天使」なのでしょうか?

 「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」そうです。

 

 「インナーアースでは、レプティリアンたちが多くの善良な存在たちを攻撃しました。領土を奪い、彼らを奴隷にするためです」といわれます。現代のエイリアンの本では「食人種の宇宙人」「性奴隷」「奴隷売買」「アドレノクロム」「子どもの誘拐」等の不気味な単語が豊富に出てきます。

 「レプティリアン自身もコード化された コンピュータープログラムで、決められたことを実行しているに過ぎないのです」といわれます。また「透明人」とシリウスA星人が創造し、りゅう座に配置した爬虫類人レプティリアン)が異常に進化したといわれます。“異類混血”がスター・ウォーズの原因だといいます。

 

・ナマハゲの起源については「漢の武帝が男鹿を訪れ、五匹の鬼を毎日のように働かせていたが、正月十五日だけは鬼たちが解き放たれて里を荒らしまわったという伝説があり、これを起源だとする説もある」といわれます。

 進化した異星人が「漢の武帝」に憑依したのでしょうか?進化した異星人が「鬼」を創造したようです。

 

 

・低層4次元の昔の“地獄”では、鬼が人間を食べていた絵図が多く残っているようですが、異星人が人間を生体実験にしたり、食物にしていたのかもしれません。そして鬼も現代のグレイ種のように異星人の奴隷として、アブダクションの実行役をしていたのかもしれません。

人間の常識、非常識をはるかに超えた次元に異星人の世界があるといわれます。人間の死後世界や霊界を創造した進化した異星人はシリウス星人でしょうか。この世界で、人間が理解できること、理解していることなんて、ほんのわずかに過ぎないといわれます。

 

・ちなみに、You Tubeで「日本 巨人」といれますと、戦争中のフイルムなのかフェイクなのか分かりませんが、3メートルくらいの奇妙な巨人の映像が見れるようです。

「1929B Giant in Japan, Fake or Not日本にいた巨人?インチキか本物か? それは映画だった?はやし浩司Hiroshi Hayashi, Japan」

 

 

人間に幸せや富を与える来訪神と略奪したり女子どもを誘拐する鬼とは、本来は区別されており、恐怖の的の鬼がいつしか来訪神と同じ文脈で語られたようです。神と悪魔が混じって使われているようです。

 

グノーシス主義は反宇宙論( 宇宙自体は善なるものではなく、むしろ悪であり、受け入れるべきではないという思想 )・反造物主( 造物主は狂った下級の神であり、従うべきものではないという思想 )という点でヒンドゥー教と異なり、邪悪なものだとしても造物主を認めるという点で仏教と異なる」と指摘しています。神々の世界も私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。

日本では、「鬼であるが造物主の性格もある伊吹弥三郎とその放蕩息子の伊吹童子の伝説」もあるようです。

 

 

 あの世の鬼やグレイ種、天狗や巨人の異類も異類混血や遺伝子操作でこの世で「人間化」していったといわれます。『遠野物語』の「異人」は、オリオン星人だったともいわれます。テレポーテーションや異次元移動技術は、人間には理解できないといわれます。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」そうです。

「グレイ」は人間の無意識の中に入ってくると語られています。キイリイ・トクールトと同じく、アヌンナキは人間のように見えるグレイ種族ですといわれます。

 「グレイは我々が遺伝子工学、バイオ化学、宇宙科学を駆使して造ったロボットでした」と異星人が主張しています。

また「多肢の仏像」がありますが、宇宙母船の中には多肢のバイオ・ロボットが活動していると言われています。「多肢のバイオ・ロボット」は、昔は「大きな蟹のような怪物」と表現されたのかもしれません。

インドの最高神のビシュヌも多肢の絵図もあり、下級神のバイオ・ロボットのイメージです。マスターもバイオ・ロボットだといわれます。神々の世界もよく分かりません。上級神の姿は、人間には見えないのかもしれません。

 

他にも爬虫類、鳥類、魚類、昆虫、植物などの生態から進化した人間もいます」と指摘されています。「バフォメットは、有名なキリスト教の悪魔の一人で、黒ミサを司り、山羊の頭を持った悪魔ですが、動物タイプの異星人の一種だった」といわれます。

動物タイプの宇宙人はネガティブなシリウス星人が創造したのかもしれません。3割の動物タイプの中には犬頭人の宇宙人もいるといわれます。「犬頭人」は日本では「犬神」といわれます。

 

人間の肉体や精神に憑依したり物質化する堕天使の生態は分かりません。堕天使が地球の女を狙って降りてくるといわれます。堕天使の性的な能力は異常に高いともいわれます。堕天使が太古から売春やスパイ、麻薬と関係していたといわれます。

「堕天使にマインドコントロールされている人間も少なくない」という説もあります。

 

ルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したとも言われています。グレイを作り出した時期が分かりませんが、例えば数億年前だとしたら、グレイ種族も大変な進化をしていることでしょう

「人間は猿ではなくて、宇宙人というか知的生命体が、そのDNAを当時いた恐竜類に植えつけ、それで生まれたのが羽の生えた蛇だ」そうです。「人類は水棲爬虫類からつくられた――クラリオン星人が語ったスターピープルと地球人類のただならぬ関係」という話もあるようです。

「人類は羽の生えた蛇(ケツアルコアトル)をDNA操作してつくられていた!」と指摘されています。「2つの太陽のうち木星が惑星となったあと、地球に人類が誕生し始めた年代はおよそ1億8000万年前ということで間違いないようです」といわれます。

 

・『110の宇宙種族と未知なる銀河コミュニティへの招待』エレナ・ダナーン(ヒカルランド)2022/12/31、『この惑星をいつも見守る 心優しき地球外生命体たち』(エレナ・ダナーン、ヒカルランド、2023/1/19)、

『【ザ・シーダーズ】神々の帰還』(エレナ・ダナーン ヒカルランド 2023/8/24)のように歴史を変える書籍も出版されています。全国の図書館に1冊でも置いておけば、人々の認識の啓蒙に役立つと思います。

 

エイリアンの「ダルシーの地下基地」の話は、以下のように広く知られているといわれます。

 

『世界不思議大全』  増補版

泉保也   Gakken   2012/8

 「ダルシィ文書」と異星人地下基地の秘密

<異星人とアメリカ政府が結んだ密約とは?>

明らかになった異星人地下基地

・1970年代半ばから、アメリカ、ニューメキシコ州アルバカーキに近いマンザノ山地一帯でキャトルミューテレーション(家畜虐殺)事件が続発し、加えてUFO目撃報告も相次いだ。

 

・電波の発信源がアルバカーキ北方235キロ、コロラド州境に近いダルシィ付近、ジカリア・アパッチ族居留地内のアーチュレッタ・メサであることを突きとめたのだ。

 

<博士の行動と報告書がもたらした意外な反応>

・ベネウィッツが受けた衝撃と驚愕は大きく、異星人地下基地が国家の安全保障の重大な脅威になりかねないという深刻な憂慮も抱いた。彼の自宅近くにはカートランド空軍基地があり、アメリカでトップの規模といわれるマンザノ核兵器貯蔵庫エリアが設けられていたからだ。

 

「ダルシィ文書」が物語る地下基地の実態

・彼らの証言はベネウィッツの真相暴露を裏づけるものであり、内部告発者が公開した書類、図版、写真、ビデオなどを「ダルシィ文書」と総称する。

 

・基地の広さは幅約3キロ、長さ約8キロ、秘密の出入り口が100か所以上あり、3000台以上の監視カメラが設置されている。

 

・基地全体は巨大な円筒形状をなし、基地の最深部は天然の洞窟網につながっている。内部構造は7層からなる。

 

  • 地下1階=保安部、通信部のほか、駐車場兼メンテナンス階。車両は厳重なセンサーチェックを受け、専用トンネルを通行して一般道路に乗り降りする。

 

  • 地下2階=地球人用居住区のほか、地中列車、連絡シャトル、トンネル掘削機の格納ガレージとUFOのメンテナンス階。

 

  • 地下3階=管理部、研究部、メインコンピューター室があり、基地全体を統御している。

 

  • 地下4階=地球人と異星人間のテレパシー、オーラなどの研究、マインドコントロール、心体分離実験、地球人と異星人の心身交換実験などが行われている。

 

  • 地下5階=グレイ族とレプトイド(恐竜人)族の専用居住区、ベネウィッツは居住者を2000人以上と推定したが、カステロは5000人以上と証言している。

 

  • 地下6階=遺伝子工学の実験室が並ぶ。魚、鳥、ネズミなどの異種生物の形質合成、人間の多肢化、グレイ族のクローン化、地球人とグレイ族のハイブリッド化など、戦慄を覚えずにはいられないおぞましい生体実験が行われている。また、さまざまな成長段階のハイブリッド種の胎児の保存槽、培養中の異星人ベイビーを入れた容器も多数並んでおり、“悪夢の広間”と別称されている。

 

  • 地下7階=拉致された地球人やハイブリッド種が何千体も冷凍状態で保存されているほか、地球人を監禁する檻もある。

 

・なお、ダルシィ地下基地に居住する異星人は1種族ではなく、次の4種族で構成されている。

 

標準的グレイ族=身長1メートル20センチ前後。レティクル座ゼータ星出身。

 

長身グレイ族=身長2メートル10センチ前後。オリオン座リゲル系出身。

 

ドラコ族=レプティリアン爬虫類人)で身長2メートル前後。肌の色は白くて有翼。オリオン座ドラコ星系出身。基地全体を統括する支配階級。

 

レプトイド族=身長2メートル前後。恐竜から進化した地球の先住民らしい。最下層の労働階級で、掃除や炊事、運搬など日常的な雑用を担当

 

ちなみに、実験対象として拉致された民間人以外の地球人(軍人、科学者、技術者、保安要員など)はドラコ族に次ぐ第2の地位にあるという。

 

全米各地には200以上もの秘密地下基地がある

・周知のように、アメリカにはコロラド州シャイアンマウンテンにあるNORAD(北米航空宇宙防衛司令部)のように半公然的な地下基地はあるが、ダルシィ基地をはじめとする200余か所の地下基地・施設はトップシークレット扱いだ。

 

アメリカ政府が結んだ異星人との密約>

・この予備的なコンタクトから約1か月後の1954年2月20日深夜、カリフォルニア州エドワーズ空軍基地において、異星人と連邦政府は「グリーダ協定」と呼ばれる密約を交わした。

 

一、異星人はアメリカに関わるいっさいに感知しない。

一、同時にアメリカ政府も、異星人たちの行動に干渉しない。

一、異星人は、アメリカ政府以外のいかなる国とも協定を結ばない。

一、アメリカ政府は異星人の存在を秘密にする。

一、異星人がテクノロジーを提供し、技術革新の支援をする。

 

 ところが、予備折衝では右の5か条で同意していたが、協定締結の段階で異星人側から新たな項目を付け加えたいと申し入れがあった。

 

・人間を密かに誘拐し、医学的な検査や遺伝子工学の実験を行いたい。誘拐した人間は体験のすべての記憶を消したうえで無事にもとの場所へ戻す、というものだ。

 非人道的な生体実験であり、当然のことながら、アイゼンハワー大統領以下の連邦政府側は躊躇した。だが、両者の文明差は5万年ほどもあり、戦うわけにはいかない。連邦政府は無条件降伏したも同然の状況で、異星人の要求をのまざるをえなかった。かくて、“悪魔の密約”と称される秘密協定が正式に締結されたのである。

 

・当初の地下基地は2か所。そのひとつがダルシィの地下であり、もうひとつがエリア51から南へ6キロのところにある。「S-4」というエリア内の地下だった。その後も地下基地・施設の建設は続行されて200か所以上を数え、現在もなお新設されつづけている、というのである。

 

・異星人との密約、地下秘密基地――荒唐無稽というか、きわめて現実離れした話だ。トンデモ説と笑殺されてもおかしくない。が、それを裏づけるような証拠や証言が多数存在するという事実を無視するわけにはいくまい。

 

 

 

・ところで話しは変わりますが、南海トラフ巨大地震の連続発生や首都直下地震との連動もあれば、破壊力は途方もないものでしょう。

たつき諒、2025年7月に大災害と予言か。私が見た未来 完全版の『第1部 予知夢編』では、2025年7月に起こることが描かれている」といわれます。

 

しかしながら、ロシアの核ミサイル「サルマト」の1発は、南海トラフ巨大地震津波よりもはるかに壊滅的だといわれます。

 

・「ルシファーは水爆を武器として使用したが、オリオンは宇宙機(円盤)を使った」という話がありますが、スター・ウォーズでは「水爆」も頻繁に使われたようです。サイバー戦争をみても第3次世界大戦は既に始まっているといわれます。

 

・ロシアの新型ICBM「サルマト」の破壊力は下記のように想像を絶します。

 

2023/1/11 ウェッブサイト 週刊現代

週刊現代」2023年1月14・21日合併号より引用

一発で広島の2000倍…ロシアの核兵器「サルマト」が引き起こす最悪の未来

プーチンの気分で命運が決まる>

飛行距離、速度、威力にいたるまですべてが規格外―。ロシアの工学技術の粋を結集させた新型ICBM「サルマト」が実戦配備された。追い詰められたプーチンの狂気は日本を焼き尽くそうとしている。

 

広島原爆の2000倍

その名前に違わず、サルマトはたった1発で国を滅ぼすことができる性能を持っているとされる。

「飛行距離は約1万8000kmで、西側諸国のほとんどの主要都市が射程圏内に収まります。核弾頭を10~16発搭載でき、威力は合計で7・5メガトン。これは広島原爆の2000倍の数値です。米国の人口密集地帯に落ちれば3000万人が犠牲となり、フランスだったら1発で国全体が吹き飛ぶほどの威力です」(軍事評論家の世良光弘氏)

 

その構造も異質だ。原子力エンジンで発射されたサルマトは途中、液体燃料エンジンに切り替え、宇宙空間へ突入。任意の地点に到達すると、本体から分離した複数の核弾頭が大気圏へ再突入していく。

 

日本には米軍と共同開発した最新鋭のミサイル迎撃網が張り巡らされているが、残念ながら、サルマトの性能はそれをも凌駕しているという。 「サルマトは極超音速滑空体『アバンガルド』を弾頭に搭載することが可能なので、迎撃はほぼ不可能です」(前出・世良氏)

 

従来の核弾頭は高度1000kmから放物線を描いて飛来するのに対し、アバンガルドはグライダーのような形を生かし、大気圏に再突入後、高度70kmという低い軌道で、一直線に滑空してくる。日本ではTHAADやPAC―3が最終迎撃システムとして配備されているが、対応できるのはマッハ9~10まで。アバンガルドを搭載した核弾頭の速度はマッハ20を超え、ターミナル段階(着弾直前)で軌道を遠隔で変更することもできる

「サルマトを日本に撃つ場合、『ロフテッド軌道』と言われる発射方法を取ると思います。簡単に言うと、真上に高く打ち上げて、一気に落ちてくる軌道でさらに速度が上がります」(軍事ジャーナリストの菊池雅之氏) 

 

たった12秒で日本は焦土に

サルマトは10発以上の多弾頭核のうち、たった1発でも広島原爆の150~200倍近い威力を持つ。それが東京都心上空で炸裂した場合、どのような被害がでるのか。

 

核兵器開発史の権威である米スティーブンス工科大学のアレックス・ウェラースタイン教授が開発した核攻撃シミュレーションシステム『NUKEMAP』で試算してみよう

 

まず爆心地には深さ130mのクレーターができ、半径1・5km内にいた人は数万度の熱に晒されて塵となる。爆発の中心から半径5km以内にいた人や建物は超高熱の赤外線で一瞬にして骨になるまで焼かれる。そして、衝撃波は浦安市さいたま市川崎市府中市にまで届き、ほとんどの建物が倒壊してしまう。その結果、死傷者数は少なくとも1500万人を超えるとされる

 

この、たった1発で東京が消滅するほどの核が10~16発も搭載され、それぞれが異なる攻撃目標へ飛んでいく。まさしく、「サタン」である

実戦配備された東シベリアのクラスノヤルスクからサルマトが発射された場合、核弾頭はまず札幌に10秒で飛来。その1秒後に東京へと着弾する。そして、大阪、名古屋、福岡も0・5秒後には破壊される。発射からわずか12秒で日本の中枢部は焦土と化してしまうのだ

「ロシアがサルマトを使う場合は当然、脅しではない。人口が密集している都市を狙うだけではなく、反撃能力も奪いにくるでしょう。三沢、横須賀、嘉手納、那覇などの自衛隊・米軍基地も標的になります。

サルマトが撃たれた後、自衛隊ができることがあるとすれば、かろうじて生き延びた人の救助くらいです。もはや日本全体を守ることは放棄せざるを得ない状態に陥ります」(軍事評論家の高部正樹氏)

 

 

 

 

・ところで「モスクワには多くの異星人が住んでいる」というリーク話もあるそうです。ロシアもリバース・エンジニアリング(逆工学)をしているといわれます。

「彼ら蛇人はすでにロシア共産主義勢力としてやってきており、マルクスレーニンはその勢力のいわば幹部たちだった」という説もあるようです。「1945年の広島と長崎の原爆投下は、これらの都市の地下にあったレプタリアンの基地を破壊するためであった」という説もあり、レプタリアンの地球への浸透は想像を絶します。

「ロシア人はタウ人との協定を破棄し、同じ協定をリュウ座人の前衛部隊と 交わしてタウ人を追い払ったと考えられている」とも伝えられています。

人類の最終戦は、中東発のイスラエルアラブ諸国の戦乱、朝鮮半島の戦乱を機に、ロシアと米国によって戦われ、米ロ戦の勝者は、ロシアだという予言・説もあるそうです。核戦争ではロシアの奇襲攻撃、先制攻撃でアメリカが負けるという話もあるそうです。

異星人からの情報ですと「何年か前、私はロシアとのつながりを強化するために多くの労力を費やしましたが、彼らの政府は頑固で独立心が強い傾向にあります」と報告されています。

 

 

「サルマト」に搭載された核弾頭の威力は、太平洋戦争で広島に投下された原子爆弾の2000倍の威力があると評価されるといいます

ロシアは「サルマト」1基でフランス全体、米テキサス州ほどの地域を完全に焦土化できると主張すると指摘されています。

新型大陸間弾道ミサイルICBM)「サルマト」1発で「島国英国はなくなる」と発言したそうです。

そしてロシアの核魚雷「ポセイドン」は500メートルの津波を起こすといわれます。

ロシアの核魚雷「ポセイドン」ではSFの「日本沈没」「英国沈没」が現実のものになります。

 

 

 

・『日月神示』では「日本は共産主義により立替えられること、世界も米ロ戦争によって共産主義の天下となること」を予言しています

予言の書といわれる“日月神示”等の「日本の人口が3分の1になる」という終末予言もあるようです。

日月神示も国常立神(くにとこたちのかみ)の高級神霊団の啓示という話もあるといわれます。『日月神示』では、核兵器の被ばくで日本がメチャクチャになることを予言していると言われます。

 

 

 

(2020/10/9)

 

 

・太古からの記憶や昔の伝説が、現代の祭りの「来訪神」のモンスターの仮面・仮装になっているといわれます。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれていますが、具体的な異星人の名前と結びつく時代になったようです。もともとは来訪神は異星人、宇宙人だったようです。飛騨美濃の人の心を読む妖怪「覚(さとり)」は獣人だったといわれます。獣人が女を狙った伝説は非常に多いといわれています。

遠野物語』では「猿の経立(ふつたち)女を好む」という伝承もあります。

堕天使が地球の女を狙って降りてくるといわれます。堕天使の性的な能力は異常に高いともいわれます。

「異類混血」の記憶もあったのでしょうか。現代もオリオンETグループが「アブダクション」をしていると指摘されています。おぞましいエイリアンの「生体実験」の話もあったようです。ルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したとも言われているそうです。「現代風にいうと、ルシファーやサタン(悪魔)というのは遺伝子科学者の一団の名前だ」そうです。現代のノーベル賞級の遺伝子科学者よりも、はるかに進化した想像を絶する程度のエイリアン・エンジニアリングの宇宙人の科学者だったようです。神は宇宙飛行士だったという説もあります。

ネガティブ・グループのシリウス人がモンスタータイプの生物を創り、神に対抗したので神に嫌われたといわれます。地球ではモンスター・タイプの生物が増殖し、蔓延したようです。そこでか神は地軸を動かし、天変地異・大洪水を起こしてモンスター・タイプの生物を絶滅させたといわれます。しかし、今なお、底層4次元にモンスター・タイプが生存しているともいわれます。低層4次元から異次元移動してきて、人間の世界では「妖怪」の伝承になったようです。神が地軸を動かして天変地異を起こしたのは、太古には7回もあったという怪説もあったといわれます。新しくは「ノアの箱舟(方舟)」の大洪水の伝説でしょうか?悪魔と神の対立は超太古から執拗だったといわれます。

アメリカ先住民たちの伝説の中にはシャスタ山の山頂にすむビッグフットやサスクワッチと呼ばれている存在の話があります。現代においてもビッグフットやサスカッチのような「獣人」を「空飛ぶ円盤」からオリオンETグループが降ろしているといわれています。

インド神話の猿の神様は「ケンタウルス座α星人」ともいわれます。動物タイプが3割も存在しているようです。ハヌマーンは、インド神話におけるヴァナラ(猿族)の1人といわれます。

ハリウッド映画『猿の惑星』という映画シリーズがありましたが、核戦争で人類が滅んだ後に、「動物タイプ」の異星人が登場する空想・妄想もあるようです。「イアルガの異星人」は、黒い馬顔の異星人ですが、異類混血をすすめているようですし、その科学は想像を絶する程度に進化していると記載されています。『聖書』のいう「獣」に相当するのかもしれません。異類混血がスター・ウォーズの原因だともいわれますが、想像を絶する程度にエイリアン・エンジニアリングは進化しているといわれます。

「時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました」と語られています。それがエササニ人のバシャールだといわれています。エササニ人の様にすでに交雑種が異次元に存在しているようです。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。

 

・『中国の鬼神』著 實吉達郎 、画 不二本蒼生  新紀元社 2005/10

 によりますと、 

「<玃猿(かくえん)

人間に子を生ませる妖猿

・その中で玃猿(かくえん)は、人を、ことに女性をかどわかして行っては犯す、淫なるものとされている。『抱朴子』の著者・葛洪は、み猴が八百年生きると猨(えん)になり、猨が五百年生きると玃(かく)となる、と述べている。人が化して玃(かく)になることもあるというから、普通の山猿が年取って化けただけの妖猿(ばけざる)よりも位格が高いわけである。

 古くは漢の焦延寿の愛妾を盗んでいった玃猿の話がある。洪邁の『夷堅志』には、邵武の谷川の渡しで人間の男に変じて、人を背負って渡す玃猿というのが語られる。

 玃猿が非常に特徴的なのは、人間の女をさらう目的が「子を生ませる」ことにあるらしいこと、生めば母子もろともその家まで返してくれることである。その人、“サルのハーフ”はたいてい楊(よう)という姓になる。今、蜀の西南地方に楊という人が多いのは、みな玃猿の子孫だからである、と『捜神記』に書かれている。もし、さらわれて玃猿の女房にされてしまっても、子供を生まないと人間世界へ返してはもらえない。玃猿は人間世界に自分たちの子孫を残すことを望んでいるらしい」と記載されています。

男の玃猿(かくえん)とは逆に女の玃猿(かくえん)が男を襲ったという伝説もあったようです。太古から異類混血があったようです。アストラル界やエーテル界の宇宙人が、世界中のその各時代の現地人と善悪混じって、交流があったといわれます。必ずしも善人の宇宙人ばかりではなく、女を襲ったバイオロボットの獣人もいたといわれます。

 

・2019/11/29(産経ニュース)によりますと「インド洋・モーリシャスで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の政府間委員会は29日、無形文化遺産に「男鹿(おが)のナマハゲ」(秋田県)など8県の10行事で構成される「来訪神(らいほうしん) 仮面・仮装の神々」を登録することを決定した。平成21年に単独で登録された「甑島(こしきじま)のトシドン」(鹿児島県)に、新たに9行事を加えて1つの遺産として申請していた。日本国内の無形文化遺産は21件で変わらない」、「来訪神は、季節の変わり目に異世界からの神に扮(ふん)した住民が家々を巡り、災厄を払う民俗行事。集落全体で伝承し、地域の絆を強める役割を果たす。起源は分かっておらず、何世代も受け継ぐ間に鬼のイメージが定着した地域もある。10行事はいずれも国の重要無形民俗文化財に指定され、保護が図られてきた。アワビの殻を吊(つ)り下げた「吉浜(よしはま)のスネカ」(岩手県)や渦巻き模様の耳を持つ「薩摩硫黄島メンドン」(鹿児島県)など多様な姿をとり、地域の素材で神の姿を可視化する豊かな創造性が評価された」とのこと。

このことを契機にして「無形文化遺産の来訪神行事」が観光化していくのかもしれません。しかしながら、善神の生態も、魔神の生態も、堕天使・悪魔の生態も詳しくは分からないようです。現代でも大きな影響を与えているようですが、その実態は解明されていないようです。「キリスト(アプ星人)の一族が地球を管理している」という奇説もあるそうです。ところが宇宙人の研究は、学界でも非公開のようです。

 

・現代アメリカでは「天使(異星人)」との遭遇話は少なくないといわれます。遭遇体験の後で、「天使だった」と認識できるような話です。アメリカに限らず世界中で天使や神々、女神とのコンタクティやチャネラーが増えているのかもしれません。幽霊現象や心霊現象・憑依現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。宇宙人情報をアバブ・トップシークレットにして「臭い物に蓋をする」サイレンスグループは、想像を絶する程度に強力だといわれます。

  日本でも太古から宇宙人である神々や天使、堕天使、悪魔等の異次元の存在と、大衆がコンタクトしたり、チャネリングしたりして、多くの「伝承」に残っているようです。またナマハゲのように民間行事として、その土地に伝えられている伝承も多いそうです。しかしながら、普通の人が神々や天使のような宇宙人を認識することは難しいようです。進化している宇宙人が、目に見えない大天使、天使、堕天使となって人間に対して工作しているので、私たち一般人は、何も理解できません。はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。人間の肉体や精神に自由に憑依したり離れたりする宇宙人は、誰も識別できないといわれます。「宇宙人は幽体として存在する」といわれます。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。高等知性体(宇宙人)の描くシナリオ通りに歴史は動いてゆくといわれます。「歴史のシナリオを描く政治力の非常に高い宇宙人が存在する」といわれます。

 

来訪神の伝承についても人間タイプの「神」とその眷属ともいえる「鬼」の異類異形の者たちがいたようです。「鬼」といっても、代表的な鬼の酒呑童子も、若い時は美男子だったという伝承も残っているといわれます。

村の娘と蛇男の若者(宇宙人)の物語は全国に豊富にあったようです。天女も人間の男と交わった伝説もあるといわれます。明治時代の「異人」の伝承も現代では消え失せていますが、社会に同化して誰も識別不能なのかもしれません。バイオロボットの「グレイ」は人間の無意識の中に入ってくるといわれます。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。そのような超テクノロジーを持つ宇宙人の影響力は想像を絶するようです。異人や天狗はオリオンETグループからの異星人だったようです。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズ・グレイというオリオン星人といわれています。エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。古代の伝説に登場する『蛇人』というのは、オリオン人の霊魂が地球に投影されたものと思われるといわれます。オリオンETグループが異次元のモンスター・タイプの生物を創り、人間と異種交配・混淆させ「人間化」させようとしたのかもしれません。現代においてもビッグフットやサスカッチのような「獣人」を「空飛ぶ円盤」からオリオンETグループが降ろしているといわれています。藤原氏北極星、北斗七星信仰はシャンバラ信仰、物部氏のオリオン信仰はアガルタ信仰となるそうです。牛若丸と鞍馬山の天狗の伝承のように、源氏はオリオン 星人との繋がりがあったようですオリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。

 

・『来訪神 仮面・仮装の神々』についても、民衆に福をもたらし、災厄を除く善行ばかりが、後世には「お祭り行事」となってのこったのかもしれません。人間タイプの宇宙人(神々と異人)と異類異形の宇宙人(鬼)の2種類は、当時の人々には、恐怖の的であったようです。『来訪神 仮面・仮装の神々』についても当時の異星人・宇宙人の状況はよく分からないようです。現代でも突然、グレイが現れると、宇宙人のバイオロボットだと認識できますが、大昔では、恐怖感そのものであったといわれます。

  全国に伝承のある「来訪神」は、オリオン星人や、リラ星人、プレアデス星人系列の異星人だったのかもしれません。日本は、超太古からさまざまな異星人が飛来していたようです。中には「文化神」もいたのでしょう。オリオン人は、地球と直接的なつながりを持つといわれます。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。宇宙人は、超太古から輪廻転生を繰り返したり、「不死」の遺伝子テクノロジーを持っているといわれます。リラ星人エロヒムのコンタクティであるフランスのクロード・ボリロン・ラエルによると遺伝子操作による「不死の惑星」に行ってきたそうです。こと座人の遺伝子が、透明人の集合エネルギーと混ぜ合わされて、爬虫類人レプティリアン)として、物質肉体化して出現したそうです。リラ星人のエロヒムが「人間を実験室で創った」といわれます。「古代リラ星人は、アセンション、つまり上位の次元、5次元以上の移行を待っている」といわれます。

 

・「伊吹弥三郎・伊吹童子(創造神とドラ息子)」という伝説もあるようです。「近江の伊吹山にいたとされる伊吹弥三郎は、創造神という顔と、魔物=鬼という顔がある。その息子の伊吹童子も多くの部下を従えて暴れまわった鬼である。実は近江の伝説だけでなく、弥三郎は多くの文献にも登場している」といわれます。善神のイメージではなく魔神のイメージが強いようです。伊吹弥三郎は、ネガティブ・グループのシリウス星人だったのかもしれません。「神」といっても必ずしも人間にとって「善行」ばかりすることはないようです。堕天使が地球の女を狙って降りてくるといわれます。堕天使の性的な能力は異常に高いともいわれます。「鬼」も堕天使のモンスター・タイプで、人間の女を狙って、空飛ぶ円盤で降りてきたのかもしれません。高次元(5次元以上)の人間タイプの宇宙人(神々)とは、住む処が違い、鬼の住処は低層4次元なのかもしれません。いわゆる神々や悪魔は、さまざまな要素を持ち、理解不能だそうです多次元同時存在の法則があるという説もあります。堕天使が太古から売春やスパイ、麻薬と関係していたといわれます。人間に憑依したり物質化する堕天使の生態は分かりません。高次元の神々は、めったに人間とコンタクトしないのかもしれません。天狗もオリオン星人だったようです。天狗の伝説も豊富にあります。

  「伊吹童子の方は、童子と呼ばれるだけあって童(わらわ)の姿をしていたらしい。不老長寿の薬といわれる「サンモ草の露」を飲んで以来、老いもせず、14~15歳の少年のままだった絵巻に書かれている」といわれます。伊吹童子は、表面的には歳をとらないように見える「リラ星人」系列の眷属だったのかもしれません。酒呑童子のように当時の都に行って「女」を拉致してくるような「鬼」は、夜になると真っ暗になる山々の農家では、「鬼」の出没は恐怖であったようです。

 

・神人や異人、天狗等の異次元の進化した異星人が、人間の姿をとり、当時の服装で、この世の人間とコンタクトした話は、多くの民話や伝説となって残っているようです。この世とあの世が錯綜しており、異次元世界に入った人々が「神隠し」の伝承になったようです。「人の失踪」は「家出」や「事故」や「事件」、「自殺」等、現代でも多いようです。北朝鮮拉致事件もありました。警察の事件や、捜査願いの状況もよく知りませんが、「家出」も多いようです。この分野を詳しく調べている人も多いのでしょう2018年10月1日現在(概算値)の総人口は、1億2644万人ですので、日本も「人口大国」ですので、様々なパターンがあるのでしょう。「事実は小説よりも奇なり」といわれます。「現代の民話」も集めていれば、『遠野物語』以上に、不思議で奇妙な逸話が豊富にあるようです。

 

・「神隠し」「夢での死者との交流」話も多く、「夢で死を知らせる話は数え切れない。ことに戦死を知らせる夢は多く、胸を打つ」といわれます。

能舞台」の話は、あの世の死者とこの世の者の交流話が多いと指摘されています。「死後の世界」の描写は、世界中、当然ながら、共通性があるようです。「生まれ変わり」や「前世を記憶する」逸話も世界中にあります。「幽霊」話も世界中で非常に多くあり、カメラやビデオや監視カメラの世界的な普及(誰でもカメラ)で、幽霊のようなものや、奇怪なものが写る機会が増加しており「幽霊写真」として、本が出版されています。幽霊現象や心霊現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。「霊界ははるか遠いところにあるのではなく地上1メートルのところにある」そうです。

 

異次元世界は、人間が普通では認識できない世界ですが、異次元世界から「この世」に宇宙人が浸透する場合もあるようです。「アストラル界下層にいる霊たちの多くは、地球上の種々の問題を引き起こす原因となります。彼らはテレパシーで地球上の人間と交信する」といわれます。アストラル界の住人が地上にも出てくることは秘密結社の最高機密だそうです。「人々がアストラル界で過ごす期間は、数週間から何百年にもわたる」といわれます。「世界の歴史は、秘密結社同士の戦争の歴史である」といわれます。「秘密の首領」(世界のどこかの物質界を超越した次元に棲まうとされる、結社の認可を指示する超人)とのコンタクト話も少なくないようで、世の中は不思議で一杯の不可知の森羅万象の世界のようです。

 

 ・「ナーガ は、インド神話に起源を持つ、蛇の精霊あるいは蛇神のことである。上半身を人間の姿で表し、下半身を蛇として描く構図を用いる例もあるようだが、一般的なものではない」といわれます。インド神話は、詳細な神々の世界と人間の関係を示しているといわれます。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。ネガティブなシリウス人がモンスタータイプの生物を創り、神に嫌われたといわれます。そこで神が地軸を動かして天変地異を起こしたのは、過去3回あるといわれます。遺伝子科学者の一派のルシファーが、神をまねて人類を創造しようとした結果、「蛇神」は、当初の生体実験の成果なのかもしれません。ハリウッド映画「スター・ウォーズ」の大蛇の首領を連想させます。

  日本でも「大蛇の化身」の青年と人間の娘の伝説が全国に豊富にあります。異類混血の伝承でしょうか。異次元に入ると「大蛇の化身」と分かるようなのです。神々や魔神が、人間の魂を虫や動物の体の中に入れるのは容易だといわれます。イルージョンでしょうか?馬に転生した人間の伝承もあるようです。

   

・牛神がテクノロジー龍神を圧倒し「低層4次元」に追い払ったともいわれています。私達の銀河は直径が10万光年あり、その意味では龍神の発進母星シリウス、牛神のオリオンはお隣の星、隣接する恒星といってよいといわれます。「りゅう座人は、地球に巨大な地下基地、金星にコロニーを持っている。地球には二番目の月が配置されている。地球の月は、永劫の昔、レムリア大陸への入植の時代に、軌道上に設置されたりゅう座人の宇宙船である」といわれます。旧約聖書の神が「龍神」で、新約聖書の神が「牛神」といわれます。モーゼとユダヤ人は龍神の系譜にあり、イエス・キリストは牛神の系譜で、お互いのバックはオリオン星系とシリウス星系という宇宙にあるそうです。太古、地球には「龍神」と「牛神」の2種類の神が来て、人間を創ったそうです。

 コトバンクへびむこいり【蛇婿入り】蛇が男になって人間の娘に求婚するという内容をもつ,異類婚姻譚に属する昔話群の総称のこと。

 

・「浮遊霊・地縛霊. これらの霊が現界の人間等に憑依し、霊障を起こす。浮遊霊 死者の霊が行くべき所に行かずに逃げ出すと浮遊霊となる」とか、「地縛霊(じばくれい)とは、自分が死んだことを受け入れられなかったり、 自分が死んだことを理解できなかったりして、死亡した時にいた土地や建物などから離れずにいるとされる霊のことあるいは、その土地に特別な理由を有して宿っているとされる」と定義されています。いわゆる幽霊は、成仏していない、この世に怨念がある霊のようです。沖縄のような激戦地では現代でも、戦死者の幽霊がでるそうです。離れた島の沖縄は、霊的世界も独特の世界を形成しているようです。「霊界ははるか遠いところにあるのではなく地上1メートルのところにある」そうです。幽霊の話を集めても霊界の存在が窺われます。「あの世」と「この世」が交錯していることが窺われます。

 

・幽霊は、人間の死後の世界の霊界や幽界の現象として理解されてきました。ある意味では「幽霊現象も宇宙人現象といえる」かもしれません。進化した異星人(神と天使)は「幽霊」のように現れ、消えていくそうです。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。幽霊はアストラル界の下層の「地獄」あたりに浮遊しているのかもしれません。「アストラル界下層にいる霊たちの多くは、地球上の種々の問題を引き起こす原因となります。彼らはテレパシーで地球上の人間と交信ができ、心の弱い人たちが悪い行いをするようにささやくのです」ともいわれます。当ブログには「地獄」の記述は、あまり書いておりませんが、古今東西を問わず、地獄の話題は膨大にあります。「幽霊現象」はネガティブな異次元の宇宙人現象のようです。

 

・人間の死後の世界、幽界や霊界、目に見えない宇宙人のアストラル界やエーテル界も似ている世界ですが、私たち一般人は、詳しくはありません。「目に見えないアストラル界にもアストラルの惑星がたくさんあり、アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成している」そうです。「人々がアストラル界で過ごす期間は、数週間から何百年にもわたる」そうです。死後世界の幽界では「自分が死んだことを自覚していない」霊も存在するそうです。

  「宇宙人は“幽体”や“霊体”で目に見えない異次元に存在している」とか「遥かに進化した高次元の高等知性体・異星人は、人間の肉体や精神体に憑依するので誰も識別できない」とかいわれます。また「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」ともいわれます。

 

・天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人の存在は、米国のチャネラーからの情報からもたらされているそうです。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」ともいわれます。

  地球と月の間の異次元に広がるニルヴァーナ(涅槃・天国)には、異次元からの宇宙人が出入りしているようです。グレート・マスターやマスターたちは、直接、地球の事象に関与していないようですが、間接的には何らかの関与があるようです。現代でもマスター(大師)と交信している人間が存在するようなので不思議です。また、両性具有の宇宙人も存在するようです。目に見えない異次元世界は、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。

  戦場では多くの兵士が一度に死にます。その時、天界から天使たちが、異次元の宇宙船に乗り、霊界の案内に来るそうです。ですが、あまりに死者数が多いと、十分に魂の救済ができないのかもしれません。それらが地縛霊となり、兵士の「幽霊」となるのかもしれません。

 

amazonに「神隠し」と入れますと287件の書籍がわかります。「千と千尋の神隠し」のアニメーションが大ヒットしましたので、全国的にも関心が高いようです。神隠しも天狗や異人の仕業だったようです。現代風に言いますと、宇宙人のアブダクション(誘拐)だったのかもしれません。少数の帰還者の伝承もあるようです。「神隠し」は、現代のマンガや時代小説のモチーフにも取り上げられています。米国のアブダクション(誘拐)では、もとの部屋に異次元移動して戻るようです。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。米国でも小柄な宇宙人グレイのアブダクション(誘拐)は当時のメディアでも大きく取り上げられたようです。 「グレイ」は人間の無意識の中に入ってくるといわれます。精神界と物質界、あの世とこの世を自由に移動できる異星人のテクノロジーは、想像を絶します。

 

・「小柄なグレイの後に金髪碧眼のノルディックが来た。その後に、人間タイプのオレンジと呼ばれる宇宙人が来て、その後に“東洋人タイプの異星人”が来た」といわれます。東洋人タイプには日本関係する神々(異星人)も混じっていたのかもしれません。人間タイプの異星人の情報は、アバブ・トップシークレットのようです。はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。「宇宙人は幽体として存在する」といわれます。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。

  「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」とクラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロが述べています。グレイには、「ビーガン。シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ」、「ゼータ・レティクリ1。地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ」、「ゼータ・レティクリ2。遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕」などが存在するそうです。日本の鬼や天狗、河童などは、異類異形の異星人だったのかもしれません。嘴のある羽のある「烏天狗」は、有翼のオリオン座のドラコ人のバイオロボットだったのかもしれません。

 

・「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。-遠野物語第八話」という伝承があり、オリオン星人系列の“異人”の犯行だったのかもしれません。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」といわれます。また中世のドイツの領主はほとんどが「異人」か「異人」の末裔ともいわれます。世界中に異星人の「異人」が、さまざまな形態で、人間と関わりがあったようです。ドイツの異人はアルデバラン星人の末裔だったのかもしれません。金髪碧眼のアルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。シュメール文明を打ち立てたのが金髪碧眼のアルデバラン星人といわれ、牡牛座のアルデバランが故郷の惑星のようです。

 

・また現代では金髪碧眼のウンモ星人が、ヨーロッパで同化している異星人として知られています。ロシアにも「異人伝説」が豊富にあり、現代では「ロシア人はタウ人との協定を破棄し、同じ協定をリュウ座人の前衛部隊と交わしてタウ人を追い払ったと考えられている」とも伝えられます。

  「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)」がダルシー秘密基地やエリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。おぞましい「生体実験」の話も報告があるようです。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあるそうです。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。人間の幽体や霊体、魂を自由に操作できる、高次元の異星人でも、ネガティブ・グループは、人類に敵対的だといわれます。

  

神隠し事件は迷宮入りの事件となったものも多いそうです。当時の警察は、どの程度の情報を持っていたのでしょうか?「天狗」や「狐」「狸」「異人」が神隠しの犯人だったようです。現代でいえばUFOや宇宙人のアブダクション(誘拐)だったようです。

よく『狐つき』に間違われたアブダクション(誘拐)・ケースもあったようです。異星人のアブダクション(誘拐)の被害者や交配実験の被験者を地上で見た伝承が多かったようです。アブダクション(誘拐)やキャトルミューテレーション(動物虐殺)もいろいろな形態があったようです。

 

越中 怪談紀行』では富山県の黒部の「隠里」が記載されております。「隠里」に入った場合、人間自身は「幽体離脱」して入るのかもしれません。洞窟が、この場合も異次元への入口になっているようです。また「黒部川の大蛇伝説と愛本姫社」の伝説も「黒部市宇奈月町下立」の伝承です。そして「異人のくれた書」は黒部市の近くの魚津市の伝承でした。

 岡山市安井清隆(仮名)さんは、トールホワイトのような長身のチュェレイ人とコンタクトしました。

「同じ年の10月30日、「富山県黒部市宇奈月温泉近くの河原で待つ」というテレパシーを受信。11月1日の夕刻、黒部川で先に会見した男性と金髪の女性と遭遇した。男性はチュェレイと名乗り、それが母星の名でもあると語り、直径5~6メートルの小型円盤への搭乗を許された。円盤は15分ほどで白馬岳の頂上付近に到着。直径30~40メートルの円盤に乗り換えた。内部は操縦室、食堂、倉庫、会議室からなっていた」と報告されています。ここでも「富山県黒部市宇奈月温泉近くの河原」という場所がでてきます。どうも「黒部」は、パワースポットなのかもしれません。4次元以上の世界で、何かが繋がっているのかもしれません。

  「隠里」から帰って来て、時間が歪んだのは、「浦島太郎」の民話と似ています。「あの世」から「この世」に戻ると、時間が想像を絶する程、長期間になったという話です。その逆の話もあるといわれます。

 

・過去の伝承が偶然一致する場合もあるようです。

『超巨大〔宇宙文明〕の真相』(ミシェル・J・P・デマルケ著、ケイ・ミズモリ訳、徳間書店発行  1997/8/31)では次の記述が参考になります。

「第11章:誰がキリストだったのか?

 エスは日本に着いた時、50才になっていました。そこで彼は結婚し3人の娘をもうけました。そして、45年間住み続けた新郷村(しんごうむら)で亡くなりました。イエスは日本の本州にある新郷村に埋められましたが、その墓の側にはオウリキの一房の髪を納めた小さな箱を埋めた、もう一つの墓があります。あなた方は証拠好きですから、以前は戸来村(へらいむら)の名で知られた青森県新郷村へ行ってみるのもいいでしょう

訳者ケイ・ミズモリ氏によると、「このくだりの記述は、日本最古の歴史書とおいえる『竹内文書』の内容と一致している。青森県三戸郡新郷村の戸来の丘にはイエスの墓が実在している。デマルケ氏本人の弁では、日本を訪れたこともなく、『竹内文書』の存在も知らないと、明言している」とのこと。

 

・「隠里」の伝承は、SFファンタジー物語のようですが、パラレル・ユニバース(並行宇宙)や異次元世界の伝承を連想させます。地上社会に同化した異星人(異人)の様々なネットワークがあったのかもしれません。

日本では、リラ星人の伝承が、ほとんど分かりませんが、日本人と深く関わりがあったようです。「隠里」は、遥かに進化した異星人の現象のようです。パラレル・ユニバース(並行宇宙)は、目に見えないが、すぐ隣にあるといわれます。歩いて、幽体で異次元世界へ入っていけるようです。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔と指摘されています。しかし太古からのさまざまな異星人のDNAが日本人の体内や精神構造に入っていると述べられます。『遠野物語』の異人ばかりではなく、時空を超越した世界からの「異人」や「神人」は、全国にその伝承があるといわれます。

 

・天狗や異人や神人の正体も分かりませんが、日本中に多くの伝承があるようです。赤鼻の天狗ばかりではなく、完全に人間タイプの「天狗」もいるようです。そのような『遠野物語拾遺』の「花巻の天狗さん」の伝承もあります。人間タイプの宇宙人は、だいたい識別できない場合が多いようです。インド神話では宇宙人は動物に変身できるそうです。また「宇宙を3歩で歩く」神々の神話もあるようです。日本でも異次元では「人頭蛇身」に変身していた宇宙人が、この世の人間の若者や老人に変身して、人間とコンタクトする伝説が多いと指摘されています。超太古の天皇レプティリアン爬虫類人)であったという説もあります。「そして彼らとは、古代の爬虫類で、あなた方の祖先であり、親戚なのです」と述べられます。異次元移動が容易な宇宙人は、想像を絶する超能力を持っていると述べられます。アストラル界やエーテル界の宇宙人の世界は、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。

 

・2種類の宇宙人の対立・抗争は、宇宙神話の大きなテーマのようです。スター・ウォーズも頻繁にあったのかもしれません。例えば北欧神話アース神族ヴァン神族は、最終的にアース神族が勝利した長きにわたる戦争の後、和解し人質を交換、異族間結婚や共同統治を行ったそうです。しかし北欧神話ラグナロク(最終戦争)、善と悪との両極端にわかれての戦いを予定しています。

  多様な反響もあるようですが、日本でも学生や学者のUFOの関心は高く、研究している人も多いそうですね。反重力機関を研究している学者もいるそうです。そうすると米軍に超テクノロジーがわたりつつあるということでしょうか。「エイリアン・エンジニアリング」は米国の一人勝ちでしょうか。

目に見えない異次元に天使や高次元の異星人がいるそうです。それで、たまにコンタクティやチャネラーが出てきます。目に見えない世界の話は、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。

 

・眼に見えない世界は、死後の世界の精霊界と同じで、通常は認識されません。が、チャネラーなどの情報で、一般の人々にも、おぼろげながら、理解されつつあるようです。現実の人生や生活とは関係がないようですが、「あの世がこの世を規定している」そうです。

  4次元の肉体を持った人間の特徴とは、不思議な話です。見えない4次元に存在するという非常に細かい粒子(エーテル)的な肉体を持つ宇宙人をイメージすることは難しいようです。私たち一般人には、訳の分からない奇説だそうです。

  異星人という神々や天使などが人間体に形を変えて地球に飛来して、地上を徘徊していたのでしょうか。昔の人々は、超能力人間を神と信じたのでしょうか。著者(深野一幸)は、工学博士の立場から、常識を破る事柄の多い宇宙人について研究したそうです。ウォークイン(憑依・人格転換)やワンダラー(転生)等、様々な形態で、異星人は地球に出現すると語られています。

 

このような時代になって「宇宙人は実在するのかどうか」と真面目に議論している学者がいるのが不思議だそうです。「現代の『地動説』『天動説』ということでしょうか。真面目に異星人を研究すると学者生命が絶たれるという神話もあるようです。4次元、5次元といわれても私達にはイメージがわかない世界、「夢の中の世界」でしょうか。「夢の中でアストラル・トリップをしてクリスタル・シティでキリストに会った」という欧米のチャネラーが多いそうです。

当ブログの標題「UFOアガルタのシャンバラ」の住民は、グレイとともに飛来したノルディックだったという説もありました。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうで、宇宙人の命が狙われたりしたそうです。ノルディックのほうが、傲慢だともいわれます。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。神々の現在の住まいは、シンボリックに古代名称を用いてシャンバラと呼ばれているといわれます。

 

・邪悪なマスターに狂わされたナチス・ドイツ。マスター(大師)も善タイプばかりではなさそうです。「第2次世界大戦は堕天使ルシファーと大天使ミカエルの代理戦争だった」という奇説もあったといわれます。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」そうです。フリーメーソンと金星人の繋がりが窺われますが、フリーメーソンの主神は堕天使ルシファーといわれます。堕天使ルシファーが天使団の3分の1を率いて神に反乱したという「天の戦争」が続いているそうです。ヒトラーの側近も四人の重要な相談役もすべてがイルミナティで占められ、ヒトラーは常に監視下にあった。つまりヒトラーは「イルミナティに培養された独裁者」だったのだ」と語られています。また「ヒトラーは堕天使ルシファーに憑依されていたのだ」という説もあります。

 

・グレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは『アガルタのシャンバラ』の住人だったという説もありましたが、現在の米空軍情報からのリークでは、詳しく分からないようです。サナトクマラは、シャンバラと金星を行ったり来たりしているマスターで、彼は、百戦錬磨の戦士だそうです。金髪碧眼の「ノルディック」はプレアデス星座の惑星アルテアから来ているともいわれたり、オリオン星人だともいろいろな説が流れてくるようです。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。

  もちろん、黒目黒髪の東洋人タイプの異星人もいますが、欧米から流れてくる人間タイプの異星人は、多くの場合、金髪碧眼の異星人ということで、古代ケルト人・アーリア人種のような白人種の典型のようなタイプらしいのです。ヨーロッパでは同化の進んだ異星人種族として、金髪碧眼のウンモ星人が知られています。ナチス・ドイツが崇めた金髪碧眼の「超人」たちは、アルデバラン星人で、アーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。

 

・そういった都市型の超巨大宇宙母船“高天原”から日本民族の神々(異人)が飛来したらしいのです。また、「日本民族の原郷であるプレアデスの惑星もある」というスイス人のコンタクティ・ビリー・マイヤーの情報もあるようです。“都市型の超巨大宇宙船“は、50年前のアダムスキーの金星人の宇宙人が飛来したと言われた時代から言及されているようです。

  ちなみに、スイスの有名なコンタクティのマイヤーがコンタクトしたプレアデス星からの宇宙人は金髪の白人美女に見間違えられる容姿をしていたと主張しており、それこそは、“ノルディック”というスカンジナビア系の金髪の美人型宇宙人と一致しているそうです。金髪碧眼のノルディックは、男性として言及されていました。人類の進化には干渉してはならないという宇宙法があると指摘されています。アバブ・トップシークレットは宇宙人からの命令なのかもしれません。またエルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。

 

・グレイとか、ラージノーズグレイ、レプティリアン、ノルディック、オレンジという具合に異星人のパターンも定着しつつあるようですが、コンタクティなどの話によれば、ノルディックなどの超能力者が、米国内に紛れ込んでも、誰もわからないようです。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。そうなると人間自身が「変容」、「変性」してしまうそうです。「宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だそうです。

  50年前のアダムスキーの時代から、異星人がネットワーク化して、映画『Xファイル』で見られたように、一般人になって街中で生活しているようですし、彼らの目的は人類を観察するということだそうです。「異星人にとって、テレポーテーションのテクノロジーはそれほど難しくない技術だ」そうです。「宇宙人は“幽体”や“霊体”で目に見えない異次元に存在している」と指摘されています。

 

・地球製の空飛ぶ円盤を米軍が実戦に使っているという話は、真偽のほどは分かりませんが、ありえる話なのかもしれません。You Tubeでもそのような動画ありましたが、当初はインチキ動画と思いました。しかしリアルな話なのかもしれません。You Tubeには不思議で奇妙な動画が豊富に載っています。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。「エイリアン・エンジニアリング」の研究によってアメリカ合衆国は発展段階の初期段階にあるといわれます。地球の科学でも50年違いますと、大きくテクノロジーの革新が進みます。まして5万年も進化していると、理解不能のエイリアンのテクノロジーですので、最先端の地球の科学者でも、理解できないでしょう。「エイリアン・エンジニアリング」によって、軍需産業は、とてつもない新兵器を開発していると語られています。恒星間飛行技術も現代の科学者は理解不能のようです。米軍は、様々な「エイリアン・テ・エンジニアリング」によって、異星人から、革新的なテクノロジーを入手していると語られています。宇宙人情報は米軍に始まって米軍で終わるといわれます。

エリア51白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」といわれます。エリア51が有名になりすぎたので別の広大な米軍基地に「秘密基地」を作ったともいわれます。「エイリアン・エンジニアリング」の秘密は当然守られていることでしょう。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。政府の中に政府があってアメリカ大統領といえどもコントロールできないといわれます。また在日宇宙人問題を認識している人はほとんどいないといわれます。米軍のレザー小銃も完成していると言われますが、実戦に使用されたことがあるのでしょうか。

 

岡山の蒜山(ひるぜん)高原は、アリゾナ州セドナのようにUFOが当たり前のように見られる場所だともいわれます!?「日本のセドナ」とは大げさな与太話。狭い土地の国ですから、庭にUFOが降りたとは珍しい話です。グレイタイプなのか人間タイプなのかはわかりません。「英国のマウント バッテン伯爵の邸宅の庭に空飛ぶ円盤が着陸した」と言う話もあったといわれます。

  ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)によると、「標高500mから600m程度の高原地帯であり、西日本を代表するリゾート地の一つである(関西(中国)地区の軽井沢とも呼ばれる)。また、日本最大のジャージー牛の牧場なども存在する」とのこと。

  「妖怪伝承としては「(スイトン)蒜山高原には「スイトン」と呼ばれる妖怪が出没すると言い伝えられている。スイトンは「悪人などのところに“スイー”っとやってきて、一本足で“トン”とその場に立ち、その場にいる悪人を引き裂き、食い殺す」と言われている。このスイトンを模した像は高原のいたるところに置かれており、いかに縁が深い妖怪かよくわかる。

(一貫小僧)蒜山高原には「一貫小僧」(いっかんこぞう)という妖怪の伝承もある。袈裟を着て数珠を持った小坊主のような者が、登山者の前に経文を唱えながら現われ、言葉を一言交わすと姿を消すという」とのこと。

 

・東洋には、白人種の宇宙人のコンタクト話は少なく、「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)系列の宇宙人」とのコンタクト話が多いといわれます。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。「時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました」と語られています。それがエササニ人のバシャールだというのです。

  つまり、その地方では昔はアブダクション(誘拐)や宇宙人現象が多くあったということでしょう。一貫小僧の伝説も「小柄な異星人」の伝承なのかもしれません。特に「岡山はUFOのメッカ」といわれるほど、多くの逸話があるといわれています。沈黙のコンタクティも多いのかもしれません。宇宙人が伝えた習俗もあると語られています。特に岡山が注目されたのも岡山市安井清隆(ペンネーム)氏の巨大母船に乗ってチュェレイ星を訪問したという話です。

 

・昔よく話題になり本にも載った岡山市安井清隆(ペンネーム)氏は、金髪碧眼のノルディックの故郷惑星、つまりアガルタ、シャンバラに似たような惑星に行ったということなのでしょうか?当時は金髪碧眼の宇宙人と日本人のコンタクト話は少数あったようです。「(安井)普通の日本人よりもっと立派な日本語、まるでアナウンサーみたいな日本語で、声もそういう調子でした」という話ですが、どのような異星人が話していたのかはわかりませんが、「都市型の超巨大宇宙船」の惑星に日本民族のルーツ、神話のカギがあったのかもしれません。

  コンタクティの話は、金髪碧眼の宇宙人、米軍の核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)を数段階も上回る『厳秘』の異星人、ノルディックに相当する宇宙人と遭遇したという体験談が多いそうです。日本人も日本で、しかも街中でコンタクトしたという話もいくつかあります。

  金髪碧眼の美人と美男子の宇宙人ばかりでなく、黒目黒髪の東洋人タイプも来ているし、もちろん、美人・ハンサムばかりではないそうです。グレイとかレプティリアンのようなモンスター・タイプも宇宙人といえば数は多いので人間タイプ以外は除くとした場合、金髪碧眼の典型的な白人タイプの異星人ばかりではないことに注意すべきだそうです。宇宙人には動物タイプは3割ほど存在するともいわれます。動物タイプやグレイタイプも、異類混血や遺伝子操作等で「人間化」しているのかもしれません。

 

・ 昔から神々や女神、異人は映画スター以上に容貌は良いといわれているそうですが、異類もおり、例えば、顔が真っ赤だとか、十人並みとはいかない異人も多いようです。神々は、容貌が良いのでしょうか。昔から神々の伝承が多いということは、地上に降臨していたということでしょうか。

  全国各地の伝説や噂などを調べてみると、UFOや宇宙人の飛来に結びつくような話が多いそうです。当時は、全国各地にUFOマニアの集まりや公共の施設、同好会などがあり、活発に活動をしていたようです。安井さんの話もマスコミに載ったということが評価されているのでしょうか。当時の新聞やテレビ局やラジオ局などもUFO宇宙人には熱を上げていたといわれます。

  安井さんが30年前に向かった異星は、「遥かに進化した宇宙人の星」だったようです。この太陽系外惑星には、7時間で行けるようなのですが、この宇宙人の日本人のネットワークが昔からあるように窺われます。リラ星人系列というよりもシリウス星人系列の宇宙人の惑星でしょうか。天使に近い宇宙人なのかもしれません。ちなみにプレアデス星にも6時間ぐらいで行けると言う話もあったようです。現在では、「その彼ら(グレイタイプ)は地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」と述べられます。エリア51白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。

 

・この「遥かに進化した宇宙人」は、太古から日本に関係してきたように思われます。40年前には、メディアにも多くのUFOマニアがいて盛んにUFO情報が報道されたようです。メディアで取り上げられないと私たち一般人には、なかなか伝わらないようです。

  岡山県は、「桃太郎伝説」の鬼の話とか、「宇宙人との繋がりが窺われる伝承」が多い地域のようです。安井さんはすでに亡くなったので、詳細な情報は分かりません。異人、鬼とか童子や天狗は宇宙人であったという話も多いそうです。

  都市型の「超巨大宇宙母船」の存在に言及したコンタクティの日本人は安井さんが最初の人だったようです。インドの叙事詩マハーバーラタ」や「ラーマーヤナ」には、「超巨大宇宙母船」の伝承が豊富だそうです。チユェレイのような宇宙人も「人類の進化に干渉しない」という宇宙法に忠実なようです。エーテル界には「神々の都市」があるそうですが、都市型の超巨大宇宙母船がエーテル界に突入したのかもしれません。とてつもなく大きい葉巻型の宇宙母船が土星の輪の中で発見されたという天文学者の報告などがありますが、最先端の地球の科学者にとっては、想像を絶する話のようです。

  「土星のリングの中に3機の超巨大なUFOが発見されている」

土星のリングの中に、それぞれ長さ、(1)1万266キロメートル(2)2万5338キロメートル、(3)5万667キロメートルの円筒形UFOが存在することが確認されているそうです。これらのUFOの直径は、それぞれ、974キロメートル、1949キロメートル、3898キロメートルという信じられないほどの巨大さだそうです。この事実は、ハッブル宇宙望遠鏡で確認され、「サイエンス・ニュース」誌で発表されているそうです。

 

・日本にもコンタクティが多いようですが、「マスコミが嫌だ」とかの「沈黙のコンタクティ」が多数だと語られています。岡山にも「沈黙のコンタクティ」が多いのかもしれません。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。そうなると人間自身が「変容」、「変性」してしまうそうです。

  大昔から来ていたチユェレイの宇宙人は、正確にはわかりませんが、まあ例えば(八幡)大菩薩クラスの宇宙異次元の神仏なのかもしれませんが、彼らは、タイム・トラベラーであるのは間違いないそうです。彼らは、時空を超えており当然太古から日本の動きを観察していたということでしょうか。

  河童(『グレイに近い異星人』)にしても全国に伝承があるようですし、それと共に飛来した『異人』の伝説も全国にかなりあるようです。つまり、日本にも宇宙連合などの先遣隊が来ていたと言うことでしょうか。「全国に出現したUFO」の話も豊富にあるそうです。

 

・都市型の超巨大宇宙円盤のイメージがわいてくるようです。シャンバラは、都市型の宇宙船が、エーテル界という異次元に突入したものでしょうか。カシオペア座方面の異星にいったという秋山氏と安井氏の情報は似ているようです。異星人は、外見は非常に若く見えるといわれますが、かなり年齢をとっているケースが多いそうです。数百歳とか、数千歳とか数万歳とか、不死の遺伝子テクノロジーを持っているといわれます。リラ星人エロヒムのコンタクティであるフランスのクロード・ボリロン・ラエルによると遺伝子操作による「不死の惑星」に行ってきたそうです。

 

・進化した異星人は、人間の精神体に自由に憑依したりしますので、誰も識別できないようです。ウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)や、様々な形態で、人間社会にでてきますので、宇宙人と人間の区別ができないようです。空飛ぶ円盤から出てきた異星人という話は、昔の話になるのかもしれません。異星人は高次元のアストラル界やエーテル界に都市を創り壮大な文明を営んでいるようです。4次元以上の目に見えない世界ですから、進化した異星人、天使や神々の生態は私たち一般人には、想像もつきません。昔から異界に行って様々な体験をしたけれど、気付いたら夢だったという話も多いようです。アダムスキーも当時も現代でも「詐欺師」扱いをする人々もいるそうです。やはり「異次元の金星や火星」という概念が理解できないようです。現代になって探査衛星が飛び出してから「異次元にある見えない金星」という概念が強調されだしました。また別の星座から来て、異次元の金星を基地にしているともいわれます。

  岡山の安井清隆さんの話は、当時、新聞社でも注目を浴びたといわれます。当時は新聞社もUFOには熱くなっていたそうです。「安井清隆」さんと言う名前は「仮名」のようですが、金髪の長身のヨーロッパ系の宇宙人に日本語で話しかけられたという点でも注目されます。母船の巨大さから見ても、とてつもなく進化した異星人と窺われます。第2のチュェレイ人とのコンタクティがでないものでしょうか。

 

・コンタクト・ストーリーばかりでなく、現実にチュェレイと往復して、その超科学や超テクノロジーを日本のものにしたいものです。アメリカを始めどこの国でも異星人は諜報機関によりコンタクトが継続されているそうです。2メートル40センチの長身の人骨化石がアメリカで発見されたこともあったようです。異星人情報は、国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)の数段階上の厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いですから、異星人が社会に溶け込んでいる現代では何もわからないそうです。「トールホワイト」とよばれる2メートルから3メートルの白人種のオリオン星人も報告されているようです。トールホワイトと米政府とは繋がりがあるといわれます。

 

公安調査庁の元部長によれば「日本は諜報機関のない世界的にも珍しい国だ」そうですが、それから様々なことがいわれているそうです。曰く「諜報機関がないためにスパイ天国となり外国人からバカにされ、物笑いの種にされている」、「諜報機関のない国は国とは言えない」、「諜報機関のない国は国家競争から脱落する」、「諜報機関のない国は抑止力も弱く、拉致事件にも無力だった」、「諜報機関のない国は始めから負けている」、「諜報機関のない国は既に国益を大きく損ねている」、「諜報機関は国家にとって最も重要な死活の国家組織だ」といわれます。「外国では様々な意味で甘い国際感覚の日本人が狙われている」といわれます。日本人に特有な「甘い国際感覚、貧弱な語学力」では大きく国益を損ねるそうです。日本の諜報機関もグローバルスタンダード化が必要だと指摘されています。しかしながら、国恥的なことを国際的に発信することはいかがなものかといわれます。

 

・イアルガの異星人は「馬頭観音」を連想させます。馬面の異星人も昔から日本にも来ていたそうです。異類混血なども遺伝子操作などで進んでおり人間化しているのともいわれます。また『ガリヴァー旅行記』の馬の国『フウイヌム国渡航記』を連想させます。「フウイヌムは彼らを悩ませているヤフーと呼ばれる邪悪で汚らしい毛深い生物と対比される」と言う具合に、人間との異類混血もいたのかもしれません。ところでまた「獣の数字」というものが思い出されます。「獣の数字」は、『新約聖書』の『ヨハネの黙示録』に記述されています。以下に引用すると、「ここに知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間をさすものである。そして、その数字は666である」(13章18節)。この意味は後世に色々な解釈があるようです。「獣の666」は「反キリスト」で、異類混血で創られたヒューマノイドなのかもしれません。ナチスヒトラーのように歴史上、重大な役割を果たすといわれております。

 

ガリヴァー旅行記』には当時は誰も知らない火星の2つの衛星の正確な描写があり、「宇宙旅行記」ではないのかという説もあるようです。広い宇宙には動物タイプの異星人が2割位いるともいわれております。コンタクト・ストーリーから様々な情報が流れてくるようです。アンドロメダ星雲からも様々な宇宙人が飛来しているようです。まるでハリウッド映画『スター・ウォーズ』の世界のようです。

  世界中の神々は各国では名前が違うけれども、ランク別には同一の存在らしいのです。神々は理論的にも不死で時空を超えている理由で神様というのですから、「女神イシスの降臨」といっても不思議なことではないそうです。チャネラーやコンタクティの密度が高まりますと、新興宗教の教祖ということになるそうです。

 

・「ケンタウルス座α星人の中には、映画『猿の惑星』に出てくる、猿が人間になったような外見の者もいる」そうです。インドの神話でも猿の神様が出てくるようです。インドの神話は、神々の世界や超能力を割と正確に伝えているのではないかという説もあるそうです。「アストラル界やエーテル界に『猿異星人』がはいると、人間の遺伝子的に非常にまずい状況になる」という説もあるそうです。しかし、ケンタウルス座にも、様々な宇宙人が棲息しているようです。ケンタウルス座α星の私たちの恒星系は7つの惑星から構成されています」というケンタウルス座メトン星の人間タイプの宇宙人がしられています。ケンタウルス座アルファ星(アルファ・ケンタウリ)からは、人間タイプの金星人の末裔がきており、南アフリカでコンタクト・ストーリーがあります。

 

・ハリウッド映画『猿の惑星』は、シリーズで7本も作られましたが2014年には、新作『猿の惑星 新世紀』が上映されました。「猿の異星人」は昔から、人間タイプの宇宙人に固執するグループを悩ませているそうです。また「異類混血がスター・ウォーズの原因」ともいわれていると語られています。ケンタウルス座アルファ星(アルファ・ケンタウリ)からは、人間タイプの金星人の末裔がきているといわれます。インド神話の猿の神様は「ケンタウルス座α星人」ともいわれますハヌマーンは、インド神話におけるヴァナラ(猿族)の1人といわれます。ケンタウルス座の情報も正確なことは分かりません。宇宙人には動物タイプが3割も存在しているようです。猿田彦神も天狗の容貌とか猿のような容貌とかといわれています。3割の動物タイプの堕天使を率いて、堕天使ルシファーは、神に反乱(天の戦争)を起こしたのかもしれません。

 

・人間は、超太古には完全なものであって長寿だったそうですが、その後、病気になったり、障害児が生まれるという現象もあり、遺伝子的に問題が出てきたそうなのです。ゲイ(LGBT等)の原因も障害児が生まれる原因も現代医学では完全に把握していないそうです。障害児が生まれると困りますよね。人間が困ることは異次元の宇宙人にその原因を求める説もあるようです。現代医学で不明なことは、異次元の高等知性体には分かることばかりでしょうか。「魔神が障害児を創る」という不気味な説もあるそうです。病原菌をばら蒔く堕天使もいるそうで、地上地獄化なのかもしれません。かつての善神が魔神になるというまるでファンタジー物語のようです。「ヨーロッパの人口が激減した中世の黒死病の流行は異星人の細菌兵器だった」ともいわれています。私たち一般人には、訳の分からない奇説だそうです。

 

・「ネガティブなシリウス星人が遺伝子操作などで人間がぞっとするモンスターのような生物を創り神に嫌われて、それらの生物は洪水などで絶滅された」という神話があるそうです。また、天使団の3分の1を率いて神に反乱を起こしたという堕天使ルシファーやサタン(悪魔)の名前は、現代のリラ星人のコンタクティによると「遺伝子科学者の一集団の名前」だそうです。

  それで、リラ星人とシリウス星人の争いは「悪魔と天使」の争いとして、異次元でも続いているし時代を超えて、地球上にも深刻な影響がでてくるようです。「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」ともいわれ、シリウス星人のネガティブ・グループが“闇の勢力”を形成しているのでしょうか。「異人」や「神人」の伝承も、日本だけに特有なものではないそうです。欧米にも昔から「不思議な人物」の伝承は多いといわれます。

 

・皇祖神の天照大御神(あまてらすおおみかみ)についても膨大な情報や資料・研究があるようですが、私たち一般人には、詳しく勉強する機会がないようです。「知る人ぞ知る」話なので、私たち一般人は、理解できません。アマテラスは、個人的には、昔は確か、男神のイメージだったと思うのですが、女神説の話も近年、増えてきて主流になったようですが、勉強不足で、訳の分からない話です。

  ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)によると「神仏混淆天照大神男神」「中世の神仏混淆本地垂迹説が広まると、インドの仏が神の姿をとって日本に出現したとする考えが広く浸透した。はじめ天照大神には観音菩薩(十一面観音菩薩)が当てられたが、やがて大日如来となり、両部神道が登場すると天照大神宇宙神である大日如来と同一視されるようになる。平安末期の武士の台頭や神仏混淆による男系社会が強まると、一部に天照大神男神とする説が広まり、中世神話などに姿を残した」そうです。また、「一般に、大和絵や宗教、日本人が最初に神代の時代を知る小中学校の社会科などでも女神であるとされるのが主流である」ということです。

   ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)によると、「第六天魔王」という言葉がありますが、「「他化自在天」で第六天とは仏教における天のうち、欲界の六欲天の最高位(下から第六位)にある他化自在天(=魔王)をいう。また他化自在天と梵衆天の中間に天魔が住んでいる。日蓮は、第六天の魔王を、仏道修行者を法華経から遠ざけようとして現れる魔であると説いた。しかし、純粋な法華経の強信者の祈りの前には第六天の魔王も味方すると、日蓮は自筆の御書で説いている」とのこと。魔王とは、堕天使ルシファーのことかもしれません?第6次元の魔王ということでしょうか?

 

・来訪神と蛇や動物が非常によく結びつけられる伝説が多いようです。来訪神とのコンタクトに伴うイルージョンでしょうか。高次元の来訪神とのコンタクトでは、人間は変性意識状態になるようです。宇宙には動物タイプの宇宙人が3割ほどいるといわれています。爬虫類的異星人(レプティリアン)もオリジナルは、モンスター・タイプのようです。しかし、遺伝子交配や異類混血などで人間化しているようです。「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」とクラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロは述べています。沖縄のような本土と隔絶された地方では、来訪神や異神は特徴があるようです。沖縄のノロやユタも本土とは別の精神世界のようです。

 

・異類異形の異星人は、住民から怖れられたのでしょうか。沖縄のキムジナーも本土で言う河童なのかもしれません。沖縄の来訪神や異神やもののけは、本土と同じくオリオン星人系列の宇宙人だったのかもしれません。米国政府と秘密協定を結んだオリオン星人は、人類に5万年進化しており、「人間の魂の交換」ができるそうです。ラージノーズグレイもオリオン星人で、米国と秘密協定を結んだともいわれますが、トラブルが起きているともいわれています。また河童に似たキムジナーはゼータ・レチクル星人系列のバイオロボットだったのかもしれません。東北地方のザシキワラシ(座敷童子)のように「子供の神」もいたのかもしれません。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」ということですから、オリオン星人は地球人との関わり合いが強かったようです。

 

・「オリオン星人は非常に階級意識の強い宇宙人だ」ともいわれ、神々の人間タイプとか、モンスター・タイプとかの関係は複雑なようです。「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)が秘密基地で生体実験を行っている」ともいわれます。「あなたはプレアデスの鎖を結ぶことができるか。オリオンの綱を解くことができるか」(旧約聖書ヨブ記38章31節)という奇妙な文章がありますが、スター・ウォーズの「オリオン大戦」もあり、アバブ・トップシークレットのようです。近年、オリオンに向かった日本人もいるという与太話もあったそうです。

北海道のコロポックルやさまざまな異神、もののけも宇宙人との繋がりが窺われます。ミンツチも河童に似た宇宙人だったのかもしれません。フィクションとナンフィクションの割合は、現代では分かりませんが、全部が全部「現地の住民やアイヌの作り話」ということはいえないようです。後講釈しても理解不能なことも多いようです。米国での小柄なグレイのアブダクション(誘拐)事件やキャトルミューテレーション(動物虐殺)事件も数十年経つと、その事実さえも忘れ去られるようです。目に見えない神々や天使の世界は、不可視のために注目されないことが大部分のようです。

 

 

 

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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろう

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」「フリーメーソン結社はこの大地が創出されるよりずっと前から、さまざまな太陽系をめぐって、存在していたのだろうか」「フリーメーソンとは、“現在、世界で信仰されているいずれの宗教より古い”教団となるのだろうか」

国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

シリウス星人の故郷である天体イジュニュは、もっと高い周波数で共振する6次元の天体であり、地球の宇宙と同時に存在するパラレル・ユニバースに存在するのだろうか」

 

グーグルのブロガー(多言語翻訳)にも書いています→UFOパラレル・ワールド