日本は津波による大きな被害をうけるだろう UFOアガルタのシャンバラ 

コンタクティやチャネラーの情報を集めています。森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

シャンバラへの入り口は、ヨーロッパではアルプス山脈、アジアではヒマラヤ山脈、アメリカ・カナダではロッキー山脈などにあります。日本の高山では、白山にあります。(1)

 

 

(2021/11/24)

 

 

 

『伊勢白山道 問答集 第3巻』

神さまとの正しい向き合い方 

 伊勢白山道 電波社 2017/4/19

 

 

 

時節到来  謎が明らかになります。

老子釈尊の阿難 ソロモン・イエシとナタン・イエス

二枚の十戒石  二種類の稲荷神 伊雑宮預言者イザヤ

般若心経に隠された恐るべきワナ 悟り・覚醒の本質

最後の審判・人類の大峠弥勒の世」の真相

最新改訂版 宇宙次元の図  秘中の秘 大祓詞の読み方

 

ラマナ・マルハシについて

・インドの最高の聖者であるラマナ・マルハシも、19人の覚醒者の中に入っています。近代では数百年ぶりに人類の共有意識に溶け込んだ最後の御方です。

 ラマナの心の因子の特徴は「静寂の知恵」です。

 

ダスカロスについて

Q;真のヒーラーであったと第2巻に書かれていたダスカロスは、人類の共有する心の因子として、19人の中に入っていますか?

 

A;ダスカロスは残念ながら入っていません。彼は神界の掟を知る「真のヒーラー」でしたが、神界との約束を守れなかったのです。神界の掟では、病気を治すために相手と面会することも禁じられています。また、因縁の昇華が済んでいる人に対してしか病気を治すことが許されていませんが、彼は優しく人が良いのでその掟を徹底できませんでした。「面会して」多くの病人の運命に干渉しすぎました。

 

人類の共有意識に入っている人の多くは無名の人です

・「悟り」の最終段階を実現して、共有意識に溶け込んだ魂の半分以上は、宗教や精神世界とは無縁な無名の社会人でした。平凡な社会生活を送る中で、最高次元の意識が到ったのです。

 歴史上の有名な宗教人の大半は、意外にも死後には無間(無限)地獄(無限に続く迷いと恐怖の世界)に落ちている魂が多いのです。

 

キリストについて

キリストの心の因子の特徴は「赦(ゆる)す心」

・キリストから学ぶべき心の因子のエッセンスは「赦す(許す)心」です。これがキリストの分霊因子、心の因子の特徴です。キリストは真に愛と善意の人でした。キリスト教の信者といってもこの「赦し」の気持ちを持つことができなければ、真のキリスト教徒とは言えません。

 

<「天の父」とマリアについての霊的解釈

Q;キリスト自身を「神の子」と言われていますが、キリストが呼びかけている「天の父」とはどういう存在を意味するのでしょうか?

 

A;キリストは実在した人物です。肉体を持った人間です。私の霊眼に映るキリストの姿は、痩せこけた一見頼りなさそうな男性です。キリストが「天にいる父」と呼んだ神、大いなる存在とはヤハウェであり、霊的系統からの解釈をすれば陰と陽のエネルギーの陰の系統ですこれは日本での名前は国常立太神(くにとこたちおおかみ)です。

 そして背後からキリストを支えた母マリアは陽のエネルギーです。日本での呼び方で言えば、大いなる母性、天照大御神の分霊を宿した方でした。人間キリストを天から助けたのが父・国常立太神であり、地上で助けた母が天照大御神を宿すマリアだったと言えます。キリストは両神(両親)に見守られて、自身の役目を演じ切りました。

 この二つの大いなる陰と陽のエネルギー、両神の本体は、伊勢神宮に存在します。伊勢神宮の外宮には歴史の途中で豊受大御神(とようけのおおみかみ)と名付けられていますが、真実は天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)が北極星の姿で鎮まります天之御中主神とは国常立太神(くにとこたちおおかみ)の最上位の次元である大国常立太神です。そして伊勢神宮内宮の別宮である伊雑宮(いざわのみや)には天照大御神が今もオレンジ色の日輪の姿で存在します。

 

・世界一の超能力者と言われたブルガリアのベラ・コチェフスカさんが、平成4年に伊勢神宮外宮の多賀宮の前で額づいて、「外宮こそが地球上の唯一無二の聖地である」と霊視しました。「外宮に祭られる神の本当の正体はキリスト教ユダヤ教イスラム教の絶対神であるヤハウェであり、外宮こそはヤハウェそのものが鎮まる聖地である」とも発言されていますが、これは正しい感応だと感じます。

 

二人のイエス

・キリストの大いなる秘密としては、珠玉の言葉「のみ」を発し続けた黒い瞳のキリストと、もう一人の幼少時から奇跡を見せつけることをした青い目のキリストが存在したことです。この二人のキリストの区別が、今の人類にはできていません。

 キリスト教の主流派からは異端とされていますが、教育者で神秘思想家のシュタイナーは、二人のイエスについて「西暦元年に二人の子どもイエスが、ほぼ同じ頃に生まれた。一人はルカ伝に書かれているダビデ家のナタンの末裔であり、他の末裔であり、他の一人はマタイ伝の伝えるダビデ家のソロモンの末裔である」と述べています。また、ナタン・イエス仏陀、ソロモン・イエスゾロアスターと関連づけています。

 

ソロモン・イエスとナタン・イエスの相克

ソロモン・イエスは肌の色が白く、茶色の髪に青い目をしていました。正式には認められていない初期キリスト教の『トマスによる福音書』には、ソロモン・イエスが幼少時に呪詛で一緒に遊んでいた他の子どもを殺害したり、親族や他の大人までをも手玉にとった様子が書かれています。派手なパフォーマンスを好みました。このソロモン・イエスは近代ユダヤへと受け継がれています。

 私の脳内に視える本当のキリスト、真のイエスは、黒髪であり黒い瞳を持つ静かなナタン・イエスです。古代ユダヤの系統です。東北・北海道か九州に古来より住む日本人の方を面長で長髪にすればよく似ています。このような容貌のキリストを世界中で信仰してきたとは不思議です。熱心にキリストを信仰されている西洋の人にとっては、もしキリストが日本人に似ているとすれば、それは意外かも知れません。

 

日蓮と太陽信仰

日蓮伊勢神宮外宮との縁

日蓮伊勢神宮と深い縁があります。日蓮は独自の宗派を起こす前に伊勢に立ち寄り、外宮の神官である度会氏の氏寺の常明寺に百日間籠りました。渡会氏とは、伊勢外宮の祭祀一切をとりしきり、外宮こそが地上の最高神が鎮まる神社だとして、「伊勢神道渡会神道とも外宮神道ともいう)」を起こした家系です。

 

日蓮は数々の仏典の中から、法華経の中に「天照大御神が十一面観世音菩薩に化身して現れる」という記述を独自に読み取りました。これを発見した日蓮は、大きな神意を確信して打ち震えました。

 私は日蓮は立教前に、伊勢神宮外宮に百日間の参拝をして、天照大御神の慈悲を日本国の全土に行き渡らせるために、まず法華経により仏教を統一することを祈ったのだと思います。

 

民間信仰のお稲荷さんについて

お稲荷さんには二種類あります

Q;お稲荷さんは日本では全国各地に御社があり親しまれていますが、私はお稲荷さんに行くと、ちょっと不気味な気がしてしまいます。やはり、お金に関係する欲深い想念が集まっていたりするのでしょうか? 他の神社や神さまとはどういうつながりがあるのでしょうか?

 

A;稲荷神は、実は霊的には大きく二種類に分かれます。この二つはまったく異なる別の霊的存在です。しかし、同じ稲荷神の名前で、同じような認識と扱いをされています。

 

正神の稲荷神と狐霊

・一つは本当の正しい稲荷神です。伊勢神宮の外宮とも縁がある正神霊です。稲荷神=倉稲魂尊(くらいねのみこと)=宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)です。「稲荷」とは「稲(お米)」の「荷」を運ぶ、お米の伝播と育成を守護する神霊です。日本神界の上位の神霊であり、国常立太神・スサノオ系に属する神です。稲荷神の最高位の神霊を霊視しますと、そのお姿は翁(男性の老人)です。五穀豊穣の感謝を捧げるべき神霊です。お金儲けとはまったく関係ありません

 この稲荷神の御用をする末端の家来である眷属は、狐霊です。狐霊は原初の神界において、人間界に物事を広めるための中間役、取り次ぎ役として生み出されたと観じます。初期の大仕事に稲作の伝播があったようです。稲穂を口にくわえて、全国に走る姿が視えます。毛並みが収穫前の稲のような黄金色に光る狐の姿をしています。

 

・ただ残念ながら稲荷神は、国常立太神系の国津神に属するために、天津神の支配する現在の歴史上からは正しく評価されずに隠されてきました。近年の千三百年ほど前に、現在の歴史上からは正しく評価されずに隠されてきました。近年の千三百年ほど前に、現在の伏見稲荷大社でようやく公に主祭神として祭られ始めました。

 

もう一つの稲荷神、ダキニ天

・問題は、もう一つの稲荷神です。特に商売をされる方が、ご利益を期待して昔から祈願してきた稲荷です。現在も多くの方が信仰する稲荷神はほとんどがこの稲荷であり、前述の正神稲荷とはまったく違う別のものです。実は民間で正神の稲荷信仰が盛んだった同じ頃に、空海さんが民衆の願いを叶えるために、荼枳尼天(だきにてん)(インドの女神ダーキニー)を外国から勧請して、呪詛修法に利用していました。空海さんも生きるために金銭と交換に本意ではない祈願などをしていたのです。

 

・現在では、ダキニ天の元から脱走した狐の眷属が全国で稲荷神として居座っています。脱走稲荷の総本山は、本州のある所に存在します。

 

脱走した稲荷の眷属

脱走した稲荷の眷属にもランクがあります一番末端は、野狐と呼ばれます。屋外にある朽ち果てた稲荷の社や、草だらけの稲荷神社にいます。繁華街の汚い所も好みます。野狐はいろいろな悪さをします。子どものコックリさん遊びに干渉したり、大人に憑依して事件を起こさせたり、人間をにわか教祖にしてもてあそんだりもします。心の病の原因になっていることも多いです。

 

人類の起源は白山周辺地域です

白山の成り立ちについて

白山は日本列島の中央にあります。太古に地球上に出現し始めた最初の大地であり、日本列島が誕生した起点です。

 宇宙原初の根源神である名無しの存在を、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)と古事記ではお呼びします。地球原初のエネルギー体である大国常立太神(おおくにとこたちおおかみ)の親神にあたります。天之御中主神と大国常立太神は同じ波動であり、11次元です。国常立太神(くにとこたちおおかみ)は「大」国常立太神の分神であり、9次元から下になります。

 大国常立太神は、まだドロドロで固まっていない状態の地球を自らの神気の霊的波動で固めて、物質化させました。地球原初のエネルギー体である大国常立太神は地球表面の形成作業を終えた後、最後に休み留まる場所を求めて、現在の白山あたりの一点に神気を降り注ぎました。

 

・地球創世記の大地が形成された頃の白山は、標高が7千mを超えていたと感じます。現在の白山は活発な火山活動により、徐々に高さが低くなったようです。

 白山は霊眼では青白く輝いて観えます。神界には、いまだに超高層の白山が、須弥山(仏教で世界の中心にそびえるという高い山)のように存在しています。

 白山のふもとには、広大な加賀平野の田園地帯が海側まで続いています。この地域を昔からカナン(加南)地区と呼ぶそうです。聖書に登場する「約束の地カナン」と、私にはどうしても重なって感じます。日本こそがモーゼ一行が目指した、神さまがアブラハムとその子孫に与えることを約束した地「カナン」であると夢想します。

 なお、白山は行楽気分で登る山ではありません。またもし「神事」と称して神霊を動かそうと登山するなら、シャレにならないほどの報いを受ける場所でもあります。なぜならこの山は今、数千年の休養期を終えて、霊的な活動期に入っているからです。

 登山をするならば、誰かに誘われたからなんとなく登るのではなく、自発的に「どうしても登りたいから登る」と自分で決心して、自己を見つけるために登るべき霊山です。

 

人類の起源は日本の白山にあります

人類の発生は太古の日本にあると私は感得します

 太陽神が太古から地球の生命体と人類を育ててきました。人類の肉体を創造するために、他の天体から隕石に乗って飛来した遺伝子と、地球の岩石と土に含まれる五元素「木」「火」「土」「金」「水」との合成により、今の人類の創造が始まっています。

 

・この地域には、日本神話の天孫降臨のはるか以前に、人類発生のドラマがあり、国津神と呼ばれる人々が存在しています。

 

白山王朝で祭られていた三本の石柱について

太古の白山山頂には三本石柱の祭事場がありました

・人類の信仰の原型は、太古の白山山頂に存在していました。白山には、日本の霊的中枢を成す祭場が存在しました。そこではその三本の石柱を寄り代として神界の最高神である天之御中主神が祭られ、数十万年もの永きにわたり祭祀がおこなわれていました。

 

異民族の来襲と三本の石柱の転遷

異民族の来襲による白山王朝の滅亡

私の感得では、自然崇拝であった白山王朝は数十万年も継続しましたが、朝鮮半島からの異民族の来襲により滅びました。それ以降に、縄文時代が1万年以上も継続しています。古神道の源流は、白山文明とその痕跡を引き継ぐ縄文時代にあります。

 今から約2万年前(紀元前約18000年)、白山王朝の住民は異民族の来襲を察知して、白山山頂で祭られていた石柱の内の二本を持って逃げました。この時に一本は異民族に盗まれて海外に持ち去られました

 また神官である霊人(霊化した神仙。神人)と一部の住民は、白山の地下にある異次元のトンネルを移動して、幻のシャンバラへと逃げたのでした。

 

シャンバラとは地下深奥にあります

東洋でも西洋でも、地下深奥にはシャンバラという伝説の神の国が存在すると言われています。地球上の至る所にシャンバラに通じる「黄泉の坂道」が存在することを私は感じます。シャンバラへの入り口は、ヨーロッパではアルプス山脈、アジアではヒマラヤ山脈アメリカ・カナダではロッキー山脈などにあります。日本の高山では、白山にあります。

 白山は、そのために神意で開山が歴史的に遅れています。泰澄大師が登場し、717年に初めて登拝して開山するまで、なぜか禁足の山として人間の意識がコントロールされて「注目されないように」隠されていたと感じます。

 スサノオ根の国底の国=黄泉の国へ行ったという神話は実話です白山の他に、比良山系(比叡山延暦寺に影響)、富士山(日本の隆盛に影響)に、シャンバラへの地下洞窟が存在すると感じます。その他にも、

九州・四国・東北・北海道にそれぞれ一つずつあり、日本には全部で7か所にあります。その入り口は小さくて、人間が3㎝ほどの姿にならない限り入れません。定期的に霊道として開き、閉じます。

 現代でも白山にとんでもない巨木を見たという人の話を聞きます。しかし、上空から探しましても、そんな巨木は見当たらないのです。この巨木は白山に「一人で」迷い込んだ時にだけ、目撃されるようです。これは迷った本人が、知らずに小さくなっているからです。異界の入り口では次元の歪みがあります。シャンバラの入り口に近づきますと、そのような巨木や珍しい花を見かけることがサインなのです中に入るとまた次元の大きさに戻ります。地下にあるシャンバラは広大な世界です。

 地下深奥には、地獄もシャンバラも存在します。また地球の地下にある地獄が月とつながっているように、シャンバラも月につながっているとも言えます。時空と次元の秘密があります。

 チベットポタラ宮の地下にも、シャンバラに通じる迷路の入り口が隠されているようです。逆に言えば、シャンバラの入り口を隠すために、宮殿が建造された可能性を思いますダライ・ラマ14世は、宮殿下の無数の地下道の中に隠し扉があることを漏らしています。ですから歴代のダライ・ラマは、深夜に姿が寝床から消えました。

 昭和初期に九州熊本の長洲町におられて「親神さん」と呼ばれた松下松蔵さんも、シャンバラからの干渉を受けていました。

 シャンバラの人々は覚醒しており、肉体は半霊半肉で光っています。地上に生きている人間でシャンバラからの応援を知らずに受けている人はいますが、常に本人の心がけ次第で不合格となれば変わります

 

<中央奥の主石柱(創造の石柱)>

・異民族の来襲から逃れるために、白山王朝の神官により運び出された石柱の1本は伊勢神宮の外宮にあります。

右側の和御魂(にぎみたま)の石柱(調和・維持の石柱)

・白山で右に祭られていた調和と維持の石柱は、神官により太平洋上の浮島であるムー大陸へと運ばれ、太陽神である天照大御神の寄り代として祭られていました。

 浮島であるムー大陸は国常立太神が統治する国として、住民は長く平和に暮らしていました。その後紀元前13000年より前、ムー大陸の沈下の直前に、祭られていた調和の石柱は神官たちにより現在の伊勢の磯部町へと運ばれてきました。これが現在の伊雑宮(いざわのみや)正殿の裏側の奥の森に埋められていると感じます。

 根源神の和御魂の分霊は、歴代のヒミコや倭姫命(やまとひめのみこと)に宿りました。外国ではキリストの聖母マリアもそうです。母なる愛を体現する女性として現れます。

 

白山神社と白山ククリ姫神について

白山のふもとの白山神社について

白山神社は全国各地に2600社ほどあります。また、白山の裾野には、白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)、平泉寺白山神社(へいせんじはくさんじんじゃ)、白山中居神社、長滝白山神社の四つの白山神社があります。

 中でも加賀一宮でもある白山比咩神社は、すべての白山神社の総本営とされています。

 

白山神社には伊邪那岐神伊邪那美神が必ず祭られています

・白山比咩神社の御祭神である白山比咩大神(しらやまひめおおかみ)とは、白山ククリ姫神とも言われます。しかし、白山ククリ姫神が追加で明記されたのは後世のことです。

 

神話に一度だけ登場する白山ククリ姫神

・白山ククリ姫神古事記日本書紀の本文には登場せず、日本書紀の外伝に一回だけ登場する謎の神とされています。外伝によりますと、イザナミ(女神)は火の神を産んだことが原因で命を落とし、死の国である黄泉の国に隠れてしまいます。それを連れ戻そうとしてイザナギ男神)は黄泉の国に入りますが、黄泉の国で変わり果てたイザナミ神の姿を見て逃げ帰ります。この時に怒って追いかけてきたイザナミ神と、黄泉の比良坂(この世とあの世の境)で喧嘩を始めます。

 その時に白山ククリ姫神が初めて現れて、夫婦喧嘩を仲裁しています。殺し合おうとする両親に何事かを耳打ちして収めたのです。この夫婦喧嘩のあとに、イザナギイザナミは多くの神々を産み出します。白山ククリ姫神が神話に登場するのはこの一回だけです。その後は二度と現れることはありませんでした。

 

「秘め(ひめ)」られた白山ククリ「姫(ひめ)」神

・神名の「比咩(ひめ)」は「姫」であり、女神の意味がありますが、私はこの「ヒメ」にはさらに「秘め」という意味を強く感じます。隠された神という意味です。

 天孫降臨による天津神系の神々の子孫である、神武天皇が日本を支配する以前に存在した白山王朝は、何十万年もの歴史があります。それにも関わらず、前文明である白山王朝の記述は、現在の日本文化を形成した天津神により、古事記日本書紀の歴史からは隠すべき存在として抹消されました。これが、白山ククリ姫神が一度しか記紀神話に現れない理由です。

 日本の国土に太古からおられた国津神は隠されたのです。しかし、最後の一厘(1%)ぎりぎりのところで、太古より伝えられた白山神の神名の語音「ククリ」と「ヒメ」だけは残されたのです。

 

歴史のある八幡神社には白山ククリ姫神が奥におられます

・大昔は、日本人全国で最も多い神社は白山神社でした。現在は八幡神(やはたのかみ、はちまんしん)を祭る八幡神社と呼称される神社が、稲荷神社に次ぐほど日本全国に数多く存在します。八幡神の御祭神は応神天皇とされていますが、二転三転しておりハッキリしないとする意見が多いのです。

 八幡神の名前は、今から千三百年ほど前の歴史書に突如として現れます。その正体が歴史的にも謎の神とされていますが、千年を超える古い歴史のある八幡神社を参拝しますと、その人格神の奥には、隠された本当の御祭神を共通して感じてきました。そのご神名は、白山ククリ姫神です。

 つまり、本当に古い八幡神社の大半は白山神社であり、その名前を八幡神社に変更されていると感じます。白山神社から八幡神社へと置き換えたのは、権力者による策略でした。

 八幡神の正体は、ユダヤ教ともつながる大陸からの移住者の集団が信奉した神でした。この集団は、鉄の鋳造技術や天文学、医術に優れていたために、時の権力者からは魔法を駆使する聖人と見なされました。そして、政治にも参画して全国の白山神社を、自らが信仰するために八幡神社へと改変させています。

彼らが信仰する神は、古代ユダヤ教の神であるヤーヴェでした。ヤーヴェが、ヤーベ→ヤーハ→ヤアハタ→八幡、と変換されています。この大陸からの移住者の先祖は、神武天皇を支えた八つの部族や、欧米系貴族である秦(はた=幡)一族とも大きく関係します。これは、八幡神社が異民族によって祭る神を変更されているからよくないという意味ではありません。

 

異民族が八幡神として祭ったヤーヴェ(「ヤハウエ」とは、日本での名前は国常立太神です。つまり八幡神社に参拝することは、結局は白山神(国常立太神)に参拝することにつながります。国により名前は違いましても、神々の元は一つです。

 そして、異民族が来る、そのずっと以前に、すでに伊勢神宮外宮の地下に埋められた石柱に「我は、ここに在ることにしよう」と宣言して、国常立太神が鎮まっていたとは、異民族でさえも知らなかったことでしょう。

 

夫婦神の争いを収めた白山ククリ姫神の言葉とは?

・私は、謎とされているククリ姫神イザナギ神とイザナミ神の争いを収めるために耳元でささやいた言葉とは、「未来の子どもたちが待っています」という言葉だったと感じます。

 ククリ姫神の正体は天照大御神の霊体であると感じます。ただ、天照大御神は夫婦神の喧嘩仲裁のあとにイザナギ神から生まれますから、この時にはまだ生まれてはいません。

 時系列が逆だと思われるでしょうが、天照大御神の生まれる前の霊体が未来から来て、両親神の争いを収めたと感じます。これは人間の生まれる魂も同じです。両親が喧嘩をしていれば、ハラハラして見ているものです。

 ククリ姫神は未来に生まれる多くの子ども神たちを代表して、両親の喧嘩を仲裁してさとしたのでした。イザナギ神とイザナミ神の両親神は、このククリ姫神の進言を素直に聞き入れたのです。

 

白山ククリ姫神の「ククリ」束ねる意味

両親神から生まれる子どもの神々をククリ束ねた総称です

・「白山ククリ姫神」の「ククル」とは「括り」束ねることを意味します。私はククリ姫神とはイザナギイザナミ両神(親)がその後に生み出した多くの子孫の神々を一つに「ククリ束ねて」総称した呼称であると思います。ただの一つの神格を表す名前ではないと感じます。

 白山ククリ姫神とは、未来の多くの子ども神たちをククリ束ねた「統一神」といえます。

 

天津神国津神をククリ祭ります

白山ククリ姫大神とは、日本列島の白山の主宰神であり、すべての神々を束ねる神であると感じます。

 今も古代からの白山神社では、白山ククリ姫神と共に天津神国津神のすべての神々が祭られていると感じます。白山由来の国津神とは、大地の神、地下深奥に存在する神々です。天津神とは天空(火星)から飛来した神々のことです。現在のエジプト地域に今の人類の始祖の一部が、火星から避難して来ました。メソポタミア地域で文明の再興をしましたが、ここでいろいろな文明、民族との衝突が起こり、古代イスラエルから「東の最果て」に向けての旅立ちが起こりました。船で旅立ち、東シナ海を経て沖縄地域を経由、その後に九州から日本に入られたのが、日本神話にある天孫族です。

 この天津神国津神の二種類の人々の合流が、今の日本文化の始まりです。

 

出雲大社とは、国津神である国常立太神が祭られている神社です。太古に日本を治めておられた国常立太神から、天津神である天照大御神とその子孫である皇室に、日本の統治は委ねられています。

 

出雲大社の御祭神のご正体は、霊的にはまさにスサノオ神そのものです。スサノオ神は、天津神でありながらも、押し込められた国津神を陰から束ねる存在でもあります。

 

白山ククリ姫神とは九星を九(ク)クリ束ねる存在です

・地球国土を形成した大国常立太神には、八神の子ども神がいます。これは具体的には、北極星を取り巻く八つの星に当てはまります。八個の星とは、北極星北極星を取り巻く八つの星(北斗七星と伴星アルコル)です。この八星と北極星を合わせた九星とは、宇宙すべてを表します。天皇即位の大嘗祭にも祭られるほどの組み合わせであり、この世に現実的な作用を及ぼすのです。

 この意味から、白山「ククリ」姫大神とは「九クリ」=九星を束ねた存在と言えます。日本の神々だけでなく、宇宙すべてを束ねた存在が「姫」=女性として現れるのです。

 

白山神とは11次元の存在です

白山と十一面観世音菩薩

・泰澄大師は白山を「開いた」と言われています。開いたという意味は、初めて白山で修験道の修行をおこない、白山の神を祭り、仏教的な意義付けをしたということです。太古の白山の石柱の祭祀場が異民族の来襲と征服により破壊・封印をされており、泰澄大師が開山するまでは、禁足の地となっていました。

 

・十一とは、多数を意味します。無限大の数量を十一と表現します。数多くの観音様、つまりすべての霊的存在を意味します。

 

・十一面観世音菩薩には、私は仏界の波動ではなく正神界の波動を感じます。まさに名前の通り、十一次元の神霊波動を観じます。これは、天之御中主神の神霊波動と同じです。つまり、十一面観世音菩薩の正体は天之御中主神であり、泰澄大師の前に菩薩の形は変化して現れたのです。インドの十一面観音とは霊性が異なり別物と感じます。

 

神霊の次元と縁のある数字について

・神霊にはそれぞれに縁のある数字があります。次元を表す数字とも言えます。

 天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)――11

 大国常立太神(おおくにとこたちおおかみ)――11

 天照大御神(あまてらすおほみかみ)――10

 国常立太神(くにとこたちおおかみ)――9

 スサノオノミコト――9

 大国主神(おおくにぬしのかみ)――8

 

 などの神霊波動数があります。これは神霊の波動の次元を意味します。

 

神界の次元について

11次元の根源神について

・ここで、神霊の次元について少し解説をしておきます。神界は一番上は11次元になります。

 根源の存在は名前もない唯一の存在です。11次元を超えれば、すべての個性も神名も消えます。古事記ではその根源神を天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)とお呼びします。すべての神々の元であり、すべてを統合した11次元の存在です。

 白山神は11次元の根源神です。11次元の「大」国常立太神とは国常立太神の最高の次元の現れです。地球原初のエネルギー体であり、天之御中主神と同じ次元です。創世記の地球の大地を固めて日本列島の形に鎮まっておられます。

 11次元の神さまは人類には不干渉です。10次元の神さまも人間個人のことは静観されます。この世とは次元が違いすぎるのです。

 白山には根源神からの神気が降り注いでおり、白山神は11次元ですが、白山ククリ姫神はこの世の現れとしての最高次元の10次元です。10次元の天照大御神でもあります。

 

天照大御神と国常立太神について

・10次元は天照大御神の次元です。その中が1段目から10段目まであります。10段階に10種類の天照大御神は存在します。10段目の天照大御神とは、この世では最高の次元の10次元の現れです。

 神さまが人類に干渉される時には、9次元以下に降りることが必要です。5次元から9次元の天照大御神も存在します。

 国常立太神は9次元です。スサノオ神でもあります。現在の地球では9次元が最高の現れです。

 これは現在の地球文明の統治が、天照大御神に任されているからです。もし次の文明で国常立太神が天照大御神と交代しますと、国常立太神が10次元になることも有りえます。それぞれの神霊は同じように分神して下の次元に降りることがあります。9次元を超えると宗教の区別は消えます。

 

神霊の名前と個性について

・神霊は次元が下がるほどに、感情や個性のある姿形、男女の性別もあります。上の次元に行くほど、容姿も特徴も消えて、星になり、究極は光だけで感得されます。その光は、愛情のカタマリです。

 如来は8次元以上、菩薩は7次元以上です。仏界、キリスト教界は、7次元から4次元の霊的存在が主です。

 同じ神霊でも、現れた国によって別の名前で呼ばれていますから、外国の神も日本の神のどれかに当てはまります。ヤハウェは、国常立太神9段目に相当します。ミカエルは、スサノオ7段目になります。7次元の少彦名神は仏界では薬師如来、西洋ではキリストと言えます。

 

国常立太神の7次元の現れについて

・7次元の神霊は厳しい現れ方をします。外宮には天之御中主神=大国常立太神の最高神格の11次元が鎮まります。

 旧約聖書で天の大神であり、「エホバ」とも呼ばれているユダヤ民族の最高神ヤハウェは、国常立太神の9次元の現れです。モーゼを外宮に導いた神ヤハウェは、次元がさらに現実界に近い国常立太神の7次元の現れであり、スサノオ神の7次元でもあります。

 国常立太神の7次元の現れは、時には厳しくて強引な問答無用の形になります7次元の神霊とは、容赦がないという象徴なのです。国常立太神の7次元の神霊の息吹が、21世紀の現代にも存在することを感じています。

 この神霊の正体こそは生きている地球であり、大自然の息吹だと感得します。国常立太神とは太古の隠された埋没神です。

 

次元を理解する方法

この世で大成功した大企業創業者には神界の4次元からの出身者も多いです。この世(3次元)に近い次元なので成功することができました

 神界出身の人は意外にも身体が弱く障がい者の方も多いです。この世の振動数に適合することが難しいからです。静かに微笑んでいる目の澄んだ人が多いです。

 

白山神とは世界の地母神ネットワークの頂点です

・白山神とは、天津神国津神の両方を統合した国魂です。さらに言えば、世界のすべての神々を統合した存在です。どこの国にも大地の母と言える地母神(じぼしん)が存在します。どこの国にも大地の母と言える地母神は、一つのネットワークで結ばれています。この地母神が鎮まる場所は、地球上の各大陸で山頂に白い雪を頂くような、巨大な山脈があるのが大半です。

 この地母神ネットワークの頂点に立つ神は、白山神です。白山神は世界規模の神霊であり、母性と父性の両面を備えています。

 

白山ククリ姫神の神話が現代に示唆すること

・白山ククリ姫神が夫婦神の争いを止めた神話は、今の混乱した世界は邪馬台国を女王ヒミコが治めたように、女性を頂点にすれば平和に束ねることが可能であることも示唆します。

 

今までの宗教(外在神)から内在神へ

太古からの綱引き

・全ての人間は、こころの中に内在神を宿す神さまの柱です。この「人間が神を宿す存在であること」を隠して。自分の心の内在神から離そうとする勢力があります。幽界の霊的な存在です。心にいる本当の神さまから人間を遠ざけて、自分たちを神と崇めさせてエネルギーを得ようとする霊的存在です。

 これらは、人間の外側に自称の「神」という存在を作り、人間が自分で生きる自信(自神)をなくさせ、人が持つ依存心を増長させました。幽界の存在たちは、人間を縛る宗教や、人を縛るいろいろな仕組みを作りました。人間の魂を育てようとする霊的存在と、人間を根源の神さまから引離そうとする存在との間の、太古からの綱引きがあったのです。

 とはいえ、幽界を作ったのも根源神です。神さまは人間の魂の成長のために、あえて心の葛藤や刺激を生む幽界の存在を許したのです。

 

宗教は、なくなります

・これからは、外在神から内在神への大きな文明の転換が起きるということです。心の外に在る神に頼るのではなく、自分の心の中にいる神さま(内在神)を大切にすることが大切です。

 数千年間という永きにわたり、「人間を生かす霊的存在」と「人間の魂を食す存在」との間で、綱引きがありましたが、永い魂の成長の歴史に区切りを付ける時がいよいよ来たのです。今はまず、幽界の消滅から始まっています。

 現在、幽界消滅のために働いているのは国常立太神です。昭和の後半に、国常立太神のエネルギーが大太刀のように幽界へと振り下ろされました。これにより集金宗教が人間を縛る鎖が切れましたので、人間は徐々に麻酔から醒めるように目覚め始めるでしょう。すべての宗教や教団組織はいずれなくなります。個人の人間を教祖とする信仰はなくなり、太古にあったような自然崇拝だけが残ります。