日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

日本は今、独自のコロナ・パンデミック対抗薬を開発すると同時に、次の第二次生物化学兵器攻撃対策を立てておくことである。(1)

 

 

 

2021/11/28

 

 

『コロナ不況にどう立ち向かうのか』

大川隆法   幸福の科学出版  2021/8/12

 

 

 

・香港・台湾は助けよ。万一難民が出たら、日本は保護せよ。日本を核攻撃するという国に対しては、万全の備えをせよ。国防をおろそかにする国に、国民は納税の義務はない。神仏を信じる国としての自覚を高めるべきである。

 

西側先進国のコロナ敗戦

・私が言えることは、

  • 強制的にワクチン接種を国民に強要しても、コロナの第6波、第7波が来ること。
  • 決して、中国をコロナ戦勝国に祭り上げることなく、企業も国民も、自由と責任の中、粘り抜くこと。
  • 行きすぎた環境左翼や、LGBTQの過保護、補助金漬け政策は亡国への道であること。
  • 唯物論科学に振り回されすぎず、心の価値や、人間性の向上を目指し、道徳、宗教抜きの悪の勢力の拡張には、断固として抵抗すべきこと。

 

 西側先進国のコロナ敗戦は、次に何を呼びこむか。これからが大事だ。「叡知とレジリエンス」の時代が始まると期待したい。

 

政治について言いたいこと――コロナ危機における国家運営の指針――

神仏の考える正しさに基づいて「政治」を語る

政治については、もうすでに予言的なものとしてそうとう出してはいるので、そのとおりになるかどうかは見ているような状況で、だいたい、言っているような感じに進んでいるかなというふうには思っております。

今日も話をしますけれども、私は本当に正直言って、もう嫌になっているところもあります。だいたい、口を開けば政権党の批判にはなりますし、野党の批判にもなりますし、日本の新聞の批判にもなるし、テレビの批判にもなるし、週刊誌の批判にもなるし、外国のメディアの批判にもなるし、外国の政治に対する批判にもなるから、「これは票にならない」ような感じはあるのです。どれかに乗っかからないと放送したり応援記事を書いたりしてくれないのですが、あっちにもこっちにも“弾を撃って”いますので、集票能力が低くてたいへん恐縮はしております。

 幸福実現党の政治家を目指しているみなさまがたに“バンザイ突撃”を命じているようなものだと思いつつも、しかし言う人がないなら言うしかないと思って、いつも言っています。

 

・ですから、当会がつくっている政党に関してはあまり勢力の伸びが視えませんけれども、全体の政治そのものは、私が言っている方向には日本も世界も動いていっているのかなというふうには思っております。そういう意味で、サブカルチャー的に広がって“常識の下にあるもの”として浸透してきているなら、それはそれなりに役割を果たしているのかなとは思っています。

 ということで、そういう利害は抜きにしまして、私は宗教家でもありますので、「神仏の考える正しさとは何か」に基づいて、政治について言っておかねばならないと思うことを幾つか申し上げます。

 

菅首相とバイデン大統領の「本質」

「菅政権が続くかどうかの判断基準」や「菅首相の人物」について

・私は“奇人・変人”もときどき好きなので、完全に否定しているわけではありません。

 そういうことで、いわゆる教養人、あるいは御曹司的な政治エリートとは全然違う人だということだけはよく分かります。これがいい方向に働けばいいなとは思っているのです。

 

意外な成果をあげるかもしれないバイデン大統領

・選挙で大統領になるにはものすごくお金もかかるし、精力もかかるので大変ですから、「選挙で勝たなくても自分の思ったとおりにできる」「大統領にならなくても、大統領の仕事が代わりにできる」ということで大臣ができるというのなら、それは意外な成果があがるかもしれず、逆にバイデン氏が“居眠りをしている狸のふり”をして座っていれば、こちらこそ大石内蔵助風になって、何もしないのに名声が上がるようなことだってあるかもしれません。

 そういう意味で、日米共にどんな結果になるか、見ていてとても面白い状態ではあるかと思っています。

 

菅政権の今の外交スタンスから予想される問題とは

台湾海峡を護るとか、あるいは、ウイグル問題等について、日本の企業は、あまり中国批判をしたら取引が減って売上が下がって、現地工場を没収されるかもしれない危険があるため、政治問題からは逃げる傾向がありますし、それと政治は連動しているものですけれども、菅さんは多少なりとも踏み込んだ部分はあったのかなと思います。

 

政治家のコロナ対応から見える“全体主義の練習”の姿

コロナ感染のニュースばかりを流す本当の理由とは

・あれは“全体主義の練習”をしているのです。都知事レベルでもそうだし、県知事レベルでもそうだし、国でもそうですけれども、政治家のテレビの前での発言一つで、あらゆる業界を潰そうと思えばもう潰せるようになっているということを見せているわけです。「別に中国にならなくとも、日本でもやれるんですよ。業界は潰せるんですよ」ということです。

 

「緊急事態」と称して全体主義が入ってくる危険性

・日本人はわりにお上の命令に忠実なので、「はい、はい」と言って従う気はあるのですけれども、「ちょっと気をつけないと、もう一歩で(全体主義)に行ってしまいますよ」というようなことは言っておかなければいけません。

 

ネット社会がもたらす「情報統制」の怖さ

コンピュータ時代は、本当に人を自由にするのか

・コンピュータ時代は人を自由にするかと思いきや、「一定のルールを通さなければ使えない」というところが狙われて、逆に、機械のほうに人間が支配されるという形態が実につくりやすいものができています。

 

スパイが野放しにされる日本の情けなさ

・これは、中国なら、同じような容疑がかかった日本人がいたらこんなことはありえないわけで、その日本人は処刑されているでしょう。ポケットに麻薬か何かを入れられて、「麻薬取締法違反で処刑。五日後にはもう死んでいました」ということになるのです。

 

・かといって、国民監視を一元管理し始めたら、やられるのは、おそらく、日本国民がやられるのであって、たぶん外国のスパイのほうではなかろうと思います。

 

世界経済の厳しい見通し

日本が中国に言い負かされる言語的な理由とは

・中国の内情は、当会が言ってきたように、ウイグルの内情とかが世界的に知られてきたことや、香港の悲劇、それから台湾の今の緊張等が知られてきたことは、いいことだとは思います。

 

・中国語というのは、言葉が洗練されていないのです。すごく粗野な言葉なのです。野卑です。丁寧語は十分にないので、すごく粗野な言葉を使います。

 

・この前も関西に行ってきましたけれども、京都あたりに行くと、お客さんに帰ってほしかったら、「お茶漬けでも食べますか」などと言います。それを言われたら「帰れ」という意味だったという、そういう文化があります。

 

世界中で分かりにくくなっている「未来価値観」

・中国の“神”は今、要するに、「法治主義という名前、これが世界的価値観と共通だ」ということを言っているわけです。「法治主義で、法律に則ってやっているからいいんだ」と言うけれども、その法律をつくっているのは、百パーセント一致する全人代とか、その“分家”の部分ですので、基本的に「人治主義」なのだということです。「法治主義」と「人治主義」の違いが分かっていないので、実に困るなと思っています。

 

中国の経済の現実と“超巨額”の財政赤字について

・したがって、世界経済は、どこかの時点で機能不全に陥って“破裂”するのはほぼ確実だとは、私は思っています。これが機能しなくなったら、立て直すのは大変だろうなと思っています。

 

・ただ、あらゆる統計が全部いじられているので、そう簡単には分かりませんが、「やっていること」と「実際に入るべき収入」を計算してみると、どう見ても、ものすごい巨大なブラックホールのような財政赤字ができているはずです。

 

中国が日本を小国扱いにするのはなぜか

・もう“問題だらけ”なのですが、こういうものを全部、一切、黙らせるよう「監視システム」によって抑え込んでいる状態なので、情報が出てこないし、報道ができないし、外国にも見抜かれないでいられるというところでしょう。

 

・こういうときに、まだ日本は、アメリカの大統領が替わったので、「拉致被害者を助けてください。北朝鮮から戻してください」などというようなことを言っているということで、客観的に見れば、「いかに恥ずかしいか」ということをやはり知るべきでしょう。

 

政治、経済、戦争の正邪を分けるために

コロナ感染の今後の広がりをどう見るか

「民主主義国家 対 専制国家」という言い方だけでは、おそらく、世界はまだ二分化していくだけで分からないと思います。ですから、トランプさんのとき以上の分断化が、今、進んでいるように見えてしかたがありません。

 

これはもう“世界レベルでの戦争状態”に実はなっているので、これに対して後手後手で対応していてはいけないのではないかなと思います

 

政経分離」をして中国を太らせた日本企業の責任

・このへんを、自分たちのところに落ちるお金のことを考えて何も言えないというのは、それは「将来的に植民地化される、そういう人間的属性を持っている」ということだと思います。お金で釣られて人に支配される国になる可能性があるということです。

 

左傾化し「神仏の心」が忘れられている現代の世界について

さらに、もう一つの流れとして、「民主主義国家」といわれるところの流れのなかでも、結局、左へ左へと寄っていっていて、今、(共産主義国家と)どちらが“左”だが分からなくなってきています

 

同性婚問題に潜む危険

同性婚夫婦別姓問題に見る、「差別」と「区別」の違い

・しかし、「同居権や財産権の問題と、結婚の定義とは別だ」というふうに私は思っているのです。それはあげたい人がいたらあげたらいいし、自分の病気とかで看護などをしてくれた人に財産権をあげたいというのなら、それはあげてもいいと思うし、そういう法制度はありえるとは思いますが、結婚の定義は違うと思っています。

 

「心は男性」「心は女性」とされる人の霊的真相とは

・ただ、もう一段、恐れていること、もっと可能性が高いことは、「強度の憑依を受けているのではないか」ということで、それが心配なのです。

 男性が、“女性趣味”を持っているような男性だったら、「不成仏の女性霊がその人に取り憑く」ということは十分にありえるのです。強度の憑依霊として、異性の憑依霊が憑いていると、憑いているものと行動がそっくりになるので、その女性霊が好んでいたようなことを、生きている人間がし始めるのです。

 

・例えば、昔、釈迦の戒律では、獣姦とか、あるいは鶏姦とかを犯すことを禁ずる戒律というものがありました。異性間の性行為を禁ずるようなことを教団のなかでやると、今度は「禁じられていないものならいいんだろう」ということで、動物とセックスをする、あるいは鶏とセックスをするような者も出てきて、それでまた戒律が立てられたなどという、おぞましいものが記録としては遺っています。

 

LGBTの行きすぎが“人類崩壊”を招く?

・事実行為としては、そういうことがないことはないのです。尼僧院で女性同士が愛し合うとか、出家の僧侶同士で男ばかりなので、稚児さんをかわいがるとか、そういうことはあります。

 あるいは戦国武将が、戦場には女性を連れていけないので、小姓さんを女性代わりに、今で言えばバイセクシャルになりますけれども、「家に変えれば美女が揃っていて、戦場では小姓さんと遊んでいる」というのがあるのかもしれません。これはバイセクシャルになると思うのです。

 

・「少数者を差別することは、よくないことだ」という意見は分かります。しかし、それが、多数者の考え方を、「間違っているから改めろ」と言うところまで来るなら、これはやりすぎではないかと思います。

 それはいずれ、ソドム、ゴモラのように、人類のなかから人類自体を崩壊させていくシンドロームになっていくのではないかというふうに考えます。

 

コロナの試練に打ち勝つために

世界の流れを変えていくためにすべきこととは

・神仏の霊流を引く、その考え方を引くような民主主義には、「悪玉を取り除き、暴政を取り除き、専制独裁国家を崩壊させ、そして、多数の人たちが幸福になれる世界をつくるチャンスがある」とは思っておりますけれども、それが「唯物論の下に、あるいは医学や科学の仮説の下に、“いじれる”ような国になったり民族になったりしていく」なら、これは残念ながら、天変地異その他の反作用をいっぱい受けることになるだろうというふうに思っています。

 

東京五輪に対する見解と国民や政治家へのメッセージ

コロナウイルスに関しては、先ほど言いましたように、この増え方のペースから見れば、こんなものではとどまらず、もう少し広がると思っています。

 

“世界戦争”が今始まっている

中国の「二正面作戦」で脅されている日本

・要するに、「日米が台湾を応援に行けないようなことがあるぞ」という威嚇をやったということです。

「中国は日本と台湾を同時に侵犯できるのだと示した」ということを、あの朝日新聞が一面、二面と書いていました。私は、これには少し驚いたのですけれども、中国がそういうふうな兵法を使っているということです。

 

<「アメリカの繁栄」が終わるとどうなるのか

・朝日とほぼ同じ主張の東京新聞なども、多少そういうことも書くようにはなりましたが、まだ、バイデン政権が発足して、「意外や意外、頑張るじゃないか」というような記事も書いています。「何百兆円もの経済対策を頼んで、バイデンはすごいじゃないか」というようなことも書いていますが、私としては「いや、そのあとに大増税が来るからね。それを見てから言ってほしいな」と思います。

 

・これが“アメリカの繁栄”を意味するのかどうかということは、それは左翼型のマスコミから見れば、いいことのようには言うかもしれないけれども、先は分からないでしょう。「アメリカン・ドリームが消えたあとの未来はどうなるのか」ということは問題です。

 

大国としての日本が示すべきものとは

・日本は、G7などのなかでも“灰色で走って”いる国の一つではあるのです。「政治は政治、経済は経済」で、「政治のほうではこちらと組んでいるけれども、経済のほうでは、近くの国とも仲良くしなければいけないし」というような感じでやっていますけれども、それが通用するかどうか。

 

・「一帯一路崩し」は、おそらく私あたりが、いちばん激しく最初に始めていると思うのですけれども、あれ(一帯一路)をやっていたときは、夢と希望に満ち溢れたように見えていたと思います。中国の人もそう思っていたかもしれないし、あるいは、アジアや西南アジア、ヨーロッパの人たちもそう思っていたかもしれません。「ヨーロッパの金詰まりの危機を救ってくれる」と思ったかもしれないし、アフリカもそう思ったかもしれないけれども、「裏に意図があった」ということは、今はもうバレてきています。

 ですから、「中国がここまでの意図を持ってやっているなかでの、経済や政治を考えていかねばならない」ということで、太い輪郭線を持ったものの考え方は持っていなければいけないのではないかと思います。

 とにかく、日本は、反応が“鈍い”ことで生き延びようとはしています。それも一つではありますが。

 

・私たちが宗教でいろいろな活動をしたり、本を出したり、映画をやったりしても、鈍い反応で、あまり影響を受けない。こんにゃくのような感じか、水が入った風船のようなものをつついているような感じで“戻ってくる感じ”があって、破れない感じです。

 

・オリンピックについても、先ほどちょっと話をしましたが、私は、基本的にはやめるべきだと思います。やるべきではない。こんなときにやってはいけないと思うし、平和なときにやるべきだと思います。

 

・ただ、そのあと、「コロナの第5波が来ること」と、「スポーツ選手等がかなりのバッシングを受けて、いろいろなかたちで厳しい面が出てきたりすることがある」ということだけは言っておきます。

 

「消費の経済学」の限界とは

コロナで悲惨な業界、儲けている業界

・一方では、今、特定の業種に偏って、非常に悲惨な状態になってます。これは、かわいそうなぐらいの状態です。

 例えば、「酒を出すところは駄目だ」などといって“営業停止”にされたり、「午後8まで」とか言われたりしています。

 

そういう、いわゆる社会主義経済、いや、もっと言えば共産主義経済で、最も失敗しやすいという経済なのです。

 要するに、「中央においては末端がどうなるかが分からないのに、一律、線を引いて決める」というのは統制経済ですけれども、そういうふうになってきていますので、決めている人たちは、何が潰れるかが分からないわけです。「ええっ?『酒を飲むな』と言ったら氷屋が潰れるの? それは知らなかった」というようなものです。そういうことがあります。

 

・また、今は、街を歩けばよく見るのはウーバーイーツのようなご飯の宅配です。出てこないで家で食べるのでしょう。それが流行っていて、そこに脱サラ組というか、リストラされた人たちやアルバイトの人たち、非正規で“クビ”になったような人たちは行っていると思うので、そこは活況を呈しているかもしれないけれども、これもいずれまた、元に戻ったら“クビ”になる人たちであります。

 

・そこで、心してほしいことは、このようなことです。

 いっぺんに解決することもなければ、いっぺんにまっしぐらの暗黒になるわけでもありません。格闘しながら、少しずつ回復していくしかないと思うのですけれども、今、必要なことは、英語で言えば「レジリエンス」というか、「レジリエントであること」ですけれども、「強靭さ」です。やはり、ある意味での強さ、しぶとい強さです。これが要ると思うのです。

 

・特に家庭を持ち、配偶者や子供を養わなければいけない義務があるような人は、本当に台風のなかで立ち続けている竹のような強さを持っていないと、風が吹いたら折れてしまうようではいけません。

 

(コロナ禍は)簡単には終わらないと思って、たとえ10年続こうとも、そのなかをくぐり抜けて生き抜いていく強さが必要です。組織としても、個人としても、まったく同じです。これは一つ言えることです。

 

次なるバブル崩壊の危険性

・また、今は世界で協調して金融を緩めてお金を“ダブつかせる”ことによって倒産を防ごうという戦略でやっています。一部、功を奏しています。

 そのままであれば、もう倒産しているものがたくさんあるのが、倒産していないところもあります。お金をどんどん出して、市場に余らせているからです。

 

・一部投資家たちは、うまいこと生き抜けば、利益を稼ぐことができるので、買い方はそうやって利益をあげているとは思いますが、普通の企業や普通の個人がやったら、いずれ“火傷する”ことになるでしょう。これは実体を反映していませんから。景気がよくなる理由がないですから。

 

・ただ、全体的に見ると、まだ民間のほうで、企業と個人のほうで何百兆円か資金を余分に持っているので、政府機関が潰れても、国自体はつくり直せばもつレベルです。

 アメリカなどであれば、役所が潰れることも現実に起きるし、日本でも、市レベルぐらいであれば、破産団体になるようなことも過去、起きていますけれども、この可能性はある。

 

これから予想される「二つの増税

・東京都も1兆円はもう使っていると思いますから、石原慎太郎都知事のときに貯めたお金はほぼ使い尽くしていると思いますので、これが短期で解決すればいいが、短期で解決しなかった場合は、これから“赤字団体”に転落していくことになりますから、さあ、どうやって税金を集めるか。

 そうなると、「資産課税」をするでしょう。「資産を持っているところに課税」する。それと、「貯金をしているところに課税」する。この二つをするでしょう。

 

アメリカの中枢部も、実は共産主義思想にもう染まってきていて、「お金が儲かっているということは搾取したことなんだ。搾取したところからお金を取って、それをばら撒くことが平等なんだ」という考えが入っていますので、これは、「鼠小僧次郎吉の経済学」です。英語に訳せないかもしれないけれども、日本語で言えばそういうことです。

 

・こんなことは想定外のことですけれども、これで考えなければいけないことは、「消費の経済学」だけでは、もはや、もたないということです。いちおう、これだけは知っておいたほうがいい。

 

知恵を絞って「新しい価値」の創造を

コロナ禍の時代を生き抜くための提言として

私のほうの提言としては、先ほど言いました「強靭であること」――個人的にも強い体質を持つこと。それから、会社においても同じであること。

 景気の浮き沈みや、政府や地方自治体の指示による浮き沈みにもう翻弄されることなく、自分でやれることはやる。考えつくことは考えつき、新しいものにシフトしたりして、「道を拓ける者は拓く」ということです。

 

今までこの世になかったものをつくり出す。それもいろいろな規制のなかをかいくぐって、どうやってつくり出すか。これができたところだけが生き残り、さらに発展することができるということです。

 また、「異種のアイデアの結合」は非常に大事です。

 

今、必要な「新しい経済学」とは

・企業として生き残る場合は、普通の物売り、商品を売るとか、単なるサービスを売るとか、人手の力を売るとかというだけでなくて、表立ってそれをストレートに出すかどうかは別として、仏法真理のなかに入っているもののなかで、自分のところの仕事に使えるものがあれば、これを取り込んで提供するということが大事だろうと思います。

 

・今やるべきは、やはり「つくり出すこと」です。「新しいものをつくり出す」ということに、みんな頭を巡らせてください。今まで世の中にないものを、そして、すでにあるものであれば、それを結合させて、より仏国土ユートピア建設につながるものをつくり出すこと。そして、信仰心を打ち立てることによって、新しい「信頼の経済学」をつくる必要がある。

 

・「人間不信の経済学」にならない方向に持っていく必要があります。「信仰心に基づく神の子の経済学」であるべきだし、そうした真理価値を含んだ経済活動を増幅していく、増大していくというスタイルでなければ駄目です。

 

コロナ不況下での投資判断の基準について

・【質問】全国の、経営者のみなさまのお声をもとに、一つ、具体的な質問をさせていただければと思います。

このような見通しのなかで、「ピンチをチャンスに変えていく」という意味では、「いかにして、自らの手金、お金を使っていくべきであるのか」を考えなくてはなりませんが、一方では、耐久力というものを維持する意味でも、「ダム経営」ということが大切だと思います。

 

「プラスを増やしてマイナスを減らす」が基本原則

大川隆法;基本は、防衛が大事ですから、普通の給料であれ、ボーナスであれ、あるいは会社の利益であれ、手堅く、蓄えるものは蓄えて、無駄な経費を使わない努力をすることです。

 「プラスを増やしてマイナスを減らす」というのは基本原則なのです。個人においても企業においても、基本原則は一緒です。それについては間違いがありません。

 ただ、こういう乱気流の時代は、“チャンスが生まれる時代”であることも事実であるのです。

 

・ですから、宗教界も今どんどん縮んでいます。公称人数も、どんどんどんどん減っていっています。ものすごく減ってきておりますので、実態はもっと小さいぐらいまで減っていると思います。

 そのなかで、何とか踏みとどまって戦っているとは思うのです。

 

投資をする際の注意点とは

・投資に関してですけれども、「ダム型経営」「ダム経営」を勧めてきたので、当会の大黒天企業というか、応援してくださっている企業群の財務内容を、以前、見せてもらったところ、「一般の企業に比べたら体質がいい」ということはありました。

 借金が比較的少なめで利益率が高く、内部留保を厚めに取っている企業が多いので、こんな時代には間違いなく強いだろうと思います。

 

いつも言っていますけれども、借金が売上の3割を超えたら、異常事態が来たときには倒産するのが普通であるので、3割ラインを超えてはいけないのです

 黒字体質で経営しているところであれば、投資の可能性は、だいたい3分の1ぐらいでしょうか。もし会社で100億円の内部留保があるとしたら、30億か33億ぐらいまでであれば、将来的に発展するために、チャンスがあると見たら投資してもいいのではないかと思います。

 それから、内部留保はそこまではないけれども、借金をしなければ大きくならないような企業もあるだろうと思います。これは、本当に、心を透明にし、神仏に願掛けをして、やるべきでしょう。

 

・15兆も16兆も銀行から借金しながら、「何兆円の利益があがった」と言っているところもあります。

 今はそういうことができる時期ですが、先行きには、やはり怖さはあります。

 

今後の10年は“第二のバブル潰し”がやって来る?

・先ほど「強靭な経営をやらなければいけない」とも言いましたが、もう一つ、いま来ているのは“第二のバブル潰し”だと思ってください。そう思っておくと、いちばん間違いが少ないのです。

「もう経済成長は止まった」と思っていたけれども、「現実にはバブルはたくさんあるのだ」ということです。

 

・これは“バブル潰し”です。もう、これから10年は、「バブル潰しの時代を生きながらそこで経済成長を目指す」ということだと思ってください。「不必要なものは淘汰される。不要なだけでなくて、政策や法律によって淘汰される場合もありえる」ということです。

 

・ですから、「バブルが潰れる時代、バブルを潰そうとする政治圧力がかかる時代を生きなくてはいけないのだ」ということを考えながら生きなくてはいけません。

 

・ですから、基本的な考え方としては、「バブル潰しの時代、バブル崩壊の時代のように、政府や自治体がバブルを潰そうとしているのだ。一定の価値判断というか、方向性はあるけれども、この感染、ウイルスというのを使いながら、バブル潰しをやろうとしているのだ」ということを考えながら、「どうやって、そこに生き筋を見いだすか」ということを考えなくてはなりません。バブル期にはバブル崩壊が起きますけれども、不況期には、松下幸之助さんが言っているとおり、強いところはますます強くなるのです。

 

・そして、投資判断においては、「バブル崩壊時だったら、自分は投資するか。幾らするか』という考え方で判断してください」というふうに答えてください。

 

これから“新しいヒットラー”が現れてくる?

・コロナの流行は続きはしますけれども、実際には、コロナ自体よりも、コロナで怯えることのほうが怖いというか、怯えることで委縮し、いろいろなものが、判断ミスをしたり、やる気がなくなったりすることのほうが、むしろ恐ろしいというふうに私は思っています。

 

・今、“新しいヒットラー”がいくらでも出てこられる状態になろうとしているので、怖いのです。

 

・そういう唯物論無神論の科学主義の国が、後れた宗教をやっている国よりも進んでいて、はるかに人類のためになるというふうな宣伝をしているわけです。国民はすでに洗脳していますけれども。

 これに対する打ち返しとして、信仰深いところは、「信仰の中身」を進化させるために努力をしていったほうがいいと思います。

 

・あとは、「イスラム 対 イスラエル」のところも、最終解決まで何とか持っていきたいと思っておりますけれども、もっと大きいものが今ちょっと出ているから、こちらが先だと思いますが。

 とにかく、同時並行ですが、「唯物論無神論、科学による人類洗脳化計画、侵略計画」のようなことは、断固阻止、粉砕しなければいけないけれども、同時に、後れすぎていて近代化が阻まれているところは、やはり直していく必要があると考えています。

 

「自由の擁護」と「チャンスの平等」のバランス

・これに対しては、確かに、共産主義を取るわけではないけれども、「チャンスの平等」をつくる努力は、同時にしなければいけない。自由を擁護する者は、同時に「チャンスの平等」をつくり出していく努力はしなければいけない。

 

・もちろん、この流れのなかには、ちょっと異端の流れもあるから、全部は肯定できません。全部を崩していくことが、左翼的で、人権擁護だというなら、間違いだと思っています。

 

LGBTの“行きすぎ”に対する警告

・今の札幌地裁的な「憲法14条の平等原則から見たら、男女だけが結婚できるというのはおかしい。男と男、女と女も結婚できて、それこそが平等だ」という考えは、憲法解釈上、やはり誤っていると、私は思っています。ついに裁判官もこのくらいまで“イカれてきたか”と思ってはいるのです。

 

・LGBTについても、しばらく意見は保留しておりましたけれども、どうも先行きはよろしくないという考え方が出てきているし、「心は女だけれども体が男だ」という主張をする人のなかにも、そういう人もいるかもしれないものの、やはり、虚偽、嘘とか、あるいは単なる変態趣味まで入っているので、そこまで擁護しなければいけない理由はないと思います。

 

・それは、女装して、いかにマニキュアを塗って、化粧をして、髪を伸ばして、スカートをはいていても、本人はその権利が欲しいだろうけれども、ほかの女子にとっては、女子トイレに来られたら、やはり恐ろしいものです。

 

・こうしたものには「強度の憑依もある」と私は言っているけれども、それだけではなくて、「“変態”の場合もある」ことはあるので、“変態”でも人間だから擁護はされなければいけない部分はあるものの、やはり、一定以上のことをしたら許されないものもあるとは思います。

 

・そういう例外はたまにあるため、それをいじめすぎてはいけないけれども、ただ、メインリーな権利として確立するのは、後世に憂いを遺すことにはなるのではないかと思うので、このへんについては、何でも流れに身を任せたらいいというわけではないということは言っておきたいのです。

 

・なお、イギリスでも「心が女性だから」と女性刑務所に収容された本来男性だった囚人が、二人の女性囚人をレイプした事件がありました。犯人が前科二犯で性犯罪にもかかわっていたことをもっと考慮すべきでした。

 

バブル潰しの時代を戦い抜く強さを

・それから、感染学者が言っていることが全部正しいわけではありません。

 

・やはり、私は、アルコールは一定の率でコロナウイルス等を殺す力があると思っています。それに、強い菌というのはそんなに多くはないので、言うとしたら、「低い度数のアルコールはあまり飲むな」と言うのはいいと思うし、「飲むなら、マッチを擦ったら火がつくような(アルコール度数が高い)ものを飲め」と言って、そのようにすれば、たぶん菌は死にます。菌は死ぬので、消毒効果はあると思います。

 

・分からない本がいちばん売れているとか言っているので、「ちょっと、みんなの頭はおかしいのではないか」と思うのです。

 「暇潰し」と“頭を破壊する”ための時間潰しはほどほどにして、本当に必要なものをちゃんと読んでいただきたい。

 

・ですから、本当に人々のためになるようなものは広がってほしい。ただ、そんな無駄なものは、このバブル潰しのなかで流れ去っても別に構わないというぐらいの「強さ」は持っていたほうがいいと思います。

 

悪魔の世界一元管理

日本は今、独自のコロナ・パンデミック対抗薬を開発すると同時に、次の第二次生物化学兵器攻撃対策を立てておくことである。

 また、中国のアジア覇権拡張主義は、共産主義革命というよりは、愛国主義ナチズムの登場だと考えるべきだし、北朝鮮核兵器も2030年より前に廃棄させることである。

 悪魔の法治主義や、悪魔の世界一元管理などは絶対に阻止することである。悪魔の帝国への「内政干渉」などは概念としては成り立たず、人間としての救済の責務があるのみである。香港・台湾は助けよ。万一難民が出たら、日本は保護せよ。日本を核攻撃するという国に対しては、万全の備えをせよ。国防をおろそかにする国に、国民は納税の義務はない。神仏を信じる国として自覚を高めるべきである。