日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

イタリアのあちこちの地下や海中の基地で暮らし活動していたかなりの数の宇宙人が、百人を優に超えるイタリア人と定期的にコンタクトを取っていました。(1)

 

 

 

(2022/8/18)

 

 

『スペース・ブラザーズ』

――助けるためにここにいる

グラード・アートセン アルテ   2013/10/1

 

 

 

宇宙政治学

・その時代は、宇宙の兄弟姉妹たちの助けを借りて、世界教師マイトレーヤと知恵の覚者方によって開始されるでしょう。

 

隠蔽から陰謀へ

・1947年7月にアメリカのニューメキシコ州ロズウェル近郊でUFOが墜落した、という報道が当初なされたあと、隠蔽工作が初めて最大限に行われました。

 

隠蔽、陰謀、憶測

・こうしたより広い生命観と意識の進化から見ると、UFOの到来は希望を鼓舞する出来事でしかないことになります。それでは、どうして今日の非常に多くの人々がUFOを脅威と見なしているのか、という疑問が生じるかもしれません。

 

・その一人、ベンジャミン・クレームは最新刊でこう述べています。「アメリカ政府は、他のすべての国の政府と同様に、UFOが存在することを知っています

 

・確かに、このような体験をしたのはアダムスキーだけではありませんでした。イタリア人ジャーナリストのブルーノ・ギバウディは1963年に

、空飛ぶ円盤を目撃したかその写真を撮影したと主張する人々に関するテレビ番組に取り組んでいました。彼はその年のインタビューでこう語っています。これが決して楽な仕事でないのは、「このような体験をしたか写真を撮影し、その後それについて大胆に語った非常に多くの人が職を失ったり、嘲笑や虐待に頻繁にさらされたり、何時間も当局の厳しい尋問を受けたりしたからです。そのため今は、こうしたこと全体に飽き飽きし、再び口を開くのさえ嫌がっています」。結局、この番組は没になりましたが、ギバウディは独自に調査を続けました。

 

・そのようなわけで、UFOについての事実と宇宙からの訪問者の実在が隠蔽され中傷されるようになってから60年間、人体への装置の「埋め込み」「生体実験」「遺伝子採取」「異種交配」を目的とした悪意ある「エイリアン(異星人)」による「アブダクション(誘拐)」、家畜の「ミューティレーション(切断)」から始まり、経済力・財力に富んだ家系の血筋を地球外または在来の変身可能な「レプティリアン」、いわゆる「イルミナティ」(あるいは、お好みの陰謀論に応じて「ネフィリム」「アヌンナキ」)による数千年来の秘密結社にたどることに至るまで、徐々に変遷を遂げてきました。彼らは、自分たちの「新世界秩序」に人類を従わせるために活動しているとされます。一方、太陽系のどこか(月 ⁉ 火星?)に隠れ、地球を乗っ取って独り占めにする機会をうかがっている「離脱文明」を信じる理由がある、と今や真剣に示唆している人もいます――まるで経済力や金融資産がまだグローバルエリート層の手中にないかとように。

 

新世界秩序?

・したがって、現在の世界秩序の構造こそ、過去30年余りにわたって徐々に個人と国家の自由と正義を損ない、国際社会を窮地へと追い込んできたものです。その一方で、極右勢力からの少なくない支持を得て、陰謀家たちはもう一つの成功を収めました。今や(新世界秩序を表す)NWOという文字だけでも、陰謀を信じやすい人々を縮み上がらせるのに十分であるからです。

 

・こうした誤解に沿うように、国際連合機構は、それほど新しくもないこの「新世界秩序」を確立するための、恐ろしい「イルミナティ」の手中にある単なる道具だと非難されてきました。誤った情報を信じる人々の仲間内では、世界のエリート層はこのイルミナティという名称で通っているようですイルミナティは何千年もの間、世界を超秘密主義的かつ絶対的に支配してきたとされていますが、陰謀論を唱える人々は、この陰の実力者からなるエリート集団が、姿を変える「レプティリアン」としての「本当の」形態ではなかったにせよ、非道な活動に関与したことを示す文書証拠の痕跡を発掘したと主張し、彼らを出し抜いてしまった。

 

・要約すると、当初のイルミナティは、当時の専制君主――今日世界を支配している選挙で選出されたわけではない「企業権益」に相当するヨーロッパの歴史上のもの――に取って代わる「哲人王政」を提案しました。ちなみに、不朽の知恵の教えによると、元々の「哲人王政」はアトランティス文明に見られました。

 

こうした知恵の覚者方は、約9万8千年前にアトランティス大陸が最終的に崩壊する最中に辺鄙な山地や砂漠の拠点に撤退したとき、まさしく秘密の一団になりました。彼らは当時も今も「光に照らされた者」であり、すべての時代において、人類が再び進化の大計画に沿って進むよう鼓舞するために、その真っ直中から教師を送り出してきました。同様に、フリーメイソン、あるいは一般に言うフリーメイソンリーは、アトランティス時代に訓練を受けていた知恵の覚者方の弟子のグループの名残です。つまり、本当の「光に照らされた者」も、歴史上のイルミナティも、想像上の「悪魔の双子」の邪悪な計画や、世界の富や資源を支配しようとする企てとは一切関係がないということです。

 

一方、現実には

・これまで見てきたように、多くの人が恐れる陰謀は、地球外生命についての当初の隠蔽の結果として、たいていは人々の想像力の所産であり、部分的には、民衆のニーズに奉仕する代わりに自分自身の限定された自己利益を守ろうとする権力者たちの昔からの現実に根差しています。

 しかし、地球で紡ぎ出されたこれらの陰謀論はますます、いわゆる「エイリアン」の脅威と結び付けられるようになりました。

 

信頼できる目撃者

・そのような遭遇例の一つは、ロシア南部のカルムイク共和国のキルサン・イリュムジーノフ大統領に関係するものです。彼は1997年9月18日に、モスクワのアパートで地球外からの訪問者たちと会い、彼らの宇宙船に乗って何時間も過ごしたと述べました。

 

バチカン関連

バチカンとUFOとのつながりは、最初にイギリスのサン紙で、のちに1958年7月23日にアメリカの新聞で公表されました。世界中で数多くの奇跡や治癒を起こしたとされ、「良き教皇」としても知られるローマ教皇ヨハネ23世は、1960年代に地球外の存在と遭遇していたことが明らかにされました。

 

ちなみに、興味深いことに、ジョージ・アダムスキーはヨーロッパへの最期の講演旅行の間、1963年5月31日に教皇ヨハネ23世と会いました。

 

霊的な視点からの真偽の確認

・このことは、ベンジャミン・クレームによる次の主張を支える十分な根拠となります(彼の仕事は、ヘレナ・ブラヴァツキーが築いた土台と、その土台に関するアリス・ベイリーの著書にある詳細な説明を踏まえたものです)。つまり、宇宙人との本物のコンタクトは常に肯定的な性質のものであり、宇宙的なまどろみからの人類の目覚めを支援するものだ、という主張です。

 

友情により宇宙から

・「本物の地球外パイロットの写真を見てみましょう(1957年にイタリアで撮影)。――実際に見終えるのは、眼鏡をかけ、口はかなり小さく、金属製の襟のついた、柔らかく光沢のある素材でできた宇宙服を着た男性です。謎めいたブレスレットをはめ、(………)腹部に謎めいた装置を付けていることも分かります……」。1963年にイタリアで出版された本の二枚の写真に添えられた文章は、このように始まっています。

 著者は次のように続けています。「誰が、いつ、どのようにしてこの写真を撮ったのか。このパイロットはどこから来たのか。何を食べるのか。何を飲むのか。たばこは吸うのか。どのような性行動をするのか。こうした疑問に対する答えはどうなるのでしょうか。あなたはこれから数年のうちに、少しずつ段階的に、すべてのことを知ることになるでしょう(私自身は、今は明かすことのできない詳細なことを書くことになるでしょう)。差し当たって知っておく必要のあることは、彼らが人間だということです」

 この本の著者は、アルベルト・ペレーゴ(1903~1981)です。彼は世界中の多くの国の領事を務めたイタリア人外交官で、1950~60年代におけるイタリアや世界各地でのUFO目撃の歴史を文書化するのに尽力しました。

 

・2010年11月7日には、名高いアカデミア・ディ・ローマニアにおいて、ジャーナリストのイヴァン・チェチによって書かれた伝記が発行されたほか、「プロジェクト・ペレーゴ」と呼ばれる、地球外生命の存在に関する彼の研究についての包括的なウェブサイトが立ち上げられたことで、彼は復権を果たすことになりました。しかし、このウェブサイトは度重なるハッカー攻撃の標的とされ、長い間オフラインになるなど、すべての人が彼の復権に賛成しているわけではないようです。

 

・パレーゴは、好奇心をかき立てるこの写真の描写を次のように続けています。「彼らが美しいか醜いか、背が高いか低いか、太っているかやせているか、髪は茶色いかブロンドか、というようなことはあまり重要ではありません。彼らは人間であり、私たちの原子力の狂気に直面しても示される寛容と忍耐のゆえに、私たちより優れていることは確かです」

 

・「大気を常に浄化してくれることについて彼らに感謝しなければなりません。彼らがいなければ、大気はすでに、核爆発の残留物によって取り返しがつかないほど汚染されていたでしょう。今まで核戦争を阻止してくれたことについて彼らに感謝しなければなりません

こうした地球外から来たパイロットに会った人々は、彼らの知性、威厳と同情心、特に誠実で利己心のない友情のゆえに、彼らを魅力的だと描写しています。彼らが示すそうした友情は、彼らに会った人々を元気づけています。しかし、もし彼らの写真が新聞で公表されたら、どうなるでしょうか。私たちの愚かな悪意にふさわしい、ばかげたお祭り騒ぎになるでしょう

 アルベルト・ペレーゴは、もちろん、アミチツィア――つまりフレンドシップ(友情)――のケース(事例)に関与した著名なイタリア人の一人でした。

 

・彼がたくさんの情報を実際に持っていたということは、二冊目の本『彼らは異星人だ!』(1958年)に掲載された空飛ぶ円盤の数枚の驚くべき写真にはっきりと示されています。彼の伝記作家であるイヴァン・チェチも、ベレーゴは地下基地や、国際的な危機への介入、さらに彼らの肉体の外観、道徳や倫理の特徴について詳しいことを知っていたと述べています。

 しかし、もっと詳しいことがすでに、ジャーナリストのブルーノ・ギバウディを通して世に出ました。「はい、私は空飛ぶ円盤のパイロットと話をしました、とブルーノ・ギバウディが認める」という見出しのもと、イタリアの週刊誌「レ・オーレ」の1963年1月後半の二つの号にインタビューの内容が掲載されました。

 

・ギバウディは当時イタリアでは有名なジャーナリストであり、テレビやラジオで航空や宇宙旅行について報告していました。長年の間イタリアのアミチツィアにかかわるコンタクトの中心地であったペスカーラ沖で空飛ぶ円盤の一連の写真を撮影するおよそ1年前、彼はUFOを見たことがあると主張する人々についてのテレビ番組を作るよう任命されました。彼が非常に驚いたことに、クレイトンによれば、「彼自身の国に、UFOを見たり、その写真を撮ったり、パイロットに会ったり、着陸した円盤が残した金属やその他の物質の破片を確保したりした大勢の人々がいました

 

・ギバウディはインタビューの中で、宇宙からの訪問者の何人かと面会するように招待されたことを明らかにしました。その際、その面会を調整した人物を含めて、数名の証人が立ち会いました。自分自身の体験から、彼は次のように認めています。人間という形態は「宇宙全体を通して普遍的であり、全般的な調和の一部となっています――しかし、こうした考えは一般に、あり得ないとして地球人によって拒否されてきました。疑いもなく、ほとんどいつもそうであるように、真理はあまりに単純すぎるため受け入れられないのです」。クレイトンはギバウディのインタビューの要約を次のように続けています。「したがって、あらゆる表面的な違いは別として、宇宙の至るところにいる人間は私たちに似ています……彼によると、こうした宇宙からの訪問者は、多くの異なった世界から、この危機の時代に私たちの惑星にやって来ています。(……)

 

・「今起こっていることは要するに、地球人の幼児期の文明がまさに重大な危機を迎えているため、宇宙から来た存在が自分たちのことをもっと私たちに明かそうと用意を整えているということです。したがって、ギバウディは彼らの好意と、私たちを助けたいという彼らの願いを確認しています。(………)彼らのねらいは、核による惨事を阻止することです。彼らは、それが回避できなくなった場合には介入するという強い意図を示した、とギバウディはきっぱりと述べています」

 

・「愛、憎しみ、友情、中世、連帯のような『人間的』な感情が、彼が会った異星人たちに見られたかどうかを次に問われ、ギバウディは力強くこう答えました。『私が彼らに関して体験したことにより、彼らの中には良い感情が途方もなく強い一方、悪い感情はほとんど皆無だと断言することができます』」

 

・ペレーゴ領事は、イタリアでのジョージ・アダムスキーの主要な連絡相手でもありました。彼の名前と住所は、1959年時点での国際的な「知らせる運動(GAP」の各国通信員リストにも見られます。

 

・フレンドシップ・ケースを感動的かつ劇的に再構成した素晴らしいビデオドキュメンタリー「イル・カーソ・アミチツィア」によると、イタリアのあちこちの地下や海中の基地で暮らし活動していたかなりの数の宇宙人が、百人を優に超えるイタリア人と定期的にコンタクトを取っていました。一方で、同じような計画が他のヨーロッパ諸国やシベリア、南アメリカ、オーストラリアでも同時に進行していました。

 

・2003年に亡くなる少し前、著名なイタリア人の心理学者・神学者であったブルーノ・サマチツィアは、宇宙から来たこうした人々との体験を公開する決心をしました。その体験は1956年に始まり、1970年代後半まで続きました。この事例、特に宇宙の兄弟たちに由来する情報は、他のコンタクティーから来る情報と多くの点で著しく類似していますが、関与した人々が宇宙船への乗船に招待されず、むしろ地下基地や水中基地に入ることを許可されたという点で異なっています。

 

・この不思議な体験をしてから数日後、彼らはアスコリオイチェーノの城に行き、そこで次のような声を聞きました。「やあ、友人たちよ、冷静でいてください。というのは、私たちの一人の姿を見せようと思うからです。準備はできていますか。それとも、できていませんか」。宇宙のフレンズ(友人たち)と初めて会ったとき、彼らは感情を高ぶらせました。壁の向う側から一人目、次に二人目が姿を現したからです二人ともイタリア語を話しましたが、一人の身長は2.5メートル以上あり、もう一人は1メートルしかありませんでした。

 

・サマチツィアの話は、ステファノ・ブレッチャの本『数多くのコンタクト』のフレンドシップ・ケースに関するセクションの大部分を構成し、多くの詳しいことを伝えています。関与した何人かの宇宙人の様々な人柄だけでなく、こうした宇宙の兄弟たちが示したユーモアの感覚も見事にとらえています。思いがけずおかしいものになった一つのエピソードが描かれています。友人たちから普段は「ポプラ」と呼ばれていた身長3メートルの地球外生命ディムピエトロが、そろそろサマチツィアの妻のラファエラさんに自己紹介してもよい頃だと判断した時のことです。ラファエラさんが帰宅したとき、彼女はミラノのアパートのキッチンの床にディムピエトロが座っているのを見ました。彼がそうしたのは、自分の背の高さで彼女を怖がらせたくなかったからです。あいにく、人間の姿をした「ポプラ」がキッチンにいるのを見たとき、彼女は怖くなって寝室へと逃げ込み、夫が帰るまで閉じこもっていました。ディムピエトロはイタリア中東部最大の基地の司令官でした。一方、ミラノに近いコモ湖の下や、ボローニャ、ローマ、ペスカーラ、ピネートなどには、より小さな基地がありました。

 

・最初に遭遇したとき、イタリアの友人たちは次のように言われました。「今は人類の歴史において危機の時です。私たちは征服するためにここにいるのではありません。征服すべきものは何もないからです私たちは何世紀にもわたって地球におり、この惑星のあちこちにある秘密基地で暮らしてきました」。そして、人間に比べてかなり倫理的な人生観に関する懸念に応えて、「私たちの善良さと真実は、人間の懸念よりも強いでしょう」と述べました。

 

友情を培う

・ブルーノ・サマチツィアは宇宙人のことを、コンタクトが始まった年を指す「56」という数字と、勝利(Victory)を表す「V」を二つ並べた「W」を組み合わせて「W56」と呼んでいますが、宇宙人は自分たちのことをAkrij(「アウクリー(Aukree)」と発音する)と呼んでいました。興味深いことに、サマチツィアによると、Akrijという語は様々な形で地球の言語に入り込んでいます――それは、サンスクリット語では「聖者」、エジプト語では「神々」、ギリシャ語では「高い場所にいる人々」を意味する一方、アラビア語の似たような言葉は「友人のグループ」と訳すことができます。

 

・作家のステファノ・ブレッチャはこう述べています。彼らの科学は明らかに進歩しているにもかかわらず、「W56は、上の位の存在としては行動しませんでした。それどころか、彼らはとても友好的で、ほとんど兄弟のようでした(そのため、非常に多くの人が独自に彼らに名前を付けました……)」。

 

世界規模の努力

・宇宙人の進歩したテクノロジー、知識、そして偉大なアバターや(ブラヴァツキー夫人のような)高位の弟子の能力を思い出させるような自然法則に対する支配力など多くの詳細は別として、この事例の特筆すべき特徴は、ジョージ・アダムスキーGAP(知らせる運動)と類似していることですGAPは、アダムスキーを通して宇宙の兄弟たちから来る最新情報を、それぞれの国の興味を抱いた人々に転送する連絡協力者の国際的ネットワークのことです。アダムスキーの使命を徹底的に調べてみると、私が最初の著書で明らかにしたように、UFOの到来は単なる一つの出来事ではなく、人類がいのちの霊的現実に目覚め、霊的ハイアラキーの兄たちが日常世界に戻るのを支援するために起きているということが分かります。一方、フレンドシップ・ケースは、アダムスキーGAPが孤立した試みではなく、宇宙の兄弟たちによる持続的な世界規模の努力の一環であるという十分な証拠を提示しています。

 

しかし、残念なことに、年月が経つうちにイタリア人の友人たちの間で不和が生じ、ついにグループは離散しました。それによって、CTRに対抗するW56の能力が弱体化したと考える者もグループの中にはいます。CTRとは、W56の利己的な対抗勢力、「逆の」地球外生命のことで、それほど利他的でない理由のためにここにいる者たちのことです。同じことが、世界中の17のGAP支部にも起こりました。ジョージ・アダムスキーが他界し、彼は忘れ去られるのに最もふさわしい人間だとほとんどの人が感じるほどの人物破壊工作が行われたことにより、GAP支部は衰退していきました。

 

地下基地

地下基地の存在は、1950~60年代には周知の事実ではなかったかもしれませんが、過去数十年間に、UFO活動の目撃に関連して十分に裏づけられてきました。

 

・2005年1月9日付のインディアン・デイリー紙には、「中国、インド両国はヒマラヤ国境地帯の構造プレート奥深くにある地下UFO基地について知っている」と題する記事が掲載されました。その記事によると、ラダック地方の中印国境紛争地域には世界的にも訪れる人が非常に少ない地域の一つであり、合意によりどちらの国でも警備が行われていないが、その両側に住む地元の人々はUFOが地面から上がってくるのを見たと報告しており、インド、中国両政府は地球外生命の地下基地の存在に気づいているといいます。

 

その記事は、きらめく三角形の船がその地域の地下のどこかから現れて、ほぼ垂直に上昇するのは別に珍しいことではない、という地元ガイドの言葉を引用しています。インドの国境警備員は、その地域でこうした光を目撃した好奇心の強い巡礼者から問われ、光る不思議な物体が地下から現れること、そして、誰も近づけるなと命令されていることを認めました。誰にとっても明らかであることをインド政府が隠そうとしていることに地元の人々は驚いている、とその報告には書き加えられました。地元の学校の子どもたちが絵画展に参加したとき、「絵画の半数以上が空中の不思議な物体に関係しており、山から出てくるところを描いたものもあった」とその記事は記録しています。

 

・ベンジャミン・クレームが1959年以来一緒に働いている知恵の覚者は、報道された目撃は本物であり、その地域は長らく火星からの宇宙船の地下基地となってきたことを確認しました。もっと以前の2000年4月にベンジャミン・クレームは、アルゼンチンのコルドバ州とパンパ地方からの似たような報告は本物であると確認しました。村人たちは地球外訪問者のための「着陸台」を話題にし、そうした訪問者と交流していると語っています。

 

・イギリスの研究者ティモシ―・グッドは『エイリアン・ベース――地球外生命との遭遇』という本の中で、ドイツ人ビジネスマン、ルートヴィヒ・パルマンの体験について書いています。パルマンは、ブラジルとペルーの国境地帯にある地球外生命の基地へ連れて行かれたと述べています。

それから2年後、グッド氏は『アンアースリィ・ディスクロージャー』という本で1章を丸ごと費やし、地球上にある地球外生命の基地について書きました。グッド氏はその章の中で、ジョージ・アダムスキーがアラスカのある造船技師から個人的な手紙で告げられたことを次のように紹介しています。「アラスカ州の特定の地域には宇宙船が定期的に着陸しているといいますその無名技師は、身長90センチから約2メートルまである人間型の存在を見たと主張しました。私が『エイリアン・ベース』で明らかにしたように、アダムスキーの主張の多くは却下することができないものです

 

・2010年にパブロ・デッシーは2006年にアルゼンチンのコルドバ地方で撮影されたビデオから取った数枚の驚くべき静止画像を公表しました。彼は、首都ブエノスアイレスの北東にあるオンガミーラ地域でハイキングをしていた一行の中にいました。彼らの一人、モニカ・コルは少し高い場所から近距離で何人かの仲間を撮影していました。彼女が家でその画像を見た時に初めて、明らかに光の階段もしくは出口を通って地下から出てこようとしている、人間の格好をした光が見えました。撮影中、居合わせた人々にはその存在も出口も見えませんでした。読者から質問を受けたベンジャミン・クレームは、その画像が固体の地下構造から出てこようとしている、エーテル体で見える宇宙の兄弟たちの画像であることを確認しました。

 

フレンドシップは続く

・ブルーノ・サマチツィアは、イタリアの友人たちのグループの地球外生命とのコンタクトは1970年代後半まで続いたと述べています。一方、ニコラ・ドゥーバーへの情報提供者は、コンタクトは1990年頃まで続いたと述べています。宇宙人は様々な基地を持ち、複数の「フレンドシップ」計画がヨーロッパ中で進行していたことを考えると、両方とも正しいのかもしれません。1980年のジョルジョ・ディビトントのコンタクト、1981年のマウリッツオ・カヴァーロのコンタクトなど、いくつかの個別のコンタクトの事例がイタリアで発生していましたが、フレンドシップの活動のさらなる証拠が1980年代後半に南アメリカから出てきました。

 

宇宙からのさらなるフレンドシップ

エンリケバリオスの本『アミ 小さな宇宙人』を読むと、同じようなことが関係してきます。この本は、子どものためのおとぎ話に見せかけていますが、生命と宇宙の秘密について説明するものです。それだけでなく、この本を読めば、生命と宇宙の秘密を体験する手助けが得られ、読者は、例えばべートーベンの「歓喜に寄せて」を聞いた時と同じ喜びと一体感を味わうでしょう――この歌も人間の同胞愛を称賛しているのは偶然ではありません。

 バリオスは1985年8月にある経験をし、それを受けてこの本を書きました。彼はその経験について詳細を一切明らかにせず、質問にも答えていません。「子どもの童話のように、おとぎ話のように」書くよう提案されたようです。「そうでないとひとはみな、きみをうそつきか頭がおかしいんだと思うよ」。

 

誤った分割

・私たちはここで、ある漠然とした感傷的な考えとしてではなく、宇宙の接着剤、銀河系同士や地域社会同士を結びつける自然界の力としての「愛」について話しているのだということを再び思い起こすべきです。

 

・宇宙の兄弟たちがこの普遍的な真理、黄金律を是認していることを示す驚くべき事例が、明るい白色のUFOが2011年1月28日未明にエルサレムの「神殿の丘」上空に現れ、少なくとも三人の別々の人によって撮影された時に起こりました。

 

宇宙船内部

・イタリアのフレンドシップ・ケースでは、多くの驚くべき詳細が明らかにされました。何人かのコンタクティーは、宇宙人がどのようにして地下基地を建設するかを描写しました。一定の空間を作りたいところに地球の物質の分子を集積させ、それを圧縮して固い壁にするといいます

 ある巨大な基地が非常に深いところに、大陸プレートの底にあると言われていました。それは地球外生命のヨーロッパ全土での活動拠点であり、主に機械類を収容していました。もっと小さな基地は居住区として使われていました。

 

・ドイツのフレンドシップの主人公「ハンス」によると、ステファノ・ブレッチャの本『数多くのコンタクト』で引用されているように、宇宙人は磁力を用いて、使用する物質のフォースの線が緊密により合わさった構造物を生成します。この手順には「物質を『開く』という特性」が含まれており、物質を横向きに圧縮する、つまり「物質そのものを押しつぶす」ことによって、「桁外れに高い密度の……信じがたい強さを持った」半透明の壁ができます。「このようにして彼らは、周囲のテクトニック構造には明らかに全く損傷を与えずに、基地になり得る空洞を開くことができました。(………)そのような構造物は、それを生成した場が活発である限り安定していました」。単にスイッチを操作するだけで、その領域は元の状態に戻りました。

 

地下基地に入るのは、よほどの体験であったようです。ブルーノ・サマチツィアはこう記しています。「私は自分の足元の地面が震えているように感じ始めました。作動中の空気削岩機の近くにいる時に感じるのと同じ感覚でした。自分たちの下に空っぽの部屋があるのではないか、自分たちの体重で地面が崩落してしまうのではないかと心配でした。しかし、地面はひとりでに開いて、誰かが出てきました。【その人は】彼が昇ってきた穴の中心にある空いた領域へと歩を進めるよう私たちに言いました。そこに落ちてしまうのではないかと心配でしたが、彼は特定の場所に足をのせるように言いました(そこには目に見えるものが何もありませんでした)。足をのせてみると、何らかの目に見えない踏み段が、私がその穴に落ちるのを防いでいるように感じました。それから、この目に見えない床は、垂直な通路の中へと降りていき始めました

 

・著しい類似点が、『天国を越えて――コンタクトの話』の著者マウりッツオ・カヴァーロによる描写に見られます。これは、2005年に海中基地に連れて行かれた体験についての話で、彼はパオラ・ハリスとのインタビューでこう述べています。「私たちが海中のある地点へ行くと、周りの水が渦のように周り始めました。それはハリケーンのように見えたため、もちろん、怖い思いをしました。それから、私たちとボートは下降し始めました。下降している間、辺り一帯に水晶の壁が見えました。水はもう液体ではなく、個体でした。水の壁はトンネルのように硬く、そうした壁が光線のように開く地点まで降りていきました」

 

・サマチツィア、ドイツ版フレンドシップのコンタクティー「ハンス」、そしてカヴァーロは、基地とその入り口を物質的な観点から描写しています――いくつかの基地は確かに、地表の下にある固体物質構造のようです――が、多くのものは実際のところ、エーテル物質構造です。そうした場合には物質を移動させる必要はなく、本章の書き出しで描写されているように、固体物質をただ「曲げる」ことだけが必要となります。

 

・現代の科学で認知されている三つの界層の上に在る界層の存在は、普及の知恵の教えを学ぶ者にとっては新しいことではありません。こうした教えによると、固体、気体、液体の上には四つの物質レベルがあり、これらはエーテル物質界層として知られています。ちょうど氷、水、水蒸気がそれぞれ異なった振動数で振動するのと同じように、四つのエーテル物質レベルの原子はそれぞれ、すぐ下のレベルよりも高い振動数で振動します。

 

濃密な物質形態は、エーテル物質レベルに存在する青写真が凝結したものです。これは、イギリスの生物学者ルパート・シェルドレイクが「形態形成場」という仮説を提示したことから、それほど秘教的な概念ではなくなりました。形態形成場とは一種の記憶バンクのようなもので、自然はそこから様々な固体の物質形態を回復します。また、この仮説により、生命はそれ自体を表現するにあたって、濃密物質形態だけに依存しているわけではないことも理解しやすくなるはずです――生命はエーテル物質形態においても同じくらい十分にそれ自体を表現することができます。様々な教えによると、太陽系内の他の惑星でも実際に、生命はそのように表現されています。

 

・事実、ジョージ・アダムスキーも会っていた火星出身の人物ファーコンによってジョルジョ・ディビトンはこう告げられました。「この宇宙は、あなた方が知っている物質宇宙の向こうに無限の領域を含んでいます。あなた方の科学によって観測される唯一の次元は物質次元です。……宇宙には物質次元だけがあるのではありません。長さ、幅、深さだけでなく、生命の現実のずっと偉大な豊かさをも包含する、超物質次元(複数)があるのです。その結果として、あなた方が後方、前方、上方、下方、内側、外側と呼ぶすべてのものが時代遅れの概念になります。高度な宇宙になればなるほど、その生命力は新しい自由な形態で表現され、意識はますます包括的な見方へと拡大します」

 

この点で、エーテル物質界層という概念は決定的に重要です。ベンジャミン・クレームはこう述べてさえいます。「より繊細で精妙な物質レベルであるエーテル界のエネルギーについての実相を理解しない限りは、UFO現象の理解は始まりませんし、どんなふうにしてミステリーサークルが創造されるかを理解することはできません。これら二つのことは完全に関連しているからです」。しかし、原子の振動率を下げることによって宇宙線が目に見えるようになる、あるいは振動率を元の状態に戻すときに視界から消えるという原理はエンリケバリオスの主人公アミが地球の友だちのペドロに次のように説明している通り、実際のところそれほど理解しがたいことではありません。「自転車の車輪がはやく回転しているとき、スポークは見えないだろう。あれとおなじように、われわれはこの円盤の分子がはやく動くようにするんだ

 

・実際、クレームはこう述べています。「大型船(6キロの長さのものまであります)の多くは母船や、実験を行う船なのです」

 人々を不安に陥れようとする集団的自衛権は、宇宙の訪問者たちが遺伝子採取、異種交配、装置の埋め込みなどの残虐行為を行っているとして非難しますが、宇宙の訪問者たちがエーテル物質で存在しているという事実は、そうした残虐行為のために誰かが誘拐されるという可能性を排除します。ベンジャミン・クレームはこう述べています。「肉体のまま宇宙船に連れて行かれる人はおりません。それは不可能です。こうした宇宙船は固体物質ではありません。宇宙船に連れて行かれるには、濃密な肉体から離れてエーテル体で宇宙船に行かねばなりません。宇宙船自体がエーテルだからです。それは物質ではありますが、エーテル物質なのです

 

宇宙旅行

アダムスキーは、「驚異の大母船内部」を書いたとき、宇宙人が宇宙旅行のために用いるこの無制限のフリーエネルギーの源についてほのめかしました。「径約60センチの柱が1本、ドームの天井から床の中心を下方へ伸びている。後に聞いたところにやれば、これは円盤の磁気柱で、これによって“自然力”を利用しながら推進するとのことだ」。火星人のファーコンはこう説明します。「この円柱の頂上は普通はプラスになっており、ごらんのように床を突き抜けている下部はマイナスになっているのです。しかし必要なときにはボタンを押すだけで両極を逆にすることができます」。のちに、1958年に、アダムスキーはこう付け加えました。「彼らの宇宙船のパワーは宇宙空間から吸い寄せられるということで、これは私たちが肉体を生かしつづけるために呼吸をするのと同様です。………大自然と調和して生きている別な惑星から来る人々は、このエネルギーを利用する方法を学んでいます。しかし地球人は互いに敵対し合っているので、彼らはそのプロセスの詳細を私に説明しませんでした」

 

・同じ考えがオルフェオ・アンゲルッチ著『円盤の秘密』の中にも見られます。「………円盤は、あらゆる場所にある磁力を引き出すことによって動力を供給され、制御されていました。このようにして、円盤の活性化された微粒子は、全宇宙に内在するエネルギーを取り入れ、変換しました」。一方、作家のティモシー・グッドは『アンアースリィ・ディスクロージャー』の中でこう記しています。あるアメリカ空軍将校によると、地球外からの船は「地球の磁場を利用しつつ、一種の電磁気的な推進力を使っている」と。

 しかし、惑星間を移動するのに、実際の推進力は全く必要でないようです。アダムスキーはこう告げられました。「私たちのスピ―ドという意味は地球のそれとは全然違います。宇宙船が出発しますと、そのスピ―ドは宇宙の活動と等しくなるのです!飛行機のように人工的に推進されないで、宇宙船は“宇宙の流れに乗る”のです」。「空飛ぶ円盤」という用語に関して、アダムスキーはこう告げられます。「私たちは地球人が言っているように“飛ぶ”のではありません。機械的な方法によって引力を無効にしてしまうのです。あなたがそれを“無重力”と表現しています。………だから私たちの宇宙船は進行方向に急角度で方向転換したり、地球の飛行家や科学者たちを不思議がらせるようなスピ―ドで動いたりできるわけです

 

・宇宙人のコンタクトの相手からエンリケバリオスに対しては、これは「慣性をうち消してしまう」と説明されています。バリオスはアミにこう語らせています。「われわれは、ふつう“飛行”ということはしない」。「時間空間の収縮やゆがみ」を通して「より適切には。“位置する”と言ったほうがいい」。ただし、宇宙の広大な距離を移動することについて、ベンジャミン・クレームはこう述べています。「空間と時間が“一緒になる”のではなく、実際には、高次のレベルでは時間も空間も存在しません。それらは幻想です。空間の支配者である方々(宇宙の兄弟たち)は、私たちから考えれば、数秒の“時間”の間に膨大な“距離”を移動することができます

 

核からの脱却

・『ジョージ・アダムスキー ――不朽の叡智に照らして』で示されたように、核分裂技術が発見され、核爆発や核実験が行われるようになって以来、核実験や原子力発電所によって大気中に放出された放射能を中和するために、宇宙人たちは最大限のことを行ってきましたアダムスキーによると、彼らの介入がないならば、「現在よりももっと多くの放射能が広がるでしょう」。一方、ベンジャミン・クレームは、科学者たちは放射能エーテル界層に引き起こす損害を測る機器を持っていないと述べ、それを「かつて地球上で起こった最も致命的なエネルギーの放出」と呼んでいます。それは肉体の免疫システムを弱体化させ、「アルツハイマー病の増加、記憶力の減退、方向感覚の喪失、そして人体の防御システムの全身的な崩壊を引き起こします

 

テクノロジーの共有

・ポール・ヘリヤーは自著『トンネルの向うに見えた光――人類のための生存計画』の中で、2009年のコペンハーゲン気候サミットの成果を効果的でないとして切り捨てる一方、クリーンで安全なエネルギーへの移行に役立つ利用可能な地球外テクノロジーの開示を要求しました。

 

・ベンジャミン・クレームによると、「彼ら【宇宙の兄弟たち】がロシアやアメリカの科学者と共にある程度働いているのは事実です。彼らは科学者たちに印象づけを行い、また研究室で共に働くという両方の仕事をやっています」。クレームは、地球外生命の協力によって開発されたテクノロジーの一例として、「地球上のすべての動きを監視するための」テクノロジーについて記しました。それは明らかに、1980年代におけるロシア人とアメリカ人による大規模な軍縮の呼びかけの背後にあった理由でした。

 

テクノロジーと認識

・ベンジャミン・クレームによると、「テクノロジーは人間活動の結果です。すべての進化における前進は、テクノロジーに前進を伴います。私たちの現在のテクノロジーは、(………)秘教の観点からは、螺旋のより高い曲がり目におけるアトランティスの魔術です」。

 

ディスクロージャー ――すべては大計画に沿って進む

・もしも地球外生命つまり宇宙人との遭遇がいつも肯定的な性質のものであり、誘拐しているのではなく人々を宇宙船への乗船に招待しているのであり、不快な実験も行われていないとすれば、「否定的な」ETについての話には全く真実性がないのでしょうか。

 確かに、ジョージ・アダムスキーがコンタクトした宇宙人は、「どん欲になって他人に権力をふるっている」人々は他の世界でも見られることを確認しました。さらに、ルウ・チンスタークによると、アダムスキーは、太陽系には「私たちに対して友好的でない惑星が三つある」とも述べました。アダムスキーは1963年12月の会報で、この表明について次のように説明しました。「最近、いくつかの金星の宇宙船が敵意ある宇宙の旅行者によって攻撃されました。しかし、彼らの宇宙船の装備の一部であるはねのける光線を使ったことにより、敵意ある者たちの宇宙船は損傷を受けましたが、人命が失われることはありませんでした」。

 

・それでも、サマチツィアは、「コントラリアン(反対意見を持つ)」地球外生命、いわゆるCTRのグループに言及しています。彼らは人類の福祉よりも自分たちのことを気にかけ、イタリア人のコンタクティーたちが「W56」と呼ぶグループと張り合っているように思えます。サマチツィアによると、CTRは「科学だけを崇拝し、そのため、非常に(冷たい心をしています)………。彼らは一種の『科学倫理』を持っています」。

 

法と秩序

・しかし、これは、誰もが私たちの惑星に来て、この場所を荒らし回ることができるという意味ではありません。ベンジャミン・クレームによると、「この太陽系システムにおけるすべての惑星のすべてのハイアラキーはお互いに連絡し合っており、地球外的意味で起こるすべての出来事は法の下に起こります」。彼はまさしくこう述べています。すべての惑星は「異なった段階にある生命であふれています。私たちは中間の段階にいます。金星はこの惑星と比較すると信じられないほど進化しており、木星、水星、土星や他の惑星にしてもそうです。彼らが私たちに実験を行う必要など全くないのです。彼らは知っています」。さらに、「実際、すべての惑星を代表する惑星間の議会のようなものが存在するのです。宇宙の兄弟たちは、地球人が自らの無知によって引き起こした困難を克服するのを援助するためにここにいるのであり、マイトレーヤや私たちの霊的ハイアラキー全体と共に救済の仕事をしています

 

惑星的変化

・何年も経ってから、ベンジャミン・クレームはこう表明しました。「『宇宙の兄弟たち』は(………)主に火星と金星から来ますが、木星、水星および他の惑星からも来ます。彼らは地球の周りに光の輪をつくって、地球の回転が地軸からズレないように守っています。それは少しだけ地軸からズレているのですが、この輪のおかげで、カルマの制限以内で、多くの破局の予言者たちが予測している地軸のシフトが防がれているのです。それが起こることはないでしょう。(………)光の輪を誰も動かすことはできません。彼らの援助なしには、この惑星はおそらく混沌の中にあったことでしょう」。彼はのちに、この光の輪が1979年に地球の周りに置かれたことを付け加えました。

 

・実際、ベンジャミン・クレームはまさしく最初の本で、UFO到来の究極的な理由をすでに挙げていました。「………基本的に、霊的使命を持ってここにおります。その使命の一部は、光の勢力がエネルギー的に均衡を回復するまで、この惑星が損なわれないように保っておくことです。これは成就されました。1956年から1959年の間に、この世界は岐路に立った時期がありました。地球の将来が、かかっていました。ハイアラキーによって、そして高度な惑星、特に火星と金星のハイアラキーによって、この惑星を爆発させるようなところまで高まっていた悪を抹殺するために、あらゆる努力がなされました宝瓶宮の霊的時代の幕開けを阻み、ハイアラキーの外的顕現と、キリストの再臨を阻むための、悪の勢力の最期の努力でした」

 

意識のつながり

・ジョルジュ・ディビトントは母船を訪問した際に、母船の人々がいかに熱心に、彼とその仲間が三界(物質的、情緒的、メンタル的表現の階層)における私たちの生命のエネルギー的・霊的基盤を理解することを望んでいたかを描写しています。ディビトントはまた、彼らが肉体のエーテル対応物をどのように見せられたかも描写しています。「三人の衣服は、淡い色が混じり合ったものの中に溶解するように見えました。それから再編成され、やがて、同じ男性、女性、子どもであるけれども以前とは同じでない、きちんと服を着た三人の人物を見ることができました。肉体の色調は今や、きらきらと光る青色の特質を帯びているように見えました。まるで、光り輝く内側の光源によって照らされているかのようでした。体は以前より何となく軽くなったように思えました。まるで二つの体が重なり合っているかのようでした。私たちは、三人それぞれの別個の体をはっきりと見分けることができましたが、それらは一つのように見えました」

 

・こうした大いに拡大した生命観についての更なる証言は、メキシコ人コンタクティ、カルロス・ディアズによって提供されました。地球外生体とのコンタクトは1981年1月に始まりました。雑誌関係の業務のためメキシコシティー近郊のアフスコ公園にいたとき、彼は車から30メートルのところに大きな卵型をしたオレンジ色のUFOを見て、それを写真に収めました。同年3月になって初めて、彼が描写するには「人間のように見える地球外生命」からコンタクトを受け、それは今まで続いているといいます。ディアズ氏はそうしたコンタクトを通して、すべてのいのちがつながり合っているという認識と、環境を保護する必要性を吹き込まれたと述べています。

 

希望の宣言

・同時に、大衆から隠してきた情報について各国政府が声明を出すならば、ベンジャミン・クレームの言葉を借りれば、各国政府が「政治的な自殺行為をする」ことになるのは明らかです。しかしながら、各方面から、現代は他に類を見ない時代であるという明確な指摘がなされています。

 

・デスモンド・レスリーは1958年の小説『驚異のルッターワース氏』の中で、これが起こるかもしれない一つの方法について創作的な説明をしています。その話は、主人公である一人の宇宙の兄弟(スぺース・ブラザーズ)が、地球上のどの個人や企業、国家も独占できないように無尽蔵で無料のクリーンエネルギーへの鍵となるものを世界のすべての国に配布することによって、「壮麗な時代」の幕開けをする劇的なシーンで終わります。宇宙の兄弟はその時、国連総会の全出席者をメンタル的にオーバーシャドウし、次のメッセージを伝えます。「この力は地球を変えてしまうでしょう。小さな集団的自衛権や個人が、大衆のお腹を空かせておくことで大衆を支配することはもうできなくなるでしょう。飢えや欠乏や寒さはなくなるでしょう。やがて、病気もなくなるでしょう。人間が絶えず自然と闘うのではなく、自然と調和して生きるようになるにつれて、人間は病気の原因を取り除くことになるからです

 小説として出版されたとはいえ、この話はジョージ・アダムスキーの使命を基にしており、話の75パーセントはノンフィクションだと著者がのちに語ったことを覚えておくべきです。

 

<エピローグ>

陰謀論は、初期のコンタクティーが報告した体験や事実を効果的に否定したため、批判的思考は今や大体において陰謀論思考になっています。しかし、単なるそうした争いならまだしも、離脱文明に想像を巡らすあまり、身近にある実際の課題から目を逸らすならば、物質性の勢力が情報戦に勝利することを許すことになるでしょう。そうした課題は人間が作り出したものであり、人類が一つであることを理解し、その事実に基づいて行動する能力に欠けている結果です。

エネルギーは思考に従う」ということに、今や多くの人が気づいています。

 

訳者あとがき

この本は、要人や当局者を含む多くの人物の証言を元に、UFOとスぺース・ブラザーズ(宇宙の兄弟たち)は恐ろしい存在ではなく、人類を助けるために地球を訪問していることを実証しています。

 著者のデラード・アートセン氏は、散逸し忘れられていた情報を発掘するとともに、最近明るみに出た情報もあわせて提示するなど、UFO関連の様々な情報を統合したうえで結論を導き出しています。

 

アートセン氏は、UFOと宇宙の兄弟たちについての探究は自らの「好奇心」によるものだと語っていましたが、本書に凝縮されたこの分野における彼の業績は、オランダ人の合理主義という伝統や、未知のものを究明し新しい時代を切り開こうとする精神につらなっていると思わずにいられません。

 

 

 

 

 

(2016/11/8)

 

 

 

『日本人だけが知らないこの国の重大な真実』

闇の世界金融の日本占領政策

鈴木啓功  イーストプレス  2016/3/6

 

 

 

 

<幕末・明治維新の時代から「謀略の地下水脈」が存在する>

・前章では「世界の奥の院」である「地球支配階級の全貌」を提示した。その中核は「欧州ロスチャイルド家に代表されるユダヤ国際金融資本家」だ。彼らが現代世界情勢を動かしている。

 

<■構造=世界の奥の院(地球支配階級)→日本国の奥の院(日本国支配階級)>

・だがマスコミは両者の存在についてはなにも伝えない。

 

・先に結論を言うならば、幕末・明治維新の時代から、日本国は「彼ら」(欧州ロスチャイルド家)に操縦されてきた。日本国民は「歴史は勝手に動いている」「日本国の歴史は日本国民が築いてきた」と信じている。だが真実はそうではない。本書の立場から「歴史の真実」を言うならば、日本国の幕末、明治、大正、昭和、平成の歴史は「操縦された歴史」なのだ。

 

<■真実=幕末、明治、大正、昭和、平成の歴史は「操縦された歴史」である>

・幕末・明治維新の背後には「欧州ロスチャイルド家」が存在した。坂本龍馬に代表される江戸幕末の志士たちは「彼らの手先」(彼らに使われた道具)だったのだ。

 

現代日本国は「田布施の人脈」が動かしている>

・戦後日本国(現代日本国)には「岸信介から安倍晋三に至る血脈のライン」が存在する。岸信介安倍晋三の背後人脈はいかなるものか。

 先に結論を言うならば、彼らの背後には(幕末・明治維新以降の日本国を動かした)「謀略の地下水脈」が存在するのだ。だが日本国民はそのことをなにも知らされていないのだ。

 

<■透視=岸信介から安倍晋三に至る血脈の背後に「謀略の地下水脈」が存在する>

・本書ではその「謀略の地下水脈」を「田布施(たぶせ)の人脈」と表記する。

 

<■警告=日本国民は「田布施の秘密」(謀略の地下水脈)を透視すべし>

・先に結論を言うならば、幕末・明治維新以降の日本国は「田布施の人脈」が動かしてきた。そしてそれは「現代日本国首相・安倍晋三」に至るまで続くのだ。

 

安倍晋三は「田布施の悪魔集団」に連なる血脈>

・多くの日本国民は「幕末・明治維新の時代」を(坂本龍馬に代表される)「幕末の志士たちが大活躍した時代」と信じている。だがそれは「奴隷集団の童話」にすぎない。

 幕末の志士たちの背後には「地球支配階級=欧州ロスチャイルド家」が存在した。彼らは幕府側と倒幕側を操って「明治維新」を実現した。幕末・明治維新は「操られた歴史」なのだ。

 18世紀、欧州世界でフランス革命を勃発させた欧州ロスチャイルド家は、19世紀には、日本列島で「幕末・明治維新」を実現させた。彼らの手先になったのは(その中核は)「長州藩田布施の忍者集団」だった。田布施の忍者集団には木戸孝允伊藤博文が存在する。

 

田布施の忍者集団(悪魔集団)は日本国を支配するために各地で暗殺を繰り返した。幕末時代には孝明天皇とその親王が暗殺された。その主犯は(明治時代に日本国初の内閣総理大臣となった)「伊藤博文」だった。日本国は「暗殺犯」が「内閣総理大臣となる国家」なのである。

 明治天皇は「すり替えられた天皇(正体=大室寅之祐)だった。そして彼を「田布施の悪魔集団」が操った。そしてふつうの日本国民は「明治天皇」に絶対忠誠を要求された。

 結局、明治=大日本帝国は、どのような「支配構造」(操縦構造)だったか。

 

<■大日本帝国田布施の悪魔集団→明治天皇→ふつうの日本国民>

田布施の悪魔集団の背後に「地球支配階級=欧州ロスチャイルド家」が存在したことは言うまでもない。田布施の悪魔集団は「地球支配階級の手先」として日本国民を弾圧する。

 現代世界(近未来世界)に生きる日本国民は「右の構造」を完全に透視するべきだ。なぜなら、今の日本国首相・安倍晋三は、「田布施の悪魔集団」に連なる血脈だからである。

 

・日米戦争の根本的真因は「増長した悪魔(田布施の悪魔集団)が『親分』(地球支配階級)に逆らったので」→「徹底的に罰せられた」ということだ。

 

大室寅之祐が生まれた「田布施」の秘密>

明治天皇大室寅之祐は、長州藩山口県)の「田布施」(周防国熊毛郡麻郷村=現在の山口県稲毛郡田布施町)という地で生まれた。ここは暗殺者である木戸孝允伊藤博文が生まれた場所でもある。

 正確には木戸孝允は「隣国」(長門国萩城下呉服町=現在の山口県萩市呉服町)、伊藤博文は「隣村」(熊毛郡束荷村=現在の山口県光市束荷)の出身だ。だが両者の関係は先に述べた通りである(上忍、下忍)。また伊藤博文は(大室寅之祐を監視、育成するために)「田布施の大室家」に日参していた。少年時代、伊藤博文大室寅之祐は「親分、子分の関係」だった(伊藤博文は力士隊の隊長、大室寅之祐は力士隊の隊員。二人は相撲を取って遊んでいた)。

 右のような経緯と彼らの親密な関係を含め、ここでは彼ら全員を「田布施出身者」(関係者)と表記しておく。

 

<マスコミは「悪魔の手先」となっている>

電通は「米国CIA」の別動隊>

電通は「日本国最大の広告代理店」である。

 

・では米国は「電通」(米国CIAの別動隊)を使っていったいなにがしたいのか。彼らの目的はなにか。それは「日本国民の精神を徹底的に『破壊』すること」なのである。

 

・真面目な日本国民は「まさか」と言うかもしれないが、そのような真面目な人こそは(電通の広告に洗脳されて)「自らの精神が『破壊』されている」のである。余談になるが述べておく。

 近年の日本国では「AKB48」という「女性アイドル・グループ」が存在する。あれが、「メイド・イン・電通」であることは「業界人の常識」だ。

 最近では「AKB48のメンバーと電通社員のふしだらな写真」が流出して(「週刊文春」2015年4月9日号)、世間を騒がせたりもしているが、存在の起点を知れば不思議はない。本書の立場からは「悪魔が『日本人乙女』を食い物にしている」というだけだ。

 

電通は「裸踊り」で仕事を取ってくる>

・クリエイティブディレクター、CMプランナーの岡康道(TUGBOAT代表)は、大学卒業後、電通に入社した。理由は「給料がよかった」からである。彼の言葉を引用する。

 

・では「電通の営業」とはいかなるものか、本書の立場からは「最低の仕事」である。

 

――ところが、広告会社の営業は異常とも言えるほど大変な職種でした。今の若い人には想像ができないかもしれませんが、得意先の接待は週に何度もあり、裸にネクタイで踊る余興など日常茶飯事。僕は酒が飲めなかったのでいつもシラフでやりましたよ(笑)。週末は、やはり得意先の引っ越しなど個人的な用事に駆り出され、「おい、トラックで来いよ、燃えないゴミがかなり出るからな」と廃棄物の処理までやらされました。同業者に仕事を取られるくらいならどんなことでもしろと言われましたからね。

 

・新聞やテレビなどのマスコミは「広告」で飯を食っている。その広告の大半を扱っているのが「電通」だ。その意味で電通は、マスコミの「影の支配者」なのだ。

 だがその電通の現場はどのようなものか。得意先を前にしての「裸踊り」や「引っ越しの手伝い」だ。端的に言えば「電通は『裸踊り』で仕事を取ってくる」――。

 こうして電通の営業が取ってきた仕事が、制作に回る。そしてそこで制作されたCMがテレビ電波で放送され、私たちはそれを見る。

 

<■透視=電通が「日本国の若者集団」を「殺しにかかっている」>

・現代世界に生きる日本国の若者は(生まれたときから)「電通の営業が『裸踊り』をして取ってきた仕事の結果である『広告』を見せられて育ってきた」のだ。その大半は「愚にもつかない代物」だ。これは「洗脳社会」「洗脳文化」「悲惨な文化」と言うしかない。そういうことであるならば(日本国の若者の意識の中で)「戦う意志が消滅する」のは「当然」だ。

 

・だがそのような若者に対しても、本書の立場からは述べておかなければならない。それは次のことである――。右の記事にあるように(自分らの調査結果を土台に)電通は「老後に不安を抱える若者が増えていることが背景にある」と分析する。だが本書の立場から言うならば、現代世界に生きる日本国の若者に「老後」などは存在しない。なぜならば、私たちふつうの日本国民は「戦争で殺されるから」である。近未来には「1億総皆殺しの時代」が待っている。

 

 

 

『マインドコントロール

池田整治     ビジネス社 2015/4/10

 

 

 

<なぜ優秀な連中が、カルトの手中に落ちたのか?>

 話をオウム事件に戻そう。

 私が上九一色村のオウム施設に入ってまず驚いたのは、サリン製造用の大プラントの規模だった。化学専門の幹部によると、狂信的な信者だけで作れるような代物ではないとのこと。海外の軍事関係者の本格的な支援がなければとてもできない、と確信した。この時点で、北朝鮮軍やロシア軍との関係が噂されていたが、オウムのような新興の、つまり外国とのつながりの薄い宗教団体が、軍という国家レベルと直接交流するのは通常考えられない。当然、双方に共通の接点のある仲介組織や団体が想定された。あるいはオウムという教団自体が、そうした組織に操られていたとも考えられる。

 何よりも恐怖を感じたのは、一流大学や大学院卒の優秀な若者たちを、このような狂気の集団へと帰依させ、自由に操ったマインドコントロールの巧妙さだった。

 

<世紀の茶番劇だった「東京裁判」>

・現在でも国際法上、国の交戦権、つまり戦争が認められている中で、戦争遂行という国事行為で個人が責任を問われることはない。残念ながら戦後60年以上経っても、地球上から戦争がなくなることはないが、この間に国が戦争を始めたことで個人が国際裁判にかけられた戦争がなくなることはないが、この間に国が戦争を始めたことで個人が国際裁判にかけられたことは一例もない。この東京裁判が最初で最後である。

 

アメリカは金融寡頭制、個人競争社会、情報独占という視点で見よ>

・ここでは、アメリカ社会の特徴を端的に、「金融寡頭体制(金融支配体制)」「個人競争社会」「情報独占」というキーワードで説明してみたい。

 アメリカの意志決定は、表向きの自由選挙で選ばれた合衆国大統領が行なっているように見えるが、実際はイルミナティ、あるいは300人委員会と呼ばれる厳然たる裏の統治機構が行なっている。彼らは33段階の階級構造となっていて、文字通りアメリカを裏から自由自在に動かす。彼ら自身、絶対に矢面に立つことはない。実業界、例えばその中のマスコミ業界も彼らの広報部に過ぎない。

 彼らは複雑な選挙制度を作り、後継者を立て、意に適った大統領を選び、あたかも国民全員が選んだかのように選挙戦をショーアップする。バラク・オバマ大統領も彼らが選んだ。ある意味、坂本龍馬と同じである。大統領スタッフの出身母体を分析すれば、世界金融支配体制が次にどの分野で儲けようとしているのか、ほぼ予測がつく。

 つまりアメリカ社会は、最深部に絶対権力を持つ①イルミナティ等寡頭体制があり、その彼らから指示を受けて②公的に統治する機構、そしてそういう機構自体さえ知らない③一般大衆層の三重構造となっている。その経済的な状況証拠が、アメリカのトップ1%の所有する富が全米資産の60%にも及ぶという事実だ。

 

・「個人競争社会」というのは、個人の自由を極端に最高の行動規範とした結果である。いかにより多く、他人より稼ぐか。つまりエゴが個人の道徳基準となり、やがて弱肉強食の競争社会に堕し、「自分だけ」「今だけ」「お金だけ」が思考の基準となり、自然との調和、地域社会における責任感は徐々に麻痺してしまう。

 彼らの社会は、生まれたときから「競争」「コンテスト」の世界であり、心的癒しや共生・協調とは正反対の世界である。

 

・インターネットに流れる情報も、米国内の巨大コンピュータで蓄積・分析される。アメリカの真の強さは、こうした情報独占という面にある。その意味で、アメリカの絶対優位は当分ゆるぎないともいわれる。

 

 

 

『マインドコントロール 2』

 今そこにある情報汚染

池田整治  ビジネス社   2011/3/5

 

 

 

・一連のテロ工作を指揮・実行した米軍部隊は、同じ米軍でも拙著『マインドコントロール』(ビジネス社刊)で指摘した5段階の社会層のうち、トップの「決して表に出ることなく、世界を裏から動かしている真の支配者グループ=世界金融支配体制」が指揮する軍である。

 

・兵器自体が違う。表の軍の兵器は地球に限定された16世紀の古い固定観念であるニュートン力学に基づく兵器体系だが、実行部隊である裏の軍の兵器は、宇宙本来の電磁力の物理法則に基づいて作られている。

 米大統領でさえ政府施設内を自由に動けるわけではない。

 ある場所に行けば、ガードに立っている軍人から「ここから先は大統領といえどもお通しできません。場合によっては射殺します」と警告を受ける。自由国家群の騎手であるはずの米国のこのような闇の真実や秘密を、果敢に真の愛国心から国民に公にしようとしたケネディ大統領は、その演説の直前に公衆の面前で射殺された。暗殺の真実さえいまだ公表されない。

 つまり米大統領は、5段階の社会層のうち2番目の「真の支配者グループから直接指示を受け、表の世界の実際に働く権力者グループ」に過ぎないのだ。現在のオバマ大統領も彼らの操り人形である。オバマはやがて、経済上の国家破綻の責任を一身に背負わされ、悲劇的な退陣へと追い込まれるだろう。その後米国は、高度な軍事優先・専制国家体制化、つまり彼らの言うところの「世界統一政府」を目指すのだろうか。

 

<地球文明が次元進化することを手伝おうとする惑星間兄弟>

・我々が命の糧とする光や熱も、もともとは強力なプラズマ流、すなわち宇宙エネルギーの一部である。私たちは宇宙エネルギーの力で誕生し、生きているのだ。

 

・我々には素晴らしい惑星間兄弟がいる。

 宇宙はフラクタル構造と言ったが、地球に地球人が住んでいるように、火星には火星人、近世には金星人が住んでいる。そう書くと、こいつは頭がどうかしているのかと思われる方がいるかもしれないが、これは事実である。

 私との共著者(『転生会議』)である光明氏も魂との会話でそれらを確認し、私自身も過去に金星に生きていた人を存じ上げている。火星人、金星人といっても、太陽系内は同じ人類であるが、彼らのほうが数千年以上も文明が進んでいることも事実だ。

 

・金星は5次元世界にまで進化している。

いわゆる聖人的な人々であり、肉体も半物質・半霊体のようだ。会話もテレパシーによるものだ。その金星から地球が進化するために、3000人ほどが地球人の3次元レベルの肉体にまで自らを落とし込んで、手助けに来てくれている。これはありがたいことだ。

 地球が今回、高度プラズマ帯に入るということを、彼らは喜んでいる。それをチャンスと考え、地球が3次元から5次元に進化するために、兄弟星である地球文明を手伝いに来ているのだ。

 ちなみに火星の大気は地球の70パーセント、つまり地上高度2000メートルの層だ。ペルーのマチュ・ピチュ文明、日本の白山文明等、古代に宇宙からやって来たという伝承、言い伝え等も、彼らにとって、その高度が地球で最も住みやすい環境だったからかもしれない。

 

 

 

『アプ星で見て、知って、体験したこと』①

ヴラド・カペタノヴィッチ  ヒカルランド  2012/9/26

 

 

 

<地球に居るアプ星人たち>

・「現在、地球にアプ星人はいるの?」

「もちろんだよ、イヴァンカ。僕たちは助けを必要とする者たちをサポートするため、宇宙中に散らばっているんだ。なぜって、これが僕たちの責務であり、生まれながらにして負っている陽性の使命だからだよ。これこそが、僕たちの存在理由なんだ」

 

・「そうだよ、メイは何年も前から既に地球にいる。地球人として生まれているんだ。たぶん今世紀半ばには、大きな進展をもたらすはずだよ。彼の陽性の助けを得て、地球のある地域は称賛すべき抜本的改革を成し遂げることになる。

 一方ザイは今、ピー星にいる。20世紀半ば頃に、彼も再び地球人として生まれることになるかもしれない。地球人を精神的苦悩から救い出すためにね。その時、もし地球人が自ら開発した爆弾でまだ自滅していなければ、21世紀には、地球で大規模な陽性の改革が行われるだろうよ」

 

・「地球はアプ星の一部だったと、さっき言ったわよね。なら、男女共々、あなたたちが地球に連れてきたの?」

「ああ、アプ星から分離してずいぶんと後のことになるけどね。君たち地球人は、僕たちの一部なんだよ。先程も言ったとおり、地球は僕たちの星だった。僕たちは何回か地球入植を行なった。アプ星の爆発後、僕たちは超光速のスペースシップを完成させるまでに、何十万年もの歳月を費やしたんだ。そうなるまでは、宇宙旅行と言えば、僕たちの銀河内の惑星訪問に限られていたうえに、何百年もかけて旅行していたんだよ。

 けれど、一旦こうした問題が解決されると、他の惑星へのサポートも増えた。ザイが物質の<分解>と<融合>の技術を完成させてからは、思考速度で宇宙旅行をすることさえ可能になったしね。こうして、地球人への援助は格段に強化されたんだよ。

 事実、ザイが二度目の地球滞在から戻ってきて以来、アプ星人は地球とこの星の間をひっきりなしに行き来している。その大多数が、地球の人間として社会に溶け込むために赴く一方、他のアプ星人、要するに僕のような者は、地球に行って問題点を観察し、ここに戻ってくるんだ。その後、問題の解決策を練って、再び地球に戻り地球人を助けるんだよ」。

 

 

 

『銀河間トラベラー「アプ星人」との170時間』

ヴラド・カペタノヴィッチ   徳間書店  2010/6/30

 

 

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           

<兄弟愛から地球を訪れるアプ星人との出会い>

・二人とも、なで肩で背が高く均整のとれた体つき。着ているものといえば、体にぴったりと密着した、奇妙な色の極薄ニット・ウエア。なんだか、アザラシの濡れた肌のような風合いです。巨大なレンズ豆に似た堕円形の物体、マシン。

 

<長身のアプ星人には、全民族の特徴の融合が見られる>

・彼らは長身でした。ですが、背丈からどこの民族かを特定することはできません。唯一の特徴といえば、なで肩と大変均整のとれた体つきです。彼らは、地球上の全民族の特徴が融合されたようなルックスだといえました。

 

・顔の形はアラブ人に似ていましたし、目はモンゴル人です。鼻はスカンジナビア風で、顎はインド人のような印象を与えました。また、肌の色は明るいバラ色です。

 

<銀河系外にあるアプ星>

・「数十億年前に、アプ星人が原子を最小微粒子に分解して以来のことよ。この業績のおかげで、私たちは、最も崇高な力を手に入れることができたの。例えば、不死、プラスイオンの制御能力、その他にもたくさん・・・」

 

・重力除去能力で巨大な石も運んでしまう。アプ星人は太古より人類を見守って来た。イエス・キリストも地球を陽性化したアプ星人の一人だった!

 

・「宇宙現象のせいでアプ星人が地球に通いにくくなってから、地球時間で5億年という年月が流れた。少し前から、つまり20世紀初頭から、地球が属している銀河は陽性のゾーンに入った。

 

・このゾーンは私たちの船や浮遊都市の航行には好都合なんだ。もし僕たちが何の問題もなくここに来ることができていれば、地球生活の多くの問題は既に解決されていたんだよ」

 

・国連創設の背景にアプ星人のバックアップがあった。ルーズベルト大統領にもアプ星人の働きかけがあった。エッセネ派の拠点クムランは、太古アプ星人の科学研究所だった!

 

<スクリーンに映されたペルーの未来の大惨事>

・引き続き、数多くの銀河誕生の発端となったアプ星の爆発以降、この地域で過去に発生した大災害の様子が次々と映し出されました。タイム・スクリーンによる過去の映写が終了すると、今度は、今後この地方が晒されることになる天変地異の投影が始まりました。

 

 

 

アポロ計画の秘密』  驚異の映像とデータ

ウィリアム・ブライアン   たま出版  2009/7

 

 

 

<宇宙飛行士たちのUFO遭遇体験―――>

・異星人による宇宙計画の監視は、明らかにマーキュリー計画から始まり、アポロ17号まで続いた。1963年、Cooperは、4周目のハワイ上空で、理解できない言語による奇妙な音声の送信を聞いた。そのテープは後に分析され、その音が地球上の言語ではないことが判明した。さらに最終周回軌道のオーストラリア上空で、彼は宇宙カプセルからUFOを目撃した。その追跡ステーションでも、200人を超える人々がそれを目撃したと言われている。

 

ジェミニ12号までの各ミッションでは、おそらく1機ないしそれ以上のUFOが目撃されている。1966年のジェミニ9号ミッションが、無線の干渉のために中止された後、NASAは、テレビで、UFOあるいは未知の物体が宇宙飛行士たちによって何度も目撃された、という声明を発表した。

 

ジェミニ4号のWhiteと Jim McDivittは、彼らの上や下を飛行する、卵型の銀色に輝く物体を目撃し、撮影した。それがそばを飛行したとき、ムービー・カメラによって5枚のコマが撮られた。そのフィルムは、半円形のような輝きと長い尾の光を持つ、卵型の物体を示している。

 

・管制センターの報告書によれば、コマンド・パイロットのJim McDivittは、宇宙空間に、突き出た大きなアームのようなものを持つ、もう一つの物体を見ている。また、その報告書には、彼がその物体を撮影しようとしたけれども、太陽光のためにそれが困難だったことも記されている。

 

ジェミニ7号が、UFOと、宇宙カプセルのそばを飛び回るたくさんの小片に遭遇したことは重要である。銀色のUFOは、ロケットのブースターではなかった。ブースターは、UFOと一緒に確認されていた。

 NASAは、他のミッションで観察されたその小片が、尿のしずく、あるいは宇宙船から剥がれ落ちた塗料の破片であるとしていた。

 

ジェミニ・ミッションを含め、多くのUFO目撃事件が存在するけれども、最も貴重な情報は、アポロのフライトから提供された。

 月を周回しているときに、アポロ8号の宇宙飛行士たちは、おそらく“円盤型の”物体を目撃し、“目がくらむような光”と“がまんできないほどの高周波ノイズ”を経験した。

 

・その後、彼らは、再びまばゆい光を放つ物体を目撃し、“宇宙カプセル内で内部熱を発生させる波動”を経験した。その宇宙船はコントロールを回復する前に縦揺れを起こし、針路がそれ始めた。宇宙飛行士たちが月の東端を曲がってきたとき、宇宙船の冷却装置のラジエーターの水が全て蒸発し、その補充が必要になったことも重要である。

 

<人類初の月着陸には異星人が待っていた―――>

アポロ11号とUFOとの最初の遭遇は、そのフライト中に起きた。宇宙飛行士たちは、彼らと月の間に現れた未知の物体を目撃した。

だが、それはブースター・ロケットであった可能性もある。

 帰還後のブリーフィングにおいて、Aldrinは、その目撃と同じ頃に、彼らはハイ・ゲイン(無線異常)の障害に悩まされたと述べた。

 

・ある秘密の情報筋によれば、ArmstrongとAldrinが月に着陸した後、巨大なUFO群がクレーターの向こう側に並んで宇宙飛行士たちを監視していた、と言われている。

 この事件は、1979年9月11日付のNational Enquirer紙でも紹介された。

 その話の中で、NASAの前顧問は、この事件は本当であるが、隠蔽されたと主張している。その記事によれば、その遭遇事件は、NASAでは誰もが知っている事実であった。

 

・読者は、NASAのUFO目撃事件に関する情報があまりにも限られていて、疑わしいと感じられるかもしれない。もしその報告がそれだけで評価されるなら、そのケースは決して証明されることはないだろう。しかし、残っている証拠の全てと、これまでに提出された全ての証拠を繋ぎ合わせるなら、その事件の信頼度は増すことになる。

 

<UFO出現に伴う電磁的障害―――>

・アポロ12号は、離陸の少し後で、危うく停電を起こすところだった。宇宙船は、打ち上げの36秒半後と52秒後に、稲妻に打たれたようにもみえた。しかし、その地域に雷雨はなかったので、その事件は別の観点から説明されねばならなかった。

 何人かの人々は、ロケットが電離した排出ガスから地面に対する導体を生み出し、しかも雷が宇宙船を通じて放電したと考えた。しかし、アポロ12号が月に向かったとき、ヨーロッパの天文台は、宇宙船の付近にあった2つの未知の物体を報告したと言われている。

 その1つは、アポロ12号を追跡しているように見えた。

 別の物体は、宇宙船の手前にあった。

 翌日、宇宙飛行士たちは、約132,000マイル離れた2機のUFO、もしくは国籍不明機を報告した。そして、管制センターとの会話中に、その物体の1つが高速で離れていった。

 

・電子機器の誤作動、UFOの目撃、そして発光する小片は、それぞれ関連した現象であると思われる。その関係を検討するなら、宇宙飛行士たちに実際に起きたことについてたくさんの情報が得られるだろう。

 

・UFOは、何人かの宇宙飛行士によって目撃されたと言われている。

 UFOがNASAの宇宙船のすぐ近くに来たとき、これらの“宇宙ホタル”の粒子が大量に集中したのかもしれない。この粒子は、電荷を運び、宇宙船の材料を容易に貫通すると考えられる。もし、これらが、宇宙空間の物質や他の粒子と互いに作用しあって崩壊するなら、宇宙飛行士たちは、それを宇宙船の内と外で見ることになっただろう。

 

・これらの粒子の宇宙船に対する影響が、電気システムの過負荷や、無線通信回路のノイズを引き起こすことになったと考えられる。その粒子がUFOによって高濃度で放出されると、その近くにある物体は、過負荷やショートを引き起こす程度までそれらに包まれるのであろう。たとえば、アポロ10号の誘導システムは、接近するUFOからの、これらの粒子によってショートを起こしたのかもしれない。

 

・アポロ8号の宇宙飛行士たちが経験したといわれる内部熱も、これらの粒子の結果だと考えられる。UFOがアポロ8号のカプセルに近づくと、これらの高密度の粒子が宇宙船を透過して大量の熱を放出したのだろう。

 

<多発した無線機の異常―――>

アポロ11号の宇宙飛行士たちが月へのフライト中にUFOを目撃したとき、Aidrinは、帰還後のブリーフィングにおいて、ハイ・ゲイン(無線異常)の問題があったことを指摘した。これは、他の事件と同じパターンである。UFOのエネルギー場は、明らかに無線機の混信を引き起こした。

 

・アポロ12号の雷による電気障害も、彼らの近くで発見されたといわれるUFOが原因だったのかもしれない。興味深いことに、前のミッションと同じ無線機のノイズと音が聞かれている。

 

・電子機器の誤作動は月への行程のほとんどで起きたようなので、UFOは、宇宙飛行士が落ち着けないくらいに接近していたに違いない。

 

 

 

フリーメーソンの秘密』

株式会社レッカ社   PHP研究所 2010/3/26

 

 

 

フリーメイソンは、世の中で起こるすべてのことに関わっている>

・そもそも、フリーメイソンとはどんな団体なのか?詳しくは本文に譲るとして、その源流はイギリス生まれの石工職人団体に求めることができ、現在では会員たちの親睦を深める友愛団体として発展しているという。しかし、秘密結社という性格上その活動には謎が多く、フリーメイソンにも常に憶測、噂、陰謀説がつきまとう。

 

・そこで今回、世界最大の秘密結社の実像を突き止めるべく、さまざまな文献を当たってみた。すると面白いことに、世界中のあらゆる出来事にフリーメイソンが関与しているとされていることがわかった。

 アメリカの建国、ケネディ暗殺、薩長同盟、江戸無血開城などに関与したのがフリーメイソンだというのだ。

 ならばいっそのこと、これらすべてのことにフリーメイソンが関わっているとして、どうして関わったのか、いかにして関わったのかという視点でまとめてみたのが本書である。

 

ケネディ暗殺はフリーメイソンの指示だった?>

ケネディ暗殺の裏側にフリーメイソンと関係の深い外交問題評議会の陰謀あり?>

・20世紀最大の謎とされ、世界を震撼させたケネディ大統領暗殺事件。犯人としてオズワルドという人物が逮捕されたが、その直後オズワルド自身も殺された。どうにも歯切れの悪い幕引きであったため、未だに陰謀説がささやかれている。そして、諸説ある中でも根強いのが、フリーメイソンによる暗殺説である。

 

・1963年11月22日、テキサス州ダラスのトレードマートに向かってパレードをしてる最中に、ジョン・F・ケネディは何者かに撃たれ、帰らぬ人となる。

 

ケネディが撃たれてから、わずか1時間20分後、リー・ハーヴェイ・オズワルドが、ケネディ暗殺の犯人として逮捕される。しかし、オズワルドは、一貫して「はめられた」と言うばかりだった。そして逮捕から2日後の11月24日、オズワルドは留置場から刑務所に移送中、ジャック・ルビーという人物によって射殺され、あっけなくこの世を去った。

 

・しかし、犯人が捕まったにもかかわらず、世間には釈然としないものがあった。オズワルドは、パレードのコースにほど近い教科書倉庫からライフルによってケネディを銃撃したとしているが、オズワルドのライフルは旧式で、ケネディに命中させるには相当の技術が必要だったからだ。

 しかも、ケネディの脳はうしろ向きに飛び散っているため、前方から銃弾が撃ちこまれたと誰しもが思うところである。射撃された時刻、オズワルドのいた教科書倉庫はケネディの後方にあった。さらにおかしなことに、オズワルドはパレードのほんの1ヵ月前に教科書倉庫への就職が決まったばかりだったというのだ。

 

・大統領としての最後の仕事となったダラス遊説は、暗殺のあった年の6月に、当時の副大統領リンドン・ジョンソンとの話し合いで決定されている。翌年に行われる次期大統領選に向けての選挙活動の一環と位置づけられる遊説であり、ジョンソンの出身地でもあったためにダラスが選ばれた。

 

・実は、アメリカには外交政策を決定する外交問題評議会、通称CFRという機関がある。CFRは1921年に設立された数千名の非営利団体である。名誉会長をディヴィッド・ロックフェラーが務め、ニューヨークにある外交問題評議会本部ビルは、ロックフェラーが寄付している。そしてメンバーのほとんどはメイソンだといわれている。

 ケネディもこの評議会のメンバーではあったが、外交面でCFRと意見の相違があったことから、暗殺されたのではないかと囁かれている。

 

<UFOに関する機密を発表しようとしたことが暗殺の原因!?>

ケネディ暗殺にはもうひとつ、UFOと関わる陰謀説もある。アメリカでは、1947年に第509爆撃航空軍の職員が、ロズウェル付近の牧場から空飛ぶ円盤の破片を採取したという報告があったが、その後すぐに、回収した破片は円盤ではなく、気象観測用の気球であったとされ、報告は撤回された。

 

・この事件は、「ロズウェル事件」と呼ばれ、数々のUFO専門家によって真相が研究されたり、人々の注目を浴びたりすることになる。日本でも幾度となくテレビ番組で取り上げられているので、ご存知のことだろう。2007年には、一連の事件の報道官を務めていたウォルター・ホウト大尉の遺書に、「回収されたのはまぎれもなくUFOの一部だった」と書かれてあったため、話題が再燃した。

 

アメリカは、なんらかの原因で、この事件をなかったことにしようとしていたのではないか。あるいは、宇宙人の持つ技術力を、アメリカ国外に知られたくなかったという説や、宇宙人を人類に紹介するには時期尚早だったからなど、いろんな説がある。

 ちなみに、ステルス爆撃機、レーザー&粒子ビーム兵器、暗視装置、集積回路、ミサイル追跡システムは、宇宙人から教わった技術であるともいわれている。

 こういった技術を独り占めにしようとした陣営=フリーメイソンと、ケネディとの意見の相違から、暗殺につながったのではないかという説もあるようだ。

 

 

 

『宇宙の古代遺跡』 

「月・火星他文明の痕跡」「宇宙の謎と不思議」を探求!

深沢久夫 編著  Gakken   2008/10

 

 

 

<火星のオリオン・ミステリー>

<宇宙文明の存在を示唆するものか?>

・古代火星文明の建設者と古代地球文明の建設者には密接な関わりがあった――この仮説の証拠として、火星のシドニア地区とイギリスのエイブベリー地区の符合を紹介したが、さらに壮大な規模の符合が存在する

ことが明らかになっている。

地球において符合の対象となるのは、ギザの三大ピラミッドだ。これらがオリオンの三つ星の配置と一致しているという説は、ピラミッド研究家のロバート・ボーヴァルが著書『オリオン・ミステリー』で明らかにしている。

 

古代エジプトのピラミッドはオリオン信仰をもとに建造され、オリオン座の南中高度と一致する約1万年前がその時期にあたる、というものだ。

 実は、オリオンの三つ星の配置と一致する地形が、火星にも存在する。それはタルシス三山と呼ばれる火山群で、いずれも裾野の広がりの直径が400キロ、高さが20キロを超える巨大な山塊である。この三山を構成するアスクレウス山、パボニス山、アルシア山の配置が、アルニタク、アルニラム、ミンタカと呼ばれるオリオンの三つ星の配置とぴったり一致する。

 

・ということは、火星のタルシス三山は、ギザの三大ピラミッドの配置とも一致するということになる。つまり、北から南へ、クフ王のピラミッドがアスクレウス山、そしてメンカウラー王のピラミッドがアルシア山という具合に対応しているのだ。

 

・火星のタルシス三山と地球の三大ピラミッドが同一の配置にある。この符号は、単なる偶然の一致なのだろうか?いや、そうではない。偶然でないことを示す傍証が、数多く存在する。たとえば、エジプトのピラミッド建設の基礎となった数的最小単位キュビト(1キュビト=約42.65センチ)だが、これは火星の円周距離2万1333キロの5000分の1に当たる。

 

・また、ギザの三大ピラミッドが、Φ比例(黄金分割)やπ(円周率)e(自然対数の底)を基本として配置・建造されていることはよく知られている事実だ。これらの定数が、火星のD&Mピラミッドやほかの構造物群の配置や構造にも見られることは、別項においてすでに述べたとおりである。

 

・こうした火星と地球、さらにはオリオンの三つ星との符合――そこには、火星と地球を結ぶ壮大な宇宙文明の存在が感じられる。

 

・では、火星と地球を結ぶ宇宙文明の建設者は、オリオンの三つ星を大地にしるすことによって、何を表現しようとしたのか?そこにはどのような叡智が隠されているのだろう?

 

・これについて、エジプト学者ナイジェル・アップルビーが意味深長な指摘をしている。アップルビーによれば、ギザの地下には失われた超古代文明の叡智を保管した「記録の宝庫」が存在するという。そして、オリオンの三つ星がギザの大ピラミッドの真上にくるとき、シリウスの真下にくるのが、その「記録の宝庫」なのだという。

 

・火星と地球を結ぶ宇宙文明、失われた超古代文明、そして失われた叡智――にわかには信じがたい話ばかりである。しかし、火星ピラミッドの真の意味が解明された暁には、すべての謎が解けるに違いない。地球の古代文明の鍵を握るものこそ、火星なのである。

 

 

 

『あなたはいまスターシードとして目覚める』

限りない愛を受ける存在    シリウスの超叡智3

パトリシア・コーり   徳間書店    2011/9/30

 

 

 

<四つのマスター種族とは>

・地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にあります。テクノロジーが進化した彼らの文明は、銀河系間の移動といった難題を克服して遠方への宇宙旅行さえも可能にしました。

 

・オリオン星雲の中心星から数えて5番目にあたる彼らの星は、太陽光の量も少なく、比較的低温です。その厳しい物理的条件を考えると、彼らは、最もデリケートな遺伝物質を人類のマトリックスに組み込んだと言えるでしょう。色素が少ないために肌が抜けるように白いのでラ―の強い放射線からほぼ完全に身を守る必要があったのです。

 

<あなた方はもはや孤独な存在ではない>

・「エイリアン・ネイション(異星人国家)」つまり惑星間の提携、移動、文化交流、遺伝子混合のための連邦機関においては、地球人の知らない交流や取引が行われています。物質宇宙は生命であふれ驚異に満ちているのです。そして、地球と同様に光の存在と闇の勢力の間で、さまざまなレベルにおいての戦いが断続的に起こっています。

 

・考えてもみてください。異世界の生命体がこれほどまで、かたくなにあなた方の前に姿を現そうとしないのは実に不思議だと思いませんか?

 その一方で、地球のオーラ体のすぐ近くまで母船に乗って旅してきたグループもいます。この生物の原型は、タイム・トラベラーであるジーン・ロッデンベリー(訳注;SFシリーズ『スター・トレック』を生み出したテレビ・映画プロデューサー)によってあなた方に紹介されましたが、彼がSF物語という形で表現した銀河連邦の活動が決してフィクションなどではないのです。

 

<つまり彼らはあなた方の苦しみを理解しているのです>

・多次元宇宙の内のパラレル・ユニバース(並行宇宙)から異次元を旅して地球にやってきた意識を持った存在は、あなたと一緒にそして、あなたの内側で活動しています。物質領域では多次元宇宙とはまったく違った人生の展望としてドラマが繰り広げられているのですが、あなたが物質次元から上昇するにしたがって、物理的な現実が無時間性において結晶化された思考の投影のホログラムであり、魂のトレーニングの場であることを認識するようになるでしょう。

 

 

 

NASA秘録』

秘密組織が隠蔽する宇宙の人工遺物

リチャード・ホーグランド / マイク・バラ  学習研究社 2009/7

 

 

 

<月面着陸捏造説の黒幕>

・「それ[地球外生命体]との直接の遭遇は、今後20年は起きないと考えられる(知的生命体の技術が地球に到達できるほど、われわれのそれをしのいではいない、という前提である)。ただし、そのような生命体が残した人工物が、[NASAによる]月や火星、金星などの探査によって発見される可能性はある」

 

NASAが初期の探査で発見し、隠蔽したのは、ブルッキングズ研究所が予測したような人工遺物、それもはるか昔、太陽系をまたぐ高度な文明が月面に残した驚愕すべき人工物だったのである。

 

・本書の分析に基づけば、NASAの月探査計画はスタート当初から、一種の「エイリアン探索」とそれにつづく「人工物の採取」計画だと考えていい。

 

・ところが、2年後の1963年9月20日ケネディは国連総会で、アメリカとソ連は月探査の“レース”を中止し、協力しあおうじゃないかと提案した。

 この豹変は、アポロ計画に裏の目的があったことを露呈したに等しい。つまり、主目的はソ連に勝つことではなく、気の遠くなる歳月、月面で発見されるのを待ちつづけた超高度なテクノロジーの遺物を見つけて地球に持ち帰ること、さらにそれをソ連と共有することだったのだ。が、なぜか奇妙なことに、国連でのこの提案からわずか2か月後、ケネディ大統領は暗殺された――

 

・さて、発見物を隠蔽せよとそそのかした者たちは、われらがテクノロジーの時代のパイオニア、宇宙科学とロケット工学の先駆者でもあった。そしてその多くが秘密の過去をもっていた。理性的思考や社会通念から逸脱した発想をするドイツ人、エジプト人、イギリス人、アメリカ人だ。そんな“過激分子”はNASAのなかで大きく3つのグループに分けられる。本書では彼らを「魔術師」「フリーメイソン」「ナチ」と呼び、別個のグループとして扱っていく。

 

・この3つのセクトは、著名な人物に率いられ、さほど著名でない者たちによって支えられている。そして人類の宇宙開発計画に、それぞれ勝手な計略を重ねているのだ。彼らは古代宗教や神秘主義の異様な教義を信奉しているくせに、教養とは真逆の理性的な科学、実権主義の象徴としてNASAを喧伝する。

 

・それでもアポロ計画が17号でいきなり打ち切られたのは、月面に存在する人工物の数やタイプがはっきりし、アポロの乗員が標本を持ち帰ったからにほかならない。

 打ち切りの理由は膨らむ予算などではなく、アポロの秘密のミッションが首尾よく完了したからなのだ。それが歴史に残る月旅行が突然休止された真の理由であり、以後30年以上、ひとりとして月面に到達しなかったおおもとの理由である。

 

・最初のルナ・オービター(月周回衛星)が撮影した写真で、何もかもが――人工遺物の存在、その規模、太陽系で一か所とは限らないこと、つくり手はなぜ姿を消したかが、はっきりした。

太陽系をまたいで、とてつもなく強大かつ高度な文明が存在し、忽然と消えて、NASAの原始的な探査で再発見されたのだ。その文明は、太陽系をつつみこむ一連の大変動によってかき消えてしまった。

 

ケネディ暗殺、陰謀説>

ケネディが「大統領と報道機関」で触れた“秘密結社”は当初、ケネディの過激な考えにも目をつむっていた。ソ連ケネディ案を拒絶しつづけるとふんだからだが、ここにきてフルシチョフが突然態度を変えた。ケネディがどうしてもソ連に情報・技術を伝える気なら、あるまじき隠蔽を強要した権力は、ケネディを抹殺する以外にない。

 

・軍と諜報組織が共謀して暗殺したかどうかは、とりあえず問題ではないだろう。犯人はオズワルドひとりかどうかが最大のポイントであり、もしふたりめの狙撃手がダラスのディーリー・プラザにいたとすれば、陰謀による暗殺ということで決まりだ。

 

・あの朝、リー・ハーヴィー・オズワルドがテキサス学校教科書倉庫にいたこと、大統領を狙撃し、その銃弾が致命傷になったらしいことは疑いの余地がないと思われる。では、陰謀説が唱えるように、暗殺犯はオズワルド以外にもいるのだろうか?

 

<秘密組織の陰謀を暴く>

<エジプトの神々――イシス、オシリス、ホルス、セト>

・エジプトでは、この物語と星をからめて、オリオン座はオシリスを、牡牛座はセトを、獅子座はホルスをあらわし、巨星シリウスは生命と養育の女神、オシリスの妹にして妻たるイシスの化身とされている。

 

NASAオシリス崇拝>

・しかし、いくらオリオン座/オシリスシリウス/イシス、獅子座/ホルスが古代エジプト人にとって重要だったにせよ、それがアメリカ合衆国が公式に行う月探査の象徴に使われるとは、いったいどういうことだろう?しかもプロジェクトの名称はギリシアの“太陽神”アポロだ。なぜ、たとえば、ギリシアの月の女神アルテミス(ダイアナ)ではないのか?

 

・答えは単純明快――“アポロ”は、じつは、“ホルス”だからだ。これはギリシア神話や、それに先立つエジプト神話から派生した物語を詳しく調べてみればわかる。ホルスはアポロ同様、太陽の神なのだ(奇妙なことに火星も支配しているが)。

 

シリウスは、オリオン座/オシリスとともに、エジプトの神話体系の中核に位置するだけではなく、古代エジプトの暦の要でもある。

 

〈解説  並木伸一郎〉

NASAが画策する火星と月探査に秘された陰謀の内幕を大胆かつ詳細に暴露した超大作>

<かつて火星に超古代文明が存在したのではないか、という仮説>

・ホーグランドによれば、NASA内部では真実を公開しようとする一派と隠蔽しようとする一派が対立しているからだという。それが本書の主題――。

 

・肝心の情報隠蔽工作の理由について、ホーグランドはこう語った。

NASAが、地球外文明の遺産を発見したからだよ。その真相を隠すため、さまざまな陰謀を張りめぐらせてきたんだ」

 

・なお、本書には載っていないが、ホーグランドらの調査で、月や火星ばかりでなく、最近では土星木星の衛星にも異常構造物が発見されている。もちろん、遺物をのこしたのは、地球人ではない。異星人である。それもただの異星人ではない。

 

・ホーグランドも指摘しているが、それは創造神とでも呼ぶべき、超人たちである。この人類の種を地上に蒔いたとされる偉大なる存在は、地球の多くの文明で神々や英雄として記憶され、エジプトやシュメールなどの古代儀式によって崇拝され、『聖書』にも、「神とその天使」として記述されている。そのクリエーターの正体は、ゼカリア・シッチンの研究で主張される第13番惑星ニビルから飛来した神アヌンナキなのか、ロバート・テンプルの研究で発覚したシリウス星系から飛来したという水陸両棲の知的生命体ノンモなのかはわからない。

 

・だが世界各地に残る神話・伝説、そして降臨してきた神々の存在を丹念に調べていくと、必ずこうした異星人飛来仮説に到達してしまう。もしかしたら、彼らが太陽系を創造し、火星や地球に文明を興してきたのかもしれないのだ、と。

 

・では、NASAの真の目的が地球外文明の遺産の独占であるとすれば、その首謀者は誰なのか。そのヒントになるのがNASAにうごめく秘密組織の存在だ。NASA内部には、いまなおナチや秘密結社が君臨する。本書では、その絡み合った人脈が興味深い内容で、具体的な証拠とともに明らかにされていく。彼らこそが古代の叡智、古代宗教、そして神秘主義など、オカルト的な教義の信奉者たちであり、現在のNASAを牛耳っているのだ。

 これまでのホーグランドの著作はNASAが公開した画像に主眼があったが、本書はついにその虚飾にまみれた本丸に切り込んだ点で評価されている

 

・水面下で、NASA内部の公開派と隠蔽派の駆け引きが進行中と見て間違いないだろう。

 

・もし、ホーグランドが主張する異星人とのコンタクトが現実のものとなれば、遠くない将来、地球文明は危機的状況に陥ることになる。われわれは、それを、ただ手をこまねいて見ているしかないのだろうか・・・。

 

 

 

マッドサイエンティストの夢』   理性のきしみ

ディヴィッド・J.スカル 青土社   2000/7

 

 

 

<『コミュニオン――異星人遭遇全記録』>

・1987年に、元ホラー作家のホイットリー・ストリーバーが、ベスト・セラーになった本『コミュニオン――異星人遭遇全記録』でセンセーションを巻き起こした。その称するところでは彼自身がエイリアンに誘拐された体験に基づく実話だという。お得意の鳥肌が立つような趣向を凝らして、ニューヨーク州北部にある週末を過ごすための自宅で、小さな宇宙人の集団に繰り返し訪問されたり、誘拐されたりしたと語っている。その中には、『UFOとの遭遇』や『未知との遭遇』で大衆に広まった古典的な「小さな灰色」の宇宙人も含まれていた。彼の体験は不安による記憶喪失症によって覆い隠されていたが、ベンジャミン・サイモン指揮に、退行催眠療法によって思い出された。ストリーバーの受けた儀式的な医学検査には、ベティ・ヒルの侵入する「妊娠検査」のヴァリエーションで、三角形をした、針金が突き出た、少なくとも脚の長さぐらいある、「醜悪」だがハイテクの肛門プローブによって強姦されたことも含まれていた。

 

アメリカの大手出版社がSFに見えるものをノンフィクションとして出したのは、『コミュニオン』が初めてのことではなかった。デヴィッド・ローヴィックの『複製人間の誕生』は、メディアによって惜しみなく宣伝された。同様に、『コミュニオン』もフィクションとして出版されていたなら決してそうはならなかっただろうが、宣伝で大当たりした。ビーチ・ツリー・ブックスの出版社、ジェームズ・ランディスは「この本をフィクションとして出版するかどうかについて議論の余地はなかった。この本は『コミュニオン――実話』として登場したのであり、われわれもそういうものとしてこの本を出した」と力説していた。しかしランディスはサブリミナルに訴えるウィンクを意図してか、こうも言っている。「この回想録の信憑性を疑うくらいなら、ハリウッドの俳優や女優の自叙伝の信憑性も疑う」。

 

・SF作家のトーマス・M・ディシュは『ネーション』誌で『コミュニオン』を評し、こう記している。もしかすると控えめな言い方かもしれない。「ホイットリー・ストリーバーが噓をついていないのなら、『コミュニオン』は1年に1冊、10年に1冊、1世紀に1冊出るか出ないかの本、いや、今までに出版された中でも最も重要な本と見なさなければならない」。SF作家であり天体物理学者であるグレゴリー・ベンフォードは『パブリシャーズ・ウィークリー』誌にこう書く。『コミュニオン』が表しているのは、「出版業界の嘆かわしい傾向だ。出版業界は、けばけばしく飾り立てたポチョムキンの村(ボール紙で作った外観だけ立派な見せかけの村)さながらに、科学に対する社会一般の破廉恥で不合理な行動に迎合しているのだ。シャリー・マクレーン(霊的存在との交信)やブライディー・マーフィー(生まれかわり)のサブ・ジャンルが再び出てきたことは、われわれのテクノロジーにもかかわらず、実際にはわれわれの社会は根底から合理的ではないのだと戒めてくれる」。

 

ロズウェル

・1980年代は「蘇ったロズウェル」熱も高まり、最初のロズウェル物語に最新のエイリアンというおまけをつけて装いを新たにした本や、記事や、漠然とした憶測が次々と現れた。1980年には、チャールズ・バーリッツとウィリアム・L・ムーアによる『ロズウェルUFO回収事件』という本が、軍は円盤の破片ばかりか小さな体に巨大な頭を持った乗組員の4体の死体まで回収していたと主張した。彼らの外観は、『2001年宇宙の旅』や『UFOとの遭遇』や『未知との遭遇』の結果として、1970年代に新たに出現した宇宙人の異様な胎児の容貌と一致していた。4人組のうち1人は軍医の看護によって数週間生き続け、その後、傷がもとで死んだと言われた。死体はドライアイスの中に詰め込まれ、オハイオ州デイトンにあるライト・パターソン空軍基地へ輸送され、永久保存されていると言われているが、どれも直接得た証言ではなかった。ジェシー・マーシャルは死んだエイリアンのことは話していなかったし、その他の話――亡くなった軍人を初めとする人々の家族や知り合いによって語られた、また聞きの話――を立証する手立てはない。

 

・トーマス・M・ディシュは、ホイットリー・ストリーバーの『コミュニオン』について『ネーション』誌に書評を載せ、この本が、ホラー小説のアンソロジーの中で以前に発表されたストリーバーの『苦痛』と題されたSM小説の主題の焼き直しであることを指摘している。ディシュは次のように推測する。「ストリーバーは『典型的なアブダクション体験』と屈従と支配の儀礼との間に想像上の方程式を作り、一般にかなり信じやすい素朴な人々の集まりであるUFO研究家にはそれまで開発されることのなかった鉱脈を探り当てたことに気がついた。しかしながら

『コミュニオン』の中にこのような明瞭な類似点を引き出していたら、この種の本がターゲットにしている読者を遠ざけてしまうことになりかねなかったし、数あるストリーバーの推測の中には、話の隠喩的な前提を検証したり、うかがわせたりするものは何もない……」。

 

<『Xファイル』>

・『Xファイル』――クルス・カーターが制作し、1990年代半ばにはフォックス・ネットワークの看板番組の1つになった番組――は、『未知との遭遇』が科学や政府や地球外生物との関係についてその楽観的なメッセージを広めた比較的陽気だった70年代末と、底無しの文化的シニシズムに満ちた世紀末との間に社会一般の風潮が変容したことを明らかにした。『Xファイル』はスピルバーグ風の楽天性を非常に苦くしたようなもので、UFOアブダクションに政府が共謀していることや、それにからんだ隠蔽工作をはじめとし、超常現象や連続殺人犯や、果ては(ときには)吸血鬼や狼人間まで扱った奇妙なサブプロットが盛りだくさんの、陰謀説の迷宮である。

 

・番組を一つにつないでいるものは、「真実はそこにある」(番組の主なクレジットタイトルが流れる間に現れるスローガン)というぼんやりとした確信である。もっとも真実は、決まって政府高官や軍・軍事産業タイプの人々や科学者たちの手によって揉み消されてしまい、彼らの多くは残しておいた方がいいものを勝手に改竄してしまう。主な登場人物のフォックス・モルダー(ディヴィッド・ドゥカヴニー)やダナ・スカリー(ジリアン・アンダーソン)は、米国連邦捜査局のはなはだしく異例の事件を調査する捜査官である。モルダーは忠実なUFO信奉者(彼の妹は子供のときにエイリアンにさらわれて、そのまま帰ってこない)であり、スカリーは懐疑派である。皮肉にも二人の役者は、典型的なエイリアンの誘拐犯に匹敵するほど感情の起伏を抑えている。

 

・1996年の秋、NBCテレビは『Xファイル』に奥の手で対抗しようと、そこまでやるかというほどの娯楽用の前提を立て、5年間のシリーズとして計画した『ダークスカイ』の放映を開始した。番組の前提とはすなわち、ロズウェル事件から2000年までに起こったあらゆる歴史的文化的出来事――その中には、たとえば、ケネディ暗殺、ビートルズ、謎の家畜変死事件、ジョージ・ブッシュの大統領就任等々――はすべて地球外生物の入植地化と結びつく、あるいはその見地から説明できるというものである。アート・ベルの番組にも『ダークスカイ』にも、意図的と思われる自らを茶化しているようなところが強烈にあるが、私がここ数年で出会った、情報源が何であろうとほとんどすべてのエイリアン神話を暴かれた真実として鵜呑みにしてしまう人々の数には愕然とさせられる。彼らには娯楽報道番組と本物の情報との区別がつかなくなっているらしい。

 

・『未知との遭遇』のような映画や、『コミュニオン』や『イントゥルーダー』のような本で提供され、大衆に広まった今では古典的になったエイリアンの原型は、地球外や異次元からの訪問者よりも、科学とテクノロジーに駆り立てられ消費されている世界におけるわれわれ自身の自己像と関係が深い。たとえもしエイリアンの死体が実際にライトパターソン空軍基地に現存していようと、エイリアンとの接触の証拠を揉み消そうとした政府の途方もない陰謀が大掛かりに隠蔽された事実であろうと、エイリアンのイメージの真の文化的役割は、本質的に地球上のもので自己陶酔的だった――それは宇宙時代にわれわれが共有するドリアン・グレイの肖像なのだ。青白く、衰弱した、すべてが脳で筋肉組織がなく、感情がなく、のぞき見趣味で、無表情な見開いた目を通して情報を吸収する空飛ぶ円盤の住民は、科学者という人物像をあからさまに喚起する――それは「人間」の見せかけをすべて剥いだマッド・サイエンティストなのだ。

 

アブダクション物語は、つまりは神秘的ですべてを支配しているテクノロジーにわれわれが直面したときに感じる、疎外感についてのポップ寓話なのだ。

 

・つまるところ、アブダクションの本質は、意図的ではないにしても正確にストリーバーによる『コミュニオン』の最も見苦しい場面にとらえられている。手に負えない合理性という診察台に縛りつけられ、自由も尊厳も奪われ、エドヴァルト・ムンク「叫び」に出てくる人物さながらの現代の怪物によって検査され、強姦され、われわれはもがき、抗議するが、最後にはついに、行ってみれば、降参する。テクノの侵入者たちは純然たる理性の光にぶつかりながら、日の当たらない場所を進むのである。

 

 

 

『変性意識の舞台―新しいシャーマニズムのステージ』

(菅靖彦)(青土社)   1995/6

 

 

 

<アブダクティ(被誘拐者)>

・「アブダクティ(被誘拐者)」によるエイリアンの描写には、様々なバリエーションがあるようだが、基本的な共通性もあることが指摘されている。もっとも頻繁に報告されるエイリアンの特徴は、小柄で大きな頭を持ち頭髪はなく、黒い大きな目(これがエイリアンを際立たせる最も目立つ特徴だと見なされている)を持っているということである。

・ほとんど鼻孔だけの鼻、細い割れ目のような口、指が3,4本しかない手の付いた長い腕、細い肩と胸、先細りの足などが、他の特徴だ。普通、耳はついていない。

 

・作家のストリーバーの寝室に侵入してきたのも、大体、このようなエイリアンだったらしい。ストリーバー自身が書いて、全米でセンセーションを巻き起こしたエイリアンによる誘拐体験記『コミュニオン』は、ベストセラーになり、UFO誘拐体験のプロセスを知るのに重要である。

 

 

<●●インターネット情報から●●>

 

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より

 

『ダークスカイ』(原題:Dark Skies)は、 アメリカ合衆国のSFテレビドラマ(海外ドラマ)。NBCテレビで1996年9月21日から1997年5月31日まで放送された。全20回。

 

(あらすじ)

1961年、政治家志望の青年ジョン・ロエンガードは議員秘書として働く事になり、恋人のキム・セイヤーズと共にワシントンD.C.にやって来た。

最初の仕事である空軍の“ブルー・ブック計画”の調査の過程で、彼はUFOや宇宙人=“グレイ”の存在を調査する秘密組織「マジスティック・トゥエルヴ」(MJ-12)の存在を知り、その指揮下に入る事となるが、キム、さらには上司の議員までもが人間の体内に入り込み操る悪質な宇宙人=“ハイブ”(The Hive)に侵されてしまう。

キムを何とか救い出したジョンは、公には真実を隠ぺいし、そのためには非情な手段も厭わないMJ-12の体質に嫌気がさして組織を抜け出したため、裏切り者として追われる身となりながらも、 時のジョン・F・ケネディ大統領の弟ロバート・ケネディの協力を得て2人で真実を暴くべく闘う事を決意するのだった。

 

だが、2人の行く先々では次々と不可解な事件が起こる。そして、その影には常にグレイとMJ-12の存在があった…。

 

 

 

『UFO百科事典』

ジョン・スペンサー  原書房  1998/7

 

 

 

<レオン医師、パドロン

・1976年6月のとある夕方、パドロン・レオン医師は、患者を治療するためにグランカナリア島内をタクシーで移動していた。

 

・タクシーが角を曲がった時、彼らは地面から少し浮いた状態で静止している透明な球体に遭遇した。その球体は、この時点で直径35フィート(11メートル弱)ほどあり、内部では、非常に長身の2体の生命体が装置を操作してるのが見えた。

 

・その生命体は、9から10フィート(3メートル前後)ほどの背があり、ぴったりした赤のカバーロールズに黒のヘルメットを身につけ、黒の手袋もしていたらしい。

 ところが、さらにもっと奇妙な事件が待ち受けていた。その球体が20階建ての建物と同じ大きさまで膨張したのである!

 

レティクル座ゼータⅠ・Ⅱ星>

ヒル夫妻の遭遇事件の際、ベティは彼女を拉致した空飛ぶ円盤の機長から星図を見せられたことを覚えていた。

 

ヒル夫妻を拉致したエイリアンは、北米大陸で何度も報告されているエイリアンと特に似ているといわれており、レティクル座ゼータⅠ・Ⅱ両星周辺の惑星から来たらしいことが、これを基に推測された。

 

<拉致>

・拉致されたという多数の証言によって、現代のUFO事件は複雑さを増した。拉致事件は、夜、寂しい道で車を走らせている場合に起こることが多く、ある程度孤立した状況下でUFOに捕まり、車外へ連れ出されると円盤に乗せられて、身体を調べられたり尋問されたりするというのが典型的な例である。最近の報告は、こうした拉致事件がどのような状況下でも起こりえることを物語っている。

 寝室から連れ出される――こうしたケースでは、家の壁を通り抜けて連れ出される――こともあれば、昼日中に高層ビル街で拉致されることさえあるという。ある女性の事例は、パーティーの最中に拉致されたもので、まわりにはたくさんの人々がいたのだが、邪魔されないようにだれもが「スイッチを切られた」あるいは「その場に凍り付いてしまった」かのようであったという。

 数時間もすると、車の中や家などに戻され、たいていは何が起こったのか思い出せないように記憶が消されてしまっているという。

 

<ラボックライト>

・V字形の発行体のパターンは、米テキサスラボック周辺で頻繁に目撃されているが、具体的な解釈は与えられていない。自然現象ととらえる他に、鳥の群れに下から光が当たったとする説、空飛ぶ円盤の編隊とする説も必然的に出ている。

 

・米国人同僚の話によると、観光客誘致の一環として、ラボックの町は「UFO見学ツアー」を始めたらしい。

 

ラーマーヤナ

・インドの写本ラーマーヤナには、現在ではわれわれがUFOと呼んでいるものとシータという名の少女との遭遇を描いた話がある。見知らぬ林の住人は恐ろしくも恥ずかしい行ないを見た。強力な武器を持つラークシャサ〔ヒンドゥー教の鬼の神〕が貧しくかよわい女を抱き上げた。

 速さの翼を持ち、ロバにくびきをかけた天界の車に女を乗せた。車は黄金に光り輝き、インドラ〔ヴェーダの雨と雷の神〕の神馬のように速く……そして天界の車は駆け昇り、丘を越え、木の生い茂る谷を越えていった。

 

<妖精と民話の登場人物>

ケルト民族に伝わっている妖精などの存在と拉致事件の報告との類似性はかねてから指摘されている。

 

・特に、奇妙な食べ物や失われた時間などの要素も含む、妖精の世界へと連れ去られた話は、すべてUFOによる拉致事件との共通性が見受けられる。

 

・それ以外にも、UFO現象は現代においても存在する神話なのかもしれないという説もある。

 その答えがなんであれ、UFO現象は世界中で起こっており、ある意味ではその土地の伝説となっていることを示す証拠はある。ヨーロッパやスカンジナヴィアには多くの「小妖精」の民話があり、エイリアンが小人のようだったという目撃報告は多い。対して例えば、旧ソ連では巨人の伝説が多く残っており、エイリアンが巨人だったという目撃報告も数多くある。

 

<羽田空軍基地(日本)>

・1952年8月5日の夜、日本の羽田米空軍基地〔現在の羽田空港〕で空飛ぶ円盤の接近が目撃されている。管制塔のオペレーターが双眼鏡でその物体を調べたところ、明るい光が見え、その背後により大きな暗い形があったそうである。

 

・奇妙なことに円盤は、2つに割れ、それぞれ300ノット〔時速560キロ弱〕の猛スピードで飛び去った。

 

<寺内謙寿機長>

・1986年11月、アラスカ上空を飛んでいた日本航空の寺内謙寿機長の報告は少なくとも大きさに関して、驚くべきものであった。アンカレッジ空港への最終着陸準備に入っていた時、寺内氏と貨物輸送のフライト乗務員は、彼らのボーイング747ジャンボジェット機に光がついてくるのに気がついた。

 寺内はすぐにその物体の影の大きさから、円盤型だが、やや球体で、少なくともその大きさは航空母艦の2倍はあると見積もった。

 

・1987年1月11日、寺内氏はもう一度UFOと遭遇したが、今度はかなり違った様子で、光が3度、飛行機の下や、後ろに現れたという。

 

<ストリーバー、ホイットリー>

・ホイットリー・ストリーバーは米国の作家で、1980年代後半に自身が体験したUFO目撃と拉致をその著書『コミュニオン』と『宇宙からの啓示』の中で語っている。この本で自身の名声や資産についてはふれずに、数々のUFO現象を世間に紹介し、世界中で論争を巻き起こした。

 さらにストリーバーはUFO現象にのめり込み、墜落回収の話をもとにした小説『マジェスティック』はクリストファー・ウォーケン主演で映画化された。

 

<コンタクティー

・「コンタクティー」という表現はエイリアンとコンタクトしたと証言した人物に使われる。一般的にエイリアンは地球外生物だと思われるが、なによりもその特徴は人間ではない。言い換えれば人類にとっては異質な存在だという点だ。地球に棲息する人間以外の生物ではないかと思われる例もある。

 コンタクトは面と向かって起こることもあるが、テレパシーのメッセージや自動書記などの手段の場合もある。最近の例では、ライフスタイルを変えさせられたと気づいたり、生活を一変させるようなある文献を読んだりしただけの人物も、コンタクティーの中に含まれるようになっている。努力して「指示を受けている」ということだ。

 

<ユーフォーカル>

・UFOが多く現れる「窓口地域」としてよく使われる名前、例えば1960年代の英ウィルトシャー州ウォーミンスターは有名なユーフォーカルである。1952年の米国の首都ワシントンもユーフォーカルだった。世界中のさまざまな地域でも、短いあいだだけでもユーフォーカルだったところがたくさんある。

 

<夢とUFO>

・夢の映像とUFO証言との関係に関しては多くの意見がある。一つの結論としては、UFOによる拉致や接近した風変わりな目撃を信じているような場合は、実際には彼ら自身のただの夢である場合が多い。この結論によると、起きているあいだでも一瞬夢を見ている状態、いわゆる「白昼夢」の状態になっていると思われる。

 もう一つ重要なのが、眠る一歩手前、入眠時や出眠時の人間は非常に暗示にかかりやすいことがある。そうした状態の研究によると、幻覚は自然に起きる可能性が高い。

 

ケルト伝説>

・ヨーロッパ、特にスコットランドアイルランドウェールズイングランドの一部、フランス北部のブリタニーなどのケルト文化の国々の妖精信仰の中には、示唆に富んだ物語がたくさんある。そしてその中には、UFOによる拉致と非常によく似た、驚くべき拉致の物語が存在するのだ。これらの物語の多くにおいて、妖精による拉致の被害者は、かなり長い時間の記憶を失い、連れて行かれた妖精の世界で奇妙に歪んだ現実を経験する。また、人間でない何者かが自分たちの子供を人間の子供とすりかえるという「取替え子」の要素も含まれており、これは現代の最新のUFOによる拉致事件の中で見られるようになってきている。

  この類似点を説明する際の一つの考え方は、昔話は実際に宇宙人による拉致を表現しているのであって、それを当時の用語、つまり妖精という言葉を用いて描写したものだというものである。

 

・二つ目の考え方としては、解明されていない現象というものは常に、それが本当は何であれ、その当時の用語を使って解釈されるものだから、現代ならエイリアンによる拉致として説明されたかもしれない話が、16世紀に当時は妖精のせいにされたのだろうというものであるーどちらも必ずしも正しいとは言えない。

 

・他の可能性としては、「心理学的仮説」も含まれる。これは、拉致というものはどのような形態であれ人類の根本的な恐怖を象徴しており、その恐怖がどの時代であれ、これまでに出された主張の中で表面に現れているとする考えである。

 

・真実が何であれ、このような昔の話と現代の話を調和させることができないうちは、UFO現象を完全に理解することは不可能だろう。

 

<すべてをこの一冊に!>

・ただ、ちょっと残念なのは、現在では研究者間で狂言やトリック、誤認の類であることがほぼ確実視されているのに、まだ本当の事件であるかのように取り扱われている事例が散見されることである。

 例えば、アククサンダー・ハミルトンの飛行船事件、ジョージ・アダムスキーエドアルド・“ビリー”マイヤー、クロード・ヴォリロン・“ラエル”等の宇宙人会見譚、ウンモ星人事件、キャトル・ミューティレーション、MJ-12文書、ガルフ・ブリーズのエド・ウォルターズの拉致事件などである。また、いわゆるミステリー・サークルについても、そのほとんど(すべてではない)がイタズラであったことが明らかになっている。

 
 

 

『{完全版}世界のUFO現象FILE』

並木伸一郎  学研マーケティング   2011/3/29

 

 

 

<宇宙人と交信した人々>

<美男宇宙人が金星へ案内してくれた エリザベス・クララ>

南アフリカのエリザベス・クララは、1954年12月27日、ナタール地方を流れるムーア河近くの丘陵地帯で、間近に接近してきた空飛ぶ円盤を目撃。その船内に、ブロンドの髪をした絶世の美青年の顔が見えたという。

 以後、クララは、この美青年との再会を夢見て、幾度となく丘陵地帯に足を運んだ。はたせるかな、56年4月7日早朝、丘陵にあの空飛ぶ円盤が着陸していたのだった。

 嬉々として接近していくと、外にあの美青年が立っており、彼女を円盤内に招待してくれた。美青年は流暢な英語で「金星から来た」といった。彼はアダムスキーが会った金星人同様、暗褐色の体にぴったりしフィットしたスーツを着ていた。

 すぐにクララを乗せた円盤は宇宙空間へと飛びたった。飛行中は何の違和感もなかった。クララは、新鮮な水を飲み、真っ赤なリンゴとバナナのような果物を食べた。聞けば、金星人は菜食主義者なのだという。

 金星人によれば「金星の上層を含む大気は有毒だが、層には酸素を含む成層圏があり、美しい山山がそびえている。地球の月にも非常に聡明な宇宙人たちが居住している」と教え、その上空を飛行後、地球に帰還。クララは丘陵に降ろされてコンタクトを終えた。

 

 

 

『妖精学大全』

井村君江    東京書籍  2008/7/28

 

 

 

<オリュンポスの神々 Gods of Olympus

・オリュンポスはギリシア北部テッサリアマケドニアの境の東端にある高峰である。太古、この山頂には天空と大地の子で、巨人族のクロノスの子ゼウスを主神とする神々が住んでいたといわれる。代表的な神々は「オリュンポスの12神」と呼ばれ、これはローマ神話でも同様で、それぞれの神はギリシア神話の神々と呼応する。

 

1.ゼウスZeus……(ローマ)ユピテルJupiter<英語読み>ジュピター オリュンポス山の支配者。神と人間の王。全能の神。天空の神。クロノスの6番目の子。

 

2.ヘラHera……(ローマ)ユーノーJuno <英語読み>ジュノー

ゼウスの妻で妹。ゼウスは多情な神で、女神や人間の女性と次々に通じたが、そうしたゼウスに愛された者たちを苦しめる、嫉妬深い妻として描かれる。

 

1.アポロンApollon……(ローマ)アポロApollo <英語読み>アポロ

美しい青年の神で詩歌・音楽・弓術・予言・真実の神。太陽の神。デルフォイの神託をはじめた。

 

1.アウテミスArthemis……(ローマ)ディアナDiana <英語>ダイアナ 「処女の月の女神」アポロンの双子の妹。女狩人であり、都市・幼い子・動物・女性の守護者。

 

2.アフィロディナAphorodite………(ローマ)ウェヌスVenus <英語読み>ヴィーナス  愛と美の女神。歓喜・愛撫などもつかさどった。恋人アレスとの間に恐怖・敗走など数人の子どもがいる。夫はヘパイストス。

 

3.アテナAthena……(ローマ)ミネルウァMinerva <英語読み>ミネルヴァ 家事諸般を守護する処女神であり、英知・芸術・工芸・戦術の女神。

 

4.デメテルDemeter……(ローマ)ケレスCeres <英語読み>セレス 収穫・農業・結婚の女神。穀物と果実をもたらす。ペルセポネの母。なおヒュメンHymenも結婚の神。

 

5.アレスAres……(ローマ)マルスMars <英語読み>マーズ

 

軍神。性格が凶暴で無計画なところから、戦い・害・苦しみの象徴でもある。アフロディテの恋人。

 

1.ヘパイストスHephaestus………(ローマ)ウルカヌス <英語読み>ヴァルカン 火と鍛冶の神。足が不自由だが、これは母であるヘラが生まれてきたヘパイストスを見て、あまりに醜い子どもだったので、地上に投げ落としたからだという。美の女神アフロディテの夫。彼の仕事場から地上最初の女であるパンドラが生まれた。

 

2.ヘルメスHermes………(ローマ)メルクリウスMercurius <英語読み> マーキュリーMercury ゼウスとプレアデス(すばる)の7人の娘のうちの一人マイアとの子。神々の使者。羊・牛・盗人・旅人の守り神。商業・学術・雄弁家の神。翼のついた靴・帽子・杖を持っている。

 

3.デイオニュソスdionysus……(ローマ)バッコスBacchus <英語読み>バッカス 酒と演劇の神。葡萄樹と豊穣・歓喜の神。ゼウスと人間との子でヘラに嫌われ、サテュロスとメナデスを連れ、大地をさ迷う。

 

4.ポセイドンPoseidon……(ローマ)ネプトゥヌスNeptunus <英語読み>ネプチューンNeptune

海と地震の神。人間に馬を与えた。12神には入らないがオケアヌスOkeanusも海水の神で、ニンフのオケアニデスの父。ポセイドンの子トリトンtritonはほら貝を吹いて波を鎮める半人半魚の神として知られる。

 

 

 

『エイリアンの夜明け』

コリン・ウィルソン)(角川春樹事務所) 1999/3 

 

 

 

< 「円盤の秘密」(オルフェオ・アンジェルッチ)>

・アンジェルッチは、コンタクティ(宇宙人会見者)で、自ら虚弱体質に悩む神経質な人間と語り、突如として、“空飛ぶ円盤ビジョン”の福音伝道者となった人物だ。

 

・アンジェルッチは、1952年5月23日、夜勤明けに車で、帰宅途中、意識がぼうっとなって夢を見ているような感覚に陥り、そのあと地平線上に赤い楕円形の物体を見た。その物体は、突然上昇し、二つの緑の光球を放ったが、そこから声が聞こえてきて、アンジェルッチに恐れることはないと告げた。車を止めると、声は、今お前と話をしているのは別世界から来た友人だと言った。アンジェルッチが急に喉が激しく渇くのを感じると、声がフェンダーの上にあるクリスタルグラスの中身を飲むように言った。美味しい飲み物だった。それから、二つの円盤のあいだの空間が白く光りだしてまるでテレビ画面のようになり、そこに超自然的な美しさの一人の男と一人の女の姿を見た。なぜかその二人をよく知っているように見えた。

 

・突然、画面が消えてなくなり、もう一度声がして(テレパシーだったようだ)。人間は何世紀も前から観察下におかれており、我々にとってはお前たち一人一人が貴重だ、なぜなら、「お前たちは、自分という存在の本当の神秘に気づいていないからだ」と教えた。

 

・声の説明によると、このUFOは一隻の母船からやって来ているのだが、実を言うと彼らには空飛ぶ円盤は必要ない、“エーテル”的存在だからだ。UFOはただ人間の前に形として現れるために用いているにすぎない。“宇宙法”によって、地球に着陸し、人間の運命に干渉することはできない。しかし、地球は今、大きな危険にさらされている。

 

・二ヵ月後の1952年7月23日、またもや同じことが起こったー夢のような感覚。そして巨大な半球体のシャボン玉のようなものの出現。

 

・アンジェルッチは伝道者となり、UFOの福音を説いて回ったが、人々は彼の努力をひどく嘲笑した。あるときUFOを見たあと、再びあのエーテル体の友人が現れて、自分の名前はネプチューンだと告げ、地球の問題と未来の救済についてさらなる洞察を加えた。

 

ユングが、アンジェルッチは真実を語っていると認めたのは明らかだ。しかし、アンジェルッチの話は、結局は“自然発生的な空想イメージ、夢、積極的想像力の産物”だとも感じていた。ユングは、夢のような現実感をおびる空想を指してそう呼んだのである。

 

 

 

『宇宙人についてのマジメな話』

平野威馬雄) (平安書店) 1974年

 

 

 

<宇宙人は4次元に存在する>

・メード・レイヌは「円盤は4次元に存在」という。

 

・音と色のスペクトルがあるように(我々には聞こえない音と見えない色がある・・・ということ)、非常にデリケートで不可触の“触覚”のスペクトルがある

 

 ・ここまではいいいが、彼の理論がだんだん佳境に入ってくるにつれ幽界だの、神霊界の世界が飛び出してくるので、ちょっとややこしいが。

 

・円盤および宇宙人をエーテル体と仮定している。

 

・宇宙人というのは我々が、常日頃考えているような遊星間訪問者などではなく、他の次元―いうなれば、4次元―の世界に住む非常に優れた実体なのである。

 

・宇宙人の実体をエーテリアン(霊人)と呼び、彼らの乗用する円盤のことをエーテル船(霊船)と呼ぶべきだと言っている。

 

・これらの幽界的な通信者たちは、“霊媒を支配する霊”として知られる。

 

・我々の物質は非常に希薄な種類の原子によってできている。原子の構成分子が非常に高速で震動しているために、著しく濃厚になった別種の物質を頭に描いてごらんなさい。このような物質は風や水が1ミクロンの大きさの網の目をとおりぬけることができるのだ。一例として、幽霊が石壁をスーツと通り抜けるのなどそのたぐいだ。もちろん、これは幽霊の存在を肯定してのことだが。このような幽霊を構成している物質は高度の震動速度をもっているのだから、我々の知覚の範囲を超えているわけだ。したがって、常に異なった速度で、震動している異なった物質は、我々が、全く気づかぬのに、すぐそばに存在し、我々の体をつきぬけていくことができるのだ。

 

・レイヌと、その通信霊たちの語るところによると、エーテリヤン(霊人)は、非常に高い次元に属しており、多くの円盤を操縦しているという。

 

・彼らは、よほどの事情がなければ、地上で人間として住むようなことはないが、彼らは、自らを地上の人間と同じに考えている。つまり人間の持つ理解の力と同程度の知性を備えている。

 

・彼らは、偉大な科学的、精神的進歩をとげているのだから、必要な時はいつでも我々地上の人間の目に見えるような姿で現れることができる。つまり震動速度の色々な変化を自由にコントロールすることによって、人間の眼にみえるようになったり、消えたりできるのだ。

この震動の速度が我々の持つ普通の速度まで下がると、彼らは、その乗っている円盤と一緒に、人間の眼にみえるようになってくれるのである。

 

・こうした変貌自在の操作を一般に「物質化」と「非物質化」とか呼んでいるが、レイヌの省略的表現によると「マット」「デマット」というわけだ。

 

・UFOがまるで謎か神秘としか思えないほど、突然形を変えたり、パッと姿を消したりすることを報じている多くのUFOリポートも、この「マット」「デマット」の理屈さえ飲み込めば、それほど難しいものではない。

 

 

 

『宇宙人についてのマジメな話』

平野威馬雄) (平安書店)  1974年

 

 

 

 <彼ら(宇宙人)の仕事といえば、我々の生命に対する科学的研究のノートを作ることにある>

・彼らの多くは金星(我々は、普通、この遊星を物質として考えている)ではなくて、金星によく似たエーテル体の副金星からやってくるとされている。彼らは、他の遊星からも、また銀河のかなたからやってくるーこれらの地域を同様に非物質的基盤と考えるならばである。

 

・彼はまた恐ろしい地震も予言した。ルンツ教授は、円盤にはそれほど重大な目的などはなく、彼ら(宇宙人)の仕事といえば、地球自体の物質条件とともに、我々の生命に対する科学的研究のノートを作ることにある。

 

・あらゆる方面で文化が著しく進歩をとげたときは、その頂点を超えだし、単に衰亡の一途をたどるのが一般である。エーテル(宇宙人)たちは、必要とする情報を十二分に入手したら、彼らは、それをその文明が崩壊するまで、保持している。別の文明がおこり、それがまた、ある点まで発展をとげたなら、不思議な神秘的な組織を通じて、それらは再び地球の人類に手渡される。

 

・かくて、宇宙人(円盤人)は、ある意味では人類の保護者として、また時には科学的観察者として、あるいはまったく利害関係のないオブザーバーとして存在している。

 

・霊界を支配する霊たちは、次のように警告する。「エーテリアンの抱いている道術の理念は我々のそれとは全く異なり、エーテリアンは、我々の大切に思っている全てのことを,アブラ虫のごとく軽く見ているらしい」。しかし、すべての宇宙人がエーテル人(霊人)だというわけではない。宇宙にはあらゆる形、あらゆる色の生命体がいる。これら、非物質的実体に加うるに、おそらく、現実の固体としての円盤が存在していて、我々の面(物質の面)で、永久に同座して、他の物質的な天体から、本当に飛んでくることも確かだ。

 

 

 

『空飛ぶ円盤ミステリー』

 3人の黒衣の男

 (グレイ・バーガー) 平野威馬雄 訳 (高文社) 1960

 

 

 

<金星によく似たエーテル体の副金星からやって来る>

エーテル人は一体どこから来るのだろう。彼らの世界は我々の世界と共存すると考えることができるから現在あなたと共に部屋にいるかもしれぬ。しかし、彼らの多くは金星(我々は、普通、この惑星を物質的状態として考えている)ではなくて、金星によく似たエーテル体の副金星からやって来るとされている。彼らは、他の遊星からも、また銀河の彼方からもやって来る。-これらの地域を同様に非物質的基盤と考えるならばである。

 

・このような巨大な距離を光の速度よりも早く通過することは決してトリックなどではない。なぜなら、彼らは、単に自分たちは、ある特定の場所にいると信じるだけで、つまり、その事実を確認するだけで、空間は一瞬に通過し、好みの場所に移動できるからである。これは、すこし理屈が違うが、ま、いわばテレポーテーションのようなものだ。彼らにとって、時間や空間は0なのだ。

 

エーテル人が空間を超えることを“出現”と名づけている。物体は、そのヴァイブレーション速度を変えることによって、その精力(エネルギー)が変化するときに“現れる”のである。ヴァイブレーション速度が物質のそれに変化した時に、はじめて我々は、見たり触れたりすることができる。-ある人々が主張したように、空飛ぶ円盤を見、中に入り、それに同乗することさえ可能なのだ。なぜなら、その円盤は今や、我々自身の地上の物質で、しかも同じ方法で作られているからだ。

 

・円盤はそれほど重大な目的を持っているわけではなく、彼らの仕事といえば、地球自体の物質条件とともに我々の生命に対する科学的研究の状態と進歩に関してノートを作ることにある。

 

エーテル人たちが必要とする情報を十二分に入手したならば、彼らは、それをその文明が崩壊するまで保管している。別の文明が再興し、ある点まで進歩をとげたなら、その時には不思議な神秘的な組織を通じて、それらは再び地球の人類に手渡される。

 

・かくて円盤人は、ある意味では人類の守護者として他の意味では科学的観察者あるいは、ただ、単なる利害関係のない傍観者として想像されている。

 

エーテル人の抱いている道徳の観念は我々のそれとはひどく違い、彼らは、我々の事物に関する意見を、人間がアブラムシを見るがごとく、軽くみているのかもしれぬ。

 

・しかし、全ての円盤人がエーテル人なのではない。宇宙にはあらゆる形、色の生命体が種々の面において群がっている。これら非物質的実体に加わうるに、恐らくある現実の固体円盤が存在しており、我々の面(物質の世界)に永久に同座して、他の物質的天体から実際に飛んできたのかもしれない。

 

 

 

『ジョージ・アダムスキー』 

 不朽の叡智に照らして

ゲラード・アートセン  アルテ   2012/10

 

 

 

<金星人「ヤムスキ」>

・ジョージ・アダムスキーは1965年4月23日(聖ジョージの祝日)に亡くなった時には74歳でしたが、彼の人生の謎がその日で終わることはありませんでした。

 フライング・ソーサー・レビュー誌の追悼記事の中で、デスモンド・レスリーはこう書きました。

 

 「かつてこの地球上で生きたことのある多数の発達した人々が、この苦難の時代に地球を援助するために、円盤や生まれかわりなどによって、地球へ帰って来つつあるとジョージは言っていた。ジョージもその人々の一人として(……)選ばれたということはまず間違いあるまい。……われわれはジョージの逝去を惜しむ、心から惜しむのであるが、しかし私は彼の他界を悲しみはしない。彼は仕事に全力をつくした。世界は彼の他界によって変化するだろう。彼の出現は世界が豊かになることであり、去って行けば貧しくなるのだ。しかし、私は彼が永遠に姿を消したのだとは信じない。別な惑星で生まれかわったならば、再び地球へ帰って来て、われわれとコンタクトするつもりだと約束していた。ジョージ・アダムスキーに関してはまた何かが起こるだろう。いや、いつも起こっているのだ。さらば、なつかしい宇宙人ジョージよ、安らかに行きたまえ!」

 

・彼の話の背景と詳細はアイリーン・バックル著『The Scoriton Mystery(アダムスキー・リターン)』の中で描写されました。

 当初の恐怖心にもかかわらず、彼はどういうわけかその場にじっとしていました。円盤が着陸してドアが屋根の方にすべりこむように開いたとき、銀色のスーツを着た3人の人物がその円盤から出てくるのが見えました。2人の人物は、顔色が「薄く、黄ばんでいて」、「額はとても高くて上の方にとんがって」いました。ブライアントはまた、それぞれの手には指が4本しかなかったと報告しました。3番目の人物はいわゆる「普通」であるように見え、茶色の短い髪と濃い茶色の目をており、14歳か15歳の若者のようでした。ブライアントはこう述べています。「若者がグループのリーダーのようでした。他の2人より自由で気楽な感じでした。『私の名前はヤムスキです』と彼は言いました(少なくともそういう風に聞こえたのです)。

 

・同じようにして起こったもう一つの驚くべき体験が、1983年にイタリア語で初めて出版された『宇宙船の天使』においてジョルジュ・ディビトント氏によって描写されました。この本の中で著者は、1980年4月に、ある若くて美しい男性の幻影を見て、その男性がイタリア・ジェノバ周辺の丘陵へと車を走らせるように彼に指示した様子を描いています。彼は樹木が繁った谷間の空き地へと導かれ、すでに着陸していたUFOをそこで見て、その搭乗者たちとコンタクトしました。

 

・彼は最初の遭遇の後に定期的にコンタクトを重ね、そのようなコンタクトの一つにおいてオーソンとファーコンと名乗るスぺースブラザーズを紹介されました。アダムスキーが『空飛ぶ円盤同乗記』でスぺースブラザーズを指すのに使っていたのと同じ名前でした。ディビトントの説明によると、カルナとイルムスとズールも一行に加わります。一方、アダムスキーがラミューと呼んでいたスぺースブラザーは、ラファエルとして自己紹介をします。

 

・それから、「別の男性が私たちに紹介されました。彼はその優しさと人当たりの良さでただちに私たちに好印象を与えました。彼は言わなければならないことがたくさんある人のように微笑みましたが、語ろうとはしませんでした。『彼の名前はジョージです』とラファエルは言い、私の方を向いてうなずきました。『あなた方と同じような名前です。この私たちの兄弟はしばらく地球で暮らしました。彼はある任務を果たすために地球に来ることを選んだのです。彼は今や私たちの元に戻りました』。私たちはお互いに挨拶をし、温かく握手を交わしました」

 

・予想されたように、多くの人がディビトントの話をただちに退けました。結局のところ、彼の本が話題にしている現実は、著者が自分の体験を描写するために選んだ言葉や、彼とその仲間たちが受け取った教えを通しては伝わらないのです。しかし、この惑星上の使命が無限の宇宙の至るところにあるすべての生命表現とつながり合っているという現実は、言葉だけでは成し得ないような方法で彼の本から語りかけてきます。

 

そのため、『宇宙船の天使』のアメリカ人発行者、米空軍の戦闘機

パイロットであったウェンデル・スティーブンスが1990年5月にベンジャミン・クレームと会ったとき、クレームがディビトンの本にある多くのことを確認したのも、さほど不思議ではありません。「クレーム氏は、ジョージ・アダムスキーのコンタクトが本物であり、その一部はアダムスキー自身が描写しているように濃密肉体で行われたことを確認しました。アダムスキーとコンタクトした人々が、自分たちは金星からやって来たと述べたことについての質問に対して、クレーム氏はすぐに、それは本当であると答えました。彼は実際に、当時も今日でさえも、私たちの中には多くの金星人がいるということ、ジョージ・アダムスキーは特別な目的のためにここに転生した金星人の霊(魂)であったということ、そして彼は肉体の死によってこの領域を去る前にその目的を果たしたという情報を付け加えました。クレームによると、アダムスキーはその後も金星人の『光体』をまとい続けましたが、このことがまさしくスコリトンの話の根拠となっています」

 

・謎、論争、明らかな矛盾が、多くのイニシエートの生涯を取り巻いています。次章で見ていくように名声と金という束の間の富に迷わされず、脅迫にも屈することなく、ジョージ・アダムスキーはスぺースブラザーズの先駆けとしての使命を遂行し、多くの地球人の視野を広げたのです。

 

<金星人とは>

・彼らは樹木、草花、岩石、小鳥、動物などを研究し、これらが創造された目的を遂行している有様を観察していますので、“自然”とは神自身の法則の働きであるという結論に達しています。したがって自然界は至上なる英知の母であるといってよいでしょう。至上なる英知が現れるのはこの母を通じてであるからです。母体がはらんでいる小さな幼児に必要な栄養を供給するのと同様に、母なる自然はその母体から生みます。万物の必要物を供給します。

 こうした観察によって彼らは地球人よりもはるかに“父”とその目的とを知っているのです。

 

<生まれ変わり>

・ある子供は土星からやってきて金星で生まれ変わるかもしれません。これは本人がそれまで知らなかった生命のある分野を学ぶためであり、また各惑星人の地資金繰りが均等になるのを助けるためです。

これは地球でも行われていて、この太陽系のあらゆる惑星上で体験を持ってきた人々が地球で生まれ変わっており、それぞれ地球の進歩にたいして知的に文化的に貢献しています。

 

・金星の住民は自分の意志を子供に押し付けようとはしませんし、子供たちを自分の型にあてはめようともしません。各人はそれぞれの運命をになっていることを彼らは知っています。子の指導や世話はしますが、その個性に干渉しないのです。親に何事かが起こった場合は社会が子供の世話をします。彼らの社会は一大家族として互いに密接に結ばれているからです。したがって両親なき子供も両親との離別感を起こしません。

 

<死>

・金星人は右のことを知っていますので、新しい肉体を得るためには時機がくると喜んで古い衣服を脱ぎ捨てます。ゆえにわれわれの言う“死”という現象を彼らは恐れません。宇宙は絶え間なく変化の状態にあることを知っているからです。彼らが他の惑星に移動する(生まれかわる)ときは、その惑星の材料から作られる肉体が与えられ、それはその世界の条件によく適合していることを彼らは知っています。それは一軒の家から新しい家へ移動するのと異なりません。古い肉体の化学成分は目的を果たし、再び利用されるために別な変化過程に入ってゆくことを彼らは知っているのです。

 

<金星人の精神生活>

・他の惑星の人間は地球人がやっているように神を礼拝するか、教会のような礼拝の場所を持っているのかと多数の人が質問します。金星人は草の葉にさえ現れている“至上なる英知”を絶えず知覚して生きているということはこれまで説明し尽くされたと思います。

 

・あるとき母船が乗り込んで私はスクリーンに投写された彼らの“映画”を見ましたが、これはテレビに似たもので、画面には彼らの建物が一つ映っていました。入り口に通じる幅の広い階段があって、地球の美しい大寺院の本堂に似た長い室の奥には、大きな壁に“無限の生命”をあらわす肖像画がありました。それは息詰まるような光景でした。その肖像が生命で震えていたからです。この“宇宙の生命”の輝かしい肖像の暖かい抱擁の中に立ったときほど神に近づいたという感じのする時は他にないと思います。この建物の内部では宇宙の英知によって促進される“宇宙の働き”の完全な同等活動などについて研究されています。ところが地球人は“礼拝”という言葉の真の意味を理解するようになるにはまだまだ遠い道を歩まねばなりません。

 

・金星では黄金が豊富に使用されていますので、古代の予言者たちが黄金でできた“天国の門”とか“黄金をしきつめた道”という説明をしているところをみますと、どうも彼らは金星へ行ったことがあるのではないかという気もします。それとも金星から来た人が地球人の生活法と彼らのそれとを比較して描写するために“天国”という言葉を使用したのかもしれません。

 

<金星の家屋と公共建築物>

・彼らは美にたいして心中に深い観賞眼、というよりもほとんど畏敬感というべきものを持っていますので、これらは彼らの肉体、衣服、家具、家屋の構造などに反映しています。彼らの仕事の材料は柔らかい優美な色を帯びて振動していますので、それらは生きているように思われます。

 彼らはおだやかな人々ですから、けばけばしいものや極端なデザインは彼らの調和した生き方に適合しません。草花、樹木、灌木、蔓草などが豊富に成長していますので、これらは色彩やデザインの美をこらすためのヒントとされます。

 

・金星には多量の黄金がありますが、金星人はそれにたいして金銭的な価値を与えていませんので、構築物の装飾品として自由にしかも巧みに使用されています。黄金で作られた帯状彫刻壁の像や模様が、建築物の用途を示すために外面に取り付けられています。

 石板が建築材料として多方面に使用されています。水晶が大きく切られて使用され、これは半透明の材質として理想的ですが、透明な壁面構造ではありません。彼らは石を研磨して宝石の表面のようにする簡単な方法を発見していますので、これが建築に応用されると材料の石は宝石のように見え、高度に磨かれるためにさまざまの色を反射します。

 

<食物>

・私がこれまでに会った異星人のなかに、彼らの食物にたいする態度を詳細に説明してくれた人がありました。彼らは一定の条件下の化学物質の反応や、人体の細胞、絶え間なく変化する細胞の交代に必要な“燃料”などについて広範囲な研究をなしとげているということです。

 

・彼らは食物を料理する場合もありますし、生のまま食べることもありますが、彼らは食物の基本的な栄養素を破壊することなしに料理する方法を知っています。また肉体の適当な機能を果たすのに必要な炭素を補充するため、充分な肉類を食べます。私は『第2惑星からの地球訪問者』(新アダムスキー全集第一巻)を出してから後、彼らの食事の仕方について多くを知りました。彼らの一人が、異なる各種の食物を摂取することの重要性を説明してくれたのです。

 

<言語>

・多くの人を輸送する巨大な宇宙母船に乗ったとき、私は異星人が彼らの言語で話しているのを何度も聞いたことがあります。それはカン高い調子の音楽的な話し声で、そのことを最もうまく表現すれば、澄んだ美しいフルートの音色に似ているといってよいでしょう。騒がしい声ではなく、気が浮き立つような陽気な声です。

 

・しかし彼らにとっては想念や感情を他人に伝えるのにかならずしも音声による会話は必要ではありません。彼らはきわめてすぐれたテレパシーの能力を有していますので、無言のまま互いの想念や感情を感じ合うのです。

 

<ダンス>

・彼らの音楽は宇宙の各現象の波動の記録であって、それらは完全な調和の中に響き合って、喜ばしい表現を伴った一大シンフォニーを作り上げています。彼らがダンスをするときは肉体細胞が、常に若さを保つ絶えざる喜びの自由な状態の中に解放されていることを知っています。

 

<政府>

・これまでたびたび述べましたように、この太陽系内の他の惑星には一惑星に一種類の評議員団があって、あらゆる問題を調整したり、各地域の必要品を世話したりします。彼らは地球にあるような法律を必要としません。なぜなら、彼らの個人的な倫理観がきわめて高度なために、もし彼らが自然の法則をおかすようなことがあれば、ただちにそれに気づいて過失を修正するからです。評議員団の中には老若いろいろいます。また宇宙を旅する人たちもいて、他の惑星上で発生している出来事を観察しています。こうした知識の交流によって彼らは絶えず宇宙について多くを学んでいるのです。

 

<惑星上に起こる諸変化>

・この交流によって彼らは太陽系内の各惑星で発生している自然の諸変化に気づいています。彼らはこの地球がある一大変化すなわち自転軸の傾きを体験する運命にあることを知っていますが、それが発生する時期については知っていません。しかし彼らは地球上で発生する変化を観察することに興味がありますので、完全な地軸の傾きが起こるならば、何らかの方法で地球人を援助するでしょう。私は長いあいだ「多数の異星人がこの地球上に住んでいる」ととなえてきました。そのために次の質問を数限りなく受けました。「彼らは地球上で何をしているのか?」その行動の一つは、彼らの多くは出身惑星と絶えず連絡していて、地球が体験しつつある諸変化を観察することにあるのです。

 

 

 

『天使的宇宙人とのコンタクト』 

 2012年に再び戻ってくる

ハワード&コニー・メンジャー  徳間書店  2007/7/19

 

 

 

<「私は金星から肉体波動を落として地球へやってきた」金星人女性クリスティーナの告白>

・クリスティーナは北欧系の白人で、明るいブロンドの髪を肩まで垂らし、額は広く、瞳が大きな美しい女性です。

 

・(クリスティーナ)私が地球に来たのは1950年代の初めの頃です。地球に来る前、私は金星での私の精神的な指導者と私を育ててくれた人たちから、ある提案をされました。それは、地球へ行って子供として育てられ、成長していく過程を通して、地球の人と同じ立場で、彼らの意識の状態、先入観や偏見、複雑に入り組んだ状況やさまざまな宗教についての理解を深めてみないかという試みでした。同時に、太古の昔から地球とかかわってきた金星人、つまり一部の地球人の祖先でもある私たちの種族についての情報をもたらしながら人々を啓蒙するという役割を担うものでした。

 

・(クリスティーナ)私は地球に行く決意をし、レッツという町へ行きました。そこは、金星で唯一、3次元とアストラル界に同時に存在する場所なのです。私は自分のアストラル体のバイブレーション(波動)を落とし(低くし)、3次元の肉体を顕現させ、金星の家族に別れを告げました。そしてスカウトシップ(偵察用円盤)と私たちが呼ぶ小型宇宙船に乗り込み、金星の地表を飛び立ちました。レッツの町は天空をドームに覆われています。ドームの周囲はガスや炎で覆われていますので、離れた場所から町の様子を見ることはできません。

 

・(クリスティーナ)チベット僧たちはとても精神的に覚醒していたので、彼らとの暮らしに不都合はなかったのですが、私はまだ慣れない3次元の肉体の扱いにとても大変な思いをしました。まるで重たい鎧を身に着けているように感じたのです。最初は歩くことすらままならず、声帯を使って声を出すことにも苦労しました。私は歩行のバランスがうまく取れず、よく転んで擦り傷をこしらえていたものです。肉体の感じる苦痛というものに私はなかなか慣れることができませんでした。また、アストラル体では私は全方向の視界を持っていたのに、ここでは視野が限定されてしまうことにも不自由さを感じました。

 

・それから、3次元の世界では、何か物質的なものを手にするには、肉体的な努力をしなければいけないことも気づきませんでした。食べ物や本など、何でもです。アストラル界では、ただ必要なものを心に思い描くだけで、それらを物質化することができたのです。(訳注:アストラル界の物質は3次元の物質とは波動が異なる)。最初は何もかも大変につらかったのです。

 

・やがて私は、地球の社会に入り込んで暮らすためには、米国テネシー州のある一般家庭の養女になりました。ちょうどその家庭の7歳の女の子が交通事故で亡くなってしまったからです。ただ、実際の育ての親は祖母で、両親については祖母から話を聞くまでは、あまり多くのことを知りませんでしたが、いろいろと複雑な家庭事情があったようです。私はその後成長してシカゴに移り、さまざまな職業に就きながら、結婚して3人の子供を育てました。そして1990年に、金星の指導者たちのアドバイスにより、自分の素性を公にし、人々に平和と人類愛のメッセージを伝える活動を始めました。

 

・(クリスティーナ)私は今でも私の母星(金星)の人たちとときおりコンタクトを取っています。それは主にテレパシーによるもので、簡単な言葉や挨拶のようなものです。ただ一度、肉体の病気になってしまった時に、私はネバダ州の砂漠に連れて行かれて、そこからスカウトシップに乗って、3次元の肉眼では見えない領域に運ばれ、処置を受けました。鎮静剤のようなものを与えられ、安らいで眠っている状態で治療を受けました。また、私たちにはヒーリング能力もあります。ただ、私自身はあまり人にヒーリングはしません。そこには精神の法則がかかわってくるからです。人は病気になることで、そこから学びを得ることがあるのです。ですからその貴重なレッスンの機会を奪わないために、私はヒーリングを頻繁には行わないのです。

 

・メンジャーは、宇宙人から“肉体の原子のバランスを調整して病気などを治す機械”について教えられていますが、宇宙人の惑星には医者も病院もなく、各自の心が宇宙の創造主と一体化しているため、病気になることもないと言います。ただし、太陽光線からの有害な放射線を受けないことも重大な要因であるらしく、進化した宇宙人でも地球に滞在するうちに体調を崩すこともあり、有害光線を避けるためにサングラスをしている宇宙人もいると言います。地球も太古の昔は上空を厚い雲が覆っていて、直射日光が射すことはなかったので、聖書の登場人物などは数百歳もの長寿をまっとうしていたとも言われています。

 

・(クリスティーナ)私たちはテレパシーで会話をします。地球の人たちは、肉体というものにあまりにも閉じ込められてしまっていて、より高いレベルの次元とコミュニケーションが取れなくなっています。地球人が言葉でしか意思を伝え合えないことに私はとても驚きました。

 

・メンジャーは、3次元の肉体に束縛されている地球人とテレパシー能力の関係についてスペース・ピープル(宇宙人)が彼に語ったことを次のように紹介しています。「私たちが存在している3次元世界は、肉眼が知覚している幻影の一部にすぎないのです。肉体とは、魂がその惑星に存在している期間に、心に反映して表現している3次元のバイブレーションでしかありません。ほとんどの地球人は肉体に捕われている囚人のようです。テレパシーとは単なる脳波の送受信であって、テレパシーでコミュニケーションする2人の人物は自らの肉体に束縛されておらず、時間からも自由なのです。彼らは物理的な3次元の世界にいながら、同時に4次元をも繁栄していますが、それで3次元世界が壊れることはありません。

 

・彼らは無時間の領域にいて、3次元と4次元を同時に意識しているのです。太古の地球人は脳の下部にある“腺”が発達していて、自然な能力としてテレパシーを使っていたのですが、やがて通信技術という松葉杖に頼るようになり、しだいにその能力は退化していきました。テレポーテーションとは、脳下部の腺と5つの感覚器官の全てを用いて、リラックスした状態で3次元世界を写真のように感知することです。言い換えれば、テレポーテーションする目的地を完璧なまでに生き生きとイメージして、心をその光景の一部にすることなのです」。

 

・私たちの物理的な領域には、エーテル体(より洗練された表現形態)として顕現している精神的な生命体も存在しているのです。ある人たちは、これらの存在を私たちよりも年長の兄弟姉妹と呼んでいます。またある人たちは彼らを“天使(エンジェル)”と呼んでいます。

 

 

 

『裏金神―原爆をこの世に送り出した神』

 西郷武士   文芸社   2001/2

 

 

 

鬼門信仰(艮{うしとら}の金神について)

・さて、ナオについたこの艮の金神とは果たしてどのような神なのか。金神とは陰陽道系の祟り神で、古来その方角をおかすと『七殺の祟り』を受けると恐れられ、艮(丑寅、東北、鬼門)と坤(ひつじさる)(未申、南西、裏鬼門)の方角は民衆の畏怖の対象でもあった。古くは家を建てる時、鬼門として艮の方角(東北)を嫌い、もしこの禁を犯して家の増改築などをすると、その家に、災厄を及ぼす祟り神として忌み嫌われてきた民間信仰的な神であった。

 

 艮の金神を祭ることで災厄を免れ、祟り神から人に幸福をもたらす神へと変わった。>

・「次に成れる神の名は、国之常立神、次に豊雲野神。此の二柱の神も、亦、独神として成り坐して、身を隠したまいひき」

 

・これだけの記述で、初期に誕生した重要な神にもかかわらず、空白の多い神なのだ。ところで、後にナオの娘婿となる出口王仁三郎は「この神は神界を統治していた大地のもとの神であり、律法を定め神々を従えていたが、余りにも厳しく律法を守るようにさせたため、部下の神々が騒ぎ出し、一番偉い天の神がこの事態をついに見かね、泣く泣くの思いで国常立命に隠遁を迫り、そのため妻神と共に地に落とされ、艮の金神と坤の金神となった」と説く。

 

・そして、この国常立命の隠遁劇の晩が、ナオが神がかった節分の晩の日に当たり、よろずの神々がこの日を記念し、煎り豆をまいたのが節分の始まりであった。この艮の金神の復活するのが、「煎り豆から芽が出るとき」とされ、その意味からこの神を永遠に閉じ込めようとする呪い言葉にも思える。また神々たちは、この神を世に出さないため、正月に立てる門松はこの神の墓のしるしとし、その神のはらわたを叩き潰して雑煮として喰らい、二十日の二日には骨正月としてこの神の骨になぞらえて焼いて食べ、お盆にはからだの筋をソーメンにたとえて食べるなどして、徹底的にこの神の復活を嫌った。そして、今日まで年中行事を通して「鬼は外」と呪いの言葉を投げかけられ続けてきた。

 

 <九鬼家には『九鬼文書』という古史古伝の文書が伝わり『宇志採羅根真(うしとらこんじん)大神』を祭神としていた。

 

・「艮の金神、変性男子(へんしょうなんじ)とあらわれるぞよ。つぎに変性女子(へんしょうにょし)があらわれて、男子には世界のことを書かすなり、女子には世界にあるこまかいことを説いてきかせるぞよ」

 

・これは大本の独特の表現である。変性男子とされるナオは肉体的には、女の体だが、霊魂は男。王仁三郎は肉体的には男だが、霊魂は女であると示された。

 

・「こんどは北から艮の金神があらわれて、世界を水晶の世にいたして、善と悪とをたてわけて、善悪の見せしめを明白にいたして、世界人民を改心させて、万劫末代動きのとれん、善ひとすじの世のもちかたをいたすぞよ」

 

 北に押し込められた艮の金神は、いよいよ姿を現すとお筆先を通じて予告していた。

 

 

 

『私は宇宙人を知っている』 

パソコンネットで飛び交うUFO秘密情報

松村潔  ベストセラーズ     1991年

 

 

 

 <古代リラ人は日本人の祖先>

・私は、この古代リラ人の中心的な人物は、トス(のちの、ヘルメス)だったという考えを持っている。年々考えるたびに、ヘルメスは日本人だったと思えるのだ。日本の古神道などの教えは、ヘルメスのエメラルド・タブレットと類似点が多い。

 

 <グレイは深く地球に食い込んでいる>

ノストラダムスのいう「ヘルメスの統治する国」が日本だということはすでに周知の事実だが、この事実を知って自分はヘルメスの生まれ変わりだと僭称するロボット化宗教の教祖も登場する時代、古代リラ人やヘルメスが必然的に注目を浴びる時期でもある証拠だ。

 

 <ブロンドに区分されるプレアディス人であるエレアの人々>

 <UFO問題についての書籍が、活発に出てくることを期待>

・聖書の一節「プレアデスとオリオンを制したものは、アルクトゥルスに至る」という謎めいた言葉がある。アルクトゥルスというと、すぐに思い出すのは、かの世紀の大予言者エドガー・ケイシーが、自分はもともとアルクトゥルスからやってきた。アルクトゥルスはこの宇宙にとっての理想的な調停的な世界であると述べていることだ。

 

 <古代リラ人は日本人の先祖>

セムジャーゼによると、現代リラ人の血筋を持つ地球種族は14万4228人だといわれているが、これは全地球人口の4万人にひとりくらいの希少種族である。だが、興味深いのは、このリラ人は日本人の先祖である、と述べていることだ。

 

 <現在、地球にコンタクトしているグレイたちの故郷は琴座、そして日本人のルーツもまた琴座>

・宇宙人は地球人に溶け込んでいる。

 

・宇宙人、すでに形態の存在しない宇宙人。これこそ宇宙人だというべきと主張しているコンタクティがいるので、宇宙人と名前をつけた。形がないために、どんな生体にも、同調できる。ひとつの精神体である。

 

・とりわけ、彼がコンタクトした宇宙人が、プレアデス人であり、その惑星がエレアというのは、マイヤーがコンタクトした宇宙人セムジャーゼの惑星エラと類似した発音であることも興味深い。

 

 <地球人的な美しい宇宙人女性>

・オウミさんは、身長150センチくらい。髪は、栗色で、真ん中から半分に分けた髪を後ろへまとめて肩のあたりでしばってある。ごく普通のヘアスタイルでした。皮膚の色は白く、やや青みがかって見え、目の色は茶色でした。まるい額、秀麗な眉、鼻梁の高い涼しげな鼻筋、バランスのとれた穏やかななかにも凛々しさの感じられる、力のある瞳、「唇は薄く、肌色に少しだけ赤みが混じった色をしていました。話すときに現れる白い歯は、まったくわれわれ人間そのものの歯でした。しかし、変わっている点もありました。それは、異様に耳が長いのです。耳の位置も、我々と比べると、ずいぶん下のほうにさがっていました。耳たぶも、だらり、という表現ができるほどに垂れ下がっていました。そしてオウミさんはその長い耳たぶにピアスのようなものをしていました。

 体つきは、日本の女性を大同小異といって間違いないと思います。

 

 

 

『いのちの法則』   マイトレーヤの法則

ベンジャミン・クレーム     シェア・ジャパン出版  2005/5/1

 

 

 

<UFOと宇宙の兄弟たち>

・宇宙の兄弟たちが地球上に到着する予定のときには、それがどこであろうとも、いつもかならず徴(しるし)があった。

  夜空を見上げて、普段よりもずっと明るく見えるときには、それが宇宙の兄弟たちが到着するという徴である。彼らの光の船(UFO)が、地球の大気圏に入るときはいつでも大気反応を起こすので、その結果、空が明るく輝くのである。それは夜、見られる現象である。

 

 <宇宙船の着陸>

・カナダでは、極北地域に宇宙の兄弟たちが上陸し、そこの漁民たちはそのイベントを目撃した。政府に対して、知っていることを公開するように圧力がかけられている。人々はもっと公に語るようになるだろう。

 北アメリカほど、頻繁に宇宙船が上陸してきたところはない。「宇宙の兄弟たち(スペース・ブラザーズ)」は助けの手を差し伸べるために、ここにいるのであり、時には、一般の人々に特定の経験を授けるので、科学者たちを戸惑わせている。

 

 <惑星外からの援助>

・我々の太陽系システムの中の、より高度に進化した惑星からの存在が地上に住んでいる。国際連合にはその事実の記録があり、彼らは、たとえば、様々な国において、政府関係の中でアドバイザーとして働いている。また医学分野において、多くのインスピレーションが与えられている。特に光のテクノロジーに関して、より啓発された存在者たちは、この光のテクノロジーをコントロールすることができるが、彼らは、それを誤用しない。重要な場合に、彼らは、それの誤用を防いできた。彼らの役割は、保護的であり、インスピレーションを与えるものである。

 

 

 

『光の勢力は集合する』

―UFOと彼らの霊的使命―

ベンジャミン・クレーム   シェア・ジャパン出版 2010年5月

 

 

 

 マイトレーヤに出現の先触れをする“星”>

・宇宙の兄弟たちは、マイトレーヤの出現と完全に関係しています。これらの4つの飛行物体は特別に要請されて飛行しました。それは非常に大きく、サッカー競技場の5倍ほどの大きさです。そのために煌めく他の星々に比較して大きく見えます。それらは金星や木星のような大きな惑星と同じくらいの大きさの星のように見えます。金星や木星を見た人がそれを“星”と間違えることも時々あります。

 

 <“星”を広く世界に知らせる>

・“星”はもちろん天体としての星ではありません。“星”は宇宙船、UFOであり、巨大な宇宙船です。「通常の日常的な」偵察UFOは直径わずか25か30フィートで、かなり大きいですが、そこまで巨大ではありません。“星”は巨大で、フットボール競技場を5つ合わせたくらいの大きさがあります。

 

マイトレーヤの光の飛行船>

マイトレーヤは、光の船を持っています。それは赤またはオレンジがかった赤の球体としてしばしば見られます。それには、大勢の人が乗ることができます。マイトレーヤはロンドンのいろいろな寺院に住んでおられ、それぞれに数年を過ごされ、スワミたちを訓練し、世界中で教えるために彼らを送り出されます。これをする時、マイトレーヤはしばしば人々を宇宙船に連れて行かれるのです。

 

 

 

『光速の壁を越えて』

今、地球人に最も伝えた[銀河の重大な真実]

ケンタウルス座メトン星の【宇宙人エイコン】との超DEEPコンタクト

エリザベス・クラーラー      ヒカルランド 2016/4/30

 

 

 

・【宇宙人エイコン】の子供を産み、メトン星で4か月の時を過ごしたエリザベス・クラーラーの衝撃の体験

 

<別世界から現れた一人の男性が運命を変えた>

・大きな宇宙船は、優雅に無音で空中を滑りながら、丘の上に向かって素早く移動し、雲の下で滞空し、姿を消した。それは、再び数百メートル上空に浮上して、丘の頂上の南側に向かった。そして、ゆっくりと高度を落とし、地上約1メートルにとどまった。

 脈動するハム音が空気を満たし、私の鼓膜を打った。巨大な宇宙船によって突然空気が変異したためだった。円形の船体は少なくとも直径18メートルはあり、中央に丸いドームがあった。三つの大きな丸窓が私の方に面してあり、その窓から一人の人物の姿を見ることができた。

 

<彼らの祖先は金星人だった>

・つまり、地球の科学者らが理解しているように、地球からケンタウルス座アルファ星まで宇宙飛行士が光速で宇宙旅行できるとすれば、4年を要します。しかし、私たちの宇宙船では、この距離は即座にゼロになります。

 

<太陽という灼熱地獄の脅威>

・金星は太陽の膨張サイクルの最後の時に、恒星からの放射線によってすべての植物と動物が死滅して、滅びました。

 

<初めて目にしたメトン星>

ケンタウルス座α星の私たちの恒星系は7つの惑星から構成されています。そのすべての惑星に私たちの文明がおよんでいて、人々が暮らしています。この美しい恒星系の3番目の構成要素はプロキシマ・ケンタウリとして知られており、そのまわりを7つの惑星が軌道を描いて回っています。

 

<美しく豊かな自然に満ちた未知の文明>

・白と銀色に輝く都市が湾曲した入り江を取り囲んでいた。濃いサファイア色の水は、鮮やかでエキゾチックな色彩で満たされた木と花で生み出された豊かな古典的な美を反射していた。

 

<南極に存在する地下基地とは?>

・私たちの領域(次元)は宇宙空間と惑星表面にあって、決して惑星内部ではありません。地下の都市と通路は過去の遺物です。私たちは温かい湖のある南極の地下基地を維持しています。これは私たちの先祖が暮らしていた地下都市のエリアで、当時、氷冠はありませんでした。

 

 

 

『戦慄のUFO&宇宙人ミステリー99』

 衝撃写真493点 エイリアンと人類の恐怖の真実

 悪魔の協定か?ダルシー人体実験、エリア51のエイリアン、ピラミッド型のUFO登場、地球内部の異星人基地、フリーメーソンNASAの陰謀

 南山宏   双葉社   2010/7/14

 

 

 

 <惑星セルポとの極秘交換留学>

アメリカ政府は、選り抜きの軍人12人を惑星セルポへと交換留学に送り出していた・・・。

 

・このイーブ1号が宇宙船の残骸から見つかった通信装置で故郷と交信し、相互理解を深めるための交換留学生計画が進んだという。その故郷がレティクル座ゼータ連星系の惑星セルポだ。

 

・留学メンバーを乗せ、宇宙船が出発したのは、1965年、彼らは、表向き行方不明者とされ、身元や記録が抹消された。ネバダ実験場にセルポの宇宙船が到着し、地球に残るセルポの留学生と入れ替わりに旅立ったのだ。

 

・ふたつの太陽が輝き、地平線下に沈むことはほとんどない星で、大気や気圧は地球とあまり変わらなかったという。メンバーはあたたかく迎え入れられ、平等で穏やかな社会生活をつぶさに観察、体験することができたらしい。

 

・8人が持ち帰ったデータや資料、高度科学技術を示す品々は、その後の米軍の科学技術の発展に寄与したようだが、彼らの肉体はセルポ滞在中に強い放射能にさらされていたため次々に病死したとされている。

 

 <大統領が異星人と交わした密約>

・1954年のアイゼンハワー政権時代に、連邦政府憲法の抜け道を使ってエイリアンの一種族グレイと「グリーダ協定」と呼ばれる密約を交わしたというのだ。協定の内容は、エイリアンの先進科学テクノロジーを学ぶのと引き換えに、エイリアンが牛馬を捕獲し、人間にインプラント技術を試す実験を許可するという恐ろしいものだ。アメリカが標榜する人道的行為とは正反対の内容である。

 

・反人道的な密約に至った理由は、米政府の力ではエイリアンと戦っても勝てないため、相手の条件をのむ内容になったと告白している。

 

・実際、その後のアメリカ国内では、家畜類が不可解な死を遂げるキャトルミューテーションや人間が誘拐されるアブダクション事件も頻発した。

 

・元海軍の情報部員だったクーパーは、MJ12がアイゼンハワーによって創設されたこと、生きたエイリアンの写真が添付された資料に目を通した経験などを赤裸々に告白。

 

・密約を交わしたのは、大きな鼻が特徴のラージノーズ・グレイであることまで暴露した。

 

・MJ12絡みで爆弾発言を連発したクーパーだが、2001年納税拒否の逮捕時に撃ち合いになり警察に射殺されてこの世を去ってしまった。政府の巧妙な口封じだったのだろうか?

 

 

 

『カルト・陰謀 秘密結社 大事典』

アーサー・ゴールドワグ  河出書房新社  2010/10/9

 

 

 

<エリア21、ステルス飛行物体、マジェスティック12、異星人による誘拐、神の宣託>

エリア51はさまざまな名称で知られている。グルーム湖、ドリームランド、居心地の良い空港、ネリス試験訓練場、パラダイス・ランチ、ザ・ファーム、ウォータータウン・ストリップ、レッド・スクエア、「ザ・ボックス」、そしてもっとも味もそっけもない名称は空軍飛行検査センター第3派遣隊である。エリア51ネヴァダラスヴェガスの北約200キロにある極秘の軍事基地で、ここからもっとも近い街は約40キロ離れたところにあるネヴァダ州レイチェルだ。

 

エリア51には、宇宙人の死体を解剖した医療施設や、生きている宇宙人を尋問する取調室がある。UFO研究者のなかには、施設を実際に運営しているのは宇宙人だとほのめかしているものさえいる。グレイ、ノルディック、インセクトイドなどと呼ばれている生命体(異星人)が、実質的に支配しているこの地球を搾取し、人間からDNAを採取していたとしても、私たちの政府はなす術なく、見て見ぬ振りをしている、と彼らは主張しているのだ。

 

・『蒼ざめた馬を見よ』(1991)の著書で、超陰謀理論家のミルトン・ウィリアム・クーパー(1943-2001)は、UFO、外交問題評議会、『シオンの長老の議定書』、エリア51はすべて同じものの一面だと述べている。彼は国防長官ジェームズ・フォレスタル(1892-1949)はベセスダ海軍病院の16階の窓から突き落とされた死亡した、と語っている。彼は、仲間であるマジェスティック12(宇宙人に関する調査、および接触

 

・交渉を秘密裏に行ってきたアメリカ合衆国政府内の委員会)のメンバーが異星人の侵入者と結んだとんでもない取引に反対した後、「退行期うつ病」で病院に監禁されたのだという(クーパー自身、大勢の人が納得できない理由で、アリゾナ州アパッチ郡の警察に殺されてしまう)。

 

・話をクーパーに戻そう。彼によると、ジョン・F・ケネディを暗殺したのはリー・ハーヴェイ・オズワルドではなく、(なんと)大統領のリムジンの運転手だった――なぜなら、運転手が実はゼータ・レティキュラ星からやって来た宇宙人であることをばらすと脅されたからである。宇宙競争がインチキだというのは、すでに月には基地があったからである(それが1970年代以来月に人間が行かなくなった理由だ――テレビで月面を歩く光景を放映すれば、宇宙人の存在が暴かれてしまうだろう)。また数多くの火星探査機がうまく作動しなかったのは、火星がすでに南フロリダくらい発展していて、そこに住んでいる住民たちが自分たちの存在をずっと隠しておきたいと願っているからだ。三極委員会が設立された目的は、アジア、ヨーロッパ、北アメリカの関係を改善することではなく、宇宙人と交流するためだった。

 

・では、ゼータ・レティキュラ星人に内通した、地球の反逆者とはいったい誰なのか?今までに陰謀理論家について多少読んだことがおありの方なら、答えを聞いても驚きはしないだろう。それはイリュミナティ、フリーメイソンキリスト教の敵である大富豪(世俗主義者とユダヤ人)などといった、極秘裏にロシアのボルシェヴィキを援助したり、アメリカの憎むべき連邦所得税をごまかしたり、2001年9月にツインタワーを倒壊させ、ペンタゴンを攻撃してひとつの世界を樹立しようとしたりしてきたグループである。晩年のクーパーは、自らが数多くの書物で取り上げ、暴露してきた宇宙人の侵入は実際には起きておらず、それは故意に流されたニセ情報の格好の見本だ、と考えるようになった。イリュミナティが、まず陰謀理論家を利用して、地球外生命に関する嘘の噂をばらまき、宇宙人よりはるかに恐ろしい自分たちの正体を一般人の関心から逸らしていたというのだ。

 

・実際に、空飛ぶ円盤のファンが、エリア51――具体的にいえば、ハイウェイ375の南西に置かれた距離標識29から30の間にある、伝説の黒い郵便箱に群がり始めた。その場所には、グルーム湖に向かって伸びる舗装されていない道路がある。ボブ・ラザーという名の男性がここで目撃できるかもしれない信じられないものについて人々に語り始めたときから、見物客が現れるようになった。1989年11月、ラザーはラスヴェガスのテレビのトーク番組に出演し、極秘施設S-4で自分が携わっていた仕事について話し始めた。その施設は、干上がったパプース湖の近く、エリア51の南約15キロにあり、彼はそこで山腹にある格納庫に収容された7機の空飛ぶ円盤を目撃したのだ。話はそれで終わりではなかった。彼はその空飛ぶ円盤の1機の推進システムの構造を解析する作業を手伝っていたのだ(彼が「スポーツ・モデル」と呼んでいる宇宙船は、反重力エンジンで動いていて、燃料にはかなり不安定なエレメント115と呼ばれる物質が使われていることがわかった。後に、ラザーはこの宇宙船の模型を売り出した)。

 

・彼はMIT(マサチューセッツ工科大学)やカリフォルニア工科大学で研究していたと話しているが、どちらの大学の記録にも彼の名前は残っていない。ラスヴェガスに来る前、彼はロスアラモスで働いていたが、上級科学者ではなく技術者で、S-4格納庫やエリア51で働いていたと確証できる記録は何もない。ラザーは、政府が自分の信用を傷つけるため、在職していた痕跡を消したのだ、と反論した。1990年には、悪事に手を貸した罪を認めた(彼は売春宿の経理を手伝っていて、盗撮するためのカメラをそこに取り付けていたのだ)。1993年には、映画界に自分の伝記――まず映画化される見込みのない話――を売り込もうとしたりしたが、現在は、ニューメキシコで隠居生活に近い暮らしをしているが、会社も経営し、車を水素燃料で動かす装置の開発にもいそしんでいるという噂もある。

 

<フィリップ・コーソー>

・フィリップ・コーソー(1915――1998)は、勲章も幾度か授与されたことのある元陸軍情報将校だったが、晩年には、ロズウェルに関する体験について驚くべき事実を詳しく語り始めた。彼は1947年にカンザス州フォートライリーで勤務していた、という。そのとき、彼はロズウェルからオハイオ州ライト・パターソン空軍基地に運送する積荷を検査する機会があった。そのなかに、ゼラチン状の液体中に防腐処置を施された異星人の死体が入っていたのだ。「異星人は4つ足で、人間のような姿をしていた……奇妙な顔つきをしていて、指は4本……頭は電球のような形をしていた」と彼は述懐している。後に、ペンタゴンの海外先端技術部勤務を任命されたとき、彼はロズウェルで回収された人工物を検査するよう命じられた。その任務の驚くべき意味に気づいた彼は、人工物の構造を分析するために、防衛関連企業の研究開発部門にその物質を「まいた」と書いている。現在、使われている光ファイバー集積回路、レーザー、暗視ゴーグル、そしてケプラー(芳香族ポリアミド系樹脂)はこの残骸から開発された技術のほんの一部だ―――分子ビーム電送機、(思考を機械に伝える)サイコトロニック装置は相変わらず機密扱いになっている。

 

 

 

NASAアポロ計画の巨大真相』 

月はすでにE.T.の基地である

コンノケンイチ  徳間書店   2002/12

 

 

 

アメリカはUFOテクノロジーをすでに手にしている>

・「UFOの推進テクノロジーを、ついに人類―アメリカ合衆国が手に入れることができた」

 

・考えてもみてほしい。この技術こそ世界の歴史のなかで、もっとも懸命に探し求められてきたテクノロジーなのである。こうみれば、この開発のために費やされてきた資金には制限などあろうはずはない。UFO情報が政府によって『超極秘』とされ、固く秘守されてきた最大の理由の一つが、今回の『重力制御テクノロジーの完成』という大成果につながったのである」

 

ペンタゴン上級将校による暴露本!>

・驚かされたことは、米国防総省の上級将校フィリップ・J・コーソーが、ロズウェル墜落UFOの国家的な研究を暴露した本を1998年に出版したことだった。 

 本書はロズウェル事件の真偽どころではない、コーソーの職務体験を基にした「墜落UFOの収獲」の方法を述べているからである。

 アメリカではベストセラーの上位を続け、『サンデータイムズ』も「ロズウェルの墜落がUFOであることを証言した、もっとも位の高い人物の本」と絶賛している(邦訳『ペンタゴンの陰謀』中村三千恵訳 二見書房)。

 

・フィリップ・コーソーは21年間にわたり米陸軍の情報将校を務め、アイゼンハワー政権時代には国家安全保障会議スタッフなどの要職を歴任、常日ごろから国防に関わる機密に接し、そのため極秘のUFO情報も握っていた。

 

・つまり、UFOの極秘情報に関わる者でも「54-12」から命じられた範囲だけしか知らず、全体は分からないようになっている。それにコーソーの本の内容も準じているからである。コーソーの本も、アポロ計画NASAには何も触れていない。

 

<暴露本に見る恐るべき真実>

・「軍は二つの戦争に巻き込まれることになった。ソ連と異星人との戦いである。異星人の方がソ連よりも、はるかに大きな脅威だった。そこで相手のテクノロジーを逆手に取り、軍需産業に恩恵を与え、宇宙関連の防衛システムを築き上げることだった」

 

・「これには異星人テクノロジーがふんだんに盛り込まれている。レーザー、加速粒子ビーム兵器、『ステルス』技術を搭載した戦闘機など、そのかげで冷戦終結をもたらすことができた」

 

・「二番手に甘んじるのはイヤだとばかりに、どこも密かにロズウェルの兵器開発に明け暮れ、ペンタゴンでは異星人テクノロジーの開発戦争が繰り広げられていた」

 

・「検視報告書に述べられたEBE(墜落UFOから発見された生命体で、通称『グレイ』と呼ばれる)は、生物というよりも、長期の時空飛行専用に設計されたヒューマノイドと考えるべきかもしれない。察するところ、彼らは食料も排泄物処理施設も必要としない。肌を通して科学物質を処理し、排泄物を利用するロボットかアンドロイドにすぎない」(註・1980年代、アメリカで「キャトル・ミューティレーション」といわれる年間2万頭も上る牛の大量虐殺事件が起こった。牛の体内からすべての血が抜き取られ、切り口はレーザーで切り取ったように鮮やかだった。これはグレイの栄養素を得るためだった)

 

・「しかし、宇宙船本体はそのままノートンに残され、ノートン空軍基地はさながら空軍とCIAが管理する異星人テクノロジー博物館のようになった。宇宙船を複製する実験と推進システムの応用実験は今なお続けられている」

 

・コーソーは出版後に心臓麻痺で突然死したが、UFOの真実を暴露することは身の危険さえ生じるのである。

 

<実用化されたUFOテクノロジー

・コーソーが手掛けたという、UFOテクノロジーは次のようなものである。

 

▼映像倍増管・・・・・後の「暗視装置」になる

▼スーパーテナシィ・・・・後の「光ファイバー

▼レーザー切断装置・・異星人たちの2万頭に上る家畜虐殺に使用された

▼分子を圧縮した合金

集積回路および超小型ロジックボード

▼移動式原子力発電機・・・・・アポロ宇宙船に使用された

ガンマ線照射食品・・・・・どんな食品も常温保存できる

▼グレイのヘアバンド・・・・第3の脳・誘導システム

▼加速粒子ビーム兵器・・・電子を刺激する強力光線「SDI迎撃ミサイル」に応用。

▼電磁推進システム・・・・・ステルス機に使用。

劣化ウラン発射体・・・岩窟深くで爆発する弾頭、湾岸戦争で使用。

 

アメリカ(ユダヤ勢力)はロズウェルUFOテクノロジーを利用することによって、現在の世界一極支配を作り上げたのである。

 

 

 

 ペンタゴンの陰謀』

(新兵器開発に隠された驚愕の事実)

(フイリップ・J・コーソー著)  (二見書房)  1998/2

 

 

 

ペンタゴン(米国防総省)とエイリアンとの交渉>

・ロズエル事件のファイルより開発可能なテクノロジーのリスト「暗視装置、光ファイバー、驚異の繊維、スーパーテナシティ・ファイバー、レーザー、分子を圧縮した合金、集積回路および超小型化したロジックボード、イオン小型原子炉、ガンマ線照射食品、第3の脳誘導システム、粒子ビーム兵器、電磁推進システム、ケプラー防弾チョッキとステルス機、劣化ウラン発射体等」である。

 

ロズウェル事件で回収されたシリコンウェーハーは、回路の小型化を可能にし、15年後には、初のマイクロ・コンピューターを生みパソコン革命をもたらした。パソコンもレーザーもUFOの超テクノロジーから生まれたといえる。

 

・著者は、1960年代の2年間、中佐としてペンタゴンの陸軍研究開発局の海外技術部に籍を置いた。

 

・「私はそこで、二重生活を送っていた。普段は、兵器研究者として、そしてその裏では、私は情報将校として、トルードー中将の相談役を勤めていた。私に託されたファイルには、陸軍の最高機密がぎっしりと詰まっていた。1947年7月、ニューメキシコ州ロズウェル郊外で空飛ぶ円盤が墜落し、ロズウェル陸軍航空基地第509大隊が残骸の回収に当たった。ファイルにはそのときの残骸や情報が収められていた」。

 

・「大きさは子供と変わらない。といっても子供ではない。こんな大きな風船型の頭をした子供がどこにいる?容貌は人間と似ているがとても人間には見えない。両目は黒くて大きかった。鼻と口はことのほか小さく、切れ込みのようだといってよい。耳は顔の両側がへこんでいるにすぎない。皮膚は灰色がかった茶色で、髪は生えていなかった」。

 

・「異星人が食料や排泄施設を必要としなかったのは、ロボットかアンドロイドのような存在だったからだ。つまり、宇宙飛行や目的地での任務遂行のためにわざわざ作られたのだ!?」、「ロズウェル事件から50周年にも米空軍はあらためて事件を否定する発表を行なっている」。

 

 <政府はさらなる隠蔽を行なう>

・「1962年に国防省補佐官は、報道陣を前にしてこう言った。『未確認飛行物体の情報が国家の安全保障にかかわることであれば政府は、国民はおろか、議会にも通告しない』」。

(・そして、大統領にも知らせなくてもよいシステムを作り上げているそうである。)

 

 

 

 『大統領に会った宇宙人』

ペンタゴンの宇宙人極秘報告)

(フランク・E・ストレンジズ)(たま出版)1996/12

 

 

 

<『ビクター・クラス防衛区域』>

・ビクター・クラス宇宙船の直径は約90メートル、ふちの部分の高さは7メートルだが、次第に高くなり中心部では約30メートルになる。常時乗船している乗組員はおよそ2百人。およそ103機のビクター・クラスが地球の地表付近に存在し、約287ヶ所の地点を行き来している。

 

・最初のビクター・クラス宇宙船が地球を訪れたのは、6千年近く前のことだ。ビクター・クラス宇宙船は、いずれもはるか大型のスター・シップ内で慎重に建造された。他に小型機も多くの種類がある。

 

・バルと副司令官たちが、イエス・キリストによって直接任命されたことを乗組員たちは知っている。この人間型の金星人は、かってアイゼンハワー大統領と会見したといわれている。

 

 

 

『宇宙人の柩』  日本人脳外科医が衝撃の告白!

鈴木龍成、竹本良  明窓出版  1997/8

 

 

 

・今年(1997年)に入ってからのことだ。

 それは一本の電話から始まった。某大手出版社のB誌編集部員であり、親しくさせていただいている長浜淳之介氏が、NASAの施設でETの死体を見たという日本人医師がいるといってきたのだ。

「何? それはほんとうか?!」

 唐突な話であったため、私が、長浜氏に思わず聞き返したのだった。しかし驚いたことに、それと1週間と違わず、私の年来の友である出版プロデューサーの横田久哉氏に、ある政治家の新年会でお会いした時、彼が全く同じ話をしてくれたのだ。

 

・「ええっ?ひょっとしてそれ、○○○○(有名な病院名が入るところ、医師としての職業上、そして本人の身の都合上さけています)の鈴木龍成氏(仮名)の事?」

私が身を乗り出してたずねると、横田氏はうなずいたのである。

 

NASAの研究施設で「ETの死体を間近で目撃した」と証言する日本人医師が現れた。1992年にNASAで宇宙航空医学の専門家として派遣されていた時、ある部屋で2時間ほど冷凍ガスで保存されたETを目撃したというのだ。背丈は140センチ位、頭が異常に大きく、腕は細く長い、血管は地球人よりも太く、緑色。性器は退化しており、骨格もあり、肌はゾウのそれに似ている。いわゆるグレイタイプであったという。更にドクターKは男女判別つけがたい生きているETとも会話したと語った。そのETは我々が白鳥座61番星と呼んでいる星から来たことが判明、腰につけた自動翻訳機で対話したという。こちらは一般にアダムスキータイプと呼ばれているものであり、ゲイ・ペッツの描いた「金星人の姿」にそっくりな風貌、ただ目鼻がもう少しくっついていたというのだ。-中略―その他、全身がガン化したことその腫瘍の写真(ETは皮膚ガンになりやすいという)、実験室の見取り図、国務長官の確認書、反重力装置の一部を見せてくれた。ドクターKは「これらは20~30年内に周知の事実となるだろう」と述べた。

 ドクターKとは鈴木龍成氏のことである。

 

 

 

『光速の壁を越えて』

エリザベス・クラ-ラー  ヒカルランド  2016/4/30

ケンタウルス座メトン星の【宇宙人エイコン】との超DEEPコンタクト

 

 

 

<息子に付けた特別な名前>

・「ここメトン星では、時間はまったく重要でありません。夜も昼もなければ、「時間を区切る単位もありません。事実、今あなたが浸かって、光のより高い振動周波数はあなたの加齢プロセスは高い帯域の周波数においては適用されません。そこでは、時間の流れ、そして人間の寿命が変わってくるので、メトシェラの神話は見劣りするでしょう。人類は、電磁的特性によって永遠の命を得ることができます。ただ電磁エネルギーを強化してそれを固守することで、人々は純粋な思考と愛によって7年毎に自己を肉体的に更新できるのです。

 

・祝賀会はエイコンの家で催され、この偉大な文明の多くの人々がはるか彼方からやって来た。彼らは皆エイリングを愛してくれた。幼い息子の美しさは目を見張るものだった。高い知性と完璧な態度は大人たちにも感銘を与え、彼らは息子を白鳥座へと連れて行きたがった。

 

「地球のような惑星の女性としては、素晴らしい成功です。銀河の私たちのところにエイリングに訪問してもらいたいです。彼は偉大な科学者になって、私たちの文明に恩恵をもたらすことでしょう」と彼らは言った。

 

白鳥座は遠すぎるわ。地球からデネブまでは少なくとも1500光年もあるわ。琴座のベガの方がずっと近くて、地球からわずかに26光年ほどよ。息子を白鳥座まで連れて行かないで!あの星座には超新星ができるわ」と私は彼らに言った。

 

「心配することはありませんよ。私たちはそんなつもりで言ったわけではありません。あなたが望まないなら、白鳥座に連れて行きませんよ。ただ、その地域で超新星現象が起こると言うあなたの予言に、私たちはとても興味があります。あなたは問題の恒星に気づいているのだと思います。あなたの未来に関する直感と知識は高まっていますね」

 

 

 

『知っておきたい世界の幽霊・妖怪・都市伝説』

一柳廣孝  西東社   2008/7

 

 

 

三島由紀夫 天才小説家の怪奇な死>

<英霊に導かれた死>

・1970年、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地で演説をして自衛隊にクーデターを促し、その後に割腹自殺をした「三島事件」は世間に衝撃を与えた。彼の死に関しては、その友人から奇妙な話が伝わっている。

 

・自殺した年の正月に三島邸で行われた新年会の際、霊感の強い者が三島由紀夫の後ろに青い影を見て、それを三島に告げた。三島が影に向かって「磯部か?」というと、その影は消えたという。磯部というのは陸軍軍人の磯部浅一という人物で、2・26事件に関与して銃殺された。三島由紀夫の思想にも強い影響を与えた人物だそうだ。友人はこのような霊にとり憑かれていたら大変だからと、お祓いを勧める。それを聞いた三島は「『英霊の聲』を書いているときに、半分居眠りしてるのに筆だけが動く。でき上がったのを見て書き直そうとしても、どうしても何か、書き直せない力が働いていた」と思い当たるふしについて語ったという。

 

・『英霊の聲』は、2・26事件の青年将校たちの霊が天皇に対する無念を語るという内容である。この話を踏まえると、三島由紀夫は、磯部浅一の霊に導かれて死んだとも考えられるのではないだろうか。

 また、三島が自殺した市ヶ谷駐屯地では、たびたび三島由紀夫の幽霊が目撃されたという。

 

マリリン・モンロー 演技をし続けた苦しみの人生>

<謎の死をとげた世紀の女優>

・ハリウッドにあるルーズベルトホテルには、マリリン・モンローの幽霊が出るという話がある。1950年代からアメリカのセックスシンボルとして有名だった彼女は、1962年に突然亡くなり、世間に衝撃が走った。睡眠薬の大量服用による自殺という説や、何者かに殺害されたという説など、その死は謎に包まれたままだ。

 

マリリン・モンローの幽霊は、よくルーズベルトホテル内を徘徊しているのだという。また、地下に飾られている、マリリンが愛用したという鏡には、マリリンが映ることがあるそうだ。プールサイドに水着姿のマリリンが歩いているのを目撃した人も多数いる。そんなことから、ルーズベルトホテルには、マリリン・モンローの幽霊見たさに来る客が絶えないそうだ。

 

マリリン・モンローは実際は聡明な女性で、世間に求められている「セックスシンボルとしてのブロンド美人」というキャラクターとのギャップに悩んでいたとされている。また、本当はブロンドではなく、褐色の髪だったということも知られている。その鬱屈から逃れるために、彼女はアルコールや恋愛に依存していったのだという。

 

アドルフ・ヒトラー  録音された独裁者の声>

<大量虐殺を謝罪する声>

・第2次世界大戦を引き起こす原因をつくり、敗北直前に自殺したアドルフ・ヒトラーは、ユダヤ人を大量虐殺したことで有名な人物だ。そのヒトラーの霊の声が録音されたテープがあるという。第2次世界大戦から15年ほど経ったある日、スウェーデン市民が購入した新しいテープに奇妙な声が録音されているのに気づく、よく聴いてみるとそれはドイツ語で、ドイツ人に聴かせたところ、ヒトラーの声に間違いないということだった。そして、その声は、ユダヤ人の大量虐殺を謝罪していた内容だったという。

 

 

 

仮面の告白

三島由紀夫  新潮文庫   2003/6

 

 

 

三島由紀夫の作品における「仮面の告白」の中のフリーメーソン

・「夜、私は床の中で、私の周囲をとりまく闇の延長上に、燦然たる都会が浮かぶのを見た。それは奇妙にひっそりして、しかも光輝と秘密にみちあふれていた。そこを訪れた人の面には、一つの秘密の刻印が捺されるに相違なかった。深夜家へ帰ってくる大人たちは、彼らの言葉や挙止のうちに、どこかしら合言葉めいたもの、フリ-メイソンじみたものを残していた。また、彼らの顔には、何かきらきらした直視することの憚れる疲労があった。触れる指先に銀粉をのこすあのクリスマスの仮面のように、彼らの顔に手を触れれば、夜の都会が彼らを彩る絵の具の色がわかりそうに思はれた。やがて、私は「夜」が私のすぐ目近で帷をあげるのを見た」。

 

 

 

『週刊 世界百不思議 2009年3・12/19合併号』 

この世は「謎」と「怪奇」に満ちている

講談社

 

 

 

<UFOを信じた知識人たち>

<自宅に観測所を作り、研究会員になった三島由紀夫(1925-1970)>

・作家、三島由紀夫は日本初のUFO研究団体「日本空飛ぶ円盤研究会(略称JFSA)」の会員だった。

 

・1960年代頃、彼は「美しい星」というタイトルの、自ら宇宙人だと信じる一家の小説を書いているが、その中には、JFSAの機関誌名「宇宙機」という言葉を登場させている。また彼はJFSA発足の2年後に結成された「宇宙友好協会(略称CBA)」が主催したイベントにも参加している。これは仲間と手をつなぎ、「ベントラー、ベントラー」とUFOに出現を呼びかけるというものだが、残念ながら目撃にはいたらなかった。

 

・ちなみに、UFOへの呼びかけ文句「ベントラー」とは宇宙語で、宇宙船の意味だという。

 

 

 

『太田千寿が解き明かす「霊界と天上界の大真実」』

人類はサタンに騙されている  「消された記憶を取り戻せ!」

 太田千寿  徳間書店    1996/8

 

 

 

 三島由紀夫氏が私のところに来た理由>

・亡くなった三島由紀夫氏が私のところに来たての状況は以前に詳しく書きました。しかし、三島氏がどういう理由で、地上に交信をしてくるようになったのか。さらには、どうして三島氏が地球を救うようになったのかはあまり触れていませんでした。

 

 私が知らされていたのは、次の三点です。

 1、死んだ直後、指導霊に連れられて富士の裾野に行ったということ。

 2、そこには生前「盾の会」のメンバーと何度も体験入隊した自衛隊がある場所だということ。

 3、三島氏が生まれる前に、18回転生しているが、彼らは、いずれも富士山の裾野にいたということです。

 

・-私三島由紀夫は、死んで間もなく富士のホールにいた。巨大なホールであった。あたりは一面真っ暗闇、私の前に『私』と名乗る男女が18人現れたのである。(『空間を超えて道を行く神』

 

・では、いったいなぜ三島氏が地球を救うのでしょうか。6年ほど前、三島氏から霊界に行くようになった背景が送られてきて、はっきりしました。なんと、驚くべきことに、そのメッセージによると、三島氏は死の直後、宇宙船に乗せられたというのです。そして、とんでもない出来事に遭遇したのでした。

 

 <地獄からの生還>

・-UFOの中はすべてがガラス張りであった。鏡に映った自分の姿を見て、私は唖然と立ち尽くしていた。あれほど望んでいた背高のっぽになっていたのである。自分でもほれぼれするほどの男前、ギリシャ的な風貌。神が私の望んだとおりにしてくれた。何という奇跡だ。夢にまで見たこの姿。

 

・赤いボタンがいくつもある映像システムが何カ所も設置されている。『L』と記されているボタンを人差し指で押して見た。すると映像システムが一斉に動き出して、生前の私がはっきりと画像に映しだされている。

 

・そのとき、神々しき声がした。

 

 『そなたは、この宇宙船で4年間、孤独に耐えるのだ。地獄に落ちたそなたの影は、20年かかって、地獄を制するであろう。もうすぐそなたの同胞が下界からやって来る。引田天功と田宮次郎だ。彼らがやって来たら三人で力を合わせて、この宇宙安寧のために働くがよい。そなたの心は私が全て見てきた。死に急ぎをしたな。しかし、そなたの死が無駄にならない日が必ず訪れる。それを信じて突き進むのだ。この宇宙船は、そなたのためにシリウスで作成したものである。天功と田宮が来たら、三人よく話し合いをして、月の空洞にある宇宙基地に移動するのだ。基地内には歴史上の人物がリーダーを求めて右往左往している。そなたはこの4年間で彼らのトップリーダーになれるよう、一時も無駄にしてはならない。時にはこうしてそなたに交信する。さらばだ』

 神の声はこうして消えて行った。

 

・三島氏が自刃したのは昭和45(1970)年11月25日のことです。私がこのメッセージを受け取ったのは、平成2(1990)年ですから、ちょうど20年目のことです。

 

まさに清算期間の20年が終わった直後のことです。

 

 <二つに引き裂かれた三島由紀夫氏>

・なんということだ。私が、『生前の私』と『宇宙人としての私』として分離されてしまったのだ。一人は記憶を持ったままの私であり、もうひとりは記憶を失ってしまった私なのである。記憶のある生前の私は、地獄の20年を過ごすことになり、そしてもう一人の私は、宇宙船に乗って旅立ったのである。

 

 <白髭白髪の老人の出現>

・ところで皆様もすでにお気づきのことと思いますが、ここに出て来た「白髭白髪の老人」こそ、サタンのことです。「人間の記憶」を消すために奔走するサタンだったのです。

 

<●●インターネット情報から●●>

 

<インターネット情報;ライブドアブログ「大摩邇(おおまに)」から転載>

・古屋に住む鈴木龍成氏に質問状を送りつけた。鈴木氏の貴重な体験をより理解したいがためだ。ぶしつけながら、とりあえず最初の14問から始めることにしよう。

 

1997年4月初めに収録されたものである。

 

Q1-プロフィ-ルを教えて下さい。

 

「私は鈴木龍成(仮名)で、両親の都合で名古屋で生活しています。

母は大阪で商売をしております。

高校まで名古屋におり、東京の某国立医科大に進みました。

専攻は外科、脳神経外科、航空宇宙医学です。NASAでは宇宙ステ-ション内での宇宙飛行士の生理活動と健康管理を研究しました。

小・中学校の頃から物理・化学にすごく興味がありまして、宇宙論に関しては物理を特に勉強しました。

中学1年の時、物理の先生に相対論の説明をした記憶があります。

ガリ勉タイプではなかったけれど、興味のあることにはずば抜けていたと思います。

今の趣味はゴルフとドライブで、いたって普通の人間です」

 

Q2-NASAに行かれたそのきっかけは何ですか?

 

「小学6年の時、アポロ11号が月面着陸をしたのですが、

宇宙飛行士と管制との会話に何かおかしいと思ったのがきっかけといえます。

その頃には僕は同時通訳を勉強していましたので、西山千氏の訳し方や宇宙飛行士の言葉にひっかかるものを感じたのです。

一般の方は何も気がつかれなかったと思うのですが、僕はその時から

何かこれは作られたものだなと気づいておりました。

NASAにはその頃から行きたいと思っていましたが、NASAに行くようになったのは別の文脈といえます。

学生時代は航空宇宙医学、宇宙ステ-ション内の人体活性度、生体機能変化等を勉強していました。

卒業してインタ-ンを終えると、ニュ-ヨ-クのベルビュウ病院に2年間、ドイツミュンヘントロマド国立病院に6ヶ月間アシスタント・レジデントとして働き、また米国のミュルスタ-シュ-リッツ国立病院でも勉強したのです。

知り合ったNASAの航空物理学者ハドソン氏からNASAで勉強しないかといわれましたが、日本にとりあえず戻ったのです。でも招待状が届きまして、学部長に相談したのです。

 

<こんな機会は滅多にないので、勉強してきたらどうか>と勧められ、行ったのです。滞在中のホテルや食事は全て最高の待遇でした。

日本で勉強した航空宇宙医学の延長線を立体的に研究する毎日でした。本題の中心となるところですけれども、NASAの表の部分、裏の部分、その辺の歴史もはっきりと教えられまして、<極秘>ということで、裏の部分も見せていただきました」

 

Q3-NASAはどういうところでしたか?警備体制は如何でしたか?

 

「一番の印象は表と裏の部分が極端に違うということです。

どうでも良いというところが緊迫感あふれた警備体制になっています。NASAは世界各国の民間企業が優秀な技術者を送り込んでいる

西側の宇宙開発の完全組織といえます。ソ連が崩壊した今では唯一の宇宙機関といえるでしょう。NASAには40年間収集した膨大な資料・写真がありますが、

 

一般に公開したのはホンの一部でしかありません。月面着陸のデ-タですら1%にも満たないと思います。秘密の部分がないとするなら、全て公表しても良いと思うのです。カ-タ-元大統領が州知事だった頃、UFOに遭遇しました。NASAに問い合わせると、<NASAはUFOの調査にあたる機関ではない>という回答がホワイトハウスに届いたのです。

またNASAはUFOに関する調査計画は一切ないという返事もしております。

でも誰に聞いても何かがあることはわかると思います。

僕がどうして異星人の組織まで入り込めたか、それは表面上はドクタ-だからというのですが、それよりも僕の物理の理論に関わるのではないかと思うのです。その理論がUFOの推進システムと深い関係があるのではないかと考えています」

 

Q4-異星人を見る前に何か説明を受けましたか?やはり口止めされたのですか?

 

「説明は特に何も受けません。口止めについても<あうんの呼吸>の

ような、全てわかっているだろうといった感じでした。今考えますと、異星人の方から連れてこいという話だったようにも思えてきます」

 

Q5-異星人は何種類いましたか?どのように保管されていましたか?生きている異星人は何処にいたのですか?異星人と地球人の身体の構造はどう違いますか?何故異星人がNASAにいたのですか?

 

「知っている限りでは4種類いますが、別の種類が何種かいると思います。

人間に似たタイプ、小人タイプ、巨人タイプ、獣タイプ、他にも奇妙な形のタイプや異臭を放つタイプもいます。

僕の見たのは1947年のUFO墜落事件、ロズウェル事件の異星人です。墜落したUFOの中から4体の小人タイプの異星人が発見されました。2体は丸焦げで、顔はボ-リングの玉のような感じに焼け焦げていました。

他の2体は発見当時生きていました。運んでいる最中にその内の1体は死にました。もう1体は生きたまま、冷凍保存によって現在も生命維持されているということです。

 

顔は一般に紹介されているものよりも醜く神秘的で、眼が立体感のある、ちょっと言葉で言い表せないような神秘的なものでした。

それらの異星人が何処から来たかは、UFOの推進原理がわからない以上まだ不明の状態です。

異星人と地球人の身体の構造の違いについては、解剖された一体の

異星人しか把握はできないのですけれども、1947年に墜落した当時のフィルム、レントゲンやCTの撮影フィルム等からわかる範囲で答えさせていただきます。

一体のものに関しては、身長は1m20-30cm程度で、前頭葉が非常に発達しています。指は6本で水掻きのようなものがついています。

皮膚は人間の皮膚とは異なり、爬虫類のタイプと思います。視力は約2.0から3.0程度で、人間より視野が広いと思います。口はありますが、それが消化器官に繋がっているかどうかは不明です。

耳は人間よりもとがった感じです。聴力は人間の約20-30倍で、

犬のように細かい音も聞き分けられるのです。消化器官は人間と同じで、肋骨その他骨格に関しても相違はなかったと思います。ただ気になったところでは性器の部分です。男女の区別がわからないというか、僕の見た感じでは、そこは全て退化してしまっているのではないかということです。

 

肉体的には非常にもろく、人間でいえば病弱あるいは衰弱した状態といえます。ですが、極端に頭部がどしっとしており、知能指数の問題か、その部分が発達しているのです。僕の見た限り、頭脳及び精神性が高まったために肉体的なものが退化しているという印象を受けました。付け加えるならば、人間の何百年、何千年、何万年後の人間の姿のようにも思うのです。

 

単にこれはあくまでも推測なのですけれども、異星人は遠い星から

きたものばかりでなく、僕たちの未来人が何かを警告しにきている

のではないかと思うのです。マ-マン博士の話では、彼らはケイ素化合物からなり、寿命が1000-2000歳ということです。

 

ケイ素化合物には細胞の劣化はなく、あるのは新化のみで、前生の記憶が残されており、更に死ぬまでの行動(任務)がDNAに組み込まれているというのです。どうしてNASAに異星人がいるのかは、世界で唯一宇宙開発・対策を把握している最高機関だからではないでしょうか」

 

Q6-異星人の宇宙船が何故墜落するのでしょうか?

 

「1947年の墜落(ロズウェル事件)では4体の内2体が丸焦げになり、1体が途中で死亡し、1体は冷凍保存されたわけです。

それ以外では数え切れないほどの宇宙船が地球に墜落しています。

宇宙船の推進原理の一つは2極間磁力によって制御されているシステムいわばアダムスキ-型だと思います。

ご存じのようにアダムスキ-型円盤には下の所に3個の球のような

コンデンサ-があります。

そこに巻かれているコイルは重力場の歪みのエネルギ-と相互作用して、重力電磁気誘導を起こすわけなのです。

 

そして電気はチタン酸バリウム製の球体コンデンサ-3個にフィ-ドバックされるのです。球体コンデンサ-の中心部には核電気共鳴という現象が起きて、回転電導磁場が生じるという原理なのです。これはあくまでも相対論の延長線上での僕の考えでお話ししているのですが、その装置が地球上の磁場によって無茶苦茶にされてしまう。

 

重力を安定させる基盤が崩れ、墜落に至ると考えられます。僕は医師の立場で墜落原因と死亡原因との因果関係を明確にしなくてはならないのですが、重力場の歪みにより宇宙船の窓が破損し、減圧して墜落した宇宙船内での全身打撲が一般的な原因の説明になるだろうと思います。

 

地球人が戦前戦後アメリカやドイツで開発していたようなシステム、

例えばジェ-ムス・F・キング・ジュニアの「磁気流体力学推進装置」「電気的推力発生装置」「電気運動装置」とかは異星人の推進システムとは全く異なるものであることを先に述べておきたい。

 

推進装置にはいろいろあり、超光速粒子(タキオン)利用の原子力システムもあります。マイア-のプレアデスの円盤もタキオン粒子を使った推進システムだと思います。

 

タキオンは光速を超えますから、最初に結果が見えて後で原因が起こるわけなのです。この宇宙船に乗れば、事故が予めわかってしまうのです」

 

Q7-異星人は何処から来ているのですか?

 

「アダムスキ-の話では金星とかの太陽系の惑星からの訪問者と

なっていますが、僕は白鳥座61番星、X-1の異星人と話し合いました。地球人より圧倒的に発達した知的生命体は太陽系よりも他の恒星系ではないでしょうか?宇宙船に誘拐された夫妻が異星人から見せられた天体図によると、地球から32光年離れたレティキュル座ゼ-タ1から来たのだという話です」

 

Q8-宇宙船の推進メカニズムはどこまで解明されましたか?

 

タキオン推進システムは今の地球上の科学では全く解明できません。1947年の墜落円盤は技術面では70%は解明されていますが、中心となる反物質反応炉の技術面が未だに解明されていないのです。

その理由はまだ地球の科学学者、物理学者は宇宙のエネルギ-の

研究が手薄になっているのが原因ではないかと思うのです。

地球の科学者・物理学者が宇宙のエネルギ-についてもっと解明

してゆけば、重力場のことは容易に解明できると思います」

 

Q9-何故あなただけが異星人を見せてもらえたのでしょうか?

 

「僕に科学的・医学的才能が特別あるからというわけではなく、

地球に来ている異星人が僕の宇宙観、思考、センス、医学的概念に

共鳴したからではないだろうか?どうもそう思えてしまうのです。

異星人を見せてもらったというより、異星人、UFO機種、科学知識、

彼らの生活等々、それら全てが一体共鳴して、僕が呼ばれてしまったような感じです」

 

Q10-異星人の伝達手段はなんですか?

 

「彼らは精神性が発達しており、殆どの手段を使っています。

相互に思考伝達ができ、テレパシ-が一般的な異星人の方法です。

白鳥座61番星の異星人は腰に自動同時通訳機を取り付け、何語であろうが、応答できるのです。アメリカ人ならば英語で答え、日本人ならば日本語で答えるのです。そのメカニズムはわかりませんが、何らかの波動の共振が鍵なのかも知れません」

 

Q11-その異星人からどんな話が聞き出せたのでしょうか?

 

白鳥座61番星の異星人は地球人と殆ど変わらず、ただやや青白いタイプといえます。平成4年にNASAに行った時、立体4次元画像を見せてくれました。何千人、何万人もの日本人が地震に襲われて、悲鳴を上げている地獄絵を見せられたのです。

 

それは大阪方面で大量の死者を出す地震だということでした。

今となっては阪神大震災の予言画像なのでした。

地球人は霊の仕組み、宇宙エネルギ-の存在、重力のメカニズム、

エネルギ-の本体、物質の本質等々を知らないばかりか、解明しようともしないと彼は指摘するのです。

 

20-30年後には異星人はどうどうと公的に姿を現すそうです。

彼は第3次世界大戦、世界最終戦争を映像で再び予言しています。

阪神大震災が的中していますので、僕は恐怖を感じています。

でも物理の法則があって、予言を公表すると現実に起こらなくなるのです。

だから第3次世界大戦の予言は逆にそれが起きる現実の固まりみたいなものが消失するものだと理解して下さい。

神戸の震災では事前に何も発表されていなかったので、それが原因ともいえるのです」

 

Q12-宇宙船は何でできていますか?

 

ロズウェル事件の破片を見ましたが、アルミニウムのような柔らかな感触でありながら、ハサミでも切ることができない。

折り曲げても元に戻ってしまうのが奇妙ですが、傷つけたり破損したりできないのです。

その後に発表されたのは、金属に特殊な光を当てて顕微鏡で見ると、

銀・銅・ニッケルが独立した粒子のまま、一つの合金になっているとのことです。人工的に造られた金属もあり、正確に一定間隔で配列されているのです。

地球上では理解できない金属が使われているのはまず間違いないと思います」

 

Q13-昔からUFOに興味があったのですか?

 

「地球以外にも遠い星の中に必ず異星人がいるのではないかと、

小学校2-3年生の頃から思って、関心がありました」

 

Q14-墜落した宇宙船は今どこに保管されているのですか?

 

「1940年代に墜落した宇宙船の残骸はNASAの施設一番地下の

下層部に保管されています。また米軍と異星人とが共同で実験を行っているのは、事実間違いありません。

またプエルトリコの西部にある基地の地下には秘密施設があります。

警備が厳しくて一般人は近寄ることもできない状態になっています。

共同業の内容については控えたい部分があります」

 

↑以上、本文中からの抜粋です。↑

 

*********************************************************

 

■ 現在 地球に飛来している宇宙人は 約10種類以上いました。

 

① 人間に似たヒューマノイド・タイプ

② 体の小さい小人タイプ

③ 人間よりも大きな巨人タイプ

④ 野生の野獣のような獣タイプ

⑤ 異臭を放つなど その他の多様なタイプ

 

 1947.7/2にニューメキシコ州に墜落したUFOから回収した宇宙人は2体 が焦げており 顔はボーリング状の玉のような形状をしていました。

 UFO宇宙船の形状は エイのような形をしていました。

 その他 米国内で回収された無数のUFOやETIの宇宙船や遺体等も見せられました。とりわけ 注目したのは Roswell UFO 事件で回収された宇宙人の遺体を冷凍保存されたものと 腐敗防止処置されたものを見た時でした。以上の体験をした場所は NASAの特別医療施設群の研究室でした。

 

■ 宇宙人の寿命は 1000~2000年であり脳の劣化は 見られず 進化するのみであり しかも前世の記憶は正確に残り、さらに死亡するまでの行動がMind(こころ)に残ります。

 

  NASAで最初に宇宙人を目撃したのは Area51のパプースレイクで同エリアには S4グルームレイク等があり 全て軍事極秘エリアで一般の人も軍関係者でも政府関係者でもダメで極限られた人たちだけが立ち入りを許可されていました。しかも 警備が厳重で 24時間監視される生活をしいられました。

  このエリアのS4地下室の研究群でオリオン種族の宇宙人と彼らの優れた高度の技術を提供してもらい共同でUFO宇宙船を開発・研究しました。

  私は 医学なのでUFO宇宙船の内容は分かりませんが 常に 異星人と地球人の違い 、そして彼らの文明と地球文明の違い等を中心に比較研究をしていました。

  S4は 広大な地下研究施設群からなりいくつもの専門の部署から構成され組織化され 時々 複雑な配置のため自分がいる位置が分からなくなることもありましたし全米の軍事極秘施設とは 超高速のリニアーカーで連結されており表からは一切 内部の実態は 分からないようになっていました。

 

■ 鈴木博士は 白鳥座の61番星の宇宙人(ETI)と交流しています。 この宇宙人は 自動翻訳機を携帯し様々な言語にも対応し会話することができます。

 ETIは 外見から地球人類と変わりませんが やや青白い色で全て美形で地球文明よりも2000~3000年も進んだ文明から飛来していました。

 

 彼らの乗り物はUFO宇宙船であり時空を多チャンネルのような平行宇宙の原理を応用して---UFO推進装置と平行宇宙をうまく組み合わせて 自在に Time Travelできる高度のテクノロジーを持っていました。

  彼らは ある空間の歪みに入り 別の空間から出るというバイオンス運動をしながら 瞬間遠隔移動(Teleportation)をいとも簡単に使いこなせる最先端の文明から飛来している異星人でした。

 

■ 超光速と平行宇宙

  UFO宇宙船を強力な磁場で包んでしまうとレーダーに対しては ステルス効果がでてきます。

 つまり空間の波動原理や超時空の法則を理解しないとUFO宇宙船を使いこなすことは困難です。

 

① 宇宙人は心と物質から構成されていること(二重構造=心物統合の原理)を理解していました。

 

② 宇宙人は宇宙エネルギーを活用してテレパシーやテレポテーション(瞬間遠隔移動)、体外離脱(OBE)等を自在に使うことができました。

 

③ 精神性が高く病気に強く寿命がのびて宇宙エネルギーを自在に使いこなして心豊かなLifeを常に目指します。

 

<転載終了><●●インターネット情報から●●>

 

 

 

『美しい星』

三島由紀夫   新潮社  2003/9

 

 

 

・一家が突然、それぞれ別々の天体から飛来した宇宙人だといふ意識に目覚めたのは、去年の夏のことだった。この霊感は数日のうちに、重一郎からはじめてつぎつぎと親子を襲い、はじめ笑っていた暁子も数日後には笑はなくなった。

 

・わかりやすい説明は、宇宙人の霊魂が一家のおのおのに突然宿り、その肉体と精神を完全に支配したと考へることである。それと一緒に、家族の過去や子供たちの誕生の有様はなおはっきり記憶に残っているが、地上の記憶はこの瞬間から、贋物の歴史になったのだ。ただいかにも遺憾なのは、別の天体上の各自の記憶(それこそは本物の歴史)が、悉く失われていることであった。

 

・重一朗は無為の男だったが、思慮もあり分別もあったので、一家を衛るために一番重要なことは、自分たちが宇宙人だといふ秘密を世間の目から隠すことだと考へた。いかに隠すか?」

 

・「・・・・ようやく四人は、丘の稜線に辿りついた。雑草に覆はれた坂の半ばで、倒れて草に顔を伏せ、一雄に扶けられて夜露にしとどになった顔をあげた重一郎は、自分が第二の丘の上のひろい麦畑に達したのを知った。その丘のかなたには、更に湖中の島のように叢林に包まれた円丘があつた。『来ているわ! お父様、来ているわ!』と暁子が突然叫んだ。円丘の叢林に身を隠し、やや斜めに着陸している銀灰色の円盤が、息づくように、緑色に、又あざやかな橙色に、かわるがわるその下辺の光りの色を変へているのが眺められた」。