日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

私は雨の日以外、1日に30分ほど自転車に乗る。徒歩での散歩もいいが、夏の暑い日などは途中でいやになってしまう。そこで自転車を愛用している。自転車は短時間で効果的な運動ができる。(2)

 

薬で老化は治りません

・国の医療費のことだけでなく、多剤投与は、患者さんにとっても害でしかありません。飲む薬の数が増えれば増えるほど、余計な副作用が出るからです。お年寄りの場合、転倒しやすくなりますし、認知症にもなりやすくなります。多剤投与は、メリットよりもデメリットのほうが多い。それは間違いありません。

 

次から次に出てくる新薬。“エビデンス”は疑ってかかれ。あなたの老化を防げるのは、薬でも医者でもなく、あなた自身の努力のみ。

 

ライザップより、ウォーザップ! お金は一銭もいらない

・もっとお金をかけずにライザップができれば………。それが“ウォーザップ”こと、ウォーキングです。

 

・ところが、日本では何でもお金を買おうとする人が多い。ちょっと高価なものに憧れがちです。患者さんに話を聞くと、平均で月1万~2万円を健康食品やサプリメントにかけています。

 

・レストランでの食事や食材は価格と質がある程度一致するかもしれません。しかし、こと健康に関しては、一銭もかからないウォーキングほど価値のあるものはありません。健康はお金では買えないけれど、お金を払わなくても手に入るのです。

 

ところで、お金を払ってスポーツジムの会員になって、健康を手にいれようとする人も多いですよね。それもいいのですが、スポーツジムでは、各マシンについているモニターでテレビを見ながら、トレッドミル(ランニングマシン)やエアロバイクをやっている人がほとんど、それはすごくもったいない行為です。

 歩くとセロトニンが増えると何度も書きましたが、それは、脳内が空っぽであるほどいいのです。モニターとイヤホンでテレビを見聞きしながらだと、どうしても意識が画面の中の世界に引きずられます。そうすると、セロトニンの分泌は減ってしまうのです。

 

・今は、自律神経の乱れからくる不満がとても増えています。不眠や立ちくらみ、めまいなど、ストレスや不規則な生活から自律神経が乱れて、さまざまな不満を抱えている人がとても多い。自律神経を鍛えるには、熱めのお湯につかった後に冷たいシャワーを浴びるというのを繰り返す「温冷交代浴」がよく知られています。これも、自宅でお湯代、シャワー代だけでできる手軽な方法ですが、もっと手軽なのは歩くということです。歩くことは、自律神経の機能も整えてくれます。

 

高いものほど効果が大きい?それ、ほんま?健康、幸せはお金ではなく、自分の心次第。

 

「骨折=手術」とは限らない。骨折しても歩くことを忘れるな!

・高齢の人がそのまま3、4週間も入院していたら、本当の寝たきりになってしまいます。

 なぜなら、特にお年寄りの場合、ずーっと寝たままの生活を続けていると、どんどん骨密度が下がっていくから、たとえば、1週間寝たままの生活を続けたら、まず、「踵骨」という、かかとの骨がスカスカになっていきます。それから、腰椎、脊椎、大腿骨などの骨密度も低下します。

 

私が在宅や介護施設で診ているおじいちゃん、おばあちゃんたちもよく転んでしまいますが、入院することのほうが少ないのです。というよりも、基本的には高齢者の骨折で入院は必要ないと思っています。なぜなら、骨は勝手にくっつくから。いくつになっても、生きている限り、骨は自然にくっつきます。

 

とにもかくにも、在宅医療の経験から、高齢者は「骨折=入院、手術」ではなく、「痛みが取れ次第、歩く」というのが原則です。自然に骨もくっつきますし、何より、病室で過ごすよりも、そのまま家や施設で過ごすほうが、1カ月後、2カ月後の状態がいいのです。歩き方も認知機能も、入院しないほうがいい。

 

骨盤が折れても、翌日には植木に水やり

・転倒・骨折を防ぐために、まずは日頃から歩くことが大事ですが、どんなに転ばないように気をつけても、転倒・骨折のリスクをゼロにすることはできません。どうしても骨折してしまうことはあるものです。骨折してしまったら、痛みだけ座薬や飲み薬でしっかり取ってもらって、早くから歩きはじめること。そうして骨粗しょう症が進まないようにして、次の骨折を防ぐことが大事です。

 このことは、まだほとんどの医者は知りません。骨は自然にくっつくということをすっかり忘れています。なぜなら、多くの医者は、病室で寝ている患者さんしか診ていないから。

 

「骨折=入院・手術」は、過去の常識。骨は勝手にくっつくもの。骨折で安静にしていたら、歩けない体がつくられる。在宅の常識は、「痛みが取れ次第、歩行」。

 

健康になる歩き方

 

普通に立っているつもりだが、立てていない人は多い。丹田・肩甲骨・骨盤の3点チェックでスッと立とう

 

骨盤はゆがむもの。でも、歩ける。クッと前進させて矯正を。

 

足だけでなく全身で歩こう。ポイントは、肘を後ろに引くこと。肘を引けば、肩甲骨が動き、上半身の筋肉を使える。

 

“脊椎ストレッチウォーキング”のススメ

 

正しい歩き方はストレッチになる。下腹を引き締め、上から糸で引っ張られているように背筋を伸ばし、胸を張り、モデルさんになりきろう。

 

川柳ウォーキングのススメ

 

ただ歩くだけではもったいない。古今東西、重大な発見は歩きながら生まれていた。歩きながら考えると、次から次に素晴らしい川柳が湧いてくる。

 

自分に合った靴を選ぶ3つのヒント

 

ウォーキングシューズ選びの一番のポイントは「歩きたい!」という気持ちにさせてくれるもの。お洒落のための靴と、歩くための靴は別。

 

自転車ではダメか? ジョギングでもダメか?

・大事なのは、重力という負荷を体にかけること。歩くと、重力が足の骨、筋肉にかかります。一方、自転車ではあまりかかりません。また、歩くことは全身運動ですが、自転車だと下半身の運動が主になります。

 ですから、やっぱり歩くことと自転車はまったく違う。患者さんに聞かれたときには「自転車を否定するわけではないけれど、歩くことに勝るものはないよ」と答えています。

 

走ることも、歩くこととはまったく違います。普段、走り慣れている人なら話は別ですが、日頃ほとんど体を動かしていない人がいきなり走るのは絶対にやめたほうがいい。

 まず、歩くのと走るのでは何が違うかというと、歩いている間はどちらかの足が必ず地面についています。一方、走るときには、両足が地面から離れて宙に浮く瞬間があります。そして、着地するときに、片脚に体重の約3倍の負荷がかかるのです。ジョギングで膝を痛めやすいのはこのため。

 

・ウォーキング中に倒れるリスクとランニング中に倒れるリスクを比べれば、けた違いに後者が高い。体力のある人が歩いているだけでは物足りなくなってきて、少し走るというなら良いと思いますが、歩いてもいない人がいきなり走ることだけはやめてください。

 

歩くことの延長は、走るより、踊る

・もし歩くだけでは物足りなくなってきたなら、私のおすすめは、走ることよりも、踊ること。ダンスです。歩くことの延長は、ダンスなんじゃないかと思っています。

 

セロトニン顔をめざそう!

繰り返しになりますが、歩くとセロトニンという幸せホルモンがどんどん分泌されます。だから、普段からよく歩いている人は、「セロトニン顔」とでも言うのでしょうか、独特な満たされたお顔をされています。

 

ただ歩くだけで幸せ、ご機嫌に。いくつになっても前向きで若々しい人はたくさん歩いている。

 

歩くと頭が劇的に良くなる二つの理由

・歩くと頭が劇的に良くなる。それは、間接的なものと直接的なもの、二つの理由があります。

 まず、脳が衰える一番の原因は、脳に届く酸素の量が減ることだそうです。呼吸によって体内に摂り入れた酸素は、血液の流れにのって、脳をはじめとした全身に運ばれます。

 そのときに、一つには酸素を体に摂り入れる力を高めること、もう一つは血液を良くすることで、脳に届く酸素が増えます。

 

・歩く習慣のある人は、酸素を摂り入れる力も鍛えられるため、脳に行き届く酸素も増え、脳の衰えを緩やかにすることができるのです。

 一方、血流はというと、歩くことで良くなります。

 

・特に、「第二の心臓」といわれるふくらはぎの筋肉は、収縮することでポンプのような役割をして、血液の循環を良くしてくれます。歩くと、ふくらはぎを使うことになるので、足から心臓に血液を押し戻すのを手伝ってくれて、血流が良くなるのです。

 

・二つ目は、もう少し直接的な理由です。手や足、目や耳といった体は、得た情報を脳に伝え、脳の指令を受けて動く、脳の出先機関です。ですから、脳の出先機関を動かすということは、脳を直接刺激しているようなもの。手や足を動かすということは、脳を使っていることとイコールなのです。

 

歩けば血流が良くなり、脳内の酸素も増える。だから、頭の回転が速くなる。歩けば、脳が刺激され、神経細胞が増えてネットワークも活性化する。だから頭が良くなる。

 

うまく歩くと寿命が確実に延びる

・今、先進国では平均寿命が1日5時間ずつ伸び続けているといわれています。なかには、30年後の2045年には平均寿命が100歳に達すると予測する研究者もいるほどです。どこまで現実になるかはわかりませんが、現状、平均寿命が延びているということは確かです。

 

思えば、戦後、1950年頃の日本人の平均寿命は男女ともに50歳程度でした。それを考えると、今、平均寿命が80歳を超えているということ自体、すごい伸び率ですよね。

 それだけ平均寿命が延びている今だからこそ、「長く生きる」ことはもちろん、「健康のまま長く生きる」という健康寿命の考え方がとても重要視されるようになってきています。

 

うまく歩けば臓器が若返り、寿命が延びる。健康寿命とは、最後までピンピン歩くこと。他人様のお世話になりたくないなら、毎日歩こう。

 

 

 

『最強の生産性革命』

時代遅れのルールにしばられない38の教訓

竹中平蔵 × ムギーキム   PHP研究所  2018/1/2

 

 

 

「竹中先生は弱者切り捨ての自由競争主義で、もう旧い」と思っている人も多いです。

<時代遅れの規制・既得権益の構造が、一挙に明らかに

(キム)世間的に、先生はどうしても「弱者に厳しい」みたいなとんでもないイメージで語られることがありますから、これからは「負の所得税の竹中です」でいいんじゃないですか。名刺にもそう書いたほうがいいですよ。

(竹中)言っとくけど、私は弱者もがんばれる社会を目指しているからね。

 

・(キム)そして同時に、「新自由主義」「市場経済原理主義」「弱者切り」などとメディアで批判されがちな竹中平蔵氏に、「先生のお考では、もう時代遅れではないのか」「貧富の格差が拡大するのではないのか」「弱者にがんばれ、というだけで競争に放り込んでいいのか」という、多くの読者の方がお持ちの疑問を、面と向かってぶつけるのも私の役割だと考えた。

 

ベーシックインカムで、低所得者に「負の所得税」を

(竹中)それがベーシックインカムですね。要するに、一定以上の所得がある人は、その分について何割かの所得税を払ってくださいと。でも所得が一定額より少ない人に関しては、所得税を給付する。つまり『負の所得税』を課して、日本人として最低限の所得を政府が保障するということです。

 どんな改革をするにせよ、人は得るものより失うものを怖がる傾向があります。それに対してベーシックインカムというのは、究極のセーフティーネットなんですよ。

 

生活保護ベーシックインカムの違いは「働くインセンティブ」の有無

・しかしベーシックインカムの場合は、働かなくても給付されますが、働くほど豊かになれるんです。だから働く意欲を削がない。

 

歳入庁の設立に、財務省厚労省が猛抵抗する理由――「税と警察」こそ国家権力

非効率な公的機関のM&A(合併・吸収)

(竹中)ベーシックインカムをやるとして、問題は財源をどうするか。これは国税庁日本年金機構を合併して歳入庁で作ればいい。今の年金機構は保険料取りっぱぐれていますが、国税庁が入れば全部取れて数兆円が入ってくる。それでできますよ。

 

・最大の抵抗勢力は、税務署を管轄する財務省と、日本年金機構を抱える厚生労働省でしょう。歳入庁を作るとなると、いずれも切り離されて内閣府の下に置かれることになる。特に財務省は猛烈に反対するはずです。

 

ネット選挙の解禁で選挙の生産性が上がる

・だから、それぞれの候補者が過去にどんな政策を推進し、何を訴えているのかが一元的に見られるようなシステムがあればいいですよね。この程度なら、ネットで簡単にできると思います。その場で投票までできれば、さらにいい。これがネット投票のインフラというものでしょう。

 

・さらに、そこで選挙資金集めもできるといいですね。すべての政治資金はネットを経由することというルールにしたら、もうごまかすこともできなくなります。

 

フランスも規制であふれている

日本もフランスも実質的には社会主義国家?

ドイツと日本は「遅れてきた近代化の国」

(竹中)フランスの最大の問題は、実質的に社会主義国ということでしょう・

(キム)主な問題が三つあります。

一つは税金がすごく高いこと。そしてもう一つは、手続きにものすごく時間がかかることです。

 

・そして極めつきは、解雇条件の厳しさ。労働者の権利が強すぎて、解雇できないのでフランス人を雇いたくない、という企業がとても多いんです。

 

・フランスは、夢の国でも労働者のストライキが起こるくらい社会主義的な国なんです。

 

(竹中)フランスは日本と同じく規制だらけの国で、政府の規模がすごく大きいですからね。

 

超高齢化する日本で、持続可能な社会保障の形

富裕層への年金支給は不要

日本は年金は手厚いが、若者への支援が圧倒的に足りない

(竹中)日本の歪みは、数字で見ると明らかです。年金の規模の対GDP比を見ると、日本はイギリスよりも多い。医療もOECDの平均よりもはるかに上回っている。ところが、若い世代の社会保障子育て支援なども含めた家族政策に向ける予算は、対GDP比でイギリスの4分の1しかないんです。

 

・今、例えば産休を取れるのは、基本的に会社の支援があるからです。自営業の人なんかは産休がない。しかし、本来はどのような働き方をしている人でも、ちゃんと社会で面倒を見るべきですよね。

 子どもを産み、育てる機会を増やして、その間はしっかり社会保障をしますよと。そういうことをやるために税金を上げるのなら、私は大賛成しますよ。

 ところが今は、高齢者に一律で年金が支給される制度になっている。私や財界のトップに年金が出ているくらいですから。

 

年金支給開始年齢の引き上げは必須――1960年代の平均寿命を基準にするのは時代錯誤

・(キム)では具体的に、年金制度をどう改めますか?まず、富裕層の高齢者に払う必要はないだろうと。次に支給開始年齢の引き上げ、そして給付金額の引き下げも当たり前じゃないかという気がします。この三本柱くらいになるわけでしょうか。

(竹中)それがマストですよね。国民皆年金制度が始まったのは、1960年なんです。その当時の日本人の平均寿命は66歳くらい。しかし、2016年の日本人女性の平均寿命は約87歳。その年齢まで生きるとすると、22年間も受給し続けることになる。

 こんな長期にわたって年金をもらえる国なんてないですよ。

 

・(キム)それにしても、先生が「ネガティブ(負の)所得税」と「若者の社会保障」をキャッチフレーズにしたら「カネ無き若者の味方・竹中平蔵」ブームが起きるんじゃないですか。世間からはずいぶんネガティブなイメージを植え付けられているようなので(笑)。

 

(竹中)小泉さんが言ってたんだけど、「竹中さん、悪名は無名に勝るんだよ」と。たしかにそのとおり、私は別に、世の中から誉められたいとか、いい人だと思われたいという目的で仕事をしていたわけじゃないですから。

 

健康寿命を伸ばすための最強の習慣

野菜と1日1時間の散歩。シンプルだが名医が実践

・(キム)高齢化といえば、健康に対するニーズがものすごく高いですよね。多くの人はただ長生きするだけではなく、できるだけ生産的で活動的な日々を送りたいはずです。社会全体の医療費を抑える意味でも、これはすごく重要なことだと思います。

 

・その取材で非常に数多くのお医者さんから伺ったのですが、結局は一人一人違うんだから、一概に言うのは間違っていると、それに尽きるとのことでした。

 確かにそうですよね。たんぱく質が必要な人もいれば、ビタミンが必要な人もいる。中には脂肪が必要な人もいる。人によって違うのに、「絶対にキノコを食べなさい」とか「納豆がいい」とか、万人に効くはずないですよね。

 

・で、「さすがにアンチエイジングネットワークのトップは違いますね」という話をして、その秘訣を伺ったのですが、きわめて簡単な答えでした。「1日に1時間歩くことと、ゆで野菜を調味料なしで食べること。これに尽きる」とおっしゃったんです。

 

1日1時間歩く効用がすごい

・(竹中)たしかに年を重ねると、かならず脚に来ます。それに歩くと肩も動かすし、ストレス解消にもなる。歩くことは本当に必要だと思います。

(キム)私も予想外だったのですが、歩くことがあらゆる病気の予防になるらしいんです。

 

・だから、免疫力を高めることが癌の予防にはものすごくいい。ところが50~60歳代になったらどんどん免疫力が落ちるんです。それに逆らう方法が、歩くことなんです。歩くことで、免疫力はすごく高まる。これだけ納得感があると、さすがに歩こうかなと思いますよね。

 

・それに、歩くことでセロトニンとかアドレナリンとかドーパミンとか、いわゆる興奮と集中を高めるホルモンが出る。つまり歩くことは脳を活性化するためにもいいんです。かつ、血糖値を抑えることにもなるので、糖尿病の予防にもなる。血流や血管の状態もよくなるから、脳梗塞心筋梗塞の予防にもなる。

 だから結局、1日1時間歩くだけで、癌、糖尿病、脳梗塞心筋梗塞すべてに予防効果があるわけです

 

生産性を高める座り方とは

・人の生産性を邪魔するのは、身体で言えば首と肩の2つらしいですね。たしかに首と肩が疲れると、集中力が下がる。そこで机に向かってパソコンを打つ時には、椅子やパソコンの高さを調節して、肘の曲がり方がちょうど90度になるようにすればいいそうです。

 そうすると、たしかに疲れないんですよ。

 

笑うことで脳が楽しいと錯覚し、ストレスが消える

・楽しいと笑いますが、あれは脳が楽しく感じて笑うんです。脳は身体の司令塔ですが、その脳も身体の一部。逆に言うと、多少無理してでも笑えば脳も楽しくなるんです。

 

日本の政治が変わらない理由

政治家の嘘、変化を恐れる民衆、時代遅れの官僚制度

むしろおもしろいのが民進党で、民主党時代から党の要綱が存在しない

・(竹中)まして先の政権交代のときには、歳入庁を作ってベーシックインカムをやると約束していた。ところがベーシックインカムにはまったく手を付けず、約束していなかった増税をやったんです。

 約束していたことをやらず、約束してないことをやったわけだから、もうむちゃくちゃですよね。これほど民主主義を馬鹿にした話はないと思いますよ。

 

時代遅れの不要な地方自治

道州制に再編して自治体の給付と負担を一体化

税の給付と負担が一体化していないからムダ遣いが発生

・(竹中)そもそも道州制というのは、要するに自治体の給付と負担を一体化させるということなんです。

 

・例えば、私たちが払っている税金の約3分の2は国税で、残りの3分の1が地方自治体に入る地方税です。しかし国全体の税収額で見ると、国が使っている税収は約3分の1だけ、地方が3分の2を使っているんです。

 では国税の3分の1はどうなっているかというと、地方交付税補助金という形で国から地方にトランスファーしているんです。

 

・つまり給付と負担が一致していないから、ここでムダ遣いが生じるわけですよ。

 

地方議会は本当に必要なのか――週末の「民間兼業議員」で十分?

・(竹中)道州制については国民はほとんど関心を示さないんですよ。理由は簡単で、これは国家公務員と地方公務員の権限争いだというふうに受け取られている。だから適当にやってくれという感じなんです。

 しかし大きなポイントの一つは、地方議会が本当に必要ですかという問いかけなんですよ。

 

・だから地方議会でやったらいいと思うのは「土日県議会」や「土日市議会」。そうするとPTAと同じです。ふつうに働いている人が、別の仕事をしながら自分たちが住む街のことを決めればいい。

 

地方自治の生産性を高めるために、自治体の数を減らそう――基礎自治体の数は今の4分の1以下で十分?

・さらに言えば、人口10万人じゃダメで、30万人くらい必要という説もあるんです。そうすると基礎自治体の数は300~400でいいということになる。

 

日本社会の既得権益構造が一瞬でバレる!!

個人と社会の生産性を一気に高める38の教訓

個人の生産性を高めるために  働き方の生産性革命を起こそう

時代遅れ① いまだに大企業エリート信仰?

・生産性を高める法則① 「好きなことをやる」のが一番生産的な人生。過労死したオタクはいない。仕事が楽しければ、成長のスピードも速く、生産性の高い仕事ができる。

 

時代遅れ② 会社の「専念義務」は当然だ

・生産性を高める法則② 働き方ポートフォリオを作り、「ハイフニスト」を目指せ。副業を禁止する「専念義務」は時代錯誤。スキルアップのため、人脈づくりのため、お金のため……。複数の仕事を試すことで、やがて自分に合った仕事も見つかる。

 

時代遅れ③ 正社員こそ、目指すべき「正しい働き方」だ

・生産性を高める法則③ 「正社員こそ正しい働き方」という概念自体が時代遅れ。パートタイムや派遣など、フルタイム正社員以外の働き方を選びたい人も多い。「正しい働き方」は政府ではなく、自分が決める時代遅れ。

 

時代遅れ④ 終身雇用、退職金、強すぎる解雇条件のパラドクス

・生産性を高める法則④ 退職金は給料に上乗せし、解雇のルールの整備を。社員を会社に縛りつけても、誰にもメリットを生まない。一刻も早く「解雇ルール」の設定をし、退職金は現行の給料に上乗せする形に。

 

時代遅れ⑤ 労使対立に騙されていない?

・生産性を高める法則⑤ 実際に起きているのは労労対立―—誰もが自由に働けるような制度が必要。

 正社員でなければ十分な厚生年金に入れないなど、正規社員が非正規社員を搾取する「労労対立」が起きている。働き方によって不平等が生じない仕組みが必要。

 

時代遅れ⑥ 所得の最低保障がないから、働き方改革が進まない

・生産性を高める法則⑥ ベーシックインカムは究極のセーフティネット低所得者には「負の所得税」を。

 国民全員の最低所得を国が保障するベーシックインカム。しかしベーシックインカムを扱う「歳入庁」の創設には、財務省厚労省の猛抵抗が必至。

 

<最強のリーダーシップ 安倍・小泉・小池の比較で見えた、信望を集める人の特徴>

時代遅れ⑦ リーダーに必要なのは絶対的なカリスマ性

・生産性を高める法則⑦ 茶目っ気とパッション、包容力を持ち、多様性を受け入れるリーダーシップを目指せ。

 

時代遅れ⑧ リーダーは「個人の資質が優れた個人商店」

・生産性を高める法則⑧ 専門家が集まる「CPU(側近グループ)」を作れ。

 

時代遅れ⑨ 経験値の高い年長者の言うことを聞け、という「上から目線」

・生産性を高める法則⑨ 若者の想いに共感し、その自己実現をサポート。

 

時代遅れ⑩ 何事にも完璧主義で、あらゆる合意に100点満点の理想を追求。

・生産性を高める法則⑩ 優秀なリーダーは「リアリズム」で考え、プルーラルボイス(多数の声)で戦う。

 

時代遅れ⑪ 沈黙を作らないための会話のテクニックを磨く

・生産性を高める法則⑪ 根幹で共感できる会話が大切。

 

高齢化社会2.0を生きる  生産性の高い高齢化社会のありかた>

時代遅れ⑫ 勉強するのは学生時代だけ

・生産性を高める法則⑫ リタイア後の期間のほうが長くなる時代。「生き残るリスク」に備えよう。

 

時代遅れ⑬ 高所得者だけが、貧困高齢者を養うべき

・生産性を高める法則⑬ 中間所得層への税と相続税を見直し、年齢に関係なく公平な負担を。

 高所得層から貧困層への所得移転はすでに進んでいる。中間層から低所得層への所得移転こそ進めるべき。

 

時代遅れ⑭ 一律的に高齢者を保護する国民皆年金制度

・生産性を高める法則⑭ 高齢富裕層への年金支給をやめ、若者への支援を増やせ。

 日本の若者支援の対GDP比はイギリスのわずか4分の1。富裕層への年金額引き下げや支給開始年齢の引き上げなどで、年金制度にかかるお金を若者支援へ振り分けよ。

 

時代遅れ⑮ 不健康に老いる辛い老後

・生産性を高める法則⑮ 健康長寿を全うするのに大切なのは、正しく食べ、正しく歩き、正しく座り、よく笑うこと。

 1日1時間の歩行と薄味の野菜食が免疫力を高める。座り方も見直せば、身体への負担が軽減される。多少無理してでも笑えば、脳が楽しいと錯覚する。

 

時代遅れ⑯ メディアに出ている有名な医者を信用してしまう

・生産性を高める法則⑯ メディアの医療情報を鵜呑みにせず、メディカルリテラシーを高める。

 怪しい自由診療は自由に宣伝できる一方、効果が証明されている保険診療の宣伝は、禁止されている。メディアでの医療情報は間違いだらけと心得よう。

 

時代遅れ⑰ 医療免許を一度取ってしまえば、何十年でも医者でいられる

・生産性を高める法則⑰ 医師免許を更新制にし、薬品や治療法の許可をスピーディに。

 知識や技術をアップデートしない医師でも治療できてしまうのが日本の現状。一方で最新の治療法や薬品の許可は非常に遅い。

 

時代遅れ⑱ 苦しんででも、命尽きるまで延命するのが幸せだ

・生産性を高める法則⑱ 安楽死の制度化について、真剣に議論を始めよう。

 

時代遅れ⑲ 葬式はお寺、高額な戒名代や墓石が必要と思い込んでいる

・生産性を高める法則⑲ 死に方、葬られ方も自分で選べる時代に。

 

<社会の生産性を高めるために 日本の生産性を押し下げる7大レガシーへの処方箋 談合・経営・法律・結婚・教育・自治体・メディア>

時代遅れ⑳ 競争より既得権の保護が優先。企業の数が多くても競争は働いていない

・生産性を高める法則⑳ 談合的体質を廃し、競争が激しいのではなく、談合の結果であることも多い。空港の民営化が進まないのもJALが救済されたのも、既得権保護や見せかけの競争の象徴。

 

時代遅れ㉑ 社員の参加意識は高いが、最終責任者がいない

・生産性を高める法則㉑ 責任の所在を明確にすれば、日本組織の生産性は上がる。

 大学に代表されるように、日本型組織にはマネジメントがなく、自治になっている。自治は調和によって成り立つから、新陳代謝が起こらず、生産性も上がらない。

 

時代遅れ㉒ 目先の数字しか見ていない取締役会

・生産性を高める法則㉒ 長期的な大局観を提供する「プロの取締役」が必要。

 短期のモニタリングの背景にある長期ビジョンが大切。社長の「見張り番」として、長期的な視野でモノを言う人材が必要。