日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

さらにBLM運動は差別反対の観点から、ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソンら「アメリカ建国の父祖」たちが、こぞって黒人奴隷を所有していた事実が一気に注目されるようになった。(2)

 

 

『日本神さま事典』

三橋健 白山芳太郎  大法輪閣   2005/9

 

 

 

甲賀三郎

中世の語り物に、本地物(ほんじもの)と呼ばれるジャンルがあるそれは神々の来歴を語る物語で、悲惨な運命に翻弄され辛酸をなめた人物が神になるという筋書きが共通する南北朝期に成立した『神道集』にみえる甲賀三郎の物語も、その一つである。

 

甲賀三郎は、その名のとおり甲賀出身の三人兄弟の末子で、名を諏訪(よりかた)といった。春日姫という姫と結ばれて幸せな生活を送っていたが、伊吹山で巻狩りをしたときに、姫を魔物にさらわれてしまう。三郎は、なんとか蓼科山の地底に囚われていた姫を助け出したが、姫の忘れ物を取りに戻ったところを、姫に横恋慕した兄たちによって地底に閉じ込められてしまった。

 

・仕方なく地底を歩き始めた三郎は、大きな人穴を見つけ、その先を進むと日本にそっくりの国に出た。その国で三日過ごした後、また歩き始めると再び人穴が現われ、その先には別の国があった。このようにして、七十三の人穴と七十二の国を通り過ぎ、やがて維縵国(ゆいまんこく)という国に行き着いた。

 

そこは地底の一番奥の国で、好美翁(こうびおう)という翁が支配しており、鹿狩りを日課としていた。その国で、三郎は好美翁の末娘、維縵姫と結ばれて平穏な日々を送っていた。だが、やがて三郎は、地上に残した春日姫のことを思って涙するようになる。そこで、維縵姫の計らいにより、地上に帰る手立てを好美翁に伝授してもらうことになった。

 

・やがて、三郎は苦難に耐え、蛇体となって地上に戻って来る。そして、甲賀の笹岡の釈迦堂で人間に戻る方法を知り、ようやく元の姿に返る方法を知り、ようやく元の姿に返ると、春日姫との再会を果たした。しかし、この世界を嫌って平城国という国に飛び去り、そこで神としての力を得て、再び衆生を救うために日本に戻り、三郎は諏訪大明神(諏訪上宮)、春日姫は諏訪下宮と現れた。ここに、人間として苦労を重ねてきたからこそ、人間の苦を我が苦として理解し受け止めてくれる慈悲深い神が誕生したのである。

 

<妖怪・幽霊>

民族学柳田國男は、妖怪とは自然への畏怖の発露であり、また神が零落した姿と考えた。このような妖怪の中でも、「鬼」や「河童」などはその代表格である。「鬼」は元来、中国で死者を指す語であり、日本へ伝わった後、「隠」、つまり陰なる邪な存在として人を喰う魔物などとされた。また、河童も元は中国の河の神「河伯」であったともいわれている。

 

・一方、幽霊とは恨みを残した者の霊魂を指し、我が国ではそのような霊を古くより「御霊」神として祀ってきた。

 

 

インターネット情報によると

「ユ井万国」

・「ユ井万国というところに広大な岩屋があり、岩屋の中の池に金剛力士が岳という名の島があり、島には三千世界に影を落とす釈千段トキマサシカ木という木が生えているという。その木のいちばん上の枝には太陽が羽根を休めて止まっており、つぎの枝には月が羽根を休め、その下の枝には星が休んでいる。その木の根方ではお宮を造って、岩根の大将軍として祀っている。(中略)昔は太陽が七つ、月も七つあったという。ところがスイという名の鬼が来て、太陽を六つ、月も六つ、呑み込んでしまった。もし残された太陽と月を呑み込んでしまったら、日本は常夜の国になってしまう。そこで、五つの剣を五方に投げたところ鬼の首を打つことができた。太陽や月を呑み込んだ巨大な鬼の死体から、両眼を取り、片眼を正月の奉射(ぶしゃ)の的とし、片眼を鏡とした。そのほか面の皮以下、体の部分からは万物が化生した。」

祭文収集 渡辺伸夫

 

この場合の「スイ」という鬼は中国の神話にある巨人「盤古」のことと言われる。ここには日本の記紀が書いた「大月姫型」「射日神話」「常世思想」「日月星の三つの宿神」「宿曜」などの要素が同時に存在する。

 

・ちなみに、日本の神楽に今多い、「天の岩戸開闢」や「五行」のモチーフは近世以降にまでは遡れないと言う。それ以前には、大将軍モチーフ、南方系神話の方が多かったそうである。大将軍は「だいじょうごん」と読み、半島経由の南方神話であるか?

 

・「維縵国は、天地の果てにあるゆったりとした国の意味で、中国起源の伝説。ただし、出雲系神話の地下の国、根の国(黄泉)が融合している。」と解説にあるから、上記の甲賀三郎話には三輪伝説と出雲神話がないまぜになっており、蛇の化身としての諏訪大明神が近江の甲賀から来たということになるが、その諏訪大明神説話を持ち込むのは九州の阿蘇家ではないかと思う。

というのも、同じ九州に三輪系の緒方氏がいて、これがやはり三輪、苧環型神話を持つからである。

 

・下記の「ユ井万国」についても鹿児島での採集だとあるので、やはり阿蘇氏に関わる説話か?

いずれにせよ、南方系神話の出所は九州であることは間違いなく、それを持ち込むのはやはり長江から雲南あたりの少数民族に違いない。

 

中国起源の維縵国が、日本では地下の黄泉の国に変化しているのが注目点。

その意味では下記の記事の方が天国=維縵国=扶桑・蓬莱としてはより中国の原型に近いか

 

別のインターネット情報によると

・維縵国(ゆいまんこく)は、天地の果てにあるゆったりとした国の意味で、中国起源の伝説がその元とされています。

日本にこの考え方が渡った際、「根の国(黄泉)」とイメージが混同され、維縵国(ゆいまんこく)はあの世のイメージとなりました。

本編でも維縵国は黄泉の国として書かれています。

 

・維縵国には東西南北に四季の扉があり、その扉は外側からしか開くことが出来ないそうです。

そのあたりも、作中のネタとして使われて頂きました。

 

古事記」や「日本書紀」では、根の国(黄泉)は出雲にあるように書かれているそうですが、熊野信仰においては、紀の国(紀伊半島)にも黄泉の国への入り口があるとされているそうです。

 

維縵国(ゆいまんこく)は、きっと広大な土地だったのでしょうね。

 

別のインターネット情報によると、)

神道集』の神々  第五十 諏訪縁起事

人皇第三代安寧天皇から五代の孫に、近江国甲賀郡の地頭・甲賀権守諏胤という人がいた。 奥方は大和国添上郡の地頭・春日権守の長女で、甲賀太郎諏致・甲賀次郎諏任・甲賀三郎諏方という三人の息子がいた。

父諏胤は三代の帝に仕え、東三十三ヶ国の惣追捕使に任ぜられた。 七十余歳になった諏胤は病床に三人の息子を呼んだ。 そして、三郎を惣領として東海道十五ヶ国、太郎に東山道八ヶ国、次郎に北陸道七ヶ国の惣追捕使の職を与えた。 諏胤は七十八歳で亡くなり、三十五日の塔婆供養の三日後に奥方も亡くなった。

 

・父の三回忌の後、甲賀三郎は上京して帝に見参し、大和国国司に任じられた。 甲賀三郎は春日郡の三笠山の明神に参詣し、春日権守の歓待を受けた。 そして、春日権守の十七歳になる孫娘の春日姫と巡り会った。 その夜、甲賀三郎は春日姫と夫婦の契りを交わし、近江国甲賀の館に連れ帰った。

 

ある年の三月、甲賀三郎は一千余騎を伴い伊吹山で巻狩を行った。 甲賀太郎は五百余騎、甲賀次郎も三百余騎を伴って加わった。 三郎は北の方を麓の野辺の館に住まわせ、狩の様子を観覧させた。 八日目に上の山に二頭の大きな鹿が現れたと報告があり、三郎は上の大嶽に登って行った。

 

・麓の館で北の方が女たちに今様を歌わせていると、美しい双紙が三帖天下って来た。 北の方がその双紙を見ていると、双紙は稚児に姿を変え、北の方を捕らえて逃げ去った。 甲賀三郎は天狗の仕業だろうと考え、二人の兄と共に日本国中の山々を尽く探し回ったが、北の方を見つける事は出来なかった。

そこで、三郎の乳母の子である宮内判官の助言で、信濃国笹岡郡の蓼科山を探してみる事にした。 そこには大きな人穴があり、春日姫が最後に着ていた着物の片袖と髪の毛が見つかった。

 

甲賀三郎は簍籠に八本の縄をつけ、それに乗って人穴に入っていった。 簍籠を降りて東の人穴を進むと、小さな御殿の中から春日姫が千手経を読む声が聞こえた。 甲賀三郎は北の方を連れ出すと簍籠に乗り、家来たちに縄を引き上げさせた。 ところが、北の方は祖父から貰った唐鏡を置き忘れてしまったので、甲賀三郎は引き返して再び人穴に入った。

 

甲賀次郎は弟を妬んでいたので、縄を切り落として三郎を人穴の底に取り残した。 そして、春日姫を甲賀の舘に連れ込み、宮内判官経方をはじめ三郎の一族二十余人を殺戮した。 残った家臣たちは次郎に臣従を誓った。 甲賀太郎は次郎が父の遺言に背いた事を知り、下野国宇都宮に下って神と顕れた。

甲賀次郎は春日姫を妻と定め、政事を行った。 しかし、姫は次郎に従おうとしなかった。 怒った甲賀次郎は家来に命じ、近江の湖の北岸、戸蔵山の麓で春日姫を切らせることにした。 そこに宮内判官の妹婿である山辺左兵衛督成賢が通りかかり、春日姫を救い出して春日権守の邸まで送り届けた。 その後、春日姫は三笠山の奥にある神出の岩屋に閉じ籠ってしまった。

 

・その頃、甲賀三郎は唐鏡を取り戻して簍籠の所に引き返したが、縄は切り落とされており、殺された一族の死骸が転がっていた。 三郎は地下の人穴を通って好賞国・草微国・草底国・雪降国・草留国・自在国・蛇飽国・道樹国・好樹国・陶倍国・半樹国など七十二の国を巡り、最後に維縵国に辿り着いた。

三郎は維縵国の王である好美翁に歓待された。 好美翁には、八百歳・五百歳・三百歳になる三人の姫君がいた。 三郎は末娘の維摩姫を妻とし、この国の風習に従って毎日鹿狩りをして過ごした。

 

・十三年と六ヶ月の年月が流れたある日、三郎は夢に春日姫を思い出して涙を流した。 維摩姫は「あなたを日本にお送りしましょう。私もあなたの後を追って忍び妻となり、衆生擁護の神と成りましょう」と云った。

三郎は好美翁から鹿の生肝で作った千枚の餅をもらい、それを一日一枚づつ食べながら日本に向った。 契河・契原・亡帰原・契陽山・荒原庭・真藤山・杉原・真馴の池・暗闇の地・おぼろ月夜の原を経て、千枚の餅を食べ終えて信濃国浅間山に出た。

 

三郎は甲賀郡に戻り、父の為に造った笹岡の釈迦堂の中で念誦していると、子供たちが「大蛇がいる」と云って逃げた。 三郎は我が身が蛇になった事を知り、仏壇の下に身を隠した。

 

・日が暮れた頃、十数人の僧たちが法華経を読誦し、甲賀三郎の物語を語った。 それによると、甲賀三郎が蛇身なのは維縵国の衣装を着ているためで、石菖を植えている池の水に入り四方に向いて呪文を唱えれば脱ぐ事ができるという。 三郎はその話に従って蛇身を脱して人身に戻った。 僧たちは白山権現、富士浅間大菩薩、熊野権現などの神々であった。

 

・三郎は近江国の鎮守である兵主大明神に導かれて三笠山に行き、春日姫と再会した。 二人は天早船で震旦国の南の平城国へ渡り、早那起梨の天子から神道の法を授かって神通力を会得した。 その後、兵主大明神の「日本に戻って衆生守護の神に成って下さい」という求めに応じ、天早車に乗って信濃国蓼科山に到着した。

 

甲賀三郎信濃国岡屋の里に諏訪大明神の上宮として顕れた。 本地は普賢菩薩である。

春日姫は下宮として顕れた。 本地は千手観音である。

維摩姫もこの国に渡って来て、浅間大明神として顕れた。

甲賀三郎と兄たちは兵主大明神が仲裁した。

甲賀次郎は北陸道の守護神と成り、若狭国田中明神として顕れた。

甲賀太郎は下野国宇都宮の示現太郎大明神として顕れた。

甲賀権守は赤山大明神として顕れた。

母は日光権現として顕れた。

本地は阿弥陀如来薬師如来普賢菩薩・千手観音・地蔵菩薩等である。

 

上野国の一宮は狗留吠国の人である。 《以下、上野国一宮事とほぼ同内容なので略す》

 

諏訪大明神は維縵国で狩の習慣があったので、狩庭を大切にされる。 四条天皇の御代、嘉禎三年[丁酉]五月、長楽寺の寛提僧正は供物について不審に思い、大明神に祈念して「権実の垂迹は仏菩薩の化身として衆生を済度されるのに、何故多くの獣を殺すのでしょうか」と申し上げた。 僧正の夢の中で、供物の鹿鳥魚などが金色の仏と成って雲の上に昇って行き、大明神が

 野辺に住む獣我に縁無くば憂かりし闇になほ迷はしむ

と詠まれ、 「業尽有情、雖放不生、故宿人天、同証仏果」 と四句の偈を説いた。 寛提僧正は随喜の涙を流して下向された。

 

諏訪大明神

上宮は諏訪大社・上社本宮(長野県諏訪市中洲)

下宮は諏訪大社・下社で、秋宮(諏訪郡下諏訪町武居)・春宮(諏訪郡下諏訪町下ノ原)の二宮から成る。

上宮の祭神は建御名方神

下宮の祭神は八坂刀売神建御名方神で、事代主神を配祀。

式内社信濃国諏方郡 南方刀美神社二座並名神大)。 信濃国一宮。 旧・官幣大社

史料上の初見は『日本書紀』(持統天皇五年[691]八月辛酉)の「使者を遣はして、龍田風神・信濃須波・水内等の神を祭る」。

 

古事記』によると、天照大神八百万の神々と相談して、建御雷神と天鳥船神を葦原中国に遣わした。 二神は出雲国の伊那佐の小浜(稲佐の浜)に降り、大国主神天孫に国を譲るよう申し入れた。 大国主神の息子の事代主神が先ず帰順し、青柴垣に身を隠した。 建御名方神は国譲りに抵抗して建御雷神と争い、科野国之洲羽海(信濃国諏訪湖)に逃れてついに帰順した。

 

 

 

『2020年ごろまで世の中大転換する』

ミロクの世を作るプラズマ科学5次元テクノロジー

船井幸雄     徳間書店  2010/6

 

 

 

 アルザル人は日本人の祖先だった

・以前、アメリカに墜落したUFOの乗組員の血液には、日本人に多くみられる遺伝子が含まれていました。彼らが、日本人の祖先であるという証拠なのです。

 

・アルザル人はもともと地球の地下深くに住んでいたそうです。地球の核付近までいたるところに、彼女たちの住まいがあったといいます。地下の居住地どうしはトンネルでつながっていて、いつでもどこへでも行けて、トンネル内で通信もできたそうです。

  何千年ものあいだ、地中で文明を発展させたアルザル人は、やがて地上に出てきました。その当時、地上にはようやく哺乳類の祖先が現れたところでした。

 

 ・アルザル人が現れたのは現在の日本にあたる場所で、ちょうど後に出雲大社ができたところでした。アルザル人は、そのあたり一帯に居住し、地上での生活になじんでいました。やがて、アルザル人=日本人は、出雲大社のあたりから、日本国中へ広がっていったのです。ちなみに、アルザル人が、かってイスラエルにも居住したことがあり、その子孫は、ユダヤ人となったそうです。ということは、イエス・キリストもアルザル人だったということです。

 

・『聖書』ではイスラエル人からアルザルへの流れを書いているようです。ソロモン王の死後、南北に分かれたイスラエルは、北に10支族、南に2支族が住みました。

  紀元前722年、アッシリア帝国が北イスラエル王国を攻め落とし10支族をメソポタミアへ連れ去りました。が、そのアッシリア帝国新バビロニア帝国に滅ぼされます。しかし、10支族はイスラエルに戻りませんでした。

 

・『聖書外典聖書』『エズラ書』によると、彼らは、異教徒にわずらわされない北の果てからアルザルに向かったとあり、一部が日本などアジアに広がったと考えられています。

 

 

 

『失われた日本ユダヤ王国「大邪馬台国」の謎』

飛鳥昭雄・三神たける  学研   2011/1/12

 

 

 

物部氏の正体は何者であるのか

多次元同時存在の法則

・実際、縄文人だという人あれば、典型的な弥生人だという人あり、邪馬台国の王族であったという人あらば、いや邪馬台国を征服した勢力であるという人あり、渡来人だという人、さらには騎馬民族だという人、実にさまざまな説が、それこそ百家争鳴状態となっている。名のある学者の方々の論文さえ、邪馬台国論争以上に諸説入り乱れているのだ。

 日ユ同祖論というジャンルにおいても、そうだ。古代イスラエル人の日本渡来という視点から見ても、物部氏がいったい失われたイスラエル10支族なのか、秦氏と同じユダヤ人原始キリスト教徒なのか、それともまったく違う経路でやってきたイスラエル人なのか、説得力のある説に出会ったことは一度もない。言葉は悪いが、みな肝心なところでごまかしているか、そもそもまったくわかっていないのだ。

 

秘密組織「八咫烏

・いわば天皇家の守護神ともいうべき八咫烏の名を秘密組織は冠する。組織のメンバーは、みな「陰陽師」である。昨今の安倍晴明ブームで知られるようになった「陰陽道」は古代日本の呪術的宗教である。七五三や節句などの神道祭礼の根幹をなす思想であり、日本文化の隅々にまで影響を与えているといっても過言ではない。

 だが、森羅万象、すべては陰と陽から成るように、陰陽道にも表と裏がある。まさに八咫烏は裏の陰陽師であり、日本の神道を仕切っている。闇夜の鳥のごとく、彼らは静寂に潜み、歴史を裏で動かしてきた。

 八咫烏を名乗る構成員はわかっているだけで、約70人。周辺には伝令役ともいうべき「烏天狗」が控え、上層部には12人から成る組織があり、彼らは「大烏」と呼ばれる。さらに大烏の上位3人、すなわち「三羽烏」は特別に「金鵄」という称号をもつ。

 実は、この金鵄こそ、密かに古神道の世界で噂されてきた「裏天皇」にほかならない。3人でひとりの裏天皇として、彼らは表の天皇ができない儀式一切を執り行っている。長い歴史のなかで、さまざまな困難が天皇家には降りかかった。戦乱や南北朝といった混乱期にあっても、八咫烏は連綿と秘儀を執行してきたのである。

 当然ながら、八咫烏に近づくことは危険を伴う。

 

古代豪族「物部氏

物部氏である。古代日本の謎をさぐるうえで避けることができない豪族にして、古代天皇外戚。その権力と権威は日本史上最大にして最高を誇った。

 

物部氏の祖神「ニギハヤヒ命」

物部氏の祖先は「ニギハヤヒ命」という神様である。

 

名前の頭に「天照」とあるように、ニギハヤヒ命は太陽神である。天皇家の祖神、つまり皇祖神である「天照大神」が女神であるのに対して、ニギハヤヒ命は男神である。興味深いことに、『古事記』や『日本書紀』には、太陽神がふたり登場するのである。神道では八百万の神々を拝むとはいうものの、山や海、川、草木とは違い、太陽はひとつ。天空に輝くひとつの太陽を神格化した存在がふたり、まったく別の神々として存在するのは、どう考えても変である。

 

・奇妙といえば、神社の名前もそうである。奈良時代以前にまで遡る神社のうち、その名に「天照」を冠した神社の主催神は、いずれも女神、天照大神ではない。

 

・これはいったい何を意味しているのか。考えられることは、ひとつしかない。もともと神道における太陽神は、物部氏が祖神として崇める天照国照彦天火明櫛甕玉饒速日命、つまりニギハヤヒ命だった。

 

・しかし、大王として君臨することはなかったものの、物部氏の勢力は強大だった。大和朝廷も、最後までニギハヤヒ命を抹殺することはできなかった。物部氏が祀る神社が冠する「天照」を黙認したのも、彼らが神道祭祀を担い、神秘的な呪術を行っていたからにほかならない。

 

ニギハヤヒ命の物部王国「日本」

記紀神話によると、皇祖・天照大神の孫、すなわち天孫「ニニギ命」は高天ヶ原から多くの神々を引き連れて、九州の高千穂に降臨する。

 

・世にいう「神武東征」の出陣、いざ出発という段階で、神武天皇は「塩土翁」という神からひょんなことを聞く。なんでも、すでに幾内には「天磐船」に乗って、ひと足早く降臨した神がいるというのだ。

 

・同じ天孫族といえども、外からやってきた神武天皇にとって、被征服民である物部氏の女を皇后にすることは、物部王国の民を懐柔することでもあり、ふたつの国がひとつになるための重要な戦略だったのだ。それほどまでに、物部氏天皇家にとって重要な存在だったのである。

 ちなみに、初代神武天皇から第9代開化天皇までは、皇居を大和の西側に置いたことから「葛城王朝」と呼ぶこともある。いうなれば、葛城王朝は天皇家と合体した後期・物部王国として位置づけることができるだろう。

 

崇神としての大物主命

・古代天皇の性格がガラリと変わるのが第10代「崇神天皇」からである。初代神武天皇のエピソードがあまりにも神話的であること、それに続く第2~9代の記述が極端に少なく、通称「欠史八代」と呼ばれることから、これらの天皇はすべて実在しない架空の存在だと考える学者も少なくない。

 実際のところ、神武天皇の諡「ハツクニシラススメラミコト」とまったく同じ読み方をする諡が崇神天皇にはある。そのため、崇神天皇こそ、実在する最初の天皇だとする学説もある。

 もし仮に、葛城王朝が幻だとした場合、物部氏の立場はどうなのか。これを如実に物語るエピソードが崇神天皇の時代に起こっている。すなわち、突如、国中に疫病が流行したのである。民が次々と死に、国中が大混乱に陥った。

日本書紀』では巫女に神託を伺わせ、一方の『古事記』では崇神天皇王が自身が夢の中でお告げを聞くのだが、「いずれにしても原因は祟りであった。三輪山大物主神が怒っているという。なんでも、大物主神の子孫である「大田田根子」なる男を捜して、彼に御魂を祀らせるならば怒りも収まり、疫病も鎮まるのだ。

 神意を知った崇神天皇は、すぐさま大田田根子を見つけだし、お告げのとおりに大物主神を祀らせたところ、確かに疫病の流行はやんだとある。

 さて、注目は大物主神である。先述したように、大物主神とはニギハヤヒ命の別名にほかならない。

 

蘇我氏との確執と崇仏論争

・当時の様子を記した『日本書紀』によると、百済の聖名王から贈られた美しい仏像を見ていたく感動した欽明天皇が、これを拝したいが、いかがなものかと群臣に問うた際、積極的推進派の「蘇我氏」を率いる蘇我稲目は西方の諸国が仏教を信仰していることを理由に、日本もこれにならうべきであると主張した。

 だが、この事態に猛反発したのが物部氏である。神道を第一と考える物部氏を率いる物部尾輿は、同じく神道の祭祀を執り行う「中臣氏」を率いる中臣鎌子とともに、外来宗教である仏教排斥を主張。

 

聖徳太子物部氏失脚

・587年、かくして仏教導入の是非という大義名分のもと、物部氏蘇我氏の戦争、すなわち世にいう「丁未の役」が勃発。激しい戦いの末、蘇我氏の軍勢を率いる弱冠14歳の聖徳太子の前に物部守屋は壮絶な死を遂げる。大将の討ち死によって総崩れとなった物部氏の軍勢は、そのまま敗走。ここにおいて仏教導入が決定的となった。

 戦いの英雄、聖徳太子推古天皇の摂政となり、国策で仏教の布教を推奨。

 

・一方、敗れた物部氏の勢力は縮小。天皇家外戚としての地位は完全に蘇我氏に取って代わられ、権力の座からことごとく退けられていく。仏教の隆盛は、そのまま物部氏の衰退を意味していたといっていいだろう。

 

藤原氏による物部氏封印

・宿敵であった物部氏を退け、念願の仏教導入を国家公認とした今、蘇我氏にとってもはや恐れるものは何もない。天皇家外戚として蘇我馬子は政治を裏で操り、摂政となった甥の聖徳太子とともに、蘇我王朝ともいうべき体制を築きあげた。

 しかし、蘇我氏の栄華は長くは続かなかった。蘇我馬子の子「蘇我蝦夷」と孫である「蘇我入鹿」の代になると、東アジアの国際情勢が騒がしくなり、これを受けて日本もまた、国防を含めて新たな政治体制を作る必要性に迫られる。こうした状況下にあって、645年、ついに事件が起こる。

 天皇の御前で、蘇我蝦夷蘇我入鹿が暗殺されたのである。

 

その一方で、藤原不比等記紀編纂にあたって、古代からの系譜や歴史を記した古文書を石上神宮大神神社から没収し、事実上、物部氏の歴史を闇に葬った。

 

平安京遷都によって藤原氏の支配は決定的となり、以後、明治時代にまで続く

かくて物部氏は没落し、その名は古代豪族として記憶されるのみとなった。穂積や鈴木など派生した名字はあまたあれど、今日、物部氏を名乗るのは秋田の唐松神社の宮司一族だけとなったのである。

 しかし、物部氏は生きている。中央の天皇祭祀は藤原氏の独占となったものの、全国の神社の神官、神主、神職の多くは物部氏が担っている。今でも、物部氏は古代の神道を守りつづけている。

 

邪馬台国畿内大和にあった!!

・籠神社の極秘伝からすれば、邪馬台国の所在地は畿内。したがって、畿内説の解釈が正しいように見える。畿内説の大きな弱点は突きつめると方位だけである。

 

卑弥呼は物部=海部氏だった!!

邪馬台国の女王、卑弥呼が九州にルーツをもつヤマト族であることが正しければ、同時に彼女は物部氏であった可能性が出てくる。実は、これを裏づける証拠がある。

 

邪馬台国神武天皇

・籠神社の極秘伝によると、記紀に記された神武天皇の物語は基本的に神話、すなわちフィクションであり史実ではないとしながらも、あえて神武天皇的な存在を挙げるなら、それは海部氏の祖先である倭宿弥命であるという。もっとも、倭宿弥命にしても、神話的な存在に変わりはなく、その意味で「多次元同時存在の法則」を適用して分析する必要があるのだが、古代天皇に関しては注目すべき極秘伝はほかにある。

 第15代応神天皇である。なんと応神天皇倭人ではない。朝鮮半島からやってきた渡来人の大王だというのである。

 

裏の陰陽師集団「八咫烏」と裏天皇「金鵄」

丹塗り矢伝承と賀茂氏

秦氏の女が生んだ男の子は「上賀茂神社」で「別雷神」として、その父親である「松尾大明神」は「下鴨神社」で「御祖神」として祀られるようになった。かくして、秦氏は「松尾大社」と「下鴨神社」と「上賀茂神社」を「秦氏三所明神」として祀ることとなり、後に秦氏に婿入りした賀茂氏に「鴨祭り」を譲った。今日、鴨祭りを賀茂氏禰宜が執り行っているのは、このためであるという。

 

祭祀一族としての賀茂氏

神道の元締めは天皇である。大嘗祭をはじめ、天皇の儀式を行う賀茂氏は祭司としても最高位であり、その本拠地である下上賀茂神社は、まさに全国の神社のトップである、かの伊勢神宮でさえ、下上賀茂神社に比べれば格下なのだ。

 忌部氏一般の神道儀式を執り行う祭司だが、賀茂氏天皇神道儀式を仕切る。神道の世界において、まさに賀茂氏は別格なのである。

 

鴨族

神道の祭祀を専門に行う賀茂氏のことを彼らは「鴨族」と呼ぶ。一般の人間と普通の会話をしているときに名乗ることはまずないが、自らの正当性を示す必要がある場合、彼らは必ず鴨族である証をする。

 

天狗の下にいるとされる烏天狗烏天狗の正体は鴨族だ。

 

修験者とユダヤ

役小角と並び称せられる修験道の祖で、白山を開いたことで知られる「泰澄」は俗称を「三神」といい、その素性は秦氏であった。同族となった賀茂氏、すなわち鴨族も同様にユダヤ人原始キリスト教徒である。それゆえ神道のみならず、修験道にも古代イスラエル文化の影響が色濃く残っている。

 現代の日本人はあまりピンとこないのだが、当のユダヤ人から見ると山伏や修験者の姿は非常に興味深いらしい。修験者の着る服装はもちろんだが、頭の先から爪先まで、ユダヤ教徒の伝統衣装とそっくりだというのだ。

 

大嘗会と天孫降臨

・とくに初代の神武天皇は、歴代の天皇が現人神となるように、神・天照大神と霊的な約束、いうなれば契約を交わした。これが「大嘗会」という儀式である。つまり、大嘗会という儀式をすることによって、人である皇太子が神・天照大神の御霊を宿して、現人神である天皇陛下となられるのである。

 ただし「多次元同時存在の法則」により、「神」という文字を諡にもつ初代神武天皇と第10代崇神天皇、そして第15代応神天皇は同一人物であり、初代から第15代までの歴代天皇の説話は実質、みなひとりの天皇の説話に還元できる。とくに神話的なエピソードや年代の混乱はこれによってうまく説明することができる。

 

天照大神イエス・キリストだった

・大嘗会の儀式一切をすべて取り仕切るのが下上賀茂神社の鴨族である。そこには漢波羅秘密組織の八咫烏がすべて集まる。彼らの上部組織である大烏、すなわち12人の八咫烏は、イエス・キリストの12使徒の継承者である。上位3人の大烏は金鵄として裏天皇を形成する。裏天皇もまた大嘗祭を行う。現代の12使徒である八咫烏が行い、現代のペトロとヤコブヨハネである金鵄が形成する裏天皇が祀る神道最高神天照大神とは結局のところいったい何者なのか。答えは明らかだろう。イエス・キリストである。

 

最後のドンデン返し………海部氏は鴨族だった!!

葵祭

・一連の神事が意味するのは、まさに天照大神が天岩屋から出てきたことに対する祝福であるというのだ。

 死して天岩屋に籠った天照大神が復活し、天岩戸を開いて再び姿を現したことを祝うことが葵祭りの本質であり、それはとりもなおさずイエス・キリストの復活を祝う歓喜の祭りにほかならない。

 だからこそ、葵祭りはザ・祭りであり、ユダヤ人原始キリスト教徒である天皇の特別な祭礼なのである。

 

藤祭り

八咫烏が仕掛けたであろう奇怪なトリックが隠されているにちがいない

・海部氏が鴨族だということは、物部氏も鴨族。秦氏にしてユダヤ人原始キリスト教徒であり、イエスの12使徒の承継者である八咫烏も鴨族。大邪馬台国の支配者である物部氏が鴨族で、それを征服した天皇秦氏も鴨族である。

 

物部氏は徐福とともに来た!!

八咫烏がいう「徐福」とは紀元前3世紀、古代中国の「秦帝国」にいた呪術師「方士」のひとり。暴君として知られる「秦始皇帝」に近づき、皇帝のために不老不死の仙薬を手に入れてくると言葉巧みに取り入り、ついには多くの童男童女と技術者たちとともに東海に浮かぶという伝説の島「蓬莱山」へと旅立った男である。

 一度は成果なく戻ってきたものの、再度船出したのを最後に消息を絶ち、二度と戻ってこなかった。ために、歴史的には秦始皇帝さえも手玉にとった稀代の詐欺師とも評される。その後、徐福集団がどうなったかについては、いずれも伝説の域を出るものではなく、一説には日本列島にやってきたとも噂されるが、学問的には確かな証拠は今のところ確認されていない。

 だが、八咫烏はそれが忠実であると認めたばかりか、日本にやってきた徐福集団こそ後の物部氏だというのである。

 

 

 

『失われた徐福のユダヤ人「物部氏」の謎』

飛鳥昭雄  三神たける  学研     2011/5/11

 

 

 

ニギハヤヒ

・読むとわかるが、ここに描かれたニギハヤヒ命は、まさに大王である、記紀においてはまったく無視された降臨神話がドラマチックに描かれている。すなわち、九州を出立したニギハヤヒ命は配下の32神と25部の物部氏一族を引き連れて、幾内は河内国の河上にある哮峰に降臨。大和国の鳥見にある白山に進出して、自らの王国を築いたというのだ。

 問題は、ここ。ニギハヤヒ命が築いた王国は物部王国であって、神武天皇が開いた大和朝廷ではないという点である。物部氏が歴史的にも封印された理由も、実はここにある。同じ天津神の末裔を主張しながらも、物部氏大和朝廷以前に、まったく別の王国を築いていたのである。

 

物部王国「日本」

・なぜ海から見ての方角をもって地名としたのか。これに関して『先代旧事本記』には興味深い記述がある。物部氏の祖であるニギハヤヒ命は、河内に降臨する際、天磐船(あめのいわふね)に乗って大空を駆けめぐった。同記述は『日本書紀』にもある。ニギハヤヒ命は空から眺めて、眼下の国を「虚空見つ日本国(やまとのくに)」と命名したというのだ。

 天空を駆けめぐる船とは、飛行機やUFOを連想させるが、あくまでも現実的な史実の反映と見なすならば、海を渡ってきたと解釈できる。

 

・日本とは、もともと倭の別種だというのだ。これを素直に解釈すれば、かつて日本列島には「倭国」と「日本」というふたつの国が存在したことになる。実際、その通りで、日本は倭国よりも小さな国であったとも記す。ただ『旧唐書』が「日本国が倭国を併合した」というのに対して、『新唐書』は逆に「倭国が日本国を併合した」と述べる。

 

・つまり、かつて大和と物部王国というふたつの国があった。大和に比べて物部王国は小さい国であった。長い歴史のなかで、大和は物部王国を併合した。もしくは、物部王国が大和を併合して、最終的に国名を日本としたのだ。

 

物部氏のルーツと古代朝鮮

・だが、後に「大倭」と記して「ヤマト」と読ませるようになる。つまり、「倭=ヤマト」は、「邪馬台国」であるのに対して、「大倭=ヤマト」は「大邪馬台国」ともいうべきクニとなっていたのだ。整理すれば、物部氏の支配する邪馬台国が、同族である海部氏の支配する投馬国と併合した結果、新たな大邪馬台国となったのである。

 

卑弥呼と鬼道

邪馬台国の女王、卑弥呼は謎めいた人物である。「魏志倭人伝」を読む限り、かなりの霊能力をそなえた人物であったことがわかる。実務は弟に任せ、自分はもっぱら神々からの宣託を受けて、それを統治の指針とした。

 

邪馬台国が物部王国であることを考慮すれば、卑弥呼もまた物部氏であったことは間違いない。しかも、彼女は物部氏のなかでも、海部氏の血を引く者であった。

 

・だが、卑弥呼以来の物部神道は、物部氏没落と封印によって、完全に失われてしまう。

 

籠神社の極秘伝「多次元同時存在の法則」

・それは、あくまでも活躍するのは神々であって人間ではない。歴史ではなく、神話だという認識をもつ必要があるのだ。生身の人間ではない多くの分身をもち、分身は独立して別な物語を紡いでいく。名前は違っても、本質は同じ神であるケースが多々ある。したがって、別名を読み解くことによって、本来の神道が自ずと浮き彫りになってくる。「多次元同時存在の法則」は、それを復元する鍵なのだ。

 

・失われた物部神道とはいったいいかなる神道だったのか。籠神社の極秘伝には、物部神道の本質を知るための重要な鍵がある。それがほかでもない、奥義「多次元同時存在の法則」である。

 

物部神道一神教だった

物部神道の奥義「多次元同時存在の法則」を適用していくと、実に多くの神々が同一神であることが見えてくる。八百万の神々がすべて同一神というわけではないが、少なくとも古代にまで遡る神々、とくに物部氏が祀ってきた神々は究極的にはひとりの神に収斂されるといっても過言ではない。

 言葉を換えると、今日の神道八百万の神々を祀る多神教であるのに対して、古代における物部神道は唯一絶対神を崇拝する唯一神教なのである。

 

・子ども、いわゆる童子に力があるという思想は何も中国に限ったことではない。日本においても、幼子のお釈迦様を仏像として表現したり、聖人君子として知られる聖徳太子の姿が童子形で描かれるのはそのためである。魔力を持った童子という意味では、芸能の世界における「笛吹童子」も同様だ。

 ちなみに日本では、同時の魔力は反転して、そのまま鬼の名前になる。有名な「酒呑童子」や「茨木童子」、さらには天皇の輿担ぎで、鬼の子孫と称した京都の「八瀬童子」などもまた、みな鬼の魔力を表現した名前である。

 

仙人が住む三神山

・海に浮かぶ高い山のうち、仙人が住むところを「神山」といった。なかでも、最も神聖な3つの神山のことを「三神山」と称した。

 これが、徐福が奏上した三神山、すなわち「蓬莱(ほうらい)山」と「方丈山」と「瀛州(えいしゅう)山」である。ただし、山とあるが、実際は高い山をもった島のことである。これら三神山は中国から見て東の海の向こうに存在するゆえに、俗人は容易に近づけない。

 

・古来、三神山のひとつ、蓬莱山は数多く絵画に描かれてきた。それらを見ると、いくつか共通点があることに気づく。全体的に蓬莱山はキノコのような形をしているのだ。長い茎のような峰の上に大きな山があり、非常にアンバランスな印象を受ける。しかも、蓬莱山の下にはつららのような部位が認められ、あたかも鍾乳石に見える。

 

・それゆえ現代では、蓬莱山は東海でしばしば目撃される蜃気楼を見た古代人が実在する島と見間違えたものであるというのが定説となっている。

 はたして、徐福が目指した三神山が蜃気楼だったかどうかは、今、この段階では断定できないが、可能性は十分ある。

 

鴨族と天狗

・仏教の宗派は数あれど、神道はひとつ。極端な表現をすれば、全国の神社はすべて天皇家のものであり、天皇陛下神道の元締めなのである。なかでも、神社界の最高権威を誇るのは、下上賀茂神社である。かの伊勢神宮でさえも下上賀茂神社には及ばない。

 なぜか、その理由は天皇の祭祀を取り仕切るのが下上賀茂神社賀茂氏であるからだ。神職は自らのことを特別に「鴨族」と称す。

 

修験道の山伏は、しばしば天狗にたとえられてきた。牛若丸と呼ばれていた源義経を育てあげた鞍馬天狗のモデルは何を隠そう、鴨族である。

 

・長く高い鼻が特徴的な大天狗はもとより、その配下にいる烏天狗こそ、まさに八咫烏がモデルなのである。

 

祭祀一族と鳥の称号

・下上賀茂神社とともに秦氏三所明神と呼ばれた松尾大社の創建者である秦都理も、その名は「鳥」を意味しており、賀茂氏と同族であった証として、賀茂都理という名前も伝えられている。また、鴨族は忌部氏の中の忌部氏であるとも伝えられている。忌部氏とは古代における神道祭祀を行った一族で、儀式で使用する祭具から占術や呪法なども担っていた。

 

漢波羅秘密組織「八咫烏」と裏天皇

・表の陰陽道とは別に、裏の陰陽道があるのだ。その名を「迦波羅」という。当てる字によっては「伽波羅」とも表記され、仏教の経典にある「迦波羅」とも語源的には同じものである。

 

・表の陰陽道の担い手を陰陽師と呼ぶように、裏の迦波羅の担い手は「漢波羅」と呼ぶ。漢波羅とは、もちろん迦波羅に由来する言葉だが、民間陰陽師を指す「上原太夫(かんばらだゆう)」の意味でも使われることがある。

 

・しかし迦波羅の場合、その存在すらも記録に残らないほど、秘中の秘とされてきた。当然ながら漢波羅たちは歴史の表舞台に出ることなく、裏方で文字通り暗躍してきたのである。もちろん、彼らは秦氏であり、かつ加茂氏である。

 

・なかでも中枢を成す漢波羅秘密組織の名を「八咫烏」という。八咫烏の周囲には伝令役ともいうべき鴨族、すなわち、「烏天狗」がいる。一般人との接触は主に烏天狗の任務である。現在、八咫烏は約70人いる。

 

  

 

ニギハヤヒ

先代旧事本紀』から探る物部氏の祖神

戸矢学    河出書房新社    2011/12/1

 

 

 

神の国から飛来降臨する「天磐船」 ニギハヤヒに発するイワクラ信仰

・それによって、ニギハヤヒの統治していた国は、あちこちにあった小規模な部族国家というようなレベルの話ではなく、統治体制の整った政体国家がかくことして存在していたという事実を記している。

 

そして、ニギハヤヒこそはその国家の国王であったのだと

 記・紀は、その国家の存在を隠したかった。だから、ニギハヤヒの属性を消すことによって、ニギハヤヒが登場しても問題が起こらないと考えた。『先代旧事本紀』さえ存在しなければ、その目論見は破綻しなかったかもしれない。

 

・ところで記・紀に一貫している論理では、先住の賊衆は征討すべきものであって、その思想は徹底している。そしてその上に君臨する者は「天神の子」でなければならない。すなわち「天子」である。

賊衆とはもとからその地に住む種族で、これを「地祗」あるいは「国つ神」の子とした。これに対して高天原から降臨した者は「天神」あるいは「天つ神」の子とする。これが「天神地祇」「天つ神、国つ神」の対置概念である。

 征服者と被征服者と言い換えることもできる。近年では、弥生人縄文人というとらえかたもある。

 

柳田國男の「日本人」定義

・柳田は「山人考」で、縄文人弥生人の弁別峻拒をおこなった。すなわち、縄文人を「山人」と呼び、渡来した弥生人を「平地人」とした。さらに注目すべきは、平地人を「日本人」と想定したことであって、そこから「日本」も始まったと主張した。

 もし我が国の民俗学がここから展開発展したとするなら、おそらくは今とはかなり異なる地平に立ち至っていると思われるのだが、残念ながら柳田はこの説を継承させず、『遠野物語』や『山の人生』などで見られるように、うやむやにしてしまった。

 

ニギハヤヒの事績

ニギハヤヒについて、記・紀にはわずかな記述しかないとすでに指摘したが、それとは対照的に『先代旧事本紀』には詳細な事績が記されている。

 

・これにニギハヤヒの「従者(一族)」の子孫を数えると、さらに多数に上り、その後の日本国の中核はニギハヤヒ一行の血族血統によって形成されたと言っても良いくらいである。

 しかし、その事実のほとんどは、記・紀にはまったく触れられず、『先代旧事本紀』のみに記される。

 

ニギハヤヒとの降臨伝承とは、いかなるものであるのか、読者のためにもここで概要・全貌を要約しておこう。

 

(1)アマテラス(天照大神)は、瑞穂国(みずほのくに)を治めるために「吾御子」のヲシホミミを降臨させようとしたところ、ヲシホミミにニギハヤヒという児が誕生し、代わりにその児を降臨させたいと願いを許した。

 

(2)アマテラスは、降臨するニギハヤヒに「天璽瑞宝十種」を授けた。

 

(3)ニギハヤヒは、数多くの随神・随臣を伴って天降った。彼らはヤマト政権の担い手となり、その後の主な氏族の祖となる。32人の将軍、5人の部の長、5人の造の長、25人の軍部の長、船長、舵取等。

 

(4)ニギハヤヒ一行は「天磐船(あまのいわふね)」に乗って天降った

 

(5)初めに河内国河上の哮峯に天降り、それから大和国鳥見の白庭山に選御した。

 

(6)ニギハヤヒは天磐船に乗って大虚空を飛翔して国を見定めた。これに由来して「虚空見つ日本の国」という。

 

神話の神々は実在した

・私は、日本神話に登場する神々は基本的にすべて実在したと考えている。そういう人物がかつて実在していて、亡くなると神になり、崇められるようになったと考えている。

 

物部神社は全国に17社

・古代豪族の第一であった物部氏であるが、氏族名の「物部」を冠した神社は意外に少ない。その数は全国に17社のみ。総本社は島根県太田市に鎮座する物部神社で、石見国一宮である。

 

「神殺し」の本当の意味

・神武軍がヤマトに入る際に、各地で激戦があり、族長を殺害している。

この時代、族長の多くは同時に宗教的権威でもあって、すなわちその一族の“神”である。ナグサトベ、ニシキトベ、ヤソタケル、ナガスネヒコといった名が『日本書紀』には見られる。ヤソタケルは「有尾人」であると記される。

 これらの神々を殺すことで、神武軍は制服を成し遂げて行く。「神殺し」こそは、制服の証しなのだ。しかし「神殺し」の真相は、必ずしも物理的な殺害ではない。

 

能曲『三輪』が伝える古代の共通認識

・能に不思議な演目がある。『三輪』という作者不詳の一番だ。

 

主役はなんと三輪明神

 能曲には霊験ものや龍神もの。巫女ものなど信仰関連のテーマが少なくないのだが、その目的ははっきりしている。ストーリーにも矛盾や齟齬、不条理はないといって良い。

しかし、『三輪』は、まったく不条理だ。それらの区分けのいずれにも属さない。明神と僧侶のやりとりであるのだから、信仰ネタであることは紛れもない。にもかかわらず4番目の「雑能」に入っている。これは、ひとえに不条理であるがゆえだろう。

 この曲では、三輪神が、なぜか女性の姿となって僧侶の前に現れて、男神との失恋のために岩戸隠れしたという。そして僧侶に供養を願うという筋立てだ。

 能の関係者は無理矢理の解釈をおこなって目を瞑っているが、こんな奇妙な設定はありえない。おそらくは時を経るに従って、伝承の一部に誤りが生じて、それが更に重なってこんな不条理な話になってしまったのではないか。

 

 

 

『深宇宙探訪記』

(オスカー・マゴッチ) (加速学園出版)  1991/8

 

 

 

都市の大きさはあるクリスタル宇宙船

・そうこうするに、白く輝くものが頭上に出現し、急速にその輝きを増していく。間もなく、明るく輝くオーロラがずっと強烈にきらきら輝く光に消されてしまった。巨大な形のものが降下して、視界に入ってくる。都市の大きさはある。だが、途方もないほど大きなボワーッとした塊のクリスタル・シャンデリアのようで、まるでクリスマスの飾り物みたいに様々な色の光を閃かせたり点滅させたりしている。

「何・・・ 何だ それは?・・・・」

私は吃ってしまった。天から現われたものが私達の視野一杯に広がるのに完全に飲まれてしまっていた。私達から2、3キロ離れたところだ。

 

・「感動するのも当然だ。このクリスタル宇宙船は現在『地上の平和』号と命名されていて、あなたがたの太陽系の惑星間ヒエラルキーの最高の旗艦なのだ」

 

 

 

家畜人ヤプー

 (沼正三) (幻冬舎) 1999/7

 

 

 

飛行島は人間の目に見えない存在に化しているのだった

・浮力盤の機構は、20世紀科学の用語では説明しがたいが、島の中心部(中央山の岩盤内)の振動素子結晶体から送られる高速四次元微震動が、地球重力遮断に重要な役割を演じていることはいっておかねばならない。島全体が、その上のあらゆる物を含めて、微妙な振動を付与されている。そしてその振動のゆえに、飛行島は人間の目に見えない存在に化しているのだった。島の上空に来て、閉鎖空間であるその重力圏に入り、島の固有振動を自分も付与されない限りつまり、島の外や島の下(地上)からでは見えないのである。扇風機の羽根が回っている時に向こう側が透けて見える、あの理屈である。4次元振動によって3次元世界から視覚的に離脱するのだと表現してもいいだろう。

 

・「実は、どちらも蓄童を空中に飛ばせるためである。この飛行島の人工重力圏では、重さ15キロ以内の物体には簡単に飛揚装置が取り付けられる。それが羽根と光輪である。羽根は正式には双小翼といい、揚力は皆無だが重力盤の作用を消去する振動を合成する。そうすると軽くなって、光輪のヘリコプターの牽引力だけで浮揚できる。この光輪は、白人用の光傘と外見は似ているが、作用はまったく異なる物で、名称も輪状翼(アニユリツト)という。この装置を使用するためには、ヤプーの体重を幼児並の15キロ以下に減少させねばならない。そこで、縮小機に掛けて作り出されたのがペンゼル、すなわち飛揚蓄なのである。

 

・あたりは一面の柔らかな芝生で、ふと身を倒して、両手で葉末をなで回してみたいような衝動にかられる。飛行場らしい建物もなかったが、遠く前方には例の中央山が傲然とそそり立って白く輝き、その手前には山岳を削り成した城が見える。高さは千五百メートルにも及ぼうか。上空からながめた時とは違って、のしかかってくる絶壁の威圧感。

 

・しかも、単なる自然の壮観ではなく、膨大な人力の加工を暗示して、ブルーゲルの描いた『バベルの塔』の絵の持つ迫力を見せていた。―この飛行島全体の基盤にひそみ、これらの山々自体を造成した人工こそ真に驚異に値するものだったが、ここでは、それと自然に同一化して山々を削ったわずかの機械力だけが人為と見えていた。それですらピラミッドや巨大ダムを児戯視せしめる規模を示しているのである。

 

高天原」諸景。“飛行島「タカラマハン」”

・「空中列車は、旋回しつつ下降していく。中央山の中腹にある氷漠(ひょうばく)、氷湖、外輪山脈との間の環状盆地にある密林、へきたん、桃園、外輪の七峰のうち三つがそれぞれ一大城門に削りなされている豪快なふえつの跡、その外側にびょうぼうと広がっている環状平原の、あるいは広潤(こうじゅん)な田野となり、あるいは管理の行きとどいた山林となり、あるいは繁華な都邑(とゆう)を作る有様、所々に湖をたたえつつ、周辺部のいちばん外側を取り巻く幅1キロの環状湖へ流れは入る七筋の川は、森の樹種でも、芝生の上の建物の色彩でも、尖塔の様式でも、花壇の配置でも、流域ごとに異なる七様の景観を提供している。極地の氷河、砂漠のオアシス、いったいどこまでが、人工、どこまでが天然なのか?いや、全部が人間の工作物に違いないのだが・・・・・・」「島の上空に来て、閉鎖空間であるその重力圏に入り、島の固有振動を自分も付与されない限り、つまり、島の外や下(地上)からでは、見えないのである」。

 

・「土壌と岸壁からなる地殻部は、数百メートルの厚さに達するが、その下に百メートルの厚さの引力盤の層があり、さらにその下、飛行島の底面には2百メートルの厚さの浮力盤の層がある。どちらも特殊合金である」。

飛行島の地理は、直径百キロ、底面の厚さ1キロの円盤の中央に高さ4キロの円錐山がある。それが大雪山スメラで、それを取り囲む外輪山脈は、スメラ山頂から15キロ離れて、ほぼ円周を成し、尾根の平均高1.8キロ、そびえ立つ七峰の平均高2.5キロである」。

 

 

 

『「天国」と「地獄」がよくわかる本』

クリエイティブ・スイート編著  PHP   2009/8/3

 

 

 

天界に用意されている神の都市国家

天上のエルサレム(新しいエルサレム

広さは東京都のおよそ2倍にもなる、天上の都市

世界が終末を迎えた後に地上に現れる神の都市

・これはエデンの園のように、澄んだ川が流れて緑豊かな草花が咲き乱れるという、すばらしい自然を描いた天国とは大きくかけ離れた概念である。

 聖ヨハネが伝える天上のエルサレムは、都会的な天国であり、碧玉で築かれた城壁で囲まれている。12の門がある大きく高い城壁の内側にある都の大きさは、長さも幅も、高さも1万2000スタディオンであるとした。1スタディオンは、だいたい180メートルなので、だいたい4000平方キロメートルの広さがある。つまり、東京都の約2倍近くの都というわけだ。城壁を支える土台石もまた12種類存在し、それぞれが宝石で飾られている。城壁の内側の都には、輝く塔や宝石が散りばめられた邸宅などがあり、人々はそこで神と共に暮らすことができる。

 

城壁に囲まれた都市型天国にはせる信者の思い

・このような天国が生まれたのは、人間の想像力が決め手だ。「ヨハネの黙示録」にある「新しいエルサレムが天から下ってくるのを見た」という一文が、人々の心に火をつけたのだ。それはいったいどのような都なのだろう、と聖職者や評論家たちの間で議論されるようになった。そうして、天国とは光あふれる場所というイメージから、この天上のエルサレムも宝石などで輝いていると結びつけたのだろう。

 

・これは天上のエルサレムの設計者であり建設者である神が、イスラエルの12部族の復興を望んでいるということを暗示している。イスラエルの民にとって、都とはエルサレムだけであり、そこに永住できることこそが彼らの望みだったのだ。そうした考えから生まれた天国こそが、天上のエルサレムなのである。

長い年月を経るうちに、天国とは清らかな大自然をイメージさせるエデンの園のような楽園のなかに、こうした天の都があると考えられるようになった。

 

 

 

『人類の祖先は宇宙人である』

 (ミン・スギヤマ)(第一企画出版)(1993年)

 

 

 

一番科学的でないのは科学者自身

科学者はアインシュタインを裏切りたくない

光速度を超える光が近年各地で観測されていることや、光速度を超える速度で飛来してきたであろうUFOの存在たちが確認されている以上、光速度不変の原則がすべての状況において、適用されるとは言えないことを科学者たちは認めざるを得ないところまできている。

 

何度も地球に入植を試みた宇宙人

宇宙人セムヤーゼによれば、宇宙には地球に限らず非常に多数の文明が存在し、彼ら宇宙人はそのうちのヒューマノイド型の人類だけで「宇宙連合」を構成しているという。その人類の総合計は約1270億人で、またヒューマノイド型ではない、「宇宙連合」に属さない知識生命形態が無数に存在している。

 

・さらに、地球上には三つの異なった惑星を起源にもつ人種が存在しているという。地球上に“創造された”地球人、現在の火星の位置に昔存在したマローナという惑星について、惑星崩壊後にやってきたマローナ人、そしてヴェガ星や琴座のリラ星の惑星からやって来た古代リラ人の三人種である。

 

・各々に起源を持つ人々の現在の人口は、古代リラ人が14万4228人、マローナ人種が1億6730万人、それ以外は“地球人”であるというが、他にリラ人からわかれた2人種がいる。その2人種については、宇宙人にも詳細は不明だが、ほとんどが“地球人”と同化しているらしい。中国人や日本人はこの2人種に当たると、セムヤーゼの父プターはマイヤーに語った。

 

セムヤーゼの話は今から約23万年前、彗星によって住民の3分の2を失ったある太陽系の第6惑星から始まる。

 

セムヤーゼ」

ある遠い宇宙の太陽系の惑星の全人類の3分の2が、当時この彗星(デストロイヤー)によって滅ぼされ、生存者は、最初からやり直さなければ、なりませんでした。再出発は不自由で困難を極めました。しかし、彼らは、わずか900年間くらいで新しい文明と文化を築きあげました。彼らは、宇宙の力によってもたらされた困難な破壊を克服して再出発したのです。

 

・彼らの霊性と知識は急速に洗練されて行き、彼らの到達した技術水準は想像を絶していました。やがて彼らは、円形で皿状の宇宙船を建造し、大宇宙へ飛び出すようになりました。

 

 

 

『地球一切を救うヴイジョン』

 白峰   徳間書店     2008/11/30

 

 

 

八咫烏(やたがらす)―日本の国体を守る秘密結社

・日本の国体を守る秘密結社である八咫烏のことをちょっとだけ書きます。

 

・日本の国家的な根源に関わる基幹産業を警察、法律、民族といったものの壁を全部超えて独自で動ける組織なのです。独自の資金力もあって通帳も戸籍もありません。3次元世界で言えば、死人扱いですね。でもちゃんと生きている。官僚でもないし、民間人でもない。正体不明の人々が地下に潜って仕事をしています。

 

・彼等はどこに住んでいるか。地下に住んでいるのです。東京にもいます。日本の国体を守るために独自の仕事をしている。実際、戸籍のない人は、今、日本に20万人いますが、その半分は国体を守る仕事を担っているのです。日本にいったん事あらば、彼らが守ってくれる。ウイング・メーカーの日本版が八咫烏です

 

・サナトクラマが金星から鞍馬天狗で有名な鞍馬山に降臨した伝説があるでしょう。この天狗と言われている人たちは、全部八咫烏の集団です。すなわち、全部忍者であって八咫烏の流れなんです。

 

日本の歴史を振り返ると、言うことは簡単ですけれども、言っちゃいけないことのほうが多いんです。「天照」(日本の国体)と「白山神界」(世界秩序)の違いです。

 

 

 

『本当にあった 世界の陰謀論 案内』

 世界陰謀評議会    笠倉出版      2014/10/13

 

 

 

八咫烏 名前すら持たず天皇家を影から護る

・全日本チームのマークとして有名だが、陸上自衛隊所属の中央情報隊のシンボルも八咫烏である。

 

八咫烏とは日本神話に登場する三本足のカラスのこと。聖武天皇にゆかりがある聖獣だ。日本サッカー協会のシンボルマークになっている。陰謀論において八咫烏とは、謎の集団の名称である。正式名は八咫烏陰陽道という。これはオカルト系の陰謀ハンターを中心に支持される説だ。

 彼らは聖武天皇の時代から独自の神道陰陽道を継承し、祭祀を行ってきた。現在も災害に備えて祈り続けている。また、秘術「迦波羅(かばら)」と、日本史の裏側の真実も伝えているという。

 八咫烏は他に類を見ない独特な組織といえる。指導者の一部(39人いるとされる)には、戸籍がない。コードネームで呼ばれ、名前を持たない。

 

秦氏 海を越えてやってきた技能集団

・土佐の長宗我部氏や伊賀の服部氏も彼の末裔とされる。

 

秦氏は、渡来系氏族のひとつ。『日本書紀』に登場する弓月君を祖とする。聖徳太子に仕えた秦河勝や、浄土宗の開祖である法然の母親が秦氏の人物。日本に養蚕や織物をはじめとする多くの技術をもたらし、その後も経済力で存在感を示した。

 秦氏の起源については、さまざまな推測がなされている。古代氏族の名鑑である『新撰姓氏録』には秦の始皇帝の末裔とある。日ユ同祖論では、イスラエルの失われた10氏族のひとつと言われることがある。

 陰謀論においては、血縁的関係よりも秘密結社的な性格を持った集団だとされているようだ。

 商売熱心として知られる近江国の商人たちが秦氏の末裔だという説がある。この考え方によれば、丸紅、伊藤忠商事高島屋といった日本の有名企業は、秦氏の系譜となる。

 

ドラコニアン 人類を脅かす異世界からの侵略者

・中国神話に登場する皇帝、伏義と女媧も蛇の体だったと言われ、手には差金とコンパスを持っている。

 

・伝承では、過去、角と鱗を持つ竜神がいたという。陰謀ハンターは、天皇家の先祖や、秦の始皇帝にその疑いがあると言っている。陰謀ハンターの主張によれば、竜人は角と鱗があるだけではなく、人類を食べるらしい。これが現代陰謀用語でいうドラコニアンという概念である。

 ドラコニアンは有史以前から人類を支配し、家畜として扱ってきた。

 

・似た概念にレプティリアンがある。人間に似た二足歩行の爬虫類をレプティリアンヒューマノイドと言う。トカゲ人間と言えば思い浮かべやすいだろうか。陰謀ハンターは、ドラコニアンとレプティリアンを混同しない。

 レプティリアンは宇宙からやってきた種族で、やはり人間を支配しているらしい。一般人がその存在を知らないのも無理はなく、なぜなら彼らは変身できるという。

 

トゥーレ協会 オカルトと陰謀が交差する反ユダヤ主義結社

・伝説の地トゥーレは、ヨーロッパのはるか北方、世界の最果てにあるという。

 

地政学者カール・ハウスホーファーと教え子のルドルフ・ヘス。2人ともトゥーレ協会の会員だった。

 

・1918年に設立されたトゥーレ協会は、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)の母体の一つとなった実在の秘密結社だ。ナチ党の勢力が拡大した後、1937年に消滅した。陰謀論上の解釈によると、トゥーレ協会はグノーシス主義の系譜にあり、4千年まえから存在していたとされる。

 トゥーレとは、ゲーテの文学作品に登場する伝説の地の名である。もちろん陰謀ハンターは、ゲーテ自身もグノーシス主義者だったと考えている。

 

・ナチ党の鉤十字と反ユダヤ主義思想は、20世紀初頭に誕生したゲルマン騎士団という秘密結社からトゥーレ協会を経由して継承されたものだ。卍の字形は世界的によく見られるシンボルマークだが、彼らはこれをアーリア人に共通の紋章であると考えた。一部のオカルティストは、鉤十字はルーン文字を組み合わせたものだと言うことがある。

 

・余談だが、ゲルマン騎士団には階層的な組織構造があり、フリーメイソンリー的な「ロッジ」の概念を持っていた。また、神智学協会も支部のことをロッジと呼ぶ。

 

アーネンエルベ 民族のルーツとシャンバラを探す奇妙な集団

・ナチ党には、親衛隊全国指導者のハインリヒ・ヒムラーが設立したアーネンエルベという機関があり、オカルト方面の研究はここが担当していた。ナチ党には東洋の神秘思想に異常なほど詳しい地政学者カール・ハウスホーファーのような特異な人材があったが、ヒムラー自身もまた、日本語の片仮名とルーン文字の類似性や、日本人がアーリア人である可能性について考察する奇妙なオカルティストだった。

 

・そんなアーネンエルベの行ったオカルト研究のひとつが、シャンバラ探究だった。シャンバラは、チベットに伝わる伝説の地、秘密の仏教王国である。ポタラ宮殿の地下にはシャンバラへの入り口があるという伝承もあり、もしそうであるなら広大な地下空間なのではないかと推測された。オカルティズムでは、南極に入り口があるとする地球空洞説や、アルザルと呼ばれる地球内部の別天体と同一視する場合がある。

 

・しかし、ナチ党が潰れたことを鑑みれば、シャンバラを見つけることはできなかったのだろう。あるいはアドルフ・ヒトラーは地下都市に逃れたのだろうか。ちなみにオウム真理教もシャンバラを目指し、日本シャンバラ化計画を立案していた。

 

グノーシス主義 創造主は悪神! 世界の認識を改めよ

グノーシスとは、古代ギリシア語で認識、知識を意味する。グノーシス主義は、紀元1世紀に誕生し3世紀ごろ栄えた思想の潮流だ。この思想の特徴は、神や世界の認識にある。通常の宗教は善き神を崇拝するが、グノーシス主義は違う。彼らは、この宇宙が悪の神によって創造されたものとみなす。なぜならこの世界は悲惨すぎて、善なる神が作ったとはとても信じられないからだ。これを反宇宙的二元論という。

 

グノーシス主義は、確固たるひとつの宗教の形をしていない。初期キリスト教の一派に数えられることもあるが、キリスト教を含めたさまざまな宗教や思想の影響で誕生した別個の宗教とも考えられている。グノーシス的な考え方をするキリスト教徒もいたのだろう。どちらにせよグノーシス主義者たちは、キリスト教から異端として弾圧された。旧約聖書中のシモン・マグスという魔法使いが、グノーシスの開祖であるとも伝わっている。

 

・陰謀ハンターは、イルミナティ内部のグループ、MJ-12がグノーシス主義を保持していると言っている。イルミナティの血統を重視する派閥に対抗するMJ-12は、その根本にグノーシス主義があるはずだと考えているようだ。

 

 

 

『失われたイエスの12使徒

影の陰陽道「迦波羅」を操る裏天皇「金鵄」の正体に迫る!!

飛鳥昭雄・三神たける  学研   2001/11

 

 

 

・表の天皇が常にひとりならば、裏の天皇は3人でひとり、絶対三神が唯一神を形成するように、八咫烏のボス、大烏もまた3人でひとりの金鵄を形成。裏天皇として、裏神道に君臨しているのである――。

 

天皇「金鵄」がついに明かす恐るべき日本神道の黙示録

八咫烏は日本国民ではない

神道界を仕切る元締めの男の正体は、八咫烏である。八咫烏の中でも大烏と呼ばれる男である。彼は裏天皇「金鵄」を構成するひとりである。

 

・じつは、八咫烏もまた、天皇や皇室の人間と同様、戸籍がない。戸籍がないゆえ、法律の適用を受けない。彼らの存在は秘中の秘。事実上、皇室の人間と同等の扱いを受けている。そのために、宮内庁を統括する「内閣府」から機密費が捻出され、それが宮内庁を通して八咫烏の活動資金が賄われている。

 

・戦後、GHQのダグラス・マッカーサーは直接、昭和天皇と会談した。その内容は完全なる極秘。昭和天皇をもちろん、マッカーサーも会談の内容を死ぬまで明かすことはなかったが、その中で八咫烏に関することが話し合われたのは間違いないとされる。一般に昭和天皇マッカーサーの会談は3回程度だったと伝えられるが、実際は数十回に及んだことがわかっている。恐らく、そこには裏天皇たる金鵄の人間も立ち会っていたといわれる。いわば、それだけ八咫烏は日本の根幹に関わる存在だったのだ。

 

八咫烏との会見

八咫烏は秘密組織である。彼らと会うことは、天皇陛下に会うのと同じように難しい。そもそも、法律上は存在しないことになっているのだ。公の場に姿を現すことは絶対にありえない。相当な神道関係者であっても、八咫烏との面会は、まず不可能である。たとえ、八咫烏に趣旨が伝わったとしても、それを判断するのは彼らである。八咫烏自身が拒絶すれば、それまでである。

 神道の謎を調査する過程において、飛鳥昭雄八咫烏の存在をかなり古くから聞いていた。日本の神社の総元締めは下鴨神社であり、実質的に支配しているのは八咫烏と呼ばれる人々である。神道の根幹を知るためには、どうしても八咫烏と直接会って、疑問をぶつける必要がある。

 

飛鳥昭雄が初めて八咫烏と会見した模様はNPA⑩『失われたカッバーラ「陰陽道」の謎』の中の第3部「アダム・カドモン」の章において、漫画という形式で紹介している。漫画という性格上、少なからず演出されているが、ここに記された内容は基本的に事実である。

 このとき八咫烏が指定してきた場所は、 東京の両国国技館。漫画では土俵が見える最上階の一室ということになっているが、実際は地下通路でつながった、ある一室だった。案内のもと、部屋に入ると、そこには数人の男が待っていた。八咫烏である。彼らはみな面を被り、素顔が

わからないようになっていた。

 

・漫画の中のカッバーラ、すなわち陰陽道の裏、迦波羅については、当然といった様子である。造化三神が絶対三神と同じであること。七五三が迦波羅のゲマトリアであること。そして、平安京が人形に建設されていることなど、いろいろな問答が繰り返された。その中には、まだ公表

していない恐ろしい事実も含まれている。

 

大烏との会見

・しかして、第2回目の会談が実現した。しかも、今回は並の八咫烏ではない。八咫烏の首領、大烏のひとりが、直々に飛鳥昭雄に会うという。大烏といえば、裏天皇を構成する3人のうちのひとり。人格や知識、経験、そして霊性においても、ずば抜けた人間であることは間違いない。

 

・今回ばかりは、会談場所はわからない。というのも、特殊な車両に乗せられ、見知らぬ建物の地下室に通されたからだ。この様子はNPA⑩『失われたカッバーラ「陰陽道」の謎』の中の第4部「死の樹」の章において、漫画として描いている。恐らくは漫画で描いた通り、そこは皇居の地下だったのではないだろうか。至るところに菊の御紋があったのを記憶している。

 

・案内された部屋には、やはり数人の男がいた。面を被っている姿から、すぐに八咫烏であるとわかった。が、大烏と呼ばれる男だけは、何も面をつけていなかった。見れば、瞳が白く、白内障にかかっているようだった。歳にして80歳前後か。前の八咫烏と違って、彼はどっしりと構え、攻撃的な雰囲気は微塵もない。むしろ、死ぬ前に一度会っておきたかったというような、いわば好意的な印象を受けた。

 

・その後、しばらくして彼が死んだことを知らされた。欠員となった裏天王の席には、先に会談した八咫烏が就任したらしい。

 

八咫烏「第三の男」

・続刊NPA⑲『失われたキリストの聖十字架「心御柱」の謎』では、大烏を前に、飛鳥は、いよいよ核心に迫る――!!

 

・漢波羅秘密組織「八咫烏」は実在する!!

 だが、彼らとの接触は非常に危険である。ふつうの人が接触することは、まず不可能であるといっても過言ではない。会談に至るまでには、様々な手続きがあり、それにともなう約束事が数多くある。

 

・この世は、すべて陰と陽。歴史もまた、しかり。表の歴史があれば、裏の歴史がある。表に天皇がいれば、裏にも天皇あり。この国の本当の歴史は、常に人々の目から隠されてきた。隠してきたのは、そう八咫烏である。ある意味、八咫烏あっての日本であるといっても過言ではない。八咫烏の存在を公開した以上、いずれ多くの日本国民が本当の歴史を知ることになるだろう。もはや、後戻りはできない!!

 

 

 

ユダヤ陰謀説の正体』

松浦寛  ちくま新書   1999/11/1

 

 

 

UFOとホロコースト

UFOを操っているのはだれか

ホロコーストとUFOとはいかにも奇妙な取り合わせのように思われるが、ユダヤ人に関する偏見には、他のどの民族に関する偏見にもまして奇妙なものがある。

 

・「UFO問題の一番深い根幹部にあるのは、実は『ユダヤ問題』だったのである!」と『{超真相]エイリアン&第3次世界大戦』(1996年)なる著書で説くのは、「サイエンス・エンターティナー」を自称する飛鳥明雄である。飛鳥は、「子どもの頃から古代古墳に囲まれた環境で育つが、UFOを目撃したことで超常現象の世界に興味を持つようになった」という人物である。

 

・飛鳥によれば、1947年7月4日にアメリカのニューメキシコ州ロズウェルで米軍が発見したというUFOに乗っていたエイリアンの4遺体は実はモンゴロイド系で、UFOを飛行させるほどの高度科学技術の担い手は日本人を含むモンゴロイド系であるという。

 

・そして、モンゴロイド系を中心とするアジア系諸民族こそ、古代イスラエルの失われた十支族の末裔だというのである。すぐに分かるように、失われた十支族云々は、飛鳥の信奉する、一夫多妻制などの主張でとかく周囲と摩擦を起こすことの多いアメリカの新興宗教の教義(インディアンと俗称されるネイティブ・アメリカンは移住したイスラエルの失われた支族との由)のヴァリエーションで、それを飛鳥は、われわれが先に論じた「日本=ユダヤ同祖論」と折衷したわけである。

 

・飛鳥は、これに宇野正美がアーサー・ケストラーの『ユダヤとは何か――第十三支族・カザール王国の謎』の翻訳を通して流布した奇説の一部を付け加える。

 宇野説とは、イスラエル国籍の大方がそうである白人系のアシュケナジーユダヤ人は、中世期に挙国改宗した黒海沿岸にあったカザール王国の子孫で、血統的にはスペインからアフリカ方面に逃れたスファラディユダヤ人だけがアブラハムの子孫であるというものだが、飛鳥は「アシュケナジーユダヤ人=カザール人」の部分だけを採用し、日本人を含むモンゴロイド系民族と失われた十支族との結びつきを強調する。

 

・ご存知の通り、アメリカ政財界を握るユダヤ系資本は、白人系ユダヤ人で占められている。(・・・)これは血統的に何の関係もないロックフェラーに代表される白人系ユダヤ人が、「シークレット・ガバメント」を構成し、軍産複合体と世界最大の軍事力を結びつけ、アメリカを裏側で完全に支配している構図を意味する。彼らはそれだけでは飽き足らず、国連を配下に置きながら、世界統一政府を樹立させ、世界の冨の独占化を狙っているのである。UFOに乗って包囲網を簡単に突破してくるモンゴロイドが存在することは、白人系ユダヤ人にとって、自分たちの民族的偽称が暴かれる“最大の恐怖の序曲”が始まったことを意味する。

 

・ロックフェラー家はユダヤ系ではないので、もちろんアシュケナジーとかスファラディとかいうことは問題にならない。飛鳥は、いわば二重の誤りを犯しているのである。しながら、飛鳥の議論には滑稽とばかり言っていられないものがある。というのは、この議論を支えている妄想的確信は、その基盤をアメリカの政治的・宗教的極右と共有しているからである。UFO関連書とユダヤ陰謀論が同じ出版元であることが少なくないアメリカから原理主義的主張に支えられて、俗悪な人種主義と反ユダヤ主義がとめどもなく日本に輸入されてくる。

 

 

 

『聖別された肉体』  (オカルト人種論とナチズム)

横山茂雄)(風の薔薇)  1990/10

 

 

 

金髪白晢碧眼のアーリア=ゲルマン人種とその北方的文化の絶対的優位性

・『20世紀の神話』において、アーリア人種が世界史の舞台でこれまでいかに大きな役割を果たしてきたかを彼らが常に支配人種であったことを、ローゼンベルクは力説する。そして、金髪白晢碧眼のアーリア=ゲルマン人種とその北方的文化の絶対的優位性を証明するために彼が導入したのは、アトランティス北方説及びアトランティス本地説に他ならない。

 

・ローゼンベルクによればこれらアトランティスアーリア人たちは「白鳥の船及び龍頭の船に乗って」地中海からアフリカへと渡り、また陸路を通って中央アジアを経て、中国へ、また南北アメリカへと大移動を行った。彼はまたヨーロッパから北アジアアイルランドへといった移動経路も想定している。それらの移動の「証拠」として、ローゼンベルクはたとえば、古代エジプトの支配階級の風貌には、アーリア=アトランティス的要素(つまり金髪白晢碧眼)が見出せると主張し、一方、その被支配階級ハム人種は「アトランティス人と異人類の原始民族の混合的変種であると断定する。さらに楔形文字やその他の地球上の文字の起源が「アトランティスの(祭祀的)象徴に遡る」可能性までが暗示される。

 

 

 

『シュメールの天皇家』 陰陽歴史論より 

鷲見紹陽 明窓出版       2007/8/1

 

 

 

高天原はスバルである

太古、神人はスバル、北極星、オリオンからやってきた

・本書の「陰陽歴史論」とは、高天原の昴(スバル)系の氏族とアースガルトやアガルタの地底系氏族という“陰と陽”の二系統の血脈の関わり、抗争の中で歴史は動いてきたのであり、それが歴史の真相であったことからつけたものである。

 

・さらにこの“陰陽”の二系列は地底信仰の氏族のシャンバラ(セム)系とアガルタ(ハム、ヤペテ)系の二つにも見られ、後者はさらに親高天原と反高天原に分かれた。

 

スバル、北極星、オリオンの三位一体

・これまでわが国の天皇家天之御中主神(あめのみなかぬし)やキリスト教の“天の父なる神”がスバル(プレアデス)信仰にあたり、セム系氏族が北極星、北斗七星信仰、ハム系氏族がオリオン、シリウス信仰であることを明らかにしてきた。

 

・なおヤペテ系氏族はスバルと同じ牡牛座のアルデバラン(ヒアデス星団の赤星)信仰と考えられる。

 

・この地底世界の実体は不明だが、一部にはプラズマ亜空間説が出されている。空間が歪曲して異空間へとつながっているという説明もあり地底世界というより、別次元の世界と考えられる。

 

・厳密にはアガルタとシャンバラを区別しなければならないようである。つまり、ヤペテ系やハム系の神域がアガルタで、シャンバラは、セム系の神域ということである。

 

藤原氏北極星、北斗七星信仰はシャンバラ信仰、物部氏のオリオン信仰はアガルタ信仰となる。

 

・このヤペテ、ハム対セムの対立は天界で天の父なる神に反抗した堕天使に対してヤハウェ(またはミカエル)が天使の三分の二を率いて天の父なる神の側につき、堕天使とそれに従った三分の一の天使を地底世界に落とした事に遡るセム系対ハム系、ヤペテ系の対立で、後者がヤハウェ側と天使側の半分ずつに分かれたことで、三分の二対三分の一となる。

 

セム系民族はエンキの北極星、北斗七星信仰、ハム系民族はエンリルのオリオン信仰であった。

 

・我が国の神社の大半がスサノオニギハヤヒ、つまりバールやミトラを祭祀し、その系列神を祭神とした物部氏の神社で、オリオン信仰であり、ハム系の神々を祀ったものであった。

 

イザナギの黄泉の国訪問譚はギリシア神話のオルペウスの話がモデルで、途中で約束を破って振り返って見たため永久に妻を失ったエピソードなど同一のものである。なお、イザナミのいた黄泉の国は地底世界でアガルタ(シャンバラ)である。

 

・大伴氏と物部氏天皇家をはさんで、セム系とハム系の陰陽の関係にあり、東日本を大伴氏、西日本を物部氏が支配したが、本来は対立関係にあった。

 

・ハムもセムもノアの子としてアースガルト、アガルタ、シャンバラという地底に起源をもつが、北欧神話などを読むとセム系とハム系の住む領域も異なり(シャンバラはセム系の世界)、元々は対立していたのが、セム系がハム系に服属して和解したことになっている。

 

・シャンバラとアースガルト(アガルタ)は対立関係にあった。セム系は北極星、北斗七星信仰で、ハム系はオリオン、シリウス信仰で別系統のものが系図で兄弟とされている。

 

セム系は“文”の性格が強く、ハム系、ヤペテ系は“武”の血脈である。ハム系の中でもカナン人は、ノアによって呪われ、“カナンの呪い”という言葉が残っているが、聖書の中でもキリストが忌々しきものマムシの末裔として避難している。

 

この我が国におけるセム系とハム系、高御産巣日神系(たかみむすび)と神高巣日神系(かみむすび)が、天皇家を間において対立・抗争してきたのが日本の歴史で、しかもそれは国民の一割前後の民族の抗争であったとするのが本書である。

 

天孫降臨の地は飛騨である

・スワティカ(卍)は、もともと宇宙エネルギー発動の神聖な表現である。

 

北欧神話のアースガルトがインド神話のアガルタという地底世界への信仰を有するトゥーレ協会という一種の秘密結社で、ヒトラー自身が、その地底世界を求め探検隊をチベットに送ったり、そこで知りえたものと思われる。

 

ナチスとアガルタの結びつきについては多くの人が論じている。有名なスウィフトの『ガリバー旅行記』もケルトによる地下世界探検譚を集めて書かれたものである。

 

 

 

宇宙戦争』{ソリトンの鍵}

光悠・白峰     明窓出版   2006/5

 

 

 

エイリアンが、地球で行う生体実験・・・それは、宇宙戦争の歴史のカルマの清算と修復である

源氏と平家―両極を動かす相似象とは

・日本でもこれと相似象のことがけっこうあるのですよ。その最もたるものが、源氏と平家の争いですが、源氏はオリオンの系列で、平家はプレアデスの系列なのです。源氏と平家の発祥は違いますが、平家は西国が多いですね、源氏は東国が多いでしょう。

広島の安芸の宮島には海底遺跡があったそうです。あの辺は超古代にプレアデス星人の宇宙基地があったと言われています。

 

そして、源氏の旗は白で、平家は赤。日本の国旗は白と赤でしょう。だから、日本民族の星の起源を遡ると、オリオン系とプレアデス系ということになります。

 

この二大勢力は地球の古代の歴史上ではアトランティスとレムリアで、日本では源氏と平家です。神の世界でいえば、イザナギイザナミになるかもしれません。

すなわち、物を大事にする方、精神を大事にする方という、両極のものが、歴史を動かしてきたのです。

 

宇宙人と地球人が協力している地球防衛軍

・ウイングメーカーというのは、タイム・トラベルをして、未来の地球の危機を回避している宇宙存在と共に作られたエージェント・グループです。宇宙人と地球人が協力して作った地球防衛軍なのですね。

 

・オリオンとプレアデスの話をしましたが、ゼーターレクチル、俗に言う「グレー星人」がいますね。ゼーターレクチルが一番多いのは、東洋人です。何処の国が一番多いかといえば、中国なのですね。

 

・エネルギーから言えば太陽が一位、月が二位、星が三位です。一番が太陽ですが、これを大日如来で表現しています。次は月で最後が星なのです。だから、宇宙の序列から言いますと、太陽を国旗にしているのは、日本だけですから、この国が世界の中心にならなければいけないのです。

 

石油財閥「セブンシスターズ」とは

・本当に力があるのは、イルミナティだけなのです。なぜ力があるかというとイルミナティは宇宙人の集団だからです。イルミナティとは、イルミナネーションのように「光り輝くもの」という意味ですが、宇宙から入植した人たちをイルミナティと言っているのです。その下で、働く人たちがフリーメーソンなのですね。宇宙人の斥候集団だったのです。

 

 

 

『宇宙からの黙示録』 

  オイカイワタチとは何か

目覚めよ、日本のワンダラーたち!

 渡辺大起   徳間書店  1982/1

 

 

 

イカイワタチという特別な役割

・(本書原本の刊行当時は、1982年。)

 

・その日、その時、地球を覆うほどに膨大な数の“宇宙船”と“空飛ぶ円盤”が訪れる。地球の人類同胞は、決して慌てたり恐れたりする必要はない。 

 彼ら宇宙船と宇宙人は、地球を攻撃に来たのではない!

 限りなき愛と真理の援助の手を差し延べに来たのである。

 

・我々仲間が宇宙に心と目を向け始めたのは1960年前後のことである。我々は、宇宙と存在する膨大なことがらの中から特に一筋の糸を運命という手によって手繰り寄せたのである。

  この糸は円盤、宇宙人に始まり彼らとのコンタクト、続いて宇宙の偉大な方々からの学びへと進んでいった。それは地球への驚くべき警告と、太陽系の一遊星=地球の運命を左右する重要な問題へと続く大切な糸であった。

  また、日本に住む我々には、オイカイワタチという特別な役割が天より与えられていることも知った。

 

 金星に住む宇宙人サナンダ(AZ)は警告するールシファーと地球のカルマについて

・ルシファーに与しなかった私達は、光のより高度な段階におけるエーテル状の非物質世界に解脱した神の子として入りました。

 一方、ルシファー達(王子ルシファーとそれに与した人々)は、悲しみの暗黒世界に、重厚な物質の中の意識の夢遊状態に堕ちたのです。

 

ただ、オリオンやルシファーの力は、イエス(金星の大長老サナンダ)を地球から除き得る(磔のこと)ほどに強いのだということを、お知らせしておかなければならないでしょう。

 

・我々は、今日に至るまで数えきれぬほど円盤を目撃してきた。多い者は、千回以上にもなろうか。また、直接コンタクトから始まって、より高度なテレパシーコンタクト、サイキック(魂による)コンタクトに至るまで、さまざまな種類のコンタクトを体験してきた。

 

 オリオンは地球を狙っている!

 太陽系には惑星が12ある

・どの遊星にも霊界があり、金星人は霊界と自由に往来して話をしている。

 

・宇宙人は金星から地球まで10分間(地球の時間)で来ることができる!

 

地球には衛星(月)が二つあるのだが、一つは地球のエーテルがないので見えないのである。見えない月の大きさは、見える月の1.3倍くらいである。

 

・宇宙人によると宇宙に存在する原子は159種で全部天然の原子である。一番大きな原子量を持つ原子はロルムと呼ばれ陽性で個体として存在している。また、水素より小さな原子もあり、クイルと呼ばれている。

 

 宇宙の奉仕者ワンダラー

・宇宙のワンダラーは宇宙船に乗って地球にやって来たのではない。彼らは、地球に生まれ変わったのである。即ち、地球人となって使命を果たすのである。

 

・ワンダラーの中には、地球人の肉体を着けないで、宇宙人の姿のままで働く者もいる。

 

 

 

『「ピラミッド」の謎』  失われたメシアの神殿

フリーメーソンのカッバーラで読み解く未知なる第三玄室の正体と大嘗祭の秘密

飛鳥昭雄・三神たける  学研  2010/1

 

 

 

絶対神ヤハウェ出雲族

古代エジプトからイスラエル人を導いた絶対神ヤハウェは、しばしば雲として姿を現した。昼は雲の柱、夜は日の柱となって道標になった、と『旧約聖書』にはある。モーセ十戒を授かったシナイ山でも、神が臨在する山頂は雲で覆われ、雷鳴が響きわたった。雷雲は神の顕現の証であり、それは十戒石板を収めた契約の聖櫃アークでも同様だ。契約の聖櫃アークに神が宿ると、移動式の神殿である幕屋の上に雷雲が現れた。

 これらの情景をすべて表現したのが、実は神社なのである。日本人は見慣れているせいで、まったく意識していないのだが、神社の拝殿は臨在の幕屋を象徴しているのだ。

 まず、幕屋の名にあるように、神社は祭礼のとき、社殿を幕で覆う。神の臨在のしるしとなる上空の雷雲は、巨大な注連縄である。大根締めとも表現される太く大きな注連縄は、雷雲を表現しているのだ。その証拠に注連縄の間からは雷の稲妻を示す白い紙垂、雨を示す縄が垂れ下がっている。

 祈願するときにお賽銭を入れる箱は契約の聖櫃アークの象徴であり、その上にある鈴は雷鳴となる音を出し、それを鳴らすための綱は、まさにイスラエル人を導いた雲柱にほかならない。

 このように、神社における雲は、みな絶対神ヤハウェの象徴なのである。このことを示す名が「出雲」である。天津神を奉じ、天照大神の子孫と称する天孫族に対して、国津神を奉じる出雲族スサノオ命の子孫を称す。天照大神が太陽神であるのに対して、スサノオ命は嵐を呼ぶ荒神である。それゆえ、太陽の輝きを隠す雲は、天孫族に対抗する出雲族のシンボルと見なされてきた。

 

天照大神イエス・キリストのことである。天照大神天照大神たらしめる天岩戸開き神話は、イエス・キリストの死と復活の場面を描いた物語にほかならない。天岩屋にお隠れになった天照大神とは、死んで横穴式墳墓に葬られたイエス・キリストであり、常世の長鳴き鶏はペトロの鶏、裸踊りをした天鈿女命(あめのうずめのみこと)は娼婦とされたマグダラのマリアを示す。天岩戸から出てくる際、八咫鏡に写った天照大神の姿は、性的に鏡像反転した男神を暗示し、かつ、その八咫鏡を吊るした真賢木は、イエス・キリストが磔になった十字架を示しているのだ。

 これはイエス・キリストを信じるユダヤ人原始キリスト教徒である秦氏が渡来し、ユダヤ教起源の神道をフォーマットしていく過程で、かってパレスチナでも同様なことがあったように、保守的なユダヤ教徒たちが反抗。やがて、雲をヤハウェ顕現のシンボルとする出雲族と呼ばれていったのである。

  いずれにせよ、神社の構造は出雲族の影響を強く受けている。神殿構造を分析するに当たって、出雲というキーワードは意外なことに、かの大ピラミッドの謎も解き明かすことができるのだ。

 

<上古出雲大社と第三玄室>

・しかし、八雲をヤー雲、すなわちヤハウェの雲と考えれば、ヤハウェの神殿である大ピラミッドに関する謎かけであると想像してみたくなる。というのも、頂上部にある第三玄室と第三重力拡散の間の高さは約288メートル。そう、ちょうど、96丈なのである。

 しかも、第三玄室には、そこにいたる大回廊が存在しない。この世ではなく、あの世の神殿だとすれば、対応する上古出雲大社が実在しない理由も納得がいく。

 

・第一玄室を今日の出雲大社であるとすれば、古代出雲大社と上古出雲大社は、それぞれこうなる。

 

出雲大社:第一玄室:御子:ヤハウェイエス・キリスト

古代出雲大社:第二玄室;聖霊:コクマー=ルーハ

上古出雲大社:第三玄室:御父:エル・エルヨーン=エロヒム

 

 ご覧のように、上古出雲大社は第三玄室、すなわち御父エロヒムの神殿とみなすことができる。『旧約聖書』と『新約聖書』を通じて、御父エロヒムは直接、人間と接することがない。カトリックプロテスタントは御父をヤハウェと見なしているために、この重要なポイントがわからなくなっているが、カッバーラにおいては一目瞭然。第三玄室にいたる大回廊が存在しないのも、上古出雲大社が実在しないのも、それは御父エロヒムの神殿であるからにほかならないのである。

 

大ピラミッドで行われた儀式と大嘗祭

古代エジプト人が日本人と似た思想をもっていることを指摘する吉村教授であるが、もうひとつ、三大ピラミッドを含めたギザ大地の遺跡が、伊勢神宮に似ているというコメントをしている。三大ピラミッドが定説でいうようなファラオの墓ではなく、死後の世界を再現した壮大な神殿であると主張する吉村教授は、内宮と外宮、別宮や摂社などを併せて125社から成る伊勢神宮の神域に、同じ神々の世界を見たのかもしれない。

 

・この疑問については吉村教授は、こう考える。古代エジプトでは、ファラオが死ぬと鳥のような姿をした魂カーは天空に飛翔して、オリオン座のダウトという領域にいたり、やがて神になると信じられていた。大ピラミッドは、そのための巨大な装置である。ファラオの魂が天に昇る際、玄室や大回廊、女王の間で儀式が行われた。しかも、それは東西ふたつ、両方の神殿で行われたに違いない、と。

 

地底王国シャンバラ

ヒトラーが夢見たシャンバラとは、いったい何なのか。ひとことでいえば、それは理想郷である。かつて人類がなしえなかった楽園の名前である。そこに住む人々は、だれもがこの世の真理を悟り、高度なモラルのもと、争いのない社会を実現しているという。

 ただし、シャンバラは地上世界にはない。一般の人間の目から隠された聖なる場所、すなわち神々が住むヒマラヤの地下に存在し、その入り口は、はるかなる北の果てにあるといわれる。

 

・だが、しかし。こうした見解に対して、チベット密教の最高権威、ダライ・ラマ14世はシャンバラが実在すると断言する。たんなる象徴を超えて、リアルな世界として存在するというのだ。ここに密教の恐ろしさがある。

 

チベット密教とカッバーラ

・最終経典にシャンバラが説かれているように、シャンバラの存在を最初に説いたのは仏教の開祖、釈迦なのだ。釈迦は自ら、北の果てにシャンバラへの入り口があると説いた。なぜ釈迦はシャンバラの存在を知っていたのか。

 

釈迦はセムメーソンだった!

・神秘思想における樹木は、いうまでもなく「生命の樹」であり、カッバーラの奥義を示す象徴である。説いた教えがカッバーラの叡智と通底することを考えれば、釈迦がカッバーリストであり、預言者であったことは間違いない。神を信じ、神とまみえ、そして神の言葉を授かったフリーメーソンだったはずである。

 注意してほしいのは、ヤフェトメーソンではなく、セムメーソンだという点である。バラモン教アーリア人の宗教であり、それを担ったのはヤフェトメーソンだが、釈迦はセムメーソンだった。

 

モンゴロイドはアーリア系ではない。有色アジア系であり、ユダヤ人やアラブ人、そしてトルコ人と同じセム系なのである。したがって、釈迦がカッバーリストならば、民族的にセムメーソンだったと考えられるのだ。

 しかも、それだけではない、釈迦はシャンバラの住民と同じ血を引いていた可能性がある。鍵となるのは、釈迦族=サカ族を生みだしたスキタイにある。

 

失われたイスラエル10士族はどこへ消えた?

・ソロモンの死後、王国は分裂。紀元前925年、イスラエル10支族から成る北朝イスラエル王国が独立すると、残る2支族は南朝ユダ王国の樹立を宣言した。このうち、南朝ユダ王国の末裔が今日のユダヤ人である。

 問題は北朝である。北朝イスラエル王国は紀元前722年、メソポタミア地方に勢力を拡大してきたアッシリア帝国によって、あっけなく滅亡。国民は捕囚され、遠くユーフラテス河流域へ強制的に移住させられてしまう。それから約200年ほど、イスラエル10支族はメソポタミア地方に住んでいたのだが、先述したように、いつの間にか集団で姿を消してしまうのだ。

 

・さて、ここで思いだしてほしいのが釈迦族である。サカ族はスキタイ系騎馬民族の流れを汲みながらも、本流ではなかった。マガダ国の釈迦族モンゴロイド、すなわちセム系だったことを考えると、何か見えてこないだろうか。

 そう、釈迦は失われたイスラエル10支族だったのだ。ガウタマ・シッダールタのガウタマが優れた牛を意味するように、釈迦は10支族のうち、雄牛のシンボルをもつガド族のイスラエル人だったのである。

 最終仏教であるチベット密教を奉じるチベット民族も、しかり。チベット人は、東に広がった失われたイスラエル10支族である。チベット系民族のチャン族やカレン族が、失われたイスラエル10支族であることは、今日、イスラエル共和国の情報機関「アミンシャーブ」の調査によって判明しているのだ。

 

失われたイスラエル10支族の本隊がいる場所

・スキタイによって連れ去られたイスラエル10支族とは別に、自主的に北へ向かった人々がいる。彼らこそ、実は失われたイスラエル10支族の本隊である。『旧約聖書』の外典には、こんな記述がある。

彼らは、多くの異邦の民を離れて、人がまだ誰住んだことがないほかの地方に行こうと決心した。彼らはそれまで住んでいた地方では守ることのできなかった掟を、そこで守りたかったのである。彼らはユーフラテス川の狭い支流を通って入って行った。その時、いと高き方は彼らにしるしを行い、彼らが渡るまで、川のせきを止められた。その地方を通りすぎる道のりは長く、1年半に及んだ。その地方はアルザルと呼ばれている」(エズラ紀(ラテン語))第13章41~45節)

 

・失われた10支族は、ユーフラテス河を遡行した。方角でいえば北である。北に向かって1年半、歩いた。真っ直ぐ行けば、行き着くのは北極である。極寒の北極圏にいたって、彼らは約束の地「アルザル」を見出した。そこで失われたイスラエル10支族は、神の教えを守り、大いに繁栄しているという。これに対応するかのように、『旧約聖書』には失われたイスラエル10支族に関する、こんな預言がある。

「見よ、わたしは彼らを北の国から連れ戻し地の果てから呼び集める」(「エレミヤ書」第30節8節)

 

・何か変だと思わないだろうか。アルザルの記述は、まるでシャンバラのようである。理想郷であるといい、地上のどこにもない点といい、入り口は北の果てであるという話まで、シャンバラそっくり。いや、文字通りシャンバラなのだ。はっきり断言しよう。アルザルとは、まさにシャンバラのことなのだ。

 失われたイスラエル10支族の本隊は現在、シャンバラに住んでいる。同じ失われたイスラエル10支族の血を引く釈迦は、その事実を知っていた。北の果てに楽園への入り口があり、失われたイスラエル10支族は、そこからシャンバラに入った。釈迦はすべてを見通していたからこそ、弟子に語り、その言葉は最終経典として残された。

 

地球内天体アルザル

・シャンバラは神秘主義者によって、しばしば地球空洞論と結びつけられてきた。地球の内部は伽藍堂のようになっており、内側には地上と同じような環境が広がっており、そこには人が住んでいる。彼らは理想社会を実現しており、ときどき地上に現れて人類を教化、指導しているという。

 

・では、シャンバラはどういう形で存在するのか。これを現行科学で理解するには少しむずかしい。まだ一般に認められていない現象を前提とするからだ。その未知なる現象とはプラズマ・トンネルである。

 プラズマとは気体、液体、固体に続く物質第4の状態で、原子を構成する電子と原子核がバラバラになった高エネルギー状態を意味する。プラズマの研究は現在、核融合をはじめさまざまな分野で進められているが、まだまだわからないことが多い。ちょっとした条件変化によって、プラズマが消滅したり、生物のような振舞いをしたりする。

 

秘密組織フリーメーソン

・詳細は既刊に譲るが、結果として、人類はノアの大洪水を生き延びることができた。箱舟がアララト山に漂着し、そこから出てきた4人の男、すなわちノアと3つ子の兄弟ヤフェト、セム、ハムは、ともに神聖なる預言の鍵を手にしていた。いわば預言者である。

 預言者の組織を「フリーメーソン」という。今日、世に知られる秘密結社としてのフリーメーソンは近代フリーメーソンである。1717年にイギリスで結成されたグランドロッジから派生した組織である。もっとも、アングラの偽フリーメーソンも多々ある。最近ではマフィアのフリーメーソンもあり、儀式や秘密の文言を共有し、それだけ見て判断する限り、承認されたフリーメーソンと見分けがつかない組織も多くある。

 

・だが、そうした近代フリーメーソンとは別に、本物のフリーメーソンがある。近代フリーメーソンが成立する以前にもフリーメーソンは存在したが、それとも違う。預言者の秘密組織としてのフリーメーソンが、実はこの地球上に存在する。主に密議宗教の祭司の組織という形で継承されており、それをたどっていくと必ずノアに行き着く。

 もちろん、ノアの先もあり、エノクを経て最後はアダムに遡る。人類最古のフリーメーソンとは、「アダムメーソン」である。エノクもまたアダムメーソンだ。

 ノアに至った段階で、アダムメーソンに大きな変革が起こる。「生命の樹」の象徴に応じて、預言者の奥義が3つの流れに分かれた。すなわち、ノアの3人の息子が独自のフリーメーソンを形成したのである。

 

・ヤフェトからは主に白人、アーリア系民族、コーカソイドが、セムからは主に黄色人種ユダヤ、アラブ系、モンゴロイドが。ハムからは主に黒人が派生していく。とくに、セムメーソンはカッバーラの重要な鍵を継承した。

 そして、セムの子孫からはアブラハムが生まれ、ヘブライ人が誕生した。セムメーソンは「ヘブルメーソン」となって、『旧約聖書』の預言者を輩出することとなり、『新約聖書』の時代にあってはバプテスマのヨハネはもちろん、イエス・キリストや12使徒らがカッバーラを継承し、今日に至っている。

 

古代エジプトのカッバーラと三大ピラミッド

・冥界の王オシリスは、姿を現さない至高の神エル・エルヨーンであり、慈悲の母神イシスは救世主、イエス・キリストを示し、隼の頭をもつホルスは、鳩という鳥の象徴で示される精霊ハールとなる。これを念頭に三大ピラミッドの神殿を対応させる、こうなる。

 

第一ピラミッド:慈悲の柱:御子:ヤハウェイエス・キリスト:イシス

第二ピラミッド:均衡の柱:御父:エル・エルヨーン=エロヒムオシリス

第三ピラミッド:峻厳の柱:聖霊:コクマー=ルーハ:ホルス

 

おわかりのように、大ピラミッドはイシスの神殿となる。実際、大ピラミッドには「イシス神殿」が付随している。これは大ピラミッドそのものがイシスの神殿であるという認識が、古代エジプト人口にあった証拠なのだ。

 

 

 

『宇宙人がくれた21世紀の聖書』

 接触者(コンタクティ)ビリー・マイヤは何を観たか

大高良哉   徳間書店   1989/3

 

 

 

 マイヤを訪ねて日本人のルーツ太陽系を知る

・我々は1987年4月、スイスにマイヤを訪ねた。マイヤの本を読み、マイヤやスイスのFIGU・SSSC活動を見たいという男性7名、女性7名の一行だった。

 

・マイヤは、我々の「日本人のルーツを知りたい」という希望に応えて、直接プター(セムヤーゼの父で宇宙母船の最高司令官)にテレパシーで尋ねてくれた。そのため、プターはわざわざ「過去旅行」のために宇宙船を飛ばして、地球の500~600万年前まで遡り、その当時すでに日本人が地球に生活していたことを確認し、日本人発祥の惑星を探し出してくれた。

 

それによると日本人の発祥の太陽系はテーラ(Teera)といい、かってはそこに三つの人種が存在していた。そこから、二つの人種が、日本人、中国人の祖先として、何らかの理由によって地球に入植したという。そして、日本人のルーツはさらに遡れば、リラ星にあるとのことであった。

 

そして、我々がセンターを訪問する数ヶ月前に、プターおよび日本人、中国人のルーツ、テーラ太陽系の住人、タリーダという女性がセンターを訪問したことを聞かされた。

いつものように宇宙人に直接会うことができるのは、マイヤだけだった。センターに居住するメンバーの人々は、はっきりと宇宙人の存在をセンター内部に感じることができたという。そして、タリーダが立ち去ったのち、広いセンターの中いっぱいに、なぜか3ヶ月間ほどもレモンの香りが漂いつづけていたと話してくれた。

 

 

 

『人類を操る異次元の暗黒宇宙人』 

 宇宙人最後の真実

 浜田政彦   徳間書店  2009/11/11

 

 

 

 再び現れた黒服の男たち(メンインブラック)

・黒服の男たちの特徴は、ほぼ共通していて、一見すると東洋人風だが、アジアのどの国の人間にも似ておらず、正体はまるで見当がつかない。肌は恐ろしく浅黒く、歳は30~40代くらいで、黒々とした瞳は不気味な冷たさを漂わせており、その目に見つめられると、異常なまでに意識がボンヤリとして、正常な判断力を失ってしまうのだ。

  男たちの雰囲気は尋常ではなく、血の通った生きものの暖かさは微塵もなく、まるで死人のような気配を前に、遭遇者たちは、「まるで幽霊にでもあったかのようにゾッとした!!」と、口を揃えて捲くしたてるのだった。

  

 男たちは風貌も印象も格好も、とにかく何もかもが黒っぽかった。服装はもちろんのこと、靴や靴下、それにネクタイ、帽子に至るまで真っ黒で、おまけに乗りつけてくる車も、これまた黒だった。しかもどれもこれも、たった今おろしたばかりの新品のように新しく、着こなしもちぐはぐで、まるで身に馴染んでいなかった。たまに普通の服を着て、違う色の車に乗っていたりするが、それでも何か徹底的にどす黒い印象が、遭遇者の脳裏には焼きつくのである。

  

 男たちは、被害者の前に現れると、「UFOの話をしたら命はない・・・」と脅迫するのだが、登場の仕方は普通ではなく、真夜中の寝室に壁を突き抜けて、まるで幽霊のように現れたかと思えば、被害者の頭の中の言葉を読み取ってみせ、さらに次の瞬間には、目の前で煙のように掻き消えてしまうなど、まるで映画『エクソシスト』か騒霊事件(ポルターガイスト)を思わせる心霊的な現象を引き起こしていた。

 

 

 

『現代アメリカのガン・ポリティクス』

鵜浦裕   東信堂  2016/12

 

 

 

<規制の緩い州が規制の厳しい州に銃を供給>

・犯罪で使われることになる銃を輸出する頻度のもっとも高いミシシッピー州では、人口10万人当たり50丁を他州へ供給している。これは全国平均の約3倍である。これが本当ならば、規制の緩い州が規制の厳しい州に銃を供給し、後者の規制を骨抜きにしていることになる。

 

<対立の具体的な論点>

・ガン・ライツ派と銃規制派が対立を繰り広げる前線は多様である。許可証に必要な資格や講習や待機時間、保管の方法、銃・マガジンの種類、隠匿やオープンな傾向の方法、学校やレストランなど携行が認められる場所、正当防衛の積極的解釈、精神病や薬物中毒の対策など多岐にわたる。

 

(1)許可証の発行

 

・犯罪歴などに問題がなければ許可証を発行しなければならない法をもつ州「シャル・イシュー・ステイト」(Shall-Issue-State)と、問題がなくとも、当局に裁量の権限を残す州「メイ・イシュー・ステイト」(May-Issue-State)に分かれる。

 

 前者では銃の保有・携帯の免許証の取得が簡単であるため、州外の申請者も多い。たとえばユタ州では、1996年からの15年間で免許証を取得した24万人のうち、およそ半分が州外居住者である。

 

(2)銃器とマガジン(弾倉)の種類

・銃の種類については、とくに攻撃用ライフルなど高性能の銃器を認める州と、それを禁止し拳銃とショットガンだけを認める州に分かれる。

 

・しかし2016年、テネシー州が公認したものは、同州出身のロニー・バレットによる製造とはいえ、アメリカ軍スナイパーが公式に採用する「バレット50キャリバー」であり、旅客機を打ち落とせる。いうまでもなくアメリカ市民が入手できるもののうちでもっとも破壊力がある。連邦は禁止していないが、カリフォルニア州やワシントンDCは認めていない。

 

 マガジンの弾数については、上限を設ける州と設けない州がある。カリフォルニア、メリーランドなど、都市部が支配するブルーステイトでは、マガジンの弾数を10発までに制限する州が多い。その上限はほとんどの州でリボルバーが装填できる6発より多い。ちなみに連邦法の定義では11発以上の弾を装填できる弾倉を高性能マガジンと呼ぶ。トゥーソン乱射事件の犯人が使った9口径のグロックのマガジンは31発装填できるものだった。乱射による犠牲者の数が多くなるため、高性能マガジンの規制は重要である。

 

(3)携行の方法

 携行の方法は、オープン・キャリー(公共の場所で銃が見える状態で携帯すること)とコンシールド・キャリー(隠匿携行)の2つに分かれる。

 

 オープン・キャリーは、ほとんどの州で認められている。2000年頃からバージニア州で始まった「オープン・キャリー・ムーブメント」は、2010年頃には、およそ40州に波及している。とくに「ミート・アップ」(meet-up、集合)と呼ばれるイベントを呼びかけ、公園など公共のスペース、ファースト・フード店やコーヒーショップなど、民間の飲食店を集合場所として、デモンストレーションをおこなう。ガン・マニアに加えて、現役、退役の軍人、予備軍人、州兵、警官、消防士などが参加する。

 

 この種のデモンストレーションは、とくにカリフォルニア、ニューヨーク、イリノイなど、隠匿銃の携帯の許可をとるのが難しい州で多くみられる。その目的は、反対派との対決や銃にまつわる悪いイメージを払拭することにあるというよりは、銃の露出に不快感を覚える人を多くすることで、目立たない銃の携行、つまり隠匿銃の規制緩和を求めて、州議会に圧力をかけることにあるらしい。

 「オープン・キャリー・ステイト」では、営業妨害を恐れるビジネスに、それを拒否し「禁止」の張り紙をすることが認められている。

 

・次に、隠匿銃を認める州は、1987年には10州だったが、2012年に認めたイリノイ州を最後に、現時点で、隠匿銃を認める法はすべての州にある。許可証の取得や講習の義務づけなど、厳しい条件をもつ。

 

・隠匿銃の普及を示すエピソードとして、空港のセキュリティ・チェックで押収される銃の数が近年急増したことがある。隠匿を忘れて通過しようとしたケースがほとんどだという。また保護者が学校や保育園を訪れるさいに、金属探知機でひっかかるケースも増えている。この場合、保護者は携行の権利を主張するので、訴訟に発展することもある。

 

(4)携行できる場所

・「キャンパス」大学のキャンパスは、長年、ガン・フリー・ゾーンだった。1745年、イェール大学が持ち込みを厳罰に処して以来、ほとんどの大学は警備員や法取締官を除いて、銃の保有・携行を禁止してきた。しかし近年キャンパスで乱射事件が頻発するため、大学は方針を変えつつある。

 

・ガン・ライツ派は大量殺人を思いとどまらせ、学生に反撃のチャンスがある分、キャンパスは安全になると主張している。確かにアメリカの大きな大学はキャンパスも広く、フェンスやゲートもないので、ほとんど自由に出入りできる。ナイフや銃による恐喝事件やレイプも少なくない。女子学生をふくめて、銃による武装が必要だという主張には一理あり、リバティ大学のように学長自ら隠匿銃の携行を学生に薦める大学もある。隠匿銃の携行を認めたテキサス州では、テキサス大学のある学部長が抗議の意味で辞任した。

 

 他方、銃規制派は銃犯罪による死亡者が増えると警告する。とくに学部の学生は未熟で、感情を抑えられず、口論が、銃撃戦にエスカレートしたり、落第した科目の担当教員を射殺したりする事件が増える危険を心配する向きも多い。終身雇用や昇進を拒まれて審査教授を射殺する、科目を不合格にされて担当教員を射殺するなどの事件も起きている。教員や学生や事務職員が銃を携行することで、その分、彼らと銃撃犯の区別が難しくなる。銃撃犯に応戦できる教員や学生もいるかもしれないが、銃に慣れない人も多いという。

 

「バー、レストラン」

・選挙のさいの対話集会に使われるなど、飲食店は政治化された場所である。

 

 アルコールを飲ませるバーやレストランへ弾丸を装填した隠匿銃を持ち込むことを法的に許可した州は、テネシーアリゾナジョージアバージニア州など、合わせて4つある。この問題について規定をもたないために、事実上、持ち込みが許されている州は、ニューヨーク、ニュージャージーマサチューセッツなど、20州ほどある。

 

「教会」

・教会もまた乱射による大量殺人を免れない。2015年、サウスカロライナ州の黒人教会で、白人青年が牧師をふくめ9人の黒人を射殺する事件をはじめとして、ヘイト・クライムが起きている。現在、その是非をめぐり、訴訟がすすむ州もある。

 

 ジョージア州では、教会への銃の携行をめぐり、2011年1月、教会の一部やガン・ライツ派の団体が、許可証をもつ市民にチャーチ、シナゴーグ、モスクなど、礼拝所への銃の携帯を禁止する同州法は合衆国憲法で保障された信仰の自由の権利を侵害するという訴訟を、第11連邦控訴裁判所(アトランタ)に提起し、口頭弁論がおこなわれている。

 

・このように大学、教会、職場、駐車場、レストラン、バーなど、銃を持ち込めない場所を探すのが難しくなっている。

 

アメリカで銃規制がすすまない理由

・ガン・ライツ派と銃規制派の対立は「保守主義共和党」と「リベラル、民主党」という対立に重なる。つまり銃イシューはアメリカ政治の基本的な対立構造に完全に組み込まれている。そして近年の二極化の流れのなかで、ガン・ライツ派と銃規制派もまた対立をさらに深め、歩み寄りの気配がまったくみられない。政治化された分、解決が遠のいている。

 

 アメリカという広大な国は、イデオロギー、党派性、銃イシューの観点から色分けすると、「保守、共和党、ガン・ライツ」の支持者が多数派を占める「ミッドウェストとサウス」のレッドステイトと、「リベラル、民主党、銃規制」の支持者が多数派を占める「ノースイーストとウェスト」のブルーステイトとに分かれる。とくに「ミッドウェストとサウス」には、移民が持ち込んだ暴力を肯定する文化的伝統があり、それは正当防衛を拡大解釈する州法に反映されている。この色分けは州内の農村部と都市部のちがいにもあてはまる。

 

・ビジネス界に概して「保守主義共和党」支持の立場をとるが、銃イシューについては、飲食チェーンをはじめ、銃規制を支持する業界が多い。しかし銃産業や関連産業は堅調な展開をみせている。ペンタゴンFBI、ローカルの警察の需要など、防衛と治安のための需要が絶えることがない。余剰生産は文民仕様とされ、市民の需要に応え、その権利の実現に貢献している。銃撃事件や政府による銃規制の提案はむしろ売り上げ増加につながる。また技術革新により、銃器の殺傷能力を年々高めているだけではく、規制を迂回する技術力もある。加えて、製造者責任や販売責任の追及を免れているなど、連邦法にも守られている。

 

・銃イシューにおける両派は、有権者もビジネスも、市民団体や業界団体によって、それぞれ政治力に組織化され、啓蒙活動や選挙運動やロビー活動に動員される。NRA(全米ライフル協会)をはじめガン・ライツ派の団体はその強力な動員力や資金力を使い、連邦議会、大統領、行政、そして最高裁裁判官の指名にまで、影響を及ぼす。啓蒙活動や選挙活動により、ガン・ライツ拡大の立法を公約する候補者を当選させ、銃規制を唱える候補者を落選させようとする。当選後もロビー活動を展開し、議員の議決や発言を監視する。公約に反した場合には、再選のさいに報復する。議会をコントロールするだけでなく、NRAは取締機関を抑え込むことにも成功している。他方銃規制派には、NRAに匹敵する団体がないため、政治力で遅れをとっている。

 

連邦議会の構成は有権者や利益団体の意向が反映されているため、銃規制が多数を占めることは難しい。たとえ銃規制派の民主党が多数派を占めたとしても、レッドステイト選出や農村部選出や農村部選出の議員が造反したり、共和党議員がフィリバスター(議事進行妨害)を行使したりして、銃規制法案を葬ることが多く、たとえ成立したとしても必ず抜け道が用意されている。結果として、銃規制がすすむはずがない。逆に、ガン・ライツの名のもとに危険人物や悪徳業者にまで銃の権利を保障し、ATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)や警察をはじめ、法執行機関の取締りや捜査を妨げる立法をしている。

 

・大統領は、立法権をもたないが、銃撃事件のたびに銃規制の立法を連邦議会に要請する。しかしことごとく否定され、遺族を慰問するにとどまる。また取締り機関の場合、捜査妨害に等しい連邦法により、予算や人員だけでなく、捜査力そのものを削がれている。そのため、十分な取締りができないだけでなく、リスクの高いおとり捜査に頼り、失策を重ねている。

 

 連邦最高裁は、近年、修正第2条の解釈に決着をつけ、銃の保有・携行を、連邦政府も州政府も侵害できない、個人の権利として保証した。同時に「厳しすぎる」州法に違憲判決を下した。この判決によって、「やむを得ない事情」がない限り、銃の保有・携行を100%禁止する立法は不可能となった。それは銃撃の犠牲者やその遺族の願いよりも、憲法の「初志」を貫いたことになる。ただし最高裁がこの判決で認めたのは自宅における自由な保有・携行だけである。その他の条件については、目下、両派の間で活発な論争が展開され、そのいくつかは訴訟として最高裁にとどき、そのつど一つずつ、詳細が決められていく。その闘いは長く続く。

 

・論争が活発化した州レベルでは、許可証の発行、銃やマガジンのタイプ、携行の方法や場所、正当防衛の拡大解釈、精神疾患や薬物中毒の対策、連邦政府の犯罪歴チェックへの協力など、さまざまな分野で試行錯誤が繰り返されている。レッドステイトでは銃を持つことで自衛力を高めるための州法が成立し、一部のブルーステイトでは、精神病患者など不適切な人物に銃を入手させないための、規制強化の州法が成立している。しかし近隣のレッドステイトがすすめる規制緩和によって、その効果を削がれている。一部の州の規制強化では意味がない。

 

 このように憲法規定や多数説を背景にガン・ライツ派は参加型民主主義のプロセスを支配し、連邦でも州でも、あらゆる規制法の成立を阻止している。これが大きな問題の答えである。

 

 

 

『100年予測』

世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図

ジョージ・フリードマン  早川書房  2009/10/10

 

 

 

アメリカの基本戦略とイスラム戦争

1、 アメリカ陸軍が北米を完全に支配すること

 

2、 アメリカを脅かす強国を西半球に存在させないこと

 

3、 侵略の可能性を排除するため、アメリカへの海上接近経路を海軍が完全に支配すること

 

4、 アメリカの物理的安全と国際貿易体制の支配を確保するため全海洋を支配すること

 

5、 いかなる国にもアメリカのグローバルな海軍力に挑ませないこと

 

・世界中の海洋を支配するという、前例のない偉業を達成したアメリカは、当然ながらその支配を維持したいと考えた。

 

・20年前のソ連崩壊により冷戦時代は動きを抑えられていたイスラム地域が急激に不安定になった。

 

アメリカの基本戦略を知れば、対テロ戦争がどのような結果に終わろうと、イスラム世界が混迷さえしなければ、アメリカは勝ったと言える。

 

アメリカの支配はまだ始まったばかりであり、21世紀にはアメリカの世紀になる。

 

現在のアメリカ合衆国は、文化的にも歴史的にも発展の初期段階にある。

 

 

 

 ■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

 

 

(2024/5/11)

 

・現在、ドジャーズの大谷選手の活躍とか、水原一平元通訳の違法賭博の犯罪に関する裁判予想とかの話題でメディアは活発に報道しています。

 とてもショッキングでインパクトのあるニュースでした。

これに関して、アメリカ社会の実態は、私たち一般人には、よく分からないものだとつくづく思います。人口が3億3000万人の資本主義先進国の動きは、メディアに頻繁に報道されますが、一般市民がアメリカ人の背景や歴史にまで理解するのは難しいといわれます。司法取引の裁判制度とか、その他の社会制度については、日本社会と比較すると大きく違うようです。

ところで、アメリカの特権階級でフリーメイソンまたはイルミナティの秘密結社に入っていない人物を探し出すのは至難であると指摘されています。

 またニュースではウクライナ戦争とか、イスラエルのガザ紛争も深刻ですが、世界史的には大きな影響を持つことでしょう。膨大な世界の情報が、毎日メディアからもたらされますが、災害とか悲惨な明るくないネガティブなニュースが多いようです。

 

・『キャンセルカルチャー』では、アメリカの「キャンセルカルチャー」について書いてあります。BLM運動とか「人種差別」の問題とか、アメリカ社会の底流に流れる、さまざまな人々の「社会運動」「社会問題」を扱っています。著者は、学者で「アメリカ学会会長」で専門は「アメリカ現代政治」だそうです。

私たち一般人にとっては日本の「社会問題」についても、よく把握できませんし、まして外国の実情もよく理解できないことでしょうか。

著者は、「アメリカはつねに変貌している。その変化はつねに予想を超える。変化に着目すると、アメリカの別の顔がみえてくる」、「さらにBLM運動は差別反対の観点から、ジョージ・ワシントントーマス・ジェファーソンら「アメリカ建国の父祖」たちが、こぞって黒人奴隷を所有していた事実が一気に注目されるようになった」、「とくに奴隷の女性と懇意になったジェファーソンに対しては、独立宣言を中心でまとめた「民主主義の英雄」という、これまでのイメージが失墜し、全米各地で銅像の引き倒し運動が広がっていく」と述べています。

 

・日本人は「銃を規制しているので日本は安全だが、米国は非常に危険だ」という共通認識があるようです。

毎日100人、年間4万人が銃で命を落とす国、3億丁ある銃器で」といわれます。「2021年全米で銃による死者は2万885人 ただし自殺者は含まれない」そうです。しかし「国を守るためのライフル銃」使用を訴え、銃賛成のCMが突如あふれるような米国社会だそうです。

 

しかしながら、食料備蓄と国民皆兵制のスイスと銃社会アメリカが核戦争に生き残るという話もあるようです。

良識の国会の「ノーシェルター政策」は、一般国民が恥をかくといわれます。良識の国会の「ノーシェルター政策」は、「敵の一番の弱点を攻撃する核攻撃を招き寄せる」といわれます。

この方面に脳天気(ノー天気)ですと、日本も歴史から消えていくことになるでしょうか。

 

・日本やイスラエル、スイスのような人口稠密な小さな国のことを、ワン・ボム・カントリー(One Bomb Country)といい、1発か2発の原子爆弾を中心部に落とされることによりほぼ勝敗が決してしまい、戦争継続能力が失われる国のことを言います。

「“ワン・ボム・カントリー”だから被爆(被曝)後、米国のように“銃社会”にしなければならない」と指摘されています。

ワン・ボム・カントリーだからこそ、シェルター整備、食糧備蓄、大量の銃器の備蓄が必要だといわれます。それこそ「治にいて乱を忘れず」でしょうか。

 

ウクライナ戦争は悲惨で深刻な状況だといわれます。ロシアでは、5月9日は、第2次世界大戦の「戦勝記念日」です。プーチン大統領は「“常に戦闘態勢”と西側に警告した」そうです。戦勝記念日の2時間の軍事パレードもYou Tubeで世界的に見れる時代です。

 

話しは変わりますが、「モスクワには多くの異星人が住んでいる」というリーク話もあるそうです。

「サルマト」に搭載された核弾頭の威力は、太平洋戦争で広島に投下された原子爆弾の2000倍の威力があると評価されると指摘されています。

ロシアは“サルマト”1基でフランス全体、米テキサス州ほどの地域を完全に焦土化できると主張する」といわれます。

新型大陸間弾道ミサイルICBM)「サルマト」1発で「島国英国はなくなる」と発言したそうです。

そしてロシアの核魚雷「ポセイドン」は500メートルの津波を起こすといわれます。水爆を海中で爆発させると500メートルの津波が起きるのでしょう。

 

防衛省は、中国のSNSに投稿された海上自衛隊護衛艦をドローンで撮影したとみられる動画について、実際に撮影された可能性が高いとする分析結果を発表しました」と報道されています。

自衛隊護衛艦も魚雷「ポセイドン」には対抗できないといわれます。

 

 

 

 

ロシアの新型ICBM「サルマト」の破壊力は下記のように想像を絶します。

 

2023/1/11 ウェッブサイト 週刊現代

週刊現代」2023年1月14・21日合併号より引用

一発で広島の2000倍…ロシアの核兵器「サルマト」が引き起こす最悪の未来

プーチンの気分で命運が決まる>

飛行距離、速度、威力にいたるまですべてが規格外―。ロシアの工学技術の粋を結集させた新型ICBM「サルマト」が実戦配備された。追い詰められたプーチンの狂気は日本を焼き尽くそうとしている。

 

広島原爆の2000倍

その名前に違わず、サルマトはたった1発で国を滅ぼすことができる性能を持っているとされる。

「飛行距離は約1万8000kmで、西側諸国のほとんどの主要都市が射程圏内に収まります。核弾頭を10~16発搭載でき、威力は合計で7・5メガトン。これは広島原爆の2000倍の数値です。米国の人口密集地帯に落ちれば3000万人が犠牲となり、フランスだったら1発で国全体が吹き飛ぶほどの威力です」(軍事評論家の世良光弘氏)

 

その構造も異質だ。原子力エンジンで発射されたサルマトは途中、液体燃料エンジンに切り替え、宇宙空間へ突入。任意の地点に到達すると、本体から分離した複数の核弾頭が大気圏へ再突入していく。

 

日本には米軍と共同開発した最新鋭のミサイル迎撃網が張り巡らされているが、残念ながら、サルマトの性能はそれをも凌駕しているという。 「サルマトは極超音速滑空体『アバンガルド』を弾頭に搭載することが可能なので、迎撃はほぼ不可能です」(前出・世良氏)

 

従来の核弾頭は高度1000kmから放物線を描いて飛来するのに対し、アバンガルドはグライダーのような形を生かし、大気圏に再突入後、高度70kmという低い軌道で、一直線に滑空してくる。日本ではTHAADやPAC―3が最終迎撃システムとして配備されているが、対応できるのはマッハ9~10まで。アバンガルドを搭載した核弾頭の速度はマッハ20を超え、ターミナル段階(着弾直前)で軌道を遠隔で変更することもできる

「サルマトを日本に撃つ場合、『ロフテッド軌道』と言われる発射方法を取ると思います。簡単に言うと、真上に高く打ち上げて、一気に落ちてくる軌道でさらに速度が上がります」(軍事ジャーナリストの菊池雅之氏) 

 

たった12秒で日本は焦土に

サルマトは10発以上の多弾頭核のうち、たった1発でも広島原爆の150~200倍近い威力を持つ。それが東京都心上空で炸裂した場合、どのような被害がでるのか。

 

核兵器開発史の権威である米スティーブンス工科大学のアレックス・ウェラースタイン教授が開発した核攻撃シミュレーションシステム『NUKEMAP』で試算してみよう

 

まず爆心地には深さ130mのクレーターができ、半径1・5km内にいた人は数万度の熱に晒されて塵となる。爆発の中心から半径5km以内にいた人や建物は超高熱の赤外線で一瞬にして骨になるまで焼かれる。そして、衝撃波は浦安市さいたま市川崎市府中市にまで届き、ほとんどの建物が倒壊してしまう。その結果、死傷者数は少なくとも1500万人を超えるとされる。

 

この、たった1発で東京が消滅するほどの核が10~16発も搭載され、それぞれが異なる攻撃目標へ飛んでいく。まさしく、「サタン」である

実戦配備された東シベリアのクラスノヤルスクからサルマトが発射された場合、核弾頭はまず札幌に10秒で飛来。その1秒後に東京へと着弾する。そして、大阪、名古屋、福岡も0・5秒後には破壊される。発射からわずか12秒で日本の中枢部は焦土と化してしまうのだ

「ロシアがサルマトを使う場合は当然、脅しではない。人口が密集している都市を狙うだけではなく、反撃能力も奪いにくるでしょう。三沢、横須賀、嘉手納、那覇などの自衛隊・米軍基地も標的になります。

サルマトが撃たれた後、自衛隊ができることがあるとすれば、かろうじて生き延びた人の救助くらいです。もはや日本全体を守ることは放棄せざるを得ない状態に陥ります」(軍事評論家の高部正樹氏)

(2022/3/18)

 

東日本大震災以来、全国どこでも地震が起きるようになりましたので、南海トラフ巨大地震もいつか起こることになるのでしょう。南海トラフ地震も首都直下地震もどの程度の規模で起きるかは全国民が気にしているようです。「悪いことは重なる」といわれます。私自身も悪い予感をしています。「備えあれば憂いなし」ということでしょうか。しかしながら、生活基盤を破壊される人がどの程度になるのか?専門家でも「明日にでも起こっても不思議はない」そうです。16日の地震は夜に起こりましたで、遠くの地方の人は気づかなかった人も多かったでしょう。

 

ネット情報によりますと、ヤフーニュース(毎日新聞)2022/3/17「16日午後11時36分ごろ、福島県沖を震源として、宮城県福島県震度6強を観測する地震があった。震源の深さは57キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7・4と推定される。気象庁は直後から17日午前5時まで、両県に津波注意報を出した。国内で最大震度6強地震が起きたのは福島県沖を震源とした2021年2月13日以来気象庁は、揺れの強かった地域では今後1週間ほど、同程度の地震に対する注意が必要だとしている」、

 

経済産業省によると、15都県で最大約223万戸の大規模停電が発生したが、17日午後2時半現在、大部分で復旧した。国交省の集計では17日午後5時現在、エレベーターへの閉じ込めが7都県で41件あり、うち25件は東京都内だった。厚生労働省によると、5県で最大1万7242戸が断水し、17日午後1時現在、8715戸で断水が続く」と報道されています。

 

南海トラフ地震も「停電」がどの程度になるのかは、私たち一般人には、とても不安です。日本経済に大打撃を与える懸念があるようです。著者は、「しかし、日本政府はいまだにしっかりした対策をとっていない。それどころか、地震対策予算、国土強靭化予算を削ってすらいる」と主張しています。

 新型コロナウイルス、ロシアのウクライナ侵攻と矢継ぎ早に世界的な事件は起こっています。南海トラフ地震も世界的な事件にならないようにしたいものです。ところで、核戦争の危機とか、ジェノサイドとか、私たち一般人には、何故だかその原因は理解不能です。が、ロシア人は真剣に反応しているようです。戦争原因はロシア人やウクライナ人にしか分からないのかも知れません。とうとう「核戦争」が「すぐそこにある危機」になってしまいました。また小型核兵器が使用される可能性もあるそうです。

 

 「スパイ活動を禁止する法律がない国は世界中で日本しかない。これも国の形として歪んでいる」と著者は主張しています。戦後半世紀以上たってもこの程度です。1票の格差が大きいと政権の正統性が疑われるといわれます。責任は誰にあるのでしょうか。

 

 サンフランシスコ講和条約の不明瞭な点にも著者は触れていますが、やはり「無条件降伏した状況」が影響しているともいわれています。また「外国人土地法」もありませんが、さまざまな不備を国会は見逃しているといわれます。国会の形骸化が指摘されています。「国会議員資格試験」や「地方議員資格試験」が必要だと主張する有識者も少なくないといわれます。そのほうが国民のためになるのかもしれませんが。

「改革が遅れているのは本当に優れた官僚や公務員、政治家が登用されていないからだ」といわれます。国の政治は、その国の国民の民度を出ないと指摘されています。「年次改革要望書」の問題もよく指摘される事項です。国会議員は飾りに過ぎず公務員が立法を取り仕切る仕組みを「官僚内閣制」と言うといわれます。経済問題も、司令塔の劣化が、日本経済の低迷に繋がっているといわれます。憲法違反は誰がやっているのでしょうか。

 

南海トラフ地震に関しても、

「実は防災業界ではレベル1とレベル2という概念がありまして、レベル1は100年に1回のクラスの震災で、レベル2は1000年に1回のクラスです。南海トラフがレベル2の最悪のクラスで来た場合、一番わかりやすい恐ろしいことっていうのは、大阪平野がほぼ水没するんです」といわれます。

 

地震、洪水、津波リスク管理ばかりでなく、核戦争の被爆後のリスク管理、戦争計画が当然ながら、必要であると言われます。民間防衛として国民に公開する必要はあるでしょう。「良識の国会のノーシェルター政策は、敵の一番の弱点を攻撃する核攻撃を招き寄せる」といわれます。カジノ法よりも核シェルター法を優先すべきだったと指摘されています。

この方面に脳天気(ノー天気)ですと、日本も歴史から消えていくことになるでしょうか。国家主導のサイバー攻撃は戦争行為といわれますが、「イルミナティ・エージェントが第三次世界大戦を引き起こす」という不気味な予言もあるようです。タブーの想定外で処理することはできないそうです。資質の問題でしょうか。

 

核戦争になれば、北海道と九州を失うリスクがあるといわれます。総務省地方自治体の管轄の「郷土防衛隊」の創設が必要だといわれます。スイスのように100%の核シェルターと国民皆兵的な総務省管轄の郷土防衛隊で備える必要があると指摘されています。当然ながら、食糧備蓄も必要です。ロシアのウクライナ侵攻が「他山の石」になるようです。 

現実に「核の恫喝」を受けているのに「平和ボケ」の人々が非常に多いと頻繁に指摘されています。「戦争は絶対してはいけない」と誰でも言いますが、「では戦争を仕掛けられたらどうなのか」といわれます。拉致事件も戦争を仕掛けられたことと同じことだといわれます。反面教師と言われますが拉致事件から学んで核装備を急ぐべきだといわれます。北朝鮮に対する国会の脳天気(ノー天気)ぶりが拉致事件を招き寄せたと述べられます。被害者もその家族も高齢化しており、拉致事件はどうなるのでしょうか。被害者もその家族も亡くなっている人が多いそうです。この程度の問題に数十年もかかっているようでは政治家の非力が窺えるそうです。

 

核兵器の全国被爆後の地獄絵図は書く必要もないですが、食糧備蓄もなく、乏しい食糧を奪い合い、日本人同士が略奪し、殺し合う地獄を見ることになるのでしょうか?また、被爆後には外国の空てい部隊が降りてくることもあるでしょうし、敵国軍の上陸のリスクもあるといわれます。そのときは、国内の米軍も動けなくなっているといわれます。だからこそ民兵団が必要になるそうです。阿鼻叫喚の地獄絵図にしてはならない。

 

未来の予言の書といわれる『日月神示』によりますと、未来のいつかには「日本は共産主義により立替えられること、世界も米ロ戦争によって共産主義の天下となることを予言している」といわれます。

 

 

(2021/10/17)

 

・世界の飢餓の状況は悪化しているといわれます。「世界では1分間に17人が餓死、そのうち12人が子供だ」と指摘されています。世界の「残酷物語」は継続中です。

餓死者が大量に出たら対外戦争を仕掛け、関心を外国に向けるという共産党の常套手段があったといわれます。また「餓死者が多数で出るようになると国境紛争を起こして戦争をしなければならない」といわれます。

 

ロイターの情報によりますと、(2021/7/12)

世界の飢餓と栄養失調巡る状況、コロナ禍で劇的に悪化=報告書

[ロンドン 12日 ロイター] - 複数の国連機関が12日に発表した報告書で、飢餓と栄養失調を巡る世界の状況が新型コロナウイルスパンデミック(世界的大流行)を主因に劇的に悪化したことが分かった

 

食糧農業機関(FAO)、世界食糧計画(WFP)、世界保健機関(WHO)などが共同でまとめた「世界の食料安全保障と栄養の現状」の2021年版によると、栄養失調状態にある人口は過去5年間にわたり実質的に横ばいだったが、20年は約7億6800万人とに19年比で約1億1800万人増加し、世界人口の10%まで膨らんだという。

 

栄養失調状態にある7億6800万人のうち、4億1800万人がアジア、2億8200万人がアフリカ、6000万人が中南米およびメキシコとカリブ海諸国。アフリカでは域内人口の21%が栄養失調で、これは他の地域の2倍以上とした。

 

報告書では「パンデミックによって生命と生活を脅かす食料システムの弱点が露呈し続けている」と警告した。

 

また、現在の傾向が続けば30年に飢餓状態にある人口は約6億6000万人に上ると推計。パンデミックが発生しなかった場合に比べて3000万人も多いとし、30年までに飢餓をゼロにするという国連の「持続可能な開発目標」が達成できないとした」と報道されています。

 

・日テレNEWS(2021/10/16)によりますと、

「アフガンは大惨事の危機」深刻化する飢餓

アフガニスタンでは、干ばつによる食糧難に加え、イスラム主義勢力タリバン復権で経済がマヒし、国民の3人に1人が飢えに苦しんでいます。現地で活動する国連世界食糧計画WFP)は、食べ物を届けるための資金が、今すぐ必要だと訴えています。

 

■「人々は食べ物を買うために家財道具を売っている」

――現在どのような支援活動を?

 

国連WFPはアフガンで数十年にわたり支援活動を行っています。今は食料支援を行っており、現時点では大変難しいですが、現金支援も行いたいと考えています。

 

年末までに合計1400万人に食料を届けようとしています。もし4月末まで支援期間を延長できるのであれば、冬季の活動になりますが、37万トンの食料を届ける必要があります。加えて1500万ドル(約17億円)の現金支援も目指していますが、現在アフガンの銀行は危機的状況にあります。現金がなく、流動性がありません。人々はお金を使い果たし、食料を買うことは困難です。私たちが食料を届けなければいけない人は増えていると言えます。

 

――状況は深刻?

アフガンの状況はとても深刻です。なぜならば、紛争だけでなく、過去3年の間に2回の干ばつがあったからです。タリバンが実権を掌握した)8月の時点で、すでに食糧難に陥っていました。8月以降、国際的な開発援助が完全に停止し、アフガン中央銀行の外国資産が凍結されたことで、現金が不足しています。

 

それは状況をより深刻にしています。経済、銀行セクターは崩壊寸前です。失業率は高まっていて、人々は食べ物を買うために家財道具を売っています。医療も崩壊するおそれが高まっています。医療スタッフに給与は支払われておらず、医療物資も不足しています。栄養不良の子どもや女性が食べ物を買えず、病院にやってきます。つまり、アフガンは完全に大惨事の危機にひんしているのです」と報道されています。

 

アフガニスタンで暗殺された中村哲医師も、医療援助の前に水や食料の自給の問題を解決しなければならないといって、灌漑設備を作ったと報道されています。1600本の井戸を掘ったり灌漑設備の整備で65万人の生活を支えることができるようになったそうです。当時から中村医師は、日本の海外援助の実施方針の誤りを指摘していたそうです。日本の海外援助も数十年のノウハウがあり、大胆に見直し、リストラすべきだといわれます。パンデミックが飢餓問題を一層深刻化させたそうです。飢餓の「世界残酷物語」はどこまで続くのでしょうか。

 

・「変性男子とされるナオは肉体的には女の体だが、霊魂は男。王仁三郎は肉体的には男だが、霊魂は女であると示された」といわれます。宇宙人に人格転換されたのでしょうか。「大本教出口王仁三郎は自分はオリオン星から来たと語っている」そうです。

物質地球とともに、肉体の死を迎えた存在のために霊界もつくられた。輪廻転生のシステムも始まった」と語られています。人間の死後世界の霊界や精霊界を創造した進化した宇宙人、造物主や神からの情報は、大変貴重です。出口王仁三郎の『霊界物語』は、第3次世界大戦を予言しているといわれます。その後に、新しい世界の経済システムが作られていくようです。

ここ数十年は、ポジティブな面ばかり見ますと、コンピュータの発達や医学の進歩で、人間の長寿化が実現します。しかしながら、発展途上世界では、「飢餓」の問題を解決できない国も残るでしょう。今そこにある危機としての「飢餓」の問題も依然として深刻です。

「彼ら蛇人はすでにロシア共産主義勢力としてやってきており、マルクスレーニンはその勢力のいわば幹部たちだった」という説もあるようです。共産主義といえば「マルクス」といわれますが、元々は異星起源だといわれます。共産主義でなりたつ異星人国家があるといわれます。

「21世紀は人類が中国問題に直面する世紀となる」と指摘されています。

 

ポジティブとネガティブな両極端の社会現象が、先進国と発展途上国で激化した現象としてでてくるといわれます。先進国では長寿者も増え、一方では餓死者や早死する人々も増えるという過酷な社会現象が続くようです。

近未来の次のパンデミックにも備えなければならないと指摘されています。パンデミックの頻度も増えるという説もあるようです。

ネガティブ・グループのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」といわれます。ネガティブな宇宙人がポジティブな宇宙人と人間とのコンタクトを妨害しているといわれます。宇宙連合とのコンタクトで異星に移民する人々が未来では増えるのでしょうか。遠い未来、50世紀には、人間は長身の神人と小人に退化した人間の2種類になるという説もあります。

「宇宙の構成は、陽子や中性子など目に見える(観測されている)物質が4%ほどで、23%が未知の物質(ダークマター)、そして残り73%がダークエネルギーと呼ばれている正体不明のものです」、「そして人類の最終戦は、中東発のイスラエルアラブ諸国の戦乱、朝鮮半島の戦乱を機に、ロシアと米国によって戦われ、米ロ戦の勝者は、ロシアになりそうです」、「王仁三郎は、日本の立替と世界の立替について、日本は共産主義により立替えられること、世界も米ロ戦争によって共産主義の天下となることを予言しています」と著者は主張しています

 ちなみに「核戦争後に生き残るのはアメリカ人とスイス人だ」という説もあるそうです。核戦争に備えて、食料も備蓄保存しているスイスと銃社会アメリカ人がサバイバルに適応できるというのです。

 

 

(2020/7/24)

 

 

 ・日本にだけいる特殊な妖怪は少なく、世界的に幽霊話や妖怪話は共通する性格があるといわれます。それらの背後には、神というよりも堕天使の策謀があるといわれます。また、神の創造を真似して堕天使が、行動しているともいわれます。

「大天使は創造物の隠された部分を受け持つ天界の住人です。創造におけるすべてを準備し、計画することが第一の仕事で、“森羅万象を建築する者”と呼ぶこともできるでしょう。自然界全体のデザインを一手に引き受けているのです」と指摘されています。しかしながら、「大天使を崇拝すべきではない」と語られています。

大天使や天使も人間の姿をとり自在にテレポーテーションできると語られています。大天使は大きな組織や都市、国家を統括しているといわます。

そして「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」といわれます。

その結果、ルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したとも言われています。要するに神が創造した生物、動物、バイオロボットを遺伝子操作で多種多様に作ったといわれます。ネガティブ・グループのシリウス人がモンスタータイプの生物を創り、神に対抗したので神に嫌われたといわれます。しかし、今なお、底層4次元にモンスター・タイプが生存しているともいわれます。「人類は進化した異類の異星人によりその存在が脅かされている」といわれます。異類の恐ろしさは、私たち一般人には、理解不能です。

 幽霊が跋扈することも神は禁止しているのかもしれませんが、ルシファーは、人間の眼に時折、写るように操作したのかもしれません。堕天使ルシファーが天使団の3分の1を率いて神に反乱したという「天の戦争」が続いているそうです。堕天使が地球の女を狙って降りてくるといわれます。堕天使の性的な能力は異常に高いともいわれます。オリオンETグループが、おぞましい「生体実験」や「異類交配」の遺伝子実験をしているといわれます。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。オリオンETグループが異次元のモンスター・タイプの生物を創り、人間と異種交配・混淆させ、生体実験で「人間化」させようとしているといわれています。人類に災いをもたらしているのは、いわゆる堕天使や悪魔のグループなのでしょう。人間と異星人の対立が激化していく時代になっているのかもしれません。異類混血がスター・ウォーズの原因だともいわれます。在日宇宙人問題を認識している人はほとんどいないといわれます。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。

 悪の帝国(正式名は『正義を任ずる諸世界帝国同盟』の本拠地は大熊座にあり、ドラコニスを主要作戦センターとしているそうです。オリオンETグループは遺伝子操作でモンスター・タイプの生物を創り、人類を脅かしているといわれます。

 昔から人間の女を襲う「獣人」もオリオンETグループが創造したようです。現代においてもビッグフットやサスカッチのような「獣人」を「空飛ぶ円盤」からオリオンETグループが降ろしているといわれています。

ビッグフットは異次元移動ができるか、容易に捕獲できないようです。

オリオン星雲で60万年続くオリオン戦争で、これは何億ものポジティブな人間型生命体とレプティリアンと呼ばれるネガティブなヒト型爬虫類人との間で起こったものだった」といわれます。

日本でも河童は「異人」が創造したのかもしれません。「河童もゼータ・レチクル星人系列のバイオロボットの一種かもしれない」そうです。

下総カッパ団は、1724(享保9)年、下総国印旛村豪農、安田伝兵衛によって設立された人間とカッパの親睦団体だ」といわれます。人間と交流ができたようです。

クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」といわれます。

 

・「グノーシス主義は反宇宙論宇宙自体は善なるものではなく、むしろ悪であり、受け入れるべきではないという思想 )・反造物主( 造物主は狂った下級の神であり、従うべきものではないという思想 )という点でヒンドゥー教と異なり、邪悪なものを認めず、現在われわれが生きているこの世界を悪の宇宙、あるいは狂った世界と見て、原初には真の至高神が創造した善の宇宙があったと捉える」といわれます。

グノーシス主義は、地上の生の悲惨さは、この宇宙が「悪の宇宙」であるが故と考えた。現象的に率直に、真摯に、迷妄や希望的観測を排して世界を眺めるとき、この宇宙はまさに「善の宇宙」ではなく「悪の宇宙」に他ならないと考えた。これがグノーシス主義の「反宇宙論」である」という説もあります。

「生きる事の難しさが無意識に忘れられている時代だ」といわれます。新型コロナウイルス感染症にしても異常気象にしても、非常にネガティブな世界にわれわれは生きているようです。「宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だそうです。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。

幽霊現象や心霊現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。大統領たちは地球外生命体の存在が広く世に知れたらどれほど悲惨な結果を招くかを十分にわきまえていたといわれます。

「いざ就任すると、この話題には関与せずという概要が出されるのだ。こうした態度は“大統領の黙秘症候群”と呼ばれている」といわれます。

政府内部のそのまた奥にある、合衆国大統領でさえ手のだせない領域に、UFO目撃事件の開示を強い力で押さえこんでいる権力者グループが存在するといわれます。

太古から宇宙人と人間との関りがあったようです。「超太古、人間は常に天使と交信していた」そうです。異次元からの人間タイプの異星人は、神々や仙人、翁として物語があり記録されてきたようです。怪奇談は宇宙人と人間とのコンタクト話だったようです。天狗や鬼は、オリオンETグループの眷属だったようです。ルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したそうです。いわゆるシリウス星人が遺伝子操作等でモンスター・タイプの生物を創り神に嫌われたといわれます。いわゆる神と悪魔の争いが、スター・ウォーズになったようです。「ルシファー一派の動物タイプの異星人連合」と「神の人間タイプの異星人連合」がスター・ウォーズをするシナリオなのかもしれません。異類混血がスター・ウォーズの原因だともいわれます。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」と指摘されています。現代でも遺伝子操作等でモンスター・タイプの生物をオリオンETグループが創っているのかもしれません。モンスタータイプは、低層4次元に追放されたそうですが、異次元からこの世に出てきては、人間を襲ったりしたようです。そこで、全国で昔から「鬼退治」の伝説が多く生まれたようです。大蛇と人間の関りの伝説も非常に多いのですが、インド神話の「ナーガ」(蛇神)やレプティリアンが異類混血で人間化していく伝説のようです。この世では人間タイプですが、異次元に行くとレプティリアン爬虫類人)に見えるというのです。「どう彼らを追跡しても、あなた方の祖先はレプテリアン(爬虫類)であることを発見するでしょう」ともいわれます。マトリックスを支配する「透明な人々」が、人間とレプティリアンの両現実を操作していると指摘されています。

モンスタータイプの眷属やその生物が、アストラル界や低層4次元から、人間の住む「この世」に出てくる伝説は、明治の文明開化になると、急速に減っていったといわれます。「河童もゼータ・レチクル星人系列のバイオロボットの一種かもしれない」そうです。日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいるといわれます。昔から宇宙人が人間に憑依して、さまざまな怪異談ができたようなのです。現代では「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうですので識別不能のようです。在日宇宙人問題を認識している人はほとんどいないといわれます。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象だといわれます。地球人の多くは異星人(タイム・トラベラー)の末裔ということになるのでしょうか? 宇宙人のほうが進化の速度が大変早く、ほとんどがタイム・トラベラーになっているともいわれています。進化した異類異形の宇宙人についても詳しい情報がありません。

 

・死後の世界の精霊界や霊界に似たアストラル界やエーテル界やパラレル・ユニバース(並行宇宙)のことはほとんど理解されていません。そこに存在するという進化している宇宙人や妖怪の変身能力・超能力についても分かりません。神々や天使、堕天使、大天使、悪魔等についても、「テレポート」(念力移動)も私たち一般人は、理解できません。鬼の性格を持つと同時に造物主の変身もあるというのですから複雑です。

超太古の“火星霊人と金星蛇人の対立・戦争”という不思議な伝承もあります。「隙間次元にいるレプティリアンからの影響がどんどん色濃く行動に出るようになる。やがては完全に人格が乗っ取られてしまう」ともいわれています。「北欧神話などを読むとセム系とハム系の住む領域も異なり(シャンバラはセム系の世界)、元々は対立していたのが、セム系がハム系に服属して和解したことになっている」といわれます。セム系は北極星、北斗七星信仰で、ハム系はオリオン、シリウス信仰で別系統のものが系図で兄弟とされているそうです。「北欧神話でもアース神族ヴァン神族は、最終的にアース神族が勝利した長きにわたる戦争の後、和解し人質を交換、異族間結婚や共同統治をした」といわれます。しかしながら、北欧神話ラグナロク(最終戦争)、善と悪との両極端にわかれての戦いを予定しています。

 

・スメラミコトはシリウスからやってきたといわれます。神々はシリウス星人とオリオン星人の系列にあったのかもしれません。諏訪神社はまた『神道集』の「諏訪縁起」で説かれている「甲賀三郎」の伝承で知られています。甲賀三郎が最後に行った地底の国々の維縵国が「天国」という説もあるようです。最近の米国のチャネラーによると見えないニルヴァーナ(涅槃・天国)も月と地球の間にあるといわれます。しかしながら、天国は、場所をよく移動するといわれます。グレート・マスターはこの太陽系一帯からリラ、シリウス、プレアデスといった地球文明の発展に緊密に関連する星系に瞬間的に移動できるそうです。甲賀三郎も遥かに進化した宇宙人の末裔だったのかもしれません。「平氏の“平”がヘライ(ヘブライ)に由来すると考えると平氏セム系、ユダヤ系ということになってくる。源平合戦はハム系とセム系の争いだった」と指摘されています。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれます。この説から様々な、歴史の謎が分かるともいわれます。

  「甲賀三郎近江国の鎮守である兵主大明神に導かれて三笠山に行き、春日姫と再会した。 二人は天早船で震旦国の南の平城国へ渡り、早那起梨の天子から神道の法を授かって神通力を会得した」とも伝えられています。

「天早船」という宇宙船、空飛ぶ円盤もでてきて、異次元のアガルタ・ネットワークの異星人の世界の物語のようです。『竹内文書』によると超太古、日本は世界の中心だったという説もあります。つまり、日本の超太古の歴史で、世界中のほとんどの神々や異星人の話のごく一部が分かるというのです。

 

・「アガルタ・ネットワークは地下にある120の光の都市で構成されていて、そのほとんどをハイパーボーリア人が占めています」と語られています。甲賀三郎もアガルタ・ネットワークの地下の国々を旅したようです。現代でも毎年、非常に少数の地球人が宇宙旅行に招かれているといわれます。この地下にある維縵国はパラレル・ユニバース(並行宇宙)にあるいわゆる当時の「天国」の一種だったのかもしれません。昔からの天国のイメージと大きく変わった所もあるのかもしれません。「神」を研究している人は、世界的に多いようですが、私たち一般人は、当然詳しくはありません。甲賀三郎は、地上から異界である地底国を訪れた人物であり,地底の人々からみると、地上からやってきた異人とみなされているといわれます。「そこは地底の一番奥の国で、好美翁(こうびおう)という翁が支配しており、鹿狩りを日課としていた」というのですから、当時のパラレル・ユニバース(並行宇宙)だったようです。好美翁も神で時空を超えているのでしょうか。好美翁も造物主に近い神なのか、どんな神様なのか分かりません。「すぐそこ、あなた方の真下には、まるまるひとつの世界“パラレル・ワールド”が存在しています」とも伝えられています。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だといわれます。「世界の王はサナット・クマラと共に金星から降りてきた。この神人の一団はシリウス星と繋がりがある」といわれます。シリウス星人が遺伝子操作等でモンスター・タイプの生物を創り神に嫌われたといわれます。ネガティブ・グループのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるといわれます。

 

・神々については、私たち一般人は、よく分かりません。「神々は最高神「イ・アム」を頂点として7つの位階に分類されるという。 神々の総数は10億を超え、それぞれ位階に応じて宇宙の各所を支配している」といわれます。『古事記』の神々も時空を超えているのでしょう。「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ている」という説もあったといわれます。「神々や進化した宇宙人(天使)は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」ので誰も分からないそうです。「神々や天使が、ワンダラー(転生)やウォークイン(憑依)など、さまざまな形態で、昔から人間の姿を装い地上を徘徊している」ともいわれています。「神々(宇宙人)は時空を超えているので神々(宇宙人)といわれる」のだそうです。

 

・「日本の歴史を振り返ると、言うことは簡単ですけれども、言っちゃいけないことのほうが多いんです」といわれます。「天照大神イエス・キリストのことである。天照大神天照大神たらしめる天岩戸開き神話は、イエス・キリストの死と復活の場面だった」という怪説もあります。

スサノオ命については、高天ヶ原の乱暴者で、高天ヶ原から追放されたといわれていますが、天界から追放された堕天使ルシファーを連想させます。

しかしながら様々な奇説もあるようです。「ゲルマン神話の神々は日本の神々だった。まず、主神・オーディンは「須佐之男神」だった」といわれます。スサノオ命は絶対神ヤハウェにほかならない」という奇説もあります。西洋神界はスサノオ神とその系統の神々が1万年ほど前に拓いた地域で、シュメール族は「スサノオ神系」だといわれます。「多次元同時存在の法則によればスサノオ命はギリシア神話のポセイドンである」という怪説もあるといわれます。

 

・「かつてイエスであった存在は現在「サナンダ」と名乗っており、アシュタールとともに彼の宇宙船に住んでいる」といわれます。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」といわれます。

シャンバラの支配者(世界の王)のサナト・クマーラがルシファーであることや、サナンダは神智学では サナト・クマーラより上位の存在として「沈黙の監視者」と呼ばれています。

サナンダはヤマトタケルでもあったという説もあるといわれます。神々はさまざまな歴史的な人物に変身すると指摘されています。

 

日本人とユダヤ人を結びつける話は、非常に多いようです。顔形からみてると、ユダヤ人と日本人を結びつける人はいないようです。しかしながら、何千年前の歴史を振り返ると、遺伝子の形態や、儀式の名残りや、伝承、異星人の系列を検討すると繋がりが窺えるそうです。ですが、少数説の扱いのようです。リゲル人と爬虫類人の交配人種が築いた国が現在の日本と中国であり、これは西洋の親類とは無関係に発展したといわれますエロヒムによると「ユダヤ人は神の選民だった」そうです。日ユ同祖論(日猶同祖論)は、日本人(大和民族)の祖先が2700年前にアッシリア人に追放されたイスラエルの失われた十支族の一つとする説ですが、異星人の知識からみると何か根拠があるのかもしれません。「「火の無い所に煙は立たない」といわれます。

 

amazonに「ユダヤ人」といれますと1000件以上も分かります。膨大な量で、研究者も世界的に多いのでしょうか。最近ではトランプ大統領の親族の繋がりが指摘されています。

 要するにレプティリアンの上にも、彼らの行動や人間を操作する究極の力を持つ「透明な人々」が存在する」と語られています。

レプティリアン自身もコード化された コンピュータープログラムで、決められたことを実行しているに過ぎないのです」とも伝えられています。「その生物(透明人)は、私の思考に直接働きかけ、完全にテレパシーで交信してきた。もはや人間が存在しなくなった遠い未来から来た」といわれます。

透明人は、遠い過去に旅をして戻り、ある品種を作り(これは爬虫類人のことだ)、人間をテストするために敵対させたと伝えた」といわれます。

「レプタリアンは創造主が喜ぶであろうことを計画し、それを実行するのが自分たちの義務であると考えている」と指摘されています。

アリは、古代ヘブライ語でもライオンを意味する。シリウスA星系を統治するオハル評議会で作ったのがアリである」といわれます。ライオン人間のことでしょうか?

ヘブライ人は、血の儀式と人間の生贄を習慣としていたシュメール人交配人種の子孫である現地の民族と混合したといわれます。

シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物である。つまりシリウス星人はオハル星人に創作された」そうです。

シリウスA人自身に向けて使用される恐れのある技術は絶対に提供しない。シリウスA人は、オハル星人に創作されたが、本来の目的を見失っている」と指摘されています。

 

甲賀三郎伝説は色々なパターンの伝承があるようです。そして、後世に話が書き換えられることも多いようです。地上から異界に入るというストーリーは、天狗に連れられて異界に入るというストーリーと似ています。甲賀三郎伝説も『ガリヴァー旅行記』のように、一種の宇宙旅行記の話と解釈もできるようです。さまざまな異星を移動したようです。「大きな人穴を見つけ、その先を進むと日本にそっくりの国に出た」という話はパラレル・ユニバース(並行宇宙)のことでしょうか。「天早舟」、「天早車」というのは、「空飛ぶ円盤」のことでしょうか。神々や天使のような「かなり進化した宇宙人」は、この世の「時穴」や「人穴」を通してあの世に自由自在にテレポート(瞬間移動)できたのかもしれません。また宇宙人は人間には想像できない長寿の者が多いようです。この世の「人穴」や「ドア」「戸口」を通って、“異世界”に入るというストーリーはファンタジー物語に多いようです。

 「宇宙を3歩で歩くというインドの神々」の神話は、異次元移動を容易にできる宇宙人の話なのかもしれません。また、人間も異世界に行くとそこで変容し、超能力を持つともいわれます。現代でも宇宙人がテレポート(瞬間移動)できる現象は、人間にとっては奇跡の現象のようです。しかし、テレポート(瞬間移動)は異星人にとって「それほど難しいテクノロジーではない」そうです。

 

・したがって、宇宙人情報は、アバブ・トップシークレットのようです。米国が宇宙人情報をアバブ・トップシークレット扱いにしたのも、宇宙人の超テクノロジーがあまりにも凄まじかったのが原因だそうです。あの小柄なグレイがアイゼンハワー大統領の前で「空中浮揚」をしたそうです。そして「空飛ぶ円盤」の物質化・非物質化を見せたそうです。米国政府と秘密協定を結んだラージノーズグレイというオリオン星人は、人類に5万年進化しており、「人間の魂の交換」ができるそうです。ちなみに3万年進化しているリラ星人のエロヒムが「人間を実験室で創った」といわれます。現代でも宇宙連合などや異星人に案内されて少数の者が宇宙旅行をしているともいわれます。また、オリオン星人と秘密協定を結んでいる米軍は、当然ながら異星に向っており、膨大な情報が蓄積されていると思われます。そして「エイリアン・エンジニアリング」によって、テクノロジーの面で断然、優位に立っているそうです。

 

・異星人は、コンタクティの過去を詳しく知っていることが多く、あの世でコンタクティを選んで、この世でコンタクトするようなのです。もちろん、他の事例として、グレイなどの小柄な宇宙人と偶然に遭遇することも多かったようです。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」ともいわれます。日本には太古から多くの異星人が飛来して、混血がすすんでいたようです。日本人には太古から多くの異星人の遺伝子が混じっているようです。「中世のドイツの領主はほとんどが異人の末裔だった」ともいわれています。宇宙人と人間の関わり合いは太古からあったようです。

  「イスラエル政府と契約の宇宙の商人」がシリウス星人だということです。商業国家といえば、「ユダヤの商人」を連想させるほど、『宇宙の商人』というのは、重要なキーワードのようです。異星間の交易が活発化しているようです。宇宙間の交易の中心地がシリウスにあるともいわれます。太古のユダヤ人と日本人のつながりに言及する話や書籍は多くあります。昔から「ユダヤ人は頭脳が良い」といわれているそうですが、異星人とのコンタクトに関する日本の「遅れ」は、「エイリアン・エンジニアリング」の「遅れ」になるといわれます。それにしても「日本はUFO後進国だ」そうです。

 

・六百万人のユダヤ人を虐殺したのが、ナチスだったのですが、ナチスが崇拝したゲルマンの神々、超人、アーリア人種が、戦後、米国に小柄なバイオ・ロボットといわれているグレイとともに飛来した宇宙人の金髪碧眼のノルディックというプレアデス星人だったそうです。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。アルデバラン星人は、こと座文明の再創造を支援していると指摘されています。アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。

  第一次世界大戦後からナチスと金髪碧眼のノルディックといわれているプレアデス星人とのコンタクトがあったのでしょう。ユダヤ人大量虐殺と金髪碧眼のノルディックのプレアデス星人とが、直接関係があったとするなら、驚くべき事実のようです。異次元の地下世界の実在は、多くの書籍により指摘されていますが、霊界のような非物質的な世界は、私たち一般人にとっては、非常識の世界のようです。

 神々の現在の住まいは、シンボリックに古代名称を用いてシャンバラと呼ばれていると語られています。現在、サナート・クマラは公式的には金星に戻っていますが、引き続きシャンバラに焦点を合わせていて、今でも私達の惑星を援助しているといわれます。

 

ヤペテ系やハム系の神域がアガルタで、シャンバラは、セム系の神域ということである」といわれます。「物部氏の祖であるニギハヤヒ命は、河内に降臨する際、天磐船(あめのいわふね)に乗って大空を駆けめぐった」そうです藤原氏北極星、北斗七星信仰はシャンバラ信仰、物部氏 のオリオン信仰はアガルタ信仰となるといわれます。セム系氏族が北極星、北斗七星信仰、ハム系氏族がオリオン、シリウス信仰であることを明らかにしてきたそうです。我が国の神社の大半がスサノオニギハヤヒ、つまりバールやミトラを祭祀し、その系列神を祭神とした物部氏の神社で、オリオン信仰といわれます。天の磐船(宇宙船)に乗って日本に降臨した宇宙人の種族の末裔の氏族が、勢力争いをして、日本の歴史を形成していったようです。宇宙人の出身により、それぞれの一族に分かれていったといわれます。権力を握った藤原氏は、神と天皇を繋ぐ役割であったといわれます。宇宙人は多くがタイム・トラベラーであるといわれます。

 

ニギハヤヒとニニギの記述に異説があるようです。

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)によると>

[ニギハヤヒニギハヤヒノミコト)は、日本神話に登場する神。『日本書紀』では饒速日命、『古事記』では邇藝速日命と表記する。別名、櫛玉命(くしたまのみこと)。天照国照彦火明櫛玉饒速日命ともされる。物部氏、穂積氏、熊野国造らの祖神と伝わる。

古事記』では、神武天皇の神武東征において大和地方の豪族であるナガスネヒコが奉じる神として登場する。

 また「ニニギ」は「天照大御神の命令を受けた建御雷神と天鳥船神が大国主から国譲りを受けて葦原中国統治権を確保する。 その後に天照大御神の命により、ニニギノミコト葦原中国を統治するため高天原から地上に降りたという。これを天孫降臨と呼ぶ」と記載されています。

 

シリウスの二連星システムは、決してこと座文明に吸収されたことも、こと座の植民地にもなったこともないと語られています。イスラエル政府と契約の「宇宙の商人」が シリウス星人だそうです。「彼らもシフト制でやっている。彼らがこの任務に就く前は、普段はシリウスからの大きな一機の宇宙船が近くにいて、頻繁に天国に立ち寄っている」と述べられます。

爬虫類人を支援していたのが、仏教思想を開発したシリウスB星人であり、その他に爬虫類人支配下でこと座(リーラ)文明を再生させていると述べられます。

 

・「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。シリウスのレベルは、もうすでに非物質のレベルです。「透明人」とシリウスA星人が創造し、りゅう座(ドラコ)に配置した爬虫類人と述べられます。『竹内文書』の内容で特筆すべきは天皇家の先祖が、宇宙の彼方、シリウスから飛来したと記されていることであるといわれます。

「世界の王はサナット・クマラと共に金星から降りてきた。この神人の一団はシリウス星と繋がりがある」といわれます。

  シリウスの意識たちは、3次元にいる人間の目に見えるように、時々、自らの波動を変えて出現することがあったと指摘されています。

シリウス星からやってきた宇宙の神である彼らは、今もなおオリオン座との絆を大切にしています。それはひとえにオリオン座が、彼らの祖先である太陽族の故郷であるからです」といわれます。

 

スメラミコト(太古の天皇)はシリウスからやってきたといわれます。日本に最初に降り立ったのは、シリウス人で、彼らは東北地方の青森県を中心に、下北半島津軽半島十和田湖周辺から秋田県の一部に展開したといわれます。「平氏の“平”がヘライ(ヘブライ)に由来すると考えると平氏セム系、ユダヤ系ということになってくる。源平合戦はハム系とセム系の争い」といわれます。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔と語られています。「源平合戦はハム系とセム系のオリオン、シリウス北極星、北斗七星の戦いということになってくる」そうです。米国には、シリウス星人がウォーク・イン(憑依・人格転換)やワンダラー(転生)の形態で飛来しており、その数は、非常に多いといわれます。日本民族の原郷はプレアデスにあるという説も有力でした。プレアデス人は古代リラ星人の末裔といわれます。

 

amazonに「物部氏」と打ち込みますと931件の書籍が分かります。歴史研究家にとっては「物部氏」は面白い研究対象のようです。私たち一般人は、歴史研究家ではないので「物部氏」については知りません。が、さまざまな興味ある点があるようです。「進化した宇宙人」、その眷属と末裔と考えますと理解が進むのかもしれません。「異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視調査し社会生活をしている」そうです。

  人間を創った異星人が、当初、人間に農作物の作り方や生活の仕方を教えたようです。最古のシュメール文明も宇宙人が指導したそうです。人間タイプの異星人は識別できませんが、神や天使が文明を起こして、異類異形の異星人は絵画や像に残っている場合もあるようです。西洋神界はスサノオ神とその系統の神々が1万年ほど前に拓いた地域で、シュメール族は「スサノオ神系」だといわれます。

 

・現代でもアマチュアの天文マニアが、月の表面を望遠鏡でビデオ撮影していたら、月の表面を高速で移動する大型のUFOを撮影したそうです。月については、人類が着陸して、人工衛星からの写真も豊富なようですが、謎が多い衛星のようです。活発な異星人の活動もアバブ・トップシークレットのため、何も私たち一般人は、知らされないそうです。物部氏は宇宙人の末裔で、日本人に経済活動を教えていたようなのです。古代の経済活動といいましょうか、その物々交換から始まった経済活動を教えた太古の日本のフリーメーソンだったのかもしれないそうです。物部氏は時空を超えた宇宙人の末裔だったのかもしれません。

 

・シャンバラは都市規模の超大型宇宙船で、そこにはパスカルソクラテスのような世界の偉人が生きているといわれています。死んだ人間が「生きている」と言う概念は、人間の死後の幽界や霊界で、はっきりと自分で自覚するそうです。しかし、幽界で自分が死んだことを認識しない人々もいるそうです。幽界では親に会えるそうです。小柄なリラ星人のコンタクティ、フランスのクロード・ボリロン・ラエルによると、エロヒムの「不死の惑星」で、キリストやブッダマホメットのような聖人と会った、と手記に書いているようです。キリストはアプ星人ですから、アプ星人のキリストと会ったということでしょうか。

  異星人は4次元以上の高次元の世界、アストラル界やエーテル界に都市文明を創り活動しているといわれます。異次元世界は人間の夢の中の世界のようです。異界に行ってきて、気付いたら夢だったという話が多いのもそのためのようです。人間死後の世界と似た異次元世界では、永遠の生命を持っているそうです。3万年人類に進化しているリラ星人は、遺伝子操作で「不死の人間」を創るそうです。

  昔から幽界に、生きている人間を誘う者には、神、山人、天狗の三種があったといわれます。江戸時代に天狗少年の寅吉を幽界に誘った杉山僧正と言う大天狗は、オリオン星人だったのかもしれません。また『遠野物語』の異人はオリオン星人の可能性があります。オリオン星人はかなり階級意識の強い種族だそうです。

 

・「天磐船」は、宇宙船、空飛ぶ円盤のことでしょう。ニギハヤヒも高天ヶ原、都市型の超巨大宇宙母船から発進してきたようです。また日本神話の原郷、高天ヶ原は都市型の巨大宇宙船だったようです。日本民族の原郷はプレアデス星団のとある惑星にあるという説もありますが、惑星から都市型の超巨大宇宙母船を経由してきたようです。プレアデス星人のコンタクティ、スイス人のビリー・マイヤーによると日本民族の原郷となった惑星から宇宙人が今も飛来しているそうです。日本でもプレアデス星人とのコンタクティがいるそうです。

  蓬莱(ほうらい)とは、「古代中国で東の海上(海中)にある仙人が住むといわれていた仙境の一つ。道教の流れを汲む神仙思想のなかで説かれるものである」とのこと。また蓬莱山は、仙人が住むといわれていた五神山の一つともいわれます。この蓬莱は、図絵などをみても虚空に浮かぶ「都市型の超巨大宇宙母船」だったようです。さまざまな宇宙の色々な惑星から「都市型の超巨大宇宙母船」を経由して異星人が地球に来ていたようなのです。

 

都市規模の超巨大宇宙船は、近年ではカナダと日本のコンタクティが見ているそうです。オスカー・マゴッチも都市規模の超巨大宇宙船を目撃しています。「このクリスタル宇宙船の現在『地上の平和』号と命名されている太陽系の惑星間ヒエラルキーの最高の旗艦」に乗船する種族の正体とは神々や天使クラスの宇宙人なのでしょうか。はたして、それは、キリスト教の伝説の“天上のエルサレム”なのでしょうか。

  異次元にも多くの異星人が存在するということは、米国の大著「ウランティア」に詳しいといわれているようです。また「浮遊都市の航行」については、さまざまな異星人のコンタクティからの報告があるようです。キリストがアプ星人だったといわれていますが、アプ星人も「浮遊都市」で航行しているそうです。アプ星人は戦後の国際連合の設立に協力したそうです。

 

・戦後最大の奇書といわれる『家畜人ヤプー』(沼正三)は、1956年から『奇譚クラブ』に連載され、その後断続的に多誌に発表された沼正三の長編SF/SM小説ですが、グロテスクな描写を含むことで知られていました。ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)によると沼正三は、覆面作家として活動し、その正体には諸説あるとのこと。「沼正三は文壇とは一切関係ない人物で、1974年時点で40代、東京大学法学部出身で某官庁の高級官僚であるとの人物像の一端を明かしていた」とのこと。また、別の説では「沼正三は検事だった」という説もあるそうです。SF/SM小説で内容が荒唐無稽だという評判でしたが、当時としては珍しくシリウスの「飛行島」について書かれてありました。「飛行島の全部が人間の工作物に違いない」とありますが、「人間」とは、「超人」か「神人」「人間タイプの高度に進化した異星人」の部類に属するということでしょうか。神々=見えない異星人は現在も活発に活動しているそうですが、アバブ・トップシークレットのため誰も分からないそうです。

 

葉巻型の巨大な宇宙母船がよく知られていますし、フットボール球場3個分の巨大宇宙母船も低い高度で視認されたこともあるそうです。プレアデス星人のコンタクティによると宇宙母船は次第に巨大になり、移民用に直径100キロメートルの宇宙母船もあったという話です。また太古のインドの神話、『マハーバーラタ』には、1000キロメートルの「宇宙都市」もあるそうです。そして、現代では土星の輪の中に超巨大な宇宙母船が観測されているそうです。しかし、「異星人界」や「異星文明」「異星文化」「異星文字」などの実際の情報は、ほとんど皆無といえましょうか。現代では、「グレイ」という宇宙人のイメージが、ハリウッド映画により一般化しているといえましょう。

  この「家畜人ヤプー」という小説の「飛行島」とシャンバラのような「都市型の超巨大宇宙船」とは、何かイメージとしても相関があるのでしょうか。シャンバラも異次元に突入した「都市型の超巨大宇宙母船」ともいわれております。米国の図書には、宇宙都市のシャンバラの絵図もあるといわれます。「家畜人ヤプー」は、SMの書とも言われましたが、SM・SFの書にしては、奇想天外の物語でしょう。日本民族の原郷「高天原(たかまがはら)」は、都市型の超巨大宇宙船なのでしょうか。神々は、オリオン星座から飛来し、また現代においても飛来しつつあるのでしょうか。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」ともいわれています。天狗もオリオン星人だったようです。

 

・都市型の超巨大宇宙船の規模が、次第に拡大し100キロ以上、1000キロ以上と想像を超えているスケールもあるようです。しかも、現代でも土星の輪の中に超巨大宇宙船、葉巻型母船が存在するという話があります。雑誌『ムー』やインターネット情報によると「『土星のリングの中に3機の超巨大なUFOが発見されている』とのこと。

 「土星のリングの中に、それぞれ長さ、(1)1万266キロメートル(2)2万5338キロメートル、(3)5万667キロメートルの円筒形UFOが存在することが確認されているそうです。これらのUFOの直径は、それぞれ、974キロメートル、1949キロメートル、3898キロメートルという信じられないほどの巨大さだ」そうです。この事実は、ハッブル宇宙望遠鏡で確認され、「サイエンス・ニュース」誌で発表されているそうです。プレアデス星人の話では、恒星間移民用の直径100キロの都市型の宇宙母船があるようです。太古のインド神話の「帝釈天の宇宙母船」の規模もそのようでした。

 

日本民族の神話の 原郷「 高天原」もシャンバラのように「エーテル界に突入した都市型の超巨大宇宙母船である」という説もあるそうです。ハッブル望遠鏡で見ると土星の輪の中に、とんでもない大きさの超巨大宇宙母船が数隻、滞空しているという話もあるようで驚きです。

 「広さは東京都のおよそ2倍にもなる、天上の都市」、「ニュー・エルサレム」が動くという話も「都市型の超巨大宇宙母船」と考えれば、理解できることになるのでしょうか。多くの聖書の伝承にある「ニュー・エルサレム」には神々や天使などのはるかに進化した異星人がいるようです。キリストはアプ星人だったということで、アプ星人の「浮遊都市」「ニュー・エルサレム」が現代も航行しているそうです。巨大宇宙母船の話は、宇宙人のコンタクティの話からも多いそうです。まるで、ガリバー旅行記の空飛ぶ島「ラピュタ」の物語のようなファンタジーです。しかし、『ガリバー旅行記』は、火星の衛星の正確な描写から実は宇宙旅行記だという説もあったそうです。

  スイス人のコンタクティ、“ビリー・マイヤー”の“その後”はどうなったのでしょうか。最近では書籍が出てないようですが。「世にも不思議な物語」ですが、その宇宙人の存在に気づいている人は、確実に増えているそうです。「明治時代の日本の流浪の民サンカがアガルタの住人の末裔だ」とか、日本にも昔からフリーメーソン組織に似たものがあったということは、少数説ですが、根強いようです。「異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視・調査し社会生活をしている」ということですので、不死の超人達や異人たちが日本に昔から飛来してネットワークを作っていたということも実際あったようなのです。

 

・「街中の超人たち」の現代の神話もあるようですが、「神人か異人のネットワーク」か、「ノアの末裔のネットワーク」か「地上に出てきた天使か異星人のネットワーク」、「コンタクティのネットワーク」なのか分かりませんが、昔からの現代でも語り続けられているオカルト界の最大の謎かもしれません。フリーメーソンの主神はグノーシスデミウルゴス(悪の創造主)であるという説もあるといわれます。「日本の知識人が欧米人を理解できないのはフリーメイソンを知らないからだ」そうです。金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。フリーメーソン結社はこの大地が創出されるよりずっと前から、さまざまな太陽系をめぐって、存在していたのであると指摘されています。

ジャーナリストで有名なベンジャミン・フルフォードは、次のように述べているそうです。<八咫烏(やたがらす)と裏の天皇が動き出した> 「日本で一番秘密とされている結社『八咫烏』が動き出した。この結社は元々天皇を守るために少なくとも3000年前から存在する。現在のメンバーは出生時に戸籍を入れていないため、どのデータベースにも存在しない。彼らは、明治時代まで日本の天皇を守っていた。その後は裏の天皇を守ってきた。必要があれば日本の殆んどの神社やお寺を動員できる。他にも様々な影響力を持っており、黒龍会と同盟関係も結んでいる。私も以前、彼らのところに招かれ、とても不思議で良識的な儀式を受けたことがある」。

 

・現代の「日本主神」や「日本の神々」について知る、コンタクティやチャネラーが少なくないようです。が、ベンジャミン・フルフォード氏には、神戸の山口組本部に、「自分を殺すな」と自ら抗議に行ったそうですが、「語れば殺される」ような不気味な雰囲気があったのでしょうか。Amazonに「ベンジャミン・フルフォード」といれますと282件の本が分かります。日本国籍を取っているジャーナリストですが、「闇の支配者」に関する本が多いそうです。『闇の支配者に握り潰された世界を救う技術(未来編)』(2018/12/16)という本があります。

  『厳秘』扱いとは、そのようなものなのでしょうか。現に異星人情報をリークしたアメリカ海軍の情報将校が、警官隊との撃ち合いで殺されたようなのですが、「事実か詐欺かペテンかイカサマなのか」不思議な物語です。ちなみに異星人情報の公開に関与したとしてケネディ大統領が、サイレンス・グループにより暗殺されたという話もあったそうです。

  「陰謀論」もサブ・カルチャーですが「知る人そ知る」世界のようです。荒唐無稽な話が多く、理解不能な内容に感じられ、私たち一般人には、訳の分からない奇説だそうです。しかし、執拗に商業ベースにはのらないのに、陰謀ハンターも棲息しているようです。現代は「映像の時代」ですので、「目から入る膨大な情報」が人々の常識や行動を変えていくのかもしれません。「謎の集団、八咫烏」についても真偽のほどは分かりませんが、異人のように、歴史の裏側に潜む未知の集団なのかもしれません。異人のネットワークがあるのかもしれません。

 

・「学研」社の本は、興味深いものが多いようです。オカルト雑誌『ムー』の出版社だからでしょうか。実際は真偽のほども分からないものも多いそうです。この面の知識も、私たち一般人は、当然詳しくはありません。遥かに進化した異星人、高等知性体(神々や天使)が、あの世からこの世に影響力を行使していることは、私たち一般人は、分かりません。世界中の神々は、「進化した異星人という共通性」があるそうです。「スサノオ命は絶対神ヤハウェにほかならない」という奇説もあります。つまり、世界の神々は、多くの名前を持っており、同一の神が世界中で別々の名前で呼ばれているそうです。「進化した宇宙人(神々や天使)は人間の肉体や精神体に憑依するので誰にも分からない」そうです。「異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視調査し社会生活をしている」ともいわれます。「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。-遠野物語第八話」という“異人”はオリオン星人だったともいわれます。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」ともいわれます。

 

・[you tube].については膨大な情報量で、私たち一般人は、当然詳しくは把握できません。「将来は、テレビを見るよりは“you tube”などのインターネットの動画を見て過ごす時間が長くなる」ともいわれています。例えば、「giant」とか「Nephilim」、「alien 」、「UFO」とかの単語を入れてみますと米国の不思議で奇妙な動画を豊富に見ることができます。「Nephilim」の動画が豊富にあるので、驚きです!本物と偽物の区別も分からなくなります。映像テクノロジーが発達したからでしょうか。これらの「映像」をよく見ているマニアも多くいることでしょう。昔のUFO写真にも明らかにニセモノの写真が、混じっていて、コンタクティが「詐欺師」よばわりされたものです。実は誰かが、後で偽物の写真を混入させたという説もあるようですが。

  真偽のほどは分かりませんが、動画にも、かなりのニセモノも混じっているそうです。米国の動画は時代を先取りしているものが多いようです。現代は「映像の時代」ともいわれます。「映像」が社会に溢れていますし、スマートフォンのカメラ機能で素人でも容易に撮影ができる時代です。映像は、私たち一般人の記憶に強烈に作用する時代になっています。“「本物・偽物」そんなレベルではない動画”が増えてきているそうです。CGの発達で、真偽の分からない動画がふえています。You tubeが人々の常識を変えていくのかもしれません。文字情報よりも動画情報のほうが、理解がすすむようです。「百聞は一見にしかず」ということです。

 

・太古のハム族とセム族の争いは、理論的には混乱しているのかもしれません。陰謀論によりますと「太古のユダヤ人が根本的な話を逆にして、歴史の事実そのものを捏造し改竄して、混乱させている」という説もあります。私たち一般人は、理論的に混乱して荒唐無稽な話となり訳が分からなくなるそうです。歴史的な問題は何が真実であったのかも、後世の歴史研究家の解釈によって全く違ってくるようです。天動説と地動説のように科学的な常識も時代により変化してくるようです。異星人の存在を否定するのも「現代の天動説だ」ともいわれます。

  神と悪魔の争いが、太古の浅黒いハム族と金髪碧眼のセム族の争い、殺し合いとなり、現代のヨーロッパにおける人種的、宗教的な争い殺し合いの背景となっています。太古のスター・ウォーズは、影響が長い間、地上でも続いているようなのです。「オリオン大戦」やスター・ウォーズの原因や結果も詳しくは分からないそうです。人種的な問題は、一切タブーにして誰にも知らせないようにしています。が、近年の東欧の人種間・民族間の、すさまじい争い、殺し合い、内戦になったように、一気に爆発することもあるようです。「イルミナティ・エージェントが第三次世界大戦を引き起こす」という不気味な予言もあるようです。争いや戦争を起こす首謀者がいるという陰謀論があります。

 

・「シリウス星人の地球支配があまりに巧妙なために戦争が頻繁に起こる」そうです。戦争とはつまり「殺し合い」のことです。超太古の二種類の宇宙人による争いや殺し合いは、二つの神の種族の争い、殺し合い、戦争となり神話に残っているようです。ちなみに、宇宙人が人間を作る時に、互いに殺し合うというDNA(さっこう)を人間の遺伝子にいれたそうです。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」という説もあるようです。「殺こうを本能に持つリラ星人は滅びる種族だ」とか「グレイも遺伝子的に滅びる種族だ」とかの奇説もあったそうです。グレイの種族もよく核戦争をしたようなのです。「遠い未来には長身の神人と小人に退化した人類の2種類の種族に分かれる」という説もあるようです。「小柄なグレイは未来の人類の姿だ」という奇説もあったようです。

 

・70年前にドイツに現れた金髪碧眼の『超人』(ノルディック)やアルデバランの宇宙人たちと第2次世界大戦の勃発との関係は、歴史書に書いてありません。ゲルマンの神々のアーリア人アルデバランの宇宙人や金髪碧眼のプレアデス星人(ノルディック)がナチスとコンタクトしていたようなのです。かくも多くのナチス・ドイツ人が金髪白晢碧眼のアーリア=ゲルマン人種という『超人』たちに影響を受けたという歴史的事実は何を物語るのでしょうか。アルデバラン星人が、神の種族に近いのかもしれません。金髪碧眼のアルデバラン星人とプレアデス人の金髪碧眼のノルディックが、よく混同されるそうですアルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。シュメール文明を打ち立てたのが金髪碧眼のアルデバラン星人といわれ、牡牛座のアルデバランが故郷の惑星のようです。アルデバラン星人は現代でも「幽霊」のように現れたり消えたりするようです。

  米軍情報のリークによると「小柄な宇宙人グレイの後に金髪碧眼のノルディックが来て、その後に赤毛のオレンジという宇宙人が来た。その後で“東洋人タイプ”が来た」という話です。その“東洋人タイプ”には日本に関係する宇宙人、神々も混じっていたのかもしれません。スイスの有名なプレアデス星人のコンタクティのビリー・マイヤーによると「プレアデス星団日本民族の原郷となった惑星があり、そこから異星人が来ている」そうです。金髪碧眼のプレアデス人が知られていますが、黒目黒髪のプレアデス人も存在するようです。しかしながら、天皇家の祖先のスメラミコトはシリウスからやってきたといわれます。

 

・金髪碧眼のノルディック、金髪碧眼のウンモ星人、金髪碧眼のアルデバラン星人、金髪碧眼のプレアデス星人と金髪碧眼の宇宙人は、神々や天使、異星人のイメージとして定着しています。もちろん、宇宙人は多種多様で金髪碧眼の宇宙人のみではありません。街中の雑踏に混じると誰も識別できない宇宙人が多いそうです。現代では、ウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)も多く、宇宙人と普通の人間を区別が出来ない時代のようです。神々や天使のような「目に見えない、進化した宇宙人」の時代です。「異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視調査し社会生活をしている」そうです。「宇宙人は“幽体”や“霊体”で目に見えない異次元に存在している」とか、地球上には多くの宇宙人が「同化」して住んでいるそうです。

 

・天津教の聖典竹内文書』には「超太古には世界には五色人(ごしきじん。黄人(きひと、日本人を含むアジア人)、赤人(あかひと、ネイティブ・アメリカンユダヤ人等に少し見られる)、青人(あおひと、肌が青白い。現在、純血種ほとんどなし)、黒人(くろひと、インドの原住民族やアフリカ人等)、白人(しろひと、白い肌やプラチナ、ブロンドの髪をしたヨーロッパ人))が存在していた」とのこと。黒目黒髪の宇宙人や金髪碧眼の宇宙人も40年前には、日本人とコンタクトしていたそうです。とにかく、宇宙人に関わる人種や民族の問題は争いの原因となるのでタブーのようです。またアバブ・トップシークレットにもなっています。ウンモ星人も金髪碧眼で、ヨーロッパにその末裔が多く住んでいるともいわれています。惑星ウンモ(地球から約14.5光年離れた恒星イウンマの周りを公転)から来た地球外生命体ユミット(=ウンモ星人)がスペインやフランスで話題になったそうです。ウンモ星の恒星イウンマは実在し、天文学でウォルフ424と呼ばれるといわれます。

 

・50年前に米国にグレイとともに飛来した金髪碧眼のノルディックたちにより、キャトルミューティレーション(動物虐殺)やアブダクション(誘拐)が頻発しましたが、米国政府の公式調査はないようです。宇宙人情報は、アバブ・トップシークレット扱いですので、現代では誰も問題にしないようです。歴史的な異変の裏にいるといわれる「金髪碧眼のノルディック」の正体もプレアデス星人ともいわれていますが、小柄なバイオ・ロボットのグレイを部下として使役しているともいわれます。そして、秘密基地エリア51などによる「エイリアン・エンジニアリング」によって「アメリカの時代」が長く続くそうです。金髪碧眼のノルディックがナチスの「ユダヤ人の虐殺」に関係しているという奇説もあるようです。「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)」が、エリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。ゲイ(LGBT等)の不思議な現象も世界中に拡大しているようです。カリフォルニアではゲイの宇宙人の話もあったそうです。ゲイは「異次元の宇宙人による人格転換だ」という説もあるそうです。ゲイのように異次元の宇宙人に人格転換を受けたチャネラーヒトラーナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺という『人類史上最大の犯罪』の一つが起こりました。が、『ハム族、セム族という神々(悪魔)の争い、殺しあい、戦争』が太古から続いていたという遠因があったという説もあるようです。人類史上、「戦争の時代が平和な時代よりも長かった」そうです。北欧神話を見てもゲルマンの神々の争いや殺し合い、戦争の話が多いようです。しかし、神々は不死で、時空を超えているので「神々」といわれているのですから不思議です。

 

ナチスをはじめ歴史のおぞましい虐殺・戦争の歴史には、ハム系とかセム系とかの血流の対立・抗争が底流にあるという説もあるそうです。浅黒いハム族が金髪碧眼のセム族を執拗に狙っているという陰謀説のようです。そこで、ハム族とセム族の話も理論的に混乱してくるそうです。現代ではタブーにして「何も知らせない」ようにしているようです。「失われた十支族」と小柄なモンゴロイド系の宇宙人の話も奇妙な話です。タブーに触れると職を失いますのでフリー・ライターはタブーを書かないそうです。ですから、私たち一般人は、メディアを見ても何も分からなくなります。つまり結果的にメディアにコントロールされてしまうということだそうです。「フリー・ライター」には実際には、何も自由がないのは実に皮肉な話です。

  堕天使ルシファーが天使団の3分の1を率いて神に反抗したという太古の物語は、現代では「天使と悪魔」、「キリスト教会とイルミナティ」の争いとかの流れになっているようです。宇宙人の情念や知能指数は人間の感覚の何万倍なのでしょうか。とてつもなく格差があるようなのです。とにかく人知では測れない程度のようです。宇宙人を人間と同じ感覚でとらえることに大きな誤りがあるそうです。「第2次世界大戦は堕天使ルシファーと大天使ミカエルの代理戦争だった」という奇説もあったといわれます。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」といわれます。

 

フランス人のクロード・ボリロン・ラエルというコンタクティで有名なサタン(悪魔)と呼ばれるリラ星人は「実験室で人間を創った」といわれます。人間の精神体や魂をどのように創るのか、想像を絶するようです。リラ星人は人類に3万年進化しているそうです。一方、シリウス星人や神々は「遺伝子操作か思念(?)で人間を創った」のかもしれません。神々の思念はとてつもなく凄いようです。人類に5万年進化しているオリオン星人は、「人間の魂の交換」ができるそうです。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。「地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にある」そうです。そして、オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。また米国に現れたメン・イン・ブラックの超能力は凄まじく、オリオン星人ともいわれています。また、シリウス星人は遺伝子操作で人間がぞっとする生物を作ったので、神に嫌われたそうです。それらの生物は底層次元に今も存在するという奇説もあるそうです。イルミナティはサタン(リラ星人)にも関係しているグループなのでしょうか。「竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を支配している」そうです。

  30年ほど前は、エイリアンの生体実験やインプラントアブダクション(誘拐)には、事件性がありマスコミが盛んに取り上げていました。現在ではメディアも政府のアバブ・トップシークレットに協力して、この方面の報道には、熱心でないようです。グレイの宇宙船に同乗する金髪碧眼のノルディックもナチスとかいわれたりして、インプラントなどの生体実験に関与していたようです。現在では、種々の理由から、あまりマスコミも騒がなくなったそうです。現在でも「広島地方にプレアデス星人が現われた」という話もありましたし、プレアデス星人とは関係の深い地域のようです。なお「東北地方にもプレアデス人のコンタクティがいる」そうです。

 

・SFとしてのタイム・トラベラーの本は多いのですが、異星人は本質的にはリアルのタイム・トラベラーであり、コンタクティの報告も多いようです。我々も「人は皆、記憶喪失の異星人だ」そうですので、タイム・トラベラーの素質もあるということでしょうか。人類の未来が分かる異星人の情報は貴重です。ですからアバブ・トップシークレットなのでしょうか。1970年代には、日本にも少数のコンタクティのグループなどがあり、活発に運動していたそうです。今も全国に色々とグループがあるそうですが、メディアがあまりとりあげないようです。私たち一般人も、忙しくて勉強する時間がないので詳しくは知りません。

  「マスター・クラスの長老などと宇宙船上で会った」という日本人の話もあり、当時は宇宙人も街中を徘徊していたそうです。伝説や民話では、昔から「異人」や「神人」が地上に現われて、活動していたようですが、現代でも同じようなことがあるのでしょうか。より進化した宇宙人は、天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人のように、円盤に乗ってくるよりも、人間に憑依したり転生してくるので、識別が難しいようです。「宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だそうです。「人は皆、記憶喪失の異星人だ」そうですので、異星人と地球人との境界がぼやけてしまいます。「エーテルの見えないもう一つの月」についても言及が少なくないようです。見えない世界や宇宙人については、私たち一般人には、訳の分からない奇説だそうです。とにかく何も見えないのですから分かりません。

 

スサノオ命は絶対神ヤハウェにほかならない」という奇説もあります。「天照大神イエス・キリストのことである。天照大神天照大神たらしめる天岩戸開き神話は、イエス・キリストの死と復活の場面を描いた物語にほかならない」という話も胡散臭い話です。しかし、天照大神クラスの異星人は、アプ星人のように、はるかに進化した宇宙人種族のようです。アプ星人は現代では南米にも飛来していると述べられます。金星人オーソンは、“真理”という意味、実は仏教では明星天子キリスト教ではイエス・キリストであり、アダムスキー全集では“オーソン”といわれます。夢の中でアストラル・トリップしてクリスタル・シティでキリストに出会ったという欧米のチャネラーが多いそうです。「キリスト(アプ星人)の一族が地球を管理している」という奇説もあるそうです。キリストの出身星はアプ星だったそうですが、アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。世界中に「自称イエス・キリスト」が数百人いるといわれます。キリストは新約聖書黙示録で輝く明けの明星(=金星人)であると述べ、またマタイによる福音書でも天雲(UFO)に乗って来るといわれます。青森県新郷村(しんごうむら)戸来(へらい)という村にキリストの墓があるというオカルト説が昔から言われております。キリストもアプ星人という宇宙人と理解すれば説明がつくといわれます。

 

・「あのバイオ・ロボットのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。 「グレイ」は人間の無意識の中に入ってくるといわれます。想像を絶する超テクノロジーです。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」と指摘されています。進化した異星人は、容易に幽体離脱ができアストラル界で「幽体」や「霊体」でみえない世界で活動できると述べられます。幽霊現象や心霊現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。「霊界ははるか遠いところにあるのではなく地上1メートルのところにある」といわれます。「アストラル界下層にいる霊たちの多くは、地球上の種々の問題を引き起こす原因となります。彼らはテレパシーで地球上の人間と交信する」といわれます。人間の死後の世界、幽界や霊界、宇宙人のアストラル界やエーテル界も似ている世界ですが、私たち一般人は、当然詳しくはありません。「彼らは、シャンバラのアストラル界における天使団の代表者なのです」といわれます。「アストラル界はとても巨大です。ここに存在する全ての世界からおよそ600億人の人間タイプの生物が集まっている」といわれます。細かい粒子の世界のアストラル界も現代の科学では解明されていません。

 

・世界の神々は、宇宙人種族として共通性があるといわれます。わが国の天皇家天之御中主神(あめのみなかぬし)やキリスト教の“天の父なる神”がスバル(プレアデス)信仰にあたります。観音がプレアデス星人、菩薩がリラ星人、如来シリウス星人に対応するのかもしれません。プレアデスに日本人の原郷があるともいわれます。プレアデスやオリオンには日本人が多く住んでいるといわれます。プレアデス星人は人類に6000年進化している種族ですが、人類に近く神でも天使のような宇宙人でもありません。プレアデス人は古代リラ星人の末裔といわれます。プレアデス星座には6時間で行けるといわれます

最近では、もっと短時間でいけるのでしょうか?プレアデスは日本人の原郷でもあり、金髪碧眼のプレアデス人もいます。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。金星蛇人と火星霊人の対立・戦争もあったようです。火星霊人が、雌雄同体の人間から、男女の人間を創ったという説もあるそうです。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」といわれます。恐ろしい話のようです。アシュターコマンドというのは金星の人で、イエス・キリストやお釈迦様で構成される12人のカウンシル(評議員)のうちのひとりといわれます。またここでいう金星というのは副金星、異次元の金星、アストラル界にある目に見えない金星のことのようです。金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。サナトクマラは、シャンバラと金星を行ったり来たりしているマスターで、彼は、百戦錬磨の戦士だといわれます。シャンバラは異次元に突入した都市型の超巨大宇宙母船なのかもしれません。この“陰陽”の二系列は地底信仰の氏族のシャンバラ(セム)系とアガルタ(ハム、ヤペテ)系の二つにも見られるといわれます。

  スイスのプレアデス人のコンタクティ、ビリー・マイヤーは世界的に有名で、日本でもFIGU日本という協会があり20冊以上の書籍が翻訳されていますが、この話も「異次元」の観念がないと理解ができないようです。プレアデス星人は日本にも飛来してきており、コンタクトした人がたびたび現れてマスコミが取り上げています。日本に関係する宇宙人(神々)が活動しているといっても私たち一般人には理解不能の事実のようです。スイスのビリー・マイヤーのコンタクティの話は、記録が膨大なので30年前に世界的に注目されたそうです。

 

 ・日本のテレビでもハリウッド映画『MIB(メン・イン・ブラック)』が放映されましたが、邪悪な宇宙人を取り締まる「宇宙警察」のイメージでした。コンタクティの報告では、殺人もしかねない恐ろしい「黒服の男たち」ですが、ハリウッド映画では、正義の味方の捜査官でした。まさに映画「スター・ウォーズ」では分からない謎と同じく、映画「メン・イン・ブラック(MIB)」では分からない謎でしょうか。

  映画を使ったCIAの手法とも言われていますが、「黒服の男たち」は、コンタクティによるとオリオン星人だったそうです。小柄な宇宙人グレイも壁を透き通るようにして、部屋に進入してくるそうで、よく異人のテレポートも報告されています。異次元移動は、UFOばかりでなく、肉体といえるものでもできるようです。「家の中からテレポート(瞬間移動)して異界に移動できる」と述べられます。

  人間には奇跡に思える「テレポート(瞬間移動)」も、宇宙人によれば、テレポートはそれほど難しくないテクノロジーだそうです。そこに人類と大きな格差があるようです。霊界を管理しているシリウス異星人もいるわけですから、天使的な宇宙人とは、誰でも死後、彼らと遭遇できるということになります。オリオン星人についても、断片的な情報しか入手できませんが、人類は太古から宇宙連合の高等知性体(神々)とコンタクトしていたと理解すればよいでしょう。未来では、テレビ映画ばかりでなくテレポートする宇宙人の話は、当たり前の普通の話になる可能性もあるそうです。

 

 

 

(2017/7/31)

 

・「みろくの世」のイメージも私たち一般人には、訳の分からない奇説だそうです。最終戦争で、環境基盤が崩壊すると、「共産主義」的な政策で、食料が国民に分配されていくという話なら、ある程度理解できます。戦争で破壊された都市を再建することは、ほとんど不可能なのかもしれません。インフラの崩壊で、資本主義経済が維持できなくなります。核戦争の被害国は、統制経済へ移行、国家の強権による配給経済にならざるをえなくなります。遠い未来では、目に見えない4次元世界と3次元世界が交錯を始めるのかもしれません。超太古、人類は天使と交信して生活していたといわれます。アメリカとソ連は必ず戦争する」という予測は、第3次世界大戦についてのことだと思われます。米中戦争や中印戦争など、イスラエルとの中東戦争も絡み合いながら「第3次世界大戦」になるのでしょうか。第3次世界大戦についても私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。「みろくの世」の話も荒唐無稽、奇妙奇天烈、支離滅裂、眉唾物で疑念がわきます。ナンフィクションとしてみたいという向きもあるそうです。しかし、マクモニーグルの未来透視に「23世紀と24世紀における2度の大戦で人類の人口が6分の1に大激減する」というのがあります。「事実は小説よりも奇なり」となるのかもしれません。はたして「最終戦争」は起こるのかどうか、また、起こるとすれば、いつどのような結果となるのでしょうか?!

  はたして、2度の大戦争の後に「みろくの世」が到来するのでしょうか!?水不足で戦争になるという説もあるくらいですから、「今世紀に第3次世界大戦は起こらない保証はない」とも主張されています。

ネガティブ・グループのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるという説もあります。「イルミナティ・エージェントが第3次世界大戦を引き起こす」という不気味な予言もあるようです。UFOやグレイの時代から、人間の精神に侵入してくる天使や神々のような目に見えない宇宙人の時代になったといわれます。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だそうです。「みろくの世」には、小人に退化した人類が、幽体離脱が自由にできて、生きたままアストラル界やエーテル界を往来できるのかもしれません。人間の死後の世界、幽界や霊界、宇宙人のアストラル界やエーテル界も似ている世界ですが、私たち一般人は、当然詳しくはありません。「アストラル界はとても巨大です。ここに存在する全ての世界からおよそ600億人の人間タイプの生物が集まっている」といわれます。

  「中国が種々の理由から分割される」という予言は、少ないそうですが、もしかしたら異星人でタイム・トラベラーの予言となると不気味です。ソ連の崩壊も想像を絶するものでした。中国の崩壊は、どのような形になるのでしょうか。「人口大国だから、なんでもありという状況」といわれます。

 

・恒星間飛行の超テクノロジーも持つ異星人の話は、昔はいくらかあったようなのですが、空飛ぶ円盤で別の星座に行くという話もありました。進化が進んだ異星人になるとウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)の形で人間に化体して、人間を装うので見分けるのは大変難しいそうです。

 「地上世界は霊界の写しである」という考え方は、パラレル・ワールドの考え方と似ています。大本教出口王仁三郎の描く「遠い未来」は、「長身の神人と小人の地球人・人類が併存する世界」のようです。これは、金髪碧眼のノルディックと小人のバイオロボット、グレイが現代の米国に飛来したように、「地球人は、神人に容易に進化できない」ということを物語っているようなのです。

 大本教出口王仁三郎は自分はオリオン星から来たと語っている」そうです。「変性男子とされるナオは肉体的には女の体だが、霊魂は男。王仁三郎は肉体的には男だが、霊魂は女であると示された」といわれます。

・異次元の世界は、「過去、現在、未来が混然一体となっている世界」だそうですが、出口王仁三郎の描く遠い未来、「神人と小人の人類の世界の併存」はありうる世界のように思えるそうです。進化の差はそれほど大きいということでしょうか。

  2012年1月に東京大学地震研究所の平田教授らが、「マグニチュード(M)7級の首都圏直下型地震が発生する確率は4年以内で70%とする」衝撃の研究結果をまとめたので、マスメディアで報道され、誰でも知ることになったようです。

 

・「首都圏直下型地震」への警告は昔からマスメディアに登場していましたし、テレビでもシミュレーションの映画がよく上映されていました。しかし、確か火炎流の恐ろしさが中心で、大津波の警告は全くなかったようです。首都直下大地震津波南海トラフ巨大地震津波の予測が、幸か不幸か世間一般の常識になったようです。

 

・ブラジルの夢見の預言者ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルースが「2011年が日本経済の破綻、2012年が阪神大震災」を預言しているそうで、不気味な予想が多いようで心配です。予言は、正確な場所と日時が当たらないことが多く、また意味不明な高度な解釈を必要とする予言も多いので「イカサマ」扱いされるのがオチのようです。あの世がパラレル・ワールドですので、予言が当たらなくなるという説もあるようです。コンピュータグラフィックス(CG)のインチキ動画も多いですし、フェイク(偽)・ニュースも多いようです。

  国常立神(くにとこたちのかみ)の『日月神示』の予言は、研究者も多いようですが、なお一層不気味です。が、「大都市の大震災や大津波の災害」については、東日本大震災の影響で80%の人々の“常識”になり防災意識も相当高まり、被害を抑える力になりましょうか。

 

・いたずらに不安をあおってもいけませんが、「10メートルの津波は何度でも来ていた。が、エリート官僚と選良が、津波の基準を5メートルにして、10メートルの防潮堤を造った。その結果、原発事故という未曽有の国家危機を招いた」そうです。「数多ある失政のうちの一つだ」そうです。社会の遅れた面、非近代性、後進性、頭の古い面が予想以上に増えてきています。改革の速度も大変遅いようです。本当に優れた官僚や政治家が登用されていないからだそうです。

 

・大地震とUFOの目撃は相関するそうです。「大地震や大災害・大事件の現場上空でUFOを目撃した」という話は少なくないようです。一般に宇宙人はタイム・トラベラーですし、イルミナティの円盤はタイム・トラベルができるそうです。ちなみに「イルミナティの円盤にレプティリアンと米軍の将軍が同乗していた」という与太話もあるそうです。

  21世紀になる前には、「第3次世界大戦の予言」とか「人類滅亡の予言」がマスコミをにぎわし、多くの関連書籍が出版されていました。キューバ危機の時は、「すわ第3次世界大戦か」と大新聞もメディアも大騒ぎをしました。しかし、2000年を迎えて全ての予言が誤りという結果となり、マスコミも以後、「第3次世界大戦」という言葉をタブーとして沈黙してしまいました。どうやら心配性の人々が少なくないようです。大隕石や衛星衝突により、また地球の地軸移動などの地球の大異変でも人口は激減します。

 

・21世紀にはいりますと、そろそろイスラエルアラブ諸国の戦争等からの「第3次世界大戦」、「人類の滅亡」が、そこそこの書籍に載るようになりました。ブラジルの夢見の予言者、ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルースも『(2030年);日本列島は火山噴火とM9.8の大地震によって崩壊する(9月28日)、(2038年);日本からハワイ、オーストラリアまでの島国は地震と火山噴火で海中に沈む。その後、人々は海底から隆起した新しい陸地に住むことになる。(2043年);世界人口の8割以上が消滅する』というふうに信じられないような預言をして、荒唐無稽ということでマスコミに無視されているようです。

  神のようなものか、神からビジョンやメッセージを受けているというジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルースもメディアから見切られたようです。神々もさまざまな理由から間違うようです。予言も正確に当たらないので、熱心な読者もいなくなるようです。

 

・また東日本大震災の大津波を透視したジョー・マクモニーグルも米国陸軍の諜報員であったためか戦争に関しては詳しい言及を書籍には書いていないそうです。しかし、23世紀と24世紀に世界大戦があり、かなり人口が減る(現在の6分の1の人口になる)様な書き方をしています。(『未来を透視する』ジョー・マクモニーグル  ソフトバンククリエィティブ 2006/12/26)では、その時には大量の生物化学兵器も使用されるようです。

 

・現在のさまざまな状況から日本でも元自衛官以外の核兵器保有論者が増えてきており、以前のように「戦争屋」と非難する評論家たちも息をひそめているようです。また核兵器のリースを検討する向きもあるようです。いますぐ、核兵器を作ることは、条約の関係と国際法憲法の関係から実際にはすぐには出来ません。が、将来、核兵器を上回る、超兵器や化学(毒ガス)兵器や生物兵器が登場するのかもしれません。

  この面に関してもノー天気(脳天気)な日本人ということで非難されているようです。「将軍たちは昔の兵器で戦っている。次の戦争には、必ず新兵器が使われる」、「将軍たちは前の戦争の兵器で軍事演習をしている」ともいわれています。スイス等の欧州諸国では核戦争に備えて防空壕(核シェルター)を十分に整備している国も少なくないようです。現実に米中間のサイバー戦争が行われているそうです。中東地域における「すぐそこにある危機」も、将来は陰惨な核戦争に発展するのかもしれません。「イルミナティ・エージェントが第三次世界大戦を引き起こす」という信じられない不気味な予言もあるようです。

 

・日本の防衛政策にはさまざまな提言があり、多くの見解があり、膨大な書籍もあるようですが、私たち一般人は、あまり詳しくはありません。「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なのでしょっちゅう戦争が起こる」という説もあるようです、23世紀と24世紀に世界大戦がある可能性は大きいと考えておくべきでしょう。戦争が起こる原因は、目に見ない環境も考慮すべきでしょう。23世紀には、このブログを読んでいる人は地上にはいませんが。「ガストン・ブートゥールは「古来、人間が戦争を起こす理由はただ一つしかない」と言って、その理由を「若者が増えすぎることにある」という説もあります。「民を食わせられなくなると戦争を始める」というみっともない論理だそうです。

  当然、核兵器発展途上国に拡散することも考えられます。欧米の軍人は「核兵器を使えば相互に人類が滅亡する」という合理的な判断をして、核兵器を使えない兵器と考えているようですが、発展途上国の軍人はそうは考えないそうです。「核の恫喝を受けないためにも核には核を」という合理的な思考が求められているそうです。「敵は一番の弱点(核シェルターのないこと)を攻撃してくる」といわれます。

 

・非合理な思考をする後進国の破滅的な戦争狂人、軍幹部や指導者が増えるそうですので、核戦争が起こる可能性はますます高まります。世の中には、私たち一般人には訳の分からない種族、いわゆる戦争狂人という種族もいるそうです。ですから、これからは長期計画として防衛予算を増やすとか減らすとかの程度ではなく、抑止力のある具体的な兵器の装備を現実的に議論しなければならないでしょう。スイスの国防政策や「民間防衛」を参考にする必要があるといわれます。

  今の日本の防衛政策の具体的な現実的な対応といえば、遠い23世紀と24世紀の世界大戦に備えて、超長期的に防空壕(核シェルター)の整備とか、小火器の備蓄、核兵器周りの兵器の整備をしておく必要があるそうです。GNPが伸びない経済では、防衛予算を増やすには大きな抵抗があるでしょう。

 

・例えば、米海軍のバージニア級の攻撃型原子力潜水艦のような通常弾頭の巡航ミサイルを持つ原子力潜水艦を現在の通常型の潜水艦に代替するとどれだけの予算が必要になるのでしょうか。現在の通常型の潜水艦は、確か一隻700億円以上のようですが、原潜となるとはっきりとは知りませんが数千億円必要になるでしょうし、巡航ミサイルも輸入するか独自に開発しなければならないそうです。攻撃型の原潜は合憲ですが、現在の海上自衛隊でも見解がわかれているようです。反対派は予算面を考慮しているそうです。周辺諸国では、核兵器や「貧者の核兵器」といわれる生物化学兵器、核シェルターの開発を熱心に展開しているそうです。核戦争を想定内にしているからでしょう。「核には核を」という合理的な思考が求められているそうです。この方面に脳天気(ノー天気)で「想定外」ですと、日本も最終戦争に対抗できなくなり歴史から消えていくことになるでしょうか。なにしろ、全人類の人口が6分の1になるという恐ろしい世界大戦の未来透視もあるぐらいですから。

 

・国会によって爆撃装置と給油装置を外されてライセンス生産された高価な航空自衛隊のF4ファントム戦闘機は、拉致事件に抑止力にはなりませんでした。「平和主義者が平和を長年唱えていても拉致事件は解決しなかった」といわれます。5兆円という限られた防衛予算で、抑止力のない高価な通常兵器を少数そろえるのでは、費用対効果の点からも問題にされるそうです。巡航ミサイルバージニア級の攻撃型原子力潜水艦のような高価な抑止力のある通常兵器を少数整備する方向に防衛政策を変えていく必要があるそうです。

  防空壕(核シェルター)と原潜のような核兵器周りの兵器等を輸入か国産して、装備を継続して100年、200年と経てば23世紀の世界大戦に何とか間に合うでしょう。防衛力の質的な改革が必要となるようです。これについても、予算の面から賛否両論があるそうです。軍事専門家たちはどのように考えているのでしょうか。

 

・いまから100年もたてば、核兵器以上の超兵器がエイリアンの超テクノロジーとして入手できるかもしれません。「エイリアン・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」は米国の一人勝ちでしょうか。また日本の人々の間で、核兵器保有論者が多数を占めて、日本が核兵器を持つようになるかもしれません。現在時点の防衛対策としては「核兵器周りの兵器」等を輸入か国産して、5兆円という限られた防衛予算をひどく急増させないで整備する必要があるそうです。公安調査庁の元部長によれば「日本は諜報機関のない世界的に珍しい国だ」そうです。それで「諜報機関のない国は拉致事件にも無力だった」そうです。

  「つまり50世紀の人類は、ほとんど小人で頭脳だけの存在になっている。一方、普通以上の体を自由自在にテレポートさせ現界と霊界を行き来するミロク人種も少数存在する。現代から見れば完全なSFの世界である」そうです。人類はどれだけ進化しても「長身の神人」にはなれないようです。「はるかに遠い未来には、長身の神人と“小人に退化した人類”の2種類になるようです。

  天理教中山みき大本教出口王仁三郎出口なおも当時の警察の宗教弾圧を受けていますが、特に大本教の宗教弾圧は熾烈で、当時の明治政府がその影響力の増大を恐れたからのようです。『霊界物語』の解釈本が多く出ているようですが、50世紀も遠い未来を見通したものは少ないようです。amazonで「大本教」と検索すれば、356件、「天理教」と入力すれば1111件がでてきます。艮(うしとら)の金神からの情報は膨大で有識者の評価も高いようです。

 

・国常立命は、「ウシトラの金神」 ともいわれ、祟り神として封印され、抹殺された神々の代表みたいな神だそうです。大本教をはじめとする多くの新興宗教の教祖などに憑依して、頻繁に登場しているそうです。当初の主神だったのが、あまりにも規律に厳しすぎて、異界に幽閉された神なのかもしれません。艮(うしとら)の金神は天国のような所から来たのでしょうか。はたまた、黄金の空のある黄金の神都の異世界から来たのでしょうか。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」という説もあるそうです。天国は「サマーランド」、「ブルーアイランド」のように真っ青な空のようです。

  サナート・クメラといえば、貴船神社鞍馬寺、魔王尊、地球の霊王、シャンバラの王などと単語が連なりますが、ウシトラの金神とともに有名です。現代のチャネラーの中にもウシトラの金神とチャネリングする者もいるそうです。

  官憲に弾圧された大本教は、その巨大さゆえに当時の官憲に恐れられたのでしょうか。古史古伝マニアのいう『竹内文書』の「太古、日本は世界の中心だった」という話もいずれ再構成される時がくるのでしょうか。「神々も市井の人となり普通の生活をしている」という説もありますが、誰も認識ができないようです。「遥かに進化した高次元の高等知性体・異星人は、人間の肉体や精神体に憑依するので誰も識別できない」ともいわれます。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれます。

 

・「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。-遠野物語第八話」という伝説の”異人”は、オリオン星人だったようです。「異人」情報は、昔から警察のごく一部が握っているのかもしれません。当時の警察が「異人」をどの程度、把握していたのかは不明です。異人も昔からさまざまな人間社会との繋がりがあるようですが、詳しくは分かりません。

  太古から神々や阿修羅が争い、殺し合い、スター・ウォーズがあったのでしょうか。「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」という説もあるようです。神人をめぐる争いのようです。また、堕天使グループが天国に戻りたいと暴れるのかもしれません。宇宙連合からの情報は膨大のようですが、アバブ・トップシークレットのため理解ができるのはイルミナティ・エージェントたちのようです。

 

イルミナティ・エージェントが第三次世界大戦を起こすともいわれているそうです。イルミナティ・エージェントとは、謎の組織のようですが堕天使グループのことでしょうか。「竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を支配している」そうです。

  人類が50世紀に小人になる可能性はあるのでしょうか。戦後米国に飛来した映画でもお馴染みの小柄なグレイは、人造ロボットで最下層の労働者階級だとする説(金髪碧眼の人間タイプのノルディックは地位が高い)もあって、その正体に関する説は色々あるそうです。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。

 

・その諸説の一つにグレイの「人類の未来の姿説」、「人類の未来からのタイム・トラベラー説」というのもあって、激しい核戦争を繰り返して、人間タイプがだんだん退化していき、グロテスクになり、我々の見る小人の異星人になったという説もあるそうです。人類も核戦争を繰り返して、グレイのように小人化していくのかもしれません。グレイには、「ビーガン。シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ」、「ゼータ・レティクリ1。地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ」、「ゼータ・レティクリ2。遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕」等が存在するといわれます。「時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました」。それがエササニ人だそうです。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。

  なお、ゼータ・レチクル星人は、多種多様なようですが、実際のスター・ウォーズは、激烈で「惑星を吹き飛ばす超兵器」も登場したようです。核兵器ばかりではなく、現代で『貧者の核兵器』といわれる『細菌兵器』や『化学兵器』も使われたようです。インドの古い叙事詩にもありますが、特にスター・ウォーズの歴史は非常に多かったようです。インドでも超太古に地上でのスター・ウォーズの続きがあったようです。

 

・神様の王様、インドラ(帝釈天)とアシュラ(阿修羅)の争いが続いているようなのです。「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)」がエリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。エリア51については、アメリカ政府は、その存在を一度も認めていないそうです。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」そうです。ホロコースト(大虐殺)にプレアデス人が関係していたとは驚きです。

  未来には「人類の退化した小人」のものと「長身の神人」の2系列があるようです。人類は長身の神人のレベルに到達できないようです。異星人の世界でも長身の金髪碧眼のノルディックと小人の従者のグレイの2種類がありますが、長身の異星人とその従者(小人の人類)の組み合わせになるようです。

 

・また、裏宇宙には巨人タイプの異星人もいるようです。3メートルくらいの異星人のコンピュータが最も早いそうです。フランスの有名なコンタクティのクロード・ボリロン・ラエルの報告では、小柄で完全な人間タイプで3万年進化しているリラ(琴座)星人もいるそうです。リラ星人のエロヒムが「人間を実験室で創った」といわれます。リラ星人エロヒムのコンタクティであるフランスのクロード・ボリロン・ラエルによると遺伝子操作による「不死の惑星」に行ってきたそうです。

  神々の世界は時空を超えているので王仁三郎の『霊界物語』はリアルな感じがするそうです。神々からチャネリングした未来情報はすべてがあたるとは言えませんが、タイム・トラベラーからの情報ですから当たる確度は高いようです。実際には、多くのパラレル・ユニバース(並行宇宙)があるので、実現する未来が多様に変化していくそうです。宇宙人のほうが進化の速度が大変早く、タイム・トラベラーになっているともいわれています。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」そうですのでパラレル・ユニバース(並行宇宙)に関する情報も流れてくるものと思われます。

 

・「バシャールとは、地球の時間で3000年後の惑星エササニの多次元的存在」ということですが、このようなエンティティからチャネリングを受けることもあるようです。

  霊的な体験とか、神々の憑依現象、悪霊もあるようですが、このような人間に現れる現象と高次元の異星人、高等知性体との影響力が結びついていることが次第にチャネラーによって明らかになりつつあるようです。

  時空を超えた高次元の高等知性体からチャネラーに伝えられる地球に関する未来の『予言』は当たることが多いそうです。ネガティブな未来の予測が多いようですが、ポジティブな未来の予測も有力なチャネラーやコンタクティにより明らかにされています。

  21世紀になる前は、「第3次世界大戦の予言」が出版界で幅をきかせていましたが、人類も戦争を繰り返していた時代から、大戦争を避けようとして、少しは利口になったのでしょうが、あいあらず、現在も世界中で小さな戦争は続いています。

 

・「人類の歴史を見ると平和の時代よりも戦争の時代が長かった」そうです、これは「人を互いに殺す」という「さっこう」の本能が人間にあるからだそうです。異星人が「さっこう」という本脳のDNAを人間を創る時、いれたといわれます。異次元世界の高等知性体の働きに気付きだした人々も増えているようです。

  これを見る限り、日本は西暦3000年には、順調に発展しているというのが、ジョー・マクモニーグルの未来遠隔透視の結果のようです。これと23世紀と24世紀の世界大戦の結果により、世界中の人口が6分の1になっているらしいというマクモニーグルの未来遠隔透視の予測との関係をどのようにみるのかということでしょう。

  21世紀になるまでには、非常に多くの「第3次世界大戦」、「人類の滅亡」の未来予測がマスメディアに幅を利かしておりましたが、全て誤りの結果となり2000年になると急に消えてなくなりました。以来メディアも沈黙しました。最近では、そろそろ日月神示等の「日本の人口が3分の1になる」という終末予言が出始めてきているそうです。これからもさまざまな「終末予言」や「第3次世界大戦の予言」がでてくるものと思われます。私も未来予測は詳しくは勉強をしておりませんが、マクモニーグルの未来遠隔透視は、内容的に面白いと思います。

 

マクモニーグルは米国陸軍の諜報員であったためか、米国が関わる戦争に関しては、詳しくは話せない役職のようです。そこで、23世紀と24世紀には世界大戦があり、世界の人口が6分の1になるという未来遠隔透視も少ない文章になっているように思えます。

  <遠い未来の日本><千年先の未来、三つの巨大都市を持つ島が太平洋上に見える>ということについても、私たち一般人には訳の分からない話が多いようです。「今日の日本からは大きく様変わりしているようだ、残っているのは、現在の国土のほぼ90%だけで、北海道の半分と九州のほぼまるごとは見当たらない」というのは、どういうことでしょうか。日本沈没でも起こったとでもいうのでしょうか。これからも大地震や大津波やさまざまな異変が起こり、犠牲者も多いかもしれませんが、日本民族の叡智の結集で何とか乗り越えていくということでしょうか。

  マクモニーグルの未来遠隔透視では、陸軍の諜報員らしい表現が至るところに見られるそうです。米国の諜報機関と異星人とのコンタクトは以前から知られているところです。彼ら異星人は、基本的にはタイム・トラベラーですので、彼らの未来情報は大変貴重だそうです。

 

・特に天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人は、限界のない人々だそうです。未来もすべて見通しているようなのです。彼らが歴史のシナリオを描くともいわれております。

  日本の東北の人で、近年、プレアデス星人とコンタクトした人の話では「日本の未来は明るく順調に推移している」との話でした。世界大戦の影響は深刻ではないようなのです。「来年のことを言うと鬼が笑う」といいますが、明日の気象予測も不確かな現代では、近未来予測も難しいでしょう。

  ジョー・マクモニーグルの未来遠隔透視も多くの間違いが実証されているそうです。ですから、全部を否定することも可能かもしれません。が、詳細にわたるマクモニーグルの未来遠隔透視は、人間業とも思えません。

  「2006年には、未来を対象とする新しい科学が誕生しており、専門家は『預言主義者』とよばれる」そうですが、未来の姿を探ることは大変重要なようです。米国の諜報機関は、異星人とのコンタクトが豊富なようですので、未来情報は、膨大に所有しているものと思われます。「宇宙人情報は米軍に始まり米軍で終わる」ようです。

 

 

(2017/2/19)

 

民主党クリントン候補は、米大統領選挙のテレビ討論会では、「銃規制強化を」と主張していました。共和党のトランプ候補は、「銃規制反対」を表明していました。銃規制の問題は、歴史的にもアメリカ社会に根差す大きな問題のようです。銃乱射事件がおきるたびに、銃規制派とガン・ライツ派が激しく対立するようです。普通のアメリカ人の家には銃が置いてあるといわれます。外出時のリスク対策のために「隠匿携行」が増えていくことでしょうか。規制をいくら強化しても、犯罪者たちは法の抜け穴を考えて、強力な銃器を手に入れるといわれます。法律で規制されていますが不法移民の問題のように、不法な銃器が、広範に社会に普及していっているようです。一般人にでも銃の「隠匿携行」が増えているといわれます。ごく普通に社会の習慣になっていくのかもしれません。「銃規制」は州によって、大きく違い複雑になっているようです。しかし、「銃」はアメリカ人の生活の必需品といわれ、普通の生活用品になっていると語られています。

 

・PC「ポリティカル・コレクトネス」ということで、アメリカ人の建前は「人種差別反対」ということになっています。そこで、アメリカでは「逆差別の法律」もあったといわれます。現在はどうなのでしょうか。ところが、潜在意識では、アメリカ人は常に「人種問題」を気にしているといわれます。あらゆることを「人種問題」のフイルターを通して、見るというのです。ですから、アメリカ人の女性全員が「クリントン候補」を支持しなかったといわれます。それと同じように「銃規制」の問題は憲法の問題にも関わる、アメリカ人の「潜在意識を刺激している問題」といわれます。銃の乱射事件がおこるたびに「銃規制反対」の心理が潜在意識的にアメリカ人の心理に働くようです。トランプ大統領が勝利したのも、そのような背景があったのかもしれません。大衆は常に現実的に考えるといわれます。

 

・米海軍の空母打撃軍の戦力に匹敵するまでには、中国海軍は百年もかかるといわれます。それだけ、空母機動部隊の運営には莫大な予算とノウハウが必要だということでしょうか。原子力潜水艦の技術も米海軍の技術は相当進んでおり、性能的には容易に追いつけないそうです。

地政学」と言う学問については、私たち一般人は、詳しくはないですが、大陸ばかりでなく、海洋の支配に関しても関係しているようです。「アメリカの支配はまだ始まったばかりであり、21世紀にはアメリカの世紀になる」ということで、アメリカの自信が窺われます。ちなみにエイリアンの超テクノロジーアメリカが独占して「一人勝ち」になるのでしょうか。レーザーのテクノロジーもエイリアンのものだったそうです。「エイリアン・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」は、ロシアも研究しているのでしょう。「モスクワには多くの異星人が住んでいる」というリーク話もあるそうです。

 

・よく日本の軍事力、防衛力の増強と言うと海上自衛隊、海軍力の増強について世界的にも言及されます。自衛隊が、巡航ミサイルバージニア級の攻撃型原子力潜水艦を持つべきだと主張する軍事専門家や有識者は増えているといわれます。

核兵器保有については専守防衛を国是とする日本ではいわゆるタブーとなっており、サラリーマンや公務員、政治家も表立って言及する人は少ないようです。また、限られた予算、増えない税収、福祉予算を削る財政赤字では、資金的に無理だと考える人も多いものと思われます。スイス型の「核シェルターと国民皆兵的な自動小銃の整備」を提案する人もいるのでしょう。ソ連の崩壊が軍事費の過大な負担が原因だったとする説もあり、莫大な軍事費は、財政の破綻の原因となることでしょう。

 

・「貧者の核兵器」と言われる化学兵器や細菌兵器を保有している国が北朝鮮など周辺諸国にありますので、「核には核を」という明快な論理が国民の多数説になるのはありえない未来の話だとはいえないといわれます。国民が右傾化、保守化しているともいわれております。また多額の予算を投入して通常兵器を装備しても、核兵器1発の前には抑止力となりません。また、「貧者の核兵器」といわれる細菌兵器や化学兵器の前には、通常兵器は抑止力となりません。そもそも専守防衛という概念もカネのかかる割には抑止力にならないそうです。

「国家百年の計」として防衛政策、国防政策を考えるべき時代のようです。アメリカもイスラム戦争から手を引いていき、「世界の警察官」としての役割をやめるそうです。米兵の死傷者が増えると世論も海外派兵に反対するからのようです。核兵器が「安上りの兵器」となる時代になれば、多くの国が核兵器を持つようになるのでしょうか。

 

 

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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろう

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」「フリーメーソン結社はこの大地が創出されるよりずっと前から、さまざまな太陽系をめぐって、存在していたのだろうか」「フリーメーソンとは、“現在、世界で信仰されているいずれの宗教より古い”教団となるのだろうか」

国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

シリウス星人の故郷である天体イジュニュは、もっと高い周波数で共振する6次元の天体であり、地球の宇宙と同時に存在するパラレル・ユニバースに存在するのだろうか」

 

グーグルのブロガー(多言語翻訳)にも書いています→UFOパラレル・ワールド

 

  

 

 

さらにBLM運動は差別反対の観点から、ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソンら「アメリカ建国の父祖」たちが、こぞって黒人奴隷を所有していた事実が一気に注目されるようになった。(1)

 

 

(2024/5/11)

 

 

 

『キャンセルカルチャー』

アメリカ、貶めあう社会

前嶋和弘    小学館    2022/10/23

 

 

 

はじめに

・世界の歴史のなかで、これだけ人々の平等や公平性に敏感になっている時代はこれまでなかったのではないか。多様性を求める声は常識として世界的に広がり、人種問題やジェンダー平等などへの感受性も飛躍的に高まっている。差別反対や平等性・公平性の確保は歴史的な必然のようにすらみえる。

 2020年夏から秋にかけて広がったブラクライブズマター(BLM)運動に対する共感の声は、ほぼ瞬時にアメリカの主要都市で爆発的に広がった。

 

さらに特筆されるのが、BLM運動は差別反対の観点からさまざまな歴史の見直し運動につながっていった点だ。ジョージ・ワシントントーマス・ジェファーソンら「アメリカ建国の父祖」たちが、こぞって黒人奴隷を所有していた事実が一気に注目されるようになった。

 とくに奴隷の女性と懇意になったジェファーソンに対しては、独立宣言を中心でまとめた「民主主義の英雄」という、これまでのイメージが失墜し、全米各地で銅像の引き倒し運動が広がっていく。

 差別反対や平等性・公平性の確保のために、これまでの歴史や文化、習慣などを見直す行為――この行為こそ、本書で論じる「キャンセルカルチャー」である。

 

・社会改革の動きが顕著になれば、保守派のキャンセルカルチャー批判もより鮮明になる。作用と反作用の動きがどんどん増幅しているのが、いまのアメリカだ。「キャンセルカルチャー」という、このことばを取り巻く動きの根幹にあるのは、多様性という価値観をめぐるアメリカ国内の分断にほかならない。

 

キャンセルカルチャーとは何か

アメリカで使われ始めた「キャンセルカルチャー」ということばが、世界に一気に広がりつつある。「キャンセルカルチャー」ということばが発せられるとき、「キャンセル」には、これまで使われてきた意味とは大きく異なり、怒りや侮辱的な意味が含まれるようになる。

 

・予約のキャンセルのように「これまでの見方や、やり方を見直す」という意味で使われていた「キャンセルする」ということば、その意味が大きく変わりつつある。

 40年ほど前にこの使い方が出た当時はジョークのようなニュアンスだった。しかし時代は変わり、「キャンセル」には、重く侮辱的な意味が含まれるようになった。

 

「偉大」であったはずの大統領

・サウスダコダ州にラシュモア山という有名な場所がある。4人の大統領(ジョージ・ワシントントーマス・ジェファーソンエイブラハム・リンカーンセオドア・ルーズベルト)の巨大な胸像が彫られている山といえば、目にしたことがある読者も多いのではないだろうか。

 

・この4人はいずれもアメリカという国家の発展には欠かせない偉大な大統領として広く信じられている。

 

・ワシントンはイギリスとの独立戦争を率いた将軍であり、アメリカの初代大統領だった。

 ワシントンと同じく「建国の父祖」であるジェファーソンは独立戦争中の1776年、独立宣言を中心となって起草した。

 

リンカーンは、南北戦争で国家の統一を死守した。

 セオドア・ルーズベルトは42歳という史上最年少で大統領に就任し、独占禁止法制定や自然保護政策に代表されるように、改革志向の強いリーダーシップで知られている。

 

・たとえば、ジェファーソンは人権や民主主義の代名詞である。「すべての人間は平等につくられている。創造主によって、生存、自由そして幸福の追求を含む侵すべからざる権利を与えられている」という独立宣言の序文のことばは、明治維新の時代に福沢諭吉の『西洋事情』によって日本にも広く紹介された。

 

堕ちた「英雄」たち

・このようにジェファーソンは「民主主義の英雄」として広く知られてきた。

 しかし、ここ数年、同じくラシュモア山に胸像が彫られているワシントンとともに、ジャファーソンに対する見方が大きく変わりつつある。なぜなら、二人とも大地主であり、奴隷を所有していたためである

 ただ、ジェファーソンに対する批判のほうがかなり厳しい。「すべての人間は平等につくられている」ということばと、実際の行動との差があまりにも大きいためだ。

 農園主であったジェファーソンは、自らも奴隷を所有し取引しながら、大統領として「奴隷輸入禁止」に署名したことで知られている。さらに、妻マーサと6人の子どもとの家庭生活のほかに、所有していた奴隷サリー・ヘミングズと懇意になり、不倫で7人の子どもを産ませた事実にもメスが入っている。そのうえ、大統領在任中の先住民に対する厳しい同化政策にも非難の対象になっている

 

・引き倒されたのはジェファーソン像や同じく奴隷所有者のワシントンの像だけではない。ラシュモア山に刻まれた顔で、残りのリンカーンセオドア・ルーズベルトも引き倒し運動の対象となった。

 二人とも奴隷を所有していたわけではない。とくにリンカーンは長い間、アメリカの奴隷制度を終わらせた大統領として讃えられてきた。

 しかし、BLM運動が黒人だけの運動ではなく、参加者が増え、広く平等や人種マイノリティの権利確保の運動になるなか、リンカーンルーズベルトの大統領時代の先住民に対する権利確保も問題視された。

 

さらにコロンブス

・この4人の大統領に加え、アメリカ大陸を「発見」し、ヨーロッパからの白人流入のきっかけをつくったコロンブスの像や肖像も全米で撤去の対象となっている。

 

奴隷制度という「暗黒の歴史」

アメリカにとって奴隷制度は原罪ともいえる暗黒の歴史にほかならない。

 このような歴史の見直しのなか、南北戦争奴隷制度維持を唱えた南軍のリーダーであるリー将軍像は真っ先に引き倒しの対象となっている。

 

・南軍については連邦政府レベルでも動きがある。リー将軍のような南軍のリーダーたちや、現在の基準から黒人に対する差別的な言動をしたとされる人物の胸像を、議会議事堂などから撤去する法案が連邦議会で提出されている。

 

「キャンセルカルチャー」に対する総攻撃が開始された日

・BLM運動を機に、一気に広がった歴史の見直しに強く異議を唱えたのがドナルド・トランプ前大統領だ。

 トランプは2020年7月4日、前述のラシュモア山で集会を開き、演説のなかで、ワシントンやジェファーソンら「建国の父祖」たちの記念碑の撤去は、これまでの文化を否定する「キャンセルカルチャー」であるとした。

 

「キャンセル」の語源

「キャンセルカルチャー」は文字どおり、これまでの文化や伝統を否定し、「キャンセル」し、消していくことである。人種やジェンダー平等などの観点から、なんらかの好ましくない行動を是正し、「ボイコット」することを意味する。「キャンセル」ということばの語源にも注目が集まっている。

 

ポリティカル・コレクトネスに対する逆襲

・怒りの前提にあるのが、リベラル派が進めてきた「ポリティカル・コレクトネス(政治的公平さ)」に対する保守派叩きへのいらだちである。つまり、保守派の逆襲がキャンセルカルチャーということばの隆盛にあり、「ポリティカル・コレクトネスがこれまでの文化を潰す」と主張するのである。

 

強い反作用と的外れな「キャンセルカルチャー批判」

ポリティカル・コレクトネスが「キャンセルカルチャー」ということばに置き換わって人口に膾炙するようになったのは、先述したラシュモア山でのトランプ演説からだ。1990年代なかばの「ポリコレ批判」はまだ生ぬるかった。

 

・現状を変えたいという作用が大きくなれば、それを戻そうとする反作用も大きくなる。そして、現状を改革しようとする動きもさらに強くなる。

 

ラシュモア山という不当な差別の象徴

・国立記念公園に指定されているこのラシュモア山の周辺は、古くからネイティブアメリカン(先住民)の聖地だった。19世紀なかばにはこの地に攻め込んだ白人と先住民が激しい戦闘を繰り返したことでも知られている。合衆国政府は先住民のラコタ・スー族と、この地を先住民に戻す条約を一度はつくったが、その後、金が発見されると結局、力づくで奪い取ることになった、いわくつきの場所だ。

 

・さらには直接行動に出る先住民もいた。1971年、先住民の権利拡大を訴えた「アメリカ・インディアン運動(AIM)」のメンバーたちが数日間ラシュモア山を占拠した。その際、ラシュモア山を「クレイジー・ホース山」と改名すると宣言した。

 

・先住民は法廷闘争も続けた。1980年の判決で連邦最高裁判所は、ラコタ・スー族はラシュモア山を含むブラックヒルズの土地に対して正当な補償を受けていなかったと裁定した。最高裁はブラックヒルズの損失に対する補償を提案しているが、先住民は「土地の完全返還がなければ和解を受け入れない」としている。

 

 

大きく変わったアメリカ社会

・ところで、なぜ、平等を求める動きが「キャンセルカルチャーだ」と保守派に目の敵にされるのだろうか。それはアメリカ社会が、確実に以前から大きく変化しているからにほかならない。

 アメリカ社会の価値観は大きく変化し、多様化が実現されつつある。

 

・この2015年という年は、同性愛が全米で合法になった年だ。2015年6月、連邦最高裁判所は、同性婚に対するすべての州の禁止を違憲とし、50州すべてで同性婚を合法化させた。2004年にマサチューセッツ州で初めて同性婚が認められて以来、11年たって全米でも認められるようになったのだ。

 

人種間の「エクイティ」の確保を目ざして

・BLM運動が求めたのも、この人種間の「エクイティ」の確保である。

 犯罪は黒人が犯すという長年のステレオタイプもあり、警官による職務質問の対象になるのは、圧倒的に黒人などの人種マイノリティが多い。

 

「エクイティ」と過去の歴史の「清算

・この人種間の「エクイティ」を求める叫びはアメリカ国内だけでなく、日本を含む世界的なうねりになっていった。とくに「エクイティ」の再検討は、過去の歴史そのものの見直しにもつながっている。この見直しこそ、キャンセルカルチャーそのものである。

 

保守派のいらだち

・移民の急増、ジェンダー平等、人種平等を求めるさまざまな動きに対して、価値観の急変と多様性の包摂に保守派は取り残され、その怒りが「キャンセルカルチャー批判」につながっていく。

 

南北戦争への二つの見方

・そもそも南北戦争の見方は、保守派とリベラル派で大きく異なっている。

 

・しかし、南部では別の物語がある。南部各州に行くと、ところどころでリー将軍の像に出くわすことに驚く。リー将軍の像だけではない。ここ数年間でだいぶ減ったものの、南北戦争の象徴だった南軍の旗も市庁舎などの公的な場所に、いまだに掲げられているのを目にする。

 

黒人からみた南北戦争の「遺産」

・ただ、繰り返しになるが、抑圧された側にとっては、リー将軍像はとんでもない遺産である。「キャンセルカルチャーの行き過ぎ」「ポリコレ疲れ」というのは、これまでの歴史を考えると不当というしかない。黒人からみれば、南軍の旗もリー将軍像も、人権を無視した白人側の抑圧の記憶である。それが将軍像の撤去につながる。人種問題に対して社会が成熟した結果、撤去は必然とみているはずである。

 

歴史の政治化が生む分断

・ここで疑問がわくかもしれない。「なぜいまなのか」。すでに150年以上前に終わっている奴隷制度が、なぜまだ問題となっているのか。奴隷制廃止後も南部では投票の際などに黒人差別があり、法的にそれが解消されたのは公民権運動を経た50年ほど前であったアメリカの人種問題は根が深い。2020年のBLM運動が明らかにしたように、法ではなく、心の問題こそ、人種問題の根幹にある。

 

・均衡状態を保っているため、さまざまな議論が政治的に大きな争点となってしまい、顕在化する。リー将軍銅像撤去のような奴隷制の遺産の見直しを強く望むリベラル派の動きが強くなるのに対して、その反作用である「銅像を守ろう」という動きも顕在化する。リー将軍銅像撤去は、分断が「ますます目だつ」結果になってしまった。

 このような歴史や世界観についての対立を、アメリカでは「文化戦争」とよぶ。

 

銃とアメリカとキャンセルカルチャー

アメリカ社会での生活に、銃の存在はどうしても切り離すことができない。

 

・銃をめぐる議論にも、保守とリベラルという二つの世界の分断の深さが垣間見える。銃を規制することはカルチャーをキャンセルすることなのか?

 

・「銃はあまりにも危険。徹底的に規制すべきだ」という声が、あのアメリカでも多数派となっている。その一方、銃規制反対派は銃をもつ権利を徹底して主張する。「銃規制派≒リベラル派、規制反対派≒保守派」であり、まったく意見がかみ合わない。同じアメリカという国のなかで二つの世界が併存する。

 

増え続ける銃

アメリカにおける銃による凶悪犯罪のニュースは、ほぼ毎週のように日本にも流れてくる。「またか」という反応しかない。銃犯罪のニュースが日常茶飯事であることから、アメリカでは抜本的な銃規制が進んでいないことがわかる。

 そもそもアメリカ国内の銃の数は急激に増えている。

 

・2009年のデータで推定3憶1000万丁以上あり、生産数は伸び続けている。アメリカの人口は3億2千万人だから、アメリカ人が所有する銃は人口並みである。数では、一般市民が法執行機関の400倍近くの銃器を所有していることになる。

 

さらに特筆されるのは、銃乱射事件が起こると、自衛のために銃販売数が急伸することだ

 

・銃は比較的小さめの銃火器店で販売されるが、近年では総合型の大型小売チェーンでの販売が目だつ。最大手であるウォルマートは、いまや世界最大の銃火器売店である。クリスマスプレゼントを購入する感覚でライフルを買う人も多い。

 

保有の地域差

・誤解を防ぐために伝えたいことがある。銃は所有する数からいえば全米規模では飽和状態にあるものの、各種調査によると、長い間、銃を所有するのはアメリカの成人の10人に4人にすぎないということだ。6割以上の多数派が銃を所有していないにもかかわらず、銃の総数がアメリカの人口並みということは、銃をもつ人は複数の銃をもっていることになる。

 

・銃の保有率は地域によって大きな差があり、デラウェア州の5.2%からアラスカ州の61.7%までの幅があることがわかった。

 

・銃の必要性は場所によって大きく異なる。「銃がどうしても必要」と感じる地域が多く存在することは事実である。そもそもアメリカは日本の国土の25倍もある。想像すればわかると思うが、都市部を除けば、警察などをよんでもすぐに駆けつけてはくれない。南部、中西部など、人口密度の低い州では、自衛のためにどうしてもライフルなどの所持は不可欠であるという意識が開拓時代から続いている。広大な土地で、狩猟文化が根づいていたところも多い。

 

・どこかでみた構図だ。妊娠中絶、ヘイトクライム規制などと同じであり、銃規制についても文化戦争の戦場であることがわかる。銃規制が厳しくなればなるほど、反作用のように銃所有の自由を訴える声も強くなる。

 

「銃規制」の現実

・では、なぜ銃が増え続けるのか。日本では「全米ライフル協会(NRA)が強いから」とかなり単純に説明されることが多いが、そんな単純なことではない。

 

・確かにアメリカでは銃をもつ権利を認めた憲法修正第2条があるため、日本人が考える「刀狩り」のような徹底した武装解除はありえない。アメリカ人にとって、銃を保有するのは「基本的な人権」でもある。憲法修正第1条が「表現の自由」であり、それに続き、並列されるのがこの第2条である。

 

・つまり、銃規制賛成派にとっても、銃のすべてを放棄するのではなく、強力な銃火器を放棄させるのがアメリカにおける規制派の主張の中心である。

 

三つの銃規制と規制が進むタイミング

・1980年代から1990年代のアメリカは治安が悪く、銃犯罪も頻繁に起こった。その対策として1993年に「包括的犯罪防止法」が成立し、そのなかでブレイディ法とアサルト・ウエポン規制法という二つの銃規制が導入された。ブレイディ法では過去の犯罪歴を確認するバックグラウンドチェックが導入された。また、拳銃の弾倉の装填数を10発以下へ制限するなどを入れて、殺傷能力の弱体化を盛り込んだアサルト・ウエポン規制法である。いずれも1994年からの10年間の時限立法として導入された。

 

銃規制の連邦主義

アメリカの場合、法の執行は基本的には州政府に任されている。刑事的な摘発は圧倒的に州政府やその下の郡や市の警察が担当し、連邦政府の役割は限定的だ。そのため、法執行の部分で連邦政府と州政府の目ざす方向性が異なってしまう。ただし、銃の取引や銃をめぐる犯罪は州を超えることも多い。それもあってブレイディ法もアサルト・ウエポン規制法も連邦法として導入し、各州はこれに従わざるをえなかった。

 

銃規制を阻む「マッチョ的文化」

・土地の広さから生まれる規制の差については、納得できないこともない。この自衛についての主張には合理的な面も確かにある。しかし、私がどうしてもついていけないと感じるのは、狩猟を楽しむための銃文化が郊外に行けばどこにでもある点である。

 アメリカでは、父親が息子を野生動物の狩りに連れ出し「男の生き方を教える」といった、マッチョ的な文化が南部や中西部など保守的な地域でいまも根づいている。

 

人権としての「銃をもつ権利」

アメリカの銃文化にお墨付きを与えているのが、なんといっても、合衆国憲法である。日本でも知られるようになったが、銃保有の法的権利は憲法修正第2条の「武装権」に由来する。修正第2条は「規律ある民兵は自由な国家の安全保障にとって必要であるため、国民が武器を保持する権利は侵してはならない」と示している。個人が「規律ある民兵」にあたるかどうかはアメリカ国内でもさまざな議論があり、「規律ある民兵」とは各州が保持する州兵であるという解釈もある。

 

「悪の結社」か「人権団体」か

・その憲法修正第2条を徹底的に擁護する団体が、NRAである。

 銃規制に真っ向から反対するNRAは、日本からみれば、まるで「悪の結社」のようにすら思える。「殺すのは銃でなくて人だ」といい、各種ロビー活動を行い、銃規制を阻んできた。

 

・加えて、団体から「返礼品」を提供する団体もある。NRAがまさにそうだ。NRAの場合、同じく非営利団体でも、一般から広く寄付を集めるための「Friends of NRA」という団体をつくっている。この団体の場合、団体の雑誌やナイフに加え、日本の感覚では驚いてしまうが、寄付額に応じて本物のライフルやピストルの「返礼品」が贈られる。たとえば、750ドル寄付すれば、市価で200ドル前後とみられるピストルが贈られる仕組みだ。

 

会員数500万人という「数の力」

・NRAの公式ページにははっきりした記載はないが、2013年の

ラピエール氏の講演によると、会員は500万人に達している。

 

教員が児童、生徒を銃で守る時代

・この事件を経て、2022年6月にはオハイオ州で教師が学校で合法的に銃を所持することをより容易にする法案が成立した。この法案では、教師やそのたの職員が校内で銃を所持するために必要な訓練時間を、700時間から24時間以内に大幅に短縮した。

 

「銃が増えれば犯罪が減る」は「トンデモ論」ではない

・まず、前提としてアメリカ国内の銃の数はとてつもなく多い。3億2000万の人口並みに銃の数は多い。こんな国は世界にはない。しかし、驚くことに、増え続ける銃の数と殺人件数との相関はわかりにくい。むしろ逆相関している時期もある。

 

・一方、疾病対策予防センター(CDC)によると、アメリカの10万人中の殺人件数は1990年代なかばから2014年まで減り続けた。同年には4.5人と57年間でもっとも低い数字となった。(58年前の1957年は4.0人)

 

・NRAなどの銃規制反対派は「銃が増えれば安全になる」という論理をいつも展開しているが、その根拠となるのがこの銃の販売数増加と殺人率の低下である。

 

銃規制と銃犯罪の煮え切らない関係

・NRAの「銃で自衛する人が増えたため、殺人事件が減った」との指摘は、時期を限れば一理あるとする見方はあるが、釈然としないところもある。そもそも銃の数以上に治安や景気そのものの問題のほうが大きいのかもしれない。

 

長年、銃による死者よりも交通事故による死者のほうが多かったが、2017年以降は逆転し、銃による死者のほうが交通事故死によりも多くなっている

 現在、アメリカの銃による死者は4万人を優に超える。しかし、改めて指摘したい点がある。アメリカでは銃による殺人よりも銃による自殺の数が圧倒的に多いことだ。

 2020年、CDCの国立保健統計センターによれば、銃器による死亡者数(殺人と自殺、誤使用を含む)は4万5222人で、19歳以下の子どもの死因のトップとなった。問題なのは、そのうちの54%にあたる2万4942人が自殺である点だ。これまでも銃による自殺と殺人の割合はつねに自殺のほうが多く、5割強から6割を超えている。銃を使った意図しない事故や使い方の誤りによる死などは1割程度である。

 さらに、2020年なら自殺総数4万5979人のうち、銃によるものが54%を占める。悲しい数字である

 

「銃規制」の日米の差

・前にも述べたように、そもそも日本人が考える「銃規制」とアメリカのリベラル派が考える「銃規制」とはかなりの差がある。

 

「銃もキャンセルされるのか」という批判

・一方で、銃規制も文化戦争の一つである。「アサルト・ウエポン規制法」や、「ブレイディ法」がどれだけの効果を示したかは断言しにくいと保守派は主張する。文化戦争であるため、規制反対派は「銃もキャンセルされるのか」と声高に主張する。

 

おわりに

民主党支持者だけでなく共和党支持者のなかでも、中小企業経営者は比較的非合法移民に寛容といわれている。非合法移民は多くの産業の中核におり、なによりも長年の経済成長を支えてきた側面もあるカリフォルニア州ではサービス業の労働人口の1割以上が非合法移民によって成り立っている。アメリカ経済はつねに拡大基調であり、労働者不足から非合法移民を含む移民を不可欠としてきた。そして、アメリカはそもそもの国の境界線が緩く、「移民」の概念が他国と大きく異なる

 

・しかし、自分の雇用を奪ったのが実際には非合法移民でなくても、非合法移民たたきに共感する人たちは多い。それがティーパーティー運動やトランプの登場で目だつようになった。「怒れる白人たち」に共有されている。

 

・現実には、亜米利加のビジネスの拡大に、非合法を含む移民は欠かせないのである。

 最終章でも論じたように、移民がいずれアメリカ国民になっていくとしたら、そのことが分権化を乗り越えるための政党再編成の鍵になるかもしれない。あと二十数年後に白人がマイノリティとなるのが、アメリカの不可逆ともいえる変化である。いずれ、キャンセルカルチャーの議論も大きく変わっていくであろう。

 アメリカンドリームの揺らぎは、キャンセルカルチャーをめぐる議論とまったく同じように、よりよい変化のための生みの苦しみとなるだろう。

 

 

 

(2022/3/18)

 

  

『日本人はもっと幸せになっていいはずだ』

前田日明  サイゾー  2021/6/9

 

 

 

国民に冷たい国

答えは簡単で日本に対して憤っていることがあるからだ。日本という国の考え方、やり方に怒りを抑えることができない。例えば、地震対策についてだ、

 南海トラフ地震は2000年代の最初の時点で30年の間に70%の確率で起こると言われていた。

 しかし、日本政府はいまだにしっかりした対策をとっていない。それどころか、地震対策予算、国土強靭化予算を削ってすらいる。

 

南海トラフでは30メートルを超える津波が2分でやってくるという確度の高い予測がある。50万人から100万人の犠牲者が出るかもしれないとも言われている。

 

それができる資格と立場と能力を持っているのは政治家と官僚たちだけだろう。なのになにもしないことに怒りが沸き上がるのだ。

 

・昨年(2020年)から続く、コロナ禍のことだってそうだ。

 政府の決定で多くの飲食店が営業自粛を強制されたが、その補償はどうだったのか?

 

・大企業ならば数ヶ月やそこら持ちこたえることは可能だろう。しかし、中小企業や街の商店はその数ヶ月が死活問題なのだ。従業員のクビを切るという苦渋の決断をした経営者だって少なくないだろう。

 

・事実、たびたび出されている緊急事態宣言によって、日本の中小企業はバタバタと倒れていった。今年2月16日に出された帝国データバンクの資料によれば、昨年2月から今年2月15日までの約1年間で倒産企業は1026社にものぼる。

 

日本が憎くて言っているわけではない。日本人一人ひとりの思いに応えてくれる国になってほしい

 

自虐史観

日本人がなぜ自虐史観になったのか、誰も理解していない

・日本はよく自虐史観だというが、そうなった理由をわかっていない人が多い。日教組や左翼が悪いというが、それだけで日本中がここまで自虐史観に染まるわけがない。染まるには染まるだけの土壌があったということだ。

 

国民は虫けら

・ところが、その祖国は国民のことなど虫けら扱いだった。だから、人々は怒ったのだ。「国のために戦った父や兄や弟になんてことをしてくれたんだ」「こんな日本なんて早く潰れたらいい」

 自虐史観はここから始まった。その根本には日本が国民に対してあまりにもひどいことをしていた事実があり、日本人が日本を恨む土壌があったからだ。左翼や共産主義はその土壌に乗っかったのだ。

 

日本人は誰も責任を取らない

自虐史観中共のスパイが暗躍したからだとかいう人もいるが、そうじゃない。その前に日本人が日本に幻滅したからだ。だから、これだけ日本に左翼思想が広まってしまった。「天皇制の実態はこういうものですよ。でも、うちは違いますからね。社会主義はみんな平等ですよ。これからは社会主義の時代ですよ」という言葉をみんな信じてしまったのだ。

 しかし日本の権力者のやり方を見ていたら信じるのもわかる。国が国民を虫けらだと思っていたとわかれば誰だって左翼になる。自虐史観になる。それが当たり前だろう。

 

戦争と反省

・これが自虐史観が日本に蔓延した理由だ。中共のせいでも、左翼のせいでもない。もともとの原因は日本にあったということ。日本の権力者たちが国民を死なせて平気だったところにある。

 

恩給を貰えるのは職業軍人だけ

鬼畜ルメイを叙勲する政府

戦争を伝えない

・こうなってしまったのは戦後の歴史教育の誤りにもあると思う。なぜ、戦争のことを伝えないのか?この国のために死んでいった人たちの姿や、思いを伝えようとしないのか?国が教えないのであれば、我々が自分で学ぶしかない。

 

超限戦

・超限戦とは1999年に中国人民解放軍の大佐が書いた21世紀の戦略論で、その内容は「すべての境界と限度を超えた戦争のことで、あらゆるものが手段となり、あらゆるところに情報が伝わり、あらゆるところが戦場となりうる。すべての兵器と技術が組み合わされ、戦争と非戦争、軍事と非軍事というまったく別の世界の間に横たわっていたすべての境界が打ち破られる」

 

日本の法律が日本を守っていない

本気で考えていない政治家たち

・はっきり言って敵基地攻撃が先制攻撃に当たるとか、当たらないとかを考えることにどんな意味があるというのだろうか。そんなことは枝葉の問題で本質は国防であり、自衛だろう。それを第一に考えれば、必要ならば叩くという結論しか出ないはずだ。

 

憲法を改正したら日本は戦争する ⁉

スパイ防止法がない国は日本だけ

スパイ防止法についても同じことが言える。日本に憲法改正が必要なように、スパイ防止法も絶対に必要だ。

 スパイ天国と言われている日本では中国やロシア、欧米諸国のスパイたちが好きなように活動できる。スパイ防止法がないからだ。

 スパイ活動を禁止する法律がない国は世界中で日本しかない。これも国の形として歪んでいる。

 

日本はスパイ天国は本当のことだ

・さらに、1992年に旧ソ連からイギリスに亡命したKGBの幹部ワシリー・ミトロヒンが持ち出してきた機密文書ミトロヒン文書の中にも、「日本社会党以外でKGBに関与した政治家で、最も有力なのは石田博英=暗号名フーバーだった」と書かれている。

 ミトロヒン文書が興味深いのは、「KGB日本社会党日本共産党また外務省へ直接的支援を行ってきた」という記述があるだけでなく、「大手新聞社を使っての日本国内の世論誘導は極めて容易であった」と記されている点だろう。 

 同文書では、KGBは1970年代には大手新聞社内部に多数のエージェントを送り込んでおり、各新聞社に潜入させた暗号名も判明している。

 その暗号名と新聞社名を公開すると、朝日新聞には暗号名「BLYUM」というスパイが潜入し、読売新聞には暗号名「SEMYON」が、産経新聞には暗号名「KARL」が、東京新聞には暗号名「FUDZIE」がいたと明記されている。また同文書の最後には「朝日新聞にはKGBが大きな影響力を持っている」とはっきり書かれている。

 こういった事態の中で野党と主要メディアがスパイ防止法に反対するというのは本当に言論の自由のためなのか、日本が軍国主義全体主義に傾倒しないためなのか、甚だ怪しく感じられる。

 外患罪が日本の刑法の中で一番重い罪だといわれるのは売国行為を働いたからだ。

 

サンフランシスコ講和条約の問題

サンフランシスコ講和条約の問題は、友人である苫米地英人氏が随分前から指摘している。その一番大きな問題が日本はまだ実質的には独立していない可能性がある、ということだ。

 

サンフランシスコ講和条約には「施政権」について触れておらず、主権が日本国民に返されたとしても、「立法・行政・司法」の三権を行使する権利は返還されていない可能性が十分にあったのだ。少なくとも明記はされておらず、玉虫色の状態であることが英文を精査することでわかってきた。

 

日本は本当に独立しているのか?

・それぐらいこのサンフランシスコ講和条約にはさまざまな問題があり、それぐらい日本はがんじがらめに縛られているということでもある。

 

売国奴吉田茂白洲次郎

・そんな吉田の行動を見て重光葵は「残念なことに日本の政府はついに傀儡となった」と日記に記しているほどだ。

 

日本国は日本人の資産を守らない

南海トラフ巨大地震の地獄

内閣府の試算によれば最大約170兆円の資産が損失すると言われている。この数字は、地震によって相当数潰れるであろう公共インフラや建物の総額が約170兆円ということで、これも大変な数字だが、国民資産の損失も加えた「経済損失」はこんなものではない。土木学会が有識者を集めて作った「検討委員会」の資産では1410兆円と言われているのだ。内閣府の試算と7倍もの開きがあるのは土木学会のほうでは復興するまでの20年間の経済損失も試算しているためだ。

 

南海トラフ巨大地震はこれほど恐ろしい災害で、それが30年以内に70%の確率で起きると地震学者たちは言っているのである。

 

南海トラフ巨大地震の対策

・これほどの被害が想定される南海トラフ巨大地震に関して国はどのような対策を取っているのだろうか?

 国土交通省のホームページに行けばどういった対策をしているのかは簡単にわかるが、その前に土木学会が提案している国土強靭化の対策案を見てほしい。

 2020年1月の『土木学会誌』に寄せた京大教授藤井聡氏のリポートによると、海岸の堤防の強化や、港湾や漁港、市街地の建築物、各インフラの耐震強化対策が挙げられている。

 

・問題はこれにどのくらいの予算がかかるのか? だが、土木学会の試算によれば公的支出は38兆円だという。

 

しかも、この38兆円という数字は年間だけではなく、20年間の累計であり、年にすれば2兆円でいいのだ。

 「はじめに」でも見てきたように橋や道路などの日本の交通インフラはかなり年月が経っており、すでに架け替えや交換の時期が来ている。防災対策云々の前にそもそも工事の必要があるのだから、このタイミングで耐震化を進めるのは逆に効率的なはずだろう。逆にやらなければ日本存亡の危機となるもので、やらない理由はどこにもないと思える。

 

国家存亡の危機に予算を出し渋る

・どこまで国は防災対策をしているのか、国土交通省のホームページを開いてみた。

 そこには令和3年度予算決定概要として「南海トラフ巨大地震、首都直下地震日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震対策等の推進」予算3148億円が計上されていた。

 

・そもそも国の予算は「南海トラフ巨大地震、首都直下地震日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震対策等の推進」の名が示す通り、南海トラフ地震の被害想定地だけでなく、首都東京、東北、北海道の太平洋側もカバーするものとなっている。

 そういう中での3814億円という数字はやはり少ないと言わざるを得ない。

 土木学会の提言に従って金を出せば、税収減を防ぎ、国民全体の資産、国民の個人資産、国民の命を大幅に守ることができる。

 それがわかっているならば、誰がどう考えても、この提言を前向きに考えるべきだろう。もし採用しないのであれば、代替案をいますぐ出すべきだ。

 そもそも、この話は税の節約の話ではない。自分が生まれた国が滅ぶかもしれないという話であり、国家存亡の危機についての話なのだ。であるのに、予算がどうの、税収減がどうのなんて言っているヒマは絶対にない!

 

土地を放ったらかし

・国土を守るということで言えば、震災とともに気になるのが外国人による土地取得の問題だ。竹島尖閣を守れというのは目に見えやすくわかりやすい部分なのでニュースにもなりやすいし、国民の監視の目も届きやすい。よって、政治家も官僚もそれなりに配慮はしている。

 ところが、国民の監視の目があまりに行き届かないところでは、彼らは杜撰で、ほとんど売国的と言っていいほどの無関心さを露呈している。

 それが外国人による土地所有の問題で、北海道や沖縄などが集中的に狙われている。いまや北海道のニセコのあたりは60%が中国資本だという話は何年も前から話題になっているが、国がなにか対応しているという話はちっとも聞こえてこない。

 

中国は合法的に日本を乗っ取っている

中国化する北海道

外国人土地法がない日本

北海道に限らず、日本の土地を外国人が好き勝手に買収してしまうのは、外国人土地法がないからだ。外国人土地法は戦前の法律で、外国人が日本の土地を買収する時に制限を設けていたものだが、大東亜戦争敗戦とともにGHQによって廃止されてしまう。以後、日本の土地は外国人でも自由に買うことができるようになってしまう。

 

・今後、日本の土地制度に詳しい外国人弁護士が多数やってきて、日本の法律の不備をついて日本の資産を買収していくだろう。このままならば日本の一部が外国になってしまう日が遠からず、現実のものとなってしまうだろう。

 

静かなる侵略

・自国を乗っ取られるなんてことが本当にあるのか、半信半疑の読者は多いと思う。しかし、すでに中国は実質的に外国を乗っ取った実績がある。それがオーストラリアとニュージーランドだ。

 

・日本にも知らぬ間に、中国共産党の指示どおりに動く中国系の人々がかなりの数、侵襲してきていたのだ。しかも、これは14年も前の話。

 14年後の現在、北海道の状況と絡めて考えると日本の実態はどのようなことになっているか、とても不安になってくる。

 

不甲斐ない日本のリーダーたち

日本人はいつからこんなに病気だらけになったのか

・ここまで日本の問題をいろいろ書いてきた。その問題の根本には常に日本のトップの国民軽視の思考と言えるだろう。具体的に言えば、政官財そしてマスコミ。この4つが国民不在の政治、国民軽視の行政を続けてきたことがその原因だと言える。

 

・よって、立候補することはなかったのだが、せっかく政治との縁ができたので日頃から自分なりに感じていた日本に関する疑問を50項目ぐらい挙げて、民主党前田雄吉議員に託して環境庁厚生労働省に聞いてもらった。

 その疑問とは例えば「日本人の出生率はなぜこんなに低いのか?」「なぜ、こんなに不妊治療をしている夫婦が多いのか?」「アルツハイマーもなぜこんなに多いのか?」「アトピー性皮膚炎もアレルギーも多いがなぜなのか?」「なぜ、がん患者がこんなに増えたのか?」

 

官僚たちの不感症

しばらくして戻ってきた回答は病気との因果関係への言及はなかったものの、添付されていた統計データは衝撃的だった。

日本人の身体から検出される化学物質の量は世界一

アルツハイマーの発症率は人口比で世界一

若年性のアルツハイマーの世界の患者数は70%が日本人

不妊治療の増加率は先進国の中で日本だけが右肩上がり

20代、30代の成人男性の精子の数は日本が世界最低

 

 このままでは日本人が世界から消滅してしまうのではないかと思えるほど、ショッキングな数字の数々だった。

 しかし、それ以上に驚いたのはこんな衝撃的な数字を出してきた当の環境庁厚労省の官僚たちがなんの手も打っていないことだった

 

・そもそも日本人の身体から検出される化学物質の量が世界一なのは、日本で認可される食品添加物が世界一だからだろう。では、その食品添加物を認可するのは誰なのか?答えは言うまでもない。彼ら厚労省が添加物を次々に認可するから世界一の添加物国家という汚名を着ることになり、我々の身体が化学物質で汚染されるのだ。しかも、その化学物質、添加物は人体にとって有害で海外では認可されないようなものも多い。

 例えば着色料の赤色2号は発がん性が高く、妊娠率の低下を引き起こす、としてアメリカとEUで禁止されている

 

・こういうのを見ると添加物禁止への動きというのはどの国も鈍い、ということはわかる。しかし、だからといって日本の禁止への動きが鈍い理由にはならない。

 たぶん、厚労省は他国の動きを見て追随するつもりなのであろう。事なかれ主義の役人らしい考えだが、添加物認可において、そのやり方は危険極まりない。

 なぜなら、他国が自国の製品や、日本以外の国への輸出では使えない添加物を日本向けにはバンバン使ってしまうからだ。その典型がオーストラリア産とアメリカ産の牛肉で、いま現在、成長ホルモン剤漬けの汚染肉が日本に大量に入ってきている。

 

官僚たちを縛る前例主義

・官僚の仕事の多くがなぜ他人事なのか? 理由は2つあるようだ。

 ひとつは官僚たちの前例主義。

 彼らの慣例主義、前例主義はよく聞くが、悪い前例があったら改めるのが一般的な考え方だし、それはエリートと言われる人間だったとしても変わりはないはずだ。

 ところが、官庁に入ると思考停止したかのように前例主義に陥る。それが以前から不思議でしょうがなかったのだが、今回元官僚たちの書いた本を何冊か読んでわかってきた。

 

官僚たちを縛るアメリ

もうひつ官僚たちの行動を縛るものがある。少し唐突に感じる人もいると思うが、年次改革要望書の存在だ

 年次改革要望書とは日本とアメリカ相互で相手国に対する要望をまとめたもので1993年から2009年まで、年に1度、日米双方で交わしていたものだ。

 双方といってもアメリカ側が日本の要望に応えたことはただの一度もない。その一方で、日本側はアメリカ側の要望をほぼ実現させている。有名なのが小泉内閣が行った郵政民営化と労働者派遣法で、この2つは実現の数年前からアメリカからの年次改革要望書に書かれていた。

 ただし、年次改革要望書は2009年、当時の鳩山首相が受け取りを拒否することで一旦終了となる。

 ところが、菅直人首相の時代になると再び再開される。

 

・当然ながら、「日米経済調和対話」も「年次改革要望書」同様にアメリカから日本に突きつけられた要求のオンパレードで、そのほとんどは当時、アメリカ主導で進められていた多国間自由貿易協定「TPP」との関連事項ばかりだった。もちろん日本側からの要求も作ったようだが、相変わらずそちらは無視されて、日本は自国にとってほとんどメリットがないTPPに突き進んでいくことになる

 つまり、なにが言いたいのかというと、官僚たちは前例主義に縛られるだけでなく、アメリカの意向にも縛られているということだ。片方の目は「前例」を、もう片方は「アメリカ」を見ていたら、国民に向ける目などないに決まっている。彼らは国のために働く前に、前例やアメリカからの不当な要求を優先させているのだ。

 

情けない人々

省を一つの巨大財閥だと考えれば、グループ会社の繁栄と保護をするのもそれほどおかしな行動ではない。TPPが検討されていた時、農林水産省がTPPに反対したのは農業利権を外国勢に荒らされるからだ。反対に経済産業省がTPPに全面的に賛成したのは経産省の縄張りが増えるから。そう考えれば、彼らの行動基準に国益など最初からないことがよく理解できる。

 たぶん、どんな優秀な人間であっても官庁に入れば、省益優先になるのだろう。

 

ところが、この政治家がいままったく機能していない。機能していないという理由は彼らが本来の仕事である立法を疎かにしているためだ。彼ら政治家は英語でLawmaker(立法家)と言われるように、法律を作る役割にあるのだが、統計を見ると議員立法はわずか3割、残りの7割超は政府提出法案で、これを書いているのは実際は官僚だ。自分の仕事を代行してもらっている政治家たちが官僚を掌握することなど無理に決まっている。

 

・政治家のだらしのなさと不勉強ぶり、そして官僚たちの省益主義、国民無視はとどまるところを知らない。

 

まともな政治家

日本には「井戸塀政治家」という言葉がある。政治家とは私財をなげうって国に尽くす人間であり、政治家を引退した時には、財産が井戸と塀しか残らないほど、金を使うという意味だ。そういう覚悟を持って国に尽くす、国民に尽くすのが本来の政治家なのだ。戦前の政治家はこういう人たちが多かった。

 

居眠り議員など要らない

・現在、衆参合わせて710人の国会議員がいるが、そのほとんどは国民のために身を粉にする覚悟なんかなく政治家になっていると言っていいだろう。その証拠に国会で居眠りしている政治家のいかに多いことか。

 我々の税金は公僕としての自覚もない奴らにくれてやるほど余っていないだろう。ただちに、国会議員の定数を削減するべきだと思う。

 

・しかし、一票の格差が合憲状態だったとしても国民が選挙のたびに味わう徒労感はまったく変わらない。

 個人的にも最も我慢ならないのは比例代表の名簿制で、党が勝手に決めた名簿の順位によって政治家が決まることのどこが民主主義なのか?

 投票してもいない候補が、名簿の最初に載っているというだけで国会議員になれるという制度など、国民の誰一人支持しないし、こんな制度があるから、勘違い議員が出てきてしまうのだ。

 議員定数削減と併せてこれだけはまずは廃止すべきではないだろうか。政治家の質を変えるには選挙の方法を変える以外にないと思うのだが。

 

なぜ日本には左翼マスコミだらけなのか

・日本はマスコミにも問題が多い。

 特に朝日新聞には歴史的に見ても大きな問題がある、と思っている

 よく知られた話だが、大東亜戦争の際に最も翼賛的な記事を書いたのは朝日新聞だった。それが戦争が終わった途端、手の平を返して反戦新聞に早変わりし、GHQにべったりの記事を書き始めた節操のなさは有名だ。

 上島嘉郎氏が書いた『反日メディアの正体』を読むと、このあたりの事情がよくわかる。

 

ブラック企業が一流企業扱い

・しかし、バブルが弾けたあたりからその風潮は悪とされ、実力主義という言葉のもとに終身雇用も年功序列も崩されていった。

 

・このことは数字にもしっかり現れている。

 OECDが2019年に発表した1997年から2018年までの民間部門の時給の変動率を見ると、韓国は167%アップ、イギリスは93%アップ、アメリカも82%アップ、フランスも69%アップ、ドイツは59%アップと順調だ。ところが、日本を見るとマイナス8%で減少している

 ここ数年、アベノミクスの大成功によって大企業はどこも収益増だったはずだ。ところが、従業員の賃金はマイナスになっているということは儲かったのは企業だけで従業員のほうはまともに金を貰えていないことになる。

 しかし、それも当たり前で、バブル崩壊からずっとリストラを続け、派遣労働者ばかり増やしていれば賃金なんか上がるわけがない。

 

・まあ、俺の考え方が少し甘いのかもしれないが、昔の日本の会社は「社員は家族」という感覚はいまよりも遥かにあったはずだ。

 ところが、いまは社員の使い捨てを当然のようにする。ブラック企業と名指しされるような会社が、日本の一流企業扱いされている。

 

日本人はもっと幸せになっていい

日本人はもっと豊かさを謳歌していいはずだ

日本はかつては世界第2位の経済大国であり、現在も世界第3位の国、その国に暮らす国民はもっと豊かさを謳歌してもいいはずだと思う。

 なのに、日本は正社員を次々に切り捨て、いまや人材派遣会社天国だ。少し古いデータで申し訳ないが、2006年の時点で日本の派遣事業者数は3万6000社で世界一、2位はイギリスの1万500社で日本の半分以下、3位のアメリカは6200社で日本の約6分の1。人口はアメリカのほうが3倍あるのに事業者数は6分の1というのは、いかに日本の数が異常なのかがわかるだろう。

 

はっきり言ってデメリットしかないこんな労働形態を国が積極的に推し進めるのは狂気の沙汰だ。

 これでメリットがあるのは派遣会社と、派遣社員を積極的に使う企業だけだろう。企業は人材を使い捨てにできると喜んでいるようだが、それは本当に喜ぶことなのか?

 

・しかし、国民の生活は年々苦しくなっている。賃金上昇率はマイナス8%で1997年からずっと下降し続けている。その一方で、名目経済成長率は上昇している。結局、儲かっているのは企業だけということになる。日本の国民は国からだけでなく、会社からも毟り取られている存在だ。

 

これがGDP世界第3位の国の生活なのか?

・驚いたことに子供の養育費は国が援助していた。レンティングやピータースの彼女たちは国の保護のもと、何不自由なく子育てをしていた。聞けば、オランダでは子供の養育費だけでなく、学費も医療費もタダ。保育所もタダという至れり尽くせりなのだ。

 もっとも、福祉が充実している国は総じて税金が高い。オランダの場合もその例に漏れず、所得税中産階級に対しても40%と異常に高く、消費税も通常21%(ただし食料品は6%)という高額税制を敷いている。

 なので「それだけの税金を取れば日本でも同じことができる」という人も出てくると思うが、オランダの名目GDPは世界17位なのだ。

 対して日本の名目GDPは世界第3位。やりようはあるんじゃないだろうか?

 

日本人の和を尊ぶ心を利用する、この国のトップたち>

・和の心を利用して、政治家たちは自分たちの利権につなげている。コロナ対策のマスクに260億円もかけるなど、愚の骨頂としか思えない。それにしても260億とはなんて無駄遣いか。

 

財政均衡論は絶対に間違っている

・ここでいう、歳出と歳入の均衡をはかるのが財政均衡論で、財務省や日経紙の言い分を読めば、日本を破綻から守るためには歳出を減らし、歳入を増やすために増税以外の道はないと思ってしまう。しかし、これは、大ウソだ。

財務省たちが言っている国の借金とは政府の借金であり、国民は関係ない。それどころか、政府に金を貸しているのは国民のほうであり、借金というのであれば、政府が国民に返さなければいけないものなのだ

 ところが、財務省の官僚たちやマスコミは、これを国の借金だと言い換えてあたかも国民が借金をしているように言っている。

 

・例えば、2020年5月の時事通信の配信記事には、

国債と借入金、政府短期証券の残高を合計したいわゆる『国の借金』が2020年3月末時点で1114兆5400億円となり、過去最大を更新した財務省が8日発表した。19年11月1日の時点の日本人の人口(1億2368万人)を基に単純計算すると、国民1人当たりの借金は約901万円に上る」

 

 たぶん、この手のニュースキャスターはほとんどの読者が何度も目にしているはずだ。

 しかし、これはまったくのデタラメで「国民1人当たりの借金」ではなく、「国民1人当たりの貸金」で、国民は債権者の側であって債務など1円も負っていない。

 そして、もうひとつのウソは、日本のような先進国における自国通貨建ての国債はいくら発行したところでデフォルト=財政破綻などしない。

 なぜ財政破綻しないのか。自国通貨建ての場合、円が足りなくなれば、自国で円を発行すればいいだけ、という単純な理由だ。

 

「日本は変動相場制の下で強固な対外バランスもあって国内金融政策の自由度ははるかに大きい。更に、ハイパー・インフレの懸念はゼロに等しい

 財政破綻論の大元である財務省自体が、いくら国債を発行しても日本は破綻しないし、ハイパーインフレも起きないと明言していたのだ。

 実際、日本銀行は2001年からずっと量的緩和お金を大量に刷ること)を行っており、特に近年は毎年140兆円を超える円を発行している。にもかかわらず、日本ではハイパーインフレは起きていない。それどころか、日銀が掲げたインフレ目標2%すら達成できずにいる。

 つまり、日本は円がまったく足りていないということになるのだ。

 

日本はやはり独立していない

・そして、ここからが大切なのだが、こんな日本の状況を打ち破る経済理論はすでに存在する。それがMMT理論(現代貨幣理論)である。

 

・しかも、すでに財務省はこの理論が正しいことを知っている。それは、ムーディーズへの抗議がなによりも証拠となるのだが、不思議なことに彼らは対国内では絶対にMMTの正しさを認めようとはしない。

 なぜ、財務省が認めないのか、については、第2部の対談編を読めばわかってもらえるだろう。いまここで簡単に言うと官僚体質とGHQが残していった財政法第4条という負の遺産が日本をいまだに縛っているのである。

 いや、日本を縛っているのはGHQだけではない。先に触れたサンフランシスコ講和条約も日本をがんじがらめに縛っている。日米安保条約日米地位協定も日米合同委員会もそうだ。

 日本はアメリカの言いなりにずっとなってきた。国防もまともにできず、スパイも跳梁跋扈し、辺境の島々は他国に侵略され続けている。

 外交では常に他国の意向に従い続け、日本国内には外国人が絶対に口にしないような食品や添加物、遺伝子操作済みの食料が大量に入ってきている。

 それもこれも、すべて、日本が独立していないからではないのか?

 すべての元凶は、サンフランシスコ講和条約にある。日本語の正文がない条約にサインをするなど、白紙委任状はサインをするのと何も変わらない。果たして日本は本当に独立国家なのか?

 

・事実、国際法上で、日本の独立は曖昧だ。サンフランシスコ講和条約に日本語の正文がないというのは本当に致命的なことなのだ。なぜ、日本語の正文を作らなかったのか?

 実は、多国間自由貿易協定であるTPPにも日本語の正文はない。日本の官僚たちが自ら、日本語の正文はいらないと言ったそうなのだ。

 本当にどこまでもどこまでも自国を毀損することばかりに邁進する官僚たちよ!それを止めようともしない政治家たちよ! いい加減に目覚めてくれ。

 

なぜ、日本のことを考えるのか

外国人参政権を許すとこの国がこの国でなくなってしまうということだ。

 

・政治家の亀井静香氏も「在日外国人が密集するところでは、地域政治の生殺与奪を握られかねない参政権憲法上の国民固有の権利と規定されている。参政権を持ちたければ帰化すればいい」と発言している。亀井氏は在日コリアンの職業選択差別の撤廃で先頭に立ってくれた人だが、そんな氏であってもこれには反対しているのだ。

 

差別ビジネスでメシを食う輩たち

・差別ビジネスをやっている人々は、外国人参政権が貰えたら在日外国人も住みやすい日本になると言う。しかし、真実はその逆だ。なぜなら、普通の日本人は、外国人参政権は在日外国人だけが利益を得る不当なものだと思ってしまうし、実際にそうだから。

 

30メートル超の津波が到来? 対談編:藤井聡vs前田日明 >

今年(2021年)に入って頻繁に起こる震度5を超える地震。多くの人が「ついに南海トラフ地震が起きたのか ⁉」と肝を冷やしたことだろう。地震が起きる確率70%と言われるこの地震に対して、国の対策は遅々として進んでいない。

 南海トラフの本当の恐ろしさとは何か? 防災対策はどこまで終わっているのか?地震の専門家である京大教授の藤井聡氏に前田日明が迫る!

 

・前田;逆に心配にならないほうがおかしいですよ。なにしろ、南海トラフが起きる確率って「30年以内に70%」ですよ。しかもそれは10年ぐらい前の話だったじゃないですか。

藤井;実を言うと、僕は15年以内には起こると言ってたんですね、2011年の3.11の直後に。ですから、僕のイメージでは猶予期間はあと5年ぐらいじゃないのかなと。

 

・前田;だって、静岡県から宮崎県にかけての大地震ですよ。内閣府が言っている経済的被害想定でも約170兆円。これは低めの想定で、土木学会の想定ではその何倍にもなるという計算じゃないですか。

藤井;あの土木学会の計算は僕の方で技術的にとりまとめたんですが、8倍ぐらい違いますよね。ただしもちろん違うのには理由があって、内閣府の計算は資産被害で、資産がどれだけ壊れるかだけ。でも我々土木学会が計算したのは経済被害。だから両者を足し合わせたものがトータルの被害額ということになります。それが1410兆円という数字になりますで、我々が計算した経済的損害の方は、震災後20年間の累計値です。20年間にしたのは阪神・淡路大震災で被害を受けた地域が復興するまでの期間だからです。要するに南海トラフによって日本人の収入がそれだけ減るってことですね、経済被害というのは。

前田;それだけの被害が想定されていて、なおかつ発生する時刻が朝の通勤ラッシュの時間だったら日本の働き手のほとんどが被害にあいますよ。人的被害は50万人とかじゃ済まないでしょ。100万人以上になってしまうかもしれない。日本は国家としての機能を一時失うんじゃないかとすら思うんですよ。

藤井;いや、本当にその通りですね。東日本大震災の時にも「国難」と言ってましたけど、あの時の資産被害がだいたい20兆から30兆円ぐらい。しかし、南海トラフはその何十倍にも匹敵します。原発事故のあった東日本大震災の被害の何十個分ぐらいってことですからね。

前田;そんなことになったら、復興だって簡単じゃないでしょ。

藤井;実は防災業界ではレベル1とレベル2という概念がありまして、レベル1は100年に1回のクラスの震災で、レベル2は1000年に1回のクラスです。南海トラフがレベル2の最悪のクラスで来た場合、一番わかりやすい恐ろしいことっていうのは、大阪平野がほぼ水没するんです

前田;えっ、大阪平野が水没 ⁉ 静岡、高知だけじゃなくても大阪もマズいんですか ⁉

藤井;はい、確かに一番被害率がデカいのは静岡です。被害「率」、つまりそこの土地が持っている資産の何割が潰れるのか、何%の経済が傷つくのか、というと静岡が最大の被害を受けるんですが、被害「額」は大坂が一番デカいんです。前田さんは大坂ご出身なのでおわかりになると思うんですけど、淀川をずっと津波が遡上してですね、枚方まで浸水するんですね。

 

それも6メートルぐらいの津波でそれぐらいになると言われてます。要するに生駒山が堤防になって水が止まるんですねですから、大阪も全部水没するという計算結果を、河田恵昭先生という地震の権威の先生が、最悪の場合のケースとして計算しております。

 

・藤井;こうなると大阪の資産が上町台地しか残らないんですね上町台地大阪城だとか、あとは仁徳天皇陵とかは残るんですけど。なぜ、そうなるかというと、もともと大阪平野というのは海の底で、昔は生駒山とか、石切だとか、あの辺が実は海の際だったんですよ。それが、この1000年、2000年の間に海水面が下がって、あそこら辺がダーッと土地になって、さらに近年になって埋め立てられて、いまの大阪があるんです。

前田;そういえば、大阪夏の陣、冬の陣の戦場図を見ると大阪城のすぐ近くに海岸がありますね。

藤井;そうです。それがたった400年前の話じゃないですか。で、大津波が来ると、その400年前の時代よりもさらに遡って、千数百年前の状況に大阪が戻っちゃうわけです。ただし、この想定はレベル2の最悪の場合のものですから、レベル1で来るなら、沿岸だけの浸水で収まることになります。といっても住之江だとか、堺だとかは水没すると考えざるを得ないんですが。

 

34.4メートルの津波

藤井;このほか静岡では県内の学校の耐震化を進めていて、耐震化率は99.6%になっています。防災訓練の県民参加率も119万人で全国一位と意識は高いですね。ですから、ソフトとハードともにできることはやっていますね。一方、高知はですね。34.4メートルという、とんでもない津波が想定されています。

前田;34.4メートル‼ 

藤井;高知の黒潮町ですと、最悪ケースでそういう計算が出ています。もう津波が11建てのビルの上まで来る想定なので堤防ではちょっと対応できないんです。ですから詳細な防災地図や各地区ごとの避難経路の確認と訓練、あとは最大22メートルの堅固な防災タワーを6基建設するなどして、相当危機意識を持ってやっています。あと南海トラフの場合は津波も怖いんですけど、揺れもかなり怖いですね。

 

富士山噴火と首都直下地震も連動か?>

藤井;富士山の噴火も全然想像される範囲でありまして、1000年以上前にも貞観地震という東日本大震災と同様の大地震が東北であったんですけど、その時はその3年前に富士山が大噴火しているんです。ちなみにその貞観地震の18年後には仁和地震という南海トラフ地震も起こっています。つまり、東日本と西日本での巨大地震と富士山噴火が3点セットで起こっているんです。

 富士山のもう一つの有名な噴火は江戸時代、1707年の宝永噴火です。富士山って静岡県側から見ると中腹の右寄りにちっちゃいポコッとした小山があるじゃないですか? あれが宝永の噴火でできたんです。この噴火は南海トラフ地震とハッキリ連動していまして、その7週間前に宝永地震が起こっています。で、その30年前の1677年には、東日本大震災と同じ場所を震源とする延宝八戸沖地震も起こっています。地球の歴史から言うと20年や30年というのは一瞬だってことを踏まえると、富士山の噴火と東日本と西日本の大地震の三連動って過去2000年で2回起こってるわけです。

 

藤井;例えば、昭和三陸地震が起こった10年前に関東大震災が起こって、11年後に昭和南海・東南海地震が起こっています。1611年の慶長三陸地震の4年後に慶長江戸地震、6年後に南海トラフ地震の慶長地震が起こっているんです。さっき紹介した貞観地震の9年後には、相模・武蔵地震が今の首都圏で起こっています。ですから、東日本と西日本と首都直下の三連動は、歴史的には当たり前に起こってるわけです。

 

藤井;震度7というのはあるラインよりも上のことを全部震度7というんですよ。実は耐震基準って全部この震度7の「下限レベル」に合わせています。ですから、それ以上のやつが来た時にどうなるかわからないんですよ。

 

財政均衡論の悪

藤井;なにがあってもおかしくないですよね。歴史を振り返ってみても、未曽有の災害に見舞われて立ち直れていない国って多いんですよ。例えば、ヨーロッパにポルトガルという国があるじゃないですか? ポルトガルって中世の頃は世界の大国だったんですよ。それがいまは大きな国というイメージがないくらい小国化しましたが、そのきっかけがリスボン地震なんです。大西洋で地震が起きてリスボン津波で壊滅して、そこからヨーロッパにおける覇権が崩れたんですよね。スペインとかに負けるようになっていまの凋落が始まっていった巨大地震というのはひとつの国の歴史の天国と地獄を完全に分けてしまうんですよ。

前田;日本が終わる可能性が本当にありますね。なのにこの国のトップたちは国のために金を出さない。国民のために金を出さないですよね。二言目には「国の借金が増えてしまう」とか、アホみたいに財政均衡論ばかりを言っている場合じゃないのに!

 

南海トラフ亡国論

前田;例えば、3.11の地震というのは「東北にこういうのが来そうだ、危ないぞ」という注意はあったんですか?

藤井;少なくとも宮城県沖地震は99%起こるとあの時点で言われていたんですよ。地震想定確率としては最も高い確率が計算されていたんです。

前田;99%なんていつ起きてもおかしくなかったってことですよね?

藤井;それこそ、明日、明後日起こってもおかしくないというものなので、僕は3.11の前の月の2月中旬ぐらいに仙台で講演したんですよ、「コンビナートの対策なんかをしなければあかん。本当に危ないから気をつけてくれ」と。その時は聴衆は皆「ハハハ」と笑ってたんですが………結局、全然間に合わなかったですね。

前田;東日本大震災の時も99%と言われながらロクな対策をしてなかったってことですね、国は。

 

・藤井;本当は政治家が官僚を動かすんですけど、実際のところ、霞が関・永田町をひとつの村だとするとドンはいま財務省なんです。財務省という組織が毎日毎日いろんな政治家を説得してまわって緊縮財政をやらなあきませんよ、減税なんかやったらとんでもないことになりますよ、公共事業をやり過ぎても国が破綻しますよとやっているんです。

 

・前田;うちの母親はいま姫路に住んでいるんですけど、姫路市内を流れてる市川なんかも堤防スレスレまで水が来たらしいんですよ。いつ決壊してもおかしくないぐらいですよ。それもこれまで土木工事の予算をつけてこなかったことが大きいわけでしょ。

藤井:そうですね。公共事業にはかつて15兆円程度のお金を毎年使っていたんですけど、一時期5兆円ぐらいまで減って3分の1近くにまでなってて、いまはちょっと増して7兆円から8兆円ぐらいですけど、それでもようやくかつての半分ぐらいですので、やってることと、やるべきことが正反対ですよね。

 

南海トラフ地震

これらすべてが南海トラフ地震の予兆と捉えられており、ほとんどの地震学者が「明日、大地震が起きてもおかしくない」と断言している

 こんな状況を見ても日本の政治家たちは動こうとしない。メディアも大きくは騒がない。

 本書でも対談した藤井先生は四国に34.4メートルの津波が来ると警告していたが、伊豆や伊勢にも35メートルを超える津波が来ると言っている学者だっているしかも、地震発生から津波が到達するまでの時間はわずか2分だという。藤井先生も言っていたが、南海トラフ地震震源地が陸に近いため、津波はすぐにやってくるというのだ。

 たった2分でどうやって逃げろというのか?

 このままなにもせず、大地震が起こったら、間違いなく20万、30万人の人命が失われるだろう。

 その時、政府はどう言い訳するのだろうか? 天災だとでも言うのだろうか?絶対にそんなことは言わせない。

 南海トラフ地震は2013年から危ないと言われていた大地震だ。多くの地震学者たちがずっと危険性を指摘してきた

 

そうなれば食料はどするのか? それでなくても食料自給率が低い日本ではあっという間に食料の奪い合いが始まるだろう。

 医療だってまともに機能しなくなる。そういったことをメディアはもっと伝えて、最低限、1ヶ月分の食料の備蓄、ケガをした時のための薬や包帯の用意といったことを喚起するべきだろう。

 案に相違して地震が小さかったら、それはそれでもうけものではないか。大切なことは想定外の大地震が来た時に自分と家族を守ることだ。

 日本政府がなにもしないまま、我々がしなければいけないことは自衛だ。自分と自分の家族を守るために、何をすればいいかを考え、動いてほしい。

 

 

  

(2021/10/17)

 

  

『地球の雛型「日本」は世界一切を救う』

宇宙人時空構造の特異な「場」

出口王仁三郎の三千世界テレスコープ

伊逹宗哲   ヒカルランド   2011/9/30

 

 

 

王仁三郎さんの残した「発言、文書、行動」は、日月神示と共に新しい文明世界を作るための素材となりそうです。有意の人たちに「ぜひこの本を読んでみてほしいのです」 (船井幸雄

 

神霊界の姿をこの世に移写する肉体機関と化した王仁三郎の超予言がついに炸裂するタイムラインに入ってきた

・「いよいよ宇宙一切の完成の時期になったのであるから、その過度時代に住する人間の目からは、地上一切のものが破壊され滅亡するように見えるのである」(王仁三郎)

「霊界は想念の世界であって、無限に広大なる精霊世界である。現実世界は凡て神霊世界の移写であり、また縮図である。霊界の真象をうつしたのが、現界、即ち自然界である。故に現界を称してウツシ世と言うのである」(王仁三郎)

 

序文・解説・推薦に代えて――船井幸雄

出口王仁三郎さんの予言は、日月神示と共に今後の「みろくの世」作りにおいて、必読のように思います。>

・私はよく本を読む方だと思います。一日に一冊ぐらい新刊に目を通しています。ところで、どの本からも学び考えさせられるのですが、ここ半月ぐらい毎日読み返しては考えさせられている本が一冊あります。 

 それは2010年10月31日に徳間書店から発刊された伊逹宗哲著『王仁三郎と日月神示のひな型神劇』という本です。

 その本のオビには次のように書かれています。

 

フリーメーソン・国際銀行家の世界征服を覆す神の仕組み。

 原因の世界/霊界の出来事をこの世に移す「ひな型神劇」の神業を演じた霊的巨星、王仁三郎と岡本天明日月神示)の明かされざる真実!

 

  • 世界支配者層は、「貨幣=金こそが、世界のすべての機構を動かし、私たちの生活を支え、すべての生産物と交換できる等価の絶対的社会信用である。貨幣こそが、私たちの生存を保障する唯一の手段である」と長い時間をかけて人類を洗脳し、金(貨幣価値)により人類を呪縛し続けてきた。
  • 王仁三郎は「ユダヤ神殿=ユダヤ拝金国家=国際金融財閥支配の世界」の崩壊神劇の土台を築く神業を行っていた!
  • 岡本天明は、その土台の上に「ユダヤ崩壊のひな型神業」を行っていた!「ユダヤは神の選民で、艮(うしとら)の金神(世界を立替える神)が道具に使っておられる。ユダヤは悪に見せて善をやるのや」(王仁三郎)

 

ユダヤ神殿の焼失と再生――火の洗礼を受けて崩壊するユダヤ金融財閥

・「月の宮」が、建立され約3年5ヶ月を経た1998年3月23日、「日の宮」は、突如して失火により宮続きの道場、隣の天明書画の展示室とともに紅蓮の炎に包まれ全焼し崩れ落ちた。

 この全焼は何を意味するものなのか?

「日の宮=極宮殿」は、拝金思想に満ちたユダヤ神国の神殿の雛型としての霊的位相を封印していたが、1994年法人名を「ひかり教会」より「至恩郷」へと変更し、初めて「シオン」の名を公的に登記刻印して、再びシオンの丘で、ユダヤ神国の神殿(黄金万能神を祭神とする拝金宗の神殿)としての位相の封印を解いた。

 しかし、ユダヤ黄金神の御神体はすでになく、実体のない外枠のみの皮相的な拝金宗の雛型神殿として復活した。

 

シオンの丘に鎮座する「太日月地大神」――ユダヤ黄金神から天地宇宙の主神へ

・目次代わりといっては何ですが、以下本書から記憶に残った王仁三郎さんの印象的な言葉を書きだしてみることにします。(「」は王仁三郎 ▲は私です)。

 

王仁三郎さんは1871(明治4)年に生まれた人です。亡くなったのは1948年ですから昭和23年です。そのことをぜひ念頭においてお読みいただければ、王仁三郎さんの予見力が尋常なものでないことが分かるでしょう。また王仁三郎さんは生前「わしの言ったことは100年経ったら分かる」といっていたそうですから、まだこれから分かってくる部分というのもあるかもしれません。

 

・「いよいよ宇宙人一切の完成の時期になったのであるから、その過度時代に住する人間の目からは、地上一切のものが破壊され、滅亡するように見えるのである」

▲まさにこれから起ころうとしていることを大局的に的確に捉えているように思います。

 

「経済の根本改正なさざれば、地上の国はほろびゆくべし

▲資本主義のシステムは不完全なものなので早晩終わりを告げ、新しいシステムに変更せざるを得ないでしょう。このことは私が20年前から言い続けてきたことと同じです。

 

・「皇道経済実現には、第一に自給自足の経済ブロックを創設することである。山陰ブロック、山陽ブロック、四国ブロックなどなどで、ブロック圏相互に有無相通ずることである。だんだん大きくして日本ブロック、それからアジアブロック、アメリカブロック、エウロッパブロック、アフリカブロック、オーストラリアブロック。北米ブロック、南米ブロックと大きな経済ブロックを創設して大きなブロック相互の有無相通によって、全地球の自給自足経済まで拡がって行くことが神の経済経綸である

▲  自給自足の地域独立型定住圏の構築は、LEAP/2020、ウェブボット、コルマンインディックス、日月神示などさまざまな権威ある予測機関の長期予測で一致することを、ヒカルランド刊の何冊かの本をプロデュースすることで伝えてきました。

 

・「日本は充分、天産自給の出来る国なのである。しかし、外国の物を使っていてはできぬ。日本の物だけ使わなできぬ。国によっては天産自給のできぬ国もあるが、日本には何でもあるから出来るのである」

▲日本はエネルギーさえも自給できます。聖書の暗号の解析にもあるように日本はメタン・ハイグレードの豊富に存在する国。これを活用するだけで、エネルギー自給も可能になってきます。

 

・「王仁は都市は十万になると言ふとるのでや

▲戦後の高度成長期の真っ只中を暮らしてきた人たちにとっては、この予言はナンセンスなものと捉えられたことでしょう。現在においてもたとえば東京をちょっと出た埼玉県の川口市でさえ、50万人です。王仁三郎さんはこうした十万都市が世界のあちこちに出来て、自給自足の田舎的経済圏といったり来たりするようになると予言しています。これはしかし今後のみろく(ミロク)の世のあり方とは一致する方向性です。

 

・「国家の大本は百姓をせねば総ては固まらぬ。一切のものは、工業でも商業でも農から始まるのだ、百姓は造化の神と一緒に働いとる。農業をやっていると、耳で聞かず口で教えられない教訓を受ける。だから学問に伝われぬ教育を受けとる。農をやれば政治もわかれば何でも凡てが分かる

私も農家の出です。大学も農学部を出ました。幼少より家業を手伝って育ちましたから、これは実感としてよく分かります

 

・「機械文明はあまり発達するとかえって悪いから、五六七(みろく)の代になったら発達をとめる。需要丈を生産する様にする。機械文明が発達し生産過剰になって来て、そのため工場労働者は朝から晩迄働かなくともよくなる

▲需要だけを生産することはPOSシステムの導入などですでに実現しています。いま働き口が縮小していることもこれと関係あるように思います。

 

・「みろくの世には工業家は造ったものを米と替えてもらうので、今までのように大量生産でなく手で役に立つものを作るようになる」

▲まさに実物経済です。天変地異などが予想される今後の世界ではこうした実物=食物とリンクしたシステムしかないように思います。紙幣もゴールドもバーチャルな金融も喰べることはできません。当たり前のことが忘れられてきたように思います。個性ある工業生産物への転換も日本人が一番得意とするところです。

 

・「みろくの世になっても通貨はあるが、一人十万円だけしかもたせぬ。それ以上は引き上げるので引き上げられる前に献上するようになる。(神界の神人の身魂は、その霊能の活用如何の優劣により181階級になるが上がることは出来る

これは昭和19年の言葉。このときの十万円が今のどのくらいの価値になるのか。またこの先の十万円がどれくらいの価値になっていくのか、見極めは難しいですが、今のようにお金に依存しなくてはやっていけない社会から、そうでない社会に変わっていく方向は間違いないと思います。身魂の分別もオーラなどを見ることによって、すでにある程度できる人が私の周りに多く現れています。

 

・「今までの文明はラジオ、船、飛行機(交通、通信機関)だけは残る。他は立替の時に、皆なくなってしまうのが立替や

▲軍事兵器の類はやはりなくなるでしょう。みろくの世にすでに生きていると思われるヒマラヤ聖者たちの生態をみれば、人間そのものが特殊な文明の利器です。

 

・「中空を翔ける飛行機、飛行船はすでに廃物となり、天の羽衣と云う精巧無比の機械が発明され、汽車は宙を走って1時間に5百マイルという速力だ

「みろくの世には飛行機よりももっとも良いものが出来るからだ。今の飛行機みたいにあんなことをしないでもよいようになる」

▲航空力学的に見ても飛行機がなぜ飛ぶのかということは証明できていないということを聞きました。

 

・「電気なるものは、宇宙の霊素、体素より生成したものであるが、その電気の濫用のために、宇宙の霊妙なる精気を費消すればするだけ、反対に邪気を発生せしめて宇宙の精気を抹消し、ために人間その他一切の生物をして軟弱ならしめ、精神的に退化せしめ、邪悪の気宇宙に充つれば満つるほど、空気は濁り悪病発生し害虫が増加する。

 されど今日の人間としては、これ以上の発明はまだ出来て居ないから、五六七神世出現の過度時代においては、最も有益にして必要なものとなって居る。モ一歩進んで不増不減の電気を以て電気電話に代へるようになれば、宇宙は忌はしき邪気の発生を防ぎ、至粋至純の精気に由って、世界は完全に治まって来る」

「また宇宙には無限の精気が充満してあるから、何程電気を費消しても無尽蔵である。決して、無くなると云う心配は要らぬ。また一旦電気濫費より発生した邪気も宇宙無限の水火の活動によって、新陳代謝が始終行はれて居るから大丈夫である」

王仁三郎さんは現在の電気について、人の霊性を乱すものと見ていました。原子力などの火の文明を突き詰めれば人類文明が崩壊すると予言しています。それにかわるものがあることをきちんと分かっていました。それがフリーエネルギーといわれるものなのでしょう。私の知人にはこの研究に半生を捧げている人がいます。すでに入力に対して3倍の出力を得られる装置が完成しています。理論もしっかりしています。残念なことに近々アメリカにおいて実用化されるようになりそうです。

 

・「神世になれば人民の寿命も長くなるぞよ。世界中勇んで暮らすように成るぞよ」

人の寿命はみろくの世になれば、五百歳、四百歳、三百歳、二百歳、百二十歳が最低となる

日月神示三万年の昔に返す、三十万年かもしれないぞ」といっています。太古の時代、ムーやアトランティスという良質の先史文明があったような気がします。その報告を信じるならば、寿命はだんだん短くなってきたようです。特にレプティリアンという爬虫類的異星人の人類への介入後、寿命は極端に短縮されてしまったようです。

 

・「霊界は想念の世界であって、無限に広大なる精霊世界である。現実世界は凡て神霊世界の移写であり、また縮図である。霊界の真象をうつしたのが、現界、即ち自然界である。故に現界を称してウツシ世と言うのである。たとえば一万三千尺の大富士山を僅か二寸四方位の写真にうつしたようなもので、その写真がいわゆる現界即ちウツシ世である」

またこの現界と霊界とは相関連しておって、いわゆる霊体不二であるから、現界の事は霊界にうつり、霊界の事はまた現界にうつり、幽界の方も現界の肉体にうつってくる」

「霊界の立替へ済めば現界は自然に一切立替はるなり」

今隆盛のフラクタルの概念そのものです。その大元は神霊界にあるといっています。神霊界とこの世の現実は写し鏡であって、相互に影響を与えながら相互共に進化育成していくというのが、王仁三郎さんの唱えた雛型理論です。さらに王仁三郎さんはこの雛型理論を実践の場、つまり神霊界の姿をこの現実界に移写するための雛型神劇を演じていたということです。壮大なSF小説のような話ですが、よく理解できます

 

・「日本は世界一切の中核である。文芸・宗教・教育・その他あらゆるものの枢府である。熱帯に枕し、寒帯に脚を延ばし、あらゆる気候、あらゆる土質・風土の凝集地である。即ち世界一切の小縮写である。世界の典型である。否、世界万邦の中つ国として、万国統治の中府である

地球は天球の縮図である。しかして日本国は地球の縮図である

「人間は神の容器として宇内経綸の天職がある。殊に日本人の使命は重大を極め、世界の安否、時運の興廃、悉くその責任は日本人に係るのである」

「天賦の霊魂を磨き、天下独特の霊智霊覚によりて、天然造化力の利用開発に努めると同時に、他方においては天賦の国の徳、人の徳を発揮することに努め、そして立派な模範を世界中に示さねばならぬのである」

日本国の使命を知れば、一切の宗教が蘇生するし、日本国の使命を忘却すれば、一切の宗教は滅亡するのである

▲少し前までこんなことを言えば、皇国史観の復活? 右翼? 戦前の軍国体制を髣髴するとして一蹴されたでしょう。しかし、東日本大震災を経た今、日本人の中にも驚きが湧き上がりましたが、とりわけ世界中の国々では日本人の大衆といわれる人たちの中には、輝き廃れることのない心性が宿っていることが分かりました。日本は今、原発の問題もあって、国難ともいうべき未曽有の危機のさなかにありますが、地球の縮図としての日本と日本人の自覚を復活させるまたとないチャンスでもあるようです。

 

・「このたびの世の立替は万世にただ一度の経綸なりけり

王仁三郎さんが行った神霊界の姿をこの世に移す仕事のことです。よく分ります。

「天もなく地もなく宇宙もなく、大虚空中に一点のゝ忽然と顕れ給う。このゝたるや、しみきり澄むきらひつつ、次第々々に拡大して、一種の円形をなし、円形よりは湯気よりも煙よりも霧よりも微細なる神明の気放射して、円形の園を描きゝを包み、初めて◎(ス)の言霊生れ出でたり。

 この◎(ス)の言霊こそ宇宙万有の大根元にして、主の大神の根本太極元となり、皇神国の大本となり給う」

宇宙の創生に関わる記述のようです。日月神示のマルチョンもここにつながるものだと思えます。

 

・「主の声は七十五声を生みまして天の世界を開きましけり

ヨハネ伝首章に曰く『太初(はじめ)に道(ことば)あり、道は神と偕にあり、道は即ち神なり。この道は太初に神と偕に在き。万物これに由て作らる、造られたる者に一としてこれに由らで造られしは無』と明示しあるも、宇宙の大根元を創造したる主の神の神徳を称えたる言葉なり」

「声音は『心の柄』の義にて、心の活用の生ずる限り、これを運用する声音が無ければならぬ」

神即ち声音、声音即ち万有、到底是等を別々にして引離して考えることは出来ぬ

「声音即ち精神、言霊即ち神霊」

神となるのも舌の先 鬼となるのも舌の先

言霊の舌の剣をおだやかに、使わせたまえ天津神国津神たち百の神

「言霊の生ける国、言霊の助くる国、神の造りし国」

「宇宙の森羅万象一切は、これら無量無辺の音声、即ち言霊の活用の結果」

日本人の話す日本語が一番宇宙と共鳴する言霊を持っているのだと思います天皇家の祭祀を司ってきた伯家神道の継承者七沢賢治さんの言霊の研究を私はずっと後押ししてきました。七沢さんは言霊をテクノロジーに応用するところまで、すでにやっております。言霊というのはすごいものなのです。

 

・「神は万物普遍の霊にして人は天地経綸の主体なり、霊体合一してここに無限の神徳を発揮す

「人は天地経綸の主体なり、霊体合一してここに無限の神徳を発揮す」

「天地の一切万事は完全に向かう道程にあるものと知れ」

人間は言霊を通して、天地創造と関わってきたのです。このことを人は忘れています。宇宙さえ人間は作れるところまで可能性が開かれています。それは創造者と一体の存在であるということです。予言の時代が速く去ることを私は望んでいます。人が宇宙森羅万象すべてをその思いによって創れるようになって来たとき、予言もいらなくなると思います。

 

日月神示』を降ろした神様とは?

・このあたりで、岡本天明さんを通じて『日月神示』を降ろしてきた神様の正体を探ってみましょう。ずいぶんとこわいことをいうので、そのまま信じていいものかどうか迷いますね。

 岡本天明さんがこの神様のメッセージの筆記をはじめた当初「天之日月神(あめのひつくのかみ)」とその存在は名乗っていましたが、のちに『古事記』にも登場する「国常立尊(くにのとこたちのみこと)」という神様であることが研究者たちによってわかったそうです。

 国常立尊という神様は大本教出口王仁三郎さんにもメッセージを送っていた存在であり、そこでは「艮の金神(うしとらのこんじん)」と呼ばれていました。王仁三郎さんは、この神様は天地を創造した竜神であると述べており、それを霊的ビジョンとして目撃したようすを述べています。

 

・実際にこの神様がこの世を創ったのかどうか、私にはわかりません。ある種の神話として、その偉大さを伝えようとしたと思えます。

 興味深いのは、これほど偉大に思える存在であるのに、八百万の神々からうとまれて、その地位を追放されてしまった……とされていることです。

 出口王仁三郎さんによると、乱れた世を立て直すために地震などの大変動を起こして生き物を滅ぼしたりしたため、その厳しさに耐えられなくなった神々が、国常立尊を追放して世界の東北(=艮)にあたる日本列島に押しこめたというのです。以降、国常立尊は祟神として恐れられることになったようです

 

ところが、いまふたたび世の中が乱れてきあっため、艮の金神国常立尊による世の建て直しが始まったというのです出口王仁三郎さんもそういっていますし、『日月神示』にもそのように書かれています。

 この神様が竜神の姿をしているというところに、レプティリアンを連想する人がいるかもしれません。人間の立場からすると、爬虫類や竜といった存在はいかにも無気味でおそろしく感じされるため、キリスト教などでは竜は悪魔の象徴とされていたりします。

 また、先に紹介したデーヴィッド・アイクさんの本を読んでレプティリアンに対する恐怖感を植えつけられた人も多いと思いますが、アイクさんは爬虫類の姿をした知的種族のすべてが悪や闇の勢力というわけではなく、人間の成長をサポートする存在も多くいるといっていますし、『日月神示』などにも、竜にもいろいろな種類があると説明されています。

 

・稲生さんが『聖書の暗号』から得た情報では、艮の金神とは多次元知性であり、そこにはムーの時代に崩壊を体験した存在がたくさん含まれているというのです。ふたたび崩壊を起こしてはいけないということで、一所懸命がんばって私たちにメッセージを送ってくれているようです。

 日本にはムー文明の名残があると感じているのですが、それは、艮の金神が日本に押しこめられたという話に通じる気もします。

 また、稲生さんによると、艮の金神というのはあくまでもひとつの切り口であって、アメリカではまた別の神様がいて神話や預言があり、ヨーロッパではさらに別の神様や神話、預言があり……というように、いくつもの切り口があるそうなのです。切り口はいくつもあるけれど、多次元知性の集合体としてはひとつのものですから、最終的にはムーや『日月神示』にこだわる必要はないというのが、稲生さんの説です。

 ただし、私たちは日本人ですから、まずは『日月神示』から参考にしていけばよいと思います。

 

ユダヤと日本の完全な提携」が世界を救う――ユダヤとアラブの宗教戦の収捨

王仁三郎は、白山義高に「お前は一宗一派に囚われてはならない。それだから大本教には入信しないで、皇道大本の行者になれ」と諭しました。

 そして、白山に「現代は加速度的に、一途に世界は破局に向かって進んで行く。如何なる理由を持たせるにせよ、戦争は戦争へと、全世界は戦場化して、神定の世の終末の審判は、既定の事実である。そうしない限り、戦争の原因動機となるユダヤとアラブの宗教戦の収捨はつかない」と予言しました。

 おそらく、白山は、「ユダヤと日本の完全な提携」とは何のことなのか全く分からなかったことでしょう。

 

白山吉高のユダヤと日本の提携――霊徳文明のカギ
王仁三郎は、白山義高にユダヤ遺跡の開発をして、その遺跡の聖地に日本とユダヤの旗を建て、世界に知らせることを指示しました。

 昭和27年10月、白山は、淡路島の洲本市古茂江小磯の古代イスラエル遺跡の聖地に日本の国旗とイスラエルの国旗を交叉して、広く全世界に告げました。

 

日本とユダヤは表裏一体――『霊界物語』の示すユダヤと日本の脈絡

王仁三郎は、白山に「ユダヤと日本の完全な提携」がなければ、全世界の終末的戦争は収捨されないことを予言していました。

 

日月神示』の示すユダヤと日本の相克和合――スメラ神国とユダヤ神国の和合

・故岡本三典氏(天明の妻)によれば、『日本列島に世界政府を樹立せよ』の小論文は、天明の持論であったと述べていることにより、天明は、ユダヤと日本の関係を、地上世界での最終戦後に「世界の代表的二つの民俗が和合一致して新世界を支配する」と確信していたようです。

 

みろくの世へ向けて――大峠を越える道

既存の価値体系は全て崩壊する――新時代へ、霊的覚醒により大峠を越える!

王仁三郎は、「いよいよ宇宙一切の完成の時期になったのであるから、その過渡時代に住する人間の目からは、地上一切のものが破壊され、滅亡するように見えるのである」

 今後、既存の資本主義国家、社会主義国家、大国小国、民族の区別なく政治、経済、文化のあらゆる面において、これまで人類が積み重ねてきた霊的汚穢(邪気)が噴き出し、「ミロクの世」へ向けて大掃除・大洗濯されていくこととなります。

 従って、「地上一切のものが破壊され、滅亡するように見える」のは、今までの、優勝劣敗・弱肉強食の生存競争時代が産み落とした世界です。

 

王仁三郎の世界論は、現代科学の宇宙創成論と酷似する!

・現代科学が教示(有力な仮説)するところでは、宇宙の始まり自体、時間も空間もない「無」(時間と空間を合わせた時空すら存在しない世界)が、ゆらぎ「有」(空間を持つ原子より小さい超ミクロ宇宙)を生み、この超ミクロ宇宙が何らかの原因で、わずかの間に十の何十乗倍という急激な膨張を起こし、次いで、宇宙は物質とエネルギーに満ちた超高温・超密度のビッグバン宇宙となり、我々の銀河系が120億年前くらいに誕生したとされています。

 そして、宇宙の構成は、陽子や中性子など目に見える(観測されている)物質が4%ほどで、23%が未知の物質(ダークマター)、そして残り73%がダークエネルギーと呼ばれている正体不明のものです。 

 

王仁三郎の言霊宇宙論――言霊ビッグバンによる宇宙創成

王仁三郎は、この宇宙は、言霊(75声)により森羅万象の一切が創造されたとしています。王仁三郎は、天地宇宙の創造を、「天もなく地もなく宇宙もなく、大虚空中に一点のゝ(ほち)忽然と顕れ給ふ。このゝたるや、すみきり澄みきらひつつ、次第々々に拡大して、一種の円形をなし、円形よりは湯気よりも煙よりも霧よりも微細なる神明の気放射して、円形の圏を描きゝを包み、初めて⦿(ス)の言霊生れ出でたり。この⦿の言霊こそ宇宙万有の大根本にして、主の大神の根本太極元となり、皇神国の大本となり給ふ」としており、この「⦿の言霊」によりやがて言霊75声が生み出され、万有が生み出されたと述べています。

 

言霊の活用で切り開かれる未来――森羅万象は言霊により創造される

・私たちの心の活動は、声音を介して地上現界に発現します。

 王仁三郎は、「声音は「心の柄」の義にて、心の活用の生ずる限り、これを運用する声音が無ければならぬ」としています。

 より、詳しく見るなら、私たちの心の活動は、宇宙本体の源(天地宇宙の創造神)から発せられた神の活動力の一つの現れです。

 

『言霊の生ける国』――日本は言霊の力を最も発揮する国

世界を変革する実地の運動は、世界の霊域、世界の雛型日本が中心となって進行していきます王仁三郎は、日本のことを「言霊の生ける国、言霊の助くる国、神の造りし国」と述べています。日本語は、言霊75声を発する言語から成り立っています。

 日本人は、言霊の力を最もよく発声できる民族であり、かつ、日本列島は、特殊な霊的構造を内在している国です。日本は、言霊の力が最も発揮できる国です。

 

大変動期の究極の選択は「身魂相応の道」――それは各自に与えられた過不足なき天賦の道である!

王仁三郎は、私たち人類のあるべき姿、神と人、人生の本義について端的に次のように教示しています。

 

 神は万物普遍の霊にして人は天地経綸の主体なり、霊体合一してここに無限の神徳を発揮す。

 

 王仁三郎は、私たち人類の本義を、「人は天地経綸の主体なり、霊体合一してここに無限の神徳を発揮す」としています。

 王仁三郎のこの言葉を、私は「人類は、この地上世界に理想世界を建設する主体たる万物の霊長であり、神の内流を受けて(霊体合一して)、神が各個人に与えてくれた身魂相応の天賦の能力を完全に発揮(無限の神徳を発揮)するのが、人として生れ出でたる本分である」と受けとめています。

 

天地惟神の大道を歩むとは、宇宙の理想発展の流れに身をゆだねること!

王仁三郎は、「天地の神の大道にしたがへば一さい万事楽しみとなる」と言っています。「天地の神の大道」とはどのような道なのでしょうか?

 王仁三郎は、「天地の一さい万事は完全に向かう道程にあるものと知れ」と言っています。

 この王仁三郎の教示に従えば、この現在という「時」に起きている森羅万象の現象は、宇宙一切が全て完成へと向かう道程であるということになります。

 私は、『天地の神の大道』とは、何も特別な道ではなく、「宇宙一切の森羅万象が完成時代に向かって突き進んでいる大いなる道」と受け取らせていただいております。

 今後、新しい時代に向け、あらゆる分野で変革の波が押し寄せてきます。

「みろくの世」という新時代に向かって、どんなに、地上一切のものが破壊され、滅亡するように見えたとしても、今現在、この「刹那」に起こっている出来事の全ては、宇宙全体が完全へ向う際に避けて通ることのできない道筋です。

 

今後訪れる大変革の時代に向かって、既に霊的世界では私たち各人の身魂相応に霊的指導者たちが付き添いこの難局を乗り越える準備態勢が完成しています。

 私たち一人一人が、自立しつつも険峻にして光輝く天地惟神の大道を歩みながら、理想社会の建設を目指し、身魂相応に役割を果たしていくことになりそうです。

 

朝鮮半島を発火点として東アジア戦争――朝鮮から中国そして米ロの最終戦

アメリカとソ連は必ず戦争する

・太平洋戦争の最中の昭和19年6月、保釈を受けていた王仁三郎は、中矢田農園内の一室で信者に「この次の第3次世界大戦の緒戦には、小松(※石川県小松市)は家一軒残らんぞ。よほどしっかりした信仰を持っておらんとあかんぞ」と告げました。(※著者)

 この如是我聞は、大元信者の瀬領貞道氏談・油谷靖通氏筆録によるものですが、同氏は「小松はめぼしいものと言えば、小松製作所ぐらいなもので、何故こんなことを申されるのかと思うていたが、小松飛行場がそのうち出来、現在では日本有数の自衛隊の基地になっていることを今更ながら驚いている

 

・以上の王仁三郎の予言・警告を取りまとめますと、朝鮮半島では、経済的崩壊に危機感を抱く北朝鮮を発火点とした戦乱。中国は半島の戦乱と国内の貧富の格差から来る内乱などにより大掃除(立替)されていくものと思われます。

 そして人類の最終戦は、中東発のイスラエルアラブ諸国の戦乱、朝鮮半島の戦乱を機に、ロシアと米国によって戦われ、米ロ戦の勝者は、ロシアになりそうです。

 米ロ戦の勝者がロシアということは、米国の軍事同盟国日本においては、少なくとも一時的にせよ国土の一部(北海道・東北の一部等)は、ロシアの制圧下に置かれることになりそうです。

 

今後、世界的な戦乱に日本もまた飲み込まれていくことになりますが、日本は必ず不死鳥のように復活していきます。

 そして、この日本再生の道筋が、同時に世界が新しき文明へと向かう道筋に連なっていきます。

 米ロ戦の勝者ロシアは、最終的に大三災でその国力が削ぎ落とされ、世界支配の覇権を失っていきます。

 

日本を襲う社会主義革命――私有財産の否定から神有財産への精神革命

・私たちは、王仁三郎の警告の真意を悟り、魔の想念世界へ堕ち込む

を乗り越えなければなりません。

 以下は、表面的な出来事に相違はありますが、今後の日本を含む

本質的な混乱崩壊の流れです。

 

  1. 天変地異や大恐慌の吹き荒ぶ混迷時代に、政治家は、時代を解し的確な施政を講ずることなく、あらゆる虚偽と罪悪と権謀術数を以て施政の大本となし、国民に重税を課して膏血を絞り、貧富の格差は益々拡大していくことになります。
  2. 物価は日ごとに暴騰し、富裕層と貧困層の貧富格差があらゆる生活の隅々に行き渡り、富裕層は政治家・官僚と結託して暴利を貪り、贅の限りを尽くします。
  3. 貧困層は生活難から教育、医療も受けられず、交通機関も利用できず、日夜飢えと寒さに震え、自殺者は日々急増し、下層社会は暗黒界の様相を呈していくこととなります。
  4. 民衆の憤怒怨嗟の声が騰がり、全国各地で民衆大会が頻発し国政を糾弾し、全国一斉示威運動が起こります
  5. 国家は治安維持に強権を発動し民衆を弾圧し、大規模な流血惨事を招き、独裁警察国家と化していきます。
  6. 人々は蔓延する絶望感から腐乱の国政に業をにやして暴徒化し、全国いたるところで治安が乱れ犯罪が横行し社会秩序は混乱を極め、そしてついに内外にうち続く経済戦・思想戦・世界大戦の世界情勢と呼応して社会主義革命の火の手があがることとなります。

 

 王仁三郎は、前述したとおり、日本の立替と世界の立替について、日本は共産主義により立替えられること、世界も米ロ戦争によって共産主義の天下となることを予言しています

 日本の社会主義革命は、世界の雛型日本で私有財産制の廃止を経て、国民の財産は全て公有財産となり、さらに昇華して公有財産の一切が、天地宇宙の霊妙な活動力が生み出した神有財産であるとの精神革命が起こり、やがて大家族主義的共同体社会へと向かう必然的道程として起こるのです。

 

聖人の国際会議による理想社会――新時代を担う12人の霊的指導者が出現

・新時代を担う12人の聖人が、世界大転換期(世の大峠)に向かう過程で、天変地異・飢饉・疫病・戦乱などが次々と発生しますが、私たちは神の内流を受けて神の摂理を理解しつつ、この転換期を乗り越えることになります。

 新時代を担う12人の聖人が、世界各地の神定の地で真に霊性に目覚めた人々の中から出現し、それぞれの地域で精神的救世主として人々を導き、真理と愛善に基づいた世界を築いていきます。

 

霊性を発達させる都市構造――人々は高原地帯に住み都市は10万人となる!

・「みろく世」では、人々は現在の都市型居住から、自然環境に富んだ山間自然ゾーンの高原地帯に居住することとなります。

 

都市構造は、現在のように大都市人口集約型ではなく、大都市でも10万人となり、各都市は一つの地域経済ブロックに属し、各都市に住む人々の全ての生活用品を製造し供給するセンターが各地域ブロックごとに一つ作られます。

 人々は、高度に発達した通信システムを利用し、必需品を注文するとそこで制作され、各地に送られてきます

 以上のような都市構造が、基本となり、やがて人々は、自然と同気相求め合い、同じ意思想念の者が愛の徳によって集まり、一つの団体を形成し同一住宅地域に住みます。

 

農業が中心産業となる――「みろくの世」の基幹産業と労働時間

・労働は、農業に従事することが基本となり、事実上の国民皆農制になるので、毎日国民が1時間ずつ、季節に合わせて農業に従事すれば、各自天賦的に発生する土地の生産物をもって需要供給のバランスが保たれることとなります。

 

霊徳によって治める社会の出現――基幹産業の農業を支える農村組織と政治

王仁三郎は、未来において産業は農業中心の産業構造となると言っており、その農村社会の組織について、「みろくの世」では、一人の人間が、霊徳により地域の政治経済を司る主要な役職を兼務して地域を治めるようになると予言しています。

 

「みろくの世」の労働と休暇――月に5連休の休暇を取って有意義に働く

「みろくの世」では、霊徳に富んだ者が公的仕事に従事し、人々のために最もよく働くことになるようです。

 公的仕事に従事する者は、人々のために誠を尽くして質においても、量においても最も多く働くこととなるため、午前中のみの勤務となります。

 全ての分野の労働者に対し労働休暇日は、1月の中で5連休とされます。

 人々は自由な休暇を謳歌します。

 

機械文明の発達を意図的に止める――オーダーメードの手作り品が主流となる

王仁三郎は、極度な機械文明の発達は、人間が身体的活動をとおして労働し物を製作する創造の喜びを奪うことになるので、「みろくの世」になったらその発達を止めると言っています。

 また、大規模工業製品は、ロボット工学などの発達より生産効率が上がり、かつ需要分のみ生産するため工場労働者の労働時間は極度に短縮されていきます。

 人々は、科学技術の粋を集約して小規模化・精巧化した製作機器を駆使して、需要分のみ工業製品を作り、工業製品は人々の役に立つ機能性・創造性に富んだオーダーメイドの手作り品が主流となるようです。

 農村共同体的な都市で、人々は農夫であるとともに、工業家、芸術家、科学者など多様な分野の労働に自由に参加したり、あるいは自分の特性に応じた分野で主たる職に従事することとなりそうです。

 また、工業製品の譲渡に際しての対価は食料品で決済されることとなります

 

<「みろくの世」の経済社会制度――私有財産制・租税制度の廃止

王仁三郎の想定している「みろくの世」の国家は、大家族主義を根幹とし、国家経済の根本義は国民全般に安定した衣食住を保証することを第一義とします。

 このため、私有財産は、基本的に神有財産として取り扱われ、租税制度は廃止されます

 みろくの世では、食料は、日本国内において生産されるものをもって、国民の食を養い、各戸の人数に応じて頒与されます。

 衣服は気候風土に適し、人格に応じ、職業に応じ、礼節に応じ、待遇に応じたる服制を統一して数量を定め、節制をもって過不足なく提供されます。

 住宅は、職に応じ家族の多寡に応じた家屋が供給されます

 

霊徳文明の個人資産――1人10万円しか持たせぬ

・「みろくの世」では、私有財産は制限され、人々は一定の金額しか通貨を持たず、どんなに収入を得ても一定額を超えた分は全て献上し、富より名位を求めるようになります。

 王仁三郎は、神界の神人の身魂は、その霊能の活用如何の優劣により181階級になっていると言っています。

 みろくの世では、神界と現界は、合わせ鏡のように相応して一体化するため、現界の人々は、身魂の霊性に応じて181階級になりますが、善徳に応じて自然と富が集まりますので、より善徳のある者が富を献上することとなり、階級が上がります。

 人々は、富者を見てこれを模範とし、善徳を積むことのみを考えて地上天国の建設に勤しみます。

 

・みろくの世になっても通貨はあるが、一人10万円だけしかもたせぬ。それ以上は引き上げるので引き上げられる前に献上するようになる。181階級になるが上がることは出来る。(『新月の光』昭和19年

 

高度に発達する交通と通信システム――精巧無比の飛行体天の羽衣

・世界の立替時に今の文明の交通機関・通信機関だけが、みろくの世の建設のために残され、他は全ていったんなくなり、その後新たに創造されていきます。

 交通機関としての中空を飛ぶ飛行機は廃止物となり、飛行機に該当する空中を飛行する天の羽衣という精巧無比の機械が発明されます

 さらに、新たな空中交通機とも呼べる鳥の翼のような飛行機械が発明され、人々はこの機械を体の一部のように身につけ、高く空中に飛び揚がり、空を飛びまわることができるようになります。

 現在の汽車に当たる交通機関は、時速5百マイル(804.7km)のスピードで宙を走ります。

 

長寿命の社会がやって来る………「神世になれば人民の寿命も長くなるぞよ。」

・神世になれば人民の寿命も長くなるぞよ。世界中勇んで暮すやうに成るぞよ。

 

・また、王仁三郎も「人の寿命はみろくの世になれば、5百歳。4百歳。3百歳。2百歳。120歳が最低となる」と述べています。

 

・田沼靖一教授(東京理科大学)は、人の最大寿命について、①人の平均寿命が医学水準の向上や衣食住の改善によって延びても、最大寿命はほとんど延びていない。②人の最大寿命は、せいぜい120歳程度が限界。③最大寿命は遺伝的に決まっていて、遺伝子操作や再生医療を施さないかぎりは最大寿命が延びることはないと述べています

 王仁三郎が、「みろくの世」になれば人の寿命は、「120歳が最低となる」と言っていることに注目してください。

 王仁三郎が、昭和21年の時点で、現代人の最大寿命を基準にして、「みろくの世の人の寿命」について語っているのが分かります。

 

・しかし、大本開祖出口なおは、いつごろになるのか不明ですが、この地上が大変動を起こすことを繰り返し警告しております。

 はたして、王仁三郎の予言した「みろくの世」の人間の寿命の驚異的な延びは、遺伝子工学の発展によるものなのでしょうか?

 それとも、時空の質的変動により、地球生命体に何らかの変化をもたらしたものなのでしょうか?

 

人間の本体は不老不死の精霊であり向上して天人となる――人生の本義

王仁三郎は、私たちの人間は精霊と肉体とで構成され、人間の本体は善悪両方面を持った精霊であり、肉体は精霊の容器(衣)であるとしています。

 そして、身体は盛衰があり老化して死を迎えるが、精霊は永遠無窮にして不老不死であるとしています。

 聖霊は向上して天人となり、あるいは堕落して地獄の邪鬼となる存在であり、愛の情動如何で、「あるいは天人となり、あるいは精霊界に迷い、あるいは地獄の妖怪的人物となる」としており、人は、天賦の智慧証覚を啓発して、死して神の境域に到達すべく今生を生きるべきであるとしています。

 

「みろくの世」では、霊界と地上世界の二大世界が一体化する!

・「みろくの世」に向けて、天地宇宙の邪気の凝集した想念世界が、消失していくため霊界の天国・霊国のあり様が、地上現界にそのまま現象化されるのが基本となります。

 今までの物質文明の崩壊と新しい時代の霊主体従文明の建設は同時並行的に進んでいくようです。

 

・「みろくの世」の高度に発達する科学技術は、霊主体従文明を維持する補完的なもので、人々の霊的成長の生活基盤を整える技術として発達します。

「みろくの世」では、霊界と地上世界が、有機的に一体化したかのように、天界の姿が地上の姿にそのまま映し出されて、天地が一つの世界となって宇宙が発展していくようです。

 人々の霊性が飛躍的に向上し、人々は身魂相応に天人との意志交流が日常的になされ、天人の智慧や愛を正しく接受して、天界と地上界は、真の「合わせ鏡」となり真に釣り合って宇宙はさらなる理想発展を続けていきます。

 王仁三郎は、太古の神代の黄金時代について、「太古に於ける現世界の住民は何れも、清浄無垢にして、智慧証覚にすぐれ、愛の善と真をよく体得し、直接天人と交はり、霊界も現界も合せ鏡の如く、実に明かな荘厳な世界であったのであります」と述べています。

「みろくの世」とは、この黄金時代への復帰であると同時に、宇宙がさらなる新黄金期に入っていく時代を示すのでしょう。

 

 

 

『地球一切を救うヴイジョン』

白峰   徳間書店     2008/11/30

 

 

 

メーソン最大の秘伝は出口王仁三郎「大本」にあった!

五木寛之さんの『風の王国』という小説にも、ちょっと近いことが書いてありますね。サンカの頭領の通称が大本というんです。そして世界政府の頭領の名前も日本語に翻訳すると大本になっちゃう。

 

地球は5万年遅れている

中丸薫さんが、こんなことをいっていました。

「この間、面白い人に会いましたよ。アメリカで14歳のころからアンドロメダ星にずいぶん行ってきている人です。すごく大きい母船みたいなものが地球上にあって、そこへ行ったり来たりしている。アンドロメダの母船に連れていかれて見た世界は、その1階のフロアだけでも、もう想像を絶する広さだそうですよ。中に湖あり、山ありみたいな感じでね。アンドロメダの人々は、2メートルぐらいの背があって大きいそうです。

そのアメリカ人が言うには、地球というのは精神的なレベルにおいて、アンドロメダよりも5万年も遅れている世界なんだそうです。科学的には1万年遅れている」

 

<本来宇宙は、半霊半物質が基本>

鳥インフルエンザを超える超生物兵器と中国分割案

・中国の砂漠化は、アフリカの4倍のスピードで進んでいます。国土の26パーセント、約3割は完全に砂漠です。それから、砂漠に準ずる、すなわち野菜をつくれない農地が18パーセントだから、全部で44パーセント。この進行率がアフリカの4倍のスピード。アフリカでは7年かけて、砂漠になるものが、中国ではたった2年で同じになっちゃう。

 

・2020年には中国の4割が砂漠になると予想されています。そうすると、中国は国として機能しなくなる。だから、その前に中国を全部ブロックに分けて、環境立国として再生させる方法がある。

 上海万博の後に、中国を5ブロックに分けて、アメリカみたいに連邦制にするというのが影の政府のプランです。

1、 ヨーロッパ・メーソンで3ブロック。

2、 そして完全な自由主義競争の3ブロック。これはアメリカとインド、ロシアも絡んでいます。

3、 あと、純粋な中国の3ブロック。

 

神様の最高表現とはスピード化!

・神様の最高表現に波長を合わせる為には、<スピード化する>ということが、大事な要点になるのです。高次元の番組は実現のスピードが速いのです。

・日常生活の中で、どんな仕事をするときも<スピード化>を心掛ける事が本心開発に大きく役立つのです。

 

1、限界を破ろうとする時に、本心は輝き出て来くるのです。

2、スピード化すればするほど高次元波動の番組に波長が合い、それが現実化して来るのです。

3、真剣な心に高級神霊が感応して来るのです。

4、能率的に・効率的にというのは神様の知恵・産物であって、神様の知恵に波長が合うのです。

5、全力を出した時に、神様の力が流れ入って来るのです。

6、働きが増大すれば、与える量が多くなるのです。即ち借りが減り、貸しが増えるのです。換言すれば、業想念の心が消え、本心の心が輝き出てくるのです。

 

  

 

王仁三郎と日月神示のひな型神劇』

それは国際金融資本とイルミナティ崩壊の型だった!

 伊達宗哲  徳間書店

 

 

 

 <巨人出口王仁三郎の霊能力が覚知した世界―地上世界は霊界の写しである>

王仁三郎は、私たちの世界は、五感で感知できる三次元世界(顕界)と不可視の世界(幽界)の移写された世界であり、この現界に起こる現象の有因力は霊界を源としていると教示している。したがって、宇宙の変革力は霊界より発し現界におよぶ、霊界で生起したことは、「相応の理」により、地上世界に現われる。

 

・神界と幽界は時間空間を超越して、少しも時間的な観念はない。それゆえ霊界において、目撃したことが、二三日後に現界に現われることもあれば、十年後に現われることもあり、数百年後に現れることもある。また数百年、数千年前の太古を見せられることもある。その見ゆる有様は、過去、現在、未来が一度に鏡にかけたごとく見ゆるものであって、あたかも過去、現在、未来の区別なき如くにして、しかもその区別がそれと歴然、推断されるものである。

 

 理論物理学が示唆する多次元宇宙―霊界は存在するのか?

 天外伺朗氏は、デビッド・ボームの示した「宇宙モデル」について次のように解説している。

 

 1、 我々の可視レベルの宇宙(明在系=現界)の背後にもう一つの不可視レベルの宇宙(暗在系=霊界)がある

 2、 「暗在系(霊界)」には、「明在系(現界)」のすべての物質、精神、時間、空間等が全体として「たたみ込まれて」おり、分離不可能である。

 3、 両世界は、密接にかかわり合いながら常に流転変化している。ボームの説は、王仁三郎の教示する時空間一体の霊界構造とほぼ同義である。また、最近の理論物理学は、私達が、三次元空間として認識している宇宙が、実は二次元の面に書き込まれたものである可能性を示唆し始めている。

 

 

 

『超常科学謎学事典』

―最新科学と秘教科学が謎と不思議を完全解明―

編者 秘教科学研究会   小学館  1993/1/10

 

 

 

出口王仁三郎 大本教2代目教祖

・1917年(大正6年)には、『大本神歌』とよばれる五七調の詩による予言を行なっているが、その中で明確に30年後の第2次世界大戦を予言している。しかもその戦争が、泥沼化した日中戦争から始まり、そのうちに日本を守るためにつり鐘から折れ釘までが求められること、米国の『迦具槌』(かぐつち=古事記に登場する日の神)で国土が焼かれること、戦闘機や潜水艦による戦いがあることをはっきり予言しているのだ。彼が『大本神歌』を著した頃には、まだ戦闘機や潜水艦などによる戦争は空想上のものだった。さらに、1942年(昭和17年)には信者に対して、「戦争は日本の敗け。最後に広島がいちばんひどい目にあうから、広島からは逃げたほうがいい」とも語っている。

 

王仁三郎の予言として最も有名なものは、今世紀末に起こるという大変革だ。彼は、これまで閉じ込められていた『艮(うしとら)の金神』が復活し、世の立て直しを行なうと断言する。しかも「世の立て直しの大峠には日本に火の雨が降る」といい、その大峠の直前には、世の中は次のようになっているという。

 

 “ボタン一つ押せば、江戸の芝居がどこでも見れるようになる。電話も小さくなり持ち運べるようになる。そして弾丸列車が地上に浮いて走るようになる……。

 さらに王仁三郎は、世の立て直しの大峠には戦争も勃発し、世界の人口はわずか3パーセントになってしまうという。

 王仁三郎の予言がどのレベルからもたらされたものなのかは明確には判断できない。しかし、審神(さにわ)学まで学んだ彼の予言は確かに霊能者レベルを遥かに超越している。アカシック・レコードに到達しないまでも、相当近づいたレベルにまで行ったのではないだろうか。

 

岡本天明  1897~1963>

・1944(昭和19年)、岡本天明は突如入神状態となり、その後数年間かけて『日月神示』とよばれる謎の予言詩を、自動書記によって書き上げた。天明出口王仁三郎のもとで審神(さにわ)学も学んでおり、この『日月神示』は、本来大本教に降りると予言されていた「最終予言」だといわれている。また、岡本天明ノストラダムスの転生だという強い主張もあり、彼の予言の評価は高い。

 

<ブッディ界>

・人間のブッディと同じ振動数の物資で構成される世界。神秘家の意識が貫入するのはこの世界であり、また芸術家のインスピレーションもこの世界の元型からやってくる。「おとぎの国」「妖精の国」という型で描写される世界もこの界上にあり、変わったところでは浦島太郎の連れていかれた竜宮城もこのブッディ界上にあるそうである。神愛の世界であり、一般の聖人、神秘家がこの世界の描写に終止するための「神は愛である」との結論が広まったと考えられる。

 

<ブラック・ロッジ>

・暗黒同胞団。いわゆる悪魔国のことで、人類の歴史を彩ってきたが(もちろん彼らも人間として転生してくる)、現在はホワイト・ロッジと合体しており、概念としては無効である。

 

<ホワイト・ロッジ>

・聖白色同胞団のこと。菩薩団、神々の府、超人の政府といった形で認識されてきた人間になじみ深い神々の集団である。地球ハイラーキーともよばれ、人類史を彩ってきたが、天界における正反合体(光と闇の合体)とよばれる出来事のためのブラック・ロッジと合体してしまい、現在では無効な概念である。

 

<艮(うしとら)の金神>

大本教金光教等に予言されている封印された『創造と破壊の神』。その破壊力の故に他の神々の策謀により力を封殺されたが、二千年期を迎えるにあたり人類の総決算と新時代開闢のために天帝として復活するとされる。神道における天之御中主神や国常立之命、キリスト教において「天の父」、神文学において「Z(ザイン)」とよばれるものと同一存在であると考えられる。

 

<物質化(現象)>

① 魔術的力を用いてエーテル界に存在するものを物資として認識できる状態に顕現させること。エーテル物質として認識できる状態に顕現させること。エーテル物質の振動数を降下させる作業が必要となる。

 

エーテル界に存在する精霊やエーテル体までの体しか持たぬ存在が、自らの振動数を降下させて、この物質界において認識可能な形で顕現すること。エクトプラズムもこの一種。

 

① は、サンジェルマン伯爵チベットの聖者が行ってみせたという記録が多数残っている。②には、おそらくUFO現象の一部が含まれる。いずれにせよ、長時間物質的形態をとることは不可能である。

 

<精霊界>

・スウェデンボルグの霊界関係著作群に登場する世界。

 死んで間もない新参者の霊魂が行く場所であり、ここで段階を踏んで人間生活の記憶を清算し、霊界での生活に備えるといい、第一~第三までの階層があるとする。

 秘教的には、これら三段階は、死後肉体を離脱して後に順次分解していくエーテル体、アストラル体、低位メンタル体(下位マナス)に対応する三つの界層「エーテル界、アストラル界、低位メンタル界」に対応すると考えられる。

 したがってスウェデンボルグの記述する天界は、高位メンタル界(上位マナス=魂の最下層)であると考えてさしつかえない。ちなみに上位マナス界の仏教用語は『有頂天』。多くの修行者が、この天界の最下層にたどりつくと天界のすべてを知ったとうぬぼれ出すのでこの名があるとか。

 

・精霊、妖精、自然霊、妖怪等の人間になじみのある隣人たちの住む世界。エーテル界ともよばれ、物質世界のひな形として、われわれの世界に重なり合う形で存在しているとされる。

 

日航貨物機アラスカ上空事件>

・1986年11月17日夜、アラスカ上空で、日本航空1628特別貨物便の、ボーイング747ジャンボ機がUFOに遭遇した事件。

 

 この貨物機は、パリからアンカレッジ経由で東京に向かっていたが、アラスカ上空で、2個の角型UFOに約50分間にわたってつきまとわれ、それが消えた後、直系が747ジャンボ機の数十倍、およそ4キロメートルという超巨大宇宙母艦を発見、機内のレーダーでもはっきりキャッチしたというもの。

 

<アストラル界>

・生命の「感情」と同じ振動数の物質で構成された世界。いわゆる幽霊や霊視体験のほとんどすべては、この界での出来事であり、ここには何ら信頼すべき情報はない。

 

アストラル体

・アストラル物質(感情の物質)によって構成された体であり、人間においては感情の主体となるもの。「水」で象徴され、人間の肉体(含むエーテル体)とメンタル体(知性体)との接着子としての働きが最も大きいと考えられる。今後の人間の進化成生上からは、消滅する方向にあると考えられる。「欲望体」とも訳される。

 

エーテル界>

・生体プラズマによって構成される世界。秘教科学によれば物質界の原型であり、物質界にあるすべてのものがこの界において、ほぼ同じような形で存在するとされている。妖精をはじめとする自然霊だけではなく、多くのエーテル生物が住んでいるとされる。

 

・物質界のヒナ型になるエーテル物質=気=プラズマの世界。物質界とほぼ相似形で重なり合って存在しているが、こちらの方が広大でエーテルの海に物質が浮かぶ形になっている。

 妖精、精霊は、このエーテル体までを体(たい)とする場合がほとんどで、ほとんど半不可視である。

 

エーテル体>

・プラズマによって構成された体。肉体(物質界)に生命エネルギーを供給する体でもあるが、存在の中には、たとえば妖精のように、エーテル体のみの体しか持たぬものも多い。このため彼らは、不可視であるが、エーテルは物質に近いため、条件がととのえば肉眼でも見える場合がある。また、一般に「気」とよばれているものは、エーテル体、または、エーテル流のことである。

 

<クートフーミ大師>

・ブラバツキー夫人にインスピレーションを送った大聖の一人。仏教でいう聖観音と同一存在である。

 

<ジュアルカル大師>

・ブラバツキー夫人と交流を持った三大超人の一人で、神智学の基礎となったシークレット・ドクトリンの影の著者。ブラバツキーの死後は米国のアリス・ベイリーにインスピレーションを送ることで自らの著書を20巻ほどの大作にまとめた。

 要するに神智学とは、ジュアルカルの宇宙哲学である。2人の夫人にインスピレーションを送っていた当時は老齢のチベット人僧侶であった。キリスト教でいう天使ウリエルであり、人間としては、プラトン空海聖徳太子諸葛孔明として転生しているという。

 

<超人>

・神智学の概念で、菩薩、神々、天使存在とほぼ同義。人間としての欠点を克服した(反身の問題を除いて)存在であり、人間として転生を繰り返し、歴史を主導する思想、発明、事件、革命を指導する人物となることが多い。

 

邇邇芸尊(ににぎのみこと)

天孫降臨の主役であり、西暦二千年期に再興されるという王朝の統治者として再臨することになっている存在。モリヤ大師、ミカエル、金剛菩薩と同一存在。

 

<メンタル界>

・マナス界ともいう。メンタル(知性)と同じ物質でできた世界である。人間が概念としてとらえるものは、この世界においては厳然と形を持っている。明確な思想は明確なシンボルとして存在するといった具合である。神文学においてはこうした側面を明確にするために「型霊界」ともよんでいる。

 他の界層同様七つの亜界に分かれるが、上位三界層を高位メンタル界、下位四界層を低位メンタル界とよぶ。高位メンタルは、抽象的なシンボル、思想、観念の世界。後者は、現象の構造に関係しより具体性が高い。

 

<メンタル体>

・メンタル物質によって構成された人間の精妙な体の一つ。高位メンタル体と低位メンタル体に分かれ、前者は魂(こん)に属し転生するが、後者は体(たい)に属し、死後分解する。

 高位メンタル体(高位マナス)は、現象の背後にある概念、シンボルを知る知性のこと。低位メンタル体は、いわゆる具象知性であり、現象を論理的に分析する知性のことである。「自分」という概念は高位メンタル体に属する抽象概念である。換言すれば魂の働いていない人間に「自己」はないということである。

 

モナド界>

・太陽系七界の上から二番目の界。仏教でいう大般涅槃界。空間的無の世界である。今までの精神世界的概念においては(下から段々と進化上昇すると考え)人間の意識が貫入するのは不可能とされてきたが、現代にあっては、神界・モナド界のエネルギーが直接流入する時代となり、次第にその片鱗が知られるようになった。

 

<モリヤ大師>

・ブラバツキー他の神智学系文献に登場する大師(マスター)の一人。神智学運動当時は、一光線系の大師であるとされていたが最新の秘教的情報においては既にマヌ(世界文明の動向を支配する王)に就任しており、二千年期における神政世界国家建設後は、他の神々と共に人間として世界を統治するとされる。密教における『金剛菩薩』、キリスト教における『ミカエル』、神道における『邇邇芸命(ににぎのみこと)』と同一の存在である。

 

ユダヤ人>

もともと秘教用語であり「前系人」の意味。

 つまり、現在の太陽系以前の太陽系で個霊化した霊魂たちであり、前太陽系が知性の太陽系であったため知的に非常に発達しており、また潜在意識の構造が多くの地球人とは決定的に異なる――そういう霊魂をユダヤ人とよび、ユダヤ人の氏神(民族神)であるヤハウェは、他民族との交わりを禁じた。これがユダヤ民族と他民族の確執の始まりであるという。

 

<鬼>

・想像上の妖怪、生き物とされている。頭に角を持ち、牙があり、腰に毛皮などを巻いているのが、一般的。民俗学的見地に立つと、敗れ去った古代の神、あるいは大和王権に葬られた土地の支配者と考えられる。京都の大江山に棲んでいたという酒呑童子などが有名。

 また、漂着した外国人、とくに白人ではないかと見る説もある。さらに、異界すなわちエーテル界からの侵入者と考える者もいる。

 

エーテル界存在>

・秘教学の分野では、この宇宙は波動(振動数)が異なるいくつかの界層でできていると考えられている。

 人間の場合には、こうした界層すべてにその存在があるのだが、通常はそれを認識していない。人間は「霊・魂・体」とよばれる三層の構造を持っており、その「体」の部分を低位メンタル(下部マナス)体・アストラル体・フィジカル体の三層に分けて考えられる。このフィジカル体にもさらに、エーテル体と物質体(肉体)に分けられる。

 

・人間は肉体以外にさまざまな界層を持っていると考えられているが、この宇宙には肉体を持たず、エーテル体を持った存在もいると考えられる。こうしたものを「エーテル界存在」とよぶ。ロシアのUFO研究家、アジャザ博士はこれを「希薄な物体」とよび、UFOやエイリアンとはこうしたエーテル界からの侵入者だと考えている。アジャザ博士によると、希薄な物質でできたエイリアンたちは、プラズマ状になってみたり恐竜の形になったりするのだという。こうした存在を理解するには、秘教的認識が必要となってくる。

 

<天之浮舟(あめのうきふね)>

・『竹内文献』等の異端史書に見られる、神あるいは天皇家の船。古代天王が万国(世界中)を行幸されるときに使用したが、地球規模の大変動のときもこれに乗って難を逃れた。天空浮舟と表記されることもある。

 古事記日本書紀には、天にある高天原(たかまがはら)と地上を繋ぐ「天之浮橋(あめのうきはし)という橋(梯子?)が出てくる。また「天之鳥船(あめのとりふね)」という楠木製の堅固な船もある。この二つの要素を取り入れた創作ではないかと思われる。しかし一部の研究者の間では、超古代の優れた文明の産物として、空を飛ぶ石で作られた船があったと論じられている。

 

<体(たい)>

・人間を構成する三重構造「霊・魂・体」のうち、魂の乗り物となる部分。神智学では「物質体+エーテル体」「アストラル体」「低位メンタル体」の三界層を想定している。

 

<天界>

・天の世界のこと。一般的には天国と同義であるが、細かい描写や意味していると思われる世界は、語る人物や宗教によってまちまち。

 秘教的には、霊・魂・体の人間の三重構造のうち、肉体とともに分解する運命の「体」を除く、霊・魂が存在する界層全体(ロゴス界、モナド界、アートマ界、ブッディ界、高位メンタル界)を指し、それぞれの界層(次元の違いも含む)は独自の性格を持つ。宗教、霊能者の質により描写が違うのは、その人間によって意識の達する焦点が異なるからである。

 

<天国>

・天界にあるとされる。神の統治する国、世界のこと。さまざまな宗教が地獄と対比する形でこの天国について描写するが、その記述や内容は、地獄の有様同様まちまちである。霊界について語る心霊主義の人々によっては、天界とほぼ同義で用いられている。しかし、元祖であるイエス=キリストの語る天国は、秘教的に明確な象徴語として用いられており、モナド(距霊)界を指している。

 そしてイエス=キリストが語る「天国に入る」という言葉は、モナド(距霊)上にその人間の意識が焦点化することを意味しているのである。

 

<スター・ピープル>

・B・スタイガーが造った言葉。前世が異星人で、なおかつ、幼少時から超次元的な存在と交信を続けてきた人を指す。多くの場合女性で、妖精や天使を見るようなことも多いとされている。

 

<亡霊>

・ほんらいは成仏できずにさまよう霊魂のこと。

 死後、物質界に何らかの強い執着を持っていた場合、とくに感情の主体であるアストラル体を分解し切り離すのに非常に長期間を要する。その場合には、なかなか次の転生に入れず、迷い続けることがある。これを亡霊、不幽霊等とほんらいはよびならわす。

 

<幽霊>

・死者の霊魂のこと。目に見えたり不可視であったりする。実際には幽霊とよばれるもののほぼすべてが、人間の死後、分離したまま分解を待つエーテル体(活力媒体=気の体)である。西洋の墓に半可視状の幽霊が多く見られるのは、土葬だからエーテル体が残るため。

 

<シャンバラ>

・地球というシステムを一つの生命体ともなすと、やはり霊・魂・体に相当する構造を持っていると考えられる。この場合の霊を相当する器官がシャンバラとよばれた霊府であり、前地球神サナート・クマラが主宰していた。ちなみに、「魂」にあたるのは、超人(=菩薩衆)たちのハイラーキーであり、人類一般はメンタル体、そしてアストラル体が動物、さらにエーテル体が植物、そして鉱物精霊が物質体担当と捉えられ、この地球人体の中で意志=力の器官として霊府シャンバラは存在してきた。単に概念としてではなく、ヒマラヤ地方のエーテル空間にかつて存在しており、ニコライ・レーリッヒ他の秘儀参入者はここを訪れ、あるいは霊視したと考えられる。

 しかし、現在はサナークマラは消滅し、さらに神人合一の時代(つまり、神々が人間として下生し、地上に政府を創り上げる現人神の時代)に突入したため、現在はシャンバラは存在せず概念としても無効になったと考えられる。

 

・(魔術呪術)地底に存在するといわれた伝説の王国。チベット中央アジアの地下にあるとされていた。また、南米大陸ブラジル~南極大陸にかけて、反シャンバラ(ブラック・シャンバラ)が存在したという噂もある。1920年頃、ロシアの探検家F・オッセンドフスキーがゴビ砂漠で、シャンバラ情報を持ったラマ僧に会ったという話が伝えられている。

 しかし、もちろんシャンバラは、物理的に存在するものではない。シャンバラというものは、秘教科学でいうエーテルまたはアストラル界に属する世界だと考えられている。

 

今から千数百万年前に、金星からサナート・クマラを長とする一団が地球の高位メンタル界にやってきたといわれる。神智学ではこのサナート・クマラを至高の存在と決めていた。サナート・クマラは、ほんらい単純素朴な人類に精神的な知恵を授け、その結果として人類は、わざわざ自分の中に罪を捜し求める努力をさせられる破目になり、極限まで狭い宇宙、狭い階層に閉じ込められて生きてきたのである。こうしたことが原因で、サナート・クマラは処刑され、今はすでに存在していない。魔術の世界がシャンバラに注目し始めたのは比較的最近のことだが、神智学が語るシャンバラの王サナート・クマラが存在しない以上、その力を得ることはありえない

 

<七界>

・太陽系の内宇宙は七種の次元空間で構成されているとする体験的に検証された宇宙構造論。図においては、下方から物質界(エーテル界)、アストラル界、メンタル界、ブッディ界、アートマ界、モナド界、神界と名付けられており、ヨーガ、仏教、ユダヤ密教等さまざまな秘教体系における記述は非常に類似しており、普遍性があると考えてよい。一般的な七界図においては上部ほど次元が高くなるが、じっさいには意識空間のより内側に入り込む体験となる。各界は振動数による磁場の違いとして境界を持っており、ちょうど液体と気体との関係同様同じ物質でも境界を超えると別の性質を持つと考える。

 

・重要なことは、人間がこの太陽系七界に対応するすべての次元の物質から構成された多次元同時存在として秘教では捉えていることである。

したがって人間は最も振動数の高い神と交流することができるのみならず、もともと神なのである――というのが秘教の根本的理論である。同時に人間は最終的にこの内宇宙空間を繋ぎ、天(神)のエネルギーを地上に具体化するための媒体であるとする人間観も生じる。これらの多数の階層における人間は、一般的にバラバラで統一されていない(例/頭と体が一致しない=メンタル~物質体間の連動がない)。これが完全に統一された状態を軸線が通ると称し、人間がほんらいの機能を発揮する第一段階であるいと、神文学等の新しい秘教研究者は捉えている。

 

 

 

『2011年からの正しい生き方』

天災、人災などの大激変が予想される今後数年間の対処法が分かった

船井幸雄    ヒカルランド  2011/1/10

 

 

 

11月15日の私の発信文「日本の社会、経済はこうなりそうだ」

・長年、経営コンサルタントと経営者を業としてきましたので私は、未来予測はもとより、もっとも難しいはずの近未来予測も上手なほうだと思います。

 それらは、400冊を超える拙著を調べますと90数%以上の確率で当たっていることからでも分かります。

 

 この日の発信文では常識的に考えて、これから10年間ぐらいの日本の社会経済について予測してみました。

 これは、すごく人気のあった発信文でアクセス数が一挙に何倍にもなりました。それもかなり続きました。

 

景気はよくならず資本主義は崩れざるをえないだろう

・私は、経営の専門家です。前書きで述べたように大きな社会予測、経済予測を含めて過去40年以上も90数%は未来予測を当ててきました。というより、ほとんど外しませんでした。それは400冊余の私の著書を調べてもらいますとよくお分りいただけると思います。

 なぜなら、近未来が正しく分からないと経営コンサルタントの仕事などできないからです。私の、その予測能力を調べて論評してくれた第三者の著書もすでに何冊かでていますよ。

 

「東京壊滅説」が波紋を呼んでしまった。本音が伝わる「ミロクの世」へ

・さて、2010年の7月と8月に私は、自分のホームページ上で、いささかショッキングな記事「東京壊滅説」を書きました。複数の情報源から入ってきたので、これは伝えておかなければいけないな、と思って書いたのですが、波紋を呼んでしまったようです。

 実際には恐れたようなことが起きなかったのは幸いです。しかし、聖書の暗号や日月神示に照らし合わせても近未来予測としては東京に災難が起きる可能性を否定することはできません。

 

・「東京壊滅説」をあえて書いた根拠としては船瀬俊介さんの「東京の超高層ビルに巨大地震が起こったら」と題するレポートがありました。船瀬さんは、巨大地震のさいに予想される液状化現象が首都圏のビルを襲うとどうなるのかをシミュレーションしています。

 

日月神示で思いだすのは、

「江戸が元のすすき原になる日近づいたぞ」

「江戸は人民すめん様な時が一度は来るぞ」

「江戸と申すのは東京ばかりでないぞ。今のような都会みなエド(穢土)であるぞ。江戸はどうしても火の海ぞ」という警告があることです。

 

・コルマンインデックスの研究家である高島安司さんは、最初は東京がぺしゃんこのようなところまで落ちて、それから立ち上がるだろう、との予測をしていたようです。彼は、いくつもの信頼できる未来予測法を研究・分析している予測の研究家ですが、彼によりますと資本主義システムのように壊れるものは壊れるが、新たな自律的自給自足経済圏のようなものがあちこちに立ち上がることで、上手に破壊と再生が入れ替わるという結論に至ったと言っています。

 

 

 

『ミロクの暗号』

日月神示と出雲・伊勢・シュメールで読み解く日本人の使命

中矢伸一   徳間書店  2012/1/19

 

 

 

自分がオラクルであることを思い出すだけでいい

 

ラクル(覚醒した者)

・オラクルであるということは単に超能力がつかえたり預言したりできるということではありません。それは宇宙の中心とつながる方法を知っていること。いつでもそこにいけるということです。

 

<日本人が3分の1に淘汰されるという衝撃予言>

・「いずれは日本人が3分の1になる時代が来る」と言っていたというのです。その大淘汰の時は徐々ではなく突如としてやって来るそうです。そして、「生き残った人たちが昨日までと打って変わって凄まじい光景を見て、自分が生き残ったことを後悔する日がある」と、間違いなく聞いたそうです。

 

日月神示には「何もかも3分の1になる」という警告が「たとえではないぞ」という言葉とともに、何度も出てきます。比喩とかたとえ話ではなく突如として、それこそ1日か一晩くらいの短時間に大淘汰が行われ、完了する。そんな凄まじい淘汰の原因は何なのか分かりません。

 

 

 

姫神の本』  聖なるヒメと巫女の霊力

  学研マーケティング    2007/8

 

 

 

中山みき  天理教教祖>

世界創造神の憑依により「陽気ぐらし」の理想を説く

天保9年(1838)、中山みきは長男・秀司の足の痛みを治すために、修験者の中野市兵衛を招いた。だが、加持台役が不在だったため、みずから加持台となって御幣を手にし、寄加持をしているうちに、神憑りとなった。「我は天の将軍である。元の神・実の神である。この屋敷(中山家)に因縁あり。このたび世界一列をたすけるために天降った。みきを神の社に貰い受けたい」

ふだんのみきとはまったく異なる、神々しい威厳に満ちた声であったという。

 

・また、みきに入り込んだ神は、世界の創造神で人類を守護しているとされ、親神(天理王命(てんりおうのみこと))と称される。

 

・以後、みきは家財などを貧窮者にどんどんほどこしたため、中山家は世間的には没落の一途をたどり、資産はほとんど底をついた、みきは狐に憑かれておかしくなったとみられていたほどである。しかし61歳の時に、「帯屋許し」と呼ばれる、お産に関する呪術的な安産の助けを行ったのを手はじめに、安産と病気治しの生き神として評判になった。

 

・慶応3年(1867)、側近らによって、神祇管領の吉田家から布教の免許を受けたが、明治維新後は正式に認可されるまで、明治政府により邪教として扱われ、前後18回も検挙されるなど、弾圧をこうむった。みきは高齢であったにもかかわらず、警察で虐待や拷問を受けたが、彼らを非難することは一度もなかったという。

 

・晩年は、親神の啓示とされる『みかぐらうた』『おふでさき』などを著し、人間世界の創造を説いた神話『こふき』(泥海古記)をまとめ、中山家の土地の一点を、親神が鎮まる「ぢば」(世界人類の発祥の地とされる)と定め、そこに人類救済のシンボルである「かんろだい」の建設を計画した。

 

出口なお  大本教開祖

世界の立替え立直しを啓示した膨大な「お筆先」を残す

出口なおが、明治25年(1892)旧正月5日、京都府綾部の自宅で突然、激しい帰神状態となって発した神示(「初発の筆先」)のはじめである。艮の金神国常立尊)がなおに神憑り、世界の「立替え立直し」と、理想世界の実現を啓示した宣言というべきものであり、これによって大本教がはじまった。

 この年の元旦の夜から前兆はあった。霊夢が毎夜続いていた。初発の神示が降りてからは、昼夜を分かたず帰神状態となり、13日間、食事をとることもできなかった。

 

明治26年、綾部で原因不明の火事が相次いだ。おりもおり、なおは神憑って、「今のうちに改心いたさねば、どこに飛び火がいたそうも知れんぞよ」と大声で叫んでいた。そのため、放火の疑いをかけられ、警察署に留置されて、40日も座敷牢に閉じ込められてしまったのである。

 

大本教が国家に弾圧されたのは、なおの昇天後である>

・すると艮の金神は、「なおよ、筆で書かすから、筆をとれ」と伝えた。なおは困惑した。文字を書けなかったからだ。しかし艮の金神は、「お前が書くのではない。神が書かすのである」と言う。なおはなにかを書きたい衝動にかられた。そして、座敷牢の床に落ちていた古釘を手にすると、その柱に文字を書きつけていたのである。

 

・そのうちに放火犯が逮捕され、疑いが晴れたなおは、出牢後、堰を切ったようにお筆先をはじめるのである。以後、神の言葉が原則として文字によって伝達されることになり、半紙で5万枚以上といわれる膨大なお筆先は、後年、娘婿の出口王仁三郎によってまとめられ、『大本神論』として発表された。

 

 

 

王仁三郎の霊界物語大預言』

富士山大爆発とミロク神人種誕生の神ドラマ

   海野光彦  徳間書店   1995/11

 

 

 

ミロク神人種だけが「黄金のそりはし」を渡る!

・国祖、国常立命は、太古の昔、地球主宰神の位についていたが、悪魔の謀議によって艮(とどめ)の地である日本列島に押し込められた・・・。では元の地球主宰神・国常立命の本拠地はどこにあったのか。

実はそれを解くヒントが『霊界物語』冒頭にのっている。

次に紹介する黄金のそり橋だ。

 

・黄金のそり橋は、太古の昔、亜熱帯の中央アジア・ゴビ海に浮かぶ白島にかかっていた。造り上げたのは、太古の地球主宰神サナート=クメラだ。サナート=クメラは、国常立命の別名に違いない。

 黄金のそり橋のかかる白島には、地球主宰神の黄金宮殿が澄みわたった青空にひときわ美しく輝いていた。

 

・そうしてこの橋を渡ると直に自分は、エルサレムの聖地に着いた。この聖地には黄金と瑠璃(めのう)とかいう宝の珠玉をもって雄大な、とても形容できない大神の宮殿が造られている。(霊界物語第1巻より)

 

・この神都の現界への移写が、かってゴビ海に浮かぶ『白島』に現れていた。

地球主宰神・国常立命が納める黄金の神都から数多くの『ミロク神人種』が世界各地に旅立っていった。

 

日月神示やヒマラヤのミロク神人種が示すように原水爆の高熱やマイナス数十度の酷寒でも耐える超人体を保有する神人が日本を始め、世界各地に渡り、万物調和の理想郷すなわち『ミロクの世』を築いていたのだ。

 それが世界各地で潜伏する悪神の決起で灰と帰し、世界が泥海になったことが『霊界物語』に書かれている。

 

・しかし、王仁三郎が死をかけて、大日本帝国政府と戦い、厳しい特高警察の目をかいくぐって口述筆記した『霊界物語』は、世紀末、各種の予言の中でひときわ異彩を放っている。

 

・核の炎、核の冬、恐るべき極反転に伴う大地殻変動に負けないミロク神人種が21世紀に日本を中心に誕生することが『霊界物語』には秘められていたのだ。

 

・彼らだけが鶴仙に乗り、輝く肉体を霊化させ、『黄金のそり橋』を渡り、国常立命の治める神界の大都に結集することができる。

 

霊界物語』はテレポートと魂の旅行で作られた

・それにしても『霊界物語』はあらゆる点で人間の常識を超えている。

最初に脅かされることは、口述筆記の驚異はスピードである。一巻をわずか3日で書き上げている。81巻、83冊からなる『霊界物語』に集大成していくが、最初から最後まで口述のスピードは変わらなかった。

 

・原稿用紙にして約10万枚でひとまず完成するが、王仁三郎は全120巻を予定していた。だから3分の2で彼は口述を終わったことになる。しかも、筆記中に王仁三郎は一冊の参考書も見なかった。

 

・ゴロリと横になって少しイビキをかいたかと思うと、王仁三郎の口から真珠のきらめきのごとき不思議な物語が紡ぎ出される。

 

50世紀まで見通す人類最大の「予言暗号書」

王仁三郎は50世紀の未来を見通した

・「24世紀の今日は、天国浄土の完成時代だ。中空をかける飛行機、飛行船はすでに廃物となり、天の羽衣という精巧無比の機械が発明され、汽車は宙を走って、1時間に5百マイルという速力だ。蓮華の花は所狭きまで、咲き乱れ、何ともかとも知れない黄金世界が現出しているのだ」  (『霊界物語』第14巻8章より)

 

王仁三郎はミロク浄土の完成を目指していたが、それは24世紀、今から約3百年経なければ、本当のユートピアは生まれないと予言している。ミロク超科学文明が生まれると、黄金のUFOが大空を飛び交い、世界中に美しい花が咲き乱れる。これは彼の予言の中で最も楽観的なものである。

 

・さらに王仁三郎は、はるか50世紀頃の人類の様子をも透視している。

「何、神界ばかりか、現実もこの通りですよ。一番図抜けて大男といわれるのが、3尺(90センチ)内外、1尺8寸(54センチ)あれば、一人前の人間だ・・・。

少しも手足を使わないものだから、身体はおいおい虚弱となってしまい、もはや50世紀の今日では、こんな弱々しい人間になってしまった・・・・。

れと反対に6尺(1.8メートル)以上の体を持ち、現幽神界において神の生宮として活動しているミロク人種もありますよ

   (『霊界物語』第3巻20章より)

 

・つまり50世紀の人類は、ほとんど小人で頭脳だけの存在になっている。脳をある種の液体に入れて、スーパーコンピューターをつなぎ、あらゆる指令がコンピューターから出される。

 

 一方、普通以上の体を自由自在にテレポートさせ、現界と霊界を行き来するミロク人種も少数存在する。現代から見れば、完全なSFの世界である。

 

・50世紀の交通機関は奇妙なことに黄金の翼を人間に直接取り付けて、超高速で飛ぶようになっている。

 

・すなわち、松彦は、「みな様、しばらくお待ちくださいませ。空中交通機を上げませう」と又もや指先にて空中に、何事か記す其の刹那、金色燦然たる鳥の翼のごときもの四組、何処ともなくこの場に降り来たりぬ。「サァー、これを御着けなされ」と言ふより早く自然的に四人の肩の辺りに、金色の翼はピタリとくひつきたり、四人は一度に、「アア、これは立派だなァ」と羽ばたきを試むるや、身はますます高く空中に飛ぶ揚がり一瀉千里の勢をもって電波よりも早く、西の空を目がけて進み行く。            (『霊界物語』第15巻21章)

 

・このように王仁三郎の世界はまことに幅が広い。超古代から50世紀のはるかな未来まで見通した彼のような予言者は世界中どこにも存在しない。だからある面では、シャカ、キリストさえも超えた予言を述べていたことになる。

 

 

 

『バシャール2006』  バシャールが語る魂のブループリント

 ダリル・アンカ   VOICE

 

   

 

 バシャールとは、地球の時間で3000年後の惑星エササニの多次元的存在>

・「ワクワクする気持ち、情熱に従って生きる」とは、学んで身につけることができるひとつのスキル、能力です。 

 

 エネルギーの中から変化が起こり、第二の天性へ

・みなさんの根本的なエネルギーを変化させると、実際に肉体にも変化を起こすことになります。

まずはスピリットとしての「電磁的なエネルギーの波動」が変わります。

 

 「大いなるすべて」と調和した波動で生きる

 「情熱に従って生きる」とは、つまり「本来の自分自身の波動で生きる」ということです。

 

・皆さんがもっともワクワクすること、魅かれるもの、もっとも情熱を感じること、それらはすべて「自分自身でいる」という人生の目的の「表現」なのです。

 

 <光と闇の原則>

 光と闇の中に必ずある「選択の自由」

 「闇を無条件に愛する」

・みなさんは闇―対立や葛藤、痛み、苦しみ、怖れなどーを経験することを怖れますが、実はみなさんは自分が望むだけの暗闇を経験することを、光によって許容されているのです。

それは、光は知っているからです。

 「対照となる闇が存在しなければ、誰も光を光として認識できない」ということを・・・。

ですから、光は闇を無条件に愛しています。

つまり、みなさんが闇を無条件に愛しているときには、闇を経験する必要がなくなるのです。

なぜなら、そのときあなたは闇をも光と同じように価値あるものとして扱っているからです。

 

・どれだけ暗い状況に見えたとしても、常に光とつながることができるのです。

・これは大きなパラドックス(逆説)ですが、「闇を無条件に愛する」ことは、「情熱に従って生きる」というスキルの中に含まれているのです。

 

 <死に対する怖れを手放す。死ぬタイミングは自分で選択している。>

・みなさんは自分で選択したタイミングよりも早く死ぬことはありません。

 

・「情熱に従って生きていく」とは、つまり、「どんなときも本来の自分自身、“大いなるすべて”の波動と調和した波動でいようとすることなのだ」とわかるでしょう。そして、その波動でいるとき、もっともリスクが小さいのです。

 

 <現実創造回路―「現実」はこうしてつくられている>

・みなさんは、ある現実を経験しているわけではなく、「無条件の愛の中に存在している」という唯一、「本当の現実」を、自分のフィルターを通して経験しているにすぎないからです。

 

 <まず自分が、「笑う」>

・「現実」が笑うのを待ち続けないで、あなたがまず笑ってください。「現実」は鏡に映ったあなたの反映です。先に笑うことはできないのです。

 

 <起きることはすべて自分の意識の一部>

 <つらさは観念を見つけるチャンス、まずは受け入れる>

・「状況がどのように見えるか」という問題ではなく、「状況がどのように見えたとしても、自分はどう感じることを選択するか」という問題なのです。

 

 

 

『本音で生きよう』

いままで77年余り生きて来た私の反省

 船井幸雄   ビジネス社   2010/9/10

 

 

 

 人類の歴史を今後についての現時点での私の仮説

・しかし、数万年前からというのなら、私なりの仮説をつくれそうです。平和でのんびり暮らしていたと思える地球人のところへ、レプティリアン系の非常に優れた科学能力を持つ「知的種族」が乗り込んできたようです。

 

・宇宙には多くのレプティリアン系の知的種族がいたようですが、その大半は友好的かつ好意的な存在のようです。

 

・が、4万~5万年前くらいから、彼らは、地球人を支配しようという邪な考えにとりつかれたような気がします。地球人類と混血しましたが、実際の姿を地球人に見せなくなったようです。

 

・一方、地球人全体の歴史や個々人の発展のプロセスは、ニルバーナにあるアカシックレコードに数万年前から、創造主の意図を受けた地球人のアカシックレコード担当の神々によって記録されていて、それにしたがって地球や人類の進化が図られてきたのだと思えます。

 

・そして、今度こそは、地球人を完全支配するために(旧約)聖書を残し、その数千年後から自ら神と称し、お金というものをつくったり、フリーメーソンなど秘密結社の組織化などいろんなことをやったようです。創造主がこのようなことを許したのは、ムーやアトランティスにあった生け贄の儀式が「宇宙の理」に反するものであったからだと思います。

 

・そして、天災や人災はまだ多くあり、人類の大困難もあるでしょうが、早ければ2020年ごろまでに日本人の「有意の人」が中心となり、「フリーメーソンイルミナティ派」も抱き込んで、彼らの知恵も活用になりそうだと読めます。

 

・たぶん、第3次世界大戦や第4次世界大戦や起きないでしょう。核戦争も起きないでしょう。ここまでは、私でも99.9%確信を持って話せそうです。

よほどの変わったことがない限り、人類は大本神論や日月神示にあるような「みろくの世」をつくれるのではないだろうか、と思っています。あと3000年~4000年くらいは創造主が地球人類を見守っていてくれそうです。我々は、まだそのようなレベルです。これはアカシックレコードから分かります。

  しかし、その頃は、アカシックレコードも不要になり、地球人類すべてが優良星人として宇宙の進歩に100%貢献できるようになるはずだ・・・・と思えて仕方がありません。以上が私の現時点での仮説です。

 

 

 

『未来を透視する』

ジョー・マクモニーグル  

ソフトバンククリエィティブ 2006/12/26

 

 

 

遠い未来の日本

千年先の未来、三つの巨大都市を持つ島が太平洋上に見える

・千年先のはるか遠い未来、三つの巨大都市を持つ島が太平洋上に見える。今日の日本からは大きく様変わりしているようだ、残っているのは、現在の国土のほぼ90%だけで、北海道の半分と九州のほぼまるごとは見当たらない。

 

・三つの都市はまるで水晶かガラスで出来ているようで、宝石のように日の光を浴びて多種多様な色を帯びている。都市と都市の間に広がる農業地帯は、山地にまで及び、ありとあらゆる種類の緑で覆われている。濃い紫色の海は穏やかそうで、海岸線に沿って白波が砕けているのも分かる。

 

・日本は未来の地球でも、すこぶる順調に繁栄しているという感じを強く受ける。もちろん、千年昔の日本がそうであったように、千年後の日本も今とは似ても似つかないだろう。しかし、日本の精神は脈々と息づいているし、今後も力強くありつづける。それが何より大事なことだ。現在の私たちが、塵に返ったあとも、日本文化は長期にわたって生き永がらえていくことだろう。

 

千年後の地球、西暦3000年、都市

こうした都市を見る限り、世界人口は現在の6分の1くらいにまで減少しているようである。

 

税金はなく、戦争もない。国際法廷の下した決定は、すべての人が尊重する。どうやら23世紀と24世紀に起きた大戦の名残りのようだ。

 

 

 

『世界現代怪異事典』

朝里樹    笠間書院  2020/6/22

 

 

 

世界には、怪異や妖怪、妖精、怪物などと呼ばれる、不思議なものたちが跋扈しています。それらは人々の間で語られ、記録され、創作され、その国々の文化や宗教、娯楽などに多大な影響を与えてきました。そしてそれは、21世紀を迎えた現代でも変わりません。本書は、主に20世紀以降の時代を舞台に語られた、現時点では常識から外れていたり、明確にその実在が証明されていない存在や現象を集めた事典です。

 

ピー・カープセン

・タイに伝わる怪異。名前は土地の境の精霊を意味するとされ、大気中に存在し、山沿いや森の端、洞窟、水中、木の上などを自在に行き来するという。

 

ピー・カモート

・タイで語られる怪異。鬼火と訳されるピーで、大きな光の輪として現れる。夜中、水のあるところで揺らめいているとされ、近づくと消えて背後に現れるなどして旅人を惑わすが、それ以上の危害を加えることはないという。

 

ピー・クマントーン

・タイに伝わる怪異。子どもの姿をした精霊で、母親が胎内に子どもを宿したまま亡くなった際、その子どもがなるとされる。この精霊を招くことができると家や仕事を災難から守り、繁栄・繁盛させてくれると考えられている。

 

ピー・ゴーンゴーイ

・タイで語られる怪異。一本足のピーとされ、森林に出現する。どこに行くにも片足で跳んでいくといい、シューシューという声を出す。眠っている人間を見つけると足の親指のところから血を吸うとされる。

 

ピー・サオ・トック・ナムマン

・タイに伝わる怪異。樹液の滴る樹木に宿るとされている精霊で、この精霊がいる木を木材にして建造物を造ると祟られると言われている。

 

ピー・ターイホーン

・タイに伝わる怪異。変死者がピートなったものとされ、普通のピーが人を脅かしたり化かしたりするのがせいぜいなのに対し、人間の首の骨を直接折るほどの力を持つという。

 

ピー・トゥアイゲーウ

・タイに伝わる怪異。降霊術の一種で、辺りを漂う霊を呼び出し、質問に答えてもらう儀式とされる。

 

・高田胤臣著『亜細亜熱帯怪談』にある。同書でも指摘されているように日本のこっくりさんに類似した占いだが、西洋の降霊術が由来とされるこっくりさんと異なり、ピー・トゥアイゲーウは中国の扶箕(ふき)が元になっているという説があるようだ。

 

ピー・ハー

・タイに伝わる怪異。同国において妖怪や精霊などの総称であるピーの一種で、コレラをもたらすピーであるとされる。

 

ピー・バーン・ピー・ルアン

・タイに伝わる怪異。家の守り神とされる存在で、木に宿っていた精霊が、その木が材木となった後もそのまま宿り続けているとこの精霊に変化するという。

 

ピー・バンパブルット

・タイで語られる怪異。祖霊を意味する名前で、死んだ人間はピーとなり、どこへ行くともなく身内の家をさまよう。これがピー・バンパブルットだという。

 

ピー・ブーム・バーン

・タイに伝わる怪異。村落を守護する存在で、タイの人々は土地の開発や耕作の開始、収穫などの重要行事が行われる際、供え物を奉るための供養塔を建てる。そしてこれに棲むとされるピーやテワダーに加護を祈るが、こういった存在は土地を領知する存在として認識され、ピー・プーム・バーンと称されるのだという。

 

ピー・プーム・ムアン

・タイに伝わる怪異。国の守護神とされる存在で、国家や都市の守護者として祀られる。また、特に首都の守護者として語られる場合は、「プラ・プーム・ムアン・ルアン」と呼ばれるとされる。

 

ピー・プラチャムクロープクルア

・タイに伝えられる怪異。「身内霊」などと呼ばれる存在で、祖先の霊であるピー・バンパブルットたちが子々孫々からなる村を守る霊の一群となったものを指し、タイの北西地方に伝えられているという。

 

ピー・プローン

・タイに伝わる怪異。タイ北西地方で語られるピーで、夜中になるとゆらりゆらりと光を放ちながら現れ、好んで人肉や汚物を食うという。また人に乗り移る能力を持ち、ピー・プローンに唾液を吐きかけられた人間はピー・プローンになってしまうとされる。

 

ピー・ペート

・タイで語られる怪異。いわゆる餓鬼のことで、何種類もいるが、なかでも有名なのは針ほどの小さな口しか持たないピー・ペートであるという。

 このピー・ペートはその小さな口のために血や膿しか食すことができず、痩せている。背は高く、首は2メートルもの長さがあり、細長い舌を口から出して「キーキー、ヒューヒュー」と甲高い鳴き声を上げるという。

 

・餓鬼は仏教において語られる、六道のうち餓鬼道に落ちた亡者の成れの果てで、『正法念処経』などにおいては何十種類もの餓鬼が記されている。

 

ピー・ポープ

・タイで伝えられる怪異。「肝食らいのピー」と訳される通り、人の肝を食らう妖怪とされる。見た目は人間と変わらないが、人が誰かを呪うと、その人間の体内に入り込み、棲み着く。そこでその人間が食べた物を食らいながら、最終的には肝臓や腎臓などの臓器をことごとく食べてしまう。またピー・ポープに取り憑かれた人間は虚ろな目をして人を真っ直ぐ見なくなるため、すぐに分かる。

 

ピー・ポーンカーン

・タイで語られる怪異。猿の姿をしたピーで、尻尾が短く、常に上唇をめくり上げ、歯を見せているという。普段は動物たちが塩を舐める場所に生えている大木の上に棲んでいるが、眠っている人間を見つけると忍び寄って血を吸うのだとされる。

 

ピー・ラン・グルオン

・タイで語られる怪異。タイ南部で伝えられていたという妖怪で、一見人と変わらない姿をしているが、背中ががらんどうとなっている。そのため臓物がすべて見え、さらに体内には虫がうようよと這っている。

 このように気味が悪い姿をしたピーであるが、人に大きな危害は加えないという。

 

プーケットの亡霊

・タイで目撃される怪異。タイ南部にあるビーチリゾート、プーケットにおいて目撃される亡霊で、津波の犠牲者たちであるとされる。2004年12月26日に発生したスマトラ沖地震による大津波プーケットに押し寄せ、5000人以上が犠牲となった。それ以来、死んだことに気付かずビーチで遊ぶ観光客の白人たちの声が聞こえる、亡くなった友人が目の前に現れた、といった怪談が囁かれるようになったという。

 高田胤臣著『亜細亜熱帯怪談』にある。日本でも東日本大震災の後、津波の被災地で度々亡霊が目撃されるというということがあった。多数の死者が発生した現場では、地域にかかわらず怪談が語られるのだろう。

 

ブラックレディー

・フィリピンで語られる怪異。その名の通り黒い女性の姿をした怪異で、セブ島でよく目撃されるという。基本的に悪霊、もしくは魔女だと考えられているという。

 

プレート

・タイで語られる怪異。プレートとはすなわち餓鬼のことで、背が異様に高く、あばら骨が浮き出るほどの痩身で、首は長く、肌はどす黒い。口は針のように細く、食べ物を食べることも言葉を発することもできない。

 

ペッブリー通りガス爆発事故の幽霊

・タイで目撃される怪異。1990年にバンコクペッブリー通りで発生した交通事故に起因する怪異譚で、この事故で犠牲になった人々の霊が、道行く人々を下から引っ張るのだという。

 

ホテル〇の亡霊

・タイで語られる怪異。バンコクの歓楽街、ナナにあるという「ホテル〇」は心霊スポットとしても有名で、何度も幽霊が目撃されている。

 

ホワイトレディ

・フィリピンで語られる怪異。同国全土に出現する幽霊で、白いドレスを着た髪の長い女だという。それ以外の姿は地域によって異なり、顔のパーツがないのっぺらぼうのようだったり、鋭い眼光で睨みつけてきたりする。その正体に関しても様々な説があり、殺された女の幽霊である、交通事故の犠牲者である、などとされる。

 

マナナンガル

・フィリピンのシキホル島に伝わる魔女。昼間は女性の姿をしているが、夜になると正体を現し、上半身を下半身から切り離して蝙蝠のような翼を生やし、飛び回るという。人間の赤子の血を好み、長い舌でその血を吸ってしまうと言われている。

 

真夜中の軍歌

・台湾で語られる怪異。ある小学校では、夜の12時になるとすべての明かりを消すがそうすると四方から日本の軍歌が流れ、深夜2時になると聞こえなくなる。そのためこの時間学校に近づく者はいないという。

 

ミゲー

ブータンで語られる怪異。いわゆる雪男で、体の大きさは人間の倍以上あり、全身が毛で覆われているという。またその体からはひどい悪臭がするとされる。

 ブータンには怪我をして尼僧に助けられたミゲーの話や、山でミゲーと遭遇した男が、ミゲーがタバコを吸う様子を真似し始めたため、火縄銃を吸わせて弾を発射し、退治した話などが残る。また現在でもひどい吹雪の日には、ミゲーが里に下りてくると信じられているという。

 

ミルゴラ

ブータンで語られる怪異。ヒマラヤの深い森に棲む人間によく似た生き物だが、手は長く、体は毛に覆われているとされる。昼に森で人々が作業をすると夜になってから出現し、昼間人間が行っていたことをそっくり真似するという。

 

ムノチュウ

・インドに現れる怪物、亀もしくはフットボールに似ていると形容される謎の物体で、人間に遭遇すると襲い掛かり、口元に爪を立てて肉を引きちぎるという。

 並木伸一郎著『未確認動物UMA』によれば、2002年6月から7月にかけて目撃されたという。また、目撃者の証言では全身から光を放っていたとされ、生物ではなく機械だと語った被害者もいたようだ。

 

メー・ジェラマニー

・タイで語られる怪異。同国の首都、バンコクにあるモルタルの柱に宿る女性の精霊で、樹液や油の滴る樹木や柱に宿る精霊、ピー・サオ・トック・ナムマンの一種と考えられている。

 

メーナーク

・タイで語られる怪異。同国では誰もが知る怪談『メーナーク・プラカノン』に登場する悪霊で、1870年前後に実際にあった事件に登場する存在として信じられている。

 

・高田胤臣著『亜細亜熱帯怪談』にある。同書によれば、この物語は映画にもなっており、タイで大ヒットを記録したという。

 

モンキーマン

・インドの首都、ニューデリーに出現得したという怪異。上半身が黒い体毛の猿、下半身が人間と言うような姿をした怪物で、体から赤や青の光を放つという。体長は1メートル40~60センチほどと人間に近く、鋭い爪で人を襲うとされる。

 2001年4月、モンキーマンは夜のニューデリーに現れ、連日現地のメディアを騒がせたという。また、地元では猿型のロボットが正体である、という噂も語られていたようだ。しかし次第に目撃者は減少し、いつの間にか事件は沈静化したという。

 

モンキーメン

ビルマ(現ミャンマー)に現れたという怪物。メコン河付近の密林に出現したとされ、身の丈3メートル以上、カーキ色の体毛を生やしており、赤ん坊の泣き声のような声を上げるという。

 

野人

中国で語られる怪異。中国語で「イエレン」と発音する。人間に近い体格で二足歩行をする猿のような動物で、湖北省神農架地区で目撃されたものが有名。この地区では野人の目撃が多発しているほか、よく足跡が発見されるという。また1950年代には、野人に攫われた女性が村に帰ってきて、野人の子どもを産んだ、とされる事件が起きている。この子どもは「猴娃(こうあ)」と呼ばれ、出生時から全身に体毛が生えていたという。また成長するにつれ頭部が小さく、三本の隆起がある、腰を曲げた独特の姿勢で歩く、といった特徴が見られるようになった。猴娃

は1998年に病死したが、生前その姿が映像に記録されている。

 

・1940年頃には既に目撃情報があるという。また、猿人のような姿をした妖怪は中国に古くから伝わっており、実吉達郎著、『中国妖怪人物事典』によれば、紀元前4世紀から紀元前3世紀頃に書かれた『山海経』には、人のように歩く猿のような妖怪「猩猩(しょうじょう)」について記されているというまた16世紀には女性を攫う猿の怪として「玃猿(かくえん)」という妖怪が『本草綱目』に記されている。この猿が女性を攫うのは子を産ませるためで、子を産むと元の家に帰すものだと考えられており、先に書いた猴娃の事例と似ており、『中国妖怪人物事典』でも野人や野女の話が玃や「しゅう(人間の男を攫って子を産む猿の妖怪)」と類似していることが指摘されている。

 

スタウルの巨人

・オーストラリアに伝わる怪異。体長2メートル50センチほどの巨大な恐ろしい人間の姿をしており、鉱山の町スタウルに出現する。主に民家の庭や台所に出現し、1970年代だけでも10もの家族がこれを恐れて土地から逃げ出したという。

 

アフリマン

・主にヨーロッパで語られる怪異。悪魔の一種で、元はゾロアスター教におけるアンラ・マンユ(アーリマン)のことであるが、19世紀から20世紀にかけての哲学者、人智学者であるルドルフ・シュタイナーによってルシファーと対立するデーモンとして語られた。嘘の王、闇の支配者、亡霊じみた地上の君主などと形容され、人間に霊的なものではなく、物質世界とそれに基づく肉体的欲望のみがもっとも重要であるという嘘を信じ込ませることが目的とされる。またシュタイナーは、このアフリマンはメフィストフェレスと同様の存在であるとも語っている。

 

ウァーリング・ウィンパス

アメリカで語られた怪物。テネシー州のカンバーランド高原に棲み着いているとされ、その姿はゴリラに似ているが、体長は2メートル以上あるという。

 

・同書に登場する他の怪物たちと同じく、アメリカの開拓期に開拓に関わった人々が焚火を囲んで語ったというトール・テール(ほら話)に出てくる怪物のひとつと思われる。

 

エイプマン

アメリカに現れたという怪物。カリフォルニア州のボレゴ・スプリングでハロルド・ランカスターという人物が埋宝を探すための試掘をしている際、彼に近づいてきたが、ピストルを空に向かって撃って威嚇したところ、逃げて行ったという。

 ジョン・A・キール著『不思議現象ファイル』によれば、1968年7月に目撃されたという。具体的な姿の描写はないが、名前から考えて猿、もしくは類人猿のような姿をしていたものと思われる。

 

エディンボロ・モンスター

アメリカに現れたという怪物。ペンシルベニア州エディンボロ湖岸に現れたという、人とも獣ともつかないと形容される生き物で、2メートル70センチ以上の大きさであったという。

 

ゴリラ沼

アメリカのミシガン州にあるという沼。その名前の由来は、巨大なゴリラが二足歩行で沼の周辺をうろついているのを目撃されたからだという。

 

ジャギー

アメリカに現れた怪異。ウィスコンシン州の南部ウォルワース郡にあるプレイ街道という道に現れた獣人で、犬とも狼ともつかない顔をした、体長2メートルほどの毛むくじゃらの二足歩行をする怪物だという。全身は毛に覆われ、口は耳まで裂けて牙が覗き、目は赤く光っているという。

 

シャドーピープル

アメリカをはじめとして世界各地に現れる怪異、その名の通り人の形をした影のような怪人で、出現の前兆としてポルターガイスト現象が起きたり、爆発音がしたりするなどとされる。

 

セイラムの怨霊

アメリカで語られる怪異。マサチューセッツ州のセイラムでは、1692年3月に始まった一連の魔女裁判により200人近い人々が魔女として告発され、19人が処刑、他にも数人が獄死するなど、魔女裁判のために死亡している。

 そのため、セイラムは心霊スポットとして有名になっており、最初の犠牲者であるブリジェット・ビショップをはじめとした怨霊がそこかしこに出現するという。

 

チュパカブラ

アメリカ、メキシコ、グアテマラ、ブラジルなど、南北アメリカ大陸で目撃される怪物。1995年前後にプエルトリコに出現したのが最初の報告とされ、以降何度も出現している。

 その姿は体長約90センチ、頭部は卵形で、細長い手足と鋭い鉤爪を持つ。

 

・名前は「ヤギの血を吸うもの」を意味するスペイン語で、その名の通りヤギなどの家畜を襲い、牙や舌を突き刺して血を吸い尽くすとされる。

 異様に速いスピードで走ることができ、跳躍力もある。また翼を持ち、空を飛ぶチュパカブラの目撃例もある。

 その正体は遺伝子操作によって生まれたミュータント、宇宙人が連れてきた宇宙生物といったものがあるが、いまだ詳細は謎のままである。

 

ドーバーデーモン

アメリカに出現した怪物。マサチューセッツ州ドーバーに出現したことからこの名前で呼ばれる。体長は1.2メートルほど、胴体と同じぐらい大きい頭部は瓜のような形をしており、オレンジや緑に光る眼、細い首と手足、ピンクかベージュ色の肌を持つ。鼻、口、耳はなく、体毛も生えていない。1977年4月21日に初めて目撃され、それがマスコミによって紹介されたことで全米に知られることとなったという。

 その正体は不明で、異次元からやってきた生物、宇宙生物などの説がある。

 

ビッグフット

アメリカ及びカナダで目撃される怪物。巨大な足跡が残されていたことからこの名前が付けられた。またインディアンの間に伝わる「サスカッチ」の名で呼ばれることもある。

 体長は2メートル以上あるとされ、褐色もしくは灰色の毛に覆われた類人猿のような姿をしているという。1810年には既に目撃例が存在しており、その後も何度も目撃され、映像や写真に記録されているが、捕獲には至っていない。

 

ヒツジ男

アメリカで目撃される怪人。カリフォルニア州ベンチュラのアリソン渓谷でよく目撃される。その名の通り灰色の体毛に覆われ、体長2メートルのがっしりとした体格をしており、角のある羊のような頭部を持つ。目は猫に酷似しており、1925年頃から出現している記録が残る。

 

ブーガー

アメリカに出現したという怪物。アラバマ州クラントンの付近で目撃され、その姿は毛むくじゃらで背の高い類人猿のようであったという。象に似た声で鳴き、畑の作物を奪うなどしたとされる。

 

ホロポーの類人猿

アメリカに現れたという怪物。フロリダ州のホロポー郊外にある牧場の主が目撃したという類人猿のような生き物で、身の丈1メートル50センチ以上、全身に毛が生えており、恰幅の良い体をしていたという。

 

・この類人猿のような怪物は1963年に現れ、さらに66年から68年にかけても同様の怪物が出現したという。

 

モスマン

アメリカで語られる怪異。ウェストバージニア州ポイント・プレザント一帯に出現した謎の飛行生物で、巨大な鳥、もしくはその名の通り巨大な蛾を思わせる姿をしている。

 目は丸く、赤く光り、体色は灰色で、巨大な翼を持つ。体長は2メートル前後あり、翼を羽ばたかせることなくその巨体を垂直に上昇させ、自由に飛び回る。またモスマンが出現した時期に、この一帯では2メートル以上ある巨大なダチョウなど、怪鳥の目撃が多発した。また同時期には、空飛ぶ円盤が幾度も目撃されたという。

 

モンスター・マン

アメリカに現れたという怪物。オハイオ州クリ-ヴランドにあるリヴァーサイド墓地近くのトンネルに棲み着いていたと考えられており、巨大な毛むくじゃらの人間のような姿であったという。

 

藪のけだもの

アメリカに出現したという怪物。毛髪は緑色で、体は苔と泥に覆われた身の丈2メートル以上の人型の生物であったという。

 ジョン・A・キール著『不思議現象ファイル』によれば、1966年7月、少女によって目撃され、報告されたという。

 

ヤンクトンの怪物

アメリカに現れたという怪物。オレゴン州ヤンクトンでは、毛むくじゃらの人型生物が多数目撃されており、走行中のトラックと並行して走ったり、タクシーを覗き見たりしたのだという。

 

・この怪物たちは1926年に目撃されており、この年には付近一帯の子どもたちの不可解な行方不明事件も発生したという。

 

ラヴァーズ・レーンの猿

アメリカに現れたという怪物。フロリダ州エルファーズ近くのラヴァーズレーンにて、4人の若者たちが車を止めていると、チンパンジーのような姿をした何かが車に飛び乗ってきた。その体色は緑がかっており、瞳もまた緑色に光っていたという。

ジョン・A・キール著『不思議現象ファイル』によれば、この猿のような怪物は1966年に現れたという。

 

リンカーン大統領の幽霊

アメリカで語られる怪異。アメリカ合衆国第17代大統領エイブラハム・リンカーンは、幽霊の目撃談が多いことでも知られている。1865年の暗殺で命を奪われて以来、リンカーンはワシントンのホワイトハウスの様々な場所に現れる。

 

・特に有事の際には執務室に頻繁に出現したとされ、第2次世界大戦中にはよく見られたという。

 

ルシファー

・主にヨーロッパで語られる怪異、ルシファーはキリスト教における堕天使の筆頭であり、悪魔サタンと同一視されることもある。現代でも悪魔憑きが起きた際、取り憑いた悪魔のひとつとして名前が語られることがある。

 また19世紀から20世紀にかけての哲学者、人智学者であるルドルフ・シュタイナーこのルシファーを光の存在であり、キリストに向かって人間を照らす霊として定義し、ゾロアスター教における悪神、アフリマンの宿敵と位置づけた。また彼によれば、ルシファーはゾロアスター教における善神、アフラ=マズダと同一のものであるとも記している。しかしシュタイナーの語るルシファーは一方的な善の存在ではないとしている。

 

ローゼンバーグの巨人

アメリカに現れたという怪物。オレゴン州ローゼンバーグにて、二人の少年に目撃されたという巨人で、全身毛むくじゃらの4メートル以上の人型の怪物だったという。この巨人は直立して二足歩行で移動し、猫のような鳴き声を上げたとされる。

 

ワイルドマン・オブ・ウッズ

アメリカに現れたという怪物。テネシー州で捕獲されたというこの生き物は、身長2メートル弱、目が普通の人間の倍ほどの大きさで、体表は魚の鱗のようなもので覆われていたという。

 ジョン・A・キール著『不思議現象ファイル』によれば、この怪人は1878年に捕獲された後、ケンタッキー州ルイヴィルで展示されていたとされる。

 

クレム=アカローレ

アマゾンの密林地帯に現れたという巨人。平均身長が2メートルを超える人間に近い種族で、凶暴であるという

ジョン・A・キール著『不思議現象ファイル』によると、ブラジル空軍兵学校の一団によって、この巨人族についての情報が報告されたという。クレム=アカローレが実在するのかは現時点では不明である。

 

黄色い人

・フランスに現れた怪異。顔が黄色く、喉の部分に赤印がある人間の姿をした存在で、初めて現れたのは1870年、普仏戦争の直前であったという。それ以来、黄色い人はフランスが大きな戦いに参じる直前に現れるようになり、最後に現れたのは第1次世界大戦が勃発する数日前であったという噂もあるようだ

 

守護霊

・世界中で語られる怪異。心霊主義や心霊科学において先天的に人の守護に当たっている他界の住人とされる。またその多くはその人間の遠い先祖であるという。

 人間に対する守護霊の影響は大きく、人格の6割から7割は守護霊の感化に基づく。守護霊は一生の中で代わることはほぼないが、その仕事をサポートする補助霊が複数つくことがあるという。

 また心霊主義や心霊科学に基づくものではなく、古くから人々の間に信じられてきた守護霊的な存在も多い。例えば一部のキリスト教においては人には生まれたときから守護天使がついていると考えられている。精霊や神が人間を守護すると考える文化も多い。

 

チャネリング

・世界中で語られる怪異。心霊主義において、守護霊、神、死者の霊などの霊的存在と、自動書記や自動会話を通して交信することを意味する。これがはやり始めたのは比較的最近で、作家ジェーン・ロバーツがチャネリングにより、セスという霊を通して書いたものをまとめた『セスは語る』がベストセラーになった1970年代以降であるという。

 

 

 

『歴史人物怪異談事典』

朝里樹   幻冬舎 2019/10/30

 

 

 

怪異談

・日本では、古代から現代に至るまで、妖怪や幽霊、超能力といった怪異にまつわる物語が数多く紡がれてきました。

 古代では、怪異は人々の身近にあり、その存在は当たり前のものとして記録されていました

 

・私たち日本人の歴史と怪異談は、切っても切れないものなのです。こうした怪異談の中には、不思議な存在や現象に遭遇した人々の姿も同時に描かれています。彼らは貴族であったり、武将であったり、町人であったり、宗教者であったり、年齢も性別も立場もさまざまです。

 

吉備津彦命 きびつひこのみこと 不明(紀元前3~1世紀頃)

弥生時代の皇族。孝霊天皇の皇子で、記紀神話に登場する他、岡山県に鬼を退治した伝説が残っており、桃太郎のモデルになったという説がある。

 

桃太郎伝説のモデル

垂仁天皇の時代、百済の王子である温羅という人物が、一族を引き連れて日向国(現宮崎県)に現れ、やがて吉備国賀陽郡(現岡山県)の岩山に城を築き、鬼を集めて立てこもった。温羅一族は都に運ばれる貢ぎ物を略奪し、美しい娘をさらっては淫楽に耽った。

 

・諸臣を集めた軍議で、温羅の城を囲んで敵を外に出さない兵糧攻めを行うことが決まった。吉備津彦命は臣下たちと共に、百日もの間昼夜を分かたず鬼の城を監視した。しかし食料が不足しているだろうにも関わらず、温羅は弱った様子を見せない。悩んでいると、吉備津彦命の前に一人の不思議な人物が現れ、「東に見える小さな丘に陣を置けば、城から吉備津彦命の御座所がよく見えるので、必ず城から温羅が姿を現す。そのようにして戦えば、必ず吉備津彦命が勝利する。私は吉備の中山の主である」と告げて、煙のように消えてしまった。

 

・温羅は天の神や地の神に祈願して大雨を降らせ、洪水を引き起こしてその水に潜り、鯉に変化して泳いで逃げた。吉備津彦命は泳ぎが得意な臣下の一人、楽々森彦命にこれを捕らえさせた。

 楽々森彦命は温羅を縛り上げ、吉備津彦命の前に差し出した。人の姿に戻った温羅の背には、びっしりと鱗が生えており、ひどく恐ろしい姿であったという。

 温羅は吉備津彦命に「自分が日本に渡ったのは天皇の位を奪うためであったが、吉備津彦命の猛々しさ、勇ましさに敬服した。このような者が多くいる朝廷にはとても敵対できない。吉備津彦命の家臣にしていただけるなら、誠実に奉公し続ける」と言った。

 その後吉備国には平和が戻り、やがて温羅は180歳で死去した。その遺体は吉備の中山頂上の東の谷に葬られた。ある日、温羅の棺から水があふれ始め、温羅は竜となって中山の上空へ飛んでいった。このことから、吉備の中山は竜飛山、昇竜山と呼ばれるようになった。

 

甲賀三郎  こうがさぶろう  不明(紀元前6世紀頃)

弥生時代の官人。安寧天皇から六代目の孫とされ、懿徳天皇の時代に大和国国司を務めたとされる。後に諏訪明神となり、諏訪大社に祀られた。甲賀忍者の祖ともいわれるが、それらの説では平将門の乱で功績を挙げたなどと伝えられており、時代が異なる。いずれにせよ伝説上の人物である可能性が高い。

 

妻を探して異世界大冒険

大和国国司に任じられた三郎は、春日姫という女性と婚姻を結び、近江国甲賀の館に姫を連れ帰った。しかしある日、春日姫が天狗にさらわれてしまう。三郎は二人の兄と共に春日姫を探し回ったが、なかなか見つからない。やがて信濃国笹岡郡の蓼科山だけ探していないことが分かり、探索すると、山の中に大きな穴があり、春日姫が着ていた着物の袖と髪が残っていた。

 三郎は兄に見張りを頼み、縄を付けた蓑籠に乗って穴の中を下りていった。すると春日姫が千手経を読む声が聞こえ、無事に再会して彼女を連れ出すことができた。ところが二人の兄たちは優秀な三郎を妬んでいため、彼が上がってくる前に縄を切ってしまう。春日姫ともはぐれ、三郎は穴に取り残されてしまった。

 仕方なく奥へ進むと、巨大な国が現れた。好賞国というその国の景色は、地下にありながら日本国と瓜二つだった。それから草微国、草底国、雪降国といったさまざまな地下の国を72カ国巡り、最後に維縵国(ゆいまんこく)という国にたどり着いた。三郎はそこで家族を作り、何年もの時を過ごしたが、不意に春日姫のことを思い出して地上に帰りたくなった。

 それから維縵国の家族に別れを告げ、途中で鬼に遭遇するなどしながらも、無事に穴を通って信濃国浅間山に出た。

 甲賀郡に戻った三郎が父のために建てた笹岡の釈迦堂で念誦していると、子どもたちが「ああ恐ろしい、大きな蛇がいる」と言って逃げていった。その時初めて三郎は自分が蛇の身となっていたことを知った。

 

・日がくれると、十数人の僧たちがやって来て法華経を読誦し、甲賀三郎の物語を語り始めた。それによれば、蛇の姿に見えるのは維縵国の衣装を着ているためで、石菖を植えている池の水に入り、四方を向いて呪文を唱えれば脱ぐことができるという。それを聞いた三郎は話の通りにして維縵国の衣装を脱ぎ、僧たちから日本国の武器や装束を渡された。彼らの素性を問うと、僧たちはそれぞれ白山権現、富士浅間大菩薩、熊野権現などの神々であった。

 それから三郎は春日姫と無事再会し、二人は天早船で中国の南にある平城国へ渡り、早那起梨(さなきり)の天子から神道の法を授かって神通力を会得する

 その後日本に戻った三郎は信濃国岡屋の里に諏訪大明神の上宮として、春日姫は下宮として顕現した。また維縵国での妻であった維縵姫も日本にやって来て、浅間大明神として顕現したという。

 

神功皇后 じんぐうこうごう

弥生時代の皇后。第14代天皇である仲哀天皇の后であったが、仲哀天皇熊襲討伐の途中で亡くなると、妊娠中にも関わらず新羅に遠征して征服する。さらに百済高句麗までも征服し、三韓征伐を果たした。それから帰国して皇太子(後の応神天皇)を産み、夫の後を継いで約70年間にわたり政治を行ったとされる。

 

妖怪も打ち負かす武の女帝

・『日本書紀』には、神功皇后が羽白熊鷲という怪物を討った話が載る。

 仲哀天皇の時代、筑紫国に朝廷に従わない部族がおり、その長を羽白熊鷲といった。羽白熊鷲はたいへん強健な体と翼を持ち、空高く飛ぶことができた。神功皇后は兵を差し向けてこの怪物を討ち取ったという。

 

豊姫 とよひめ

弥生時代の皇族。淀姫とも呼ばれる。神功皇后の妹とされ、現在の九州地方に彼女を祀る神社が多く存在する。

 

姉のために竜宮城へ

神功皇后三韓征伐を行う前のこと。豊姫は姉の出陣を助けるため、海底の竜宮城に住む海の王・娑伽羅竜王に早珠と満珠という潮の満ち引きを操る珠を借りにいったという。

 

日本武尊   やまとたけるのみこと 不明(1~2世紀頃)

弥生時代の皇族。景行天皇の皇子で、『古事記』では倭建命、『日本書紀』では日本武尊と表記される。武勇に優れ、九州の熊襲や東国の蝦夷の討伐に遣わされて功績を上げる。しかし最期は伊吹山の神の祟りによって命を落としたとされる。

 

元祖・妖怪退治の英雄

 記紀神話には日本武尊の英雄譚が数多く載り、そこには多くの悪神や妖怪も登場する。

古事記』によれば、彼の死因となった伊吹山の神は牛のように巨大な体をした白猪であったという。日本武尊はこれを神の使いと判断し、「今殺さずとも、山の神を殺した帰りに殺せばよい」と言って見逃す。しかしこの白猪こそが伊吹山の神であったため、この発言に激怒した神によって氷雨を降らされ、それが原因で病に倒れてついには亡くなったとされる。そして墓に埋められた後、八尋白智鳥という鳥となって飛び去ったという。ここでは伊吹山の神は大蛇の姿をしているとされる

 

役小角 えんのおづぬ  不明(7~8世紀頃)

飛鳥時代の呪術者。役行者、役優婆塞とも呼ばれる。修験道の開祖であり、多くの寺社を建立した人物として伝えられる。元興寺孔雀明王の呪法を学んだ後、金剛山葛城山で修行を行い、修験道の基礎を築く。人を妖言で惑わしたとして伊豆に流罪となるが、空を飛んで戻り、修行を続けたなどの伝説がある。

 

夫婦の鬼を従えた伝説の呪術者

役小角にまつわる伝説には、多くの妖怪たちが登場する。

 中でも有名なのが「前鬼・後鬼」とよばれる鬼である。この鬼が役小角の伝説に登場するようになったのは比較的最近であり、室町時代末期に書かれた伝記『役行者本記』が初出と思われる。それによれば、白鳳元年、役小角が生駒岳に登って修行をしていたある日のこと、夫婦の鬼が彼の前に現れた。鬼たちは「我々は天手力男神の末裔であり、先祖の使いとして役小角に仕えたい」と申し出た。役小角はこれを了承し、夫の鬼に善童鬼、妻の鬼に妙童鬼という名を与えた。

 

醜い神に恨まれる

役小角の伝説に登場する怪異としては、一言主神も有名である。一言主神は古くは『古事記』にその名が登場し、役小角に関係する物語は『日本霊異記』にすでに見られる。

 一言主はひどく醜い姿をした神であり、役小角から葛城山金峰山の間に橋を作るよう命じられたことに憤り、文武天皇に「役小角が陰謀を企て、天皇を滅ぼそうとしている」と告げ口して役小角流罪となるきっかけを作った鬼神とされている。

 

妖怪たちを救った修験者

・『白雲寺縁起』では、大宝年間(701~704年)、役小角愛宕山に登った際、山中にそびえていた大きな杉の木の上に、天竺(インド)の大夫日良、中国の善界、日本の太郎坊の三人の天狗が、それぞれ眷属を率いて出現した。その姿はいずれも鬼面に長い鼻と鋭い角を持ち、背中に羽が生えていたという。天狗たちは役小角に「我々は二千年前の霊山会(釈迦が霊山で行った説法の集まり)で仏の付属を得て大魔王となってこの山を領し、群生を利益することとした」と告げて消えてしまったという。

 

日対 にったい  不明(7~8世紀頃)

飛鳥時代の僧侶。奈良県宇陀市に現存する宝生竜穴神社の開祖として伝わるが、詳細不明。

 

竜神に出会った僧侶

・昔、宝生の竜穴という場所には、善達竜王という竜神が住んでいるといわれていた。日対はその竜王に一目会いたいと思い、その穴に入っていった。穴の中には三、四町(3~4万平方メートル弱)ほどの広さがあり、暗い空間の中に一カ所だけ、晴天がのぞく場所があった。そこには宮殿が立っており、宝生で作られた簾がかけてあって、光り輝いていた。

 

・日対が言われた通り約束の場所に向かうと、衣冠を纏った竜神が、腰から上だけの姿で地中から出ていた。その姿はすぐに消えてしまったが、日対はこの姿を元に竜王の像を造形し、社を建てて奉納した。これが現在の宝生竜穴神社なのだという。

 

士師連八島 はじのむらじやしま 不明(6~7世紀頃)

飛鳥時代の地方豪族。聖徳太子に仕えた人物で、歌の名人であった。また、道明寺天満宮創始者としてもその名が伝わっている。

 

火星に歌を気に入られる

・『聖徳太子伝暦』によれば、敏達天皇九年夏六月、八島が夜に歌を歌っていると、どこからか人が現れて共に歌い始めた。その声は大変に美しく、不思議に思った八島がこの人物の後を追うと、彼は住吉の浜に至り、海の中に入って消えてしまった。

 そのことを聖徳太子に報告したところ、聖徳太子は「それは熒惑星である」と答えた。天には五行を司る五つの星があり、五色に彩られている。

熒惑星は南にある赤い火の星で、この星が八島の歌を愛でたため、人の姿になって天から降りてきたのだろう、と聖徳太子は八島に教えたという。

 熒惑星は今でいう火星のことであり、五行思想古代中国で生まれた万物は木火土金水の五つからなるという思想)で火と結び付けられている。また聖徳太子の伝記を絵画とした聖徳太子絵伝の中にはこの熒惑星の精を描いたものもあり、その場合は天人もしくは鬼の姿で描かれているものが多い

 

藤原千方  ふじわらのちかた  不明(7世紀頃)

飛鳥時代の豪族。三重県の伝承などに登場する。伊勢国伊賀国に強大な勢力を持っていたが、紀朝雄によって滅ぼされたと伝えられる。

 

四人の鬼を操る暴君

・『太平記』によれば、天智天皇の時代、千万は隠形鬼、金鬼、風鬼、水鬼という四人の鬼を従え、彼らを自在に使って猛威を振るったという。隠形鬼は姿を見えなくする力を、金鬼は武器を通さぬ頑強な体を、風鬼は大風を起こす能力を、水鬼は水を操り洪水を引き起こす力を持っており、彼らは忍者の始まりであったといわれる。

 

法道  ほうどう  不明(6~7世紀頃)>

古墳時代から飛鳥時代にかけての仙人。元はインドの仙人で、朝鮮半島を経由して日本に渡る。播磨国(現兵庫県南西部)には、多くの寺院でこの法道が開祖であるという縁起が残されている。鉄の宝鉢を持ち、それを自由自在に飛ばして人々に供物を求めたことから、空鉢(くはつ)仙人などとも呼ばれた。

 

地蔵を授けた大蛇

 兵庫県神戸市に現存する石峯寺(しゃくぶじ)には縁起として以下のような伝説が伝わっている。

 法道がこの地を訪れた際、大蛇が出現して閻浮提金(仏教の経典に記される想像上の金属)でできた地蔵尊像を渡した。この像は沙伽羅竜王の娘、乙姫も持仏であった。そこで法道は孝徳天皇に、地蔵はこの世で悪趣に堕ちた人々を救う慈悲深い仏であることを説明し、この地に勅願寺を建設した。それが石峯寺であるという。またこの寺には弁財天が霊牛に乗って出現し、法道を助ける旨を告げたという伝説も残っており、その霊牛の蹄跡がついた石が残されている。仏像を渡した大蛇もまた、本堂の側にある「蛇が淵」と呼ばれる淵に今も留まっていると伝えられている。

 

八百比丘尼  やおびくに  不明(7~15世紀)> 

飛鳥時代から室町時代にかけての尼僧。白比丘尼とも呼ばれる。人魚の肉を食べたことで不老のまま八百歳まで生きた伝説が残る女性で、福井県小浜市に現存する空印寺を中心に、諸国を巡歴した話が各地に残る。

 

藤原不比等 ふじわらのふひと   659~720年

飛鳥時代から奈良時代にかけての公卿。藤原鎌足の子。養老律令の編纂を主導し、平城京への遷都を主唱するなど政治で活躍した。また平城遷都が実現した際、廐坂寺を平城京に移し、興福寺とした。娘の宮子を文武天皇に、光明子聖武天皇に嫁がせ、藤原氏繁栄の基礎を築いた人物でもある。

 

海神から宝を取り返した妻

・『志度寺縁起絵図』には、藤原不比等の悲恋の物語が載る。

 父・鎌足の供養のために釈迦堂を建設した時のこと。不比等は唐の高宗皇帝から花原岩、泗浜石(しひんせき)、面向不背の玉という三つの宝を授かることになった。しかし日本に送られる途中、宝を乗せた唐の船が志度の海で暴風に遭う。唐の使者は面向不背の玉を海中に投げ込み、海神を鎮めることで難を逃れた。

 不比等はその玉を探すため、身分を偽って志度を訪れた。しかし宝玉はなかなか見つからず、そのうち一人の海女と親しくなり、契りを結んで男児をもうけた。

 ある時、志度の海を眺めている不比等に妻が理由を問うと、不比等は自身の身分を明かして理由を話した。すると妻は「自分が宝玉を取り戻したら、我が子を世継ぎにしてくれますか」と問い、不比等は頷いた。

 妻は、それならば我が子のため、命を捨てても惜しくないと観世音に祈り、腰に縄を結んで海へと飛び込んだ。そして海中で宝玉を見つけるが、海神である竜神(大蛸とされることも)に見つかってしまう。妻は自分の乳房を短刀で抉り、そこに宝玉を隠して海上へ戻った。無事に宝玉は不比等の手に渡ったものの、妻はその傷がもとでこの世を去った。

 不比等志度の海辺の近くに堂を建て、彼女を祀った。そして約束通り息子を連れて都に戻り、宝玉を興福寺に納めた。この不比等と海女の妻の息子が藤原房前であるとされ、藤原北家の祖となったという

 この物語は後に能の作品『海人』の元になり、現在ではこちらの方がよく知られている。また志度寺には、この海女の墓が現存している。

 

悪路王  あくろおう   不明(8~9世紀頃)

平安時代蝦夷の族長。陸奥国達谷窟を拠点として活動していたが、坂上田村麻呂によって討伐されたと伝えられる。しばしば阿弖流為や、悪事の高丸と同一視される。

 

蝦夷を率いた鬼

・元は人間であったと思われる悪路王だが、阿弖流為や高丸と同様、鬼とみなされるようになった。『田村の草子』、『鈴鹿の草子』などの田村麻呂の伝説を題材とした御伽草子には、悪路王は都の女たちをさらう鬼の首領として登場する。また対決するのは田村麻呂ではなく藤原利仁で、彼によって首をはねられて殺される。

 

大江匡房  おおえのまさふさ  1041~1111年

平安時代の公卿。学者としても有能で、有職故実に精通しており、後三条天皇白河天皇堀河天皇の侍読を務めた。平安時代の説話集『江談抄』は匡房の談話を藤原実兼が筆記したものである。

 

正体は火星の精?

・匡房自身が語ることには、「世間の人々は、匡房は熒惑(けいこく)の精ではないか、そうであれば、地獄の閻魔庁にこの世のことを知らせるために来ているのではないかとうわさしている。これを聞いて以来、我ながら自分が特別な人間なのではないかと思う。唐が宋であった時代には、熒惑の精は燕・趙の山に白髪の翁の姿で降り立ったという話が残っている。また李淳風(唐の天文学者)も熒惑の精だったと言われている。このようなことは、ままあることなのだ」とのことだった。

 熒惑は熒惑星のことを指し、現代でいう火星を意味する。火星が人の姿になって地上に降り立つ話は中国や日本でいくつか語られており、中国の『捜神記』には、子どもの姿をした熒惑の精が春秋戦国時代を予言したという説話が載る。日本でも土師連八島(飛鳥時代)や藤原致忠が熒惑の精と遭遇している。

 

小野篁  おののたかむら

平安時代の公卿。『内裏式』などの編纂に関わった小野岑守の子。若年の頃は弓馬に熱中し、学問に手を付けなかったため、嵯峨天皇に嘆かれた。その後は悔い改めて学問を志し、文章生となる。遣唐副使に任命されるも、これを拒否して乗船せず隠岐に流される。その後許されて参議し、従三位、左大弁などを歴任した。

 

昼は公卿、夜は閻魔の補佐官

篁といえば、地獄と現世を行き来した話が有名である。『江談抄』には、急死した藤原高藤があの世へ行くと、閻魔庁の第二冥官として篁が座っており、高藤を蘇生させたという話が載る。

今昔物語集』には藤原良相が重病で生死の境をさまよった際、閻魔王宮の使いにさらわれてあの世へ行き、そこにいた篁が閻魔大王に「この方は実直で、人のために働ける人です。この度の罪を私に免じて許していただけませんか」と進言したのを見たという話が載る。これにより、良相は無事快癒したという。

 京都市六道珍皇寺には、寺の裏側にある井戸から夜な夜な篁が冥府に足を運んでいたという伝説が残る。

 

貞崇 ていすう   866~944

平安時代の僧侶。真言宗の僧で、醍醐天皇の護持僧(天皇の身体護持のために祈祷を行う僧)となる。

 

邪を退け、神を呼んだ大般若経

・延長八年(630年)6月29日の夜、貞崇は天皇の命を受けて天皇の御寝所がある清涼殿で宿直をしていた。夜が更けてきた頃、清涼殿の庇から大きな人の足音が聞こえてきた。しかし御簾を上げても人の姿はない。そのうち、今度は小さな子どもの足音が聞こえ、さらに女性の声で「どうしてそこにいるのですか」と問いかけられた。貞崇が「天皇の命によるものです」と答えると、その声は「先ほど、あなたは大般若経を読経していました。最初に歩いてきた者は邪気です。あなたの読経により調伏させられたのです。その後に読経していた金剛般若経は霊験がありませんでした。この旨を天皇に申し上げ、大般若経の読経に努めなさい。私、稲荷神からの勧告です」と告げて消えてしまった。貞崇はこれを受け、天皇にこの夜の出来事を報告したという。

 邪気はおそらく邪鬼と同義で、物の怪の類全般を指す言葉である。稲荷神は稲を象徴する農耕神で、たびたび狐と結びつけられるが、狐はあくまで神の使いであるため、稲荷神自体は人の姿で描かれることが多い。平安時代にはすでに、伏見稲荷大社を中心とした稲荷信仰が広まっていた。

 

 

 

『日本の文脈』

内田樹中沢新一  角川書店  2012/1/31

 

 

 

日本人にあってユダヤ人にないもの

諏訪はユダヤ教の聖地?

(中沢)このまえ、建築家で建築史家の藤森照信先生の東大退官記念講義があって、僕もゲストとして呼んでいただいて対談をしました。藤森さんは諏訪の生まれで、諏訪大社上社前宮の氏子なんです。諏訪大社は上社と下社の複合体ですが、いちばん古いのが上社の前宮なんですね。その前宮にここ最近、若い子がたくさんお参りに来るようになった。神殿の前で額ずいて熱心に礼拝する子もいる。これはどうしたことだろうという話になったんです。三つほど理由があると思うんですが、一つには最近のパワースポットブーム。二つ目は諏訪信仰をモチーフにしたゲーム『東方風神録』の流行。そして三つ目が、韓国のキリスト教徒のあいだでの諏訪ブームです。この三番目の理由が、今日の話にもつながってくると思うんですが、諏訪大社上社のご神体は守屋山という山で、諏訪大社の祭祀を司ってきたのは守矢という一族です。それが『旧約聖書』に出てくるエルサレムのモリヤ山と関係あるんじゃないかという説があります神がアブラハムに息子イサクを生贄として殺すように命じた場所であり、エルサレム神殿の建てられた場所。

(内田)あのモリヤですか。そりゃ、トンデモ話ですね(笑)

(中沢)ユダヤ人や熱心なキリスト教徒のあいだでは、「日本へ行ったら諏訪へ行け」という話になっていると聞いたことがあります諏訪にはエルサレムと同じくモリヤと呼ばれる山があり、イスラエルの失われた十支族が諏訪族のルーツだという、トンデモなく雄大な話で。

 

・(中沢)ユダヤ教一神教だし、その一方で日猶同祖論(日本人とユダヤ人は共通の祖先をもつという説)が熱心に語られるでしょう。実際にユダヤ教カバラユダヤ教の神秘思想)の本やタルムード(ユダヤ教の宗教的規範。口伝の律法とその注解を集大成したもの)を読むと、日本人と通じるものがあるなって肌で感じるんですね。

 エルサレム嘆きの壁のところに行くと、祈りを捧げている男性たちがいて、額には小さな黒い箱をつけている。その姿を見てると、「あれはたしかに山伏の兜巾(ときん)に似ている」って思うんです。山伏は頭の上に兜巾と呼ばれる小さくて黒いものをつけるんですね。伊勢神宮の灯籠にはダヴィデの星六芒星)があるとか、祇園祭のルーツは古代イスラエルのシオンの祭りだとか、そういうトンデモ話のような面もあるんだけど、ユダヤと日本の宗教習俗に見られる共通点は、単なるトンデモ話だけでは済まないところもあるように感じています。

 

「自分は遅れている」から始まる

・(内田)まるで似ても似つかないものなんですけど、ユダヤ教的なエートスと、武士道的なエートスがなぜか、ユダヤ教徒が額につける教典入りの小箱(テフィリン)と山伏の兜巾のように似ている。

 

・武士道は実践技術の体系だから、整合的で体系的な理論はないんです。でも僕自身は、武道の稽古をしているときに、どうしてもそれらの動きの一つ一つについて哲学的な基礎づけが欲しかった。「武道とは何か」「なぜ武道によって心身の持っている能力を高めることができるのか」ということは経験的には分かるんだけれど、明確な言語が欲しかった。それで、昼間はレヴィナスを訳し、夕方になると道場に行って合気道の稽古をするという生活を院生の終わりの頃から助手時代にかけて10年近く続けました。周りから見ると、昼間は本業、夕方からは趣味というふうに見えたかもしれないけど、僕の中ではまったく同じことをやっている感覚だった。二つの登山道から同じ一つの山に登っているという感じがありました。

 

・道というのは、自分が起源ではなくて、「自分はすでに遅れてここに参入した」という自覚から始まります。偉大な流祖がいて、その人が天狗とか式神とかに夢の中で出会って天啓を得て発明した巨大な体系がある。僕たちその道統に連なるものたちは、そのいちばん末端の、初心のところから修業を初めて、しだいに複雑で高度な術技と心の持ち方を体得してゆく。でも、どれだけ修業しても先人の達した境位には決してたどりつくことがない。最後は「夢の中の天狗」ですから、無限消失点みたいなものです。

 

聖と俗を分けない

・(中沢)僕も武士道には子どもの頃からすごく憧れがあって、と言っても、剣豪ものをよく読む子どもだったというだけの話ですが。とくに塚原卜伝は理想的な武士のイメージでした。有名なエピソードで、卜伝が食事をしていると宮本武蔵がいきなり斬り込んできて、卜伝はとっさに鍋の蓋を盾にしたという話があって。

(内田)あれはインパクトがありますね。

(中沢)「これだ!」と思ったんです。中国でも仏教のまわりに拳法が自然に発生していきましたが、東洋の精神的な探求は、その周辺に武道が派生してくることが多いでしょう。そして塚原卜伝よりももっと奥に、鍋蓋すら必要としない人がいるんじゃないかって感じたんですね。まあ、卜伝のエピソードは後世のつくり話だと思いますが、そういう東洋の賢者にすごく惹かれていて。

 

チベット動乱以降、チベット仏教の僧たちはインドやネパールに亡命していましたから、僕もネパールに行きました。いろんな先生にお会いしましたが、なかでもインパクトを受けたのがチャーデルという先生でした。すごく偉いラマ(チベット仏教の僧侶。本来は高僧の尊称)がいると聞いて出かけていったんです。

 

・その後、いろんなところに旅行したんですが、イスラエルガリラヤ湖の周辺をふらふらしていたことがあります。ティベリアというかつてのカバリストの拠点の町がありますが。

(内田)いまもいるんですか、カバリストって。

(中沢)最近はまた増えてるようですね。マドンナも熱心なカバリストだそうですし。カバリストの生き方について書かれた本を見ると、昼間はふつうの職人さんだったり、いろんな職業についていて、夜になると宗教活動をするでしょう。それは僕の理想に近かったんです。チベットの先生たちも、聖と俗を分けないのが理想だと言います。

 

辺境の神様

・(金沢)さっきユダヤ教の「始原の遅れ」の話がありましたが、神について、キリスト教はまた違った考え方をします。神はいかにして物質の世界をつくりだしたのか。キリスト教グノーシス派の考え方だと、最初の時、神の光に満ちた世界に霧がかかり、神=発光体は自分の影が霧に映ったのを見て自らの存在を知った。それまで自分がいることを知らなかったのに。その瞬間に堕落が起こって物質が発生した、という考え方をします。もっともこれはグノーシスという異端とされた考え方で、正統派は認めませんが、正統派の考えよりアジア人の僕には深く納得できる考え方です。だけど、ユダヤ教ではそういう考え方はしませんね。

(内田)「ツィムーム(収縮)」というカバラの概念がありますけれど、これは神が自らを収縮させて宇宙誕生の場をつくったというアイディアですね。

(中沢)生命の誕生についての今の物理学の考え方というのは、まさに収縮ですよね。現実の世界を創っているのは3次元空間+時間の4次元ですが、最初の宇宙は11次元の構造をしていて、それが瞬間的に次元を減らす収縮をして、この宇宙ができたと、今の物理学では考えられていますからね。キュッと収縮したときに物質が生まれるという理論は、ユダヤ教の考え方だなと思います。

 

・日本ではどうかというと、八百万の神様がいるわけだから、一概には言えないんだけど、大きく分けると2つのタイプがある。一つは常在神で、いつもそこにいる神様。もう一つは来訪神で、ときどきやってくる神様。神社の神様はだいたい常在神です。常在神は姿かたちがなくて空洞なんだけれど、その「穴」があることで世界は秩序を保っている。そして来訪神は、1年のうちで数日間だけ、海の彼方や森の奥といった遠い所からやってくる神様です。その神様はたいてい仮面をつけてやって来る、つまり物質性があるんですね。というふうに日本の神様には常在神と来訪神の2種類があり、その2つの組み合わせになっているんです。

 

<二つの中心>

・(内田)そのうちに、思いついたことがあって、それは「中心が二つ」ということです。日本の神様には二種類あるという話がありましたがユダヤ教にも中心が二つあるんです。正統が二つあって、常にお互いが厳しい批判を投げかけ合っている。古代イスラエルでは、タルムードにはエルサレム版とバビロニア版の二つのバーションがあって、タルムードを研究する学校も二ヵ所あり、同時代に必ず偉大なラビが二人出てきて、お互いに激烈な論争をする。

 

<インタフェース上の知性>

・(中沢)日本とユダヤで共通性はあるんだけど、日本人の書くものや思考法の中には、ユダヤ的知性のような強さはないでしょう。たとえば僕がもっとも日本的な書き方だと思うのは本居宣長とか、明治時代だと柳田國男なんですが、どういう文章かというとエッセイなんですよね。事実が次々と列挙されていって、結論は出るのかというと出てこない。けれども読んでいると何かモアーンとした実体が浮かび上がってくるというかたちになっている。本居の書き方を見ても、「情緒」「もののあわれ」というのが沸き上がってくるように書いている。それを日本では「随筆」という言い方をするわけだけど、日本人の思考方法を効果的に発揮して、なおかつ世界的に通用する書き方というのは、なかなかないんですよね。自分でも感じるんです。こういう書き方だとヨーロッパ人が見たら完全にエッセイだなって。

 

  

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より引用。

(日ユ同祖論)

日ユ同祖論(日猶同祖論、にちゆどうそろん)は、日本人(大和民族)の祖先が2700年前にアッシリア人に追放されたイスラエルの失われた十支族の一つとする説。 但し、ユダヤ人(古代イスラエル人のうちのユダ族、ベニヤミン族、レビ族)ではなく、ユダヤ人と共通の先祖ヤコブを持つ兄弟民族である。 スコットランド人が滞日中の明治時代に著した論を発端に、一部のユダヤ人によって提唱され日本でも一部の者が唱えている。英ユ同祖論など、ユダヤ人と他民族文化を関連づけて論じる多数あるユダヤ人同祖論のひとつ。

 

(日ユ同祖論は、主に以下がある。 )

1.世界に散らばったイスラエルの失われた10支族の1支族(第9族エフライム族、第5族ガド族、または第7族イッサカル族)の数人が日本に移住したという説。

2.英ユ同祖論における、世界に散らばったイスラエルの失われた10支族の1支族であるという説。

3.イスラエルの失われた10支族は、日本に渡来したという説

4.古代イスラエルの12部族全部が、日本に来たという説。

5.古代日本人は、ユダヤ人の先祖であるという説。(古代イスラエル12支族=ユダヤ民族(ユダ族、ベニヤミン族、レビ族の3族)との勘違いから派生した説)

6.天皇家物部氏ヨセフ族、出雲神族(クナド大神族)レビ族、出雲族(龍蛇族)ダン族とナフタリ族はイスラエル支族であると言う説。天皇家が分家の武内宿祢の蘇我本家から養子を迎えた所、天皇家へ養子に行った蘇我本家の王は富家レビ族からの養子だったので天皇家が祭司王も兼ねる様になり王権と祭司権の両方を担ったと言う。

 

 

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より引用。

諏訪大社

諏訪大社(すわたいしゃ)は、長野県の諏訪湖周辺4か所にある神社。式内社名神大社)、信濃国一宮。旧社格官幣大社で、現在は神社本庁別表神社。神紋は「梶の葉」。

 

全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社である。旧称は諏訪神社。通称として「お諏訪さま」「諏訪大明神」等とも呼ばれる。

 

(祭神)

当社全体で祀る主祭神は以下の2柱(各宮の祭神については各項参照)。両神とも上社・下社で祀られている。

建御名方神 (たけみなかたのかみ)

上社本宮祭神。『古事記』の葦原中国平定(国譲り)の段において、大国主神御子神として登場する先代旧事本紀』には大己貴神大国主)と沼河比売(奴奈川姫)の子とされ、信濃国諏方郡の諏方神社に鎮座すると明示されている。

八坂刀売神 (やさかとめのかみ)

上社前宮・下社主祭神建御名方神の妃とされ、記紀には出てこない。

なお、過去には諏訪上社の神事や祭祀の多くにはミシャグジという古くから諏訪地方で祀られている神も深くかかわっていた。

 

八幡神住吉三神など他の信仰にも見られるように個々の祭神が意識される事は少なく、まとめて「諏訪大明神」・「諏訪神」として扱われる事が多い。

 

<●●インターネット情報から●●>

朝日日本歴史人物事典の解説

甲賀三郎

信州諏訪明神として祭られた伝説上の人物。中世唱導物の典型である『神道集』の「諏訪縁起」で説かれている近江国(滋賀県)甲賀郡の出身。その地の地頭で甲賀三郎訪方のこと。妻春日姫を天狗にさらわれたため,そのあとを追いかけるが,2人の兄のはかりごとにより蓼科山の人穴に突き落とされ,地底の国々を遍歴する。地底の国々には,農業を営む村々が多くあり,甲賀三郎は各村でもてなされる。最後に維縵国にたどりついた。そこは毎日,鹿狩りを日課とする狩猟民の村で,維摩姫から手厚く遇されて月日を過ごすが,春日姫のもとに戻る気持ちが高じて,ふたたび地上へ脱出をはかる。その間さまざまの試練に遭遇したが,やっと浅間岳に出ることができた。そして本国の近江国甲賀郡の釈迦堂にきて,自分の姿が蛇身になっていることに気づいて,わが身を恥じ隠れたが,蛇身を逃れる方法として,石菖の植えられている池に入るとよいことを知り,それを試みて元の姿に戻り,春日姫と再会することができた。甲賀三郎は,地上から異界である地底国を訪れた人物であり,地底の人々からみると,地上からやってきた異人とみなされている。ふたたび現世に戻ったときは異界の姿すなわち蛇身となっていたが,その地底国は,あまり地上界とは変わっていない。農業と狩猟が主たる生業となっており,のちに甲賀三郎が,狩猟神と農耕神をかねる諏訪明神の性格を反映しているといえる。

(宮田登)出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版/朝日日本歴史人物事典について 

 

鞍馬寺の説明では、僧正坊は「護法魔王尊」と呼ばれ、650万年前に金星から人類救済のためにやってきた「サナートクマラ」の仮の姿だとしている。(2)

 

  

 

『異星人遭遇事件百科』

 (郡純)(太田出版)(1991年)

 

 

 

星座の名前は知的生物の姿?

・星座の名称はこれまで単純に「星の形」とのみ関連付けて語られてきたが、近年その常識に見直しの気運が高まっているのは周知の事実である。

 

・星座の名称の由来は星の配列を似た動物にあてはめたとされるが、はたしてスバル(牡牛座)やシリウス(狼犬座)の配列が牛や狼の形に見えましょうか?これは他の星座すべてにいえることだが、(中略)星座の名称とは、その星座における代表的な知的生物を表現しているのではあるまいか?そして牡牛座と狼犬座の知的生物は、その名称通り「牛」と「狼」のような風貌をし、しかも、古くから交流があり、互いに月を前哨基地にして地球にも頻繁に訪れていた、と考えれば聖書を含めた多くの古代文献の記述も矛盾なく納得できるのである。

 

・ただ、異星人は単一の種族ではなく、様々な母星からきていたという立場に立つと話が違ってくる。人間をはじめ生き物はすべて異星人による被造物、と考えることが可能になるのだ。

 

・人間、牛、馬、鳥すべての動物は異星人がみずからの姿に似せて創造した。太古の書においては相互の「交配実験」も行われたのかもしれない。

 

 

 

『金髪碧眼の鬼達』

村昻 日本デザインクリエータズカンパニー  2015/9

鬼・天狗・山姥は白人的特徴を持っていた

 

 

 

・過去の伝統的存在、鬼・天狗・山姥達は金髪・碧眼(黒以外の目)などの「白人的特徴」を持っていた……。再発見の数多くの資料や新しい科学的データも交えながら、彼らの正体に迫る!

 

<鬼・天狗が白人!?>

<鬼の絵と天狗のお面を見ると……そして驚くべき人類学の研究と>

・まず、鬼の絵を見て頂きたい。これは江戸時代に描かれた鬼の絵巻物だが、絵の中央で首を切られている大男がその鬼だ。名を酒呑童子という。この絵では鬼の首は宙に浮き上り、また、左方の武人の頭に噛みつく、という図にもなっている。しかし、ここでこの鬼の髪の毛を良く見てみよう。あれ、……これは金髪ではないか?そして、目の色も良く見れば金色になっている。これはどういう事なのだろうか?

 

・次は、天狗を見てみよう。これらは天狗のお面だが、これらのお面は群馬県の迦葉山弥勒寺という、天狗の信仰で有名な寺に奉納されている大天狗面というものだ。この図では、中央と左方に大天狗面が、また右下に小さく、普通の大きさの天狗面も写っている。しかし、いずれの髪色も淡いが金髪に見える。また、図の大天狗面の髪も金髪だ。これらでは、目の色も金色になっている。

 しかし、鬼にしろ、天狗にしろ、この様に髪や目が金色なのは一体何故なのだろう?私達は金髪などというと……ヨーロッパ人のそれを想い出さないだろうか?また、ヨーロッパ人では金色の目の人も存在しているのだが……。

 

・実は驚くべき研究がある。今から十数年前に自然科学分野での専門論文として発表されたものなのだが、その中で「過去の日本列島に少数の白人系集団がやって来た可能性がある」という事が述べられているのだ。この研究は、東京大学医学部などの医学研究者達によって組まれたグループによる研究だった。

 

 その研究の事を次に、まず簡単に触れておこう。この研究グループでは。最初、人間の体内に寄生する「JCウイルス」というウイルスについて医学的な研究をしていた。すると、このJCウイルスのDNAの型(タイプ)が世界各地の人類集団によって少しずつ違っている事が分かって来たのだった。

 

・そこで、研究グループは、このウイルスのDNA型の違いを利用して世界各地の人類集団の「系統分け」を試みる事にしたのだ。こういう手法は、生物学(分子系統学)で良く用いられているものだ。

 そして、その結果、現代日本人の一部からも、ヨーロッパ人などの「白人」と対応している様に見えるJCウイルスの型が検出されたのだ(調査された日本人800余人の内の約2%)。

 

・そして、また、この研究グループが、日本人の中のこの白人対応と思えるウイルス型について、さらに詳しく調べてみると、このウイルス型が、ヨーロッパ人など白人の持つウイルス型と相似だが、少しだけ違いがある事も分かって来た。この事について、この研究グループは次の様に考えた。ヨーロッパ人など白人の持つウイルス型と日本人の持つ白人対応と思えるウイルス型とが「古い時代」に隔離したもの、と推測したのだった(この考え方は、この手の研究分野では、いわば情動的なものだ)。そして、この事をさらに進めて言えば、こういう事になった。白人対応のウイルス型を持っていた白人集団と、日本人の、白人対応らしきウイルス型を持っていた集団とが、古い時代に分れて別集団となった、という事だった。

 さて、この事から、この研究グループは以下の様な驚くべき推論を導いた。

「少数の日本人の中から発見されたヨーロッパ人(白人)相似のウイルス型の存在は、古い過去の日本列島に少数の白人系集団が移住してきた事を示唆している」

 つまり古い時代に、白人集団から分離した白人系集団が日本へ流入し、その後、この集団のウイルス型が、現代の日本人の中の白人型ウイルス型となった、とこの研究グループは考えたのだった。

 

・ところで、皆さんご承知の様に、この「白人」には、金髪、碧眼といった人達が大きい割合で含まれていた(碧眼とは青い目など、黒以外の色の付いた目の事)。という事は、過去の日本列島に、金髪、碧眼の集団が流入して来た可能性もあるという事に……なる筈だ。しかし、ここで思い出すのは、先の冒頭の、鬼、天狗の金髪、碧眼なのでは無いだろうか?

 

柳田国男氏の山人=異属説>

・ところで過去、明治時代から昭和時代にかけて、民俗学者柳田国男という人がいた(1875-1962)。歴史の教科書にも載る位の大学者だったこの人が、実は、鬼、天狗などの問題に関係して、一つの注目すべき説を提唱していたのだ。柳田氏は、江戸時代を中心とした資料中に、「山中で一種異様な者に遭遇した」という話が多数残る事を見い出し、その集団を鬼、天狗、山姥の末裔と想像して、「山人(やまびと)」と名付けていた。そして、この「山人」について、「山人=異族説」とでも呼べる説を提唱していたのだ。

 

 この柳田氏と言えば、民俗分野でかつての大学者だったヒトラー総統で、しかもその人が自身の専門分野である民俗学で、山人や、また、鬼、天狗、山姥の資料を多数扱った上で、「山人=異族説」とでも言うべき説を唱えていた。これは見逃せない事ではないだろうか?

 

・柳田氏は、この山人達の、普通の日本人にはない様な「身体特徴」にも注目していた。彼の、この山人の身体特徴の指摘には、例えば次の様なものがあった。

 赤頭というのは髪の毛の色でそれが特に目に付いた場合もあろうが、顔の赤いというのも山人にはそれ以上に多かったのである。或は平地人との遭遇の際に、興奮して赤くなったのかという事も一考せねばならぬが、事実は肌膚の色に別段の光があって、身長の異常とともに、それが一つの畏怖の種らしかった。地下の枯骨ばかりから古代人を想定しようとする人々に、ぜひとも知らせておきたい山人の性質である。

 

・柳田氏は上述の様に「山人」の身体特徴の指摘をしていたのだが、但し、この文では、その身体の特徴が「人種的特徴」だろうとか、山人が「人種的傾向」を持っているらしいなどという様な事は何も言っていない事がわかる。そして、彼の他の文献を見てもやはりそういう指摘は見つからない。しかし、それは彼の、自分は人類学の専門家ではないから、という学問的慎重さゆえだったのかもしれない。ただし、上述の様な山人の身体特徴の指摘は、それが人種的特徴であるかも知れない、と連想させるもので、それを暗に示唆していた、という言い方はできるのではないだろうか。

 

<丹後大江山の鬼=外国人説>

・ところで、柳田氏は、以上の説を突然、思い付いたものでもなかったのかも知れない。というのは実は、科学的には不完全なものとは思えても、鬼が外人ではないかや、白人では?或は天狗にもそういった説が柳田説以前から存在していたのである。それらは彼らの髪色や、そして、良くは分からないが、何らかの伝説などを元にか、そういう説が唱えられていた。そこで、以下、それらの説がどんなものだったのかを、いくつか見てみる事にしよう。

 まず、最初に見るのは、京都の丹後地方の大江山に昔住んでいたという伝説の残る鬼、この冒頭に出した「酒呑童子」という名の鬼なのだが、この鬼とその配下の鬼達が実は外国人ではなかったか、という説である。この説は、現在、この大江山周辺では比較的良く知られている説の様だ。ただ、説そのもののルーツはかなり古い様で、江戸時代に既にこの説を書いたものが見つかる。江戸時代の当地の地誌の中に、その鬼=外国人説が載っている。

 

・この様に、鬼とは「言葉が通じない」「衣服が人と異なる」(これは当時の普通の日本人のものと違ったという事か)者だったというのである。また、粗暴な性格だったともある。そして、こうした事から、鬼とは、日本人ではなく、外国より日本に上陸したいわゆる海賊だったのではないか、という説だ。

 ここで、鬼が海賊だったというのは、この著者(?)の想像の部分だろうが、しかし、「言語通じない」「衣服人に異なる」という部分はそうでもなく、少なく共「伝説」として書かれている様だ。その「伝説」の真実味は果たしてどうだったのだろう?

 

<天狗の外国人説>

・以上、鬼に関する外国人説を見た。しかし、鬼に少し似た存在としてか、日本には天狗という存在も伝えられて来た。そして実は、この天狗にも、鬼同様に外国人説があった。この天狗の外国人説は現在でも少しは知られている説だが、最初に唱えられたのは近い年の事ではなく、少し以前の事の様だ。筆者の知る、最も古い天狗=外国人説というのは、菊地晩香氏という人物が唱えたもので、これは、戦争よりも以前の時代に唱えられたものらしい。

 その菊地氏によると、天狗とは、昔、日本にやってきたユダヤ人だろうという。ユダヤ人は古くから中東やヨーロッパに居住していた民族だ。

 菊地氏が何故、天狗をユダヤ人だろうと言ったのかといえば、まず天狗が頭に付けている兜巾(ときん)と呼ばれる小さな黒い箱、これがユダヤ人の誓文筥というものと同じだという。そして、もう一つには、天狗は、棒状に突き出た鼻形だけでなく、いわゆる鉤鼻形の天狗も少なくないのだが、この鉤鼻がユダヤ人に見られる鼻形だというのだ。

 これらの理由から、菊地氏は天狗を日本にやって来たユダヤ人だと考えていた。そして、この天狗=ユダヤ人説は、現在では他にも証拠をいろいろと加えて、さらに日ユ同祖論者達によって唱えられている様だ。

 

 

 

『神仙道の本』

(秘教玄学と幽冥界への参入)(学研)2007/3

 

 

 

<地球大気圏の某所の映像>

・宇宙の根本神は、いうまでもなく天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、高皇産霊神(たかみむすひのかみ)、神皇産霊神(かみむすひのかみ)の造化三神だ。

 

・玉京山から放たれている「三色の霊光」というのがまさにそれで、神の姿は見えず、ただ中央の「水色にして五色を含みたる光」と左の「水色の光」と右の「白光」が、まばゆいばかりにキラキラと放電されているさまが拝まされるのみだという。そして、この神秘的な景観も友清流に言えば、地球大気圏の某所の映像なのである。

 

北極星のような隔絶の神界と比べると日界は、指呼の間だが、あの猛烈な光熱で、どんな霊も燃えつくしてしまうように思われる。水位は、日界には入り難いが、下に見たことはあるといい、城郭のようなものが数十あったといっている。

 

・地球に最も近い月界だが、ここは「もろもろの穢(けがれ)の往留る」根の国、底の国に当たる。そのため、神仙から月球人にいたるまで、全て地球より「遥かに卑しく劣る」そうで、かぐや姫のようなロマンチックな世界ではないらしい。

 

<さまざまな神仙界>

<36天と大羅天><本邦神仙道のモチーフか>

道教の36天説(元始天尊の坐す大羅天を最高天とし以下、玉清境、上清境、太清境の三清天、四種民天、仏教から取り込んだ三界(無色界、色界、欲界)の28天を重ねたモデル。

 

・日本の神仙道では、36天は道士のつくりごとだとして、ほとんど相手にしていない。

 

<五岳真形図と五岳神界>(地球霊界の軸柱となる神界)

 <石城島(しきしま)霊界>(友清歓真(10歳のとき神隠しにあったといわれる)が赴いた理想郷)

友清歓真が訪問した当時で人々は14万人。3ないし4つの行政区に分かれており、東部は科学的な研究機関、学校・工場などのある近代的な地域でアメリカの最新の意匠による別邸のようなものも建っている。

 

・東部と比べると西部は、鄙びた地域で友清と石城島霊界に招いた物故者の田畑氏は、20坪ばかりの菜園の世話をしていた。もっとも、肥料も水もやらないのに美しく立派な野菜ができるというから、世話というほどのこともない。

 

 

 

『神仙道の本』  (秘教玄学と幽冥界への参入)

(学研)2007/3

 

 

 

<仏仙界><神仙界と対立する妖魔の巣窟か?>

<神仙家が敬遠する世界>

・山人界でもないのに、愚賓がでてきているのは仏仙界にも僧侶のなりをした愚賓が住んでいるからだ。ただし、仏仙界の愚賓は「無官」だそうで、「理不尽に愚人を誑(たぶら)かすから「愚賓者」とも呼ばれるらしい。利仙君によれば、極楽も仏も、みな愚賓が見せる幻術だというのである。

 

・仙界に出入りした神仙家は多いが、不思議なことに仏仙界については誰も中に入って見聞しようとしない。敬遠しているのは明らかだが、それも道理で、彼らは、筋金入りの仏教嫌い、仏仙嫌いなのだ。仏教に対する嫌悪感を最も露骨に示しているものもいる。

 

<魔界と魔王><極悪の魔が救う禁忌の領域とは>

・魔界だけは、全くといっていいほど、探訪情報がない。

 

<死後「極悪の人霊」となった魔王>

<魔に堕した悪霊を掌る魔王>

・ 魔王の筆頭は、造物大女王という女魔で、天地開闢の際、積もり積もった陰気の悪気が凝結して生まれたという。

これに次ぐのが無底海太陰女王だ。

 

<宇宙の神仙界>

<大気圏の外にも広がる神仙の世界>

・実は、遠方の星の世界の状況が、この地球の大気圏内の或るところに影を映したような状況になって、そこへ行って来たからだという。

 

・この玉京山が紫微宮の中心の神山で、そこに天帝の住まう玉京山鳳宮がある。さらに玉京山の南方の海中には、宮殿楼閣を空に聳えさせている紫蘭島(しらんとう)があり、紫微宮神界の重要な施設が立ち並んでいる。

 

・毎年元日には、全世界の神々がこの島の紫蘭大枢宮号真光遊門という門の前に集まり、宇宙の根本神に拝礼朝賀するというのである。

 

 

 

『神仙道の本』(秘教玄学と幽冥界への参入)

(学研)2007/3

 

 

 

<山人界(天狗界)>

<多種多様な天狗らの仕事と生活の実際>

<高級山人が住まう壮麗な宮殿>

・山人とは山の神のことだが、天狗の異名として用いられることもある。「お山には善美を尽くした広大結構な御殿があり、三尺坊は平生には、そこに居られますが、亦、空中にも大なる御殿があってここにも多くの方々が居られます」。

 

<山人界の天狗の風体とは>

・天狗というと鼻高・赤面の異形に描かれるのが通常だが、実際の姿は人と変わらず、頭巾をかぶり、白衣を着し、足には木沓(きぐつ)を履いている(裸足の愚賓(ぐひん)もいるという)。

 

・最後に天狗は日本独自のものとの話があるが、それは間違いだということも付記しておこう。中国にも朝鮮にもいるし、西欧にもいる。また、世界各地の天狗が集まって行う山人会議もあるそうだ。

 

 <戦争に出陣する愚賓(下級天狗)たち>

・仕事は、より上級の神界の下命に従って戦争に従軍したり、霊界や人間界をパトロールしたり、冥罰を下したりと、そうとう忙しい。大小の愚賓は、元来が武官だから、戦争になると鬼類などを従えて直ちに出陣する。

 

・加納郁夫という名の天狗の弟子となった「天狗の初さん」こと外川初次郎は、加納天狗の供をして満州事変に従軍したと言っているし、幕末の戦乱時に活動した才一郎は明治元年から2年にかけての戊辰戦争に冥界から参戦し、三尺坊の命令で、自分の出身国である尾張藩の隊長“千賀八郎”を守護していたと語っている。

 

 

 

『神仙道の本』 (秘教玄学と幽冥界への参入)

(学研)2007/3

 

 

 

<異界交通者が赴く山人界(天狗界)>

<僧侶や仏教信者など、仏教徒深い因縁で結ばれた者が入る「仏仙界」がある。>

 全霊界は「むすび」と「たま」の領界に大別される。>

・むすびの世界とは、「衣食住や山河草木や万般の調度品が、客観的に実在として殆ど人間界のごとく存在する」世界のことで、我々の現界もここに属する。現界もまた霊界の一種、むすびの霊界なのである。

 

・ 一方、たまの世界は「欲する品物が欲するままに、そこに現出する代わりに注意を怠っていると消えたり、一瞬にして千里を往来したり、もやもやと霊のようなものが友人や知人の顔となり手となって遂に完全な姿として、そこに出てきたり、高い階級で美しい光の乱舞の中に自分も光の雲の如く出没穏見したりする」世界をいう。

 

<高級神界の世界>

<神集岳神界・万霊神岳神界・紫府宮神界とは>

<全ての地の霊界を統制する大永宮>

・神集岳神界があり、中心は大永宮という巨大な宮城で、一辺が160キロもある高い壁に取り囲まれている。四方に大門があり宮城を四方から囲む数十の宮殿群もある。

 

・幽政の中府だけに膨大な数の高級官僚が働いている。東洋、西洋、人種はさまざまだが、日本人も沢山、含まれている。

 

・紫府宮神界は宇宙神界の紫微宮神界ではないので、注意。

 

・そもそも「天機漏らすべからず」といって神仙界の機密は人間界には伝えないのが決まり。

 

<現界人の生死・寿命を管掌する神>

・万霊神岳は現界人にとって最も重要な関連をもつ神界とされているのである。大きな島嶼としてまとまっている神集岳とは異なり、この神界は様々な霊界幽区が集まってできた“連邦体”だという。この世界に属する霊界はきわめて広く、いわゆる極楽や地獄も内包しているし、仏仙界も含まれるというから、その巨大さは想像を絶する。

 

<刑法所も存在する万霊神岳>

・神集岳神界・万霊神岳神界・紫府宮神界が地の霊界では最も高級な神界で、地の霊界全体を監督・支配している。

 

刑法所もあり、極刑も執行され、霊魂は消滅させられるというから恐ろしい。

 

 

 

『神仙道の本』(秘教玄学と幽冥界への参入)

(学研)2007/3

 

 

 

<神仙界の構造>

<神仙が住まう天の霊界と地の霊界>

・世界には目に見える物質的世界(顕界)と目に見えない霊的な世界(幽冥界・幽界)があると説いている。

 

・極陽に近い部分が天の霊界(天の幽界・天の顕界)、極陰に近い世界が地の霊界(地の幽界・地の顕界)ということになる。

 

<地の霊界の首都「神集岳神界」>

・神仙道の場合、まずトップに来るのが天の霊界、筆頭の大都(だいと)、「紫微宮(しびきゅう)」で、天地宇宙の根元神の宮であるという。

 

・この紫微宮の次にくる「大都」は、天照大神の神界である「日界」(太陽神界)で、ここが太陽系全体の首都ということになる。

 

・神仙道ではこの日界の次にくる大都以下を地球の霊界とし、その首都を「神集岳神界」と呼んでいる。

 

・神集岳は地の霊界全体を管理運営する神界で、地の霊界の立法府・行政府・司法府の最高官庁が、この都に置かれているという。

 

・首都・神集岳神界に対する副都を「万霊神岳神界」という。

 

・神界では、年に1回、現世の人間、霊界に入った人霊および仙人など一切の霊の“人事考課”を行い、寿命も含めた運命の書き換えが行われるという。この作業の中心が万霊神岳だそうなのである。

 

 

 

『「あの世」と「この世」の散歩道』

天外伺朗)(経済界)2001/5

 

 

 

<宇宙の「明在系」と「暗在系」>

・―宇宙は、目に見える物質的な宇宙、「明在系」と目に見えないもう一つの宇宙「暗在系」により成り立っている。「明在系」のすべて、人間、時間、あるいは人間の想念でさえ、「暗在系」に全体としてたたみこまれているー

 

・周知のように、テレビの画面は放送局から飛んできた電波が元になっています。電波は広大な空間に分布しており、その広がりを「電磁界」といいます。今、「明在系」、つまり、目に見える物質的な宇宙をテレビの画面に、「暗在系」を電磁界にたとえてみます。実際の宇宙空間は3次元で、テレビの画面は2次元ですが、その違いは無視します。

 

・まず、最初に、電磁界がなければ、テレビの画面には何も映らないのは明らかでしょう。同じように、「暗在系」がなければ、「明在系」は存在できません。両者をひっくるめてひとつの宇宙が構成されています。

 

・次に、テレビ画面上の人物や物体は、電磁界のどこかに特定の位置に対応している、ということはなく、全体としてたたみ込まれています。従って、電磁界のどんな小さな部分にも、テレビ画面全体の情報が含まれています。

 

・私達が肉体を持って生まれてくるというのは、ちょうどテレビのスイッチをつけるようなものでしょう。逆に死ぬことは、スイッチを切るのに似ています。画面は消えますが、だからといって電磁界がなくなるわけではありません。「暗在系」というのは、生死と無関係で、時間を超越した、絶対的な存在なのです。

 

 

 

『戦争とオカルトの歴史』

 (W・アダム・コンデルバウム)(原書房)2005/2

 

 

 

ヒトラー親衛隊>

テロリズムを好んだ夢見る神秘主義者たちの団体からナチズムが生まれた。そしてそれが、“大量殺戮”という言葉に新たな様相を付け加えた。第三帝国全体を特徴付けるのが、この神秘主義と魔術である。ナチスの部隊と言うと、伸ばした脚を高く上げて機械のように行進する様子が思い浮かぶかもしれない。SSには、ダース・ベイダーの衣装のような黒い制服と髑髏の記章が用意され、他のドイツ軍部隊と区別された。

 

・もともとは、ヒトラーの護衛部隊として作られたSSだったが、やがて帝国の悪魔崇拝者となっていった。SSの志願者は、1750年までさかのぼって民族的に純血であることを“アーリア人の血筋”を証明しなくてはならなかった。要求される身体的条件は非常に厳しかった。ルーベンスボルン政策(スーパー北方種族を創出するための交接・出産・養育施設のこと)のための繁殖所では、金髪・青い目の子供の父親として、新アーリア超人からなる支配者民族の中核となる役割をになうからである。

 

・彼らは、生まれたときから信じてきたキリスト教を捨て、寄せ集めの異教精神を詰め込まれ、クリスマスを古来から続く、ただの祝い日とし、古代ルーン文字の象徴的な意味を学ばされた。SSのシンボル・マークも、ルーン文字で作られ、親衛隊は、ナチスの“信仰”を守るテンプル騎士団となった。

 

・皮肉なことに金髪・青い目の超人をまとめる組織の指導者は、細いあごをして眼鏡をかけた養鶏農家出身の勇者にふさわしい体つきとはとてもいえない男だった。男の名は、ハインリヒ・ヒムラーという。

 

 <金髪のアーリア人種出身の超人など歴史的に全く存在しなかった>

アーリア人であるという以外にSS隊員の配偶者には、出産能力がなければならなかった。ナチスは嫡出・非嫡出を問わず妊娠を奨励し、妊娠・出産を望むものには報奨金を出す一方で、遺伝的障害を持つ“劣った種“を生まないように不妊手術と中絶手術を広く行った。ナチスは、”血こそ生である“という無意味なオカルト的信仰を持つ豊穣崇拝カルトだった。

 

・既成の教会に反対するSSによって、反教会権力のプロパガンダが広められた。キリスト教の教義は、ナチ“教”とはかみあわなかった。金髪の超人ばかりという架空の民族を発展させようというときに、柔和なるものが地位を継げるわけがない。もう片方のほおを差し出すことは、世界支配の夢とは全く相反し、ヒトラーの支配する暗い帝国で、イエスの説いた道は阻まれた。ある観点から見れば、ナチスとは、本質的には軍事と政治を一体化した大事業が、いかにして既成の宗教と対立するミュトスとオカルト活動を独自に生み出したという20世紀最大の例かもしれない。

 

 

 

『図解近代魔術』  

(羽仁礼) (新紀元社)  2005/10/6

 

 

 

ナチス

・ドイツの政党で、政権取得後は国家と一体となって活動、第2次世界大戦により解体。その思想にはゲルマン系神秘思想がとりいれられている。

 

神秘主義政治結社

・ドイツの政党、「国家社会主義ドイツ労働者党」のことで、1919年にミュンヘンで結成された「ドイツ労働者党」が1920年に改称したもの。

1926年、アドルフ・ヒトラーが党の総裁に就任して以来勢力を拡張し、1933年1月にヒトラーが首相に就任すると次第に国家との一体化が進み、「第三帝国」と呼ばれる体制化でその崩壊までドイツを支配した。

 ナチス・ドイツは、共産主義者フリーメイスンとともに魔術師や占星術師、秘密結社を迫害したが、ナチス自体魔術的世界観を背景に持つオカルト結社であったとの主張もある。また、ヒトラー自身魔術師であったとの説もある。

   

<マスター>

神智学において、人類を密かに導く超人的存在。歴史上の偉人の多くがマスターであったとされる。グレート・ホワイト・ブラザーフッドなる団体を結成。

 

<神智学における人類の指導者>

ブラヴァツキーの神智学では、世界のどこかに住む「マスター」、あるいは「マハトマ」「イスキン」と呼ばれる超人的存在を想定している。マスターたちの姿は限られた人間にしか見えず、密かに人類の魂を高めるために働いているのだという。

 

・過去に出現した優秀な宗教指導者や心霊術の導師は皆マスターでブラヴァツキーによれば、釈迦、孔子、ソロモン王、老子、さらにはフランシス・ベーコン、サン・ジェルマン伯爵などもマスターだという。

ブラヴァツキーが出会ったクートフーミというマスターは、以前ピタゴラスに姿を変えていたこともあるが、今は青い目をし、美形のカンミール人でバラモン(僧)の姿をしているという。

 

ブラヴァツキーのみならず、ヘンリー・スティール・オルコットやクリシュナムルティなども、実際にマスターたちの訪問を受けたことがあるという。そしてこのマスターたちが構成するのが「グレート・ホワイト・ブラザーフッド」と呼ばれるグループである。

 

・様々な情報を総合すると、このグレート・ホワイト・ブラザーフッドは144人のマスターからなり、シャンバラ(チベット仏教におけるユートピア)にいる世界の王を頂点としている。この世界の王の祖先は、ヴィーナス(ローマ神話の愛と美の女神)で、手足となる数人の者を従えて、16歳の少年に変身しており、この世界の王の手足となっているものが釈迦、マヌ(インド神話における最初の人間)、マイトレーヤ(インド仏教の伝説的人物)たちである。

 

 <地下世界アガルタ>

<サンティーヴ=ダルヴェードル(1842-1909)>

・独自の政治体制を構想、古代アトランティスの先進文明や地下世界アガルタの存在を主張した。

 

・彼が構想したシナーキズムは、当時流行していたアナーキズムに対抗するために考えだされたもので、世界の秘密の指導者とテレパシーでコンタクトできる人間たちの秘密結社が国家を支配する体制のことである。彼によれば、薔薇十字団やテンプル騎士団もそうした秘密結社であった。このシナーキズムを構想する過程で、彼は古代アトランティスの先進文明や地下世界アガルタに住む世界の王者といった観念を取り入れている。さらに根源人種の存在やアーリア人至上主義など、ブラヴァツキーの神智学やナチス・ドイツに引き継がれた概念も含まれている。

 

<地下世界アガルタと首都シャンバラ>

中央アジアの地下に存在するという王国。首都シャンバラには、幾人もの副王と幾千人もの高僧を従えた世界の王ブライトマが住み、地表の人類とは比較にならない高度な科学技術を持つ。地上の世界とはいくつもの地下通路で連結され、チベットポタラ宮の地下にも入り口があると伝えられる。

 

 

 

『神仙道の本』  秘教玄学と幽冥界への参入

学研マーケティング   2007/3

 

 

 

宮地堅盤(かきわ)〔水位〕(1852~1904) 自在に仙境に出入りした近代神仙道の大先達

<魂を飛ばして異界へ往来>

・「仙人というものは、いわば人間界の変り種で、昔からめったに世にでない稀有の存在であるにもかかわらず、常磐・堅盤の父子二代相ついで、神仙の位を生前において得たことは、人類史上ほとんどその例を見ないであろう」

 

・まさに宮地堅盤こそは、その実父常磐から教導された宮地神仙道の大成者であるだけでなく、近現代の神仙道史上、最大の巨星といっても過言ではない。

 10歳で父の指導のもと、肉体はそのままで魂だけで飛行するという脱魂法(後年は肉体も伴ったとされる)を修得し、高知の手箱山の神界に出入りしたのを手はじめに、神界の諸相をつぶさに見聞し、同時に人間界でも文武両道に励み、修行を積んだ。

 

・つまり、堅盤は脱魂法、あるいは肉身のままで数百回も幽真界に出入りしていたというのだ。

 堅盤の記録によれば、大山祗神のとりもちにより少彦名神(青真小童君)に面会を許され、さらに川丹先生こと玄丹大霊寿真(年齢は明治元年時に「2016歳」)と称する朝鮮の神仙界の大長老を紹介され、この両師を中心に、神界の秘事などの教示を受けたとしている。

 

・また堅盤の道号である水位という名も、22歳のころに少彦名神から名づけられたものだという。そもそも、堅盤は「謫仙」、つまり、神より特別な使命を受けて、本籍地の神仙界から人間界に流謫した仙人であったというのだ。

 

<神界の最高機密の大都へ>

・堅盤が自ら探求した幽冥界の様相を書きとめたものが、神仙道最高の書とされる『異境備忘録』である。神界・神仙界・天狗界など幽真界の情報がはしばしに織り込まれており、堅盤最大の功績はこの書を残したことだといわれるほどだ。

 

・堅盤は仙童寅吉ともいっしょに岩間山の杉山僧正に会い、各種の仙界へも飛行して出入りしたと書き残しているが、神仙界では寅吉より堅盤のほうが位が上であったという。

 

<全神界を包括する奇書『異境備忘録』>

・『異境備忘録』は、基本的には、先行文献としてあった平田篤胤の『仙境異聞』をふまえたうえで、道教的な神仙思想と日本の神道古神道などを有機的に結合する比類のない世界観を確立した根本原典となっている。堅盤の開示した神仙道は、神仙思想の本場中国の影響圏内から脱して、逆にそれを傘下に組み入れ、さらにインドに本拠がある仏仙界や西洋の神界などまでを従属させた画期的なものであった。

 つまり、堅盤ならではの《神国日本》ならぬ《神仙道日本》の宣言書だったのである。

 

・堅盤は、大病の時期を除き、ほぼ生涯にわたって健筆をふるった。その全著作は百数十冊とも二百冊ともいう。これを高さに概算すれば、10等身におよぶほどだったらしい。

 

・ちなみに、堅盤の著述や蔵書の多くは、戦前に、近代神道史学の先駆者・宮地直一東大教授を経由して高知県立図書館に寄贈された。その後、昭和20年に空襲で同図書館が被災したときに烏有に帰している。

 

 

 

『日本神仙伝』

不二龍彦)(学研) 2001/5

 

 

 

<宮地水位>

<日本初の本格的「霊界探訪記」『異境備忘録』を著した宮地水位>

<シャンバラも含む幽界の多様性>

・また、チベット密教で言う「シャンバラ」とおぼしき幽区についての記述もある。

シャンバラというのは、代々一人の王によって統治されてきたとされるヒマラヤ奥地の理想郷で、永遠の光の下、賢者だけの理想国家を築いていると伝承されている。この霊的な王国には、未来のいつの日か、邪悪な勢力を最終戦争によって打ち滅ぼすという神聖な使命があり、今もそのための活動を密かに行っているというのである。

 

・今でこそ、広く知られるようになったシャンバラだが、水位の時代には、ごく一部の学者以外、その存在を知っているひとは皆無といってよかった。

 

・ところが水位は、「西洋国のヒマラヤ山」に「中凹(なかぼこ)」の「支那上代」の神仙界があり、「山上は闇夜でも昼の如く」輝いていると、ちゃんと記述している。

しかも、この「支那上代の神仙界」がある山は、神仙界では「地軸」と呼ばれているらしく伝説の西王母(せいおうぼ)が住んでいるというのも、シャンバラ伝説と通いあうところがあって面白い。

 

 

 

『術』

綿谷雪   青蛙房  1964

 

 

 

<天狗飛切りの術と軽身の習練>

・仙界に出入りしたという紀州のモグリ医者島田幸庵の報告によれば、仙人界と天狗界は同じ系列の特別世界で、その階級は仙人界のほうは神仙、山人(やまびと)、異人(霊人)、山霊(やまのかみ)、山精(こだま)、木精(すだま)、鬼仙(おに)、山鬼(たかがみ)、境鳥(たかとり)、麒麟(ましか)、鳳凰(ながなきどり)、霊亀(おうかめ)と順次し、狗賓(くひん)のほうは大天狗、小天狗、木葉天狗、魔天狗、邪鬼の順であるが、両界通じていえば、大天狗は仙界で山人の階級に相当するという(-『幸庵仙界物語』)。

 

・もとより架空の観念的構成にすぎないが、しかし古来、仙人も天狗もいろいろと変わった型のものがあって、綜合的に考慮するとすれば、結局右のような組み立ては常識的といえるかも知れない。

 さすれば仙界・天狗界とも、上級者には超自然的な神仙型の飛翔を想像し、下級の者に鳥獣型の飛翔を想像するのは当然のことで、下ッ端の天狗は翼をもって飛ぶと考えられていました。

 

・では翼のない上等の天狗は、どのように飛翔したのか?私どもが、子供のころ聞いた話では、天狗は羽団扇をもっていて、それであおいでふわりふわりと翔ぶということでした。じつは羽団扇は飛ぶときの目標を定めるレーダー式のもので、下降するときには、方向舵の用をすると仙童寅吉は語っています。

 

・年代はよくわかりませんが、和歌山藩の餌差役で某という者が、鷹の餌にする小鳥をもとめて深山へ分け入り、小鳥網を張りました。知らず知らず殺生禁断の高野山の一部へ入りこんだらしく、おもしろいほど小鳥がかかる。

 と、どこからか一人の異様な老人が立ち現れました。某をにらみつけながら、小鳥を次ぎ次ぎと網からはずして逃がしてやり、ここは殺生禁断だから、あきらめて帰れという。

 某は何だか怖くなって帰ることにしたが、異人は気のどくに思ったのか、せっかくの機会だから跳ぶ術を教えてやると云い、某を高く突き出した岩石のうえへつれてゆきました。

 

・「さあ、谷底へ飛び下りてみろ。おれが下へ行って受け止めてやるから」という。しかし、怖くて、どうしても飛べない。ちゅうちょしていると異人は、うしろからいきなり某を突き落しておいて、すぐに谷底へあらわれてズシンと受け止めました。

 

「どうだ怖くないだろう。もういちどやってみろ」

こうして何回も飛び下りて受けてもらっているうちに、どうやら身のこなしなども会得して、平気で跳べるようになりました。

 

・某は礼をのべて和歌山へ帰り、高い屋根へ飛び上がったり飛び下りたりして人々をおどろかせるようになったが、その後三年ほどして、ふと飛ぶことに恐怖をおぼえ、急にそれっきり飛べなくなったという(-『積翠雑話』)。

 

・積極的な精神力が或る程度の危険を克服する事実は、この一話からも汲み取れるでしょう。跳躍は、昔は“軽身の術”とか“軽業”とかいいました。

 

 

 

『神仙道の本』

(秘教玄学と幽冥界への参入)   (学研)2007/3

 

 

 

<山人界(天狗界)>

多種多様な天狗らの仕事と生活の実際

高級山人が住まう壮麗な宮殿

・山人とは山の神のことだが、天狗の異名として用いられることもある。「お山には善美を尽くした広大結構な御殿があり、三尺坊は平生には、そこに居られますが、亦、空中にも大なる御殿があってここにも多くの方々が居られます。

 

・ひと口に山人界といっても階級は実に多い。そこで、空中の御殿に住む鬼類・境鳥まで、暮らし向きも千差万別なのである。

 仙童寅吉以降、山人界の情報はずいぶんと数多くもたらされてきたが山人界の階級等についてもっともまとまった情報を伝えているのは島田幸安だ。

 

<山人界の天狗の風体とは>

・島田によると、山人界の階級は①神仙、②仙人、③山人、④異人、⑤休仙、⑥愚賓(ぐひん)に大別される。この愚賓というのがいわゆる天狗のことだが、天狗は人間が命名した俗称であって、山人界では使わないという。

 

天狗というと鼻高・赤面の異形に描かれるのが通常だが、実際の姿は人と変わらず、頭巾をかぶり、白衣を着し、足には木沓(きぐつ)を履いている(裸足の愚賓(ぐひん)もいるという)。「人界にて云如き鼻高く翼ある者は無御座候」と、島田は断言している。

 愚賓は神仙から数えて6番目の下級官吏だが、そのなかにもまたこまかい階級がある。①山霊(大愚賓)、②山精(小愚賓)、③木仙、④鬼仙、⑤山鬼、⑥境鳥、⑦彩麟(ましか)がそれだ

 

・⑥の境鳥が、いわゆる木の葉天狗・木っ端天狗と呼ばれる類で、嘴と翼をもつ鳥類の化身である。

 

・最後に天狗は日本独自のものとの話があるが、それは間違いだということも付記しておこう。中国にも朝鮮にもいるし、西欧にもいる。また、世界各地の天狗が集まって行う山人会議もあるそうだ。

 

<戦争に出陣する愚賓(下級天狗)たち>

・ただし、人間のように肉を食うのではなく、気だけを食うのだと島田が注釈している。生きている魚を海などから招き寄せ、「味の気」だけを取って食べ、食後は生きたまま海に帰すというのだ。

 

・仕事は、より上級の神界の下命に従って戦争に従軍したり、霊界や人間界をパトロールしたり、冥罰を下したりと、そうとう忙しい。大小の愚賓は、元来が武官だから、戦争になると鬼類などを従えて直ちに出陣する。

 

・加納郁夫という名の天狗の弟子となった「天狗の初さん」こと外川初次郎は、加納天狗の供をして満州事変に従軍したと言っているし、幕末の戦乱時に活動した才一郎は明治元年から2年にかけての戊辰戦争に冥界から参戦し、三尺坊の命令で、自分の出身国である尾張藩の隊長“千賀八郎”を守護していたと語っている。

 

<天狗が下す恐怖の冥罰>

・天狗の仕事で最も怖いのは、人間界に罰を下すという仕事だ。火事による処罰が多いようで、情け容赦がない。たとえば、杉山僧正が東京の平川町(平河町)を焼いたことがある。

 

<過酷をきわめる天狗界の修行>

寅吉や才一郎は仙縁があって山に招かれたものだがら否応はないが、凡人が天狗の「神通自在」にあこがれて山中修行に入っても、ろくなことにはならないらしいから、注意が必要だ。

 

 最後に、天狗は日本独自のものとの説があるが、それは間違いだということも付記しておこう。中国にも朝鮮にもいるし、西欧にもいる。また、世界各地の天狗が集まって行う山人会議もあるそうだ。

 

 

 

『『遠野物語』100年目の119のはなし』

 木瀬公二  荒蝦夷 2010/12

 

 

 

柳田国男

柳田は出版を「全くの道楽仕事で、最初から市場にお目見えしようとはしなかった」と、「再版覚書」に書いている。自費で350部だけ出し、「殆ど皆親族と知音とに頒けてしまった」と記している。

 それでも定価はつけた。50銭。巡査の月給が13円の時代だ。昨年度採用された警視庁の大卒警察官の初任給は約24万円。そこから計算すると現在の約9200円になる。柳田はこの値段を「恐る恐るつけた」と記しているのも、うなずける。

 以来、100年間も読み継がれている。

 

・「恐らく、小説を除くと日本で最も読まれている本の一つではないか」と研究者たちは口をそろえる。

 

<ザシキワラシ(1)>

佐々木仲子さん(65歳)は、ザシキワラシを見たことがある。あれがそうだ、と確信している。

 仲子さんが住む岩手県遠野市附馬牛町大出地区にあった大出小中学校が閉校になったのは平成19(2007)年3月だった。以来、仲子さんは、そこを通るたびに「この間までは子どもたちが元気に走り回っていたのに」と寂しい思いにかられていた。

 

・ふと、校舎に目をやると、昇降口に近い教室の窓が開いていた。窓わくに腕を乗せ、ほおづえをつくように、校庭を見ている2人の子供が見えた。花柄模様の着物をきた、小学低学年の女の子だった。「閉校に伴う学芸会の練習でもあるのかしら」。そう思って車を止め、先生たちが使っていた駐車場をみたが、車は1台も止まっていなかった。

 それじゃ何だろう。

 再び窓に目をやると人影はなくなり、昇降口から女の子たちが校門に向かって走ってきた。そして、校庭の真ん中まできたとき、すーっと2人の姿が消えた。

 

「学校にザシキワラシが住んでいる」という言い伝えは、地区に広く伝わっていた。仲子さんには、消えた子の顔が、悲しそうに見えた。閉校で友達もいなくなり、悲しくなったザシキワラシなのかな。

 そんなことを思いながら「そんなら家にくるか。貧乏で何もないよ。でもご飯と水だけは毎日あげるから」と独り言をつぶやいた。

 そうして車に乗り、用事を済ませて自宅に戻った夜から、仲子さんの不思議な体験が始まった。

 

遠野物語』は、ザシキワラシを「神」と位置づける。それが住む家は栄え、去ると没落するという言い伝えを紹介している。

 

<ザシキワラシ(2)>

<「やっぱりあれは、学校から連れて帰ってきたザシキワラシだ」>

・佐々木仲子さん(65歳)は、岩手県遠野市附馬牛町の大出小中学校でザシキワラシを見た夜も、普段通り寝床に入った。何時間くらいたったのだろうか。気がつくと布団の周りを、童女2人がキャッキャと言って走り回っていた。眠ろうとしてもうるさくて眠れない。別に怖いわけでもない。その騒ぎは朝まで続いた

 目が覚めていたのか眠っていたのか。夢なのか現実なのか。

 

<ザシキワラシ(7)>

・「画家について東京まで遊びにいったザシキワラシが、女性作家の肩に乗って帰ってきた

関係した人はみなそう思っている。ザシキワラシを見たという佐々木仲子(65歳)も同じだ。

その仲子さんは、ザシキワラシに会いに、早池峰神社や大出小中学校跡地に来た人と会えば「ザシキワラシはいると思う」と話す。

 そういう人たちから「夕べ見ることが出来ました。青い着物の男の子が、枕元に立って空豆を食べたいと言ったので送ります。教室に供えて下さい」という手紙や品物が届いている。

 

<ザシキワラシ(8)>

・ザシキワラシが住み着いた仲子さんの家。いいいことはあったのだろうか。

「悪いことが起きないんだから、守られているんでしょうね」と仲子さん。

 そのあとに「ザシキワラシは、自分の心にしまっておくもの。客寄せに使うつもりは全くない」と付け加えた。

 

<単行本『水木しげる遠野物語』>

・連載は、原作に沿って「此の話はすべて遠野の人 佐々木鏡石くんより聞きたり」という序を添え、柳田国男佐々木喜善(鏡石)から話を聞きとっている場面から始まっている。

 119話を順を追い、1回に数話ずつ入れる構成で長さはまちまち。2カットで終わっている話があるかと思えば、野宿した山の中で聞く不思議な音の話などを記した33話は、連載1回分をすべて充当。水木さんが戦争で行った南方ジャングルでの体験も交え、山には「そういう神秘の力があるようだね」などとの感想が記してある。

 

・これを描くために水木さんは2回、岩手県遠野を訪問、種々な場所で取材をし、最終回に「前世に遠野に存在していたことは確かなようだ」と書いて締めくくっている。

 

<遠野だから、絶対見えるもの>

・その淵で、カッパを見た。

 それも2回半。

 石の上に座っていたのが1回目。2回目はヨモギをかき分けて出てきた。3回目は川に潜りかけていて背中と足しか見えなかったから、半分。

 岩手県遠野市土淵町にある「カッパ淵」で、運萬治男さん(61歳)がそんな話を観光客に語るようになったのは平成14(2002)年7月のことだった。

 じつは、自分ではカッパを見たことがない。地区の人から請われて、この土地でずっと語り続けていた故・阿部与市さんの活動と、その「体験談」を引き継いだ。

 

シンポジウム・『遠野物語』を語る――『遠野物語』のすごみ

・『遠野物語』には、神隠しに合う子供の話や魔法を使う老女の話が登場する。魔物にそそのかされて起きたと思われる殺人事件も、狂気を発する老女も、行方不明の娘が突如として姿を現す話も、当たり前のように書かれている。

 本当のことなのかうそ話なのか、夢を見ているのか現実なのか。判断がつかない不思議な気分にさせられる。それが「あの世の物語なのか、この世の物語なのかが判然としない」と言われるゆえんである。

 

・司会役を担った赤坂憲雄さん(56歳)は、佐々木喜善から聞いた話を書いたのだから「聞きたるまま」書かなければならないのに、「感じたるまま」書いたと序文に記した姿勢に言及。その結果が、民俗学と文学の両面を持った書物となり「どちらに光を当てるかで読み方が全く違ってしまう」と評した。

 これらを受ける形で小池さんは「語りとは口語体であるのに、それを文語文にしたところが奇跡的なこと」と、矛盾の文体が生んだすごみを力説した。

 

シンポジウム・『遠野物語』を語る――柳田国男「一生の仕事」

・先月の仙台市でのシンポジウムでは、『遠野物語』を出したあとの柳田国男の仕事にも話は及んだ。柳田は、物語に出てくる不可思議としか言いようのない出来事を「いったい遠野郷の人たちはなぜ語り伝えてきたのかと疑問に思ったはずだ」と宗教学者山折哲雄さん(78歳)は推測する。

 その上で、それらの出来事は、合理的に説明出来るはずだと柳田は考え、その解析を「一生の仕事にした」と論を進めた。

 

歌人の小池光さん(62歳)は、「原因があってこうなったと、一見もっともらしく分析すればするほど大事な物が抜けていく」とし、丸ごと抱え込む姿勢の大事さを強調。あり得ないようなことを遠野の人みんなが信じていた点を「山に何かがいると信じることで共同体はまとまる。現代はそういう意味での山がなくなり、我々はつながりを失っている」と指摘。さらに物語に登場する人々が「自然に対する恐れや畏敬の念というまなざしを持っているところに、気品や格調を感じる。それが100年も命をつないできたもとだ」と解析した。

 

<ザシキワラシ(9)>

・その部屋は、不思議な間取りである。6畳間と2畳間と3畳間の、仕切りが取り払われてできた11畳間だ。そこにザシキワラシがでる。

 泊まったひとたちがそう言う。

 出窓につくった棚に、子供の洋服やおもちゃが並ぶ。ザシキワラシに会った人たちが「ザシキワラシさんへ」と買いて置いていく。

 佐々木満さん(67歳)の民宿「わらべ」は、早池峰山の登山口付近にある。昭和63(1988)年、バスの運転手をやめ、生まれ育ったこの地に戻って開業した。佐々木仲子さん(65歳)がザシキワラシを見た、岩手県遠野市附馬牛町の旧大出小中学校のすぐそばだ。

 

<ザシキワラシ(10)>

・「枕元にちょこんと座って私の顔をのぞき込んでいるんです」「布団の中でおなかをくすぐられました」「体を揺さぶって起こされました」「左親指をしゃぶられました」「布団の上にばさっと乗ってきた座敷わらしの頭を思わずなでました」

 民宿「わらべ」に備えられている自由帳には、ザシキワラシに会ったという宿泊客の書き込みが並ぶ。

 

<ザシキワラシ(11)>

ザシキワラシが出る、という部屋は民宿「わらべ」の2階にある。

 

・その部屋の泊り客が増えるに従い、「あの部屋には何かいるんじゃないの?」と言う声が大きくなっていく。

「いたずらされて寝かせてもらえなかった」「寝ていると昆虫採取の網を振り回すような音がした」「誰かが階段をのぼってくる音が聞えた」

 ザシキワラシという言葉はまだ、民俗学の世界で使われる言葉だった。佐々木さんは「夢でも見ているんだろう」と、気にもかけずにいた。

 しかし「何かある」という声は次第に広まっていった。

 

<ザシキワラシ(12)>

「民宿わらべには、何かある」と広まった原因の一つは、UFOなど超常現象を扱う雑誌に紹介されたことだ。平成8(1996)年2月号に、仙台市から来た宿泊客の「不思議な体験」が載った。

 一人で早池峰登山をした。疲れ切って「わらべ」に戻ってきた。筋肉痛の体を横たえ眠りについた。

夜中、地震で目が覚めた。そこに赤と黒のじゅばん様の服を着たおかっぱ頭の幼女2人が立っていた。声をかけたら2人は足をもんでくれた。

 

<ザシキワラシ(13)>

・京都からきたその6人組は、旅を十分満喫している様子だった。夕食後も囲炉裏端に集まり、夜遅くまで雑談を楽しんでいた。

 そろそろ寝ましょうと、解散したのは午後10時を過ぎていた。みなそれぞれの部屋に帰った。そのうちの1人が忘れ物をしたことに気づいた。囲炉裏端に戻ってきた。

「そうしたら、ザシキワラシがいたんよ」

 仲間たちにそう話しているのを、主人の佐々木満さん(67歳)は、小耳にはさんだ。朝食の用意で忙しく、詳細は聞きもらした。

 

<ザシキワラシ(14)>

・京都から来た6人組が引き上げた後、佐々木満さん(67歳)が自由帳を見ると、こんな記載があった。「昔、椎葉村で会った座敷ぼっこがもう一度会いにきてくれたんでしょうか」

「座敷ぼっこ」は、ザシキワラシの別称。蔵ぼっこ、蔵わらし、と呼ばれることもある。どうやら、ザシキワラシに会ったという女性が書いていったようだ。

 椎葉村は、宮崎県にある山村。柳田国男が、狩りで使う独特の言葉や風習、儀礼、作法などを詳しく聞き書きした『後狩詞記』の舞台だ。

 

<ザシキワラシ(15)>

民宿「わらべ」は次第に、ザシキワラシに会いたい、という宿泊客が増えていく。当初、釣り客から「あの部屋でもいいから」と言われていた部屋が、「ぜひあの部屋に」という、あこがれの部屋に変身していく。

 

<ザシキワラシ(16)>

・「ザシキワラシに会いました。お陰様で成功しました」というお礼の品が、民宿「わらべ」のザシキワラシの部屋に飾られている。

 

・3年前に百倍を超す難関を突破して劇団員になった男性からも「ザシキワラシのお陰」とお礼の手紙が届いた。安定した職につけて結婚も出来たという人からの手紙もあった。

 

・でも佐々木さんは、そんな「謎解き」はしない。そのまま受け入れる。

「だってザシキワラシは神様だからね」

 

<ザシキワラシ(17)>

これまでの経験では、大人たちの大半は「いる気配がした」。

 子供だけが、実際に「見た」と言っている。

 あるとき佐々木さんは、「早池峯神社に行きたい」という子供をつれて出かけた。境内の大杉のところまできたとき、子供が「いま、あそこを子供が歩いて行ったよ」と佐々木さんに言った。同じ方を見ていた佐々木さんには何も見えなかった。

 家族連れの宿泊客が帰るとき、子供が客室を振り返って「ほら、窓から子供が手を振っているよ」と親に言った。佐々木さんも一緒に見上げたが、何も見えなかった。

 その部屋は「ざしきわらし」の間ではなかった。

 佐々木さんは「ザシキワラシはその家の守り神です。みんなそれぞれの心の中にいるんだと思います。霊感の強さとは関係なく心のありようで、見えたり見えなかったりするのではないか」と思っている。

 

<ザシキワラシ(18)>

・ザシキワラシに関する最も最近の「伝説」は昭和32(1957)年ごろの話だ。

 舞台は、岩手県遠野市街地にある、しょうゆ屋と麹屋。

 その、しょうゆ屋からザシキワラシが出て行き、斜め向かいの麹屋方面にいった。その後、しょうゆ屋は徐々に経営が傾いてつぶれ、麹屋は繁栄して主人は市長にまでなった。

 少し年配の遠野の人なら、だれでも知っている話だという。

 

<ザシキワラシ(19)>

・しょうゆ屋から出て麹屋方面に行ったザシキワラシを、その目で見た人から、直接話を聞いた人もいる。

 岩手県遠野市綾織町の菅原ヒサさん(86歳)は5年ほど前、岩手県立遠野病院で聞いた。

 待合室で、ばったり出会ったその目撃者は、ヒサさんより5歳ほど年上の、旧知のおばあちゃん。しょうゆ屋の奉公人だった。

「明日は忙しいから朝早くきてがんせ」と主人に頼まれ、早朝に店に着いた。さて中に入ろうとしたときのことだった、という。

「蔵から男わらしっこと女わらしっこが手をつないで、絣っこ着てちょうちんさげて泣いて出てきたったとす。それを見ていたら主人が「忙しいから早く入ってこ」となったとす。あやほんだどもさ、子供たちどこさいくんだべな、と見ていたら、2人は麹屋に入ったとさ

 そう聞かされた。ここでは、夫婦でも頭の大きい少年でもない。

 

<ザシキワラシ(20)>

・『遠野物語』の「三題ばなし」と言えばカッパとオシラサマとザシキワラシである。中でもアイドルになりやすいのがザシキワラシだ。そのイメージが、丈の短いかすりの着物を着た、かわいらしい幼い子だからだろう。

 そんなイメージを定着させたのは、『遠野物語』の17話である。

 

・昭和3(1928)年10月、陸軍の特別大演習が岩手県内で行われたときに、天皇陛下の警護をする警察官の部屋に現れたのは、5、6歳の男女2人ずつの4人組だ。

 岩手県盛岡市の寺に一人で寝ていて、真夜中に物音で目をさます。4人は面白そうに座敷の中を跳ね回って遊んでいた。「承聞するこれがザシキワラシというものであろう」「異族のこれらの者に至るまで天皇陛下がお目見えになったことを喜んでいる」と、当時発行されていた青森日報が書いた記事のコピーを、元岩手県立博物館長の金野静一さん(85歳)は読んだという。

 このころには、ザシキワラシの姿はかなり多彩になっている。盛岡市八幡町に、立てひざをついてたばこを吸う、妙齢の「おなごザシキワラシ」がいた記録も、金野さんは読んでいる。

 

<ザシキワラシ(21)>

ザシキワラシは、家人以外に見られてはいけない。ザシキワラシのいる家では、そう言われている。見られた時点で、その家の没落が始まるから。

 人に見られないために家人は、他人から注視されないように心を配る。だから「うちにザシキワラシがいる」などとは絶対に言わない。「あの家にはいるそうだ」と名前が出ることも、没落の前兆として嫌った。

 

・実名を書いたお陰で、その家から抗議を受けた遠野物語研究所員もいる。ザシキワラシが出ると評判の民宿わらべの佐々木満さん(67歳)も「私は会ったことがないので、いるとかいないとか言えない」と言うだけだ。

 

<ザシキワラシ(22)>

さて、ザシキワラシとは一体何者か

 最も広く言われているのは次のような話だ。

 お金持ちの家は、財産を分散させたくないので、近親者と結婚することが多かった。ともすれば障害のある子が生まれる。偏見の激しい時代。その子を外目に触れさすことが出来ない。金持ちの家だから、蔵座敷はある。そこで子供を育てた。

 

岩手県遠野市宮森町の佐々木ユキさん(79歳)は、いたずらをしていると親から「そんなことをしているとザシキワラシがでてくるぞ」と怒られた。「お巡りさんでもない、お化けでもない、もっと別な怖いものなんだと思っていた」と言う。

 

<ザシキワラシ(23)>

・ザシキワラシは「いえの守り神」と考えるのが最もわかりやすい。二人はそう言う。

 年寄りが囲炉裏端で、子供たちに語りかける。

「オラの家はザシキワラシがいる家なんだぞ。これがいるから栄えるんだぞ、悪いことをするとザシキワラシは出て行ってしまうぞ。それが鬼になって、お前たちをやっつけるんだぞ。おっかねえんだぞ」と。

 繰り返し繰り返し、ザシキワラシの名前を借りて語る。その中で、家風とか戒めを教えていった。「困った人には親切にするんだぞ」「よく働くんだぞ」「しっかりしないと、この家はうまく行かないぞ」と伝えたと思われる。

 

<ザシキワラシ(24)・完>

<「家の精霊と言った方がいいでしょう」>

・『遠野物語』は、年を重ねて妖怪化し、霊力をもった生き物を「経立(ふったち)」と記している。1000年も生きた御犬(オオカミ)や、鉄砲の弾も通さぬ毛皮をまとうサルがそれだ。自然界を循環する、精霊の原型とされている。

 ザシキワラシはその一種、と解説する人は多い。「家の守り神」という人も少なくない。厳密に言うと、両者は同じではない。

 

<外国人に『遠野物語』の世界を>

モースさんは、『遠野物語』に書かれていることは、どこの国でも、どの地方にでもある普遍的な話だとし、「そういう意味でも、『遠野物語』は世界的な文学だ」と話した。

 

遠野市立博物館(19)文学評価>

泉鏡花は「近ごろおもしろき署を読みたり。(略)再読三読尚ほ飽くことを知らず」と書き、島崎藤村の「斯の冊子の中に遠い遠い野の声というようなものを聞くような思いがする」などが好意的な評だった。

遠野物語拾遺」を加えた増補版が出て、市場に並びだすと、評論は増え出す。

 金田一京助は「これこそ実に(日本民俗学の)最も記念すべき最初の文献である」とし、桑原武夫は「まず何よりも、一個の優れた文学書である」と高く評価した。

 三島由紀夫の激賞ぶりもすごい。「日本民俗学の発祥の記念塔ともいふべき名高い名著」「文章の上からいっても、簡潔さの無類のお手本」「殊に何回読み返したかわからないのは、その序文である。名文であるのみではなく………」とどまるところを知らない。

 原稿用紙5枚に書かれたこの現物は、今回の展示品の中の目玉の一つ。三島の達筆に込められた『遠野物語』への愛情がにじんでいる。

 そうして、『遠野物語』から材をとった吉本隆明の『共同幻想論』(河出書房新社)がブームになり、文庫本になりハンドブックが誕生し、民俗学と文学の両面から読者が広がっていった。

 これらの書籍類もほぼ網羅し展示されている。

 

<カッパ情報求む>

・カッパ淵に近い岩手県遠野市土淵町の観光施設・伝承園がカッパ情報を募集した。カッパと人とのかかわりを探ろうという試みだったが、集まったのは「目撃情報」4件だけ。

 

しかし、集まってきたのは「カッパ淵の橋の上で、人のいない方からクゥーという鳴き声が聞こえてきた」「1歳の息子が、人のいない方を指して「カッパ」と言った」といった「目撃情報」だった。

 8月に入って市内観光施設などにもチラシを置いて呼びかけたが、「ホテルに泊まっていたらキィー、キィーという鳴き声が聞こえた。あれはカッパだと思う」という種類だけだった。

 

 

 

『遠野奇談』 

 佐々木喜善   河出書房新社 2009/9/15

 

 

 

<『遠野物語』>

柳田國男は東京の自宅で遠野出身の佐々木喜善から話を聞き、明治43年(1910)、『遠野物語』を発刊しました。

 

 仙人峠の不思議

・ある冬の非常に雪の降る夜、外にはただ雪がしんしんと降っているばかりで、別段変った物音もありませんでした。けれども犬だけは一層、悲鳴をあげて、尾を両膝の間に挟み入れてすくみあがっているので、主人は、これはいよいよ変だと思って、思いきって雨戸をがらりと開けて鉄砲を差し出しました。

 

・ところが、外に戸口からものの一間も隔ったところに、一人の老翁が立っているのが雪の降る縞の中にぼんやりと見えていました。それは小丈(こぜい)な何だか蓑でも着たような風態で手には一丈(約3メートル)ばかりあろうと思われる先の妙に曲がった杖をついて、眼ばかりを爛々と光らし、白い髭が胸のあたりまで垂れ下がった人でした。主人ははっと、思うと思わず先刻狙いを構えた姿勢のまま、五体が麻痺してだんだんとちぢかんでしまいました。そうしてとうとう後方にどんと倒れて前後不覚になったが、家内の者に呼びおこされてやっと気がついたということであります。主人は、それはこの山の主の仙人様だったろうと、今でも人ごとに物々しく語っております。

  

・昔から、その不思議な倭体(こぜい)白髭の老翁がいて、時々、旅人の目にも触れたものと見えて、頂上の仙人堂の壁板の落書きのうちにも、夜九時頃山中にて不思議な白髭の老人に逢うなどと書いてあったと言います。

 

・最も新しい分では、大正五年の春、釜石鉱山の役員らが、この峠の仙人堂の前で山見物を催したことがあります。そうしてとにかく、その日は一日の歓を尽くして、午後になっていよいよ山を下ろうとする時、記念の写真を撮ることになり、仙人堂を背景として一同整列しましたが、そのうちに彼の掛茶屋の主人も、仙人山の主宰者といった格でその中に加わりました。そうして写真が出来上がって見ると、掛茶屋の主人の背後に、奇怪な人物が一人余計に写されておるのです。それがやっぱり小丈白髭の変てこな杖を持った老翁で、さきに主人が雪降りの夜に見たものと寸分違っていないものだったと言います。その写真は今でも主人が大切にしてしまっておきますが、話がそこに至ると誰にでもきっと取り出して見せずにはおかぬというものだそうです。

 

 <家屋の怪物><旧家の奥座敷に出遊ぶ><ザシキワラシ>

・家屋の内にばかり住んでいる怪物、あるいは家のぬしというようなもので、日本でもっとも重なるものは、わが奥州地方のザシキワラシでありましょう。これは主に五六歳の童子(こども)の形をして、富豪の家や由来ある旧家などの奥座敷に出て遊んでいるものだとされております。こういうものの出現する家は、一部落には必ず二三軒はあるようです。

  

・この座敷童子のことについては、既に私は、度々言っておりますが、いまだいっこう知っておらない方々のために、その一二の例を言いますと、岩手県江刺(えさし)郡稲瀬(いなせ)村の及川某家というのになどは、一二人ならず、どうも多勢らしい童が座敷に住んでいて、それらが家人の留守などの折には、内土間の方に下がって石臼を挽いたりなんかしていたんだそうであります。もちろんザシキワラシの本来は一人または二人ぐらいらしいのですが、稀にはかくのごとく数人の者が居ることもあるらしいのです。

  

・同県の遠野郷綾織(あやおり)村の某家などでは、やっぱり家人の留守の折などに座敷でお神楽みたいな囃子をしてザシキワラシが余念なく遊んでいたものだとも言われております。

  

・同県遠野郡字新町、奥田某という家のお婆さんが、ある日用事あって奥の二階座敷へ行くと、そこに非常に綺麗な十七八ぐらいの娘が赤い衣物(上もの)を畳んでおったが、お婆さんを見ると、あわただしく立って次の室へ匿れたというような話もあります。この美しい少女がこの家のザシキワラシであったことはもちろんで、こうした女性のものが住んでいた例も諸所にかなりあります。

 

 

 

『口語訳 遠野物語

 (柳田国男) (河出書房新社)1992/7/10

 

 

 

<山田の蜃気楼>

・海岸の山田では、毎年蜃気楼が見えます。いつも外国の景色だということです。

それは、見たこともない都会のようすで、道路をりっぱな馬車がひっきりなしにとおり、人の往来もびっくりするほど多いそうです。家の形など、毎年少しも違いがないということです。

 

 マヨイガ(三浦家の話)>

・ 小国の三浦某という家は、村一番の金持ちです。

しかし、いまから二、三代前の主人のころは、まだ家は貧乏で、妻は少し鈍い人でした。

この妻がある日、カド(門前)を流れる小川に沿って、蕗をとりに山へ入りました。が、よいものが少なく、いつの間にか、谷の奥深くまでさかのぼってしまいました。

  ふと気がついてみますと、目の前にりっぱな黒い門の家がありました。(おかしいな)とは思いましたが、門の中へそうっと入ってみました。広い庭には紅白の美しい花が一面に咲きほこり、よい香りがしてきます。鶏のたくさん遊んでいるかたわらをとおり、裏庭へ回ってみますと、そこには牛小屋があって、数多くの牛がおりました。また、厩には、なん頭ものみごとな馬がおり秣を食べていました。

  女はとうとう、玄関から家の中へ上がってみることにしました。一歩踏み込むと、開け放した次の間には、朱と黒のりっぱなお膳とお椀がたくさん用意されてありました。また、奥の座敷には火鉢があって、鉄びんの湯がチンチンとたぎっています。それなのに、どこまで行っても人影がありません。 ここまで来ますと、この気のよい女も(もしかして、ここは山男の家ではないか)などと思うようになりました。そう思い込むと、女は急におそろしくなり、谷川ぞいの道を、けつまずきながら、一目散に走って家へ帰り着きました。

 「とど、とど、おれ、たいへんなもの見で来たや」

  女はさっそく、山の中の不思議な家のことを語りました。が、夫をはじめ家の者は、だれ一人として本気にしませんでした。

  さて、ある日のこと。女が、わが家の門前で洗い物をしていますと、川上から、赤いみごとなお椀が一つ流れてきました。あんまり美しいので、女は思わず拾い上げてしまいました。しかし、これを食器として使えば、きっとまた「きたない」と、家の人たちに叱られるに違いありません。女は、どうしても欲しくなり、これを拾うと、ケセネギツの中に、そうっとかくしておきました。米や麦を計る入れ物にするつもりです。

  ところが、このお椀で米や麦を計りはじめてからは、いつまでたっても、なくなりません。そのうちに、家の人たちもやっと気がついたようでした。不思議に思って女にたずねましたので、女もはじめて、川から拾い上げたことを打ち明けました。家の人の話がほんとうであることを知り、とてもびっくりしたのです。

  いずれ、この家は、このことがあってから好運に恵まれ、ついには、いまの三浦家のような大金持になりました。

  遠野では、山中の不思議な家をマヨイガといいます。マヨイガに行き当たった人は、かならずその家の道具や家畜、なんでもよいから、持ってくることになっているのです。なぜなら、その人に授けようとして、このような幻の家を見せるからです。三浦家の妻に欲がなく。なにも取ってこなかったので、このお椀は、自分から流れてきたのだろうということです。

 

 マヨイガ> 山の奥深くに突然のように現われる無人の豪家。一度見た者は、二度と見ることはできないといわれている。

 

 <門前> 家の内と外との境界。門の前を流れる小川に沿って歩いているうちに、いつの間にか、山深く入り込んでしまったという話の設定自体が、マヨイガへの伏線となっています。

 川上から流れてきたお椀を拾い上げるのも、この門前のことです。

  78話にも、「門の前」で死者の霊魂に出会う話があります。いずれにしても村の人々にとって「門前」とは、生と死、日常と非日常が往還する空間であって、語りのなかでは、重要なキーワードであったわけです。

 

 <椀貸し伝説>

・ 山中を漂泊し、椀や盆、膳などを作って生計をたてていた木地師たちの手によって、全国に伝わっていった伝説。柳田国男は、このマヨイガから流れてきたお椀の話の源は、この椀貸し伝説にあると考えました。

  全国に分布する「椀貸し伝説」は、椀貸し淵など、川や池に流れてくることが多いのですが、それは竜宮信仰ともつながって、中国やインド、ドイツ、イギリスなどの話と比較されています。

 

 

 

 『口語訳 遠野物語

 (柳田国男) (河出書房新社

 

 

 

 マヨイガヤマザキの話)>

・金沢村は、白望山の麓にあたり、上閉伊郡の中でもことに山奥で、人の往来のあまりないところです。六、七年ほど前、この金沢村から栃内村山崎の某かかの家では、娘の聟をもらいました。この聟が実家に行こうとして、山中で道に迷い、やはりこのマヨイガに行き当たりました。

  家のようす、牛・馬・鶏がたくさんいること、紅白の花が咲いていることなど、すべて前の話のとおりです。同じように玄関に入りますと、膳椀を用意している部屋があり、座敷には鉄びんの湯がたぎって、今ちょうど、茶を入れようとしているところのようにみえ、耳をすますと、どこか便所のあたりに、人が立っているような気配さえするように思いました。

  男ははじめ、ぼうぜんとしていました。が、後にはだんだん恐ろしくなり、栃内村へ引き返そうとして道をはずれ反対側の小国の里へ出てしまいました。

  小国村では、男からこの話を聞いても、だれ一人本気にする人はいませんでした。

しかし、遠野側の栃内村山崎のほうでは、

 「それごそ、うわさに聞いたマヨイガだ」

 「すぐ行って、膳椀でももらって来て、長者になるべす」

 「さあ、聟殿、案内せじゃ」などと大さわぎになりました。

さっそく、聟を先頭に立て、大勢の人がマヨイガ探しに、山の奥へはいりました。

 「このへんに、たしか門があったと思う」というあたりを、念入りに探しました。が、いくら探しても、そのような家はついに見つかりません。人々は、ただむなしく引き返すことになりました。

  その後、例の聟殿が金持になったという話は、いまだに聞こえてきません。

 

 山男は里人にとっては恐怖の対象である異人として語られていた。>

 <笛吹峠の山人>

 遠野郷から、海岸の田の浜や吉里吉里(きりきり)へ超えるのには、昔から笛吹峠という山道があります。山口村(土淵村山口)から、六角牛山のほうへ入る道で、海岸までの道のりも近いため、よく利用されていました。

  ところが、近年になって、この峠を越える人は、山中で必ず、山男や山女と出会うようになりました。この山人のうわさが広がると、それを伝え聞いた人々はみなおそろしがって、しだいにこの道を使わなくなり、人の往来はめっきり少なくなってしまいました。

  とうとう人々は、境木峠というほうに別の道を開き、和山を新しい馬次場(うまつぎば)として、いまではこちらの峠だけを超えるようになりました。

 二里以上もの、回り道になります。

 

 <笛吹峠>

・その昔から、耳を切るほどの冷たい風が吹くということから耳切峠と呼ばれる峠越えの難所でした。大槌からは海産物を、そして遠野からは米や炭を馬に積み、駄賃付と呼ばれた人々が往き来していたのですが、山男や山女に出会ったという話が増えてから不気味な空間として人々からこわがられてしまいました。車道になった今でも、通る車は多くありません。

 

 

 

『「ピラミッド」の謎』  失われたメシアの神殿

フリーメーソンのカッバーラで読み解く未知なる第三玄室の正体と大嘗祭の秘密

飛鳥昭雄・三神たける  学研  2010/1

 

 

 

絶対神ヤハウェ出雲族

古代エジプトからイスラエル人を導いた絶対神ヤハウェは、しばしば雲として姿を現した。昼は雲の柱、夜は日の柱となって道標になった、と『旧約聖書』にはある。モーセ十戒を授かったシナイ山でも、神が臨在する山頂は雲で覆われ、雷鳴が響きわたった。雷雲は神の顕現の証であり、それは十戒石板を収めた契約の聖櫃アークでも同様だ。契約の聖櫃アークに神が宿ると、移動式の神殿である幕屋の上に雷雲が現れた。

 

 これらの情景をすべて表現したのが、実は神社なのである。日本人は見慣れているせいで、まったく意識していないのだが、神社の拝殿は臨在の幕屋を象徴しているのだ。

 まず、幕屋の名にあるように、神社は祭礼のとき、社殿を幕で覆う。神の臨在のしるしとなる上空の雷雲は、巨大な注連縄である。大根締めとも表現される太く大きな注連縄は、雷雲を表現しているのだ。その証拠に注連縄の間からは雷の稲妻を示す白い紙垂、雨を示す縄が垂れ下がっている。

 祈願するときにお賽銭を入れる箱は契約の聖櫃アークの象徴であり、その上にある鈴は雷鳴となる音を出し、それを鳴らすための綱は、まさにイスラエル人を導いた雲柱にほかならない。

 

このように、神社における雲は、みな絶対神ヤハウェの象徴なのである。このことを示す名が「出雲」である。天津神を奉じ、天照大神の子孫と称する天孫族に対して、国津神を奉じる出雲族スサノオ命の子孫を称す。天照大神が太陽神であるのに対して、スサノオ命は嵐を呼ぶ荒神である。それゆえ、太陽の輝きを隠す雲は、天孫族に対抗する出雲族のシンボルと見なされてきた。

 

天照大神イエス・キリストのことである。天照大神天照大神たらしめる天岩戸開き神話は、イエス・キリストの死と復活の場面を描いた物語にほかならない。天岩屋にお隠れになった天照大神とは、死んで横穴式墳墓に葬られたイエス・キリストであり、常世の長鳴き鶏はペトロの鶏、裸踊りをした天鈿女命(あめのうずめのみこと)は娼婦とされたマグダラのマリアを示す。天岩戸から出てくる際、八咫鏡に写った天照大神の姿は、性的に鏡像反転した男神を暗示し、かつ、その八咫鏡を吊るした真賢木は、イエス・キリストが磔になった十字架を示しているのだ。

 これはイエス・キリストを信じるユダヤ人原始キリスト教徒である秦氏が渡来し、ユダヤ教起源の神道をフォーマットしていく過程で、かってパレスチナでも同様なことがあったように、保守的なユダヤ教徒たちが反抗。やがて、雲をヤハウェ顕現のシンボルとする出雲族と呼ばれていったのである。

 

 いずれにせよ、神社の構造は出雲族の影響を強く受けている。神殿構造を分析するに当たって、出雲というキーワードは意外なことに、かの大ピラミッドの謎も解き明かすことができるのだ。

 

<上古出雲大社と第三玄室>

・しかし、八雲をヤー雲、すなわちヤハウェの雲と考えれば、ヤハウェの神殿である大ピラミッドに関する謎かけであると想像してみたくなる。というのも、頂上部にある第三玄室と第三重力拡散の間の高さは約288メートル。そう、ちょうど、96丈なのである。

 

 しかも、第三玄室には、そこにいたる大回廊が存在しない。この世ではなく、あの世の神殿だとすれば、対応する上古出雲大社が実在しない理由も納得がいく。

 

・第一玄室を今日の出雲大社であるとすれば、古代出雲大社と上古出雲大社は、それぞれこうなる。

 

出雲大社:第一玄室御子:ヤハウェイエス・キリスト

古代出雲大社:第二玄室:聖霊:コクマー=ルーハ

上古出雲大社:第三玄室:御父:エル・エルヨーン=エロヒム

 

 ご覧のように、上古出雲大社は第三玄室、すなわち御父エロヒムの神殿とみなすことができる。『旧約聖書』と『新約聖書』を通じて、御父エロヒムは直接、人間と接することがない。カトリックプロテスタントは御父をヤハウェと見なしているために、この重要なポイントがわからなくなっているが、カッバーラにおいては一目瞭然。第三玄室にいたる大回廊が存在しないのも、上古出雲大社が実在しないのも、それは御父エロヒムの神殿であるからにほかならないのである。

 

<大ピラミッドで行われた儀式と大嘗祭

古代エジプト人が日本人と似た思想をもっていることを指摘する吉村教授であるが、もうひとつ、三大ピラミッドを含めたギザ大地の遺跡が、伊勢神宮に似ているというコメントをしている。三大ピラミッドが定説でいうようなファラオの墓ではなく、死後の世界を再現した壮大な神殿であると主張する吉村教授は、内宮と外宮、別宮や摂社などを併せて125社から成る伊勢神宮の神域に、同じ神々の世界を見たのかもしれない。

 

・この疑問については吉村教授は、こう考える。古代エジプトでは、ファラオが死ぬと鳥のような姿をした魂カーは天空に飛翔して、オリオン座のダウトという領域にいたり、やがて神になると信じられていた。大ピラミッドは、そのための巨大な装置である。ファラオの魂が天に昇る際、玄室や大回廊、女王の間で儀式が行われた。しかも、それは東西ふたつ、両方の神殿で行われたに違いない、と。

 

<地底王国シャンバラ>

ヒトラーが夢見たシャンバラとは、いったい何なのか。ひとことでいえば、それは理想郷である。かつて人類がなしえなかった楽園の名前である。そこに住む人々は、だれもがこの世の真理を悟り、高度なモラルのもと、争いのない社会を実現しているという。

 ただし、シャンバラは地上世界にはない。一般の人間の目から隠された聖なる場所、すなわち神々が住むヒマラヤの地下に存在し、その入り口は、はるかなる北の果てにあるといわれる。

 

・だが、しかし。こうした見解に対して、チベット密教の最高権威、ダライ・ラマ14世はシャンバラが実在すると断言する。たんなる象徴を超えて、リアルな世界として存在するというのだ。ここに密教の恐ろしさがある。

 

チベット密教とカッバーラ

・最終経典にシャンバラが説かれているように、シャンバラの存在を最初に説いたのは仏教の開祖、釈迦なのだ。釈迦は自ら、北の果てにシャンバラへの入り口があると説いた。なぜ釈迦はシャンバラの存在を知っていたのか。

 

<釈迦はセムメーソンだった!>

・神秘思想における樹木は、いうまでもなく「生命の樹」であり、カッバーラの奥義を示す象徴である。説いた教えがカッバーラの叡智と通底することを考えれば、釈迦がカッバーリストであり、預言者であったことは間違いない。神を信じ、神とまみえ、そして神の言葉を授かったフリーメーソンだったはずである。

 

 注意してほしいのは、ヤフェトメーソンではなく、セムメーソンだという点である。バラモン教アーリア人の宗教であり、それを担ったのはヤフェトメーソンだが、釈迦はセムメーソンだった。

 

モンゴロイドはアーリア系ではない。有色アジア系であり、ユダヤ人やアラブ人、そしてトルコ人と同じセム系なのである。したがって、釈迦がカッバーリストならば、民族的にセムメーソンだったと考えられるのだ。

 しかも、それだけではない、釈迦はシャンバラの住民と同じ血を引いていた可能性がある。鍵となるのは、釈迦族=サカ族を生みだしたスキタイにある。

 

<失われたイスラエル10士族はどこへ消えた?>

・ソロモンの死後、王国は分裂。紀元前925年、イスラエル10支族から成る北朝イスラエル王国が独立すると、残る2支族は南朝ユダ王国の樹立を宣言した。このうち、南朝ユダ王国の末裔が今日のユダヤ人である。

 問題は北朝である。北朝イスラエル王国は紀元前722年、メソポタミア地方に勢力を拡大してきたアッシリア帝国によって、あっけなく滅亡。国民は捕囚され、遠くユーフラテス河流域へ強制的に移住させられてしまう。それから約200年ほど、イスラエル10支族はメソポタミア地方に住んでいたのだが、先述したように、いつの間にか集団で姿を消してしまうのだ。

 

・さて、ここで思いだしてほしいのが釈迦族である。サカ族はスキタイ系騎馬民族の流れを汲みながらも、本流ではなかった。マガダ国の釈迦族モンゴロイド、すなわちセム系だったことを考えると、何か見えてこないだろうか。

 そう、釈迦は失われたイスラエル10支族だったのだ。ガウタマ・シッダールタのガウタマが優れた牛を意味するように、釈迦は10支族のうち、雄牛のシンボルをもつガド族のイスラエル人だったのである。

 

 最終仏教であるチベット密教を奉じるチベット民族も、しかり。チベット人は、東に広がった失われたイスラエル10支族である。チベット系民族のチャン族やカレン族が、失われたイスラエル10支族であることは、今日、イスラエル共和国の情報機関「アミンシャーブ」の調査によって判明しているのだ。

 

<失われたイスラエル10支族の本隊がいる場所>

・スキタイによって連れ去られたイスラエル10支族とは別に、自主的に北へ向かった人々がいる。彼らこそ、実は失われたイスラエル10支族の本隊である。『旧約聖書』の外典には、こんな記述がある。

 

「彼らは、多くの異邦の民を離れて、人がまだ誰住んだことがないほかの地方に行こうと決心した。彼らはそれまで住んでいた地方では守ることのできなかった掟を、そこで守りたかったのである。彼らはユーフラテス川の狭い支流を通って入って行った。その時、いと高き方は彼らにしるしを行い、彼らが渡るまで、川のせきを止められた。その地方を通りすぎる道のりは長く、1年半に及んだ。その地方はアルザルと呼ばれている」(エズラ紀(ラテン語))第13章41~45説)

 

・失われた10支族は、ユーフラテス河を遡行した。方角でいえば北である。北に向かって1年半、歩いた。真っ直ぐ行けば、行き着くのは北極である。極寒の北極圏にいたって、彼らは約束の地「アルザル」を見出した。そこで失われたイスラエル10支族は、神の教えを守り、大いに繁栄しているという。これに対応するかのように、『旧約聖書』には失われたイスラエル10支族に関する、こんな預言がある。

 

「見よ、わたしは彼らを北の国から連れ戻し地の果てから呼び集める」(「エレミヤ書」第30節8節)

 

何か変だと思わないだろうか。アルザルの記述は、まるでシャンバラのようである。理想郷であるといい、地上のどこにもない点といい、入り口は北の果てであるという話まで、シャンバラそっくり。いや、文字通りシャンバラなのだ。はっきり断言しよう。アルザルとは、まさにシャンバラのことなのだ。

 

 失われたイスラエル10支族の本隊は現在、シャンバラに住んでいる。同じ失われたイスラエル10支族の血を引く釈迦は、その事実を知っていた。北の果てに楽園への入り口があり、失われたイスラエル10支族は、そこからシャンバラに入った。釈迦はすべてを見通していたからこそ、弟子に語り、その言葉は最終経典として残された。

 

<地球内天体アルザル>

・シャンバラは神秘主義者によって、しばしば地球空洞論と結びつけられてきた。地球の内部は伽藍堂のようになっており、内側には地上と同じような環境が広がっており、そこには人が住んでいる。彼らは理想社会を実現しており、ときどき地上に現れて人類を教化、指導しているという。

 

・では、シャンバラはどういう形で存在するのか。これを現行科学で理解するには少しむずかしい。まだ一般に認められていない現象を前提とするからだ。その未知なる現象とはプラズマ・トンネルである。

 プラズマとは気体、液体、固体に続く物質第4の状態で、原子を構成する電子と原子核がバラバラになった高エネルギー状態を意味する。プラズマの研究は現在、核融合をはじめさまざまな分野で進められているが、まだまだわからないことが多い。ちょっとした条件変化によって、プラズマが消滅したり、生物のような振舞いをしたりする。

 

<秘密組織フリーメーソン

・詳細は既刊に譲るが、結果として、人類はノアの大洪水を生き延びることができた。箱舟がアララト山に漂着し、そこから出てきた4人の男、すなわちノアと3つ子の兄弟ヤフェト、セム、ハムは、ともに神聖なる預言の鍵を手にしていた。いわば預言者である。

 預言者の組織を「フリーメーソン」という。今日、世に知られる秘密結社としてのフリーメーソンは近代フリーメーソンである。1717年にイギリスで結成されたグランドロッジから派生した組織である。もっとも、アングラの偽フリーメーソンも多々ある。最近ではマフィアのフリーメーソンもあり、儀式や秘密の文言を共有し、それだけ見て判断する限り、承認されたフリーメーソンと見分けがつかない組織も多くある。

 

・だが、そうした近代フリーメーソンとは別に、本物のフリーメーソンがある。近代フリーメーソンが成立する以前にもフリーメーソンは存在したが、それとも違う。預言者の秘密組織としてのフリーメーソンが、実はこの地球上に存在する。主に密議宗教の祭司の組織という形で継承されており、それをたどっていくと必ずノアに行き着く。

 もちろん、ノアの先もあり、エノクを経て最後はアダムに遡る。人類最古のフリーメーソンとは、「アダムメーソン」である。エノクもまたアダムメーソンだ。

 ノアに至った段階で、アダムメーソンに大きな変革が起こる。「生命の樹」の象徴に応じて、預言者の奥義が3つの流れに分かれた。すなわち、ノアの3人の息子が独自のフリーメーソンを形成したのである。

 

ヤフェトからは主に白人、アーリア系民族、コーカソイドが、セムからは主に黄色人種ユダヤ、アラブ系、モンゴロイドが。ハムからは主に黒人が派生していく。とくに、セムメーソンはカッバーラの重要な鍵を継承した。

 そして、セムの子孫からはアブラハムが生まれ、ヘブライ人が誕生した。セムメーソンは「ヘブルメーソン」となって、『旧約聖書』の預言者を輩出することとなり、『新約聖書』の時代にあってはバプテスマのヨハネはもちろん、イエス・キリストや12使徒らがカッバーラを継承し、今日に至っている。

 

古代エジプトのカッバーラと三大ピラミッド

・冥界の王オシリスは、姿を現さない至高の神エル・エルヨーンであり、慈悲の母神イシスは救世主、イエス・キリストを示し、隼の頭をもつホルスは、鳩という鳥の象徴で示される精霊ハールとなる。これを念頭に三大ピラミッドの神殿を対応させる、こうなる。

 

第一ピラミッド:慈悲の柱:御子:ヤハウェイエス・キリスト:イシス

 

第二ピラミッド:均衡の柱:御父:エル・エルヨーン=エロヒムオシリス

 

第三ピラミッド:峻厳の柱:聖霊:コクマー=ルーハ:ホルス

 

おわかりのように、大ピラミッドはイシスの神殿となる。実際、大ピラミッドには「イシス神殿」が付随している。これは大ピラミッドそのものがイシスの神殿であるという認識が、古代エジプト人口にあった証拠なのだ。

 

  

 

『シュメールの天皇家』 陰陽歴史論より

 鷲見紹陽 明窓出版    2010/1

 

 

 

高天原はスバルである>

太古、神人はスバル、北極星、オリオンからやってきた

・本書の「陰陽歴史論」とは、高天原の昴(スバル)系の氏族とアースガルトやアガルタの地底系氏族という“陰と陽”の二系統の血脈の関わり、抗争の中で歴史は動いてきたのであり、それが歴史の真相であったことからつけたものである。

 

・さらにこの“陰陽”の二系列は地底信仰の氏族のシャンバラ(セム)系とアガルタ(ハム、ヤペテ)系の二つにも見られ、後者はさらに親高天原と反高天原に分かれた。

 

<スバル、北極星、オリオンの三位一体>

・これまでわが国の天皇家天之御中主神(あめのみなかぬし)やキリスト教の“天の父なる神”がスバル(プレアデス)信仰にあたり、セム系氏族が北極星、北斗七星信仰、ハム系氏族がオリオン、シリウス信仰であることを明らかにしてきた。

 

なおヤペテ系氏族はスバルと同じ牡牛座のアルデバラン(ヒアデス星団の赤星)信仰と考えられる。

 

・この地底世界の実体は不明だが、一部にはプラズマ亜空間説が出されている。空間が歪曲して異空間へとつながっているという説明もあり地底世界というより、別次元の世界と考えられる。

 

・厳密にはアガルタとシャンバラを区別しなければならないようである。つまり、ヤペテ系やハム系の神域がアガルタで、シャンバラは、セム系の神域ということである

 

藤原氏北極星、北斗七星信仰はシャンバラ信仰、物部氏のオリオン信仰はアガルタ信仰となる。

 

・このヤペテ、ハム対セムの対立は天界で天の父なる神に反抗した堕天使に対してヤハウェ(またはミカエル)が天使の三分の二を率いて天の父なる神の側につき、堕天使とそれに従った三分の一の天使を地底世界に落とした事に遡る。セム系対ハム系、ヤペテ系の対立で、後者がヤハウェ側と天使側の半分ずつに分かれたことで、三分の二対三分の一となる。

 

セム系民族はエンキの北極星、北斗七星信仰、ハム系民族はエンリルのオリオン信仰であった。

 

・我が国の神社の大半がスサノオニギハヤヒ、つまりバールやミトラを祭祀し、その系列神を祭神とした物部氏の神社で、オリオン信仰であり、ハム系の神々を祀ったものであった。

 

イザナギの黄泉の国訪問譚はギリシア神話のオルペウスの話がモデルで、途中で約束を破って振り返って見たため永久に妻を失ったエピソードなど同一のものである。なお、イザナミのいた黄泉の国は地底世界でアガルタ(シャンバラ)である。

 

・大伴氏と物部氏天皇家をはさんで、セム系とハム系の陰陽の関係にあり、東日本を大伴氏、西日本を物部氏が支配したが、本来は対立関係にあった。

 

・ハムもセムもノアの子としてアースガルト、アガルタ、シャンバラという地底に起源をもつが、北欧神話などを読むとセム系とハム系の住む領域も異なり(シャンバラはセム系の世界)、元々は対立していたのが、セム系がハム系に服属して和解したことになっている。

 

・シャンバラとアースガルト(アガルタ)は対立関係にあった。セム系は北極星、北斗七星信仰で、ハム系はオリオン、シリウス信仰で別系統のものが系図で兄弟とされている。

 

セム系は“文”の性格が強く、ハム系、ヤペテ系は“武”の血脈である。ハム系の中でもカナン人は、ノアによって呪われ、“カナンの呪い”という言葉が残っているが、聖書の中でもキリストが忌々しきものマムシの末裔として避難している。

 

・この我が国におけるセム系とハム系、高御産巣日神系(たかみむすび)と神高巣日神系(かみむすび)が、天皇家を間において対立・抗争してきたのが日本の歴史で、しかもそれは国民の一割前後の民族の抗争であったとするのが本書である。

 

天孫降臨の地は飛騨である>

・スワティカ(卍)は、もともと宇宙エネルギー発動の神聖な表現である。

 

北欧神話のアースガルトがインド神話のアガルタという地底世界への信仰を有するトゥーレ協会という一種の秘密結社で、ヒトラー自身が、その地底世界を求め探検隊をチベットに送ったり、そこで知りえたものと思われる。

 

ナチスとアガルタの結びつきについては多くの人が論じている。有名なスウィフトの『ガリバー旅行記』もケルトによる地下世界探検譚を集めて書かれたものである。

 

 

 

『失われた徐福のユダヤ人「物部氏」の謎』

三神たける 飛鳥昭雄  学研   2011/5/11

 

 

 

インディアンは失われたイスラエル10支族だった

・もし仮にユト・アステカ語のルーツが古代ヘブライ語にあるとすれば、当然ながら、インディアンやインディオたちのルーツがヘブライ人、すなわち、古代イスラエル人であった可能性が出てくる。よく誤解されるが、ユダヤ人を含めイスラエル人はもともと民族的に白人ではない。セム系の民族である。アラブ人を含め、アジアのモンゴロイドと同じ人種なのである。

 

イスラエルの全大学の監督官であり、教育文化省の長官であったアビグドール・シャハンによると、南北アメリカ大陸に失われたイスラエル10支族がやってきていたことはほぼ間違いなく、アステカやマヤなどのピラミッド型神殿は、もともと古代イスラエルの神殿とまったく同じものであると主張する。

 

<縄文・弥生人イスラエル人だった>

南北アメリカ大陸のインディアンやインディオ古代イスラエル人の血を引く。だとすれば、だ。当然ながら、同じ環太平洋文化圏に属し、遺伝子的に同じ人種であるアイヌ琉球民族もまた、古代イスラエル人の末裔である。縄文人弥生人はその文化からは想像もつかないが、実は契約の民だったのである。

 

 イスラエル人がいるとことには、必ず預言者がいる。霊能者や巫女、シャーマンと呼ばれる人々のなかには、絶対神ヤハウェの言葉を預かる者がいるのだ。縄文文化圏と弥生文化圏と、ふたつに分かれてはいるものの、そこには預言者がいたはずだ。

 

縄文文化を今に受け継ぐアイヌ奥の院には、女性のシャーマンだけから成る秘密組織がある。同様に、弥生文化を継承する沖縄の琉球民族にはユタやノロ、そしてカミンチュがおり、かつて聞得大君という女性の祭祀王がいた。おそらく邪馬台国卑弥呼もまたそうしたシャーマンであり、預言者だったに違いない。

 

ユダヤ人徐福の渡来と籠神社>

・日本列島が縄文文化弥生文化を育んでいた紀元前3世紀、中国大陸から渡来人がやって来る、なかでも大量の民を引き連れてやってきたのがほかでもない、ユダヤ人徐福である。徐福は、同じくユダヤ人の血を引く童男童女と技術者を率いて日本列島へと集団渡来してきた彼らはアケメネス朝ペルシアから東漸し、秦帝国へとやってきた亡命ユダヤ人たちの子孫である。

 

卑弥呼ユダヤ預言者だった>

・籠神社が所蔵する国宝「海部氏勘注系図」には天火明命の子、天香語山命を初代として、第8代目の丹波国造に日本得魂命なる人がおり、その娘の名が「日女命」と記されている。日女命はヒメ命、もしくはヒルメ命と読むことができるように、太陽神に仕える巫女を意味する。これは太陽神の巫女=日巫女、つまり卑弥呼のことなのである。

 

イエス・キリストの降臨>

・皇室はもちろん、漢波羅秘密組織の八咫烏たちが秘かに伝える驚愕の事実。それは、イエス・キリストの出現である。実に驚くことだが、復活して天に昇っていったはずのイエス・キリストが4世紀の日本に降臨したのである。

 

<ふたつの鴨族>

ユダヤ人原始キリスト教徒である秦氏イスラエル12支族のなかでも主にユダ族とベニヤミン族から構成されているが、なかには祭司レビ人もいる。彼らレビ系秦氏の中核が賀茂氏である。神道祭祀を一手に握る賀茂氏は「鴨族」とも呼ばれ、全国の神社を支配している。なかでも、京都の下鴨神社上賀茂神社の鴨族は事実上、神道の元締めといっても過言ではない。

 

<大酒神社の祭神ダビデ物部氏

物部神道ユダヤ教であるならば、先の「アブラハム、イサク、ヤコブの神」という表現を踏襲できるだろう。あえていうならば、「ダビデ物部守屋の神」だ。この場合、物部守屋を崇拝する物部氏たちにはダビデの子孫が含まれていたことを示唆する。徐福に率いられて物部氏になった東ユダヤ人は、南朝ユダ王国の民であった。これはユダヤ人原始キリスト教徒であった秦氏も、まったく状況は同じである。

 

秦氏を名のった物部氏

物部氏=海部氏は物部神道ユダヤ教から秦神道=原始キリスト教に改宗することによって、ユダヤ人原始キリスト教徒=秦氏となった。もともと血統的にも同じ民族であった物部氏=海部氏と秦氏は、この時点で本質的な区別はなくなってしまった。

 

実は、これこそ徐福伝説につきまとう秦氏の影の正体なのだ。

 

お内裏様=スサノオ命はヤハウェ

・雛祭りにおけるお内裏様はスサノオ命を意味している。スサノオ命は出雲神であり、物部氏の神である。古代出雲王朝は投馬国の領地であり、それを支配した海部氏は物部氏と同族であると同時に、隣の石見には宇摩志麻治命を祀る物部神社もある。

 

籠(この)神社の極秘伝「多次元同時存在の法則」を持ちだすまでもなく、唯一神を祀る物部神道からすればスサノオ命は絶対神である。元初の神だ。物部氏ユダヤユダヤ教という観点からすればスサノオ命は絶対神ヤハウェにほかならない。

 

スサノオ命は「素戔嗚尊」と表現されるように、荒ぶる神であるといっていいだろう。一方、『旧約聖書』における絶対神ヤハウェは、まさに荒ぶる神である。天変地異を引き起こす嵐の神だ。絶対神ヤハウェ龍神リヴァアサン(レビアタン)を退治するエピソードがあるが、これはスサノオ命のヤマタノオロチ退治そのものであるといっていいいだろう。

 

・また、スサノオ命は出雲神の代表格である。出雲とは雲が出ると書くが、雲を出すとも読める。実際、スサノオ命が詠んだ日本最古の和歌「八雲立つ出雲八重垣妻ごみに八重垣作るその八重垣を」に端的に示されるように、八雲や出雲など、雲そのものがスサノオ命の代名詞ともなっている。

 

・対する絶対神ヤハウェイスラエル人の前に姿を現すときは、必ず、雲を伴った。大預言者モーセの前に現れたときも燃える紫、シナイ山イスラエル人を導くときは雲の柱となり、さらに契約の聖櫃アークを収めた幕屋でも、顕現するときは必ず雲が部屋を覆い尽くした。いわば絶対神ヤハウェは雲を出す出雲神と表現できるのだ。

 ユダヤユダヤ教徒であった物部氏は自らが奉じる絶対神ヤハウェを『旧約聖書』に記された故事にならって出雲神、なかでも荒ぶる神として位置づけられたスサノオ命と呼んだのである。

 

お雛様=天照大神イエス・キリスト

・一方、お雛様の天照大神イエス・キリストを意味している。天照大神は太陽神であり、天孫族の神、すなわち天津神だ。国津神に対する天津神を祀るのは神武天皇応神天皇、つまり秦氏である。ユダヤ人原始キリスト教徒であった秦氏が祀る天照大神は、いうまでもなくイエス・キリストにほかならない。

 

天照大神イエス・キリストであることは記紀神話の中にしっかりと記されている。天照大神天照大神たらしめている「天岩戸開き神話」が、それだ。天照大神は弟であるスサノオ命の乱暴狼藉によって体を傷つけられたことがきっかけで天岩屋に籠もる。このとき『古事記』では天服織女、『日本書紀』では稚日女尊が死亡している。いずれも天照大神の分身とされることから、神話的に死んだのは天照大神自身であると解釈できる。事実「隠れる」という表現は天皇陛下をはじめ高貴な人が亡くなったときに使う表現である。

 かくて死んだ天照大神は天岩屋に籠ったのではなく、実際は横穴式墳墓に葬られたことになる。入り口には大きな岩が扉として置かれたという。

 

・さて、天照大神が天岩屋に籠もったことで天地が暗くなり、困りはてた神々は天岩戸の前に大きな榊を立て、そこに八咫鏡をかけた。天鈿女命は裸踊りをし、そばで常世の長鳴鶏が夜明けを告げる。

 

 あまりの騒々しさに、天岩屋に籠もっていた天照大神が不振に思って天岩戸を少しだけ開けたところへ、天鈿女命が八咫鏡を差しだし、そこに映った姿を指して別の尊い神がいると述べた。これに天照大神が驚いた隙に天手力雄神が天岩戸をこじ開けて引きずりだし、天児屋根命が注連縄を張って二度と入れないようにした。こうして再び世界に光が戻ったというのが天岩戸開き神話のストーリーだ。

 

・これはカッバーラの手法で描かれたイエス・キリストの十字架刑と死、そして復活のことなのだ。八咫鏡に映った段階で、天照大神は鏡像反転して男神となり、それが榊にかけられていた。榊とは神の木であり、「生命の樹」のこと。原始キリスト教における最大の「生命の樹」は十字架にほかならない。十字架は木製であり、そこに磔になったイエス・キリストを表現したのが八咫鏡なのだ。天孫ニニギ命に託宣したように、八咫鏡天照大神の分身であり、榊にかかった状態は、まさに十字架刑を象徴していたのだ。

 

・さらに裸踊りをし、八咫鏡を差しだした天鈿女命は、娼婦とも呼ばれ、最初に復活したイエス・キリストに会ったマグダラのマリア常世の長鳴鶏とは使徒ペトロがイエスを知らないと嘘を口にしたときに鳴いた鶏のこと。そして、天岩戸開きに関わった天手力雄神天児屋根命は、イエス・キリストが復活したときに現れたふたりの天使を意味しているのである。

 

・カッバーラにおいて、イエス・キリストは御子なる神であると同時に絶対神ヤハウェである。ヤハウェ受肉した姿がイエス・キリストなのだ。霊のみで肉体を持たない陰なる存在としての御子がヤハウェであり、肉体を持った陽なる存在としての御子がイエス・キリストなのである。

 

・雛祭りでは、お内裏様とお雛様の祝言が行われ、ふたりは結婚してひとつになる。男神と女神が結ばれてひとつになるとは、神話的に同一神であることを象徴する。スサノオ命と天照大神、すなわち、ヤハウェイエス・キリストが同一神であることを示しているのである。

 

 

 

『宇宙からの黙示録』 

 (渡辺大起) (徳間書店)  (1982年)

イカイワタチとは何か

 

 

 

<オイカイワタチとは何か>

イカイワタチとは宇宙語で、ワンダラーの中のある役目を担った人たちの集まりのことを意味する。AZを総帥者とするワンダラーは、神様の命を受け、神様の手足となることを一人一人が心に誓って、進化の大周期の来た遊星(今回は地球)をより良く高く変化させ神の国とするために、その遊星人に生まれ変わっていることは、先に述べた。

 

<宇宙の奉仕者ワンダラー>

 ・宇宙には遊星から遊星へ、太陽系から太陽系へと渡り歩き、そこで果たすべき役目を神様から授かっている宇宙人の集団がある。彼らは、宇宙の“煙突掃除夫”“清掃人夫”である。宇宙の中の一大進化の大周期迎える遊星、言い換えれば塵捨てのように堕落した遊星、“世の終わり”を迎えようとしている遊星におもむき、その遊星とそこに住む同胞に援助の手を差し伸べることが彼ら“清掃人夫”の使命である。このように、神様から、直接使命を頂いて遊星から遊星へ、宇宙から宇宙へと生き続けるので“ワンダラー(さまよう人、放浪者)”といわれるようになった。宇宙のワンダラーは宇宙船に乗って地球にやって来たのではない。彼らは、地球に生まれ変わったのである。ワンダラーの中には、地球人の肉体を着けないで宇宙人の姿のままで働く者もいる。

 

 

 

『河童の文化誌』 平成編

和田寛  岩田書院  2012/2

 

 

 

<平成8年(1996年)>

<河童の同類とされている座敷童子ざしきわらし)>

・ザシキワラシ(座敷童子)については柳田國男の『遠野物語』によって知られていたところである。

 

アメリカのニューメキシコ州の異星人の死体>

・回収された異星人の姿は人間によく似ているが、明らかに地球人ではない。身長1.4メートル、体重18キロ前後、人間の子供のようだが、頭部が非常に大きい。手足は細長く、全体的に華奢。指は4本で親指がなく、水掻きを持っている。目は大きく、少しつり上がっている。耳はあるが、耳たぶがなく、口と鼻は小さくて、ほとんど目立たない。皮膚の色がグレイ(灰色)であるところから、UFO研究家は、この異星人を「グレイ」と呼ぶ。

 

・異星人グレイと河童を並べてみると、素人目にも、そこには多くの共通点を見出すことができるだろう。

 まず、その身長、どちらも1メートル前後、人間のような格好をしているが、頭部だけがアンバランスなほど大きい。

 大きな目に、耳たぶのない耳、そして、小さな鼻穴と、オリジナルの河童の顔は、そのままグレイの顔である。

 最も注目したいのは、その手である。

先述したようにグレイは河童と同じ鋭い爪、水掻きがある。おまけに指の数が、どちらも4本なのだ!。

 また、グレイの皮膚の色は、一般にグレイだが、ときには緑色をしているという報告もある。

 河童の色は、やはり緑が主体。ただ両生類ゆえに皮膚はアマガエルのように保護色に変化することは十分考えられる。

・これらが、意味することは、ひとつ。アメリカ軍は、組織的にUFO事件を演出している。

 捕獲した河童を異星人として演出しているのだ。

 

 

 

『口語訳  遠野物語

柳田國男  河出書房出版社   1992年7月

遠野物語』は、1916(明治43)年に出版された日本民俗学の誕生を告げる記念碑的な本。

 

 

 

<魂の行方>

・土淵村の助役 北川清という人の家は、字火石(あざひいし)にあります。代々山伏で祖父は正福院といい、学者で著作も多く、村のために尽したんです。

 

・その清の弟で福二という人は、海岸の田の浜へ、聟に行きましたが、先年(明治29年)の大津波にあい、妻と子どもを失いました。その後は、生き残った二人の子供とともに、元の屋敷あとに小屋を作り、一年ばかりそこにおりました。

 

・それは夏の初め、月夜の晩のことでした。福二は、便所に起きましたが、便所は遠く離れたところにあり、そこまで行く道は、波の打ち寄せるなぎさです。

 

・霧の一面に広がる夜でしたが、その霧の中から男女の二人連れが近づいて来ました。見ると女は、たしかに亡くなった自分の妻です。福二は思わず、その跡をつけて、はるばる船越村へ行く岬の、洞穴のあたりまで追いました。

 

そこで妻の名を呼びますと、女は、ふり返ってにこっと笑いました。男のほうを見ますと、これも同じ里の者で、津波の難にあって死んだ人です。なんでも自分が聟に入る前、互いに深く心を通わせていたと聞いていた男です。

 

・「いまは、この人と夫婦になっています」と、女が言うものですから、「子どもはかわいくないのか」と言いますと、女は、少し顔色を変え、泣きだしてしまいました。

 

・死んだ人と話をしているようには思えず、現実のようで悲しく、情なくなりました。うなだれて足元に目を落としているうちに、その男女は再び足早にそこから立ちのき、小浦へ行く道の山陰をめぐって、見えなくなってしまいました。

 

・少し追いかけてもみましたが(相手は死んだ人なのに)と気づいてやめました。それでも、夜明けまで、道に立っていろいろと考え、朝になってからやっと小屋に帰りました。福二はその後もしばらくの間、悩み苦しんだということです。

 

明治29年の大津波(明治三陸地震))

明治29年6月15日(旧暦5月5日)夜8時ごろ、岩手県を中心とする三陸沿岸を襲った大津波のことです。波高は、38.2メートルを記録し、溺死者は2万2千人といわれ、最大級の津波でした。とくに、大槌町では、日清戦争の凱旋記念花火大会が行われていて、一瞬のうちに全滅という惨状だったといいます。

 

 

 

『よくわかる宇宙の神秘とUFOの謎』 

 (清家新一)  (日本文芸社)  1993/9

(清家博士が教える宇宙の仕組みと未確認飛行物体の真相)

 

 

 

昭和32年の大学の学生のころからウラニデスとの宇宙人とのコンタクトがあった>

・私のもとへ届く通信によると、地球上に飛来するUFOはやはりプレアデス星団からのものが多い。彼らの科学技術は大変、高度であり、動植物や人間などクローン(複製品)を短時間でつくることができるらしい。彼らは、地球人の我々が認識している以上に、地球や地球人類に対する情報データを数多く収集している。なかには地球人そっくりに変身して、人類に紛れて生活をしている宇宙人もいるらしいのだ。

 

・また別の手紙も届いている。スペースマンより、ドクター清家へ!プレアデス星人よりー私達の星団には、人類が拠点としている三つの星があります。エラ星、フリートス星(大変明るい気分に満ちた惑星との接触)、カーネス星であります。

私達の多くはフリートス星で、カーネス星には、他の星から来た友人たちが住んでいます。リラやベファ、そのほかの多くの友人たちが行き来しています。

 

 

 

柳田國男とヨーロッパ』    口承文芸の東西  

高木昌史   三交社    2006/4

 

 

 

<伝説><イギリス>

イギリス、特にケルト文化圏の民間伝承を、他のヨーロッパの国々と比べて場合、際立つ特徴のひとつは、妖精やエルフが登場する伝説や民話の豊かさにあるといえる。Fairy taleという言葉自体、妖精譚に限らず、おとぎ話や昔話など全体を意味し、イギリスの民俗的想像力において妖精という存在がもつ重要さがうかがわれる。

 19世紀以降に行われた民話や伝説の蒐集と研究においても、特に妖精やエルフなど超自然の存在に関する伝承に焦点をあてたものが多い。

 

・そしてイギリスの民間伝承には、2種類の妖精が登場するという。一つは、田園のエルフで、森や野原、丘や洞穴に棲む。村はずれの塚や丘の横腹に入口があって、そこから妖精の世界に入ることができる。もうひとつが、家の精で、人間の生活に仲間入りし、ミルクやクリームを好み、台所の仕事を手伝ってくれたりする。ホブゴブリン、ロビン・グッドフェローなどと呼ばれて親しまれ、陽気で、いたずら好きな性格である。

 

 妖精は人の姿をして、とても小さく、緑色の服をきて赤い帽子をかぶり、森や野原に姿を現す。ダンスを好み、月光の中で輪になって踊るため、翌朝には、草の上にフェアリー・リングという円形の跡が残る。

 

・妖精は時に人間のこどもを盗んで、偽せ者を替わりに置いていく。また、妖精のお産のところに人間の産婆がつれていかれることもよくあり、お産を手伝ったり、妖精の赤ん坊に乳を与え育てると、御礼に宝物をもらったり、まぶたに不思議な薬をぬられて妖精の世界が見えるようになったりする。

 

・柳田は「北部歐羅巴に今なお活動して居るフェアリーの如き、その発祥地である所のケルト民族の特性をよく代表して居る。フェアリーの快活で悪戯好でしかも人懐こいような気風は慥にセルチックである。フェアリーは世界のおばけ中正に異色である」

 

・柳田の書き込みは、「妖精と出産と人間の産婆」、「取換え子」の章にもっとも多くみられる。人間が妖精の国に行ったときには与えられたものを口にしてはいけないこと、妖精の中に見覚えのある顔があったりするため、人々の想像力のなかで死者の国と妖精の国がつながっていたという箇所に下線を引いた。

 

・「取換え子」の話は、妖精が人間の赤子を欲しがって盗み、代わりに年老いた妖精を子供にみせかけて置いていくという広く流布している話だが、柳田は、「生まれたばかりの赤子と神秘の世界との間には特別のつながり」があるとされていた、というところに下線を引いている。

 新生児は超自然の力に対して無防備で特に狙われやすく、子どもを守るために、妊婦の部屋に火を絶やさず、産後は三日三晩ランプを灯し続ける習慣があった、というところにも下線を引き、横に「ウヴ屋の火」と書き込んでいる。

 

・鉄への関心は、例えば、妖精の輪の中に引き込まれて踊り続け、1年後に出てきた男が、1日しかたっていないと思い込んでいたというウェールズ地方の伝説のくだりで、輪の中から若者を引きずり出す時に何か鉄のもので若者の体に触れると若者の命が助かる、というところのironの語にだけ柳田が下線を引いていることでもわかる。

 

・また「取換え子」の話も、妖精が種族の活力を強化するために人間の血を必要とするためだといわれている。

 

・柳田の関心のありかは、妖精の世界と死者の世界の重なりや、赤子と異世界との神秘的なつながり、産婆の妖精界訪問譚に注目していることなどから察するに、むしろ、妖精を媒介とした異界との往還にあったのではないかと思われる。人間の赤ん坊を妖精が盗んで取替え、また妖精の赤ん坊の出産を人間の産婆が手伝うという事は、出産と誕生が、妖精の世界とつながる契機となることを意味し、逆に鉄や塩は、そうした異世界への道を断ち切る手立てとなるのである。

 

<目に見える人間世界と地下の内なる未知の世界の接触交流>

・柳田は異類婚姻譚に関心を示した。リースの本への書き込みで、特に興味深いのは、そうした妖精妻の子孫が村のどこそこに今もまだいる、伝説が真実であることの証拠であるという記述があると、必ず下線を引き、欄外に「子孫あり」、「子孫名家」、「子孫繁栄」などと書き込んでいることである。妖精の子孫であることを誇る人々がここにいる、と柳田が感じ入りながら頁を繰っていった様子を彷彿させる。そして、こうした書き込みも、異界とのつながりの継承性が、柳田にとって重要だったことを示すとみてよいだろう。

 

・柳田が読んだイギリス、特にケルトの民話伝説にみられる妖精の世界は、超自然の異世界でありながら、人間の世界の近くにあり、密な関わりをもつ。行き来があり、人間の生活に加わってくる。

 

異世界と人間をつなぐものとして妖精伝説に柳田は関心を持ったものではないか。そして、妖精の子孫を名乗る家が今なお健在であるという記述に注目する点に、柳田の面目躍如たるものがあるように思われる。それは『遠野物語』の序文で、山女、妖怪、怪異、霊など異世界との遭遇の物語がすべて今現在の事実の話であると主張したときから変わらない柳田の民間伝承観の一面をあらわすといっていいのではないだろうか。

 

 

 

『最新! 秘密結社の謎』

 世界の裏側で暗躍する組織の実態を暴く

知的発見探検隊    イーストプレス   2011年7月15日

 

 

 

 エコロジーを実践しカッパとの共生をはかる「下総カッパ団」

・下総カッパ団は、1724(享保9)年、下総国印旛村豪農、安田伝兵衛によって設立された人間とカッパの親睦団体だ。大の相撲好きだった伝兵衛が印旛沼で出会ったカッパのシンサクと偶然相撲をとって勝ったことで、意気投合。カッパと人間の共生を目的として旗揚げされた。設立当初は、うなぎ釣りや川相撲、水泳などの各種の催事を開き会員数は増え続け、最盛期には300名もの会員数を誇ったという。

 

ナチスを生みだした秘密結社トゥーレ協会

ナチスは1926年から1942年まで毎年、チベット中央アジアに遠征隊や調査団を派遣しました。何を探し求めていたのかといえば、アガルタです。

アガルタとはフランスのオカルティスト、J・A・サン=ティーヴ・ダルヴェードルが詳しく紹介した一種の桃源郷です。

  彼はその死後の、1910年に出版された『インドの使命』という著書で、世界の中心に当たるアジアの地下深くに不可視の王国があると述べています。

 

 <グレート・ホワイト・ブラザーフッド

 神智学協会やゴールデン・ドーンを生んだ謎の集団

 多くのオカルト結社に影響を与えた存在

ブラヴァツキー夫人が神智学協会を創立する際、多大な影響を受けたとされているのが、ヒマラヤで出会ったグレート・ホワイト・ブラザーフッドだ。

 

未知の上位者との交信で真理に近づく

・グレート・ホワイト・ブラザーフッドは、太古の昔より天界や宇宙の超存在と交信し、授かった智恵で人類を導き続けてきたという。

 

・交信できるのは、マスター(導師)と呼ばれる一部の者だけで、そうそうたる人々の名が連ねられている。超存在が何者であるかは不明だが、その導きに従えば、人間の内に秘められた真理に近づけるとされる。

 

・こうした神秘性を高める構造は、オカルト系秘密結社でよく見られる「未知の上位者」のシステムと呼ばれる。

 

・オカルト要素に満ちたグレート・ホワイト・ブラザーフッドは、未知の上位者からの情報を伝えることで、そのカリスマ性を維持していた。

 

 <地球外生命体の正体>

 地球を揺るがす秘密をNASAと秘密結社が隠蔽

 エリア51には宇宙人がいっぱい!?>

・地球には既に知的な宇宙人が到来しているという説がある。そして、宇宙人とアメリカ合衆国NASA既に接触しているというのだ。

 

・また、ネバダ州にあるアメリカ空軍の実験施設エリア51周辺ではUFOらしき未確認飛行物体が何度も目撃されている。

 

・そして、エリア51には極秘裏にロズウェル事件の残骸が運び込まれ、地球外生命体から得た技術でUFO研究が行われ、リトル・グレイと呼ばれている宇宙人が存在しているなど、様々な憶測が飛び交っている。

 

 <信じられている噂>

 <地球外生命体を隠し続けるNASA>

NASAは実は地球外生命体と既に接触しているという噂が後を絶たない。

 NASA中枢には根強い秘密隠蔽派が存在し、秘密結社と結びついて、これまでの発見や地球外生命体に関する情報を隠し続けているというのだ。

 

 

 

『5次元世界はこうなる』

(ゲリー・ボーネル/高橋克彦)(徳間書店)2007/11/9


 
アカシック地球リーディング
神道というのは、実は「ホワイト・ブラザーフッド」から分かれてきているんです。「ホワイト・ブラザーフッド」は悪いことは何もない。ずっと長い間人類に恩恵を与え続けてきて、確かにヒトラーは悪用した。情報を間違って使った。だけど、薔薇十字団、フリーメーソンテンプル騎士団全部そこから出てきた。悪い子達がいたかもしれないけれど、こういう組織そのものは決して悪いものではありえません。

・人類の意識というのもスピリットを持っています。神のスピリットがあります。「ホワイト・ブラザーフッド」はスピリットに関する知恵をずっと守り続けているグループなのです。全ての知恵を集め、そして保存しようとするのが目的のグループ。

・さて、地球上に生死を繰り返していないもう一つの輪廻の輪から離れている存在のグループがあります。彼らは、地球と人間と神々のスピリットの知恵を守るという使命を渡されている。そのグループというのが「ホワイト・ブラザーフッド」なんです。

・これらの存在たちというのは、もう輪廻の輪から離れているんだけれども、まだ人類意識なんですね。人間の意識の守護神なんです。だから、この存在たちが神道に霊感を与えて、神道の中に全てのインフォメーションのピースが入っている。また、仏教、キリスト教にも、イスラム教にも霊感を与えて、それぞれ一つがこの全体のピースを持っているんです。

・最後に世界的な一つの理解が得られるまで、一つのグループがほかのグループをしないようにわざわざとグループごとにばらばらにしたのです。

テレポーテーションができる異星人の存在が理解できない
・日本では「ホワイト・ブラザーフッド」とは、秘密結社の一部という認識で、そういうふうに思っている人もたくさんいるんだけれど、本来の形というのは「菩薩」と呼ばれるような人たちの存在、そのために、「菩薩」は自分たちがそういう存在だということを明らかにしないんです。だから、秘密のままです。

・なぜ明らかにしないかというと、信じないからです。例えば、「時」という概念は、知性が生み出したものにしかすぎないということを理解するのも大変なのに、この人はテレポーテーションができるとか、そういうことを到底人は信じられないでしょう。

ノストラダムスも『ホワイト・ブラザーフッド』のメンバーだった。聖ジャーメン(サンジェルマン伯爵フランス革命前のパリの社交界に姿を現した予言者、魔術師、薔薇十字会の流れを持つといわれている)、J・L・ベーコン、シェイクスピアレオナルド・ダ・ヴィンチとかレンブラントとか、アインシュタインも「ホワイト・ブラザーフッド」だった。このメンバーのグループが、地球と人間と神々のスピリットを保存している。


 

『「宇宙人と地球」の超真相!』 

 工学博士 深野一幸  (徳間書店)   1997/10

 

 

 

 オスカー・マゴッチの「深宇宙探訪記」の分析(宇宙の霊的存在)

・「宇宙の霊的存在」 肉体を持たない様々な意識体(霊的生命体)を、マゴッチの情報で分類してみると。

 

 1、 ガーディアン(守護神)―昔、人間であったが、霊的に進化し、霊的存在となった。人間世界の指導をしている。

 

 2、 アセンディド・マスター(高級教師)ガーディアンより、さらに進化した霊的存在の生命体。7人存在し、7色の虹のように輝いている。第7密度であり。7次元にいる。

 

 3、 創造主(偉大な潜在界)さらに上位には、金白色のとてつもなく大きな光で全てを包含する存在がある。グレート・マニフェスト(偉大な潜在界)と呼ばれている。神・宇宙意識などとも呼ばれる。

 

 4、 コズミック・トラベラー(宇宙の旅人)-ガーディアン委員会の下で、ガーディアン委員会の特命事項を遂行する宇宙人。ガーディアン委員会の代理人であり、実行部隊の隊長である。5次元(第5等級)に存在する。肉体を持った人間になったり、目に見えない透明な人間になったりすることができる。宇宙人のクェンチンは、コズミック・トラベラーの一人である。

 

・その下に肉体を持ち進化した宇宙人(人間)がいる。肉体を持つが、地球人の目には見えない。3次元及び4次元に住む。地球人は、波動が低い3次元世界に住む。霊的に向上すると波動が上がり、レベルが上がる仕組みになっている。

 

  

 

『銀河のスクロール』

 (星乃遊子)(太陽出版)     1999/1

 

 

 

日本に最初に降り立ったのは、シリウス人で、天使の存在だった

 <現代人はテレパシー能力を失ってしまった>

 シリウス人の贈り物  「シリウス幾何学模様のネット」>

・地球の次元上昇に積極的に係わる決定をした宇宙の存在たちは、縄文時代に肉体を持ち、日本に居住していました。日本に最初に降り立ったのは、シリウス人で、彼らは東北地方の青森県を中心に、下北半島津軽半島十和田湖周辺から秋田県の一部や岩手県全域に渡り活躍していました。

 

・非常に博学で穏やかなシリウス人は、縄文人に文明の手ほどきをし、精神性を高める導きをしました。そして、東北の地で統合を目指す人種の交配に携わり、その種を縄文人に植え付け、『統合を目指すアジア人種』を作り出し、幾世紀にも渡って種を増やし、人間のグリッドとして存在し続けるように計画したのです。この混合種を生み出す遺伝子操作の知恵を与えてくれたのは、外宇宙(私たちの住む銀河の外)の創造の役割を担う大マゼラン銀河の存在でした。

 

・現在も東北地方一帯は、大切な役割をする地場としてボルテックスやグリッドが設定され健在であり、崇高なエネルギーを感じとれる場として静かに控えています。シリウス人の居住範囲は、北海道、東北、信越、関東、中部、西から南は瀬戸内周辺全域に広がりましたが、日本海側の新潟、北陸、鳥取、島根までは、グリッドの設定も限られており、居住という形はとっておりません。

 

 シリウスの黄金のネット>

・「宇宙の中心太陽とシリウス、プレアデスのエネルギーが点火され、さらにマヤ、天王星のエネルギーが添加、黄金色に光り輝くエネルギーグリッドが完成しました」。

 「惑星ニビルと木星土星の生命体は、宗教で地球人を簡単に洗脳できることを見抜き、『示し申したもの=神』となりました。ニビルや木星土星の選民になりたがった者に権力支配の力を与えたのです。そこで、高次元の存在をはじめシリウスの存在は、三次元の地球上の生命体全てが四次元以上の彼らと同様に、魂の自由な選択ができ、多次元宇宙とテレパシーで交流ができるようにするため、太古の昔から今にいたるまで、努力をしているのです」。

 

 

 

『新しい時代への啓示』マシュー・ブック2

スザンヌ・ワード    ナチュラル・スピリット 2009/12/3

 

 

 

<高次元の高等知性体の存在>

<メンタ>

・私たちは、十億ほどの集合魂(グループ・ソウル)からなる巨大でパワフルな力の場(エネルギー・フィールド)です。私達が、肉体化するときは、リラ星座を超えたある銀河系のレトルノという惑星に住んでいます。

 

<プロテロ>

・私は、あなた達が天国と呼ぶ領域の住人だ。マシューがあなたに言ったように、その正しい名前はニルヴァーナだ。私は、前世のほとんどを地球で暮らしたが、全てではない。シリウスと呼ばれる宇宙領域での経験もある。そこでは人類の起源を持つ他の文化を知るようになった。

 

レプティリアン(爬虫類型ヒューマノイド

レプティリアンは宇宙人達や超人間とは違って、地位や身分などはどうでもよく、戦闘力を大事にする。彼らの考えでは軍隊や軍事技術に裏打ちされない権威はパワーがないとされる。

 

・彼らは、あなた達の想像を超えるほど知能が高い、彼らの脳は人類の脳よりもはるかに大きく、僕が見たところ、彼らはその能力をフルに使っている。

 

・僕が会ったのは、普通の成人の人間より背が低く細かった。けれど弱々しい感じはなかった。皮膚はグレーで、頭には髪の毛がないけれど体型は魅力的だ。目は黒で鋭い感じで、誰もその目を見て心を読むことはできない。女性の体格は男性よりもなめらかで丸みがあると言われる。

 

・それがここにいる彼らの姿だけれども、他の者たちもそうなのかは言えない。彼らの具現化能力は非常に高いので同様なレベルの能力がある他の文明人たちのように、どのような形の魂の住まいでも好きなように創造できる。もちろん、好きな時に姿を変えることができるんだ。

 

<小さなグレイ人>

・当初は、戦闘が目的ではなかったので、軍隊というのは正確ではありませんが、はい、数の上での大軍と言えます。地球の地底に広大な居住空間があることを、もし地球市民たちが知ったら信じられないでしょう。

同様に、もし地球人ではない存在がこの惑星にずっと住んでいることを知ったらびっくりするでしょう。

あなた達が“小さなグレイ人”と呼ぶこれらの存在たちは、地球人類よりも身長がかなり小さく、医学実験と複製の目的で拉致された人間達が描いたものにそっくりです。

 

・地球に閉じ込められたわけですから、拉致者たちはもう“地球外生命体”ではありません。彼らの宇宙船は地底に沈んでしまい、宇宙には戻れません。

 

<ラザラス>

・ラザラス;我々の宇宙船にはいくつかのタイプがある。快適な8人乗りの小型偵察船がある。あなたたちの付近にいる最大のものは、我々の母船で大きさは、ニューヨーク市ほどあり、その人口をすべて収容できる。

我々の小型宇宙船が着陸する地域は大まかに選ばれているが、まだ地点は特定されていない。

 

・最初の着陸は軍や他の政府軍による即時対応行動が予期される地域から離れた地球全体の辺鄙な地域に約100機の小型船が同時に着陸すると思う。着陸隊には、成人の男性と女性の両方がいるだろう。我々は、ほとんどのあなたたちより、背が高いが、それと我々のユニフォームを除けば、我々は、地球人と極めて同じように見える。

 

我々は、シリウス文明から始まった。集団で進化することを望んだが、メンバーの中に知的能力の低い者たちがいたために制限されてしまった

 

・我々のエネルギーが全体で肉体を持ったことはまったくないが、そのエネルギーの流れで具現化するものは、その姿と容貌があなたたちの白人種に似ている。

 

・その集中力のお陰で、我々の惑星軌道を安定化できて、我々の肉体を救うことが、出来た。その数は、50億人を超えたが、シリウス人全体のわずかなパーセンテージにすぎない。我々は、天使たちから我々のために直接吹き込まれた音楽を持ち続けている。その音楽は、我々のエネルギーの中核をなす最も本質的な部分だ。我々の故郷の一部はシリウス星にある。

 

我々は、兵士ではない。むしろもっと技術的な専門知識を持っている存在だ。

 

・あなた達が言う、“自然災害”の影響を抑える、または“ちらす”ことで、起こりうる広範囲な破壊を防いでいる。

 

・我々だけではない。宇宙旗艦船や母艦に集まった他の者たちがあなた達の時間で言う半世紀前からあなた達の空に現れている。

 

オリオンのプロメテウス

・プロメテウス;私たちは、これらの光の存在たちの仲間です。そして、あなた達人類の一部の祖先です。私たちは、オリオンという名の星座の中のある惑星系から来ています。私たちの社会には個人という存在はありません。でも私たちが、光に向かう道を絶えず求めて律動運動する内には完全な調和があります。私たちは、進化する中で肉体を必要としなくなりました。知的進化とスピリチュアルな啓示によって私たちは、集合魂のエッセンスと何十億の魂たちの心を表わす薄い層でできた形状に物質化できるようになりました。

 

ニルヴァーナは我々が天国と呼ぶ霊界の正式名称

ニルヴァーナと地球との間のテレパシー通信

・1998年、マシューはニルヴァーナ100人評議会のメンバーになるか、高度に進化した文明人として転生するか、肉体を持つ文明社会の招待を受けて、彼らのスピリチュアルな領域のレベルを向上させる手伝いをするか、という選択が与えられた。彼は最後の道を選び、それ以来、この銀河系やそれ以外の宇宙をアストラル体、あるいは宇宙船で旅行している。彼が訪れる際は、その文明社会に相応しい体に肉体化する。

 

イカルス>

・私たちが浄化と保護プロジェクトを知らされたのは、最近のことで、同じく地球/ガイア/テラ/シャンの救出に来ている多くの人達よりも遅れて、シリウス星近くの私たちの故郷のドンドーレからやって来ました。

 

・私たちは、想像したり真似しようと思えば、ちょうどあなた達のような姿になるように、どのような形にでも正確に肉体化することができます。

 

・私たちは、地球人の姿になってあなた達の中に存在している地球外生命体のグループの一部です。

 

 

 

『人類の黙示録』

 2012~2030年世界最終戦争のすべて

枡谷猛  文芸社  2006/1/1

 

 

 

<日本は世界の青写真>

ハルマゲドン、世界最終戦争の原点は、必ずこの日本に存在する。>

・しかし、人類史上、数千年にわたり演じられてきた人事のすべての中から「総数666の獣の如き人間たち」を見つけだすのは不可能に近い。

しかし、同じ「ハルマゲドン」の予言は、ペルシャ生まれのザラスウシュートラすなわち、「艮の金神」も、明治から昭和にかけて、日本の京都で行い、「大本神諭」、「日月の神示」と呼ばれている。

 

・彼をして高貴な神の使いと言わしめた「出口王仁三郎」、すなわち、月読尊系のスサノオ神人がかく述べている。

「日本は、世界のヒナ型である」「日本で起こったことは必ず世界で起きる」・・・と!!彼は「尊待ち」、すなわち神の声を聞き、神霊の姿を拝することが出来た神通力者であった。もちろん雨を降らすことなど簡単にやってのけている。その彼が断言するのだ!!「月読尊」の化身とも言えるスサノオ神を魂に持つ彼が断じるのだから、これこそハルマゲドンを暴くもう一つの鍵とも思える。

 

 

 

『裏金神―原爆をこの世に送り出した神』

西郷武士   文芸社  2001/2/1

 

 

 

鬼門信仰(艮{うしとら}の金神について)

・さて、ナオについたこの艮の金神とは果たしてどのような神なのか。金神とは陰陽道系の祟り神で、古来その方角をおかすと『七殺の祟り』を受けると恐れられ、艮(丑寅、東北、鬼門)と坤(ひつじさる)(未申、南西、裏鬼門)の方角は民衆の畏怖の対象でもあった。古くは家を建てる時、鬼門として艮の方角(東北)を嫌い、もしこの禁を犯して家の増改築などをすると、その家に、災厄を及ぼす祟り神として忌み嫌われてきた民間信仰的な神であった。

 

艮の金神を祭ることで災厄を免れ、祟り神から人に幸福をもたらす神へと変わった。>

・「次に成れる神の名は、国之常立神、次に豊雲野神。此の二柱の神も、亦、独神として成り坐して、身を隠したまいひき」

 

・これだけの記述で、初期に誕生した重要な神にもかかわらず、空白の多い神なのだ。

ところで、後にナオの娘婿となる出口王仁三郎は「この神は神界を統治していた大地のもとの神であり、律法を定め神々を従えていたが、余りにも厳しく律法を守るようにさせたため、部下の神々が騒ぎ出し、一番偉い天の神がこの事態をついに見かね、泣く泣くの思いで国常立命に隠遁を迫り、そのため妻神と共に地に落とされ、艮の金神と坤の金神となった」と説く。

 

・そして、この国常立命の隠遁劇の晩が、ナオが神がかった節分の晩の日に当たり、よろずの神々がこの日を記念し、煎り豆をまいたのが節分の始まりであった。この艮の金神の復活するのが、「煎り豆から芽が出るとき」とされ、その意味からこの神を永遠に閉じ込めようとする呪い言葉にも思える。また神々たちは、この神を世に出さないため、正月に立てる角松はこの神の墓のしるしとし、その神のはらわたを叩き潰して雑煮として喰らい、二十日の二日には骨正月としてこの神の骨になぞらえて焼いて食べ、お盆にはからだの筋をソーメンにたとえて食べるなどして、徹底的にこの神の復活を嫌った。そして、今日まで年中行事を通して「鬼は外」と呪いの言葉を投げかけられ続けてきた。

 

九鬼家には『九鬼文書』という古史古伝の文書が伝わり『宇志採羅根真(うしとらこんじん)大神』を祭神としていた。>

・「艮の金神、変性男子(へんしょうなんじ)とあらわれるぞよ。つぎに変性女子(へんしょうにょし)があらわれて、男子には世界のことを書かすなり、女子には世界にあるこまかいことを説いてきかせるぞよ」

 

・これは大本の独特の表現である。変性男子とされるナオは肉体的には、女の体だが、霊魂は男。王仁三郎は肉体的には男だが、霊魂は女であると示された。

 

・「こんどは北から艮の金神があらわれて、世界を水晶の世にいたして、善と悪とをたてわけて、善悪の見せしめを明白にいたして、世界人民を改心させて、万劫末代動きのとれん、善ひとすじの世のもちかたをいたすぞよ」

北に押し込められた艮の金神は、いよいよ姿を現すとお筆先を通じて予告していた。

 

 

 

『宇宙語・宇宙人』

ジョージ・ハント・ウィリアムスン (宇宙友好協会)1961

 

 

 

<収穫者>

 ・ 過去においては、円盤の大挙出現ということはきわめて稀ではあったが、やはりなかったわけではない。たとえば、中世のクメール族は、ほとんど一夜のうちに、地上から姿を消してしまった!クメール人の起源は、不明だが、インドシナカンボジアに土着して、ヒンズー教と仏教の素晴らしい文明を発展させていた。最近、宇宙人が教えてくれたことだが、クメールの首都アンコール・ワットが住む人もなく荒廃してしまったのは、大宇宙船が彼らを一人残らず、インドシナから連れ去ってしまったからであるという。

 

・ 1700年代のポルトガル人の日記にブラジルのマット・グロッソの奥地に残る古代の巨大な廃墟のことを書いたものがよくあるが、このギリシャ風の大都市から莫大な数の住民が突然にどこかへ移住させられてしまったらしいことは、あらゆる点でハッキリしている。彼らが、徒歩で立ち去ったのではないとすれば、それならば、何かの痕跡が発見されるはずだ。やはりクメール人と同じように宇宙船で運ばれたものに違いない。このような例には、色々とあるのだ。

 

<放浪者・ワンダラー>
・“思念の子”が世に教化するため初めて地球に来たさい、同道したのが、この特別の集団だった。長老である、“思念の子”と共に地球を訪れた小アバタル、つまり霊魂は、14万4000人にのぼるという。


宇宙機の乗員も、放浪者も共に“太陽十字の騎士団”という集団に所属している。太陽十字の本来の意味は、光が強いため、太陽を中心として光波が十字状に放射しているように見える光学現象のことである。月でも同じような現象が起こるが、これは月十字という。


・ 中世の武者修行者のように、冒険を求めて諸国を遍歴する騎士のように、放浪者は、太陽系の色々な惑星を遍歴する太陽十字の騎士の武者修行者なのだ。

・ 最近になって、本来は地球人でない人たちが、相当数地球に住んでいることを示す証拠が、続々と集まりつつあるのだ。


・ 宇宙には、普通の人と異なって遊星から遊星へ、太陽系から太陽系へと移り歩く特殊な階級、集団の人々がある、という意味である。


・ これらの放浪者が、地球に来るのに宇宙船を使ったのではないとすれば、いったいどうやって来たか?地球行きを志願して、地球に生まれ変わったのである。別の言葉で言えば、地球に生まれたのだ。

 

 

『神々のルーツ』

(ジョージハント・H・ウィリアムスン)(ごま書房)1997/5

 

 

 

<太古の昔から宇宙人は地球に来ていた>

 <邪悪な宇宙生命体オリオン>

・「あなたはプレアデスの鎖を結ぶことができるか。オリオンの綱を解くことができるか。あなたは、十二宮をその時にしたがって引き出すことができるか。北斗とその子星を導くことができるか。」(ヨブ記

 遠い昔、オリオンはプレアデスに魔手を伸ばそうとしたので、鎖につながれる運命となったーがいまやオリオンはその魔の手を地球に伸ばそうとしているのだ。オリオンはプレアデスを従えさせようと企てたのであろう。つまり、彼らは、“死の陰”にいたわけであり、オリオンは宇宙法則によって制裁を受けた。

 

 <神話の中のオリオン伝説>

・オリオンの否定的宇宙人たちは、直接にこのオリオン星雲からやって来るわけではなくて、オリオンのごく近くにある太陽系から来る。宇宙人が用いるオリオンという言葉は、邪悪な勢力の源となっている区域一帯を意味するものである。

 

・古代人は宇宙機を示す形として円板を用いていたからである。たぶん、オリオンも、あのルシファーのように万物の王者たろうと企てたのであろう。ルシファーは水爆を武器として使用したが、オリオンは宇宙機(円盤)を使った。

 

・バビロンのタルムードには次のように述べてある。「オリオン座の熱がなかったら、プレアデスの冷気のため世界は滅びてしまうだろう。プレアデスの冷気がなかったらオリオン座の熱のために世界は滅びてしまうだろう」

これは善と悪という二つの極性なしには創造はありえないことを示すものだ。オリオンという否定力(悪)がなかったら、肯定力(善)プレアデスにも進歩のための刺激がなくなる。否定力があるからこそ、肯定力も螺旋を描きながら向上してゆく。否定力がなかったら宇宙に進歩はないのだ。いや宇宙そのものさえ存在しないだろう!

  

 <侵入者に肉体を奪われた地球人>

・オリオンの周囲を無数の小さな丸い天体が取り巻いていますが。これらの天体はオリオンの戦闘部隊で、戦争の種を求めて目を光らせています。オリオン人は、ほかの遊星の平和を乱し、その正義の機能を妨害します。彼らは、旧式な宇宙機をまた使用しており、科学的にはそれほど進歩していないのですが、ただ自己投影にかけては名人であって、他人にも干渉し妨害することに専念しています。

 

・オリオン人は私達と違って宇宙連合には属していません。

オリオン人は地球への侵入者です。その故郷はオリオン星雲の中の無数の太陽系です。オリオン人は目的とする攪乱に失敗すると、オリオンには帰らないでシリウスに行きます。それが彼らの輪廻なのです。彼らは、やはり完全への大道を学びとらねばならないのですから。

 

古代の伝説に登場する「蛇人」というのは、オリオン人の霊魂が地球に投影されたものと思われる。伝説や神話にある南の果ての“虹の都”とはこの投影の中心地だったのではなかろうか。“蛇人”“反キリスト”“侵入者”―これらはみな同一のもの、否定的極性を表すものなのだ。古代人は悪魔、魔神、魔法使いなどを恐れた。現代人でも未知なものに対しては恐怖を感じる。

 

 

 

 ■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

 

 

(2024/5/8)

 

 

・「龍神」とか「蛇神」や「大蛇」についての伝説は、非常に多くあります。いわゆるレプテリアンは、地球に太古から来ており、人間社会に浸透していったようです。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうですので現代では識別不能のようです。伝説のモンスターたちは、オリオン人の実験生物で、次元間移動技術を持つオリオン人が、地球で「生体実験」をしていたのかもしれません。現代でも「人肉食の宇宙人」、「性奴隷」、「奴隷売買」という奇妙な単語が、宇宙船の飛ぶ世界にあるようで、非常に驚愕します。

 

「地球は銀河系の端にあり、宇宙には「他の種族には介入しない」というルールがあるので、本来なら地球も独自に進化してきたはずなのですが、残念ながら闇側の宇宙人が大きく介入していたのです。オリオンや他のシステムでは、レプティリアンやグレイと他の種族が戦争をしていましたそこで負けたレプティリアンやグレイが地球に来て、それ以来、地球はドラコ・レプティリアン支配下にあります」、「それは、「天国から落ちてきた」アヌンナキのマルドゥク古代バビロニア神話に登場する神。宇宙を創造し支配したいといわれている)がレプティリアンと条約を結んだからです。実は、地球上には、彼らの支配下にないスピリチュアルな聖域もまだ残っていたのです。しかし、残念ながら、レプティリアンが地球をほとんど制覇してしまい、それ以外のグループは姿を消していきました。その時代から、地球では多くの人々が殺されるなど、抑圧を受けてきたのです」と指摘されています。

 

・『110の宇宙種族と未知なる銀河コミュニティへの招待』エレナ・ダナーン(ヒカルランド)2022/12/31、『【ザ・シーダーズ】神々の帰還』(エレナ・ダナーン ヒカルランド 2023/8/24)、『この惑星をいつも見守る 心優しき地球外生命体たち』(エレナ・ダナーン、ヒカルランド、2023/1/19)、等の「時代を変える」書籍が、どんどん出版されています。

UFOマニアにとって、非常に喜ばしい時代です。社会にインパクトを与え、一般の人々の意識の啓蒙が進むことが望まれます。

レプティリアンと人間のハイブリッドは大勢いますよ。彼らは、ハリウッドや音楽業界、大企業や政府などの支配層に入り込んでいる」といわれます。

レプティリアン自身もコード化された コンピュータープログラムで、決められたことを実行しているに過ぎないのです」といわれます。

1945年の広島と長崎の原爆投下は、これらの都市の地下にあったレプタリアンの基地を破壊するためであった」といわれます。「透明人」とシリウスA星人が創造し、りゅう座に配置した爬虫類人レプティリアン)が格段に進化したといわれます。異星人は進化の速度が非常に速いといわれます。また人は皆、記憶喪失の異星人だといわれます。

マトリックスを支配する「透明な人々」が、人間とレプティリアンの両現実を操作しているのだそうです。

アトランティスの黒魔術師」は、「レプティリアン」と読み換えることができるといいます。「レプティリアンやグレイは、人類を監視するために月に地下基地を作り、基地内で人間を奴隷にしていました」と指摘されています。

シカール帝国は人の魂を体から引き剥がし、それを容器に捨てる技術を完成させました」といわれます。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。

悪の帝国(正式名は『正義を任ずる諸世界帝国同盟』の本拠地は大熊座にあり、ドラコニスを主要作戦センターとしているそうです。

 

「ネガティブなオリオン人が、地球人の肉体に宿って、ネガティブな活動を行なう」といいます。

現代においてもビッグフットやサスカッチのような「獣人」を「空飛ぶ円盤」からオリオンETグループが降ろしているといわれています。

「オリオン人は宇宙連合に属していない。彼らは、彼らだけの連合を作っている」といいます。オリオン星人は、エジプト文明など地球に文明をもたらした異星人だとしても知られているそうです。

オリオン星雲で60万年続くオリオン戦争は、これは何億ものポジティブな人間型生命体とレプティリアンと呼ばれるネガティブなヒト型爬虫類人との間で起こったものだった」といわれます。オリオン戦争は、現代でも陰湿に継続しているといわれ、争いは、地球にも波及していると指摘されています。

 

オリオンETグループが異次元のモンスター・タイプの生物を創り、人間と異種交配・混淆させ「人間化」させようとしたのかもしれません。

シリウス星人のグループには、ネガティブなグループとポジティブなグループがあるそうで、“暗黒勢力”と“光明勢力”の対立を生じているそうです。ネガティブ・グループのシリウス人がモンスタータイプの生物を創り、神に対抗したので神に嫌われたといわれます。ルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したとも言われています。「第2次世界大戦は堕天使ルシファーと大天使ミカエルの代理戦争だった」という奇説もあったといわれます。

オリオンやルシファーの力 は、イエス(金星の大長老サナンダ)を地球から除き得る(磔のこと)ほどに強いのだと指摘されています。

「“ノーディック”が建造したオリオンシステムの宇宙船は、人間に売られた」と指摘されています。米国はエイリアンのリバース・エンジニアリング(逆工学)によって、飛躍的に有利になっているそうです。エイリアンのリバース・エンジニアリング(逆工学)でアメリカ産業界は莫大な利益を得るといわれます。UFOのリバース・エンジニアリング(逆工学)はほぼ完了しているといわれます。

遠野物語』の「異人」はオリオン星人だったようです。『暗黒の勢力』は、自分たちの基地はオリオン大星雲にある、と私達に思いこませようとするが、彼らは、単にそこからやって来たにすぎないそうです。

ネガティブなオリオン人は、地球に来ている地球外生命体の中で、最も発達レベルの低い存在で、地球に暗黒をもたらそうとしていると指摘されています。

ネガティブなオリオン 人が『過去』からあなた方に交信している一方、ポジティブなオリオン人は、オリオン座の『現在』からあなた方に交信しているそうです。古代の伝説に登場する『蛇人』というのは、オリオン人の霊魂が地球に投影されたものと思われると指摘されています。

 

異類が以下のように戦争に行った話もあるそうです。

「<戦争に出陣する愚賓(下級天狗)たち

・ただし、人間のように肉を食うのではなく、気だけを食うのだと島田が注釈している。生きている魚を海などから招き寄せ、「味の気」だけを取って食べ、食後は生きたまま海に帰すというのだ。

 

仕事は、より上級の神界の下命に従って戦争に従軍したり、霊界や人間界をパトロールしたり、冥罰を下したりと、そうとう忙しい。大小の愚賓は、元来が武官だから、戦争になると鬼類などを従えて直ちに出陣する

 

加納郁夫という名の天狗の弟子となった「天狗の初さん」こと外川初次郎は、加納天狗の供をして満州事変に従軍したと言っているし、幕末の戦乱時に活動した才一郎は明治元年から2年にかけての戊辰戦争に冥界から参戦し、三尺坊の命令で、自分の出身国である尾張藩の隊長“千賀八郎”を守護していたと語っている」といわれます。

 

いわゆる進化途中の「異類」が昔から人間社会と交流があり、天狗や狐、狸、河童の伝説として非常に多く記録されています。異類も「人間化」していって、社会に浸透し、現代では誰も識別できない状況になっています。天狗も異人も「人間化」しており、誰も識別・認識できなくなりました。異類もシリウスやオリオン系ですとイルージョン(幻影)ができるそうです。

「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうですので識別不能のようです。「生きている人間の肉体を乗っ取り、霊体として支配する」という、憑依のようなスタイルをとる場合があり、これを「ウォーク・イン」といいます。人間化した宇宙人がウォークイン(憑依・人格転換)やワンダラー(転生)によって、増えてくるので、争いが激化するという説もあるようです。憑依現象も「悪魔憑き」や「狐憑き」のように精神病の症状を示すこともあり、やっかいです。

 

 

・現在は「金星が地球を管理している」そうですので、金星人の影響力は無視できないといわれます。「日本民族は例外なく全部ハイブリッドですからね。在日宇宙人問題こそ真剣に考えなければならない時期かもしれません」といわれます。在日宇宙人問題を認識している人はほとんどいないといわれます。また宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。「4次元レベルの金星は、多くの存在を包容するとても美しい惑星です。そこに暮らすのは“ハトホル人種”という太陽系で最も高度に進化した種族だ」そうです。

 

・アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。「往古、かの尊い釈尊が、明星天子にあったという事実、また、イエス・キリストと金星との関わり、その記録が歴然と存在している」といわれます。「その金星から地球が進化するために、3000人ほどが地球人の3次元レベルの肉体にまで自らを落とし込んで、手助けに来てくれている」そうです。「霊界ははるか遠いところにあるのではなく地上1メートルのところにある」と指摘されています。

金星人は、四次元存在を物質化させる科学技術を持っているといいます。

特殊な宇宙人の科学者グループが「禁断の生体実験」をしているともいわれます。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」そうです。

金星は5次元世界にまで進化している。いわゆる聖人的な人々であり、肉体も半物質・半霊体のようだ」といいます。「守護は金星、キリストの船。何かあったら金星が動く」といわれます。

しかしながら、「太古では金星蛇人と火星霊人との間で戦争があった」といいます

 

「進化した宇宙人(異類)は人間の肉体や精神体に憑依するので誰にも分からない」そうです。「異星人情報に関しては正確なことは何も分からない」と指摘されています。「異星人は時空を超えて存在しているので、神話の神々も実在している」といわれます。

「宇宙人は“幽体”や“霊体”で目に見えない異次元に存在している」そうです。宇宙人が人間の肉体や精神に憑依すると「現代的」になるといわれます。

「非常に進化した宇宙人(異類)が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。そうなると人間自身が「変容」、「変性」してしまうそうです。

宇宙人はすでに物質的な世界に生きている人間の肉体に入り込む。ウォーク・イン、魂の統合、人格レベルの流入と言う」といいます。

 

 

堕天使ルシファーが何億年、何十億年進化しているのか分かりません。神々についても進化の程度は理解不能です。異星人の進化の速度は非常に速いといいます。ルシファーが創造した進化途中の異類(実験生物)がさまざまな方向に進化したといわれます。「グレイは我々(異星人)が遺伝子工学、バイオ化学、宇宙科学を駆使して造ったロボットでした」といわれます。ルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したとも言われていますが、その年代が分かりません。

「他にも爬虫類、鳥類、魚類、昆虫、植物などの生態から進化した人間もいます」と指摘されています。

ビッグフットは、実際に存在していますよ。彼らは、地球人との接触を避けるために、別次元にシフトする術を得たのです。彼らは進化の過程でこの技術を得ました」といわれます。現代においてもビッグフットやサスカッチのような「獣人」を「空飛ぶ円盤」からオリオンETグループが降ろしているといわれていますが、実験の狙いが分かりません。ネガティブで破壊的な宇宙人の代表格のようです。

 

 

 

・「その後、343種類の肌の色に分かれる4353万607種のヒト型生物(人類)が創造された。現在、宇宙全体で数十憶の種族が存在する」と指摘されています。

「護法魔王尊」(サナート・クマラ)とは650万年前金星から地球に降り立ったものでその年齢は16歳のまま、年をとることのない存在だといわれます。またサナトクマラは、シャンバラと金星を行ったり来たりしているマスターで、彼は、百戦錬磨の戦士だといわれます。

サナンダはクラリオン星から来たともいわれます。サナンダは神智学では サナト・クマーラより上位の存在として「沈黙の監視者」と呼ばれています。ちなみに、サナンダはヤマトタケルでもあったという説もあるといわれます。神々はさまざまな歴史的な人物に変身すると指摘されています。

「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」そうです。

かつてイエスであった存在は現在「サナンダ」と名乗っており、アシュタールとともに彼の宇宙船に住んでいるといわれます。

 

 

(2021/9/18)

 

・「日本の河童はグレイの一種で、現在も(異次元の)海底基地にいる」とクラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロが述べています。

マオリッツオ・カヴァーロによると「グレイも人間タイプが増えている」といわれます。また、「ブラジルにはクラリオン星人の(異次元の)地下基地がある」という報告もあります。

河童と「異人」は同時に論じられたことはありません。その昔、邦画には、河童が宇宙船を運転して帰っていくというストーリーのものもありました。河童も純然なる動物タイプと、人間とコンタクトしたり、女性と性交したりできるものにも進化していくようです。挿絵は、ほとんどが「動物タイプ」の河童です。人間に異次元から憑依現象をおこす河童もいたといわれます。

河童も進化した宇宙人(異人)が創造して、遺伝子操作等で人間とコンタクトできるように進化させたのかもしれません。河童も異人も明治の文明開化でどこかに消え去ったようです。現代人にとっては幻想の「妖怪」になってしまいました。

河童も異人も低層4次元、パラレル・ユニバース(並行宇宙)へ異次元移動ができたようです。異人の伝承には、人間の死後の世界の精霊界やアストラル界の往来に幽体や霊体で自由にできる話が少なくないようです。異人の神隠しやアブダクション(誘拐)にも関係があったようです。

アストラル界の住人が地上にも出てくることは秘密結社の最高機密だそうです。

ルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したとも言われているそうです。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」といわれます。堕天使ルシファーもオリオンからやって来たそうです。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔という説もあります。異人はオリオン星人だったのかもしれません。中世のドイツの領主はほとんどが「異人」か「異人」の末裔ともいわれます。

 

『最新! 秘密結社の謎』 世界の裏側で暗躍する組織の実態を暴く 知的発見探検隊    イーストプレス   2011年7月15日 

 エコロジーを実践しカッパとの共生をはかる「下総カッパ団」

「下総カッパ団は、1724(享保9)年、下総国印旛村豪農、安田伝兵衛によって設立された人間とカッパの親睦団体だ。大の相撲好きだった伝兵衛が印旛沼で出会ったカッパのシンサクと偶然相撲をとって勝ったことで、意気投合。カッパと人間の共生を目的として旗揚げされた。設立当初は、うなぎ釣りや川相撲、水泳などの各種の催事を開き会員数は増え続け、最盛期には300名もの会員数を誇ったという」とも伝えられています。

 

河童も一部は人間とコンタクト・交流できるように進化して、ゼータ・レチクル人のグレイのような異星人に進化していったのかもしれません。宇宙人の方が進化の速度が非常に速いといわれます。動物の河童が「人間化」して、「女性とセックスするという特徴が現れた」という話も「事実は小説よりも奇なり」で、「知る人ぞ知る」話なのかもしれません。

「地球人が小柄なゼータ・レチクル人と遭遇していることには大きな意味があります。ゼータ・レチクル人は、多くの意味で地球人とは対照的です」といわれます。

「人は皆、記憶喪失の異星人だ」といわれますので、「人間化した宇宙人」や「宇宙人化した人間」のパーソナリティーが多いそうです。

神人や異人が社会に同化して識別できないと指摘されています。「神々や進化した宇宙人(天使)は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」ので誰も分からないそうです。

 

・ヨーロッパ中世の「妖精の伝説」は非常に多く。小柄な「妖精」のイメージが強いですが、毛むくじゃらの獣人の「妖精」や人間を襲う「悪魔」の伝説も多いといわれます。河童も日本独自のものではなく、世界中に似たような「妖怪」話があるといわれます。奄美大島ケンムンや沖縄のキジムナーのように地域が違いますと形態も変化してくるようです。日本全国の河童も多種多様のようです。妖怪についても、同様な妖怪が世界中に存在したという説もあります。「天狗は中国にも朝鮮にもいるし、西欧にもいる。また、世界各地の天狗が集まって行う山人会議もあるそうだ」といわれます。

「水神」と「河童」のかかわりも私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。

天皇と神との繋がりをする職務が昔の「藤原氏」の役割だったという怪説もあるようです。「藤原氏の祖は中臣氏と同じく天児屋命(あめのこやねのみこと)と伝える。通称、「春日大明神」と言われる」が、「魔神」の系列の「海神」も崇拝していたとも伝えられています。「海神」の竜宮と河童やザシキワラシの繋がりがあるのかもしれません。

藤原氏北極星、北斗七星信仰はシャンバラ信仰、物部氏のオリオン信仰はアガルタ信仰となるといわれます。

スサノオ命については多くの書籍がありますので、私たち一般人は、把握できません。例えば「ヒンドゥー教の主神のひとりシヴァと、日本の荒ぶる神スサノヲには、意外にも似ている点が多く見られる」そうです。そして「スサノオ命は絶対神ヤハウェにほかならない」という奇説もあります。

西洋神界はスサノオ神とその系統の神々が1万年ほど前に拓いた地域で、シュメール族は「スサノオ神系」だといわれます。

多次元同時存在の法則によればスサノオ命はギリシア神話のポセイドンである」という怪説もあるといわれます。「ゲルマン神話の神々は日本の神々だった。まず、主神・オーディンは「須佐之男神」だった」という説もあります。

ちなみに、「シバ神は、核を作った神様と言われていますが、日本でも国常立(くにとこたち)の神は核を作った神様です」という説もあります。つまり異星人の技術者だったようです。

 

「ヴィシュヌから生まれたこの梵天こそ、本朝の国常立尊の本体(本地)だと、それら著作はいうのである」、「日本にコンタクトしてきた外国の神・国常立神は、ゲルマン神話に登場するアスガルドのトール神ではないかという推測を先に行った」とも伝えられています。また国常立神(くにのとこたちのかみ)はヘルメスだと言っているらしいといわれます。「日本はヘルメスが統治する国だ」そうです。「シリウスの大天使の代表であるというヘルメスは、ギリシア神話に登場する青年神です」といわれます。

 

「神々」と人間の異種交配は、世界のどの地域でも常に繰り返されてきたテーマだそうです。「妖精の取り換え子」の話も豊富にあるそうです。

神々の世界は「パラレル・ユニバース(並行宇宙)」を通じて非常に近いといわれます。異人や神人等、人間タイプは識別ができないといわれます。

 

著者たちは「橋野川、閉伊川に沿っても、家の娘が淵の主の妻になったという話は二、三に止まらない。有名なのは茂市村腹帯のハラタイ淵の主で、すでに三つの家がこの淵の代々の主と婚姻を結んだと伝えている」「いわゆるザシキワラシにとどまらず、河童をはじめとしてウントクやヒョウトク・ヨゲナイ・ハナタレ小僧などの童形の神もしくは妖怪、さらにはイヅナ狐やモゲンなどの、家を富み栄えさせるさまざまな存在について論じられている」、「栃木県佐野市には俵藤太秀郷が竜宮からもらって来た童子、竜太、竜次の二人の子孫という家があり、水の神の使者だから水に手足をひたしても冷くないといって紙すきを家業としていた」、「古代において陸墓を増築し埴輪を製作した土師氏が始祖神とするノミノスクネは日本神話において初めて相撲をとった神でもある」と主張しています。

 

・西洋の石工のフリーメーソンのように異人・宇宙人が技術者の大工として来ていたのかもしれません。「大工と河童」の伝説も多くあるようです。大工の中には、進化した異人が混じっていたのかもしれません。

秦氏のような文化神の部下の技能集団の異人が来ていたといわれます。ちなみに聖徳太子が「大工の神様」といわれます。秦氏も「文化神」「技術神」の要素があったそうです。実際のところ、秦氏の末裔は、日本中にくまなく存在しているのであると指摘されています。セム系とハム系、高御産巣日神系(たかみむすび)と神高巣日神系(かみむすび)が、天皇家を間において対立・抗争していたといわれます。

聖徳太子法隆寺を建立したことや大工道具の曲尺(かねじゃく)を発明したという伝承のためか、中世以降、大工の神様として信仰を集めた」と伝えられます。

 

 

(2020/10/12)

 

 ・『関西弁で読む遠野物語』は、『遠野物語』を「関西弁」で書かれたものですが、若干、当ブログで本文を修正しました。方言や俗語などは、コンピュータの「機械翻訳」でどの程度対応できているのか、知りません。詳しく検証したことはありません。一般的にコンピュータの「機械翻訳」は、70%程度の正確性があるそうですが、グーグルの「翻訳機能」がどの程度なのかは検証したことはありませんが、現代の標準語が一番効率がよいようです。したがって、文語や方言が入る文章は、当ブログで若干、修正しています。口語の標準語が一番、反応しやすいと思います。昨今の印刷文字は「ひらがな」が多くて、漢字に慣れた者にとっては、違和感を覚えるといわれます。一般的に外国人にとっては、日本語は非常に難しいそうですが、方言や俗語が混じるとより理解不能になるといわれます。国際化で方言にも日本語の上手な外国人も増えていますが、近未来は、通訳や翻訳のAIの機械が進化して外国語を学ぶ必要がなくなってくるともいわれます。

 

・『遠野物語』45話「猿の経立はよく人に似て、女色を好み里の婦人を盗み去ること多し。松脂を毛に塗り砂を其上に附けてをる故、毛皮は鎧の如く鉄砲の弾も通らず」。

遠野物語』では異人の神隠しや獣人による人さらいがあったといわれます。「猿神」の人身御供の伝承も各地にあるようです。『遠野物語』は農民の「作り話」ではなく「事実」と柳田国男は主張しているようです。「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」といわれています。『遠野物語』はウェブサイトでも閲覧できるので非常に便利です。実際に「神隠し」にあった者たちは、そのまま行方不明になった者が多いといわれます。現場近くの異次元に隠されていたという事例もあったようです。昔から人間の女を襲う「獣人」のような妖怪や異人は少なくなかったようです。

 

「<45話 頑丈な毛並みで女をさらう

猿の経立(ふつたち)は人にえらい似てきて、里の女をなんべんも連れ去るようになります。

 経立(ふつたち)は毛に松脂塗ったくって、その上に砂をつけとるもんやさかい、毛皮は鎧みたいで鉄砲の弾も通らへん」ということで、大型の猿ではなく、人間を襲う「獣人」も出没したようです。猿の経立(ふつたち)は「女を好む」といわれます。女を襲う獣人は、多くの事例があったそうで、昔の中国では「玃猿(かくえん)は、人を、ことに女性をかどわかして行っては犯す、淫なるものとされている」といわれます。

飛騨美濃の人の心を読む妖怪「覚(さとり)」は獣人だったといわれます。現代でも「獣人」のビッグフットやサスカッチの「獣人」を「空飛ぶ円盤」から降ろしているという報告もあるといわれます。ルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したとも言われているそうです。4次元の宇宙人と5次元の宇宙人の対立・戦争、神と堕天使ルシファーの対立・戦争が延々と続いているといわれます。世界中に現代でも「獣人」の出没話がありますが、オリオンETグループの「空飛ぶ円盤」から降ろされたエイリアン・アニマルかバイオロボットだったのでしょうか?

 

日本に最初に降り立ったのはシリウス人で、彼らは東北地方の青森県を中心に、下北半島津軽半島十和田湖周辺から秋田県の一部や岩手県全域に渡り活躍していたといわれます。シリウスのレベルは、もうすでに非物質のレベルです。当時は、3次元の地球に「物質化」して人類とコンタクトしていたようです。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれます。『遠野物語』の異人はオリオン星人だったのかもしれません。「河童もゼータ・レチクル星人系列のバイオロボットの一種かもしれない」そうです。異人が「河童」というエイリアン・アニマル、バイオロボットを実験室で創造して、空飛ぶ円盤で地球に降ろしていたようです。太古から「獣人」と「人間」の異類混血の生体実験をオリオンETグループは実施していたようです。

オリオン星雲で60万年続くオリオン戦争で、これは何億ものポジティブな人間型生命体とレプティリアンと呼ばれるネガティブなヒト型爬虫類人との間で起こったものだったといわれます。異類混血がスター・ウォーズの原因だともいわれます。

東北地方にはプレアデス人とのコンタクト話が現在でもあるといわれています。東北地方の様々な「不思議現象」の背後には、太古から地球に来ている宇宙人の介入の実体化だったのかもしれません。

東北地方は「空飛ぶ円盤」の目撃事例も豊富な地域です。異次元には時空を超えた宇宙人が存在しているといわれます。

「すぐそこ、あなた方の真下には、まるまるひとつの世界“パラレル・ワールド”が存在しています」と指摘されています。パラレル・ユニバース(並行宇宙)が実体化してくることもあるようです。進化した異星人は人間の幽体や霊体を操作・調整できるし、「異次元移動」もできるといわれます。

オリオンETグループが異次元のモンスター・タイプの生物を創り、人間と異種交配・混淆させ「人間化」させようとしたのかもしれません。「オリオン星人は非常に階級意識の強い宇宙人だ」といわれます。オリオン星人は、エジプト文明など地球に文明をもたらした異星人だとしても知られています。ネガティブなオリオン人は、地球に来ている地球外生命体の中で、最も発達レベルの低い存在で、地球に暗黒をもたらそうとしていると指摘されています。「シリウス人はオリオン人と交戦していた。この敵対関係は今でも続いている。奇妙なことに、オリオン人はかっては琴座からの移民である人間らしい存在だったが、その後レプティリアンに征服されてしまった。シリウス人と爬虫類人は互いに取引しており、シリウスAの生命体はドラコに武器を売っている。本当に複雑な政治状況だ」という説もあるといわれます。

  

異人も河童も明治の文明開化の電気で世の中が明るくなると、どこかに消えていったようです。目に見えない世界に戻っていったのでしょうか。マオリッツオ・カヴァーロによると「グレイも人間タイプが増えている」といわれます。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「ブラジルにはクラリオン星人の(異次元の)地下基地がある。日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」という話もあります。「河童もゼータ・レチクル星人系列のバイオロボットの一種かもしれない」そうです。シャンバラの支配者(世界の王)のサナト・クマーラ がルシファーであると指摘されています。ルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したとも言われているそうです。

「下総カッパ団は、1724(享保9)年、下総国印旛村豪農、安田伝兵衛によって設立された人間とカッパの親睦団体だ」という伝説もあったようです。UMA(未確認動物)のイメージだった河童も人間と交流できるくらい進化したのでしょうか。進化した河童は、ゼータ・レチクル星人のように人間を異星に連れて行ったのでしょうか。河童が「空飛ぶ円盤」を操縦している邦画もありましたが。オリオン星人の「異人」が「河童」をエイリアン・アニマル、バイオロボット、「実験生物」として創造したのかもしれません。

「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」といわれます。そのように、進化した宇宙人によって、一方的に支配されることもあるといわれます。

ナチスは邪悪なマスターに操られ、金髪碧眼のノルディックの血族間で交配を行うプログラムを煽動したのである」と指摘されています。

宇宙人は科学の進んだ国に現れるといわれます。そのためにUFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象だと指摘されています。宇宙人情報を人類に知らせないとする邪悪なサイレンスグループが支配しているともいわれます。

 

・日本の河童や沖縄のキジムナー、奄美ケンムンは画像では猿のような動物のイメージです。しかしながら、人間と交流できた、進化したグレイのような「実験生物」だったのかもしれません。ルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したとも言われているそうです。グレイもバイオロボットから、人間以上の異星人に進化していっているように、動物タイプのキジムナーも人間と交流できるように異星人が遺伝子操作の実験を繰り返していたのかもしれません。 「グレイ」は人間の無意識の中に入ってくるといわれます。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」といわれます。河童やザシキワラシ(座敷童子)、沖縄のキジムナーやケンムンも西洋の妖精や小悪魔、デーモンに似てくるようです。河童もキジムナーもUMA(未確認動物)に分類されることが多いようです。近年、偶然に撮影されたというキジムナーの写真は、まるで異次元移動ができるグレイのようなイメージでした。

 

現代においてもビッグフットやサスカッチのような「獣人」を「空飛ぶ円盤」からオリオンETグループが降ろしているといわれています。昔には、「獣人」が人間の女を襲ったり、「猿神」が人間の女を人身御供にした伝説があります。異類混血の残酷な「実験生物」をオリオンETグループが異次元で創造し、地球で生体実験をしていたのかしれません。ネガティブなシリウス星人が遺伝子操作等でモンスター・タイプの生物を創り神に嫌われたといわれます。「神を怒らせよ」というのが堕天使や悪魔の思考行動パターンともいわれます。そこで、神は地軸を動かして天変地異を起こし、モンスター・タイプの生物を全滅させたといわれます。

しかし、今なお、底層4次元にモンスター・タイプが生存しているともいわれます。宇宙人には動物タイプは3割ほど存在するともいわれます。3割の動物タイプの中には犬頭人の宇宙人もいるといわれます。動物タイプが異類混血や「人間化」を全宇宙ですすめており、それがスター・ウォーズになったといわれます。「ルシファー一派の動物タイプの異星人連合」と「神の人間タイプの異星人連合」がスター・ウォーズをするシナリオなのかもしれません。「オリオン星雲で60万年続くオリオン戦争で、これは何億ものポジティブな人間型生命体とレプティリアンと呼ばれるネガティブなヒト型爬虫類人との間で起こったものだった」といわれます。爬虫類人は、男と女、男神と女神というコントロールの仕組みに基づいた宗教を編み出したのであるといわれます。「透明人」とシリウスA星人が創造し、りゅう座(ドラコ)に配置した爬虫類人が異常に進化したといわれます。「竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を支配している」といわれます。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だといわれます。現代でのUFOのアブダクションが昔からオリオンETグループによって行われていたのかもしれません。人間をゴキブリ以下に考えるエーテリアン(異次元種族)がいる」といわれます。「爬虫類人の目的は、昔も今も、破壊と同化活動を手伝わせる奴隷にするために人間の難民を手に入れることであり、生命維持の栄養源として人間の血とホルモンを手に入れることである」という説もあります。

 

・ザシキワラシ(座敷童子)と「大工」との関わり合いについても伝承があるようです。

すなわち、「大工の呪い説

座敷わらし正体が家を建てた大工の呪いだという驚くべき説も存在します。当時の大工には気持ちよく仕事ができなかったり、職人に無礼を働いた家人がいた際にはその家に呪いをかける習慣があったという話があります。そうした場合、大工は木片で作った人形を家の要所に埋め込んでいたといいます。これらの呪いが座敷わらしという不思議な現象を生んだのではないかといわれていますが、座敷わらしを目撃すると幸福になるという話には結びつきません」という説もあるようです。

 

・キムジナーと「大工」の伝説もあるようですが、東北地方のザシキワラシ(座敷童子)も神のような大工が創造したという伝承もあったといわれます。ザシキワラシ(座敷童子)にしろ、河童、沖縄のキジムナーやケンムンは、ルシアファーのような神人や異人が遺伝子操作で創造した「バイオロボット」「実験生物」だったのかもしれません。河童は当時の「異人」が空飛ぶ円盤で連れてきたのかもしれません。異人はオリオン星人だったのかもしれません。異人も昔からさまざまな人間社会との繋がりがあるようですが、詳しくは分かりません。河童やキジムナーはエイリアン・アニマルで「実験生物」だったのかもしれません。大工の神様は「聖徳太子」といわれますが、神人や異人の「大工」が建築技術を教えたのかもしれません。フリーメーソンも当初は「石工」の集団から始まったといわれます。

 

・「事実は小説よりも奇なり」といわれますが、このような伝承は、どこまでがフィクションで、どこまでがナンフィクションなのか不明の伝承のようです。しかしながら、奇妙にも一致する点が多いのも事実を物語る不思議な話です。

「「キジムナー考」と題する本書は、キジムナーという妖怪についての研究ではあっても、柳田にならって言えば、キジムナーの怪異談の真偽そのものの解明が目的ではなく最終的には、キジムナーの怪異談を「空想」した人間についての研究であることを強調しておきたい」と指摘されています。人間が夢の中で不思議な体験をする「明晰夢」でしか、異次元世界は認識できないといわれます。神仏や死者が夢枕に立つといわれます。夢の中での「異世界の体験」記憶を持つ明晰夢の人々も増えているのかもしれません。

しかしながら、柳田国男は『遠野物語』は民衆の作り話ではなく事実だと述べています。

河童にしても文明開化で世の中が文明化で明るくなると、異人と共にどこかに消えていったようです。「異類混血ができなくなったからだ」という説もあったようです。キジムナーの性器はどうなのかわかりませんが、人間の女を襲った事例もあるといわれます。河童にもそのような事例があるので驚きです。猿神の人身御供の伝承もありました。

宇宙人の遺伝子科学者が、遺伝子操作で動物のような「実験生物」を「小人」にまで進化させたのでしょうか?「神人」の眷属とは、別系統の生命体系を作ったのかもしれません?「クラリオン星の人々というのは今から約1億8000万年前に人類創造計画に参加した数多くの民族の一つなのです」といわれます。「我々人間は、地球上に住む水生の爬虫類を遺伝子操作することによって生まれたもの」といわれます。

 

獣人が昔から人間の女を襲ったのは世界中に伝承があるようです。

『中国の鬼神』

著 實吉達郎 、画 不二本蒼生  新紀元社 2005/10によりますと、

玃猿(かくえん)

人間に子を生ませる妖猿

・「その中で玃猿(かくえん)は、人を、ことに女性をかどわかして行っては犯す、淫なるものとされている。『抱朴子』の著者・葛洪は、み猴が八百年生きると猨(えん)になり、猨が五百年生きると玃(かく)となる、と述べている。人が化して玃(かく)になることもあるというから、普通の山猿が年取って化けただけの妖猿(ばけざる)よりも位格が高いわけである。

 古くは漢の焦延寿の愛妾を盗んでいった玃猿の話がある。洪邁の『夷堅志』には、邵武の谷川の渡しで人間の男に変じて、人を背負って渡す玃猿というのが語られる。

 玃猿が非常に特徴的なのは、人間の女をさらう目的が「子を生ませる」ことにあるらしいこと、生めば母子もろともその家まで返してくれることであるその人、“サルのハーフ”はたいてい楊(よう)という姓になる。今、蜀の西南地方に楊という人が多いのは、みな玃猿の子孫だからである、と『捜神記』に書かれているもし、さらわれて玃猿の女房にされてしまっても、子供を生まないと人間世界へ返してはもらえない。玃猿は人間世界に自分たちの子孫を残すことを望んでいるらしい」と記載されています。

 

クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」と指摘しています。異次元世界とこの世をキジムナーというオリオンETグループの「実験生物」が往来していたのかもしれません。悪の帝国(正式名は『正義を任ずる諸世界帝国同盟』の本拠地は大熊座にあり、ドラコニスを主要作戦センターにしているといわれます。

「時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました」。それがエササニ人のバシャールだそうです。エササニ人の様にすでに交雑種が異次元に存在しているようです。

グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。堕天使ルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したとも言われていますが、人間の姿形を変えて、神を怒らせようとしているのでしょうか。「実験生物」のキジムナーも宇宙人とともに低層4次元にいるのかもしれません。「第2次世界大戦は堕天使ルシファーと大天使ミカエルの代理戦争だった」という奇説もあったといわれます。堕天使ルシファーもオリオンからやって来たそうです。堕天使ルシファーが天使団の3分の1を率いて神に反乱したという「天の戦争」が続いているそうです。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」といわれます。「ダルシー基地の地下6階の遺伝子実験室では、人間を多肢化させたり、人間とグレイ族の混血種をつくったり、グレイ族のクローンを作っている」という話も喧伝されています。

 

・沖縄の妖怪キジムナーは本土の河童に少し似ているといわれます。どちらも異次元移動ができたようです。「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」という異人が河童を宇宙船で連れてきたのかもしれません。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれます。異人もオリオン星人だったのかもしれません。当時の警察が「異人」をどの程度、把握していたのかは不明です。中世のドイツの領主はほとんどが「異人」か「異人」の末裔ともいわれます。異人の「非条理な話」も多いといわれています。人間の感覚では「異人の非条理」が理解できないそうです。異人も昔からさまざまな人間社会との繋がりがあるようですが、詳しくは分かりません。社会に同化した異人は、誰にも分からないそうです。

クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「グレイも人間タイプが増えている」といわれます。クラリオン星の人々というのは今から約1億8000万年前に人類創造計画に参加した数多くの民族の一つといわれます。

 

・「小さなおじさん」の都市伝説は、ヨーロッパの中世の妖精の小人の伝承と似ているような話です。集団幻覚、集団ヒステリーの一種という説もあるようです。『遠野物語』の座敷童子のように、子どもの妖怪もいますが、小人の存在の伝承は、一寸法師少彦名命のように昔からあったようです。グレイも10センチ前後の小人タイプも報告されているようです。南米では、グレイの小人のミイラも発見されています。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。小人も異次元移動ができるようなのです。ヨーロッパの中世の妖精は、小人の伝承でした。現代でも小人の出現の話はあるようです。グレイは核戦争を繰り返した人類の未来の姿だという奇説もあったようです。人類はどれだけ進化しても「神人」にはなれないようです。「はるかに遠い未来には、神人と“小人に退化した人類”の2種類になる」と指摘されています。

 

・グレイも1メートルくらいの小柄な存在が普通の認識です。しかし、人間のような長身なグレイのリゲル人というように遥かに進化して、レプタリアンの部下のような働きをしている異星人もいます。リゲル人も人間化しているのかもしれません。エササニ人の様にすでに交雑種が異次元に存在しているようです。「時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました。それがエササニ人のバシャールだ」といわれます。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。「地球の月は、永劫の昔、レムリア大陸への入植の時代に、軌道上に設置されたりゅう座人の宇宙船である」といわれても誰も信じることはできないでしょう。以下の情報は荒唐無稽、奇妙奇天烈、支離滅裂、眉唾物で疑念がわきます。現代の科学者では、信じる人はいないようです。

 

・オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も利用しているそうです。オリオン星人は昔から人間社会に同化してきたのかもしれません。セム系民族はエンキの北極星、北斗七星信仰、ハム系民族はエンリルのオリオン信仰であったといわれます。エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズ・グレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。「どう彼らを追跡しても、あなた方の祖先はレプテリアン(爬虫類)であることを発見するでしょう」と語られています。レプテリアン(爬虫類)がさまざまな支配者の黒幕であると述べられます。「レプティリアンも人間タイプは知性的な顔をしている」といわれます。人間化した「龍神」「神」として君臨しているといわれます。

 

 『地球を支配するブルーブラッド 爬虫類人DNAの系譜』(スチュアート・A・スワードロー   徳間書店  2010/6/18)から引用しますと、

りゅう座人(ドラコ) このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティ

  地球の月は、永劫の昔、レムリア大陸への入植の時代に、軌道上に設置されたりゅう座人の宇宙船である。分断して征服することを画策する彼らは、リゲルとともに海を沸騰させたり、大地を焼き焦がしたりしたように、暴虐さで有名である。

  りゅう座人は、地球に巨大な地下基地、金星にコロニーを持っている。地球には二番目の月が配置されている。1997年にヘール・ボップ彗星に隠れて到達した。そこにいるのは、純血爬虫類人である。交配人種であるイルミナティは地球の支配を行っている。

 

<リゲル  米政府と協定を結んだオリオン連盟リーダー>

・この集団は1954年に米国政府と協定を結び、彼らの技術と科学情報を米国に与えるのと引き換えに、米国民を誘拐する(ただし傷つけない)許可を米国政府から得ている。

  こと座の内戦とそれに続くこと座星系へのりゅう座人の侵略を通じ、彼らの惑星は戦争で痛ましい損害をうけたため、肉体的にも遺伝子的にも弱々しい存在になっている。

  彼らは、りゅう座人のために働いている。りゅう座人が攻略の前準備をできるように侵略予定ルートを偵察する仕事である。

  軍隊型の厳格な階層制の文化を持っている。特にゼータ・レティクリ1と2のグレイが絡む場合はそうである。また肉体から肉体へと魂を移す能力を持っている」と記載されています。

 

 ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)でみると「独脚鬼(도깨비、トケビ、トッケビ、ドケビ、Tokebi)は韓国の妖怪。文字通り一本脚の鬼で悪戯好きだが頭はあまり良くなく、人間に上手く使われてしまうことも多い。鬼と言っても日本の天邪鬼のようなどこか憎めない存在である。独脚鬼は当て字で独甲鬼とも書かれた」とのこと。これでみると「河童」とは違うようです。「神とその眷属」という言葉がありますが、この「眷属」も多種多様のようなのです。ヨーロッパでは「妖精」や「デーモン」などの小柄やとても小型の「眷属」の種類も非常に多く、「妖精辞典」や「妖精図鑑」もあるそうです。河童もいわゆる「眷属」なのでしょう。河童も人間にちかいものから動物タイプまでいろいろと種類があるようです。人間が動物(河童)と相撲をとることは考えられません。

 

・「河水鬼やヴォジャノイ、ヴォドニーク、ハストルマンは髭を蓄えた老人とされ、湖底で自分の財産である牛馬の群れや財宝を守って暮らし、機嫌が悪いと川を荒れさせるという固陋な存在である。ニクスやネッキ、ニッカールは成人男性の姿で現れて、荒々しく牛馬や子どもや婦女子を奪い去る肉体派である」ということですが、河童というよりも老人、翁、“神人”とか人さらいをする“異人”のイメージです。日本でも「神人、異人、河童その他」の組み合わせのようです。神とその眷属ということでしょうか。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」そうです。

 

・太平洋戦争後、米国に現れた小柄な「グレイ」もバイオロボットという説もありました。グレイも種類がいろいろとあるようです。一説では「ゼータ・レチクル星人」ともいわれます。またエササニ人がアリゾナ州セドナに来ていたともいわれています。「エササニ人は、地球人とゼータ・レチクル人の融合によって生まれる混血種属の一つだ」そうです。「米軍のエリア51」等のアメリカの秘密基地で、様々な異星人が活動しているともいわれます。

  「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球の爬虫類人レプティリアン)」が活発に活動していたといわれます。またハリウッド映画にもなったメン・イン・ブラック(黒衣の男たち)の超能力は凄まじく、オリオン星人ともいわれています。マオリッツオ・カヴァーロによると「レプティリアンも人間タイプは知性的な顔をしている」そうです。長身のグレイである「リゲル人」も科学技術がとてつもなく進化しているようです。

 

・「米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人」といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。小柄な宇宙人のグレイが来て、その後に金髪碧眼のノルディックや赤毛のオレンジの人間タイプの異星人が飛来して、その後に東洋人が来た」という米軍筋の話もあります。日本に関係する神々も来ていたのでしょうか。

  「二派の対立とは火星由来のアーリア人に対するアヌンナキ・レプティリアン爬虫類人)の争い、戦争」であり「牛神と龍神」が戦争をしていたようです。現代でも「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」ともいわれます。「火星霊人と金星蛇人の対立・戦争」ともいわれています。彼らは、「驚嘆すべき牡牛なす双神」と表現され、発進母星は65光年先の牡牛座(地球から観測する最も明るく輝く恒星アルデバラン)に発するといわれています。

 

ヒトラーナチスが崇拝したアーリア人、金髪碧眼のゲルマンの神々、“超人”たちは、アルデバランの異星人だったようです。グレイとともに米国に現れた金髪碧眼のノルディックは、人類に6千年進化しているプレアデス星人といわれています。異星人については、金髪碧眼が多いようですが、金髪碧眼にこだわる必要はなく、人間タイプもさまざまな種類があるようです。米空軍は133種類の異星人を認識しているともいわれます。アメリカ空軍士官学校の教科書には異星人の種類が載っているそうです。

 

・「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」といわれています。「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。-遠野物語第八話」という伝承がありますが、この「異人」はオリオン星人のようです。「異人、河童、その他」という具合です。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。

  「人は皆、記憶喪失の異星人だ」といわれますが、様々な異星人の遺伝子を持っているようです。

 「中世のドイツの領主はほとんどが異人か、その異人の末裔だった」ともいわれています。昔から、世界中で「神人、異人、グレイその他」がアストラル界から現れたのかもしれません。

 

・「昼間は人間には見えないので、キジムナーの悪口を言うと、意外に側にいて聞いていて、夜になって仕返しされるという」ことですが、キジムナーは異次元移動ができたようです。沖縄のキジムナーも、沖縄が激戦地になり姿を消したともいわれています。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいるといわれます。河童や天狗、鬼なども異次元移動ができた宇宙人生物だったともいわれています。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。この異次元移動の現象が長い間、人間に理解されなかった理由のようです。鬼についても、聖徳太子は、「鬼」の一族であったともいわれています。赤鬼や青鬼の昔の図絵で鬼のイメージが固定化されてしまいました。実際は人間タイプもいて、異形の宇宙人で、その超能力が、当時の大衆から大変恐れられたようです。天狗もさまざまな伝承から宇宙人であったという説もあるといわれています。鬼の末裔も地方の村々には存在するともいわれています。コロポックルもザシキワラシも宇宙人現象であったようです。米国のUMA(未確認動物)イエティも宇宙人の現象といわれています。日本のUMA(未確認動物)も宇宙人が関係している現象かもしれません。

 

・小人の存在は、さまざまな伝承にありますが、グレイの小人体が米国で報告されています。おとぎ話のような話ですが、異星人とのコンタクト話の洋書『ウオッチャーズ』というペーパーブックでは、20センチメートルくらいの小人のグレイの存在が図絵と共に載っています。3メートル以上の巨人タイプの異星人も報告されていますが、小人タイプも存在するようです。コロポックルは身長は1尺(30センチ)くらい。それよりも小さい、1~2寸(3~6センチ)の小人は【ニングル】と呼ばれるといわれます。

 

・小人伝説はヨーロッパの中世に非常に多かったようです。また、グレイも人間の大人の身長の種族もおり、人間化している種族も存在するようです。グレイは、バイオロボットから人間タイプまでいろいろと種族が存在するようなのです。ちなみにグレイは異次元移動ができたそうです。妖精の取り換え子の伝承も多いといわれています。堕天使が地球の女を狙って降りてくるといわれます。また堕天使の性的な能力は異常に高いともいわれます。

  コロポックルも異星人だったのではないでしょうか。アイヌとの接触を避けるようにして消えていったようですが、異次元移動ができたようです。また「日本神話に登場する少彦名命コロポックルが同じ種族ではないのか」という説もあるようです。「小さな神」というイメージがあるようですので、宇宙人だったことが窺われます。

  河童も宇宙人説が有力になりつつあるようです。イタリアのクラリオン星人のコンタクティ、マオリッツオ・カヴァーロによると「カッパも(異次元の)海底基地に現在も存在している」と述べています。異次元の妖怪のようです。動物タイプから人間タイプと、河童はさまざまな種類があったようです。ゼータ・レチクル星人ともバイオロボットともいわれる小柄な宇宙人グレイは、いくつもの種類があるようです。またグレイの人間タイプも増えているそうです。米国では、グレイは金髪碧眼のノルディックという人間タイプの異星人の部下的存在だったようです。

 

・河童もグレイの一種なのかもしれません。コロポックルもどの程度人間化しているのか分かりませんが、宇宙人としての超能力があったことが窺われます。小人伝説は、ヨーロッパの中世のフェアリー伝説のように海外に多くありますが、日本の小人コロポックルは、日本全国に数百の異名を持つ河童にはかなわないようです。河童は異人とともに飛来していたのでしょうか。異人の「非条理な話」も多いといわれています。人間の感覚では「異人の非条理」が理解できないそうです。

 

・来訪神と蛇や動物が非常によく結びつけられる伝説が多いようです。来訪神とのコンタクトに伴うイルージョンでしょうか。高次元の来訪神とのコンタクトでは、人間は変性意識状態になるようです。宇宙には動物タイプの宇宙人が3割ほどいるといわれています。レプティリアンもオリジナルは、モンスター・タイプのようです。しかし、遺伝子交配や異類混血などで人間化しているようです。「レプティリアンも人間タイプは知性的な顔をしている」とクラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロは述べています。沖縄のような本土と隔絶された地方では、来訪神や異神は特徴があるようです。沖縄のノロやユタも本土とは別の精神世界のようです。

 

・異類異形の異星人は、住民から怖れられたのでしょうか。沖縄のキムジナーも本土で言う河童に似た生物なのかもしれません。沖縄の来訪神や異神やもののけは、本土と同じくオリオン星人系列の宇宙人だったのかもしれません。米国政府と秘密協定を結んだオリオン星人は、人類に5万年進化しており、「人間の魂の交換」ができるそうです。ラージノーズグレイもオリオン星人で、米国と秘密協定を結んだともいわれますが、トラブルが起きているともいわれています。また河童に似たキムジナーはゼータ・レチクル星人系列のバイオロボットだったのかもしれません。東北地方のザシキワラシ(座敷童子)のように「子供の神」もいたのかもしれません。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」ということですから、オリオン星人は地球人との関わり合いが強かったようです。

 

・「オリオン星人は非常に階級意識の強い宇宙人だ」ともいわれ、神々の人間タイプとか、モンスター・タイプとかの関係は複雑なようです。「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)が秘密基地で生体実験を行っている」ともいわれます。「あなたはプレアデスの鎖を結ぶことができるか。オリオンの綱を解くことができるか」(旧約聖書ヨブ記38章31節)という奇妙な文章がありますが、スター・ウォーズの「オリオン大戦」もあり、アバブ・トップシークレットのようです。近年、オリオンに向かった日本人もいるという与太話もあったそうです。プレアデス星座には6時間で行けるといわれます。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」といわれます。プレアデス人は古代リラ星人の末裔といわれます。ホロコースト(大虐殺)にプレアデス人が関係していたとは驚きです。

 

・北海道のコロポックルやさまざまな異神、もののけも宇宙人との繋がりが窺われます。ミンツチも河童に似た宇宙人だったのかもしれません。フィクションとナンフィクションの割合は、現代では分かりませんが、全部が全部「現地の住民やアイヌの作り話」ということはいえないようです。後講釈しても理解不能なことも多いようです。米国での小柄なグレイのアブダクション(誘拐)事件やキャトルミューテレーション(動物虐殺)事件も数十年経つと、その事実さえも忘れ去られるようです。目に見えない神々や天使の世界は、不可視のために注目されないことが大部分のようです。

 

・“UFO銀座”といわれる北海道もUFO目撃談が多いそうですが、アイヌの伝承のコロポックルは、グレイのような一種の高等知性体で、アイヌとの交流があったといわれます。 自衛隊パイロットも北海道で多くUFOに遭遇していると指摘されています。

  コロポックルは、小柄ですが、人間に捕獲されたことはないそうで、グレイと同じように異次元移動ができたのでしょうか。 グレイ・タイプの異星人は、81種類以上もあり、生体ロボットという説もあるようですが、「北海道のUFOは、コロポックルやグレイや異人が乗っている」のでしょうか。

  (コロポックル) 

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

コロポックル (アイヌ語: コㇿポックㇽ, koropokkur) は、アイヌの伝承に登場する小人である。アイヌ語で、一般的には「蕗の葉の下の人」という意味であると解される。

 

・現代の米国にグレイのようなバイオ・ロボットや金髪碧眼のノルディックの宇宙連合の一派が飛来しているということと、日本に昔から河童(グレイ)やコロポックル、異人が飛来していたということは相似現象のようです。

  河童(グレイ)やコロポックルは、高等知性体で異次元移動などができるので、捕獲されたことはないのでしょうか。エイリアンと農民との交流などが伝説に残っているといわれます。

  異類混血や遺伝子操作などで、グレイ・タイプも一部は人形(じんけい)に近づいてきているという説もあるといわれます。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。

  日本に昔から伝わる異類異形の者は、異星人だったのではないでしょうか?「鬼や童子や天狗」も異星人と考えられもしますが、人類を創ったといわれる爬虫類人レプティリアン)が地球を去ったように、人間の目から消え異次元の別宇宙・平行宇宙に到達したのでしょうか。

  伊吹弥三郎の伝説は、『超人』の存在を窺わせるようです。「鬼」の一族に美女が混じっていたという伝説も多く、『異人』の飛来を物語るのでしょうか。

 

・「異形でない異類の異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視・調査し社会生活をしている」とも言われていますが、人間へのウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)によって地球にくる異次元の高等知性体の存在とその超能力については、分かる人は非常に少ないといわれます。

  遥かに進化した宇宙人(神々や天使など)が昔から地球に飛来しており、日本では鬼の伝承となっているようです。鬼の中には創造神とか美女の宇宙人がいて、記録に残っているようです。

  現代では「神々は市井の人となり普通の生活をしているので識別ができない」そうです。現代の神話はアバブ・トップ・シークレットで、メディアには載らないようです。

  天理教大本教新興宗教の話では、ウラの世界の神々が活躍していることが分かりますが、私たち一般人には認識不能のようです。

  日本でも宇宙人とのコンタクト話が少なくなく、プレアデス星人とのコンタクト話があります。プレアデスのとある惑星が日本民族の原郷だという話もあり、すばる星に関する民話を多いようです。異星人と国家的にコンタクトして超テクノロジーを入手したほうがよいと思いますが、何もかもがアバブ・トップ・シークレットのようです。「エイリアン・エンジニアリング」は、ロシアも研究しているのでしょうか。また「エイリアン・エンジニアリング」は米国の一人勝ちでしょうか。

 

・ちなみに全宇宙を創造した“虹の神々”も地球に来ているという与太話もあるそうですが。見えない世界の天使や堕天使の動きは、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。

  異人は昔も今も正体不明の存在だったといわれます。異人は神だったのでしょうか。異人はオリオン星人だったといわれます。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれます。米国のメン・イン・ブラックの超能力は凄まじく、オリオン星人ともいわれています。

  河童の正体が、動物ではなく異星人(グレイ)であるという説が広く支持されだしたようです。

  「宇宙人がいるかどうか」を真面目に議論している学者も多くいるそうですが、現代の『地動説』『天動説』ということでしょうか?公務員の守秘義務コンプライアンスの徹底で厳格に守られているようです。

 

鈴鹿御前は「天女」だったのですが、「鬼」の集団の中にいたそうです。鬼のタイプの中には「人間タイプ」も混じっていたといわれます。「天女」はどこから来たのでしょうか。天国からか、異星か、分かりませんが、昔の伝説には「天女」がでてきます。シリウス星人のようにかなり進化した異星人のようです。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」ともいわれます。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」といわれます。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。オリオン星人もいろいろと種類があり、異類異形の宇宙人も多かったようです。「鬼」もオリオン星人系列の異星人だったのかもしれません。

 

・河童がグレイの一種なら、人間タイプのエイリアンは、異人・鬼・童子として民間伝承が残っているのかもしれません。河童も「ゼータ・レチクル星人」の系列かもしれません。オリオン星人のグループは、「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)などがいるといわれています。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」といわれます。

  鈴鹿御前の「光輪車」とは、宇宙船UFOのことかもしれません。日本の昔話や記紀にもでてくる「天磐船」のように「空飛ぶ円盤」の記録があるようです。天女のような異星人が関与しており、「空飛ぶ円盤」としか思えないような「乗り物」も登場します。異人伝承は、異星人を窺わせるものも多いようです。日本の場合は、”魔女”といわず”鬼女”というようですが、《鬼道をよくした邪馬台国卑弥呼》もエイリアンではなかったのでしょうか。“鬼女”たちは、歴史の闇に隠れたようです。

 

・天竺(インドの旧名)との異界も昔から繋がっていたようなのです。インド神界もシリウス星人とか、オリオン星人系列の神々もいたのかもしれません。映画『男はつらいよ』シリーズの場所となった「柴又帝釈天」がありますが、帝釈天(インドラ)のマハーバーラタ(紀元前10世紀頃に起きた大戦争を語り伝えた“バラタ族の戦争を物語る大叙事詩”)の神々とも繋がりがあったのでしょうか。神々は種族別にランクがあったようです。北欧神話ラグナロク(最終戦争)、善と悪との両極端にわかれての戦いを予定しています。ヴァン神族アース神族が最終戦争をするといわれています。

  当初、小人のグレイ・タイプの異星人の映像がハリウッド映画などで全面的に出され、世界中の人々にエイリアンのイメージの印象を強烈に与えました。しかしながら、人間タイプのエイリアンもさまざまな映画になったようです。動物タイプも3割存在するといわれますし、多肢のバイオロボットも宇宙母船にいるそうです。

 

NASAや米軍は地球に飛来しているエイリアンの種族として、133種族を確認しているそうです。当然ながら、米軍は異星に向っており、膨大な情報が蓄積されているといわれます。NASAも人間タイプの異星人には驚いているといわれます。

  「伊吹弥三郎」と「伊吹童子」の伝承もいろいろと異説があるようです。「伊吹弥三郎は、創造神という顔と、魔物=鬼という顔がある」といわれます。酒呑童子茨木童子、伊吹童子、八瀬童子、護法童子などのイメージは、人間タイプとモンスター・タイプが混ざるものが多いようです。人間タイプですが、超能力があったようです。伊吹与三郎は、「龍神」や「神」のような性格があったといわれます。

 

・「過去の伝統的存在、鬼・天狗・山姥達は金髪・碧眼(黒以外の目)などの「白人的特徴」を持っていた……」という話はよく言われています。異人は、背が高く顔が赤く、目が輝いていたと良く語られています。顔が赤い異人も異類混血を繰り返したか、遺伝子操作等で「人間化」していったのかもしれません。金髪碧眼の特色はヨーロッパ系の異星人の特徴にもあるようです。中世のドイツの領主はほとんどが「異人」か「異人」の末裔ともいわれます。異人も昔からさまざまな人間社会との繋がりがあるようですが、詳しくは分かりません。社会に同化した異人は、誰にも分からないそうです。ヨーロッパでは同化の進んだ異星人種族として、金髪碧眼のウンモ星人が知られています。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。金髪碧眼のマスター・レイス(支配人種)が火星より地球へとやって来て、古代伝説の神々(gods)となったといわれます。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。

 

・わが国の天皇家天之御中主神(あめのみなかぬし)やキリスト教の“天の父なる神”がスバル(プレアデス)信仰にあたるといわれます。プレアデス人は古代リラ星人の末裔といわれます。プレアデスに日本人の原郷があるともいわれます。プレアデスやオリオンには日本人が多く住んでいるそうです。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれます。ですから、オリオン星人は、太古から日本の原住民とコンタクトをとっていたようです。ですから、オリオン星人の遺伝子が、日本人の遺伝子の中に混じっているようです。異類混血で、だんだん現地人化してその社会に同化していったようです。

 

・オリオン星人が太古からコンタクトしており、人間化したようです。鬼や天狗や山姥が異星人だったとすれば、容貌が当時の現地の人々と大きく違うのは当然のようです。異人が徘徊した地域には昔から「光物」、つまりUFOの伝承が多くあるようです。『金髪碧眼の鬼達』という本を「とんでも本」と見る向きもあるようです。「鬼」は、絵画では凄まじく巨大なモンスター・タイプに描かれることが多いようです。しかし、伝説では人間タイプの鬼であったという伝承も多いようです。また鬼の仲間に美女が存在していたという伝説もあります。オリオンやプレアデスに多くの日本人が住んでいるという法螺話もあるそうです。

 

・「大本教出口王仁三郎は、自分はオリオン星から来たと語っている」そうです。藤原氏北極星、北斗七星信仰はシャンバラ信仰、物部氏のオリオン信仰はアガルタ信仰となるといわれます。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にあるといわれます。エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。「奇妙なことに、オリオン人はかっては琴座からの移民である人間らしい存在だったが、その後レプティリアンに征服されてしまった」という伝承もあり、大変な結末になっているようです。「オリオン大戦」やスター・ウォーズの原因や結果も詳しくは分からないそうです。

 

・日本に最初に降り立ったのは、シリウス人で、彼らは東北地方の青森県を中心に、下北半島津軽半島十和田湖周辺から秋田県の一部に広がったといわれます。シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物であるといわれます。米国には、シリウス星人がウォーク・イン(憑依・人格転換)やワンダラー(転生)の形態で飛来しており、その数は、非常に多いといわれます。「世界の王はサナット・クマラと共に金星から降りてきた。この神人の一団はシリウス星と繋がりがある」といわれます。シリウスのレベルは、もうすでに非物質のレベルです。「源平合戦はハム系とセム系のオリオン、シリウス北極星、北斗七星の戦いということになってくる」といわれます。「シリウス星からやってきた宇宙の神である彼らは、今もなおオリオン座との絆を大切にしています。それはひとえにオリオン座が、彼らの祖先である太陽族の故郷であるからです」と述べられています。金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。

 

・「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。人類は45 万年前に地球にやってきたアヌンナキという異星人が、遺伝子操作によってつくった存在だそうです。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。オムネク・オネク『私はアセンションした惑星からきたー金星人オムネク・オネクのメッセージ』(徳間書店)があり、よくわかります。イスラエル政府と契約の「宇宙の商人」が シリウス星人だそうです。「ネガティブ・グループのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」と語られています。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だともいわれます。「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」といわれます。

 

友清歓真は、異次元の異星に行ったと思われます。神仙道の世界は「霊界」と「異星界」とかが、混ざっているような世界のイメージのようです。月世界は、神仙から月球人にいたるまで、全て地球より「遥かに卑しく劣る」そうなのだが、リゲル人やグレイの基地が多くあるからなのでしょうか。さて、月周回衛星「かぐや」は、エイリアンの痕跡を発見できたのでしょうか。

  仙人も異星人のことのようです。また、異星の世界や神智学でいう高次元のアストラル界やエーテル界の世界を描写したものとおもわれるのですが?! 神仙の世界も極楽あり地獄ありで、“勧善懲悪”の世界のようです。アストラル界の住人が地上にも出てくることは秘密結社の最高機密だそうです。「アストラル界にもアストラルの惑星がたくさんあり、アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成している」そうです。「アストラル界下層にいる霊たちの多くは、地球上の種々の問題を引き起こす原因となります。彼らはテレパシーで地球上の人間と交信する」と述べられています。

  旧帝国陸軍の中国での戦線に白い衣服を着た神人が現れたり消えたりしたという話を昔、何かの本で読んだ記憶があるのですが、“加納天狗”のことだったのでしょうか? 愚賓(ぐひん)とは、メン・イン・ブラックのようなオリオン星人なのかも知れません。

  昔、天狗は実在したようですが、河童とともにどこに消え去ったのでしょうか。あまりに事例が多すぎて、民衆の作り話とは思えないといわれます。柳田国男は『遠野物語』は民衆の作り話ではなく事実だと述べています。

 

・神智学では4次元以上の上位次元にあるというアストラル界やエーテル界にも都市があるといわれているようです。そして、様々な天使や異人が存在しているようです。河童(グレイ)が異次元移動ができるようなら、天狗も異次元移動ができたようです。無形体の元素が目に見えない霊妙な物質のことでエーテルのことなのでしょうか。神仙道の世界は、神智学流で言えば、アストラル界やエーテル世界の様相を表現したものなのでしょうか。「アストラル界下層にいる霊たちの多くは、地球上の種々の問題を引き起こす原因となります。彼らはテレパシーで地球上の人間と交信する」といわれます。アストラル界の住人が地上にも出てくることは秘密結社の最高機密だそうです。

 

・宇宙の「明在系」と「暗在系」で、「あの世」と「この世」を説く科学者も増えているようです。目に見えない4次元以上が認識できないので、霊能者以外は、「霊界」の存在が理解できないそうです。

  金髪碧眼の超人とは、アルデバラン星人のことでしょうか。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。地球から68光年の距離にある牡牛座のアルデバラン太陽系の二つの惑星からなる“スメーラン帝国”は、今も存在しているのでしょうか。アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。幽霊現象や心霊現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。

  現代では、「グレイの後に金髪碧眼のノルデックといわれている人間タイプの異星人が飛来して、その後に“東洋人タイプ”が来た」といわれていますが、そこで情報漏洩はストップしているようです。東洋人タイプには日本関係する神々(異星人)も混じっていたのかもしれません。

 

・日本の原郷に関係する異星人情報もスイスのビリー・マイヤーが、報告しているように“日本の神人”も飛来しているのでしょうか。昔の全国各地の“河童”がグレイとすると、“異人”もオリオンから飛来していたということになるのですが。オリオン星人といわれる映画にもなった米国のメン・イン・ブラックの情報もストップのようです。ドイツ民族を狂わしたのはネガティブなシリウス星人(オリオン星人)やアルデバラン星人なのでしょうか。

  ヒトラーユダヤ人の血が入っているとも言われ、容貌は金髪碧眼とはかけ離れていたそうです。ナチスとかヒトラーは、ヨーロッパ人の持つ悪魔性を示したものなのでしょうか。ヒトラー自身、完全に人格転換された魔術師だったようです。現代の人格転換はゲイ(LGBT等)にみられるようです。ヒトラーナチスの狂気は、誰も説明できないといわれます。

 

・超人や神人の伝承は、多いようです。グレイとともに「人間タイプの金髪碧眼の異星人が来て、その後に、東洋人タイプが来た」ようですが、彼らは地球社会に溶け込んだのか、地球から去ったのかは、分からないそうです。政府の中に政府があってアメリカ大統領といえどもコントロールできないといわれます。アメリカ空軍の士官学校の教科書には宇宙人の種類が載っているといわれます。アメリカ空軍は133種類の宇宙人を確認しているそうです。アメリカは太陽系の他惑星と外交的対話を続けており、ワシントンには金星・火星・冥王星公使館があったといわれます。

  地下世界とは異次元の世界・宇宙空間の世界、異星と考えれば、現代でも理解できましょう。昔の人々は、地下世界の入り口を探して洞窟探検を繰り返したそうです。地上から異次元の隙間に入るという考え方も多くあったようです。現に小柄な異星人のグレイは、地上から異次元移動を繰り返しているようです。壁を通り抜けるように侵入してくるグレイは気味が悪いですね。異次元の地上空間「時穴」を求めてジプシーは放浪を繰り返したという奇説もあるようです。

 

・天狗は、日本中に多くの伝説がありますが、その正体を知る者は、少ないようです。天狗は、オリオン星人系列の宇宙人だったようです。天狗の棲む異界は、非常に細かい粒子の世界で、人間の死後の世界の幽界や霊界に似ているアストラル界やエーテル界のようです。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」といわれます。牛若丸と鞍馬山の天狗の伝承のように、源氏はオリオン星人との繋がりがあったようです。人間の肉体を離れた幽体や霊体で、自由に宇宙人は、幽界や霊界で活動しているようです。天狗の生態を描いた内容では、天狗が宇宙人の現象を呈していたように思われます。幽体離脱が、人間には希に「夢(明晰夢)の中」でおこります。しかし、異星人は幽体離脱を自由自在にできるようなのです。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」そうです。

  日本初の本格的「霊界探訪記」の『異境備忘録』を著した宮地水位も一種のコンタクティであったのでしょう。天狗は、実際は人間の姿をしており、世界的にも「異人」として原住民とコンタクトしていたようです。「異人」のオリオン星人が世界的にアストラル界に棲んでいたのかもしれません。

 

・全国の伝説にある異人や天狗は、オリオン星人系列の宇宙人だったようです。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」という説があります。太古から、プレアデス星人やリラ星人、オリオン星人やその他の多くの種類の異星人が日本に飛来してその末裔が現在の日本人であるという説もあります。多くの異星人のDNAを日本人は持っているそうです。オリオン星人系列のモンスター・タイプの異星人は種類も豊富だったようです。「ネガティブなシリウス星人がモンスター・タイプの生物や異星人を遺伝子実験でいろいろと造り神に嫌われた」という神話もあるようです。

 

・米国に現れた金髪碧眼のノルディックという人間タイプの宇宙人と小柄なバイオ・ロボット、ゼータ・レチクル星人のグレイと言う組み合わせがリークされました。また何度もハリウッド映画にもなったMIB、メン・イン・ブラックはオリオン星人であったという話もあります。メン・イン・ブラックは人間に似ていましたがとても奇妙な容貌であったともいわれております。そして超能力も凄まじかったともいわれます。テレポート(瞬間移動)もしたようなのです。「家の中からテレポート(瞬間移動)して異界に移動できる」ということが理解できないといわれます。

  あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくるそうで、異次元移動ができたようです。またグレイはアイゼンハワー大統領の前で空中浮揚をしたともいわれています。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)等がエリア51等のアメリカの秘密基地で活動している」ともいわれます。エリア51白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」といわれます。

 

・異人や天狗や鬼や河童も異次元移動ができたようです。天狗の世界に連れて行かれた江戸時代の仙童寅吉の記録もあります。異人や天狗の世界はアストラル界にあったのでしょうか。天狗は神々の最下層のランクともいわれました。人格も劣り、人間が仲間に入りたいとおもうようなランクではなかったようです。モンスター・タイプも多いオリオン星人の系列の異星人だったのかもしれません。人間タイプの異人は、人間社会に紛れると分からなくなるようです。現代でもオリオン星人は階級意識が強いそうです。金髪碧眼のノルディックがグレイを使役していたという話もあり、異人が河童を使役していたのかもしれません。

 

・「遠野郷の民家の子女にして、『異人』にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。-遠野物語第八話」とあるように明治時代以前には「神隠し」や「人さらい」事件が多かったようです。異星人のアブダクション(誘拐)事件ではなかったのでしょうか。女や子供たちはどこへ連れていかれたのでしょうか。歴史の闇に葬られたようです。当時の警察は「異人」をどの程度把握していたのでしょうか。

  旧帝国陸軍の中国での戦線に白い衣服を着た神人が現れたり消えたりしたという話を昔、何かの本で読んだ記憶があるのですが、“加納天狗”のことだったのでしょうか。アストラル界の住人が地上にも出てくることは秘密結社の最高機密だそうですが、また「神人」もアストラル界から出てくるのでしょうか。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」といわれます。

 

・愚賓(ぐひん)とは、メン・イン・ブラックのようなオリオン星人なのかも知れません。「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)」がエリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。羽の生えた口ばしのある烏天狗は、有翼のドラコ人のバイオロボットだったのかもしれません。

  昔、天狗は実在したようですが、河童などとともにどこに消え去ったのでしょうか。文明開化が契機だったようです。「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」とイタリアのマオリッツオ・カヴァーロが述べています。あまりにも伝承事例が多すぎて、民衆の「作り話」とは思えないといわれます。

 

 遠野物語』の世界は、遠野地方に特有な話ではなく、全国にもあり、世界的にも似たような伝説があるといわれます。ザシキワラシも世界中に「子供の神様」として普遍的な伝説はあるといわれます。ザシキワラシは現代人も関心があり、伝説のザシキワラシの遭遇を求めて、東北を旅する人々もいるようです。ザシキワラシのような存在は、東北地方ばかりではなく、探してみれば、全国的なもののようです。

著者(木瀬公二氏)は、岩手県遠野市に移住して、2008年12月の朝日新聞記者の定年後は、盛岡総局所属の朝日新聞シニアスタッフライターとして活躍中とのこと。Amazonの「本」のカテゴリーに『遠野物語』といれますと、364件の書籍が分かります。関連した本は、もっと増えそうです。

柳田国男」ですと1000冊以上の本がわかります。私たち一般人は、到底、把握できない量ですが、関心を持つ研究者も多いのでしょう。

 

・小人やカッパの伝承、子供の神様、異人や神人の伝説は、日本特有の伝承ではなく世界的なもののようです。ビッグフットやサスカッチ当の「獣人」の伝承も日本ばかりでなく、世界中に現代においてもあるといわれます。ビッグフットは空飛ぶ円盤から降ろされているのが目撃され、エイリアン・アニマルではないのかという説もあります。現代の日本でもヒバゴンの話がありました。世界的にオリオンETグループの関係するモンスター的な生物が存在するのかもしれません。今なお、底層4次元にモンスター・タイプが生存しているともいわれます。河童は、全国に伝承がありましたし、沖縄のキジムナーや奄美群島ケンムンも河童と全く同じではないのですが、似ている形態のUMA(未確認動物)ともいわれます。人間との交流もあり、総てがUMA(未確認動物)ではなかったようですクラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると、日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいると指摘されています。異次元の海底基地という話なのでしょう。河童も異人が空飛ぶ円盤から降ろしたバイオ・ロボットだったのかもしれません。「河童もゼータ・レチクル星人系列のバイオロボットの一種かもしれない」そうです。河童や天狗や鬼は、異星人だったのかもしれません。

「モースさんは、『遠野物語』に書かれていることは、どこの国でも、どの地方にでもある普遍的な話だとし、「そういう意味でも、『遠野物語』は世界的な文学だ」と話した」と指摘されています。

 

・「異人、天狗、童子、河童」などの様々な農民達の伝説が載せられてありますが、これらは昔、日本に飛来した異星人ではないのでしょうか。ヨーロッパに豊富に見られるサタン(悪魔)・フェアリー(妖精)伝説に共通するものがあるようです。現代でも『垣間見たあの世』の話はあるのでしょうか。ロシアや中国にもカッパに似た未確認動物(UMA)の伝承が多くあるといわれます。

  ついでながら、『河童』は、欧米で目撃例が非常に多かった小柄な宇宙人グレイの一種であるという説が、現代では有力になってきているそうです。人間との関わりもあったそうです。遠野地方には、明治時代頃まで、異次元と交わる場所が多かったのでしょうか。 

  米国では小柄なグレイばかりでなく「大柄のグレイ種」も報告されているそうです。グレイの長身タイプがリゲル人といわれます。リゲル人と爬虫類人の交配人種が築いた国が現在の日本と中国であるといわれます。リゲル人は、米政府と協定を結んだオリオン連盟リーダーであり、この集団は1954年に米国政府と協定を結び、彼らの技術と科学を導入しているといわれます。リゲル人も太古から、人間社会に同化しているのかもしれません。リゲル人は、こと座の内戦とそれに続くこと座星系へのりゅう座人の侵略を通じ、彼らの惑星は戦争で痛ましい損害をうけたため、肉体的にも遺伝子的にも弱々しい存在になっていると語られています。

  さまざまな怪奇現象は、「農民の幻視・幻覚、共同幻想」というよりもシリウス星人が人間の姿を装い現れた現象なのでしょうか。

 

・(ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より引用)

2009/10/4、緑風荘、岩手県二戸市金田一温泉郷にある旅館で火事が起きて座敷わらしを祀る中庭の亀麿神社以外が全焼したそうです。本館と別館で構成され本館母屋の奥座敷「槐(えんじゅ)の間」に座敷わらしの目撃例が多く文化人・著名人が多く宿泊することで有名ですが、「槐の間」は人気が高く2011年12月31日まで予約で一杯だったといわれます。再建運動が起こって、最近では、再建されたようです。

(よくあるとされる不思議体験)

槐の間に限らず、客室を撮影するとオーブが写ることが多いとされる。

客室に奉納されている玩具(槐の間に限らない)のうち、発条で動くものは、誰も触っていない(発条を巻いていない)にも関わらず、夜中に勝手に動くことがあるとされる。

宿泊客が睡眠中金縛りにあう。髪を引っ張るなどいたずらをされる。深夜、廊下や枕元で走り回る足音が聞こえる。布団の上に乗ってくる。

 

・明治時代の柳田国男の『遠野物語』は不思議な話が多い民話集のようです。しかも柳田国男は、「全て事実」だというのですが。

  明治時代の遠野地方に現れた異人とは、オリオンETグループだったのでしょうか。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれます。リゲル人と爬虫類人の交配人種が築いた国が現在の日本と中国であるといわれます。欧米イルミナティは、日本のイルミナティは竜座人階層の下等な種の末裔であると主張しているといわれます。

  明治時代の『遠野物語』に現われた異人たちの話は、彼らが昔から地上を徘徊してきたことを物語るのでしょうか。山男は里人にとっては恐怖の対象である異人として語られていたようです。山男や山女の話も「農民の作り話」ではないと柳田国男は言うのですが、彼らの正体は不明です。柳田国男は当時の警察の「異人」の情報を調べなかったようです。

 

スサノオ命は絶対神ヤハウェにほかならない」という奇説もあります。「天照大神イエス・キリストのことである。天照大神天照大神たらしめる天岩戸開き神話は、イエス・キリストの死と復活の場面を描いた物語にほかならない」という話も胡散臭い話です。しかし、天照大神クラスの異星人は、アプ星人のように、はるかに進化した宇宙人種族のようです。アプ星人は現代では南米にも飛来していると述べられます。金星人オーソンは、“真理”という意味、実は仏教では明星天子キリスト教ではイエス・キリストであり、アダムスキー全集では“オーソン”といわれます。夢の中でアストラル・トリップしてクリスタル・シティでキリストに出会ったという欧米のチャネラーが多いそうです。「キリスト(アプ星人)の一族が地球を管理している」という奇説もあるそうです。キリストの出身星はアプ星だったそうですが、アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。世界中に「自称イエス・キリスト」が数百人いるといわれます。キリストは新約聖書黙示録で輝く明けの明星(=金星人)であると述べ、またマタイによる福音書でも天雲(UFO)に乗って来るといわれます青森県新郷村(しんごうむら)戸来(へらい)という村にキリストの墓があるというオカルト説が昔から言われております。キリストもアプ星人という宇宙人と理解すれば説明がつくといわれます。

 

・「あのバイオ・ロボットのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」と指摘されています。進化した異星人は、容易に幽体離脱ができアストラル界で「幽体」や「霊体」でみえない世界で活動できると述べられます。幽霊現象や心霊現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。「霊界ははるか遠いところにあるのではなく地上1メートルのところにある」といわれます。「アストラル界下層にいる霊たちの多くは、地球上の種々の問題を引き起こす原因となります。彼らはテレパシーで地球上の人間と交信する」といわれます。人間の死後の世界、幽界や霊界、宇宙人のアストラル界やエーテル界も似ている世界ですが、私たち一般人は、当然詳しくはありません。「彼らは、シャンバラのアストラル界における天使団の代表者なのです」といわれます。「アストラル界はとても巨大です。ここに存在する全ての世界からおよそ600億人の人間タイプの生物が集まっている」といわれます。細かい粒子の世界のアストラル界も現代の科学では解明されていません。

 

世界の神々は、宇宙人種族として共通性があるといわれます。わが国の天皇家天之御中主神(あめのみなかぬし)やキリスト教の“天の父なる神”がスバル(プレアデス)信仰にあたります。観音がプレアデス星人、菩薩がリラ星人、如来シリウス星人に対応するのかもしれません。プレアデスに日本人の原郷があるともいわれます。プレアデスやオリオンには日本人が多く住んでいるといわれます。プレアデス星人は人類に6000年進化している種族ですが、人類に近く神でも天使のような宇宙人でもありません。プレアデス人は古代リラ星人の末裔といわれます。プレアデス星座には6時間で行けるといわれます。プレアデスは日本人の原郷でもあり、金髪碧眼のプレアデス人もいます。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。金星蛇人と火星霊人の対立・戦争もあったようです。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」といわれます。もし事実とするならば、驚愕すべき話です。アシュターコマンドというのは金星の人で、イエス・キリストやお釈迦様で構成される12人のカウンシル(評議員)のうちのひとりといわれます。またここでいう金星というのは副金星、異次元の金星、アストラル界にある目に見えない金星のことのようです。金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。サナトクマラは、シャンバラと金星を往復しているマスターで、彼は、百戦錬磨の戦士だといわれます。シャンバラは異次元に突入した都市型の超巨大宇宙母船なのかもしれません。この“陰陽”の二系列は地底信仰の氏族のシャンバラ(セム)系とアガルタ(ハム、ヤペテ)系の二つにも見られるといわれます。

  ナチスをはじめ歴史のおぞましい虐殺・戦争の歴史には、ハム系とかセム系とかの血流の対立・抗争が底流にあるという説もあるといわれます。堕天使ルシファーが天使団の3分の1を率いて神に反抗したという太古の物語は、現代では「天使と悪魔」、「キリスト教会とイルミナティ」の争いとかの流れになっているようです。

 

・フランス人のラエルというコンタクティで有名なサタンと呼ばれるリラ星人は「実験室で人間を創った」といわれ、一方、シリウス星人は「思念で人間を創った(?)」と指摘されています。シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。人類は45 万年前に地球にやってきたアヌンナキという異星人が、遺伝子操作によってつくった存在だといわれます。

  また、シリウス星人は遺伝子操作で人間がぞっとする生物を作ったので、神に嫌われたそうです。「フランスの『美女と野獣』の話は、異類婚姻譚だ」そうです。竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を支配していると指摘されています。

 

・以上の説は、オカルト的な奇説なのかもしれませんが、神々の世界は、世界的にも似ているところが多いといわれます。神々=異星人と考えれば、共通性があるのではないでしょうか。人間の死後の世界で出会うという天使たちも、世界的には共通のようです。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」ともいわれますが、死後に誰でも天使的な異星人、シリウス星人に出会うようです。幽界は世界の各国で文化のレベルの違いがあるのかもしれませんが、パラレル・ユニバース(並行宇宙)だそうです。この世に似ているが、大きく違う世界のようです。やはり米国人の死後の世界、サマーランド(常夏の国)が一番すすんでいるようです。昔の西方極楽浄土のことでしょうか。

 

・天使的な異星人、シリウス星人はポジティブ・グループとネガティブ・グループが存在して、大宇宙を一層、複雑にしているようです。「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」ともいわれますので、不思議な話です。善と悪の世界がそれぞれ衝突しているのでしょうか。「人類の歴史は、平和な時代よりも戦争の時代が長かった」といわれます。今も、中東情勢は、戦闘が激化して、多くの難民が生まれております。

  古代イスラエル人やユダヤ人と渡来人たちを結びつける説も奇説でしょうが、そのような繋がりも全て否定することはできないようです。

「お内裏様=スサノオ命はヤハウェ」説も荒唐無稽な奇説のようですが、日本神話からはスサノオ命の正体は分かりません。スサノオ命はオリオン星人かシリウス星人系列の神なのでしょうか。

 

・「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」ともいわれ、人類に5万年進化しているオリオン星人が昔から日本社会に浸透していたのかもしれません。神々の世界は目に見えない世界なので、預言者チャネラーからの情報に頼る以外は方法がないようです。またスサノオ命は旧約聖書の「牛神」という説もあるようです。サナンダという金星のマスター(長老)に葉巻型の巨大宇宙母船で会見した日本人もいるそうです。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。かつてイエスであった存在は現在「サナンダ」と名乗っており、アシュタールとともに彼の宇宙船に住んでいるといわれます。イエス・キリストの転生した長老だそうです。高級神のイエス・キリストは非常に多くの異星人に同時に憑依できる能力があるそうです。これが「多次元同時存在の法則」というものでしょうか。

  「お雛様=天照大神イエス・キリスト」という荒唐無稽な奇説もあります。が、イエス・キリストはアプ星人で非常に多くの転生をしているそうです。アプ星人は南米にも現れており、国際連合の設立に協力したそうです。

 

・「<山田の蜃気楼>海岸の山田では、毎年蜃気楼が見えます。いつも外国の景色だということです。それは、見たこともない都会のようです。道路をりっぱな馬車がひっきりなしに通り、人の往来もびっくりするほど多いそうです。家の形など毎年少しも違いがないということです」という話も異次元に突入した都市型の宇宙母船でも幻影として見えるのでしょうか。単なる蜃気楼の話にしかすぎないのかもしれませんが。

  「この度の大地震に被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、犠牲になられた方々と、そのご遺族の皆様に深くお悔やみ申し上げます」という常套句が、これからも未来において、しばしば使われるのでしょうか。この頃は、全国で地震が起こっているようで、地震大国で止むを得ないのですが、不気味です。

  さて「専門家の想定外の大津波」で壊滅的な約30兆円の被害と約3万人の死者がでた東日本大震災ですが、チリ地震津波を基準にして作成された防災計画は役に立たなかったことは、非常に残念です。なぜ明治29年の大津波の40メートル(明治三陸地震)を基準にしなかったのでしょうか。昭和8年(1933年)の昭和三陸地震の教訓は生かされたのでしょうか。昭和三陸地震の際、津波が襲来した後の田老村は、家がほとんどない更地同然の姿となったそうです。

 

・3階以上も超えてくる大津波ではたまりません。原発津波の防災レベルも5メートルの津波基準で低かったので未曽有の国家危機となりました。放射能が東京まで飛んできたら大変な危機でした。東京の住民が避難する懸念もあったそうです。松下幸之助が「国土の狭さが諸悪の根源だ」と言ったことが思い出されます。

  防災計画は日本の津波災害史上で最大の被害となった明治29年の大津波40メートル(明治三陸地震)を基準にすべきだったそうです。東日本大震災は、すべて行政の責任だった」と指摘されています。

 

明治三陸津波の到達高は、全般的に10メートル程度、最大で38メートル。防潮堤の高さは、資金面から限られますが、避難基準に「明治29年の大津波(明治三陸地震)」のものを参考に適用すべきだったそうです。 「明治29年の大津波(明治三陸地震)」教訓は、一部の民間人の教訓にも活かされたようです。

 

・宇宙人が地上に着陸するという現象よりも、ウォーク・イン(憑依現象)やワンダラー(転生現象)の現象は、高次元の知的生命体による霊的な精神界の現象として考えられるのでしょうか。人は皆、前世から転生する時に記憶を消去される“記憶を失った異星人”だという説もあるといわれます。

  河童やグレイと共に飛来した宇宙連合の神人や異人、遥かに進化した宇宙人たちは、ウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)のような何らかの形で人間社会に浸透しているそうです。人間を造った遥かに進化した異人の有様は、私たち一般人には識別不能のようです。

  コンタクティの話から、宇宙人の地球におけるネットワークがあるそうです。闇の権力のように高等知性体のネットワークは、現代の知識人にとってタブーのようです。

  イタリアのコンタクティ、マオリッツオ・カヴァーロによると河童はグレイの一種で、現在も異次元に存在しているそうです。河童とともに飛来した異人のネットワークは昔からあるのでしょうか。そしてグレイ種は「人間タイプ」が非常に増えていると語られています。

 

バイオロボットといわれるグレイとともに飛来した金髪碧眼のノルディックは、エンジェルともプレアデス星人ともアルデバランからきた宇宙人とも言われています。その後の話ですとノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。米国が宇宙連合とコンタクトしてから60年、宇宙でははるかに進化の速度が速くて、「プレアデスからシリウス星人の世に変わる」とも言われているそうです。2012年はアセンション(次元上昇)の時代といわれました。アセンディド・マスター(高級教師)が人間の姿を装い地上にでも出てきていたのでしょうか。

  天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人はパラレル・ワールド(並行宇宙)に棲んでいるそうです。歴史のシナリオを描くというシリウス星人は、どのようなシナリオを描いているのでしょうか。彼らが、人間に憑依しても誰も識別できないそうです。「宇宙人と普通の人間が区別できなくなっている」と語られています。

 

・清家博士は、昭和32年ころからの体験を述べています。大平総理から研究資金を援助してもらった逸話があったといわれます。しかしながら、当時の学界から無視された学者であったようです。あまりにも進み過ぎた学者であったようです。「当時から火星人も地球人に同化していた」のかもしれません。

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)をみますと、

清家 新一(せいけ しんいち、1936年(昭和11年)4月 - 2009年(平成21年)12月)は、日本のUFO研究家。

 

愛媛県宇和島市出身。東京大学理学部大学院修了後、茨城大学機械工学や愛媛帝京短期大学物理学教室で教鞭を取る。本人の弁によれば、学生時代に火星人の女性からのラブレターを受け取ったという。1969年(昭和44年)に「超相対性理論」を発表し、1973年(昭和48年)に宇和島市長堀、三島神社下に「重力研究所」(現「宇宙研究所」・同市、野川)を設立してUFO研究や宇宙人の研究に本格的に取り組む。重力消滅の実験、「空飛ぶ円盤」の試作やタイムマシンの理論と試作、重力子反応炉などの研究に取り組み、完成間近であるかのようなタイトルの著作を何冊も刊行と論文発表(識者の査読はなされていない)したが、未だに完成はしていない。1973年(昭和48年)より雑誌『宇宙艇』を刊行していたが、1998年(平成10年)の163号を最後に休刊している」とのこと。

 

ヨーロッパのフェアリーの伝説は、日本のザシキワラシ(座敷童子)や米国の リトル・グリーンマン、また道教の家の神様との相似性を強く印象づけます。小柄で異形で、異次元移動をしていたので、特に伝説に残ったようです。ヨーロッパを徘徊していた当時の服装をしている人間タイプの異人は、誰も分からなかったようです。現代ではウンモ星人がヨーロッパの社会に潜伏しているそうです。戦後、米国に金髪碧眼のノルディックとともに空飛ぶ円盤に同乗していた小柄なグレイと呼ばれる宇宙人は、バイオ・ロボットともゼータ・レチクル星人ともリラ星人系列の宇宙人とも言われています。米国で2万頭ものキャトルミューテレーション(動物虐殺)をおこないました。鋭利な刃物のようなもので内臓がえぐり取られていたそうです。グレイの栄養補給に使われたと語られています。

 

アブダクション(誘拐)やキャトル・ミューティレーションでは米国のマスコミや警察は大騒ぎをしたようですが、アバブ・トップシークレットの情報統制により沈静化したようです。米国政府とゼータ・レチクル星人との密約が喧伝されました。現在ではタウ星人とロシアの密約とか、米政府とイスラエルシリウス星人との通商協定の密約がリークされているそうです。

  キャトル・ミューティレーションの現場では小柄な異星人グレイの存在が確認されており、UFOも確認されています。ゼータ・レチクル星人の一部は遺伝子上の問題を抱え、種族全滅の危機に瀕しており、人間の遺伝子を求めて地球に飛来したという説もあるそうです。また、牛の内臓の栄養物を皮膚から吸収して生存しており、食道器官や排せつ器官もないともいわれています。

 

・グレイは壁を透き通るようにして部屋に侵入してくるともいわれ、メン・イン・ブラックのオリオン星人も異次元移動ができたようです。グレイはアイゼンハワー大統領の前で空中浮遊をしたともいわれております。あまりにも凄まじい超テクノロジーのためにアバブ・トップシークレットにしたようです。フェアリーと人間の「取換え子」の伝承は豊富にあるようです。また人間タイプの異人との「取換え子」の伝承もあるそうで、こちらの事例は容易に識別ができないため、伝承にもならなかったようです。

 

・フェアリーとの異類婚姻譚は伝承に多くありますが、異人との異類婚姻譚は誰も分からないようです。異人や神人の「取換え子」の伝承は、昔からあったようです。「中世のドイツの領主はほとんど異人の末裔だった」という説もあるそうです。超太古は、天使のような異星人と人間の女が交わり、徐々に人口が増えて文明や文化が育ち始めたそうです。堕天使が地球の女を狙って降りてくるといわれます。堕天使の性的な能力は異常に高いともいわれます。またオリオン星人は非常に階級意識が強く、グレイを使用人として使役しているともいわれています。そこで異次元世界については、私たち一般人は、理解不能のようです。

 

・ホワイト・ブラザーフッドが地球上の宗教の元だそうですし、フリーメーソンもホワイト・ブラザーフッドからの流れだそうです。ヒトラーは、かってホワイト・ブラザーフッドの一員だったのだけれど、フォースを悪用したという説もあるといわれます。神様というのも善神ばかりでなく、魔神もおり、全ての物語のテーマとなっているようですし、悪がなければ善も光らないという論理なのでしょうか?
 神様といえば、「愛の神様」と『戦争の神様』がイメージに浮かぶほど、両極端のようです。かっての光の大天使ルシファーが、天使団の3分の1を率いて神に反乱し、地獄に落とされ、サタン(悪魔)の王となったというストーリーでしょうか。日本の神道もホワイト・ブラザーフッドの流れだとすると、神道の探求も必要になってくるのでしょうか。
 「菩薩」と呼ばれる存在も異星人だったそうです。シリウス星人は、地球人に憑依(ウォーク・イン)したり人格転換(ゲイなどか)をおこなったり、自由に人間に転生(ワンダラー)したりできるといわれているそうですが、ホワイト・ブラザーフッドと関わりがあるのでしょうか。ちなみにホワイト・ブラザーフッドの本拠地は、アンタレスにあるそうです。アンタレスに本拠地があるというホワイト・ブラザーフッドは、日本の「神道」と関係があるというよりも、そのものであると指摘されています。

 その昔、アンタレスエーテル質量を操作できる異星人がいて、自由に宇宙旅行をしたといわれます。「アンタレス人は、トルコ人ギリシャ人、スペイン人のDNAに関係し、同性愛者で生殖目的でのみ女を使用すると考えられているといわれます。

陰謀論で話題になる、爬虫類人レプティリアン)は、進化の程度が人類よりもはるかに高度なようです。異次元に膨大な数の高等知性体が存在するようですが、人類とのコンタクトは制限されているようです。現代になって、天使的な宇宙人の情報は増えてきているそうです。レプティリアンの米国のテレビ映画としては、1983年の「ビジター V」が製作され、日本でも放映されました。内容は、「爬虫類人レプティリアン)が食料として人間を捕獲するために巨大なUFOのマザー・シップが地球に飛来した」というものでした。

爬虫類人レプティリアン)に関しては、英国のデーヴィッド・アイクが、『大いなる秘密』などで、イルミナティフリーメーソンリー秘密結社などと結び付けて紹介していますが、彼らが自在に人間に姿を変えることができるということが理解できないという人が多いそうです。

ニルヴァーナ(涅槃・天国)の世界でも、遥かに進化した宇宙種族として爬虫類人レプティリアン)が紹介されています。爬虫類人レプティリアン)についても、宇宙人情報は、核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップシークレット)を数段階上回る『厳秘』扱いのため、詳細は不明だそうです。大昔は、食人する鬼のような宇宙人もいたのでしょうか。天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人ですが、ポジティブなシリウス星人とネガティブなシリウス星人がおり、「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なために、しょっちゅう戦争が起こる」という奇説もあるそうです。「対外戦争をすることによって、国内体制矛盾による大衆の不満をそらす」という政治手法もあるといわれます。

 

ニルヴァーナ(涅槃・天国)にいる事故死した息子のマシューからのチャネリングを記録したもの。ニルヴァーナ(涅槃・天国)の状況や、異次元の異星人の存在が分かる貴重なチャネリングだそうです。すでに「天国の真実―マシューが教えてくれる天国の生活」が出版されています。天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人の実態もチャネリングにより分かり始めているようです。高次元の高等知性体も人間に憑依したり転生により人間を装い、地上に出てくることもあるのでしょうか。

 

・個人の人生も「あの世」で起こったことが、時を経て「この世」の人生に降りかかるといわれているそうですが? 「超太古、日本は世界の中心で、天皇が宇宙船(天の浮き船)で世界を巡航していた」という『竹内文書』の記載の内容が甦ります。大本教出口王仁三郎の『霊界物語』の評価は、識者の間では非常に高いそうです。現代に出口王仁三郎を超えるようなチャネラー(霊的交流者)が登場しているのでしょうか。神々が、その時代、その時代に応じて、チャネラー(霊的交流者)を通して、語りかけるそうなのですが?

  20世紀中には、核戦争などによる「世界終末論」「1999年7月に人類が滅亡するというノストラダムスの大予言」などが非常に多くマスコミに登場しましたが、さすがに21世紀になるとぴたりとなくなり、マスコミもそのことは、忘却しました。

しかし、『2012年のアセンション』に関して、終末論がマスコミや映画に登場するようになりました。インターネットが情報基盤となる中での出版大不況下において「世界終末論ビジネス」はおいしいということでしょうか。神戸地震やハイチ大地震などを見れば、常に『警戒論』としては意味があるのでしょうか。

 

・「出口王仁三郎は自分はオリオン星から来たと語っている」ということは、シリウス星人系列の存在からの憑依を受けたと考えられます。オリオン星人は、「オリオンの邪体霊」ともいわれ、[宇宙の悪役]を演じている宇宙人だといわれています。「変性男子(へんしょうなんじ)」とは、ゲイのことでしょうか。「ゲイ(LGBT等)は、宇宙人の多い地域、例えばカリフォルニアやオーストラリアに多い」という説もあるそうです。「ゲイはシリウス星人により『人格転換』を受けた」という話もありますが、ゲイの発生の原因、歴史は現代の科学でも説明できないそうです。「原理、原則にやけに忠実な連中がいるらしい」ということだそうですが、その正体とは、宇宙人でしょうか? チャネラー(霊的交流者)に人気のある「艮の金神」については、多くの者が言及しているそうです。

 

 

 

 

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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろう

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」「フリーメーソン結社はこの大地が創出されるよりずっと前から、さまざまな太陽系をめぐって、存在していたのだろうか」「フリーメーソンとは、“現在、世界で信仰されているいずれの宗教より古い”教団となるのだろうか」

国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

シリウス星人の故郷である天体イジュニュは、もっと高い周波数で共振する6次元の天体であり、地球の宇宙と同時に存在するパラレル・ユニバースに存在するのだろうか」

 

グーグルのブロガー(多言語翻訳)にも書いています→UFOパラレル・ワールド

 

  

 

 

鞍馬寺の説明では、僧正坊は「護法魔王尊」と呼ばれ、650万年前に金星から人類救済のためにやってきた「サナートクマラ」の仮の姿だとしている。(1)

 

(2024/5/8)

 

 

 

日本怪異妖怪事典 近畿

御田鍬、木下昌美(著)、朝里樹(監修) 笠間書院 2022/5/26

 

 

 

一目連(いちもくれん)

三重県桑名市の多度(たど)大社別宮の一目連神社に祀られているもので、暴風雨の際に大きな音とともに現れ、これを制するという。片目の龍とも言われ、『勢陽五鈴遺響』などでは天目一筒神(あまのひとつのかみ)と同一視される。

 『多度町史 民俗』によると、海で時化(しけ)にあった時に祈ると、ドーンと大きな音がして白馬に乗った一目連が現れ、助けてくれるという。また日清・日露戦争の際、大きな音を残し、白馬に乗って戦場に行くことがあったとされる。多度大社にある白い木馬の右足が欠けているのはこの時に負傷したものだという。

 

おさだ狐

三重県南勢町(現・南伊勢町)神津佐(こんさ)に伝わる。昔、おさだ狐という狐がいて、体の弱い人によく取り憑いた。これに取り憑かれた人は、わめいたり歌いだしたり奇妙な仕草をしたりするという。また、これに取り憑かれた人が死ぬと、狐がそのはらわたを食べるとされ恐れられた

 ある時、徳重という僧がやってきて、「南無阿弥陀仏」と書かれた石碑を建て、墓参りのたびにお参りさせ、各組ごとに、毎月旧暦の15日の晩に南無阿弥陀仏の掛図をかけ、線香一本が燃える間念仏を唱えさせるようにすると、狐はいなくなったという。この石碑は現在も残っている。

 

河童の夫婦

三重県紀宝町に伝わる。昔、相野谷川に河童の夫婦がおり、畑の瓜や茄子や西瓜を盗むので、村人は作物を芋に切り替えた。食料に困った河童は村で一番たくましい酒屋の栗毛の馬を川へ引き込もうとするも、村人に見つかり、西照寺の本堂の前にある黒松と赤松にそれぞれ縛り上げられ、火あぶりにされることになった。

 河童が涙を流して詫びるので住職が村人を諭し助けてやると、河童は「うまく騙してやった。寺の松が枯れたらこの村を泥の海にしてやるからそう思え」と言って川に入った。なお現在、この二本の松はすでに枯れているようである。

 

五ヶ所浦の牛鬼

・昔、現在の三重県南伊勢町にある切間の谷の岩の洞穴に牛鬼という怪物が住んでいた。これは首から上は牛で、人の言葉を話し、一日に千里(約3927キロ)を駆け回る強い鬼で、毎月牛を一匹ずつ食べていたという

 ある時、五ヶ所城の城主の愛洲重明(あいすしげあき)が弓の稽古をしていると、脇の岸壁の上に牛鬼が現れそれを見ていた。重明が牛鬼に弓を放つと、胸に命中し、牛鬼は叫び声をあげて転げ落ちた。

 

少女郎狐(こじょろうきつね)

三重県伊賀市上野徳居町の広禅寺にいたという狐。

 大和(奈良県)の「源五郎狐」と同じく延宝年間(1673~1681)にいたとされ、源五郎狐の妻だと誰ともなく言われていたという。12、3ほどの少女の姿で、庫裏(くり)で手伝いをしたり、野菜を求めて門前に来たりしており、昼間に豆腐などを買って帰るのを見て、子どもたちが「こじょろ、こじょろ」と囃すと振り向いて微笑み、相手はしなかった。そうして4、5年ほど暮らしていたが、その後の行方は知れないという。

 

コボシ

三重県志摩市では河童のようなものを「コボシ」、「シリコボシ」、「カワコボシ」などと言う。

 岩田準一『志摩の海女』によると、天王祭の日に海に入るとシリコボシに生き胆を抜かれ、その死体の肛門は必ず開いているという。また、もしその日が口開け(海藻をとる定められた日)の場合、海女はシリコボシよけとして山椒の枝を糸で胸にかけて行ったという。

 

サンキジン

三重県伊勢市の大山祇(おおやまつみ)神社が社宮司社と呼ばれ、山の上にあった頃、境内にサンキジンという祠があった。明治の初め頃までは

大山祇神社の右側に碁石を積んだような跡があり、宮守であろうと触ると瘧(おこり)をふるうと恐れられていた。

 サンキジンは三鬼神のことだともいわれ、生贄を要求する神だった。ある人が生贄の娘に付き添ってみると、その正体は大猅々(ひひ)(あるいは大蛇、三つの顔を持った鬼などともう)だったので斬り殺した。それ以来、生贄の習慣はなくなったが、毎年正月三日には藁で30センチほどの人形を作り、女性の髪の毛を添えて社宮司社に供え、海に流すようになったという。

 

鈴鹿御前(すずかごぜん)

鈴鹿山(三重県亀山市)に現れたとされる鬼女。「鈴鹿姫」、「立烏帽子」とも。

 坂上田村麻呂が勅命で退治に立烏帽子の御殿へ行ったが、立烏帽子は様々な神通力で田村麻呂と戦い、また「三明の剣」という特別な剣を持っていると語る。そして二人は結ばれ、協力して近江国の「明石の高丸」や奥州の「大嶽丸」といった鬼を退治する。その後、立烏帽子は25で死ぬ運命だったと語り死ぬが、田村麻呂が閻魔王の前で暴れたため、閻魔王は最近死んだ同じ年の娘を生き返らせ田村麻呂はその娘を妻とした。

 

曾根(そね)の牛鬼

三重県尾鷲市曽根に伝わる牛鬼に次のような話がある。

 室町時代の末期、牛鬼が毎夜現れ人間の尿を飲みに来たので、村人は

恐れ早くから戸を閉めていた。ある時、戸締りを忘れた家に牛鬼が入ったが、どうしたはずみか熱い灰の中に落ち、奇怪な叫び声をあげて逃げた。家人が恐々起きてみると、灰に一本足の足跡が残っていた。村は大騒動になり、地蔵灯籠を建てて祀ったという。

 

高法師さん(たかぼっさん)

三重県紀伊長島町(現・紀北町)に伝わる。大島や佐波留(さばる)の沖の海底に眠っている大男で、普段は寝ているが嵐が吹くと沖を歩き回り、波切(志摩市)から潮岬(和歌山県串本町)まで七またぎで届くほどだという。

 

ダンダラボシ

三重県各地で巨人のことを指す言葉。これの足跡とされる場所が多く残っている。

 三重県志摩市大王町波切では一つ目の巨人として伝わる。

 

天狗になった子

三重県東員町に伝わる。中上の遍崇寺の住職の大住という人には五人の男の子がいたが、そのうちの一人がある日、鞍馬山に行って天狗の修行をしたいと言い出した。皆が止めたがその子は聞かず、いつの間にか村からいなくなった。

 それから長い年月が経ち、その子から「立派な天狗になったので、一度故郷の中上に帰りたい。癸亥(みずのとい)の中秋の夜、遍崇寺の本堂の戸を全部閉め切って、縁側にうどんを作って並べておいてくれ」と便りがあった。村人は怖くなって隠れていたが、翌朝見ると縁側に置いたうどんは消えていた。

 それから毎年、寺では中秋に村中でうどんを作り本堂の縁側に並べ天狗を待っていた。その際、戸の隙間から覗くとたくさんの天狗が踊っていたという。

 

鳥羽の鬼女

・鳥羽城(三重県鳥羽市)の築城伝説として伝わる。九鬼嘉隆が夢のお告げで鳥羽に城を構えようとしてやって来た時、山の上に小さな茅葺きの寺があり、寺の中には千手観音があった。堂守がいないのをいぶかしんで見回してみると、琵琶のような声をした鬼女がいた。汝はいかなるものかと鬼女に聞くと、鬼女は面目を怒らせ飛びかかってきたので、これと戦い首を落としそのまま谷に投げ落とした。以来この地は琵琶の首と呼ばれるようになり、その後、観音像は堀の上というところに建立した観音堂に移され、現在も残っている。

 

ともかづき

志摩(三重県)の海女(あま)に伝わる。海中に潜っていると、他に誰もいないはずなのに自分と同じような姿の海女を見ることがある。海上に上がっても見知らぬ船はないが、海中に潜るとやはりいる。これは海女の亡霊で、魔よけの糸が縫い付けられていない、鉢巻が長い、あるいは足がないことで見分けがつくとされる。

 

長太(なご)のわたり

三重県鈴鹿市に伝わる。昔、長太の浜に、背が高く目のぱっちりした美しい女がやってきた。漁師たちが「こんなに美しい人は竜宮様に違いない」と、自分の家に泊まってくれるよう口々に頼んだため、女は北長太の村と南長太の村に交互に泊まることになった。すると、その通った道筋がピカピカと輝いた。

 これを聞いた漁師の一人が「そんなことあるもんか」と言うと、それを聞いた女は海の上を渡って遠くへ行った。その後、長太の浜には神輿に乗って槍、高張提灯、馬を従えて海の上を渡っていく竜宮様の行列が見られるようになった。一説には、これは東海道大名行列が蜃気楼になって映るためだという。

 

猅々(ひひ)女王

・神島(三重県鳥羽市)に伝わる。ある船が大時化(おおしけ)のため難破し、船員の一人がかろうじて無人島に漂着した。その島の洞窟にはたくさんの狒々が住んでおり、一匹の雌が女王となっていた。船員は女王と仲睦まじくなり、女王は船員を洞窟に住まわせて世話を焼いた。やがて女王は船員の子を産むほどになったが、船員は故郷を思う気持ちが絶えず、その心を計りかねてか、女王は留守の間必ず手下を監視につけていた。

 長い年月の後、船員は沖を通る船を見つけ救いを求めた。女王は幸い留守であり、船員は監視の者を殺して伝馬船に乗って島を離れた。女王は悲しげな声をふり絞って船を呼び止めたが止まる様子がないので、形相を変えて洞窟に引き返し、子どもを連れて再び岸辺に行き高く掲げると、怒声を発し子供の両足をつかんで股裂きに引き裂いたという

 

蛇池の大蛇

三重県上野市(現・伊賀市)の上野城下の蛇池は、城ができる前から大蛇が出たという伝説がいくつかのバリエーションで伝わっている。そのうちの一つに以下のようなものがある。

 丸ノ内に大きな手のある蛇が住んでおり、一年に一度町にやってきて若い娘をさらい、食べて若さを保っていた。それを聞いた明神尊という旅人が、生贄の娘の赤い着物を着て娘になりすまし、用意しておいた樽酒を飲ませた隙に大蛇の手を切り落とした。その夜、娘の家に左手の不自由なおとなしそうな娘が一晩泊めてくれとやってきた。明神尊がその首を切ると、その娘は大蛇だった。

 

伊吹弥三郎(いぶきやさぶろう)

伊吹山滋賀県米原市)に住むとされる怪人。

 古くは『三国伝記』にあるが、ここでは盗賊の名前となっている。源頼綱は住処を移す弥三郎を捕らえられず長年が経っていたが、摩利支天の隠形の術を習得し高塒川の中でこれを倒す。しかし弥三郎の怨霊は毒蛇となり川に落ちたので、田は枯れ水は飲めず九年間飢饉となった。そのため弥三郎を井明神とし井口の守護神として祀ったという。また、年に一度真夏の頃、空が曇り雷が鳴り霰が降り、人々は弥三郎が伊吹禅定に行くのだと恐れるという

 

御伽草子の『伊吹童子』では、伊吹弥三郎は伊吹山中で獣や村人の牛馬を食い、恐れられた人物とされている。大野木殿という裕福な家の娘のもとに毎夜通う者があり、母親が娘に苧環(おだまき)をその者の衣につけさせ跡を追うと、その正体は弥三郎であった。弥三郎はその後もてなさせた大酒がもとで死ぬが、33か月を経て子どもが生まれ、伊吹童子と呼ばれた。伊吹童子伊吹山の谷底に捨てられ、後に大江山に向かう

 

特に『酒呑童子異聞』では弥三郎について、近江国柏原荘の地頭であり数々の無法を行い佐々木定綱に討たれた柏原弥三郎との関連を指摘している。

 

弥三郎は巨人だともされ、弥三郎の足跡、弥三郎の小便が染みこんで薬となる泉など、弥三郎にまつわる伝説の地が多くある。また、ある時弥三郎は琵琶湖の水を飲み干してしまったが、泳げなくなった魚たちを見て申し訳なく思い泣き、その涙が姉川妹川となりまた琵琶湖に水が戻ったという話もある。

 

天女

余呉湖(よごこ)(滋賀県長浜市)に関する伝説。『帝王編年記』に書かれているが、これは『近江国風土記』の転載であると考えられており、日本における羽衣伝説の中でも最も古いものとされる。

 昔、余呉の伊香の小江(余呉湖)に天女が白い鳥となって降り、水浴びをすることがあった。伊香刀美(いかとみ)という人がこれを見て、白い犬を使い、最も若い天女の天の羽衣を盗んで隠した。天女七人は天に帰ったが、羽衣を盗まれた天女は帰ることができず地上の人間となり、天女が水浴びをしていた所は神の浦と呼ばれた。

 天女と伊香刀美は夫婦となり、男二人、女二人の子どもが生まれた。この子どもたちが伊香を開拓した伊香連(いかごのむらじ)の先祖である。また、天女はのちに天の羽衣を捜し取り、天に帰ったという。

 

二十年を経て帰りし者

寛延宝暦の頃(1748~1764)、近江八幡滋賀県)の松前屋市兵衛という金持ちが妻を迎え、しばらくして行方不明になった。家中の者が金を惜しまずに探したが行方は知れなかった。跡継ぎがいなかったが、妻も一族から迎えた者であったため新しい夫を迎え跡継ぎとし、行方不明となった日を命日とした。

 行方不明となった日、市兵衛は夜に便所に行き外で下女を待たせていたが、いつまでも出てこず、妻が声をかけても返事がなく、戸を開けるとどこかへ消えていたのであった。

 20年後、便所で人を呼ぶ声がするので見てみると、市兵衛が行方不明となった当時の服を着て座っていた。人々が驚き事の次第を述べたが、はっきりと応えず、空腹のことなので食事を勧めると、しばらくして衣服は埃のように消え失せ裸になった。衣服を与え、薬などを飲ませたが、以前の出来事を覚えている様子はなく、その後は病気や痛い所の祈禱をしているという。

 

入道坊主

・見上げれば見上げるほど大きくなるものとして全国に伝わる。

 

人魚

・『日本書紀』には推古天皇27年(619)4月、近江国滋賀県)の人が「蒲生河に物有り。その形人の如し」と言ったとある。蒲生河は日野川下流とされる。『人魚の動物民俗誌』などによると、これは一般的な人魚像とは異なるものの、日本最古の人魚の記録だとされることもあるという。そのためか、滋賀県内には人魚に関する伝説や人魚のミイラが多くある。

 

目建解(めたてかい)と川獺(かわうそ

滋賀県長浜市に伝わる。昔、平方の神社に怪物が現れるため、この辺りでは人身御供の娘を差し出していた。ある夜、旅人がここを通りかかると、琵琶湖から上がってきた怪物が「平方のメッキに喋るな」とつぶやいていた。翌日旅人が村人に聞いてみると、浅井の野瀬の長者の飼っている目建解という犬であるということが判明し、その犬を借りて人身御供を供える夜に待ち伏せた。怪物は犬に噛み殺され、その正体は大きな川獺だったという。

 

鞍馬山僧正坊

鞍馬山京都市)に住む天狗であり、『太平記』などに見られる愛宕山の「愛宕山太郎坊」などと同様に日本の天狗の中でも名のあるもののひとつとして、能の『鞍馬天狗』、『花月』、御伽草子の『天狗の内裏』、『天狗経』などに挙げられている

 『平治物語』、『義経記』などでは、源義経は鞍馬の天狗に兵法を学んだとされるが、先述の芸能・物語ではその場面において僧正坊が登場することが多い。

 

・なお村上健司『京都妖怪紀行』などによると鞍馬寺の説明では、僧正坊は「護法魔王尊」と呼ばれ、650万年前に金星から人類救済のためにやってきた「サナートクマラ」の仮の姿だとしている

 

酒呑童子

・『大江山絵詞』『酒伝童子絵巻』御伽草子の『酒呑童子』、能の『大江山』などにある。「酒顚童子」などとも表記される。

 一条天皇の時代、京の若君や姫君が行方不明になることがあり、安倍晴明の占いにより大江山の鬼王の仕業と判明した。

 

是害房(ぜがいぼう)

・『是害房絵』にある。是害房を描いた絵巻は諸本によって細部が大きく異なるが、共通する大まかなあらすじは次の通りである

 康保三年(966)春、唐の天狗である是害房は、唐のあらゆる僧の法力を凌駕したため、次に日本にやってきて愛宕山の「日羅坊」に案内を頼んだ。日羅坊とともに比叡山に行った是害房は余慶律師らに返り討ちにあり、「平山聞是房(もんぜぼう)」ら日本の天狗の忠告も聞かず続けて良源座主滋恵(ざすじえ)大師を襲い、護法童子に打ちのめされる。

 傷ついた是害房を賀茂川で湯治させるため輿に乗せて運んでいると、小天狗たちが次々と是害房を囃し立てる。そして是害房は治療後、日羅坊らに名残を惜しまれつつ帰っていく。

 

宗旦狐(そうたんきつね)

相国寺京都市)の伝説にある狐。お辰狐と並ぶ風流狐で、囲碁が上手く茶道にも造詣が深かったとされ、宗旦稲荷として祀られている。

 

・宗旦狐には他にも、僧に化けた宗旦狐が相国寺の会計係を命じられ、経営を立て直したという話や、碁をやっていると尻尾が出て、指摘されると「これは失礼」と言ってひっこめた話、源平合戦を詳しく語ったとする話などさまざまな伝承が伝わっている。

 

高入道

天明年間(1781~1789)の末期、御幸町五条(京都市)の北に化け物が出るとされた。そこに住む銭屋九兵衛という者が深夜に外に出ると、月明かりで明るかったがにわかに空が曇り真っ暗闇となり、高さ一丈(約3メートル)あまりの高入道が九兵衛を睨んで立っていた。九兵衛が木の棒を投げつけると高入道は消え、もとの月夜となった。その後は化け物は出なくなったという。

 

土蜘蛛(つちくも)

・『平家物語』では次のように書かれる。昔、源頼光が瘧(おこり)の病になり、祈禱も効かず自宅(京都市)で30日余り臥せっていた。そしてある時まだ高熱が出たが、その後少し落ち着いたので、看病していた頼光四天王は部屋に戻っていった。その夜、丈七尺(約2.1メートル)ばかりの僧が現れ、頼光に縄をかけようとした。頼光が「何者だ」と枕元の名剣膝丸で切り付けると、騒ぎを聞きつけた四天王がやってきて、見ると灯台の下に血痕があった。その跡をたどると、血は北野社の塚に続いており、握ると中には四尺(約1.2メートル)ほどの「山蜘蛛」がいたので、鉄の串に刺し河原にさらした。これにより膝丸を蜘蛛切と称したという。この話は能の『土蜘蛛』や浄瑠璃、歌舞伎などの題材としても広まっている

 

橋立小女郎(はしだてこじょうろう)

天橋立京都府宮津市)に住むという化け狐で、人を騙したという話が多く残っている。

 ある農民が大根を小舟に一杯積んで夕方帰っていると、松の間から見知ら娘に「その舟に乗せてください」と言われた。これは小女郎狐に違いないと思い、乗せるやいなや縄で縛り、帰るとすぐに青松葉を燃やしその上に女を投げ込んだ。しかしそれは大根で、狐はすでに逃げていたという。

 また、成相寺の文海という小僧は、橋立明神のそばを通るたびに穴に油揚げを置いてやって長い時間かけて仲良くなり、ついに狐の玉を借りたという。

 

八九郎狸(はちくろうだぬき)>

京都府京都市中京区高瀬川筋四条上ル東の路地に、「臼(うす)大明神」とされる臼が石祠に祀られており、願いをひとつだけ聞くと言われている。これは大津紺屋関(滋賀県)に住んでいた八九郎狸が住処を失って臼の中に移ったとされ、託宣によって一度に祠を営まず次第に築いていくのだという。

 

・一説には、臼大明神とはゼウスのことであり、キリスト教宣教師からもたらされた信仰だともいう。

 

羅刹鬼(らせつき)

・『今昔物語集』にある。

 昔、鞍馬寺京都市)に一人の修行僧がいた。夜、この僧が焚火をしていると、女の姿となった羅刹鬼が現れ、火に当たっていた。僧はこの女が鬼であることに気づき、金杖の尻を焼いて鬼の胸に突き立てて、逃げて堂の西の朽木の下に隠れた。金杖を突き立てられた鬼は激怒し、僧の逃げた跡を追って走り、僧を見つけ大口を開け食おうとした。恐れた僧が毘沙門天に「我を助け給え」と祈ると、急に朽木が倒れ鬼を圧し潰した。僧はこれを見て泣いて毘沙門天を礼拝し、この寺を出て他所へ移ったという。また、これを見聞きした人々は毘沙門天の霊験の尊さを語り伝えたという

 

茨木童子

酒呑童子の配下の鬼としてさまざまに伝わる。

 浄瑠璃の『傾城酒呑童子』や歌舞伎の『茨木』などでは次のような話が知られる。

 源頼光の四天王の一人である渡辺綱羅生門で女に化けた茨木童子の腕を切り落とし、唐櫃(からびつ)に入れて物忌みをしていた。するとそこに伯母の真柴が現れ、綱は一度拒否するものの家に上げる。すると伯母は「これは私の腕だ」と言い、茨木童子となって腕を掴んで逃げる。

 

葛の葉(くずのは)

仮名草子安倍晴明物語』、説教節『信太妻』、浄瑠璃芦屋道満大内鑑』をはじめとした浄瑠璃古浄瑠璃、歌舞伎などに登場する。共通した大まかなあらすじは次のとおりである。

 村上天皇の時代、安倍保名がある女と夫婦となり、子どもをもうけた。しかし女は子どもに狐の正体を見られ、「恋しくば訪ね来てみよ和泉なる信太の森のうらみ葛の葉」と障子に書き残し信太の森(大阪府和泉市)に去っていく。歌の通り森に訪ねてきた父子と出会った狐は、子どもに玉を与えるが再び姿を消す。この子供は後に安倍晴明となる。

 

刑部姫(おさかべひめ)

・姫路城(兵庫県姫路市)の天守閣にいるものとして広く伝わり、歌舞伎や、泉鏡花天守物語』、岡本綺堂『小坂部姫』などの小説の題材にされている。

 『甲子夜話(かっしやわ)』によると、天守閣の上層にいるが人が入ることを嫌い、年に一度老婆の姿で城主に対面するという。また、姫路では「ハッテンドウ」と呼ぶとされている。

 『諸国百物語』では刑部の名前は出ないが、次のような話がある。姫路城主の秀勝が夜中に家々の者を集め「城の五重目に夜な夜な火を灯す者があるが、見てくる者はいないか」と言い、18歳の武士が上って証拠として提灯に火を灯してくることになった。すると17、8歳の十二単を着た女性がおり、「主の命ならば許そう」と提灯に火をともし、さらに証拠として櫛を与えた。この提灯の火は秀勝が消そうとしても消えなかったが、18歳の武士が消すと消えた。

 

鹿松峠(かのししまつとうげ)の鬼神

兵庫県神戸市須磨区妙法寺・大手町に伝わる。永延年間(987~989)、高取山の北の鹿松峠に鬼人が出て旅人を苦しめていた一条天皇高野山で修行をしている藤原伊尹(これただ)の三男の英雄丸に鬼人を鎮めるよう命じ、英雄丸は名を証楽上人と改めて峠の近くに堂を建て日夜経を唱え、鬼人は姿を消した。高取山の西の鬼ヶ平はこの鬼人が住んでいた所だといい、堂は後の勝福寺だという。

 

神隠

・子供が姿を消すこと。澤田四郎作神隠しの事例」によれば奈良県香芝市ほか、県内各地で聞かれる話であるという。狐に入られた、または狐の悪戯であるなど、往々にして狐が原因とする。

 また御霊神社(奈良市)の狛犬は、神隠しにあわないように、家出人や悪所通いの足が止まるようにと願掛けするとよいと伝わっている。

 

源九郎狐(げんくろうぎつね)

・洞泉寺(奈良県大和郡山市)の源九郎稲荷に祀られる狐。郡山城の殿様の使いであり、徳川・豊臣の合戦の時諜報員として活躍したとする。徳川方に有利な情報をもたらしたが、ついに豊臣方のために毒殺された。殿様は不憫に思って寺に祀ったのだとする。

 

・なお現在(2022年3月)はコロナウイルスの影響で中止だが、同市の「春の大和郡山お城まつり」では、白狐面をつけた子供行列が練り歩く白狐渡御が行われる。

 

前鬼後鬼(ぜんきごき)

役小角(えんのおづぬ)(役行者)が従えていた鬼たち。

 

高坊主(たかぼうず)

背の大きな坊主の姿をした化け物。主に狸などが化けたものであるという。

 

土蜘蛛

・『古事記』や『日本書紀』などにもみられる。風土記にもその名があり、各地土着の土蜘蛛の記述がみられる。朝廷に従わない者たちのことを、そう呼んでいた。『日本書紀』の「神武即位前紀」では、大和(奈良県)は葛城の土蜘蛛は身が短く手足が長いとしており、同「景行紀」では石窟に住み皇命に従わなかったと書かれている。

 

天狗

・天狗にまつわる話は、奈良県内各地にみられる。天狗はもともと凶事などを知らせる流星であると言われるが『大乗院寺社雑事記』の寛正六年(1465)九月十三日には、夜「天狗流星一」があり天下が振動した旨が記載される。

 また天狗杉と呼ばれ、天狗が棲んでいたとする杉の木も少なくない。

 

飛ぶ鉢(お椀)

・『信貴山縁起』にある。信濃(長野県)から出て東大寺で受戒した命蓮(みょうれん)が夢告で信貴山に上り修行し、鉢を飛ばすなどして供物を得るなどしていた。供物を怠っていた山崎の長者のもとにも鉢を飛ばし、その鉢に校倉(あぜくら)造りの倉が乗って、倉ごと信貴山にいる命蓮の所まで飛んで来たという。

 また奈良県十津川村の果無(はてなし)に飛ぶ椀の話がある。果無谷の果無滝から月に一回、昼過ぎくらいになると「ウウーン」という音をかすかに立ててお椀が飛んで来るという。同じ家に続けて飛んで来ることはない。椀はまるで目が付いているように、目当ての家の人が外で働いていても家の中にいても、必ずその人の目の前に止まる。お椀を受け取った人は、その中に麦飯や粟飯をてんこ盛りにつぐ。漬物があればそれも付ける。すると椀は「ウウーン」と果無滝へ帰っていく。

 

<蛇女房>

・蛇が美女に化けて男の妻になるも正体を見破られ、そのまま姿を消すという話が一般的。

 

<蛇婿>

蛇が男になって人間の娘に求婚するという内容の昔話群の総称。一般的に「苧環(おだまき)型」、「水乞(みずこい)型」、「蛙報恩型」に大別される。奈良県では「苧環型」が多いだろうか。これは、夜中に娘のもとに見知らぬ若い男が通ってくることを怪しんだ親が、男の着物に糸を通した針を刺すように娘に言う。男が帰ったあと糸をたどると蛇の住処に到り、蛇の親子の会話を聞き、娘に宿った蛇の子を堕ろす方法を知るといった内容。

 

<大人(おびと)>

和歌山県各地で巨人のことを指す言葉。各地に大人が作ったとされる山、川、湖などがある。

 

<猩々の女>

和歌山県田辺町(現・田辺市)に伝わる。昔、元町天神崎の立戸の浜で、ある笛の巧みな若者が笛を吹いていると、美しい娘が現れ聞きほれていた。女は「私は海の世界に住む猩々の女です。貴方の笛にあこがれて女に姿を変えてきました」と言った。若者は女の望みを聞いて演奏し、女はその礼に餌がなくても釣れる釣道具として、釣り針に髪の毛をつけたものを渡し姿を消した。その針を使うと鯖、鯛、鰹などが思うように釣れたという。

 男が初めに釣った釣り場が猩々という名前で現在も残っており、後に釣り針は西富田堅田浦の八幡神社に寄進された。

 

奈良の河童の妙楽について

河童が持つという薬の話が、各地に伝わることはご存じだろう奈良県五條市(旧大塔村)などでも「辻堂錦草」「蒲生錦草祐玄湯」と呼ばれる河童ゆかりの薬の話が聞かれる。興味深い点は、実際に近年までその薬が売られていたという点だ。筆者が販売を請け負っていた方の親族に聞き取りをしたところ、紀伊半島大水害(2011年)までは流通していた記憶があるとのことだった。

 桂皮や丁子など数種類の生薬をブレンドしたもので、煎じて飲むタイプの薬だったという。外傷や神経痛、風邪など何でも効く万能薬扱いだったようだ。

 

騰黄(とうこう)

・京のある身分の高い家には騰黄という神獣の図がある。その神獣の形は狐のようだが狐とは異なる。一説に、この獣は神代から日本に2000年いて大陸に渡り、その際に黄帝がこれに乗って天下を巡り、それによって馬に乗ることをはじめて皆に教えたという。

 

 


『深宇宙探訪記』  

(オスカー・マゴッチ)(加速学園) (発売 星雲社)1991/8

 

 

 

 葉巻型の宇宙船は世界各地で目撃談が多い大型宇宙船だ!?

・ 宙型船内宇宙研究室(連盟登録番号 SLA8701)

 宇宙研究用の移動研究室。12の異なる世界を展示。多種族の乗組員と科学者が搭乗。総搭乗員数3000『人』

 全長2400m。直径約400m(厚さ約188mの単独航行可能モジュール18基で構成)

 

 宇宙研究室の外観>

・各モジュールは、居住者の便宜を考え、それぞれの貫通路に沿って観測窓が、一つずつ付いている(実際には大型の展望用球体で、拡大機能および夜間赤外線利用暗視機能がある。)

 

 種々のUFO

・『帝国同盟』の三角形をした地球外の戦闘機。『悪魔機』として知られている。

 

・7機の円盤を収容できる中型円盤型母船。直径100m。高さ40m。

 

・偵察型の円盤(直径25m。高さ10m)

 

・幽霊船(およそ、長さ40m、幅10m)  本船が生きている存在で、固体の固い金属構造物ではない。準バイオニック船である。

 

・ダイヤモンド型エーテル船(高さ12m、幅12m)

 

 深宇宙探訪記に書かれてある中型船内宇宙研究室は、葉巻型UFOか

宇宙研究用の移動研究室は、搭乗員が3000人で、全長2400メートル、直径400メートルで長さ122メートルの単独航行可能なモジュール18基で構成されているようです。そして、バミューダ三角海域の次元間移行ゾーンを利用しています。これが、有名な葉巻型のUFOのように思われますが、大きさから考えると世界中で見られているのとは違うかもしれません。

 

・オスカー・マゴッチの本によると「シリウスは連盟の送信センターである。暗黒の勢力とその地球の光明派の召使達はシリウスから来た善玉になりすましている。暗黒の勢力は、自分達の基地は、オリオン大星雲にあると、私達に思い込ませようとしている。しかし、彼らはそこからやって来たにすぎない。オリオン座は、光の主たちの故郷であり、銀河系委員会の故郷であるのだ。そしてアルクトゥルスを中継基地に使っている。暗黒の勢力と彼らが支配する悪の帝国の本拠地は、大熊座にあり、ドラコニスを主要作戦センターとしている。宇宙連合の宇宙人は、友好的な善意の宇宙人であるが、惑星連合や地底連合の宇宙人は、邪悪な宇宙人である」

 

 アメリカ政府と宇宙人の契約

・1947年7月2日ニューメキシコ州ロズウェルでUFO墜落事件が起きた。だが、米軍は、気球の墜落だと発表し、事実を偽装した。奇妙なことに1949年1月30日同じロズゥエルで、UFO墜落事件がおき、その際、偶然にも地球外生命体が1名生存しており、ロスアラモス研究所に送られた。その地球外生命体は、「イーバ」と名づけられ、1952年6月18日まで生きた。その間の調査では、イーバは自らの母星が、地球から55光年離れたところにあると告げたという。

 

・彼の身体的外観は、現在多くの人に知られるところとなった「グレイ」に似ており、爬虫類と昆虫の特徴を持っていた。そして、1954年1月、アメリカは、後に「ラージ・ノーズ・グレイ」と呼ばれるようになる地球外生命体と初コンタクトを行なう。この地球外生命体の出自は、オリオン座のペテルギウスを巡る一つの惑星だった。これは、500光年離れた赤色巨星を巡る惑星からやってきた事になる。1954年2月

 

・ラージ・ノーズ・グレイの代理として、イーバそっくりの「クリル」と名づけられた地球外生命体が再度地球人とのコンタクトのため送り込まれ、この時、アイゼンハワー大統領が統括していたアメリカ政府は、この「クリル」を全権大使とした「オリオン座領域から来訪した」地球外生命体と何らかの契約を結んだと言われている。「それから50年、国家最高機密は、厳重に守られている」。

 

 ハリウッド映画で有名なグレイは、人類に比べ科学力で優に5万年を先んじている

・Tシャツのプリントになるほど、スター化した地球外生命体の「グレイ」のルーツは、琴座である。約50年前、かって琴座領域にあったアペックスと呼ばれる惑星で核戦争が起き、生き残ったアペックスの人々は地下生活を余儀なくされた。核戦争を引き起こした2つの勢力は、ポジティブ派が、主として、レチクル座の2重星(ゼータ)付近を拠点としているが、ネガティブ派のほうは、その多くがオリオン座のペテルギウス領域や大犬座のシリウス領域に移住した。

 

・ネガティブ派の中で特にオリオンに拠点を置く者たちは、リゲリアンという種族だが、地球でグレイと呼ばれる存在は、このリゲリアンを指している。リゲリアンという呼称そのものは、ケンタウルス座のα星であるリギル・ケンタウルスにも隠れたつながりがあるが、彼らのルーツには、判然としない部分がある。現在、地球には、惑星アペックスに出自を持つ地球外生命体が、時空を超え、過去、現在、未来の次元から同時に訪れている。

 

 ウォーク・インとワンダラー(スターピープル、スターシード、スターライト)

・ 地球人に生まれ変わったワンダラーや、人生の途中で地球外の魂と劇的なソウル・チェンジ(魂の変換)を起こしたウォーク・インなどを地球外生命体(ET)の魂を持つという意味で、ETソウルと呼んでいる。ウォーク・インやワンダラーは、白色同胞団でも活躍している。白色同胞団(ホワイト・ブラザーズ・フッド)のルーツは、プレアデスと同じ牡牛座のアルデバランという説と、火星でアルデバランの人々と共存していたさそり座のアンタレスからの人々だという説がある。

 

・また、チャネリングは、日常ではない、別次元の意識やいわゆる地球外生命体と意識のレベルで交信することを言います。シリウス経由のチャネリングによりますと、地球に介入した2種類の生命体があると語ります。約2600万年前、地球に2種類の非人間的生命体が入植した。それらは、射手座星系からやって来た爬虫類的存在とオリオンのベラトリックス星系からの恐竜的存在だったという。(ここで言う爬虫類と恐竜は生物学的に分類されるそれらの意味とは異なる)そして、地球ではこの2種類の生命体が入り込んだ後に、人間の祖となる哺乳類的生命体が現れる。

 

地球と多数の銀河系を持つその可視宇宙は、中域VR3(第3密度)

・自分の故郷の次元の他にもたくさんの次元がある。こうした次元は隣接して存在しているか、あるいは部分的に重なり合っていることすらある。どの次元も物理的には似通っているがお互いに探知できない。それは、周波数『域』が異なっているからだ。低周波数『バンド(帯)』や高周波数『バンド』にも次元は存在している。

 

・どの知覚型生物形態にとっても、周波数の『高バンド化』や『低バンド化』は非常に難しく、専用宇宙船かブースター支援、あるいはその双方を必要とすることが多い。こうした『バンド』は、実際には、異なる世界秩序であり、宇宙の進化スケール上にある各種の存在レベルで構成されているからだ。つまり、密度が異なる別々の振動界(VR)ということだ。

 

・地球と多数の銀河系を持つその可視宇宙は、中域VR3(第3密度)だし、サイキアンと連盟世界の多くは、高域VR3ないし低域VR4だ。このような振動界は玉葱の皮のように球体の中に球体があるようなものだが、周波数界の高低差が非常に大きいので、それぞれ十分に隔絶されている。振動界の主体も居住者も、別の振動界のものとは(固体対エーテル、火と水のように)相容れない。お互いの技術を利用することも出来ないし、物や道具を別の振動界に持ち込むことも出来ない。精々できることといえば、相互影響力を僅かに働かせることぐらいだが、それとて、間接的にしか出来ない。したがって、別の振動界に旅する者は全く自分の力しか頼るものはなく、現地と融合し、現地の方法しか使えない。

 

・「ガーディアン評議会」が私に会ってみたい、と興味を示しているのだと言う。彼ら“ガーディアン”は肉と血のある生物ではなく、時空を超越した非物質的領域に住む純粋エネルギーの存在だという。天国の主人役のように彼らは『兄』であり、広大な秩序ある体系としての宇宙全体を通じて、ありとあらゆる次元と宇宙に存在する人類の運命を導いている。もし、私が行くと決めたなら、体ごと、存在の非物質的な次元へ移送され、その間、最終移転地点で変質を遂げなければならないのだという。

 

延命者・最延命者

連盟の半分以上の場所では、人間の平均寿命は地球年の2百歳で、半分以下のところのいわゆる『長命』の寿命は8百歳だ。子供時代と青春期は地球のと同様で、18歳から521歳で成年に達する。壮年期は35歳から50歳の間だが、長命の場合の壮年期は安定した『最盛期』の状態で5百歳まで続き、その後に2百年間の中年期が来る。年齢による衰退期は、7百歳ぐらいを大分超えてから始まる。

 

非常に優れた功績のある個人に対して、連盟は寿命を5千年まで伸ばすことができる。延命処理は極秘のクリニックで行われ、(「延命者」と呼ばれる)寿命の延長を受けた者は100年位に一度クリニックに戻って追加処置を受ける必要がある。これは生物学的処置というよりも、本質はサイ粒子にかかわり、オーラを徹底的にいろいろと調整をする。

 

また、極めて希有な場合、代替の交代がない不可欠の一握りの個人については、ガーディアン評議会が、3万5千年から4万年まで肉体面で第二の延命を与えることがある。(こうした寿命)延長者は『最延命者』と呼ばれる。)最初の処置とその後の追加処置はガーディアン達が超次元的に行うが、そのプロセスは不明だ。

 

 グランド・マスター達の下に位置する評議会を構成するガーディアン達

・ありとあらゆる系に存在し、人類の長老である彼らガーディアン達は、二度とあのような宇宙規模の破壊行為が生じるのを防ぐことと、暗黙の勢力から守ることに献身するようになった。グランド・マスター達の下に位置する評議会を構成する彼らガーディアン達は、多宇宙の構造の『外側』に、つまり時空を超越した完全に非物質的な次元の最上階域に存在し機能している。彼らは霊的存在であり、時としてその在住場所に光の存在として出現することがある。私達の故郷がどのような宇宙界であろうとも、彼らは、この世のものでない在住場所から私達人間世界が適切に機能し進化するよう導いてくれている。

 

・このように数十万年前の昔に私達の多宇宙の遠い所でさまざまな人間世界系の諸問題を管理するために大連盟が誕生した。第11部門もそうして誕生し、その中核であるサイキアン諸世界が大連盟の中心部門となった。その統治惑星をザンシウスという、連盟の33部門を構成しているのは総計5千の主な世界センター惑星だが、それに加えて手付かずで未開発の惑星がその数の百倍はある。

 一部門として参加しているのが銀河系連合で、その代表はアシュター司令部だが、もしかしたら連盟加盟につながるかも知れないので、惑星地球の進化に関心を払っている。)」

 

 太古の昔、『光の勢力』と『暗黒の勢力』との間に宇宙大戦争が起こった>

・時たま、『暗黒の主』が肉体を持って具現化することもある。(たとえば、かって『ダーズ・ヴェイダー』がそうだ。この宇宙人は実在していたのだ!)『暗黒の勢力』の『帝国同盟』UFO飛行士は、地球任務では大体三角形をしたコウモリ型の偵察機や戦闘機を使う。昼間は鈍い黒色で、夜間は消防車みたいな赤色に輝き、いみじくも『悪魔機』という名で呼ばれている。『暗黒の勢力』は残忍な破壊行為を行ったり、人間に危害を与えたり、誘拐したり、動物をばらばらに切断したりするので悪名が高い。

 

・まず、『連盟』とその始まりについて全般的な説明を簡単にしましょう。太古の昔、『光の勢力』と『暗黒の勢力』との間に宇宙大戦争が起こった。その結果、巨大なエネルギーが放たれ、私達の多宇宙の何百万という多数の世界が破棄されてしまった。

 

・全領域の構造自体も粉砕され、多数の次元へと細分化されてしまい、新たに形成された亀裂線が恒久的な障壁となってしまったのだ。即時とも言える宇宙旅行とコミュニケーションが以前は自然に行えたのだが、それももはや不可能となってしまった。

 

・この戦争からの復興は遅々として進まず、部分的にしか行えなかった。だが、例に違わず、生命は勝った。生き残った幾つかの世界は、人類も異星人も同様に新規蒔き直しを図った。救出された生き残りから、そのままのところまで復興した世界もあれば、完全にゼロの状態から原始的状態での再出発というところまで行った世界もある。

 

・そして何千年もの時間が経過し、戦争の影響を受けた諸世界の大半は、程度こそ違え、文明が繁栄するようになった。その大方は、たとえ、小規模であるにしてもまた宇宙を航行するようになった。貿易や交流が惑星間や星系間で始まった。地域間のリンクができている所もすでにあり、地域間同盟も出来上がっている。

 

・そうした地域のひとつが諸世界サイキアン連盟だった。この連盟は率先して大複合体の発展にも着手し独立した一部門を構成するようになった。これが後に連盟11部門に指定されることになる。それはまさにこの地域に33の広大な部門を持つ(正式名称を自由諸世界次元間連盟という)大連盟が最終的に形成されたからだ。これは、(光の勢力を支援する)ガーディアン評議会に派遣された宇宙派遣者達の提案と指導によってなされたことなのだ。

  

悪の帝国(正式名は『正義を任ずる諸世界帝国同盟』の本拠地は大熊座にあり、ドラコニスを主要作戦センター

・『暗黒の勢力』は、自分たちの基地はオリオン大星雲にある、と私達に思いこませようとするが、彼らは、単にそこからやって来たにすぎない『落ちた者』で、依然として周辺にまつわりついているだけなのだ。実際は、オリオン座は『光の主達』の故郷であり、『銀河系委員会』の故郷でもあるのだ。そして、アルクトゥルスを中継基地として使っている。

 

私達が、いる宇宙領域において、『暗黒の勢力』と彼らが支配する悪の帝国(正式名は『正義を任ずる諸世界帝国同盟』の本拠地は大熊座にあり、ドラコニスを主要作戦センターとしている。私達の太陽系においては、冥王星を中継基地に使い、地球から見えない方の月面を地球への侵入基地に使っているが、両基地とも昔から存在している協定に違反している。地球ミッションの人員は『連盟』にしろ『帝国同盟』にしろ、比較的少なく、その役割も大半が「監視活動と互恵的平和維持活動」に限定されている。

 

・MIBすなわち『黒服の男達』は、嫌がらせや威嚇、テロや殺人を専門とする『暗黒の勢力』の手先だ。報酬を得ていたり強制されていたり、あるいはその両方の場合もある。

 手先となった人間が政府に雇われた人間傀儡か、あるいは洗脳されたバイオニック操作されている消耗品同様の人間ゾンビか、そのどちらかであろう。時には異星から来たまったくのロボットのこともある。(実在している人間の短命複製クローンである)の生霊のことも多い。さらには『ポルターガイスト』の悪霊やホログラフィーによる投影像のこともある。仕事の内容次第で何にでもなる。

 

・彼らMIBは、地球在住の主人たちに取り仕切られており、いろいろな基地(通常の地球基地は南極大陸のエレブス山中にあり、太陽系内の基地は地球から見えない月面やいろいろなアステロイド冥王星)にあるから調整・統合を図られ活動についての指示は『反対勢力』の宇宙艦隊の知性に仰ぎ、背後では地球のような次元に住む『暗黒の主達』に支配されている。

  

自由な世界次元間連盟

・地球人類の起源は、プレイアデスの散らばった系に由来する。地球人類が地球に移住してきたのは『多数の千年期』の昔である。それ以来私達の『後に残された』人間の祖先たちは、銀河系と他の次元領域の至る所に広がった。

 

さまざまな次元に存在する何千という星系からなる彼らの緩やかな『共通利害団体』は、『自由な世界次元間連盟』と呼ばれ、多次元宇宙の33の広大な領域に及んでいる

 

シリウスは、私達に向けた「連盟」の送信センターとして使われている。私達を高め、迫りくる宇宙的なコンタクトと、その結果として起こる変貌に対して、この世界を準備させるためなのだ。何千年にもわたってシリウス人は地球人とコンタクトしてきたが、その際、彼らとその仲間は『ホルスの目』という印(三角形の中に目を配したデザイン)を用いてきた。

 

・『暗黒の勢力』とその地球の『光明派』の召使達は、シリウスのセンターから来た『善玉』になりすましている。これは地球人を混乱させ利用せんがためで、本来のシリウスからの送信内容を歪めたものに変え、自分たちの悪の教えを植えつけようとしているのだ。そのために、シリウスの『ホルスの目』のデザインの印も使っている。『暗黒の勢力』に支配されているのはメン・イン・ブラック(MIB)たち、すなわち、あの恐ろしい『黒服の男達』は、一つの目ないし一条の稲妻を中に配した例の古典的な三角形を自分たちが使用する黒塗りのキャデラックのドアにつけている。

 

 金髪碧眼のクェンティン

・彼の話では私が見た円盤は地球と違う次元のもので、母船を伴いバミューダ三角海域のようないわゆる『窓の領域』を通って地球に来たのだという。円盤は意のままに物質化・非物質化できるという。

 

・クェンティンは、背が高く、年齢は30代と思える。髪の毛はブロンドで、射るような青い目をしており、レジャースーツを着て、対変奇妙なお守りを身に着け、今までに誰からも感じたことのないような不思議な魅力を醸し出していた。

 

・それから数分して、投げ出されたところは、惑星地球から何千キロも離れた深宇宙の中だった。(後で分かったのだが、円盤はゴビ砂漠の『シャンバラ』の移行窓をわざと使い、素早く深宇宙へと移動したのだ。)近くには大きな円盤型母船がいる。その母船に非常に奇妙な方法で乗船した。私を乗せた円盤は、すっかりと言っていいほど非物質化してから、母船の胴体を通過したのだ。母船内の七つの円盤駐機区画の一つに入ると、今度は物質化して以前の状態に完全に戻った。

 

・今乗っているのは連盟登録の宇宙研究室船で、長さは約2.4キロ、中規模の宇宙船です。本当に大規模な宇宙船は、この十倍から20倍はあります。超大型の大きさは言うとびっくりするでしょうから、言うのは遠慮しておきましょう。

  

都市の大きさはあるクリスタル宇宙船

・そうこうするに、白く輝くものが頭上に出現し、急速にその輝きを増していく。間もなく、明るく輝くオーロラがずっと強烈にきらきら輝く光に消されてしまった。巨大な形のものが降下して、視界に入ってくる。都市の大きさはある。だが、途方もないほど大きなボワーッとした塊のクリスタル・シャンデリアのようで、まるでクリスマスの飾り物みたいに様々な色の光を閃かせたり点滅させたりしている。

 「何・・・ 何だ それは?・・・・」

 私は吃ってしまった。天から現われたものが私達の視野一杯に広がるのに完全に飲まれてしまっていた。私達から2、3キロ離れたところだ。

 

・「感動するのも当然だ。このクリスタル宇宙船は現在『地上の平和』号と命名されていて、あなたがたの太陽系の惑星間ヒエラルキーの最高の旗艦なのだ

 

 

 

 

(2021/9/18)

 

 

 

『河童』

怪異の民俗学  3 

小松和彦  責任編集   河出書房新社 2000/8/1

 

 

 

千葉徳爾 座敷童子

私が主として説明を試みたのは、この信仰の基くところと、何故この地方のみに濃厚な伝承を留めているかである。この点については、最上孝敬氏の論考「家の盛衰」に啓発されるところが多かった

 ザシキワラシの伝承に付随して研究されるべき多くの興味ある話題については、単にその方向のみを注意することにとどめ、更に稿を改めて論じたいと思う。

(注) たとえば隠れ里に行ってもらって来た品物が、富の根源となるという話などがその一つである。

 

・こういっては失礼であるが、この研究を最も熱意をもって進められた佐々木氏などは、事例を追加しようとするあまりに、今から考えるとザシキワラシの本質から遠いものまで、資料として集積報告しておられたところがあるように見受けられる

 ザシキワラシの数多い呼びかた、ザシキボッコ、クラワラシ、クラボッコ、ノタバリコ、ウスツキコなどが、すべて童児を意味することから、それが童形のものと考えられていたことが確かである。また、これが居ると家が豊かで、それが居なくなると家が衰えるということも欠くことのできぬ性格である。憑物とちがって、一定の家系に永久的に附属しないこと、その家屋に居ていたずらなどはしても、決して「たたり」といった種類の行為をしないことなども注意してよい。

 以上の要素をそなえず、単に屋内に住む精霊(ホソテ、ナガテと呼ばれるもの)、そうしたものが示す

 

姿の有無に拘わらず、座敷に寝る者を安眠させず、枕返しをし、床の中に入り、押しつけ、押出すなどは、およそこの地方でザシキワラシの特性のように伝われている。寝ているときに、このような感覚を受ける場合は、他の地方では「もの」に憑かれる時に語られており、それには生理的原因があるらしい。例えば就床前に胃が満ちていたり、調子のよくないときがそれである。しかし、このような理由以外に、既に忘れられた潜在意識も作用しているのではあるまいか。

 

・ザシキワラシが童形にしてその存在が家の富貴繁昌をもたらす精霊とすれば、名は異なっても日本のフォクロアに類例の求められない存在ではない。「紫波郡昔話集」にのせられた福の神ヨゲナイなどが、最も近い場所の一例といえる。

 

 昔、南昌山(岩手県紫波郡煙山村)に門松迎えに行くと、笊淵に鴨が一羽浮いていた。門松を投げつけると鴨も門松も沈んでしまう。すると淵からアネサマが出て来て門松の礼を云い、自分の家にまねく。そして家で門松の礼に何か与えると云うから、ヨゲナイを欲しいといえと教えてくれる。行くと立派な座敷でもてなされ、ヨゲナイというみたくないカブクレワラシをもらう。それを家のでこに隠しておくと、よくかせいでくれるので、キシネビツに米があふれ、財布の銭がいつもあるようになった。夫が朝晩にでこに入って、にかっと笑って出てくるのをみた女房が、でこに入ってさがすと、みたくないワラシが居ったので箒で追出したところ、家は前のように貧しくなってしまった。

 

竜宮もしくは水神のおくりものとしての竜子ならば、天竜川の流域にも数多い話が伝えられている静岡県引佐郡鎮玉村のクルメキ淵から出て来た童児は、竜宮小僧といわれて、村の家々の田植の手伝いをしたり、夏のにわか雨にはすぐ出て来て干しものを片づけてくれた。長野県下伊那郡大下条村川田では、大家という家の後にある一坪ほどの井戸のような池から、カハランベが出て来て、田植の手伝いをしたり、膳椀鋤鍬の類を貸してくれたり、進んでは竈の火をも焚いてくれた。愛知県北設樂郡富山村市原の田辺家でも、屋敷の下の青淵について同じような話が伝えられる。ここから出て来た小僧は来客の時には必ずアメノウオを二尾ずつとってくれた。農業の手伝もしてくれるし、平日は竈の上もしくは釜の蓋の上に居て食事をしたとも伝え、その食事につかった御器は、欠けているが今も尚残っている。欠けた一方はこの家の親類の豊根村下黒川の荒川家にあるが、ここではこれを河童が竜宮から持って来てくれたのだといっている点は注意してよい。同郡振草村小林の大谷池という家もスミドン淵という淵に臨み、ここから出たカハランベが田植の手伝いをし、また膳椀の入用なときは貸してくれた。

 

・しかし、竜宮から来た子供の話が関東にもなかったわけではない。栃木県佐野市には俵藤太秀郷が竜宮からもらって来た童子、竜太、竜次の二人の子孫という家があり、水の神の使者だから水に手足をひたしても冷くないといって紙すきを家業としていた。そして家伝のひび薬を売っていたというのは、後にふれる河童相伝の医薬と考え合せるべきことなのである。

 

一般にザシキワラシが居るとか、家が衰えてワラシが他の家に移ったということはよくいうことであるが、元来これがどこからやって来たかを説くものは少ない岩手県では上閉囲軍大槌町に、猿が山から下りて来て家の守神となった話があるが、これをザシキワラシと呼んでいるか否かは明らかではない。土淵村の阿部家のザシキワラシはフチサルというものだといわれるが、淵猿は河童の一名である。

 

・猿ガ石川に沿う多くの旧家で、家の子供が淵の主のたたりで育たぬとか、河童が娘のところに通って来て河童の子が生まれたとかを伝えるのは、やはり家と水の神との縁を語る神話の零落した姿であろう。橋野川、閉伊川に沿っても、家の娘が淵の主の妻になったという話は二、三に止まらない。有名なのは茂市村腹帯のハラタイ淵の主で、すでに三つの家がこの淵の代々の主と婚姻を結んだと伝えている。例えば釜石の板沢家では、娘がこの淵の主に嫁入りして、毎年一度帰って来るといい、その日玄関に水をたたえたたらいを置き、新しい草履をそろえておくと、翌朝必らず草履が濡れているのを、娘の帰ったしるしとしていた。更に上流の川井村でも、長者の娘が淵の中で機を織っているのを、その家の奉公人が落とした斧をとりに入って発見した話がある。この類話は小本川の流に沿っても岩泉町に語られており、それぞれ昔話のモティーフが、土地の旧家の淵や泉に臨むものと結びついて根をおろしたものである。

 

馬淵川にそっては、河童(メドツ)が旧家の事跡に関して淵ごとといってよいほどに語られている。或は馬を引き込もうとして捕えられ、詫証文や薬を残し、或は角力をとるなど、さまざまのいたずらをする点はザシキワラシとも似ている。やはり淵ごとに特定の家がその神を奉じて住んでいたためではなかろうか。

 

・腹帯淵にはまた、水神の文使いの話も結びついているが、同じ形は遠野郷の物見山の沼についても伝えられている。遠野の町の池ノ端という屋号の孫四郎という人、物見山の沼の主から大阪の姉神のところまで手紙をたのまれて往復し、その礼に使っても尽きぬ銭百文と、米一粒を1日に入れて一回転すれば、金の粒一つを挽出す臼とをもらった。そして長者になったが、その妻が「おれもホマツをすべえ」と思って、沢山の米を入れてがらがらと挽き廻したために、神棚から臼がころび落ちて庭の水溜りに入って消え失せてしまった。この臼が転び入った池は、明治23年の遠野大火の時に埋ってしまったというが、池ノ端の屋号はこのためにできたものであろう。「老媼夜譚」には同じモティーフの話が沼宮内にあったこととして黄金を生む子犬の形で語られており、気仙郡、胆沢郡でも黄金を挽出す臼の同じモティーフで採集され、この地方にひろく分布しているらしい。

 

・竜宮に門松や薪を奉ってその礼に小童をもらって家が栄えたというモティーフと、水の神の手紙をもって往復した礼として黄金の挽臼や尽きぬ銭をもらって富んだという語りかたとの関係をたずねる上に、参考となるのは、吉里吉里浜の善平長者の話である。

 

・ただこの一例ならばあった話が消え失せたとも考えられるが、私がこれまでに知り得た限りでは、北上地方の代表的豪家と考えられる地頭の家には、ザシキワラシが居た、または居るという家が極めて少ない。

 

・土淵村山口の孫左衛門長者はザシキワラシをもっていたが、その没落に先立ってワラシは泣きながら気仙郡日頃市村の稲子沢の長者のところに移った。

 

・このことは、遠野地方でも、九戸郡でも、ザシキワラシは旧家でしかも繁昌する家に出るもので、成上りの家にはどんなに豪家でも出ないのだといっていることが、単なる噂でなく、かなり根拠のある伝承であることを示すのである。

 

・当時、村の物持は村会議員か区長のような職をもつのが普通だったと思われるが、約80のうち17ばかりがそうした公職をもつだけだから、他の約60は財産がそれほどない家とみられる。つまり、ザシキワラシの居る家の富の程度は県内指折りというほど大きくなく、せいぜい近郷の物持として評判される程の家にすぎない。

 近世中期以後に急激に富を増加した豪家は、いろいろの事情から、ザシキワラシを水の神から与えられるような神に愛される性格をそなえているとはみなされぬことが多かった。江刺郡、胆沢郡地方でもモゲンといわれるのは一代分限であるが、呪詛や法術といった正道ならぬもので富を積んだ家のことで、かなり多くきく話である。モゲンは関西で無間筋といい、無間の鐘をついて得たゆえに、来世は地獄におちると評判される。北上地方の富豪の多くが関西出身の商人で、その蓄財法もかなり冷酷な手段のあったことが、このような噂の発生の源になっているのであろう。

 

・前に述べた上閉伊郡土淵村山口の孫左衛門長者は没落の前に狐を飼って富を得ようとした話をもつ。九戸郡山形村の豪家清水家でも盛岡から迎えた嫁が持参したという狐の像をまつり、毎月八日をマメシトギをあげていた。狐が富を与えてくれるという信仰はこの地方では比較的新らしく入ってきた文化らしく、特に小さいイヅナという狐を使って他人の秘密を知り、または貨財をひそかに盗むといった方法で、一代に分限となるという話は北上山地北部、八戸、鹿角などにひろがっている。二、三の昔話集にみられる盗人人形の話も、越中地方のヒンナ神と同じく、イヅナ系統の憑物による富の形成を意味している。従ってザシキワラシは富豪の成立には結びつかず、その衰亡にあたって出現するに止まることが多くなった。

 

・「奥州のザシキワラシの話」で、さまざまの要素の混在する伝承を一括して居られた佐々木氏は、大正十三年の「人類学雑誌」の上告では、主としてザシキワラシが女性であるものに注意されたが、昭和4年の「東北文化研究」には河童との類似に関心を向けて居られた。氏の20年の成果からのこの方向は、私の、ザシキワラシが海神小童信仰の残留であろうという推定を裏づけるものと考える。

 

・このことは、ザシキワラシの伝承が完形のモティーフとしてその出自までを説くものとすれば、北上川平地や気仙地方ではそれが脱落していることを示したものといえる。また北上山地北部で、伝承例数が絶対的に乏しいことは、やはり統計的に意味あることとして注目される。

 

・再びいうなら、ザシキワラシの出自を説く例が、一例を除いてはことごとく水中から来たといい、その分布は最も古い生活様式が残存した猿ガ石川、小本川にそう地域である。

 

収納論文解題  丸山泰明

折口信夫「河童の話」1929年

・折口自身によれば、「河童が、海の彼岸から来る尊い水の神の信仰に、土地々々の水の精霊の要素を交えて来たこと」を論じたものである。しかし、本文を見てみるとその内容はそれだけにとどまらず、河童のさまざまな属性に言及している。さらに折口特有の論証抜きの解釈と想像が繰り広げられており、安易な要約を許さない論考である。おそらく、折口の文章を直線的にまとめてしまえば、その魅力は半減してしまうだろう。根拠がないからこそ豊かな想像力が発揮されるのであり、それにより生み出される発想から学ぶことも多いのではないだろうか。

 

柳田國男「河童の話」 1954年

・柳田は妖怪の発生を、かつて神とされていた存在が人々の信仰の衰退により零落したものだと考えていた。河童についても例にもれず、河童の諸特性に着目しながらも、水の神が零落したものが河童であると主張している。現在では、妖怪は信仰の衰退により零落した神であるとする仮説はすでに多くの人々によって批判されているが、柳田の説いた「河童=水神零落説」はその後の民俗学における河童研究を方向づけていくことになった。

 

千葉徳爾「座敷童子」1952年

・本論文では、家に住みついて富をもたらし悪戯をする、いわゆるザシキワラシにとどまらず、河童をはじめとしてウントクやヒョウトク・ヨゲナイ・ハナタレ小僧などの童形の神もしくは妖怪、さらにはイヅナ狐やモゲンなどの、家を富み栄えさせるさまざまな存在について論じられている。

 千葉はザシキワラシを「海神小童信仰の残留」と推定し、社会の生産段階・経済団塊から河童から小童への変化を説明している。すなわち、自給中心の経済社会では、人の労働力が最も重要な資本であり、よく働くことが家を繁昌させる要因であり、交換価値のみで使用価値の乏しい黄金は遠い空想に過ぎなかった。このような社会の農業段階では水利を得ることが重要であり、水の神の恩賜が家の歴史に結びつけられ、富貴の原因として河童が語られる。しかし、交通路が開かれると商品作物や手工業が流入し、ザシキワラシも河童に近い姿から色白く愛らしい小童の姿に美化され、水の神との関係が忘れられていったとしている。

 

・実際に河童からザシキワラシへと変わったかは検討を要するが、富貴譚のモチーフを生産段階・経済段階の変化と関連づけているのは興味深い。なお、千葉には本論文の他に、河童が農作業を手伝う話を分析した「田仕事と河童」(1958年)がある。

 

野村純一「河童が火を乞う昔話」 1968年

・河童が火を乞う昔話を入口にして、水の精霊である河童と火のかかわりを考察した論考である。なぜ水の精霊である河童が人間に火種を貰いに来るのかという問いを野村は立てる。そして対照的に見える水と火の関係を、柳田國男の『山島民譚集』や他の伝説集の記述をひきながら考察し、「水をよく管掌するものにして、はじめて火をも管理する資格がある」とする論理が流れているのではないかと推測する。

 

・ところで、野村が河童が火を乞う昔話として引用しているふたつの話は、両方とも尻を求めてきた河童に火を与えて追い払った話であり、野村がいうように河童が火種を求めて人間に近寄ってきた話ではない。また、河童が火を嫌うことも不知火や出火の原因であることも一緒にして河童と火のかかわりについて論じようとしており、これらの点で野村の議論は錯綜しているといわざるを得ない。しかし、だからといって河童と火のモチーフのかかわり自体を考察する意味がなくなったわけではないだろう。

 

神野善治「建築儀礼と人形――河童起原譚と大工の女人犠牲譚をめぐって――」1983年

・本論文は「大工と人形」にかかわる河童の人形起源譚と大工の女人犠牲譚の二種類の説話を比較することにより、建築儀礼における人形の役割を考察したものである。寺社の建築に際して大工が人形を作り仕事を手伝わせ、仕事が終わったあと川や海に捨てられた人形が河童になったという説話の発生を、かつて大工が人形を作り祀った建築儀礼のなごりではないかと推測し、さらに棟上げのときに祀る人形と、その由来譚としての建築に際して女性が犠牲になった説話の構造の中で同等の位置をしめていることから、両方の説話の背景に大工が建築儀礼として人形を作ったことがあるのではないかと想像している

 本論文は、河童を主題にして考察した論考というわけではなく、建築儀礼における人形についての論文である。しかし、それまでの「河童=水神零落説」とは異なる河童の人形起源譚に注目したという点で画期的な論文であり、その後の河童研究に大きな影響を与えることになる。

 

川田牧人「妖怪の交響楽――奄美加計呂麻島における妖怪譚の構造分析試論――」1987年

河童と似たような外見的・能力的特徴をもつ奄美地方の妖怪「ケンムン」を分析したものである。それまでになされた先行研究が、ケンムンと河童の相同性を見出しケンムンを山の神の系譜だとしているのに対し、川田はケンムン譚を奄美の民俗社会・文化の中に位置づけることにより、その論理構造をとらえることをこころみている。奄美加計呂麻島において、生業や年中行事のサイクルなどの人間の生活・神観念・動物観の三者はそれぞれ、海-山・畏憚-招迎・恩益-害悪という対の構造があり、これらが組み合うことによって3次元の二項対立構造を形成している。そして個々のケンムン譚を集積することにより得られるケンムンの全体像は、この3次元の二項対立構造を一身に体現しているとされる。

 

若尾五雄「河童の荒魂」1972~1975年

・河童の属性のひとつである「尻子玉を抜かれる」ことを水死した状態であるとし、水死するような川の淵は渦を巻いていることから、渦巻きは河童の荒魂であり、河童は渦巻きの和魂であるとしている。そして渦巻きは水流が交叉して回転することから「河童は<交>である」というテーゼを引き出し、河童のあらゆる属性をこのテーゼにしたがって読み解く。のちの河童研究において議論されることになる河童と建築・土木事業との関係や、「河原者」との関係についてふれている部分もあり、この点では先駆的だったといえる。

 

小松和彦「河童――イメージの形成――」1987年

現在のような河童のイメージが近世に形成された歴史的過程について考察している論文である。後の研究にとって重要なのは、農民とは異なる生業を営み、賤視・差別されていた「川の民」「非人」「河原者」の役割に着目したことであろう。大工が仕事を手伝わせるために作った人形を川に捨てたところ河童になったという河童の人形起原譚と、近世の資料である「小林新助芝居公事扣」の記述にある「非人」の起原譚が非常に似ていること、「川の民」「河原者」に対する当時のゆがんだイメージに関連する諸属性が河童にも見られる。これらのことから、賤視された人々のイメージが核となり、カワウソやスッポン・猿などの動物のイメージが付与されて、河童のイメージが形成されたのではないかと推測している。

 

神野善治「木子としての傀儡子」1991年

神野による先の「建築儀礼と人形」と同様、河童を主題として考察した論文ではなく、木の人形である「傀儡」について論じたものである。全体の構成としては全国各地の人形芸能を紹介しながら傀儡について考察し、その一部として河童の人形起原譚についてふれている。

 奈良時代末には、人形は「ひとがた」と呼ばれ一般的に進行儀礼に用いられて、それには木製の人形も含まれていた。それにもかかわらず「木の人形」が「クグツ」と呼ばれて区別されていることに注目し、「クグツ」とは生きた人間のように動く「木の人形」のことであり、やがて人形遣いも「クグツ」と呼ばれるようになったのではないかとしている。さらに「木の人形」を操る人形遣いは特殊な能力をもっており、息を吹き込んで魂を与えることができると考えられていたのではないかと推定している。

 その上で河童について論じられており、河童起原譚と河原者起原譚が同型であることが認められ、これらの説話が源を同じくするものである可能性を認めるにしても、だからといって小松が主張するような「河原者」の実像が河童のイメージの根源になったとする三段論法は誤りではないかと批判している。

 

中村禎里「河童の誕生その他」1991~92年

・古代において信仰され、また畏怖の対象にもなった「わに」の系譜に河童を位置づけて、歴史的な資料にもとづき、その変遷を考察している。論述は多岐にわたるが、大筋において「零落」もしくは「衰退」のあとをたどっている論文だといえるだろう。

 

小馬徹「河童相撲考――『歴史民俗資科学』のエチュード――」1996年

・それまでの河童人形起原譚に批判的検討を加えた上で、小馬は河童が相撲を好む属性を考察する。古代において陸墓を増築し埴輪を製作した土師氏が始祖神とするノミノスクネは日本神話において初めて相撲をとった神でもあることそして渋江氏が祖先とする橘島田麻呂(島田丸)が春日神社を造営した際に内匠頭某に人形を使役させ、造営ののちに人形を川に捨てたところ河童になったことから、渋江氏がノミノスクネ神話をもとにして島田麻呂神話をつくり、そのために河童が相撲を好むとされたのではないかと論じている。

 

毛利龍一「河童をヒヤウスベと謂うこと」1914年

・著者は、河童の主である渋江氏を祀る佐賀県の潮見神社の神職であり、神社にまつわる河童の話が報告されている。

 

小池直太郎「河童資料断片」1927年

・その内容は長野県を中心として集めた河童に関する話の聞き書きである。

 

中田千畝「河童の妙薬」1928年

・河童に膏薬や傷薬などの病気の薬・骨接ぎの方法を教えてもらったという話は実に多い。本報告において、中田が埼玉県の熊谷で実際に聞いた河童から傷薬を教えてもらった話を記述し、さらに筑前博多の接骨医の話三篇を紹介している。また、文末には河童に関する江戸時代からの文献があげられている。

 

金久正「ケンモン(奄美大島)」  1943年

・河童に似た妖怪である奄美大島のケンモンの属性と体験談の報告である。

 

丸山学「肥後葦北のヤマワロ」1950年

・本報告は、丸山が昭和24年12月から翌25年1月にかけて、当時の熊本県葦北郡佐敷町湯浦町・津奈木町での調査で得たものである。「一切私見を加えず、聞いたままを整理して記載」したものであり、ヤマワロのさまざまな属性が紹介されている。

 

楳垣実「河童考」1959年

・「川殿」の項にある<河童の異名は元来忌み言葉だった>という仮説にしたが、忌み言葉以前の河童の本名を全国各地の「河童」に該当する妖怪の呼び名から探ろうとしている。

 

・本書では民俗学において「河童」と名づけられていた妖怪が、実際にはさまざまな名称をもっていたことを示す資料として収録した。

 

矢口裕康「日向の河童伝承――伝承存在と意識――」1981年

・宮崎県域の昔話集・伝説集、および宮崎県諸塚村における河童の話を整理し、さらに矢口自身が調査で得た河童の話を報告している。そして収集・整理した資料を分析することによって、河童に対する意識は零落したと述べている。

 

河童     解説   小松和彦

「河童」とはなにか――近世に発見された「河童」

・「河童」は、数ある妖怪のなかでももっともよく知られた妖怪である。最初は恐怖を抱いていた人びとも、それが架空の生き物であったことがわかると、グロテスクでありながらひょうきんさを帯びた顔かたちに親しみを覚え、自分たちのさまざまな思いを託す手段にさえしてしまった、あの「河童」である。しかし、「河童」とは何者だったのか。改めて問い直すと、わたしたちはほとんど何も知らないことに気づくのではなかろうか。

「河童」は、川の淵や沼などの水辺に出没し、人間や家畜にさまざまな怪異をもたらすと信じられてきた「生き物」である。

 

・「河童」という語は現在では全国に知られる語である。だが、以前は地方によって呼称が異なっており、カッパは関東から東北にかけての地方の人びとの間に流布していた語であった。それがやがて共通語になり、さらに民俗学でもそれに従って学術用語として用いるようになったのである。

 民俗学者の報告に従って「河童」伝承を整理した石川純一郎によれば、河童の地域語(方言)は、おおざっぱにいえば、青森地方がミズチ系、関東から東北にかけての広い地域がカッパ系、長野・愛知地方がカワランベ系、佐渡能登半島がカワウソ系、奈良・和歌山地方がガタロー系、四国から広島・山口地方がエンコー系、九州の大分地方でドチ系、宮崎地方ではヒョウスベ系、熊本から鹿児島にかけての地方ではカワワラワ(ガワッパ)系、奄美地方ではケンモン系である。

 

・たしかに民俗学者たちは「河童」という総称の普及には貢献した。しかし、「河童」を発見し「河童」という総称を創り上げ、その研究に本格的に取り組んだのは、近世の江戸を中心とする知識人たちであった。とくに本草学者(博物学者)がとりわけ熱心に「河童」研究をおこなっていた。自分たちが作る事典に入れるべきかどうかが大問題だったからである。

 

・そこで、文献調査と聞き書き調査などをおこなって「河童」に関する情報を収集することになった。そして分析・考察を重ねた結果、たしかなことはまだわからないが、と断わりつつ、本草学者たちは、とりあえず「河童」が実在する動物らしいと考えたようである。そして、それは、中国の「水虎」と呼ばれる動物にほぼ相当するとした。つまり、簡単にいうと、中国名「水虎」、和名「河童」、地方による異名多し、というように分類・記述されたわけである。

 これから百年ほど後の江戸後期、日本の本草集成として記述された、小野蘭山の『本草綱目啓蒙』(1802年)には、その後情報がたくさん収集されたことを反映して、きわめて詳細な記述がなされている。

 

・江戸の知識人のあいだでは、「河童」は口頭伝承から文字表象と絵画表象になっていった。このような作業を通じて、わたしたちが思い浮かべることができる河童の性格とその姿かたちが、幕末までにほぼ完成をみたのであった。

 ところが、近代に入ると、「河童」は、画家や小説家などが描く想像世界のなかに活動の舞台を移していくことになるわけである。

 

「河童」の民俗学的研究

・ところで、近代になって、この「河童」を再び学問の対象として見出した人がいた。柳田國男である。柳田國男は『山島民譚集』(1914年)のなかで「河童駒引」と題する一章を設けて「河童」について論じた。もちろん、実在の動物かどうかを吟味するのではなく、伝説上の生き物、つまり幻想動物としてである。柳田は近世の文献を博捜しながらその諸特徴を分析し、その河童伝承の本質を明らかにしようとした。すなわち、柳田がおこなったのは、本草学者が集大成した河童の性格を、逆に「河童家伝の妙薬」「馬を水中に引く河童」「河童の詫び証文」「河童の異名」等々に腑分けしながら、柳田なりの解釈をおこなったことにある。いったい、いかなる理由で、近世に全国各地に、「河童」のような幻想動物が発生したのか。その謎を解こうとしたのだ。

 

・こうして、近代の河童研究が民俗学によって開始された。だが、柳田の弟子たちは、主に河童に関するデータを民俗社会から収集することに力を注いだ。本館にもそうした調査報告のいくつかを収録してみた。かれらが柳田が提出した「河童駒引」の解釈を妥当なものと受け止め、それを疑うことをせずに、むしろそれを補強するようなデータを集めようとした。報告者が解釈を加えることがあった場合でも、河童=水神零落説にそった解釈がほとんどであった。

 

・ところが、民俗学者が民俗社会から「河童」伝承を採集していたとき、

隣接の民族学の側から、柳田國男の「河童駒引」の研究に刺激され、いわば柳田の仮説すなわち水神零落説をユーラシア大陸の文化史に視野を拡げて探るという研究が現れた。

 

・ところで、「河童」信仰(民俗学では「俗信」)の原型としての「水神」信仰を想定し、「水神」信仰から、「河童」伝承を説明しようという、いささか迫力を欠いた民俗学的研究が多いなかでも、いくつか注目すべき研究が存在している。

 

「河童」研究の新しい展開

・1974年に「河童」の民俗誌的データのダイジェスト版集成ともいえる、石川純一郎の『河童の世界』が刊行されて以降、民俗学では、ときおり調査報告はあるものの、研究という言葉に値するような論文はほとんど現れなかった。

 

・こうした、いわば広い意味での河童ファンによる河童論の流行は、昨今の妖怪ブームや「闇」の文化史への関心の高まりと無縁ではない。もっとも、こうした河童論は示唆に富んだ大胆な仮説も随所に見られ、興味をそそるものがあるが、従来の河童研究を実証的な手続きをふんで更新するといったものではない。

 

・次の第二章で、「河童の行動」のパターンが検討される。すなわち、近世初期(17世紀)の第一段階の「河童」の特徴を、文献資料によりながら析出する。

(1) 人を手中に引き入れるという特徴をもつが、これは中世のヘビや近世同時代のスッポンなどの行為を反復しているにすぎないが、河童に生息地が川の淵・用水・堀などに特定される傾向があるという特徴をもつ。

(2) 河童は人だけでなく馬にも執着する。

(3) 人に捕らえられると謝罪するどころか祟るという性格をもつ。

(4) 河童が人に相撲を挑む現象、および人に憑く現象は、この時期に始まったらしい。

(5) この時期の河童の行動には、人への攻撃と人の反撃、河童の敗北と帰順といった民間伝承にみられる定型パターンはまだ現れていない。

(6) 人に捕らえられると謝罪と赦免、その返礼としての魚類の贈与、という特徴が現れる。

(7) この時期に、女性とセックスするという特徴も現れる

 

次いで、18世紀前半の第二段階での、以下の特徴が現れる。

(8) 河童が手を切られる。

(9) 手を返して貰う見返りに、手継ぎの秘伝を人に伝授する。

 

・そして第三章では、18世紀末からの第四段階の、中村が「先祖がえり」と評した新しい特徴が加わることになる。

(10) いくつかの地域で、これまではどちらかといえば忌避すべき水の精霊=妖怪であった河童が祭祀の対象になる。

(11) 九州地方では、山童との季節的変換つまり山と里の去来伝承がうまれる。

(12) さらにまた、この時期に、河童が海に出没するという伝承が現れるようになる。

(13) この結果、水神関連の伝承たとえば、「竜宮童子」系の昔話とも連絡するようになる。

 

 このような分析に従うならば、河童伝承は、近世に生まれ、その特徴を次第に増やし、その活動領域を拡張していったということになるだろう。

 

 

 

『関西弁で読む遠野物語

読んでいるっていうより聴いている感じ。ええ感じ。ええ感じの『遠野物語

柳田国男(著)  畑中章宏(著、翻訳)

エクスナレッジ  2020/4/1

 

 

 

岩手県遠野市出身の佐々木喜善(鏡石)から聞き書きした話

・『遠野物語』には、妖怪や亡霊が登場し、さまざまな怪異現象が記録されています。こうした現実離れした話の数々を、柳田は「目前の出来事」、「現在の事実」だと主張し、近代的知性や合理的思考では計り知れない世界を世に知らしめようとしました。「願わくは之を語りて平地人を戦慄せしめよ」という有名な言葉には、柳田の発見と驚きと反響への期待が示されているのです。

 

当ブログ註;本文修正

 

<地勢>

1話 遠野は大昔、湖だった ⁉

5話 山男山女を避けて回り道

・遠野郷から三陸海岸の田ノ浜、吉利吉里の方に超えるんやったら、昔から笛吹峠の山道があります。山口村から六角牛の方へ入っていくさかい、だいぶん近道やねんけど、最近この峠を越えようとしたら、山の中で必ず山男や山女に出くわしまんねん。

 そんなんやさかい、みんなが怖がってしもて、人通りがだんだん少なくなってきて、境木峠とゆう方にべつの道を開いてん。和山を馬次場にして、二里以上も回り道やのに、みんなこっちばっかし超えるようになってしもてます。

 

98話 石塔の多く立つところ

 

神の始 いちばんええ山もろたんは、何番目の姫神

<2話 姉神が寝ているすきに、妹が……>

 

【解説】

・遠野三山のそれぞれを、三人の姫神のだれが領有するか。母神の名は明らかにされてないが、さぞかし気高い神なのでしょう。

 早池峰山は山地の最高峰で「日本百名山」のひとつ。北麓の集落に伝わる「早池峰神楽」でもよく知られています。

 

カクラサマ 子どもと遊ぶのが大好きな里の神様

<72話 遊びを止めたら祟られる>

<73話 信仰されていない神>

74話 神名は地名に由来する

 

解説

・題目では大きなくくりで「星の神」として98話だけが取り上げられ、「カクラサマ」と「ゴンゲサマ」は、それ以外の星の神の話として分類されています。

 カクラサマの「カクラ」は漢字で、神楽・角羅・賀久羅・神楽・神座などと記され、遠野ではかつて堂宇の中に祀られていたようですが、信仰や祭祀の詳細はわからないようです。

 カクラサマは子ども好きの神様だとされます。子どもが神仏と遊ぶのをとがめたため祟りにあったという話は、『遠野物語拾遺』の51話や52話にもみられ、前者では馬頭観音、後者では阿修羅が登場します。

 

ゴンゲサマ   火伏の神様は、片方の耳がない

110話

・「ゴンゲサマ」ゆんは、神楽舞の組ごとに一つずつ備わってる、木でできたお像のことで、獅子頭によう似てるねんけどちょっと違てます。せやけど、なかなかご利益のあるものなんやていいます。

 

解説

・「ゴンゲサマ」は権現様のことで、「権現」というのは仏・菩薩が衆生を救うために仮(権)の姿をとって現れること、また現れた姿を言います。

 遠野を含めた南部領では、神意を獅子頭に移したものを権現様と呼びますが、柳田は獅子頭とは「よく似て少しく異なれり」と書いています。遠野の権現様は「火伏せ」に霊験があるとされていますが、各地では愛宕権現秋葉権現などの権現が火伏せの神として信仰されました。

遠野物語拾遺』にも新張八幡の権現が喧嘩して片耳を失う話があり、そこでは本編110話とはまた別の権現様が片耳を喰い切られています。柳田国男は『一目小僧その他』(1934)所収の論考などで、動物の片耳、片目片足などについて、かつての供儀との関連性を示唆しています。

 

オクナイサマ お祀りしたら幸せになる神様

14話 神様の顔に白粉を塗る風習

15話 神様は泥にまみれて田植えを手伝う

16話 コンセ様とオコサマ様

70話 木像や掛け軸でお祀りする

 

【解説】

・題目「家の神」にはコンセサマを取り上げた16話が収められ、さらに「オクナイサマ」、「オシラサマ」、「ザシキワラシ」が小項目として立っています。ここでは「オクナイサマ」に入る三篇と、「家の神」の16話を収めました。

 オクナイサマは「屋内様」や「御宮内様」と記される、まさに屋内の神です。「オコナイサマ」とも呼ばれ、次項のオシラサマと同様に、桑の木でつくり衣装をかぶせた木像のほか、掛け軸を信仰する場合があるようです。陰陽ひと組なところもオシラサマと似ていますが、田植えを手伝うことで人を幸せにするなど、農業神の性格が強いのかもしれません。

 なお16話のコンセサマは「金精様」、オコマサマは「お駒様」で、五穀豊穣や安産を祈願する性神と考えられます。

 

オシラサマ  結ばれた娘と馬は、死んで神様に祀られた

69話  桑の木をめぐる悲恋と信仰

 

【解説】

馬娘婚姻譚として知られ、桑の木に因むことから養蚕業にかかわると思われるオシラサマの話ですオシラサマ(オシラ様・おしら様・お白様)は。東北を中心に東日本の広い地域で信仰され、「オシンメ様」「オシンメイ様」(福島県)、「オコナイ様」(山形県)などとも呼ばれます。

 佐々木喜善の『聴耳草紙』にはこの69話の後日譚があり、天に飛んだ娘は両親の夢枕に立ち、蚕を桑の葉で飼うことを教え、絹糸を産ませて、それが養蚕の由来になったとあります。このようにオシラサマは養蚕の神として知られていますが、農業の神、馬の神などともされていて、地域により祈願の目的がさまざまなのです。

 

ザシキワラシ “気配”がしたら、金も地位も思いのまんま

17話 こどものすがたをした神さん

18話 幸福も連れて去っていく

 

【解説】

・ここには二種類のザシキワラシが登場します。ひとつめは、家の中のどこかに住みつき、物音や気配はするものの姿は見えません。しかし、この“神”がいると、金も地位も思いのままだと言います。ふたつめは二人の少女で、彼女たちが家を出て行くと、その家は没落してしまいます。二種類とも富貴を左右する“小さな神”として描かれているのです。

 なお、東北地方に伝わるザシキワラシの性格としては、枕返しをはじめとしたいたずらが強調される場合もあります。また、遊んでいる子どもたちの数をかぞえると、実際の人数より一人多く、それがザシキワラシだといわれます。

 佐々木喜善岩手県内で、「ザシキワラシと河童は同じものだ」という証言を採集し、喜善と親交のあった宮沢賢治も、童話『ざしき童子のはなし』(1926年)を執筆しました。

 

山の神 真っ赤な顔で輝く目をした大男の不思議

89話  鉢合わせに、山神も吃驚

・和野の何某っちゅう若もんが柏崎に用事があって、夕方にお堂のあたりを通ったら、愛宕山の上から、えらい背ぇの高いやつが降りてきよったそうです。

「どこのどいつや」て、林の木超しに見えるそいつの顔目がけて近寄ったら、道の角でばったち出くわしてもてん。そしたら思いもせんかったせいやろ、むこうのほうが滅茶苦茶吃驚しておる。そのこっちを見た顔はえらい赤うて、眼もぎらぎらして、ほんまにたまげた顔や。

 何某は、それが「山の神」やてわかったもんやさかい、後も見んと、柏崎の村まで走り着いたんやて。

 

<91話 鳥御前の災難>

93話 山中で子どもの死を告げられる

<107話 「河ぷちの家」の娘>

・上郷村」を流れてる早瀬川の岸に、「河ぷちのうち」て呼ばれている家があります。この家の若い娘が、ある日河原に出て石拾っとったら、見たこともない男が来て、木の葉となんかをくれよった。背が高うて、顔の赤い男やった。

 その日からこの娘は、占いの術使えるようになってんけど、「そのけったいな男は山の神で、娘は山の神の子になったんや」て言われています。

 

108話 人心を読む術を授けられる

 

【解説】

・89話の原注に、遠野で多くの山神塔が立っている場所は、「かつて山神に逢いまたは山神の祟りを受けたる場所にて神をなだむるために建てたる石なり」(原文)とあるように、『遠野物語』に登場する山の神は、山や森や木に宿る精霊的な存在ではないようです。リアルな身体を備えて、人に似てはいるものの、人とは違う能力をもつ「異人」というべき存在なのでしょう。

 山の神のなかには108話のように特殊な能力を身に着けたものもいますが、山で修行する修験者を山の神に見立てたのかもしれません。山中で暮らすこうした異人・山人を、柳田は民俗研究の最初期には重要な課題にしていました。なお題目で「小正月の行事」と重複している102話はそちらに収めました。

 

<神女 言うとおりにしたら財を得、約束を破ると……

27話 黄金があふれ出す石臼

54話 秘密を守る約束のお返し

 

【解説】

約束を果たしたおかげで財産を手にする報恩・致富譚二篇で、富をもたらしたのはいずれも神秘的な女性です。27話では川渕にいた女が、昔の知り合いと出会います。柳田はこうした不可思議な女性をめぐる話を「神女」という題目に収めたのでした。

 27話の原注に

この話に似たる物語西洋にもあり、遇合にや」(原文)とありますが、イギリスには黄金を生む卵の話、また世界の各地に託された手紙を書き換える話が伝わっています。

 なお27話に登場する「池の端」の家、池端家は現在も継がれていて、敷地内に石臼大明神が祀られています。

 

天狗 山の中で出くわしたら、ただでは帰れぬ

29話 天狗が住む山に登る賭け

62話 鉄砲打ちの奇妙な体験

90話 力自慢のゆえの惨劇

・松崎村に「天狗森」ゆう山があります。

 その山の麓の桑畑で、村の若もんでなんちゃらゆうやつが仕事をしていたらえらい眠とうなってきたんやそうです。ほんで、畠の畔に腰掛けてちょっとのあいだ居眠りしようと思てたら、顔が真っ赤で、めちゃくちゃな大男が現れよってん。

 

【解説】

・遠野には鶏頭山や天ヶ森など、天狗が住むと恐れられた山がありました。遠野の人々は故人や、知人が天狗に遭遇した体験談から天狗の実在を固く強く信じていたのです。

 日本の天狗には修験道の修行者=山伏の姿が色濃く投影しています。かつての人々は天狗の姿を、赤ら顔で鼻が高く、眼光鋭く、鳥のような嘴を持つ、あるいは山伏姿で羽根をつけ、羽団扇を持っていて自由に空を飛ぶといった姿をイメージしていました。

 人が突然いなくなる「神隠し」でも、天狗にさらわれたという事例が近世以後は多くなります。国学者平田篤胤は『仙境異聞』で、天狗にさらわれた仙童寅吉が、空中を飛んだり、異世界を見てきたりした経験を記録しました。

 

山男 娘をさらったり、焼け石を食わされたりする異人

6話 さらわれた糠前長者の愛娘

<7話 子どもをどこかに連れ去る怪物>

<9話 笛の名人が聞いた声>

<28話 餅だと信じて坊主が食べたのは>

<30話 高いびきをかく大男>

31話 女の子が狙われやすい

遠野の里に住んでる子どもが、異人にさらわれて行ってしまうのは毎年しょっちゅうなことでした。子どものなかでも女の子のほうが、ようけさらわれたんやそうです。

 

92話 風呂敷を背負って、急ぎ足で

 

【解説】

・この題目に収められている話の多くは、子どもや女性が突然行方不明になる「神隠し」と呼ばれる現象です。かつては神隠しがあると鉦や太鼓を叩いて名前を呼び、捜し歩いたものだと言います。

 その原因は、天狗や狐、鬼や隠し神などに隠されたものと信じられてきましたが、遠野では山男にさらわれることが多かったようです。神隠しには永遠に帰らない場合と山中で発見される場合があり、古来、異界と交渉する手段のひとつだと思われてきました。

 28話で描かれた「白髪水」は、北上川流域を繰り返し襲ってきた氾濫災害伝承としてよく知られるものです。なお題目「地勢」と重複する五話はそちらに収めました。

 

山女 長い髪を垂らした美女の正体は

<3話  証拠に切った黒髪>

<4話  粗末な着物で赤子を背負う>

34話 小屋をのぞく謎の女

<35話 空を走るように駆ける女>

<75話 長者屋敷への出没>

 

【解説】

山深く住む山女は、山姥・山姫・山女郎・山姥などとも言い、この題目に収められた話のように長い髪をもち、肌が白いといった特徴があります。また山女に出会ったものの多くは、病気などの災厄を受けるなどと言われています。

 東北地方で起こる神隠しでは、女性の場合、山男に連れ去られその女房になったという言い伝えが少なくありません女性が神隠しに遭いやすいのは、産後の肥立ちが悪いなど、精神的に不安定な時期が多いなどと言われてきました。

 

姥神  異能をもった女性たち

<65話 今も生きている貞任の母>

71話 「隠し念仏」の信者

 

【解説】

・71話で描かれる隠し念仏は、現在の岩手県を中心に青森県から福島県の一部にまで広がった秘密性を重んじた念仏集団です。江戸時代に広く行われ、西の隠れキリシタンに対して、東の隠し念仏といわれたほどでした。伝統的な浄土真宗の信仰を起源としますが、世俗化した本山の本願寺を嫌い、直接的に親鸞の教えに従おうという信仰だったようです。

 

雪女 冬の満月の夜には気をつけて

<103話 雪女が遊ぶ日>

 

【解説】

雪女にかんする伝承は日本列島の各地にあり、地域によって「雪おんば」、「雪女郎」などとも呼ばれています。

 青森県の西津軽地方では元旦に現れ、最初の卯の日に帰っていくという言い伝えがあり、また山姥や一本足の子どもの姿で現れるというところもあり、こうした伝承から雪女には、歳神や山の神の性格がみられます。

 遠野でも小正月や満月が雪を照らす夜、多くの子どもを連れてやってくると伝えられていますが、雪女の出現は珍しかったらしく、その姿を確認したものは少なかったようです。

 

川童  遠野の河童は体が赤く、女を身ごもらせる

55話 川べりの家では嫁が寝取られる

56話 捨てた河童を拾いに行けば

<57話 河童の足跡>

<58話 姥子淵の河童の約束>

59話 真っ赤な顔をした男の子

 

【解説】

・河童(川童)は日本各地の川や池などに住み、川太郎・ガタロ・エンコウ・ヒョウスベ・メドチ・スイジン・スイコなどと呼ぶところもあります。特徴は子どもの姿で、頭の上に皿があり、髪の形はおかっぱ頭、背中には甲羅、手には水掻きといったものです。

 相撲を好み、田畑を荒したり、水の中に馬を引き入れたりするかと思えば、田植えや草取りを手伝ったり、毎日魚を届けたりするかと思えば、田植えや草取りを手伝ったり、毎日魚を届けたりする河童もいます。

 しかし遠野の河童は、女性の寝床に入り、子どもを身ごもらせるなど、多くの人が思い描く河童とはイメージがかけ離れています。しかも生まれてきた子どもは赤く、醜く、殺したり捨てられたりするのです。こうした河童像は、遠野地方をたびたび襲った飢饉により、子どもを死に至らしめざるを得なかった過酷な歴史が背景にあるかもしれません。

 

猿の経立(ふつたち)年取った猿は化け物になって人をおどかす

44話 炭焼きの小屋をのぞく不審者

・六角牛山の峰続きに橋野っちゅう村があって、その上の山に金抗があります。

 ここの鉱山に使う炭を焼いて、生計立ててるもんの中に、笛がえらい上手な人がいてます。その人がある日の昼の間、小屋で仰向けに寝転んで笛吹いていたら、小屋の入口に掛けたる垂菰(たれこも)をめくるやつがいてまんねん。びっくりしてそっち見たら、猿の経立(ふつたち)や。

 あんまし怖くて起き上がったら、猿の経立(ふつたち)は向こうにゆっくり走っていきよった

 

45話 頑丈な毛並みで女をさらう

猿の経立(ふつたち)は人にえらい似てきて、里の女をなんべんも連れ去るようになります。

 経立(ふつたち)は毛に松脂塗ったくって、その上に砂をつけとるもんやさかい、毛皮は鎧みたいで鉄砲の弾も通らへん

 

46話 鹿笛をほんとの鹿だと勘違い

・栃内村の林崎に住んでる、いまは五十近い何某っちゅう男が、十年ほど前、六角牛に鹿撃ちに行ってオキ吹いていたら、猿の経立に出くわしたんやそうです。

 猿はオキの音をほんまの鹿やと思ったみたいで、地竹を手でかきわけながら、大きい口開けて、峰の方から下りてきよる。何某は胆潰れるぐらいびっくりして、笛吹くのんやめたら、経立はそのうち道反れて、谷の方へと走っていきよった。

 

47話 山から経立(ふつたち)が降りてくる

<48話 峠で待ち受けるいたずらもの>

 

【解説】

・ふたつの題目、「猿の経立(ふつたち)」と「猿」(47話)をひとつにしました。経立は、動物が驚くほど長い年齢を取り、妖しい力が使えるようになったものを言います。猿の経立のほか、犬の経立、雄鶏の経立などさまざまな経立がいて、青森県の野辺地あたりでは経立のことを「へぇさん」と言い、愛知県の北設楽郡では年を経た狐や山犬、猿のことを「フッコ」と呼ぶそうです。岩手県下閉伊郡安家村では、雌鶏の経立が、卵を食べる人間を怨み、子どもを取り殺したと言います。

遠野に現れる猿の経立は、人間の女をさらう点で、山男や天狗のような山界の異人と共通しています。

 

山の霊異 夢か現か幻か、深山での出来事

<32話 白鹿と地名由来>

<61話 白鹿と白石>

<95話 けったいな大岩>

<49話 仙人峠の落書き>

 

【解説】

・鹿は古くは「シシ」「カノシシ」とも呼ばれ、人々と深い関りを持ってきました。鹿皮が武具などに用いられるほか、肉、骨、角などもさまざまな用途に利用されてきたのです。

 また古くから奈良の春日大社広島県厳島神社などでは、神使として神聖視され、害獣であるシカを捕らえて豊作を祈願することもありました

 白いシカを神聖視する伝承は中国にもあり、北海道のアイヌは、シカは神が天上でウサギ狩りをするときの猟犬で、シカの毛は真っ白で立派な角を持つと伝えています。

 なお49話だけの題目「仙人堂」はこちらに入れました。

 

昔の人 いまでも語り継がれる変わりものたち

8話 サムトの婆

日暮れるころ、女や子どもが家の外に出てたら、神隠しによう遭うたりするんは、よその国と同じです。

 松崎村の寒戸てゆうとこにある家で、若い娘が梨の木の下に草履脱いだまんま、行方知れずになりましてん。せやけどそれから30年もして、親類や知り合いがその家に集まってるとこへ、その娘がえらい老けて帰ってきよった。「なんで帰ってきてん?」て尋ねたら、

「あんたらに会いたいから帰ってきたんや。せやけどうち、また行くわ」

言うて、跡形も残さんと、また消えてしまいよってん。その日は、風のえらい強う吹く日やったんやて。

 そんなことがあったもんやさかい、遠野の人はいまかて風がにぎやかな日には、「きょうはサムトの婆さんが帰ってきそうな日やなあ」て言うんやそうです。

 

<10話 夜中で聞く叫び声>

<11話 狂ったせがれ>

<12話 遠野の生き字引>

<13話 赤ゲット、赤頭巾の酔狂>

<21話 お稲荷さんのご利益>

<26話 田んぼのうち>

<84話 海辺に住む西洋人>

<85話 「白子」がいる家>

 

【解説】

8話は有名な「寒戸(サムト)の婆」の話です。じつは遠野に「寒戸」という地名はなく、松崎村に「登戸(ノボト)」が実在します。このため「寒戸」は「登戸」の誤記であるとか、柳田の聞き間違いであるとか、あるいは柳田が話を改変したのではないかという説があります登戸では、急にいなくなった旧家の娘が数十年後に村に現れたと伝わり、「モンスケ婆」と呼んで、恐れられてきたと言われています。

 なお題目にはない85話をここに収めました。

 

家の盛衰 長者の家はなぜ衰えてしまったのか?

<19話 孫左衛門家の没落>

<20話 蛇を殺した報い>

<24話 「大同」の由来>

<25話 吉例の片門松>

<83話 開かずのつづら>

 

【解説】

・山口孫左衛門は18話と24話にも出てきます。また21話で、狐から家を富ます術を得ようとしたのもこの家の当主でした。裕福な長者が没落したり、何かのきっかけで滅亡したりすることは、民話の世界にとどまらない厳しい現実だったことでしょう。

 

マヨイガ 山中で気配がする家を見つけたら……>

<63 無尽蔵の器>

・小国村に住んでいる三浦某は、村いちばんの金持ちです。その三浦家のいまから二、三代前の主人のころは、家はまだ貧しいし、奥さんはちょっとのろい人でしてん。

 

64 手ぶらで帰ってきた婿

 

解説

マヨイガは「迷い家」で、山中に忽然と現れる人気のない屋敷、またその屋敷を訪れたものをめぐる伝承のことですマヨイガを訪れたものは何かを持ち出して帰ると、富貴が得られるのですが、63話と64話の結末が異なるように、だれもがマヨイガの恩恵を受けられるとはかぎりません。

 こうしたマヨイガは、「隠れ里」をめぐる伝承とも重なります。隠れ里は、人間が容易にはたどり着けない富貴自在の別世界で、山の中や水の底にあると想像されてきました。川の上流からお椀や箸、米のとぎ汁などが流れた、米搗きや機織りの音が山の中から聞こえてきたといった伝説が、日本の各地に数多く残されています。

 

前兆 あの出来事は悲劇は前触れだったのか

<78話 雪合羽を着た男>

<96話 芳公馬鹿と出火>

 

【解説】

・ものごとの前兆に気づく予知能力をめぐる話は『遠野物語』のなかにはいくつもあり、少しあとに登場する「まぼろし」にも出てきます。

 96話の芳公馬鹿は、火事を予知する超越的な力が備えており、原文では「白痴」とみなされています。しかし民俗的な社会においては、知的に障害がある人は差別されるだけでなく、人に見えないものが見えたり、感じられないことが感じられたり、未来に起こる出来事を予知する能力をもつのではないかと畏怖されることもありました。

 なおもとの題目のうち20話は「家の盛衰」に、52話は「色々な鳥」と重複のためそちらに移しました。

 

魂の行方(その1) 親しかった人への最後の挨拶

22話  ひいばあさんの帰還

23話 この世への執着

<86話 道普請を手伝う>

 

【解説】

・「魂の行方」は『遠野物語』のなかでも重要な題目です。

 

・その22話と23話における幽霊出現のリアリティを、三島由紀夫は『小説とは何か』(1972年)のなかで激賞しています。「『裾にて炭取にさわりしに、丸き炭取なればくるくると回りたり』と来ると、もういけない。この瞬間に、われわれの現実そのものが完全に震撼されたのである」。炭取の回転によって「超現実が現実を犯し、幻覚と考える可能性は根絶され、………幽霊の方が『現実』になってしまった」。幽霊の出現を現実にする遠野の奥深さを表す話だと言えるでしょう。

 

魂の行方(その二) 思いがけない死者との再会

97話 菩提寺の上空を飛ぶ

99話 津波で妻と別れた男

・土淵村の助役をしている北川清の家は、字火石にあります。

 北川家は代々の山伏で、お祖父さんは正福院てゆう、ぎょうさん本を書いてる学者で村のことをよくしてきた人です。

 清の弟の福二ゆう人は、海ぎわの田の浜に婿入りしてんけど、こないだの大津波で奥さんとお子さんを失くして、屋敷の立ってたとこに小屋をこさえて、そこに助かった二人の子どもと一年ほどいてます

 清二が、夏の初めの月のええ晩、便所に行くのに立ったら、遠くの波がザバーンて打ち寄せる、浜辺に沿うた道の方が気になりましてん。そしたら、深い霧の中から男と女の二人連れが近よってくるさかい、よう見たら女のほうは、死んでしもうたはずの嫁さんやないかいな。

 気づかれへんように後つけて、船越村の方に行く岬の洞穴まで追っかけて名前呼んだら、こっちのほう振り向いて、「ニコッ」て笑いよる。「男はどこのどいつや」と思て見たら、同じ里の、やっぱり津波におうて死んだ男やってん。そう言うたらじぶんが婿入りする前に、嫁さんと仲ようしとったちゅう男や。

「あんた、すんまへん。この人と夫婦になりましてん……」言うもんやさかい、

「おまえ、子どものこと可愛いことないんか?」て言うたら、嫁さんは顔色変えて泣きよる。

 せやけど、死んだもんと口きいたと思われへんし、なんやもう悲しゅうて、情けのうて足元見てたら、男と嫁さんは急いで行くんで、小浦へ行く道の山陰まわって見えへんようになってしもてん。

 追っかけてみてんけど、「あれは、ほんまに死んでしもたやつらや」て気ぃついて、夜明までぼーっと立ってて朝になって帰りよった。

 そんなことがあってから、福二は長いことわずらったんやて言います。

 

<100話 化けた女狐>

 

【解説】

明治29(1896)年6月15日、犠牲者約2万2千人にのぼる明治三陸地震津波が発生しました。このとき99話の舞台である田の浜(現在の岩手県下閉伊郡山田町船越)では、138戸の家のうち129戸が流出し、死者が483人、生存者は325人と、集落の半分以上の人が亡くなってしまったのです。北川福二の妻もそのうちのひとりだったのです

 柳田国男は明治三陸地震津波の被害をもとに『二十五箇年後』という文章を書いています。津波から四半世紀後、三陸沿岸を歩いた柳田が目にしたのは、漢文で記された津波記念碑で、現在の村民には読むことができないため津波の教訓が伝わっていない。高台に移転してもやがて海辺に戻ってくる人々の現状とその心情に、柳田は思いめぐらせたのでした。

 97話は目に浮かぶほど鮮やかな「臨死体験」の記録です。

 

まぼろし 思いすごしか、前兆か

77話 石を枕にして寝る男

79話 ヨバヒトの気配

<80話 遠野特有の間取り>

<81話 青ざめた顔の男>

<82話 手に映る人影>

 

<106話 山田の蜃気楼

・海岸の山田では蜃気楼が毎年見えるねんけど、いっつも外国の景色なんやそうです。見たこともあらへん都会のようすで、馬車が路上をさかんに走ってて、人の往来かてびっくりするぐらい。せやけど家の形は、毎年ちょっとも違うことがあらへんのやて。

 

【解説】

・79話や81話で柳田は、「間取り図」を示しながら、幽霊や物の怪は、家の「構造」から生まれてくると示唆しているかのようです。そんな柳田の間取りに対する関心は明治44(1911)に山梨県南都留郡道志村を旅した際「常居」という言葉が気に掛かって以来だと考えられています。なお、もとの題目のうち23話は「魂の行方(その1)」に移し、題目「家のさま」から80話をこちらに移しました。また題目に含まれない106話はここに収めています。

 

昔々 結びの言葉は「コレデドンドハレ」

115話 山姥話の宝庫

<116話 木の唐うどと石の唐うど>

117話 オリコヒメと鶏

<118話 紅皿欠皿の話>

 

【解説】

・民間伝承のなかには、瓜から生まれた「瓜子姫」、「瓜姫」、「瓜子織姫」、「瓜姫御寮」などと呼ばれる娘の話が全国に残っています。

 美しく成長した瓜子姫は、機織りをしている最中に、アマノジャクにだまされて殺されそうになります。結末はおもに二つあり、殿様に嫁いで幸福に暮らす話と、アマノジャクに殺されてしまう話です

 瓜子姫をだますのはアマノジャクのほか、『遠野物語』のようなヤマハハ(山姥)や猿などの場合もありますが、最後には退治されてしまいます。大事に育てた娘が殺されてしまう陰惨な話は、現実に起きた出来事を記憶するために物語化したものかもしれません

 

 

 

『山神を見た人びと』

 高橋貞子   岩田書院   2009/3

 

 

 

東北文化史の古層へ

今では有名になった『遠野物語』ですが、当時これを評価したのは泉鏡花と芥川竜之助くらいで、多くの人は趣味本位の書物にすぎないと見ていました。しかし、この発刊が機縁になって、地方に埋もれた文化への見直しが始まり、やがて民俗学が生まれました。人々の語る伝承の比較によって日本人の歴史がわかるというのは、まったく新しい学問の誕生でした。

 

遠野で、『遠野物語』が再発見されたのは新しく、昭和45年(1970)ごろからでした。岩手国体の実施に当たって、地域の文化を観光資源として活用することが図られましたが、その年はちょうど発刊60年にあたっていました。その後、遠野では民俗学資料に重点を置いた博物館、佐々木記念館を核にした伝承園、柳翁宿と柳田の隠居所を含むとおの昔話村、南部の曲がり家を移築した遠野のふるさと村といった施設を整備しました。

 

・『昔なむし』の巻末にある「岩泉地方の昔ばなしとわたくし」には、幼少時に昔話を聞いた思い出から、家業と子育てをしながら採集と執筆を行った様子が書かれています。店先や汽車の中が聞き書きの場であり、夜中や早朝が原稿用紙に向かう時間だったのです。書くことへの執念と信頼が、こうした貴重な資料集を生みだしたのです。

 

<山の神に出遭った人>

・岩泉の向町の佐々木亥之松(いのまつ)さん(明治生)は、20歳だったある日、山仕事で山中に入りました。奥山まで行ったとき、いきなり樹の間から顔の真っ赤な大柄の人が出て、ずいと顔を合わせました。「あ、あー」とおどろいた亥之松さんは、後退りました。ところが、相手は亥之松さん以上におどろいた様子で、うろたえながら樹の蔭に隠れました。

 さあ、亥之松さんは転がるようになって家に戻ると、

「その顔はらんらんとして燃える火のようだった」

と家の人に話したきり、40度の高熱を出して寝込んでしまいました。

 高熱はなかなか下がりません。亥之松さんは重態でした。あまりのことに家の人は、神子さまに、ご祈祷を頼んでお宣託を聞きました。

 お宣託は、

山中で出遭った顔の赤い人は、山の神だったのです。

山の神は<木調べ>のために山中を歩いておられたのです。人間に見られてはならない姿を見られて、山の神もおどろかれたのでしょう。亥之松さんの病は、40日間病床に臥せば恢ります」

と、告げました。

 そのご、ほんとうに亥之松さんは40日間でもと通りの健康体にもどって、そのあと長生きをして生涯を終えました。

 

<山男にさらわれた娘>

田野畑村田代の南という家に、名をハツエと呼ぶ美しい娘がおりました。ある日、ハツエは、手籠を持って春菜を摘みに出かけたまま、突然、姿を消しました。

 家族はもちろんのこと、村中が総出となって探しましたが、ついにハツエを見付ける「ことはできませんでした。ところが、その日から十数年たったある日、村のまたぎ(狩人)が山中でハツエを見ました。

 ハツエは、ごつごつとした岩の上に座って、長い髪を櫛でとかしていました。またぎはおどろいて、「ハツエではないか」と、声を掛けました。

 ハツエもまたぎを見ると、おどろいた様子で、なつかしそうに涙をはらはらと流しました。やがて、

「あの日、山男にさらわれて山女になった。あのころのハツエではない。今は山女なれば、おいらに出会ったことをだれにもしゃべるな。もし、しゃべったら、われの命は無いと思え」

 こう言うと、さいごは恐ろしい形相となって威しつけました

またぎは、

「だれにも一切しゃべらない」

と、約束をしました。ハツエは、

「約束を破れば、3年のうちにお前は死ぬぞ」と、更に威しました。

またぎは秘密を抱えて山を下りましたが、心の中は平らではありませんでした。だんだん体の調子まで悪くなるようでした。こらえかねたまたぎは、ついにある日、ハツエと出会った一部始終を、村のだれかに話しました。

 またぎはだんだんやつれてきて、青白くなって死にました。山女に出会って3年以内のことでした。

 

<人身御供とヒヒ>

・遠い昔のことです。小本海岸の波鼓が舞のあたりに巨大な松の古木があって、その枝に強そうなヒヒ(マントヒヒの異称)が腰掛けていました。そこは浜通りとして人びとの往来するところでした。

ところが、よく人隠しがあって、突然、人が見えなくなってしまう騒ぎがありました。

「なんでもあのヒヒが人を食うらしい」と、人びとは恐れました。

 村人たちは相談の結果、若い娘を人身御供にヒヒに差し出して、ご祈祷をすることになりました。

若い娘は毎年一人ずつ、裸にされてヒヒに供えられました。のちにその娘たちの魂を鎮めるために「人殺神社」が建立されましたが。明治以前に廃社になったということです

 

天狗山から鼓の音

・小川の国境峠に天狗山があります。海抜654メートル。昔から天狗の隠れ住む山と伝えてきました。

今でも国境集落の人びとは、

「トン、トン、トン、トン」

と、天狗山から鳴り出す鼓の音を聞いています。

 やがて鼓の音は、集落を囲んで立つ峰から峰をわたり歩いて、

「トン、トン、トン、トン」

と、鼓の音を聞かせるといいます。

 鼓の音は、四季も時刻も関わりがなく、いつ、どうともなく聞こえ出すようだと、国境の人びとは気付きました。

「きっと、天狗様は、ご自分の所在を知らせたくて、鼓を打つのだろう」と言い合って、鼓の音を聞くと、どんな仕事をしていても手を休めて戸外に集まり、天狗山を眺めるということです。

 

天狗に殺された12人の神楽団体

・天狗森は、猿沢の奥にあって、昔は天狗が隠れ棲んでいた深い森でした。近くの与一屋敷では、あるとき神楽宿をしたのですが、朝には、12人の神楽団体全員が死んでいました。与一屋敷の人は全員無事でしたが、この一大事に気付きませんでした。

 その夜、真夜中の与一屋敷に天狗が舞いおりて、神楽衆の一人ひとりの口に息を吹き込んで殺したのでした。人間は天狗に息を吹き込まれると、即、死ぬといいます。その方法は、天狗は鼻が高いので、人間の頬に頬を近寄せて息を吹き込むと伝えていました。

 猿沢の武田博さん(昭和4年生)は、少年時代に与一屋敷跡に行ってみました。そのときの与一屋敷跡には、土台石や腐った建築材が見えたので、そんなに遠い出来事ではないと思ったそうです。

 

ツチグモと呼ばれた種族

・遠い昔、この地方をはじめて開拓したころ、われわれと別にアイヌとツチグモがいました。アイヌは狩猟をして山で暮らしていましたが、ツチグモは極端に小さい体で、山野に穴を掘ってその中に隠れ住んでいました。

 穴の入口に木の葉や草を被せていましたが、とても獰猛でアイヌや村人が通ると、いきなり襲って穴の中に引きずり込んで、猟物や食料を奪い、衣類を剥ぎ取りました。ツチグモはとても怖かったということです。

結局、ツチグモは絶滅したのですが、ツチグモを退治したのはアイヌでした。

 

 

 

『キジムナー考』

木の精が家の神になる

赤嶺政信    榕樹書林  2018/8/1

 

 

 

キジムナー

キジムナーは、沖縄の人々にとって最も馴染みのある妖怪であり、キジムナーについては、これまでにいくつもの論考が発表されてきた。従来の研究を振り返ってみると、筆者には重要な論点が看過されてきたという思いを禁じ得ず、本稿の出発点はそこにあって、第一部では、その点と関わるキジムナーの民俗学的考察を行う。第二部では、第一部の検討結果につなげるかたちで、八重山諸島における家屋の建築儀礼をめぐる問題の検討を行ない、建築儀礼のなかに窺うことのできる人間と樹木霊(キジムナー)との交渉をめぐる問題について考察していく。そして結論として、八重山の床の間で祀られる家の神は家屋の材料となった樹木の精霊が転化したものであること、すなわち、「木の精が家の神になる」という見解を提示するつもりである。

 

キジムナーは何モノか

・キジムナーは、地域によって、セーマ、ブナガヤ、ボージマヤなどの異名がある。これらの語義について深く立ち入って検討する用意はないが、いくつかの説については紹介しておきたい。

 折口信夫は、ブナガヤの「ぶながる」は長い髪をふりみだすという意味で、ブナガヤはそれに由来するという。山原出身の宮城真治もブナガヤは、「蓬髪の意である」と述べている。また宮城真治は、羽地のボージマヤについて、ボージは坊主でマヤは迷わす義であろうとしている。なお、宮城は、今帰仁のセーマについてその語義は不明だとしている。

 奄美地域にはケンムンの話が豊富にあるが、キジムンとケンムンは語の構成や説話の内容の類似からして同様のものと判断できる。また、宮古八重山にはキジムナーという名称はないが、沖縄本島地域のキジムナーと共通する性格を有する説話上の存在が認められ、それについては後段で注意を向けるつもりである。

 さて、キジムナーとはいったい何モノなのか、その正体にせまるために、キジムナーという言葉の意味について立ち入って検討することにする。

 キジムナーはキジムンの愛称辞だから、キジムンという言葉の意味を考察する必要がある。キジムンの語頭にある「キ」は、キジムンが樹木を棲み処としていることからしても「木」であることは間違いないだろう。そして、末尾の「ムン」は、ヤナムン(悪者)、マジムン(魔物)などの用法にもみられる「ムン」であることも疑い得ないが、琉球語の「ムン」が日本語のモノノケ(物の怪)などに用いられる「モノ」にも通じる言葉であることに注意を向けておきたい。すなわち、『大辞林』で「もの(物)」を引いてみると、六番目に挙げられる意味として、「鬼や悪霊など、正体のとらえにくい対象を畏怖していう語」とある。

 

・次に、保育園の園児の遊戯歌としてもよく使われている「チョンチョンキジムナー」の歌詞に注意を向けることによって、キジムナー像の輪郭を浮かび上がらせていくことにしたい。

 

・この歌詞に歌い込まれているキジムナーに関する情報は、以下のように整理できる。チョーバン石という家の側にガジマル木に住むキジムナーは、その家の住人であるカマデーという男と友だちになった。カマデーは、月夜の晩にキジムナーに誘われて漁に出かける。魚取りがうまいキジムナーのお陰で毎回大漁するが、キジムナーは魚の目玉だけ食べて、あとはすべてカマデーにあげる。カマデーはキジムナーから貰った魚を売ってお金を稼ぎ、立派な家が造れるほどであった。キジムナーの嫌いなものは、暁を告げる鶏の鳴き声、蛸とオナラである。キジムナーは実にいい奴で、キジムナーと友だちになるとただで中国(唐)旅行やアメリカ旅行にも連れていってくれる。キジムナーとの魚取りは実に楽しいものであるが、夜が明けきらない内に切り上げて家に戻らねばならない。

 

この歌詞に注意を向けるのは、歌い込まれているキジムナーの性質が、これまで明らかにされてきたキジムナーの性質とかなりの部分が一致するためである。たとえば、『沖縄大百科事典』でのキジムナーについての解説は以下のようになっている。姿は赤面、赤頭、小童で、古い大樹の穴に住み、行動・性質は、①漁を好み、魚の左目を食い、蛸を嫌い、②松明を持って海や山の端を歩く、③寝ている人の胸を抑えるなどの特徴をもつ。アカガンダーとは、直訳すれば「赤い髪の毛」だが、今風に言えば茶髪といった方が通りがいいであろう。

 

柳田國男は、岩手県遠野市で伝えられていた話を聞き書きしたものを、1910年に『遠野物語』として出版するが、そのなかの第27話として次の話を掲載している。

 

(第27話は当ブログ修正)(ウェッブサイトmikovskaja  noteから引用)

早池峰から出て東北の方角、宮古の海に流れる川を閉伊川という。その流域が下閉伊郡である。遠野の町の中にて今は池の端という家の先代の主人、宮古に行っての帰り道、この川の原台の淵というあたりを通ったのだが、若い女ありて一封の手紙を託してきた。遠野の町の後なる物見山の中腹にある沼に行って、手を叩けば宛名の人が出て来るでしょうと言う。この人は請け合いはしたれども、道々心にひっかかっていたところ、一人の六部(巡礼者)に出会った。この手紙を開き読んでその人が言うには、「これを持っていかないとあなたの身に大きな災いがある。書き換えて渡した方がいいでしょう」とて更に別の手紙を渡した。これを持って沼に行き、教えられた通り手を叩いたら、若き女が出てきて手紙を受け取り、その礼ですといってとても小さな石臼をくれた。米を一粒入れて回わせば下より黄金が出てくる。この宝物の力にてその家はやや豊かになったが、妻が欲深く、一度にたくさんの米をつかんで入れたところ石臼はしきりに自ら回転して、ついには毎朝主人がこの石臼に供える水の、小さい窪みの中に溜まっていた中へ滑り落ちて見なくなってしまった。その水溜まりはのちに小さな池になって、今も家のかたわらにある。家の名を池の端というもそのような理由である。

 

・「池の端」という家が裕福になったことの由来を語る話であるが、藤井が指摘するように、それに関与している二人の「若き女」は明らかに通常の人間ではなく、その意味では妖怪の話と同様に怪異に属しているといえる。

 柳田は『遠野物語』を出版した翌年の1911年に「己が命の早使い」という小論を発表するが、そのなかで柳田は、『遠野物語』第27話と同じ話が、遠野地方に限らず、遠野から遠く隔たった甲州備前にもあり、また、12世紀に記録された『今昔物語』にも掲載されていること、さらには、中国の古い文献にも似た話が見出されることを指摘したうえで、以下のように述べている。

 

何故こんな突拍子もない話がわざわざ日本にまで輸入されたか。また、仮に偶合であるとすれば、何故人の頭脳のなかにこういう思いがけず空想が発現したか。これらは、学者が、万年かかっても、とても明らかにする事のできない人類の秘密で、妖怪研究の妙味も、結局するところ、右のごとき神韻渺の間に行かなければならないのかと思うと、やはり宇宙第一の不思議は、人間その物であるといわねばならぬ。

 

 すなわちこの文章から、妖怪や怪異談についての研究が目指すべきものは、妖怪の存否や怪異談の真偽の追求にあるのではなく、それを「空想」した「宇宙第一の不思議」な存在である「人間その物」の研究であるという柳田の考え方を読み取ることができる。「キジムナー考」と題する本書は、キジムナーという妖怪についての研究ではあっても、柳田にならって言えば、キジムナーの怪異談の真偽そのものの解明が目的ではなく、最終的には、キジムナーの怪異談を「空想」した人間についての研究であることを強調しておきたい。

 

・ところで、先述したようにキジムナー譚に共通する特徴として魚の片目(左目)だけを食べるというがあるが、その背景をめぐる問題について若干触れておきたい。柳田國男に『片目の魚』という論文があって、そのなかで、社寺などの池にすむ魚が片目であるという伝説の存在に注目し、次のように述べている。

 つまり以前のわれわれの神様は、目の一つある者がお好きであった。当り前に二つ目を持った者よりも、片目になった者の方が一段と神に親しく、仕えることができたのではないかと思われます。片目の魚が神の魚であったわけは、ごく簡単に想像してみることができます。神にお仕え申す魚は、川や湖水から撮って来て、すぐに差し上げるのはおそれ多いから、当分の間、清い神社の池に放しておくとすると、これを普通のものと差別するためには、一方の眼を取っておくということができるからです。実際近頃のお社の祭りに、そんな乱暴なことをしたかどうかは知りませんが、片目の魚を捕って食べぬこと、食べると悪いことがわるといったことは、そういう古い時からの習わしがあったからであろうと思われる。

 

 すなわち、片目の魚の伝説は、祭の際の神への供物として、ほかの魚と区別するために片目を潰した歴史的事実と関連するはずだというのである。

 そして柳田は、同じ論文において、沖縄・奄美のキジムナーが魚の片目を食べることに関しても、以下のように言及している。

 また天狗様は魚の目が好きだという話もありました。……山から天狗が泥鰌を捕りに来る……天狗様が眼の玉だけを抜いて行かれるのだといっていました。これと同じ話は沖縄の島にも、また奄美大島の村にもありました。沖縄ではきじむんというのが山の神であるが、人間と友だちになって海に魚釣りに行くことを好む、きじむんと同行して釣りをすると、特に多くの獲物があり、しかもかれはただ魚の眼だけを取って、他は持って行かぬから、たいそうつごうがよいという話もありました。

 

沖縄のキジムナーを山の神だとする柳田の見解には関心が引かれるところであるが、ここでは措いておくとして、沖縄や奄美のキジムナーが魚の片目だけ食べることと、日本の各地にある片目の魚の伝説が関連しているだろうというのが柳田の見通しである。ただし残念なことに、柳田は沖縄のキジムナーについてそれ以上の言及をしていない。柳田の見通しについては筆者もその通りだと考えるが、それ以上の議論を展開する力量は筆者にはなく、ここでは柳田の見解については筆者もその通りだと考えるが、それ以上の議論を展開する力量は筆者にはなく、ここでは柳田の見解について読者の注意を喚起しておくに留めざるをえない

 

・また、蛸を嫌うのも各地のキジムナーに共通する性格であるが、その意味するところについては筆者には見当がつかず、またこれまでの研究においても、説得力のある見解は出されていないと思う。これについても、今後の課題ということになる。

 

富を司るキジムナー

「チョンチョンキジムナー」の歌詞に、キジムナーと一緒に漁をしたカマデーが、魚を売って得たお金で立派な家を造るというのがあったが、本章では、そのことに関わる問題について検討することにする。キジムナーのお陰で人間が富を得るという話は数多く、次の事例はそのひとつである。なお、以下における説話の引用では、読みやすくするために文章の一部を変更することがあることをことわっておく。

 

事例1

 大宜味村謝名城の某家の主人は、ブナガヤに稼がせてなり上った。山に居て、ブナガヤが来ると食い物を始終やって手なずけておき、材木などを運ばせた。大力だから大きな木を担いで、庭の真中に投げ出した。走る事も速くその姿は人に見えなかった。しまいにはブナガヤが離れるのを望むようになり、柱ごしに蛸をかけて置いたら逃げてしまって、その後一切来ることがなかった。ブナガヤは、木のうろの中に居る。

 

・ブナガヤを使って山から木を運ばせ、そのお陰で「なり上った(金持ちになった)」家の話である。この話では、後には蛸で脅してキジムナーと縁切りをしているが、その後の展開については語られていない。次にあげる二つの事例のように、縁切りをした後の結果について語る話も多い。

 

(事例2)

 豊見城村名嘉地の大家の大きなガジマルの木にキジムナーが住んでいて、その家の主人と親しくなった。キジムナーは、主人を連れて海に行き、魚をたくさん取ってくれたので、その家は豊かになった。あるとき海でキジムナーの嫌いな屁をしたら、キジムナーは怒ってその家のガジマルには住まなくなったために、その家は貧乏になった。

 

事例3

 宜野湾市間切新城村の中泊の屋敷に大きなビンギの木があり、そこに住むキジムナーがその家の翁と友だちになり、毎晩彼を海に連れて行った。キジムナーは魚の左目だけ自分で食べ、あとは翁に与えたために、翁は裕かに健やかに生活していくことができた。翁は、始めは嫌でもなかったが、後には毎晩起こされるのがつらくなってきた。翁は何とかしてキジムナーと手を切ろうと思い、一夜かのビンギに火をつけると、キジムナーは、「熱田比嘉へ、熱田比嘉へ」と云いながら去って行った。その後、裕かに暮らしていた新城村の家はたちまちつぶれ、キジムナーが移り住んだ熱田村(北中城村)の比嘉家は金持になった。

 

・次に、奄美ケンムンも富を司る性格を有していることを、以下の二つの事例によって確認しておきたい。

 

事例4

 その家は、野菜などを作るには便利の良い所だったが、そこまで行く道が悪かった。その家の後に水溜りがあって、そこの娘は暑い時にはすぐそれに入って浴びたところ、まだ十才にもならぬ娘なのに、おなかが大きくなった。不思議なことじゃねーといっているうちにお産をしたら、生まれた子がケンムンによく似ていた。ていねいに育ててみると、猫か何かみたいに、家の周囲を廻っていた。その家に野菜がいくら出来ても不便なので買いに行かなかったのであるが、女たちはその赤子を見たくて遠方からでも野菜を買いに来たために家計がよくなったそうだ。

 

事例5

 オジさんの奥さんの妹が山に入っていた時、ケンムンに迷わされて妊娠した。生まれた赤子はケンムンの子どもで、頭が丸く、手も足も真黒で手足の指は長かった。いつもヨダレをたらしていたが、たいへん力が強く、山へ行ってたき木を投げたり、モチを容易にひっくり返したりした。その家は笠利村で一番の分限者で金貸しなどもしていたが、そのケンムンの子供が五才ぐらいで死んでしまってから、たちまちのうちに落ちぶれてしまった。

 

・このふたつの話では、主人公はケンムンではなくケンムンと人間の間にできた子供ということになっているが、富を司るケンムンのイメージが反映しているものと理解していいだろう。

 ところで、次の話はどうであろうか。平安座島うるま市)に伝わる話として佐喜真興英が報告したものである

 

事例6

 浜端の翁がキジムンと友達になり、キジムンは毎晩彼を連れて漁に出掛けた。左の目だけ自分で食べて後は、皆彼に与えた。彼はお蔭で長生きをした。後になって彼は、キジムンと交際するのが末恐ろしくなり、キジムンと交際を絶とうと決心した。ある晩、お前は何が一番恐いのかと聞くと、キジムンは蛸と鶏だと答へた。翁は次の晩タコを門口にかけ、自分は蓑を着て屋根の上に、キジムンがきた時に羽ばたきをして暁を告げる鶏の真似をした。キジムンは鶏かと思って立ちよらなかったが、よく見ると浜端の翁であることを知り、取り殺してやろうと進もうとしたが、門口にかけてあるタコが恐くて慄へあがって、そのまま姿を消してしまった。キジムンは浜端の家には来なくなったが、翁はその後三日経って死んでしまった。

 

・この話で、キジムンと付き合って浜端の翁が得た者は具体的な富ではなく長命ということになっているが、長命はすぐれた富の一種であり、これまでみてきた富を司るキジ譚と同一のメッセージを伝えるものとして理解していいだろう。

 

・以上のことより、キジムナーが家の盛衰を司る存在であることが明らかとなる。くりかえして言うと、キジムナーと仲良くなり、それとうまく付き合っている間はその家は富み栄えるが、キジムナーを追放した家は何らかの災いを被り、衰退することになるのである。この点でのキジムナーは、主に東北地方で伝えられているザシキワラシと共通した性格を有することになる。

 

キジムナーと縁切りをする理由

・この説話におけるキジムナーとの縁切りは、魚を独占して金持ちになった家が周囲の人に妬まれたことが契機となっており、話の展開としては納得しやすい内容になっている。しかし、この種の筋書は管見の限りではこの一例しかなく、他のほとんどすべては、キジムナーと親しくしてきた当人自身がキジムナーを追放する話である

 縁切りをする理由について多くの逸話にあたってみても、明確に語られることがなく、また語られたとしても、キジムナーとの付き合いが煩わしくなったからといった程度のものでしかない。富み栄えたことを妬まれた結果、妬みを抱く人々によってキジムナーが追放されるのは理にかなった筋書で納得しやすいのだが、富をもたらしてくれるキジムナーを、それとの交際が煩わしいというだけの理由で追放したというのは、どうも釈然としないものが残る。話の結末を知っている我々としては、少々煩わしくてもキジムナーとの交際を続けておけばよかったのに、と思うことになるのである。

 

キジムナーの両義的性格>

本章では、人間に対するキジムナーの存在が、正・負(プラス・マイナス)両面の性格を有して、いるということに注意を向けていきたい。まずは、正の側面からみていくことにする。

 キジムナーが人間にとってプラスの存在であることは、海での漁や山から木を運ぶ手伝いをすることによって人間に富をもたらす存在であることに端的に現われている。さらに、キジムナーと友だちになり、大和見物に連れていってもらった話や、キジムナーが住んでいるウスクの木に芋を置くと、一週間ほどでキジムナーと友だちになることができるという話も、キジムナーのプラス面と関わるはずである。

 その一方で、キジムナーのマイナス面を語るものとしては、井戸裏の燃えさしで人間の目に突き刺すなど、人間に非常に残忍な仕返しをするという点に見出すことができるだろう。以下で、キジムナーによる残忍な復讐譚の事例をさらにいくつか追加しておく。

 

・さらに、キジムナーの性格のマイナス面を示すものとしては、おなじみの寝ている人の胸を押さえつける話や、キジムナーが人間の霊魂を抜き取るという話などをあげることもできる。久高島(南城市)では、キジムナーに連れ去られた女性が、村人の必死の捜索により洞穴から発見され家に連れ戻されたが、赤土を食べさせられた痕跡があり、周囲の人間による看病のかいもなくしばらくして病死したという話が伝えられている

 

事例12)

(1) ある人が嫁に行ったけれど、姑めがとてもきびしくていじめたそうな。

(2) 最期には、夫も姑めといっしょになって、嫁をだまして奥山に連れて行ったそうな。

(3) そして、両方の手を広げて、カジュマルの木に、五寸釘で打ちつけたそうな。そして殺したそうな。

(4) この嫁の魂が、ケンムンになったそうな。神様にはなることができず、人間に石を投げたり、千瀬や山のガジュマルの木にいたりするそうな。

(5) ケンムンは、人が「おうい」と言うと、「おうい」と答えて、「相撲取ろう」と言うそうな。夜歩いていると、火が何十もついたり、消えたりするのを見ることがあるけれど、あれは、ケンムンの頭に皿があって、その中の水が光って、そう見えるということだよ

 

・副田晃は、奄美ではケンムンの由来譚として語られる説話が、沖縄では、この事例のように木の精の由来譚として語られる傾向にあることを指摘しているが、そのことからも、木の精とキジムナー(ケンムン)との間にはつながりがあることが理解できるだろう。

 

「最近、キジムナーがめっきり見えなくなったのは、沖縄戦の時に艦砲射撃で皆やられたらしい」という説があるという。キジムナーの絶滅化の一方では、大宜味村は1998年の村制90周年記念事業として、ブナガヤのキャラクターデザインを公募し、大賞に選ばれた作品を村起こしに活用しようと試みている。大賞に選ばれた作品は愛らしくデザインされており、子どもたちのマスコットに相応しいものとなっている。当然のこととはいえ、人間を拉致したり、人間に残忍な仕返しをしたりするキジムナーのネガティブな側面は完全に捨象されており、その点は冒頭に掲げた「チョンチョンキジムナー」の歌も同様である。

 キジムナーの絶滅化と、一方でのキジムナーのマスコット化という今日的現象は、われわれの社会が長い歴史を通じて維持してきた人間と自然との緊張が失われてしまったこと、あるいは失いつつあることと相関関係にあると考えていいだろう。

 

山から木を運ぶキジムナー

伊波普猷は、キジムナーを「もと海から来たスピリットで、藪の中や大木の上に棲み、人間には少しも害を及ぼさないもの」と述べているが、海から来たスピリットであることの根拠は示されていない。また渡嘉敷守も、キジムナーが海で漁を営むことに着目してキジムナー海に原郷を持つ存在として捉えている。これらの見解は、先に検討したキジムナーの語義からしても同意できるものでなく、本章で注目するところの「山から木を運ぶキジムナー」の性格を無視したことから導かれた誤った見解である。 本章では、従来の研究では注意が向けられることのなかった山から木を運ぶキジムナーにについて焦点を当てることによって、キジムナーについての理解をさらに深めていくことにしたい。

 

・大宜見村の二つの事例から、山から材木を運び、あるいはさらに家造りを手伝うというキジムナーの性格が明らかになる。山から材木を運ぶというキジムナーの話は、その他に、大宜味村白浜と国頭村安田からも採録されているが、他のモチーフに較べるとそれほど数は多くなさそうである。しかし、このモチーフを有する話がかなり古い時代から存していたことは、17世紀初頭の琉球に滞在した僧侶の袋中が記した『琉球神道記』の記事からして明白である。

 

・この話でいう「國上」(国頭)は、沖縄本島北部のいわゆる山原地方のことだと思われる。造船用の材木を山原の山から伐る際に、琉球国の人たちは「山神」(山の神)に依頼するのだが、山の神は次郎・五郎という二人の小僕に言い付けて(下知して)それを実行させるというのである。小僕という表現は、次郎・五郎が山の神の家来であり、かつキジムナーがそうであるようにその身なりが小さいことを意味しているだろう。次郎・五郎が日本衣装を着ているとか、名前も日本的だというのも興味深いが、いずれにしてもこの次郎・五郎が、今日のキジムナーに系譜的に繋がるものであることは疑い得ない。

 この説話の舞台も沖縄本島北部であるが、山から木を運び家(船)造りの手伝いをするというモチーフの話は、砂川拓真が指摘するように山が豊富にある沖縄本島北部に集中的に分布するものである

 

山から木を運ぶキジムナーの性格に注目する理由について言及する前に、類話が宮古奄美にも存在することを確認しておきたい宮古にはキジムナーという言葉はないが、キジムナーと類比できる説話上の存在が認められる。マズムン(マズムヌ)あるいはインガマヤラブ、インガマヤラウなどと呼ばれるものがそれであり、まずは、旧伊良部町佐和田の次の説話に注意を向けたい。

 

事例19)

・伊良部の人がインガマヤラウというマズムン(魔物)と友だちになり海に漁に行くが、マズムンのすみかをつぎつぎと焼いたので、マズムンは八重山に移り住むことにする。マズムンが「遊びにこい」と言ったので、男は八重山に行きマズムン家を捜す。男はマズムンの友だちに会ってマズムンの家を聞き、「マズムンの家を焼いたのは自分だ」と話す。マズムンの友だちが、それをマズムンに話すと、マズムンは男に仕返しをしようと思い、みやげ箱を一つ与えて、「家に帰ったら、家族を集めて戸を閉めきって箱を開けろ」と言う。男は帰る船の中でみなに「箱を開けて見せろ」とせがまれ、箱を開けると、マラリヤの菌が飛んでいって来間島に着き、島の人はみな死んだ

 

・この説話に登場する「インガマヤラウというマズムン」は、人間と漁をし、住処を焼いた人間に復讐するという点において、キジムナーと同じ性格を有していることがわかる。罪のない来間島の人たちがマズムンの仕返し犠牲になったという語りは興味が引かれるところだが、その点は不問に付しておく。

 つぎに、宮古のマズムンも家造りのために木を運ぶ性格があることを、以下にあげる旧上野村新里の説話によって確認したい。

 

(事例20)

津波で生き残った人たちが、知らずにマズムン(魔物)の集まる所に村を作る。村人たちが広場で踊っていると、マズムンも加わって踊り、鳥の鳴き声がすると帰っていく。ふしぎに思った村人が鳥の鳴きまねをして、あわてて帰ろうとしたマズムンを朝までつかまえていると、焼けた木になる。マーガという人がマズムンたちのところへ行って、「家を建てる材木を運んできてくれたら、ごちそうをする」と言うと、マズムンは承知する。マーガは、マズムンたちが家の近くまで材木を運んでくると、屋根で鳥の鳴きまねをすると、マズムンたちは材木を置いて逃げる。マーガは翌日の夜「ごちそうを作って待っていたのに、なぜ来なかったか」とマズムンに言い、同じようにして一軒分の材木を運ばせた。

 

・このように、宮古の説話に登場するマズムンやインガマヤラブは、沖縄本島地域のキジムナー同様に、材木を運び、家造りを手伝う性格を有していることがわかる。キジムナーとの違いは、宮古の場合は、人間にだまされて木を運ばされるという点にある。事例20の「マズムンを朝までつかまえていると、焼けた木になる」という語りやインガマヤラブのヤラブが樹木の名称であるのは、この妖怪が、キジムナーと同じく木の精霊の化身したものであることを示しているものと思われる。

 次に、奄美ケンムンについてみていきたい。

 

事例22>)昔、ある所にひとりの大工の棟梁がいた。その人は独身で、自分には嫁の来てがないだろうと思っていた。ところが、同じ村に絶世の美人がいて、これまた自分には良人になる人がないだろうと思っていた。が、ある日のこと、棟梁が美人を見染めて、自分にはあの人以外には妻になるものはいないと思ったので求婚した。

(1) ところがその女がいうことには、「はい。あなたの妻になりましょう。だが一つ条件があります。それができたら私はあなたの奥さんになりましょう」と言った。その条件とは、畳が六十枚敷ける家で、内外の造作のできた立派な家を一日で建築してほしいというのであった。

(2) それで棟梁は「よろしい、一日で完成してみよう」と言って家に帰った。ところが容易に引き受けたものの、はたと困ってしまった。考えに考えぬき、そこで彼は藁人形を二千人作ってまじないをして、息を吹きかけてみたら人間になった。彼は、二千人のひとりひとりにそれぞれの役を割りあてて、その一日で注文通りのすばらしい家を完成した。

(3) そこで彼は彼女の所へ行き、約束を果たしたことを告げると、「仕方がありません。約束通りあなたの奥さんになりましょう」と言って、そこで二人は夫婦になった。

(4) 数年経て、妻が棟梁に「自分はこの世の者ではない。自分は天人である、だから人間であるあなたと暮らすことはできない」と言った。が、棟梁も、「自分も人間ではないテンゴの神である」と言った。そして、「先の二千人の人間は元に返そう」と言って息を吹きかけたところが、みんなケンムンになった。

(5) そこで千人は海、残りの千人は山に放してやった。七月頃になると、「ヒューヒューヒュー」と言いながら海から山にケンムンが登るそうだ。

 

 この話では、大工の家造りの手伝いをした藁人形がケンムンになったとはっきりと語られていることに注目したい。この点を踏まえたうえで、奄美ケンムンに関する資料に注意を向けていくと、たとえば、「クィンムンは人間に悪戯もするが、また協力もする。山から木を伐って下ろす手伝いをしたり、海での貝拾いを手伝ったりする」という報告を見いだすことができる。

 

・原田信之は、八重山地域におけるキジムナーと同類の妖怪の名称として、石垣島のマンダー、小浜島のマンジャー、マンジャースー、西表島のアカウニなどがあるとし、次の小浜島の事例をあげている。

 

(事例23)

 昔、男がマンジャーと友達になった。毎日魚を取り、マンジャーは目玉を、男は魚を取った。うるさくなった男は、マンジャーが出てくるあこうの木に火を付け、伐採した。怒ったマンジャーは、男を呪い、焼いたので、男は岩の下に隠れた。

 

 この話に登場するマンジャーは、友人となった人間との魚取り、人間の裏切りとその後のマンジャーによる復讐などの筋書きからして、明らかに沖縄のキジムナーと同類のものである。類話は、西表島でも確認できるのでそれについてもみておこう。

 

(事例24)

 網取のクバデーサーの木にいたシーというのは木のヌシ(主)のようなものです。クヮーキ(桑の木)にもやっぱりヌシがいます。桑の木の穴から人の形をしたシーが出て来て、魚をとる時にたくさん魚がとれるように助けてくれるのです。

 

 「人の形をした木のシー」というのはキジムナーそのものであり、魚取りのモチーフも沖縄のキジムナーの話と一致する。このように、数は少ないものの、八重山地域においても沖縄のキジムナー譚と類比できる説話があることがわかる。しかし、筆者が注目したいのはこの種の存在(説話)ではなく、じつは、これまで沖縄のキジムナーとの関係では全く言及されることなく看過されてきた説話が八重山地域には存在しているという事実である。

 以下にあげるのは、「小人伝説」という項目で『沖縄文化史辞典』に掲載されたものである。

 

(事例25(西表島祖納))

 昔、西表島の祖納部落にひとりの貧しい若者がいた。住むに家なく、着たきり雀の乞食同然のあわれな姿で、誰も相手にしてくれない。赤子の時に両親を失い、お爺さんに養われたが甲斐性がないので、お爺さんにもきらわれて家を追い出されてしまった。悲しさのあまり若者は泣きながら、無茶苦茶に山奥を歩きまわり、泣き疲れて洞穴かと思われるばかりの大木の虚にたどりつき死んだようにねむった。何時間たったかわからぬが、ふとどこからか声がする。「若者よ悲しんではいけない、元気を出して懸命に働けば、きっとお前は幸福になれる。御前はこれからすぐ御前が生まれたお父さんお母さんの屋敷に帰って見るのがよい」。ハッと若者は起き上がった。木の虚からさすすがすがしい朝の光に、若者は元気を取りもどして山をかけ下り、自分の屋敷にいった。ところがどうだろう。屋敷は草一つないまでに掃き清められ、屋敷の真中に大きな大黒柱が一つ立っている。これはどうしたことか、昨夜の夢といいこれはただごとではないぞ、と若者は物陰に隠れて、しばらく様子を見ているとたくさんの小人がエッサ、コラサといろいろな材木を運んで来る。物に憑かれたように若者が小人の後を見え隠れにつけていくと、だんだん山奥へ入り、驚いたことにたしかに昨夜一夜の宿を借りたあの大木の虚へ入っていくではないか。彼は夢ではないかとじっと目をこらしていると今度は小人たちがエッサ、コラサと建築材料をかついで麓へととんでいった。彼は木のほらの入り口へ近づき、そして梢を見上げると、それは西表の樵夫達がジンピカレーといっている木(和名、ヤンバルアワブキ)であった。若者はその一枝を折り取って急いで自分の屋敷へ引き返したが、そこはりっぱな家がすでにできあがって村の人達が集まって落成式の準備をしているところであった。村の人たちは若者を大黒柱のそばに案内した。若者がよくよく見れば、それはジンピカレーであった。思いあたるところがある若者は、手にもったジンピカレーの枝を打ち振り打ち振り大きな声で落成式の祝いごとをとなえながら大黒柱のまわりを何回もまわり、村の人たちも唱和した。それ以来だれも若者を馬鹿にする者はいなくなった。小人の話を伝え聞いた村人たちは誰いうとなくジンピカレーにユピトゥンガナシ(寄人加那志)の名をつけ、柱立て(建築の初め)の儀式にはかならず大黒柱の先きにユピトゥンガナシをかけるようになった。

 

 この「小人伝説」は、琉球諸島の説話資料を集大成している山下欣一・他編(1989)および稲田・他編(1983)にも収録されておらず、キジムナー説話の類話としてとりあげられたのはかつて一度もないが、これまで山から材木を運び家造りの手伝いをするキジムナーの話をみてきた我々としては、この説話に登場する小人は「八重山のキジムナー」だと断定することができる。この説話から「八重山のキジムナー」が建築儀礼と関わっていることを窺うことができる。

 

八重山の家の神

八重山諸島では、床の間に「家の神」を表彰する香炉が置かれるのが一般的で、それをザーフンズンと呼ぶ宮良部落についての報告では、「ピヌカンとザーフンズンがそろって一世帯という条件とみなし、それを『プトゥキブル』と呼んでいる。プトゥキブルの一つであるザーフンズンは家の主要な守りであるとし、新築したときの落成式に拝んだ香炉を床の間に置き、ザーフンズンとする」とされている。

 

八重山の家の神の変遷について、次のような仮説を導き出すことができたと考える。八重山の床の間で祀られる家の神の正体は、両義的性格が馴化された木や茅の精霊である。この家の神は中柱に宿るものであったが、家屋の内部に床の間が設置されるようになったことを契機にして床の間の香炉を通しても拝まれるようになった。その点については、与那国のトラノハの香炉とドゥントゥヒラの関係、白保のミーシキ儀礼におけるフンジンと中柱の関係などにその痕跡を窺うことができた。次の段階として、床の間の香炉と中柱の関係が忘失される一方で、中柱に対する信仰は残存し、さらに、床の間の香炉で祀られる神は、実体不明の家の神として拝まれるという現在のような状況を迎えることになった

 

 

 

琉球怪談』 現代実話集  闇と癒しの百物語

小原猛   ボーダーインク  2011/2

 

 

 

<キジムナー>

・たとえば沖縄でもっとポピュラーな妖怪であるキジムナーは、戦後という垣根を越えると、急激に目撃例が減少している。取材していく中でも「戦前はキジムナーがいっぱいいたのにねえ」「戦後すぐはいたけど、もういないさ」という、オジイ、オバアの声を聞いた。

 もしかしたら戦争でのウチナーンチュの意識が変わり、キジムナーの存在を受け入れなくなってしまったのかもしれない。沖縄戦、という次元を超えた壁が、怪の世界にも立ちはだかっていることを、身を持って実感した。

 

<戦後の駄菓子 キジムナーのはなし1>

・Nさんはとある離島の出身である。

 Nさんのまわりでは小さな頃から、キジムナーの話は日常的に伝えられてきたのだという。

 その昔、キジムナーは家々を回り、さまざまな人々と物々交換をしていたのだという。

 

・島のキジムナーは、本島のキジムナーのようにガジュマルの樹を住処とせず、洞窟の中で暮らしていたという。

 戦前までは、むらを訪れては食べ物を交換したり、人間に火を借りにきたことさえ、あったのだという。そんなキジムナーも、戦後はぱったりと現れなくなった。

 だがNさんは、幼い頃にキジムナーを一度だけ見たことがあるのだという。

 夕暮れどき、Nさんがまだ子どもの頃、実家の家の近くの浜辺で遊んでいたときのこと。

 一人のキジムナーが、森の中から現れて、Nさんのほうをじっと見ていたのだという。友達数人もその場所にいたが、彼らにはキジムナーを見えるものと、見えないものに分かれたのだという。見えたもの代表として、Nさんはキジムナーに声をかけることになった。

 Nさんは、知っている限りの方言でキジムナーに挨拶をしたが、どれも無視されてしまった。

友達の一人が、駄菓子をくれたので、Nさんはキジムナーのそばまでいって、駄菓子をあげたのだという。

 するとキジムナーはそれを奪ってから、すばやく林の中に逃げていった。それが、おそらく島で見られた最後のキジムナーに声をかけることになった。

 それ以来、キジムナーを「感じた」とか、「らしき影を見た」という話は、何度も耳にしたそうだが、キジムナーに正面で出会ったという話は、あまり聞かれない。

 

<小便 キジムナーのはなし2>

・Tさんが子どもの頃、Fくんという友達がキジムナーが棲んでいたといわれているガジュマルの木に立小便をしたそうである。

 友達は、えい、キジムナーなんていないさ、怖くない、と大声で叫びながら、木の周囲に小便を輪のようにひっかけた。キジムナーを見たことはなかったが、信じていたTさんは怖くなって一目散に家に帰ったという。

 夕方、気になったTさんは、小便をかけた友達が住んでいる団地へ行ってみた。

 

・すると、部屋の中は見えなかったものの、3本指の奇妙な跡が、いくつもガラス表面についているのが見えた。

 まるでニワトリの足のような、3本指の奇妙な跡が、いくつもガラス表面についていた。

 

・次の日、Fくんは学校を休んだ。そして次の日も、次の日も学校を休んだ。

結局、1週間学校を休んで、帰って来たときにはゲッソリと痩せていた。

学校で久しぶりに会ったFくんは、Tさんにこんな話をしたそうだ。

 小便をかけてしばらくすると、気分が悪くなってきた。

 家に帰ると、立てなくなってそのまま寝込んだ。

 母親がどうしたのかと聞くので、しかたなくガジュマルに小便をかけた、と本当のことを言った。母親はあまり迷信を信じるほうではなかったので、風邪ぐらいにしか考えていなかった。

 ところが、Fくんが寝ていると、ベランダにまっ赤なキジムナーが何人もやってきては、ガラスをぺちゃぺちゃたたき出した。母親も一緒になってそれを見たので、すぐさま知り合いのユタを呼んで、その夜にお祓いをしてもらった。

 ユタがいうには、この子がしたことは悪質だったから、お灸をすえる意味でも、1週間は熱を引かさないようにした、とのことだった。

 その言葉通り、Fくんはちょうど1週間後に熱が引き、学校に来ることができたという。

 

<赤ら顔  キジムナーのはなし3>

・Wさんが子どもの頃、学校に行くと、友人の一人がおかしなことになっていた。

 顔は赤く晴れ上がり、はちきれんばかりにバンバンになって、非常に苦しそうだった。本人も、息ができんし、と喘いでいる。先生が寄ってきて、どうしたね、と聞くと、その生徒はこんな話をしたそうだ。

 朝起きてみると、顔が赤く腫れ上がって、息ができない。オバアに相談すると、「これはキジムナーが悪さをしているから、ユタに見てもらいに行こう。ただし、そのユタは午後からしか見れないから、昼過ぎに学校に迎えに行くまで、学校でおとなしくしている」と言われたそうだ。

 

・次の日には、その子は何事もなかったようにケロッとして、学校に登校してきたそうである。

  

今帰仁の小さなおじさん>

・Fさんが早朝、自転車に乗っていたとき、目の前の空き地に、知り合いのオジイが倒れていたという。

 死んでいるのかと思って自転車を降りて近寄ってみると、酒のちおいがプンプン漂ってきた。おい、このオジイ、酔っぱらってるし。Fさんがオジイの肩に手をかけて、起こそうとしたその時。

 倒れているオジイの周囲に、5人くらいの小さなおじさんが、オジイを背もたれにして座っていたのだという。

 オジイを揺らしたものだから、びっくりした5人のおじさんたちは悲鳴を上げながら、一斉に走って逃げたという。

 おじさんたちは空き地の中へ一目散に逃げると、そのままパッと掻き消えるようにしていなくなった。

 

・Fさんが眉をひそめながら自転車に戻ろうとすると、自転車の周囲にも小さなおじさんたちが複数いた。

 Fさんがびっくりして「うわあ!」と叫ぶと、それに逆にびっくりしたのか、クモの子を散らすようにして逃げ去ったという。

 おじさんたちは、それぞれ上半身は裸で、眉毛がつながっていたのが印象に残っているという。

 

<●●インターネット情報から●●>

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より

<小さいおじさん(ちいさいおじさん)>は、日本の都市伝説の一つ。その名の通り、中年男性風の姿の小人がいるという伝説であり、2009年頃から話題となり始めている。

『概要』 目撃談によれば、「小さいおじさん」の身長は8センチメートルから20センチメートル程度。窓に貼りついていた、浴室にいたなどの目撃例があり、道端で空き缶を運んでいた、公園の木の上にいた、などの話もある。ウェブサイトでも「小さいおじさん」に関する掲示板や投稿コーナーが設置されている。

 

<キジムナー(キジムン)>は、沖縄諸島周辺で伝承されてきた伝説上の生物、妖怪で、樹木(一般的にガジュマルの古木であることが多い)の精霊。 沖縄県を代表する精霊ということで、これをデフォルメしたデザインの民芸品や衣類なども数多く販売されている。

多くの妖怪伝承と異なり、極めて人間らしい生活スタイルを持ち、人間と共存するタイプの妖怪として伝えられることが多いのが特徴。

『概要』 「体中が真っ赤な子ども」あるいは「赤髪の子ども」「赤い顔の子ども」の姿で現れると言われることが多いが、また、手は木の枝のように伸びている、一見老人のようだがよく見ると木そのものである、などともいう。土地によっては、大きくて真っ黒いもの、大きな睾丸の持ち主などともいう。

 

 

 

『ニッポンの河童の正体』

 飯倉義之  新人物ブックス  2010/10/13

 

 

 

<外国の河童たち>

 <○○は外国の河童?  -河童は日本固有種かー>

・では日本以外の土地に河童は存在しないのだろうか?どうやらそうではないようだ。世界各地の妖怪を紹介する本や文章ではしばしば、「妖怪○○は××国の河童である」というような紹介され方がなされるように、海外の妖怪を日本の河童にあてはめて紹介することはままある。たとえば、韓国のトケビがそれである。

 

 <「トケビは韓国の河童」か?>

・韓国の「トケビ」は山野を徘徊する小鬼で、その正体は多く血がついたことにより化けるようになった、箒(ほうき)やヒョウタンなどの日常の器物である。トケビは人間を化かしたり、道に迷わせたり、野山に火を灯したり、快音を出して驚かせたり、夜に人家に忍び込んだり、格闘を挑んで負けたりと、ほとんどの怪しいことを一人でまかなう「万能妖怪」として大活躍を見せる。そのユーモラスな風貌と多彩な行動は、よく河童と比較される。

  

・前項でも河童の親類として紹介した奄美ケンムンやブナガヤ、琉球のキジムナーもまた、そうした「万能妖怪」という点でトケビとよく似た存在である。小柄でザンバラ髪の童形、好物や嫌いな物がはっきりとしており、ユーモラス。人間に関わり、からかう。トケビとケンムン・ブナガヤ・キムジナーと河童とは、性格や行動が共通していることは一目瞭然である。

  

・しかし重大な相違点もある。トケビは器物の化け物、ケンムン・ブナガヤ・キジムナーは樹木や森林のムン(化け物)としての性格が強く、河童の存在の根幹である水の化け物という性格を持ち合わせない。性格の一致と属性の不一致が、河童とトケビの間にはある。

 

 <「ヴォジャノイはロシアの河童」か?>

・他に多く「外国の河童」として挙げられる存在に、中国の河水鬼や水虎、ロシアのヴォジャノイやルサールカ、チェコのヴォドニーク、ポーランドのハストルマン、ドイツのニクス。フィンランドのネッキ、スコットランドのニッカールやケルピーなどが挙げられる。

これらの存在はいずれも水界に棲む存在で、人間や牛馬を水の中に引き込むとされ、彼らに挙げる季節の祭りなどが催されることなどが、河童と同一視される点である。

  

・しかしこうした水精の属性や行動以外の点では、河童と彼らの隔たりは大きい。河水鬼やヴォジャノイ、ヴォドニーク、ハストルマンは髭を蓄えた老人とされ、湖底で自分の財産である牛馬の群れや財宝を守って暮らし、機嫌が悪いと川を荒れさせるという固陋な存在である。ニクスやネッキ、ニッカールは成人男性の姿で現れて、荒々しく牛馬や子どもや婦女子を奪い去る肉体派である。ネッキやその同類が、半人半馬や馬に化けた姿を取るというのは、馬の姿をしていて人を水の中に誘い込むケルピーとも共通する。

  

・ケルピーに代表される「ウォーター・ホーズ」伝承は、ヨーロッパ各地にあまねく広がっており、龍の妖怪伝承といえば、ロッホ・ネス・モンスター、すなわち「ネッシー」である。ケルピーは河童と同じくらい、ネッシーにも近しい存在なのだ。

 

・ルサールカには溺死者の浮かばれぬ霊というイメージが色濃くついており、この点で幽霊や産女、雪女に近い属性を持つといえる。

  どうやら「××の河童だ!」と言われてきた妖怪たちは、河童と重ね合わせて理解できる部分とそうでない部分とを、同じくらいの分量で持ち合わせているようである。

 

 <やはり「河童は日本の河童」か?>

・水はわれわれの生存に欠かせないと同時に、恐るべき存在であるがゆえに、水の神と水の妖怪を持たない文化はない。そのような意味で、「河童は世界中に存在する」。

  

・しかし今見てきたように、そうした河童的な存在がどのような姿で現れ、いかなる言動をとるかは、文化によって全く違う。ロシアの冷たい湖水に棲むヴォジャノイは老人の姿で重々しく、スコットランドの湖沼地帯に棲むケルピーは活動的で攻撃的だ。そして里近くに多くの川や小川、沼や溜め池をもつ日本の河童たちは、人に近しく愛嬌があり、どこか深刻でない表情を持つ。一方で、日本の河童に近い韓国のトケビ、奄美ケンムンやブナガヤ、琉球のクジムナーは、水の精という性格をほとんど持っていない。

  

・こうした水の神・水の妖怪の多様なありようは、各々の文化において人と水とがどう関わっているかに規定されている。その意味では、「河童は日本にしかいない」。

  妖怪を比較することはすなわち文化を比較することなどである。「妖怪○○は××国の河童である」という言い切りは、あまりにも大胆すぎるもの言いであるだろう。

 

 

 

『絵でみる江戸の妖怪図巻』

 善養寺ススム、江戸人文研究会     廣済堂出版 2015/9/3

 

 

 

<キジムナー 琉球伝承>

・ガジュマル、赤榕、福木、栴檀の古木に棲むと言われる精霊。

 姿は様々で、髪は肩まであり、全身が赤い子供、または小人で、手は木の枝のようだとも言われる。地域によっては真っ黒な大人サイズだったり、睾丸が大きいとされることもある。

 木に棲んでいるが、主食は魚介類でグルクンの頭や、魚の左目が好物だと言われる。魚好きなので仲の良い漁師の手伝いをするというが、蛸や屁が嫌いなので、魚を捕っている時に屁をひると、消えてしまうらしい。

 悪戯もよくする。人を誑かし、土を飯だと騙して食べさせたり、木の洞に閉じ込めたり、寝ている人に乗ったりもするし、夜道を行く人の灯を消すのも十八番だ。

 さらに、木を伐ったり、虐めたりすると、家畜を殺したり、船を沈めたりもする。昼間は人間には見えないので、キジムナーの悪口を言うと、意外に側にいて聞いていて、夜になって仕返しされるという。

 

<くへた  伝承 越中国富山県)、神、招福>

越中国立山の予言神で、5年以内に疫病の流行すると予言しに現れた。自分の姿を写し、それを見れば病を避けられると告げた。

 

ケンムン 伝承、奄美大島、妖怪>

・【キジムナー】と【河童】を合わせたような妖怪。姿は様々だが、ほとんどが、5~6歳の子供のようで、全身赤みがかった肌に毛が生えているそう。頭には皿があり、油や水が入っているという。ガジュマルの木に棲み、木の精霊ともされ、勝手に木を伐ると、眼を突かれて腫れてしまうとされる。蝸牛や蛞蝓が好物で、ケンムンの棲む木の下には蝸牛の殻が多く落ちていると言われる。

 河童のように相撲を取ったり、片方の手を引っ張ると、もう片方と繋がって抜けるともいう、性格は友好的だが、中には悪いのもいて、子供を攫って魂を抜くとも言われる。

 

コロポックル アイヌ伝承/小人>

・《蕗の下に住む人》の意。アイヌ以前に北海道に住んでいたとされる小人で、アイヌ伝承に登場する。

 住んでいたのは、北海道から樺太南千島列島におよび、各地に伝承が残されている。蕗の下というのは、蕗を傘にしている他、蕗で屋根を葺いた家に住んでいたからとされる。身長は1尺(30センチ)くらい。それよりも小さい、1~2寸(3~6センチ)の小人は【ニングル】と呼ばれる。

 

・十勝地方の伝説では、コロポックルは、昼は隠れて暮らし、夜になると5人から10人くらいで、川に数艘の丸木舟を浮かべ、魚を捕っていた。捕った魚の一部はアイヌの村に持って行き、チセ(家)の戸の隙間から手だけを出して差し入れていた。これは土地の恵みを分かち合う、当然の行為だったのだろう。しかし、決して姿は見せなかった。

 

<座敷童  伝承 全国 妖怪、招福>

・座敷童は陸奥国岩手県)を中心に全国で信じられている家の妖怪。座敷や蔵に棲み、その家の繁栄を守っていると言われる。

 おかっぱ頭の幼児が最も多く、家によっては15歳くらいの子供もいる。また、老婆の場合もあり、性別も一定していないし、複数が現れる家もあるという。

 座敷や土間で、幼い子供と遊ぶが、糸車や紙、板戸を鳴らす悪戯もする。座敷童が消えた家は、衰退したり火事や災害に見舞われるという。その場合、逃げて行く座敷童に道で出会うことがある。「何処へ行くのか?」と声をかけると、「あの家はもう終わりだ」と答えるという。

 

【蔵ぼっこ】陸奥国花巻、遠野の蔵に現れる座敷童。蔵の中に籾殻などを撒いておくと、朝には小さな子供の足跡が残されているという。

 

<覚(さとり)  『今昔画図続百鬼』  全国 妖怪>

・【天邪鬼】の類にも同名のものがいるが、こちらは唐(中国)伝承の妖怪。体中黒い毛に覆われた霊獣で飛騨や美濃の山深くなどに棲む。人の言葉を話し、人の心を読む。人に害はおよぼさず。捕まえようとしても、人間の意思を読んで、先回りして逃げてしまうという。

 

<天狗 伝承 全国 神、妖怪>

・天狗はもともと《隕石》のことをいい、唐(中国)伝承では虎に似た妖獣とされていた。『日本書紀』では《アマツキツネ》とされる。そのため《天狗》の字を用いる。

 

・やがて、仏教を妨害するとされ鳶のような姿で表わされ、次第に人間化して行った。その代表が【外道様】とも呼ばれるように、修行僧が己の知識に奢って悪心を抱いた末に、天狗と化したとされるもの。そのため知識が豊かで【神通力】を用い、弟子や家来を沢山抱える。

 山岳信仰では修験道の寺院や修行僧を守り、修行の地である山の結界を管理する。一方で、天候の怪異や【神隠し】を起こすとされる。

 天狗の代表は《日本八大天狗》と呼ばれる八人の天狗である。筆頭の【愛宕山太郎坊】は、京都・愛宕山に祀られる天狗で、【栄術太郎】とも言われる。

・その他に、江戸時代中期に作られた祈祷秘経の『天狗経』に《四八天狗》があげられていて、それぞれに逸話がある。さらに異名や天狗伝承は数知れない。

 

【尼天狗】『今昔物語集』に載る天狗。仁和寺の円堂に棲むという女の天狗。

 

鞍馬天狗鞍馬山に祀られる大天狗で日本八大天狗のひとり。牛若丸に剣術を教えたとされる。【僧正坊】や京の一条堀川の陰陽師・鬼一法眼と同じとされる。

 

【木の葉天狗】地位の低い天狗で【烏天狗】に似る。【白狼】とも呼ばれる。小僧の姿に化け、山を行く人や物を背負って小銭を稼ぎ、天狗の仲間達を支えているそう。

 

【守護神様】三河地方の天狗で、山の神とされる。毎月七日は山の忌み日とされ、入ることを避ける。

 

【僧正坊】鞍馬山の僧侶だったが、修行中に悟りを開いたと、自分の知識に驕り、年老いてなお死に欲を増し天狗となる。死後も僧侶の高い位に執着し続けた。

 

【空神】紀州の天狗。空を自由に飛ぶため、こう呼ばれる。

 

【天狗隠し】【神隠し】に同じ。天狗によって攫われたとする。行方不明事件のこと。

 

<鬼 伝承 全国>

・鬼は様々な妖怪や怪異に使われる名称。古代(平安中期以前)の王朝と闘う異部族や怪異など、外敵の他、人の心の中が変化する鬼もある。実態のあるものもあれば、実態のないものもあり、また、悪の象徴でもありながら、地獄では番人をする仏教を守る側にもいるという、様々な面で両極に存在する怪である。

 牛の頭に、虎の腰巻き(パンツと呼ばれるのは明治以降)として描かれる姿は、江戸時代に固定化された。

 

・また、流行病も鬼の仕業とされた。他の病気は《罹る》と呼ばれるが、風邪は鬼が悪い病気を引き込むので《引く》と呼ぶ。

 

【青鬼・赤鬼】

・物語には、赤・青の鬼が登場する。色の他にも目がひとつや複数あるもの、口がないものなど、様々な姿が語られ、描かれ《異形》を象徴する。

 

【悪路王】陸奥国岩手県)・常陸国茨城県)の鬼。坂上田村麻呂に討たれ、鹿島神宮に納められたとされる。

 

【悪鬼】世に悪をバラ撒く鬼達のこと。かつて流行病は鬼の仕業とされていたので、蔓延すると、人々は鬼の退散をひたすら神仏に願った。

 

【一条桟敷屋の鬼】『宇宙人時拾遺物語』に登場する鬼。ある男が都の一条桟敷屋(床の高い建物)で遊女と臥していると、夜中に嵐となった、すると「諸行無常」と言いながら通りを歩く者がいるので、蔀(上げ戸)を少し開けて覗くと、背丈は建物の軒ほどあり、馬の頭をした鬼だった。

 

茨木童子】【酒呑童子】の家来。

 

【牛鬼】石見国島根県)で語られる。水辺で赤子を抱いた女が声をかけてきて、赤子を抱いてくれと言ったり、食べ物を求めたりする。赤子受け取ると急に石のごとくに重くなり、動けなくなったところで牛鬼が現れ襲われるという。

 

 また、牛鬼が女に化けて出て騙す。四国や近畿地方には《牛鬼淵》や《牛鬼滝》など、牛鬼の棲む場所が多くある。

 

【温羅】かつて吉備国岡山県広島県)に渡って来た鬼の集団で、鬼ノ城を築き周辺を支配した。天王に対峙したため、吉備津彦に討ち取られた。斬られた首は死なず、犬に喰わせて骨にしても静まらず、地中に埋めても13年間もうなりを発していたと言われる。

 

【鬼の手形】陸奥国岩手県)伝承。盛岡の町では【羅刹】に荒らされて困っていた。そこで、人々は町の神である《三ツ岩様》に祈願すると、羅刹はこの岩の霊力で、岩に貼りつけられてしまう。堪忍した鬼は、二度と現れないという誓いを立てて放免してもらい、その証しに三ツ岩に手形を残して行ったという。これが県名《岩手》の由来とされる。

 

【鬼女紅葉】信濃国(長野県)戸隠や鬼無里に伝わる鬼。平安中期のこと、公家・源経基の子を宿した紅葉は、嫉妬のために御台所(正妻)に呪いをかけ、その罪で都を追われる。鬼無里に流された紅葉はやがて怨念で鬼となり、戸隠山を根城にして、付近の村を襲った。そこで都から平維茂が討伐に出陣し、観音の御使いから授かった《降魔剣》で退治される。しかし、鬼無里伝承では、都の文化を伝えた貴女とされて、尊ばれている。

 

【牛頭馬頭】地獄の鬼のこと。定番の牛の頭の他に、地獄には馬の頭をした鬼もいる。

 

【猿鬼】能登国(石川県)柳田村を襲った、一本角の猿のような鬼。村の岩穴に棲みついたため、氏神によって弓で射殺されたという。

 

【瀬田の鬼】『今昔物語集』東国の国司(地方官)が都に上り、瀬田の橋近くの荒ら家に泊まった夜に出た鬼。逃げて瀬田の橋の下に隠れると、追いかけて来た鬼が、侍を見失ってしまう。しかし、何処かから声がして、「下におります」とばらしてしまう。声の主は何者か知れず、その後、国司がどうなったかも、知る者はいない。

 

【火の車】地獄の鬼が燃え盛る車を引いて、生前の行ないのよくない死者を迎えに来る。『因果物語』では、強欲で行ないのよくない庄屋の妻を八尺(2.4メートル)もある大きな男が連れて行ったとある。連れて行かれる先は地獄。

 

<河童 全国 妖怪、水神>

・河童伝承は、

1.姿の目撃談。

 

2.相撲を挑み、人や馬を水中に引き込む。

 

3.泳いで遊ぶ子供を襲い、尻の穴から手を入れて【尻児玉】を抜く。

 

4.女性に悪戯をして腕を斬られ、その腕を取り返すために《腕繋ぎ》の治療法を伝授する。

 

5.冬の間は山に住む。と多彩。

 

 

豊前国(福岡県)の北野天満宮には河童のミイラが伝わる。江戸時代には河童のミイラは猿の赤子とエイなどを組み合わせて作られた。

 

【伊草の袈裟坊】武蔵国(埼玉県)の河童の親分。

【かーすっぱ】【がーすっぱ】駿河国静岡県)、九州で使われる。《すっぱ》は忍者のこと。

 

【があたろう】五島列島で呼ぶ河童。河童というと、川の妖怪の印象が強いが、【海御前】が河童の女親分と言われるように、海にも多くいる。

 

【かしゃんぼ】紀伊国和歌山県)、伊勢国三重県)の河童、【山童】。芥子坊主頭の6~7歳の子供で、青い着物を着ている。

 

【がめ】越中国富山県)、能登国(石川県)、筑後国(福岡県)の河童。筑後国久留米では女性に取り憑き病気にする。能登国ではよく子供に化け、越中国では鱗形の模様のある甲羅に、腹には赤いふさふさの尾があるとされ、千年生きて【かーらぼーず】になると言われる。

 

【川天狗】武蔵国多摩川では悪さはしない河童。村人に熱病に効くみみずの煎じ薬を伝えた、津久井では夜の川漁に現れ、大きな火の玉を出したり、網打ち音の真似をする。

 

 

 

コロポックルとはだれか』

―中世の千島列島とアイヌ伝説

瀬川拓郎  新典社新書   2012/4/24

 

 

 

<封印されたアイヌ伝説>

<小人伝説はおとぎ話か>

・昔は十勝川に沿ってアイヌのほかにコロポクウンクル(ふきの下に住む者)という、ふきの下に5、6人が集まって住むぐらい小さい者たちがいた。コロポクウンクルは何でも人に与えるのが好きで、ごちそうを椀に入れてアイヌの戸口のござの下から差し出し、それをアイヌが受け取って押しいただくと喜んでいた。あるときアイヌのウエンクル(悪い奴)が、ごちそうをもってきたコロポクウンクルを家の中に引っ張り入れると裸の女であった。女は泣きながら帰ったが、あとでコロポクウンクルの親方が怒ってやってくる。激怒したコロポクウンクルたちはレプンコタン(海の向こうの国)に引き上げることになり、そのときに親方が「このコタン(村)のものは、ネプチー(何でも焼けろ)、とかプチー(枯れてしまう)という名を付ける」と言う。それまではシアンルルコタンというりっぱな名前だったが、それからはこのコタンを「トカプチコタン」と呼ぶようになった(帯広市採録)。

 

・この伝説を読んで、コロポックルを実在の集団であったと考える人はおそらくいないでしょう。もしコロポックルが実在の集団だったと主張すれば、それは童話であり、妖精・妖怪譚のたぐいにすぎない、と一笑に付されてしまうにちがいありません。

 

<封印されたコロポックル論>

帝国大学東京大学)の人類学教室初代教授であった坪井正五郎らは、アイヌの伝説に登場するコロポックルこそが石器時代人だったのではないか、と主張した。

 

・一世を風靡した小人伝説は、河野常吉が「コロポックルアイヌの小説なり」と坪井を強い調子で批判したように、事実に根差さない昔話であり、童話のたぐいであるとみなされたまま、ふたたび学問的な議論の対象となることはありませんでした。

 

<中世千島の開発と小人伝説>

・小人伝説は、中世アイヌ社会の一端をうかがう貴重な資料といえそうです。

 

・古代の千島は、アイヌとは系統の異なるサハリンから来た人びと(オホーツク文化人)が住んでいました。しかし近世の千島はアイヌが占めるところとなっており、もはやオホーツク文化人は住んでいませんでした。

 

アイヌの小人伝説>

<ジョン・セーリス「二度蝦夷に行ったことのある一日本人が江戸の町で伝えた同地に関する情報」『日本渡航記』(1613年)>

・(道南の松前の)さらに北方には、同じ陸地上に、一寸法師のような背の低い人間が住んでいる。蝦夷人(アイヌ)は日本人と同じ丈の人間である。

 

<松坂七郎兵衛他『勢州船北海漂着記』(1992年)>

南千島のエトロフ島に漂着した勢州船の記事です。船員は、エトロフ島からクナシリ島を経て北海道本島に渡り、十勝を経て松前から帰郷しました。この小人伝説は、帰途、クナシリ島から道東太平洋沿岸のあいだで聞きとったものとおもわれます。小人が「小人島」に住んでいること、その島にはワシが多くいること、船路100里もある遠い地から船で本島にやってくること、その目的が土鍋製作用の土(粘土)の採取にあること、脅すと身を隠すことなどについて記しています。

 

松宮観山蝦夷談筆記(上)』(1710年)>

・道南の日本海側、現在の上ノ国町小砂子の地名由来にかんする聞きとりです。100人ほどの小人が「小人島」から渡ってきたこと、その目的が土と草(あるいは葦)の採取であったことを記しています。

 

<秦檍丸「女夷文手図」『蝦夷島奇観』(1807年)>

アイヌの女性の文身(イレズミ)の図に、道東の根室アイヌから聞き取った伝説を解説として付したものです。古くはコッチャカモイという小さな神が北海道の各地にいたこと、アイヌとの直接的な接触を嫌い北海道から去ったこと、この神のイレズミをまねてアイヌのイレズミがはじまったこと、かれらの住んだ竪穴住居の跡が各地に残り、土器や宝が出土することなどを記しています。

 

最上徳内『渡島筆記』(1808年)>

・むかしコロブクングル(フキの下にその茎をもつ人の意)と呼ぶ小人がいたこと、道東ではこれをトイチセウンクル(竪穴住居に住む人の意)と呼ぶこと、アイヌ女性のイレズミがこの小人の習俗に由来すること、声は聞いてもその姿をみた者はいないこと、アイヌの漁に先回りし、あるいはアイヌの魚を盗み、アイヌも家に来て魚を乞うこと、魚を与えないと仕返しすること、小人は魚を乞うたのではなく、反対にアイヌに与えたともいわれること、家の窓から魚を乞う小人の女の手を引き入れたが、3日食事を与えないと死んでしまったこと、小人はアイヌにさまざまな悪さをなし、戦うときには甲冑を帯びてフキの下に隠れたことなどを記しています。

 

<小人名称の三種類>

・一つ目は、竪穴住居に住む人(神)を意味するとおもわれる名称です。「トイチセコツチャ」「トイコイカモイ」「コッチャカモイ」「トイチセウンクル」がありました。二つ目は、フキの葉の下の(神)を意味する名称です。「コロボルグルカモイ」「コロブクングル」がありました。三つ目は、千島の人を意味する「クルムセ」です。

 

 

 

もののけの正体』  怪談はこうして生まれた

原田実   新潮社     2010/8

 

 

 

<恐怖の琉球――南国のもののけ奇談>

アカマタ――魔物の子を宿す>

・ある日のこと、乙女が畑に出て芋を掘っていた。乙女が一休みして、また畑に戻ろうとしたところ、岩のうしろから赤い鉢巻をした若者が顔を出してはまたひっこめたのに気づいた。歩こうとすればまた顔を出し、立ち止まればまた隠れる。乙女がその若者の顔に見入って動けなくなっていた時、乙女の様子がおかしいことに気付いた農民たちがかけつけて乙女を畑に引き戻した。

 乙女が見ていた若者の正体は、アカマタという蛇だった。アカマタは誘惑した乙女と情を通じ、自分の子供を産ませようとしていたのだ・・・。このパターンの民話は、沖縄の各地に伝わっている。

 

石垣島の宮良では7月の豊年祭にアカマタ・クロマタという神が現れ、一軒一軒の家を回り祝福していくという(なお、この祭りは秘祭とされ撮影が一切禁じられている)。

 沖縄では同じアカマタという名で、若い女性にとりつく蛇のもののけと、豊作を予視する来訪神の二通りの異界の者が現れる、というわけである。

 

・さて、蛇ににらまれた女性が動けなくなるという話は、本土の古典でも、たとえば『今昔物語集』などに見ることができる。また、蛇身の神が女性の元を訪れて交わるという話は古くは記紀にも見られ、さらに日本各地の伝説・民話などに見ることができる。ちなみに記紀ではその説話の舞台が大和の三輪山(現・奈良県桜井市)の麓とされているため、神話・民話研究者の間ではそのタイプの説話はその三輪山型神婚説話と呼ばれている。沖縄のアカマタの話はその三輪山型神婚説話に発展する可能性を秘めながら中断させられた話とみなすこともできよう。

実は、沖縄にも三輪山型神婚説話に属する類型の話が残されている。

 

・これは江戸時代の琉球王府が正史『球陽』の外伝として、琉球各地の口碑伝承を集めた『遺老説伝』に記された宮古島の始祖伝承の一部である。

 この話に登場する大蛇には、娘が魅入られるという点からすれば憑き物的側面があり、夜に訪れるという点からすれば来訪神的側面もある。この話は、憑き物としてのアカマタと来訪神としてのアカマタの関係を考える上で暗示的だ。

 ところで私はかつて、三輪山型神婚説話の起源について、異なる共同体に属する男女間の婚姻がその背景にある可能性を指摘したことがある。

 

キムジナー 日本のエクソシスト

・沖縄ではその昔、樹木に住む精霊の存在が信じられていた(あるいは今でも信じられている)。

 

・沖縄では古木の精をキムジナー(木に憑く物、の意味)という。また地域や木の種類によってはキムジン、キムナー、ブナガヤー、ハンダンミーなどの別名もある。赤い顔の子供のような姿とも全身が毛に覆われた姿ともいわれ、水辺に好んでよりつくことから、本土でいうところの河童の一種とみなす論者もいる。

 

・『遺老説伝』の話の全般に見られるように、キムジナーは友だちになれば魚をわけてくれたり、仕事を手伝ってくれたりするという。また、他愛ないいたずらを好む、ともされ、たとえば、夜、寝ていて急に重いものにのしかかられたように感じたり、夜道を歩いている時に手元の明かりが急に消えたりするのはキムジナーのしわざだという。

 

・キムジナーが出没するという話は現在でも沖縄ではよく語られる。ただし、最近では、観光客のおみやげなどでキャラクター化されたかわいいキムジナーが流布する一方、人に憑いて苦しめるような悪霊めいたキムジナーの話が広まる、という形でのイメージが二極化する傾向があるようだ。

 

<キンマモン――海からの来訪神>

・その昔、屋部邑(現・沖縄県うるま市与那城屋慶名)は幾度となく火災に遭い、多くの家が失われていた。ある日、その村に君真物(キンマモン)と名乗る神様が現れて村人たちに仰せられた。

「ここに火事が起こるのは屋部という村の名が悪いからです。屋慶名と改名すれば火事が起きることはない」

 

 村人たちがそのお告げにしたがったところ、その後は火事が起きることはなくなった(『遺老説伝』より)

 

・キンマモンに関する記録は、江戸時代初期の僧・袋中(1552~1639)の『琉球神道記』にすでに見ることができる。それによるとキンマモンは琉球開闢以来の守護神とされる。キンマモンは、ふだんは海底の宮に住んでいて、毎月、人間の世界に現れて遊んでは宣託を与えていくのだという。

 

・また、曲亭馬琴の『椿説弓張月』(1807~1811年)は保元の乱に破れて伊豆に流された源為朝流刑地から脱出して琉球にたどりつき琉球最初の王朝である舜天王統の祖になったという伝説を読本にしたてたものだが、その中でキンマモンは「きんまんもん」と呼ばれ琉球を守護する神だとされている。ちなみにこの読本に挿絵を付したのは葛飾北斎だが、北斎は「きんまんもん」を、魚の胴体に人間の顔、鱗だらけの手足

があって直立するという異形の姿に描いた。

 

 キンマモン=君真物で、「君」は君主もしくは神女は君主もしくは神女への尊称、「真」は真実、本物という意味の尊称、「物」は精霊の意味とみなせば、キンマモンは、精霊の真の君主ともいうべき偉大な精霊といった意味になる。「物」はまた本土の言葉で言う「もののけ」にも通じている。

 

・キンマモンは海から人里にやってくる宣託神であり、典型的な来訪神である。最近の沖縄では、この神について、単に沖縄の守護神というだけではなく、世界の救世神だとして主神に祭る新興宗教も出現している。

 沖縄の習俗伝承には、憑き物系のもののけや来訪神に関わるものが多い。これは沖縄の社会事情とも深く関連している。後述するように、沖縄では、ノロやユタといった神女たちがさまざまな祭祀をとりおこない、庶民の生活に深く関わる存在となっている。

 そして、彼女たちの職掌というのはつまるところ来訪する神を迎え、憑き物を払うことなのである。彼女たちが人々の生活に深く関わっている以上、来訪神や憑き物は社会的・文化的に認知された存在であり続けるし、またそうしたものたちが認知されている以上、神女たちの職掌も必要とされ続けるのである。

 

<メリマツノカワラ――神女と異神>

・沖縄には各地に御嶽と呼ばれる聖域がある。それらは神がかつて降臨した(あるいは今も降臨する)とされる聖地である。本土でいえば神社の本殿に相当するといえようが、御嶽は神社のような建築物ではなく自然の岩や洞窟をそのまま聖域と見なすものである。

 

 その御嶽の由来の中には、異形の神の降臨について伝えるものもある。

 

・13か月が過ぎ、真嘉那志は一人の男の子を生んだ。いや、それを男の子と言っていいものかどうか・・・生まれた子供は頭に2本の角を生やし、両目は輪のように丸く、手足は鳥に似て細長く、奇妙な顔立ちで少しも人間らしいところはなかったからだ。

 目利真角嘉和良(メリマツノカワラ)と名付けられたその子供は14歳になった時、母と祖母とに連れられて雲に乗り、空へと去って行ってしまった。

 しかし、その後、メリマツノカワラは彼らがかつて住んでいた近くの目利真山にたびたび現れ、その度に人々を助けるような霊験を示した。人々は目利真山を御嶽として崇めるようになったという。

 この話は『遺老説伝』や『宮古史伝』に出てくる。

 

・一部の古代史研究家は、メリマツノカワラの容貌が鳥に似ていたとされるところから、中国の長江流域にいた鳥トーテムの部族が漢民族に追われて海に逃れ、沖縄に渡来して鳥崇拝を伝えたのではないか、と考察している。

 

<神女が重んじられる文化>

・明治政府の廃藩置県によって王政が廃止された後も聞得大君(きこえおおぎみ)を頂点とする神女制度は存続し、現在は聞得大君こそ空位だが、各地のノロ祝女、各地域の神を祭る女司祭)は祭祀によってそれぞれの地元の人の精神的なよりどころとなっている。

 

・一方、正規の神女制度に属さないユタという人々もいる。彼女らは庶民の祖先祭祀について指導したり、憑き物落としをしたりする民間の神女であり、その存在は沖縄の人々の生活に深く根付いている。ユタは祖先崇拝を通して庶民生活における伝統を伝えようとする存在ともいえよう。

 

ノロやユタが沖縄の人々の精神生活に深く関わっていることを思えば、沖縄の民俗伝承に来訪神や憑き物系のもののけが多い理由も改めてよくわかる。

 ノロの大きな職掌は来訪神を迎えることであり、ユタの仕事の一環には憑き物落としが含まれているからだ。沖縄の異神やもののけは、神女たちの存在意義を支えてきた。

そして、彼女らが沖縄の人々の生活に深く関わっているということは、とりもなおさず、彼女らに関わる異神やもののけが沖縄の人々の生活と密着しているということでもあるのだ。

 

もののけ天国・蝦夷地――アイヌもののけ

蝦夷地の妖怪や異神>

コロポックル――妖精はどこにいる?>

アイヌの伝説で本土の人にもよく知られているものと言えば、筆頭に挙げられるべきは、コロポックル(蕗の下に住む人)という小人族に関する伝説である。彼らはまた、トイチセウンクル(土の家に住む人)、トンチなどとも呼ばれる。この小人族たちは、伝承上、あくまで「人間」とされており、カムイ(神)でもカミムンでもないが、西欧の伝承における妖精などとよく似たところがあることも否めない。

 

・また、十勝地方の伝説では、コロポックルアイヌに迫害されてその地を去ったが、その時、川に「トカップチ」(水よ、枯れろ)という呪いをかけた。これがトカチという地名の由来だという。

 この伝説に基づき、コロポックルを北海道におけるアイヌ以前の先住民族とする説を唱える論者も多い。明治20年(1887)には人類学者・坪井正五郎コロポックルは北海道のみならず日本列島全域の先住民族で、日本民族に追われてかろうじて北海道に残っていたものが、そこからさらにアイヌに追われた、という説をたてた。

 

<魔女ウエソヨマ――北国の天孫降臨

アイヌの伝説を論じる場合に避けて通れないのはユーカラといわれる口承叙事詩だ。その中には、もののけと戦って人間の世界に平和をもたらした英雄たちの物語も含まれている。

 

<水の精ミンツチ――半人半獣の謎>

・ところでアイヌの信仰で、和人のカミ(神)にあたる霊的存在を「カムイ」ということはよく知られている。

 

・ミンツチは半人半獣のもののけで小さい子供くらいの背格好をしているという。肌は海亀のようで色は紫とも赤とも言われる。

 川辺に来る人を襲って水の中に引きずり込むとして恐れられる一方で、山や川で働く人を苦難から救うこともあると言われる。

 

・ミンツチの行動パターンには和人の伝承における河童に似たところがある。さらに言えば、ミンツチは和人との接触アイヌの伝承にとりこまれた河童とみなした方がいいだろう。ミンツチの語源「みずち」は、水の神を意味する日本の古語(「蛟」という漢字を当てられる)だが、一方で青森県における河童の呼称「メドチ」と同語源でもあるのだ。

 

 

 

『写真で見る日本に来た?!UFOと宇宙人』

 (矢追純一)(平安)(昭和51年)

 

 

 

<北海道函館市にはUFOの基地がある?>

・北海道の南端、函館市をのぞむ小さな港町、上磯では、しょっちゅうUFOが目撃されるそうだ。

 

・地元でもUFO目撃者の数が多い。

 

・吉川さん親子も白昼、巨大なUFOが頭上を通過して行くのを見た。それはまるで巨大な扇風機が飛んでいるようだったという。丸い円盤型のUFOで、全体がものすごい勢いで回転しているように見えた。そして、アッという間に急速にスピードをあげ、海上に消え去ったという。

 

・小坂さんたちは、ひんぱんに現れるUFO基地を探してやろうと毎晩のように近くの山々を探検してまわった。そして、ついに大沼山近くの、通称、貧乏山という山の裏側にUFO着陸跡らしい巨大な円形の焼け焦げを見つけたのである。

 

・グループのメンバーは毎晩交替で見張ることにした。そして、UFOらしい大きな怪光がオレンジ色に光りながらこの貧乏山を出入するのを8ミリにおさめることに成功したのである。

 

 

 

『エイリアンの謎とデルタUFO』

飛鳥昭雄・三神たける)(学研) 2003/5/27

 

 

 

<グレイは地球産UMAだ>

・とくに、グレイは日本人にとっては非常に馴染みが深い動物であるといってもいい。日本でもグレイは住んでいるからだ。昔から日本人はグレイをしばしば目撃してきた。ただ捕獲された正式な記録はないので動物というより、妖怪変化にされてしまっただけである。日本におけるグレイ、それは「河童」である。一口に河童といっても、そこには古代の被征服民や神話、それに呪術に至るまで、様々な要素が含まれる。その中のひとつに、実は未確認動物(UMA)としての河童があるのだ。アイヌの伝承に登場するコロポックル奄美地方のケンムン、沖縄地方のブナガヤやキムジナーもまた、そうした河童の一種でいわばグレイなのである。

 

 

 

『鬼』 高平鳴海/糸井賢一/大木憲司/エーアイ・スクウェア 

 (新紀元社)1999/8

 

 

 

 創造神とドラ息子

 伊吹(いぶき)弥三郎・伊吹童子

・弥三郎の特殊能力;鉄の体、巨体

  童子の特殊能力;不老長寿、仙術、怪力

  出自;『御伽草子』『三国伝記』『仮名草子』『伊吹童子絵巻』

 

 <伊吹の山神>

近江の伊吹山にいたとされる伊吹弥三郎には創造神という顔と魔物=鬼という顔がある。その息子の伊吹童子も多くの部下を従えて暴れまわった鬼である。

 

実は近江の伝説だけでなく、弥三郎は多くの文献にも登場している

 

 <天地を創造する>

・近江地方の伝承では、伊吹弥三郎は巨人として扱われている。日本のみならず、世界中の天地創造神話には、山や河川、湖などを創ったとされる巨人がよく登場する。世界の初めに巨人が存在していて、それが地形を創ったり、巨人の死体が山や川や海になったという話だ。弥三郎もそうした創造神の一種と見るべきだろう。

 

彼は伊吹山や富士山、七尾村(現在の岡山)を創ったと伝えられている。

 

 <魔物に堕とされた巨神>

・古に神は、時代と共に魔物に凋落していくことが少なくない。弥三郎はその典型といえるだろう。

 

・近江の伊吹山に弥三郎と言う男がいた。その体は、鉄のようで、千人力を持つ超人であり、人々はこれを恐れて「鬼伊吹」と呼んだ。

 

  <容姿>

・伊吹弥三郎も伊吹童子もその姿は一般的な鬼のイメージとは違う、ものもとの伝承から推測するに単なる巨大な男、いわゆる巨人であり、その他の細かい特徴は不明である。特に弥三郎は富士山などを造ったとされており、その体の大きさは他の鬼と波比べられないほどだろう。

 

・伊吹童子の方は、童子と呼ばれるだけあって童(わらわ)の姿をしていたらしい。不老長寿の薬といわれる「サンモ草の露」を飲んで以来、老いもせず、14~15歳の少年のままだった絵巻に書かれている。

   

<戸隠の女盗賊><紅葉(くれは)>

・各地の伝承でも能楽で語られる場合でも、絶世の美女であったと伝えられる。しかし、罪に問われて戸隠に逃れ、その後は悪事を重ねるごとに醜い姿になっていった。一説には、その身長は3メートルほどもあったという。

 

<英雄を助けた鬼女、鈴鹿御前>

・どの伝承を見ても絶世の美女だったと記録されている。鈴鹿山の鬼女も「女」で「盗賊」だったことから、立烏帽子と呼ばれるようになったと考えられる。

 

・彼女は記録によって鈴鹿御前と呼ばれる場合と烏帽子と呼ばれる場合がある。

 

・鬼女を御前と呼ぶのは変かもしれないが、伝説を見ると、どうも、彼女は、完全な悪玉というわけではなかったようである。あるいは、鬼神レベルの力を有していたために、敬称が付けられたのかもしれない。

 

・御前は田村丸を「光輪車」という神通力で飛行する乗り物に乗せたかと思うと、瞬く間に内裏に降り立った。そして、光輪車で去っていった。

 

<熱き情念の化身>(清姫・(異名)白拍子白拍子花子)

和歌山県熊野地方の伝承。容姿については、伝承のパターンによって、ふたつ存在する。ひとつには夫に先立たれた寡婦(やもめ)で、イメージとしては妖艶な中年女性だろう。もうひとつは白拍子の少女の姿である。清姫といった場合、特にこちらの少女を指す。

 

 さらに彼女は、全長10メートルもの大蛇に変身することができ、これが第三の姿と呼ぶこともできる。

 

 清姫の物語は、熊野権現と関係が深く、その舞台は道成寺という寺である。主な登場人物は、清姫と彼女が恋焦がれる安珍という僧だ。

 

<●●インターネット情報から●●>

 ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より、

 

鈴鹿御前の物語」

 

・現在一般に流布する鈴鹿御前の伝説は、その多くを室町時代後期に成立した『鈴鹿の草子』『田村の草子』や、江戸時代に東北地方で盛んであった奥浄瑠璃『田村三代記』の諸本に負っている。鈴鹿御前は都への年貢・御物を奪い取る盗賊として登場し、田村の将軍俊宗が討伐を命じられる。ところが2人は夫婦仲になってしまい、娘まで儲ける。紆余曲折を経るが、俊宗の武勇と鈴鹿御前の神通力 によって悪事の高丸や大嶽丸といった鬼神は退治され、鈴鹿は天命により25歳で死ぬものの、俊宗が冥土へ乗り込んで奪い返し、2人は幸せに暮らす、というのが大筋である。ただし、写本や刊本はそれぞれに本文に異同が見られ、鈴鹿御前の位置づけも異なる。

 

 

 

『鬼』  (高平鳴海、糸井賢一、大林憲司)

新紀元社)1999/8

 

 

 

<鬼はなぜ童子とよばれるのだろうか?>

童子とは、つまり元服前の稚児を示す言葉だが、童子はいわば蔑称で、時の支配者らが用いた言い回しである。鬼は確かに人々を驚かしていたが、その力を認めたがらず、下っ端=目下の者=童子と呼んだそうです。

 

<日本の伝承に残る鬼として>

・桃太郎の鬼(温羅)(うら)

 

蝦夷の鬼王(悪路王)(あくろおう)

 

有明山(信州富士とも呼ばれる)の鬼族(八面大王)(長野県の伝承)

 

・黄泉より還りし悪鬼(大嶽丸)(おおたけまる)(三重県鈴鹿山近辺の伝承)

 

・霊の化身(鬼八法師)(きはちほうし)九山岳地帯の伝承

 

・飛騨の怪人(両面宿儺)(りょうめんすくな)

 

・「伊吹弥三郎」と「伊吹童子」の伝承(岐阜県北部伝承、日本書紀御伽草子に登場)近江の伊吹山にいたとされる伊吹弥三郎は、創造神という顔と、魔物=鬼という顔がある。伊吹童子はその息子だという。

 

・天邪鬼(あまのじゃく)(人々に親しまれた小鬼)(和歌山県串本町の伝承)

 

・同胞を助けた「赤鬼」(せっき)出自は安倍晴明物語。

 

 

 

『異人その他』 

岡正雄) (岩波書店)  1994/11/16

 

 

 

<異人>

・異人もしくは外人は、未開人にとっては常に畏怖の対象であった。あるいは彼らは、異人は強力な呪物を有していると考えて畏怖したのであろう。あるいは悪霊であるとも考えたのであろう。

 

・自分の属する社会以外の者を異人視して様々な呼称を与え、畏怖と侮蔑との混合した心態を持って、これを表象し、これに接触することは、吾が国民間伝承に極めて豊富に見受けられる事実である。山人、山姥、山童、天狗、巨人、鬼、その他遊行祝言師に与えた呼称の民間伝承的表象は、今もなお我々の生活に実感的に結合し、社会生活や行事の構成と参加している。

 

 

 

『鬼がつくった国・日本』  歴史を動かしてきた「闇」の力とは

小松和彦内藤正敏   光文社文庫    1991/11

 

 

 

<「東北」の怨念を語りつぐ「田村三代記」>

・それで、こういう中央とまつろわぬ者の関係、日本の過去における京都を中心とする光の領域と、東北に代表される闇の領域との関係を象徴的に表している『田村の草子』という坂上田村麻呂の一族をモデルにした説話があるので、ここで紹介してみたいと思います。

 

 まず、田村利仁という人物が出て来て、妻嫌いをする。つまり、かたっぱしから縁談を断るんですが、ある日、大蛇が変身した美女を見初め、妻にする。女は妊娠し、自分の姿を見ちゃいけないといって産屋にこもる・・・。

 

・そう、タブーを破って見ちゃうわけ。それで、まさに「見たな」というわけで、「おまえは数年を経ずして死ぬが、子どもは英雄になる、覚えとけ」と預言して姿を消してしまうんです。

 

・それでね、いまの『田村の草子』には中央から見た鬼=まつろわぬ者のイメージがよく出ていると思うんですが、東北にも東北版『田村の草子』みたいなのがあるんですよ。『田村三代記』といわれているもので、話を簡単に紹介しますと、平安時代前期に都でまりのような光る物体が夜となく昼となく飛び回り、米俵、金銀、はては天皇への貢ぎ物まで持ち去ってしまうという騒ぎが起こるんです。

 

未知との遭遇だね。第三種接近遭遇(笑)。

 

・そこで、陰陽師の博士に占わせると、伊勢国鈴鹿山に天竺から来た魔王の娘である、巫女のいでたちをした立烏帽子というものがいて、日本転覆を計画しているという。しかも、日本にも立烏帽子におとらぬ鬼神である蝦夷の大嶽丸がいて、ほっておくといっしょになって攻めてくるというんです。で、そりゃたいへんだというので、田村利仁に追討を命じて、鈴鹿山に向かわせるんです。ところが、二万余騎の軍勢で探しても、立烏帽子は見つからない。そこで、魔の者に会うときは大勢で行くなという父利光の教えを思い出して、利仁一人を残して軍勢を返すと、三年以上たったある日、やっと立烏帽子を見つけるんです。すると、これがなんと紅の袴を着た歳のころは十六、七のピチピチのギャルちゃん。

 

・なんせ相手がかわいい女の子でしょ、さしもの田村丸も迷うんです。原文に「かようなる美麗なる女を討つとは何事ぞや。このうえはなかなか彼女にしたしむべきかと思召し賜えしが、いやまてしばし我心」とありますもの。

 

・ちょっと待て、だいたいそれで男は損しちゃうんだよね(笑)。そういえば、この『田村三代記』ってちょっとまえまで東北の座頭が奥浄瑠璃でやってたんでしょ。

 

・それでね、二人の戦いはなかなか勝負がつかないわけ。すると、立烏帽子が利仁の出自について語り始めるんです。それによると、利仁の祖父は星の子どもで、彼が龍と交わってできたのが父親の利光で、その利光が奥州の悪玉姫、これも鬼ですよ。それと契ってできたのが利仁だというんです。そして、田村三代は日本の悪魔を鎮めるための観音の再来だというんです。それで、自分は日本を転覆させにきて、蝦夷の大嶽丸にいっしょになってくれと何度も手紙を出したんだけれど、返事もくれない。でも、自分は女の身だからやっぱり男がいないとだめなの、あなたといっしょになって、二人で力をあわせて日本の悪魔をやっつけようといいよるんです。

 

・それで、二人は結ばれて近江の高丸という鬼を退治するように命じられるんです。二人が攻めていくと、高丸は常陸の鹿島の浦(茨城県)に逃げてしまったので、立烏帽子は利仁を光りん車というUFOみたいな乗り物に乗せて飛んでいくんです。で、高丸を攻撃するときの戦法っていうのがまたSF的で、呪文をかけて十二の星を降らせて星の舞いをさせたり、一本のかぶら矢を打つと、それがビーム砲か散弾銃みたいに千本の矢先となって鬼神に降り注いだり…。結局、高丸は二人に退治されてしまう。

 

<連綿と続く東北独立国家への試み>

・『田村三代記』の主人公である田村利仁は、征夷大将軍坂上田村麻呂鎮守府将軍、つまり蝦夷に置かれた軍政府の長官であった藤原利仁とを合体させた人物なんだけど、彼は星の子どもと龍が交わってできた父親が、さらに悪玉姫という鬼と契って生まれたといわれるわけでしょう。龍と鬼という二重の異類婚によって生まれるわけですよね。その利仁が、立烏帽子という外来の魔性の女と交わって呪力を得て、蝦夷の鬼神の大嶽丸を倒す。これはまさに、まえに話した「異には異を」、「夷をもって夷を制する」という古代東北侵略のパターンそのものだと思うんです。

 ただ、東北の『田村三代記』がものすごく伝奇ロマンっぽくなっているのは、京都でつくられた『田村の草子』が東北でもう一度再生産され、京都を他界として描いているからでしょうね。

 

<日本史のすぐ裏側に、闇の文化史――鬼の日本史のようなものがあるのではないか>

・『田村の草子』『田村三代記』については、すでに西村寿行氏が、それをネタにして傑作を書いておられます。これらとはり合うつもりの方、おられますか。おられませんか。

昔、いつの頃からか歩危の山に一人の大男が現れるようになった。この大男は見た目こそ人と違わないが、人の三倍とも四倍ともされるほどの大きさと力を持っていた。(3)

 

『ヨーロッパのUFO』

 (イロブラント・フォン・ルトビガー)(星雲社

 真の科学的UFO研究の模索  (2007年12月)

 

 

 

<過去のUFO事例>

 <フランス、ドイツ、英国の歴史的な事例(16~18世紀)>

・1554年2月11日、フランスのサロン・ド・プロバンスで大きな「燃える棒かたいまつ」のようなものが飛行経路を変えるのを何百人もの人が目撃した、とノストラダムスが記録している。

 

エラスムス・フランシスキは1665年4月8日に、シュトラルズントで目撃された“空に見えるもの”について書いている。何人かの漁師が、14時頃に目撃したものを報告したものである。それによると、ムクドリの大きな群れが海の上を北から飛んできた。それは何隻もの軍艦に変わった。これらの船は別の船と闘っていた。あたりに煙が立ちこめた。その間、新たに小さい船や大きい船が現れた。戦闘は数時間続いた。

 

・この種の暗喩的な話は中世には多くあり、現代の正体不明の飛行物体の認識と共通なものはない。意味を与える暗喩には当時の時代背景が関係しているからである。

その光景が消えた後、状況は変わった。フランシスキは次のように書いている。

 「しばらくすると、平らな丸い形の皿のような、男性用の大きな帽子のようなものが空の向こうからやって来た。その色は昇る月のようで、聖ニコライ教会の真上に滞空した。それは夜までにそこに留まっていた。あまりにも恐ろしかったので漁師たちは、その光景を見たがらず、小屋の中で顔を覆い隠していた。翌日、彼らは、体調を崩し、全身が震え、頭、手足が痛んだ。多くの専門家がこの問題に大いに頭を悩ませた」

 

 <1665年4月8日、シュトラルズントの6人の漁師が船の蜃気楼を目撃した後、聖ニコライ教会上空に滞空する“男性の帽子”のような物体を発見した。>

 

 <UFOの起源>

 <タイムトラベル説>

・このアイデアイについても、バレ夫妻がすでに言及している。

1966年、彼らは、昔から報告されている同じような物体の事例を比較した。たびたび報告されている巨大な葉巻型の物体が、小型の物体を放出する“母船”だとすると、1752年にアウゲルマンランドで報告された「輝く円筒形の物体から出現する発光球」はそれと同じものだと考えられる。バレ夫妻は次のように推測している。

 

・でもそれらが同じものだとすれば、我々が1946年以降目撃していたものは、文明の黎明期からあった現象がまた起きたに過ぎない。それではなぜ、ビジターたちのテクノロジーは何世紀も発展しないのか?彼らがタイムトラベラーだと考えれば説明できるのではないだろうか。

 

・UFO搭乗者の体格が人間に近く、地球の言語を話す、眼鏡をかけている、地球の野菜を食べている、彼ら自身が未来の地球から来たと証言していることも、タイムトラベル説を支持する。彼らが今は何年かと質問したこともある。だが、UFO搭乗者の話は信用できないことが分かっており、注意が必要である。

 

 <1977年ランゲンアルゲン・コンスタンス湖事例>

・まるで魔法で現れたかのように、2体の異様な生物が彼のすぐ後ろに立っていた。身長はそれぞれ、1.3mと1.1mくらいしかなかった。彼らの皮膚は人間よりもやや明るいように見えた。彼らの頭は丸くて髪がなく、口もはっきりと丸い形をしていた。鼻と耳は見えず、首もないようだった。彼らは、胴体を前後に揺らしていた。「中国人のようにつり上がっていたが、細くはなく」「牛のように大きい」目が、まばたきせずにシェフラーを見つめていたので彼は、恐怖で身がすくんだ。

 

 メン・イン・ブラック(黒服の男たち)の出現>

・1978年9月のある夜(21時近く)に、シェフラーは、コンスタンス湖の方から家に歩いてきた。家が1軒ある人通りのない通りで、自転車に乗った男がシェフラーの背後から近づき、話しかけた。その男はシュフラーに体験したことを二度と口にするな、もし話したらおまえの身に何かが起きる、と言った。その男は黒いコートかケープを着ていて、黒くてつばの広い船員のスローチハットのようなものをかぶっていた。シェフラーは、その男のいうことを本気にしなかった。だが、その直後、彼は恐怖のあまり凍りついてしまった。10m先で、自転車の男が、徐々に消えてしまったのだ。

 

・1980年の春のある夜、シェフラーが通りを歩いていると、また黒くて長いコートを着た謎の男に遭遇した。その男は、背後から彼に近づき(このときは自転車に乗っていなかった)、同じ脅迫を繰り返した。そして前回と同様、徐々に消えていった。

 

 <人間とは異なるUFO搭乗者(小人族のグレイ?)と行動を共にする、全く普通の人間(メン・イン・ブラック(黒服の男たち)?)を目撃する傾向が強くなっているようである。>

  

<コンタクトなしの搭乗者目撃>

<ドイツで最初のアブダクション事例>

<ザウワーラント地方、1948年>

・1948年夏のある日、目撃者が森の中の草地で羊を放牧していた。突然、羊が怯え、群れがバラバラになった。聞こえてきた音は急激に大きくなり、“人工の霧”のようなものから全長30m、高さ3mの物体が彼の正面に現れた。物体は草地に着陸した。

 

・彼の周りには大きな頭、大きくてつり上がったアーモンド形の目、細い口、小さな生物たちがいた。彼らの顔は膨らんでおり、頭髪は短くて太かった。彼らは、胸の前にチューブのついた箱を持っていた。おそらく、酸素の容器であろう。時々、チューブを握り、箱から期待を吸いだして呼吸していたからである。彼らは、お互いにジェスチャーとR氏が理解できない言葉で、会話していた。80m離れた物体の付近では、まだ霧がかかっており、別の4、5人のヒューマノイドが立っていた。彼らは、土地や草を調べ、大きな容器の中にサンプルを入れていた。

 

 <1954年ミュンスター近郊リンケローデ付近>

・身長1.2mかそれ以下の4名のヒューマノイドが、その下部でせわしく動いていた。彼らは、ゴム製のような衣服を身につけており、全く音をたてずに作業していた。彼らの脚は細く、胸は広く、頭は大きかった。

 

ヒューマノイド達ははしごを使って物体の中に入った。物体は一方を傾けて、斜めに急上昇した。数秒後、物体は明るい円盤の形に見えた。

 

 

 

金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。(7)

 

 

『黒魔術の帝国』 

 (マイケル・フィッツジェラルド)(徳間書店)1992/7

 第二次世界大戦はオカルト戦争だった

 

 

 

<陰の統領>

ハウスホーファー同様、ヒトラーも「陰の統領」はチベット起源をもつと信じた。ヴリル協会の教えでは、当初、人間は単に神々の写し絵にすぎなかった。やがて力ある天使群が立ち上がり、人間を説いて「天使集団」の計画に逆らうようにさせた。これらの霊集団は、集合的にルシファー(悪魔、サタン)といわれるようになり、霊的レベルで活動する。彼らが、人間と神々の「へその緒」を切り、人類の舵を壊し、自分たちの指示に従うようにさせた。

 

・だが、さらに続いて、物質界で第二段階の進化が起こり、サタン王国の別の霊集団がこちらに注意を向ける。この第二の集団は集合的にアーリマンと呼ばれる。その仕事はあらゆるハイレベルな意識とのコンタクトを人類から断って、人間たちの住む三次元物質世界が唯一の現実であると信じさせることである。

 

 悪魔崇拝者>

ハウスホーファーとそのヴリル協会の思想は様々な起源をもつが、協会は全て悪魔崇拝者から構成されている。会員は、ドイツ人以外に日本人、インド人、トルコ人、セイロン人、チベット人などがいた。ヴリル協会の目標はアトランティス、すなわちアーリア人種の起源を研究し、アーリア人の血に眠る魔術パワーを覚醒させることだった。メンバーが信じるところによれば、この研究によって彼らは、「世界の王」が保持するような超人パワーを確保することができる。

 

・1929年ナチスがアガルティとシャンバラーの修道士と接触を始めてから3年、チベットの海外本部がドイツに設立され、ベルリン、ニュルンベルクミュンヘン支部を開いた。だがどうやら、ナチスに協力的なのは、アガルティ一派だけだった。シャンバラーの修道士たちはフリーメーソンを通じて活動する方を選ぶ。アガルティの修道士はドイツでは「緑の男の会」として知られた。これは数百年におよぶ日本の「緑龍会」(ハウスホーファーも所属)との強いつながりから来ている。実際、緑龍会の七人のメンバーがドイツの会にも参加していた。

 

・ベルリンでは、ヒトラーチベット教団の指導者と定期的に会った。透視力と予知力に定評のある修道士である。彼には「緑の手袋をした男」という異名があり、新聞紙上でドイツ議会に選出されるナチスの代議員数を三たび正確に予言する。さらにヒトラーがドイツの指導者になる正確な日付ばかりか、第二次世界大戦が始まる日付まで予言する。

 

 <シャンバラーの地下帝国>

・さらにタシ・ラマがシャンバラーの地下王国とじかにコンタクトしていると述べると、これを疑う者はなかった。まず彼は偉大なる戦い「シャンバラーの戦さ」のことを口にする。まもなくシャンバラーの戦士たちが出現し、全世界を手中に収めるだろう。「世界の王」は攻撃の時を待っていたが、その王が出現する。その暁には王が権力をアジアに取り戻し白人支配の世を永遠に終結させる。

 

・数々のオカルト教義同様、このシャンバラーおよび、アガルティ神話もハウスホーファーの影響力を通してナチスに浸透する。このヒトラーの顧問は「緑龍会」という日本の秘密結社を通じて、そのパワーを獲得した。ハウスホーファーは日本で「緑龍会」に参加するが会の起源はチベットにある。

 

・「緑龍会」のメンバーの一人は肉体の中の様々な力(液体、電気、気体、金属など)を統御しようとした。また会員は時間を超えたパワーの獲得を求めた。彼らのもっとも重要な儀式の一つは、植物の生体エネルギーを統御しようというものだ。

 魔術的な集中訓練を通じ、メンバーは数日のうちに花を咲かせることができるようになる。ハウスホーファーは、緑龍会に入会を許された三名のヨーロッパ人の一人だった。

 

 

 

聖母マリアの大警告』 

  (鬼塚五十一)(曙出版)1992/4

 UFOは反キリストの道を準備している

 

 

 

<反キリストはロード・マイトレーヤである>

 <反キリスト「666」による世界政府と世界宗教

・ 「ヨハネの黙示録」には、こうした人類クライシスによって「偽メシア」であり、「獣」「悪魔の子」「666」と預言された「反キリスト」の登場があると記されている。

 

 ・反キリストー悪魔の化身といわれ、過去、現在、未来における人類史上最大の悪となり、全人類とこの地上のあらゆるものを破滅させようとする、サタン、ルシファーの一人子である。

 

 <全世界が反キリストのマイトレーヤを受け入れる>

・まもなく、全世界の人々がマイトレーヤをメシアとして受け入れる時が来るというのだ。

 ヨハネの黙示録」は、その時の様子を次のように預言している。「龍(サタン)は、自分の力と位と大いなる権威をこの獣(反キリスト)に与えた。その頭の一つが死ぬほどの傷を受けたが、その致命的な傷も治ってしまった。そこで、全地の人々は驚き恐れた。その獣に従い、また龍が、おのが権威を獣に与えたので人々は龍を拝み、さらにその獣を拝んでいった。『誰がこの獣に匹敵しえようか、誰がこれと戦うことができようか』」(13.2~4)

 

・生か死という致命的な傷を受けても奇跡的に蘇るという。そして、その所業に人々は驚き神への畏敬を抱くように、この邪悪な人物を崇拝し始めるというのである。

 

<地底の王国―地獄>

 <地底王国シャンバラは地獄の入口>

ニューエイジ・ムーブメントが「聖なる住民の楽園」として称えているシャンバラ。

 

・そのシャンバラとは、中央アジアの奥地、ヒマラヤの雪深い山脈とゴビの広大な砂漠のかなたの地下にあると言われる、伝説の「地底王国」のことだ。

 

ニューエイジが広めている「シャンバラ思想」によれば、ここでは太古の時代からの高度な科学文明が発達し、そこから遣わされる聖者や予言者によって、人類は様々な形で導かれ、多くの危機から救われてきたと。

 

・そのなかにはキリスト、マホメット仏陀も含まれているーと彼らは、主張している。またこの、地底王国の最高指導者は、世界の帝王と尊称され、地球上のすべての出来事をコントロールし、あらゆる悪と戦うと言われている。

その最高指導者がラマ教密教)の言い伝えによると彼らの未来仏であるマイトレーヤであるというのだ!!

 

 

 

『悪魔の世界支配計画666』 

 (鬼塚五十一)(学研)  1986/7

 闇の結社フリーメーソンと反キリストの大陰謀

 

 

 

<漆黒の髪を持つルシファーのひとり子とは?>

 <ルシファーのひとり子の陰謀を警告する聖母メッセージ>

・全地の人々は驚き恐れて、その獣に従い、また龍が、その獣に与えたので、人々は龍を拝み、さらにその獣を拝んでいった。「だれが、この獣に匹敵し得ようか。だれが、これと戦うことができようか」{ヨハネの黙示録}第13章第2~4節

 

・さらにベイサイドのメッセージは“666”の秘密まで暴き出す。

 「ルシファーとその軍隊が、この世界に666として知られる、力強い邪悪な支配を作りました。私の子供たちよ、私が前に予言したことを聞かなかった人たちのために繰り返します。666とは、ルシファーをリーダーとした地獄からの悪魔全部を集めた数です。暗黒の王子であるルシファー自身が、今あなたたちの地上を歩いているのです・・・」

 

・かって悪魔を呼び出す魔術師だったジョン・トッドによれば、地獄の世界はサタンであるルシファーを頂点として、その下に聖書に登場するベルゼブブがいて、さらにその下にオカルトを司るレジ、よこしまな性的欲望をかきたてるレイダース、アルコールの悪魔バッカス、死の天使セット、知性を司り人間を憂鬱、自殺、精神障害などに導くハーンなどといった堕天使が控えているという。そしてさらにその下にも無数の堕天使、悪魔、悪霊などが霊の世界において存在すると言われている。

 

聖母マリアのメッセージはその悪魔の数が“666”であり、聖書に書かれている“666”にはそんな意味が含まれているという。その地獄の軍団に支えられた邪悪な人物が反キリストとなるのだ。

 

・ジョン・トッドは、その反キリストと思われるような人物にも出会ったことがあるとバプチスト教会の講演で語っている。

 

・彼の証言によれば、その人物は漆黒の髪に雪のような白い肌をしていて、身長7フィート(約2.135メートル)あまりの長身で、ハンサムというよりは美しいという表現がピッタリだという。その目は深いすみれ色か、深い紫にたとえられ、なかを覗き込むと、まるでグランドキャニオンを見ているようで、底なし穴のようだと語っている。

 

・はたして、その人物が反キリストなのだろうか。

その真偽は別としても、反キリストはこれからも世界のメシアとして我々の前にどのように現れてくるのだろうか。

また、どのような集団を使って、メシアとなるべく世界統一宗教を築き上げようとしているのだろうか。

 

<終末の日、悪魔の子・反キリストが現れる>

・聖書の中には、さまざまな予言がある。とくに終末に関する予言は、そのほとんどが現代にあてはまっている。

 

イスラエル建国もそんな終末予言のひとつである。それが成就されたということは現代がどのような時代であるかを如実に物語っているといえよう。

 

・そしてその終末の日に現れる最大の悪として“反キリスト”の存在があるのである。「ヨハネの黙示録」の中で、その反キリストは「獣」とか、「滅びの子」、あるいは「不法の子」、「荒らす憎むべき者」と呼ばれている。

 

・獣とは、ギリシア語で「ZOON」。これはギリシア語の畜類を意味するのではなく、人間の姿をした獣という意味である。

 

・この獣であり、滅びの子である反キリストは、龍であるサタンから途方もない力を授けられ、世界統一政府と世界統一宗教を掲げ、それをほぼ達成したあかつきに人類を最終戦争であるハルマゲドンに導き、史上類のない大破局に至らしめると黙示録は告げている。

 

・その反キリストを解く鍵となるのが「666」という数字であり、それは反キリストを象徴しているという。「ここに知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは人間を指すものである。そして、その数字は666である」(ヨハネの黙示録

 

・反キリストの数字である「666」、この数字が現代の我々の日常生活の中にいかに浸透し、見えざる魔の手として、世界の政治・経済をどのように動かしてきたかを暴くのが本来の狙いである。

 

・その反キリストの手がかりを知ることのできる唯一のものが「ヨハネの黙示録」である。

 

 

 

『悪魔の人類総背番号制666』

  (鬼塚五十一)  (学研)2003/12

 

 

 

<堕天使ルシファーを神と崇める>

・では、メーソンが目的のために手段を選ばない謀略性を発揮するようになったのは、いつごろのことであろうか?それは「イルミナティ」がメーソンの中枢になってからである。

 

・たとえば、「イルミナティ」という意味は「光を与える、光から来たもの」といった本来の意味があるが、この言葉の中にこの組織の秘密が隠されている。

 

・つまりその「光」とは神からのものであると彼らは、主張している。そして、その照らしとイニシエーションによって宗教的秘儀をまっとうするのである。しかしながら、その光とは本当に神からのものなのか。それが問題である。実はイルミナティの光とはルシファーを表している。

 

・ルシファーとは「旧約聖書」と「新約聖書」にサタン、しかも悪魔の王として描かれている。

 

・「旧約聖書」によれば、かって光の天使として絶大な力を持っていたが、その力を過信して自らが神になろうとし、地獄に落とされた堕天使(サタン)である。

 

・彼らの主張する光とは、そのルシファーからの“光”である。つまり、フリーメイスンはルシファーを“神”として崇め、秘儀の礼拝を行っている。

 

・むろんこのことは彼らのトップ・シークレットであり、表向きではキリスト、マホメットブッダなどの上に立つ“神”を崇拝していると主張している。

 

・666についてはどうだろうか。メーソンにとって、この数字は悪魔の数字どころか、むしろ聖なる数字として崇められているのだ。

 

・たとえば、アメリカのメーソンのドンであるロックフェラーの所有するニューヨークの五番街のビルには“666”の数字がビルの入口と頂上に堂々と明記されている。

 

・しかも夜ともなれば、この“666”の数字がピンクのネオンサインとなってニューヨークの夜空に浮かび上がるのである。

 

・ヨーロッパのメーソンのドン、ロスチャイルドの所有するビルも同じだ。そのビル内には、マニアックといえるほど“666”の数字が無数にディスプレイされているほどである。

 

ジョージ・ワシントンメソニック・ナショナル・メモリアル>

ジョージ・ワシントンメソニック・ナショナル・メモリアルの4階には、ソロモンの神殿のミニチュアがある。これは将来、反キリストがエルサレムの聖地に建てることになる神の座である。

 

・中央に6段の階段があり、その上にソロモンの椅子がある。そこはいずれ世界を支配する支配者が座ることを暗示している。

つまり、獣が、自分こそが神であると宣言する世界の王の椅子だ。

 

・驚くべきことに、そのソロモンの椅子の背もたれに輝いているのは黄金の子牛アモンである。アモンとは古代エジプトの神と崇められた動物で、エジプト語で「隠れている者」という意味だ。

 

・メーソンの主張はキリスト、ブッダマホメットは神の遣いであり、そのすべての宗教の上に彼らのいうところの神がいる。ただし、メーソンの神は、三位一体の神ヤーヴェではない。堕天使ルシファーである。

 

・そして1ドル、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルの紙幣が誇らしげに並び、1ドルのワシントンから100ドルのベンジャミン・フランクリンまでドル紙幣に印刷された人物は、全員がメーソンだったことを証明している。

 

 <世界最大の秘密結社>

・この秘密のベールに包まれている組織を一言で言うならば、“世界最大の秘密結社”であるということだ。世界各国のグランド・ロッジを中心に多くの支部ロッジを持つ、全世界のフリーメーソン団員は約700万人から1000万人。

 

・その頂点にたつのが、ヨーロッパのロスチャイルド一家とアメリカのロックフェラー一家だ。

 

・そのアメリカのメーソンのメンバーは約350万人。メーソン国家と呼ばれているわりには意外に少ない。だが、あらゆる分野のトップクラスがメーソンによって占められ、その影響力は絶大なものがある。

 

フリーメイスンは、表向きは「自由・平等・兄弟愛・人類同胞主義」を謳い文句として、世界でも最も古い友愛団体を標榜している。そのため、世界各地で慈善活動や福祉活動、文化活動を展開している。ローマ・クラブ、赤十字、ロータリー・クラブ、ボーイ・スカウトなどもメーソンの傘下にある。

 

・一国の大統領や首相がメンバーになると、またはメーソンのメンバーが大統領や首相になると、名誉位として33階級が与えられる。だが、あくまで名誉階級であって実力とは別のものである。

 

・たとえば、ブッシュ大統領は、大統領になるやいなや、33階級になったが、その彼ですらもメーソンのトップ・シークレット・プランは知らされておらず、世界に冠たるアメリカの大統領として彼らの意のままに操られているー。

 

 

 

『UFOと悪魔の世界政府666』 

コンノケンイチ)(学研)(2002年)

ファチマ聖母予言が月面探査とケネディ暗殺の謎を解く!!

 

 

 

<牡牛と蛇身の神々>

・筆者は、世界各地の神話や伝説を調べてきたが、その流れは、大きく二つに分けることができる。「龍神」と「牛神」伝説で、『旧約聖書』の時代には牛神と龍神という二種の異星人が地球に来ていたらしい。この事実をすり入れることによって、聖書の多くの矛盾点も解消されてくるのである。

 

・そう、『新約聖書』のゴッドが牛神で、龍神が『旧約聖書』のゴッドだった。牛神が活動した本拠地は現在の西インドとギリシア地方で、それがインド各地の「聖牛伝説」や「ギリシア神話」として今に伝えられている。

 

メソポタミアの神話にも「天の神」と呼ばれた多くの牡牛の神々が登場し、その起源も龍と同じシュメール文明に始まっている。

 

・牛神の信仰はインドに侵入したアーリア人にも引き継がれた。主神インドラをはじめ、シヴァ神の前身であるルドラ、雨の神であるマルトの神々など、天の神すべてが牡牛である。

 

・ヒンドウー教の母体になったバラモン教の最古の文献『リグ・ヴェーダ』にある「天地両神の歌」では、天を「美しき種子ある牡牛」に、大地を「班ある乳牛」にたとえて、彼らは、「驚嘆すべき牡牛なる双神」と表現され、母星は牡牛座であると述べられている。牡牛座(スバル座)はプレアデス星団にあり、オリオン星系に属する。

 

・彼らは、本拠地をインドやギリシアに限定していたため、分からないことが多く、牛神にまつわる神話や伝承が世界的に少ないのもそれゆえである。

 

・わずかに日本でも「牛頭天皇(ごずてんのう)」の信仰があるが、各地に点在する「龍神」の祠の数とは比すべくもないが、それでもわずかに痕跡は残されている。たとえば正月に見る獅子舞いの風習も、日本には獅子(ライオン)は棲息してなかったので、牛神の動きを真似た「牛舞い」がなまって「獅子舞い」になったともいわれる。

 

・一方の龍神はどうだろう。母星はシリウス星系、ルーツは蛇と同じ爬虫類らしい、日本にも龍神の祠が圧倒的に多いように本拠地は特定せずに地球規模で活動していたようである。

 

 <牛神と龍神の対立!>

・このように「旧約聖書」のゴッドは、シリウス星系(人面蛇身)の異星人「龍神」だった。「旧約聖書」には「私は妬みぶかい神である」という表現が多く出てくるが、「妬む」とは、自分と同等か、それ以上の存在を対象にした表現である。人類はゴッドの被造物で、妬みの対象にならない。「旧約聖書」のゴッドは何者に嫉妬していたのだろう。言うまでもない、牛神に対してである。

 

 <蛙のような3つの汚れた「霊」とは?>

・まず「蛙のような3つの汚れた霊」だ。この謎めいた存在が最終戦争に直結すると「エゼキエル書」は予定している。

 

・では「蛙のような3つの汚れた霊」とは何か。答えは、ずばり異星人グレイをさしていたのである。グレイの母星は地球から37光年離れたゼーター・レティキューリーといわれ、犬狼(シリウス)星系に存在する。

 

・一口にグレイといっても「純正種」のラージノーズ・グレイ、「変性種」のノルディック、「混血種」のオレンジの3種が存在するが、ロズウェルの墜落UFOに乗っていた生物はバイオロボットでDNAは、爬虫類種といわれ、アメリカの秘密空軍基地「エリア51」に匿われているといわれる。

 

・一方、ファティマに出現した巨大UFOに乗っていた異星人の母星はオリオン星系であることがわかっており、人類と同じ哺乳類だという。彼らから見れば、グレイは3種類の異星人=「3つの汚れた霊」となるのだろう。

 

ヨハネ黙示録第16章6節を要約すると、「異星人グレイは各国の指導者のところに行き、最終戦争を起こすために、イスラエルに召集した」ということになる。

 

<月面UFO基地の証拠写真

・方形の台座に細長い物体が見えるが葉巻形UFOが着陸している。これらの写真はNASAの写真ナンバーが刻印された。米政府が公認しているものである。「月はUFOの中継基地だった」という明白な証明であり、モヤモヤしていたUFOへの疑惑を払拭するに十分だろう。

 

・異星人の月主要施設は地下に存在し、月面に露呈する構造物は船舶にたとえれば、甲板上の物体と思えばいい。裏側は地形も複雑で、巨大な建造物が層をなしている。

 

・情報によると月の異星人はひとつの種族ではなく、複数の種族だという。彼らの形象感覚は人類と異なっているようで、建造物の形も抽象オブジェのごとき、全てが私達の常識を超えた巨大きわまるものばかりである。

 

・直径10キロ以上のUFOも珍しくなく、東京の山手線の内側がすっぽり入ってしまうような、巨大物体が空中に浮かんでいる光景を想像していただきたい。映画『未知との遭遇』の巨大UFOは確かな現実で外部への持ち出しは禁じられているが、NASAにはそうした証拠写真が膨大に保管されている。

 

 <グレイの正体>

・検死報告書に述べられたEBE(墜落UFOから発見された生命体で、通称「グレイ」と呼ばれる)は生物というよりも長期の時空飛行専用に設計されたヒューマノイドと考えるべきかもしれない。察するところ、彼らは、食料も排泄物処理施設も必要ない。肌を通して、科学物質を処理し排泄物を利用するロボットかアンドロイドにすぎない。

(1980年代、アメリカで年間2万頭にものぼる牛の大量虐殺事件が起こった。「キャトル・ミューティレーション」といわれ、体内からすべての血が抜き取られ、切り口はレーザーで切り取ったように鮮やかだった。これはグレイと呼ばれたバイオロボットの栄養素を得るためだった)

 

 

 

羽咋市 『宇宙とUFO、国際シンポジウム』の記録』{1991年}

 <初めに不思議ありきー水産庁調査船「開洋丸」が遭遇した巨大UFO>(永延幹男 博士)

 

 

 

 <1986年12月21日の遭遇>

・次は、カリフォルニア沖の海洋調査に向かう際、ハワイ、ウィク島を航海している時である。私は、乗船していなかったが、乗員7名が目撃し、データについて相談を受けた。まず、夕刻6時に3名がワッチに当たった時、レーダー上で左舷側に直径400mの物体を観測した。しかし、天候良で明るかったのに肉眼、双眼鏡では確認できなかった。その時はすぐに物体はレーダー圏(20~30マイル)外へ去った。

 

・2度目は、次のワッチのグループが午後8時30分に目撃している。この時もレーダー上では観測されているのに、肉眼ではできていない。「ブォー」「ドン」という音を聞いている。時速5000kmで直角ターンをしたり、船の周囲を回ったり船の前方で「卵をつぶしたような強烈な光」が、1、2秒間光ったりしたそうである。

 

 

 

『私は、金星に行ってきた!!』

   (S・ヴィジャヌエバメディナ) (たま出版)1995/2

 (1953年8月頃の事件)

 

 

 

<限りなく巨大な円天井>

 <呼吸>

・次に私は、空を見上げて見た。と、私は、あまりの驚きに目を見張った。なぜなら、空には、限りなく巨大な円天井がどこまでも続いているのだ。空ではなく、どこまでいっても天天上なのである。私の友人たちによれば、この円天井は、彼らの全世界(金星)を覆っているそうだ。しかも覆っているだけなのでなく、あちこちから輝く光線まで放っているのだ。

 

・彼らは、さらに説明を続けた。

この円天井は分厚い雲の層にある成分を混ぜることによって、太陽光線の熱と光を吸収し、それを増幅しているものである。したがって、夜はないということだ。

 

・そうこうしているうちに、暑さのせいか私は、呼吸困難になってきた。すると私の世話をしてくれていた人々は、私のこのような反応を予期していたかのように、私に葉巻タバコ位の大きさのゴムのような断片を私の手に渡し、それを吸うように言った。この効果は素晴らしかった。一度吸うごとに体中に力がしみ渡り、瞬く間に元気になった。

 

 <乗物>

・立ち並ぶ建物の外観は、模様はもちろんのこと、何の目印もなく、窓なども一切ない。外観の色は美しく、材質はクリスタル鏡のようで、回りのものを映し出している。そんなビルにそれぞれの階の継ぎ目だけが横一直線に見える。

 

・各建造物は一色の色からなり、その色によって何の建物かが分かるようになっている。看板らしきものがないのはそのためだ。例えば、食堂は青で、4ブロックごとにあるといった具合だ。

 

・もうひとつの床用の乗物は、いわゆる乗合だ。我々の世界で言うバスのようなものである。この乗物は、見たところ建築途中のビルの骨組に似ている。ほとんどが十階であるが、なかにはもっと低いものもある。このような輸送方法は、地球にはないもので、私には大変珍しく見えた。というのも一人の人間を乗り降りさせるのでなく、一つの階全体が乗り降りするのである。

 

 

 <別世界>

・彼は続けた。我々のやって来た場所は、ここよりずっと人口が多い所で、人と人の間に広い空間を見つけるのが困難だという。

 

・彼らの場所は続いた都市のようで道は終わることなく伸び、また同じレベルで交差することもないと話している。そして大変多くの種類の乗り物が行きかい、それを見たらきっと私は、驚くだろうと言った。そしてそれらの乗り物には鉱物性や植物性の燃料は使っていないということを強調した。それらの排気ガス有機体に有害だからである。

 

・また推進力は無尽蔵のエネルギー源である太陽と同様に、彼ら自身の惑星の中心熱から供給されることも話してくれた。

 

・我々の知っているよりははるかに多い数の野菜を栽培している。栽培はその目的のために穴をあけた壁を並べて内部や地下で畑を作る。

 

・海はたったひとつで、深さは我々のより3倍もある。そしてこの海から建築材料や衣料、乗り物生産の資源と食料の60%を取り出しています。

 

・海の底は大変深く、とほうもないほどの巨大な生産工場として使われています。

 

・我々の世界では道で子供を見かけたことはありません。生まれたときから“政府”(と呼べば分かりやすいでしょう)の保護下にあり、“政府”が子供の教育を適した時期まで行います。そして一人一人の適性(肉体のまたはメンタルの)によって必要とされる場所に送られます。通常の操作は男女ひと組を基礎として行われます。

 

・この建物で見かけた人びとは身長が1メートルにも満たない。全員が小柄だが、大変均整がとれた体をしている。服装は色とりどりだが、デザインは全員同じで私が着せられたのと同じ服である。とにかくどこを見ても、いろいろな色が氾濫している。

 

・男性も女性も同じ服装だが前から見ると女性特有の体型で区別することができる。

 

・全員が銀色に波打つ髪を持ち、肩のあたりまでの長さにたくわえている。また緑色の目で象牙色の皮膚も全員に共通している。

 

・「私の友人たちがどの惑星から来たのかという質問―まったくこんな重要な質問をしなかったなんて、バカバカしくて話にならない」

  

 <UFO銀座>

・多くの探査機の調査結果の金星の姿と言えば、大気は二酸化炭素からなり、硫酸の雨が降っているという地表大気は90気圧もあり温度は摂氏470度というまさに焦熱地獄の世界で、生物などは存在するわけがないというのが定説になっているわけだ。

 

・メキシコからアリゾナなどの国境付近にかけては、以前からUFOの目撃や着陸が多く、“UFO銀座”とさえ言われる地帯だ。

 

 <メキシコ北部ヌエボーラレドの人気のない街道で金星人たちとのコンタクト>

・すばやく車から外に出ようとしたが、出きらないうちに完璧なスペイン語で不思議な声が聞こえた。「車がどうしのですか」と私に聞いている。私は、それに答えず、とにかく外に出た。ちょうど車に寄りかかって座った格好だ。

 私が、見たのは1メートル半ほどの距離にいる小さな、そして奇妙な服をつけた男だった。1メートル20センチの背丈もなかった。

 

・コール天、またはコール天のような繊維の織物でできたユニフォームを着、外に出ているのは頭と顔だけで、顔の色は驚くほど象牙に似ていた。髪は銀色で、柔らかに波打ち、肩より少し長く耳の後ろに垂れていた。この耳も眉も、また鼻も口もすばらしく均整がとれ、そして野獣に思わせるほど光る緑色の目が加わって完璧に美しかった。ぶ厚いベルトを着け、このベルトには無数の小さな穴のようなものがあり、一見、どこでつながっているのかは分からない。アメリカン・フットボールで使うようなヘルメットを持っていたが、後部がちょっと異なるようだ。

・ユニフォーム全体とヘルメットの残りの部分は不透明な灰色である。

 

・彼は私に話ができないのかと尋ねるために右手を口に当てた。私は、彼の声が快い音楽のように響いたので聞きいってしまった。完璧な形の唇の奥には小さな真っ白な歯が並んでいた。

 

  

 

『宇宙人とUFO』  超常現象ファイル 

  (岡田英男)(日本文芸社)(平成20年)

 

 

 

<ラージノーズグレイとレプタリアン>

・ラージノーズグレイは自分たちのテクノロジーを供与することを拒否しなかったが、その見返りとしてある条件を提示し、MJ12は協定を結ぶ相手を間違えたと指摘されるのである。

 「彼らは、DNAを自由に操って新しい生命体を創造している。ところが、失敗も多いために人間のものと掛け合わせて新種のDNAを作っている。リトルグレイよりもっと能力の優れたエイリアンがでてくる可能性もあるようだ」と指摘する人もいる。

 

・ところがさらに人類とはとても共存できない恐ろしい宇宙人がやって来るという。その名は、レプタリアン。彼らの姿はまるで爬虫類で、厳しい階級で統制されている。

 

・「ラージノーズグレイは、人間を誘拐し、遺伝子的に民族を強化し、ますます強大な勢力になっている。そこで、MJ12はレプタリアンに連絡を取り、地球から追放してくれと依頼した。もし応じなければ政府側はロスアラモスで作った爆弾を使用する」

 MJ12はラージノーズグレイとの契約の失敗を隠し、今度はもっと奇怪で凶悪な爬虫類の形をしたレプタリアンとコンタクトをとろうとしている。

 

・世界のUFO界を震撼させたW・クーパー(退役海軍情報将校)は、1988年、日本のテレビのインタビューで、いみじくも次のように発言した。

 「グラッジ・ブルーブック・レポート13によると、UFOの動力の秘密は機体内部にあるフットボールほどの原子炉のようなものだ。動力を作動させると重力が発生し、UFO自体がある動力体となり、一つの天体のようになる。したがって、UFO独自の重力が生まれ、イオン化した空気を伴って飛ぶので、あのように速く光って見えるのだ」

 

NASAは地球に飛来しているエイリアンの種類として133種族を確認しているという。

 

<ラージノーズグレイとの秘密協定>

・プロジェクト・グラッジ・ブルーブック・リポート13という超極秘文書を見たというウィリアム・イングリッシュは、その内容を次のように明かしている。

 

・「グレイはラージノーズグレイと呼ばれる宇宙人が遺伝子操作によって作り出したアンドロイドで、リトル・グレイと呼ばれている。ラージノーズグレイも皮膚の色がグレイで、鼻が異常に大きい。この宇宙人はめったに人類の前に顔を出すことがないが、このラージノーズグレイこそ、MJ12グループと秘密協定を結んだ宇宙人なのである」

 

・さらにその秘密文書には恐るべき事実が書かれていた。米政府に接近してきた宇宙人は、ラージノーズグレイだけではなく、ほかにも2種類の宇宙人がMJ12と話し合っていたというのだ。

 

・一つは背が高く、髪がブロンドの人間そっくりな宇宙人で、ノルディックと呼ばれ、もうひとつは人間に近い姿をしていて、髪の毛がオレンジ色をしているエイリアンで、オレンジと名づけられた。彼らは、両者とも、人類に対して非常に友好的な宇宙人だが、自分たちのテクノロジーを教えることを拒んだ。それは人類に悪用されることを心配したためだといわれる。

  

<2000年3月9日、テキサス州で三角形の巨大UFOを目撃>

アメリカのテキサス州に住むジョン・マクナムがガールフレンドのジャネットを自宅へ送り届けようとしていたときのことだった。時間は22時を回っており、夜空は澄みきっていた。

 

・彼女の町にあと5キロほどになったとき、突然、三角形の黒い物体に空が覆われた。最初、マクナムは、それがC130という軍の大型輸送機と考えた。近くに空軍の基地があり、彼もそこに勤務していたためである。しかし、マクナムはその物体が輸送機にしてはあまりに大きいことに気がついた。「見上げるとその物体はフットボール場の3倍ほどもあったんです。しかも、形は正三角形、こんな輸送機など見たことはありませんでした」

 

 <攻撃型エイリアンと友好的エイリアン>

 <ジョン・リアの証言>

・一部のエイリアンは、すでにこの地球で、ある取引を行ったという。その取引は1960年代の後半に行われ、エイリアンのテクノロジーを受け取る代わりに、我々は、彼らの存在を秘密にしておくというものだ。エイリアンは、皮膚の色からグレイと呼ばれているが、身長は1メートルたらず。それに比べて頭が大きい。また、白い部分のない大きな真っ黒い目と、小さい穴だけの鼻。腕が膝まで届くほど長く、指と指の間に水かきのようなものがついていた。

  

<1981年11月27日 全日空機とUFO接近遭遇>

 全日空617便ボーイング727型機は、午後6時29分、宮崎へ向けて羽田空港を離陸した。地上は強風と大雨という悪天候だったが、上空3万5000フィートの上空は星が輝いていた。

 

・順調に飛行を続け、大島の西80マイルの所で高杉伸夫機長は左前方にJALのジャンボ機を確認したが、その左へ目を向けたとたん、信じられないものを見た。それは、ジャンボ機の一列に並んだ丸いオレンジ色の光のようにも見えた。

 

・コックピットにいたのは、ベテランの高杉機長と長田副操縦士、野崎航空機関士、宮崎管制官の4人だったが、4人が首をひねっている間に、その光は考えられないスピードで接近してきた。マッハ3(時速3000キロ以上)あったというのだ。

 

・しかし、この夜、全日空機の666便も、これに似た光に遭遇している。それは松山市北方15マイル、高度は3万3000フィートだった。まず、上村副操縦士が、右手後方から接近している光を発見した。渡部機長が見ると、縦一列に等間隔に20個ほどの青白い光が並び、急スピード接近中だ。

 

・7時8分だったが、これは617便の接近遭遇の3分後である。UFOはしばらくの間、666便と並行して飛んだ。整然と並んだ青白い光はジャンボ機の窓のようにも見えたが、それは通常のジャンボ機の20倍もあった。そんな大きな機体があるはずはない。

 

・すぐに福岡の航空交通管制部へ連絡してみたが、レーダーにはまったくキャッチされていなかったのだが、複数のクルーが目撃しているのだから錯覚や見間違いのはずがない。

 

 

 

『宇宙船建造プロジェクト』 

 (早坂秀雄)(徳間書店)  2007/10

 反重力推進で宇宙に飛び出そう!

 

 

 

アダムスキー型UFOに特許!>

・他に円柱に相当するものがあります。アダムスキーの本を見てもらえば分かりますが、大きな円柱があってUFOの上から下まで円柱が真ん中にドンとあるらしいのですが、円柱の中はコイルや何か、高周波の電磁場を作る、そしてもう一つは、先ほどの湾曲したお椀形のものに高圧を与えることによって自然回転する。これらの合体した電磁場が、上向きの推力を発生するという。これが通常言っているアダムスキー型UFOの機構のようです。

 

 

 

『ものしりUFO事典』 

  (平野威馬雄)(日本文芸社)1979/1

 

 

 

<“宇宙友好協会(CBA)の歩み”から>

・CBAという円盤研究グループがあった。1958年そのグループの主宰者、松村雄亮が再三、宇宙人に会い、いろいろ会話を交わしたという。堂々たるリポートが表題のパンフレットに出ている。

 

・それは7月10日の夜、謎の微笑を残して消えた彼女自身であった。しばし口もきけず、茫然と立ち尽くしている松本に対し、彼女は、静かにうなずきながら誘導するごとく先に歩きだした。二人は野毛の喫茶店「ヨアテモ」で相対して座った。北欧系のある種の神秘をたたえた美しい顔からは、終始微笑が消えなかった。年の頃は21、2歳であろうか。ワンピースの上に首から下げた直径5センチほどの装飾品が絶えず七色に光り輝いていた。

 

・それから数日後、松村は、円盤に乗せられたり、宇宙人の長老が着陸したのを在日宇宙人40数名とともに迎え大変な問答をしている。

 

 松村:「救われるとはどういう意味ですか」

 長老:「あなた方が、考えるように肉体が生き残るというのではない。肉体は着物のようなものである。たとえ、肉体を失っても救われる人は他の天体に生まれ変わる。救われない人は、霊魂のまま宇宙をさまようでしょう」

 

 

 

ヒューマノイド 空飛ぶ円盤搭乗者』

 平野威馬雄)(高文社)(1974年)

 

 

 

 <南ブラジル、パラーニャ州、1963年>

・上空を巨大な飛行物体が悠々と飛び、(その形は洗面器のようで光った亜鉛の色をしていた)音もなく山火事の火焔と煙の中に降下し、何か見えない力に支えられているように、不動のまま地上4メートルの中空に止まった。

それは直径35メートル位、高さ8メートルぐらい。

そのまま約15分間くらい、中空にぶら下がるようにしていた。どうやら斥力に保護されているような感じであった。そして、驚いたことに、23人の背の高い、なかなかの男前の人物がその中から、出てきて、焼け木やいろいろな物を焼け跡から拾い上げた・・・石だの灰だの色々な物を。

 

 <アルゼンチンとパラグアイの国境、フォルモーサ付近、チャラック>

・1965年飛行中の数個の円盤が目撃され、ついで、いずれも着陸するのが見られた。トーバ族の15人ほどのインディアンが、そこで三人の背の高い人間が光輪(ハロー)に包まれながら円盤から降りてきたのを見て、驚きのあまり、立ちすくんでしまった。三人の怪人は静かにインディアンたちの側に近寄って来た。インディアンたちは、てっきり神の使いか何かのように思いこんで、ひざまづき両手を高くあげ、祖先伝来の太陽崇拝の伝統どおり、うやうやしく頭を下げ拝むのであった。

  

<アルゼンチン、エントレ・リオスの近郊モンテグランデとマチアスの近くで起こった事件>(1965年)

 「私は、一度円盤の中に案内された。乗員が4人いて、身長は少なくとも1メートルだった。もう1人、5人目のがいて、それは身長2メートル、ブロンドの髪の毛だった。それぞれの腕には金属製のプレートがついていて、それには、たくさんの灯がピカピカしていた。どうやら、エレクトロニックでの連絡用のためらしかった。その時、Sil(シル)の乗員たちは、彼に無理矢理に宇宙服を着せた。ところが、それを着たとたん、血液の循環に支障がおこったように苦しくなり、心臓の鼓動も激しくなったので、彼らは、急いで、それを脱がせてくれた。

 

 <アルゼンチン、ブエノスアイレスの近郊クィルソス、1965年>

・パラシュートのような形をした物体が丘の側の木立をめがけて、天空から降下してくるのを見た。よく調べてみると、開拓地でクロミウム色をした卵型の円盤が金属の足で立っていた。そのトップの部分は透明で大部分は継ぎ目もジョイン(結合部)もなく、非常にすべすべだった。

 

・円盤のそばには、一人のブロンドの髪をした若者が立っていた。一枚の紙をひろげて、何かを熱心に調べている様子だった。プラスチックの潜水服を身に着け、小さなブーツをはき、右足には種類入れのケースがついていた。目撃者は気付かれずに円盤の近くまで行って、表から中をのぞいてみた。内部には、もう1人の男がパネルのところに腰掛けていた。

  

ジャック・バレーという研究者は“ブロンドの髪の人間”に関するケースを重視した

 

・メキシコ (メキシコシティ)(1965年8月22日)

 彼は市からほど遠からぬところで、巨大な50メートル大の円盤の着陸しているのを見た。全体が、ステンレス・スティール製のようで、ピカピカ光っていた。そして、おびただしく濃密な白光を放っていた。

 

・円盤の乗員は、全く地球人と同じだったが、身長が2メートル10センチもあり、明るい髪と青い目、シームレスのワンピースをまとい見たところ、金属製のようで、地球ではみられないファイバーでできていた。

・学生の両パーティは「我々は、円盤内に招待された。そして、大学のグラウンドくらい広大な宇宙ステーションまで、3時間の旅をさせてもらった」と説明している。

 

・飛行中、両パーティとも円盤内は絶対の静けさで物音一つなく、彼ら宇宙人は、一言も発することなく、テレパシーによってたがいに意志を通じ合い、円盤内の色々な複雑な機械は、一つの手で繰られることなく、“思考の力”だけで操縦されていたという。

 

・巨大な宇宙ステーションに着くや、彼らは、そこには太陽系の各地から来た、人種も容姿も身長もことごとく相違した宇宙人たちが大勢待っていた。

 

・学生たちは、そこで、純ブラジル人家族たちに会った。彼らは、どうやら、故国でジャングルを歩いてるとき、行方不明になったままで、実はここに連れてこられたものらしかった。もちろん、円盤の連中に連れてこられたのだ。これだけのおびただしい、群衆なのにどこへ行っても、宇宙ステーションには絶対の沈黙と静寂があった。

 

・学生たちをここに連れて来た円盤人たちの言うには、(スペイン語で)「我々は、ガニメーデという星から来たのである。わがガニメーデ星は、水星位の大きさで、木星の第三の月である。我々は、君たち地球人よりも三千年も前から生きていて、スペイン語以外、実に多くの地球上の国語を自由に操れる。700国語以上知っている」とのことであった。

 

 

 

『空飛ぶ円盤のすべて』 

平野威馬雄)(高文社)(1969年)

 

 

 

<悪魔の船>

・古代のアイルランドの古文書を見入ると、非常に奇怪でまったく説明不可能な“空中船”(“悪魔の船”とよばれていた)に関する記述がたくさん出てくる。

 

アイルランドの上空にはしばしば“悪魔の船”が飛んできた。「不思議な物語」(『スペキュラム・レガリ(物語)』には、古代アイルランド共和国、エールの英雄たちや王様の多くが残した勇ましい物語が書かれていた。

 

・ある日曜日の朝、クロエラ村でみんながミサに行っている間に、大変な事件が起こった。村の聖キナルス教会の真上の空から突然、錨が下がってきた。錨には綱がついていて、錨の爪の一つが教会を引っかけた。協会からは多くの人がどっと出てきた。そして空中に浮かぶ一艘の船を見た。それには人が乗っていた。

 

・ 錨綱をたらして、ゆうゆうと空中に浮かんでいる・・・はっとして目を見張った・・・・と、一人の男が船から飛び降り錨に飛びついた・・・・どうやら、錨を船からはずすつもりらしい。まるで水中を泳いでいるような格好で、空中をふわふわ浮かんでいる。群衆は詰め寄った。そしてその男を捕まえようとした。

 

・が、大僧正が『そんなことをしてはいけない』と制止した。ここで制止していなかったら、勢いにまかせて空からの訪問者を殺しかねなかった。男はいったん、捕らわれたが、すぐに許されて急ぎ船に逃げ帰った。ロープは切られ、船は見る見る空高く飛び去った。が、錨だけは教会にも起こされ、永く不思議な客の記念物として保存されている。

 

 <円盤の背後にあるもの>

・ハロルド・T・ウィルキンス(古代から現代までの円盤来訪巨細記)

 

 <インキュナビュラ(1500年以前に印刷された書物の総称)、その他に現れたUFO>

・中世、ローマ時代ラテン語で書かれた古代英国の年代記や西紀1500年前に印刷された、いわゆるインキュナビュラ(いずれもラテン語で書かれている)をひもといてみると、いたるところに奇妙な記述が見られるのである。

 

・読んでいるうちに、我々のこの地球では、すでに遠い昔、西紀1250年頃からたえず、宇宙からの訪問者があって、もうすっかり地球のことは観察され、調べ上げられているのだ・・・ということが分かる。

 

 <エセリック・ダブルス(霊的な二重体)>

天文台や観測所にいる天文学者には、絶対見ることのできないダーク・バデ(暗影)が太陽系内に存在していることを自分は確信している。それは感覚も知覚もある物体である。

 

金星のごとく目に見える遊星はエセリック・ダブルス(霊的な二重体)を有していて、そこにはそれは亡霊でも肉体のない幽体でもなく、人間の形をした生きている物体で我々人間の肉眼では見えないが、我々人間界でレーダー・スコープといっているようなものによってしか捕捉できないものが存在している・・・と、私には思われるのである。

 (ハロルド・T・ウィルキンス) 『攻勢にある円盤』

 

 プロイセンの赤い十字>

・18世紀から19世紀にかけて、あるいは、球型、凧型、輝いて枠のようなもの、回転する輪のようなもの、その他奇妙な形のものが空中や海中に現れ続けている。オーロラとも思えないし、彗星でもなし、もちろん流星や隕石ではない。英国王立協会ではそうした資料をたくさん収蔵している。

 

 

 

金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。(8)

 

 

『異星人遭遇事件百科』

  (郡純) (太田出版)(1991年)

 

 

 

<牛の顔をした異星人>

・牛の顔をした異星人は、人間を下等動物としかみていない邪悪な心、醜悪な姿形を持っている。

 

 (テレパシーによる情報)

 1、我々は、牡牛座の2番目に大きな星に人口数万人におよぶ都市を持つ。宇宙で最も発生の古い種族の一つ。

 

 2、地球には2万年以上前から飛来した。目的は種の絶滅を防ぐための交配実験である。そのころの地球には何百種属もの進化の系統を異にする異星人達が訪れていた。が、その後戦争による淘汰の結果、今は32種族に減ってしまった。

 

 3、我々は、現在地球で交配実験を行っていない。飛来の目的は別にある。

 

 4、我々は、母星以外に8つの基地を持つ。以前は木星にもあったが、いまは引きあげた。太陽系には基地はない。

 

 5、現在宇宙で勢力を持つのはレティクル座を支配する小人の宇宙種族である。我々は、互いに敵対関係にある。彼らは我々が地球に出入りするのを快く思っていない。

 

 6、我々と小人族は4千年以上前から戦火を交えてきたが、今は力の差がつきすぎ、争いはない。宇宙で異星人間の大規模な戦争が起きたのは720年前が最後である。

 

 7、人間は<実験><手術><狩猟>の三種の目的によって分類される。我々の主たる関心は<狩猟>である。

 

 8、宇宙の支配勢力は地球人に保護観察策をとっている。大方の種族はそれにしたがう。

 

 9、地球人の宇宙進出は不信の目で見られている。が、それは地球人と異星人の間の戦争のきっかけにはならない。

 

10、地球人は異星人に敵対的な態度をとってはならない。それは破壊をもたらすだろう。

 

 11、地球人はいずれ地球を脱出することになるが、脱出計画は小人族によって指導される。牡牛座人は小人族の地球権益独占に反対する。

 

<666=囚人番号説>

・666はレティクル座政府の定めた囚人番号です。

 

・人類の大祖先は、太古の昔、地球を訪れた、天王星にのがれた脱獄囚たちだった。キリストはその直系子孫だった。

 

・だが、残念なことに聖書には、そして登場する人類の大祖先たちが監獄の住人だったことを詳らかにする文言はただの一行もない。

 

 ヨハネ黙示録の666>

・666は地球人の間では、もともと神聖な数字とされていた。悪魔の数字に代わったのは“ヨハネ黙示録”の出現以後である。“ヨハネ黙示録”の作者はキリストの弟子ヨハネである。

 

・彼はキリストの死後、布教中にローマ皇帝ドミティアヌスに捕えられ、エーゲ海のパトモス島に流される。その地で神々の「啓示」にもとづく全22章からなる預言書を書き上げた。聖書には人類の歴史の中で多くの異星人が訪れたことが記されている。

  

<オーストラリアのメルボルンレティクル座人が女子学生に明かした聖書の真実>

・美男子の人間とそっくりなレティクル座のゼータ星人が、2階の私の部屋の壁をただよいぬけてきた。

・男は濃い金髪にグリーンの目をしていた。人間と見分けがつかないくらいそっくり。

・「進化が遅れた」未開な星へ出かけて野蛮人の調査をするのが自分の仕事だが、姿形の異なる原始人の星では苦労する。恐怖心を与えないように視覚操作でカモフラージュするのは毎度のことだ、との話だった。

 

 <キリストは天王星人の子孫?>

・神は天王星人です。彼らは自分の姿に似せて地球人を作りました。その子孫の一人がイエス・キリストだと主張。

 

・イエスの行った奇蹟は天王星人の超能力の名残りにすぎない。

 

・遠い昔、レティクル座人と天王星人との間で戦争がありました。戦場となったのは天王星です。戦闘はレティクル座人側の襲撃で始まりました。

 

・勝ったのはレティクル座人です。天王星を支配していたのは、レティクル座帝国から逃げ出した脱獄囚達の群れでした。

 

・ブロンド(金髪の異星人)が一時期レティクル座のゼータ星へ大量に移住した。

 

 <星座の名前は知的生物の姿?>

・星座の名称はこれまで単純に「星の形」とのみ関連付けて語られてきたが、近年その常識に見直しの気運が高まっているのは周知の事実である。

 

・星座の名称の由来は星の配列を似た動物にあてはめたとされるが、はたしてスバル(牡牛座)やシリウス(狼犬座)の配列が牛や狼の形に見えましょうか?これは他の星座すべてにいえることだが、(中略)星座の名称とは、その星座における代表的な知的生物を表現しているのではあるまいか?そして牡牛座と狼犬座の知的生物は、その名称通り「牛」と「狼」のような風貌をし、しかも、古くから交流があり、互いに月を前哨基地にして地球にも頻繁に訪れていた、と考えれば聖書を含めた多くの古代文献の記述も矛盾なく納得できるのである。

 

・ただ、異星人は単一の種族ではなく、様々な母星からきていたという立場に立つと話が違ってくる。人間をはじめ生き物はすべて異星人による被造物、と考えることが可能になるのだ。

・人間、牛、馬、鳥すべての動物は異星人がみずからの姿に似せて創造した。太古の書においては相互の「交配実験」も行われたのかもしれない。

 

 <世界中に残る動物の神々の伝統>

・牛や猿の顔を持つ神にまつわる伝説や神話は昔から数多い。しかもその多くが神の出身母星との関連で記録される特色を持つ。

・インドのバラモン教の最古の文書『リグ・ヴェーダ』では、神は「双神の牡牛」と表現される。しかも、神の出身母星は「牡牛座」(!)にあるとされる。

 

・聖書「エゼキエル書」では、エゼキエルの眼前に現れた神ケルビムの顔は「牛の顔」だったと記録されている。同じく「ヨハネ黙示録」でも、空の御座に座る神の一人は「牛の顔」とされ、「ヨブ記」で降臨した神の出身母星をプレアデス(牡牛座)だと記している。

 

・聖書外伝の「バルク黙示録」で、月と推定される「第一の天」に登場する神も「牛の顔」を持っていた。しかも神たちの中に「狼の顔」をした生き物が混じっていたという。

 

・またこれら“異形の神”と人間の先祖とのかかわりあいを示す伝説も多い。

アフリカに住むサンパ族に伝わる伝説では、人類が「神」から創造されしばらくの後、「牛の神」がやって来た。「牛の神」は、「狼の顔」をした神たちと戦をしながら、勢力を競い合った。神の子孫たちは地球人と交わって多くの子をなした。子のほとんどは死んでしまった。が、混血の試練に耐えて生き残った少数の者が、サンパ族の先祖になったという。

 

・またパプア・ニューギニアのヤニ族の神話では、はるか昔「翼のある」神が宇宙の彼方から現れ、鳥を創造した。翼のある神は、牛の神との戦いに敗れて地球を去った。が、混血の子供たちは、そのまま地球に残ったそうだ。

 

・神話は人類のルーツを探る者に無限の手がかりを提供する宝庫といえよう。

 

<レティキュランのネットワーク>

・異星人は観察活動を統合する組織としてネットワークの存在を明らかにした。

 

 1、ネットワークは地球の各国政府の行動をモニターする。

 

 2、ネットワークは被誘拐者などの地球人の直接観察に関するいかなる決定をも調整する。

 

 3、ネットワークは、地球人が天体天文学に加わらない現状を憂慮する。地球各国政府の挑戦的、好戦的な姿勢が続く限り、地球の工業技術と今ある社会システムはやがて崩壊する運命にある。

 

 4、ネットワークの宇宙船の地球大気圏外飛行は地球時間の50年前から始まった。

 

 5、ネットワークの宇宙船の移動範囲はペガサス座のNGC7078(メシエ15)まで及ぶ。

 

 6、ネットワークの本拠地はレティクル座である。

 

 7、ネットワークは惑星の間に探査・交易ルートをはりめぐらし相互接触を通じて星間拠点や宇宙社会を築くことができる。

 

 8、ネットワークの宇宙船のほとんどが磁気圏(地球を覆う高層大気圏)を通過して地球の大気圏に入る。

 

 9、レティクル座のゼータ星の大気成分は地球と同じである。基礎物質は同じ物が存在する。

  

<衝撃を与えたクーパー氏の証言>

・元米海軍の情報部員のウィリアム・クーパーの証言には不正確な所がある。ラゾフスキー博士が、その正確さを保証するクーパー証言のMJ-12項目を、補足をまじえながらまとめてみよう。その内容は要約すると以下の骨子からなる。

 

 1、1953年合衆国政府はロックフェラー財閥の秘密協力のもとに対UFO特別戦略セクションを設立した。

 

 2、セクションの名称は、MJ-12。本部はメリーランド州某所。本部のコードネームは「カントリークラブ」である。

 

 3、50年代半ばMJ-12は、る宇宙種族と極秘協定を結んだ。

 

 4、極秘協定の相手方はオリオン座人。種族名は通称“ラージ・ノーズ・グレイ”である。

 

 5、協定の内容は以下の通りである。

 

・異星人は地球上で生物実験をおこなう情報を許される。

・合衆国政府は実権を秘密裏に援助する。

・実験の対象は野生動物、家畜のみならず人間を含むものとする。

・合衆国政府は実験の援助とひきかえに異星人の先進的なテクノロジーの提供を受ける。UFOの推進原理も含まれる。

・異星人は生物実験および自らの存在を地球人に知られないために必要な措置をとる、(誘拐対象者の記憶の抹消措置を意味する)

  

・ラージ・ノーズ・グレイは、オリオン座のベータ星を母星とするいわゆるリゲリアン。地球には植民地の保護監査官のような立場。

 

<主な異星人の三タイプ>

1、オリオン座のベータ星から来ているリゲリアン。通称“グレイ”。身長約1.2メートル、頭部が大きく皮膚は灰色、目はアーモンド型で、両腕は膝の下まで達する。指は4本で2本は長い。指先がかぎ爪、水かきがついている。

 

 2、レティクル座のゼータ星から来ているレティキュラン。通称“グレイ2”。見かけはグレイと似るが頭と目の形がもっと丸い。

 

 3、プレアデス星団から来ている“ブロンド”。金髪で背が高く白人と同じ姿をした異星人。

 

・ラージノーズ・グレイはその昔レティキュランに滅ぼされた種族なんだ凶暴でレベルが低い。惑星連合政府ではおもに辺地の警備任務についている。

 

・惑星連合政府というのはレティクル座政府が5百年前に設立した宇宙最大の連合体だ。レティクル座人が実質上牛耳っている。

 

・米政府と「ラージ・ノーズ・グレイ」が戦争状態にあったことは一度もない。戦争状態は彼ら異星人達の間であったのだ。

 

  

 

『河童・天狗・神かくし』

 (松谷みよ子)(ちくま文庫)2003/4

 

 

 

 <河童の名称>

 (北海道)  コマヒキ、ミンツチ(アイヌ

 

 (東北地方) オシッコサマ、シーッコサマ、カッパ、カァパ、カァパコ、カッパァ、カワワラス、カッパァ、ガワダロウ、ザンビキワラシ、セッコウサマ、メドチ、メドツ、メットウチ

 

(関東地方) カッパ、カッパノコ、カワッパ、カダロー、ガタロ、カワワラワ、ネネコ、封(ホー)

 

 中部地方) エンコ、カッパ、ガッパ、カーランベ、カースッパ、カゴウソ、カワ(ラ)コゾー、カワボウズ、カワザル、カワババ、カワコゾ(ウ)、カーラボーズ、カワヤロウ、

カワツズミ、カーカンパ、カワッパ、

 

カワウソ、カワダ、カーラボン、カワラ、カワコボーズ、ガワロ、ガウロ、ガォロ、ガワエロ、ガワイロ、ガメ、ガワラ、ガワタロ、コボッチ、シジン、シイジン、スイシン、スイジン、スジンコ、セーシン、セージン、テガワラ、ドーツン、ドチロベ、ドチ、ドチガメ、ヌシ、ミズシワッパ、ワワッパ

 

 

近畿地方) イ(ン)ガラボジ、ウンガラボーシ、エンコ、オンガラボーシ、カッパ、カワッパ、カワラ、カワソ、

カワタロ(-)、カワコ、カワコゾウ、カタロ、カワタラ、カシラ、カワンゴロ、カワコボシ、カワラコゾウ、カワロ、カンコロボシ、カワノトノ、ガタロ、ガワタロ、ガ(-)タロ(-)、ガァラ、ガウライ、

 

ガワッパ、ガイタロウ、ガロウ、ガロボシ、ガウラ(イ)、ガシャンボ、ガ(ッ)タラボ(-)シ、ガンタヲボシ、

 

ガイタルボーズ(カイダルボーズ)、ガラボシ、ゴウタロウ、ゴウタラ、ゴウラボ(ウ)シ、ゴウヲゴランボ、ゴボシ、ゴロボシ、シリヒキマンジュ、シリヌキ、シリコーボシ、スッポン、ドンガス、フンゴロボージ、

ヒョウスボウ、マロ、ヤマタロ、

 

 

<河童の名称>

 <河童の名称は全国各地で色々>

 (中国地方)

エンコ(ウ)、カワッパ、カワコ(―)、カウコ、カウゴ、カワソ、カワコボーズ、ガウロ、ガ(ッ)タロー、ガウコ、ゴンゴ、ゴーゴ、ゴンゴージ、テナガ、フチザル、川子大明神

 

 四国地方

イドヌキ、エンコ(ウ)、カワウソ、カワラ、カタロー、カワランベ、カダロウ、ガタロ(-)、ガワタロ、ガワラ、ガァラ、ゴタロ、ゴタコ、ゴタラ、シバテン

 

 

(九州地方)

エンコ、オト、カワノト、カワノヌシ、カワノヒト、カワコ、カントン、カーダラ、カーボン、カワタロウ、カワンヒト、カワノト、カワノヌシ、カワノヒト、カワンチョロ、カワントロ、カワノトノ、カワントン、カワロ、カリコボ、カワッソ(ウ)、カワゾウ、カワッパ、カーッパ、ガーッパ、ガッコ、ガワッパ、ガーダラ、ガワタロ、ガンチョロ、ガワッパ、ガータロ(-)、ガントロ(-)、ガントン、ガーッポ、ガグレ、ガゴ、ガラッパ、ガワロ、ガラッポ、ガンバ、ガースッパ、ガーロ、ガタロ、

 

 

ガシタロ、ガワンタロ、ガワッパ、ガッタロ、ガァッパ、ガッパ、ガアラッパ、ガワンタ、コウラワロウ、

サンボシ、スイテング、スイテンボウズ、スジンドン、セコ、セコンボ、セココ、セセコ、セコボウ、ヒョ(ウ)スンボ、ヒョウボウ、ヒュ(ウ)スボ、ヒョイヒョイ、ヒュースベ、ヒョウス、ヒョウスヘ、ヘテゴロ、

ヘジコロ、ホグラ、ナサン、ミズシン、ミッツドン、ヤマワロ、ヤマンタロー、ヤマセコ、ヤマオロ、ヤマウロ、ワワッパ、ワラドン

 

奄美大島)ガウル、ガワッパ、コーバチ、ケンムン(ケンモン)

 (沖縄地方)カムロー、キジムン(キジムナー)、ブナガヤ

 

 

 

『河童を見た人びと』 

 (高橋貞子)(岩田書院)2003/6

 

 

 

<「河童を見た人びと」>

・「河童を見た人びと」の舞台は、岩手県下閉伊郡岩泉町です。岩泉町は、香川県一県に匹敵する日本一広い面積をもち、総面積の93%を林野が占めています。豊かな森と水を背景に、岩泉町の人々は河童ばなしを豊かに語り継いでいました。半世紀前の人々が見たり聞いたりした岩泉河童ばなしを掘り起こして、ひたむきに書き留めて羅列して一冊になりました。

 

 <ミカン色の皿を被ったカッパを見た>

昭和13年(1938)、キクさんたちは小学校の4年生でした。ある日、学校の帰途に舟木沢の滝の渕を覗きますと。美しいミカン色の皿が浮かんでいました。

よく見ると、ミカン色の皿の周りには、肌色に縁取られていました。やがてカッパが浮かび上がり、胸の辺りまで体を現しました。カッパは肩の落ちた撫肩の体形でした。

その体の色の美しいこと、表現の言葉がみつからないといいます。水に濡れていた所為と思いますが、サンマなどの光り魚のようだった、と言い表すのが一番近いでしょうと、キクさんは語りました。

 

 

 

『死後体験』

(イアン・ウィルソン)(未来社)1990/2

 

 

 

<亡き家族や親しい故人を「見た」り、出会ったりする>

・それから、突然、9年前に亡くなった母を見かけました。彼女は、座っていましたーいつも使っていた揺り椅子にですー彼女は、微笑み、そこに腰掛けて私を見つめていましたが、やがて私に話しかけました。「さあ、おまえの来るのをずっと待っていたんだよ。待ち遠しかったよ。お父さんもここにいるから、もう心配はいらないよ」

 

 <神秘の「存在者」との出会い>

・このような「存在者」はキリスト教徒からはイエスとか神と考えられることが多いが、非キリスト教徒の前にも姿を現すことがある。

 

・その光が現れた時、彼が私に最初に言ったのは、「おまえが生涯してきたことを私に見せてくれないか」とか、そんなことでした。そのとき、このフラッシュバックが始まったのです。

 

 <自分の全生涯を映画で見せられているような感じ>

・それに引き続いて起こる局面のほとんど慈愛ともいえる特徴は、もとまたトンネルを戻っていくという感覚はまったく見られず、突然にもとの肉体に戻って「目が覚める」だけ。

 

 <「あの世」体験は千年以上もの時を隔てて、なお驚くような類似性を持っている>

・私は肉体に戻りたくありませんでしたが、それというのも、そこで見ることの出来た場所や、出会った仲間の心地良さや美しさに、すっかり魅了されてしまったからです。しかし、私は、あえて案内人に異議を唱えませんでした。

 

 

 

 ■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

 

 

(2024/5/6)

 

 

 

・昔の「牛鬼」の伝説は全国にありますが、人間を襲う征伐されるべき「モンスター」として記録されているようです。「鬼が人間に進化していった」ように、「実験生物の牛鬼も、牛頭人に進化していった」のかもしれません。「巨人」の伝説もありますが、異次元間ではサイズも自由に変換できる能力があるといわれます。

「巨人」の伝説も理解不能な話が多いようです。「地球の月は、永劫の昔、レムリア大陸への入植の時代に、軌道上に設置されたりゅう座人の宇宙船である」という話も荒唐無稽ですが、「異星人の非常に進化した形態(堕天使や天使クラス?)は次元間でサイズを自由に変化できるようで、想像を絶する大きさに変化する」といわれます。

「昔、いつの頃からか歩危の山に一人の大男が現れるようになった。この大男は見た目こそ人と違わないが、人の三倍とも四倍ともされるほどの大きさと力を持っていた」という話は、異次元で「巨人」でも「この世には人間サイズで出てこれる」ということでしょうか。

 

 明治時代の「文明開化」で「河童等のモンスタータイプの生物は、どこかに消えていきました」。しかしながら「8000万年前に地球にきた河童は、グレイの一種で、海底基地にいる」という話もあるようです

銃器等の武器の発達で、次元間移動技術を持つ「モンスタータイプの宇宙人」の脅威はなくなりましたが、現代では、グレイ種等のアブダクション(誘拐)やキャトルミューテレーション(動物虐殺)も大規模にあったようです。現代の日本においても「牛頭人の宇宙人」を見たという話もあったようです。

「事実は小説よりも奇なり」で、「知る人ぞ知る」話なのかもしれません。どこまでが本当の話なのか、真偽のほどは分かりません。が、信じるか信じないかはあなた次第という与太話なのかもしれません。

 

・「シリウスという星にはライオンの顔をしていて、身体は人間という種類の人もいます。また、猫、犬の顔をして身体が人間のようになっている種族もいる」そうです。

シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物である」といわれます。

現代においてもビッグフットやサスカッチのような「獣人」を「空飛ぶ円盤」からオリオンETグループが降ろしているといわれています。ネガティブなオリオン人は昔から「地球を彼らの実験生物の実験場にしていた」のかもしれません。

ネガティブなオリオン人は、地球に来ている地球外生命体の中で、最も発達レベルの低い存在で、地球に暗黒をもたらそうとしている」と記載されています。

 

『110の宇宙種族と未知なる銀河コミュニティへの招待』エレナ・ダナーン(ヒカルランド)2022/12/31 と言う本でも「動物タイプの異星人」の存在はよく分かりません。

 

動物タイプの宇宙人はネガティブなシリウス星人が創造したのかもしれません。3割の動物タイプの中には犬頭人の宇宙人もいるといわれます。

「バフォメットは、有名なキリスト教の悪魔の一人で、黒ミサを司り、山羊の頭を持った悪魔ですが、動物タイプの異星人の一種だった」のかもしれません。

「グレイは我々が遺伝子工学、バイオ化学、宇宙科学を駆使して造ったロボットでした」といいます。

「他にも爬虫類、鳥類、魚類、昆虫、植物などの生態から進化した人間もいる」といわれます。

牛頭天王は、京都の感神院祇園社(現八坂神社)の祭神である」という話もあるようです。「牛頭天王」は牛頭人ですが、「牛鬼」がさまざまに進化していったのかもしれません。

 

現代においても「牛頭人」の異星人の話があるようです。

「<牡牛座人>

出身星座、牡牛座。先祖の居住地は不明。宇宙史に登場する最古の種族の一つで、レティクル座人の台頭では指導種族として権力をふるった。1万2000年前にレティクル座人の侵攻をうけたが撃退。以後最近まで和解と衝突を繰り返す。700年前、最後の衝突で壊滅的な打撃を受け、軍門にくだった。地球への飛来はなく、約2万年前からインド神話やアフリカ神話に登場する「牛の神」として活発な交配実験を繰り返した。容姿は現在地球上に残る牛とほぼ同じ」という話もあるようです。

 

・「<牡牛と蛇身の神々>
筆者は、世界各地の神話や伝説を調べてきたが、その流れは、大きく二つに分けることができる。龍神」と「牛神」伝説で、『旧約聖書』の時代には牛神と龍神という二種の異星人が地球に来ていたらしい。この事実をすり入れることによって、聖書の多くの矛盾点も解消されてくるのである」という話もあるようです。

 

・「わずかに日本でも「牛頭天皇(ごずてんのう)」の信仰があるが、各地に点在する「龍神」の祠の数とは比すべくもないが、それでもわずかに痕跡は残されている。たとえば正月に見る獅子舞いの風習も、日本には獅子(ライオン)は棲息してなかったので、牛神の動きを真似た「牛舞い」がなまって「獅子舞い」になったともいわれる」といわれます。

・「人間とコンタクトできる狸や狐の伝説も非常に多くあります。イルージョン(幻影)を作れる宇宙人も昔から動物タイプの異星人として次元間移動技術を持ち、人間社会に浸透していたのかもしれません。グレイ種も多種多様であり、昔から地球に来ていたようです。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。人間と交流できる狸や狐の伝承も「動物タイプの宇宙人」と結び付ければ理解できるのかもしれません。

 

・エササニ人の様にすでに交雑種が異次元に存在しているようです。

時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました。それがエササニ人のバシャールだ」そうです。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。グレイ種も人間化しているそうです。

それと同じように、「動物タイプ」の異星人も異類混血や遺伝子操作で「人間化」しているのかもしれません。「どう彼らを追跡しても、あなた方の祖先はレプテリアン(爬虫類)であることを発見するでしょう」と指摘されています。レプテリアンの人間タイプは知性的な顔をしているそうです。

 

・グレイ種も非常の多くの種族に分かれているようです。例えば、以下のような分類もあるようです。

「<ビーガン   シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ

・このグレイ種は、シリウスA人の遺伝子から作られている。シリウス人の船の標準的な乗組員である。主人のために労役、実験、雑用を行う。ゼータ・レティクリ1と2のグレイは、前向きにビーガンの指揮に従い、人間の誘拐や鉱物のサンプル収集などの特定の任務を行う。

 

ゼータ・レティクリ1  地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ

・このグレイのエイリアンは、リゲル人が地球の人間を監視するために作った。人間とリゲル人の混合物である。人間の胎児と同じように四本の指と割れたひづめを持つ。ホルモン液と遺伝子実験のために人間を誘拐することで有名である。

 

・遺伝子的・ホルモン的な欠乏症のため、彼らは、急激に死滅している。他者を誘拐することで、自らの種を救う交配種の原型を作ろうとしている。

 

ゼータ・レティクリ2  遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕

・このグレイは、遺伝子操作で作られた爬虫類人への奉仕階級のメンバーである。完全にマインド・コントロールされており、中央情報(コンピュータ)に接続されている。集団精神で一体となって動く。彼らは、無心になってゼータ・レティクリ1を手伝う。誘拐現場でよく目撃されるが、子供のように純真に行動する」と記載されています。

 

・『110の宇宙種族と未知なる銀河コミュニティへの招待』エレナ・ダナーン(ヒカルランド)2022/12/31

をみましても、昔からグレイ種やその他の非人間タイプの宇宙人が地球に飛来して、アブダクション(誘拐)やキャトルミューテレーション(動物虐殺)等をしていたようです。「人肉食の異星人」の存在もあり、驚きます。

 

 

  2016/8/26

 

(UFOアガルタのシャンバラ  2008.6.29付近のまとめ)

 

・マスコミでも活躍している秋山氏は、カシオペア座の付近の惑星に行って来たといわれます。同氏は、著書も多く、マスコミでは有名人であり、その後の話が続いていないのが残念ですが、金髪の宇宙人の正体とは、白人タイプの金髪碧眼のノルディックのことでしょうか?!

 

・同氏は、『私は宇宙人と出会った』(ゴマブックス)(秋山眞人)など50冊くらいの本を出版している人ですが、メイジャーな情報になりきれないところに限界があるようです?!

 

・国家機関の総力をあげてエイリアンの超テクノロジーを入手している米国の「一人勝ち」の状況が向こう100年間、予想されると語られています。

 

・エイリアンは、日本でも評判を呼んだテレビ映画『Xファイル』の中でも見られたように米国の市民社会に溶け込んでいるので、一般の人々は、何も知る必要はないそうです。新聞などのマスコミも追いかけないようです。日本に河童(グレイ)とともに飛来したといわれる異人も社会に紛れ込んでいるのでしょうか。

 

・昔は金星人とか火星人とか言われましたが、現代では、金髪碧眼のノルディックがグレイの母船に同乗するオリオン星人ではないかといわれているようです。また、プレアデス星人という説もあるようです。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。

 

・宇宙人の“長衣”に関しては、1960年代後半にサンフランシスコを中心としたアメリカの若者の間で生まれたムーブメントで『ヒッピー』というのがありましたが、ヒッピーがよく着ていた“長衣”を思い出しました。何か契機があったのでしょうか。

 

・ちなみに今話題の[YouTube]で、若いころのスコット・マッケンジーという歌手が“長衣”を着て、ヒッピーたちを背景にして、日本でもヒットした“サンフランスコ”を歌っているのを見ることができます。

また、びっくりするほど年老いたスコット・マッケンジーも[YouTube]で見れるので動画の時代を感じます。

 

・昭和49年ごろは、北海道はUFO銀座ともいわれたことがあり、平野氏などの作家や多くの知識人が関心を示したそうです。

 

・昔から河童(グレイ)や異人が日本に飛来していたようです。日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいるといわれます。北海道のアイヌの伝説に小人のコロポックルの話がありますが、グレイ(河童)の一種で、高等知性体だったようです。バイオロボットともいわれます。

 

・当時も今も小人のコロポックルの正体は不明のようです。ゼータ・レチクル星人の小人タイプなのかもしれません。

 

・ヨーロッパでも妖精伝説が多いようですが、コロポックルの伝承もそれと似ている話のようです。現代の小柄な宇宙人グレイの登場で、昔からの妖精伝説の正体が、分かりだしたといえましょうか。

 

・天中童(仮名)も金髪碧眼のノルディックとコンタクトしたのでしょうか。金髪の異人とは、米軍の情報にあるノルディックのことではないのでしょうか。当然ながら、異人の描写は『相似』するようです。こう言った話は完全性を求めることは無理なことで、フィクションとナンフイクションの境界が分からない話が多いようです。

 

・アガルタ、シャンバラ関連の文献は、近年増えてきているようです。

 (参考文献)、A・ローゼンベルク『二十世紀の神話』(中央公論社)、オッセンドフスキー『動物と人と神々』(生活社)、R・E・ディックホフ『アガルター虹の都』(密教科学社)、J・ベルジェ&L・ポーウェル『神秘学大全』(サイマル出版界)、

 

・T・レブンズクロフト『運命の槍―オカルティスト・ヒトラーの謎』(サイマル出版界)、A・トマス『シャンバラ』(ユニバース出版社)、G・サスター『黒魔術師ヒトラー』(徳間書店)、E・バーンバウム『シャンバラへの道』(日本教文社)、R・ゲノン『世界の王』(平河出版社)、

 

・D・スクラー『神々と獣たちーナチ・オカルティズムの謎』(大陸書房)、M・フィッツジェラルド『黒魔術の帝国』(徳間書店)、J・ゴドウィン『北極の神秘主義』(工作舎)、N・レーリヒ『シャンバラの道』(中央アート出版社)、J・ヴェルヌ『地底旅行』(岩波文庫)、横山茂雄『聖別された肉体―オカルト人種論とナチズム』(白馬書房)、『歴史読本=超人ヒトラーナチスの謎』(新人物往来社

 『オカルティズム事典』 (アンドレ・ナタフ)(三交社

 

・金髪碧眼の異星人ノルディックと宇宙都市(都市型の超大型宇宙母船か)アガルタ、シャンバラの物語がこれからの書物にはいろいろと取り上げられるのではないでしょうか。オカルト的な話と地球に飛来した異人のストーリーが解明されていくものと思われます。

 

・金髪碧眼のノルディックは、70年前のナチス・ドイツを狂わしたといえるほど、その超能力は凄いのでしょうか。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」といわれます。

 

・異星人情報は、核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)を数段階も上回る『厳秘』(アバブ・トップシークレット)のため金髪碧眼のノルディックの情報のリークは乏しいようです。米国の太平洋艦隊の元情報将校のリークが大きな衝撃を呼んだそうです。ノルディック(プレアデス人)のような宇宙人を隠す勢力が昔からあるのでしょうか。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。

 

・金髪白晢碧眼のアーリア=ゲルマン人種は、ナチスが崇拝した『超人』のノルディックだったのでしょうか。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。シュメール文明を打ち立てたのが金髪碧眼のアルデバラン星人といわれ、牡牛座のアルデバランが故郷の惑星のようです。アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。ハム人種とセム人種との闇の争いが続いているともいわれます。かくも多くのナチス・ドイツ人が金髪白晢碧眼のアーリア=ゲルマン人種という『超人』たちに影響を受けたという歴史的事実は何を物語るのでしょうか。

 

・シュメール文明を打ち立てたのが金髪碧眼のアルデバラン星人といわれ、牡牛座のアルデバランが故郷の惑星のようです。アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。

 

・50年前に米国にグレイとともに飛来した金髪碧眼のノルディックたちにより、キャトルミューティレーション(動物虐殺)やアブダクション(誘拐)が起こりましたが、米国政府の公式調査はないようです。歴史的な異変の裏にいる金髪碧眼のノルディックの正体とは、大きななぞです。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」そうです。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。

 

・ゲイ(LGBT等)のように人格転換を受けたチャネラー(霊的交流者)のヒトラーナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺という『人類史上最大の犯罪』の一つが起こりましたが、『ハム族、セム族という神々(悪魔)の争い、殺しあい、戦争』が太古から続いていたという遠因があったという説もあるようです。人類史上、「戦争の時代が平和な時代よりも長かった」といわれます。平氏の“平”がヘライ(ヘブライ)に由来すると考えると平氏セム系、ユダヤ系ということになってくる。源平合戦はハム系とセム系の争いといわれます。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれます。

 

ヒトラーはゲイ(LGBT等)のような人格転換者で、霊媒でありチャネラー(霊的交流者)であったので、ノルディックのような超人たちに「器」として利用されたのかもしれません。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。ヒトラーは一種の霊媒だったといわれているそうですし、霊媒の多い地域で生まれたといわれます。アルデバラン星人は「幽霊」のように現れたり消えたりするようです。

 

・中国も昔から異人の宝庫で、フリーメイスンが歴史を動かしてきた面もあるそうです。天には「神々の役所がある」という概念が面白いですね。中国の仙人の世界は、階級意識の強い世界であるようです。真人や仙人とは異星人ということでしょうか。または幻覚や夢物語なのでしょうか。異星人でも階級意識や階級統制にこだわるのはオリオン星人の特色であるという説もあるそうです。

 

・死後の世界の『精霊界』など、異次元については、人間は誰でも関係があるのですが、4次元、5次元といわれてもイメージがわきません。我々は、3次元に存在しているのですが、4次元、5次元に魂の実体があるそうです。現代物理学は非常に細かい粒子の世界については不明だと述べられています。高次元のシリウス星人は、いわゆる『天国』に出入りしているそうです。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だともいわれます。

 

・米国にあらわれた金髪碧眼のノルディックは、アガルタに住んでいたともいわれているようです。ナチス・ドイツが崇拝した金髪碧眼のトゥーレの『超人』たちは、現代の米国に現れたグレイとともに母船に同乗する金髪碧眼の異星人ノルディックと同一の種族でしょうか。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。金髪碧眼のマスター・レイス(支配人種)が火星より地球へとやって来て、古代伝説の神々(gods)となったといわれます。ヨーロッパでは同化の進んだ異星人種族として、金髪碧眼のウンモ星人が知られています。惑星ウンモ(地球から約14.5光年離れた恒星イウンマの周りを公転)から来た地球外生命体ユミット(=ウンモ星人)も昔から地球に来ているようです。

 

・ノルディックがアガルタ王国やシャンバラ王国に住んでいたという説が異次元の地下王国とからめて唱えられているそうです。金髪碧眼のノルディックの登場ですべてが明らかになるようですね。金髪碧眼のノルディックと同様に、髪の毛がオレンジで『オレンジ』と呼ばれる異星人も米国に飛来したといわれています。日本の茨城県の海岸の浜に江戸時代にUFOで漂着したといわれる『蛮女』も髪の毛は『赤毛』であったそうです。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。

 

レプティリアンは、地球人がイメージする爬虫類人とは全く違うと理解しないと、デーヴィッド・アイクの説は理解できないそうです。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」と述べています。

 

・『トンデモ本』の範疇に入るとこの著作者もよく批評されるようですが、実に特異な見解のようです。金髪碧眼、白い肌、レーザー光線のように輝く双眸のイメージは「GODS(神々)」の姿というよりもミカエルなどの天使のイメージでしょうか。

 

・金髪碧眼のノルディックと爬虫類人レプティリアンとグレイなどの間の関係も戦争状態になったり、休戦平和になったり複雑怪奇のようです。とにかく、映画でイメージができたグレイ、ラージノーズグレイ、ノルディック、オレンジと言われる4種類の異星人が来ていたと米国の公文書にはのっているそうです。エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。

 

・「進化した異星人」だからテレポート(瞬間移動)もできるのでしょう。このテレポート(瞬間移動)を人間が理解できず、「奇跡」は秘密にしようとするパワーがはたらくようです。グレイの巨大母船に同乗する金髪碧眼のノルディックはレプタイル・アーリアン白人種ということなのでしょうか。「異星人の情報」も多くの人たちの情報公開法やリークとインターネットの普及で、『厳秘』(アバブ・トップシークレット)の状況がくずれてきつつあるともいえるのでしょうか。

 

・いろいろな反響もあるようですが、日本でも学生や学者のUFOの関心は高く、研究している人も多いそうですね。反重力機関を研究している学者もいたそうです。そうすると米軍に超テクノロジーがわたりつつあるということでしょうか。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」は米国の一人勝ちでしょうか。

 

・異次元に天使や高次元の異星人がいるそうです。眼に見えない世界は、死後の世界の精霊界と同じで、通常は認識されません。が、チャネラー(霊的交流者)などの情報で、一般の人々にも、おぼろげながら、理解されつつあるようです。現実の人生や生活とは関係がないようですが、「あの世がこの世を規定している」ともいわれます。

 

・見えない4次元に存在するという非常に細かい粒子(エーテル)的な肉体を持つ宇宙人をイメージすることは難しいようです。異星人という神々や天使などが人間体に形を変えて地球に飛来して、地上を徘徊していたのでしょうか。昔の人々は、超能力人間を神と信じたのでしょうか。著者(深野一幸)は、工学博士の立場から、常識を破る事柄の多い宇宙人について研究したそうです。このような時代になって「宇宙人は実在するのかどうか」と真面目に議論している学者がいるのが不思議だそうです。「現代の『地動説』と『天動説』の争い」ということでしょうか。

 

・邪悪なマスターに狂わされたナチス・ドイツ。マスター(大師)も善者タイプばかりではなさそうです。グレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは『アガルタのシャンバラ』の住人だったそうですが、現在の米空軍情報からのリークでは、詳しく分からないようです。「ノルディック」はプレアデス星座の惑星アルテアから来ているともいわれたり、オリオン星人だともいろいろな説が流れてくるようです。

 

・もちろん、黒目黒髪の東洋人タイプの異星人もいますが、欧米から流れてくる人間タイプの異星人は、多くの場合、金髪碧眼のノルディックということで、古代ケルト人・アーリア人種のような白人種の典型のようなタイプらしいのです。当ブログの表題「UFOアガルタのシャンバラ」という都市型の超大型宇宙船の住人は“金髪碧眼のノルディック“、ナチス・ドイツが崇めた金髪碧眼の「超人」たちということのようですね。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。

 

・そういった都市型の超巨大宇宙母船“高天原”から日本民族の神々(異人)が飛来したらしいのです。また、「プレアデス星団日本民族の原郷である惑星もある」というスイス人のコンタクティの情報もあるようです。“都市型の超巨大宇宙船“は、60年前のアダムスキーの金星人の宇宙人が飛来したと言われた時代から言及されているようです。金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。

 

・ちなみに、スイスの有名なコンタクティのマイヤーがコンタクトしたプレアデス星からの宇宙人は金髪の白人美女に見間違えられる容姿をしていたと主張しており、それこそは、“ノルディック”というスカンジナビア系の金髪の宇宙人と一致しているそうです。4次元、5次元といわれても私達にはイメージがわかない世界、「夢の中の世界」でしょうか。当ブログの標題「UFOアガルタのシャンバラ」の住民は、グレイとともに飛来したノルディックだったのかもしれません。金髪碧眼の異星人は種類が多いようです。

 

・グレイとか、ラージノーズグレイ、レプティリアン、ノルディック、オレンジという具合に異星人のパターンも定着しつつあるようですが、コンタクティなどの話によれば、ノルディックなどの超能力者が、米国内に紛れ込んでも、誰もわからないようです。地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にあるそうです。

 

・50年前のアダムスキーの時代から、異星人がネットワーク化して、映画『Xファイル』で見られたように、一般人になって街中で生活しているようですし、彼らの目的は人類を観察するということだそうです。人類の進化には干渉してはならないという宇宙法があるといわれます。

 

・月とUFOについても、マスコミに出るのは、両極端の話になるのですが、トルーマン時代からの隠蔽政策が、維持されているそうです。

陰の政府の陰謀論も盛んに流布されているようです。ラージノーズグレイのキャトルミューティレーション(動物虐殺)の話題も最近の米国事情はどうなっているのでしょうか。ケネディ元大統領の暗殺事件までからまったりして、陰謀論は、事実認定が難しいようです。

 

・日本にも河童(グレイ)とともに飛来した異人の伝承が豊富にあるそうです。異人も昔からさまざまな人間社会との繋がりがあるようですが、詳しくは分かりません。社会に同化した異人は、誰にも分からないそうです。

 

・米軍関係者は、すでに異星に展開しているのでしょうか。エイリアンも英語をしゃべれるし言葉の問題は解決しているようです。評判だったテレビ映画『Xファイル』の中でみられるように米軍関係者がエイリアンの星へ向かっているようなイメージの場面がありましたが、実際に米軍関係者は異星に行っているといわれます。

 

・日本の雑誌で「米軍関係者がエイリアンの惑星に留学していた」ということがリークされたりもしましたが、歴史上、人類史上最大のことが、『厳秘』(アバブ・トップシークレット)扱いのため、分からないのでしょうか。

 

・米国のUFO研究家たちや『米軍ウオッチャー』たちの活躍が期待されています。異星文明を国家機関の総力をあげて取り入れようとしても、教えてくれないのか分からないのか、リークはないようですが、超テクノロジーを米国は入手して円盤を製作しているとの噂もあるようですね。

 

ナチス・ドイツが「金髪碧眼の超人」に狂ったそうなのですが、金髪碧眼の「ノルディック」のことではないのでしょうか。スペインなどで評判になった「ウンモ星人」も金髪碧眼といわれ、「神々に近い種族」ともいわれているようです。金髪碧眼のノルディックの詳細は、なぜかリークされていないようです。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。

 

・非常に細かい粒子の世界については、現代科学ではまだ未解明だそうです。いわゆるエーテルの世界に魂の実体の世界があるといわれているようです。人間の死後の世界と高次元の異星人や天使のいる世界は同じようなエーテル界といわれています。「アストラル界はとても巨大です。ここに存在する全ての世界からおよそ600億人の人間タイプの生物が集まっている」といわれます。アストラル界の住人が地上にも出てくることは秘密結社の最高機密だそうです。人々がアストラル界で過ごす期間は、数週間から何百年にもわたります。「アストラル界下層にいる霊たちの多くは、地球上の種々の問題を引き起こす原因となります。彼らはテレパシーで地球上の人間と交信する」といわれます。

 

・人類はエイリアンによる定期的な遺伝子の“修正”の産物であるそうです。エイリアンのタブーを破って、周知の事実に変えたのはUFO研究家たちの功績でしょうか。レティクル座ゼータ星の“ザ・キッズ”とはグレイのことでしょうか。人類は45 万年前に地球にやってきたアヌンナキという異星人が、遺伝子操作によってつくった存在だといわれます。だ

 

・時々ですが、大手のメディアに宇宙人の話が載ることがあります。

(政府は宇宙人の存在を隠ぺい?=元NASA飛行士が「証言」)

7月25日15時48分配信 時事通信(ヤフーのニュースから)

  【ニューヨーク25日時事】米航空宇宙局(NASA)の元宇宙飛行士が英国の音楽専門ラジオ局のインタビューで、政府は宇宙人の存在を隠ぺいしていると発言。米英メディアが相次いで報じる騒ぎに発展した。

  この元宇宙飛行士は、1971年に打ち上げられたアポロ14号の元乗組員エドガー・ミッチェル氏(77)。

  同氏は23日の放送で、政府は過去60年近くにわたり宇宙人の存在を隠してきたが、「われわれのうちの何人かは一部情報について説明を受ける幸運に浴した」と説明。宇宙人は「奇妙で小さな人々」と呼ばれているなどと語った。 

 

<●●インターネット情報から●●>

 名前:エドガー・D・ミッチェル(Edgar D Mitchell)

分類:宇宙飛行士

 性別:男

 国名:アメリ

生年月日:1930年9月17日(テキサス州ハーフォード)

所属宇宙機関:アメリカ航空宇宙局(NASA)

飛行実績:アポロ計画(アポロ14号/サターンV)

エドガー・D・ミッチェルは非常に多才な人で、宇宙飛行士として月に6番目に降り立ったほか、科学者、作家としても多くの業績を残しています。

ミッチェルはカーネギー工科大学を卒業し、マサチューセッツ工科大学で航空航法学と宇宙航法学の博士号を修得した後、アポロ計画の宇宙飛行士に選ばれました。

 初搭乗は1971年1月31日のアポロ14号で、アラン・B・シェパードJrとともに月に着陸、9時間の船外活動をし、10日後の2月9日に無事地球に帰還しました。

その後、1972年10月にNASAと海軍を辞め、ライス大学で科学研究に従事しています。 (スペース・インフォメーション・センター)

 

・米国では、小人のグレイと2メートルくらいの長身の金髪碧眼のノルディックとか赤毛のオレンジなどがよく知られているようです。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。「トールホワイト」とよばれる2メートルから3メートルの白人種のオリオン星人も報告されているようです。トールホワイトと米政府はコンタクトがあるようです。当時は人間タイプの異星人として“ノルディック”という北欧人タイプの異星人だけがよく言及されていたようです。

 

・また小柄な人間タイプのリラ星人もよく物語には登場します。フランスの有名なコンタクティのラエルも、身長が1メートル位のリラ星人と遭遇し、天国のような惑星に行きキリストや仏陀に会ったと語っています。巨人族、モンスター・タイプその他種々の進化に応じて、非常に多くの宇宙生命体が存在するというコンタクティの報告もあるそうです。

エイリアンの超テクノロジーは、あまりに進化の程度が高いものは、理解不能ということでしょうか。

 

・日本の河童のイメージも緑であるのだが、緑色の服を着たグレイたちだったのでしょうか。グレイがキャトルミューテレーション(動物虐殺)をしているという報告が多いようです。緑色の服は迷彩色の意味の服なのでしょうか。欧州では、リトル・グリーン・メンの伝承が豊富なようです。欧州の伝承のリトル・グリーン・メンは、緑の服を着たグレイだったようです。

 

・この著者(ロブサン・ランパ)も評価が両極端に分かれるそうですが、ユニークさにかけては面白いといえましょうか。フィクションとナンフィクションの絶妙の組み合わせと考え、エイリアン物語は、気楽に楽しむのがよいでしょう。50年前の「ロズエルの円盤墜落事件」も米空軍の「観測気球墜落説」で、一件落着となりました。また、エイリアンのことがマスコミにのりだしたのは、近年のことで、UFO研究家の先駆者たちは苦労したようですね。「50万年前の神々の故郷」とは謎です。アダムスキーさえも評価が両極端にわかれているようです。

 

・大熊座のアーサー・メイジャーからの異星人も来ているそうですが、詳細な情報は、日本には流れてこないようです。マスコミに載った日本のコンタクティたちも金髪碧眼のノルディック・タイプという異星人に会っており、日本語を解する東洋人タイプにも遭遇しているようです。情報公開法などの法律を使ったり、米軍関係者から情報を引き出している米国のUFOマニア・研究家たちは、今後どのような情報を発表するのか注目されます。

 

・フランス人のラエルというコンタクティが、琴座(リラ)星人と接触しリラ星に行ったことは、有名な話だそうです。ラエルによると人間はDNA操作により実験室で造られたそうで、人類に5万年進化しているテクノロジーだそうです。一方、「シリウス星人は思念で人間を創った」ともいわれ、神に近い種族という説もあるようです。シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物であるといわれます。

 

・グレイのアブダクション(誘拐)というのは、肉体をさらうというよりも、人間の幽体(エーテル体かアストラル体)を操作するようです。

グレイも異次元移動ができて、「壁を透き通る」ようにして部屋に侵入して、大きな苦痛を与えないで、円盤の内部の処置室に引き上げられる、テレポート(瞬間移動)のような現象のようですね。しかもアブダクション(誘拐)の記憶を消してしまうとも報告されているようです。

ちなみに、グレイはアブダクション(誘拐)の現場の下手人で、円盤にはラージノーズグレイや金髪碧眼のオリオン星人のノルディックといわれる連中が、階級が上で首謀者ということだそうです。数万年から数十万年進化している高等知性体の実態は、『厳秘』のため一切不明とのことのようです。宇宙船への人間の転送は、肉体の分子波動エネルギーに返還する方法がとられるそうです。

 

・「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)等がエリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。エリア51白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」といわれます。

 

・グレイには、「ビーガン。シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ」、「ゼータ・レティクリ1。地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ。ゼータ・レティクリ2。遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕」等が存在しているといわれます。

 

・「異星人はテレパシーで口を動かさずに話す」という報告が多いようですが、日本のコンタクティも「日本語のコンプリート・バイリンガル」に遭遇したという報告があります。高等知性体側からの作為・要請で『厳秘』の状態が昔から続いているともいえるそうです。米空軍の諜報機関にかなりの異人が紛れ込んでいるという噂もあるようです。

 

・米国のUFO関連資料の豊富さから市民レベルのカルチャーとして、一般化するようになれば、状況も変わってくるのでしょうか。フットボール場ほどもある巨大なUFOの報告は、アラスカ上空でJAL機が遭遇したときの図絵を思わせますが、このクラスですと恒星間飛行ができるのでしょうか。北極星からの異星人の情報も「飛来している」という情報はあるそうです。「北辰の神々」が来ているのかもしれませんね。

 

・岡山付近からのUFOなのでしょうか。全国各地にはここ数十年間UFOに関する目撃話は多く、ビデオにとられたりして、話題に事欠かないようです。米国のUFOマニアやUFO研究者によれば、「UFO研究は重要な仕事だ」ということです。米国のUFO関連書物は非常に多く、メイジャーな情報として扱おうとする流れがあるようです。パイロットの目撃談は、職業柄リアルなものが多いようです。全国各地の伝説や噂などを調べてみると、UFOや宇宙人の飛来に結びつくような話が多いといわれます。全国各地にはUFOマニアや公共の施設、同好会などがあり、活発に活動をしていたようです。宇宙人のコンタクティの安井さんの話もマスコミに載ったということが評価されているのでしょうか。

 

 

・テレポーテイション(遠隔移動)や円盤の動力源の技術が現代科学では理解不能だそうです。昔は金星人とか火星人と言っていたのですが、現代はプレアデス異星人人とかゼーター・レチクル星人とか具体的な名前が出てくるようになり、それだけ人々の理解も増えたようです。「火星や金星の異次元に都市があり壮大な異星人の文明がある」といわれます。火星霊人と金星蛇人の対立・戦争があったともいわれています。金髪碧眼のマスター・レイス(支配人種)が火星より地球へとやって来て、古代伝説の神々(gods)となったと語られています。ここでいう金星というのは副金星、異次元の金星、アストラル界にある目に見えない金星のことのようです。金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。サナンダは神智学では サナト・クマーラより上位の存在として「沈黙の監視者」と呼ばれています。かってイエスであった存在は現在「サナンダ」と名乗っており、アシュタールとともに彼の宇宙船に住んでいるそうです。

 

・この問題に関しては人間誘拐を演じたグレイの種族の悪評が、かえって世界中に異星人の存在を知らしめたことになり、反面効果ということでしょうか。円盤も異次元瞬間移動ができるようで、この技術も理解不能のようです。日本にも昔、河童(グレイの変種)が来ており、高等知生体のため人間に捕獲されたことはないし、人間との交流の物語も多くあるようです。河童と共に飛来した『異人』の伝承も奇妙なものが多くあり、興味はつきないようです。異人はオリオン星人だったのかもしれません。当時の警察が「異人」をどの程度、把握していたのかは不明です。

 

・異星人は、その時代の科学の最も進んだ国に現れるともいわれて言います。現代の米国でよく描写されるオリオンを故郷とする金髪碧眼のノルデックという人間タイプの異星人は、太古のケルト人が金髪碧眼の白人そのものだったそうなので、類似した種族なのではないのかと推測されます。しかし、グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。

 

・金髪碧眼の超人に狂ったナチス・ドイツのように米軍は金髪碧眼のノルディックに対してどのように対応していたのでしょうか。プレアデス星人は人類に6000年進化している種族ですが、人類に近く神でも天使のような宇宙人でもありません。プレアデスに日本人の原郷があるともいわれます。プレアデスやオリオンには日本人が多く住んでいるそうです。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」という驚くべき話もあるようです。

 

・30年前は日本人の異星旅行記などもマスコミに取り上げられ書籍にもなっていたようです。この安井(ペンネーム)さんの話も、ご本人が亡くなり、「その後の話」は分りませんが、当時かなりのマスコミが注目し、真剣に調査したようです。なお日本人で、「異星旅行」を発表してマスコミに載った人物も数名いるそうです。たとえば、日本人でプレアデスに行ったという人もいるようですが、「世間が騒ぐとうるさい」ということで、発表していない人もいるそうです。プレアデス星座には6時間で行けるといわれます。エリア51白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」という具合に短時間で往復できるようです。

 

・明治時代のグレイ(河童)や異人の飛来の話から、かなりのコンタクティが日本におり、異人ネットワークもできているという説もあるようです。「下総カッパ団は、1724(享保9)年、下総国印旛村豪農、安田伝兵衛によって設立された人間とカッパの親睦団体だ」という話もありゼータ・レチクル星人と交流があったのかもしれません。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると

日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」と語られています。

 

・マスコミも「お上」や当局が「『厳秘』方針」なら、忠実に従い、政府に協力するといわれます。今後のマスコミ関係者の活躍が期待されます。岡山の安井(ペンネーム)さんの異星旅行のケースも昭和33年ごろマスコミでとりあげられたようでした。

 

・(河童(『グレイ』)にしても全国に伝承があるようですし、それと共に飛来した『異人』の伝説も全国にかなりあるようです。つまり、日本にも宇宙連合などの先遣隊が来ていたと言うことでしょうか。「全国に出現したUFO」の話も豊富にあるそうです。異人はオリオン星人だったのかもしれません。異人も昔からさまざまな人間社会との繋がりがあるようですが、詳しくは分かりません。中世のドイツの領主はほとんどが「異人」か「異人」の末裔ともいわれます。異類異形の異人ばかりではなかったようです。

 

・現代の米国に現れたグレイとノルディックやオレンジと言われる人間タイプの異星人の飛来のように歴史は繰り返すようです。東洋人タイプの異星人も来ているようなのですが、『厳秘』のために詳細はリークもないようです。「岡山に出現したUFO」ばかりでなく、全国に昔から河童(グレイ)・(リトル・グリーン・メン)の伝承が多いようです。

 

・異星人は、外見は若く見えますが、かなり年齢をとっているケースが多いそうです。邪悪なオリオン星人やグレイを『悪魔』として見る見方もあるのでしょうか。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」そうです。

 

・グレイの母船に同乗する金髪碧眼の人間タイプのノルデックとよばれるエイリアンの正体の情報がリークされるのはいつのことでしょうか。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。米軍はすでに彼らとの接触は当の昔にしているそうなのですが。

 

・マスコミ特にテレビ映画などの印象効果は絶大ですね。メン・イン・ブラック(黒服の男たち)の映画もテレビで放映されて、「宇宙警察」という違った固定観念が植え付けられたようです。映画にもなったメン・イン・ブラック(黒服の男たち)のイメージ効果は大きかったようです。だ!?

 

・地下王国{アガルタ}の実在は自明の理なのでしょうか。中央アジア地底王国幻想とは「異次元」の幻想のようです。ナチスが追い求めた「超科学」とは、オリオンの「超科学」だったのでしょうか。現代、米国に飛来しているといわれている金髪碧眼の人間タイプの異星人(ノルディック)とナチスの超人幻想と何か関係があるのでしょうか。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。ナチス・ドイツを狂わしたものは、何であったのでしょうか。

 

・米国政府とエイリアンの密約とか、超科学の入手とかのリーク話も色々あるようです。エリア51については、アメリカ政府は、その存在を一度も認めていないそうです。アガルティの聖なる都市シャンバラの超科学は、「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」によって米国が入手し始めているようです。オリオン星人はかなり進化しており、テレポート(瞬間移動)は当然できるそうです。メン・イン・ブラック(黒服の男たち)は、グレイと共に地球に飛来した種族なのでしょうか。メン・イン・ブラックの超能力は凄まじく、オリオン星人ともいわれています。

  メン・イン・ブラックなどのようにUFOにかかわる奇妙な現象も、ハリウッドの映画になると「宇宙警察」のイメージで、数作も製作されました。

 

・識者によるとかなりの人間タイプの異星人が米国社会に融け込んでいるそうです。映画「Xファイル」でも、米軍関係者が異星に行っているようなイメージの場面もあったようです。「エリア51」なども映画などでよく取り上げられているようです。

 

・『上の神』と『下の神』、そして『空の神』と『地下の神』の争いのように、「神や人類も系統的にそれぞれ2種類あって、争い殺し合い、戦争(スター・ウォーズ」をしている」ともいわれます。『地球作戦』では、スター・ウォーズ(戦争)というほどでもなく、それほど深刻な争いではないといっているようです。異星人というよりも神々の領域、神々の争いの話になってくるのでしょうか。スカイ・ピープルと地球固有の区域に住んでいるものとの「天の戦争」があるといわれます。

 

 

金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。(9)

 

 

・異星の都市のイメージよりも現実の異星の都市のリークも欲しいものです。地底世界のイメージは、異次元世界のイメージでしょうか。米国のエイリアンの惑星への留学生の話も大々的には洩れてこないようです。当時の米軍の関係者も亡くなっているという話ですが、時々そのような話がインターネットから洩れてくるようです。

 

・MIB「メン・イン・ブラック(黒服の男たち)」は、オリオン星人だという米国のチャネラー(霊的交流者)がいるそうです。オリオン星人は太古エジプトなどに文明をもたらした種族のようです。・宇宙人というのは、テレポート(瞬間移動)ができるとの報告もあり、この現象は、人間にとっては「奇蹟」以外の何物でもないのですが、宇宙人によると「それほど難しくない技術」なのだそうです。例の小柄な異星人グレイも「壁を透き通るように」部屋に侵入してくるそうですが、異次元移動ができることは、人間の理解を超える現象のようです。

 

・米国で映画にもなったメン・イン・ブラックは、オリオン星人だったようです。UFO現象では、マスコミなどに出て、「衝撃的な秘密を暴露」したものは、詐欺師かペテン師扱いされることも多いようです。

 

・超常現象の話も全て出鱈目とされることが多いそうなので、「気狂い」扱いされるよりも「沈黙のコンタクティ」、「沈黙のチャネラー」となることを選ぶものが多いそうです。エリア51で空飛ぶ円盤の技術者だったというロバート・ラザー氏もテレビなどのマスコミに登場しましたが、その後はどうなのでしょうか。この米軍最大の基地で何かが起こっているようです。エリア51はマンハッタンと同規模の広さがあり、別世界を造っているといわれます。

 

・中世の不可思議な薔薇十字団員の一部とは、プレアデス星人やオリオン星人などの異人・宇宙人で、地球に飛来して、欧州を徘徊していたのではないのだろうかという説もあるようです。宇宙人は、テレポート(瞬間移動)ができるということはよく報告されているようなのですが、薔薇十字団の「見えない親方」とは、このことを指すのではないでしょうか。グレイですら異次元移動ができるようです。見えない異人や超人などの高等知生体の状況は、彼らが高等知生体なるゆえに把握することは困難なようです。

  「真の」薔薇十字団員は歴史の謎のままのようです。薔薇十字団の爆発的な人気が起こった原因とは、その超能力にあるようです。

 

・エイリアンのアブダクション(誘拐)に関する米国の出版物は過去20年間は非常に多かったようですが、最近はあまり情報が流れてこないようです。やはり米国のマスコミや映画界の作品が関心を示すことによって、世界中に影響力が行使されていくようです。

 

アブダクション(誘拐)体験も退行催眠なので思い出す事柄なので、異次元移動したり「記憶を消す」異星人の超科学・能力は、想像を絶するものがあるようです。アブダクションの場面に登場するエイリアンはオリオンの邪悪なエイリアンの一派といわれます。

 

・グレイは、河童とそっくりなのですが、明治時代の河童と異人の報告は、異星連合の先遣隊が日本にも飛来していたということでしょうか。

 

・日本における過去のコンタクティの報告によると、日本語のコンプリート・バイリンガルのエイリアンが、テレパシーでコンタクティに接触してきたそうです。グレイだけがスポットライトを浴びているようで、他の人間タイプの異星人の情報も映画などでリークしてもらえたらと思いますね。グレイは生体実験をする際の手先ということでしょうか。グレイの惑星に米国が留学生を送ったという雑誌記事もあったようです。

グレイはロボットのような人造ヒューマノイドだそうです。エイリアンとアブダクティーとの関係も複雑になってくるようですが、アブダクション(誘拐)体験の体験者数も米国では想像以上に多いという報告もあるといわれます。

 

アブダクション(誘拐)体験も異次元体験となり、「退行催眠」でしか思い出せないとすれば、異次元移動のできるエイリアンの仕業とする説もあるようです。米国でもエイリアンのアブダクション(誘拐)は大きな社会問題となり、多くの科学者が調べたそうですが、「その後の話」は、どうなったのでしょうか。アブダクション(誘拐)体験も「記憶を消される」という結果となっているようです。

 

 ・人間タイプの異星人も米国社会に紛れこんでいるようですが、高等知生体側の要請から、「市民に何も知らせない」体制が70年以上も続いているのでしょうか。人間社会に融け込んでいる異人のネットワークは、昔から存在しているようですが、彼らが高等知生体なので、めったに表面化しないといわれます。『厳秘』(アバブ・トップシークレット)扱いのためマスコミも手が出ないのでしょう。

 

・米国のように国家組織の総力をあげて異星のエイリアンの超テクノロジーを導入しているので「米国の一人勝ち」になるのでしょうか。日本政府も国家機関の総力をあげて5万年程度進化した「異人の超テクノロジー」を導入しようと試みるべきだという意見もあるようです。彼らの正体とその目的が不明です。人間タイプの異星人は、米軍関係者にも紛れ込んでいるといわれます。矢追氏は、「UFOディレクター」として知られ、日本テレビ退職後も活躍しておられるそうですが、この種のUFO書籍の出版にも今後期待したいものです。

 

・姿を現したラージノーズグレイとは、オリオン星人のようです。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。

 

・目に見えない異次元世界の「あの世」は、幽界や霊界のことなのですが、高等知生体が存在する世界だともいえるそうです。「あの世」の高等知生体とのコンタクトも世界中で報告されているようです。「あの世」が「この世」を規定しており、自らのカルマを変えることや命を変えることは容易でないそうです。が、「原因の世界」を理解すれば、運命をも変えることも可能なのでしょうか。ガイドと呼ばれる守護霊の存在を感じとれる霊媒もいるようです。

 

・グレイは、アンドロイド(人造人間)といわれていますが、人類に1万年進化していることは驚愕することのようです。ドロパという異星人も小柄なグレイのイメージのようです。

 

オーパーツ(古代宇宙文明の遺物)も発見されています。現代の宇宙文明の証拠をもたらす米国の「エリア51」などのエイリアンの文明、超科学のテクノロジーの取得も国家組織機関が総力をあげて取り組む課題のようです。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から“エリア51”まで45分で移動できる」といわれます。「異文明のことは知らせない」「大衆には知らせない」というのが高等知生体・当局の方策といわれます。

 

 ・オリオン星人は、エジプト文明など地球に文明をもたらした異星人だとしても知られています。地球の歴史を見ると「平和な時代」よりも「戦争の時代」のほうが長かったといわれるくらい人類には戦争がつきものだそうです。ネガティブ・グループのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるといわれます。異星人の争いから今も「スター・ウォーズ」が起こっているとも語られています。プレアデスとオリオンは、統治形態や社会組織も違っていると述べられています。「オリオン星人は非常に階級意識の強い宇宙人だ」ともいわれます。シリウス系のオリオン星人も2種類いて、「否定的なオリオン星人」と「肯定的なオリオン星人」がいるそうです。奇妙なことに、オリオン人はかっては琴座からの移民である人間らしい存在だったが、その後レプティリアンに征服されてしまったといわれます。「シリウス人はオリオン人と交戦していた。この敵対関係は今でも続いている」といわれます。映画にもなったメン・イン・ブラックは、オリオン星人だといわれておりますが、地球を去ったのか、米国社会に融け込んでいるのかは不明です。伝説や神話にある南の果ての“虹の都”とは、どの異星にあるのでしょうか。全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのでしょうか。

 

・2000年前の50年間にわたる、マスコミを騒がせた「世界終末予言」、「ノストラダムスの終末予言」も全てめでたく「誤り」という結果になりました。が、今日においても「話題性」ということで、「核戦争の予言」などもそろそろ、でてきているようです。「キューバ危機」などの「世界核戦争」への危機もありましたが、「それを避けようとする力」が働くのでしょう。マクモニーグルの未来透視に「23世紀と24世紀における2度の大戦で人類の人口が6分の1に大激減する」というのがあります。

 

・マヤの文明もオリオン星人が関与したという説があるようです。「2012年、地球は「フォトンベルト」に突入するという書籍」も多かったようですが、どのような結果になったのでしょうか。

 

・ホワイト・ブラザーフッドが地球上の宗教の元だそうですし、フリーメーソンもホワイト・ブラザーフッドからの流れだそうです。ヒトラーは、かってホワイト・ブラザーフッドの一員だったのだけれど、フォースを悪用したという説もあるようです。神様というのも善神ばかりでなく、魔神もおり、ファンタジー物語のテーマとなっているようですし、悪がなければ善も光らないという論理なのでしょうか。神様といえば、「愛の神様」と「戦争の神様」がイメージに浮かぶほど、両極端のようです?!

 

・かっての光の大天使ルシファーが、天使団の3分の1を率いて神に反乱し、地獄に落とされ、サタン(悪魔)の王となったというストーリーでしょうか。日本の神道もホワイト・ブラザーフッドの流れだとすると、神道の探求も必要になってくるのでしょうか。シリウス星人は、地球人に憑依(ウォーク・イン)したり人格転換(ゲイ(LGBT等))をおこなったり、自由に人間に転生(ワンダラー)したりできるといわれているそうなのですが、ホワイト・ブラザーフッドと関わりがあるのでしょうか。ちなみにホワイト・ブラザーフッドの本拠地は、アンタレスにあるといわれます。「アンタレス人は、トルコ人ギリシャ人、スペイン人のDNAに関係し、同性愛者で生殖目的でのみ女を使用すると考えられている」と述べられています。その昔、アンタレスエーテル質量を操作できる異星人がいて、自由に宇宙旅行をしたといわれます。

 

・「菩薩」と呼ばれる存在も異星人だったといわれます。テレポーテーションができる異星人の存在が、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。「神々や天使たちは、人間の似姿である」のだそうですが、宇宙には、動物タイプだとか、種々の異類が存在するそうで、事態を一層複雑にしているそうです。宇宙人には動物タイプは3割ほど存在するともいわれます。スター・ウォーズの原因は、異類混血が原因だという説もあるようです。小柄な異星人グレイもアンドロイド(人造人間)だそうですので驚きです。人間タイプの異星人は、地球社会に紛れ込んで、追跡不能なのでしょうか。「宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だそうです。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。

 

・米国映画『MIB、メン・イン・ブラック(黒服の男たち)』は、「宇宙警察」という設定だったようですが、彼らの消息もぷつりと切れたままのようです。人間タイプの異星人も多く米国に住んでいるようなのですが、『厳秘』(アバブ・トップシークレット)のために、何も分らないようです。話題を呼んだ映画『Xファイル』でも「神様のような人間」が社会に紛れ込んでいるというストーリーがあったのが印象的でした。

 

・ハリウッド映画にもなった『メン・イン・ブラック』は、オリオン星人だといわれているらしいのです。宇宙人の中には天使クラスの異星人もいるようです。人類と神々との交流は、アトランティス以前にはあったといわれます。グルジェフの背景から、「超人」や「マスター」とのコンタクトが窺われるようです。天使や大天使の惑星が存在するといわれます。聖なる惑星に住む<高次存在体>がいるといわれます。

 

フリーメイスンは、エジプト文明の創造者、すなわちオリオン星人、現代ではメン・イン・ブラック(黒服の男たち)とつながりがあるようです。金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。

 

メン・イン・ブラックは、オリオン星人だといわれてますが、地球を去ったともいわれます。それとも、彼らは、米国社会に融け込んでいるのでしょうか。米国のメン・イン・ブラックも日本人にはイメージがつかめないようですし、日本人が欧米人を理解できないのは、フリーメイスン組織を理解できないからだといわれているようです。フリーメーソンと金星人の繋がりが窺われます。「メイソン結社員でないと商売がうまくいかない」ともいわれています。逆に欧米人から見ると、単一民族の日本人の思考形態や行動様式が理解できないそうです。異星人が地上社会に残したネットワークが存在するのでしょうか。

 

キリスト教における天国の概念やエーテル界の都は、想像を絶するようです。土星のリングの中に3機の「信じられないほどの大きさ」の超弩級UFOが隠れていたと語られています。異次元の都市とか“都市型の超巨大宇宙船”の存在がイメージされるようです。

 

・火星や金星と違った意味で、天王星は、謎の多い星のようです。アルクトゥルス星人も人類の進化に関して、重要な役割を果たしているといわれます。天王星人に憑依されたコンタクティもいるといわれます。

 

メン・イン・ブラックと暗黒をもたらそうとするオリオン星人の話があります。「MIB」(メン・イン・ブラック)は、オリオン星人であると唱えるチャネラー(霊界通信か異星人からの通信を受け取る人々)がいます。「ネガティブなオリオン星人は、地球外生命体の中で最も物質化している存在です。彼らは通常黒服の男達として現れます。スターピープルやウォーク・インとしてやってくる者もいます」、「彼らが宿る肉体は通常男性のものであり、1940年代に見られた、ダーク・スーツに帽子といった、時代錯誤的なものです。彼らの肌は青白く病的に見え、その姿は醜く表情がありません」、「政府は実際、UFOに関する報告の隠蔽工作を行なっているからです。政府のそうした隠蔽行為のおかげで、黒服の男達の仕事は非常にやりやすくなっています」という具合です。

テレビでもよく放映された「Xファイル」でもMIBのような人々が見られます。「Xファイル」の映画の中では、北極の秘密基地から飛び立つ、巨大な円盤型のUFOが、印象に残っています。現代においては、宇宙人の影響は、色々と形を変えて行なわれているのでしょう。

 

 ・ <潜在意識>として <マーフィー博士の潜在意識の活用とクリスチャン・サイエンス>の本があります。マーフィー博士の本は、よく出版され、広く読まれているようです。ニュー・ソート、クリスチャン・サイエンスの流れをくみ、「潜在意識を活用することで成功する」という考えが基本にあります。人間の顕在意識は数パーセントで、残りは、潜在意識だそうです。この無意識は、他人の無意識や民族意識にもつながり、物事の結果に大きな作用をもたらすと説いています。積極的な考えを、常に潜在意識に吹き込むことにより、好ましい結果が得られると言うものです。潜在意識は、「気」とか、「エーテル」に通じる力があります。

 

・「氷山の一角」という言葉がありますが、潜在意識は海面下に隠れているものなのです。脳波のアルファー波とかシータ波を強調する研究者もいます。人間がリラックスするときに脳波がアルファー波になり、潜在意識が最も活性化するようです。潜在意識が、神の世界に通じ、「祈りの効果」を認めたり、クリスチャン・サイエンスとして、新しい勢力を欧米では持っているようです。「成功」に固執するのは、欧米人の特徴かもしれません。催眠術も無意識に働きかえるようですが、病気の治療にも効果があるようです。退行催眠は、宇宙人のアブダクション(一種の霊体の誘拐)にあったと主張する人々にかけられ、過去の出来事を思い出させるようです。人間の記憶を消せる宇宙人の力は、常識を超えています。一時テレビなどで放映されたりしました。

 

・私は、催眠術を受けたことはありませんが、テレビの実演などを見ても、いわゆる「やらせ」の演技ではないようです。被験者が信じられない動きをするのは、驚きでしょう。いづれも「見えない力」であり、常識を超えた力を持つようです。「エーテル」とか「気」は、「暗在系の力である」ということで、「あの世が実相で、あなたがいる今の現実の世は、あの世の投射である」という発想も、潜在意識、気やエーテルの世界のほうがはるかに大きいことを示しているのかもしれません。量子力学などの科学的な研究も進み「平行宇宙(パラレルワールド)の存在」を認める科学者も増えてきているようです。また、科学者によるUFO研究も増えてきており、成果の公表が期待されます。

 

宇宙人のイアルガ異星人は「馬頭観音」と似ているといわれます。米国のUFO研究家の本で「イアルガ異星人」というのがあります。一見すると馬面の人間タイプの宇宙人で、昔の「馬頭観音」を指すのではないかと書きました。この本では、中型の円盤型UFOが5隻、縦に結合されて飛行する図が載っています。馬頭観音からの連想で、これが「五重の塔」の元のイメージになったのではないかと、一人勝手に思ったりします。最初に観音や如来、菩薩の絵を書いた人間は、確かに彼らを見たに違いないと思うのです。仏教に関するマンダラなどの広汎で強烈な影響を見てみると、その背景がリアルに思われます。観音がプレアデス星人、菩薩がリラ星人、如来シリウス星人に対応するのかもしれません。

 

・「イアルガ異星人」の本でもう一つ気になるのは、円形の居住用の建物(ビルディング)です。日本におきましても円形のビルは、数少なく、四角形のビルが普通です。素人が、詳しく調査しないで連想するのは、勝手ですので書きますが、中国の客家(ハッカ)の円楼を連想するのです。客家は、一種の華僑で、彼らに関する書籍も出ています。

 

・ 「中国の福建省客家(ハッカ)の円楼(円形の集合住宅)は、UFOを思わせる不思議な建物だ」という建築家がいますが、私には、イアルガ異星人の円形の集合住宅(ビル)を連想させます。インターネット情報によると、「福建省の龍岩市内から車で、1時間ほどで永定県に入るが、この永定県は客家土楼の宝庫ともいえる地域で、大きく分けて同じ土楼でも先に触れた円形の円楼と四角に囲んだ方楼の2種類あり、永定県だけで大小合わせ円楼が360座、方楼が400座もあるという。そのうちはるか遠くからでもすぐにその存在が碓認できるほどの大型の土楼となると、約30座位のようでる」。「彼らが円楼を作ったのは、外敵を防ぐためであった」と説明がありました。

 

客家(ハッカ)やフリーメースンの三合会などのように、集団グループの背景に宇宙人の存在があったか、宇宙とのつながりがあったように、写真を見て、私は勝手に連想します。また、ジプシーとか日本のサンカ集団に経済的以外に何かの背景があったように連想します。以上のことについて、私は、研究者ではありませんので、素人の連想と考えてみてください。イアルガ星人は、ガリバー旅行記のヤフーの馬の国との関連も連想させます。

 

・ホワイト・ブラザーフッド(白色同胞団)とシャスタ山との繋がりもよく言及されます。カリフォルニア州のサンフランシスコから車で3時間のシャスタ山は、昔からヒーリング・スポットとして注目を浴びていました。シャスタ山が日本でも注目されたのは、さそり座にある赤く輝く1等星のアンタレスが、ホワイト・ブラザーフッドの根拠地らしいと伝えられ、その関連でシャスタ山の名前が挙がっていたからでした。シャスタ山に関する噂は、怪光現象が頻繁に出現するとか、例によって異次元の地下トンネルが網の目のように張り巡らされており、異次元の地下王国が築かれているとかの噂の多い地域で、麓には、異星人が住んでいたとかの噂もありました。が、今は、スキー場もあり観光地として、日本からの訪問者も多い地域です。弥勒マイトレーヤのウエサク祭が行なわれているとか、アメリカの精神主義者の聖地でもあります。

 

・現在のニューエイジグループの活動はよく知りませんが、アンタレスの名前は、もともとアンチアーレスで(火星の敵)と言う意味だそうです。プレアデスとかアルクツルスとかの星の名前は、よく「宇宙人もの」の本にはでてきますが、最近ではアンタレスという星の名前はでてこないようです。「アンタレス人は、トルコ人ギリシャ人、スペイン人のDNAに関係し、同性愛者で生殖目的でのみ女を使用すると考えられている」と語られています。

 

・あるベストセラー作家の見た「黄金都市」という話もあります。『コミュニオン』というグレイのような小柄な異星人との交信を描いて、ベストセラー作家となった、米国のホイットリー・ストリーバーは、ビジター(地球を訪問している異星人)から黄金都市のイメージを受けたと本に書いています。「私は、都市の上を飛んでいるのに気がついた。街路や建物や奥まった街角のある入り組んだ巨大な都市・・・・そこには、生き物の動きは見られなかった。目の下に広がる通りには、何もいなかった。私は、何千もの通りの上を過ぎ、何千もの建物を超えて飛んだ。ひとつとして高い建物はなく、低くて長く延びた物や、四角にうずくまるようなもの。数キロごとに大きなスタジアムが見えた。地平から地平まで隙間なく都市が広がっていた」と語っています。一種のイルージョンでしょうか。

 

・例によって、気がつくと朝で、ベットで目が覚めたとあります。夢の中での幽体離脱(アストラル・トリップ)で、異世界を見てきたと言うストーリィです。幽体離脱で霊界を見ると言うストーリィは、昔から数多くあります。幽体離脱とは、自分の肉体からアストラル体が分離し、異次元に入る現象で、無数に報告されています。また、別の宇宙旅行記では、「都市はどこにも見当たらない」、「文明世界のいわゆる都市に一番近いものはある」という具合に、異星の居住形態は、色々なものが報告されています。「アストラル界にもアストラルの惑星がたくさんあり、アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成している」と語られています。

 

マーク・トウェインの遺稿となった3部の『不思議な少年』の原稿があるそうですが、宇宙人の話を連想させます。マーク・トウェインの最後の作品となった「不思議な少年」は、未完成のままで3部の別々の原稿があると言われています。第1は、「若者サタンの記録」第2が、「学校の丘」、第3は、「44号―不思議な少年」で、それぞれ内容が違います。44号のほうは、「目覚めた自己」と「夢の自己」との二重人(ドッペルゲンガー)の物語です。また『不思議な少年』は岩波文庫から出版されています。

 

・細かい研究は文学者に任せるとして、「若者サタンの記録」で面白い部分は、「一番不思議なのは、彼は天使を見たことがあるという話だった。明らかに天国から降りてきた天使であり、しかも彼は、その天使たちと言葉まで交わしたというものだ。もっとも、翼などはなかったということだ。ただ多少ちがう点は、人間にはとてもできない妙なことができることと、いま一つその消え方、つまり、話している最中に、突然ふっと消えてしまうことだったが、たしかにこれは普通の人間にはできない」、「君はいったい誰なのだと尋ねてみた。『天使だよ』『名前はサタンだよ』」、「つまり、ぼくはね、君たちの計算でいきゃ、いま一万六千歳なんだよ」、「彼がしてきた旅の話や、私たちのこの太陽系や、また、はるかに遠い別の太陽系の広大な世界で、彼が見聞してきた面白い話、さてはそれらの世界に住む神々の風俗習慣などを話してくれるのだが」。

 

・色々面白いストーリィが続きますが、「天使」、「異人」が、地上に来ているというのは、映画「Xファイル」でも窺い知れますし、「宇宙人もの」の書籍でも多く事例があります。「宇宙人は既に地球に住んでいる」、「ワンダラーやウォーク・インの形態で地球に住んでいる」、「地球は、シリウス異星人の殖民地の星である」という説は、本当なのでしょうか。

 

・サタン(悪魔)の主張する「人間機械論」があります。マーク・トウェインの最後の作品となった『不思議な少年』の中では、「と、彼はたちまちその場所をエデンの園に変えてしまった」、「サタンのショーはまたもや始まっていた。そして、私たちの前を、次から次へと幾世紀かにわたる国々の姿が映し出されていった」、「時間と距離を操作するサタンの力は素晴らしかった。彼にとっては、時間も距離もてんで存在しなかったのだ。いつも往復の時間は、ほとんど1秒の何分の1にしかすぎなかった」、「第一、ぼくのこの身体というのが実態じゃない、影みたいなものにすぎんのだからね。もちろん、君たちが触れば、ちゃんとした肉体のように感じられるだろうがね。それから、ぼくの着ているこの服、これだってけっして本物じゃない。つまり、ぼくは精霊なんだ」、「しかし、星占師のほうは、月世界への旅行から戻ってきて、世間の評判など歯牙にもかけぬ様子で、村中を歩き回っていた」、「私たちは、前にもそうだったが、今度も世界中を飛び回った。そして、サタンは、数知れないほど不思議なものを見せてくれた」、「彼も、よし、やろうというのだ。そして、たちまちターバンを巻き、サロンをまとったインド人の姿に化けていた」「みんな夢―それも奇怪きわまる馬鹿げた夢ばかりなんだ。存在するのはただ君一人だけ。しかも、その君というのが、ただ一片の思惟、そして、これまた根なし草のようなはかない思惟、空しい永遠の中をただひとり永劫にさまよい歩く流浪の思惟にすぎないんだよ」とか、小説らしい不思議なセリフが続きます。

 

・フィクションですが、どこか宇宙人が語るといわれている世界観と似ているところがあります。 多くの宗教家の語る「あの世が現実で、この世(現代世界)が、(異星人の)夢である」という思想は、私も含めて、大抵の人には、理解できないことでしょう。

 

・黄金の惑星(ティアウーバ)が、雌雄同体の異星人の世界だというのは大変興味深い話です。『浄土三部経』と『超巨大{宇宙文明}の真相』(ミシェル・デマルケ)(徳間書店)の内容から説明してみます。

 

・< 黄金の惑星(ティアウーバ)と浄土経の無量光の世界の相似(1)>

エーテルは海のように見える事と浄土経の宇宙観は、似ています。宇宙人にとって地球は「濃霧の立ちこめた海」であると言われますが、エーテルは海のようだと考えれば中国の古代の宇宙観が理解できます。浄土教の須弥山(しゅみせん)の三千大千世界の理解にエーテルの観念が利用できます。この世界全体の中心に存在する仏様が、大毘瑠舎那如来(だいびるしゃなにょらい)、つまり大仏様です。山の下にある円盤を金輪(こんりん)といい、金輪の上には須弥山を中心とした九つの山と、その間に海があります。九山八海と呼ばれます。一番外側に四つの島があり、南の方にある島が人間の住む世界で、閻浮提(えんぶだい)と呼ばれます。山上の空中にも色々な世界があります。そこで、その海をエーテルの世界であると理解すれば、エーテルの海に浮かぶ人間世界が分かります。エーテルは、「万物の元」といわれます。浄土教の「無量光」は「この天よりも高く、すべてのものの背面、一切のものの背面にあり、無上最高の世界において輝く光明は、アートマンの内部に存する光明」であり、「無量光仏の光は広大無辺である」とエーテルを表現しています。

 

・<黄金の惑星(ティアウーバ)と浄土経の無量光の世界の相似(2)>

「極楽浄土の蓮池には、車輪のようなおおきな蓮華があるという」のは、エーテル界の大型円盤型宇宙船(UFO)を指すのでしょうか。また、「極楽浄土には女性はいないで、みな男性のみである。すなわち、女性が男性に生まれ変わっていると言う思想」については、黄金の惑星(ティアウーバ)が、雌雄同体の異星人の世界であったことを知れば、理解できるでしょう。「現在でも雌雄同体の人間がインドにいる」とどこかで聞いたことがありますが、いまさらインド探検でもありますまい。仏教関連の史跡には、学者が現地まで行き調査したりしますが、インドネシアのボロブドゥールの立体マンダラの写真を見ましても、空飛ぶ円盤の形態の遺跡に仏様が立っていると解釈できます。インドネシアで最大の文化遺産であるジャワ島中部のジョクジャカルタ市北方にあるボロブドゥール仏教遺跡は、8世紀頃に建立されたそうです。調べだしたらキリがないので、文献の整理とインターネットの情報が中心となりましょう。

 

・< 黄金の惑星(ティアウーバ)と浄土経の無量光の世界の相似(3)>

ナチスのスワスティカ(卍)(まんじ)」は、有名ですが、古代の西洋では、UFOを表していたという説があります。ナチスは、ユダヤ人の大量虐殺で、不人気ですが、「オカルト的」には、ナチスの研究を勧める学者もいるようです。「ナチスとUFO」、「ユダヤ人とフリーメースン」などの書籍も多いようです。第2次世界大戦後の東欧の殺戮などのように、欧州では血なまぐさい話が多く、オカルト的な背景があるのでしょう。スワスティカは、幸運・吉祥を表す記号で、卍(まんじ)と言います。古代インドでは、ヴシュヌ神やクリシュナ神の胸にある旋毛を指していたようです。これが仏教に取り入れられて、ブッダの胸や手足や頭髪などに現れる相となったようです。この形には、右旋のもの、左旋のものの二種類があり、仏教は右旋を用い、ナチスの鉤十字は、左旋であるようです。ナチスのような悪業は、悪魔の仕業だという説があります。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」といわれます。もし事実とすれば恐るべき話です。

 

・アスラは、「阿修羅」と漢訳しますが、「非天」であり、古代のインド神話では初めは善神であったそうです。後に悪神とせられ、常に帝釈天(および三十三天)と争う神的な存在で、仏教では鬼神と見なされ、須弥山の下の大海(エーテル界)に住むとされています。この世を地獄にする鬼神がエーテル界にいるのでは、人間は困りましょう。「光の勢力と闇の勢力」という天の二大勢力の争いの原因でしょう。

 

・また、極楽の人々が全部金色であるというのは、現代人には異様な印象を与えますが、黄金の惑星(ティアウーバ)の本を読めば、納得できましょう。家にある仏様が金色なのも事実からなのでしょう。

 

・『超巨大{宇宙文明}の真相』(ミシェル・デマルケ  徳間書店 1997/8)と言う本も「夢の中で入れる高次元の不思議な世界」の話を語っています。それと『浄土三部経』からの結び付きを見ますと異世界の相似が窺われます。

 

・<黄金の惑星(ティアウーバ)と浄土経の無量光の世界の相似(4)>

阿弥陀仏西方極楽浄土に対し、東方浄土の教主である阿しゅく仏(あしゅくぶつ)は、阿弥陀仏信仰の発生する以前における仏として、有力であり、多くの経典にその信仰が説かれていましたが、阿弥陀仏信仰が強まるにつれて、影を薄くし、いまや阿弥陀仏を讃える諸仏の一人とされています。西方極楽浄土は、極楽・安養浄土・安楽・無量寿仏土・無量光明土・無量清浄土・蓮華蔵世界・密厳国・清泰国とも呼ばれ、阿弥陀仏が成道したときに、西方十万億の国土を過ぎたところに構えた世界で、苦難はなく、安楽のみがある処といわれます。宇宙は、多様であり、多くの銀河に多くの天国のような惑星があるとすれば、いろいろな「浄土」が存在するものと思われます。エーテル界のマスターのいる世界でも上には上があり、現実の世界(3次元)から4次元、5次元、6次元と波動(振動数)が上がって行き、9次元、10次元の存在を示唆する書物もあります。

 

・<黄金の惑星(ティアウーバ)と浄土経の無量光の世界の相似(5)>

「自在天宮は、他化自在天の宮殿であり、欲界の最高所たる第六天のことで、ここに大魔王の宮殿がある」、「この天界に生まれた者は、他人が化作した欲楽の対象を自在に享受することができる」とありますが、大魔王とは、神に対して、3分の1の天使団を率いて反乱をおこしたルシファーのことでしょうか。「バラモン教ウパニシャッドにおける梵天の世界は、『無量の威力』と呼ばれている」「梵天の世界には、『不老』という河があり、そこに達した人は老いることがないであろうという。またそこにはサーラジヤという都市があり、アパラージタという宮殿があり、インドラ神とプラジャーパティ神とがその門衛であり、ヴィブとい大広間があるという。これに対応して、極楽浄土にも多数の宮殿があり、そこには美麗な玉座があるという」。このように昔の人は、必死に「あの世」の知識を求めたのでしょう。

 

・<黄金の惑星(ティアウーバ)と浄土経の無量光の世界の相似(6)>

仏教で言う「欲界、色界、無色界」は、西欧での「アストラル界、エーテル界、コーザル界」に対応するもので、「異次元」を色々と分けたものでしょう。「浄居天は、欲界・色界・無色界の三界のうち、色界に所属する第四禅天の五天界をいう」、「とう利天は、須弥山の上に所在し、欲界天の一つで、三十三天のこと。帝釈天(天帝インドラ)が主神」、「兜率天は、弥勒などの菩薩が住むところ。欲界六天の第四天」、「化楽天は、欲界第五天」、「アカニシタ天は、色究竟天と漢訳し、色界十八天の最上天で、形体を有する天の究極であり、『有頂天』(生存の頂にある天)という」、「三界とは、欲界、色界、無色界をいう。1、欲界は、愛欲が強く支配している領域。地下(地獄)、地上(人間・畜生・餓鬼)。天界(下層の神々が住む)にわたる。2、色界(しきかい)は、清らかな物質から成り立つ世界。そこにいる生ける者どもは、欲望の支配から脱しているが、なお物質的な身体を持っている。3、無色界(むしきかい)。全く物質の存在しない領域。天界の最高処にある」と異次元の世界を細かく分けていますが、上位の次元の神々の世界は、詳しくは書けませんが、理想の世界として、色界の世界の描写が、多いいようです。「死後の世界」を知ることや「西方極楽浄土」を願うことは、古来から人間が安心を求める本能なようなものでしょう。

 

・<黄金の惑星(ティアウーバ)と浄土経の無量光の世界の相似(7)>

仏の六つの神通力として、1、神足通(じんそくつう)。思いのままに行く力があること。2、天眼通(てんげんつう)。透視する力のあること。3、天耳通(てんにつう)。遠くの隔たった音声を聞く力。4、他心通(たしんつう)。他人の心の中を知る力。5、宿命通(しゅくみょうつう)。前世の生涯を知る力。6、漏尽通(ろじんつう)。煩悩がつきること。自分の思いのままに世の中を動かせること。などがありますが、たとえば、距離と空間がない4次元以上の世界では、可能でしょう。

 

・ヘルメスの千里靴(すぐに千里を飛べる靴)などは、西洋と東洋の神話の性格が似ていることを示していると思います。またこの世界(エーテル界)に一度でも浸った人間は、超能力を持つともいわれます。黄金の惑星(ティアウーバ)の本では、「また仲間たちも興味を示したのは女性の頭をした馬で、トビウオのように折り曲げて体に密着できる翼を持った生物を見たときであった」「そのうちの何頭かが我々に人間の言葉では話しかけてきた」という箇所があります。

 

・「思念で人間を作った」といわれるシリウス人は、「神がぞっとするようなタイプの生物を遺伝子の操作等によって作ったので、神に嫌われた」とどこかの本で読んだ記憶があります。人面の動物では、エーテル界であっても気持ち悪いのでしょう。まるでファンタジー映画のようですね。米国よりもむしろヨーロッパのほうが太古からUFOとの関係があるようです。アメリカインディアンも太古には異星人との繋がりがありました。

 

役小角(えんのおづぬ)と宇宙人との関係もあったようにも解釈できます。「役行者(えんのぎょうじゃ)は、7~8世紀ごろの山岳修行者で、葛城山を拠点に活動し、山伏の間では「神変大菩薩」の尊称がある。彼が生涯を通じてなしたとされる奇跡は釈迦やキリストにも劣らないと言われている。葛城山は、大阪府太子町と奈良県当麻町の間に位置する二上山から、南の金剛山まで伸びる山系のことである。ここには、「土蜘蛛(つちぐも)」と呼ばれる土民として登場する人々だ。彼らは背が低く、異様に長い手足を持った異形の集団とされている」とのこと。現代風に言えば、グレイのようなヒューマノイドの宇宙人の集団だったと言えるかもしれません。

 

役小角が、使役したとされる鬼神も、実体は異形の山の民だったのではないかとする説があります。役小角の伝承は、少しずつ形を変えながら何度も語り継がれて、中には小角の前世を2回の生まれ変わりにわたって語った伝承もありますし、別の伝承では、さらに7回もの生まれ変わりが、語られています。伊豆へ配流となった小角は、夜になると空を飛んで富士山へ出かけていったともいわれます。そして、最後は、日本を見限り、老母を伴い唐へ飛び去ったとされています。彼の出生や伊豆への配流を巡るこの伝承も数多くのバリエーションがあると語られています。

 

役小角の正体は不明であり、その事実も検証はできませんが、何らかの宇宙人との関係が窺われます。現代風に考えると、歴史の記録に残るヒューマノイドの宇宙人と関係するウォークインの宇宙人だったかもしれないとも考えられます。

 

・「竹内文書」の超太古、日本は地球の中心地だったという説は、スケールの大きい仮説のようです。“竹内文書”に登場する地下都市「磐城ノ国」とはシャンバラのことでしょうか。地下都市「磐城ノ国」の話は、紀伊半島にある異空間から、UFOや宇宙船に乗って異次元宇宙の地下都市に行ったと言うことでしょうか。

 

・1982年11月に『悪魔の黙示(アポカリプス)666大予言事典』(ついに解明された恐怖の人類未来史)(学研)、謎の地底王国アガルタ(アレック・マクレラン/高橋良典監訳を出版するなど、活躍中の高橋良典氏の『驚異の地底王国シャンバラ』(銀河連邦の宇宙都市へようこそ)も出版されました。

 

・『グルーグル・ブック』ができましたが、グーグル社は、慶応大学とその図書館の書籍のネット化で提携をしたと報道されました。なお、今後このような動きが加速されますと、無料・有料で書籍がパソコンやタブレットで大量に見れることになり、革新的な便利さを享受できるようになりましょう。グーグル・ブックの動きが注目されました。

 

・シャンバラの説話は、世界各地の伝承ばかりでなく、現代においても体験談があるようです。異次元の地下都市とは、パラレル・ワールドなのかもしれません。

 

・グレイがアンドロイド、バイオロボットであることが多数説になりました。グレイには、「ビーガン。シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ」、「ゼータ・レティクリ1。地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ」、「ゼータ・レティクリ2。遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕」等が存在するといわれます。

 

・三つ目の人間。三本以上の腕と三本以上の足を持った人間は、仏像などに現れますが、アンドロイドだそうです。ドーリル博士のシャンバラ訪問記にも目のない青い肌のアンドロイド(眼がないが見える)の話があります。人間タイプ以外の多種多様な宇宙人たちが存在するようなのです。『オスカー・マゴッチの深宇宙探訪記』よりみますと、「クローン人間が本物の人間にとって代わり、本物の方はそのままそっくり地球を脱出し、完全に若返り、新たに長寿を与えられます」、「住む人々も水棲動物、両生類、甲殻類、爬虫類、哺乳類、鳥類、昆虫類、などなど多種多様だ。さまざまな方向に分岐し進化したことから生まれたヒューマノイドの異星人達だろう」、「アンドロイドというのは、考えられるあらゆる方法で人間の役に立つために作られたヒューマノイドのロボットとことで、限られた自意識しか持たず、長期的に見て『人道的なジレンマ』を引き起こさないように、30年未満で消耗するようになっている」、「食料工場と同じく、修理工場も、その巨大な機械類と手に負えない複雑さで、私にとっては仰天するほど不可解な代物だ。機械工学について私が知っている基礎知識を持ってしても、ミニ円盤の余りにも細かすぎる説明を聞いても、全然理解の助けにならない。多肢機械工を目にしても大して役立たない。多肢機械工、つまり、三本以上の腕と三本以上の足を持った人間というのは、驚くほど新奇に映った。ミニ円盤の説明によると、通常の本数以上の手足は装甲作業着の一部であるとか、あるいは、効率向上のためにバイオニックの手足を『単に継ぎ足したもの』であるという」とのこと。「三つ目人間」もアンドロイドの可能性としてはあります。SFやテレビ漫画などにも登場しています。人間タイプ以外の多種多様な宇宙人たちが存在すると語られています。

 

幸福の科学出版から大川隆法氏の本が100冊以上出ておりますが、曽於中に「三つ目の男性」についての記述があります。中国の小説『封神演義』は、仙人の世界(神々、宇宙人)と地上の世界が平行して、戦争に巻き込まれ、仙人と人間が殺しあったフィクションの物語です。

 

・『封神演義』には「第三眼をもつ男たち」が実在したようです。アンドロイドは実在するらしいのです。太古、額にあった人間の三つ目も今は「松果腺」になっているそうですが、『三つ目小僧』の昔話もあるそうです。道教の宇宙・都市が語られています。道教の宇宙の話はさまざまなです。『封神演義』の世界の玄都の玉京は、アガルタのシャンバラに相当するのかもしれません。

 

講談社文庫に『封神演義』というのがありますが、これも一種の仙人(宇宙人)と地上世界が関係しつつ歴史を動かしていることのフィクションの読み物のように思われます。『封神演義』完全ガイドブックも同じ講談社文庫から出ています。その中で、封神演義に出てくる兵器が近代兵器や宇宙兵器に似ていることを指摘しています。道教の宇宙は、仏教の三界と似ているところがありますが、三界の28天(欲界、色界、無色界)に加えて、三界の外の8天(四梵天三清境と最高の大羅天)があります。

 

・大羅天には、大羅宮があり、その仙界に住む神仙を大羅神仙というそうです。道教の神々の頂点にいる「玉皇高上帝」は神々を統御する神だそうです。三清境には、玉清境(元始天尊が住む)、上清境(雲宝天尊つまり通天教主が住む)、太清境(太上老君老子の神格化した神仙。古い時代には最高神とされた)があります。太清境に玄都があり、その中心部を玉京というそうです。そうとすれば、玉京は、シャンバラかもしれません。

 

・また、最高の大羅天にあるのが、「玉皇高上帝」が統治する玄都であるという説もあるようです。玄都は、広大な地域を占めており、玉皇高上帝の住まう玉宮から中心街に限定した地域を玉京、さらに郊外まで含めると玄都、と一般に呼びわけるそうです。ただ、他の地域から見た場合は一般的には玄都と呼ぶそうです。人間界に関わるのが、三清境の神々ですので、「封神演義」では、「玉皇高上帝」は、出てきません。例えば、「太乙真人(たいつしんじん)」は、リラ星人のように思われます。全ての内容は、現代語には訳されていませんが、「封神演義」は、一種の宇宙戦争を描いたものとも解釈できます。「玉泉山金霞洞」というような「洞」という多くの惑星を思わせる地名がでてきますが、それを特定することはできません。

 

エーテル界やアストラル界にある都市とはどんな超近代的な都市なのでしょうか。筆舌に尽くせない都市のようです。チャネラーチャネリングする神々はシリウス星人のような異次元の高等知性体のようです。日本人のチャネリング情報には、国常立大神(くにとこたちおおかみ)という神様はよく登場するようです。

 

 ・プレアデス異星人の生活でも一夫一婦制ではないようです。正確なことは分かりません。人間は、あの世では子供が作れませんが、神々は作れるようです。霊界通信は、当然報告内容が同じになります。今求められているのは、最新の日本人のチャネリング情報や霊界通信のようです。

 

・天国に自由に出入りできる宇宙人は「遺伝子操作か思念で人間を創った(?)」といわれるシリウス星人だそうです。「実験室で人間を創った」というリラ星人によると「神は存在しない」という無神論ですが、私は「神がいないと考えた方が良い」という意味ではないかと解釈しています。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だともいわれます。

 

・『私は宇宙人と出会った』(秋山眞人)(ごま書房)という本の秋山氏は30年前は、テレビなどに出演して話題となったようです。日本人のコンタクティー秋山氏は、カシオペア座方面に行ったことがあるといわれます。

 

・マゴッチによると人間タイプの異星人の多くは地球人に溶け込んでいるそうです。このようにチャネリングで宇宙の膨大な情報が流れてくるようです。

 

 ・ネガティブなシリウス星人とポジティブなシリウス星人の話を連想させますし、「実験室で人間を創造した」リラ星人と「遺伝子操作か思念で人間を創造した(?)」シリウス星人との対立もスター・ウォーズになったのでしょうか。ヨーロッパでも昔からUFOとその搭乗者の記録が多いそうですが、現在ではテレビなどのマスコミは活発に取材し報道番組にあまりしてないようです。マスコミ関係者の関心度は低下しているともいわれます。昔から日本にも異星人、異人が飛来し、コンタクトしていた記録も多いようです。あなたは、"聖天子"の話はご存知でしょうか。

  異星人とのコンタクティーも増えてきているようです。クラリオン星人とのコンタクトは50年前に米国で報告されているようです。

 

・インターネットは印刷機の発明以上のインパクトを持っているようです。“インターネット・ネイティブ”、つまり生まれた時からインターネットがあった世代が急増しています。大きな変革のパワーになるともいわれます。そして、小学校からプログラミングの教育を始めるというのですから大変な時代です。

 

・以下は日本で出版されたラエルの著書です。『不死の惑星への旅』『異星人を迎えよう』『真実を告げる書』『ハーモニーメディテーション』『天才政治たちに権力を』『フランスの偽善』。

 

・インターネット情報によると、

 (クロード・ボリロン・ラエル)

1946年フランス生まれ。当時カーレーサーであった彼は、1973年12月13日、異星人「エロヒム」に遭遇した後、国際ラエリアン・ムーブメントを創設。

 著者は、27年前から人類がクローンをつくるようになると予告しており、人類社会が「楽園」を迎えることができると主張。

 世界初のクローン人間会社「クローネイド」を設立。クローン人間第1号をつくる発表をして注目を浴びている。

 

・異星人「エロヒム」とは、聖書の原点であるヘブライ語聖書の「創世紀」に、一番最初に出てくる言葉だが、ヘブライ語で「天空より飛来した人々」という意味を持ちれっきとした複数形です。単数形は「エロハ」。

 

・ <人間のクローニングー永遠の生命の扉>

「私は、エロヒムが私の額から採った細胞を巨大な水槽のような機械に入れ(注;日本語版「不死の惑星への旅」参照)、数秒で私の完璧なコピーを作るのを見ました」と述べられています。

 

・ラエルの体験は1973年のことですが、国際ラエリアン・ムーブメントを創設したり、米国ではクローン人間で社会問題になったりしたようです。

 

・著者が言うように日本人の多くが「あの世」を理解するには少なくとも10年以上必要だろうとのことです。あの世との境界。向こうの世界への架け橋は、いつの時代でも多くの人の関心事のようです。フォーカス27の「向こうのモンロー研究所」とはパラレル・ユニバース(並行宇宙)を連想させます。昭和32年からかなりたちましたが、「裏世界・表世界」ということで、表面化することが少なくなるような印象です。

 

・清家博士はUFOの研究所も作ったそうですが、その後の活動はあまり知られていないようです。清家博士は、昭和32年ころからの体験を述べています。清家博士は「エリア51」向けの科学者だったようですが、大平元総理が研究資金を補助したというエピソードもあったそうです。

 

<●●インターネット情報から●●>

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より、

清家 新一(せいけ しんいち、1936年(昭和11年)4月 - 2009年12月)は、日本のUFO研究家。

 

愛媛県宇和島市出身。東京大学理学部大学院修了後、茨城大学機械工学や愛媛帝京短期大学物理学教室で教鞭を取る。本人の弁によれば、学生時代に火星人の女性からの手紙を受け取ったという。1969年(昭和44年)に「超相対性理論」を発表し、1973年(昭和48年)に宇和島市長堀、三島神社下に「重力研究所」(現「宇宙研究所」・同市、野川)を設立してUFO研究や宇宙人の研究に本格的に取り組む。重力消滅の実験、「空飛ぶ円盤」の試作やタイムマシンの理論と試作、重力子反応炉などの研究に執念を燃やし、完成間近であるかのようなタイトルの著作を何冊も刊行と論文発表(識者の査読はなされていない)したが、未だに完成はしていないようである。1973年より雑誌『宇宙艇』を刊行していたが、1998年の163号を最後に休刊している。

 

・米国のマスコミのエイリアンへの関心度は、現在はどうなっているのでしょうか。日本のマスコミも米国のUFO動向を追跡しなくなったようです。

 

 ・山男や山女の話も農民の作り話ではないと柳田国男は言うのですが、そして彼らの正体とはオリオン星人だったのでしょうか。明治時代の『遠野物語』現われた異人たちの話は、彼らが昔から地上を徘徊してきたことを物語るのでしょうか。社会に同化した異人は、誰にも分からないそうです。異人はオリオン星人だったのかもしれません。

 

・明治時代の柳田国男の『遠野物語』は不思議な話が多い民話集のようです。明治時代、民俗学で大きな功績を残した柳田国男は、『遠野物語』は農民の作り話ではなく「これらはすべて真実の物語だ」と述べているそうです。異人たちは遠野地方を通過してどこに行ったのでしょうか。

 

・日本も昔から神々との交流話は全国にあるようです。聖徳太子の祖母が「かぐや姫」であったという話もあり、現代では「かぐや姫」は、プレアデス星人で宇宙船で帰ったという説もあり、聖徳太子と異人とのつながりはあったともいわれます。

 

・“天国”に出入りしている高次元の知性体も報告されており、次第にあの世のことも分かりかけてきたようです。天使との遭遇話も欧米では多いそうで、観念的なことからリアルな話が多くなっているようです。

幽霊現象や心霊現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。家に死人がでるときの怪奇現象は、多いようです。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だとも述べられています。

 

・現界と異界が交錯しているという話もあり、平野氏はUFOから宇宙人、お化けなどに関心が深く、これらをテーマに本を残したそうです。

 

 

・米国にしてもCIAや国家安全局、米軍情報部などに紛れ込んでいると噂されている異人たちの状況も、彼らが望んでいるように、情報は何も日本のマスコミなどには流れてこないようです。昔から天使たちのような異人たちが地上の諸国を遍歴していたのかもしれません。

 

・リモート・ビューアー(遠隔透視者)として有名なマクモニーグルの書籍は数冊出版されています。マクモニーグルの未来透視に「23世紀と24世紀における2度の大戦で人類の人口が6分の1に大激減する」というのがあります。

 

 ・死後の霊界の世界も万国共通で、故人とのコミュニケーションを何らかの形でとれる人たちも、時代がすすむと増えてきているのでしょうか。個人個人の霊的な体験は、世間に発表されずに終わることがほとんどのようです。故人とのコミュニケーションのような霊的な体験は、幻視、幻覚の一種かもしれませんが、米国では体験者は、非常に多いそうです。

 

・小人族のグレイが登場する前は、長老格の威厳のある人間タイプの異星人の話が多かったそうです。大変動の話も昔話になって迫力がなくなったようです。

 

・宇宙人が地上に着陸するという現象よりも、ウォーク・イン(憑依現象)やワンダラー(転生現象)の現象は、高次元の知的生命体による霊的な精神界の現象として考えられるのでしょうか。人は皆、前世から転生する時に記憶を消去される“記憶を失った異星人”だという説もあるようです。

 

・エイリアンからちょっと上の世界も分かりませんし、神々の世界となると全く分からないそうです。ひよっとしたら、神々は、特異な方法で、人間界にも影響を与えているのかもしれません。評判だったテレビ映画『Xファイル』の一番組では、神のような人物がストーリーになった内容のものがありましたが、印象的でした。小人族のグレイも異次元移動をして部屋に侵入してくるという報告もあり、異次元に関しては、エイリアンの領域であり、人知はそこまで及ばないようです。「人は皆、記憶を失った異星人だ」そうです。

 

・守護霊の存在には、普通の人はなかなか気付かないそうです。死後世界で人間が遭遇する天使的宇宙人とは、『天国』に自由に出入りし、人間の転生や憑依を自由に操作できるシリウス星人のことでしょうか。発明のアイデアが出てくるのも、何か憑き物的な現象だと言っている人もいたようですが。万国共通の死後世界の実相の話が蓄積されて、霊界とのテレパシー交信する人も増えてくるのでしょうか。

 

・死後の世界の精霊界は、人間世界と相似の世界だそうですが、当然、死後の世界の記述は、世界共通で似てくるそうです。天国に自由に出入りしていると言われる高次元の知性体の話も、霊界などのコンタクティたちから、不思議な情報が伝えられてきているそうです。

 

・金星によく似たエーテル体の副金星からやって来るエーテル人とは、『天国』に自由に出入りしているといわれているシリウス星人のことでしょうか。「エーテル界の思念による物質化」は、霊界の現象と同じようにしばしば、高次元の現象として報告されているそうです。

 

エーテル界に存在する天使のような異星人や、奇妙な特徴はしばしば地球人に知らされるそうです。肉体を持った宇宙人の現象と異次元の霊の世界やアストラル界、エーテル界の現象を結びつけることは、『夢の中の話』になってしまい、夢想だにできないと語られています。「アストラル界はとても巨大です。ここに存在する全ての世界からおよそ600億人の人間タイプの生物が集まっている」といわれます。人々がアストラル界で過ごす期間は、数週間から何百年にもわたります。「アストラル界にもアストラルの惑星がたくさんあり、アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成している」と述べられています。

 

・高次の世界を操作する天使のような高等知性体の存在を知覚することは、一般の人には難しいそうです。コンタクティはテレパシーなどの超能力で交信するといわれますが、これも体験してみないと理解できない現象で、夢のような話になってしまうそうです。

 

・古代ケルト人は典型的な金髪碧眼の白人タイプの原型だそうで、現代米国に飛来した宇宙人の金髪碧眼のノルディックとの相関をうかがわせるそうです。

 

・50年ほど前に発足した我が国で最も古いUFO問題の研究会「宇宙友好協会」は、当時多くの支持者を集め、出版活動などをしていたそうですが、主宰者が病気になり解散したようですが、情報的に面白いものがあったと語られています。多くの人が空飛ぶ円盤に熱中した時代があったようです。

 

 ・ラエルの話は日本でも10冊くらいの書籍になり、日経新聞などで広告を打ちだしたので記憶に残っている人も多いでしょう。サタンと呼ばれるリラ星人は「実験室で人類を創造した」と主張しているラエルは、クローン人間の創造という実験のことで、米国で社会問題を起こしたこともあるそうです。カルトは、いろいろ悪い評判がありますが、その後も活動しているのでしょうか。小柄な人間タイプのリラ星人がもたらした情報はその後大きな影響を世界に与えたようです。

 

・中世ヨーロッパでは、異星人が飛来し地上を探索していたようであるし、悪疫の腺ペストの黒死病生物兵器と異星人の関連もあったのでしょうか。中世のヨーロッパはあまりにも暗黒時代であったようです。UFOや宇宙人と人類のつながりを示す民間伝説は世界中にあると述べられています。「フランスの『美女と野獣』の話は、異類婚姻譚だ」そうです。

 

・悪疫や病気をはやらせる恐ろしい堕天使か悪魔がいるそうで、大宇宙ではスター・ウォーズが絶えないそうです。本来、人間は完全な神の似姿であって寿命も長かったようなのですが、魔神や悪魔のために肉体的にも精神的にも病気になるという終末的な様相を生みだしたようです。

 

・太古から飛来している異星人と人類との関わり合いは、核戦争や生物兵器戦争もあったのでしょうか。中世のヨーロッパは魔女狩りや戦争などの悲惨な話が多かったようです。

 

・空飛ぶ円盤は、マイナーな情報ではなく、メイジャーな情報になってこそ人類の進化も進むのでしょうか。一時期多くの支持者を得ていたCBA(宇宙友好協会)は、主宰者の病気なので活動が衰えたそうですが、終わりがよくなかったようで残念だったそうです。円盤は神人や悪魔の乗り物なのでしょうか。スターゲイトのようなもっと進化した異次元移動手段があるそうですが。”日本人らしく見える宇宙人”のような神人も来ていたのでしょうか。

 

・“エリア51”に関するテレビやマスコミの関心も最近は衰えたようで、秘密基地の場所を移動したという話もありますが、報道番組もないようです。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」といわれます。エリア51で白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。エリア51については、アメリカ政府は、その存在を一度も認めていないそうです。

 

ヒトラー霊媒であったといわれていますし、現代風にいえば、コンタクティでアブダクションをうけていたのでしょうか。ドイツ国民を狂わし数百万人の犠牲者をだしたヒトラーナチスとは、人格転換を受けた悪魔の集団だったのでしょうか。ヒトラーナチスが妄信した“金髪碧眼のアーリアの超人たち”は、戦後の米国に現れた“金髪碧眼の宇宙人ノルディック”、“金髪碧眼のエンジェル“なのでしょうか。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。一時、米国のマスコミを賑わしたエイリアンのアブダクションキャトルミューティレーションの話も最近では現象が起こっていないのでしょうか。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。アルデバラン星人は「幽霊」のように現れたり消えたりするようです。まるでSFのような話ですが、異類ということで、地球を回避して離れたのでしょうか。

 

・「宇宙には発生上に2種類の宇宙人がおり、抗争がありスターウォーズをしている」と語られています。「サタン(悪魔)といわれるリラ星人系列の宇宙人とエンジェルといわれるシリウス星人系列の宇宙人の争い・スター・ウォーズがある」そうです。「実験室で人間を創った」といわれるリラ星人と「思念で人間を創った(?)」といわれるシリウス星人との対立でしょうか。小人族のグレイも核戦争で退化した姿ともいわれますが、「人類の未来の姿」という説もあるようです。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」といわれます。

 

 ・空恐ろしいほどの進化したエイリアンの超テクノロジーに驚いて、米国政府は、宙人情報を『厳秘』(アバブ・トップシークレット)に閉じ込めて、『コンタクトの独占』を計るのでしょうか。はたして“エリア51”では何が行われているのでしょうか。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」は米国の一人勝ちでしょうか。

 

・米軍のみならず国連幹部も空飛ぶ円盤に震撼した時代があったようです。空飛ぶ円盤は米国への領空侵犯機なので、すぐに撃墜行動をとった米軍の戦闘機の多くが撃墜されたようです。自衛隊に関してはファントム戦闘機がUFOに撃墜されたとか、いろいろな話題があるそうです。また昔の話ということで、時たま雑誌にとりあげられたりしますが、最近では、情報を追跡するマスコミ関係者も少ないようです。UFOは、たまに国会などでとりあげられることもありましたが、日本的な国家安全保障上の最高機密のようで、米軍のようにリアルなエイリアンとの遭遇話ではないようです。

 

・彼ら異人は、普通の人として米軍の軍属などとして、紛れ込んでいるのでしょうか。しかもその存在は異人同士しか分からないというのですから驚きです。米国のテレビ映画などでは、異人が一般社会に潜伏しているようなストーリーが多いようです。

 

・金髪碧眼の白人の元祖タイプの宇宙人は、昔から地球の社会に溶け込んでいるそうです。地球の一般社会に紛れ込んでいる異人は不思議な存在のようです。本書でもあるように「米軍に異人が混じっている」そうです。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にあるといわれます。エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。

 

・グレイの後に米国に来たと言われている金髪碧眼のノルディックの情報も最近はどうしたのでしょうか。非常に細かい粒子の世界に生息する高等知性体の正体も不明で、しいていえば“幽霊のイメージ”で“エーテル界の世界”でしょうか。アルデバラン星人は「幽霊」のように現れたり消えたりするようです。

 

ヒル夫妻が遭遇したレティクル座人とは小人族のグレイタイプなのですが、いろいろな情報があるようです。2000年前は色々な日本のUFOマニアが書籍を出版したようですが、最近は米国からの情報が入ってこないようで、低調のようです。どこまでが正確な情報かは不明なようです。ゼータ・レチクル星人が「500年前に惑星連合政府を創設。指導種族として恒星間貿易ルートの50%を支配」とありますがどこからの情報なのかはわからないようです。いわゆる霊能者にしか分からない情報がコンタクティよりもたらされるようです。天使の存在する世界を知覚できる霊能者も多いのでしょうか。

 

ヒトラーナチスが狂い崇拝した“金髪碧眼のアーリアの超人たち”と戦後米国に現れた小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックという異星人とは、同一の種族なのでしょうか。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。

“金髪碧眼の宇宙人”の話は非常に多いのですが、中世ドイツに現れた異人たちと同じなのでしょうか。「中世ドイツの領主は異人が多かった」という伝説もあるようです。金髪碧眼の異人は“白人の元祖”タイプで、ケルトの神話などのヨーロッパの伝承に多く見られるそうです。ウンモ星人も金髪碧眼で、ヨーロッパにその末裔が多く住んでいるともいわれています。

 

ヒトラーについては世界で1万冊以上でしょうか、関連研究書籍が出ているようなのですが、ヒトラー研究家が多いにもかかわらず、謎の部分が多すぎるようです。ドイツ民族を狂わせたヒトラーナチスには何か“超常的なもの”が存在したようです。ナチス・ドイツ支配民族創出計画の原因となった“アーリアの超人たち”とはアルデバランの宇宙人のようです。ヒトラーについて昭和初期から現在まで日本で出版された関連書は3000冊を超えると語られています。

 

・「彼ら“ガーディアン”は肉と血のある生物ではなく、時空を超越した非物質的領域に住む純粋エネルギーの存在だ」というのは天国に自由に出入りしているといわれているシリウス星人のような“天使”タイプの異星人のようです。

 

・フランスのコンタクティのクロード・ボリロン・ラエルのように「不死の惑星から来たリラ星人」との話があるそうですが、クローン技術で“不死”が可能だそうです。プレアデス星人も20歳に見える女性が実は200歳以上だとか、宇宙人の寿命に関しては多くの報告があるそうです。

 

マクモニーグルが語るリモート・ヴューイングの世界では、人類の未来は悲観的なことばかりではないそうです。米軍の超能力研究もすすんでいるようです。臨死体験の間、神の光を見たという話は非常に多いそうです。

 

シリウス星人は自由に”天国”に出入りしているといわれています。死後の世界の天使たちが、波動レベルを下げて人間に感知されるレベルにまで降りてくることもあるそうです。高次の知性体は霊的な存在であり、霊の世界と高次元の宇宙人の世界は、同じようなエーテル界やアストラル界に存在するようです。

 

・太古の昔、『光の勢力』と『暗黒の勢力』との間に宇宙大戦争が起こったという話は多くあります。とにかく宇宙を2分するような大惨事であったようです。宇宙には発生的に2種類の宇宙人がおり、互いに争い殺し合い戦争になったという構図だそうです。一方が絶滅するのではなく、その争いは永遠に続くというスケールの大きい話のようです。

 

・MIBすなわち『黒服の男達』は、嫌がらせや威嚇、テロや殺人を専門とする『暗黒の勢力』の手先だそうで評判が極めて悪かったようです。映画“メン・イン・ブラック(黒服の男たち)”では、“宇宙警察”のイメージもありましたが、地球に来るのは情報部関連、諜報機関関連の先遣隊みたいなものでしょうか。プレアデスとオリオンは宇宙社会の構図が違うという報告があるようです。オリオンは階級色の強い神々の社会で、プレアデスはどちらかといえばフラットで神々ではない社会だそうです。

 

 

金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。(10)

 

 

シリウス星人のグループには、ネガティブなグループとポジティブなグループがあるそうで、“暗黒勢力”と“光明勢力”の対立を生んだと言われているようです。2作のハリウッド映画にもなった“メン・イン・ブラック(黒服の男たち)”は、その後、消息はどのようになったのでしょうか。

 

・超大型の宇宙船も普通のようです。『深宇宙探訪記』(オスカー・マゴッチ)(加速学園出版)は、影響力の大きい本だったといわれます。

「このクリスタル宇宙船の現在『地上の平和』号と命名されている太陽系の惑星間ヒエラルキーの最高の旗艦」に乗船する種族の正体とは天使クラスの宇宙人なのでしょうか。はたして、それは、キリスト教の伝説の“天上のエルサレム”なのでしょうか。

 

・小人族のグレイの登場の時は、米国や日本のマスコミ関係者も大変騒いだようですが、金髪碧眼のノルディックあたりになると、マスコミも沈黙を守るようです。『厳秘』(アバブ・トップシークレット)扱いのため情報操作は完ぺきのようですが、米国や日本のUFOマニアの活躍に今後も期待したいものです。

 

・現代アメリカに登場した、小人族のグレイの母船に搭乗している金髪碧眼のノルディックの一派が、カリフォルニア周辺に紛れ込んでいる可能性も全くないとはいえないそうです。また小人族も昔からシャスタ山の伝承に多く登場しているそうです。アメリカ映画でも異人が社会に溶け込んでいるというストーリーが多いようです。

 

・シャスタ山の不思議な伝承は多くの人に注目され、今では、“聖地”として訪れる観光客も多いそうです。ちなみに、シャスタ山に関する書籍も日本で以下のように出版されています。また、多くの人が現地に入りますが、期待したほどのことはないという人も多いのでしょうか。

米国のニューエイジ・ムーブメントもよくシャスタ山を取り上げており、不思議な現象や奇妙な人々の話が昔からあるそうです。

 

 

・『レムリアの真実』

シャスタ山の地下都市テロスからのメッセージ

(オレリア・ルイーズ・ジョーンズ) (太陽出版)

 

 『パワースポット、シャスタ山の歩き方』

 (高原操、中尾好孝)(ヴォイス)

 

 『本当のあなたに出会える天使の言葉』

―聖なる山・シャスタからのスピリチュアルメッセージ

(TAKAKO)(ワニブックス

 

 

・「ソウル・メイトは探し求めるものではない」とか言われますが、前世の因縁で人間関係がつながっていることが多いそうです。日本でも昔から霊能者、いわゆる神々とのコンタクティの話が多いそうです。シリウス星人や一部のプレアデス星人は、“天国”“涅槃(ねはん)”に出入りしていると言われています。死後の世界の天国は、エーテル界やアストラル界などにあるらしいのですが、筆舌にはつくしがたい世界のようです。

 

シリウス星人という種族は、「遺伝子操作か思念で人間を創った(?)」ともいわれるほど、思念の力が強いそうです。太古、シリウス星人は、遺伝子操作か何かでモンスターのような生き物をたくさん作り、神に嫌われたそうです。また、天使団の3分の1を率いて神に反逆したといわれるルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したとも言われているそうです。ルシファーは、地獄に落とされ、そこで悪魔の王、サタンと呼ばれるようになったともいわれています。神々や天使の世界は、時空を超えており、今もルシファーは健在だそうです。ちなみに、ルシファーやサタンというのは、“遺伝子科学者”の集団の名前だという説もあるようです。米国で話題となり映画にもなった 『メン・イン・ブラック』は、シリウス星人系列のオリオン星人だという説もあるようです。フリーメイスンと異星人との結びつきは、太古から結社員自身しか分からないそうです。金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、と語られています。

 

・あの世とこの世は結びついており、個人の人生において“心霊体験”は、多くの人が、経験しているそうです。有名人の“心霊体験”などの書籍も多いのですが、米国では特に“天使体験”が多いそうです。「人は皆、記憶を失った異星人」だそうです。また、シリウス星人などは天国に自由に出入りしているそうですので驚きです。シリウスの高度に進化した知性体は、ウォーク・イン(憑依)やワンダラー(転生)を自由に操作できるようで、太古から地球を植民星にしているそうです。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だとも述べられています。

 

・UFOが異星人の乗り物なら、もっと進化した異星人の異次元移動方法が、SF映画のようなスターゲイトなのでしょうか。進化した天使のような異星人になりますと、人間に憑依(ウォークイン)したり、転生(ワンダラー)を通じて自由自在に、人間の肉体に受肉できるようですし、記憶も消せるようです。

 

 ・13世紀のロジャー・ベーコンは、タイム・トラベラーの異星人とコンタクトしていたのでしょうか。現代の米国に現れた小人族のグレイもタイム・トラベラーといわれているそうですが。アンドロメダ星雲からも異星人が飛来しているという話もあるそうです。英国の情報部は、戦後一時期「英国情報部は、男を女に変える以外は何でもできる」といわれたこともあり、大いなる秘密を持っているそうです。映画ジョームズ・ボンドの「007」シリーズで世界的に英国情報部の活躍が宣伝されましたが、英国の貴族を中心とするいわゆる支配階級には、フリーメイスンの組織が昔から浸透しているそうです。

 

・戦後米国に飛来した小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、金髪碧眼のマスター・レイス(支配人種)ではないようです。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。シュメール文明を打ち立てたのが金髪碧眼のアルデバラン星人といわれ、牡牛座のアルデバランが故郷の惑星のようです。アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。

 

・日本でも太古、紀伊半島から異次元の地下世界へ“天の浮船”が往来しており、世界の中心地だったという“竹内文書”の説く説話もあります。金髪碧眼ばかりでなく黒目黒髪のマスター・レイス(支配人種)も存在していたのでしょうか。「グレイの後に金髪碧眼のノルディックや赤毛のオレンジが来て、その後に東洋人タイプの異星人が来た」そうですが、宇宙人情報については、米国では核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)を数段階も上回る『厳秘』扱いのため、リークもないそうです。金髪碧眼のマスター・レイス(支配人種)が火星より地球へとやって来て、古代伝説の神々(gods)となったといわれます。神々の現在の住まいは、シンボリックに古代名称を用いてシャンバラと呼ばれているといわれます。

 

・ヴリル・ソサイエティーチャネラーたちによると、シュメール語はアルデバラン星人の言語であり、その音は、「不可解なドイツ語」のようであり、そして、ドイツ語とシュメールーアルデバラン語は波長が同じであるとも彼らは、信じていたそうです。

 

・70年前は、プレアデス星人とかリラ星人という言葉がなくて、“金星人”と“火星人”という言葉が使われていました。そして、探査衛星などが火星や金星に近づきだしますと、“異次元の金星”とか“異次元の火星”という表現になりましたが、“金星人”と自称する宇宙人の話は多くの書籍になりました。しかし、“火星人”については彼らの秘密主義のためか、まとまった情報は出てこないようです。ここでいう金星というのは副金星、異次元の金星、アストラル界にある目に見えない金星のことのようです。

 

・莫大な犠牲者をだした第二次世界大戦震源地ドイツでは、金髪碧眼のアーリアの超人たち、金髪碧眼のアルデバラン星人、現代でいえば宇宙人の金髪碧眼のノルディックのような異星人が、陰でヒトラーナチスを操っていたのでしょうか。

 

・68光年のかなたから火星経由、地球にシュメール文明を打ち立てた金髪碧眼のアルデバラン星人とナチスが狂い崇拝した金髪碧眼のアーリアの超人たち、そして戦後の米国に現れた小人族のグレイと共に飛来した金髪碧眼のノルディックは、同じ種族なのでしょうか。現代のコンタクティたちは、テレパシーで情報を得ると言われますが、ヒトラー霊媒であったといわれているそうです。“彼らとの通信方法”とはどのようなものだったのでしょうか!?

地下世界への入口を見つけ出そうと躍起になっていたヒトラー霊媒で、事実上、異次元のレプティリアン爬虫類人)の繰り人形であったと語られています。

 

・米国では、臨死体験ばかりでなく、社会生活においても天使との遭遇話が多いようです。私達の死後の世界の霊界と高次元の宇宙人の世界エーテル界やアストラル界は、共通性があるといわれています。地上で、天使とコンタクトしたという米国人の体験記も多いそうです。死後の世界から転生(ワンダラー)や憑依(ウォーク・イン)を通じて自由に地上の人間に霊体を降ろせるのは、天使クラスの宇宙人だそうです。「ゲイ(LGBT等)は気持ち悪い」というのが一般イメージの現象だそうですが、ゲイは地上で悪魔か魔神により『人格転換』を受けた例といえるでしょうか。世界的に“人格転換”や“多重人格”の例も増えてきているようです。

 

・スイス人のコンタクティ、“ビリー・マイヤー”の“その後”はどうなったのでしょうか。スイスのビリー・マイヤー氏のプレアデス星人とのコンタクト記録は有名で、日本にも協会があり、多くの翻訳書を出版しているそうです。日本のテレビでも2時間の特別番組として放映され、大きな反響を呼んだようです。ヒンズー教にしろジャイナ教にしろ、空飛ぶ円盤とのコンタクトの記録が太古の絵画などに残っているそうです。スイスのビリー・マイヤー氏のコンタクトしたプレアデス星人は、金髪の美人宇宙人だそうです。

 

・また、世界的にも白人タイプの金髪碧眼のノルディックやスペインに現れた金髪碧眼のウンモ星人、昔の南米の金髪碧眼のケッアルコアトルという白人タイプの神様などのように、金髪の天使を思わせるイメージの宇宙人が多いようです。ヒトラーナチスが狂った金髪碧眼のアーリアの超人たちのように、歴史的にも大きな影響力を残してきているようです。金髪碧眼の宇宙人とのコンタクト記録が世界的に昔から非常に多いのですが、人間社会に紛れ込むと全く識別ができなくなるそうで詳細は不明。金髪碧眼のノルディックの後に米国に飛来した東洋人タイプの異星人のリークもないようです。

 

日本民族の原郷は、プレアデス星座の惑星にあるというのが有力説だそうです。「かぐや姫」伝説もプレアデスにつながりがあるといわれます。いずれの古書も偽書とかいわれたのですが、現代において再評価されているそうです。

 

・「人は皆神である」とか「人は皆記憶を失った異星人である」というふうな解釈もできるそうです。天国や霊界から来ている高次元の知性体、天使たちは、転生の形態や憑依の形態などで、自由に地球上に現れることができるそうです。このような“転生”や“憑依”を自由に操作できるのは、「遺伝子操作か思念で人間を創った?」といわれるシリウス星人のようです。また、シリウス星人やプレアデス星人の一部は、天国に自由に出入りしているともいわれているそうです。米国では“異星における記憶”を持つ人々が多いそうです。

 

 ・ヨーロッパは、昔からUFOの観察記録ばかりでなく、悪魔的な妖精や異人との遭遇の報告事例が多く「エイリアンは太古から地球を観察していた」という説を裏付けるそうです。

 

・グレイが「未来からの訪問者」(地球)なのでしょうか。グレイは生物ロボットなのだそうです。4次元以上は時空を超えているそうですので、地球に飛来する異星人が“時空を超えている”のは当然のことなのでしょうか。以前は、プレアデスまでは、時空を超えて6時間で行けるともいわれたそうです。異星人は、高齢なのに、若く見えるということですので、この点からもタイム・トラベラーという可能性が高いそうです。50年ほど前のことでしたか、米国防総省に住んでいたという金星人が「テレポートして去った」という話もあったようでしたが、彼らもタイムトラベラーだったのでしょうか。エリア51については、アメリカ政府は、その存在を一度も認めていないそうです。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」ともいわれます。

 

・シェフラーが遭遇した小人族のグレイ・タイプとメン・イン・ブラック(黒服の男たち)の組み合わせは、米国におけるグレイと金髪碧眼のノルディックおよびメン・イン・ブラックの組み合わせを連想させるようです。エイリアンとのつながりに関しては、昔から中世を経て、ヨーロッパは現代の米国以上なのかもしれません。特にエイリアンが、テレポートして異次元に消えるような現象は、奇蹟以外のなにものでもなく、人間が理解不能になり凍りつく原因のようです。ナチス・ドイツが、金髪碧眼のアーリアの超人、神人たちに狂ったのもそこに原因があるのではないかという説もあるそうです。邪悪なオリオンの一派は再び地球に姿を現したのでしょうか。小人族のグレイですら異次元移動ができるのですから、もっと進化した人間タイプの異星人たちも当然、異次元移動ができるそうです。

 

・現代の米国における小人族のグレイと金髪碧眼のノルディックのアブダクション事件などは、さすがに米国らしく、映画などにもなり全世界に知られるようになりました。が、ヨーロッパでは、グレイなどやメン・イン・ブラックのような悪魔的な宇宙人の存在は、昔から多くの記録に残っているそうです。中世ヨーロッパでも小人族のグレイなどは、アブダクションなどで、人体実験を行っていたようです。多くの妖精や異人伝説が、エイリアンの活動を物語っているそうです。

 

ナチス占星術師に“アルデバラン(牡牛座のアルファ星)”の異星人とのコンタクティがいたという話もあるそうです。

 

・現代の米国に現れた小人族のグレイと、グレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックを“悪魔の一派”“オリオンの邪体霊”と呼ぶなら、ヒトラーナチス・ドイツ軍が狂ったといわれる“金髪碧眼のアーリアの超人、神人たち”も悪魔の一派であり、悪魔崇拝者により、第2次世界大戦という大量殺戮という人類の愚行が繰り返されたのでしょうか。米国もグレイや金髪碧眼のノルディックの超テクノロジーを入手しようとしているのは、ナチスと同様で、“ナチスが円盤を製作した”という本もあったようです。最近は“エリア51”周辺の話題もマスコミにのらず、この辺の話も低調のようです。

 

・昔のユダヤの政策であるといわれる、シオンの議定書にある「大衆をして、3S(スクリーン、セックス、スポーツ)でもって、政治を忘れさせよ」という政治手法もあったそうですが、UFOのことも忘れてしまうのがよいのかもしれません。

 

・『緑龍会』は、異人のネットワークだったのかも知れませんが、日本の秘密結社ですから、当然詳細は、分からないようです。現代の米国の小人族グレイと金髪碧眼のノルディックの組み合わせと日本の明治時代からの河童(グレイ)と異人の組み合わせは、何か相似現象でもあるのでしょうか。第2次世界大戦では、日独伊軍事同盟を締結して、ナチスと手を組んだのですが、当時は、ナチスが崇拝した金髪碧眼のアーリアの超人たちのことを知る人は、極め少なかったのでしょうか。

 

ヒトラーナチス・ドイツが狂うように崇拝した金髪碧眼のアーリアの超人たちは、現代の米国に現れた小人族グレイと金髪碧眼のノルディックという宇宙人たちなのかもしれません。ナチスもシャンバラの超テクノロジーを入手したかったそうです。ヒトラー霊媒であったとよく言われるようですが、現代風にいえば、異次元の知性体を感じ、テレパシーを受けることのできる『コンタクティ』だったといえるのでしょうか。

 

・『厳秘』扱いとして、宇宙人情報を隠ぺいしてきたのは、情報公開することによって社会的な“集団ヒステリー”がおこることを懸念してのことでしょうか。終末論的で「大変なことになる」といった論調よりも、太古から「歴史のシナリオを書く連中」「世界中で奇蹟を演出している連中」と言われたシリウス星人が、誰でもが理解するように、はっきりとした、地球への介入をするのかどうか、恐らく誰にも分からないのではないのでしょうか。ちなみに宇宙連合間では、“人類の進化には介入しない”という宇宙法があるそうです。シリウスのレベルは、もうすでに非物質のレベルです。

 

・昔からあるシャンバラ伝説は、現代では、異次元、エーテル界に存在する人間の目に見えない世界であるといわれているようです。また、シャンバラは、都市型の超巨大宇宙船であるという話もあるそうです。そして、シャンバラは、グレイの母船などに同乗しているといわれる金髪碧眼のノルディックの発進地でもあるという説もあると語られています。小人族のグレイも異次元移動ができるようなので、もし人間タイプの金髪碧眼のノルディックが、グレイよりもはるかに進化しているとすれば、彼らの原郷なのかもしれません。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。

 

・悪魔の超常現象UFOについてよく語られています。「UFOは確かに存在します。しかし、それは神からではない地獄から来ているのです。これらは、悪魔が伴う巧妙な手口の一つで、これによって人々を盲にするためです。異星人と呼ばれている者の多くは、非常に悪魔に似ています。神ではなく悪魔が神のように振舞おうとしているのです」と語られています。

 

・「地球上には五つの邪悪な地点(UFO基地)があるといわれます。悪魔は、地上に来る時―地球上に五つの地点を持っています。このことを知っておくことは重要です。魔のトライアングル(バミューダ海域)は、五つのうちの一つです!!もう一つあります。オーストラリアの南・・・タスマニア海峡の間です!!また、この海域にはUFOが数多く出没し、とくにバミューダでは、UFOが空中ばかりでなく、空から海に潜ったり海中から空へ飛び上がったりする光景が目撃者の証言によって明らかにされている」と語られています。

 

・ハリウッド映画『未知との遭遇』では、バミューダ海域で行方不明になった5機の対潜哨戒機“アベンジャー型”の米海軍パイロットらしき者たちが、地上に着陸したエイリアンの母船から出てくる場面がありました。『魔のトライアングル(バミューダ海域)』は、巨大UFOが、異次元への飛行をするための通路、“窓”となっているという説もあるそうです。グレイが悪魔なら、グレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは“魔王”となり、太古からの謎が全て解けてくるのでしょうが。

 

・公式記録はないそうですが、海上自衛隊練習艦隊が、パナマ運河を出て南米の沖合を航行中、巨大なUFOに遭遇したという、海上自衛隊員の体験者からの話もあったそうです。人気のあった連続テレビ番組『Xファイル』の中でも、社会に溶け込んでいる“神のような人物”の物語がありましたが、米国でも異人が、一般市民となって、社会生活を送っている話が多いそうです。ちなみに、映画『スターウォーズ』や『Xファイル』などの20世紀フォックス社のSF映画のいくつかは、米国の国家安全局などが密かに絡んだ、“広報映画作品”だったといわれているようです。

 

 ・人間の原型だからか、ハンサムというよりは美しいという表現がピッタリだという宇宙人種がいるようです。至高神のイメージも「性別が分からないほどに美しい」という存在だという話もあるそうです。

 

・「知性を司り人間を憂鬱、自殺、精神障害などに導くハーンなどといった堕天使の正体」は分かりません。

 

 ・20世紀の出版界やマスコミも「ノストラダムスの終末予言」とかで、非常に騒いでいたのですが、21世紀になったので、すっかり音沙汰がなくなったようです。しかし、「2012年にむけて、いろいろな現象がおこる」ということでしたので、「予言」に関するテーマも再びにぎやかになっていくのかもしれません。昔は、「ノストラダムスの予言」というテーマは高校生などに人気のあった題目だそうです。

 

・「グレイですら1万年程度、人類に進化している」とかということだそうですので、「100万年以上も進化している宇宙人」ですと、語るのも恐れ多いということでしょうか。ちなみに、プレアデス星人は、6千年程度、人類に進化しているといわれていたようです。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。

 

・海軍元帥でヴィクトリア女王の曾孫であった英国のマウントバッテン伯爵は、家の庭にUFOが着陸して、金髪の宇宙人と会見したという話もあるそうです。ロスチャイルドや英王室を中心とするフリーメーソンと金髪碧眼のノルディックや金髪碧眼のウンモ星人との関わり合いは、その関係を指摘する説もあるそうです。

 

フリーメイスンだったマッカーサー元帥も「宇宙戦争」について言及するなど、軍部首脳として、宇宙人の存在を知っていたようです。小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックが、"悪魔の王"”ルシファー”なのでしょうか。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。「現代風にいうと、ルシファーやサタン(悪魔)というのは遺伝子科学者の一団の名前だ」そうです。シャンバラの支配者(世界の王)のサナト・クマーラがルシファーであるといわれます。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。シャンバラの支配者(世界の王)のサナト・クマーラがルシファーであることや、サナンダは神智学ではサナト・クマーラより上位の存在といわれます。

 

・アシュター(銀河連合の総司令官と呼ばれる存在)という存在がよく米国のスピリチュアルな本で言及されます。アシュター・コマンドというのは、現在、地球周辺の宇宙空間に滞空しているUFO艦隊の司令官アシュターならびに、主サナンダ・クマラという霊的な導きの下に存在する「光の偉大なる聖職者団(グレート・ブラザー/シスターフッド)の空挺部隊のことだといわれます。

 

・英国の場合、"金髪の宇宙人"は、”アーサー王”伝説や"魔術師マーリン"の伝説に結びつくのでしょうか。

 

・聖書の「ヨハネ黙示録」のなかの“反キリスト”“獣”の正体とは、動物タイプの異星人の人間タイプなのでしょうか!?50年前に米国に飛来した小人族のグレイ、金髪碧眼のノルディック、メン・イン・ブラック(黒服の男たち)などは、いわゆる昔の人が“悪魔”と呼んでいた宇宙人たちなのでしょうか。小人族のグレイは中世ヨーロッパにおいても、生体実験を行っていたという記録があり、“悪魔”と呼ばれていたようです。

 

フリーメイスンは秘密結社であるのですが、米国内では大きな力を持ち、表に出ている建物、組織は一般社会に定着しているそうです。金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、と語られています。

 

・日本人が欧米人を理解できないのはフリーメーソン組織を理解できないからだそうです。昔の薔薇十字団とか、欧州の秘密結社には、その最上層部ではシリウス星人の関与があったという説もあり、現在も“悪魔の秘密組織”があるという陰謀論まことしやかに語られているそうです。

 

・ちなみに「イルミナティの円盤は、タイムトラベルができる」という説もあるそうです。イルミナティの円盤と言わずに「アンドロイドといわれている小人族のグレイの円盤もタイムトラベルができる」のではないでしょうか。そうだとすると、いくつかの映画にもなった"メン・イン・ブラック(黒服の男たち)"は、シリウス系のオリオン星人という説もあり、『メン・イン・ブラック(黒服の男たち)』は、テレポートのできるタイムトラベラーということになるのでしょうか。

 

 ・小人族のグレイや金髪碧眼のノルディックの生体実験や、DNA操作による交配は、太古から続いているようです。また、米国においても広範なアブダクション(誘拐)事件が現代でも起こったようです。モーゼの頭には角があったという説もあり、太古の宇宙人は異類タイプが多かったそうです。キャトルミューテレーション(動物虐殺)もいまだに起こっているのかもしれません。「2011年9月、イングランド頭部のリンカンシャーで1500匹ものヒツジが一夜にして忽然と姿を消す事件が起きた」という情報がありますが、新手のキャトルミューテレーション(動物虐殺)なのかもしれません。

 

・<●●インターネット情報から●●>

・「知的好奇心の扉 トカナ」から

 

<容疑者不在、UFO目撃情報多数>

「2011年9月、イングランド頭部のリンカンシャーで1500匹ものヒツジが一夜にして忽然と姿を消す事件が起きた。地元警察は複数人による組織的犯行とみて捜査に当たっているが、今日まで有力な手がかりはつかめていないそうだ。

 このまま迷宮入りかと思われたが、ここにきて事態が急転。今月17日リンカンシャーの地元紙「Lincolnshire Echo」が、5年越しに事件の真相が解明されたかもしれないと報じたのだ。しかも、真相解明に動き出したのはUFO研究家だという。ずいぶんと奇想天外な方向にむかっているが、ともかく事件の真相を見てみることとしよう」とのこと。

 

 ・20世紀に予言された、非常に多くの世界終末戦争予言はめでたくも、全て誤りの予言となりました。しかし、今後はイスラエルをめぐる周辺諸国などとの情勢は、予断を許さない状況のようです。イスラエルとアラブ中東諸国、イスラム圏は『殺戮(殺し合い)の正当化(戦争)』に走るのでしょうか。グレイの母船に同乗する人間タイプの金髪碧眼のノルディックはプレアデス星人なのか(邪悪な?)オリオン星人などか、はっきりしたことは分からないようです。だが、小人族のグレイよりもはるか高次の高等知性体という説もあるそうです。

 

・金髪碧眼のアーリアの超人たち(金髪碧眼のノルディック)を崇拝したヒトラーの「ナチス・ドイツ」が、第2次世界大戦を引き起こしたように、邪悪な異星人が、世界大戦の勃発に関与してくるのかも知れませんね。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」という驚くべき情報があるようです。

 

・小人族のグレイと金髪碧眼のノルディックの宇宙人情報も60年間、核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)を数段階も上回る『厳秘』(アバブ・トップシークレット)扱いということで、大衆に衝撃を与えないという目的のために確実に隠蔽されてきたのだが?!グレイが生体ロボットかアンドロイドだという説も多いようです。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。「時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました」。それがエササニ人のバシャールといわれます。

 

地方公共団体がUFOを取り上げて「町おこし」やイベントに使ったりすることもあったようです。日本全国にある宇宙人との遭遇話とか、いろいろと話題は豊富のようです。河童がグレイの一種なら、全国各地に小人族のグレイが飛来していたことになるのでしょうか。

 

・石川県、羽咋市はかってUFOの目撃情報が絶えず、「UFOに会えるまち」として有名だったそうです。UFOに関する最古の資料もあるそうです。現在は、あまり、町の特色として売り出していないようですが。

 

NASAが抑えている情報では、宇宙人は133種族もあるといわれます。色々と宇宙人の進化の程度が違っており、異星の報告の内容も多様だそうです。恒星間飛行のできる反重力機関などのエイリアンの超テクノロジーの入手には、米国も総力をあげているのでしょうが難しいそうです。1メートルにも満たない小柄な異星人の正体とはグレイのことでしょうか。

 

・この本の著者はメキシコ人で、アダムスキーと同時代のコンタクティだそうです。が、普通の市民で学識のある人ではなく、詳しい記録もないようです。学識のある人がコンタクティとなると秘密結社のような形態に発展するのでしょうか!?政府筋とコンタクトして、米国のようにエイリアンとの密約のある国は、他にあるのでしょうか?

 

・この小柄な人間タイプの異星人は、日本の古来の『鬼、童子、河童、異人』なども宇宙人だそうですが、『童子』にあたるのではないでしょうか!?リラ星人も昔、日本に来ていたのでしょうか!?小柄な人間タイプの異星人は、有名なフランスのコンタクティ、ラエルが遭遇したようなリラ星人ではないでしょうか。

 

・宇宙人の人間タイプは、美男美女が多いというコンタクティからの報告があります。小人族はグレイ・タイプばかりでなく、小柄な人間タイプのリラ星人も有名だそうです。

 

・この本の金星人というのも、はっきりせず、“地球の探査衛星の着陸する3次元の金星”ではなく、多くの書籍が指摘するエーテル界の“異次元の金星”か、“別の星座から異次元の金星の基地を経由して地球に飛来した”というふうに解釈するようです。この本にも書いてあるように、著者は、宇宙人の出身星名を聞き洩らしたそうです。

 

・50年前は、リラ星人とかプレアデス星人という単語は使われていなくて、宇宙人に関しては“火星人”か“金星人”という用語が使われていたそうです。

 

・米国のUFO関係者やハリウッド映画の関係者によって、グレイやエイリアンのイメージがテレビや映画を通じて全世界に流れましたが、SFと単純に片づけることもできるようです。

 

・米国のように、「エイリアンの存在を大衆に知らせない」というのは、政府(超政府?)関係者とエイリアン双方の利益としての“密約”らしいのです。これを打開してきたのが、マスコミ関係者やUFOマニアたちなのですが、この力関係は、むこう50年から100年以上、続くものでしょうか。

 

・高次元の高等知性体は、ウォーク・イン(憑依)やワンダラー(転生)の形で、地球上に現れてきているそうです。宇宙人は進化の程度が極端に大きく違い、天使クラスの宇宙人は、いわゆる目に見えるUFOという乗り物を必要としないとも言えるのでしょうか!?UFO自体もその進化の程度に応じて、性能・機能が大きく違うようです。

 

・したがって、“人格転換”をうけた地球人も一般社会に交じって増えており、「人はみな記憶を失った異星人だ」そうです。一見してすぐ分かる“人格転換者”というのは、“ゲイ(LGBT等)の人たち”だといわれます。

 

・天使クラスのシリウス星人や一部のプレアデス星人は、『天国』『死後の世界』『ニルヴァーナ』『涅槃』の世界に出入りしているそうです。このクラスの異星人・天使・神々は、幽霊などの“心霊現象”にも関係しているようです。幽霊現象や心霊現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。

 

・金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人ともいわれますが、この金髪碧眼の宇宙人こそ、ヒトラーナチスが崇拝した金髪碧眼のアーリアの超人なのでしょうか。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。シュメール文明を打ち立てたのが金髪碧眼のアルデバラン星人といわれ、牡牛座のアルデバランが故郷の惑星のようです。アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。

 

・ヨーロッパでは、金髪碧眼の宇宙人は、一般社会などに紛れ込まれると、全く識別できないそうです。金髪碧眼のウンモ星人もスペインなどのヨーロッパでは有名だったようです。米国に姿を現したグレイやラージノーズグレイ、金髪碧眼のノルディック、オレンジなど宇宙人は、少ししかリークされていませんが、NASAでは133種族の宇宙人を確認しているそうです。

 

・金髪碧眼の宇宙人、東洋人タイプの宇宙人のオン・パレードかもしれませんね。黒髪黒眼の東洋人タイプの宇宙人も飛来しているのでしょうか。

 

・米国では、小人のグレイと2メートルくらいの長身の金髪碧眼のノルディックとか赤毛のオレンジなどがよく知られているようです。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。「トールホワイト」とよばれる2メートルから3メートルの白人種のオリオン星人も報告されているようです。トールホワイトと米政府はコンタクトがあるようです。

 

・また小柄な人間タイプのリラ星人もよく物語には登場します。フランスの有名なコンタクティのラエルも、身長が1メートル位のリラ星人と遭遇し、天国のような惑星に行きキリストや仏陀に会ったと語っています。巨人族、モンスター・タイプその他種々の進化に応じて、非常に多くの宇宙生命体が存在するというコンタクティの報告もあるそうです。

エイリアンの超テクノロジーは、あまりに進化の程度が高いものは、理解不能ということでしょうか。

 

 ・UFOと日本の航空機の遭遇も少なくないようですが、正体は不明だそうです。エイリアンの超テクノロジーが進化しすぎで、地球人とはコンタクトしないのでしょうか。

 

・米国のエリア51での空飛ぶ円盤の製作も、反重力機関については、エイリアンの超テクノロジーの入手は、かなり困難であるそうです。エイリアンの超テクノロジーによる先端武器への応用も米軍は研究をすすめているそうです。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」「リバース・エンジニアリング(逆工学)」は米国の一人勝ちとも語られています。

 

・1960年代の宇宙友好協会の活動は、当時、大きな影響力を持ったそうです。金髪碧眼のノルディックたちも日本に来ていたのでしょうか。ここ50年間、米国内の社会に、異星人が浸透したものと思われますが、『厳秘』のため、『厳秘』(アバブ・トップシークレット)は、漏れてこないようです。米国の軍人・公務員の守秘義務は、罰金が高額なため、違反者が少ないようです。人間タイプの異星人は、人間の原型タイプの場合、美男美女という整った顔立ちが特色となるのでしょうか。

 

・ブラジルでは政府筋とのコンタクトがあるのでしょうか。ブラジルはUFO、異星人の遭遇事件の多いUFO遭遇頻発地帯だそうです。

 

 ・「2.1メートルくらいの長身で、男前で、金髪碧眼ではなく黒髪で紫目をした異星人がヨハネ黙示録のいう『反キリスト』『悪魔の666』だ」という説もあるそうです。小人族と同じ円盤に同乗する長身で金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人だとか、いろいろな説がありますが、ここ50年間不思議な存在のようです。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。

 

・世界中でグレイ・タイプの小人族と金髪碧眼のノルディックの宇宙人が出没したようです。この本には、小人の宇宙人との遭遇話がすこぶる多いようです。また「トールホワイト」とよばれる2メートルから3メートルの白人種のオリオン星人も報告されているようです。トールホワイトと米政府はコンタクトがあるといわれます。

 

 ・“悪魔の船”の乗員は、昔から、ヨーロッパの住人に紛れ込んでネットワークを作っていたのでしょうか。現代でも米国などでは異人が一般社会に紛れ込んでいるという話が多いそうです。「ドイツの昔の領主は、異人が多かった」そうですが、“悪魔の船”の飛来と関係があるのでしょうか。

 

・ヨーロッパ中世にはUFOの大群が飛来して、各地で記録が残っているようです。平野氏は50年前に活躍した作家ですが、当時と今は、“エイリアン”の情報の内容、取り扱い事情が、全くちがい、「大衆参加型のサブカルチャー」になりつつあるようです。この問題は異次元とかエーテル質量の観念がないと理解がすすまないそうです。

 

・グレイ・タイプの小人族は、現在、全宇宙領域で、戦闘的で優勢のようです。米国政府は、ラージノーズグレイと密約し、エリア51を提供しているといわれており、マスコミの中心的な話題になっているようです。宇宙には、進化の程度で大きく違う宇宙人種族が、多数いるそうですが、恒星間飛行を可能とするテクノロジーを取得しつつあるのは米国でしょうか。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」は米国の一人勝ちでしょうか。「ロシア人はタウ人との協定を破棄し、同じ協定をリュウ座人の前衛部隊と交わしてタウ人を追い払ったと考えられている」とも伝えられます。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」「リバース・エンジニアリング(逆工学)」は、ロシアも研究しているのでしょうか。

 

・「悪魔の666」とか、「獣の666」とかいろいろな説があるようです。また、「人類の元になる魂がシリウスから囚人として地球に送られた」という奇説もあるそうです。

 

・金髪碧眼のノルディックや金髪で緑眼の異星人の報告もあるそうです。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。天王星人の話もあるようですが、『別の星座から金星の基地を経由して飛来する金星人(異星人)』という風に解釈もするようです。現代の探査衛星の報告する3次元の金星は、人の住めない荒涼とした地だからだそうです。全宇宙のスター・ウォーズ(星間戦争)の歴史も凄まじいようです。小人のグレイも異次元移動をして、壁を透き通るようにして部屋に侵入してくるので、アブダクション(誘拐)事件も複雑怪奇だそうです。

 

・最初に小人のグレイ・タイプの異星人の映像がハリウッド映画などで全面的に出され、世界中の人々にエイリアンの印象を強烈に与えました。NASAや米軍は地球に飛来しているエイリアンの種族として、133種族を確認しているそうです。

 

・宇宙人には、動物タイプの宇宙人も多いそうです。3割程度存在するといわれます。“馬頭観音”という馬の顔で人体が人間タイプの異星人、イアルガ星人もいるそうです。その人間タイプが「獣666」と呼ばれているのかもしれません。小人のグレイ・タイプの図絵が多く出回っていますが、いわゆるモンスター・タイプの異星人も地球人とコンタクトすることがあるようです。「インドのヒンズー教徒が牛を神聖視して牛肉を食べない」とかというヒンズー教の教理が、『牛の神』という宇宙人と結びつくのかどうか、不思議な話のようです。

 

・“龍神”と“牛神”の2種類の宇宙人が、太古に大きな役割を果たしたと言われるように、『旧約聖書』と『新約聖書』の神もそれぞれ違いあるとか、諸説入り乱れているそうです。私達の銀河は直径が10万光年あり、その意味では龍神の発進母星シリウス、牛神のオリオンはお隣の星、隣接する恒星といってよいといわれます。スター・ウォーズでは「牛神」が「龍神」をテクノロジーの面で圧倒し、「爬虫類的異星人(レプティリアン)を低層4次元に追いやったといわれます。

 

・グレイのような小人の種族のレティクル座人、通称レティキュランは、約50万年前までは琴座のリラ星に居住、その後核戦争による汚染を逃れてレティクル座に移住したといわれます。レティキュランは、500年前に惑星連合政府を創設、指導種族として恒星間貿易の50%を支配、後に85%に拡大して現在に至るようです。大規模なスター・ウォーズは720年前で終結したようですが。

 

・小人のレティキュランと金髪碧眼のノルディックのような人間タイプの宇宙人との関係も依然、謎が多いようです。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。「ハリウッド映画にもなった小柄な異星人グレイもバイオロボットだ」といわれます。

 

・正式なコンタクトができるまで、第2次大戦後、米軍はエイリアンの円盤とよく交戦をして、多くのパイロットと戦闘機を失ったそうです。グレイのような小人の種族のレティクル座人、通称レティキュランは、恒星間貿易の85%を支配しているとも述べられています。

 

キャトルミューティレーションで殺された牛は1万5千頭以上とも言われています。多くのマスコミやUFOマニアや関係者がキャトルミューティレーションと小柄な異星人グレイとの関与を認識しています。

 

・米軍の特殊部隊とエイリアンが戦闘をしたとか、いろいろな情報が流れてきて、エリア51もハリウッド映画などでよく取り上げられたようです。関東地方ほどの広大な基地の中にある『エリア51の謎』は、砂漠の中に埋もれていくようです。エリア51では円盤が制作されているといわれます。エリア51白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」そうです。「竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を支配している」ともいわれます。イルミナティの空飛ぶ円盤はタイム・トラベルができ、「米軍の将軍が同乗していた」ともいわれます。

 

・エイリアン間の関係も諸説あって詳細は不明のようです。この情報も1991年当時のものなので古いそうです。レティクル座のゼータ星から来ているレティキュランは、グレイのような小人タイプばかりでなく、金髪碧眼のノルディックもその昔、レティクル座に一部が移住したそうです。

 

・グレイのような小人タイプが中心の宇宙連合もあり、宇宙連合もいく種類もあるようです。そして、太古からスター・ウォーズを対立する宇宙連合間、組織間で繰り返していたようです。SF映画『猿の惑星』の5部作のように、おぞましい結末が人類に降りかかってくるのでしょうか。

 

 ・このように河童に多くの名前があるということは、河童は実在したが、いずこかに去ったということでしょうか。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると、「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」といわれます。

 

・小柄なグレイは、「人造ロボット説」、また「核戦争の放射能による退化説」など色々あるそうです。グレイと金髪碧眼のノルディックは同じ宇宙人を祖先に持つが、核戦争などで、退化して醜いグレイとなったという信じられない話もあるそうです。

 

・グレイは「未来の地球人」という大胆な仮説もあり、量的には人間タイプよりも多く優勢のようです。いろいろな書籍に種々の説があり、詳細は不明です。河童には、昔から日本全国で土地特有の名称がありました。

 

・グレイには、「ビーガン。シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ」、「ゼータ・レティクリ1。地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ」、「ゼータ・レティクリ2。遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕」等が存在しているといわれます。

 

レティクル座にはグレイの本拠地があり金髪碧眼のノルディック達も太古にレティクル座に移住したそうです。そこで、グレイの母船に金髪碧眼のノルディックが同乗しているのも不思議なことではないそうです。金髪碧眼のノルディックと小人のグレイの遭遇事件は世界中に非常に多いといわれます。日本のカッパと異人も同時期にレティクル座から飛来し去ったのでしょうか。河童・異人は非常に多くの目撃事件、遭遇事件がありますが、河童は高等知性体のため捕獲されたことはめったにないようです。UMA(未確認動物)であるという説も多いようです。

 

・昔から全国各地に伝説のある河童(グレイの一種)は、高等知性体で宇宙船に乗って地球を去っていくという日本映画がありました。欧米ではリトル・グリーン・メンとも言われているようですが、河童は、小柄なグレイの一種であり、同時に異人も飛来していたそうです。米国の金髪碧眼のノルディックと小柄なグレイの組み合わせと、日本のカッパと異人の組み合わせは、相似の事象なのでしょうか。

 

・「あの世」の神や天使との遭遇体験は、昔からの伝承と一致するのは当然でしょうか。

 

 

 

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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろう

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」「フリーメーソン結社はこの大地が創出されるよりずっと前から、さまざまな太陽系をめぐって、存在していたのだろうか」「フリーメーソンとは、“現在、世界で信仰されているいずれの宗教より古い”教団となるのだろうか」

国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

シリウス星人の故郷である天体イジュニュは、もっと高い周波数で共振する6次元の天体であり、地球の宇宙と同時に存在するパラレル・ユニバースに存在するのだろうか」

 

グーグルのブロガー(多言語翻訳)にも書いています→UFOパラレル・ワールド

 

  

 

 

昔、いつの頃からか歩危の山に一人の大男が現れるようになった。この大男は見た目こそ人と違わないが、人の三倍とも四倍ともされるほどの大きさと力を持っていた。(2)

 

 

 

『人類はなぜUFOと遭遇するのか』

  (カーティス・ピーブルズ)(ダイヤモンド社)2002/7

 

 

 

<レムリアの記憶>

・シェーバーは手紙が注目されたことでパーマーに感謝し、さらに「未来人への警告」と名づけた長く散漫な手紙を書いて送ってきた。パーマーは彼から届いたこの長い手紙を、さらに3倍に引き伸ばしたうえ、タイトルを「レムリアの記憶!」と変えて、「これは真実の物語である」と銘打って宣伝を始めた。妄想に満ちたシェーバーのこの陳腐な話を真実の物語と決めつけて売り出したのは、オカルト好みの読者を取り込むことによりライバル誌を蹴散らそうと考えたパーマーの策略であった。

 

・この物語は1万2000年前、レムリアに生きていたというシェーバーの過去世について述べたものであった。

 

・失われた大陸、アトランティスとレムリアは15万年まえ、アトラスとタイタンと呼ばれる宇宙生物の植民地とされていた。その頃、重金属から作り出される有毒な放射線が、太陽から流れだし始めていた。その放射線は、有毒エネルギーと見なされ、アトラスとタイタンは自らを守るために地下へと避難して、巨大な秘密都市を築くことになった。だが、それでも有害な放射線は彼らに危害を加え出し、結局、彼らは、地球を離れることとなったのであった。

 

・声の主は人類ではなく、通常の現代人とは全く異なる生き物だということが分かった。彼らは、地下深くに存在する巨大な洞穴の中に住んでいた。巨大な力を持つ邪悪な存在たちということが、彼らの心の中から読み取れた。これらの声の主は一体何者か?

 

・それを理解するのに数年を要したが、最終的に解明ができた。私は、彼らの住んでいる場所や、その生活様式、彼らの邪悪な考えなどに気づき、彼らもまた、私が気付いたことを悟った。彼らは、「恐れ」という感情を、その原動力としているため、彼らは、私のことをまた恐れたのだった。

 

・ここで、「彼ら」と呼んでいるのは、地下都市へと逃げ込んだ退化してしまった邪悪な人造人間デロスのことである。デロスは。アトラスとタイタンが残していった装置を起動させ、その装置が放った放射線を放ってしまぅたために、短躯で知能の低い種族へと変わってしまったのであった。デロスは、さらに、人々の心の中を読むためにこの放射線を使用し、人々の気を狂わせていたのであった。つまり、この世にはびこる全ての悪と災いがデロスによるものだったのである。

 

・シェーバーは、最終的にテロスという名の誠実なる人造人間に助けを求め、地下都市へと下っていった。テロスもまた地下都市で生きてきたのだが、デロスとは違い彼らの理性は放射線によっても汚染されていなかった。

 

・とにかく、シューバーの物語に対する反響は大きかった。1945年末には、(アメージング・ストーリー)誌の発行部数は25万部に伸びた。それまで1カ月に40~50通だった投書は、一気に500通まで跳ね上がった。もっとも、手紙の多くは、空に奇妙な物体を目撃したとか、地球外生命体に遭遇したという内容だった。

 

・宇宙船が地球を訪問しているという事実を世界各国の政府首脳が知らずにいると思っているのならそれは間違いだ。

 

<空飛ぶ円盤を発明した男>

<レイモンド・A・パーマー>

・彼の少年時代は、辛く悲惨なものであった。パーマーは「パルプ雑誌」に逃避した。パルプ雑誌とは、その名の通り、安手のパルプ紙に印刷されたカラフルで、けばけばしいカバーの雑誌のことである。パルプ雑誌の記事は、雀の涙のような原稿料で請け負うライターたちによって、次から次へと量産されていた。

 

・そして、弱冠28歳の時、(アメージング・ストーリー)誌の新しいエディターに選ばれると彼は10代の少年向きにこの雑誌を模様替えし雑誌の厚さも200ページから250ページへと増やした。

 

・パーマーは、読者の間に神秘主義の関心が高まってきていることを敏感に見抜いていた。失われた大陸とされている「アトランティス」や「レムリア」といったタイトルの付いた記事が雑誌に掲載されると発行部数が常に増えることに気が付いたのだ。彼は販売部数を引き上げるため、神秘主義をうまく利用する方法を模索し始めていた。そして、ちょうどそのころ、彼の手元に一通の手紙が届いたのだった。

 

 

 

『口語訳 遠野物語

 (柳田国男) (河出書房新社)1992/7

 

 

 

山男は里人にとっては恐怖の対象である異人として語られていた。>

 <笛吹峠の山人>

・遠野郷から、海岸の田の浜や吉里吉里(きりきり)へ超えるのには、昔から笛吹峠という山道があります。山口村(土淵村山口)から、六角牛山のほうへ入る道で、海岸までの道のりも近いため、よく利用されていました。

  ところが、近年になって、この峠を越える人は、山中で必ず、山男や山女と出会うようになりました。この山人のうわさが広がると、それを伝え聞いた人々はみなおそろしがって、しだいにこの道を使わなくなり、人の往来はめっきり少なくなってしまいました。

  とうとう人々は、境木峠というほうに別の道を開き、和山を新しい馬次場(うまつぎば)として、いまではこちらの峠だけを超えるようになりました。

 二里以上もの、回り道になります。

 

 <笛吹峠>

・その昔から、耳を切るほどの冷たい風が吹くということから耳切峠と呼ばれる峠越えの難所でした。大槌からは海産物を、そして遠野からは米や炭を馬に積み、駄賃付と呼ばれた人々が往き来していたのですが、山男や山女に出会ったという話が増えてから不気味な空間として人々からこわがられてしまいました。車道になった今でも、通る車は多くありません。

  

マヨイガヤマザキの話)>

・金沢村は、白望山の麓にあたり、上閉伊郡の中でもことに山奥で、人の往来のあまりないところです。六、七年ほど前、この金沢村から栃内村山崎の某かの家では、娘の聟をもらいました。この聟が実家に行こうとして、山中で道に迷い、やはりこのマヨイガに行き当たりました。

  家のようす、牛・馬・鶏がたくさんいること、紅白の花が咲いていることなど、すべて前の話のとおりです。同じように玄関に入りますと、膳椀を用意している部屋があり、座敷には鉄びんの湯がたぎって、今ちょうど、茶を入れようとしているところのようにみえ、耳をすますと、どこか便所のあたりに、人が立っているような気配さえするように思いました。

  男ははじめ、ぼうぜんとしていました。が、後にはだんだん恐ろしくなり、栃内村へ引き返そうとして道をはずれ反対側の小国の里へ出てしまいました。

  小国村では、男からこの話を聞いても、だれ一人本気にする人はいませんでした。

しかし、遠野側の栃内村山崎のほうでは、

 「それごそ、うわさに聞いたマヨイガだ」

 「すぐ行って、膳椀でももらって来て、長者になるべす」

 「さあ、聟殿、案内せじゃ」などと大さわぎになりました。

さっそく、聟を先頭に立て、大勢の人がマヨイガ探しに、山の奥へはいりました。

 「このへんに、たしか門があったと思う」というあたりを、念入りに探しました。が、いくら探しても、そのような家はついに見つかりません。人々は、ただむなしく引き返すことになりました。

  その後、例の聟殿が金持になったという話は、いまだに聞こえてきません。

 

 <山田の蜃気楼>

・海岸の山田では、毎年蜃気楼が見えます。いつも外国の景色だということです。

それは、見たこともない都会のようすで、道路をりっぱな馬車がひっきりなしにとおり、人の往来もびっくりするほど多いそうです。家の形など、毎年少しも違いがないということです。

 

 マヨイガ(三浦家の話)>

・小国の三浦某という家は、村一番の金持ちです。

しかし、いまから二、三代前の主人のころは、まだ家は貧乏で、妻は少し鈍い人でした。

この妻がある日、カド(門前)を流れる小川に沿って、蕗をとりに山へ入りました。が、よいものが少なく、いつの間にか、谷の奥深くまでさかのぼってしまいました。

  

・ふと気がついてみますと、目の前にりっぱな黒い門の家がありました。(おかしいな)とは思いましたが、門の中へそうっと入ってみました。広い庭には紅白の美しい花が一面に咲きほこり、よい香りがしてきます。鶏のたくさん遊んでいるかたわらをとおり、裏庭へ回ってみますと、そこには牛小屋があって、数多くの牛がおりました。また、厩には、なん頭ものみごとな馬がおり秣を食べていました。

  

・女はとうとう、玄関から家の中へ上がってみることにしました。一歩踏み込むと、開け放した次の間には、朱と黒のりっぱなお膳とお椀がたくさん用意されてありました。また、奥の座敷には火鉢があって、鉄びんの湯がチンチンとたぎっています。それなのに、どこまで行っても人影がありません。 ここまで来ますと、この気のよい女も(もしかして、ここは山男の家ではないか)などと思うようになりました。そう思い込むと、女は急におそろしくなり、谷川ぞいの道を、けつまずきながら、一目散に走って家へ帰り着きました。

 「とど、とど、おれ、たいへんなもの見で来たや」

  

・女はさっそく、山の中の不思議な家のことを語りました。が、夫をはじめ家の者は、だれ一人として本気にしませんでした。

  さて、ある日のこと。女が、わが家の門前で洗い物をしていますと、川上から、赤いみごとなお椀が一つ流れてきました。あんまり美しいので、女は思わず拾い上げてしまいました。しかし、これを食器として使えば、きっとまた「きたない」と、家の人たちに叱られるに違いありません。女は、どうしても欲しくなり、これを拾うと、ケセネギツの中に、そうっとかくしておきました。米や麦を計る入れ物にするつもりです。

  

・ところが、このお椀で米や麦を計りはじめてからは、いつまでたっても、なくなりません。そのうちに、家の人たちもやっと気がついたようでした。不思議に思って女にたずねましたので、女もはじめて、川から拾い上げたことを打ち明けました。家の人の話がほんとうであることを知り、とてもびっくりしたのです。

  いずれ、この家は、このことがあってから好運に恵まれ、ついには、いまの三浦家のような大金持になりました。

  

・遠野では、山中の不思議な家をマヨイガといいます。マヨイガに行き当たった人は、かならずその家の道具や家畜、なんでもよいから、持ってくることになっているのです。なぜなら、その人に授けようとして、このような幻の家を見せるからです。三浦家の妻に欲がなく、なにも取ってこなかったので、このお椀は、自分から流れてきたのだろうということです。

 

 マヨイガ

・山の奥深くに突然のように現われる無人の豪家。一度見た者は、二度と見ることはできないといわれている。

 

 <門前>

・家の内と外との境界。門の前を流れる小川に沿って歩いているうちに、いつの間にか、山深く入り込んでしまったという話の設定自体が、マヨイガへの伏線となっています。

 川上から流れてきたお椀を拾い上げるのも、この門前のことです。

  78話にも、「門の前」で死者の霊魂に出会う話があります。いずれにしても村の人々にとって「門前」とは、生と死、日常と非日常が往還する空間であって、語りのなかでは、重要なキーワードであったわけです。

 

 <椀貸し伝説>

・山中を漂泊し、椀や盆、膳などを作って生計をたてていた木地師たちの手によって、全国に伝わっていった伝説。柳田国男は、このマヨイガから流れてきたお椀の話の源は、この椀貸し伝説にあると考えました。

  全国に分布する「椀貸し伝説」は、椀貸し淵など、川や池に流れてくることが多いのですが、それは竜宮信仰ともつながって、中国やインド、ドイツ、イギリスなどの話と比較されています。

 

 <「山の神」の子>

・上郷村に、河ぶちのうちと呼ばれる家があり、早瀬川の岸に建っています。ある日、この家の若い娘がひとり、近くの河原に出て、石ころなどを拾っていました。すると、みなれない男がやって来て、ふところから木の葉やなにやらを出して娘にくれました。その人は、とても背が高く顔が朱のように赤い人でした。

  娘は、不思議なことに、この日から占いの術を使えるようになりました。その異人(いじん)はきっと山の神で、娘はその山の神の子になったのだと、みんな信じています。

 

 <山の神乗り移る>

・山の神が乗り移ったなどといって、占いをする人はよくあり、附馬牛村にもいます。が、本業は木挽です。

  土淵村柏崎の孫太郎も、そんな占いをする一人ですが、以前は発狂して本心を亡くしていました。

ところがある日、山に入って山の神からその術を教わり、自分のものにしてからというもの、不思議に人の心中を読むようになり、みんなをびっくりさせました。

  

・その占いの方法は、世間の占い師とはまったく違います。書物などは見ずに、ただ、頼みに来た人と世間話をするだけです。そのうちに、急に立ち上がると、部屋の中をぶらぶら歩きはじめます。まもなく、頼みに来た人の顔は少しも見ないで、自分の心に浮かんだことを、ずばりと言います。が、まず、当たらないということはありません。

  

・たとえば、「お前の家の、板敷をとりはずして土を掘ってみろ。古い鏡か、刀の折れたのがあるはずだ。それを取り出さねば、近いうちに死人が出るか、家が焼けるぞ」というぐあいに言うのです。

  占いを頼んだ人が、家へ帰って掘ってみますと、それは必ずあります。このような例は、指で数えていては足りないほどあります。

 

 

 

『隠された聖書の国 日本』

 (ケン・ジョセフ・シニア&ジュニア)(徳間書店)2008/4

 

 

 

<醍醐本『聖徳太子伝記』(13世紀)>

・『日本史の中の仏教と景教』の著者、富山昌徳は、「醍醐本『聖徳太子伝記』(13世紀)には聖徳太子が死んで蘇った話が出ているだけでなく、本書全体の構成が『ヨハネ伝』を模したものと推定される」と書いています。さらに聖徳太子が、「片岡山で飢えた者に衣食を与えたという話」「それに続いて、その飢えた人がやがて死んで葬られたが、数日の後、復活して、ただ棺の上には衣だけしか残っていなかった」という話が『日本書紀』に載っていますが、これらも聖書を知っている人なら、「どうも聖書に似ているなあ」と思えてならないでしょう。

 

・キリストは、飢えた者に衣食を与えるなら決して報いからもれることはないと言い、それはキリスト自身に与えたのと同じだと教えました。そして、キリストが死んで葬られ、後に復活した墓には、ただ衣だけしか残っていなかったと、聖書は記しているからです。

 一方、聖徳太子は「大工の祖」と仰がれ、「大工の守護神」とされています。同様にイエスの職業は大工でした。広隆寺でも、一月に「チョンナ初め」の儀式というのが今もあって、聖徳太子は大工の祖であるとしています。聖徳太子にまつわる後世の伝説は、このようにもともと基督教だったものが、数多く取り込まれているようです。

  

淀川長治さんの話>

・11月の末、横浜のお宅で語った体験話。淀川さんのお母さんが病勢悪化して、神経痛がひどくなり、大変な苦しみ方だった。背中をさすっていると、お母さんの顔に死相がありありと表われた。その瞬間、部屋の四隅に黒くて褐色でグレーで鳶のような烏天狗のようなものが立膝していたんです。12時半ごろ、あたりはシンとしていた。その中の一人が顔をあげて「お迎えに来ました」と言った。

 

・その場でつれて行きそうになったので、おもわず、あと6か月待ってくれといぅたが、6年か60年とかいえばよかったと、後になって後悔している。でもその時は、せめて1日でもと言いたいくらい・・・血のひくような怖さだった。あくる日から、お母さんの腰の痛みはとれたが、亡くなったのが5月末で、その時からちょうど6か月だった。

 

 黒柳徹子さんの話>

・『若い季節』をやっていたとき・・・盲腸が痛くなって入院していたの・・・手術するかどうかって、境目になったとき、とっても気分が悪くていらいらしていたの・・・そして、ふと、目をつぶると、変なおじいさんが出てきちゃうの。

ねずみ色の夏物の上下を着て、ソフトをかぶって、ステッキを持って、帽子の下から白とねずみ色の混じった髪の毛をはみ出して私の前を歩いている。

 

・ときどき振り向いてニッコリとわらうの。いやだなァ・・・・と、思って目を開いて、しばらくしてまた目をつぶると、今度は私が石垣の所なんか歩いていて、石垣に窓があって私がそれを覗くとむこうにあのおじいさんがいて、ニッコリと笑うのね。

 

・ 今度は井戸があるわけ、・・・それを私が覗くと、そのおじいさんが下にいるの。しじゅう気げんのいいおじいさんで、怖くはないけど、夢でもないのに連続してこんな人が見えるのはいやだなァ・・・と思ってたの。

 

その夏、スタジオで私の劇団の先輩の女の方が、「私すごくこわいものを見たわ」っていうの。それはその人の妹さんが、危篤状態で入院した時いきなり目の前に変な人が出てきて妹さんを抱いたんだって。「やめてください、どこへ連れていくんですか」っていったら、ふっと消えたんですって。妹さんは、その間に静かに亡くなったんですって。死神にちがいないっていうから、私が「どんな人?」って聞いたら、ねずみ色の洋服でソフトをかぶぅて髪の毛をはみ出させている、おじいさんだっていうのよ。私が見たのを話したらその通りだって・・・・。

 

 

 

『お化けについてのマジメな話』 

平野威馬雄)(平安書店) 1974

 

 

 

<僕がお化けに興味を持った理由>

 ・平野:「あまりにひんぴんとお化けの体験をまじめな、ちゃんとした人が聞かせてくれますし、ぼく自身も色々とお不思議なことを体験しておりますでしょう。・・・・ですから・・・どうしても、ひとつつっこんで、みんなで研究してやろうという気になったのです・・・。いや、現につい最近も、あるビューティショップの奥さんが、ぼくの知り合いの設計士に頼んで、ホテル・オークラのロビーで午後3時ごろ、いっしょにお茶を飲みながら色々とお設計について相談をしていたんです。そのうちに、その設計士が今日は気分が悪いから早く帰ると言いだしたのです。で、彼だけ早く切り上げ、ビューティショップの奥さんだけが後に残ったわけです。さて、それから間もなく、その夫人は家に帰りました。・・・・

 

・すると、家の者が、『今朝ほど、電話がありまして、Sさん(前記の設計士が脳卒中で、明け方にお亡くなりになったということです』というのです。夫人は、まさか・・・たった今、ホテル・オークラで、一緒にお茶を飲んで別れたばかりなのに・・・ソンナ・・・・バカな話って・・・・と、言って、一笑に付したものの、何だか気になるので、すぐ、その設計士の家に電話をしますと正にその通り、今日の午前5時ごろ、急死したというんです。それでは、死んだ人が、ホテルのロビーに来て、一緒にお茶を飲んだことになる・・・

 

・そこで、夫人は青くなって、また、車を飛ばし、オークラに行き、ロビーにいる人に、『あたし、さっき、誰かと一緒にここに来て、お茶を飲んでいたでしょう?』と、聞いたんです。すると、ロビーのボーイさんが言うには、『一緒においでになった男の方は、あまり口をおききにならないようで何か暗い感じの方でしたね・・・そして、この通りまだ、お二人で、お飲みになったコーヒー・カップなど、洗わずに、そのまま、おいてございます・・・』

と言って、二人前の飲みかすが台の上にのっているのを見せてくれたというのです・・・こういう馬鹿げた、全く常識では考えられないようなことが、ひんぴんとして耳に入ってきますので、これは考えなければいけないぞ・・・と、思ったんです」

 

 

 

『超怪奇UFO現象File』 

 (並木伸一郎)(学研)2008/1

 

 

 

<江戸時代の海岸に漂着したのは宇宙人か><虚舟>

・江戸時代のUFO飛来事件とおぼしき出来事を伝える記録がある。時は享和3年(1803年)2月24日午後、旗本の小笠原越中守の知行所に、常陸国の領内であるはらやどり浜の沖合に奇妙な船が漂着した。土地の漁民たちは小舟を漕ぎだしてその船を浜辺まで引いてきた。船は直径5.4メートル、上部はガラス張りで、鉄板を張り合わせた頑丈な造り。一 船内には異様な風体の女がいた。髪は赤く、言葉は通じない。女は、60センチ四方の箱を大事そうに抱いていた ー。これは1825年に滝沢馬琴がまとめた『兎園(とえん)小説』で『虚舟(うつろぶね)の蛮女』として紹介された話だ。

 

・事件の現場は茨城県鹿島灘海岸のどこかと思われるが「はらやどり浜」という地名が存在せず、郷土史研究家たちの間では、事件について報じる記録が他にもあり、『梅の塵』『鴬宿雑記』、瓦版が見つかっている。

いずれも、その女性と異船がどうなったかは明らかにされていない。興味深いのは船内に書かれていたという謎の蛮字だ。UFOコンタクティが証言する宇宙文字に酷似しているのだ。

 

 <遠隔透視で見た驚異のターゲットは>

 マクモニーグルのUFO透視>

現代社会における、最も優れたリモート・ビューアー(遠隔透視者)のひとりであるジョセフ・マクモニーグルは、その能力を発揮している最中に、何度もUFOも「目撃」しているという。たとえば、1980年6月18日は、アメリカのフォートミード基地内からリーモート・ビューイングを行い、こんなUFOを「感知」した。

 「堅い金属の平たい物体だ。下部にも上部にも窓が一列に並んでいる。外部の輪が高速で回転していて、物体自体は90度の反転をしようとしている。

 

・物体は、高度4200メートルを時速7200キロで飛行中。物体の燃料は液体プラズマで、電磁気でコントロールされているようだ・・・」

 彼が見たのは、まさに飛行中のUFOの描写そのものだぅたのだ。いや、それどころか、彼は、これらUFO内部に意識を「侵入」させ、エイリアンを「目撃」している。そこには目が異様に大きく、ひからびた肌を持ったエイリアンがあいて、相手もマクモニーグルの「存在」に気づき、互いに驚きあったのだという。

 

・彼によればアメリカのペンタゴンは、超能力を利用してUFOの情報を収集しているが、それでもUFOの全容は明らかでなく、正体も飛行の目的も一切が、いまだ不明だという。

 

 

 

『生きがいのメッセージ』 

 (ビル・グッゲンハイム&ジュディ・グッケンハイム)

 徳間書店)2008/3

 

 

 

<完全な形で姿が見えるー視覚的コミュニケーション>

・ 他界した人々は、亡くなったときの年齢や死因とかかわりなく、病気やけがの完全に癒えた無傷な体で現れている。そして必ずと言っていいほど、肉体をまとっていたときよりもはるかに幸福で自由になっている。また多くの人が地上ではまず、見られない精神的な穏やかさを感じさせ、生前よりもはるかに深い愛と共感と知恵を示している。

 

・他界した人たちは私たちの前に姿を現わすとき、どうやら衣装を選ぶことができるらしい。純白をはじめ、様々な色の長いローブを着て戻って来る人もいるが、もっと日常的な見慣れた衣服が選ばれることが多いようだ。おじいさんが、家族にすぐに見分けてもらえるように、胸あての付いた服で来ることもあるし、よそいきでめかしこんで来る人もいる。軍服の人も、埋葬されたときの衣裳の人もいる。しかし、何を着ていても、その衣装は、たいてい、遺された家族に何らかの意味を伝えているものだ。

 

 <愛は永遠>

・コミュニケーション体験から明らかになること、私たちは、こう理解している。他界した人々は、死後何ヶ月間またはあたかも何年もの間、繰り返しコミュニケーションを試みるのだろう。それは、あたかも彼らが、玄関のドアをノックしているとか、チャイムをピンポンと鳴らしているような具合なのだが、私達がそれを聞きつけることができなければ、対応することができないが、彼らを迎え入れることができる。そうこうするうちに彼らのたぶん先へ行ってしまうのだ。そして、私達が、光の中へ移行して行ったときに、再会するのを向こうで待っているのである。

 

 <故人とのコミュニケーション>

・よく質問を受けるのだが、「いったいどれくらいの人が故人とのコミュニケーションを体験しているのか」ということだ。私達の調査では、控え目に見ても合衆国の総人口の20%、少なくとも5千万人のアメリカ人が、一度以上のコミュニケーション体験を持っている。子供や配偶者に先立たれた人や親を失った子供など愛する者の死を悲しんでいる人々の間では、この事が劇的に高くなる。

 

・他の体験との比較でみると、たとえば臨死体験は、世論調査では1千万人のアメリカ人、すなわち人口の4パーセントが体験していると推定されている。つまりコミュニケーション体験の世界は、臨死体験の5倍も大きいことになる。

 

 <声が聞こえるー声によるコミュニケーション>

・他界した家族や友人の声を聞き、言葉によるメッセージを受け取るというのも、きわめてよく見られるタイプのコミュニケーションである。私たちは、これを「声によるコミュニケーション」と呼んでいる。声を聞いたという人の中には、その声が外界の発生源から聞こえてきたという人がいる。他人から話しかけられてきたと同じように耳を通して聞こえてきたというのだ。

 

・しかし、ほとんどの人は、それは内なる声だと、すなわち「その声は自分の頭か心の中で聞こえたものだ」と述べており、同時に「その声が、どこか自分の外から来たものだ」ということも、強く確認している。これはテレパシー的なコミュニケーションと呼ばれる。テレパシーはまた心と心の接触、精神的によるコミュニケーション、あるいは思考の移動かと解釈されることもある。

 

 

 

『宇宙船 天空に満つる日』 

 (渡辺大起、山本耕一)(徳間書店)2008/5/8

 

 

 

<1959年(昭和34年)のコンタクト>

・1959年7月26日、当時の私達の仲間の一人は、何度かのテレパシーコンタクトのすえに、宇宙人に招かれ、空飛ぶ円盤に同乗する。

 彼を乗せた小型円盤は母船に到着するが、その母船は実に巨大なもので、中央には大通りが走り、その通りの長さだけで、2キロメートルはあるかと思われた。やがて彼はある一室に案内される。

 

・百畳ほどもあるかなり広い部屋で照明はなく、壁全体が光っているようであった。部屋の半分ほどに半円形のテーブルが並べられ、そこには、長老格の宇宙人を中心にして、ずらりと宇宙人たちが並んでいた。

ここで、彼が聞いた話も、やはり迫りくる地球の大変動に関するものであり、その要点は次も三つであった。

 

・地球の大変動が、きわめて近い将来に迫っている。そのため常時、地球の観測を行っているが、その正確な期日は宇宙人にも分からない。あなたは、その準備のために選ばれたのである。

 

・我々は、将来の地球再建のために一人でも多くの人を他の遊星に避難させたい。

 

・決して混乱を招かないにように慎重にやりなさい。

  

 

 

『宇宙からの黙示録』

  (渡辺大起)(徳間書店)(1982年)

イカイワタチとは何か

 

 

 

<オイカイワタチとは何か>

・オイカイワタチとは宇宙語で、ワンダラーの中のある役目を担った人たちの集まりのことを意味する。AZを総帥者とするワンダラーは、神様の命を受け、神様の手足となることを一人一人が心に誓って、進化の大周期の来た遊星(今回は地球)をより良く高く変化させ神の国とするために、その遊星人に生まれ変わっていることは、先に述べた。

 

 <宇宙の奉仕者ワンダラー>

・宇宙には遊星から遊星へ、太陽系から太陽系へと渡り歩き、そこで果たすべき役目を神様から授かっている宇宙人の集団がある。彼らは、宇宙の“煙突掃除夫”“清掃人夫”である。宇宙の中の一大進化の大周期迎える遊星、言い換えれば塵捨てのように堕落した遊星、“世の終わり”を迎えようとしている遊星におもむき、その遊星とそこに住む同胞に援助の手を差し伸べることが彼ら“清掃人夫”の使命である。このように、神様から、直接使命を頂いて遊星から遊星へ、宇宙から宇宙へと生き続けるので“ワンダラー(さまよう人、放浪者)”といわれるようになった。宇宙のワンダラーは宇宙船に乗って地球にやって来たのではない。彼らは、地球に生まれ変わったのである。ワンダラーの中には、地球人の肉体を着けないで宇宙人の姿のままで働く者もいる。

 

 

 

『スパーラブ』

 死の壁」を超える。本物の幸福、愛とは? 

 (坂本政道)(ハート出版)   2011/7/6

 

 

 

<7番目の次元(43~45)>

・この意識レベルまで来るとI・Tクラスターが無限とも思える数集まって海のように広がっています。自分の属するI・Tクラスターの近傍しか見えません。この海のような集合体は、I・Tスーパ-クラスターと呼ばれます。

 

< I・T(I there、向こうの自分)>

ヘミシンクを使ってここまで来ると、光輝く細いひも状のものか、クモの巣のように網状に広がっているのが見えます。はるか遠くまで、広がっていて、その先は見えません。

フォーカス49まで来ると銀河系を出て銀河系外を探索することが可能になります。また銀河系の中心核を探索することもできます。銀河と交信することもできます。

 

・銀河は生命エネルギー、愛のエネルギーの表出で、そのエネルギーを周りへ放出しています。あなたも同じです。このエネルギーを周りに放出してください。

 

 <さらに上の次元・・・・より多くの意識とつながる>

・この宇宙だけでなく、無数に存在する意識にもつながります。

 

 <輪廻の原因>

・生命類から生じる様々な知恵とありとあらゆる感情、それに地球生命系で身につけた悟った物の見方、信念、価値観です。

 

・スーパー・ラブ(無条件の愛)を学び、それらを自ら発する第一級の人になれば、輪廻から卒業できます。

そのためにはスーパー・ラブを光の源からもらい、スーパー・ラブによって完全に満たされることが必要になります。

そうすることで、輪廻の要因がひとつずつ消え去り、最終的に全て消え去って輪廻から卒業できます。

 卒業生は無条件の愛で完全に満たされ光の存在になります。

 卒業は死後に起こります。

 生きている段階でも心のさまざまな障壁を段階的に取り除いていくことはできます。

 

 <意識の構造>

<ミラノンの意識の階梯>

・モンローはミラノンという知的生命体から意識の階梯ということを教わりました。ミラノンの意識の階梯では、その番号付けは植物はレベル1から7、動物はレベル8から14、人間はレベル15から21となります。

 植物は1番目の次元、動物は2番目の次元、人間は3番目の次元となります。物理学で使う次元とは全く関係はありません。

 

 <4番目の次元(死後の世界)>(レベル22から28まで)

・フォーカス23以上は、このミラノンの意識の階梯でのレベル23以上と同じです。

3番目までの次元は物質界であり、5番目から上は非物質界となります。4番目の次元はその間をつなぐ場ということです。

 

 <5番目も次元(自分の意識の集合体)(29~35)>

・まず意識の分割ということから理解する必要があります。自分の意識というのは実はいくつにも分かれることがあるのです。3つにまでも分割できます。一部を体の中に残しながら半分とか大半を別の所へ持っていくことも可能です。体外離脱というのはその一例です。こういう自分たちは皆、意識の糸でつながっています。糸はか細いものもあります。でもつながっています。そのため、別の自分の意識を体離しようとすればできるのです。

 

・さてこのフォーカス35までくると驚くべきことに地球から抜け出て太陽系内を探索できます。フォーカス35は非物質の世界ですが、ここまで来ると、空間に束縛されないので、物質的な世界のどこへでも行くことができるのです。ただし、太陽系内に限られます。

 

 <6番目の次元(レベル36~42)>

・この意識レベルまで来ると、自分のI・Tと自分と関係深いI/Tの集合体が存在します。現世や過去世で自分の家族の一員だった人たちや強いつながりを持った人たちのI・Tの集まりです。これをモンローはI・Tクラスターと呼びました。

 

・フォーカス42まで来ると太陽系を出て、銀河系内までを探索することが可能となります。他の恒星の意識を感じることもできます。モンロー研で行われるスターラインズというプログラムに参加した時は銀河系内の色々な星系を訪れる機会がありました。

 

 <フォーカス27の全貌>

 私が、個人的に得たフォーカス27のイメージは広大な森の山の斜面に白っぽい建物が点在していて、そのそれぞれが何かの場であるというものです。もちろん、場所によってはもっと建物が密集している所もあります。

 

 <CI>

・フォーカス27全体には多くの知的存在たちが働いています。ここまで来た人たちの手助けをしたり、下のフォーカスレベルからここまで連れてくる活動をしているヘルパーもいます。

こうした多くの知的存在たちは、霊的発展の度合いや役割に応じてヒエラルキー(階層構造)をなしています。会社内の人事組織みたいものです。

 

・この知的存在は意識が広がっていて、より多くの知的存在たちの意識とつながっています。この階層構造の頂点にいるのがCI(コーディネーティング・インテリジェンス)と呼ばれる複数の存在です。彼らの役割はこのフォーカス27全体を統括運営することです。

 宇宙には数限りないほどの生命系があり、それらにもそれぞれCIがいます。地球のフォーカス27担当のCIらは、他の生命系を担当しているCIたちと意識の糸でつながっています。これらのCIたちの上にはさらに意識存在がいます。

 

 <ガイド>

 ・私たち一人一人にはガイドと呼ばれる霊的存在が複数います。ガイドとは指導霊とか守護霊、ガーディアン・エンジェル、ハイヤーセルフ(高次の自己)とも呼ばれています。

 私達の霊的進歩を見守り、指導し、時には援助の手を差し伸べてくれるありがたい存在です。私たちとガイドは生徒と先生の関係にあります。弟子と師匠と言ってもいいでしょう。私たちは、自分にガイドがいるなんてことを全く気づきません。まして、ガイドと交信できる人など皆無です。

 

 <いやしの場>

・死の過程で受けた精神的、エネルギー体的ダメージをいやすために様々な施設・場所があります。

 

 <次の人生を計画する場>

・次の生の選択肢はいくつかあります。自分の霊的成長のために何が最善かという基準から、カウンセラーと相談して選びます。このための場があります。

 人間をもう一度生きてみるというのは選択肢の一つに過ぎません。それ以外に別の惑星で別の生命体を生きるというのもあります。あるいはフォーカス27でヘルパーをやってみるという選択肢もあります。それでも、ほとんどの人は人間をもう一度やることを選ぶようです。

 

 <生まれる順番を待つ場>

・人に生まれる機会というのは、かなり限られているようで順番を待つ長蛇の列があります。

 

 <記憶を消す場>

 ・次に人間に生まれるために、全ての記憶を消去する必要があります。

 

 <次の人生へ送り出す場>

機械的に順番に送り出していくための場があります。ここはかなり高いところにあり下の方へ放出されます。そして、それぞれの生まれるべき場所、時間へと一直線で向かっていきます。

 

 <発明の場>

・こういう人間の流れとは別に、この世の人間の必要、希望の声を聞き、新しいもの、発明、アイデア、芸術作品、文学作品、製品、出版物などを生み出すための場があります。生みだされた者は、意識のネット上に置かれますので、誰でもアクセスできます。

 

 <過去データが蓄積されている場>

・ここはあらゆる人の過去の人生のデータが細部に至るまで貯蔵されています。視覚的には大きな資料室とか図書館のように見えます。

  

<モンロー研究所>

アメリカのモンロー研究所では、人間の意識や精神について40年にわたり研究を重ねている。

 

 <死後の世界>

・この本では、死後の世界の階層に番号を付けて番号で呼ぶことにします。モンロー研を創設したロバート・モンローが始めたことです。

 

・階層という代わりにフォーカス・レベルと呼びます。死後の世界は、この世に近い方からフォーカス23、24、25、26、27と呼ばれます。

 

 <フォーカス23>

・この世に近い低い周波数の層。幽霊がいる世界「幽霊界」

 

・この世に何かに対する強い執着心があると、死後もその執着する対象の物や人のそばに居続けることになります。

 

・この階層は、真っ暗闇の中に所々薄白い光の塊が浮かんでいます。その中に入ると、中に一つの世界が広がっています。それぞれは一人の人の想いが生み出した世界です。一人一人の夢の世界です。

 

 <フォーカス24~26>(信念体系領域)

・「類は類を呼ぶ」の原理はここの階層で一番顕著です。同じような想いを持つ人たちはこの原理に従って一箇所に集まってきます。

 

・死後の世界では想いは具現化しますので、共通の信念や想いは具現化されて形を現します。

 

 <私たちは、遠い過去から輪廻してきている。>

・フォーカス23の世界は、一人の想いの生み出した世界ですので見た目にも白い雪のような淡い世界です。それに対して、この信念体系の世界は見た目にもこの世と大差がなく、そこに住んでいる人たちにとっても現実世界なのです。

 

・一度こういう世界に入ってしまうと、抜け出すのは容易ではありません。というのは同じ考えや思いの人しかいませんので、他の人の違った考えに出会うことか討論するのか、まして感化されるという機会がまったくありません。ヘルパーたちはこういう世界にも入っていって助けだせるように努力しています。

 

 <フォーカス27><受け入れの場>

・ここへ来る人は通常ヘルパーと呼ばれる知的存在の手助けが必要です。この階層まで来て初めて輪廻転生することができます。そのための準備をするための様々な場(センター)が創られています。ここで「創られている」と書きましたが、誰が創ったのかと疑問に思われるでしょう。霊的に非常に進歩した複数の知的存在たちによって遥か過去に創られました。それは今でも創られ続けています。

 

・そこへは何人かのヘルパーと呼ばれる人たちが出迎えに来ます。彼らは、普通、その人よりも先に亡くなった肉親とか友人、あるいは先生、教会の牧師などの姿になって現れます。

 

・そして次の「癒しの場」へと導いていきます。その間にここは天国や極楽ではないこと、でも地上でもないことなどをゆっくりと気づかせるようにします。

 

 

 

『天国の真実』

 (スザン・ワード)(ナチュラルスピリット)  2006/10/10

マシューが教えてくれる天国の生活

 

 

 

ニルヴァーナ

・僕が知る限りニルヴァーナという場所は、一つだけだけど同じ目的で作られた安息の地はたくさんあるんだ。ニルヴァーナは主に地球から移行してくる魂のためのものであり、別の世界にもそれぞれ、住人用に肉体のない領域がある。つまり肉体を持った直前の過去世から肉体のない領域へ移行するという意味だ。今ここにいる魂の多くは、遠い昔に生まれて、地球以外の、たとえば、他の銀河系でも何度も転生してきた魂たちなのだ。

 

・知性ある人間の生命体は地球で発生したものではなくて、地球人類の進化において決定的に重要なある時期に、他の惑星系から入植プログラムによって肉体へと移されたものなんだ。だから祖先という観点からいえば、僕らはみんな地球に転生していても地球外生命体なんです!

 

・こうした安息の地を創り出したのはもちろん神の創造の力だ。創造主である神の自由意思という贈り物は神とともに、現象化させる能力という分かち難い側面を含んでいる。

 個人の創造的な能力は、神の能力と決して別のものではない。魂は決して神から切り離せないものなんだ。

 

ニルヴァーナのような世界では、天使、そして高次の存在の末裔たちが神と共同で創り出し、現象化したものだ。ニルヴァーナのような休息と保養のための場所が存在するようになったのは、もっと低いレベルの魂たちへの自由意思によるものだといえる。

 

・スザン:ニルヴァーナにも何人くらいの魂が住んでいるの。

マシュー:100億から120億くらいかな。しょっちゅう出入りがあるから人口は変動するけど。

 

・(スザン・ワードは、1980年に17歳の息子マシューとの突然の死別を体験し、それから14年後、マシューとのテレパシー交信が始まる。全4巻のマシュー通信の発刊後も、マシューの通信は今も続いておりその内容はホームページを通して世界中に公開されている。

http://www.matthewbooks.com

 

 

 

『空飛ぶ円盤ミステリー』 

 (グレイ・バーガー)(高文社)1960

 

 

 

金星によく似たエーテル体の副金星からやって来る

エーテル人は一体どこから来るのだろう。彼らの世界は我々の世界と共存すると考えることができるから現在あなたと共に部屋にいるかもしれぬ。しかし、彼らの多くは金星(我々は、普通、この惑星を物質的状態として考えている)ではなくて、金星によく似たエーテル体の副金星からやって来るとされている。彼らは、他の遊星からも、また銀河の彼方からもやって来る。-これらの地域を同様に非物質的基盤と考えるならばである。

 

・このような巨大な距離を光の速度よりも早く通過することは決してトリックなどではない。なぜなら、彼らは、単に自分たちは、ある特定の場所にいると信じるだけで、つまり、その事実を確認するだけで、空間は一瞬に通過し、好みの場所に移動できるからである。これは、すこし理屈が違うが、ま、いわばテレポーテーションのようなものだ。彼らにとって、時間や空間は0なのだ。

 

エーテル人が空間を超えることを“出現”と名づけている。物体は、そのヴァイブレーション速度を変えることによって、その精力(エネルギー)が変化するときに“現れる”のである。ヴァイブレーション速度が物質のそれに変化した時に、はじめて我々は、見たり触れたりすることができる。-ある人々が主張したように、空飛ぶ円盤を見、中に入り、それに同乗することさえ可能なのだ。なぜなら、その円盤は今や、我々自身の地上の物質で、しかも同じ方法で作られているからだ。

 

・円盤はそれほど重大な目的を持っているわけではなく、彼らの仕事といえば、地球自体の物質条件とともに我々の生命に対する科学的研究の状態と進歩に関してノートを作ることにある。

 

エーテル人たちが必要とする情報を十二分に入手したならば、彼らは、それをその文明が崩壊するまで保管している。別の文明が再興し、ある点まで進歩をとげたなら、その時には不思議な神秘的な組織を通じて、それらは再び地球の人類に手渡される。

 

・かくて円盤人は、ある意味では人類の守護者として他の意味では科学的観察者あるいは、ただ、単なる利害関係のない傍観者として想像されている。

 

エーテル人の抱いている道徳の観念は我々のそれとはひどく違い、彼らは、我々の事物に関する意見を、人間がアブラムシを見るがごとく、軽くみているのかもしれぬ。

 

・しかし、全ての円盤人がエーテル人なのではない。宇宙にはあらゆる形、色の生命体が種々の面において群がっている。これら非物質的実体に加わうるに、恐らくある現実の固体円盤が存在しており、我々の面(物質の世界)に永久に同座して、他の物質的天体から実際に飛んできたのかもしれない。

  

<円盤は4次元にあり>

・音と色のスペクトルがあることと、我々には聞こえない音と、見慣れない色で終わる非常に微密で触れることのできない事柄の形式で終わる“触音”のスペクトルがある。

 

・円盤人というのは、我々が常日頃考えているような遊星間訪問者などではなく、他の次元―もし言うならば、4次元―の世界に存在する非常に優秀な実体なのである。

 

・これらの実体を“エーテリアン(霊人?)”と呼び、彼らの乗用する円盤のことをエーテル船(霊船)と呼ぶべきだといっている。

 

・現実には我々の物質は非常に希薄な種類の原子によってできている。原子の構成分子が非常に高速で震動しているため、非常に濃密になった別種の物質を頭に描いてごらんなさい。

このような物質は、風や水が1マイルの大きさの網目を通り抜けると同様に、らくらくと我々の物質内を通り抜けることができるのだ。一例として、幽霊がすーっと通り抜けるのを想像してごらんなさい・・・。もちろん、幽霊が存在すると仮定してのことだ。このような物質(幽霊を構成している物質)は、高度の震動速度をもっているのだから我々の知覚の範囲を超えているわけだ。

 

・したがって、常に異なった速度で震動している異なった物質は、我々が、全く気がつかぬのに、すぐそばに存在し我々の体をつきぬけていくことができるのだ。

 

・レイヌとその通信者たちの語るところによると、エーテリアン(霊人?)は、高いけれども密度を異にする次元に属しており、多くの円盤を操縦しているのだという。

 

・彼らは、よほど希有な事情でもなければ、地上に人間として住むようなことはないが、彼らは、自らを地上の人間と同じだと考えている。つまり人間の持つ理性の力と同程度の知性を備えた、その他全ての実体と同類であると考えている。

 

・彼らは、偉大な科学的、精神的進歩をとげているのだから、必要なときに、随時、我々地上の人間の目に見えるような姿で現れることができるのだ。彼らは、震動速度やいろいろな変化する過程を自在に調整できるからである。

このバイブレーションの速度が我々の持つ速度まで下がると彼らは、その円盤とともに、我々の視界に入ってくるのだ。こうした変幻自在の操作を一般に『物質化』とか『非物質化』とか呼んでいるが、レイヌの省略的表現によると『マット』『デマット』というわけだ。

 

・UFOが神秘的とか、思えないほど突然形を変えたり、突然パッと消えたりすることを報じている多くの円盤観測記事も、この『マット』『デマット』の理屈さえ飲み込めば、それほど理解しがたいものではない。

 

・地球上の鋼鉄によく似たエーテル物質は、我々の地球上のバイブレーション速度と同じ速度に変わったら、とたんに絶対的な固体に見え、且つ、感じられるのだ。そして、おそらく鋼よりはずっと固いであろう。だがエーテル人操縦士の気まぐれでもって、その「鋼」はエーテルあるいは4次元物質に還元され我々の目から消えるのだ。

 

エーテル物質は我々地球上の物質と全く異なっていて恰も精神の(あるいは霊の)力のごとく鋭敏な力の作用に支配されているため、多くの円盤は単に“こしらえるぞ”という意志のはたらきだけで、ちゃんと建造されるのだ。

 

 

 

金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。(5)

 

 

 

『聖杯の守護者』   復活した古代ケルトの聖石

  (グラハム・フィリップ&マーティン・キーツマン)

(中央アート出版社)2002/6

 

 

 

<超自然の知性>

<続く3年間、ジョン・エーヴィスとスージーは不思議な夢を見始める>

・催眠下でジョン・エーヴィスは不思議な異星人の乗物に乗せられ、継ぎ目のない銀色のスーツを着る、長身の乗組員に医学検査を受けたと主張した。スージーは、催眠にかからずして、自発的に同じ経験を思い出した。

アンディーは事例を調査しているうちに、UFOアブダクションと超常現象とのつながりを確信するようになった。一家の超常体験には鮮烈な夢と未来予知が含まれていた。これから起こる霊戦で重要な役割を果たす一団がまもなく集められるという。

 

・1976年の夏、当時9歳だった娘のゲイナーが、農道で自転車を乗り回していたときに、決して忘れられないものを目撃したという。彼女は、左方の原野に銀色の物体が光るのを見た。自転車を降り、茂み越しに覗くと巨大な楕円形の物体が静かに原野に止まっていた。謎めいた乗物は直径約10メートル、陽光の下で銀色に光っていた。一枚織の銀色の服とヘルメットに自らを固めるヒューマノイド(男女)が、物体の陰から現れ、原野から土壌を採取した。

 

・女が空を見上げた瞬間にゲイナーは逃げた。自転車をつかみ、急いで帰宅する途中、一機のUFOが空に舞い上がり空に一つだけ浮かぶ雲に消えるのを見た。

マーチンはこの不思議なUFO目撃を調べていた。遭遇以前からゲイナーには霊能力があった。人のオーラを見、テレパシー能力もあった。だがもっと不可思議なのは、1976年にUFOを体験してから乗員との接触を保っているとの主張だ。このような経緯から、母のマリオン・サンダーランドもUFOに関心を深めるようになった。

ゲイナーの目撃に続く歳月に、5人の子供全員が超常現象を目撃したと言いだした。

 

 

 

『5次元入門』 

 (アセンションアースチェンジ

(浅川嘉富)(徳間書店)  2008/2/7

 

 

 

<宇宙船による空中携挙>

渡辺大起氏は『宇宙船天空に満つる日』を著しアセンションという宇宙ドラマのクライマックスを劇的に、適格に描写している。

 

・渡辺氏は、宇宙人による「空中携挙」によって宇宙船に引き上げられた後、宇宙母船や他の遊星で次元上昇を果たし、アセンション後の新生地球へ帰還するというケースを説いている。

 

・聖書では「時の終わり」にイエスが再臨し、善なる者と悪人とを振い分けた後で、善人を天に引き上げるとあるが、この「天に引き上げる」行為が空中携挙である。渡辺氏はそれを行うのはイエスではなく、宇宙からやって来た異星人たちだと考えているのだ。

 

・UFO問題に関心がある方ならご存知だと思うが、渡辺氏はUFO研究に古くから携わり、今から50年ほど前に発足した我が国で最も古いUFO問題の研究会「宇宙友好協会」(Cosmic Brotherhood Asociation)の主要メンバーだった。実は私もまだ高校生の頃にこの研究会に最年少メンバーとして入会していたことがあり、渡辺氏とは一緒に活動させていただいた間柄である。

 

・通称CBAち呼ばれていたこの研究会は、世界中のUFO(当時は空飛ぶ円盤と呼んでいた)の目撃例や研究内容を紹介する機関紙を発行する傍ら、講演会や宇宙人とのテレパシー交信会などを企画する、当時としては大変先鋭的な研究団体であった。

 

・テレパシー(想念)で呼びかければ、地球周辺に飛来している空飛ぶ円盤と交信できるということを教えられた私は、冬休みで帰省の折に、庭先で夜空に向かって一生懸命に呼びかけたものである。今考えればわれながら純真な青年だった。「ベントラベントラ、地球周辺を航行中の宇宙船の皆さん、私のテレパシーを受信したら、上空を飛んでその姿を見せて下さい」そう念じながら真冬の夜空に向かってテレパシーを送り続けた。ちなみに「ベントラ」とは宇宙語で宇宙船のことである。

 

・そして、その後で飛んで見せてくれたのが、あのジグザグ飛行だったというわけである。それは地球製の飛行機や流れ星、風船などでは絶対にあり得ない飛び方で、宇宙船であることを確認できる最適な飛行方法であった。

 

・私は、それ以来、宇宙には人類より知的レベルがはるかに高い生命体が存在し、地球に飛来していることを疑ったことは、一度もなく、この夜の出来事は宇宙船と宇宙人の存在を確信するに十分な体験だった、と同時に私の人生を決定づける運命的な体験でもあったのだ。

 

 

 

『図説UFO』 

(桜井慎太郎)(新紀元社

 

 

 

<ラエル事件>

・フランス人のクローボ・ボリロンことラエルは、自らのコンタクト・ストーリーを公開し、周囲に多くの信奉者を集めている。

 

・この異星人達は自らをエロヒムと呼ぶようにいい、人類を含む地球の生物すべては2万5000年前、自分たちが地球を訪れた際に作り出した人造生物だと明かした。そして、「旧約聖書」は、そのことを詳しく記したものだという。また、イエス仏陀などの預言者は、いずれも人類を正しい方向に導くためにエロヒムが送った使者であった。

 

・このラエリアン・ムーブメントは現在、日本を含め世界の20カ国に支部を持ち数万人の信者を集めている。

 

 <世界中にある異星人の民間伝承>

・誰が何といおうと、UFO現象こそ究極の超常現象であり、UFO研究は、超常現象研究の王道である。

 

・我々は、何者なのか、どこから来てどこへ行くのか?もしかしたら、UFO研究こそ、この究極の問題を解決する糸口になるかもしれないのである。

 

 <マゴニアとラピュータ>

 <天空の世界マゴニア>

・マゴニアとは、中世フランスの民間伝承において、空中にあると信じられた架空の領域である。マゴニアと地上とは、空中を飛行する船により連絡されると信じられていた。

 

・9世紀のリヨンの記録には、「空中を飛ぶ船から落下した人物が捕らえられた」という記述が残っている。この時、男3人、女1人が捕らえられた。民衆はこの4人を石打の刑にして殺そうとしていたが、現場に駆け付けた当時のリヨン大司教アゴバールは、彼らが通常の人間であるとして、その解放を命じたという。

マゴニアの名が一般に広まぅたのはUFO事件と古来の伝承との内容の共通性に注目したジャック・バレーが『マゴニアへのパスポート』を著したことによる。

 

 <飛行体ラピュータ>

・ 同じく空中に漂う国としては、『ガリバー旅行記』に登場するラピュータがある。ラピュータは、ガリバーが3回目の航海で訪れた国で、その領土は、地上にあるバルニバービと呼ばれる領土と、直径7837ヤード(約7166メートル)の真円の飛行体ラピュータとで構成されている。

 

 

 

『地球の支配者は爬虫類人的異星人である』

 (太田龍)(成甲書房)  2007/9/15

 

 

 

<人類のジョノサイドがいよいよ始まる>

・「悪疫の腺ペストによる症状は、旧約聖書の神(GOD)によって加えられた罰の中のあるものと、全く同一でないとしても、きわめてよく似ていた」として、ブラムレイは、『サムエル記』を引用している。

これはイスラエル軍とペリシテ軍の戦闘の場面である。イスラエル軍は敗北し、ペリシテ人イスラエル人から神の箱を奪い取った。すると、

  「主の御手は、シュドトの人々の上に重くのしかかり、災害をもたらした。主はシュドトとその周辺の人々を打って、腫れものを生じさせた」

 

・「箱が移されて来ると、主の御手がその町(ガド)に甚だしい恐慌を引き起こした。町の住民は、小さい者から大きい者までも打たれ、腫れものが彼らの間に広がった」

 「実際、町(エクロレ)全体が死の恐怖に包まれ、神の御手はそこに重くのしかかっていた。死を免れた人びとも腫れものを打たれ、町の叫び声は天にまで達した」

 

・「神の箱」とは「契約の箱」とも呼ばれるユダヤ教旧約聖書で最も重要なものの一つとされるが、BC6世紀、バビロニア軍がエルサレムを陥落させる直前に行方不明になったという、あの箱のこと。

 

・腫れものを生じさせるこの時の悪疫はごく局部的な現象であったが、14-18世紀のヨーロッパ人を襲った悪疫は人類史上、最大規模のものであろう。もしもこれがブラムレイのういう監視人的異星人の仕業であるとすれば、彼らには、それだけの作戦を演出しなければならない理由があったはずだ。つまり、ローマやカトリック教会とその支配が及ぶ中西欧南欧一帯の住民、その文化と文明が、彼らにとって大きな脅威となって来た。ゆえにこれをしかるべく“料理”しなければならない、ということなのか。

 

 黒死病は異星人の生物兵器だった>

・ 中世(~近世)ヨーロッパの黒死病(ペスト)の原因はUFOを使った異星人の生物兵器作戦であった、などという説明は初めて聞く。これは何らかの根拠のある話なのか。ブラムレイは以下の3冊の著作を引用している。

 1、ヨハネス・ノール著「黒死病―悪疫の年代記」(1926年)

 2、ジョージ・デュー著「黒死病―1347年」(1969年)

 3、ウォルター・ジョージ・ベル著「1665年―ロンドンの大悪疫」(1924年

 

・この時代の黒死病(ペスト)には、二つの型が観察、記録された。一つは腺ペスト。つまりリンパ腺がやられる。二つ目は、肺炎。いずれも致死的なもので、ごく短期日のうちに死亡する。

1347年から1350年までの4年足らずのうちにヨーロッパの人口の3分の1、2500万人が黒死病で死亡した。ある歴史家は、死者は3500万ないし4000万人、あるいはヨーロッパ人口の半分と推計している。このあと18世紀まで継続的な黒死病の罹病による死者は、1億人以上と信じられている。

 

・ところが前記3冊の専門家の研究所によれば、黒死病の発生時にはUFOの活動が頻繁に見られたのみでなく、UFOの飛行物体の襲来に際してある種の霧が降下し、そして、その後突如として黒死病の大伝染と莫大な死者という順序だったという。この一件は初めて知った。私の知る限り、日本で公表された著作論文のたぐいでヨーロッパ黒死病とUFOの活動の濃厚な関連が指摘されたことは未だかってなかった。もしこの説が事実であるとしよう。しかし、その「動機」と「目的」は何か。いかなる目的で地球を支配している異星人は、14世紀以降のキリスト教ヨーロッパにかくも残酷な生物兵器戦争を展開したのであろう。

 

・ブラムレイは、14世紀以降たびたびヨーロッパを襲った黒死病(1347-50年のものが最も有名で最悪の災害をもたらしたが、その後も17、8世紀まで何度も発生した)を異星人による意図的な生物兵器作戦の結果である、と論じている。それはなぜか。いかなる理由で異星人はこんな攻撃をヨーロッパキリスト教国の国民に仕掛けなければならなかったのか。

 

 

 

『アポロと空飛ぶ円盤』 

平野威馬雄・荒井欣一)(高文社) (1969年)

 

 

 

<“宇宙人が地球に来た”ということをめぐって>

・ひところCBA(宇宙友好協会)という円盤研究の団体が秘密文書と言うガリ版刷りの『特別情報』(1959年11月)を配布したことがあって、その中にいろいろな質問と答がカテシズムふうに記されている。

 

 1、地球に来る(来ている)円盤や母船はどこの遊星のものですか?

 

 答:この太陽系ではなく、他の多くの太陽系、ときには他の銀河系宇宙(例えば、アンドロメダ星雲)の遊星のものがふくまれます。これらの円盤や母船は各遊星固有のものと、「遊星連合」のものとがあります。CBAのあるメンバーが最初に乗せられた円盤(直径約30メートル、内部2階)と母船(長さ約2キロメートル、中央に主要道路があり、さながら「宇宙都市」といったような感じ)は、「遊星連合」のものでした。各遊星のものはそれぞれ型やエンジンが種々さまざまですが、動力の基本原理は同じです。

 

 2、日本に宇宙人がきていますか?

 

 答:相当数の宇宙人が来て活動しています。少し前には女性もいましたが今はおりません。あなたの眼の前に宇宙人が現われても、「私は他の遊星から来たものです」とその人が言わない限りは、おそらく普通の地球の人と見分けがつかないでしょう。CBAの相当数のメンバーがすでに宇宙人と会っているそうですが、気づいた人はほとんどいません(日本人らしく見える人、ヨーロッパ人らしくみえる人など、いろいろ来ています)。

 

 3、円盤や母船の推進力は(動力)は何ですか?

 

 答:詳しいことは知らされていませんから分かりません。しかし、次のことはほぼ確実であると考えられます。それはある種の「磁気力」を利用して、人工的な重力の場を作り、この「力場」が、機体だけでなく、内部の搭乗者の各細胞、もっと詳しく言えば、原子のひとつひとつに作用して、機体と同方向に同じ大きさの加速度が加えられるということです。空のため、地球の航空機のような(機体だけに力が加わる)場合には瞬間で10Gあまり、長くなり、時間で5Gというのが人間の耐えうる加速度の限界ですが、「人工重力」を使う宇宙船の場合は100Gの加速度を加えても人体に全然感じられません。宇宙船(円盤・母船)が、時々見えなくなるのは、この驚くべき加速度によります。急激な方向転換が可能なのもこのゆえです。

 

・今日では、そのころのCBA(宇宙友好協会)のメンバーとは、だいぶ異動があるらしいから、ここに記されている文章の意味も、当然、今のCBAの諸君の抱いている考えとは違いはあるかもしれないが、「日本にもこういうふうに考え判断している人々もいた」ということを知っておくためだけならば、さしさわりはあるまい。

 

・ぼくも、UFOに関心を持ちだしてから20年あまりになる・・・そしてこの本を加えてすでに5冊のUFO関係の本を書いたことになる。が、日本でも外国でも、人間のあさましさからUFOのように気宇壮大、こせこせしない、夢豊かな現象を研究するのに、敵味方になったり、ある宗教のように他をたたきけなすことばかりしている有様を見ると、悲しくなってくる。また、「おれが見てないのだから、存在を信じない」という人々があまりに多すぎるのも考えものだ。そんなことでは研究の糸口一つつかめるものではない。

 

 

 

『2000年5月5日 宇宙人大襲来』

 (草刈龍平)(第一企画出版)  1996/12

 映画インディペンデス・デイはなぜ緊急制作されたのか

 アメリカ政府が隠し続けた恐るべき事実

 

 

 

<これが宇宙人に提供した基地エリア51

・しかし、いくら人里離れた秘密基地だといっても空から飛んでくるUFOの姿を完全に隠せるものではなかった。時がたつにつれ、近くのハイウェイ375号線を通る多くの人々が、UFOが飛んでいるのを見たという証言をし始めてしまったのである。噂が噂を呼んで次第にこの辺りではUFOが出没するという噂が一部で評判になってしまった。

さらに退役軍人の中では、エリア51で働いていたことを密かに証言するものもあった。こうして徐々にエリア51の名が一般に知れ渡るようになってしまったのである。

 

・関東地方がすっぽり入ってしまうほどの広大なこの「ネリス訓練場」は人里から遠く離れた完全な砂漠地帯で秘密を守るのにはまさにピッタリのところだ。

 

エリア51はこの広大な「ネリス訓練場」の東側に当たる地帯一帯のことを指す。

 

 ヒトラーが宇宙人と密約していた動かぬ証拠>

 ヒトラー

ナチスが開発したというこのUFOの性能は想像を絶するものだ。いったい今から50年以上も前にヒトラーのエンジニアたちはどこからこうした超高度技術を獲得したのだろうか。その疑問には、ヒトラーが副官のフォン・ラウシュニングに語った以下の言葉がヒントになる。

 「全ての人々の上に私が語ることのできない新しい高貴な人類が君臨するだろう。しかし、普通の軍人たちはこれらの計画については何も知らない。新人類は今我々の間にいる。彼はここにいるのだ。これで十分だろう。私は、君に秘密を話した。私は、新人類を見た。彼は大胆で冷酷だ。私は、彼を恐れている」

 

・いったいヒトラーはこの「新人類」という言葉で何を意味しようとしていたのであろう。ラウシュニングによると、ヒトラーはいつも何かに怯えていたらしい。彼は就寝中、悪夢にうなされて気狂いのように目覚め、目に見えない何かに向かって訳の分らぬ言葉を叫んでいたという。

 宇宙人に誘拐されたのではないのだろうか。ヒトラーは宇宙人とひそかに接触したのだと筆者は想像する。

 

 <グレイとエンジェルの対立>

・一方、事前に戦争を逃れた一部のベテルギウス星人はシリウスを中心とする惑星エリオスに移り住んでいった。その結果、大戦争が勃発した時にも彼らは、その大災害から逃れ、美しい体を保つことが出来たのである。それ以後、彼らは、醜い「グレイ」とは区別され「エンジェル」と呼ばれるようになった。

 

・両者の争いは戦争となり、その後「エンジェル」と「グレイ」との対立は現在も継続中であり、その行方はまだ予断を許さないという。

 

・すぐに「グレイ」たちの「移住特別委員会」が設置され惑星を挙げての大移住作戦が展開された。まず移住のために巨大な母船が建設された。その母船は、葉巻型をしており、全長数十キロという桁違いの大きさを持っており、宇宙船と言うよりは人口の星という方が近い代物だった。まるで一つの大都市が宇宙船になったという感じだった。

 

・さらに数百機にのぼる大型宇宙船の建造も行われた。これらの宇宙船は円盤型で直径約10キロ、荷物の輸送用というより主に宇宙人の移動用で、一つの宇宙船は10万人ちかい「グレイ」たちが乗り込める巨大さを誇っていた。これらの宇宙船にも、それぞれ団地、オフィス街、ショッピング街が作られていた。

 

 <地球から520光年にある人類祖先の星>

・またある研究者によると、このベテルギウス(正確には周辺の惑星)を中心とする惑星系こそ「エンジェル」の故郷であると同時に銀河系のすべての宇宙人の故郷でもあるという。この研究者によるともう一つの宇宙人「グレイ」の故郷もこのベテルギウスなのだというのである。驚くべきことに「グレイ」の先祖と「エンジェル」の先祖は同じだと言うのだ。彼らの共通の先祖がベテルギウスを中心とする惑星系に住んでいたというのである。

 

・一万年以上前のベテルギウス星人の容姿は現在の「エンジェル」とほぼ同じであったらしい。彼らは、背が高く豊かな金髪と美しい顔を持っていた。我々人類の先祖にあたるのは、この頃のベテルギウス星人だったのである。

 

 <それは核戦争の放射能だった。>

・ある時を境にベテルギウスの二つの国が互いに対立を深め、ついに大戦争が勃発したのである。ベテルギウスの惑星に核ミサイルが飛び交い、戦いは何年も続いた。多くの人々が死に、かろうじて死をまぬかれた人びとも放射能の影響で原爆病になってしまった。生まれる子供たちに奇形が続出し、世代を経るにつれベテルギウス星人の背は縮んでいった。彼らの目は巨大化し、鼻は縮んで二つの穴を残すのみとなり、美しかったベテルギウス星人は不気味な姿へと変身していったのである。彼らの肌の色は透き通るような白から不気味な青味がかった灰色へと変わっていった。そして、彼らは、肌の色から「グレイ」と呼ばれる宇宙人になってしまったのである。

 

放射能に汚染された「グレイ」は声帯をやられ、言葉を声にして喋ることができなくなってしまった。代わりに彼らには声に出さずに言葉を伝えるテレパシーの能力が発達していった。

 

・また、放射能で消化器官をやられた「グレイ」は、肉などを消化する能力が徐々に衰えていった。代わりに動物の内臓から直接酵素や分泌液を吸収するという方法で、彼らは、栄養を取るようになった。

  

<オリオンから来たエンジェル>

 <宇宙には、「グレイ」とはまったく異なったもう一つのタイプの宇宙人が存在している>

 <ついに宇宙人の秘密のベールを剥ぎとる>

・過去のいくつかの宇宙人との遭遇話の中にも、このもう一つのタイプの宇宙人が登場してくる。彼らは「グレイ」とは違って非常に高い背丈(190センチ位)を持ち、ほとんど人間と変わらない外観を持っている。彼らの顔は美しく、金髪の髪がさらさらと風になびく

 

醜い「グレイ」とは全く正反対の外観の彼らは、その容貌から「エンジェル」と呼ばれる宇宙人である

 

・「エンジェル」は「グレイ」と同様にテレパシーによって会話する能力を持っている。また「グレイ」とは違い、彼らは、人間のように普通に喋ることのできる能力も備えているらしい。

 

人間の倫理観を信用していない「エンジェル」は、今まで人類に自らの非常に高度な科学力の提供を申し出ることはなかったのである。しかし、これに対し、悪賢い「グレイ」は科学力の提供をちらつかせて、アメリカ政府に地球基地提供を承諾させてしまった。

 

 <彼らの地球来訪の歴史は人類の誕生当時にまで遡る>

 <では宇宙人はいつどこから地球に来たか?>

・実は原人と人類の進化の過程を示す化石は、この世に全く存在していないのである。老古学に詳しい人なら分かると思うが、誰も原人と人類の中間の生物の化石を見たことがない。あるのはただネアンデルタール人とか北京原人とかの原人の化石だけ。クロマニョン人と呼ばれる人類の祖先と原人たちの中間を示す化石は全く存在していないのである。クロマニョン人の化石は突然地上に現れているのだ。人類は突然地球上に出現しているのである。

 

・それまで地球上になかったものが突然出現したとしたら、それは地球以外の場所からやってきたことになる。地球以外の場所と言ったら当然、他の惑星である。そう、人類は突然空からやって来た。

 

・地質学者のクリスチャン・オブライエンによると古代ヘブライの文献には「光った人々」が遺伝子工学により人類を作ったという著述があるという。これから察するに原人の遺伝子に誰かが地球外生命の要素を加え、クロマニョン人を作り上げたのではないだろうか。

 

クロマニョン人の特徴は「エンジェル」の特徴に類似している。また、ある研究者によると「エンジェル」の故郷はあの「オリオン」であるという。もしそうだとしたら、人類の祖先は「オリオン」からやって来た「エンジェル」だった可能性がますます高まってくる

 

・古代の神とは皆空からやって来て人類を作っている。天からやって来た彼らは、人類に様々なことを教え、導いてくれたという。これなども古代の人々が「オリオン」からやって来た「エンジェル」を「空からやって来た神」として神話に記したものだと解釈してもおかしくない。

 

金髪の髪を持った美しい顔の天使が突然、空から降りて来て奇蹟を起こすという天使伝説は世界中のどこにでも存在する。この天使の特徴も「エンジェル」の外観と完全に一致している。これから考えると古代の人々は、宇宙からやって来た「エンジェル」を見て、天使だと考えたのではないだろうか。

 

・「エンジェル」が作るのを助けたと思われるギザのピラミッドの予言に描かれた人類の歴史の終わる2001年9月17日は、その「グレイ」の地球襲来により最後の人類が滅ぼされるのを予言しているのかもしれない。

 

 

 

『UFO軍事交戦録』

(コールマン・S・フォンケビスツキー)(徳間書店)1992/7

 元国連広報担当官が公開する爆弾文書

 

 

 

<円盤と米空軍との死闘>

 <UFOは組織化された軍隊なのか?>

・1953年2月合衆国大陸防空司令部担当のベンジャミン・チドロー将軍のコメント・・・・。

 空飛ぶ円盤に関する報告が山積みしている我々は、事態を真剣に受け止めなければならない。円盤を迎撃すべく努力した結果、我々は、たくさんのパイロットと戦闘機を失っている

 

 国際連合

・1967年6月、ウ・タント国連事務総長のコメント。

 「私は、UFOがベトナム戦争に準じて我々が、直面している最も重要な問題であると考えます」

 

 <戦艦の上を飛び越えた「金星」>

・1945年2月の西太平洋。アメリカ合衆国海軍の戦艦ニューヨークとその護衛の駆逐艦が12インチ砲で銀色の物体に砲撃。物体は2階建ての家ほどの大きさと推定された。硫黄島作戦に向かっていたこの戦艦上のパニックを避けるため、物体は金星であったと発表された。

 

 <撃墜された日本のファントム・ジエット戦闘機>

・1974年6月9日、茨城県百里基地、ナカムラトシオ二等空佐の操縦するF-4EJファントム戦闘機は、夜間、東京空域に出現した赤みがかったオレンジ色の円盤型の航空機を迎撃するように命令された。

 

・UFOが戦闘機に衝突したのか、あるいは戦闘機を撃墜したのか、戦闘機は制御を失って炎を上げながらきりもみ状態になった。ナカムラ二等空佐のパラシュートは炎上し、二等空佐は死亡。コ・パイロットのクボタ・シロウ三佐は生還した。

 

 

 

『日本政府はUFOを知っていた』 

 (太田東孝)(KKベストセラーズ)(1992年)

 

 

 

<UFOの存在を認めた現役自衛官の証言>

・「そもそも全ての自衛隊の内部ではUFOの存在を認めています。報告義務もあります。もちろんUFOとは既存の航空機や天体、人工衛星、気球、鳥等とは違うものとして、はっきり区別したものを指しています」

 

・「私が所属する海上自衛隊ではUFOを目視した場合CIC(コンバット・インフォメーション・センター)という部署に報告します。ここはレーダーを使用している部署ですのでCICでもUFOを捕捉している場合もあります」

 

・「まず自分が教育隊に入ってからの話なんですが、上の情報課の人と知り合いになりまして、その人の話の中で興味を引いたのは『“本庁(防衛庁)”には、UFO情報を分析処理する専門の部署が存在する』ということでした」

 

・「この部署は、陸・海・空のすべての自衛隊から集められた目撃報告などのUFO情報を取り扱い、特に航空からの(UFOに対してスクランブルした)情報は重要なものだそうです」

 

・「また米軍との合同演習では海軍の米兵から、米軍がUFO識別のために使用しているマニュアルの類を何回も見せてもらっていますから、米軍にとっても、自衛隊にとってもUFOがいることは当たり前の事実なのです・・・・」

 

 航空自衛隊にはUFO報告用の規則がある>

・UFOの名付け親である米空軍がUFOの報告について定めた規定『AFR200―2』がある。この空軍規定は、1954年に米空軍が発行したもので、その中に先の飛行物体としてUFOの定義がはっきり書かれている。そしてまた、ヒストリカル・レポートに『航空自衛隊規定200-4A』がでているということは、これがまさに航空自衛隊がUFOを報告する時に使用する規定であったわけだ。

 

・ただし、現在の防衛庁にこの規定を問い合わせてみると、「アメリカのヒストリカル・レポートに載っているなら確かなことでしょうが、現在、航空自衛隊規定200-4Aなるものは、全く見当たりません」と、お決まりの回答しか返ってこなかった。

 

 

 

『天使的宇宙人とのコンタクト』

 (ハワード&コニー・メンジャー)(徳間書店)2007/7/19

 

 

 

<2012年、彼らは、戻ってくるのか>

・「彼らは、“ちょうど金星から来たところだ”と言ったのであり、金星人だとは言わなかったからだ。彼らは、金星や火星に基地を持っていただけで、別の惑星から来たのかもしれないか、別の次元から来たのかもしれない。あるいは地球の内部から来ていたために、それから目を逸らせるために金星と言ったのかもしれない」と説明する。

 

 <メンジャーと2012年のアセンション情報との意外なつながり>

・もし、同じ惑星に3次元の姿と4次元の姿(または異次元の姿)が同時に存在しているとすれば、地球人に見えるのは3次元の金星だけで、4次元の金星は“別の惑星(太陽系)”に属していると言えるのかも知れません。

 

・ただ、前述のクリスティーナが金星の一部はまだ3次元にも同時に存在していると語るように、2つの世界は連続していると仮定した場合、その次元の差に追いつくことがアセンション(上昇)だとすれば、2012年に地球はアセンションして、別の次元の太陽系の仲間入りをするという可能性もあながち否定はできないと思います。メンジャーが聞いた「2012年にまた戻ってくる」という最後の言葉は、彼らがアセンションをサポートしにくることを指しているのでしょうか?でも、彼らが、そこまで地球人の面倒を見ようとするのはなぜなのでしょうか?

 

 <金髪の白人タイプの金星人との遭遇>

 <不思議な円卓 / ついに宇宙船内に入る>

・「ハワード、あなたもご存じのように、私達の同胞はあなた方の世界に大勢いるのです。あなた達の中に紛れて観察しながら、できる限りの手助けをしています。彼らは、工場、オフィス、銀行など、あらゆる職場で働いています。自治体や政府の要職に就いている者たちもいます。ある者は、掃除係りの女性であるかもしれませんし、ゴミ回収業をしている者すらいるかもしれません。でも彼らに会った時、あなたは、その正体が分かるでしょう」

 

・「あなたは、まだ知らないのよ、ハワード。この惑星にはとても強大な力を持ったグループが存在するの。彼らは、途方もないほど多くの知識を持っていて、それはテクノロジー、心理学、そして最も残念なことに高度の脳療法(操作)の知識なのです。彼らは、あなた方の世界の政府(複数)のある主要な人物たちを利用しています。彼らのグループは人を巧みに操ることに長けていて、あなた方の神法上の存在の“サタン”の手先とも呼べるような集団です」

 

 <月面での観光旅行>

・そうこうするうちに私たちは、ようやく停車ポイントであるもう一つの巨大なドーム型建造物に到着した。

・それから私たちは、言語別にさらに細かいグループに分けられ、それぞれに通訳のガイドが割り当てられた。

 

ほかのグループを見ると、そこには多数のロシア人、日本人、ドイツ人、そして他の国々から来た人々がいた。言葉の壁があったにもかかわらず、月面旅行に参加している全ての人々はお互いを理解し合って、兄弟姉妹のように感じられる一つの絆で結ばれていた。

 

 

 

『人類の祖先は宇宙人である』

 (ミン・スギヤマ)(第一企画出版社)(1993年)

 

 

 

<サイ粒子の科学的探究が必要>

 <水がめ座人>

 ・出身星座、水がめ座。琴座にルーツを持つ。容貌はレティクル座人を大型にして太らせた感じ。惑星連合政府設立当初は運輸行政に影響力を持ったが後に失脚。

 

 白鳥座人>

 ・出身星座、白鳥座。約1万年前にレティクル座人の影響下に入ったが、後に反乱を起こした。「ラージ・ノーズ・グレイ」のリゲリアン(オリオン座人)とは盟友関係。

 

 <琴座人>

・ 出身星座、琴座のリラ星。

 牡牛座のプレアデス星団にいたが、9000年前に移住。高度文明を築きレティクル座政府から多くの留学生を受け入れた。科学者を多く輩出し、少数種族ながら惑星連合政府の技術部門を握る。容姿は平均身長2メートルほど。金髪で白人に近い。スイスのビルー・マイヤーが出会った宇宙人たちは、この種の宇宙人種と思われる。

 

・その他かに座人、射て座人、さそり座人の存在も確認されているようである。また、出身母星を竜座のアルファ星とする竜座人(ドラコニアン)、そしてその一派のレプトイドというエイリアンの存在も考えられており、身長2.1~2.4メートル、爬虫類型の宇宙人で体全体が鱗で覆われているという。

とにかく、様々な進化(?)の過程を経てきたと考えられる動物型宇宙人は数多く存在すると言われている。

 

 <「気」の大規模な実用化こそ人類存続の決め手>

・現在、「気」(サイ粒子やプラナと同じだが簡単に「気」と使っていきたい)は、地球上に限らず全宇宙のあらゆる空間を無限に満たして存在するもので、その大きさは原子よりも素粒子よりもさらに小さいもので、簡単に原子間を通り抜けることができ、およそ10のマイナス20乗センチメートル以下と考えられている。そのため、当然、現代の最高の技術を使ってでもそれを摘出することはできない(もちろん、その「気」もさらに小さな粒子により複雑に構成されているのであるが・・・)。

 

・人体に限らず、我々の身の回りにあるほとんどの物質はやはり隙間だらけであることを考えると「気のような微小な粒子はほとんど邪魔されず簡単に様々なものの中に入り込むことができ、地球の裏側であろうと、瞬時に超能力が伝わることや霊に取り付かれるなどという現象の一部は理解できそうである。例えば、「気という粒子自体が高速に近い速度或いはそれ以上で移動できるのか、 波動として伝えることができるのかなどは分からないが」。

   

ヒル夫妻が遭遇したレティクル座人とは>

レティクル座人は通称レティキュラン。約50万年前までは琴座のリラ星に居住。後に、核戦争による汚染をのがれてレティクル座に移住した。本格的な宇宙進出を開始したのは30万年前か。一時衰微したが、2万年に中興の祖テデルが出現。オリオン座に居住する「リゲリアン」や牡牛座人。天秤座人その他の種族を征服、支配下におさめた。

 

500年前に惑星連合政府を創設。指導種族として恒星間貿易ルートの50%を支配。のち85%に拡大して現在に至る。

 

・性格はゼータ1・2の出身者で異なるが、非常に進取の気性に富み知的。官僚組織の運営に抜群の才能を発揮している。

 

・容貌は平均身長1.2メートル。頭の大きな胎児型の体型で指は4本。うち2本の指の間に水かきを持つ。皮膚の色は灰色、赤や緑をまじえる者も多い。

 

 <天秤座人>出身母星、天秤座のアルファ2星

・先祖の居住地は不明。宇宙史に登場するのは10万年前から活発な商業活動を開始。1万4000年前にレティクル座人の攻撃を受け、敗北。配下に入る。

 

・少数系種族の最大種族として反レティクル座人の一方の雄。性格は合理的な反面、情にもろいところも。容貌は地球人に近いが発光現象の特徴を持つ。

 

 <牡牛座人>

・出身星座、牡牛座。先祖の居住地は不明。宇宙史に登場する最古の種族の一つで、レティクル座人の台頭では指導種族として権力をふるった。1万2000年前にレティクル座人の侵攻をうけたが撃退。以後最近まで和解と衝突を繰り返す。700年前、最後の衝突で壊滅的な打撃を受け、軍門にくだった。地球への飛来はなく、約2万年前からインド神話やアフリカ神話に登場する「牛の神」として活発な交配実験を繰り返した。容姿は現在地球上に残る牛とほぼ同じ。

 

 

 

『プレアデス 新聖なる流れに還る』

 (アモラ・クァン・イン)(ナチュラル・スピリット)2007/7

 

 

 

<クリスタルの光の都市>

・現在地球の地表レベルにしっかりと固定されているクリスタルの光の都市はただ、二つだけでありカリフォルニア州にあるシャスタ山はその一つです。

 

・もう一つの地球のチャクラであるチチカカ湖には、その深い水の下にクリスタルの光の都市が存在しています。チチカカ湖を体験した多くの探究者にとって、光の都市は、都市というよりは水中にある宇宙ステーションのように見えます。それは、シャスタ山の光の都市と同じように都市でもあり宇宙ステーションでもあるからです。

 

・これらの光の都市は他の星系からやってくる多くの高次の光の存在にとって目印となる場所として使われています。チチカカ湖は、光の銀河間連盟の主要な本部です。この銀河間連盟はアンドロメダ天の川銀河の光の銀河連盟のメンバーで構成されています。また天の川銀河アンドロメダは双子の銀河であり、コスミック・ツインと呼ばれています。他の銀河間のメンバーはグレート・セントラリ・サンからで、エロヒムや大天使、多くの銀河や宇宙の広大な区域における最高位の存在も含まれています。

 

チチカカ湖の水中の建物群の中央に位置するのはグレート・セントラル・サンの神殿で、そのもっとも下部のポイントで地球の中心にあるアース・スター・クリスタルにつながっています。このドーム状の屋根をもつ神殿の中央には円錐形の尖塔があり、その先端からグレート・セントラル・サンにつながるポータルがあります。このグレート・セントラル・サンの神殿はグレート・セントラル・サンや神聖なる源と地球とのつながりを文字どおり固定しているのです。

 

・地球のチャクラは、このほかにアラスカのデナリ山、日本の富士山、インドネシアのバリ島のバトゥール山とバトゥール湖、南アフリカケープタウンの近くにあるテーブル・マウンティン、そしてギリシアのデルフィに位置しています。

 

 

 

ヒトラーとは何者だったのか?』

阿部良男)(学研)  2013/8/29

厳選220冊から読み解く

 

 

 

 ナチス・ドイツ支配民族創出計画>

 「支配者民族/レーベンスボルン(生命の泉)の試み」(キャトリーン・クレイ,マイケル・リープマン)(現代書館

 

・本書の帯には、「ナチス千年王国のために世界を支配するアーリア民族を作るために、ナチ親衛隊が実施した“レーベンスボルン”計画を暴く」とある。

 

ヒトラーナチス・ドイツは人種的優秀性が認められるとするアーリア民族による人種国家の創設を構想した。しかも壮大な領土支配計画を満たすため、ゲルマン民族の増殖が奨励される。

 反面、遺伝的に問題がある国民には「断種法」が適用され、民族的不純因子「ユダヤ人」の排除は当然の帰結となり、ユダヤ人問題の最終的解決(絶滅)の道に通じる、この計画を推進したのが、農業高等専門学校で品種改良/優生学に興味を持った狂信的な妄想家の親衛隊(SS)司令長官ハインリヒ・ヒムラーだった。

 

ヒムラーは、まず、厳密に選別された若い親衛隊(SS)隊員を、純粋なアーリア人女性との性的交渉(自由恋愛が推奨された)で、「増殖」させる計画を推進し、計画を支援するべく、母性養護ホームや福祉制度などを設けた。

 

・これが1935年12月12日に設立された「レーベンスボルン協会」である。さらに北方人種の優秀性を科学的に証明する目的の「アーネンエルベ協会」も創設された。

だが、ヒムラーの期待通りの結果は得られなかった。彼は戦争開始後の1939年10月28日に「生殖命令」と称される指令でSS隊員の私生児を含む子沢山を奨励し、経済的支援を約束している。

 

・次にヒムラーは占領地ポーランドで人種的にドイツ人化できる価値ありと判断した(金髪、青い目など)子供(2歳から12歳まで)の略奪計画を実行した。徹底的な身体検査を行った上で、対象者を選別し、集中的にドイツ人化する洗脳も実施した。この際、ポーランド人の両親、縁者とのつながりは完全に断ち切られ、2歳から6歳までの子供は、多くがドイツ人の家庭に養子縁組された。

その子供たちの数は不明。自分がポーランド生まれと知らず、現在もドイツで生活している人が多いのである。

 

・この作戦は、チェコユーゴスラヴィアノルウェー、オランダでも実行された。

 特に金髪で均整のとれた北方民族ノルウェー人女性との血の混合を推奨。この結果ノルウェーでは6千から1万2千人のドイツ人を父に持つ子供が生まれた。ドイツ人との関係を持ったノルウェー女性たちは、戦後、誹謗され多くの個人的悲劇を生んでいる。

 

・20年以上かけて収集したナチスヒトラーユダヤ人問題等で、国内で刊行された日本語図書を分類して目録をつくりあげてしまった。収録冊数は3千を上回る。

 ヒトラーを読む3000冊』 (阿部良男) (刀水書房)

 

 

  

マクモニーグルが語るリモート・ヴューイングの世界』

 (植田睦子)(ハート出版)2007/5/30

 

 

 

<これまでのところ、過去に行くのに、限界を見出したことはない>

・これまでのところ、過去に行くのに、限界を見出したことはない。以前、100万年以上前の過去にさかのぼったことがある。

また、未来については、40万年先まで行ったことがある。

 距離は、一番遠い所で、天の川銀河の中心まで行った。いまのところ、まだ時間的にも空間的にも限界というものがあるかどうかはわからない。

 

<ジョーの「ここだけの話」>

 <宇宙人はこんな「人」だった!>

・宇宙人にも種類がある。高度に発達した文明をもつ知的生命体や二度と見たくないような、醜い容姿を持った宇宙人と遭遇したことがある。どんなふうに醜いかって?あまりに醜いので、友達には絶対なりたくないようなヤツだった。リモート・ヴューイングで、宇宙人を見たことが数回あった。我々が、彼ら知的生命体のテリトリーに侵入しているのも、彼らは、もちろん承知しているようだった。

しかし、目を合わせることを避け、それとなく無視するような態度だった。

 

・ 彼らから我々に、直接コンタクトしてくることはない。彼らは、我々地球人のことを、まだ未成熟な存在であると考えているからだ。我々がもっと霊的に成長して思いやりの心をもち、宇宙の住人として参画するにふさわしい存在となったらコンタクトしてくる可能性はある。

 

 <2012年にマヤの暦が終わる・・・だが・・・>

・2012年にマヤのカレンダーが終わっていることから、そのときに人類にカタストロフィ(大変災)が起きるか?という質問をよく受ける。2012年もリモート・ヴューイングで見ても、地球の壊滅とか、人類の滅亡などは見えない。

 

・もしマヤ人が2012年に生きていたら、それ以降の新しいカレンダーを作っただろう。しかし、十分に多くの人々が、ひとつの事柄について心配したら、実際にそれが現実化して起きてしまう。人の思念のパワーには、それだけの影響力がある。

 

  

 

『異次元の旅へ』

 (藤崎ちえこ)(徳間書店)2005/12

 

 

 

<天才透視能力者ジョー・マクモニグル>

・彼は、元アメリカ軍の軍人でしたが、ある日パーティーでビールを飲んでいたら、突然倒れてしまい、そのまま意識を失ったのです。そしてその間、彼は体外離脱を経験していました。

  まさに、自分の身体を外から眺めていたのです。最初はとても驚きましたが、その状態があまりに心地がよいので、このままでよいと思ったのです。つまりもう肉体に戻りたいとは思いませんでした。

  ところが彼が倒れているのに気がついた友人が彼の身体をゆすって起こそうとしたのです。すると、彼の意識はまるでゴムのように、友人がゆするたびに出たり入ったりしたのです。

 「もうこのままでいいんだ、ほっといてくれ!」彼がそう叫ぶも、友人の耳には届きません。

  

・そしてそのうち、意識を取り戻しました。しかし、彼はその臨死体験の間、神の光を見たのです。愛とやさしさの光に導かれた彼は、自分はずっとひとりではなく、いつも見守られていたのだということに気がついたのです。

  そして、肉体に無事戻り生還した彼は、天才透視能力者として第二の人生を歩むこととなりました。とはいっても、最初は相変わらず第一線で戦う軍人でしたが、「ジョーと行動を共にしたら、絶対に死なない」といううわさが軍人仲間の間でたちました。というのも、爆弾が落ちる前に、彼がいち早く察知して、移動するように仲間に知らせてくれるからです。

  

・そのうち、アメリカ軍のほうで、スターゲート・プロジェクトという計画がひそかに進行していました。透視能力の高い人物を集めて、さらに訓練し、軍事的に使おうという計画です。そこで、一番に名前があがったのが当然ジョーでした。何人かの訓練生の中でも、彼は飛びきり優秀でした。

  そこで、さらにその才能を磨くべく、彼はモンロー研究所に派遣されたのです。ロバート・A・モンローは、彼のために特別なヘミシンクを開発しました。つまり、透視のためのヘミシンクです。そして、ヘミシンクのおかげで、そこにいた何ヶ月かの間にジョーの能力はさらにレベルアップしたのです。

 

 

 

『深宇宙探訪記』

(オスカー・マゴッチ)(加速学園出版部)1991/8

 

 

 

地球と多数の銀河系を持つその可視宇宙は、中域VR3(第3密度)

・自分の故郷の次元の他にもたくさんの次元がある。こうした次元は隣接して存在しているか、あるいは部分的に重なり合っていることすらある。どの次元も物理的には似通っているがお互いに探知できない。それは、周波数『域』が異なっているからだ。低周波数『バンド(帯)』や高周波数『バンド』にも次元は存在している。

 

・どの知覚型生物形態にとっても、周波数の『高バンド化』や『低バンド化』は非常に難しく、専用宇宙船かブースター支援、あるいはその双方を必要とすることが多い。こうした『バンド』は、実際には、異なる世界秩序であり、宇宙の進化スケール上にある各種の存在レベルで構成されているからだ。つまり、密度が異なる別々の振動界(VR)ということだ。

 

・地球と多数の銀河系を持つその可視宇宙は、中域VR3(第3密度)だし、サイキアンと連盟世界の多くは、高域VR3ないし低域VR4だ。このような振動界は玉葱の皮のように球体の中に球体があるようなものだが、周波数界の高低差が非常に大きいので、それぞれ十分に隔絶されている。振動界の主体も居住者も、別の振動界のものとは(固体対エーテル、火と水のように)相容れない。お互いの技術を利用することも出来ないし、物や道具を別の振動界に持ち込むことも出来ない。精々できることといえば、相互影響力を僅かに働かせることぐらいだが、それとて、間接的にしか出来ない。したがって、別の振動界に旅する者は全く自分の力しか頼るものはなく、現地と融合し、現地の方法しか使えない。

 

・「ガーディアン評議会」が私に会ってみたい、と興味を示しているのだと言う。彼ら“ガーディアン”は肉と血のある生物ではなく、時空を超越した非物質的領域に住む純粋エネルギーの存在だという。天国の主人役のように彼らは『兄』であり、広大な秩序ある体系としての宇宙全体を通じて、ありとあらゆる次元と宇宙に存在する人類の運命を導いている。もし、私が行くと決めたなら、体ごと、存在の非物質的な次元へ移送され、その間、最終移転地点で変質を遂げなければならないのだという。

 

<延命者・最延命者>

連盟の半分以上の場所では、人間の平均寿命は地球年の2百歳で、半分以下のところのいわゆる『長命』の寿命は8百歳だ。子供時代と青春期は地球のと同様で、18歳から521歳で成年に達する。壮年期は35歳から50歳の間だが、長命の場合の壮年期は安定した『最盛期』の状態で5百歳まで続き、その後に2百年間の中年期が来る。年齢による衰退期は、7百歳ぐらいを大分超えてから始まる。

 

非常に優れた功績のある個人に対して、連盟は寿命を5千年まで伸ばすことができる。延命処理は極秘のクリニックで行われ、(「延命者」と呼ばれる)寿命の延長を受けた者は100年位に一度クリニックに戻って追加処置を受ける必要がある。これは生物学的処置というよりも、本質はサイ粒子にかかわり、オーラを徹底的にいろいろと調整をする。

 

また、極めて希有な場合、代替の交代がない不可欠の一握りの個人については、ガーディアン評議会が、3万5千年から4万年まで肉体面で第二の延命を与えることがある。(こうした寿命)延長者は『最延命者』と呼ばれる。)最初の処置とその後の追加処置はガーディアン達が超次元的に行うが、そのプロセスは不明だ。

 

 <グランド・マスター達の下に位置する評議会を構成するガーディアン達>

・ありとあらゆる系に存在し、人類の長老である彼らガーディアン達は、二度とあのような宇宙規模の破壊行為が生じるのを防ぐことと、暗黙の勢力から守ることに献身するようになった。グランド・マスター達の下に位置する評議会を構成する彼らガーディアン達は、多宇宙の構造の『外側』に、つまり時空を超越した完全に非物質的な次元の最上階域に存在し機能している。彼らは霊的存在であり、時としてその在住場所に光の存在として出現することがある。私達の故郷がどのような宇宙界であろうとも、彼らは、この世のものでない在住場所から私達人間世界が適切に機能し進化するよう導いてくれている。

 

・このように数十万年前の昔に私達の多宇宙の遠い所でさまざまな人間世界系の諸問題を管理するために大連盟が誕生した。第11部門もそうして誕生し、その中核であるサイキアン諸世界が大連盟の中心部門となった。その統治惑星をザンシウスという、連盟の33部門を構成しているのは総計5千の主な世界センター惑星だが、それに加えて手付かずで未開発の惑星がその数の百倍はある。

 一部門として参加しているのが銀河系連合で、その代表はアシュター司令部だが、もしかしたら連盟加盟につながるかも知れないので、惑星地球の進化に関心を払っている。)」

 

 <太古の昔、『光の勢力』と『暗黒の勢力』との間に宇宙大戦争が起こった>

・時たま、『暗黒の主』が肉体を持って具現化することもある。(たとえば、かって『ダーズ・ヴェイダー』がそうだ。この宇宙人は実在していたのだ!)『暗黒の勢力』の『帝国同盟』UFO飛行士は、地球任務では大体三角形をしたコウモリ型の偵察機や戦闘機を使う。昼間は鈍い黒色で、夜間は消防車みたいな赤色に輝き、いみじくも『悪魔機』という名で呼ばれている。『暗黒の勢力』は残忍な破壊行為を行ったり、人間に危害を与えたり、誘拐したり、動物をばらばらに切断したりするので悪名が高い。

 

・まず、『連盟』とその始まりについて全般的な説明を簡単にしましょう。太古の昔、『光の勢力』と『暗黒の勢力』との間に宇宙大戦争が起こった。その結果、巨大なエネルギーが放たれ、私達の多宇宙の何百万という多数の世界が破棄されてしまった。

 

・全領域の構造自体も粉砕され、多数の次元へと細分化されてしまい、新たに形成された亀裂線が恒久的な障壁となってしまったのだ。即時とも言える宇宙旅行とコミュニケーションが以前は自然に行えたのだが、それももはや不可能となってしまった。

 

・この戦争からの復興は遅々として進まず、部分的にしか行えなかった。だが、例に違わず、生命は勝った。生き残った幾つかの世界は、人類も異星人も同様に新規蒔き直しを図った。救出された生き残りから、そのままのところまで復興した世界もあれば、完全にゼロの状態から原始的状態での再出発というところまで行った世界もある。

 

・そして何千年もの時間が経過し、戦争の影響を受けた諸世界の大半は、程度こそ違え、文明が繁栄するようになった。その大方は、たとえ、小規模であるにしてもまた宇宙を航行するようになった。貿易や交流が惑星間や星系間で始まった。地域間のリンクができている所もすでにあり、地域間同盟も出来上がっている。

 

・そうした地域のひとつが諸世界サイキアン連盟だった。この連盟は率先して大複合体の発展にも着手し独立した一部門を構成するようになった。これが後に連盟11部門に指定されることになる。それはまさにこの地域に33の広大な部門を持つ(正式名称を自由諸世界次元間連盟という)大連盟が最終的に形成されたからだ。これは、(光の勢力を支援する)ガーディアン評議会に派遣された宇宙派遣者達の提案と指導によってなされたことなのだ。

  

悪の帝国(正式名は『正義を任ずる諸世界帝国同盟』の本拠地は大熊座にあり、ドラコニスを主要作戦センター

・『暗黒の勢力』は、自分たちの基地はオリオン大星雲にある、と私達に思いこませようとするが、彼らは、単にそこからやって来たにすぎない『落ちた者』で、依然として周辺にまつわりついているだけなのだ。実際は、オリオン座は『光の主達』の故郷であり、『銀河系委員会』の故郷でもあるのだ。そして、アルクトゥルスを中継基地として使っている。

 

私達が、いる宇宙領域において、『暗黒の勢力』と彼らが支配する悪の帝国(正式名は『正義を任ずる諸世界帝国同盟』の本拠地は大熊座にあり、ドラコニスを主要作戦センターとしている。私達の太陽系においては、冥王星を中継基地に使い、地球から見えない方の月面を地球への侵入基地に使っているが、両基地とも昔から存在している協定に違反している。地球ミッションの人員は『連盟』にしろ『帝国同盟』にしろ、比較的少なく、その役割も大半が「監視活動と互恵的平和維持活動」に限定されている。

 

・MIBすなわち『黒服の男達』は、嫌がらせや威嚇、テロや殺人を専門とする『暗黒の勢力』の手先だ。報酬を得ていたり強制されていたり、あるいはその両方の場合もある。

 手先となった人間が政府に雇われた人間傀儡か、あるいは洗脳されたバイオニック操作されている消耗品同様の人間ゾンビか、そのどちらかであろう。時には異星から来たまったくのロボットのこともある。(実在している人間の短命複製クローンである)の生霊のことも多い。さらには『ポルターガイスト』の悪霊やホログラフィーによる投影像のこともある。仕事の内容次第で何にでもなる。

 

・彼らMIBは、地球在住の主人たちに取り仕切られており、いろいろな基地(通常の地球基地は南極大陸のエレブス山中にあり、太陽系内の基地は地球から見えない月面やいろいろなアステロイド冥王星)にあるから調整・統合を図られ活動についての指示は『反対勢力』の宇宙艦隊の知性に仰ぎ、背後では地球のような次元に住む『暗黒の主達』に支配されている。

  

<自由な世界次元間連盟>

・地球人類の起源は、プレイアデスの散らばった系に由来する。地球人類が地球に移住してきたのは『多数の千年期』の昔である。それ以来私達の『後に残された』人間の祖先たちは、銀河系と他の次元領域の至る所に広がった。

 

さまざまな次元に存在する何千という星系からなる彼らの緩やかな『共通利害団体』は、『自由な世界次元間連盟』と呼ばれ、多次元宇宙の33の広大な領域に及んでいる

 

シリウスは、私達に向けた「連盟」の送信センターとして使われている。私達を高め、迫りくる宇宙的なコンタクトと、その結果として起こる変貌に対して、この世界を準備させるためなのだ。何千年にもわたってシリウス人は地球人とコンタクトしてきたが、その際、彼らとその仲間は『ホルスの目』という印(三角形の中に目を配したデザイン)を用いてきた。

 

・『暗黒の勢力』とその地球の『光明派』の召使達は、シリウスのセンターから来た『善玉』になりすましている。これは地球人を混乱させ利用せんがためで、本来のシリウスからの送信内容を歪めたものに変え、自分たちの悪の教えを植えつけようとしているのだ。そのために、シリウスの『ホルスの目』のデザインの印も使っている。『暗黒の勢力』に支配されているのはメン・イン・ブラック(MIB)たち、すなわち、あの恐ろしい『黒服の男達』は、一つの目ないし一条の稲妻を中に配した例の古典的な三角形を自分たちが使用する黒塗りのキャデラックのドアにつけている。

 

 <金髪碧眼のクェンティン>

・彼の話では私が見た円盤は地球と違う次元のもので、母船を伴いバミューダ三角海域のようないわゆる『窓の領域』を通って地球に来たのだという。円盤は意のままに物質化・非物質化できるという。

 

・クェンティンは、背が高く、年齢は30代と思える。髪の毛はブロンドで、射るような青い目をしており、レジャースーツを着て、対変奇妙なお守りを身に着け、今までに誰からも感じたことのないような不思議な魅力を醸し出していた。

 

・それから数分して、投げ出されたところは、惑星地球から何千キロも離れた深宇宙の中だった。(後で分かったのだが、円盤はゴビ砂漠の『シャンバラ』の移行窓をわざと使い、素早く深宇宙へと移動したのだ。)近くには大きな円盤型母船がいる。その母船に非常に奇妙な方法で乗船した。私を乗せた円盤は、すっかりと言っていいほど非物質化してから、母船の胴体を通過したのだ。母船内の七つの円盤駐機区画の一つに入ると、今度は物質化して以前の状態に完全に戻った。

 

・今乗っているのは連盟登録の宇宙研究室船で、長さは約2.4キロ、中規模の宇宙船です。本当に大規模な宇宙船は、この十倍から20倍はあります。超大型の大きさは言うとびっくりするでしょうから、言うのは遠慮しておきましょう。

  

<都市の大きさはあるクリスタル宇宙船>

・そうこうするに、白く輝くものが頭上に出現し、急速にその輝きを増していく。間もなく、明るく輝くオーロラがずっと強烈にきらきら輝く光に消されてしまった。巨大な形のものが降下して、視界に入ってくる。都市の大きさはある。だが、途方もないほど大きなボワーッとした塊のクリスタル・シャンデリアのようで、まるでクリスマスの飾り物みたいに様々な色の光を閃かせたり点滅させたりしている。

 「何・・・ 何だ それは?・・・・」

 私は吃ってしまった。天から現われたものが私達の視野一杯に広がるのに完全に飲まれてしまっていた。私達から2、3キロ離れたところだ。

 

・「感動するのも当然だ。このクリスタル宇宙船は現在『地上の平和』号と命名されていて、あなたがたの太陽系の惑星間ヒエラルキーの最高の旗艦なのだ」

 

 

金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。(6)

 

 

 

『世界怪奇物語』

(黒沼健)(講談社)(昭和58年刊)

 <シャスタ山の怪光>  アメリカ西部のミステリー

 

 

 

<空を走るボート>

・シャスタ山には、怪光以外にもう一つ奇怪な現象が目撃されている。1920~25年頃のある日、カリフォルニアの北部の葡萄園で、人夫が休憩の時間に外に出て、さて一服しようとしたときである。何気なくシャスタ山のほうを見ると、その上空に異様なものを認めた。

 彼は「おーい、みんな早く来い。不思議なものが空を飛んでいるぞ」葡萄園の中に残っている人夫たちに呼びかけた。それは奇妙な形をしたボートであった。しかも、それが数隻ならんで、海ならぬ空中を悠々と走って行くのである。

 

・ウィッシャー・セルヴェは、“シャスタ山の神秘な人々”の中では、単に“奇異な形”という漠然たる表現をしているだけで具体的な説明をしていないので、それがどのような形をしていたかは判明しない。

 

・最近シェラ・ネバダ山麓のあるゴルフ場で数名のゴルファがこの“奇異な形”のボートが銀色に輝きながら、はるかの山嶺のかなたへ姿を消したのを見て、みんな茫然となった。これは水上を走るボートそっくりの形をしていて、いわゆる“空飛ぶ円盤”では決してなかったという。

 

・ある古代世界研究家は、メキシコにも休火山の地底を秘密の棲家として住んでいる古代人の子孫と思われるような一群の民族がいるといっている。

 

・ルイス・スペンスは、その著『レムリアの問題』のなかに、レムリア人は巨人族であったと書いている。となると、シャスタ山の中から時折、山麓の村や町に姿を現した長身で上品な“異様の男”は、ひょっとするとレムリア人の遠い子孫であったかも知れない。

 

・現代の地球上で最古の地表と地質は、シャスタ山を含む縦長の太平洋岸の帯のような地域であると言われている。ここは超古代大陸が最後まで古代時代の姿を残しているところで、現代における怪異の地域である。

 

 <奇妙な顧客>

・この付近には、その昔幌馬車でやって来て、西部開拓団を祖先に持つ、人たちの村があった。

シャスタ山の特別調査部員の一人は、あるとき山麓の村の老人から奇妙な話を聞いた。

 「この付近の山や森には、妙なやつが住んでいる。そいつは、わしらとは違った顔付であることから考えると、インディアンではないかと思う。奴らは、とても恥ずかしがり屋なのか、わしらに会うと急いで森の中へ姿を消してしまう」

 

・ところが、その奇妙な奴が、あるとき村の雑貨店へ来て日用品の端くれを買ったが、その代金として払ったのが、アメリカの通貨ではなく、砂金であったというのである。

 

・顔を見慣れてくると、はじめはアメリカ・インディアンではないかと思ったが、それとも違うのである。頭が大きく、したがって顔も広い。それからよく見ると、皮膚の色も違う。インディアンは赤銅色だが、そのお客の顔は蒼白かった。頭には帽子をかむっていたが、これは帽子というよりは、頭部の飾りといったほうが当たっているような代物だった。

 

・前方の細長く先がとがっている。これが額から鼻筋を蔽っている。このため正直いうと、顔の上半分は、この陰になっていてよく見ることができなかった。

 

・その上に動作がどことなくきびきびしている上に、態度は上品で、身長は非常に高かった。どう見ても、アメリカン・インディアンではなかった。

 

・何日か経ったある日、その奇妙なお客はついに姿を現した。長いこと、これを待って、見張番していた男は、奇妙な客が用をすませて帰るのを、後ろから秘かに尾行した。

 「ところが、その男は、森の中に入ると、まるで空気の中へでも溶け込むようにふっと姿を消してしまったのだ」

これではまるで透明人間である。

 

・これと同様なことは、山麓からあまり離れていないところに住む木こりも経験した。

 

・それらの報告を統合すると、異様な人物の輪郭は、だいたい次のようになる。

 1、純白の寛衣のような服を着ていた。

 2、靴ではなく、サンダルを履いていた。

 3、頭髪は長く、きれいなカールをしていた。

 4、長身で王者か貴族の風格をしていた。

 

<怪光の源は何か?>

・シャスタ山―標高4317メートル余の死火山。カリフォルニア州の北部、カスケード山系に属する。山中には珍しく氷河がある。

 

・この両地方には昔から奇怪な噂が流布している。それは夜間、ときたまこの州境の山系に奇怪な白い光が望まれるというのである。

 

・そこで、調査隊を組織してシャスタ山に送った。だが、調査隊でも山中からそのような強烈な光を出す光源を発見することはできなかった。

 

・怪光は、一時は頻繁に目撃された。そのため非常に評判になり、山麓には、見物人が各方面から押し寄せた。

 

・その地点は櫛の歯ですくように、綿密に調べられた。だが怪光の発光装置と思われるような物は、何処からも発見されなかった。

 

 <三つの黄金の円屋根>

アメリ南カリフォルニアのロー山には、古くから天文台が建設されていました。そして、20年前に新型の望遠鏡のテストを行った。

 

・「円屋根なのだ。しかも、それは金色に光輝いていた。まるで“千一夜物語”のバグダッットの街の風景のようだった。それも円屋根は一つではない。第二、第三のものと、合計三つ見えたのだ」

 「それで、先生には今でもそれが見えるのですか」「先刻、君と代わった瞬間に消えたらしい。いまではもう見えない。これはいったいどうしたことなのだ」

 博士は先刻、助手に書き取らせた数字を手元の地図に照合させた。

 「場所はだいたい何処だね」

 「北カリフォルニアのシャスタ山の見当です」

 「ふーむ。シャスタ山かー」

 博士は唸るようにいうと、傍らの椅子に腰を深く埋めて考え込んでしまった。

 天体観測の場合には、しばしば幻覚にとらわれることがある。自分が何とか見たいと思うと、そのものがレンズの中に忽然と現われるのである。これは一種の自己暗示と考えられないことはない。

しかし、その時の博士の目的は、飽くまでも新望遠鏡のテストで、シャスタ山の山腹にバクダットの風物を見ようなどという感覚は微塵もなかった。

 

 

 

『天国の法則』

 人生を劇的に変えるスピリチュアル・レッスン

(藤崎ちえこ)(ビジネス社)  2005/8

 

 

 

<魂のシステムの謎を解く>

・この中心のまばゆい光は、いわゆるセントラル・サンと呼ばれるものでしょう。つまり、私たちの魂の親であり、故郷であり、生命エネルギーの元です。これは全ての生命の源であり、私達の起源です。

 

 <ツイン・ソウルとソウル・メイト>

・ 魂というのは一つの魂がほかの魂と分魂していたり、二つ以上の魂が自分の中に入っていたりします。ですから、前世療法でアインシュタインの前世を持つ人が二人出てきてもおかしくありません。一つの魂をきれいに二分した場合、それは「ツイン・ソウル」と呼ばれたりします。二人はまったく異なる場所で生まれながら、似たような目的のために人生を生きていることになります。

 

・一つの魂を何人かで分け合った魂は「ソウル・メイト」と呼ばれたりします。よくソウル・メイトと結婚すると幸せになれると言われますが、ソウル・メイトは男女とは限りませんし、世の中に二人だけということはありません。

 

・私たちは、まばゆい光の分身である。自分という存在は高次の次元にも存在し、下の次元の自分にアドバイスしている。私たちは、物理的なもの以上で情報交換している。

 

 

 

日月神示』 (魂の叡智)

  (中矢伸一)(徳間書店)  2005/6/17

 

 

 

日月神示は、「実行する側」から書かれた霊的文書

・太古の昔、地球神界の主宰神として霊主体従による神政を施かれていた国常立大神(くにとこたちのおおかみ)は、悪神の多数決によって、地球の東北(丑寅=艮)にあたる日本列島に御隠退を余儀なくされた。以来、五度にわたる「岩戸閉め」が行われ、この世は悪神・悪霊の天下となった。

  地上世界には、病・貧・争・災が蔓延し、人々は金や物を主体に物事を考え、自分さえよければそれでよいという、体主霊従(われ善し)主義がはびこっている。環境問題も日増しに深刻化している。このまま進めば、人類のみならず、この地球に生きとし生けるものすべてが死滅してしまうことになりかねない。

  

・そこで、再び国常立大神を始めとする正神の神々が、この地上神界に復権され、五度の岩戸閉めを一度に開き、三千世界の立て替え・立て直しを断行されることに

 その「正神復権の神告」として降ろされたのが、黒住・天理・金光・大本と続く、一連の霊的磁場発生であった。ところが、大神の切なる声は人類には届かず、これらの磁場は結局、取次役員によってワヤ(台無し)にされ、既成宗教化してしまった。

  こうした事態を見越して、弾圧を受けた大本とは別のところで降ろされたのが、「艮(とどめ)の啓示」と言われる、日月神示である。

 「艮」の字は、「うしとら」とも読むが、「とどめ」とも読む。すなわち、日月神示とは、艮の金神・国常立大神より人類に与えられた最後の啓示なのである。

 

 

 

日月神示』 (この世と霊界の最高機密)

 (中矢伸一) (徳間書店)2008/3

 

 

 

<天国界とはどんなところか>

まず、代表的と思われる、スウェデンボルグの見た天国から見てみよう。彼がある導きの霊により案内され、見せられた、天国界にあたると思われる境域の記述である。

 「私は、この世にいたときにも、今自分の眼の前にある光景ほど美しいものを見たことはなかった。そこは彼の言う上世界(天国界)で、私は、今そこに連れて来られ、大きな宮殿とそれを取り囲む町へ来ていた。

  

・その宮殿は、この世の言葉では、とても書き表わすことの出来ない、壮大で華美を極めたものであった。また、これに比べることのできる立派な建築物、とてもこの世では有り得ない。屋根は金の瓦で葺いたと思われる光を放ち、また壁面や床はすべて色とりどりの美しい宝石で作られているとしか思えない。宮殿の内部の部屋々々や廊下などの装飾に至っては言語に絶する素晴らしさであった。

 

・宮殿の南側には、まさに楽園と言うべき庭園が開け、そこにある全てが宮殿と同じように光り輝くものばかりであった。庭園の中には、銀のような樹木に金のような輝く果実がついていたり、花々の見事さは、見る者を天にも昇らせる心地にさせるほどのものであった。

  

・宮殿の周囲の町には霊たちが住んでいたが、その町も霊たちの住居も宮殿に劣らず立派なものであった。住居には多くの室があり、奥の間、寝室などもあった。住居の周囲を囲む庭は花あり樹木ありで、また田圃もあった。

  霊たちの住居は、都会のように配列され、道々もまたよく整って美しい町を造っていた。霊たちの衣服も雪のように白く輝くものであった。

  宮殿も町も光に満ちて明るく、霊たちの顔も至福に輝き、彼らの眼には高い理性と悟りを示す輝きがやどっていた」(スウェデンボルグの霊界からの手記)

 

・スウェデンボルグは、こうした天国界で見た様子を文書に表現するのに大変苦労している。おそらく、どのような文の達人であっても、天国の光景を正確に描き出すことは不可能であろう。天国界を見てきた他の探訪者たちも皆一様に説明するのに苦労している。それほど天国界の美しさ荘厳さとは、言語に絶するもののようだ。

 

 

 

『日本人が知らない『人類支配者』の正体』

  (船井幸男、太田龍)(ビジネス社)  2011/9/22

 

 

 

<宇宙文明と地球の未来について>

 <デーヴィッド・アイクの「爬虫類人」とは何か?>

 爬虫類人レプティリアン)>

 1、地球原人を操作して家畜人化した異星人は、爬虫類人(レプティリアン)である。

 

 2、太古のある時代(おそらく紀元前2000年頃)、爬虫類人は表面から姿を消し、彼らの代理人をして対人類支配管理係たらしめた。それがすなわち今日まで続く秘密結社である。

 

 3、彼ら(爬虫類的異星人とその代理人たる秘密結社)は、地球人類の効率的管理のために、精神的牢獄としての宗教を創作した。「一神教」はその究極の形態である。

 

 4、英国王室は、現代における爬虫類的異星人とその代理人たちの主力基地である。

 

 5、英国王室を含む秘密結社の中核維持、秘密儀式において、彼らは、爬虫類的異星人に変身する、との証言がある。

 

 <実際にレプティリアン的なものを見たグラハム・ハンコック

 船井: 私は、『神々の指紋』で有名なグラハム・ハンコックさんをよく知っており、彼の研究や思考に注目しているのですが、彼は最近、「アワヤスカという植物幻覚剤を飲むと、みな異次元に行く。そこで爬虫類人に近いようなものを見る」と言っています。体が人間で、頭が魚であるとか動物であるとか。上半身は人間で、下半身は蛇とかライオンなどというものを見るというのです。それに似た絵が、いまから大体4~5万年くらい前の地球の洞窟にはいっぱいあるというのです。

  レプティリアン爬虫類人)というものがもし存在し、地球人と接触したとしたら、その頃が最初ではないだろうかと思います。それに、レプティリアンの宇宙での存在は否定できないですね。

 

 

 

『生きがいのメッセージ』

 (ビル・グッゲンハイム&ジュディ・グッゲンハイム)

徳間書店)2008/3

 

 

 

<故郷への旅―対外離脱中のコミュニケーション>

フロリダ州のセールスマン、ピーターは20歳の娘のエイプリルを自動車事故による脳出血で失い、その半年後、つぎのような出会いをした。

 

・ある晩、ベッドに起き上がっているときだったが、体外離脱が起きた。気がつくと、いきなり廊下に出ていて、なんとそこに娘のエイプリルも立っているんだよ。

 白いローブを着ていた。手の先から二の腕、肩、首、そして顔も見えた。肌の色も申し分はないし、髪もふさふさとして美しかった。ああ、傷なんかどこにもなかったさ。

 

・「エイプリル、かわいいエイプリル、父さんは、おまえが大事なんだよ」と、夢中で言い、抱きしめてキスしてやりたかった。だが、そばへ寄ろうとすると、後ずさりして「だめなのよ、今はさわらないでちょうだい」と言ったから、あきらめるしかなかった。「おまえ、天国にいるのかい?」と聞くと、そうだと言うから、「どんなところだい?」とたずねると、うちの娘はとってもユーモアのセンスがあるんだが、こう言うんだよ。「お金持ちや有名人の暮らし方を知っているでしょ。あんなのはまあ、天国から見れば、貧乏暮らしね」

そうこうするうち「あたし、もう行かなきゃならないの」と言う。

 

・次の朝、家内にこの出来事を話してやった。だが家内は私がちょっとおかしくなったとしか思わなかったみたいだな。

 

 <次の報告は体験者がいくらか遠くまで対外離脱の旅をしており、その間に、亡くなった家族と接触している>

・ノラの報告を読むと典型的な対外離脱体験が語られているのがわかる。肉体から抜け出して空中へ浮き上がり見下ろすと、ベッドの上に自分の肉体が横たわっている。そして、旅から帰ってくると、もとの場所で主の帰還を待ち受けていた肉体の中へまた戻っていくのである。

 

フロリダ州中央部の自室からメキシコ湾に浮かぶサーベル島までの片道5百キロのノラの旅は、往きも帰りもほとんど一瞬のうちだった。対外離脱中は、どうやら時間や空間による制約は一切なくなるらしい。

 

 

 

『ガイアプロジェクト2012』(地球5次元化計画)

  (チャング・フィヨング)(徳間書店)  2008/3

 

 

 

シリウスやプレアデスを経由して送られた地球5次元化計画のガイドたち>

 シリウス星の管理本部は、完熟エネルギーを全銀河に広めるため、地球に送る大量のガイドを選定している!>

・地球を全宇宙に向けて、解放しようとしたちょうどそのころ、シリウス星の管理本部は、地球に送る大量のガイドを選び始めた。責任感が強く、信頼にたる専門家である高次元の存在たちが、宇宙全域から選ばれた。そしてガイドの先遣隊が結成された。

 

・地球での任務、プロジェクトの重要性、地球の人生で予期される困難や苦痛について、前もって指導を受けるため、ガイドたちは、シリウス星団やプレアデス星団に集まってから地球に向かう。

 

・先遣隊を迎えたとき、地球は完全に純粋なエーテル状態だった。なにもかもが水滴のように透明だった。

 

・物質地球にガイドたちが転生したのは、地球を正しい方向にいざなうため、また来るべき大変動の任務において、必要となる経験を積むためだった。しかし、物質地球を生きるのは苦しみが多かった。ほかの存在と同じく、ガイドらも輪廻転生のルールに従わなければならず、その過程ではひどい苦しみを味わった。

 

・ガイドが新たに派遣されるとき、たいていはまず霊界に入り、それからふさわしい時を選んで肉体を持って物質地球に生まれてくる。

 

・だが、最近送られてきたものの中には「ウォークイン」という特別な過程で地球に来るガイドがいる。普通の転生によるのではなく、魂の入れ替わりのようなものだ。ウォークインとは、肉体の持ち主が重病なので苦しんだ後、魂が肉体を離れると、別の存在が肉体に入ってくることをいう。この場合、入って来た新しい存在は、人間の生活に適応するまで苦労する。特に、地球での過去世の記憶がない場合には、困難を極める。だが、地球での記憶がないため、地球の先入観を捨ててもとの意識を取り戻すのには役立っているようだ。

 

 <霊界は2005年に封鎖されている!地球上空の宇宙飛行体は、地球を去る存在たちの輸送任務に大忙し・・・>

・今、地球上空を埋め尽くすほどの宇宙飛行体がいる。いつも4次元で働いているため、人間には見えない。だが3次元地球で作業しているときは、普通の人でも見える。宇宙飛行体は、母星の任務によって、さまざまな形と大きさがある。偵察調査が任務の小型機から、母船となる大型機まで種類は多い。プロジェクトの任務をもたない飛行体も多いが、今、地球にいる飛行体は大多数がプロジェクトの任務のために働いている。

 

 

 

『地球の主』 エンキの失われた聖書

 (惑星ニビルから飛来せし神々の記録)

(ゼカリア・シッチン)(徳間書店)2008/2

 

 

 

<「アヌンナキを探せ!」イラク戦争に隠されたアメリカ軍の極秘計画>

・ 世間では、イラク戦争が石油をめぐる戦争であったかに思われていますが、どうも別の目的があるようなのです。イラクには博物館内だけでなく、いまだに砂漠に数千もの楔形文字の粘土板や石板が眠っていることから現在でもアメリカが駐留しているのには別の理由が考えられるのです。

 

・サラ博士は、アヌンナキについての非常に特殊な情報を伝えています。アヌンナキがスターゲイト(古代遺跡から発見された巨大な環=星間移動の扉)を利用して地球へやってきた方法についての情報がイラクに存在すると主張しています。

 

 <太陽系第12惑星の「宇宙からの神々」は、なぜ地球で人類を創成したのか>

・およそ44万5000年前、別の惑星から宇宙飛行士たちが黄金を探しに地球へやって来た。地球の海に着水した彼らは、歩いて陸にたどり着いた。遠く離れた地の我が家“エリドゥー”を築いた。やがて、この最初の入植地は宇宙飛行管制センターや宇宙基地、採鉱活動、さらには火星の中継ステーションさえ擁する一大地球ミッションへと発展した。

 人手不足を補うために宇宙飛行士たちは、遺伝子工学を駆使した原始的労働者―ホモサピエンスーを作り出した。

 

 

 

『大いなる秘密』  (レプティリアン爬虫類人

 (デーヴィッド・アイク)(三交社)2000/8

 

 

 

ブラザーフッドの驚くべき知識水準を示す、13世紀ロジャー・ベーコンが書いた「世界で最も神秘的な書物」>

 <地球以外の場所から見たアングルで描かれたアンドロメダ星雲>

・13世紀の人物ロジャー・ベーコンは、フランシスコ派の修道士であり、その思想によって教会の権威を震撼させたことで有名である。彼は、未来について数多くのことを予見していた。すなわち顕微鏡、望遠鏡、自動車、潜水艦、飛行機の登場、そして大地は平ではなく丸いということなどだ。

 

・1912年、ベーコンが書き、ジョン・ディーが皇帝ルドルフ二世に渡したという例の本を、アメリカの書籍取り扱い業者ウィルブレッド・ヴォイニッチが入手した。それ以来、この本は「ヴォイニッチ文書」と呼ばれることになった。

  さて、ヴォイニッチからそのコピーを送られた専門家たちは、そのなかに描かれた植物は地球上には存在しなかったものだと言っている。顕微鏡で見た細胞組織のようなイラストもあれば、望遠鏡なしでは確認できない星系の図表もあった。第1次・第2次の世界大戦中、合衆国情報部の最も優秀な暗号専門家たちが、彼ら自身「世界で最も神秘的な書物」と呼ぶその本を、なんとか解読しようと試みたが誰もそれを成し遂げられなかったのだ。ただ、ペンシルバニア大学教授ウィリアム・ロメイン・ニューボールドは、1921年にその本の一部を解読したと主張している。その部分は次のように読めるそうだ。「私は、凹面鏡の中に星が渦巻き状になっているのを見た。ペガサスの臍、アンドロメダの腰帯、カシオペアの顔」

  

・ジョン・ディーの持っていたこの本に書かれていたことは、現代科学において確認されていることであり、アンドロメダ星雲の描写も正確なものであった。しかし、それは、明らかに地球以外の場所から見たアングルで描かれたものであったのである。この本の存在は、ブラザーフッドの驚くべき知識水準を示す一例である。何百年ものあいだ、高度な知識を有する彼らは、一方で彼らの一翼である宗教を使い、一般大衆を無知の状態に置いてきたのだった。

  

<英国諜報部を作ったのは、レプティリアンの血流からなるバビロニアン・ブラザーフッドだった>

 <英国情報局、CIAなど世界のスパイ・ネットワークは魔的目的でベーコン、ジョン・ディーなど秘教の魔術師の影響で創設>

・現在英国諜報部として知られている、ヨーロッパ中に広がるスパイ・ネットワークが作られたのは、ベーコンやジョン・ディー博士、フランシス・ウォルシンガム卿など、秘教の魔術師たちの影響によるものだった。英国諜報部を作ったのは、レプティリアンの血流からなるバビロニアン・ブラザーフッドだったのだ。のちに大英帝国領全域にまでそのネットワークを拡大した英国諜報部は、アメリカにも諜報組織を作り上げた。それらのネットワークは、現在でも存在している。

 

・CIA(合衆国中央情報局)は、英国諜報部のエリート・メンバーによって作られた。日本への原爆投下を公式に命じたフリーメーソン33階級の大統領、ハリー・S・トルーマンのときのことであった。CIAの前身たるOSS(戦略事務局)の長官を務めていたビル・ドノヴァンであった。

  

・合衆国海軍情報部の元職員であったビル・クーパーによると、OSSのメンバーのほとんどは、聖堂騎士団によって送り込まれた者たちだったという。ウォルシンガムは、フランス大使の任を与えられていたが、そこにはスパイ・ネットワークを拡大するという隠された目的があった。あるフランス情報部員は、英国情報部とフランスの情報局は実は同一の組織体なのだと私に語ったが、それは別段驚くべきことではない。

 

・英女王お付きの占星術師であったジョン・ディーは、黒魔術師にして薔薇十字会のグランド・マスターであり、新たな秘密情報組織のエージェントであった。彼は、どこからか「エノク書」を手に入れていた。彼は、超能力者のエドワード・ケリーとともに、天使(レプティリアン)との交信を通じて、「エノキアン・スクリプト」と呼ばれる文字言語を作り上げた。

  

<金髪碧眼のマスター・レイス(支配人種)>

・ヴリル・ソサイエティーチャネラーたちによると、シュメール語はアルデバラン星人の言語であり、その音は、「不可解なドイツ語」のようであるという。そして、ドイツ語とシュメールーアルデバラン語は波長が同じであるとも彼らは、信じていた。

 

・彼らのテーマはこうだ。金髪碧眼のマスター・レイス(支配人種)が火星より地球へとやって来て、古代伝説の神々(gods)となった。彼ら支配種は高度なシュメール文明の発祥にインスピレーションを与え、この地球に純粋な血流を植えつけた。以来このgodsは、地下都市から地上の人類をコントロールし続けている。

 

・しかし一つ言い忘れていることがある。それは、アーリア人の中にレプティリアンの血流が潜んでいるという事実だ。ブラザーフッド内部の者から聞いた話だが、レプティリアンは金髪碧眼の人間の血を必要としており、アーリア支配種の純粋性を維持するというナチスの教義はそのためのものであったという。

 

・トゥーレ協会の名は、伝説の都市ウルティマ・トゥーレに由来している。このウルティマ・トゥーレは、アルデバラン太陽系からやってきたアーリア人が最初に入植したという北方の大陸、ヒュペルボーリアにあったと言われている。

  さらにまた、このヒュペルボーリアは、アトランティスやレムリア(ムー)よりもずっと以前の大陸だったとも、アトランティスそれ自体であったとも言われている。はたまた地球の内部にあったという説すらある。

 

68光年の彼方から火星経由、地球にシュメール文明を打ち立てた金髪碧眼のアルデバラン星人

<牡牛座のアルデバラン

・ドイツの研究者ヤン・ファン・ヘルシンクは、その著書『二十世紀の秘密』のなかで「ヴリルとトゥーレの両秘密結社は、1919年12月ベルヒスガーデン・ロッジで、マリア・オルシックとシグルンという2人の霊媒を通じて、異星人との交信を試みていた」と述べている。ヴリル・ソサイエティー関連の資料によると、それらの通信は、地球から68光年の距離にある牡牛座のアルデバラン太陽系の二つの惑星からなる「スメーラン」帝国とのあいだで行われていたという。

 

・同資料の説明を続けて紹介しよう。アルデバランの人々は、明確に二つのタイプに分けられているという。一つは光の神と呼ばれる金髪碧眼のアーリア支配種であり、もう一つは気候変動によって遺伝子的に劣化した、いく種かの亜人類である。5億年以上もの昔、アルデバラン太陽は、膨張とともにすさまじい熱線を放射し始めた。そのため「劣等な種族」は、居住可能な他の惑星へと避難させられたという。そしてついに光の神アーリア人種も、母星からの退去を余儀なくされたのであった。このような経緯で我々の太陽系にやって来た彼らは、まず最初に惑星マローナを占領した。

 

・惑星マローナはマルドゥクという名でも知られており、ロシア人やローマ人はこの惑星をパエトンと呼んでいた。火星と木星のあいだ、現在のアステロイド・ベルト軌道にあったとされるこの惑星は、古代シュメール人の言う惑星ティアマトに相当している。その後、金髪碧眼のアルデバラン星人は火星に植民し、続いて地球へと下りてシュメール文明を打ち立てた。・・・少なくともヴリル・ソサイエティーの人々は、そう信じていた。

 

 <トゥーレ協会から派生したドイツ労働者党>

・これまでに述べてきたように、地球の完全支配をもくろむレプティリアンが、他の異星人や地球内部種族との争いを続けてきた可能性は非常に高い。またレプティリアンたちは、低層四次元においても他の意識体たちと競合関係にあると考えられる。

 

・トゥーレ協会を創始したのは、ゼボッテンドルフ男爵などという大仰な名に改名した占星術師、ルドルフ・グラウエルであった。反ユダヤ・反マルクス主義を提唱した彼の影響によって、反ユダヤ・反マルクス主義とゲルマン支配種の復権が、トゥーレ協会の教義の中心となった。このトゥーレ協会から派生したドイツ労働者党が、ナチスとなったのであった。これに関して重要な役割を果たしたのが、ゼボッテンドルフの友人にして熱烈なオカルティスト、ディートリッヒ・エッカルトであった。大酒飲みで麻薬中毒の作家であった彼は、自分には来るべきドイツの独裁者のために道を開くという使命がある、と信じていた。

 

・1919年にヒトラーに会ったエッカルトは、ヒトラーこそが自らの探し求めていたメシアであると確信した。レプティリアンの波動に接続するための黒魔術儀式を中心とする秘教の知識、これらをヒトラーに授けたのはエッカルトであった。1923年エッカルトは、友人に宛てた手紙の中で次のように語っている。

 ヒトラーについていけ!彼は踊るだろう。笛を吹くのは私だ。我々は、ヒトラーに、彼らとの通信方法を教えた。私が死んでも悲しむことはない。私は歴史に最も大きな影響を与えたドイツ人なのだ」

 

 アーリア人の祖先たちの故郷>

 <シャンバラと呼ばれる都市を主都とする地下王国「アガルタ」>

 

 ヒトラーについていけ!彼は踊るだろう。笛を吹くのは私だ」のエッカルトと、「死の天使」ヨーゼフ・メンゲレヒトラーを精神操作。

 

・スカンディナヴィアの伝説によると、ウルティマ・トゥーレは、太陽の沈むことなき極北の楽園であり、アーリア人の祖先たちの故郷であったと言われている。ヒュペルボーリアが水没し始めたとき、ヒマラヤ山脈の地下に高度な科学技術を持っていたアーリア人たちは、地殻にトンネルを掘り抜き、ヒマラヤ山脈の地下に巨大な地底都市を建設したのだった。これはのちに、シャンバラと呼ばれる都市を主都とする地下王国「アガルタ」として知られるようになった。少なくともトゥーレ協会の人々はそう信じていた。ペルシア人たちは、その地域をアーリアナと呼んでいたが、これは「アーリア人の土地」という意味である。

 

ナチスの教義では、アガルタの人々が「善者」で、シャンバラが「悪者」ということになっている。この両勢力の争いは、何千年も続いており、ナチスは、アガルタの「善者」たちと同盟して、「悪者」のシャンバラが操る「フリーメーソンシオニスト」と戦っていた。少なくともナチス自身はそのように信じていたのだ。

 

・非常に長期にわたるこの争いは、「火星由来のアーリア人対アヌンナキ・レプティリアン」の戦いだったのではないのだろうか?彼らは最初、火星上で戦いを繰り広げ、続いて戦場を月に移し、さらに地球へと下りて争いを続けた。アーリア支配種との接触を果たさんとしたヒトラーは、この地下世界への入口を見つけ出そうと躍起になっていたが、「死の天使」ヨーゼフ・メンゲレによる精神操作を受けていた彼は、事実上レプティリアンの繰り人形であった。

 

 

 

『天使の証明』  (神のメッセンジャーと遭遇した52人)

 (エヴリン・ベンス)(太陽出版)2006/7/7

 

 

 

臨死体験

・それから、天使さんは凄いスピードで、たくさんの階を登って病院の天井を突き抜けました。遠くに行けば行くほど暗くなります。たくさんの星の間を通り抜けていくと「交響曲」のような美しい音楽が聞こえてきました。ママと叔母さんがデュエットでクラシックのピアノ音楽を演奏するのをよく聴いていました。それからラジオで「交響曲」もよく聴きました。しかし、いま聞こえる音楽はそのような音楽よりもさらに美しいものでした。チャイムの音もあれば聖歌隊の歌声も聞こえましたが、質感があまりにもリアルなために手で触れることができるようでした。私は、美しい音楽に抱擁されて深い慰めを感じました。

 

・さまざまな雲があらゆる方向に向かってたなびいている天の川も通りました。パパが銀河系の話を何度もしてくれていたので、それが銀河系であることがすぐに分かりました。星が全く見えない場所を通った時も、怖いとは感じませんでした。天使さんと一緒にいれば安全だと感じていました。神様にお願いしたように、もうすぐ天国に行けるのですから

 すると、私の家にある地球儀のような世界が見えてきました。太陽も月もありませんが、世界全体が電球のように輝いているのです。どんどん近づいていくと、茶色に見えた場所が緑色に変わりました。顎ひげの天使さんは私をある庭の中に降ろして後ろに立ちました。

 

・まわりを見まわすと、見たこともないような鳥やウサギ、さまざまな樹木があり、花々が咲き乱れていました。それは私の水彩絵の具の色にはないような色です。私は、幸せいっぱいでした。何の痛みもなく、星々が奏でる音楽も聞こえます。

 <イエス様はどこにいるのだろう?>と思いました。すると足音が聞こえ、とっても強い愛のエネルギーを感じました。顔をその方向に向けると、物凄く大きな真っ白な光に目が眩みました。何も見えません。すると声が聞こえました。「我が子よ。あなたは帰らなければなりません」

 

 

 

『般若心経の宇宙論

コンノケンイチ)(学研)2006/11

 

 

 

王仁三郎の大霊界を構成する10の法則>

 法則1、すでに私たちは霊界にも生きているし、だれでも霊界と通じている。

 我々は、あの世の記憶を消去されているので、自分がどこから来て、どこに帰るのか分からないでいる。

 

 法則2、霊界で起こることが、時をおいて現界に移写される。

 人間は絶えず霊界と通じ合い、そこからの干渉を受けつつ生きている。

 

 法則3、霊界とは、個々人の意思と想念の生み出す世界である。

 霊界は波動の世界で、個々人の持っている想念がストレートに現象化する世界である。

 

 法則4、個人の想念(霊質)に応じて、無数の霊域が存在する。

この世の人間は、自分の霊質に応じた霊界と無意識下で交流している。

 

 法則5、霊界では似たもの同志が相交わり、集団を形成している。

 霊界では個々人の本性によって、定まったひとつの領域を形成している。

 

 法則6、この世で言う時間・空間の概念が霊界にはない。

ただし、霊界での変化が地上界に波及し、時間的な推移となって現象化されてくるのだという。

 

 法則7、霊界には無限に近い階層があり、神(界)に近いかどうかで高低は決まる。

 霊層の高低は神からの波長に近いか遠いかを意味し、神から離れるほど波長は粗く濁ってくる。

 

 法則8、神界から遠い霊界は、まもなく消滅させられる。

まもなく、「神より遠く離れた霊界」すなわち地上界(現世)に隣接する幽界“バルドー”、その大本である地獄界は淘汰され、消滅する。

 

 法則9、人類に降ろされる終末予言は、すべて霊界に端を発している。

この世は、すでに神より遠く離れた地獄界の干渉を強く受けるようになってきており、そのため、まもなく幽界とともに淘汰されることになっているという。

 「霊界とは想念の世界であって、時間空間を超越した絶対世界である。この世は全て神霊界の移写であり、また縮図である。霊界すなわち精神世界の事象を写し出したのが現界すなわち地上界で、ゆえに現世を称してウツシ世(写し世)という」

 

 法則10、私達は、現世で霊質を上げることができる。

 霊界の天国には天人や天使が住み、最下層には地獄界の住人が住んでいる。しかし現世ではだれでも全霊界と通じているので、自分の想念次第で霊質を上げることが十分に可能なのである。

 

 「すべての人は死して後、天国浄土に昇り行く。

 無限の歓喜に浴すべき、人間特有の資質あり。

 暗黒無明の生涯を、送るものほど悲しみの深きものこそ無かるべし。

 第一死後の生涯に、対して無知識なることは、悲哀の中の悲哀なり」

 

 

 

『人類の祖先は宇宙人である』

  (ミン・スギヤマ)(第一企画出版)(1993年)

 

 

 

<一番科学的でないのは科学者自身>

<科学者はアインシュタインを裏切りたくない>

光速度を超える光が近年各地で観測されていることや、光速度を超える速度で飛来してきたであろうUFOの存在たちが確認されている以上、光速度不変の原則がすべての状況において、適用されるとは言えないことを科学者たちは認めざるを得ないところまできている。

 

 <何度も地球に入植を試みた宇宙人>

・宇宙人セムヤーゼによれば、宇宙には地球に限らず非常に多数の文明が存在し、彼ら宇宙人はそのうちのヒューマノイド型の人類だけで「宇宙連合」を構成しているという。その人類の総合計は約1270億人で、またヒューマノイド型ではない、「宇宙連合」に属さない知識生命形態が無数に存在している。

 

・さらに、地球上には三つの異なった惑星を起源にもつ人種が存在しているという。地球上に“創造された”地球人、現在の火星の位置に昔存在したマローナという惑星について、惑星崩壊後にやってきたマローナ人、そしてヴェガ星や琴座のリラ星の惑星からやって来た古代リラ人の三人種である。

 

・各々に起源を持つ人々の現在の人口は、古代リラ人が14万4228人、マローナ人種が1億6730万人、それ以外は“地球人”であるというが、他にリラ人からわかれた2人種がいる。その2人種については、宇宙人にも詳細は不明だが、ほとんどが“地球人”と同化しているらしい。中国人や日本人はこの2人種に当たると、セムヤーゼの父プターはマイヤーに語った。

 

セムヤーゼの話は今から約23万年前、彗星によって住民の3分の2を失ったある太陽系の第6惑星から始まる。

 

< 「セムヤーゼ」>

ある遠い宇宙の太陽系の惑星の全人類の3分の2が、当時この彗星(デストロイヤー)によって滅ぼされ、生存者は、最初からやり直さなければ、なりませんでした。再出発は不自由で困難を極めました。しかし、彼らは、わずか900年間くらいで新しい文明と文化を築きあげました。彼らは、宇宙の力によってもたらされた困難な破壊を克服して再出発したのです。

 

・彼らの霊性と知識は急速に洗練されて行き、彼らの到達した技術水準は想像を絶していました。やがて彼らは、円形で皿状の宇宙船を建造し、大宇宙へ飛び出すようになりました。

  

<聖書に記された人類発祥の秘密>

・たとえば、牡牛座からやってくる宇宙人は、まさに牛の顔をしていると言われるが、その牡牛座人は日本のある牧場で目撃されたこともあるが、インドにおいて昔、頻繁に現れたという話がある。三大宗教の一つである仏教の発祥地でありながら、現在はヒンズー教が支配的となっている。

 

ヒンズー教がの方が仏教以上に魅力的で、人々がこぞって改宗するほどのものなのかどうか私は、分からないが、彼らの面前に牛の顔をした牡牛座人がUFOに乗って現われたならば、その大きな衝撃ゆえに仏教を捨て、牛を神と見なすヒンズー教が一気に広まったと想定しても自然に理解できそうである。

 

・スイスのビリー・マイヤー氏は宇宙人に選ばれて、さまざまなことを学んできたわけだが、ダル宇宙のアコン太陽系から来たアスケットというヒューマノイド型(我々と同じ姿形をしたいわゆる人間=宇宙人)の女性から、地球人の発祥はこの地球上ではないことを聞く。私たちは、絶えざる研究によって地球を発見しましたが、さらには地球人類の発祥の地を見つけました。地球人類は地球に発祥したものではありません。

 

・地球人類の祖先は宇宙のはるか彼方、あなた方が環状星雲と呼んでいるところから、この地球にやって来たのです。この星雲が地球人類の故郷なのですが、その祖先の本来の子孫はもはやその星雲の太陽系には住んでいません。彼らは、あなた方が七つの星(スバル)または、プレアデス星団と呼んでいる天体に住んでいます。彼らこそあなたがたの本来の祖先の遠い子孫にあたるのです。

 

・ビリー・マイヤーは、1938年生まれのスイス人で、4歳のときにUFOを目撃、ついで、宇宙人とテレパシーで交信、そしてUFOに搭乗した。以来、100回を超えるコンタクトを繰り返し、ノートには7000ページに及ぶ記録を残している。

 

 <日本の超古代文明を証明する文書>

・『竹内文書』では、天神七代の宇宙創世紀に続き、上古第一代天皇が「神定」によって天日国という名の星(プレアデス星団)から、太陽系第三惑星である地球(天元根国)に、空飛ぶ円盤を思わせる乗り物(天の浮船)に乗って降臨し、地球に文明をもたらす。日本人の祖先はこの神の後裔であるという。

 

・『九鬼文書』でも、地球開発委員長格のアメノミナカヌシが地球に降臨し、私たち日本人は800万の神々の子孫ということになっている。『宮下文書』は、やはり天降った神々が地球の四大地域の開発神(文化英雄)となり、日本人の祖先は、そのうちの阿間都国に定住した神々のその子孫と記している。『秀真伝』でも、クニトコタチノカミが8人の御子を地球に天降らせ(八方降神)、地球の八大地域をそれぞれ開発した。人類はそれらの神々の子孫である・・・・と記している。

 古事記』、『日本書紀』では天孫降臨説として出てくる。

 

 

 

『宇宙人の魂を持つ人々』 

(スコット・マンデルカー)(徳間書店) 1997/6

 覚醒したET人格ウォークインとさまよえる魂ワンダラー

 

 

 

<ウォーク・イン、ワンダラー>

<“魂”だけが、いわば“意識体”として地球に移動してきている>

・現在、この地球上にはかれこれ1億人もの“非地球出身者”―平たく言えば、“宇宙人”著者の用語に従えば、“ETソウル(本書では「ET人格」などとしている”が地球をいい方向に導くためにやって来て住んでいる。

 

・もちろん、博士の言う“ETソウル”は生身の肉体を持った異星人が地球に密かに移住してきているという意味ではない。高次の星や次元の世界から“魂”だけが、いわば“意識体”として地球に移動してきているというのだ。

 

・同じ分野の研究家によってはこれまで“スターピープル”“スターボーン”“スターシード”などと呼びならわしてきた存在で、ほとんど同義としてよいだろう。

 

・マンデルカー博士によれば、そのETソウルにも大別して2種類あるという。一方は異星から転生した魂が地球人の肉体に宿って誕生する場合、他方は途中で地球人の肉体に入り込んでいい意味での人格転換が起こる場合で、博士は前者を“ワンダラー”、後者を“ウォークイン”と名づけている。

 

・地球に来ているETソウル1億人のうち、95%がワンダラー、残り5%がウォークインだという。ただし、自分がETソウルだと自覚している者は、全体のわずか15%にも満たないそうだ。

 

・Walked-in(ウォークイン) 次元間―惑星間の魂の転移を表す叙述的な用語。人類とこの惑星に奉仕するために、もっと進化したETや天使の文明から(あるいはもっと偉大な霊的進化をした、地球生まれ)の存在か、自発的に明け渡されたある人間の体―人格意識に入っていること。現象的に断片交換や魂の組みひものプロセスに匹敵する。

 

・ワンダラー(Wanderer) 次元間―惑星間の魂の転移を表す叙述的な用語。もっと進化したET文明からの存在が誕生時に自発的にアイデンティティーや起源の記憶を失って、人の姿になること。目的は通常、人類とその惑星に奉仕するためだが、自分の利益しか追求しないワンダラーもいる。

 

 

 

昔、いつの頃からか歩危の山に一人の大男が現れるようになった。この大男は見た目こそ人と違わないが、人の三倍とも四倍ともされるほどの大きさと力を持っていた。(1)

 

 

(2024/5/6)

 

 

日本怪異妖怪事典 四国

毛利恵太(著)  朝里樹(監修) 笠間書院  2023/4/26

 

 

 

四国地方は狸の宝庫として有名です。隠神刑部と呼ばれる講談に語られる狸の長、道行く人におんぶをねだる可愛らしい狸・赤でんちゅうなど、様々な狸たちが載せられています。そして四国にはいないなどと言われる狐たちもまた、実は四国に豊富に存在していることも教えてくれます。

 

鬼籠野(おろの)の鬼

徳島県名西郡鬼籠野村(現・名西郡神山町鬼籠野)に伝わる。

 昔、この地に鬼が棲み着いて民を悩ませていたので、朝廷は藤原某という者を派遣して悪鬼退治の祈禱を行わせた。すると大日霊(天照大神の異称)、軻遇突智(かぐつち)、金山彦、句々廼馳(くくのち)、埴安姫(はにやすめ)、罔象(罔象女命)の六神が降臨し、鬼たちを谷間に追い込んで誅した。この伝説から鬼籠野という村名が名付けられたとされている。このため、鬼籠野神社はこの六神を祀っている。

 

怪獣ヶ峰(かいじゅうがみね)の大男

徳島県三好市山城町大歩危(おおぼけ)辺りの話。

 昔、いつの頃からか歩危の山に一人の大男が現れるようになった。この大男は見た目こそ人と違わないが、人の三倍とも四倍ともされるほどの大きさと力を持っていた。大男は四国三郎吉野川の異称)を中にした峡谷を片足も濡らさずに飛び越え、ときどき村里に出ては田畑を荒らした。そればかりか村の若い女が姿を消すこともたびたびあったので、村人は神仏に祈ったり修験者に祈禱を頼んだりしたが、疾風のように現れて疾風のように去る大男には何の効き目もなかった。村人たちは生きた心地もしなかったが、ある時讃州(讃岐国、現在の香川県)から来たという浪人が「拙者が退治申そう」と言って怪獣ヶ峰へと入っていった。浪人が峰に入ってから、昼頃になって山鳴りが響き始め、次の日の明け方まで続いた。そして山鳴りが収まってからは平和な日が続き、大男も浪人も再び姿を見せることはなかったのだという。

 

金長狸(きんちょうたぬき)>

徳島県勝浦郡小松島日開野(ひがいの)(現・小松島市日開野町)に伝わる。

 江戸時代末期に成立し、後に講談や映画などの題材にもなった「阿波狸合戦」の主人公。

 金長は日開野の鎮守の森に巣を構え、村の狸たちの頭領であった。しかし洪水によって巣が壊れてしまったため、眷属を率いて染物屋・大和屋茂右衛門の土蔵のそばに穴を掘って避難してきた。狸の巣穴を見つけた茂右衛門は狸たちを追い出さず、逆に飯や油揚げを供えさせたので、金長は恩返しのために大和屋を大いに繁盛させた金長は店に勤めていた職人の万吉に取り憑いて茂右衛門と意思疎通するようになり、茂右衛門は繁盛を感謝し、祠を建てて金長大明神として祀るようになった。ある時、金長は自身が位を持っていないことを気にかけ、四国の狸の総大将である津田浦の六右衛門狸の元で修行をすることにした。六右衛門の元で頭角を現した金長だったが、その才覚を恐れた六右衛門と対立するようになり、やがてそれぞれが軍勢を率いた合戦が始まった。合戦の結果、金長が六右衛門を食い殺して勝利したが、金長も戦いの負傷によって間もなく死んでしまったという。その後、茂右衛門は金長の願いを叶えるべく、京都の吉田家に願って正一位を授けてもらったのだという。

 

庚申新八(こうしんしんぱち)>

徳島県徳島市左古町(現・徳島市南佐古三番町)の天正寺の話。

 天正寺の庚申堂は神籤(みくじ)がよく当たると評判だったが、これは傍らに祀られている庚申新八という狸の力であるという。新八は庚申谷に棲む狸のお頭で、阿波狸合戦の時は金長狸に味方して旗頭として活躍したという。

 

式部超えの妖怪

徳島県美馬郡脇町(現・美馬市)に伝わる。

 昔、式部の村落の式部超えと呼ばれる山に、たびたび妖怪が現れて村人や通行人を脅かしていた。村の名主は「妖怪を退治した男には娘を与えて名主の跡目を継がせる」と約束したので、多くの男が妖怪退治に向かったが、誰一人として帰ってこなかった。名主が途方に暮れていると、ある日、身の丈が七尺(約2.1メートル)、顔は鬼瓦のようで、全身に猪のような毛を生やした男がやって来た。

 

・別の話も伝わっている。昭和の初め頃、左衛門という男が平帽子のほうへと出かけていったが、いつまでも帰ってこないので家族が心配し、人を雇って式部超えの地蔵さんの辺りまで探しに行かせた。

 

・左衛門の話によると、左衛門は恐ろしい式部超えの大滝道を恐る恐る登っていたが、ある所で胸騒ぎに襲われ、坂を見上げた。するとそこに足が細くて背の高いものが突っ立っていたのだという。それの目玉はチョク(猪口、盃のことか)ほども大きく、口が耳まで裂けていて、顔全体が馬のように長くざんばら髪で、耳が立っていた。それがそろそろと坂を下ってきたので、左衛門は「殺される」と思い、そこから先は何も思い出せないのだという。

 

常光寺の頬冠り(ほおかむり)

徳島県那賀郡富岡町黒津地(現・阿南市黒津地町)の話。

 黒津地の常光寺の辺りは昔、竹藪が続き昼でも薄暗く、狸も棲み着いていた。この狸が豆絞りの手拭いで頬冠りをした男に化けて出たという。その他に悪戯をすることはなかったが、常光寺の近くを通ると頬冠りの男が出ると噂され、「常光寺の頬冠り」と恐れられた。

 

正夫谷(しょうぶだに)の高入道(たかにゅうどう)

・昔、山越谷の正夫谷(現・徳島県三好市井川町井内東辺りか)に、高入道が出没したことがある。この地を通る人が出会い、恐ろしく思って下から見上げると次第に背が高くなり、雲の上まで届く大坊主になってしまう。初めから恐れず上から下へ見下ろすと次第に小さくなり、百目(100匁か)の打綿を丸めたようなものになって消え失せてしまうという。この変化は、山伏が字・大日にある練石の大日如来の前で千巻供養の真経を読んだら出なくなったのだという。

 

白木山の牛鬼

・筆者命名徳島県海部郡牟岐町に伝わる。

 昔、白木山に牛鬼という巨獣が棲んでいて、西俣の付近に出没して人や家畜を食っていた。ある時、平野に住む平史郎という猟師が白木山に入り、呼子の笛を吹いて牛鬼を呼び出した。そして許しの弾(京都の𠮷田家から授かるもの。許しの弾・関の小刀・高野の巻物の三点は猟師の身の守りなのだという)を撃ち込んで牛鬼を退治した。

 

オジョモ

・『綾歌町史』の「方言」の章で、オジョモは「妖怪 巨人である」と怪説されている。

 

浄願寺の禿狸(はげだぬき)

香川県高松市番町の浄願寺に「白禿大明神」として祀られている化け狸。

 「讃岐丸亀地方の伝承」によると、常願寺(浄願寺)には1000年以上の年を経た古狸が棲んでおり、「常願寺のはげ狸」として讃岐では知らない者がいないほど有名であるという。この狸は源平合戦屋島の戦いの模様をよく知っており、常願寺の住職が代替わりする時に、縁側で「はげよ、はげよ、どうぞ屋島合戦を観せておくれ」と頼むと眷属を引き連れて現れ、一度だけ屋島の戦いの有様を観せてくれるのだという。

『讃州高松叢誌』によると、禿狸はときどき僧の姿に化けて町に出てきては「浄願寺です」と名乗ってうどん屋で食い倒していたのだという。

 

白峯相模坊

香川県坂出市青海町白峯寺に祀られている天狗。いわゆる「八天狗」にもその名を連ねている。

 相模坊は上古から南海道六ヶ国の天狗の司であり、弘法大師が相模坊を仏所の鎮守とした、と記されている。

 

太三郎狸(たさぶろうたぬき)

香川県高松市屋島に伝わる。

 屋島東町屋島寺で「蓑山(みのやま)大明神」として祀られている化け狸。一般に「屋島の禿狸」として知られるさまざまな話は、基本的にこの太三郎狸の話とされることが多い。屋島の狸は阿波(徳島県)の狸と同様に四国の狸の親分格であり、太三郎は屋島寺の開基以来守護神として祀られ、寺内で異変のある前には必ず住職に夢告をするのだという。また住職が代替わりするごとに、幻術を用いて源平合戦の実演を見せて祝ったのだという。

 

屋島は諸国の狸の修行所・狸の最高学府であり、太三郎はその総長格であり、また高松の白禿狸(浄願寺の禿狸)の最も良き相談相手なのだという。

 

屋島の禿狸は源平合戦屋島の戦いを高い木の上から見物していたので、その一部始終を知っているのだという。後に禿狸は香川県木田郡牟礼村八栗寺に移り、希望があれば屋島の戦いを再演してみせた。

 

禿狸は四国の狸大将として暮らしていたが、ある時旅から帰り、盥(たらい)で足を洗っているところを狩人に殺されてしまったのだという。その後、どういう理由か阿波国に行って方々の人に乗り移り、他の狐憑きから憑き物を落としたり、身の上話や屋島の戦いの話を語って聞かせたりしたのだという。

 

・それによると、屋島には源平の頃から禿げた古狸が棲んでいて、それが老人などの姿に化けて四国各地でお灸を施すのだという。この狸は毎年一度必ずやって来るので、毎年顔を合わせていると自然に狸だとわかってくる。狸のほうも正体を悟られたと思うと、さらに慣れ親しんで懇意の間柄になってきて「ぜひ屋島に遊びに来い」と誘ってくる。そこで実際に訪ねていくと、さまざまな歓待をしてくれた後に余興として屋島の戦いを演じて見せてくれる。その面白さや不思議さは言語に絶するのだという。

 

それによると禿狸は「佐渡国三郎狸」と兵庫県の「柴右衛門狸」に並ぶ「日本三名狸」の一つであるとしている。禿狸は屋島寺本尊の千手観世音菩薩の御用狸として善行を積んだので、四国狸の総大将と崇められるようになり、その法名蓑山大明神、または小八大明神だという。

 なお『香川県民俗誌』には蓑山明神が蓑彦大明神とも呼ばれ、かつては天狗を祀っていたのだとも記されている。

 

根香寺の牛鬼(ねごろじのうしおに)

香川県高松市中山町の根香寺に伝わる。

 昔、青峰山に牛鬼という怪物が棲み、人畜を害することが多かった。人々は藩主に害を除くことを願い、藩主は弓の名人である香川郡井原郷安原の山田蔵人高清に討伐を命じた。高清はすぐに青峰山に行って探し回ったが、牛鬼は出没自在でどうすることもできなかった。そこで17日の間、根香寺の千手観音に祈願し、断食苦行をした。そして満願の夜明けに千尋が嶽の下にある鬼が原で、眼光鋭い怪物・牛鬼に出会い、見事に射殺した。高清は牛鬼の祟りを恐れ、その二本の角を切り取って禄米六石を添えて根香寺に納めたという。根香寺には今もその角と牛鬼の姿とされる絵が残っている。

 

飛鉢上人(ひはつしょうにん)

香川県仲多度郡まんのう町の話。

 大川山の北西の谷に、中寺という場所があり、かつては修験の道場として七つの坊舎があった。この中寺に飛鉢の法を使う上人がいて、瀬戸内海を通る船めがけて鉢を飛ばしたという。飛んできた鉢は船をどこまでも追いかけ、船頭がその鉢に白米を入れれば帰っていく。しかし何も入れないと鉢が燃え、火を吹きながらどこまでも船を追いかけるのだという。

 

ヒヒ

香川県仲多度郡琴南町美合(現・仲多度郡まんのう町美合地区)の話。

 ある人がネゴヤ(寝小屋。山仕事をする人が寝泊まりする小屋)で火を焚いていると、ヒヒがやって来た。ヒヒは火のそばに来ると、自分の金玉をこれでもかと広げてきた。しかしそこへ白髪の神様が入ってきたので、ヒヒは「今夜のことにはならん」と言って帰っていった。次の日、同じようにヒヒが来て大きな箕(み)のように金玉を広げてきたので、そこへ真っ赤に焼けた石を投げ込んだ。するとヒヒは悲鳴を上げて逃げだし、後を追うと山で死んでいたという。

 

屋島山の馬蘇仙人(やしまやまのばすせんにん)

香川県高松市屋島寺に伝わる守護神。婆蘇仙人とも。

 『全讃史』の屋島寺の項によると、天平宝字四年(760)に鑑真が屋島山に入った時、馬蘇仙人(婆藪仙(ばすせん)・婆藪仙人。仏教の護法善神であり、千手観音の眷属である二十八部衆の一員)がこれを迎え入れた。仙人は「ここに錫杖を掛けて衆生を救え」と言ったので、鑑真はここに仏堂を建て千光院と号した。後に弘仁元年(810)に弘法大師が寺を現在の地に移し、屋島寺と号したのだという。

 

大きな相撲取り

愛媛県温泉郡中島町野忽那(のぐつな)(現・松山市野忽那)に伝わる。

 二十日正月(1月20日)には農家の人々で山の神祭りを行うが、この日は山に入ることを禁じる地域が多い。野忽那島では大きな相撲取りが出てきて、人を捕るので山に入るのを禁じるとしている

 他の地域でも類似の禁忌がある。西条市丹原町高松では、この日は山に神々が集まって雑煮を炊きながら会合をしているので、山に入ると罰が当たって体が弱くなるとしている。

 

烏天狗(からすてんぐ)

愛媛県石鎚山西条市上浮穴郡久万(くま)高原町)の話。

 ある夏、西条(現・西条市)の人が6歳になる男の子を連れて石鎚山を登ったが、山頂でその子を背から降ろして休んでいるうちに、その子の姿が見えなくなってしまった。人手を借りてあちこち探したが見つからず、仕方なく我が家に帰ると、不思議にもいなくなったはずの子供が先に帰っていた。驚き喜んで様子を訊くと、山頂で休んでいる時に祠の裏で小便をしていると、真っ黒い顔の大男が来て「坊や、こんな所で小便をしちゃいけないよ、おうちはどこかね、おじさんが送って行ってあげるから目をつぶっておいで」と優しく言ってきた。そして言われた通りにしていると、気がついたら自分の家の裏庭に一人で立っていたのだという。これは烏天狗の仕業だろうとされた

 

喜左衛門狸(きざえもんたぬき)

愛媛県東予市北条(現・西条市北条)の大気味神社に伝わる。

 大気味神社の楠の大木の根本に棲む狸で「喜の宮さん(喜宮明神)」として祀られている。

 

屋島の禿狸と化け競べをした話や、日露戦争に出征して活躍した話なども語られている。日露戦争においては、ロシア軍の総司令官であったアレクセイ・クロポトキンが手記で「日本軍の中に赤い服を着た兵隊がいて、これはいくら射撃しても前進してくる、その赤い服には〇の中に喜の印があった」と書いているのだという。ただし、近代の戦争に神様などが出征したという逸話は数多く語られており、『<怪異>とナショナリズム』の「出征する<異類>と<異端>のナショナリズム「軍隊狸」を中心に」において詳しく論じられている。特に喜左衛門狸の逸話については、翻訳されたクロポトキンの日記などを検証しても、前述のような記述は確認できなかったとしている。

 

金平狸(きんぺいだぬき)

愛媛県松山市の大宮八幡神社に伝わる。

 大宮神社境内の大柏に鎮座している狸で、金森大明神とも呼ばれている。隠神刑部(その他)の直系とされ、お袖狸の亭主だともされている。読み書きや算盤が得意な学者狸として、また大宮神社宮司のお使い狸として知られている。

 

また、文政年間(1818~30)の頃の伝説も残されている。大阪に恵原屋という大きな宿があり、ある日一人の修験者がここに泊まった。すると修験者は宿の主人・金十郎を怪しみ、金十郎が狸であることを見破った。そこで金十郎は修験者に「あなたに知られた通り、自分は人間ではなく、伊予国愛媛県)の大宮八幡の大柏に棲む金平という古狸である。千里四方でこのことを他人に話したら、命はないと思ってくれ。そして、もし伊予に行ったら郷里の人に、金平は元気でいるから、大阪に来たら恵原屋に寄るようにと伝えてほしい」と言った。修験者はその後、恵原に行ってこれを伝えたのだという。

 

しばえもん狸

高知県香美郡物部村岡ノ内(現・香美市物部町岡ノ内)の話。

 岡ノ内にある誓渡寺の和尚さんは、庫裏(くり)の片隅に小さな箱を置いて、日々の食べ残したご飯やおかず、野菜漬物の切れ端などを入れていた。しかし、毎晩何ものかがやって来て、箱の中の残り物を食べてしまうことが続いた。

 

・こんな時間に人が来るはずがないと思った和尚さんが「誰なら」と言うと、「私はこの向こうの山に棲む、しばえもん狸というものですが、近いうちに讃岐の屋島へ宿替えをしようと思っております。長い間、和尚さんにご馳走になったお礼に、源平合戦の模様をお目にかけたいと思います」と返ってきた。和尚さんが「ぜひ見せてもらおう」と言って、寺の後ろの池近くへ行くと、三坪くらいの池がみるみるうちに大海となり、船に乗った平家の侍と源氏の騎馬武者が激しく斬り合いを始めた。和尚さんが驚き呆れて見ていると、夜が明けて鶏が鳴き始めたので、狸は「もう屋島へ行きます」と言って帰っていった。池の水面を見ると木の葉がいっぱい浮いていたのだという。しばえもん狸は賢い狸で、屋島へ行っても「屋島のハゲ狸」として可愛がられ、いろいろな物に化けて人々を喜ばせたのだという。

 

猿猴(えんこう)

土佐では河童のことを猿猴と呼ぶ。水中に棲み、頭に水皿、手に水掻きがあり、子供を取って食うとされている。

 

芝天狗(しばてんぐ)

・芝天とも。高知県の各地に伝わる。

 河岸の堤の上に棲み、芝生の上に成長したもので、空中を飛翔する大天狗よりも河童に近いものだという。その身長は小さいが力強く、人を化かすことはないがよく相撲を挑んでくる。

 

夜須の牛鬼

高知県香美郡夜須町現・香南市夜須町)の話。

 昔、夜須には牛鬼という、首から上が牛で首から下が鬼という恐ろしい化け物がいた。牛鬼は田畑を荒らしたり牛馬を取って食ったりして人々を困らせ、退治に来た人も食い殺していた。ある時、人々が集まって相談しているところに近森左近という弓の名人が来て、牛鬼退治を引き受けた。左近は赤松の西の谷に隠れている牛鬼を人々に追い出させ、深い田にはまって動けなくなった牛鬼を一矢で射殺した。夜須の人々は喜んで左近が弓を引く真似をし、それが三月の卯の日に行う百手祭(ももてさい)の始まりになったのだという。

犬神

四国地方全域で見られる憑き物の一種。単なる憑き物ではなく、これを使役する家系・犬神筋があるとされ、差別や偏見の原因・理由付けとなっていた側面もある。

 

宇和島の牛鬼

愛媛県南予地方(特に宇和島市周辺)や上浮穴郡、または高知県高岡郡幡多郡四万十市宿毛市などで祭礼に用いられる練り物の一種。

 神霊を乗せた神輿が地域を巡る時、その行列の先導を務める露払い役として、牛鬼という独特の作り物を用いる。形態は地域によって少しずつ異なるが、全長3~7メートルほどで、胴は赤・黒の布や棕櫚(しゅろ)の毛で覆われ、尻尾は剣型である。頭は牛とも鬼ともつかない形相で、二本の角と三日月もしくは日輪を象った前立物を乗せている。

 

<狐>

・「四国には狐はいない」という言説がよく語られているが、実際には狐憑きや狐の嫁入りなど、さまざまな怪異の原因を狐とする例が各地域で語られている。

 狐や狸の毛皮を持っていれば化かされないとして、守り袋の中に御守りと一緒に入れることがあったという。また狐と狸の肉を食えば化かされないとされていたという。

 

・山出(やまいだし)では、昔は狸・狐・蛇・人が人々に取り憑いて、ちょっとしたことを口走ったり、具合が急に悪くなったりすぐに治ったりしたのだという。垣内や岩水でも狐憑きがあり、狐憑きの人は「手を握ってみろ」と言われたら必ず親指を隠すようにして握ったという

 

<高坊主>

香川県大川郡長尾町造田(現・さぬき市造田乙井・造田是広)と木田郡三木町の境にある駒足峠に高坊主が出たという。ある夜、造田の白羽に住む猛者がこの峠を通っていると、両側の山を跨いだ人の足のようなものを見つけたので、見上げると大男が下を覗いて笑っていた。猛者が勇気を出してその足に斬りつけると、確かに手応えがあり、それから高坊主の話は聞かれなくなったのだという。

 

<狸憑き>

四国の各地で語られる憑き物。狸が人に取り憑き、物を語ったり苦しめたりする。「阿波に於ける狸伝説18則」によると、狸が憑くのは当人が狸に悪戯をしたとか、その狸が食物を十分に得られないからとかの理由があり、憑かれた当人がそれを口走るので動機がわかるとされている。狸が憑いたら陰陽師や修験者を招いて祈禱してもらい、憑いた狸からその名前や動機を聞いて、その注文を承諾してやって落とすのだという。

 

<山爺>

・四国の各地の山で語られている。

 土佐(高知県)の山中には山爺という一眼の者が多く棲んでいるという。姿は人に似ていて背丈が三、四尺(約90~120センチ)で、全身が鼠色の短い毛で覆われている。顔に目は二つあるが、片方は甚大で光っており、もう片方は逆に小さいので一眼に見える。歯がとても強いので、猪や猿の骨を大根を齧るように食べてしまうという。

 

隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)

愛媛県松山市を舞台にした講談などに登場する。

 天智天皇の御代に生まれて古くから松山に棲み着き、808匹の眷属(八百八狸)を率いて松山城を守護していた狸の大将。隠神刑部の登場する講談は、江戸末期から明治にかけて形成されている。

 

牛の頭の化け物

千頭王鬼と化した楠木正成大森彦七盛長の刀を奪おうとして目論見み、彦七の元に送り込んだ化け物の一つ。

 

川父

・佐々木の三郎に殺された渡し守の死骸が朽ちることなく水底にあり、ときどき陸に上がって苦しげな声で叫ぶのだという。

 佐々木の三郎とは、源平の戦いで活躍した佐々木三郎盛綱のことだろうか。

 

相模九郎(さがみくろう)

・この話の中で、崇徳新院(崇徳上皇)はその死に際して、忿怒の末に魔界に入り「わが名は死すともこの体は象頭山に分け入り、金毘羅権現と形を現じ、諸人の願望成就せん」と呪文を唱えて消え失せた。そしてその崇徳新院を守護するため、犬神の術を得た相模九郎という者が天狗道に入り「相模坊」と名乗ったとしている。

 

・犬の首を落として犬神を作り出すという手法や、犬神憑きの血縁と結婚することで犬神の影響下に入るという考えなど、実際に伝承されてきた犬神の話が物語の中に取り込まれている。

 また甚平が名乗った相模坊とは、白峯の天狗として知られる香川県の白峯相模坊のことだろうが、実際の歴史では相模坊は崇徳上皇配流以前から名が知られている。

 

手洗鬼

讃岐国香川県)高松から丸亀に続く入海(湾、入り江)があり、その間の三里(約11.7キロ)もある山々を跨いで手を洗うものだという。その名は誰も知らず、ただ「讃岐の手洗鬼」と呼ぶのだという。また、手洗鬼は大太郎坊(だいだらぼう)という大魔の使いでもあるとされている。

 香川県にはオジョモという巨人の妖怪の話が各地で語られている。

 

 

 

『いま人に聞かせたい神さまの言葉』

船井幸雄+中矢伸一)(徳間書店)  2008/3/1

 

 

 

先代旧事本紀大成経に印された天孫族の姿は、やはり竜だった!

先代旧事本紀大成経(せんだいくじほんぎたいせいきょう)

神武天皇以来数代にわたる天皇の容貌に関する描写に私は、デーヴィッド・アイクがこれまでの著書で指摘してきたレプティリアンの容貌の記述そのままを見るのです。

ただし、誤解のないように言っておきますが、アイクは全てのレプティリアンが悪いと言っていない。彼はごく一部の特徴のあるレプティリアンの血統が人類のすべてを一人残らず奴隷として支配しようという悪意をもって延々と活動を続けてきたと言っているのです。日本では古来より竜は神々とイコールです。私が優れた霊的書物として評価する「日月神示」にも「神が人間の前に姿を現すときの形は竜である」とはっきり書かれています。

では説明に入ります。

先代旧事本紀大成経には神武に先立って「天日子光殊星亜肖気尊」の記述があります。

天上界から光輝く超生命体が降臨してきたようなイメージの名前です。その方のことは以下のように記述されています。

 

{天日子光殊星亜肖気尊}

・その鼻の長さは約2メートル、背の高さは約10メートル、口はつぼまっていて、目はきらきらと輝いて三種の神器のひとつである「八咫鏡(やたのかがみ)」のように輝き、赤くなったホオズキに似ていらっしゃいます。

 

神武天皇

・背の高さは約3メートル15センチ、胴回りは両手を伸ばして一抱えした長さに約15センチほど足した長さ。頭には9センチほどの角が二本あり、それはまるで雪のような色をしています。背中には龍のような背びれがあり、その長さは約1メートル20センチ。尾の裏側には大きな鱗が72枚あります。105歳のときに皇太子の位に就かれました。

 

{綏靖(すいぜい)天皇

・身長は約3メートル、目は黄色に光り、まるで水星のような輝きを放っています。背中に鱗があり、怒られたときにはそれが逆立ちました。

 

{考霊(こうれい)天皇

天皇の生まれながらのご容姿は、他の方とは大きく異なり、お顔が長く龍のようですが、決して醜くはありません。耳は逆立ち、その耳の後ろには白い鱗があります。胸にも9枚の鱗があり、その9つの隙間から気を放っておられます。

 

崇神(すじん)天皇

・背の高さは、1メートル90センチほど、額に10センチほどの青い角が一本あります。下あごの歯は長く鋭く、上あごの歯は短く丸く、舌は長く鼻にまで届きました。

 

{垂仁(すいにん)天皇

・背の高さは約1メートル80センチ、髪は右回りに顔を九周するように生え、頭頂部で輪のように巻いて留まっていました。両脇の下には金と緑の羽根を持ち、肘にも同じような羽が根ざしておられました。

 

{神功(じんぐう)天皇

・ご容姿は非常におだやかで美しき、その眼にはふたつの瞳をお持ちでした。乳には九つの穴があり、力は強く建物の柱を揺るがすほどでした。

 

{応神(おうじん)天皇

・背の高さは、約2メートル、肘には弓を射る時の「鞆(とも)」という丸いあて皮のような形がありました。目の形は引き絞ったときの弓のような三角形をしていました。中の角は天に向かってまるで弓に鏃(やじり)をつがえたかのようでした。胸には72本の青い毛が牛の尾のように生えていました。その長さは馬のしっぽほどで、とても強く根ざしていたので、最後まで抜け落ちることはありませんでした。

 

・いかがでしょう。以上が先代旧事本紀大成経からの抜粋です。わずらわしいので、現代語訳のみを載せました。これらの記述は正しいのか否かは別にして我々日本人の出身の常識を根底から揺るがすもののように思います。

 

 

世界の構造の裏の裏を知る知識

・紀元前3千5百年ごろ書かれたシュメール文書の「爬虫類族が本当に降りてきた」という記述は、間違いなくアヌンナキの到来を表している。シュメール文書によれば、エンリルは地球でのアヌンナキのリーダーだった。そこには、彼のことは「光る目を持つ輝かしき蛇」と描写されている。

 

ヘブライの神話では、聖書の「ネフィリム」つまり「神々(gods)の息子たち」はアウィームと呼ばれるが、その意味は、「破壊者」または・・・・「蛇」である。ネフィリムは地球の内部に住んでいたと言われている。

 

・人類型異星人の起源は、琴座周辺からやって来た異星人だが、ほかにプレアデス星団アルデバランの生物も混ざっている。彼らは、もともと別の次元に人間と同じ姿で存在していた。平和に暮らす人々で、青い目に白またはブランドの髪をしていた。しかし、爬虫類人とDNAを交わらせた結果、もともと素朴だった性格が変化し、爬虫類気質が入った。これが人間の堕落である。

 

・ノルディックはレムリアとアトランティスに関係した重要な地球外種属の一つである。その昔、彼らは、レプティリアンと戦争になり、レプティリアンたちを地下や宇宙の他の場所、あるいは異次元に追いやったという話がたくさんある。以来、レプティリアンは、自分たちのものになるべき惑星を再び支配しようと取り組んできた。そして「王族」の血統であるノルディックと交配することが、そのためにも最も効果的な方法だったのだ。

 

最古のサンスクリット文書の一つである『ドジアンの書』。そこでは「サルパ」まやは「偉大なる竜」と呼ばれるレプティリアンの種族が空からやってきて世界に運命を授けたと書かれている。また、「黄金時代」を終わらせた大洪水は「巨人族」(ノルディックのことか?)を絶滅させたが、蛇神たちは戻って来て支配したとある。彼らは、人間の顔をしているが竜のしっぽがついている。そのリーダーは、「偉大なる竜」と呼ばれ、これがペンドラゴン(「偉大なる竜」)という古代イギリスの王の中の王を表す起源である。

 

 

 

『異星人遭遇事件百科』

 (郡純)(太田出版)(1991年)

 

 

 

<星座の名前は知的生物の姿?>

・星座の名称はこれまで単純に「星の形」とのみ関連付けて語られてきたが、近年その常識に見直しの気運が高まっているのは周知の事実である。

 

・星座の名称の由来は星の配列を似た動物にあてはめたとされるが、はたしてスバル(牡牛座)やシリウス(狼犬座)の配列が牛や狼の形に見えましょうか?これは他の星座すべてにいえることだが、(中略)星座の名称とは、その星座における代表的な知的生物を表現しているのではあるまいか?そして牡牛座と狼犬座の知的生物は、その名称通り「牛」と「狼」のような風貌をし、しかも、古くから交流があり、互いに月を前哨基地にして地球にも頻繁に訪れていた、と考えれば聖書を含めた多くの古代文献の記述も矛盾なく納得できるのである。

 

・ただ、異星人は単一の種族ではなく、様々な母星からきていたという立場に立つと話が違ってくる。人間をはじめ生き物はすべて異星人による被造物、と考えることが可能になるのだ。

 

・人間、牛、馬、鳥すべての動物は異星人がみずからの姿に似せて創造した。太古の書においては相互の「交配実験」も行われたのかもしれない。

 

 

 

 

 2016/8/26

 

金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。(1)

 

UFOアガルタのシャンバラ (2008年4月6日付近のまとめ)

 

 

 

『円盤に乗った青年のマジメな話』

 (昭和49年、北海道宇宙人事件の真相)

 平野威馬雄)(平安書房)1974

 

 

 

<ニコロでの記者会見>

 田中:「小人の丈がだいたい1メートルくらい」

 

 <タコのような宇宙人>

 平野:「こんな感じ?・・・へえ、こんな、タコみたいなの?・・・そして、こんな、体中にブツブツのイボがあったの?」

 田中:「ブツブツがいっぱい体中にあったのです」

 藤原:「このブツブツは、ずーと体中、イボみたいになっていたんです」

 平野:「ぼくもずいぶん宇宙人について書いたし、いろんな宇宙人の画も見たが、やっぱり、これと似ていたな」

 

 <私の住む町に円盤か!?>

よく『狐つき』に間違われたアブダクション(誘拐)・ケース

 

<藤原由浩君の独白><動き始めたマスコミ>

・ 藤原君を無理矢理、12チャンネルのテレビに出演させることになり、25日に数名のUFO関係者が集まった。四国までわざわざ介良村での怪小型円盤飛来の顛末を調べに行った林一男君、UFOの権威・荒井欣一氏、宇宙人らしいものをカラーで撮った浅野良雄君、日本大学教授・崎川範行氏、そして藤原君と小生が出た。『奥さん二時です』という川口浩司会の番組だったが、ほとんど時間がないので、何もいえずかえって誤解をまねくことになるのではないかと終って思った。

が、とにかく出演後、放送局のロビーにNTVの矢追純一さんらがいてくれて、日本テレビか矢追さんの指揮のもとに、本格的な取り組みをして、適切な方法で取扱、放送ということに話が決まった。

 

 

 

『 UFO遭遇と真実[日本編]』

(久保田八郎)(中央アート出版)1998/4

 

 

 

円盤や母船に乗って別の惑星に行ってきた!  体験者;秋山眞人

 <肉体のまま母船に乗って>

 <他の惑星の大文明>

・ 一人は背の高い金髪の白人タイプだった。その人は、非常にこまやかな印象を与える人であるが、他の人は、大体に165センチから170センチくらい。面白いのは髪の毛はいつも散髪したばかりというようなきれいな状態で、もみあげなどないピシャッと決まっている。皮膚は、ツルツルして、ひげは、見当たらない。

 

・ 女性の異星人は、日本人タイプで、髪は黒いし、身長は女にしては少し高めで、165センチ以上はあった。出身惑星は金星人が三人と水星人が三人。最初の静岡駅前の地下街の喫茶店で会った人は水星人だという。

 

・秋山氏が大母船に乗せられて訪れた惑星は水星と金星、それにカシオペア座の方向に存在している一惑星へ連れていかれたことがある。

 

・その惑星の人間は大きくて身長は2メートル前後。人々は金髪の白人タイプで、すごくいい感じである。みな映画スターみたいに顔立ちがきれいにととのっている。

 

 <急に姿を消す技術とは>

・急に姿を消すのはあくまで科学的な方法であって、異星人はこんなことは、朝飯前にやっているとも付け加えた。

 

 <同質結集の法則>(宇宙には法則は三つしかない)

 1、物事は繰り返す。2、同じ質のものは集まる。3、物事はほぼ相対的な性格をもって成り立っている。

 

 <金星人の服装と姿>

・服装は4種類くらいある。まず、ガウンのようなすらっとした衣服をベルトでとめているのが一つ。アダムスキーが砂漠で金星人に会ったときに、その金星人が着ていた両袖と両足首の所がすぼまったタイプの服は、一種のホームウェアで、行動する時の専用服装だ。

 

・長老クラスの異星人になると昔のギリシャ人のような服装を身につけている。布一枚をぐるっと体に巻きつけたような格好だ。しかし、長老に対する表現の言葉は思いつかない。あまりにも高貴で荘厳であるからだ。その容貌はギリシャ人的な顔で、まるで聖書の挿絵に出てくる感じである。白ひげをあごにスーッと伸ばした長老もいれば、全くひげをはやしていない長老もいる。

 

 <北海道のUFO>

・残念ながら、北海道をひんぴんとして飛ぶUFOリポートは、時日不足のため十分集めることができなかったが、いかに多くのUFOが、過去数十年間以来、北海道に現れたか・・・ということを記しておきたかっただけなので、その他、十勝上空や函館その他にも何百回となく出現している事実をもってしても如何に北限の地がUFOにとって楽しいコースであるか・・・が、わかってもらえると思う。

 

 <北海道の新聞におけるUFO出現記事の多さ>

 <北見の空はUFOの定期航路か><円盤と超能力とキツネツキ>

 <由浩君円盤誘拐事件直後のインタビュー>

1メートルの小人の円盤にさらわれた!!

 

 <北限の北見の僻村ニコロでのイベント>

 平野威馬雄さんと宇宙人のこと(横尾忠則)>

 平野氏の恐怖的電話の内容というのは、実は北海道に宇宙人が現れて、円盤の中に青年が連れ込まれたという事件が二日前に発生し、この事実をある放送局がスクープし、ニュースで放送すべきかどうかという相談がたった今、北海道の放送局からあり、その放送局は大混乱してなんとか平野氏に北海道まで来てくれないかと頼んでいるといった。ぼくにも一緒に北海道まで行きませんかというようなことだった。

  

旭川市郊外の夜空に展開した物凄い光景><目撃者;松村芳之>

 <巨大な円形の物体、上富良野東方>

・11時を少し過ぎた頃、突然I君が「あっ、あれは何ですか?」と指した。見ると遠方の見かけ上、低く見える山脈の山と山の間のすぐ上の空中に、まっ白い円のような物がポカリと浮かんでいる。だが、月にしては色が白すぎる。あんなところに月が出るはずはないのにと思いながら凝視していると、なんとその丸い物体がみるみるうちに膨らんで大きくなるではないか!しかもその輪郭はまるでコンパスに描いたように完全な円形なのだ。

 

・その円形物体は膨らみながら次第に天頂の方へ移動してきた。そして、私達が、立っている場所を中心にして、ますます膨らみ続けた!唖然としている二人の上空を完全な円形の物は巨大な円となって、ほとんど全天を覆うばかりに拡大した。しかも驚いたことに、円形物の周囲の縁には太い白銀色の輪がはまったような状態になり、それが凄まじい輝度でもって正視できないほど強烈にギラギラと輝くのだ。「うわーっ、こりゃ一体何じゃ!」

 

 <UFOに乗ってエジプトまで飛んだ少年><目撃者;天中童(仮名)>

・四国・松山の5歳の少年が巨大な円盤に乗せられる。

 

 <不思議なおじさんとの出会い>

・「坊や、出ていらっしゃい」。童坊やは起き上がると、そっと家の外へ出た。すると家のすぐそばに例の背の高い白い服を足元まで垂らしたおじさんが立っているではないか。「あ、また来た!」坊やは嬉しさのあまり笑顔で走り寄る。おじさんはとても優しくて温かい雰囲気を放っている。2メートルもある大男で頭は例のごとくオカッパ。顔は白人タイプで彫が深く、目は大きい。皮膚はツルツルして髭などはない。服装はアラブ人の着るガラベイヤという民族衣装に似たベルトのない足元まであるだぶだぶの服だ。髪も長く、靴も白くて、先がずんぐりした丸みのあるものを履いている。

 

 <暗闇の中に巨大な円盤(直径40メートル位)が浮上>

 <特殊な白い服を着ている男たち>

どの男たちも、おじさんによく似た大男である。顔つきも白人タイプで、顔は金髪のオカッパ、服装も同じで白くて長いガウン。おじさんの服と違う点は、首と両腕の付け根の部分に丸い穴が開いており、そこから首と両腕を通して着るようになっていることだ。おじさんも船体の中に入ると長袖の服を脱いで、それに着替えた。

 

 <金星人オーソンに酷似した人もいた!>

・男たちはみな若々しい青年ばかりで、五人だけは男だったが、一人だけ女のように見える人がいた。その人は、明るい茶色の上下続きの服を着ている。首の部分が丸く、腰には幅の広いベルトを締めている。下半身はズボン型で、裾の先は絞ってあって、長い袖の先も絞ってある。靴も茶色だ。この人だけは、他の人のオカッパと違って、金髪が異様に長く、両肩の後ろまで垂れていた。すごく綺麗な髪である。また、身長も他の人のように高くはなくて、160センチ、日本人の平均身長と同じくらいだった。

 

 

 

『聖別された肉体』(オカルト人種論とナチズム)

横山茂雄)(風の薔薇)  1990/10

 

 

 

・『人類の最盛期』(1930年)において、頂点に達するゴルスレーベンの奇怪な神秘主義の中核を成すのは、リストから引き継ぐルーン・オカルティズムであった。彼はルーン文字を手掛かりに太古の栄えあるアーリア文明を再構築しようと欲し、ルーンとは「神の息子たち、アーリア人種」の人種=人間霊と世界霊との本当の関係から生じたものであり、これらの文字は真の探求者をその宇宙的故郷へと連れ戻し、神との神秘的合一を授けてくれる、と主張した。したがって彼は、紋章からピラミッドにいたるありとあらゆる場所にルーンの痕跡を「発見」することになった。

 

・白色人種はアトランティスから発生したものであり、アトランティスとは、神人の住んでいた理想郷、「ドイツの伝説のアサ族の地に他ならない」と記して、アトランティス伝説を自分の妄想体系の一部に組み込んでいる。アトランティスと並んだゲルマン民族の始源を示すものとランツが考えたのは、ブラヴァツキーが第二根源人種ハイパーボーリア人の名前にも選んだギリシア神話で北国の彼方の極地の地に住む神聖な民とされるヒュペルボレオスである。かれは、ヒュペルボレオスとはゲルマン民族のことを意味するのだと断定した。

 

 <金髪白晢碧眼のアーリア=ゲルマン人種>

・『20世紀の神話』において、アーリア人種が世界史の舞台でこれまでいかに大きな役割を果たしてきたかを彼らが常に支配人種であったことを、ローゼンベルクは力説する。そして、金髪白晢碧眼のアーリア=ゲルマン人種とその北方的文化の絶対的優位性を証明するために彼が導入したのは、アトランティス北方説及びアトランティス本地説に他ならない。

 

・ローゼンベルクによればこれらアトランティスアーリア人たちは「白鳥の船及び龍頭の船に乗って」地中海からアフリカへと渡り、また陸路を通って中央アジアを経て、中国へ、また南北アメリカへと大移動を行った。彼はまたヨーロッパから北アジアアイルランドへといった移動経路も想定している。それらの移動の「証拠」として、ローゼンベルクはたとえば、古代エジプトの支配階級の風貌には、アーリア=アトランティス的要素(つまり金髪白晢碧眼)が見出せると主張し、一方、その被支配階級ハム人種は「アトランティス人と異人類の原始民族の混合的変種であると断定する。さらに楔形文字やその他の地球上の文字の起源が「アトランティスの(祭祀的)象徴に遡る」可能性までが暗示される。

 

 

 

『黒魔術師ヒトラー』 (今、甦る暗黒時代の恐怖)

(ジェラルド・サスター)(徳間書店)  1984/8

 

 

 

 <隠れたマスターたち>

・(トゥーレ)は、北の果てのどこかに消えた島と考えられていた。グリーンランドの沖合いか、それともラブラドール周辺だろうか。

トゥーレは、アトランティスと同じように消え去ったある文明の魔術的中心地であったとも考えられていた。エッカルトとその仲間たちは、トゥーレの秘密の全てが失われてしまったわけではないと考えていた。人間と外部世界からやって来た高度の知能を有する存在との間に介在する者達がドイツを再び世界の支配者へと導くために、またドイツを来るべき超人種族の揺りかごにいざなうために必要な力を彼らは、秘法伝授者に授けたのだ。

 

・いつの日か、ドイツの軍勢が地球の精神的運命を妨害している全てのものを取り払うために立ち上がることだろう。その軍勢を率いるのは「全てを知っている者たち」であり、エネルギーの源から力を引き出し、「古代世界の偉大なる者」に導かれている男たちである。このような神話の上にエッカルトとローゼンベルクのアーリア民族論が成立している。これらのいわば魔術的社会主義の「予言者たち」がヒトラー霊媒的な心に吹き込んだのも、こうした神話なのである。

 

・トゥーレ・グループは真面目な魔術的な結社であった。単に神話体系の末梢的な研究を行ったり、意味のない儀式をやって見せたり、世界制服を夢想することだけではなかったのである。彼らは、入門者に魔法の諸技術の実践や自分自身の潜在力を目覚めさせる方法などを教えている。その中には、リットンの「ヴリル」とか、ヒンズー教の「クンダリニ」といった微妙な力のコントロールがあり、視覚化を通して望ましい状態を創出するという体系的な方法などがあった。「隠れたマスターたち」、あるいは「知られざる超人たち」といった前述の神秘的存在と交流する技術なども含まれている。ヒトラーは、これら全てのテクニックを学び、そして自分がすでに持っている意志の一点集中能力は、感情をたかめることによって著しくパワーを増大させることができることに気づいたのかもしれない。

 

 

 

『仙境往来』 (神界と聖地)

田中文雄)(春秋社)  2002/12

 

 

 

<「洞窟の内部」>

・現在の南京の周辺にあたる金陵という場所、豊かで奥深い地下の聖地を蔵していた。また、大地の肺臓のような世界、つまり空洞が広がっているとする。「肺」とういうのであるから、鍾乳洞の中のような様子を想像していたのであろう。ただ、そこを訪れる人は、その内実を知らないというのである。

・また、この山の洞虚の内部を見れば、内側に霊府(神々の役所)があり、洞庭(大きな空洞の庭)は四方に開けて、巌穴は長く連なっている。

 

・多くの洞は、お互いに通じ合っていて、それらの路を行くと、いくつかの路に分れる。四方に交わっていて、そこには真仙たちの洞館(すまい)があるとされる。さながら、地下王国の観がある。

 

・もう少し、具体的に洞天内の様子をみてみたい。洞虚は四郭(角)で上下はみな石である。上の平らのところは土の下にあり、ちょうど(その上の)十三、四里で地表面に出る。

 東西は四十五里、南北は三十五里の真っ平らな方形で、その中の虚空の場所は、一百七十丈、下処は一百丈。下の土台は岡やうねなどがあるが、上の蓋は平らであるとある。つまり、洞天は、地中にあり、周囲一百六十里(約七十キロ)にも及ぶ巨大な石室である。下方は普通の土地のように起伏があるが、上方はまったく平らであった。

  この地中世界には、地上世界と同じように太陽と月がある。つまり、洞天内には「陰暉夜光」と「日精の根」があり、この内部を照らしており、明るさは日月と同じである。

  

 洞天内は、まるで現実世界と異ならない様相をしている。>

・また「句曲の洞宮に五門あり」と記され、この洞天への入り口が五つあったことがわかる。ただし、この洞門は外人(俗人)のためのもので、真人や仙人はここから出入りはしないという。たぶん、真人や仙人は、神界から門を通ることなく、直接にこの地にくると考えられていたのだろう。この門は、人間が入ることができる神界とこの世の接点なのである。

 

・洞天内には、虚空の中にみな石の階段があり、曲がりくねって門へとつながり、上下に往来することができる。そのため、人がそこへ入っても、まったくここが洞天内とはわからず、外の道路だとしか思えない。日月の光も、草や木、水や沢も、まるで外界と変わらない。また、鳥が飛び、風雪もあるので、{異界であることを}疑いもしない。洞天内は、まるで現実世界と異ならない様相をしている。

  

・この洞天は、地下道によって、他の洞天と結ばれる。つまり、東は林屋へ通じ、北は岱宗(泰山)に通じ、西は峨嵋に通じ、南は羅浮に通じる。その通路は、みな大きな道である。その間に小さな路が入り交じって通っている。前述の林屋山洞(第九大洞天、江蘇省・太湖)、東岳太(泰)山洞(第二小洞天、山東省)、峨嵋山洞(第七小洞天、四川省)、羅浮山洞(第七大洞天、広東省)と地下道で通じているとするのである。

 

・『真誥』の勾曲山洞についての記述は、著者の陶弘景がこの山を活動拠点にしたこともあってか、地下通路のセンターのように描かれる。地上世界と、それを取り巻く天体を、そのまま縮小したような小宇宙を形成している。それが地下にあるため、他の洞天との通路も地下道となる。

 

 < 「洞天内の建物と住人」>

・さて、この洞天のなかで暮らすことができるのは、どんなひとであろうか。住人は、かって道徳的に優れたことをした人々である。

 

・地下主者とは、「地下主者に三等(階級)がある。みなこの世で功徳があった者である」と区分がある。

 一等地下主者は、もっとも下の者で、百四十年して一進して、はじめて仙階(仙人の世界)に進むことができる。

 

・二等地下主者は、中間の位で、ただちに仙人階級になれる人で、百四十年して進んで官禁の位(世間の役人のようなもの)に補任される。

 三等地下主者は、一番上の者で、仙人の住まいに出入りでき、神の世界にも遊ぶことができる。

 

・地下主者は、完全な神仙撰になる前の修業中の人といえる。仙人の仮免許を持った人といってもよいかもしれない。

 

・この易遷宮と童初府には、東海青童君という神が、不定期にやってきて、諸宮の人々を見まわる。これらの宮にいる仙人は、みな少しずつ昇進して、この宮に入ることができたのである。

 

・地下主者の高位者になるまで、百四十年が一単位として進むという。どの地下主者に振り分けられるかは、現世においてどれだけ功徳を積んだかによる。

 

・普通、仙人を階級的に分ける場合、『抱朴子』論仙篇にあるように、最上は白日昇仙(衆人環視の中で仙界に昇る)する「天仙」、次に名山に遊ぶ「地仙」、最も低いのは死んで後に行方をくらます「尸解仙」と三つに分けるのが普通である。しかし、上述の文献からは、さらにその下に地下主者がいることになる。

 

 

 

『オカルティズム事典』  

アンドレ・ナタフ)(三交社)1998/7

 

 

 

 <アガルタ、世界の中心=ナチとトゥーレ>

 <世界の中心>という考え方はギリシア文化、ヘブライ文化の中に見出される。それは、オカルティズムの中にも存在する。

 

・この「アガルタ」というチベット語は、「地球の中心にあり、<世界の王>が君臨する地中王国」という意味である。「地球の中心」は明らかに象徴的な場である。ギリシア人は大地の中心である「デルポイ」をいわばへそ(オンパロス)と呼んだ。大きな都市国家はすべて周辺空間を神聖化した。また、そうした都市国家をつくること自体、宗教的意味合いを持っていたから、それは「世界の中心」といわれたのである。中心がいくつか同時に存在したため問題を生じたが、これは政治的に解決された。

 

・<中心>という観念には興味をそそるものがある。というのも、その観念はミクロコスモスとマクロコスモスの照応を連想させるからだ。また哲学的にいうと、<普遍>と<個>との一致をも想起させる。<地球の中心>の観念はジュール・ヴェルヌが『地底旅行』で利用した神話とも暗に呼応している。しかし、中には、この神話をめぐって放埓な空想をほしいままにした者もいる。神秘主義者サン=ティーブ・ダルヴェードルは<アガルタ>という語をリバァイバァルさせた張本人だが、彼はそれに「霊的な親近性」を認めることで、自分のシナーキー運動を正当化させようとしたのである。探検家F・オッセンドフスキーの『獣、人間、神話』によれば、1922年、モンゴルで、アガルタに身を潜める<世界の王>の密使に出会ったという。『世界の王』という著作をものにした神秘主義者ルネ・ゲノンにいたって、ようやく放縦な空想からの誘惑に屈しなくなる。

  

・トゥーレのような<北方楽土>をめぐるシンボリスム(トゥーレはナチの御用学者ローゼンベルグ『二十世紀の神話』の中でゆがめられ、骨抜きにされている)が存在するが、それらはいずれもアガルタになぞらえることの可能な形象である。

 

 

 

『大いなる秘密』(爬虫類人レプティリアン

(デーヴィッド・アイク)(三交社)2000/8

 

 

 

地球乗っ取りを狙う金髪碧眼のアヌンナキ・人間の混血種

・20万~30万年まえ、レプティリアンの遺伝子交配プログラムによって同じく爬虫類型異星人であったアヌンナキと人間の混血種が創りだされた。そうだ、私は「レプティリアン以外の異星人が人類と交配することによってこの地球上にすばらしい様々な人類が創りだされた」という可能性を完全に認めているのだ。

 

・古代文献を調べれば分ってくることだが、アヌンナキと人間の混血種の大部分は金髪碧眼である。金星によってもたらされた大変動の直後「神々」の姿が大きく変わっている。

 

 <世界の王族が受け継ぐ金髪碧眼、白く輝く双眸の血流>

・「死海文書」によるとレメク(カインの子孫)に奇妙な子供が生まれたと言うのだ。その子は、普通の人間とはまったく掛け離れていて、まるで天使の子のようだったと言う。このようなレメクの子は、白い肌とブロンドの髪をしており、その光り輝く目は、太陽のように家全体を照らし出したと語られている。

 

・金髪碧眼、白い肌、レーザー光線のように輝く双眸、これは何千年も昔から世界中で語られている「GODS(神々)」の姿である。

 

・非常に美しく残忍なオリオン星人は、レプティリアンとはなんらかの同盟関係にあるという。

 

・いわゆる公認の歴史ではシュメールやエジプト、インダスの文明は、それぞれ独自に自然発生したとされる。しかし、これらの文明はコーカサス地方から下りて来たアーリア白人種によってもたらされたものなのだ。このアーリア白人種の中には、私がレプタイル・アーリアン(爬虫類人の遺伝子を受け継(アーリア人)と呼ぶ遺伝子系統の者たちが含まれていた。

 

 <異星人やUFO情報を巧みに操るMIB(メン・イン・ブラック(黒服の男たち))>

・いわゆる「MIB」(MIBと略記されたり「ブラック・メン」などとも呼ばれる)。UFO研究所の周辺によく現れ、ときにCIAやFBIを偽称し、研究の妨害を行う。黒い帽子に黒い服を着ていることが多いため、この名がある。近年では研究所ばかりでなく、異星人やUFOに関する情報に深入りした人々に脅しをかけることで知られているが、彼らMIBが、実体化したり非実体化するのを見たと言う情報が数多くあがっている。

 

・それもそのはず、彼らは、次元と次元の間を自由に行き来する能力を持ち、あらゆる形態をとることができるのだから。エリート一族に見られる強迫的観念的同系交配は、このような変身能力を与えてくれる遺伝子構造を維持するためのものだ。彼らが、次元の間を行き来し人間の姿とレプティリアンの姿の間を自由にシェイプ・シフトできるのは、彼らが受け継ぐ特異な遺伝子構造のおかげなのだ。遺伝子構造がレプティリアンのオリジナルから離れすぎてしまうと彼らは、シェイプ・シフト能力を失ってしまうのである。

 

 

 

『最近UFO学』  

 (東京大学UFO研究会)(勁文社)1991/7

 

 

 

エリア51 S-4地区の秘密>

エリア51(ネバタ州ラスベガスの北東部地域)内にあるS-4と呼ばれる地区はUFO研究が行われていると噂されている場所である。この地域は砂漠の真ん中にあり、四方を山に囲まれているため周りから内部の様子を見ることがまったくできない。

 

・この秘密施設の中でUFOの推進エネルギーの研究を行っていたという証言者が現れ、一躍UFO研究家の注目を浴びた。この証言を行ったのは、ロバート・ラザー氏という物理学者で、彼はエリア51内にある研究施設で現物のUFOの推進エネルギーの研究をしたというのである。ラザー氏は、EG&Gという会社に勤める契約をしたところ、会社ではなく、エリア51の中にある研究施設に連れて行かれ、驚いたことに宇宙人に関する資料を見せられた。その資料には、宇宙人の解剖写真まで載っていたという。さらに閉ざされた格納庫に連れていかれ、その中にあるUFOを魅せられた。そこには3機のUFOがあり、そのうちの一機の推進エネルギーを研究するように命ぜられたという。

そこには閉ざされたままの格納庫もあり、数から考えれば、全部で9機のUFOがあったはずだと証言しているが、実際に見たのは3機である。またUFOは実際に宇宙人から提供されたものだということだった。

 

 

 

『宇宙と人間の謎』 

(深野一幸)(成星出版)1998/2

 

 

 

 <異次元からの宇宙人がいる!?>

Q.: 異次元からの宇宙人が来ているというのは本当か?

A.: 容易に信じられないが、真実のようである。宇宙は多次元構造でできており、我々の住む物質世界は三次元世界である。地球に進化した宇宙人がやって来ているが、彼らは、三次元世界からのみやってきているのではない。四次元世界にも、肉体を持った人間の宇宙人が存在し、地球にやって来ているようである。

 

 <4次元も物質世界>

・オスカー・マゴッチが行った星は4次元の「アルゴナ」という惑星である。ただし、地球の次元と4次元は同じ空間にあるが、波動が異なるため、お互いに見えない。マゴッチのいう4次元や5次元は幽界や霊界ではない。れっきとした物質世界である。3次元から4次元への移動は、UFOに乗りUFOの波動数を上げることにより行う。波動数を上げると3次元世界が徐々に消え、4次元の物質世界から3次元の物質世界への移動は、UFOの波動数を下げることにより行う。すると、4次元世界が徐々に消え、3次元世界が現れる。

  

 <4次元の肉体を持った人間の特徴>

・4次元の肉体を持った人間の宇宙人は、次のような特徴を持つ。

◇振動数が高く地球人の目には見えない。振動数を下げると見える。

◇極めて高度な科学技術を発達させている。

 反重力で飛行する宇宙船(UFO)を開発している。

◇精神性の高い人間である。

 人間の輪廻転生や宇宙のしくみを知り、創造主を敬う精神性の高い生き方をしている。

◇超能力人間である。

 肉体の振動数を変える能力、テレパシー能力、マインドコントロール能力、予知能力、オーラを見る能力、ヒーリング(病気を癒す)、テレポーテーション(瞬間移動)、物体浮揚、物質化、透視などの超能力を持つ。

◇寿命が非常に長い。

 地球時間で、200~800歳である。

◇お金(貨幣経済)のない社会を実現している。

 欲しいものは無料で手に入る。

 

  <5次元以上にも生命体は存在するか?>

・5次元以上にも生命体は存在する。以下はマゴッチの伝える情報である。

 

◆5次元の生命体

  • 4次元の宇宙人(人間)が進化して、肉体に宿ることを卒業した霊的生命体、自分の意志で肉体を持った人間になることもできる。
  • 宇宙の階級では、第5階級で、密度でいえば第5密度の生命体。
  • コズミック・トラベラー(宇宙の旅人)とも呼ばれ、6次元のガーディアン評議会の命令で、遅れた星の宇宙進化の促進などを行う。

 

◆6次元の生命体

  • 5次元の生命体が進化した霊的生命体。ガーディアン(守護神)とも呼ばれる。昔、肉体を持った人間であったが、霊的に進化して霊的な存在となった生命体で、人間世界を指導している。
  • 50人のガーディアンでガーディアン評議会を構成されている。
  • 宇宙の階級からいえば、第6階級で、密度でいえば、第6密度である。

 

◆7次元の生命体

  • 6次元の生命体が進化した高級な霊的生命体。
  • アセンディド・マスター(高級教師)とも呼ばれ、7人存在する。
  • 宇宙の階級からいえば、7等級という。密度で言えば、第7密度である。

◆創造主(偉大な潜在界)

  • 究極の次元には、金白色のとてつもなく大きな光で、全てを包含する存在がある。
  • これは、宇宙を創造し、宇宙全体を統御しており、神、宇宙意識などとも呼ばれる。

  

 <進化した高等知性体>

 <地球人、進化した人間の宇宙人、高級な霊的生命体、これらはどんな関係にあるか?>

・地球人が何度も輪廻転生して霊的に向上し、地球を卒業すると、4次元の星の人間に転生する。これがアーガスやドン・ミゲルなどの進化した人間の宇宙人である。

4次元の進化した人間が、さらに進化すると肉体に宿る束縛から開放され、5次元の霊的生命体になる。5次元の生命体は、自分の意志で肉体をもった人間にもなることもできる。このような存在がクェンチンである。

 

・5次元の霊的生命体が、さらに霊的に進化すると6次元の霊的生命体になり、6次元の霊的生命体が、さらに進化すると7次元の霊的生命体になるわけである。

 簡単にいえば、地球人の進化した存在が、宇宙人であり、宇宙人の進化した存在が高級な霊的生命体になるという。

なお、霊的に上位の生命体は下位の生命体をサポートする義務がある。

 

 

 

『月に別世界の宇宙船がいた!』

(宇宙飛行士ジム・アーウィンの証言)

(根岸邦明) (朋興社) 1995/4

 

 

 

<アポロ15号 宇宙飛行士ジム・アーウィンの証言>

・アポロ15号(1971年)ジム・アーウィンほど、誠実で勇気ある宇宙飛行士はいないと思う。残念ながらアーウィンは、1991年にこの世を去ってしまったが、帰還後彼は、キリスト教の伝道者として、アメリカはもとより世界各地で数多くの講演活動を行い、多くの人々に感動を与えている。

 

・厳しいかん口令のせいかほとんどの宇宙飛行士はUFOについて堅く口を閉ざしている。しかしアーウィンは、1984年、日本のテレビ取材班の独占インタビューではっきりとUFOというよりも壮大なスケールの別世界のスペースクラフトが飛行していたのを月面で見たと驚くべき発言をしていたのである。

 

 <月世界を統治する者>

・そしてツィオルコフスキーの予見したようにアーウィンらは現実に月の世界で、別世界のスペースクラフトに遭遇したのである。それはけた外れにスケールの大きな、遥かに優れた機能を持つ、美しく輝く宇宙船であった。

 

・しかも、アーウィンは月面でテレパシー的スーパーな能力を発揮したり、天使や神の臨在を強く感じたといっている。このことは、月は高度に進化した知性ある者に統治されていて、その環境、場が非常に高いレベルに維持されていることを意味していないだろうか・・・。

 

 <月面の飛行物体>

・また1982年アマチュア天文家の水島夫氏が東京自宅の望遠鏡に設置したビデオの映像にキャッチされてテレビで放映されセンセーションを呼んだ、月面上でUFOの数々の飛行活動もアーウィンの報告・証言はリアルに裏付けている。

 

・まことUFOはそこにいて、今でも活動しているのである。そこは彼らの活動圏なのだから・・・。

 

 

 

『UFOと陰の政府』 

コンノケンイチ)(たま出版)1990/5

 

 

 

ペガサス座のNGC7078(メシエ15)にある拠点

・ネットワークの移動範囲には、ペガサス座のNGC7078(メシエ15)にある拠点を含むが、彼らの本拠地はレチクル座にある。レチクル人たちは天体研究と生命の分析に完全に焦点を合わせた文明を持っている。

 

・このため彼らの天体天文学の技術は進歩し、その結果、レチクル人たちは探査及び交易ルートを張り巡らし相互接触を図り、星間拠点や宇宙社会を築くことができた。

 

・ネットワークに所属する多数の宇宙船がこれまで、地球の上空で大気圏飛行を行ってきた。

 

レチクル座Z1とレチクル座Z2は二重の発進基地で、地球から37光年離れている。宇宙船が分析指令宇宙船と絶えず連絡を取り、突き詰めた討論を行う能力は休みなく発揮されている。

 

・証言によると、すでに米政府では宇宙人の種類を4種類も確認しているということです。鼻が大きい「ラージノーズグレイ」、それに使われているクローン生物らしい小人タイプの「グレイ」、人間に似た美しいタイプの「ノルディック」、髪が赤い「オレンジ」というタイプで、中でも「ラージノーズグレイ」という宇宙人とは協定まで結んでいたというから驚きますね。この「ラージノーズグレイ」は、悪いタイプの宇宙人らしく、人間や牛をさらって切り刻んだり殺したりするし、それを米当局は黙認していたというから、いったいどうなっているのでしょうか。

 

アメリカでは多いときには年間1万頭の牛が「グレイ」に殺されて彼らの栄養源になっているといいます。そんな大それたことを国民に秘密にしておくのは危険だといって公表しようとしたケネディは、そのため暗殺されたというから驚いたものです。

 

 

 

『天空人伝承』  (地球年代記

(山岡徹・山岡由来) (たま出版)1999/12

 

 

 

<ホルスの母ハトホル女神と巨大電球の謎>

・有翼の円盤となったホルスの母、ハトホル女神を奉るハトホル神殿地下には、最近オーパーツ(out of place artifacts)として注目されているのは謎の図形がある。それは巨大なナスの形をした容器を表すレリーフで、まるで大きな電球を思わせる。もしこれが暗闇の地下世界を照らす照明器具だとすると、煤の汚れのない地下神殿の美しい装飾の謎が解けるようである。またこれと似た図形が「死者の書」といわれるパピルス文書の一つにも見られる。

 

死者の書が成立するのは第18王朝だが、第21王朝コンスメスの「死者の書」に永遠の生命の印を両腕に通したジェド柱が、楕円形で真ん中にややうねったひも状のものがある物体を支えている。この楕円形の物体ないし容器が先のハトホル神殿のレリーフと同じものを表しているのである。しかし、黄泉の暗い旅路を照らす証明として描かれたのか、真意は定かではない。

 

・楕円形容器の中のひも状の物体は、ハトホル神殿のレリーフでは蛇になっている。何かの機械を思わせるジェド柱にしても、この電球状の形にしても我々の知らない古代エジプトの技術を案じさせるものである。

 

 

 

『 UFO、ETの存在証明』  

(竹本良+小川譲治)(KKベストセラーズ)1998/7

 

 

 

 <4タイプの宇宙人>

・1つのタイプは、完全な人間でした。人間そっくりなので、道ですれちがっても判別する方法はありません。他に3つのグループがあります。1つは灰色で比較的小柄で、3.5-4フィート、4.5フィートの人もいます。彼らを宇宙人と気づかずに道ですれ違っていることもありえます。次のグループは、爬虫類的な性質を持っています。軍や警官に間近に見られたグループは皮膚が爬虫類のようで、目の瞳には縦の切り口がありました。

 

・2本の腕と足、2つの目という点は人間そっくりですが、レストランや飛行機の隣に座ってショックを受けないことはありません。彼らは、人間ではないのですから。最後のグループは非常に背の高い白人で体毛はなく身長8、9フィートあります。巨体ですから道を歩いていると振り向いてしまいます。

 

 <ETの多様性>

・私の30年間にわたる総合的な研究で、少なくとも12のグループと接しているかもしれないことを発見しました。1964年の時点で分っていた4グループだけではなく、数百グループの宇宙人と接しているかもしれないのです。我々は、他の惑星だけでなく、他の恒星や銀河系の人々の訪問をうけていると知りました。そして、我々の技術者および科学者は他次元からの先進的宇宙人と接していると知りました。この現実と可能性を受け入れることで、ニュートンアインシュタインの物理学概念はくつがえされました。

 

 

 

『UFO原理と宇宙文明』 

太田竜)(日経企画出版社)1991/6

 

 

 

<クーパー氏の情報>

・クーパーによれば、米政府の極秘文書は4種類の異星人を挙げているという。一つは、米政府、MJ―12が協定を結んだ相手であるラージノーズグレイ(大きな鼻の灰色人)、二つは、ラージノーズグレイのために働いているグレイ(灰色人)、三つは、ノルディックと呼ばれる金髪で人間に似たタイプ。四つ目はオレンジと呼ばれる赤毛で人間に似たタイプ。異星人の故郷はオリオン座のある星、バーナード星、そしてゼータ2。「ノルディック」、「オレンジ」については立ち入った情報は伝えられていない。

 

・クーパー氏のよって明らかにされた米国政府の一連の秘密文書、及びその他のUFO情報によれば、ラージノーズグレイ異星人及びグレイ異星人は、米政府との秘密協定により、米国内に秘密基地を有し、ここでは各種の人体実験、動物実験が行われており、また人間を誘拐して、脳内、体内に極微の装置を植え込むプロジェクトを実行しているという。

 

・UFOによる誘拐事件を調査しているニューヨークの著名な画家、ホプキンス氏の推測によると、すでに人類の1%が異星人によってさらわれて、なにものかを植え込む生体実験を受けている。人類の1%というのは多すぎる感じだが、米国人の1%(250万人)という数字はあり得るようだ。この植え込みが事実であるとしても、その目的が何なのかそれは未だ分からない。

 

 

 

チベット第3の目の謎』 

(中岡俊哉)(二見書房)1994/4

 

 

 

<古代インドに伝わるもう一つの「死者の書」>

・「具舎論」と呼ばれる書物がそれである。本来は哲学として釈迦の教えをまとめあげたものだ。その中に「死者の書」と非常に似た「死後の世界」の描写があった。

 内容は次のようになっている。

 1、死と共に人間は肉体と肉体でないものに分れる。肉体と分かれた死者は人の眼には見えない身体を持つ。

 

 2、見えない身体は“細身”と呼ばれ非常に細かいものからなる。そのために物質を通り抜けることができる。

 

3、五感の機能は保たれ、見たり、聞いたり思ったりすることができる。匂いをかぐことによって食事の代わりをすることも可能だ。

 

4、空を自由に移動でき遠い場所でも一瞬にして行くことができる。

 

5、やがて次の生を得て、この世に再び生まれる。生まれ変わるまでの期間は人によって異なり、生前の生き方が好ましくない者は長く死後の世界に留まる。

  このように具舎論には「チベット死者の書」に相通じる死の面が記されていた。

 

 

 

『エイリアン・リポート』 

(ティモシー・グッド)(扶桑社)1996/1

 

 

 

 レティクル座ゼータ星>

・報告書は、“ザ・キッズ”のことを取り上げていた。これはおそらくエリア51のS―4にある宇宙船の少なくとも一機に乗っていた小人たちを指すのだろう。彼らの星はレティクル座ゼータ2の第4惑星、レティキュラム4だといわれている。(1988年のドキュメンタリー番組で、ファルコンもやはり、どの惑星から来たかについて言及していたが、彼は連星系の第三惑星だと述べていた)。

 

レティクル座ゼータ星系を構成する二つの星は太陽(G2タイプ)に似ており、太陽系からおよそ37光年離れている。二つの星の間の距離は約5500億キロあり、共通する重心の中心点の周囲を回るのに10万年以上を要する。ゼータ1とザータ2は、地球以外にいる生命体を探す際の有力な候補地にあがっている。ともに地球に似た惑星系を持っているらしい。概況説明書には、人類はエイリアンによる定期的な遺伝子の“修正”の産物であると書かれていた。

 

  <緑色のヒューマノイド

・1980年4月、テキサス州ワェーコ付近で、ある牧場主が、出産を控えながら行方不明となっていた牛を探していると100メートルほど離れたメスキートの木々の間の開拓地で、背丈が1.2メートルほどの二人の“生物”と遭遇した。「彼らは、春のメスキートの葉のような緑色をした、体にぴったりの衣服を着ていた」その牧場主は、リンダ・ハウに言った。「両足もそれに覆われていた。手は卵形で、先が尖り、地面に垂れていた。二人は牛の両脇にいて、牛を連れて行こうとしていた。彼らは、そろって腕を前後に振っていたよ。両手も体と同じような緑色だった。全身緑一色だったよ」

 

・小人のような生物は太っても痩せてもおらず、ややたくましい体つきをしていたと牧場主は語った。鼻や髪の毛はなかった。突然、彼らが、同時にこちらを振り返ったので目尻が細くつり上がった目が見えた。「つり目」で「大きな黒いアーモンドのような目だった」という。「私は、彼らに見られているのが恐ろしかった。彼らに誘拐されたという話を新聞などで、読んだことがあったから、空飛ぶ円盤か何かに連れて行かれては大変だと思ったんだ!私は、大急ぎで丘を駆け下った・・・・」

 

 

 

チベット上空の円盤』

(ロブサン・ランパ)(宇宙友好協会)1959

 

 

 

 <50万年前の神々の故郷>

・私達が、見た広い平野はさしわたしおそらく5マイルもあるだろう。その光景はあまりにも不思議なので、これを書いている現在さえも、ともすると信じられなくなりそうな気がして、書くのを躊躇するくらいである。

 

・その平野はさしわたし約5マイルあり、遠くの端には上方に伸びた巨大な氷の壁があったが、それはちょうど天に届きそうなガラスの薄板に似ていた。しかし、もっと不思議な物が他にもあった。平野の中には荒廃した都市があり、しかも完全な建物もあるのだ。なかにはほとんど新しく見える建物も残っていた。近くの広い庭には金属製の巨大な建造物があったが、それを見ると私達の都市で使用する皿を二枚積み重ねた状態が思い浮かんできた。明らかに一種の乗り物だった。

 

・ここは50万年前に神々の故郷だったのだ。かって、ここに住んでいた人々は少なくとも身長が20フィートもあったにちがいないということだった。あらゆるものが大きなスケールのもとに作られているのだ。私は以前にポタラの秘密の地下室で見た大きな人体を思い出さずにはいられなかった。

 

 

 

ユングは知っていた』

コンノケンイチ)(徳間書店)1998/10

 (UFO・宇宙人・シンクロニシテイの実相!)

 

 

 

チャネラーが伝える宇宙文明の実相!>

・宇宙は無機的な存在ではなく、宇宙そのものが巨大意識の集合体である。宇宙の時間・空間は、それら集合意識が多用な現実を体験するために生み出したものである。したがって、宇宙の時空連続体とは「宇宙の集合無意識から形成される波動の場」と解釈できる。この超意識集合体は小規模な時空連続体に再分割され、そこにはまた無数の時間と空間が存在している。つまり私達の宇宙は個々の「意識共同体」が創り出している、巨大ホログラム世界だともいえる。

 

・それぞれの種族は多様な目的を持っている。琴座(リラ)系の種族、シリウス星人、オリオン星人、プレアデス星人、ベガ星人、ケンタウルス星人、アルタイル星人、ゼーター・レチクル星人をはじめ多くの宇宙人種が銀河系ファミリーを形成している。

 

  <琴座こそ、銀河ファミリーにおける人間型生命体の発祥地>

・地球人のDNAの流れの基は琴座にあるが、琴座系グループはヒューマノイド(人間型生命)の創造を地球で行った最初の宇宙人である。琴座こそ、銀河ファミリーにおける人間型生命体の発祥地であり、人類の歴史にも琴座に関する神話が数多く残されている。

 

・現在のシリウス星人、オリオン星人、プレアデス星人、ベガ星人、ゼーター・レチクル星人を含む様々な宇宙人は琴座で発生した種族の子孫であり、銀河系ファミリーの中ではヒューマノイド型の肉体を有するようになった最初の知的生命体である。

 

・かって地球人の遺伝的ルーツである琴座文明と、真っ向から対立する文明へと発展したのが、ベガ星系の文明だった。この二つの文明では長い間にわたって紛争が続いた。ちなみに地球への最初の訪問者は、琴座星人とプレアデス星人だった。

  <「グレイ」は人間の無意識の中に入ってくる>

・人間誘拐を行って各種の実験をしている宇宙種族は、通称「グレイ」と呼ばれる宇宙人で、発進母星は、レチクル座ゼーター星系の惑星である。ひと口に「グレイ」と称しても「純正種」、「変性種」、「混血種」の三種類いる。

 

・宇宙船への人間の転送は、肉体の分子波動エネルギーに返還する方法がとられ、当人が存在する空間ごと、そっくり宇宙船に転送する。移動の際に体が壁や扉を通り抜ける感覚を経験するのはそのためである。野原のような広い場所で行うときは、無重力状態を空間に作り出す。そうすると糸のついた風船を引き寄せるように簡単に体を宇宙船へ導くことができる。宇宙船に運ばれた後は物質としての肉体に戻されるが、自分自身を傷つけない程度に体を麻痺状態にしておく。

 

 

 

『「米空軍UFO機密ファイル」の全貌』 

 (ビル・コールマン)(グリーンアロー出版社)1990/3

 

 

 

<米空軍が墜落円盤から回収した異星人は地球に生存している>

 <43年間にわたって秘匿され続けた調査秘話>

 <二つの注目すべきUFO事件が1967年の末に起きている>

 コロラド州のローリー空軍基地から発進されたUFO目撃報告書>

 <目撃者に次々と奇妙な問いかけを行った“異星人”>

・「その日、私は、異星人に違いないと思われる人物と出会い話をしたんです。その異星人について、できるだけ詳しく思い出してみましょう。

 

・その男は、私から1メートル足らずのところに立っていました。話しかけてくるのですが、口を開いているように見えないのです。“何を吸っているのか”と聞かれたので、タバコだと答えると、彼は“地球人の原始的な悪儀だ”といいました。私は、車の中に座っていたのですが、 彼は“それは何か”と聞くのです。自動車だと答えると“なんとも原始的な交通手段だな”といいました。そのほか、“いまは何月か”とか、“北極星を指さしてくれないか”とか言いました。

 私は、その男にあなたはいったい誰で、どこから来たのかと尋ね返しました。男は唇を動かさずに“今は教えられない。だが、私の仲間が間もなく戻ってくることになっている”と答えたのです。

 

・そういうと男は後ろを向き、2メートルほど離れたところへ行ったかと思うと、そこで消えうせてしまったのです。男はビジネススーツらしいものを着ていました。身長は2.1メートルぐらい、両肩に四本の金線のあるマークを付けていました。私達は、異星人に関するなんとも奇妙な描写を目撃者から聞いたわけだ。しかし、彼はどのようにして異星人と遭遇することになったのだろうか。

 

フットボール場ほどもある巨大なUFO

・目撃者は、カバンのメーカーとして有名なサムソナイト社の工場に勤務していた。その日夜遅く彼は仕事を終えて帰宅の途につきコロラド州レイクウッドにあるラマーの北の道路を走っていた。午後11時45分ごろ、彼は14番通りの交差点で、赤信号のため停車した。そこに問題の男が歩いて近づいてきて、前述のような質問を行ったのだという。そして、男は後ろを向くと歩き去り、突然消えうせてしまったのだ。目撃者は、背筋に寒気が走ったと証言している。そのとき、奇妙な音が聞こえたので、彼は車の窓越しに外を見た。すると頭上にフットボール場ほどもある巨大なUFOが浮かんでいるのが目に入ったのである。

 

・球形をした巨大なUFOはウィーンという音をたてて上昇した。上空にいた2機と合流すると、三角形の編隊を組み、猛スピードで北に飛び去ってしまった。わずか数秒間のうちにUFOは見えなくなってしまったという。

 

・ 異星人についてもっと詳しく描写するようにいわれて、目撃者はその男がバンダイクひげをはやしていたことを思い出しました。ただ、そのあごひげは、先端が二つに分かれていたという。

また、異星人は全く言葉を発しなかったという。目撃者は、その男がテレパシーで話しかけてきたと確信していた。まるで、すべてが夢の世界で起こった出来事のように思えたそうである。

 

・だが目撃者は合理的な人物で真面目と言う定評があった。その彼が自分の話を首尾一貫して主張しつづけたのである。民間のUFO研究団体APRO(全米空中現象調査機構)も調査員を派遣して目撃者に催眠術をかけて調査したが彼の証言は変わらなかった。目撃者は、本当に異星人と遭遇したのだろうか。それとも幻想だったのだろうか。

 

 

 

『コックピット風雲録』  

(乙訓昭法)(元全日空機長) (清流出版)1999/12

 

 

 

<説明不可能、未知との遭遇

 <UFO遭遇><葉巻型母船か>

・実は私も遭遇したのです。昭和60(1985)年10月8日午後7時55分。大分からの帰り便のことです。気流はよく、視界もすこぶる良好でした。四国の上空に差しかかった時、副操縦士が左前方(北方)を指し、「航空機が接近します」といいます。見ると着陸灯をつけた飛行機が接近してきました。ハイキングですれ違う時のあいさつのように、我々も夜間のすれ違いでは、お互い着陸灯を点滅させたりするのです。そこで、すでにこちらも点灯させましたが、何の反応もなく、ぐんぐんと頭上に接近してきました。

 

・形はロケットのように細長く、四百メートルはあろうかと思われ、太さも三十メートルはあるように思われました。翼は見えず、胴体横に並ぶ窓がはっきりと見えたのが、もっとも強い印象でした。

 

・ 船体はオレンジ色。当初は他社の国際線航空機の通過と考えていたので、特に身構えて見ていた訳ではなく、むしろ四国を北から南へと横切るルートはないはずなのに「どこの会社だ」とつぶやいたほどです。ところが正面に来たとき、後方から煙を出すまばゆいばかりの白い光の束と、後ろに長く細く流れるピンク色の飛行機雲、そして飛行物体の大きさやスピードに「わっ、なに、何だ、見ろ、見ろ」というのが精一杯でした。「何だ」とクルー三人で顔を見合せた時には、すでに太平洋(南方)へ飛び去っていたのです。

 

・真相はまったく不明です。ところが、目撃者の共通した意見は「人に説明しきれないが、自分は何かを見たことは間違いない」ということです。

 

 

金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。(2)

 

『宇宙の彼方より』 (金星人ダイアンの言葉)

(ダナ・ハワード)(宇宙友好協会)

 

 

 

 <テレポーテイション(遠隔移動)>

地球の子よ、このテレポーテイション(遠隔移動)は遠隔移動によって、私達が遊星から遊星へと旅することができるからです。長い世紀の間、私達金星人はテレポーテイションの能力を手に入れたのです。テレポーテイションの意味は、一つの点から発して他の点へ、想念のスピードで再び現れる能力のことです。精神と物体との間に完全に平衡がとれた交換があるところでは、固体をテレポーテイションすることは可能です。宇宙の中心、実相に触った完全論者だけが、テレポーテイションができますし又されます。何世紀もの間、少数の地球人は、この天国の機械学の技を教えられました。神秘的な出現や消失の多くの例、痕跡も残さないで全文明さえ消失した例が記録されています。

 

 

 

『 UFO百科事典』

ジョン・スペンサー)(原書房)  1998/7

 

 

 

ケルト伝説>

・ヨーロッパ、特にスコットランドアイルランドウェールズイングランドの一部、フランス北部のブリタニーなどのケルト文化の国々の妖精信仰の中には、示唆に富んだ物語がたくさんある。そしてその中には、UFOによる拉致と非常によく似た、驚くべき拉致の物語が存在するのだ。これらの物語の多くにおいて、妖精による拉致の被害者は、かなり長い時間の記憶を失い、連れて行かれた妖精の世界で奇妙に歪んだ現実を経験する。また、人間でない何者かが自分たちの子供を人間の子供とすりかえるという「取替え子」の要素も含まれており、これは現代の最新のUFOによる拉致事件の中で見られるようになってきている。

  この類似点を説明する際の一つの考え方は、昔話は実際に宇宙人による拉致を表現しているのであって、それを当時の用語、つまり妖精という言葉を用いて描写したものだというものである。

  

・二つ目の考え方としては、解明されていない現象というものは常に、それが本当は何であれ、その当時の用語を使って解釈されるものだから、現代ならエイリアンによる拉致として説明されたかもしれない話が、16世紀に当時は妖精のせいにされたのだろうというものであるーどちらも必ずしも正しいとは言えない。

  他の可能性としては、「心理学的仮説」も含まれる。これは、拉致というものはどのような形態であれ人類の根本的な恐怖を象徴しており、その恐怖がどの時代であれ、これまでに出された主張の中で表面に現れているとする考えである。

 

・ 真実が何であれ、このような昔の話と現代の話を調和させることができないうちは、UFO現象を完全に理解することは不可能だろう。

 

 

 

『 UFO革命』

横尾忠則)(晶文社)1979/3

 

 

 

<「母船で連れて行かれた太陽系外惑星」>

・(横尾) その母船はどれくらいの大きさですか?

 (安井) これはものすごく大きく、何メートルなんてものじゃなく、葉巻型になっていて、長い方が50マイルぐらいだとチュェレイは言っていました。ということは、岡山県の幅ぐらいはあるのでしょうね。とにかく想像を絶する巨大な母船なんですね。

 (横尾) アダムスキーもそういうことを書いていますね。その中のデザインはどうなっているんですか?

 (安井) 母船の中を小型円盤がピューピュー飛んでいて、全体が街のようになっているんです。

 

・(安井) どこから灯りが出ているのかさっぱりわからないんですが、とにかく昼間の太陽光線と同じなんです。

 

・(安井) この母船の中で、時々、地球の各国の人が招待されていろいろな話をすることがありますが、その内容については、詳しいことは公表できないことになっているんです。ただ彼らは、原則として地球には干渉してはいけないことになっているのです。

 

 

 

『岡山に出現したUFO』

(秋田めぐみ)(岡山若者新書)  1987

 

 

 

 <第4種接近遭遇>

 <UFOに同乗した人>

・「運動公園でUFOに乗った人」で少しご紹介した故安井清隆(ペンネーム)です。安井さんが初めてUFOを見たのは、昭和28年頃の夏だろうと推定されます。岡山市富田町の家の前で夕涼みをしている時に2日続けて目撃したそうです。

 

・その人は自分の名前をチユェレイと名乗りました。その後、安井サンはチユェレイさんの故郷の星のことを便宜上チユェレイ星と呼びました。

 

昭和35年の5月14日。マスコミ各社が集まっていた総勢100人の観測会で33機の大編隊が現れ、読売のカメラマンが撮影に成功したといわれます。だが、この記事はなぜか発表されていません。そして当日取材に来ていなかった夕刊紙がこのことをスッパ抜き、一躍岡山の話題になりました。

 

・また、もっと驚いたことには、チユェレイ星を一周してもとに戻ってみると、風景は同じなのに、さっきは確かにあったはずの都市が消えていたのです。チユェレイさんは笑いながら「あれは全部円盤でできていて、今は他の場所に飛び去ってしまったんです」と説明しました。その生活のための円盤は四角形のものも沢山あって、さっき見た都市は円盤が重なってビルのように見えていたのです。円盤は絶えず1メートル位浮いているので、道路を作る必要もないとのことでした。しかし、安井さんはどんな単位で街を作るのか、なぜ街は移動するのか聞くのを忘れたといいます。

 

チユェレイ星人はみんな身長2メートル以上ありますが、動植物も全体に大きく、リスでも羊くらい。花も直径3~5メートルくらい、木はすべてゴムのような肉厚の広葉樹でした。

 

・チユェレイ星人の体は全体的にひとまわり大きいものの、地球人と同じです。生殖行為もほとんど同じということでした。原則として一夫一婦制ですが、必ずしも護られなく、恋愛(?)は、彼らにとって最も深い関心事のひとつだとか。しかし、裸に対する抵抗はないらしく、風呂は混浴でした。安井さんはチユェレイさんと一緒に、その風呂に入ったそうです。

 

・また「時間と空間は相対的なもの」というのは今の地球の科学でも定説になっていますが、天文学上でも各星によって1年(1行程)の長さが違います。チユェレイ星人の平均寿命は地球時間で3万~4万年くらいらしく、チユェレイさんは地球人の30歳前後しか見えませんでしたが、実際は1万歳くらいとのことでした。そして、地球人がピラミッドを作っている頃から地球に来たことがあって。「あれ(ピラミッド)は地球人が作ったものだ」と言ったそうです。

 

・「異星人には同じ人間型でも5メートルくらいのもいる。人に言うと怖がるからしゃべらないことにしている。それに人間とはまったく違う形態の知的生物もいる。チユェレイさんたちでもつきあってもらえないほど次元が高く、チユェレイさんたちが研究しても分らないのがいる」と言っていたとのことです。

 

・こんなにも沢山のひとが、こんなにも様々なUFOとの出会いをしている・・・。この事実はなんびとも否定できません。この事実、それも当地岡山においての事実を秋田さんは足で調査し、一冊の本にまとめてくれました。貴重なものだと思います。

 

・ここ岡山の街にも事実か、単なる流言飛語か、沢山のUFO目撃の噂があります。そこで岡山のUFO研究といえばこの方を抜いては語れないといわれている畑野房子(就実高校理科講師)のご協力のもとに、この噂の真相を調べてみました。(月刊※タウン情報おかやま別冊)(1987年)

 

・人間が本能的に持っている未知への探究心が大事。

 

 

 

『 UFO事件の半世紀』 (ロズウェル事件からMIBまで)

(キース・トンプソン)(草思社)1998/4

 

 

 

メン・イン・ブラック(黒服の男たち)>

・こうした「超物理的仮説」は、謎めいた「黒ずくめの男たち」(MIB)に関する報告とも一致する。この奇妙な男たちについての報告は1950年代後半から現れ始めた。彼らはたいてい、UFO目撃者が事件を誰にも話さないうちに、その人の家に前触れもなく一人で、あるいは二、三人でやってくる。しばしば、赤の他人にしては目撃者のことをよく知っているようで、目撃や接近遭遇について他言しないように警告する。MIBは一般に足をひきずるような歩き方をし、話し方が一本調子でいらだたしく、黒いスーツと黒い靴を見につけ、黒い車を運転してくることもよくあり、全体的に不気味な「別世界」の雰囲気をかもしだす。

 

・純粋な幻覚だろうか。そうだとしたら、妙に一貫性があり、しかも多くの人が見た幻覚ということになる。噂や報道を通じて話が広まったのだろうか。だが、UFO研究家たちは、MIBがまだ国民に知れ渡らない頃、それぞれ別々に、多種多様な信頼できる目撃者による多くの似通った報告に出会っていた。UFOに関する文献およびあらゆる文化圏で見られる異常体験談に精通している民俗学者ピーター・M・ロイツェヴィチは、UFO学におけるMIBについての報告と、UFOとは無関係で色々な文化圏に存在する不吉な「ダーク・メン」の報告とのあいだに印象的な類似点があることに気づいた。そして、このような類似点があるのは、悪魔という元型がプロテウスのような適応性と現実世界における生命力を持っている証拠だと考えた。

 

 

 

『UFO百科事典』

ジョン・スペンサー)(原書房)1998/7

 

 

 

 <黒衣の男たち(MIB)>

・「黒衣の男たち」は、北米での初期のUFO話に見られる、奇妙な現象である。彼らは二人組あるいは三人組で現れ、いつもダーク・スーツで決めており、いかにもFBIの諜報員といったいでたちをしている。その正体は、UFOの話を隠蔽するための政府の職員だという声もある。さらに限定して、モーリー島の放射性物質の漏出事故に関する話を隠そうとする原子力調査委員会の職員だとする意見もある。

  もっと面白い説になると、「黒衣の男たち」自身が、エイリアンで、自分たちの秘密活動を続行するために目撃者の証言を封じてまわっているというものがある。そうした主張では、「黒衣の男たち」は異様なメイキャップを施し、あたかも地球上の性別間の相違をあまり歓迎しないとでも言うように、男性が口紅を塗っていることがよくあるそうだ。典型的なものになると、特殊な目的のために「創られた」らしい、時代遅れの古い車を運転している。

  すっかり姿を消したわけではないが、「黒衣の男たち」に関する報告は最近ではめったになくなってきている。これは、世界中で、UFOの話題が非常にオープンになったという時代背景とも関係があるだろう。

 

 

 

『秘密結社の事典』 (暗殺教団からフリーメイソンまで)

(有澤玲)(柏書房)1998/12

 

 

 

<世界の中心>

・世界の中心を目指す探求、遍歴、巡礼の物語は、古代の神話や伝説に共通して見られる普遍的なモティーフでもある。此岸と彼岸の接点に位置し、万物の存在と流転をつかさどる世界の中心は、天地創造の原点に当たる究極の聖所であり、神勅という形で至聖のエネルギーを直接授かることができるので、その上に神殿が築かれることも珍しくはなかった。典型的な例がギリシアデルフォイにあった。「アポローンの神殿」であり、その内陣に鎮座していたオンファロス(世界の臍)と呼ばれる霊石は、世界の中心の代名詞としても知られている。一方、ユダヤイスラームの伝承に従えば、世界の中心はソロモン神殿の礎石とされるシェティヤーにほかならない。

 

・17世紀には薔薇十字団運動が一世を風靡したため、諸国を漂泊する「不可視の」熟達者たちの本拠地を世界の中心に比定する伝説が幅を利かせるようになった。19世紀になると東洋趣味の影響もあって、熟達者たちの住まわる王国はインドかティベットの秘境にあるとする見解が定着し、オカルティストのサン=ティーヴ・ダルヴェードルや自称・冒険家のF・オッセンドウスキといった人たちが地下王国{アガルタ}の実在を自明の理とする蠱惑的な著書を刊行して世人を魅了した。

 

 

 

『99万年の叡智』 (近代非理性的運動史を解く)

荒俣宏)(平河出版社)1985/9

 

 

 

 <アジアの中心(アガルタ・シャンバラ幻想の魔術)>

 <地底王国とシャンバラ=アガルタ伝承>

・近年わが国のオカルト史家にもにわかに注目されだしたテーマに、いわゆる<アガルタ=シャンバラ伝承>なるものがある。換言すれば、中央アジア地底王国幻想というところか。もっとも、日本ではロシアの神秘家ニコライ・リョーリフが上梓した著作『シャンバラ』の名のみ高く、これがリョーリフの本来めざした転生神カルキの誕生する聖なる領域というイメージを離れ、一部「地球空洞説」論者が提起したシャンバラ=地下の世界支配帝国仮説に一方的に引きずられている状況ではある。また、アガルタに関してはまだ本格的な論述があらわれていない。

 

・そもそも19世紀に至って、アガルタ=シャンバラ伝説がオカルティストの想像力に火をつけて以来、この神話は複雑な発展段階をたどり、霊的共同体の新しいモデルとなる一方、マクラレンが述べたとおり、「ヴリル力」という奇妙なエネルギーの源泉地とも考えられるようになった。そのために、このエネルギーをもとめて、ナチス・ドイツやロシアはアガルタ=シャンバラを軍事占領することさえ試みたといわれる。だがしかし、アジアの地底王国伝承とオカルト・パワーの両者は、なぜ、また、いつ、だれによって、このように結合されたのか。

 

 <シャンバラ>

・アガルティには、シャンバラと呼ばれる市がある、との新しい情報を聞かされた。以後、リョーリフはアガルティという「地域名ないしは王国名」よりも、シャンバラなる「都市名」を好んで用いるようになり、1930年には聞き書きや彼の体験を集めた著書『シャンバラ』を出版した。これが主としてアメリカで評判となり、シャンバラの名はかってのアトランティスやレムリアと同じように魅力あふれる理想郷の代名詞となった。

 

・「シャンバラには人間の思いもよらぬ力や業績が無数に存在し、その秘密は人間に洩れぬよう厳しく護られている」つまり、アガルティの聖なる都市シャンバラには、核兵器に匹敵するようなすさまじい威力を持つ「力」が開発使用されている、というのだ。

 

 <アガルタ><インドに人類超古代史の舞台を求める>

・ジャコリオがカルカッタで採取した多くの伝説の中には、ヒマラヤを遠く越えた北方にあるという地底王国の伝承もあった。その王国から、伸びる地下道はガンジスと結び、聖地に住むのは偉大きわまりない賢者であるという。そして、ジャコリオは、この聖地をアガルタと呼び、これを「エジプト、インドよりもさらに古い文明の中心地」と説明した。

 

 

 

『世界不思議百科』

コリン・ウィルソン)(青土社)2007/2

 

 

 

<不気味な話>

 一方、UFOに関連してかなり不気味な話も伝えられ始めた。目撃者によると「政府の役人」が家に来て口を閉ざすように警告したという。たいていは黒い背広だが、軍服のこともあるらしい。政府の各省庁は、ぜんぜん心当たりがないと言明した。1953年、コネティカット州ブリッジボートのアルバート・K・ベンダーは、自分が主宰している国際空飛ぶ円盤協会を突然閉鎖した。目の大きい皮膚の浅黒い三人の男がやってきて、調査を打ち切るよう圧力をかけたとその根拠を述べた。ほとんどのUFOマニアが政府を非難した。

 

・しかし、その十年後にベンダーが出した本によると、かなり不気味な事情がからんでいたらしい。三人の男は彼のマンション内で自由に出現と退去ができるようだった。南極のUFOの基地に連行されたこともある。UFO現象に関心を抱くジャック・ヴァレという科学者は、妖精と「精霊」にかかわる中世の伝承とこの話には類似点があると述べている。

 

モスマンの黙示録>

キールも妙な雰囲気を感じるようになった。ウェスト・バージニア州で、高速で飛ばす自動車と同じ速度で飛ぶことができる翼がある巨大な鳥男を目撃したという話があった。この調査を開始した頃、曖昧であるが自分に敵対感情を持っているらしい相手が彼の周囲にちらつき始めた。

 

・彼は『モスマンの予言』という著書で次のように書いている。「誰かが、どこかで私の動きすべてを承知していると私に思い知らせようとしていた。おそらく私の電話すべてに耳を傾けていた。私の通信手段さえ制御しようとした。彼らは、それに完全に成功した」。その相手は、多くの予言を彼に対して行った。マーティン・ルーサー・キング牧師の暗殺、ロバート・ケネディに対する襲撃、ローマ法王に対する刺殺未遂などである。しかし、多くの場合、現実の事件とは日付にずれがあった。キールは結論として次のように述べている。「我々の小さな惑星は、なにか別の4次元時空連続体の力または実在と相互貫入を現在経験しているらしい」。

  

 <スカイ・ピープル>

・英国のUFO専門家であるプリンスレー・ル・ポア・トレンチ伯爵も独自の調査に基づいて似たような結論に到達する。彼はそれを著書『地球作戦』で次のように書いている。

 

・・・現在少なくとも正反対に相反する二つの実在の力が我々地球に関心を抱いている。一つは、実際の空の民スカイ・ピープルで、これは人類の記憶以前の時から我々の周囲にいる。もう一つは、この惑星固有の区域に住んでいる。人類の中には、彼らが地球の内部に住んでいると信ずるものもある。この二つの派の間では、明らかに『天の戦争』が戦われている。ただし、人類が通常想像するような意味の戦闘が戦われているわけではない。地球人類の精神の支配を目的にした心理的な競り合いである。

 

 

 

『超常現象大事典』

(羽仁礼)(成甲書房)2001/3

 

 

 

<シャンバラ>

中央アジアの地下に存在すると伝えられるアガルタ王国の首都の名前。シャンバラには幾人もの副王と幾千人もの高僧を従えた世界の王ブライトマが住み、地表の人類とは比較にならない高度な科学技術を持つ。ダライ・ラマはシャンバラの使者の一人とされ、ポタラ宮の地下にはシャンバラへの入り口があるとも言われる。本来はラマ教の伝説であったが、西洋にはニコライ・レーリッヒがラマ僧の話として伝えた。またオッセンドウスキーもアフガンとインドのどこかに地底世界への入り口があると伝えられている。一方ダライ・ラマ自身は、シャンバラは通常の意味で存在するものではないと繰り返し述べている。

  

<MIB(Men in Blackの略語)>

・「黒衣の男」と訳される。UFO研究家やUFO目撃者に対し、その研究成果や目撃談を公表しないよう求める黒ずくめの格好をした男達。1953年に国際空飛ぶ円盤事務所を主催していたアルバート・ベンダーが、3人の謎の男の訪問を受け、研究を中止するよう圧力をかけられたのが最初の報告であり、MIBという略語はジョン・キールが使用し始めた。

 

・必ずと言っていいほど、相手が一人でいるときに現れ、通常黒い車に乗り、本人しか知らないはずのことを知っている。他方目撃者が彼らの意向に反してその経験を公表した場合にも、何らかの被害を受けた例はない。その正体について、CIAなどの情報機関のエージェント、異星人、霊的存在や悪魔など所説ある。他方、ベンダーの主張については、現在は疑念がもたれている。

 

  エリア51

アメリカのネバダ州グルームレイクの地下、ネリウス空軍基地の近くにあるとされるアメリカ軍の秘密基地で、マンハッタンと同規模の広さを持つ。この場所には、600人以上の異星人が人間と共同作業を行っているという噂があり、ロバート・ラザーは、エリア51内のS4と呼ばれる施設でUFOの推進機関の研究に従事したことがあると主張している。

 

 

 

『世界秘儀秘教事典』

(エルヴェ・マソン)(原書房)2006/5

 

 

 

<アガルタ  AGARTTHA>

・ゲノンはまず、サン・ティヴ・ダルヴェイドルがすでに神秘的なアガルタ王国の存在に触れているとし、さらにその痕跡をほかの口伝のうちにみつけようとした。

 

・「大地の中心地」を意味する定義からして、アガルタ王国は中心的な位置、つまり、聖都「イェルサレム」が選ばれた者たちの国の中心にあり、神殿が都市の中心にあるのと同様に、世界の中心に位置する。この王国は福者や義人たちの楽園であり、天上の光をそのまま受け取る地でもある。こうした「義人の国」はあらゆる伝承にみられる。

 

・世界の北端にあると信じられていた極北人たちのトゥーレと同様に、ユダヤの伝承には「青い都市」ルズが登場している。そこに行くには、アーモンドの木の根本に通じる地下道(典型的なアガルタ的主題)を通らなければならなかった。

 

・さらに、中世人はつねに司祭ヨハネの神秘的な王国に熱をあげていた。いっぽう薔薇十字団もヨハネの「太陽の都市」と聖霊神殿の存在を唱えていた。こうした王国は、はたして同じものだったのだろうか、おそらくそうである。

 

・アガルタの王国は地下にあったが、分国は5大陸にまたがっていた。5王国が並び立ち、その中心的な1つが君主を戴いていた古代のアイルランドと同様に、である。

 

・だが、この幻想的な王国がどこにあったのか、誰も知らない。はたして地下にあったのか、あるいは逆に、ヒマラヤの未知の頂に隠れていたのか。一部の伝承が言うように、それは地下道を通ってカスピ海黒海と結びついていたのか。秘密はなおも保たれたままである。

 

・サン・ティヴ・ダルヴェイドルは、至高の霊的な存在を信じていた。彼はまた、一切が知恵と富とからなる地下王国で、チベットのシャンバラに似た神秘的なアガルタに住む、人類の霊的な指導者たる偉大なマスターたちとテレパシーで交信できると主張した。

 

  <薔薇十字団>

・伝承によれば、「真の」薔薇十字団員たちは東洋に逼塞するようになったという。あるいは彼らは、神秘的なアガルタ王国もしくはアガルタと同一視される土地に避難先を見つけたのかもしれない。そして、おそらくインドをめざしての旅の途中で、彼らはモーリシャス島(当時はフランス島)に立ち寄った。そこには、フランス人たちによって創設された最古のフリーメイソン・ロッジのひとつがなおも存在していた。1785年にフィラデルフィア協会の支部も組織されていた。今日、その痕跡をモーリシャス島{本書の著者の生地}にみいだすことは難しいが、筆者はこの島で、きわめて興味深い神秘主義者たちのみならず、少なくとも現実に奇蹟を行う人物に出会ったことがある。これだけは断言できる。薔薇十字団員たちのように、彼は報酬を一切受け取らず、貧富の差を問わず人々を介護し、治療していた。だが、かっての神秘的な薔薇十字団員たちと同様に、彼はある日、理由も行き先も知らせずに忽然と姿を消してしまった。

 

 

 

アブダクション』  宇宙に連れ去られた13人

(ジョン E・マック)(ココロ) 2000/8

 

 

 

 <宇宙船内部とエイリアン>

・宇宙船に入ると、アブダクティーは通常、さらに多くのエイリアンを目撃する。彼らは、計器類の監視やアブダクションの処置の実施に関わるさまざまな仕事をこなすのに忙しい。私の相談者が描写するエイリアンは数種類に分れる。長身または逆に小柄で、半透明か少なくとも完全に物質的でない光輝く姿のものもいる。機械操作をやっているように見える爬虫類的類人生物も目撃される。金髪で北欧的な容貌をもつ人間そっくりのエイリアンも見られ、ときには人間に似た(ヒューマノイド)エイリアンのそばで働く人間の助手も目撃されている。

  

・だが、これまで目撃されたうちでなんといっても一番多いのは、小柄な「グレイ(灰色人)」で、身長3から4フィートのヒューマノイドである。このグレイたちは大別して二種類あるー背が低いほうのタイプは、雄のミツバチというか昆虫を思わせる作業者群だ。これは宇宙船の内外でロボットのように動いたり、滑るような進み方をして、特定の様々な作業を行っている。もうひとつのタイプは、やや背の高いリーダー、あるいはアブダクティーがほとんど決まったように使う呼び名で言えば、「ドクター」だ。女性の「看護婦(ナース)」や、特定の役割を担うそのほかのエイリアンも目撃されている。リーダーは、ふつう男性のように見えるが、女性のリーダーもいる。性差の見分けは解剖学的判定というより直感的判断にすぎないので、アブダクティーたちは表現に迷うことがある。

  

 <グレイ>

・ 報告によると、小型のグレイタイプは、頭は洋梨形で大きく、後頭部が出っ張っており、長い腕には長い3本ないし4本指の手があり、胴体は貧弱で、脚はひょろ長い、足は直接見えないことが多く、普通、継ぎ目のないブーツで覆われている。外性器は、まれな例外は別として、認められない。この種のエイリアンには、頭髪も耳もなく、痕跡状の鼻孔と、細い裂け目のような口があるが、口が開かれたり、感情を表現することはめったにない。

  

・とりわけ目立つ特徴は、ひどく大きな黒い目だ。目の上側がふくらんでいて、顔の中心よりに丸さを増し、目尻側はとがっている。白目や瞳は全然ないように見えるが、ときには外側の黒い部分が一種のゴーグルのようになって、目の内側にもうひとつの目らしきものを見分けられることもある。この目には、服従を強いる力があるので、アブダクティーはときどき直視するのを避けたくなる。もし直視すると自分自身の現状をはっきり自覚させられる、あるいは意志を喪失することになるのを極度に恐れるからだ。ブーツのほかにエイリアンがたいてい身に着けているのは、体にぴったりとフィットとした、装飾のほとんどないワンピース式の腰丈ぐらいのチュニックコート様の衣服である。ゆったりした一種の頭巾ないしフードもしばしば報告される。

  

  <ドクターと呼ばれるもの>

・報告によると、リーダーあるいは、ドクターは、もう少し背が高く、おそらく4.5フィートないし5フィートだが、あとはもっと小柄なグレイタイプとよく似た特徴を持っている。ただこちらは、年齢がもっと上か、またはもっと皺が多い。リーダーは、明らかに宇宙船上で実施される処置の監督責任である。リーダーに対するアブダクティーの態度は、一般に二面的だ。しばしば、一生を通して、一人のリーダーだけと付き合い、彼とのあいだには強い絆があることに気がつき、相互的ですらある強い愛情関係を経験する。同時に自分の人生に対して彼が行使してきた管理に憤っている。エイリアンとアブダクティー間の伝達は、テレパシー的に行われるのをアブダクティーは経験している。後天的に学んだ特定の共通言語は全く必要でなく、心から心へ、思考から思考へと伝わるのだ。

 

 

 

『宇宙人は、もう地球に棲んでいる』

矢追純一)(青春出版社)1990/9

 

 

 

<密約に基づき実験しているグレイ>

・グレイは、ラージノーズグレイと呼ばれる宇宙人が遺伝子操作によって造り出したアンドロイドである。

 

・そのため、ラージノーズグレイと区別してリトルグレイと呼ばれている。

 

・ラージノーズグレイは、やはり皮膚の色がグレイで、鼻が異常に大きい。この宇宙人はめったに人類の前に顔を出すことはない。このうちラージノーズグレイこそ「MJ-12と秘密協定を結んだ宇宙人なのだ」とイングリッシュ氏はいう。

 

 <ノルディック、オレンジは友好的な種族>

・米政府に対して接近してきた宇宙人は、ラージノーズグレイだけではなかったのだ。彼らより前に、ほかにも二種類の宇宙人がMJ-12(米国の秘密組織)と話し合っている。ひとつは、背が高く髪がブロンドの人間とそっくりの宇宙人で、ノルディックと名付けられた。

 

・「彼らは、背が高く、私くらいの人もいます。でも2メートル以下です。北欧人のようです。もっとも目はブルーではなく金色をしています。髪の毛は金か白でした」

 

・そしてもうひとつは、やはり人間と同じ姿をしていて、髪の毛がオレンジ色に近いため、オレンジと名がつけられた。彼らは、両者ともに人類に対して非常に友好的な宇宙人だった。ところが自分たちの優れたテクノロジーを教えることを拒んだのだ。人類に悪用されることを心配したのだろう。

 

・数千年前、かって“グレーコ”星座から地球を訪れたレプタリアン(爬虫類的ヒューマノイド)が、少数だけ残し、その後繁殖を続けたのが、ラージノーズグレイなんだ。

 

・ラージノーズグレイは、人間を誘拐し、遺伝子的に民族を強化し、ますます強大な勢力になっていきつつある。

 

 <人類にコンタクトし続けるUMMOウンモ星人の謎>

 <彼らは、人類に紛れ込んでいる>

・彼らの特徴は人間とことのほかよく似ていることで、服を着て町を歩いていれば、誰も気づかないほどだ。

 

・それによると、ウンモ星人というのは、一見、北欧人だと感じる。スカンジナビア系の顔立ちをしているというのだ。思わず、恐ろしいラージノーズグレイの顔を想像してしまいそうだが、顔はまったく人間と同じだといっている、ノルディックと呼ばれる宇宙人の一種らしい。

 

 

 

『宇宙生命体は地球に降りている』

矢追純一)(河出書房新社)  1990/9

 

 

 

 <彼らの存在を証明できる極秘ファイル>

 少なくとも4~5種類の宇宙人が地球に降りている

 1、(リトルグレイ)   地球に来ている宇宙人の多くは、その皮膚の色からリトルグレイと呼ばれているものだ。身長は、1メートルたらずと小さく、それに比較して顔が大きい。また、大きくて白い部分のない真っ黒な目と、小さい穴だけの鼻。腕が膝までも届く、長い指と、指の間には水かきのようなものがついている。宇宙人に会ったという人の証言は、ほとんどこの特徴で一致している。

 

 2、(ラージノーズグレイ)  やはり皮膚の色がグレイで鼻が異常に大きい。この宇宙人はめったに人類の前に顔を出すことがない。ところが、このラージノーズグレイこそ、MJ-12と秘密協定を結んだ宇宙人なのだという人もいる。そして、リトルグレイは、このラージノーズグレイが遺伝子操作によって造り出したアンドロイドだといわれている。

 

 3、(ノルディック)   背が高く、ブロンドの人間そっくりな美人型宇宙人、彼らは、人類に対して非常に友好的であり、生命に関わる病気をこのノルディックに治してもらったアメリカ在住の主婦や、小児麻痺を治してもらった男性の例などがある。

 

 4、(レプタリアン)  彼らの姿はまるで爬虫類で、一部の選ばれた者には羽がある者もいるという。彼らには、厳しい階級があり、サイエンティフィックラス、兵隊クラスなどに分かれているのだ。その不気味な姿は、一昔前に話題になったテレビ映画の「V」に出てくる宇宙人そのものだという。ちなみに、この映画「V」も一般大衆に対する啓蒙映画だといわれている。

 

 5、(巨人型)  1989年、モスクワの南方約500キロの一大工業都市ボロネジでの出来事。8日間にわたって40人以上の子供がUFOをはっきりと目撃。宇宙人たちと至近距離で出会ったそうだ。ピンク色のUFOから姿を現した宇宙人は身長2~3メートルくらいの大型宇宙人で、小さなロボットらしきものをともなっていた。

 

・米空軍士官学校の「宇宙科学講義」と名付けられた物理学の教科書。この内容は、実に示唆に富んでいる。

 「・・・UFO現象は5万年にわたって地球上で目撃されている・・・あまりありがたくないことだが、宇宙人が我々の惑星を訪問している。少なくともUFOは、宇宙人によってコントロールされている可能性が高い」と明記してあるのだ。

 

・さらに「少なく見積もって宇宙人は4~5種類いる」と宇宙人の種族の数すらあきらかにしている。現在もこの教科書は使われているといわれている。

 

 

 

『これから10年大予測』(資本主義は崩壊、次はこうなる!)

船井幸雄)(アスコム)2004/10

 

 

 

<「原因の世界」と「結果の世界」のことを知っておこう>

・モンローさんの考案したフォーカスレベルを用いると「原因の世界」と「結果の世界」は、次のように説明することができます。

 (フォーカス21)この世であり、「結果の世界」です。3次元の世界であります。

 

 (フォーカス22)この世とあの世の境界です。

 

 (フォーカス23-26)あの世ではあってもまだ肉体の死を受け入れられない状態の存在のいる世界です。4次元の世界であり、幽界や魔界といわれています。地獄界や信念界もここに含まれます。

 

 (フォーカス27)幽界から霊界に通じる境界で生まれ変われる魂がいる場所でもあります。また、死を受け入れる場所です。

 

 (フォーカス28-34)あの世であり、この世の原因を作っている「原因の世界」です。5次元の世界であり、霊界ともいいます。

 

 (フォーカス35)人間の本質、魂の源が存在している場所です。

 

 (フォーカス36-49)真の「原因の世界」です。フォーカス35までは肉体が必要ですが、ここでは必要ありません。

 

  <「地球の理」と「宇宙の理」>

・通常我々がいるのはフォーカス1~21の「この世」すなわち現界であり、3次元の世界で死ぬと、4次元の幽界を通って、5次元の霊界に行くことになります。

 

・現世は、「原因の世界」が投影された「結果の世界」です。いま、「地球の理」という特殊なルールがここでは、通用しています。ちなみに、5次元、霊界、原因の世界では、「宇宙の理」が通用しています。

 

・この3次元の世界のフォーカスレベルにも、さまざまな状態があります。たとえば、意識は覚醒しているけれども身体は熟睡している状態はフォーカスレベルでいえば10にあたります。身体の境界がはっきりとしなくなっている状態です。

 

・フォーカス12では通常見えないものが見え、聞こえないものが聞こえます。意識が拡張している状態です。ガイドと呼ばれる、自らを導いてくれる守護霊のような存在と交流できるようになるのも、このフォーカス12からです。

 

・フォーカス35に我々の本質、魂の源が常に存在しています。ここもまた「原因の世界」です。我々の「思い」の源が実在している素晴らしい世界です。

この「原因の世界」と「結果の世界」を扱っているのが、フォーカス23~26の幽界です。幽界とは、地獄界や信念界が含まれています。

 

・一般に、死んであの世に行くといいますが、実は、我々の魂の源はもともと「原因の世界」にいますから、死ぬというのは、そこへ帰っていくということなのです。

 

・この「原因の世界」の出来事を「結果の世界」であるこの世に投影するのを妨げている部分をなくするか、変えることができれば、そのまま現実世界の運命をよいほうに変えることができるはずです。

  

 オーパーツ(古代の遺物)>

 <ドロパのストーンディスク>

・1938年、北京大学のチ・ビコ・ティ教授率いる老古学調査隊が、中国とチベットの境界に

 あるバイヤン・カラ・ウラ山脈を調査中に洞窟墓地を発見しました。洞窟内部には日の出や星、月や地球などの天体が描かれていました。そこに埋葬されていた遺骨は、大きくても身長120センチほどで、不自然に頭が大きく、細長い身体をしていました。

 

・そして、同じ洞窟から厚さ1センチ、直径20センチのほどの花崗岩でできたディスクが716枚発見されました。この洞窟墓地で発見されたディスクと壁画は、1万~1万2000年前のものであるとされています。

 象形文字の解読の結果「ドロパは飛行機に乗って急峻な山奥に不時着した。当時近隣にいた民族はドロパのボディランゲージを解し、彼らが故郷の星へ帰るために新しい宇宙船を作ることができないことに対して哀悼の意を表したー」と。

 

・後にバイヤン・カラ・ウラ一帯の調査で、異星からやってきた小さな黄色い顔をした醜い人々が先住騎馬民族に捕らえられたという伝承があることがわかりました。そして、異星からやってきたと伝えられる人々の身体的特徴は、洞窟墓地で発掘されたドロパのものと一致しています。

 

 ヴォイニッチ手稿という「世界一の奇書」>

・(オーパーツ。製作当時の知識・技術レベルでは不可能なほど高度の人工的産物一般)

 

 ヴォイニッチ手稿

ヴォイニッチ手稿は、ほかに類をみない判読不能の文字と彩色画が描かれた羊皮紙本で、世界一の奇書といわれています。14~16世紀の作とされていますが、さらに古い時代の文献の写本ともいわれています。誰がいつ何を何語で書いたかという確証は何一つありません。

 

・植物・天体・女性などが、奇妙な彩色で描かれ、文書でその絵を解説しているようなのですが、植物はほとんどが、未知のもので、ほかの絵も何を意味するものか、はっきりと分っていません。

 

・薬草の配合方法、錬金術の秘法を記したものと説、キリスト教で異端とされたカタリ派の文書であるとする説などがあり、定説はまだありません。暗号学、数学、言語学、文献学、植物学、天文学の学者たちが解読を試みましたが、すべて失敗に終わりました。現在は、アメリカのエール大学のベイニック図書館に所蔵されています。

 

・これらのオーパーツは、みな不思議なものばかりです。現在知られていない、まったく別種の文明、あるいは地球外生命体がもたらした文明が過去に存在したことと、それらが何かの理由で滅亡状態になった可能性を示しています。

 

 

 

『神々のルーツ』

(ジョージハント・H・ウィリアムスン)(ごま書房)1997/5

 

 

 

<太古の昔から宇宙人は地球に来ていた>

 <邪悪な宇宙生命体オリオン>

・「あなたはプレアデスの鎖を結ぶことができるか。オリオンの綱を解くことができるか。あなたは、十二宮をその時にしたがって引き出すことができるか。北斗とその子星を導くことができるか。」(ヨブ記

 遠い昔、オリオンはプレアデスに魔手を伸ばそうとしたので、鎖につながれる運命となったーがいまやオリオンはその魔の手を地球に伸ばそうとしているのだ。オリオンはプレアデスを従えさせようと企てたのであろう。つまり、彼らは、“死の陰”にいたわけであり、オリオンは宇宙法則によって制裁を受けた。

 

 <神話の中のオリオン伝説>

・オリオンの否定的宇宙人たちは、直接にこのオリオン星雲からやって来るわけではなくて、オリオンのごく近くにある太陽系から来る。宇宙人が用いるオリオンという言葉は、邪悪な勢力の源となっている区域一帯を意味するものである。

 

・古代人は宇宙機を示す形として円板を用いていたからである。たぶん、オリオンも、あのルシファーのように万物の王者たろうと企てたのであろう。ルシファーは水爆を武器として使用したが、オリオンは宇宙機(円盤)を使った。

 

・バビロンのタルムードには次のように述べてある。「オリオン座の熱がなかったら、プレアデスの冷気のため世界は滅びてしまうだろう。プレアデスの冷気がなかったらオリオン座の熱のために世界は滅びてしまうだろう」

これは善と悪という二つの極性なしには創造はありえないことを示すものだ。オリオンという否定力(悪)がなかったら、肯定力(善)プレアデスにも進歩のための刺激がなくなる。否定力があるからこそ、肯定力も螺旋を描きながら向上してゆく。否定力がなかったら宇宙に進歩はないのだ。いや宇宙そのものさえ存在しないだろう!

 

  <侵入者に肉体を奪われた地球人>

・オリオンの周囲を無数の小さな丸い天体が取り巻いていますが。これらの天体はオリオンの戦闘部隊で、戦争の種を求めて目を光らせています。オリオン人は、ほかの遊星の平和を乱し、その正義の機能を妨害します。彼らは、旧式な宇宙機をまた使用しており、科学的にはそれほど進歩していないのですが、ただ自己投影にかけては名人であって、他人にも干渉し妨害することに専念しています。

 

・オリオン人は私達と違って宇宙連合には属していません。

オリオン人は地球への侵入者です。その故郷はオリオン星雲の中の無数の太陽系です。オリオン人は目的とする攪乱に失敗すると、オリオンには帰らないでシリウスに行きます。それが彼らの輪廻なのです。彼らは、やはり完全への大道を学びとらねばならないのですから。

 

・古代の伝説に登場する「蛇人」というのは、オリオン人の霊魂が地球に投影されたものと思われる。伝説や神話にある南の果ての“虹の都”とはこの投影の中心地だったのではなかろうか。“蛇人”“反キリスト”“侵入者”―これらはみな同一のもの、否定的極性を表すものなのだ。古代人は悪魔、魔神、魔法使いなどを恐れた。現代人でも未知なものに対しては恐怖を感じる。

 

 

 

『2012年の奇跡』 (愛の光でアセンション

中丸薫)(あ・うん) 2007/8

 

 

 

 <2012年、地球は「フォトンベルト」に突入>

 <2012年12月22日、物質文明は終わる>

 <驚異的に正確な「マヤ暦」が示すもの>

・オルメカ遺跡からは、宇宙船のようなものに乗った人のレリーフが見つかっています。

 

・またテオティワカンの遺跡はその構造が天王星海王星までの太陽系のモデルになっています。天王星が発見されたのは、18世紀の終わりですから、それよりはるか以前に天王星についての知識があったことに驚かされます。

 

・中でも、マヤ文明は、メソアメリカ一帯(中米のメキシコから南米のホンジュラスにかけての一帯)で3000年も続いた文明です。マヤの天文学の知識は驚異的です。マヤの太陽暦は紀元前5世紀ごろに作られたと考えられますが、地球の公転周期との誤差が「0.0002日」しかないのです。現在、私達が使っている16世紀に造られたグレゴリオ暦の誤差は「0.0003日」であることから考えると、その正確さに驚きます。

 

・マヤの暦にはもう一つ「長期暦」と呼ばれるものがあり、これは世界が始まった日から経過した時を現すもののようです。ここに記された「始まりの日」と「終わりの日」がいつにあたるのかが研究されています。その研究の結果としては、マヤ暦での「地球の終わりの日」は西暦2012年12月22日となっているのです。この日、地球の何かが変化することを、マヤ暦も最先端科学も同時に予言していることになります。

 

 

 

『2012年の奇跡2』(光の5次元世界アセンション

中丸薫)(あ・うん)  2007/11

 

 

 

< 「闇の権力」が次に目論んでいること>

<実在する「メン・イン・ブラック(黒服の男たち)>

・マゴッチさんは最初のコンタクト以来、20数年間に渡ってUFOと接触してきたのですが、その間、ずっとSF映画「MIB/メン・イン・ブラック(黒服の男たち)」を地でいったような黒服の男たちに付きまとわれているということです。

 

メン・イン・ブラック(黒服の男たち)は、地球にやって来ている宇宙人を取り締まったり追跡したり、また、UFOや宇宙人を目撃したりコンタクトした地球人に口封じ工作をしたりする、という設定の組織でした。

 

・これが単なる「SF」などではなく、実際にそういった組織や黒服の男たちがいて、マゴッチさんを付け回しているという話です。マゴッチさんは、そのメン・イン・ブラック(黒服の男たち)の追及から逃れるために、たびたび引越しを繰り返し、電話番号を変えるというスパイ映画を地でいくような生活を強いられているそうです。これはご本人から直接聞きました。

 

・マゴッチさんによれば、「地球人に友好的なクエンティンさんたちのような宇宙人がいる一方で、敵対的な勢力も宇宙人の中にはいて、そういう『暗黒の勢力』の手先がメン・イン・ブラック(黒服の男たち)として、UFOや宇宙人に関わった地球人に圧力を与えたり、心理的に働きかけたりしている」というのです。

 

  

 

『5次元世界はこうなる』

(ゲリー・ボーネル/高橋克彦)(徳間書店)2007/11/9

 

 

 

 アカシック地球リーディング>

神道というのは、実は「ホワイト・ブラザーフッド」から分かれてきているんです。「ホワイト・ブラザーフッド」は悪いことは何もない。ずっと長い間人類に恩恵を与え続けてきて、確かにヒトラーは悪用した。情報を間違って使った。だけど、薔薇十字団、フリーメーソンテンプル騎士団全部そこから出てきた。悪い子達がいたかもしれないけれど、こういう組織そのものは決して悪いものではありえません。

 

・人類の意識というのもスピリットを持っています。神のスピリットがあります。「ホワイト・ブラザーフッド」はスピリットに関する知恵をずっと守り続けているグループなのです。全ての知恵を集め、そして保存しようとするのが目的のグループ。

 

・さて、地球上に生死を繰り返していないもう一つの輪廻の輪から離れている存在のグループがあります。彼らは、地球と人間と神々のスピリットの知恵を守るという使命を渡されている。そのグループというのが「ホワイト・ブラザーフッド」なんです。

 

・これらの存在たちというのは、もう輪廻の輪から離れているんだけれども、まだ人類意識なんですね。人間の意識の守護神なんです。だから、この存在たちが神道に霊感を与えて、神道の中に全てのインフォメーションのピースが入っている。また、仏教、キリスト教にも、イスラム教にも霊感を与えて、それぞれ一つがこの全体のピースを持っているんです。

 

・最後に世界的な一つの理解が得られるまで、一つのグループがほかのグループをしないようにわざわざとグループごとにばらばらにしたのです。

 

<ホワイト・ブラザーフッド

・日本では「ホワイト・ブラザーフッド」とは、秘密結社の一部という認識で、そういうふうに思っている人もたくさんいるんだけれど、本来の形というのは「菩薩」と呼ばれるような人たちの存在、そのために、「菩薩」は自分たちがそういう存在だということを明らかにしないんです。だから、秘密のままです。

 

・なぜ明らかにしないかというと、信じないからです。例えば、「時」という概念は、知性が生み出したものにしかすぎないということを理解するのも大変なのに、この人はテレポーテーションができるとか、そういうことを到底人は信じられないでしょう。

 

ノストラダムスも『ホワイト・ブラザーフッド』のメンバーだった。聖ジャーメン(サンジェルマン伯爵フランス革命前のパリの社交界に姿を現した予言者、魔術師、薔薇十字会の流れを持つといわれている)、J・L・ベーコン、シェイクスピアレオナルド・ダ・ヴィンチとかレンブラントとか、アインシュタインも「ホワイト・ブラザーフッド」だった。このメンバーのグループが、地球と人間と神々のスピリットを保存している。

 

 

 

ベルゼバブの孫への話

(G・I・グルジェフ)(平河出版社)  1990/8

 

 

 

<天使・大天使の惑星>

・この惑星は<プロトコスモス>系に属するモディクテオと呼ばれている惑星だ。この惑星に誕生した生物は、我々の偉大なるメガロコスモスの全惑星に誕生した生物と同様、三脳でまた外観も我々とだいたい似ている、それに彼らは、我々の大宇宙の無数の外的形態をもつ全ての三脳生物のうちでも、最も理想的かつ完全であり、他の生物たちもそう考えている。現存する全ての天使、大天使、それに我々の《共通なる父である永遠なる主》に最も近い聖なる個人の大半は、ほかならぬこの素晴らしい惑星で誕生しているのだ。

 

・面白いことに、我々の大メガロコスモスの全ての惑星に誕生する三脳生物はほとんどみな、この聖なる惑星パーガトリーのことを知っているが、このことを知らないのはおまえのお気に入りの惑星の三脳生物だけ、もっと正確にいえば、アトランティス大陸が滅亡へと向かいつつある時以後に生まれた者達だけだ。

  

<大天使の統治するパーガトリー>

<大天使の造ったエゴリオノプティ>

・成し遂げた功績が認められて、さらなる生存のために我々の大宇宙のいたるところからこの聖なる惑星にやってきた、これらの<高次存在体>が特に好んで住んでいるのがまさにこういった洞窟の中なのだ。

 

・今言ったものとは別に、便利さの点においてもスピードの点においても最高の<エゴリオノプティ>と呼ばれるものはここにはある。

これらのエゴリオノプティは、この聖なる惑星の大気圏内で、あらゆる方向に好きなスピードで、たとえば我々の宇宙の第二等級の太陽が落下するほどのものすごいスピードでも自由に動くことができる。

 

この種の<エゴリオノプティ>のシステムは、どうもある有名な天使、今では大天使となっているヘルキッシオンが特にこの聖なる惑星のために創造したもののようだ。

 

そして、そのとき以来、この聖なる惑星パーガトリーという名で呼ばれるようになり、<(彼)>御自身の要望によって我々の全地域維持者である大天使ヘルクゲマティオスによって組織立てられ、統治されている。

 

  大宇宙の全惑星からあらゆる<植物相><動物相><フォスカリア>が集められている聖なる惑星

・最初、つまりアトランティス大陸が消滅する以前には、おまえの惑星の三脳生物たちもこの聖なるパーガトリーとことをおおよそ理解しており、それに関するレゴミニズムさえいくつか存在していた。

 

当初、現在この聖なる惑星に住んでいる<高次存在体>は、直接我々の至聖絶対太陽に行っておった。ところが後に我々が<チョート・ゴッド・リタニカル期>と呼んでいる全宇宙的大惨事が我々の大宇宙で起こり、そしてこの恐るべき全宇宙的大惨事以来、今この聖なる惑星に住んでいる同種<高次存在体>は、われらが至聖絶対太陽と直接交わる可能性を失ってしまったのだ。

 

・またそこには我々の宇宙のあらゆるところから姿も声も最も美しい鳥が集められ、これも博識家がいうには1万2000種もいるという。

 

・<花>や<果実>や<いちご類>、その他同種の惑星上形成物に関しては、とても言葉では言い表せないほどだ。もし言うとすれば、我々の大宇宙の全惑星からあらゆる<植物相><動物相><フォスカリア>がここに集められて、この環境に順応させられたとでもいえるだろう。

 

 

金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。(3)

 

 

 

アトランティスの暗号』

コリン・ウィルソン)10万年前の失われた叡智を求めて

フリーメーソンの起源)(GAKKEN)2006/9

 

 

 

フリーメイスン儀礼古代エジプトの関係>

・さらに、フリーメーソン儀礼には、なぜあれほどまでにその起源が古代エジプトにあることをほのめかす象徴に満ち満ちているのか?なぜ、大ピラミッドは、フリーメーソンの中心的なシンボルのひとつなのか?

 

・現代アメリカの父親たちは、全員がフリーメーソンであったが、一ドル紙幣の中にピラミッドのシンボルを置いたのはほかならぬ、彼らである。

 

・ ロマスとナイトは、エノクと洪水に関する伝承をフリーメーソンにとって中心的な意味を持つとして強調している。そして、彼らの三冊目の本「ウリエルの機械(古代の天文台)」ではエノクは、事実上、中心的な人物となる。すでに述べたようにロマスとナイトは、大洪水の原因を紀元前7640年の彗星衝突に求め、古代人は「ウリエルの機械」を用いて、この衝突を予知した、という。聖書には金星に関する言及が32回もあるが、この星は「ユダヤ教フリーメーソン、その他多くの古代の伝承において、復活の象徴である」という。つまり、フリーメイソンリーの伝承、本書で述べてきた古代文明に関する仮説は、ここで一致するのだ。

 

 フリーメーソンの系譜>

・金星はまた、世界最古の宗教、自然崇拝を主張する女神でもある。これはテュロスで行なわれていた宗教であり、ソロモン王もまたその不肖の信徒だった。かの二人のメーソンによれば、ソロモン神殿は金星の崇拝者、テュロスのヒラムによって建てられた。 

 

 

 

『死後の世界を知って生を知る』  

(久保有政) (レムナント出版)  1993/9/15

 人は死後どこへいくのか。天国、よみ、地獄はどのような世界か

 

 

 

<二アデス体験の研究>

 1、死の宣告が自分に聞こえる。

 2、安らぎと満ち足りた感覚を味わう。

 3、肉体から離脱する。

 4、暗闇に入る。

 5、光の生命体に入る。

 6、走馬灯のように生涯が回顧される。

 7、自分があからさまになる感覚を体験する。

プロテスタントは、煉獄は聖書的な教えではないと考える。

 

カトリックでは、天国、地獄、煉獄の三つの場所を説いている。

 

・ 死後の世界の入口付近では「光の精」に出会ったと報告する人も数多くいます。

 

・ 旧約時代(キリスト以前の時代)全ての人は「黄泉(よみ)」に行った。

・ 黄泉(よみ)は、キリスト以後は、クリスチャンでいない人が死後に行く場所になった。

 

・ 「よみ」は、人生の幸不幸の「補償場」でもある。

 

 <天国(天にあるエルサレム)(神の御国)(新しいエルサレム)>

・ (上にあるエルサレム)は、天国の別称です。聖書は、天国を天にある巨大な“都市国家”として描いているのです。しかし、都市国家は、市民がいなければ都市国家ではありません。聖書はまた、天国を「パラダイス」=(楽園)とも呼んでいます。けれども、そこは多くの市民で満ちるようになっているので、今や、「天にあるエルサレム」の名でも呼ばれるのです。

 

 ・「天国」と呼ばれる神の御国は「神が人とともに住む」世界です。天国は、現在、主たる神、王子なるキリスト、また多くの市民を擁する大“都市国家”となっています。

 神を信じ、キリストの教えに従う者は死後みな、この「天のエルサレム」に入っています。この大都市では、今、大きな建築ブームが起こっており、数多くの人々のための住居が建設中です。未入居の家々もあります。環境も整備されつつあります。人類がいまだ築き得なかった見事な都市が、そこに建設されようとしています。

 

 <天国(天上のエルサレム)はすぐ近くにある。>

・「私(ヨハネ)は、聖なる神の都、新しいエルサレムが、夫のために飾られた花嫁のように整えられて、神のみもとを出て、天から下ってくるのを見た」(黙示録)

 エルサレムは、天のエルサレムが、地上に降りてきたものなのです。天国は、やがて地上世界に合体すると言うのです。

 

・ 「天国は、今日、肉眼では見えませんが、霊的な目が開かれると、すぐ近くにあるのが、見えるのです。天国は神のもとで今も存在し続けているわけです。

 

・ 「パウロは、肉体のままであったか、魂の体外離脱によったかは分かりませんが、ともかく一時天国にまで引き上げられ、その光景をかいま見たのです。天国は、現在、地上世界と分離していますが、遠くにあるわけではありません」。

 

・ 「また、旧約聖書に出てくるエノクや、エルヤは、肉体の死を経験せずに直接、天国へ移された人物として知られています」。

 

・ 天国は、地上世界から分離した状態にありまがらも、ずっと神の元で存在し続けています。

 

・ 神は、この世界から悪と苦しみを取り除く日を定めておられるのです。その第一段階が、「千年王国」であり、第二段階が、「新エルサレム」です。千年王国は、現在の地における至福の神の国であり、新エルサレムは、万物が改まった後の新しい地における至福の神の国です」。

 

・ 「新エルサレム」は、あらたに創造されるものではなく、もともと天にあったものが、そこに下って来たものなのです。

 

・ 「私はまた、聖なる都、新しいエルサレムが、神のみもとを出て、天から下ってくるのを見た」(黙示録)

 「長さも幅も高さも同じ2220キロメートル」の立方体の巨大な都が、聖書で言う新エルサレムなのだそうだ。

 

・新エルサレムにおいては、神のおられる新しい天と、人の住む新しい地とは、融合しているのです。黙示録にこう記されています。

 「都は、四角で、その長さと幅は同じである。彼(御使い)が、そのさおで都を測ると、1万2千スタディオンあった。長さも幅も高さも同じである」。(黙示録)

 「長さも幅も高さも同じ」立方体なのです。これは、イスラエルの古代神殿の「至聖所」の形と同じです」。(第一列伝)

 

・各辺の長さは、今の人間の尺度で言って「1万2千スタディオン」だといいます。1スタディオンは、185メートルであり、「1万2千スタディオン」は、2220キロメートルになります。これはほぼ日本列島の長さに相当します。このように、新エルサレムはきわめて巨大な都であることがわかるでしょう。

 

・「新天地に住む全ての人々は、永遠の生命の体を与えられています。

 「キリストは、万物をご自身に従わせることのできる御力によって、私たちの卑しい体を、ご自身の栄光の体と同じ姿に変えてくださるのです」。

 

 <新天新地は巨大な都市国家

 ・新エルサレムの外に住む人々もいるのです。しかし、外に住んでいる人々が、新エルサレムの都の中に入れない、ということではありません。都には、自由に出入りすることができるのです。

 

・ 新天新地は、いくつもの行政区に分けられ、それぞれの行政区に王がおり、そのさらに上に大王である神とキリストがおられる、という秩序形態になると考えられます。あるいは、新天新地は、一種の連邦国家のような形態だといってもよいかもしれません。

 

 

 

『宇宙人は本当に実在する』 

矢追純一) (河出書房新書) 1998/7

アメリカ国防総省の元高官が明かした衝撃の真相

 

 

 

 土星のリングの中に3機の超弩級UFOが隠れていた>

・バーグラン博士の発表によると、土星のリンクの中にそれぞれ日と場所を違えて、長さ、(1)1万2669キロメートル、(2)2万5338キロメートル、(3)5万667キロメートルの円筒形UFOが存在することが確認された。これらのUFOの直径は、それぞれ974キロメートル、1949キロメートル、3898キロメートルという信じられないほどの巨大さなのだ。

 

・UFO1号機は、地球の直径と同じ長さで、円筒形の直径は約1000キロメートル、3号機にいたっては、その長さが、地球の直径の4倍もあり、UFOの直径は、オーストラリア大陸をそのまま飲み込んでしまうくらいの想像を絶するUFOなのだ。

 

・ とてもにわかには信じられないことだが、実は、この事実はハッブル宇宙望遠鏡でも確認され、『サイエンス・ニューズ』誌で発表されているのだ。それによると、1995年、相次いでこの葉巻型UFOが、リングの中に存在する事が確認されたと言う。

 

 

 

アルクトゥルス・プローブ』

(銀河連盟と現在進行中の調査、及びその物語)

(ホゼ・アグエイアス著)(たま出版)1996/5

 

 

 

天王星の謎>

・ 「『アルクトゥルス統制』として私達に知られる時代のあいだ、私の心の中の純粋さを通して、アルクトゥルス・プローブはいくつかの影響力を維持することができた。牛飼い座の変則者と定則者に対して、私はちょうど鍵穴のようなものだった。その鍵穴を通して、さまざまな実験、知のパターン、肉体化が、受容的でそれを望む3次元体に与えられた。テレパシー的な信号という手段を使っていた天王星人もまた、天上の砦である天王星そのものを『シャンバラ』、『ユートピア』、『新しいエルサレム』といった名前で呼んで、私の存在を通してそれら天王星の回想を生き生きと保ち続けた」。

 

 

 

『前世と生まれ変りの超真相』 (この世は特殊な霊界である)

コンノケンイチ)(徳間書店)  2005/3/20

 

 

 

<1917年10月13日正午ファティマの大奇跡>

・ 地球全土にファティマの巨大UFOが出現!

・ 聖母とルシアの対話が始まったが、群衆には聖母の姿は見えず、その声も聞こえない。ただ、閃光がきらめいたり、奇妙な甘酸っぱい芳香が周囲に漂い、子供たちの顔がうっとりと変化するのを目にしただけだった。

 

 ・ 突然、ルシアが叫んだ。「見て、お日様が!」そのとき、大群衆は、驚くべき光景を見た。降り注いでいた雨がぴたりと止み、空を覆っている雨雲の中にぽっかりとのぞいた青空に、七色の光を放射しながら回転する銀色の太陽のような物体が姿を見せたのだ。太陽は明るく輝いていたが、不思議なことに少しもまぶしくない。

 ・ お分かりと思うが、今で言う完全なUFO現象で、当時は、UFOという概念も名称も存在しなかったから、「太陽のようなもの」と表現したのもいたし方ない。この現象が目撃された範囲から推定すると5000メートル以上の高空に出現した直系1キロのディスク型UFOだったといえる。

 

 

 

『縄文宇宙文明の謎』

高橋良典)(日本文芸社) 1995/2

 

 

 

<日本の「磐城ノ国」に地下都市を作り、地球の大異変を生き延びた>

・日本の3大奇書と言われる竹内文書によれば、アシカビキミヌシの後をついで、世界の王となった上古第二代天皇ツクリヌシキヨロズオは、日本の「磐城ノ国」に地下都市を作り、地球の大異変を生き延びた後に「父の山」から、神去ったというのだ。

 

・この「磐城ノ国」がどこにあったかーそれは中国の史記に記された黄帝(アシカビキミヌシ)の後継者、高陽帝の地下都市が「山海経」の中で、紀伊半島にあったと記されているところから、「磐城ノ国」は紀伊半島の地下都市を指していると見られる。

 

・この紀伊半島の地下都市は「山海経」では、「方丘」と呼ばれている。高陽帝は、この時代に紀伊半島の地下都市に世界の都を置いて、地球上の各地に住む五色人を治めた。その時代に天皇と皇子たちが、前代に引き続き太陽系の別の惑星や銀河系のかなたの星とも交流を持っていたことは、「神代の万国史」の記録を見れば明らかである。上古第三代天皇キノクニミヌシは、大型宇宙船8隻、小型宇宙船16隻を作らせた後、これに乗って地球各地を視察した。天皇は、万国を巡幸した後、常磐国大付浜(福島県双葉郡大熊町大川原)のあたりを経て神岡(岐阜県神岡町)に帰還した。

 

・上古第三代天皇の世に大異変が発生して、地球は泥の海となり、万物がことごとく死滅した。このとき天皇一族397人は、飛騨高山と紀伊半島大台ヶ原の二ヶ所から宇宙船に乗って地球を脱出し、災難を逃れた。その後、天皇は、天越根中国(富山、岐阜、長野の県境)に天降り、皇太子は同地の鷲羽山に天降り、その他の皇族も日本の各地の山々に天降った。

 

 <世界中の叙事詩がシャンバラの存在を示す>

・インドに伝わる世界最大の叙事詩マハーバーラタ」によれば、「仙洞(シャンバラ)」の王クベーラ(宮下文書に登場する阿和路比古)とシバの兄弟が築き上げたクル族の偉大な宇宙文明を享受していた。現在の日本人は、「マハーバーラタ」に登場するクルの大王ドリタラーシュトラとその息子ドウリヨーダナが、それぞれ、日本神話の「国常立(クニトコダチ)」と息子の面足(オモダル)に相当し、「ユーカラ」の主人公コタンカラカムイ(国造りの神)とその息子のエイポイヤウンペに対応することを忘れ去って久しい。

 

・最近の研究では、エジプトの「死者の書」に示された世界が死後の魂の行く所ではなく、生きた人間が活躍した実在の世界であり、そこに登場する天上と地下は、宇宙都市と地下都市を描いたものであることが明らかになろうとしている。エジプトの「死者の書」は、実在した地下都市チュアトから宇宙都市へと旅発ったファラオたちの様子を記した「地下都市の書」であることがますますハッキリしてきた。

なお、中国に伝わる世界最古の地理書「山海経(さんかいきょう)」は、今から3千5百年前の夏王朝を開いた伝説の帝王、禹(う)が、大洪水の後に作成したと言われる世界地図の解説書である。

 

 

 

ヴァリス

(フイリップ・K・ディック)(創元社)1990/6/22

 

 

 

・フイリップ・K・ディックは、天使と交信している作家として知られていました。

 「われわれの宗教すべての根本的な源泉は、遠い昔に訪れた三つ目の侵入者から直接に宇宙創成論と宇宙論を得た、ドゴン族の祖先にある。三つ目の侵入者は、聾で唖だが、テレパシー能力を持っており、われわれの大気を呼吸することができず、イクンアトンの引き伸ばされた不恰好な頭蓋骨を有し、シリウス星系の惑星から到来した。手はなかったが、そのかわりに蟹のハサミを思わせる鋏を有し、偉大なる建築家であった。彼らは密かにわれわれの歴史を実り豊かな終末にむかわせる影響をおよぼす」。

 

 

 

『太陽の法』

大川隆法) (土屋書店)1997/7/1

 

 

 

<ゴンドアナ文明(96万2千年前)>

 人類3億年の歴史の中には、川を流れるあぶくのごとく、数限りない文明が生まれ、かつ消えていきました。

その当時の人間の大きさは、男性が約2メートル10センチ、女性は約1メートル80センチ、それが標準でした。この時代の男性は、おもしろいことに第三の眼があったようです。その位置は、ひたいの中央部分、ちょうど眉間の二センチほど上の部分にエメラルドのような緑をした丸い眼がひとつついていた。この第三の眼は、ふだんは閉じているのですが、超能力を発揮するときなどは、開いたようです。女性には、この第三の眼がありません。ですから、女性は、超能力をもつ男性の眼を大変恐れ、しだいに隷属的地位におかれていったようです。

 

・ゴンドアナ文明の末期に伝わっていた神話として「神は、人間の男女を平等に作られた。その証拠に、男性は自分の身を守り一族の安全を守るために第三の目が与えられ、女性は、一族の繁栄のために子宮が与えられた」というのがあったようです。

  

・このころは、女性の子宮も、超能力の器官だと思われていたのです。なぜならば、女性は子宮という超能力器官により、霊天上界と交信ができ、子供となるべき霊を身に宿すことができたからです。そこで、母親となる女性は、事前に霊天上界の子供となるべき霊と十分に話し合いをし、両者が合意したときに、子供を身に宿したようです。

 

 

 

封神演義大全(ほうしんえんぎ)』

 (実吉達朗) (講談社)1998/10

 

 

 

<第三眼をもつ男たち>

 太師聞仲(ぶんちゅう)は額に第三の眼を持っていて、いつもは閉じているが、極度に興奮したり、怒り心頭に発したりすると、それが開くのだそうである。だが、第三眼は「封神演義」だけをみても、聞仲(ぶんちゅう)一人だけが持っていたのではない、怪仙呂岳(りょがく)も、王子殷郊(いんこう)も、その家来になった怪人勇士の温良(おんりょう)・馬善(ばぜん)も、みんな三つ目小僧である。炎の魔王ともいうべき焔中仙羅宣(えんちゅうせんらせん)もそうである。

 

・もっと有名な第三の眼の所有者は、ほかならぬ二郎真君楊繕(じろうしんくんようぜん)である。「封神演義」にも「西遊記」にも書いていないのに、映画、TV、漫画、画本、-あらゆる楊繕の民衆的表現には額に第三の眼があり、俳優が楊繕に扮するときも例外なく眉間に第三の眼を描いて出演する。

 

・ 楊繕の次に有名な第三眼の所有者は、「南遊記(なんゆうき)」の華光であった。華光はその前生において、釈迦如来に侍る妙吉祥童子(みょうきつどうじ)で、下界に追い落とされるとき、如来が人間に負けないように第三眼を授けたとも言えば、仙術武芸の師妙楽天尊が与えたとも言う。

 華光の第三の眼はただの威嚇用ではなく、開いて見つめると地上から天宮まで、見通し、敵が金城鉄壁の中に隠れていても透視できるという効用があった。

 

 

 

『国常立大神(くにとこたちおおかみ)現われる』

(近江谷信裕)(文芸社)  1999/12

 

 

 

 <神界の親神との出会いと奇跡の数々>

 (人類誕生)

 神々には、神界と同じような楽園とでもいうべき世界を、物質をもって地球上に作るために、大祖神からの意志が発動されました。物質体をもつ生物を作るには、物質体をもつ神様が必要と言うことで、宇宙で初めて地球から生物として誕生したのが、国常立大神(くにとこたちおおかみ)です。神様の体は、大部分が意志体ですので、遠くへ行くのも、体を消したりするのも自由自在です。

 

・まだ、熱でドロドロの地球を動植物の生きられる地球に変えていくため、神様が神様の体の一部の龍神体を切り取り、次々と神様を生んでいくのです。そして、雲、雨、風といったそれぞれを担当する神様とともに地球を変えていったのです。

  国常立大神より、一番最初に生まれた神様が、大地将軍大神と常世姫大神となり、神界の象徴となります。さらに国常立大神の龍神体の一部と大地将軍大神と常世姫大神龍神体の一部を切り取り、それぞれを地球の土の中に埋めたのです。地球の時間にして、約5千年後、地上に初めて、人類が誕生したのです。現在の人間とは、比べられないほど大きく7メートルくらいあったようです。一体は男性、一体は女性でした。

 

・人類が誕生した頃、神々は、生活に必要なものを全て作りました。人類も巨大でしたが、動物・植物もまた巨大でした。巨大と言っても神から見るとアリの大きさくらいにしかならなかったでしょう。

イースター島にあるモアイ像は、その当時の人類の姿ではないでしょうか(大きさも顔も当時の姿ではと考えています)

 

 

 

『ジュリアの霊界通信(1)』 (スピリチュアル新書)

イリアム・ステッド   1993/10

 

 

 

 ・英国のウイリアム・T・ステッドが1891年に亡くなったジュリアという女性から受け取って自動書記したものです。

 

 「私は、肉体を離れました。その時の気分といったら何とも不思議なものでした。私は自分の肉体が横たわっているベッドの側に立っていました」、

 「その時、洪水のように暖かい光が室内に充ち、天使が出現しました」、「私は、部屋と私の肉体を後にして外へ出ました。そこは実に不思議な光景でした。市街には霊が一杯で、行き来する人達は、皆私と同じようでした。私の天使には翼があって、その姿はまことに美しく、白い衣をまとっておられました。私達は、街の通りを過ぎ、やがて空中を飛行し、とうとう死んだ友人がいる処へ行きました。霊友達も現界に在ったと同じような生活状態で互いに仲良く生活しており、もはや衣食の為の労働の必要は無くなっているが、何かと為すべき仕事は色々あるようでした。ここには誰も老人に見える人はいません。みんな私達は若いのです。

 

・私は、この世とあの世の生活がこんなに似ているとは全く思いもしませんでした。こちらの世界では、思念は創造力でして、物を思うとたちまちその物があるのです。私は自分で衣服を着たわけではありません。必要だと思うと必ずその必要が満たされるのです。何もかも新鮮です。と言ってもびっくりするような地上と瓜二つのこと、そして全く別のこと、色々なのです。たとえば、こちらで初めて目を覚ましたとき、気がつくとそれは地上とそっくりなのです。周りには、見馴れた壁や絵や窓やベッドがあるのです。唯一つ変わっているのは、身体なのです。そこで、これはてっきり何事かが起こったと気づくのです。天使には翼があったのですが、あれは通例のことではないのです。天使には翼が必要はないのですが、天使のイメージを感じさせるためにそうしているだけなのです。私達は、そこへ行きたいと思えば、直ちにそこに居ます。天使は私の地上生活中にずっと私と一緒に暮らしたのです。守護天使はいわばもう一人の自己なのです。こうしてとうとう私は、地球からずっと遠くへ行きました」、「今幽明両界に必要なのは、通信局です。信用できる数名の霊媒を使って事務所を設置しませんか」、「私が心から貴方に申したいのは、再び黙想を始めることです。黙想の時間が必要というのは、貴方の霊に近づくためです」。あの世は2次元であるという研究者もいます。

 

『ジュリアの霊界通信(2)』

・「死の時は何の苦痛もなく、何のショックもなく、ただぐっすり眠ったあと目が覚めるような感じで、あとは何もございません。死んだことに気づかない人も居ます。夢でもみているのではないかと思ったりします。こんな時、別の霊から事実を教えられ、目を覚ますのが普通です。彼らは死んだのにずっと同じ世界で生きているとばかり思い込んでいるのです。第一に目に見える外界は、すっかり同じままであること。第二に自分の意識はちゃんと続いていること。私は、自分の身体が横たわっているのを見て自分が死んだことに気がつきました。新しく他界した人に地上で親しくしていた友人が沢山こちらの世界にいるなら、そういう人たちがこちらで待ち受けています。当界に入りますと自分のした一生の姿を見ます。天国が素晴らしいので、地球に戻りたいとは思いません。

 

・要約しますと、1、死は苦痛ではないこと。2、死からの目覚めは驚きであること。3、死後も人格は変わらず、世界もそっくりであること。4、親愛な知友がいなければ死後の目覚めは淋しいこと。5、上記の淋しい人には天使の擁護があること。6、死を自覚しない人は天使の擁護を受け付けないこと。7、愛のない人の運命は、その世界が闇黒であること。8、他界には待ち受けている人がいること。9、天国と地獄は次第に連続していてその間に明確な区画はないこと。10、天国と言っても無限に差があり、それは宇宙に充満する神霊を知る進歩の程度によること」。

 

『ジュリアの霊界通信(3)』

・「バイブルには、『他界では人は娶らず、嫁がず、天にある御使いたちのようである』と書いてあるが本当にその通りです。色々な制約に女性は拘束されることはありません。私達は、こちらでは子供を生みません。私達は自分の霊と波長の合った他の霊または沢山の霊と波動が調和している限り、自由無制限に全身全霊をあげて交わります。その喜びといったら地上の肉体愛の比ではありません。当界では、恋愛には制約はありません。地上同様に一夫一婦の生活をしてもよいのです。ですけど、二人きりしか愛さないという生き方は、最高の道義とはならないのです。勿論、性の区別は続きます。私達は、心に愛があれば、その愛のままにお互いに接します。天使と性と人間の性とは違っているのです」。

 

 

 

『私は宇宙人と出会った』 

 (秋山眞人) (ごま書房)   1997/4

 

 

 

 <日本人のコンタクティ>

・ 超能力者・コンタクティの不遇の時代

・ ファーストコンタクトの翌日から次々起こった超常現象

・ UFOは見る人の想念を反射して現れる

 ・ ついに宇宙人とのテレパシー・コンタクトが始まった

 ・ 激しいシンクロニシティ現象

・ ある日突然、町中で宇宙人に呼び止められた

 ・ テレパシーは伝えたい情報の全てが一瞬にして伝わる

 ・ 宇宙人は大きく分けて二種類いる。「ヒューマノイド・タイプ」「グレイ・タイプ」

・ 「宇宙全体を使った輪廻転生」が行なわれている

 ヒューマノイド・タイプは4000年進化している

 ・ 魂あるいは精神性を共有することが素晴らしいことだと考えてきたからこそ、テレパシーなどの能力も発達してきたのだろう

 

 ・ 宇宙法には「他の惑星の進化の自由選択を犯してはならない」と言うのがある

 

 ・ グレイ・タイプは完全な「ハチ・アリ」の社会構造をしており、人類から約1万年ほど進化した文明を構築している。

 

 グレイ・タイプは「ポジティブ・シンキング」のかたまりである。感情の揺れが少ないので、悩むということも基本的にない。ネガティブな思考は全くない。思考は全て前向きで、疑問を持つよりもとにかく行動、ただひたすら前進しようと考える。

 

・ グレイ・タイプに感情が希薄なのは彼らの肉体からクローンを作れるということにも起因しているだろう。指一本からでも完全な身体を再生できる。

 

・ 創造性だけは、神との連携作業で、これほど価値のあるものはない

 

<人類は、「記憶喪失の宇宙人」>

・ 母船型に20回、小型UFOには、200回を超える乗船体験がある

・ 夜の8時ごろ、富士山の2合目の樹海の近くで待っていると、突然空中が光って、直系10メートルぐらいのUFOが現れた。どうやらテレポートしてきたようである。

 

何しろ彼らの平均年齢は800歳、最長老になると1200歳。その威厳においては、地球上のどんな人間とも比べることはできない。

 

・ 母船ともなると、何キロもの超巨大UFOもあるようだ。大きさはグレイ・タイプのほうがヒューマノイド・タイプより遥かに巨大である

 

 ・ UFOの原料となる物質は、プラス、マイナスの中間の性質を持っている

 

 ・アストラル界やエーテル界では、思念で物質化ができるようだ。人々は、ガウンのようなものをまとい、顔立ちは、ハーフのような美男美女が多い。

 

・ 多くの装置はテレポートすることによってUFO内部に設置されてしまうのだ。これらの製造工程で、全てが思念の力によって作られているのは象徴的だった。

 

・ UFOは、完全に思念によって操縦されるものだ

 

・ 宇宙人の母星に2日間滞在した。宇宙人の惑星は、地球とよく似た自然環境で、この星には、地球と違って2つの太陽があった。1つは、やや小さめで、2つとも色は我々の太陽と同じような色をしている。

 

・ ただ、全体的にどんな生物も大きいという印象があった。樹木の大きさも並ではない。およそ30センチの巨大な蜂もいた。

 

 ・ 私がコンタクトしている宇宙人の世界は、独創性、創造性が一番の価値基準になっている

 

 ・ ベクターたちの星は、地球から見てカシオペア座の方向にある星。月は地球への宇宙ステーションだった

 

 ・ ベクターたちの基地は、水星にある。またアンドロメダ座方面から来ている宇宙人は、木星を中継地にしている。

 

 ・ 金星人とは、金星に中継基地を持っている異星人ということ。発進星の名を宇宙人は明らかにしない。

 

 ・ 宇宙人がらみの「こわい話」としては、「MIB」ことメン・イン・ブラックという黒ずくめの男が現れて、UFO目撃者を脅かすと言うものがある。

 

 ・ 人類は新しい「進化の時代」を迎えた。地球人よ、あなた方はもっと「自由な宇宙人」「記憶喪失の超能力者」である。

 

 彼らの住居は、母船型UFOである。それがそのまま、高層マンションのように立ち並んでいるのだ。

 

・ UFOブーム、最近では、1960年の初頭、63~66年、73~77年、80年代初頭にUFOブームが起こってきた。

 

 ・ 「インターネット」よりも「ヒューマンネット」の普及こそが、地球を宇宙につなげるシステム。「選ぶ、続ける、形にする」という3つは、現代人の最も弱い部分である。

 

 ・ 宇宙人の世界は、まるで天上の世界。彼らの住居は、母船型UFOである。それがそのまま、高層マンションのように立ち並んでいるのだ。いくつもの母船型UFOがずらりと並んだ光景は、圧巻である。同時に彼らの資源の利用法、空間の使い方は合理的だなと感じた。

 

・ 建物、つまり母船方UFOには、4種類ほどある。私も乗ったことのある葉巻型以外に、ソフトクリームのような渦巻状のものもあった。

 

・ 街中の道路には、水晶のようなガラス質のものが敷き詰めてありキラキラと光っていた。舗装はされておらず、土の地面である。色は、全体にパステルトーンで淡く、落ち着いた感じがする。

 

・ 人々は、ガウンのようなものをまとい、顔立ちは、ハーフのような美男美女が多い。彼ら同士の挨拶は、目を合わせるだけで、日本人のようにお辞儀をしない。

 

・ 地球上の給料に相当するシステムとしては、カードによる必要物の支給である。一種のIDカードのようなものだろう

 

 

 

『深宇宙探訪記』  

(オスカー・マゴッチ)(加速学園) (発売 星雲社)1991/8

 

 

 

 <葉巻型の宇宙船は世界各地で目撃談が多い大型宇宙船だ!?>

・ 宙型船内宇宙研究室(連盟登録番号 SLA8701)

 宇宙研究用の移動研究室。12の異なる世界を展示。多種族の乗組員と科学者が搭乗。総搭乗員数3000『人』

 全長2400m。直径約400m(厚さ約188mの単独航行可能モジュール18基で構成)

 

 宇宙研究室の外観>

・各モジュールは、居住者の便宜を考え、それぞれの貫通路に沿って観測窓が、一つずつ付いている(実際には大型の展望用球体で、拡大機能および夜間赤外線利用暗視機能がある。)

 

 <種々のUFO>

・『帝国同盟』の三角形をした地球外の戦闘機。『悪魔機』として知られている。

 

・7機の円盤を収容できる中型円盤型母船。直径100m。高さ40m。

 

・偵察型の円盤(直径25m。高さ10m)

 

・幽霊船(およそ、長さ40m、幅10m)  本船が生きている存在で、固体の固い金属構造物ではない。準バイオニック船である。

 

・ダイヤモンド型エーテル船(高さ12m、幅12m)

 

 <深宇宙探訪記に書かれてある中型船内宇宙研究室は、葉巻型UFOか>

宇宙研究用の移動研究室は、搭乗員が3000人で、全長2400メートル、直径400メートルで長さ122メートルの単独航行可能なモジュール18基で構成されているようです。そして、バミューダ三角海域の次元間移行ゾーンを利用しています。これが、有名な葉巻型のUFOのように思われますが、大きさから考えると世界中で見られているのとは違うかもしれません。

 

・オスカー・マゴッチの本によると「シリウスは連盟の送信センターである。暗黒の勢力とその地球の光明派の召使達はシリウスから来た善玉になりすましている。暗黒の勢力は、自分達の基地は、オリオン大星雲にあると、私達に思い込ませようとしている。しかし、彼らはそこからやって来たにすぎない。オリオン座は、光の主たちの故郷であり、銀河系委員会の故郷であるのだ。そしてアルクトゥルスを中継基地に使っている。暗黒の勢力と彼らが支配する悪の帝国の本拠地は、大熊座にあり、ドラコニスを主要作戦センターとしている。宇宙連合の宇宙人は、友好的な善意の宇宙人であるが、惑星連合や地底連合の宇宙人は、邪悪な宇宙人である」

 

 アメリカ政府と宇宙人の契約>

・1947年7月2日ニューメキシコ州ロズウェルでUFO墜落事件が起きた。だが、米軍は、気球の墜落だと発表し、事実を偽装した。奇妙なことに1949年1月30日同じロズゥエルで、UFO墜落事件がおき、その際、偶然にも地球外生命体が1名生存しており、ロスアラモス研究所に送られた。その地球外生命体は、「イーバ」と名づけられ、1952年6月18日まで生きた。その間の調査では、イーバは自らの母星が、地球から55光年離れたところにあると告げたという。

 

・彼の身体的外観は、現在多くの人に知られるところとなった「グレイ」に似ており、爬虫類と昆虫の特徴を持っていた。そして、1954年1月、アメリカは、後に「ラージ・ノーズ・グレイ」と呼ばれるようになる地球外生命体と初コンタクトを行なう。この地球外生命体の出自は、オリオン座のペテルギウスを巡る一つの惑星だった。これは、500光年離れた赤色巨星を巡る惑星からやってきた事になる。1954年2月。

 

・ラージ・ノーズ・グレイの代理として、イーバそっくりの「クリル」と名づけられた地球外生命体が再度地球人とのコンタクトのため送り込まれ、この時、アイゼンハワー大統領が統括していたアメリカ政府は、この「クリル」を全権大使とした「オリオン座領域から来訪した」地球外生命体と何らかの契約を結んだと言われている。「それから50年、国家最高機密は、厳重に守られている」。

 

 <ハリウッド映画で有名なグレイは、人類に比べ科学力で優に5万年を先んじている>

・Tシャツのプリントになるほど、スター化した地球外生命体の「グレイ」のルーツは、琴座である。約50年前、かって琴座領域にあったアペックスと呼ばれる惑星で核戦争が起き、生き残ったアペックスの人々は地下生活を余儀なくされた。核戦争を引き起こした2つの勢力は、ポジティブ派が、主として、レチクル座の2重星(ゼータ)付近を拠点としているが、ネガティブ派のほうは、その多くがオリオン座のペテルギウス領域や大犬座のシリウス領域に移住した。

 

・ネガティブ派の中で特にオリオンに拠点を置く者たちは、リゲリアンという種族だが、地球でグレイと呼ばれる存在は、このリゲリアンを指している。リゲリアンという呼称そのものは、ケンタウルス座のα星であるリギル・ケンタウルスにも隠れたつながりがあるが、彼らのルーツには、判然としない部分がある。現在、地球には、惑星アペックスに出自を持つ地球外生命体が、時空を超え、過去、現在、未来の次元から同時に訪れている。

 

 <ウォーク・インとワンダラー(スターピープル、スターシード、スターライト)>

・ 地球人に生まれ変わったワンダラーや、人生の途中で地球外の魂と劇的なソウル・チェンジ(魂の変換)を起こしたウォーク・インなどを地球外生命体(ET)の魂を持つという意味で、ETソウルと呼んでいる。ウォーク・インやワンダラーは、白色同胞団でも活躍している。白色同胞団(ホワイト・ブラザーズ・フッド)のルーツは、プレアデスと同じ牡牛座のアルデバランという説と、火星でアルデバランの人々と共存していたさそり座のアンタレスからの人々だという説がある。

 

・また、チャネリングは、日常ではない、別次元の意識やいわゆる地球外生命体と意識のレベルで交信することを言います。シリウス経由のチャネリングによりますと、地球に介入した2種類の生命体があると語ります。約2600万年前、地球に2種類の非人間的生命体が入植した。それらは、射手座星系からやって来た爬虫類的存在とオリオンのベラトリックス星系からの恐竜的存在だったという。(ここで言う爬虫類と恐竜は生物学的に分類されるそれらの意味とは異なる)そして、地球ではこの2種類の生命体が入り込んだ後に、人間の祖となる哺乳類的生命体が現れる。

 

 

 

『UFO最後の真実』  5次元文庫

 異次元に広がる超文明世界の謎  

 (浜田政彦)  徳間書店

 

 

 

<悪魔の入口と霊界の入口とは!?>

ミズーリ州アーカンソー州に異次元世界への「見えない入口」を何箇所か見つけたキーシッグは、こうした入口には「西の扉」と呼ばれる「悪魔の入口」と、「東の扉」と呼ばれる「霊界の入口」があると語り、「悪魔の入口」は、人間そっくりの姿形をした異次元世界の人々が密かにわれわれの現実世界に侵入してくるという。しかも、恐ろしいことには、この「連中」は我々人類には友好的ではないというのだ。

 

・キーシッグは、「連中」の世界は我々の物質世界とうり二つなのだが、まったく生命の気配が感じられない死の世界であるという。にもかかわらず驚愕するようだが、彼らは確かに生きているというのだ。

 

 <地球各地に開けられた謎の異次元トンネル>

・異次元存在である彼らは、はるか太古の時代のUFO断層を通して、人類の進化、未来を操作してきたというのだ。

 

・アレンデによると世界各地で同時的に起きている科学では説明ができない人間失踪事件に異次元世界が大きく関わっているという。とりわけ衝撃的だったのがL-M,S-Mという意味不明の記号で示されている二種類の異次元世界人が存在しており、L-Mは人類に友好的だが、S-Mは敵対的であるという話だった。

 

・ゴダート卿は、UFO現象には、我々の世界に重複して存在している並行世界(異次元世界)の知的な住人が古来より高貴な神々としてだけでなく、あるときには妖精や怪物など変身して現れ、我々人類を翻弄し続けているという結論に達したのである。

 

・異次元存在である「連中」には、時間の概念がまるでない。

 

・ワシントンのホテルの客室の中で異星人コンタクトをおこなった。参加した7名の半信半疑の視線を浴びながら中佐は意識喪失(トランス)状態に入って行った。やがて中佐の口からは自称「天王星人」が現れ、出席者たちの質問に答え始めた。

 

・異次元世界に存在する知的生命体には接触に成功した彼は、「彼ら」の中に二つの派閥があることを発見した。これには「人類に敵対的な邪悪な異星人グループ」と「友好的なグループ」に分かれて争っているのだ。驚くべきは人間がかき消えたように失踪してしまうといわれる人間消滅事件の多くが、邪悪な異星人グループによって行われている一種の「異次元拉致」だといわれる。

 

・何度か体外離脱を繰り返して、次第に自分の自由意思で体外離脱をできるようになったモンローは、物質世界に重なるように存在しているもう一つの世界(並行世界)(パラレル・ワールド)があることを発見した。

 

・モンローによれば、この並行世界は肉体の死後まもない魂が 死というものを理解してそれで、転生するまでの間滞在する仮の居場所であるという。つまりスウェデンボルグの記録する「精霊界」(中間世界)に当たる世界だ。

 

 

 

『UFOテクノロジー隠蔽工作

  ステーヴン・グリア  (めるくまーる)2008/3/1

 

 

 

<巨大な三角形のUFO>

・ベルギーへの旅行中に知ったことだが、これらの物体を見たと報告した人々の多くはUFO調査グループの主流派において、その箇所が削除されていたのだ。たとえば、私は戻って小さな村にいた警官の幾人かに会ったが、彼らは、フットボール場三つ合わせたほどの巨大な宇宙船が教会の尖塔の上でホバリングしていたという報告書で、彼らの話が部分的に削除されたのは、彼らの「信頼性が失われない」ようにするためだった。

 

・その宇宙船の消え方は、ハリウッド映画のように滞空して次第に小さくなり宇宙へ飛び去ったのではない。各辺が800フィートもあるこの巨大な三角形の宇宙船は村の広場の上でホバリングしていたかと思うと突然バスケットボール大の点滅する赤い光の球に分裂した。その球は少しばかり動いてから、一瞬にして宇宙に消え去ったのだ!

 

 地政学――人種差別の婉曲語法>

・この特別な1956年の日、昼間ある物体がレーダーで追跡された。このET船は向こうのホロマン基地の射程距離内に着陸した。

 

・コルソ大佐は、ジープに飛び乗り現場に急行した。彼がついてみると、継ぎ目のない銀色の卵型の船が地上すれすれに無音のままホバリングしていた。その宇宙船は次第に有形化して太陽光の中で輝き、そして消えてしまった。彼の見たものは、蜃気楼、砂上の熱波だった。そのET船は、このエネルギーの場で乗り物の形を消したかと思うと次には、ぱっと光を閃かせてまた有形化した。

 

・いきなり宇宙船の横に、通信装置の機器を持ったETが現れた。テレパシーによって対話をするためだった。

 

 

 

『UFOの真実』 みんな騙された

日米加UFO国会記録

森脇十九男 (環健出版社) 2008/5

 

 

 

<金星人の存在の文証>

<仏典と聖書そしてUFO>

釈尊(釈迦)、諸聖人と親友だった金星人

・聖書中に深く刻まれる、その後の金星人「イエス・キリスト

 

・ペテン扱いされたアダムスキーの金星人「オーソン」。UFO真相は、常識を超え、UFOを学問として探究する時、その根底を流れる潮流は、聖書経典や仏教聖典の心と見事に融和していることが知られ、その根源を訪ねれば、UFOはイエス・キリストや釈迦などとの深いかかわりのあること、また、各々の経典中に見える「明けの明星」や「明星天子」は金星に住する人々が、地球人類救済のために地球に降臨した事実が知られる。

 

 妙法蓮華経><太白星=金星>

明星天子は太白星に住んでいると記述されている。

 

・日光輪王寺を開いた勝道上人に関する文献「神道体系」

・「星の信仰」によると明星天子(金星人)がやって来て、勝道上人の日光開山を助けたとあります。そしてその妙見尊星は虚空蔵菩薩虚空蔵菩薩明星天子(金星人)で、その明星天子と深砂大王(毘沙門天?)が勝道上人の日光開山を助けたと記しています。

 

明星天子普光天子、黄白大士ともいう、帝釈(インドラ)の従者で太陽に先立って世界を照らし、世界の闇を破ることを仕事にしているインド文学では太陽の御者とされる。

 

・キリストは新約聖書黙示録で輝く明けの明星(=金星人)であると述べ、またマタイによる福音書でも天雲(UFO)に乗って来ると述べているなど、数々の預言が記載されている。

 

・ペテン扱いされたアダムスキーの会見人「オーソン」とUFOの遭遇

・なぜ、アダムスキーはペテンあつかいされたのか?

 何と言っても金星人と話をしたから。

 

金星人オーソンは、“真理”という意味、実は仏教では明星天子キリスト教ではイエス・キリストであり、アダムスキー全集では“オーソン”と呼ばれていることになる

 

 

 

『月刊「ムー」4月号 NO341』

(イタリアのコンタクティが緊急来日)

 

 

 

<神秘のクラリオン星人>

 <空洞化した地球内部には地下世界が築かれている!>

 <地下世界の開口部は閉じたり開いたりしている>

・ちなみに開口部が開くとき、セントラルサンの輝きが外に漏れることがある。それがオーロラとして空に現れるのだという。

 

カヴァーロ氏によれば、地下世界には「シャンバラ」と「アガルタ」という二つの国がある。シャンバラは「聖なる土地」という意味で、南極に近い地下に位置し、アガルタのほうは、シャンバラよりも文明が遅れており、北極の地下に位置する。

 

・6500万年前のカタストロフィーのとき、同じ時期に地下に潜ったものの、発展の度合いには違いがあり、シャンバラはテクノロジーが非常に発達し、アガルタは、比較的プリミティブな生活を営んでいる。

 

クラリオン星は、第3銀河系の鷲座にあり地球よりも5憶年前から存在し、高度文明を持つ星。

 

クラリオン星人は自分たちが作り出した生命の管理をしている。

 

・宇宙には複数の次元が存在している。

 

クラリオン星人は、5次元世界の住人。UFOが半透明から物質化している写真は、まさに3次元的なものへ移行する瞬間をとらえたもの。

 

・5次元世界の乗り物であるUFO。

 

・私達が、見ているのは3次元の火星であり、過去の火星であるという。クラリオン星そのものが、私達の次元とは平行なパラレル・ワールドにあると聞いている。

 

・彼らが遭遇した異星人達は、パラレル・ワールド、5次元からの訪問者のようだった。

 

 

 

『クローン人間にYes!』 

 (ラエル) (無限堂)(日本ラエリアン・ムーブメント)2002/10/7

 「本書は私達が未来に向かって前進をするための手引書」

 

 

 

<宗教(religion)>

・宗教(religion)という言葉は、ラテン語の(religere)から来ており「繋ぐこと」を意味します。インターネットほど人類を繋ぐものはありません。

 

・今、一つの巨大な集団意識が出来上がろうとしています。インターネットは神経細胞を繋ぐ電波のようなものです。私たちは、皆、人類という強大な脳の神経細胞です。インターネットは、私達の間を流れるメッセージです。「新人類」は神経細胞を流れる信号のようなものです。

 毎日、何百万人もの人間が世界のネットワーク上の巨大な集団の「ミサ」で、回線上で「聖餐を受けている」のです。

 

・若い世代の人たちは、この技術と共に育っていますので、古い世代の人たちよりもずっと多く世界の他の場所とつながっています。若者たちの世界的意識は、大人たちの意識よりずっと高いです。彼らは、マウスをクリックするだけで、地球上のどんな場所ともつながることができると知っているのです。

 

 <インターネット  一つの宗教的体験>

・インターネットは、情報を自由に直接に伝えることができるため意見を持つ人は、その意見が主流の意見とは違っていても表現でき、人々に考えさせ、公式な物の見方に疑問を提示することができます。政治的なもの、宗教的なもの、科学、あるいは経済に関することでも良いのです。だからこそ、全体主義の国は、彼らの絶対的権力を失わせることになるインターネットを管理しようとしているのです。

 

・インターネットは検閲の死を意味します。再び禁制が終わるのです。もはや禁制を敷くことはできません。妨害したいと思うどんな考えや表現も小さな抜け穴を通ってインターネットに現れることができるのですから。

このインターネットの自由が、先に書いたような極端な場合でも、神聖なものと考えられるならば、これは新しく、さらにずっと革命的な地平線への扉を開きます。

 印刷機が発明され、考えが自由に行き渡るようになった結果、宗教に革命が起こり、プロテスタントカトリック教会に大きく分裂しました。そのお陰で当時、カトリック教会において、振るっていた強大な勢力が弱まりました。

 

・確立された権威に疑問を持ち、新しくて問題になる考えを印刷できるということは、一つの革命でした。それによって考えが口から耳に伝わるよりも遠くへ伝えることができたのですから。一人の天才や夢想家や革命家は一度に少人数のグループに話すことしかできませんでした。つまり、彼らの新しい考えが社会に影響を与えるまでには、何世紀もかかったのです。

 

・でも印刷機のおかげで彼らの考えが社会に大きな影響をもたらす重要な時間は、ほんの数年に縮まりました。だからプロテスタンティズム(新教)が、あれほど早く爆発したのです。

エスの時代に印刷機があったならキリスト教がヨーロッパに広まるのに何世紀もかからなかったでしょう。

 現在、インターネットを使えば全地球上で即座に革命的な教えにアクセスできます。そして今、E-ブック(電子本)が登場しています。

 

・紙の出版会社は、新聞であれ本であれ、まもなく消えてしまうでしょう。これは環境に良いことです。紙に印刷するために何トンもの化学物質が川や空気中に吐き出され、紙に印刷するインクも化学物質であり公害だからです。

 

・より若い世代の人たちは、日曜の朝のミサ(カトリックの儀式)で過ごすよりも、インターネットで過ごす時間が増えています。親がミサに行くことを強要する家庭を除いては、若者はすべてどちらかというと、コンピュータの前で時間を過ごしたいと思っています。彼らがそうするのは、確かに正しいことです。インターネットは、今日どのミサよりもはるかに宗教的な体験だからです。

 彼らが持つ小さな画面のおかげで、人種や宗教の区別もなく、人類のすべてとつながることができるのですから。

インターネットほど人類を一つにするものではありません。

 

 

 

『2012年人類大転換』 

 (坂本政道)(ハート出版)2008/9/22

 宇宙生命体との交信  「臨死体験」を超える体験

 

 

 

<太陽系内の探索>

 今回分かったことをまとめる。

 1、金星にはエネルギー体の生命体がいる。

 2、人類は彼らの子孫の子孫。

 3、彼らは、プレアデス星団の生命系から来た。今でもつながりがある。

 4、宇宙空間には青白いエネルギーがそこかしこに流れている。

 5、それは、知性、生命の源であり、あらゆる生命体、人類のDNA情報のようなものを含んでいる。全ての可能性を含んでいる。

 

・(I・T)(向こうの自分)の省略

・ITクラスター(さらに大きな自分の集団)(全ての過去世の自分と現世の自分の集合を指す)

・自分はこれまでに何百回、何千回となく輪廻してきている。そういう全ての過去世の自分と現世の自分の集団である。ここで注意すべきは現世の自分は実はこの自分だけに留まらないという点だ。自分が複数いる可能性がある。モンローの場合、ロシア人女性としての自分がいると述べている。

 1、太陽系内の地球はフォーカス27までの生命系である。

 

 2、同様にケンタウルス座アルファ(二重星)の大きい星の惑星は、フォーカス27までの生命系である。

 

3、シリウス(の惑星)、アークチュルス(の惑星)、ヴェガ(の惑星)は、フォーカス35まで。これらを経由して太陽系(地球)やケンタウルス座アルファへ移る生命体が多くいる。

 

 4、プレアデス星には星によって異なるが、35、42、49までの生命系。

 

5、オリオン座には様々なレベルの星があるが27から49まである。

 

6、プレアデス星団はこの部分の宇宙への入り口であり、別の次元の宇宙からこの次元の物質的世界へ来る入口である。またこのおなじ宇宙の別のところからこの近傍へ来る際の入口である。

 

7、I・Tクラスターの大本がプレアデス星団にあるものが多い。ここから近もつちがった傍の星系へ様々な体験をもとめて移って行く。その際に、シリウスやアークチュルス、ヴェガを経由する。あくまでも非物質の状態で移動する。

 

8、オリオン座の三つ星もプレアデスと同じ役割を持つ。こことプレアデス星団は2つのピークを持つ山のような関係のオリオンから地球へやってきた生命体も多い。

 

9、様々なI・Tクラスターがこれまでにアークチュルスへやって来た。周辺の影で十分な体験をすると卒業していった。同じ事が他の星にも言える。星系にはそれぞれが異なる体験を可能とする場でもある。ある種のテーマパークのようなものだ。星の持つ違った性格(磁場、大きさ、輝度)がそれぞれ異なる生命系、体験を可能とする。

 

 <フォーカスレベル>

ヘミシンクを聴くと人の意識は変性意識と呼ばれる状態へと導かれる。

 

・フォーカス10とは、意識は明らかに肉体が眠った状態。空間的、肉体的な束縛から少しだけ自由になる。自分が肉体から少しだけずれていることを体験する場合もある。

 

・(フォーカス12)とは、意識、知覚が広がった状態。空間的な束縛からは完全に自由になり、物質的、空間的な知覚である通常の五感を超える知覚が働くようになる。つまり俗に言う第六感が働くようになる。またガイドとの交信がしやすい状態である。ここでガイドとは、我々が、人間学校での学びをスムーズに行って卒業できるように手助けする存在のことである。

フォーカス15は、時間的な束縛から自由になった状態。時間を超えて過去、未来へ行くことが可能となる。自分の過去世を知ることができる。

 

・フォーカス21は、この物質的な時空世界の縁。あの世との境界。向こうの世界への架け橋である。日本人には、三途の川のあるところで、こちら側と向こう側の両方の岸辺を含む領域とでも言おうか。

 

・フォーカス23から27が、死者のとる意識状態に相当する。別の言い方をすれば、フォーカス23から27が、死者が住んでいる世界、領域。つまり死後世界である。

・フォーカス23の意識状態をとっている死者は、大きく2つのグループに分かれる。あるいはフォーカス23は、2つの領域に分けられる。ひとつは、幽霊状態であり、もうひとつは孤独地獄である。前者は物質世界のすぐそばの領域にいつまでもい続ける状態である。後者は、自分の思いの生み出す世界に独りい続ける状態である。

いずれも自分が死んだことに気付いている場合と、そうでない場合とがあり、ほとんどは意識がもうろうとしていて、同じことを繰り返していたり、ひとつの思いや考えの中に没頭している。

 

・フォーカス24から26までは、信念体系領域と呼ばれ、何らかの同じ信念を持つ人たちが集まり、その共通の信念がひとつの世界を生みだしている。一つの例は、同じ宗教の同じ宗派の人たちが集まって、その理想とする世界(天国や極楽)を生みだし、その中に住んでいる。あるいは戦いに明け暮れる武者たちが集まっている世界。

 

・フォーカス27は、輪廻の中継点と呼ばれるよう域である。ここまで来て人は初めて次の生へ移ることができる。ここにはそのための様々な「場」がある。たとえば、「受け入れの場」、「癒しと再生の場」、「学習の場」などである。

 

・フォーカス27は「向こうのモンロー研究所」があり、そこには地上のモンロー研究所にある結晶(巨大な水晶)と同じ物が置いてある。

 

 

金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。(4)

 

 

 

『よくわかる宇宙の神秘とUFOの謎』 

 (清家新一)(日本文芸社)(平成5年)1993/9

 (清家博士が教える宇宙の仕組みと未確認飛行物体の真相)

 

 

 

<異星人の平均寿命><寿命に比例した科学技術の進化>

・これは、ウラナイドからの通信である。いずれも『同乗記』に出てくるウラナイドをさしており、次のように記されている。

 水をもってきてくれた女性は、身長1メートル57センチで、皮膚はたいそう美しく、よく均整のとれた両肩の真下まで金髪が波をうってたれている。目はもっと金色をおびており、やさしく楽しそうな表情をたたえている。相手は私の心を全て読みとっているのではないかという気がした。透き通るような皮膚には少しの傷もなく絶妙な美しさをたたえ、しかも引き締まって温かく輝いている。顔もみごとに整っていて、口は小さく真っ白な歯が美しく揃っている。年齢はずいぶん若く見えた。20歳をさほど超えていないらしい。長い先祖の指のついた両手はすらりとしている。二人とも顔や指の爪などに全然化粧をしていないことに気がついた。それでいて、二人の唇は、自然のままの真紅色を呈している。(・…中略)後になって、彼女は、我々が、金星という名で知っている惑星の住人であることを知ったが、この名前をカルナと呼ぶことにしよう

 

 <地球製円盤製造のすすめ>

 <自動車を超えた乗り物の出現>

またトヨタや日産は21世紀において次第に円盤を造る会社となっていくことだろう。これからは、特に自動車の先をいく乗り物を考えない限り、自動車会社の発展は望めないといってもよい。現在のように地上をエンジンで走る原始的な車ではなく、空間移動用の自家用飛行艇ともいえるものが、最初に日本でできるはずである。これは地球の大気圏内専用の飛行艇であるから第6の力を使わずとも反重力の装置で十分に製作可能である。コンパクトなサイズで小回りがきき、しかも、重力に対する反発力で飛行するために墜落の心配もまったくない。その頃には私も、自家用飛行船で全国各地を飛び回り、『巨大母船における制御装置のあり方』などと銘打った講演をしていることだろう。現在、すでにホンダから講演を依頼されています。故本田宗一郎氏は円盤に大変興味を持っており、円盤を作りたかっていた。はたして、ホンダが一番先に円盤(または新しい乗り物)を作るようになるだろうか。興味のつきぬところである。

 

 <銀河連邦の存在><異星人による指導と励まし>

・一番難しいのは銀河連邦の規約を踏まえた人類への指導であろう。

・それぞれの惑星では歴史も違い、文明一つをとっても地球時間でいうところの2000年から3000年の開きがあるといわれている。高い文明の惑星から見れば、地球に代表される低迷文明の星などは、直接手をくだしてしまったほうが、ずっと彼らの業務を簡単に遂行できるはずである。しかし、それは銀河連邦の規約では許されてはいないのだ。低迷文明の星といえども自ら進歩していこうとする意志と可能性を秘めている。

 

 <異星人とのコンタクト><謎の手紙>

・新しい宇宙艇が飛来してきますが、これは1987年に建造された、たいへん優れた宇宙艇であります。プレアデスから、3分で来ることができます。8人乗りのスペース・シップですが、約22メートルの直径です。高さ7メートル、推進力は光子ビーム、プラズマ電磁エナジーエーテル波、重力、イオン、そして新しい方法によって推進します。この方法は、船体のまわりに陽電子を発生させ、その陽電子に太陽から出る重力波の一種を反応させるものであります。

 

 昭和32年の大学の学生のころからウラニデスとの宇宙人とのコンタクトがあった>

・私のもとへ届く通信によると、地球上に飛来するUFOはやはりプレアデス星団からのものが多い。彼らの科学技術は大変、高度であり、動植物や人間などクローン(複製品)を短時間でつくることができるらしい。彼らは、地球人の我々が認識している以上に、地球や地球人類に対する情報データを数多く収集している。なかには地球人そっくりに変身して、人類に紛れて生活をしている宇宙人もいるらしいのだ。

 

・また別の手紙も届いている。スペースマンより、ドクター清家へ!プレアデス星人よりー私達の星団には、人類が拠点としている三つの星があります。エラ星、フリートス星(大変明るい気分に満ちた惑星との接触)、カーネス星であります。

 私達の多くはフリートス星で、カーネス星には、他の星から来た友人たちが住んでいます。リラやベファ、そのほかの多くの友人たちが行き来しています。