『世界支配と人口削減をもくろむ人たち』
サヴァタイ派マフィアと世界終末シナリオ
ベンジャミン・フルフォード 文芸社 2014/2/1
<サヴァタイ派マフィア>
・世界の枠組みは、私が「闇の勢力」や「サヴァタイ派マフィア」と呼ぶ一部の特権階級に世界の富が集中するように設計され、私たちの労働による富は知らないうちに彼らに奪い取られています。高額な医療費、不平等な教育を受ける機会、発展途上国の終わらない貧困、毎年のような新型疫病の蔓延など、この世界の不幸の多くは現在のシステム自体が原因であり、彼ら特権階級が自分たちの権力と富を一切手放そうとしないことが根本にあります。
彼らの力の源はいくつかありますが、中央銀行制度と通貨発行権はその最たるものです。
・彼らの理想は自分たちの存在を誰にも知られないまま、すべての権力を手中に収めることです。表向きは民主政権樹立のための内戦であったり、原理主義者によるテロ戦争であったりすることも、本当は彼らにより巧妙に仕組まれており、世界を不安定化させて第3次世界大戦を引き起こすための準備やきっかけなのです。
そんな闇の勢力が、ここ1年ほどの間に急激に力を失っています。
<サヴァタイ派マフィアは第3次世界大戦を起こそうとしている!>
<サヴァタイ派マフィアが他の宗教と違うのはルシファーを信仰している点>
・彼らファミリーの中のマフィア的な集団が非常に問題です。彼らは自分たちの権益を守るために人工的に終末(世界の終わり)を起こそうとしているからです。
旧約聖書に書かれている終末と同じ状況を、謀略と権力によって、世界に出現させようとしているのです。私は彼らを「サヴァタイ派マフィア」と呼んでいます。
彼らはユダヤ人を騙りますが、一般のユダヤ人社会ともユダヤ人ともまったく関係がありません。
・歴史と社会から隠されてきた、貨幣の発行権を握るファミリーには、フリーメイソンが関わっています。
フリーメイソンは王族の秘密結社であり、スコットランド系フリーメイソンは英国王室につながり、グランドロッジ大東社はフランス王室に、P2ロッジはローマ帝国からカエサルの血を継ぐ王族に連なっています。これ以外にドイツ貴族の秘密結社であるトゥーレ協会と、そこから枝分かれしたスカル&ボーンズがあります。
・私が取材を始めた当初、イルミナティと自称する2つの集団から接触がありました。1つは「P2ロッジ」です。彼らはフリーメイソンですが、自分たちのことをイルミナティと称しています。
もう1つが「グノーシス派」の人たちです。こちらは世襲的に反対する、各時代の天才たちによって構成される集団です。
・グノーシス派のイルミナティはフランス革命、ロシア革命、アメリカ独立革命を起こしたとされています。「P2ロッジ」と「グノーシス派」の2つはまったく別の集団です。
イルミナティという言葉の定義があいまいになりがちなのは、1つの言葉にいくつもの意味が重なってしまうからですが、P2ロッジはP2ロッジです。
このような欧米にある秘密結社を横断する形で、サヴァタイ派マフィアは存在します。彼らは独自の信仰によって活動しており、状況に応じてイスラム教、ユダヤ教、キリスト教のふりをします。だから表面的に彼らを判別するのは難しいのです。
・サヴァタイ派マフィアが他の宗教と一線を画しているのは、彼らがルシファー(キリスト教における堕天使、サタンと同一視する場合が多い)を信仰しているところです。
サヴァタイ派マフィアの中でも国家や歴史の枠組みを超えたものとして、第2次世界大戦に負けたナチスの存在が大きいですね。彼らは再び戦争を起こし、次は勝とうとしています。
彼らはファシストであり、個人の自由を認めず、一部の人間による独裁を肯定する全体主義者ですが、彼らは企業によって政治を乗っ取ろうと企てました。企業による政府樹立と国家運営です。
・サヴァタイ派マフィアの存在が一般に知られていないのは、彼らが巧妙に自分たちの存在を隠す術に長けていたためです。
彼らはUFOやオカルトを利用し、調べようとした人たちの出鼻をくじくのです。彼らの存在自体がUFOやオカルトと同じように、いかがわしいものに見えるように工作しているのです。
・サヴァタイ派マフィアはキューバ危機により、第3次世界大戦を引き起こそうとしましたが、できませんでした。日中間の戦争を計画しましたが、それも頓挫しました。
<サヴァタイ派マフィアには「強硬派」と「穏健派」がいる>
・サヴァタイ派マフィアの目的は世界人口の大幅な削減とグローバル企業による世界政府の樹立です。そして世界ファシスト政府の創立です。
人工的に第3次世界大戦もしくは大災害を引き起こし、終末を演出し、彼らがコントロールしやすい数まで人間の数を減らそうと計画しているのです。
・サヴァタイ派マフィアには大別して「強硬派」と「穏健派」に分かれており、9.11を演出し、テロとの戦いを始めたブッシュたちは「強硬派」です。第2次世界大戦で敗れたファシスト勢力がいろいろなトラブルを起こし、そこから第3次世界大戦へと混乱を拡大させて今の人口の8~9割を減らそうとしています。
最近ではバイオエタノールによる穀物価格高騰で第三世界に餓死者を出し、生物兵器であるSARS(サーズ)で人口を減らそうとしました。「強硬派」の連中はナチスの残党を中心とした組織で、戦勝国による世界統治を良しとしてはいません。
・それに対して「穏健派」は欧米支配による世界政府樹立という目標には賛成していますが、「戦争をしてまで人間を減らす必要はないじゃないか。それよりも環境を救うために二酸化炭素に税金をかけるなどエコロジーな政策をとりながら環境を守ればいい」と考えています。
・「強硬派」「穏健派」、どちらも新世界秩序を目指しています。「穏健派」はヨーロッパ王政などの旧体制を維持しながら、ゆるやかに世界を変化させようとし、「強硬派」は第3次世界大戦を起こすとともに王政を完全に破壊して、ファシスト体制に移行させようとしています。「穏健派」といっても、人口削減を目標にしていることに変わりはありません。
<サヴァタイ派マフィアはシリア空爆をきっかけに、第3次世界大戦を起こそうとした>
・彼らの工作が失敗したのは、米軍が空爆を拒否したことが最大の理由です。米軍はロシアとの戦争が起きることを恐れましたし、イスラエルの傀儡として中近東を米国が攻撃することを拒みました。
<通貨発行権を奪う事が、サヴァタイ派マフィアの権力を奪うことになる>
・サヴァタイ派マフィアは敗北寸前です。さらに彼らの陰謀を止めるために、対抗勢力による国際的な連携が始まっています。
サヴァタイ派マフィアを弱体化させることで、第3次世界大戦を引き起こそうとするもくろみを止めようとしているのです。私はそうした対抗勢力と接触し、彼らに協力しています。
サヴァタイ派マフィアの権力の温床は、ドルやユーロという基軸通貨を刷る権利です。彼らの持つ通貨発行権を奪うことが、彼らの権力を奪うことになります。
・「強硬派」との戦いに負けた「穏健派」は、こうした反・旧体制勢力と手を結び、「強硬派」と対決しようとしています。こうした流れの中で生まれたのがBRICSです。
BRICSは新たな世界秩序を作ろうとしています。BRICSが呼びかけた「BRICS同盟」には188ヶ国が参加しています。
中国とロシアはその中心であろうとはしていますが、世界を支配しようとは考えていません。
・私がサヴァタイ派マフィアの存在を知り、ジャーナリストとして彼らの目的とネットワークを暴き始めた頃、イルミナティを名乗るこのグループが接触してきました。
<サヴァタイ派マフィアの行為を告発しようとした人物はメディアに出られない>
・サヴァタイ派マフィアから欧米を解放することが、これからの国際社会に望まれる最大の命題なのです。
オバマ大統領は、サヴァタイ派マフィアのあやつり人形として選ばれました。
有色人種をトップにつけなければ、有色人種からの反対が激しい。そのために選ばれた人物であり、「穏健派」と「強硬派」の妥協の産物です。
<2012年のアセンションの思想はサヴァタイ派マフィアが流布させた>
・サヴァタイ派マフィアに属するメンバーといえば、ブッシュファミリーやロックフェラーなどがその筆頭になりますが、彼らは自分たちがキリスト教徒だと言っています。
・サヴァタイ派マフィアはサヴァタイ・ツヴィという17世紀の人物が始めた秘密結社です。
彼らは自分たちがメシア(救世主)だと思っています。しかし、サヴァタイ・ツヴィはトルコの王様に「メシアだったら奇跡を起こしてみろ」と言われて起こせなかったんですね、
そのとき、王様から「奇跡を起こせないなら、イスラム教に改宗するか、死刑になるか」と迫られたサヴァタイ・ツヴィは、表面的にはイスラム教徒に改宗し、トルコの王国を乗っ取って倒した。
その後、同様の手口でキリスト教やイスラム教の中にメンバーを潜らせたわけです。
・サヴァタイ派は神の作ったこの世界は、みじめで苦しいものと考えています。ですから、自らの手で世界を正し、新しい世界秩序を創り出し、ルシファーを祀ろうとしています。
彼らのいう「新世界秩序」は、人類を支配階級と支配階級の家畜である奴隷階級に二分するすさまじい計画ですが、それを実現しようとしているのがサヴァタイ派マフィアです。そこに投資会社やM&A企業などが集まった金融マフィアが合流し、現在の権力システムを作り上げているわけです。
・グノーシス派イルミナティもルシファーを崇拝していますが、彼らは人類の家畜化は考えていません。旧体制の打破を目的としています。イルミナティとサヴァタイ派マフィアはまったく別であり、基本的にイルミナティはサヴァタイ派マフィアの支配を終わらせようとしており、彼らは敵同士です。
サヴァタイ派マフィアの血族主義は、イルミナティとは相容れないのです。
血族主義がまったく愚かというと、そんなことはありません。私は日本の皇族やイギリスの王室が悪いとは思っていません。イルミナティは血族主義をすべて否定しようとするので、その点では私と彼らとでは思想的な距離がありますね。
<『シオンの議定書』は偽書だが、シオニストの謀略が描かれている>
・彼らキリスト教原理主義者は、世界が破滅した後に再び救世主が現れると盲信しており、それは彼らの唱える「ワンワールド=世界統一政府構想」へとつながっていきます。サヴァタイ派マフィアの中核であり、ルシファーを崇拝する悪魔主義者がその正体です。
イスラエルをめぐる中東紛争こそが、キリスト教原理主義者の考える最終戦争です。その戦いが聖書で預言されている正統な最終戦争として成就するために、彼らはイスラエルを支援します。
イスラエル再建をきっかけに反キリスト教勢力とキリスト教勢力の戦争がイスラエル近郊の『メギドの丘』(ヘブライ語でハルマゲドン)で起き、そこへ救世主が現れるとされるからです。
・『シオンの議定書』自体が偽書であっても、シオニストの戦略が『シオンの議定書』に書かれている方向と一致するのなら、それはシオニストが全世界に仕掛けた謀略と見なすことができます。
<イエズス会はアリゾナに大きな宇宙研究所を持っていて、宇宙人とコンタクトしている?>
・イタリアに「P2」というフリーメイソンのロッジがあります。マフィアとつながり、軍や政府の高官も会員になっている強力な組織です。
1981年2月17日にマフィアの資金を捜査する中で、ロッジマスターのリチア・ジェッリが逮捕されました。押収された資料の中に名簿が見つかりました。そこにはイタリアの政府高官やバチカン重鎮の名前が並んでいたため、当時は大スキャンダルとなりました。
・フリーメイソンも同様です。フリーメイソンの一部にはサヴァタイ派マフィアに取り込まれた人もいますが、フリーメイソン自体はサヴァタイ派マフィアとは関係ありません。
・P2の人々は「ガンマ線の中に住んでいる生命体」と連絡を取り合っていると私に言いました。「ガンマ線の中に住んでいる生命体」は普段は見えません。テレビの電波は常時飛んでいるのに、私たちには見えないのといっしょです。
可視域とは周波数がまったく違うからです。テレビを使って初めて映像を見ることができます。
それと同じように、彼らは天使や悪魔、精霊と呼ばれる別世界の生き物と連絡を取り合ってきたというんですね。連絡を可能にする技術も持っていると言っていました。
・イエズス会はアリゾナに大きな宇宙研究所を持っていて、宇宙人との連絡を取っているとP2の人から聞きました。それは彼らにとって常識であり、われわれが宇宙人と呼んでいるのは、そうしたガンマ線生命体なんだと言っていました。
信じるか信じないかは別として、バチカンの人たちはガンマ線生命体を信じているというんです。
・少なくともP2の一番上にいる人たちは「地球外生命体」から命令を受けていると思っていますし、相当な権力も持っています。
P2は、地球外生命体の指示で動いています。私は実際に関係者に会いましたが、少なくとも権力のある大派閥がそれを信じて動いていることは確かです。
地球外生命体が実際にいるかいないかは別として、そういう概念があって動いていることは間違いないでしょう。
<『シオンの議定書』は偽書だが、その通りに歴史を動かそうとする一派がいるのでは>
・神として君臨し、自分たち以外の人間を家畜として見下す。それこそがサヴァタイ派マフィアの基本的な性向です。
彼らには、人間を家畜にする裏技があるらしい。それは神の持っている技術、信仰を生み出し、人心を左右する技術であり、彼らがそんな技術を持っていることこそが一番の問題ではないかと私は思っています。
その技術を握った一族がいます。たとえばそれは『シオンの議定書』を作った長老たちです。
・ですから一般的には偽書とされています。ユダヤ人に対する恐怖心を煽るために作られた文書ですが、アメリカにおけるサヴァタイ派マフィアの動きを見ると、その内容に沿ったように思われる動きもあるのも事実なんですね。
『シオンの議定書』によれば、シオニストはヨーロッパ各国で騒乱が起きるように扇動し、世界を経済によって支配し、自分たちに反する意見を持つ人間は弾圧するとされます。自由主義の名の下に王政を破壊し、共和制に移行させて傀儡の指導者を作り上げ、飢餓と疫病によって完全にコントロールするとされています。
非ユダヤ人は羊の群れで、ユダヤ人は狼だと『シオンの議定書』は書いています。
・「黒い太陽」を崇拝する彼らの基本的な考え方は、キリスト教グノーシス派の反宇宙的2元論に基づきます。グノーシス派の教義は複雑ですが、重要なポイントは1つ、「この宇宙は悪魔が作った」と考えていることです。
全智全能の神ゼウスがこの世を作ったのであれば、あまりにも世界は不完全です。この世を作ったのは「悪魔=堕天使」であり、その名をデミウルゴスといいます。
本当の宇宙は霊的な永遠の世界であるのに、デミウルゴスによって作られた物質によって、すべての霊的な存在は閉じ込められてしまった。物質は悪であり、霊の牢獄である。
そこから魂を解放することが唯一の救済であり、その方法を伝えようとしたのがイエス・キリストである。与えられた知識を読み解く英知を得ることがグノーシス派の信者には求められる。
・カトリックの立場からすれば、悪魔崇拝と言っても間違いではない考え方です。そのため、グノーシス派はキリスト教によって迫害を受け、事実上、歴史の表舞台からは姿を消したとされます。
しかし実際には反権力者あるいは中央銀行を利用するような闇の権力者たちの思想的根拠として、現在も生き続けているのです。
・P2ロッジの人たちも、グノーシス派の教義は正しいと言っています。ビッグバンで始まり、ビッグクラッシュで終わるような世界は間違っている。彼らのいうガンマ線生命体とは、この世界の外にある神や天使であり、悪魔の作った世界を正そうとメッセージを送ってくるというのです。
だからナチスの残党やP2ロッジなどはある種の十字軍であり、ドイツ騎士団であり、彼らは悪魔の支配する世界に対して聖戦を挑んでいることになります。
<異色対談 2014年、世界大戦勃発!どうなる日本? ベンジャミン・フルフォード×三神たける>
<中東を舞台にしてキリスト教圏とイスラム圏の第3次世界大戦を起こさせようとしている>
・(三神) 第三神殿は設計図ができていますよ。第三神殿はソロモンの第一神殿とは違う形をしていると旧約聖書の『エゼキエル書』に預言されているので、その記述に従って設計されている。
その建設を担当するのがフリーメイソンです。フリーメイソンのルーツはソロモン神殿の建築をした技術者集団ですから。
もし神殿を造るとすれば、サヴァタイ派マフィアとフリーメイソンが共同で行うことになります。当然、中東戦争もこの2つの集団が連携して行うことになるでしょう。
(ベンジャミン) 「フリーメイソンが加わる」ということは「欧米が全面的に参戦する」ということですからね。中東戦争というより、中東を舞台にしたキリスト教圏とイスラム圏との第3次世界大戦を起こさせようとしているのです。
ユダヤ人の預言では、「ゴグとマゴクという2つの大国が戦い、人類の9割が死んで、ユダヤ人が世界を支配する」とあります。生き残った人たちはサヴァタイ派マフィアと呼ばれる彼らの奴隷になるという。
しかし各国の軍隊はそんな戦争はしたくない。アメリカのペンタゴンもロシアも中国も、軍隊が第3次世界大戦には反対です。
(三神) ゴクとマゴクは当時の地方の名前で、今のロシアだと言われています。別の文献にはゴグとマゴクとペルシャ、クシュ(エチオピア)、プテ(リビア)がイスラエルに攻め込むと書いてある。
つまり、ロシアとイランなどの中東諸国とアフリカ勢が攻めてくる。
ロシアがイスラエルに侵攻するルート上にチェチェンがある。だからチェチェンの紛争も実はイスラエル攻略が下地としてあった。
ですから、イスラエルの人たちはロシアが攻めてくると本気で思っているんです。
(ベンジャミン) 私は変な話を聞いたことがある。右翼幹部に聞いたんですが、日本には600歳の男がいるという。
(三神)アイヌ民族は表向き男社会ですが、本当の実権は女性ネットワークが持っている。9人の巫女がいて、その中心に不死身のおばあさんがいると噂されています。また同様の裏組織が京都にある。
(三神) その中枢の真ん中にいるのがおばあさんで、まさに不死身。そういう不死身のおばあさんがいるんだな。
実際に会ったことないからわからないけど、そういう変な人がいるらしい。何とかアイヌの方は取材したいんだけど。松下幸之助は会っているんですよ。
(ベンジャミン) そのおばあさんがいる組織って八咫烏でしょ?
(三神) いや、直接、八咫烏とは称していないはずです。八咫烏は秘密の権力組織で、70数人いて、幹部が12人いると言われています。
その12人は「大烏」と呼ばれ、そのうちのトップ3人は、3人で「金鵄(きんし)」(金のトビ)と呼ばれます。
彼ら3人がひと組で1人の裏天皇を演出しています。誰かが亡くなると大烏が昇格していくんです。
八咫烏は表には出ず、基本的には京都にいます。
八咫烏の本拠地は熊野大社です。熊野三山など、熊野のシンボルマークが八咫烏です。
もともと天皇陛下は内裏(だいり)という京都御所にいて、もし陛下に何かあれば、ある隠されたルートを使って内裏から聖護院へと逃れます。聖護院は天台系の修験道の総本山です。
聖護院からは神社と寺が点在していて、最終的に熊野に続いています。ここに天皇を匿って、吉野に逃がすわけです。
吉野はかつて南朝の本拠地でした。そしてそのルート上の寺と神社は全部賀茂族であり、全部親戚です。今も同じ親戚で固めています。
神道系の賀茂族ですね。実際に賀茂族の人にはお会いしたことがありますよ。「うちは賀茂族です」とはっきり言っていました。
(ベンジャミン) 八咫烏は南朝の天皇を守る組織なんですか? フリーメイソンの手先だという話もありますが。
(三神) 八咫烏のルーツは陰陽道です。陰陽道には表と裏があり、安倍晴明や賀茂保憲など陰陽師の裏で、南朝をずっと守ってきた。明治維新のときに動いたのも彼らです。
彼らは日本の秘密結社であり、明治維新を起こした連中です。
(ベンジャミン) その人たちが明治維新を起こしたんですか?
(三神) そうです。そのときに、彼らと手を組んだのがフリーメイソンです。
フリーメイソンの資金をバックに、彼らが明治維新を起こしました。それが日本の歴史の裏であり、表の皇室と裏の皇室には当然ながら血縁関係があります。
・(三神) ずっと裏方でした。彼らは政治的なことはしないと言っていますが、実質的に裏から政治を動かしています。
彼らのことを調べた人物は、彼らは世界を将棋盤として、巨大な将棋を指していると言っています。王手、飛車、角じゃないですが、負けているように見えてるけれど実は買っているような将棋を指す。
第2次世界大戦はそもそも負けるための戦争でした。この発想がないと、この国が何であるのかが見えません。
<お金を作る権利を取り戻し、世界を良くしていく>
(ベンジャミン) 彼らもオカルト的なカモフラージュをたくさん出して、いろんなストーリーを作っているわけです。どれが正しくてどれがフェィクか、見極めなくてはいけない。
「オッカムの剃刀」って言いますよね。いくつもの説があるときは、一番シンプルな物を残して他を捨てろという格言です。
情報に対してはそういう取捨選択が必要です。常識的におかしい話は捨ててしまって、残ったものを調べる。
『図解 世界闇の支配者 コロナ大戦争』
ベンジャミン・フルフォード 宝島社 2020/7/11
<「ウイルス戦争」>
・ディープ・ステートが仕掛けた、国家を破壊する「ウイルス戦争」。彼らの目的は“人工世紀末”を演出し、人類を完全支配することだった――。
・この騒動は「たまたま」起こったのではない。“起こす”べくして起こった。誰がこのウイルス兵器をつくり、誰がバラまき、誰が煽ったのか。その事実関係と構図を知らなければ真実へは届かないのだ。
<新型コロナは「ウイルス兵器」>
・最初に断言しておく。
この新型コロナウイルスは、「生物兵器」であり、かつ、生物兵器とは思えないほど「安全」なウイルスであるという点だ。まずは、ここを理解してもらいたい。
その証拠に、このウイルスは「SARS第二世代」の名がつけられた。そして、SARSこそ世界を裏から支配してきた犯罪集団によってばらまかれた生物兵器であった。
この犯罪集団たちは、あとで詳しく述べるが、「ハザールマフィア」「旧体制の支配者」「闇の支配者」、トランプ大統領が命名した「クリミナル・ディープ・ステート」(闇の国家)のことだが、彼らは人類の9割を殺し、増えすぎた人類を間引いて地球環境を保全し、ごく少数のエリートたちによる究極の支配体制確立を目指していた。
その手法の一つとして「ウイルス兵器」を繰り返しばらまいてきた。その最新兵器となったのが新型コロナウイルスなのである。
<DARP子会社のIT企業>
・巨大IT企業はアメリカ経済のシンボルとなっている。だが、その多く、いや、すべてはクリミナル・ディープ・ステートの息がかかっている。構図は難しくない。アメリカのIT企業は、軍事機密を盾に多くのパテントや革新技術を保有する米国国防高等研究計画局(DARPA)の関連子会社という側面を持っているからだ。
<ディープ・ステートとは?>
・クリミナル・ディープ・ステートとは、「犯罪的な国家の中の国家」と訳せる。
アメリカ合衆国の実態はクリミナル・ディープ・ステートをオーナーとする「株式会社USA」だった。この会社の役割は、かつての東インド会社のような植民地の管理であり、世界全体から富を収奪することであった。
その武器として世界最強の軍隊と国際機軸通貨「ドル」を発行してきた。そのドルの発行利権を握っていたのが、クリミナル・ディープ・ステートという構図なのだ、
会社は株主のものとなる。株式会社USAのオーナーは、その経営者として大統領を送り込み、国務省を実行部隊にしてきた。
本来ならば米軍が管理すべき知的財産である軍事機密も、DARPA(国防高等研究計画局)が横流しして、巨大ITメジャーを誕生させた。彼らもまた、ディープ・ステートなのである。
それに対して、「社員」たちの間で不満が溜まってオーナーたちを追い出そうと、米軍が中心となって「独立」に向けた活動を始めたわけだ。
その意味でアメリカが真の独立を果たしたならば、DARPAが抱え込む軍事機密を売却することも可能となろう。
<中国の覇権は絶対に許さない 「旧支配者」たちが仕掛ける謀略>
<「闇の支配者」が中国潰しの包囲網を形成>
<反「闇の支配者」の中国>
・中国を5つに分断して、アメリカ、EU、日本、ロシアで分割統治する――。
中国経済が躍進を始めた2000年にかけて、水面下ではこうした国際謀略が動いていた。14億人の人口に経済力が合わされば旧体制の支配者たちによって「脅威」になる。その前に中国を解体しようとする動きが強まったのだ。
その第一弾が「SARS」だった。SARSはアジア人特有の受容体で増殖するよう改造した殺人ウイルス兵器だった。当然、この事実にショックを受けた中国当局は旧体制の支配者であるハザールマフィア、ディープ・ステートたちとの戦いを決意したという経緯がある。
<“コロナ前”から経済危機だった中国 習近平が危惧する体制崩壊の可能性>
<中国式「国家資本主義」の成長現界で加速する混乱>
・ヨーロッパよりは体力があるとはいえ、構造的な問題を抱えた中国経済が失速している。少子高齢化の問題もあるが、「大量投資型の経済成長モデル」が限界に達してしまったのだ。これはかつてのソ連で起こった問題である。1980年代から開放政策に転じた中国も、ソ連同様、効率よく設備投資を行い、すさまじい経済躍進を成し遂げた。しかし、2010年代、ついに設備投資の需要をひと通り満たしてしまい、ソ連崩壊前と同じ「壁」にぶつかってしまったのだ。
<中国経済モデルの現界>
・いまの中国経済の失速は、冷戦時代、ソ連がたどった道とほぼ一緒であろう。
社会主義によって計画経済を遂行してきたソ連は、1930年代から、当時の西側諸国、ヨーロッパに比べて非常に効率よく、また高い割合で設備投資を実施することができた。計画経済と統制経済が十分に発揮されている間、ソ連経済は西側に比較しても好調であり、生産力も高かった。しかし1970年代に入ると、次第にマイナスへと転じる。理由は計画経済と統制経済がひと通り行き渡り、メリットよりデメリットが強まったためである。
ソ連樹立当時のロシアは巨大な農業国家だった。そのために計画経済と統制経済の初期段階では、非常に高い経済効率をもたらしたが、設備投資が一回りしてしまうと、かえって経済効率が悪化していくのだ。
いまの中国にもほぼ同じことが起こっている。2018年以降、ソ連同様に設備投資が一巡してしまい、計画経済と統制経済のデメリットが顕在化するようになっていた。
<米中戦争=北半球の壊滅>
・そもそも「米中戦争」は起きない。
直接的な戦闘行為を伴う戦争は、ほぼなくなったといっていい。
理由は難しくない。アメリカ軍部のシミュレーションで、大国同士が戦争を行い、どちらかが核を持ち出せば、人類の9割が死に、汚染で北半球は壊滅することがわかっているからだ。だから米軍は決して戦うことを選択しない。ゆえに、いま起こっている「第三次世界大戦」は銃弾ではなく、情報や諜報の戦いとなっているのだ。
2度の大戦で圧倒的な「勝者」となったことで、米軍は過去の成功に囚われている。その証拠に米軍の編成は時代遅れの大艦巨砲主義をいまだに引きずっている。それではドローンやAI、サイバー部隊を主力にする中国軍に太刀打ちはできまい。
<微妙な立ち位置の教皇>
・かつてバチカン内では、「ドイツ派閥」の勢力が強かった。
これを排除してきたのがフランシスコ教皇である。その点からフランシスコ教皇を「正義」と見ることもできるが、一方でフランシスコ教皇も旧支配者たちに近く、依存しているというのも間違ってはいない。
ローマ教皇というポジションは、一種の切り札であり、実に使い勝手のいいカードだ。それで主導権を握ろうと各勢力が動く。結果、主導権を握った側に「動かされる」ことになり、動きや発言がぶれる。フランシスコ教皇が正義なのか、悪なのか、よくわからないのだ。イギリスのMI6筋やペンタゴン筋などは「フランシスコ教皇は旧体制派、処断すべき」と情報を寄せてきており、個人的にはグレーという印象がある。
<悲願のトランプドル発行>
・トランプは「アメリカ製造業の復活」を掲げてきたが、それはFRBが発行権を持つ基軸通貨のドルからの脱却が前提なのだ。アメリカを破綻させた莫大な米国債の債務はFRBの通貨発行者たちに押しつけ、財務省が発行する新たな通貨「トランプドル」でアメリカ経済を立て直す。これが破綻国家アメリカを再建する唯一の方法であることを、経営者だったトランプは理解していよう。
そもそも通貨とは、国家の税収と国富を担保にした信用証書だ。国家が保証しなければ紙くずなのに、なぜ民間銀行であるFRBが発行権を握っているのか。
<アメリカの巨額負債は「DARPA」の技術で解消>
・現在、アメリカという国家が持つ最大の資産は「軍事機密」といっていい。DARPA(国防高等研究設計局)は6000件という秘密特許(軍事パテント)を抱え込んでいるとされる。グーグルやフェイスブック、アマゾンなどDARPA系企業の総資産は軽く数百兆円以上。アメリカの借金を返済し、なおかつ、新たな国家建設と、その新国家が発行する通貨の信用を担保できるほどの資産価値を持っているのだ。
<「ジュビリー」が世界を救う>
<新型コロナショックへの財政破綻級の超巨額支援は世界が新しい時代を迎えるために必要不可欠>
・新時代の構築は「金融再起動」がセットとなる。
旧体制とは、要するに「国際基軸通貨」の時代といっていい。イギリスのポンド、そしてアメリカのドル。単独国家の通貨を基軸通貨とし、その発行権を奪い取る。通貨発行権のない国家は国家としての機能を果たせない。だから奴隷のように搾取されてきたのだ。
だからこそ、正しい新時代に向けてまず行うべきは「ジュビリー」だ。ジュビリーとは借金の棒引きであり、「金融再起動」には必須だと確信している。
<ベンジャミン・フルフォードの見てきた世界 宝島社 書籍編集部>
・一部の層から熱烈な支持を得たもののジャーナリズムの業界では、フルフォード氏は「タブー」となり、距離を置かれた。まともなジャーナリストとは思われなくなったのだ。本業がダメになってからではない。ジャーナリストとしての絶頂期に始めたことなのだ。
フルフォード氏は、いつも「真実から目を背けることはできない」と、たとえ仕事を干されようと業界内で悪口をいわれようと歯を食いしばって耐えていた。
新型コロナ騒動の直前、2020年1月、別件で会った際、「コロナパニックが拡大すること」「アメリカで内戦が起こること」「世界が大混乱になること」を予想していた。
ようやく「時代」がベンジャミン・フルフォードに追いついたのだ。
・フルフォード氏が長年にわたって取材し、発信してきた情報は、いまでは「正しかった」と認められている。「闇の支配者」「ハザールマフィア」の存在も確実視されており、フルフォード氏は、その分野のオーソリティとして高い評価を受けている。日本よりも世界で有名なジャーナリストとなっている。
・フルフォード氏は、本書で扱った内容を15年も前から追いかけ続け、見続けていた。そんな人物でなければ、新型コロナ騒動は語れないのではないか。それが本書の企画意図となった。