『天国の真実』
スザン・ワード (ナチュラルスピリット)2006/10/10
マシューが教えてくれる天国の生活
<自殺>
スザン;自殺した人たちは違った扱いを受けるの?
マシュー;どちらとも言えない。自殺者も他の到着者と同じように個別で愛情豊かな歓迎を受ける。そして個別の治療が必要なトラウマを持つ他の魂と同様、癒しと調整においてありとあらゆる努力がなされる。でも自殺者のトラウマには特別な集中力が必要だから、彼らは特別治療ステーションからここに入るんだ。
・どんな理由であったにせよ、自殺者もすべての魂と同じように自己査定と来世の計画を考えてアカシック・レコードを見直すことになる。
・自殺したからといって天罰や重いカルマを背負うということはない。
<ニルバーナ界への適応>
スザン;どのくらいでニルバーナに慣れるものなの?
マシュー;ある人たちは魂の進化の面で実によく準備ができていて、地球でのテーマをすべてやり終えて、まったく移行の援助が要らない、こうした魂がこちらに来るとわかると、彼らは大勢の人たちの歓声で迎えられるんだ。そういう人たちがもっと増えるといいんだけどね!
・ニルバーナに煉獄(注:カトリックの教義で、天国と地獄の間にあり、死者の魂が天国に入る前に火によって罪を浄化されると考えられていた場所)の概念にあてはまるものはないとはっきり言いきれるね!
<生前の合意、カルマ>
・この合意のプロセスを説明するには僕らの家族の例を使うのが一番いいと思うからそうしよう。僕たち6人家族は過去にも何回も一緒だったんだけど、そのうち特に何人かは地球で、そして他の銀河に配置されたときにも人生を共に過ごしている。同じ魂や累魂が何度も転生を繰り返すことは、不可欠ではないけれど、よくあることだよ。なぜなら互いの絆が強くて、そのグループの中でカルマが負われ解決されていくからなんだ。
・母さんと父さんは何度か伴侶として生きるなかですでにカルマのレッスンを終えていたんだけど、母さんがまた家族を持ちたいと思ったんだ。でも父さんとのカルマは全部きれいになっていたから二人とも、それぞれ別の相手との関係を選ぶことで、その他のレッスンを成し遂げようとした。そして母さんは必要だった経験をし終えたんだ。
<ニルバーナ評議会>
・評議員は、男女、そして両性具有の魂たちの代表だ。
・また必要に応じて請願されるグレートマスターたちがいる。グレートマスターは住人でもなければ、体も持たない。彼らの強力なエネルギーは、この太陽系一帯から、リラ、シリウス、プレアデスといった地球文明の発展に緊密に関連する星系に瞬間的に移動できるんだ。
・評議会はこの領域に、あるいは地球の愛する魂たちに影響を及ぼすすべての事柄を管轄している。地球を例外として、僕らに影響を及ぼすすべての領域の統治体とやり取りしあうんだ。地球に関しては、評議会は天使界や霊界の地球外生命体としてこの宇宙規模な大変化の時期にライトワーカー(光の使者)として地球を援助している人たちや、人間界の上にある文明とやりとりしている。
・評議会は宇宙で起こっているすべての事柄を掌握している。最新の展開やある特定の問題について、入手可能なあらゆる文献を検討し、それに専門知識を持っている他の領域の権威たちと相談している。
・彼らは上級管理職であるだけでなく、この領域にとって決定的な性質を持つ事柄、また個人的ニーズに関する事柄についての僕たちのチーフアドバイザーでもある。
『幸運力が高まる生き方』
ウィリアム・レーネン 中経文庫 2011/9/25
<シャスタ山にすむさまざまな存在>
<アメリカ先住民たちの聖地「シャスタ山」>
・アメリカ先住民たちは、太古よりシャスタ山をパワースポットとして考えていたのです。シャスタン族、モドック族、アチュマウィ族、アツァガウィ族、ウィントゥ族には、この山にすむ神々や女神たちの物語が伝えられています。ここでは、シャスタ山周辺にいる存在のお話をしたいと思います。
<失われた大陸>
・まずは、シャスタ山の地下にある大都市のお話です。これは、失われた大陸レムリアの一部のことです(じつは今もなお、多くの山にはレムリア大陸が存在しているのです)。ここにすんでいるレムリア人たちは身長が高くおよそ220センチの背丈があります。
男性、女性ともに、さまざまなスタイルの洋服を着ています。ヘアスタイルは長髪で、それぞれが異なる色をしているのも特徴です。
・彼らを目撃したという記録は、過去にも現在にも数多く存在しています。その目撃報告の中には、恐怖を感じたという人たちもいれば、大きな喜びを表現している人たちもいます。
以前、シャスタ山で数日間も遭難した人々がいました。彼らは、生還した時「こんなに長い間、遭難していたとは思わなかった。自分達は、たった数時間だけ道に迷っていただけだと思っていた」と口にしています。
・聖なる山での時間は、私たちが、認識しているような時間の流れとは違うようです。また、彼らは、レムリア人たちが安全な道を教えてくれたとも話していました。
レーニア山、シャスタ山、富士山、チベットのカイラス山はトンネルでつながっているといわれています。
レムリアのマスターたちは、このトンネルを使ってさまざまな場所に短時間で移動することができます。彼らは、私たちのように時間や距離に制限されていないのです。
<多くの見えない存在が暮らす山>
・レムリア人以外にもさまざまな存在が、シャスタ山にすんでいます。アメリカ先住民たちの伝説の中にはシャスタ山の山頂にすむビッグフットやサスクワッチと呼ばれている存在の話があります。この存在は、毛で覆われているのが特徴です。
アメリカ先住民以外にヨーロッパからアメリカ大陸へ移住してきた人たちも、ビッグフットやサスクワッチの物語を伝えています。
ヨーロッパやアジアで目撃されているのは、マピンクエイ、スカンク・エイプ、ヨウィアー、ミゴイといった名前で呼ばれているものも、シャスタ山に存在しています。また、シャスタ山の森にはリトル・ピープル(小さい人々)と呼ばれるものたちもすんでいます。
・エルフ、妖精、スティック・ピープル(手足や体が小枝でできているように見える存在)もこのリトル・ピープルに含まれます。
エルフや妖精は人の形をしていますが、とても小さな存在です。多くの人たちはこのようなリトル・ピープルが見えない存在だといいますが、リトル・ピープルは人間の脳を操作して自分たちの姿を見せたいと思った人達にのみ、その姿を見せるのです。
<異次元につながるポータル>
・シャスタ山周辺には多くの人が空中で動いている「光」を目撃したと話しています。このような現象は、宇宙船が地球の大気を通過するときに放出している光の可能性が高いでしょう。
シャスタ山は地球外、地球内のUFO発着基地でもあるのです。アメリカ先住民たちは、宇宙船や宇宙人たちをシャスタ山で目撃したと、話しています。
白人達がこの地域に入植したあとも、宇宙船や宇宙人たちの目撃情報があとを絶ちません。
・シャスタ山には異次元空間とつながっているポータル(扉)があるのです(シャスタ山だけでなくレーニア山(ワシントン州を代表する火山)、富士山、カイラス山(チベット)にも、このポータルがあります)。
別の次元の宇宙船や存在達がこのポータルから入ってくると、空中に発光物を目撃したり、大気中での振動を感じることがあります。
・これからの時代、人々に求められているのは、古い考えを解放し、新しい考え、異なる考えにオープンになることです。そして、奇跡や見えない存在たちが実在していることを信じることなのです。
『レムリアの真実』
(シャスタ山の地下都市テロスからのメッセージ)
(オレリア・ルイーズ・ジョーンズ)(太陽出版)2007/5/18
<アガルタ・ネットワーク>
・レムリアの時代、現在カリフォルニア州となっている地域はレムリアの土地の一部でした。レムリア人たちは彼らの土地が滅亡する運命にあると悟ったとき、彼らの文化と記録を保存するため、シャスタ山の真下に都市を建設させてほしい、とシャンバラ・ザ・レッサーという当時のアガルタ・ネットワークの中枢部に願い出ました。シャンバラ・ザ・レッサーは、優に4万年以上前にこの惑星の地上からいなくなったハイパーボーリア文明の人たちが住んでいたところです。ハイパーボーリア人は、当時、アガルタ・ネットワークの責任者でした。現在、アガルタ・ネットワークは地下にある120の光の都市で構成されていて、そのほとんどをハイパーボーリア人が占めています。このネットワークのうちの4つの都市にはレムリア人が、2つの都市にはアトランティス人が住んでいます。
・シャスタ山があまりにも荘厳なため、シャスタ山には「大いなるスピリット」が創造したとしか考えられないものが存在する、とアメリカ先住民は信じています。目に見えない小さな人たち、約1.2メートルの背丈しかない人たちが、山の守護者として山の斜面に住んでいるとも信じています。この驚くべき小さな人々は「シャスタ山の小人」として、よく噂されてきました。彼らも物理的な存在ですが、普段は私達には見えない波動を持っています。時折、山の周辺で目撃されることがあります。
『地球大変動の危機を救うアセンションの光』 シリウスの超叡智②
パトリシア・コーリ 徳間書店 2011/7/23
<地球に最初にやってきたシリウス星人>
<大変動が起こる前のアトランティス>
・アトランティスが凍りつく前の住民たちは、自然環境の一部として、地球と協調して暮らしていました。彼らはライトボディとして存在するほど高度に進化しており、自由自在に時間を旅したり幽体離脱することができました。
<アトランティス最後の第3の時代>
・地球の上に、具体的にアトランティス大陸の山岳地に、最初のシリウス星人が人間の姿をして現れたのはこの頃です。彼らの故郷である天体イジュニュは、私たちの太陽神であるサタイス(シリウスB)と同様、すでに物質界宇宙にはありません。それはもっと高い周波数で共振する6次元の天体であり、あなた方の宇宙と同時に存在するパラレル・ユニバースに存在するからです。イジュニュ星人にとってはそれは、意識の進化している者が、自然界や他の生き物、そして退化というプロセスから受けるあらゆる試練とともに、再び肉体を持って生きるチャンスでした。と同時に、シリウスをガイアの波動に縛り付け、私たち自身の進化をいつまでも遅らせているカルマを解消する機会でもありました。
・シリウスからのスターシードであるイジュニュ星人が物質化して3次元に戻るには非常な困難が伴いました。なぜなら彼らの波動はとうの昔に物性を通り越しており、肉体に戻るには様々な不確定要素があったからです。
・彼らの魂は、地球という3次元空間においては、非常に背の高い、光り輝くヒト科の動物として具現化しました。それは人類の生体構造に似てはいましたが、明らかにそれとは違っていました。最も特徴的だったのはその強いオーラで、彼らの肉体から何メートルも離れたところまで広がって、目で見ることができました。繊細な箔のような外皮は真っ白で透き通っており、現生人類の目には妖精のような存在に映って、地球に登場してから何世紀もそう思われていました。彼らの目は巨大で明るく藍色をしていました。髪は金色を帯びた白い光のようで、2.4メートルある体は細身で華奢、そしてしなやかでした。
・ガイアの周波数を維持するため、彼らはアトランティス大陸の高地に生まれました――そこには洞窟や洞穴が無数にあり、その中の暖かさと湿度が故郷の環境と最も似ていたのと、その地形が、イジュニュの結晶構造に最も近かったのです。同時にあなた方の太陽神が放つ強烈な光から彼らを守ってくれたからでもあります。
・地球に最初に現れたとき、イジュニュ星人はあまりにもその波動が高く、あなた方の惑星の密度の中で形を保つことができず、太陽の光を直接浴びることにも耐えられませんでした。人類の目には、彼らはこの世からすぅっと消えたり現れたりしているように見えたでしょう。実際に、ようやく3次元の波動を維持できるようになるまでは、彼らは再三にわたって、物質世界から溶け出して6次元の世界に戻ってしまったのです。
・やがてシリウスの種が3次元世界に根を下ろすと、彼らの肉体は密度を増し、地球の地熱力や、再び地球の大気圏を通して明るく照りつけるようになった太陽との関係に順応するようになりました。彼らの体はより頑丈で弾力性を増し、肌はくすんでやや色が濃くなって以前ほど透明ではなくなりました。
<伝えられたイジュニュ星人の神意識>
・イジュニュ星人が持っていた神の意識はシンプルで純粋でした。なぜなら、進化した魂を後戻りさせた状態である彼らは、自然の中に創造主の存在を見いだすのと同じように、自分たち自身の神性を理解していたからです。
・アトランティスの文明にイジュニュ星人が姿を現した比較的短期間のうちに、現生人類の間では、夜になると光って森やアトランティスの山々の頂を照らす「妖精のような」人々について、たくさんの噂話が広まりました。ところが、現生人類がイジュニュ星人に近づこうとすると、彼らは空中に消えてしまうのでした――物質界からアストラル界へと溶け出してしまうのです。生存することが第一、という環境にある人類にとって、イジュニュ星人の存在がどれほどの驚嘆の念を引き起こしたかは想像がつきます。
<人類のスピリチュアリティを目覚めさせたイジュニュ星人>
・時がたつにつれ、イジュニュ星人たちは水晶窟の聖域からゆっくりと外に出て、地球の人々に、宇宙(『すべてなるもの』)や、彼らが持っている6次元の意識、『光の螺旋』に沿ったあらゆる意識の進化の過程について教えることによって、人類の霊的な発達に、より大きな影響力を持つようになりました。
・こうした基本的な理解に基づいて、巫女たちは後に、人類たちに、神聖なストーンサークルや天文観測所を造ることを教え、同時に、他の次元と接触することによって、個人個人あるいは惑星全体の調和を整え続けました。古代ケルト地方の祭司であったドルイドたちは、この古の記憶を伝えていました。あなた方の中に、ドルイドの不可思議な遺跡や神聖な儀式に惹かれる人がいるとしたら、その人は第3サイクルの初期の時代に肉体を持ち、偉大なるアトランティス大陸でイジュニュ星人の波動と共鳴していた可能性が高いと思います。
『世界陰謀全史』
<21世紀の陰謀論>
・2001年の9・11事件は、陰謀論の転換の区切りとなった。陰謀論はもともと政治にかかわるものであった。ロックフェラーから新世界秩序にいたる陰謀論がその例である。だがUFO研究に拡張されると、陰謀論
における政治は一部にすぎなくなった。
・「1990年代初頭以前の新世界秩序の陰謀論は、ふたつのサブカルチャーに限定されていた。第一が戦闘的な反政府右翼であり、二番目が、終末時に出現する反キリストに関心をもつキリスト教根本主義者たちであった」
・しかし、この二つの勢力は、限定的で広がらなかった。一方UFOへの関心は、大衆的な広がりを持っていた。政治的陰謀論はUFOと結び付き、反ユダヤ主義、人種差別主義が薄められ、大衆文化に接近した。そしてテレビなどのマスメディアが取りあげるようになった。インターネットは、陰謀論の大衆化に拍車をかけた。『X―ファイル』『陰謀のセオリー』などが話題になった。
・陰謀論はマイナーからメジャー、傍流から主流となった。または、マイナーとメジャー、傍流と主流の境界はなくなったというべきかもしれない。陰謀論は、烙印を押された、異端の知識であった。しかし正統と異端の境界はなくなってきている。
<アメリカ西部のカルト文化>
・カリフォルニアで特にアメリカ的なカルトの三つ目は(IAM)である。1930年、霊媒であるガイ・バラードはカリフォルニアのマウント・シャスタ山で、18世紀の大魔術師サン・ジェルマン伯爵に出会ったといった。サン・ジェルマン伯爵は不死で数千年生きているといわれる。彼
はガイを地上の代理人に指定した。ガイと妻のエドナーは大師の使者となり(IAM)を設立した。それは内なる、大いなる(我)にいかにして到達するかを教えるものであった。
・ガイは『ヴェ―ルを脱いだ神秘』(1934)を出した。明らかにブラヴァツキー夫人の『ヴェールを脱いだイシス』によったもので、カリフォルニア・カルトに神智学が大きな影響を持ったことが示されている。(IAM)は、神智学やSF雑誌『アストウンディング』などやらのごった煮であった。ガイが優れていたのは儀式の演出であった。イエスやサン・ジェルマン伯爵が登場するオペラのようなスぺクタクルを上演して顧客を惹きつけた。
<アーリア神話大陰謀――1900年から第2次世界大戦まで>
<オカルティズムと戦争――世界征服の陰謀(ナチズム)>
<オカルトが呼び起こした民族の魂>
・二つの大戦間の最大の陰謀、世界征服の陰謀は<ナチズム>である。一般の(?)歴史家は触れないが、オカルト史や陰謀史は、ナチズムとオカルティズムの関係を飽きることなく追いかけている。黒魔術師ヒトラーといった本が繰り返し書かれている。どれも同じネタの繰り返しが多いが、オカルトと陰謀論を語るにはやはり避けて通れない。二つの大戦間のナチとオカルトの関係においてキーワードであると思われるのは<アーリア>である。第2次世界大戦後は使われなくなったが、それ以前はアーリア人種は、人類学でもっとも議論されたテーマであった。
<アーリア>はインドの『古事記』ともいうべき『リグ・ヴェーダ』にあらわれる言葉である。
・人類史の第5期の、選ばれた民アーリア人は、ドイツ人、ゲルマン人と重ねられ、北方化されたのである。
<『チベット・コネクション』>
・チベットは東洋の密教の聖地として、西洋のオカルティストのあこがれの地であった。そのきっかけはブラヴァツキー夫人の(神智学)にあった。東洋の神智の結集を目指す(神智学)は、アーリア人とチベットの神秘を結んでいたのである。ブラヴァツキー夫人はチベットの長老から学んだ、といっていた。チベットのヒマラヤには、シャンバラというユートピアがあるといわれていた。シャンバラの下にはアガルタという地下世界があり、そこから世界中に地下道が通じている。逆に、全世界はアガルタに通じていることになる。アガルタを支配する者は世界を支配する。
・ナチスの時代に、アーリア人の神、北方の神々のふるさとがヒマラヤではないかと考えられるようになった。どうして北が東になってしまうのかわからないが、ともかくヒムラーは東方に魅せられ、東方に調査探検隊を送り、ドイツが東方に大帝国を建設することを夢見ていた。ヨーロッパ戦が行き詰まり、ドイツの敗色が濃厚になってくると、ヒトラーもヒムラーの東方進出計画に一縷の望みを託す気になったらしい。
・1929年から、ナチスはチベットの修道士と接触しはじめた。チベット修道士とはシャンバラ派とアガルタ派、または右道、左道の二派があり、シャンバラ派はフリーメイソンにつながり、アガルタ派はハウスホーファーを通じてナチス・ドイツとつながった。アガルタ派は、“緑の男の会”といわれた。日本の緑竜会と共通している。今のドイツの“緑の党”にもその影が届いているのだろうか。
・ベルリンにあらわれたアガルタ派のチベット僧は、ナチスの未来についてさまざまな予言をしたという。ヒムラーはアーネンエアブにチベットのラマ教を研究させた。彼はナチス・オカルト局をつくった。ブリル会、トゥーレ協会、アレイスター・クロウリーのOTOまでをまとめたものであった。
・1942年まで、チベット修道士の予言はナチス・ドイツで信じられていたが、スターリングラ―ドでドイツ軍が大敗してから、急激に信用を失い、彼らの後ろ盾であったハウスホーファーも遠ざけられるようになったという。マイケル・フィッツジェラルド『黒魔術の帝国』(徳間書店、1992)によると、ハウスホーファーに代わって、フリードリヒ・ヒールシャーがヒトラーに重用されるようになったという。
・「ヒールシャーはハウスホーファーよりさらに高度の黒魔術集団に属し、一段上の技術を身につけていた。ヒムラーさえも彼を恐れ、ヒトラーに次ぐドイツの実力者だと述べたというぐらいだ。ヒールシャーの冷酷な悪魔的な指導のもと、ヒトラーはユダヤ人個々のバラバラな迫害から、「最終解決」に全面的恐怖政策に移行する」(前掲書)
・この説には疑問がある。ヒールシャーがこのような役割を果たしたという記述は他ではあまり見当たらない。すでに述べたように、彼は反ナチのレジスタンス運動をしていた、と認められている。彼がそんなにすごい黒魔術師だと聞いたこともないし、まして、ヒールシャーがユダヤ人撲滅の「最終計画」を指導した、というのは信じられない。
・イルミナティは地球ではユダヤ人になっているが、実はバルカン星からのインベーダーであるそうだ。
・彼は1973年から74年にかけて、シリウスの二重星系の生命体からテレパシー・メッセージを受けた、と感じた。イルミナティはそのような外宇宙からやってきた存在であるかもしれない。ウィルソンは自分では不可知論者といっているが、パラノイア(絶対信者)に近いかもしれない。シリウス星人としてのイルミナティがまったくいないとは思わず、もしかしたらいるかもしれない、と考えているからだ。ウィルソンが「神のみぞ知るところからもたらされたパンケーキ」というのは、ウィスコンシン州イーグルリバーのジョセフ・サイモントンという人が裏庭に宇宙船が着陸し、出てきた宇宙人がパンケーキをくれた、と証言した話である。まさかと思えるが、サイモントンは信じている。
・このようなUFO話は驚くほど伝えられている。すべてでたらめなのだろうか。ここ数十年間にわたって何千何万と報告されているUFO目撃証言をすべて噂とか幻覚だと説明することは不可能である。ウィルソンの不可知論は、絶対いないとは説明できない。もしかしたらいるかもしれないという考えらしい。彼はもしかしたらこのようなものかもしれない、として仮説を示している。そのいくつかをあげておこう。
・「サイキックな力を高度に発達させた人間たち(イリュミナティ)が、別の人間たちとヘッドゲームを演じている」
「私たちは本当に外宇宙、おそらくシリウスの高次知性体からコンタクトされ、実験の対象にされているか、さもなくば操作されている。(あるいはイリュミナティがそういった外宇宙的なシュミュレーションを演出している)」
・「私たちはつねにこの惑星を、別のより高度な知性体とわかちあっているが、彼らは不可視になることもできれば、自分たちが選ぶ任意の形態をもって、私たちのまえに出現することもできる。UFO研究家のジョン・キールは、こうした仮定上の存在を「超地球的存在」と呼んでいる。彼らは、昔は妖精とか天使、悪魔とか異人などと呼ばれた」(ロバート・A・ウィルソン 『コスミック・トリガー ――イリュミナティ最後の秘密』(八幡書店)1994)
・陰謀論ではイルミナティは陰謀を企む敵のはずであるが、ウィルソンは高度な知性を持つ①地球人または②異星人と見ており、イルミナティ崇拝論である。このように古い陰謀論の中の敵、悪魔が、一転して、ヒーローや新しい神へと変わっていくのが、1970年代の<ニューエイジ>における転換なのである。
『オカルトの帝国』 1970年代の日本を読む
一柳廣考 青弓社 2006/11/27
<円盤に乗ったメシア>
<コンタクティたちのオカルト史>
・1930年、シャスタ山近くの鉱山で働いていたガイ・ウォレン・バラードは、神秘的な“噂”に誘われて山に登り、そこで生身のサン=ジェルマン伯爵と出会う。サン=ジェルマンは不老不死と噂された18世紀の人物で神智学ではマスター(大師)の一人とされていた。
・彼は現在は昇天して神の聖なるハイラーキー(マスターたちの組織)に入っている。そのために「昇天したマスター」とも呼ばれる。バラードは彼に連れられてアストラル体で地底にあるマスター達の聖域に連れられていく。
・最後には金星から来た青紫の目をした美しいマスターたちと出会っている。これ以降、バラードはサン=ジェルマンと交信できるようになる。
・マスターとは次のようなものである。人間が修業して5つのイニシエーションを受けると、達人(アデプト)となり高次元の力を手に入れる。しかし、超能力を得た後でも地球に留まって人間の進化のために努力する者たちがいて、その組織を「隠れたハイラーキー」という。
・さらにアイアム運動で、顕著な特徴は、レイシズムとネイティビズムである。例えば、古代インカでは金髪で紫青の目をした正しい者たちが目も髪も黒い霊的に劣った人々を支配していたといった教義(これはアダムスキの出会った金星人オーソンが金髪であったことも連想されるだろう)に含まれる白人優越主義は隠しようもない。
・これら地球を訪問している宇宙人には、人々を導く天使的な「移民者」、邪悪な者たちを処刑して新時代の準備をする「収穫者」そして、オリオン星からやってくる邪悪な「侵入者」の三種類がある。
・さらに人間にもランクがある。ウィリアムズの説では「神の息子たち」と呼ばれるシリウスから到着した魂が猿の中に入り込み、さらにそれらがほかの猿と混淆することによって、人間に進化してきたのだという。この宇宙人の魂を奥底に持っている選ばれた人々が「放浪者(ワンダラー)」である。
・もちろん裏を返せば、ワンダラー以外のものは人間の顔をした動物ということになる。パーカン『現代アメリカの陰謀論』によれば、ペリーは全人口の3分の1がシリウス霊の子孫であり、3分の1が猿の子孫であると主張している。
『宇宙からの訪問者』
<大船団による宇宙旅行>
・「人間はもともと偉大な探検者です。したがって惑星間の旅行は少数の人の特権ではなく、万人の権利です。三ヵ月ごとに各惑星の住民の4分の1がこれらの大船団に乗り込んで宇宙旅行に出発し、途中で他の惑星に着陸しますが、これは地球の客船が外国の港へ寄るようなものです。こうして私達は、大宇宙を学び、地球のバイブルに述べてあるように、“父”の家の中の“多くの館(やかた)”をもっと多く直接に見ることができるのです。
・各惑星にある知識の殿堂には多くの機械設備があって、それによって他の惑星の状態、太陽系、宇宙自体を研究することもできます。しかしあなたがたと同じように私達にとっても実際の体験以上にすぐれたものはありません。それであそこに描かれている母船のような大母船団を建造しているのですが、これらは文字通り小型人工惑星といってもよいでしょう。船内に三ヶ月間にわたって数千の人々の生活と楽しみに必要な一切の物がたくわえてあります。
大きさは別として、惑星と母船の主な相違点は、惑星は形が球体で神の力で創造され、中心の太陽周囲を長円形の軌道を描いて運行しますが、これらの小さな人口の惑星(母船)は、円筒形で、意のままに宇宙空間を巡行できるということです」
・私に伝えられたこの言葉をよく考えているうちに、星をちりばめた天空の概念が心の中で次第に大きく展開してきた。カルナのいう“他の惑星”とは何を意味するのだろう。
・心中の疑問に答えてオーソンが口を開いた。
「私達の宇宙船団は、この太陽系の惑星全部ばかりでなく、近くの太陽系の惑星にも行きます。しかし、宇宙にはまだ私達の到達していない無数の太陽系に無数の惑星があるのです」
『宇宙からの訪問者』
<長さ数キロメートルもある母船>
・今度は長いテーブルを隔てた真向かいの壁にかけてある大母船の絵が目についた。私が、乗っているこの母船を描いたものだろうかと考えてみた。この思いが心に浮かんだとき、金星の小柄な婦人が訂正して言った。
「違います。私達の母船はあれに比べると非常に小さいのです。あそこに見えるのは、母船というよりも宇宙旅行都市とでも言うほうがよいでしょう。本船は、全長が600メートルにすぎませんが、あの長さは数キロメートルもあるのですからー」
・読者がこんな規模・大きさを信じそうにもないことはわかっているし、私自身もこんな空想的な物を全然予期しなかったことはもちろんである。しかし、ここで心にとどめねばならないのは、機械力に頼る代わりに、ひとたび我々が、偉大な自然のエネルギーを動力に利用することを知ったならば、地上に建設するのと同じほど容易に巨大な宇宙船内に都市を建設できるということだ。ロンドンやロサンジェルスは、未熟な機械力と人力で大規模に築かれた幅64キロメートル近くもある都市であるー本来はたいした業績などだがー。しかし、一度引力の問題が征服されたならば、私達の宇宙都市も実現可能となるだろう。
・カルナが説明した。「このような宇宙船はたくさん建造されています。金星ばかりでなく火星、土星、その他多くの惑星で造られているのです。しかしこれらは一つの惑星が独占的に使用するのではなく、宇宙の全同胞愛のもとにあらゆる住民の教育や遊びに使用する目的を持っているのです。
『チベット上空の円盤』
(ロブサン・ランパ)(宇宙友好協会)1959年
<50万年前の神々の故郷>
・私達が、見た広い平野はさしわたしおそらく5マイルもあるだろう。その光景はあまりにも不思議なので、これを書いている現在さえも、ともすると信じられなくなりそうな気がして、書くのを躊躇するくらいである。
・その平野はさしわたし約5マイルあり、遠くの端には上方に伸びた巨大な氷の壁があったが、それはちょうど天に届きそうなガラスの薄板に似ていた。しかし、もっと不思議な物が他にもあった。平野の中には荒廃した都市があり、しかも完全な建物もあるのだ。なかにはほとんど新しく見える建物も残っていた。近くの広い庭には金属製の巨大な建造物があったが、それを見ると私達の都市で使用する皿を二枚積み重ねた状態が思い浮かんできた。明らかに一種の乗り物だった。
・ここは50万年前に神々の故郷だったのだ。かって、ここに住んでいた人々は少なくとも身長が20フィートもあったにちがいないということだった。あらゆるものが大きなスケールのもとに作られているのだ。私は以前にポタラの秘密の地下室で見た大きな人体を思い出さずにはいられなかった。
『地球人よ、ひとつになって宇宙へ目を向けなさい!』
<私たちの太陽系より遥かに進化した別の太陽系>
・最初に画面に鮮明に現れたのは、“グラニトア太陽系”と彼が呼ぶものでした。彼は説明を続けました。「ここは進化の段階において私たちの太陽系よりも50兆年先を行っていて、大きさでも遥かに勝っています。そこには12の惑星があり、そこで最小のものすら私たちの太陽系のどの惑星よりもずっと巨大です。その中心にある太陽も莫大な大きさです。グラニトアが画面から徐々に消えていくと、船内の反対側の画面から別のものが姿を現しました。この太陽系はグラニトアよりもさらに大きなものでしたが、その軌道内には太陽の他に11個の惑星だけしかありません。この太陽系の名は“サナフィア”と言います。これら全ての太陽系には居住者がいます。サナフィア太陽系は私たちの太陽系の住民が発達を遂げた際に次に進んで行くところです。
<天空から眺める雲の上のお城>
・私たちは、これから空港に戻り、そこから彼らの宇宙船で別の領域に連れていってもらうことになりました。
・そして、とてもゆっくりと巡行しながら150メートル下方の都市を眺めていると、何度も言うようですが、それはまるで多くのお城が雲に浮かんでいるように見えます。本当に整然としていて、清潔感に溢れ、実際にしみひとつないほどです。
<啓蒙的なフィクション小説>
・1949年に啓蒙的なフィクション小説として本書(原書)を発表したと言われている。彼自身、肉体だけでなく、意識による旅行でも他の惑星を訪問したと語っているが、アセンションした並行世界を見て来たのではないかとの推測もある。
・長年にわたり、この本は一般の目に触れたことはなく、幻の名著とも言われてきた。
久保田八郎 訳 中央アート社 2010/12/10
<サイレンスグループの正体 ジョージ・アダムスキー>
・(訳注;UFO研究家やコンタクティーを脅迫し、UFO研究界を混乱させるサイレンスグループ(暗躍団体)の正体は何か?これはアダムスキーが語る初公開の秘話!)
・スペースブラザーズ(友好的な異星人)の教え(ティーチングズ)の促進活動に関する私の公的生活を通じて、私の所へ多くの機関がやってきた。そのなかにはFBI(連邦捜査局)、CIA(米中央情報局)、AFI(空軍情報局)、国務省、その他の政府機関の人がいる。この特殊な人々が私を黙らせようとしたことはない。サイレンスグループには多くの面があり、その多くを私も大衆も知っていないと思うのである。
<サイレンスグループとは何か>
・サイレンスグループは、一体何なのか、誰がやっているのか?キーホーが言っているように、ありそうな非公式なグループがあるし、アメリカの各情報部よりももっと極秘にされた公式なグループもある。
・私を沈黙させる目的でやって来た人たちは、宇宙人ではないことを私は確実に知っている。彼らは、地球人なのだ。
<なぜサイレンスグループは暗躍するのか>
・つまり資本家は、地球人類のあいだに、平和と理解をもたらすかもしれないような出来事を恐れているのであり、一方、戦争ともなれば投資の対象となり、ある種の投資家は十分儲かるのである。ところが今や、世界中の無数の人が個人的なコンタクト事件について話し合っているのだ。
・別な惑星から人間が来る事実を認めるならば、現代の地球の経済システムに甚大な影響を与えることになる。万人がはるかに大きな影響を受けるだろう。サイレンスグループはこのことを知っており、あらゆる手段を用いて、これと闘っているのであり、同時に表面から巧みに姿を隠しているのだと思う。
<三人の怪しい男が来た>
・『空飛ぶ円盤は着陸した』を出版してまもなく、3人の男が私の所へ来た。
・彼らが、何に関係しているのかまったく分からなかったので、私は、重要書類の一部分を渡さなかった。私が強迫されたことは事実であり、彼らは出て行く前に、UFO、宇宙人問題をしゃべるのはやめろと命じ、さもなければ私のあとをつけて、監禁し、キイをすててしまうぞと言った。
・彼らは、UFO問題のすべてをオカルトと呼ばれる心霊の分野に投げ込んで、世界中のまじめな人々の心に不信感をうえつけようとしているのだ。
シャンバラのグレート・マスター直伝!
『地底の楽園[アガルタ神秘文明]へのナビゲーションガイド』
カルロ・バルベーラ ヒカルランド 2013/6/20
<宇宙の神々が暮らす街・シャンバラ>
<グレート・マスターのイニシエーションを通じて、地球の中心部へ>
<シリウス起源/非常に高い周波数で振動する驚異的生命体>
・エーテル的な街であるシャンバラは、地底文明の最も優れた象徴といえます。この街は、太陽の周波数で振動しています。街では、独創的なアイディアが生まれ、ガイアの進化を促す宇宙プログラムの教育が行われています。シャンバラには神的な生命体が暮らしています。彼らは、他の惑星の住人で、非常に高い周波数で振動する驚異的生命体なのです。太陽意識の霊知を備え、ダイナミックで変身能力のある肉体を活用しています。彼らはガイアの植民のみならず、太陽系全域で植民地を築いているのです。
また、彼らは人類の創造者でもあります。シリウス星からやってきた宇宙の神である彼らは、今もなおオリオン座との絆を大切にしています。それはひとえにオリオン座が、彼らの祖先である太陽族の故郷であるからです。
・こうした神的生命体の中には、ガイアを縦断した教育者たるマスターたちがいます。彼らは、シャンバラのアストラル界における天使団の代表者なのです。
<地底最古の巨人エルデル族/ガイア土着の全生命体を誕生させた宇宙の移民たち>
・地底界の巨人たちといっても、様々な民族が存在します。外観の特徴も民族毎に異なりますが、特異な共通点といえば、そのずば抜けた長身です。2.5メートルから5~6メートルに達することもあります。
以下に記すのは、地底最古の民族であるエルデル族に関する情報です。彼らは巨人族全てとガイア土着の全生命体を誕生させた民族なのです。
・彼らはこの惑星の先住民族であり、時の始まり以前に他の太陽系からやってきた宇宙の移民です。彼らの形態と人間の形態を一般的な科学知識に基づいて比較すれば次のようなことが言えるでしょう。彼らには男女の性差があり、長身で筋肉質、皮膚の色は微かに青みを帯びた暗褐色です。顔は丸みを帯びて広く、黒い長髪の生え際が目立ちます。また、皮膚は若干透けていて、血管を流れる青い液体が、皮膚の色素に青い濃淡を与えているのです。
<世界の王/人類を含む地球全土の意識を統括する者>
・アガルタの伝説は、その驚異的な君主の伝説と一体化しています。君主は超人であり、人類を含む地球全土の意識を統括しているのです。
・金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、と。神々の現在の住まいは、シンボリックに古代名称を用いてシャンバラと呼ばれている。
<シリウスに繋がるスターピープル的ルーツ/世界の王はサナット・クマラと共に金星から来た>
・世界の王の神話には、次のような言及があります。王はクマラ方と共に金星から降りてきた、と。また、この神人の一団はシリウス星と繋がりがある、とも。
昨今、地底文明の研究は、UFOの研究とクロスオーバーするようになった、とO・C・ヒューニゲンは1957年の著書『地底界から空へ、空飛ぶ円盤』で述べています。
『地底の楽園{アガルタ神秘文明}へのナビゲーションガイド』
シャンバラのグレートマスター直伝!これがヴリル・パワーだ
カルロ・バルベーラ ヒカルランド 2013/6/30
<ホピの警告―世界が見舞われる恐ろしい災難/第3次世界大戦を勃発させる国々>
・第3次世界大戦を勃発させるのは、古い歴史を誇る国々(インド、中国、イスラム諸国、アフリカ)で、光(神聖な叡知と知性)を最初に受け取った民族です。
アメリカ合衆国は、核兵器と放射能によって、その国土も国民も滅びます。ホピとその郷里のみが、避難場所となるオアシスとして残ります。対空避難所などの安全性には何の根拠もありません。
・「物質主義者のみが避難所を設けようとする。穏やかな心を持つ者は、すでに堅牢な生命の避難所にいる。悪には逃げ場などない。イデオロギーに則った世界分断に与せぬ者たちは、黒人であろうが白人であろうが赤色人であろうが黄色人であろうが、別の世界で生活を再開できる。彼らは、皆ひとつであり兄弟である」
・「戦争は物質とスピリチュアルな戦いとなるであろう。スピリチュアルな生命体は、物質的なものを根絶やしにすると、一つの力、すなわち、創造主の力のもと、一つの世界と一つの国家を築き上げるためにここに残ることになろう」
・こうした時代は間もなく訪れる。サクアソフー(青い星)であるカチナが広場で踊り仮面を取った時、そうした時代がやってくるのだ。カチナは青い星の象徴だ。星は未だ遠く見えないが、間もなく姿を現すことになろう。この時代は、ウウチム祭で歌われた歌で予示されている。
・ホピの予言では光を最初に受け取った民族が第3次世界大戦を引き起こす、と言われています。つまり、中国とパレスチナ、インド、アフリカの民です。戦争が始まれば、アメリカ合衆国は“灰の瓢箪(ひょうたん)”によって滅びます。灰の瓢箪は河川を煮えたぎらせ、大地を焼き尽くしながら落ちてくるのです。その後、大地には植物が何年も生えなくなり、どのような薬も効かない病が生じます。
・これは原爆か核の話としか考えられません。他にこのような現象を引き起こす武器はないのですから、核シェルターなど、使い物にはなりません。“穏やかな心を持つ者は、既に堅牢な生命の避難所にいる。悪には逃げる場などない。サクアソフー(青い星)のカチナが広場で踊り、仮面を取るとき、大いなる試練の時がここに訪れる”からです。
・ホピはまた次のような予言もしています。
『亀の島(アメリカ合衆国)は二度か三度ひっくりかえるかもしれない。そして海は手と手をつなぎ、空と出会うかもしれない』
これは“ポールシフト”についての予言のようです。つまり地球の回転軸が移動してしまうのです。
『宇宙人大図鑑』
(中村省三) (グリーン・アロウ社) 1997/2
<バーンサイド事件、英国、1980年11月13日>
<宇宙人の身体的な特徴>
・宇宙人は男女のカップルで、2人とも身長1メートル65センチ程度だった。どちらもブロンドの髪の毛を肩まで垂らしていた。肌の色が異常に白いことを除けば、2人の宇宙人は人間にそっくりだった。しかも、その宇宙人たちはこの世のものとは思えないほど美しい顔立ちをしていた。
<アダムスキー事件、米国カリフォルニアの砂漠、1952年11月20日>
<宇宙人の身体的な特徴>
・宇宙人は身長165センチ程度で、肩までの長さの金髪をしていて、滑らかな肌で、髭がない。人間によく似ていて美しかった。
<服装>
・スキースーツのような服を着て、腰に幅の広いベルトを巻いていた。底に奇妙なマークのついた靴を履いていた。
<宇宙人の行動>
・宇宙人は身振りとテレパシーを用いてアダムスキーと意思疎通をした。その宇宙人は、自分を金星人だと自己紹介した(アダムスキーは彼にオーソンという名前をつけている)。
『地球一切を救うヴィジョン』
白峰 徳間書店 2008年11月30日
<英国王室だけが知っている人類のルーツと四国古代ユダヤ王朝>
・それがどうやら四国の話で、古代ユダヤ王朝の末裔がそこに住んでいたという内容です。世界の人類史の発祥も紛がってしまう。それをいちばん恐れたのが英国王室でした。輝かしい大英帝国の歴史が完全にひっくり返ってしまうわけですからね。
・神武天皇以前には、フキアエズ(葺不合)王朝というのがあったんです。その王朝は四国の剣山を中心に存在していました。
秘密結社のイルミナティは「光り輝くもの」という言葉を起源としておりまして、その起源は約6000年前です。人類の霊的覚醒を目指す集団です。彼らは、古代の錬金術師であり、神や天使ともコンタクトをとれる。本来は天皇と共に歴史をつくった「ひとつの光の存在」なんです。しかし、そうした解釈が広まると困る人たちがいて日本でも歴史を論ずるときには、神武天皇以降だけを扱っているのではないだろうか。
・イルミナティの歴史は古代神武天皇以前のフキアエズ王朝が続いた歴史と重なる。その流れを引き継いだ石工集団が近世となって、フリーメーソンという形で残ったんです。フリーメーソンは、三次元世界の管理人といった立場です。
現在では金融工学を利用した市場原理主義の勢力がメーソンよりもいばっています。いずれ世界恐慌一歩前になれば、本来の日本が復活して再生するでしょう。
『秘密結社の世界史』
<ナチと秘密結社>
<ヒトラーとオカルティズム>
・1970年代から、ヒトラーの第三帝国がオカルティズムに影響を受けたという陰謀史観が大流行する。その代表がトレバー・レブンズクロフト『運命の槍』(1973)であった。ヒトラーは魔術師であったといった本がやたらに出た。なぜナチとオカルティズムが急にブームになったかは興味深い。
・19世紀末のドイツ・オーストリアでは、ブラヴァツキー夫人のデオゾフィ(神智学)が、“フェルキッシュ”(民族的)といわれる傾向と結びついて、独特のオカルト結社を生み出した。“フェルキッシュ”はパン・アーリア民族主義で、印欧語・ゲルマン語を話すアーリア民族を中心に据え、反ユダヤ主義であった。テオゾフィとアーリア民族主義の結合によって、<アリオゾフィ>が生まれる。この<アリオゾフィ>から、国家社会主義、ナチの反ユダヤ主義が流れ出す。
・金髪碧眼のゲルマン人こそ選ばれた民であるとしていた。
・トゥーレというのは極北の地ウルティマ・トゥーレでゲルマン人の原郷であるとされている。彼らは選ばれた人間、超人であり、世界を支配する運命を持っているといわれる。
・カール・ハウスホーファーは日本にいた時、緑竜会という禅的な秘密結社に入っていたという話もある。緑竜会は、チベットのグリーンメンという結社につながりがあったという。ドイツのヴリル協会は、1926年から1942年までの間、チベットを訪ね、グリーンメンと接触し、1929年にはチベット僧を迎えて、ベルリンにグリーンメン協会をつくった。
・もっとも、ナチをめぐるこれらのオカルト結社はヒトラーとともに消滅したわけではなく、その伝統は生き続けているらしい。トゥーレ協会、ヴリル協会は、アトランティスやUFOを秘儀に持ち込むことで、第二次世界大戦後の陰謀史観を生み出し、現代のテレビ・ゲーム風の秘密結社の起源となっているのである。なにしろ地球外からきたエイリアンの秘密結社がこの世を操っているようなのだ。
・マイケル・ベンソンは『秘密結社の内部』でケネディ暗殺にヴリル協会が関係していた、という仰天セオリーを紹介している。それによると、1936年、ワルトワルド(黒林)で墜落した空飛ぶ円盤を発見し、それを修理し、ヴリル協会やSSの協力によって、ドイツ製の最初の空飛ぶ円盤ハウネブ1号として、1939年に飛ばすことに成功し、エイリアンとの接触に成功したという。
・さて、元アメリカ海兵隊員ケリ・ソーンリーは、ヴリル協会が今も世界に陰謀を企んでいるという。彼によれば、ケネディ暗殺犯人とされるリー・ハーヴェイ・オズワルドはヴリル協会の操り人形で、体内にマイクロ・チップを埋めこまれ、ヴリル協会に操作されている。
ソーンリーは1959年、カリフォルニアの海軍基地でオズワルドに出会った。その後、海軍をやめたソーンリーはニューオーリンズに行き、そこでオズワルドと再会した。
・ケネディ暗殺が起き、オズワルドが犯人とされたとき、ソーンリーも仲間ではないかとFBIに疑われている。ニューオーリンズの地方判事ジム・ギャリスンは、この二人がCIAに雇われたれた秘密工作員ではないかとしている。
取り調べを受けたソーンリーはとんでもないことをしゃべりまくった。オズワルドはヴリル協会に操られており、ケネディ暗殺はナチの陰謀であるというのである。マイクロ・チップなど、まるでSF映画みたいである。1992年には自分もオズワルドの共犯であるとテレビのワイドショーで告白したそうである。
1960年代になってヴリル協会の名が、SF的秘密結社として再生する。ナチのオカルト結社が解禁されたのである。
<イルミナティのその後>
・たとえば、ジョン・コールマンは、フランス革命、ロシア革命につづいて、イルミナティの第三の世界陰謀がアメリカで進行中であるという。彼によるとイルミナティの中心には「三百人委員会」があり、世界を支配する<新世界秩序>をつくろうとする「ワン・ワールド政府」を組織している。
・つまり、イルミナティ陰謀説は、フリーメーソンとユダヤ人を巻き込んで、現代に甦ったのであった。イルミナティが現代の陰謀史観で一種のはやりなのは、便利だからかもしれない。メーソンやユダヤ人を直接攻撃するのは現代ではさすがにやりにくい。イルミナティという空想的な敵なら攻撃しやすいのだ。
フリーメーソンはできるだけ公開化して、秘密性を薄め、社会的な認知を求めている。ユダヤ人については、イスラエル建国以来、あからさまな攻撃はしにくい。イルミナティは一種のエイリアンのようなものであり、地球人の敵としてもかまわない。
<イルミナティとエイリアン>
・イルミナティの起源について壮大な幻想をくりひろげてみせるのはディヴィッド・アイクの『マトリックスのチルドレン』(2001)である。彼はイルミナティの祖先をアヌナキだとする。アヌナキは古代シュメールの神々の種族であり、実は宇宙からやってきたエイリアンであるらしい。彼らはニブルという星に住み、45万年前に地球にやってきた。ニブルの王はアヌであったが、彼は二人の息子エンリルとエンキを宇宙船で地球に送った。彼らはメソポタミアに着陸した。そして人間をつくり、高度な技術を教え、シュメール文明が生まれたという。
このような説は、人間が原始人から進化してきたという考えに対立し、超古代にエイリアンから高度な技術、文明を与えられていたが、それを失ってしまったというものである。ベストセラーになったグラハム・ハンコックの『神々の指紋』もその一種であった。
・しかし、アヌナキは人間をつくり、文明をあたえただけでなく、人間を支配し、奴隷化しようとしているという。ディヴィッド・アイクによれば、イルミナティはそのための陰謀組織であるという。ジョージ・オーウェルが『1984』で描いた監視国家こそ、その秘密を暴いたのであり、人間を見張っている、見えないビッグ・ブラザーこそ、アヌナキだ、というのである。アヌナキの血脈はイルミナティのネットワークに流れ、今につづいているという。
『恐怖の世界大陰謀』
デーヴィッド・アイク 三交社 2008/12
<共通の神話>
・「神々」と人間の異種交配は、世界のどの地域でも常に繰り返されてきたテーマだ。シュメール・タブレットからとった旧約聖書の話でも神の息子たち(正確には神々の息子たち)が、人類と異種交配して、ネフィリムと呼ばれる混血の血統を作ったとある。「ネフィリム」という語は、「降りてきた者」「天から落ちた者」と訳すことができる。
・英語のANGELは元来は「使者」という意味であり、それがここまで述べてきたような非人間生命体やレプティリアンなどと結びついたのだ。『旧約聖書』のギリシャ語版である『七十人訳聖書』では、「神々の息子たち」が「アンジェロス(天使)」と訳されている。
・「ノア」の血統は爬虫類と人間の混血種だ。自分がノアの末裔だと主張する人々が多数いるが、これはつまり、自分は爬虫類である監視者アヌンナキの子孫だと言っていることになる。「死海文書」では、ノアは「天から{落ちてきた}天使の子」に似ていて、「その受胎は監視者と・・・・、そしてネフィリムによるもの」だと書かれている。
・このノアや、大洪水に関する様々な言い伝えに出てくる者がレプティリアンの「神」から警告を受けたというのも、彼がレプティリアンとの混血種だったとすれば、筋が通る。一般の人々は真の意味を知らないはずはないのに、なぜ「ノア」の血統が数多くの団体から非常に重要視されているのかも、これで理解できる。
・「エノク書」はローマ・カトリック教会では禁書とされた。ローマ・カトリック教会は血と肉を持った天使が存在し、堕天使が物理的な肉体で人間と異種交配をしたという初期のキリスト教の教義を否定しようとしたのである。これは、一般の人々に真実を知らせないようにするためだった。対してフリーメイスンたちは、一貫してエノクを自分たちの伝説上の創始者のひとりとみなしてきた。「エノク」という名自体も「秘儀を受けた者」という意味だ。
・古代ヘブライ語で書かれた「ノア書」とそこから派生した「エノク書」には、人間とは違う奇妙な子の誕生について記されていて、これがのちに有名な「大洪水」のノアとなる。
・人間には似ておらず、まるで「天使の子」のようだったという。レメクの息子ノアは白い肌に金髪で家全体を「太陽のように照らす」輝く目をしていたと書かれている。きらめく瞳と光かがやく体をしたレプティリアンはクレド・ムトウが書き著した古代、現代のアフリカの言い伝えにも登場する。
・「金髪碧眼にレーザーのような瞳を持った存在は、神秘的な人々ないし神々」の姿の表現として、今日に至るまで数千年にわたって世界中の文化に見ることができる。